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[82000]〜[82099]



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[82099] 2012年 11月 3日(土)10:35:23みかちゅう さん
クイ図・再解答
[82098] 2012年 11月 3日(土)10:16:56デスクトップ鉄 さん
クイ図五番勝負
[82097] 2012年 11月 3日(土)10:09:18白桃 さん
あわてこまい
[82085]星野彼方さんの問四の解答をみて、久しぶりに「あわてこまい」という方言(多分、香川県)を思い出しました。
その意味は・・・、星野彼方さんに申し訳ないので伏せときます。
「てんてこまい」とは関係ありません。(^ Y ^)

[82088]グリグリさん
都道府県名も入れていただくようよろしくお願いいたします。
正答としていただいたご温情ありがとうございます。
私の場合は「あわてこまい」とはちょっと違って単なる“注意力散漫”でした。
[82096] 2012年 11月 3日(土)10:03:50鳴子こけし さん
第一回クイ図五番勝負
[82095] 2012年 11月 3日(土)10:01:15デスクトップ鉄 さん
クイ図五番勝負
[82094] 2012年 11月 3日(土)09:45:22デスクトップ鉄 さん
クイ図五番勝負
問二:木津川市
[82093] 2012年 11月 3日(土)09:42:48EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問五が×に到った理由が分かってorz

問五(再答):山形県西川町

大体でしか合わせられなかった…

[82091] オーナー グリグリ様
参考となるページについては問題なく参照できます。検索からでもたどり着けますよ。
本家の参照先の関係で検索上位に出てくるページは全滅なのですが…グリグリさんのパソコンからはブラウザのキャッシュが見えていると言うことはありませんか?
[82092] 2012年 11月 3日(土)09:19:54みかちゅう さん
十番勝負・その4
問三:神奈川県清川村

問五の意味するところは分かったのに、参考サイトが見えない…。
[82091] 2012年 11月 3日(土)09:19:20【1】オーナー グリグリ
問五
問五の参考ページの件、確かにトップページはメンテナンスなのかどうか判りませんが、行き着けないようですが、参考となるページについては問題なく参照できます。検索からでもたどり着けますよ。

【訂正】[82093]EMMさんご指摘通りキャッシュでした_o_
[82090] 2012年 11月 3日(土)09:18:36デスクトップ鉄 さん
クイ図五番勝負
[82089] 2012年 11月 3日(土)09:11:23白桃 さん
失敗
クイ図は都道府県名を書かないといけなかったのですね。
反省!

これだけではゴミ記事になってしまいますので、
各市町村には、その街のシンボル、ランドマーク的な景観や建物があると思います。それが観光名所になっているかどうかは別にして、これが無かったらこの街の魅力、価値が半減してしまう、これだけは無くしたくない、というものがあると思います。
例えばの話、大河原と三本松には得体のしれない“三越”がありますが、そこの関係者以外、そこが無くなっても別段どうってことはない、と思います。
けれど、大河原の一目千本桜が無くなったら、タ~イヘン。
姫路城が無くなったら、姫路の街ってどうなりますか?
(注:三本松の松の木が一本無くなったら、二本松になる、そういうことではありません。)
[82088] 2012年 11月 3日(土)09:11:00【2】オーナー グリグリ
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負(第一回採点)
記念すべきクイ図五番勝負の最初の採点です。

まず最初に、解答方法の複雑さから多少の混乱がありましたね。解答方法を正確に守ってくださいとやや強くお願いしましたが、実際に採点してみた感じではもう少し規制緩和してもよいかなと思いました。ということで、[82043]に提示した【注意事項】【解答方法】を見直しました。具体的には、以下の3ヶ所になります。
【注意事項】
2.解答方法は下記のルールをできる限り正確に守ってください。守られていない場合は誤答とする場合があります。
3.解答の書き込みに対する後からの追加訂正削除は理由の如何に関わらず行わないでください。
【解答方法】
4.問題と同じ地図サイトを使い、同じ地図(地図、写真など)を使い、問題と同じ縮尺で解答してください(同じ縮尺がない場合はもっとも近い縮尺を使ってください)。

今回の解答では縮尺違いや微妙な中心点ずれなど、厳密に判定すれば誤答になる解答もかなりありましたが、本来の解答趣旨である共通項の把握が明確である解答については、上記の注意事項見直し基準に基づき、すべて正答としました。ご了解ください。

[82081] k_itoさん
[追記:やっぱりリンクミスってましたんで解答取り下げます。]
記事削除の注意事項が抜けていましたが、削除はやはり混乱の元なので上記の通り注意事項を明確にさせていただきました。また、注意事項の見直しによれば削除されなかった方がよかったことになり、結果的にご迷惑をお掛けしてしまいました。改めて解答していただければと思います。

[82082] N-Hさん
すみません、問一について、航空写真を貼ったつもりだったのですが、なぜか地図が表示されてました。誤答にしてください。
航空写真版を貼る用意はありましたが、削除再回答はルール違反の可能性ありと考えて遠慮しておきます。
お気遣いありがとうございます。上記の通り、注意事項の緩和により正答としました。

[82077] 白桃さん
問四 志布志市
都道府県名も入れていただくようよろしくお願いいたします。

前置きが長くなりましたが、解答方法の複雑化もありますが、採点もかなり複雑というか気を使わなければいけないようです。まだまだ試行錯誤が続くかもしれませんが、
・共通項を明確に認識しているかどうか
・解答方法にゲームを混乱に導くような大きな逸脱がないかどうか(極端な大縮尺や小縮尺での解答など)
あたりの基準で判断していきたいと思いますので、ご協力とご理解をよろしくお願いいたします。

ここまで書いていたら採点時間の9時を回ってしまいました。おがちゃんさん、油天神山さん、桜トンネルさんが5問完答です。メダルもすべて決定しました。次回採点は今夜午後9時頃を予定しています。

解答状況の確認ページ:解答状況ランキングメダリスト

採点漏れ、採点ミスなどお気づきの点がありましたらご指摘ください。
[82087] 2012年 11月 3日(土)08:51:58デスクトップ鉄 さん
クイ図五番勝負
[82086] 2012年 11月 3日(土)08:51:08みかちゅう さん
クイ図・その3
[82085] 2012年 11月 3日(土)08:44:28星野彼方 さん
第一回クイ図五番勝負
問一:鹿児島県鹿児島市
問二:熊本県苓北町
問三:和歌山県高野町
問四:石川県白山市

問五は確かにエラーが出て確認できなかったので後で。
[82084] 2012年 11月 3日(土)08:39:15みかちゅう さん
クイ図・その2
問一:神奈川県横浜市

同一自治体でも対象が違えば別の解答ということでいいですよね?
[82083] 2012年 11月 3日(土)08:29:25みかちゅう さん
クイ図・その1
久しぶりのクイ図企画ですね。

問四:佐賀県伊万里市
[82082] 2012年 11月 3日(土)08:11:36【3】N-H さん
問一について
すみません、問一について、航空写真を貼ったつもりだったのですが、なぜか地図が表示されてました。誤答にしてください。
航空写真版を貼る用意はありましたが、削除再回答はルール違反の可能性ありと考えて遠慮しておきます。

これから夜まではPCでフルブラウザが使える環境にないので、これにて夜まで退散。
スマホからは見られますので、採点や他の方の回答は楽しみます。
[82081] 2012年 11月 3日(土)07:36:59【1】k_ito さん
クイ図五番勝負
さらに連投。。。Yahoo!ロコの使い方がよくわかってないですが、

問五:(削除)

でいいんでしょうか。

[追記:やっぱりリンクミスってましたんで解答取り下げます。]
[82080] 2012年 11月 3日(土)07:02:55k_ito さん
クイ図五番勝負
連投すいません。解答書き込み直後にひらめいてしまったので。

問三:愛知県東栄町
[82079] 2012年 11月 3日(土)06:50:15k_ito さん
クイ図五番勝負
仕事の疲れで昨夜は遅くまで起きていられず、朝になってからの参戦となりました。

問一:愛知県安城市
問二:東京都大田区
問四:三重県津市

とりあえず3つだけ。これでいいのかな。問題を解くこと以上に解答リンクの作成に神経を使いますね。
[82078] 2012年 11月 3日(土)06:11:44k-ace さん
第一回クイ図五番勝負
閃いたので、もう二問。
問二:鳥取県境港市
問三:鳥取県江府町
あ、どちらも鳥取県からの解答に。問五は、なんとなく共通項らしきものはわかったのですが、現在虎の巻が…ということで、現時点で確認できないのでまた今度。
[82077] 2012年 11月 3日(土)06:10:53白桃 さん
第一回ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問四 志布志市

問題もそうですが、答え方が難しいので一問だけにします。
[82076] 2012年 11月 3日(土)03:07:52桜トンネル さん
第一回クイ図五番勝負&久慈市
疲れた・・・。

問五:香川県高松市

問五の虎の巻と思われるサイトが現在、閲覧できないようです。詳しくはメールしてお伝えします。まぁ、他の検索方法などを駆使すれば見つかるのかもしれませんが、見つけられなかったのでいろいろな情報を駆使しての解答で苦肉の策です。
[82075] 2012年 11月 3日(土)01:57:39BEAN さん
第一回クイ図五番勝負 解答
問一:大阪府枚方市
問二:大阪府岬町
問三:大阪府河南町
問四:大阪府大阪市

問五の解答が書かれていると思われるサイトに行けないうちに、大阪府の解答を取られてしまったようです。
[82074] 2012年 11月 3日(土)01:17:28油天神山 さん
クイ図五番勝負
まだ詰める余地はあると思うんですが、もう答えちゃおう。

問五:大阪府大阪市

では、おやすみなさい。
[82073] 2012年 11月 3日(土)00:56:39k-ace さん
第一回クイ図五番勝負
とりあえず二問だけ参加してみる。後三問はどうするかな?
問一:兵庫県加東市
問四:青森県平川市
[82072] 2012年 11月 3日(土)00:53:18おがちゃん さん
クイ図五番勝負
問一:山梨県富士吉田市

色々悔しいものです。
[82071] 2012年 11月 3日(土)00:43:58【1】EMM さん
あれ?と思ったブレイク
最初の2問、縮尺間違えたと思ってましたが、合ってたかな?まあいいや、頭を冷やす意味でも寝よ。

追記:寝る前に見返したら、別の解答の縮尺が間違ってた…やはり寝るに限る、って寝る寝る詐欺ですか(汗)
[82070] 2012年 11月 3日(土)00:43:34桜トンネル さん
第一回クイ図五番勝負&北上市
なるほど!

問二:滋賀県大津市

十番勝負とは違うんですよね・・・(意味深)。
それにしても問五もわかって、確認しようと思うも、さっきから全然確認できないんですが・・・。
[82069] 2012年 11月 3日(土)00:41:55おがちゃん さん
クイ図五番勝負
問三:群馬県みなかみ町

解答するたびに手の震えが・・・。
[82068] 2012年 11月 3日(土)00:41:31EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問一:石川県能美市

縮尺はあってるよな…これで5問とも解答しましたが、返す返すも縮尺間違いが恨めしい。
とりあえず、寝よ。
[82067] 2012年 11月 3日(土)00:41:23油天神山 さん
クイ図五番勝負
問四:熊本県宇城市

ここまでは順調に来ました・・・地図リンクの貼り方を間違っていなければ。
[82066] 2012年 11月 3日(土)00:41:13N-H さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
こうなったら、えいやっ、っとやるしかないか。

問五 岐阜県関市
[82065] 2012年 11月 3日(土)00:32:30油天神山 さん
クイ図五番勝負
やっぱりいつもの十番勝負とは違う緊張感がありますね。

問三:長野県御代田町
[82064] 2012年 11月 3日(土)00:30:38EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問三:新潟県津南町

冒険はしないでおこう…
[82063] 2012年 11月 3日(土)00:26:07菊人形 さん
クイ図五番勝負解答(1)
順番にチャレンジ!

問一:福岡県北九州市

リンク貼りに、四苦八苦…。
[82062] 2012年 11月 3日(土)00:22:19EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問二:富山県小矢部市

これまでに解答した2問、縮尺間違ってる…
[82061] 2012年 11月 3日(土)00:20:16油天神山 さん
クイ図五番勝負
まずは、いっちゃんさんに、それからハンブルガーさんのご家族に心よりお悔やみを申し上げます。
奥様や幼いお子さんを残して先立たねばならなかったハンブルガーさんのご無念とご家族の悲しみは、ハンブルガーさんと同世代で妻子を持つ身には他人事ではありません。


それでは解答に移らせていただきます。

問一:大阪府岬町
問二:兵庫県尼崎市
[82060] 2012年 11月 3日(土)00:13:52EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
問五:山形県朝日町

多分この辺りで合ってると思うけど…アレがアレなのはアレレレレ…うーん、いけず(謎)。
[82059] 2012年 11月 3日(土)00:10:44おがちゃん さん
クイ図五番勝負
[82056] オーナー グリグリ さん
後先考えない行動で大変失礼しました。これからはもう少し慎重に行動することを心がけたいと思います。

気を取り戻して。

問四:東京都北区
[82058] 2012年 11月 3日(土)00:10:42N-H さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
[82057] 2012年 11月 3日(土)00:02:53いたがさき さん
第一回クイ図五番勝負
[82056] 2012年 11月 3日(土)00:00:59オーナー グリグリ
おがちゃんさんへ
[82056]の記事は削除させていただきました。余分な情報を他の方に与えないためです。ご静粛にお願いします。
[82055] 2012年 11月 2日(金)23:52:36いたがさき さん
第一回クイ図五番勝負
[82054] 2012年 11月 2日(金)23:50:38EMM さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負の解答
ああ、今日2日でしたっけ。明日だと思ってた…

問四:新潟県村上市
[82053] 2012年 11月 2日(金)23:46:31オーナー グリグリ
解答方法をよくお読みください
さっそくの解答ラッシュをありがとうございます。>解答していただいている皆様

ところで、[82043]に書いた解答方法と注意事項は厳密に守ってください。守っていない解答は誤答となりますのでご注意ください。なお、採点前の再解答もできませんので慎重に解答してください。
[82052] 2012年 11月 2日(金)23:40:27おがちゃん さん
クイ図五番勝負
問五:北海道栗山町

ここらへんかなあ。調べるのが大変。
[82051] 2012年 11月 2日(金)23:39:30今川焼 さん
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負解答
問一:徳島県吉野川市
問三:鳥取県智頭町
問四:佐賀県鳥栖市

ちょっと、おっかなびっくりです。
[82050] 2012年 11月 2日(金)23:31:27桜トンネル さん
第一回クイ図五番勝負&釜石市
引き続いて。

問四:徳島県石井町

こういうことでいいんでしょうか?
[82049] 2012年 11月 2日(金)23:26:58N-H さん
クイ図
[82048] 2012年 11月 2日(金)23:26:01おがちゃん さん
クイ図五番勝負
Twitterの方では既に呟かせていただきましたが、ハンブルガーさんの訃報を聞いたときは本当に胸が痛みました。ハンブルガーさん、どうか安らかにお眠りください。

それでは。

問二:石川県加賀市
[82047] 2012年 11月 2日(金)23:24:12鳴子こけし さん
第一回クイ図五番勝負
とりあえず様子見のつもりで一応共通項の確認をしてみたらいくつか

問一:神奈川県川崎市
問四:北海道千歳市
[82046] 2012年 11月 2日(金)23:21:46桜トンネル さん
第一回クイ図五番勝負&大船渡市
2回目です。

問三:三重県大台町

部屋の中が寒いので、手が震えます・・・。
[82045] 2012年 11月 2日(金)23:20:10伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
問四:千葉県南房総市

直感でひらめいたのですが…
[82044] 2012年 11月 2日(金)23:12:13桜トンネル さん
第一回クイ図五番勝負&奥州市
参加するかどうか少し迷ったのですが、第一回ということもあり、参加します。それでは、今回もよろしくお願いいたします。

問一:兵庫県神戸市

これで解答方法があっているのか不安ですが・・・。
[82043] 2012年 11月 2日(金)23:00:07【2】オーナー グリグリ
【第一回】ハンブルガーさん追悼記念 クイ図五番勝負(問題)
それではハンブルガーさんの追悼記念として、第一回クイ図五番勝負を開催いたします。全国の市十番勝負と基本的に同じ方式ですが、解答方法が複雑になっていますので、解答を書き込む際には、プレビューでご自身の解答に間違いがないか、とくに地図リンクが正しいかどうかご確認ください。リンクの設定ミスなどであっても書き込みの訂正はできません。なお、最初の採点は、明日午前9時頃を予定しています。また、明日の午後9時頃に二回目の採点を行い、以降、毎日午後9時前後に1回採点します。

【問題】
以下の各問に列挙した3箇所の地図リンクが指し示す場所にはある共通する特徴があります。同じ特徴を持つ場所を1箇所だけ挙げてください。なお、解答に当たっては以下の注意事項と解答方法を必ずお守りください。

【注意事項】
1.共通する特徴は解答しないでください。何人もの方が答えられるようにするためです。
2.解答方法は下記のルールをできる限り正確に守ってください。守られていない場合は誤答とする場合があります。
3.解答の書き込みに対する後からの追加訂正削除は理由の如何に関わらず行わないでください。
4.解答は一問につき一人一解答でお願いします。採点で誤答となった場合は再度解答していただいて構いません。
※なお、十番勝負のように既出解答や問題解答による採点前の再解答はできません。再解答は採点後となります。
5.問題は原則として2012年11月2日の情報を基にしています。

【解答方法】
1.解答形式は出題箇所と同じように、"都道府県名+市区町村名"(区は特別区のみ)に、共通項の指し示す場所を中心点にした地図リンクを貼ってください。リンクの貼り方はガイドラインの(4)テキストリンク機能を参照してください。
2.都道府県境界、市区町村境界を指し示す場合は、境界に接するいずれかの市区町村名を表示してください。ただし、問題によっては表示する市区町村名が決められる場合があります。
3.地図の指し示す場所が海上の場合は、表示を"海上"として地図リンクを貼ってください。
4.問題と同じ地図サイトを使い、同じ地図(地図、写真など)を使い、問題と同じ縮尺で解答してください(同じ縮尺がない場合はもっとも近い縮尺を使ってください)。
5.問題の共通項によっては正確な位置が求められる場合があります。解答に当たっては、最大縮尺表示で中心点を正確に位置合わせした上で、解答縮尺に戻してリンクを取得することを推奨します。
6.地図サイトへのリンクは地図サイトによって取得方法が異なりますが、チェーンアイコンやURLアイコンのボタンから取得できます。ツールバーのURLは使わないでください。出題と同じ形式のURLを得る簡単な方法は、出題リンクの地図から解答箇所に移動し、中心点や縮尺を合わせた上で、リンクアイコンをクリックしてURLを取得すると良いでしょう。

問一:千葉県印西市大阪府大阪市愛媛県松山市(想定解:147)
問二:東京都江戸川区香川県直島町鹿児島県与論町(想定解:47)
問三:東京都奥多摩町長野県南木曽町高知県いの町(想定解:49)
問四:神奈川県横浜市島根県出雲市山口県萩市(想定解:32)
問五:宮城県利府町東京都杉並区海上(想定解:47)

【免責】
出題に当たってはできる限りの調査を行っておりますが、確認漏れや問題の不備ならびに想定解の見落としなどが発覚する可能性があります。その際にはできるだけ妥当な救済措置を行うよう努力いたしますが、不手際などありますことをあらかじめご了承ください。

解答状況の確認ページ:解答状況ランキングメダリスト

【追記】
第一回目の採点に当たり、注意事項と解答方法を一部訂正追加しました。[82088]参照。
[82042] 2012年 11月 2日(金)21:06:59【1】オーナー グリグリ
クイ図五番勝負開始前に(注意事項と解答形式について事前予告)
[82034]で書きましたように、第一回クイ図五番勝負は開始時間を2時間遅らせて、今夜午後11時からスタートです。よろしくお願いいたします。開始前に出題書き込みの注意事項と書き込み形式について事前にお知らせしておきます。

【注意事項】
1.共通する特徴は解答しないでください。何人もの方が答えられるようにするためです。
2.解答方法は下記のルールを正確に守ってください。守られていない場合は誤答とします。
3.解答の書き込みに対する後からの訂正や追加は理由の如何に関わらず行わないでください。
4.解答は一問につき一人一解答でお願いします。採点で誤答となった場合は再度解答していただいて構いません。
※なお、十番勝負のように既出解答や問題解答による採点前の再解答はできません。再解答は採点後となります。
5.問題は原則として2012年11月2日の情報を基にしています。

【解答方法】
1.解答形式は出題箇所と同じように、"都道府県名+市区町村名"(区は特別区のみ)に、共通項の指し示す箇所を中心点にした地図リンクを貼ってください。リンクの貼り方はガイドラインを参照してください。
2.都道府県境界、市区町村境界を指し示す場合は、境界に接するいずれかの市区町村名を表示してください。ただし、問題によっては表示する市区町村名が決められる場合があります。
3.地図の指し示す箇所が海上の場合は、表示を"海上"として地図リンクを貼ってください。
4.問題と同じ地図サイトを使い、問題と同じ縮尺で解答してください(同じ縮尺がない場合はもっとも近い縮尺を使ってください)。
5.問題の共通項によっては正確な位置が求められる場合があります。解答に当たっては、最大縮尺表示で中心点を正確に位置合わせした上で、解答縮尺に戻してリンクを取得することを推奨します。
6.地図サイトへのリンクは地図サイトによって取得方法が異なりますが、チェーンアイコンやURLアイコンのボタンから取得できます。ツールバーのURLは使わないでください。出題と同じ形式のURLを得る簡単な方法は、出題リンクの地図から解答箇所に移動し、中心点や縮尺を合わせた上で、リンクアイコンをクリックしてURLを取得すると良いでしょう。

以上、くれぐれも解答書き込みは慎重にお願いいたします。プレビューでのリンク表示確認をお忘れなく。

では、2時間後に開始です(正確には1時間53分後)。出題の最後の仕上げを行っています。
[82041] 2012年 11月 2日(金)20:27:34hmt さん
東京市15区を包囲した5郡
[82040] 白桃さん
New Taipei Cityのことを聞いて、これと対比したくなったのが、80年前、つまり 1932年の編入 より前に 「東京市15区を包囲」 していた5郡(荏原郡、豊多摩郡、北豊島郡、南足立郡、南葛飾郡)です。

1930年国勢調査データを使うと、5郡の人口は合計 2,899,926人で、東京市の人口 2,070,913人の1.4倍ありました。
これが 1920年国勢調査のデータでは、1,177,429 / 2,173,201 = 0.54倍と、東京市の人口にはとても及ばなかったのです。
なお、5郡と東京市15区との面積比は、469.614km2 / 81.235km2 = 5.78倍でした。

この 10年間に何があったのか、ご存知ですね。そうです、1923年の関東大震災。
[46290]
今回の激震は、田園都市の安全地帯たることを証明しました。都会の中心から田園都市へ!それは非常口のない活動写真館から、広々とした大公園に移転することです。すべての基本である安住の地を定めるのは今です。
これにより東京市 15区の人口はやや減少し、それを取り囲む郡部の人口は2~3倍に急増しました。

これが東京市 15区を 35区へと大拡張させた主な原因になりました。
面積拡張については[78504]で記していましたが、人口データに触れていなかったので、今回補足します。

白桃マガジンの特集タイトル 日はまた昇ってほしい に合せて、東京市と5郡との合計人口を確認してみました。
震災前 1920年の 3,350,630人から、震災後1930年の人口は 4,970,839人と、1.48倍になっています。

1920年から1930年への10年間には、全国の人口も 55,963,053人から 64,450,005人へと1.15倍になっています。
このことを考慮しても、大震災後の東京の復興ぶりを窺うことができます。

東京以上の被害を受けた横浜市の人口も、1920年の 502,413人から 1930年には 620306人と 1.23倍になりました。
[82040] 2012年 11月 2日(金)14:03:45【1】白桃 さん
特別23区包囲網市
館山市をぐるっと囲む南房総市が出来る際に私は、「館山より人口が多くなったらどうしよう。」とクダラナイ心配をしたものですが、合併に参加しなかった鋸南町のおかげでその心配は杞憂に終わりました。
なぜ、こんな話を持ち出したかと言うと、お隣の台湾では、比べ物にならないスケールで超々すごい事が起っていたのですね。
昨日はじめて知ったのですが、台北市、基隆市を取り囲む旧台北県が2010年12月に直轄市となり、「新北市」と改称、その人口なんと約390万人。ということは、高雄市を超えて台湾最大人口の市が出来上がっていたということです。
国、あるいは地域の政治経済の中心都市を囲む、いわゆる“衛星都市”が合併して、その中心都市の人口を上回るというのは、他に例があるのでしょうか?
そこでというか、なんというか、特別23区を取り囲む市が合併したらどれだけの人口になるのか、馬鹿げた計算をしてみました。
政令指定都市である川崎市を除く、狛江、調布、三鷹、武蔵野、西東京、新座、朝霞、和光、戸田、川口、草加、八潮、三郷、松戸、市川、浦安の16市をあわせた人口は3,464,839人(2012年10月1日推計人口)。
これでは、東京特別23区はもちろん、横浜市の人口3,697,006人にも届きません。もう少しぶ厚く取り囲まないと・・・。これ以上、無意味な人口の足し算はやめときましょう。

因みに、新北市の英語の名称はNew Taipei Cityということです。
[82039] 2012年 11月 2日(金)01:22:29葵区[駿河区] さん
オフ会
ハンブルガーさんの訃報を知り,ただただご冥福をお祈りします
基本は携帯電話しかネット環境がないため,なかなかこちらに参加できず淋しいと共に申し訳ないです
今回のオフ会は,当番出勤が重なったこともあり断念いたします
今の部署は私が一番のぺーぺーなので…次こそはと思いますので,よろしければまたお声を掛けてください
[82038] 2012年 11月 1日(木)17:52:44いろずー さん
オフ会その他
皆さんへ
久々に落書き帳開いたため
先ほどハンブルガーさんの訃報を知りました

[81956] いっちゃんさん
この時期、具体的には8月26日から8月30日までの間、予期せぬ出来事により播磨の地に滞在していました。
実はその2日前ウチはスクーリングのため播磨の地(厳密には姫路)を離れて都内へ帰るところでした
お子さんもまだ小さくてこれからだと言う時のにこの出来事で
まさかこの時期にと思うと自分が今やってるバイトも気が抜けなくなります。
(自分のやってるバイトは急に変更が許されない、というよりしょっちゅう変わるんです)
せっかくのオフ会もこのような出来事の後だと参加したくても参加できない恐れがありますね…

自分は高1の時「大好きなボールの授業が来週にある」と言う時に母方の祖父が亡くなり
津軽の地に行く事に…その授業出たかったのに欠席して、という苦い時があります


すいませんオフ会は今年もムリです(行きたかっただけに残念です)
遅くなりましてすみません
改めてハンブルガーさんのご冥福をお祈りいたします
[82037] 2012年 11月 1日(木)01:42:00白桃 さん
人口が一番少ない県庁所在地は?
[82027]2012年10月29日(月)22:55:27白桃
本日現在、以下20都道県から2012年10月1日現在の推計人口が公表されております。
その後、宮城、福岡など15府県から公表され、残りは青森、千葉、富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重、滋賀、大阪、和歌山、広島の12府県となっております。

“3%以上の人口増加率”に、新たに加わったのは
宮城県の大和町(5.72%)、富谷町(4.32%)、福岡県の志免町(3.46%)、新宮町(7.70%)、沖縄県の豊見城市(3.35%)、中城村(4.20%)、与那原町(7.68%)、宜野座村(3.19%)
の8市町村です。(暫定トップは新宮町)

残念なニュースとしては、田川市と倉吉市が5万人をきったことです。特に田川は1955年国勢調査では100,071人を記録しており、筑豊の最盛時から半減したということになります。

タイトルの答えは、山口市(195,730人)に抜かれた、鳥取市(195,670人)です。
(前回の国勢調査時点では松江市:194,258人)
[82036] 2012年 10月 31日(水)21:33:53デスクトップ鉄 さん
十番勝負:正答、解答機会、想定解
[82029] 白桃 さん
[82025]デスクトップ鉄さんの記事を見ていて、どうして東かがわ市は“新設市”ではないのか?と思っていたら、十番勝負が開始された2004年7月3日には既に市になっていた、という意味だったのですね。
定義せずに使ってしまいましたが、おっしゃるとおりです。「新設市」は第1回開催以降生まれた市、「消滅市」はその後(市名が)亡くなった市です。いずれも第1-35回の一部期間しか存在せず、330問すべての対象ではなかったという意味で使いました。この期間存在した市は845市あり、全期間通して存在しているのが646市、新設市が146市、消滅市が53市です。ちなみに、新設市のなかでは、五島市が310問で最大の出題対象、長久手市が15問で最少。消滅市は、鳩ヶ谷市が305問で最大、福江市が20問で最少です。

[82025]では、解答に選ばれやすい市、選ばれにくい市を解答率という観点から分析しました。今回は解答市の絶対数を分析対象にします。次の表は正答数の順位でソートしたもの。なお、解答機会=◎+○、想定解=●+◎+○、率は出題数に対するそれぞれの比率です。正答数の30位までと各指標の上位30位にはいる市をリストし、漏れている政令指定都市を参考に掲げました。

出題数解答機会同順位解答機会率同順位想定解同順位想定解率同順位
1京都市33016521668120.6%184125.5%1
2大阪市33012501464219.4%376223.0%2
3福岡市330649453816.1%9591017.9%11
4仙台市3301048553816.1%963919.1%10
5横浜市3301445954716.4%868720.6%7
6高松市3308438511115.5%12591017.9%11
7広島市3307422163319.1%470621.2%6
7松山市3308429511115.5%12591017.9%11
9静岡市3307412061518.5%668720.6%7
10名古屋市33015401757617.3%7723 21.8%3
10新潟市33044010501415.2%155418 16.4%19
12富山市3309392463319.1%4723 21.8%3
12岡山市33023399481714.5%18715 21.5%5
14大津市33073812501415.2%155715 17.3%16
15神戸市33012376432613.0%285516 16.7%17
15姫路市3304378452113.6%234924 14.8%26
17長崎市33063616521015.8%115813 17.6%14
17浜松市33083614501415.2%155813 17.6%14
17北九州市33012367432613.0%28551616.7%17
20金沢市33011353383811.5%41492414.8%26
21上越市33023413471914.2%20492414.8%26
21高知市3305347413412.4%36463713.9%39
23秋田市33023120511115.5%12532016.1%21
23青森市33073113442213.3%24512215.5%24
23川崎市33073111423012.7%32492414.8%26
23長岡市33043111423012.7%32463713.9%39
27熊本市33063018481714.5%18541816.4%19
27鹿児島市330103012423012.7%325221 15.8%22
27豊田市33063014442213.3%24502315.2%25
30福島市33022918471914.2%20492414.8%26
30鳥取市33052915442213.3%24492414.8%26
--------------
36千葉市33042716432613.0%28473214.2%34
36山口市33032715423012.7%32454013.6%42
41大崎市#2304266326413.9%22366315.7%23
45長野市33032519442213.3%24473214.2%34
70佐賀市33022221432613.0%28454013.6%42
75山形市330102118393711.8%39492414.8%26
79福江市*20022479220.0%2479920.0%9
--------------
35札幌市330122455114910.6%53473214.2%34
36堺市3305278354910.6%53405112.1%55
64さいたま市330823831719.4%76395311.8%57
150相模原市33021179261067.9%120473214.2%34

[80212] で、「大都市は想定解数における占拠率(大都市が正答となる確率)が高い」と指摘しました。今回の分析結果はこれを裏付けています。京都市が正答数、解答機会数、解答機会率、想定解数、想定解率の五冠王に輝きました。以下、政令指定都市、県庁所在地が続いていますが、政令指定都市のなかで、札幌市、さいたま市、相模原市、堺市が各指標の30位以内に入っていません。とくに人口第4位の札幌市の低迷振りが注目されます。

京都市の解答機会率20%超ということは、出題直後に全問京都市を解答すれば、金メダルが2個取れるということになります。しかし出題者もその辺は心得ておられ、[80884]で指摘したように、第34回は大都市を想定解から外す対策を採られたようです。
[82035] 2012年 10月 31日(水)19:10:23k-ace さん
コモア・ブリッジと桂台BTM(シャトル桂台)
私が先日訪れたコモアしおつ(上野原市)及びそこにつながる斜行エレベーターコモア・ブリッジは過去に話題になっています。コモア・ブリッジは現在も活躍中です。
コモアしおつ及びコモア・ブリッジ(過去記事)
さて、コモア・ブリッジとともに話題になっていたのが猿橋町桂台(大月市)の桂台BTM(シャトル桂台)です。
桂台BTM(過去記事)
2001年4月に運行開始しましたが、故障が多く2006年12月に運行休止(バスによる代行輸送)。結局、故障の原因が掴めず、軌道は撤去。そして昨年、2011年12月、通常の上下エレベーターを設置したようです。猿橋駅側は170mのトンネル内徒歩移動となったようです(動く歩道案もあったようですが、結局設置されず)。
BTMからエレベーターへ
[82034] 2012年 10月 31日(水)07:54:59オーナー グリグリ
第一回クイ図・五番勝負の開始時間を変更します!
明後日11月2日開始予定の第一回クイ図五番勝負ですが、予定が入ったため、開始時間を2時間遅らせて午後11時からとさせてください。よろしくお願いいたします。詳細ルールなど事前にアナウンスしたかったのですが、ぶっつけ本番になるかもしれません。では、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
[82033] 2012年 10月 30日(火)09:16:08白桃 さん
特別区の扱い
[82031]グリグリさん
全然見当がつかないのですが、ひょっとして特別区ですか?
ま、御冗談を。もちろん、お分かりになっていると思いますが、世界自然遺産の村、男鹿佐原でございます。

ところで、ランキングデータでは特別区は23区独立自治体として扱っていますが、まとめて1市と扱ってランキング表示する要求も高いでしょうか?両方同時に表示するのは気持ち悪いので避けたいと思っていますが。
人口ランキングについて、他の例をみますと、23区まとめて扱ったのが多いような気がします。でも、最近(といっても、ここ20年ぐらい)は各区それぞれ表示しているのが多くなってきていると思います。
個人的な好みで言いますと、人口がらみで岡山市と練馬区を比較するのは気持ち悪いです。面積、財政指数などであれば全然気になりませんが・・・。
それはともかく、ランキングで表したいこと、目的にもよりますが、各区表示で良いのでは。もちろん両方同時表示は避けた方がいいと考えます。

以下独り言
東かがわ市を東京と比較するなんて畏れ多い。中央区と比較、これも意欲湧かない。
[82032] 2012年 10月 30日(火)08:27:11オーナー グリグリ
Re:宮崎県と鹿児島県とにまたがる境界未定地
[82028] hmtさん
ウオッちずに示されている境界未定部分をリンクします。
ありがとうございます。よく見ないとだめですね。
Google Mapでも未定部分を確認できました。
[82031] 2012年 10月 30日(火)08:23:28オーナー グリグリ
Re:2010年国勢調査からの増減率
[82027] 白桃さん
さて、1位はどこでしょうか???
全然見当がつかないのですが、ひょっとして特別区ですか?
2年で35万人増加ってことになるんですが、ちょっと多過ぎるかな。

ところで、ランキングデータでは特別区は23区独立自治体として扱っていますが、まとめて1市と扱ってランキング表示する要求も高いでしょうか?両方同時に表示するのは気持ち悪いので避けたいと思っていますが。
[82030] 2012年 10月 29日(月)23:36:34【1】中島悟 さん
また古い話題ですが、宮ノ内村、河沿村、画図村
[73438]88さん(抜粋)
■山門郡 宮内村 or 山門郡 宮ノ内村
現在の大字名を調べてみたのですが、M22に誕生した宮内(宮ノ内)の名は残っておらず、
それ以前の村名が現在の大字名の一部になっており、確認できません。
「ノ」の有無も、表記の揺れだと思われ、確たるものはないのですが、山門郡 宮ノ内村 と判断し、修正しました。
■山門郡 川沿村 or 山門郡 河沿村
現在の大字名を調べてみたのですが、M22に誕生した川沿(河沿)の名は残っておらず、
それ以前の村名が現在の町名・大字名の一部になっており、確認できません。
「川」「河」の相違も、一種の表記の揺れだと思われ、確たるものはないのですが、山門郡 河沿村 と判断し、修正しました。
柳川市史 史料編7巻 付属の2枚の地図、「筑後国山門郡全図」(明治34~40年頃)と「矢部川水系図」(明治22~29年頃)の
どちらも、やはり宮ノ内村と河沿村でありました。
ちなみに「川」「河」は郡内で使い分けられており(柳河町、川北村、川邉村、小川村)、表記の揺れはないと思われます。


[69201]オーナーグリグリさん
1932年(昭和7年)12月15日に熊本市が飽託郡晝圖村を編入した際に、晝圖村をいったん画津村に改称しているのです。「総覧」でもそのようになっていましたから間違った情報ではなさそうです。なぜ消滅する自治体の名称をいったん改称したのでしょうか。不思議です。ちょっと調べてみたのですがよく分かりませんでした。どなたかご存知ですか?
新熊本市史 史料編第七巻P132では
◇熊本県告示第七○四号
飽託郡画図村ヲ廃シ、其ノ区域ヲ熊本市ニ編入シ、昭和七年十二月十五日ヨリ之ヲ施行ス。
昭和七年十二月十三日  熊本県知事 鈴木敬一
◇熊本県告示第七○五号
飽託郡画図村ヲ廃シ、其ノ区域ヲ熊本市ニ編入ニ付テハ、村ノ財産ハ左ノ通リ之ヲ処分ス。
昭和七年十二月十三日  熊本県知事 鈴木敬一
画図村ノ財産ハ全部之ヲ熊本市ニ移ス。
◇熊本県告示第七○七号
飽託郡画図村ヲ廃シ、其ノ区域ヲ熊本市ニ編入ノ件、昭和七年十二月十五日ヨリ施行ニ付、
市制町村制施行規則第一条ニ依ル熊本市ノ人口ハ拾六万七千参百七拾九人トス。
昭和七年十二月十三日  熊本県知事 鈴木敬一
と書かれており、改称せず画図村のまま編入したようになっています。
また、新熊本市史 通史編第七巻P433では、編入後の町名は「画図町」と書かれており、実際に現在でも
該当する区域は「画図町○○」です。わざわざ改称しているのであれば「画津町○○」となっていないのは極めて不自然です。

改称は、無かったのではないでしょうか。どうして改称の情報が出てきたのかという謎は残りますが。
ちなみに画図村の名前の由来は「村の北部に江津湖があったから」だとか。なんで違う字を当てたのかも謎
・・・だったのですが、史料編で次のP133にある「飽託郡健軍村を熊本市に合併する建議書」の中では
頻繁に「画図湖」とあり(「ママ」ルビ付き)、昭和10年になってもなお、表記の揺れがあったことが分かります。
[82029] 2012年 10月 29日(月)23:35:25白桃 さん
あぁ、十年
[82025]デスクトップ鉄さんの記事を見ていて、どうして東かがわ市は“新設市”ではないのか?と思っていたら、十番勝負が開始された2004年7月3日には既に市になっていた、という意味だったのですね。
そうか、2003年4月1日から、もう9年、来年は市制施行10周年になるのか!!!
待てよ、東かがわ市ができたときには、私は既に落書き帳デビューしていたな。
調べたら2002年10月27日。ナントおとといが記念日だったのか!!!
全然気がつかずに、[82008]の記事にはアホなタイトルを付けてしまった。 悔やまれる^x^)~~
 
[82028] 2012年 10月 29日(月)23:05:53hmt さん
宮崎県と鹿児島県とにまたがる境界未定地
[82024] グリグリさん
湧水町とえびの市、小林市と綾町の境界線には未定線が見当たりません。

ウオッちずに示されている境界未定部分をリンクします。
鹿児島県湧水町と宮崎県えびの市との境界未定部分北西端(黒園山)付近
宮崎県小林市と綾町との境界未定部分(古賀根橋ダム)北東端付近

4市町全体が未定になっていると言うことでしょうか。
そのとおりです。
[82027] 2012年 10月 29日(月)22:55:27白桃 さん
2010年国勢調査からの増減率
本日現在、以下20都道県から2012年10月1日現在の推計人口が公表されております。(北海道は、独自集計)
2010年からの増減を見ますと、東京都以外は減少しており、増加した市町村数が全部で78(23特別区はひっくるめて1市とみなす)であるのに対し、5%以上減少した市町村数が64となっております。
都道県名増加率増加した市町村数5%以上減少市町村数
東京都0.43%222
熊本県-0.56%71
香川県-0.67%30
静岡県-0.75%41
群馬県-0.78%63
奈良県-0.79%611
宮崎県-0.80%30
北海道-0.83%1215
愛媛県-1.15%01
鳥取県-1.15%11
徳島県-1.22%32
山梨県-1.32%33
長崎県-1.32%30
山口県-1.38%11
島根県-1.44%01
山形県-1.46%10
高知県-1.62%05
岩手県-2.01%35
秋田県-2.10%01
福島県-3.29%011

増加市町村78のうち、3%以上の増加率を示したのは、わずか4自治体です。
1位???3.81%
2位大津町(熊本県)3.72%
3位菊陽町(熊本県)3.46%
4位東神楽町(北海道)3.43%
さて、1位はどこでしょうか???
もちろん、男鹿市でも佐原市(?)でもありません。私も意外でした。

さて、11月23日に開催されるオフ会に、健康のため本日から加納宿まで中山道づたいに歩いて行こう、と壮大な計画をたてておりましたが、次の理由のため、断念、他の交通機関を利用して行くことにいたしました。
1.野宿するのには寒そうだから
2.和田峠あたりで熊に襲われそうだから(なにせ、長野駅にも出るぐらいだから)
3.上田の近くで真田親子の妨害にあい、遅刻しそうだから
[82026] 2012年 10月 29日(月)22:07:04k_ito さん
境界未定地域
[82024]オーナー グリグリさん
姶良郡湧水町、宮崎県小林市・えびの市・東諸県郡綾町は、境界の一部が未定のため、合計面積を示した。
この4市町まとめて境界未定地区というのは具体的にどの部分なんでしょうねぇ。

長らく更新されていないサイトのようですが、「境界未定地域」の覚書を見てみますと、「都道府県にまたがる境界未定地域」にえびの市と旧吉松町の未定地域が、「宮崎県の境界未定地域」に綾町と旧須木村の未定地域が記述されていますので、ここなのでしょうね。もっとも、このサイトからの地図リンクは国土地理院がリンク切れ、もう一つはマピオンだけれども現在のマピオンでは境界線がつながっているのですが。
[82025] 2012年 10月 29日(月)21:56:01デスクトップ鉄 さん
続・十番勝負:解答市の選択
[81837]で、十番勝負の解答に選択されやすい市、されにくい市について、第21回以降のデータを分析しました。そのなかで
第20回までは、未解答市が公開されておらず(初期は想定解数も示されていない)、今から全未解答市を調べるのは結構大変です。もしデータが残っていて、公表していただけるなら、ぜひ分析に加えたいと思います。
と書いたところ、ぐりぐりさんから第1回からの「共通項虎の巻」を送って頂きました。この「虎の巻」でも初期の出題のなかには想定解数が明示されていないものがあり、出題当時の想定解の探索作業を行いましたが、平成の大合併の時期にまたがっていて、この作業はかなり難航しました。まだもれがあるとは思いますが、この辺で打ち切り、[81837]と同様の分析結果を公開します。

対象は、第1回から第35回の330問(30、31、32、34回の順位問題計20問と第35回の入門編を除く)。正答市は10166、未解答市は4485、平均解答率=(正答市/(正答市+未解答市))は69.4%でした。なお、第1回問一の採点の誤り(長門市が正答になっているが、山口県内の最小人口は当時も美祢市)を訂正して計算しています。

解答率は、市によるばらつきが大きく、うち一度も正答にならなかった市が15市ありました。すべて消滅市または新設市。(以下の表において●:出題市、◎:解答市、○:未答市、*消滅市、#:新設市)
解答機会想定解
黒磯市*1 0 1 1 2
姶良市#1 0 1 1 2
尾西市*0 0 1 1 1
北条市*0 0 1 1 1
野々市市#2 0 0 0 2
川内市*2 0 0 0 2
長久手市#1 0 0 0 1
小野田市*1 0 0 0 1
新湊市*1 0 0 0 1
武生市*1 0 0 0 1
岩槻市*0 0 0 0 0
豊栄市*0 0 0 0 0
松任市*0 0 0 0 0
東予市*0 0 0 0 0
具志川市*0 0 0 0 0
岩槻市、豊栄市、松任市、東予市、具志川市は、出題を含めて一度も想定解に入らずに消滅しました。

解答率30%以下の市は22市、このうち21市が消滅市または新設市で、35回の出題全期間中存続していたのは駒ヶ根市だけ(解答機会9回、解答2回、解答率22.2%)。解答率30%台は、守谷市(4/13=30.8%)、江別市(4/12=33.3%)、石狩市(4/12=33.3%)、横手市(5/15=33.3%)、御坊市(3/9=33.3%)、田川市(4/12=33.3%)、留萌市(5/14=35.7%)、戸田市(5/14=35.7%)、岩倉市(5/14=35.7%)、東大和市(7/19=36.8%)、上尾市(3/8=37.5%)、小千谷市(3/8=37.5%)、尾張旭市(3/8=37.5%)、豊前市(5/13=38.5%)と続きます。

一方、解答率100%の都市が34市あり、こちらも消滅市が7市(新津市、新井市、白根市、浜北市、上野市、中村市、加世田市)、新設市が15市含まれています。8回以上の解答機会があって、全問解答された市は次の15市です。
解答機会想定解
鳥栖市6 17 0 17 23
東かがわ市4 16 0 16 20
四国中央市4 16 0 16 20
宿毛市2 14 0 14 16
つくばみらい市#1 14 0 14 15
鈴鹿市1 14 0 14 15
沼田市4 13 0 13 17
南あわじ市#1 13 0 13 14
南城市#2 12 0 12 14
桜川市#1 11 0 11 12
浅口市#0 11 0 11 11
南房総市#2 10 0 10 12
吉野川市#1 9 0 9 10
善通寺市0 9 0 9 9
南国市2 8 0 8 10
新設市が健闘していることと、四国の市が15市中6市を占めていることが注目されます。

都道府県別解答率の上位下位それぞれ10県をリストしました。
順位解答機会想定解解答率
1香川18 148 23 171 189 86.5%
2石川42 176 33 209 251 84.2%
3高知16 156 30 186 202 83.9%
4愛媛21 170 39 209 230 81.3%
5徳島17 126 30 156 173 80.8%
6兵庫52 425 121 546 598 77.8%
7宮城36 220 72 292 328 75.3%
8栃木28 186 61 247 275 75.3%
9鳥取16 82 27 109 125 75.2%
10沖縄29 145 48 193 222 75.1%
--------
38千葉64 382 208 590 654 64.7%
39埼玉63 394 215 609 672 64.7%
40東京46 296 163 459 505 64.5%
41山口39 190 105 295 334 64.4%
42岩手26 146 81 227 253 64.3%
43長野42 220 123 343 385 64.1%
44島根18 121 70 191 209 63.4%
45熊本24 157 95 252 276 62.3%
46北海道61 353 235 588 649 60.0%
47大分17 152 104 256 273 59.4%
前回書いた、「四国の突出ぶり」は変わりませんが、「西高東低の傾向」は必ずしもあたっていませんでした。

最後になりましたが、十番勝負にも参加されていたハンブルガーさんのご冥福をお祈りします。
[82024] 2012年 10月 29日(月)20:21:08オーナー グリグリ
変遷情報における境界変更の範囲 & 都道府県を超える変遷の表示
市区町村変遷情報に掲載する境界変更の範囲については、人口異動を伴う境界変更に限定して掲載したいと考えています。具体的には、[81966][81967][82005][82001][81922]のリストのうち、人口異動を伴うものです。その際、相互に境界変更の異動があるケースは、個々の異動に分離します。分離した上で人口異動があるもののみを掲載します。

具体的には、2010.3.1の太田市と深谷市の境界変更のケースでは、人口異動のある太田市の一部の深谷市への境界変更については変遷情報に残しますが、人口異動のない深谷市(微)の太田市への境界変更については削除します。2000.12.20の香川県大野原町と豊浜町の境界変更のケースでは、人口異動は差引0人ですが、双方向に4人ずつの異動があるため、2つの境界変更として掲載します。

[81928]
本論からは少しずれますが、都道府県単位の表示における課題として、長野県山口村の岐阜県中津川市への編入のケースがあります。どういうことかと言うと、平成の大合併の長野県と岐阜県の一覧には、岐阜県側だけに山口村の編入が表示されますが、長野県に関しても山口村が異動し消失したというのは重要な変遷記録です。何らかの記録表示が必要ですが、これも表示仕様を工夫すれば可能だと考えます。その際には、境界変更や境界確定など都道府県境に関わる変遷情報全般について考慮する必要が有るでしょう。しっかり検討したいと思います。
市区町村変遷情報(長野県の一覧)に山口村が岐阜県中津川市に編入されたことを表示する改善を検討します。境界変更の都道府県を超えるケースも同様です。上記の太田市と深谷市の事例であれば、群馬県の一覧にも太田市の一部が深谷市に編入(境界変更)されたことを表示します。

直接関係ありませんが、この考え方と似た話題をひとつ。

国土地理院の平成23年全国都道府県市区町村別面積調鹿児島県の資料(pdf)の2ページ目の最後に、境界変更「宮崎県小林市と同県西諸県郡高原町の各一部を相互に編入」の記録があります。鹿児島県の資料に何故宮崎県の表示があるのかと不思議に思い、国土地理院に問い合わせを行いました。以下の回答です。
面積調で公表しております面積は、国土地理院発行の2万5千分1地形図に描画されている行政界及び海岸線をもとに計測・算出されております。行政界は、隣接する市区町村の諸事情により、必ずしも決定されているとは限らず、こうした箇所は地形図上では線が途切れた境界未定箇所となっております。このため、境界未定となっている市区町村の単独の面積を算出することは出来ませんので、それらを合計した面積値を算出し面積調に掲載しております。
ご質問の箇所は、鹿児島県湧水町、宮崎県小林市、えびの市、綾町の4市町が1つの境界未定地区となっています。こうした、県をまたぐ境界未定地区については、各県の合計面積値に含められないことから、別に「都県にまたがる境界未定地域」として公表しているところですが、便宜上、該当する県の欄にも掲載しているところです。今回、宮崎県小林市と同県高原町において告示のあった境界変更の記述については、直接鹿児島県に関係する異動事由ではございませんが、鹿児島県湧水町が関係する境界未定地区との境界変更となることから、鹿児島県の欄においても掲載している次第です。
境界変更の記録のすぐ上に境界未定の記録があり、宮崎県小林市も境界未定に含まれていることから、資料を注意深く見ていれば理解できたことでした。まぁそうは言っても国土地理院の掲載基準が分かり、統計局の資料なんかもそうですが、隙のない緻密な資料作りがされているのだなぁと、当然とはいえ感心しました。

ところで、その境界未定ですが、
姶良郡湧水町、宮崎県小林市・えびの市・東諸県郡綾町は、境界の一部が未定のため、合計面積を示した。
この4市町まとめて境界未定地区というのは具体的にどの部分なんでしょうねぇ。地図サイトの境界線を追っかけると、小林市とえびの市の間には境界線が切れている部分がありますが、湧水町とえびの市、小林市と綾町の境界線には未定線が見当たりません。そもそも、湧水町と小林市や綾町は接していないと思われますし。唯一考えられるのは、湧水町と小林市の県境と、小林市と綾町の間の境界に未定部分があり、明確な小林市とえびの市の未定と合わせて4市町全体が未定になっていると言うことでしょうか。どなたかこの謎解けますか?
[82023] 2012年 10月 29日(月)20:03:20オーナー グリグリ
Re:境域変動と合併の計算について
[82020] YTさん
境域補正前後の異動人口と推計人口が分かっていて、それをT年の人口とするとしても、t年はそのT年推計人口を含めた過去全ての国勢調査で成立し、全ての補正前人口に対して同じように修正作業をする必要があります。
いつも丁寧な説明をありがとうございます。[82019]の説明が少し雑だったのですが、YTさんのご説明内容は私の理解と完全に一致していました。ありがとうございました。

もっと複雑な町田市、大和市、相模原市のケースですと、
2010年国勢調査後の、2010年12月1日の町田市と相模原市の境界変更についても、同様の境界変更に伴う異動人口補正を行うことになりますね。2015年の国勢調査まで待つことなく、国勢調査人口増減ランキングの2012年境域(2012年10月1日)のデータを更新したいと考えています。その際には、稲沢市と清須市など他の人口異動を伴う境界変更で判明しているものを合わせて処理しましょう。

ところで、2010年の町田市と相模原市の境界変更では、[81970]に書いた通り相模原市南区から町田市に9世帯23人の異動がありました。この場合、按分式では南区の人口をベースに計算することもできるのですが、それでは政令区のデータがない過去の調査人口に適用できません。したがって、相模原市全体人口をベースにします。

政令区の生きた人口データがある調査年(政令区誕生後、もしくは、誕生前の組替人口のある年)までは、政令区をベースにする方がより正しいと考えますが、あっさり政令区まで細分化せずに市全体をベースとする方が単純かもしれません。これは要検討です。

[82021] YTさん
ただ、実際の相模原市と町田市の境域変更は多分旧相模原市内が対象なので、先の計算結果も完全に誤りとは言えない気もしますが・・・
これも政令区をベースにした方がより正しいと同じ考え方からすると、旧相模原市内の人口をベースにした方がよいということになりますが、たまたま旧市内の人口データがあったからそう言える訳なので、実際の精度の違いは大したことないだろうと考えると、個別にきめ細かく対応するほどのことではないでしょう。

ところで政令区の人口データも按分方式で過去の調査年にどこまでも遡れるわけですが、境界変更による人口異動や上九一色村の分割のように部分的な人口按分とは違い、区全体人口の按分になるので、ほとんど意味のあるデータにはならないと考えます。むしろ、誤解を招くデータになりかねないので、按分によるデータ生成はやるべきじゃないでしょう。その観点からは、YTさんに分析集計していただいているデータを公開する際には、データのない部分については、「ない」ことがわかるような見せ方をしなければいけないと考えています。
[82022] 2012年 10月 29日(月)20:00:17オーナー グリグリ
Re:市区町村雑学 市の同名回避
[82018] hmtさん
なお、1980【1970の誤記】年(昭和45年)3月の自治事務次官通知発行により、同名の市とならない配慮が、より明確に求められことになりました。

1970年の通知[16879]については、その後行なわれた 政策/法令の変更 について言及しておく必要があるのではないでしょうか。
ご提言をありがとうございました。年号の誤記は気が付きませんでした。お恥ずかしい次第です。
2000年の地方自治法改正の件は、市の同名回避同名・同音の市の両方の説明文を修正いたしました。ご確認いただければ幸いです。
[82021] 2012年 10月 29日(月)12:15:54【4】YT さん
相模原、町田市の人口の訂正
[82020]の説明について、改めて以前送付したエクセルファイルの中身をチェックしたところ、平成17年~22年の間の人口修正について、説明と違うことを行っていたので、修正します。

大正9年の人口で町田市の人口の計算過程を見ると、昭和55年の境域における大正9年の町田市の人口は23,585人。
(2)の修正により、23,585 + 7,170×6/167,935 ≒ 23,585 人 (変化なし)
(4)の修正により、23,585×(360,525 - 3)/360,525 ≒ 23,585 人 (変化なし)
(6)の修正により、23,585 + 27,016×42/605,561 ≒ 23,587 人
(8)の修正により、相模原市の人口が合併後境域に
(9)の修正により、23,587 + 10/701,630×58,101 ≒ 23,588 人

ところが改めて自分が送付したデータを確認したところ、(8) 相模原市の合併処理を、(9) 町田市と相模原市の間の境域変更の後に行っていました。すなわち

23,587 + 10/628,698×27,014 ≒ 23,587 人 (変化なし)

と、(9)の修正に際し、平成17年の国勢調査の境域による旧相模原市の人口で按分計算をしていました。よって[82006]で計算し直した貝塚市のケースに加え、このケースでも相模原市、町田市の人口を修正する必要があります。

送付した町田市、相模原市の平成22年国勢調査時境域による人口はD'、E'の通りで、正しい処理をした町田市、相模原市の平成22年国勢調査時境域による人口はD、Eの通りです。計算上は結局のところ±1人の差しか生じませんが。

番号ABCD'E'DED-D'
町田市相模原市相模原市町田市相模原市町田市相模原市人口差
備考平17境域平17境域合併直後境域誤修正誤修正正修正正修正
大正923,58727,01458,10123,58758,10123,58858,1001
大正1424,66928,17459,05424,66959,05424,67059,0531
昭和526,63130,04560,80426,63160,80426,63260,8031
昭和1027,60730,46260,99427,60760,99427,60860,9931
昭和1531,97537,87168,78431,97668,78331,97668,7830
昭和2250,31361,530100,24650,314100,24550,314100,2450
昭和2552,41468,893106,82252,415106,82152,416106,8201
昭和3058,26283,835120,81358,263120,81258,264120,8111
昭和3571,170101,649137,10871,172137,10671,172137,1060
昭和40115,757163,371200,758115,760200,755115,760200,7550
昭和45202,520278,309317,280202,524317,276202,525317,2751
昭和50255,334377,374421,967255,340421,961255,340421,9610
昭和55295,439439,272494,227295,446494,220295,446494,2200
昭和60321,218482,748546,487321,226546,479321,226546,4790
平成2349,084531,508602,402349,092602,394349,093602,3931
平成7360,562570,560646,476360,571646,467360,571646,4670
平成12377,536605,519681,108377,546681,098377,546681,0980
平成17405,534628,698701,630405,544701,620405,544701,6200
平成22426,987717,544426,987717,5440

ただ、実際の相模原市と町田市の境域変更は多分旧相模原市内が対象なので、先の計算結果も一概に誤りとは言えない気もしますが・・・

同じように合併と境域変更の順序を間違っているケースがないか、後でチェックし直します。

【追記】合併と境域変更が国勢調査の間の5年間で起こっているケースは、1980年10月2日~2010年10月1日の間で6例しかありません。

越谷市と春日部市のケースでは、境域変更後に合併の処理。
小県郡丸子町と小県郡東部町のケースでは境域変更後に合併の処理。
本巣郡穂積町と本巣郡穂積町のケースでは境域変更後に合併の処理。
伊勢市と度会郡玉城町のケースでは、合併後に境域変更として処理。

ということでこれらの処理には問題ありません。

太田市と深谷市のケースでは、合併後に境域変更が行われれたにも関わらず、境域変更が先にあったような処理をしていました。ただ合併したのは深谷市側であり、異動地域の推計人口は深谷市側へ人口異動が起こった太田市側の人口にのみ依存するので、結果としてこのケースでも計算間違いは生じませんでした。

よって現時点で修正が必要なのは、上の町田市と相模原市のケースと、[82005][82006]で二つの人口異動があることが判明した貝塚市と岸和田市のケースだけです。

[82006]のデータを作成した段階では1980年~2005年分についてはちゃんと合併と境域変更の順番をチェックしていましたが、2005年以降については境域変更日時の情報を整理していなかったため、こういう間違いをおかしてしまったようです。
[82020] 2012年 10月 28日(日)21:34:04【3】YT さん
境域変動と合併の計算について
[82019] オーナー グリグリさん

これはT年の国勢調査時の境域における補正と考えてよいですね。

[81974]の文章を書いた時、直前の国勢調査時の組替人口が生データと考えて文章を書いたのですが、[82014]に書かれているように、実際には境域変更前後で確認された人口異動と推計人口を元に、直前の国勢調査組替人口を計算するという作業があったりと、直前の国勢調査時の組替人口が生データではない可能性もあるのですね。

それはともかくとして、[81974]の文章を書いた時点では、t年というのは境域変更が行われる直前のT年の国勢調査を含め、境域変更以前の全ての国勢調査年を意味し、全部同じ補正を行うという意味で書きました。t = Tの時は、

A'(T) = A(T)*(A(T) - ΔA(T))/A(T) + B(T)*ΔB(T)/B(T) = A(T) - ΔA(T) + ΔB(T)

B'(T) = A(t)*ΔA(T)/A(T) + B(T)*(B(T) - ΔB(T))/B(T) = B(T) - ΔB(T) + ΔA(T)

という当たり前の式になります。

境域補正前後の異動人口と推計人口が分かっていて、それをT年の人口とするとしても、t年はそのT年推計人口を含めた過去全ての国勢調査で成立し、全ての補正前人口に対して同じように修正作業をする必要があります。

T年以外の境域に関しては、T年の境域における補正を実施した人口に対して、合併による通常の人口組替を行う必要があると考えてよいですね。言い換えると、国勢調査年毎に5年分の境界変更に伴う人口補正を行い、次の国勢調査年の境域での組替えを行った上で次の5年分の境界変更に伴う人口補正を行い、これを繰り返す。間違っていないでしょうか。

一回の境域変更に対しては、同じ人口異動の計算を過去全ての国勢調査時の人口に対して行うことになります。わざわざA(t)やB(t)のことを国勢調査人口と呼ばずに、「補正前人口」と呼んだのは、境域変更の度に人口補正が行われているからで、今回の人口組替のほか、合併や分割などの人口異動はすべて、その度ごとに過去の人口を修正することとなります。今回の人口修正のデータの出発は『昭和55年10月1日の境域による各回国勢調査時の市区町村別人口 : 大正9年~昭和55年』ですが、これは既に昭和55年以前の境域変更が行われていると仮定して、その詳細を検討していません。昭和55年以降に1回の境域変更が行われたケース(例えば貝塚市と岸和田市の[82006])であれば、その一回の境域変更により、境域変更前全てのデータの書き換えを行う作業を一回行うことになります。

もっと複雑な町田市、大和市、相模原市のケースですと、

(1) まず町田市、大和市、相模原市、城山町、津久井町、相模原町、藤野町に関して、昭和55年(1980年)10月1日の境域による昭和55年以前の13回分の国勢調査時の市町別人口を用意する。
(2) 1985年2月1日の境域変動に関する昭和55年国勢調査時異動人口(大和市から町田市に6人)を元に、昭和55年以前の大和市と町田市の人口を13回分全て修正する。正しい式で変換すると、修正後の昭和55年の人口が昭和60年の国勢調査における昭和55年の組換人口になっていることが確認できる。【境域変更に関する1度目の修正】
(3) 昭和60年~平成7年の各回国勢調査人口を各市町村の人口データとして(2)で修正したデータに追加する。これで各市町の人口データは平成7年国勢調査時境域のものとして16回分揃う。
(4) 1999年12月1日の境域変動に関する平成7年国勢調査時異動人口(町田市から相模原市に3人)を元に、平成7年以前の相模原市と町田市の人口を全て修正する。正しい式で変換すると、修正後の平成7年の人口が平成12年の国勢調査における平成7年の組換人口になっていることが確認できる。【境域変更に関する2度目の修正】
(5) 平成12年国勢調査人口を各市町村の人口データとして(4)で修正したデータに追加する。これで各市町の人口データは平成12年国勢調査時境域のものとして17回分揃う。
(6) 2004年12月1日の境域変動に関する平成12年国勢調査時異動人口(相模原市から町田市に42人)を元に、平成12年以前の相模原市と町田市の人口を全て修正する。正しい式で変換すると、修正後の平成12年の人口が平成17年の国勢調査における平成12年の組換人口になっていることが確認できる。【境域変更に関する3度目の修正】
(7) 平成17年国勢調査人口を各市町村の人口データとして(6)で修正したデータに追加する。これで各市町の人口データは平成17年国勢調査時境域のものとして18回分揃う。
(8) 2006年8月20日と2007年3月11日の編入を反映させるため、平成17年以前の相模原市の人口に平成17年以前の城山・津久井・相模原・藤野町の人口を加算し、修正する。【合併に伴う修正】
(9) 2007年12月1日の境域変動に関する平成17年国勢調査時異動人口(相模原市から町田市に10人)を元に、平成17年以前の相模原市と町田市の人口を全て修正する。正しい式で変換すると、修正後の平成17年の人口が平成22年の国勢調査における平成17年の組換人口になっていることが確認できる。【境域変更に関する4度目の修正】
(10) 最後に平成22年国勢調査人口を(8),(9)で修正したデータに追加する。これで各市町の人口データは平成22年国勢調査時境域のものとして19回分揃う。

ということで、町田市、大和市、相模原市に関して合併の影響をも考慮しながら2010年10月1日の境域に一致するように過去の人口を修正・推計することとなります。

もちろん[82007]で白桃さんが危惧されているように、境域変更部分についてもっと詳しい情報があれば、推計方法も違うものになります。

というわけで[82006]で送りましたデータは、大部分は合併のみを考慮すれば良く、まず境域異動を無視し、合併オンリーで修正データを作った後、境域変動があった地域については別個に合併の部分を含めて再計算を実施しています。

異動の計算に使った数字は国勢調査時の組替異動人口で、太田市や稲沢市のように境域変更前後の人口が公表されいるのであれば、その人口を修正に使った方がいいかも知れません(が、さすがにこの影響は±1人に留まるはずです)。ただ1980年10月2日以降の全ての境域変動時の人口異動の情報を集めるのはちょっと難しい気がしますし、計算の出発の時点で昭和55年以前の数字に既に施されいてる人口修正の中身のチェックに手をつけていないので、将来的に2010年10月2日以降の境域異動に伴う人口修正を行わない限り、国勢調査時の組替異動人口からの計算で充分だと思います。

【訂正】町田市、大和市、相模原市の人口修正の過程について、実際に修正を行った期間の説明に誤りがあったので、より詳しい説明を加えて訂正します。
【追記】以前送付したエクセルファイル中で行った平成17年~22年の間の人口修正について、上の説明と違うことを行っていたので、別途記事にします。
[82019] 2012年 10月 28日(日)19:23:30オーナー グリグリ
境域毎の人口の按分方法の確認(YTさんへ)
[81975]で言及されたYTさんからいただいたデータでも確認したつもりですが、念のため確認させてください。

[81974] YTさん
人口の按分の計算仕方ですが、人口異動を伴う境界変更が実施された直前のT年の国勢調査において、A町の補正前人口A(T)の内ΔA(T)がB町に異動し、B町の補正前人口B(T)の内ΔB(T)がA町に異動したとすると、過去t年におけるA町の補正前人口A(t)と補正人口A'(t)、B町の補正前人口B(t)と補正人口B'(t)は、それぞれ以下のように表現できます。
これはT年の国勢調査時の境域における補正と考えてよいですね。T年以外の境域に関しては、T年の境域における補正を実施した人口に対して、合併による通常の人口組替を行う必要があると考えてよいですね。言い換えると、国勢調査年毎に5年分の境界変更に伴う人口補正を行い、次の国勢調査年の境域での組替えを行った上で次の5年分の境界変更に伴う人口補正を行い、これを繰り返す。間違っていないでしょうか。
[82018] 2012年 10月 28日(日)17:39:13【1】hmt さん
市区町村雑学 市の同名回避
[82013] ゆう さん
両駅とも鉄道院の久留米駅・長崎駅との位置関係で東を冠したのでしょうか。はたまた、東京府の東から取ったのでしょうか。

岐阜オフ会で ゆうさんと 再会することができないとは、残念ですね。

さて、東久留米駅を含む区間を開業した武蔵野鉄道ですが、西武鉄道の年譜 を見ると、1911.10.18武蔵野鉄道免許、1912.5.7武蔵野鉄道設立、1915.4.15池袋~飯能間営業開始とあります。
この時代に私鉄を作る根拠法は、私設鉄道法(1900-1919)・軽便鉄道法(1910-1919)・軌道条例(1890-1923)の3種類がありました。前2者は、1919年に地方鉄道法に統合され、軌道も 1924年から軌道法に改められました。
同社の場合、時期的には間に合っている軽便鉄道法に基づく鉄道であった可能性もあるのですが、会社設立に先立つ免許など、国の厳しい統制下に置かれた「私設鉄道法」[61876]時代の雰囲気が感じられます。

「鉄道」は、都市内部や都市近郊の道路上に敷設された「軌道」と違い、全国連絡運輸が原則でした。
それは、全国規模の運輸体系の一環を担っている存在ですから、東京府北多摩郡久留米村に新設される鉄道の駅名も、鹿児島本線の久留米駅との同名を回避した「東久留米駅」になったと考えられます。
このあたりの事情は、同じ頃に開業した東上鉄道「上福岡駅」[39241]と全く同じであることは、既に[72168]で記しました。

はたまた、東京府の東から取ったのでしょうか。

「東京」そのものが、西の京都に対抗する「東の京(みやこ)」なのであり、「東京の○○」を「東○○」と省略する事例は、東大和市を除けば、あまりないと思います。もちろん、東横線・東名高速のように「東京と△○」を「東△」とする使用例はあるのですが…

“東京の大和市という意味をこめて付けられたものです。”という「公式見解」が示されていた 東大和市HP [48991]KMKZさん。
私も[72168]で使ったのですが、今回調べたら削除されています。“東京の大和市”説の唯一の根拠の行方は?

以下は、市町村雑学 市の同名回避 に関する グリグリさんへの提言です。
なお、1980【1970の誤記】年(昭和45年)3月の自治事務次官通知発行により、同名の市とならない配慮が、より明確に求められことになりました。

1970年の通知[16879]については、その後行なわれた 政策/法令の変更 について言及しておく必要があるのではないでしょうか。
雑学 同名・同音の市 には 2006年に誕生した福島県伊達市の実現に言及がなされています。
このように、現在は既に同名が解禁されているので、こちらの雑学(市の同名回避)でも、それが絶対的な規範でなくなっていることを明らかにしておくのがよいと思われます。

ところで、アーカイブズには、 同名の市にかかわる国の見解の変遷2つの「宮古市」は実現するか?2つの「伊達市」、実現へ があります。
その中には、“岩手県に宮古市があるものの、「同名ではいけないという法的拘束力はない」”と報じられた記事[22448] もあるのですが、その根拠は示されていませんでした。

実はその少し後に、その根拠を示す 重要な記事があったのですが、アーカイブズ未収録のままでした。
その記事は、[22583] ゆう さん「2つの宮古市は併存するかも!?」であり、2000/4/1施行の地方自治法改正を紹介しています。
【追記】
地方自治法改正を含むこの時の法改正集合体(平成11年法律第87号)は、[22583]に記されているように「地方分権一括法」と呼ばれ、[74407][80176]にリンクされています。長文ですが、今回の関係部分は最初の方にあります。

(関与の法定主義)
第二百四十五条の二  普通地方公共団体は、その事務の処理に関し、法律又はこれに基づく政令によらなければ、普通地方公共団体に対する国又は都道府県の関与を受け、又は要することとされることはない。

つまり、市の同名回避を求めた自治省通知(1970)は、法律でも政令でもないから、改正地方自治法が施行された 2000/4/1以降は 無効なのでしょう。
[22581]に事務局員レスとして “市の名称が国との協議事項から外された(都道府県との協議に)” とありました。
しかし、県との関係でも(任意協議はともかく)、強制力のある 「関与を受ける」 ことはなさそうです。
[82017] 2012年 10月 28日(日)17:03:48オーナー グリグリ
Re: 首長twitter
[82016] k-aceさん
更新が停滞しているとみられる首長twitterですが、藤沢市、八幡市、宜野湾市、北海道森町の首長は退任されています。
後、[81881]で触れた女性首長退任(伊勢原市)が更新されていないようです。
ご指摘ありがとうございます。該当ページを更新しました。

公式ツイッター、首長ツイッターについては、更新が停滞していますし、以前から話している通り、公式ホームページとの統合などを進めなければと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

落書き帳登録メンバーなら誰でも更新できるような仕掛けにしてはどうかなと考えています。
[82016] 2012年 10月 28日(日)13:23:10k-ace さん
首長twitter
1か月ぶりです。
twitterでは反応してたのですが、(遅ればせながら)あらためてハンブルガーさんのご冥福をお祈り申し上げます。既に挙がってますが、播磨というか播磨科学公園都市の件でのやり取りでお世話になりました。

さて、
更新が停滞しているとみられる首長twitterですが、藤沢市、八幡市、宜野湾市、北海道森町の首長は退任されています。
後、[81881]で触れた女性首長退任(伊勢原市)が更新されていないようです。

#秋の乗り放題パスを使用し、浜名湖や甲信越、南東北を巡り、新潟県(新潟市)に宿泊(新潟県が●→○)。またそれとは別に市制施行記念で白岡市(梨)、甲州市勝沼町(ぶどう)、コモアしおつ(上野原市)も訪問しています。
[82015] 2012年 10月 28日(日)11:48:10オーナー グリグリ
東久留米市
[82013] ゆうさん
お久しぶりです。オフ会のお誘いいただきまして有難うございますが、参加は難しそうです。
こちらこそお久しぶりです。書き込みありがとうございました。オフ会で久しぶりにお会いしたかったですね。次の機会にはぜひどうぞ(難しそうってことはまだ可能性が・・・・・)。

白岡市の登場により「市りとり」が2市伸びています。
おぉ、更新をありがとうございます。295市になりましたね。野々市市誕生の際にも記録が伸びていたんですね。気付いていませんでした。今後ともよろしくお願いいたします。

「東久留米の名前の由来 | 東久留米市」を読んでみると、東久留米は東久留米駅由来の市名ということです。
おお、なるほど! 市の公式サイトでここまではっきり書いてあると疑う余地がありません。という訳で、「市区町村雑学 市の同名回避」は書き換えが必要ですね。>グリグリさん。
東久留米市のHPの記述は、
福岡県久留米市と行政的な混同を避けるためや、当時の町民から親しまれていた駅名の「東久留米」を希望する声も多く、現在の市名が決定されました。
と書いてあり、同名回避が主のようにも感じます。その際、駅名を意識したのかなと。北広島市とも似ていますね。

両駅とも鉄道院の久留米駅・長崎駅との位置関係で東を冠したのでしょうか。はたまた、東京府の東から取ったのでしょうか。
「東」はやはり位置関係が主だとは思いますが、はっきりとは判りませんね。

で、結論として、雑学は市のHPの記述を尊重して更新しました。
[82014] 2012年 10月 28日(日)10:45:44【1】オーナー グリグリ
人口異動を伴う境界変更による人口組替え按分式
標題の件ですが、いろいろ回り道というか考え過ぎていた部分もありましたが、

[81974] YTさん
「異動前の地域人口に占める異動した人口の割合が過去において一定であると仮定することで、過去の人口を推計する」
この考えで単純に計算すれば良いと考えます。

人口異動が複数の自治体で相互に同時に発生する場合でも、複数の人口異動を個々に捉えて、1自治体から1自治体への異動毎に按分して推計すればよいでしょう。

[81969]でYTさんが提起された問題点について言えば、
西茨城郡友部町と東茨城郡内原町のケースではそれぞれの地域に異動する人口が37人と30人で、差引7人ですが、これを37人と30人分でそれぞれ分けて計算するか、差引7人だけで計算するかにより推計人口が若干変わります。
37人と30人は別々の異動ですから、分けて計算すればよいことになります。また、[81967]でYTさん([82001]で私も)挙げている、香川県三豊郡大野原町と豊浜町の境界変更は、相互に人口異動があり、どちらも4人の異動で差引0人ですが、個々に按分計算すると、調査年によっては、大野原町と豊浜町の人口差による異動数に違いが出て来る可能性があります。

[81969] YTさん
【追記】 後者に関しては、境界変更の度に算出される人口補正を毎回四捨五入することにより、多くのケースでほぼ問題なく対応できることに気づきました。そもそも基本となっている資料が『昭和55年10月1日の境域による各回国勢調査時の市区町村別人口 : 大正9年~昭和55年』ですので、最初から四捨五入による数値の丸めが実施されているので、数値演算をまとめて実施する意味があまりありません。
私もそう思います。基準となる国勢調査人口に対する他の自治体へ異動する人口の比率を按分比率として、按分比率による計算毎に四捨五入して整数値化すれば、合計値の不一致による誤差は出て来ないと思います(ぴったり0.5になる特殊ケースを除き)。

なお、[81921]に書いた、国勢調査人口を基にした法定人口についても、境界変更による人口異動は按分計算しています。例えば、2010年3月1日の群馬県太田市の一部を埼玉県深谷市に編入(境界変更)した事例では、深谷市広報(pdf)では2009年6月1日の人口異動は140人となっています。一方、[82005] YTさんの記事にもありますように、法定人口の異動は139人です。この違いは、2009年6月1日の推定人口と2005年10月1日の国勢調査人口による按分結果によるものです。

2009年6月1日推計人口2005年国勢調査人口
太田市の人口215,003人213,299人
異動人口(太田市→深谷市)140人 (異動実数)139人 (按分式※)
※ 213,299 x 140 / 215,003 = 138.89... ≒ 139

つまり、境界変更による人口異動数そのものがすでに按分式によって補正された数字であると言うことです。[81921]で書いた稲沢市と清須市の相互の境界変更についても、稲沢市への問い合わせにより詳細が判りました。

2011年4月1日推計人口2010年国勢調査人口
稲沢市の人口138,206人136,442人
異動人口(稲沢市→清須市)89人 (異動実数)88人 (按分式※1)
清須市の人口65,826人65,757人
異動人口(清須市→稲沢市)8人 (異動実数)8人 (按分式※2)
※1 136,442 x 89 / 138,206 = 87.81... ≒ 88
※2 65,757 x 8 / 65,826 = 8.00... ≒ 8

したがって、この相互境界変更による法定人口における人口異動は、稲沢市から清須市へ差引80人となります。参考までに上記を反映させた稲沢市と清須市の法定人口の推移です。法定人口の変化は告示されるようです。

○稲沢市
 136,442人(平成22年国勢調査確定人口)
 136,362人(平成23年12月27日愛知県告示人口)
○清須市
 65,757人(平成22年国勢調査確定人口)
 65,837人(平成23年12月27日愛知県告示人口)
[82013] 2012年 10月 28日(日)09:56:40ゆう さん
この道はいつか来た道
お久しぶりです。オフ会のお誘いいただきまして有難うございますが、参加は難しそうです。

本題です。
東久留米の名前の由来 | 東久留米市」を読んでみると、東久留米は東久留米駅由来の市名ということです。
おお、なるほど! 市の公式サイトでここまではっきり書いてあると疑う余地がありません。という訳で、「市区町村雑学 市の同名回避」は書き換えが必要ですね。>グリグリさん。

これにて一見落着(※誤字ではありません)のように見えますが、「落書き帳アーカイブズ-上福岡市は、なぜ「上」がつく市名だったのか?」と同じ疑問が湧いてきます。
東久留米駅は、なぜそのような名前を付けられたのか。

駅の開業は1915年(大正4年)、西武鉄道の前身のひとつ武蔵野鉄道によりますが、開業時から東久留米駅だったようです。
当時の自治体は久留米村ですが、駅の位置は久留米村の東寄りにあります。これは偶然の一致なのでしょうか。ところが長崎村(当時)の西寄りに同時開業した駅は西長崎駅ではなく東長崎駅でして、「久留米村の東説」は根拠が弱そうです。両駅とも鉄道院の久留米駅・長崎駅との位置関係で東を冠したのでしょうか。はたまた、東京府の東から取ったのでしょうか。

追伸。
白岡市の登場により「市りとり」が2市伸びています。
[82012] 2012年 10月 28日(日)09:33:19オーナー グリグリ
人口異動を伴う境界変更データ(YTさんの書き込みへのフォロー)
YTさん、国勢調査人口と人口異動を伴う境界変更に関連する貴重な書き込みをありがとうございます。YTさん、白桃さんとはメールでもやり取りしていて、境界変更による人口異動に対する調査年毎の人口組替え方法については、ほぼ進め方が固まったと考えています。境界変更に伴う人口異動の按分式についてはYTさんが[82006]などで説明されている通りですが、整理した上で別途書き込みます。

まずは、一連のYTさんの書き込みにフォローして行きます。

[81954] YTさん
ただ仮に本冊子の中身が期待したものだったとしても、―(1)全国の主要な図書館でほとんど閲覧できず、実際に購入しないと数字を閲覧できない、(2)中身がそのものの数字である可能性が高い―となってしまうと、流石にこのデータをほとんど加工しないまま本サイトで公開するというのは著作権的にも問題になる可能性があります。

昭和55年以前であれば、『昭和55年10月1日の境域による各回国勢調査時の市区町村別人口 : 大正9年~昭和55年』という、全国72箇所の図書館に納入されている本が御座いますので、これを引用元としても使うデータはその一部だけですし、それ以降の変遷に関して調査し、過去にさかのぼって推計人口を計算すれば、それはそれでこのサイト独自に研究した数字ということになって問題点はクリアできるとは思いますが。
著作権対応については慎重に考える必要がありますね。おっしゃる通り、当サイト独自で研究し情報を追加したデータとして編集することと、表示方法に工夫を凝らすなど、独自の編集によるデータであることを明確にした上で公開すればクリアできると考えています。

[81962] YTさん
[81927][81954]で言及しました『国勢調査時系列表<普及編成データ>全国ファイル(大正9年~平成12年)』の方を入手しました。統計情報研究開発センターの方にファックスで注文すると、請求書等と一緒に送られてきました。中身はエクセルファイルの入ったCD-ROMと、簡単な解説冊子4頁です。これについては後ほど詳しく書きます。
遅まきながら私も昨日注文しました。送られて来るのが楽しみです。2,100円なら気軽に手が出ますしね。役に立つ文献の販売情報など他にもご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

[81998] YTさん
以前[80480]で投稿した明治31年以降の北海道、九州、沖縄県の市町村別人口の変遷をまとめたエクセルファイルですが、最近になって4箇所(全体では13箇所)人口が間違っていることに気付きました。
[80480]のDLサイトのデータは修正済みでしたね。改めてDLし修正を確認しました。こちらは当面温めておきます。

[81966] 昭和55年10月2日~平成2年10月1日までの人口異動を伴う境界変更
[81967] 平成2年10月2日~平成17年10月1日までの人口異動を伴う境界変更
[82005] 市区町村の境界変更一覧(平成17年10月2日~平成22年10月1日)

1980年(昭和55年)国勢調査以降2010年(平成22年)までの境界変更の詳細なデータをありがとうございます。これらのデータに[82001]を加味し整理して国勢調査人口ページに一覧掲載するようにします。さらに、[81922]で挙げた平成22年以降の境界変更から人口異動を伴うものを確認できたものから一覧に追加して行きたいと考えます。なお、変遷情報への追加についても検討したいと思いますが、これは別途書き込みます。
[82011] 2012年 10月 28日(日)09:29:41中島悟 さん
おわびと経路 by 中「島」悟
[82009]オーナーグリグリさん
すみません。メールボックスを急ぎ整理しました。

あと、私の交通手段ですが、小牧空港-名鉄小牧線を予定しています。
岐阜に直接入るか、一旦名古屋に行くかは思案中。

帰りはとりあえず米原まで出て新幹線でしょう、多分。
[82010] 2012年 10月 27日(土)19:04:53【1】オーナー グリグリ
オフ会へのルート
[81995] にまんさん
面白いかどうかは意見が分かれるところでしょうが、
成田空港-中部空港-名鉄
というルートもあります。
にまんさん、ご提案どうもです。成田は自宅から近いので面白いのですがさすがにコストがねぇ。

ところで、JR東海のぷらっとこだまの利用も考えられますね。東京ー名古屋間片道7,900円(新横浜だと7,700円)。1,000円プラスすればグリーン車で行けます。3時間以内で時間的にもコスト的にもいい感じですね。

追記:ぷらっとこだまには「1ドリンク引換券」も付いています。コーヒー、ソフトドリンク、缶ビール(350ml)のいずれか1本と引き換えできるようで、100円プラスするとワインにも引換えできるようです。
[82009] 2012年 10月 27日(土)10:22:32【2】オーナー グリグリ
第9回落書き帳公式オフ会の情報交換用メーリングリスト開設
オフ会がいよいよ近付いてきましたが、例年通り、参加予定の方、参加を検討中の方を対象に、情報交換用のメーリングリストを開設しました。オフ会アンケートページに○または△(および幹事のいっちゃんさん)を付けられた方が対象です。すでにメーリングリストで開設のご案内をお送りしましたので、該当する方でメールが届いていない方はご連絡ください。

>中島悟さんへ(追記:[82011]のご指摘により、お名前の間違いを訂正_o_)
メールボックスがいっぱいでメールが送れないようです(mailbox is full)。
メールを確認していただくか、受信可能なメールアドレスをご連絡ください。

なお、オフ会には参加できないけれども情報交換には参加したいという方もアドレスをご連絡ください。メーリングリストに登録いたします。

オフ会への参加者はまだまだ募集中です。初めての方、書き込みしていない方でもお気軽にご参加ください。とても楽しいですよ。オフ会の詳細はこちらのページにあります。ご参加をお待ちしています。

なお、これまでにオフ会に参加していただいた方や開催地近辺の方へ、オフ会へ参加しませんか勧誘メールを送らせていただきました。ご迷惑な方もいらっしゃるとは思いますが、ご了承ください。
[82008] 2012年 10月 27日(土)10:09:38【1】白桃 さん
あチャコの海岸(寺)物語
昔、勤めていた旅行会社で、旅行申込者に書いていただく“お伺書”(※1)に「出生地」という項目があって、当人が躊躇しているので尋ねると、「生まれた病院は東京都なのですが、家は埼玉県にあった。」と答えが返ってきました。
※1.今は、個人情報となるそういうものはない筈ですが・・・
病院に限らず、母親の“実家”で生まれた子供の「出生地」はどこになるのか?(前に教えてもらったような気がするのですが、忘れてしまいました。)

話はとんで・・・香川県(讃岐)が生んだ歴史上最も有名な方、そして香川県人が最も親しみ覚える偉人といえば、弘法大師(空海)でしょうね。(その次が・・・やめとこ)
ふとしたことから、その出生地が気になって調べていたら、“異説”(※2)もあるようです。
※2.異説の中には、畿内説もあるようなのですが、香川県人としてそれは認められません。(笑)
生誕の地として広く世に知られている善通寺に対して、善通寺市のお隣、多度津町にある海岸寺が「本当はウチです」と主張し、江戸時代には両寺の間で論争があったとか。それは、“穏便”?に治められたようですが、事実上、海岸寺の主張は退けられた形になったようです。
この海岸寺、四国八十八か所の中にはありませんが、地元では結構有名でJR予讃線に同名の駅がすぐ傍にあります。
私はもちろん門外漢ですし、どちらかの肩を持つつもりなど毛頭ないのですが、興味惹かれる点があります。
それは、古文書に「多度郡屏風浦でお生まれになった。」と書かれていることです。善通寺も「屏風浦五岳山誕生院」を使用しており、海岸寺は文字通り海岸にあり、その名は屏風浦なのです。
今の善通寺市は海に面していませんが、「当時はすぐソバまで海が迫っていた」というのが善通寺側の主張。そう言われてみれば、善通寺より内陸に位置する金毘羅さんも「海上交通の守り神」だし・・・。
これに対し海岸寺側は、善通寺より海に近いところにいくつかの古墳があることから、当時、善通寺が海岸にあったというのは考古学の上でもオカシイ、と主張。
“屏風浦”が海辺を意味するのかどうか、当然、問題になります。
善通寺は大師の父方、海岸寺は母方の地であります。

高松道が海岸寺と善通寺の間を走っています。低いながらも屏風のように切り立った山が車窓から見えます。

大師が各地に残した足跡、「経県値」はすごいです。本当に行ったのかどうか・・・。だから、出生地も謎のままにしときたい。そんな気分になります。
88さん、どうですか?
[82007] 2012年 10月 26日(金)01:13:51【1】白桃 さん
一部編入地域の処理方
[82006]YT さん
貝塚市と岸和田市の平成22年境域内推計人口の二通りの方法
少し複雑ですけど、なかなか面白いですね。
私個人としては、統計局が採用している按分方法は後半の通りだと解釈していますが、どうでしょうか?
統計局がどんな方法をとっているかは知りませんが、相殺せずにそれぞれの異動を考慮する方法が理屈的にはあっていると考えます。
少し話はそれますが、人口増加率が高いA市から人口変動がほとんどないB市に編入した地域が、国勢調査年を挟んで3年後そっくりそのままA市に戻ってきた場合、過去の人口推計はどうするのでしょう?
結局、A市もB市も昔の境域に戻ったわけですから、過去にさかのぼって推計する必要もありませんよね。(まったく同じ地域だということを考慮せずに)下手に推計すれば、国勢調査人口と少しかけ離れた数字が出てくるのではないでしょうか。(私、考え違いをしてますか?)
ま、こういう極端なことはないと思いますが・・・

文科系の人間はこういうことを考えていたら頭が痛くなってしまいましたので、オーナーへの事務連絡を。  
すでに13都道県から、2012年10月1日現在の推計人口が発表になっておりますが、あと34府県が出そろい次第、オーナーにデータをお送りしたいと思っています。オフ会までには大丈夫でしょう。(もっとも、グリグリさんはその頃それどころではないかもしれませんね。笑)

※誤字を訂正
[82006] 2012年 10月 25日(木)20:43:49【5】YT さん
貝塚市と岸和田市の平成22年境域内推計人口を求める二通りの方法
貝塚市と岸和田市の過去の人口推計方法について稿を改めて説明します。

貝塚市、岸和田市の昭和55年10月1日の境域(平成17年10月1日の境域とも同じ)による国勢調査・推計人口、平成22年10月1日の境域による国勢調査・推計人口は以下の通りです。推計の起点となるのは平成17年の組替え人口で、貝塚市から岸和田市への実質的な人口異動の差である、47人のみを考慮するのか、それとも双方の人口異動(貝塚市から岸和田市へ174人、岸和田市から貝塚市へ127人)を考慮するのかによって、過去に遡っての平成22年境域人口の推計値に変化が生じます。

市名貝塚市岸和田市貝塚市岸和田市貝塚市岸和田市
境域昭55昭55平22平22平22平22
人口異動貝塚市→岸和田市貝塚市→岸和田市貝塚市⇔岸和田市貝塚市⇔岸和田市
大924,76860,76124,75560,77424,75960,770+4
大1429,37568,64029,36068,65529,36268,653+2
昭531,32074,08031,30474,09631,30674,094+2
昭1040,50782,84840,48682,86940,48182,874-5
昭1542,79783,70442,77583,72642,76783,734-8
昭2247,12991,53147,10491,55647,09691,564-8
昭2553,58698,82153,55898,84953,54598,862-13
昭3056,166107,64056,137107,66956,126107,680-11
昭3561,067120,26561,035120,29761,025120,307-10
昭4069,365143,71069,329143,74669,322143,753-7
昭4573,366162,02273,328162,06073,327162,061-1
昭5079,506174,95279,465174,99379,463174,995-2
昭5581,162180,31781,120180,35981,120180,3590
昭6079,591185,73179,550185,77279,555185,767+5
平279,234188,56379,193188,60479,200188,597+7
平784,653194,81884,609194,86284,613194,858+4
平1288,523200,10488,477200,15088,479200,148+2
平1790,314201,00090,267201,04790,267201,047
平2290,519199,23490,519199,234

まず、【貝塚市→岸和田市】という、人口異動差のみを考慮した場合、貝塚市の平成22年境域人口は、貝塚市の昭和55年境域人口に(90,314 - 47)/90,314を乗じた値となり、一方の岸和田市の平成22年境域人口は、貝塚市の昭和55年境域人口に47/90,314を乗じた値に、岸和田市の昭和55年領域人口を加えた値となります。

例えば大正9年の平成22年境域内人口は
貝塚市:24,768×(90,314 - 47)/90,314 = 24,755.110... ≒ 24,755
岸和田市:60,761 + 24,768×47/90,314 = 60,773.889... ≒ 60,774

一方【貝塚市⇔岸和田市】の間の相互の人口異動を考慮した場合、貝塚市の昭和55年領域人口の内、(90,314 - 174)/90,314は貝塚市の平成22年境域人口分で174/90,314は岸和田市の平成22年境域人口分となります。一方岸和田市の昭和55年領域人口の内、(201,000-127)/201,000は岸和田市の平成22年境域人口分で127/201,000は貝塚市の平成22年境域人口分と考えるのです。

つまり貝塚市の平成22年境域人口は、貝塚市の昭和55年境域人口に(90,314 - 174)/90,314を乗じた値と、岸和田市の昭和55年境域人口に127/201,000を乗じた値を足した数字となります。同様に岸和田市の平成22年境域人口は、貝塚市の昭和55年境域人口に174/90,314を乗じた値と、岸和田市の昭和55年境域人口に(201,000 - 127)/201,000を乗じた値を足した数字となります。


例えば大正9年の平成22年境域内人口は
貝塚市:24,768×(90,314 - 174)/90,314 + 60,761×127/201,000 = 24,758.672... ≒ 24,759
岸和田市:24,768×174/90,314 + 60,761×(201,000 - 127)/201,000 = 60,770.327.. ≒ 60.770

というわけでこのケースの場合、両者の推計人口は最大で13人の差(昭和25年)が生じます。

私個人としては、統計局が採用している按分方法は後半の通りだと解釈していますが、どうでしょうか?
[82005] 2012年 10月 25日(木)16:46:18【7】YT さん
市区町村の境界変更一覧(平成17年10月2日~平成22年10月1日)
[82001] オーナー グリグリさん
国勢調査人口比較における人口異動を伴う組替え要因と人口組替ページにリストアップした2005年から2010年の人口異動を伴う境界変更の一覧は、差引異動人口から割り出していますので、差引0の人口異動を伴う境界変更が隠れている可能性があります。[81921]に書いたように平成26年6月に刊行予定の平成22年国勢調査最終報告書を見れば正確なところが明らかになります。

[81966]にて
一方最新の平成22年分の国勢調査報告書第1巻の方は既に然るべき図書館に納められておりますが、統廃合の情報は載っているものの、残念ながら境界変更情報(都道府県の境界変更情報は残っている)が無くなっております。もしかしたら今後作成される他の冊子に収録されるのかも知れませんが。
と書きましたが、先ほど改めて『平成22年 国勢調査報告 第二巻 人口等基本集計結果 その2 都道府県・市区町村編』の方を閲覧したところ、市区町村の境界変更一覧(平成17年10月2日~平成22年10月1日)が載っておりました。人口異動を伴う境界変更は以下の通りですが、市区町村変遷情報掲載の日時と異なる日時が一部挙げられていました(【追記】仙台市泉区ではなくて仙台市宮城野区です【←と思ったら、『境界変更一覧』の方では多賀城市の一部(28人)を仙台市泉区に編入となっていますね・・・2010年と2005年の国勢調査人口を比較すると、2005年の宮城野区の人口で組み換えによる増加があるようなので、下の表では宮城野区の方を採用していますが、これも再チェックが必要かも知れません】)。

年月日異動地域異動人口コード市町村名平成17年人口組替人口異動人口
2006.7.102201 to 0236112202201青森市311,508311,386-122
02361南津軽郡藤崎町16,49516,617122
2009.4.1.04209 to 041022804209多賀城市62,74562,717-28
04102仙台市宮城野区182,678182,70628
2010.3.110205 to 1121813910205太田市213,299213,160-139
11218+11405+11406+11407深谷市146,461146,600139
2007.12.114209 to 132091014209+14421+14422+14423+14424相模原市701,630701,620-10
13209町田市405,534405,54410
2006.4.124461 to 242035724461度会郡玉城町14,88814,831-57
24203+24462+24463+24468伊勢市134,973135,03057
2007.1.127208 to 2720217427208貝塚市90,31490,267-47
2007.8.127202 to 2720812727202岸和田市201,000201,04747
2006.6.127231 to 272149727231大阪狭山市58,20858,111-97
27214富田林市123,837123,93497

上九一色村については「市区町村の変更情報」として別項目で扱われ、「分村:梯・古関」が甲府市に編入、「分村:富士ケ峰・本栖・精進」が南都留郡富士河口湖町に編入と記載されておりました。

以上より、[81975]で入力した人口情報の内貝塚市・岸和田市については、相互の異動を考慮して計算する場合には再計算が必要となりますが、人口の異動の差だけで計算するか、相互の異動を考慮するかで平成12年以前の推計人口に最大で13人(昭和25年)の差が生じます。

なお[81968]
(政令指定都市や東京特別区部の区に関しては『昭和55年10月1日の境域による各回国勢調査時の市区町村別人口』でのデータも不完全なので省略)
と書きましたが、よくよく見ると特別区部に関しては大正9年まで按分データが遡れていることに気付きました。1980年10月1日以降の特別区部内の人口の異動を伴う境域変更は、多分1982年11月5日付で境界未定地域(1980年に37人)が江東区4人(362,270→362,274)、港区33人(201,257→201,290)に分割されたくらいです。そうなってくると、1970年~1980年の特別区部内の境界未定地域の人口(1970年:38人、1975年:125人、1980年:37人)をどう扱うかさえコンセンサスが得られれば、特別区部に限り区の人口に分割することも可能となるでしょう。

政令指定都市では、京都市、大阪市、名古屋市、北九州市なども大正9年まで区のデータが揃っていますが、まあ他の政令都市は分割による区の増加などにより、区別の人口データが対応できていないようです。

【追記】上記1970年~1980年の東京特別区部内の境界未定地域の人口は、1980年10月1日現在の境界未定地域に関する人口のようです。実際の1970年国勢調査における境界未定地域の人口は763人、1975年国勢調査における境界未定地域の人口は332人です。1979年4月25日にこの332人分は全て品川区所属となりますが、1979年10月1日付で旧江東区の一部が新たに境界未定地域(125人: 335,382→335,257)となり、これが1980年国勢調査の37人分に相当する地域です。よって境界未定地域の人口を以下のように港区と江東区で分割すれば解決です。
昭45昭50昭55
境界未定地域(昭和55年10月1日境域)3812537
港区分3411133
江東区分4144
港区(昭和55年10月1日境域)223,978209,492201,257
江東区(昭和55年10月1日境域)355,835355,257362,270
港区(按分後)224,012209,603201,290
江東区(按分後)355,839355,271362,274

【貝塚市と岸和田市の人口推計については稿を改めます】
[82004] 2012年 10月 25日(木)01:30:08白桃 さん
棚倉ボタモチ
[81999]なると金時 さん
佐土原町?
佐土原は今、宮崎市なので該当しません。

[82000]なると金時 さん
陸奥:棚倉藩、大和:高取藩もあり?
棚倉は、維新直前に官軍に降伏したから廃藩?。でも、これはへ理屈もいいとこ。今なお“町”として残る旧城下町で、私の完全なミスでした。申し訳ありません。
でも、私が伊都するところは、[82003]でhmtさんにフォローしていただいている
大和の高取です。
高取、四捨五入して 3万石、明治8年共武政表では、土佐驛: 2,406人、第1回国勢調査(1920年)
では高取町:3,004人、「昭和の合併」がほぼ終焉した1960年国勢調査では9,819人となっております。
[82003] 2012年 10月 24日(水)22:37:22hmt さん
高知ではないのに何故か土佐
既に[82000] なると金時 さんから大和高取藩の名が出ていますが、一応補足してしておきます。

[81997] 白桃さん
藩が核となっている都市の多くは市制施行をしておりますが、今なお“町”に甘んじ?ている自治体
17町のうちで最も人口の少ないところです。いつか其処を訪ねてみよう・・・高知ではないのに何故か・・・

[81146]で、明治13年共武政表に出ていた戸数一千以上地名表の中から、現代も「町」である自治体を拾いました。
その時にも顔を出さなかったから、明治13年の戸数も一千未満だったわけです。

改めて心当たりの町を明治13年共武政表で確認したら、大和国高市郡土佐駅 戸数607とありました。
但土佐町85戸 土佐村89戸 清水谷村200戸 観覚寺村127戸 下子島村106戸 合607戸 3276人 土俗土佐駅と唱ふ

高取藩は、近世では珍しい 現役の山城 を幕末まで維持していた藩なのですね。
江戸時代初期には 藩庁も山の上にあったようですが、さすがに交通不便で 留守番を残して山麓の城下町に移転。
明治22年町村制で 奈良県高市郡高取村
高取町の町並み
[82002] 2012年 10月 24日(水)22:01:18オーナー グリグリ
ハンブルガーさん追悼記念 第一回クイ図五番勝負
[81951]
その代わりと言っては何ですが、来月早々に過去にも実施した「クイ図」企画を行いたいと思います。こちらは「過去二回実施した「クイ図」の出題書き込みと感想など」です。実に4年振りの試作品PartIIIということになります。11月3日の祝日あたりの開催を考えていますので、どうぞお楽しみに。
について問題を検討し始めたところ、まずまずの問題が作成できそうなので、試作品ではなく正式企画としてスタートすることにします。標題にありますように、クイ図五番勝負の第一回をハンブルガーさんの追悼記念として開催し、故人を偲びたいと思います。ハンブルガーさんご自身も[53734][53769][53774]でクイ図試作品(PartI)に参加されていますので、こういう形での追悼を許してくれると思います。

開始は11月2日(金)午後9時を予定しています。ルールなどは[58305]とほぼ同じ形式で進める予定ですが、詳細ルールについては事前にあらためてご案内します。多くの方のご参加をお待ちしています。
[82001] 2012年 10月 24日(水)21:43:03オーナー グリグリ
2000年から2005年の人口異動を伴う境界変更の一覧
[81971]
[81967] YTさんがリストアップされた、2000年(平成12年)から2005年(平成17年)の人口異動を伴う境界変更の一覧ですが、私の方でも確認しました。名古屋市と神戸市の政令区域での境界変更は意図的に抜かれていると思いますが、2005年(平成12年)2月18日の宮崎県佐土原町と新富町の境界変更(佐土原町へ25人異動)が抜けているようです。こちらの一覧についてはあらためて書き込みたいと思いますが、[81967]にもある香川県大野原町と豊浜町のプラスマイナスゼロ異動や春日部市(+5人)と越谷市(+114人)の差し引き109人異動という事例もあり、推定式(按分式)の定義や変遷情報でのデータ表記などとも絡んで興味深いです。
と書きましたが、2000年10月2日から2005年10月1日までの人口異動を伴う境界変更の一覧を政令区の異動も含めて提示します。出典は[81919]に書いた平成17年国勢調査のPDF資料です。

異動日異動先異動元異動人口 差引異動人口
2003.1.1埼玉県春日部市越谷市の一部5春日部市 -109/越谷市 +109
埼玉県越谷市春日部市の一部114
2004.12.1東京都町田市神奈川県相模原市の一部42町田市 +42/相模原市 -42
神奈川県相模原市東京都町田市の一部0
2001.5.14長野県丸子町東部町の一部0丸子町 -3/東部町 +3
長野県東部町丸子町の一部3
2001.6.1岐阜県安八町穂積町の一部7安八町 +7/穂積町 -7
岐阜県穂積町安八町の一部0
2004.10.9名古屋市緑区名古屋市天白区の一部11緑区 -2/天白区 +2
名古屋市天白区名古屋市緑区の一部13
2004.3.1神戸市東灘区神戸市灘区の一部73東灘区 +73/灘区 -73
2000.12.20香川県大野原町豊浜町の一部4大野原町 0/豊浜町 0
香川県豊浜町大野原町の一部4
2004.8.23福岡県中間市水巻町の一部4中間市 +4/水巻町 -4
福岡県水巻町中間市の一部0
2005.2.18宮崎県佐土原町新富町の一部25佐土原町 +25/新富町 -25
宮崎県新富町佐土原町の一部0

国勢調査人口の境界変更による人口異動の調整は、上記の差引異動人口で行うことになりますから、香川県大野原町と豊浜町の差引0のケースは調整対象とする必要はありません。そう言う意味では、国勢調査人口比較における人口異動を伴う組替え要因と人口組替ページにリストアップした2005年から2010年の人口異動を伴う境界変更の一覧は、差引異動人口から割り出していますので、差引0の人口異動を伴う境界変更が隠れている可能性があります。[81921]に書いたように平成26年6月に刊行予定の平成22年国勢調査最終報告書を見れば正確なところが明らかになります。

ところで、市区町村変遷情報に登録する境界変更を、当面は人口異動を伴うケースに絞ることにした場合、上記のうち異動人口が0のケース(相模原市への町田市の一部の編入など)は登録を保留とすべきでしょうね。ところが、2005年から2010年の境界変更については、相互編入の場合の各々の異動内訳が判明していないため、異動人口0のケースを正確に見極めることができません。これも最終報告で明らかになるか、個別に自治体に直接確認するしかないでしょう。ちょっと悩ましいです。
[82000] 2012年 10月 24日(水)21:36:17なると金時 さん
ざっと確認しただけですが
陸奥:棚倉藩、大和:高取藩もあり?


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