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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[94615]2017年11月28日
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[93623]2017年8月31日
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[93584]2017年8月28日
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[93466]2017年8月22日
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[93459]2017年8月21日
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[93429]2017年8月20日
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[93207]2017年8月12日
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[93178]2017年8月12日
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[93132]2017年8月11日
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[92693]2017年2月8日
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[92688]2017年2月6日
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[92675]2017年2月4日
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[92669]2017年1月31日
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[92654]2017年1月28日
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[92638]2017年1月26日
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[92617]2017年1月23日
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[94615] 2017年 11月 28日(火)20:00:00【1】デスクトップ鉄 さん
第46回十番勝負難易度分析
[94611]オーナー グリグリさん、[94612]ぺとぺと さん そして[94613]白桃 さん
コメントありがとうございました。多分、グリグリさんやぺとぺとさんがおっしゃっている高尚なことを考えていたわけではないと思います。白桃 さんの
ある特定の市がゲームの展開によって該当市(正答市)にもなるし、非該当市(誤答市)にもなる、このような変化する状態を「非対称」と仰っているのかとボンヤリ思っていました。
は、私が[94610]
隣接する二市のうち先に答えられた市が正答市になり、正答市・出題市の集合と誤答市・非該当市の集合が固定されていないということなら、「非対称」は不適当。
と書いたのにもっとも近いです。やはり、これに適切ではない「非対称」を使ってしまったのですかね。
白桃さんは類題として、第23回の問三を上げられましたが、ペアシティー第1回問七の
第95回全国高校野球選手権記念大会対戦カード校所在市(8月5日の最初の抽選結果以降決勝戦までの対戦すべてが対象)
も、試合の展開によって正答市(ペア)が変化する問題でした。
[94587]k_ito さん
問七は以前あった順位問題とかなり近い形式の問題と感じました。
の順位問題は、正答市そのものは変化しないので、ちょっと違います。

さて、第46回十番勝負の難易度分析です。第46回は、参加した32名が全員完答し、完答率100%の新記録を打ち立てたました。参加者が少なかった(41回以降で最低。有力解答者のなかに、不参加の方がいた)からか、ヒントが繰り返し、共通項そのものまでふみこんで提示されたためか。それ以外に、終了前にフライング気味の感想が投稿されたことも、解答の参考になったと思います。これまでの最高完答率は第40回で、90.3%(2/31)。初期の完答率は低く、最低は第2回の7.1%(2/28)。ほかに第1回、第3回、第7回が10%以下です。

第46回の難易度は、回別にみると総合難易度で46回中22位となりました。銅メダル所要時間は36位でしたが、誤答率が12位と足を引っ張り、難易度を高めました。誤答率が高まったのは、「改革」が始まった第45回からの傾向ですが、今回は前回よりも高かった。問二、問三などにみられるように、出題の迷彩によるものですが、これを見破った[94596] まりんぶる~ さんはすごいですね。

第46回の各問の難易度を指標別にみると、
銅メダル所要時間問十>問二=問三>問九>問七>問六>問五>問二>問一>問四
誤答率問三>問二>問四>問六=問九=問十>問五>問一>問八>問七
総合難易度問三>問二>問四>問十>問九>問六>問五>問一>問八>問七
完答者回答順*問七>問六>問八>問九>問十>問三>問四>問二>問五>問一
と、完答者回答順で最後まで残った問七と問六が、それ以外の難易度指標ではそれほど高くないのです。
[94574]でも書きましたが、問七の総合難易度偏差値が44.0で、今回の10問中10位、全460問中448位(易しい方から13番目)です。問七の誤答率0は、あまりにも多い想定解のおかげでしょう。そのため、別解の共通項でもアウトにならず、銅メダル獲得時間も早まった。
銅メダルではなく、10位あたりのほうが実際の難易度を反映していると思います。しかし、初期の出題は想定解数が少なく、また順位が変動しない限り回答の追加や訂正を認めていて、正確な所要時間が得られないため、連続性のある指標として、銅メダルを使っています。

*完答者回答順は、十問完答者32名の正答順に、各問の難易度が十問合計で55になるように数値化したもの。最初の回答で2問正答した場合は、それぞれ1.5、また一発完答は各問5.5。
問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十合計
スカンデルベクの鷲19.59.5243577755
白桃27.5917.561034555
シノレパシクソ1564710328.58.555
星野彼方1.51.565341088855
ぺとぺと1.55.51.55.54739.589.555
千本桜1.5551.5891055555
5555551055555
桜トンネル24.54.57131098655
デスクトップ鉄123451097.57.5655
Takashi3781610524955
油天神山1.53451.510987655
鳴子こけし14.54.56231088855
うっかりじゅうべえ125431097.57.5655
遠州太郎13.53.58291066655
特急とりあたま1107.57.539465255
深夜特急1555591055555
かぱぷう4561321098755
くは1.51.53.583.591066655
全角2文字1238491066655
BEAN3.53.57.53.519.59.567.53.555
なると金時16.56.5236.5106.56.56.555
穴子家5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
今川焼13.57.57.57.57.5103.53.53.555
般若堂そんぴん36.586.5191053355
さざ波2.52.584.54.591017655
naidesu14.54.56791082355
EMM3562911078455
まりんぶる~2.52.52.52.5561088855
しずしず2.52.58.58.56.5102.56.52.5555
みかちゅう12.5782.591055555
伊豆之国1.53.53.581.591076555
k_ito 5555551055555
合計65.5142.5179.5158136.5233274.5193.5193184
[94610] 2017年 11月 28日(火)09:16:42【2】デスクトップ鉄 さん
Re: 問七の想定解など
十番勝負研究所の難易度分析と想定解分析を更新、第46回の結果を反映しましたが、解説記事を書く前に。

[94574]
十番勝負の問題は、「正答市は出題市と共通の特徴を有し、誤答市は非該当市と共通の特徴を有す」という対称性が成立していました。ところが、問七の出題市は非該当市と隣接関係にありますが、正答市と隣接している市は誤答市となり、正答市と出題市、誤答市と非該当市が非対称になっています。
と書きましたが、何を言いたかったのか、わからなくなりました。
問七の出題市と非該当市、正答市と誤答市はどちらも隣接していて、対称性がありますね。隣接する二市のうち先に答えられた市が正答市になり、正答市・出題市の集合と誤答市・非該当市の集合が固定されていないということなら、「非対称」は不適当。[94572]ぺとぺとさん(追記)と[94604]グリグリさんから賛同いただきましたが、非対称をどう解釈されましたか。
[94574] 2017年 11月 25日(土)21:26:04【1】デスクトップ鉄 さん
問七の想定解など
問七について、フライングの感想が続きましたが、終了したので一言。

その前に、[94571] オーナー グリグリさんの
前回からの改革推進は試行錯誤を繰り返し道半ばですが、それにしても皆さん手厳しいですね。十番勝負には人格はありませんが、全否定されているようで何度も心が折れそうになります。
については、出題当初の否定的な意見が続いた後、2-3日目から改革を評価する意見に変わってきたと思います。問一から問三と問八から問十の対称性など、「多様な手掛かり」が明らかになるにつれ、納得感がでてきたのではないでしょうか。私の評価は別途書きます。

本題の問七に戻って、[94554]白桃さんご提案の問七の共通項
お題の市及び、お題の市も含めた(既出)正答市に隣接しない市
は、たんに「(既出)正答市に隣接しない市」でよいのでは。「お題の市」はもともと解答対象外であり、その隣接市はすべて非該当市として提示されているので、いわずもがなでしょう。

問七を難問にしたのは、十番勝負の大前提を覆したことにあると思います。十番勝負の問題は、「正答市は出題市と共通の特徴を有し、誤答市は非該当市と共通の特徴を有す」という対称性が成立していました。ところが、問七の出題市は非該当市と隣接関係にありますが、正答市と隣接している市は誤答市となり、正答市と出題市、誤答市と非該当市が非対称になっています。私は第2ヒント後に、想定解16市減少を確認し解答しましたが、ずっと違和感をもっていました。よくよく考えてみると、その理由はこの非対称性だったのです。ほかにも、これにとまどった方がおられるのではないでしょうか。

十番勝負研究所の難易度分析によると、問七は難問ではないのです。銅メダル所要時間1:51:46の偏差値は49.45でほぼ平均。誤答率は0%で、総合難易度は第46回の10問中最も低かった。共通項がわからず正答した方もおられるようですが、初期は想定解が多かったといえ、誤答がまったくなかったというのはすごいですね。やはりなにかの気配を感じて、正答市の隣接市を避けていたのですかね。メダル獲得者がどんな共通項を想定して答えられたのか伺いたいです。

追記 ブログで予告しましたが、12月1日から第2回全国のJR駅五番勝負を開催します。出題5駅、想定解数明示のクラシックな方法で行います。多くの方の参加を期待します。
[94490] 2017年 11月 18日(土)09:17:46デスクトップ鉄 さん
既出誤答の取扱い
久々に一桁順位で完答できましたが、問三の誤答が悔やまれます。誤答を避けるため、第1回採点まで様子見していたのに、よりによって既に誤答と判定されていた亀岡市を答えてしまいました。既出誤答を答えたのは、第38回問三の深谷市に続き2度目だったりします。

ところで、既出誤答の取扱いについて確認です。
市盗り合戦の詳細ルールでは、誤答の減点対象について
石高が同じ場合は、正答数から誤答数を引いた数が多い解答者(問題市や既存正答市の解答による誤答は除く)
と、「既存正答市」に限定しており、亀岡市は減点されています。
一方、十番勝負のルール(注意事項)では
すでに他の方が解答済みの市、問題となっている市、あるいは、消滅した市を、誤って解答してしまった場合は、採点を待たずに再解答しても構いません。
と、「既存正答市」に限定してないので、既出誤答を答えたときも再解答してよいのでしょうか。
[94451] 2017年 11月 17日(金)08:31:05デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:調布市
[94450] 2017年 11月 17日(金)07:25:44デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:大網白里市
[94398] 2017年 11月 14日(火)09:44:11デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:東御市
問九:荒尾市
[94397] 2017年 11月 14日(火)09:14:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:益田市
[94379] 2017年 11月 13日(月)23:22:24デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:上野原市
[94373] 2017年 11月 13日(月)22:23:36デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:陸前高田市
[94359] 2017年 11月 13日(月)21:16:39デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:諏訪市
[94343] 2017年 11月 13日(月)09:47:43デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:山梨市
[94341] 2017年 11月 13日(月)09:22:20デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:甲府市
問三:亀岡市
[94032] 2017年 10月 19日(木)13:29:15デスクトップ鉄 さん
一文字地名あいうえお
駅名で検索していて、漏れていたものを一つだけ見つけました。
五十音住所地名読み所在地(町名、大字、字)
ぜん群馬県前橋市粕川町膳
[93881] 2017年 9月 25日(月)22:36:05デスクトップ鉄 さん
第1回全国のJR駅五番勝負終了
第1回全国のJR駅五番勝負が終了しました。結果は以下に書いてあります。
第1回全国のJR駅五番勝負(終了)
第1回全国のJR駅五番勝負解答状況
ブログのコメント欄という狭い場所に、落書き帳から多くの方においでいただき、ありがとうございました。とくに、グリグリさんには、これまでオフ会の五番勝負にも解答されたことがなく、初めて参加していただきました。「解答者視点を実感する意味からも挑戦」とおっしゃっていますが、ヒント前4着一発完答という離れ業を見せていただきました。五番勝負の開催を快諾していただいたこととともに、感謝申し上げます。

私としては、問題駅と非該当駅を学園駅でそろえた問二(ローマ字表記で長音記号が2個以上の駅)が会心作だったのですが、Nさんに簡単に見破られてしまいました(Nさんは開始後2時間14分で一発完答)。今Nさんから、ブログにコメントがあり、共通項が違っていて、「う」が2個ある駅という別解があったようです。こういう場合、想定解数が重要になりますが、確認漏れがあり数度にわたって増やしていったのは、問題ですね。いま全想定解を明示した解説記事を作成中ですので、アップ後Nさんにチェックしていただきましょう。

私は、問題を解く方はいつまでも進歩しませんが、作ることについては多少の才能があると自負しています。アナグラムも解く方より作る方が面白いです。今も5問以上の在庫があり、今回十番勝負としてもよかったのですが、採点とブログ・ウェブへの掲載を手作業でやっているので5問が限度でした。次は12月上旬に開催しようと思っていますので、ぜひまたご参加ください。
[93833] 2017年 9月 22日(金)21:36:24デスクトップ鉄 さん
第1回全国のJR駅五番勝負
先ほど21時に開始しました。スカンデルベクの鷲 さん 解答第1号ありがとうございました。

第1回全国のJR駅五番勝負(出題)

第1回全国のJR駅五番勝負解答状況
[93828] 2017年 9月 20日(水)22:13:23デスクトップ鉄 さん
第1回全国のJR駅五番勝負・チャンピオン制
[93770] 特急とりあたま さん
[93780] さざ波 さん
五番勝負への参加表明ありがとうございます。

本日ブログを更新し、獲得ポイントによりチャンピオンを決定する旨発表しましたので、こちらでも紹介します。
問題ポイント:金メダル:5。銀メダル:3。銅メダル:2。4位以下の正答:1。誤答:-1(問題駅、既解答駅、非現存駅を答えた場合は減点なし)。
完答ポイント:完答順位1位:15、2位:12、3位:10、4位:9、5位:8、6位:7、7位:6、8位:5、9位:4、10位:3、11-15位:2、16-20位:1、21位以下:0。ヒント前完答ボーナス:5。一発完答ボーナス:5。
問題ごとのポイントは、市盗り合戦の獲得石高と同じです。これに完答ポイントを加算します。
第45回十番勝負の結果に当てはめると、チャンピオンは白桃さんで、20位までは次のようになります。総合ポイントが同じときは、完答順位の上位者を優先。手前味噌ですが、適切な配点ではないかと。
解答者総合ポイント問題ポイント正答誤答完答ポイント完答順ヒント前一発
1白桃35151216420155
2鳴子こけし27151181212
3ぺとぺと2717121621010
4231611877
5桜トンネル1910118699
6まりんぶる~18101088
7シノレパシクソ151119155
8伊豆之国15121933
9スカンデルベクの鷲151412711
10まつもとしろくま 151530
11k_ito13910144
12海ダイ121019122
13星野彼方12101022
14EMM11919222
15デスクトップ鉄11919322
16かぱぷう1110118311
17深夜特急11101011
18k-ace10810222
19くは1010100
20穴子家1010100
全5問すべて金メダル、誤答なし、ヒント提示前に一発完答すると、最大の50ポイントを獲得できます。それでは初代チャンピオンをめざして、ご参加ください。
[93768] 2017年 9月 16日(土)13:48:09デスクトップ鉄 さん
全国のJR駅五番勝負開催予告
2015年、2016年の落書き帳オフ会企画として行ったクイズ、全国のJR駅五番勝負を、デスクトップ鉄のウェブページとブログを連動して行います。全国のJR駅五番勝負のホームページ全国のJR駅五番勝負開催予告をご覧ください。

9月22日(金)21時開始、9月25日(月)21時に終了予定です。解答は、ブログのコメント欄に書き込みます。

十番勝負の全国の791市に代えて、約4,500のJR駅を対象とする同一形式のクイズです。オフ会で出題した過去問を上記ホームページに置いています。必ずしも鉄でなくても、十番勝負で鍛えれた落書き帳メンバーなら解ける問題が多いので、ぜひご参加いただき、優秀な成績を上げられることを願っています。
[93738] 2017年 9月 12日(火)12:58:30デスクトップ鉄 さん
続十番勝負想定解分析
[93721]では想定解分析のうち、解答者の立場から解答選択率について紹介しました。次に、出題者がどのような市を含む共通項を選択しているかを分析します。想定解数と解答機会数のトップがそれぞれ京都市、広島市・静岡市であることから、大都市ほど想定解に選ばれる確率が高いことが予想されます。しかしそれが崩れているのが最近の傾向です。
第1回から第45回までを5回ごとに分けて、市の人口規模別に想定解率(想定解/出題機会)の推移をみます(A:100万超、B:50万超、C:30万超、D:20万超、E:10万超、F:5万超、G:5万未満)。
市数1-56-1011-1516-2021-2526-3031-3536-4041-50合計
A11 12.7%17.1%23.8%20.0%18.9%14.5%25.1%10.2%15.5%17.5%
B17 7.4%12.6%17.2%14.1%16.5%12.8%22.4%11.6%17.4%14.7%
C43 7.0%9.3%13.6%12.1%12.1%9.0%12.5%8.6%15.3%11.0%
D38 6.5%8.5%11.0%10.7%9.3%8.8%10.8%8.5%15.1%9.9%
E152 4.2%6.1%7.6%7.4%6.4%7.4%6.6%6.4%10.5%7.0%
F254 3.5%5.8%5.8%6.0%5.2%6.6%5.0%5.5%8.0%5.8%
G276 4.5%6.4%5.3%5.0%4.5%6.5%4.5%5.5%7.0%5.5%
合計791 4.6%6.7%7.2%6.8%6.2%7.2%6.5%6.2%8.5%6.8%
想定解率は、ほぼ人口規模順になっています。しかし、第36-40回以降、AとBの想定解率が逆転しました。まさに筆者が第34回終了後の[80884] で大都市を想定解から外す傾向を指摘したころから、この現象が起きていることがわかります。
その後、第39回終了後の[86276]で、十番勝負の共通項には、市を特徴づける自然的・人文的事象の「コト」、駅、学校等の市に存在する「モノ」、市名の表記と読みを対象とする「ナマエ」があり、このうち大都市外しは「モノ」を共通項とする出題を避けているからだと指摘しました。大都市には多様なモノが数多く存在し、「モノ」を共通項にした出題は大都市が想定解に含まれる確率が高く、「コト」と「ナマエ」は基本的に人口規模に中立です(この点はさらに検証する必要がありますが)。
この共通項の三要素についても、5回ごとの推移を見ます。
1-56-1011-1516-2021-2526-3031-3536-4041-50合計
コト231928252627253335241
モノ1018141516111488114
ナマエ1713810812119795
「コト」、「モノ」、「ナマエ」はほぼ2:1:1で推移してきましたが、第36回以降「コト」のシェアが高まり、「モノ」が減少したことがわかります。因みに第45回は問一と問六が「ナマエ」のほか、すべて「コト」でした。第44回は、問三の学院大学と問七の漁港の「モノ」2問が出題されました。学院大学は久々に100万都市11市中8市が想定解に含まれました。「モノ」の出題としては、セブンイレブンがない市という第41回問七も記憶に残る良問でしたが、非存在ということで、小都市のオンパレードとなりました。
[93721] 2017年 9月 9日(土)12:00:51【1】デスクトップ鉄 さん
十番勝負想定解分析
[93691] で書いた
ポリシー変更には賛否両論がありましたが、新参加者からの感想は投稿されていません。出題方式の変更が参加を後押ししたのか、ご意見を伺いたいです。
について、3名の新参加者から回答をいただきましたが、第45回からの参加を予定しており、出題方式の変更が参加を後押ししたのではないということ。やはり実力ある若手が今回そろって参加したということでしょう。ただし、新出題方式に反対という方はいませんでした。

さて、想定解分析です。新参加者のために解説すると、出題者が解答機会を与える市はどこが多いか、その中から解答者が選択する市はどこが多いかを分析しています。想定解分析(市別)の各項目は、ソートできます。解答機会数(解答可能な問題数)の最大は、静岡市と広島市で81問、これに富山市79、京都市78、大阪市77と続きます。想定解数では京都市が98でトップですが、問題市が20と多く、解答機会数では4位になります。
解答者が解答に選択する市は、解答選択率で示されます。[93643] で書いたように現存する市で解答選択率100%は、東かがわ市(30問)、沼田市(20問)、鈴鹿市(20問)の3市だけです。これに続くのが丸亀市、吉野川市、鳥栖市、金沢市、小松市、小山市、あま市、今治市でここまでが90%を超えます。

第44回終了後の[92693] で分析したように、解答市の選択傾向は、戦国市盗り合戦開始前後の第40回までと第41回以降で大きく変わりました。解答機会率の変化により補正した補正解答選択率(解答選択率*解答機会率/1-40回の解答機会率)では、必要石高10万石以上の大都市と1万石の小都市が減少し、2万石から8万石までの中都市が増加。また、第40回終了時点で領主の石高が1万石の市と領主不在の市がともに増加しました。
第45回でもこの傾向は続いています。今回郡山市、本宮市、下妻市、犬山市、弥富市、守山市、宇陀市で2回の領主交代がありましたが、郡山市は領主不在、守山市を除く5市は開催前の領主石高が1万石以下の市でした。この5市のほか、北斗市、三沢市など29市で領主交代があり、石高0で領主不在だった富谷市で領主が誕生し、計30市と開催前1万石以下の全58市の5割を超えました。
しかし、1万石以下の市の解答選択率は、40.9%で、全市の47.5%を下回りました。これは、問十(メダル獲得がない市)で解答機会が大量に供給され、解答選択率は19.9%(35/176)にとどまったためです。開催前1万石以下の市は、問十の解答機会176のうち、問題市の伊達市(北海道)及び府中市(広島)を除く56市で31.8%を占め、全体の解答選択率を引き下げることになったのです。
(続く)
[93691] 2017年 9月 6日(水)12:18:40【1】デスクトップ鉄 さん
続々・十番勝負改革
今回の十番勝負改革は、出題者が[93553]で書かれたように、
パズルのように理詰めで解くクイズ企画から、戦国市盗り合戦と連動したゲーム企画への転換と言えば分かりやすいでしょうか。
ということでした。これまで議論したように、「理詰めで解くクイズ企画から、ゲーム企画への転換」は、多義的な共通項を暗示する出題市のみを提示し、想定解数と非該当市を示さないことにより、共通項が特定できず、誤答を誘発する結果をもたらしました。
これまでは、問題市と想定解数でがっちり固められた問題を前にして、初心者や新たな参入者は手を出し難い状況であったと思います。ポリシー変更により、誤答のリスクがあるとはいえ、解答書き込みへのハードルを低くする効果はあったと考えます。
たしかに、今回新規参加者が5名(うち3名が10問完答)あり、金メダル2個、銅メダル2個を獲得し、新参加者の参入障壁を低くする効果があったように見えます。しかし、たまたま今回実力のある解答者がそろって参加しただけなのかもしれません。ポリシー変更には賛否両論がありましたが、新参加者からの感想は投稿されていません。出題方式の変更が参加を後押ししたのか、ご意見を伺いたいです。

[93614] k_ito さん
今回の改革の狙いは、わざと上級者に嫌われる問題を出題することで、相対的に上級者と中低級者の差を小さくし、上級者に嫌われても中低級者の参入を増やすことと理解しました。(中略)敢えてさらに注文を付けるならば、上級者を同じ土俵に引きずりおろしてくださることには成功しているけれど、超上級者はまだまだ同じ土俵に降りてきていないようですので、より効果的な改革を進めていただきたい、と思っています。
まさにそのとおりです。「全国の市十番勝負士」の白桃さんをはじめとして、超上級者は今回もよい成績を収めています。今回完答した25名について、第41回から45回までの完答順位と保有石高の増減(メダルと誤答が反映されるので実力を示す指標と判断)を以下に示します(左が完答順位、右が保有石高の増減)。
4142434445平均順位4142434445合計
白桃1144114.22520162915105
鳴子こけし11105526.691018101562
ぺとぺと596335.2151110141767
桜トンネル2201446.2181236211097
まりんぶる~8112122513.4101010121052
3431065.291713101665
Takashi1915700743
シノレパシクソ8000011
k_ito16151725916.4111099948
伊豆之国121214241014.412111091254
海ダイ2181061111.226109101065
EMM101712128.41621109965
k-ace1379261313.614161811867
デスクトップ鉄24171871416138614950
星野彼方4322155.211918111059
スカンデルベクの鷲92113161615121816151475
なると金時14241614171791099441
かぱぷう171315111814.8121010161058
深夜特急1819118191510910101049
さざ波2000008
そらみつ210000-1
くは252726132222.6991091047
穴子家30272307101010
全角2文字2224001068
ソーナンス302831292528.699109946
5回連続完答した解答者は19名います。この19名のうち、平均完答順位一桁(7名)と保有石高の増加65以上(8名)をともに満たす、白桃さん、ぺとぺとさん、桜トンネルさん、Nさん、EMMさんの5名を独断で超上級者とします(超上級者は時代とともに交代しており、あくまでも現時点の超上級者です)。この5名のうちEMMさん以外は、今回も一桁順位で完答し、保有石高の増加はいずれも10以上でした。どんな問題にも柔軟に対応できるのが超上級者ですね。
[93668] 2017年 9月 4日(月)18:06:58【2】デスクトップ鉄 さん
続・十番勝負改革
[93656] の続編で、改革の成果について書くと予告しましたが、その前に[93664] スカンデルベクの鷲 さんと[93665] 白桃 さんのコメントに答えます。
出題者は、部分集合があるときは、上位の集合を共通項とするルールを設けていると思われます。
は、撤回します。「改称が行われた市(市制施行同日のものを含む)(を含む市)」は「市制施行と改称が同日に行われた市(を含む市)」の上位集合です。「部分集合があるときは、上位の集合を共通項とするルール」を突き詰めてゆくと、791市全部の最上位集合になってしまいます。

ただし、問三(問八)の「名称が三(八)で始まる市町村(A)」と「名称が三(八)を含む市町村(B)」の差よりも、「市制施行と改称が同日に行われた市(A)」と「改称した市(B)」のほうが大きいと思います。白桃 さんは質的な差を述べられ、私もこれに同意しますが、(A)と(B)の想定解数の比率も一つの要素だと思います。
(A)(B)(A):(B)
問三73821.12
問八56641.14
問九38501.31
このように、問三・問八と問九の(A):(B)には有意の差があり、共通項を拡大すると、想定解数が増えてしまうのです。

私は、問題市、非該当市と想定解数で線引きができる従来の出題方法を好みます。その意味で問三・問八は同じ5市を問題市とするという仕掛けには感心しましたが、その結果共通項が特定できなくなりました。出題の5市が共通という美しさを残して、問三に登米市など、問八に羽島市などを非該当市として明示し、共通項を「名称が三(八)で始まる市町村に隣接する市」にするのは、改革の趣旨に反するでしょうか。

昨日書いたように、新ポリシーに基づく出題への対応は、第1回採点が出るまで解答を見送るか、または一か八かでメダルを狙いに行くのかの二つの方法があると思いますが、既存の領国を解答するのは避けた方がよさそうです。

追記 問三・問八と問九の(A):(B)の差をもう少し考えてみると、問三・問八は同じ共通項の中の線引きの問題であるのに対し、問九は共通項自体が違うのではないかという気がします。だから、問三・問八のケースでは、当初意図した共通項が「名称が三(八)で始まる市町村の隣接市」であっても、「名称が三(八)を含む市町村の隣接市」の解答を救済する採点がなされるのではないかと。これが頭にあって、初めに「部分集合があるときは、上位の集合を共通項とするルールを設けている」と書いたのだと思います。
[93659] 2017年 9月 3日(日)17:20:56【1】デスクトップ鉄 さん
常総市
[93657]スカンデルベグの鷲さん
私は、常総市が誤答になったのは、市制施行改称ではなく、編入改称(2006年1月1日、水海道市が石下町を編入、常総市と改称)だからと理解しています。1954年7月10日、前身の水海道市が市制施行したときは、改称していません。

#[93661] ピーくんさんのご指摘により訂正
[93656] 2017年 9月 3日(日)15:10:36【3】デスクトップ鉄 さん
十番勝負改革
第45回十番勝負は改革記念と銘打ち、出題ポリシーがかなり変わりました。新出題方法を極端な例であげれば、出題5市を「仙台市、名古屋市、京都市、岡山市、熊本市」とだけ示す問題です。想定解数が20とも46とも明示されず、非該当市もないので、政令指定都市なのか、県庁所在地なのか判断がつきません。またこの5市は「旧制高校の所在地」でもあり、さらにその部分集合である「ナンバースクールの所在地」にも該当します。従来は、前者なら姫路市、後者なら金沢市などを問題市に加えるほか、想定解数と非該当市で、共通項を特定できるようにしていました。

これは極端な例ですが、45回問三と問八にも同様の問題がありました。出題市に隣接する自治体は、いずれも三または八で始まる自治体で、これを含む自治体が該当するかわかりません。出題者は問三と問八の出題市をそろえたため、三または八を二字目以降に含む自治体を問題市として選択できなかった。これまでは、想定解数を明示していたので、どちらか特定できましたが、今回問三で南三陸町に隣接する登米市を答えたスカンデルベクの鷲さんには、誤答のリスクがありました。しかし、これが正答と判定されたことは、出題者は、部分集合があるときは、上位の集合を共通項とするルールを設けていると思われます。それなら、想定解数を明示しなくても救済されます。

なお、[93569]白桃さんの
最後に問三&問八について
私は、どっちに転んでも絶対安全牌の鹿角市で答えましたが、問三が「八に接する」、問八が「三に接する」が共通項であっても誰も文句はいえないのでしょうね。
あ~、グリグリさんをもっと信用して問三は「高松市」で答えるべきでした。これだけは心残り。
は、もちろん冗談だと思いますが、問題番号をヒントにする出題は多く、私はそこまで出題者性悪説にはなれません。

解答者が「やられた」と感じる出題であれば、想定解数を明示しないでも許容できると思います。問六は何度も使い古した都道府県の東端市ではなく、「うかんむりの文字が入る市」でしたが、はじめから想定解数を53と明示していたら、誰も引っ掛かりません。これは今回の最良問と思います。出題者の快心作でしょう。初参加で金メダルを取ったうっかりじゅうべいさんには、敬意を表します。初参加だったので過去問に拘泥しない発想ができたのだと思います。

[93578]伊豆之国さんのように、
「第一回採点が出るまでは一切解答しない」という「戦術」を採ることに
する回答者が次回以降増加すると思われます。

一方、今回問一で生じた想定解終了は、想定解数を明示しなかったことによります。多くの解答者の目標は完答だと思いますが、(金メダル以外興味ないという超上級解答者もおられるようですが)今回は常連の方々で完答できなかった方がでました。これまでは想定解終了の予告がありましたが、今回は終了後の通知だけでした。そのため終了後に誤答が発生しています。この誤答は参考とし、市盗り合戦の減点としない救済措置が必要と思います。

改革の成果については、稿をあらためて書きます。

追記:[93574] 第45回十番勝負難易度分析に次の誤りがありました。グリグリさん、限定書き込み解除していただけませんか。
17行「最難問の問一」→「最難問の問四」
[93643] 2017年 9月 1日(金)21:49:06【1】デスクトップ鉄 さん
第45回十番勝負想定解分析
[93629]でオーナーから一任されたので、難易度分析に続き、想定解分析(市別都道府県別)をリリースしました。第10回問八の田川市と第11回問七の武蔵野市を未答市に加え、再集計しました。

分析記事は追って書きますが、市制施行後の第44回に出題のなかった富谷市が一挙に3問出題、2問正答でした。うち1問は金メダルで、問十の第二ヒント「今回獲得」となりました。

東かがわ市は、これまで30問出題され、すべて解答されていますが、今回は出題されませんでした。現存市で解答選択率100%を維持しているのは、東かがわ市のほか沼田市(20問)、鈴鹿市(20問、うち今回1問)の3市だけです。
[93623] 2017年 8月 31日(木)19:36:59【2】デスクトップ鉄 さん
問五の想定解
追記
[93624] k_ito さん
[93625] N さん
のご指摘により、今回の問五の共通項が「境界未定地」であること、したがって第10回問八において、所属未定地として想定解に含まれていた知多市・東海市(名古屋港口の埋立地)、薩摩川内市・南さつま市(鷹島および津倉瀬)が今回非該当であることを確認しました。ご指摘に基づき表を訂正しました。
追記2
[93627] ぺとぺとさんのご指摘により表を再訂正
----------
[93574]
想定解数の確認に時間を要しているので、とりあえず十番勝負研究所の難易度分析(問題別・開催回別)をリリースしました。
と書いたのは、オーナーから送っていただいた問五の想定解が同じ問題の第10回(2006年1月)問八とかなり違っていたためです(第10回問八の想定解は公開されていませんが、2012年10月、十番勝負想定解分析のためオーナーから送っていただいた「虎の巻」によります)。第10回問八の共通項は「境界未定地・所属未定地がある(内水面の境界未定は除く)」なので、この点が違うのはわかりますが、その他にも多くの異同があります。国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調の平成28年度版と平成17年度版を比較してみました(●:出題市、◎:正答市)。
20062017備考
苫小牧市厚真町、安平町
紋別市遠軽町、湧別町
根室市別海町(風連湖、内水面のため06年非該当)
千歳市恵庭市
恵庭市千歳市
伊達市壮瞥町
十和田市小坂町(08年画定)
大船渡市釜石市
釜石市大船渡市
奥州市金ケ崎町(06年は胆沢町で非該当)、平泉町(06年は衣川村で非該当)
仙台市名取市(?年画定)
名取市仙台市(?年画定)
栗原市旧若柳町/迫町(05年画定)
男鹿市潟上市、五城目町、井川町(八郎潟調整池、内水面のため06年非該当)
潟上市男鹿市、五城目町、井川町(同上)
山形市蔵王町、川崎町、上山市
鶴岡市小国町、村上市、関川村
上山市蔵王町、川崎町、山形市
会津若松市下郷町、会津美里町
水戸市茨城町
鹿嶋市潮来市(?年画定)
潮来市鹿嶋市(?年画定)
高崎市榛東村(06年は箕郷町で非該当)
秩父市横瀬町
三郷市葛飾区
市川市浦安市、江戸川区。船橋市
船橋市市川市
勝浦市御宿町
浦安市市川市、江戸川区
平塚市茅ヶ崎市、大磯町
茅ヶ崎市平塚市
長岡市燕市
十日町市湯沢町
村上市関川村,、鶴岡市、小国町(06年は荒川町, 神林村で非該当)
燕市長岡市(06年は分水町で非該当)
糸魚川市小谷村
五泉市阿賀野市
阿賀野市五泉市
富山市黒部市(旧宇奈月町)、立山町、朝日町、白馬村
黒部市富山市、立山町、朝日町、白馬村(06年は宇奈月町で非該当)
輪島市穴水町(06年は門前町で非該当)
富士吉田市山中湖村、小山町
南アルプス市昭和町(?年画定)
長野市長野市(旧鬼無里村)/白馬村(07年画定)
松本市松本市(旧安曇村)/高山市(旧壬生川村)(05年画定)
岡谷市塩尻市
諏訪市辰野町
駒ヶ根市宮田村
飯山市栄村
茅野市富士見町、原村
塩尻市岡谷市
高山市高山市(旧壬生川村)/松本市(旧安曇村)(05年画定)
多治見市土岐市
中津川市恵那市
恵那市中津川市
土岐市多治見市
静岡市川根本町
浜松市磐田市
富士宮市鳴沢村
磐田市浜松市
名古屋市豊明市、長久手市。06年は所属未定地(名古屋港口の埋立地)も
東海市所属未定地(名古屋港口の埋立地)
知多市所属未定地(名古屋港口の埋立地)
豊明市名古屋市
弥富市木曽岬町
長久手市名古屋市
いなべ市菰野町
守山市野洲市(?年画定)
野洲市守山市(?年画定)
東近江市東近江市(旧五個荘町)/愛知川町(現愛荘町)(?年画定)
米原市関ケ原町、揖斐川町
宮津市京丹後市、伊根町
京丹後市宮津市、伊根町
大阪市豊中市
豊中市大阪市
神戸市西宮市、芦屋市、宝塚市
姫路市旧夢前町(合併で解消)
西宮市神戸市、芦屋市、宝塚市
芦屋市神戸市、西宮市、宝塚市
宝塚市神戸市、西宮市、芦屋市
小野市加西市
加西市小野市
たつの市太子町
新宮市那智勝浦町
岡山市玉野市(児島湖、内水面のため06年非該当)
玉野市岡山市(児島湖、同上)、直島町
三次市安芸高田市
安芸高田市三次市
阿南市旧羽ノ浦町(合併で解消)
直方市飯塚市(旧頴田町)、小竹町
飯塚市直方市、小竹町(06年は頴田町で非該当)
田川市糸田町
佐賀市神埼市
多久市江北町
神埼市佐賀市
阿蘇市大津町、産山村、南阿蘇村
別府市由布市
中津市添田町
竹田市小国町、九重町
由布市別府市
都城市高原町
小林市えびの市、綾町、湧水町
えびの市小林市、綾町、湧水町
出水市旧高尾野町(合併で解消)
薩摩川内市所属未定地(鷹島および津倉瀬)
南さつま市所属未定地(鷹島および津倉瀬)
那覇市豊見城市
豊見城市那覇市
うるま市金武町
名瀬市大和村(?年画定)
大口市菱刈町(合併で解消)
疑問は、?を付した市です。平成17年度版でも田川市と糸田町は境界一部未定となっています。また、28年版でも鷹島および津倉瀬は所属未定となっており、第10回問八と同様想定解に加える必要があると思います。
オーナーの確認を得て、想定解分析を更新します。なお問二から武蔵野市([93568] で指摘)、問四から気仙沼市(メールで連絡)がもれており、想定解数はそれぞれ110、111となりますが、訂正されていません。問五も2市を加えると、91市になります。ご確認ください。
[93584] 2017年 8月 28日(月)12:09:35デスクトップ鉄 さん
初宿泊自治体
[93442] k-aceさん、[93446] グリグリさんに触発されて私もやってみました。宿泊順に並べてあります。
都道府県初宿泊自治体都道府県初宿泊自治体都道府県初宿泊自治体
1神奈川県横浜市17岡山県新見市33和歌山県新宮市
2東京都板橋区18兵庫県豊岡市(城崎町)34三重県津市
3奈良県奈良市19長野県上田市35山口県山口市
4京都府京都市20群馬県桐生市36大分県大分市
5静岡県南伊豆町21栃木県宇都宮市37鹿児島県鹿児島市
6福岡県福岡市22宮城県気仙沼市38宮崎県宮崎市
7長崎県雲仙市(小浜町)23山形県新庄市39香川県高松市
8熊本県熊本市24秋田県北秋田市(阿仁町)40徳島県徳島市
9千葉県勝浦市25岩手県宮古市41高知県檮原町
10山梨県富士河口湖町(上九一色村)26青森県深浦町42愛媛県宇和島市
11福島県いわき市27埼玉県飯能市43愛知県名古屋市
12新潟県弥彦村28茨城県坂東市(岩井市)44沖縄県那覇市
13北海道壮瞥町29富山県高岡市45大阪府大阪市
14広島県坂町30福井県坂井市(三国町)46滋賀県大津市
15島根県美郷町(邑智町)31石川県宝達志水町(志雄町)47佐賀県鳥栖市
16鳥取県倉吉市32岐阜県高山市(久々野町)
国鉄を完乗した大学卒業前に43番まで。愛知県と大阪府が遅かったことが意外。賀がつく県が最後まで残った。
 k-aceさんと共通したのは、横浜市、高岡市、富士河口湖町、名古屋市、京都市、大阪市、徳島市、福岡市、宮崎市。グリグリさんとは、宇都宮市、名古屋市、大津市、京都市、大阪市、山口市、徳島市、土佐清水市、福岡市が共通。名古屋市、京都市、大阪市、徳島市、福岡市は3名が共通。やはり県庁所在地は共通する傾向が大きい。
[93574] 2017年 8月 27日(日)12:34:36【3】デスクトップ鉄 さん
第45回十番勝負難易度分析
想定解数の確認に時間を要しているので、とりあえず十番勝負研究所の難易度分析(問題別開催回別)をリリースしました。
[93553]オーナー グリグリさん
誤答が多くなりましたので、デスクトップ鉄十番勝負研究所における誤答率偏差値は高くなると思いますが、一方で、所要時間偏差値は低くなると思います。総合偏差値がどのようになるか気になるところです。
開催回別難易度は、銅メダル所要時間が45回中11位、誤答率が13位と、オーナーの想定とは逆の結果になりました。総合難易度は10位でした。誤答率(18.3%)の順位がそれほど高くなかったのは、全45回を通じて集計しているためです。初期の誤答率が高く、第24回以降では今回が最高でした。とくに過去5回の誤答率、40回(3.6%、45位)、41回(5.4%、43位)、42回(5.0%、44位)、43回(6.5%、40位)、44回(10.3%、30位)と比べると、大幅に上昇しました。
逆に銅メダル所要時間難易度は、42回(2位)、44回(4位)と、最近の開催会が高かったので、今回の難易度が低いという印象をもたれたのでしょう。完答所要時間も44回の9位に続く10位で、難易度は高かったといえます(追記1)。

第45回の問題別総合難易度は、問四が今回の最難問で450問中30位、問一75位、問十80位と続きます。
各指標ごとにみると、
銅メダル問四>問十>問七>問五>問六>問二>問一>問九>問三>問八
誤答率問四>問一>問六>問二>問十>問五>問九>問七>問三>問八
総合難易度問四>問一>問十>問六>問二>問五>問七>問九>問三>問八
完答者回答順*問四>問十>問七>問五=問九>問二>問六>問八>問三>問一
と、最難問の問四と難易度が低かった問三、問八を除き、ばらついています。とくに、問一は誤答率に足を引っ張られて総合難易度で75位となりましたが、完答者25名中、最初に問一を正答した回答者が12名(ほかに2問同時2名、4問、9問同時各1名)と、回答順では難易度が最も低かった。別解トラップのため(追記2)、出題直後に五島列島状態を呈したが、第1回採点で共通項が判明し、正答が相次いだという、十番勝負改革の典型的な問題でした。

*完答者回答順は、十問完答者25名の正答順に、各問の難易度が十問合計で55になるように数値化したもの。最初の回答で2問正答した場合は、それぞれ1.5となる。
回答者問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10合計
白桃152.596782.541055
鳴子こけし2521086724955
ぺとぺと3421068715955
桜トンネル4831056712955
まりんぶる~2.52.52.5107.5592.567.555
5555555551055
Takashi1287435610955
シノレパシクソ1481073592655
k_ito1571032486955
伊豆之国135.598275.541055
海ダイ1629758341055
EMM3619758241055
k-ace1.553.51071.563.58955
デスクトップ鉄451.5103691.57855
星野彼方1721064835955
スカンデルベクの鷲1721056834955
なると金時1349628571055
かぱぷう341.5865101.59755
深夜特急351.5894101.56755
さざ波3698145271055
そらみつ3627859110455
くは1347.552107.57.57.555
穴子家1.54496.51.56.549955
全角2文字1351033976855
ソーナンス14.538.58.528.54.568.555
50.511891.5223147.510318792.5147.5214.51375

追記1:44回も今回も一抜けは、白桃さんです。今回は回答時間が1時間ほど早かっただけたが、甲子園応援でブランクがあったことを考慮すると、白桃さんが[93569] で書かれたように、今回は44回よりもずっと易しかったということかもしれません。
追記2:問一にはダブルトラップが仕掛けられていました。出題5市はすべて、第31回問三(読みの五十音順で同一都道府県が連続する市)の想定解と一致しています。四文字市がトラップだと思い、こちらの共通項から小金井市を答えたところ、JOUTOUさんを巻き添えにしてしまいました。想定解数が明示されないのは厳しい。
[93568] 2017年 8月 26日(土)15:53:15デスクトップ鉄 さん
十番勝負想定解
[93550] オーナー グリグリさん
未解答市については提示しませんが興味のある方は書き込んでみてください。デスクトップ鉄さんへは十番勝負研究所向けに別途メールでデータ提供します。
オーナーからメールをもらい検証しましたが、問二の想定解から武蔵野市が抜けているようです。武蔵野市の市制施行は、1947年11月3日。国民の祝日に関する法律の施行前で文化の日ではありませんが、wikipedia(明治節)、コトバンク(明治節)によると、明治節の廃止は1948年とのことです。休日に市制施行した市に、戦後の1947年2月11日に市制施行した網走市が紀元節として記載されていることからも、明治節も存続していたと思われます。hmtさん、この日学校が休みだったか、記憶にありませんか。

なお、共通項と雑学ページのタイトルは、「休日」よりも「祝日」にした方がよいのではないでしょうか。第11回問七(2006年4月)で同じ問題が出題されましたが、その共通項は「市制施行日が祝日(振替休日も含む)」となっています。第11回問七と第45回問二の異動は、滝沢市、富谷市、本宮市、大網白里市、あま市、宮若市がその後市制施行、新設合併で近江八幡市が加わり、日南市が外れ、104市から110市(いずれも武蔵野市を含む)に増加しました。
[93467] 2017年 8月 22日(火)13:32:10デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:那珂市
[93466] 2017年 8月 22日(火)12:54:20デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:茅ヶ崎市
[93459] 2017年 8月 21日(月)22:32:56デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:北斗市
[93429] 2017年 8月 20日(日)21:15:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:泉佐野市
[93278] 2017年 8月 14日(月)17:43:14デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:守山市
[93220] 2017年 8月 12日(土)23:26:21デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:嬉野市
[93207] 2017年 8月 12日(土)21:34:03デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:山県市
[93178] 2017年 8月 12日(土)07:57:47デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:上山市

問題市のため再答。白桃さん、ありがとうございました。
[93170] 2017年 8月 12日(土)00:19:10デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:飯山市
[93156] 2017年 8月 11日(金)22:46:26デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:府中市(広島県)
問八:昭島市
[93142] 2017年 8月 11日(金)22:00:14デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:小金井市
[93139] 2017年 8月 11日(金)21:51:24デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:阿蘇市
[93132] 2017年 8月 11日(金)21:45:35デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:伊達市(北海道)
[93093] 2017年 8月 10日(木)08:49:25デスクトップ鉄 さん
Re:広域都市圏内に市を含む村とは
十番勝負を前に復帰します。
[93092] 白桃 さん
人口が約4倍のB市を、広域都市圏内に含むA村がある
多くのヒントでわかりました。
鉄道がないA村がB駅があるB市(B駅から分岐していた鉄道は廃止されてしまいましたが)を広域都市圏内に含むとは、確かに意外ですね。

ところで、白桃さんの一連の記事で使われている「狭域都市圏」は、[92991]の「一次都市圏」と同じものでしょうか。
[92693] 2017年 2月 8日(水)21:10:11デスクトップ鉄 さん
第44回十番勝負想定解分析
第44回十番勝負の想定解分析の特記事項は、2問出題された東かがわ市が解答選択率(正答数/解答機会数)100%の連続記録を更新して30問に伸ばしたことと、市制施行初めての十番勝負で富谷市が出題されなかったことでしょう。

[92675]で予告した、戦国市盗り合戦開始前後の解答選択率の変化を、必要石高によって市を5種類に分けて比較します。下の2行は第40回終了時点の領国石高1万石の市と領主不在の市です。左が1-40回、右が41回以降の数値です。
必要石高市数出題機会解答機会数解答機会率解答選択率出題機会解答機会数解答機会率解答選択率
10万石以上135200 743 14.3%77.4%520 80 15.4%53.8%
5-9万石3313200 1437 10.9%69.8%1320 214 16.2%55.6%
3-4万石6325200 2127 8.4%68.6%2520 333 13.2%55.6%
2万石15260190 3547 5.9%67.3%6080 597 9.8%56.3%
1万石530199760 9764 4.9%67.5%21170 1385 6.5%49.5%
合計791303550 17618 5.8%68.2%31610 2609 8.3%52.4%
1万石領国8431010 1185 3.8%58.7%3360 187 5.6%70.6%
領主不在5220700 1778 8.6%66.9%2080 286 13.8%64.3%
領国石高が1万石だった市が解答選択率を58.7%から70.6%に増加しただけで、他はすべて減少しています。しかし41回以降は想定解と解答機会が増加し、総解答選択率が68.2%から52.4%に低下したため、単純な比較はできません。そこで解答選択率の相対的変化を見るために、41回以降については補正解答選択率(解答選択率*解答機会率/1-40回の解答機会率)によって、戦国市盗り合戦開始前後を比較します。

必要石高市数1-40回解答選択率41回以降解答選択率同補正解答選択率倍率
10万石以上1377.4%53.8%57.9%0.748
5-9万石3369.8%55.6%82.8%1.186
3-4万石6368.6%55.6%87.0%1.267
2万石15267.3%56.3%93.8%1.394
1万石53067.5%49.5%66.2%0.981
合計79168.1%52.4%74.9%1.100
1万石領国8458.7%70.6%102.8%1.750
領主不在5266.9%64.3%103.0%1.540
補正解答選択率では、必要石高10万石以上の大都市と1万石の小都市が減少し、2万石から8万石までの中都市が増加しています。また、40回時点で領国石高が1万石の市と領主不在の市はともに増加しました。必要石高1万石の市が減少したなかで、領国石高1万石の市が増加したのは、獲得しやすい市が集中的に解答されたためです。しかし、大都市の選択率が低下しているのに、大都市が多い領主不在の市の選択率が増加しているのは、矛盾しているようにみえます。そこで、領主不在だった52市について、必要石高ごとに比較します。

必要石高市数1-40回解答選択率41回以降解答選択率同補正解答選択率倍率
10万石以上876.8%54.5%53.0%0.690
5-9万石1566.6%61.2%86.0%1.292
3-4万石1771.4%71.4%142.9%2.000
2万石860.3%74.2%255.0%4.228
合計5266.9%64.3%103.0%1.540
必要石高が少ないほど解答選択率が増加し、10万石以上の市は低下しています。とくに2万石の市の解答選択率は、4倍以上に上昇しています。ここでも戦国市盗り合戦を意識した解答者が獲得しにくい市を敬遠する傾向がうかがえます。

必要石高10万石以上の領主不在市を個別にみると次のとおりです。
必要石高1-40回解答選択率41回以降解答選択率同補正解答選択率倍率
札幌市2066.7%25.0%27.8%0.417
仙台市1185.9%60.0%46.9%0.545
さいたま市1376.3%25.0%26.3%0.345
横浜市3879.3%62.5%86.2%1.087
川崎市1574.0%57.1%80.0%1.081
名古屋市2471.9%57.1%62.5%0.870
京都市1576.7%25.0%13.7%0.179
大阪市2878.6%100.0%71.4%0.909
解答選択率が増加したのは、横浜市と川崎市だけです。京都市の選択率が著しく低下しているのが注目されます。大阪市は、解答機会率が増加したため、解答選択率が相対的に低下しましたが、41回以降の解答選択率は100%です。5問すべて深夜特急さんが解答し、領主まであと4万石にせまりました。

なお41回以降解答選択率100%の市は147市あり、領国石高1万石だった市が34市、領主不在だった市は12市です。領国石高1万石の34市は、鹿島市を除きすべて領主交代がありました。2回以上交代した市が15市あり、湖南市と泉南市は4回交代しています。領主不在の12市のうち、小樽市、松戸市、昭島市、茅ヶ崎市、一宮市、西尾市、八尾市、別府市、鹿屋市は領主不在を解消しました。西尾市は、40回までの解答選択率66.7%に対し、41回以降の補正解答選択率が444.4%と6.67倍になりました。

[92691] 白桃 さん
「同一都府県にあって隣接する一定の領域を、他の一都府県との境界線及び分断されない海岸線とともに囲む市」
ではどうですか。
[92688] 2017年 2月 6日(月)07:24:58【2】デスクトップ鉄 さん
続・十番勝負問九
[92638] の続きになりますが、私は[92687]MasAka さんと同様、問九を良問として評価します。
[92685]白桃さんの
共通項をことばで表す努力を怠らないでください。
については、ご自身の
「その市の境界線と、連続する海岸線と、一種類の都道府県境界線、の3つの線でその市が属する都道府県のその市以外の領域を囲む市」
できちんと定義されています。もう少し簡潔にするなら、
「一都府県内の一定の領域を、隣接する一都府県との境界線及び連続する海岸線とともに囲む当該都府県の市」
で、いかがでしょう。

追記:
[92689] 白桃 さん
ただ、これだと屁理屈ですが、[92641]で書いたように自市を一周しても条件に反しない市(例:東かがわ)もあるので、
「同一都府県にあって隣接する一定の領域を、一つだけの都府県との境界線及び連続する海岸線とともに囲む市」
としてはどうでしょうか?
「一都府県内の一定の領域(東かがわ市)」を「当該都府県の市(東かがわ市)」が囲むということはないと思いますが、「同一都府県にあって隣接する一定の領域」が気に入ったので採用します。もっと屁理屈ですが、もし佐賀市と唐津市が合併すると、玄界灘と有明海の海岸線は、長崎県を介して連続しているので、連続する海岸線と長崎県境とともに、佐賀県西部の領域を囲むことになります。したがって「連続する海岸線」は「県境によって分断されない海岸線」とすべきだと気が付きました。ということで、
「同一都府県にあって隣接する一定の領域を、他の一都府県との境界線及び県境によって分断されない海岸線とともに囲む市」
ではいかがでしょう。

[92681] オーナー グリグリさん
十番勝負研究所の分析結果や分析を基にした記事へ少なからず影響を与えてしまい申し訳ありません。
難易度分析においては、問題市と既答市の誤答は誤答率の計算から除外していますが、参考記録扱いとした8件の誤答は誤答率に反映し、難易度分析は変更しません。

やはり今回の問題は出題者の負荷が過大になっていることに起因していると思うので、[92638] で書くのをやめた負担軽減策を二つ提案します。
一つは入門コースの廃止または縮小です。出題と採点、ヒントの呈示などに倍の時間がかかっていますが、所期の目的は達したと思います。第44回では、入門コースに参加した22名のうち、17名が一般コースにも参加し、そのうち11名が先に一般コースを解答した参入者です。第43回は一般コースと連動した出題に意味がありましたが、一般コースからの参入によって問Aが売り切れ、本来の入門コースの解答者が完答できないという事態を招きました。入門コースを全廃しないまでも、年2回のうち1回の開催にしてもよいのでは。また、一般コースからの参入の解禁は、メダルの売り切れとともに、一般コースの完答を条件とすべきだと思います。
もう一つは、初期にはやっていたようですが、完答者がでた後の採点を、完答者に委ねることです。完答後は、手をこまねいて領国が奪われるのを見ているしかない(誤答によって転がり込む場合もありますが)ので、協力してもらえると思います。採点者に共通項と想定解を明示することになるので、今回のようなミスが早く見つかるメリットもあるのではないかと思います。
いかがでしょうか。
[92675] 2017年 2月 4日(土)10:49:46デスクトップ鉄 さん
戦国市盗り合戦の攻防
[92674]で白桃さんが戦国市盗り合戦開始後の解答市の選択傾向について分析されました。当研究所も「想定解分析」の数値を用いて、[91240]で十番勝負開始時点で領国石高1万石だった市の解答選択率が上昇したことを報告しました。大都市の解答選択率は、相対的に低下していますが、第44回終了時点のデータによって別途書き込みます。

その前に、第42回終了後に[89892][89904]で分析した領国の増減の指標について、第44回終了時点のデータでアップデートします。表は、領国を保有する、第44回に参加した解答者33名の各指標です。
領主領国数△43回△40回領国あたり保有石高平均領国石高超過領国石高有効領国石高有効領国化率
1白桃52-1611.46 5.92 13517356.17%
2桜トンネル5181110.92 5.75 10219165.19%
3EMM50-1410.50 7.10 17318251.27%
4ぺとぺと402210.65 4.73 8010957.67%
5k-ace37-3712.54 3.76 617856.12%
6かぱぷう33159.94 6.03 9110854.27%
7まりんぶる~3131110.00 3.42 248277.36%
8深夜特急261713.00 5.46 4110171.13%
9がっくん25-1-514.52 6.40 699156.88%
11今川焼22-1122.09 4.05 404955.06%
12デスクトップ鉄216148.38 1.86 93076.92%
13スカンデルベクの鷲19-2812.00 3.63 224768.12%
14くは17-2-519.94 4.06 323753.62%
15JOUTOU172911.29 4.18 215070.42%
16星野彼方160-126.94 5.50 454348.86%
17まつもとしろくま16-1-218.94 3.94 293453.97%
18伊豆之国161317.63 3.94 164774.60%
19鳴子こけし1631014.69 3.00 74185.42%
21なると金時14-3-1031.93 3.36 182961.70%
24k_ito101107.70 1.90 019100.00%
25BEAN81423.50 4.25 132161.76%
27油天神山70-551.43 5.43 191950.00%
29右左府60-218.50 3.00 61266.67%
31せいこう61411.17 2.83 31482.35%
326159.67 2.67 51168.75%
33遠州太郎6265.00 1.67 1990.00%
34MasAka50-336.20 3.00 7853.33%
35ソーナンス50-132.60 2.60 5861.54%
38ピーくん50121.00 3.80 51473.68%
43海ダイ4-1413.75 1.00 04100.00%
44全角2文字4344.00 1.75 07100.00%
46穴子家31254.33 2.33 3457.14%
66naidesu1-1064.00 4.00 04100.00%
△43回と△40回は、それぞれ第43回、第40回終了時との領国の増減を示します。領国あたり保有石高と平均領国石高は、保有石高と領国石高を領国数で割ったもので、領国獲得の効率を示す指標です。超過領国石高は領主の領国石高と領主狙いの石高(領主狙いの石高が必要石高より少ないときは、必要石高)との差で、無駄打ちの指標です。有効領国石高は領国石高から超過領国石高を差し引いたもの、有効領国化率は有効領国石高の領国石高に対する比率です。

[92674]で白桃さんは、
金沢、福岡、広島、岡山、神戸、高知、奈良、千葉の8市の領主交代は半永久的にないでしょう。
と書かれました。いずれも超過領国石高が大きい市で、金沢41、福岡23、広島20、岡山23、神戸14、高知12、奈良12、千葉7です(ほとんどが必要石高との差で、領主狙いとの差はもっと大きい)。その他の市では、南砺、白山(各17)、善通寺、東かがわ、飯塚、平戸(各10)も、獲得は難しいでしょう。ただし、東かがわは出題されれば、必ず解答される解答選択率100%の市ですが、領主は第38回問九を最後に解答せず、領主以外の解答者によって選択率100%が維持されています。
超過領国石高の最大は、金沢や南砺の領主EMMさんの173万石で、有効領国化率は33名中最低の51.27%です。白桃さんとともに領国数トップタイの46でスタートしたが、領国増加に差が出ているのはこのためでしょう。

一方、第40回時点からもっとも領国を増やしたのは、デスクトップ鉄で7市から21市と14市増加し、3倍になりました。桜トンネルさんとまりんぶる~さんが11、鳴子こけしさんとk_itoさんが10で続いています。とくにk_itoさんはゼロからのスタートで、10市を獲得しました。k_itoさんとデスクトップ鉄の共通点は、領国あたり保有石高と平均領国石高が低いこと。領国数10以上の解答者では二人だけ、平均領国石高が2を割っています。また両名に鳴子こけしさんを加えた3名は、超過領国石高が10以下です。とくにk_itoさんは、超過領国石高0、有効領国化率100%です。かなりの綱渡りをしていることになりますが、このあたりに領国数増加の要因がありそうです。
デスクトップ鉄の平均領国石高が低いのは、1万石の市が21市中12を占めているためですが、[91240]
やはり分散派には限界があり、次回以降は未答市にこだわるポリシーの変更を余儀なくされています。
と書いたように、今回は和泉、南さつまと2回目の市を解答し、正答市重複度が1.037から1.047に増加しました。
[92669] 2017年 1月 31日(火)22:51:50デスクトップ鉄 さん
十番勝負:難易度と金メダリスト
十番勝負研究所の難易度分析(開催会別)に、金メダル占有度という指標を導入しました。第44回十番勝負の金メダリストは計7名。白桃さんが3個、桜トンネルさんが2個、5名が1個ずつ獲得しました。金メダル占有度は、メダリストごとのメダル数の2乗和で、18(=3^2+2^2+1^2*5)となります。10個の金メダルを一人が独占すると100(=10^2)、10人に分散すると10(=1^2*10)になります。これまでの最高は、第30回の46で、桜トンネルさんが6個、EMMさんが3個、がっくんさんが1個と、3人で占有したとき。一方第15回は、金メダルが10人に分散し、占有度は10でした。

第38回終了後の[85051] で、難易度別の金メダル獲得の分析を行い、低難度ほど上級解答者が、高難度ほど一般解答者が獲得する確率が高いと結論付けました。これを44回終了時点のデータにアップデートします。
金メダル獲得数によって解答者をグループ化し、難易度(銅メダル確定時間と誤答率の総合難易度によって全40問を88問ごとに5等分し、易しい方からからA難度~E難度とした)ごとの金メダル獲得数を集計しました。
金メダル数人数メダル総数ABCDE
20以上517336(20.8%)40(23.1%)37(21.4%)36(20.8%)24(13.9%)
10-191014031(22.1%)28(20.0%)28(20.0%)31(22.1%)22(15.7%)
5-985412(22.2%)10(18.5%)10(18.5%)9(16.7%)13(24.1%)
3-410364(11.1%)7(19.4%)6(16.7%)7(19.4%)12(33.3%)
27143(21.4%)1(7.1%)2(14.3%)0 (0.0%)8(57.1%)
123232 (8.7%)2 (8.7%)5(21.7%)5(21.7%)9(39.1%)
6344088(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)
金メダル20個以上の上級解答者5名は、A難度からD難度までほぼ同じ比率で金メダルを獲得していますが、E難度のメダルが少ない。10-19個の10名もほぼ同様の傾向です。一方、金メダル2個の7名は、14個のメダルのうち半数以上をE難度でとっています。金メダル1個の23名も、E難度の金メダルが最も多く、今回最高難度の問九で初めての金メダルを獲得したMasAkaさんのほか、9名が獲得しています。
低中難度の問題で金メダルを確実に獲得するのが上級解答者で、高難度の問題については一般解答者もチャンスがあるといえます。

もう一つ、金メダル確定時間が短い方からA難度~E難度に分類した金メダル獲得数を示します。
金メダル数人数メダル総数ABCDE
20以上517346(26.6%)40(23.1%)31(17.9%)23(13.3%)33(19.1%)
10-191014029(20.7%)29(20.7%)33(23.6%)27(19.3%)22(15.7%)
5-98547(13.0%)7(13.0%)14(25.9%)18(33.3%)8(14.8%)
3-410364(11.1%)5(13.9%)4(11.1%)11(30.6%)12(33.3%)
27141(7.1%)4(28.6%)4(28.6%)2(14.3%)3(21.4%)
123231(4.3%)3(13.0%)2(8.7%)7(30.4%)10(43.5%)
44088(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)88(20.0%)
似たような結果になりましたが、総合難易度と金メダル確定時間難易度の相関係数は0.4でそれほど高くありません。二つの要素をマトリックス(行が金メダル確定時間、列が総合難易度)で示すと次のようになります。
ABCDE
A2534177588
B24142318988
C151421251388
D18199212188
E6718174088
8888888888440
金メダル確定時間が早い88位までの問題のうち、総合難易度のA難度が25問、B難度が34問ですが、E難度の問題も5問含まれているのです。ちなみにこの5問は次のとおりです。
問題共通項解答者所要時間総合難易度
07-05編入または新設合併で他の市を消滅させ自らの市名が残った白桃0 00:07:4760.15
11-09隣の都道府県庁所在地に隣接するBEAN0 00:10:3755.07
18-01「富士」の付く郵便局のある市(「冨士」は対象外)今川焼0 00:11:2457.01
34-01熊の付く市町村を含む市(市制町村制以降の市町村)k-ace0 00:08:3255.64
39-03県内と県外の各々1つの市と隣接する市桜トンネル0 00:05:1755.16
このマトリックスで、金メダルランキング1位、2位の桜トンネルさんと白桃さんのデータを比較すると興味深いです。
桜トンネルA B C D E 計 白桃 A B C D E 計 
A61263128A32117
B332311B4132111
C441211C123
D1225D14510
E347E1335416
1421126962911714647
桜トンネルさんは、62個の金メダルのうち、A難度とB難度の問題を中心に確定時間88位以内に28個(10位以内に5個)を獲得しています。短距離のスプリンター型といえるでしょう。一方白桃さんは、金メダル47個のうち確定時間ラスト88位までのメダルが16個と最多で、その過半がD・E難度の問題です。マラソンランナー型といえます。
[92654] 2017年 1月 28日(土)13:03:55【1】デスクトップ鉄 さん
第44回十番勝負難易度分析
落書き帳で報告するのが遅れましたが、一昨日、十番勝負研究所の関連ページを更新しました。まずは、難易度についてコメントします。
[92638]で書いたように、問9が総合難易度で15位にランクされましたが、その他の問題は問一が96位に入ったほかは、すべて3ケタの順位でした。回別では、銅メダル所要時間が4位でしたが、誤答率が29位で、総合順位は11位でした。完答所要時間は9位。
44回の問題別難易度は、
銅メダル問9>問1>問2>問3>問7>問4>問5>問10>問6>問8
誤答率問9>問1>問3=問5>問2=問7>問4=問10>問6>問8
総合問9>問1>問3>問2>問7>問5>問4>問10>問6>問8
完答者回答順*問9>問3>問4>問1>問2>問7>問10>問5>問6>問8
と、どの指標でも最難問が問9、最易問が問8で、似たり寄ったりの結果でした。

私が最初に正答した問1の難易度が高かったのが意外でした。この問題の共通項は、33回問4の「同一音で始まる町村に隣接する市」から村を除外したものですが、銅メダル所要時間が大きく増加し、難易度をあげています。
問題銅メダル誤答率総合偏差値順位
33-040 04:49:3219.5%52.3126
44-016 08:34:3215.9%53.996
何人かの方が指摘されている「ユネスコの無形文化遺産」の別解トラップが効いたためでしょうか。
なお、[80154]に記載の第33回問4の未答想定解から、大館市、由利本荘市と上山市が抜けていました。当時は上山市と川崎町は非隣接との認識だったのかもしれませんが、想定解分析の第33回問4にこれら3市を追加して、再集計しました。

ほかにもトラップらしきものが見られました。問3は、出題の5市がすべて「初代領主が現領主の市」でした。非該当の
能美市も同じですが、他はすべて金メダルで領主交代しているので、その辺を考えていたら、ぺとぺとさんが日進市を解答され、違っていることがわかりました。また、問4も別解(あえて書きません)の伊万里市を回答したところ、運よく正答になりました。正しい共通項がわかったのは、ヒントがでたあとでした。

*完答者回答順は、29名の完答者の回答順に、各問の難易度を十問合計が55になるように数値化したもの。
問1問2問3問4問5問6問7問8問9問10合計
白桃2894365110755
星野彼方9561024718355
ぺとぺと1092854716355
桜トンネル8651021947355
鳴子こけし3.53.5983.53.53.57103.555
海ダイ7481063519255
デスクトップ鉄19.56582439.5755
深夜特急9678145210355
油天神山8193246510755
4.54.54.594.54.54.54.5104.555
かぱぷう8109314567255
EMM8435769110255
くは959255519555
JOUTOU5782.52.52.52.5691055
なると金時8107342619555
Takashi4678215310955
スカンデルベクの鷲768.58.5435210155
BEAN2.568.562.52.58.56102.555
MasAka5.55.55.55.5105.55.55.515.555
遠州太郎77572.5942.510155
今川焼5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
まりんぶる~57.597.5263.51103.555
がっくん6.526.56.56.526.52106.555
伊豆之国96.586.5425110355
k_ito8637254110955
k-ace5493218710655
穴子家449944449455
やましろ5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
ソーナンス5555555510555
179.5169196.5181114112.5158.595.5254.51341595
[92638] 2017年 1月 26日(木)08:50:23【2】デスクトップ鉄 さん
十番勝負問九
まだ十番勝負研究所を更新できていませんが、問九の難易度は、銅メダル所要時間(6日9時間56分39秒)が23位、誤答率(40%)が17位で、総合難易度はこれが加重されて15位でした。一桁台を予想したのですが、そこまでの難問ではなかったようです。ただし一桁台の超難問は第23回までに集中しており、第24回以降の最難問になりました。

問九には多くの物言いがついていますが、私にとっては「目から鱗」の出題でした。三豊市が該当と判明した後の対応(後述します)を除いては、大きな問題はなかったと思います。第32回の問四が類問で、想定解は25市が共通します。第32回問四の「その市だけに隣接する市町村がある市(同一都道府県内で架橋隣接も含む)」を「その市と都道府県境で同県内の一市町村を囲む市」と読み替え、これを複数の市町村に変更し、海岸線条件を加たのが今回の問九です。ヒントの「複数でも構わない」、「三つで囲んでいる」、「海と県境と」は、共通項をフェアに示しています。

接している県が少なく、海岸線が長い長崎県や愛媛県などに、多数の自治体を囲む該当市が多く存在します。同じ4府県と接している大阪府と富山県を比較すると、大阪府は5市、富山県は1市と、県境の形によって該当市の数に差が出ることがわかります。まさに「幾何学問題」でした。

一つだけ気になったのは、正答となった霧島市が取り囲む「自治体群」は、鹿児島市の場合大隅半島につながる桜島だけで、本体の薩摩半島側が含まれていないことです。長崎県の平戸市も本土だけで平戸島は含まれません。「自治体」の用語は適切でしょうか。

問題は、[92464] MasAka さんが指摘したように、「該当しない市」が訂正された場合の対応に統一ルールがないことです。やはり、第四十三回の問七と同様、出題者による既答扱いに統一すべきであると思います。多忙な出題者はそこまで検討する余裕がなく、一度決めたことは変更できなくなったものと思います。入門編の出題や市盗り合戦の対応を含めて出題者の負荷はかなり高まっていると思います。出題者の負荷軽減策については、別に提案します。

追記:「出題者の負荷軽減策」と書きましたが、出題者が負荷を感じているかどうかわからないので、差し控えます。
[92617] 2017年 1月 23日(月)23:05:00【1】デスクトップ鉄 さん
問三の想定解
十番勝負研究所の各ページを更新してからいろいろ書くつもりですが、1点だけ。
問三は女学院大学はダメですか。古賀市に福岡女学院看護大学があります。

それとも、学院と大学がつながっていないとダメなのでしょうか。


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