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ekinenpyouさんの記事が10件見つかりました

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[101521] 2021年 4月 12日(月)19:30:49ekinenpyou さん
Re:山形県の歴代市町村長など
[101518]N さん
早速のフォローありがとうございました、仰る通りかと思われます。岸宏一金山町長の就任日ですが、[78500]にまん さんでは
1971(S46).5.?
と大筋で合っていたようなのですが、なぜか1971(S46).4.30と登録されたようです。
【参考】岸 宏一(厚生労働副大臣)

[101490]N さんで(千葉県知事の)就任日が1日ずれているという的確なご指摘があったので、当方からも若年首長のページで1点だけ
平良 幸市さん(沖縄県知事)は1976(S51).6.15就任とありますが
知事ファイル-全国知事会では(10日後の)6.25となっており、沖縄県サイトの記述と一致します。

沖縄県公報(6.18当選人告示)となっており、その後の就任が妥当であろうと思われます。

【おまけ】
元愛知県知事の神田 真秋さんの本名は「眞」が旧字なのでしょうか、知りませんでした。(S26年生まれなら、あり得ると思いますが)
例えば皆様ご存知の有名なこちらの方は別名義とありますので本名ではなさそうです、人名漢字は色々と解釈が難しいですね・・・
人名用漢字の新字旧字「真」と「眞」より
「目」の下の部分がくっついた「眞」は、昭和56年10月1日から平成16年9月26日の間だけ、子供の名づけに使えたということになります。
当方のような素人だと「目」の下の部分があいた「眞」と「目」の下の部分がくっついた「眞」程度の違いなら
包摂字形で良いのでは?とも考えてしまうのですが・・・

※例えば人名漢字では「俱」○・「倶」× となるようですが、地名なら現在通用しているものは「倶知安」「倶利伽羅」などです。
旧字は「俱知安」(左中央上)・「俱利伽羅」(右3段目)

【参考】人名用漢字別表の変遷(「俱」は平成16年9月27日に追加)

拙稿[101515]追記・山形交通三山線に関する写真が掲載されている別サイトをご紹介
津島軽便堂写真館(当時の白岩駅の様子がよくわかります、朝は早いですが下り最終電車は19時だったそうです)
[101515] 2021年 4月 11日(日)10:48:44ekinenpyou さん
Re:クイズの答えなど
以下は長くなるので分割投稿にしました。

[101509]伊豆之国 さん
この問の共通項は…[83002]を見ると一目瞭然。「白」の付く駅がある、「白」の付く現存する町です。
[83002]伊豆之国 さん
このうち惜しいのは白鷹町。お隣の長井市に「白兎」という駅([77114])があるのですが、白鷹町との境界線まで約1km弱。白鷹町にあるお隣の駅「蚕桑(こぐわ)」までは1.4kmです。

山形県における平成の大合併は庄内地域で実施されその他は従来のままでした、
過去に遡りますと現在の寒河江市白岩に白岩駅が存在しており、ここは明治期以降(昭和の大合併まで)西村山郡白岩町の領域でした。

[13511]深海魚[雑魚] さんより
羽前高松ではかつて、山形交通三山線が分岐して、西川町の
間沢まで延びていました。非電化の左沢線から電鉄線が分岐するという構図も当時ならではの現象です。
【参考】山形交通三山線(夏季・冬季の貴重な写真あり、夏は酷暑&冬は豪雪の中電車を走らせるのは大変だった・・・)
白岩駅跡(かつての駅舎を利用?)

白岩について少し補足
大日本地名辞書(左下)
市街名邑及町村二百戸以上戸口表(M21)の第二表(名邑)にも記載があります。M33年に村→町
白岩発電所東北電力管内でも最古参の水力発電所です。

【おまけ】
山形県市町村概要(令和2年刊)
PDF(58コマ)に歴代市町村長の就任日記載あり、このあたりの不明情報を一部補完できるかもしれません・・・
自治体名欄の背景色が緑色は合併ですでに消滅した自治体です(同一市名での新設合併による消滅も含みます)。

真室川町は新設合併を経ています。
[101514] 2021年 4月 10日(土)20:47:31ekinenpyou さん
Re:千葉県夷隅郡旭町など
[101512]MI さん
これは恐らく誤植でありまして、同年4月6日縣報p20正誤で次のように訂正されているのです。(pdfの11コマ)
○正誤 縣令第十八號別冊八ページ土村區域根本内新田ハ根木内新田同四十三ページ新町村旭村ハ旭町(中略)の誤
 ということで「旭町」が正当だったのです。
早速のフォローありがとうございました。
的確な説明です、この件は役場位置との対比でも不自然な点がわかるのですが(正誤が比較的早期に出たため?)
国側(内務省)へも上手く伝わったらしく二十二年末市町村現住人口別冊(M23.10.6告示)でも適切な分類表記となりました。

また、千葉県統計書(M23)でも町数3となっており、一部では正誤情報が反映されております。
※M23.12.31現在なので、大多喜&旭の他、同年に実施された勝浦村→町を含めます。

なお、[68959]MI さんにもありますが新潟県の刈羽郡石地町および中頸城郡大瀁村について

二十二年末市町村現住人口別冊(刈羽郡の村名4番目、上条村の下)→石地町村
同上(中頸城郡の村名9番目)→北大瀁村

新潟県公報でM23.5.2正誤までに2箇所の訂正を示していますが、M23.10.6内務省告示にはまだ反映されていません
(M22.12.31現在の人口を各市区町村から収集しそれを元に作成?)

翌年(M24.7.8告示)二十三年末市町村現住人口別冊(刈羽郡の町名2番目)→石地町
同上(中頸城郡の村名中ほど明治の隣)→大瀁村

適切な対応がなされているように見えますが、M23年中の町村分合改称(右上)に石地町村→石地町と誤解を招く記載が見られます。
この2点は現在県サイト(市町村の変遷一覧表)では以下のような表記となっています。
7.柏崎地域(2コマ)は成立時より石地町であるのに対し、11.上越市(2コマ)はM23.5北大瀁村→大瀁村の改称

地味ですが、正誤情報については(わかる範囲で)何らかの形で把握しておくと良いと思われます。
不可解な例)M22県令甲第22号をベースに作成されたと思われる新潟県中頸城郡是を見ると、正誤情報が反映されておらず
更に「北大瀁村」がM34.11.1の大瀁村成立まで存在したという架空の履歴が示される。

【おまけ】あまり知られていない資料1点紹介
[79130]むっくん さんで解説がなされている新旧対照市町村一覧の著者は(東京)和泉橋警察署で
冒頭で「先立って警察区画書を作成し、非売品として頒布した」という趣旨の記述がありますが
恐らくその資料は全国現行警察区画一覧(M20.10.3版権届)であろうと思われます。
名前からはわかりにくいのですが、内容は警察署管轄毎に多くの町村名が掲載された町村一覧もどき?になっています。
(沖縄・一部島嶼地域除く)

この年代の資料は地方行政区画便覧(M18年末時点)をほぼそのまま写したものが広く知られていますが、
確認したところ地域によって差はあるものの例えば石川県では
羽咋郡羽咋村→町(M20.5.5県令第90号)は反映済み(3行3列)
珠洲郡飯田村→町(M20.9.21県令第145号)は未反映(1行2列)
となっており、(表のデザインは似ていますが)完全な複製ではないことが確認できました。

【注】全国現行警察区画一覧について補足、[78767]千本桜 さんより
仙台区を構成する市制町村制施行前の町村名等の中頃にある
田原長町通, 車町, 柳町通, 北目町通, 新小寺小路, 榴ヶ岡, 長泉寺横
の「新小寺小路」は正しくは「新寺小路」のはずですので、ご確認おねがいします。
地名索引(左ページ5列目最下部)は「新寺小路」ですが、この点は地方行政区画便覧(5行6列)の記載を引き継いでしまったようです。
宮城県(1行2列)参照

※地名索引も「木町通」を「本町通」(左ページ9列目中央部、支倉町の上)とするなど
(国刊行の資料ですらも不可解な箇所がありますので)細かい部分は[79130]むっくん さんにもありますが
「町」or「丁」のような微妙である箇所を判別する資料としては単独では使えないものと考えています。
仰る通りで、位置づけはあくまで参考資料の一つといったところでしょうか・・・
[101511] 2021年 4月 9日(金)20:41:04ekinenpyou さん
宇都宮市徳次郎町(とくじろうまち)についてなど
[46378]みやこ♂ さん
宇都宮市北方の宇都宮インターそばには「徳次郎町」というのがありまして,「とくじろうちょう」とも呼ばれますが,地元では「とクジラ」と呼ばれておりますです。(^o^)
上記については、徳次郎町 本当は「とくじら」? 宇都宮市 読み方変更へ審議(読売新聞オンライン)
などを経て以下の通り対応がなされました。
徳次郎町の名称(読み方)が変更になりました(宇都宮市公式Webサイト)
(R3.3.1以降10日間の)Twitter上での関連投稿

令和2年度 第40次宇都宮市住居表示等審議会(第2回)会議録(1コマ)より
昭和29年の宇都宮市と河内郡富屋村の合併の際に,読み方についての審議した資料等は確認することはできなかったが,表記を「徳次郎町」,読み方を「とくじろうまち」と定め,告示している。
昭和の大合併で徳次郎町の読みを「とくじろうまち」としたので「とくじら」という読みは(1954年以来)
66年ぶりの復活という記述が各所に見られますが、当然ながら「徳次郎」という地名はそれ以前から存在するので、
本稿ではいつ頃から「とくじろう」という読みが出てきたかについて(簡単に調べてみたので)ログに残します。

【参考】第40次宇都宮市住居表示等審議会(第1回)次第
(6コマ)4-(1)-イ 資料に見える地名、(13コマ)徳次郎の名称(由来・読み方等)

まず、国刊行の日本地誌提要(M5-10)(真ん中)・郡区町村一覧(M14)河内郡(右ページ6行6列)
民間刊行の下野国町村名尽(M14)(右端)ではいずれも「徳次郎(トクジラ)」であった点が確認できます。

次に国刊行の地名索引(M18)(真ん中)では読みが「とくじろう」になっている点が確認できます、
民間刊行の帝国地名大辞典(M35-36)河内郡富屋村(右中央)&駅路(右下)・市町村大字読方名彙(T14)(真ん中下の富屋)も同様です。

明治維新前の資料でも「とくじろう」という読みを記したものが存在しているかもしれませんが、
国刊行の(地理)資料としては「地名索引(M18)」あたりが先駆けと言えるのかもしれません、M22の町村制施行による
合併時(もしくはそれ以前)に公称地名「とくじろう」という読みが定められていた可能性もあり得ます。

【おまけ】[101492]拙稿謎々の答を書こうと思いましたが、(次の十番勝負まで少し時間があるので)保留しておきます。
[101459]サヌカイト さんで作成ルールが示された市町村制施行時の「市区町村名の文字頻度分析」ですが、
そもそも市区町村変遷情報が何を根拠として市区町村名の文字を決めているのか?という点について、
大筋は[76874]むっくん さんで示された府令県令など(一部地域を除く)に記載された名称を元に(新旧字体の区別などを無くして)
忠実に従って作られていると思われます。

しかしながら、稀にこれらの記載に拠らず(不採用となり)ボツになったもの(市区町村名)がありますので、そうしたものを(今後)
少しずつ紹介してゆきます、エントリーナンバー1番は定番の?荏原郡 世田(ヶ)谷村あたりにしようと思いましたが
(リンク先は直接の関係はありません)、[11610]まがみ さんで示されたような構想を現在も模索しているかもしれないので
(諸事情により)保留とし、初心者向けとして[63494]グリグリさんで示されたリスト中の「千葉県夷隅郡旭町」にしておきます。

さてこの夷隅郡旭町ですが県令をほぼ忠実に転記した千葉県新旧町村対照ではなんと「旭村」になっております。
この影響か郵便区画町村便覧(M25.4)新旧対照市町村一覧(右上)
更に千葉県が作成した千葉県統計書(M31)夷隅郡(次の47コマ参照)にも「旭村」が拡散しており困ったものです。

この件に関する解説は後日示しますが、恐らくMI さんもご存知のはずなので(仔細を)教えてくれるでしょうか・・・
[101492] 2021年 3月 30日(火)19:15:00ekinenpyou さん
Re:大日本國東山道陸奥州驛路圖や仙台藩の商業統制など
[101489]千本桜 さん
国絵図の図式規定を知りたいと思っていますが
全ての箇所を読む必要はないと思いますが、いくつか(ネット閲覧可能なPDFなどを)挙げると以下の通りです。
(特にカッコ内コマは参考になると思います)

正保国絵図の調進と絵図様式の統一化について(7~9,18~24コマ)
国絵図にみる絵図村の表現とその分布(4コマ~)

元禄年間の国絵図改訂と新国絵図の性格について(9コマ~)で
「国絵図に関する文献としてよく引き合いに出される」と紹介されている「好書故事」もネット閲覧できます。
近藤正斎全集. 第3

これらと、仙台領 国絵図覚書 / 佐藤宏一(東北歴史資料館研究紀要. 3)
図書館向けデジタル化資料送信サービス参加館一覧
あたりを参照するとだいたいのことはわかるような気もしますが、細かいことは調べきれない点もあると思うので
国絵図読解事典
著者の小野寺淳先生が所属する国絵図研究会に聞いてみるなどすると何か知見が得られるかもしれませんね。

【おまけ謎々】郡の変遷(Issie さんのホームページ)などであまり触れられていない、(明治維新以降の)郡に関する?地味な
履歴情報をリストにしてみました。例によって(最上段以外は)「?」で伏せておきます。(答え合わせは後日、事前回答もOKです)

年月日郡名など参考(ヒントなど)
M3.2.27津久井県→同郡難易度初級、過去ログ[65669]hmt さん・相模国津久井県名改称伺
M4.10.10四国のどこか(なぜかあまり知られていない、当時の資料類からの捜索は容易なので難易度中級)
M5.10.19関東のどこか(郡名というより郷村地名の一部だったとも解釈できますので、参考扱い=難易度上級相当)

なお、消滅した郡の一覧 - Wikipediaにある
明治22年(1889年4月1日) 福岡県表糟屋郡・裏糟屋郡(合併して糟屋郡に)

[42562]hmt さんより
黒田長政の時代に、箱崎村を中心とする表粕屋郡と、香椎村を中心とする裏粕屋郡と称するようになったとのこと。
これは(M22.4.1より前に既に)公称の郡名ではないと思われるのですが、事実はどうなのでしょうか???
[101487] 2021年 3月 27日(土)20:17:54ekinenpyou さん
仙台藩の金ヶ瀬について追記など
[101428]千本桜 さんでご紹介いただいた[47401]を参考とし金ヶ瀬を町場としましたが、あらためて
[72228]千本桜 さんを拝読すると(金ヶ瀬には)大河原のように市日記載が見あたらないことから
商業活動許可は出ていない(広義の)町場(に準ずる)領域だったということになるのでしょうか。

ただし[72228]
小規模な町場ですと、その名が明治22年の新町村名に影響を及ぼした可能性は低くなります。影響を及ぼすには、それなりの規模と都市機能の集積が必要になります。
と仰られている通り、規模はそれなりにあったはずで、また
領内の町場は、中期において77、享保19年(1734)に89、幕末に96に増加しており
ともあるので、後に許可が出たかもしれませんが・・・

※例えば(金ヶ瀬より戸数の少ない)槻木は市日記載あり?

【なぜかまだ答えが出ていない?】[101485]伊豆之国 さんの[101468]問A
地域おこし協力隊の方が作成されたPR動画の町が答えということでよろしいですか?
[101486] 2021年 3月 26日(金)19:32:42ekinenpyou さん
Re:正保・天保国絵図は宿駅と村をどのように表記したか、など
[101479] 千本桜 さん
いつもながら丁寧なコメントありがとうございます。
宿駅名と村名の双方を表記すれば良いと思うのですが、各国藩によって村の面積が異なるから全藩統一した表現は難しいのでしょう。
(表記ルール明細は)必要であれば調べてみますが、(天保の頃になると)正保の頃よりも街道・宿駅に関する資料が
出回っていたと思うので、(仙台藩の場合)村内の宿駅有無までは国絵図に網羅せず郷帳記載の村々を表現できていれば
良かったのかもしれません。(ただし地図としての用途もあったので村と名前の異なる宿駅などは別途記載した)
【参考】仙台藩の国絵図(1~2コマ)

次に本題の金ヶ瀬宿について、千本桜 さんのサイト(木戸の位置と本町・新町境)では宿の長さ(東西木戸間距離)を
10町33間(1,150m)と地図から計測されていらっしゃるのですが大日本國東山道陸奥州驛路圖という資料に
金ヶ瀬宿※10丁24間とあり、(計測距離と)極めて近い値になっているようです。(この距離が当時の東西木戸間距離?)

※記載の字は卅(三十)ではなく廿(二十)の異体字と思われますが「三十」の可能性もあります。

こちらのブログに詳細解説がありますが、(増補行程記のように)タッチの異なる写し?と思われる2点が存在しいずれも
ネット閲覧できます。(金ヶ瀬宿が描かれている箇所を示しておきます)
筑波大学附属図書館の日本國東山道陸奥州驛路圖 3・青森県立図書館の大日本国東山道陸奥州駅路図(20コマ)

以上より、安永風土記の11丁12間・皇国地誌(柴田郡地誌)9丁30間とは異なり(地図計測した値に近い距離を示した)
江戸時代の資料も存在するので、東西の木戸が存在していた位置については信憑性が高いと思われます。

また、岩沼市文化財だより(5コマ)「岩沼町」の成立に
「(宿駅の)街道両側を等しい間口の屋敷地(仙台藩の場合は原則として六間間口)に区割り」という旨の記述があり
金ヶ瀬宿(本町)も類似の町割り(屋敷1戸の大きさはおおむね均一)を行ったのかもしれません、これらと安永風土記の
「本町長さ3丁12間(=192間)&家数45軒」という記載を総合することでも
宿内中央に本町・新町境界があったとする俗説(通説)は不可解であるという点が立証できそうですね。

【参考】仙台藩租税要略・宅地

※(宿の)中央に境界があったとするならば、本町の長さは5町16間(=316間)ぐらいになりますから
(45軒ほどの)屋敷1戸ずつを街道片側だけとか、両側の場合よほどまばらに点在させるとかしなければなりません。
(上戸沢の検断屋敷のように大きな屋敷もあったかもしれませんが、ごく少数戸だったはず)

宮城県内には仙台市七北田字町、村田町大字村田字町、大河原町金ヶ瀬字町など、「町」という名の小字が随所にあり、川崎町大字小野字町もその中の一つです。この「町」という小字は、概ね藩政時代の宿場町の区域と重なります。
そのようです、藩政時代の金ヶ瀬宿は町場ですから(小)字名が無い領域も多かったのかもしれません。
新町側は全戸が百姓居住で[101428]千本桜 さんにあるように年貢米?も納めていたようですが、漏れなく全戸が
取り立て対象となっていたわけではないような気もします。(前述の岩沼市文化財だよりに百姓であっても
宿駅業務に携わることで諸税が免除されたという記載があります)

【参考】地子免許 - Wikipedia仙台藩の宿場と旅

【おまけ】
[101419]伊豆之国 さんの【問二】はこの駅が「決定的な違い」としてGroup Aから除外されたので
回答を躊躇した方もいたかもしれません、
例えば「めじろ」という読みが含まれる以下3駅を「異なるもの」として2グループに分類したような感じでしょうか
グループAは目白駅目白山下駅、対してグループBはめじろ台駅

[101485]伊豆之国 さん
正解者追加および(ほぼ答と思われる)ヒントが示されましたので、(残り1枠すぐに埋まると思いますが)当方からも追加を・・・
「平成の大合併」で消滅した、該当していた村 北海道白滝村

R3.1.1面積調(72コマ)より
R2.11.6付で佐賀県多久市 96.96(推定)→96.56&杵島郡江北町 24.49(推定)→24.88と境界確定したものの地味すぎる?
事柄なのか多久市サイトなどへの反映はまだでした。(地元広報誌などにも記載なし?簡単に見た限りですがみあたりません)
[101477] 2021年 3月 21日(日)10:55:15ekinenpyou さん
Re:白色の日記念・クイズなど
[101468][101476]伊豆之国 さん
想定解も、すべて「白」の付く自治体限定です。
(既に正解者もいらっしゃるので)上記条件以外の自治体は対象外になるという前提で【問A】の追加ヒント?を考えてみます。

・該当する市 白河市、該当しない市 大網白里市
・該当しない村 岐阜県東白川村
・「平成の大合併」で消滅した、該当していた町 岐阜県(香川ではない)白鳥町

【おまけ】(省略しても良かったですが一応示しておきます)
拙稿[101455]回答、問題の性格上[101442]グリグリさんの表と似た市になるものも多い?
(都道府県)市名1(都道府県)市名2(都道府県)市名3(=1+2)備考
(福島県)喜多方市(三重県)津市(大阪府)高槻市福島県の市名1(2→1文字へ集約)
(群馬県)太田市(徳島県)美馬市(茨城県)小美玉市群馬県の市名1(2→1文字へ集約)
(千葉県)富里市(神奈川県)逗子市(高知県)土佐清水市千葉県の市名1(2→1文字へ集約)
(石川県)七尾市(石川県)加賀市(新潟県)長岡市石川県の市名1(2→1文字へ集約)
(石川県)野々市市(岐阜県)関市(岩手県)一関市石川県の市名1(2→1文字へ集約)
(長野県)飯田市(熊本県)宇土市(大阪府)大東市長野県の市名1(2→1文字へ集約)
(富山県)砺波市(長崎県)西海市(鳥取県)境港市長崎県の市名2(2→1文字へ集約)
(石川県)加賀市(広島県)三原市(岐阜県)各務原市岐阜県の市名3(2→1文字へ集約)
(茨城県)笠間市(大阪府)八尾市(大阪府)大阪狭山市大阪府の市名3(4→2文字へ集約)
(福岡県)筑紫野市(長崎県)壱岐市(鹿児島県)いちき串木野市鹿児島県の市名3(2→1文字へ集約)
(埼玉県)狭山市(兵庫県)丹波市(兵庫県)丹波篠山市兵庫県の市名3(2→1文字へ集約)

[101460]回答、左側は重複字を集約、(福井県)大野市&(兵庫県)小野市を除く8組
6組(2市)
(宮城県)白石市&(千葉県)白井市・(秋田県)北秋田市&(同左)秋田市・(千葉県)富里市&(埼玉県)三郷市
(大阪府)大阪市&(岡山県)笠岡市・(広島県)大竹市&(佐賀県)武雄市・(愛媛県)松山市&(岡山県)津山市

1組(3市)
(大阪府)貝塚市&(福岡県)飯塚市※&(岐阜県)海津市
※イ(イ)ヅカ→イヅカと集約して解釈します。

1組(4市)
(長崎県)西海市&(福井県)坂井市&(大阪府)堺市&(兵庫県)加西市
[101471] 2021年 3月 15日(月)21:00:26ekinenpyou さん
Re:閖上など
[101467]hmt さん
難読地名の筆頭 は、仙台空港のある 名取市「閖上(ゆりあげ)」です。

[7067]ぎゅんた さん
戦後当用漢字以外の漢字を制限する動きがあり、住居表示の実施に際しても単に当用漢字にないというだけの理由で多くの歴史的地名が消えていきましたが、この閖上の「閖」は、何と、当用漢字でないどころか、ここ名取市閖上を指すためだけに用いられているいわゆる国字(伊達の殿様が創作した漢字だそうです)なのに、ちゃんと住居表示に用いられています。
いわゆるガイドラインから逸脱した字であることは間違いないですね。
(新しく誕生する市町村名ではなかったので許容となったのか、そのあたりは定かでは・・・)

(過去ログと一部重複しますが)【参考】閖上の「閖」の文字
似た字「閑」と間違えられることがあるようです。
例)国会会議録検索システムで「閑上」と検索(ミスタイプがいくつか見つかります)

【おまけ】
子の名に使える漢字の場合、以下のように複雑な経過をたどった字もありました。
「間」と「閒」

[101468]伊豆之国 さん
【問B】の答は既に[101470]駿河の民 さんにありますが、先日の十番勝負でも類似問題を見たような気が・・・
石川県にもこの地形図にあるものと同じ「白」の付く鉄道事業者がありましたね。
[101466] 2021年 3月 13日(土)20:37:16ekinenpyou さん
Re:あれから10年、クイズここはどこでしょう。など
[101464]伊豆之国 さんがほぼ答を書いてしまったので・・・
[101463] 千本桜さん
D県E市のF浦
[101462] グリグリさんでも言及されていますが、レトロ資料?としてこちら(1コマ)を紹介しておきます。

A県B市のC地区
A県G町のH小学校
当該地域は(東日本大震災より)過去にも当然ながら津波が到達していたはずです。
例えばこの図で(仙台以南については)不明瞭ですが、こちらではその仔細が把握できます。

[101464]伊豆之国 さん
この2つの旧村、今も町内にあるJRの駅名に残っています。
駅は双方移転しましたね、こちら(2コマ)の駅舎写真はかなり希少でしょうか?

[101465]未開人 さん
フォローありがとうございます、そのあたりを使っても色々リスト化できますね。
(例・アナグラム読みの自治体【市】)

拙稿[101460]などで出した謎々の正解を別途投稿しておいた方がいいでしょうか?
(恐らく答えがわかっている方も多いので省いても良さそうですが・・・)

【おまけ】
平成の大合併により消滅した自治体のウェブサイトは消えてしまうものも多いですが
([101463] 千本桜さんクイズのE市と同日に誕生した)こちらの市はウェブサイト・例規集とも健在でした。
(ネットアーカイブでは断片的にしか参照できない場合も多いので、いつまで残るかわかりませんがありがたいです)


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