[65491] hiroroじゃけぇ さん
[65490]inakanomozart さん
他
私も、方角名を付けるのが望ましい、と思っているのではなくて、古くから伝わる地名で、その地域・他地域の住民が納得できるものがあれば、それがベストと思います。
[65331] N-H さんの
「保土ヶ谷区」
なんて、少なくとも江戸初期の「程ヶ谷宿」に遡り、現在の保土ヶ谷区に含まれる村の1つであった「由緒正しき」、いわば王道です。
ところで、
その地域・他地域の住民が納得できるもの
と書きましたが、これと「由緒正しき」(整合性があるということも含みます)地名はしばしば両立しないことも
[65553]千本桜さん、
[65473]白桃さんがお書きになっているものを読むとことさらに痛感されます。
この大河原町の事例に、大河原町大字大谷(かつては…ですが、これで合っているでしょうか)にある「大河原駅」の存在がどれほど影響しているのか、私には分からないですが、大都市圏では、駅名がいつのまにか周囲の地名を置き換えている例が非常に多く見られます。
上鶴間→中央林間
上鶴間、鵜野森→相模大野
旗ヶ岡→旗の台 (駅名もかつては旗ヶ岡駅であったが、統合に伴って改名されたもの)
等々。
(あまり正確でないところもあるかも知れませんが、言いたいことは伝わると思います)
こうしてみると、大都市圏では、電鉄会社が地名を決めるのに最も大きな役割を果たしてきたと言ってもおかしくないです。
ところで、また全くの空論と言われてしまいそうですが(実際、単なる思考実験ですが)行政区分と地名は不可分という前提でこれまで地名は変化してきましたが、本当に「不可分」のものなのでしょうか。
たとえば複数の市町村を自治体としては統合して1つにするが、行政が及ぶ範囲の地名はこれまでと変えない、ということはできなかったものでしょうか。
例えば、堺市と美原町は(異なる企業が持ち株会社の下で経営統合するように)自治体としては統合するが、住民はこれまで通り、堺市の地名はこれまで通り堺市…で、美原町の地名はこれまで通り美原町…で、ということも可能と思います。(だからどうした、と言われても困りますが、そういう世の中もあり得たのではないか、という独り言としてご理解ください。)
最初からこうしていれば、極端な話、藩政期の地名(村名)のまま、21世紀の日本人が生活することもできたかも知れません。
※「方角を」→「方角名を」
※※「かつては…ですが、」を「これで合っているでしょうか」の前に追加
2つ目の「由緒正しき」の後に「(整合性があるということも含みます)」を追加
その後の「名前」を「地名」に変更
※^3 誤字訂正