今年もオフ会に参加させていただきました。会場入りする前と解散後の話も含めて今回のオフ会について記しておきます。
昨年の開催地(山梨県笛吹市)は自宅からかなり近い場所だったということもあり、移動時間に余裕があったことからかなりひねくれたルート(
[86790] 参照)で行きましたが、今年は富山県氷見市と遠くなったため、おとなしく北陸新幹線を利用します。新高岡駅で下車し、
わくライナーという路線バスで氷見へと向かいました。
ひみ番屋街(道の駅)でバスを降り、ちょっとだけ市内散策。道の駅のすぐ目の前には
比見乃江大橋(斜張橋)が架かっています。市内散策後、九殿浜を経由する脇方面行の路線バスに乗ろうと氷見中央バス停に行ったら、ちょうど白桃さんに遭遇しました。ちなみにこのバス停、地元出身の漫画家、藤子不二雄(A)先生の作品である「笑ゥせぇるすまん」の主人公、
喪黒福造の像があります。
さて、乗ったバスの先客であったスナフキんさんによると、今回のオフ会会場となっている宿がある九殿浜の手前に位置する大境という集落に、
大境洞窟住居跡という国指定の史跡があり、1つ前のバス停で降りてそこを調査するということをおっしゃっていました。「洞窟」と聞けばつい職業病が出てしまうもので(笑)、時間にまだ余裕もあったことから調査に同行することに。新第三紀中新世の堆積岩(シルト質岩)に出来た空洞に人が住んでいたということのようです。
その後は海岸沿いの遊歩道経由で宿へ。果樹園には柑橘類が実っており、スナフキんさんがそこで作業していた方に「これ何ですか?」と聞いたところ「伊予柑」という答えが返ってきました。富山県でも伊予柑がなるのか、と感心。また、途中にはなぜか鉄道関係の標識がたくさん置かれている畑があり、これにスナフキんさんが食いついてました(笑)。きっと畑のオーナーがその筋の人なのかも知れません。こうして現地調査は終了し、16時10分過ぎに宿に到着しました。宴会前の良い運動になったと思います。そして宿泊部屋に入った後、宴会開始までまだ余裕があったので、先に温泉に入浴。温泉成分表によると海岸沿いの温泉によくあるナトリウム-塩化物泉とありましたが、飲泉場で実際にお湯を飲んでもそれほど塩味はしませんでした。
18時から一次会。席決めは今回もくじ引きでしたが、自分が引いた席は入口から一番遠い奥側の席(グリグリさんの真正面)で、参加者数が異なるのでくじの番号は違うものの、昨年と同じ位置でした。しかもその左隣がHiro_as_Fillerさんで、これも昨年と一緒。ちなみに、かすみさんも昨年と同様入口に一番近い席(自分とは対角線上)で、やはり同じ位置関係になっており、自分の向かい側にいる方々の写真を撮っていて「昨年とあまり構図が変わらないなー」などと思ってしまいました。なお、今年は奥側の席の後ろに金屏風がありましたが、かつて2年続けてそこの席に当たったことがある小松原ラガーさんは残念ながら(?)今回は金屏風の前にならず(笑)。
一次会恒例の近況報告では、私事ですがこの場で入籍報告を。オフ会で結婚を公にしたのはこれで3人目だそうで。なお、オフ会の開催日は11月22日で「いい夫婦の日」であり、新婚(しかも3連休)で嫁さんを放ってこんな所に来ていて大丈夫なのかと思われそうですが、結婚が決まったのはオフ会の日程と場所が確定した後ということで(つまりは超スピード婚でした)、これだけは前から約束している予定だから行かせて欲しい、と頼んでおいたのです。
続いて二次会。デスクトップ鉄さんプレゼンツの「全国のJR駅四番勝負」(
[89158])、すでにアルコールが回っていたというのもあり、その場で答えるには非常に難易度の高い問題でしたが(共通項はわかっても駅名が出てこない)、何とか1問だけ銀メダルをゲット。また、グリグリさんによる写真・地図から地名等を当てるクイズも、解答権(くじ引きによる)が一番最後になってしまったということもあり、知っている場所は先に解答権を持っている方々にあらかた答えられてしまいました。辛うじて何とか1問、今落書き帳でホットな話題になっている(?)橋の問題を答えられただけでした。なお、航空写真から地名を当てる問題のうち、空港が写っているものが2つあったのですが、その2箇所の空港とも今年使ったばかりなのに、なぜか解答が思い浮かびませんでした。
翌朝はチェックアウト後に
氷見沖クルージングに参加しました。オフ会開催前の段階の天気予報では微妙な感じの天候が予想されていましたが、当日は朝日も拝めるなど、いい方向に予報が外れてくれて良かったです。前日の出発直後、オフ会参加者用メーリングリストに宛てて
(ここはかすみさんの晴れ女パワーに期待しています(笑))
と書いておいたのですが、まさに期待通りでした。とは言え、若干風が強いようで実際には「氷見沖」のクルージングとはならず、ルートが変更されて港内だけを巡る短縮バージョンに。それでもカモメやトンビと戯れるなど、船の上で楽しく過ごせました。
クルージング終了後、大多数の人は車に分乗してそれぞれ(帰宅も含め)別の目的地へ、私を含むそのまま氷見に残ったメンバー数名はプレミアム宿泊券に付属していた余った分の周遊券を活用し、乗船場の目の前にあった
ひみ漁業交流館・魚々座(ととざ)を30分ほど見学してから各自三々五々に散っていきました。
完全に散り散りになった後、私は前日も乗った「わくライナー」に再び乗車して和倉温泉に立ち寄り。そういえばバス乗車中、携帯のエリアメールが鳴ったので何事かと思ったのですが、
志賀原発の防災訓練だったようです。総湯で一っ風呂浴び、温泉街で昼食を食べた後、歩いて和倉温泉駅に向かう途中に
イソライト珪藻土記念館を見つけたので、列車の時刻まで30分以上あったことから、入館無料ということもあり見学することに。前日の洞窟もそうですが、ついつい職業病が(笑)。
そして和倉温泉駅からのと鉄道で穴水まで行き、そこから路線バスに乗り換え、最後は
道の駅(?)から飛行機に乗って横浜に帰ってきました。なお、飛行機に乗れる道の駅はもう1ヶ所、
北秋田市にあるようです。
というわけで、今回も充実したオフ会だったと思います。グリグリさんを始め、参加者のみなさんありがとうございました。これで通算9回参加したことになり、次回参加できれば10回目の大台に乗ります。前述したように自由気ままな独身ではなくなったことから「いつでも参加OK!」という体制ではなくなりましたが、ディープな話題で盛り上がれる貴重な機会ですので、今後もできるだけ参加したいと考えております。
【1】
[89201]千本桜さんの指摘により修正。というかオフ会二次会でのクイズの高知空港の件(確か星野彼方さんが誤答)もあったので、投稿前に確認して直したつもりだったのに。