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右左府さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[67242]2008年11月10日
右左府
[66825]2008年9月19日
右左府
[66693]2008年9月10日
右左府
[66543]2008年8月31日
右左府
[66519]2008年8月30日
右左府
[66509]2008年8月30日
右左府
[66458]2008年8月28日
右左府
[65935]2008年8月5日
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[65662]2008年7月2日
右左府
[65431]2008年6月7日
右左府
[65060]2008年5月10日
右左府
[65042]2008年5月9日
右左府
[65024]2008年5月8日
右左府
[65003]2008年5月6日
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[64985]2008年5月5日
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[64718]2008年4月15日
右左府
[64566]2008年4月11日
右左府
[64236]2008年4月5日
右左府
[64230]2008年4月5日
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[64117]2008年3月24日
右左府
[64067]2008年3月19日
右左府
[64054]2008年3月17日
右左府
[63905]2008年3月2日
右左府
[63898]2008年3月2日
右左府
[63733]2008年2月14日
右左府
[63725]2008年2月13日
右左府
[63722]2008年2月13日
右左府
[63670]2008年2月7日
右左府
[63610]2008年1月30日
右左府
[63543]2008年1月23日
右左府

[67242] 2008年 11月 10日(月)00:07:34右左府 さん
飛地の定義
以下のような定義はどうでしょう?

「他自治体のみ、もしくは他自治体+水面のみに囲まれた土地」
(「水面」は海面・内水面全般;当該自治体の内水面も含む)

……ぱっと思いついただけのものですし、穴だらけの定義でしょうが、一応書き込んでみました。
[66825] 2008年 9月 19日(金)19:24:56【1】右左府 さん
小坂製錬小坂線、金萬
先日落書き帳でもちょこっと紹介されていた、オフ会会場付近を走る貨物専用路線の小坂線、どうやら今年度いっぱいで廃止となるようです。
情報元はこちら。時間が経つと別の内容に変わっていると思いますので、一部引用します。

休止中の小坂線来春に廃止に

大館市と小坂町を結ぶ貨物専用鉄道「小坂線」が、来年4月1日で廃止されることになりました。
小坂線は、小坂町にある小坂製錬の精錬所で生産された濃硫酸を運ぶ、総延長およそ22キロの貨物専用の鉄道です。
小坂製錬ではことし2月に濃硫酸の生産を中止し4月から1年間の予定で貨物列車の運行を休止していました。
その後、小坂製錬は貨物輸送の需要は見込めないと判断し、来年4月1日で廃止することを国土交通省に届け出たということです。
地元の小坂町は小坂線を鉱山事務所や、明治時代に建てられた木造の芝居小屋・康楽館と並ぶ、近代化遺産と位置づけ、旅客営業を含めた鉄道の保存を検討しています。

「旅客営業を含めた鉄道の保存」……つまり何らかの形で旅客営業再開も有り得る、という事なんでしょうか。


そうそう、先日はうっかり(?)日持ちのしない秋田銘菓・金萬をお土産として絶賛しましたが、賞味期限も消費期限も気にしない家庭に育った人間にとっては大した問題ではないのでした(笑)。
ちなみに、購入後電子レンジやオーブンで軽く温めると出来たてに近い味を楽しめます。製造元もオススメの食し方です。消費期限を多少過ぎてもこれなら大丈夫かも?(あ、味や体に問題があっても私は責任を負いかねますのであしからず……。)
[66693] 2008年 9月 10日(水)00:16:03右左府 さん
鹿角・秋田の特産品
能代人の私から見ると、(東の果ての)鹿角って本当に秋田県なのか疑いたくなるんです。どうも秋田県より青森・岩手寄りのように感じられるんですよね。
そもそも、私は小さい頃に確か1回行った事があるかも?という程度の縁しかないものですから。

鹿角で最近ちょこっと有名なのが、「北限の桃」でしょうか。残念ながらオフ会の頃はシーズンを過ぎているので味わうのはまず無理ですが、先日私も食してみたところ大変美味しかったですよ。
あと、秋田県土産なのか秋田土産なのかよく分からない「金萬」というお菓子があります。これ、秋田県民なら誰もが知ってる有名なお菓子なのですが、県外での知名度はどうなんでしょうか。おそらくあまり知られてないのではと思うのですが……。これは県内どこでも購入可能と思いますし、とにかくオススメの一品です。
それと、きっとみなさんきりたんぽ鍋を楽しみの一つとされていることと思いますが、「だまこ鍋」というものもあるんですよ。これはきりたんぽの弟分的な存在で、私の実家ではよくきりたんぽとだまこを一緒に一つの鍋で楽しみます。こちらはきりたんぽと違い南秋地域が発祥のようで、鹿角で味わえるかは分かりませんが……。

そうそう、オフ会の前後に余裕のある方は必ず能代にいらしてください。そして、ちょっとでもいいので能代にお金を落としていっていただければ幸いです。私からの切実な願いです。
特に、県内各地のお土産を一気にお買い求めになるなら能代市内の各スーパーのお土産コーナーがオススメです。豊富な品揃えで皆さんをお待ちしておりますから、ぜひご利用くださいませ。
[66543] 2008年 8月 31日(日)15:28:40【2】右左府 さん
長期休業期間
[66522] 鳴子こけし さん
東北や北海道は夏休みと冬休みの長さが逆転していることもあるので
「逆転」という表現がどうこうは置いといて……、
そんなことがあるんでしょうか?北海道に関しては[32376]にて紅葉橋律乃介[紅葉橋瑤知朗] さんが否定されてます。私も冬は雪の吹き荒れる日本海の港町で18年間育ちましたが、そんな素晴らしい(?)話は聞いたことがありません。

ということで、全国各地の市町村立学校の長期休業を、各自治体の例規集にある公立学校管理規則をもとに調べてみました。

自治体名夏休み冬休み春休み
札幌市25日間(7/10-8/31内)25日間(12/20-2/10内)11日間(3/26-4/5)
旭川市25日以内(7/10-8/31内)25日以内(12/10-1/31内)19日間(3/20-4/7)
青森市33日間(7/22-8/23)22日間(12/24-1/14)11日間(3/27-4/6)
盛岡市26日間(7/26-8/20)26日間(12/26-1/20)16日間(3/21-4/5)
大河原町36日間(7/21-8/25)15日間(12/24-1/7)14日間(3/25-4/7)
秋田市32日間(7/24-8/24)18日間(12/26-1/12)15日間(3/22-4/5)
能代市33日間(7/23-8/24)19日間(12/26-1/13)13日間+α(3/22-3/31・4/1から土日除く3日間)
福島市35日間(7/21-8/24)15日間(12/24-1/7)13日間(3/24-4/5)
安中市37日間(7/21-8/26)14日間(12/24-1/6)11日間(3/27-4/6)
八王子市42日間(7/21-8/31)13日間(12/26-1/7)11日間(3/26-4/5)
大阪市42日間(7/21-8/31)14日間(12/25-1/7)14日間(3/25-4/7)
東かがわ市42日間(7/21-8/31)14日間(12/25-1/7)12日間(3/25-4/5)
福岡市42日間(7/21-8/31)14日間(12/25-1/7)11日間(3/25-4/4)
那覇市38日間(7/21-8/27)11日間(12/26-1/5)12日間(3/26-4/6)
石垣市38日間(7/16-8/22)10日間(12/26-1/4)13日間(3/25-4/6)
※山形県・長野県内の自治体などは各学校の校長が定めた日としていました。また、上記の市町でもこの期間の他各学校が必要に応じて休業日を設けたり減らしたりすることが出来ます。秋田市などでは秋休みも定められています。

まず鳴子こけしさんの仰る「逆転」は見られませんでした。ただし上記の通り休業期間は学校単位で柔軟に設定できますから、探すと「逆転」している所もあるかもしれません。(岩手県は冬休みが長いことで有名で、確か以前ニュースで上記の盛岡市の期間より長い学校が紹介されていた気が。ここなら冬休みの方が長いかも?)
また、関東~九州の多くは期間がほとんど同じであったため、上の表にも少ししか掲載していません。「8月31日」が通じる範囲は結構広いようです。

7月20日が始まりなのは、そこに『海の日』という祝日があったため
この謎の祝日、私が小学校の頃(12年前)に急に出現したのでした。現在夏休みが7月20日からとなっている自治体は、それ以前は開始日が異なっていたのでしょうか?


[66526] ひぃ さん
稲刈り休み(秋休み)
『長野市立小・中学校管理規則』に以下のような箇所を発見しました。
第3条の2 夏季、冬季、学年末及び農繁期等における休業日は、あらかじめ長野市教育委員会(以下「教育委員会」という。)の承認を得て、校長が定める。
私の地元は農業県秋田ですがこのような休みは無かったので新鮮に感じられます。また、他自治体の規則を見てもその土地ならではの休日が規程されていたりして、いずれも非常に興味深いですね。


それにしても、上の表のような事もパソコン一つでちょちょいと調べられるとは、本当に便利な世の中です。
[66519] 2008年 8月 30日(土)23:03:18【1】右左府 さん
8月31日
[66518] 日本人 さん
アニメでは恒例の、「8月31日まで宿題をためておく」というのを、口に出すと、笑われ者になります。
私の学校では昔からそうでした。

「夏休みは7月20日~8月31日」というのはある程度ローカルな常識でしかないのですが、アニメや漫画ではそれが全国区の当然の事として描かれていることに、私は小さい頃から非常に違和感がありました。(今でも例えば日本人さんの学校のような「8月25日の始業式」の全国ニュースでの報じられ方にちょっと違和感を覚えています。)
でも、そのおかげ(?)で「夏休みは7月23日~8月25日とは限らない」ということを知れたし、日本の中の様々な事象の多様性(??)を知れたんですけど(笑)。逆に、「8月31日地区」の子どもたちはそういったことを知れないんですよね……。

過去記事を検索すると、関連書き込みがけっこうヒットしました。(「夏休み」「8月31日」をキーワードに。)
[66509] 2008年 8月 30日(土)18:20:38右左府 さん
十和田湖の県境確定へ
先日話題になっていた十和田湖の秋田・青森県境ですが、昨日29日に関係4自治体首長による協議が行われ、提案されていた県境案に4者とも合意しました。これで長年の懸案に決着が付くこととなりました。(秋田魁新報HP:県境案の載った地図も見られます)
実際の湖面の境界線は今後国土地理院と協議をしながら画定するとの事ですが、上記リンク先の地図には目安となる境界線が示されています。

ちなみに本日付の秋田魁新報朝刊によると、
地方自治法では、県境の画定は、両県どちらかの知事が決める形になる。決定後に、両市町から意見を聞いたうえで国に届け出る。どちらの知事が決めるかは今後、両知事が協議して決める。すべての手続きが最速で行われた場合は年内にも県境が画定する。
との事です。
[66458] 2008年 8月 28日(木)18:53:37右左府 さん
十和田湖と大潟村長
十和田湖付近の秋田・青森県境確定見込みのニュースがありましたが、同じようなニュースって以前にも何度か出ていたんですよね。その度に気づいたら議論は白紙に戻り……の繰り返しでした。今回も大丈夫なのかな、とちょっと心配です。
とりあえず、明日29日に小坂町長・十和田市長・両県知事の4者による話し合いの場が設けられ、そこで最終決定ということになるようです。

女性首長の話題が出ていますが、それに関して。
秋田県では大潟村長の黒瀬喜多氏がが県内唯一の女性首長でしたが、つい数日前の村長選挙で落選してしまいました。これで秋田県の首長はまたオジサンだらけです。
実は先日私もたまたま女性首長の一覧を作る作業をしていたんですが、がっくんさんの調査結果と比べると私のは見落としがあるわあるわ……。特に町村長はオジサンたちの独壇場という思い込みがあったので、清内路村などは意外でしたね。
数は「意外と多くなったな」とも、「二千近くも自治体があってこれだけか」とも感じられました。
[65935] 2008年 8月 5日(火)18:00:04【1】右左府 さん
塚の字の点の有無が話題になってますね。

記憶が曖昧なのですが、確か以前公式HPかどこかで、宝塚市と貝塚市に関しては「ひげ塚」をロゴなどに使用していたのを見た記憶があるんです。(記憶がかなりおぼろげなので、あまり信用しないで下さい……。)それで、「宝塚って点のある塚だったんだ」などと驚いたのを覚えています。


現在はどちらも公式HPでは一見「ひげ塚」は見当たりませんが、刊行物などを探してみたらありました。

宝塚市勢要覧2006」このPDF版では、すべての「塚」が「ひげ塚」になっています。HTML版も、画像処理されている文字は「塚」とともに「ひげ塚」が混在しています。
また、「広報たからづか」でもほとんどが「ひげ塚」です。裏表紙の編集発行者欄にある「宝塚市役所」やその住所「宝塚市東洋町…」の文字も「ひげ塚」で表記されています。

貝塚市の方も、「貝塚市第4次総合計画」には一貫して「ひげ塚」が使用されています。

他の「塚」を含む自治体もささっと各種刊行物を確認しましたが、こちらは点の無い「塚」しか見当たりませんでした。
[65662] 2008年 7月 2日(水)18:25:47右左府 さん
お悔やみ欄など
新聞やお悔やみ欄などの話題、興味深く読んでおりました。私の地元の話も提供……と思ったら、やたらと長文に(汗)。興味のない方はさらっと流してください……。


私の実家で購読しているのは、秋田県内エリアの「秋田魁新報」と、能代山本エリアの「北羽新報」の2紙です。実際のところは分かりませんが、およそ能代山本地域ではこれがスタンダードな購読スタイルだと私は思っていました。

秋田魁新報は、県内・国内・世界いずれのニュースもバランスよく取り扱っています。ニュース以外のページもかなり充実しており、全国紙をとらずともこれで充分事足りるでしょう。逆に全国紙だと県内ニュースが不足し不便かも。
ちなみにこれは朝刊+夕刊セット。
一方北羽新法は専ら能代山本および旧岩崎村のニュースに特化しており、国内・国際ニュースは基本的に扱わず、県内ニュースも少しだけ。(でも皇太子妃出産の時のニュースは一面のセカンド記事になっていたような……。)ページ数は少なく、夕刊もなし。

[65450] EMM さん
折込広告
基本的に折り込み広告は大部分が秋田魁新報に入り、北羽新報にはたま~に数枚入っている程度ですね。
それで、その「たま~に数枚入っている」広告、はっきりと思い出せないのですが、言われてみると不動産関係だったような気がします。他の広告に比べ作りが劣るような不動産の広告をたまに見た記憶はあるんですよね。記憶が曖昧で断言はできないのですが……。


お悔やみ欄の話。

上記の両誌ともにお悔やみ欄があります。どちらも掲載は無料。
魁新報の方では、亡くなった方の氏名、享年、死亡日時、葬儀会場・日時、喪主が書かれています。
北羽新報は3面に結婚・出産・救急医療輪番病院・香典返し・翌日のごみ出し案内・行事予定……などがずらっと書かれたコーナーがあり、その中にお悔やみ欄もあります。内容は亡くなった方の氏名、住所(基本的に大字まで)、享年、死亡日。
また、魁新報のお悔やみ欄の末尾には「市町村への届出」という名の別枠があり、おそらく掲載を申し込まなかった人の訃報を扱っていると思われます。こちらは確か亡くなった方の氏名・享年だけだったはず。

掲載のシステムなのですが、魁新報が遺族からの申込形式だという以外、よく分かりません。
一昨年私の家にも不幸があり、その際に北羽新報には掲載されました。喪主であった父に尋ねたところ、「掲載の可否を尋ねる電話が来て、OKした。」との事。電話の主が新聞社か市役所か、そこは記憶が曖昧……。

そして死亡広告、両誌ともに掲載されていますが、魁新報は通常お偉いさんのみ。一方北羽新報は一般の方のものも多いです。
内容は、葬儀を知らせる挨拶文に続き、喪主を初めとする遺族の名前がズラリ。
遺族の名前はどこまで書くかは様々。喪主・配偶者・兄弟・喪主配偶者・子あたりまでは必須です。孫は単に「孫一同」と書かれるのみ、「孫代表」として一人だけ書かれる、孫全員の名前を連ねる、のいずれか。
これらと一緒に、葬儀が済んだことを知らせる挨拶も広告として載せられます。

前述の我が家の不幸の際、葬儀でお坊さんが仰っていたんですが、能代山本のあたりは全国で見ても死亡広告が非常に多いとか。「義理参列」を招き好ましくない、と嘆いていました。実際のところは分かりませんが、北羽新報のような新聞の存在が死亡広告を出しやすくしているんでしょうか。

[65399] k-ace さん
市の広報の「お悔やみ欄」
市町村巡りで入手した各地の広報を見てみると、このお悔やみ欄や、結婚・出生欄のあるものが幾つかありました。私の知る限りでは、秋田県三種町、八峰町、それと合併前の琴丘町・山本町の広報にこの欄が設けられています。私の住む能代市にはこれがないため、初めて見た時は非常に新鮮に感じました。
これって人口の少ない町村でしか見られないかと思っていたのですが、加西市ほどの人口規模の所でも見られるとは意外です。
[65431] 2008年 6月 7日(土)18:08:42右左府 さん
谷保村の件
レスが遅れてしまいましたが……。

[65096] 紅葉橋律乃介 さん
[65108] 88 さん

非常に丁寧なご回答・ご解説、ありがとうございます。

まったく同時に、「谷保→国立」と、「村→町」が行われた。
との88さんの見解に、私も納得できました。

「改称」は本来は「谷保村→国立村」や「谷保町→国立町」でなく、「谷保→国立」です。「改称」の対象となるのは、正確には「町」「村」を除いた部分です。
一方、「村を町とする処分」の本来の趣旨は、「谷保村を谷保町とする」や「国立村を国立町とする」ではなく、「従前の村を町とする」です。「谷保町」という名称の町を規定する趣旨ではありません。
この点で合点がいきました。てっきり、「谷保村→国立村」との表記の条例と「谷保村→谷保町」と表記された総理府告示では内容に齟齬が生じ、その結果どちらか一方が機能しなくなるのか?などと、あれこれ考えていたのですが、そういう事ではないのですね。

このような改称と町制・市制を同時に行う事例では、例示された常陸大宮市などのようにその“順序がはっきりしている”ものにしか触れたことがなかったので、この国立町のケースでは混乱してしまいました。


ちなみに、谷保村議会での町制と改称それぞれの議案議決順ですが、一応「町制施行について」と題された議案が改称条例より先に議決されています。
ただ、議事録で該当箇所を読むと、この町制議案に対する議員らの発言が「町名は『国立』でいいか」という議論にほぼ終始しており、町制施行自体に関する発言はほぼ皆無でした。(どうもこの町名問題で村内では一悶着あったようで。)
[65060] 2008年 5月 10日(土)23:41:12右左府 さん
北多摩郡谷保村→国立町
>88さん

「市区町村変遷履歴情報 都道府県別一覧【東京都】」#141に
1951.04.01 町制/改称  北多摩郡 国立町  北多摩郡 谷保村
とありますが、これと矛盾する内容の資料をいくつか発見しました。
ここでは「町制/改称」、すなわち「谷保村→谷保町→国立町」となっているのですが、改称が先行した「谷保村→国立村→国立町」という手続きであった可能性をにおわせるものです。


まず、『法令全書』に掲載された総理府告示では
◎総理府告示第四百四十九号
   村を町とする処分
 地方自治法第八条第三項の規定により、昭和二十六年四月一日から、東京都北多摩郡谷保村を谷保町とする旨、東京都知事から届け出があった。
 なお、同日から同町はその名称を国立町と変更した。
 昭和二十六年十二月二十八日
    内閣総理大臣 吉田  茂
となっており、「町制→改称」と読み取れます。

また、『国立町例規集』(国立町役場文書課編、1962年4月)にて確認した東京都告示では、
  ○国立町の設置(昭和二十六年三月二十八日 東京都告示第三百号)
 地方自治法第八条第三項の規定に基いて、昭和二十六年四月一日から北多摩郡谷保村を町とし、及び同法第三条第三項の規定により、その名称を国立とする。
と、一応は「町制→改称」の順番であるように読み取れます。

また、『東京都議会史 第二巻下』(東京都議会議会局法制部編、1956年10月)をあたってみると、昭和26年の第2回定例会の議案が掲載されており、そこに
第七十一号議案
   北多摩郡谷保村を町とすることについて
右の議案を提出する。
   昭和二十六年三月七日
     北多摩郡谷保村を町とすることについて
地方自治法第八条の規定に基き、昭和二十六年四月一日から北多摩郡谷保村を町とする。
とあります。この議案は委員会による審査を経て原案通り可決されたと記されています。ここでもまず町制が先行していたと読み取れます。


と、ここまではいいのですが……。

この都議会史には附録として「東京都議会付議事件表」という、都議会に提出された議案の一覧表が掲載されているのですが、そこには
第二回定例会 原案可決 第七十一号 北多摩郡谷保村を国立村とすることについて
(一部体裁・字句を変更。)
とあり、上に引用した本編の記述とは異なります。

市の出版物ではどうだろうかと確認したところ、『くにたちの歴史』(くにたちの歴史編さん専門委員会編、1995年2月)には、
昭和二十六(一九五一)年三月の谷保村議会で、いったん「国立村」と改名しました。ついで四月一日の都知事の認可による町制施行にあたって、「国立町」となりました。正式名称のうえでは、ここから現在のくにたちの歴史がはじまったのです。
とあり、明らかに「改称→町制」とする記述です。

極めつけが『国立市史 下巻』(国立市史編さん委員会編、1990年5月)で、以下のような記述がありました。
(略)……佐藤康胤村長は、昭和二十六年三月二日に「名称変更条例制定について」を議題とする村議会を開き、全員一致の賛成を得た。そのときの条例案とは、次のようであった。

  名称変更に関する条例案
 地方自治法第三条第三項の規定により谷保村の名称を左のとおり変更し、昭和二十六年四月一日から施行する
  国立村

都知事に申請するときは「国立村」であったが、都知事の許可が下り、四月一日から実施するときには「国立町」を名乗ったことが、この資料から知れよう。これは、今回の調査で初めてわかった事実である。
この条例は原案通り可決されてますので、その後何も手が加えられてないのであれば、町条例と総理府告示とに齟齬があるという事に。

実際に運用された条例の文を例規集などで確認できれば確実なのですが、国立町例規集には上記の都告示しか掲載されておらず、現在の国立市例規集にはこれに関する例規が一切収録されていません。


私としては以下の二通りの推測をしたのですが、
(1) 上記の名称変更に関する条例は「村」の部分を「町」とする改正が行われた。都議会史附録や市史は単なる誤り。
(2) そもそもこの時期は同日の「町制・改称」などの手続きの順番は重視されず、そのため条例と総理府告示などで内容がちぐはぐに。
う~ん、どうなんでしょうか……。
[65042] 2008年 5月 9日(金)22:35:19右左府 さん
群馬県の形
[65027] 日本人 さん
尻尾??
館林市や邑楽郡のあたり……つまり
鳥のくちばしのような特徴的な部分
のことを指したつもりでした。

ちなみに、群馬県の形を「鶴舞う形」に例えるという覚え方には、私はここ落書き帳で初めて触れました。何かの本で「エイの形」と表現しているのは読んだことがありますが。
いや、そもそも都道府県の形を何かに例えるという事自体、私も同級生も実践した事がない気がします。
[65024] 2008年 5月 8日(木)16:40:11右左府 さん
兵庫県、存在感
[65004] がっくん さん
『兵庫県』っていうのはどういう位置づけなんでしょう?
「近畿の方にある、微妙にデカくて上と下が海の県」……こんなところだったでしょうか。
ちなみに、
「淡路島」のある県
淡路島も佐渡島も奥尻島も対馬も壱岐も隠岐も、およそ中学校3年以降に突如出現した気がします。
いや、頭の片隅にあったような気もしなくもないのですが、少なくとも「兵庫県」の位置づけとは無関係だったような……。


[65019] 白桃 さん
「存在感」という語句
拙稿[65003]にて「存在感」という言葉を使いましたが、この語を使っていいものかちょっと悩みました。
ただ、小学生だった私の(あるいは同級生の)各県に対する認識を主観的に直接表現するというのが[65003]の趣旨であり、「当時小学生の私が福井県や山口県を『存在感が薄い』と認識していたこと」を表現するため、この語を用いました。

同様の目的で「東西南北」を「上下左右」と表現するなどしました。
[65003] 2008年 5月 6日(火)00:08:06右左府 さん
都道府県観
今でこそ私は都道府県の名称と位置などさらさらっと答えることができますが、小学生だった10年近く前までは「困ったちゃん」な子供たちの一員でした。
そのときの私や同級生の「都道府県観」をざっと書き連ねてみます。

北海道・沖縄答えられて当然だけど、「縄」の字を書けるか不安。
青森・鹿児島端っこで半島が二つあって覚えやすい。ただ「鹿」の字が難しい。
千葉・石川ほぼ半島=県域でインパクト大。
秋田地元だし、男鹿半島のでっぱりがあるし、これは常識。
岩手・山形秋田県から見て、どっちが右でどっちが下だっけ。
富山・福井何か字面も似てるし、両方とも存在感が薄めだから混同。
福島・福井・福岡「福シリーズ」は区別不可能。福島は東北らしいけど秋田県民には異国。
宮城・神奈川・石川「仙台県」「横浜県」「金沢県」。
滋賀琵琶湖が描かれてたら分かるんだけど、「滋」の字が書けなくて……。
栃木・群馬群馬県の「尻尾」が唯一の区別ポイント。
埼玉・東京・神奈川小さいのが並んでて区別できない。
山梨・奈良内陸は無理。琵琶湖の描かれていない滋賀はこの仲間。
長野内陸だけど大きくて目立ってるから答えられる。
岐阜漢字のレベルがあまりに高すぎて誰も書けない。
大阪友達の苗字は「大坂くん」だから「大坂府」でもいいじゃん。
鳥取・島根これは二つで一つ。どっちかがどっちかなんだろな、という感覚。「取鳥」率も高し。
岡山・広島同上。
山口平凡な漢字が並んで存在すら忘れ去られてる。形も特徴がないし……。
四国四県ゴッチャゴチャ。
九州北部四県同上。特に大分と福岡の位置が怪しい。

……ヒドイ話ですが、これが現実でした。
ちなみに、「岡山・広島混同症」「島根・鳥取混同症」は未だに治りません。真庭市や瀬戸内市等々の所在地を訊かれると常に迷いますし、大山や津和野もどっちにあるのかあやふや。
山口はとにかく「幻の県」でした。修学旅行のバスの中で「都道府県ビンゴ」なるものをやった際、「山口県」とコールされた瞬間「知らな~い!」と皆から大ブーイング。中学校の時の話です。


[64967] 日本人 さん
「群馬県」のことを「郡馬県」と書いて
能代で育った私には「山本郡」が身近にあり、「郡」が「群」より身近な字だったので、「郡馬」と書きそうになる事がしばしばありました。逆に、東京など「郡」に縁遠い地域の子どもは「群馬」と迷わず書けそう……ど思ったのですが、どうなんでしょうかね。

大学で知り合った江戸川区在住の人に以前、試しに「郡って分かる?ホラ、西多摩郡とか……。」と訊いたところ、「ああ、何か日本史で習ったかも。」との答えが返ってきました。
いやあ、これはショックでした。

[64981] hiroroじゃけぇ さん
TVK(テレビ神奈川)の製作番組
私の中の神奈川イメージ構築にtvkは多大な貢献をしたと感じています(笑)。以前は「神奈川<横浜」だったのが、「神奈川≧横浜」となった気がしますね。
[64985] 2008年 5月 5日(月)00:14:25右左府 さん
今さらですが十番勝負
今さらですが十番勝負の感想文をさらっと。

今回はメダル2個獲得できたので取り敢えずは満足、満足。ただ、この2問は問題市だけでぱっと閃くことができたのですが、その他の問題は本当にサッパリで……。結局即座にヒント待ち態勢となってしまいました。
そうそう、問五(市役所の住所)の該当市探しには、以前別ネタで紹介させていただいたサイト「The自治体」(注:開くのに時間がかかるかも) に役場の住所一覧があり、それを活用しました。
問四(特例市)は一度すぐ共通項に気付いたのですが、47市条件に阻まれ……いやあ、悔しい。それにしても、今回の想定解数47はとにかくお見事ですね。

今回も楽しませていただきありがとうございました。次回の十番勝負も楽しみにしています。
[64718] 2008年 4月 15日(火)00:08:46右左府 さん
まんのう市じゃなくてまんのう町
[64216] 般若堂そんぴん さん
[64714] k-ace さん

某出版社が数年前に発行した中学校向け地理用語集に「平成の市町村合併 雑学マップ」と題したページがありました。そこには「ひらがなの地名」として「まんのう市」が挙げられています。
……まあ、これを持っている中学生の中にこのページをしっかり読んでいる生徒なんて何人いることか。

ちなみにこのページ、他にもいくつか興味深い?笑える?記述があります。

●越前町・越前市・南越前町 旧地名が多く復活した。
 ……なるほど。

●鳥取県南部町 青森県、山形県、山梨県にも誕生。
 ……山形県の南部町ってドコ?

●山武市 合併した町のひとつ山武町は「さんぶちょう」だったが、新市名は「さんむし」と読む。
 ……まあ、こういった「間違い」にいちいち突っ込むのも何ですが。

●むつ市・つがる市 特産物であるりんごを思い出させる地名。
 ……私は思い浮かべませんでした。

他にも細かい突っ込みどころが満載です。ただ、「廃案になった地名」として挙げられた「白神市」に「青森県の市民団体の反対で合併が分裂した」とコメントされているのには、能代市民としてちょこっとムカっときましたが……(苦笑)
[64566] 2008年 4月 11日(金)18:15:30右左府 さん
十番勝負
問一:厚木市
問二:小平市
問三:京都市
問四:水戸市
問五:角田市
問七:鶴ヶ島市
問九:旭川市
問十:北秋田市
[64236] 2008年 4月 5日(土)09:14:24右左府 さん
十番勝負
問八:由利本荘市
[64230] 2008年 4月 5日(土)09:08:28右左府 さん
十番勝負
問六:釧路市
[64117] 2008年 3月 24日(月)15:34:15右左府 さん
日和山など
[64068] EMM さん
[64070] 小松原ラガー さん
[64073] 房州人 さん
[64078] じゃごたろ さん
[64083] 今川焼 さん

日和山に関する情報有難うございます。
やはり日和山という「山」の性格からか、山名や字名としてはほとんど残っていないのですね。一方で通称などとして生きている地域が皆さんの周りにもあるようで、探せばもっと見つかりそうですね。

地名コレクションとして取り組むのによいテーマかも
是非地名コレとしてまとまったものを見てみたいです……って、自分で調べずに他力本願で図々しい話ですが(笑)
どなたかが手を挙げて下さることを願って、コレクション案として推薦させていただきます^^;)
[64067] 2008年 3月 19日(水)23:58:11右左府 さん
日和山と方角石
能代市に日和山下という場所があります。その名の通り日和山の下にあり、米代川河口や能代港を臨む地域です。

この「日和山」という名前、この場所だけの固有の地名なんだと今まで思っていました。ところが今日この日和山を訪れた際、そこに立っている案内板を読んでビックリ。「日和山」というのは別にここに限った名前ではないんですね。しかも辞典にも載っているとは。
大辞泉には、
ひより‐やま【日‐和山】
江戸時代、船乗りが出帆の適否を判断するため、日和見に利用した港付近の小山。
とあります。案内板にも同様の説明が書かれていました。

さらにその案内板によると、かつて全国各地の日和山には「方角石」という方角を見るための石が置かれており、かつてその数は80ほどだったそうですが現在は能代の日和山を含め30ほどが現存しているとの事。

この「日和山」、地図サイトの検索ではさほど多くはヒットしないのですが、実際にはどれだけ各地にその名が残っているんでしょうかね。
[64054] 2008年 3月 17日(月)20:50:32右左府 さん
能代山本の学校のこと
[64042] oki さん
市区町村人口総数高校数高校生徒数昼間人口昼夜間比
能代市628586287268755109.4
(※表の一部を引用)

能代にずっと住んでいてこれが普通の数だと思ってたんですが、意外と集まっている方なんですね。
まあ、このうち二ツ井高校がカウントされているのは合併の賜物(?)でして、合併前は人口5万人強に高校5校となります。これでもまだ多い方なのかな?
その5校は、進学校の能代高校、女子高の能代北高、総合学科の能代西高、それに能代工業、能代商業。西高は元々農業高校であり、各分野の高校がきれいに揃ってます。

こうして見ると、やはり能代は能代山本地域において相応の中心性を備えていたことがうかがえます。また、通学している生徒の出身地は更に広範囲に及び、北秋・南秋や青森県出身者も少なくありません。(私の高校の同級生だと、大潟村・井川町・上小阿仁村・森吉町・岩崎村などから通っている人がいましたね。)

ただ、その衰退に歯止めはかからず、近々この高校たちも統廃合される見込みです。二ツ井高校は能代山本東部の中心としてその対象からは外されましたが、他5校は3校に再編される予定です。


話題がそれますが、小学校の統廃合もかなりのハイペースで進んでいます。
[64049]中島悟さんが書かれている多久市のものほど極端ではないですが、それに近いと言えるのが二ツ井町。かつて町内に7校あった小学校は段階的に1校に統合されます。それなりの面積と人口を抱えているのに小学校1校だけとは……さすがに乱暴な感が否めません。
他にも廃校となる小学校があまりに多く、私も全て把握しきれていないほどです。ある時期地元紙のオンラインニュースはほぼ毎日閉校式のニュースで飾られていました。

学校というのは単に教育施設であるに留まらず、地域・コミュニティーの中心としての機能も兼ね備えているのですから、極力廃校という事態は避けてほしいのですが……もはや仕方ない事なのでしょうか。
[63905] 2008年 3月 2日(日)23:26:29右左府 さん
[63903] 伊豆之国 さん
私の住む秋田県の音は何が選ばれたのか、あれこれ想像してしまいます。「なまはげの雄叫び」なんてピッタリだと思いますが(笑)。

ご紹介の「都道府県の音」と単純に比較するものではないのでしょうが、平成8年に環境省が選定した「残したい日本の音風景100選」を思い出しました。[53659]にてむっくんさんが簡単に紹介されていますね。
ちなみにこの事業は「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)を広く公募し、音環境を保全する上で特に意義があると認められるもの100件程度を認定しようとするもの」であるとの事です。

例えば青森県からは四つの音風景が選定されており、その中に伊豆之国さんの挙げられた「ねぶた祭・ねぷたまつり」もしっかり入っています。「大井川鉄道のSL」をはじめ、「長良川の鵜飼」、「広島の平和の鐘」、「大窪寺の鐘とお遍路さんの鈴」などは変わらず地域の音として親しまれているようですね。

そしてなんと、私の故郷・能代からもしっかり選定されています。「風の松原」の「松籟」……私はそれまでこれを地域の音として認識したことはなかったのですが、これが選定されたと知ってから耳を傾けるようになりました。うん、いい音、いい音風景です。
[63898] 2008年 3月 2日(日)12:21:29右左府 さん
地理学って
「文系」「理系」の区分って、所詮大学受験の世界でしか意味をなさないんじゃないか、と私は思います。言い換えれば、大学受験のための区分法と言うんでしょうか。学問の体系にこの区分は馴染まないように感じます。

[63888] なな さん
もし「絶対この大学に行きたい!」という所があるのであれば、そこを受験するのに有利なコースに進むのが一番でしょうね。
ただ、高校に通っているうちにその考えも変わるかもしれません。それに、今は数学が苦手とのことですが、それすら高校3年間で得意になるかもしれませんし、逆に国語や地歴公民が苦手になるかもしれません。はたまた、行きたい大学の受験科目が突然変更になるかも。……つまり、今決めるにはちょっと早いし危険かな、と私は感じます。

とりあえず文理選択は3年生に進級する際という事ですし、それまではどの教科もまんべんなく頑張って、進路の希望もより具体的なものにしていって、自分の適性を見極めていく、というのが第一ではないでしょうか。
高校の先生も大いに活用しましょう。ななさんのように進路について真剣に考えている生徒なら先生も親身になって相談に乗ってくれると思います。現に落書き帳の皆さんもこんなに親身に回答されてますし(笑)。

ちなみに、文理選択は自分の得意科目を基準にする人と、志望校の受験科目を基準にする人に大別されると思います。“「理系科目」が苦手だから文系コースに行き、文系科目で受験できる大学の地理系の学部に進む”あるいは、“行きたい大学の受験科目が理系(文系)だから理系(文系)コースに行く”といった具合でしょうか。

以上、参考までに……。
[63733] 2008年 2月 14日(木)14:41:10右左府 さん
業務連絡
>88さんへ

市区町村変遷情報中、1923.04.01北海道 “振別郡, 紗那郡の区域をもって紗那郡を設置”とありますが、“振別郡,択捉郡の区域をもって択捉郡を設置”もしくは“振別郡を択捉郡に編入”が正しいのではないでしょうか。
参考ページ:郡の変遷(北海道)(IssieさんのHPより)

ちなみに、行政区画変遷一覧表(地名好きさん)によれば、同時に紗那郡の内(二級町村制施行前の)留別村の区域が択捉郡に編入(?)となっています。

これを見つけて同時に気付いたんですが、変遷情報は北方領土も対象としているんですね。地名コレや雑学では(少なくとも現在の)北方領土は対象外となっているので、最初「ん?」と思ったのですが……。


>グリグリさんへ

記事検索で「振別」をキーワードに検索したところ、該当記事とともに文字化けした記事が一緒に表示されました。一文字キーワードという訳でもないんですが。
検索結果(直接URLをコピーしたので表示に時間がかかります。)
表示件数10件と1件で試してみましたが、共に同様の結果となりました。上記リンクは10件表示のものです。
[63725] 2008年 2月 13日(水)14:20:05右左府 さん
住民票の交付手数料
[59374] 拙稿
住民票の写しの交付手数料は200~300円が相場。私の知る限りで一番安いのは秋田県大潟村などの150円。これより安い所ってあるんでしょうか? 逆に夕張市は500円!……大変ですね。これが最高額かな?

以前こんな事を書いた事がありました。この時から、住民票の写しの交付手数料の最高・最低額などが気になっていたのですが、調べる術もなく……。

ところが先日、「The自治体」というHPを見つけました。ここに、ほとんどの自治体の各種手数料一覧やそのランキングが掲載されています。
これで各地の住民票の手数料を調べてみたところ、衝撃的な事実が次々と明らかに。


▼一番安いのは埼玉県美里町の50円
これはビックリしました。まさか手数料二桁の所があるとは……。最高の夕張市の実に十分の一。(ちなみに夕張市の500円はこのHPには未反映のようです。)
また、埼玉県内の他市町村も多くが200円以下のお手ごろ手数料。

▼山形県の平均は393円
これまたビックリ。全都道府県中群を抜いて堂々の一位です。県内の市町村のほどんとが手数料400円!
中でも中山町の450円は青森県新郷村、徳島県吉野川市、高知県須崎市と並んで全国2位。

▼県別平均最低は秋田県
秋田県はこんな所で嬉しい(?)ナンバー1。北秋田市・上小阿仁村が100円というのも初めて知りました。


これまで、住民票の交付手数料はほぼ全てが150~300円の範囲で、これを超える所なんて夕張市くらいだろうと思っていたのですが、この思い込みを大きく覆されました。
いやあ、山形県内の手数料は私にとってとにかく驚愕の料金です。

ついでに、役場訪問の際に全自治体で住民票の広域交付を行った場合の総費用を概算してみました。
このHPによると、全国平均が265円、広域交付が可能な役場数が1971ですから、265×1974=522315(円)……。
う~ん、これは大人の娯楽ですね(笑)。
[63722] 2008年 2月 13日(水)02:01:38右左府 さん
樺太
[63713] Issie さん

学校の長期休業で時間があったので、私の方でも二つ目の方をちょっと調べてみました。
既にご存じの点も多いと思われますが、(私の方での情報整理も兼ねて)僭越ながらまとめさせていただきました。御参考までに……。

その前に、調べる中で他にも私の確認した資料と食い違う点が「樺太市町村変遷表(1)(以下、変遷表)」の中に幾つか見つかりました。揚げ足取りのようで申し訳ないのですが、それも含めて書いてみます。

主な資料は「法令全書」(内閣官報局)各号です。


大正10年4月1日法律第47号「樺太の地方制度に関する法律」公布。
大正11年4月1日勅令第7号により5町19村に同法施行。
(施行する町村は樺太庁告示第14号により指定。)
勅令第8号により「樺太町村制」公布・施行。
(この「樺太町村制」は、「樺太の地方制度に関する法律」による町村に適用。)
大正12年4月1日樺太庁告示第38号により、大正4年同庁告示第76号(町村の名称・区域設定)を廃止、
新たに16郡7町30村の名称・区域を設定。
「樺太の地方制度に関する法律」を残り13村にも施行。
(施行する町村は同庁告示第39号により指定。)
[63670]にて引用した「樺太町村財政一斑」の
大正十一年度ニ於テ町村制ヲ施行シタルハ24ヶ町村ニシテ翌年残余ノ13ヶ村ニモ施行セラレ茲ニ全島自治制度ノ実施見タリ
とは、この「樺太の地方制度に関する法律」及び「樺太町村制」の施行を意味していたんですね。
(最初これを見つけたときは、私の頭の中には「樺太町村制」は昭和4年7月施行とあったため、少々混乱しました。その後分かったのですが、昭和4年施行の「(新)樺太町村制」及び「樺太町村制施行令」はそれぞれ「樺太の地方制度に関する法律」「(旧)樺太町村制」の改正という形で公布・施行されていたんですね。)

それで、上記の通り大正12年同庁告示第38号によって樺太の町村の名称・区域が定められているのですが、変遷表の同年月日に記載のある遠淵村・三郷村はこの告示には記載されていませんでした。また、変遷表で「留多加町」「本斗村」とあるのもそれぞれ「留多加村」「本斗町」となっています。
(ちなみにこれより前、大正11年同庁告示第13号にて既に、同年4月1日に“本斗町”と阿幸村の区域を“本斗町”とする旨が告示されています。)

翌年同庁告示第41号にて、4月1日から留多加村を留多加町とすると共に、新路村の一部を新たに泊岸村とする旨が告示されているのも確認しました。
(したがって、変遷表の樺太町村編制実施時の欄にも「留多加町」とありますが、こちらも「留多加村」ではないでしょうか。大正4年の告示は私は確認しておらず、あくまで推測ですが……。)

その後、新路村・東知取村・恵須取村がそれぞれ内路村・知取町・恵須取町とされました。続いて、昭和4年同庁告示第41号では、同年4月1日より新たに長浜村の一部を遠淵村、留多加町の一部を三郷村とする旨が記されています。
(これが正しければ、変遷表の1923.4.1及び1928.12.31の両時点で、遠淵村及び三郷村は存在していない事になります。)

同年7月、「(新)樺太町村制」「樺太町村制施行令」が施行。この際、これらを施行する町村が拓務省告示第1号により指定されています。
変遷表に記載されているそれら町村のうち、「敷香町」となっている部分は「敷香村」の誤記と思われます。IssieさんのHPの他のページでも「敷香村」となってますし、私も同告示を(こちらは官報のマイクロフィルムで)確認しましたがやはり「敷香村」となっています。
ちなみに、敷香村が敷香町となったのは翌年7月1日のようで、同年樺太庁告示第93号でその旨告示されているのも確認しています。


以上、法令全書に誤記がないという前提で書かせていただきました。時間の流れに沿って書いたため、指摘部分が分かりづらくなってしまいましたがご容赦願います……。
また、法律等に関する知識がサッパリの状態で書きましたので、おかしな点がありましたら御指摘下さい。
[63670] 2008年 2月 7日(木)21:51:17右左府 さん
樺太
Issie さん

地理のページ」の樺太に関する資料で幾つかお尋ねしたいことがあります。
落書き帳でお知らせするのもどうかと思いましたが、他に連絡方法がなかったもので……。


まず、樺太市町村変遷表:関連法令の中に誤植と思われる箇所を発見しました。
樺太町村制による1級・2級町村の指定
の二級町村の中に「富岡村」とありますが、「富内村」が正しいと思われます。
実は先日、別件でこの告示を当時の官報(マイクロフィルム)で直接確認しまして、これでも確かに「富内村」の文字が。

※ちなみに、逆に官報の方の誤植と思われるものもありまして、「泊岸村」となるべき箇所が告示では「泊岩村」となっています。その後の訂正記事は確認していませんが。


二つ目に、樺太市町村変遷表(1)の一部と矛盾する記述をある資料で見つけました。
「樺太町村財政一斑 昭和十一年度決算」(昭和12年、樺太庁内務部地方課)という本なのですが、その中に以下のような記述があるのです。

大正十一年度ニ於テ町村制ヲ施行シタルハ24ヶ町村ニシテ翌年残余ノ13ヶ村ニモ施行セラレ茲ニ全島自治制度ノ実施見タリ而シテ大正十三年泊岸村昭和四年三郷村及遠淵村ノ分村ニ依リ全島40ヶ町村ト為レリ
(字体は現代のものに改めた)

変遷表では、1923(大正13)年4月1日の時点で泊岸村は分立しておらず、遠淵村の長浜村からの分立・三郷村の留多加町からの分立もともに1923年4月1日となっており一致しません。
また、前半部分の内容もいまいちよく解りません。「町村制」とは何を指しているのかという点もそうですし、「自治制度の実施」というのも一体……?

樺太の資料は少ない上に資料によって内容がちぐはぐという事は承知なのですが、この資料が樺太庁から出た物という点でそれなりに信用できるかもと思ったので(でもあくまで市町村制度ではなく財政データメインの資料なんですよね……)、一応ご報告した方がいいかなと思いお伝えした次第です。
[63610] 2008年 1月 30日(水)00:28:21右左府 さん
センター試験
特に目的もなく大学入試センターのHPを見ていたら、こんな情報が。

2008/1/22 平成20年度大学入試センター試験(本試験)地理歴史「地理A」、「地理B」の問題訂正について <PDF>

広島市他3市の農業産出額の単位が一桁間違っていたとの事。ただ、解答に直接影響はないとして、採点において特別な措置は取られないとの事です。
これは落書き帳でもコメントが幾つか出ていた問題で、私もここだけ解いてみたのですが、全く気付きませんでした。単位にも目は行ってたのですが……。


あんなに厳重に手間を掛けて作られている割に、割と単純なミスなどが少なくないですね。
[63543] 2008年 1月 23日(水)00:46:57右左府 さん
能代は大変
能代市は今、郊外への大型ショッピングセンター出店問題でちょっとした騒ぎになっています。
市長が反対派の意見を無視して出店に向けた手続きを強行しており、対する住民団体は出店賛否を問う住民投票条例制定の請求のため署名を集め、昨日22日に本請求を行いました。(参考記事:秋田魁新報

……これは結構前から能代では大きな問題になっていました。でも敢えて落書き帳に書く理由もないかなと思い、今まではほとんどお伝えしてなかったのですが、今日は一つ気になる事が。


このニュースが、西日本新聞HPに、「大分・日田」地域のニュースとしてとり上げられていたんです。一体何故?
能代も日田も木材都市だから?でも、だからといってこのニュースを掲載する理由にはならないような。う~ん……。


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