皆さんどうもお疲れ様でした。十番勝負恒例の感想文でございます。
今回も例によって解答順に。
問二:
[61579]10月7日(日)20:21:40 春日市(銀メダル)
いつもの「五市まとめてGoogle」で検索してみると、
こんなページが。全国の市と特別区の面積ランキング(小さいほうから)です。もうこれ一発で共通項が解ってしまいました。未答県の福岡県から春日市を解答。
問一:
[61640]10月7日(日)23:30:44 江南市(誤答)
これも同じく「五市まとめてGoogle」(もう少しスマートなネーミングはないものかしら・・・)で
こんなページを見つけました。このページに出て来る市を数えると69市と、問一の想定解数よりだいぶ多いものの、満更無関係でもないような、微妙な数が出ました。
しかしながら「指定管理者制度を導入、または導入を検討している市立図書館がある市」なんて共通項が出題されるとはちと考えにくい(そもそも、「図書館の指定管理者制度」って何だろう・・・)ので、問一は一旦保留にして、問二に取り掛かりました。問二を答えたところで夕食の時間になり、十番勝負が気になりつつも、ついついテレビのNFL中継を見ながら一杯やってしまいました(だって我がパッカーズが今年は好調なんですもの。
[61754]リトルさんのおっしゃる通り、ビールが美味しくて・・・)。
試合を見終わった頃には酔ってるし眠いしで十番勝負どころではなくなり、「もういいや、とりあえずさっき見たページに載ってた市を答えとこう」と考えて書斎へ行ったら、いち早く妻がPCを占領していました。上記のページを見直したかったのですがそれもできず、うろ覚えの記憶に残っていた江南市を携帯から解答しまして寝ましたが、当然のように誤答。今回も全勝ならず。
問六:
[61654]10月8日(月)04:36:32 総社市(19位)
翌朝は十番勝負が気になってか早く目が覚めてしまい、出勤まで十番勝負に取り組むことにしました。
引き続き「五市Google作戦」を継続も問三・問四・問五ははかばかしい結果が得られず。しかし続く問六では
このページがヒット。既にハイペースで出てきている皆さんの解答も全て当てはまるので、もう大丈夫。未答県の岡山県から総社市を解答。
問七:
[61655]10月8日(月)05:37:31 南砺市(9位)
問八:
[61657]10月8日(月)06:06:03 八幡市(11位)
この辺で既に「城」を意識し始めました。「何で『体育の日記念』で「城」なんじゃろか」と思いつつ、共通テーマ対策として「駅」と「隣接」の調査を開始。まずはBIGLOBE地図を使って「城」で駅名検索し、出てきたデータをExcelにコピーして「城」の付く駅のある市のリストを作り上げました。これを問題と見比べた結果、問七のお題の市が(該当しない近江八幡市を含めて)全てこのリストに入っていました。ここで近江八幡市の「八幡城跡」駅を地図で調べ、これがロープウェイの駅であることも確認。これで確信しました。未答県の富山から城端駅の南砺市を解答。
ついで「都道府県市区町村」のデータベース検索で「城」のつく自治体のリストを作成し、Wikipediaで隣接する市をチェック。問八のお題と一致すること、今回は町村や郡に隣接する市は対象外であることを確認しました。これも未答の京都府から八幡市を解答しました。
問九:
[61682]10月8日(月)12:38:02 新庄市(5位)
これは「五市まとめてGoogle」では混沌とした結果しか出なかったのですが、「都道府県市区町村」サイト内を対象に「五市まとめてGoogle」をやってみたら2番目に「城+方角」コレクションが出てきました(一番目は勿論今回の十番勝負の問題です)。「城!」ということで早速「城+方角」コレへ飛び、出て来る市を数えて確信。東西南北が全て揃った我が地元・高槻市を答えようかとも思ったのですが、ヒントになり過ぎる気がしたのと、未答県を減らしたい思惑が地元志向を上回ったので、山形県から新庄市を解答しました。
問一:
[61706]10月8日(月)18:05:15 北杜市(5位)
「サイト内五市まとめてGoogle」作戦が思いのほか好結果を生んだので、気を良くして問一にも応用してみることにしました。最初に出てきたのは
「市区町村雑学 4月1日って市の誕生日?」でした。ここには全ての市名が載っているので、どの問題で検索しようと引っかかってくるんですが、一応お題の市を確認しておこうと思って調べたら、11月1日のところに多賀城・稲城・新城が。伊勢市と四国中央市は別の日ですが、いずれも市名変更の前歴があり、いかにもクサい感じです。早速「市区町村変遷情報」へ飛び、三重県と愛媛県のページ内を「.11.01」で検索してみました。すると2005年の合併に伴う伊勢市の新設と、1954年の伊予三島市・川之江市の市制がヒット。これで確信しました。未答の山梨県から北杜市を解答。
問五:
[61710]10月8日(月)18:39:56 周南市(14位)
もう既に多数の解答が出ていたので、ひたすらお題の市と既出解を見比べて、ようやく気付きました。未答の山口県から、周南市を解答。
名前系は好きなんですが、検索で解ける性質の問題ではないだけに、決して得意ではないようです。
問四:
[61743]10月9日(火)04:36:33 高槻市(20位)
これも解答の伸びが良いのに共通項が全然分からず、相当焦りました。大野城・春日・太宰府・筑紫野の福岡南郊カルテットが出揃ったところで、ようやく「京都から長崎のルートだ!」と気付きました。お題に柳井市があるのはJR在来線を導くためのヒントだろうと読んで、地図で京都から長崎までJR線をたどって想定解数を数え上げ、間違いないことを確信しました。
今回の十番勝負開始時点では、該当する市が属する未答県は京都・岡山・山口・福岡と4県もあったのですが、この4県とも既に答えてしまったので、未答県から答えられない! 問六とか問九で解答を工夫していれば・・・と後悔しても後の祭りです。そこで泣く泣く地元に逃げ帰り、高槻市を解答しました。
京都-長崎が「あかつき」のルートに相当することは、解答後に調べてようやく分かりました。何故ここで「あかつき」が出てくるのかは最後までわからずじまい。落書き帳に言及があったこともすっかり忘れていました。
問十:
[61801]10月10日(水)08:47:47 東金市(6位)
「五市まとめてGoogle」ではJリーグ関連のページが上位に来たので、最初は「これが体育の日記念問題か」とも思ったのですが、ベガルタ仙台と水戸ホーリーホックがJ2で、名古屋グランパスエイトがJ1で、ロッソ熊本はJFLで・・・どうにもまとまりません。J1・J2・JFL全部あわせたら16市では到底足りないし・・・でこの方向は断念。
そのうちに共通テーマ「城」がはっきりしてきて、問十も「城」がらみなのは間違いない、と踏んで、Wikipediaでお題の市の項を詳細に見ていきましたが、何せどの市も城下町ですから、やたら「城」の字が多く現れ、何が何だか分かりません。
結局、メダルが確定したあたりで改めて正解の市をWikipediaで調べ、そこでようやく「大学」に行き着きました。Wikipediaの
日本の大学一覧と
短期大学の一覧で該当する大学を拾い出し、城西国際大学の東金市を解答しました。たった10市しかない問題に潜りこめて光栄です。
因みに、
[61913]でグリグリさんのおっしゃった「事実誤認」ですが、私は今年3月に閉鎖されたばかりの秋田桂城短期大学があった大館市のことだとばかり思っていました。その後の星野彼方さんやEMMさんのやり取りとサッパリ噛み合わないので、おかしーなーと思ったのですが、なるほど「○○キャンパス」の部分が問題だったとは・・・考えもしませんでした。
問三:
[61808]10月10日(水)19:24:33 紀の川市(7位)
完答に向けての最大の難関をクリアして気が楽になったものの、これだって結構手強い問題です。一体どうやって共通項に行き着いたか、今となってはもう思い出せません。皆さんのコメントを一生懸命手がかりにして行き着いたように思います。
未答県から答えるなら他に勝山市(加賀市に隣接)、宇土市(宇城市に隣接)、小金井・国分寺・小平市、東大和・東久留米・東村山市などいろいろありましたが、これが一番分かりにくかろう、ということで紀の川市(岸和田市と隣接)を解答しました。
まとめ
今回は正答ランキングが自己最高の3位、出題から完答までは自己最短の3日間、ノーヒント完答と、これまで弱点であった「残り1~2問で失速」という問題も克服できたことに強い満足を感じています。それに解答可能数わずか10市という非常に厳しい問題があったにもかかわらず、完答を果たせたことが何より嬉しいです。
メダルは銀1個で、前回(金2個)や第14回(金2銅2)に比べれば落ちますが、4回連続のメダル獲得を果たしたのですから、不満を言ったら罰が当たります。
ただ今回も誤答を解消できなかったのが心残りです。
次回の目標
お正月開催の十番勝負のローペースは、年始で出歩くことのない(実家は隣だし)私には有利に働くものと期待しています。是非今回以上のメダルを獲得したいと意気込んでおります。それに次回こそは何とか「誤答0」を達成し、10戦全勝と行きたいものです。
それから、個人的目標として「未答県の解消」を目指しています。残るは岩手・群馬・東京・福井・愛媛・高知・熊本の7都県。これを全て答えてしまったら、あとは自分の気の向くままに解答しようと思います。何とか次回で達成したいと思います。
最後になりましたが、今回も実に楽しく厳しい勝負の場を提供くださいましたグリグリさんに厚く御礼申し上げて、この長々しい感想文を終えたいと思います。
では、第十八回を楽しみにしております。