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「未開人」編集長による都道府県市区町村・第四弾マガジン

十番勝負マニアック分析

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記事数=30件/更新日:2025年11月4日

「全国の市十番勝負」の開催後、毎回投稿される記録集などをまとめました。
私未開人はデスクトップ鉄さんから十番勝負研究所の所長を譲る、みたいなことも言われたりしましたが([109910])あくまで助手程度でお手伝いできたらと思います。
他のメンバーの分析も適宜追加します。

★推奨します★(元祖いいね) しまなみ グリグリ あきごん ばなし 茨城県ニキ 海辺を飛ぶ鳥 Amanda

記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[108611]2023年8月10日
未開人
[109230]2023年11月1日
未開人
[109897]2024年1月21日
未開人
[109899]2024年1月22日
白桃
[109903]2024年1月22日
あきごん
[109907]2024年1月22日
[109910]2024年1月22日
デスクトップ鉄
[111066]2024年5月26日
未開人
[111819]2024年7月28日
おがちゃん
[111866]2024年8月6日
未開人
[112640]2024年10月29日
おがちゃん
[112688]2024年11月9日
未開人
[112690]2024年11月9日
おがちゃん
[113395]2025年1月25日
おがちゃん
[113411]2025年1月26日
おがちゃん
[113430]2025年1月27日
おがちゃん
[113435]2025年1月28日
おがちゃん
[113462]2025年1月31日
未開人
[113469]2025年2月1日
サヌカイト
[114428]2025年5月18日
未開人
[114481]2025年6月2日
海辺を飛ぶ鳥
[115296]2025年8月11日
未開人
[115322]2025年8月16日
おがちゃん
[115387]2025年8月23日
海辺を飛ぶ鳥
[116128]2025年10月28日
おがちゃん
[116146]2025年10月29日
未開人
[116148]2025年10月29日
おがちゃん
[116153]2025年10月30日
海辺を飛ぶ鳥
[116154]2025年10月30日
勿来丸
[116155]2025年10月31日
あきごん

[108611] 2023年 8月 10日(木)20:31:42【1】訂正年月日
【1】2023年 8月 10日(木)20:56:11
未開人 さん
メダル獲得率ランキング
リニューアルされた完答率ランキング・重複度ランキングを見ていていて、メダル獲得率ランキングを思いつきました。
…と思っていたら随分前に[81773]でおがちゃんさんが作っていたようですね。まあ10年以上前なので最新版を作ることにします。

当時と同じく、正答数50以上かつメダル獲得率10%以上の参加者を掲載することにします。

順位ニックネーム(敬称略)メダル獲得率通算メダル数通算正答数
1桜トンネル38.62%202523
2勿来丸38.19%76199
3海辺を飛ぶ鳥30.00%1860
4おがちゃん29.70%98330
5M. K.29.41%2068
6むじながいり26.39%1972
7ぺとぺと23.53%120510
8白桃22.68%137604
9まつもとしろくま22.47%51227
10スカンデルベクの鷲22.31%89399
11烏川碧碧21.67%1360
12EMM21.33%128600
13k-ace19.60%68347
14N19.20%48250
15KAZ-D18.46%1265
16千本桜15.58%1277
17とりぴー15.33%23150
18いっちゃん14.99%61407
19ヌオ14.68%16109
20星野彼方12.02%67557
21KK10.69%28262
22サヌカイト10.13%879
23未開人10.00%10100

前回集計時点の35回以降に初出場した方が6人入っているなど、ランキングは大きく変わっています。

トップは相変わらず桜トンネルさんですが、勿来丸さんが急追しています。次回での逆転もあり得るかもしれません。
しかしそれ以上の勢いを見せるのが海辺を飛ぶ鳥さんで、70回の頃にはトップに立っている可能性は十分にあるでしょう。
また、基本的には一発完答狙いのNさんが20%近いメダル獲得率を記録しているのも驚異的でしょう。
末席には僕も加わらせていただいております。
[109230] 2023年 11月 1日(水)22:18:18未開人 さん
十番勝負の記録
11月になってしまったので、最後にもうひと記事だけ。
今回は豊田市や垂水市など、長らく領主が変わっていなかった市や、名古屋市や鹿児島市など人口の多い市の領主交代が目立ちました。
[96909]に領主在任期間ランキングがありますが、十番勝負最初の解答にして市盗り合戦最初の領地である豊田市の領主が変わったことになります。これで1位は善通寺市(白桃さん)になったわけですが、これは未来永劫抜かれそうにありません。

勿来丸さんも言及していましたが、メダル獲得率ランキングトップは今回も桜トンネルさんが維持しました。次回にも抜く可能性がありますが、下から海辺を飛ぶ鳥さんが追っており、次回には首位になる可能性が高いです。
表は次回のメダル獲得数と累計メダル獲得率の関係です。

メダル獲得数桜トンネル勿来丸海辺を飛ぶ鳥
037.2036.0731.25
137.3836.5332.5
237.5736.9933.75
337.7537.4435
437.9437.9036.25
538.1238.3637.5
638.3138.8138.75
738.4939.2740
838.6739.7341.25
938.8640.1842.5
1039.0440.6443.75

今回の問3は開始直後から解答ラッシュとなりました。銅メダル所要時間は歴代7位のようですが、10位正答所要時間だと僕が調べた範囲では4位になりました。ちなみに順位ごとの最速解答も調べてみました。今回は6位の解答は歴代最速だと思います。(5、7〜9位は歴代2位)

順位大会問題番号解答者時間解答市
1318スカンデルベグの鷲25秒鎌倉市
2567桜トンネル38秒長井市
3152k-ace1分23秒大牟田市
4567未開人2分48秒陸前高田市
5152EMM3分40秒新潟市
6653桜トンネル7分19秒御坊市
7152今川焼11分2秒岡山市
8152油天神山11分33秒旭川市
9152がっくん11分41秒高知市
10152穴子屋13分23秒今治市

そろそろデスクトップ鉄十番勝負研究所の助手でも名乗りましょうか。

白桃さんの要望に応え?[109197][109210]に続き問Yの第二ヒントです。
数字ヒント:100
ジャンルヒント:スポーツ
[109897] 2024年 1月 21日(日)14:46:31未開人 さん
十番勝負記録
今回の問十は過去最速と言っていいほどの解答ラッシュとなりました。まず、金メダルの桜トンネルさんと銀メダルのスカンデルベグの鷲さんは僅か1秒差ですが、これはもっとも僅差となります。順位をもっと拡大してみても、2位、4位、6位、7位の解答時間は史上最速のようです。ついでに次点も載せておきます。
※以下、全て敬称略

順位大会問題解答者解答時間解答市大会問題解答者解答時間
1661おがちゃん15秒藤沢市6610桜トンネル22秒浜田市
26610スカンデルベグの鷲23秒東松島市567桜トンネル38秒長井市
3152k-ace1分23秒大牟田市6610おがちゃん1分25秒七尾市
46610駿河の民1分44秒西海市567未開人2分48秒陸前高田市
5152EMM3分40秒新潟市6610勿来丸3分42秒うるま市
66610ぺとぺと5分33秒藤沢市653桜トンネル7分19秒御坊市
76610あきごん7分奄美市152今川焼11分2秒岡山市
8152油天神山11分33秒旭川市6610深夜特急13分12秒洲本市
9152がっくん11分41秒高知市6610未開人13分59秒津久見市
10152穴子屋13分23秒今治市6610海辺を飛ぶ鳥16分54秒南城市

前回の豊田市に続き、今回は太田市でも領主の交代がありました。長期領主ランキングも着実に入れ替わっているようです。現在の領主の着任が古い順のトップ10は以下のようになっています。

就任回市名領主累積石高
1善通寺市白桃18
1西都市いっちゃん3
2石垣市M.K.10
2牛久市作々5
2本庄市烏川碧碧6
3奈良市深夜特急17
3日高市今川焼3
4八幡市yamada5
4沖縄市いっちゃん5

また、[108582]で挙げられていた美唄市が解答されたことにより、最も直近に解答されていない市は三笠市になりました。今回も問九で未解答になっているのですが、この三笠市、問題市採用率が非常に高いのです。問題市の回数/想定解の回数によって問題市選定率を算出すると、上位は次のようになります。

市名問題市想定解問題市選定率
三笠市92931.0%
三沢市103826.3%
相模原市259626.0%
佐倉市83522.9%
岡山市2813021.5%
箕面市62821.4%
名古屋市3114521.4%
佐世保市198921.3%
茅ヶ崎市73321.2%
尾張旭市52420.8%
甲州市73420.6%
横浜市2713220.5%
野々市市63020%
みよし市52520%

最後に正答があった47回以降で、三笠市が想定解に含まれる問題を見ていきましょう。

回数問題状況共通項
484未解答駅(鉄道駅)のない市
491問題市区町村の人口ランキングで町に挟まれた市
513問題面積が300.00km2から399.99km2の市
613問題所在市の市名が入る道の駅がある(表記も一致)
629未解答人口差10人未満の市区町村がある市
635問題女性市議会議員ゼロの市
646問題マイナンバーカード保有枚数率76%以上の市(総務省報告 令和5年6月末時点)
667問題可住地面積比率が20%未満の市
669未解答公式LINEのない市

なんと、未解答3回に対し、問題市に6回選ばれています。ちなみに僕の動向はというと、48回は初参加前で、後の2回はいずれも歌志内市で解答しています。これでは解答しようがないという感じです。

どうか次回は三笠市を問題市から外していただきたいと思います。また、分析を見ていると、解答機会率最下位の東御市が唯一領主が1万石で残っているのも面白いです。
[109899] 2024年 1月 22日(月)00:46:25白桃 さん
Re:十番勝負記録
[109897]未開人 さん
解答までの時間の表ですが、頭の回転が悪くなっているせいか、見てしばらくは何のことだか理解できませんでした。各問題ごとの正答順位10位まで所要時間のランキングだったのですね。ということは、10×66×10=6600もの出題から正答までに要した時間をチェックしたということですね。もっとも、十番勝負初期の頃は、正答解数が10にも達していなかった問題もありましたから、6600をかなり下回りますし、チェックもより簡単にできる方法があるとは思いますけど、それにしても、大変な作業だったのではないかと推測致します。ただ、今までの660問の正答10位のうち史上最速は?…も面白いかもしれませんが、個人的には
今回の問十は過去最速と言っていいほどの解答ラッシュとなりました。まず、金メダルの桜トンネルさんと銀メダルのスカンデルベグの鷲さんは僅か1秒差ですが、これはもっとも僅差となります。
のような、問題ごとの正答のタイム差、十問完答のタイム差のほうに関心が向いています。
また、細かいことで恐縮ですが、表中にもあります15回十番勝負、ゴングがなったのは、正午を2秒過ぎていますので、訂正して頂ければと思います。
[109903] 2024年 1月 22日(月)12:51:39【1】訂正年月日
【1】2024年 1月 22日(月)12:58:03
あきごん さん
Re:十番勝負記録
[109897] 未開人 さん
 メダルの解答時間については、今までも考察がありましたが4位以下については、あまり考えたこともなかったので興味深いデータですね。この中で、順位7位の解答時間最速が今回の私、あきごんの問十の解答だったというのは、[109844]で私が十番勝負感想のなかで書いた感想(というかボヤキ…)
問一から順番に見ていたら、ここにたどり着く前に別の問題の検討に時間を使ってしまい反応が少々遅れてしまいました。それでも開始7分で解答しているのですが、メダルはおろか解答順位7番目とは…
と感じた感覚がよく表れているデータでおもしろいなと思いました。
 解答する前に、ざっと既解答をチェックして既にメダルが売り切れているであろう事はわかっていたのですが、7番目だったという事が1日目の採点後に分かって、今回の問十の解答スピードにびっくりした次第です。まあ、4位以下については、順番にはあまりこだわりはないので、正直、特に気にしてはおりませんでした。

 この問十は、落書き帳を見ていれば今回出題されそうなことは察しがつく問題だったので、当然といえば当然なのかもしれませんが、それにしてもすごい解答ラッシュでした。これまでの第15回問二や第56回問七を上回る勢いだったわけですね。
 ちなみに第56回は私が初めて参加した回なのですが、終了3日前の緊急参戦で、ヒントが沢山出た後だったので問題の難易度はわかりませんでしたが、新庁舎への移転予定という当時のタイムリーな話題なので、今回同様出題が予想ができた問題ということで、いずれも新年回のサービス問題(お年玉)ということでしょうか。第15回問二は、かなり以前でよく存じませんが、当時開催中のセンバツ出場校が共通項なので、ど真ん中のストレートという感じで解答ラッシュは当然の結果だったのかもしれません。

 ちなみに解答順位といえば、[109876] 未開人さんは今回の十番勝負の感想のなかで
数字を見ればかなり健闘したと思うのですが、心象がそれほどでもないのは前回が良かったからなのか、実力が上がり高望みするようになったのか、はたまた自分よりも参加回数が少ない2人に完答順位で負けたからなのか(海辺を飛ぶ鳥さんは勝てそうにないのでカウント対象外です)
と仰っておられており、参加回数が少ない2人のうち1人は私のことかと思います。
 ただ今回は完答順位6位から10位までは、第三ヒント(SVヒント)後の解答ラッシュにおけるタッチの差になっており、6位 [109673]ばなしさんの 21:20:52 から10位 [109678]未開人さんの 21:28:56 まで、その差はたった8分04秒なので、今回は完全に勝負の綾なのかなと思います。私も翌日の採点結果を見るまでは完答順位は6~7番かなと思っておりました。(実際は9位)
 私は完答順位には重きを置いていないので、あまり気にしていませんでしたが、本当にわずかな差でした。今回、改めて見てみたら、こんなところで完答ラッシュが起こっていたことに改めて気付きました。
[109907] 2024年 1月 22日(月)14:17:27【1】訂正年月日
【1】2024年 1月 22日(月)14:18:40
N さん
メダル争い僅差(再)
[109899]白桃さん
問題ごとの正答のタイム差、十問完答のタイム差のほうに関心が向いています。
第63回後の去年6月に[107956]でメダルのタイム差は自分が記事にしてますが、欲しいのはこのような感じのデータでしょうか。
※完答タイム差やメダルの絡まない部分についてはデータ化してないので、すぐに出せませんが…

64回~66回で30秒差以内だったのが既に言及のある今回の問十を含め以下の7件。
開催回-問題秒差解答者1解答者2
66-101桜トンネル(金)スカンデルベクの鷲(銀)
66-712勿来丸(銀)海辺を飛ぶ鳥(銅)
65-312EMM(銅)スカンデルベクの鷲(4位)
66-1019おがちゃん(銅)駿河の民(4位)
65-321海辺を飛ぶ鳥(銀)EMM(銅)
64-826駿河の民(銅)桜トンネル(4位)
64-927スカンデルベクの鷲(銀)あきごん(銅)
今回の問十だけでなく、前回の問三もなかなか熾烈な争いでした。
メダル争い(銅メダルと4位の争い)が30秒以内なのが63回までは6件だけだったのに、この3回で3件発生しているのは興味深いですね。
[109910] 2024年 1月 22日(月)19:27:42【1】訂正年月日
【1】2024年 1月 23日(火)09:02:00
デスクトップ鉄 さん
Re:十番勝負記録
[109897] 未開人 さん
全解答のデータベースを作成されていたのですか。大変だったでしょう。十番勝負研究所長をお譲りします。
三笠市、問題市採用率が非常に高いのです。問題市の回数/想定解の回数によって問題市選定率を算出すると、上位は次のようになります。
想定解率と解答機会率だけで、これまで問題市選定率という視点はなく、目からうろこでした。三笠市がこんなに出題されていたとは気が付きませんでした。

[109899] 白桃 さん
問題ごとの正答のタイム差、十問完答のタイム差のほうに関心が向いています。
金銀のタイム差を計算していたら、[109907] N さんに先を越されました。せっかくですので、完答1位と2位のタイム差とともに提出します。左か短い方、右が長い方のベスト10です。
完答1位と2位のタイム差
#1位2位タイム差#1位2位タイム差
1第60回勿来丸おがちゃん0 00:02:551第1回YSKM.K.7 06:05:20
2第21回ぺとぺといっちゃん0 00:08:552第18回桜トンネル いっちゃん6 07:04:09
3第48回スカンデルベクの鷲0 00:29:163第31回桜トンネル まりんぶる~4 21:54:09
4第22回ヌオいっちゃん0 01:01:174第44回白桃星野彼方4 07:14:00
5第61回ぺとぺと0 01:12:215第29回白桃まつもとしろくま4 06:40:13
6第25回ヌオEMM0 01:19:536第24回桜トンネル油天神山4 03:18:50
7第49回とりぴー0 01:23:367第23回EMM桜トンネル 4 01:00:39
8第20回ぺとぺと桜トンネル 0 01:35:078第55回スカンデルベクの鷲3 23:36:09
9第14回ぺとぺと白桃0 01:35:089第28回桜トンネル なると金時3 19:27:01
10第9回白桃稲生0 01:45:0110第64回おがちゃん海辺を飛ぶ鳥 3 11:02:06

金メダルと銀メダルのタイム差
#回問タイム差#回問タイム差
166-10桜トンネルスカンデルベクの鷲0 00:00:01131-04桜トンネル まりんぶる~5 11:28:44
229-09白桃k-ace0 00:00:05238-05桜トンネル 星野彼方5 05:59:59
356-7白桃桜トンネル0 00:00:07309-10EMMいっちゃん5 03:45:31
408-05yamada烏川碧碧0 00:00:09428-04桜トンネル 中島悟5 00:52:17
453-09桜トンネル勿来丸0 00:00:09510-05白桃いっちゃん4 06:25:53
618-05星野彼方KAZ-D0 00:00:10609-08稲生白桃4 04:12:13
656-02おがちゃん桜トンネル0 00:00:10711-01桜トンネル 運び屋A4 02:05:07
815-02白桃桜トンネル0 00:00:14842-02まつもとしろくま4 01:12:51
815-06がっくんKK0 00:00:14950-07ぺとぺと3 23:27:39
1016-05いっちゃん深夜特急0 00:00:171003-02烏川碧碧千本桜3 22:48:36
1019-03白桃桜トンネル 0 00:00:17
追記:五番勝負開催中で急ごしらえだったので金銀メダル差のリストに間違いがありましたので、訂正しました。解説を追記します。
完答1位と2位のタイム差最長の第1回は完答者が2名だけです。最近は超上級者の実力伯仲のため、完答順位差もメダル差も短くなっています。51回以降で金銀タイム差が3日を超えたのは、64-05の3 00:41:06だけ(全体の17位)。完答順位差が3日以上も、10位の第64回のほかは第56回の3 10:40:44だけ(全体の17位)。
今回の五番勝負でばなしさんが完答1位でしたが、2位の勿来丸さんとのタイム差は3分47秒。十番勝負の完答順位差でも2位に入る大接戦でした。
[111066] 2024年 5月 26日(日)12:26:49未開人 さん
問五は難問となる傾向
[111002]おがちゃんさん
ありがとうございます。せいぜい200〜250市かと思っていましたが、これでは問題になりませんね。今後もこの共通項はまずでないということが分かりました。(市の合計と一致、に絞れば解の数としては適切かもしれないですが)

[111026]グリグリさん
基本的にはどちらでも大して変わらないのですが、今回の感想だと、解答が分かってから35時間待たされるのは長い、ですかね。

続いて十番勝負の記録を見ていきましょう。
さて、[110997]で予告したのは、「1万石の領地の消滅」です。これについては過去にも[101933]デスクトップ鉄さん
十番勝負開始直前の第40回終了時点には、領主石高(領主不在の領国は領主狙いの石高)が1万石の市が96市ありました。初参加者でも正答すれば領主になれる市が全市の12%もあったということです。ところが、第56回終了時点には、1万石市は、三沢、角田、東御、豊明、泉南、水俣、串間の7市に減ってしまい、新規解答者が領主になる可能性が大幅に低下してしました。なお、これら7市ではメダルなしで領主になれたので、三沢、泉南の各8回をはじめ領主が頻繁に交代し、全7市で29回の領主交代が起こりました。活性化に貢献していたのです。
といった記述がありました。今回の[110546]海辺を飛ぶ鳥さんの問七の解答を以て、これが消滅しました。
回ごとの推移を見ると、96→84→76→68→61→49→41→38→32→30→28→22→17→13→10(54回終了時点)
ここから先は個別に見ていきましょう。

回数市名その後の領主の変遷
55津島市N
55三原市ピーくん→デスクトップ鉄
56胎内市白桃→鳴子こけし→EMM
57串間市鳴子こけし→デスクトップ鉄→未開人→デスクトップ鉄→未開人→デスクトップ鉄
58泉南市デスクトップ鉄→ばなし→デスクトップ鉄
59水俣市未開人→鳴子こけし→未開人
61三沢市スカンデルベグの鷲→デスクトップ鉄
62豊明市海辺を飛ぶ鳥→勿来丸
63角田市海辺を飛ぶ鳥→白桃→スカンデルベグの鷲→白桃→スカンデルベグの鷲
67東御市海辺を飛ぶ鳥

さて、ここからわかることは①最近の新規参加者が目立つ、②それ以上にデスクトップ鉄さんが領主争いに絡んでいる、③最後の3市は海辺を飛ぶ鳥さんにより積み増しされている(恐らく意識されていたものと思われます)、④領主の変遷はそこそこ多い、というところでしょうか。特に角田市は解答傾向が一気に変わりました。
これ以降の新規参加者は領主になるためには2万石を積む必要がありますが、2万石で領主になれる市は…次回の十番勝負で出そうな気がするのでやめておきます。

さて、デスクトップ鉄さんの難易度データについて言及しようと思っていたら、情報が更新されていました。せっかくなので、両者を比較してみることにしましょう。
まず、中上級者である僕にとっては、「ヒント前の正答人数」が最も難易度を的確に表していると考えます。

さて、全体的には以前よりも実感に近くなった問題が多いです。その中で、何問か気になった問題を取り上げてみます。
・64-7(○○市(××区)大谷… という住所がある市(××区は政令区))
以前のA難度は全く実感とあっていなかったですが、今回のC難度というのはやや改善された気もします。しかし実感としてはもっと難しかった気もします。
この問題については誤答が少ないため難易度があまり上がらなかったものと思われます。66-9(公式LINEのない市)もA難度ではなかった気がしていますが、こちらは大会前に話題になっていた点を考慮すると、妥当な範囲かもしれません。
・65-1(ビッグモーターの店舗がある市)
B難度で据え置き。65回は第一ヒントが第二回採点と早かったことによりヒント効果が大きかったことが主な要因ですが、解が多かったため共通項に辿り着かずに正解できた解答者もいたようです([109177]海辺を飛ぶ鳥さん)解いている実感としてはもっと難しかった印象です。
・65-5(高等専門学校のキャンパスがある市)
こちらもヒント効果が大きい問題でしたが、この問題の特徴は区町村・消滅市ヒントによる効果が大きかったことです。区町村・消滅市ヒントについての詳細な分析は次回に回したいと思いますが、この問題は53回の導入以降で最もこのヒントによる正答数が多い問題です。デスクトップ鉄さんからも
難易度が低いとはいえない問五と問八が誤答0のため難度Aというのは、まったく実感にあいません。
というコメントあり。そのため、ノーヒント前提だと難度Aというほど簡単な問題ではないと思われます。

ここまで、実感よりも難度が低い数値が出ている問題を取り上げましたが、逆もみていきましょう。こちらは数が少ないので、目立つのは57-6(都道府県の人口重心がある市)くらいでしょうか。誤答率の高さによって難易度が引き上げられた問題ですが、星野彼方さんが4回誤答していることが影響しているものと思われます。また、この問題は想定解が終了したため、正答数が増えませんでした。
あとは63回の6、7、9、10でしょうか。この4問はヒント前に正解したのが9人なこともあり、D難度の問題となっているようです。D難度の問題はヒント前に解けなくてもいい問題が多いですが、これらは解きたかったですね。結果的に、この回はD難度、E難度の問題で7問となっていますが、ちょっと多い気がします。

開催回別に見てみても、ヒントが早く出た61回と65回は難易度が低めに出ている印象です。10位完答を基準にすると、この点について考えなくてはいけません。


さて、ここからようやく本題です。今回の分析は、問五が難問化していることについてです。新たな難易度指標をもとに、58回以降の10回分のデータを見てみましょう。…と思いましたが、正答時間で差がつかず、誤答率の影響が大きい60回はちょっと傾向が違う部分がありそうなので、57回も入れてみます。
この期間で問五はCBEADEEDADDと推移しており、D難度E難度が7/11回です。これは非常に高い確率と言えるでしょう。次に割合が高いのが問四の4問であるため、際立っています。残りの4問についても見てみましょう。
57-5(隣接するどの市区町村よりも面積が広い市):誤答率の低さとヒント効果によるもの?解答に至る筋道はあり、C難度なら妥当な気はする。
58-5(市長の姓が市名の市(読み不問)):これは難問ではなく、手がつけやすい問題だと思います。ただ僕が高崎出身なことも影響していそうですが。
60-5(人口密度ランキング上位60位までの市):60回は傾向が異なった、でいいでしょう。
65-5(高等専門学校のキャンパスがある市):先述の通り。
こうしてみると、問五が難問化したのは61回以降の傾向と言ってもいいようですね。しかしながらグリグリさんが必ずしも意識している訳ではなく、63-5(女性市議会議員ゼロの市)、64-5(今年の高校サッカーインターハイ出場校の練習拠点(グラウンド)がある市)のように意図的な難問もありますが、予想以上の難問となった問題も多いのでしょう。
このままだと問五は後回しにする戦法を練ってもいいかもしれません。

今回最難問となった問九は過去にも、59-9(同一都道府県内に同じ文字で始まる市が複数ある市)、62-9(人口差10人未満の市区町村がある市)、66-9(公式LINEのない市)などが10位正答が遅い問題ですが、いずれも誤答率が低いためC難度に止まっています。57-9(市制施行もしくは新設合併後、町だけを編入した市)、63-9(市立「南中学校」がある市)といった問題もあり、問四と同程度に難問が多い気もします。

ちなみに最近では初心者が取り組みやすい簡単な問題を意識的に入れている、とのことですが、これは問十に来ることが多いようです。59-10(これまでにSDGs未来都市に選定された市)、62-10(金沢コレクションにある市)、64-10(今回も含め十番勝負で一度も問題市になっていない市(入門コース、トライアルは除く))、66-10(有人島のある市(日本の有人島一覧にある市))あたりは正答順も早く、最初に解答された方も散見されました。その中で今回は久しぶりの難問だったようです。

経県値の話題はまた次回。
[111819] 2024年 7月 28日(日)01:55:49【1】訂正年月日
【1】2024年 7月 28日(日)02:02:11
おがちゃん さん
上位者による寡占状況の推移
[111812] Nさん
第66回から3大会連続上位5名の顔ぶれが変わってません。
過去にこれほど寡占になることはなかったはず。あまりよろしくない傾向でしょうか…

第二回チャレンジトライアルの際、[104808] デスクトップ鉄さんが示されていたポイントシステムを応用すれば、上位者による寡占状況を時期ごとに比較できるのでは、と思い、手持ちのデータを叩いてみましたが...よろしくはないでしょうね...

■算出方法
①以下a,bについて、直近10大会の数値を合計する(第68回時点であれば、第59-68回の数値を合計)
a.完答順位と平均正答順位の各10位まで10ptから1pt(複数人タイの場合はタイ者の合計点が通常時と変わらないように調整)
b.金3pt銀2pt銅1pt
②直近10大会全て完答達成の場合は更に1pt加算
完答者が著しく少なかった初期を除けば、aは全プレイヤー合計で(10+9+...+1)×2項目×10回=1100pt、bは(3+2+1)×10問×10回=600pt、となるため、②によって若干の数値のズレは生じつつも、全プレイヤー合計のポイントは1700pt程度で固定されます。
この約1700ptに占める上位者の点数の割合を算出し、時期毎に比較すると、以下のようになります。
各回時点の1-5位の方がどなたかは敢えて開示しないでおきましょう...

(開く)ポイント占有状況遷移

先述の通り、全員合計ptは第20回時点以降は1700pt程度で安定している一方、上位者によるpt占有率は時期によって大きく上下動があります。
そして、今大会終了時点の上位者占有率は過去回と比較しても際立って高い数値が目立ちます。4位・5位は第60回時点の方が占有率が高いですが、依然として全大会通しての平均値を超過する状態が続いています。
200pt超えが3名というのも第68回が史上初でした。そもそも200pt超えを複数名記録した回は、全59回中13回(43-48,62-)のみです。

第68回時点の上位5名合計ptは1033.5ptですが、これは第50回時点の852ptや全大会平均の848ptより約180pt高い数値です。
10大会通したptが180pt高いということは、(着順・平均正答順を考慮しない単純計算で)1大会あたりの獲得メダル数が上位5名合計で金3/銀3/銅3多い状態と同等なので、参加者の感覚的にも相当なインパクトを感じそうですね。

ちなみにですが、ptの史上最大値は上記第30,40回時点で1位だった某氏の319.5pt(第36回時点)でした。
これは直近10大会を毎回完答順2位・平均正答順2位・金2/銀3/銅2でまとめないと叩き出せない驚異的なレコードです。
[111866] 2024年 8月 6日(火)22:50:35【2】訂正年月日
【1】2024年 8月 6日(火)22:54:04
【2】2024年 8月 6日(火)22:54:59
未開人 さん
第一ヒント考察
[111861]デスクトップ鉄さん
僕は問三は問五より先に答えています。

[111865]グリグリさん
Wikipediaによると芸西村の岡村雅夫さんが13期で全国最多のようです。
市長だと元貝塚市長の吉道勇さんが10期で最多です。

さて、今回は53回より導入された区町村・消滅市ヒントについての考察です。このヒントは毎回第一ヒントとして置かれており、特に最近の回ではヒント効果は薄くなっています。今回はこの第一ヒントで正答できるようにするため(?)分析をしていきます。
まず全体的な統計ですが、これまでの160問でのべ276人の正解者が出ています。

(開く)●複数回提示された自治体※68-1、3は差し替え後

江戸川区は4回使用されていますが、共通項のジャンルは異なるものとなっています。ヒントによる正答者数は4回で4人なので、効果は薄いと言えるでしょう。3回使用された足寄町の共通項はいずれも面積に関わるものになっています。基本的に複数回出題される場合似た共通項になることは少なく、他には南牧村(平均年齢)程度です。箱根町については問六と問十が対であることを示すヒントと言えるでしょう。

(開く)●第一ヒントから第二ヒントまでの正解数ランキング(問題編)

1つ目のパターンは十番勝負、市盗り合戦に絡むもので、4問が該当します。かつては「なし」がヒントになった場合は共通項になることが多かったですが、現在では消滅市がヒントとして出されるようになりました。そんな中、61-2は初めて「なし」でありながら十番勝負、市盗り合戦ではない共通項となり、第一ヒントによる正解者は2人でした。
2つ目のパターンは町村から連想されるものが限られるパターンで、この中だと61-8、59-6、61-3、57-8の4問が該当するかと思われます。ただし、59-6については共通項の設定ミスから共通項が広がることになったことを補足します。65-5については神山まるごと高専の開校そのものを知っていた人がどこまでいるか分かりませんが、調べてみたら分かったということでしょうか。65回に関しては第一ヒントまでの考える時間が短かったという事情もありそうです。
残る3問について。56-3は、町村ヒントよりも既解答により解答が伸びた問題でした。54-6は参加していなかった頃なのでよくわかりません。62-2はデータの候補が複数あり、ヒントの提示により一つに絞れる問題でした。
160問中49問はヒントによる解答が0人でしたが、中でも62-5はヒントの提示により共通項から遠ざかってしまう、最難関のヒントでした。

(開く)●第一ヒントから第二ヒントまでの正解数ランキング(解答者編)

10問以上の解答者は以上の結果になりました。このうちNさんは65回にこのタイミングで一発完答したものが含まれます。全体的に中位〜中上位の参加者が多めですが、はっきりとした傾向は浮かびません。
また、参加した大会のうちヒント前に正答した問題を除く、第一ヒントで解答可能だった問題のうち正答した割合(ヒント回収率)を算出すると、15%以上の解答者は以下のような結果になりました。
※問題数には最終的に正答しなかった問題を含む

(開く)第一ヒント回収率ランキング

先程に比べると上位の参加者が目立ちます。このことから、第一ヒントにより上位との差を埋める効果は一定程度認められるが、共通項に到達する割合は上位の方が高いと言えそうです。

最後に強調したいのは、区町村ヒントの効果はそれ単独だけではなく、後のヒントと結びついて考えることで共通項に到達することもあります。これだけを見てヒントの有効性を判断することはできません。

もっと言うと、ヒント全般の話ですが、複数のヒントを組み合わせることで解答に至ることができる問題は解答時の満足感が高い良問だなと感じています。
[112640] 2024年 10月 29日(火)21:10:31おがちゃん さん
暇なので色々なデータを確認できます
ちょっと皆さんと違った切り口で論じてみます。

なぜヒントがほぼ答えだと興ざめするのでしょうか。
それは"クイズ"である以上、可能な限り自分の力で正解に辿り着くべきである、という考えがあるからです。
でも、今の十番勝負って純然たる"クイズ"なのでしょうか。

個人的には、市盗り要素が加わって以来、十番勝負はゲーム性が大きく変わったと思ってます。
以前は純然たる"クイズ"でしたが、市盗りが入って以来"陣取りゲーム"の要素も加わりました。
そして、"クイズ要素"と"陣取りゲーム要素"のバランスを各プレイヤー自身のさじ加減で選べるのが重要なポイントだと思います。

マイペースに市盗りを楽しまれている初心者さんもそれなりにいらっしゃるようですし、中には「"クイズ要素"は超薄めでいいけど、"陣取りゲーム要素"はマシマシでプレイしたい!」という人もいらっしゃると思うのです。
そういう方目線だと、「市盗りが単純に面白そうだしクイズもできるらしいから気になるけど、クイズが難しくてなかなか進まないな?大体マトリックスって何?ググっても洋画のタイトルしか出ないんだけど?」みたいに陥るケースは全然あると思います。(サイト内コンテンツを熟知してなければなおさら...)

とにかく色々な楽しみ方があるのが今の十番勝負の良さだと思います。
たとえば、(引き合いに出してしまって恐縮ですが、)今回の十番勝負で[112478][112551]まりんぶる~さんが10問全て同一都道府県(千葉県)から解答して見事完答達成しました。手元のデータベースによれば、69回でのべ1664人の完答者のうち、同一都道府県内の市のみで10問完答したのは今回のまりんぶる~さんを含めて3例しか存在しない珍記録です。
※あと2例は第46回第58回で記録されてるのでお暇な方は探してみてください(笑)

まりんぶる~さんはじめこちらの3名はクイズ要素も楽しまれている方々と思いますが(実力者・ベテランが並んでます)、たとえば初心者さんが最終ヒントで示されたリストから市名を選ぶだけで解答できる状況下で、「この10問全て千葉県から解答できるやん!面白いからそうしてみよう!」と参加してみるのも、それもまた十番勝負の楽しみ方じゃないかな、と思うのです。

ですので、あくまで個人的意見ですが、様々な遊び方をカバーするという意味で「答えのリスト」や「共通項」が提示後に解答できる期間があっても良いのではないかなとは思います。間延びしない程度という大前提はありますが。

かくいう私も、第54回で5年ぶりに参戦した際、ヒントの充実ぶりに驚いた覚えがあります。
そう、ブランク前はヒントといえば2週間を通してアナグラムヒント2つだけが主流だったのです。(時折個性的なヒントもありましたが)
ですから、当時からのプレイヤー目線で、最近のヒントがちょっと簡単すぎやしないか...?と思う気持ちはわからんではないです。
[112688] 2024年 11月 9日(土)10:47:15未開人 さん
戦国市盗り合戦分析
さて、近日公開予定の「未開マガジン」では「十番勝負マニアック分析」という特集がありますが、今回は想定解分析の方をやっていきます。
戦国市盗り合戦の動向が最近どう変化したでしょうか。
ですがその前に、久々に県別メダル受賞ランキングを更新しました。前回は[100761]でおがちゃんさんが作成されたものだと思われます。

(開く)県別メダルランキング

前回は兵庫県に愛知県が追いつくか、という展開でした。翌56回に愛知県が首位に立つのですが、その後神奈川県で金メダル争い(主に川崎市)が発生したことから、現在では神奈川県が首位に立っています。神奈川県は53回以降連続してメダルを獲得しています。3位には北海道が上げてきました。全体的に関東地方が順位を上昇させる中、千葉県が順位を落としていることにも注目です。
一方で、現在最もメダルから遠ざかっているのは福井県で、第50回が最後となります。徳島県は今回、第48回以来のメダル獲得となりました。

さて、メダルに関して言うと、今回は関東地方のメダルが17枚となりました。これは恐らく過去最多でしょう。1地方で過半数のメダルを確保するのも珍しいことだと思われます。(昔の事例は調査していないですが、最近の事例だと中部地方という括りを認めると、57回と61回が過半数になります。)
一方で近畿以西のメダルは少ない傾向にあります。62回は近畿以西のメダルが2枚という記録が出ています。今回も4枚とかなり少なかったです。
あくまでメダルの傾向であり、解答全体の傾向ではないかもしれませんが、関東地方の解答率が上がっているように思います。
以前[108610]で、東日本で解答する傾向がさらに強まったのではないか、という指摘をし、[108617]でデスクトップ鉄さんから回答を頂きました。どちらかというと申し上げたかったのは、東日本の中でも中部→関東へと、より東へ移動しているのではないか、ということです。

もう1つ行った分析は、最近の市盗りの傾向についてです。市盗り合戦の解答者ごとのページを見れば、個々の解答者がどのように解を選んで解答しているかおおよそ分かりますが、長期で参加している参加者の中には途中で戦術を変えるプレイヤーもいます。今回は60〜69回の正答について33人の参加者を選び、解答している都道府県を分析しました。
まずは集中度ランキングです。こちらは、この10大会で1つの都道府県で何問正解したかのランキングになります。

(開く)集中度ランキング

かぱぷうさんとまりんぶる〜さんは10大会平均で見ても同一県内で半分以上正答しており、かなりの集中傾向が見られます。Nさんは唯一2つの県でランクインしました。岐阜も合わせた東海3県での正答数は86となります。神奈川県は同数となりました。

一方で分散派については、正答している都道府県の数が指標となるでしょう。

(開く)分散度ランキング

トップの鳴子こけしさんは京都府、島根県、沖縄県以外で正答していました。まりんぶる〜さんは両方のランキングに入っており、分散派という裏の顔も持ち合わせていることが分かります。
ちなみに全都道府県で正答したことのある解答者は数えたところ23名いるようですが、意外にも1県残しの解答者が6名います。
EMM(徳島)、がっくん(愛知)、おがちゃん(山口)、ピーくん(青森)、ソーナンス(徳島)、suikotei(石川)

最後に、ここ10大会での都道府県ごとの最多正答者をまとめておきます。面倒なので名前だけ。

(開く)都道府県ごとの最多正答者

総領主と一致している都道府県が32で、総領主が積み増ししている傾向が伺えます。一方で残りの15に着目すると、将来的な総領主交代があるかもしれません。メダル・誤答を加味すると、デスクトップ鉄さんが以前[101933]で提唱した石高の有効期限制となります。
[112690] 2024年 11月 9日(土)12:44:36おがちゃん さん
地方別のメダル獲得状況
[112688] 未開人さん
(昔の事例は調査していないですが、最近の事例だと中部地方という括りを認めると、57回と61回が過半数になります。)
手元のDBを叩きましたが、69回分を通して確認しても"過半数"だと57,61回の中部地方、69回の関東地方のみです。"半数以上"であれば53回の中部地方も該当します。

地方別のメダル数は時期毎の有力者によって大きく変化するイメージです。特に市盗り合戦導入後はこの傾向が加速したと思います。
以下は10回毎に区切った際の地方別のメダル数です。参考として各地方の市数も掲載します。

(開く)地方別メダル数推移

ちなみに県別メダルランキングトップの変遷は、
愛知県(1)→茨城県(2-4)→愛知県(5)→静岡県(6-8)→愛知県(9-11)→兵庫県(12)→香川県(13-14)→兵庫県(15)→香川県(16)→兵庫県(17-55)→愛知県(56-64)→神奈川県(65-)
となります。
[113395] 2025年 1月 25日(土)22:00:00おがちゃん さん
十番勝負70回記念記録集Part1(完答一着・先頭編) ~全てを蹴散らす天賦の才~
拙稿[113394]にて予告しましたが、十番勝負70回を記念し、記録室見習(非公認)の私の方で以前より手元のデータを用いて集計していた記録の一部を公開します。十番勝負の新たな楽しみ方を発見する一助になれば幸いです。

本件、4晩連続全4回投稿を予定しているうえ、地理ネタではない内輪ネタ一色であり、あまりスペースを取りすぎるのも微妙かと思うので折り畳み機能を多用します。予めご了承くださいませ。
また、本企画では一人でも多くの方のお名前を出せればと思ってますので、今回は完答一着・先頭がメインですがスピード系以外の他分野の記録もPart2以降でとりあげる予定です。よろしくお願いします。

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今回の十番勝負の初日は超高速レースでしたが、中でも完答一着の海辺を飛ぶ鳥さんのパフォーマンスは驚異的でした。最初から先行しながら9問目で完全に抜け出し、最後の1問についても勢いそのままに解答してレコードタイムを叩き出してしまわれては、こちらとしては対抗する方法が思いつかないです。

話が逸れますが、私はメンバー紹介文で記載いただいている麻雀だけでなく、競馬についても人並みに嗜んでいたりします。海辺を飛ぶ鳥さんの無双ぶりを見て、1年ほど前に当時の(というか日本史上)最強馬が大舞台でそんなレースをしていたのを思い出しました。その時の実況が発した1フレーズが今回の海辺を飛ぶ鳥さんを形容するのにも相応しいと思いましたので、本記事の副題とします。

以下、各種記録についてとりまとめました。

(開く)歴代最速ラップタイム

(開く)先頭記録回数

(開く)完答一着者の脚質

明日投稿予定のPart2では解答精度に着目したデータをお出しする予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
[113411] 2025年 1月 26日(日)22:00:00おがちゃん さん
十番勝負70回記念記録集Part2(精度編) ~黄金旅程~
Part1[113395]では超絶スピード勝負をメインに取り上げましたが、出題直後に問題市・非該当市を除外したうえでランダムに解答しても、運が良ければ(今回だと300億分の1程度の確率で)10問完答出来てしまいます。
現実的にはまず無理だとは思いますが、解答者として"正解に必然性を持たせる"という意味では、やはり共通項を理解した上での解答にこそ価値があるのでしょう。スピード勝負中に別解が刺さってしまった経験がある方もいらっしゃると思いますが、本来あまり好ましいことではありません。ましてやきちんと理解できぬまま強行し、誤答を量産する状況になってしまっては目も当てられません。(注:大体がブーメランとして私自身にも刺さっていますので、該当者の皆様お許しくださいませ)
逆に、誤答を最小限に完答できている方々は”無事之名馬”ということでそれだけで名誉なことかと思います。

…と言ったところで、今回は解答精度、即ち誤答の少なさに焦点を当てて各種データを見ていきましょう。ちなみに本書込のサブタイトルはレースでは勝ち切れずとも安定した成績を挙げ続け、種牡馬としても大いに活躍した”無事之名馬”の象徴的存在である人気馬の二つ名をお借りしています。

以下、「誤答」の定義は「解答一覧ページで誤答として扱われているもの」になります。つまり、既解答・問題市・非存在市の解答等も全て誤答扱いとなります。

(開く)通算正答率(対象:100問以上正答者)

(開く)連続正答数

(開く)通算無誤答完答数(対象:10回以上達成者)

Part3では某氏からのリクエストを基に取りそろえたデータをお出しする予定です。
引き続きよろしくお願いいたします。
[113430] 2025年 1月 27日(月)22:00:00おがちゃん さん
十番勝負70回記念記録集Part3(マニアック分析編集長リクエスト編) ~速さは、自由か孤独か。~
Part1[113395]では完答一着・先頭について、Part2[113411]では解答精度に着眼したデータを出しました。Part3では別ルートで未開人さんからリクエストを頂戴していた「平均正答順位(正答順位の総和/正答数)」について掘り下げようと思います。

今回の副題は、あまりに速すぎて早すぎた、今なお各方面で大人気の優駿を表現したフレーズから取りました。(彼のことはPart1でも触れていますが、初めてレース動画を観た10年以上前より私が一番好きな馬なのです)

(開く)通算平均正答順位(対象:100問以上正答者)

(開く)ピーク時平均正答順位

(開く)各回毎平均正答順位(対象:各回完答者かつ平均正答順位3.0以下)

Part4(最終回)ではよく見る指標・マニアック指標・珍記録など、あらゆる観点から歴代レコードと次点を列挙する予定です。
最後までよろしくお願いいたします。
[113435] 2025年 1月 28日(火)22:00:00【1】訂正年月日
【1】2025年 1月 28日(火)22:07:20
おがちゃん さん
十番勝負70回記念記録集Part4(記録一覧編) ~いつか振り返れば~
Part1[113395]、Part2[113411]、Part3[113430]と異なり、今回はあらゆる記録を列挙する形となります。
本題に入る前に、なぜ私が十番勝負の記録を集計するようになったかについて軽く触れておきます。

現在大谷翔平氏が大活躍されているMLBではセイバーメトリクスを活用した分析が多く行われていて、日々「なぜこんな記録が掘り起こせるのか?」という記録を紹介するネット記事が多く確認できます。中には「1試合でHR〇本、盗塁○回、奪三振〇個で先発勝利は○年ぶり!」みたいな強引に掘り起こしたような記録も少なくないですが、それでも観戦していて面白くなるような記録で溢れていると思います。
最近ではバスケやサッカー、競馬(!?)などの一般的なスポーツは勿論、将棋や麻雀などの頭脳スポーツにおいても各種記録を掘り起こして数値化する流れが急速に広まっています。
それならば十番勝負でもやってみたら面白いかも、と思ったのがきっかけでした。

本題である各種記録の列挙に移りますが、今回は淡々と表を貼る形となります。
全体に共通する話ですが、「記録回」については1位・次点の保持者が複数名いる場合は記載しません。また、1人の解答者が一度に複数問解答した場合は問題番号順に解答したものとみなします。例えば、連続正答記録が継続中の方が一つの投稿の中で問三・七・十を解答し、問七のみが誤答だった場合は(各問を問題番号順に書いているかに関わらず)問三の正答のみが継続記録に加算され、問七の誤答の時点で連続正答記録が止まるということです。

なお、今回の副題は同世代にいた”覇王”のせいでGⅠを5戦連続2着という珍記録(ある意味で強さを示したとも)を作りながらも6戦目にして1着を勝ち取り、引退後四半世紀経った今もなお健在な名馬の公式紹介文の冒頭を取りました。

(開く)通算記録編

(開く)連続記録編

(開く)1大会記録編

(開く)珍記録・キリ番編

-------------------------------------------------------

大変長くなりましたが、こちらで「十番勝負70回記念記録集」シリーズは完結です。
もしこの項目を掘り下げてほしいなどありましたら、投稿日時が関わるものでなければそれほど工数を掛けずに調査・投稿が可能ですので、ご依頼いただければと思います。(程々に…)
改めてになりますが参加者のみなさま、いつも作問・運営にご尽力されているグリグリさん、本当にありがとうございます。
次回以降も引き続きよろしくお願いいたします。
[113462] 2025年 1月 31日(金)19:36:33【2】訂正年月日
【1】2025年 1月 31日(金)19:38:58
【2】2025年 2月 1日(土)18:31:50
未開人 さん
問三の検証:自分の出身市を解答したか?
[113435]おがちゃんさん
[113443][113446]あきごんさん
領主人口の件を取り上げていただきありがとうございます。
初参加の際に過去記事を読んで、集中派と分散派がいるらしいということを知ったので、それ以外の基準で選べたら面白いと思っていました。
手っ取り早く領主になるためには領主石高が少ない市から狙っていけばいいのですが、あまり面白くないような気がしたので人口が少ない市から狙っていくことにしました。「未開の市」を答えている、というのは後付けですが、ちょうどいいのではないでしょうか。
ちなみに現在領主になっている市は夕張市の通過を除きいずれも未踏となっています。(経県値マップ
今夏には学会で北海道に17年ぶりにいく可能性が出てきているので、余裕があったら回るかもしれません。
ちなみに北海道では現在領主狙いなので、集中派に転向したくなった時の準備はできています。一方で今回の問三や問四のように狙っている市がないときは未答の県で答えるようにしています。(参考:[112668]

[113450]グリグリさん
十番勝負トップの分析メニュー欄に「十番勝負マニアック分析 by 未開マガジン」を追加しました。
こちらもありがとうございます。マガジンは他も新特集を予定しています。(テーマだけ先に表示されてしまっていますね)よろしくお願いします。

今回はおがちゃんさんがすごい分析をしてくださったので、僕からは特にいらないかと思っていましたが、一つだけ分析したいことがありました。

[113430]おがちゃんさん
リクエストに答えてくださりありがとうございました。次回大会時は市盗りの分析があったら嬉しいです。

というわけで表題の通り問三の分析です。問三の共通項は「落書き帳メンバーの出身地(開始時点で過去1年間に書き込みのある方)」というものでした。
前回大会時のデスクトップ鉄さん[112691]への返答ができていなかったことを思い出し、この問題で何か分析できないかと思いました。

というわけで
これは、メンバーが出身県を解答する傾向によるものであると想定し
という部分の検証を行なっていきます。

今回の問三の解答者は39人でしたが、これは①出題時に出身市を解答できなかった、②出題時には出身市を解答できたが、解答時には出身市を解答できなかった、③解答時に出身市を解答できたの3パターンに分かれます。3パターンごとに見てみましょう。

①のパターンはさらに、A出身市を登録していない、B過去1年以内に書き込みがなかった、C出身自治体が市ではない、D出身市が問題市の4パターンが考えられます。
(開く)①のパターン(12名)

②のパターンは、出身市が他の解答者によって先に解答されたパターンです。
(開く)②のパターン(9名)

残るは③のパターンです。
(開く)③のパターン(18名)

ここで、③の解答者の中で出身地で解答した(出身市=問三の解答市である)割合は8/18、②③に加え問題市となった2名の中で出身市を領地としている(解答者=出身者の領主である)割合は11/29となりました。EMMさんが64答している一方で、出身市で一度も答えたことのない解答者もいます。この中に茨城県総領主のスカンデルベグの鷲さんが入っているのは意外です。特に分散派の解答者に加え、最近参入した解答者は出身地以外で集中的に解答する傾向があるように思われます。

[113471]m#さんのご指摘を受け訂正。
[113469] 2025年 2月 1日(土)00:11:17サヌカイト さん
十番勝負の共通項から見る似ている市
まず、[113461]グリグリさん
問二の「83市+110市」と複数該当がユニーク数以上というのも共通項への手掛かりになる可能性もある
について。この前書き忘れましたが、私は、県の偏りに加えて、この想定解数の重複具合も参考にして、共通項に気づけました。正答に被せたら当たるというのはその通りですが、確かに手掛かりにもなっています。

ーーーーーーーーーー

本題です。

  十番勝負はこれまで700問が出題されてきましたが、その共通項に該当するかどうかが一致している市の組は「似ている」市と言えるのではないかと考え、調査を行いました。ただし、今回は丹波篠山市になって以降の直近20回分200問のみを対象にしています。該当する市とは、共通項に該当する市のことで、問題市、正答市、未答市のことで、数は(重複問題以外は)想定解数と一致します。調査方法は[112852]と同じくMMULTを利用しており、市名を行に、各問題を列にして、該当する場合に1、しない場合に0を配置した792行200列の行列と、その転置をかけた792*792行列を作って評価しています。すなわち、このできた行列の(i, j)成分は、i市とj市が200回のうち同時に該当した回数となります。

  分析の前に。この行列で、該当数と一致する対角成分を除いたときに最も値が大きかった(最も同時に該当していた)のは、名古屋市と大阪市の組で、34回でした。つまり、『①人口も②人口密度も上位60位以内かつ③同じ読みから始まる市の中でも人口最多で、④DIDを3か所以上もち、⑤他県へ通勤通学する人や⑥在留外国人は県内最多であり、⑦市域に人口重心があって、⑧境界未定部分を持ちつつも、⑨隣接市町村は全て自市より小さく、⑩その中の一つは自市と共通文字があり、⑪合併で海岸を獲得して⑫市制施行は県内で最古、⑬全国でも60番以内、⑭さらに施行時には「和」のつく自治体を含み、⑮年号名自治体を合併し、⑯現役棋士の出身で、⑰SDGs未来都市、⑱野球にまつわる聖地・名所150選、⑲さくら名所100選に選出され、協会に属す⑳動物園と㉑水族館がどちらもあり、㉒選抜優勝校が所在し、㉓ビッグモーターが出店していて、㉔エクストラドーズド橋と㉕ロータリー交差点と㉖国道踏切があり、駅には㉗新幹線駅と㉘「南」から始まる駅があって、㉙乗換なしでいける市が3市以下の市から行くことができ、㉚海外にも行ける上、㉛経県値上未踏者がおらず、しかも㉜製造品出荷額が1億円超で、㉝オーストラリアの市と姉妹提携していて、㉞令和になってすぐに記事に登場した市』は2つあるようです。※いずれも当時

というわけで戻ります。


①200問で10回以上該当した市のうち、その市が該当する場合に、同じく該当する確率の高い相手市がある市

  たとえば神戸市が問題市または正答市となった場合73.2[%]の確率で名古屋市も該当する、といった感じです。逆(名古屋市が該当した場合の神戸市)は成立するとは限らないのでご注意ください。

(開く)自市該当⇒相手市が高い

有意とも偶然とも言えないような感じですね。有意に似ている市のうち、偶然特に高くなった組の一覧みたいな感じでしょうか。ただ、神戸⇒名古屋に関しては、十分標本数があるような気がします。


②200問で10回以上該当した市のうち、該当/非該当が一致する回数の高い市

  ①はあくまで⇒であって⇔(同値)ではないので、今度は非該当も含め、一致する回数になります。確率にしても分母は全部200になるのでそのままにしています。たとえば、南さつま市と南九州市については、10/200回該当/非該当が異なったことになり、具体的には、南さつま市のみ該当が4回、南九州市のみ該当が6回、そして8回が共通して該当、残り182回がどちらも非該当です。

(開く)自市⇔相手市が高い

正直あまり実感のない組も見られますね。これは偶然のような。


③共通該当率が高い市の組(似ている市の組)

  以上は該当回数が少ないものほど有利になりやすい(差がでやすい)指標だったので、ここからは共通該当率として、自市か相手市が該当した回数のうち共通該当した回数、すなわち、E = C / (A + B - C) * 100[%]を導入します。これで正しく評価できるのかわかりませんが、ほかにもいろいろ考えた結果、これが一番シンプルに感じたので、ご勘弁ください。

(開く)共通該当率が高い

こちらは割と実感に沿っているのではないかと感じます。


④共通該当率の全市平均が高い市/最大のものが低い市(親和性の高い市/独自な市)

  どことでも一緒に該当しやすい市と、どことも一緒に該当しにくい市になります。

(開く)親和性の高い市/独自な市

  ちなみに前者は、共通該当数0の少なさという方法でも評価できると思うので、それで調べてみると、大阪市が200問で一度も同時に該当しなかった市は791市中たったの17市(美唄市、歌志内市、黒石市、久慈市、遠野市、白河市、田村市、伊達市(福島県)、氷見市、下田市、四條畷市、御坊市、八幡浜市、豊前市、中間市、うきは市、合志市)のみで最小でした。関東や中国地方には1つもありませんでした。この中では田村市が23回該当で最多で、大阪市の56回と合わせて79回も、どちらかは該当しつつ共通該当なし、となりました。これも全国で最多でした。
[114428] 2025年 5月 18日(日)19:32:45【4】訂正年月日
【1】2025年 5月 18日(日)19:37:28
【2】2025年 5月 18日(日)23:47:27
【3】2025年 5月 18日(日)23:48:11
【4】2025年 5月 19日(月)23:33:51
未開人 さん
三つ巴の市
[113760]で白桃さんが記事を書いてくださっていたのにも関わらず反応できていませんでした。

未開人さんの領国で、「人口三万未満市友の会」に入っていない唯一の市はドコでしょう???
答えは伊達市(北海道)ですね。次の国勢調査では3万人には届きそうです。
こちらは第64回問二(隣接する市区町村の人口合計が200万人以上の市)の金メダルで、問題市を除き人口最小の市でした。

さて、今回のテーマは「三つ巴の市」です。戦国市盗り合戦で激戦となっている市は多くありますが、その多くは2人で争っているケースです。高松市や名古屋市、川崎市などこれまでに数多くの市が争いの舞台となってきました。

しかしその中でも珍しいのが、三つ巴による争いです。3人が領主を巡って争っている市を見てみましょう。
今回、以下の条件を満たす市をピックアップします。
以下の3つの条件を全て満たす人物が3人以上いる市
・過去10大会以内に2回以上正答
・過去10大会以内に領主になった
・5万石以上

この3つの条件を全て満たす市は藤沢市と室戸市のみとなっております。2市の当該市が想定解になった問題における解答履歴を見てみましょう。
(開く)藤沢市

(開く)室戸市

3人のうち最初の解答者が当該市を解答した割合を調べると、藤沢市が6/18、室戸市が3/9となっており、この指標だと激戦とまではいえないかもしれません。海辺を飛ぶ鳥さんもここ数大会では藤沢市で解答していないので、傾向の変化もありそうです。
両市とも複数のメダル獲得市となっていますが、室戸市に関しては僕が2回金メダル圏内でありながらも室戸市で解答しなかったことで印象に残っています。
66-7は当時芦別市の領主がサヌカイトさんで、[108632]
「積み増さないで」といわれたので意地悪く解答しましたが、
と言われていていたため優先的に解答したので、特に後悔はしていないです。70-6は歌志内市の領主を優先しました。

3人目が領主狙いにとどまっているのがいわき市、小田原市、倉吉市です。小田原市はやや差がついたようにも見えますが、いわき市と倉吉市についても見てみましょう。

(開く)いわき市

(開く)倉吉市

注:いわき市は70-2ではスカンデルベグの鷲さんが最速で解答(金メダル)、倉吉市は67-2で鳴子こけしさんが最速で解答(5位)
いわき市は7人が金メダルを獲得している市([114383]おがちゃんさん)であり、こちらからも激戦ぶりが伝わります。倉吉市は鳥取県の総領主を争う2人に海辺を飛ぶ鳥さんが参入しており、ますます激しい争いになりそうです。
3人のうち最初の解答者が当該市を解答した割合は、いわき市が5/17、倉吉市が4/8となっています。

4市のうち3市で海辺を飛ぶ鳥さんが絡んでいることから、市盗り合戦の活性化に貢献していると考えられます。いずれも名だたるプレイヤーばかりなので、今後も負けないように室戸市では積みまして行こうと思います。

もう一つ、3位の石高の上位を紹介しましょう。※厳密には横浜市は領主不在ですが…
市名領主領主石高領主狙い領主狙い石高3位3位石高
川崎市海辺を飛ぶ鳥36おがちゃん24EMM13
福島市駿河の民21桜トンネル13白桃10
富山市おがちゃん31EMM27JOUTOU10
高松市白桃28くは25がっくん10
横浜市おがちゃん34デスクトップ鉄21Takashi9
藤沢市おがちゃん16ぺとぺと11海辺を飛ぶ鳥9
米子市桜トンネル27とりぴー15鳴子こけし9
岩国市海辺を飛ぶ鳥13かぱぷう11白桃9

以下8万石:いわき市、小田原市、上越市、加賀市、一宮市、京都市、広島市
7万石:青森市、鎌倉市、三浦市、長野市、豊田市、和歌山市、倉吉市、松山市、北九州市、名護市
6万石:歌志内市、八戸市、二本松市、太田市、千葉市、相模原市、かほく市、南アルプス市、浜松市、木津川市、神戸市、下関市、室戸市、四万十市
[114481] 2025年 6月 2日(月)23:02:06海辺を飛ぶ鳥 さん
鉾田市の猛追
[114428]未開人さん、[114433]グリグリさん、[114442]おがちゃんさん
ご対応ありがとうございます。(65-66は自覚ありませんでした)

[114434]桜トンネルさん
第二十四回問九の第一ヒントにて、並び替えなしのアナグラムヒントがありました。
過去にもあったのですね。ご紹介ありがとうございます。

[114439][114448]グリグリさん
問九のSV1「横綱バーガー」は気づかず、振り返った先の「国技館通り」かなぁと思っていました。地図表示にすれば国技館も出てきますし、場所的に相撲色を感じれる所が多かったですね。
問二のSV1「素数(株)」は隅々探して何とか見つけていましたが、共通項分かる前だと厳しかったと思います。[114376]ええじゃないかさんはSV1から解けたたようですね(タイミング的には駿河の民さんも?)。

ーーー

今回の十番勝負で、[114038]鉾田市と[114100]行方市の解答(いずれも問三)があり、これによって全ての現存市の正答10回以上が達成されました。→正答市ランキング
市盗りが始まる直前の40回終了後以降の1桁(0~9)回正答の現存市の変遷を調べたので、1大会ごとの市数の変遷と、40回・50回・60回・70回終了後の一覧を羅列しておきます。(この後の項目も含めて手入力なのでミスがありそうですが)
開催回数4041424344454647484950
1桁市数20018416114613511410799907970
うち*※以外14913712010695827672645748
うち*4642383738313026252121
うち※55332111111
開催回数515253545556575859606162636465666768697071
1桁市数645649373329272319181310954433220
うち*※以外4338342521171513101074311100000
うち*2017141111111198755532222220
うち※111111111111111111000
*は第1回開催後に誕生した市名(※を除く)。
※は第1回開催後に誕生した市名のうち、旧市名時代に正答がある市。
微改称の蓮田市は改称前後で区別せず、通算で数える。
(開く)第四十回終了時点(200市)
(開く)第五十回終了時点(70市)
(開く)第六十回終了時点(18市)
(開く)第七十回終了時点(2市)
各回終了時点とも敬称略(?)

鉾田市は正答数が極端に少ない市として、一部の十番勝負データ好きの間では有名な話でして、正答数最少(タイを含む)の現存市となっていた期間は、十番勝負の半分以上にも及びます。
期間の計測方法A正答数最少B正答数最少でないA÷(A+B)×100
各回終了時点38回33回53.5
年月日時分秒4092日01:00:00(11.2年)3524日16:45:56(9.7年)53.7
記事番号数43471番40874番51.5
(開く)鉾田市が正答数最少現存市か否かの変遷(動きがあったできごと)
対象期間の範囲は第1回開幕から第71回終了まで(鉾田市誕生前の期間も”B正答数最少でない”に含める)。
新市名誕生の年月日時分秒は誕生当日の0時0分0秒、記事番号は誕生によるサイト更新記事(関連する新市名は全て前日午後)に設定。
(開く)正答数最少現存市の変遷(各回終了時点)

また、記事冒頭にもリンクした正答市ランキングのトップを見るとの名古屋市は96回で、(2位以下の市も含めて)3桁に乗るのも時間の問題でしょう。全ての現存市の正答数が2桁回という状況はギリギリ達成されたと言えます。また、阿見市が無事に誕生すれば、現存市の1桁正答が復活しますね。
そして、全ての現存市が2桁回正答ということは、最多正答市に対する最少正答現存市の正答数の比率が10%を超えたという事でもあります。これは十番勝負の歴史上初めて、というか十番勝負の鉾田市の歴史において史上初めての事であります。下に名古屋市と鉾田市の正答数をまとめました。(これで証明できるので最多正答市の変遷を調べるのは諦めました)
(開く)名古屋市と鉾田市の通算正答数の変遷(各回終了時点)
5%になっている19回終了時点・62回終了時点についても、福岡市(など)と比較すると5%を切る(1÷26×100=3.8・4÷85×100=4.7)ので、最多正答市と鉾田市の比較では5%に達した事すら65回が初めてとなります。
[115296] 2025年 8月 11日(月)19:15:47【1】訂正年月日
【1】2025年 8月 11日(月)19:22:19
未開人 さん
複数解答可能問題の記録
[113465]にて、
複数可能問題については次回大会時に検証しようと思っているのですが、複数該当がユニーク数以上の場合、すでに出ている市で解答すればとりあえず当たる確率が高まってしまうのではないかと思います。大した問題ではないので全然気にしなくてもいいかもしれませんが。
と言いながら前回取り上げていなかったので、複数解答可能問題の検証をしていきましょう。
複数解答可能問題は第68回に初めて導入され、今回までに18問出題されました。

問題番号共通項想定解数
68-62000年以降に人口が111111人を通過した市(通過回数分該当)50+11
68-8国立公園と国定公園が複数ある市(種別は問わない・3カ所は2解答可)39+3
69-4国道に鉄道踏切がある市128+59
69-5これまでの十番勝負の問五で銀メダルになった市63+4
69-6市区町村マトリックス"4×2市町村"に現れる市33+23
69-9読みが3文字で読みに「さ、く、ら」のいずれかがある市64+5
70-1市の読みに「み」がある市93+10
70-2住所名に「蛇」がある市(小字も含む)83+110
70-3落書き帳メンバーの出身地(開始時点で過去1年間に書き込みのある方)45+4
70-4イトーヨーカドーのある市57+31
70-5乗り換えなしで行ける市が3市以下の市が行ける市96+17
71-6駅名に漢字が入っていない駅がある市34+20
71-7過去70回の十番勝負で最初に正答となった市66+6
71-8国宝建造物がある市(文化庁DBの棟数分)72+128
71-9歴代横綱の出身地の市44+3
71-10花時計がある市84+22
72-7過去71回の十番勝負で最初に誤答となった市67+3
72-10今回の参議院選挙の非改選議員の出生地(出身地)の市(参議院HP等による)79+19

まず共通項のジャンルを見てみると、十番勝負に関する問題が3問(69-5、71-7、72-7)、出身者に関する問題が3問(70-3、71-9、72-7)、文字に関する問題が3問(69-6、69-9、70-1)出題されているのが特徴的です。逆にデータ系など出題しにくいジャンルもあるため、想定解数が発表された時点でジャンルをある程度推測することができます。
ところで、出身者が3大会連続で出題されているので、最近のトレンドのようです。

問題市・解答市について見てみましょう。これまで一市での最多解答可能記録は71-8の京都市で52回解答可能でした。(実際の解答は1回)
問題市に同一市が含まれていた事例は68-6、69-4、69-5のみです。これは、複数解答可能であるということ自体が上級者へのヒントになる可能性を考慮したものと考えられます。
これまで問題市を解答した事例は19回ありますが、このうち15回が正答、4回が誤答になっています。
他人の既解答と同じ市を解答した事例は34回ありますが、このうち29回が正答、5回が誤答になっています。
市盗りの活発化にもつながると思われますが、解答者はどちらかというと複数解答はしたがらなさそうです。

このうち、特徴的な解答を見てみましょう。

●問題市と同じ市を複数人が解答したケース
70-4 横浜市([113175]白桃さん、[113280]鳴子こけしさん)
71-8 宇陀市([114118]スカンデルベクの鷲さん、[114142]デスクトップ鉄さん)

●3人同一市で解答したケース
69-6 伊賀市([112208]星野彼方さん、[112214]Nさん、[112261]なると金時さん)
同  伊佐市([112276]ばなしさん、[112363]とりぴーさん、[112467]m#さん)
71-6 香南市([114242]ええじゃないかさん、[114251]油天神山さん、[114312]m#さん)

●複数解答により領主を奪い返したケース
70-4 八王子市([113051]おがちゃんさん、[113268]デスクトップ鉄さん)
71-8 天理市([114119]深夜特急さん、[114150]あきごんさん)

最後のケースが起こりうることは予見されていましたが、既に2件発生しています。どちらもメダルが絡むものではなかったのですが、先に解答する人にとっては問題市選択が悩ましいところです。

[115286]グリグリさん
そういう場合は再度更新してください(更新のみでOKです)。リンクが正しくなります。落書き帳のトップページの記事へのリンクは過去ログになるとリンクが変更になるためです。お手数ですがよろしくお願いいたします。

【追記】編集メニューの「特集htmlファイルの一括生成」を使って一括して更新するのが簡単です。
教えていただきありがとうございます。
[115322] 2025年 8月 16日(土)01:22:08おがちゃん さん
十番勝負における検証難易度と上級者の解答速度の関係
こちら、分析してまいりました。
直近10大会100問が対象です。

具体的な分析方法ですが、まずメダル独占気味(^^;)の上級者として、直近10大会100問でメダルを20枚以上獲得している5名(海辺を飛ぶ鳥さん、おがちゃん、桜トンネルさん、スカンデルベクの鷲さん、勿来丸さん)の解答データを抽出しました。
こちらの5名で全100問300枚のうち計219枚のメダルを独占しております。

また、各問についても「サイト内のみでの検証可否」×「検証難度」の2軸で仕分けを行いました。
私の記憶を頼りに、開催当時取扱えた情報をベースに手作業で分けてますので、若干の仕分けミスがあるかもしれませんが悪しからず...

「サイト内のみでの検証可否」はそのまま、この「都道府県市区町村」だけを見ればリストアップ可能かどうかで「可」と「否」に二分しました。
「検証難度」ですが、下記3段階に分けました。
難易度低:サイト内検索/記事検索/google検索等でヒットする特定の1ページを確認するだけで解を数えられ、解答市の選択が可能
難易度中:データベース検索や地図検索を適切に行う/対象が明確な複数ページを確認する(店舗一覧が都道府県別になっている、甲子園優勝校のリストを片手に各校の所在地を調べるなど)ことで解を数えられ、解答市の選択が可能
難易度高:手作業でデータをソートしたりフィルターをかける必要がある/地図を直接確認する必要がある/そもそも解答者目線で明確な参照元がイメージしづらい(熊出没情報など)

2軸で2×3=6グループ(以下「問題グループ」と呼びます)に分類した結果の、各グループの問題数は下記の通りです。サイト内で検証可能な問題は100問中72問。
5510772
615728
612514100

次に問題グループごとの平均正答順位を上級者5名について算出します。
流石にマニアックすぎるので折り畳んでしまいますが、解答傾向に個性が現れている気がするのは気のせいではないでしょう。

(開く)5名それぞれの算出結果

最後に、上記で算出した5名の「各問題グループの平均正答順位」の平均値を算出すると以下の通りです。
5.646.466.975.88
5.375.716.915.94
5.616.016.945.90

大変にややこしいですが、「検証難度」が低い方が上級者の平均正答順位が低い、すなわち上級者目線で多少なりともメダルを獲得しやすい傾向にあるように思われます。(海辺を飛ぶ鳥さんは真逆ですが...(^^;)

一方で、「サイト内のみでの検証可否」による影響はそこまででもなさそうです。各「検証難度」帯内で比較するといずれも「否」の方が数字が小さいですが、問題サンプル数が極めて少ないことから参考値程度に見ておいた方が良いでしょう。...とはいえ、各メンバーの数値を見ると海辺を飛ぶ鳥さん、勿来丸さん、私はいずれもサイト内のみで検証可能な問題の方が相性が良さげに見えます。

総括すると、「解答リストがどこかにそのまま転がっているような問題よりは、検証に一手間二手間かかる問題の方が上級者はメダル独占しづらい...かも?」といった感じです。
[115387] 2025年 8月 23日(土)01:50:05【1】訂正年月日
【1】2025年 8月 23日(土)01:54:19
海辺を飛ぶ鳥 さん
十番勝負(鼈甲)レス & 相関/逆相関ランキング
[115302][115326]グリグリさん
僕自身は全想定解を集める事はあまりしませんが、どの程度検証するかは展開みながら感覚でという事になります…。予想問題だったら先に全想定解(とも限らないですが)を集めていますし、メダル圏内や想定解提示前の解答が多いので、数えたり集めたりして確信を持ったり一番答えたい市を探すより、さっさと決めて時間を節約して(他の問題を含めた)順位を上げる方が効率が良い事が多いのが理由です。今回で言えば、二四五八九は予想問題だったのでリストアップしていてその中から優先度の高い市を、三七十は優先度高い市から確認したらトップ3の川崎/倉吉/坂出のいずれか該当したので即決、一六は優先度高い市がなかなか見つからなかったので全想定解に近いぐらいまで探しました。あとは、共通項にあまり自信が持てない場合は、想定解を集めて数が合うか(想定解数提示前なら40~120とかの範囲に納まりそうか)確かめるという事もありますね。
問十の評価は上位です。自分が類題が少ないほど評価しがちな気がするのもありますが、出題時期がタイムリーな事、タイムリーだからこそ解探しがしにくくなって出しにくいのを非改選に絞る事でカバーしている事、参議院HPに割と載っているんだなぁという発見があった事といった部分で評価が高いです。想定解の数えやすさ数えにくさが評価に影響する事はあまりないです。
話は変わりますが、[115349]未開人さんの「国道57号,157号,257号,357号,457号が通る市」を見て、そういえば最近、非コード順の出題があまりないようなと思って調べたら、第七十回問六の該当しない市が非コード順だったんですね。今更気づきました。その前はだいぶ空いて、(トライアル第一回問二を除くと)第五十八回問十でした。

[115342]グリグリさん
ご対応ありがとうございます。[115198]の問二の想定解一覧の順序だけ直っていません。Excel(?)で降順の並び替えをすると、「9ヶ月…1ヶ月→11ヶ月→10ヶ月→0ヶ月」になるのが原因だと思われます。

[115322]おがちゃんさん
分析ありがとうございます。
大変にややこしいですが、「検証難度」が低い方が上級者の平均正答順位が低い、すなわち上級者目線で多少なりともメダルを獲得しやすい傾向にあるように思われます。(海辺を飛ぶ鳥さんは真逆ですが...(^^;)
第67回の解答スタイル([110957])が特殊だった事で実態とズレている面はありそうですが、そういう事情を抜きにしても逆を行ってそうです。「検証容易な問題ばかりになると、上級者のメダル独占に拍車がかかる」のでは([115318]ぺとぺとさんなど)の意見を見て、そう?となんとなく違和感を持ったのがデータで現れました。
個人的には、易しい問題が多い方が最序盤のちょっとしたミス(閃き・反射の遅れ、検証不足による誤答、検証しすぎや解答市吟味による出遅れ、他の問題への時間使用、場合によってはWi-Fi不調など)で一気にメダルを逃す事に繋がると思ったのが違和感の正体だと思います。具体的には、誤答率以外のほとんどの指標で難易度が高いと評価された問二・問四・問八([113428]デスクトップ鉄さん)の3問でのみ僕がメダルを獲得した第70回が象徴的な事例です。とはいえ、問題の難易度と検証の難易度は違いますが。


さて、本題です。
僕は過去に2度マイナス相関をマークするなど、全体傾向と乖離しているイメージが元々あったのですが、[115322]おがちゃんさんの記事を読んで改めて感じたので、実際のところどのくらいなのだろうと気になりました。そこで、解答者別の相関係数の平均値を調べてみました。
元データ:デスクトップ鉄さん分析 完答者正答順&相関係数(記事集)
なお、全てのデータともに作成の都合で(小数第2位&第3位の00と)小数第3位の0が欠けています。また、この量まとめてたらミスがあると思うのでご了承ください。

まず、直近9回(第63回は想定解数が少なく、完答者が極端に少ないのでそれ以降)すべてで完答した25名の相関係数をまとめてみました。
解答者平均646566676869707172
おがちゃん0.6070.7560.8960.6040.6120.0890.4470.6430.8630.555
ばなし0.5010.212-0.0550.6610.8720.7310.3890.4990.5950.609
0.6120.683一発一発0.480.4020.704一発0.793一発
海辺を飛ぶ鳥0.3910.6110.791-0.0670.1610.2570.761-0.1180.630.49
とりぴー0.5060.3750.9340.4870.7670.4140.6040.595-0.2980.676
スカンデルベクの鷲0.6610.7090.8970.7770.7420.7860.5590.2850.6240.569
勿来丸0.7110.6010.7710.6370.6850.7760.6830.6990.7510.797
未開人0.5920.2430.6430.6050.8720.7360.3460.6860.6750.522
深夜特急0.6730.8690.7470.5960.8620.3080.8050.7020.4590.709
あきごん0.6860.5370.7630.6140.8510.5070.790.6450.8320.631
鳴子こけし0.6760.7020.7740.5410.710.7730.560.860.5130.649
駿河の民0.7870.7090.7980.7740.8610.9830.8650.6960.7850.612
EMM0.6780.6030.570.7820.9310.380.6090.6540.7780.791
星野彼方0.740.7410.7530.6820.9080.8150.4510.7980.6740.838
なると金時0.6470.4950.8340.5540.8920.5030.5380.3080.8710.826
桜トンネル0.7110.7070.9090.5630.7090.5890.6530.6430.8330.796
くは0.3870.4260.5410.4360.820.6020.2440.3270.098-0.015
Takashi0.6930.340.710.7420.790.8910.7510.6350.530.846
油天神山0.5570.3550.2540.6230.842-0.1520.9040.8520.5810.755
デスクトップ鉄0.6950.8230.3240.7750.7640.7750.6460.6780.7280.746
かぱぷう0.7690.7960.9030.7540.8940.7530.4710.8780.6980.777
まりんぶる~0.5250.4170.1310.5390.8710.6660.6640.5010.3040.634
メークイン0.5020.4370.5350.5610.8420.2130.0950.3140.7160.803
m#0.3590.693-0.0770.5080.727-0.090.0380.1610.5260.742
伊豆之国0.7740.7670.8840.4950.920.6910.7820.8110.7590.856
敬称略。一発は一発完答(相関係数は計算できず)。
相関高い順は、駿河の民さん(0.787)、伊豆之国さん(0.774)、かぱぷうさん(0.769)でした。
相関低い順は、m#さん(0.359)、くはさん(0.387)、海辺を飛ぶ鳥(0.391)でした。

続いて、初めて解答者別の相関係数が分析された第56回([101310]デスクトップ鉄さん)以降の17回中、5回以上完答している39名についてまとめてみました。なお、[101310]デスクトップ鉄さんの記事では、第51回〜第56回の6回すべて完答している解答者について、各回の相関度をまとめていますが、下記の表には含めていません。
(開く)期間中5回以上完答者の相関係数(横幅が長いのはご容赦ください)
解答者別の平均値の相関高い順、各回相関係数0.9以上記録者、各回相関係数マイナス記録者、の3項目についてもまとめてみます。
完答数*解答者平均記録回解答者0.9以上記録回解答者マイナス
17かぱぷう0.77368駿河の民0.98369-0.646
16伊豆之国0.76357しずしず0.97969今川焼-0.576
17駿河の民0.74460ほと0.97571とりぴー-0.298
17鳴子こけし0.73657EMM0.96165BEAN-0.291
17深夜特急0.71257鳴子こけし0.94669しまなみ-0.271
16Takashi0.70965ぺとぺと0.94666せいこう-0.265
16なると金時0.69557スカンデルベクの鷲0.93763ばなし-0.246
17EMM0.68859はしもつ0.93470全県制覇への道は遠い-0.237
14白桃0.68165とりぴー0.93458勿来丸-0.186
5茨城県ニキ0.65767EMM0.93168油天神山-0.152
17星野彼方0.64859油天神山0.92970海辺を飛ぶ鳥-0.118
15あきごん0.6457なると金時0.92865せいこう-0.104
6サヌカイト0.63967ぺとぺと0.92864k_ito-0.09
17桜トンネル0.63857駿河の民0.92668m#-0.09
17未開人0.63159かぱぷう0.92165m#-0.077
6ええじゃないか0.62667伊豆之国0.9266海辺を飛ぶ鳥-0.067
15油天神山(1)0.62467せいこう0.91965ばなし-0.055
6むっくん0.6256深夜特急0.91562しずしず-0.036
17スカンデルベクの鷲0.61357伊豆之国0.91369ぺとぺと-0.033
17勿来丸0.6165桜トンネル0.90961さざ波-0.031
17デスクトップ鉄0.59767星野彼方0.90872くは-0.015
13naidesu0.59369油天神山0.904
5なきお0.57965かぱぷう0.903
6(1)k_ito0.57356鳴子こけし0.9
17おがちゃん0.55956伊豆之国0.9
7さざ波0.549
17とりぴー0.539
12メークイン0.527
15(1)ぺとぺと0.518
15ばなし0.515
16まりんぶる~0.494
9BEAN0.449
14海辺を飛ぶ鳥0.445
16くは0.441
8ピーくん0.432
17(4)0.429
12(1)せいこう0.425
15m#0.421
5今川焼0.25
敬称略。完答数*の()内は一発完答の回数。
0.9以上とマイナスの両方を記録しているのは、しずしずさん、せいこうさん、油天神山さん、ぺとぺとさん、とりぴーさんの5名でした。
0.9以上を3回記録したのは伊豆之国さんのみ。56回以降でマイナスを3回記録した解答者はいませんが、51回~55回も含めるとBEANさんが52・54・65の3回で記録しています。

まとめ:ちゃんと逆相関してて良かったです。

【1】落書き帳5555万5555文字目ゲットかな
[116128] 2025年 10月 28日(火)01:34:47【4】訂正年月日
【1】2025年 10月 28日(火)01:36:54
【2】2025年 10月 28日(火)01:46:10
【3】2025年 10月 28日(火)02:26:11
【4】2025年 10月 28日(火)02:26:43
おがちゃん さん
十番勝負珍記録集(連続同色メダル)
まだ殿堂の定期更新はできておりませんが、気長にお待ちくださいませ。
今回はトピックが多そうな予感がします(笑)

その前に。
[116114] Nさん
#ちなみに61回問五で銅メダルを取って以降、10枚メダル取ってますが全部銅色です(苦笑)。同じ色の連続最長記録は何枚でしょうか?
こちら、手元のデータで検証しちゃいました。
結論ですが、同色の最長記録はぶっちぎりでNさんの銅メダル(継続中)でした。

以下、同一書込での複数正答は問題番号順の解答としてカウントしております。

(開く)■連続単色メダル獲得(5連続以上)

(開く)■連続一色抜きメダル獲得(12連続以上)
[116146] 2025年 10月 29日(水)20:47:02未開人 さん
県別メダル状況/SVヒント考察
今回の分析記事です。今回気になったテーマの候補が2つあって、どちらにするか迷っていたのですが、1つ目は軽く記録に触れるだけにとどめて、2つ目をメインに分析しましょう。

①県別メダル獲得状況
今回福井県で50回以来のメダル獲得がありました。次のメダルを誰が獲得するのか注目していましたが、ピーくんさんだとは思いませんでした。
二番目に遠ざかっていた滋賀県も今回メダルを獲得したので、現在最も遠ざかっているのは熊本県になります。熊本県は63回が最後ですが、これは総領主のさざ波さんがここのところ参加していないことも関係していると思われます。
一方連続ランキングに注目してみると、二番目に長い岐阜県の連続記録が途切れました。岐阜県は56回以降連続しており、67回を除いて勿来丸さんがメダルを獲得していました。勿来丸さんが方針を変えたかどうかは分かりませんが、今回のメダルが千葉県、山梨県、長野県、愛知県であることを踏まえると方針は大きく変化しておらず、今回は偶然かと思われます。
最長の神奈川県は海辺を飛ぶ鳥さんが川崎市で解答を続ける限りは当面記録が続くことが想定されます。代わって二番目に長く続く記録になったのが北海道です。個人的にはこれは意外な結果でしたが、どうやらおがちゃんさんと僕で交互にメダルをとっていたようです。今回はどちらもメダル獲得しませんでしたが、なると金時さんがメダルを獲得したことにより記録継続となりました。

歴代に遡るともっと長い記録があるかもしれませんが、調べていただけますでしょうか…?

他には関東地方全県のメダル獲得(69回以来)という記録もあります。51回には東北地方全県メダルという記録もあったようです。東海地方4県は何回か達成されていますが、中部地方となると難しそうです。

②SVヒント考察
こちらを次回に回すことも考えましたが、あきごんさんのコメントを見て、今回載せようと思いました。
[111866]で町村ヒントの考察を行ったので、今回はSVヒントです。
SVヒントは58回に導入されたヒントで、67回以降は2つのヒントが出されています。あきごんさんの気持ちはよく分かりますが、このSVヒントがどのように機能しているか見てみましょう。
これまで230回出題されたSVヒントのうち、ヒント効果が大きかったランキングです。

(開く)ヒント効果が大きかった問題(10人以上)

※は僕が当該SVヒントで答えられたかどうかを表しています。難易度はデスクトップ鉄さんの集計している難易度です。
難易度はBからEまで分かれており、これだけだと特に規則性はなさそうです。

私見ですが、ヒントについては効果が大きいものよりは毎日少しずつ正答が出ていく方が良いと思います。立ち会えない間に解答が集まるのはちょっと嫌なので。

次に解答者ランキングですが、全757解答を集計するのは大変なので、68回以降を取り上げることにします。68回以降SVヒントが第二ヒントとして定着しているため分析しやすいためです。68回以降だと120回の出題で357正答なので、平均ヒント効果はほぼ3人です。

第1SVと第2SVに分けて集計します。

(開く)SVにより解答した問題数(68回以降)

第1SVと第2SVでは解答者が異なりますが、唯一両方ランクインしたとりぴーさんが全体のトップになりました。とりぴーさんはヒント前正解は少ないですが序盤のヒントに強く巻き返しているようです。
しかしこれもそもそもSVまでに解答しているかどうかが重要です。そこで解答者が何日目に解答したかを分析しようとしましたが、全参加者はちょっと難しかったです。皆勤ではない白桃さんとぺとぺとさんは今回は含んでいません。

ヒント前には参戦しないメンバーも多いので、ヒント前の正答がある程度見られる解答者を中心に見てみます。
最上位層になるとそもそも第1SVヒントまで残す問題が少ないのですが、今度は上位解答者を中心に見てみましょう。

(開く)SVヒント回収率

ここまでが町村ヒントまでに15問以上解答した参加者です。
第2SVになると、おがちゃんさん、海辺を飛ぶ鳥さん、Nさんは該当する問題がありませんでした。
この表を見るとあきごんさんが比較的SVが苦手なのが浮かびますが、むしろアナグラムが得意な参加者と位置付けてもいいかもしれません。
僕の場合は第1アナグラムでの完答を目標としているため、第2SVはもっと共通項に近い、という点を十分考慮できていなかったと思います。

この比較方法が適切かどうかはわからず、むしろヒントで解けなかった問題数で比較した方が望ましいのかもしれませんが…
[116148] 2025年 10月 29日(水)22:39:22【3】訂正年月日
【1】2025年 10月 29日(水)22:40:17
【2】2025年 10月 29日(水)22:54:11
【3】2025年 10月 29日(水)22:55:14
おがちゃん さん
県別メダル獲得状況
[116146] 未開人 さん
歴代に遡るともっと長い記録があるかもしれませんが、調べていただけますでしょうか…?
こちら、確認しました。
連続大会メダル獲得/なしに加え、金メダルについても確認しました。
やはり市盗りの影響が大きいですね。特に連続金メダル無しの最長記録が兵庫県というのが意外でした。(通算金メダル数のトップは第17回-第55回まで長らく兵庫県でしたので)

以下、期間列の「★」は継続中を指します。

■連続大会メダル獲得
#連続大会数都道府県期間
121神奈川県53-73★
217岐阜県56-72
312愛知県47-58
411北海道63-73★
510富山県9-18
10静岡県56-65
--中略-
472青森県54-55

■連続大会メダルなし
#連続大会数都道府県期間
123奈良県41-63
222福井県51-72
320徳島県49-68
417香川県54-70
514宮崎県8-21
--中略-
453北海道30-32
3茨城県8-10
3愛知県36-38,66-68

■連続大会金メダル獲得
#連続大会数都道府県期間
16神奈川県58-63
25北海道68-72
5群馬県64-68
5埼玉県69-73★
5京都府4-8
5兵庫県25-29
--中略-
38110県※連続なし
※富山県、奈良県、和歌山県、島根県、徳島県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県

■連続大会金メダルなし
#連続大会数都道府県期間
133兵庫県41-73★
232福井県42-73★
32滋賀県30-61
431広島県43-73★
530徳島県44-73★
30長崎県42-71
--中略-
457北海道22-28,45-51
7茨城県21-27,35-41
7埼玉県33-39

他には関東地方全県のメダル獲得(69回以来)という記録もあります。51回には東北地方全県メダルという記録もあったようです。東海地方4県は何回か達成されていますが、中部地方となると難しそうです。
こちらは他地方についても調べましたが、他の事例は四国4県(第7,16,47回)だけでした。

(開く)【参考】各都道府県のメダル獲得数(大きな表のため折り畳みます)
[116153] 2025年 10月 30日(木)22:09:54海辺を飛ぶ鳥 さん
領主石高≦必要石高の市
今回、西都市の領主が交代し、第1回から領主が継続中なのは善通寺市(白桃さん)だけになりました。(参考:[96909]グリグリさん[109897]未開人さん)

[116148]おがちゃんさん
奈良県と徳島県の連続大会メダルなしをストップした時は、当時の継続中最多だったので意識していましたが、香川県も含めて歴代でも1位,3位,4位だったとは驚きです。折角なら福井県のストップも僕がしたかったですが、前回の問三の時は倉吉市最優先だったので仕方ないですね。

ここから本題です。
[116113]おがちゃんさん
全市領主誕生祝いに、領主不在の市数の変遷を分析してみました。
各回終了時点4041424344454647484950515253545556
領主不在市数5338332925191814121198
各回終了時点5758596061626364656667686970717273
領主不在市数76543210
(「←」は市数変動なし)
僕のデビュー前後の57回〜61回は5大会連続で領主不在市が減っていたので、残り3市以降はだいぶ足踏みしたようにも感じていましたが、残り9市〜残り7市までも長かったんですね。

領主不在の市が無くなったという事は当然、領主石高<必要石高の市が無くなったという事。ただ、領主石高=必要石高の市は辛うじて残っています。
市盗りが始まる直前の第40回終了時点で領主石高≦必要石高の市は185市(領主不在53市、領主存在(3万石以上)13市、領主存在(2万石)35市、領主存在(1万石)84市)でしたが、現在はどこまで減っているのか。
10回前の第63回終了時点で領主石高≦必要石高だった市について、詳しく見ていきましょう。
必要石高市名必石超過回←解答者←経緯必石到達回←解答者
2朝霞市64桜トンネル領国奪還30EMM
2羽曳野市64あきごん領主の石高増48ソーナンス
6鹿児島市66ばなし領主の石高増44**ペーロケ
9堺市66深夜特急領主の石高増44深夜特急
16川崎市67おがちゃん領主の石高増66おがちゃん
1東御市67海辺を飛ぶ鳥領国奪還1じゃごたろ
14さいたま市69おがちゃん初領主誕生
3西東京市71おがちゃん奪取50*遠州太郎*
38横浜市73おがちゃん初領主誕生
4旭川市--必石未超過38おがちゃん
20札幌市--必石未超過59,60おがちゃん
(敬称略)
*西東京市は、17回にきまぐれさんが領主就任、44回開催前に必要石高が2→3となり領主不在に。
**鹿児島市は、44回開催前に必要石高が7→6となり領主誕生。

という訳で、現在は2市でした。おがちゃんさんが必石未超過2市の領主・直近3(5)市中3(4)市で必石超過達成と、かなり関与しています。
なお、先に述べた西都市の領主交代によって、旭川市は初代領主の最少石高にもなっています。
[116154] 2025年 10月 30日(木)23:52:53勿来丸 さん
県別メダル状況
[116146]未開人さん
一方連続ランキングに注目してみると、二番目に長い岐阜県の連続記録が途切れました。岐阜県は56回以降連続しており、67回を除いて勿来丸さんがメダルを獲得していました。勿来丸さんが方針を変えたかどうかは分かりませんが、今回のメダルが千葉県、山梨県、長野県、愛知県であることを踏まえると方針は大きく変化しておらず、今回は偶然かと思われます。
そうだったんですね!全然気づいていませんでした。
普段こういう記録を意識せずに解いていることがバレバレです(汗)。
強いて言うなら、ここ数回は領地の積み増しをできる限り避けているので、想定解を探したときに領地だから外す、というケースがありますね。たとえば今回も、メダルをとった問三や問七で岐阜市が想定解にありましたが、領地だから敢えて外して他の市でメダルを獲得しに行っています。そのせいで最近は岐阜県の市で中々答えられていないような感覚もあります。

とまあ記録のことを考えていないので、
[116127]海辺を飛ぶ鳥さん
同一市・同一解答者のメダル13枚は、名古屋市×勿来丸さんの12枚を抜いて単独トップとなりました。
についても当然気づいておりませんでした。確かに名古屋市はメダル圏内で答える機会が多かったのですが……。
[116155] 2025年 10月 31日(金)00:59:11【1】訂正年月日
【1】2025年 10月 31日(金)01:01:35
あきごん さん
Re:県別メダル状況/SVヒント考察
[116146] 未開人 さん
②SVヒント考察
こちらを次回に回すことも考えましたが、あきごんさんのコメントを見て、今回載せようと思いました。
 私のコメントに反応して下さりありがとうございます。極東の島国でのボヤキにも似たコメントに、北欧の国から反応を頂けるなんて、すごい時代になったものだとつくづく思います。(落書き帳でのお付き合いだと、遠い国におられる実感がないですね。)

 SVヒント回収率を見ると、SVヒントの得手不得手が良く分かりますね。それにしても、自分の回収率の低さに笑っちゃいました。
 実は私、SVヒント自体は嫌いではなく、以前から面白いヒントだなと思っていますし結構好きなのですが、全然、結果が着いてきていないことを思い知らされてしまいました。なかなか興味深い分析データです。

この表を見るとあきごんさんが比較的SVが苦手なのが浮かびますが、むしろアナグラムが得意な参加者と位置付けてもいいかもしれません。
 得意とまでは思っていませんが、確かに毎回アナグラム頼みになっているのは事実です。ただ、今回のようにアナグラムを迎えた段階で未解答の問題が多数残っていると、アナグラムを解くのに、それなりに時間のかかるものもあるのでアナグラムを解くのに時間を消費して解答が進みません。やはりSV1でいくつか潰しておかないと大変になってしまいます。
 未開人さんの分析で、自分がSVは不得手だということを自覚できましたので、それを踏まえて対策を考えなければと思いました。でも、この数字の違いはどこから来ているのでしょうか。発想力の違いだとしたら、これはどうにもならないですね…。(苦笑)

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