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伊豆之国さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[82473]2013年1月4日
伊豆之国
[82467]2013年1月4日
伊豆之国
[82417]2013年1月1日
伊豆之国
[82401]2012年12月30日
伊豆之国
[82368]2012年12月23日
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[82282]2012年12月2日
伊豆之国
[82279]2012年12月1日
伊豆之国
[82259]2012年11月25日
伊豆之国
[82229]2012年11月22日
伊豆之国
[82104]2012年11月3日
伊豆之国
[82100]2012年11月3日
伊豆之国
[82045]2012年11月2日
伊豆之国
[81983]2012年10月20日
伊豆之国
[81915]2012年10月7日
伊豆之国
[81904]2012年10月2日
伊豆之国
[81872]2012年9月20日
伊豆之国
[81852]2012年9月16日
伊豆之国
[81848]2012年9月16日
伊豆之国
[81825]2012年9月11日
伊豆之国
[81824]2012年9月11日
伊豆之国
[81813]2012年9月9日
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[81809]2012年9月8日
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[81805]2012年9月7日
伊豆之国
[81795]2012年9月5日
伊豆之国
[81786]2012年9月4日
伊豆之国
[81770]2012年9月2日
伊豆之国
[81769]2012年9月2日
伊豆之国
[81767]2012年9月2日
伊豆之国
[81762]2012年9月2日
伊豆之国
[81752]2012年9月1日
伊豆之国

[82473] 2013年 1月 4日(金)09:58:59伊豆之国 さん
十番勝負
問六:鴻巣市
[82467] 2013年 1月 4日(金)09:38:27伊豆之国 さん
十番勝負
問四:福岡市
[82417] 2013年 1月 1日(火)09:49:54伊豆之国 さん
蛇(じゃ)の道は蛇(へび)
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年は「巳年」。ということで、「蛇」にまつわる話題からはじめます。
まずは「十八番」の「駅」ネタから。「蛇」の付く駅は、全国に次の3駅([77021])。「巳」はわずかに1駅のみです。

駅名路線所在地
辰巳(たつみ)東京メトロ有楽町線東京都江東区
大蛇(おおじゃ)JR八戸線青森県階上町
蛇田(へびた)JR仙石線宮城県石巻市
南蛇井(なんじゃい)上信電鉄群馬県富岡市

…「辰巳」界隈で辰年から巳年への年越しを過ごした人も案外いるのでしょうか…。
そういえば、「蛇」地名にまつわる話、2年ちょっと前に落書き帳を賑わせたことがありました…「蛇」談義

ところで、[77021]
この私。「さそり座」生まれということになっているのですが、本当はどうやら「蛇遣い座」らしいのです。太陽の見かけの通り道「黄道」で、「さそり座」と「いて座」の間に「蛇遣い座」が割り込んでいるのです
と書いたのですが、全天に88を数える「星座」には、この「へびつかい(蛇遣い)座」を初め、「蛇」に関係する星座が4つもあります。その蛇遣いが抱えているのが「へび(蛇)座」。胴体の部分がへびつかい座の中に入っているため、頭と尾の部分に分断されている珍しい星座です。「うみへび(海蛇)座」は、全天で最も横に長い巨大な星座で、日本がある緯度では春から初夏にかけて南の中天に横たわるように見えますが、明るい星が少ないので都会の夜空では見つけにくいでしょう。ギリシャ神話によると、頭が9つあったという怪物で、ヘラクレスに退治されたといいます。「ヤマタノオロチ」よりも一枚上手、「九頭竜」? あと一つ、「みずへび(水蛇)座」というのもあります。天の南極の近くにあるため、日本からは見ることができません。
[82401] 2012年 12月 30日(日)22:12:14伊豆之国 さん
Re:各種経県値(認市度etc)
まず、[82368]で「後日まとめる」としていた
「認市度」(市の経けん値)
の最新状況です。[76835]で書き込んでいたH22(2010).11.21以降の変動は次の通りとなりました。

【自身の行動による経けん値のUP】
×→○ 宮崎、鹿児島
×→● 日南、指宿
×→▲ 池田(※)、三木、小野、赤磐、光、大牟田、玉名、八代、水俣、人吉、都城、小林、えびの、出水、阿久根、薩摩川内、
     いちき串木野、日置、姶良、霧島、曽於
▲→● 入間
▲→△ 羽生([79262])、下松
(※)今年8月の九州旅行で利用した夜行高速バス「Lions Express」の経路は、バス会社のHPに詳細の記載がなく、wikiより推定したのですが([82368])、中国道と山陽道の重複区間があること、往復とも深夜に通過したため記憶がない京阪神地区においては、吹田から六甲山の北側を抜けるルートが自然と思われるため、このルートで想定し、通過した池田市を▲としました。

【新たに誕生した市の経けん値】
● 長久手(「愛・地球博」見物)
▲ 野々市、白岡
  来年元日市制の大網白里市は△になります(外房線~東金線の乗り換え)。

【合併による経けん値UP】
西尾 ▲(新幹線で通過)→○(旧吉良町のホテルに宿泊…[67600]

【消滅市】
● 鳩ヶ谷([68857]

この結果、全国788市+東京23区(全体で1市と計上)の「経けん値」内訳は
  ◎:2(±0)、○:116(+3)、●:255(+3)、△:53(+2)、▲:269(+19)、×:94(-25)
となり、未踏市がついに3桁の大台を割りました。

[82368]の「経国値」において、桜島を「大隅」とした場合の経国値「○」は、「●」の誤りでした。
[82368] 2012年 12月 23日(日)21:02:43伊豆之国 さん
各種経県値(最新版)
このところ落書き帳上に不穏な空気が充満していたため、私もしばらく書き込みがしづらい状況になっていたのですが、ここに来てようやく少し落ち着いてきたようなので、もうだいぶ前になるのですが、[81852]で約束しておきながらいまだフォローできなかった「各種経県値」の最新版(H24.12.23時点)についていくつか書いてみることにします。

まず「県庁所在地の経県値」から。今まで未踏だった宮崎・鹿児島両市にいずれも宿泊したため、計8点UPで174点/172点(東京都庁所在地を「23区全体/新宿区に限定」とした場合)となりました。「県庁所在地との経県値ギャップ」([76112])には影響せず、それぞれ12点/14点で変化はありません。
「県内最少人口市の経県値」([76068])は、水俣市が九州新幹線での通過により、×から▲になっています。
「今年の経県値」は、41点になったと思われます(横浜-博多間の高速バスの経路はwikiより推定)。

「経国値」(旧国の経県値-[75922])ですが、日向と薩摩が×→○となり、それぞれ4点ずつ加わります。微妙なのが大隅。それは「桜島」の扱い。現在では、桜島は一般には「薩摩」に含めていることが多いようですが、明治30年3月までは「大隅国北大隅郡」であり、同年4月1日の郡再編で鹿児島郡の一部になると同時に薩摩に「国替え」になっています。今夏の九州旅行([81852])では、桜島を除く大隅地域内は列車で通過しただけなので、桜島を「薩摩」とすると大隅は▲となりますが、「大隅」とすれば○ということになり、経国値は301点と「大台」に乗ることになります。これで「未経国」として残ったのは、九州の離島、壱岐・対馬の両国と、北海道のうち日高・十勝・根室、それに千島を加えると6国ということになりました。

「認市度」(市の経けん値-[76835])の変化については、煩雑になる箇所も多いので後日まとめてみようと思っていますが…。
[82282] 2012年 12月 2日(日)18:07:59伊豆之国 さん
Re:第一回クイ図五番勝負・問四「かな回文駅」 &宝暦治水碑(in薩摩)
[82279]の補足です。

[82213]みかちゅうさん
便利な一覧サイトはあるのでしょうか
[82240]いささん
回文 駅で検索したら一覧のようなサイトがありました
ここで白状しますが、私がこの問に該当する駅を探し出すのにまず思い出したのは、今から40年以上も前、小学生時代に買った、元時刻表編集長の佐藤常治氏が著した「駅名旅行」という新書版の本(昭和42年刊・秋田書店)の中にあった「国鉄にある回文駅」の一覧でした。この記事に載っていたのは、漢字でもかなでも回文の「志布志」「瀬戸瀬」、一字一音の「津」、それに下記の19駅を合わせた計22駅でした。

 飯井・石井・糸井・伊比井・岩井・絵笛・折尾・木岐・木次・杵築・楠久・膳所・竜田・田端・田畑・津別・美々・間島・三角

現在、JRにある「かな回文駅」には、「今井」(信越本線・長野)と「海老江」(JR東西線・大阪)が新駅・新線開業で加わった一方、「津別」(相生線・北海道)が路線廃止により消滅、「楠久」(松浦線・佐賀)は松浦鉄道に移管されたため、差し引きすると「駅名旅行」当時と同じ22駅となっています。JR以外も含めると、平成20年に開業した横浜地下鉄グリーンラインの「高田」駅が最新の「かな回文駅」となっています。
再び、[82213]みかちゅうさん
濁点の有無には注意
「高田」と書く駅は、全国に計6ヶ所あるのですが、「たかた」と濁らず回文になっているのはいずれもJR以外なのに対し、JRにあるのは、信越本線(新潟)と和歌山線(奈良)はいずれも「たかだ」と最後が濁り、もう一つ、長崎本線(長崎)にある「高田」駅は「こうだ」と重箱読みで、好対照になっているのが面白いところです。「竹田」と書く駅は近鉄京都線・京都市地下鉄烏丸線(京都)と山陰本線(兵庫)にありますが、いずれも「たけだ」と濁り、大分県竹田市には「竹田(たけた)」という駅はありません(中心駅は「豊後竹田」…[80205])。濁点の差で回文にならない駅は、この他「白馬(はくば)」「春日(かすが)」など、結構多そうです。

話は変わって、「木曽三川治水工事」にまつわる話題を。
[82265]hmtさん
並流する揖斐川と長良川とを分ける背割堤で、治水神社から宝暦治水碑までの間、1km余は千本松原と呼ばれる見事な景観になっています。この 「油島千本松原」
治水神社。ここから始まる千本松原は、宝暦治水工事 【5/7コマ】の完成を記念して、薩摩藩士が油島締切提の上に植えた千本の「日向松」の苗が、二百年以上の年輪を積み重ねて成長したものと伝えられています
私がこの「千本松原」「宝暦治水工事」のことを知ったのは、松本清張・樋口清之氏著「南紀の旅・伊勢志摩」(昭和44年刊・光文社)というこちらも新書本でした。この中で、最後のほうの「北伊勢・伊賀」の最初に「千本松原」という項目があり、徳川幕府の命によりこの地域に何の縁もゆかりもない薩摩藩にこの治水工事を命じ、巨額の借金や言われなき中傷・侮辱などに苦しめられ、藩士の切腹を初め多数の犠牲者を出しながらもこの一大プロジェクトをともかく成し遂げたこと、しかもその「ご褒美」がわずか50着の着物だけだったという馬鹿げた話だったこと、薩摩藩自体もこの工事の出費で更に財政が悪化し、こうしたことが積み重なって幕府への反感を増幅させ、幕末になって薩摩を倒幕に走らせる一大要因になったこと、工事の犠牲者への評判は芳しくなく、その業績が見直されたのは明治になってからであった、といったことなどが書かれています。
ところで、私は先の夏休みに鹿児島・宮崎方面の旅に出かけ、鹿児島市内のホテルに宿泊した翌朝の散策で鶴丸城跡などを見てきたのですが([81852])、そのときに城跡から城山方面へ上って行く道のすぐ傍らにある、この「宝暦治水工事」の犠牲者の霊を祭った薩摩義士碑を見ています。この碑には、苗字が書かれていない犠牲者の名も彫られており、多くの百姓も工事に駆り出されたことが読み取れて、本で読んだ治水工事の話を思い起こして、胸にジ~ンと思いが込み上げてきたのでした。
[82279] 2012年 12月 1日(土)18:23:50伊豆之国 さん
第一回クイ図五番勝負・問四「かな回文駅」
第一回「クイ図・五番勝負」問四の共通項は、「かな書きにすると逆から読んでも同じ読みになる駅」(以下「かな回文駅」)でした。そこで、今日はこの「かな回文駅」について書いてみようと思います。全国の鉄道駅には、この「かな回文駅」が全部で32駅あります。これを五十音順に、以下の表にまとめてみました。

番号駅名読み路線名所在地備考
1飯井いい山陰本線山口県萩市
2石井いしい徳島線徳島県石井町
智頭急行兵庫県佐用町
4糸井いとい室蘭本線北海道苫小牧市
5伊比井いびい日南線宮崎県日南市
6今井いまい信越本線長野県長野市
7岩井いわい内房線千葉県南房総市
8宇頭うとう名鉄本線愛知県岡崎市
9海老江えびえJR東西線大阪市福島区(注1)
10絵笛えふえ日高本線北海道浦河町
11折尾おりお鹿児島本線北九州市八幡西区
12木岐きき牟岐線徳島県美波町
13木崎きざき東武伊勢崎線群馬県太田市
14木次きすき木次線島根県雲南市
15杵築きつき日豊本線大分県杵築市
16楠久くすく松浦鉄道佐賀県伊万里市
17志布志しぶし日南線鹿児島県志布志市
18膳所ぜぜ東海道本線滋賀県大津市(注2)
19瀬戸瀬せとせ石北本線北海道遠軽町
20高田たかた横浜市地下鉄グリーンライン横浜市港北区
琴電長尾線香川県高松市
甘木鉄道福岡県筑前町国鉄時代は「筑前高田」
23館田たちた弘南鉄道弘南線青森県平川市
24竜田たつた常磐線福島県楢葉町震災・原発事故により長期運休中
25田端たばた京浜東北線東京都北区線路の戸籍上は東北本線
田畑たばた飯田線長野県南箕輪村
27紀勢本線・近鉄名古屋線三重県津市
28美々びび千歳線北海道千歳市
29間島まじま羽越本線新潟県村上市
30三角みすみ三角線熊本県宇城市
31美談みだみ一畑電車島根県出雲市
32実籾みもみ京成本線千葉県習志野市

この32駅は、すべてかな3文字以下で、4文字以上のものは現存しないようです([82213]みかちゅうさん、[82220]星野彼方さん)。このうち、漢字でもかなでもどちらも回文になっている駅は、「志布志」「瀬戸瀬」の2駅。かつては、「田部田」(たべた・南薩鉄道(鹿児島交通)知覧線、昭和40年廃線・鹿児島県南九州市…こちらに出ている車内補充券に駅名あり)、「久麻久」(くまく・名鉄西尾線旧ルート、昭和18年事実上の廃線・愛知県西尾市)があったようです。漢字では回文になるが、かなでは回文にならない駅には、「西葛西」(にしかさい、東京メトロ東西線・東京都江戸川区)があります。
「海老江」駅(注1)は、平成9年の東西線開業に伴って開業した駅ですが、それ以前、昭和50年に廃線となった阪神北大阪線(路面電車)に同名の駅があり、場所は少し離れていますが、22年のブランクを経て駅名が復活したことになりました。なお、「海老江」という駅はかつて富山地方鉄道射水線にも存在し(所在地は射水市)、こちらは昭和55年に射水線の廃線によって消滅しています。
「膳所」駅(注2)は、明治13年の開業時に「馬場(ばば)」駅を名乗っており、こちらもかな回文駅でした。膳所駅を含め、大津市内から京都駅にかけての東海道線については、ルート・駅名とも複雑な経緯をたどっているので詳細についてはここでは省略しますが、「膳所」駅は大正2年に「大津」駅(2代目)と改称の後、大正12年に再び「馬場」と改称するとともに貨物駅となり、昭和9年に現駅名の「膳所」に復するとともに旅客営業を復活、現在に至っています。こうした経緯のためか、現在の膳所駅一帯の町名は「馬場」で、「膳所」という町名は、並走する京阪石山坂本線の「膳所本町」駅一帯にあります(地図)。
その他、消滅した「かな回文駅」には、「津別」(つべつ・旧国鉄相生線、昭和60年廃線・北海道津別町)、「石井」(いしい・伊予鉄道森松線、昭和40年廃線・愛媛県松山市)、「辨邊(弁辺)」(べんべ・室蘭本線、北海道豊浦町・昭和10年に現駅名「豊浦」に改称)などがあります。

[82188]ペーロケさんの「違う目線」での解答「五十崎(IKAZAKI)」駅(内子線・愛媛県内子町)と、これにすかさず[82190] 白桃さんが反応した「赤坂(AKASAKA)」駅(東京メトロ千代田線・東京都港区。他に上毛電鉄(前橋市)・富士急(山梨県都留市)・福岡市地下鉄(福岡市)にもあり)は、「ローマ字で書くと回文」になる駅です。このタイプの駅には、他には「厚狭(ASA)」(山陽本線・山陽小野田市)、「小野(ONO)」(中央本線・長野県辰野町など4ヶ所)、それにかなでも回文の「飯井(II)」などがありますが、いずれも3文字以下で、4文字以上になるのは前記の2駅のみのようです(「小川郷(OGAWAGO)」(磐越東線・いわき市)は長音を無視すると、「日進」(川越線・さいたま市など3ヶ所)は、日本式で「NISSIN」とすれば該当します)。
[82259] 2012年 11月 25日(日)13:07:22伊豆之国 さん
クイズ2題
最初に、[82247]桜トンネルさんのクイズから。

答:鋸南町
五番勝負で初快挙の市のお隣で。


次に、[82253] 白桃さんのクイズ。

問一:特産ブランド&列車に"Little Town"。
問二:この町と、お隣の別の数字の付く町との間に、昭和44年までミニ私鉄が通っていました。
問三:春に咲く花の名が付きます。

いかがでしょうか…
[82229] 2012年 11月 22日(木)00:12:21伊豆之国 さん
第一回クイ図五番勝負を振り返って~青い月夜の浜辺には~
今回「公式戦」としてのスタートを切った「第一回クイ図五番勝負」。過去の「試作品」を見ると結構手ごわそうな問題もあって、参加するかどうか迷っていたのですが、問題を見てともかく参加してみようということになりました。今までの十番勝負のときと同様、以下に感想文を書くことにします。

問四:南房総市「岩井駅」(金メダル!!)
お題にリンクされた地図を見て、早々と共通項が直感でひらめきました。出雲市「美談」駅と萩市「飯井」駅の読み方はもちろんわかっており、横浜市地下鉄の「高田」駅の読み方を調べて「たかた」と濁らないことがわかった時点で、「上から読んでも下から読んでも同じ」駅名ではないか。まさに「十八番」の駅名問題だと推測できました。いくらでも浮かんできたのですが、近間から内房線の「岩井」駅に。十番勝負でもまだなかった金メダルを初めて獲得となりました。
この問四については、後ほど考察文を書いてみようかと思っています。

問三:福島県下郷町
リンクの地図から、「県境で市・町・村が一点で接している」と見当が付き、「山」にこだわらなくてもよいのではないかということも推測できました。県の周辺部に村が多い県をいくつか当たって、その中から福島県下郷町・西郷村と栃木県那須塩原市が交わる地点に。それまでの答えがいずれも「○○町」で答えられていたことから、「町」に合わせておこうということで下郷町としました。

問五:津市
お題から「重心」ではないかと見当が付き、東京都が「杉並区」であることから「面積」ではなく「人口重心」であることがわかりました。「見つからない」と騒ぎになった「虎の巻」ですが、キャッシュからたどり着くことができ、三重県の人口重心が「津市江戸橋」と出ていたので、「リベンジ」ということでここを取ることに。地図でリンクした場所はとりあえずこの「江戸橋」の町内ということだけ、「虎の巻」には経緯度の数値が出ていたのですが、これを地図データに落とし込む方法が全くわかりませんでした…。果たして実際の位置とどれくらいずれているのでしょうか?

問二:東かがわ市
十番勝負・第33回問三と同類の問題で、ただ対象が「市」限定でないだけの違いであることに気づくことに。町村や特別区がかかわると結構面倒なので、結局十番勝負のときと同様、市だけが絡んで紛れがない、徳島県庁に県外で最も近い白桃さんの故郷の市を取りました。

問一:長久手市
問題のリンクの写真を見て、最初は「アウトレット」と勘違いしていたため、共通項に気づくのが遅れました。答えが進んで行くうちに、各々のリンク先の航空写真を拡大すると、いずれも「観覧車」が見えて、こちらも十番勝負で類題が出た(問29回問五)問題だとわかり、想定解数の違いも、市以外にあるものや同一市内に複数あるものがあることによる違いだとわかりました。初めは、その十番勝負で答えた犬山市「お猿の楽園」か、候補にしていた名古屋市「栄の商業ビル」のどちらか([76780])にしようかと思っていたのですが、「観覧車のサイト」([82209]オーナー グリグリさん)から調べてみると、同じ愛知県の「愛・地球博公園」に現役の観覧車があるではないか。十番勝負ではお題には出たものの、まだ誰も答えたことがなかった長久手市([82025]デスクトップ鉄さん)を初解答、ということになりました。

♯こちらでも副題には「歌」を。南房総市の岩井とは反対側の外房側、旧和田町にゆかりの童謡「浜千鳥」の歌い出しを…
[82104] 2012年 11月 3日(土)15:35:48伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
[82100] 2012年 11月 3日(土)10:47:20伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
十番勝負でもなかった金メダルを初めて取りましたが…。

問三:福島県下郷町
問五:三重県津市

問五の「虎の巻」、何とかたどり着くことができました…
合っていれば「リベンジ」ですが…
[82045] 2012年 11月 2日(金)23:20:10伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
問四:千葉県南房総市

直感でひらめいたのですが…
[81983] 2012年 10月 20日(土)23:01:16伊豆之国 さん
埼玉県最古参の市
今晩のTV「アド街ック天国」は、私の祖母の故郷でもある、埼玉県最古参の市・川越市。今日と明日の2日間、土蔵の立ち並ぶ中心市街で「川越祭り」が繰り広げられ、今年は市制90周年記念とあって、全29台の山車が巡行します(いつもの年だと半数程度)。
ところで、川越といえば、「西の倉敷・東の川越」と並び称される(そんな言い方があるのか知りませんが)「土蔵の町並み」。この蔵の街、江戸の面影を残す町並みとして紹介されることが多いのですが、実は明治も後半になってから生まれたものなのです。明治26年に川越の町に大火があり、市街の大半が焼け野原となったのですが、このとき焼け残ったのが土蔵造りの建物。町の復興の際に商家が防火対策として競って土蔵を建て、今に残る「蔵の街」が出来上がったということなのです。その江戸時代からの土蔵の一つが、築200年という商家・大澤家住宅。私も8年ほど前に祭り見物のついでに見学したのですが、2階の座敷の床の間に使われている建材など、現在では手に入れることが不可能なものが使われ、壁も中にふくらみ持たせた独特の造りで、現代では一般的な「筋交い」を使う工法がまだなかった頃に、既にそれ以上の耐震性を持つという頑丈さに感心したものです。

ところで、今朝の新聞に、文化審議会が「重要伝統的建造物保存地区」として、金沢市寺町台・高岡市金屋町・郡上市八幡町北町・篠山市福住の4地区を指定するよう答申した、とありました。…「金沢市寺町台」とは具体的にどこを指すのでしょうか?
[81915] 2012年 10月 7日(日)20:41:26【2】伊豆之国 さん
レッドカードの市
[81907]紅葉橋律乃介さん
三笠市の人口が1万人を割ったとか
落書き帳の初期の頃の話題に、「過疎の市の"町村への降格"」が話題になったことがありました(アーカイブ)。この中で、ペーロケさんが[7705]
市 は人口3万人を割り込んだら町に降格
市町は人口1万人を割り込んだら村に降格
村 は人口2万人を超えたら町に昇格
人口を超えた日、または割り込んだ日より30日以内に昇格、降格を実施する。
降格の場合、市ではできた権限などはもちろん没収。2軍(郡?)から出直して来い
と、「市町村の"昇格・降格」とそのルールを提案していますが、これを私なりにアレンジして、「市制基準を満たさない市の"退場勧告"」を盛り込んだ「法案」を作ることを考えてみました。ペーロケさんの[7705]の案のように、「いきなり市制剥奪」ではあんまりなので、お叱りを受けることは承知で、次のようなことにしたらどうか、提案してみました。
■人口2万人未満の市…「レッドカード」
・国勢調査による確定人口が2万人に満たない市は、所定の期間内(例えば1年以内)に、市制を返上して町村となるか、又は近隣市町村との合併により市制を継続するか、いずれかを選択しなければならない
・合併による市制継続要件の人口は、特例により3万人以上とする
・合併の形態は問わない(編入・新設の他、他市への編入により全体として3万人以上となってもよい)
・所定期間内に合併協定を締結できなかった場合は、自動的に市の資格を喪失したものとする
■人口2万人以上~3万人未満の市…「イェローカード」
・近隣市町村との合併推進を含め、市制要件確保のために努力しなければならない
「レッドカード」の市は、昨年10月1日現在の推計人口によると、全国に17市ありました。これらについて、下記に「合併による市制継続」案を勝手にコメントしてみました。
市名コメント
歌志内・三笠・夕張・赤平・芦別・砂川旧炭鉱地帯で、今までも合併に向けての動きはあったものの、深刻な財政難が障壁となって実現できず。道庁と国の指導により、財政支援や合併の組み合わせを含め、早急に方向を決める必要
室戸・安芸両市と安芸郡を合わせた人口は5万2千人台で、合併してもどちらか一方は市として継続できない。両市と安芸郡全町村による大合併か、安芸市は香南市との合併も検討の余地
土佐清水こちらも隣接町村とだけではクリアできない。四万十市か宿毛市との合併が必要
珠洲一部が旧珠洲郡だった能登町との合併か。能登町の方が人口が多いので新設合併で「奥能登市」?
西之表種子島の他の2町と合併で何とかクリア
垂水本命は大隅半島内で隣接の鹿屋市との合併だが、大穴は桜島を介して繋がる鹿児島市への編入?
尾花沢ご破算になった大石田町との合併だけではクリアできない。舟形町との1市2町合併か、村山市・東根市を含めた北村山地区大合併か
熊野南牟婁郡2町と合併
尾鷲紀北町と合併
津久見臼杵市との合併が再燃?
宮津与謝野町と合併
また、推計人口が2万0千人台で「レッドカード」寸前になっている市は、串間・陸前高田・勝浦・鳥羽の4市があります。このうち陸前高田は、ご承知の通り大津波による甚大な被害で人口激減となったところなので、被災地復旧・支援の立場から別途考慮する必要もありそうです。
[81904] 2012年 10月 2日(火)20:00:25伊豆之国 さん
バス停由来町名?
今日は、地元ネタより。

町田市のお知らせによると、来たる8日より金森地域の住居表示が行われ、これまで長い間「一丁目」のみが住居表示地域であったのが、新たに「金森二~七丁目」と「金森東一~四丁目」の新町名が誕生し、金森一丁目も範囲が拡大します(このほかに周辺町名・地番の一部変更もあります)。
この金森地域は、今までは「金森○番地」という住所であったのですが(登記簿上は「金森字何号」となっているようです)、地元ではこれまでも非公式な通称として「金森○丁目」というのが使われ、バス停にも「金森二丁目」「金森四丁目」というのがあります([65793])。今回発表された住居表示新旧対照図によると、「金森二丁目」と「金森四丁目」のそれぞれの町田駅方面行きのバス停の位置は、まさしくその「金森二丁目」「金森四丁目」にあるようです(町田街道を挟んだ反対方向のはそれぞれ「金森東一丁目」と「金森東四丁目」)。まさかバス停に合わせて「丁目」の範囲を決めたのでは?と勘繰りたくもなりますが…。
[81872] 2012年 9月 20日(木)06:57:21伊豆之国 さん
業務連絡(88さんへ)
[81871]88さん
記事中、「藤田村」のリンク先が「大潟村」になっており、以下一つずつずれており、「むじながいりさんのHP」と「パラパラ地図」が同じものになっています。
至急、訂正していただくよう、お願いいたします。
[81852] 2012年 9月 16日(日)23:14:25【2】伊豆之国 さん
クイズ・旅日記~最後の経県は宮崎県
[81809]でクイズ形式で出題した道中記ですが、この辺で答え合わせにしましょう。

初日(8月21日)の夜、高速バスに乗り込んだのは、横浜駅東口のYCAT。余談ですが、このときは横浜駅には余裕を持って着いたはずだったのですが、迷路のような地下道で右往左往した上、ようやくYCATにたどり着いてからも、長距離バスも多数出ているはずなのに、空港行きのバス停の案内ばかりが目立って長距離バスの乗り場の案内が不親切なことも手伝い、結局店や係の人に乗り場の場所を聞き、乗り場にたどり着いたのは出発の7~8分前になっていたのでした。しかし、このバスの出発点は、【A市】横浜市内ではなく、大宮駅。【B市】は、さいたま市です。足柄SAで休憩を済ませた後、長い夜の眠りに入るのですが、なかなか寝付かれなかったのは、2年前の夏の京都行き[76074]のときと同じ。夜が明けないうちから、閉まっているカーテンを時々開けるといったしぐさを繰り返しながら、本州最西端の山口県に入って、下松SAで朝一番の休憩。山口市内で山陽道から中国道へはいり、しばらくして「美祢市」=【C市】の表示を見たときは一瞬違う方向に紛れ込んだかと錯覚したのですが、やがて再び瀬戸内側に戻り、下関市【D市】に入り、平家滅亡の地・壇ノ浦を眼下に見ながら関門海峡を渡って、いよいよ九州に入ります。【E市】は、かぱぷうさんの出身地・門司港界隈のレトロ観光や鉄の町・八幡の「工場萌え」が話題を呼んでいる北九州市、【F市】は元大関・魁皇、現・浅香山親方の故郷の直方市。そしてこのバスの終点【G市】は、福岡市。バスを降りたのは博多駅前のターミナルですが、終着は西鉄のターミナル・天神。ちなみにこのバスの愛称は、「Lions Express」。西鉄ライオンズの本拠地だった福岡と、西武ライオンズの本拠地がある埼玉県、二つの「獅子」ゆかりの町を結ぶ路線として、西鉄バスと西武バスが共同運行している、日本一長距離を走るという高速バス路線です。この博多駅で、九州新幹線に乗り換え、向かった先【H市】は、鹿児島市。このときに払った切符代は、乗車券と自由席特急券の合算で9,660円。「Lions Express」のバス代が「閑散期割引」で8千円だったので、前もって調べていたこととはいえ、これより高い値段に腹が立ったのでした。蛇足ながら
高い汽車賃にはそれこそ腹立つ乗り
と書いたのは、問題の市にはしなかったのですが、読売・原監督が生まれた大牟田市をこの新幹線が通っていることに引っ掛けた駄洒落だったのでした。さすがに新幹線、あっという間に佐賀県・熊本県を過ぎ、いよいよこれまで未踏だった2県のうちの一つ、鹿児島県に。終点の鹿児島中央駅で降り、早速午後の半日コースの観光バスに乗り込み、市内観光へ。西郷どんが最期を遂げた地・城山に上ると、錦江湾越しに聳える桜島の雄姿が間近に見えて、「ついに鹿児島に来たんだ」という感慨が沸いてきたのでした。それから「磯庭園」の名で親しまれた仙巌園をじっくり散策した後、フェリーでその桜島へ。中腹の「湯之平展望台」に上り、周りを見渡すと鹿児島市街から見るのとはまた違った景色が。道筋のあちこちに噴火よけのコンクリートの避難小屋が建っていて、これは浅間山や草津白根などでも見た景色だったのですが、まさに「火山と闘い、そして共生する」という気概が感じ取れたのでした。この桜島出身で、蹴球日本代表の柱として活躍する、遠藤保仁選手。港で出会った蹴球少年たちの中から、未来の遠藤選手が生まれるのでしょうか…。再びバスに戻り、バスは最後の帰路へ。終点は鹿児島中央駅なのですが、中心市街の天文館でバスを降り、市電に乗り換えてこの日の宿へ。夕食を終えて部屋に戻って外を見ると大雨に。天文館をぶらり散策することはできませんでした。ところで、この観光バスでは、ガイドさんから「外に出るときは桜島の灰をよけるため、傘を用意している人はさして歩くようお願いします」とアナウンスしていたのが印象に残りました。ホテルに着いてから脱いだ靴を見ると、新品の茶色い靴だったのが、灰で真っ白になっていたのにびっくり。改めて桜島の降灰のすごさを感じたのでした。
翌朝、ホテル近くの鶴丸城跡などを少し散策した後、市電に乗って鹿児島中央駅に。そこで次の行き先をどうするか悩みます。【I市】指宿市の「砂蒸し風呂」か、【J市】南九州市の知覧の武家屋敷か。結局、知覧行きのバスの時間までだいぶ間があることがわかったのと、9時54分発の指宿行きの特急「指宿のたまて箱」の指定席が取れたので、指宿へ。駅を降りてバスに乗り換え、「砂蒸し風呂」を体験。しかしあまりの砂の熱さに、5分と我慢できず、シャワーで砂を落とし内風呂へ。帰りもバスで指宿駅から列車に乗り換える予定だったのですが、バスが遅れたため指宿駅で列車への乗換えが厳しくなり、次の列車は「たまて箱」で、全席指定で取れる保証がないのと、バスが鹿児島市内直通だったためそのまま乗り続けることに。そして、小松原ラガーさんゆかりの地・谷山で市電に乗り換え、郡元で乗り継いで鹿児島中央駅に戻り、特急「きりしま」に乗って、いよいよ最後の未踏県となった宮崎県を目指します。遠ざかる桜島を見送りつつ山間にはいり、やがて県境を越えて宮崎県に。列車は宮崎駅行きですが、降りたのは同じ宮崎市【K市】内ながら一つ手前の南宮崎駅で、そこで日南線に乗り換え、「こどものくに」という聞きなれた響きにホームシックを思いながら、この日の宿がある青島で列車を降ります。宮崎・日南海岸というと、かつては「新婚旅行のメッカ」として超メジャーな観光地として知られたところですが([64071]Issieさん)、このとき降りた青島駅は無人駅となっており、駅前や海岸への道筋も閑散としていて、合宿に来ていた学生の姿だけが目立ち、往時の賑わいを想像してみるのも、わが親父の故郷・伊豆がその後にたどってきた道と二重写しとなってなぜか切ない気持ちになったのでした。海辺のホテルに着いてからいったん外に出て、夕暮れの海岸から橋でつながっている青島の「鬼の洗濯板」を見て宿に戻り、宮崎県では貴重な?温泉([64080])で一風呂浴びて夕食に。夜中に目が覚めてふと外をのぞくと、満天の星空。冬の星の代表・オリオン座がもう東の地平線の上に姿を見せていて、早くも冬の装いが見えていたのが印象的でした。蛇足ですが、みかんの品種に「青島」というのがあるのですが、宮崎県ではなく静岡県の特産で、開発した人の苗字にちなむものです([70661]inakanomozartさん)。
次の朝、またも次の行き先で「二者択一」となり、堀切峠から日南市【L市】の鵜戸神宮を目指すかつての「ゴールデンコース」にも惹かれましたが、結局前日に知覧の武家屋敷町に行けなかったことから、列車で同じ日南市にある城下町、飫肥に行くことにしました。城跡や武家屋敷、商家などを見て回り、ご当地グルメ「おび天」もいただいて、再び列車で南宮崎に戻り、駅近くのバスターミナル「宮交シティ」から博多行きの高速バスに乗る予定だったのですが、生憎満席だったため、急遽、政令指定都市になったばかりの熊本市【M市】を目指し、そこから新幹線で博多に戻ることに。霧島連山を仰ぎながらバスは快調に走り、県境の長いトンネルを抜けると熊本県に。時間の余裕不足と列車本数の少なさから今回の旅では諦めた、「日本三大車窓」の一つに名を連ねる肥薩線の「矢岳越え」の絶景も、高速道のトンネルで一気に抜けたとあってはまるで興ざめ、その後に続く球磨川の渓谷もやはり長いトンネルで抜け、風情も何もありませんでした…。熊本駅に着いて、行き交う市電を眺め、空腹に耐えかねて駅ビル内の店で夕食に。そのため、【G市】福岡市での時間の余裕がなくなり、夕闇の中洲・長浜界隈を歩いて名物グルメを味わう暇はなく、行きと同じ「Lions Express」で横浜へと戻ったのでした。

[81822]かぱぷうさん
お察しの通り、お見事でした。満点を差し上げます…。

…今回の長旅で、いままで「未経県」だった宮崎・鹿児島両県が共に「○」(宿泊)となり、「生涯経県値」は186点になりました。これまで最後の「経県」だった平成7-8年(1995-96)の年末年始の沖縄旅行以来、実に16年半余りの月日を経て、ようやく全都道府県が●(訪問)以上となったのでした。なお、その他の各種経県値等については、後日書き込むことにしています。

♯宮崎→熊本間のバスの車窓風景について追記しました。
[81848] 2012年 9月 16日(日)08:30:08伊豆之国 さん
業務連絡(PL学園)
[81847]hmtさんへ
[81210]グリグリさん
富田林市と大阪狭山市の境界変更の告示は見つけられませんでした
リンク先は[81821]ではないでしょうか?
[81825] 2012年 9月 11日(火)19:27:13伊豆之国 さん
ヘルメット姿で市議会
習志野市庁舎の耐震強度不足による移転[81824]に続いて、今回も同じ千葉県から「耐震」関連の「笑えない」記事から。
今日の毎日新聞夕刊によると、市原市議会が議場の「釣天井」の耐震強度不足のため、本来ならば立ち入り禁止になるところ、補修が間に合わないため、当面は危険を承知で使用せざるを得なくなり、議員などはヘルメット持参で議場入りする、という記事が出ていました。

…「釣天井」で思い出したのは、講談などで知られた「宇都宮城の釣天井」の話。当時の城主・本多正純が将軍・家光の暗殺を企み、日光参りの道中に宇都宮城に立ち寄るという話を聞きつけ、城内に釣天井を仕掛けたという話ですが、実際にはそんな事実は無く、後世の全くの作り話ということです。
[81824] 2012年 9月 11日(火)14:37:36伊豆之国 さん
習志野市役所が移転
習志野市のお知らせによると、習志野市役所の現・本庁舎が今月末をもって閉鎖され、10月1日より仮庁舎及び他の棟に移転することになり、既に一部の部署は移転作業が始まっているようです。
市役所本庁舎は東日本大震災により被害に遭い、被災後の耐震診断で、今後、震度6強を超えるような大地震で倒壊・崩壊する危険性があると診断されました。
本庁舎を使用し続けることは、万が一大地震が発生したとき、市民の皆さんの身体・生命を守れないばかりか、市役所としての機能、防災拠点としての役割を保つことが困難です。
そこで、新庁舎完成までの間、新耐震基準で建設され、安全性が確認されている京成津田沼駅前ビル(旧クレストホテル)を「仮庁舎」とし、本庁舎機能の一部を移転します
市のHPには、このあとに移転する部署と移転先や、仮庁舎の位置などについての経緯が記されています。どうやら、耐震強度不足が判明した現庁舎は取り壊され、その跡に新庁舎が建設されることになるようです。

…私事ですが、今年も成田、船橋、習志野…と、社用でこの方面に足を運ぶことが多くなっています…。

[81822]かぱぷうさん
最後のほうの「G市」は、 「M市」ではないでしょうか?
答え合わせは今週末の予定です。
[81813] 2012年 9月 9日(日)12:49:37伊豆之国 さん
阪神・桧山はまだ現役ですが…
[81810]煮豆さん
江差線といっても全線ではなく、一部区間(木古内~江差/42.1km)を廃線にする
この区間が予定通り廃止になると、檜山支庁改め檜山振興局管内から鉄道が消えますね。
[81809] 2012年 9月 8日(土)21:00:18伊豆之国 さん
クイズ・旅日記~真夏の果実
今回の書き込みは、先月21日より4泊5日、うち車中2泊という強行軍の長旅([81691])の道中記です。一昨年秋([76324])以来、2年ぶりにクイズ形式でまとめることにしました。

旅立ちの日の晩、慌しく夕食を済ませた後、我が家を出て隣県の政令指定都市【A市】から夜行バスに乗り込みます。しかしこのバスの始発は【A市】ではなく別の政令指定都市【B市】。長い夜のバスの車内、なかなか寝付かれないまま翌朝を迎え、最初の休憩を済ませてしばらくすると洞窟で名高い【C市】を通過。ずっと海沿いのルートを走っているとばかり思っていたので、一瞬違うルートに迷い込んだかと錯覚しましたが、やがて再び海側へと戻り、【D市】の大河ドラマゆかりの地を眼下に見ながら橋を渡り、レトロムードで売り出す【E市】、惜しまれつつ引退した名力士の故郷【F市】を過ぎ、古くから地域の中心として繁栄してきた、政令指定都市【G市】へ。JRのターミナル駅で降ります。しかしここでもこの駅がバスの終着ではなく、川を渡った同じ市内の私鉄のターミナルが終点です。先を急ぐため、そのJRのターミナル駅から新幹線でこの日の目的の県庁所在地【H市】を目指しますが、先ほど乗ったバスより乗車距離がずっと短いのに、それよりも高い汽車賃にはそれこそ腹立つ乗り。終点の【H市】のターミナル駅で降り、早速観光バスで市内見物。郷土の英雄ゆかりの地を訪ね、展望台に上って見ると対岸に見えるこの県のシンボルの山の雄大な姿に一同大歓声。市内の見所を回った後、フェリーでその山がある対岸に。港では、この地出身の、日本代表の柱として活躍する選手に憧れ、そして未来の日本代表を目指して、蹴球少年たちがちょうど練習から帰って行くところに遭遇。中腹の展望台まで上り、荒涼たる光景に大自然の猛威を痛感。再びフェリーに乗って市街に戻り、中心繁華街でバスを降りて路面電車に乗り換え、この日の宿に。夜になると大雨になっていて、繁華街をぶらり歩くことはできませんでした。
夜来の雨も上がった翌朝、その路面電車で再び【H市】のターミナル駅に。ここで次の行き先で「苦悩の選択」を迫られることになります。独特の温泉で名高い【I市】か、お茶と武家屋敷の【J市】か。結局、【J市】へのバスまでだいぶ待ち時間があることから、列車で【I市】を目指すことに。ユニークな改造で話題になった特急の指定席が手に入り、遠ざかってゆくシンボルの山の雄姿をしばし眺めつつ、終点の【I市】の駅で降りてさらにバスに乗り換え、その温泉施設へ。帰りは同じルートでまず【H市】に戻ることにしたのですが、バスが来るのが遅れ、列車への乗り継ぎが厳しくなったため、バスが直通する【H市】を目指してそのまま乗り続け、やがてその【H市】の市街地に入ると、あるメンバーにゆかりの深い地でバスを降りて路面電車に乗り換え、【H市】のターミナル駅に着いてJRの特急に乗り、次の目的地、別の県庁所在地【K市】へ。列車は【K市】の中心駅が終点ですが、降りたのはその駅ではなくてひとつ手前の駅で、そこからローカル線に乗り換えて、この地域では超メジャーな観光地として知られた、中国の大都市と同じ字を書く場所で降り、車中を除いて2泊目の宿を目指します。この字を書く果実の品種もありますが、この県ではなくて私のルーツがある県の特産品です。宿についてしばし海辺を散策、一風呂浴びて夕食に。夜中にふと目が覚め、窓の外を見ると都会では見られぬ満天の星に感激…。
次の朝は、またも次の目的地で「二者択一」になりました。目指す市は同じ【L市】なのですが、「ゴールデンコース」と呼ばれた海沿いの道を通ってパワースポットに行くか、それとも武家屋敷で知られる内陸の城下町か。結局、こちらでも列車とバスの発車時刻と、前日にやはり武家屋敷町の【J市】に行くことができなかったこと、それと「鉄系」の面目から、武家屋敷町のほうに行くことに。ご当地グルメも味わって、再び【K市】のターミナルのひとつ手前の駅で降り、駅に程近い高速バスのターミナルへ。【G市】のターミナルへ直通するバスに乗る予定だったのですが、生憎切符は売り切れ、別の政令指定都市【M市】行きのバスに乗り、新幹線に乗り換えて【G市】へ向かうことにしました。高速から降りて【M市】の市街に入ると、ここでも路面電車と顔合わせ。空腹に耐えかね、【M市】のターミナル駅の駅ビルで夕食をとったため、【G市】の宵闇の町を歩いて名物グルメを味わう余裕はなくなり、しばし「駅ナカ」で夜食の弁当探しをした後、2日目の朝に降りたところと同じバスターミナルから、やはり同じ高速バスに乗り、夜が明けて霊峰の姿が間近に見えたところで朝の休憩。その後は渋滞で遅れがち、【A市】のターミナルに戻ったころは定刻から1時間近い遅れに。デパートに入って「朝食兼昼食」をいただき、電車を乗り継いで我が家に戻りました。

Q.【A】~【M】の各市の名称を答えてください。
[81805] 2012年 9月 7日(金)22:46:02【1】伊豆之国 さん
Re:沼津食わずに汽車の旅
[81802]白桃さん
一説には、“下毛郡助部村”だと“あまりにもあまり”であるということから、「如水」が採用された
これと似たようなのをどこが見覚えがあるな、と思っていたら、「準ご当地」にありました。現在の沼津市の西部、旧原町地区に「助兵衛新田」という村がありました。現在の桃里一帯に当たります。明治22(1899)年3月の市町村制施行に先立つ合併で「駿東郡原町」の一部になっています。「静岡県名字の話」(渡辺三義氏著・昭和54年初版)によると
天文(1532-1555)の頃、安倍郡下足洗(静岡市)に上土新田(この辺りか)を開発した小笠郡の鈴木助兵衛良正の子・助兵衛某は、浮島ヶ原新田を開発し、後に「助兵衛新田」と名づけたが、聞こえがよくないということで、明治になって「桃里」と改名したという
とあります。「桃里」の名は、付近一帯が桃の産地として名高かったことからでしょうか。地元には改称の由来を著した石碑が建てられたそうです。沼津駅の駅弁店に「桃中軒」がありますが([75051])、明治24年創業という老舗で、やはりこの地方が桃の産地として有名だったことをうかがわせます。
…地図を見ると、この「桃里」のお隣は、「松の木が二本足らない」!
[81795] 2012年 9月 5日(水)23:28:00【2】伊豆之国 さん
別海町より千島を望む
[81792]オーナー グリグリさん
私の方向は理詰めからの脱却による現状打破であり、決して別解救済などという方向ではありません。別解の存在は逃れようがなく、不運にも別解に遭遇した方は残念でしたという方針に変わりはありません
ただ、これまでは別解による不運をできるだけ少なくする方針でしたが、問五ではそれを180度転換して、別解による紛れをむしろ積極的に利用し理詰めからの脱却を狙っています
「ジュリー」(八街市の特産品の片割れの旦那ではありません…[81769])として執拗に異議申し立てを企てている者です(笑)。
ところで問題の問五ですが、ここまで「本題」の他に、我輩の([81752])と、[81772]BEANさんの2種類の別解が出てまいりましたので、ここで「本題」との比較をしてみようと思います。「本題」(以下Aとする)、我輩の別解(B)、BEANさんの別解(C)について、該当する市としない市の異同をまとめると、下表のようになります。なお、都庁所在地が「市」でない東京はいずれの場合も該当しないので、それ以外の46道府県庁所在地を対象とし、(C)のみに該当市がある道府県庁所在地以外の市はカッコ内表示としました。

タイプ別解で該当となる市該当しない(しなくなる)市
A福島、津、山口、徳島、佐賀、那覇
B福島、津、徳島、佐賀札幌、さいたま、千葉、宮崎
C徳島、佐賀、那覇、(浜松、米子、出雲、倉敷)水戸、前橋、さいたま、千葉、長野、岐阜、静岡

これをパターン別にまとめると次のようになります。
ABC青森、盛岡、仙台、秋田、山形、宇都宮、横浜、新潟、富山、金沢、福井、甲府、名古屋、大津、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山、鳥取、松江、岡山、広島、高松、松山、高知、福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島31
AB水戸、前橋、長野、岐阜、静岡5
AC札幌、宮崎2
BC徳島、佐賀2
Aさいたま、千葉2
B福島、津2
C那覇、(浜松、米子、出雲、倉敷)5

道府県庁所在地では、山口市のみが唯一、ABCいずれにも該当しない市となっています。「該当しない市」を提示するとすればそのパターンのみに該当して他の2項には共に該当しない市、Aでは徳島市か佐賀市。Bだと札幌市、Cでは静岡市でしょうか。

個人的には、なんといってもBEANさんのお説、「市人口が都道府県人口の20%以上」([81772])が秀逸だと思います。もし我輩が採点者であるならば、住民にはその価値がよく分からなさそうな特例市だの中核市などという代物や、明治のレトロにこだわり過ぎて懐古趣味丸見えで出来栄えが今市の自説よりも、文句なしにこちらを採用するでしょう。何しろ
浜松市は「同じ県の県庁所在地が該当しない」という唯一の例として注目しました。「都道府県庁所在地かつ○○」より美しいと思ったのですが
それと、人口14万人台の米子市が該当する一方、全国に15ある「県庁所在地かつ政令指定都市」のうち、実に3市が該当しないという意外性には、県都がずらり並ぶお題の市が格好の迷彩となって、解答する皆さんもさぞかし頭を悩ませるのは必至でしょう。
皆さん、どうぞグリグリさんに代わって、それぞれの別解、及び「複数の共通項を同時に満たす市」で採点されたらどうなるのか、各自で試してみられたらいかがでしょうか。なお、採点結果を公表することは、「メダルの剥奪」が出るなど「個人の名誉」にかかわることとなりますので、悪魔で(←誤変換)自分だけで楽しんでくださるよう、お願いいたすこととして、「問五問題」に関する我輩の記事をこの辺で尾張名古屋にしたいと思います(なお、新しい別解が発見された場合は、後ほど追加記事を書くことも有り得ます)。

【追記1】
[81794]おがちゃんさん
奈良県 五條市 奈良 河内長野、橋本
県内唯一隣接市は御所市では?

[81788][81790]白桃さん
フォロー、ありがとうございました。

【追記2】
問五の別解問題に関連して、「本題」の「特例市・中核市」の検証から「人口ランキング」に当たってみたところ、お題の市から山形市と松江市を外し、代わりに例えば富山市と高松市(いずれも「ABC」いずれにも該当)に入れ替えたとすると、やや強引で「無理筋」に近いものにはなるのですが、「政令指定都市と中核市で、人口が40万人以上」という、想定解「40」に掛けた、更にもう一つの別解が発生した可能性があったということを「発見」しました。ただし、このような想定解でクイズを作るとすれば、「順位問題」とするのが適当ではないかと思われます。
[81786] 2012年 9月 4日(火)21:40:16【4】伊豆之国 さん
東海道中膝栗毛
今回の十番勝負・問三の共通項は、「(旧)東海道が通る市」でした。そこで、今日は「旧東海道と鉄道の関係」について書いてみようと思います。東海道五十三次の宿場と、現在の自治体名、対応する鉄道駅の対比を下記の表にまとめてみました。なお、江戸時代の宿場の地名表記については、複数の書き方が見られるものも多いので、現在と異なる表記が一般的だったものを除き、原則として現在の表記に合わせることとします。また、対応する鉄道駅については、路線名が空欄のものは東海道本線(いわゆる「東海道線」の列車が停車せず「国電」の近距離電車のみが停車する駅でも、「戸籍」の上で東海道本線に所属する駅を含む)にある駅を示します。

番号宿場現在の自治体名対応する鉄道駅路線名備考
(江戸・日本橋)東京都中央区日本橋東京メトロ銀座線
1品川同 品川区品川品川駅は港区にあり、宿場の中心は京急北品川駅付近
2川崎神奈川県川崎市川崎区川崎
3神奈川同 横浜市神奈川区東神奈川京急「神奈川」駅
4保土ヶ谷同 横浜市保土ヶ谷区保土ヶ谷
5戸塚同 横浜市戸塚区戸塚
6藤沢同 藤沢市藤沢
7平塚同 平塚市平塚
8大磯同 中郡大磯町大磯
9小田原同 小田原市小田原
10箱根同 足柄下郡箱根町なし
11三島静岡県三島市三島
12沼津同 沼津市沼津
13同 沼津市
14吉原同 富士市吉原宿場の中心は岳南鉄道吉原本町駅付近
15蒲原同 静岡市清水区蒲原
16由比同 静岡市清水区由比
17興津同 静岡市清水区興津
18江尻同 静岡市清水区清水
19府中同 静岡市葵区静岡
20丸子同 静岡市駿河区なし
21岡部同 藤枝市なし昭和11年まで「藤相鉄道」が通り、終点「駿河岡部」駅があった(HP)
22藤枝同 藤枝市藤枝
23島田同 島田市島田
24金谷同 島田市金谷
25日坂同 掛川市なし
26掛川同 掛川市掛川
27袋井同 袋井市袋井
28見付同 磐田市磐田
29浜松同 浜松市中区浜松
30舞坂同 浜松市西区舞阪
31新居同 湖西市新居町
32白須賀同 湖西市なし
33二川愛知県豊橋市二川
34吉田同 豊橋市豊橋
35御油同 豊川市御油名鉄本線
36赤坂同 豊川市名電赤坂名鉄本線
37藤川同 岡崎市藤川名鉄本線
38岡崎同 岡崎市岡崎宿場の中心は名鉄東岡崎駅付近
39池鯉鮒同 知立市知立名鉄本線
40鳴海同 名古屋市緑区鳴海名鉄本線
41同 名古屋市熱田区熱田
42桑名三重県桑名市桑名関西本線
43四日市同 四日市市四日市関西本線
44石薬師同 鈴鹿市なし関西本線・河曲駅まで徒歩約2.5km
45庄野同 鈴鹿市加佐登関西本線徒歩約1km
46亀山同 亀山市亀山関西本線
47同 亀山市関西本線
48坂ノ下同 亀山市なし
49土山滋賀県甲賀市なし
50水口同 甲賀市水口近江鉄道
51石部同 湖南市石部草津線
52草津同 草津市草津
53大津同 大津市大津
(京・三条大橋)京都府京都市東山区・中京区三条京阪本線

この表を見てわかるとおり、現在の東海道本線は、名古屋-草津間では街道としての「東海道」の道筋から大きく離れており、岐阜-草津間では中山道に近いルートを走っています。これは、おそらく東京-関西間の鉄道敷設の際、初めは東山道・中山道に沿うルートで計画されていたことと関係しそうですが、本当はどうなのでしょうか。旧東海道に沿って走っている関西本線の「鈴鹿峠越え」の区間は、33‰の急勾配が連続し、SLが走っていた頃は2連でも喘ぎながら上って行く難所で、鉄道写真の名所としても知られ、現在でもこの区間は電化もされていないローカル線となっています。この東海道本線のルート選定の経緯、関西本線の栄枯盛衰については、hmtさんがお詳しいのではないでしょうか。
旧東海道の宿場で、現在の東海道本線に対応する駅があるのは、53宿中33宿(隣の自治体にある品川駅を含む)。また、宿場と同名あるいは宿場名を含む駅、表記は異なるものの同一とみなすことができる駅(池鯉鮒/知立(旧かなはともに「ちりふ」)を含む)があるのは、東海道本線以外にある駅を含めて39宿となるようです。
ところで、旧東海道が通っている市で、宿場がなかった市は、茅ヶ崎・安城・刈谷・豊明・栗東の各市です。また、該当する町は、大磯・二宮・箱根・函南・清水・朝日・川越の各町(このうち宿場があったのは、大磯・箱根の2町。長泉町は現・国道1号が通っていますが、旧道の道筋からは外れていると思われます)。該当する村はありません。

【追記】
東海道が通っている市で、市内に最も宿場が多いのは、静岡市の6宿。そのうちの4宿が清水区に入っています。これに次ぐのは、横浜市と亀山市の3宿。2ヶ所の宿場があった市は、沼津・藤枝・島田・掛川・浜松・湖西・豊橋・豊川・岡崎・名古屋・鈴鹿・甲賀の各市があります。
[81770] 2012年 9月 2日(日)22:21:47伊豆之国 さん
第三十五回十番勝負を振り返って(後編)~八月の濡れた砂~
前回[81769]に続いて、十番勝負の感想文です。

問二:熱海市
お題と既出の市をずっと眺めてわかったものです。どれも二番目の字に「さんずい」が付いている。これまで西日本の市から答えたのが続いていたことから、今度も西日本から答えようとしたところ、ふと「ご当地」の熱海も当てはまり、そしてまだ残っていると気づき、その熱海市に。伊豆地方からは、伊豆市に続く3度目の正答市となりました。

問六:町田市
問題を見て一瞬、直前に話題になっていた「読み替えコンプリート市」が頭をよぎりましたが、NGの例に三文字の木津川市があること、県境にある市が並んでいることに気づいて、「隣接関係」と読んだまではよかったのですが、その先になかなか進めませんでした。結局、またもや「困ったときの地図頼み」、お題・該当市とNGの市を地図で当たってみて、「自分の県の市より隣の県の市のほうが隣接市が多い」とようやくわかることに。このような市の典型のような地元・町田市がまだ出ていなかったことは幸運でした。前回に続いて問六で町田市を答え、これで5度目に。ようやく「お気に入りの市」の仲間入り?…

…不調といいながらも、気がついたらここまで8問。いつものペースを上回るところまで来ていました。残る2問は、ヒント待ちに。

問七:伊東市
ここまで出てきた市の顔ぶれからは皆目見当が付かなかったのですが、ヒントが出て、「施行日ではない」と解読。ここから「誕生日」関係だとわかり、いろいろ当たった末、「市名誕生日が日曜日」で並び替えるとちょうど想定解数と合うことがわかることに。その中に「ご当地」から伊東市が見つかりました。伊東市は前回の問四に続いての解答で、こちらも3度目の正答となりました。

…ここまでで残り1問、問九を残すのみとなりましたが、第一ヒントが出ても皆目見当が付かず、夜行バスで長旅に([81691])。この間は全くPCにアクセスすることができず、自宅に帰ってからPCを開いて、まだやっているとわかって最後の一問を答えることに。

問九:指宿市
第一ヒントは「平成になってから」と解いたのですが、あまりにも抽象的過ぎて全く糸口さえ掴めず。戻ってみると、第二ヒントの解凍まで出ている。「水にまつわる地」から、「名水百選」へ。更にその「名水百選」には、平成になってから選ばれた「続編」があることを知り、それを見ると、今までの答えの流れと一致。こちらにも「ご当地」の市も見つかりましたが、途中まで「西日本中心」で選んだことから、最後はやはり西日本から取ることとし、こちらもちょっと前に「文字」のことが話題になっていた指宿市を選びました。

♯今回の副題は、指宿市の名物、海岸の「砂蒸し風呂」にちなんで、少し強引ですが選曲してみました(誰の歌か、どんなメロディーなのか、すっかり失念していますが)。
[81769] 2012年 9月 2日(日)20:29:22伊豆之国 さん
第三十五回十番勝負を振り返って(前編)~Like A Virgin~
今回もいつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。

問八:八街市(銅メダル!!)
お題の市、八千代・八尾と、東近江←八日市から、もしかして「問八だから八の字絡み?」と直感し、「市制施行時に『八』のつく市町村があった」と推測、八千代市が単独市制施行していることから、同じ千葉県の八街も単独市制だからOK?と、安直な解答でした。

問五:津市(別解)→松山市
この「不適切な問題」については、既に[81752][81762]で詳述したので、重複するのでここでは割愛することにします。松山市も、全くのあてずっぽうで解答したものでした([81691])。
こうした「疑惑の問題」には、五輪柔道と同じく「ジュリー」(八街市の特産品の片割れの旦那ではありません)が必要かも…(笑)。

問三:藤枝市
答えの流れから「東海道」が浮かび上がってきましたが、五十三次の宿場ではない茅ヶ崎・豊明がOKなので惑わされ、共通項に気づくのが遅れました。弥富がNGなのは、宮(熱田)~桑名間で伊勢湾を「七里の渡し」で通過しているからと納得できました。ルーツの県で残っていた藤枝市に。この問については、後ほど考察文を書いてみようかと思っています。

問一:大阪狭山市
ここからしばらくは、猛暑もあって体調も思わしくない日が続き、苦戦を強いられることに。お題と既出の市を見て、読み上げると、深川に「かがわ」、石垣に「しが」が隠れている。「都道府県名の読みが入っている」と気づいたのですが、気力も乏しい状態、ベタな答えになりました。

問四:美馬市
こちらもなかなか共通項がわからなかったのですが、これも読み上げてゆくうちに「2番目の読みが『ま』」ということを発見。以前「脇町」の話題で賑わっていた美馬市を。

問十:延岡市
それまでに出てきた市を見て、「県大会決勝で敗れて甲子園に届かなかった高校のある市」と気づくことに。まさか昨年の「夏場所」と全く同じ問題が出ようとは、思いもよりませんでした。未踏かつ1回正答の宮崎県から、「坊っちゃん」の頃には「山の中」だったのが、今では旭化成の企業城下町として発展した、聖心ウルスラ学園がある延岡市に。

この続きは次回に書き込むことにします。
今回の副題は、松山市(と東京都葛飾区)にゆかりの?歌手のヒットナンバーから。
[81767] 2012年 9月 2日(日)12:52:51【1】伊豆之国 さん
松阪牛~信州そば(路線バス乗り継ぎ旅)
[81750]Issieさん
東京12チャンネルの「路線バスの旅」。
今回は,前回(徳島→伊勢神宮)を引き継いだのか,松阪→松本というルート。
普段は7時からの番組でそのつもりでいたら,今夜はスペシャル版で6時半からだったんですね。おかげで「1日目」の分を見そびれて,一行はすでに桑名に着いていました
私もこの番組を見ていました。もちろん「頭」から。
路線バスの状況は年々悪くなっているようで
一行はとにかく岐阜県に入るまでの区間で相当苦労したようですね
その「頭」のほう、三重県内の乗り継ぎですが、やはり、みかちゅうさんが[81106]で述べられたように
愛知・三重県で廃止が相次いで条件はこの10年でかなり悪くなっています
現在は三重県内を移動するのが格段に大変そう
まさにそういう状況になっていたのがよくわかりました。四日市市から桑名市へ行くのに、四日市市内の終点から桑名市側のバスに乗り継ぐのに2km歩く、などというのは「序の口」。2年前の夏休み、その両市の山側のいなべ市で、電車から運よくコミュニティバスに乗り継げた(こちら)ことがあったのですが、このバスも、やはり市域の中だけの運行で、隣の市のバスに乗り継ぐには「歩き」を強いられそうなところが多そうです。木曽川の橋を歩いて渡り、三重県の「準飛び地」木曽岬町から弥富市へは、町営バスが県境越えで運行しているのですが、弥富市のバスも、環状線やかなりなジグザグ運行で目的地に行くには遠回りを強いられ、名古屋市に出るのも一苦労。電車で行く分には不自由しないですが…。
木曽路ですが、中津川~馬籠~妻籠~南木曽まではメジャーな観光ルートなのでバスも多いのは当然でしょうが、その先、塩尻方向のバスが無かったとは初めて知りました…。

♯十番勝負の感想文は、もう少し先になりそうです。それに、先月の旅日記([81691])も書かなきゃいけないし…
[81762] 2012年 9月 2日(日)09:46:03伊豆之国 さん
やはり不適切な問題「問五」~別解(対応措置)
前回[81752]の補足です。

[81755]オーナー グリグリさん
十番勝負への感想やコメントをありがとうございます
正当な別解を定義(判定)できるかどうかという大きな課題はあると思います(無理だと思います)
それなら、暇な方は自分で発見されてはいかがでしょうか。第27回・問三のような、オーナーさんが気づかなかったような想定外の別解がほかにも出てくるかもしれません…。なお、その別解の確実な根拠の証明、論理的な正当性については、オーナーさんの判断によって決めることとしてよろしいでしょう。「別解による正答」の判定法ですが、とりあえず「別解に従い解答した」(第一回採点前、又は第一ヒント前に限る)と感想文その他で「自己申告」し、解答の根拠を明示した方に限って「採点対象外」扱いとしてはいかがでしょうか。第27回・問三で「別解」と認めた場合、感想文で「自己申告」した、k-ace・桜トンネル・おがちゃん・なると金時・油天神山・EMMの各氏については、「恩赦」を与えてもよいような気もします。

[81759]白桃さん
こういう“and条件、or条件”を良しとしない方もいるようですが、厳密に見ればそうでない問題なんて殆どないのですから、私はこういう問題、歓待します。
ただ、あてずっぽう、早いもの勝ちの金メダルを許すこのような問題は問題です
こういう意見が出てくること、私も大歓迎です。

♯十番勝負と関係ない話ですが、先日のTV「ケンミンショー」から。
この日は「神奈川県特集」。「金沢文庫」の変な発音法が出てきましたが、同じ「悪戯」を「角川」や「岩波」などでもやっているのでしょうか?。それよりもそんな「下ネタ」よりも、「金沢文庫」が本当は「かねざわ文庫」だったことや、「金沢文庫」が「角川」や「岩波」の仲間だと思っている人や「金沢八景」が石川県金沢市にあると思っている人が果たしてどれくらいいるのか、そっちのほうをもっと知りたかったと言うのが当然と思うのですが。
[81752] 2012年 9月 1日(土)22:28:12【1】伊豆之国 さん
やはり不適切な問題「問五」~別解(その一)
[81745]オーナー グリグリさん
皆さんからも多くの示唆がありましたが、問五の問題市には多くの別解が考えられるであろうと出題時から考えていました。該当しない市をいくつか提示して別解の可能性を少なくすることも考えましたが、敢えて、別解の存在も含めてあいまいな出題に踏み込んでみました。
あいまいになる共通項により誤答の可能性が高まるという、ある意味運頼みの解答をせざるを得ない状況が生まれます。論理的で完全志向型を好む方には(私自身もその傾向です)、気持ちの悪いと言うか、出来の悪い問題と非難されそうです。その通りだと思いますが、完全性を常に意識してしまうと問題がパターン化する傾向になり、どうしても共通項のバリエーションが無くなってしまうと考えています。運の要素も多少は含む問題も織り交ぜることにより、出題の幅を拡大してみたいと考えています。この件については、忌憚のないご意見を頂ければ幸いです
この問五ですが、やはり複数の別解が存在していたことは間違いないのではないかと思います。私がまず考えたのは、「市の誕生が明治時代の県庁所在地」。都制施行により消滅した東京市を除いた46道府県の県庁所在地の「市の誕生日」を誕生日の早い順に並べると、次のようになります。

順位月日市名
11889(M22)4.1盛岡、仙台、秋田、山形、水戸、横浜、新潟、富山、金沢、福井、静岡、津、京都、大阪、神戸、和歌山、松江、広島、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島
5.1(東京)
256.1岡山
267.1甲府、岐阜
2810.1名古屋、鳥取、徳島
3112.15松山
321890(M23)2.15高松
331892(M25)4.1前橋
341896(M29)4.1宇都宮
351897(M30)4.1長野
361898(M31)2.1奈良
374.1青森
3810.1大津
391907(M40)4.1福島
401911(M44)4.1大分
411921(T10)1.1千葉
425.20那覇
431922(T11)8.1札幌
441924(T13)4.1宮崎
451929(S4)4.10山口
461934(S9)2.11浦和(→2001.5.1さいたま)

この「別解」に従うと、「正規」の回答ではOKとなっている札幌・さいたま・千葉・宮崎はNG、ということになります。[81515]
九州某市がボーダーラインにあるようでした
と書いたのですが、その「九州某市」とは、県庁所在地で明治時代最後に市制施行した大分市を指したのでした。
他の方が考えていた「別解」については、後ほど出てきたところでこちらからも考察の機会があれば当たってみたいと思いますが、合理的根拠を持つ、想定解数も全く同じの別解が出てくるような問題は、いくら「遊び」の世界とはいえ、初期に多く見られた想定解数を例示しない問題は別として、やはり適切性を欠いた問題ではなかったかと思います。少なくとも「該当しない市」は当然例示すべきではないかと思います。断っておきますが、これは「当事者」として「手前味噌」で言っているのではありません。過去にも、第27回・問三のような例(「正規」…「原」のつく町村に隣接→「別解」…「読みが"ら"で終わる漢字表記の市」)がありました。「読み」を共通項にした問題はいくらでもあり、今回も一般コースの問四、入門コースの問Dがあるので、この「別解」は他愛も無いものとはいえ、立派に成立するものと思われます。この第27回・問三においては、少なくとも島原市か南島原市(「原」の付く市に隣接するが町村には隣接しない)を「該当しない市」として提示すべきではなかったかと思います。この問で「別解」を想定して解答した各氏(ただし第一ヒント前)については、誤答扱いとせず、「別解に該当」として「参考」扱いとしたほうがよいかと思います。入試でも、「五者択一」問題で正解が複数あったと後でわかった問題については、これを正答扱いとすることがありますし。

長々と述べましたが、「本題」の感想文は次回に書き込むことにして、本稿を終えることとします。

【1】さいたま市の市制施行日が誤っていたので訂正([81760]おがちゃんさん)


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