[41794]ぢゅのさん他
他の大都市圏ではどうか分かりませんが、少なくとも東京においては場所の表現に「駅名」を用いることがメジャーだと思います
郵便局、ということと絡めてみますと、東京の郵便局は、「○○駅前郵便局」という名前の付け方が多いような気がします。山手線の各駅だけ見ても、品川、大崎、目黒、恵比寿、原宿、新大久保、池袋、大塚、巣鴨、駒込、西日暮里、日暮里、上野、神田に“駅前郵便局”があります。
#原宿駅前局のように、“駅前”というにはちょっと距離が離れているところもありますが。
山手線に限らず、錦糸町駅前局だの、田園調布駅前局だの、赤羽岩淵駅前局だの、JR・私鉄・地下鉄問わず「○○駅前郵便局」の多いこと! 駅名そのものが“地名化”しているとでも言ったらいいでしょうか。駅名を示すだけで、ここだ、ということがはっきりわかるのでしょうね。
一方、大阪。
大阪環状線の各駅を見ても、「○○駅前郵便局」という名前の付け方をしているのは、鶴橋、福島の2駅だけ。大阪市内には約400の郵便局がありますが、“駅前郵便局”は、安治川口、今川、西中島南方、徳庵、ポートタウン西、を合わせた7局しかありません。
しかも、そのうち5局は「大阪安治川口駅前郵便局」「東住吉今川駅前郵便局」などのように、市名(または区名)+○○駅前、という名前の付け方であり、東京のそれとはやや趣が異なります。自治体名が先にあって、その中の○○駅前…という順序であり、東京のように駅名がすなわち場所の表現に使われている、というわけではないように思えます。
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ところで、我が家には1978年の東京都区分地図(昭文社)がありました。羽村町があったり、江戸川区の大半が住居表示未実施だったり、都営新宿線がなかったりしてます。わりと保存状態は良いかなと。