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落書き帳


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[81299] 2012 年 8 月 11 日 (土) 22:27:29 k_ito さん
 十番勝負入門コース開催と聞いて

はじめまして、だと思います。k_itoと申します。この落書き帳は、調べ物をするたび過去ログが検索結果に上がってくるので、数年前から存在を知ってはいました。が、そのたびに皆さんの博識ぶりと調査の丁寧さ、十番勝負でのハイレベルな戦いにただただ圧倒され、興味だけはあるものの参加には二の足を踏む状態が続いていました。今回十番勝負でハードルを下げた入門コースも開催してくださるとのことで、参加してみようという勇気がやっと湧いてきましたので、初めて書き込んだ次第です。以後お見知りおきください。

挨拶だけではなんですので、十番勝負参加の練習もかねて[81298]オーナー グリグリさんの
この記事を書き込んだ2008年4月18日時点では、
対象となる市は62市でしたが、最新の現時点では64市あります。増えた2市が分りますか?
の解答をさせていただくと、伊佐市とあま市でしょうか。どちらもこの市名が誕生したのはそれ以降かと思います。伊佐市は読みと漢字と両方での読み替えコンプリート(紛れのある表現かもしれませんが、伊・いで伊賀市・伊那市など、佐・さで宇佐市・土佐市という相方がいるという意味です)という点で珍しいですね。探してみた限り、ここまで条件を厳しくすると16市しか該当しないようです。もっとも、これら16市はお互いの存在によって支えあっている(?)部分が強く、どの2市を選んでも1文字入れ替えを繰り返すことで互いの市名に移り変わることができるようですが。

[81298] 2012 年 8 月 11 日 (土) 18:41:31 オーナー グリグリ
 Re:読み替えコンプリート市

3年以上前の記事のフォローです。[64793]で読み替えコンプリート市という話題を提供しました。反応していただいたのは、[64794]のおがちゃんさんでしたが、解答を書き込んでいませんでした。今更ですが解答です。

鹿嶋市/鹿島市■しまか■まかし■
小山市■やまお■まおや■
矢板市■いたや■たやい■
富津市■っつふ■つふっ■
長野市■がのな■のなが■
伊丹市■たみい■みいた■
玉野市■まのた■のたま■
みやま市■やまみ■まみや■

上記の■に入る市をすべて列挙します。

鹿嶋市・鹿島市羽島市・三島市・津島市・対馬市・串間市笠間市・鹿沼市・門真市柏市・香芝市
小山市狭山市・富山市・津山市・みやま市小浜市小矢部市
矢板市吹田市八幡市焼津市
富津市摂津市福津市福生市
長野市阿賀野市中野市長井市・長門市
伊丹市北見市・熱海市いすみ市・和泉市・出水市潮来市
玉野市熊野市たつの市玉名市
みやま市小山市・狭山市・富山市・津山市三島市宮古市・宮津市

この記事を書き込んだ2008年4月18日時点では、
全部で62市ある読み替えコンプリート市のほとんどが読みが2文字の市です。
対象となる市は62市でしたが、最新の現時点では64市あります。増えた2市が分りますか?

[81297] 2012 年 8 月 11 日 (土) 17:11:35 白桃 さん
 岐阜県市町村合併等経過一覧表+予行演習?

[81293]グリグリさん
[81240]でhmtさんからもフォローしていただいていますが、白桃さんはこの資料をどこから入手されましたか?
かなり前になりますが、明治初期(町村制度施行前)の人口を調べている土岐に見つけました。さきほどから改めて岐阜県のHPを調べているのですが、どこにあるのか分りません。
そうこうしているうち、岐阜県のHP自体に繋がらなくなりました。
岐阜県地域計画局市町村室が作成したものに間違いないと思います。「岐阜県市町村合併等経過一覧表」の名で平成18年版と昭和62年版が出版されているようです。

つまらないことですが、“keikaichiran”を「警戒地欄」とか「警戒知覧」と間違って読んでしまいました。

[81292]伊豆之国 さん
予行演習?問題に回答しまぁ〜す。
1.読み2文字、漢字2文字の市町に接している(宇部→美祢、佐世保→佐々、浦添→那覇)
2.市名と同じ商業高校がある。(宇部商、佐世保商、浦添商)
3.他の市町名が入った高校が二つある。(宇部中央・精華学園、佐世保中央・西海学園、那覇工業・昭和薬科大学附属)
4.濁っても、濁らなくても良い市名:うらぞえ、させほ、うへぇ〜→さすがにこれは無いか?

[81296] 2012 年 8 月 11 日 (土) 14:14:35 hmt さん
 明治13年共武政表を眺める (14)都市圏の一部になった地名 山陽道編
白桃 各地の都市圏談義

1880年に戸数一千以上だった234都市 の中で、現存する 229市20町 の中核になっていない町場は、山陽道に 10ありました。

播磨国印南郡 大塩と伊保崎
伊保崎>町村制で伊保村は 1954年に高砂市に新設合併しています。現在の荒井川が加古川本流となっている 明治の地図 が示しているように、ここから西が印南郡という 加古郡との境界に位置する村でした。

同じく印南郡の大塩村は、名前通りの 塩田地帯で、共武政表の物産欄にも食塩とあります。
パラパラ地図 の 1958年を見ると、大塩町は 高砂市にほぼ囲まれていました。しかし、1959年に姫路市への編入を選んだのは、塩作り仲間である的形との関係が深かったからでしょう。

播磨国飾東郡 飾磨津
皇紀2600年の紀元節の日[74036]に飾磨市になったが、戦後1946年のラモート合併[21922]で姫路市の一部になった飾磨。
もちろん姫路の外港[81263]です。物産欄には魚類とありました。

播磨国赤穂郡 尾崎村
[81260] 千本桜 さん
リストに尾崎があって赤穂(加里屋・ 上仮屋)がないのですね。ちょっと奇異に感じましたが、当時の赤穂はその程度の町だったのでしょうか。

共武政表には記載されていませんが、次のように考えれば、実質的には「赤穂」も「1880年の都市リスト」の仲間に入る実力を具備していたと推察します。「土俗○ト唱フ」方式は、隣接した集落を統合して認識するのに役立ちますが、匙加減で結果が変ってしまいます。
但 加里屋町814戸3677人 上仮屋町311戸1445人 中村407戸2249人 合1532戸7371人 土俗赤穂と唱ふ

東に隣接した尾崎村と新浜村(合算すれば1600戸、物産はもちろん食塩)は 町村制では単独の村になりましたが、1937年赤穂町に編入。1951年赤穂市。

備前国児島郡 下津井港
現在では瀬戸大橋の本州側という立地になりますが、古くから瀬戸内海の要となっていた港の1つでした。
下津井町は戦後の1948年に味野町などと合併して児島市。1967年に倉敷・児島・玉島の3市合併で倉敷市。

備中国浅口郡 玉島港
内陸の高梁にあった備中松山藩の外港として整備された港でした。現在は 水島港 の一部として、玉島ハーバーアイランドが造成され、貿易港の整備が行なわれています。
1889年玉島村>1897年玉島町>1952年玉島市>1967年倉敷市。

備後国沼隈郡 鞆町
古くは万葉集に詠まれた潮待ち港として繁栄したようです。近世以降の舟の出入りは尾道に移ったものの、風光明媚な鞆の浦。鞆町は1956年福山市に編入。
福山市の埋立・架橋計画に対する景観保全活動。地裁判決を受けた広島県は、2012年6月に工事免許撤回を表明。

周防国大島郡 東安下庄村
周防大島では、北岸の久賀村(1951戸)に続いて南岸の東西安下庄村が 1000戸前後。町村制で東西2村統合後 1955年の橘町を経て 2004年の4町合併で周防大島町。一応久賀を中核と見て[81146]に挙げたので、東安下庄はこちらに分類しました。
しかし、2000年国勢調査の最大人口は大島町で、合併後の役場も小松です。
周防大島町の中核は、小松(共武政表では小松開作と合せて927戸)とすべきだったのかもしれません。

周防国都濃郡 福川
戦時合併で徳山市になり、戦後の特別措置を使って分立[80421]、更に南陽町>新南陽市>2003年周南市と変遷した町です。
近世には 福川本陣 が置かれた山陽道の宿駅でした。徳山 1097・富田 586・福川 1069という戸数を見ると、現在は周南コンビナートの中心になっている富田よりもずっと大きく、徳山に匹敵する町であったことが知れます。

長門国阿武郡 須佐村
萩の北東約 30kmを隔てた 準飛び地の須佐。2005年平成大合併の産物です。
須佐のホルンフェルス[27577] という地質名所の存在は、今回 落書き帳過去記事を検索して 初めて知りました。

[81295] 2012 年 8 月 11 日 (土) 13:08:49 オーナー グリグリ
 第三十五回全国の市十番勝負(予告編)

さて、倫敦五輪も残り僅かですが、十番勝負ファンの皆様には引き続き眠れない夜が続きます。^^;
2日後に迫った第三十五回全国の市十番勝負、どうぞご期待ください。問題もほぼ固まりました。今回の最大の目玉は入門コースの同時開催です。以前にも案内していますが、通常の一般コースと入門コースが同時に開始となります。どちらか一方にのみご参加ください。ルールをまとめておきます。

(1) 一般コース(問一から問十の10問)と入門コース(問Aから問Kの10問:問Iは欠番)を同時開催
(2) 参加はどちらか一方のコースのみ(両方には参加できません)
(3) すべて一般問題(前回の問六から問十のような順位問題はありません)
(4) 参加記録は一般コースがこれまでの記録を継承します。入門コースは新たに記録を積み上げます。

メダル獲得ランキングなど、入門コースの参加記録は今回から別途スタートとなります。解答方法などはこれまで通りです。採点タイミングも両コース同時に行う予定です。万一、2つのコースに対して同じ方が解答してしまった場合には、最初の解答コースを生かし、もう一つのコースの解答は無視します(採点しません)。

十番勝負に一度も参加されていない方、ずいぶん久しく参加されていない方、一般コースが手強くなってしまった方、入門コースで一発完答狙いたい方、参加動機は問いません。どうぞ、入門コースもよろしくお願いいたします。

[81294] 2012 年 8 月 11 日 (土) 12:43:54 オーナー グリグリ
 黄金虫はタマムシにあらず

[81287] Issieさん、[81291] EMMさん、地理ネタではない娑羅の木と黄金虫退治に反応していただき恐縮です。やはり揺するんですね。今朝は6匹捕獲しました。地道な努力が実ってか(?)、かなり減ってきました^^。

[81292] 伊豆之国さん
その愛工大名電を降ろして2回戦に駒を進めた浦添商業と、今日登場する宇部鴻城・佐世保実業。その3校の所在地には、ある共通点があるのですが、何でしょうか?(「入門編」問題ですね)。
最新のものとしては、豊見城市ですか。浦添市隣接の宜野湾市も該当しますね。芦屋市は微妙?
入門コースにしてはやや難易度高いかもしれません。中級?

[81270][81271][81272][81273][81274] YTさん、貴重なデータ書き込みをありがとうございます。別途メールでお話しさせていただいていますが、マガジン化の件、決して急ぎませんので、マイペースでよろしくお願いいたします。
私自身もマガジン創刊を計画中ですが、少し特集をまとめてから公開したいと思います。

[81293] 2012 年 8 月 11 日 (土) 11:54:48 オーナー グリグリ
 Re:変遷情報図書室について

表題の件、遅くなりましたが、多くの方からコメントをいただきありがとうございました。立ち上げにはまだまだ時間が掛かりそうですが、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。個別にコメントへの回答を行います。

[81239] 白桃さん
岐阜県も結構変遷が激しいところですが、幸い岐阜県の市町村変遷という手軽で便利なものがあります。
これは貴重な資料です。さっそく確保しました。しかし困るのは、資料自体にタイトル、発行元、発行日などの情報がないことです。[81240]でhmtさんからもフォローしていただいていますが、白桃さんはこの資料をどこから入手されましたか?

[81240] hmtさん
変遷情報図書室構想について。
行政区域の変遷記録という意味では、既に存在する市区町村変遷情報や [64001]の「グラフ・表・年表・地図」とも重なる領域ですが、およそ 次のような住み分けになるのでしょうか。

膨大な数の個別情報を網羅し、その要点を集大成する 市区町村変遷情報
現存市町村を主体とするWebページ中にある ビジュアルな視点で読者に訴える年表類を集積[64001]
個別情報・集積情報を問わず、詳細を保存する価値ある情報を集める 変遷情報図書室[81236]
資料・記録・データの分類をありがとうございます。[64001][76001]の間違いだと思います。で、[76001]に掲載したリンクですが、かなりのリンクがすでにリンク切れか内容が変わっていますね。やはり、リンク集は保存という視点からは非常に脆弱な手段です。したがって、上記の2番目の年表類の収集についても、Webページをアーカイブするかグラフなどの画像データを個別収集するなどの手段で保管しておく必要があると考えます。その上で、3番目の図書室に格納でしょうか。

ところで、「図書室」というネーミングはどうでしょうか?「資料室」でもいいのですが、ありきたりなので。

[81245] 88さん
例1:美馬郡東部・北部合併協議会(美馬市)第12回合併協議会会議資料(pdf、11/107コマ以降)
例2:輪島市・門前町合併協議会(輪島市)第3回合併協議会資料(pdf、99/105コマ以降)、第3回合併協議会会議録(pdf、17/23コマ以降)
試しに、上記2件について、pdfファイルをかき集めてみました。結構大変ですね。というか、集めるのは容易いのですが、整理保存の方法が悩ましい。今は協議会毎にファイル名を変更せずにそのままフォルダーに入れているだけですが、Webにある資料名称なども一緒に記録しておかないと、資料自体に情報がない場合に困ってしまいそうです。Webページを保存するなど必要ですね。そうなると、上記の輪島市が国会図書館のWebアーカイブであるのと同じように、本格的なWebページ保存作業が必要になってきます。これは悩ましい。手間が掛からない手順化が必要です。あまり高望みせずにファイル形式のものだけとにかく集めるという手順かなぁ。

ところで、輪島市のアーカイブも国会図書館のページには2006/01/10までのデータしかありません。最新情報は最早簡単には見付からないのでしょうか。

[81249] みかちゅうさん
広報誌は役所内に限らず図書館などに長期間保存されることも多いですが、創刊号までさかのぼれるかというとそうでもないようです。
広報誌に着目すべきという点、参考になります。合併情報に限らず、自治体の広報誌を集めるというのも一つの視点ですね。欲張っていたらきりがないですが。
無料の配布物なので国会図書館に納本されるものでもなさそうですし。
これは実際にそうなんですね。残念ですね。

[81254] Issieさん
たぶんほかにも保存されている方がいらっしゃるだろうと思うのですが,2004(平成16)年11月10日付以降の合併関係の総務省告示,および政令指定都市・中核市・特例市の指定に関する政令が掲載されている「官報」の当該ページ(pdfファイル)は当方で集めています。少なからず抜けがありますが。
はい、ありがとうございます。よろしければ私宛にメールで送っていただけますでしょうか。zipなど圧縮ファイルに固めていただいて。現物を拝見して、収集・格納方法などを検討します。

[81256] hmtさん
著作権と複製権に関する非常に分り易く丁寧な解説とご意見をありがとうございます。
利用者が図書室にアクセスして画面を表示させると、この時点で 有形的な「複製物」が完成します。
これは著作権者の関与しない利用者による「複製」であり、複製権を侵害していることになります。
私の「問題ない」発言は、上記のリスクがあることを承知の上での発言です。
このように、pdfのような形で、「著作物そのもの」を集積・利用する図書館の姿には問題がありそうです。
ご指摘の通りと考えていますし、
レファレンス協同データベース によると、『岐阜県市町村合併等経過一覧表 平成18年3月31日現在』(岐阜県地域計画局市町村室,2006)という書籍が出版されており、昭和46年版、昭和63年版もあったようです。
[66845]で紹介された同名のpdfファイルは、この本の電子版と思われます。そして岐阜県庁ホームページリニューアル(2010/10/1)の際に、『岐阜県の市町村変遷』というタイトルに変更されたのではないでしょうか。
変遷情報図書館に同じ内容のファイルが整えられれば、このような出版物の販売にも影響すると思われます。
こういう営業妨害という直接的なリスクも負うことが考えられると思います。ただ、この書籍はすでに販売は終わっていると思われますし、資料出版という公共性が強く、営業目的からは一線を画していると想定します。

私の「問題ない」発言の真意は、そう言うリスクを負ってでも、後世に残すべき記録やデータを今のうちに集めて保存しておきたい、Webで公開したい、という意味です。実際にリスクが発生することはほとんどないだろうという読みと、仮にクレームが発生した場合でも、発生ベースで対処できるだろうと考えています。

とは言え、最低限のリスク回避は必要だと思いますので、資料の出自として、発行者、発行時期、関連Webなど、できるだけ明示したいと考えています。言わば、国立国会図書館が行っているインターネット資料保存事業の趣旨を、個人でかつ範囲を限定して行いたいという思いです。

[81292] 2012 年 8 月 11 日 (土) 09:24:37 伊豆之国 さん
 予行演習?

今年は非常に影が薄い「甲子園」ネタから。

昨日の第一試合。とにかく初戦に弱い(イチローの頃から?)愛工大名電。好投手・濱田が絶不調、今年も初戦で早くも「尾張」になってしまいました。その愛工大名電を降ろして2回戦に駒を進めた浦添商業と、今日登場する宇部鴻城・佐世保実業。その3校の所在地には、ある共通点があるのですが、何でしょうか?(「入門編」問題ですね)。

[81291] 2012 年 8 月 10 日 (金) 21:53:34 EMM さん
 まとめレスれす

このあとお出かけ予定なので手短に。

[81286] オーナー グリグリ様
効果的な殺虫剤がなさそうで、木を揺すって直接捕獲するのが一番と聞いたのですが、どなたか退治する良い方法があればご教示ください。
調べてみたところ庭木に使用して良い殺虫剤も有るのですが、残効性がそれほどでも無さそうな剤が中心でした。
コガネムシの成虫は後から後から飛んでくるので、殺虫剤だけでは一時的な効果しか望めなさそうです。
コガネムシを捕らえるトラップが市販されていますが、誘引物質がコガネムシの種類によって違うためきちんと選ばないと効果が無く、効果があっても1ヶ所ぽつんと設置しただけでは却って虫寄せになる事もあるのでやはり難しい。
近くに電灯がありませんか?自宅のものなら早めに消灯するとか、逆に付けっぱなしにして下に水入れたバケツを仕掛けておくとかすると若干違いが出るかもしれませんが、焼け石に水かも…やはり地道に揺すって落として捕殺するのが確実かもしれません。

[81284] hmtさん
[81283] 白桃さん
トボケ
角川地名大辞典にある明治初期の小字一覧では「戸保家」になってました。
漢字表記には揺れがあるようです。
地租改正時に公式の小字としては過去帳入りしてしまったようですが、今でも集落通称名としては生き残っているっぽいです。

[81266] 白桃さん
今更ながらの補足で恐縮ですが、伏木だけでなく六渡寺・放生津も高岡の外港として機能していたようです。
同様に、金沢の外港としては宮腰(→金石)だけでなく、大野や粟崎もその機能を持っていましたが、宮腰は加賀藩の御用港で有ったのに対し、大野や粟崎は河北潟に連なる川からの水運が中心でした。
ただ、その川の中には浅野川があり、浅野川の中流には江戸時代の金沢の商業の中心地であった尾張町がある…と言う事を考えると、大野・粟崎は民需中心だったのかもしれません。
それから、これまで挙がっていないところでは、大聖寺の外港は塩屋・瀬越・橋立で、その中でも一番有力だったのが橋立だったようです。
あと、安宅が小松の外港として機能していたのではないかと思われるのですが、江戸時代には安宅にはあまり有力な商人がいなかった模様。

[81275] hmtさん
金沢の外港・金石(かないわ)も [81263]にあります。金石町は戦時合併[80427]で金沢市に編入(1943)。
拙稿[78880]で触れていますが、1880年当時の金石町は宮腰と大野が合併していた時代にあたります。
その後に上金石町と下金石町が分離し、後に上金石町は金石町に名が変わっています。
(下金石町は後に大野町)
よってお、1880年の金石と、戦時合併で金沢市に合併した金石町は全くのイコールではありません。

#hmtさんの文中では触れられていませんが、1880年当時の新湊も伏木を含んでいた状態で、後の新湊町→新湊市とは範囲が異なります。

[81290] 2012 年 8 月 10 日 (金) 21:45:12 Issie さん
 草島

私は来週の前半が夏休みの前半3日分。明日から事実上の夏休みということで,今日は午後3時間分の年休を取っちゃいました。夏休み残り2日分は,また後日ということで。
※つまりね,お客さんたちはお休みでも教員は夏休み中も普通に学校に出勤しているんですよ。…昔と違って。

お休みを取って何をしたかというと,一連の話題についてちょっと確認しようと図書館に行ってきました。――つまりね,図書館に行ってちょっと資料をあさりさえすれば,以下のような情報は簡単に手に入るということです。

さて,「草島」。
[81287] で私は

私には草島を分けるラインが見えてくる気がしますよ

と書いてみたのですが,どうやらそのラインは「幻」であるようです。
どうやら 草島村 は全体で一つにまとまった村落であり,それを加賀藩と富山藩が分け合って,加賀藩領分が新川郡,富山藩領分が婦負郡に属していたということです。

まず繰り返しですが,神通川が婦負郡と新川郡の境界であることはその通りです。
そしてその神通川の最下流部は,江戸時代の初めまで現在よりも西を流れており,問題の草島村は川の右岸(東側)にありました。その点では,大きな目で見ると 新川郡側 にあったと言えるかもしれません。
寛永16(1639)年,加賀藩領のうち越中婦負郡・新川郡,加賀能美郡のそれぞれ一部が分知されて「富山藩」が成立します。当初,母藩・加賀藩領内に分散していた富山藩領は,後に婦負郡・新川郡内の一部に集約され,10万石の藩領が成立します。そして,その際に 草島村 は両藩で分割され,前述のとおり,加賀藩領分が「新川郡草島村」,富山藩領分が「婦負郡草島村」となりました。
しかし,もともと一つの村を分割したものですから,両者間の境界は集落内でも耕地でも極めて錯綜していたようで,その後くりかえし郡境争いが起きているようです。
なお,神通川は江戸時代初期の大洪水で何本かに分かれていたうちの東の流路に本流が移っていき,江戸時代半ば以降は草島村は左岸(西側)の村になっていました。それでも富山藩領が婦負郡,加賀藩領が新川郡という状態は,そのまま廃藩置県まで続きました。
そして郡区町村編制法以降も,「婦負郡草島村」と「上新川郡草島村」の並立状態は1889(明治22)年の町村制施行で両村および周辺の村を合わせて「草島村」に統合されるまで続きます。この“統合された草島村”は神通川左岸にあるので 婦負郡所属 となりました。
ところで面白いことに,この統合された“婦負郡草島村”は,ほかの多くの町村と同様に合併前の旧村をほぼそのまま大字に編成しましたが,婦負郡草島村を引き継ぐ「大字(婦負郡)草島村」とは別に旧上新川郡の区域で「大字上新川郡草島村」という大字を編成しました。自治体村としては統合されても,大字としては両村併存状態が継続していたのですね。両大字が統合されて「大字草島」となったのは1911(明治41)年のことだそうです。ちょうどおよそ百年前。

だから結論を言えば,草島で正確な郡界のラインを確認するのは極めて困難。やっぱりここは大ざっぱな線で我慢するしかありません。
実際,平凡社・角川いずれの地名辞典の付図についても,このあたりの処理は実に大ざっぱで,少なからず不正確です。
そんな程度でいいんですよ。
で,問題はその“錯綜度”ですが,たとえば極端な例では以前に話題になったことのある神奈川県鎌倉市(相模国鎌倉郡)の 腰越村・津村([34676][34719])のように錯綜の極みに達していまだにゼンリンの住宅地図でさえ大字界を記入できずに一軒ごとに「腰越」か「津」を個別に記載しているものもありますが,ここの場合は“郡境争い”ができる程度には一応ラインが決まってはいるのでしょうね。
でも,精度的にはそこまでこだわる必要もないだろうと,開き直ってしまいましょう。

ところで,以下は副産物。
一連の説明(平凡社版・角川版ともに)を読んでいく中で「あれっ?」と思ったのは,草島村のうち,“西側”に位置するはずの 婦負郡側 が富山藩領で,“東側”の 新川郡側 が加賀藩領という点。だって,富山城下そのものは新川郡じゃないか…。
要は,新川郡のうちの神通川右岸最下流部は“富山藩に分知された新川郡”に含まれないわけで,東岩瀬 を中心とするこの区域は加賀藩領なのですね。で,“新川郡草島村”は加賀藩領。
一方,婦負郡の大部分は富山藩に分知されて,だから“婦負郡草島村”は富山藩領,というわけ。
つまり,“富山城下の外港”である 東岩瀬 は,実は富山藩領ではなく加賀藩領なのですね。
ちなみに婦負郡に属する 西岩瀬 は富山藩領。
前述のとおり,元は神通川の本流は西の方に偏っていて,その河口にあったのが 西岩瀬 でした。この段階では 西岩瀬 の方がメインの港で 東岩瀬 はワンランク下。富山藩立藩時は当然,自藩領内の 西岩瀬 が富山藩の外港だったんでしょうね。
ところが,これも前述の江戸時代初期の大洪水以降,神通川の本流は東に移動し,さらに相次ぐ洪水や高潮被害によって 西岩瀬 は衰退し,代わって神通川本流の新しい河口となった加賀藩領の 東岩瀬 に繁栄が移った,という話であるようです。
そして併せて,富山藩の外港の地位も 東岩瀬 に移ったのでしょうね。“親戚”と言えど他藩領なのですが。

[81289] 2012 年 8 月 10 日 (金) 11:55:13 hmt さん
 明治13年共武政表を眺める (13)平成の市域の一部になった地名 山陰道では 出石・生野・杵築

1880年戸数一千以上の 234都市シリーズの過去記事

但馬国出石郡 出石町 
但馬の小京都と呼ばれる盆地の城下町。共武政表の時代より少し前に 大火(1876)に見舞われたものの、復旧された古い街並は 近代の交通路から取り残された状態で残り、2007年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています [67172]文化庁のリンクを更新
2005年からは、新設合併した豊岡市の一部になっています。

但馬国朝来郡 生野銀山
江戸時代には佐渡金山・石見銀山と並ぶ幕府直轄鉱山。明治政府の官営を経て三菱。1973年閉山
共武政表の物産欄には「金銀銅」。鉱山労働者が多い筈ですが、人口は男女ほぼ同数。

郡区町村一覧兵庫県朝来郡 に記されている 79町村の内、口銀谷(くちかなや)町・奥銀谷町など最後の 10町村が、共武政表の生野銀山に対応するものと推測。
町村制で生れた生野町は、2005年朝来郡4町の新設合併で朝来市。
共武政表当時の戸数は生野銀山よりもずっと少ないが、現代の人口に基づき、朝来市の中核は 和田山として扱いました。

出雲国神門郡 杵築村
明治29年に簸川郡に集約された 神門(かんど)郡 は、杵築(きづき)よりも使われる機会が稀であるため 一段と難読。
杵築大社>出雲大社の所在郡名が、鳥居を意味する「神門」とは、総持寺祖院の所在地「門前」と同様の本末転倒。

町村制により4村が神門郡杵築町と杵築村になり、簸川郡大社町(1925)が出雲市・平田市などと共に新設出雲市になったのが 2005年。杵築大社から出雲大社への改称は明治になって早々でしたが、所在地の自治体名はずっと遅れ、杵築>大社>出雲と3段階の変化でした。

[81288] 2012 年 8 月 9 日 (木) 22:12:24 hmt さん
 天は自ら助くる者を助く

[81280] 皿さん
特に現在の富山市草島は苦戦してます。1889年まで草島村は婦負郡と新川郡に2つありました。

何を苦戦しているのか 全く理解できない発言です。
[81227] hmtで記した 領域変更調査資料の一般論 を理解した上での発言でしょうか?

自分で図書館に足を運び、平凡社『日本歴史地名体系』の附録として添付されている 20万分の1輯製図(明治20年頃)を見れば、すぐに解決しているはずです。

こんな質問を続けているようでは、教え甲斐がないと、誰からも相手にされなくなりますよ。

[81287] 2012 年 8 月 9 日 (木) 19:47:40 Issie さん
 月はおぼろに東山

[81286] グリグリ さん
娑羅の木(ナツツバキ)

娑羅の木,つまり娑羅双樹と言えば思い出すのはやっぱり「平家物語」。ここで出てくる「祇園精舎」とはお経に出てくる本来のインドの祇園精舎(ジェータヴァナ・アナタピンダダシヤ・アラマ)なんだろうけど,やっぱり京都の祇園が頭に浮かんできちゃいます。
その平家物語ならぬ,今年の大河ドラマの「平清盛」,視聴率的に苦戦しているようですね。私には面白いのですが。いや,裏で女子マラソンをやっているなんて知りませんでした。

[81280] 皿 さん
1889年まで草島村は婦負郡と新川郡に2つありました。

以前のご質問も含めて,求める精度によってお答えは変わってきます。
ですから,皿 さんがどの程度の精度の情報を必要としているのか,そして何を目的としてそれを集めているのか明らかにされた方が有用な情報が集まるだろうと思いますが,とりあえずこれまでの話の流れからは,それほどの精度は求められていないのではないかと推察されます。もしそうであるならば,…
その程度の違いは無視しましょう。

まず基本的に,婦負郡と新川郡とは古くから神通川を境界としてきたと思われます。
ところが神通川は富山平野の中でしばしば流路を変えており,そのせいで現在の富山市街の西方で新川郡の草島村が神通川の左岸(西岸)に,逆に婦負郡の牛島村(現在の富山駅周辺)が右岸(東岸)にそれぞれはみ出してしまったように見える。本当は旧流路で引かれた郡界が,流路の変更後も取り残されたのだけど。
だから,とりあえず旧村を引き継ぐ大字や住居表示地区では新町名に見え隠れする旧村名の“かけら”を丹念に拾って根気よく郡界を復元していけば,おおよそのラインが見えてくるだろうと思います。
で,2つだった草島は今は1つになってしまっていますから何の手がかりもないのですが,そこは前後関係(…というか,ここの場合は最下流の村なので,上流側からのつながり)で,エイヤッと線を引いてしまう(草島に隣接する旧(上)新川郡の金山新と旧婦負郡の古川の境界をよく見ると,私には草島を分けるラインが見えてくる気がしますよ)。

そうして引いた線が正しいかどうかは分からない。でも,それはそこをきちんと検証できる資料に出会ったときに修正すればいいのであって,今でここで求められていると思われる精度であるなら,そんなに気にするほどの誤差ではない,
…と,ここでは開き直ってしまいましょう。

[81234] hmt さん
作品の目的からして、無視できる程度の規模であると判断すれば、無視(又は保留に)すればよいだけです。

という言葉に尽きます。

もし極めて精度の高い「正確な」境界線の位置を知りたいのなら,それはとにかく自分で出来る限り資料をかき集めてくるしかありません。

[81280] 皿 さん
わたしは全部探す暇がありません。

などと言っている「暇」さえないはずです。
でもね,
たぶんそれほどの精度の作業をしている人がこのような質問をされることはないだろうな,と私は推察しています。

[81286] 2012 年 8 月 9 日 (木) 13:05:20 オーナー グリグリ
 夏休み

[81236]で夏期休暇に入ったと書きましたように、今週末まで夏休みです。溜まっている作業を片付けようと意気込んでいますが、サイトリニューアルの方はなかなか思うように進みません。パソコンの置いてある部屋のエアコンが壊れてしまって、暑くて長時間座っていられなく、一昨日、エアコンの付け替え工事がようやくできたと思ったら、昨日からは風が爽やかでエアコン要らず。何でやねん!と嘆いています。倫敦五輪も作業阻害要因ですが、それ以上に、家の片付けやら庭の手入れに時間を取られています。平日だと予約なしに粗大ゴミを市のリサイクルセンターに持ち込めるので、不要なゴミを盛大に片付けていました。

庭の手入れと言えば、毎年、娑羅の木(ナツツバキ)に黄金虫が来て、葉っぱを虫食いだらけにするのに閉口しています。毎朝、木を揺すって黄金虫が落ちて来るのを拾ってビンに入れて、可哀想ですが餓死させています。もう、7,80匹は捕まえたでしょう。ゴマダラカミキリなんかも一緒に捕まえます。今年は、娑羅の木だけでなく、エゴの木にも来ていました。効果的な殺虫剤がなさそうで、木を揺すって直接捕獲するのが一番と聞いたのですが、どなたか退治する良い方法があればご教示ください。

一昨日辺りから、十番勝負の問題を作成し始めています。入門コースと一般コースの問題を同時に作成していますが、難易度の付け方がなかなか面白いですね。まぁ、入門コースの問題が一般コースよりも難しいと感じられることはないとは思いますが、思考がエアポケットに入ったりすると、入門コースの問題でも手こずることがあるかもしれません。入門コースにも多くの方が参加されると嬉しいなぁと思っています。

#地図データの検証もしなければいけないんですが...
#そうそう、立派な♂のカブトムシが庭にいました。

[81285] 2012 年 8 月 9 日 (木) 12:53:49 白桃 さん
 八戸→伊調→隅田川

[81281]千本桜 さん
八戸の外港としては鮫よりも湊の方がふさわしいのでしょうね
明治22年の八戸町の人口が10,633人と母都市としては少ないので躊躇しておりましたが、八戸出身の小原、伊調、両選手の金メダル獲得を祝し、[81263]に追加いたしました。
また、[81268]にまんさんの
山口の外港としては、津市(小郡)もあります。
は、八戸を取り上げた以上、当然これも追加することにいたしました。

♪いちょう返しに黒じゅすかけて泣いて別れたすみだ川
※この歌詞は、伊調選手に技をかけられた相手がひっくり返って川の字になり、泣いてしまった、という意味ではありません。

[81284] 2012 年 8 月 9 日 (木) 12:46:48 hmt さん
 トボケを通る街道

[81283] 白桃さん
共武政表の 加賀国河北郡宮野村 で見つけていただいた「トボケ」た地名の尻馬に乗ったレスです。

加賀の道・小原越 というページがありました。
金沢から越中の礪波に通じる街道のようですが、次のように記されていました。
宮野村の戸保木という所で二つに分岐していた。すなわち、尾根筋を伝って松根峠を越える道と、谷筋を高窪村(現福光町)にいたる道である。

現代の国道番号に翻訳すると、トボケから小矢部へと向う道は国道359号、福光へと向う南側の道は国道304号です。北陸道は両者の間で県境の峠を越えて小矢部へ。

小矢部市 は 誕生50周年を迎えたところで、「石動(いするぎ)」という難読地名を避けた市名も すっかり定着していると思います。
もちろん小矢部川の名に由来するものでしょうが、町村制施行時の変遷情報を見ると、「今石動町」その他と合併して「石動町」になった旧村に「小矢部村」がありました。昔から存在した自治体名なのですね。

[81283] 2012 年 8 月 9 日 (木) 10:38:53 白桃 さん
 ♪トボケた顔してババ〜ンバーン

明治12年の共武政表(下)を見ていたら、加賀国河北郡宮野村ノ内
トボケ31戸211人
という記述がありました。どうやらここのことらしい。

とぼけているのではないのでしょうが、
その境界線を探したいですが、わたしは全部探す暇がありません。みなさん、どうにか協力してください。
などという、皿さんの一連の書き込みが非常に気になっています。
内容に理解しがたい点も多々ありますが、それより何より、郡境調査の目的などを丁寧に説明もせずに他人の力ばかりを頼るのはどうかと思います。
[81199]にてオーナーから
相手に配慮していない失礼な言い方だと感じます。
というご指摘もあります。
この落書き帳は何かの調べ物のための便利帳ではないにもかかわらず、親切にアドバイスされた方もいます。そういった方にもお礼の言葉もないというのも、礼を欠いていると言わざるをえません。

[81282] 2012 年 8 月 9 日 (木) 03:45:01 皿 さん
 富山県(越中国)の郡域について

[81280]の件で
富山市の郡境不明地域の件で書き込みましたけど、実は富山県内で郡境不明地域がたくさんあります。富山県は越中一国を県域になっていますけど、廃藩置県までは加賀藩と富山藩に別れていました。その歴史の経緯を受け1つの村が2つ以上の郡に別れて所属していたからです(特に現在の富山市草島みたいに新川郡と婦負郡に所属)。

[81281] 2012 年 8 月 9 日 (木) 01:38:36 千本桜 さん
 鮫と湊

[81279] KTさん

江戸期には鮫が賑わい、その賑わいは明治中頃になって湊に移ったのだと思っていました。しかし、自信が無くなってきたので角川地名辞典に目を通してみました。どうやら私は覚え違いしていたようです。江戸期の内に鮫と湊の重要性は逆転していたようです。
角川地名辞典には次のように書いてあります。
天保年間になると湊へ廻船が入港するようになり、次第に八戸湊の中心は鮫湊から湊へと移っていく。
すると、八戸の外港としては鮫よりも湊の方がふさわしいのでしょうね。でも、鮫湊や湊を総称して八戸湊と呼んでいたそうで、そうなると八戸の外港は八戸?

[81280] 2012 年 8 月 8 日 (水) 23:53:39 皿 さん
 郡境不明地域 富山市編

現在でも区画整理や住居表示の影響でわからなくなった郡境がまだあります。すでに福島県矢吹町と新潟県十日町市で所属していた郡の境界線がちょっとずつわかってきました。しかし、今回は富山市の婦負・新川両郡の境界線、特に現在の富山市草島は苦戦してます。1889年まで草島村は婦負郡と新川郡に2つありました。なお、富山市以外にも富山県全体でも同名の村が何ヵ所ありますし、その境界線を探したいですが、わたしは全部探す暇がありません。みなさん、どうにか協力してください。

[81279] 2012 年 8 月 8 日 (水) 22:42:52 KT さん
 八戸と鮫

[81277] 千本桜 さん

昭和4年に八戸町、小中野町、湊町、鮫村が合併して八戸市が成立したようですが、
大正3年測図・大正14年鉄道補入の5万分の1の地形図によりますと、
南西から北東にかけて、八戸町、小中野村、湊村、鮫村が順に並んでおり、
尻内、八戸方面からの鉄道線が直線で馬淵川と新井田川の当時の合流地点付近に
突き当たるような形で終点となり、
そこに「みなと」という駅名が表示されています(小中野村内)。
湊村は、新井田川をはさんで小中野村の対岸の海側にあり、
その海岸は、鮫駅のおよそ400メートル手前まで続いています。

[81278] 2012 年 8 月 8 日 (水) 21:11:24 オーナー グリグリ
 栃尾の油揚げ

[81248] futsunoおじさん
豆腐ではありませんが「油揚げ」では新潟県の栃尾(旧栃尾市、現在は長岡市に編入)が昔から知られています。
(中略)
県内ローカル番組で見た感じでは大きさは一般のものより2廻りくらい大きく、厚さも2〜3センチあります。(いわゆる厚揚げとは違います)
最近、いつも利用しているスーパーマーケットで「栃尾の油揚げ」が売っていて、最初は厚揚げかなと思って購入したのですが、厚揚げにあらず、しかし美味しい、ということですっかりはまっています。

私は元々厚揚げが好きで、煮付けでも焼いて砂糖醤油でもどちらも好物だったのですが、家内は厚揚げはあまり好きじゃないと言うことで、これまで食卓にはなかなかのりませんでした。ところが、栃尾の油揚げは家内や家族にも好評で、頻繁に食卓にのるようになりました。実は、今晩ものりました。それで、futsunoおじさんの書き込みを思い出して書き込んだ次第。

厚揚げよりもさくさくと軽い食感が好評です。もっぱら焼いて砂糖醤油で食べています。

[81277] 2012 年 8 月 8 日 (水) 18:55:01 千本桜 さん
 八戸と鮫

現代では八戸そのものが港町として捉えられているわけですが、本来は少し内陸部に城下町・八戸の市街が広がり、その外港の役割を果たしていたのは鮫。・・・だと思います。

[81276] 2012 年 8 月 8 日 (水) 13:40:29【2】 白桃 さん
 一本負け

昨夜以来、排球、卓球、蹴球と球技観戦に追われ、さきほどまでは高校野球に気を取られながら網戸掃除。ですが、力が入りすぎ網戸を破損。あぁ〜!

さて、[81268]にまん さん、[81269]Issie さんにおかれましては、各地の外港事例をご提示いただき大変勉強になりました。(これは決して“外交辞令”ではありません。)
私が[81263]で挙げたものは、主として江戸から明治の頃を意識したもので、また、小樽-札幌のように、人口において母都市を凌ぐ時期があった外港は敢えて除外いたしました。
そういったこともありますが、にまんさんの
三田尻は本来は宮市(防府市)の外港ですね。
はありがたい“教育的指導”として受け止めさせていただきます。
また、
山口の外港としては、津市(小郡)もあります。
これは知りませんでした。ただ、母都市である山口の人口(明治22年:14,183人)が物足りません。
Issieさん
以前に話題になったことがある 飫肥 と 油津 のペアーはどうですか?
油津は確かに飫肥の外港には間違いなく、明治初期においては飫肥の半分くらいの人口だったのですが、生意気?なことに飫肥より早く町制施行しているのが気に入りません。
よって首里-那覇とともに、“効果”として参考記録にとどめさせていただきます。
伏見 は“京都の外港”として発達した都市ですね
これは私も意識しておりましたが、“面倒くさい”という理由だけで外してしまいました。やはり入れるべきでしょうね。
よって“有効”ポイントを取られました。
津軽藩は内陸の 弘前 が城下町なわけですが,岩木川が注ぐ十三湖の出口の 十三湊 や 鰺ヶ沢 が外港の役割をしていたようです。
これは“技あり”を取られてしまいました。十三湊は中世の頃まで、ということで鰺ヶ沢の方を取ります。弘前から鰺ヶ沢までの道は「鰺ヶ沢街道」というのですね。
あと,高田 対 直江津 とか
これは迂闊でした。完全なる一本負け!

にまんさん、Issieさん、わけのわからない言い訳と勝手に柔道、お許しを^j^)~~
※有効、技あり、一本の3事例は[81263]に追加しております。

[81275] 2012 年 8 月 8 日 (水) 13:15:27 hmt さん
 明治13年共武政表を眺める (12)都市圏の一部になった地名 北陸道編
白桃 各地の都市圏談義

タイトルの「都市圏の一部になった地名」とは、1880年に戸数一千以上だった234都市 の中で現存する 229市【注】20町 の中核になっていない町場のことです。
【注】[81262]で225→226に改めたばかりですが、数え落しを発見して再修正。
東山道では 加納[81195]・松代・土崎[81262]と3つしかなかったが、北陸道については 13もありました。

若狭国遠敷(おにゅう)郡 西津
明治13年当時は滋賀県でしたが、明治14年2月には福井県。都に近い日本海側の要港・小浜の隣接地です。
例の“但西津村湊村…合1234戸6272人 土俗西津と唱ふ”に現れる地名を見ると、南川・北川などを隔て 小浜の北に隣接した市街地 の総称であったことが分かります。町村制施行時には、これが雲浜村と西津村になり、小浜町に編入されたのは1935年。
現在の写真 川の右側が西津です。

越前国阪井郡 阪井港 2037戸
九頭竜川河口の 三国港を指していると思われます。[81263] 白桃さん により福井の外港として挙げられています。
共武政表では 丸岡 1022戸より大きな町になっていますが、現在の坂井市の中心市街地は 丸岡であろうと考え、阪井港はこちらに分類しました。

加賀国石川郡 美川町と金石町
金沢の外港・金石(かないわ)も [81263]にあります。金石町は戦時合併[80427]で金沢市に編入(1943)。
美川町は平成大合併で白山市新設(2005)。
「美川」という地名については、[70733] 千本桜 さんのコメントがあります。

越中国 婦負郡八尾 2005年に新設合併した富山市[79563]の一部になりました。おわら風の盆

越中国 上新川郡 水橋と東岩瀬
東岩瀬は富山の外港[81264]でもあります。そして、表に名を連ねた「滑川・水橋・東岩瀬」から私が思い出したものは 越中富山の薬売り(配置薬) でした。しかし、リストの物産欄には 何故か「売薬」の記載はありません。
富山の薬と直接の関係はなく、共武政表とは時代も違うのですが、陸軍に関連した薬と言えば、日露戦争における装備品の「征露丸」が有名です。

越後国中蒲原郡 沼垂・白根・村松
かつては信濃川と阿賀野川とが合流していた河口の 沼垂(ぬったり)は 難読地名ですが、左岸の新潟よりもずっと古い港町で、町村制の時代になっても新潟市とは別の町でした[889]。新潟市に編入されたのは大正3年(1914)です。

大凧合戦 が行なわれる 白根(しろね)の 中ノ口川は 中蒲原郡と西蒲原郡との境界でした。
1933年から 1999年まで存在した 新潟交通白根駅は、中蒲原郡白根町>白根市の対岸にありました。ここは西蒲原郡味方村でしたが、その前身も白根村でした[7507]。つまり、白根は 「自治体越えの地名」 であったわけです。
2005年に白根市と味方村とを編入した新潟市では、両岸地名(白根と西白根)は 共に南区に属しています。

越後国三島郡 与板と寺泊
直江兼続が城主だった与板は、信濃川の河港でした。寺泊は、佐渡への旅の出航地。寺泊の魚市場は、現在も海の幸を求める客を集めていますが、共武政表の物産欄にも水産物が並んでいます。
与板町も寺泊町も、共に 2006年長岡市に編入。

越後国中頸城郡 直江津
直江津は 越後国府や国分寺のあった地で、高田よりも先に開けた土地でしょうが、近世以降は頸城(くびき)地方の中心は城下町の高田になり、直江津は その外港[81269] という関係になりました。明治時代(1911)に市制を施行した高田に対して、直江津市の誕生は戦後(1954)と遅れています。昭和46年(1971)2市合併で、伝統ある2つの地名は「市名リスト」から消えました。

上越市「直江津区」も存在するのですが、住所地名としては使われていないので、その存在は地元以外には殆んど知られていないでしょう[75709]
「直江津駅」は鉄道の拠点でもありましたが、新幹線ルートから外れてしまいました。
このようにして、直江津の知名度が次第に薄れてゆくとしたら、残念なことと思います。

[81274] 2012 年 8 月 8 日 (水) 04:08:26【4】 YT さん
 府県物産表による明治7年の日本の総生産高

最後に紹介するのは明治7年の明治7年の『府県物産表』です。明治政府は農産高のみならず、農・林・水産・畜産・鉱・工業の各生産高を把握しようとして、明治6年以降『府県物産表』を作成しました。明治6年度分は一部地域で完成し、明治7年分は鹿児島県、北海道、沖縄県を除き、ほぼ日本全国の統計が揃いました。ところが西南戦争の影響で、明治8年分は未完となり、明治9年度分以降は農産高(+一部の漁業、林業関係)のみをまとめた『全国農産表』のみの発行に繋がり、工業統計が再び出てくるのはさらに10年程後となります。つまり明治7年分のみ、おおよそ各県の鉱工業生産高が判明するのです。

本当は『府県物産表』の数字を編集し、各地の農・林・水産・畜産・鉱・工業の生産高と石高の比較をしたかったのですが、『府県物産表』の数字をまとめるのが相当大変だったので、そちらは断念します。とりあえず、山口和雄氏の「「明治七年 府県物産表」の分析」(経済学研究, 1, pp. 23-58 (1951年), 原著論文へのリンク)の数字を用いると、明治7年の日本本土の総生産額は以下の通りとなります。

区分生産額(円)割合(%)
農業227,286,70161.0
 (内、米)142,799,02438.4
工業111,891,55930.1
林業14,565,4053.9
畜産業7,478,0002.0
水産業7,276,3452.0
鉱業3,808,9641.0
合計372,306,974100.0

そこで明治5年の租税額(『日本地誌提要』による)と『府県物産表』記載の明治7年の物産高(全国平均米価1石5.5379円で換算)とから、明治5年の税率を推定しました。物産高には水産業や鉱工業統計も入っているので、石高にかかる税金である正租だけでなく、土地に換算できない収入にかかる雑税を併せた租税全体に対し、税率を計算することができます。また明治7年の物産高を明治8年1月1日調の本籍人口で割ると、明治7年度の各地域の一人当たり平均生産高(ここでは石高換算で示す)が見積もれます。但しサービス業などの第三次産業の統計がないので、東京府の住人がえらく低収入となっています。参考までに明治5年石高(『郡村石高帳』によるが、長崎県・佐賀県の肥前国石高分割は『日本地誌提要』によるため、『郡村石高帳』の数字に比べて7斗のズレが生じる)も記載します。なお琉球・北海道と鹿児島県はデータが揃っていないので除きますが、鹿児島県は結局明治10年まで独立国家状態で、統計なぞ提出する気がなかったようです。

府県M7物産高(円)M7物産高(石)M5石高(石)M5租税(石)税率(%)M8本籍人口1人当たり物産高(石/人)税抜き後(石/人)
東京府4,251,083.498767,634.557164,856.7008837,055.641304.8855,2700.8980.854
京都府16,281,903.9382,940,086.243380,281.56447176,818.127006.0571,1925.1474.838
大阪府9,564,787.2261,727,150.550245,960.85400138,202.018708.0545,0353.1692.915
神奈川県4,324,874.960780,959.366339,082.33991102,554.2490013.1507,9281.5381.336
兵庫県3,737,882.170674,963.812170,561.08180100,948.8180015.0201,3893.3522.850
長崎県5,786,468.7771,044,885.003293,340.52247142,950.9710013.7668,9741.5621.348
新潟県13,294,558.5232,400,649.7501,133,179.88759439,486.6220018.31,388,3531.7291.413
埼玉県5,482,030.399989,911.390482,011.55819149,214.1040015.1440,4332.2481.909
足柄県3,656,089.280660,194.154262,712.2822683,116.2761012.6353,6091.8671.632
千葉県9,792,371.8931,768,246.392997,052.69833308,448.5154117.41,055,3731.6751.383
新治県6,601,847.7591,192,121.133622,601.34305182,420.3580815.3485,1192.4572.081
茨城県3,511,644.560634,111.213512,304.16611126,044.4042719.9378,2691.6761.343
熊谷県17,345,655.3113,132,171.935859,288.75101204,681.994006.5828,4203.7813.534
栃木県9,827,110.5491,774,519.285942,362.62703203,196.9740011.5648,5032.7362.423
奈良県7,671,601.4451,385,290.686503,686.23676219,528.0839415.8430,7343.2162.706
堺県5,386,166.989972,600.964469,309.36330233,857.3541124.0466,0482.0871.585
三重県6,087,211.8681,099,191.344537,323.60420223,461.8251220.3427,8312.5692.047
度会県3,918,493.058707,577.417343,303.04620148,683.2752921.0369,4791.9151.513
愛知県15,248,937.0102,753,559.4181,237,147.87620427,785.7724915.51,234,0032.2311.885
浜松県3,837,100.417692,880.034372,546.34901130,187.7637718.8420,5131.6481.338
静岡県4,116,780.010743,382.857251,954.1648693,950.6337012.6378,0761.9661.718
山梨県5,069,000.961915,329.070312,185.17685105,859.6376311.6369,2552.4792.192
滋賀県8,233,718.3551,486,794.306857,849.52528356,931.2970024.0584,7562.5431.932
岐阜県7,921,441.7251,430,405.309729,654.88365242,420.3240016.9683,0502.0941.739
筑摩県6,621,860.8551,195,734.975388,688.93788153,989.5153212.9564,3322.1191.846
長野県5,741,914.3191,036,839.633455,457.12110174,938.3553416.9481,3512.1541.791
宮城県3,911,137.534706,249.202555,285.34300187,322.1110026.5419,1351.6851.238
福島県3,417,262.855617,068.345469,471.39457201,967.8895832.7281,3022.1941.476
磐前県3,342,448.063603,558.749490,802.60437169,870.9215328.1249,5532.4191.738
若松県2,394,064.696432,305.503373,167.37034158,746.3520036.7212,0522.0391.290
水沢県4,399,118.228794,365.759439,309.25000127,049.8960016.0380,4092.0881.754
岩手県2,449,213.156442,263.874252,291.2770092,674.7810021.0323,4341.3671.081
青森県3,143,189.581567,577.876423,100.83800197,400.6580034.8484,4281.1720.764
山形県2,392,634.127432,047.180490,996.92777140,498.4267332.5309,8371.3940.941
置賜県2,225,464.068401,860.637295,671.5430070,048.2590017.4131,9353.0462.515
酒田県2,132,641.810385,099.364235,244.72071164,678.6940042.8207,9021.8521.060
秋田県5,202,585.431939,450.934514,498.04855287,746.8641030.6604,1141.5551.079
敦賀県7,407,130.4461,337,534.137782,010.67585236,475.0150017.7548,8332.4372.006
石川県6,647,458.9611,200,357.324819,318.84735395,644.3152433.0691,7351.7351.163
新川県6,925,808.7111,250,620.013877,764.10700396,982.1038631.7638,8221.9581.336
相川県709,418.243128,102.391135,206.1230056,289.4094443.9104,6301.2240.686
豊岡県5,122,209.209924,937.089467,702.49913179,746.6946419.4508,0271.8211.467
鳥取県2,997,108.753541,199.497459,264.95900201,067.0050037.2392,5891.3790.866
島根県3,428,700.904619,133.757320,709.91100172,412.2373727.8340,3981.8191.312
浜田県2,509,921.751453,226.259182,136.8985087,114.0332019.2268,4551.6881.364
飾磨県8,097,109.9811,462,126.405660,557.81626314,684.0463721.5651,0332.2461.762
北条県2,730,242.696493,010.462262,333.86400101,914.4251020.7217,3622.2681.799
岡山県3,603,546.297650,706.265418,964.53800143,675.7190022.1335,5921.9391.511
小田県5,784,167.4581,044,469.445500,988.18680200,329.9529819.2619,6471.6861.362
広島県8,301,725.8521,499,074.682500,912.65765265,092.5814017.7942,8271.5901.309
山口県15,644,120.4172,824,919.2111,010,303.70507341,925.4730012.1838,9463.3672.960
和歌山県4,918,536.547888,159.130408,230.06735224,052.7682525.2572,4361.5521.160
名東県13,577,717.0062,451,780.770756,937.20037331,293.7950013.51,349,6721.8171.571
愛媛県7,105,984.6501,283,155.078443,321.68842275,217.6148821.4791,5221.6211.273
高知県5,691,285.9771,027,697.478510,572.19470208,769.3680020.3531,8631.9321.540
福岡県5,722,089.8391,033,259.850633,404.63540302,010.9590029.2450,9652.2911.622
三潴県3,821,318.339690,030.203536,742.90265227,274.5128432.9396,9031.7391.166
小倉県3,009,317.257543,404.033366,948.08138157,555.5110029.0317,1081.7141.217
大分県4,038,448.511729,238.236459,184.41734223,341.9441030.6580,3471.2570.872
佐賀県3,388,327.440611,843.365430,449.07615313,001.0963051.2487,0081.2560.614
白川県6,958,929.2701,256,600.720851,237.05291368,443.5679129.3965,2421.3020.920
宮崎県4,297,437.722776,004.918418,142.35665154,120.8321019.9384,0712.0201.619
合計370,760,357.64166,949,628.93331,617,886.4416312,583,172.7444918.832,867,4292.0371.654

地方では税率30%を超えるところもある一方で、都市部の税率がやたら低いようです。全国平均の税率は19%と低目ですが、租税の数字は地租改正前のを用いており、地租改正前であれば表に出てこない中間搾取の事例がたくさんあるので、一概に今と比べて税率が低いとはいえません。ただ所得税というものが導入される前の時代において、土地を持っている農民への税負担に比べ、都市部の住民への課税が甘く、かなり税負担に不平等があったことは伺えます。所得税が本格的に導入され、地租からの税収を上回ったのは明治時代末期からだそうで、年貢→地租は20世紀初頭までずっと日本の税制の根幹をなしていました。

結論としては、明治5年の石高3227万石(北海道・沖縄を除く)に対し、統計上の米の生産高は明治初期の段階で2875万石でしたが、農業生産の方は4684万石もあり、さらに第一次・第二次産業を合計した総生産高は明治7年に6695万石相当(鹿児島も除く)に達していました。結局のところ「石高」というのは年貢を取り立てるための土地評価であり、実態経済と相関はあっても、新しい産業には適応できていなかったといえます。

[81273] 2012 年 8 月 8 日 (水) 02:32:33【1】 YT さん
 明治初期の旧国別農産高(2)

それはさておき、中村哲氏の算出した旧国別農産高(単位は米換算石高)と『郡村石高帳』記載の明治5年石高を、『日本地誌提要』記載の租税(=正祖+雑税、単位は米換算石高)とともに並べると以下の通りです。ここでいう名目貢租率(%)とは明治5年正租を明治5年石高で割った値、実質貢租率とは明治5年正租を明治5年農産高で割った値で、中村哲氏が計算したのと同じ方法で算出しました。正租の対象となる石高は元々田、畑、屋敷ですが、屋敷高は多くの場合は無視できるほど少ないので、田畑からの農産高のみを実質石高として計算しているわけです。

旧国M10-M12農産高M5石高M5租税M5正租M5雑税名目貢租率実質貢租率
山城365,474222,368.70517113,985.51400100,725.0560013,260.4580045.327.6
大和718,871503,686.23676219,528.08394212,221.077867,307.0060842.129.5
河内630,166293,118.58720146,021.93591139,710.118416,311.8175047.722.2
和泉278,501176,190.7761087,835.4182080,594.997307,240.4209045.728.9
摂津914,933416,521.93580239,150.83670194,966.8667044,183.9700046.821.3
伊賀166,732110,917.9664054,845.0332053,481.876351,363.1568548.232.1
伊勢974,606714,376.41500293,382.25713277,191.9198216,190.3373138.828.4
志摩30,85919,279.203008,426.405478,100.25262326.1528542.026.2
尾張991,858764,774.16620256,675.72249241,648.0178015,027.7046931.624.4
三河804,910472,373.71000171,110.05000163,473.130007,636.9200034.620.3
遠江522,927372,546.34901130,187.76377126,836.577973,351.1858034.024.3
駿河405,683251,954.1648693,950.6337090,365.636683,584.9970235.922.3
甲斐558,535312,185.17685105,859.6376397,820.926638,038.7110031.317.5
伊豆118,11984,037.2083629,582.8171027,679.482251,903.3348532.923.4
相模503,266289,776.7319791,792.9890085,987.090005,805.8990029.717.1
武蔵2,265,6911,282,000.77090344,906.30130330,102.0018914,804.2994125.714.6
安房96,60495,641.4235028,594.6180025,044.994003,549.6240026.225.9
上総516,332427,313.77094153,247.38011133,404.6220019,842.7581131.225.8
下総949,459687,373.86055200,946.50838177,289.3286823,657.1797025.818.7
常陸1,030,781921,629.15250234,124.77127214,541.9170619,582.8542123.320.8
近江1,365,303857,849.52528356,931.29700340,541.7710016,389.5260039.724.9
美濃1,038,465729,654.88365242,420.32400235,351.862007,068.4620032.322.7
飛騨133,51357,196.0580026,913.8000024,500.353802,413.4462042.818.4
信濃1,663,416786,950.00098302,014.07066267,345.8666334,668.2040334.016.1
上野1,000,092635,851.10734144,814.82700125,407.8978019,406.9292019.712.5
下野978,385758,648.44071168,722.30400143,677.8140025,044.4900018.914.7
磐城722,412650,488.88237219,452.38613197,539.8312321,912.5549030.427.3
岩代852,925760,923.54591332,051.07398302,329.5606329,721.5133539.735.4
陸前870,890700,649.30800225,592.65000206,400.0920019,192.5580029.523.7
陸中687,770471,842.91200158,118.04100150,265.830007,852.2110031.821.8
陸奥605,865423,100.83800197,400.65800168,750.8430028,649.8150039.927.9
羽前1,010,170946,971.30568311,505.02473301,041.2437310,463.7810031.829.8
羽後1,065,878568,474.88935346,368.94510297,578.1554048,790.7897052.327.9
若狭96,92691,767.0581041,704.5960039,115.932002,588.6640042.640.4
越前442,087690,243.61775194,770.41900183,465.0910011,305.3280026.641.5
加賀511,236511,716.01839241,542.76421229,803.3896111,739.3746044.945.0
能登271,355307,602.82896154,101.55103145,814.345058,287.2059847.453.7
越中976,103877,764.10700396,982.10386382,041.2792714,940.8245943.539.1
越後1,825,4111,150,567.52359447,002.69600404,299.3030042,703.3930035.122.1
佐渡108,620135,206.1230056,289.4094449,826.921446,462.4880036.945.9
丹波510,056329,465.47386141,440.63932135,557.799325,882.8400041.126.6
丹後191,702148,002.1303054,247.5762749,080.131185,167.4450933.225.6
但馬250,596148,147.7542746,891.0920540,442.418726,448.6733327.316.1
因幡208,383195,632.6450087,845.0670082,916.712004,928.3550042.439.8
伯耆365,996251,069.40700110,686.77900104,358.285006,328.4940041.628.5
出雲509,146320,709.91100172,412.23737156,849.6453715,562.5920048.930.8
石見272,296182,136.8985087,114.0332083,082.242704,031.7905045.630.5
隠岐16,47912,562.907002,535.159002,181.29700353.8620017.413.2
播磨1,114,614660,557.81626314,684.04637292,656.6528322,027.3935444.326.3
美作302,835262,333.86400101,914.4251099,468.420002,446.0051037.932.8
備前583,012418,964.53800143,675.71900138,528.075005,147.6440033.123.8
備中613,380371,355.17580136,319.16808135,591.82585727.3422336.522.1
備後528,361315,876.18155155,999.23490151,236.025404,763.2095047.928.6
安芸692,191314,669.48710173,104.13140164,405.226808,698.9046052.223.8
周防510,556552,160.21518165,548.11700158,738.537006,809.5800028.731.1
長門387,567458,143.48989176,377.35600170,541.138005,836.2180037.244.0
紀伊755,387444,283.13335239,544.17286229,606.981319,937.1915551.730.4
淡路253,724136,637.9818357,850.2340057,538.16500312.0690042.122.7
阿波635,766310,484.46474137,645.15300137,627.0660018.0870044.321.6
讃岐920,667309,814.75380135,798.40800135,798.4080043.814.8
伊予856,592443,321.68842275,217.61488257,459.2991317,758.3157558.130.1
土佐582,940510,572.19470208,769.36800192,817.1600015,952.2080037.833.1
筑前742,511633,404.63540302,010.95900281,873.4600020,137.4990044.538.0
筑後674,442536,742.90265227,274.51284211,461.1848415,813.3280039.431.4
豊前477,297366,948.08138157,555.51100149,489.291008,066.2200040.731.3
豊後816,402459,184.41734223,341.94410199,789.4698023,552.4743043.524.5
肥前1,369,052685,116.89762437,237.98330398,991.8189038,246.1644058.229.1
肥後1,445,934851,237.05291368,443.56791357,671.2824210,772.2854942.024.7
日向423,041418,142.35665154,120.83210149,896.724104,224.1080035.835.4
大隅234,079276,219.4783090,157.7607790,065.2080292.5527532.638.5
奄美52,793.3920214,287.5429514,287.5429527.1
薩摩446,977323,483.49953119,233.81405117,880.021131,353.7929236.426.4
壱岐49,34632,853.8850013,630.1380012,604.553001,025.5850038.425.5
対馬28,4785,818.116005,083.946002,686.383002,397.5630046.29.4
琉球94,230.7009431,752.0000031,752.0000033.7
合計46,840,93432,364,612.8124212,838,603.8622611,971,213.72338867,390.1388837.025.5

実質貢租率の高い地域として旧加賀藩、長州藩の地域、あるいは佐渡が挙がってますが、これは正租の内の「金納」の課税対象が農産物由来以外(海産物や塩田、林業など)を含むこともありえるので、単純には比較できません。

例えば寛永2年(1625年)の長州藩の石高は以下の通りで、屋敷高が高く設定され、また田・畑・屋敷以外にも石高が設定されています。つまり漁業関係や鉱山にも石高を設定することで、通常なら雑税扱いのところからも正租を設定して年貢を取り立てています。
旧国百姓屋敷市・町・湯田屋敷浦屋敷小物成浦浮役塩浜湯坪役総石高
周防285,697.4355242,108.7055016,398.972441,532.20420861.666022,150.545341,140.8503,145.248005.255373,040.882
長門164,877.1029821,640.674139,626.83610650.22500415.78521,687.679282,036.7551,199.55231112.620202,247.230
合計450,574.5385063,749.3796326,025.808542,182.429201,277.451223,838.224623,177.6054,344.80031117.875575,288.112

[81272] 2012 年 8 月 8 日 (水) 02:31:32【2】 YT さん
 明治初期の旧国別農産高(1)

さて、このような数字を探し出すきっかけになったのは、中村哲著『明治維新の基礎構造』(1968年)に出会ったからです。速水融を始め、色々な学者の江戸時代の農業生産力の発展の計算で引用されているのが、以下の中村哲氏の試算です。

年号西暦石高(石)実収高(石)田(町歩)畑・宅地(町歩)計(町歩)備考
慶長3年1508年18,505,00019,731,000石高
正保2年1645年23,133,00023,133,000石高
元禄10年1697年25,796,00030,630,000石高
享保6年1721年1,643,0001,317,0002,961,000石高
天保元年1830年30,426,00039,757,000石高
明治5年1872年32,220,0003,587,000石高、旧反別
1870年代44,250,0002,601,0002,015,0004,616,000収穫米、新反別
明治10-12年1877-1879年46,812,0002,629,0002,181,0004,810,000農産物米換額、反別は1882年

ここでいう実収高とは、
 (1)一八七七―七九年平均「農産表」農産額の米換算額を幕藩体制解体の最終時点の農産物収量とする。(2)近世の石高のうち元禄以降のものは、すでに幕藩体制の余剰余労働の搾取が不可能となった段階のものであり、実収量をそのまま反映するものではない。また慶長石高も太閤検地段階のものであり、まだ幕藩体制が確立せず、したがって領主は農業生産を完全に把握するにはいたっていないであろう。さいきんの研究によれば、幕藩体制が確立し、形成されてきた小農民経営を体制的に把握し、それから全剰余労働搾取をほぼ実現しえたのは一七世紀三〇―五〇年代と考えられる。したがって、一六四五(正保二)年の石高の石高が実収量を示すものとする。

[81123][81124]で示したように、そもそも2313万石というのは正保郷帳として低く、実際には2457万石、欠けている郷帳分を考えれば2500万石程度には実高はあったと思われ、50年経った今になってもこの辺の再計算をせずに中村哲氏の仕事を専門家が引用し続けているのは問題があると思われます。それはともかくとして中村哲氏は、明治10年から明治12年の『全国農産表』を用いて明治初期の農産高を計算しています。

(1) 農産物「農産表」の一八七七―七九年の三ヵ年分を使用し、国単位に三ヵ年平均額を算出した。農業では豊凶により生産額はかなり大きく毎年変動し、その変動も地域により農産物によって異なるので一ヵ年のみをとることは危険である。またとくに明治初年の統計の不備から生ずる数値の誤りのうちあまりに甚しいものについては数年間にわたる数値を比較することによって発見することが可能である。その場合、郡単位に検討することによって修正を比較的正確に(郡単位に集計し直すことによって誤りを正すことができる場合もあるが、多くの場合は国単位での課題ないし過小と思われる数値については、郡単位に検討し、その誤りが特定の郡の誤りの反映であることが発見出来る。郡単位での修正の方が国単位での修正より精度が高いことは確実である)行ないうるから「農産表」に郡別記載のある年次(一八七六―七九年)をとり、そのうち一八七六年は脱落や誤りがとくに多いので除き、一八七七―七九年をとったのである。そのようにしてかなり推測をまじえつつ、適当と思われる修正を行なった。そうしてもなおかなりの誤りは修正されていないとおもわれるし、根本的には「農産表」の統計的な正確度がどの程度のものであるかという問題が残る。その点については正確な推定をすることは不可能であるが、実際よりかなり過小であったことは間違いない。また「農産表」に載っていない農作物もかなりある。しかし、明治前期については数年以上にわたる全国的な農産物統計は他に存在しないから、この点を考慮しつつ使用するより仕方ない。そのように生産数量を修正したうえで生産価格を算出する場合には一八七七年の全国平均価格を使用した。そうすることによって各地域における農産物価格の差違を無視することになるが、「農産表」に記載された価格がどのような性質のもんであるか明らかでないこと、明らかに誤りであると思われる場合がかなり多いこと、生産力水準を測定するためには価格差を消去することが必要であることなどの理由による。また一八七七年をとったのは、七九年の「農産表」には価格表示はないく、七九年はインフレーションの影響がすでに強いことによる。

そこで中村哲氏の試算が正しいのかどうか、実際に総ての国で再計算しようとしましたが、予想外に大変で断念しました。とりあえず一番簡単な壱岐の例で検証してみましたたが、中村哲氏の計算した農産高4万9346石と一致しません。おそらく計算に含めているのは農産物(自分の試算では4万9781石)だけで、海産物関係(含めると5万3093石)は除いているようですが。

単位M10数量M11数量M12数量M10価格(円)M11価格(円)M12価格(円)平均価格(円)単価(円)
10,514.58013,799.92315,878.83043,612.31557,239.24265,862.12155,571.2264.147794
糯米1,329.5403,029.3852,350.8005,806.58213,230.42010,266.7949,767.9324.367362
大麦3,666.4003,634.7105,192.6606,711.8346,653.8219,505.8567,623.8371.830633
小麦1,277.4001,770.8002,720.0903,912.6785,423.9638,331.6405,889.4273.063002
裸麦11,375.30012,802.40020,680.31029,795.92433,534.00354,169.02839,166.3182.619353
2,469.7002,596.0004,632.2005,072.5175,331.9259,514.0766,639.5062.053900
16.00010.80053.47032.74022.100109.41354.7512.046259
87.10060.750383.76089.17962.200392.922181.4341.023874
大豆6,227.2006,625.15017,927.46023,596.48325,104.41967,931.81538,877.5723.789260
蕎麦460.200869.0001,029.9406,223.92311,752.69313,929.30810,635.30813.524388
蜀黍122.86053.600180.740222.07296.883326.691215.2151.807517
玉蜀黍100.0001.2000.4000.012000
甘藷3,918,772.0007,527,380.0009,201,450.00013,400.88225,741.10831,465.86523,535.9520.003420
真綿1,110.0001,200.0001,474.00081.17187.752107.78992.2370.073127
生糸8.00012.0005.00033.28449.92620.80334.6714.160534
草煙葉420.000400.0002,000.00020.62019.63898.19046.1490.049095
菜種847.100840.0002,778.5254,637.2814,598.41315,210.4838,148.7265.474301
1,488.000750.0006,762.00058.70329.588266.767118.3530.039451
乾鮑4,900.0006,500.000116.6351,116.7991,481.46826.583874.9500.227918
47,700.00045,000.00016,892.03915,935.88610,942.6410.354131
鱶鰭1,680.0001,535.000677.319618.860432.0590.403166
海参1,220.0001,350.000286.450316.973201.1410.234795
石花栄500.00020.1176.7060.040233
乾鰛59,500.00021,000.0006,500.0002,382.697840.952260.2951,161.3140.040045
農産物合計143,250.686188,948.506287,242.794206,480.662
米石換算34,536.59345,553.97269,251.93749,780.834
農産・海産物合計164,684.808208,172.232287,796.439220,217.826
米石換算39,704.18850,188.65869,385.41753,092.754

同様に陸奥国で計算しましたが、中村哲氏の計算した農産高60万5865石に対し、私の計算では農産物合計66万1669石、農産・海産物合計66万4884石と、全然一致しません。どうやら明治12年度の米収穫高を過剰と判断し、数値を削らない限り、中村哲氏の値には近づきません。

このように中村哲氏の計算した農産高は様々なところで多重に引用されていますが、再計算が必要と思われます。

[81271] 2012 年 8 月 8 日 (水) 02:23:58【2】 YT さん
 明治初期の旧国別米収穫量実数(2)

[81270]の数字の説明

註1. M5石高は原則として東京大学史料編纂所所蔵の『郡村石高帳』記載のものを用いたが、薩摩、大隅の石高は『明治八年 共武政表』による修正を加え、奄美群島(大島郡)の石高は大隅に加算([81068]参照)。

註2. 日向・薩摩・大隅は西南戦争の影響で明治9年と明治10年の農産高を欠く。また明治11年の日向は那珂郡、大隅は馭謨郡、薩摩は甑島郡の農産高をそれぞれ欠き、明治12年の大隅は熊毛・大島郡の農産高を欠き、明治14年の大隅は熊毛・馭謨・大島郡の農産高を欠く。よって日向・薩摩・大隅は明治11年から明治15年までの5年間のデータで平均収穫高を算出し、必要に応じて単年の郡別(粳)米・糯米収穫高で補間した(明治12年日向国那珂郡:4万9265石6斗1升7合、明治11年大隅国熊毛郡:8410石、明治12年大隅国馭謨郡:178石3斗5升、明治11年大隅国大島郡:8215石3斗3升、明治12年薩摩国甑島郡:1386石6斗8升5合)。なお明治15年の筑前・筑後・豊前三国の福岡県分の農産高は元文献において明治14年の数字で補填されている。

註3. 明治9年の三河の糯米収穫高を5291石8斗1升1合から郡別収穫高合計の5291石8斗8升1合に修正。この修正により明治9年の糯米収穫高の総計と国別合計が一致する。

註4. 明治9年の出雲の(粳)米収穫高72万9992石2斗2升6合は明らかな誤記であり、27万9992石2斗2升6合に修正。この修正により明治9年の(粳)米収穫高の総計と国別合計の不一致45万石が解消される。

註5. 明治10年の三河の(粳)米収穫高を34万8381石8斗4升6合から郡別収穫高合計の34万8375石8斗4升6合に修正。また遠江の(粳)米収穫高を26万8168石0斗4升から郡別収穫高合計の26万8177石0斗4升に修正。また羽前の(粳)米収穫高を71万4444石7斗7升3合から郡別収穫高合計の89万4444石7斗7升3合に修正(羽前国秋田郡の(粳)米収穫高20万1168石5斗0升1合を2万1168石5斗0升1合として国別収穫高に集計した結果か)。これらの修正により明治10年の(粳)米収穫高の総計と国別合計の不一致18万0003石が解消される。

註6. 明治12年の武蔵の(粳)米収穫高を92万4009石7斗7升1合から郡別収穫高合計87万2547石0斗9升4合に、糯米収穫高を14万2142石7斗5升8合から郡別収穫高合計13万3389石9斗2升6合に修正(武蔵国多摩三郡の農産高が誤って二重加算されている)。また越後の粳)米収穫高を153万4912石9斗8升8合から郡別収穫高合計154万3405石5斗2升6合に、糯米収穫高を11万8845石5斗5升から郡別収穫高合計12万0290石8斗5升7合に修正(越後国東蒲原郡の農産高が誤って加算されていない)。これらの修正により、明治12年の(粳)米・糯収穫高の総計と国別合計が一致していたものが、逆に不一致となる。

明治5年石高で115万石と評価されていた越後の米収穫高が明治9〜明治15年の時点で年平均154万石に達していたこともさることながら、57万石と評価されていた羽後の米収穫高が100万石を越えていたことも驚きかも知れません。米の収穫高が明治5年評価の内高を越えているところは近畿周辺と日本海側に多いようです。あと当時の人口3646万人(明治12年1月1日調推定人口)に対し、米の収穫高は年平均2875万石程度。国民全員が毎食米を食べるには足りなかったようです。もっとも『農産表』の数字は過小評価という研究も存在します。明治10〜12年の『農産表』から算定した米の全国平均反収は1.128石/反ですが、農家が地租改正の改正時に低く評価されることを期待して、実際よりも低い収穫高を申告しており、実際には1.4〜1.5石/反程度の収穫があったはず(明治18年(1885年)に地租の据え置きが宣言された以降は1.4石余/反の水準が保たれる)だから、25%〜30%程度過少の数字になっているというものです。データの揃っている明治13年調の作付面積から反収1.4〜1.5石/反で計算すると、実際の米の収穫高は3590万〜3847万石となり、1人1石以上の米の収穫高があることになります。もっとも当時は流通のロスも凄まじく、明治10年代後半から神力などの品種改良種の広がりにより収穫量が大幅に増えるという技術革新が起こっており、この反収の仮定が正しいのか、私には判断できません。また明治13年は豊作の年であり、不作の年は確実に全員に米は行き渡らないでしょう。

作付反別(町歩)収穫高(石)反収(石/反)推定収穫高(1.4石/反)推定収穫高(1.45石/反)推定収穫高(1.5石/反)
(粳)米2,326,369.590828,698,368.3291.23432,569,174.29733,732,359.09434,895,543.890
陸米10,958.472469,360.5960.63376,709.34679,448.96682,188.585
糯米232,782.44082,666,011.1581.1453,258,954.1973,375,345.4193,491,736.640
米合計2,570,110.511031,433,740.0831.22335,904,837.84137,187,153.47838,469,469.115

註1. 作付反別の「2,570,110.5110」は、257万0110町5段1畝10歩を意味するが、1町=10段=100畝=3000歩であり、単純な10進数ではない。

註2. 推定収穫高はそれぞれ反収を1石4斗、1石4斗5升、1石5斗で計算しているが、陸米の収穫高は水田の半分と仮定し、それぞれ反収を7斗、7斗2升5合、7斗5升として計算した。

[81270] 2012 年 8 月 8 日 (水) 02:20:43【1】 YT さん
 明治初期の旧国別米収穫量実数(1)

[81125]で予告したように、実際の米の収穫量と石高の違い、農産高との比較をまとめます。

自分もかつて[67156]の記事を書いていたころは、石高は米の収穫量を表すもの程度に思っていましたが、その後自分でも色々地租改正や検地についての専門書を読み、石高が単純に米の生産性から算出したものではないことが分かりました。[72052]でのニジェガロージェッツ さんの解説や[74271]でのhmt さんの解説にあるように、実際には田・畑・宅地などの土地について生産性を評価し(石盛)、米換算の石高に置き換えて評価したのが石高です。明治以降は「地租」、そして戦後は地方税の「固定資産税」と名前を変え、今となっては所得税よりもウェイトが下がったとはいえ、未だに地方自治体では住民税よりも重要な税源です。

江戸時代の実際の米の収穫高については、各藩や江戸幕府などが年貢米を通じて調査したものが色々残っていますが、全国一律に調べたものはありません。しかしながら明治時代になると、『全国農産表』というものが作成され、各地の米の収穫高が国郡別に集計されます。明治9年から15年度の『全国農産表』は明治14年分を除き、近代デジタルライブラリーで閲覧できます(明治14年度に関しては、[『明治初期生産統計集成』]収録のものを閲覧するしかありません)。これら明治初期の農産高は幕末の農産高と大きな違いはないでしょう。そこで明治9年から明治15年までの7年間の『全国農産表』に集計されている水・陸の粳米・糯米の生産高(単位:石、合の桁まで示す)を、以下にまとめてみました。参考までに明治9年〜明治15年の7ヶ年平均米収穫高(斗の桁で四捨五入)と『郡村石高帳』記載の明治5年石高(単位:石、才の桁まで示す)を並べてまとめます。

旧国M9米石M10米石M11米石M12米石M13米石M14米石M15米石平均米石M5石高
山城176,922.603246,179.991197,301.563262,173.220251,355.609232,955.585211,620.405225,501222,368.70517
大和353,141.139510,892.833430,452.255547,759.050373,796.915454,110.595471,427.878448,797503,686.23676
河内284,668.181346,125.400307,539.598384,230.854319,368.820327,738.526349,884.145331,365293,118.58720
和泉120,157.384160,663.837125,438.677155,560.808152,421.415132,554.774177,190.259146,284176,190.77610
摂津321,416.785613,906.729483,777.202574,257.599513,080.826564,270.128563,090.003519,114416,521.93580
伊賀122,310.408130,147.262112,305.980137,700.567129,725.453122,020.800121,698.572125,130110,917.96640
伊勢648,799.767688,104.927563,180.746761,310.554666,223.996603,279.156586,558.670645,351714,376.41500
志摩20,315.87019,161.75915,158.65225,121.27516,967.16411,882.46420,784.61218,48519,279.20300
尾張474,894.851552,882.788560,342.426654,872.325627,848.292594,729.129613,889.849582,780764,774.16620
三河316,989.250382,972.398366,363.903389,584.248375,208.804360,213.651348,507.666362,834472,373.71000
遠江277,432.440288,983.860262,919.056354,560.741290,929.284293,045.995305,386.555296,180372,546.34901
駿河231,615.830203,608.990192,505.173291,768.244289,984.472262,941.631283,706.473250,876251,954.16486
甲斐211,484.510238,162.477215,042.769254,118.060230,721.722230,544.461219,580.311228,522312,185.17685
伊豆72,052.75074,927.32064,117.58283,834.66492,788.78875,069.08984,378.80078,16784,037.20836
相模175,406.076178,884.842185,107.759216,727.563202,658.121178,438.698185,268.511188,927289,776.73197
武蔵800,174.749781,390.010802,207.8561,005,937.0201,193,077.5281,183,149.6201,270,747.2651,005,2411,282,000.77090
安房58,510.30557,118.02864,063.65473,464.98375,535.08183,715.32283,931.66270,90695,641.42350
上総298,206.152296,575.528346,166.281429,443.319373,701.026368,514.447398,424.369358,719427,313.77094
下総499,857.363466,061.074477,842.369620,616.424628,264.163543,872.863579,158.664545,096687,373.86055
常陸530,309.880492,302.164511,085.212778,241.355790,720.406644,732.023772,984.097645,768921,629.15250
近江785,932.143954,706.459789,754.2971,128,868.4641,078,842.1831,064,819.4671,019,315.145974,605857,849.52528
美濃638,811.987619,718.853463,801.113664,730.032642,757.439579,449.387519,346.070589,802729,654.88365
飛騨65,087.87860,343.99854,906.33660,375.93761,856.96261,784.135160,154.67974,93057,196.05800
信濃887,527.094728,463.458726,508.480732,374.991784,306.216766,965.899726,122.701764,610786,950.00098
上野309,596.719211,219.219243,544.551356,509.905319,157.777312,761.967282,465.170290,751635,851.10734
下野384,220.110435,103.973442,506.412486,514.379559,634.906525,264.769528,777.729480,289758,648.44071
磐城535,345.392518,780.384486,108.696522,815.264511,892.860509,306.733490,429.894510,668650,488.88237
岩代514,469.529533,166.272454,715.056518,044.549608,508.311505,957.166562,371.224528,176760,923.54591
陸前703,027.055680,666.097590,483.565666,023.519796,735.637721,098.251762,267.055702,900700,649.30800
陸中357,571.882406,388.187401,876.628442,037.134487,159.913399,752.825388,020.146411,830471,842.91200
陸奥467,118.842442,478.743395,765.895604,186.571549,245.630544,264.337573,285.691510,907423,100.83800
羽前854,076.294760,050.773664,181.220786,809.896893,619.648705,023.765864,724.240789,784946,971.30568
羽後941,379.313961,971.842863,302.8461,134,993.4341,250,344.812946,561.2861,162,563.3981,037,302568,474.88935
若狭60,226.08173,913.71057,532.76192,087.27587,521.19577,438.22579,378.05275,44291,767.05810
越前276,257.744303,248.227304,969.414349,330.790528,369.762374,315.380400,776.484362,467690,243.61775
加賀386,043.978408,781.977316,022.525404,325.176455,440.529380,378.538466,349.086402,477511,716.01839
能登259,023.553223,752.074202,215.095243,797.324260,300.878243,388.560247,641.196240,017307,602.82896
越中867,987.823883,473.450800,202.171866,804.2321,122,397.016874,643.281957,954.604910,495877,764.10700
越後1,223,661.8241,389,458.9111,342,000.7101,663,696.3831,979,005.1071,659,974.4781,775,916.0231,576,2451,150,567.52359
佐渡89,684.76570,511.52083,647.918133,267.200133,789.63086,816.19182,819.43097,220135,206.12300
丹波247,165.893338,537.043340,485.178386,245.103355,752.780353,229.877347,269.037338,384329,465.47386
丹後75,853.010144,987.437105,981.806139,898.949141,242.202130,703.889134,765.104124,776148,002.13030
但馬103,100.000142,746.276147,475.134156,118.148163,774.093160,097.577153,594.101146,701148,147.75427
因幡159,420.077160,439.970135,158.996202,179.167182,072.294184,180.629174,363.547171,116195,632.64500
伯耆154,191.323253,602.675183,303.046253,774.198231,210.607246,081.807224,793.595220,994251,069.40700
出雲280,059.586380,921.861328,717.675447,229.990407,587.111400,971.325377,718.901374,744320,709.91100
石見150,871.782177,750.155152,263.180215,563.216173,082.553173,303.289176,253.855174,155182,136.89850
隠岐5,809.02210,916.1135,327.59713,626.19812,921.7378,709.1967,922.3659,31912,562.90700
播磨467,216.000593,162.949895,618.770869,582.139834,657.781844,378.544771,366.375753,712660,557.81626
美作151,973.073216,468.335203,930.685230,419.012211,557.257217,300.542188,769.429202,917262,333.86400
備前303,052.597388,061.137362,222.105442,476.337373,283.540421,671.314362,739.683379,072418,964.53800
備中207,843.421305,412.461302,724.941338,360.681317,099.808328,821.263308,115.211301,197371,355.17580
備後210,871.929246,993.655235,256.677329,481.054317,436.112327,385.359327,320.197284,964315,876.18155
安芸242,650.104348,070.853338,644.212451,537.303457,603.023436,118.587445,424.355388,578314,669.48710
周防288,361.501300,726.966374,676.599366,050.873363,916.169373,002.856392,716.592351,350552,160.21518
長門250,697.685298,109.574273,749.050329,534.714316,187.555341,386.049346,927.116308,085458,143.48989
紀伊426,690.852459,289.814413,868.901597,046.229446,727.121477,205.514462,755.184469,083444,283.13335
淡路108,954.000181,800.000186,091.603193,954.000204,380.625167,511.028185,551.655175,463136,637.98183
阿波238,714.031204,916.132196,855.697272,723.470263,441.686268,897.462221,009.242238,080310,484.46474
讃岐306,786.912344,439.500354,957.156469,816.096446,909.224457,425.570462,111.687406,064309,814.75380
伊予361,384.018378,756.420412,376.634490,194.317440,596.833486,957.258443,189.766430,494443,321.68842
土佐358,003.510321,081.786298,586.092376,060.900342,563.090377,288.000347,766.314345,907510,572.19470
筑前522,237.000589,332.154458,122.195633,518.484560,571.871541,626.115541,626.115549,576633,404.63540
筑後393,093.000425,920.491324,948.184445,559.126340,936.860439,374.725439,374.725401,315536,742.90265
豊前294,893.280333,532.978267,902.031438,951.549362,614.845369,340.607358,758.253346,571366,948.08138
豊後312,007.347354,829.814324,195.465460,182.289378,133.068420,230.268340,874.146370,065459,184.41734
肥前692,413.031664,212.298690,175.740900,679.283822,342.188807,306.928882,422.216779,936685,116.89762
肥後820,385.878625,310.633564,963.199791,357.050713,092.507843,277.007673,106.739718,785851,237.05291
日向173,403.633238,496.624267,840.242365,014.377311,136.240281,031418,142.35665
大隅・奄美96,600.149117,399.64198,232.512139,022.454142,276.376125,428329,012.87032
薩摩147,662.658148,313.477162,709.535181,914.334178,696.443164,137323,483.49953
壱岐5,342.75011,844.12016,829.30818,229.63014,100.82912,095.80517,051.45313,64232,853.88500
対馬2,032.4241,753.3112,500.8584,576.7103,898.1292,455.8835,557.3293,2545,818.11600
合計24,743,791.33526,599,177.25525,282,539.55631,628,011.28531,433,740.08329,912,029.03530,452,220.12928,753,85132,270,382.11148
不一致-0.0094.0190.10050,277.6640.0000.0020.000
総計24,743,791.32626,599,181.27425,282,539.65631,678,288.94931,433,740.08329,912,029.03730,452,220.129

[81269] 2012 年 8 月 7 日 (火) 22:55:31 Issie さん
 外港2

[81263] 白桃 さん
外港都市

以前に話題になったことがある 飫肥 と 油津 のペアーはどうですか?
あと,高田 対 直江津 とか。
津軽藩は内陸の 弘前 が城下町なわけですが,岩木川が注ぐ十三湖の出口の 十三湊 や 鰺ヶ沢 が外港の役割をしていたようです。
外港としては,本当は 首里 と 那覇 のペアーも外せないところだと思うのですが,明治以降になると“主都”としての機能も那覇の方に移ってしまいますから,ちょっと微妙かも。

もう一つ。
これは内陸の河川交通についてのものですが,伏見 は“京都の外港”として発達した都市ですね。

[81268] 2012 年 8 月 7 日 (火) 22:08:19 にまん さん
 外港

[81263] 白桃 さん
三田尻(防府市)や玉島(倉敷市)は、母都市を特定できませんが、周防、備中といった「国の外港」と、広義に解釈して良いかもしれません。
三田尻は本来は宮市(防府市)の外港ですね。ただ、萩往還が整備された以後は山口や萩の外港としての性格も持つようになったようです。
ちなみに、山口の外港としては、津市(小郡)もあります。

[81267] 2012 年 8 月 7 日 (火) 12:51:34 みかちゅう さん
 県境越え路線〜東北編(2−2)

二戸市につながる道路は複数あるが、いずれも路線は県境で途切れている。

(4)国道4号ルート
以前は南部バスが三戸〜二戸〜一戸で運行していたが、18年4月に青森県内の区間を廃止(その後、岩手県側も廃止)。三戸町の代替交通はなく、県境から先の二戸市金田一までも二戸市が最低限の運行をしている。

落合口〜金田一温泉(二戸市コミュニティバス海上線・1日1便、土休日運休)
県境を越えて500mほど進むと停留所があるはずだが、残念ながら朝早くに登校用が出て、夕方に帰宅用が出るという、通学対策に走らせているような路線。通院対策には火曜日に1往復、二戸駅までの便がある。

(5)県道32号ルート
田子町〜二戸はJRバスが平成になったころまで運行していたが、現在は県境で路線は切れている。県境手前が三戸町なので、田子町のバスで県境直前まで進めないのがつらい。

サンモール田子上衣更(田子町コミュニティバス新田線・1日2便)

・上衣更〜大平原間はおよそ3km。徒歩連絡できそうなのは平日午後の二戸→田子のみ。逆方向は移動時間が20分しかないので不可能に近い。サンモールから上衣更までも2kmほどなので、二戸市コミュニティバスへの乗り継ぎをねらうならばサンモールから歩いてしまった方がいいかも。

大平原上斗米〜二戸(二戸市コミュニティバス・1日2便、土休日運休)
県境を越えて200mほどの集落からバスが出ている。こちらは昼過ぎにも1往復運行されている。

(6)県道181号ルート
月曜日と木曜日に限り、県境を挟んだ集落を徒歩で連絡することで成立する乗り継ぎがある。二戸市までの徒歩区間の距離は最短だが、いかんせんチャンスが1週間に1回しかない。乗り継ぎにしくじると集落に取り残されて悲惨である。

サンモール田子水亦(田子町コミュニティバス新田線・1日2便)

・この間は2km弱。地図を見る限りはそんなに急な坂道というわけではなさそう。

手倉森開拓浄法寺(二戸市コミュニティバス手倉森開拓線・月曜日と木曜日のみ1往復)

乗り継ぎが成立するのは以下の2回のみ。
(木曜日)田子8:15→水亦9:02…手倉森開拓10:20→浄法寺11:02
(月曜日)浄法寺13:30→手倉森開拓14:08…水亦15:05→田子15:52

[81266] 2012 年 8 月 7 日 (火) 01:11:50 白桃 さん
 ふしきの国のアリス

[81264]EMM さん
富山−東岩瀬も入れられ。(なぜか富山弁)
ご指摘いただき有難うございます。さっそく追加いたしました。ついでに高岡-伏木も入れてよいでしょうか?(とは言いつつ、既に無断で追加)

[81265] 2012 年 8 月 7 日 (火) 00:38:29【1】 みかちゅう さん
 県境越え路線〜東北編(2−1)

東北編の第2回は青森県〜岩手県です。
山地によって明確に人の流動が途絶えるわけではないので、県境越えは意外と簡単に出来るのでしょうか?

(1)国道45号ルート
JRバス八久線(八戸〜久慈)は17年3月限りで廃止、当時も1日1往復で鉄道並行のために県境部分の代替措置はないとのこと(JRバス八久線バスの旅2)。八戸からの南部バスも1時間に1便程度はあるものの、階上町の中心部までしか達していない。県境前後を町営バス、県境部分は徒歩で越えることになる。

ハートフルプラザ小舟渡小学校(階上町営バス東部循環・両回り合わせて5便、日曜日運休)
町営バスは町役場のすぐ近くにあるハートフルプラザから発着しており、そこから県境へ向けて町営バスに乗り換え。国道にこだわらずに県境にいちばん近い停留所は小舟渡小学校らしい。

・この先、県境を越えて角浜へは1.5km程度。

角浜〜種市(洋野町営バス大沢線・1日3便)
便によって経路が異なる複雑な町営バスだが、とりあえず町中心部の種市にはたどり着くことができる。種市からも便数は少ないものの、海岸沿いの陸中中野や内陸の陸中大野に進むこともできる。

(2)県道11号ルート
○本八戸〜田代大野(南部バス・1日3便)
県境までは八戸市内の300円上限運賃制の恩恵にあずかれるが、岩手県にまたがると従来どおりの運賃が適用されてしまう。岩手県内の運賃+八戸市内分の300円という計算ではないので、通し運賃の方が割高になっている。
大野からは種市(洋野町営バス)・久慈(岩手県北バス)・軽米(同)などに進むことができる。

(3)国道340号ルート
○本八戸〜南郷区役所軽米(南部バス・1日4便)
こちらも県境を越えると一気に運賃が上がる。八戸市の施策なのだから仕方ないが、県境を跨ぐ利用だとまったく恩恵にあずかれない。
軽米より先は二戸へJRバス東北の路線が出ている。岩手県北バスで九戸(伊保内)は1日1往復のみ(朝の軽米行き・夜の九戸行き)。軽米町民バスと九戸村循環バスを町村境で乗り継げるかもしれませんが…詳細はよく分かりません。


国道4号ルート・県道32号ルート(二戸〜田子町)は次の記事に続けます。

[81264] 2012 年 8 月 7 日 (火) 00:01:41 EMM さん
 Re:[81263]

[81263]白桃さん
つきましては、思いつくかぎりの外港を明治22年当時の人口でチェックしてみました。
富山−東岩瀬も入れられ。(なぜか富山弁)

[81263] 2012 年 8 月 6 日 (月) 23:52:00【4】 白桃 さん
 「外港白(桃)書」

[81262]hmt さん
羽後国南秋田郡土崎。土崎湊町 2309戸の物産は「茶」とあります。これは意外。
久保田城下町を支えた雄物川河口の港町。
土崎は代表的な「外港都市」ですね。
外港と言えば、海外の事例としてインチョン、基隆、ハイフォン、ピレウス、サントス、バルパライソ、モンバサ、内陸国ボリビアのラパスの外港はチリのアリカ・・・あぁ、昔の地理の授業を思い出します。
国内で私がスグ思い浮かべるのは土崎以外では三津浜です。(横浜、神戸は別格なので無視)
このような外港機能を持つ町は、諸外国とは比較になりませんが、かなり多くの人口を有しています。
つきましては、思いつくかぎりの外港を明治22年当時の人口でチェックしてみました。

母都市(人口)---外港(町村名)(人口)---現在の市町名(母都市との合併年)
弘前30,560鰺ヶ沢町5,302鰺ヶ沢町---
八戸10,633湊村4,764八戸市1929年
仙台86,505塩竈町4,772塩竈市---
秋田29,069土崎港町11,708秋田市1941年
水戸25,088湊町11,241ひたちなか市---
高田20,122直江津町9,530上越市1971年
富山57,857東岩瀬町7,217富山市1940年
高岡28,986伏木町6,305高岡市1942年
金沢94,407上金石町7,188金沢市1943年
福井40,631三国町10,432坂井市---
静岡37,724清水町5,798静岡市2003年
名古屋157,505熱田町18,310名古屋市1907年
宇治山田27,122大湊町2,302伊勢市1943年
姫路25,542飾磨町5,250姫路市1946年
京都279,165伏見町17,197京都市1931年
鳥取27,942賀露村2,850鳥取市1937年
松江35,701惠曇村2,270松江市2005年
山口14,183小郡村6,397山口市1944年(2005年に再合併)
松山32,882三津浜町7,211松山市1940年
※人口は法令全書(明治22年12月31日現住人口)によります。

比較的古くに母都市?と合併しているのが目立ちます。合併年次の差異は外港と母都市との緊密度も関係するのでしょうか?
三田尻(防府市)や玉島(倉敷市)は、母都市を特定できませんが、周防、備中といった「国の外港」と、広義に解釈して良いかもしれません。

[81264]EMM さんのご指摘を受け東岩瀬を追加、そして伏木も追加

[81262] 2012 年 8 月 6 日 (月) 14:45:47【1】 hmt さん
 明治13年共武政表を眺める (11)東山道で都市圏の一部になった地名の残りは 松代と土崎
白桃 各地の都市圏談義

1880年に戸数一千以上だった 324都市 を現在の226市20町と対比し、都市圏の一部になった78地名を確認しています。

下記[81146]の記載と1市違っています。
合併などで名前が変った事例も含め、「市」の数は全国で 225市ありました。
これは、この段階になって「桐生市」が抜けていたことに気がついたからです。
その原因は1880年の上記リストにおいて、「上野国山田郡桐生新町」とあるべき箇所が「…相生新町」になっていたからです。
「桐生」の近く(渡良瀬川の西)に紛らわしい字の「相生」という地名【相老とも書く】が実在することも手伝い、共武政表の誤記を見落して、桐生市を数え落としていました。

…というわけで、岐阜市の一部になった加納[81195]に続いての町場は、長野市の一部になった 信濃国埴科郡松代
真田氏の城下町から昭和大合併の時代までは独立の松代町を保っていましたが、1966年に長野市・篠ノ井市などと新設合併して、拡大された長野市の一部になりました。

松代と言えば ♪象山佐久間先生も皆此国の人にして♪(信濃の国)と共に思い出すのが「松代大本営」。
67年前に原爆攻撃を受けた後、本土決戦ということになり、これが役立つ事態に至らなかったのは幸いでした。

その次はずっと北に飛んで、羽後国南秋田郡土崎。土崎湊町 2309戸の物産は「茶」とあります。これは意外。
久保田城下町を支えた雄物川河口の港町。北前船関連で落書き帳アーカイブズにも少し登場。
南秋田郡土崎港町が秋田市に編入されたには1941年(昭和16年)ですが、これは大正から昭和初期にかけて行なわれた大規模な河川改修と関係するものなのでしょう。城下町秋田 新旧地形図の比較考察

[81261] 2012 年 8 月 6 日 (月) 06:40:26 千本桜 さん
 忘れてしまって漢字で書けない

[81239] 白桃さん
ところで、千本桜さんのお母様はどこなんでしょうか。

認知症で地名の記憶が失われて行くなか、今でも忘れずにいるのは生まれ故郷の「白石」です。でも、残っているのは「白石」と言う名のホルダーだけ。保存してあったファイルはことごとく破損または消去されてしまったようです。

実は私も最近になって書けなくなった市町村名が増えて困っています。三重県の「いなべ」の漢字が思い出せないのですよ。「そうさ」「しそう」もダメっぽい。これって認知症の始まりなんでしょうか。

[81260] 2012 年 8 月 6 日 (月) 06:07:33 千本桜 さん
 赤穂と尾崎

hmtさん
「明治13年共武政表を眺める」の続編を期待しています。

明治13年共武政表「戸数1千以上地名表」を見て、おや?と思ったのが播磨の赤穂郡。リストに尾崎があって赤穂(加里屋・ 上仮屋)がないのですね。ちょっと奇異に感じましたが、当時の赤穂はその程度の町だったのでしょうか。

[81259] 2012 年 8 月 6 日 (月) 00:22:21【1】 みかちゅう さん
 県境越え路線〜東北編(1)

[81220]で予告した県境越え路線バスのお話ですが、とりあえずやってみようということで東北編の第1弾です。図書館で人文社の「○○県道路地図」を見て路線のありそうなところに目星をつけ、路線が現存するかを各事業者のホームページで確認するという作業です。図書館所蔵の人文社の地図は1990年代後半の路線網のようで、現在と比較するのも楽しみの一つです。なお、運行事業者や便数(特記ない限りは平日を基準)は調査時点での情報です。

というわけで、東北編の第1回は青森県〜秋田県です。
鉄道なら奥羽本線と五能線が県境を通過しており、大型時刻表の索引地図でも十和田湖を経由する路線が掲載されています。十和田湖経由はありふれた観光ルートなので、実行している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

(1)十和田湖ルート
観光地だけあって、いくつかの方面から観光路線が集まってきている。十和田湖停留所自体は青森県だが、十和田湖に集まる路線をまとめておきます。

○青森または八戸〜十和田湖温泉郷子の口十和田湖(JRバス東北・青森発着=1日7便、八戸発着=1日4便)
今年の運行は11月4日までとなっているので、冬季の状況は不明。比較的本数があるので、途中で温泉などの観光をはさんでも良さそう。

○七戸十和田〜焼山十和田湖(十和田観光電鉄・土休日のみ3便)
新幹線アクセスは青森・八戸・七戸十和田で奪い合いになっている。どう考えても七戸十和田は分が悪そう。

観光客向けの路線は邪道(?)と考える方は、十和田市〜焼山で
十和田市駅焼山渓流館(十和田観光電鉄・1日7便)がおすすめ。JRバス東北の十和田湖方面との乗り継ぎは十和田湖温泉郷か焼山あたりでできる。焼山(十和田湖温泉郷)〜十和田湖は基本的に集落がほとんどないので、いわゆる生活路線は存在しない。

・黒石方面からはぬる川まで弘南バスが1日2便あるが、その先の十和田湖畔にはつながっていない。
・三戸方面から田子町を経て十和田湖に至る路線もかつてはあったようだが、かなり前に廃止されているらしい。


秋田県に抜ける路線はJRバス十和田南線を引き継いだ1路線のみ。
十和田湖大湯温泉〜十和田南〜鹿角花輪(秋北バス・1日3便)
秋北バスは「季節運行」として11月4日までとしている。
秋北バスとは別に同じ区間を十和田タクシーの路線バスが1日1便あるが、夏季に関しては十和田湖に到着するとすぐに折り返している。冬季は2.5往復しているので、秋北バスの代わりに使えるのだろう。


(2)国道7号(羽州街道)ルート
○弘前〜大鰐温泉〜岩渕公園(弘南バス・1時間間隔)
国道7号線を平川市(碇ヶ関)に向かう路線。終点の岩渕公園は碇ヶ関関所跡の近くであり、津軽湯の沢駅も近い。ここから先の県境までの路線は途切れるので、国道を3kmほど歩かなければならない。
矢立ハイツ〜大館(秋北バス・1日2便)
県境の先100mほどのところにある「道の駅やたて峠」に併設されている温泉施設から大館市内へバスが出ている。ここからは1日2往復しかないが、2.5kmほど先の上陣場からであればさらに7便がある。


(3)国道101号(海岸沿い)ルート
路線の断絶区間も長く、とても使えるルートではない。バスの乗り継ぎ旅という枠を捨てて、鉄道とセットでなら楽しめるかも。海沿いなので風景は期待できるかもしれませんし。

○鯵ヶ沢〜北金ヶ沢〜深浦弁天(弘南バス・1日4便)
五能線並行路線であり、駅から遠い集落から乗客を拾っているのだろうか。地図を見た感じでは海岸沿いの路線でもあるので、海辺の風景が期待できるかもしれない。

・この先、6〜7km離れた艫作駅付近まで路線はない。

不老ふ死温泉〜十二湖駅〜奥十二湖駐車場(弘南バス・1日3便)
こういうところで観光客がどの程度バスを利用するのか分からないが、生活路線の扱いではないようだ。

・県境を含む十二湖〜岩館は路線が切れており、18kmぐらいある。駅の近く以外にまとまった集落は存在しないので、バス路線が存在しないのは当然のこと。

○岩館〜沢目〜能代(秋北バス・1日3便)
五能線で秋田県に入って最初の駅、岩館から能代に路線が存在する。こちらもほとんど五能線並行だが、本数の少なさのせいである程度の利用があるのだろうか。

[81258] 2012 年 8 月 5 日 (日) 18:49:07 faith さん
 国別のメダルランキング表

[81210] hmt さん
国別メダルランキング表の作成禁止ルール(根拠条文は未発見)があるとは 知りませんでした。
もう見つけられたかも知れませんが、
OLYMPIC CHARTER IN FORCE AS FROM 8 JULY 2011
には以下のようにあります。
57 Roll of Honour
The IOC and the OCOG shall not draw up any global ranking per country.
ご紹介の「オリンピック憲章を読んでみよう」から受ける印象とは違い、IOC や OCOG(The Organising Committees for the Olympic Games; 組織委員会)が作らないと言っているだけで、他人に「作るな」と言っているわけではないですね。
下記のWall Street Journal の記事によれば、1924年からある規定だそうです。
Who's on First in Medals Race?
That wording was inserted into the charter in 1924 after organizers in some cities began ranking countries.

[81257] 2012 年 8 月 5 日 (日) 18:15:55【1】 faith さん
 豆腐の名産地♪

いろいろなことがあり、ご無沙汰しておりました。
[81251] EMM さん
[81242] 白桃さん
[81244] オーナー グリグリさん
豆腐スレッドの皆さん

豆腐が名物ってほとんど聞いたことないですね。
もちろんここで議論されている豆腐ではないですが、胡麻豆腐(高野山他)とかジーマミー豆腐(沖縄)などは名物として認知されていると思われます。
「本来」の豆腐という意味では、
[81247] 油天神山 さん
かくて日本中どこでも豆腐を作ることができ、そしてできた豆腐は日持ちせず、しかも崩れやすいので近所にしか流通しない、という構造ができ上がる訳です。
に同意です。
おいしいパン屋が小麦の原産地とは無関係に立地しているのと同じく、豆腐のおいしい店とされるところも全国にありますよね。

※改行の入り方がおかしかったので訂正。句読点追加。(内容変更なし)

[81256] 2012 年 8 月 4 日 (土) 17:06:27【1】 hmt さん
 変遷情報図書室構想 と 著作権

[81236] オーナー グリグリ さんにより示された「変遷情報図書室」を作れないかという構想。
潜在的利用者としては大いに期待したい構想なのですが、やはり著作権との「からみ」があります。

以下は、著作権法 に定められた いろいろな権利の中で、代表的な権利である「言語の著作物」の「複製権」に限って話を進めます。

『岐阜県の市町村変遷』 [81239]という著作物を例として検討します。

個々の変遷情報データは、“事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道”であって、言語の著作物に該当しないものです(著作権法第10条第2項)。だから、同じようなデータを使って、市区町村変遷情報 を作成することができます。

しかし、岐阜県の現在の市町村毎に、明治元年の藩と郡・町村とを縦軸に配列し、横軸である現在に至る140数年の変遷を大きな表に作り上げた過程には、“思想又は感情を創作的に表現したもの”(第2条第1項)が含まれています。
例えば 20/68コマ に記された西筑摩郡4村の表現。昭和33年の神坂村分村による湯舟沢地区の中津川市への編入。平成17年の山口村(馬籠・山口)編入。長野県に残っているが、明治の一時期に山口村と合併していた経歴があるために 括弧付きでこの表に記された田立村。これらの「表現」には 一応の創作性があるのではないでしょうか。

なお、木曽が長野県になったのは明治9年(1876)[2758][8203]ですから、明治元年現在“長野県西筑摩郡”と書いてあるのはもちろん誤記です。しかし、この誤記も 著作物が“創作”であることの証拠になっています。

著作権法で最も重要な規定は複製権です。
第21条  著作者は、その著作物を複製する権利を専有する。

著作者がこの強力な権利を持つのは、文化の発展に寄与した 創作者の利益と、市民社会全体の利益とのバランスを図るのが 著作権制度の本質であることを示しています。
5年前に書いた 著作権とネット社会の慣行についての最初の記事では、慣行と法律との関係を記し、「複製」の意味についても言及しています。

Webの中では 紙の文書では存在しなかった リンク も活用されています。
記事集 著作権・リンク には、その関係の記事も収録してあります。

さて、岐阜県が ホームページで公開している著作物『岐阜県の市町村変遷』を利用するには、複製作業が不可欠です。
利用者がインターネットを通じて岐阜県HPにアクセスし、画面上に見るソフトコピーは、著作物を“有形的に再製”(第2条第1項15号)した複製物です。もちろん ハードコピーも 複製物です。
これらは著作権者の支配下で、その許諾を得て行なわれる行為であり、権利者が専有する複製権を侵していません。
利用者が自分のPC内にこのファイルを保存して再利用する行為も、著作権者の許諾があるという点では同じと考えます。

変遷情報図書室ができて、そのサーバー内に『岐阜県の市町村変遷』が電子的に保存されたと仮定しましょう。
この場合、「電子的」な保存状態は「有形的」ではないので、サーバー内には完成した「複製物」は存在しません。
しかし、利用者が図書室にアクセスして画面を表示させると、この時点で 有形的な「複製物」が完成します。
これは著作権者の関与しない利用者による「複製」であり、複製権を侵害していることになります。

図書館は、この侵害行為の教唆者・幇助者、つまり共同不法行為者とみなされ、その責任を問われる可能性があります[54943]

[81236] オーナー グリグリ さん
公開された公的な情報であることから、再利用や公開には問題ないと考えていますが

法令・告示・通達などは「著作権の目的とならない著作物」(第13条)ですが、一般論としては、公開された公的な情報であっても「創作的な表現」をした作品には著作権はあります。
安易に考えない方がよいと思います。

このように、pdfのような形で、「著作物そのもの」を集積・利用する図書館の姿には問題がありそうです。

一歩後退しますが、リンク図書館ならば、著作権侵害の中心的論点になる「複製」の問題を 回避できるのではないでしょうか。

リンクは、権利者自身が提供している場所への「道案内」に過ぎず、「著作物」そのものではありません[58895]

もちろん、リンクには問題点があります。
[66845]で せっかくリンクしておいた『岐阜県市町村合併等経過一覧表』が、現在では切れています。
しかし、この問題点こそは、利用者による複製>閲覧という行為が、権利者の管理下で行なわれているという「正当性の証し」でもあります。

【追記】
レファレンス協同データベース によると、『岐阜県市町村合併等経過一覧表 平成18年3月31日現在』(岐阜県地域計画局市町村室,2006)という書籍が出版されており、昭和46年版、昭和63年版もあったようです。
[66845]で紹介された同名のpdfファイルは、この本の電子版と思われます。そして岐阜県庁ホームページリニューアル(2010/10/1)の際に、『岐阜県の市町村変遷』というタイトルに変更されたのではないでしょうか。
変遷情報図書館に同じ内容のファイルが整えられれば、このような出版物の販売にも影響すると思われます。
【追記終】

[81255] 2012 年 8 月 4 日 (土) 10:07:25【1】 Issie さん
 凍み豆腐

[81253] 白桃 さん
そういえば、高野山を訪れた際にお寺での昼食に出された高野豆腐、はっきり言って四国の田舎で食べていたものより美味しくなかったです。

今思い出してみると,ところてんを凍結乾燥させた保存食品の生産県として有名だった某寒冷地県の大学に通っていた頃,生協の学食で出てくる味噌汁に入っているのは決まって凍み豆腐,つまり高野豆腐でした。記憶にある限り,“生の豆腐”が入っていたことはなかったような。
それまで凍み豆腐を食べたことってほとんどなかったんですけどね,だから学生時代にはほぼ毎日凍み豆腐を食べていたわけです。

※朝ご飯を食べながら思い至ったこと:
…そういえば,“お寺の町”だもんね。

[81254] 2012 年 8 月 4 日 (土) 10:01:07 Issie さん
 Re:変遷情報図書室について

[81236] グリグリ さん
上記の情報提供においても、総務省の報道資料や那覇市の計画書など、変遷情報に関わる資料が公開されています。このような資料を確保し後世に残すための図書室を作れないかと考えています。

たぶんほかにも保存されている方がいらっしゃるだろうと思うのですが,2004(平成16)年11月10日付以降の合併関係の総務省告示,および政令指定都市・中核市・特例市の指定に関する政令が掲載されている「官報」の当該ページ(pdfファイル)は当方で集めています。少なからず抜けがありますが。
すでに“平成の大合併”も後半戦に入っていて数はそう多くなくなくなってきているのですが,一応ご参考までに。

ちなみにその2004年11月10日付に掲載されているのは (平成16年)総務省告示第861〜881号。
佐賀県唐津市(861),同みやき町(862),石川県白山市(863),同能美市(864),同宝達志水町(865),同中能登町(866),同能登町(867),同鳳珠郡新設(868),同志賀町(869),愛媛県松山市(870),同砥部町(871),同内子町(872・873),同鬼北町(874),同大洲市(875),同今治市(876),宮城県登米市(877),同栗原市(878),北海道函館市(879),群馬県伊勢崎市(880),同太田市(881)のそれぞれに関する告示。
「総務大臣 麻生太郎」という署名が懐かしいですね。

[81253] 2012 年 8 月 4 日 (土) 09:47:21 白桃 さん
 高野から湯浅へ

[81244]グリグリさん
[81247]油天神山 さん
[81248]futsunoおじ さん
[81250]Issie さん
[81251]EMM さん
皆さま、“豆腐の名産地”に関連する情報を提供いただき有難うございます。

[81251]EMM さん
大豆→豆腐に限らず、例えば米→飯、小麦→麺、小豆→餡などなど、穀類の加工品は穀類よりも日持ちしないものが多いです。
飯なら干し飯、麺なら乾麺にすれば保存性が上がりますが、そう言う事であれば豆腐にも高野豆腐と言う形態がある訳でして。
そういえば、高野山を訪れた際にお寺での昼食に出された高野豆腐、はっきり言って四国の田舎で食べていたものより美味しくなかったです。
「京都の南禅寺の豆腐」とは別に「南禅寺豆腐」という種類の豆腐がある事を知りました。
「金山寺味噌」ってな感じですかね?
金山寺味噌は和歌山県の“醤油の町・湯浅”と大いに関係するようなのですが、千葉県の「金山寺味噌」も有名らしい。落書き帳でも何度か取り上げられておりますが、和歌山県と千葉県の“関わり合い”は結構ありますね。ともかく、人口統計の観点からも強く興味を惹かれる湯浅の町を訪れ、金山寺味噌をたらふく食べてみたいです。
私が中学生の頃ぐらいまで、近所にあった豆腐屋さんがリヤカーで振り売りをしていました。
ウチの方は大きな乳母車のようなものを押して来てました。豆腐の他、毎日のように来ていた魚屋さんから「いかなご、いらんでか?」と言われ、売れ残った魚をよく買わされました。

[81252] 2012 年 8 月 4 日 (土) 08:11:42 中島悟 さん
 大きさ実感

昨日から明日まで、佐賀市の市村体育館で伊能図の展示があってます。
原寸大は今まで見たことがなかったので、明日時間を作って行ってきます。

[81251] 2012 年 8 月 4 日 (土) 03:43:57【2】 EMM さん
 と〜〜〜〜ふ〜〜〜〜〜(カランカラン)

[81242] 白桃さん
豆腐の名産地ってあるのですかね?

[81244] オーナー グリグリ様
豆腐が名物ってほとんど聞いたことないですね。

何をもって「名産地」とするかが非常に難しい気がしますが…

南禅寺は「湯豆腐」…と捉えられがちなようですが、京都出身の漫画家・みなもと太郎さんが自身の若い頃の思い出について書いているマンガの中で、
「父親が南禅寺に豆腐を納めている豆腐屋からバケツてんこ盛りに豆腐を買ってきた。親子4人でとても喰いきれる量じゃない…と思っていたが、気がつくと1回で全部食べきってしまった。旨かったから、と言う事だったのだろうか」
というような事を書かれていました。
その豆腐屋さんそのものかどうか分かりませんが、南禅寺に豆腐を納めていた豆腐屋さんというのは今でもある訳でして(服部)、禅宗と豆腐の関係も考えると京都というのは豆腐の歴史的産地と言う事は言えそうです。

ところが、調べているうちに、この「京都の南禅寺の豆腐」とは別に「南禅寺豆腐」という種類の豆腐がある事を知りました。
どこで食されているかというと、山形県は庄内地方。
丸いお椀の形をした豆腐で、主に夏場に食べられているようです(参考(動画あり))。
この庄内の南禅寺豆腐について説明しているサイトには
南禅寺豆腐とは、京都の臨済宗総本山である南禅寺周辺や庄内地方で食されていて
といった事が書かれているところが多かったのですが、京都の南禅寺付近には庄内のような「丸い形の豆腐」は無いらしい(参考)。
では庄内で独自の進化を遂げたのか?と考えたいところですが、私は多分違うと思います。
と言うのは、能登半島によく似た形の「茶碗豆腐」なるものがあるから。
豆乳ににがりを入れて固まりかけたものを茶碗ですくって作ったもの、と言われています。
これまた主に夏場に食されていて、形と言い消費時期と言い庄内の南禅寺豆腐とよく似ている。
能登も庄内も北前船の寄港地のある地ですから、何か関係がありそうな基がします。
ところが、南禅寺豆腐と茶碗豆腐には決定的な違いが1つ。それは、「茶碗豆腐のまん中には辛子が入っている」と言う事。
初めて能登で茶碗豆腐を出された時、その事を知らずに半分くらいを口に入れてエラい目に合いました(^^;
(近年は県外のお客さんからクレームが入る事が増えたのか、辛子が中に入っていなくて別についている茶碗豆腐も増えてるとか)

同じ石川県内でもまた独自のスタイルなのが[81244]でグリグリさんも触れていらっしゃる白峰の堅豆腐。
実は私も食べた記憶があまりありませんで、確実なのは昨年秋に白峰に行ってきた際。
ただ、実はラーメンの具として入っていたものを食べてまして、それが堅豆腐だと気付くまで「何でラーメンの具に豆腐が入ってるの?」と悩みながら食べてた次第。
堅豆腐にしても茶碗豆腐にしても最近は金沢でも売っている店がありますが、以前は金沢で見かける事はほとんどありませんでした。
その理由としては、[81247]油天神山さんが触れていらっしゃる「豆腐は日持ちしにくい」と言うところが大きいと思いますが、それ以外にも「金沢は金沢で独自のスタイルがある」と言う事もありそうです。
そのスタイルとは「基本的に絹ごし豆腐しか食べない」というもの。
最近は木綿豆腐が売っている量が少し増えたような気がしますが、昔はほとんど売ってませんでした。
うちの親が買い物に行っていた店では絹ごし豆腐40:焼き豆腐8:木綿豆腐2ぐらいの割合だったと思います。
そのせいか、中学ぐらいまで「木綿豆腐ってのは焼き豆腐の代用品だ」と思ってたぐらいでして…
(うちの親もつい数年前までそれに近い認識だった模様)

何かだんだんとりとめが無くなってきましたが、豆腐は傷みやすく遠くまで流通させる事が難しいものだっただけに、その地域独自の豆腐の作り方・食べ方ってのは結構あちこちあるんじゃないかと思います。
でも、やっぱり「名産地」として選べ…と言う事になると基準が難しそう。
「地域独特のスタイルの豆腐を、大量に消費している」ところであれば候補として考えてみて良さそうですが、そうすると島豆腐を擁する沖縄は名産地候補としても良いんじゃないか、と考えてます。

−−−−−

余談。
タイトルは昔懐かしい豆腐の振り売りのイメージで付けました…と書くと、「カランカランて何だ?ラッパじゃないの?」と思われる方が多い(ほとんど?)では無いでしょうか。
私が中学生の頃ぐらいまで、近所にあった豆腐屋さんがリヤカーで振り売りをしていました。
その豆腐屋さんの「振り売りの合図」というのがラッパではなく、リヤカーの引き手にぶら下げた鐘(こんな形の奴)をカランカラン鳴らしながら回ってたんですね。
その豆腐屋さんは既に廃業していますし、金沢市内でも振り売りする豆腐屋さんはほとんど無くなってしまいましたが、現在でも鐘を鳴らしながら振り売りしている豆腐屋さんは有ります。(参考、記事中の写真にリヤカーの引き手にぶら下げた鐘が写っている)
日本経済新聞でかつて連載されていた食べ物新日本奇行食べ物日本地図で2007年夏に「豆腐屋さんの合図は?」と言うお題の地図が作られていますが、アンケートの結果で鐘が優勢だったのは4府県で、その中でも鐘と答えた人の割合が一番多かったのが石川県(92%)となってます。
ちなみに、小学生の頃は同じ鐘の音でも「朝聞こえるのはラジオ体操の合図、昼聞こえるのは豆腐屋さんの合図」でしたです。

−−−−−

余談2。
[81247] 油天神山さん
考えてみると、食品を加工する目的として、保存性を高めるというのは大きな要素ですから、豆腐みたいに原料より加工品の方が日持ちしない食品というのは案外珍しいのかも知れません。
豆腐に限らず、穀類は収穫して乾燥した状態の保存性が極めて高いので、それらを加工して作る品は保存性ではなく嗜好性(食べやすさ、美味しさ等々)を主眼に置いている場合が多いと考える方が妥当でしょう。
大豆→豆腐に限らず、例えば米→飯、小麦→麺、小豆→餡などなど、穀類の加工品は穀類よりも日持ちしないものが多いです。
飯なら干し飯、麺なら乾麺にすれば保存性が上がりますが、そう言う事であれば豆腐にも高野豆腐と言う形態がある訳でして。

[81250] 2012 年 8 月 4 日 (土) 02:16:07【1】 Issie さん
 豆腐から碧梧桐

[81242] 白桃 さん
豆腐の名産地ってあるのですかね?

神奈川県では丹沢の大山(“だいせん”ではなく“おおやま”,伊勢原市)の豆腐が有名です。いわれは いろいろある ようですが,そもそもは仏教,なかでも精進料理と関係の深い食品ですから,「お毛が無くておめでたい」というオチの落語で有名な大山・阿夫利神社の門前町であることが成立・流布の基盤となったのでしょう。

ところで,私の母方の伯母夫婦は“チャーザァ村のも少し奥”で豆腐屋をやっていました。村の“二大姓”の1つで(1つは新潟県を代表する姓)当然に屋号があるのですが,一族の間ではその屋号では呼ばずに,すでに伯母夫婦は亡くなってとっくに廃業しているにもかかわらず「豆腐屋」と呼んでいます。
その「豆腐屋」の目の前が長岡駅からのバスの終点でした。
越後交通の長岡地区の幹線の1つであるので,多くの枝線のように廃止も分社化もされることなく,今でも直営で割と多くの本数が運行されています。もちろん,以前よりも回数は減っていますが。で,ウチの田舎はこのバスの終点だったので,地方としては割と交通の便に恵まれていて,いつもこのバスを利用していました。
さて,数年に一度しか行かないので子どもの頃の私にはよくわからなかったのですが,このバスはいつも行き先表示に併せて「川西」または「川東」という表示を掲げていました。
実はこの路線,長岡駅から信越線の塚山駅を通って渋海川に沿ってさかのぼり,小国盆地に入るわけですが,ちょうど盆地の入口の 千谷沢(=チャーザァ) を過ぎると盆地の西側の集落を通るルートと東側の集落を通るルートの2つに分かれて,つまり真ん中の渋海川をはさんで「川西廻り」と「川東廻り」の2つのルートがあるので,それを区別するために掲げていたのでした。
その後,盆地北半の“下小国”のほぼ中央部(渋海川沿い,川西・川東の両集落群の間の田んぼの真ん中)に置かれた町役場周辺の道路が整備されてバスの経路も変更され,今では「川西」「川東」のルートの違いはずっと小さくなったのですが,それでもこの区別は現在も行われています。
で実は,この路線はこの地区のバス路線としては非常に古いものの1つで,1934(昭和9)年のジャパン・ツーリスト・ビューロー(JTBの遥かな前身)の「汽車時間表」にも掲載されていて,そこには今と同じく「川西廻り」「川東廻り」の注記が入っています(当時は塚山駅からの路線でした)。
小国盆地の村々が「刈羽郡小国町」に統合されるのは“昭和の大合併”の時期のことで,つまり当時はまだ盆地内はいくつもの“行政村”に分かれていたのですが,その頃にすでに「川西」「川東」という呼称が行われていたのですね。もちろん,これはバスに限っての用法なのかもしれませんが。
ちなみ現在は“平成の大合併”の結果,旧郡境を越えた長岡市の一部。旧町役場はそのまま長岡市役所の支所として使われているようですよ。

さて,「かわひがし」。
私の学生時代の先輩にこの苗字の人がいましたが,一番印象深く残っているのは中学校の国語の時間に俳句の所で登場した「河東碧梧桐」。何か“引っ掛かり”の多い名前でね。
やっぱり5拍の「かわひがし」というのは,こういうところでは少しシックリ来ないものなのでしょうかね。

[81249] 2012 年 8 月 4 日 (土) 00:48:17 みかちゅう さん
 情報の集積・公開と著作権の問題

交通系マガジンのネタ集めはできていないので、資料保存の大切さの方に反応しておきます。

[81236]グリグリさん
(合併関連の)資料の著作権に関しては、公開された公的な情報であることから、再利用や公開には問題ないと考えていますが
この点は私の書き込み([81220]
(改正の)情報源は年月が経っても確認可能な広報誌が理想
という点にも関わってきます。広報誌は役所内に限らず図書館などに長期間保存されることも多いですが、創刊号までさかのぼれるかというとそうでもないようです。無料の配布物なので国会図書館に納本されるものでもなさそうですし。
合併情報なら客観的な文字情報が中心なので権利関係はクリアできるでしょうし、時刻表もデータ自体は数字の羅列なので著作権は発生しないでしょう。しかし、交通系なら路線図がほしいところです。図版になると著作物とみなされてしまうので、再利用や公開は難しいのでしょうか。ソースとして「広報誌×年×月号」としても検証可能でなければ意味を成さないので、PDFファイルなどをそのまま載せることに意味はあると思うのですが。

ついでに、古い地図のコピーを図書館が半分しか認めないのは本当にいやになります。1枚数百円で販売している地図を10円コピーで済まされてはたまらないというのは理解できますが、旧版地図を入手することは出版元に問い合わせても国土地理院発行の地形図でもなければ無理でしょう。「著作権があるからコピーを一部しか認めない」と主張するのであれば、「出版当時の対価を支払えばまるまる入手できる」ぐらいにならないものか、と考えてはいけないのでしょうか。古い住宅地図を利用して駅前開発前後の比較をやりたくても、「見開きの半分(左右いずれか1ページのみ)」では意味をなしません。

[81248] 2012 年 8 月 4 日 (土) 00:44:43 futsunoおじ さん
 油揚げ

[81242] 白桃 さん

豆腐ではありませんが「油揚げ」では新潟県の栃尾(旧栃尾市、現在は長岡市に編入)が昔から知られています。1年程前に他の県の油揚げの話題をテレビ番組でやっていましたので、油揚げの名産地は他にもあるかもしれません。

県内ローカル番組で見た感じでは大きさは一般のものより2廻りくらい大きく、厚さも2〜3センチあります。(いわゆる厚揚げとは違います)各店毎に独自性を誇っており、これを購入した家庭での食べっぷりも異次元と言えるものでした。
(油揚げ,栃尾 で検索すると通販サイトがいっぱい出てきます。なお豆腐,名物 の検索ではやはり京都系の印象でしょうか。)

[81247] 2012 年 8 月 3 日 (金) 23:00:32 油天神山 さん
 豆腐の名産地

[81242]白桃さん
豆腐の名産地ってあるのですかね?

いやー、全然知りません。堅豆腐というのは話には聞いた記憶が微かにありますが、[81244]グリグリさんにご紹介いただくまで全く忘れておりました。
どうも豆腐という食品の特性に、名物になりにくい要素があるように思われます。

現代でこそ豆腐はある程度日持ちさせることが可能になりましたが、冷蔵や防腐の技術が発達していない時代には、豆腐は足の速い食品の代表格でした。
ところが豆腐の原料の大豆は長期保存が利くので、豆の状態でなら流通は容易です。かくて日本中どこでも豆腐を作ることができ、そしてできた豆腐は日持ちせず、しかも崩れやすいので近所にしか流通しない、という構造ができ上がる訳です。
どこにでもあるものを名物にするのはやはり難しいでしょうね。堅豆腐くらいユニークなものならば名物として差別化できるんでしょうけれども。

考えてみると、食品を加工する目的として、保存性を高めるというのは大きな要素ですから、豆腐みたいに原料より加工品の方が日持ちしない食品というのは案外珍しいのかも知れません。

[81246] 2012 年 8 月 3 日 (金) 22:55:27 般若堂そんぴん さん
 市名クロスワードの文字化け,私の場合

[81229] 大龍エクスプレスさん
[81241] オーナー グリグリさん

OS や Excel のヴァージョンによるもののようです.

Tiger + Excel for Mac 2004 では「Excel に対応したファイルではない,というようなメッセージが表示され,それでも開くと文字化けします.

Lion + LibreOffice 3,4,4 以降では問題なく開けました.

[81245] 2012 年 8 月 3 日 (金) 21:17:51【1】 88 さん
 市区町村変遷情報、年表類の集積、変遷情報図書室について

[81236] グリグリ さん
[81240] hmt さん
hmt さんがうまく整理していただいているので、それに沿ってコメントします。

膨大な数の個別情報を網羅し、その要点を集大成する 市区町村変遷情報
何かと、市制町村制以前の町村についても話題になっています。何度も述べていますが、私個人としては、既入力分の精度の向上、表示方法の検討、機能強化とともに、さらなる時代の遡りという野望を持っています。明治初期か、天保郷帳あたりまでは何とかなるのではないか、と([58109]oki さんも参照)。

現存市町村を主体とするWebページ中にある ビジュアルな視点で読者に訴える年表類を集積[64001]
[64001]グリグリさん の書き込みの頃に書いたような気もしますが、試行品(注:誤りあり)を全国展開することが、私の野望です。もっとも、膨大な時間と手間がかかるのは間違いないので(私はさらに「近世村」と「現行町・大字」を並べようとしているので余計時間がかかる)、それまでの一時的なものとしても、また、特に明治初期の廃置分合の補強資料としても、有意義であると考えます。
市区町村変遷情報のような個別情報の羅列とは異なり、表形式は視覚的にわかりやすいことは間違いありません。
なお、ビジュアル的なものとしては、むじながいりさん(エイちゃさん)のつかんぼやと市町村変遷パラパラ地図にはかないません(もちろん都道府県市区町村のメニューではありません)。

個別情報・集積情報を問わず、詳細を保存する価値ある情報を集める 変遷情報図書室[81236]
市区町村の変遷とは、ちょっと違う観点から一言。
平成の大合併の合併協議会においては、「基本的協定項目」や「合併特例法に規定されている協定項目」ではありませんが、「その他必要な協定項目」の中に「町名・字名の取扱いについて」を定めます。
合併協議会のHPにもよりますが、その時点での各市町村の個別の町・大字・字の名称や、合併後の取扱いについて詳細に記載されているものが多くあります。
例1:美馬郡東部・北部合併協議会(美馬市)第12回合併協議会会議資料(pdf、11/107コマ以降)
例2:輪島市・門前町合併協議会(輪島市)第3回合併協議会資料(pdf、99/105コマ以降)、第3回合併協議会会議録(pdf、17/23コマ以降)
私が個人的に、市区町村の変遷とあわせて拘っている、町、大字、字については、資料をweb上ではなかなか発見できないのですが、合併協議会を契機に、これらの情報が俎上に載るということになっており、この資料を片っ端から収集して保存しておきたいなあ、と思っているところです。しかし、実行には至っていません。もし、このような「変遷情報図書室」という形で保存されるのであれば、私としてもうれしいです(他力本願)。

#こういった膨大な、しかし有意義な作業を実施するためには、やはり、「株式会社都道府県市区町村」・・?

[81244] 2012 年 8 月 3 日 (金) 21:02:21 オーナー グリグリ
 堅豆腐

[81242] 白桃さん
豆腐の名産地ってあるのですかね?
京都、南禅寺の湯豆腐なんかは有名ですが、それは、「名産地」ではありませんよね。
豆腐が名物ってほとんど聞いたことないですね。
私が真っ先に出て来たのは、旧白峰村の堅豆腐です。でも、食した経験と記憶はないですが。

[81243] 2012 年 8 月 3 日 (金) 18:37:44 ケン(地理好き) さん
 大字の解体

久しぶりに書き込みます
矢吹町の字名のことですが、同じ福島県の鏡石町でも大字が解体したみたいです。大都市近郊の市では住居表示や地番整理による町名変更で元の大字がわからなくなったみたいです

[81242] 2012 年 8 月 3 日 (金) 15:58:06 白桃 さん
 「豆腐と西瓜を白桃が買いに行く」の巻

「どうせヒマであろうから今日、トーフとスイカを買ってまいれ!」
と、朝お勤めに出られる前の奥方さまからご下命を受け、さきほど(高温注意報が出ているサナカ)トロトロと子どものお使いに行ってまいりました。
豆腐を買ったあと、「尾花沢スイカ」を見つけた途端に[71608]を思い出し、「そうか、オリンピックが終われば次は十番勝負か!」と眠れぬ夜が続くことを覚悟するとともに、気をひきしめにかかる白桃でありました。(気を引き締めた瞬間、景気づけにと、新潟県にある名山の名前が書いてある透明の液体が入ったゴクゴク少量のビンを買い込んでしまった事は秘密です。)
さて、スイカと言えば、富山県入善あたりの楕円形ラグビーボールを思い出すのですが、豆腐の名産地ってあるのですかね?
京都、南禅寺の湯豆腐なんかは有名ですが、それは、「名産地」ではありませんよね。どなたか心当たりある方はお教えいただければ幸いです。

[81240]hmt さん
白桃さん、HP内経路や注意書きの存在等、補足情報があればお願いします。
注意書きの存在などはなかったように思いますが、引き続き気にしときます。

※見つからぬうちに、飲んでしまわなければ・・・

[81241] 2012 年 8 月 3 日 (金) 15:06:02 オーナー グリグリ
 市名クロスワードに3問追加♪

先日リリースした市名クロスワードに、新たに3問追加し合計6問にしました。また、各問に表題を付けてみました。

[81229] 大龍エクスプレスさん
残念ながら、僕のパソコン(mac)では、文字化けして表示することができません。
不思議ですね。当初のファイルは、Excel 2008 for Mac で作成しました。互換性をチェックしてみたところ、とくに問題もないようです。大龍エクスプレスさんのmacとExcelのバージョンなど、どのような環境でしょうか。なお、問題追加の際に、現在のエクセルファイルは、Windowsの Excel 2003で作成し直してみました。こちらもお試しください。他にエクセルファイルに問題がある方はお知らせください。

[81240] 2012 年 8 月 3 日 (金) 14:55:55【1】 hmt さん
 Re:変遷情報図書室について

[81236] オーナー グリグリ さん
変遷情報に関わる資料が公開されています。このような資料を確保し後世に残すための図書室を作れないかと考えています。
[81239] 白桃 さん
岐阜県も結構変遷が激しいところですが、幸い 岐阜県の市町村変遷 という手軽で便利なものがあります。

[81239]でご紹介いただいた資料は、岐阜県全域にわたる明治以来の行政区域変遷を表形式で集大成したものです。
[81236]で例示された個別情報とは毛色が違う集積情報ですが、「変遷情報図書室」には、このような資料もぜひ 収録していただきたい と思います。

この『岐阜県の市町村変遷』は、以前に むっくんさんから紹介していただいた資料 『岐阜県市町村合併等経過一覧表』 と同じものではなかろうか というのが、私の推測です。

[66845][66846]において言及されたコマ数が、今回のファイルと一致しているのが 推測の根拠ですが、記事が岐阜県HPに付けたリンクは現在では切れており、個人的な保存もしていなかったので、ファイルの比較ができません。

このように、Webから消えていなくても、ホームページの組替などにより、資料の行方が不明になることはしばしばあります。
変遷情報図書室に保存されていれば安心して利用できます。

【追記】
利用者の立場からこのように書いたものの、pdfファイルなどの形で保存・公開される「図書館」は、著作権との関係があり、それを実現するにあたっては 慎重な配慮が必要であると思われます。自信はありませんが、別記事で説明してみるつもりです。
【追記終】

ところで、[66845]には 『岐阜県市町村合併等経過一覧表』の注意書き 4項目が紹介されています。
ところが、今回の『岐阜県の市町村変遷』を見ると、いきなり1コマから表で始まっています。

このpdfファイルを掲載したWebページに 注意書きがあるのではないか と考え、次の経路で辿ってみました。
 岐阜県HP>県政の運営>市町村情報>地域情報>岐阜県内の市町村合併
URLを見ると、一覧データはこの中にありそうですが、該当するページに行き着くことができませんでした。

白桃さん、HP内経路や注意書きの存在等、補足情報があればお願いします。

変遷情報図書室構想について。
行政区域の変遷記録という意味では、既に存在する市区町村変遷情報や [64001]の「グラフ・表・年表・地図」とも重なる領域ですが、およそ 次のような住み分けになるのでしょうか。

膨大な数の個別情報を網羅し、その要点を集大成する 市区町村変遷情報
現存市町村を主体とするWebページ中にある ビジュアルな視点で読者に訴える年表類を集積[64001]
個別情報・集積情報を問わず、詳細を保存する価値ある情報を集める 変遷情報図書室[81236]

[81239] 2012 年 8 月 3 日 (金) 11:48:13 白桃 さん
 岐阜県の市町村変遷情報、 他

[81236]グリグリさん
変遷情報図書室について
オーナーが提唱されている「変遷情報図書室」に直接には関係しないとは思いますが、明治22年より以前の町や村の人口統計を整理していてやっかいなのは、そこは「町村制」以後のどこになるのか、ということです。
もちろん、本落書き帳の変遷情報、Issieさんや地名好きさんのHPで大抵の場合はすぐわかるのですが、明治10年代にコチョコチョ変更されている場合には困ってしまいます。
岐阜県も結構変遷が激しいところですが、幸い岐阜県の市町村変遷という手軽で便利なものがあります。
他の県もこういうものがあれば助かるのですが・・・。

#本日より夏期休暇に入りました
そうですか。私はしばらく前?から休暇中です。^j^)~~

[81196]千本桜さん
私がもう少し?して、そのときにも忘れずにすらすらと口にすることができる地名はどこなんでしょうか???

1・生れ故郷の「三本松」
三本松のど真んなか、中町から少しはずれた丘陵地生れ。町場と農村部のメリハリがはっきりしていたようですが、町場生れの私の話言葉は、三本松近郊の農村出身者とほんの少ししか違いはなかったようです。

2・学生時分に暮らした「岡山」
数年間だけ岡山は今の北区あたりに住んでいました。下宿していたところは風呂はなく、共同トイレ、洗濯機も共同、今は東アジアの国からの留学生(密入国者ではなさそう)が入居しているようで、凄い所に住んでいたんですね。

3・現在の居住地「浦安」

私の場合は、やはり、1・「三本松」でしょうね。でも、あの・・・はかなく散った片恋が今でも忘れられない、2・の「岡山」も捨てがたい。3・「浦安」は絶対にないでしょう。

ところで、千本桜さんのお母様はどこなんでしょうか。

[81238] 2012 年 8 月 3 日 (金) 09:19:30【1】 オーナー グリグリ
 Re:交通系マガジン

[81220] みかちゅうさん
記事検索を利用したものならば私も経験があるので(関東の県境越え路線)、hmtさんや白桃さんのような立派なものでなければ作れそうです。
さて、あらためて前向きなご回答をありがとうございます。ご推察の通り、マガジン編集は、[81237]に書いた「検索結果参照用リンクの編集」と同様、記事を集めてタイトルを付け、それに説明文を追加したものが一つの特集になります。特集をまとめたものがテーマになりますが、テーマはテーマ名だけで説明文は今のところありません。編集作業はマガジン編集画面から行いますが、更新履歴やサイトマップ更新などはすべて管理機能として自動生成します。その他、テーマと特集の並び替えなどの編集作業が簡単に行えるようになっています。

マガジン作成に当たって書き込みから膨らませていくのならば、「県境越え路線」の調査対象を関東以外に拡張していくのが面白いかな、と思っています。そうするにしても、以前調査したのは06年の1〜2月(09年5月に一部フォロー)と現在と状況が変わっているところも多いと思われるので、改めて記事を起こす必要があると思います。マガジン化はその後かな。
そうですね、慌てる必要はありませんが、公開前に試していただけますので、編集環境をすぐに整えましょうか。マガジンタイトルだけ決めていただければすぐに準備できます。「交通系マガジン」「みかちゅうマガジン」「マガジンみかちゅう」などお好きなタイトルをお知らせください。マガジンという文言はなくてもシステム上問題ありませんが、マガジン企画であることが分るようにしたいので、できればマガジンはどこかに入れていただきたいと考えます。
【追記】タイトルに加えて、URLのサブドメイン名(hmtマガジン http://uub.jp/hmt/ の hmt、白桃マガジン http://uub.jp/hakuto/ の hakuto)も決める必要があります。mikachu, mik, mkc など、当初3文字に拘っていましたが、今は気にしないことにしました)。

一方、路線(図)の変遷履歴は客観的情報の集積になるので、記事として膨らませる余地は少ないかと思います。
本来は最初から企画を固めて編集機能付きメニュー化が望ましいとは思いますが、企画を固めシステム化するパワーが今は足りません。落書き帳への書き込みをデータの一時蓄積とすることは、人口関連のデータ書き込みなどの先例もありますので、あまり気にする必要はないと思います。[81194]で私が書いた企画メニューへのプロセスは、現時点で私にとって一番負担の少ないメニュー化なので、できるだけ多くの情報を蓄積して残していきたいことからも、皆さんのご理解とご協力をいただけると嬉しいです。

…といった感じになり、形式的には市区町村変遷情報に近いものになりそうです。
企画形式が固まってくれば、編集機能も含めてメニューを固定化することもできるかと思いますが、マガジン形式でも十分機能するのではないかと思います。むしろ、マガジン編集機能に、写真、地図、図表などの挿入機能と検索機能を追加する方が、より汎用的ではないかとも考えています。マガジンを核にしたメニュー拡張を今は考えています。

以上、ご検討をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

[81237] 2012 年 8 月 3 日 (金) 08:54:51 オーナー グリグリ
 記事検索結果の参照用URLの作り方

[81220] みかちゅうさん
記事検索を利用したものならば私も経験があるので(関東の県境越え路線)、hmtさんや白桃さんのような立派なものでなければ作れそうです。
前向きのご回答をありがとうございます。マガジンの件は別途書き込みます。

その前に、みかちゅうさんが[81220]で「関東の県境越え路線」に貼られたリンクは、記事検索で「県境越え路線」というキーワードを指定した検索結果そのもののURLになっています。このリンクのままですと、落書き帳全記事を対象にして、あらためてキーワード検索をすることになり、細かいことですが、サーバーへの負荷もさることながら、ページ表示に非常に時間が掛かります(記事数が多く検索プログラムが貧弱なためで私の責任です)。

それを回避するため、キーワード検索結果で得られた記事番号をもとに、記事番号検索に置き換える機能があります。検索結果の右下最下段に「検索結果参照用リンクの編集へ」というリンクがありますが、そこを進むと検索で得られた記事番号リストによる再検索ページが出てきます。このページの一番下に「検索結果の参照用URL」というフィールドがあり、このURLを参照用リンクとして利用していただければ、検索結果表示が早くなります。

さらに、「検索結果参照用リンクの編集」ページでは、検索結果ページにタイトルを付けることもできます。タイトルを付けた場合は、再検索して再度このページを表示させた上で、参照用URLを使ってください。ちなみに、「関東の県境越え路線」の検索結果にタイトルを付けてみました。

なお、記事番号検索は検索結果を固定するため、新しく書き込まれた記事は検索対象にはなりません。それに引き換え、キーワード検索そのもののURLを使う場合は、常に最新の記事全体が対象になります。その辺りの特性(固定したい場合と最新にしたい場合)を理解して使い分けていただけると助かります。また、キーワード検索結果のURLを使われる場合は、対象期間を絞る、記事番号範囲を絞るなど、検索範囲を狭めることができるのなら、そう言う使い方をしていただいた方が、より負荷は少なくなります。

[81236] 2012 年 8 月 3 日 (金) 08:29:49 オーナー グリグリ
 変遷情報図書室について

表題の件の前に、
[81232] k-aceさん
総務省によると、明日8月3日、埼玉県南埼玉郡白岡町→白岡市の市制施行の告示(PDF)を行うとのこと。
この情報とピーくんさんからメールでいただいていた情報を、変遷情報に追加しました。また、那覇市の中核市移行日が2013年4月1日であることを、pdf資料「那覇市中核市移行推進計画書」でピーくんさんが確認してくれました。ピーくんさん、k-aceさん、情報提供をありがとうございました。

・総務省から「白岡町を白岡市とする処分(市制施行)に係る告示」を実施(2012/8/3)
・沖縄県議会が「中核市指定の申出」同意議案を可決(2012/7/19)
・大網白里町長が千葉県知事に「大網白里町を大網白里市とすることについて」の申請書を提出(2012/7/12)
・埼玉県議会で「白岡町を白岡市とすることについて」の議案が可決(2012/7/6)
・那覇市が沖縄県知事に「中核市指定の申出」の同意を申入れ(2012/4/19)

さて本題です。上記の情報提供においても、総務省の報道資料や那覇市の計画書など、変遷情報に関わる資料が公開されています。このような資料を確保し後世に残すための図書室を作れないかと考えています。これらの資料はリンク切れになることが予想されますし、平成の大合併で作成された膨大な資料もすでに散逸してしまっていることが予想されます。とくに、合併が破綻した案件に関しては、関連自治体でも保管されているかどうか微妙です。もっと早い段階で資料収集と保管を進めればよかったのですが、当サイトの変遷情報を手掛かりにすれば、今からでもある程度の資料収集は可能ではないかと考えています。

pdfファイルが主体になると思いますが、他に、wordファイル、excelファイル、テキストファイルなども出てくるでしょう。これらのファイルを集めてみたいと思います。すでに、そう言う収集を行っている方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力いただければ幸いです。また、公的ライブラリーなど集められているサイトに関しての情報もお願いいたします。ファイルの格納場所を書き込んでいただくか、直接ファイルを私宛にメールで送っていただければと思います。

その際、整理の手間を効率的に行いたいので、情報はできるだけ整理された形でいただきたく、ご理解とご協力をお願いいたします。ファイルに関しては、発行元のファイル名のまま変更しないようにしていただければ、資料の同一性などのチェックがやりやすいと考えられます。したがって、ファイルをフォルダーに格納しzipファイルなど圧縮ファイルにした状態で収集できればと考えています。フォルダー名は関連自治体名や合併協議会名などにしていただけると分り易いと思います。

これらの資料の著作権に関しては、公開された公的な情報であることから、再利用や公開には問題ないと考えていますが、改ざんなど資料そのものへの編集は行うことはできませんし、資料価値を失わせることになります。資料の発信元、公開日などはできる限り記録していきたいと考えています。司書資格やそれ相当の知識をお持ちの方のご協力やアドバイスがいただけると嬉しいです。

もう一つ悩ましいのが、Webサイトの情報です。htmlファイルになりますが、現在すでに公開されていない変遷情報関連サイトの扱いです。これについては、当サイトのトップページの参考ホームページに、国会図書館などのデジタルアーカイブを保管したサイトをいくつか掲載していますが、Webアーカイブに関してはこれらのサイトに委ねることを基本とし、まずは、pdfファイルを中心としたファイル収集を目的としたいと考えています。

ご意見やアドバイスがありましたらよろしくお願いいたします。
#本日より夏期休暇に入りました

[81235] 2012 年 8 月 3 日 (金) 07:01:22 皿 さん
 十日町市荒瀬について

hmtさん、ありがとうございます。
ところで、私は現在の十日町市荒瀬はどうやって誕生したか気になります。

[81234] 2012 年 8 月 2 日 (木) 23:11:11 hmt さん
 「川西」近くの地名

今年の4月に、荒川西岸6市1町の自治体変遷に関する記事を書きました[80512][80514]
7月になると、グリグリさんが“なぜ「川西」が圧倒的に多いのか?”という問題を提起されました[81149]
そして、8月になると新潟県十日町市に合併する前、旧川西町大字桐山から松代町に変った地区探し[81224]

3つの話題は、本来は 全く関係ないと思われるのですが、とにかく「川の西」にあるという共通項があります。
そこで、野次馬根性丸出しですが、最新の話題にも首を突っ込んでみます。
十日町の市街から見たら、信濃川の対岸、「川の北西」が旧川西町の位置です。

「新潟県中魚沼郡川西町」のホームページは、2005年に十日町市への合併により閉鎖されました。
しかし、国立国会図書館の インターネット資料保存事業 により、ある程度利用することができます。

利用方法 を参照して、とりあえず 簡易検索画面のキーワード欄に 「新潟県 川西町 桐山」と入力してみます。
書誌・本文検索結果 14件と出ます。冒頭の「川西町の合併経緯」を選択。
2004年6月11日に当時の川西町で作られたページである <市町村合併の歴史>川西町の合併経緯 が表示されます。
最近2年間更新されていない「行政区域の変遷(グラフ・表・年表・地図)」[76001]の 旧自治体版[78792]です。

昭和31年に4町村が合併して川西町になったことは、市区町村変遷情報と同じです。
千手町, 橘村, 上野村につき、町村制施行時に行なわれた合併についても変遷情報と同じですが、仙田村については、変遷情報に記されていない旧15地区の名が記されています。
15の地区は「村」ではないが、他の4村の旧村に近い規模の集落だったのではないかと思われます。

現在の 十日町市川西の住所表記 の中に、仙田村の中心らしい「中仙田」以下9地名を見出すことができます。
「桐山」(昭和42年松代町)と 大貝(昭和27年小国町)以外では、霧谷・藤沢・越ヶ沢・大倉の4地名が現町名表になし。
しかし、地図を見れば、他の旧村と同様に この4地区もすべて現存地名であることを確認できます。

地図と言えば、mapionでもGoogle mapでも、「中仙田甲」のように末尾に十干十二支の1文字(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸 子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を付けているのが目を引きます。
上野(上野村)・友重(中野村)など他村だった地域にも見られるが、主として旧仙田村の地域です。
ウオッちずには付いていないし、その理由は不明なのですが、何か曰くがありそうです。

皿さんが問題にした「桐山」は、旧川西町の中でも十日町市街や信濃川から最も離れた山地です。
[81224]によると、昭和42年の境界変更よりも前、昭和31年にも境界変更があったとのことですが、そのことについての情報があれば、開示願います。

旧松代町大字桐山と旧川西町大字桐山の境界線
と記された東頸城郡と中魚沼郡との境界は、この昭和31年の境界変更で生れたものなのでしょうか?
それとも、昭和31年の境界変更前にも、旧松代町大字桐山は存在したのでしょうか?
このあたり、前提となる情報が明らかでないので、問題点がよくわかりません。

[81228]で提示された「荒瀬」。この地名は謎です。
先に引用した2004年の川西町ホームページには、次のようにあります。
昭和27.7.1 松代町荒瀬を小脇に編入
ウオッちず によると、桐山の南東、渋海川の谷にある小脇【mapionやGoogle地図では「小脇丁」】のすぐ近くに「荒瀬橋」があります。
もともと旧仙田村 15地域のうち、小脇と荒瀬とは近くにある集落であったと思われます。
[81231]において昭和29年成立という荒瀬も、“滝沢、苧島、片桐山の各一部”なら小脇の近くです。こちらは、東頸城郡。

しかし、現代の地図の「十日町市荒瀬」は桐山の北側なんですね。なぜ南東から北側になったのか?

[81230] KT さんは、
恐らく、平成の大合併で新・十日町市が発足した際、市内町名・境界の見直しが行われたものではないかと考えられます。
という意見でしたが、旧松代町の住所表記変更 によると、松代町大字荒瀬が そのまま十日町市荒瀬に移行しており【桐山も同様】、2005年の 市内町名・境界見直し はなかったようです。
2004年昭文社「新潟県都市地図」では、北側のこの地域も含めて松代町桐山とのこと[81230]。何時変ったのだろう?

見逃してしまうような場所でも、ほじくり出すと疑問点はいくらでも出てきます。
今回も関わることになりましたが、「境界変更」はその規模もさまざまで、市区町村変遷情報でも、どこまでを収録するか、ずっと問題になってきました。

パラパラ地図は、パラパラと眺めるという使い方が示しているように、必ずしも細かい情報を「高解像度」で追求するものではないと思われます。
現実の作品は 最初に予想されたものよりも高解像度になっていると思いますが、必要に応じて小規模の変更はバッサリ切り捨て、大きな変化をパラパラと眺めるという製作姿勢も許されるものと思います。

桐山の例で言うと、[81224]のように2回の境界変更があったとしても、その資料が完全に揃わなければ“パラパラ地図作りは行き詰る”などということはありません。
作品の目的からして、無視できる程度の規模であると判断すれば、無視(又は保留に)すればよいだけです。

川西近くの地名についての記事、関係情報を並べているうちに長くなりました。
しかし、これは境界変更の詳細をパラパラ地図で表現してほしいと求めての 情報提供ではありません。

パラパラ地図に限らず、この種のボランティア企画に対して、利用者の私は、次のような基本姿勢で接するつもりです。
製作者に無用な心理的圧力を加えることなく、気長に完成を待ちたい。

でも、時々は落書き帳記事の中に引用して、愛用者のいることは伝えておきたいですね。
機会があれば、[37533]のような積極的な支援をしたこともあります。

[81233] 2012 年 8 月 2 日 (木) 22:59:15 KT さん
 十日町市荒瀬、桐山について

[81231] 皿 さん

>旧松代町荒瀬は昭和29年に滝沢、苧島、片桐山の各一部から成立していることが角川日本地名辞典で明らかになっています。その後一部は旧川西町に編入し、現在は十日町市になっています。


了解しました。

これまでに得られた知見を整理してみました。

1)昭和31年の境界変更(松代町から分離、仙田村へ編入)

Google地図において、「十日町市室島乙」で検索した際、表示される境界線の内側の渋海川より西側の部分と、
同じく「十日町市小脇丁」で検索した際、表示される境界線の内側の渋海川より西側の部分

2)昭和42年の境界変更(川西町から分離、松代町へ編入)

Google地図において、「十日町市荒瀬」で検索した際、表示される境界線の内側全部と、
同じく「十日町市桐山」で検索した際、表示される境界線の内側のうちで、
北寄りの道路が曲がっている付近と東寄りの川がほぼ直角に曲がっている部分を結ぶ線より北側の部分

[81232] 2012 年 8 月 2 日 (木) 17:52:19 k-ace さん
 白岡市市制施行明日告示

総務省によると、明日8月3日、埼玉県南埼玉郡白岡町→白岡市の市制施行の告示(PDF)を行うとのこと。

[81231] 2012 年 8 月 2 日 (木) 13:01:56 皿 さん
 十日町市荒瀬について

KTさん、
ひとつ忘れていました。
旧松代町荒瀬は昭和29年に滝沢、苧島、片桐山の各一部から成立していることが角川日本地名辞典で明らかになっています。その後一部は旧川西町に編入し、現在は十日町市になっています。その平成の大合併で新・十日町市発足時にKTさんがおっしゃるとおり、町名・境界を変更した可能性が高いと思います。

[81230] 2012 年 8 月 2 日 (木) 10:40:48 KT さん
 十日町市桐山について

[81228] 皿 さん

>旧川西町桐山だと思う場所て、ひょっとしたら現在の十日町市荒瀬という場所だと思います。Google地図でも現在の十日町市桐山である場所は元々の松代町桐山だと思います。


了解しました。

Google地図で、「十日町市荒瀬」で検索しますと、地図上にその範囲が明示されました。同じく、「十日町市桐山」で検索しますと、その範囲が明示されました。十日町市桐山の北側に接して、十日町市荒瀬があることが分かりました。

恐らく、平成の大合併で新・十日町市が発足した際、市内町名・境界の見直しが行われたものではないかと考えられます。

なお、2004年4月発行の昭文社「新潟県都市地図」の43頁、松代町等の6万分の1の地図によりますと、松代町桐山の範囲に、現在の十日町市桐山と十日町市荒瀬が含まれております。

[81229] 2012 年 8 月 2 日 (木) 08:50:36 スカンデルベクの鷲[大龍エクスプレス] さん
 クロスワード

お久しぶりです。パズルを見て反応せずにはいられませんでした。

[81205]グリグリさん
解答用のエクセルファイルをダウンロードすることができます。
残念ながら、僕のパソコン(mac)では、文字化けして表示することができません。
macでは表示できないようになっているのでしょうか。一応連絡しておきます。

#最近ぐんまのやぼうというアプリにはまっています。群馬県の地理にとても詳しくなれます。(笑)

[81228] 2012 年 8 月 2 日 (木) 07:36:45 皿 さん
 十日町市桐山について

KTさんとhmtさんへ、
旧川西町桐山だと思う場所て、ひょっとしたら現在の十日町市荒瀬という場所だと思います。Google地図でも現在の十日町市桐山である場所は元々の松代町桐山だと思います。

[81227] 2012 年 8 月 1 日 (水) 23:51:14 hmt さん
 領域変更の調査資料

これは、[81224] 皿 さん へのレスというよりも、領域変更調査資料の一般論です。

郡域変更調査資料としては、[81225] YT さんが挙げられた平凡社『日本歴史地名体系』巻頭に収録されている「旧区郡域・現郡市区町村域 対照図」が、確かに適切であると思われます。

[81225] YT さん
どの縮尺の地図で作業しようとしているのかは知りませんが、古い地図が入手できなのなら、『日本歴史地名体系』収録の地図を見るのが早いと思います。

同書には、上記「対照図」だけでなく、附録として添付されている 20万分の1輯製図(明治20年頃)[46743]があり、これも領域変更調査資料として役に立つことを補足しておきます。

個人的には、この複製輯製図を見ていて、県域の変更事例に気がついた経験があります[79541]
但し、実測が及んでいなかった八幡平[67641][81030]のように、輯製図は不正確な場合もあることを ご承知ください。

[81226] 2012 年 8 月 1 日 (水) 22:51:37 KT さん
 桐山

[81224] 皿 さん

>すべては昭和31年と昭和42年に後に当時の東頸城郡松代町と中魚沼郡川西町との間で境界線を変更していたからです。


5万分の1地形図の岡野町(昭和41年測量の2万5千分の1地形図より編集)によりますと、松代町と川西町の境界は、桐山集落の北端からほぼ東西に引かれております。

境界変更後の境界線は、桐山集落の北方に角状に大きく張り出しておりますので、この北方に張り出した部分が旧川西町桐山ではないかと考えられます。

なお、明治44年測図の5万分の1地形図でも、桐山集落近辺の境界線は、上記昭和41年測量の地形図とほぼ同じです。

[81225] 2012 年 8 月 1 日 (水) 18:55:45【1】 YT さん
 桐山

[81224] 皿 さん

すべては昭和31年と昭和42年に後に当時の東頸城郡松代町と中魚沼郡川西町との間で境界線を変更していたからです。

郡域レベルの変更は、平凡社の『日本歴史地名体系』の新潟県の「旧区郡域・現郡市区町村域 対照図」(各巻の巻頭に収録されています)を見れば大雑把に分かります。確かに現十日町市桐山〜室島乙で、山中に微妙な郡域の変更があったことが見てとれますが、正確な領域の変更をここに書き下すことはできません。

それよりも、そのような微妙な領域の変更を問題にするのなら、それこそ図書館へ行って古い地図を調べ、自分の目で確かめないと話にならないし、そっちの方がはるかに早いと思いますが。少なくとも近代デジタルライブラリー収録の地図は山中の郡境が不正確です。どの縮尺の地図で作業しようとしているのかは知りませんが、古い地図が入手できなのなら、『日本歴史地名体系』収録の地図を見るのが早いと思います。

[81224] 2012 年 8 月 1 日 (水) 14:26:10 皿 さん
 町と字:新潟県十日町市松代・川西地区の字

矢吹町にある大字に所属していた今の字が徐々にわかってきたけど、実はもうひとつ気になるところがあります。それは新潟県十日町市です。私はGoogle地図で十日町市の大字に苦しんでいます。すべては昭和31年と昭和42年に後に当時の東頸城郡松代町と中魚沼郡川西町との間で境界線を変更していたからです。そのうち、現在の十日町市桐山にて、旧松代町大字桐山と旧川西町大字桐山の境界線がみんなで資料を集めない限り見つかりません。このままでは、地図作り(特に市町村パラパラ地図-現時点では無理だけど)が行き詰まります。

[81223] 2012 年 8 月 1 日 (水) 10:21:32 皿 さん
 矢吹町の旧大字について

千本桜さんへ、
私はひとつ忘れていたことに気付きました。

私は旧大字神田の領域は現在の神田東・神田西・神田南、旧大字中野目は現在の中野目東と中野目西、そして旧大字明新は現在の明新東・明新西・明新上・明新中・明新下・そして明新原と推測しました。その理由として、私はGoogle地図で矢吹町南東部に類似地名が隣接していることが解ってしまったからです。

[81222] 2012 年 8 月 1 日 (水) 07:57:03 千本桜 さん
 矢吹町の大字柿之内

[81213] 皿さん
他の字を合わせて大字の線を引いても、後から間違っている所が指摘されることがあるからです。

皿さんが求めている大字界線は大雑把なもので良いはずです。地権や水利権が絡むことではありませんから精密さを必要としません。ならば、角川地名大辞典とマピオンがあれば解決できる範疇の問題だとと思います。本当は皿さんご自身の手で調べてもらいたいのですが、1つだけ私がやってしまいます。大字柿之内をターゲットにします。時間がないので結果だけ書きます。なぜその結果が出たのかは書きません。
大字柿之内の領域は現在の境町本郷町南町東の内田内子ハ清水と推測しました。
大字柿之内の近隣に位置する堰の上、井戸尻、川原などは大字大和久の領域。花咲、舘沢、滝八幡などは大字矢吹の領域と推測しました。
現在の字(字か町丁かは大きな問題ではありません)をそのまま旧大字に当てはめるのは無理があるとは思いますが、こまかなことを気にしなければ、こんなもので良いのではないですか。

[81221] 2012 年 8 月 1 日 (水) 01:31:29 菊人形 さん
 役目を終えた庁舎(取り壊し中) & お詫びなど

菊人形です。

[81208] 煮豆さん
兵庫県のは「崎」でして、土偏ではないです。
「(旧)神埼町」は佐賀県でした…。ご指摘ありがとうございます。

あと、自書き込み[81206]にて、もう一つ間違いがありました。
[59531] 役ちゃんさん他より、情報提供されています。
正しくは「役チャン」さんでした。人様のニックネームを間違えるという大失態…、すいません。

さて今回は、今年訪問した中で、ちょうど「旧庁舎を取り壊し中」だった所を2か所紹介します。

 ・埼玉県)ふじみ野市大井総合支所 旧:入間郡大井町役場 (2005/10/1廃止)
2月に訪問。昭和46年竣工の旧庁舎は、老朽化と耐震性評価の結果などを理由に、平成23年8月に建て替えが決まり、取り壊し中でした。跡地には支所機能を備えた複合施設が建設されるとのこと。隣に”仮庁舎”が出来ていました。

 ・兵庫県)姫路市香寺事務所 旧:神崎郡香寺町役場 (2006/3/27廃止)
4月の訪問時に、旧庁舎(北庁舎)を解体中。10月には跡地は駐車場となり、裏の南庁舎が新事務所として改修されるとのことです。

[81220] 2012 年 7 月 31 日 (火) 23:12:30 みかちゅう さん
 交通系マガジン

[81194]グリグリさん
マガジン創刊をご了解していただけたのでしょうか。
記事検索結果ページの最下部右端にある「検索結果参照用リンクの編集」の機能を使って記事を並べる、といった感じでできるものなのでしょうか。マガジンだと記事検索の結果を並べるだけでなくて、冒頭に説明書きを入れられる点が大きく違うようですが。
記事検索を利用したものならば私も経験があるので(関東の県境越え路線)、hmtさんや白桃さんのような立派なものでなければ作れそうです。
マガジン作成に当たって書き込みから膨らませていくのならば、「県境越え路線」の調査対象を関東以外に拡張していくのが面白いかな、と思っています。そうするにしても、以前調査したのは06年の1〜2月(09年5月に一部フォロー)と現在と状況が変わっているところも多いと思われるので、改めて記事を起こす必要があると思います。マガジン化はその後かな。

一方、路線(図)の変遷履歴は客観的情報の集積になるので、記事として膨らませる余地は少ないかと思います。人口統計表の羅列などに近いものであり、それはそれで記事として残す意味はあると思いますが、『都道府県市区町村』の対象からは外れていくのかもしれません。
具体的には改正情報として
2012年8月1日 千葉県野田市「まめバス」
●停留所改称
北ルート 野田病院入口→葵の園前
北・中ルート ロックタウン→イオンタウン
中ルート 法務局入口→旧法務局入口
野田市ホームページのお知らせ(PDFファイル)参照

2012年8月1日 東京都文京区「Bーぐる」
●停留所新設
目白台・小日向ルートの小石川一丁目→後楽園駅間に「こんにゃくえんま」を新設。
区報ぶんきょう7月25日号(PDFファイル)の4面
…といった感じになり、形式的には市区町村変遷情報に近いものになりそうです。
情報源は年月が経っても確認可能な広報誌が理想ですが、一時的にでも自治体ホームページに掲載されていたことが分かる(書き込みがあった直後に第三者がリンク先を見ればガセネタかは分かる)程度でも仕方ないと思います。

[81219] 2012 年 7 月 31 日 (火) 21:19:54 オーナー グリグリ
 200件越え

今月の落書き帳の書き込み記事数が200件を越えました。十番勝負がない月の200件越えは久しぶりです。記事数の推移(月別)のページをご覧いただくと分りますが、先月は、2001年12月以来続けていた毎月100件以上の書き込みが途絶えて、96件にまで落ち込んでしまいました。書き込み数だけが重要ではありませんが、やはり、活発度を表す数字としては大事な指標です。それが今月は十番勝負抜きで200件を越えたことは、とても嬉しく思っています。これからも多くの皆さんが気軽に書き込める場を作っていきたいと考えています。ご支援を今後ともよろしくお願いいたします。

[81218] 2012 年 7 月 31 日 (火) 17:16:03【3】 YT さん
 矢吹町

[81198] 皿さん
私は、福島県矢吹町の現行町名と江戸時代にのちの現在の矢吹町にあった村の位置が全然わかりません。
とりあえず、近代デジタルライブラリーの『ポケツト大日本分県地図 : 最新調査. 福島県之部』 (1925年)を見ると、当時の三町村(矢吹町、中畑村、三神村)の境界と、それぞれの村内の地名の凡その位置が載っています。

一方、『旧高旧領帳』を調べると、大和久村、須乗村、須乗新田、七軒新田が白河県の幕府領、松倉村、三城目村、三城目新田が白河県の白河藩領分、矢吹村、矢吹新田、中畑村、中畑新田、大畑村、堤村、神田村、松崎村、中野目村、明岡村、明岡新田が磐前県の白河藩領分となっています。

近世村等旧領府県(M9迄)郡(M8迄)町村制施行時(M22)備考
矢吹村白河藩領分磐前県石川郡矢吹村
(矢吹新田村)白河藩領分磐前県石川郡矢吹村M9矢吹村に合併
中畑新田村白河藩領分磐前県石川郡矢吹村
大和久村幕府領白河県白河郡矢吹村
中畑村白河藩領分磐前県石川郡中畑村
松倉村白河藩領分白河県白河郡中畑村
(七軒新田村)幕府領白河県白河郡中畑村M9松倉村に合併
大畑村白河藩領分磐前県石川郡中畑村
須乗村幕府領白河県白河郡三神村
(須乗新田村)幕府領白河県白河郡三神村M9須乗村に合併
三城目村白河藩領分白河県白河郡三神村
(三城目新田村)白河藩領分白河県白河郡三神村M9三城目村に合併
神田村白河藩領分磐前県石川郡三神村
中野目村白河藩領分磐前県石川郡三神村
堤村白河藩領分磐前県石川郡三神村
明新村白河藩領分磐前県石川郡三神村M19明岡村と明岡新田村が合併して成立
(明岡村)白河藩領分磐前県石川郡三神村M19明岡新田村と合併し明新村
(明岡新田村)白河藩領分磐前県石川郡三神村M19明岡村と合併し明新村
柿ノ内村白河藩領分白河県岩瀬郡広戸村K2(1866)以降幕府領

現地名への対応は、平凡社の『日本歴史地名大系』に載っています。また西岡虎之助, 服部之総監修『日本歴史地図』 (1956年)の244-245頁に、福島県の廃藩置県前の幕府領・各藩領や、明治8年に白河郡となった石川郡の領域(明治8年までは、その中に三城目村、三城目新田、須乗村、須乗新田村などの白河郡の飛び地があったことになる)が載っていますので、『ポケツト大日本分県地図』と比較すれば、江戸時代の村の領域がある程度は把握できると思います。

なお東大の史料編纂所には、私製の『1:25,000地形図』があります。
国土地理院発行, 昭和29-54年刊) を各地域毎に私家製本したもの
ですので、その気になれば昭和55年の大字変更前の地名の位置を探ることができるでしょう。

【追記】天保国絵図を見ると、矢吹村や中畑村が石川郡所属となっていて、三城目村、三城目新田、須乗村、須乗新田村がループの白河郡所属となっていますが、『日本歴史地図』ではこれらの地域が「白河郡飛び地」と明記され、その周りを明治8年まで石川郡所属(『日本歴史地図』では石川「県」と書かれていますが、多分誤植)の矢吹村・中畑村等が取り囲んでいます。『旧高旧領帳』ではこれらの石川郡所属の村も白河郡(後の西白河郡)所属扱いとなっていますが、正確にはこれらの地域は天保郷帳の描かれた江戸時代後半から明治初期まで石川郡所属です。

【追記2】というか、2万5000分の1の地図はそもそも国立国会図書館で閲覧可能でしたね。ゼンリンの住宅地図の方は、国立国会図書館では1984年版が最も古いようですが。

[81217] 2012 年 7 月 31 日 (火) 16:19:15 皿 さん
 矢吹町の字(旧岩瀬郡広戸村に所属していた字について)

hmtさんへ
Google地図にて、矢吹町の中に旧岩瀬郡広戸村に所属していた字東ノ内、田内、子ハ清水の3つ発見しましたが、他の字に関しては何となく見つかりません。(ひょっとしたら昭和55年に発見した3つの字を残して字名を整備ならびに改正したのか)

[81216] 2012 年 7 月 31 日 (火) 14:26:29 hmt さん
 市区町村変遷情報という強力な情報源があります

[81198] 皿 さん
私は、福島県矢吹町の現行町名と江戸時代にのちの現在の矢吹町にあった村の位置が全然わかりません。
矢吹町の町名変更に関しては、どこも探しても見つかりません。

既に Issieさん や 千本桜さん からの助言もあるのですが、私からも一つ。
この都道府県市区町村というサイトには、88さんの努力により蓄積された 市区町村変遷情報 という強力な情報源があります。

これだけ伝えれば、以下の結果は容易に得られるのですが、まだ「変遷情報」に慣れていないと思われるので、調べ方を例示しておきます。

最初に、履歴情報の2番目にある「都道府県別一覧」の 福島県 を開きます。
「Ctrl+F 矢吹」と入力して検索すると、次の2件の情報の存在がわかります。
37 1902(M35).12.22 町制 西白河郡矢吹町 西白河郡 矢吹村
200 1955(S30).3.31 境界変更/新設 西白河郡矢吹町 西白河郡 矢吹町, 中畑村, 三神村, 岩瀬郡 広戸村の一部

昭和合併に際して「3町村の新設合併」に先立ち(同日)、「郡の境界に関係する境界変更」が行なわれたことがわかりました。
詳細欄をクリックすると、境界変更・岩瀬郡天栄村の新設・西白河郡矢吹町の新設に関わる3件の総理府告示が紹介されています。

これで、皿 さんの疑問点の核心に近づいたと思いますが、昭和30年新設合併の対象になった3町村につき、もう少し情報を補充しておきましょう。

先の変遷情報「福島県」のページに戻ると、一番上に「明治22年(1889年) 4月1日 福島県 町村制施行 21町392村設置」と記された行があります。これをクリックすると 別の画面 に移ります。
1889年の画面で「Ctrl+F 矢吹」と入力して検索すると、[81209]に記された3大字の元になった旧3村がわかります。
281 新設/村制 西白河郡矢吹村 西白河郡 矢吹村, 中畑新田村, 大和久村

昭和30年に合併した「中畑」「三神」についtも同様に調べると、前者は松倉・中畑・大倉の3村、後者は三城目・須乗・神田・堤・中野目・明新の各村と2つの新田が、その前身であると知れます。

このようにして解明された旧村名は、昭和55年に廃止された大字になっていたと思われます。
大字単位で1889年からの変遷を整理すると、次のようになります。

松倉・中畑・大倉→1889年中畑村→1955年矢吹町
三城目・須乗・神田・堤・中野目・明新→1889年三神村→1955年矢吹町
矢吹・中畑新田・大和久→1889年矢吹村→1902年矢吹町
以上 12大字は元々の西白河郡です。
柿之内は、1955年に岩瀬郡広戸村の一部【大部分は広戸村大字柿之内だったが、大字小川・大字高林の一部も含む】が、西白河郡矢吹町に境界変更された地域。

これで、[81211] 千本桜 さんが提示された 13の大字が出揃っていると思われます。

[81215] 2012 年 7 月 31 日 (火) 07:55:34 皿 さん
 Re:大字の探し方

[81214] 千本桜 さん
その3つ、どういうわけか知らないけど、3つとも奥州街道の宿場町ですね。どのようにして引っ張り出したのですか。

すべてウィキペディア(奥州街道のページ)から引っ張り出しました。

[81214] 2012 年 7 月 31 日 (火) 01:04:27 千本桜 さん
 大字の探し方

[81213] 皿 さん
現時点で引っ張り出せるのは13の大字のうちわずか3つです。
その3つ、どういうわけか知らないけど、3つとも奥州街道の宿場町ですね。どのようにして引っ張り出したのですか。

[81213] 2012 年 7 月 30 日 (月) 23:44:34 皿 さん
 矢吹町の大字

[81209] 皿さん
現時点で引っ張り出せるのは13の大字のうちわずか3つです。他の字を合わせて大字の線を引いても、後から間違っている所が指摘されることがあるからです。

[81212] 2012 年 7 月 30 日 (月) 22:57:37 k-ace さん
 第94回全国高校野球選手権大会

こんばんは、k-aceです。
ロンドンオリンピックで盛り上がっていますが、本日、第94回全国高校野球選手権大会出場校が出揃いました。広島で何やらありますが、今のところ出場予定と。
今年の各予選のベスト4の自治体分布を調べてみました。
今年は郡部からの出場校はありませんでしたが、ベスト4まで見てみるとそれなりにあったような。
出場校は校名の前に☆印、準優勝校は校名の前に★印。

・1自治体独占
予選自治体名校名
栃木宇都宮市☆作新学院、★宇都宮工、文星芸大附、宇都宮北
山梨甲府市☆東海大甲府、★甲府工、甲府商、山梨学院大附

・2自治体
予選自治体名校名自治体名校名
南北海道札幌市☆札幌第一(豊平区)、北海(豊平区)、札幌龍谷(中央区)北広島市★札幌日大
宮城仙台市☆仙台育英#1(宮城野区)、★東北(青葉区・泉区)、聖和学園(若林区・太白区)宮城郡利府町利府
福井福井市☆福井工大福井、★福井商、藤島敦賀市敦賀気比
京都京都市☆龍谷大平安(下京区)、★京都両洋(中京区)、東山(左京区)福知山市福知山成美
岡山倉敷市☆倉敷商岡山市★創志学園(北区)、岡山理大附(北区)、関西(北区)
長崎佐世保市☆佐世保実長崎市★長崎商#2、瓊浦、海星
熊本熊本市☆済々黌(中央区)、★必由館(中央区)、九州学院(中央区)山鹿市城北
宮崎宮崎市☆宮崎工、宮崎農延岡市★聖心ウルスラ、延岡学園
#1)仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある。
#2)長崎商は校舎が長崎市と西彼杵郡長与町に跨っている(所在地は長崎市)。

・3自治体
予選自治体名校名自治体名校名自治体名校名
青森八戸市☆光星学院弘前市★聖愛、弘前東むつ市大湊
山形酒田市☆酒田南山形市★日大山形、山形中央鶴岡市羽黒
茨城土浦市☆常総学院水戸市★水城、水戸商龍ケ崎市竜ヶ崎一
群馬高崎市☆高崎商桐生市★桐生市商、桐生南前橋市前橋育英
千葉木更津市☆木更津総合柏市★柏日体松戸市松戸国際、専大松戸
富山富山市☆富山工、★富山商高岡市高岡商滑川市滑川
石川金沢市☆遊学館、★星稜小松市小松鹿島郡中能登町鹿西
静岡静岡市☆常葉橘(葵区)、★静岡商(葵区)浜松市聖隷クリストファー(北区)藤枝市静清
愛知名古屋市☆愛工大名電(千種区)、★東邦(名東区)豊田市豊田西西尾市西尾東
三重松阪市☆松阪、三重いなべ市★いなべ総合四日市市四日市工
兵庫神戸市☆滝川第二(西区)加古川市★加古川北西宮市報徳学園、関西学院
奈良天理市☆天理橿原市★畝傍、橿原学院五條市智辯学園
和歌山和歌山市☆智辯和歌山、桐蔭岩出市★那賀新宮市近大新宮
鳥取鳥取市☆鳥取城北東伯郡北栄町★鳥取中央育英倉吉市倉吉東、倉吉西
島根松江市☆立正大淞南、開星江津市★石見智翠館浜田市浜田
徳島鳴門市☆鳴門、★鳴門渦潮三好市池田吉野川市川島
高知須崎市☆明徳義塾#3高知市★高知、高知商吾川郡いの町伊野商
福岡飯塚市☆飯塚福岡市★福岡第一(南区)、福岡大大濠(中央区)筑紫野市九産大九産
大分杵築市☆杵築日田市★藤蔭大分市情報科学、大分東明
#3)明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある。

・4自治体
予選自治体名校名自治体名校名自治体名校名自治体名校名
北北海道旭川市☆旭川工紋別郡遠軽町★遠軽帯広市帯広三条富良野市富良野
岩手盛岡市☆盛岡大附花巻市★花巻東紫波郡矢巾町不来方一関市一関学院
秋田秋田市☆秋田商能代市★能代商大仙市大曲工大館市大館鳳鳴
福島伊達市☆聖光学院#4石川郡石川町★学法石川西白河郡矢吹町光南須賀川市須賀川
埼玉さいたま市☆浦和学院(緑区)飯能市★聖望学園川口市川口春日部市春日部共栄
東東京北区☆成立学園世田谷区★国士舘台東区岩倉板橋区帝京
西東京町田市☆日大三杉並区★佼成学園小平市創価八王子市片倉
神奈川川崎市☆桐光学園(麻生区)横浜市★桐蔭学園(青葉区)平塚市平塚学園藤沢市日大藤沢
新潟新潟市☆新潟明訓(江南区)長岡市★中越十日町市十日町糸魚川市糸魚川
長野佐久市☆佐久長聖松本市★松本第一塩尻市東京都市大塩尻長野市長野日大
岐阜岐阜市☆県岐阜商関市★関商工瑞浪市中京大垣市大垣商
滋賀大津市☆北大津野洲市★野洲近江八幡市八幡商草津市光泉
大阪大東市☆大阪桐蔭豊中市★履正社東大阪市近大附泉南郡熊取町大体大浪商
広島広島市☆広島工(南区)福山市盈進尾道市尾道山県郡北広島町広島新庄
山口宇部市☆宇部鴻城山口市★山口鴻城下関市早鞆熊毛郡平生町熊毛南
香川三豊市☆香川西丸亀市★丸亀観音寺市観音寺一善通寺市尽誠学園
愛媛今治市☆今治西四国中央市★川之江松山市済美八幡浜市八幡浜
佐賀佐賀市☆佐賀北伊万里市★伊万里農林鳥栖市鳥栖商鹿島市鹿島実
鹿児島いちき串木野市☆神村学園鹿児島市★鹿児島実姶良市加治木工薩摩川内市川内
沖縄浦添市☆浦添商那覇市★沖縄尚学うるま市前原糸満市糸満
#4)聖光学院は伊達郡桑折町にもキャンパスがある。

・ベスト4に郡部の高校が進出したのは、北北海道、岩手、宮城、福島、石川、大阪、鳥取、広島、山口、高知。
・ベスト4に都道府県庁所在地の高校が進出していないのは、青森、福島、千葉、東東京、三重、大阪、奈良、徳島、香川(北北海道、西東京は都道府県庁所在地が地区外なので除く)。

[81211] 2012 年 7 月 30 日 (月) 21:57:22 千本桜 さん
 矢吹町の大字

[81209] 皿さん
最後に矢吹町の字に関して一部確定しているところがあります。
大字矢吹:中町〜本町
大字中畑新田:新町
大字大和久:大和久

ひょっとして、皿さんは矢吹町に13の大字があったことをご存知ないのでは?。だとすると、それを知ることから始める必要があると思います。13の大字名とその場所をリンクします。大字の「首部」にあたる位置にポインターが表示されるように狙い撃ちしていますのでご覧ください。
松倉中畑大畑三城目須乗神田中野目明新矢吹中畑新田大和久柿之内
これだけでは皿さんの疑問解決にはなりませんね。できるなら、私がリンクした13大字の首部と周辺部をにらめっこしながら、各大字の地域範囲をイメージして大字界線を線引きしてほしいのです。私がイメージするのではなく、皿さんがイメージするのです。

私がほしいのは、昭和54年までの矢吹町の大字図です。
それは、どうすれば入手できるのか私には分かりません。いっそのこと、 皿さんご自身が大字界図を作ってみてはいかがですか。精密さを求めない大まかなものでよければ作れるはずです。資料は角川地名大辞典とマピオンがあれば充分です。その二つを駆使すれば、大字の地域範囲と所属していた郡が明らかになるはずです。問題は皿さんが角川地名大辞典を読むか否かにかかっています。角川地名大辞典を読みたいと思われたとき、その旨を落書き帳に書き込んでください。微力ながら矢吹町の大字に関して多少のアドバイスはできると思いますので。

[81210] 2012 年 7 月 30 日 (月) 17:14:34【1】 hmt さん
 オリンピック と 国籍

オリンピックの夏が巡ってきました。
“この暑い最中に…”と思うのは 湿度が高い日本の特殊事情によるもので、今が標準的な開催時期なのですね。
なお、「オリンピック冬季競技大会」というのは正式名称ですが、「夏季大会」という言葉はなく、冬でない方は「オリンピアード競技大会」だそうです。1964年の東京大会は 10月でした。

前回の北京大会開会式は、2008年8月8日午後8時開始という 88さん記念日? でした。
ユニークな「国名漢字画数順」で話題になった 第二十九屆夏季奥林匹克運動会入場行進リスト をリンクしておきます。

アテネ2004も、α β γ 順の国名表記が 落書き帳で取り上げられました。[31819]で示したpdfリストは、残念ながらリンク切れになっています。

今回の 参加国順番表 は、常識的なABC順です。旗手と競技名も記されており、仏語・英語の併記。

オリンピック競技大会への参加は、NOCを通じて行なわれるため、国籍とは切っても切れない関係にあるのが現実ですが、オリンピック憲章 では、
オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない。
ことを明記しています。第1章 規則6(17/94コマ)

JOCの オリンピック憲章を読んでみよう より
オリンピックで勝利をおさめた栄誉は、あくまでも選手たちのものだとオリンピック憲章では定めていて、国別のメダルランキング表の作成を禁じているんだよ。

国別メダルランキング表の作成禁止ルール(根拠条文は未発見)があるとは 知りませんでした。

競技大会を開催するのも、「国」ではなく「都市」です。規則32(57/94コマ)
オリンピック競技大会を開催する栄誉と責任は、オリンピック競技大会の開催都市に選定された都市に対し、IOCによって委ねられる。

さて、ロンドン2012の参加国順番表を見ると、1番のギリシャから 開催都市のある国 イギリスの 205番までが並んでいます。
ところが、IOCのページには、“204 National Olympic Commmittees”とあり、1つ合いません。
リストを見て行くと、86番に“Independet Olympic Athletes”があり、これが怪しい。

そう言えば、北京2008の参加NOCは205(開会式はブルネイ欠席で204)で、ロンドンでは 1つ減っています。
調べてみると リストから消えたのは、カリブ海のオランダ領アンチル と判明。

日本から見れば 地球の裏側とも言える位置にあるこの島国。ベネズエラ沖の ABC諸島と 小アンチル諸島最北部の SSS諸島という 6島の集合体でした。
「C」のキュラソー島がリキュールの名で知られる程度。
1986年に「A」のアルバが分離。他の島も離脱を求めて、結局2010年にオランダ領アンチルは解体していたことを知りました。
余談ですが、「S」の1つである セント・マーチン島の北部は フランス領で「国境のある島」。石島/井島の海外版です。

IOCは2011年の総会で オランダ領アンチルNOCの 承認を取消。
オランダ選手団への参加を進めていなかった3選手の救済策として個人参加が認められたようです。

更にもう1人の個人参加。それはスーダン難民で、市民権はないが米国在住のマラソン選手・マリアル。
2011年7月9日に南スーダンが独立しましたが、この国にはまだ NOCがありません。
IOCの提案を受けて スーダンNOCが オリンピック出場を打診したが、
スーダン代表としての五輪大会出場は、母国となった南スーダンと家族への「裏切りになる」。

このマリアルにも、救いの手が差し延べられ、アンチル3選手との混成チーム「IOA」での個人出場が実現しました。時事

類似のケースとしては、東チモールの選手団が「IOA」の名の下にシドニー2000出場を果した前例があります。

スポーツ大会における地域対抗意識は、本来の意義を忘れて外人部隊に頼る風潮まで生みます。
プラスチック・ブリッツ問題 も論議を呼んだ ロンドン2012。
しかし、その背後には、国籍を失った選手もいたことに、少しは注目しておきたいと思います。

[81209] 2012 年 7 月 30 日 (月) 04:44:30 皿 さん
 Re:矢吹町の字(あざ)

[81207]千本桜さんへ
皿さんに必要なのは字の整理前と整理後をオーバーラップさせた地図ですよね。やっぱり、無いよね。役場には。困った、困った。
ところで、矢吹町の字にハマったということは、旧二本松市の字にもハマっておられるのでしょうか。

私は二本松市の字にハマっていません。
その理由はむじながいりさんが持っている市町村変遷パラパラ地図のサイトやウィキペディアなどにて、二本松市全域が安達郡に所属していたからです。

あと、私がほしいのは、昭和54年までの矢吹町の大字図です。
最後に矢吹町の字に関して一部確定しているところがあります。
大字矢吹:中町〜本町
大字中畑新田:新町
大字大和久:大和久

[81208] 2012 年 7 月 29 日 (日) 23:55:41 山野[煮豆] さん
 「土」ではなく「山」です

[81206]菊人形さん
神河町役場神埼支庁舎跡 旧:神崎郡神埼町役場
細かい事で何ですが、兵庫県のは「崎」でして、土偏ではないです。

[81207] 2012 年 7 月 29 日 (日) 23:55:14 千本桜 さん
 矢吹町の字(あざ)

[81198] 皿さん
福島県矢吹町の現行町名と江戸時代にのちの現在の矢吹町にあった村の位置が全然わかりません。
矢吹町の字(あざ)にハマってしまいましたね。あの町は大胆に字の整理を実施しましたから、現況の字界図をもとにして過去の村(近世村)の範囲を知るのは無理だと思います。町役場に問い合わせをするのが最良かと思いますが、それを実行しても埒があかなかったから落書き帳に書き込んだのですよね。私も三十数年前、矢吹町の字界図を入手したことがあります。でもそれはあくまでも現況字界図です。皿さんに必要なのは字の整理前と整理後をオーバーラップさせた地図ですよね。やっぱり、無いよね。役場には。困った、困った。
ところで、矢吹町の字にハマったということは、旧二本松市の字にもハマっておられるのでしょうか。

[81206] 2012 年 7 月 29 日 (日) 23:33:38 菊人形 さん
 役目を終えた庁舎(解体編)

菊人形です。今回は、合併で廃止された旧町村庁舎を訪問した際に「庁舎が無くなっていた所」を紹介します。
「行って初めて無いことを知った」は、裏を返せば「下調べ無しで行った」ということなので、ある意味、恥ずかしい話なのですが…。

◆平成21(2009)年
 ・秋田県山本郡)八峰町役場峰浜庁舎跡  旧:山本郡峰浜村役場 (2006/3/27廃止)
2006/10の火事で焼失したことは、[59531] 役ちゃんさん他より、情報提供されています。
2009/8に訪問。更地になっていましたが、「八峰町役場峰浜庁舎跡地」と書かれた木柱が立てられ、「あきぎん」のATMボックスが有りました。
 *訪問の翌月(2009/9)より、八峰町役場の新庁舎がオープンしましたが、訪問時は知らなかったので、未訪です…。

 ・三重県)志摩市役所磯部支所跡 旧:志摩郡磯部町役場 (2004/10/1廃止)
2009/11の訪問時には更地。2005/3/22 より約300m離れた新庁舎に移転済みで、昭和32年竣工の旧庁舎は、2006年度内に解体されたようです。

◆平成23(2011)年
 ・栃木県)那須塩原市役所塩原支所跡 旧:那須郡塩原町役場 (2005/1/1廃止)
2011/5に訪問。2007年に約1km離れた新庁舎に移転済みで、跡地は駐車場となっていました。

 ・広島県)尾道市役所向島支所跡 旧:御調郡向島町役場 (2005/3/28廃止)
2011/8に訪問。支所は2009年に約100m離れた「尾道市民センターむかいしま」内に移転済みで、跡地は更地になっていました。

◆平成24(2012)年
 ・茨城県)かすみがうら市役所霞ヶ浦庁舎跡 旧:新治郡霞ケ浦町役場 (2005/3/28廃止)
2012/3に訪問。2010/5/6に約500m離れた新庁舎に移転済み。昭和32年竣工の旧庁舎は解体され、跡地は東日本大震災で割れた瓦の集積場として利用されていました。
 
 ・兵庫県)西脇市役所黒田庄地域総合事務所跡 旧:多可郡黒田庄町役場 (2005/10/1廃止)
2012/4に訪問。「広報にしわき 平成22年4月号」によると、2010/3/31付で総合事務所が廃止され、窓口業務は西脇市役所に移管されたとのこと。その後昭和46年竣工の旧庁舎は取り壊され、更地になっていました。
 *西脇市のホームページにも「黒田庄支所」らしき記載がありません。私が訪問した中で、旧町村内から”支所”が無くなったというのは初めてです。

 ・兵庫県神崎郡)神河町役場神埼支庁舎跡 旧:神崎郡神埼町役場 (2005/11/7廃止)
2012/4に訪問した際は更地。2006/9/11に約500m離れた新庁舎に移転後に、解体されたようです。

 ・岐阜県)中津川市役所川上総合事務所跡 旧:恵那郡川上村役場 (2005/2/13廃止)
2012/4に訪問。事務所は2007/10/1に約300m離れた「かたらいの里」内に移転済みで、跡地には「若年定住促進住宅」が建てられていました。

 ・埼玉県)深谷市役所花園支所跡 旧:大里郡花園町役場 (2006/1/1廃止)
2012/5に訪問。旧庁舎は解体され更地になっていましたが、いずれ支所機能を備えた公民館が建設されるようです。支所は隣の「花園保健センター」内に仮移転していました。

 ・石川県羽咋郡)宝達志水町役場押水庁舎跡 旧:羽咋郡押水町役場 (2005/3/1廃止)
[80967] EMMさんより情報提供されています。
2012/6に訪問時には更地。跡地には、「老人ホーム」が建設されるようです。

 ・大阪府)堺市美原区役所跡 旧:南河内郡美原町役場 (2005/2/1廃止)
2012/7に訪問。2009/11/9に、国道を挟んだ反対側に出来た新庁舎へ移転済み。跡地はバスプールになっていました。

たまたま居た人に聞いたり、ホームページから情報収集しましたが、間違い等あったらすいません。
今年に入ってから、「行ったら無かった」が増えています。

[81205] 2012 年 7 月 29 日 (日) 20:07:43【1】 オーナー グリグリ
 市名クロスワード

リニューアル作業の息抜きに、久しぶりにパズルとクイズに次のメニューを新規追加しました。(息抜きが多い^^;

 市名クロスワード

使用している市の情報が古くなったため閉鎖した「市名ナンクロ」に代わる、オーソドックスな市名によるクロスワードパズルです。まだ、3問だけですが、お楽しみいただければと思います。解答用のエクセルファイルをダウンロードすることができます。また、解答を見つけるためのお助け検索ツールも用意しました。詳細は次の通りです。

9×9マスの市名を使ったクロスワードパズルです。見えている文字を手掛かりにすべてのマスを市名で埋めてください。一つの市名は一度しか使えません。ただし、同一市名(府中市と伊達市)と同音市名(古河市・古賀市など)は市の数だけ使えます。濁音・半濁音・拗音・促音はすべて違う文字として扱います。どの問題にも解答は一種類しかありません。2012年1月4日現在の市の名前が対象です。なお、解答は敢えて公開しませんので、解答を落書き帳に書き込まないようにお願いいたします。正解かどうか確認したい方は、私宛にメールで解答(エクセルファイルなど)をお送りください。判定します。

[81204] 2012 年 7 月 29 日 (日) 18:04:50 Issie さん
 Re:町と字、福島県矢吹町の事例

[81198] 皿 さん
矢吹町の町名変更に関しては、どこも探しても見つかりません。

「どこ」というのは,どこを探されたのでしょう。

とりあえず,比較的容易に手に入る情報から探してみることにしましょう。
角川の地名辞典にはお説の通り,「矢吹(町)」の項に「昭和55(1980)年に大字が廃止された」旨が記載され,各大字(明治の大合併以前の旧村・新田)ごとの項でもその末尾で「大字が廃止された」と述べられています。後半の(編纂当時の)現市町村ごと,現行大字町の「現況」について述べた部分でも,矢吹町についてはあえて「廃止前の大字」単位で記載されています。これでは大字廃止後の現況がどうなっているかがわからない。
そこで,現況についてはたとえば昭文社の「県別マップルシリーズ」あたりが便利。これで福島県の矢吹町の地図を見てみると,なるほど,町内の区分の単位が周辺市町村よりも細かい。つまり,大字が廃止されて,その下にあった(小)字が表面に出てきたのでしょう。そのそれぞれが元のどの大字に属していたのかは,もちろん,この地図ではわかりません。

ところで,地名辞典シリーズとして角川と双璧をなす 平凡社 のそれ,「福島県の地名」を見てみると,「矢吹町」の項の総論末尾に同じく「(昭和)五五年国土調査の実施に伴い大字を廃し,字の合併整理を行い現在に至る」と記載してあります。角川よりほんの少しだけ詳しい。
以下,旧村すなわち旧大字ごとの説明があるのですが,そのそれぞれの冒頭に(やはり編纂時点での)現町字名との対応が記載されています。これを見ると,確かにいくつかの現町字名が複数の旧村に重複して記載されていますから,少なくない場所で現町字の境界が旧大字の境界と一致しないであろうことがわかります。やはり,1980年の大字廃止と字の再編で少なからず複数の旧大字にまたがる町字が編成されたことがあったのでしょう。
とはいえ,元の大字どうし,あるいは大字の下位にあった(小)字の境界が相互に激しく錯綜していたわけではないではないかと思います。一部の現町字が複数の旧大字にまたがっていたとしても,それぞれの位置を突き合わせればおおよその位置はわかるのではないでしょうか。
少なくとも

福島県矢吹町の現行町名と江戸時代にのちの現在の矢吹町にあった村の位置が全然わかりません

「全然わからない」ということはないと思います。

また,そもそも大字の廃止は1980年。わずか30数年前のことです。
この程度の「古さ」であれば,それ以前の地図を手に入れるのはそれほど難しいことではないかもしれません。いよいよ,より本格的にというのであれば,国土地理院に かつて刊行された地図のコピーを申請する という手もないではありません。これを見れば旧村の位置はすぐにわかるはずです。

ただし,旧村(大字)間の境界の位置を正確に知りたいとなると,ハードルはグンと高くなります。
もっともこれも,わずか30数年前のことですから,すでに ゼンリンの住宅地図 が刊行されているのではないかと思います。何らかの方法でそれを閲覧できれば,そのハードルを越えることも難しくはないでしょう。
ただ,どこでそれを閲覧できるか,私は情報を持ち合わせていません(国立国会図書館の地図室あたりなら可能か?)。必要であるなら,ネットで検索されることをお勧めします。

[81203] 2012 年 7 月 29 日 (日) 15:26:02 hmt さん
 そのうちにね

[81201] 千本桜 さん
私は今、なかなか時間がとれない状況にあり、…
時間があれば何らかの形でまとめてみたいとは思っています。

[81196]のような事情も知らず、一方的な期待を記した[81146]にもかかわらず、丁寧なお答えをいただきありがとうございます。
タイトルは、[81200]の末行から借用。

明治22年、宮城県登米郡の西野・中津山2ヶ村が合併して米山村が成立しました。
西野村には米岡と言う名の町場がありました。

市区町村変遷情報では 町村制施行直前の合併による西野村→米山村と、それ以降 2005年登米市に至る変遷をたどることができますが、それ以前は対象外です。
旧高旧領取調帳データベース では、陸前国登米郡を検索して得た 24村の中に、米岡も西野も中津山も見当たりませんでした。
しかし、遠田郡を検索したら、西野村と中津山村がありました。明治になってから郡が変ったのですね。

天保国絵図 の陸奥国(仙台領) により、遠田郡のピンクで描かれた両村を確認。
mapionで見ると、旧米山町の領域は、両隣の南方町・豊里町の領域に比べて「地名密度」が著しく小さく、もちろん「米岡」という地名は見当たりません。
地理的条件は 南方町・豊里町と さほどの違いがあるとも思われません。
旧自治体の地名に対する姿勢の相違により、旧米山町内の多くの地名が、現代の地図から失われてしまったのでしょうか。

【西野村職員B】米岡村になっても西野の名は消えません。米岡村大字西野として後世に残ります。

登米市米山町西野は21世紀にも残っていますが、安易な合成村名のパーツに使われた「米岡」は、失われてしまったようです。

[81202] 2012 年 7 月 29 日 (日) 14:21:05 皿 さん
 むじながいりさんについて

ちょっと残念だな。
しかし、私はツィッターのアカウントを持っていないし、皆さんにむじながいりさんの今のEメールアドレス聞いても個人情報保護法と言う壁にぶつかっている理由で無理ですし、結局ここで書きせざるを得なくなりました。もしも、作成が無理なら別のことを投稿するつもりです。たとえば、江戸時代の村からなった大字地名を廃止して小字地名に変更した市町村とか(さっき投稿した矢吹町の件も含む)、あと明治時代の郡域が市になった部分を入れるとそのまま平成になっても生き残っている郡とか。

[81201] 2012 年 7 月 29 日 (日) 08:35:06 千本桜 さん
 近世村「西野村」と町場名「米岡」

[81146] hmtさん
このような 町場名・近世村名・町村名の関係については、千本桜さんが事例を挙げて考察された 記事 が多数あります。
上にリンクしたのは一例で、マガジンの形にまとめて利用できればよいと思うのですが、私は手を出せずにいます。
千本桜さんの視点による 新マガジンの創刊を期待しています。
ありがたいお言葉、感謝申し上げます。しかし私は今、なかなか時間がとれない状況にあり、落書き帳への書き込みも途切れることがあるのが実状です。マガジン創刊など出来るかどうか自信がありません。とは言うものの「近世村と町場」、「町場名と町村名」、「公称と通称」、「住所と大字」の関係などは、次の世代に語り継がなければならない大切なものだと考えています。時間があれば何らかの形でまとめてみたいとは思っています。

近世の町場名が町村制下の村名に影響したと考えられる記事を一つ書きます。

明治22年、宮城県登米郡の西野・中津山2ヶ村が合併して米山村が成立しました。旧村名を継承する2大字を編成し、村役場を大字西野に置きました。角川地名大辞典は米山の村名由来を次のように書いています。
江戸期から干拓・開墾・新田開発の盛んに行われた米どころで、米の山を築く意味からなづけられたといわれる。
この説を否定するつもりはありません。けれども、どことなく作り話の臭いがしますね。「米の山を築く」は後で付けた理由で、本当は西野・中津山両村から1文字ずつ出し合って合成した村名だと思うのです。西野の「米」と中津山の「山」で米山です。西野に「米」の文字は見えませんが、実はあるんです。西野村には米岡と言う名の町場がありました。米岡は江戸期に商業活動を許された町場で、地籍の上では西野村に属していました。米岡宿、米岡驛、米岡町などと称されていたようですが、宿・驛・町の使い分けには明確な基準があるのでしょうか。ご存知の方、教えて頂けたら幸いです。

元来、米岡とは西野村の町場を指す地名ですが、時には西野村を指す名称としても用いられていた可能性があります。その根拠は、宮城県柴田郡において村名の前川と町場名の川崎、村名の入間野と町場名の槻木、村名の平と町場名の金ヶ瀬が混用されているばかりでなく、各地に同様のケースが見られるからです。槻木宿と書いてあるかと思えば、物によっては入間野宿と書いてあったり、入間野村と表記すべき所に槻木驛と書いてあったりで、大いに悩まされたものです。この通称町場名の川崎・槻木・金ヶ瀬は明治22年、それまでの公称村名である前川・入間野・平を抑えて町村制下の新村名に躍りでました。しかし、米岡は町村制下の新村名に躍りでることができなかった。なぜでしょうね。

なぜ米岡は町村制下の村名に採択されなかったのか。これにズバリ言及した記述を見たことがありません。そのような視点からの記録はたぶん存在しないのでしょう。ならば自分流に想像力を働かせて考えるしかありません。以下の文は想像で書く創作ですから鵜呑みにしないでください。でも本筋はそれほど大きく外れてはいないはずです。

(明治22年、西野村は中津山村との合併に向けて内部調整の話し合いをしていた。)
【西野村職員A】志田郡千石村など5ヶ村合併の新村名は、千石村の町場名をとって松山村とするそです。
【西野村職員B】桃生郡相野谷村など6ヶ村合併も、相野谷村の町場名をとって飯野川村とするそうです。
【西野村村長】すると西野・中津山の2ヶ村合併も、西野村の町場名をとって米岡村にするか。
【西野村職員A】西野村の名が消えるのは淋しいですね。
【西野村職員B】米岡村になっても西野の名は消えません。米岡村大字西野として後世に残ります。
【西野村職員A】そうなんですか。米岡も西野も消えずに残るなら、新村名は米岡村にしましょう。
【西野村村長】それに、西野より米岡の方が対外的に通りが良いだろう。
【西野村職員B】確かにそうです。佐沼や涌谷の人は西野のことを米岡と呼んでますね。
【西野村職員A】白石の近くから来ましたという人も、西野を知らないのに米岡を知っていました。
【西野村職員B】白石の近くから来ましたという人って、それ、大河原村の人だろう。
【西野村職員A】そうらしいです。なんで大河原から来ましたと言わないのだろう。
【西野村村長】主体性がないんだよ、大河原村は。我々もそうならないように気をつけよう。
【西野村職員B】やはり胸を張って自分の村の名を言えるようにしたいですね。
【西野村職員A】これからは対外的に通じやすい米岡の名を名乗り、胸を張って生きましょう。
【西野村職員B】了解しました。新村名は米岡村ということで、中津山村に話し掛けましょう。

(そして西野・中津山2ヶ村の合併協議が始まった。)
【西野村職員B】西野村としては、新村名を米岡村とすることを希望します。
【中津山村職員A】米岡って西野村の別称でしょう。西野村主体の考えは納得できません。
【西野村職員A】牡鹿郡根岸村など3ヶ村合併の新町名は、根岸村の町場名をとって渡波町とするそです。
【西野村職員B】近世の町場名をもって町村制下の町村名とする所が多いですね。
【中津山村職員B】そんな馬鹿な。人口の多い中津山が、人口の少ない西野に馬鹿にされてたまるか。
【西野村職員A】そんな馬鹿な。西野の方が人口が多いに決まってるだろう。
【中津山村職員B】そんな馬鹿な。中津山の方が多いんです。
【相談役の県職員】人口のことは落書き帳の方々が調べてくれるはずですから、話を先に進めましょう。
【中津山村職員B】中津山村としては、新たな合成村名を作ることを希望します。
【中津山村職員A】例えば、西野村の西と中津山村の山で「西山村」はどうでしょう。
【西野村職員B】西野村としては、西野より米岡の名を残したいのですが・・・。
【中津山村職員A】では、米岡の米と中津山村の山で「米山村」はどうでしょう。
【西野村村長】それは名案だ。
【中津山村村長】米どころにふさわしい村名だね。
【相談役の県職員】では「米の山を築く」という意味合いを込めて「米山村」としましょう。

こうして米山村は誕生したのではないだろうか。この場合、後世に伝え継ぐ村名由来は、下記の内のどちらがふさわしいのでしょうか。
1・西野村の町場名である米岡の「米」と中津山村の「山」を合成して「米山村」とした。
2・米どころなので、米の山を築く意味から「米山村」とした。

なお、人口のことで西野村と中津山村がもめていましたが、実際はどちらが多かったのでしょう。明治22年頃には、中津山村が西野村を凌いでいたと思うのですが、詳しいことが分かりません。ただし、西野村が中津山村を隷属扱いできるほどの開きは絶対なかったはずです。もし、西野村が中津山村を隷属扱いしていたなら「米山村」の名称は生まれず、「米岡村」の名称が誕生していた可能性が高いと思います。西野村の町場名「米岡」が町村制下の村名になれなかった理由の一つは、合併相手の中津山村が西野村に比して遜色なく、思いのほか大きな村だったからではないかと踏んでいます。

[81200] 2012 年 7 月 29 日 (日) 08:28:22【1】 Issie さん
 Re:むじながいりさんについて

[81197] 皿 さん
どうにか、このサイトの各都道府県の市町村変遷の一覧が完成したことをむじながいりさんに伝えて、是非この資料を参考にむじながいりさん本人のサイトで全47都道府県のパラパラ地図を完成させてください。

それは無理じゃないかなあ。
よそのサイトの運営に口をさしはさむ義務も権利も誰も持っていないと思いますよ。
もしそのようなご要望があるなら,たとえ返事が返ってこなくてもご自身で直接お伝えするしかありません。
そしてサイトを運営する側からすれば,そのようなご要望にお応えしなければならない義務は全くないし,見知らぬ人からの一方的なメールに返事を返さなければならない義務もありません。もちろん,公的機関や企業が“業務”として行っていることであれば,話は別ですが。
私も自分のサイトを持っていますが,極端な話,「これで飯を食っている」わけではありません。普段の生活の合間を縫ってサイトを運営しているわけですから,傍から一方的に「早めに」とお願いされても,それに応えられるかどうかは周りの状況次第です。もちろん,情報を発信する側として,その情報の「正しさ」を保証する責任があるのは当然ですけれども。
実際に私も「早く更新を」というようなお願いをされたことがありますが,そのような時にはこう答えることにしています。
「そのうちにね。」


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