『字名の“村”』

しかし、旧村民にとってはその村名を「村」付きで親しんできた村、あるいは「村」と切り離したらなんか語呂が悪いなど、なんらかの理由で自治体消滅後も「〜村」の名前を残してきたものもあります。そのこだわりの村の世界をお楽しみください。

　収集対象は原則として「大字」の名前として残っているものとしています。ただし、厳密には大字と字の区別が難しい場所もありますので、ここでは便宜上、Yahoo!地図(mapion)にて8000分の1の縮尺で区域が色分けされており、太字で書かれているものを概ね「大字」、細字で書かれており特に区域の色分けがされていないものを概ね「字」としました（一部例外があります）。実際の「大字」や「字」とは扱いが異なるかもしれませんがご了承ください。

　また、「〜村」で終わるもの（町名、大字名など）のみを対象とし、「〜村町」と「町」がつけられたものは除外しました。

　なお、旧村名欄のほとんどは、明治22年の「町村制」施行直前の村の名前です。※印を付けているのはそれ以降の自治体名として存在した村名、●印を付けているのは、明治22年より前に消滅した村名です。また、現在の町字名が単純な村名ではないもの（「○○町□□村」など）については、その名前で呼ばれることとなった由来がわかるように、所属市町村の履歴を記してあります。

※本コレクションの初代編集者はペーロケさん（当時は愛比売命さん）、２代目編集者はたもっちさんでした。
現在は編集を引き継いで頂ける方を募集中です。なお、後任の編集者の方が決定するまでは、編集長が修正作業を行います。