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hmtさんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[98057]2019年6月20日
hmt
[98055]2019年6月18日
hmt
[98054]2019年6月18日
hmt
[98050]2019年6月16日
hmt
[98044]2019年6月15日
hmt

[98057] 2019年 6月 20日(木)17:05:27【1】hmt さん
山形県沖の地震
2019/6/18夜に村上市で最大震度6強、鶴岡市温海で最大加速度653ガルを観測した地震。
震央地名は山形県沖の日本海ですが、最大震度を記録した観測値は新潟県内でした。

…というわけで、マスコミには「新潟・山形地震」などの表記も見えるが、気象庁による名称発表はなされていないようであり、名称を定めた一覧表にも未記載。
名称を定める基準に照らしてみたら、規模・被害などが基準を満たしていないように思われました。【この部分、追記により修正】

新潟・山形両県共に倒壊などの大被害が目立たなかったのは、屋根が軽く、壁が多く、窓が小さい雪国の家屋構造が関係していると伝えられています。

それはさておき、西側のユーラシアプレートと 東側の北米プレートとの境界である 日本海東縁部
1964年の新潟地震など多くの大地震の震源域が並んでいます。

京都大防災研究所の西村卓也准教授(測地学)のコメントによると、この地域は
南海トラフのようにプレートが沈み込む形ではなく、二つのプレートがぶつかり合っており、ひずみが集中している。

落書き帳の過去記事を探ると、偶然にも1年前に [96205]日本の地震とアイスランドとの関係 という記事を書いていました。
2010年の記事[74254]の追記 で紹介した 島村論文 に言及し、プレートの参考図も付けてあります。
[98055] 2019年 6月 18日(火)18:25:18【1】hmt さん
データベース 北海道(2)
[98049] グリグリさん
北海道の郡の扱いを含めた自治体の並び順については、[76346]に書いたように悩ましいところがあります。

hmtマガジン 県の下位区分 に書いたように、
「郡」の存在感は全国的に薄くなっており、北海道では特にその傾向が強いようです。[71695]

それでも、北海道にとっては広大な管内を「適当な数の地域に区画し」、権限を移譲して行政を行なう必要があります。

開拓使廃止後、函館・札幌・根室の三県と農商務省北海道事業管理局との二重構造時代もありましたが成果は挙らず、数郡程度の単位で設けていた「郡長・郡役所に代えて 19支庁を設置した」。
これが 明治30年(1897)のことであり、現在の 14区分【現・9総合振興局と5振興局】の直接の先祖でした。
3支庁統合による 後志支庁誕生 で 14支庁になったのは 1910年で、2010年まで使われました。[71731]

郡にも長い歴史があります。主な行政実務は 19世紀中に支庁に移行しましたが、「郡」は 戸籍事務に使う名称として残り、正式の住所の一部として郵便物の宛先に使われている関係で、なんと 2006年までの設置履歴があります[72863]変遷一覧表

現実の地方行政における「郡」は過去の遺物に近い存在。しかし、データベースでは切り捨てる訳にも行かない。

[98049]にリンクされた データベース検索結果を眺めて感じたことを申し上げます。

1 「自治体コード欄」と「(総合)振興局欄」とを新設し、それを表示できる体制を整える。
2 「表示順序」は、既に「自治体コード順」がデフォルトになっています。
  先ず「市のデータ」。次いで「市町村(振興局毎)のデータ」。この順番に賛成。
  順番を考えるにあたり、「過去の遺物の郡」を考慮する必要はないでしょう。
3 上記1の改善を施せば、一目瞭然の表になり、[98054]に記した説明の大部分は 不要になると思われます。
[98054] 2019年 6月 18日(火)18:07:58hmt さん
データベース 北海道(1)
[98048] シノレパシクソ さん
『市区町村隣接関係一覧』…の自治体の並び順が自治体コード順と一部異なるのはなぜでしょうか?…。北海道幌延町・大空町・洞爺湖町の位置が自治体コード順と違うかな…

指摘された3町をその前後と共に隣接一覧から抜書きし、自治体コードを補足しました。

#120【01519】利尻富士町 #121【01520】幌延町 #122【01543】美幌町
#135【01563】雄武町 #136【01564】大空町 #137【01571】豊浦町
#140【01581】厚真町 #141【01584】洞爺湖町 #142【01585】安平町

北海道の町村コードに関して最初に心得ておきたいことは、
”郡毎の順番ではなく、支庁毎の順番【01301からの30刻み】で設定されたこと”です。

幌延町は、留萌支庁から宗谷総合振興局への所属変更があり、自治体コードも【01488】から宗谷管内の末尾番号【01520】に改められました。

大空町は、2006年新設の自治体で、これも網走支庁【現・オホーツク総合振興局】の末尾番号【01564】に改められました。

【01582】虻田町と【01583】洞爺村は 洞爺湖町と合併して消滅しているので 空番です。
勇払郡である厚真町と安平町との間に 虻田郡洞爺湖町が入っていますが、
#140~#142の3町はいずれも胆振支庁【現・胆振総合振興局】の管内で、郡が違っているが、これでも自治体コード順なのです。

北海道では、総務省の自治体コード表と当サイトとの相違点が もう一つあるのをご存知ですか?
総務省コード表の北海道末尾には、北方四島6村が記載されていますが、当サイトのデータでは対象外です。
[98050] 2019年 6月 16日(日)19:24:19hmt さん
Re:データベース整備
[98047] オーナー グリグリ さん
ランキングに関連する疑問点[98044]について、早速のお返事をいただき有難うございました。

hmtさんがご覧になっているランキングは、都道府県ボトムのランキングです。

なるほど。当該ページは
   ランキングデータ > 都道府県ボトム「市区町村」 > 人口・面積・人口密度ランキング
という位置付けになっており、説明文の冒頭行からも、次の通り理解できました。
  すなわち、対象とする 人口・面積・人口密度の3項目についての
  「各都道府県のボトムである市区町村」 の 「47データのランキング」である。

私が見逃した、ランキング対象が 47データであること>「各都道府県内のボトム」への限定。
[98044]で記したように関空第2期の埋立によって田尻町の面積は増加し、「大阪府内面積ボトム」の座は 3.97km2の忠岡町に。
従って、47の「都道府県内ボトム」ランキングでも、3位は引き続き大阪府だが、銅メダル?は忠岡町へ。

サク佐久ぱんだ さんへのレスとして[98038]に記した下記の感想は、的外れのため撤回します。
「市区町村」人口・面積・人口密度のボトムランキングを見るのに便利

さて、本題のデータベース整備の件については、
おっしゃる通りです。現在その整備を進めています。データは各年10月1日現在のみに揃える予定です。
というお答えをいただき、大船に乗った気持ちですが、取り敢えずの感想。

安定期に入っている現在からの長期的視点としては、平成合併期間中の変遷日付毎の大量のデータよりも、1年毎でも5年毎でもよいから、資料の入手環境に応じて、できるだけ長期のデータベース構築を目指して整備することが望ましいように思われます。

やはり、人口については統計局の国勢調査、面積については国土地理院の面積調が基礎資料になるのでしょうが、それぞれに事情が異なり、どのように遡及できるのか?

更に落書き帳には旧版地形図など、過去の地図に関連する情報もあります。
このフォーラムに集まる地理好きの人たちの利用を考えると、都道府県市区町村データベースには、どのような未来像が描けるのでしょうか? 楽しみです。
[98044] 2019年 6月 15日(土)15:54:15【1】hmt さん
大阪府泉南郡田尻町 ランキングなど
[98036]サク佐久ぱんだ さん に刺激されて、ボトムランキングに関する記事[98038]を書き、面積最小の富山県中新川郡舟橋村にも触れました。過去記事を遡ると、アーカイブズ全国で最も面積の小さい市町村の変遷に収録されている [39317]グリグリさん の記事に至ります。

これは、平成合併の最盛期と言える 平成17(2005)年度【[87349]参照】の初頭に記された記事であり、当時の市町村面積ボトム10と、進行中であった合併動向による近未来の変遷を記したものでした。
その結論:
2005年度の1年間に4町1村( #1~#5 )の消滅が予定されており、平成17年度末には 富山県舟橋村・沖縄県渡名喜村・大阪府田尻町が「面積の狭い市町村ベスト(ワースト?)3」になる予定。

この3町村は、以後も自治体の座を維持しており、ボトムランキングに名を連ねている筈です。
しかし、関空島の中央部に位置する大阪府田尻町は、関空2期工事で面積が拡張しているので、現在のボトムランキングでは3位を維持していないのではないか? 現在は何位か?

こんな動機から、[98038]リンクした表を開いてみました。
アレ? 田尻町は ボトム面積#3 の座に居ないだけでなく、#47迄あるリストに見当たりません。

この表は、[98036]で示されていたトップランキングの末尾部分について、順番を逆転させた表示であると理解していたのですが、おかしい。

疑問を抱いたまま、無用とは思いますが [39317]の変遷予想を事後確認する意味で、2006/3/31現在の自治体構成で再表示してみると、#3 田尻町 3.86km2が現れ、当然ながら予想は的中しています。

それは良いのですが、隣のボトム人口に目が行ったら、東京都三宅村が 0【ゼロ】になっています。
なるほど、三宅島噴火で全島の住民が避難した時代[33529]であったのか… と一旦は早合点。

しかし、これはデータベースが「2004/10/1の推計人口」を用いていたからでした。
三宅島住民への避難指示は、2004年度中の2005/2/1に解除されており、2005年度には住民の帰島が進んだ結果、2005/10/1の国勢調査人口は、噴火前にはとても及ばないが 2676人 に回復していたのです。

このような事例に接すると、都道府県市区町村データベースの 「2005年度末の自治体構成の人口」に、2005年国勢調査人口が使われず、わざわざ 国勢調査前年の推計人口を使うシステム になっている現状に疑問が湧きます。

推計人口を使う理由は、5年毎しか発表されない国勢調査人口を補間するためでしょう。
「2005年度末の自治体構成」によるデータをリリースした時点では、国勢調査人口が未確定であったという理由で、取り敢えず「2004年度推計人口で代用した」。このように推察します。

短期的は これが正しいとしても、長期的に使うデータベースとしては、
「国勢調査人口が判明した時点以降では、調査日以降の自治体構成データを 差し替え修正する 」。

このような配慮がなされて然るべきではないかと思われます。>グリグリさん、ご検討願います。

「2006/3/31現在の自治体構成」でのボトムランキングで、更に気付いたこと。
人口・面積共にボトム常連と思っている東京都青ヶ島村が見当たりません。
ボトムランキングのデータ脱落は数えあげたらキリがないようです。
順位を逆転させるだけならば簡単と思われるのに、何故? この点も検討をお願いします。

話が逸れてしまいましたが、タイトルに掲げた「田尻町の面積」に戻ります。
一番簡単な確認法は、[98036]にリンクされている 最新の市町村別人口と共に示されている 1741自治体の面積ランキングのを見ることです。
最下部付近に #1731 大阪府泉南郡田尻町 5.62km2。
ボトムに換算すると、田尻町のランキング順位は、1741-1731+1=11位 になったのでした。

これで止めてもよいのですが、手を付けたついでに、国土地理院の面積調で関西空港関係3市町の面積推移を追ってみました。単位km2
田尻町の面積は、空港用地埋立によって 1.92km2から 5.62km2へと約3倍増。
それでも浦安の約4倍増[25784]には及ばず。

1988年1997年面積増12015年面積増2
泉佐野市50.8954.383.4956.512.13
田尻町1.923.861.945.621.76
泉南市44.4247.342.9248.981.64
合計97.23105.588.35111.115.53

【注】
1988年:埋立前の各自治体面積と推察 第1期埋立中の1995/1/17に阪神淡路大震災
1997年:第1期埋立完成時の面積 面積増1の合計は 空港第1期 515haより広いが理由は不詳
2015年:第2期埋立完成時の面積 面積増2の合計は 空港第2期 545haとほぼ一致する


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