今回の十番勝負は出題されたはいいものの、約1週間近く出遅れました。4月5日の午前9時の時点では一応パソコンのディスプレイの前にいたものの、その10分後には泊まりがけで出かけなければならなかったため、出題
[64222]を見て「今回は全問47市で揃えてきたか……」とただ出題の美しさに感動するだけでそこから先、答えを考える余裕などありませんでした。翌日の夜に帰ってくるものの、旅先で撮った写真の整理などで時間を取られ、さらに平日は仕事が遅くまでかかってしまったため、実質的に解き始めたのはそろそろ1週間が経とうとする11日(金)でした。まぁ、今回も何とかノーミスで完答できたのでよしとしましょう。
○第一弾の解答(
[64626]2008年4月12日(土)05:03:58)
というわけで、金曜の夜に仕事から帰ってきて、さぁこれから真面目に考えようと思った時点ですでに第一アナグラムヒントが登場済み。それどころか残り想定解数が10を切った問題がちらほらと……。というわけで、徹夜作業で大急ぎで解答を揃えることに。7時間ほど粘り、朝5時までに10問中何とか8問まで到達しました。
問三:長野市
アナグラムヒントに従い、解答市の合併の日付をチェック。想定解残り3市の中で一番数多く訪れていて馴染みのある長野市を解答。
問四:富士市
中規模な都市が目立つので、
政令指定都市・中核市・特例市 一覧を見ると特例市が当てはまりそうということに。先に共通項がひらめいたため、アナグラムは後で解凍しました。大学時代のに在籍した研究室の先輩や講師の実家があるという適当な理由で富士市を解答。
問五:飯山市
アナグラムで「住所」というフレーズが浮かび上がってきたので住所系の問題だと理解。該当しない市を見て大体この辺までが共通項なんだな、というのを把握しました。この問題は後で想定解数が追加されましたが、私が参考にしたサイトで想定解を数えたら47市だったので、おそらくグリグリさんも出題時に同じサイトをご覧になっていたのでしょう。なかなか正確さを期すのは難しいですね。この問題の解答は会社に入社した当時、新人研修の時に行ったことのある飯山市に。
問六:川越市
なんだか同名の自治体がある市が目立つなぁ……、と市区町村雑学の
同一名称の市区町村を地道に数えたら47市と一致しました。これもアナグラムを解凍するよりも早く共通項に辿り着いた数少ない問題。運良く私の出身高校のある川越市が残っていたのでそれを解答しました。ちなみに8年前、「町」のほうにある同名の高校に高校生クイズの全国優勝をかっさらわれたのはちょっとくやしかったです。
問七:つくば市
どこかで見たような解が並んでいるので過去問を当たったら第十五回と同じ。前回も過去問からの出題があったので今回は迷うことはありませんでした。ナンバーそのものの地名なので安易かなぁと思いつつも、今回も学生時代4年間住んだつくば市を解答。
問八:筑西市
最近出来た市がならんでおり、アナグラムも「あたらしいなまえ」とすぐに解凍できたのであとは条件絞りのみ。新市名となった市の中で、正答はいずれも別名の市が含まれているのでこれだろうということで問七のつくば市の隣にある筑西市を解答。この時点では残り想定解が3市しかなかったので結構焦りました。
問九:尾道市&問十:広島市
先に問十のアナグラムが解凍できたので、問九との関連問題ということがわかりました。問九のアナグラムもその後すぐに解凍できたので後は想定解の検証のみ。まずは問九についてですが、データベース検索で全市の読み仮名を表示させてカットアンドペーストでエクセルに貼り付け、後ろの2文字を(データベースだと「○○・し」と表示されるので実質的には4文字)切り落とすような式を入れ、それが別の市と一致するものがあるかどうかを検証する式を入れて最後にカウント関数で該当する市を数えるとぴったり47市。こういうデータ処理をする時はエクセルって便利ですね。で、問十の場合も同じようにやって(問九と比べて少々工夫が要りましたが)やはりこれも47市となり偶然の一致に驚いた次第。解答は昨年秋に尾道から四国へとしまなみ海道を自転車で渡ったり、日本一短い県道(延長約10m)を歩いてみたり、8年ぶりに宮島に上陸したりと、いろんな思い入れのある広島県の中から2つとも選んでみました。
○第二弾の解答(
[64702]2008年4月14日(月)01:02:07)
基本的に全ての想定解を洗い出してから解答するというのが私の十番勝負参戦スタイルなのですが、平日は考える時間が全くなくなることが予想されたため、今しか解答する時間がない!と日曜の深夜、寝る直前に投下しました。
問一:八王子市&問二:岐阜市
第一弾を解答した時点で、問二についてはアナグラムヒントから7市隣接というところまではひらめきましたが、
[61004]がっくんさんの記事では8市以上の市しか出ておらず、このリストに出ている市はすでに全部売り切れでした。問一は問二と何が違うのかをいろいろ考えているうちに第二ヒントが出てしまい、ここで問二との違いは同一県内に条件を絞っているのだということを理解。あとは解答市を探すだけですが、残りの市をかたっぱしから調べるのは時間がかかりすぎます。そこで、問一と問二の共通項は類似しているので、両方の共通項に当てはまる市を探そう、ということでこれまで問一と問二の問題・解答に出てきた市だけをリストアップし、どちらか一方の問題にだけ出てきた市がもう一方の問題の条件にも当てはまるかどうかをチェックすることに。その結果、問一、問二とも両方の条件に当てはまる市で片一方のみが答えられていてもう一方がまだ残っているものが出てきました。というわけで解答はその中から選択。
ところで
[64765]で出題したクイズですが、
[64809]じゃごたろさんと
[64811]日本人さんがどうやら正解がわかったみたいですね。正解は「伊賀市」です。問題は
さて、上の市は今は何市になっているでしょうか
ですので、問題文を「上の市」→「うえの市」→「上野市」というまさにIQサプリ的変換を行うと「上野市は今は何市」と聞いているので現在は伊賀市、ということになります。完全にいじわる問題ですが……。もともとは
[64744]geoさんのクイズで
さて,上の市には
と書いてある部分がなぜかどうしても「上野市には」と読めてしまって仕方がなかったので思いついたものです。
なお、もとの問題の下の行に
皆さんにとってたぶん答えはミエミエ
と書いてますが、これはミエミエと伊賀市のある「三重」県をかけてます。同様に
[64808]で
ヒントを言うなら意外な市のどれか
とありますが、これは「ヒントを言う、奈良・伊賀・伊那市のどれか」という意味で書きました。また、問題の最初に挙げた5つの市ですが、最初の4つを小・中・高・大で始まる市にしたのは何か関連性があるように見せかける迷彩です。で、最後の5つ目に下館という「下」で始まる市を持ってきたのは、その次は「上」で始まる市が隠れて出てくるからそれを答えて欲しい、というささやかな誘導のつもりであったりします。