しばしば過去ログにも登場している
可住地面積について
e-Statの大幅リニューアルでサイトが重くなった?とかいう愚痴はともかくとして
こちらから市区町村別データ(Excel)をダウンロードできます。
※
こちらで任意の市区町村を選択し、次に表示項目選択のデータ種別で指標データを選ぶと
可住地面積1km2当たり人口密度も簡単に見られる。
データの中からごく一部を抜粋してみます(左が総面積で右が可住地面積)
静岡市葵区 1,073.76→145.37・浜松市天竜区 943.84→90.44・札幌市南区 657.48→113.48
上記のようなケースでは当然ながら人口密度が大幅に上昇し
同一市内の区ごとの比較などに参考として役立つことでしょう。
(住もうと思えば、林野にも住めないこともないという考えはとりあえずさておき)
しかしながら、ルール上は林野・湖沼に分類されなければ可住地ということになりますから、
そのまま人口密度を計算すると稀に他の区域との比較に適さないケースもあります(以下のような例)
北九州市戸畑区 16.61→16.05
その理由については過去ログに鋭い考察がなされた書込みがありますので、一部を再掲させていただきます。
[88737]かぱぷうさん
戸畑区の人口は現在5万8千人と大きく減らしましが、それでも面積が16.61km2と狭いので3537人/km2の人口密度を有します。そして、その狭い区面積の半分近くは製鉄所の敷地が占めているのでその分を除くと7000人/km2近い人口密度を有することとなるのです。
こうした市域で人口密度比較などを行う際には注意を要します。
(迂闊にデータの取り扱いを誤れば、地域に詳しい識者の方には地域のことをよく理解していない旨お見通し)
以上、少し遅れましたが、かぱぷうさんへの当方メンバー紹介文の
お礼もかねて投稿させていただきます、年度末のお忙しい中ご対応ありがとうございました。
初心者の方にとっては何だか古臭くてとっつきにくい・詳しい方にとっては既知の内容ばかりと
イマイチな投稿が目立ちますが、その点はご容赦ください。