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たもっちさんの記事が10件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[49869]2006年3月16日
たもっち
[49850]2006年3月15日
たもっち
[49829]2006年3月13日
たもっち
[49660]2006年3月5日
たもっち
[49614]2006年3月3日
たもっち
[49550]2006年2月28日
たもっち
[49525]2006年2月28日
たもっち
[49518]2006年2月27日
たもっち
[49494]2006年2月27日
たもっち
[49477]2006年2月26日
たもっち

[49869] 2006年 3月 16日(木)01:29:44たもっち さん
調子に乗ってください(笑)。
ロータリー探訪記に続いて、一音地名探訪記もページを独立させました。こちらもクリッカブルマップを使用しています。この地図画像、ちょっと気に入っています(笑)。

[49851]まかいのさん
実はまだ他にもあるので、調子に乗って他の写真も送っちゃおうかな。
今撮りためているのは、前に[46808] で書きました、西坂戸のロータリーと、一音地名の「木」と「保」。
時間ができたら送りますね。
ちゃんと場所を空けてお待ちしております(笑)。でも、別に急ぎませんので、お暇な時に送っていただければいいですよ。
[49850] 2006年 3月 15日(水)00:42:03たもっち さん
ロータリーやらループやら
拙稿[49829]で「次の機会に追加させていただく」としておりました、まかいのさんご提供の群馬県草津町のロータリーを、先ほど追加いたしました。探訪記ページからご覧ください。

[49832]みかちゅうさん
◆千葉県市原市有秋台のロータリー
姉崎~有秋台団地~光風台の小湊鉄道バスの区間便で有秋台折り返しがあるようですが、区間便は姉ヶ崎駅発平日の朝6時台と休日の夜6時台に1本ずつです。
情報ありがとうございます。
せっかくのロータリーですが、活かされる機会は非常に少ないのですね。少ないと言っても、毎日1回ずつあるのなら、まあ作った甲斐はあると言えるのかな。


[49833]みやこ♂さん
おおお,栃木市のロータリー写真を使ってくださったのですね!
早々に送っていただいていたのに、約4箇月も寝かせていました(汗)が、やっと公開に漕ぎ着けました。
そうなりますと次は「江曽島の通称ロータリー(宇都宮市)」と,「奥州塚のロータリーもどき(佐野市)」の写真を撮らずばなるまいて!(でも今度は昼間ネ♪)
期待してますよ!(笑) できれば、奥州塚の石碑などもアップで撮っていただけると非常に嬉しいなぁ、と思っております。ただ、くれぐれも不審者扱いされないよう、お気を付けください(笑)。


ところで、太白さん。たまたまこんなページを見つけました。
一般国道176号 名塩道路 最新工事情報
大西地区ループ橋
国道176号の現道と名塩道路を名塩山荘バス停前交差点においてループ橋で接続します。現在、ループ橋の下部工事を行っています。
ということで、新しいループ橋の建設工事を行っているようです。場所はおそらくこの辺だと思います。完成、供用開始までにはまだ数年かかりそうな雰囲気ですので、今すぐコレクション入りとは行きませんが、置いとくと忘れちゃいそうなので(笑)、お知らせしておきます。

ついでに、この近くにも確か斜行エレベーターがあったような気がするのですが、地図を見てもよくわかりません。西宮名塩駅の近くだったかな。ニジェさんや、らるふさん、今川焼さんあたり、御存知ないでしょうか?

もひとつついでに、ループ橋工事の現場周辺の地図を見ていたら、こんなものまで見つけてしまいました。早速追加しておくことしします(笑)。
[49829] 2006年 3月 13日(月)23:42:18たもっち さん
ロータリーレス
すみませんが、はじめに少し宣伝をさせていただきます。
ロータリーコレクションで集めた事例を実地調査して紹介するロータリー探訪記のページをスタートしました。今まで密やかに(?)紹介していた走行動画はもちろん、ロータリーを色々な方向から見た写真も多数紹介していますので、ぜひ一度覗いてみてください。今のところ、ほとんどはたもっちが訪問したものの紹介となっていますが、EMMさんの金沢の2件のロータリーへの訪問記へのリンクや、みやこ♂さんから写真を頂いた栃木市の事例の紹介もしています。一音地名同様、ロータリーについても、たもっちがなかなか行けないようなところのものについて、写真等を撮って送っていただければ、紹介ページを作成するつもりですので、我こそはという方、ぜひ、お願いします(笑)。


[49640]オーナーグリグリさん
しばらくほったらかしにしてすみませんでした。
千葉県市原市有秋台
以前住んでいた近くの団地内の小さなロータリーです。主目的がバスの回転だったので確か一方通行だったと思います(いつか確認しましょう)。
形状からして、一方通行になっていることは間違いないと思われますので、確認していただくまでもなく採用いたしました。ロータリーと言えば、真円のものがいちばん綺麗だと思いますが、これはこれで綺麗な形ですね。ところで、ここで折り返すバスがあるのですか。そういう場合、道路脇に専用の転回場を設けるのが普通かと思いますが、ロータリーで処理しようという発想がステキですね(笑)。

それから終点ロータリーはうちの近所にもありますが、これってきりがないってことないでしょうか。そうでもないのかな。
既に、「きりがない」状態になりそうな兆しが見え始めているような気はしますが、当分の間は、このまま収集していこうと思います。収拾がつかないような状態になってきたら、また考えます。

かつてちばりーヒルズとして有名だったあすみが丘にもいくつかそれぽいのがあります。
http://www.its-mo.com/z.htm?m=E140.15.27.217N35.31.26.883&l=11
http://www.its-mo.com/z.htm?m=E140.15.48.233N35.31.5.751&l=11
「ちばりーヒルズ」ですか(笑)。僕は初耳ですが、そちらのほうでは、有名だった(←過去形なんですか?)のでしょうか。確かに、少し高級そうな雰囲気が漂っているのが、地図からも感じられます。特に後者のほうは周辺と比べても、明らかに敷地の余裕が違いますね。

ところで、この辺りをYahoo!地図のスクロール版でぐりぐり空中散歩していたら、たまたま終点ロータリーを見つけました。それはここ。千葉市と佐倉市にまたがるちばリサーチパーク内にあるようです。いずれは、工場や研究所等が立ち並ぶ予定なのでしょうが、上記空中写真の時点ではすかすかなので、ロータリーだけが異様な存在感を放っています(笑)。


[49715]愛比売命さん
もちろん、たもっちさんは広島市中心部のあの場所で、あの丸いものをちゃんと確認されてから来られたようです(笑)。
プチオフお疲れ様でした。事前にロータリー情報を教えていただいたお陰で、というより、ロータリーの近くの店を会場にしていただいたお陰で(笑)、探訪記のネタとなりました。もちろん、紹介ページを掲載していますので、ぜひご覧ください。なお、徒歩での訪問だったため、走行動画はありません(笑)。

#そうそう、プチオフ後の宿泊で、経県値が1つ上がりました。


[49815]まかいのさん
この土日で草津に温泉旅行してきました。
しかしそこはこの落書き帳のメンバーである私、宿よりも温泉よりも真っ先に向かったのがこちら(笑)
いやもう、ありがたいのなんのって。[49421]を書いた時には、まさか本当に確認してくれる方が現れるとは思っていませんでした(笑)。書いてみるもんですね。
写真まで送っていただきましたので、状況が非常によくわかりました。一応四差路的な形をしていますが、東と南はリゾートマンションへの進入口のようですので、ロータリーもどきへの採用といたしました。僕が心配していたのは、ロータリーに接して、建物の入り口がどでんと構えられちゃいないかということでしたが、そうではないようで安心しました。
ところで、頂いた写真ですが、探訪記ページの公開には、絶妙なタイミングで間に合いませんでしたので、次の機会に追加させていただくということで、ご了解ください。
[49660] 2006年 3月 5日(日)13:35:55たもっち さん
無事帰還
広島プチオフ参加者のみなさま。
昨夜は濃密(?)で楽しい時間を過ごさせていただきまして、ありがとうございました。
先ほど予定通り北区、じゃなくて帰宅しました。ちゃんと早起きできましたよ(笑)。
本当なら今日1日も、どこかをぶらぶらしたい気もあったんですが、土日丸々家を空けるのは、家族に申し訳なくて・・(笑)。子どもたちが、早く遊ぼうと呼んでいるので、とりあえずご報告だけで失礼します。今日のおやつはお土産の最中と栗饅頭です。

[49640]グリグリさん、ありがとうございます。更新作業は後ほどということですみません。
[49614] 2006年 3月 3日(金)21:33:14たもっち さん
寺町御池レス
すみません。[49550]からちょっと間が空いてしまいました。燃え尽きたと言っても過言ではありません(笑)。

[49550]は、みなさんから概ね好評を頂いたようでほっとしています。もし、あれだけ力んで書いたものを、あっさりと「違うよ」と否定されたとしたら、きっと1週間は立ち直れません(笑)。
何人かの方からは、さらなる検証を試みていただいています。せっかくですから、ひとつひとつ細かくお答えしたいところですが、もう少ししたら某所へ向けて旅立たなくてはならないため、「さらっと」で勘弁願うことにします。

[49555]YSKさん
たくさんの事例を挙げていただきましたが、その中で僕が特に注目したのが(5)の角地にあるガソリンスタンドの例です。車相手の商売であることからしても、通行量が多い今出川沿いにあることを強調するほうが、商売上きっと得策だろうと思うのですが、そこを敢えて、細道の室町通りを先にしているのは、やはり、町名に引っ張られているのでしょうか。

なお、(1)の中で、
南「下ル」ではなく「入」としている点が原則から外れますが、これも商売上「下」を使うのが縁起が悪いとするところからのものなのでしょうか?
と書かれていますが、拙稿[49550]の最後のほうで触れた京都ホテルオークラと同様の例が他にもあったんですね。YSKさんのおっしゃる「縁起」説、十分あり得ると思います。同様に「下る」を避けるために、基準となる通りをひとつ南の通りにして、そこから「上る」ことにする例があると聞いたことがありますが、「南入る」だと、基準となる通りは変えなくてもいいというメリットがありますね。
かと思うと、烏丸錦北西角にある福井銀行京都支店が、わざわざ「京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町678」という表示をしている例があったりします(参考)。


[49569]今川焼さん
つまり、一軒一軒の家や商店が個々の判断で西入ルだ上ルだと決めているわけでなく、まわりの同じご町内のみなさんに合わせて表記しているということなのかもしれませんね。
かつての京都の町衆は、非常に高い自治意識を共有し、町内の結束も固かったということなので、自然とそのようになっていたのかもしれません。その後、時代が進むに連れて、土地の所有権移転や、分筆、合筆などがあった際に、従前の表示を継承することもあれば、「この際だから変えてしまえ」となることもあるのかもしれません。


[49584]88さん
この「不動産登記簿」は、「○○町の通り名の書き方は、『・・・・通・・・・上る(下る)』と書くルールとする」ということを示しているのではないでしょうか。
きちんと検証してないので確実なことは言えませんが、直感的に言うことを許していただくならば、それらはおそらく「ルール」というものではないと思います。現に各町の土地として登記されているものの表示例を列挙しているのではないでしょうか。その中にないような新たな表示をする例が出て来たら、リストに追加される可能性もあるのかもしれません。ただ、繰り返しますが、たもっちの直感で書いたに過ぎませんので、真偽の程は全く不明です。真実を知るには法務局に確認するしかないでしょうね。
例をもう少し書いておきます。京都市の地名に詳しい方、できれば検証をお願いします。数が多いので中京区の「あ」で始まる町名だけとします。
全部は見れていませんが、概ね「原則」に合致している中で、外れるものもいくつかありますね。
「姉大宮町西側」は基本は大宮通沿いですが、「三条通大宮西入」等があるのは、地図を見れば何となく納得できます。リンク先地図中心の三条大宮北西角から西にかけて、三条通りに面して並ぶ家の辺りがそういう表示になると思われますが、きっとかつては、それら全部まとめてひとつの大きな土地であって、大宮通のほうに表玄関があったのだろうな、という推測が可能です。
>たもっちさんへ 話の続きは土曜日に広島で(笑)
そりゃあもう、楽しみにしていますよ(笑)。


ところで、今のところ、特に目立った反例は見つかっていないようですが、それってちょっとずるいところもあるよなぁ、と思っております。というのは、[49550]の中で、「現実には、原則と違う表示方法がとられていることもある」と、予防線を張っていることで、反例を挙げられたとしても、「いや、それは原則から外れた例であって、仮説を覆すものではない」と言い張ることが可能だからです。実際に、いろんな例が混在している場合に、どれが原則でどれが例外なのかを見極めるのは非常に難しいことが多いと思われます。
ただ、例えば、市役所や、[49550]のきっかけとなった府立の施設など、お役所関係のもので「原則」に当てはまるものが見つかっているということは、結構強力な援軍であると思います。同じ場所に対していろいろな表し方がある時に、公的なもののほうが「原則」に従おうとする傾向が強いことは、実感にも合うと思います。そういう意味で象徴的な例を見つけましたので、紹介しておきます。
場所は市役所の南向かいの寺町御池南東角です。
ここには、「中信御池ビル」という建物があり、その1階は京都中央信用金庫御池支店の店舗がありますが、その表示はこうなっています。
京都市中京区御池通河原町西入下本能寺前町500-1(参考
寺町通りに面した角にもかかわらず、河原町通りから西に入ったところだという表示になっています。一方、この同じビルには、京都市の一部の部署が入居していますが、こちらはこうなっています。
京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町500-1(参考
同じ建物ですから、町名地番はもちろん一致しているのですが、こちらは、「原則」通りの表示です。
断言はできませんが、「原則に従おうとする役所」と「わかりやすさを重視する民間」という構図が見えてくるような気がしますがいかがでしょうか(もちろん、どちらが良いとか悪いとかという比較ではありません。)。
ちょっとだけ仮説に自信が出て来ました(笑)。

むむ、「さらっと」のはずが・・・(苦笑)。
[49550] 2006年 2月 28日(火)23:21:47たもっち さん
寺町御池リターンズ
少し古い話題になりますが、京都市役所の所在地表示に関する疑問についての話です。
軽くおさらいしておきますと、一般に「河原町御池」にあるとされている京都市役所の所在地表示は、正式には「京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」となっているのですが、「なぜ『河原町』ではなくて『寺町』なのか」、また、「建物は南側が正面、つまり、御池通りに面しているのに、なぜ『御池通寺町東入る』ではなくて、『寺町通御池上る』なのか」、という議論が[48946][49276]あたりで繰り広げられました。落書き帳アーカイブ「京都の街と道のつながり ~京都市街地の特色ある住所表記~」にもその一部が収録されています。この稿では、このうち後者の疑問についての新たな仮説を提案したいと思います。

先日、職場からある研修に参加したのですが、その時の案内文の次のような表記が目に止まりました。
会場:
京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)
(中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375)
皆さん既に御承知の通り、町名がわからなくても、通り名から大体の位置は把握できるので、「ああ、あの辺か」と思いながら、念の為、地図で確認することにしました。すると、こんなところであることがわかりましたが、そこで、軽い違和感を感じました。ご覧のとおり、この建物は烏丸竹屋町の角にあります。となると、接する通りの大きさを考えると、正面は烏丸通りに面して設けるのが普通でしょう。研修当日に確認しましたが、実際そうでした。竹屋町通り側は駐車場の入り口ぐらいはありましたが、とても正面という雰囲気ではありません。[15956]でまがみさんが書かれているように、通り名は建物の正面が接している通りを先に書くのが通例ですから、この場合「烏丸通り竹屋町上る」とするのが実感にも合うのですが、実際には上述のように表示されているわけです。つまり、タテとヨコの立場は逆ですが、京都市役所と似たような状況だなぁ、と思ったわけです。
そこで、地図をもう少し詳しく見てみると、ハートピア京都の建物は、表示されている清水町のほかに、西側の烏丸通りに沿った部分は大倉町にもまたがっています。そして、清水町というのは竹屋町通りに面した町です。ということは、この建物の所在地を表す通り名が「烏丸通竹屋町上る」ではなく、「竹屋町通烏丸東入る」となっているのは、所在町名として「清水町」を名乗っているせいではないか、と考えました。
なお、この建物が清水町を名乗ることになった理由はわかりません。住宅地図で確認してみると、清水町の部分は南側の一部のみで8~9割がたは大倉町にかかっているように見えます。それに、上述の通り、正面玄関があるのも大倉町と思われます。しかし、複数の町にかかる建物がどの町を選択するかということは、これもまた奥が深そうなテーマではありますが、今回の話とはまた別の話になると思いますので、ここではこれ以上追究しません。ここで言いたいのは、「(理由はわからないが)清水町を名乗ることになったために、それに連動して、竹屋町を先に表示することになったのではないか」と言うことです。逆に、大倉町を名乗っていたならば、「烏丸通竹屋町上る大倉町」となっていたのかも知れません。

以上のような考えから、通り名の表示においては、既知の「建物が面する通りを先に表示」することのほか、以下のような原則があるのではないかと推測しました。
・建物が属する町が面している通りを先に表示する。
・角地などで建物が複数の町にまたがっている場合は、所在として表示する町名によって、前項の原則を適用する。

ひとつ目の項目で「町が面している通り」という書き方をしましたが、これを理解していただくには、京都の町割の特徴を知っておいていただく必要があります。既に御存知のかたも多いと思いますが、少し横道に入って、軽くおさらいしておきます。
極端な例として、札幌市の例と比較してみます。札幌の中心部は、京都のように碁盤の目のようにブロック分けされていますが、町割のしかたは全く違います。札幌は道路で囲まれたブロックをひとつの単位として、「○条○丁目」(一般例としては「○町○丁目」等)という名前をつけます。一方、京都では、ブロックを囲む4本の道路のどこに面しているかによって、属する町が違います。逆に、ブロックが違っていても、道路を面して向かい合った同士でひとつの町を形成します(参考ページ)。つまり、それぞれの町はブロックによって規定されるのではなく、それが面している通りによって規定されていると言えます。また、基本的に、ひとつの町が面している通りはひとつだけである、ということも言えると思います。もう少し細かく規定するには、例えば、「『清水町』とは、竹屋町通りの烏丸と東洞院の間の部分に面するところを指す名前である」というような具合になるでしょうか。「町が面している通り」と書いたのはそれを裏から見たものだというようなイメージで捉えてくださればよいかと思います。
横道のついでに。京都に限らず、旧城下町のような古い町並みでは同じような町割が見られることがありますが、住居表示法による住居表示を実施した地域では、札幌のようにブロック単位での町割になっているところがほとんどだと思います。ごく珍しい例外が大阪の中心部に見られます。

さて、話を元に戻します。
京都市役所の所在地表示がどのようにして決められたかを推測するわけですが、市役所の本庁舎が「上本能寺前町」に属していることは既知として、これを上記ひとつ目の仮原則に当てはめようとすると、上本能寺前町が面しているのはどの通りであるかを知る必要があります。そこで、地図を見てみると、寺町通りと御池通りに接していることがわかります。しかし、[48963]むっくんさんに御教示いただいた通り、かつては、御池通りはここが東端であり、寺町通り以東までは通っていませんでした。ということは、本来、「上本能寺前町」とは、「寺町通りの押小路と御池の間の部分に面するところを指す名前である」ということが推測されます。つまり、
・京都市役所が御池通りを向いているにもかかわらず、所在地表示が「御池通寺町東入る」ではなくて「寺町通御池上る」とされている理由は、「市役所建物が属しているところの『上本能寺前町』が寺町通りに面している町だから」である。
これが本稿での結論ですが、いかがでしょうか。
もちろん、僕の勝手な推論に基づくものであり、真実かどうかはわかりません。いろいろ反論があるかもしれませんし、前回のように、「そんなの誰々の何々という本に既に書いてあるよ」ということがあるかもしれません。
それから、あくまで「『本来は』こうだったのではないか」ということを考えているのであって、それ以外の表示をすることが間違いだとか言おうとしているわけでもありません。現実にはいろんな表示がされていますが、それらが間違いだということは全くありませんし、旧来的な表示が利便性を優先した表示に取って代わられることも「あり」だと思います。

ちなみに、市役所の所在地表示のもうひとつの疑問、「なぜ『河原町』ではなくて『寺町』なのか」についても、上記の推論が生かせるかもしれません。つまり、「上本能寺前町」は本来「寺町通り」に面したところを指す町名であるために、「河原町通り御池上る上本能寺前町」という表示はあり得なかったのだとも考えられますが、いかがでしょうか。


少し力みすぎて長くなってしまいました。与太話に最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。


ここからはオマケです。
河原町御池交差点の角にあるほかの施設はどんな表示をしているのかを調べてみました。
【北西】
京都市役所
京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
さんざん既出の通りです。

【南西】
あおぞら銀行京都支店他
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町394
極めて普通の感覚だと思います。

【北東】
京都ホテルオークラ
京都市中京区河原町二条南入一之船入537-4
御池上るではなくて、二条から下りてくるというのは、やはり御池通りがなかったころの名残でしょうか。しかし、「南入」という表現が珍しいです。ちなみに、同じビル内のテナントは「京都府京都市中京区河原町通御池上る一之船入町537-4」という表示をしているものもあります。(参考

【南東】
京都信用金庫河原町支店他
京都市中京区河原町通二条下ル二丁目下丸屋町390番地の2
これも御池通りがなかったころの名残でしょうか。それにしても、ここまで「二条下ル」というのは、今の普通の感覚ではちょっと驚くと思います。


市役所も、東側一部がかかっている「一之船入町」で表示することにしていたとしたら、「河原町通御池上る(or河原町通二条下る)一之船入町○○番地」だったのでしょうか。
[49525] 2006年 2月 28日(火)01:29:56たもっち さん
雑レス
[49522]太白さん
はい。ここはバスの終点で回転所として機能しています。
あ、早速ありがとうございます。安心しました(笑)。
この界隈には何度か立ち入ったことがあるはずですが、ここに行ったかどうかは全く記憶にありません。ということは多分行ってないのでしょう。構内は結構広いですしね。


[49521]ぺとぺとさん
おそらくご想像のとおりではないかと。川西の片田舎から2年間、阪急宝塚線~阪急京都線~京都市地下鉄を乗り継ぎ、1時間半ほどかけて通っておりました(最初の2年間はさらに遠い当時市制施行前の町まで、手を代え品を代え2時間近くかけて通っておりました)。
やはり想像通りのようで。それにしても、よく耐えましたね。僕は[37205]の通り挫折した経験があるもので(苦笑)。
もう14、5年も前の話ですが(笑)。
む!もしかして同世代!?(謎)
[49518] 2006年 2月 27日(月)23:29:12たもっち さん
今日もロータリーレス
[49504]烏川碧碧さん
ここ がロータリーになっていたと思います。
大学構内ではありますが、一般の車両も通行できます(バス路線が通っています)。
ありがとうございます。早速頂戴しました。
地図や空中写真ではよくわからないのですが、ここは終点ロータリーなのでしょうか。一応そういう扱いにしておりますが、「それは違う!」ということでしたらお知らせくだされば修正いたします。
[49494] 2006年 2月 27日(月)00:10:05たもっち さん
ロータリー&一音レス
[49485]雪の字さん
ロータリー情報ありがとうございます。
いやぁ、名古屋周辺にも結構あるもんですね。こりゃ一度行って巡ってみなきゃなりませんね(笑)。もちろん、2件とも採用しました。それぞれ、普通の円形と違って、少し個性的な形をしているのがいいですね(笑)。


[49488]むじながいりさん
昨日たまたま?蓮沼村の一音地名を通りました。「一音地名探訪ー蓮沼村ロハニ編」にまとめました。タイトル通り「イ」「ホ」は通りませんでした。3/27まで残りわずかで一音地名でなくなってしまうわけですが。
早速リンクしました。県道標識の地名表示がいい味を出してますね。これぞ、一音地名の醍醐味です(笑)。合併で一音地名でなくなっても、探訪記は引き続き掲載したいので、よろしければ、ページはそのまま置いといてもらえますか。もし都合が悪いようでしたらお知らせください。
ところで、県道標識の六角形の中に「○○線」という名前が書いてあるのを初めて見たような気がするのですが、そちらのほうではよくあるのですか。

業務連絡、パラパラ地図滋賀県と鳥取県の郡再編期日に疑問点が生じています。詳しくはうちの掲示板まで。
お知らせありがとうございます。
御指摘の通り、誤りがあることが確認できましたので、修正いたしました。


お、記事番号が回文!(笑)
[49477] 2006年 2月 26日(日)10:08:52たもっち さん
ロータリーレス
[49441]seifuhiroさん
「怒涛の」情報ありがとうございます!(笑)
奈良県北葛城郡河合町星和台(1)(四差路)←ビューティフルなロータリー交差点
奈良県北葛城郡河合町星和台(2)(四差路)←やや不規則なロータリー交差点
奈良県北葛城郡上牧町片岡台(1)(三差路)←これもやや不規則なロータリー交差点
奈良県北葛城郡上牧町片岡台(2)(四差路)←これはかなり微妙??!
奈良県北葛城郡河合町高塚台、同郡上牧町桜ヶ丘(三差路)←真ん中に小さな円がポツンと・・・・・
ホントにもう素晴らしいです。よくぞ見つけてくれた、ってなもんです。
さて、このうち、上から3件はほとんど問題なく採用しました。
で、4つ目ですが、どうも団地の中の広場的スペースであるような気がします。空中写真で確認してみると、円内はアスファルトとは違う色をしているような。土のままか、インターロッキング等の特殊な舗装か、というように思えますが、いずれにしても、普通の交差点とは違ってそうです。というわけで、こちらはとりあえず採用は見送ります。いずれは上の3件と併せて現地調査をしたいと思ってますので、その時の印象次第では追って採用とする可能性もあります。
それから、5つ目のものですが、こちらも空中写真で確認したところ、路上の白線の引き方からして、明らかにロータリーではないようです。しかし、なぜ、わざわざこういう形状にしてあるのか、何か意味がありそうで気にはなります。交差点の形状を工夫すれば、家を数軒余分に建てたり、小さな公園を作ったりできそうなのに。他のものの現地調査と併せて現地の状況を見てみたいと思っています。
その前に、seifuhiroさんが見に行っていただけるととてもありがたいのですが(笑)。

[49471]ぺとぺとさん
・日進市米野木町(← 中央分離帯の植え込みが円形なだけかも知れません。)
・名古屋市名東区神丘町2丁目(← 終点ロータリー・・・かな。)
・名古屋市緑区篠の風1丁目(← 終点ロータリーっぽいですが、終点スクエアかも。)
・海部郡弥富町西末広(← 円形の部分には伊勢湾台風殉難の塔があるようです。そもそも公道なのかどうか。)
こちらもたくさんの情報をありがとうございます。
さて、1つ目ですが、ロータリーになっているような気もするのですが、採用するには他の問題が立ちはだかりました。どうやら、この場所、名古屋商科大学や光陵女子短期大学の構内のようなのです。確かに、東北大学の構内のものも採用している例がありますが、そこは一般の車も通れるという情報があったものです。一方、こちらものは空中写真を見ると、南側の入り口辺りには、有料道路の料金所のようなゲートまであるようで、用のない部外者を簡単に通してはくれない雰囲気が漂っています。というわけで、こちらは採用を見送らせていただきますが、どなたかが現地を見られて、一般車も通行できて、かつ、ちゃんとしたロータリーになっているという情報をお寄せいただければ、その時点で採用することにします。
2つ目と3つ目については、採用しました。2つ目のほうは、終点ロータリーにしては大きいですね。内側がどうなっているのかが気になります。
4つ目のものは、空中写真を見てみたところ、どうやら公園的なスペースのようですので、採用は見送ります。真ん中にある「塔」ですが、空中写真は当然上から見たものなので、どんな塔なのかわかりませんが、北側に伸びた影から推測するに、かなりの高さがありそうですね。


余談ですが、ぺとぺとさん、[49344]によると、京都で学生時代を過ごされたのですね。今出川店が行きつけだったということは、あちらの方でしょうか?経県マップを見ると京都府の居住経県はないようですが、川西から通い続けていらっしゃったのでしょうか。
ちなみに、僕も今出川店はお気に入りでした。僕のまわりでも評判良かったですよ。


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