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[103604]2022年1月7日
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[103586]2022年1月7日
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[103578]2022年1月6日
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[105538] 2022年 9月 18日(日)21:57:31あきごん さん
十番勝負解答
問八:宇陀市

データを見付ける能力に乏しいので、とりあえずわかる所で…。
[105485] 2022年 9月 17日(土)21:06:18あきごん さん
十番勝負解答
問七:葛城市

 さすがに、もう出しておきます。
[105454] 2022年 9月 17日(土)00:08:48あきごん さん
十番勝負解答
今回もよろしくお願いします。

問四:奄美市

 とりあえず、ひとつだけ勝負しておこうと思います。あとは、もう少し確度を上げてから…。
[105389] 2022年 9月 4日(日)11:36:38あきごん さん
Re:江曽島ロータリー
[105388]おがちゃんさん
「江曽島ロータリー」で検索すると宇都宮市立図書館や地元の店舗の案内での使用事例が見られ、おそらく周辺地域ではロータリーとして一定の認知があるのではないかと思います。
ですので、「もどき」としてコレクション末尾への収録を検討しても良いのでは、と考えた次第です。

 情報提供ありがとうございます。
 ロータリーの定義には当たりませんが、過去の経緯 も含めてコレクションに収録すべき価値ありと思います。
 「もどき」かも知れませんが、タクシーでロータリーまでと言ったらここに連れて行ってくれるなど、地元では江曽島ロータリーで通っている事などから「通称ロータリー」が適当と判断します。

 …と、ここまで書いて、コレクションを確認したら通称ロータリーに既に 収録済み でした。
[36658]みやこ♂ さんの投稿によるもので、記事番号からも分かるようにかなり以前(2005年)から収録されているようです。ロータリーといったら、ここを思い付くと言っておられるように地元では有名な通称ロータリーなのでしょうね。
[105386] 2022年 9月 3日(土)17:38:25あきごん さん
昼夜間人口比率
[105372] ぺとぺとさん
統計上、B市と周辺市町村との関係においては、概ね流入人口が流出人口を上回っています。海南や田辺に対してもわずかとはいえ流入超過となっているのには驚きました。
 市町村間の関係がわかるデータがあるのを知りませんでした。ありがとうございます。
 日高町、美浜町、日高川町、印南町、由良町については、やはり就業や通学などで御坊市に集まってきているという裏付けになっていますね。
 ぺとぺさんもおっしゃっておられるように、海南市や田辺市からも流入超過なのは驚きました。確かに御坊市は寺内町として発展し、地域の中心地であるので、店舗や営業所などの就業場所のほか高校(国立高専もある)などへの就学などでも周辺からの流入はあるのだろうなとは思いましたが、海南市や田辺市などの別の中心市からも一定の流入があるのは少し意外でした。
 昼夜間人口比率が高くなる理由が良く分からないと書きましたが、やはり新庄市などと同じく「地方の中心市で周辺の町村からの流入がある人口の少ない市」が比率として高くなるひとつのパターンなのだろうなと納得しかけています。

[105377] メークインさん
東京都の離島自治体の昼間人口を抽出してみました。
全自治体が100%以上という驚くようなデータでした。
 確かに他市町村からの通勤通学が考えられないので、理由付けが難しい結果ですね。やはり[105382]で白桃さんもおっしゃられているように国勢調査における調査票への記入の仕方の問題があるように思います。その言わばノイズのようなデータが人口の少ない離島の村では大きく出てしまうのでは無いでしょうか。

 実はこの問題については私にもひとつ思い当たる節がありまして…。
以前、県内某村に単身赴任していたことがあり、その時にちょうど国勢調査がありました。国勢調査のルールでは、一週間の内4日以上寝泊まりしている場所が居住地になるはずなので、月曜の早朝に自宅を出て金曜の夜に帰ってくるまで4泊している単身赴任先が居住地になりますが、「俺の家は天理じゃあ」と居住地には天理市の自宅、就業地は某村の勤務地を書いた覚えがあります。(住民票も移していたにもかかわらずです。)わたしは某村の流入人口を増やしていました。
 おそらく、そういうルール通りに調査表を記入しない不届き者が一定数いるので、人口の少ない村の中にはノイズが誤差として出てしまう事があるのかも知れません。離島などでは単身赴任者や一定期間だけ就業されている方が一定数いると思われるので、それらの方が果たしてルール通りの書き方をしているか?が原因のひとつではないでしょうか。おそらく家族のいる自宅に居住していることになっているパターンが多いのではないでしょうか。現在の国勢調査では調査員が回収して確認することは基本ないので、それらも調査結果として集計されるはずです。

 そして、もうひとつ昼夜間人口比率が高くなるパターンで、離島でない山間の村というのがあります。今回のクイズの北山村がそれに当たると思うのですが、奈良県で言うと川上村や下北山村が高くなっているパターンでしょうか。事情が分かる奈良県の村でいうと、これらの村はキャンプや温泉などである程度の入客数があり、林業や建設業などもベース産業としてあります。ここで昼間人口を増やしている要因のひとつは、村外から通勤してくる元村民なのではないかと思います。森林組合であったり役場であったり建設会社であったり、村の若者が村内に就職しても、結婚や子供の就学を機に村を出るパターンをいくつか見てきました。下北山村でいえば、三重県熊野市まで車で30分少々なので通勤可能です。子供の教育や日常生活の便利さから熊野市に住んで、お父さんは下北山村へ通勤し、たまには実家に顔を出すというパターンです。
 また、村の若者は中学を卒業したら高校進学を機に村を出ますが、高校や大学を卒業しても村には帰ってこず、役場や森林組合の新規採用者が村外者ということも珍しくないようです。結果、村外からの通勤者が増え、一方で人口は減少の一途ですので、昼夜間人口比率は上昇…。
 道路整備で便利になった過疎の村が、逆に人口流出を起こしているような現象で複雑な思いです。

 これまで昼夜間人口比率が高い市町村は、大都市部や工業地帯だとばかり思っていたので結果自体が意外でしたが、原因を色々考えていく中で、なかなか興味深いデータだと感じました。
[105371] 2022年 9月 1日(木)09:56:53【1】訂正年月日
【1】2022年 9月 1日(木)18:27:02
あきごん さん
Re:昼に人が集まる村もあるクイズ
[105369] 白桃 さん
ここから問題です。
2020年国勢調査人口(夜間人口)を比較すると、A町・B市・C村の合計と東かがわ市、どっちが多いでしょう・・・???

 A町・B市・C村はどこでしょう、が問題ではないのですね。まあ、この手の問題であれば、東かがわ市の方が人口が多いというのが答えでまちがいないと思うのですが…。(笑)

 私の推測が間違っていなければ、実はつい先日A町へ行ってきたばかりです。下界より6~7度も涼しく、歩くのには快適でした。白桃さんはエルサレムを引き合いに出されておられますが、私の印象はチベットですね。奈良市に生まれて天理市に住んでいますが、また違った雰囲気をもった非常に特徴的な町です。
 B市は同県の南部に行く時に必ず通過するので名前は子供の頃から知っていますが、なぜ昼夜間人口比率が高いのかはよくわかりません。やはり地方の中心として、周りの町村から人が集まるからなのでしょうね、有名なお寺もありますし。
 C村は一度行ったことがあります、20mくらいだけ…。昔は隣県からは陸路で行くのは困難だったのでしょうが、今はトンネルがあるので車でも容易に行けます。そのトンネルを通ってC村側坑口まで行って帰ってきたので20mだけ行ったことがあります。(トンネル部分も入れたらプラス千数百メートル)ここが昼夜間人口比率が高いのは奈良県で川上村や下北山村が入っているのと同じタイプだからなのでしょうね。人口的には上北山村に近いですが。

 結論として、これら市町村をひっくるめても東かがわ市にはかなわないというのが答えで宜しいでしょうか。
[105360] 2022年 8月 28日(日)17:34:17【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 28日(日)17:37:14
あきごん さん
Re:【第六十一回】全国の市十番勝負(開催期間について)
[105346]グリグリさん
来年から予定している年4回開催(1月 4月 7月 10月)と開催期間短縮に向けて、今回は試験的に10日間で実施したいと思います。金曜日の夜から日曜日までというパターンです。開始を土曜日か日曜日にした方がよいのかもしれませんが、いかがでしょうか。

 期間短縮についての試験という意味では良いタイミングだと思います。
 金曜日開始については、学生や現役世代で土日が休みの人間にとっては、開始時から参戦できるかどうかが当日まで分からないという事も起こりえますが、土日が休みでない方や多忙な方からすると、これまでからそういう条件であったわけですから、そこは参加者が合わせていくことかと思います。私もなるべく、当日はあまり残業せずに帰れるように調整したいと思っています。(うまくいかなかったら、それも準備不足という事でしょうがないかと思っています。)

 また、初心者に毛が生えた程度の者の意見としては、初日の夜に全問解答することはできませんので、金曜開始にすることで土曜日曜に考える時間をとることができるのでありがたいです。前回のトライアルは土曜21時から土曜21時までの7日間だったので、土日ベースでいうと実質二日目の日曜日1日間だけで、ほとんど平日開催状態で中々気忙しかったように感じました。今回の日程であれば土日が2週あるので余裕があるように思います。…とは言いつつも、実際、土曜開始が良いのか金曜開始は良いのかは、多分やってみないと分からないと思いますので、試験開催の意味でも意義があると思います。
 あと開始日以外で一番影響がありそうなのが、初心者の方にとっては開催期間が短くなる事でヒントが少なくなる事でしょうか。2週間開催では、ノーヒント期間をある程度取って、徐々にヒントを出していき最終ヒントは答えに近いヒントで初心者でも最後まで頑張れば完答が可能という感じだと思います。(私も初回、2回目は完答が目標だったので、そういう感じだったと思います。)
 ノーヒントで答えたい上級者とヒントが無いと答えることが難しい初心者のバランスをどう取るかが難しいように思います。例えば、これまで1日使っていたアナグラムの解答を他ヒントと同日にしてヒント数を確保するとか、SVヒントなど初心者にも分かりやすいヒントを活用するとか…、これも試行錯誤するしか無いのかも知れません。

 何れにしても、十番勝負がこれからもより良く、継続できるように改良を続けていただいているグリグリさんには感謝いたします。次回も開催を楽しみにしております。
[105318] 2022年 8月 20日(土)17:29:32【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 20日(土)18:49:46
あきごん さん
1890年奈良県の市町村人口
[105305] YTさんの
明治23年(1890年)12月31日における日本国内の人口上位500市区町村
 を拝見していて、地元奈良県内の町村を見ていて興味がわいたので、抽出して少し分析してみました。500位以内に入っている奈良県内の市町村は10町村なので、奇しくもトップ10になりました。

◆1890年12月31日における奈良県の市町村現住人口 上位10位
順位郡名市町村名現住人口  備考
1添上郡奈良町24,209現奈良市中心部
2添下郡郡山町12,770現大和郡山市中心部
3吉野郡十津川村10,399現十津川村域
4山辺郡二階堂村7,796現天理市西部
5吉野郡下市町7,535現下市町北部
6山辺郡山辺村7,130現天理市中心部
7式下郡川東村7,110現田原本町東部
8高市郡白橿村7,070現橿原市南部
9吉野郡大淀村7,021ほぼ現大淀町域
10宇智郡五條町6,637現五條市中心部

 表にしてみたとき、上位の2町、県都奈良と柳沢15万石の城下町郡山が1位2位なのは予想通りですが、予想外だったのが3位の十津川村です。これについては後述しますが、他の中心地域を押しのけて3位に入っているのは複雑な思いです。そして4位以下も「村」が並んでいます。現在の居住地である旧二階堂村が4位というのも、天理市の中心部にあたる山辺村が6位、さらに隣の川東村が7位と現在の人口分布と比べると随分と違和感のある町村名が並んでいるのが何とも不思議な印象をうけました。
 当時は鉄道も発達していないため、大阪への通勤がほぼ無く職住近接であった事から、農業も含めて産業が盛んで面積の広い町村の人口が多くなっている傾向が見て取れます。10位の五條町はかつては代官所も置かれた南部の中心地でしたが、面積が小さいので辛うじて10位には入ったいう感じでしょう。「町」でいえば、当時の高田町や桜井町、八木町、御所町、上市町、田原本町などの地域の中心となる町がランク外となっているのは、やはり何れも面積が小さい事によると考えられます。

 さて、3位に入った十津川村ですが、これは1890年12月の人口統計であるからといえます。十津川村は同年6月に十津川郷6か村が合併し、1つの十津川村になった事により人口上位になった訳ですが、これは、その前年の1889年8月に発生した十津川大水害により甚大な被害を受けた事に起因するものであり、非常に複雑な思いです。

 本題からは外れますが、1889年の十津川大水害について少し紹介したいと思います。
 1889年8月に秋雨前線と台風によって日雨量1000mmを超える豪雨が降り続き、十津川郷全域で1080箇所の大規模な山腹崩壊が発生。37箇所で天然ダムが発生し、天然ダムの決壊に伴う大洪水により甚大な被害が発生しました。十津川郷(北十津川村、十津川花園村、中十津川村、西十津川村、南十津川村、東十津川村の6か村)では、村民12,862人のうち死者168人、全壊半壊家屋は全戸数の1/4にあたる610戸。堆積した砂礫は平均30mの厚さにもなり、耕地埋没や山林崩壊などで生活基盤を失った者は約3000人に及び、被災者2,691人が1889年10月に北海道に移住し、新十津川村が作られました。そして、翌1890年6月に十津川郷6か村が合併し、現在の十津川村が作られました。
 大水害の前の人口規模であれば、十津川郷で考えれば郡山町を超えて県内2位のレベルなのですが、そもそも大水害が無ければ大合併も行われていなかった訳で、ランク外となっていたはずです。それらの歴史を知っているが故、このランキングを見たときには非常に複雑な思いがありました。
 しかし、今と同じ巨大な十津川村域とはいえ、この時代の吉野の山間部に10,000人を超える人口があったというのは、流石は、壬申の乱以来、幕末まで村落共同体として存在し続けた十津川郷だなと感じ入る次第です。

 本題に戻りますが、トップ10を見るに付け、地域の中心地だった五條や高田等を押さえて、二階堂村が4位になっていたのは本当に驚きました。(4位以下はドングリの背くらべの印象はありますが…)おそらく産業といっても農業くらいしか無い農村であったと思われますが、山林が無く耕地面積が広いので人口も多かったのでしょう。逆に五條や高田などは江戸時代から市街地が形成されており、その地域が町となったので面積の小さいコンパクトな町になったと考えられます。
 現在であれば、都市部=人口が多い。農村部=人口が少ない。というのが、当たり前の感覚なのですが、明治期の町村の単位は以前からの集落の集合体である事も多く、町村単位の人口として考えると、必ずしも都市部の人口が多いとも限らないというのは新しい発見であり、都市の形成過程が垣間見れて、なかなか興味深いデータだと感じました。
[105303] 2022年 8月 17日(水)22:43:51あきごん さん
終着駅に執着?
[105301] 伊豆之国さん
 タイトルの「執着駅」は変換ミス? ワザとだったら芸が細かいですね。どうでもいい所に執着してしまいました。

 ちなみに、Z町の同名力士で、横綱○島の学生時代からのライバルの先代○山で答えがわかってしまった私は若年層を名乗ってよいのでしょうか。
 Y町は、ヒントが簡単すぎて問題を見る前にわかってしまいました。東京へは何度も行っていますが、実は私、Y町へは行ったことがありません。江戸時代なら避けては通れなかったんでしょうが。
[105290] 2022年 8月 16日(火)18:22:37【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 16日(火)19:07:17
あきごん さん
Re:北海道・東北地方の昼夜間人口比率トップ20(クイズ付)
[105288] 白桃さん
問題:唯一の市である20位はどこでしょう。

 ヒント3で見当がついて、ヒント2で確信したのですが、私は、この県には海沿いの倉庫群が美しい市に立ち寄っただけで、内陸部は通ったこともないので、なぜ、この市が昼夜間人口比率が高くなるのか皆目見当がつきません。いったい何があるのか、若しくは地理的な関係性から結果的に高くなっているのでしょうか?

ちなみに[105289] 千本桜さん
熟年向けのヒントをいただいたので、すぐにわかりました。しかし、若年層にはチンプンカンプンなヒントのような気がします。

 私はヒント1ではチンプンカンプンで、千本桜さんのサービスヒントもよくわかりませんでした。
 ということで、私は若年層に該当するという結論でよろしいでしょうか。
[105286] 2022年 8月 15日(月)17:37:58あきごん さん
ロータリーコレクションのラウンドアバウト追加について②
 ロータリーコレクションのラウンドアバウトについて、6件を追加、1件を修正しました。

宮城県仙台市太白区上野山  (2021年) ※高架橋下交差点を改修  参考リンク
千葉県長生郡長生村岩沼 八積駅前  (2022年) ※マップ類は改修前  参考リンク
三重県多気郡多気町ヴィソン① 多気ヴィソンスマートIC (2022年)スマートICへのアクセス道路に導入  参考リンク
三重県多気郡多気町ヴィソン② ヴィソン (2022年)複合リゾート施設入口前に導入  参考リンク
大阪府茨木市彩都やまぶき (2021年) ※マップは整備前(航空写真は造成中) ※箕面市から茨木市に修正しました
熊本県玉名郡南関町関町 (2022年) 南関町役場移転に伴い供用
沖縄県糸満市糸満② (2022年) ※信号交差点をラウンドアバウト化 ※マップ類は改修前  参考リンク

 警察庁における令和4年3月31日現在データと突き合わせを行って抜けている箇所を追加、修正を行いました。これで、とりあえずは現時点での国内のラウンドアバウトは網羅できてると思います。(4月以降の供用は抜けがあるかも知れませんが…。)
 もし他に供用の情報があれば、情報提供いただけるとありがたいです。
[105279] 2022年 8月 13日(土)17:10:10【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 13日(土)17:14:57
あきごん さん
ロータリーコレクションの追加について
 本日、ロータリーコレクションのラウンドアバウトについて、以下の5件を追加しました。

宮城県亘理郡山元町花釜① (2022年) ※マップ類は復興道路開通前 参考記事
宮城県亘理郡山元町花釜② (2022年) ※マップ類は工事中 参考記事
宮城県亘理郡山元町牛橋  (2022年) ※マップ類は整備前 参考記事
静岡県浜松市中区西伊場町 (2022年) ※マップ類は整備前 @のの字な道
滋賀県東近江市山上町   (2022年) ※マップ類は改修前 @のの字な道

 いずれも、今年に入ってから供用開始されたラウンドアバウトですので、当然といえば当然ですがマップも航空写真もストリートビューも更新されておりません。なお、下2件の浜松市と東近江市の案件については、参照記事欄の参考リンク「@のの字な道」に詳しいレポートがありますのでご覧ください。
 開通したものは、なるべく早くコレクションに加えたいと思うものの、悲しいかなマップ類の更新が追いついていないので、地図をリンクさせても何だか良く分からなくなってしまう箇所が多いのが悩みの種です。なるべく紹介されているサイトを、参考リンクとして掲示したいと思います。

 上3件の宮城県亘理郡山元町の3箇所は、東日本大震災の復興事業としてJR常磐線が内陸移設された跡を利用し、復興道路として町道が先日8月10日に開通し、町内3箇所にラウンドアバウトが新たに供用されたものです。 (参考記事) 一部箇所は航空写真で形状が確認できます。
 新しいラウンドアバウトができるのはコレクション編集者としてはうれしいのですが、震災により街が変わってしまって新たに作られる、というのは正直複雑な心境です。ラウンドアバウトは信号がないため、大規模災害でも停電などによる交差点の混乱がないなど、災害時の適正が高いため復興事業でも採用されるケースが見られます。
 ラウンドアバウトはうまく作れば、街のランドマークにもなり得るものなので、復興のシンボルとなる事を祈りたいと思います。
[105269] 2022年 8月 11日(木)18:09:59【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 11日(木)18:25:57
あきごん さん
Re:電子掲示板
[105257]グリグリさん
落書き帳は「電子掲示板」と呼ばれる地理好きなら誰でも語り合えるコミュニケーションの場です。電子掲示板ってSNSとは違うの?とかブログのこと?とか意味不明かもしれませんね

 [105256]黒猫さんのコメントで、SNSを使いこなしているはずなのに何が分からないのだろう?と思っていたのですが、子供の頃から普通にインターネットがあって、FacebookやTwitterに親しんでる世代の方たちからすると、電子掲示板がむしろ良く分からないツールなのですね。私的には落書き帳を見たときに、「ああ掲示板ね」という感じでなじみやすかったのですが、最近では色々なコミュニケーションツールがあるのでマイナーな存在にはなっているのですね。
 また掲示板の趣旨からいうと、正直、私も最近、落書き帳が十番勝負用ツールの色彩が強くなっているようには感じていました。勿論、十番勝負は楽しいし、それがきっかけでやってきた人間なので、それはそれで重要な話題なのですが、アーカイブを見ていて過去の色々な議論を見るにつけ、その頃メンバーだったら良かったなと思うものが多々あります。(例えば北陸新幹線など)
 できれば十番勝負の合間の時期にも落書き帳が盛り上がるように、話題を提供していければと思っています。

 ちなみに今回レスしたくなったのは、グリグリさんの説明の中にあった「記帳記録」を見ていたら、GLinGLinさんのHPトップにたどり着いて、ものすごく懐かしさを感じたからです。都道府県市区町村のルーツを知ることができたとともに20年程前の事を色々と思い起こされました。
 私がパソコンを買ってインターネット接続をしたのが2000年なので、ちょうどその頃にはどんどんHPを充実されていたのだろうと思います。個人HPも玉石混交で、雑誌なんかにおすすめのHPが載っていたのを記憶しています。長い年月をかけてでしょうが、GLinGLinの充実ぶりはすごいと思いました。(今、見させてもらって個人的には、おそらくメインであろう切手や野鳥のコーナーよりも、お子さんの聞き違い集のコーナーが微笑ましくて一番好きです。(笑))
 若者チームの方には意味不明だと思いますが、我が家では当時、インターネットはダイヤルアップ接続(死語?)だったので、遅いわ電話代がかかるわ、ずっと電話が話し中になるわで長時間インターネットをしていたら家族からブーイングものでした。光回線が当たり前の今では考えられない時代です。2年後くらいにADSLを導入して、やっと常時接続環境を得ましたが、グリグリさんは、おそらくかなり早くからISDNを契約されていたのでしょうね。この20年でネット環境の充実ぶりは本当にすごいと思います。
 あと、20年前の記帳ページを見てびっくりするのが、個人情報を載せまくっていることですね。みんな平気で本名を使っていますし。当時は別に何とも思わなかったのですが、今から見たら、ちょっとびっくりしますね。今なら本名から検索をかけて個人を特定される危険がありますが、当時はインターネットでそこまでできる時代ではなかったし、ほとんどの人がそこまでできるようになるとも思っていなかったのでしょう。
 GLinGLinのページで、なにかタイムスリップをしたような楽しい思いをさせていただきました。
[105241] 2022年 8月 6日(土)11:29:02あきごん さん
新町
[105238]っっっっっっっさん
新町がついている地名 よろしくお願いします。群馬県の新町、信州新町、青梅市の新町(もと居住区)しか知らないので、よろしくお願いします。

 何を要望されているのか良く分かりませんが、新町がつく地名を知りたければ検索をかければすぐ出てきます。
 例えば、「新町」ならば全国で171箇所 (検索サイト)
 「○○新町」を含めるならば全国で929箇所 (検索サイト) もあるみたいです。
 サイトによって、微妙に検索結果は変わるので、興味があれば色々調べられたらどうでしょうか。

 新町という地名は昭和というか、特に戦後に新たに町が広がった際に○○新町という名前を付けがちなのか、至る所で見受けられます。私自身も学生時代、三口新町に住んでいましたし…。正式町名ではありませんが、今も新しく出来て分かれた自治会なので、西新町自治会という名前の自治会に所属しています。
 自分の自治会の名前も含めて、安直なネーミングだと思いますね。(笑)
[105220] 2022年 8月 2日(火)18:33:53あきごん さん
第2回十番勝負トライアル感想
 実行委員の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
 今回のトライアルは光栄というか意外なことにハンデCを頂き1日遅れのスタートとなりました。メダル争いには参加できませんでしたが、他を気にせずゆったりと取り組むことが出来たので、それはそれで良かったと思います。
 初日はとりあえず、ざっと全体を見た後は問題市をコピペしプリントアウトまでしましたが、解答できるのは翌日の夜なので具体的な検討はしないで寝ることとしました。翌日は午前中に用事を済ませて、午後から問題に取り組みましたが、もう既にたくさんの解答が出ており、おそらくメダルは残らないだろうなということで、安全運転のマイペースで解答することにしました。

 まずは、初見でなんとなく見当がついていた2問。

問二:金沢市  ■新幹線の駅がある市(ミニ新幹線を除く)
 まず北斗市に目が止まり、最後の鹿児島市まで新幹線の匂いがプンプン。秋田市と武雄市が該当しない市ということで、フル規格と開通済みのみという事を示している事が分かったので、共通項の確証を得ました。奈良県には新幹線の駅はないので、縁(ゆかり)のある市ということで、北陸新幹線開通後はまだ行けていないのですが学生時代を過ごした金沢市で。

問六:天理市  ■春夏の高校野球の優勝校が所在する市 (優勝当時の学校所在地。優勝当時は町村でも、現在の市域にあればよい)
 最初に見た瞬間、高校野球の四文字が思い浮かびました。特別、高校野球ファンというわけではないですが、苫小牧市(駒大苫小牧)、さいたま市(浦和学院)、大東市(大阪桐蔭)、和歌山市(智弁和歌山)、三好市→旧池田町(池田)がすぐに思い浮かびました。もし今回ノーハンデであったら、まずこの設問でメダルを狙いに行っていたと思います。季節柄、夏の甲子園優勝校のある市だろうと思ったので地元の天理市で。(浦和学院が選抜のみ優勝とは思っていませんでした。)もし夏の甲子園のみであれば、既解答の敦賀市は該当しないのでギリギリ銅メダルだったのですが、よくよく考えると想定解数が合わないので春夏ともOKですよね。この問題、問題市の選択がシブイなあと感心すると同時に出題者は若者チームではないなと確信しました。和歌山市が富田林市か有田市だったらもっと良かったのに…、というのはおじさんの独り言です。

 続いて、なんとなく方向性が見えていた2問を検討。

問四:御所市  ■人口が2万人台の市
 問題市が全体的に人口が少ない印象があったので、過疎地域かと思いましたが、想定解数が全然合いません。人口の少ない市ランキングだとしたら83という想定解数は中途半端だし、美唄市が該当しないのはおかしい。それでも人口関係がかなり怪しそうだったので、人口ランキングで該当しない美唄市を探すと19,901人。本宮市は30,121人。上下を挟むセオリー通りの出題で人口2万人台の市であることを確信しました。解答は県内の市から仕事で知り合いも多い御所市で。

問一:大和高田市  ■名前に他の市名を含む市
 初見で名前関係かなと、なんとなく見当はついていましたが、分かりそうで分からず、試しにサイト内検索をかけたら、そのものズバリの答えが出てきてしまいました。急ぐ必要はなかったので、既解答市も含めてもう少し問題を見て答えを出しても良かったのかなと感じています。この問題は、検索を頼らなくても気付くようにならないとダメだなと反省です。県内の市から大和高田市を解答。

 他にも問三や問七など、分かりそうだけど共通項が確定できない問題がありましたが無理せず、とりあえず初日は4問のみ解答することにしました。

問七:柏原市  ■読み仮名の最後が「ら」の市
 今回、一番悔しいのがこの問題です。まず、なんで、すぐに分からなかったのかが分からない。既解答も含めたら10市も並んでいるのに、こんな単純な事に気付かないとは…。気付いた時は、脱力感でぐったりしてしまいました。しかも橿原市を見落として、「県内市が残ってないので柏原市」などと間抜けなコメントまでしているのですから、なんとも情けない…。普段、「県内のかしはら」市 ですか?「大阪のかしわら」市ですか? と確認することも良くあるのに、橿原市を見落として柏原市を答えるとは…。市盗りは関係ないとはいえ、今回は縁のある市で揃えたかったので大変悔しく思いました。

 とりあえず、ノーヒントはここまで。5問/10問なので、まあ実力的にはこんなものでしょう。
 このあとの第1ヒントの区町村ヒントでは、結局、新たには1つも共通項確定ができず、SVヒントからのリスタートとなりました。

問五:函館市  ■各都道府県の市のうち自治体コード順が2番目の市
 SVヒントの「コード」がズバリでしたね。比較的人口の多い古くからの都市が並ぶ中、室戸市が違和感ありありで、Wikipediaで室戸市の特徴を調べたものの良く分からず、もどかしい思いをしておりました。県内の大和高田市が問題市に入っていれば気付いていたのかも知れませんが、メジャーどころの福岡県の1番2番の北九州市と福岡市が問題に入っているのだから言い訳はできませんね。普段からデータを余り見ていないのがバレてしまいました。室戸市は、言われてみれば高知県は確かにそうだったっけ?と改めて気付かされました。答えが明確で、上級者でなくても地理統計に親しんでいれば気付けそうな、いい問題だと思いました。ただ、SVヒントは、あの段階ではズバリ過ぎかなとは思います。

問八:天理市  ■大学名となっている市
 この問題、早い段階から「大学」は疑っておりました。問題市の中で、余り特徴が分かっていなかった中央市を調べたら山梨大学医学部がある事が分かり、大学に関係がありそうだと考えたものの、学部のデパートのような筑波大学のあるつくば市が該当しないと言われて暗礁に乗り上げてしまいました。SVヒントで弘前大学の画像が提示され、やっぱり大学じゃないかと思い、もう一度、区町村ヒントや既解答市を眺めていると、東洋町や東海市が目に止まりました。市内にある大学という目で見ていたので、東洋町が提示された時は、「こんな場所に大学があるわけない」と逆に大学を否定する解釈をしていましたが、東洋町…、あれ? 東洋大学? 東海市…、東海大学? 中央市は中央大学じゃないか! と、所在地からではなく名前から見るという事にやっと気付きました。この問題は是非とも金沢市を答えたかったのですが、残念ながら既に解答されていたので地元天理市を解答しました。

問九:稚内市  ■「富士見」を住所に含む市
 初見の印象は「城?」だったのですが、富士見市が邪魔するし横須賀市や北見市といった正答市から、城の線はなくなりました。千代田区と言われて、再び皇居から城跡をイメージしましたが、やはり城とは関係ない市がいくつも正答になっているので、これはない。SVヒントが不二見鉄工所だったので、地名コレクションに富士見坂があるのを思い出して、絶対コレだと思って確認しに行ったが、富士見坂の地名は本家の富士山が見えるものがほとんどで、関東から静岡、山梨に集中しており、全国各地86市が該当はありえない。とすれば、○○富士と呼ばれる山は全国各地にあるので、その線で○○富士の所在市町村を調べましたが、さすがに86市もありません。しかし○○富士の近くに富士見という地名が散見される事に気付き、試しに検索をかけてみると、そのものズバリのHPはありませんでしたが、「富士見」地名でほぼほぼ間違いなさそう…。時間もないので間違いなさそうな市を答えようと、縁のある市を探したのですが、やはり本家の富士山が見える地方が中心なので、奈良県内はもちろん近畿や北陸にも選択肢はほとんどなく、昔、利尻富士が綺麗に見えたのを覚えていた稚内市を解答。メークインさん、残しておいてくれて、ありがとうございます。

 SVヒントで3つ順当に分かったのですが、残り2問がどうしても分かりません。既に解答している問題のSVヒントを見たら、どれもストレートなヒントとなっていたので、SVを素直に解釈することにしましたが、どうにも共通項が特定出来ません。むしろ考えていたのと違う路線のSV画像だったので、ここまできての誤答は避けたいので、無理せず次の地図ヒントを待つことにしました。
 しかし、期待の地図ヒントでは残り2問が全く分からず、むしろ混乱に拍車がかかってしまい、SVや地図をどう解釈するかという余計な検討が増えてしまいました。

 そして、二文字ヒントが出たので、SVヒントと地図ヒントは一旦忘れて考えることにしたら、残り2問がやっと分かりました。

問三:奈良市  ■国際会議観光都市
 正直、この問題が最後まで残るとは初見時には思いもしませんでした。問題市をパッと見て、旭山動物園、東京ディズニーランド、志摩スペイン村、姫路セントラルパークと有名どころの遊園地や動物園が思い浮かんだので、テーマパークとか観光施設系で間違いないだろうと思っていました。しかし、色々な種類の施設があり、58市のくくり方が見つからない。遊園地やテーマパークに協会があるのかと調べたものの、動物園水族館協会のような分かりやすいものがないし、58はなさそう。SVヒントが賢島駅前のG7サミットの記念モニュメントでしたが、サミット開催地は国内では限られた場所なので58市も該当はありえない。駅前のモニュメントはどこにでもありそうで問題になりそうもない。国際会議の代表でサミットを示したのかなと思いますが、私はここで道を間違えてしまいました。続く地図ヒントの霞ヶ関は中央省庁を示しているのだろうが、位置が2号館と3号館の真ん中でどこの省庁かが分からず、総務省か国交省か?と思って、SVヒントも相まって良く分からなくなってしまいました。結局、二文字ヒントでやっぱり「観光」じゃないか、ということで色々と検索をかけて、やっと共通項に行き当たりました。何をどう検索したのかは、はっきり覚えていません。幸い県内で唯一の奈良市が残っていたので解答しました。

問十:宇陀市  ■複数の村と隣接する市
 そして最後に残ったのが、この問題でした。問題市からは内陸の比較的面積の広い市のイメージがありましたが、宜野湾市だけが異彩を放っています。宜野湾市といったら普天間基地という印象しかないので、他の4市とは明らかに特徴が異なり、共通項が思い浮かびませんでした。既解答市も広く分布しているようで、地方の偏りがなさそうです。ただ、相模原市をのぞいて東京や大阪などの大都市部がないので、国立公園や自然環境系など地方都市にありそうな特徴で共通項を探していましたが分かりませんでした。SVヒントが自専道の飛島北ICと飛島JCTの道路案内標識…。まさか交通インフラ系だったのかとICやJCTを調べようとしましたが、五條市にそんなものがある訳がありません。SVの区間が比較的最近供用された区間のようなので、昨年の国道の供用開始区間を調べたり、地域高規格道路を確認したり思いつくものを一通りチェックしましたがわかりませんでした。地図ヒントは宜野湾市役所。市役所に何か書いてあるのかと、市役所のSVを見てみましたが共通項に行き着くような標語もありません。結局、完全に方向性が分からなくなってしまいました。二文字ヒントが「隣接」だったので、これまでのヒントは完全に無視して一から考える事にし、隣接数を見にいって、やっと複数の村と隣接している事が分かりました。SVの飛島村は名古屋市に隣接する唯一の村ですが、非該当の名古屋市の例を、しかも市村境界標でもない画像をヒントにするのは如何なものかというのが正直な感想です。トライアルでもあるので、問題市で村との境界部をSVにした方が良かったのではないかと思います。

 以上、最終日前日の金曜日夜にやっとこさ完答できました。落書き帳でも書きましたが、実は今回、最終日を31日(日)と勘違いして余裕をかましていたら、金曜日の採点時にあと一日と分かって大慌て、という間抜けな事をしておりました。ゆったりとし過ぎて、危うく時間切れになりかねなかったので反省です。

 全体の感想として、初日でメダルがほぼ売り切れということから、トライアルとしては難易度設定は良かったのではないかと思います。しかし、個人的には特別難易度が低いという印象はありませんでしたが、初日からノーヒントでどんどん解答が出てきており全体のレベルが上がっているのを実感しました。今回はたまたまハンデCを頂きましたが、実力的にはむしろノーハンデの皆さんの多くが自分より上じゃないか、という印象を受けました。もっと精進しないとダメだなと痛感しました。
 今回は想定解数が多めだったので、初心者の方も取り組みやすかったのではないかと思います。一方でヒントの出し方は一考する余地があるように感じました。SVヒントはズバリのヒントになりやすいので第2ヒントとしてはどうなのか?  限られたヒントの構成は適切か? トライアルという事で初心者目線で見た時、最終ヒントはもっと分かりやすいヒントにしないと完答できないのでは?
 1週間という短い期間なので、どのタイミングでどのヒントを出すかというのは難しい問題だと思いますが、本戦の十番勝負が将来、日数を短縮することを検討するのであれば、トライアルが良い試金石になるように思います。
 何はともあれ、とにかく実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。終了後に少し書いていただいていますが、もう少し詳しく出題者側の苦労を落書き帳で話題提供していただけたら是非読みたいなと思います。

 最後に、第3回があるなら(勿論あると思いますが)、是非ともグリグリさんに解答者側で参加してもらえたら楽しいと思うのですが…。システム管理者なので、問題は事前に見ようと思えば見れるのでしょうが、自主規制していただいたらいいのではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[105194] 2022年 7月 31日(日)12:54:32あきごん さん
十番勝負トライアル
 実行委員の皆様、参加者の皆様、十番勝負トライアル、お疲れ様でした。前回に引き続き、楽しませていただきました。ありがとうございました。
 前回は売り切れで完答できなかったので、今回の多めの想定解数はじっくりと取り組めたのでよかったです。本日はイベント開催関係の出勤で時間がとれないため、感想については代休日にでも改めて書きたいと思います。とりあえず御礼方々、ご挨拶まで。

[105188]メークインさん
SVのドラッグストアアカカベの理由が全く分かりません。

 見るべきはアカカベではなく、その右側の「日本一モータープール」ですね。SVはURLで保存したときに角度が少しずれることがあるので、真正面以外のものもチェックした方がいいですね。私は共通項がわかっている状態でSVを見ましたので「日本一」がすぐ目につきました。
[105168] 2022年 7月 30日(土)12:23:06あきごん さん
十番勝負トライアル 出題者予想
 どうにか完答できたようで幸いでした。昨日21時まで、最終が31日(日)21時だと思い違いをしていたので、昨晩は焦ってしまいました。まだ未完答の方、今回は売り切れの心配はないので、あと数時間、最後まで頑張ってください。

 今回の出題者予想です。
問一:伊豆之国さん
問二:さざ波さん
問三:デスクトップ鉄さん
問四:駿河の民さん
問五:デスクトップ鉄さん
問六:伊豆之国さん
問七:駿河の民さん
問八:さざ波さん
問九:伊豆之国さん
問十:デスクトップ鉄さん

[105126]未開人さん の予想と問一から問六まで、丸かぶりしています(不安?!)が、カンニングはしておりません(笑)。
ちなみに私も前回は出題者予想は、ほとんど外していたように記憶しています…。
[105153] 2022年 7月 30日(土)00:28:06あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問十:宇陀市

やはりSVヒントと地図ヒントが良く分からないのですが、想定解数が数えられたので投入します。
これで、なんとか完答でしょうか。
[105150] 2022年 7月 29日(金)23:54:01あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問三:奈良市

多分これでいいと思うんだけど、SVヒントと地図ヒントが、もうひとつピンと来ないのです…。
もう、時間がないので投入します。
[105116] 2022年 7月 28日(木)17:04:59あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問九:稚内市

 多分こういう事でいいのでしょうね。すべてを数えられないですが投入します。
 縁のある市を探したら、こんなに遠くになってしまいました。
[105107] 2022年 7月 27日(水)23:17:45あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問八:天理市

そっちから見るのか…。
残念ながら、是非とも答えたい市が出てしまっているので地元で。
[105100] 2022年 7月 27日(水)21:53:59あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問五:函館市

そういう事ね。
[105077] 2022年 7月 26日(火)12:23:28あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問七:柏原市

 何で今まで気づかなかったんだろう。
 県内は売り切れなのでお隣で。
[105042] 2022年 7月 24日(日)21:01:39あきごん さん
十番勝負トライアル解答
今回は1日遅れの参戦となりますが、どうぞよろしくお願いします。
それにしても、皆さんすごいですね。ノーヒントでも解答がどんどん出てきてて、もうメダルはほとんど残っていませんね。
とりあえず、なんとなく見当がついた分だけ…、縁のある市で。

問一:大和高田市
問二:金沢市
問四:御所市
問六:天理市

あとは、じっくりと行くことにします。
[104948] 2022年 7月 19日(火)15:32:58あきごん さん
第◯波
[104946]未開人さん
実際に静岡県では「第8波」という呼び方がされていますし、感染者数のグラフからも明瞭ではないが5月に一つのピークがあることを読み取ることができます。
このように考えると、第◯波という呼称はやめて、流行時期などによる別の呼び方を考えたほうが適切かと思います。

 同感です。私も以前、コロナ関連の書き込みをしたときに感じました。
 自分が言おうとしているのが第○波なのか調べないと分からない、また第○波と書いたとき、それが正確に伝わるのか…。
 例えば、今、第4波と書いても、それがいつの流行のことを言っているのか、パッと分かる人がどれ位いるのでしょうか。(正解は昨年のゴールデンウィーク明けからのオリンピック前の流行の事のようです。)
 これだけ、何回も波が来て、しかも地域によって波に差が出ると、第○波という言い方は考えた方が良いですね。

[104947]メークインさん
私のネームの元となっている桃岩荘の今年初ニュースが届きました。
コロナ禍により「歌と踊り」を封じられてしまうと、運営はかなり厳しいですね。

 なんとか頑張って、伝統のき○○いユースを守っていってほしいものですね。どうか伝説にはなってほしくないです。切に願います。
[104940] 2022年 7月 17日(日)14:36:45あきごん さん
ロータリーコレクションの更新について
 本日、ロータリーコレクションにおいて、以下4件のラウンドアバウトを追加いたしました。

岩手県磐井郡平泉町平泉 平泉スマートIC (2021年)
山形県酒田市広野  (2021年)
愛知県安城市里町北歌口 安城北部工業団地デンソー前 (2022年)
愛知県愛知郡東郷町春木 東郷セントラル第3街区 (2021年)

 最近、コレクションの更新も疎かになって…、というか情報収集自体が疎かになっていました。2021年秋以降の供用開始箇所の追加ですが、他にもあるかも知れませんので、ラウンドアバウト供用開始の情報がありましたら情報提供をよろしくお願いいたします。
[104916] 2022年 7月 9日(土)18:20:33あきごん さん
Re2:クイズここはどこでしょう
[104907]で一度レスしましたが、出題直後にあまり詳しく書くのも何なので短文での書き込みでした。皆さんの書き込みもあって、もう気にすることもないでしょうから、もう少し思い出を書きたいと思います。

 私がA丘に最初に行ったのは小学生の時の家族旅行ですので千本桜さんが訪れた時の5年後くらいでしょうか。当時は奈良から行くには、京都経由で国鉄H本線で行くのが一般的だったと思います。当時は特急列車も気動車で、京都駅のH線ホームで弁当とお茶と冷凍ミカンを買って乗り込んだのを覚えています。結構な長旅だったはずですが、電車大好き少年だった私は、初めてのH本線の車窓から見る景色に全く退屈しませんでした。
特に[104914] 伊豆之国さんが
ドラマの中でも、そして映画でも、最初のシーンで紹介されていた餘部の鉄橋を列車が渡る風景。ドラマが放映されて間もないころに列車転落事故が起こり、それからしばらく徐行運転となり、強風時の運休もよくあったそうで、
と触れられている餘部鉄橋を渡ったのは今でも覚えています。その後大人になってから、列車転落事故の後に車で餘部鉄橋の下を通った時、改めてその高さに驚きました。
 もっとも、この鉄道ルートは千本桜さんのルートから外れているので、寄り道はこれくらいにして、本題に戻りたいと思います。

 前回、A丘には3回訪れていると書きましたが、W県へは4回、通過も含めれば6回行っておりますが、鉄道を使って行くことが多かったので、最初から最後まで千本桜さんのルートでWまで行ったことはありません。しかしB市については、鉄道の場合は大阪方面からJRのB線経由というルートもあり、また天橋立方面への途中でもあるのでB市には結構、馴染みがあります。
 一方でF町は、JRH本線でも何回も通っていますがI線との分岐というよりも、どちらかという車での通過が多い所です。F町の北には日本で最古(級)の時計台のある蕎麦で有名な町や島崎藤村の小説のタイトルにもなっている有名な温泉があるほか、その先には冬場はカニを食べに行くことが多い地域ですので、中国道からI連絡道路を使ってよく通ります。また、W県に車で行く場合はF町から千本桜さんのルートである国道D号線を通って行くことになるので、15年程前に家族旅行で車で行ったときにはこのルートを通っています。当然Oトンネルも出来ているので、走りやすい道をただひたすらWを目指して運転したような気がします。途中、道路標識でQ温泉の名前を見てR日記の事を思い出しましたが、国道はバイパスを通っているので温泉街は素通りしてしまいました。
 F町以西はトンネルやバイパス以外は基本的に千本桜さんと同じルートのはずなのですが、自転車と自動車の違いは大きく、わずか2~3時間で走り抜けたので通過したという記憶以外は余り残っておりません。この時に一番記憶に残っているのは、A丘近くまで来たときに海が見えたときの感動です。奈良県民にとって海は憧れの対象ですので、延々と山間部を走って海が見えたときの喜びは格別なのです。この気持ちは海なし県民の方には分かっていただけると思います。

 A丘は昭和50年くらいに初めて行ったときよりも緑化が進んでいる印象をうけましたが、あの雄大な景色は健在で、何度来ても印象に残ります。W県はA丘が有名ですが、ここから西には砂浜が続き(奈良県民にとってはうらやましい!)ウサギが出てくる昔話で有名な海岸にも2度行っています。また海外旅行で人気の常夏の島と同じ読みの温泉にも一度泊まったことがあり、さらに西の大きな山にも行ったことがあるので、私的には結構馴染みのある県なのです。
 ただ、そこへ行くまでは、これを書いていて気付かされたのですが、ほとんど素通りしてしまっています。今後は、前から思っているI線の途中にある天空の城も含めて、途中にもゆっくり行ってみたいなと思いました。
[104907] 2022年 7月 6日(水)18:52:39あきごん さん
Re:クイズここはどこでしょう
[104905]千本桜 さん
 A丘には私も小学生の頃を皮切りに、合計3回行っておりますが、何回行ってもあの広さと意外に高低差もあったりで感動した覚えがあります。似たような地形は全国に沢山ありますが、ここはやはりダントツで一番ですね。
 対象地域が私的になじみのある方面ということもあり、過去一年間のクイズの中では一番、やさしかったような気がします。私の場合、R日記のQ温泉から芋づる式にわかりました。
 それにしても、R日記の主演女優の方は、なぜいつまでもあんなに若くて美しいのでしょうか。ひょっとして魔女なのではないかと最近密かに思っています。
[104897] 2022年 7月 2日(土)16:07:10【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 2日(土)18:42:24
あきごん さん
将棋棋士
[104887]グリグリさん
里見香奈さんが受験申請してくれるかどうかヤキモキしていたのですが、決心されたようで私も全力で応援しています。24日の棋聖戦一次予選で浦野八段、出口六段に連勝して自信を持ったのが良かったのかな。とにかく出雲イナズマには全力で頑張ってほしい。
西山朋佳さんが奨励会三段リーグで14勝4敗で棋士になれなかった時はとても残念でした。

 里見さんが三段リーグで頑張っていた時はニュースにもなっており、応援していたのですが残念ながら四段にはなれませんでした。その後、西山さんが挑戦したときは、もしかしたらという期待があったのですが、やはり四段の壁は高かったようです。
 それにしても西山さんが次点になった 第66回奨励会三段リーグ戦の成績表 は初めて見たのですが、こんなに惜しかったとは驚きです。普通、14勝すれば四段に上がれるのに、このときに限って14勝が3人もいて、前期成績による順位のせいで「次点」とは、不運というか何というか…。たしか藤井聡太さんの時は13勝5敗で「1位抜け」だったはずですし。
 そして今度は里見さんに、もう一度チャンスが巡ってきたので、今回こそものにして是非とも四段になってほしいものです。

 将棋の話題といえば、6月22日に日本将棋連盟が名古屋将棋対局場を開場し、さっそく順位戦A級の藤井聡太竜王-佐藤康光九段戦と、B級2組の杉本昌隆八段-佐々木慎七段戦の2局が行われました。これまでタイトル戦を除く公式戦は、将棋会館のある東京と大阪に集中していたので地方在住の棋士(はっきり言えば藤井五冠)は移動のハンデが大きいなと思っていました。(藤井さんご本人は、鉄道好きなので電車の移動は苦にならないと言われていましたが、移動のハンデも楽しんでしまうところが藤井さんのすごい所なのでしょう。)

 豊島将之九段も含め、最近は愛知県出身の棋士の活躍が目につきますが、普及という意味でも、このような施設ができるのは良いことだと思います。本当なら将棋会館を名古屋にという話なのでしょうが、まずは一歩というところでしょうか。

 当サイト都道府県ランキングの 現役プロ棋士 を改めて見てみると、やはり東京と大阪及びその周辺に集中しています。そもそも人口が多いので当然ではありますが、やはり奨励会が東京と大阪にしかないのが大きいのでしょうね。奨励会に入会する小学生~中学生時点で、自宅から通えるかどうかという事は入口の部分で非常に大きな地域ハンデが生じているといえるのではないでしょうか。対局の度に東京(または大阪)に行かなければならないとなると、本人だけでなく親御さんも含めて相当の覚悟がないと難しいでしょう。できれば各地方の主要都市(福岡、広島、名古屋、仙台、札幌など)に奨励会があって、初段になるまでは地方で腕を磨けるようになれば普及も進むように思います。そこから上も、リモート対局などもできれば地域ハンデは少なくなるように思いますが、やはり将棋の醍醐味は直接の対局でしょうからプロになれるかどうかの三段リーグでは難しいかも知れませんね。

 さて2020年第80期名人戦ですが、昨年に続き斎藤慎太郎八段は渡辺明名人に返り討ちにあってしまいました。藤井五冠がA級に上がってこないうちに、奈良県から名人を!と期待したのですが、さすが将棋界の魔王、簡単には勝たせてくれませんでした…。
 今期は魔王との対決の前に、ラスボスを倒さなければならないわけで、奈良県から名人を!は険しい道のりになってしまいました。
トホホ…。
[104896] 2022年 7月 2日(土)14:46:57あきごん さん
Re:都道府県の最高気温
[104893][104894]鰯山 さん

 都道府県の最高気温の最低が、ダントツで沖縄県(宮古島市 36.1度)というのも面白いですね。
 ここ最近は東北や北海道でも40度近くにまでなることがありますから、36度と言われても驚かなくなりました…。

 ちなみに私の住む奈良県の最高が十津川村だというのは意外というか、そうだったんですね。2年前なので、そう言えばそんなニュースを耳にしたように思います。
[104851] 2022年 6月 22日(水)17:59:21あきごん さん
Re:三重県は近畿地方?
 三重県の所属というより、どの地方区分で分類するかという話になっているのかなと思います。
 私としては、今まで昔学校で習った7地方区分の表記で特に違和感はなかったので、今のままでいいように思うのですが。
 地方の区分けでのイメージなら11地方区分がピッタリくるのですが、サイトでのまとめ方としては少し細かすぎる気はします。8地方区分には労力を掛けてまで、あえて変える必要性があるのかなと。7地方区分でまとめるという方針であれば、それを通したらよいのではないでしょうか。
 ちなみに「三重県は近畿地方ではなく中部地方」というご意見については、過去にも色々議論があったようですが、
「近畿地方と言ったら三重県を含む。関西地方と言ったら三重県は含まない。」というのが隣県民の感覚です。諸説あるかもしれませんが、関西では多分それが一般的なはずです。
[104847] 2022年 6月 21日(火)18:11:30【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 21日(火)19:01:44
あきごん さん
人口増減率
[104842] メークイン さん
奈良5県のうち東吉野村以外の4村は、合併経験がない自治体です。
他の県ならば、他の大きな自治体に既に合併されているので、このようなランキングに表立って出てこないだけだと思います。

 確かに大合併が行われていれば多くの村がランキングに上がってくることはなさそうです。以前あった吉野地区八町村(大淀町、吉野町、下市町、黒滝村、天川村、上北山村、下北山村、東吉野村)の合併協議会が解散されず、吉野市ができていれば、

 市町村名2045年推計人口2015年人口人口増減 増減率
(仮)吉野市 15,975 36,747 -20,772 -56.5%

という数字になりますので、全体のワースト160位くらいで偶然にも五條市と同じ増減率となりました。これでも十分問題のある数字ではありますが、そこまで過疎が深刻ではなく人口も多い大淀町に少し薄められる形で悪目立ちしなくなります。しかし、結局は

[104845] 未開人 さん
現存している自治体はまだ可視化されるだけいいのではないか、と思ってしまいます。
とのご意見の通り、「我が村の過疎問題」が「山間部における過疎問題」になるため、沢山出てくるであろう懸案事項の一つになってしまう危険性が大いにあると思います。以前「旧大塔村」の話題の時にも議論がありましたが、合併するのがいいのか、独立を守るのがいいのかという議論に帰ってきてしまいます。。。
 ちなみに(大)吉野市ができていたとしても、実は川上村は協議会に入っていませんでしたので川上村は存続し、予想増減率ワースト1位は不動のものでした。川上村は古くから吉野林業の中心地であり、平成の合併の時も地域の中心のプライドと埋もれてしまう危険から独自路線を貫いていたと記憶しています。それが良いか悪いかは置いておいて、この地区においては30年で人口が5分の1になるという予測があるわけで、これは村の存続に関わる問題だろうと思います。

[104842] メークイン さん
私自身の奈良県への疑問でもあるのですが、近鉄田原本線沿線にある自治体も何故合併していないのだろう。
奈良県は北部も南部もそのような感じなので、県民性というのが関係しているように思えてならないのです。
 近鉄田原本線とは、またシブいところをついてこられますね(笑)。
 沿線自治体は田原本町、三宅町、広陵町、河合町、王寺町となりますが、要は磯城郡(川西町、三宅町、田原本町)や北葛城郡(上牧町、王寺町、広陵町、河合町)の小さな自治体が合併もしないで、なんで非効率的な行政をやってるんだ、ということかと思います。
 まったく、その通りだと思います(周りに住む人間から見て)。

 実際、これらの自治体は西和地区(平群町, 三郷町, 斑鳩町, 安堵町, 上牧町, 王寺町, 河合町)と中和地区(橿原市, 桜井市, 川西町, 三宅町, 田原本町,高取町, 明日香村)という2つの合併協議会でそれぞれ合併の話は進んでおりました。しかし、西和地区は特に新市名をはじめとした王寺町と斑鳩町の主導権争いでポシャり(斑鳩町が法隆寺市の名前にこだわったと言われています)、中和地区は明日香村の独自路線選択による離脱と焼却場問題などで市町間の思惑が一致せずにポシャり、結局、小さい町が乱立したまま残ってしまいました。(どこまで事実かはわかりませんが、外野席からはそう見えていました。)
 正に、郷土の歴史に対するプライドと変化を嫌う県民性が悪い形で出た典型かもしれません。吉野の村々も同じような理由でこれまで合併してこなかったような気がします(こっちも本当のところは知りませんが…)。

 蛇足ですが、平成の合併で1件だけ、極めてスムーズに円満に合併を実現した市があります。葛城市です。
 葛城市成立については以下のような例え話があります…

 昔々、奈良の葛城地方に住んでいた新庄さんの息子と当麻さんの娘、二人とも同時に結婚話が持ち上がりました。新庄さんは隣町の柄の悪い土建屋の婿養子に当麻さんは隣町の柄の悪い商家の嫁にと、本人の望みも聞かれないままに勝手に話が進みそうになっていました。そこで気心の知れた二人は、あんな人と無理矢理一緒にさせられるくらいならと、二人で手に手を取って駆け落ちしてしまいました。先手を打って一緒になったおかげで、結婚話もなくなり、二人は無事に夫婦となることができました。めでたし、めでたし。
 (注) この話はフィクションであり、事実と異なることがあります。

 葛城市の合併で成立したときは、(私の周りでは)「うまくやったなぁ」とみんなに言われておりました。
 これ以外の合併では、奈良市、五條市、宇陀市とも成立はしたものの脱落者(山添村、野迫川村、曽爾村・御杖村)が出るなど、かなりドタバタがあったようです。

 過疎の話をしていたはずなのですが、何かいつの間にか合併の話になってしまいました。乱筆お許しください。
[104841] 2022年 6月 19日(日)17:45:43あきごん さん
2045年人口予測
 拙稿[104813]において
実はこのYouTubeの「おもしろ地理」チャンネルを見ていて、他にすごく気になる動画があったのですが、それはまた稿を改めたいと思います。
 と記していた事について少しカキコしたいと思います。

 先日、武蔵国と相模国の現在人口の話題の折に、伊豆之国さんに教えていただいた 令制国がそのまま都道府県になっていたら を見に行った際に、同じ「おもしろ地理」のチャンネルで 2045年日本の市町村予測人口少なさランキング なるものを見付けて見ていて結構な衝撃を受けました。

 これまでも過疎については何度か書き込みをしてきましたが、2015→2020国勢調査人口についての議論であったと思います。過疎地域における近年の国勢調査における人口減少率の高さに憂慮していましたが、自分自身、具体的な将来推計人口については余り直視していなかったように思います。
 この動画では、国立社会保障・人口問題研究所の『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年3月推計)』を元に2045年の市町村推計人口のワースト50を紹介している訳なのですが、「今回奈良県から続々ランクインします」のナレーションのとおり、ワースト50のうち9が私の地元、奈良県の村になっています。しかも2015年から順位を一気に20位も30位も上げてワーストランキングに入ってきている村が目立っています。奈良県南部の村のうち、ランキングされなかったのは十津川村くらいでしょうか。
 50位まで書くのも何なので、とりあえずワースト20のデータをあげておきます。

◆市町村2045年推計人口 ワースト50
順位都道府県市町村名2045推計人口2015人口人口増減数増減率(%)2015年順位
1東京都青ヶ島村104178-74-41.61
2奈良県上北山村122512-390-76.211
3奈良県野迫川村123449-326-72.69
4高知県大川村143396-253-63.95
5山梨県丹波山村178563-385-68.412
6奈良県黒滝村181660-479-72.616
7鹿児島県三島村194407-213-52.36
8和歌山県北山村212446-234-52.58
9東京都利島村217337-120-35.63
10沖縄県渡名喜村219430-211-49.17
11新潟県粟島浦村235370-135-36.54
12奈良県川上村2701,313-1,043-79.444
13北海道音威子府村282832-550-66.123
14長野県平谷村286484-198-40.910
15山梨県小菅村300726-426-58.717
16島根県知夫村315615-300-48.814
17長野県売木村327575-248-43.113
18長野県北相木村345774-429-55.421
19高知県馬路村350823-473-57.522
20東京都御蔵島村350335154.52

 奈良県からワースト10に3村もランクインしたのも衝撃的だったのですが、12位の川上村も含めて奈良県の村が軒並み増減率-70%超えになっており、上位20位を見ても-70%を超えているのは奈良県の村のみです。過疎においては奈良県の2トップ上北山村と野迫川村は、2015年はトップ10争いであったのが2045年は全国2位3位とトップ争いをするまでになってしまうという予測です。離島や本格的な山岳地帯ならいざ知らず、両村とも吉野山中の僻地とはいえ、ハイキングやキャンプなどで大阪からも日帰り圏内なので他府県のランキングされている村々よりは、まだ地理的にはましなのではないかと思います。そういう中での(予測)人口減少率の高さは、今行っている過疎化対策ではどうにもならないということなのでしょうか。
 もっとも、この2トップは以前より憂慮していたのですが、今回一番の驚きが12位の川上村です。川上村は言わば吉野山地の入口の村であり、古くは林業が栄えましたし、キャンプ場や温泉などレジャーでも比較的、気軽に行ける所という認識を持っています。休日などはアクセス道路である国道169号には大阪方面のナンバーの車を結構見かけますので、そもそも行くことが困難な離島や山間僻地とは少し事情が違うように思います。2015年の人口は1,313人と吉野山地の169号筋の中では一番人口規模の大きな村であり、ダム関連の交付金や観光産業、林業など周囲の村からすると、まだ少しは条件が良いように思うのですが、増減率は-79.4%と30年間で人口が5分の1になるという衝撃の予測です。
 川上村の-79.4%という数字に大変驚いたので、同データの並べ替えを行い、人口増減率ワースト10を表にしてみました。ワースト1は、やはりというかさすがに川上村でしたが、10位まですべてが-70%以上で、そのうち5町村が奈良県の村という結果となりました。(ちなみに13位までが-70%以上です。)

◆市町村2045年推計人口増減率 ワースト10
順位都道府県市町村名2045推計人口2015人口人口増減数増減率(%)
1奈良県川上村2701,313-1,043-79.4
2北海道歌志内市8133,585-2,772-77.3
3群馬県南牧村4551,979-1,524-77.0
4奈良県上北山村122512-390-76.2
5奈良県東吉野村4401,745-1,305-74.8
6北海道夕張市2,2538,843-6,590-74.5
7群馬県神流町5321,954-1,422-72.8
8北海道松前町1,9937,337-5,344-72.8
9奈良県野迫川村123449-326-72.6
10奈良県黒滝村181660-479-72.6

 推計人口の少なさランキングで上位の村が100人を切ろうかという予想であったのも驚きですが、元々人口の少ない過疎の村で人口減少が止まらなければ遅かれ早かれ、そのような数字になってしまうのは予想の範囲内ともいえますが、減少率の大きさは予想を遥かに超えるものでした。30年というスパン(一世代という感じでしょうか)で4分の1や5分の1になるというのは自治体として危機的状況といえると思います。
 そして、その上位10位の半分が奈良県の村というのは、なぜなのだろうと考えているのですが、どうにも整理がつきません。北海道の歌志内市や夕張市など、これまで過疎化では度々名前が出てきている有名(?)な市と同じスピードで、上北山村や野迫川村以外の吉野山中の村々も過疎化が進んでいるという事なのですが、基幹産業の林業の衰退はあるものの、それは奈良県だけの問題ではなく奈良県の数字が高くなる理由にはなりません。都市部との微妙な位置関係などが人口流出を招いているのかも知れませんが、どうにも整理がつきませんので、この事についてはこれからも注視していきたいと思います。
[104823] 2022年 6月 12日(日)18:16:47あきごん さん
Re:○都
学都:松本市、京都市、岡山市

 このメンバーであれば、金沢市も学都に入れてもらってよいと思うのですが。
 あと仙台市とかも…。
 この手のものは、何か定義がないと取り留めがつかなくなりますね。

 「古都」といったら、奈良市、京都市は問題ないでしょうが、あとは定義の仕方で大阪市、大津市、長岡京市、甲賀市、橿原市…、まだまだ結構あります。
 都はおかれていないものの、鎌倉市、金沢市、平泉町なども古都を名乗っています。イメージだけなら、大阪市よりは鎌倉市の方が古都という言葉にしっくりときたりします。実際に鎌倉市も古都保存法の対象でもありますしね。

 単なる言葉遊びを難しく考えすぎでしょうか。
[104813] 2022年 6月 11日(土)18:14:56あきごん さん
Re:武蔵国・相模国・下総国・伊豆国
[104802] 伊豆之国 さん

レス遅くなりましたが…、
"You Tube"の動画に、「令制国がそのまま都道府県になっていたら」というのがありました。旧国の範囲(属する市町村)など、誤りや見落としもいくつかあるようですが…。

 すでに You Tubeで同じ事を考えて、もっと大がかりにやられていたのですね。さすがに自分でするのは大変だと思っていたので 令制国がそのまま都道府県になっていたら の存在を教えていただきありがとうございます。やはり武蔵国がダントツで1位ですね。

人口が最多の「武蔵」は約2600万人、2位は「摂津」で約740万人、3位は「下総」の約570万人となつていました。一方、ブービーは「隠岐」で約1万9000人、最少は…わかりますね?

 人口2位は予想通りだったのですが、3位は意外と言ったら下総国の方々に失礼ですが、実は武蔵国と相模国の人口を計算するまでは相模国が人口2位か3位なのではと思っておりました。川崎市と横浜市のかなりの範囲が武蔵国と分かってからは、尾張国?かなと密かに思っておりましたが、下総国とは…。グリグリさんを始め下総国住人の方々、失礼いたしました。全く忘れ去っていました。
 さて問題は人口最少の方ですが、個人予想は離島の島国…。隠岐国、壱岐国、対馬国あたりだろうなと思っていたのですが、大本命の隠岐国が2位と言われたら、1位は??? 壱岐や対馬は、やはり隠岐よりは人口は多いよなぁ…。と言うわけで、最少は分かりませんでした。隠岐国より人口少ない国なんてあるかなあと思ってYouTubeを見て脱力…。
 「千島」は反則なのでは? と個人的には思うのですが…。人口は日本の人口ではないし、そもそも露死悪国(敢えてこの字を当てます)に占領されて自由に行くこともできない土地ですから、数字として出すのはいいけど参考値としてランキング外だと思いますね…。
 まあ85令制国が都道府県になったらという仮定なので、割り切りとして間違いではありませんが…。私のイメージは江戸時代以前の律令制時代からの令制国だったので、そもそも北海道は蝦夷地という区分けで千島国という概念がありませんでした。陸奥国や出羽国も分割されていますし…。まあ、でもよく調べられているので驚きました。

 実はこのYouTubeの「おもしろ地理」チャンネルを見ていて、他にすごく気になる動画があったのですが、それはまた稿を改めたいと思います。
[104800] 2022年 6月 6日(月)17:46:08あきごん さん
武蔵国の人口など
[104799]鳴子こけしさん
国勢調査では平成7年(1995年)から小地域集計を行っており、市区町村単位よりさらに細かな人口を計算することができます。

 ご指摘ありがとうございます。小地域集計があるのを知りませんでした。
 横浜市の金沢区や港南区がどうしても概数になってしまいますが、私の「えいやぁー」の計算より、よほど説得力があります。また、熱海市泉も計算に入れることができますね。

以上を合わせると、武蔵国の人口は25,912,419人となります。港南区の分が効いてきて、あきごんさんの計算より47,338人少なくなりました。まあ大台としては大して変わりませんので、「武蔵国の2020年現在の人口は約2600万人」で間違いないかと。
相模国人口ではあきごんさんが「山間部なので無視」された熱海市泉にも2,439の人口があります。武蔵国から減った47,338人と合わせて、相模国全体で(こちらも概算ですが)4,695,159人となります。

 私の思い付きの拙い計算にお付き合い下さりありがとうございました。また、より確からしい人口を算出いただき、ありがとうございます。
 武蔵国は2600万人なので割合的には少ないですが、相模国は人口比 1%の誤差になってしまうので、これは大きな違いです。

●武蔵国の現在人口 25,912,419人(日本の人口の20.54%)
●相模国の現在人口  4,695,159人(日本の人口の 3.72%) ※いずれも概数
 ということで訂正したいと思います。

 昔の「国」の境界は現在の行政界とは必ずしも一致しませんし、時代とともに変わることもあるので難しいですね。
 計算していて二番目に人口の多い「国」はどこだろう、とか一番人口の少ない「国」はどこだろうとか思いましたが、境界の確定が大変そうなので、これはそのうち気が向いたらという事にしようと思います。

[104798]メークインさん
モシリパはYH契約を止めてしまいましたが、ゲストハウスとして健在です。
(オーナーが稚内市議会議員になり忙しくなったので、他の方へ経営権を譲った)
今でもライダー、北海道一周人、日本一周人の人が集まってきているようで、昔のままのユースホステルらしさの感じが残っていますよ。

 そうなんですね。モシリパがYHでなくなったのは残念ですが、その流れならば、おそらくヘルパー上がりのホステラーさんにでも経営を託したのでしょうか。
 当初のペアレントの淳之介さんは、大阪出身の元北大生で稚内に流れ着いてYHを始めた方らしいので、稚内市の未来の事を思って市会議員になられたのだろうなという気がします。どんな形であれ、地方に若者が気軽に泊まって集える宿が残ってくれているのは嬉しいですね。
[104795] 2022年 6月 5日(日)18:59:20あきごん さん
Re^2:ユースホステル
[104790]メークイン さん
翌年満を持して礼文島に渡り、何故か人生を狂わせました。(通算22泊, 2000~01年がピーク)
予約の電話で「歌って踊りますけど、大丈夫ですか?」と尋ねる宿は、世界広しと言えど一つしかないです。

 さすが伝説のYH…。桃岩荘あるあるですね。
 私は稚内港に、越えてはいけない一線が見えたような気がしたので、島には渡りませんでした。(笑)
 ブログ で線の向こう側を垣間見ることができました。ありがとうございます。

 ちなみに、
 最初に泊まったのが稚内のモシリパYHで、その場所で礼文島にはトレッキングコースがあると聞きました。
とのことですが、実は私にとって、稚内モシリパYHは特別なユースです。
 当初、汽車旅で北海道ワイド周遊券を使って日本最北端までやってきて、1週間~10日間くらい北海道にいる予定だったのですが、モシリパで知り合ったホステラー二人と仲良くなり、結果的に3人でこのあと3週間以上、北海道を車で2周することになりました。三人ともまったく何の面識もなかったのですが、ホステラー同士和気あいあいとしゃべれるアットホームなYHで、かけがえのない思い出と友人を得ることができました。
 ちなみに、私の北海道の経県値 の宿泊の市町村はこの時の旅の宿泊によるものです。(国民宿舎 1泊、民宿 1泊以外はYH)
[104793] 2022年 6月 4日(土)18:25:17【2】訂正年月日
【1】2022年 6月 4日(土)20:45:20
【2】2022年 6月 5日(日)18:10:27
あきごん さん
相模国と武蔵国
 先月、管理のために実家に行った際、亡父の書架から「地図で旅する東海道」なる本を見つけ、面白そうだったので持って帰って読んでいます。東海道五十三次を日本橋から京まで、江戸時代から近現代までをごちゃ混ぜにしたような絵地図とともに旅をするという趣旨の本で、江戸の町と首都高、黒船からレインボーブリッジまで同居する絵地図が何ともユニークで楽しんでいます。
 そんな中、保土ヶ谷~戸塚宿のところを読んでいて、自分が今まで大きな勘違いをしていたことに気付きました。この間にある「権太坂」のお話で、
今ではここが国境であったことを意識しないせいか、神奈川県イコール相模と思っている人が意外に多い。実は川崎市の全域と横浜市の四分の三は武蔵国の領域なのである。

 いやはや、この私がまさに、神奈川県≒相模国 と思っていた人だったので、結構驚いた次第です。

 改めてWikipediaを調べてみると、
 現在の行政区域で言うと、神奈川県のうち川崎市・横浜市を除いた地域が旧相模国に該当する。ただし、旧武蔵国を過半とする横浜市のうち一部の地域は旧相模国の鎌倉郡にあたる
神奈川県 川崎市・横浜市を除く全域
 横浜市(戸塚区・栄区・泉区の全域・瀬谷区卸本町の一部を除く全域・南区六ツ川四丁目・港南区永野地区・金沢区朝比奈町の全域と東朝比奈(一部))
静岡県 熱海市泉
とあり、川崎市の全域と横浜市の南西部を除いた大部分が武蔵国だったことになります。
 これまで 武蔵国≒東京都+埼玉県 と思っていたので、武蔵国ってどれだけ人が住んでるねん! とパソコンに向かってツッコミを入れるとともに、実際に現在の武蔵国の人口を計算してみたくなりました。

 少々乱暴ではありますが、以下の方法で計算を行いました。
人口は2020年国勢調査人口を使用します。
武蔵国=東京都(島嶼部を除く)+埼玉県+川崎市+横浜市の大部分とし、横浜市については区の一部が該当する場合は該当面積や地勢を参考に独断で概数を計上します。
埼玉県の一部(古利根川以東)については線引きがややこしいようですが、知らなかったことにして埼玉県は全域武蔵国とします。

 まず、ややこしい横浜市の人口を相模国と武蔵国に分けます。
現在の行政域人口    備考
横浜市(全体)3,777,491
戸塚区283,709 全域相模国
栄区120,194 全域相模国
泉区152,378 全域相模国
瀬谷区122,623 ほぼ全域相模国
南・港南・金沢区の一部45,000 一部相模国(概数を計上)
<横浜市(相模国域計)>723,904
<横浜市(武蔵国域計)>3,053,587(全体人口から差引計算)

●武蔵国の現在人口●
現在の行政域人口    備考
東京都(島嶼部除く)14,023,133
埼玉県7,344,765
川崎市1,538,262
横浜市(大部分)3,053,587 (上記の表より)
<武蔵国合計>25,959,747

 武蔵国の現在人口(2020年)は25,959,747人で日本の人口が126,146,099人であるので、20.58%と5人に1人が武蔵国の住人である事が分かりました。徳川家康が江戸に移った当初はおそらく武蔵国の人口は知れた数であったろうと思いますが、江戸幕府から首都東京と400年あまりで、ものすごい発展と人口増となったわけですね。
 「武蔵」と言えば「大和」ですが、我が大和国(ほぼほぼ奈良県)の現在人口は、1,324,473人(1.05%)と辛うじて1%を守っておりますが、川崎市単独にも負けており、なかなか悲しいものがあります。1300年前は首都だったんですが…。

ついでなので相模国の現在の人口も計算してみました。
●相模国の現在人口●
現在の行政域人口    備考
神奈川県(全体)9,237,337
川崎市(全域武蔵国)1,538,262 (控除人口)
横浜市(武蔵国域計)3,053,587 (控除人口)
熱海市(ごく一部)0 山間部なので無視
<相模国合計>4,645,488

 相模国の現在人口は、4,645,488人 (3.68%)と武蔵国には遠く及びませんが、それでも、なかなかのものですね。
[104788] 2022年 6月 2日(木)22:31:39あきごん さん
ユースホステル
[104784]メークインさん
メークインの由来は、北海道の礼文島にある桃岩荘ユースホステルへ行っていた旅行者の中で呼ばれていた、
通称「桃ネーム」と呼ばれるニックネームからの変形です。

 メークインさん初めまして。(と言っても、私よりも古くからの方のようですが…)

 そのネームから、私はてっきり、北海道出身かと思っておりました。まさか、あの桃岩荘の名前が出てくるとは思いませんでした。
 私も学生時代はユースには結構お世話になりましたので、当然、桃岩荘の名前は存じております。ただ、私にはとてもそんな勇気はありませんでしたので、島には渡らず稚内モシリパYHを北限とし、岩尾別YHではなく知床YH、えりも岬YHではなく新冠YHと静かなホッコリ系を泊まり歩いておりましたが、あの有名な名前を見て思わずレスせずにはいられなくなりました。
 横目でスルーしてから30年余り…。YHは人気がなくなったようですが桃岩荘はいまだ健在と聞き、思わずうれしくなりました。
[104775] 2022年 5月 29日(日)23:24:29【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 30日(月)09:46:25
あきごん さん
奈良県
 更新できました。キャッシュが残っていたようです。
 失礼いたしました。
[104773] 2022年 5月 29日(日)21:46:19あきごん さん
Re:続・領主地図更新中
[104772] グリグリさん
栃木県から和歌山県まで更新を行いました。

 奈良県だけ、更新されていません…。(涙) (T_T)
 よろしくお願いします。
[104771] 2022年 5月 29日(日)12:09:17あきごん さん
Re:落書き帳不具合
[104768] グリグリさん
一応バックアップしているので復旧できましたが、もう少しスマートなバックアップ仕様にすれば素早く対応できるのですが。。。

 いえいえ、さすがというか十分に素早い対応をしていただいていると思います。ありがとうございます。

 やはりコンピュータ関係はバックアップが大切ですね。私も地名コレクションの編集担当のデータは、修正ごとにバックアップはとっておりますが、あくまでパソコン内ですのでSSDが壊れたら全部消失してしまいます。HDよりは故障の確率は低いようですが、SSDは故障したらデータは救いようがないと聞きますし、個人の大切なデータも併せて外部バックアップを考えなければと思いました。

 これとは関係のない話ですが、実は昨日、故障した妻のスマホが修理完了で引き取りに行った際、ラインのデータ引き継ぎがうまくできず、トーク履歴がすべて消えてしまいました。確実に手動バックアップを行い、更新日時も確認して問題なかったのですが、データ引き継ぎをしてもトーク履歴はきれいさっぱり消えていました。ドコモショップの店員さんは、無料アプリのサービスですからしょうがないですね、と完全に他人事のスタンスですし、パソコンのデータと違い、他にバックアップの方法もないのでモヤモヤ状態です。妻は、別にいいよと言いますが、やはり電子データは形がないので怖いなあ、やはり紙に印刷したデータが確実だなぁ、と思う私はやはり昭和の人間だからでしょうか?
[104751] 2022年 5月 22日(日)10:27:17あきごん さん
航空写真博士ちゃん
 十番勝負の感想戦がまだまだ続いておりますが、昨夜TVを見ていたら個人的にかなり興味のある内容を取り上げていたので、少し紹介したいと思います。

 番組はテレビ朝日系土曜19時からの『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』で、ある特定の分野に詳しい少年or少女が先生役「博士ちゃん」として出演してサンドウィッチマンと芦田愛菜ちゃんにレクチャーする(愛菜ちゃんはサポート役かな?)教養バラエティー的な番組なのですが、昨日は「航空写真博士ちゃん」が登場しました。日本全国の航空写真を見てて気になった箇所をスクリーンショットして、その素性を調べること2000枚という高校生だったのですが、私自身、似たような嗜好の持ち主なので非常に興味を惹かれました。(とても真似はできませんが…)

 その中で、まず面白いなあと思ったのが、 木更津市畔戸のこの写真 です。
 地元では魚の目orフィッシュアイと呼ばれているようなのですが、丸い目をした魚の形に見えます。
 これはいったい何なのか? ということで番組では素性を簡単に説明していましたが、なかなかエモい航空写真として番組のつかみとしてはバッチリだったように思います。
 その他にも色々と紹介されていましたが、私が個人的に一番気に入ったのが、 横浜市泉区和泉町のこの写真 です。
 横浜市という都会の中に出来た、このミステリーサークルのような丸い土地。おそらく何かの施設跡だというのは容易に想像はつくのですが、航空写真で見るとすごく興味をそそられます。
 私自身、地図や航空写真で違和感を覚えたら、その素性を調べたくなる体質ですので、この手の写真は気になって仕方がないのですが、昨夜のこの番組の影響で「航空写真博士ちゃん」がツイッターのトレンドになっていたとか、結構反響があったようで嬉しかったです。

 ちなみに、魚の目の正体は製鉄所の工業用水施設予定地だったとのことで、ネットを調べると旧八幡製鐵が工業用水の浸透実験施設として干潟に作ったものらしいのですが、どういう事をしようとしていたのかがイマイチ分かりませんでした。現在は、干潟の中の廃墟のような状態で、足場が悪くて近づくことも困難なようですが、木更津フィシュアイとして地元では有名らしいですね。
 木更津市といえば、勿来丸さんですが、詳しい素性をご存じでしたらぜひ教えてください。

 横浜市のミステリーサークルは、元々は海軍の通信施設でアンテナから100m(だったかな?)を占有していたため、そこを避けて市街地が形成されたためにこのようになったとのことです。エリアが丸いので中心に何かあったのはわかったのですが、市街地形成の結果として航空写真を見るとすごく面白いですね。

 今回の航空写真博士ちゃん、ぜひHPでこれまでの成果を掲載してほしいですね。
 そして、できることならこの落書き帳にも勧誘したいです。
[104710] 2022年 5月 16日(月)17:42:43あきごん さん
Re:目標百回!
[104707]グリグリさん
来年からは1月、4月、7月、10月の年4回開催にし、その代わり運用負担を軽くするため、開催期間を1週間と短くすることを考えています。

 開催期間や開催時期の見直しというので、てっきり開催縮小なのかと思ってしまいましたが、積極的な見直しで良かったです。開催に当たってはグリグリさんの負担は相当のものだろうなと頭の下がる思いなのですが、100回開催を見据えて長期計画まで考えておられるとは…。本当に感謝です。
 開催期間の短縮については、ヒントの前出しなどで可能かなとは思いますが、やはり1週間で実施した昨年のトライアルの時を思い起こせば、結構慌ただしかったように思うので、まずは10日にするなど段階を踏んだ方が良いかもしれません。
 今回の状況を見ていたら、1週間は新規参加の方が少し厳しいのかなという気がします。

過去問のチェックは毎回行っているつもりだったのですが、
次回以降は過去問確認の徹底を行うようにします(手順書に追記しました)。

 誤解のないように言わせていただくのですが、私としては過去問の再出題はあっても良いと思っています。回を重ねるごとに共通項の設定が難しくなるので、変に色々な条件がつく共通項よりは、既出であっても良問のほうが良いと思います。特に時間経過で想定解が増加・変化しているものは、全く問題がないと思います。

 今回の感想で書かせていただいたのは、あくまで最近の傾向を分析したら「想定解が変わらない過去問の出題がなかった」という事で、言うならば私がヤマをはずしたということですのでお気になさらないでください。私のボヤキ半分です。
 希望としては問題市の選択意図がわかった時にすっきりする問題が嬉しいな、という事くらいでしょうか。本当に大変だと思いますが、毎回楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

 私は、まだ5回目の新参者ですが、100回までというか十番勝負が続く限り頑張りたいと思います。
[104703] 2022年 5月 15日(日)23:58:06あきごん さん
第60回十番勝負感想
 グリグリさん、今回も楽しい企画をありがとうございました。そして参加者の皆さま、お疲れ様でした。4月は色々と忙しくて、今回はあまり準備もできませんでしたが、ゴールデンウイークということもあり無事、初日より参加できました。結果としては、あまり芳しくないというか、前回が偶々だったという事を証明することになってしまいましたが、色々と得るものはあったように思います。
 それでは、まず全体の感想を書きたいと思います。

 今回は出題傾向(方法)が前回までと変わったこともあり、初日はかなり面食らってしまいました。私は今回でやっと5回目の参加になりますが、以前より皆さんとの経験値の差を少しでも埋めるべく、自分なりに最近の出題傾向を分析しておりました。即ち、①人口、面積、人口密度などが○○位以内などという単純な問題は出ない。②一度出題された共通項は時間が経って市の数がかなり変わらなければ出ない(選挙など毎年、該当市が変わるものは除く) という事を前提として、今回も検討をしていました。つまり、今回はほとんどの問題で、最初から正解を選択肢から外して考えてしまっていたことになります。

 想定解数の時間差提示は前回に引き続きですが、それに加えて、今回は該当しない市や副題リンクもなく問題市以外の取っ掛かりがありませんでした。更には、問題市の選択も問題毎に同じ読みで始まる市を選択されていたので、問題市から出題意図も読み取れず、共通項の候補はあっても確信が持てないので危なっかしくて解答できない…。というのが初日の状態でした。個人的には「問題市の選択における出題者の意図が分かって共通項を確信する」瞬間が一番楽しいと感じているので、読み優先の問題市選択になったことは非常に残念ではありました。

 そんな中で次々と解答が出てくるので、なぜ、この条件で答えられるのかが不思議で更に混乱してしまったように思います。とりあえずメダルがなくなるので、1問だけ、確信はないものの条件には該当するということで勝負してみましたがハズレでした。ここは落ち着いて、なぜ皆さんが答えられるのかを考えるべきでした。後から考えればですが、第60回なので「想定解数60市」というのは容易に予想ができたと思います。第40回も第50回も想定解数の数合わせが行われていたんですよね。この事を事前に調べて予測できなかったのは、完全に準備不足と言わざるを得ないと思います。反省です
 個人としては色々と反省点の多い回になりましたが、(勧誘でなさそうな)新規の方の参戦も何人かあり、また金メダルが10人に分散するという戦国時代の様相になるなど十番勝負の活性化という意味では良かったのではないかと思います。

 それでは個別の設問ごとの感想を書きたいと思います。順序は正答順です。

問二:交野市  ■読みが「か」で始まる市
 初日、問題市だけでは確定ができずに困惑していた中、皆さんから次々に解答が出てくるので、1つくらいはメダルの可能性のあるうちにと思って勝負しに行ったのがこの問題。過疎関係で確かに問題市が全部当てはまって、問題市の選択の意図もあると思えたので、その線で豊後高田市で解答したものの見事に誤答となりました。想定解数が分かっていれば、こういう賭に出ることはなかったのですが…。1日目の採点の結果、正答市がすべて「か」から始まる市という、初日に問題を見た時にまず除外した共通項であることが分かり愕然としながら近隣の交野市を解答。10問のうち、この問題だけがそういう問題である事が、どうしてメダルを取った方々には分かったのかが疑問でした。やはり60市を予測して下調べをしていたからなのでしょうか。皆さんの感想を読んで参考にさせていただきたいと思います。

問十:五條市  ■世界遺産登録地がある市
 最初に見たときから問題市が世界遺産の市である事は分かっていましたが、昨年のトライアルで出題された問題であり、まだ1年も経っておらず想定解数も変わっていないので出題はあり得ないと除外していました。しかし1日目の採点で、既解答にあまりにも世界遺産の市が並んでおり、誰も誤答をしていないことから再出題としか考えられず、トライアルでメダルを頂いた県内市の五條市を解答。解答時に書いたコメントの「まさかのまさか?」は思わず漏れ出た心の声でした。

 本当の意味でのノーヒントはここまで。次からは該当しない市の発表後の解答です。

問九:八幡平市  ■市の最高点が高い順に60位までの市(60位タイを含む)
 初日に問題市を見たときから「山」っぽいなあ、とは思っていました。既解答市も山をイメージする市が多い。しかし「名山」系にしては宮古市がよく分からないので、とりあえずヒント待ちをしていました。該当しない市が富良野市…。指宿市やつくば市も誤答になっているので、やはり名山系ではなく標高の問題かなと、富良野市の最高標高を調べたら1,912m。宮古市に山のイメージはなかったのですが最高標高は1,914mと、どうもこの間に線引きがある事に気付きました。1914は第一次世界大戦の年ですが、この事が線引きに何か関係があるのかよく分からなかったのですが、とりあえず安全パイで2,000m超の八幡平市を解答。この問題は想定解が特定地域に集中しているので、戦乱地や帝国を避けての解答市の選択が難しかったです。

 そして想定解数の発表…。60という数字が並んでいるのを見て、「そういう事か…」と準備不足を痛感しました。

問三:紋別市  ■面積ランキング上位60位までの市
 初日から地方都市が多く大都市部がないなとは思っていたのですが、もう一度、正答市を見ていると大きな市が多いような気がしました。想定解数を60で揃えるには、やはり上位60などという共通項もいくつか出てくるだろうと思い、まさかとは思ったものの念のため面積のランキングを見ると、なんと61位が該当しない市の郡山市でした。シンプルな共通項でも問題市の選択次第ではなかなか気付かないものだなと思いましたが、何より最初から除外して考えていたのがまずかったと痛感しました。オホーツク沿いののどかな風景が記憶に残っている紋別市を解答。

問一:奈良市  ■人口ランキング上位60位までの市
 面積があるなら他もあるのではないかとランキングを見てみたところ、人口61位は越谷市でした。問一は初見で豊橋市、豊田市、豊中市の「豊」の三連発に目が行って、最初に名前系を検討していました。その後、ある程度の都市規模である事から中核市などの制度的なものを検討していましたが、単に「人口」だったとは…。気が付いた時は脱力してしまいました。どおりで初日から解答がどんどん出てくるわけです。県内で唯一60位以内に入っている奈良市を解答。

問五:蕨市   ■人口密度ランキング上位60位までの市
 面積、人口があれば当然、人口密度も…、ということで人口密度61位の摂津市が該当しない市の問五が人口密度60位以内と判明しました。この問題、当初から都市近郊が多いなと思い、都市高速や鉄道駅、ICやJCTなどの都市インフラ絡みを色々と調べていました。摂津市が該当しないと言われ、ハーフICしかない事を知っていたのでフルICなのか?と随分、変な方向に行っていました。確かに人口密度なら都市近郊の小さめの市が上位に多くなります。既解答をチェックするのが大変そうでしたが、ぱっと見で人口密度1位の蕨市が出ていないのが分かったので蕨市で解答。逆に蕨市が出ていれば、もっと早く、気が付いていたのかもしれません。

 ノーヒントはここまで。後は無理せずに、ヒントを待ってじっくり考える事にしましたが、区町村ヒントでは閃かなかったので、結局、アナグラム頼みとなりました。

問六:田村市  ■9市区町村に隣接する市
 問題市も既解答もどうにも共通項が思いつかなかったこの問題、アナグラムが「隣接の数」と分かって納得しました。読みや市の特徴ばかり調べて市の位置関係は全く見ていませんでした。隣接数を確認すると全市9だったので、未回答市から田村市を解答しました。余りなじみがないのですが、奈良近辺は9市町村と隣接している市がなかったので、戦乱地と帝国を避けての解答となりました。

問七:桐生市  ■市制施行日の古い順に60番目までの市
 県庁所在地や古くからの中心都市が多いなという印象はあったのですが、共通項には行き当たりませんでした。アナグラムの「古い成り立ち」で市制の年月日を確認すると問題市で最近の那覇市が1921年に対し、該当しない川越市が1922年12月なので、この間に線引きがある事が分かりました。1922年というと、ちょうど100年前なので、「市制から100年」というのが共通項だとばかり思っていました。これも60位シリーズだとは、後になって分かってから驚いた次第です。とりあえず残っている該当市から、期間的に少し安全を見て桐生市を解答しました。

問四:うるま市  ■市の誕生日と市名誕生日が異なる市
 今回、一番の失敗をしたのがこの問題です。アナグラムで「名前が変化」とあったので、これは「市制以降に合併や改称で名前が変わった市」だと確信してしまいました。既解答市を確認していたら領主市の羽曳野市がまだ出ていませんでしたし、羽曳野市は南大阪市から改称されたことが分かっていたので、よく確認もせずに反射的に解答しました。そしてクリックした後に南大阪市が瞬間の市であることを思い出して、後から想定解数の未回答市の確認をしに行った挙げ句、「即日改称の市は除く」という事に気付いて愕然としてしまいました。結局、誤答となって自爆による石高減少で領地を失うというヘマをやらかしてしまいました。翌日の採点で誤答になっているのを確認して、うるま市を解答しました。共通項が誕生日が異なるという表現なので、これなら過去に出題されているといるので、気付かなかった自分に再度がっかり。

問八:日南市  ■千畳敷コレクション掲載地名がある市
 海沿いの都市が多いと思っていたら内陸の駒ヶ根市や山形市が該当するなど、共通項がどうにも絞れず、おまけにアナグラムも解けなくてSVヒント頼みとなったのが、最後に残ったこの問題でした。SVを見たら、ズバリ千畳敷が…。確かに最近、千畳敷コレクションの話題は出ていましたが、昨年の1月に出題されたばかりなので、まさか再出題があるとは思ってもみませんでした。世界遺産と同じく、自分で検討対象から除外していた訳なので、何とも口惜しい限りです。しかし解答は、残り物には福があるで、領主市の日南市を補強することができたのはラッキーでした。

 とりあえず、連休中に完答し終えたので、まずは良かったのですが、今回は色々と反省点がありました。それにしても、今回は奇数問がランキング60位シリーズで、偶数問が過去問題(又は類似問題)という事だったのかと思いますが、それに気付いたのは完答後でした。当初、読みの頭文字がヒントになっているのかと思いましたが、結局そういう事でもなく、今回は完全に空回りした感があります。今回の反省を元に次回も頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[104650] 2022年 5月 9日(月)18:51:37【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 9日(月)18:59:12
あきごん さん
十番勝負に関するご注進
[104638]おいなりさん

問七:桐生市 は[104567]で既に解答されています。

 お節介かもしれませんが、解答前に 解答状況 のページで既解答を確認されてから解答した方が良いかと思います。
[104591] 2022年 5月 7日(土)21:11:55あきごん さん
十番勝負解答
問八:日南市

これで完答でしょうか?
[104590] 2022年 5月 7日(土)21:02:14あきごん さん
十番勝負解答
問四:うるま市

昨夜、誤答を答えてから、あることに気付きましたが、後の祭りでした。トホホ。
今回最大の失敗です。
[104567] 2022年 5月 7日(土)02:30:21あきごん さん
十番勝負解答
あー、やってしまった…。(涙)
とりあえず、もう一問だけ。

問七:桐生市

もう寝よう…。
[104564] 2022年 5月 7日(土)00:36:07あきごん さん
十番勝負解答
問四:羽曳野市

 都道府県によって特徴があって面白いですね。
[104563] 2022年 5月 7日(土)00:17:51あきごん さん
十番勝負解答
問六:田村市

 アナグラムのリスタートで出遅れてしまった…。
[104512] 2022年 5月 5日(木)20:00:51あきごん さん
十番勝負解答
問五:蕨市

 この問題、全然、違う方向に行ってしまっていました。
 突き合わせしなくても分かる市が残ってたのは時間のない中、幸いでした。
[104511] 2022年 5月 5日(木)19:51:51あきごん さん
十番勝負解答
問一:奈良市

 バタバタと直前の連続解答すみません。
 ひとつ分かったら、続いて分かる仕組みなんですね。
[104510] 2022年 5月 5日(木)19:18:40あきごん さん
十番勝負解答
問三:紋別市

 何で気付かなったのだろう?
 いやんなっちゃう…。
[104464] 2022年 5月 4日(水)09:36:57あきごん さん
十番勝負解答
問九:八幡平市

 初日の状況から、落ち穂拾いを決め込もうと思っていましたが、この分だと何も落ちてなさそうなので、ある程度の確証があるものは潰していかないと…。
 それにしても、皆さんすごいですね。
[104370] 2022年 5月 2日(月)22:50:35あきごん さん
十番勝負解答
問十:五條市

まさかのまさか…?
[104359] 2022年 5月 2日(月)22:12:31あきごん さん
十番勝負解答
問二:交野市

 こんなんでいいのでしょうか…。
[104233] 2022年 5月 1日(日)21:29:04あきごん さん
第60回十番勝負解答
 今回もよろしくお願いいたします。

問二:豊後高田市
[104198] 2022年 5月 1日(日)12:09:21あきごん さん
ロータリーコレクションの追加
[104194] EMMさん
植栽文字を探している際に、コレクション未収録のロータリーを発見したのでご案内します。

 情報提供ありがとうございます。きれいなロータリー ですね。おそらく住宅地開発時に既設道路への取り付けにおいて、交差点が近接することからロータリーで処理したのでしょうか。
 さっそくロータリーコレクションを更新させて頂きます。

 私も4月は人事異動により、所属異動に加えて慣れない業務も増えてバタバタとしていたため、落書き帳もROM中心となってしまいました。
 十分な準備はできませんでしたが、とりあえず今夜の十番勝負のスタートラインには立てそうです。
 グリグリさん、参加者の皆様。どうぞ、よろしくお願いします。
[104163] 2022年 4月 18日(月)19:02:53【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 19日(火)12:25:08
あきごん さん
経県値都道府県版
 やっとこさ経県値都道府県版の全都道府県入力ができました。週末ごとに数時間ずつ、一ヶ月がかりとなってしまいました。都道府県の経県値ならば何も見ずとも数分で入力できますが、市町村単位となると地図とにらめっこ。時折、アルバムやら旅の記録やらスタンプ帳やらガイドブックやらを出してきて、記憶を呼び起こして…、などという大層な作業となってしまいました。はっきりと記録を残している学生時代の日本一周旅行などはいいのですが、子供の時の家族旅行のルートや職場旅行で(行きたくもないのに)連れて行かれた旅行など、自分が計画に参加していないものは時が経つと記憶が曖昧になります。とりあえず、記録か記憶を辿れたもので入力をしました。ポツポツと「そう言えば…」と思い出しての追加があるので速報値という感じですが、ほぼほぼこんな感じです。

全国合計は、1,838点
都道府県トップ3は、北海道 259点、奈良県 132点、大阪府 85点
都道府県ボトム3は、茨城県 1点、群馬県 9点、沖縄県 9点でした。

 北海道 は学生時代に1ヶ月ほどグルグルと周遊したのと、やはり市町村数が多いので1位になったのでしょう。
 2位の 奈良県 は地元なので当然といえば当然ですね。全市町村に行っていますし、仕事がらみで宿泊している市町村がいくつもありますから。
 3位はお隣の 大阪府 とまあ当然の結果でしょうか。奈良県は昔は大阪府の一部だった時代もあるぐらいですからね。

 一方、ボトム3は沖縄県はともかく、北関東が1位、2位をしめています。関西に住んでいると東京、横浜は行っても、その先ですし、東北へ行くときは北関東は通過県になってしまうからでしょうか。それにしても茨城県の1点は自分でも笑ってしまいました。どの市町村で1点なのかは、落書き帳メンバーの皆さんにはクイズにもならないでしょうね。(笑)

[104156]じゃごたろさん
経県値の都道府県版ができたということで、ざっと点数を計算してみました。以下がその結果です。
全国  5082
北海道 490
青森県 123
  :
 全国経県値が 5082点というのは度肝を抜かれました。都道府県でじゃごたろさんに勝っているのは地元奈良県だけですね。居住経験のある石川県も2点差で負けてます。ほとんどの市町村に行かれているみたいなので、こういう数字になるのでしょうね。いやはや、びっくり。
[104064]サヌカイトさん
①全国での個人の最大値は何点か?
     (中略)
 最後に、接地・通過・未踏について。残りの自治体数約250を(おそらく離島などによる未踏が多そうなので)平均0.5で掛けて0.5*250=125
 よって合計800+3900+125=4825≒4800を最大値と予想します(ちょっと高すぎたかな…)。
今回は弟にも予想してもらいました。4*75+3*200+2*300+1*800=2300だそうです。
 いきなり想定外の人がでましたね。この分だと、他にも5000越えがいるかもしれません。
 私は余裕で想定内の人ですが…。
[104154] 2022年 4月 15日(金)13:56:32あきごん さん
過疎地域の追加
 かねての報道通り、4月1日付けで令和2年度国勢調査に基づく過疎地域の追加が行われました。
 今回の追加で過疎関係市町村は、全国で885市町村(全部過疎 713 みなし過疎 14 一部過疎 158)となり、ついに1718市町村の半数を超えました。
 → 総務省資料

 以前の書き込み [104084] で分析しておりました茨城県の一部過疎地域の追加については、予想通り、潮来市旧牛堀町域、かすみがうら市が旧霞ヶ浦町域が過疎地域となりました。京都府の木津川市においても、一部過疎は旧加茂町域が指定されました。
 (参考資料)全国過疎市町村マップ

 今回の追加では、奈良県でも中部の高取町が新たに全部過疎に指定され、南(山間地域)から過疎がジワジワと迫っている感覚を感じています。
[104143] 2022年 4月 9日(土)19:41:20あきごん さん
袖ケ浦ナンバー
[104142]グリグリさん
もっとも「袖ヶ浦」ナンバーの方が地名度としてはもっと難しいかもしれませんね。

 めっちゃ同感です。初めて「袖ケ浦」ナンバーを見たとき、頭の中が ???マークでいっぱいになりましたから。
 千葉県の車なんだーと分かったのは、グーグル先生に教えてもらったからでした。
 私の感覚では、「館山」か「木更津」がいいと思うんですが、陸運局ナンバーなので「袖ケ浦」なのでしょうね。「房総」ナンバーにしたら「暴走」と同音になるので、やっぱりよろしくないのでしょうか。
[104141] 2022年 4月 9日(土)15:41:58あきごん さん
ご当地ナンバー
[104139]伊豆之国 さん

「ご当地ナンバー」をめぐるは論議は、落書き帳の「アーカイブ」にもありましたが(もう20年近くも昔!)、そもそも「湘南ナンバー」は「ご当地ナンバー」ではなく、その制度ができる以前に作られたものであることが、「違和感」「行き違い」の元であり、「名前と実態の大いなる乖離」になっているような気がするのです。
 こんなに以前にナンバープレート名で盛り上がっていたのですね。 アーカイブ を見たら2002年から2005年にかけてですので、ご当地ナンバーの導入次「1」の交付の2006年10月以前の議論で、いろんなナンバー案があって面白いですね。鈴鹿とか出雲とか奄美とか実現しているのがいっぱいあります。ホント、落書き帳の歴史を感じます。

 湘南ナンバーの件ですが、私も対象市町村にはかなり違和感がありました。ご当地ナンバーでないと分かって理由に察しはついたのですが、やはり鎌倉市や逗子市が対象でないのは「湘南」の名前を付けるのはどうかという気がしますね。
「猪や熊が出る足柄山中」まで「湘南」
というのは、笑い話としては面白いですが…。

 私も「ご当地ナンバー」による区域再編案に賛成です。いやいや、待った。「丹沢」ナンバーはどうですかね? 正直、関西に住んでいる人間には認知度がかなり低く、丹沢と聞いて神奈川県と答えられる人は10%いないんじゃないかなあ。
 丹沢ナンバーは却下です。(何の権限もないけど…(笑))

奈良県も「奈良」ナンバーの他に「飛鳥」ナンバーができたことですし、ここはひとつ「吉野」ナンバー(吉野郡全域+五條市)なんてのがあってもいいような気がします。でも、登録台数5万台はクリアできないかなあ。

「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。
 これは意外というか、考えてもいませんでした。「生駒」は普通に読める地名だとばかり思っていましたが、関西以外では読みにくいのでしょうか。
 ちなみに奈良の地名の「生駒」の由来は讃岐高松藩の生駒氏とは関係なく、「イ(接頭語)・コマ(駒=馬)」とか「イ(接頭語)・コマ(高原)」とか、地形や地勢に関係があるみたいで、日本書紀にも出てくる地名ですのでかなり古いもののようです。「駒」が馬や高原の意味であれば地名由来名字で、生駒さんが全国にもっとたくさんいてもいいような気がします。生駒姓のルーツは奈良~大阪の生駒以外には石川県や徳島県に由来するようです。
[104138] 2022年 4月 5日(火)23:17:21あきごん さん
富士山ナンバー
 今日、帰宅時に信号で止まったら前の車は富士山ナンバーでした。本当に久しぶりに見たので思わず感動してしまいました。(人気の「37-76」ではありませんでしたが…) 富士山ナンバーは言わずと知れたご当地ナンバーですが、結構、前からあったはずと思いながら調べてみたら、導入次1-2なので2008年11月からなので、もうかれこれ13年余りになります。確かに、ここ2~3年はコロナのせいもあって観光客も減っており、特に遠くのナンバーを見ることが随分減りましたが、富士山ナンバーを見たのは本当にいつぶりでしょうか。
 静岡や山梨の方にとっては珍しくもないのでしょうが、奈良に住んでいると、なかなかお目にかかれません。やはり車で行き来するには遠い国ですから…。お隣の愛知県のナンバーでいうと、豊田ナンバーは年に数回は見るので、この境には感覚的にかなりの隔たりがあります。この間には糸魚川静岡構造線があり、電力の周波数も変わるし、やはり昔から地理的にも隔たりがあったのでしょう。
 そんなご当地ナンバーですが、奈良県でも第3次で2020年5月から飛鳥ナンバーが交付されており、ここ1年くらいで本当によく見るようになりました。地元の天理市は奈良ナンバーですが、県内人口2位の橿原市の他にも、お隣の田原本町なども対象市町村なので、普通に見るようになりました。導入されたときは、他府県に住む乃木坂46の齋藤飛鳥ファンが、どうやったら飛鳥ナンバーを取得できるか、ネットで情報交換していましたが、今なら中古車も出始めてますから、もうファンの間のプレミアもなくなっているかもしれません。
 飛鳥と同じ第3次のご当地ナンバーでいうと、伊勢志摩ナンバーは結構見るように思います。1次の堺ナンバーや鈴鹿ナンバーと変わらないように感じています。登録台数でいうと、かなり差があるはずですが、名阪国道(無料)の存在や近鉄の影響もあって、伊勢志摩と奈良はなんとなく親近感があるのかもしれません。地理的な距離でいうと鈴鹿も変わらないかむしろ近いのですが、第二名神もあるので、やはり奈良よりも京都方面に目が行くのでしょうね。観光地でナンバーを見ていると、心理的な地域のつながりのようなものが垣間見れます。
 ちなみに私の、まだ見たことがないけど見てみたいご当地ナンバーは「出雲」ナンバーです。島根ナンバーは何度も見ていますが、出雲ナンバーはまだ1度も見ていません。ほとんど「神」のような存在です。

 蛇足ですが、湘南ナンバーはご当地ナンバーではないのですね。メチャクチャご当地ナンバーっぽいのですが、通常ナンバーなので驚きました。昔、湘南ナンバーの「11-73」や「73-51」が大人気というニュースを読んで、勝手にご当地ナンバーだと思い込んでいました。
[104135] 2022年 4月 3日(日)19:18:40あきごん さん
将棋棋士
[104133]グリグリさん
昨日、プロ将棋棋士が2名誕生しました(新四段)。山形県鶴岡市出身の岡部怜央四段と山口県周南市出身の徳田拳士四段です。厳しい奨励会三段リーグの上位2名です

 毎年2名×2=4名しか、プロになれないのだから本当に厳しい世界ですね。そんな厳しい戦いを勝ち抜いてきた猛者たちの集まりの中で毎年8割以上の勝率を維持して、十代にしてタイトルを次々に奪取している藤井聡太五冠は本当にすごいです。羽生九段の時もすごいと思いましたが、最年少記録を次々と塗り替えての戦績なので、歴史を目撃しているような感覚になります。今年度はいよいよA級なので来期の名人挑戦も視野に入ってきました。
 ちなみに今年度の名人戦は斎藤慎太郎八段が昨年度に引き続き渡辺明名人に挑戦します。斎藤八段は奈良県出身なので、鬼の居ぬまに(来ぬまに)是非名人になってほしいです。来年以降は名人になるのは、ひどく困難になるでしょうから…。
[104108] 2022年 3月 25日(金)15:10:03あきごん さん
Re:ロータリーコレクション
[104103]むっくんさん
ロータリーコレクションで挙げられている岐阜県岐阜市薮田南のロータリーが3/14午前10時よりラウンドアバウトになりました。

情報提供ありがとうございます。県庁舎の再整備時にどうなるかと思われていた箇所ですが、ラウンドアバウト化されたのですね。
Webニュースでも確認できました。
さっそくロータリーコレクションを更新させて頂きます。
[104093] 2022年 3月 21日(月)15:01:12あきごん さん
Re:ロータリーコレクション情報提供
[104092]MasAka さん
この存在を知ったのは6年ほど前ですが(たまたま現地を歩く機会があった)、結構まとまった数があるのですでにコレクションに載っているものだと思っていたのですが、今確認したら未掲載でした。

 情報提供ありがとうございます。コレクションに追加させていただきます。
 まとまって数があるので、どのような形で掲載するかは考えたいと思います。

 このようなクルドサック的な終点ロータリーは中規模の住宅開発で時たま見ますが、なかなか拾い切れていないと思いますので、見つけたら情報提供いただけたらと思います。

 別件ですが、経県値(都道府県版)の北海道を、頑張って入力してみました。254点でした。
 多いのか少ないのかよくわかりませんが、かなり大変でした。何せ30年以上前のことですから、記録と記憶と地図で数時間がかりとなりましたが、北海道の経県値地図 ができあがって感動しました。
 これは楽しいです。グリグリさん、ありがとうございます。
[104084] 2022年 3月 18日(金)18:40:46あきごん さん
全部過疎と一部過疎
[104067]BANDALGOM さん
(茨城県)桜川市、河内町
これも驚きです。河内町は先に指定された利根町とともに、地元から比較的近い所ですし(千葉市へ行くより近いかな?)、桜川市は水戸線が通っている所ですから、過疎地と言われても、あまりイメージが湧かないものがあります。

 せっかくレスを頂いたものの、東国はあまりイメージが湧かないので、とりあえずデータ的なものを調べてみました。
2020年人口5年間増減率
桜川市39,122人-8.23%
河内町8,231人-10.22%
 ということで、両市町とも5年間で10%近くの人口減が起こっていました。R2国勢調査による追加の要件がよく分からないのですが、もともとの人口要件の25年間21%以上減で見てみると単純平均で5年4.2%なので、この5年間の人口減の加速化で過疎地域の要件に掛かってきたのだと思われます。確かに桜川市は南部は筑波山もあるので過疎も分かるのですが、北部はJR駅も3つあり、ICもあるので過疎というと少しイメージが湧かないところがあります。そこで桜川市の合併前町村部ごとの5年間人口増減を調べてみました。
2020年人口5年間増減率
桜川市(全域)39,122人-8.23%
(旧岩瀬町)18,077人-7.83%
(旧真壁町)15,159人-9.05%
(旧大和町)5,886人-7.30%
 と、実はあまり地域に偏りなく人口減が起こっているようです。南部の旧真壁町の減少率が少し高いものの全域で7%を超えており、全部過疎になるのも妥当なのかなというデータです。
 一方の河内町はやはり鉄道と高速道を含めた交通の便の問題が大きいのか、5年減少率が-10%を超えていますのでデータ的には過疎地域になるのも分かる気がします。大昔なら舟運の利があるかもしれませんが、現代では利根川クラスの大河は地理的な不利を生み出す要因となる影響が大きいのでしょう。

 では、同じ茨城県内で一部過疎に追加指定される、潮来市とかすみがうら市はどうなのかと思い、旧町村部ごとの内訳も含めて比較してみました。
2020年人口5年間増減率
潮来市(全域)27,604人-5.17%
(旧潮来町)22,962人-3.83%
(旧牛堀町)4,642人-11.29%

2020年人口5年間増減率
かすみがうら市(全域)40,087人-4.88%
(旧霞ヶ浦町)14,564人-6.11%
(旧千代田町)25,523人-4.17%
 潮来市については、中心部の旧潮来町の人口比率が高く減少率もやや小さいため、市全体としては過疎の要件には掛かってこず、旧牛堀町部のみが過疎地域に該当するため一部過疎に指定されたと思われます。中心地域と周辺地域に人口格差がある合併例で、一部過疎にありがちなパターンなのでしょう。このような合併市では、やはり過疎対策をする上では一部過疎の考え方が必要だと思います。
 かすみがうら市については、私自身勘違いしていたのですが、霞ヶ浦町より千代田町のほうが人口規模が大きかったのですね。新市の名前がひらがなの「かすみがうら」になったのも理解できます。こちらについては旧2町の規模が余り変わらない合併のようですが、旧霞ヶ浦町部のみがギリ過疎地域の要件にかかってきたのでしょうか。一部過疎のなかでは珍しいパターンのように思います。微妙なところですが旧2町の該当非該当を分けたのは鉄道駅の有無と地理的要因(霞ヶ浦)と考えられます。
 やはり大都市近郊では中心都心部への交通の便(時間距離と言えるかも知れません)が過疎化(人口減少)に与える影響と言う意味では一番大きいようです。

 私自身、今回の追加市町村の中で一番、あれっ?、と思った木津川市についても同様に人口の増減を調べてみました。実は木津川市は京都府で5年間人口増減率が一番大きい市(+6.95%)なので、そもそも、このタイミングで過疎に指定されたことに驚きました。
2020年人口5年間増減率
木津川市(全域)77,907人+6.95%
(旧木津町)57,253人+10.09%
(旧山城町)7,958人-6.69%
(旧加茂町)12,696人-7.19%
 内訳をみれば一目瞭然ですが、木津川市の人口増は旧木津町地域の+10.09%が引っ張り上げており、旧山城町と旧加茂町は何れも-6%を超える減少となっています。全体としては当然過疎ではありませんが、旧山城町または旧加茂町の地域が過疎に該当するので一部過疎という事になったものと思われます。

 旧加茂町は1980年代に大規模住宅団地(南加茂台)の開発などで人口は増加していましたが、H2国勢調査の16,950人をピークにその後は減少を続けています。H27国勢調査が14,241人なので25年で-15.9%となり、当初の過疎の要件25年間-21%には達していませんでしたが、H7→R2の25年で見ると-23.8%となり人口減少が進んでいることが分かります。旧山城町地域より減少率が大きいのは、30年以上前に開発された住宅団地の高齢化が進んでいるのが一因となっているのでしょうか。
 旧加茂町にはJR関西本線が通っており、昭和63年に電化されて以降は大阪への大和路快速の始発駅となりましたが、人口減少に伴い当初は毎時3本であった直通快速が一部奈良始発となって減便されて2本になり、令和3年からは毎時1本になってしまっています。こうなると都心部への交通の便という意味で、ますます過疎化を進める要因となりそうです。
 一方の山城町ですが、こちらは大規模団地の開発等はなかったので、人口は昭和60年をピークに緩やかに増加して減少しています。H27国勢調査における25年間増減率は-5.5%でR2国勢調査においても25年間増減率は-13.5%と過疎の要件には達していません。このことから、今回の一部過疎は旧加茂町地域の追加であろうと推察されます。

 旧加茂町地域の人口減は過去の団地開発で特定の年齢層が社会増で急増した反動が出ており、旧山城町地域は一般的な地方部の人口増減を辿っているとみることができそうです。そう考えると、現在、人口が増加している旧木津町地域もほとんどが他市(多くは奈良市)からの社会増であることから、30年後には旧加茂町地域と同じ問題が起こる可能性が高く、今のうちからビジョンを持った対策が必要なのだろうと思います。この事は現在、人口が大きく増えている首都圏郊外の市にも言えることなのではないでしょうか。
[104081] 2022年 3月 16日(水)17:18:42あきごん さん
重症病症使用率その2
[104075]グリグリさん
結論を先に言いますと、重症病床使用率の数値の扱いは慎重に考えたほうが良いと考えます。色々な要素がありますが、重症者の定義がもともと必ずしも実態を正確に表していないとか、オミクロン株への移行により見直すべきだなど、いずれにしても都道府県横並びに比較する際は注意が必要です。
奈良県の重症病床利用率を見る場合、重症者の定義と確保病床数の数え方において、他の都道府県との水準に違いがある可能性を考慮しなければいけないと思います。奈良県に限らずこれはどの都道府県にも言えることなので、結局のところ都道府県間の比較は慎重に行う必要があります。

 安易に都道府県間の比較ができない事、理解いたしました。余りに性急な反応でした。すみません、気をつけます。

 一応、この反応に至る経緯を説明します。
 奈良県の人口規模はザックリ言うと、東京都の1/10、大阪府の1/6です。ですので、コロナ発生以降、都道府県別で発表される新規感染者数を6倍、10倍して大阪、東京と比較して見ていました。デルタ株の頃までは奈良県は大阪府の概ね1/10程度と人口比で比べるとやや少ない傾向にあり、県民も不要不急の外出への自制心もかなり働いていたように感じていました。
 しかし、この頃から奈良県知事は緊急事態宣言はおろか蔓延防止措置の発出を頑なに拒み、やたらとエビデンスという言葉を使って「効果がある事が確認された対策しかしない」と県内首長や団体からの要請を拒み続け、それらを同調圧力とまで言っていました。オミクロン株が出だしてからは、「幸い重症化率は低いので特段の対策は考えていない」などと信じられない発言をTVのインタビューで堂々と語っていました。
 いくつかの市町村が独自に行なっていた飲食店に対する協力要請も独自で続けるには予算的な限界があり、秋以降はノーガード状態になっていました。
 そんな状態でのオミクロン株…。大阪府で市中感染が確認されると、あっという間に奈良県でも蔓延し、以降は新規感染者数は人口比率どおり大阪府の1/6になっています。最近はNHKの関西ローカルニュースで各府県の感染者数の他に、人口10万人当たりの感染者数の全国ランキングを毎日報道していますが、奈良県は東京都、大阪府に次いでの全国3位が定位置になってしまっています。
 そして、ここ1月くらい前から県内でも死亡者数の増が目に付くようになりました。

 考えてみれば当然の話ですが、いくら重症化率が低くても感染者数が圧倒的に多ければ重症者数は多くなります。重症者が多くなれば死亡者数も多くなるわけで、特に高齢者施設や病院でクラスターが発生したら、そのリスクは格段に高くなってしまいます。いくら奈良県の感染症担当者や医師会の先生が色々言っても、トップである知事が間抜けな発言をしたら台無しになってしまいます。我が家では、知事が画面に映る度に、またとんでもない事を言わないか妻共々ヒヤヒヤしながら見ています。

 そんな状態で、重症病症使用率の数字を見たものですから「そら見た事か!」と思った次第です。

 確かに都道府県によって重症者や確保病床の定義が異なり単純な比較はできませんが、コロナに罹った知人によると、「そもそも保健所と連絡が取れたのが発症後数日経ってからで、熱が下がった後。」とのことで、宿泊療養施設や病院への入所云々の話にさえならず、完全に医療体制は崩壊状態のようです。
奈良県は第4波で80%を超える日もありましたが100%は超えていません。
というのは、キャパを超えていないのではなく、キャパ一杯まで運用できない状態だったのだと思います。なぜなら当時、病床使用率は頭打ちなのに、待機者数がどんどん増加していましたから。
あくまでも私の勝手な想像ですが、奈良県では確保病床数を控えめに想定しているのに対し(正直ベース?)、他の都道府県では…
なのであれば、それはきっと県担当者の、意固地な知事に対する小さな抵抗なんだと思います。

 ここは政治的な発言をすべき場ではない事は重々承知しておりますが、どうか一奈良県民のボヤキと思ってお許しください。

 色々と書きましたが、まず何より、これだけのデータをお一人で作られているグリグリさんには本当に頭の下がる思いです。正直、毎日毎日すごく大変な作業だと思います。本当にありがとうございます。

 そういう意味でも、A知事にこのデータを見せてやりたいです。いったい、何と言うか。(まだ言うか…!)
[104074] 2022年 3月 15日(火)18:07:04あきごん さん
重症病床使用率
NEWS欄の本日のところで
重症病床使用率:奈良県 52.9% ... 秋田県,鳥取県,宮崎県 0.0%

 というのが目に留まって、重症病床使用率 のページを見て愕然としました。
 奈良県(52.9%)が、2位(神奈川県29.3%)以下を大きく引き離して、ぶっちぎりのトップに立っています。都道府県地図でも奈良県だけが真っ黒に着色されています。

 これもひとえに「エビデンスがないから制限措置をしても意味がないからしません。」だの「奈良は緊急事態宣言の発令や重点措置を適用しなくても感染が収束した。これが最大のエビデンスだ。」だのという、かなり独特のお考えをお持ちのA知事の功績かと思います。A知事はトップの発言は、良くも悪くも県民に対するメッセージになるという事をちっとも分かっていないのではないでしょうか。

「感染の波は高くなったり低くなったりする。行政としては重症者と死亡者を出さないことに最大の力を入れ、医療体制を維持していく。」
とも発言していましたが、全然、維持できていません。知事の姿勢が完全に行政をミスリードしていると思います。

 目の前にいたら、このデータをエビデンスとして見せてあげたいです。
[104065] 2022年 3月 13日(日)11:09:55あきごん さん
経県値都道府県版
[104064]サヌカイトさん
もう一点、経県値にはおもしろい機能、皆さんご存知「逆経県値」があります

 全然、ご存じではありませんでした。初めて知りました。中身を見ていると、色々と見えてきて面白いです。
 奈良県の訪問以上が179で6位なのに対し、宿泊が115で22位、宿泊以上が122で23位(ランキングにないので手計算ですが)と、みんな日帰りして宿泊してくれないという奈良県観光が抱える問題点をしっかり反映した結果なのに笑ってしまいました。
 都道府県版のランキング予想…。ちょっと数が多すぎて、私のCPUでは計算不能ですね。(笑)

[100884]グリグリさん
試験運用中の経験値都道府県版についてひととおり全47都道府県のページが完成しました。一番最後になった北海道版は市町村の数の多さから市町村名が小さな文字になっていますが、なんとか視認できる範囲かと思います。この後、登録機能などサービス仕様を充実させた上で試験運用から正式公開する予定です。

 奈良県版は以前リリースされたときにやっているのですが、北海道版をやってみようと意気込んでやり出しましたが、5分と経たずに挫折してしまいました。市町村数の多さもさることながら、どこがどの市町村なのかの判別(市町村合併がされているので)が大変で…。登録機能ができたら真剣に取り組みたいと思います。しかし47都道府県を網羅するのは、かなり大変な作業になりそうですね。(楽しい大変さですが)
 ちなみに北海道は学生時代(今から30年以上前になります)に1ヶ月間かけて1周半しているので宿泊地は調べればすぐわかるのですが、訪問や接地、ましてや通過となると、どの道を通って、どこに立ち寄ってなどと記録と写真のネガを紐解いていかないと思い出せないですね。楽しみにお待ちしております。
[104061] 2022年 3月 9日(水)22:32:17【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 9日(水)23:06:19
あきごん さん
Re:不急なぞなぞ
[104057]白桃さん
ソノ県のアノ町は大変困ったことになってしまっていたのです。

私は、小林アノ子さんよりも、やつぱりアノ瀬はるかさん押しデス。

えっ? そういう話ではなかったですか。
[104058] 2022年 3月 9日(水)17:52:01あきごん さん
過疎地域に追加される市町村
[104039]において
2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。
65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、
と書いておりましたが、案外あっさり見つけられたので、令和4年度に追加される過疎地域の一覧をあげておきます。ニュースソースは 朝日新聞DIGITAL (2022.1.21)記事 です。

< 新たに過疎地域に指定される市町村 >

【全部過疎】36市町村
(北海道)富良野市、新篠津村、鹿部町、別海町(青森県)田舎館村、鶴田町(宮城県)川崎町、松島町、大郷町、涌谷町(山形県)上山市(福島県)国見町、天栄村、会津坂下町(茨城県)桜川市、河内町(群馬県)高山村(埼玉県)ときがわ町、皆野町、長瀞町(千葉県)九十九里町(新潟県)加茂市(福井県)勝山市(長野県)立科町(滋賀県)甲良町(京都府)綾部市(大阪府)豊能町、能勢町(兵庫県)市川町(奈良県)高取町(和歌山県)広川町、美浜町(高知県)宿毛市(福岡県)糸田町(長崎県)東彼杵町(熊本県)人吉市

【一部過疎】29市町村
(福島県)白河市、須賀川市(茨城県)潮来市、かすみがうら市(千葉県)匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市(新潟県)新発田市、胎内市(富山県)砺波市(福井県)あわら市、永平寺町、若狭町(長野県)上田市、塩尻市、安曇野市(岐阜県)海津市(滋賀県)東近江市(京都府)木津川市(兵庫県)丹波篠山市、たつの市(和歌山県)みなべ町(徳島県)阿波市(熊本県)玉名市、菊池市、氷川町(鹿児島県)出水市(沖縄県)南城市

 全部過疎の中で目に付いたのが、まず富良野市です。富良野市は一度は特定市町村になって全域解除されたはずなのですが、今回の国勢調査結果でまた過疎地域に逆戻りしてしまいます。あと近くでは綾部市。綾部市が過疎地域に指定されることで、京都府の北部は舞鶴市以外がすべて過疎地域市町村になってしまいます。(福知山市は一部過疎ですが。)
 これで650だった全部過疎の市町村は36増えて686になります。うち北海道の市町村が152と20%以上を占めますが、全部過疎市町村がない都道府県は滋賀県のみで、全国に広く分布しています。(東京都は奥多摩や離島の町村、神奈川県は真鶴町が全部過疎です。)

 一方、一部過疎は29市町村が追加され、うち25が市です。これで一部過疎市町村は178市町村となり、うち149が市となります。そもそも平成の大合併によって過疎市町村を含めた合併を行なった市町村への措置なので、市が多くなるのは当然ではありますが、全部過疎の市が124もあることを考えれば、本当に過疎が全国的な問題である事を改めて感じました。

 ちなみに奈良のすぐお隣りの木津川市が新たに一部過疎に指定されることになりましたが、もともとは木津町、加茂町、山城町の京都府南部の3町が合併してできた市なのですが、木津町や加茂町は大阪、京都への通勤圏なので住宅団地も開発されて過疎の印象はありませんでした。山城町も京都への便は悪くないです。新たに一部過疎になったのが何処なのか分からないのですが、(旧加茂町? 旧山城町?)身近なところでも人口減少が進んでいることに驚きました。
[104044] 2022年 3月 5日(土)12:56:30あきごん さん
Re:緊急?クイズ
 もしかして、向こうはライバルと思っていないけど、奈良県民はライバルと思っている市ですかね。2市しかないのは意外です。

 共通項は奈良市も天理市もたくさんあるけど、浦安市は一つだけのものが緊急ということでしょうか。
 タイトルで察しがついてしまいました。(当たってたらですが…)
[104039] 2022年 3月 4日(金)18:17:25あきごん さん
過疎地域と市町村合併
 私、[103985]の過疎の村の話題において
こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
と安易な結論で文を締めくくっておりましたが、果たして市町村合併が過疎地域の対策になるのかという事には、ずっと引っ掛かったままでしたので、自分の中の思考を整理する上でも、一度、カキコしたいと思います。

 先の議論は、[103971]未開人さん の五條市大塔地区(旧大塔村)の人口減少における合併の影響に関する問い掛けが発端となって、過疎地域の人口減少における市町村合併が及ぼす影響の有無であったかと思います。大方の意見をまとめると、
・これらの村々は合併によって人口減少が加速したという事ではなく、過疎による人口減少(自然減)でどうにもならなくなって、やむなく合併している。
・旧大塔村の人口減少は自然減に加えて、災害等の社会減が起こった影響が大きく、市町村合併の影響とは言えない。
というものだったと思います。
 大塔地区の人口が190人に減少しているのは私としても認識しておらず、結構衝撃的な数字でありました。平成の初め頃に県内市町村で人口1000人を切る2つの村(大塔村Vs野迫川村)として、毎年、県の統計が出る度に最下位争いに注目してはいましたが、大塔村は五條市に入ったことから完全に注目から外れてしまっていました。(代わりに野迫川村Vs上北山村になっていました。)

 私としても、市町村合併は大塔地区の人口減少の直接原因ではないと考えていますが、1つの村から市の1地区になることで、問題が埋もれてしまって、後回しにされてしまう危険は大いにあるのかなと改めて感じました。
[104003]サヌカイトさん が
青ヶ島はかなり特殊な立地ですが、島の就業人口の約1/4が土木関係だそうです。自治体が行う仕事は土木だけではありませんが、ないとは思うもののもし合併して議員が出せなかったら…と考えるとそら恐ろしくなります。
というのを読んで一旦は、学生さんが思っているほど行政は議員の利益誘導で動いているわけではないよ、と思いましたが、土木工事に限らず地域の諸課題が大きな市の1地域になってしまうことで、中心地域から見ると優先順位の低い課題になってしまうという事は実際に起こっているように感じますし、サヌカイトさんの仰っていることも地域の雇用に特化した話で、本質的には同じ事を憂慮されているのだと思いました。

 導入が随分長くなってしまいましたが、今回の本題は過疎地域の対策についてです。
 前回以降、奈良県内の過疎地域について再度確認しておこうと調べていて、自分の中で記憶していた過疎地域が、現在は随分と拡大していることに驚かされました。恥ずかしながら私の中の過疎地域の地図は平成の一桁頃から更新されていませんでしたので、山間地域ではない御所市や明日香村などが過疎地域に指定されているという事実は初めて知りました。(おまけに盆地の真ん中で我が家から車で10分少々の三宅町まで!) 全国過疎市町村マップ
 あえて述べるまでもないのかも知れませんが、ここでいう過疎地域とは、
人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域。総務省が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法により原則として市町村単位で指定するが、平成の大合併前の旧市町村の区域に限定して指定することもある。
というものです。現在の根拠法令は、上記のように昨年(令和3年)4月1日の過疎地域自立促進特別措置法の失効の後を受けて施行された、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法であり、これまでどおりの10年間の時限立法ですが、面倒なので、ここでは第一弾である昭和45年の過疎地域対策緊急措置法から現行法令まで全部ひっくるめて「過疎法」と表記させていただきます。現在の過疎法による過疎地域の定義は、
2013~2015年度の3年平均の財政力指数が0.50以下で、公共競技収益が40億円以下であり、かつ以下のいずれかの条件であること。
・1990~2015年の25年間人口減少率が21%以上の団体
・1990~2015年の25年間人口増化率が10%未満で、かつ以下の条件の団体
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が32%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ高齢者率36%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ若年者率11%以下
と、なっており地理的条件はありませんので、山間、離島に限らず人口減少の著しい地域はどこでも過疎地域となり得ます。
 現在、全国には820の市町村が過疎地域に指定されており、全市町村の半数近くに過疎地域が存在することになります。うち過疎市町村(過疎法2条)は650市町村、過疎地域と見なされる市町村(同法3条・41条、いわゆる「みなし過疎」)は21市町村、過疎地域と見なされる区域を含む市町村(同法3条・42条、いわゆる「一部過疎」)は149市町村があります。

 今回、私が注目したいのが、この「一部過疎」の市町村です。この考え方は、平成の大合併により出てきたもので、過疎地域は市町村単位で指定されていましたが、過疎市町村を含む合併による新市町村が、過疎市町村の要件を満たさなくなった場合に、これまで受けられた優遇措置が受けられなくなると合併の妨げとなるため、その措置として「みなし過疎」とともに設けられたものです。合併新市町村が本来の過疎の要件には該当しなくても、緩和した一定の要件に該当する場合には過疎地域とみなされ(みなし過疎)過疎法の適用を受けます。また、合併新市町村が、過疎市町村、みなし過疎市町村の要件ともに該当しない場合でも、その新市町村のうち合併前に過疎地域であった旧市町村の区域は過疎地域とみなされます。(一部過疎)
 つまり「一部過疎」市町村は、中心地区は周辺の過疎地域をフォローしえる一定のポテンシャルを持ち、救済的な合併を行なった市町村と言えるのではないかと思います。(もちろん例外もありますが…。)一方、対等合併に近かったり、中心市町村に十分なポテンシャルがなければ、緩和要件を満たして「みなし過疎」になる可能性が高いでしょう。そういう事から、一部過疎市町村における過疎地域は、先に述べた「埋もれた課題」になる危険が高いと思います。

 現在「一部過疎」に指定されている149市町村(市は124市)の中には、鳥取市、松江市、山口市、高知市、佐賀市、長崎市という県庁所在地も含まれ、函館市、弘前市、下関市、佐世保市など、それなりの人口を持つ地方の中心的な都市も見られます。
 やはり、こういった都市では人口規模が圧倒的に違うので、旧過疎地域はついつい埋もれてしまいがちになりかねないでしょう。そういう意味からも、一部過疎として旧過疎市町村地域に過疎対策が行えるのは良いと思います。補助率のかさ上げは 1/2 → 5.5/10 なので、どれだけ意味があるのかは専門でない私には分かりませんが、過疎債の発行ができるのは大きいと思います。補助金と違って色々なことに使える上、充当率100%で70%が交付税措置がされるわけですから、日常生活に例えてみれば…
 10万円の商品を買いたいけどお金がない。でも、手持ち金ゼロでも全額借金で買えますよ。おまけに返済額のうち7万円は親が肩代わりしてくれるから、自分の負担は3万円で済み商品もすぐ手に入る、という実にありがたい制度なわけです。まあ、親(国)が借金を肩代わりする分けですから、そうでなくても多額のローンを抱える親の負担が増えるわけで、親が破綻したら子も諸共なので、乱発はご遠慮願いたいところではあります。

 そのようなお得な過疎債が、旧過疎地域に限って使えるのであれば、新市町村としても過疎対策のために、積極的に起債をして事業を行なう価値が発生します。また、起債と言えば合併市町村に発行が認められる合併特例債がありますが、こちらの方も交付税措置70%(充当率は95%)のお得な制度です。「合併に伴い特に必要となる事業」に限られますが、補助金の自己負担分にも充てることができるので、かなり使い良いものなのかなと推察します。合併特例債を当てられる事業は、限度いっぱいまではすべて特例債で賄うという考え方の市町村が多いのも当然と言えるでしょう。(まあ、この特例債が市町村合併のアメな訳ですからお得でなければ意味がないのですが。)
 旧過疎地域では、合併特例債の他に過疎債という選択肢があるので、特例債の枠を使わなくても過疎債が使えるので、より事業が行いやすいと言えると思います。
 このような起債制度がある事を考えると、私の考えとしては、村の独立を保って貧弱な財政基盤で過疎対策を行うより、合併市町村として過疎対策を行う方が、規模的にも効率的にもより有効な対策が打てるような気がします。もちろん、合併市の中で埋もれてしまわないという事が前提にはなりますが…。

 そんな過疎地域ですが、少し前にはなりますが 今年の1月19日の記事 によると、2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。これで過疎地域の市町村の比率は50%を超えて51.5%になるとか…。65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、4月1日に告示されるとのことです。予想された事とはいえ、ますます心配になってきます。

 今回は予算的な話のみになってしまいましたが、考えの整理もかねて思いつくままに考えを書いてみました。私はあくまで素人ですので、考え違いや思い込みもあるかと思います。ご意見やご指摘など頂けたらありがたいです。
[104010] 2022年 2月 27日(日)12:27:46あきごん さん
hmtさん
 落書き帳にちょくちょくお邪魔するようになって一年に満たない私ですので、hmtさんと直接絡むことはありませんでしたが、マガジンを見させてもらったり、メンバー紹介ページの最年長メンバーという記事を読み、この落書き帳のレジェンドであることは承知しておりました。
 最後の世界遺産登録の書き込みを読んだ時は、長老はまだまだ元気なんだなぁ、と思った記憶があります。直接お会いしたことはありませんでしたが、オフ会の集合写真を見させていただいた時に、年齢的にこの方がhmtさんだろうなと推察してお顔は存じてあげておりました(たぶん)ので、非常に寂しく思っております。
 心よりご冥福をお祈りいたします。
[103995] 2022年 2月 23日(水)19:10:34【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:44:15
あきごん さん
Re:Jクラブのない県
[103986] Nさん
滋賀県におけるJリーグクラブ不成立の要因分析という論文がありました。
読んだ限り三重県も似たような状況かなぁ、とは感じました。

 少し間が空きましたが、上記の論文 を読ませていただいたのでレスしたいと思います。

 多くのプロ選手を輩出している滋賀県にJチームがない理由がわかったような気がします。プロ選手の人数で見たら負けていない三重県も同じような状況だったのでしょうか。スタジアムの問題はこのクラスのクラブからしたら独力では解決できないことなので、環境的な問題もありますね。ホームタウンの人口の問題もありますが、大都市との位置関係から育成年代の選手の流出が結構大きいかなと思います。
 奈良県はスタジアムや複数クラブの問題はありませんが、もそもそも、奈良県では有望なちびっ子がサッカーよりも野球に流れがちな土地柄なので、そういう意味でも、なかなか厳しそうです。

 三重県は八百長とかでゴタゴタやってるので奈良県に先を越されそうですね。

 八百長疑惑の件は知りませんでした。鈴鹿はJFLでも上位だし三浦カズ選手も入って順風満帆だとばかり思っていました。まあ、奈良クラブも観客数水増し問題があったりでゴタゴタやってましたから同様なんです。そして、奈良クラブの方は何より成績が…。
 どちらも、すっきりとJ3に上がれたら良いのですが。
[103985] 2022年 2月 21日(月)18:49:49あきごん さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
 前々から気に掛けている人口減少の話題である上に、県内の野迫川村と旧大塔村の事例が引き合いに出ているので、反応せずにはおられません。

[103971]未開人さん
自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。

[103973]白桃さん
単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。
もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。

[103974]スカンデルベクの鷲 さん
 もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択している
ような状況にあったと推察します。仮に財政難による住民サービスの低下が人口流出を招き、その後合併に至った場合、合併と人口減少では明らかに人口減少のほうが「要因」となっており、その結果「合併」が起きたと考えることもできるのではないでしょうか。

 これまでの皆さんの論点は、市町村合併が過疎市町村の人口減少を促進する要因となるか。逆に言うと合併をせずに村として存続することで人口減少に歯止めを掛ける要因となりうるか、ということでしょうか。
 私、人口地理学に触れたこともありませんし、研究課題としてきたわけでもありませんので学術的な分析はできませんが、とりあえず野迫川村や旧大塔村の事情については、おそらく皆様の中で一番詳しいと思いますので、しゃしゃり出てきた次第です。

 [103971]未開人さんの投稿で、旧大塔村と野迫川村の1995年から2020年の人口推移を表で示されておりますが、同時に五條市に合併した旧西吉野村と、1995年当時に大塔、野迫川と県内で人口最下位を争っており、現在も村として存続する上北山村の人口推移も表に加えてみました。さらに減少数で見ると分かりづらいので減少率も表に加えてみました。

【国勢調査年毎の人口推移と減少率】
1995年2000年2005年2010年2015年2020年
野迫川村875783743524449357
(減少率)-10.5%-5.1%-29.5%-14.3%-20.5%
旧大塔村871812609427259190
(減少率)-6.8%-25.0%-29.9%-39.3%-26.6%
旧西吉野村426639113502306525262168
(減少率)-8.3%-10.5%-12.5%-17.6%-14.2%
上北山村1023915802683512444
(減少率)-10.6%-12.3%14.8%-25.0%-13.3%

 五條市への合併は2005年9月ですので、合併したことが人口への影響として出てくるのは2010年調査と考えられます。また、2011年には紀伊半島大水害が起こり、特に旧大塔村では深層崩壊による地すべりで大きな被害を受けました。この影響は2015年調査で出てくると考えられます。
 以上のことを踏まえて、もう一度、表を見てみます。

 全体的に2000年以降、減少率が大きくなってきている印象はありますが、合併の影響が出てくる2010年以降に、五條市と合併した大塔村、西吉野村が他の村と比べて減少率が大きくなっているとは読めません。旧大塔村の減少率でインパクトがあるのは2015年の-39.9%です。これは明らかに水害の影響と考えられます。紀伊半島大水害では旧大塔村の宇井や辻堂などの比較的大きな集落でも災害による長期避難が発生して人口の流出が発生しています。
 少なくとも旧大塔村に関する大きな人口減少については、市町村合併の影響はあまりなく、災害による社会減による影響の方が大きいと考えて良いと思います。ただし、災害以前から構造的な人口減少は続いていたわけで、むしろ人口減の主要因はそちらと言えるでしょう。これは表に載せたすべての村に言えることで、おそらく他の地方の過疎地域においても同じ事が言えるのではないでしょうか。

 表に追加した上北山村は、仕事の関係で3年ほど村民であったことがあるので、より事情はよく知っております。
 村内には高校、大学がありませんし通学することも不可能なので、中学を卒業するとほぼ全員が高校進学のために村を出ます。しかし、高校または大学を卒業しても、村内には良い就職先があまりないので、そのまま都会で就職する、という事が多いようです。村内の就職先と言えば、村役場を除けば森林組合か建設業、親が自営をしていない限り積極的なUターン就職先がないのが現状です。役場の採用も多くて数名です。若者が帰ってこないので子供が生まれません。小学校は中学校と合わさって義務教育学校となりましたが全校生徒は8人です。(9学年で!)村の人口構成グラフを見たら若者、特に10代後半が激減しているのが特徴的です。
 程度に差こそあれ、この傾向は表であげた吉野山間部の4村はどこも同じような事が起こってきています。観光業がある所はまだ良いのですが、これまで林業が中心であった所は基幹産業の衰退とともに若者流出、高齢化、顕著な自然減という悪い流れを止められずにいます。これは村としての独立性を保っても止められるものではありません。

 旧大塔村が合併の道を選び、野迫川村が独立を保ったのは、当時の村民と言うか村長の考え方が大きかったのではないでしょうか。野迫川村は明治の市町村制ができてから、これまで一度も合併をしたことがない村です。また、国道168号の通り道である旧大塔村に比べて、脇道をかなり入っていった平家の隠れ里伝説もある村ですので、五條市の一部になることを良しとしなかったのでしょう。
 これらの村では今後も人口減少は続くと予測されています。上北山村では2045年には予測人口122人という値が出ているそうです。こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
[103979] 2022年 2月 21日(月)12:27:03あきごん さん
Jリーグ空白地帯
[103972] グリグリさん
 都道府県データランキングにJリーグ(都道府県別Jリーグクラブ数)を新規追加しました。

 クラブがない都道府県は、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の7県です。マップを見ると福井県から和歌山県にかけての空白の帯が目に付きますが、近畿の6クラブはすべてJ1です。

 [103915] の投稿の中でツエーゲン金沢の応援をしつつ、いつまでたってもJに昇格できない地元奈良クラブを嘆いていた あきごんですが、こうやって マップ で見ると、やはり悲しいものがありますね。

 しかしサッカー後進県の奈良県や和歌山県はともかく、三重県や滋賀県に白い空白地帯が伸びているのは意外です。三重県は四日市中央、滋賀県は野洲と全国高校サッカー優勝校があるので育成年代が弱い印象はないし、プロ選手にしたってA代表の選手が結構いますから不思議な印象です。
 奈良県にも言えることかも知れませんが、すぐお隣にJ1の有名チームがあると、みんなそちらに目が行くからなのでしょうか。

 しかし、何れもJFLのチームはあるみたいなのでJ昇格競争になりそうです。奈良クラブは益々難しそうですね。
[103966] 2022年 2月 18日(金)18:02:17あきごん さん
大河の舞台
 本年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」が放映されています。主人公は源頼朝…ではなく、第2代執権になる北条義時です。これまでの大河ドラマといえば、戦国時代から江戸時代のものは面白いけど、それ以外、特に中世のものは面白くないというのが通説です。((注)個人の意見です)
 昨年の「晴天を衝け」(主人公渋沢栄一)は明治が舞台なので心配しましたが、実質は幕末(ギリ江戸時代)がメインで、狂言回し的に徳川家康が毎回出てきたりと面白い演出で結構楽しめましたが、今回は北条義時なので平安から鎌倉と、思いっきり中世です。この時代のものといえば、以前、「平清盛」がありましたが、暗い印象で1~2ヶ月で見るのをやめてしまった記憶があります。「北条時宗」や「義経」もありましたが、ほとんど見た内容が記憶が残っていません。

 そんなわけで期待よりも不安が8割だったのですが、三谷幸喜さんの脚本のお陰で結構コミカルなドラマになっており、中世を舞台にした場合にありがちな重々しさ(悪くいえば暗さ)がないので、なかなか楽しく見ております。メインキャストの北条ファミリーや頼朝さんが現代劇のような掛け合いをするので、古くささがないのが成功しているように思います。(本格時代劇ファンの方には軽すぎるかも知れませんが。)

 と、大河ドラマ評論はこれくらいにして本題です。

 北条義時が主人公なので、ドラマの舞台は伊豆や鎌倉がメインになります。これまで、この地方は伊豆半島に天城隧道とループ橋を見がてら、温泉に入りに一度行ったくらいで、ほぼほぼ新幹線で素通りしてきました。大仏といえば奈良の大仏、そういえば鎌倉にもホームレスの大仏さんがいたっけ? などという罰当たりな事を言っておりましたが、実は鎌倉には降り立ったことさえありません。なので結構、地理的には不案内な地域で、市町村の並びも実のところ、よく分かっておりませんでした。
 そんな不案内な地域と余り詳しくない時代の話なので心配しておりましたが、逆に色々と発見がありました。

 ドラマを見ていると地方豪族が色々出てくるのですが、この時代は伊東氏や三浦氏など地名に由来する(若しくは逆か?)名前も多く、勢力分布や位置関係も併せて見ていると歴史と地理が合わさって結構、理解が深まります。
 また、思わぬ知識と繋がったり…。先週は石橋山の戦いで敗れた源頼朝一行が真鶴半島から安房国(千葉県の房総半島)へ海路で逃げましたが、こんな所にこんな小さな半島があったとは…。そしてこれが真鶴半島だったのですね。

 真鶴半島は、以前紹介しました日本ジオパークの一つ、箱根ジオパークのエリアとして名前は記憶していましたが、実際の位置とが繋がっていませんでした。箱根カルデラの外輪山から溶岩流が流れ出た名残として、小さな半島として太平洋に突き出ているわけで、道理で断崖絶壁が続いているわけです。 (鳥瞰写真)
 前後の海岸線から見ると、ここだけ地形的にも地質的にも違和感があるのは、そういう成り立ちがあるからなのですね。ここからなら海を渡れば房総半島ですし、断崖続きの地形から目立ちにくいし歴史の舞台になるのも理解できます。
 ちなみに真鶴半島の先端から、三浦半島の先端を結んだ線から北の海域を相模湾と呼ぶそうですね。そういう定義があるとは知りませんでした。

 そして、その相模湾の東端、三浦半島の付け根には頼朝が幕府を開いた鎌倉があるわけですが、今後、ドラマの舞台はその鎌倉が中心になってくると思われます。鎌倉は言わずと知れた有名観光地なので、鎌倉大仏や鶴岡八幡宮の存在は私もよく存じておりますが、前々からなんとなく元気がないように感じておりました。
 本来このエリア一体を指す「湘南」という言葉からは、茅ヶ崎や江ノ島といった海岸沿いの風景をイメージしますが、古くからの鎌倉の景色は思い浮かびません。実際に湘南の海には鎌倉市もあるのですが、関西人の私のイメージは、湘南=海=明るい 鎌倉=寺社仏閣=古い という感じで、そういう意味でも鎌倉のネームバリューが下がっているような気がします。
 奈良県人の私としては、旧鎌倉もぜひとも頑張って欲しいです。もっとも、湘南≠鎌倉のイメージは鎌倉市が悪いのではなく、恐らくサザンの影響が大きいのではないかと思います。何せ私らの世代以降は、音楽とともに「湘南=海」とすり込まれてしまっていますからね。
 そんなわけで、旧鎌倉を応援する意味でも、今年はドラマを見ながら、海でない鎌倉にも注目したいと思います。

 今回の大河ドラマの舞台である北伊豆から鎌倉にかけては、以前から一度行ってみたい地域だったので、コロナさえなければ非常に良い機会だったのですが、流石にこのご時世では…、とても残念です。
 早く、気兼ねなく外出できるようになってほしいものです。
[103960] 2022年 2月 16日(水)10:01:07あきごん さん
Re:問七(市章が点対称)について
[103958]海辺を飛ぶ鳥 さん
《既出の市章(該当するか微妙)》
左右対称:茅野市(切れ込み)、赤穂市(立体感を出す光と影による色の違い)、天理市(下部は天の文字なので微妙に左右非対称)、宇土市(影の部分が非対称)

 長らく天理市に住んでいますが、 天理市の市章 はずっと左右対称だと思っていました。書き込みを読んで見返しても、いったいどこが違うのか、アップでじっくり見るまで気付けませんでした。いやぁ、目からうろこです。

 あと、宇土市の市章 も見るサイトによっては 影が省略 されていたりして、非常にややこしいですね。影があるものを見ても、言われなければ、気が付かなかったです。すごいなあ…。
 ただ、影のあるなしが混在しているので、告示を見てみたら 陰については何も触れられていませんでした。正式には影はないという事になるのでしょうか…。非常にややこしいです。
[103935] 2022年 2月 9日(水)17:23:47あきごん さん
Re:クイズここはどこでしょうの解答
[103932] 千本桜さん
伏せ字を解いた地図は、こちら→ 栃木 夕暮れ散歩 に掲載しています。

 栃木夕暮れ散歩、楽しく拝見させていただきました。
 レスで触れました「県庁堀」ちゃんとありましたね、見落としておりました。大変、失礼いたしました。地図と簡単な説明でしか知らなかったので、写真と説明を見させていただき良くわかりました。

 関西に住んでいると、どうしても通過県になってしまいがちな栃木県ですが、色々と風情のある町があるのですね。今度は通過せずに立ち寄りたいと思います。

奈良県ですと五條→御所→田原本を自転車で走って、奈良の興福寺で野宿したことはありますが、今では記憶がぼやけて‥‥

 なかなかの距離です。ざっと30km以上はあると思います。しかも五條から御所は峠越えでしょうか。(風の森峠?)
 御所から田原本は「川の流れのよう~に~♪」で、ゆるーい下りだったと思いますが…。
 しかし、興福寺で野宿とは…。明け方、鹿にリュックの食糧漁られませんでしたか? 連中は結構、雑食ですから要注意です。エビフライが大好物みたいです。
[103927] 2022年 2月 6日(日)13:30:50あきごん さん
アドレスのタイプミス
 地理などとは、まったく関係のない私事の話題で失礼します。

 実は私、第59回十番勝負もまっただ中の1月3日に新しいノートパソコンを購入しました。そして昨日、やっとセットアップが終了して、こうして使用可能となりました。なぜ、セットアップに1ヶ月以上もかかったのか…。

 1月3日、当然家に帰るなり喜び勇んでセットアップを始めました。マイクロソフトアカウントは以前のパソコンのものがあるので、それを使って作業を進め、Windows11アップグレード機種だったので表示に従いWindows11にアップグレードして…、再起動しろと言われたので再起動をしました。するとパソコンに再度ログインしなければいけませんが、2段階認証とかでパスワード以外に連絡先に送付したコード番号を入れろと表示されました。旧パソコンでメールを見ましたが何度やってもコード番号は送られてきません。SMSに送る方法もあるみたいですが、電話番号に固定電話の番号を登録していたのでSMSは使えません。おかしいなと思い、よくよく見てみると連絡先に登録されているメールアドレスのスペアが1カ所「y」が「i」に間違っています。何年も前に登録したときにうっかりアドレスをタイプミスしていたようです。これでは何度やっても来るわけがありません。しかし、コード番号がなければログインできません。連絡先の変更を試みましたが、本人確認に1日要するとかの返信自動メールが来て1日目が終了です。
 翌日、本人確認ができないというメールが来たので、困ってマイクロソフトサポート窓口に電話をしたら、自動音声でサイトのURLを読み上げるだけ(しかも聞き取りづらいのでURLを聞き間違えた)で相談にも乗ってもらえない。全然サポート窓口になっていないと憤慨しながら対応方法をネットで探して、ようやく変更方法を探しあてて、どうにかこうにか連絡先のアドレスの変更依頼を受け付けてもらいました。やれやれ、と思いながら続きを読むと、「変更には30日かかるので2月3日より使用できます」。なんで連絡先アドレスの変更に1ヶ月かかるのか意味不明で、思わずリカバリして初期状態に戻そうかと思いましたが、この悪い流れで短気を起こすと益々深みにはまりそうな気がしたので1ヶ月待つことにしました。そして昨日、コード番号を無事受け取ってセットアップを完了することができました。
 以前からの(立ち上げに20分以上かかる高齢の)パソコンは生きていたので良かったのですが、全くもって新年早々のトラブルで参りました。(おかげで一時、十番勝負の解答がストップしていた日がありました。)
 以上から教訓…。
 1.アドレスのスペアは一字一句よく確認して打ちましょう。
 2.アドレスが間違っていないか、よく確認しましょう。
 3.マニュアルはちゃんと読んでから作業をしましょう。

 自戒とボヤキです。失礼しました。
[103919] 2022年 2月 3日(木)09:42:04あきごん さん
Re:[103917] ロータリーコレクションの追加
[103917]EMM さん
「施設敷地内道路のロータリー交差点」でなおかつ「路線バスが通る」と言う点が城北市民運動公園と共通する場所が金沢市内にもう1ヶ所あります。

 情報提供ありがとうございます。これ は文句なしのロータリー交差点ですね。追加掲載させていただきます。

城北市民運動公園ロータリーの点線の引き方を見ていると、「場合によっては終点ロータリーとして運用する可能性がある」んじゃ無いか、と言う気もしてきますが…さて。

 いかにも「まだ途中」感が出ているので、最終的にきちんとした交差点になるのか駐車場の出入口だけの終点ロータリーになるのか、私としても判断に迷っております。整備がラウンドアバウトとしても問題ない作りなので、スタジアム完成時には駐車場の取付け道路もきちんと整備して、メイン道路のシンボル的な存在としてラウンドアバウト指定して欲しいなと思っております。せっかく新スタジアムの整備をするんだからエントランスもカッコ良くして欲しいな。ただ県道との信号交差点からの距離が結構短いので、試合終了後などに容量がパンクしないか心配です。

ちなみに [103917]EММさん
はい、お近くの方です。

 はい。思いっ切り意識しておりました。気付いてくださりありがとうございます。(笑)
 今後とも、情報提供をよろしくお願いいたします。
[103915] 2022年 2月 2日(水)17:25:57【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 2日(水)17:41:29
あきごん さん
ロータリーコレクションの追加
 ロータリーコレクションについて、以下の箇所のロータリー交差点を追加しました。
 参考ページでも上げさせていただいている 「のの字な道」 で紹介されていた新規物件です。場所は金沢市の城北市民運動公園内道路で施設内道路や駐車場接続道路の改修に伴い令和2年に設置されたようです。ロータリーは、おそらくラウンドアバウトの基準を満たした整備がされているようですが、現時点では環状交差点の標識類の設置はなく法指定はされていないようです。施設内道路が整備途中でこの状態なのか、将来的にも法指定するつもりはないのかは不明ですが、環状道路の優先が不明確なので中途半端な印象があります。お近くの方で、何か情報がないか気に掛けておいていただけたら幸いです。
 なお、グーグルマップはまだ更新されていませんが、参考ページのリンクを設定していますので詳しい現地レポートがご覧になれます。

金沢市磯部町|(城北市民運動公園内)|四差路? ※マップは改修前(令和2年整備)|@のの字な道

 話は少しそれますが、この城北市民運動公園は金沢市政百年記念事業として1990年に整備されましたが、現在、北陸初のJリーグ基準を満たしたサッカー場を2023年度末の完成を目指して建設中とのことです。金沢にはJ2のツエーゲン金沢があり本拠スタジアムは石川県西部緑地公園の陸上競技場になっていますが、サッカー場完成の暁には新スタジアムに本拠移転ということなのでしょう。今はコロナでなかなかスポーツ観戦も難しい状況ですが、新スタジアムができた頃にはきっと大きな声を出して応援できるようになっている筈です、きっと。その時、ツエーゲンがJ1に昇格していたらすごいんですが…。金沢は第2の故郷なので陰ながら応援しております。

 脱線ついでに、そのJリーグですが、現在はJ1からJ3まで58チームが加盟しており、かつてに比べれば随分とチーム数が増えました。Jリーグが発足した当時などは、そもそもが大企業の実業団チームを母体としている事もあって、ほとんどのチームが大都市に集中しており、ヨーロッパのような各地方都市に地域に根付いたサッカーチームがあるのとはかけ離れた状態でした。それを考えると、現在は随分と沢山の地方都市にもJリーグチームができて地域にも根付いてきているように思います。(全部で54都市!)
 何でもかんでも東京集中の世の中で、地方が元気になる要素が増えるのは良いことです。ただ、そもそも日本にはサッカー専用競技場はほとんどない上に、地方のチームは地元の公営競技場を本拠とせざるを得ないので、フィールドと観客席の間には陸上トラックがあって、サポーターは間近に観戦することができないのは残念なことです。やはりヨーロッパとはサッカーの歴史が違うのでしょうがないのでしょうか。
 昨日のサッカー日本代表は、なんとかサウジアラビアに勝ち、ワールドカップ出場に少し近づいたようですが、やはりナショナルチームの強さは競技人口も含めてそのスポーツがどれだけ国民に根付いているかだと思うので、各地方は道路だけでなく競技場とかにも投資してほしいですね。そういう意味でも金沢市の新スタジアム建設は本当に素晴らしいことだと思います。ツエーゲンには是非ともその名に負けず、降格争いではなく昇格争いをしていただきたいです。世の中、中々あまくはないですが…。
 更についでに一言。地元の奈良クラブ(現在JFL)。Jを目指して何年目だったか…。ホントに頑張ってくれ…。
[103908] 2022年 2月 1日(火)12:27:00【2】訂正年月日
【1】2022年 2月 1日(火)13:07:09
【2】2022年 2月 1日(火)13:13:37
あきごん さん
RE:クイズここはどこでしょう
[103905] 千本桜 さん
 いつも楽しいクイズありがとうございます。
 だいぶ慣れてきた事もあり、ヒントで逆に少し寄り道をしましたが比較的早く地図の都市にたどり着きました。

 この地方はわたくし的には経県値でも通過しただけのかなりの未開の土地なのですが、地図の上の方にある、お使いの人が通った道で絞り込みができました。旧■■町役場ですが、できればその周りにある、この都市に昔、●●があった事の名残りである●●堀も表現できたら面白いかなと思いました。よもや千本桜さんのHPに来られる方で■■県の●●が■■市にあるなどと思う方はおられないので、この●●堀を見つけたら、「あれっ?」と思うのではないかと思うのですが。

 ちなみに私が寄り道した場所は、ヒント1の県を本拠とした某有力大名の邸宅があった元国府の都市と千本桜さんのご友人のメンバーさんの故郷です。なので今回は、ヒントや他の方のコメントに逆に惑わされてしまったのでした。

 千本桜さんの自作地図、次回作は馴染みのあるところ、大和の国…とまでは言いませんができれば畿内を期待します。
[103886] 2022年 1月 22日(土)10:23:55【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)10:34:42
あきごん さん
Re:宇部市の件
[103884] Nさん
「10.887」は随分と大きな数字なので他の市と見比べてみましたが、やはり、かなり飛び出た数字でした。(参考に記載した呉市の「4.766」が標準的な数値です。)
って本当ですか…?
三次市が世帯増減数+1、人口増減数-2,934ですので、-2,934になりますが…(世帯増減0の双葉町、大淀町、日之影町を除いた全市町村トップ)
増減の向きを合わせても寝屋川市が-11世帯、-7,785人で707になりますね。
宇部市の10は普通の値(400位程度)かと。

 ご指摘ありがとうございます。
 もう一度、自分の文章を読み返しましたが「飛び出した数字」というのは誤解を与える、かなり不適切な表現だったと思います。「世帯数減少の多い市の中では、かなり大きな数字」に訂正させていただきたいと思います。

 飛び出したと感じた主因は、世帯数減少順に並べ替えてある状態のまま、人口減/世帯数減 の計算をさせた表の上位部分を見ていたからだと思います。世帯数減上位市100くらいまで見ていると、4~5前後が多い中に20市に一つくらい、いきなり10を超える市が出てくるという状態であったので、飛び出したという表現を使ったんだと思います。(他には長崎市、佐世保市、一関市、日立市などが飛び出したと見えた市)並べ替えをして順位をみたら89位(プラス側のみ)でした。上位は上位ですが、全然、飛び出してはいませんね。失礼しました。

 あと、この指数?は分母である世帯数増減の数字が小さくなると数字の振れ幅がすごく大きくなるので、あまり意味がないものでした。ご指摘の三次市は、世帯増減数が1でしかもプラスなので、-2,934と、とてつもない数字になります。世帯数の増減は色々な要素が重なって起こっているので、偶々ゼロ付近に来てしまった市の数字が飛びぬけて大きくなるのでは、指数としては全然意味がありませんね…。思い付きで計算させた結果でお騒がせしまして、大変失礼いたしました。
[103880] 2022年 1月 21日(金)18:10:00【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)10:29:02
あきごん さん
宇部市のげんしょう(現象&減少)
 どうも、気になり出したらアレやコレやらが手に付かなくなる性分が発症してしまいました。国勢調査の世帯数の宇部市の件です。

 世帯増と人口減の件は、[103874] 白桃さんや [103878] 千本桜さん のお話から、世帯数の増減は必ずしも社会的要因の増減とは限らないと分かりましたので、人口減少については今まで通り普通に憂う事で落ち着きましたが、データを色々いじくり回していて、新たな疑問が出てきてしまいました。

【宇部市の人口減少と世帯数減少の割合】
市名人口人口増減数世帯数世帯増減数  1世帯当たり人口 (人口増減数/世帯増減数)
宇部市162,570-6,85972,595-6302.23910.887
(参考)呉市 214,592-13,96094,483-2,9292.2714.766

 この表は、世帯の減少に伴わない人口の減少がどの程度あるのかを知りたくて、「人口増減数/世帯増減数」を計算させた結果です。
 宇部市は「10.887」と1世帯当たり人口の5倍の数字となっていました。(1世帯あたりの人口は、市によって差はあるものの大体2.0~2.5人/世帯です。)
 「10.887」は随分と大きな数字なので他の市と見比べてみましたが、やはり世帯数減少の多い市の中では、かなり大きな数字でした。(参考に記載した呉市の「4.766」がこの近辺での標準的な数値です。)※ご指摘により表現を修正しております。
 これは、世帯ごと減っているのではなく世帯人員が減っているのが人口減少の主原因なのかと思い、どういうケースがあるのか考えてみました。大学生や新社会人が進学、就職を機に市外に転居、家族の中の高齢者が市外の介護施設等に入所…などが考えつきましたが、それにしても世帯減の5倍は大きな数字です。子供の市内での独立や世帯分離での世帯数増も合わさった結果なのでしょうか。
 色々と考えましたが、頭の整理が付かずにいます。

 それと、もう一つ。国勢調査データと住民基本台帳データの誤差と言うにはあまりに大きな差がある問題…。

[103847] EMMさん
何をどうやっても立ち塞がるのが「宇部市」。
なぜかというと、人口推計のデータでは「宇部市は2015年から2021年まで右肩上がりで世帯数が増えている」から。

というお話、「住基データベースでは世帯数は増加し続け、国勢調査では減少している」という謎も解決できません。

 総務省のHPを漁っていたら 国勢調査と住民基本台帳等について という資料を見つけて、国勢調査と住基データとの「人口」の差異は、高校・大学生や高齢者が住民票を置いたまま、学校のある市町村に住んだり病院や介護施設に入所することが大きな原因である事が分かりました。奇しくも 人口減/世帯減 で考えた「大学生」「高齢者」というキーワードが出てきましたが、世帯の差異の説明はありません。大規模災害や更生施設(刑務所等)なども人口の差異に影響を及ぼすとのことですが、宇部市の世帯数とは関係しそうにありません。
 世帯数の増は、やはり [103874] 白桃さんや [103878] 千本桜さん の仰られている様なことの影響かとも思いましたが、データのプラスマイナスが逆転するほど大きな影響があるようにも思えないし…。

 ということで頭の中で思考がループしてフリーズしかけです。 ぷすぷす、しゅー

 是非、詳しい方の見解をお伺いしたいなと考えております。
[103875] 2022年 1月 19日(水)23:55:32あきごん さん
世帯数増と人口減
[103873]白桃さん
「世帯数が増えているのに人口が減っている」のは、そういうことだけではなく、一世帯当たりの人数が減っている場合は同じ現象が生じます。

 確かに、その通りですね、子供が独立したら世帯が増えるわけですから。
 そう考えると、独立した子供が同一市町村内にいそうな大都会で世帯数が増えているのも納得です。
 なんとなく少し安心しました。でも、人口が減っていることに変わりはないのですが…。
[103873] 2022年 1月 19日(水)17:52:10あきごん さん
十番勝負の問五を考えていて、ふと思ったこと…
 そろそろ、皆さんの感想も落ち着いてきたように思いますので、十番勝負で問五の解答を考えていた時に感じたことを書きたいと思います。本当はその時に書き込みたかったのですが(下書きで書いてはいましたが)、さすがにネタバレになってしまいますので共通項発表を待って今に至ります。

 十番勝負の問五で問題市になっていた宇部市の事が話題となっておりました。もちろん宇部市も五年間で630世帯減少しており該当市として何も問題はないのですが、人口が比較的多いことにも起因して、減少率は-0.86%と該当市の中では最も減少割合が低いためか、住民基本台帳ベースのデータとの誤差により違和感が生じたのかも知れません。(いくら調査方法が違うとはいえ、誤差と言うには大きすぎる差ではあるのですが…。)

 さて本題は、今回、問五の解答を考えるに当たって、2020国勢調査の人口関係の統計と世帯数関係の統計を見比べた時に感じたことにあります。
 今回の問五に関連する2020国勢調査の世帯数関連の統計を元に、「5年間の世帯増減数」を昇順(減少の多い順)で並べると、上位は下表のようになります。上位市の顔ぶれを見ると、いわゆる重厚長大産業の衰退ともイメージが重なる結果となりました。また震災の影響と見られる市も見られ、大きな減少率となっており、両方に該当する釜石市は-12.66%と数・率ともに大きな減少となっています。

【2020年国勢調査 5年間の世帯減少数の大きい順】
順位市名  人口人口増減率人口増減数世帯数世帯増減率世帯増減数▼
1呉市214,592-6.10802-13,96094,483-3.00682-2,929
2小樽市111,29-8.714459-10,62552,817-4.77590-2,649
3函館市251,084-5.60007-14,895121,793-1.74022-2,157
4釜石市32,078-12.83626-4,72414,725-12.66311-2,135
5宮古市50,369-11.12817-6,30721,289-8.97080-2,098
6長崎市409,118-4.74729-20,390187,423-1.05375-1,996
7室蘭市82,383-6.97913-6,18141,766-4.24156-1,850
8釧路市165,077-8.40716-9,66531,873-8.77112-1,351
9天草市75,783-8.40716-6,95631,873-4.06634-1,351
10相馬市34,865-9.57309-3,69113,875-8.77112-1,334
54宇部市162,570-4.04830-6,85972,595-0.86036-630
 このデータだけを見ていれば、ある程度予想できる結果であり、特段思うこともなかったのかも知れませんでしたが、十番勝負の感想でも書いたように、先月、国勢調査の確定値が発表された時に、十番勝負対策も兼ねて人口や人口密度の増減については事前に調べておりました。その中で、特にマークしていたのが5年間の人口減少数で今回の落書き帳五千万字達成記念の「五千」という数字とも合致する「人口減少数5000人以上」でした。(該当市数87)

 人口減少数ということで、下表のように、人口の多い北九州市や新潟市、横須賀、堺市などが上位に名を連ねていて、あまり人口減少のイメージには直接結びつかないなと感じていました。ただし、事前準備では国勢調査の世帯数関係は作業のためにエクセルの列を非表示にしていたくらいで全く見ておらず、下表の右3列の数字は問五の解答を考える時に改めて追加し、初めて併せて見た項目です。

【2020年国勢調査 5年間の人口減少数の大きい順】
順位市名人口人口増減率人口増減数▼   世帯数世帯増減率世帯増減数
1北九州市939,029-2.31534-22,257436,2452.326869,920
2新潟市789,029-2.57753-20,882331,2723.035989,761
3長崎市409,118-4.74729-20,390187,423-1.05375-1,996
4横須賀市388,078-4.55205-18,508165,473-0.16471-273
5いわき市332,931-4.94123-17,306141,4110.24243342
6函館市251,084-5.60007-14,895121,793-1.74022-2,157
7呉市214,592-6.10802-13,96094,483-3.00682-2,929
8下関市255,051-5.01495-13,466115,817-0.41359-481
9堺市826,161-1.56664-13,149366,0794.5041315,778
10青森市275,192-4.33029-12,456118,4830.21060249
87村上市57,418-8.04587-5,02421,549-2.66058-589
 この表で見ると、人口減少数トップ10の中でも人口の多い北九州市や新潟市、堺市などは世帯増減率はプラスになっています。人口は大きく減っているのに世帯数は結構増えているという、ある意味不思議な現象が起きています。
 この表にはありませんが、奈良県内の12市を見ても人口が減少している10市のうち6市は世帯数は増加していました。国勢調査の人口データが発表されてデータを見た時は、 [103261] でも書いたように奈良県内の多くの市が軒並み3000人程度(5%~10%)も人口が減っている事にショックを受けましたが、世帯数の増減も合わせてみた時、実は世帯数は必ずしも減っていないということになります。そして、これは一体何を意味しているのかを考えた時、少し先恐ろしくなりました。

 上記二つの表「世帯数の減少」と「人口の減少」とでは上位市の顔ぶれが変わってきています。最初の表で見た「世帯減少数」は「人口の社会減」と相関していると考えられます(一番の相関は「率」だとは思いますが)。表の上位にリストアップされる市は地域の基礎産業の衰退や震災の影響など、ある意味何らかの理由が考えられます。それに対して、下の表「人口減少数」では、リストアップされる市が人口減少とはあまり直接的なイメージが結びつきませんでした。

 「世帯数が増えているのに人口が減っている」のはなぜか。つまり人口の「自然減」が「社会増」を上回っている、そういう都市が増えてきているということになります。奈良県北部もこれまでは大阪のベットタウンとして社会増で人口が増えてきました。少子化が叫ばれて久しいですが、周辺では社会増の影響なのか人口は増えていた事もあり、私自身あまり気にしていなかったところがあります。そんな中、5%もの人口減少とそれが社会増をも飲み込むほどの自然減となると、今後、ますます減少に拍車がかかるのは間違いないでしょう。これから高齢者になって行く身としては、何とも不安になる結果でした。

 そんなわけで若者チームの皆さん、早めに結婚してたくさん子供を作ってください。(笑)


※表の数字がなぜか右寄せにならず見にくくて申し訳ありません。(-)符号が入っているからでしょうか??
 もし、お分かりの方がおられたら、ご教示ください。
[103851] 2022年 1月 17日(月)17:41:28あきごん さん
地理院地図でDID区域
[103845]勿来丸さん
千曲市に何があるのか、ふと地理院地図で見てみました。私がPCブラウザで見ている地理院地図は、ちょうどDID範囲のレイヤーもつけていたんですね。そしたら千曲市に3つもDIDがある事にびっくり。

[103847]EMMさん
そしてあれこれ検索しているうちに地理院地図のDID区域表示のURLが引っかかってきまして…

 地理院地図にDID区域のレイヤーがあったのですね。初めて知りました。これなら[103285][103290]で書いた「ふっさ村民」の捜索がもっと楽でした。(どっちにせよ2020国勢調査の区域図が出ないと無理なのですが…)

 これで確認していたら、やはり「問三」の大都市部のDIDの数え方に疑問が…。
 京都市やさいたま市は繋がりで見ると、やはりDIDは2つしかないような? 2020で切れたとは思えないし。
 大阪市は人工島を別DIDとして数えるのか?
 若しくは政令市は区ごとに1つと数えるのか?(表から読み取れるのはコレしかない)

 DID3つ以上とは、どういう数え方をすればよいのでしょうか?
[103848] 2022年 1月 17日(月)09:03:09あきごん さん
第59回十番勝負感想
 全体の感想とは別稿となりましたが、改めまして個別の設問ごとの感想を書きたいと思います。順序は解答順です。

問八:日置市  ■2021年に新任の市長が生まれた市(2021年に就任)
 市長選挙関係については頻出問題でもあることから一応、事前準備でまとめはしておりました。そのため問題市を見て、「長野市」→荻原健司氏が初当選、「横浜市」→現職閣僚を新人が破る、「東久留米市」→2021最後の選挙(新人当選) は見てすぐにわかりました。しかし、該当しない市の「龍ケ崎市」も年末に新人が当選しており、しばし悩む羽目に。再度、関連HPを見に行って龍ケ崎市長の就任が年明け1月18日であることが分かり、「2021年新市長」の条件を特定できました。今回は最初から想定解数を提示していないので、線引きのために龍ケ崎市を提示しているのだと理解し確証を得ました。
 幸いどなたも、まだ答えておらず、初メダルが金メダルとなりました。私にとっては想定解数が提示されなかったのは逆にラッキーだったかもしれません。該当しない市の提示がなかったら、開始早々に思いっきり地雷を踏んでいた可能性がありますから。

 この後、ひと通り全問を考えましたが、何となくボヤっと見えている設問はいくつかあるものの、確証を得ることができません。時刻も午前1時も余裕で回って眠くなってきたので、メダル争いは若者チームに任せて寝ることにしました。おぢさんには午前0時スタートはきついのです。
 そして元旦は昼中は用事があったで、午後10時ごろからの再開となりました。

問二:葛城市  ■同一読みの町がある市(表記不問)
 まずは既に15人が解答しており、何となく見当がついていた問二。正答市に、みよし市と三好市が出ており、横浜市、北広島市、瀬戸内市など他にも同音読みの市町村がある市が並んでいます。その中で古賀市だけが誤答となっており、他の正答との違いを精査すると、「みよし」市には「三次市」以外にも「三芳町」があることが分かりました。
 かぱぷうさんが地雷を踏んでくれたおかげで安全に前進できました。想定解数が分からないので無闇に突っ込むと危険な中、助かりました。

問五:日南市  ■前回国勢調査から世帯数が500世帯以上減少した市
 すでにスタートから丸一日近くが経っているのに、この問五はまだ正答が出ていません。しかも昨夜からボヤっと見えている問題なので本腰を入れて取り組むことにしました。
 今回、事前準備として2020国勢調査の人口増減絡みについてはまとめをしておりましたが、問題市の5市は、5年間の「人口減少数」か「人口減少率」のどちらかの上位に入っている市でした。「数」と「率」では顔ぶれが変わるため「人口減」では説明し切れませんが、国勢調査絡みなのは間違いなさそうです。そこで、もう一度、ダウンロードしたエクセルデータを見返すことにしました。すると人口データの右側の非表示にしていた列に世帯データがあり、試しに並べ替えをしたら、該当しない市の登米市が「世帯減少数:499」になっていました。再度、問題市を確認すると、夕張市(世帯減少率最大)、尾鷲市(減少数ボーダー)、呉市(減少数最大)、宇部市(減少率最低)、長崎市(人口減少数最大)(いずれも該当市の中で)となっており、実に良く考えられた問題市であることに感心しました。
 100%正答の自信はあったのですが、まだどなたも正答をしていない。しかも国勢調査絡みなのに、おまけにボーダーラインのすぐ隣りに「東かがわ市」があるのに、この問題を私が一番乗りしていいものかと自問自答しながらポチっとクリックすると本当に一番乗りになってしまいました。
 正直、この先この問題で多くの方が悩みまくるのは予想外でした。ちなみに今回は「落書帳5000万字達成記念」なので私の予想は、「問五:5年間で人口5000人以上減少している市」だったのですが、ファールチップといったところでしょうか。

問六:小樽市  ■海外へ直接出入国できる空港・海港の敷地・施設がある市
 もう一問、当初からボヤっと見えていた問題がこれでした。岩沼市(仙台空港)、輪島市(能登空港)、境港市(米子空港)と問題市は渋い所を突いてきているように見えたので空港の線を疑いました。既解答市も富山市、福岡市で該当します。副題リンクのSVは三浦市「海外」町地内の看板(「かいと」町と読むらしいですね)から国際空港かと思いましたが、能登空港や米子空港の位置づけが怪しい。おまけによく考えたら下関市には空港はない。鹿児島空港も鹿児島市ではなく霧島市だったし…。と一時は完全に暗礁に乗り上げましたが、下関港や鹿児島港は外国航路があるので、「空港か港」と二つで括れば説明はできる。しかし、共通項が何なのか、入管施設?、税関?、定期航路?と色々と考えましたが決定打はありませんでした。確証がないまま勝負して誤答になるのは避けたかったので、一晩寝て明日朝になっても、まだメダルが残っていたら勝負しようと決めて寝ることに…。
 そして翌朝、本当にまだ解答がなく銅メダルが残っていたので勝負する事になってしまいました。下関がOKならという事で、古くからロシア航路もあり、クルーズ船も来る小樽市を解答しました。結局、どこかで思い切らなければならない問題だったのでメダルがあるうちに思い切れたのは良かったです。

 想定解数発表前はここまで。これ以上は地雷原が怖くて進めません。

問一:羽曳野市  ■日本非核宣言自治体協議会に加入している市
 想定解数が発表され、問一はなんと198市! これは一体、何なんだろう?
 副題リンクからアニメの女剣士→女性アスリートや格闘家を五輪メダリストを中心に虱潰しに漁ってみましたが見付かりません。半分諦めかけて、ふと問題市に目をやると「…、広島市、長崎市、…」と日本人なら誰もが知っている二市が隣どおしで並んでいます。もう一度リンクを見ると女剣士の名前は流緋鶴(りゅう ひかく)でした。なぜ、もう少し早く問題市のこの並びに気が付かなかったのかが不思議なくらいの大ヒントでしたね。想定解数も非核宣言都市の関連ページでカウントしたらピッタリでした。
 解答市は、後半戦や他市の状況も吟味して領地拡大を目指すことにしました。想定解数が多いと解答の選択肢が多いので、拡大か防衛か、どこを選択するか等、戦略上の決断も必要となってくるので戦国市盗り合戦としては面白いですね。

 以上、ここまでがノーヒント。5問正答で金2つ、銅1つと自分でも驚くような望外の出来です。

 しかし、ここからは少し足踏み気味に。「誤答をしない」というのが今回の目標の一つなので、きちんと共通項を見極めてからの解答を心掛けたのも一因ですが、区町村ヒントやアナグラム①であまりピンと来なかったのも事実です。ただ全体的に想定解数が多く、変に焦らなくて良いので精神的には楽でした。

問七:北見市  ■市章・紋章・徽章など市のマークが点対称の図柄の市
 アナグラムで分かったのがこの問題。「ぐるっと回す」と言われて、何を回すのだろうと色々考えながら問題市、正答市のWikiページを色々見ていたら、何か丸とか風車のような市標がやたらと目に付いたので、180度回しても同じになるよなぁ…、と気付くことができましたが、ここに来るまでには随分と迷走しました。
 副題リンクがいわき市役所のSVでしかも問題市にもいわき市があるので、共通項は「市の何か」か「市長」に関することに違いないと思い、「SVにヒントが写っている筈! 」とSVをじっくりと見ましたが分かりません。宇陀市長は個人的に良く知っている方なので、問題市、正答市の市長と宇陀市長の共通項を見付けに行きましたが何もありませんでした。共通項に気が付いてから、もう一度SVを見直してみると、確かにいわき市庁舎壁面に市章が写っていますね、小さく…。
 解答時にも思わず呟いてしまいましたが、50代のおじさんに、この大きさの市標を見付けろというのは酷ですなぁ。

 アナグラムヒントで問四や問十の解答が続々と出る中、どうにも閃きません。これだけ解答が出ているんだから、それ程難しい共通項ではない筈なのに…、と焦りが出てきました。

 アナグラム 解けても答え わかりません (詠み人知らず)

 頭を捻っても、こんな駄作の川柳しか出てきません。

問九:北見市  ■同一都道府県内に同じ文字で始まる市が複数ある市
 SVヒントでまず閃いたのが、これまで全く見当もついていなかったこの問題。正直、最後まで残りそうだと思っていましたから意外でした。
 SVが豊川市と豊橋市の市境標識。前回の問二で上野原市と相模原市の市境がSVでヒントになっていたのを思い出し、問題市と既解答市を見直しました。これまで市の特徴ばかりを見比べて、隣接や市名はノーマークだったので発想の転換が必要なことに気付かされました。そういう目で再度、問題市を眺めると都道府県内に同じ字で始まる市がある事に気付きました。隣接はしていませんが、前回と同じ問題が出るわけはありませんので隣接ではなく都道府県内と仮定すればすべて説明できます。
 この問題は普段の暇つぶしに、市町村ジグソーパズルのスマホアプリで遊んでいたのが役に立ったのかもしれません。

問三:小樽市  ■国勢調査における人口集中地区(DID)が3箇所以上ある市
 アナグラムの「3個以上」は分かりました。でも、何が3個以上なのかが分かりません。 庁舎? 駅? IC? …、と普通は1個で希に3個以上ありそうなものを色々と考えてみましたが決定打はありません。白桃さんが「口惜しいと言うより、恥ずかしい」とこぼしておられたので、これも国勢調査絡みなのか?とは勘づきましたが…。
 そんな中でのSVヒントは調布市(第一電材本社ビル)。パッと見は意味不明でしたが、よく見ると会社の略称(社標?)が「DID」になっていました。なるほど白桃さんが恥ずかしいと嘆いていた理由が理解できました。
 実は私、国勢調査結果の人口関係データは入手していましたがDIDはまだだったので、早速、統計局HPからダウンロードすることに。表を見るまでは、少し大きな都市ならすべて該当するのではと思っていたので該当市数108市は「それだけしかないの?」という印象だったのですが、大都市は1つに繋がったりしているので案外と少ないのですね。(大阪市や京都市等が該当市になるのは合点がいきませんが…)3個以上に該当するには都市の成り立ちや規模が影響し合って、それぞれ個別に見ていくとなかなか面白いなと思いました。大好物と仰っている理由が少し分かりました。
 さて問題なのは入手したエクセル表です。何か検索をかけて表にならないかとも思いましたが、良い方法を思いつかないので一つ一つチェックするしかなく、真面目にやると結構手間のかかる作業になります。該当市数を数えたら、ざっくりとは合ってそうだったので、北から既出チェックを始めて北海道で手頃な未解答市を見つけた所で解答しましたが、本当は市盗りの戦略上、もっと吟味しないといけないのでしょうね。

問十:福津市  ■これまでにSDGs未来都市に選定された市
 副題リンクのItochu Garden を「い」途中ガーデンと読んだのが、そもそもの始まりだったような気がします。
 「い」を入れたり抜いたり、「I」を入れたり抜いたり、名前問題でもないのにスペルをこねくり回したって何も出てくる筈はありません。珠洲市と郡山市と県内の生駒市の共通点を虱潰しに探しましたが、何も見つかりません。おまけにアナグラムも間違っていたので、明後日の方向に向かいました。伊藤忠商事の本社ビルが写っていたのでファミリーマート(普通は繋がらんやろ!)やら建物の後ろで見えない秩父宮ラグビー場から全国高校ラグビー(こちらは花園だ!)やら盛大に迷走しました。
 そしてSVヒントは、またしてもItochu Garden?!。しかし今度は角度が違い、Itochu SDGs STUDIO の看板があります。そういえば副題リンクを地図にした時にSDGsの文字を見たような気がします。キーワードは「い途中」ではなく「SDGs」だと、やっと分かった次第です。いったい地方自治体でSDGsって何があるのか? ISO14000シリーズなんて話になったら調べるのが大変だなあと思いながら「SDGs 市町村」で検索してみたら共通項が出てきました。
 正直、これは初めて知ったので勉強になりました。結局、答えたい市はすべて売り切れていましたが、86市もあるからと後回しにしていた自分が悪いので仕方がありません。

問四:国東市  ■市と海にだけ隣接する市(市のみ、海のみは対象外)
 結局、最後まで残ったのがこの問題なのですが、実は副題リンク:八日市場の現地をSVで見に行っていたので「海市」がキーワードであることは初日から分かっていました。問題市、正答市も海に面した市ばかりなので、このボヤッと見えている問四が最後まで残るとは思っても見ませんでした。なかなか霧が晴れなかった原因は海市を、「海」と「市」ではなく「海」の「市」と思い込んだからでしょうか。
 そしてアナグラムがなかなか解けず、SVヒントもなんと、このお食事処「海市」。思わずパソコンに向かって「それは分かってるねんって!」と呟いてしまいました。どれだけ考えても「海」以外の共通項が思い浮かばないので、やむなくアナグラムで考えられる組み合わせ 5×6×5×4×3×2=3,600通りを順番に潰して行って、幸運にも100通り目くらいで「ちょうそんなし」に行き着きました。町村が無しという事は市のみという事…、で最初の「海市」の意味を取り違えていることに気付き、六日目にしてやっと霧が晴れました。

 終わってみれば、金2つを含むメダル3つで完答順位も4番目、領地も5市に拡大、と自分でもビックリするような結果となりました。今回の目標は、「初メダルと複数領地への拡大」だったので、望外の成績と言えると思います。前回、自分が編集者であるラウンドアバウトでメダルを取り逃がしたことで事前準備の重要性を痛感したので、今回はできる準備はした上で挑みました。必ずしもジャストミートはしませんでしたが、金メダルの2問は大なり小なり事前準備が役には立ったようです。また、歴戦のメンバーさんが意外にも苦戦していたので、今回はたまたま問題が自分に合っていたのも勝因かと思います。

 次回以降も引き続き挑戦させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
[103829] 2022年 1月 16日(日)09:07:32あきごん さん
十番勝負お疲れさまでした
 グリグリさん、毎度、楽しい企画をありがとうございます。そして参加者の皆様、二週間の長丁場お疲れさまでした。年明けと同時の勝負開始という事で、今年は例年になく暇のないお正月となりましたが、たっぷりと楽しませて(苦しませて)いただきました。
 それでは、とりあえず全体の感想を書きたいと思います。

 今回は自分でもビックリするような良い結果となりましたが、実のところ個人としては初期の解答の出方は、前回とさほど変わったわけではありませんでした。今回私にとって幸運だったのは、翌日になってもメダルがいくつも残っている問題だったという事があるかもしれません。
 今回は前回初メダルを逃した反省をもとに、自分なりにできる準備はして臨みました。必ずしもヒットはしませんでしたが、金メダルの2問には大なり小なり役には立ちました。特に皆さんが苦しんでいた問五で、解答を導き出すためのヒントを持っていたのはラッキーだったと思います。
 今回は新たに試みとして想定解数の時間差提示がありました。想定解数が分からないと線引きができない場合もあり、それがベテラン勢の共通項確定を遅らせる要因になったのかなと推測しています。問五と問八で私が金メダルを取れたのは、線引きのために提示したと思われる「該当しない市」で出題者とうまくキャッチボールができたからではないかと思います。
 また全体として、答えが分かったらスッキリとする良問が多かったように思います。問一や問十などの新たな視点?での問題も印象に残りました。今回、副題リンクのみで分かった問題はありませんでしたが、取っ掛かりとして面白いのと何処を見るかという楽しみがあるので、今後も続けていってほしいと思います。
 あと今回は全体的に想定解数が多めでした。想定解数が多いと売り切れの心配がないので、じっくりと取り組めてありがたいというのが従来からの感想ですが、今回やってみて、戦国市盗りの面でも戦略上の選択肢が増えて、より活発化するのではないかと感じました。特に早期に解答する場合、どの候補市を選ぶか(残すか)の判断が難しくなる局面が増えてくると思います。これからも続けていってほしいと思います。

 脈略のない文章となりましたが、とりあえず御礼方々全体の感想です。なお、問題ごとの詳しい感想は、また稿を改めて書かせていただきたいと思います。ありがとうございました。
[103748] 2022年 1月 11日(火)20:05:24あきごん さん
内容重複しちゃいました
 ありゃりゃ、投稿内容が重複しちゃいました。

 [103746] 海辺を飛ぶ鳥 さん と同じ事を言いたかっただけです。よく確認せずに同じ内容を失礼しました。
[103747] 2022年 1月 11日(火)19:59:25あきごん さん
多重投稿防止機能
[103745] グリグリさん
間隔がどれだけ空いていても無効となります。例えば、「あけましておめでとうございます」だけの書き込みをし、一年後に同じ内容で書き込んでも書き込めません。

 色々と対策を考えていただき、ありがとうございます。
 ただ一つ心配が…。

 十番勝負で

問一:横浜市

などという解答が、次回以降に同じ問題番号での同一市が無効になるのではないでしょうか?

 まあ、私のような無駄なつぶやきをする人間には心配ないのですが…。
 でも、一回一問解答タイプには結構、起こりうるのではないでしょうか。
 無効になるのは1カ月以内とかの時間制限を設けたほうが良いのではないかと思います。
[103742] 2022年 1月 11日(火)12:10:20あきごん さん
宇部市の話題に乗っかる
[103735] かぱぷう さん

 何やら問五で宇部市が話題となっておりますが、問題市としての選択には特段の違和感はありませんでした。たぶん同種の他の共通項との区別をはっきりさせるために該当市の中での最大(小?)値として入れられたのかなと思っております。(これ以上は書いたらダメか)
 もしかしたら想定の共通項、微妙に間違ってるのではないでしょうか。[103736]でEMMさんもおっしゃっているとおり、宇部市選定の理由が理解できれば、スッキリすると思います。

[103738] 勿来丸 さん
宇部市もそうですが、既解答の中にはもっと不思議なところもありますねぇ……
同じような傾向?の市を眺めると、なぜこのような結果になるのかというのは何となく想像がつきます。

 私も、この事については解答時に色々と思うところがありましたが、ネタバレになるので書くわけにも行かずにじっと我慢しております。来週にでも、皆さんの感想が落ち着いた頃に書こうかなと思っております。

 あと私も含めて皆さん結構苦戦している感じの問三。過去に類題がないように思いますが、考えてみたら不思議ですねぇ。ある理由から、あえて避けてきたお題なのでしょうか。(笑)
[103653] 2022年 1月 8日(土)12:49:41あきごん さん
解答市
[103171] 未開人 さん
あと、気になったコメント。
[102912]あきごんさん
普段は答えられないような、こんな大都市で。
もしかして市盗りにおいては小都市狙いでしょうか?これから競合しそうですね。

 今回はあまりカブらなかったみたいですね。水俣市はやられちゃいましたけど…。
 でも、気持ちはよくわかるので対抗するのは止めました。無益な争いは損ですからね。
 引き続き頑張ってください、できればカブらない所で。(笑)
[103604] 2022年 1月 7日(金)13:41:47あきごん さん
十番勝負解答
問四:国東市

アナグラムが解けて、やっと地雷の在処がわかりました。これで安心して進めます。
やっと、ゴールかな?
[103586] 2022年 1月 7日(金)00:17:29あきごん さん
十番勝負解答
問十:福津市

あまりにも放置しすぎてましたね。
[103578] 2022年 1月 6日(木)23:22:46あきごん さん
十番勝負解答
問三:小樽市

それだけしかないのと思ったが、調べてたら、そんなにあったっけに変わった。


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