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三鈴さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[12578]2003年4月6日
三鈴
[12572]2003年4月6日
三鈴
[12508]2003年4月5日
三鈴
[12506]2003年4月5日
三鈴
[12504]2003年4月5日
三鈴
[12465]2003年4月4日
三鈴
[12456]2003年4月4日
三鈴
[12451]2003年4月4日
三鈴
[12412]2003年4月4日
三鈴
[12376]2003年4月3日
三鈴
[12373]2003年4月3日
三鈴
[12371]2003年4月3日
三鈴
[12304]2003年4月2日
三鈴
[12301]2003年4月2日
三鈴
[12297]2003年4月2日
三鈴
[12290]2003年4月2日
三鈴
[12289]2003年4月2日
三鈴
[12248]2003年4月1日
三鈴
[12244]2003年4月1日
三鈴
[12235]2003年4月1日
三鈴
[12225]2003年4月1日
三鈴
[12185]2003年3月31日
三鈴
[12182]2003年3月31日
三鈴
[12176]2003年3月31日
三鈴
[12172]2003年3月31日
三鈴
[12162]2003年3月31日
三鈴
[12161]2003年3月31日
三鈴
[12157]2003年3月31日
三鈴
[12124]2003年3月30日
三鈴
[12123]2003年3月30日
三鈴
[12120]2003年3月30日
三鈴
[12118]2003年3月30日
三鈴
[12116]2003年3月30日
三鈴
[12115]2003年3月30日
三鈴
[12112]2003年3月30日
三鈴
[12110]2003年3月30日
三鈴
[12088]2003年3月29日
三鈴
[12085]2003年3月29日
三鈴
[12077]2003年3月29日
三鈴
[12076]2003年3月29日
三鈴
[12005]2003年3月28日
三鈴
[11945]2003年3月27日
三鈴
[11944]2003年3月27日
三鈴
[11942]2003年3月27日
三鈴
[11918]2003年3月27日
三鈴
[11916]2003年3月27日
三鈴
[11858]2003年3月26日
三鈴
[11854]2003年3月26日
三鈴
[11848]2003年3月26日
三鈴
[11840]2003年3月26日
三鈴

[12578] 2003年 4月 6日(日)22:50:20三鈴 さん
谷と坂
[12556]太白 さん
東京の都心は、関東平野の縁(へり)にある割には意外と起伏があります。
[12562]三丁目 さん
東京、というと、広い関東平野の海に近い方なので平坦な印象がありますが、結構アップダウンがあるのですよね。
台地も低地も併せて「関東平野」と一括りに見ると、そういう意外感もありますね。
でも東京の都心は、武蔵野台地と荒川などによる沖積平野との縁(へり)に位置しているので、
その結果として、台地に侵食して入り込んだ谷や、台地と低地とを結ぶ坂が多くなっているわけです。

東京など、東国では、「四ツ谷」「渋谷」「日比谷」「千駄ヶ谷」・・・と、「や」と呼ぶことが多い「谷」ですが、
京都など、畿内では、「鹿ケ谷」「黒谷」など、「たに」と呼ぶことが多いようですね。
この境目は、いったいどのあたりになるのでしょう。

かつて、「坂の名前と(下町の)橋の名前を覚えないと一人前の運転手とはいえない」といった話を、
東京のタクシーの運転手さんから伺ったことがあります。
アップダウンがあるので歩くのは大変なのですが、
でも、例えば渋谷だけでも、「宮益坂」「金王坂」「道玄坂」「スペイン坂」・・・と、
それぞれの坂ごとに表情があり、そうした多様さが、のっぺりした平坦な街にはない、
東京の魅力の一つなのではないかなぁとも思ったりします。

東京の坂の名前・所在・謂れなどを網羅した本があると、
東京の街歩きのガイドとしても面白いと思うのですが、
あるいは既にそういう出版物もあるのでしょうか?
(ここ数年、東京から離れたところで暮らしているので、出版事情にも疎くなりがちです‥泣)
[12572] 2003年 4月 6日(日)22:10:15三鈴 さん
母校
[12515]雑魚 さん
某知事の母校にして、「関東三大公立」 (何がだ?) の一角
さすがは、雑魚さん、良くご存知ですねぇ。ま、何が「大公立」なのかは、わかりませんが、私が在籍していた頃は、1学年12クラス540名も居ましたから、その規模はたしかに「大公立」でしたね(苦笑)。というわけで、なんといっても生徒数が多いわけですから、「三大公立」に含まれているであろう他の2校と比すと、某最高学府への進学者が多いとは云っても、その率は、はるかに少ないはずです。ですので、「三大公立」みたいな言われ方は、少しおこがましいのではないかと、思っております。なお、ワタクシ的には、某知事のような「軍国おじさん」が先輩であるということは、あまり嬉しいことではないのですが‥。(そういえば校歌には「立身報國 期せよ 友よ」なんていう時代がかったフレーズもありました)

受験区が県全域に及んだ為か、との指摘もあるのですが、実態はどうなのでしょうか?
受験区が県全域に及んでいた時代というのも、かつては有ったのかも知れませんが、少なくとも、私が在籍していた頃は、学区は、藤沢・鎌倉の2市のみという狭い範囲でした。私たちの数年上の先輩方の頃までは、茅ヶ崎市・寒川町も学区に含まれていたようですが。旧制中学としても、[3988]で雑魚さんがお書きになっているように、県内で6番目の創立ですので、そもそも「県都を凌ぐ拠点校として位置付けられた」というのが、いまいちピンと来ないのですが‥。

[12547]ken さん
ここまで書くと、私の本名がどこかでヒットしちゃうかなあ。(まあ、いいけど)
何年ごろのどこの高校卒で、しかもそこの吹奏楽部で何をやっていた、なんて判明すると、私も素性が露見しかけているのかもしれませんね。ここの掲示板の皆さんの情報収集力は、そんじょそこらの興信所なんかよりも、余程強力ですから(苦笑)。
[12508] 2003年 4月 5日(土)18:49:27三鈴 さん
校歌
[12496]雑魚 さん
密かに常連各位の出身校調査を兼ねていた雑魚でした/ニヤリ。
残念ながら、私の母校は入っておりませんね。
ちなみに、「秀麗の富士を高く西に仰ぐ」という、関東近県ではありがちの歌い出しの校歌なのですが、
どなたか、おわかりになりますかしらん?
[12506] 2003年 4月 5日(土)18:42:16三鈴 さん
カッパーさんへ
[12482]
それは、合併協議会のみを指すのでしょうか?それとも、任意合併協議会も、合併研究会なども指すのでしょうか?
法定合併協議会のみであれば、
でるでるさんの「法定合併協議会一覧」(http://uub.jp/upd/ugplst.html )で追えますので、
任意合併協議会や研究会、あるいは単なる構想も含めて知りたいなぁと、思っております。

[12502]
ちなみにぼくは一応吹奏楽部に所属しております。
楽器は何をされているのですか? ちなみに私は、中学・高校・大学と吹奏楽部で、トランペットを吹いていました。
[12504] 2003年 4月 5日(土)18:35:26三鈴 さん
シミュレーションと原則と‥
[12476]せか さん
その理由(引用者注:運輸支局や自動車検査登録事務所の検査のラインの容量が飽和状態になる)だけで自動車検査登録事務所が新設されることはなく、まず三重や京都のように 管轄区域のない自動車検査場が新設されます。(中略)
自動車検査は指定整備工場(民間車検場)でも行われているわけですから、自動車検査場があるからナンバーを交付したほうがよいというのは無理があると思います。
なるほど。数日来、腑に落ちなかった点も、これでようやくわかった気がいたします。
現実の問題としては、ラインの飽和という理由で自動車検査場が新設されることはあっても、
ナンバーの数自体は当面(73年間?)払底することがないので、
ナンバーを分割するということには、今のところ合理性は見出しにくい
ということになりますね。どうもありがとうございました。

[12419]ken さん
原則論を変えろ、と言われてしまうと、シミュレーションゲームも成り立ちませんね。(中略)
他の方は、とっくにそれを見抜いているので、初めからこの話題に参加されてない
他の方はとっくに見抜かれてたのかもしれませんが、私としてはお恥ずかしいことですが、
せかさんの書き込みによって、ようやく、“原則”を理解しかけてきたという感じです。

おそらく、ken さんとしては、原則を全く知ることもなしに独断と偏見に基づいて「分割する」という議論がされている、と感じられて苛立ちを覚えられたのでしょう。
でも、“原則”は“原則”として知っておいた上であれば、それとは別に自分でルールをつくって、それに基づいて地理区分上のお遊びをするということまで、否定されることはないように思います。
(それについていけなければ、最初から参加しなくてもいいわけですから‥)

たとえば、以前ken さんも議論に参加されていた道州制のブロック案を考えるといったシミュレーション。
(アーカイブズ「道州制への未来図」参照 http://uub.jp/arc/arc148.html )
ken さんも[9106]
どうせ都道府県制を廃するなら、現都道府県の枠組みをこの際、完全リセットして、マッサラから、道州を組みたい気持ちが強いんです。
とおっしゃっています。

現実には、道州制を考える場合、現行の都道府県の存在(領域としてのみならず機構としても)を全く無視することは難しいわけで、仮に道州制に向かうとすれば、原則として、都道府県の合併とその合併後の都道府県への国の出先機関の権限の移譲・統合といった形にならざるをえないのではないか、と思われます。
したがって、現行の都道府県の区域を割るような形での新たな道州の設定は、にわかには実現しにくいですし、現実の国の出先機関の管轄区域とあまり齟齬をきたしている形での道州の設定も、なかなか難しいはずです。

でも、そうした現実に想定される原則はとりあえず無視して、マッサラから考えてみるというのも、やはり地理区分上のお遊びとしては、楽しいことですよね。
おそらくspecial-week さんが、[12284]で「名古屋ナンバーを分割するとしたら」ってことを考えられたのも、それと同様の趣旨だと思うのです。

せか さんへの御礼のつもりで書き始めながら、いつのまにか少し筆がそれてしまい、いささか批判がましくなってしまったかもしれませんが、批判をしようというのは本意ではありません。ただ、お互いに楽しく、地理区分的なシミュレーション(場合によっては妄想!?)なども含めて書き連ね、それに対して意見交換していける掲示板であって欲しいなぁ、ということです。長文にて、失礼致しました。

#オーナーグリグリさまの掲示板開設の趣旨に反するようでしたら、この書き込み、削除しておいて下さい。
[12465] 2003年 4月 4日(金)23:49:11三鈴 さん
大型合併
[12458]蜜蜂 さん
【主な大型合併候補(10市町村以上参加)】
参加市町村の数は、今のところ14(津軽南、上越地域、環浜名湖)が最大ですか。
では、合併後の面積では、どこが最大なのでしょうか?

でるでるさんの「法定合併協議会一覧」http://uub.jp/upd/ugplst.html では、
  釧路市,釧路町,阿寒町,鶴居村,白糠町,音別町2,960.62
  高山市,丹生川村,清見村,荘川村,宮村,久々野町,朝日村,高根村,国府町,上宝村2,179.35
あたりが大きいところですが、任意協議会や研究会レベルまで入れると、
以前、カッパー さん[9842]が指摘されていた
  留萌市,増毛町,小平町,苫前町,羽幌町,初山別村,遠別町,天塩町,幌延町4,020.03
  網走市,東藻琴村,女満別町,美幌町,津別町,斜里町,清里町,小清水町,常呂町3,673.94
あたりが、最も大きな事例でしょうか?

ほかに、2,000平方キロを超すような巨大合併構想というと、どこかありますでしょうか?
[12456] 2003年 4月 4日(金)22:50:20三鈴 さん
紀南と南紀
[12421]ken さん
旧国名略字一字+方角という場合、多くの場合、東予、南予、西予、東伯、南濃、北勢、南勢、甲西、とか、
自治体名以外でも、北信、東信、南信、北総、北摂、など、方角字が上に来るのが当然のような気がしていましたが、改めて 考えて見ると、尾西市、阿南市、日南市、泉南市、駿東郡、など、語呂によって、方角字が下のものも結構ありますね。

三重県では、旧伊勢の地域は、北勢・中勢・南勢と方角字を上に付して呼ぶのに
県内の旧紀伊の地域は、紀北(尾鷲市+北牟婁郡)、紀南(熊野市+南牟婁郡)と呼んでいるようです。
「紀南」は、和歌山県側でしばしば用いられる「南紀」と、区別する意味もあったのかもしれません。
[12451] 2003年 4月 4日(金)22:33:08三鈴 さん
自分色!
[12444]オーナー グリグリ さま
今日は3週間ぶりに休みを取れましたので少しだけ作業しました。自分色登録です。
貴重なお休みの時間を割いて、自分色登録していただきまして、どうもありがとうございました。

これで、晴れて、こちらの掲示板の末席に参加させていただくことを、公認していただけたような、
嬉しくも少し身の引き締まるような気持ちです。
ちょうど新年度、桜の季節。2003年度新規登録生として、これからも、
諸先輩方と実のある議論ができますよう、気持ちを引き締め、頑張って参りたいと思います。
(って云うのも妙ですが‥。)

改めまして、皆さま、何卒宜しくお願い申し上げます。
[12412] 2003年 4月 4日(金)10:52:38三鈴 さん
ナンバープレート地名を考える
[12403]ken さん
地域ナンバーは、本来、その名称について「良い」とか「相応しい」「イケてる」とか「使える」とかを論ずる性質のものではないと思っています。
そうでないと、千葉県民はやってられません。(泣)
「本来」ということからすると、そうなのでしょう。
が、やはり何らかの名前が付されると、そこは「言霊」の国、単なる記号・符丁のままではとどまってはいられず、
その名前が独自のイメージを形成しはじめ、一人歩きするようになりますよね。千葉県の方には気の毒(!?)ですが‥。
ということからすると、やはり、「良い」とか「相応しい」「イケてる」とか「使える」とかを論ずることには、意味があると思いますよ。

極端な例ですが、人名だって、本来的な意味は他者との識別のための記号であったのではないかと思いますが、
やはり、「良い」とか「相応しい」とかを相当考えてつけられることが多いですよね。

まずは、(中略)地域ナンバーと陸運支局・自動車検査登録事務所の関係と性質を概観していただいた方が良いかと
ご紹介いただいたHPを見て、私、かえってわからなくなってしまいました。
「自動車検査登録事務所」と「自動車検査場」の違いは、何なのでしょうか?

単純に、前者は検査だけではなく登録もやっているのに対して、後者は検査だけ ということなのかな
とも思ったりはするのですが、とすると、
「京都」ナンバーなどは、検査は複数の場所で行っていても登録は陸運支局改め運輸支局で一元管理
ってことで問題は起きにくいですが
「長崎」ナンバーなどでは、別々の事務所で同じ地名のナンバーを登録するということになり、
同じナンバーを別々の車輛に交付しないような調整が必要になってしまい、かえって事務処理上、
煩瑣なのでは‥? という気もいたします。

そのような調整の手間を省くためには、検査を別の場所で行うのであれば、
それぞれの場所でそれぞれの地名のナンバープレートの登録・交付もできるようにしておく方が、
よほど合理的なのではないかなぁ‥とも思います。

そこで、複数の検査場等で同じ地名のナンバーを交付している所(ご紹介いただいたHPに基づく)について、
新たなナンバー地名を考えてみる というお遊びを思いつきました。
(実は、お遊びをしたいというのがメインですので、その必然性はあまり深く考慮していません‥)

事務所・検査場名所在地現行のナンバー地名新たなナンバー地名案
四日市自動車検査場四日市市三重鈴鹿
京都南自動車検査場久世郡久御山町京都山城
厳原自動車検査登録事務所下県郡厳原町長崎対馬
大島自動車検査登録事務所名瀬市鹿児島奄美
沖縄総合事務局陸運事務所宮古支所平良市沖縄宮古
沖縄総合事務局陸運事務所八重山支所石垣市沖縄石垣

如何でしょうか? あまり面白くはないですかね‥。
四日市自動車検査場や京都南自動車検査場のナンバー地名あたりは、対案も出てくる余地もあるかなぁ
と思うのですが。
[12376] 2003年 4月 3日(木)15:36:03三鈴 さん
名古屋ナンバーを分割するとしたら?
[12297][12304]で、単にプレートの番号の組み合わせの数だけではなく、
運輸支局や自動車検査登録事務所の検査のラインで物理的にこなせる量を超えて車が持ち込まれるようになった場合に、
同一敷地内でのラインの増設が無理であれば、新たに自動車検査登録事務所が造られてナンバーが分割される
という説を御紹介したのですが、
[12314]Nayeahさん、[12324]ショコラさん、[12341]kenさんの書き込みからすると、その説は正しくはなくて、
やはり、敢えて分割するような必要性は、あと73年くらいは生じることは無い
ということなのでしょうかね‥?

さて、であるとするならば、名古屋ナンバーの分割も必要ないわけで、
とするとこの問題は、実際に分割する云々というよりも、
名古屋ナンバーのエリアに含まれている地域を仮に分割する場合にどのような名称を付けるとイイか?
という、単なる地理区分上の思考のお遊びとして、考えられればいいのではないかと思います。

で、そのような趣旨から、ちょこっと考えてみました。
[3502]黒髪さんによる、現在の車のナンバーの整理から抜粋すると、
〔名古屋〕名古屋市、半田市、津島市、常滑市、東海市、大府市、豊明市、知多市、日進市、愛知郡、海部郡、知多郡
〔尾張小牧〕一宮市、瀬戸市、春日井市、犬山市、江南市、尾西市、小牧市、稲沢市、岩倉市、尾張旭市、西春日井郡、
       丹羽郡、葉栗郡、中島郡
というのが、そのエリア区分となっているそうです。

これをもとに考えると、
[12366]special-weekさんの「清洲」は、現「尾張小牧」エリア(西春日井郡)ですし、
[12372]カッパーさんの「濃尾」も、尾張のうち美濃よりのエリアが「尾張小牧」になっていますので、
地名的にはイイ感じなんですけれども、「名古屋」エリアを分割した後の一方のエリア名としては、
ちょっと厳しいかなぁという気がいたしました。

名古屋市内の地名を採るとすれば「熱田」、名古屋市外の「名古屋」エリアの地名でも良ければ「知多」が、ワタクシ的には一押しです。
[12373] 2003年 4月 3日(木)14:56:48三鈴 さん
よそ者が行政区割りを考えると‥
[12310]Nayeah さん
よそ者の勝手な書き込みに対する丁寧なレス、どうもありがとうございます。

旧静岡市と旧清水市を比べると、人口比は約2倍、面積は約5倍の開きがあります。これから考えると区数の比は2:1かそれ以上であってもいいのでは?
人口比や面積比だけ見ればそうかもしれませんが、1区平均15万人前後という行政区の標準的な規模から考えると、既に人口停滞ないしは微減期に入っている旧静岡市の4分割は、ちょっと重荷になるのではないかな、という気がしております。なお、旧清水市の2分割も、1区あたりの人口が少なめになってしまう嫌いはありますが、さりとて分割せずに1区としたのでは逆に過大ですし、また、政令指定都市移行に伴う行政区の設置で、これまでよりもかえってキメ細かな行政が行われるといったことが喧伝されてきたてまえ、これまでの市域=1行政区というのは、政治的に難しいかと思います。

三鈴さんの考えられた区割りですが、(5)の仮称:安部区が地域的に繋がりの薄い地域を数合わせでまとめた感じがします。区役所の位置が難しいかもしれません。
やはり、つながりは薄かったですか‥。
単なる数合わせに陥ることなく、実際に使いやすい行政区割りを考えるのは、やはり、よそ者には難しい作業ですね。

なお、三鈴さんの考えられた区割り案の人口は以下のようになります。
見やすく表形式でまとめて下さいまして、ありがとうございました。
こうしてみると、人口規模的には、もっともらしく見えるのですけれどもねぇ‥(苦笑)
[12371] 2003年 4月 3日(木)14:35:37三鈴 さん
Re:市の事務所などの件
[12337]TKS-H さん
これ以上は深入りしないようにします。
いろいろとご教示いただいて、ワタクシ的には、とてもありがたかったのですが、どうも
TKS-H さんと私との、往復書簡の様相を呈していて、ほかの方の反応もありませんので、
(三丁目 さん[12252]から、「興味深く、職場で拝見」とのお言葉はいただきましたが‥)
たしかに、ここでのこれ以上の深入りは、やめたほうが良いのかもしれませんね。

余談になりますが、三鈴さんが[12304]で「陸運支局」に言及されましたが、今は運輸支局になっていますね。
あ、そういえばそうでした。いつもながら、詰めの甘い私の書き込みに対する正確な御指摘、
感謝しております。

標記の件については、ひとまずこれにて打ち止めとするにいたしましても、
今後とも、宜しくご指導いただけますよう、心から、お願い申し上げます。
[12304] 2003年 4月 2日(水)18:27:27三鈴 さん
ナンバープレート分ける必要性は生じないのですね?
[12303]ken さん
今となっては、ナンバーは逼迫しませんので、分割の動き、というか、必要性が無くなってしまいました。
ということは、私が[12297]で書いたような、陸運支局や自動車検査登録事務所の検査のラインの容量云々で分割
というのは、やはり「ガセネタ」なのでしょうか???
[12301] 2003年 4月 2日(水)17:17:04三鈴 さん
静岡市の行政区割り案
[12257]Nayeah さんの
人口で見る静岡市の区割り案

興味深く拝見しました。
きわめて現実的な案として、静岡市役所企画部政令指定都市準備課あたりにとっても、
多いに参考になるのではないでしょうか。

ただ、残念だと思ったのが、
5区に分割の場合
これは思いつきませんでした。
というところ。

[12157]でも書きましたが、5区が妥当なところではなかろうかと思っておりますもので‥。
これまでの他市の行政区の規模とのバランスもありますし、また、旧静岡市の区の数が旧清水市の倍になってしまうと、旧清水側の感情が許さない面もありそうなので‥。

そこで、拙案。
旧清水市については、Nayeah さん[12257]の6区に分割の場合の案を採用させていただき、
(1)河口部を除く巴川以北(仮称:江尻区‥‥庵原区は蒲原・由比の編入の場合にとっておきましょう)
(2)河口部を含む巴川以南(仮称:清水区) とすることにして、
旧静岡市については、
(3)東海道線以北の静岡旧市街及びそれより東側(仮称:駿府区)
(4)東海道線以南の安倍川以東の地域(仮称:登呂区)
(5)賤機山以西・以北の安倍川流域と安倍川以西の南部、藁科川流域及び井川地区(仮称:安倍区)
といった分け方は出来ませんでしょうか?

残念ながら、静岡についての土地勘があまり無いため、手元にある大雑把な地図と、
Nayeah さんの書き込みのみを頼りに考えましたので、正確な人口等もわかりませんし、
妥当性を欠くかも知れませんが、議論の参考にしていただければと思い、書き込ませていただく次第です。
[12297] 2003年 4月 2日(水)16:40:34三鈴 さん
名古屋ナンバーは分割されるか?
[12284]special-week さん
日本で1番台数の多い名古屋ナンバーですが、これを分割する動きはないのでしょうか?

落書き帳アーカイブズ「自動車ナンバープレート・地名選定の経緯」http://uub.jp/arc/arc117.html
に、関連書き込みが多数ある話題ですが、私が一つ引っかかっているのは、
どういう場合に分割されるのかという基準です。

せか さんが[9586]でして下さっている説明ですと、
基本的には小型乗用自動車用の5ナンバーを、使い切ったもしくは使い切りそうな場合に分割される
ということのようです。

でも、5ナンバーを使い切りそうも無いのに「利便性、地域性を考慮」して分割されたり、
5ナンバーを使い切って7ナンバーを使っているのに分割されていなかったり(名古屋ナンバーなど)
という対応の違いがなぜ起きているのかが、よくわかりません。

以前、別の場所では、陸運支局や自動車検査登録事務所の検査のラインの容量が飽和状態になるかどうかが、
分割の基準だと、耳に挟んだことがあります。

つまり、既存のラインで、さばき切れないぐらいの車が持ち込まれるようになった時、
同じ支局・事務所内で新たにラインを増設する余地がなければ、別の場所に土地を求めて自動車検査登録事務所を設けるのでナンバーも分割されるけれども、
同じ支局・事務所内で新たにラインを増設する余地があれば、新たな自動車検査登録事務所を設ける必要はないので、5ナンバーを使い切っていても分割しない場合もある
っていう話です。

ここでは、そのような話を聞いたことが(見たことが)ないように思うのですが、
その実はどうなのか? という点が、気にかかっているのです。
どのたか、詳しい方いらっしゃいましたら、お教えください。
[12290] 2003年 4月 2日(水)14:56:14三鈴 さん
祝:お誕生日!
[12278]カッパー さん
ちなみに今日はぼくの誕生日♪♪
おめでとうございます。
ちょうど桜の花にも祝福されるような季節のお誕生日、また気持ちも新たに、地理道(?)に邁進されてくださいね!
[12289] 2003年 4月 2日(水)14:50:36三鈴 さん
Re:Re:再び「市の事務所」について
[12285]TKS-H さん
「市町村の事務所」をキーワードにして検索したところ、46法令、延べ94カ所に使用されていました。
「市町村の庁舎」は3法令、3カ所、「市町村の施設」は4法令、4カ所です。
「市町村庁」は使われていません。

となると、
  用語法令数
市町村の事務所46
市役所12
市町村の庁舎3
市町村庁0
ということになりますか。
とするとやはり、法律的には「市の事務所」という言い方が、妥当な表記なのかしらん‥?
#「市町村の施設」は、地方公共団体の事務所のみを指す言葉ではないような気がします。

末尾のほうで、奈良市と横浜市の市役所位置条例を紹介しておられますが、条例で規定しているのは、あくまでも「位置」であって「所在地」ではないわけですね。
えーと、ワタクシ的には、「位置」か「所在地」かということよりも、「市役所」か「市の事務所」かということで、紹介させていただきました。いずれの市も現行の条例では、「市役所」ではなく「市の事務所」と表記するようなっている点が、面白いかな? と思いまして‥。

さて、ここまでの議論を整理させていただくと、
(1)「市役所」という言い方よりも「市の事務所」という言い方のほうが、法令的には優勢
(2)「市庁」という言い方は法令的には確認されず、使われている自治体においてもあくまでも通称
ということになりましょうか。

「市の事務所を市庁と称す」なんていう規定を含む条例を、持っている市があったりすると面白いのですがね‥。
[12248] 2003年 4月 1日(火)19:57:00三鈴 さん
南アルプス市
[12245]ごろごろ さん
いよいよ平成の大合併が本格化してきました。しかし民放ニュースではあまり取り上げられていませんでした。全国初のカタカナ市として注目された南アルプス市ぐらいでした。

今日はまだTVを見ていないのでわからないのですが、民放のニュースの中で、南アルプス市のことを「全国初のカタカナ市」と言っていたのでしょうか? 厳密には南アルプス市は「全国初のカタカナ市」ではないわけで([12235]参照)、TVという影響力の大きい媒体で、そういう紹介の仕方をしていたのだとすると、ちょっと困ったことですね。
[12244] 2003年 4月 1日(火)18:26:34三鈴 さん
広域連合
[12242]YSK さん
広域連合は特別地方公共団体の一種ということになります。

おっしゃる通りですね。
ただ、一般に自治体といった場合には、都道府県と市町村および特別区を指し、特別区以外の特別地方公共団体は指さないように思います。ですので、[12234]でおっしゃっていたように、北アルプス広域連合を、
「アルプス」を名乗る自治体
といってしまうことには、違和感を覚えます。

なお、特別地方公共団体のうち特別区のみを自治体と呼び、それ以外を自治体と呼ばないのは、直接公選の首長・議会を有しているかどうかの違いなのではないかと思っています。したがって、広域連合であっても、地方自治法第291条の5にある直接公選の規定を用いて、直接公選の首長・議会を設けていれば、これを自治体と呼んでもいいのではないかと思っています。ただ、残念ながら、現存する広域連合ではいずれも、直接公選の首長・議会を設けてはいないようですが‥。
[12235] 2003年 4月 1日(火)17:38:09三鈴 さん
初のカタカナ市?
[12230]special-week さん
初のカタカナ市ということも あって注目度はまずNO1でしょう

平成の大合併で誕生する市としては初のカタカナ市ですが、過去ログ[3031]でmikiさんが御指摘のように、過去には沖縄県コザ市(現:沖縄市)というカタカナ市もありましたので、「現在唯一のカタカナ市」なら良いのですが、「初のカタカナ市」というのは、厳密には違うのではないかと‥。

ただし、[3032]でIssieさん御指摘のように、コザ市の成立は米軍施政下でのことなので、
「日本の法律に基づく町村合併でカタカナの市が誕生した」という意味では「初めて」
のカタカナ市ということになりますね。
[12225] 2003年 4月 1日(火)14:19:03三鈴 さん
再び「市の事務所」について
[12200][12214]TKS-H さん

丁寧に調べてお答えいただきまして、本当にありがとうございます。
地方自治法第4条第1項の表記からすれば、法律上は「市の事務所」という言い方が、整合性が取れていて正確なのでは‥と思っていたのですが、以外にも「市の事務所」と表記されている法令は少なく、「市役所」という表記が圧倒的多数派なのですね! 勉強になりました。

でも、お教えいただいた
「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律施行規則」第1条第11号
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37F04301000014.html を見ると、
近傍の市役所等 最短の距離にある市の事務所又は当該地域を含む郡の中心と認められる町若しくは村の事務所をいう。
とあって、この規則(省令)で「市役所等」という語を用いているものは、「市の事務所」などを指す
と読めますから、やっぱり「市の事務所」という言い方が、法律の表現的には“正しい”のかしらん??

ところで、関連してこんなものを見つけました。
       市役所位置ノ件
                 明治31年2月1日
                 奈良県告示第25号
奈良市役所位置ヲ奈良市東寺林町38番地ニ定ム
(奈良市例規集 http://www.city.nara.nara.jp/d1w_reiki/mokuji_bunya.html より引用)

太政官ではないですが、県(当時は国の出先機関)の告示で市の役所の位置が決められていたというのが、中央集権的で面白いですね。
ただ、読み方としては、
市役所、位置の件(市役所というものの位置についての定め)
市、役所位置の件(市というものの役所の位置についての定め)
の2通りが考えられますので、これだけを以って「市役所」という言い方が公定されていたとは、言い切れませんが。

ちなみに同市は、現在では、奈良市の事務所の位置を変更する条例(昭和47年10月14日条例第35号)で、
奈良市の事務所の位置を、奈良市二条大路南一丁目1番1号に変更する。
と定めています。(引用同上)

また、以前「市庁」の例として挙げた横浜市の、市の事務所の位置に関する条例(昭和34年3月14日条例第2号)には、
市役所の位置条例(昭和25年10月横浜市条例第38号)の全部を改正する。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第4条第1項の規定に基き,市の事務所の位置を次のとおり定める。
  横浜市中区港町1丁目1番地
と書かれています。( http://www.city.yokohama.jp/me/reiki/honbun/ag20200011.html )

かつては「市役所の位置条例」であったものを改正して、わざわざ「市の事務所の位置に関する条例」に改めているあたり、意味深ですね。
[12185] 2003年 3月 31日(月)22:16:00三鈴 さん
静清合併理由
[12180]TACO さん
そもそも静岡市と清水市が合併することになった理由は何なんですか?

この両市の合併協議会が策定した「新市建設計画」の序論では、冒頭
 静岡市と清水市との合併問題は、モータリゼーションの進展に伴う市民の日常生活圏の拡大、経済圏の伸長や、市街地の一体化等の状況を踏まえ、昭和40年代から繰り返し議論され続けた歴史的課題であった。
 また、近年の多様化、高度化する行政ニーズや激化する都市間競争への対応や、地方分権推進の必要性、さらには、より高度な行政体制確立のための政令指定都市実現の観点から、市域を超えた広域行政推進の必要性が議論されることとなった。
 このような状況の中で、平成7年の「市町村の合併の特例に関する法律」の改正によって創設された住民発議制度に基づき、市民から合併協議会の設置に向けた直接請求が行われ、両市市議会の議決を経て、平成10年4月1日、静岡市・清水市合併協議会が設置されることとなった。
と書かれています。

このあたりに、両市合併の公式の理由は集約されているのではないかと思うのですが、如何でしょうか?
なお、静岡市・清水市合併協議会のHP http://www.city.shizuoka.shizuoka.jp/gappei/index.html に載っている、第29回協議会の議事録をみると、協議会のそれぞれの委員が、どのような考え方から賛否を表明されたのかがわかりますので、こちらも併せてご覧になられることをお奨めします。
[12182] 2003年 3月 31日(月)21:39:14三鈴 さん
地方公共団体の事務所
[12175]TKS-H さん
「地方公共団体の事務所」は内務省地方局長通知によって「従前のとおり、都道府県庁、市役所、町村役場の名称を使用してさしつかえない。」とされています。(昭和22、5、29、地発乙第338号)

「さしつかえない」というのは、
「従前とは異なる別の名称(市庁とか村役所とか)にしても良いけど、従前どおりでも別に構わないよ!」
という意味なのでしょうか?それとも、
「従前どおりの名称の使用を許してやるから、今後ともその名称を使うように!」
という意味なのでしょうか?

また、市の事務所に関しては、「自今総テ何市役所ト可称事」というような法規上の定めはないのでしょうか?

お教えいただけましたら幸いです。
[12176] 2003年 3月 31日(月)20:22:42三鈴 さん
Re:静岡市なんて絶対ヤダ!
[12173]実は小学生 さん
静岡市と清水市も合併しますが、僕は新市名の「静岡市」に納得がいきません。

新設合併(対等合併)なのに、「静岡市」というのは、たしかに釈然としませんね。
さりとて、それ以外の名前で、地元の皆さんの大方の納得が得られるのかというと、これも難しそうですし‥。

名称が決定された日の法定合併協議会では、
静岡市側の委員(18人)が「静岡市」を推したのに対し、
清水市側の委員(18人)は新設合併という形を明らかにするため
「静岡市」という名称だけは避けようと「駿河市」を推したので
票が完全に二分され、結局、委員となっていた県職員(2人)がキャスティングボートを握って
20(静岡市側委員+県職員の委員) 対 18(清水市側委員)という僅差で、「静岡市」に決まったのでしたね。

県職員の、県庁所在市の名称が県の名称と異なってしまうことへの抵抗感が、この結果を生んだとも言え、
必ずしも地元の皆さんの意見を旨く反映させてはいなかったのかもしれません。

とはいえ、では、どのような決め方だったらば、地元の皆さんが納得されたのかというと、
これまた難しい問題だなぁという気がします。おそらくどのような決め方をしても、
自分の望んでいない結果となれば、やはり納得しがたいという思いをもたれる方は、いらっしゃるでしょう。

で、優等生的なことを申してしまえば、
新市の名前よりも大事なのは、この新しい市が、今後どのような行政を展開していくのかではないか と思います。

現静岡市民にとっても現清水市民にとっても、合併したことで(あるいはその結果として政令指定都市になることで)、
今までよりも良い行政サービスが受けられるようになった、今までよりも暮らしやすい街になった
と感じられるような街になれば、名称をめぐる違和感も、いずれ解消できるのではないかなぁと
楽観的に思ってみたりもするのですが‥。

ところで、
いよいよ残り数時間で4月1日ですね。
HNはどうされるのですか?(笑)
[12172] 2003年 3月 31日(月)19:18:35三鈴 さん
吉野郡の「村」
[12167]KMKZ さん
あの世界遺産・岐阜県白川村も敢えて「村」を選択したようですね

合併したのちも敢えて「村」を名乗るという選択をしているところは、
[12161]で触れた南阿蘇三村合併推進協議会以外、記憶にありませんが、
ご指摘の白川村のように、合併をせずに「村」のまま存続という選択をしているところは、
実は結構あるのではないでしょうか。

殊更に「合併しない宣言」みたいなことはしていなくとも、
周辺市町村の法定合併協議会に加わっていない村というのは、やはり
合併特例法の期限内に「村」でなくなるということは、考えていないのでしょうから。

奈良県吉野郡の川上村(ダム建設に伴う交付金で周辺町村に比較して財政が豊か)や
十津川村(現状でも県内の市町村で最大で、山間部でこれ以上広域化しても行政効率の向上が見込めない)
などは、こうした例かと思います。
[12162] 2003年 3月 31日(月)16:00:30三鈴 さん
Re:いよいよです
[12160]でるでる さん
合併情報の方は、本日修正致しましたので、ご確認ください。

お手数をおかけしました。確認いたしました。どうもありがとうございました。
[12161] 2003年 3月 31日(月)15:57:16三鈴 さん
Re:「町」「村」一本化レス
[12141]赤尾鯰 さん
この合併騒動の中で村という呼称を無くすな、といった意見はあまり聞かないです。(一部にあることは確かですが)

たしかに数は少ないでしょうが、敢えて「村」を選択する自治体も中にはあります。

熊本日日新聞によれば、熊本県阿蘇郡の白水・久木野・長陽の3村の任意合併協議会「南阿蘇三村合併推進協議会」は、住民アンケートの結果を受けて、合併後の新自治体を「村」とすることで合意したそうです。
  http://kumanichi.com/news/local/main/200303/20030306000038.htm

また、広島県神石郡の油木町・神石町・豊松村・三和町による法定合併協議会「神石郡合併協議会」でも、結局は神石高原町という名称に決定したものの、新自治体名の最終候補に残った5つの中には、「平成村」という名称も入っていましたね。
  http://www.jinsekigun.jp/gappei/

無理に「町」「村」という名称を一本化するのではなく、そういうそれぞれの地域の選択も、認めてもいいのではないかなぁという気がしております。

ところで、赤尾鯰 さんというHN、
ビンさんとは無縁
とのこと。失礼いたしました!
[12157] 2003年 3月 31日(月)14:39:35三鈴 さん
新静岡市の区割り
静岡新聞に、
新静岡市誕生 あと1日 区割り、3-4区の可能性
との記事が出ています。
http://www.sbs-np.co.jp/shimbun/area21/area21_2003033106.html

これまでの政令指定都市の行政区の平均人口(おおむね15万人)から考えても、私は、
5区(現静岡市3区+現清水市2区)くらいが妥当かなと思っていましたが‥。

なお、この関連の書き込みは、アーカイブス「(新)静岡市の区割り案・区名案について」
http://uub.jp/arc/arc90.html に、まとめていただいていますね。
[12124] 2003年 3月 30日(日)21:24:56三鈴 さん
Re:市役所・市庁(その2)
[231]オーナー グリグリ さん
[234]Issie さん
[240]オーナー グリグリ さん
[243]Issie さん
[245]オーナー グリグリ さん
[251]小野田 さん(「豊見城村役場」という情報)

申し訳ありません。下の[12123]の書き込みをしてから検索したのですが、
八戸市庁・横浜市庁等のネタは、上記の過去ログで、既に出ていたのですね。
今後は、ちゃんと過去ログを検索してから書き込むように、気をつけたいと思います。ごめんなさい。
[12123] 2003年 3月 30日(日)21:14:11三鈴 さん
Re:市役所・市庁
[12121]special-week さん
市庁舎といったり、市役所と呼んだりとケースバイケースですね。

確かにこれらの市でも、市役所と呼ばれることもあろうかと思います。
ただ、これらの市では、「市庁舎」以外に、「市庁」とも呼んでいるようで、このあたり
建物自体を指すときは「市庁舎」
と言うのとは別の、微妙な違いを感じます。

「市庁舎」という言葉は、市役所の建物という意味で、一般に多くの市で使われているような気がしますが
「市庁」となるとどうなのでしょうか?

ちなみに、八戸市の職員の皆さんのアイスホッケーチームは、「八戸市庁アイスホッケー部」となっています。
「市庁」=建物ではなく、「市庁」=組織・機構なのではないかと感じさせられる一例です。
[12120] 2003年 3月 30日(日)20:43:36三鈴 さん
市「役所」・町村「役場」
[12119]三丁目 さん
市「役所」に対して町村「役場」なのは、呼び方としての慣習なのでしょうか?それとも、何か根拠があるのでしょうか?

横浜市、奈良市、八戸市のように(順不同)、「市役所」ではなく「市庁」と呼んでいる自治体もあることからすると、
根拠は特に無くて、単なる慣習なのではないかという気もしますね。確たることは申せませんが‥。
[12118] 2003年 3月 30日(日)19:51:49三鈴 さん
Re:湘南電車
[12114]白桃 さん
緑に橙の配色はもう何年つづいているのでしょうか?

 幼少の頃、都内に住んでゐた私は、鎌倉に住む祖父母の家に遊びに行く為に、よく母に連れられて、湘南電車に乗つていたことを、思ひ出します。あの頃、東海道線と横須賀線は、東京-大船間で線路を共有してをりまして、ただ、川崎・横須賀・戸塚(東戸塚は未開業)の三駅には、横須賀線の電車しか停まらなかつたと、記憶して居ります。

 橙と緑が湘南色、クリームと紺が横須賀色と云ふ区別は、既に有つたとは思ひますが、ただ、あの時分は、車輛のやりくりが巧くいかない為でせうか、しばしば、湘南電車でありながら横須賀色の車輛が混じつてゐて、川崎などに向かふ客が、横須賀線だと思ひ行き先を確かめないまま乗つてしまひ、降りやうと思つてゐた駅に電車が停まらないで慌てる、と云つたことも有つたやうに記憶して居ります。

 などと書きますと、それは相当古い時分のことぢや無いか、などと哄笑を買ひさうですが、なに、そんなに古い時分のことではありませぬ。昭和四十四の酉の歳に産まれた私が書くのですから、せいぜい三十年程昔のことに過ぎませぬ。ただ、歳月は人の記憶をあいまいにいたします。今では、一編制の中に湘南色と横須賀色の車輛が混在してゐることが有つたなどと云ふことを、覚えている方も少なくなりました。

 あのやうな編制は、一体いつ頃まで走つてゐたものなのでせうか。いつしか横須賀線は、品川で地下に潜つて総武線と乗り入れるやうになり、また品鶴線経由になつて線路も東海道線とは分離されて、湘南電車とは全く別のものになりましたが、私が幼少だったあの頃、確かに湘南電車に横須賀色の車輛が紛れ込んでゐた時期が有つたのです。

 昔を懐かしむ述懐といふ雰囲気を出すために、敢へて、(正しいかどうかの自信は有りませんが)旧仮名遣ひで記してみました。
[12116] 2003年 3月 30日(日)19:13:18三鈴 さん
Re:間違え易い地名?
[12106]雑魚さん
海外の地名ないし国名で混同し易い例
「アルバニア/アルメニア」「スロバキア/スロベニア」なんかも、混同されやすそうですね。

国内だったら、[12104]で太白さん御指摘の「宮城/宮崎」や「松江/松山」のほかに
「福山/徳山」なんかも、いずれも山陽新幹線が停車する工業都市っていうイメージも似ているだけに、
混同されやすいかもしれませんね。
[12115] 2003年 3月 30日(日)19:00:01三鈴 さん
Re:「町」「村」一本化
赤尾鯰 さん(むかし数寄屋橋で街宣していた某右翼政党の党首(故人)を思い出させるHNですね!)
[12050]
従来の市町村という3区分も2区分程度に収斂させていった方が良い気がします。
「市」は「市」のままとしても、「町」「村」は全て「郷」として一元化しても良い気がします。
[12109]
今後「町」と「村」を分ける必要性が今ひとつ判らないのですが、何か「村」という制度を存続させる必要があるのでしょうか?

村が町になるための要件は、各都道府県が条例で定めていますが、村から町に変わって何が変わるか
というと、実際には名称以外には何も変わらないのが現実です。
そういう意味では、村と町は、制度的にはほぼ一元化されていると思います。

その一方で、市は、一口に市と言っても、これまでにもこの掲示板で書かれてきたように、
一般の市・特例市・中核市・政令指定都市と、それぞれの間では、相当、権能にも差があります。
つまり、実態は、市・町・村の3区分ではなくて、
町村・一般の市・特例市・中核市・政令指定都市の5区分と理解したほうが良いように思います。

さて、その上で、敢えて村という呼称をなくし、町と村とを呼称の上でも一元化することに、
どれだけの必然性が感じられるか、ということが論点になってくるのではないかと思います。私自身は、
実態は一緒でも、村・町というそれぞれの呼称に愛着を感じている方々がいる以上、敢えてこれを、
強権的に一元化するだけの必然性もないのではないかなぁ‥と感じますが、
赤尾鯰さんは、どのように思われますか?
[12112] 2003年 3月 30日(日)17:52:34三鈴 さん
Re:自分色登録を依頼されている皆さんへ
[12089]オーナー グリグリ さま
作業時間がとれるまでお待ちください。申し訳ありませんがよろしくお願いします。

お忙しい中、このようなご配慮の書き込みをいただき、かえって恐縮しております。

ここの掲示板は、
オーナー グリグリ さまの個人ホームページで、私どもはその庭を、「心地よい語らいの場」として
利用させていただいているに過ぎないわけですから、各種のメンテナンス作業等も、
オーナー グリグリ さまの負担にならない範囲でされるというのが、当然だと思っています。
無理をされませんよう、お願い申し上げます。

どうぞ、忙しさの中で体調など崩されませんよう、お気をつけて、お過ごしください。
[12110] 2003年 3月 30日(日)17:31:23三鈴 さん
でるでる様へ
昨日、私がご報告させていただきました、合併情報(桑名市・多度町・長島町合併協議会)、
早速、「法定合併協議会一覧」に反映していただきまして、ありがとうございます。

ただ、一言、申し述べさせていただければ、合併予定日の欄に書いていただいた2004.12.1は、
あくまでも事務局からそのような提案があったというだけで、協議会では了承されておらず、
継続協議となっておりますので、まだ、未定ということで、削除していただいたほうが良いと
思います。

重ね重ねの修正になってしまい恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。
[12088] 2003年 3月 29日(土)23:59:48三鈴 さん
小海線は並行在来線?
[12082]utt さん
北陸(長野)新幹線開通時に「しなの鉄道」が独立した際、(中略)
なぜか小海線はJRのままだったのですが、この経緯が気になりますね。
[12086]雑魚 さん
しなの鉄道に、動力区分の異なる電化線と非電線の両方を任せるのは、車両や乗務員の管理上、
荷が重過ぎるという事かと思います。

素朴な疑問なのですが、そもそも、長野までの新幹線開通前、小海線の分離ということが、
JRや小海線沿線自治体などの中で、考慮されることがあったのでしょうか?

信越本線が、軽井沢-長野間(結局、篠ノ井-長野間はJRが手放さず)で、
新幹線と並行している在来線と見なされ、JRからの分離が検討されたのに対して、
小海線は、分離の検討の対象となる並行在来線とは見なされていなかったのではないか
と云う気がしてなりません。(むしろ形状としては“直交”在来線というイメージがありますし‥)
[12085] 2003年 3月 29日(土)23:26:32三鈴 さん
レスレス
[12084]そこのにい さん
失望させてすみませんでした。
いいえ、こちらこそ少し感傷的な書き込みをしてしまい、失礼いたしました。

もし昔はもっと完全なものがあったのだとしたらぜひ知りたいですね。
ですね!
でも、西陣で生まれ育ったという、そこのにい さんの お祖父さまでも、
これまでこの掲示板で皆さんから教えていただけた以上のことはご存知ないのだとすると、
なかなか知ることは難しそうですねぇ‥。
残念ながら、私自身、京都に出向いて行って、古老からの聴き取り調査などを試みるほどの
余裕はないですし(苦笑)。
[12077] 2003年 3月 29日(土)21:03:47三鈴 さん
Re:京都の通りの歌レス
[12055]そこのにい さん(このHN、秀逸ですよね!)
これらの歌は口から口へ伝わるうちに、思い違いをしたり都合よく修正したりして、違うバージョンのものが、できてしまったのではないでしょうか。
結局はことばあそびの一種でしょうから、深く考えてもしょうがない面があると思います。

う~ん確かに、伝承されていくうちに変化していった ということなのでしょう。

でも、とすれば、元々の歌は、どんな形だったのでしょう?
いつ頃生まれ、どのようなプロセスを経て、今のように幾種かに変化していったのでしょう?
いま、もっともポピュラーなのは、どのバージョンなのでしょう?
京都の通りの配列を最も正確に表している歌となると、どんなバージョンになるのでしょう? ・・・

さらにますます、気になる知りたいことが出て参ります。
おっしゃるように、「深く考えてもしょうがない」のかも知れません。
でも、地理に関する知的好奇心から、皆さんと、あれこれ深く突っ込んで考えたり情報交換したりできるのが
こちらの掲示板の良いところだ と思っていた私にとっては、「深く考えてもしょうがない」という書き込み、
すこし悲しい気がいたしました‥。
[12076] 2003年 3月 29日(土)20:37:21三鈴 さん
合併情報(桑名市・多度町・長島町合併協議会(三重県))
昨日開かれた第2回合併協議会で、以下のことが決められました。

  合併の方式は,新設合併
  新市役所は,現・桑名市役所(当面の間)

なお、合併の期日については、事務局から
2004年12月1日という日付が提案されましたが、
継続審議となりました。
[12005] 2003年 3月 28日(金)11:00:01三鈴 さん
京都の通り名の歌の謎
[11971]あんどれ さん
いろいろとお教えいただきまして、ありがとうございます。

[11990]まがみ さん
『京の通り名の歌』については、過去ログ[7776](北大阪急行さん)にもあります。
あ! 過去ログにありましたか!! まがみさん、ご指摘ありがとうございます。
それなりに過去ログをチェックした上で書き込んだつもりだったのですが、これは失礼いたしました。
北大阪急行さま、申し訳ありませんでした。

が、北大阪急行さん[7776]の書き込み内容と、
あんどれさん[11971]が転載されている内容を見比べてみて、新たな疑問が‥。

五条以南の通りの配列って、結局どうなっているのでしょうか?
雪駄屋町、魚の棚と続き、その後、大まかに六・七・八・九条と続くのは、わかります。
でも、魚の棚-七条間!
北大阪急行さん[7776]では、「六条三哲」となっていますが
あんどれさん[11971]の2つ目の歌では、「珠数二筋万年寺」となっていて、全然異なっていますよね。

さらに、
北大阪急行さん[7776]では、「十条東寺でとどめさす」となっていますが
あんどれさん[11971]の1つ目の歌では、「八条こえれば 東寺道」と、東寺は九条より手前にありますね。
実際の位置関係としては、東寺は八・九条間だと思うので、後者の方が、通りの配列には合致している
と思うのですが、とすればなぜ、「十条東寺でとどめさす」ってな歌があるのでしょうか??

また、
あんどれさん[11971]の1つ目の歌では、「九条大路で とどめさす」となっているのに、
あんどれさんの2つ目の歌では、「七条越えて通り道なし」。
これは、どのあたりまでが市街地に含まれていたのかという
歌のつくられた時代の差か何かなのでしょうかねぇ???

いろいろと謎は深まるばかり。
京都の市街地の細かい地図を買ってきて見なければ‥、と思いました。
お奨めの地図があれば、またお教えください。
[11945] 2003年 3月 27日(木)16:23:27三鈴 さん
Re:リーチ1
[11936]えっす さん
こういう考え方を今思いつきましたので書いておきます。
 横浜(41)  29 川崎(12)
 京都(55)  48 宇治(7)
 仙台(43)  38 石巻(5)
って書いても多分僕しか理解できないでしょうが、「なんとなく」で理解して下さい。
府県内で人口最多の市(対府県人口比率)  人口2位の市との率の差 人口2位の市(対府県人口比率)
っていうことですよね?
各府県の一極集中度(?)を簡単に比較する上で、なかなか、わかりやすい書き方だなぁと思いました。

×新市名⇒○新氏名ではないですか?
これは、横レスで申し訳ないのですが、
合併による新市の名称が相応しいかどうかとった論議があることを踏まえて、
同じようなノリで、新HNも論じちゃいましょう! っていうような、
kenさんの、一種の遊び心での投稿タイトルなのではないかと、推察しましたが‥。
[11944] 2003年 3月 27日(木)16:03:28三鈴 さん
県庁の立地
[11939]special-week さん
県庁所在地に指定される都市は「市」でなくてはならないのでしょうか?

おそらく、そのようには決まっていないのではないでしょうか。
ただ単に県庁(つまり県という団体の事務を取り扱う事務所の本部)の所在するところが
「県庁所在地」なだけですから、県庁が移転すれば、県庁所在地と呼ばれる場所も、当然
変わることになりますね。

実際、栃木県のように、栃木から宇都宮へと県庁所在地が変わった例もありますし、
浦和が市になったのは、川口や熊谷よりも後の、1934(昭和9)年のことでした。

ただ、実際には、利用者や通勤者の利便性や移転費用などを考えると、敢えて郡部に移転する
っていうことは、なかなか難しいのではないでしょうか。
[11942] 2003年 3月 27日(木)15:33:25三鈴 さん
「全て」を考える
[11929]TKS-H さん
そうではないと思います。(中略)
Issieさんは「総て」に軍配をあげているのだと思います。

 なるほど。そうなのかもしれませんね。
Issieさんご本人に伺わなければわかりませんが‥。

 ただ、訓読みはそもそも、大和言葉を、それに近い字義を持つ漢字に、当てはめて成立したものですから、
通常「すべて」という語が用いられる際に、「総べる」から派生した語だと意識されることがなくなり、
むしろ「全体」「全部」などを指す語として、「全」という字の字義に近いと意識されて用いられている
のであれば、私は「全て」は許容されて良いのではないかと思います。

 もちろん、用字法には個人間で幅があって良いと思いますので、「全て」を使う使わないは、それぞれの
自由であることは言うまでもないことですが‥。
[11918] 2003年 3月 27日(木)11:45:58三鈴 さん
「全て」等の表記について
[11890]Issie さん
[11894]般若堂そんぴん さん
[11896]まがみ さん
[11908]KMKZ さん
 地理ネタではないのですが、「全て」という表記が“正しい”かどうかというお話、
気になるのでレスさせていただきます。

 おそらく、Issieさんが、「すべて」を「全て」と書くのは“正しくない”とおっしゃるのは、
常用漢字表の本表では、「全」という字には、そのような音訓は示されていないという趣旨
かと思われます。
 まがみさんが「等」に「など」という読みがないとおっしゃるのも、やはり常用漢字表に
そのような音訓は載っていないということでしょう。

 けれども、常用漢字表(昭和五十六年内閣告示第一号)は、あくまでも
一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安
を定めたものと、位置づけられており、その「前置き」のなかでも、
この表は,科学,技術,芸術その他の各種専門分野や個々人の
表記にまで及ぼそうとするものではない
と断られています。

 辞書の中に、こうした「全て」等の表記が載っているものと、そうでないものがある
というのは、現実の世の中での使用例を採録していこうという編集姿勢のものと
目安としての常用漢字表に忠実に従おうという編集姿勢のものとがあるからではないかと
思われます。

 しばしば言われることですが、言葉は、時と場所(と人)に応じて、変化していくものです。
絶対的に“正しい”(あるいは“正しくない”)言葉遣いというものは、そもそも存在しないのでは
ないでしょうか。(だからこそ常用漢字表も、あくまでも目安だと断っているのでしょうし‥。)
 例えば、以前にも出ていた「松阪」や「松山」の「まっつぁか」「まっちゃま」という読みは、
常用漢字表の本表の読みとしては、あり得ないわけですが、決して間違えとは言えないでしょう。
(無理やり地理ネタ化‥苦笑)
 こうした読みを“正しくない”として排除することは、戦前の軍隊における方言の封殺にも通じる
ような気がして、心穏やかではいられません(過剰反応かもしれませんが‥)。表記の揺れに対しては、
敏感ではありたいと思いますが、同時に、寛容でもありたいものです。

 ところで、そもそも常用漢字表に目安として載っている音訓のみでは、とても漢字検定なんて
成り立たないと思うのですが、漢検的にはそのあたり、どのように扱われているのでしょうか?
>あんどれさん、まがみさん、カッパーさん、太白さん
[11916] 2003年 3月 27日(木)10:56:00三鈴 さん
丸竹夷
[11886]あんどれ さん
交差点の慣用的な名前は「ある法則」によって統一されています
[11893]まがみ さん
細い道路の場合(慣用になる程までに呼ばれることの少ない通りや交差点)には、[10434]の規則性が見られるように 思います。
[11895]special-week さん
新着アーカイブのお知らせ
京都の街と道のつながり
[11905]そこのにい さん
ちょっと誤解がないように補足すると、交差点名は習慣で大体決まっていますが、住所を言う場合は、自分の家の面する通りを先に言います。

皆さま、私の質問[11848]へのお答え、ありがとうございます。おかげさまで、大変勉強になりました。
交差点名と住所の言い方とは異なるというのは、京都の方には常識なのかもしれませんが、私にとっては
目からウロコでした。

これで、東西方向の通りの配列と、南北方向の通りの配列を、しっかり覚えておけば、
京都の街中は、あまり迷わずどこにでも行けるようになりそうですね。

で、その通りの名前の配列なのですが、東西方向の通りについては、
「まるたけえびすに おしおいけ あねさんろっかく たこにしき しあやぶったか まつまんごじょう」
という覚え方がありますね。

京都御所の南に接する丸太町通りから順に、南に向かって、五条通りまでの、
竹屋町、夷川、二条、押小路、御池、姐小路、三条、六角、蛸薬師、錦小路、
四条、綾小路、仏光寺、高辻、松原、万寿寺という各通りの名前と配列を、これで覚えられます。

ただ、この覚え方では、中心部しか覚えられませんよね。
この拡大バージョンもあるのでしょうか?
また、南北方向の通りの配列を覚える覚え方も、同じようにあるのでしょうか?

引き続き、お教えいただけますと、嬉しいです。宜しくお願いします。
[11858] 2003年 3月 26日(水)16:06:00三鈴 さん
Re:政令指定都市の意味するところ
[11852]ken さん
政令指定都市要件は、もう少し複雑かもしれません。

現行の制度運用上は、私が[11840]で書いたことを整理すると、

 原則:人口80万人を超す都市規模の場合、都市機能をも勘案して指定
 例外:大規模な合併が行われた場合、原則を緩和して指定

という形になっているのではないかと思います。
(堺市が美原町としか合併しなかった場合に「大規模な合併」と見なされるかどうかは微妙ですが‥)

ただ、私自身は、こうした制度運用に賛成かというとそうではなく、むしろ
kenさんが[11847]で書かれている「オマエ、人多すぎ!」というような
「量」の側面のみで判断して運用される方が、政府の裁量が入り込む余地がなくて
望ましいと考えています。

もっとも、その「オマエ、人多すぎ!」と判断する基準値が、
法律に書かれている「人口五十万以上」でいいのか
それとも現行の制度の運用実態に近い人口80万程度とすべきなのか
については、議論が分かれるところでしょうね。

私見[11799]では、人口50万を超えていて政令指定都市移行を希望する市は
政府の裁量の余地なく無条件に政令指定都市になれるようにすれば良いという趣旨を書きましたが、
seahawkさんは、[11850]で、60万程度の市を政令指定都市とする場合の
行財政能力に懸念を示されているようですし‥。
[11854] 2003年 3月 26日(水)15:33:30三鈴 さん
可住地面積
[11846]カッパー さん
誰か、政令指定都市の区ごとの可住地面積とその人口密度のデータがありましたら教えてください。

カッパーさんの「政令指定地区」構想、どういう意図を持った構想なのか、私はイマイチ理解できていないのですが、
より解りやすい緻密な構想を提案していただくためにも、可住地面積とその人口密度のデータ、協力したいな
と思いました。

が、しかし、可住地面積って、何らかの形で公式に認定されている数値って、あるんでしょうか?

一般に良く用いられるのは、東洋経済新報社が、雑誌『週刊東洋経済』の別冊として毎年刊行している
『地域経済総覧』に掲載されている数値かなぁと思います。
でもこの数値は、東洋経済が独自に試算されたものですので、これをここに抜粋して掲載してしまうことは、
同社の売上減につながりかねないため、営業妨害になってもいけないと考え、差し控えることにしました。

少し値段の高い本ですので(その値段に見合う価値は十分あると思いますが)、買えなければ、
図書館のレファレンスコーナー等で閲覧されると、良いのではないかと思います。
[11848] 2003年 3月 26日(水)13:47:05三鈴 さん
京都
[10434]まがみ さん
京都市の場合は、確かに町名は細かく分かれていますが、実際上は通り名を使うほうが多いと思います。
(中略)
この書き方では、通り名を2つつなげて書いて基準の“座標”を確定させてから、東西南北どちらの方向に行けばいいのかを 示しているのですが、一応規則性があって、
目的地が東西方向の通りに面している場合は、東西の通り→南北の通り→西入ル/東入ル
目的地が南北方向の通りに面している場合は、南北の通り→東西の通り→上ル/下ル
の順で、それぞれ書きます。

少し前の書き込みに関する質問で恐縮なのですが‥

先日、京都に住む知人に伺ったところ、
「河原町三条」は、西入ル・東入るの場合でも「河原町三条」だし、
「四条河原町」は、上ル・下ルの場合でも「四条河原町」のような気がする‥
それぞれの辻に慣用的な読み方があって、それを場合によってひっくり返すことは
あまりないのでは、と首をかしげていました。

実際のところ、私は京都人ではないので、わからないのですが、
京都では、どのように言い習わされているのでしょうか?
京都人の方、あるいは京都通の方、お教えいただければと思います。
[11840] 2003年 3月 26日(水)11:47:22三鈴 さん
政令指定都市の要件
[11821]TACO さん
実際は政令指定都市の条件はどのようなものなんですか?
[11822]夜鳴き寿司屋 さん
実際には80万人以上の都市にならないと政令指定都市になった実績しかなく(中略)
現在では合併した場合には特例として70万人以上でも政令指定都市になれる

少し、補足させてください。以前[11799]でも書いたとおり、中核市の場合とは異なり、
法律上、政令指定都市の要件を明確に規定している条文はありません。

政令指定都市の権能について定めている条文である地方自治法第252条の19に、
「政令で指定する人口五十万以上の市‥」とあるのが、唯一要件っぽいのですが、
実際に人口50万以上のどの市を指定するかは、政令に委ねられているため、
中核市などの場合とは異なり、人口50万人を超えていても当然に指定されるわけではないのです。

では、実際には政府は、どのような判断基準で、指定するかどうかを判断しているのでしょうか。

広島市の政令指定都市移行の担当職員が、1972年6月に、当時の自治省行政課長から聞いた説明では、
(1)国勢調査人口100万人を一応の目安としていること。
(2)都市の規模、機能等が大きく、他の都市との区別が判然とすること。
(3)関係団体(特に県関係)の意見が賛成であること。
の3点が基準として示されていたとのことです。
(広島市総務局市史編纂室編『政令指定都市への歩み』(1983年)による)

政令指定都市=大都市=100万都市 なのだと、私は子供の頃、思い込んでいたのですが、
政府の基準も、こうした感覚に近かったのですね。

もっとも、福岡市の人口は、
政令指定都市移行直後の国勢調査(1975年)では100万人を超えていましたが、
指定直前の国勢調査(1970年)では85万人程度でしたので、
「人口100万人」は、あくまでも目安ということなのでしょう。

ところが、この判断基準は、千葉市が政令指定移行を目指して調査した際には、もっと細かくなっています。
(1)人口はおおむね100万程度であること。
(2)人口密度は2000人/k㎡はあること。
(3)第1次産業就業人口が全就業人口の10%以下であること。
(4)都市的形態・機能を備えていること。
(5)行財政能力を備えていること。
(6)その都市の希望があり、所在府県の意思と合致すること。
(7)その他地域的一体性があること等。
といった基準が挙げられていたようです。
(千葉市企画調整局・(財)地方自治協会『大都市における都市機能に関する調査研究』(1983年)による)

広島市が、指定を受けようとする際に、人口が思うように増えないという状況の中で、
ブロックの中心都市として既存の政令指定都市に見劣りしない中枢管理機能が集積している都市は、
人口が100万に多少足りなくても、指定されていいのではないか という都市機能を重視した主張をし
これに対応して、実際に、人口規模としては80万人台での指定がなされることとなったために、
都市機能を重視した形で、基準が精緻化されたのでしょう。

けれども、都市機能はともかくとして、福岡市・広島市と、人口80万人台での指定が続いたことが、
結果として人口のハードルを80万人程度にまで引き下げる圧力となり、
千葉市も、指定直前の国勢調査人口83万人程度で、指定を受けています。
このため、一般に、人口80万人というのが要件とみなされるようになったのでしょうね。
でも、たとえ一時期80万を超えていても堺市のように人口が伸びず、都市機能も乏しいとなると、
やはり、上記のような基準に照らして、指定を受けるのは難しかったわけです。

ところが、一昨年夏、静岡市・清水市の合併への動きを後押しする目的もあって、
内閣の市町村合併支援本部が決定した「市町村支援プラン」のなかで
大規模な市町村合併が行われ、かつ、合併関係市町村及び関係都道府県の要望がある場合には、
政令指定都市の弾力的な指定を検討する
こととされました(70万とは明記されていないのがミソです!)。
これによって、新しい静岡市は人口70万人強でも政令指定都市になることが、ほぼ確実となったわけです。

また、この「市町村支援プラン」によって、堺市や岡山市など、他の地区でも
政令指定都市への移行の可能性が現実味を帯びてきたために、
合併の検討が進み始めたといえましょう。

以上、私が少し専門的に勉強した内容のため、長々と補足させていただいちゃいました。

なお、これも以前[11799]で書いたことで蛇足ですが、私は、このように時々の政府の解釈で
要件がなし崩し的に変えられていくことについては、行政手続の公平性・透明性などの観点から
問題があると考えています。法に明示されている「人口五十万以上」を唯一の要件として
指定の判断はなされるべきと考えますが、これを基準と出来ないのであれば、せめて、
要件を明記する形での法律改正が、図られてしかるべきなのではないかと思っています。


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