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伊豆之国さんの記事が10件見つかりました

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[98142] 2019年 7月 26日(金)21:16:30伊豆之国 さん
草津市 & 草津町
[98134] hmtさん
比例区公報を見た当初から気になっていたのが、個人名を大活字で記した党の存在
…こちらのほうではなくて、「本家本元」の新撰組の話題。
「パロディ風」銭湯がいつの間にか消えた([95532])、街の「格」でも規模でもずっと上なのに、全国的な知名度では「町」のほうに大差を付けられている、東海道と中山道が交わる宿場町・滋賀県草津市。その草津市に残る、江戸時代の宿場の本陣の建物([85829])で、「江戸時代の旅人の忘れ物」が見つかった、と言う話題が、新聞紙上などに出ていました。
このたび、草津宿・田中七左衛門本陣を江戸時代に利用した人々の「失念物(忘れ物)」と見られる資料18点が新たに見つかりました
中には、幕末期に京都で活躍した新選組の持ち物と記されているもの、本陣の利用について記録された「大福帳」の記載と一致するものもあります
本陣の運営の実像と共に、江戸時代の旅の様子をリアルに物語る非常に貴重な資料です
(中略)
新選組の「煙管(きせる)入れ」
木製の煙管入れと、布製の袋です。煙管自体は残っていませんでした
紙の札には、「新選組様 五月九日御泊 壱番間ニ御失念物(新選組様、五月九日にお泊まり。"壱番間"にあったお忘れ物)」と書かれています
(草津市HP→「草津宿本陣…お知らせ」より)
この「江戸時代の忘れ物」は、近くにある「草津宿街道交流館」で、8月1日から18日まで(5日と13日は休館)展示されることになっています。

一方、上州の名湯・草津温泉では、伝統の入浴法にかかわる「湯長」の制度廃止が持ち上がり、地元に反発と困惑が広がっている、という話がこのところニュースをにぎわせており、去る21日のTV番組「噂の東京マガジン」でも放映されていました。
草津温泉140年伝統の入浴法廃止の危機
群馬県の草津温泉は、日本一の人気温泉地です。その理由は高温の温泉と効能です。観光客にも馴染み深い湯もみは、高温のお湯の温度を下げる江戸時代からの伝統の技で、その発端となったといわれているのが、湯長という高温の温泉の入り方を指導する専門職の存在です。ところが町長が湯長制度を廃止すると言い出し、町民や湯治客は困惑しています
一体どんな事情があるのか取材しました
この番組を見ていたら、何と…その発端は「雪隠」の改造の話からあらぬほうへ「飛び火」した、という、実に奇妙な理由から、とか…。
[98135] 2019年 7月 22日(月)21:40:11伊豆之国 さん
忘れられないの~ あの人が好きよ~ & あきたこまち & 沼津食わずに汽車の旅
白桃さんの[98124] の書き込みから「東海市」を巡る議論でにぎわっているようですが、私がこの「東海市」の名を初めて知った(聞いた)のは、今からもう半世紀も昔のTVの歌番組。出演していた"Pinky & Killers"のヴォーカル・今陽子さんの出身地の話で、「愛知県上野町と横須賀町が合併して東海市になった」と言うのを聞いたことからでした。その東海市と名古屋市にまたがる自治体越え地名「柴田」について書き込んだことがあるのですが([75299])、その由来について、東海市の歴史を見ると、「南柴田新田」と言うのがあり、これはおそらく名古屋市南区の柴田が「本村」で、そこの出身者が開いた新田だったのではないかと思われますが、どうなのでしょうか。
落書き帳の古典的話題「アーカイブ」の中にある「市外局番の変遷についての考察」で、その中の記事に、「東海市の市外局番(MA)が真っ二つ」([17142] NSさん、[17188] BANDALGOM[月の輪熊]さん)と言うのが出ていましたが、このような状況は現在でも変わっていないようで、東海市のHPから「施設案内」のページを開いて、たとえば「学校」を調べてみると、所在地によって名古屋MA(052)と尾張横須賀MA(0562)に見事に分かれていることがわかります。市外局番を名古屋MAに統一できないのは、尾張横須賀局(今はこういう言い方はしないようですが)が周辺市町(大府市・豊明市・東浦町と知多市の大半)をも管轄するMA内の「本局」になっており、市外局番変更による影響・混乱が大きくなる恐れがあることも関係しているのでしょうか。

話は変わって、昨日の選挙ですが、
[98105] ピーくんさん
現在、過去に女性参議院議員のいない13県は岩手、秋田、富山、石川、福井、長野、奈良、和歌山、鳥取(2016年に島根と合区)、愛媛、佐賀、宮崎、鹿児島
今回、秋田県(寺田静氏)と愛媛県(永江孝子氏)で女性候補が当選したので、女性の参議院議員が今まで出ていない県は11に減ったようです。広島県で当選した河井案里氏は、県内2人目の女性参議院議員ということになったのでしょうか。

[98127] ぺとぺとさん
[98132] 駿河の民さん
「準・ご当地」沼津(と三島)の現状報告、ありがとうございます。ここ最近、この両市はいずれも列車で通過するだけで降りたことがなく、TV番組などで街の現況などを断片的に知るだけになっていました。お二方のご報告を見る限りでは、沼津の駅前・中心市街地の衰退・空洞化がいっそう進んできそうで心配です。沼津の繁栄の中心は、よくTV番組などでも紹介されている鮮魚店などが立ち並ぶ、港周辺に移ってきたのでしょうか。
[98117] 2019年 7月 16日(火)21:47:51伊豆之国 さん
東京府南多摩郡町田町(回文名称の町)
[98116] オーナー グリグリさん
自治体種別を含む回文名称は、現在は、市原市・市川市だけですが、過去に遡ると他にも見つかります。しかし、見つかるのは、回文名称の村だけです
回文名称の町(町○町)もありますね。「超・地元」の町田市は、昭和33年(1958)の市制施行以前は「南多摩郡町田町」。この「町田町」の名が生まれたのは、大正2年(1913)の4月1日の町制施行でした。
あと、思いついた限りですが、他には、石川県鳳至郡「町野町」もありました。昭和15年(1945)に町制施行、31年に輪島市と合併して消滅しています。
[98109] 2019年 7月 13日(土)22:27:42伊豆之国 さん
岡谷から富士山は見えます。
[98099] 白桃さん

遅レスですが…
岡谷から富士山が見えるかい?
答えから申し上げますと、「岡谷から富士山は見えます」が正解です。
昭和52年(1977)初版の「富士山99の謎」(春田俊郎氏著)を見ると、この本の後ろのほうに「中央線から見える富士山はどんな姿か」と言う項目があり、その最後のところに「岡谷で再び富士山が見えるのはご存知だろうか」という一文があって、それ以来気になっていたものでした。諏訪湖とその周辺には、その後も何度か訪れたことがあり、下諏訪町では「天気がよければ富士山も見えます」と言うのを聞いたことがあったのですが、まだ半信半疑でした。その後、いつだったかもうはっきりしなくなっているのですが、中央線の岡谷と下諏訪の間の車窓から富士山がかすかに見えた記憶があって、「やはり諏訪湖畔から富士山が見える」のは本当だとわかったのでした。
「富士山ココ」という、富士山の見える範囲を表した地図サイトで諏訪湖周辺の富士見範囲を見ると、岡谷市の中心市街地からは富士山は見えないのですが、下諏訪町との境界に近い範囲から、その下諏訪町の中心部にかけて、富士山が見える範囲を示す赤色の表示があり、また岡谷市のHPにも、諏訪湖のページを見ると
諏訪湖ハイツ・岡谷湖畔公園からみる諏訪湖は、富士山、八ヶ岳と四季折々様々な魅力にあふれています
と書かれています。このページの写真にははっきり見えないのですが、その「諏訪湖ハイツ」から撮った写真が"Google Earth"に出ており、拡大すると、画面のほぼ中央に、確かに富士山に間違いない山の姿がかすかに写っているのが見えます。
諏訪地方の「富士見エリア」は、対岸の諏訪市の市街地の西側、高島城の周辺から、まさに富士山の方角に向かって次第に狭まりながら続いており、茅野市域に入って途切れますが、その後も断続的に富士見エリアがあり、その名も富士見町に入ってから、中央線沿いに山梨県内の広い富士見エリアに入って行くことがわかります。「富士見十三州」([59419],[83639] hmtさん)に信濃国が入っている、と言うのも、山岳地帯以外でも、この諏訪地域のかなりの範囲に広がっている(他に小諸周辺にも)「富士見エリア」の広さを無視できない、と言うことからなのでしょうか。

ついでに「おまけ」。「上州の偽(ミニ)富士山」から本物の富士山は見えるか、と言う話題が出てきたことがありましたが、
上毛電鉄の「富士山下(ふじやました)」駅。駅のすぐ北に富士山の神を祭った浅間神社があり、駅名はこれに由来すると思われますが、「本物」の富士山が見えるかどうか、こちらも微妙な位置にあるようです
([83651])
上毛電鉄富士山下駅近くの 桐生市相生町の富士山。
地形図で標高を見ると、山麓の駅が 125m で山頂が 160m ですから 30m以上の比高がある丘です。おそらく渡良瀬川が削り残した残丘で、その頂上から本物の富士が見えたことから「ふじやま」と呼ばれたものでしょう
([83655] hmtさん)
「富士山ココ」で見ると、この桐生市「富士山下」駅一帯は、この地域で断続している「富士見エリア」の中にはかろうじて入っており、hmtさんのおっしゃるとおり、北側の丘の上にある、地名の由来となった神社からはおそらく見えるとは思いますが、神社のある丘には樹木が鬱蒼と茂っており、駅がある南側の麓には住宅が密集していることもあり、証拠写真が見つかりません…。

…本題とは全然関係ありませんが、ミニ「ペアシティ」風クイズ。

【問A】指宿市/安曇野市
【問B】市川市・恵那市

…一体これは何でしょうか?
[98096] 2019年 7月 7日(日)21:01:15伊豆之国 さん
クイズ & 南房総市
まず、[98078] で出したクイズですが、

[98092] ピーくんさん
名寄市でお願いします
金メダルです。
[98093] シノレパシクソさん
交野市でお願いします
銀メダルです。
お二方、おめでとうございます。
本当の「本番」まであと1ヶ月あるので、お開きはそのときまで…でもその頃にはすっかり忘れそうです(笑)…。

続いて、
[98093] シノレパシクソさん
【問C】札幌市、大和市、豊中市、岡山市、鹿児島市(想定解数:25市)
「オランダ」関係のテーマパークがあり、「ご当地バーガー」でも名高い、海軍ゆかりのあの市も該当しますね。

ところで、[98094] 駿河の民さん
「南+地名」駅がある(所在地の市名は除く)
ですが、「非常に微妙な市」がありますね。それは、南房総市のここ
この「南三原」駅、読み方は「みなみみはら」ではなく「みなみはら」。「南(みな)/三(み)/原(はら)」と区切れ、「南」を「みな」と読んでいると考えられるので、この共通項が「『南』を『みなみ』と読む『南○○駅』(○○はその市名や非地名ではない)がある」と言うのであれば、南房総市は非該当、と言うことになるのですが、だとすれば、その「南三原」は「みなみはら」で一つの地名か、と言うのではないようで、近所に「下三原」「中三原」「上三原」と言う地名があるので、この辺り一帯を「三原」と呼んでいたと推測され、「三原地区の南にあるから『南三原』か」、と考えられそうです。「市区町村変遷情報」を見ると、明治の町村制施行時に「朝夷郡(→安房郡)」に「南三原村」と「北三原村」があり、その「南三原村」を見ると、「上三原村(微)」と、南三原駅がある「松田村」の名があり(上三原村の本体は「北三原村」に。「下三原」「中三原」は見えず、後に分割・統合によりできた大字か?)、「南三原」の駅名は「南三原村」に由来すると考えられます。その「南三原」の読み方が、こちらによると
「南三原」の地名としての読みは「みなみみはら」「なみはら」「みなみはら」が混在している
と言うことだったらしく、おそらく駅名が「みなみはら」に決まったから地名の読みもやがて「みなみはら」に統一されるようになった、と言うことになったのでしょうか。現在、「南三原」は(旧和田町→)南房総市の大字地名としては存在せず、南三原小学校も統廃合で消え、現在ではその名残をとどめているのは駅名ぐらいのようです。
♯何だか、以前にも何度か話題になった「南毛利」に似ているような、と…。明治の新村名であり、読み方に「ブレ」があること、現在ではあまり使われなくなってきていること…。 
[98084] 2019年 7月 5日(金)22:03:22伊豆之国 さん
いよいよ始まりましたね。
[98083] ぺとぺとさん
渓流沿いを能勢電がゆったり走るのどかなところでした
私が「能勢電」を知ったのは、もう○十年も昔の、まだ漢字もろくに読めなかった幼年時代、両親に連れられて神田の「交通博物館」に行ったとき、多分親父が買った鉄道雑誌で、あとでそれを見ると、まだ「トロリーポール」から電気を取っていた小型の電車が1-2両編成で走っていた、山間の実にのどかなローカル線だったことを覚えていて、それからわずか数年後には、沿線の大規模な宅地開発で阪急から大型車両が大量に入ってきて、大阪近郊の通勤電車に大変身していたことを知って驚いたものでした。関西には、京阪京津・石山坂本線(こちらを参照)、嵐電、叡電と、「ポール電車」が遅くまで残っていて、昭和45年の「大阪万博」の行きがけに琵琶湖を訪れたとき、京阪浜大津でその「ポール電車」を見た記憶が残っていますが、ポール電車だった頃には乗ることがかなわず、初めて乗ったときは既に菱形パンタグラフに変わってからでした。

旧池田銀行の本店
「池田銀行」の名を知ったのは、もう二昔の前になったか、中国出身の卓球選手の活躍で、所属していたチームがその「池田銀行」だったことからでした。「池田銀行」は、初め「池田さんが創業した銀行」だと思っていたのでしたが、その当時の新聞記事などから「大阪府池田市に本店がある銀行」だと知ったのでした(「大阪府池田市」の存在はそれよりずっと前に知っていましたが…)。

…さて、いよいよ「一大イベント」が始まりましたね。天気が心配ですが…。
ところで、[98078] で出したクイズですが、まだ反応がないので「第二ヒント」を。
【問S】八王子市、富山市、名古屋市、清須市、四国中央市
少なくともあと5市以上あるようです。

▲第二ヒント…北のエース(きたのえーす)
[98078] 2019年 7月 2日(火)20:00:02伊豆之国 さん
清須市 & ミニクイズ
先日、職場の「研修旅行」と称して、愛知県のK麦酒の工場見学に行ってきました。この工場、「名古屋工場」を名乗っていますが、実際の所在地は清須市(10年前の「落書き帳10周年・十番勝負特別バージョン」にも出てきましたが…)。「清須」と言うと、織田信長が築いた「清須城」と城下町。それが、関ケ原合戦の後、徳川家康の天下になってから、その家康の命によって、城はもとより「町ごと名古屋へ引越し」、世に言う「清須越し」(こちらを参照)。件の麦酒工場は旧清洲町ではない(旧新川町)のですが、ここもその昔は「清須城下」だったかも知れず、清須(清洲)と名古屋の過去の「因縁」を思うと、工場名が「名古屋」を名乗っていることに複雑な思いがあったりして…。ちなみに、今の「清洲城」は元々の「清須城」とは位置が違い、建物の格好も信長の「清須城」とはだいぶ違うようで、いわゆる「天守閣もどき」(その筋の専門家の間では「模擬天守」と言うそうな)らしいです…。

さて、ここで、名古屋市と清須市が共に「該当する市」に入っている、間もなくやってくる(地方によってはその1ヶ月後)夏の一大イベントにちなんだ「ミニクイズ」を…。

【問S】八王子市、富山市、名古屋市、清須市、四国中央市

…さて、この各市に共通する「何か」とは何でしょうか?
想定解を調べきっていない(「虎の巻」として使っていたサイトが閉鎖になって、探すのが面倒…)のですが、少なくともあと5市以上あるようです。
▲いきなりヒントですが…「市」以外では三重県明和町も該当します。
[98060] 2019年 6月 23日(日)14:06:01【1】伊豆之国 さん
無駄に高すぎる?! ごみ処理所建設を巡り大疑問
今日の「噂の東京マガジン」で、伊豆市・伊豆の国市のごみ処理組合が建設する新設ごみ処理場の建設を巡り、「建設費が異常に高すぎる」と住民の間から疑問の声が上がっている、と言う話でした(番組内容)。
「人口が減っているのに処理規模が無駄に大きすぎる」「発電機をつけるためにわざと必要以上に処理能力を大きくしたのではないか」「各業者の見積もり金額比較などの知りようが『黒塗り』され、処理組合の代議員にまでその『黒塗り』資料が配布された」「見積もり金額が公表されたのが1社だけで、官製談合の疑いがある」等々…。組合側は、五輪開催関連(修善寺で自転車レースが行われる)などで建設費が高騰している、などと「状況が厳しい」と「弁解」していること、この件に関しての疑問の根拠となった、県内の竣工・稼動開始物件と、県外の類似規模物件との価格比較も出ており、伊豆の国市長が疑問の声を上げた旧・修善寺町長に会って話を聴いていながら、結局「お金の問題云々ではない」と「腰砕け」になってしまった、ということも出てきました。

【1】TV番組情報よりの引用を追記
[98059] 2019年 6月 22日(土)22:21:54伊豆之国 さん
本物の「シロガネーゼ」を探せ!
今晩のNHK、森田一義氏(本名)の番組の舞台は、東京都港区「白金」でした。「白金」の読み方は、×しろがね ○しろかね であること、「しろかね(しろがね)」という「やまと言葉」の意味は、"Platinum"(日本国内では産出しない)ではなくて"Silver"であることは、過去にも書き込んでいますが'([88822],[97573])、そこで今日は全国に「白金」と書く住所地名はいくつあるか、またそれぞれの地名の読み方はどうなのか、調べてみると…

住所地名読み方備考
北海道釧路市白金町しろがねちょう
北海夕張市鹿島白金しろがね
北海道苫小牧市白金町しろがねちょう一丁目の大半は製紙工場の敷地
北海道上川郡美瑛町白金しろがね白金温泉がある
秋田県大仙市大曲白金町しろがねちょう
千葉県市原市白金町しろがねちょう
東京都港区白金、白金台しろかね
横浜市南区白金町しろがねちょう隣接して黄金町(中区)がある。黄金町駅の住所は南区白金町
富山県高岡市白金町しろがねまち隣接して白銀町(しろがねちょう)もある
岐阜県関市上白金、下白金しろかね名鉄美濃町線(2005廃線)に「白金」駅があった([97573])
名古屋市昭和区白金しらかね[75374]
兵庫県川辺郡猪名川町白金しろがね
香川県坂出市白金町しろがねちょう
福岡市中央区白金しろがね
福岡県大牟田市白金町しらがねまち別の場所に白銀(しらがね)もある

…大字クラス以上では、上記の15箇所、17地名が見つかりました。これを読み方別に見ると(港区と関市の2箇所はペアとして1つの地名とする)

「しろがね」…11 「しろかね」…2 「しらかね」…1 「しらがね」…1

となり、「しろがね」が圧倒的多数派であることがわかります。東京・港区の「しろかね」が、「多数派」の読みに引っ張られて「しろがね」と読まれてしまうのも、ある意味仕方がないようにも思えますが…。

美瑛の白金温泉について、美瑛町HPを見ると
昭和25年(1950年)、当時の美瑛町長だった鴻上覚一氏が数々の苦難の末に掘削に成功し、土中399mから48℃の無色の湯が噴出しました。
「この湯は地底から湧いたプラチナ(白金)ともいうべき尊い もの」と語ったことから白金温泉と名付けられました
とあり、「プラチナ」が語源であることがわかります。
美瑛町市街からびえい白金温泉へと向かう道は、大正15年の十勝岳噴火の泥流後に自生した、シラカバ林が4kmも続いており、白樺街道と呼ばれています
この「白樺街道」こそが、「本物」の"Platinum Street"と言えるのでしょうか。

高岡市と大牟田市には、それぞれ非常に紛らわしい"Silver"系統の2つの地名があります。高岡の「白金町」と「白銀町」は、「金」と「銀」の違いはあっても「しろがね」の読みは同じで、「まち」と「ちょう」の違いはあるものの、お互いに隣接しているので元は同じ地名と思われ、「町」の字を誤読しても混乱は少ないのでしょうが、大牟田の「しらがねまち」と「しらがね」は全く離れた場所にあり(それぞれの地区の中心点からの相互距離は約7km)、正確な町名を言わないと違う方向に行ってしまう恐れが強そうです…。
[98023] 2019年 6月 7日(金)23:23:18【3】伊豆之国 さん
第51回十番勝負を振り返って~摘まにゃ日本の茶にならぬ~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
例によって、わかった順に。

問五~摘まにゃ日本の茶にならぬ~(金メダル)
最初に共通項がひらめいた問題。市名の誕生が最近そうな市が並んでいる中で、異彩を放っている「鬼太郎」の境港は、4市しかない鳥取県で最も誕生が新しい、想定解が49なのは「同一県内で誕生日が同じ」と言う県があるのでは、と踏んで「市名誕生日が県内最新」だと「山掛け」。駄目元でも、と、十番勝負参戦以来2度目の「金」獲得狙い、見事に大当たり…。これで「勝間田城」(牧之原市HPより…[96273])の城主盗り。

問十~明治は遠くなりにけり~(銅メダル)
どこかで「令和」「元号」関連が出てくるのは間違いなさそうと…。古河市→三和町・総和町、さいたま市→浦和市…と「和」の字絡みかも、と思い、根室市の変遷を調べると、「根室町と和田村の新設合併で市制施行」と。宇和島は自身を含む新設合併でリニューアル、和泉市は…と、「『和』がつく市町村と新設合併」では、と。銅メダルの可能性が残っており、新設合併時の町名の中に「東和町」があった、銅メダルで一度「領主」になっていたことがある登米市に。2度目の銅メダルで領主に返り咲き。

問九~つづら折、浄蓮の滝~
「隣接自治体との共通文字」系では、とある程度推測できたが、最初の文字が共通する複数なのか、2文字以上共通する複数の自治体となのか、君津市がNGなのは「後方一致」か「2つだけだか」…といろいろ考えたが。結局、白桃さんが伊東市を取ったことではっきり見えた。お題の富良野市は「富良野トリオ」の3町がいずれもお隣、小平市は「東」トリオと。伊東市は「伊豆」のつく3市町と隣接している。それなら伊豆市は…伊豆の国市・東伊豆町・西伊豆町の伊豆トリオに加え伊東市とも隣接。ここは領主防衛に一票。 

問一~昭和●●ススキ~
お題と既出解を調べて、「明治・大正・昭和」のどれかが旧町村にあった、とまず推測したが、長久手市を調べるとそういう村があったことが見つからず行き詰まり。改めて「元号」関係を当たって、k-aceさんの元号地名コレクションを見ていると、平安時代に「長久」というのがあったのを見つけてようやく氷解。昭和町と拝島村の合併で成立、市内には今も「昭和町」の町名があり、「昭和通り」があり、国営昭和記念公園、それとは別に昭和公園も、さらに都立昭和高校、市立昭和中学、「昭和湯」という名の「昭和レトロ」の銭湯も…と、まさに「昭和尽くし」の昭島市を。「入門コース」でも、「ペアシティ」でも「クイ図」でも答えたことがない、「純粋初解答」の市を答えたのは実に久しぶり…。
ところで、別件で過去記事を検索していたら、偶然見つけたのが、その元号地名コレクションの編集者・k-aceさんの[80398]の記事。この記事では、「明治の市町村制施行以前に存在した元号村名」がカッコつきで示されており、このタイプになっている市(ex.金沢市)はこの問の想定解に入っていないので、このような市を「該当しない市」として明示したほうがよかったかどうか、どうなのでしょうか?

問七~から竹の浮名の下に枯れ果てし 君が心は大和撫子~
割と早く「祝日市制」には気づき、この手の問題では「定番」にしている下田市を今度も、としていたのだが、ここで気になっていたのが、「2度目の市制」の日がいずれも元日だった、先の大連休で訪れていた三重県の2市。どちらも「借金」を抱えていたので、「返済」を目指そうか、としばし迷い、「まだ十分時間はあるから」とボタンを押すのを引き延ばしていたのでした。でも、白桃さん([98013])がおっしゃるように「炙り出す」意図は全くないものの、「一発全問解答」を虎視眈々と狙っている、三重県人のNさんの解答権を奪うのはやはり…」と思い、結局、「その日」の夜になってTV番組で「黒船」の話をやっていたので、予定通り今度も下田市にしたのでした。

…結局、ノーヒントで答えられたのはここまで。前回よりペースが落ちました…。

問三~あなたと越えたい天城越え~
人口が減っていそうな市が並んでいたが、答えの出方を見ると違いそうだ。第一ヒントから「ある範囲の市」…まず「面積」からあたっていると、NGの市と合わせてぴったり。その中に伊豆市が見つかり、これで2度目。

問八~和歌の浦に潮満ち来れば片男波~
「文化財関係」だとは推測できたが、まず思いついた「国宝」では想定解が多すぎ、以前に散々苦しめられた第46回・問六で「勘違いしていた」共通項「訪日外国人に喜ばれる名所」では曖昧すぎる。もしかして、最近リスト追加が話題になっていた「日本遺産」では、とも考えたが、結局ヒント待ち。「文化関係」と読めたがまだ決め手にはならずも、やはり「日本遺産」を検索してみると、地域の名称と所在地がずらり。全部はとても数え切れなかったが、「やっぱりそれらしい」ような…。実は2年前に話題にしていたネタだった([92817])。このときにリストに追加された地域として記事を書き、そしてその4ヵ月後にその地を実際に見てきた「絶景の宝庫・和歌の浦」([93732])。リストを眺めていると、元領主だった「鹽竈神社」(「和歌の浦」にもありますが…[93732])があり、取り返すことも考えたが、「また奪い返されそうで、泥仕合になるのは…」と思いとどまり。ご当地の三嶋大社も、「城主」になったばかりの青葉城もあったが、結局は言い出したところであり、「自分でネタにして、しかも現地に行ってきたのだから、ここで自分が責任を取る」と言うことで、その和歌山市にした。

問六~頭を雲の上に出し~
出だしに誤答続きとなり、メダルがそろったところで共通項が見え始めた問題。最初に考えたのが、「他の郡の読みを含む」と言うものだったが、数えてみると想定解を大幅オーバーで「これは違う」と見えた。第一ヒントが出たところでほぼ共通項がつかめたが、どこを取るのかいろいろ考え、「市盗り狙い」とか「未解答市」とか相当迷った。結局、第二ヒントが出て、推測どおり「隣接町村数が県外のほうが多い」と。結局、「市盗り」とはいずれも無関係なものの、静岡県で該当する3市から選ぶこととし、浜松が直前に出たので残る2市から択一となり、「焼きそば」でも名高い富士宮に。

問四~修善寺行くなら決めた、ホテルは●●●~
第一ヒントは「減ると除外」だろうと読めたが、どういう意味なのか、人口とか密度ではなさそうだし、最近世間をにぎわせている「ふるさと納税」絡みかも、とも考えたがよくわからず。第二ヒントで「四に注目」と出ても、人口とか面接などの「ある数字」でもなさそうだと、行き詰まり。結局、第三ヒントのから「合併」だとわかり、お題と既出解をあたって、「4市町村の新設合併」「その後の合併もない」と…。「減ると除外」の意味は、お題の駒ヶ根市が「宮田村が離脱した」からだ、とわかったのでした。伊豆市が4町の新設合併で成立しているので、またまたその伊豆市。これでまさかの三連発!記憶の限りでは同一大会で同一市3回解答は初めて…。

問二~これからもどうぞよろしくね~
第一ヒントは「最近のこと」と解け、最初は「選挙」がらみかとも思ったが外れ、次の第二ヒントもいろいろ考えたがよくわからず、「文章内」からまず思いついたのが、白桃さんの一連の「都会談義」に羅列されている市名では、と思ったが、ようやく第四ヒントまで来て「『令和』になってから、十番勝負出題直前までの記事の中に『○○市』の形で記事中に出ていた市」だと共通項が見えてきた。既出解を見たら…Nさんの鈴鹿市、k_itoさんの津島市は…検索してみたら、この期間内では自分の[97706]だけしかない!連休の道中記クイズの、答えの中にあったのでした…。問八と同様、自分で書いた記事に責任を持つ、と言うことで、その中から選ぶことにし、本場の超ブランド牛を召し上がった、その松阪市で「越後屋」からの「借金」を返済することに…。
あとで気づいたのだが、このときの道中で一番の目的だった「お伊勢さん」を取れば「領主」になることができたのですね…でも、この伊勢市はNさんとk_itoさんとの壮絶な領主争いが今後も続きそうで、たとえ「にわか領主」になったとしてもすぐ取り返されるのは必至、もしそのとき気づいていたとしてもまず答えることはなかったでしょう。
これでようやく完答となりましたが、出だしこそ17大会ぶりの「金」を含むメダル2個獲得と華々しかったものの、最終着順では4大会続けてきた「一桁順位」を守ることはできず、以前の「定位置」に落ち着くことになってしまいました…。

♭今回の選曲は…
問五:有数のブランド茶の産地にちなんで([96180])。今回は2番(?)の歌詞から。
問十:旧登米町は「宮城の明治村」として知られています。
問九:やっぱり「超ワンパターン」…。
問一:「昭和」尽くしの町、と言うことで「昭和」がつく昭和歌謡、多摩川の河原もこんなイメージなのかもしれませんが…「負」のイメージがある2文字はカット。
問七:この地で数奇な運命をたどった唐人お吉の生き様に同情した、新渡戸稲造が詠んだ和歌([89119])。
問三:問九と同じ。
問八:この地の光景を詠み込んだ萬葉の名歌より([92817],HP)。この「和歌の浦」の構成文化財に和歌山城も入っている、と言うのを見て驚きました…。一方、相次ぐ旅館の廃業などで「廃墟銀座」と化した(現在ではだいぶ撤去されたようですが、それでもつい最近また「廃業旅館」が増えたようです…HP)「新和歌浦」が入っていないのは、やっぱりその現状を見せつけられると「これでは無理だ…」と言われても仕方ないのでしょうか。
問六:これは説明の要なし。
問四:「伊東に行くならハトヤ」と並んで、私の少年時代によく耳にした温泉旅館のCMてすが、既にその旅館はだいぶ前に廃業しているようです(wikiより)。
問二:松阪市にある三重高校のOGという、最近休業宣言をした歌姫"K.N"のヒットナンバーの中にこんなフレーズがあり、何でも結婚式ソングの定番になっているとか…。

…早いもので、私が「落書き帳」にデビューしてから、はや満12年になろうとしています。最近は体の不調が目立つようになり、長文を書き込むこともだいぶ厳しくなってきましたが、まだまだ気力が続く限り、「これからもどうぞよろしくね」、と…。

♯追記・修正
【1】問二の答え選びの後日談、他
【2】勝間田城、他
【3】和歌山の鹽竈神社、他


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