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北の住人さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[49821]2006年3月13日
北の住人
[49797]2006年3月11日
北の住人
[49684]2006年3月5日
北の住人
[49582]2006年3月1日
北の住人
[49546]2006年2月28日
北の住人
[49418]2006年2月23日
北の住人
[49335]2006年2月19日
北の住人
[49303]2006年2月18日
北の住人
[49127]2006年2月11日
北の住人
[49114]2006年2月11日
北の住人
[49096]2006年2月10日
北の住人
[49070]2006年2月8日
北の住人
[49065]2006年2月8日
北の住人
[49036]2006年2月7日
北の住人
[48983]2006年2月4日
北の住人
[48821]2006年1月29日
北の住人
[48820]2006年1月29日
北の住人
[48818]2006年1月29日
北の住人
[48808]2006年1月28日
北の住人
[48797]2006年1月28日
北の住人
[48785]2006年1月27日
北の住人
[48682]2006年1月24日
北の住人
[48559]2006年1月19日
北の住人
[48525]2006年1月18日
北の住人
[48426]2006年1月15日
北の住人
[48388]2006年1月15日
北の住人
[48349]2006年1月14日
北の住人
[47571]2005年12月21日
北の住人
[47532]2005年12月19日
北の住人
[47498]2005年12月18日
北の住人

[49821] 2006年 3月 13日(月)06:33:08北の住人 さん
Trapa japonica
[49802] 般若堂そんぴん さん
そうでしたか。付加部分も含めて学名と思ってました。
(生物は出席してただけなんで、といい訳。担任は生物だったんですけどね。先生ごめんなさい。)
[49797] 2006年 3月 11日(土)21:54:21北の住人 さん
[49716] hmt さん
[49725] スナフキん さん
別寒辺牛湿原は容易に到達できない地のようで、近くをかすめたことありますが、知床とはまた違った秘境のようです。奥地では水上を歩くのは困難ですから、いにしえの民は丸太舟を使って行き来していたのでしょう。松浦武四郎も河口からやや入った小休所を訪れています。

[49684]の「菱の実の群生地」という私の日本語はちょっと変でした。「菱の実がたくさんあるところ」か「菱の群生地」ですね。(「ベカンベ」=「菱の実」ですが、「ベカンベ」=「菱」となるかは分りません)
「ヒシ」は東アジア特産らしく、学名では「Trapa japonica Flerov」となってました。
[49684] 2006年 3月 5日(日)21:38:20【1】北の住人 さん
菱の実
[49600] hmt さん
NHKの「さわやか自然百景」で放送していたのを思い出して、6年前に録画したビデオを見直してみました。「べかんべうし」とは、アイヌ語で「水の上を行き来した場所」という意味とか。
この地名の説明シーンに、「菱の実」が登場してなかったでしょうか。「べかんべうし」を解くには、彼が主演となるはずなので。
「水の上を行き来した場所」は「ベカンベクシ」説からの引用だと思います。アイヌ語で「ベカンベクシ(pe-kam-pe-kus-i か?)=水上を通行した場所」となるのかは分りませんが、「菱があると思って水上を行ったが菱はなかった」というエピソードで「ベカンベクシ」の説明がされています。「ベカンベクシ」という言葉がアイヌ語上成り立つのかという、シロート的な疑問はありますが。
「菱がなかった」という意味なら「ベカンベなし(pekampe nashi)」も面白いかなと思ったりします。(だからシロートはコワイ!←このフレーズ、そのうち説明します。)

一方、「ベカンベウシ(pekampe-us-i)」説では「菱の実の群生地」。菱の実は食料であり、その群生地を指しているという訳です。
別寒辺牛の西側、塘路湖が「ベカンベ」の名産地とされています。名産地への道のりとして別寒辺牛川水系が存在したのなら、別の解釈も成り立つのではと、シロート的な発想が湧いてきました。
(以上、永田方正「北海道蝦夷語地名解」、更科源蔵「アイヌ語地名解」、山田秀三「北海道の地名」を読みながら)
[49582] 2006年 3月 1日(水)22:45:44北の住人 さん
訂正します
恥ずかしながら幽霊地名を作ってしまいました。[49546]で「帆越」を「ポコシ」としてましたが、「ポクシ(pok-us-i)」でした。記事訂正しました。これだからシロートはコワイ!
なお、「ポコイ」は「pok-o-i」となります。
[49546] 2006年 2月 28日(火)22:41:18【1】北の住人 さん
室蘭の焼鳥は豚です
[49521] ぺとぺと さん
室蘭市の母恋(ぼこい)は「ホッキ貝がたくさんあるところ」という意味のアイヌ語「ポク・オイ」が由来だそうで
最近疑問を抱いてる事の1つが、この「ポコイ=北寄の群生する所」説。定説に挑戦するには根拠が薄いですが、北寄がたくさんいたような地形には思えないんです。
北寄の産地としては苫小牧から鵡川にかけての海岸線が有名で、いかにも北寄がいそうな遠浅の砂浜海岸。一方の母恋は、南側は断崖絶壁、北側は、埋立てられており明治以前の状態が分らなくなってますが、遠浅とは言うには無理がありそうな地形。ここに北寄がいるのかもしれませんが、地名化する程の場所だったのか疑わしいんです。私は「蔭の処」説も捨て難いと思ってます。
似たような地名としてせたな町(旧大成町)に「帆越(ホゴシ)」があります。「ポクシ=崖下のところ」という説が有力のようですが、「母恋」も崖下という意味では似たような感じです。
[49418] 2006年 2月 23日(木)22:32:29北の住人 さん
♪胸騒ぎ残し月???
[49364] 千本桜 さん
では、私は逆の線で未来の話を。判じ物の好きな役人が昔々「ちょっけ」に「猫手」の漢字を充てたこの場所、そのうち素直な子供達が「ねこて」と言い始め、小学校の運動会では一輪車を使った「ねこリレー」、藁筵を背負った「ねこ競争」で盛りあがり、いつしか猫も杓子も「ねこて」と言う始末。とうとう200年後には改名され、もみじ饅頭のノウハウを取り入れ「ねこて饅頭」を売り出したり、猫にゃん棒が再々リバイバル。その様子を見ていた「猫島」の他の皆さん、猫手にあやかり「猫足」「猫耳」「猫目」地名が出現。猫地名コレクションをもとに全国大猫サミットが開催され、更には熊地名と合わせたパンダサミットも出現・・・なんて事を続けていると怒られそうなので、この辺で。「猫島」の皆さん、他意はないです。妄言多謝
 
[49370] 今川焼 さん
新日鐵は昭和45年でしたか。これ、調べようと思ったんですが、手を抜いてそのままアップしてしまいました。富士製鉄の時代に、橋や建物に「富士」の名称が付き、そのまま地名化したものの様です。社宅は払下げのはずなのに、手元の道路地図には「社宅十字街」のバス停名も。

ここでちょっと懺悔の部屋。この地名の由来は確実だとは思いますが、実は私は引用した文献を素直には信用していないのです。今までの書込みでかなり使っており重宝してるんですが、内心は本当に合っているのか?と思いながら書込んでいるわけです。ひょっとして間違ってるのでは、ということを出してしまうのは無責任なんですが。
この本に限らず良く使う地名本は、記述の引用方法に不信があったり、孫引き・曾孫引きになりがちなので、なるべく原典に当りたいんですが限界もあり、原典にも不信を抱くというひねくれ者で、間違いがないか探したり異説創作を楽しんでいたりするわけです。
地名の由来は、千本桜さんの書込みにあるようにいくつもの答えがあり、本にはその内の1つあるいは幾つかが書かれているんだ、というように捕らえています。特に古い文献にはその後に発見された説が載ってませんので。

[49409] N-H さん
N-Hさんの書き込みの事ではなく、参考資料となっている事典全般の感想です。私はこれも素直に信用しないものの1つになってます。とりあえずの調査には便利なんで結構使うんですが、疑っていたりもします。何となく、裏を取らねば、と思ったりするんですよね。裏取るの大変ですが。
[49335] 2006年 2月 19日(日)22:05:33【1】北の住人 さん
北海道の富士と吉原など
[49322] 今川焼 さん
「企業由来町名」コレクション ぺとぺと さん
「登別市富士町」は、昭和17年の日本製鉄(戦後富士製鉄と改称)社宅建設地で、昭和43年に土地・建物を社員に払下げたとなってます。富士製鉄従業員の住宅地が由来のようですが、地名が設定されたのは昭和49年とかなり後です。(角川日本地名大辞典から)

「富士」の付くものとして、「斜里町富士」がありました。大正7年に富士製紙が農場を設置した場所で、戦後、富士製紙の農地は全面開放されたとなってます。地名が設定されたのは昭和28年。

コレクション中「釧路市新富士町」の由来となった富士製紙、昭和44年の新町設定により、製紙工場の位置する町名が「新富士町」から「鳥取南」に変更という経緯があります。この「鳥取南」は2丁目はあるが1丁目が見当たらないという妙な場所。「新富士町」は駅名先行のようで、開駅が大正12年、地名は昭和7年。「新富士駅」は東海道新幹線にも同名駅が。

[49303] の「白老町北吉原」は、駅名が「きたよしはら」で、地名は「きたよしわら」の様子。なお、富士市の吉原駅は「よしわら」で駅名を比べると微妙に違いが。
コレクションを眺めると、富士製紙と大昭和製紙は現在の日本製紙ということで、釧路市・白老町とも今は日本製紙。「北吉原」の由来となった「吉原」の隣駅が「富士」とは奇遇。

コレクション外ですがこんな例も。「栗沢町万字曙町」など「万字」地名の元となったのは「万字炭鉱」で、鉱区を所有していた朝吹氏の家紋が「卍」であったことから。ここを北炭が開発し、町名設定後の一時期には「万字炭鉱株式会社」というのも存在した様子。
[49303] 2006年 2月 18日(土)16:24:48北の住人 さん
つれずれレス
[49125] いっちゃん さん
日本にもトリノが結構あるんですね。札幌にはオリンピックに因んだ名称として、五輪大橋、五輪小橋の他、オリンピック道路と呼ばれる通りも。この道路、オリンピックから30年以上経っており、今でも一般にそう呼ばれているかは?で、しかも複数の路線がある様子。
ウオッちずで「五輪」を検索した所結構ヒットしましたが、オリンピックに関係するのは多分、札幌と長野の「五輪大橋」ではないかと。それにしてもスノボクロスは興奮しました。

[49131] YSK さん
アーカイブ「町名、字名(大字、小字、字)、丁目とは何か?」は、条例も含めた法令とそれに関する行政実例をメインに採用するのはどうでしょう。私の書込みが幾つか入っていますが、北海道の場合という例を出しただけで、「何か?」の答えではなく、このような個別事例を外すことで記事数を抑えることができます。

[49207] 千本桜 さん
辞書によると、古くは人の手のこと自体「ちょっかい」とも言っていたようです。しかし、なんでこれが地名になったんでしょう。誰かが何かにちょっかいをかけた伝説からなのか?猫の手を借りたい事が起こったのか?猫島に関係あるのか?地名とは不思議なものです。先日は八郎潟の近くで「昼寝」という地名を見つけました。
「猫手」は意味と漢字が一致しているようですが、[49096] の「嫌侶」は当て字。でも、なんでこんな字にしたのか。命名者はその時友達か細君と喧嘩でもしていたんではないかと勘繰ってしまいます。もう一方の「貴老路」と比べるとあまりにも差が。

[49218] Issie さん
北海道にも「本町」いくつかあるようですが、「ほんちょう」「ほんまち」「もとちょう」「もとまち」といろいろです。なかには当初「ほんまち」で今「ほんちょう」とか、「もとまち」だけど「ほんちょう」とも呼ぶというのもある様子。(角川日本地名大辞典から)

[49245] ぺとぺと さん
採用条件には当てはまらないですが、こんな例もあります。(過去記事検索するとかなり前に既出でした。)
白老町「北吉原」には大昭和製紙白老工場がありますが、本社のある富士市「吉原」(当時は吉原市?)から命名されたようです。同じ昭和40年に駅名と地名ができましたが、どちらが先かは調べていません。(駅は11月1日開駅)

[49295] YSK さん
仙台の例ですが、歴史的町名復活も、新町設定(名称は別にして)も、街が変化していると言う点では同じ事ではないのかと感じました。古い地名の復活は良い事なのかどうなのか、私の中では整理できてません。伝統地名を残すという事は大切な事ですが、町名復活というのは、全く過去と同一の状態に戻るわけではないと思います。指す範囲が違ったり、復活しない地名が生じたり、時代によって町名が異なる場合はどの時代のものを採用するのかなど問題もあるのではと思います。区画整理による新町設定と同様、過去の町名を使って新たに町を作るということであれば、都市作りの1つとしての町名復活ではないかと考えます。
[49127] 2006年 2月 11日(土)21:48:57北の住人 さん
創成川と鴨々川
[49050] N-H さん
子供たちの遊び場である鴨々川は、創成川上流の一部ですが、私の感覚では創成川と別物です。鴨々川で遊んでいる時に、ここは創成川だ、との意識はありませんでした。
謎の部分はありますが、明治期の状態では、鴨々川は豊平川分流である自然河川に手を加えたもので再度豊平川に合流しており、もともとは胆振川の一部という話もあります。創成川は、その胆振川から農業用水として取水した人工河川で、鴨々川分流といった感じです。

創成川と名付けられる前は「大友堀」「寺尾堀」など堀の名で呼んでいたり、「新川」と呼んでいたようで、この水路に架かっている橋の名「創成橋」から「創成川」と付けられたようです。この川はどんどん北側に伸びて行き、最終的に当時の石狩川に接続され現在の姿になっています。
[49114] 2006年 2月 11日(土)10:38:47北の住人 さん
嫌侶
[49102] でるでる さん
私の[49096]で「嫌侶(キロロ)」の「侶」の字が間違っていましたので、修正しました。失礼いたしました。
(「嫌呂」となっている地図があったのでと言い訳。その系統の地図で縮尺が違うのは「嫌侶」でした。)
[49096] 2006年 2月 10日(金)22:44:30【1】北の住人 さん
ルシヤとキロロ
[49075] EMM さん
[49078] みやこ♂ さん
松浦武四郎の「ルシヤ」ですが、なんと発音したのかは?です。「ル・シ・ヤ」かもしれませんし「ル・シャ」かもしれません。語頭がラ行なのに「ヲルシヤ」とはならなかった様で。
現物を見たわけじゃないので、位置を確定できませんが、前後の地名から判断して、斜里側を「るうしや」と書いた古地図や、羅臼側を「ルサ」と書いた古地図があるようです。

ルシヤと似た感じで、山を挟んで両側に同じ地名がある(あった)のは、浦幌町と本別町の境界付近のこの辺り、浦幌町「貴老路(キロロ)」と本別町「嫌侶(キロロ)」。嫌侶はちょっと前の地図にはあるんですが、最近の地図からは消えてしまったようです。
[49070] 2006年 2月 8日(水)23:39:41北の住人 さん
北海道支庁図
[49063] 紅葉橋律乃介 さん
以前から範囲が気になっていた「○○郡他○郡役所」なんですが、この図を見ると良くわかります。まさに支庁の原型ですね。形の変化が面白いです。
[49065] 2006年 2月 8日(水)21:01:44北の住人 さん
ルサ川とルシャ川
[49047] みやこ♂ さん
アイヌ語では「sa」と「sya」の区別がありませんので、このような語があったとしたら、「ルサ」も「ルシャ」も同じものです。
「ルサ」あるいは「ルシャ」の、実際のアイヌ語の地名が何だったのかわかりませんが、松浦武四郎の図には両方とも「ルシヤ」となってます。
これは私的な解釈ですが「海のほうに行く道」というような感じになると思います。この川を遡れば半島の反対側に出る、という意味があったのかもしれません。この行程は、古くから羅臼側と斜里側を結ぶ要路だったようで、松浦武四郎も記しています。
[49036] 2006年 2月 7日(火)21:18:43【1】北の住人 さん
Re:意外と判らない素朴な質問
[49020] 定義くん さん
市町村については、こちらが良いのであげておきます。

「市」になる要件について-地方自治法・都道府県の条例から-
[48983] 2006年 2月 4日(土)22:15:03北の住人 さん
Re:北斗市のカントリーサイン
[48973] ぺとぺと さん
新聞の受け売りですが、ぺとぺとさんの書込みのとおり、「新函館駅」が旧大野町に設置されるためで、旧上磯町のサインだった「トラピスト修道院」とを合わせたデザインのようです。また、これは私の想像ですが、背景にある山のうちの1つは「設計山」だと思います。読みは「モッケやま」なんですが、この地方の測量の基礎となったという話もあります。(この話の詳細は未確認)
なお、旧大野町のデザインに入っていた「稲」は、北海道水田発祥の地からきてます。(「稲」と一緒になっている「温泉」については良く分りません。)
[48821] 2006年 1月 29日(日)11:49:03北の住人 さん
北海道の「町」「字」(その5)
[48818] の続き。この機会に北海道の地名をいろいろ見てみましたが、最後に本題と言うか、実はこれが書きたかったので書いちゃいます。

「字美唄及茶志内」
これ、奈井江町の字名なんですが、最初は「字美唄」と「字茶志内」のことか?と思ったのですが、一続きで字名(びばいおよびちゃしない)でした。接続詞のついた字名というわけで、珍しいのでは。奈井江町には「字茶志内」もありました。さらには「字茶志内美唄」も、こちらは「及」はついてません。地名というものは奥が深い。(「字美唄及茶志内」は美唄市にもあるとのこと。)
なお、「字茶志内」は、明治25年告示で「字チヤシユナイ」が設定され、明治33年告示で漢字名に変更されてますが、屯田兵村域には漢字が適用されなかったのか「字チャシュナイ」が現在(昭和61年時点)もあります。(「角川日本地名大辞典」から)

もう1つ。標茶町に「字標茶開運橋向」という地名があるんですが、もとは「字開運橋向」。架け替えで橋の名が「開運橋」から「標茶開運橋」になったために、字名も改称したとのこと。

おまけ。「栗山町中央」はもと「栗山町字栗山」でそれ以前は「角田村字栗山町」。一方、「角田村字角田」が「栗山町字角田」に変更。まるで漢字パズルの様。
[48820] 2006年 1月 29日(日)11:37:09【1】北の住人 さん
兵庫県的市町村?(アーカイブズ提案)
何気なく地図を見ていたら、仙台市が兵庫県に似ていることに気付き、北海道では八雲町が最近該当するようになったなと思い、「都道府県 分断 市町村」で過去記事を検索すると話題になってました。
記事数少ないですが、まだ関連記事があるかもしれません。パズル的な話題としてアーカイブズにどうでしょう。タイトルは深く考えてません。村で該当するのがあるのかは不明ですが。
兵庫県的市町村

(私の一連の書込みに全角と半角の"「"が混在していることが分りました。オーナーグリグリさん、お手数をおかけ致します。)
[48818] 2006年 1月 29日(日)09:48:03【1】北の住人 さん
北海道の「町」「字」(その4)
[48808] の続き。自治体が成立した時点でどうなっていたかも調べてみました。成立時点とは市制(町制、村制)施行時点とし、改称した自治体は改称時点(「南幌町」については名称が「なんぽろちょう」になった時点)です。自治体により、明治期だったり昭和40年代だったりで比較の意味があるのか不明ではありますが。分類は[48797]と同じで、「参考」は[48797]の合計の数値(昭和61年時点)です。(「角川日本地名大辞典-北海道(昭和61年)」をもとに作成)

類型合計参考
(1)町のみ800821
(2)大字のみ3338449
(3)字のみ910415128109
(4)町と大字20022
(5)町と字630944
(6)大字と字25071
(7)町と大字と字01015
(8)その他21011321

この他、成立時点以降に変化があり、現在とは異なる状態だった自治体もあります。小樽市は当初「町」のみだったのが、合併などで「大字」「字(大字無し)」ができ、その後それらを廃止し「町」のみとなっています。(函館市、帯広市なども合併などで変化があった。)
[48808] 2006年 1月 28日(土)22:21:58北の住人 さん
北海道の「町」「字」(その3)
[48797]の続き。道内の自治体には「条丁目」「線号」の区画も多く存在します。これらが「町」「字」の何にあたるかを調べてみました。(「角川日本地名大辞典-北海道(昭和61年)」をもとに作成)

「条丁目」「条」
分類合計 市町村の例
1115026 旭川市、音更町、白糠町
18110 北見市、浦幌町、中札内村
地区1001 美唄市

「条丁目」には方角を冠した、「北○条西○丁目」(芦別市など)、「西○条北○丁目」(中標津町など)、「北○条○丁目」(足寄町など)、「西○条○丁目」(津別町など)のほか、地名を冠した例(「岩見沢市大和○条○丁目」など)も多く、「1条1丁目」の存在しない例(「札幌市南区藤野」など)もあります。

「線号」「線」「号」については旭川市と、鷹栖町・広尾町・南幌町など11町村が確認できました。
旭川市は「町」(「西神楽○線○号」)と「字」(「字近文○線○号」)があります。また、地名「近文」については、「町」である「近文町」も存在します。
鷹栖町・東川町・新篠津村などほとんどの町村は「線号」の区画には「字」がないと考えられ、「行政区」などを設定しています。
広尾町には「字茂寄基線」「字茂寄1号」など地名を冠した「字」があります。
[48797] 2006年 1月 28日(土)14:58:14北の住人 さん
北海道の「町」「字」(その2)
[48785]の続き。自治体名「○○市(町・村、札幌市は「区」)」の後が「町」なのか「字」なのかにより分けてみました。これも判断に迷う部分があり独断で分類しました。(「角川日本地名大辞典-北海道(昭和61年)」をもとに作成)

類型合計 市町村の例
(1)町のみ147021 札幌市、足寄町、歌登町
(2)大字のみ0549 浜中町、礼文町、厚田村
(3)字のみ29017109 紋別市、浦河町、島牧村
(4)町と大字2002 稚内市、留萌市
(5)町と字1034044 旭川市、帯広市、広島町
(6)大字と字0101 小平町
(7)町と大字と字0505 厚岸町、斜里町、石狩町
(8)その他414321 美唄市、南幌町、月形町

(1)全域が「町」で構成されている市町村の数。町名が全て「○○町」である自治体(伊達市など)もあるが数は少ない。無住地域に「○○町」としている例(「函館市寅沢町」など)もある。
(2)全域が「大字」で構成されている市町村の数
(3)全域が「字」で構成されている市町村の数。「大字○○字××」は対象外。上砂川町には「字上砂川」と「字上砂川町」が存在。同様の例は奈井江町にもある。「○○町字○○」のように同じ名称が繰り返される例も多い(「小清水町字小清水」など)
(4)留萌市には「礼受町」「大字礼受村」というように、「町名」と「大字名」が同じものがある
(5)帯広市など「字」が1つで残りが「町」の自治体がある
(6)「大字」は「小平町大字鬼鹿」のみで、通称小字?と考えられるものに「港町」などがある
(7)当初から「町と大字と字」だったのは釧路町のみ。厚岸町・斜里町・石狩町は当初「大字」のみだったが、その後「町」と大字無しの「字」を編成。
(8)全域あるいは一部地域に「行政区」などの名称で地名の項目が立てられている自治体。全域字無し(鷹栖町など)もあるが、ほとんどは「町」あるいは「字」が存在する。
[48785] 2006年 1月 27日(金)22:26:21【2】北の住人 さん
北海道の「町」「字」(その1)
昭和61年と、いささか内容は古いですが、北海道の市町村が「町」「字」をどのように使っているか調べてみました。資料は「角川日本地名大辞典」です。判断に迷う部分もありましたが、その辺は独断と偏見で分類しました。

まず、「町」「大字」「字」を使っている市町村のそれぞれの数です。
分類合計 「町」「字」の例
(1)町2948077 札幌市北区篠路町拓北
(2)大字211417 羽幌町大字焼尻
(3)字1513620171 帯広市字緑ヶ丘
(4)字無し0325 東川町
(5)その他414321 月形町月浜(地区名)
(6)町で「○○村」1001 旭川市東旭川町上兵村
(7)「大字○○町」0606 厚岸町大字湾月町
(8)「大字○○村」27413 石狩町大字樽川村
(9)「字○○町」341549 洞爺村字洞爺町

(1)記述が「町名」となっている地名がある市町村の数。通称は含めず。例は「篠路町拓北」が町名
(2)記述が「大字名」となっている地名がある市町村の数。「町」「村」の付かない大字(7,8参照)は例のほか、「羽幌町大字天売」「小平町大字鬼鹿」を確認
(3)記述が「行政字名」となっている地名がある市町村の数。「大字○○字××」の「字」は計数外
(4)全域に字が無い場合(東川町など)と、一部字がない場合(東藻琴村など)がある
(5)「行政区」や「地区」などとなっているもの。字無し(月形町?)、あるいは字が存在する(美唄市?)可能性もある。「字」が錯綜している市町村が「地区」を設定している可能性あるが、市町村により内容が異なり、正直なところ、実態不明。「東川町」のように「字」設定無しの場合、「地区」で項目が立てられている。
(6)「町」のうち、「○○村」で終わるものがある市町村の数。「東旭川町上兵村」が町名。これと「東旭川町下兵村」の2例を確認
(7)「大字」のうち、「○○町」で終わるものがある市町村の数。「大字」の下に「字」が存在すると考えられる例「石狩町大字八幡町(字高岡?)」があるが、「字」が無い場合も多いと思われる
(8)「大字」のうち、「○○村」で終わるものがある市町村の数。「大字」の下に「字」が存在すると考えられる例「斜里町大字遠音別村字ウトロ」のほか、通称字名?では「増毛町大字別苅村字谷地町」というように村の下に町がくる例がある
(9)「字」のうち、「○○町」で終わるか「○○町」が冠せられているものがある市町村の数。この例は多数見受けられる。特に「字本町」というのが多い。(歌志内市、森町、大滝村他)
[48682] 2006年 1月 24日(火)01:32:00【1】北の住人 さん
成長しました
[48638] いっちゃん さん
私も共通一時世代なので、この名が最初に浮かびます。

センター試験の地理Bを解いてみました。北海道が設問の1つだったこともあるのか、去年より良かったです。年は取ってもまだまだ成長している様です。記憶力は衰えているのですが、日常何気なく接している情報がどこかに残っている様で。私の情報源は新聞とこの落書き帳なんで、高校生の皆さん、落書き帳と合わせて新聞を読むことが良いように思えますよ。(去年も同じ事書いてるようなので、この点成長していない。)
ただし、この手の問題は北海道に住んでいる強みというのか、他の場所に住んでいる皆さんと差がつくように思えます。特にホタテやイカなんかは、スーパーのチラシなど日常生活に入っていますので。他県の細かい産地を問われたら私にはお手上げです。もっとも、会話の考察とグラフを読む能力も試しているのでしょうが。
製造業の収入の設問は、今の日本を考えさせられました。物価の地域格差もあり、表から単純に判断できないことですが、食品関係の厳しい現状をあらためて認識。私自身、何かを作るような仕事をしているわけではありませんが、物を作ることの大切さを家の子供達にも教えねばと感じた次第です。
[48559] 2006年 1月 19日(木)23:18:06北の住人 さん
Re:市町村の区域内の「町」と「字」(1)現行法と昔の法令
[48552] hmt さん
大区小区制時代の明治9年に 内務省が定めた「地所名称区別細目」
こんなふうに町、字が定義されていたわけですか、勉強になります。このあとも続きがありそうですが、一連の記事をあらためて読んでみると、興味深い内容続いています。(私の記事番号まで入っているのは恥ずかしかったですが。)

明治期の北海道庁告示などを調べたところ次のようなものがありました。(漢字体、仮名は原文と異なります。)

明治14年10月25日開拓使函館支庁第42号達(郡区役所戸長役場宛)
 各地に唱ふる字の義は其地固有の名称にして往古より伝来のもの甚多く土地争訟の審判歴史の考証地誌の編纂には最も要用なるものに付漫に改称変更不致様可心得旨公達相成候条此旨相達候事

明治33年5月4日訓令第32号(支庁区役所戸長役場宛)
 従来公称する区町村内土地の字名は容易に改称変更すべきものにあらざるも已むを得ざる事由ありて其改称変更を必要とし又新開地等にて新に字名の設定を要するときは事由を詳具し図面を添附北海道庁長官に具申すべし但町村に属するものは支庁長を経由し支庁長は意見を副申すべし

明治14年頃は、北海道の開拓が進み新しい村や地名がどんどん作られ、何か混乱や問題が生じたために達せられたのではないかと思います。このような状況が、明治16年、函館県が永田方正に命じて地名の調査に当らせる事になった背景の一つかもしれません。後に調査の範囲が全道に渡り「北海道蝦夷語地名解」が出版されています。
明治33年は一級町村制施行の年で、前年に区制が施行されています。
[48525] 2006年 1月 18日(水)22:13:08北の住人 さん
字に町のララバイ
[48501] スナフキん さん
例をあげていただき、ありがとうございます。これらの例は想定外でした。
何か歴史がありそうなんで、調べてみようかと思ってます。北海道だけなのかは分りませんが、正式な「字名」よりも「通称名」「地区名」のほうが慣用されている感じの自治体もあるので、部・区・自治会・町内会などの区域が絡んでいるのかもしれません。

留萌市は特に「大字留萌村」の地域が良くわからないです。市の中心部にも「大字留萌村」があるはずですが、道路地図には通称の町名が書かれています。正式な「字」より通称の「町」が一般的に使われるのではないかと考えています。

去年、石狩市やせたな町で「○○区」というものが誕生しました。最近流行っているのか、伊達市にも「大滝区」が誕生する様子です。

(タイトルは新聞広告に載っていた曲名から)
[48426] 2006年 1月 15日(日)23:49:14北の住人 さん
町大字
[48391] Issie さん
「地方自治法」でも「住居表示に関する法律」でも「不動産登記法」でも,「大字」という用語はなくてすべて「字」が使用されています。
前2者では「町」と「字」が等価で使用されていますから,この「字」は“いわゆる「大字」”を意味しているように思います。
「町」「字」に定義が無い前提での話です。「町」「字」は単なる行政区画の例示と考えると、「町」と「字」の関係が等価でない場合も想定されるんではないでしょうか。行政区画の大小関係が3段階になった場合、「町」「大字」「字」の順に並べようとする自治体もあるのではと考えます。[48147](ひー さん)の例「名古屋市中川区富田町大字新家字永割」のように。
(「富田町」が地方自治法第260条の「町」なのかどうか確認する必要ありますが。)
[48388] 2006年 1月 15日(日)11:17:19北の住人 さん
町字
[48373] Issie さん
「地方自治法」「不動産登記法」に関しての説明ありがとうございます。
「町」「字」は“所与のもの”というのは、私もそうなのだろうと思います。[41581] (88 さん)の行政実例(昭和23年8月9日)を見ると、「いわゆる字」という表現があり、明確な定義が無いことを示唆している様に思えます。

地方自治法第260条では条例事項としていないので、「町」「字」を調べるのは難しいですが、知事への届けが必要なので、過去の都道府県公報などで調査が可能かと思います。ただ、これかなり大変で、私は過去の字名変更を図書館で調べたことありますが、該当年の公報をマイクロフィルムで検索する作業は非常に時間がかかり疲れました。(調べに関係無い部分を読んだりして時間かかったのですが。)
札幌市の場合は、以前は北海道庁告示でしたが最近は市の告示で公表されています。ネットでも公開されていたんですが、なぜか去年から、沿革情報は見れますが、町名自体は登載中止となってました。
[48349] 2006年 1月 14日(土)13:20:17北の住人 さん
町字三題
私も興味あるので参加を。
[48333] 88 さん
地方自治法と、不動産登記法が(おそらく)「町」「字」定義が異なり
手元に地方自治法がないので分りませんが、「町若しくは字の区域」の「町」「字」は法律上定義されているのでしょうか。「地方自治の本旨」とかいう概念がありますが、自治体の区域内のことである「町」「字」は、自治体に任されていると思うので「町」「字」を使おうと使うまいと「大字」を入れよう入れまいと基本的に自由では?自治体にはそれぞれ沿革があるので、「町」「字」に関する統一した概念は無く、いわば「従前の例」みたいなものだと思います。ただし、その変更過程を公にするために第260条があるのではないでしょうか。

[48313] スナフキん さん
大字の下に相当する小見出しの「字」がなぜ同じ大字の中で2分割で表示されているのか(つまり「字」の項目が2つ以上立つ大字があるのです)
北海道にもそのような例があるでしょうか。面倒でなければ2、3教えてください。
境界変更などで新たに自治体の区域となった部分が、従前の「大字」と同じ名称だった場合、この例に該当する様に思えるんですが。

北海道などで大字に相当するランクに「字○○」という地名が記されている
次のような場合が考えられます。
・もともと「字」しかなかった自治体に合併などで「大字」のある区域ができた。意識上は「字」の区域と「大字」の区域は同列ではないかと思います。
・「町」と「字」が混在している。「町」を「大字」に相当するランクとみた場合、「町」と「字」が同列であればこのように記されるのではないかと思います。
・昭和10年前後、かなりの自治体が「大字」廃止「字」設定を行っており、「大字」を「字」に変更してますが、ランクとしては「大字」のまま今に至った。
(手元に昭和26年の北海道市町村行政区画便覧がありますが、区画の欄は同じ枠に「大字」は太字、「町」「字」は通常の字体で書かれています。)
[47571] 2005年 12月 21日(水)22:37:16北の住人 さん
源氏
[47560] 笠津前浜 さん
「前九年」「後三年」というのは、古い地形図に古戦場の記号が付いていそうな名です。記号の対象とする時代としては古過ぎかもしれませんが。
この記号が付いてる場所で一番古いのと新しいのはどの時代なんだろうかとふと疑問が。こんな事を調べるのは不可能だと思いますが。

歴史に疎いので、この戦いについて調べたみたところ、源氏と大いに関係があるんですね。9年、3年というのは実際の経過年数ではない様で。ちょっと時代が異なりますが、最近終了した義経がらみでひとつ。(録画したままで、番組は見てませんでした。)

文化4(1807)年の「東蝦夷地屏風」(秦檍麿作成)には「判官義経霊廟」というのが記載されているということです。場所は分りませんが、沙流川か鵡川の辺り。屏風にある前後の地名は、「ムカワ河上休所」「ユウバリノボリ」、この次が霊廟で、「シノタイ」「サルモンベツ会所」と続きます。「シノタイ」は「門別町富浜」に当ります。
門別町の隣、平取町には義経神社があり、このすぐ近くに、俗にUFO基地と呼ばれる場所があるんですが、最近行った事ないので現状不明です。(源氏とは関係ないですが。)
[47532] 2005年 12月 19日(月)23:35:11【1】北の住人 さん
経県値
やっと経県値を確定できました。61点ですが、多分、数年以上は変化ないと思います。

認市度も数年間は変化ないので、私的には、村の経験値アップで行くしかないかと。そこで、たもっちさんのシートを使い、村の値を計算してみたところ、宿泊7村、訪問15村、通過12村で85ポイントとなりました。
北海道にはスキー、温泉など宿泊したい村がまだあるので、今後も点数は稼げそうです。(長野県の村数には及びませんが。)

ちなみに、たもっちさんのシートで計算した北海道の率は62%になりました。他は多分10%以下でしょう。(thanks to tamotchi san)
[47498] 2005年 12月 18日(日)02:50:39北の住人 さん
流氷とけて、春風ふいて
[47462] まかいの さん
この曲、宗谷岬ではいつでも流れているような気がしますが、私の頭の中だけでしょうか。
流氷はオホーツク海沿岸の冬の風物詩ですが、一面氷のイメージとは違って、私の見たのは白い塊が散在し、白船来襲といった感じでした。もっとも、目的はオホーツクの魚介類でしたが。

宿泊費を安くするため、サロマ湖のネイパルクッピー常呂という青少年施設に泊ったんですが、利用目的書を出さないといけないので星空観察にしました。ちょうど彗星が出現していた時期で、近くの露天風呂に行く途中、車から見ただけですが。記憶が正しければ部分日食の日でもあったと思います。

冬の道東、道北に行くのは大変なので、流氷見たことのない北海道人が多いというのはわかります。


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