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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[100240]2020年9月1日
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[100234]2020年9月1日
白桃
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白桃
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[100061]2020年8月4日
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[100043]2020年7月30日
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[100041]2020年7月29日
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[100033]2020年7月27日
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[100027]2020年7月25日
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[100017]2020年7月24日
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[100014]2020年7月23日
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[100010]2020年7月22日
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[100003]2020年7月20日
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[99993]2020年7月18日
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[99989]2020年7月16日
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[99979]2020年7月12日
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[99976]2020年7月11日
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[99942]2020年6月29日
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[99938]2020年6月27日
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[99935]2020年6月26日
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[99931]2020年6月25日
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[99929]2020年6月24日
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[99925]2020年6月21日
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[99909]2020年6月13日
白桃
[99900]2020年6月11日
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[99899]2020年6月11日
白桃
[99883]2020年6月5日
白桃

[100240] 2020年 9月 1日(火)18:04:22白桃 さん
Re:百貨店の消滅
[100235]N さん
情報ありがとうございます。
白桃の「都会度」は以下のようになりました。
徳島市:32.55
大津市:31.17
[100234] 2020年 9月 1日(火)12:45:06白桃 さん
福島市と岡崎市の百貨店消滅、その他
昨日をもちまして福島市の中合百貨店と岡崎市の西武岡崎店が閉館となりましたので、冷血漢白桃が容赦なく、福島市の都会度を0.1ポイント、岡崎市の都会度を0.05ポイント下げた結果、それぞれ31.33ポイント、30.76ポイントとなっております。

[100212]オーナー グリグリさん
千葉県|茨城県
「千葉県立関宿城博物館」には私も行ったことがあります。その行った日と言うのが「筑波オフ会」の当日、でした。ここを見てから真壁の街を散策し、筑波に向かったのでした。その頃の投稿[76584]には、
オフ会のついでに真壁に行こうと思うのですが、アクセスが良くないですね。同じ桜川市内の岩瀬から真壁に行く公共交通機関がないとは・・・。岩瀬がクローザーだからか???
と書いておりますが、結局、酔払い白桃に付き合ってくれる数少ない理解者?の車に乗っけてもらうことになりました。真壁の街での昼食時、白桃は日本酒を頼みましたが、可哀想な理解者?にはノンアルコールのビールを飲んでもらいました。今はノンアルコールでもかなり美味しくなっていますが、当時は、さぞ不味かったでしょうね。
とりとめのないことを書きましたが、白桃は筑波オフ会を挟んで二日連続の県境めぐりをしていたのです。全く意識していなかったのですが・・・
[100208] 2020年 8月 29日(土)05:25:21白桃 さん
Re:不安定?
[100204]グリグリさん
お世話になります。[100202]を投稿後、何度か試してみましたが、やはり同じでした。しかし、その都度「更新」をクリックすると開けることができます。症状としては、[100206]でN さんが書いていたのと同じです。
[100202] 2020年 8月 28日(金)19:38:14白桃 さん
事務連絡
トップページからいろいろなメニューを開けようとすると開けることが出来るものと、出来ないものがあります。しかも、開けることができないものは、いつも出来ないというわけでは無いのです。不安定なのです。
私のPCがおかしいのでしょうか?
[100200] 2020年 8月 28日(金)13:37:06【1】白桃 さん
名邑三世代.その41(静岡県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
静岡県の「秀邑」は一種が富士宮、伊東、磐田市、熱海の四つ。このうち、富士宮(大宮)、磐田市(中泉)、熱海は「準名邑」でありました。二種は「東海道五十三次宿」組が由比と興津。後に市となるのが御殿場、二俣と富士。「浜名湖周辺」組が気賀、三ケ日と雄踏。そして、青島(藤枝駅はココ)、鷹岡と現役の「町」小山。一種・二種の合計は15。なお、小山は東海道線(現:御殿場線)の開通で紡績工場が進出したことによって人口が急増したのですが、以降は頭打ち状態になっています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種二級富士宮富士宮市大宮町17,713富士宮市42,750
一種二級伊東伊東市伊東町12,183伊東市36,137
一種三級磐田市磐田市中泉町7,973磐田市35,655
一種三級熱海熱海市熱海町7,944熱海市34,509
二種三級小山小山町小山町17,563小山町16,803
二種三級由比(静岡市)由比町9,043由比町14,386
二種三級御殿場御殿場市御殿場町8,548御殿場町12,981
二種三級気賀(浜松市)気賀町8,255気賀町11,430
二種三級興津(静岡市)興津町8,052興津町14,605
二種三級二俣(浜松市)二俣町6,240二俣町10,493
二種三級三ケ日(浜松市)西浜名村9,020三ケ日町13,155
二種三級富士(富士市)加島村7,884富士町22,043
二種三級青島(藤枝市)青島村7,639青島町14,920
二種三級鷹岡(富士市)鷹岡村6,898鷹岡町12,036
二種三級雄踏(浜松市)雄踏村6,184雄踏町10,628
続いて「準秀邑」
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
吉田吉田町吉田村11,532吉田町17,962
大仁(伊豆の国市) 田中村6,466大仁町10,181
(参考)として
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
袋井袋井市袋井町3,017袋井町15,744
函南函南町函南村9,610函南村14,953
積志(浜松市)積志村8,486積志村12,660
北浜(浜松市)北浜村8,379北浜村17,735
韮山伊豆の国市韮山村7,326韮山村※10,809
富士根(富士宮市)富士根村7,002富士根村10,568
篠原(浜松市)篠原村6,827篠原村11,138
長泉長泉町長泉村6,494長泉村12,084
有度(静岡市)有度村5,946有度村12,026
鷲津湖西市吉津村4,873鷲津町10,032
袖師(静岡市)袖師村3,933袖師町10,342
小川(焼津市)小川村3,901小川村10,457
韮山村※…1950年選抜高校野球大会で韮山高校が優勝。その韮山高校は県下最古の公立高校。そんな韮山高校のある韮山は、古くから伊豆の政治の中心地であったにもかかわらず、「町」になったのは1962年という遅さ。「市街地」と言えるほどの市街地も形成されていないのですが、それにしても不思議です。

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
静岡県の「卓邑」はこの期に市制施行の袋井、浜北、湖西市、裾野(以上一種)、菊川、長泉、函南、浜岡、吉田、大井川(以上二種)、富士川、舞阪、東伊豆、清水町、大仁、伊豆長岡(以上四種)の合計16の街となっています。
卓邑/種別名称現自治体1960年(人口)2000年(人口)
一種一級袋井(9)袋井市袋井市30,817袋井市59,835
一種一級浜北(9)(浜松市)浜北町53,548 浜北市84,905
一種二級湖西市(9)湖西市湖西町28,017湖西市43,711
一種二級裾野(7)裾野市裾野町22,336裾野市52,682
二種二級菊川(9)菊川市菊川町24,992菊川町31,528
二種二級長泉(8)長泉町長泉町15,853長泉町36,169
二種二級函南(6)函南町函南村15,505函南町38,611
二種三級浜岡(0)御前崎市浜岡町18,723浜岡町24,490
二種三級吉田(7)吉田町吉田町18,170吉田町27,492
二種三級大井川(0)(焼津市)大井川町16,585大井川町23,204
四種富士川(9)(富士市)富士川町13,645富士川町17,372
四種舞阪(8)(浜松市)舞阪町9,468舞阪町11,787
四種東伊豆(8)東伊豆町東伊豆町15,246東伊豆町15,807
四種清水町(7)清水町清水村10,841清水町30,870
四種大仁(7)(伊豆の国市)大仁町12,108大仁町15,419
四種伊豆長岡(5)(伊豆の国市)伊豆長岡町10,144伊豆長岡町15,233
続いて「準卓邑」・・・豊田ひとつだけ
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
豊田(1)(磐田市)豊田村10,111豊田町28,829
(参考)として
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
福田(2)(磐田市)福田町16,045福田町19,415
大東(0)(掛川市)大浜町9,251大東町21,791
韮山(2)伊豆の国市韮山村10,796韮山町19,410

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100195] 2020年 8月 26日(水)16:56:49【1】白桃 さん
「日和佐町史」「赤河内村郷土誌」を読む
タイトルの2冊を国立国会図書館、と言っても、その図書館送信参加館となっている浦安市中央図書館で見てきました。
まず、最初にわかったことですが、徳島県が推進する市町村合併に対して、赤河内村は当初消極的であったということです。日和佐を取り囲むように広がる赤河内は、林野面積も広大で、特に徳島県を代表する樵木(こりき)林業の里として知られており、畑違いの日和佐と合併してもデメリットの方が大きいと考えていたのかもしれません。
さて、ここから本題です。
「日和佐町史」には、両町村から徳島県へ出された「合併申請書」が掲載されていました。
海部郡日和佐町を廃し、その区域を昭和31年9月30日から海部郡日和佐町となるべき海部郡赤河内村に編入し、昭和31年9月30日から施行するようお取り計らい願いたく(以下略)
はっきり言って変な文章だと思います。が、言いたいことは分かります。つまり、「日和佐をいったん赤河内に編入したことにして、その日から新しい日和佐町をスタートさせたい。」ですよね。ただ、不思議なのは、この合併申請書には「赤河内町」という文言が出てこないのです。
そこで、「赤河内村郷土誌」を見ることにしました。そこには、赤河内村議会で決議された事項のうち、まさに私の関心事である3つの議案が掲載されていました。
第21号議案
町制施行について
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡赤河内村に編入することになる赤河内村を赤河内町として昭和31年9月30日から施行する
白桃、頭が痛くなりました。アタマが悪くなったのでしょうか?解り難くするのだけが目的のような文章です。「魏志倭人伝」も顔負けです。でも「赤河内町」という文言は出ていますね。
第22号議案
町の編入について
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡日和佐町となるべき海部郡赤河内村に編入し昭和31年9月30日から施行することを徳島県知事に申請するものとする
とにかく、日和佐を赤河内に編入するのですね。
第23号議案
町の名称を変更する条例
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡赤河内村に編入することとなる海部郡赤河内町を日和佐町に改める
新町名を「日和佐町」とすることは合併協議における最初からの「お約束ごと」でした。

以上から感じたことは、赤河内側にとって重要なことは、「赤河内町を名乗ること」と「日和佐を編入した形をとること」の二つで、その順序はどうでも良かった、あるいは、意識もしていなかったのではないかということです。奇しくも議案の順番通りに総理府告示が出されていますが、757号が「日和佐町を赤河内村に編入」、758号が「赤河内村→赤河内町」となっていたとしても赤河内側からは文句が出なかったのではないかと考えています。
[100194] 2020年 8月 25日(火)23:19:14白桃 さん
赤河内町と伏黒町
[100193]MI さん
はい。調べてあります。総理府告示では以下の通りになっています。
DIDの変遷を復刻していただいたときもそうですが、私が大いに悩んでいたときに、MIさんには思ってもいない「天の助け」をいただいております。本当に感謝申し上げます。また、改めて「市区町村変遷情報」の正確性について敬意を表します。
ただ、美波町役場の方に読み上げていただいた町史には、「徳島県海部郡日和佐町を廃し、その区域を赤河内村に編入」と書いているようなので、この点からも、「赤河内単独町制説」に関して私はまだすっきりしていないのです。まさかとは思うのですが、徳島県から総理府に届ける際、何かの手違いがあったのではないでしょうか・・・。ある「事典」には「日和佐町:1956年赤河内村を編入」となっていますが、事実上はそのとおりですから、形式的な事柄はあまり気にしない方が良いのかもしれません。

伏黒村が伊達町になる際、いったん、「伏黒町」となっていたのですね。気が付きませんでした。
[100190] 2020年 8月 25日(火)15:23:18白桃 さん
1956年9月30日、日和佐町を編入したのは赤河内村?
タイトルの件、「市区町村変遷情報」では以下の通りになっています。
変更年月日都道府県変更種別郡名等自治体名変更対象自治体名/変更内容
1956(S31).9.30徳島県町制/編入/改称海部郡日和佐町海部郡 赤河内村, 日和佐町
つまり、順序として
1.赤河内村を赤河内町とする
2.日和佐町を赤河内町に編入する
3.赤河内町を日和佐町とする
となっているのですが、[82395]
「赤河内に花をもたせる」だけなら、以下の通りで良かったのではないかというのが私の考えです。
日和佐町を赤河内村に編入する→赤河内村が町制施行→赤河内町が日和佐町に改称
(つまり、福島県で同じ時期に行われた伊達町/伏黒村パターン)
と書いているように、この流れになんとなく違和感のあった私は本日、美波町役場に問い合わせを致しました。
私の不躾な質問に対し、親切にも役場の方は「町史」(たぶん、日和佐町史でしょう)で調べてくれました。
結果は、私が予想していたように
1.日和佐町を赤河内村に編入する
2.赤河内村を赤河内町とする
3.赤河内町を日和佐まちとする
でした。
一日に起きた出来事なので、順序なんてどうでも良いことかもしれません。また、これでもって、「市区町村変遷情報」の記載が誤っていると決めつけるわけにはいきません。官報で調べらることが出来ればよいのですが、とりあえず、ご報告まで。
[100184] 2020年 8月 21日(金)07:54:36【2】白桃 さん
全国の町十番勝負の感想プラスあるふぁ
問九は私も「関西本線」に乗りました。答えているのが、デスクトップ鉄さんとNさんだし、これは間違いないと思ったのですが、敢え無く脱線。
しかし、「三菱UFJ銀行」は良い問題だと思います。それにしても、前身の前身が東海銀行だから、蟹江や武豊、それに田口(設楽町)に支店があっても不思議では無いのですが、王寺は流石にびっくりです。でも考えてみれば、連担するDID人口は87,928人でありますから、都市銀行の一つや二つがあっても不思議ではありませんね。JR王寺駅前の景観は大河原もビックリの「都会」そのものです。[97563]で、
DID名メインDID所在自治体DID人口種別構成(形式)DID
葛駒奈良県王寺町※87,928斑鳩、大和三郷、王寺、上牧、河合
とし、
碧海以上に核なきDIDである【葛駒】ですが、葛城の「葛」と生駒の「駒」からとった名称です。また、構成(形式)DIDの中で、DID人口トップは斑鳩ですが、DID発生が一番古い王寺をメインとしています。(もう一つの理由;うちの桃娘は、「斑鳩」を読めない。)
と書いておりますが、この際、DID名も「葛駒」から「王寺」に改称いたします。

改称と言えば問六です。「『駅』や『宿』から『町』への変更」を、「『狩太町』から『ニセコ町』へ」のような本来の改称と同じ扱いにするのはどうなんでしょうか。

ついでに[100078]
ギャンブル好きの方に、スピンオフ問題です。
笛吹市にもありますが、北海道の釧路町、青森県の田舎館村、福島県の西郷村にもあるものなあに?
答えは、「日本中央競馬会(JRA)の場外勝馬投票券発売所(ウインズ)がある」でした。そう言えば、石和オフ会のとき、石和ウインズに寄られた方がいらっしゃいました。誰だったかは忘れましたが・・・
[100170] 2020年 8月 19日(水)15:12:36白桃 さん
全国の町十番勝負
問九:福島県三島町
[100165] 2020年 8月 19日(水)09:45:22白桃 さん
全国の町十番勝負
問六:北海道黒松内町
[100161] 2020年 8月 19日(水)06:08:44白桃 さん
全国の町十番勝負
問九:奈良県三郷町
[100160] 2020年 8月 19日(水)05:49:25白桃 さん
問六について
連続書き込みスミマセン。
問六ですが、私の考えがあっているならば、正解は一つ増えます。ただ、【想定解数:8町】が正しくて、私の考えが少しだけ間違っていたとすれば、私が答えた高畠町は不正解となるのでは・・・
採点が待ち遠しいのですが、採点前にどなたかがアノ町で答えたとしても、確実な方で答えなかった自分が悪いのだとあきらめます。
[100159] 2020年 8月 19日(水)04:52:56白桃 さん
コロナ禍で ロイヤルホテル 閉館す
どこのロイヤルホテルかは敢えて申しませんが、六月末をもって閉館したらしい。悲しいです。「コロナでなくてもアソコは潰れていた。」という悪口は許せません。恥ずかしながら50歳を超えて初めてフォアグラなるものを食したのは生まれ故郷に新しくできたこのホテルでした。あ~、また一つ都会らしさ?が消えていく・・・

スプリント戦の出遅れは致命的でした。目が覚めたのが二時。問一から問五まではわかったのですが、もう売り切れていました。一個だけでも合っていれば良いのですが・・・って、ひとつしか答えてないのです。('◇')ゞ
[100158] 2020年 8月 19日(水)04:08:12白桃 さん
全国の町十番勝負
問六:山形県高畠町

箱根町
が良いのであれば・・・
[100117] 2020年 8月 18日(火)09:56:42白桃 さん
一言一句・一言一行
[100109]「一気通貫・一線完乗」にお付き合い頂いた方、有難うございます。

[100110]Takashi さん
途中駅がないことが多いケーブルや索道はともかく途中駅のある地下鉄、モノレール、路面電車を除外する必要はないのでしょうか?
御尤もなことです。タイトルの四字熟語がこの書き込みと殆ど関係が無いように、除外したのに深い理由はありません。「浅い」理由として言うならば、一都市内で完結する比較的短い路線が多いこと、大都市に偏向している交通機関であること。特に、路面電車に関しては「改札」がない所が多いこと、それに、松山の伊予鉄の市内循環線のように起点駅・終点駅は決められているものの、それはあってないような路線があることからです。

[100111] にまん さん
該当する人が多そうなのが、新幹線。
新幹線については、敢えて避けました。しかし、在来線からの乗り換えで新幹線専用の改札を通過しただけ、というのは私の中ではバツです。
東武大師線(西新井-大師前)
これは、すっかり忘れていましたが、私もあります。西新井に義理の姉夫婦が住んでおり、なんかのときに乗車しました。寺内にはシャクヤクの花が咲いていましたね。

[10113]k_ito さん
惜しい線も、仙山線を仙台→山形と乗ったことぐらいしか思いつきません。
私は山形駅で降りて駅前風景を見てから、駅構内に戻り、そば屋で少しだけお酒を飲み仙山線に乗車、仙台駅で下車。「仙山線」クリア!と思いきや、羽前千歳から乗車しないといけなかったのですね。

[100114]N さん
京都線の正式な起点は十三なんですよね。十三では乗り降りしたことないので、どう扱うべきなのか迷いました。
十三は乗り降りするところではないですね。私は一度だけ十三で乗り換えたことはありますが、改札は通過していません。そう言えば、十三駅付近に「梅内(まさか、「ウメナイ」ではないだろう)産婦人科」というのがあった気がするのですが、無くなったのかな?

[100115]伊豆之国 さん
四日市あすなろう鉄道内部線(あすなろう四日市~内部)
長兄が四日市に住んでいたころ、近鉄湯の山線に乗って、湯の山駅(当時)で降りたのですが、乗ったのが多分塩浜駅でした。でも、その帰り降りたのが近鉄四日市だったかもしれません。
黒部峡谷鉄道(宇奈月~欅平)
京成本線(京成成田→京成上野)
これ私もありますね。忘れてました。でも黒部峡谷鉄道は外すべきか・・・
[100116] 2020年 8月 18日(火)07:16:20白桃 さん
名邑三世代.その40(静岡県・前編)
【明治の名邑】
東海道五十三次(◎印)のうちの22宿を占める静岡県は、名邑の数も21とさすがに多いです。「別格市街」の静岡、「市街」の浜松、「市街」に相当する沼津が名邑筆頭、続いて三島、島田、藤枝とここまでは53次の宿場。焼津を挟んで、掛川、江尻、見付と53次宿。下田の次の金谷に53次宿及び名邑代表になってもらいましょう。清水港の後の掛塚、ここに入るとは意外。石松さんで有名な遠州森町に次いで、蒲原、新居とまた53次宿。田沼意次も居た相良の次の白須賀も53次宿。榛原か静波と言った方がピンとくる川崎に次いでこれまた53次宿の吉原が最後。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街静岡静岡市静岡◎36,838静岡市53,614
市街浜松浜松市浜松◎12,141浜松町※32,381
名邑沼津沼津市沼津◎10,371沼津町13,693
名邑三島三島市三島宿◎8,694三島町11,222
名邑島田島田市島田宿◎8,599島田町13,720
名邑藤枝藤枝市藤枝宿◎7,066藤枝町9,392
名邑焼津焼津市焼津村5,902焼津町11,581
名邑掛川掛川市掛川宿◎5,546掛川町9,330
名邑江尻(静岡市)江尻宿◎5,500江尻町※5,425
名邑見付(磐田市)見付宿◎5,119見付町8,149
名邑下田下田市下田町4,883下田町5,693
名邑金谷(島田市)金谷宿◎4,880金谷町7,735
名邑清水(静岡市)清水町4,641清水町7,004
名邑掛塚(磐田市)掛塚村4,441掛塚町7,002
名邑森町森町村3,963森町6,522
名邑蒲原(静岡市)蒲原宿◎3,865蒲原町7,611
名邑新居(湖西市)新居宿◎3,699新居町7,658
名邑相良牧之原市相良町3,646相良町9,883
名邑白須賀(湖西市)白須賀宿◎3,522白須賀町4,764
名邑川崎(牧之原市)静波町3,237川崎町10,373
名邑吉原富士市吉原宿◎3,025吉原町3,403
浜松町※…1911年(明治44年)に市制施行
江尻町※…このとき既に辻村(後の辻町)が分立していた

続いて「準名邑」
いつも頭の中が混乱する大須賀(横須賀)を含めて4つの街が「準名邑」です。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
大宮富士宮市大宮町第一表2,893大宮町13,626
熱海熱海市熱海村第一表2,590熱海町5,866
中泉磐田市中泉村第一表2,568中泉町6,105
大須賀(掛川市)横須賀町第一表3,377大須賀村6,448

以下(参考)です。多いです。
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
戸田(沼津市)戸田村第一表2,975戸田村3,486
網代(熱海市)網代村第一表2,214網代村3,062
福島(磐田市)福田村第一表2,006福島村3,899
舞阪(浜松市)舞阪宿◎第一表1,910舞阪町3,396
興津(静岡市)興津宿◎第一表1,864興津町6,902
二俣(浜松市)二俣村第一表1,771二俣町5,095
(沼津市)原宿◎第一表1,675原町5,520
笠井(浜松市)笠井村第一表1,380笠井町3,275
岡部(藤枝市)岡部宿◎第一表1,293岡部町※5,397
松崎松崎町松崎村第一表1,131松崎町4,031
由比(静岡市)由比宿◎第一表1,087由比町8,348
日坂(掛川市)日坂宿◎第一表1,058日坂村1,652
気賀(浜松市)気賀村第一表945気賀町7,849
袋井袋井市袋井宿◎第一表848山名町※2,946
金指(浜松市)三和村第一表705金指町1,381
稲取東伊豆町稲取第二表3,984稲取村5,055
富士川(富士市)岩淵第二表1,991富士川町5,662
土肥(伊豆市)土肥第二表1,817土肥村3,349
修善寺伊豆市修善寺第二表1,756修善寺村4,316
池新田御前崎市池新田第二表1,749池新田村4,377
韮山伊豆の国市韮山第二表1,661韮山村7,032
御厨御殿場市御殿場第二表1,115御厨町8,062
山梨(袋井市)山梨第二表1,074山梨町2,323
吉田吉田町吉田村第三表3,261吉田村10,976
長田(静岡市)丸子宿◎第三表2,877長田村12,076
入江(静岡市)入江町第三表1,670入江町3,764
伊東伊東市松原村第三表1,344伊東町※9,290
岡部町※…岡部宿以外に第二表記載の内谷を含む
山名町※…1909年袋井町に改称
伊東町※…松原村以外に第三表記載の新井村、湯川村を含む

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100109] 2020年 8月 17日(月)05:32:07【1】白桃 さん
一気通貫・一線完乗
[100090]オーナー グリグリさん
[100103]デスクトップ鉄 さん
の記事を見てふと思ったことです。JRでも私鉄でも(地下鉄、モノレール、路面電車、ケーブル、索道、以外)、「その線の起点駅(終点駅)から乗車し、途中下車することなく、終点駅(起点駅)で降車した」線って自分はどれぐらいあるのだろう???
ここでいう「乗車」「降車」を、単に電車に乗り込んだ、電車から降りた、と言うのではなく、その駅の改札を通過した、と定義すると、私の場合あんまり覚えが無いのです。
間違いなく該当する線は
「磐越東線」:郡山に宿泊した私は、「郡山駅」から乗って「いわき駅」で降り、小名浜にむかいました。
「城端線」:氷見オフ会の際、高岡駅から乗り込み、城端に向かいました。”熊五郎さん”が一緒でした。

多分、該当するのが「吉備線」「宇野線」…いずれも学生時代、地域調査?のためですが、ひょっとしたら玉野市には天満屋からバスで行ったかもしれません。
あやふやなのが、「津山線」…津山駅から乗り込んだのは間違いないのですが、岡山駅ではなく、法界院駅で降りたかもしれません。
もっとあやふやなのが、「琴電志度線」(瓦町~琴電志度)、「琴電本線」(高松築港~琴電琴平)

明らかに該当しないのが、
「小浜線」…東舞鶴駅から乗り込み、敦賀駅で降りたのですが、途中の小浜で一泊しています。
「久大本線」「豊肥本線」…大分駅の改札をくぐった記憶がまったくない。
「鳴門線」…池谷は乗り換え
「赤穂線」…東岡山駅から乗るわけがない。
「高徳線」…三本松を通過する汽車に乗るわけがない。
「京葉線」…無意識のうちに一往復半した('◇')ゞことはありますが、東京駅は乗換駅でしょうね。

皆様はどうでしょうか?鉄っちゃんでも案外少ないのでは・・・

※城端線を思い出し追加
[100097] 2020年 8月 13日(木)19:04:06白桃 さん
新潟市、長岡市は百超え
[100095] 2020年 8月 13日(木)16:54:55 MI さん
これを用いてまず白桃 さんの調べられたものをまず、本日(20200813)岡山市であった区域が岡山県の市制町村制施行日(18890601)にはどうであったかと調べましたら丁度100市町村と出ました。
お手数をかけました。精査したところ、市制・町村制施行時の市と村で、まるまる現在の岡山市となっているのは1個増えて86でした。
MIさんが挙げて戴いた中で以下は、まるまる別の市を構成しているようです。
木見村→倉敷市、豊田村・小野田村→赤磐市、笠加村・今城村・福田村・豊原村・本庄村・邑久村→瀬戸内市
また、[100094]でも書きましたように藤田村は町村制施行時に存在しておりません。

新潟県も調べてみましたが、市制・町村制施行時の市町村がまるまる新潟市となっているのが118、同じく長岡市となっているのが104でした。上越市は100に届かないと思います。
新潟県は市制・町村制施行時の合併(「明治の大合併」)が不十分だったのか、1901年(明治34年)に数多くの合併が行われています。そういう事から考えると、1906年(明治39年)に多くの合併があった愛知県、特に名古屋市は新潟市を超えるかもしれません。私は疲れたので、もう数えませんが…('◇')ゞ
[100094] 2020年 8月 13日(木)11:26:18白桃 さん
市制・町村制成立時の市町村数が最多
[100092] 未開人 さん
現在の1市町村を構成する、市制・町村制成立時の市町村数が最多である市町村はどこか?
面白いご質問ですが、調べるのが少々面倒。町村制施行時の村の一部が現在の市を構成している事例もかなりありますし。
私の身近な市ですが、
浦安市:1(浦安村)
東かがわ市:10(引田村、小海村、相生村、五名山村、福栄村、白鳥村、松原村、丹生村、誉水村、そして三本松村)
以上は調べなくともわかります。(笑)
最多ではないかもしれませんが、
岡山市は85ありました。一部が構成しているというのが4~5ぐらいあったと思います。余談ですが、町村制施行時は児島湾になっていた藤田村と第七干拓地も現在は岡山市です。
岡山市より多いとすれば、新潟、浜松、北九州あたりでしょうか。
[100086] 2020年 8月 11日(火)16:28:20白桃 さん
名邑三世代.その39(島根県)
今回は島根県ですが、今日試合を行った島根県のチームがありますので・・・

祝:平田高校「甲子園初出場」

【明治の名邑】
島根県の「明治の名邑」は、まず「市街」に松江となるのですが、明治期、松江の人口が殆ど増加していないのはどういうこと?
名邑筆頭は、有名な割には人口がそれほどでもない町の最右翼、津和野です。続いて今市、杵築(後の大社)、安来、広瀬、平田となっています。名邑代表は、尼子氏の本拠地であった広瀬にお願いしましょう。七つのうち三つの名邑が現在の出雲市にあるのです。
杵築※…町村制施行後の杵築町と杵築村の二つを含んでいるものと考えます。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街松江松江市松江33,381松江市36,209
名邑津和野津和野町津和野5,959津和野町5,012
名邑今市出雲市今市4,904今市町6,264
名邑杵築(出雲市)杵築※8,286杵築町4,579
名邑安来安来市安来3,585安来町5,393
名邑広瀬(安来市)広瀬3,508広瀬町4,436
名邑平田(出雲市)平田3,292平田町6,423

続いて「準名邑」
浜田、益田と名邑となっていてもおかしくない街が「準名邑」となっています。特に浜田は、「戸口表」第一表に「浜田」以外に、
「浜田浦:1,242」「松原浦:887」が記載されており、実際のところは「名邑」と同等クラスです。
浜田町※…上記の三つの地区を含む。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
浜田浜田市浜田第一表2,925浜田町※12,236
西郷隠岐の島町西郷第一表2,910西郷町4,762
益田(益田市)益田第一表2,767益田町4,175
参考
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
江津江津市郷田第一表2,534江津村3,574
木次(雲南市)木次第一表2,487木次町2,975
大田大田市大田第一表2,278大田町4,800
大東雲南市大東第一表1,885大東町3,490
大森(大田市)大森第一表1,593大森町2,839
温泉津(大田市)温泉津第一表1,410温泉津町2,434
亀嵩(奥出雲町)亀嵩第一表328亀嵩村2,269
亀嵩は松本清張の「砂の器」で有名です。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
島根県の「秀邑」は浜田だけです。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級浜田浜田市浜田町12,256浜田市40,440
参考として益田と江津を挙げます。
益田の変遷:1941年に益田、吉田、高津の3町が合併し石見町となり、その石見町が1943年に益田町に改称します。石見町になった際に一番人口が多かったのが吉田町。吉田は町制施行が一番遅かったのですが、白桃ルールでは益田市の【前身町】益田町の「前身」は石見町、その前身は、吉田町ということになります。これには私自身納得していませんが…
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
益田益田市吉田村3,931益田町22,059
益田町4,697
江津江津市江津町3,244江津町12,236

注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
島根県の「卓邑」は、ますだおかだ、じゃなく、益田、大田、江津と斐川の四つです。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級益田(9)益田市益田市56,053益田市50,128
一種二級大田(7)大田市大田市47,211大田市33,609
一種二級江津(2)江津市江津市33,485江津市25,773
二種三級斐川(0)(出雲市)斐川村24,207斐川町26,816
(参考)
大東(0)雲南市大東町20,513大東町14,607
西郷(4)隠岐の島町西郷町15,865西郷町13,194

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100085] 2020年 8月 11日(火)12:10:37白桃 さん
Re:サヌカイトさんのおまけ問題
[100082]サヌカイト さん
おまけ問題 次のうち平成の大合併で行われなかったのは?
 A0市+0町+2村=1村
 B1市+2町+7村=1市
 C2市+3町+1村=1市
 D3市+8町+1村=1市
 E4市+4町+5村=1市
※同時合併のみ・+は合併に限らない(編入可)
答えはC。
Aの例:2006(H18).1.1 阿智村(阿智村が浪合村を編入)、2009(H21).3.31 阿智村(阿智村が清内路村を編入)
Bの例:2005(H17).2.1 高山市
(高山市が久々野町,国府町,丹生川村,清見村,荘川村,宮村,朝日村,高根村,上宝村を編入)
Dの例:2005(H17).7.1 浜松市
(浜松市が天竜市,浜北市,春野町,佐久間町,水窪町,舞阪町,雄踏町,細江町,引佐町,三ケ日町,龍山村を編入)
Eの例:2005(H17).3.21 新潟市
(新潟市が新津市,白根市,豊栄市,小須戸町,横越町,亀田町,西川町,岩室村,味方村,潟東村,月潟村,中之口村を編入)

なお、Cの事例:1963(S38).3.10 大分市
(大分市,鶴崎市,大南町,大分町,坂ノ市町,大在村が新設合併)
ついでながら、
+は合併に限らない(編入可)
はおかしいです。市町村合併に「新設」と「編入」があるのですから。
[100078] 2020年 8月 10日(月)11:18:11白桃 さん
アロハ・オエ
[100065]の答えです。
A町は、「山陰の三名湯」に数えられる温泉がありますが、人口増の主因は、温泉の「力」ではなく、現在は合併で一緒になった県庁所在地に近く、ベッドタウンになっているからで、「健闘している温泉地」の対象から外すべきであったかもしれません。
玉造温泉のある「玉湯町」です。
「山陰の三名湯」とは、もう何十年も前に聞いた気がするのですが、定説はないのですかね?
私の記憶では、三朝、皆生、そして玉造なんです。旅行会社在籍時に添乗で玉造温泉に宿泊しているのですが、宍道湖の近くにあるのかと思っていたのが、少し奥に入ったところにあった、という地理的衝撃?を受けた以外、まったく記憶に残っていません。('◇')ゞ

C町にある温泉が脚光を浴びたのは、そんなに前ではありません。オフ会開催地です。
高度経済成長期に形成された石和温泉のある「石和町」です。
最初の頃は、首都圏の「奥座敷」として急激に伸びているが、あんまり健全な温泉地ではない、というイメージがありました。石和の人口増は、甲府のベッドタウンになっているということもありましょうが、温泉の力も相当に働いていたと考えられます。オフ会時、改修工事が行われていた石和温泉駅、今は立派な駅舎が出来たようです。
ギャンブル好きの方に、スピンオフ問題です。
笛吹市にもありますが、北海道の釧路町、青森県の田舎館村、福島県の西郷村にもあるものなあに?

D市は、案外盲点かもしれません。東海地方の市で、市域には4つの温泉街があります。その4つは、もともと別の町にありました。
三谷、西浦、形原、蒲郡の温泉街がある「蒲郡市」です。
[100067]に書いたツアーの下見とは、「三河七福神めぐり」(蒲郡、西尾、岡崎、豊川、碧南にある七つのお寺を巡る)の下見です。担当は任されたものの、自分が考えた企画ではないからと、心構えがなっていませんでした。お寺の名前も忘れてしまいましたが、近藤勇の首塚のあるお寺、タケノコづくしの料理がでるお寺がありました。
なお、四つの旧町の1950年国勢調査時の人口は
蒲郡町:26,080、三谷町:12,615、形原町:10,807、西浦町:6,093
です。

E町も、東海地方です。温泉地というよりは、温泉施設がある大型レジャーランドで有名と言った方が分かりやすい?
石和よりも新しい長島温泉の「長島町」です。
伊勢の長島と言えば、「伊勢長島の一向一揆」を思い浮かべるのですが、長島温泉、というよりナガシマスパーランドの場所は、もともとの長島からかなり離れているので、やはり、ここを「温泉の街」とするのは抵抗があります。ところで、ナガシマスパーランドは東京ディズニーランドとつくりが似ているようですが、その場所の名前が浦安というのも面白いです。

以上は、お付き合い頂いた方からも答えが出ている(と同然)なのですが、
B町こそ、まさに「健闘している温泉地」で、ここを強調したいがために問題にした、と言うのが正直なところです。「平成の大合併で」注4で挙げた67市町村の一つと一緒になりました。
は、まだですね。
ここは、常磐ハワイアンセンター、いや、スパリゾートハワイアンズがある常磐市、ではなく、はわい温泉のある「羽合町」です。
かつての「はわい温泉」は、今は同じ町になった旧東郷町の「東郷温泉」よりもずっとずっとマイナーな温泉で、繁栄していた東郷温泉にあやかって「新東郷温泉」と称していた時代もあったのですが、鉄道から車の時代になり入湯客もぐんぐん上昇し、今では鳥取県でも指折りの温泉地となったのです。温泉地の盛衰がそのまま人口推移に反映されるワケではありませんが、2000年→2015年の増加率を見ても、旧)東郷町が12.79%減少しているのに対して、旧)羽合町は7.03%増加しているのです。湯梨浜町の役場も旧)羽合町にあることからも、羽合にとって温泉の力は大きな味方となったのでしょう。

[100065]のトップ10、10位の花巻市なんですが、「花巻温泉郷」といっても中心市街から離れており、また、「温泉」が地域経済に大きな影響を与えているとも考えられず、花巻を「温泉都市」というのもヘンですね。では、花巻を何の街と呼べば良いのでしょうか?、このあたり、詳しい方におまかせしましょう。
[100069] 2020年 8月 7日(金)06:41:31白桃 さん
訂正(案外健闘している温泉地に関する問題)
[100065]白桃
注1:最終列の「比率」は、2015年国勢調査における「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対する%です。
問題自体とは関係ないのですが、「比率」は「平成の大合併」後に誕生した新自治体のものです。よって、D市(蒲郡市)、別府市、
伊東市の数字以外は無視してください。大変申し訳ございませんでした。
[100067] 2020年 8月 6日(木)09:03:35白桃 さん
濁りをとれば嘉麻・桑折
[100066]千本桜 さん
ひらがなで書くと濁音が2つあるので語感がゴツいですね。
そうですね。ガマガエルが氷を喰らっている絵が浮かんできます。もう昔の話になりますが、ツアーの下見に三谷(みや)温泉に行って、そこで「白桃酔夢様、どうぞご一献!」と有名な製薬会社社長の一族だという宿の番頭さんからご接待をうけました。「三河屋、オマエも悪よのぉ」と収賄罪に問われるほどのものでもなかったのですが、「下見」ということも忘れて酔っ払ったせいか、そのツアーの集客は芳しくなく、三谷温泉には悪いことをしたなぁ、と今でも深く反省をしております。
[100065] 2020年 8月 5日(水)21:48:23白桃 さん
案外健闘している温泉地に関する問題
「人生は出会いで、相撲は立ち合いで決まる」以外は、さしたる信条を持ち合わせていない白桃ですが、こと「観光」に関しては一家言持っています。それは、「21世紀においては、地域の観光に力を注いでも地域を活性化することは難しい。特に温泉をメインにしている観光地は絶望的である。」ということですが、私の意に反して結構「健闘」している温泉地がないこともないのです。
「地域の活性化」=「人口増加」ではありませんが、下表は、1960年国勢調査日(10月1日)時点で存在していた市町村の中で、「温泉」が地域経済にかなりの比重を占めていると思われる77市町村の、2000年→2015年の人口増加率トップ10です。

順位市町村名最高人口年増加率(2015/1960)増加率(2015/2000)-----比率
1A町2015年17.458.316.47
2B町2015年12.137.036.55
3C町2005年149.661.506.82
4D市1985年7.10-1.236.64
5E町2005年79.37-2.065.69
6別府市1980年13.37-3.4710.68
7伊東市2005年25.26-4.7117.55
8武雄市1960年-16.55-4.905.87
9伊豆長岡町1995年42.61-5.049.13
10花巻市2000年10.98-5.155.87
注1:最終列の「比率」は、2015年国勢調査における「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対する%です。
注2:人口は1960年国勢調査時点での境域に組替えていますが、D市だけは1965年国勢調査時点での境域に組替えております。また、境界変更等の微細な境域変更は考慮外です。
注3:有馬温泉(神戸市)、道後温泉(松山市)など、有名な温泉であっても所在自治体の人口推移に殆ど影響しないと考えられるところは除外しています。また、飯坂町(現;福島市)もワケあって除外しています。
注4:上表に出てこない67市町村は以下の通りです。(  )内は2000→2015の増加率。上表トップ10との比較のため主な温泉地に書き込みました。
北海道
上川町(-29.28)、弟子屈町、阿寒町、幌別町(現;登別市-9.38)、虻田町
東北
大鰐町、雫石町、鳴子町、蔵王町、田沢湖町、温海町、尾花沢町、上山市、赤湯町、熱海町、常磐市
関東
藤原町(-28.25)、日光市、塩原町、那須町、 栗山村(-47.53)、水上町(-33.21)、草津町(-15.37)、伊香保町、
箱根町(-25.54)、湯河原町
甲信北陸
湯沢町、妙高々原町、豊浦村、宇奈月町、加賀市(-13.10)、山中町(-23.76)、七尾市、芦原町、下部町、上山田町、戸倉町、
山ノ内町、野沢温泉村
東海
下呂町(-17.02)、熱海市(-12.56)、下田町、東伊豆町、西伊豆町、土肥町、修善寺町(-14.93)
近畿
城崎町(-19.01)、温泉町、白浜町(-8.11)、那智勝浦町、龍神村
中国
三朝町、関金町、東郷町、温泉津町、湯原町、奥津町
九州
杷木町、嬉野町、小浜町、南小国村、山鹿市、阿蘇町、湯布院町(-8.48)、栄村(天瀬町→日田市)、指宿市(-10.27)、牧園町

さて、ここからが問題。A~Eを1960年国勢調査時の自治体名で答えてください。と言っても、これだけでは非常に難しいと思いますのでヒントを。

A町は、「山陰の三名湯」に数えられる温泉がありますが、人口増の主因は、温泉の「力」ではなく、現在は合併で一緒になった県庁所在地に近く、ベッドタウンになっているからで、「健闘している温泉地」の対象から外すべきであったかもしれません。
B町こそ、まさに「健闘している温泉地」で、ここを強調したいがために問題にした、と言うのが正直なところです。「平成の大合併で」注4で挙げた67市町村の一つと一緒になりました。
C町にある温泉が脚光を浴びたのは、そんなに前ではありません。オフ会開催地です。
D市は、案外盲点かもしれません。東海地方の市で、市域には4つの温泉街があります。その4つは、もともと別の町にありました。
E町も、東海地方です。温泉地というよりは、温泉施設がある大型レジャーランドで有名と言った方が分かりやすい?
[100061] 2020年 8月 4日(火)09:08:20白桃 さん
ネオポリス豊が丘
[100060] mg さん
合併を頑張りすぎた市町村
表現が面白いと言うか、微妙ですね。
津市の豊が丘地区、この正体はよく分かりませんでした。
私もそれほど詳しくは無いのですが、民間企業が開発(造成)したニュータウン(ネオポリス)ですね。1973年に津市に編入された豊里村の高野尾地区にあるので、私は「高野尾DID」と名付けています。(「豊が丘DID 」でも良かったのですが、「~が丘」というDIDがやたら多いのでやめました。)
こんな、辺鄙なところに造って採算はとれるのか、ここに住んでいる人は何処へ通勤しているのか?津?それとも鈴鹿?亀山?
私の心配は他所に2010年国勢調査から登場したこのDIDの人口は、ネオポリスの計画人員を上回っています。
合併との関連で言えば、栃尾、因島、北条のように合併前からあったDIDが、母都市?と合併後も存続するケースが多いのですが、豊が丘のように、合併前(注)にはDIDが無かった旧自治体に、合併後DIDが成立したケースも珍しくはありません。愛子(仙台市)、間々田(小山市)、土気(千葉市)、伊勢中川(松阪市)、堅田(大津市)、茶屋町(倉敷市)などがその例ですが、岡山市、大分市などは、このケースのDIDが複数あります。(岡山市の場合、「庭瀬」「備前一宮」「妹尾」※が該当します。[98163]を参照ください。)
ただ、このようなケースの多くは、もともと準DID的な街(集落)があったところに、母都市の人口増が影響して飛地的にDIDが成立したのだと考えられ、豊が丘のように殆ど何もなかったところに形成されたという例はあまり見当たりません。

注;DIDは1960年国勢調査から登場しておりますので、ここでの「合併」は、1960年10月2日以降のものを対象としております。
「妹尾」※・・・妹尾町の時代にあったDIDは岡山市との合併前に消滅しました。岡山市との合併後、1975年国勢調査で復活。
[100056] 2020年 8月 3日(月)08:29:10【1】白桃 さん
名邑三世代.その38(千葉県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
千葉県の「秀邑」は、この期に市となった野田、市川、館山と、「昭和の大合併」によって後に市となる津田沼、東金、成田、旭、
茂原、勝浦、柏(やっと登場)に加え、20世紀も終盤になって市となるピーナッツ・八街と青べか・浦安、それに今は自治体名としては残っていない行徳、幕張、片貝、二宮の計16です。言わずもがな、この当時の浦安と幕張は、今とは姿形が大きく異なっております。しかし、それでもジワジワと人口を増加させていったことが窺えます。二宮は、船橋市の東部、前原とか飯山満とか薬園台とか滝台とかがある地域(と言われても白桃もピンと来ない)にあって船橋市ではあるけれど、習志野市や八千代市とのつながりが深いようです。そう言えば、ナンギョウ(旧:南行徳町)に、三本松高校(☆旧制中学時代に東大総長・南原繁を輩出)出身の友人が住んでいるのですが、南行徳や行徳は市川市ではあるけれど、「市川、本八幡なんかには行くこともなく、ちょっとした買い物はもっぱら浦安(新浦安)で済ませる。」と言っていました。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級野田野田市野田町12,083野田市38,875
一種二級市川市川市市川町8,924市川市102,506
一種三級館山館山市北條町7,826館山市37,291
二種二級八街八街市八街町11,663八街町20,289
二種三級津田沼習志野市津田沼町9,881津田沼町23,660
二種三級浦安浦安市浦安町9,142浦安町15,679
二種三級東金東金市東金町8,819東金町13,141
二種三級行徳(市川市)行徳町7,242行徳町11,686
二種三級成田成田市成田町7,157成田町13,765
二種三級旭市旭町6,663旭町10,924
二種三級茂原茂原市茂原町6,484茂原町15,411
二種三級勝浦勝浦市勝浦町6,423勝浦町15,115
二種三級幕張(千葉市)幕張町6,049幕張町18,272
二種三級片貝九十九里町片貝村6,856片貝町11,436
二種三級二宮(船橋市)二宮村5,457二宮町12,844
二種三級柏市千代田村5,394柏町21,081
続いて「準秀邑」
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
千代田四街道市千代田村6,770千代田町11,725
(参考)
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
我孫子我孫子市我孫子町4,612我孫子町11,727
大貫(富津市)大貫町4,357大貫町10,299
富里富里市富里村8,181富里村12,891
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
この期に市となった我孫子、流山、八千代、印西、四街道、富津、袖ケ浦、鎌ケ谷、君津、鴨川と大網白里、小見川、成東、山武、富里、白井に加え、DID5回の千倉の計17の街が千葉県の「卓邑」です。当然、新しい街が多いのですが、山武が入るとは意外です。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口) 
一種二級我孫子(8)我孫子市我孫子町27,063我孫子市127,733
一種二級流山(8)流山市流山町25,672流山市150,527
一種二級八千代(8)八千代市八千代町21,709八千代市168,848
一種二級印西(3)印西市印西町17,315印西市60,468
一種二級四街道(9)四街道市四街道町16,623四街道市82,552
一種二級富津(3)富津市富津町16,567富津市52,839
一種二級袖ケ浦(3)袖ケ浦市袖ケ浦町13,974袖ケ浦市58,593
一種二級鎌ケ谷(7)鎌ケ谷市鎌ケ谷町13,496鎌ケ谷市102,573
一種二級君津(7)君津市君津町12,910君津市92,076
一種三級鴨川(8)鴨川市鴨川町17,897鴨川市29,981
二種二級大網白里(0)大網白里市大網白里町23,918大網白里町47,036
二種三級小見川(3)(香取市)小見川町22,638小見川町26,047
二種三級成東(0)山武市成東町19,770成東町24,494
二種三級山武(0)(山武市)山武町10,245山武町20,033
三種二級富里(3)富里市富里村12,307富里町50,176
三種三級白井(5)白井市白井村8,217白井町50,431
四種千倉(5)南房総市千倉町18,374千倉町13,161
続いて「準卓邑」
そういえば、沼南という街があったナ…もう、平成の合併も遠くなりにけり。
名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
沼南(4)(柏市)沼南村11,849沼南町45,927
(参考)
名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
多古(0)多古町多古町20,042多古町17,603
飯岡(2)(旭市)飯岡町12,171飯岡町10,916
栄(3)栄町栄町9,732栄町25,475
酒々井(4)酒々井町酒々井町6,093酒々井町19,885
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100043] 2020年 7月 30日(木)16:40:18白桃 さん
名邑三世代.その37(千葉県・中編)
千葉県の「準名邑」
城下町の大多喜、館山や東金、野田、成田などは、明治初期には名前が知られている割には、街の大きさはイマイチだったようです。
準名邑現自治体-----1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
小見川(香取市)小見川村第一表2,974小見川町6,586
姉崎(市原市)姉ヶ崎村第一表2,936姉崎町5,085
大多喜大多喜町大多喜第一表2,860大多喜町4,508
東金東金市東金町第一表2,827東金町9,386
野田野田市野田町第一表2,784野田町8,880
館山(館山市)舘山町第一表2,715館山町4,170
布佐(我孫子市)布佐村第一表2,648布佐町3,145
蘇我(千葉市)曽我野村第一表2,605蘇我町4,508
成田成田市成田町第一表2,519成田町5,698
船形(館山市)船形村第三表4,015船形町6,141
富津富津市富津村第三表3,688富津町5,679

続いて、「準名邑」にも入れない参考程度の街、随分多いのですが列挙します。
流山町※は、第一表に記載されている加村も含んでいます。
北條は現在の館山市の中心部で、館山駅もここにあります。
本納と茂原は同規模の街だったのでしょうか?
曦(あさひ)は難しい字ですね。後の千倉町です。
街道名にもなっている木下(きおろし)ですが、現在は印西市の中心である、とは誰も思っていません。
「飯岡」と聞けば、「笹川」を思い浮かべるのは???
下の方に市川の名が見えますが、第三表に記載される程度の街でした。
浦安村※は、第三表に記載されている猫実村も含んでいます。1909年(明治42年)に浦安町となります。
我孫子は「戸口表」に記載されていませんが、町村制施行と同時に「町」となっています。これと同じなのが、滑河、土気本郷です。
それにしても、まったく姿を現さない「大物」がいます。
(参考)現自治体-----1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
大網(大網白里市)大網宿第一表2,462大網町2,952
八幡宿(市原市)八幡宿第一表2,458八幡町4,415
流山流山市流山村第一表2,332流山町※5,067
北條館山市北條村第一表2,237北條町5,828
行徳(市川市)本行徳駅第一表2,205行徳町7,392
本納(茂原市)本納駅第一表2,111本納町3,663
茂原茂原市茂原町第一表2,060茂原町5,800
勝山鋸南町加知山村第一表1,930勝山町5,476
多古多古町多古村第一表1,799多古町5,260
庁南長南町長南宿第一表1,787庁南町4,001
南房総市北朝夷村第一表1,673曦町7,361
鴨川鴨川市前原町第一表1,616鴨川町7,367
木下(印西市)竹袋村第一表1,551木下町3,637
勝浦勝浦市勝浦町第一表1,345勝浦町6,182
鶴舞(市原市)鶴舞第一表1,275鶴舞町3,051
和田(南房総市)和田村第一表1,218和田町3,646
久留里(君津市)市場町第一表1,182久留里町4,411
小金(松戸市)小金町第一表1,178小金町2,479
(富津市)湊村第一表1,141湊町3,701
成東山武市成東町第一表1,137成東町3,520
本八幡(市川市)八幡町第一表1,096八幡町2,579
長者(いすみ市)長者町第一表916長者町3,558
佐貫(富津市)佐貫町第一表900佐貫町4,643
臼井(佐倉市)臼井村第一表814臼井町3,011
酒々井酒々井町酒々井村第一表736酒々井町4,367
大和田八千代市大和田村第一表379大和田町3,254
那古(館山市)那古第二表1,426那古町4,667
幕張(千葉市)馬加村第三表2,641幕張町8,741
飯岡(旭市)飯岡村第三表2,466飯岡町8,201
市川市川市市川村第三表1,901市川町6,002
旭市太田村第三表1,738旭町5,178
保田(鋸南町)本郷村第三表1,511保田町5,964
浦安浦安市堀江村第三表2,768浦安村※8,369
高神(銚子市)高神村第三表6,287高神村8,780
我孫子我孫子市記載なし我孫子町4,374

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100041] 2020年 7月 29日(水)14:11:26【1】白桃 さん
宿泊業・飲食サービス業従事者の割合が高い自治体の人口推移
[100040]ねぶと さん
面白いです!

さて、
2015年国勢調査において、「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対して20%を超える自治体は以下の26です。ざっくり言えば、観光に携わる人口比率の高い自治体リストということになります。もっとも、中には「もう、観光にでも頼るしかない。」というところも入っているので、すべてが「観光地」と言ったら語弊があるかもしれません。
(注)最高人口年:1960年から2015年まで12回の国勢調査で最も人口が多かった国勢調査年

比率(%)市町村道県2015年人口最高人口年2015年/1960年2015年/2000年
51.71檜枝岐村福島6151960年62.5681.24
47.28草津町群馬6,5181980年82.1684.63温泉
44.71箱根町神奈川11,7861965年56.2074.46温泉
33.71渡嘉敷村沖縄7301960年48.38100.00
33.11占冠村北海道1,2111960年25.7464.66
32.58座間味村沖縄8701960年49.8084.80
30.41湯沢町新潟8,0461975年80.9088.13温泉
30.34白馬村長野8,9292005年128.9894.07
30.25山中湖村山梨5,2082005年154.9598.75
29.13竹富町沖縄3,9981960年48.40112.59
28.65小谷村長野2,9041960年36.6867.91
27.41東伊豆町静岡12,6241975年82.8079.86温泉
27.22野沢温泉村長野3,4791960年59.2475.47温泉
27.01南小国町熊本4,0481960年53.1586.92温泉
26.75白川村岐阜1,6091960年17.0574.80
25.86粟島浦村新潟3701960年44.8582.41
25.52上川町北海道4,0441960年26.4570.72温泉
25.49北塩原村福島2,8311960年52.9177.69
24.97熱海市静岡37,5441965年71.9787.44温泉
24.93天川村奈良1,3541960年25.7364.35
23.17留寿都村北海道1,9071960年50.4585.63
23.15軽井沢町長野18,9942010年142.82117.38
22.30恩納村沖縄10,6522015年135.42122.65
22.25片品村群馬4,3901960年51.7074.04
22.20早川町山梨1,0681960年10.0061.38
20.36鳥羽市三重19,4481960年63.7277.96
上表の26自治体を見て、「平成の大合併」を行っていないところばかり、だと気が付く貴方、♪アナタ、アナタ、ア~ナタ…アンタは偉い。というか、合併が行われなかったので高率が保たれた?と言った方がよいかもしれません。合併したくとも相手がいなかった、仲間外れにされた、といったところもあるかもしれません。因みに「平成の大合併」を行った自治体の最高は西伊豆町の19.25%で、その他の著名観光地としては、群馬県みなかみ町(18.05%)、和歌山県白浜町(17.61%)などがあり、これらの町は、合併しなければ20%を超えていたのは間違いないでしょう。
話が逸れだしました。
上記26自治体を、「温泉地」型観光地と「リゾート」型観光地に分けると8つが「温泉地」型になります。(湯沢は微妙なところですが無理矢理押し込みましょう。)
国民の観光に対する志向も徐々に変化しており、「温泉地」型は人口推移を見ても苦戦しております。特に、ここ15年間は芳しくありません。一方、「リゾート」型は、その名を「秘境・辺境・僻地」型に変えても良さそうなところは別として、人口を増加させているところがいくつかあります。特に、軽井沢と恩納村はリゾートとしてのブランドを確立させており、今後も順調に推移していくのではないかと予測しています。しかし、コロナのことを考えると全く断言はできないです。

(注)白川村はダム建設によって、1965年は1960年の人口の1/3になっており、観光との関連で人口推移を見るには慎重さが必要です。また、占冠は2015年国調以降、人口を急増させていましたが、ここにきて急変しており、予測も難しいです。
[100033] 2020年 7月 27日(月)17:16:36白桃 さん
地理というより国語の問題?
日本で一番新しい都道府県はどこですか?
に「沖縄県」と答えたのがベストアンサーになっていますが、これは少しおかしいのでは・・・
本来なら、制度面から「北海道」と答えた方をベストアンサーとするのが良いのかもしれませんが、質問者がそこまで難しいことを要求しているのでしょうか?
また、「東京府」から改称した「東京都」が一番新しいという理屈もわかりますが、「現在47ある都道府県の中で一番遅く誕生したのは?」ということであれば、「香川県」になるのでは、と郷土愛の強い白桃でした。
その香川県に関して
「香川県は、全国で二番目に面積が狭い県である。」は、〇か×のどちらでしょうか?
私の学生時代であれば文句なく×、ということは置いといて、設問の趣旨が「香川県は、全国43県の中で二番目に面積が狭い。」ということなら明らかに×なんですが、「香川県は、47都道府県の中で二番目に面積が狭い。」という意味なら〇でしょう。「香川県は、全国で二番目に面積が狭い。」で止めておけばまだマシだったのですが、最後の「県である。」が余計でした。

おまけ
香川県に関する事柄で正しいのはどちらでしょう。
A.2020年7月1日の時点で、2015年国勢調査から人口が5000人以上減少した市町はないが、増加した市町もない。このことが言えるのは、全国47都道府県において香川県だけである。

B.香川県出身の総理大臣はいるが、横綱も東大総長もいない。
[100027] 2020年 7月 25日(土)18:41:04白桃 さん
名邑三世代.その36(千葉県・前編)
千葉県の住人になってもう40年。なのに、千葉県民という意識はまったくない白桃です。千葉市より「先」に住んでいたら「千葉県民」という意識も持ったかもしれないのですが、東京に隣接する浦安では・・・。旅行先でも「千葉県に住んでます。」って言ったことはなく、(東京より向こうは闇夜の国)だと思っている人もいる四国に戻ったときは「東京に住んでます。」と言ってました。・・・でも、これからは「東京から来ました。」って言ったら煙たがられるのだろうか???
それでは・・・今回はいよいよ【地元】千葉県の名邑を吟味します。
【明治の名邑】
「市街」は千葉と本銚子。なお、「戸口表」に記載された「銚子:25,766人」は町村制施行後の本銚子町と銚子町を併せていると考え
ています。その片割れの銚子が「名邑」の一番上になっておりますが、名邑筆頭は船橋にしときましょう。平手造酒の耳にも佐原囃子が届いたほど水運で繁栄した佐原、次いで大原。「戸口表」に書かれた「中魚落」の読み方は「なかいおち」です。佐原が「佐原ばやし」なら木更津は「狸ばやし」です。続く佐倉は、四週間に一度行くと必ず「お酒は飲んでないでしょうね」と訊く先生のいる病院(順天堂)の発祥地です。(注:あのミスタージャイアンツの出身は臼井です。エ~、それからコノ落書き帳の・・・やめときましょう。)そして、♪ここは関宿 大利根川へ~そうなんです。野田は「名邑」ではなく、関宿が「名邑」それも「千葉県名邑協会代表」なんです。続いて、福岡。八日市場とモトの名に戻したのは大正になってからなので「名邑」の名は福岡でいきます。続いて入った天津、一宮も意外と言えば意外かも。五井は名邑五位ではありません。現在の千葉市からはもう一つ、検見川。そして、松戸がギリギリ滑りこみ。
以上、千葉県の「明治の名邑」は15。現在とはかなり様相が違っています。あの国際空港のある街や市川、柏、習志野等々は♪どこへ行ったのジュリー

名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街千葉千葉市千葉町18,204千葉町33,341
市街本銚子銚子市銚子※25,766本銚子町19,461
名邑銚子(銚子市)(銚子)銚子町9,619
名邑船橋船橋市船橋10,419船橋町12,934
名邑佐原香取市佐原町9,138佐原町14,624
名邑大原いすみ市中魚落郷5,759大原町8,622
名邑木更津木更津市木更津村5,625木更津町8,203
名邑佐倉佐倉市佐倉5,593佐倉町9,344
名邑関宿(野田市)関宿4,966関宿町3,861
名邑福岡匝瑳市八日市場村4,824福岡町6,508
名邑天津(鴨川市)天津村4,670天津町7,625
名邑一宮一宮町一宮本郷村4,541一宮町5,211
名邑五井市原市五井村3,304五井町7,681
名邑検見川(千葉市)検見川村3,226検見川町7,535
名邑松戸松戸市松戸駅3,063松戸町6,249

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100017] 2020年 7月 24日(金)13:10:18白桃 さん
「事務所」と「庁舎」
[100016] Takashi さん
情報提供有難うございました。
「市役所」という「事務所」は一つ、であるが、「仕事場」となる「庁舎」は複数ある、ということですかね?

試しに仙北市を見ましたら、湖南市と同じでした。
(事務所の位置)
第1条 仙北市役所の位置を次のように定める。
仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30番地
(庁舎の位置)
第2条 仙北市役所の庁舎は、次の各号のとおりとする。
(1) 仙北市役所田沢湖庁舎 仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30番地
(2) 仙北市役所角館庁舎 仙北市角館町東勝楽丁19番地
(3) 仙北市役所西木庁舎 仙北市西木町上荒井字古堀田47番地

因みに、南砺市の場合はこうなっていました。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第4条第1項の規定に基づき、南砺市役所の位置を次のとおり変更する。
南砺市荒木1550番地
附 則
(施行期日)
1 この条例は、規則で定める日から施行する。
(令和2年規則第3号で令和2年7月1日から施行)
(南砺市役所の位置を定める条例の廃止)
2 南砺市役所の位置を定める条例(平成16年南砺市条例第1号)は、廃止する。
何事も決めたことをきちんと書面に記してから、ということでしょうけど、行き当たりばったりの白桃には七面倒臭い感ありです。。
[100014] 2020年 7月 23日(木)08:33:39白桃 さん
Re:連担 DID 別統計&質問
Go To Travelを利用し、昔、在籍していた旅行会社に申し込んで、今、三本松に帰っています・・・と言いたいところですが、昨日からの五連休を東京都外、浦安市の自宅にて「人口いじくり」で無駄に過ごしています。

[10013]mg さん
連担 DID 別統計
拝見させていただきました。
なかなか興味深い統計ですね。これって作成するのにかなり時間がかかったのではないでしょうか。お若い方ならそうでもないのでしょうか?。それはさて置き、同じようなことに関心を持たれている方がまた現れたので、大変嬉しく思っております。
ところで、mgさんのように小売販売額等とリンクしたものは作成しておりませんが、私も連担DIDの簡単な人口統計は作っております。当然ながら、mgさんとは「連担」の判定が若干異なっており、例えば、「岐阜」と「一宮」は分断しております。ま、そういう事も含め、今後、いろいろお尋ねすることもあろうかと思いますが、どうか宜しくお願い申し上げます。

話変わって:
今更ながら、の質問になるかもしれませんが、「市役所」に関する質問です。
「平成の大合併」によって、湖南市のように「市役所」が一か所ではない市がいくつかありますが、「市役所はココです。」と一か所に特定しなければならない登記上?の決まりのようなものがあるのでしょうか???
ご存知の方は教えてください。
これに関連するの話です。福島県の伊達市の市役所は(旧)保原町にあります。合併後しばらく(旧)梁川町にだけ「分庁舎」を置いていたのですが、現在はその呼び名が、旧)霊山、伊達、月舘と同様に「総合支所」と変更されています。
[100010] 2020年 7月 22日(水)02:26:52白桃 さん
南砺市役所
グリグリさん

市区町村プロフィール「市区町村の役所・役場一覧」で富山県南砺市が
〒939-1596 南砺市苗島4880 (0763-23-2003)---旧福野町役場
となっておりますが、今年七月より …今月から
〒939-1692 南砺市荒木1550 (0763-23-2003)---旧福光町役場
になっているようです。

ご確認ください。
[100003] 2020年 7月 20日(月)02:27:56白桃 さん
6桁達成おめでとうございます
[100000] グリグリさん
100000達成おめでとうございます。
私が落書き帳に出逢えたのは18年前、50歳をすぎていましたが、18歳のころに戻ったような嬉しい気持ちになりました。どれぐらい嬉しかったかというと・・・比較対象を具体的に書くとちょっと差しさわりがあり、それはやめときますが、今までの人生で五本の指に入る嬉しさでした。この落書き帳によって、いろんなことを教わり、また、同好の士と巡り合うことが出来ました。もう、言葉では言い尽くせないほどの感謝感激であります。これからもお世話になることをお願いしますとともに、本サイトが末永く運営され、オーナーのグリグリさんがいつまでも健康であられますようお祈り申し上げます。
[99993] 2020年 7月 18日(土)05:03:01【1】白桃 さん
名邑三世代.その35(東京都・後編)
【卓邑】(昭・平の名邑)
東京都の「卓邑」は、現在の26市のうち、「名邑」八王子・府中・青梅・調布と「秀邑」武蔵野・立川・三鷹・日野の8市を除いた18市に瑞穂町の1町を加えた19、あれ、一つ多い、そうなんです。西東京市は保谷と田無で2つですから合計20あります。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
一種一級町田(9)町田市町田市71,269町田市377,494
一種一級小金井(9)小金井市小金井市45,734小金井市111,825
一種一級昭島(9)昭島市昭島市44,805昭島市106,532
一種一級小平(9)小平市小平町52,923小平市178,623
一種一級保谷(9)西東京市保谷町46,768保谷市102,720
一種一級東村山(9)東村山市東村山町42,946東村山市142,290
一種一級国分寺(9)国分寺市国分寺町39,098国分寺市111,404
一種一級国立(9)国立市国立町32,609国立市72,187
一種一級田無(9)(西東京市)田無町31,323田無市78,165
一種二級狛江(9)狛江市狛江町25,252狛江市75,711
一種二級福生(9)福生市福生町21,998福生市61,427
一種二級東久留米(8)東久留米市久留米町19,637東久留米市113,302
一種二級清瀬(9)清瀬市清瀬町17,863清瀬市68,037
一種二級あきる野(7)あきる野市秋多町14,433あきる野市78,351
一種二級東大和(8)東大和市大和町14,239東大和市77,212
一種二級武蔵村山(7)武蔵村山市村山町12,065武蔵村山市66,052
一種二級稲城(7)稲城市稲城町11,012稲城市69,235
一種二級羽村(8)羽村市羽村町11,003羽村市56,013
一種三級多摩(7)多摩市多摩村9,746多摩市145,862
二種三級瑞穂(7)瑞穂町瑞穂町12,092瑞穂町32,892
(参考)
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
八丈(1)八丈町八丈町11,818八丈町9,488
日の出(3)日の出町日の出村8,047日の出町16,631
伊豆大島には無いDIDが八丈島にあったとは、宇喜多秀家も知るまい。

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数

ついでに:
[99988]にてデスクトップ鉄さんにフォローいただいた件、♪まあるい緑の山手(やまのて)線、♪花の東京のド真ん中ぐるり回るは山手(やまて)線 、の駅だけですが、所在地を記載しときます。デスクトップ鉄さん、誤りがあればご指摘ください。
所在地恋の山手線---所在地恋の山手線
上野東京市下谷区♪上野オフィスの渋谷渋谷町♪渋谷顔など
鶯谷東京市下谷区恵比寿渋谷町
日暮里日暮里町目黒大崎町
田端滝野川町五反田大崎町
駒込巣鴨町大崎大崎町♪まず大崎は
巣鴨巣鴨町品川東京市芝区
大塚西巣鴨町♪始め大塚田町東京市芝区
池袋西巣鴨町浜松町東京市芝区
目白高田町新橋東京市芝区
高田馬場戸塚町有楽町東京市麹町区
新大久保大久保町東京東京市麹町区♪素ッ東京な
新宿淀橋町神田東京市神田区
代々木千駄ヶ谷町♪代々木泣くのは秋葉原東京市神田区
原宿千駄ヶ谷町御徒町東京市下谷区
※♪恋の山手線
この歌は1964年に作られ、上野から始まります。山手線の当時あった28駅のうち26駅が歌詞に入っています。なぜだか、「新大久保」「浜松町」の二駅は入っていません。歌詞を全部書くとマズイので一部だけ
[99989] 2020年 7月 16日(木)06:31:23【1】白桃 さん
「町」として国勢調査にその名が登場しない「町」
いつものように、ややこしいタイトルで申し訳ありません。
前橋町、丸亀町、内藤新宿町のように第1回国勢調査より前に消滅した「町」を除き、第1回国勢調査以後誕生した「町」でありながら、一度も「町」としてその名を残さない「町」を集めました。
なお、南淡町のように、法人格が変わっても、その町名が【同音同字】で存続したケースは除外しました。また、(初代)阿知須町は二代目と、(二代目)新湊町及び(二代目)稲荷山町は初代と連続していないことから該当としています。
1.「町」が改称した「町」、「市」・「町」からの分立による「町」、「町」を含む合併によって成立した「町」の該当は以下の19です。(モレがあったらご指摘ください。)
町名---前身町名「町」として存在した期間---消滅後名
社郷高畠町1954.10.01-1955.04.01高畠町
塙笹原塙町1955.03.10-1955.03.31塙町
美野皆野町1943.09.08-1946.12.01皆野町
江戸川流山町1951.04.01-1952.01.01流山町
新湊(高岡市)1951.01.01-1951.03.15新湊市
礪波出町1952.04.01-1954.04.01砺波市
埴科屋代屋代町1955.04.01-1955.06.01屋代町
稲荷山稲荷山桑原町1955.12.01-1959.06.01更埴市
中津川中津町1951.04.01-1952.04.01中津川市
瑞浪土岐瑞浪町1951.04.01-1954.04.01瑞浪市
南大阪古市町1956.09.30-1959.01.15羽曳野市
藤井寺道明寺藤井寺町1959.04.20-1960.01.01美陵町
明神広谷町1956.09.30-1957.03.31養父町
出雲今市町1941.02.11-1941.11.03出雲市
石見吉田町1941.02.11-1943.07.15益田町
斐上横田町1957.09.20-1958.11.01横田町
新加茂(加茂町)1951.01.01-1954.04.01加茂町[74025]参照
柳川柳河町1951.04.01-1952.04.01柳川市
菊池隈府町1956.09.01-1958.08.01菊池市
※中津川は町村制施行時に「中津川町」でしたが、「町」として国勢調査に登場したのは全て「中津町」の名でした。

2.「村」の単独町制、複数の「村」の合併によって成立した「町」
該当するのは96あります。以下はその一部です。
町名---前身村名「町」として存在した期間---消滅後名
藤里藤里村1951.04.01-1951.04.02瀬峰町
国分寺小金井国分寺村1954.04.01-1954.04.29国分寺町
桑絹桑絹村1961.07.01-1965.09.30小山市
鵜方鵜方村1951.01.01-1955.01.01阿児町
宝塚小浜村1951.03.15-1954.04.01宝塚市
北木島北木島村1952.04.01-1955.04.01笠岡市
阿知須井関村1940.11.03-1944.04.01山口市
赤河内赤河内村1956.09.30-1956.09.30日和佐町
大内(おおうち)丹生村1954.04.01-1955.03.15大内(おおち)町
板櫃板櫃村1922.10.01-1925.04.28小倉市、八幡市
「藤里町」については同日改称説もあります。[95669]
「国分寺小金井町」が長く続いていたら、栃木県だか東京都だか郵便配達の方は困ったでしょう。
「桑絹町」の前身である桑絹村は、桑村と絹村の合併で成立。蚕をたくさん飼っていたのでしょう。
「鵜方町」ってかなり「都会的」だと思ったのですが・・・
「宝塚町」の前身・小浜村より1950年国調人口が多かったのが良元村。宝塚町と小浜村の合併で宝塚市成立。
「北木島町」は北木島村の単独町制。3年後に笠岡市に吸収される。余談ですが、CMは面白いが漫才はつまんない(と私は思う)「千鳥」の大悟は北木島出身。ド田舎出身を強調しますが、それほどでも。因みに「千鳥」は行けなかった?笠岡高校に由来とか。
「阿知須町」は山口市と合併するも、1947年に分立。ですが、また山口市に。
「赤河内町」は[82393][82394][82395]をご参照ください。
丹生と誉水の合併で出来た「大内町」が「おおうち」で、一年後、三本松と合併して出来た「大内町」が「おおち」だなんて、88さんに教えてもらうまで知りませんでした。確かに、大内町史にも その通りの官報(写し)が掲載されていました。
「板櫃町」の前身・板櫃村の第1回国調人口は17,469人。該当する96件の前身村の人口では最多です。
[99979] 2020年 7月 12日(日)07:52:30白桃 さん
名邑三世代.その34(東京都・中編)
【秀邑】
東京都の「秀邑」はこの期に市となった武蔵野、立川と二種の条件をクリアした三鷹、日野の計四つです。
三鷹は、級においては武蔵野や立川より上になっています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種三級武蔵野武蔵野市武蔵野村4,931武蔵野市73,149
一種三級立川立川市立川村4,633立川市51,651
二種二級三鷹三鷹市三鷹村5,725三鷹町54,820
二種三級日野日野市日野町5,033日野町18,108

続いて「準秀邑」と「準秀邑」にも成れなかった街々です。
準秀邑現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
東村山東村山市東村山村7,798東村山町17,993
小平小平市小平村6,068小平町21,659
(参考)
町田町田市町田町4,890町田町20,606
国分寺国分寺市国分寺村4,618国分寺町19,125
小金井小金井市小金井村3,866小金井町22,604
保谷西東京市保谷村3,594保谷町14,816
福生福生市福生村3,073福生町14,669
昭和昭島市中神村1,186昭和町24,059
村山武蔵村山市村山村7,165村山村10,989
(青梅市)霞村6,261霞村10,403
砂川(立川市)砂川村5,354砂川村11,567
大和東大和市大和村5,017大和村12,366
神代(調布市)神代村3,967神代村12,040
清瀬清瀬市清瀬村3,083清瀬村11,610
狛江狛江市狛江村2,679狛江村10,124
谷保国立市谷保村2,611谷保村14,333
神代村は調布と合併する前に神代町となっています。

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

この期には、東京に吸収された数多くの町村があります。以下は1930年(昭和5年)国勢調査で3万人を超えていた39の町とその人口です。(◎は名邑、〇は準名邑)
荏原132,108-----大井〇70,080-----板橋◎44,717
西巣鴨115,654千住◎69,085蒲田44,030
渋谷102,056目黒67,236巣鴨43,239
滝野川100,746亀戸65,174大島43,140
王子89,009淀橋57,313碑衾40,972
中野87,263南千住〇56,010千駄ヶ谷40,900
吾嬬80,985品川◎55,639小松川39,928
三河島80,217大崎53,777岩淵37,664
杉並79,193寺島49,45734,657
尾久73,368高田48,542大久保33,815
世田谷73,110野方46,835戸塚31,781
日暮里〇71,021大森◎46,055駒澤31,043
代々幡70,577入新井45,209落合30,593
現在の新宿、池袋、高田馬場が何という町であったかお判りになりますか?
[99976] 2020年 7月 11日(土)07:23:05白桃 さん
名邑三世代.その33(東京都・前編)
本題に入る前に:
私にしては大分間のあいた書き込みですが、体調を崩していたわけではありません。体内のアルコール分が枯渇してエネルギー不足に陥っていただけです。昨晩、補給しましたので活動再開です。
[99969]ピーくん さん
新型コロナウイルスの影響で国勢調査の速報値の公表が来年2月から6月になりました。
確報値も公表が遅れますね。仕方ないとはいえ、調査から一年以上たってからの結果発表なんて、今の時代ありえない、と思うのですが…。それと、ネットでの調査回答を勧めていること、調査員が調査票回収にあたらないこと、これで正確な調査が行われるのか大変不安です。
・・・
【明治の名邑】
東京に関しては、名邑の選別にあたってアヤフヤな点が多くモヤモヤしているのですが、結城をもって決断しました。
言うまでもなく東京は「特選市街」、品川、八王子、千住の「市街」も納得です。大森の名邑筆頭は少し意外ですが、内藤新宿、府中、板橋、青梅、調布と続く「名邑」陣は順当な結果でしょう。お江戸日本橋から数えて最初の五街道宿場町(日光と奥州は共通なので四街道?は千葉県)がすべて入っています。そのうちの一つ、いち早く東京市に編入された内藤新宿クンに名邑代表をお願いしましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
特選市街東京東京都東京1,121,883東京市2,186,079
市街品川(東京都)品川宿15,874品川町18,056
市街八王子八王子市八王子15,775八王子町27,550
市街千住(東京都)千住12,506千住町22,739
名邑大森(東京都)大森村9,040大森町13,738
名邑内藤新宿 (東京都)内藤新宿6,140内藤新宿町11,147
名邑府中府中市府中駅4,597府中町5,476
名邑板橋(東京都)下板橋宿4,349板橋町10,208
名邑青梅青梅市青梅町3,362青梅町6,174
名邑調布調布市布田五宿3,167調布町4,331

続いて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
日暮里(東京都)金杉村※第一表4,428日暮里村8,751
大井(東京都)大井第二表4,676大井町16,010
南千住(東京都)千束※第二表3,446南千住町17,021
「アヤフヤな点が多くモヤモヤしている」総本山が「準名邑」
金杉村※・・・一部は東京市になったのですが、「本体」は日暮里村となったということで、日暮里を「準名邑」としましたが、どうもすっきりしません。
千束※・・・金杉村の3倍ぐらいモヤモヤしています。南千住町は、千住南組の大部分、千束村の一部…(以下略)で出来上がったのですが、問題は「戸口表」第二表に記載された「千束」がどこのことを指しているのかということです。千束村のことを指しているのであれば、南千住は「準名邑」から外れることになります。ですが、明治12年(1879年)の共武政表では
千束村1,113
千住南組2,335
となっており、また千住大橋から南一帯を「千束郷」と呼んでいたことから、「戸口表」の「千束」は千住南組も含んでいるのでは、と勝手に解釈した次第です。
(参考)は適当に見繕って作りました。
(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
田無(西東京市)田無町第一表2,368田無町2,994
日野日野市日野宿第一表2,353日野町5,127
五日市(あきる野市)五日市町第一表1,509五日市町2,645
新宿※(東京都)新宿町第一表1,366新宿町1,456
箱根ヶ崎瑞穂町箱根ヶ崎村第一表1,115箱根ヶ崎村1,600
氷川奥多摩町氷川村第一表1,095氷川村3,422
町田町田市原町田村第一表811町田村3,809
王子(東京都)王子第二表2,134王子町17,793
岩淵(東京都)岩淵本宿第二表 1,368岩淵町6,878
中野(東京都)中野村第三表3,602中野町10,042
羽田(東京都)羽田村第三表3,181羽田町13,318
淀橋(東京都)角筈村第三表3,126淀橋町18,082
千駄ヶ谷(東京都)千駄ヶ谷村第三表2,783千駄ヶ谷町20,207
渋谷(東京都)下渋谷村第三表1,910渋谷村※27,203
砂川(立川市)砂川村第三表3,885砂川村5,160
新宿※・・・「新宿ブルース」「新宿サタデーナイト」「新宿情話」「新宿そだち」「新宿の女」そして「新宿・みなと町」ン?の新宿ではなく、現在葛飾区となっている新宿(にいじゅく)です。
渋谷村※・・・1909年に渋谷町に

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します
[99942] 2020年 6月 29日(月)10:34:49白桃 さん
名邑三世代.その32(徳島県)
仕事に就いていたとき、地域伝統芸能のイベントで日本三大盆踊りの二つ、「西馬音内盆踊り」「郡上おどり」は見させていただきましたが、ナマ(現地で)のは見ていません。そして、残りの一つ「阿波踊り」(今年は新型コロナで中止とか)なんですが、これもナマで見たことはないのです。三本松から一時間もあれば徳島に行けたのですが、いつか見れるだろうという気持ち、よりも「県境をまたぐ移動」を控えた?気持ちが邪魔をしたのかもしれません。さすがに鳴門だけは何回も行っていますが、高松に行ったのを10とすれば、徳島(市内)へは1も無いのでは。まして、徳島の先へは学生時代に相生(東かがわ市の相生ではなく兵庫県相生市)の友人とただ牟岐線を乗りたくて富岡(阿南市)まで行った一回だけ。十番札所切幡寺から霊山寺までお参りしたことはあるのですが、徳島本線沿いでは鴨島(吉野川市)に行ったぐらい。脇町のうだつも土柱(阿波市)も知りません。かずら橋は渡りましたが、それは仕事での話。阿波池田のアーケード街は直に見た記憶があるのですが、ともかく、あんまり知らない徳島県です。でも、このシリーズ初めての四国なんで前置きを長くしました。('◇')ゞ

【明治の名邑】
徳島(市)は、今でこそ四国四県庁所在地の中で人口最少になってしまいましたが、明治初期には全国で十指に数えられる大都会でしたから「別格市街」も当然です。撫養(鳴門の「前身町」)も「市街」。名邑筆頭、と言っても二枚目以下は無いので「名邑幕尻」とも言えるのですが、小松島になります。1958年(昭和33年)に阿南市が出来るまで、徳島、鳴門、小松島の街は、「全国で市の数最少の徳島県」の看板をしょって立つ(少し意味が違いますか?)のです。このように、【明治の名邑】が三つしかないので、本来はヒラの名邑にお願いする「名邑代表」を、うや撫養にしときましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街徳島徳島市徳嶋57,456徳島市65,561
市街撫養鳴門市撫養17,075撫養町18,837
名邑小松島小松島小松島浦3,917小松島町13,052

続いて「準名邑」
「準名邑」は脇町、池田、貞光の三つ。原則として、「戸口表」人口が2,500人以上でないと「準名邑」にはしないのですが、脇町は徳島県でたった二つしかない「生まれながらの町」(もう一つは撫養)であること、池田は町村制施行後の境域に第三表に記載された池田村(2,644人)が含まれていることから「準名邑」としました。
なお、脇町を「脇」としなかったのは、美馬市の前身町となる脇町(その前身は江原町)と区別するためです。愛着を込めて「脇町」と呼ばれる本来の脇町を「脇」とするのは抵抗感があります。「脇」としたのでは「うだつ」も上がらない?
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
脇町※(美馬市)脇町第一表2,483脇町 7,076
池田※三好市池田第一表1,482池田町6,403
貞光つるぎ町貞光村第三表3,399貞光町5,744
(参考)
富岡阿南市富岡第一表2,188富岡町7,077
日和佐美波町日和佐浦第一表1,571日和佐町4,685
川田(吉野川市)川田村第三表5,848川田村6,842
一條(阿波市)西條村第三表5,077一條村5,546

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
徳島県の「秀邑」は牟岐ひとつ。その牟岐ですが、今はまったく元気がありません。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
二種三級牟岐牟岐町牟岐町7,774牟岐町10,521
(参考)
富岡阿南市富岡町6,332富岡町9,575
池田三好市池田町5,954池田町9,801
山城谷(三好市)山城谷村8,627山城谷村10,303

注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
徳島県の「卓邑」は市制施行の阿南、菊人形の鴨島、地味?な石井、高校野球の「聖地」池田、人口密度四国ナンバーワンの北島、の五つです。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
一種一級阿南(5)阿南市阿南市60,110阿南市56,728
二種三級鴨島(5)吉野川市鴨島町24,119鴨島町25,288
二種三級石井(0)石井町石井町21,505石井町26,023
四種池田(9)三好市 池田町28,403池田町17,163
四種北島(5)北島町北島町10,312北島町19,823
準卓邑
藍住(0) 藍住町藍住町9,912藍住町30,368
参考
脇(0)美馬市脇町21,820脇町18,376

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99938] 2020年 6月 27日(土)07:30:08白桃 さん
名邑三世代.その31(栃木県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
栃木県の「秀邑」は、「準名邑」であった今市、烏山、葛生に加え、小山、田沼、茂木と「戸口表」第一表に記載された街、さらに矢板、氏家、馬頭、益子、黒磯、ま、これぐらいかと思っていたら、間々田、山辺まで計13と数的には充実しています。少し脱線しますが、田沼は田沼氏の家祖が領した地であると伝えられております。また、茂木は「もてき」ではなく「もてぎ」で、ここにあるテーマパークの名は「ツインリング」ではなく「ツインリンクもてぎ」です。現在、激しい人口減少に悩む町では、活性化のために「♪モテキが俺を呼んでいる」という歌を流して…はいないようです。
「準秀邑」は赤見だけですが、(参考)の如く「昭和の大合併」前夜には、宇都宮周辺のみならず県のあちこちに1万人超の「村」が湧いてきています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
二種二級小山小山市小山町10,769小山町21,439
二種三級田沼 (佐野市)田沼町12,595田沼町16,992
二種三級今市日光市今市町10,386今市町18,044
二種三級矢板矢板市矢板町8,340矢板町15,256
二種三級氏家さくら市氏家町7,854氏家町14,199
二種三級茂木茂木町茂木町7,600茂木町11,098
二種三級馬頭那珂川町馬頭町7,288馬頭町10,213
二種三級益子益子町益子町7,023益子町11,697
二種三級黒磯那須塩原市黒磯町6,165黒磯町10,952
二種三級烏山那須烏山市烏山町6,070烏山町10,939
二種三級葛生(佐野市)葛生町5,915葛生町11,112
二種三級間々田(小山市)間々田村5,455間々田町10,304
二種三級山辺(足利市)山辺村5,151山辺町13,835
「準秀邑 」
赤見(佐野市)赤見村7,789赤見町10,582
(参考)
西那須野(那須塩原市)西那須野村5,058西那須野町9,816
那須(那須町)那須村11,591那須村19,700
城山(宇都宮市)城山村9,843城山村13,349
北高根沢(高根沢町)北高根沢村8,654北高根沢村12,531
金田(大田原市)金田村8,312金田村13,548
野木野木町野木村7,982野木村11,018
毛野(足利市)毛野村7,601毛野村10,462
山前(真岡市)山前村6,768山前村10,947
国本(宇都宮市)国本村6,736国本村12,257
平石(宇都宮市)平石村6,364平石村11,179
姿川(宇都宮市)姿川村6,063姿川村14,244
清原(宇都宮市)清原村6,060清原村10,090
大谷(小山市)大谷村5,519大谷村10,155
狩野(那須塩原市)狩野村5,344狩野村10,214

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
栃木県は「卓邑」もしっかりしています。西那須野、那須町、高根沢、上三川、石橋、河内の六つ。加えて、大平と南河内が「準卓邑」になります。「準名邑」であった藤岡が何にもなれず消え去っていくのが残念。なお、卓邑名を「那須」ではなく「那須町」としたのは、那須町の「前身」は那須村ではなく芦野町であることからです。正直言って、「現在の那須町の中心が芦野だ」と誰も思っていないことはわかっています。♪わかっちゃいるけどやめられない。このあたり、自分で作ったルールに自分自身縛られているようです。縛られていると言えば、下野市の「前身」を「卓邑」の石橋ではなく、「準卓邑」の南河内にしているのも何となく辛い。♪つ~らい恋ならネオンの…そこまで。関連するのが下野市のDID。合併によって旧)南河内と旧)国分寺のDIDが一つとなり、DID人口22,487人(2015年)。一方、旧)石橋のDID人口は10,593人(2015年)となっています。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
二種二級西那須野(9)(那須塩原市)西那須野町18,614西那須野町43,186
二種二級那須町(0) 那須町那須町30,359那須町27,027
二種三級高根沢(0) 高根沢町高根沢町21,479高根沢町29,777
二種三級上三川(0) 上三川町上三川町17,766上三川町29,421
四種石橋(8)(下野市)石橋町12,168石橋町19,498
四種河内(5)(宇都宮市)河内村13,400河内町34,310
「準卓邑 」
大平(4) (栃木市)大平村17,228大平町28,490
南河内(2)下野市南河内村10,326南河内町21,235
(参考)
黒羽(0) (大田原市)黒羽町22,345黒羽町17,034
藤岡(0) (栃木市)藤岡町20,299藤岡町19,110
国分寺(2)(下野市)国分寺町9,907 国分寺町16,714
野木(3)野木町野木村9,974野木町26,674

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99935] 2020年 6月 26日(金)07:46:55白桃 さん
三が入る三文字町
本題の前に
[99931]の対戦カードは、北の端には南の端を、と機械的に組み合わせていっただけですが、偶然にも名勝負?が出現しました。それは、
大多喜(千葉県)・・・九度山(和歌山)
です。「九度山」と言えば、「関ケ原」後、真田昌幸・信繁(幸村)が流された地で有名ですが、一方の「大多喜」は徳川四天王のひとり本多忠勝が封じられた地。関ケ原では東軍となった昌幸の長男・信之(信幸)の正室・小松姫は忠勝の娘であります。これだけではどうってことないのですが、忠勝の次男・本田忠朝は関ケ原後に大多喜二代目藩主となりますが、この忠朝、なかなか立派な方だったらしい。やがて、大坂冬の陣を迎えることになりますが、大坂の冬・夏の陣と言えば、真田信繁が派手な活躍をしたと伝えられています。が、本田忠朝は冬の陣でお酒を飲んだせいで大失敗をしてしまう。で、汚名返上と、夏の陣では先陣を切るのですが、不運にも戦死。死の間際に「酒で身をあやまる者を救おう」と言い残したことで死後、「酒封じの神」として祀られています。祀られたのが「酒々井」で無かったのは残念。
死の間際に言ったという話の真偽はともかく、「もう一杯だけ!」と言いそうな白桃には身につまされるお話でした。

さて、究極の「三文字町」として、「三」が入った「三文字町」を集めてみました。
現役は上三川と南三陸の二つだけと寂しいので、OBにも参加してもらいましょう。このOB会の会長は三本松ではなく、夏目漱石の坊ちゃんが降りたという、愛媛の「名邑」三津浜で文句なしでしょうね。初めて知ったのですが、佐賀の「三田川」という名前、吉田、田手、豆田と「田」の付く3つの村と箱「川」村が一緒になったことで付いたのですね。ご苦労様、と言いたいネーミングです。
町名現在町制年月日前身村(町)名戸口表名記載表(人口)1920国調(人口)
三日市黒部市18890401三日市第一表2,363三日市町3,272
三津浜松山市18891215三津口第一表6,465三津浜町11,207
上三川上三川町18930720上三川村上三川村第三表2,206上三川町5,325
三本木大崎市18951031三本木村三本木第二表1,420三本木町4,176
三本松東かがわ市18980211三本松村三本松第一表3,190三本松町3,253
三輪崎新宮市19070615三輪崎村三輪崎第一表3,116三輪崎町3,834
三本木十和田市19100901三本木村三本木村第一表2,101三本木町7,861
三河島荒川区19200211三河島村三河島村第三表1,253三河島町21,623
三良坂三次市19210601三良坂村三良坂第一表1,789三良坂村3,086
三津口呉市19220101三津口村三津口第一表2,209三津口村2,665
三岐田美波町19220417三岐田村西由岐浦村第三表1,099三岐田村5,451
三ケ日浜松市19220501西浜名村記載なし西浜名村9,020
三刀屋雲南市19281101三刀屋村三刀屋第一表1,088三刀屋村2,328
三日月佐用町19340401三日月村三日月第二表1,298三日月村2,945
三井楽五島市19401103三井楽村三井楽村第三表3,572三井楽村6,221
大三沢三沢市19480211三沢村三沢村第三表2,817三沢村7,015
三瀬谷大台町19530401三瀬谷村記載なし三瀬谷村3,801
大三島今治市19550331宮浦村宮浦村第三表2,227宮浦村2,871
大三輪桜井市19550710三輪町三輪第一表2,453三輪町3,635
三加茂東みよし町19590331加茂町加茂村第三表4,111加茂村3,808
三田川吉野ヶ里町19650401三田川村吉田村第三表1,373三田川村3,940
三加和和水町19681101三加和村記載なし神尾村3,280
三日月小城市19690101三日月村織島ヶ里村第三表1,300三日月村5,874
南三陸南三陸町20051001志津川町志津川第一表3,720志津川町6,488
[99931] 2020年 6月 25日(木)08:46:32白桃 さん
第70回選抜三文字有名町大会
やらなければならない事があるときに限って、他の事をしたくなる意志弱く怠け者の白桃です。
「町」でありながら、そんじょそこらの市より(ナニヤカニヤデ)有名な三文字町の大会です。なお、69年前の第一回大会の優勝町は香川県の三本松町であったとか???

一回戦組み合わせ
倶知安(北海道)・・・嘉手納(沖縄県)   長万部(北海道)・・・屋久島(鹿児島)
ニセコ(北海道)・・・高千穂(宮崎県)   野辺地(青森県)・・・南小国(熊本県)
金ケ崎(岩手県)・・・波佐見(長崎県)   大河原(宮城県)・・・四万十(高知県)
八郎潟(秋田県)・・・小豆島(香川県)   真室川(山形県)・・・つるぎ(徳島県)
猪苗代(福島県)・・・田布施(山口県)   上三川(栃木県)・・・津和野(島根県)
下仁田(群馬県)・・・湯梨浜(鳥取県)   大多喜(千葉県)・・・九度山(和歌山)
奥多摩(東京都)・・・田原本(奈良県)   湯河原(神奈川)・・・大山崎(京都府) 
出雲崎(新潟県)・・・関ケ原(岐阜県)   永平寺(福井県)・・・軽井沢(長野県)

優勝候補筆頭は軽井沢です。津和野、長万部、ニセコも有力。ダークホースは下仁田か?。スーパータウン大河原は、一回戦から難敵、四万十とぶつかりますが、これをクリアすればベスト8進出は見えてきます。
[99929] 2020年 6月 24日(水)08:04:46白桃 さん
名邑三世代.その30(栃木県・前編)
【明治の名邑】
栃木県の「明治の名邑」は、宇都宮と足利の二つの「市街」、名邑筆頭の鹿沼に続く、佐野、旧)県庁所在地の栃木、壬生、大田原、日光、真岡に19世紀枠の足尾を加えた十です。アラ、ハテ、当然入ると思っていたところが入っていませんネ。
栃木は明治12年の共武政表では栃木町14,633人となっており「戸口表」の数字とかけ離れています。「戸口表」の第三表には栃木城内村をはじめ、千人を超える5~6の村(町村制施行同時に栃木町となる)が記載されており、「町場」の範囲をどこまでとるかの違いだと思われます。
名邑代表には、かつて行われた(ことになっている)「東かがわ市より市らしい町」全国大会[45435]で優勝した壬生が満場一致?で選ばれました。
足尾は「戸口表」第三表となっておりますが、人口的には鹿沼・佐野・栃木(これを「下野三羽烏」と言いますが、烏山は入っていません)の上をいっています。これを名邑にしなければ、お天道様が許してくれませんぜ。
なお、栃木県は「戸口表」第二表に記載されたところがありません。因みに栃木県同様「二表なし」は、京都、新潟、滋賀、岐阜、福島、岩手、富山、島根、徳島、沖縄と北海道です。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街宇都宮宇都宮市宇都宮町20,475宇都宮市47,114
市街足利足利市足利町14,632足利町38,908
名邑鹿沼鹿沼市鹿沼宿6,922鹿沼町12,728
名邑佐野佐野市佐野町6,815佐野町12,405
名邑栃木栃木市栃木町5,591栃木町26,301
名邑壬生壬生町壬生町4,845壬生町7,517
名邑大田原大田原市大田原宿4,405大田原8,427
名邑日光(日光市)日光町3,495日光町10,229
名邑真岡真岡市真岡町3,110真岡町7,406
19世紀足尾(日光市)足尾村6,309足尾町28,618

続いて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)----- 1908年(人口)
喜連川(さくら市)喜連川宿第一表2,975喜連川町7,823
藤岡(栃木市)藤岡町第一表2,889藤岡町4,535
烏山那須烏山市烏山町第一表 2,844烏山町4,982
葛生(佐野市)葛生町第一表2,765葛生町6,281
今市日光市今市宿第一表2,501今市町9,648
現在のさくら市ですが、明治期には氏家より喜連川が人口も「格」も上位にありました。アラ、あそこがまだ出てこない。

では、(参考)を見ることにしましょう。
(参考)現自治体---1886年 戸口表(人口)-----1908年(人口)
犬伏(佐野市)犬伏宿第一表2,339犬伏町5,968
小山小山市小山宿第一表2,273小山町6,965
黒羽(大田原市)黒羽町第一表2,268黒羽町5,645
佐久山(大田原市)佐久山宿第一表1,966佐久山町3,471
堀米(佐野市)堀米町第一表1,913堀米町3,182
茂木茂木町茂木町第一表1,885茂木町8,327
田沼(佐野市)田沼宿第一表1,885田沼町12,890
芦野那須町蘆野宿第一表1,601蘆野町3,843
石橋(下野市)石橋宿第一表883石橋町2,713
上三川上三川町上三川村第三表2,206上三川町5,312
益子益子町益子村第三表2,031益子町7,391
氏家さくら市氏家宿第三表1,712氏家町6,189
馬頭那珂川町馬頭村第三表1,211馬頭町6,401
矢板矢板市 記載なし矢板町5,602
犬伏は「犬伏の別れ」で有名ですが、何かの本には、真田親子は東西(徳川・石田)に分かれることを決めたのは、ここでは無かったと書いてありました。
小山がやっと登場しますが、1912年(明治45年)東那須野村が分離して町となった黒磯の名前はまだ出しません。って出している。(笑)
茂木、田沼などは後編で触れますが、矢板の名前が「戸口表」に出てこないのがどうも解せません。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99925] 2020年 6月 21日(日)05:57:11白桃 さん
名邑三世代.その29(鳥取県)
シンプル鳥取県
【明治の名邑】
鳥取県の「明治の名邑」は、鳥取と米子が二つの「市街」に、倉吉(名邑筆頭)、境、赤碕の5つです。期待どおり?5つしかありません。でも、鳥取県より少ないのが、次の次で出てきます。乞うご期待。予想に反して名邑に選ばれ、千秋楽で思ってもみなかった「三役揃い踏み」をやることになった平幕力士のようにソワソワしている赤碕に名邑代表になってもらいましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街鳥取鳥取市鳥取28,275鳥取市32,682
市街米子米子市米子11,860米子町19,291
名邑倉吉倉吉市倉吉7,095倉吉町8,121
名邑境港市4,139境町5,982
名邑赤碕(琴浦町)赤崎 3,107赤碕町3,912
「準名邑」はありません。
(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
淀江(米子市)淀江第一表2,449淀江町3,771
鹿野(鳥取市)鹿野第一表2,362鹿野町3,254
八橋琴浦町八橋第一表2,042八橋町3,028
若桜若桜町若桜第一表1,735若桜村※3,113
御来屋大山町御来屋第一表1,729御来屋町1,933
青谷(鳥取市)青谷第一表2,789青谷村3,417
賀露(鳥取市)賀露第二表2,879賀露村3,127
※若桜村は1909年に若桜町となります。
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】もありません。参考までに
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
智頭智頭町智頭町3,243智頭町13,145
若桜若桜町若桜町6,236若桜町7,132
注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】もありません。参考までに
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
岩美岩美町岩美町19,350岩美町14,015
注:(人口)は国勢調査人口
[99909] 2020年 6月 13日(土)04:10:53白桃 さん
御礼二件と5月1日現在推計人口
[99901]N さん
マピオン地図に関して
早速のご連絡ありがとうございます。3D風は気に入っていたのですが、残念です。

[99905]オーナー グリグリさん
白桃さん、タイトル修正しておきました。
お手数おかけしました。ありがとうございました。
 
[99902]さざ波 さん[99904]Takashi さんの記事に関連しますが、(新型コロナの影響で遅れていた)東京都が6月11日に発表したことにより、47都道府県の5月1日現在推計人口が出揃いました。
2015年国勢調査時点より人口の増加を示したのが
市では176市(181市)、町では73町(76町)、村では22村(26村)です。
( )内は2019年10月1日現在の数
以下は増加数上位の市町村とその増加数です。
(因みに東京(23区)の増加数は423,891人です。なんかイヤになっちゃいます。)

川崎神奈川64,071---川口埼玉16,632
福岡福岡63,074 市川千葉16,287
大阪大阪59,683 つくば茨城16,283
さいたま埼玉52,118藤沢神奈川12,146
横浜神奈川35,623調布東京11,585
名古屋愛知34,500 千葉千葉10,269
流山千葉23,011松戸千葉10,131
札幌北海道21,307印西千葉9,153
船橋千葉18,454 仙台宮城9,138
千葉17,999吹田大阪9,046

-------
幸田愛知2,846中城沖縄2,297
南風原沖縄2,713北中城沖縄740
新宮福岡2,708南箕輪長野538
粕屋福岡2,487忍野山梨356
菊陽熊本2,268大玉福島261
八重瀬沖縄1,643宜野座沖縄246
滑川埼玉1,429飛島愛知242
大治愛知1,399恩納沖縄207
大津熊本1,339西郷福島164
東郷愛知1,287読谷沖縄161
[99900] 2020年 6月 11日(木)18:53:10白桃 さん
もういくつ寝ると10万番?
マピオンを、いつもはMicrosoft Edgeで見ているのですが、しばらく前から見れなくなっています。他で見れるからそれでもよいのですが、問題は3D風の地図が無くなっていることです。
どなたかこの辺りの事情をご存知の方はお教えください。

グリグリさんへ
私、[99881]のタイトルをうっかり、
名邑三世代.その26(長崎県・後編)
としましたが、正しくは
名邑三世代.その27(長崎県・後編)
でございます。お忙しいところ恐縮ですが、もし修正できるものであれば修正したいのですが・・・

ついで:
つい先日、3年近く前に自分で作った下のクイズ、二時間ばかり考えてやっと解けたのですが、解いた瞬間、「随分品質の悪い、いや、タチの良くないクイズだった。」とハラが立つやら反省するやら。これ、ミニオフ会で出したかもしれません。大変申し訳ありませんでした。なぜ、これが質の悪いクイズであるか、何かの機会にお話しするかもしれません
以下は、各都道府県で人口が最も少ない市を、A群とB群に分けたものです。
東かがわ市は、AかBのどちらか、そしてその理由を答えてください。
A群
平川 にかほ 尾花沢 本宮 勝浦 (羽村) 加茂 小矢部 勝山
飯山 美濃 下田 宮津 阪南 御所 御坊 境港 美作 江田島
美祢 三好 室戸 豊前 多久 松浦 水俣 津久見 串間 垂水
B群
歌志内 陸前高田 角田 潮来 那須烏山 沼田 (幸手) 南足柄
珠洲 上野原 弥富 熊野 米原 養父 江津 八幡浜 南城
[99899] 2020年 6月 11日(木)18:08:16白桃 さん
名邑三世代.その28(富山県)
富山県は市町村合併が進行した結果、現在は15市町村のみとなっていますが、舟橋村を除いた14市町に【明治の名邑】・【卓邑】併せて26が存在する「名邑県」です。
【明治の名邑】
富山は文句なしの「別格市街」、高岡の「市街」は当然として、いっとき高岡と一緒になっていた新湊も「市街」に喰いこんでいます。名邑筆頭の魚津は、62年前、板東英二と投げ合った村椿投手を思い出します。氷見、滑川あたりは名優でも上級の方、石動に続く八尾に名邑代表となってもらいますが、あの越中おわら節の胡弓の音色、何とも言えないです。現在、富山市となっているところからは八尾の他に東岩瀬、東水橋、四方が入ります。現在の南砺市からは瑞泉寺と木彫の井波、城端、福光。この三つは捨てがたい。中でも福光の街の立派さには驚きました。あと、黒部市の【前身】ではない生地、泊、伏木、上市、小杉と名邑合計19。充実してます。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街富山富山市富山53,556 富山市57,437
市街高岡高岡市高岡17,974高岡市33,603
市街新湊射水市新湊15,762新湊町16,988
名邑魚津魚津市魚津11,540魚津町13,892
名邑氷見氷見市氷見10,595氷見町12,983
名邑滑川滑川市滑川8,896滑川町10,078
名邑石動小矢部市今石動7,828石動町8,815
名邑八尾(富山市)八尾 6,267八尾町6,986
名邑東岩瀬(富山市)東岩瀬6,208東岩瀬町7,505
名邑井波(南砺市)井波5,164井波町5,318
名邑生地(黒部市)生地5,012生地町5,453
名邑東水橋(富山市)水橋※6,230東水橋町5,564
名邑朝日町4,846 泊町6,292
名邑伏木(高岡市)伏木 4,692伏木町8,040
名邑城端(南砺市)城端4,614城端町4,312
名邑福光南砺市福光4,477福光5,037
名邑四方(富山市)四方4,216四方町5,044
名邑上市上市町上市4,152上市町4,450
名邑小杉(射水市)小杉三ヶ3,664小杉町5,111
水橋※・・・町村制施行後の西水橋町の境域も含んでいると考えます。

つづいて「準名邑」等
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年人口)
大門(射水市)大門新第一表2,627大門町1,923
新庄(富山市)新庄新町第一表1,667新庄町3,210
町新庄第一表1,239(新庄町)
(参考)
福野(南砺市)福野第一表2,492福野町3,088
三日市黒部市三日市第一表2,363三日市町3,448
入善入善町入膳第一表2,242入善町2,945
砺波市杉木新第一表1,843出町4,721
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

「明治の名邑」で出尽くしたという訳でもないのですが、【秀邑】 はありません。
(参考)
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
砺波市出町5,017出町6,868
雄山立山町五百石町3,603雄山町12,471
福野(南砺市)福野町3,431福野町12,538
桜井黒部市三日市町3,272桜井町22,721
雄山、福野、桜井いずれも途中で合併を行った結果の人口増です。

注:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】=【卓邑】
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)-----2000年(人口)
一種二級砺波(3)砺波市砺波市36,453砺波市40,744
一種二級黒部市(7)黒部市黒部市31,968黒部36,531
二種二級婦中(2)(富山市)婦中町23,928婦中町34,528
二種三級立山(0)立山町立山町31,285立山町27,994
二種三級入善(6)入善町入善町29,658入善町28,276
二種三級大沢野(0) (富山市)大沢野町17,705 大沢野町22,642
四種福野(5)(南砺市)福野町16,386福野町14,682
やっと「名邑」となった砺波ですが、現在の砺波市にDIDは存在しません。「散居村」の名残でしょうか?、中心の出町も結構しっかりした街並みだと感じたのですが・・・
卓邑名が「黒部市」となっているのは、すでに生地が【明治の名邑】になっているからで、「黒部市」の【前身町】は桜井町で、【初代前身町】は三日市町となります。
入善のジャンボすいか、一人で食べられるのか???

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99883] 2020年 6月 5日(金)13:05:30白桃 さん
四国四県34市の「初代前身町」等
連投失礼いたします。([99882]のつづきです。)
以下は、四国の34市を「初代前身町」の町制施行年月日が早い順に並べたものです。もっとも、須崎から観音寺までは、所謂「村を知らない町」ですので、町制施行日は同じ日として良いでしょう。また、「町を知らない市」の、高知、徳島、松山、高松は当然ながら省いています。
「初代前身町」の後ろに◎をつけているところは、「本源因子町」でもあるところです。また、「最古因子町」等欄に書かれた町の後ろに
〇を付けているところは、町制施行日が「初代前身町」と同じ、
☆を付けているところは、「本源因子町」
※を付けているところは、「最古因子町」
欄がブランク、または〇付きの町が記載されているところは、「初代前身町」=「最古因子町」となります。
(注)四国中央市の市制施行日は川之江市と伊予三島市の市制施行日を記載。つまり、川之江と伊予三島は町制施行日も市制施行日も同日っていうことです。
市名市制施行日---初代前身町町制施行日---最古因子町等町制施行日
須崎1954.10.01須崎◎1889.04.01
南国1959.10.01後免◎1889.04.01
鳴門1947.03.15撫養◎1889.10.01
今治1920.02.11今治◎1889.12.15
宇和島1921.08.01宇和島◎1889.12.15吉田〇1889.12.15
八幡浜1935.02.11八幡浜◎1889.12.15
西条1941.04.29西条◎1889.12.15
大洲1954.09.01大洲◎1889.12.15長浜〇1889.12.15
伊予1955.01.01郡中◎1889.12.15
西予2004.04.01宇和◎1889.12.15
丸亀1899.04.01丸亀◎1890.02.15
坂出1942.07.01坂出◎1890.02.15
観音寺1955.01.01観音寺◎1890.02.15
安芸1954.08.01安芸◎1895.11.21
香美2006.03.01山田◎1896.01.27
さぬき2002.04.01志度◎1898.02.11津田〇1898.02.11
東かがわ2003.04.01三本松◎1898.02.11
四万十1954.03.31中村◎1898.11.10
四国中央1954.11.01川之江◎1898.11.21三島〇1898.11.21
宿毛1954.03.31宿毛◎1898.12.20
土佐1959.01.01高岡◎1899.03.01
善通寺1954.03.31善通寺◎1901.11.03
三好2006.03.01池田◎1905.10.01
阿南1958.05.01富岡◎1905.10.10
新居浜1937.11.03新居浜◎1908.01.01
吉野川2004.10.01鴨島1908.07.20川島☆1907.10.01
小松島1951.06.01小松島◎1908.11.01立江※1908.07.20
室戸1959.03.01室戸◎1910.01.01
土佐清水1954.08.01清水◎1924.09.15
香南2006.03.01野市1926.02.01赤岡☆1899.02.15
美馬2005.03.01江原1928.11.10脇☆1889.10.01
阿波2005.04.011928.11.10市場☆1907.11.01
三豊2006.01.01高瀬1955.03.31仁尾☆1924.04.01
東温2004.09.21重信◎1956.09.01川内〇1956.09.01
ま、もったいぶってクドクド書きましたが、34市を人口順に並べるよりは、「初代前身町」の町制施行日を早い順に並べたら、東かがわ市も少しは溜飲が下がるのではないでしょうか。('◇')ゞ
~~さて、ここから独り言。
「他国と比べて民度が違う」と発言した首相も経験した大臣を選出した選挙区の方々は、「民度」が特に高いのかしら?
さあて、今晩はデスクトップ鉄さんのクイズに挑戦します。


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