都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
ニジェガロージェッツさんの記事が20件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[61826]2007年10月11日
ニジェガロージェッツ
[61561]2007年10月7日
ニジェガロージェッツ
[61555]2007年10月7日
ニジェガロージェッツ
[61535]2007年10月6日
ニジェガロージェッツ
[61483]2007年10月3日
ニジェガロージェッツ
[61478]2007年10月3日
ニジェガロージェッツ
[61459]2007年10月2日
ニジェガロージェッツ
[61437]2007年10月1日
ニジェガロージェッツ
[61426]2007年9月30日
ニジェガロージェッツ
[61363]2007年9月29日
ニジェガロージェッツ
[61343]2007年9月27日
ニジェガロージェッツ
[61223]2007年9月19日
ニジェガロージェッツ
[61095]2007年9月8日
ニジェガロージェッツ
[61016]2007年9月3日
ニジェガロージェッツ
[60910]2007年8月30日
ニジェガロージェッツ
[60851]2007年8月28日
ニジェガロージェッツ
[60826]2007年8月27日
ニジェガロージェッツ
[60790]2007年8月25日
ニジェガロージェッツ
[60766]2007年8月25日
ニジェガロージェッツ
[60672]2007年8月19日
ニジェガロージェッツ

[61826] 2007年 10月 11日(木)03:12:01【2】ニジェガロージェッツ さん
スルーできませんでした
私は今回の一連の[61343]に始まる日本人人口の件で、初めて日本人さん、ドラえもんさんご両名とレスを交わしましたが、こちらがきちんと伝えたいことがまともに伝わらず、特にドラえもんさんには妙なところだけ変な形で引用されレスを付けられ戸惑いました。
いちいち反論するのも大人気ないこととスルーするつもりでおりましたが、やはり伝えておくべきだと考え、以下に記します。

[61501] ドラえもん さん
しかし、ニジェガロージェッツ さんは、「日本国内の日本人人口(有効数字千人まで)」と書きながら、
日本人人口=125,730,148+482,341×125,730,148÷127,285,653=126,206,595人
を書かれているので、

この部分、文面からは私ニジェが「有効数字千人まで」としているところを、1人単位の数字まで書いているのに首を傾げているかのような印象を受けます。
ですが、「日本国内の日本人人口(有効数字千人まで)」としているのは、[61343]に引用した2006年10月1日現在の推計人口であり、
「日本人人口=125,730,148+482,341×125,730,148÷127,285,653=126,206,595人」
としたのは、[61459]に引用した2005年10月1日現在の国勢調査人口に基づいての計算です。
まったく違うデータに関する備考をひっつけて、コメントするのは論外です。

そして、更に
このニジェガロージェッツ さんの算出された人口(国内)と自分の算出した、人口(国内)を比較してみると、約100万人の差が出来てしまいます。
と続きましたから、結局はドラえもんさんはご自身の導き出したデータと、[61459]にて私が導き出した126,206,595人との差についての謎を言いたかったことと読み取れます。
この謎については[61510]中島悟さんが的確にフォローしてくださったので、ここでは「謎の解明」を繰り返しませんが、この一件を見ても、また他の皆様へのレスを見ても、ドラえもんさんは他人の書いた記事の意味が理解出来ておらず、そのうえ、記事の引用の仕方も理解していないのではないかと感じました。

ですが、ドラえもんさんはまだ若年でおられることから、これからいろいろな事を学び経験していく中で、数年の時間は掛かるかもしれませんが、これらの間違いや行き違いはご成長とともに解消していくものと思われます。
ですから、他の皆様からのアドバイスにもあるように、レスを急がず、ドラえもんさんに対して書かれた記事をよく読んで理解をする習慣をつけていただきい。そして理解が出来ないのならば、記事のどの部分が分からないのかを率直に尋ねられると良いかと思います。


[61486] 2007 年 10 月 3 日 (水) 11:05:02 YSK さん
先ごろ、個人的に悲しい出来事がありまして、気持ちを察しますとかなりつらい気持ちになってしまいます・・・。今はゆっくりと休まれ、いつかまた復帰していただけることを願って止みません・・・。
大変お気の毒な内容ですが、どなた様のことをおっしゃっているのか分かりませんでした。
書き込みの時間も普通の社会人であれば勤務時間内のことでもあり、よほどの緊急事で、また「落書き帳」に書かれるからには、ここのメンバーなり関係者のことかとも思いましたが、どうやら「落書き帳」とは無関係の芸能界の方のようですね。
書き込みをするのであれば、何ゆえ誰のことかを明記されなかったのでしょうか。
誰のことかを触れたくないのであれば、そもそも書き込みをされる必要があったのでしょうか。
その一方で、[61822]らるふさんへのメッセージは「落書き帳」には投稿されず、[61825]にて言葉を濁したうえでご自身の掲示板へ誘導しようとなされる、私には理解が出来ません。
「落書き帳」に書けない内容ならば、また、メールでしか伝えられないような内容ならば、一層のこと何も書かないという選択は出来なかったのでしょうか。
ここでは「申し訳ありませんでした」としながらも、「場外」で自己弁明に終始するのは傍目に見ているだけで不愉快になります。
[61561] 2007年 10月 7日(日)19:50:12ニジェガロージェッツ さん
再決着
[61556] Issie さん
ドラえもんさん が「決着がついていない」と感じているなら,それはそれで悪いことだとは思いませんよ。

確かに、おっしゃる通りです。
ただ、例えば[61535]について、人口数についての問題だけであれば、その数値だけを書いて、出典へのリンクを添えておけばそれで済む事です。
ですが、[61535]を書くに当たっては数値そのものよりも、その数値の導き方(つまりネットでの見つけ方)と、その数値の背景(どのような性質の数値か。外務省はどうやって調査したか)に重点を置いて、ややしつこいほどの説明させていただいたつもりです。
それを、ドラえもんさんは[61537]にて、全体の数値にのみコメントなされ、さらに[61547]にて「まだ決着がついていない」とこられましたから、私としては、大人げないのですが、「いったい何が?」と感じた次第です。

ドラえもんさんへ
拙稿[61555]を受けて、訂正機能を利用して貴稿[61547]の引用部分
(まだ決着はついていないようですけど。)
を削除された上で、私へのレスを書かれておられますが、このような記事の訂正は混乱を招く恐れがあります。この場合には、Issieさんへのレスも含め、新たな記事として投稿されることをおすすめします。
なお、書き足された拙稿[61555]に対してのレスの趣旨については、了解です。
時間は掛かってもかまいませんから、急がずに、これからも頑張ってください。
[61555] 2007年 10月 7日(日)18:36:18ニジェガロージェッツ さん
まだ何か不足ですか?
[61547] ドラえもん さん
(まだ決着はついていないようですけど。)

これは人口についての話について言っていますか?
私としては、日本在住の外国人の人口については[61478]にて、海外在住の日本人人口および内外日本人総人口については[61535]にて決着をつけたつもりですが、「まだ決着がついていない」とは何についての決着がついていないのでしょうか。

それとも[61478][61535]については、大半の落書き帳のメンバーにはわかりきっていると思われる事を、できるだけ丁寧に述べたつもりですが、それでもご理解いただけないと解釈してよろしいでしょうか。

私としては、この件、これ以上の書き込みをする意志はありませんので、ご自身のご納得いく形で、ご決着をつけて頂ければと思います。
[61535] 2007年 10月 6日(土)22:26:35【1】ニジェガロージェッツ さん
内外日本人総人口
[61501] ドラえもん さん
外国在住の日本人の人口について、だいたいの結果が出たようですね。データの収集お疲れ様でした。
[61510] 中島悟 さん
適切なフォロー有難うございました。お手数をおかけしました。

小生からもこの辺りで、この件を「総括」と言うほど大袈裟ではありませんが、おさらいしておきたく存じます。

元々は拙稿[61343]に引用した「日本人人口」について、総務省統計局から公表されている平成18年10月1日現在推計人口のうち、日本人人口男女計総数 126,154千人をそのまま引用したことから、果たしてこの数値に外国に住んでいる日本人は含まれているのかどうかという疑問をドラえもんさんが持たれたことに始まりました。
そもそも「日本人人口」と言うからには、日本人は日本国内にのみ住んでいる訳ではなく、外国にも数多く住む日本人を含まないデータでは不正確ではないかと言うことでしょう。
地理好きであるならば当然の疑問で、ドラえもんさんの問いかけには敬意を表します。

で、確かにその通りなんですが、小生は[61343]を書くに当たって、それぞれの数値(人口)は一つの出典からのみのデータにしようと決めていました。
これは、国内のみを対象とした平成17年国勢調査をベースにした国内の推計人口と、外務省が各国に配置している大使館や領事館を通じて把握している在外邦人の人口数という、全く性質が異なると思われる2つのデータを合計したところで、これまた正確なデータとはいえないとの判断からでした。
*(本稿の最後に、この判断を覆します)

[61441] ドラえもん さん
その人口調査には日本人人口は外国にいる日本人の人口は含まれているんですか?
この人口調査は平成17年国勢調査をベースにした国内の推計人口ですから、外国にいる日本人の人口は含まれていません。
但し海外滞在期間が90日以内の出入国者は、外国に居る者とは見なさずに日本に常住していると見なされ、仮にその調査時点で外国に居住していても、日本国内の人口としてカウントされています。

このように、国内の日本人人口は前出の2005年10月1日現在のものは「平成17年国勢調査」、2006年10月1日現在のものは「平成18年10月1日現在推計人口」に出ています。但し平成17年国勢調査の日本人人口には[61459]にも書きましたが、年齢不詳人口が含まれていません。

では、外国に住む日本人の人口のデータはどこにあるのか。
[61501]にてドラえもんさんは外務省の平成12年の海外在留邦人数調査統計に行き着き、既にお気づきとは思いますが、外務省にデータがあります。

海外に3ヵ月以上滞在する場合は、その国にある日本外務省の出先機関である大使館や領事館に在留届を提出する義務があります。小生もロシアのニジニノヴゴロド市に住んでいたときは、そこを管轄するモスクワの在ロシア大使館に在留届を提出しておりました。
もちろん、在留届の存在を知らなかったり、届出を怠る人もいるでしょう。その人の場合は外務省の認知外のこととなってしまい、その国にその人が住んでいることは知られませんから、原則的には滞在者人口のデータには上がらないことでしょうが、外務省では調査に際して
在留届を提出していない邦人もいるので、日系進出企業、日本人会、邦人研究者・留学生が在籍する大学、研究機関、各種学校に調査票を配布し、協力を求めた。
とあり、世界各地に在留する邦人の実態について大部分を把握したと考えられています。

そのようにして推計された海外の日本人人口は、
外務省のHPから、
→「渡航関連情報」→「統計」→「海外在留邦人数統計」を辿って詳細なデータを入手することが出来ます。
それによると今現在の最新のデータは、2006年10月1日のデータで、
3ヵ月以上の長期滞在 735,378人、永住 328,317人、合計 1,063,695人と出ています。

さて、この 1,063,695人というデータは
(1)2006年10月1日のデータである。
(2)3ヵ月以上の長期滞在と永住者のもので、3ヵ月未満の短期滞在者は含まれていない

ということは、日本国内の日本人人口として[61343]にて引用した 126,154,000人というデータも
(1)2006年10月1日のデータである。
(2)海外滞在期間が90日以内の短期出入国者は、日本国内の人口

ですから、この2つのデータはその趣旨は全く異なるものの、性質としては概ね一致しており、この2つを合計してもそれほどの不都合があるようには感じられません。

ゆえに、2006年10月1日現在の内外日本人総人口は、推計人口の有効数字千人に合わせて、
国内 126,154千 + 海外 1,064千 = 127,218千人 と推測されます。


蛇足ですが、[61459]にて総務省統計局の概要を引用したように、日本の人口は
総人口は1億2777万人となっており,前年に比べ2千人(0.00%)の増加
日本人人口は1億2615万4千人で,前年に比べ5万1千人減少
とあることから、この1年前の2005年10月1日現在の内外日本人総人口は
国内 126,205千 + 海外 1,013千 = 127,218千人 と推測されます。

ということは、日本は2005年に人口減少社会に突入したと言われていますが、実際には2006年10月までの1年間では
・日本国の総人口は(国内日本人の減少があるものの外国人の増加により)2千人の増加
・内外日本人人口総数は(国内日本人の減少と海外在留者の増加が相殺され)±0
であると、ニジェ的には推測します。
[61483] 2007年 10月 3日(水)02:15:38【1】ニジェガロージェッツ さん
レス2題
[61467] 日本人 さん
外国人を含めたやつなので、日本人とは言えない人も入っているから認めていないわけですね。
どうも、解釈がずれています。
また、「外国人を含めたやつ」とか「日本人とは言えない人」という表現を外国の人が見ると、本当に気分を害されますよ。

私の言いたかったことは、[61442]Pachiさんが簡潔に仰っておられますが
統計としての性質が違うのに、軽軽しく100万人も人口が減っていますという事は宜しくないのです。
ということです。

本稿に対するレスは同じことの繰り返しになりますから、無用に願います。


[61456] ペーロケ さん
京津: 228,000 「京阪京津線」等
京津については、北京-天津を意味する場合が多い(昔は「平津 =北平-天津」の方が通りが良いかも)ですから、[61471]MasAkaさんに倣って、除外しておいた方が良いでしょう。
北京と天津を「含めない」キーワードに入れて検索すると、73,200件に激減しました。
[61478] 2007年 10月 3日(水)01:21:41ニジェガロージェッツ さん
外国人人口
[61468] ドラえもん さん
最新資料では197万人(2004年)だったので、今現在なら200万人を超えているかな?それと、ニジェガロージェッツ さんの人口とはかなりのずれが有るようですが、これは何故でしょう??

[61448]中島悟さんのアドバイスもあり、ドラえもんさんご自身でデータの収集にチャレンジされておられ、結果が出つつあります。それに横槍を入れる意図はありませんが、元々は拙稿[61437]へのレスに始まったこともあり、この点だけはフォローしておきます。
この人口データのずれは、趣旨の異なるデータを比べてはいけないことの好例でもありますから。

まず、[61468]にもリンクが出されている、外国人登録者数の推移の資料として、法務省「外国人登録者統計」と、出典が明記されていることに留意ください。
(外国人の出入国を管理しているのは、法務省入国管理局です)
法務省のHPの左欄のメニューに「白書・統計」があり、それを辿ると、
「出入国管理関係」→「関連統計」→「外国人登録者統計について」
があり、「平成18年末現在における外国人登録者統計について」と題されたファイルが閲覧できます。
平成18年末現在の外国人登録者数は 2,084,919人とのデータがあります。

一方、拙稿[61459]にも引用した、平成17年国勢調査における外国人人口は 1,555,505人です。
法務省入国管理局のデータで、この国勢調査に時期的に一番近いものは、平成17年末現在の外国人登録者数で 2,011,555人ですが、45万人ほどの開きがあります。

この差については、国勢調査の対象にあります。
国勢調査の対象としては、白桃さんの[58656]にもご紹介されているように、
平成17年国勢調査は,調査時において,本邦内に常住している者について行った。ここで「常住している者」とは,当該住居に3か月以上にわたって住んでいるか,又は住むことになっている者
詳しくはこのページに書かれていますが、3か月以内の短期滞在の外国人は調査の対象になっていないということです。
また、外国の領事機関の構成員や在日米軍兵士やその家族も調査から外されています。
この国勢調査を元に算出される推計人口においても、国内滞在期間90日以内の外国人は除かれています。

このように、外国人の出入国を管理している法務省入国管理局のデータと、統計目的の国勢調査や人口推計におけるデータとでは、その目的も算出方法も異なっています。
ご参考まで。
[61459] 2007年 10月 2日(火)02:40:36【1】ニジェガロージェッツ さん
日本人人口の減少数
[61440] hmt さん
[61442][61445] Pachi さん
[61451] Issie さん
適切なフォロー有難うございます。

元々は拙稿[61343]の、「ニックネームの人口圧力」と名付けた「おふざけ」ネタでしたが、そこに日本人の人口データと、その備考として「日本人人口(有効数字千人まで)」と書いたのが誤解の元でした。
備考欄には、もう少し丁寧に「日本国内の日本人人口(有効数字千人まで)」と書いておけば、日本国総人口と日本人人口の違いが誰にでも判り、今回の百万人人口減という、とんでもない明らかに間違ったレスはつかなかったと思います。
出典を明記していた上、元々がちょっとした「おふざけ」のつもりの投稿であったために、小生の油断が生じた格好になり、その点は反省しております。

日本人さんの[61366]にて、百万人減ったというレスを見たとき、その間違いの性質は日本国総人口との混同によるものであるとの想像はついていました。
ですが、勝手に決め付けてしまうのも如何なものかとも考え、[61426]にて比較の対象となったデータの提示を求めたのですが、その間違いに気づかず[61435]にて堂々と切り返してこられましたので、[61437]の書き込みに至った次第です。

[61451] Issie さん
統計データは,ときどき人をだまします。…というよりも,統計データを利用する側がそのデータの性質をきちんと理解していないと,だまされてしまいます。

誠に的を射た、見事なご指摘です。

Issieさんと違い、小生はこの分野には学識がなく、単に趣味の範囲で人口統計を眺めているだけのことですが、できる限り複数の統計を入手し、その違いから統計の性質に注意するようにしています。

日本国総人口と、日本国内の日本人人口、外国人人口を収録した平成17年国勢調査の諸統計書では、
総人口は「第1表」「第3表」によれば 127,767,994人ですが、「第4表」では 127,285,653人となっています。
その差 482,341人。
しかし「第3表」を最後まで見ていると、年齢不詳人口として、この 482,341人が出ており、これで一つの謎が解決します。

さて、「第3表」によれば日本人人口は 125,730,148人。
「第37表」によれば外国人人口は 1,555,505人。
総人口=日本人人口+外国人人口、と思いきや、125,730,148+1,555,505=127,285,653人。
あれれ・・・、482,341人、少ない!
何のことはない、総人口=日本人人口+外国人人口+年齢不詳人口 だと判ります。

なお、利用上の注意によれば、
「年齢不詳」については,第1表,第2表及び第3表においては集計対象とし,他の表においては集計から除外した。
とあり、「謎の種明かし」がされています。

このように、「第3表」日本人と「第37表」外国人には、年齢不詳人口は含まれていませんから、不詳人口は日本人と外国人の割合で便宜上按分しましょう。そうすると、
日本人人口=125,730,148+482,341×125,730,148÷127,285,653=126,206,595人
外国人人口=1,555,505+482,341×1,555,505÷127,285,653=1,561,399人

ここまで下準備をした上で、拙稿[61343][61437]に提示した、平成18年10月1日の
総人口127,770千人と、日本人人口126,154千人
とを有効数字に合わせて比較してみましょう。
平成17年10月1日から平成18年10月1日までの人口増減は、
総人口 127,770千-127,768千=+2千人
日本人 126,154千-126,207千=-53千人

これで、すこし誤差は生じましたが、平成18年10月1日現在推計人口―概要にある、
総人口は1億2777万人となっており,前年に比べ2千人(0.00%)の増加
日本人人口は1億2615万4千人で,前年に比べ5万1千人減少
におおよそ符号します。

なお、これら統計書における「日本人」の定義は、「日本国籍を有する者」です。
ですから、大相撲で「モンゴル人力士」と総称されていても、日本国籍を取得している旭天鵬関は日本人であり、取得していない朝青龍関は外国人(モンゴル人)になります。
[61437] 2007年 10月 1日(月)09:58:14【1】ニジェガロージェッツ さん
データの取り扱いには、くれぐれもご注意下さい
[61435] 日本人 さん
データの取り扱いには、ご注意下さい。データの、それも増減の比較には、同じ趣旨で集計されたものを比較しないと、意味はありません。

2005年10月1日に実施した国勢調査(確定値)で,前年度から2万2000人割り込み、1億2776万人となりました。

それは日本の総人口です。
私が[61343]に提示したのは、日本の人口のうちの日本人の人口。当たり前のことですが日本には日本人だけが住んでいるわけではありません。
[61343]には、出典として総務省統計局による平成18年10月1日現在推計人口をリンクしておいたのですが、それをご覧になりましたか。
エクセルを装備していないPCでは閲覧できないので、その場合は仕方ありませんが、総人口127,770千人と、日本人人口126,154千人が併記されています。

安易に国勢調査における日本の総人口と、推計人口の日本人人口とを比べて
100万人以上減ってますね。
などと結論付けるのは、おやめ下さい!!!
[61426] 2007年 9月 30日(日)22:27:03【1】ニジェガロージェッツ さん
まとめレスにて恐縮
[61291] かぱぷう さん
福岡オフ会の幹事役、ご苦労さまです。まだひと月あまり先ですが、今からオフ会が楽しみです。メーリングリストで参加予定者を拝見していると、二年前の神戸オフ会にご参加くださった皆様が多く、嬉しい限りです。
「福博」についてのレス、有難うございます。
福岡と博多が合体した様子が良く分かる明治43年の福岡市地図を発見しました。この地図を見ていると、商人の街「博多」と、武家の街「福岡」の違いの名残がまだ残っていたように感じます。

これには爆笑しました!
爆笑していただいて、光栄です(爆)


[61366] 日本人 さん
2番目に多いのですね。
確かに一番は「地球人さん」に掛かる地球人人口ですが、「自分は地球人である」と意識して暮らしている人は少ないと思います。
一方、「自分は日本人である」との帰属意識を持ち、またそれを誇りにしている人は大勢おられ、そういう意味で「日本人さん」は「一番重いニックネーム」を背負っていることを肝に銘じて頂ければと思います。

私は短いとはいえ海外での在住経験があり、日本人であることを常に意識しておりました。
ですから、「日本人さん」がこの落書き帳で粗末な書き込みをされて、指摘を受けて謝罪を繰り返すのを見せられるのは、そのニックネームに対しても決して愉快なものではありません。
素直に謝罪するのは大変良いことですが、謝罪を必要とされるような書き込みは、投稿の際にご一考いただければと願います。

年の人口最高の時から1000000人も減ってしまったのですね
日本人の人口が百万人も減っているのですか!
比較の基になったデータの提示を、以下の観点から願います。
1)「年の人口最高の時」とは何年の何月のデータですか?
2)データの出所(出典)は何ですか?

この落書き帳は、ちょっとしたデータベースにもなっていると思います。
雑レスとはいえ、「落書き帳」を通じて意味不明のデータが発信されるのは看過できません。


[61370] スピカ さん
スピカ おそらく0 第12回国星調査? 全域が不可住地
いやぁ、これは完全に小生の見落としでした。一本とられました(笑)
[61363] 2007年 9月 29日(土)00:41:16ニジェガロージェッツ さん
「京」の意味する街は
[61297] 伊豆之国 さん
ところで関西在住・出身の皆さんにお伺いしたいのですが、

関西在住の皆様から、主に京都・奈良両都市の結びつきからの諸レスが続き、納得のいく説明がなされていると感じます。
同じ意見を繰り返しても面白みがないので、皆さんに続き「京奈」と言う呼称が定着していない現状について、別の側面からふと思いついたことがあります。
(ニックネームは遠くに置いていますが、一応、小生もどっぷり関西在住・出身なので)

一般に関西で「京」といえば即ち京都を指しますが、京都=平安京よりも古い歴史のある平城京を持つ奈良の人々にとって、「京」の文字が自分達の街を指すという意識は考えられないでしょうか。
三文字で「京阪奈」「京奈和」となれば(どちらも比較的新しい呼び名だと感じますが)、府県名の連名ということで奈良の人々にも受け入れられるとしても、京都との一対一で「京奈」と略されると、ちょっと心中穏やかではないところがあるのではないかとも感じます。

いずれも小生の雑感でしかありませんが、奈良に生まれ育った人は「京」の一字について何を連想するのかが気になるところです。
[61343] 2007年 9月 27日(木)23:44:27【1】ニジェガロージェッツ さん
ニックネームに掛かる人口圧力
落書き帳にメンバー登録されているニックネームに関しては、それぞれ色々な想い入れもあることと存じますが、今回は人口データから視点を当ててみたく思います。
2007年9月27日現在、登録208名のなかで、そのニックネームに関連して人口データが算出できそうなメンバーが、ざっと見たところ小生を含め約10名おられます。
人口が多いほど「大それたニックネーム」ということで、その「人口数を代表しての書き込みを心掛ける」ことを肝に銘じて・・・。(笑)

ニックネーム人口データの日付備考など
地球人さん6,628,429,9312007.09.27米国勢調査局、国連統計のデータから推計 出典
日本人さん126,154,0002006.10.01日本人人口(有効数字千人まで) 出典
花の東京都民さん12,787,9712007.09.01東京都推計人口 出典
ニジェガロージェッツ1,600,6092002.10.09露・ニジニノヴゴロド州の男性人口 出典
佐賀県さん859,0102007.08.01佐賀県推計人口 出典
ハンブルガーさん824,6861999独・ハンブルク市の男性人口 出典
伊豆之国さん426,1492007.09.01静岡県伊豆半島5市5町および三島市、函南町人口合計 出典
葵区さん262,7742007.08.31静岡市葵区住民基本台帳+外国人登録人口 出典
JOUTOUさん223,0562007.09.01東京都江東区のうち、旧城東区域の住民基本台帳人口 出典
太白さん220,7622007.09.01仙台市太白区推計人口 出典

各メンバーのニックネーム由来については精通しておらず、まだ漏れがあるかもしれません。その他、以下、ご容赦の程。

1)「ハンブルガー」さんに関しては、小生ドイツ語は分からないのですが、名詞に男女の区別があったと記憶しています。ニックネームは男性名詞と勝手に推測して男性人口のみのデータを探し、古い国連のデータにてお茶を濁しました。
なお、ハンブルク市の人口は2005年12月31日現在1,743,627人のデータがあります。 出典

2)「伊豆之国」さんについては「伊豆の国市」が存在しますが、ニックネームに敢えて「之」の字を充てておられることから、狭義の「伊豆の国市」ではなく、「伊豆国」のことと勝手ながら推察させていただきました。その「伊豆国」の範囲には、旧戸田村など現在の沼津市域を含みますが、人口データには沼津市域の人口を含んでいません。

3)12,787,971東京都民の中には、東京都に住んでいることを「花」だと思っていない人が居るかも知れません。

4)「足利人@伊勢原市民」さんについては、神奈川県伊勢原市民100,723人(2007.09.01 出典)のうち、栃木県足利市出身者の人口が該当するのでしょうか。さすがに公表外データのようで・・・

5)「三丁目」さんについては、全国津々浦々に存在する三丁目の人口を漏れなく摘出し、総合計することで人口データの算出は理論上可能ですが、どうかご容赦の程・・・・。
[61223] 2007年 9月 19日(水)16:59:02ニジェガロージェッツ さん
オフ会に行きたい^2
[61211] 2007 年 9 月 18 日 (火) 04:08:25 かぱぷう さん

ホークスが日本シリーズに出場した場合、タイガースほどではないにせよ「のぼせもん」が福博の街で大騒ぎすることが目に見えてます
福岡オフ会の幹事役ご苦労さまです。
「のぼせもん」とか「福博」とか、初めて目にする言葉が新鮮です。
こちら神戸でも「兵神」という言葉があるにはありますが、今では一部の企業名以外では完全に死語になっており、「福博」という言葉が生きている福岡・博多の歴史を感じます。

タイガース優勝には、大阪・道頓堀川への飛び込みが、恥ずかしいことですが恒例になってしまいました。福岡でも同様の「飛び込み」が発生するのでしょうか。ですが、福博の川底には投げ捨てられた使いきりのクラウンライターが堆積しているでしょうから、そのような所へ飛び込むのはいかがなものかと。

とはいえ、今から福博行きが楽しみです。
[61095] 2007年 9月 8日(土)22:19:47ニジェガロージェッツ さん
茨田
取り急ぎの事実関係のみ確認にて失礼します。

[61094] 伊豆之国 さん
この「茨田」は、「まつだ」と読むそうですが、
関西では比較的よく聞く地名ですが、読みは「まった」です。
[61016] 2007年 9月 3日(月)02:30:56ニジェガロージェッツ さん
まとめレスにて恐縮
数ヶ月前の記事へのレスもありますが、いつもながらの亀レス、まとめレスにて恐縮です。

[58258] 2007 年 5 月 3 日 (木) 00:11:22【2】 いっちゃん さん
中でもこれは感動モノです。70~80年代にそれなりの年齢だった関西人(関西系?)には堪りません
小生の名まで挙げていただいておきながら、反応出来ずにおりました。
自称「浪速のモーツァルト」ことキダ・タロー氏作曲のメドレーですが、キダ氏は今でも関西のメディアでは露出度が高く、ときどき曲を聞かされるので、特に「懐かしい」というよりは、「また相変わらず・・」というのが率直な感想でした。
70~80年代に関西に住み、その後関西を離れた方々には、確かに懐かしさがこみ上げてくるメドレーだとは思います。


[59382] 2007 年 6 月 23 日 (土) 22:26:22 雪の字 さん
ありました!「志の田うどん」が。それとは別に「きつねうどん」もありました。
(中略) 「きつね」と「しのだ」は、別物のようです。
[54256]むっくんさんのお話から、名古屋では「しのだ」はお揚げを短冊状に切って具にした饂飩、「きつね」はお揚げが一枚ものの状態で具にした饂飩のようですね。
ただ、
「このあたりは東西の中間という感じだから、店によっても差が激しいよ。二、三件のお店を見て、わかったような事を書いちゃダメだよ」
というご忠告からすると、これもお店によりけりでしょうか。(笑)
出汁の濃い淡いを含めて、名古屋では当たり外れが多いと覚悟しておかなければなりませんね。


[59578] 2007 年 7 月 1 日 (日) 22:49:53 小松原ラガー さん
北側を呼ぶ時には・・・恐らく「大池」、「唐櫃」、「花山」など、もっと細かい地名を使っているケースが多く、意外と「裏六甲」という言葉は使っていない状況です。
学生時代は六甲山系のハイキングを趣味としていて、いちいち距離を計算して付けていたのですが、二度の六甲全山縦走大会への参加を含めて4年間(昭和56~60年)の合計で1100kmほど六甲山系を歩きました。そういう経験から「裏六甲」という言葉についてですが、神戸電鉄沿線の住宅地には用いられていないと感じております。ですが、もちろん「死語」になっているとも思いません。
拙稿[42057]にも書きましたが、あくまで六甲山域(登山道関係や自動車道など)に限る、「六甲山脈の北斜面」としての意味合いのみです。
もちろん「表六甲」も同じで、山域のみの範囲で「六甲山脈の南斜面」との意味で、神戸旧市街地を表す言葉ではありません。
小生らは六甲山域を3分割して、「表六甲」「六甲山上」「裏六甲」と区分していました。あまり六甲登山に縁のない他人に説明する際には、「表六甲の油コブシ山」」とか「六甲山上の三国池」とか「裏六甲の地獄谷」といった具合に話をしていました。


[60913] 2007 年 8 月 30 日 (木) 10:06:43 稚拙 さん
ああ、「あのころの未来」っていうのは、そういうことなんだな、とわかりました。
「あのころの未来」ですか。確かに、あのころ(小生が中学生だった当時)から見た未来ですね。
しかし、そういうロマンチックな言葉は思い浮かびませんでした。稚拙さんのセンスに一本取られた感じです。


[58685] 2007 年 5 月 26 日 (土) 23:45:19 白桃 さん
[59385] 2007 年 6 月 23 日 (土) 23:55:08【1】 hmt さん
古い拙稿を思い出していただき感激しております。有難うございました。
今の小生は「書くことすべて書き尽くし」賞味期限の切れた状態を自覚しておりますが、当時はいろいろ変わったことを書いておりました。お恥ずかしい限りです。


[60942] 2007 年 8 月 31 日 (金) 20:30:39【1】 inakanomozart さん
そのほか街区符号の“渡辺”(久太郎町四丁目)とか“A・B・C”(上町)など、原則に必ずしもとらわれない大阪市の住居表示制度に対する柔軟な対応には、感心させられます。
確かに「渡辺」はユニークな回答と思います。
ですが、[7379]てへへさんの記事にもあり、まがみさんにはオフで地図を見せて教えてもらったのですが、同じ大阪市の鶴見区の焼野1丁目焼野2丁目浜5丁目諸口5丁目の街区番号の付け方は柔軟というより、奇怪です。
大阪市はどちらかと言えば、新住居表示実施に際して従来の町名を無視し、バッサリと纏めてしまったという印象があります。
神戸市は東灘区では随分派手にやりましたが(拙稿[15018]に関連記事)、旧市街地の他の区では、旧町名を出来るだけ尊重した形で柔軟に新住居表示を実施しています。


[60856] 2007 年 8 月 28 日 (火) 02:11:04 ペーロケ さん
最近は「過去ログにあることを書き込んではいけない」等、いい意味でも悪い意味でも敷居が高くなったような気がして
それは少し違うと思います。
過去ログにあることでも、別の視点からの書き込みであれば、大いに書いても良いのではないでしょうか。古い記事の投稿時点と今ではメンバーも違っていますから、全く新しい視点や別の解釈からの議論の展開も望めるかも知れません。
ただし、同じ話題であれば、過去にどのような記事のやり取りがあったかは「記事検索」で調べた上で、記事番号のリンクは最低限のマナーだと思います。その点、hmtさんなどの記事には過去ログへのタイトルまでつけてリンクしておられ、いつも感心させられます。

何につけても、書き込む場合には6万記事に及ぶ過去ログの中に「既に述べられている」と考えた方が良いと思います。最低限、キーワードとなる語句ぐらいは記事検索すべきと考えます。
記事検索には時々エラーが出る場合がありますが、うまくいくまで何度も繰り返せば良いだけのことで、記事の書き込みを急ぐ必要などはどこにも無いと思います。


[61001] 2007 年 9 月 2 日 (日) 19:12:00 グリグリ さん
第二回神戸開催でも地元のニジェガロージェッツさんに献身的な準備作業を行っていただきました。
いや、こればかりは、小生だけのことではありません。ご参加いただいた皆様のお力添えのお蔭です。第四回オフ会の成功を祈ります。


横レスになりますが、一言だけ。
[60971] 2007 年 9 月 2 日 (日) 01:17:21【1】 ペーロケ さん
そう、台湾を忘れていたんですよね。。。
台湾を忘れられると、「蛍の光」の4番が、歌えない。
[60910] 2007年 8月 30日(木)02:01:09【3】ニジェガロージェッツ さん
新住居表示実施前の大阪
いつもながら、レスが遅くなり申し訳ございません。

[60830] inakanomozart さん
また、大阪城の西に広がる東西の道沿いにつけられた町(道修町、平屋町など)も、現在の地図でみるかぎり、たしかに丁目区分は、3筋目ごとで250mほどになっていますね。
現在この辺りでは新住居表示が実施され(拙稿[7175]に関連記述あり)、以前は東区であったこのあたりの町丁目割がそれ以前のものとは違っているため、古い地図を見る必要があります。
小生の手元に昭和13年9月和樂路屋発行の「最新大大阪市街地圖」、および昭和48年1月昭文社発行の「エアリアマップ大阪区分地図」があります。昭和48年の地図も東区は新住居表示実施前で、拙稿[60826]もこれらの地図を計って書き込みしました。
東区については両地図に丁目区分の変化は無く、東横堀川の東(糸屋町、内本町、両替町など)では2筋ごとの丁目割で2丁目まで、東横堀川の西(道修町、平野町など)では1,3,4,5丁目は2筋ごとに、2丁目のみ3筋で丁目割が為されていました。なお、東横堀川は中央大通り(町名で言えば「船場中央」、但し昭和13年の地図では中央大通り開通前で「船場中央」という町名は存在せず)以南では1筋分東にずれており、唐物町より南の各町では1丁目が3筋分の長さになっています。つまり、
1丁目は東横堀川から堺筋の1つ東の筋まで。
2丁目は堺筋を跨ぎ、その1つ東の筋から2つ西の筋まで。
3丁目は堺筋の2つ西の筋から、堺筋の4つ西の筋まで。
4丁目は堺筋の4つ西の筋(=御堂筋の2つ東の筋)から御堂筋まで。
5丁目は御堂筋以西。但し西区との境界のブロックは南北に続く「横堀1~6丁目」という別の町。
となります。

なお、現在の新住居表示による町丁目割では、東横堀川の東では以前の町丁目割をおおよそ踏襲していますが、東横堀川の西ではinakanomozartさんの仰る様に、3筋ごとに改変されています。
地図を見れば東横堀川の西の丁目割を改変した理由として、
1丁目は東横堀川と堺筋の間とし、3筋(南本町以南は4筋)分に。
2・3丁目は堺筋と御堂筋の間の6筋分を2等分し、3筋ごとにする。
4丁目は御堂筋以西、西区との境界までとし、「横堀」は各町の4丁目に吸収。
と、「機械的」に「わかりやすく」したのでしょう。

この辺りの市街はこの1筋がおおよそ90mおきに通っていますから、長さの単位「町/丁=109.09m」から見れば、ちょっと短めで中途半端です。

[60843] Issie さん
これらの具体的な値は地方や時代によって違いがあるのが普通だと思います。今,私たちが知っている 1町=109.09m という値は,明治になって統一され,しかもメートル法と関連づけた値ですね。
のお話からすると、大阪ではこの90mというのが、昔の「大坂規格」だったのかも知れません。
となれば(推測の話から結論付ける、あくまでも小生の私見ですが)、大阪の丁目は距離の「1町/丁」とは関係なく付けられていると言えるかも知れません。
[60851] 2007年 8月 28日(火)00:34:09【1】ニジェガロージェッツ さん
デッドスペースには枝番を
[60824] ペーロケ さん
レスが一日遅れになり、申し訳ございません。昨夜[60826]を投稿した時点で貴稿[60824]には気付いてはおりましたが、時間と体力切れですでに限界でした。
小生は「落書き帳」レビューから5年を経ましたが、この5年間の流れをひと通り知っており、また最近の疎筆も手伝ってか、書き込みには非常に緊張します。書き込みをせずにROMしているここ数ヶ月の方が「落書き帳」とのお付き合いはずっと楽でした。そういう意味では、新しくメンバーになられた方々のほうが、良い意味でも悪い意味でも思いついたことを気軽に書いているなと感じます。

さて、本題。

ただし、街区方式による住居表示では区画整理された土地ということが必ずしも必要条件ではありませんが、この方式ではある程度区画が整理されていないと、通りに面していない「デットスペース」が発生するため、適用できる範囲はかなり限定されるでしょうが。
「街路方式」による住居表示でも、通りに面していない「デッドスペース」でも、基本的にナンバーを与えることは可能です。
極論になりますが、いかなる通りにも面していない「デッドスペース」になど、建物が存在するでしょうか。仮に建っていても、そこへどのようにして家財道具を運べば良いのでしょうか。
要するに、その建物に至るヒト一人は通れる路地なり通路が当然存在するわけで、その路地なり通路が、街路名を与えられた道路に出るところの番号を、路地なり通路に面する建物の共通番号にしたうえで、枝番を付していけば問題なしと考えます。
具体的に“うち”の近所(←神戸じゃないよ)の「実例」からご説明します。

上記「実例」にリンクした地図を見ていただければ、「デッドスペース」にも建物が建っているのが分かります。具体的には「77а」「83а」「83б」「85а」などです。このナンバーから読むと、「77а」の建物への(地図にも出ていない)通路は「77」の建物の脇にあると分かります。また「83а」「83б」への通路は共に「83」のところに入り口がある筈です。この街では、建物番号に「а(アー)」とか「б(ベー)」「в(ヴェー)」といったアルファビートの枝番を付して住居表示している訳です。
#「77」はパン屋さんでした。お菓子やインスタントラーメンまで売っていて、よく通ったものです。「79」は自動車のパーツ屋さんだったか。たまに道路地図なんか置いてあったり。う~ん、懐かしい。

なお、地図の上の方にある(南側に71~87,北側に54~68が面している)通りは「大ペチョールスカヤ通り」という、長さ1.8kmに及ぶ(一部に市電やバスが走る)大通りです。一方、下を通るのは「ノヴォソルダーツカヤ通り」という、長さ200mほどの「路地」と言ってもよいくらいの小さな通りです。
ですから、もしも「デッドスペース」内部を通る「路地」クラスの通路でも、枝番が数多く付けなければならないほどの棟数の建物が面しているのであれば、独立した「通り名」を付してやれば良いと言うことになります。
拙稿[60766]にて、ニジニの通り数をいちいち数えていったのも、そのあたりの雰囲気を表現したかったからです。

さて、これを日本に適応するとなると、日本の場合は道路と道路の間の路地に面して沢山の建物が建っています。もちろん、このクラスの路地にいちいち「通り名」を付していくのはさすがに論外です。ペーロケさんの仰る「デットスペース」とはこのことでしょう。これには、枝番の付け方に統一したルールを整備していけば、対応できると考えます。巧くいけば、碁盤の目状の街並でも、東西の通りにのみ「通り名」を与え、南北の通りには名を与えず、これに面する建物はすべて枝番で対応するなんてことも可能となり、命名の必要となる通り数の軽減につながることと思います。

神戸市役所:神戸市中央区フラワーロード八幡通上る加納町六丁目
この言い方、名状しがたい違和感があります。(笑)
というのは、「八幡通」という葺合の地名と、「加納町」という神戸の地名が混合しているからです。拙稿[54321]に書いていますが、今では同じ中央区に含まれながらも、元来は葺合と神戸は、その所属郡さえ違う全く別の区画です。
神戸市役所は居留地外に建っていますが、同じ神戸で隣接する居留地の通り名で、その延長が葺合の八幡通に通じる「北町通り」の名を借用し、「神戸市中央区フラワーロード北町通り上る加納町六丁目」とでもすれば、実情に近いと感じます。
[60826] 2007年 8月 27日(月)02:51:31ニジェガロージェッツ さん
丁目について
88さん、Issieさん、inakanomozartさん、拙稿[60790]へのレス、有難うございます。

[60791] 88 さん
「住所と地名の大研究」(今尾恵介著、新潮選書、新潮社、2004年3月20日発行)に、まさしく、そのとおりのことが書かれています。

これはこれは恐縮です。2004年発行とは比較的新しい書籍ですね。今尾氏の書籍は本屋さんで見つけたときには手にとって読むようにしているのですが、ネットに浸かって以来のここ数年は、書店で足を止めることがめっきり減りました。「住所と地名の大研究」は要チェックですね。

[60793] Issie さん
耕地での「条里制」、都城での「条坊制」から「町/丁」についての詳細なご解説ご教示、有難うございます。
「丁目」の元来の意味が、ここまで遡れるとは痛快です。

話は変わりますが、Issieさんのご説明にある、朱雀大路から始まる中国式都城の設計システムをお聞きしていると、福原遷都(1180年)における「和田京計画」を思い出しました。
今の神戸市営地下鉄山手線上沢駅から長田駅辺りにかけてが大内裏に想定され、山陽道を朱雀大路として、南西方向に都城計画がおかれていたそうです。
そうすると左京は五条で妙法寺川河口の須磨海岸に達し海に没し、右京は山谷相交わるという地形によりかなりの制約を受ける都城計画だったそうです。
「平家物語」にも
和田の松原の西の野を点じて、九城(条)の地をわ(割)られける。
一条よりしも(下)五条までは其所あって、五条よりしもはなかりけり
とあるそうです。
朱雀大路の伸びる方向こそ違いますが、和田京の復元図を現在の市街図に落として計ると1条の幅は約600mで、小路以下は不明ですが平安京と同じような構造を考えていたのかも知れません。
(参考文献 「ながたの歴史」、長田区役所、昭和52年3月発行)

[60801] inakanomozart さん
駿府城下における町割りについての具体的な例示とその後の変遷の詳細、興味深く拝読させていただきました。

駿府を例にとると、駿府城の南西面に碁盤の目状につくられた町は、正確に一丁四方(約110メートル四方)の街区でした。
小生の生まれ育った神戸市長田区の南部は碁盤の目状に街路が区切られ、丁目もそれに沿って区切られています。[60790]にて11丁目まである長さ1200mの「若松町」の例を挙げましたが、この一帯は
1200÷11=109.09
となり、正しく「1丁」の長さに一致します。
道を尋ねられた場合の会話にも、「2丁先の角を北へ1丁上がって・・・」という言い方が、言う方も聴く方も何の違和感もなく理解しています。
ところが同じ長田区でも山麓のほうへ行くとそんな尺度は全く通用せず、雅に言えば「和田京」の「左京」から「右京」へ引越し転校したときのことですが「この辺りの丁割りはインチキや!」と子供ながら思っていました。

駿府にかぎらず、江戸時代の人為的に町割れされた城下町の多くは、「字」のようなブロック単位の町ではなく、欧米の都市の住所表示方のごとく、通りに町名がつけられ、丁目は文字どおり一丁ごとだったのではないでしょうか?
江戸期の町割りが、通りに町名がつけられているのはおおよそ共通に思いますが、丁目=1町の図式は、やはり違うところもあるように感じています。
便宜上に長い通りを(1町=109mに拘らず)適当な長さに分けていると思われるのが、例えば大阪の谷町。現在の大阪市中央区谷町は新住居表示がなされていますが、新住居表示前とその町域はあまり変わりなく、丁目数も同じです。その長さ約2.6kmに9丁目ですから、1丁目平均289mになります。
谷町だけが例外と言うわけではなく、大阪の場合は新住居表示実施前の地図を見ると1丁目平均がだいたい200m前後のところが多いように感じます。
[60790] 2007年 8月 25日(土)23:11:55ニジェガロージェッツ さん
「丁目」とは元来、距離を示す単位?
[60756]だんなさんからの「とおりめい」に触れて、リンクを出して下さった国土交通省道路局の「通り名で道案内」にある、距離で住居番号を示すシステムに、これは目的地までの距離も把握できるところが便利だという書き込み[60766]をしましたが、それはそうと、「丁目」とは元来は長さを示す単位「丁」に由来するものではないかと、かなり以前より思っていました。

というのは、小生の住む神戸市の旧市街地部分、特に明治後期から昭和初期にかけて行われた耕地整理組合による市街化事業で誕生した区画の多くの「丁目」がだいたい100mで区切られています。神戸市の市街地図を見れば分かりますが、新住居表示を実施している現在でも、その多くは当時の「丁目」を踏襲しています。具体的には灘区、中央区東部(旧葺合区)、兵庫区、長田区の平野部、須磨区南東部の区域です。
現在のメートル法に換算して、1丁(町)=109.09m ですから、大体一致します。
ここで最も「丁目数」が多いのは長田区若松町で11丁目までありますから、若松町の長さを地図で計ると約1200mで、いい線が出ていると感じます。

神戸のお話は大体が明治末期から大正期に市街化していった地域ですが、[60759]千本桜さんに続き、[60787]今川焼さんのお話にある京都市東山区本町の場合は、もっと時代を遡ることが出来ると推察します。
東山区本町の場合は1丁目から22丁目まであり、その距離は約2800mで1丁平均127m。
だいたいにおいて、昔の人の感覚で「五丁目」と言えば、正に距離としての「5丁め」だったのではないかと推測できないだろうか。

しかし、一方で「丁目」とは広い(長い)「町」や「通」を距離には関係なく(便宜上)分割したもので、後の時代、特に現在の新住居表示においては、元来(?)の距離の概念としての「丁目」の性質が失われていった・・・。

ここ「落書き帳」において、「丁目」を距離の概念として述べたような記事があるか、アーカイブ「町名、字名(大字、小字、字)、丁目とは何か?」を流し読みですが一通り目を通しましたが、ちょっと見当たりませんでした。
#見落としていれば、ごめんなさい。
[60766] 2007年 8月 25日(土)02:32:12ニジェガロージェッツ さん
通りで表す住居表示
[60756] だんな さん
お久しぶりです。2年前の神戸オフ会には、お忙しいところわざわざ金沢より日帰りにてご参加され、昨年の金沢オフ会ではご事前準備にご協力くださったとのことで、だんなさんには随分お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

要は「街区方式」の住居表示だとどこにあるのかわかりづらいので、欧米でなじみのある「道路方式」を使って所在地を案内しようというものです。

これは興味深い取り組みですね。今のところ名所や店舗の場所を案内する試みとしての、ごく限られた市街での「社会実験」とのことですが、仮にこれが定着した場合、市街地では不動産登記に使われる「地番による住所表示」、一般に住所として用いられている「街区方式による住居表示」に加え、「第三の住所」になります。

産経新聞の記事にある図によると、この「道路方式」では住所の番号を道路の起点からのメートル距離(の10分の1)に合わせるとのことで、その道路のどこかに居れば目的地までの距離も把握できるところが便利に感じます。現在の新住居表示「街区方式」による住居番号「号」も、街区「番」の角地などの起点からのメートル距離(の10分の1)ですから、この点は踏襲していることになります。

個人的に馴染みのある「道路方式」による住居表示はロシアでの住居表示ですが、その概略は拙稿[10585]に書いていますが、あちらは距離(メートル)ではなく、建物そのものの個数による表示です。ゆえに
路の起点では「1番」の向かい側に「2番」があるのが多いのですが、順に3・5・7・・・、片や4・6・8・・・、と続くに従って、一方では大きな建物や広場あったり、片側は逆に小さな建物が続いていたりすると、番号がくい違い、「35番」の向かいに「36番」があるとは限りません、というより、そのように揃う方が希です。
という風に、道路の右側と左側に食い違いが生じます。それでもそのシステムを知っていれば道路の反対側の番号は基本的に無関係ですから、目的地探しには別段不都合はありませんでした。ですが距離が分かれば更に便利だったことは言うまでもありません。

「道路方式」になると面倒になると思われるのが、いちいち通りに名を、行政側は付けて、市民側は覚えておく必要があることで、そうなると凄い数の新地名が誕生することに他なりません。
以下、市街全域に通り名を付けるとして、夢想を暴走させます。

参考までに小生が暮らしたことのあるニジニ・ノヴゴロド市にはいくつの通り名があるかといえば、1310の通りがありました。(1996年に入手した市街区分地図帳から一つ一つ数えましたから、見落としや重複もあるでしょう。正確さの保障はしません)
人口と通り(住所)数の関係を計算しました。
(人口は2006年1月1日現在)
人口通り数1通り当たり人口
自動車工場区308,8401961,576
ソルモヴォ区174,517202864
カナヴィノ区157,261204771
ソビエト区151,411162935
レーニン区148,275160927
モスクワ区130,2301151,132
ニジニ・ノヴゴロド区120,343134898
沿オカ区92,676137676
ニジニ・ノヴゴロド市計1,283,5531,310980

一方、街区方式を採用している日本では、例えば神戸市旧市街地のように新住居表示実施前の古い町名を出来るだけ尊重した所と、大阪市のように大きくまとめたところでは地名数の大差(実際には丁目も地名の一部ですが、ここではこれを考えない)があります。
ニジニと同様の計算をすると
(人口は2007年8月1日現在)
人口町名数1町当たり人口
神戸市長田区102,947941,095
大阪市都島区102,334156,822
大阪市旭区94,403118,582

神戸市長田区(ごく一部に新住居表示未実施の所もあります)のように町名の多い(それも通りに沿った所が多い)場所では、現町名が通り名にも活用(転用)できるでしょうが、大阪のように新住居表示による町名改正を徹底させて様なところでは、膨大な新通り名を生じることになります。
[60672] 2007年 8月 19日(日)02:54:31【1】ニジェガロージェッツ さん
地下鉄の東部新都心(HAT神戸)への延伸
[60622] 小松原ラガー さん
「昭和76の神戸市」へのレス有難うございます。
地下鉄海岸線の東部延伸について、山麓線の神戸東部部分(神戸市バス2系統路線に相当)への独自延伸構想、楽しく拝読させていただきました。

確かにラッシュ時に3分おき、ラッシュ時以外でも6分おきに運行されている市バス2系統が地下鉄化されると、多くの神戸東部市民に恩恵を与えることと思います。
ただ、これを言ってしまえば元も子もないのですが、震災以来危機的な財政状況の神戸市が、ドル箱路線の市バス2系統を廃止してまで、大枚はたいてミニ地下鉄の建設に踏み切るかと言えば、少なくとも現状ではありえないことと思います。
その頃に私が生きているか怪しいのでしょうが・・・。^^;
仰るとおり、数世代後の時代に、沿線に何か大規模な再開発などが行われるようなことでもあれば、実現への道が開けるかも知れません。

地下鉄海岸線の延伸について、最も可能性があるとすれば、小松原ラガーさんのお話にあるように、
現在の三宮・花時計前駅からそのまま東進し、東部副都心、すなわちHAT神戸方面へのアクセス路線とする。
この路線でしょう。(実は小生も[49002]にて、こっそり書いています)

その前に、HAT神戸についての事実確認を少し。
小松原ラガーさんはHAT神戸を「東部副都心」とされていますが、神戸市のプランでは「東部新都心」です。
「東部副都心」はあくまでJR六甲道駅周辺です。

神戸市のマスタープランでは、都市核について都心、副都心、衛星都心・・としていますが、「新都心」という設定は従来は存在しませんでした。
東部新都心HAT神戸については震災復興の一環として、復興事業のシンボルプロジェクトとして各種都市機能の受け皿として整備するものでした。
従来のプランにある都市の核としての都心や副都心とは次元の違う震災復興構想により整備されている、との印象を受けます。
なお、[60613][60616]にてお話させていただいた「昭和76年」の神戸市を描いた巻末地図では、現在のHAT神戸の地域は「工業地」のままです。
神戸経済の一翼を担っていた、川崎製鉄の葺合工場と神戸製鋼所の脇浜・岩屋工場が、よもや閉鎖され、この地域が遊休化することなど想像だにしなかったことでしょう。

さて、そのHAT神戸への地下鉄海岸線の延伸については、この地域を「新都心」などと言う、分かりにくい分類ではなく、文字通り「神戸の新しい顔」として、都市の核として発展させるつもりかどうかに拠るところが大きいと思います。
HAT神戸への入居募集に際して、将来的には地下鉄海岸線延伸を仄めかすような説明が為されたとの噂(あくまで「噂」ですよ)を聞いたことがありますが、現状では、鉄道関連の整備としては
(2)周辺鉄道駅における大規模改良(鉄道駅総合改善事業)
・阪神春日野道駅(平成17年度完成予定) ・阪神岩屋駅(平成13年度完成)
で十分と判断していることと推察します。

仮に近い将来に神戸市内に鉄道新線なり延伸の建設があるとすれば(それでも相当厳しいけど)、この地下鉄海岸線のHAT神戸への延伸と、神戸新交通「ポートライナー」の新神戸延伸による新幹線―神戸空港間のアクセス改善ぐらいしかないでしょう。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示