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[103979]2022年2月21日
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[103966]2022年2月18日
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[106030] 2022年 10月 29日(土)23:44:38【1】訂正年月日
【1】2022年 10月 30日(日)08:24:11
あきごん さん
Re:クイズ ここはどこでしょう
[106027] 千本桜さん
%%
さて、私はどこへ行こうとしたのでしょう。A~Nの○○に当てはまる名称をお答えください。
%%
 せっかく楽しみにしていた旅行が中止になって残念でしたね。[106028] 白桃さん は、
計画を知らない方にとって、このクイズは相当難しいのではないかと思います。
 と、仰っていますが、私は結構、簡単にわかってしまいました。やはり、地の利でしょうか。

A空港は、千本桜さんの居住地で、すぐに察しはつきました。国際空港が愛称なのは面白いですね。会社名だからでしょうか。
B市にあるのは知っていましたが、無番地の件は初めて知りました。
さて問題の行き先の C空港は、D国際空港が正式名称ということで、ピンときました。なぜなら、私にとって空港といえば、昔からここだったのですから。こちらの地方には別の国際空港がありますが、奈良から行くには随分と行きにくいので、国内線は極力C空港発着便を利用してきました。
E県に行くなら、C空港は県境にあるので、自動車ならICもすぐなので便利ですね、そもそもC市はE県ですし。ターミナルがあるD府が空港の正式名称につくのは仕方ありませんが、実質E県のC市の方が主ですからC空港の方が分かりやすいです。
F市は、私の年代の者には、やはりまだ馴染みがありませんが、Gの方がIC名にもなっているので、わかりやすいです。
H自動車道の正式名称は、H縦貫自動車道という事はよく知っております。昔は海に近い大都市を結ぶ○○自動車道がなかったので、西に遠出するには、この山の中を縦貫する自動車道を通るしかなく、遠回りさせられたことが何度もあります。K市へ行くのでもGの一つ手前のICで降りて○○連絡道で南下するのが昔は一般的でした。
I牛は、食べたことあるかなぁ? 関西では、同じ産地の牛肉でも等級等によって呼び名が異なるL牛もしくはLビーフというブランド肉が有名なので、多分食べているとは思うのですが、記憶には残っていません。でも、実質的にLビーフと同じ牛肉なので、とても美味しい筈です。
Jの店名は、さすがに知りませんでしたが、グーグル先生に聞いたら、すぐに教えてくれました。
K城は、正直、千本桜さんがここまできて行くなら、もっと山の中にある天空の城じゃないか、と思ったので一瞬遠回りをしてしまいましたが、個人旅行ではなく、40名の団体旅行でしたね。K城は超メジャーな有名観光地ですが、私は絶対にK城が日本一のお城だと思っています。
L市は、また団体旅行ということを忘れて、あさっての方向に行きかけていました。40名の団体でK城に行くなら、車で少し戻って太閤さんゆかりのM温泉に宿泊するのは、ある意味王道かも知れません。宿泊予定だったお宿は、昔、こちらではTVコマーシャルもやっていた、あの「♪M○○の○○閣♪」でしょうか。関西では歴史もある高級な温泉地です。
N坂はM温泉のメインストリートの坂のことでしょうね。なかなか風情があります。

 今回のクイズは、わたしにとっては馴染みのある所が多かったので、さほど難易度は高くありませんでした。
 コロナが収まったら、是非、いらしてください。
[106026] 2022年 10月 29日(土)18:28:14あきごん さん
ロータリーコレクションのラウンドアバウト追加について
 ロータリーコレクションのラウンドアバウトについて、2件を追加いたしました。

宮城県石巻市魚町2丁目石巻魚市場西(2020年) ※航空写真は改修前 @のの字な道
山形県酒田市広野②(2022年) ※マップ類は改良前、航空写真はBP工事中参考リンク 

 1件目の宮城県石巻市魚町の案件は、昨年、令和3年3月末の警察庁公表の市町村別アバウト箇所数データと突き合わせを行ったときに石巻市の2件のうちの1件がどうしても分からず、未確認のためコレクションには不掲載としていた箇所です。[102110]
 これまで、多分ここで間違いないはずなんだけどなぁ、と思いながら石巻市のHPや色々な情報を漁りましたが、一切情報が出てこなかったのですが、 のの字な道 において、現地を訪問調査されました。のの字な道のオーナーも供用開始以来2年間、一切のウェブサイトに情報がない事を気にかけておられたようで、現地レポートのおかげで私もすっきりとしました。しかし、コレクション追加のためにグーグルマップを見に行ったら、いつの間にかマップもストリートビューも更新されていました。これはうっかりしてました。もう供用開始から2年も経ってますからねぇ。

 もう1件の酒田市広野②の案件は、10月13日に供用開始したばかりの箇所ですので、当然まだマップもストリートビューも更新されていません。参考リンクをコレクションに付けておきましたが、肝心のマップが元のままなので、コレクションを見ても良く分からない状態です。随時更新していくと、こういう難点があるのが困りものです。

 ちなみに来月11月24日に石川県白山市蕪島5丁目の変則五差路交差点がラウンドアバウトになるそうです。松任駅の北西です。石川県では4件目のラウンドアバウトですが、通常の交差点をラウンド化で改良するのは初のケースです。(他3例は、住宅開発がらみ2件、ロータリーをラウンドアバウト1件)お近くの方、興味があれば行ってみてください。
[105992] 2022年 10月 24日(月)18:27:52あきごん さん
Jリーグ空白地帯が減るか?
今年のJリーグ開幕前の話になりますが
[103972] グリグリさん
 クラブがない都道府県は、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の7県です。マップを見ると福井県から和歌山県にかけての空白の帯が目に付きますが、近畿の6クラブはすべてJ1です。
   ( マップ )

 そんな状況で [103979] [103995] において、地元のJFL奈良クラブのJ3昇格を願っていたわけですが、昨日の試合で結構現実味を帯びてきました。

 奈良クラブは、昨日の鈴鹿ポイントゲッタース戦で、J3昇格条件で実は一番ハードルが高いと思っていた「ホーム観客平均入場者数2000人以上」をクリアすることができたので、後は成績だけの問題となりました。

Jリーグへの入会条件は、「J3クラブライセンス」が交付されたクラブが
 1. 順位要件(JFL4位以内、かつ百年構想クラブのうち上位2位以内)
 2. 平均入場者数 2,000人超(2021年度は適用外) となっています。

 今期の奈良クラブは好調で、昨日の試合前の段階で、JFLで勝ち点48で全体の2位(百年構想クラブ首位)に付けており、順位要件は満たせそうだったのですが、平均入場者数は残りのホーム3試合で13,048人を集めなければならず、かなり厳しい状況にありました。そこでクラブでは、三浦知良選手の所属する昨日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦で1万人以上の集客を目指して必死の努力をして、なんとJFL史上第2位の1万4202人を集めて、1試合で平均入場者数の条件をクリアしてしまいました。 (ニュース記事)

 私は残念ながら現地には応援に行けませんでしたが、スタジアムから徒歩15分くらいの距離にある奈良市の実家に車で行っており、いつも通る幹線道路がどこかで事故でも起こったのかというほど大混雑しており、その原因が奈良クラブの試合だと分かって驚いた次第です。これまでサッカー不毛の地の印象が強かった奈良県ですが、Jリーグ昇格を目指すチームを後押ししようとサポーターは勿論サポーターでない人もスタジアムに足を運んだ結果、これだけの観客が集まったのはサッカー文化が日本にも根付いてきたのかと嬉しく思います。

 試合の方は1-1のドローで、順位は全体の3位(百年構想クラブで2位)と1つ順位を落としましたが、まだ順位条件は満たしており、この調子でいけば来季のJリーグ加入が叶いそうなところまできました。残り4試合頑張って、是非とも悲願達成してほしいものです。

 もし奈良クラブがJリーグ加入となれば、Jリーグ空白地帯は残り6県となります。(福井県、三重県、滋賀県、和歌山県、島根県、高知県)
 ヴィアティン三重、高知ユナイテッドSCは、J3ライセンスが交付されているので、今年は無理でも近いうちに加入の可能性がありますが、福井県、滋賀県、和歌山県、島根県は今のところ、当分その可能性はなさそうです。以前の書き込みでも書きましたが、全国高校サッカー優勝校のある滋賀県や三重県にJリーグクラブがないのは不思議です。あと、三重県は鈴鹿ポイントゲッターズがゴタゴタで百年構想の資格停止されたのは何とも残念ですね。
[105965] 2022年 10月 20日(木)18:06:07【1】訂正年月日
【1】2022年 10月 20日(木)18:13:45
あきごん さん
色関連のシンボルとか
[105964]海辺を飛ぶ鳥 さん
奈良県の色『蘇枋』詳細 (なお、詳細2など県章の色は『蘇芳(すほう/所により すおう)』とされていそう。

 地元なので補足させていただきます。

 県章の色については、「県章の色は 蘇芳(すほう) 色(マンセル記号5R2/6)とする。」と定められています。

 参考:奈良県章及び奈良県旗(昭和43年3月1日 告示第536号)

 少し茶色の入ったような赤紫色といった感じの色です。昔の近鉄電車に近いですが、ちょっと違います。奈良では結構なじみのある色です。ちなみに私のタイトルバーの左側は蘇芳色を意識して近い色を選びました。(マンセル値指定で作るほどのこだわりはありませんでしたが…)
[105944] 2022年 10月 13日(木)23:48:45あきごん さん
Re:福生市南田園に存在する非人口集中地区
[105943] YT さん
小地域集計には、その地域が人口集中地区に含まれるかどうかの情報も記載されています。よって小地域集計によって該当の地域がどこであるかを確認できます。
一応国勢調査の小地域集計の情報を信じるなら、該当する「南田園」は、大字南田園の中で唯一人口集中地区が設置されていない地域ということなります。マピオンなどの情報と比較すると、該当するのは関東地方整備局京浜河川事務所多摩川上流出張所(地番の上では南田園3-64-2)および河川敷に続くロータリー的な場所の周辺のみとなります
以上を察するに、おそらく2015年の6人、2020年の2人は、多摩川河川敷に居住する生活者なのでしょう。

 小地域集計は見ておりませんでした。捜索へのご協力ありがとうございます。
 でも、やっぱり、多摩川河川敷に行き着くのですね…。
 河川敷に居住する生活者? やっぱり、なぞですね。
[105942] 2022年 10月 13日(木)17:59:31あきごん さん
女性棋士
 棋士編入試験に挑戦していた里見女流五冠、残念ながら3連敗で不合格になってしまいました。
 記事

 ここまできたら合格するだろうなと勝手に思っていたので、とても残念です。
 理屈としては再挑戦は可能ですが、さすがにもう一度というのは、精神的に大変なのだろうなと思います。
[105936] 2022年 10月 12日(水)17:53:56あきごん さん
Re:全国の市十番勝負(感想戦フォロー)
[105928]グリグリさん

 感想戦フォローについて、意見というよりも個人的な感想を少し…。

■国勢調査データ(e-Stat)について
 今回初めて前面に出てきた感がありますが、第五十九回問三のDID区域が3カ所以上ある市の問題でも活用が必要であったので、今回はそのときの経験からスムーズにデータを探しに行けました。何となくデータ活用能力を問われる試験のような感じはありましたが…。確かにパソコンがなければ厳しいとは思いますが、個人的には10問ある中の1問くらいは、こういう問題があっても良いのかなとは思います。すべてサイト内の統計だと限りがありますし、全国を網羅した統計となると国勢調査が最もわかりやすいデータだと思いますので、問題の自由度を高める上で良いのではないかと思います。実際に活用してみて、昔なら分厚い印刷物になるものが、今ではWEBから無料で簡単に、しかもEXCELデータで入手できるのですから、扱いに慣れておいて損はないと感じています。

■ヒントのタイミングについて
 開催期間が短くなったので、ヒントが早めに出ることは初級者に毛が生えたレベルの者にとってはありがたいと感じました。確かに上級者の方々にとってはノーヒント期間が短いと感じるのも理解できますが、想定解数提示がヒントでないとするならば2日間ある訳で、これ以上遅らせると後半がかなり慌ただしくなるように思います。

■共通項について
 今回はシンプルでわかりやすい共通項が多く、分かったときに「なるほど」と思わされる良問が多かったと思います。過去問との重複については、ある程度時間が経って問題市が変わっていれば良いのではないかと思います。当然、回を重ねるごとに過去問が増える訳なので、特に想定解数が変わっているものなどは再出題はあってもいいのではないでしょうか。

■市区町村ヒントについて
 今回、名前が変わったので、その意味をつかみきれずに少し混乱はしてしまいましたが、今後もこういう形になるならば、今回のヒントを参考に対応すれば良いと思っています。まあ、個人の好みとしては区町村ヒントの方がシンプルで良いとは思いますが、そのへんは出題者が決めることなので、解答者が対応すればよいというスタンスです。

 色々と意見をくみ取り、改善を試みてくださり、ありがとうございます。これからも、できる限り参加させていただきたいと思っております。今後とも、よろしくお願いいたします。
[105929] 2022年 10月 11日(火)18:32:48【1】訂正年月日
【1】2022年 10月 11日(火)18:49:57
あきごん さん
Re:秋の道中記クイズ
[105925] 伊豆之国 さん
【Q】文中の【A市】~【P町】の市町村名を答えてください。ヒントも豊富にあるので難しくはないと思いますが…

 G村のところで呼ばれたような気がしたので、レスさせていただきたいと思います。ただし、関西在住の私でも足跡をたどれましたので、まともに書くと後の方の邪魔になりそうなので、私の経県値都道府県版的にお答えさせていただきます。

 私は東京都は出張で行く機会がある千代田区、港区以外はあまり行くことがなかったので、実はA市が一番の難問でした。伊豆の国さんが相模原市在住ということで、都内でも雪が積もる事がある田舎(と妻に聞いていた)だったのに、今や東京都で一番人口の多い市の駅から乗られたのだろうなと結論付けました。そこから西に向いては、関西人の私には通ることがないルートなので、車窓の風景が浮かんでくるようで新鮮な感じでした。
 C市からJ市にかけては、実は私、昔に車で走破しております。御殿場のYHに一泊してから、富士山の西麓を周ってI市のYHまでひたすら走りました。全部、一般道でしたので結構、かかったように思います。若いころだからできたのかもしれませんね。
 C市は通ったこと自体、あまり記憶に残っていません。D市は当時はありませんでした。Eは、まだバブルの匂いが残っていたころなので、高原リゾートの雰囲気が漂っていた記憶があります。
 そして何より重要だったのが、隣県に入ったF村にある、標高日本一の駅でスタンプを押して写真を撮ることでした。当時は、まだ鉄分を含有していたので、車で行ったにもかかわらず、この駅だけは素通りできませんでした。G村は鉄道だと通りますが、道路だと通らないんですね。村名を見たら、おっ、と思うのでしょうが、通っていなかったんですね。そして鉄道の路線名になっている町からH市を抜けて、I市のYHに着いたころには、もう日が暮れていた記憶があります。
 翌日はYHで教えてもらったI市の古い酒蔵に寄ってから、P町に足を延ばしましたが、俗化していて芸能人の店があったりで、がっかりした記憶があります。本当はN市にも行きたかったのですが、2泊の週末ドライブ旅行では、これが限界であとは中央道をひたすら走って帰りました。
 数年前の大河ドラマは面白かったので、再びN市に対する興味がわいていますが、大阪や和歌山の関連地は行きましたが、本拠のN市にはなかなか行けずにいます。もう何年かして、ゆっくり行く時間ができたら、ぜひ行きたいと思っています。
 ちなみにKL温泉の話は、初めて知りました。一度、見てみたいですね。
 関西からだと、どうしても南の中心、松本市周辺がメインになってしまい、なかなかこちら方面には行くことがなかったので、時間が出来たらゆっくりと回りたいと思います。
 道中記を読んでたら、何やら自分も旅したような気分になり、楽しめました。
[105923] 2022年 10月 10日(月)10:57:20あきごん さん
ふっさ村民は何処に?
昨年12月の事で忘れかけていましたが…
[103279]白桃さん
2020年国勢調査における福生市のDID人口。
市人口:56,414人  DID人口:56,412人
DIDに居ないこのお二人、まさか村八分にされたわけではないでしょうね。一度お会いしたいです。(笑)

という話題に対して、[103285][103290]のレスにて
市の右下(南東)の角付近の一部でギザギザ状にDIDから外れた地域があります。場所で言うと横田基地滑走路の南側の隣接地域、恐らく米軍の軍用機が離着陸ですぐ上を飛んでいる様な感じです。ほとんどは公園や市のリサイクルセンターなどの公用地ですが、滑走路の延長線上を離れた所には工場などの事業所もいくつかあります。
 ギザギザの先っぽあたりには比較的新しい住宅も3軒ありましたが、まとめてミニ開発された様子ですのでDIDに入ってきているはずですし住人が二人という事はありません。以前の荒いDID区域図しか探せなかったので市の形と現況からでしか特定できないのが苦しいところです。
 やはり、最新のDID区域図がないとふっさ村民の捜索は困難なような気がします。

と申しておりましたが、その後、今年3月に2020年国勢調査のDID地区の境界図が発表されましたが、すっかり忘れていました。

 2020年国勢調査の東京都DID地区の境界図 を見てみると、前回疑ってストリートビューで捜索をしていた横田基地の南側は今回の境界図ではすべてDID地区に含められていました。
 福生市でDID地区を外れているのは、市の西部の多摩川の河川敷一帯のみのように思われます。

 福生市の地図

 さて、本当にこの一帯に2名の方が住まれているのか?

 ストリートビューを見た限りでは、多摩川沿いには河川敷や公園がありますが、住宅などがあるDID地区とはきっちりと線分けされていると思われ、河川側には公園や河川の管理のための公共建築物と思われるものしか見られず、人が住んでいると思われる建物は発見できませんでした。(まあ、不法占用で住み続けている住居でもない限り、普通は河川区域の中に家はないとは思いますが…。)
 結論として、このDIDに住んでおられない2名の福生市民の方が何処にすんでおられるのかは、今もって不明ということになってしまいました。国勢調査でこの手の間違いが起こるのかどうかは存じませんが、やはり調査における何らかの間違いということもあるのではないでしょうか。
[105882] 2022年 9月 27日(火)16:20:49あきごん さん
平均年齢と高齢化率2
 すでに掲示板上では話が進んでいたようで、グリグリさんもデータを修正していただいているようで、いまさらの内容になってしまって大変失礼いたしました。
 今日は休みだったので昼頃からTVを見ながら、ダラダラやってたら今頃になってしまい、おまけに落書き帳を確認もせずアップしてしまいました。世の中の流れについて行けてませんでした。失礼いたしました。
 不詳補完値の扱いがややこしくて、少しこんがらがっていますが、頭を整理してみたいと思います。十番勝負は、そういう事もあり平均年齢にしたのですね。なるほどです。
[105881] 2022年 9月 27日(火)16:01:00あきごん さん
平均年齢と高齢化率
[105877] Nさん が既に書かれているので内容的に重複するのですが、私もこれ絡みで問八で誤答を出したので、少し書かせていただきたいと思います。

[105874] グリグリさん
第六十一回十番勝負問八の共通項である「平均年齢が都道府県で一番高い」に関連し、平均年齢、65歳以上人口比率(=高齢化率)、75歳以上人口比率、85歳以上人口比率、100歳以上人口比率の5部門で一番高い市を都道府県別に一覧にしました。

#都道府県 平均年齢65歳以上比率75歳以上比率85歳以上比率100歳以上比率パターン
  :  :   :   :   :   :  :
29奈良県御所市  宇陀市  御所市  御所市  御所市 ●○●●●
  :  :   :   :   :   :  :"

 奈良県では平均年齢1位は御所市、65歳以上比率(高齢化率)1位は宇陀市と両者が異なるパターンとなっている事が示されています。私は十番勝負で問八の共通項は「高齢化率」だとばかり思っていましたので、奈良県の某データを元に宇陀市を解答して誤答となりました。そこで、手抜きをやめて国勢調査データをe-Statからダウンロードしてきて調べ直し御所市を解答したわけですが、この時のデータでは 御所市42.09412% 宇陀市42.05398% と0.04%差で御所市が高齢化率でも1位となっていました。そのため、グリグリさんの表では65歳以上比率1位が宇陀市になっているのを疑問に思った次第です。

 そのヒントというか、答えは [105877] Nさん が述べられているとおりのようで、年齢不詳人口をどう取り扱うかということだと思います。私が元にしたのは年齢(3区分)の人口データがまとめられたもので、注意書きで、※マークの項目については、「参考表:令和2年国勢調査に関する不詳補完結果」の結果数値を掲載している。としており、年齢不詳人口を按分配分しているようです。一方で、[105874]ではおそらく「65歳以上人口/総人口」を65歳以上比率としているのだと思いますが、この年齢不詳人口の取り扱いで結果が変わってしまうようです。

市町村名総人口65歳以上人口年齢不詳人口不詳補完結果ベース65歳以上人口/総人口
御所市24,09610,10276 ◎ 42.094%   41.924%
宇陀市28,12111,79377   42.054% ◎ 41.937%

 両市の年齢不詳人口がほぼ同数なので逆転するのが不思議なのですが、その差は0.04%と0.01%と本当に僅差であるので、総人口の15%差による影響が、たまたまボーダーラインを越えてしまったということなのでしょうか。
 何れにしても、年齢不詳人口の取り扱いによって順位が変わってしまうので扱いが難しいと思いました。今回の十番勝負の共通項は平均年齢であったので、直接は関係ありませんでしたが、高齢化率であったら国勢調査データで不詳補完結果での数字が出ているだけに、少々ややこしい話になっていたように思います。
 統計的にはどう考えるのが一番良いのでしょうか?(素朴な疑問です)
[105857] 2022年 9月 25日(日)22:12:06あきごん さん
第六十一回 十番勝負感想
 グリグリさん、今回も楽しい企画をありがとうございました。そして参加者の皆さま、お疲れ様でした。
 今回は金曜夜スタートの実質9日間ということで、これまでよりも短期決戦となりました。前後半に3連休があるので十分時間があるはず…、だったのですが、事もあろうに初日から前半3連休の4日間、他部署の応援に借り出されたために休日が潰れ、実質平日参戦となってしまいました。芳しくない成績を仕事のせいにしようと思っていましたが、まあ全日とも21時にはパソコンの前に座れていたので、実はあまり影響はなかったようです。成績は実力です。それでは、まずは全体の感想から。

 今回は日数が短くなった分、ヒントの数も減りました。しかし、ヒント出しを早めた事とアナグラムの答えを他ヒントと同日にした事により、特に問題は感じませんでした。むしろ変に間延びせずに凝縮した1週間になったように感じました。問題市の選択も通常どおりになったことから、問題市から出題者の意図を読み取るという楽しみも復活しました。想定解数の時間差提示により、初日に勝負しに行くか、安全を期して少し待つかという選択が悩ましいところもありましたが、メダル争いの波乱要素にもなっているようですのでひとつの形として良いのかも知れません。
 今回は一部に想定解数の少ない問題がありましたが、よりにもよって一番少ない問六を最後まで残してしまい、少し焦りましたが、難易度高めの問題だったようでスリルを味わいながら、なんとか答えて完答できたので良かったです。想定解数47市の2問についても素直に都道府県に1市問題でしたし、変なひねりやこじつけもなく、共通項が分かればデータから正答市を見付けられる良問が多かったように感じました。
 ヒントで感じたのは、今回はSVヒントが難しかったということでしょうか。これまではSVヒントは結構ストレートなものが多かったので、今回も直球狙いで待ち構えていましたが、変化球が多く問三以外は空振りしてしまいました。確かにあまりど真ん中のストレートだと、答えを言っているようなものなので、ひねりを入れる必要はあるのでしょうね。傾向分析として次回以降に生かしたいと思います。
 個人としては、前回、自爆により失った領地を取り戻す事ができた事と、半数の5問を県内市で答えることができたので、まずまずというところではないでしょうか。県内市でお手つきをしてしまったのは反省材料ですが、同一回でリカバリーできたので、まあ良しと思っています。
 それにしても、今回は複数の新規の方が果敢にチャレンジして金メダルを取っておられるのはすごいなと感じました。私的には市盗りの事を考えるととても真似できませんが、十番勝負としては色んな楽しみ方の人がいる事は活性化につながるので良いことだと思います。
 それでは個別の設問ごとの感想を書きたいと思います。順序は正答順です。

問四:奄美市  ■日本の渚100選がある
 まず目についたのがこの問題。問題市から海と関係がありそうだなと思いましたが、海の何なのかがすぐには分かりませんでした。そうこうしているうちに、どんどん解答が出てきて、やはり海と関係しそうなのは確かなようです。一つだけ諏訪市という内陸市の解答があり、これは誤答なのかと思っていましたが、どこかの市をWikiで調べていると、日本の渚百選が出てきて、その中に諏訪市があったので、これは間違いないと確信しました。本来なら想定解数くらいは確かめたいところですが、既解答市がすべて該当しているので、まあ間違いないだろうと思い、とりあえず一問だけは解答しておくことにしました。海なし県の奈良県には渚はないので、憧れも含めて南の島の奄美市を解答しました。

問七:葛城市  ■市名に植物名の文字が入る(雑学「植物名の入った市区町村」)
 問題市を見ると、松竹梅が揃っているし菊や韮と植物のオンパレード。これは植物の名前がついている市だろうなと思ったものの、いくら何でも単純すぎないか?という気がしてきて、メダルもなくなっているので勝負しに行く必要もないと考え、想定解数を待ちました。前回、誤答によって領地を失うという大失策をしているので、同じ轍は踏みたくなかったからです。皆さんの解答時のコメントも「怖いけど乗ってみる」的なものが結構あったので、同じように半信半疑なのだろうなと思いました。問題市から木、花、野菜はOKなのだろうと想定して、想定解数が合えば解答しようと思っていたら、どうやら植物用語も全部OKのようで、線引き自体がありませんでした。とりあえず、安心して領地の葛城市を解答することができました。

 ノーヒントはここまで。次からは市区町村ヒントとアナグラムの発表後の解答です。

問八:宇陀市(誤答) → 御所市  ■平均年齢が都道府県で一番高い
 問題市を見たときに全体に過疎の印象があったのと、該当しない市が問題市との対比になっているようであり47市問題でもあるので、人口絡みで県で○番目に○○○という問題であろうと推測しておりました。市区町村ヒントの群馬県南牧村を調べていたら高齢化率日本一である事が分かったので、これに違いないと思い、都道府県ごとの市町村の高齢化率のランキングがないか調べましたが、うまく見付けられませんでした。いくつか確認できた県では高齢化率で間違いなさそうだったので、県のデータで確認できた地元奈良県から宇陀市を解答しましたが誤答になりました。なぜ?と思いながらも、アナグラムが「今日は何の日」(敬老の日)なので共通項は間違いないと思い、逆に問題を作る側から見ると全都道府県が網羅されている確かなデータを元にする必要があると考え、2022国勢調査の数字を探しに行きました。先の奈良県のデータは最新の推計人口ベースだったのですが、宇陀市と御所市が僅差だったので、元データによっては逆転する可能性がありました。国勢調査データで65歳以上の人口割合を見ると、両市は小数点以下2位までは同数ながら、僅かに御所市の方が高齢化率が高いことが分かり、御所市で再解答しました。
 共通項が高齢化率ではなく平均年齢であるのが分かったのは、第6ヒントの文言ヒントを見てからでした。この問題は、私と同じ共通項で考えた人が少なからずおられるのではないでしょうか。多分、ほとんどが同じ市であろうから正答になっているとは思いますが…。

問九:宇陀市  ■市名と同名の過去の郡域を含む(完全一致/読み不問/市制町村制施行時以降の郡)
 アナグラムヒントを「昔の名前から」と読んで(正しくは「昔からの名前」)、市制前(or市町村制前)の郡名が市名になっている市なのではないかと問題市と正答市を見ていくと間違いなさそう。ただし、確認方法がパラパラ地図だったので手作業になり、いつの時点の郡名かの確証がなかったので、安全を見て市町村制以前から郡名に変更がなかった宇陀市を解答。後に生駒市が正答になっていたことから、そこまで遡る必要はなかったことが分かりましたが、誤答をした後なので慎重にならざるを得ませんでした。とりあえず、誤答をした宇陀市を直ぐにリカバリーできたのは良かったです。

問五:羽曳野市 ■市長が50歳未満(9月16日現在)
 アナグラムで「比較的若い」という事で、これは市長の事だろうと気付きました。そういえば、現役で全国最年少市長の泉南市がしっかりと問題市に入っており、問題市の市長も40代が並んでおり、最年長が49歳。該当しない市の市長が50歳以上である事から、50歳未満が線引きなのだろうと推測できました。過去の問題では、就任時の年齢で若年市長が共通項のことがありましたが、同種問題ながら切り口を変えて出題されており、なるほどと思わされました。地元天理市とどちらにするか悩みましたが、前回、自爆により領地を失った羽曳野市を解答し、前回のリカバリーをすることができたのは良かったです。

 アナグラムは全問なんとか解けたのですが、5問の共通項が特定できずSVヒントに期待となりました。

問三:紋別市  ■所在市の市名が入る道の駅がある(表記も一致)
 SVヒントで唯一分かったのが、この問題でした。アナグラムで「表記が一致」というので市の名前を色んな角度から見てみましたが、糸口がつかめずにいました。人口規模はさほど大きくない地方の市が多いな、という印象がありましたが、それが何に繋がるのかは分かりませんでした。SVヒントは、田んぼの中の一本道!。これは、一歩前に出たら世界が変わるのではと前進したら、案の定、建設中の新幹線の新駅(越前たけふ駅)が現れました。これは以前のSVヒントでも使われた手法で、私もロータリーコレクションに「一歩前進でビフォーアフター画像」として取り入れさせていただきました。しかし問題はここからで、新幹線駅が共通項でないのは調べるまでもなく分かります。ただ、SVを見ただけでは分かりませんでしたが、地図にしてみると同名の道の駅も建設中のようで、実際には既に営業を開始しているようでした。ただ道の駅だけでいうと全国で相当数あり、問題とはしにくいですが、アナグラムの「表記が一致」ということで、市名が道の駅の名前についている市ということで線引きができました。該当しない市を見たら、漢字ではなくひらがな表記になっていたので、なるほどと納得しました。それにしても、今回のSVはなかなか捻ってくるなぁという印象です。地元に該当市はなかったので、オホーツク海沿いの景色が大好きな紋別市を解答。

 頼りのSVヒントであまり分からず、第2のアナグラムヒントに期待をかける事に…。

問一:奈良市  ■野球にまつわる聖地・名所150選がある
 分かりそうで分からない、今回、一番悩んだ問題かも知れません。問題市の藤井寺市、西宮市、福岡市からはプロ野球が連想されますが、南砺市には野球場はなさそうです。市区町村ヒントが、お隣の奈良県三宅町だったので、これは是が非でも答えたいと思いましたが、小さい町なので大都市とは共通項が見いだせませんでした。アナグラムの「球を使うもの」で、やっぱり球技? SVで野球発祥の地を見つけて、やっぱり野球じゃないか! とまでは分かったのですが、そこからが絞れません。確かに三宅町はグローブの生産日本一だし、南砺市も木製バットの生産日本一のようです。一方で、プロ野球のキャンプ地として名前を聞く市であったり、野球の歴史に出てくる市であったりと、取り留めがありません。野球に関係していることは間違いないんだけど、バラバラすぎて共通項が分からない状態でした。そしてアナグラム②の「聖地と名所」を検索して150選の存在を知りました。紹介されているピーくんさんの落書き帳の書き込みを見ると、同日に私も書き込みをしており、完全に見落としていたようです。解答は県内から、少し意外だった奈良市を。ちなみに、この奈良市の聖地は今は奈良公園の一角として一面芝生で、野球場があったことは見ても分かりません。

問十:五條市  ■人口差10人未満の市がある
 問題市や正答市を見ても地域も様々で人口は少なめの市が多いものの、四日市市のような都市もあり共通性が見つけられませんでした。アナグラムで「接近している」と言われて、何が接近しているのかと県内での位置関係を見てみましたが良く分かりません。SVヒントは道路案内標識の施設に目が行って、小さなバス停の名前には気付きませんでした。アナグラム②で「人口が近い」で、問題市と該当しない市の人口を調べて、やっと意味が分かりました。人口差が9人以下の市がある市が、これほどあるとは思いもしませんでした。県内の五條市が残っていたので解答しました。

問二:奈良市  ■他県で従業・通学する人が都道府県で最も多い
 問題市を見たとき、県の端にある市が多いなというのが第一印象でしたが、神戸市だけが異質に見えます。市区町村ヒントで該当なしと言われて、一瞬、市盗りなのかと思いましたが、今回は区町村ヒントではなく市区町村ヒントに変わったので違うのだろうなと…。アナグラムで「越える人が多い」やSVの府県境の峠など、人の移動が関係しているのは間違いなさそうです。県境の峠やサインも見ましたが、数が全然合いません。アナグラム②の「県を越えて移動」で方向性は分かりましたが、何のデータなのかが絞れません。47市問題なので、県で一番を答えれば良いのでしょうが、ここまで来て博打はできません。奈良県の統計で県外就業率というデータがありましたが、正答市のさいたま市や横浜市、京都市などが県内で一番県外で働いている人の割合が高いのかと考えると違うように感じるので、割合ではなく数だろうと…。それが分かりそうなデータを考えたときに、国勢調査の昼夜間人口を思い出し、調べてみたら、やはり数ですべて当てはまっていました。奈良県でいえば、率なら生駒市、数なら奈良市になるので、きっちり調べて解答できたのは良かったです。地元から奈良市を解答。

 そして、最後まで残ったのが想定解数の一番少ないこの問題。

問六:須賀川市 ■市の鳥にカワセミ、ヤマセミを指定している
 よりにもよって想定解数が一番少ない問題が最後まで分からず、少々焦りました。ただし、最初の頃に解答が出た後は、あまり解答が進んでいませんでしたので、難易度が高いのだろうなとじっくりと行くことにしました。問題市や正答市の印象は「川」だったので、地理的なものを中心に調べましたが共通項に行き着きませんでした。アナグラムの「戸田市はもうすぐ」というので、人口関係かとも思いましたが、そもそも四万十市や人吉市は該当しそうもありません。アナグラム②を「今もはやる店」と読んでしまったので、SVの雑居ビルの画像も相まって変な方向に行きそうになりました。文字ヒントの「シンボル」でやっと市のシンボルの事を思い出し、戸田市を見に行ったら10月に市の鳥がカワセミになるという事でやっと謎が解けました。どうりで川の印象がある市が多かったわけです。想定解数が合わないなぁと思っていたら、アナグラムの答えが「ヤマセミもはいる」だった事が分かり、やっと解答に至りました。県内の市も縁のある市も残ってなかったので、反省の意味も込めて何県にあるのかが分からなかった須賀川市を解答しました。それにしてもSVヒントの雑居ビルの看板の「翡翠」を見つけて市の鳥カワセミを導き出すのは、答えが分かってからでも少々難しいと思うのですが…。

 以上で何とか完答することができました。しかし、問一や問六など、最近の落書き帳絡みの問題が最後の方まで分からなかったのは反省です。参考リンクの落書き帳ページに飛ぶと、直ぐ近くに私の書き込みがあるのになあ…。
 長文になりましたが、最後に改めてまして、グリグリさん、今回も十番勝負の開催ありがとうございました。参加者の皆様、お疲れ様でした。次回も引き続き、参加させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
[105743] 2022年 9月 22日(木)21:44:01あきごん さん
十番勝負解答
問六:須賀川市

やれやれ、です。
[105715] 2022年 9月 22日(木)00:57:41あきごん さん
十番勝負解答
問二:奈良市

 どちらかで迷いましたが、結構、差があった…。
[105710] 2022年 9月 21日(水)23:03:27あきごん さん
十番勝負解答
問十:五條市

 これは気付かなかったなぁ。県内が残っていたので良かったです。
[105691] 2022年 9月 21日(水)21:20:39あきごん さん
十番勝負解答
問一:奈良市

 ちょっと意外ですが、そうなんですかぁ。
[105661] 2022年 9月 20日(火)22:53:01あきごん さん
十番勝負解答
問三:紋別市

今回はSV難しいように思うんですが。
[105631] 2022年 9月 19日(月)23:35:21あきごん さん
十番勝負解答
問五:羽曳野市

そういう切り口ですか。
[105626] 2022年 9月 19日(月)23:04:38あきごん さん
十番勝負解答
問九:宇陀市

別にこだわるつもりはないのだが…。
[105604] 2022年 9月 19日(月)21:56:34あきごん さん
十番勝負解答
問八:御所市

こっちということか??!!
ああ、これは痛いなあ…。
[105538] 2022年 9月 18日(日)21:57:31あきごん さん
十番勝負解答
問八:宇陀市

データを見付ける能力に乏しいので、とりあえずわかる所で…。
[105485] 2022年 9月 17日(土)21:06:18あきごん さん
十番勝負解答
問七:葛城市

 さすがに、もう出しておきます。
[105454] 2022年 9月 17日(土)00:08:48あきごん さん
十番勝負解答
今回もよろしくお願いします。

問四:奄美市

 とりあえず、ひとつだけ勝負しておこうと思います。あとは、もう少し確度を上げてから…。
[105389] 2022年 9月 4日(日)11:36:38あきごん さん
Re:江曽島ロータリー
[105388]おがちゃんさん
「江曽島ロータリー」で検索すると宇都宮市立図書館や地元の店舗の案内での使用事例が見られ、おそらく周辺地域ではロータリーとして一定の認知があるのではないかと思います。
ですので、「もどき」としてコレクション末尾への収録を検討しても良いのでは、と考えた次第です。

 情報提供ありがとうございます。
 ロータリーの定義には当たりませんが、過去の経緯 も含めてコレクションに収録すべき価値ありと思います。
 「もどき」かも知れませんが、タクシーでロータリーまでと言ったらここに連れて行ってくれるなど、地元では江曽島ロータリーで通っている事などから「通称ロータリー」が適当と判断します。

 …と、ここまで書いて、コレクションを確認したら通称ロータリーに既に 収録済み でした。
[36658]みやこ♂ さんの投稿によるもので、記事番号からも分かるようにかなり以前(2005年)から収録されているようです。ロータリーといったら、ここを思い付くと言っておられるように地元では有名な通称ロータリーなのでしょうね。
[105386] 2022年 9月 3日(土)17:38:25あきごん さん
昼夜間人口比率
[105372] ぺとぺとさん
統計上、B市と周辺市町村との関係においては、概ね流入人口が流出人口を上回っています。海南や田辺に対してもわずかとはいえ流入超過となっているのには驚きました。
 市町村間の関係がわかるデータがあるのを知りませんでした。ありがとうございます。
 日高町、美浜町、日高川町、印南町、由良町については、やはり就業や通学などで御坊市に集まってきているという裏付けになっていますね。
 ぺとぺさんもおっしゃっておられるように、海南市や田辺市からも流入超過なのは驚きました。確かに御坊市は寺内町として発展し、地域の中心地であるので、店舗や営業所などの就業場所のほか高校(国立高専もある)などへの就学などでも周辺からの流入はあるのだろうなとは思いましたが、海南市や田辺市などの別の中心市からも一定の流入があるのは少し意外でした。
 昼夜間人口比率が高くなる理由が良く分からないと書きましたが、やはり新庄市などと同じく「地方の中心市で周辺の町村からの流入がある人口の少ない市」が比率として高くなるひとつのパターンなのだろうなと納得しかけています。

[105377] メークインさん
東京都の離島自治体の昼間人口を抽出してみました。
全自治体が100%以上という驚くようなデータでした。
 確かに他市町村からの通勤通学が考えられないので、理由付けが難しい結果ですね。やはり[105382]で白桃さんもおっしゃられているように国勢調査における調査票への記入の仕方の問題があるように思います。その言わばノイズのようなデータが人口の少ない離島の村では大きく出てしまうのでは無いでしょうか。

 実はこの問題については私にもひとつ思い当たる節がありまして…。
以前、県内某村に単身赴任していたことがあり、その時にちょうど国勢調査がありました。国勢調査のルールでは、一週間の内4日以上寝泊まりしている場所が居住地になるはずなので、月曜の早朝に自宅を出て金曜の夜に帰ってくるまで4泊している単身赴任先が居住地になりますが、「俺の家は天理じゃあ」と居住地には天理市の自宅、就業地は某村の勤務地を書いた覚えがあります。(住民票も移していたにもかかわらずです。)わたしは某村の流入人口を増やしていました。
 おそらく、そういうルール通りに調査表を記入しない不届き者が一定数いるので、人口の少ない村の中にはノイズが誤差として出てしまう事があるのかも知れません。離島などでは単身赴任者や一定期間だけ就業されている方が一定数いると思われるので、それらの方が果たしてルール通りの書き方をしているか?が原因のひとつではないでしょうか。おそらく家族のいる自宅に居住していることになっているパターンが多いのではないでしょうか。現在の国勢調査では調査員が回収して確認することは基本ないので、それらも調査結果として集計されるはずです。

 そして、もうひとつ昼夜間人口比率が高くなるパターンで、離島でない山間の村というのがあります。今回のクイズの北山村がそれに当たると思うのですが、奈良県で言うと川上村や下北山村が高くなっているパターンでしょうか。事情が分かる奈良県の村でいうと、これらの村はキャンプや温泉などである程度の入客数があり、林業や建設業などもベース産業としてあります。ここで昼間人口を増やしている要因のひとつは、村外から通勤してくる元村民なのではないかと思います。森林組合であったり役場であったり建設会社であったり、村の若者が村内に就職しても、結婚や子供の就学を機に村を出るパターンをいくつか見てきました。下北山村でいえば、三重県熊野市まで車で30分少々なので通勤可能です。子供の教育や日常生活の便利さから熊野市に住んで、お父さんは下北山村へ通勤し、たまには実家に顔を出すというパターンです。
 また、村の若者は中学を卒業したら高校進学を機に村を出ますが、高校や大学を卒業しても村には帰ってこず、役場や森林組合の新規採用者が村外者ということも珍しくないようです。結果、村外からの通勤者が増え、一方で人口は減少の一途ですので、昼夜間人口比率は上昇…。
 道路整備で便利になった過疎の村が、逆に人口流出を起こしているような現象で複雑な思いです。

 これまで昼夜間人口比率が高い市町村は、大都市部や工業地帯だとばかり思っていたので結果自体が意外でしたが、原因を色々考えていく中で、なかなか興味深いデータだと感じました。
[105371] 2022年 9月 1日(木)09:56:53【1】訂正年月日
【1】2022年 9月 1日(木)18:27:02
あきごん さん
Re:昼に人が集まる村もあるクイズ
[105369] 白桃 さん
ここから問題です。
2020年国勢調査人口(夜間人口)を比較すると、A町・B市・C村の合計と東かがわ市、どっちが多いでしょう・・・???

 A町・B市・C村はどこでしょう、が問題ではないのですね。まあ、この手の問題であれば、東かがわ市の方が人口が多いというのが答えでまちがいないと思うのですが…。(笑)

 私の推測が間違っていなければ、実はつい先日A町へ行ってきたばかりです。下界より6~7度も涼しく、歩くのには快適でした。白桃さんはエルサレムを引き合いに出されておられますが、私の印象はチベットですね。奈良市に生まれて天理市に住んでいますが、また違った雰囲気をもった非常に特徴的な町です。
 B市は同県の南部に行く時に必ず通過するので名前は子供の頃から知っていますが、なぜ昼夜間人口比率が高いのかはよくわかりません。やはり地方の中心として、周りの町村から人が集まるからなのでしょうね、有名なお寺もありますし。
 C村は一度行ったことがあります、20mくらいだけ…。昔は隣県からは陸路で行くのは困難だったのでしょうが、今はトンネルがあるので車でも容易に行けます。そのトンネルを通ってC村側坑口まで行って帰ってきたので20mだけ行ったことがあります。(トンネル部分も入れたらプラス千数百メートル)ここが昼夜間人口比率が高いのは奈良県で川上村や下北山村が入っているのと同じタイプだからなのでしょうね。人口的には上北山村に近いですが。

 結論として、これら市町村をひっくるめても東かがわ市にはかなわないというのが答えで宜しいでしょうか。
[105360] 2022年 8月 28日(日)17:34:17【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 28日(日)17:37:14
あきごん さん
Re:【第六十一回】全国の市十番勝負(開催期間について)
[105346]グリグリさん
来年から予定している年4回開催(1月 4月 7月 10月)と開催期間短縮に向けて、今回は試験的に10日間で実施したいと思います。金曜日の夜から日曜日までというパターンです。開始を土曜日か日曜日にした方がよいのかもしれませんが、いかがでしょうか。

 期間短縮についての試験という意味では良いタイミングだと思います。
 金曜日開始については、学生や現役世代で土日が休みの人間にとっては、開始時から参戦できるかどうかが当日まで分からないという事も起こりえますが、土日が休みでない方や多忙な方からすると、これまでからそういう条件であったわけですから、そこは参加者が合わせていくことかと思います。私もなるべく、当日はあまり残業せずに帰れるように調整したいと思っています。(うまくいかなかったら、それも準備不足という事でしょうがないかと思っています。)

 また、初心者に毛が生えた程度の者の意見としては、初日の夜に全問解答することはできませんので、金曜開始にすることで土曜日曜に考える時間をとることができるのでありがたいです。前回のトライアルは土曜21時から土曜21時までの7日間だったので、土日ベースでいうと実質二日目の日曜日1日間だけで、ほとんど平日開催状態で中々気忙しかったように感じました。今回の日程であれば土日が2週あるので余裕があるように思います。…とは言いつつも、実際、土曜開始が良いのか金曜開始は良いのかは、多分やってみないと分からないと思いますので、試験開催の意味でも意義があると思います。
 あと開始日以外で一番影響がありそうなのが、初心者の方にとっては開催期間が短くなる事でヒントが少なくなる事でしょうか。2週間開催では、ノーヒント期間をある程度取って、徐々にヒントを出していき最終ヒントは答えに近いヒントで初心者でも最後まで頑張れば完答が可能という感じだと思います。(私も初回、2回目は完答が目標だったので、そういう感じだったと思います。)
 ノーヒントで答えたい上級者とヒントが無いと答えることが難しい初心者のバランスをどう取るかが難しいように思います。例えば、これまで1日使っていたアナグラムの解答を他ヒントと同日にしてヒント数を確保するとか、SVヒントなど初心者にも分かりやすいヒントを活用するとか…、これも試行錯誤するしか無いのかも知れません。

 何れにしても、十番勝負がこれからもより良く、継続できるように改良を続けていただいているグリグリさんには感謝いたします。次回も開催を楽しみにしております。
[105318] 2022年 8月 20日(土)17:29:32【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 20日(土)18:49:46
あきごん さん
1890年奈良県の市町村人口
[105305] YTさんの
明治23年(1890年)12月31日における日本国内の人口上位500市区町村
 を拝見していて、地元奈良県内の町村を見ていて興味がわいたので、抽出して少し分析してみました。500位以内に入っている奈良県内の市町村は10町村なので、奇しくもトップ10になりました。

◆1890年12月31日における奈良県の市町村現住人口 上位10位
順位郡名市町村名現住人口  備考
1添上郡奈良町24,209現奈良市中心部
2添下郡郡山町12,770現大和郡山市中心部
3吉野郡十津川村10,399現十津川村域
4山辺郡二階堂村7,796現天理市西部
5吉野郡下市町7,535現下市町北部
6山辺郡山辺村7,130現天理市中心部
7式下郡川東村7,110現田原本町東部
8高市郡白橿村7,070現橿原市南部
9吉野郡大淀村7,021ほぼ現大淀町域
10宇智郡五條町6,637現五條市中心部

 表にしてみたとき、上位の2町、県都奈良と柳沢15万石の城下町郡山が1位2位なのは予想通りですが、予想外だったのが3位の十津川村です。これについては後述しますが、他の中心地域を押しのけて3位に入っているのは複雑な思いです。そして4位以下も「村」が並んでいます。現在の居住地である旧二階堂村が4位というのも、天理市の中心部にあたる山辺村が6位、さらに隣の川東村が7位と現在の人口分布と比べると随分と違和感のある町村名が並んでいるのが何とも不思議な印象をうけました。
 当時は鉄道も発達していないため、大阪への通勤がほぼ無く職住近接であった事から、農業も含めて産業が盛んで面積の広い町村の人口が多くなっている傾向が見て取れます。10位の五條町はかつては代官所も置かれた南部の中心地でしたが、面積が小さいので辛うじて10位には入ったいう感じでしょう。「町」でいえば、当時の高田町や桜井町、八木町、御所町、上市町、田原本町などの地域の中心となる町がランク外となっているのは、やはり何れも面積が小さい事によると考えられます。

 さて、3位に入った十津川村ですが、これは1890年12月の人口統計であるからといえます。十津川村は同年6月に十津川郷6か村が合併し、1つの十津川村になった事により人口上位になった訳ですが、これは、その前年の1889年8月に発生した十津川大水害により甚大な被害を受けた事に起因するものであり、非常に複雑な思いです。

 本題からは外れますが、1889年の十津川大水害について少し紹介したいと思います。
 1889年8月に秋雨前線と台風によって日雨量1000mmを超える豪雨が降り続き、十津川郷全域で1080箇所の大規模な山腹崩壊が発生。37箇所で天然ダムが発生し、天然ダムの決壊に伴う大洪水により甚大な被害が発生しました。十津川郷(北十津川村、十津川花園村、中十津川村、西十津川村、南十津川村、東十津川村の6か村)では、村民12,862人のうち死者168人、全壊半壊家屋は全戸数の1/4にあたる610戸。堆積した砂礫は平均30mの厚さにもなり、耕地埋没や山林崩壊などで生活基盤を失った者は約3000人に及び、被災者2,691人が1889年10月に北海道に移住し、新十津川村が作られました。そして、翌1890年6月に十津川郷6か村が合併し、現在の十津川村が作られました。
 大水害の前の人口規模であれば、十津川郷で考えれば郡山町を超えて県内2位のレベルなのですが、そもそも大水害が無ければ大合併も行われていなかった訳で、ランク外となっていたはずです。それらの歴史を知っているが故、このランキングを見たときには非常に複雑な思いがありました。
 しかし、今と同じ巨大な十津川村域とはいえ、この時代の吉野の山間部に10,000人を超える人口があったというのは、流石は、壬申の乱以来、幕末まで村落共同体として存在し続けた十津川郷だなと感じ入る次第です。

 本題に戻りますが、トップ10を見るに付け、地域の中心地だった五條や高田等を押さえて、二階堂村が4位になっていたのは本当に驚きました。(4位以下はドングリの背くらべの印象はありますが…)おそらく産業といっても農業くらいしか無い農村であったと思われますが、山林が無く耕地面積が広いので人口も多かったのでしょう。逆に五條や高田などは江戸時代から市街地が形成されており、その地域が町となったので面積の小さいコンパクトな町になったと考えられます。
 現在であれば、都市部=人口が多い。農村部=人口が少ない。というのが、当たり前の感覚なのですが、明治期の町村の単位は以前からの集落の集合体である事も多く、町村単位の人口として考えると、必ずしも都市部の人口が多いとも限らないというのは新しい発見であり、都市の形成過程が垣間見れて、なかなか興味深いデータだと感じました。
[105303] 2022年 8月 17日(水)22:43:51あきごん さん
終着駅に執着?
[105301] 伊豆之国さん
 タイトルの「執着駅」は変換ミス? ワザとだったら芸が細かいですね。どうでもいい所に執着してしまいました。

 ちなみに、Z町の同名力士で、横綱○島の学生時代からのライバルの先代○山で答えがわかってしまった私は若年層を名乗ってよいのでしょうか。
 Y町は、ヒントが簡単すぎて問題を見る前にわかってしまいました。東京へは何度も行っていますが、実は私、Y町へは行ったことがありません。江戸時代なら避けては通れなかったんでしょうが。
[105290] 2022年 8月 16日(火)18:22:37【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 16日(火)19:07:17
あきごん さん
Re:北海道・東北地方の昼夜間人口比率トップ20(クイズ付)
[105288] 白桃さん
問題:唯一の市である20位はどこでしょう。

 ヒント3で見当がついて、ヒント2で確信したのですが、私は、この県には海沿いの倉庫群が美しい市に立ち寄っただけで、内陸部は通ったこともないので、なぜ、この市が昼夜間人口比率が高くなるのか皆目見当がつきません。いったい何があるのか、若しくは地理的な関係性から結果的に高くなっているのでしょうか?

ちなみに[105289] 千本桜さん
熟年向けのヒントをいただいたので、すぐにわかりました。しかし、若年層にはチンプンカンプンなヒントのような気がします。

 私はヒント1ではチンプンカンプンで、千本桜さんのサービスヒントもよくわかりませんでした。
 ということで、私は若年層に該当するという結論でよろしいでしょうか。
[105286] 2022年 8月 15日(月)17:37:58あきごん さん
ロータリーコレクションのラウンドアバウト追加について②
 ロータリーコレクションのラウンドアバウトについて、6件を追加、1件を修正しました。

宮城県仙台市太白区上野山  (2021年) ※高架橋下交差点を改修  参考リンク
千葉県長生郡長生村岩沼 八積駅前  (2022年) ※マップ類は改修前  参考リンク
三重県多気郡多気町ヴィソン① 多気ヴィソンスマートIC (2022年)スマートICへのアクセス道路に導入  参考リンク
三重県多気郡多気町ヴィソン② ヴィソン (2022年)複合リゾート施設入口前に導入  参考リンク
大阪府茨木市彩都やまぶき (2021年) ※マップは整備前(航空写真は造成中) ※箕面市から茨木市に修正しました
熊本県玉名郡南関町関町 (2022年) 南関町役場移転に伴い供用
沖縄県糸満市糸満② (2022年) ※信号交差点をラウンドアバウト化 ※マップ類は改修前  参考リンク

 警察庁における令和4年3月31日現在データと突き合わせを行って抜けている箇所を追加、修正を行いました。これで、とりあえずは現時点での国内のラウンドアバウトは網羅できてると思います。(4月以降の供用は抜けがあるかも知れませんが…。)
 もし他に供用の情報があれば、情報提供いただけるとありがたいです。
[105279] 2022年 8月 13日(土)17:10:10【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 13日(土)17:14:57
あきごん さん
ロータリーコレクションの追加について
 本日、ロータリーコレクションのラウンドアバウトについて、以下の5件を追加しました。

宮城県亘理郡山元町花釜① (2022年) ※マップ類は復興道路開通前 参考記事
宮城県亘理郡山元町花釜② (2022年) ※マップ類は工事中 参考記事
宮城県亘理郡山元町牛橋  (2022年) ※マップ類は整備前 参考記事
静岡県浜松市中区西伊場町 (2022年) ※マップ類は整備前 @のの字な道
滋賀県東近江市山上町   (2022年) ※マップ類は改修前 @のの字な道

 いずれも、今年に入ってから供用開始されたラウンドアバウトですので、当然といえば当然ですがマップも航空写真もストリートビューも更新されておりません。なお、下2件の浜松市と東近江市の案件については、参照記事欄の参考リンク「@のの字な道」に詳しいレポートがありますのでご覧ください。
 開通したものは、なるべく早くコレクションに加えたいと思うものの、悲しいかなマップ類の更新が追いついていないので、地図をリンクさせても何だか良く分からなくなってしまう箇所が多いのが悩みの種です。なるべく紹介されているサイトを、参考リンクとして掲示したいと思います。

 上3件の宮城県亘理郡山元町の3箇所は、東日本大震災の復興事業としてJR常磐線が内陸移設された跡を利用し、復興道路として町道が先日8月10日に開通し、町内3箇所にラウンドアバウトが新たに供用されたものです。 (参考記事) 一部箇所は航空写真で形状が確認できます。
 新しいラウンドアバウトができるのはコレクション編集者としてはうれしいのですが、震災により街が変わってしまって新たに作られる、というのは正直複雑な心境です。ラウンドアバウトは信号がないため、大規模災害でも停電などによる交差点の混乱がないなど、災害時の適正が高いため復興事業でも採用されるケースが見られます。
 ラウンドアバウトはうまく作れば、街のランドマークにもなり得るものなので、復興のシンボルとなる事を祈りたいと思います。
[105269] 2022年 8月 11日(木)18:09:59【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 11日(木)18:25:57
あきごん さん
Re:電子掲示板
[105257]グリグリさん
落書き帳は「電子掲示板」と呼ばれる地理好きなら誰でも語り合えるコミュニケーションの場です。電子掲示板ってSNSとは違うの?とかブログのこと?とか意味不明かもしれませんね

 [105256]黒猫さんのコメントで、SNSを使いこなしているはずなのに何が分からないのだろう?と思っていたのですが、子供の頃から普通にインターネットがあって、FacebookやTwitterに親しんでる世代の方たちからすると、電子掲示板がむしろ良く分からないツールなのですね。私的には落書き帳を見たときに、「ああ掲示板ね」という感じでなじみやすかったのですが、最近では色々なコミュニケーションツールがあるのでマイナーな存在にはなっているのですね。
 また掲示板の趣旨からいうと、正直、私も最近、落書き帳が十番勝負用ツールの色彩が強くなっているようには感じていました。勿論、十番勝負は楽しいし、それがきっかけでやってきた人間なので、それはそれで重要な話題なのですが、アーカイブを見ていて過去の色々な議論を見るにつけ、その頃メンバーだったら良かったなと思うものが多々あります。(例えば北陸新幹線など)
 できれば十番勝負の合間の時期にも落書き帳が盛り上がるように、話題を提供していければと思っています。

 ちなみに今回レスしたくなったのは、グリグリさんの説明の中にあった「記帳記録」を見ていたら、GLinGLinさんのHPトップにたどり着いて、ものすごく懐かしさを感じたからです。都道府県市区町村のルーツを知ることができたとともに20年程前の事を色々と思い起こされました。
 私がパソコンを買ってインターネット接続をしたのが2000年なので、ちょうどその頃にはどんどんHPを充実されていたのだろうと思います。個人HPも玉石混交で、雑誌なんかにおすすめのHPが載っていたのを記憶しています。長い年月をかけてでしょうが、GLinGLinの充実ぶりはすごいと思いました。(今、見させてもらって個人的には、おそらくメインであろう切手や野鳥のコーナーよりも、お子さんの聞き違い集のコーナーが微笑ましくて一番好きです。(笑))
 若者チームの方には意味不明だと思いますが、我が家では当時、インターネットはダイヤルアップ接続(死語?)だったので、遅いわ電話代がかかるわ、ずっと電話が話し中になるわで長時間インターネットをしていたら家族からブーイングものでした。光回線が当たり前の今では考えられない時代です。2年後くらいにADSLを導入して、やっと常時接続環境を得ましたが、グリグリさんは、おそらくかなり早くからISDNを契約されていたのでしょうね。この20年でネット環境の充実ぶりは本当にすごいと思います。
 あと、20年前の記帳ページを見てびっくりするのが、個人情報を載せまくっていることですね。みんな平気で本名を使っていますし。当時は別に何とも思わなかったのですが、今から見たら、ちょっとびっくりしますね。今なら本名から検索をかけて個人を特定される危険がありますが、当時はインターネットでそこまでできる時代ではなかったし、ほとんどの人がそこまでできるようになるとも思っていなかったのでしょう。
 GLinGLinのページで、なにかタイムスリップをしたような楽しい思いをさせていただきました。
[105241] 2022年 8月 6日(土)11:29:02あきごん さん
新町
[105238]っっっっっっっさん
新町がついている地名 よろしくお願いします。群馬県の新町、信州新町、青梅市の新町(もと居住区)しか知らないので、よろしくお願いします。

 何を要望されているのか良く分かりませんが、新町がつく地名を知りたければ検索をかければすぐ出てきます。
 例えば、「新町」ならば全国で171箇所 (検索サイト)
 「○○新町」を含めるならば全国で929箇所 (検索サイト) もあるみたいです。
 サイトによって、微妙に検索結果は変わるので、興味があれば色々調べられたらどうでしょうか。

 新町という地名は昭和というか、特に戦後に新たに町が広がった際に○○新町という名前を付けがちなのか、至る所で見受けられます。私自身も学生時代、三口新町に住んでいましたし…。正式町名ではありませんが、今も新しく出来て分かれた自治会なので、西新町自治会という名前の自治会に所属しています。
 自分の自治会の名前も含めて、安直なネーミングだと思いますね。(笑)
[105220] 2022年 8月 2日(火)18:33:53あきごん さん
第2回十番勝負トライアル感想
 実行委員の皆様、参加者の皆様お疲れ様でした。
 今回のトライアルは光栄というか意外なことにハンデCを頂き1日遅れのスタートとなりました。メダル争いには参加できませんでしたが、他を気にせずゆったりと取り組むことが出来たので、それはそれで良かったと思います。
 初日はとりあえず、ざっと全体を見た後は問題市をコピペしプリントアウトまでしましたが、解答できるのは翌日の夜なので具体的な検討はしないで寝ることとしました。翌日は午前中に用事を済ませて、午後から問題に取り組みましたが、もう既にたくさんの解答が出ており、おそらくメダルは残らないだろうなということで、安全運転のマイペースで解答することにしました。

 まずは、初見でなんとなく見当がついていた2問。

問二:金沢市  ■新幹線の駅がある市(ミニ新幹線を除く)
 まず北斗市に目が止まり、最後の鹿児島市まで新幹線の匂いがプンプン。秋田市と武雄市が該当しない市ということで、フル規格と開通済みのみという事を示している事が分かったので、共通項の確証を得ました。奈良県には新幹線の駅はないので、縁(ゆかり)のある市ということで、北陸新幹線開通後はまだ行けていないのですが学生時代を過ごした金沢市で。

問六:天理市  ■春夏の高校野球の優勝校が所在する市 (優勝当時の学校所在地。優勝当時は町村でも、現在の市域にあればよい)
 最初に見た瞬間、高校野球の四文字が思い浮かびました。特別、高校野球ファンというわけではないですが、苫小牧市(駒大苫小牧)、さいたま市(浦和学院)、大東市(大阪桐蔭)、和歌山市(智弁和歌山)、三好市→旧池田町(池田)がすぐに思い浮かびました。もし今回ノーハンデであったら、まずこの設問でメダルを狙いに行っていたと思います。季節柄、夏の甲子園優勝校のある市だろうと思ったので地元の天理市で。(浦和学院が選抜のみ優勝とは思っていませんでした。)もし夏の甲子園のみであれば、既解答の敦賀市は該当しないのでギリギリ銅メダルだったのですが、よくよく考えると想定解数が合わないので春夏ともOKですよね。この問題、問題市の選択がシブイなあと感心すると同時に出題者は若者チームではないなと確信しました。和歌山市が富田林市か有田市だったらもっと良かったのに…、というのはおじさんの独り言です。

 続いて、なんとなく方向性が見えていた2問を検討。

問四:御所市  ■人口が2万人台の市
 問題市が全体的に人口が少ない印象があったので、過疎地域かと思いましたが、想定解数が全然合いません。人口の少ない市ランキングだとしたら83という想定解数は中途半端だし、美唄市が該当しないのはおかしい。それでも人口関係がかなり怪しそうだったので、人口ランキングで該当しない美唄市を探すと19,901人。本宮市は30,121人。上下を挟むセオリー通りの出題で人口2万人台の市であることを確信しました。解答は県内の市から仕事で知り合いも多い御所市で。

問一:大和高田市  ■名前に他の市名を含む市
 初見で名前関係かなと、なんとなく見当はついていましたが、分かりそうで分からず、試しにサイト内検索をかけたら、そのものズバリの答えが出てきてしまいました。急ぐ必要はなかったので、既解答市も含めてもう少し問題を見て答えを出しても良かったのかなと感じています。この問題は、検索を頼らなくても気付くようにならないとダメだなと反省です。県内の市から大和高田市を解答。

 他にも問三や問七など、分かりそうだけど共通項が確定できない問題がありましたが無理せず、とりあえず初日は4問のみ解答することにしました。

問七:柏原市  ■読み仮名の最後が「ら」の市
 今回、一番悔しいのがこの問題です。まず、なんで、すぐに分からなかったのかが分からない。既解答も含めたら10市も並んでいるのに、こんな単純な事に気付かないとは…。気付いた時は、脱力感でぐったりしてしまいました。しかも橿原市を見落として、「県内市が残ってないので柏原市」などと間抜けなコメントまでしているのですから、なんとも情けない…。普段、「県内のかしはら」市 ですか?「大阪のかしわら」市ですか? と確認することも良くあるのに、橿原市を見落として柏原市を答えるとは…。市盗りは関係ないとはいえ、今回は縁のある市で揃えたかったので大変悔しく思いました。

 とりあえず、ノーヒントはここまで。5問/10問なので、まあ実力的にはこんなものでしょう。
 このあとの第1ヒントの区町村ヒントでは、結局、新たには1つも共通項確定ができず、SVヒントからのリスタートとなりました。

問五:函館市  ■各都道府県の市のうち自治体コード順が2番目の市
 SVヒントの「コード」がズバリでしたね。比較的人口の多い古くからの都市が並ぶ中、室戸市が違和感ありありで、Wikipediaで室戸市の特徴を調べたものの良く分からず、もどかしい思いをしておりました。県内の大和高田市が問題市に入っていれば気付いていたのかも知れませんが、メジャーどころの福岡県の1番2番の北九州市と福岡市が問題に入っているのだから言い訳はできませんね。普段からデータを余り見ていないのがバレてしまいました。室戸市は、言われてみれば高知県は確かにそうだったっけ?と改めて気付かされました。答えが明確で、上級者でなくても地理統計に親しんでいれば気付けそうな、いい問題だと思いました。ただ、SVヒントは、あの段階ではズバリ過ぎかなとは思います。

問八:天理市  ■大学名となっている市
 この問題、早い段階から「大学」は疑っておりました。問題市の中で、余り特徴が分かっていなかった中央市を調べたら山梨大学医学部がある事が分かり、大学に関係がありそうだと考えたものの、学部のデパートのような筑波大学のあるつくば市が該当しないと言われて暗礁に乗り上げてしまいました。SVヒントで弘前大学の画像が提示され、やっぱり大学じゃないかと思い、もう一度、区町村ヒントや既解答市を眺めていると、東洋町や東海市が目に止まりました。市内にある大学という目で見ていたので、東洋町が提示された時は、「こんな場所に大学があるわけない」と逆に大学を否定する解釈をしていましたが、東洋町…、あれ? 東洋大学? 東海市…、東海大学? 中央市は中央大学じゃないか! と、所在地からではなく名前から見るという事にやっと気付きました。この問題は是非とも金沢市を答えたかったのですが、残念ながら既に解答されていたので地元天理市を解答しました。

問九:稚内市  ■「富士見」を住所に含む市
 初見の印象は「城?」だったのですが、富士見市が邪魔するし横須賀市や北見市といった正答市から、城の線はなくなりました。千代田区と言われて、再び皇居から城跡をイメージしましたが、やはり城とは関係ない市がいくつも正答になっているので、これはない。SVヒントが不二見鉄工所だったので、地名コレクションに富士見坂があるのを思い出して、絶対コレだと思って確認しに行ったが、富士見坂の地名は本家の富士山が見えるものがほとんどで、関東から静岡、山梨に集中しており、全国各地86市が該当はありえない。とすれば、○○富士と呼ばれる山は全国各地にあるので、その線で○○富士の所在市町村を調べましたが、さすがに86市もありません。しかし○○富士の近くに富士見という地名が散見される事に気付き、試しに検索をかけてみると、そのものズバリのHPはありませんでしたが、「富士見」地名でほぼほぼ間違いなさそう…。時間もないので間違いなさそうな市を答えようと、縁のある市を探したのですが、やはり本家の富士山が見える地方が中心なので、奈良県内はもちろん近畿や北陸にも選択肢はほとんどなく、昔、利尻富士が綺麗に見えたのを覚えていた稚内市を解答。メークインさん、残しておいてくれて、ありがとうございます。

 SVヒントで3つ順当に分かったのですが、残り2問がどうしても分かりません。既に解答している問題のSVヒントを見たら、どれもストレートなヒントとなっていたので、SVを素直に解釈することにしましたが、どうにも共通項が特定出来ません。むしろ考えていたのと違う路線のSV画像だったので、ここまできての誤答は避けたいので、無理せず次の地図ヒントを待つことにしました。
 しかし、期待の地図ヒントでは残り2問が全く分からず、むしろ混乱に拍車がかかってしまい、SVや地図をどう解釈するかという余計な検討が増えてしまいました。

 そして、二文字ヒントが出たので、SVヒントと地図ヒントは一旦忘れて考えることにしたら、残り2問がやっと分かりました。

問三:奈良市  ■国際会議観光都市
 正直、この問題が最後まで残るとは初見時には思いもしませんでした。問題市をパッと見て、旭山動物園、東京ディズニーランド、志摩スペイン村、姫路セントラルパークと有名どころの遊園地や動物園が思い浮かんだので、テーマパークとか観光施設系で間違いないだろうと思っていました。しかし、色々な種類の施設があり、58市のくくり方が見つからない。遊園地やテーマパークに協会があるのかと調べたものの、動物園水族館協会のような分かりやすいものがないし、58はなさそう。SVヒントが賢島駅前のG7サミットの記念モニュメントでしたが、サミット開催地は国内では限られた場所なので58市も該当はありえない。駅前のモニュメントはどこにでもありそうで問題になりそうもない。国際会議の代表でサミットを示したのかなと思いますが、私はここで道を間違えてしまいました。続く地図ヒントの霞ヶ関は中央省庁を示しているのだろうが、位置が2号館と3号館の真ん中でどこの省庁かが分からず、総務省か国交省か?と思って、SVヒントも相まって良く分からなくなってしまいました。結局、二文字ヒントでやっぱり「観光」じゃないか、ということで色々と検索をかけて、やっと共通項に行き当たりました。何をどう検索したのかは、はっきり覚えていません。幸い県内で唯一の奈良市が残っていたので解答しました。

問十:宇陀市  ■複数の村と隣接する市
 そして最後に残ったのが、この問題でした。問題市からは内陸の比較的面積の広い市のイメージがありましたが、宜野湾市だけが異彩を放っています。宜野湾市といったら普天間基地という印象しかないので、他の4市とは明らかに特徴が異なり、共通項が思い浮かびませんでした。既解答市も広く分布しているようで、地方の偏りがなさそうです。ただ、相模原市をのぞいて東京や大阪などの大都市部がないので、国立公園や自然環境系など地方都市にありそうな特徴で共通項を探していましたが分かりませんでした。SVヒントが自専道の飛島北ICと飛島JCTの道路案内標識…。まさか交通インフラ系だったのかとICやJCTを調べようとしましたが、五條市にそんなものがある訳がありません。SVの区間が比較的最近供用された区間のようなので、昨年の国道の供用開始区間を調べたり、地域高規格道路を確認したり思いつくものを一通りチェックしましたがわかりませんでした。地図ヒントは宜野湾市役所。市役所に何か書いてあるのかと、市役所のSVを見てみましたが共通項に行き着くような標語もありません。結局、完全に方向性が分からなくなってしまいました。二文字ヒントが「隣接」だったので、これまでのヒントは完全に無視して一から考える事にし、隣接数を見にいって、やっと複数の村と隣接している事が分かりました。SVの飛島村は名古屋市に隣接する唯一の村ですが、非該当の名古屋市の例を、しかも市村境界標でもない画像をヒントにするのは如何なものかというのが正直な感想です。トライアルでもあるので、問題市で村との境界部をSVにした方が良かったのではないかと思います。

 以上、最終日前日の金曜日夜にやっとこさ完答できました。落書き帳でも書きましたが、実は今回、最終日を31日(日)と勘違いして余裕をかましていたら、金曜日の採点時にあと一日と分かって大慌て、という間抜けな事をしておりました。ゆったりとし過ぎて、危うく時間切れになりかねなかったので反省です。

 全体の感想として、初日でメダルがほぼ売り切れということから、トライアルとしては難易度設定は良かったのではないかと思います。しかし、個人的には特別難易度が低いという印象はありませんでしたが、初日からノーヒントでどんどん解答が出てきており全体のレベルが上がっているのを実感しました。今回はたまたまハンデCを頂きましたが、実力的にはむしろノーハンデの皆さんの多くが自分より上じゃないか、という印象を受けました。もっと精進しないとダメだなと痛感しました。
 今回は想定解数が多めだったので、初心者の方も取り組みやすかったのではないかと思います。一方でヒントの出し方は一考する余地があるように感じました。SVヒントはズバリのヒントになりやすいので第2ヒントとしてはどうなのか?  限られたヒントの構成は適切か? トライアルという事で初心者目線で見た時、最終ヒントはもっと分かりやすいヒントにしないと完答できないのでは?
 1週間という短い期間なので、どのタイミングでどのヒントを出すかというのは難しい問題だと思いますが、本戦の十番勝負が将来、日数を短縮することを検討するのであれば、トライアルが良い試金石になるように思います。
 何はともあれ、とにかく実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。終了後に少し書いていただいていますが、もう少し詳しく出題者側の苦労を落書き帳で話題提供していただけたら是非読みたいなと思います。

 最後に、第3回があるなら(勿論あると思いますが)、是非ともグリグリさんに解答者側で参加してもらえたら楽しいと思うのですが…。システム管理者なので、問題は事前に見ようと思えば見れるのでしょうが、自主規制していただいたらいいのではないかと思うのですが、如何でしょうか。
[105194] 2022年 7月 31日(日)12:54:32あきごん さん
十番勝負トライアル
 実行委員の皆様、参加者の皆様、十番勝負トライアル、お疲れ様でした。前回に引き続き、楽しませていただきました。ありがとうございました。
 前回は売り切れで完答できなかったので、今回の多めの想定解数はじっくりと取り組めたのでよかったです。本日はイベント開催関係の出勤で時間がとれないため、感想については代休日にでも改めて書きたいと思います。とりあえず御礼方々、ご挨拶まで。

[105188]メークインさん
SVのドラッグストアアカカベの理由が全く分かりません。

 見るべきはアカカベではなく、その右側の「日本一モータープール」ですね。SVはURLで保存したときに角度が少しずれることがあるので、真正面以外のものもチェックした方がいいですね。私は共通項がわかっている状態でSVを見ましたので「日本一」がすぐ目につきました。
[105168] 2022年 7月 30日(土)12:23:06あきごん さん
十番勝負トライアル 出題者予想
 どうにか完答できたようで幸いでした。昨日21時まで、最終が31日(日)21時だと思い違いをしていたので、昨晩は焦ってしまいました。まだ未完答の方、今回は売り切れの心配はないので、あと数時間、最後まで頑張ってください。

 今回の出題者予想です。
問一:伊豆之国さん
問二:さざ波さん
問三:デスクトップ鉄さん
問四:駿河の民さん
問五:デスクトップ鉄さん
問六:伊豆之国さん
問七:駿河の民さん
問八:さざ波さん
問九:伊豆之国さん
問十:デスクトップ鉄さん

[105126]未開人さん の予想と問一から問六まで、丸かぶりしています(不安?!)が、カンニングはしておりません(笑)。
ちなみに私も前回は出題者予想は、ほとんど外していたように記憶しています…。
[105153] 2022年 7月 30日(土)00:28:06あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問十:宇陀市

やはりSVヒントと地図ヒントが良く分からないのですが、想定解数が数えられたので投入します。
これで、なんとか完答でしょうか。
[105150] 2022年 7月 29日(金)23:54:01あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問三:奈良市

多分これでいいと思うんだけど、SVヒントと地図ヒントが、もうひとつピンと来ないのです…。
もう、時間がないので投入します。
[105116] 2022年 7月 28日(木)17:04:59あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問九:稚内市

 多分こういう事でいいのでしょうね。すべてを数えられないですが投入します。
 縁のある市を探したら、こんなに遠くになってしまいました。
[105107] 2022年 7月 27日(水)23:17:45あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問八:天理市

そっちから見るのか…。
残念ながら、是非とも答えたい市が出てしまっているので地元で。
[105100] 2022年 7月 27日(水)21:53:59あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問五:函館市

そういう事ね。
[105077] 2022年 7月 26日(火)12:23:28あきごん さん
十番勝負トライアル解答
問七:柏原市

 何で今まで気づかなかったんだろう。
 県内は売り切れなのでお隣で。
[105042] 2022年 7月 24日(日)21:01:39あきごん さん
十番勝負トライアル解答
今回は1日遅れの参戦となりますが、どうぞよろしくお願いします。
それにしても、皆さんすごいですね。ノーヒントでも解答がどんどん出てきてて、もうメダルはほとんど残っていませんね。
とりあえず、なんとなく見当がついた分だけ…、縁のある市で。

問一:大和高田市
問二:金沢市
問四:御所市
問六:天理市

あとは、じっくりと行くことにします。
[104948] 2022年 7月 19日(火)15:32:58あきごん さん
第◯波
[104946]未開人さん
実際に静岡県では「第8波」という呼び方がされていますし、感染者数のグラフからも明瞭ではないが5月に一つのピークがあることを読み取ることができます。
このように考えると、第◯波という呼称はやめて、流行時期などによる別の呼び方を考えたほうが適切かと思います。

 同感です。私も以前、コロナ関連の書き込みをしたときに感じました。
 自分が言おうとしているのが第○波なのか調べないと分からない、また第○波と書いたとき、それが正確に伝わるのか…。
 例えば、今、第4波と書いても、それがいつの流行のことを言っているのか、パッと分かる人がどれ位いるのでしょうか。(正解は昨年のゴールデンウィーク明けからのオリンピック前の流行の事のようです。)
 これだけ、何回も波が来て、しかも地域によって波に差が出ると、第○波という言い方は考えた方が良いですね。

[104947]メークインさん
私のネームの元となっている桃岩荘の今年初ニュースが届きました。
コロナ禍により「歌と踊り」を封じられてしまうと、運営はかなり厳しいですね。

 なんとか頑張って、伝統のき○○いユースを守っていってほしいものですね。どうか伝説にはなってほしくないです。切に願います。
[104940] 2022年 7月 17日(日)14:36:45あきごん さん
ロータリーコレクションの更新について
 本日、ロータリーコレクションにおいて、以下4件のラウンドアバウトを追加いたしました。

岩手県磐井郡平泉町平泉 平泉スマートIC (2021年)
山形県酒田市広野  (2021年)
愛知県安城市里町北歌口 安城北部工業団地デンソー前 (2022年)
愛知県愛知郡東郷町春木 東郷セントラル第3街区 (2021年)

 最近、コレクションの更新も疎かになって…、というか情報収集自体が疎かになっていました。2021年秋以降の供用開始箇所の追加ですが、他にもあるかも知れませんので、ラウンドアバウト供用開始の情報がありましたら情報提供をよろしくお願いいたします。
[104916] 2022年 7月 9日(土)18:20:33あきごん さん
Re2:クイズここはどこでしょう
[104907]で一度レスしましたが、出題直後にあまり詳しく書くのも何なので短文での書き込みでした。皆さんの書き込みもあって、もう気にすることもないでしょうから、もう少し思い出を書きたいと思います。

 私がA丘に最初に行ったのは小学生の時の家族旅行ですので千本桜さんが訪れた時の5年後くらいでしょうか。当時は奈良から行くには、京都経由で国鉄H本線で行くのが一般的だったと思います。当時は特急列車も気動車で、京都駅のH線ホームで弁当とお茶と冷凍ミカンを買って乗り込んだのを覚えています。結構な長旅だったはずですが、電車大好き少年だった私は、初めてのH本線の車窓から見る景色に全く退屈しませんでした。
特に[104914] 伊豆之国さんが
ドラマの中でも、そして映画でも、最初のシーンで紹介されていた餘部の鉄橋を列車が渡る風景。ドラマが放映されて間もないころに列車転落事故が起こり、それからしばらく徐行運転となり、強風時の運休もよくあったそうで、
と触れられている餘部鉄橋を渡ったのは今でも覚えています。その後大人になってから、列車転落事故の後に車で餘部鉄橋の下を通った時、改めてその高さに驚きました。
 もっとも、この鉄道ルートは千本桜さんのルートから外れているので、寄り道はこれくらいにして、本題に戻りたいと思います。

 前回、A丘には3回訪れていると書きましたが、W県へは4回、通過も含めれば6回行っておりますが、鉄道を使って行くことが多かったので、最初から最後まで千本桜さんのルートでWまで行ったことはありません。しかしB市については、鉄道の場合は大阪方面からJRのB線経由というルートもあり、また天橋立方面への途中でもあるのでB市には結構、馴染みがあります。
 一方でF町は、JRH本線でも何回も通っていますがI線との分岐というよりも、どちらかという車での通過が多い所です。F町の北には日本で最古(級)の時計台のある蕎麦で有名な町や島崎藤村の小説のタイトルにもなっている有名な温泉があるほか、その先には冬場はカニを食べに行くことが多い地域ですので、中国道からI連絡道路を使ってよく通ります。また、W県に車で行く場合はF町から千本桜さんのルートである国道D号線を通って行くことになるので、15年程前に家族旅行で車で行ったときにはこのルートを通っています。当然Oトンネルも出来ているので、走りやすい道をただひたすらWを目指して運転したような気がします。途中、道路標識でQ温泉の名前を見てR日記の事を思い出しましたが、国道はバイパスを通っているので温泉街は素通りしてしまいました。
 F町以西はトンネルやバイパス以外は基本的に千本桜さんと同じルートのはずなのですが、自転車と自動車の違いは大きく、わずか2~3時間で走り抜けたので通過したという記憶以外は余り残っておりません。この時に一番記憶に残っているのは、A丘近くまで来たときに海が見えたときの感動です。奈良県民にとって海は憧れの対象ですので、延々と山間部を走って海が見えたときの喜びは格別なのです。この気持ちは海なし県民の方には分かっていただけると思います。

 A丘は昭和50年くらいに初めて行ったときよりも緑化が進んでいる印象をうけましたが、あの雄大な景色は健在で、何度来ても印象に残ります。W県はA丘が有名ですが、ここから西には砂浜が続き(奈良県民にとってはうらやましい!)ウサギが出てくる昔話で有名な海岸にも2度行っています。また海外旅行で人気の常夏の島と同じ読みの温泉にも一度泊まったことがあり、さらに西の大きな山にも行ったことがあるので、私的には結構馴染みのある県なのです。
 ただ、そこへ行くまでは、これを書いていて気付かされたのですが、ほとんど素通りしてしまっています。今後は、前から思っているI線の途中にある天空の城も含めて、途中にもゆっくり行ってみたいなと思いました。
[104907] 2022年 7月 6日(水)18:52:39あきごん さん
Re:クイズここはどこでしょう
[104905]千本桜 さん
 A丘には私も小学生の頃を皮切りに、合計3回行っておりますが、何回行ってもあの広さと意外に高低差もあったりで感動した覚えがあります。似たような地形は全国に沢山ありますが、ここはやはりダントツで一番ですね。
 対象地域が私的になじみのある方面ということもあり、過去一年間のクイズの中では一番、やさしかったような気がします。私の場合、R日記のQ温泉から芋づる式にわかりました。
 それにしても、R日記の主演女優の方は、なぜいつまでもあんなに若くて美しいのでしょうか。ひょっとして魔女なのではないかと最近密かに思っています。
[104897] 2022年 7月 2日(土)16:07:10【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 2日(土)18:42:24
あきごん さん
将棋棋士
[104887]グリグリさん
里見香奈さんが受験申請してくれるかどうかヤキモキしていたのですが、決心されたようで私も全力で応援しています。24日の棋聖戦一次予選で浦野八段、出口六段に連勝して自信を持ったのが良かったのかな。とにかく出雲イナズマには全力で頑張ってほしい。
西山朋佳さんが奨励会三段リーグで14勝4敗で棋士になれなかった時はとても残念でした。

 里見さんが三段リーグで頑張っていた時はニュースにもなっており、応援していたのですが残念ながら四段にはなれませんでした。その後、西山さんが挑戦したときは、もしかしたらという期待があったのですが、やはり四段の壁は高かったようです。
 それにしても西山さんが次点になった 第66回奨励会三段リーグ戦の成績表 は初めて見たのですが、こんなに惜しかったとは驚きです。普通、14勝すれば四段に上がれるのに、このときに限って14勝が3人もいて、前期成績による順位のせいで「次点」とは、不運というか何というか…。たしか藤井聡太さんの時は13勝5敗で「1位抜け」だったはずですし。
 そして今度は里見さんに、もう一度チャンスが巡ってきたので、今回こそものにして是非とも四段になってほしいものです。

 将棋の話題といえば、6月22日に日本将棋連盟が名古屋将棋対局場を開場し、さっそく順位戦A級の藤井聡太竜王-佐藤康光九段戦と、B級2組の杉本昌隆八段-佐々木慎七段戦の2局が行われました。これまでタイトル戦を除く公式戦は、将棋会館のある東京と大阪に集中していたので地方在住の棋士(はっきり言えば藤井五冠)は移動のハンデが大きいなと思っていました。(藤井さんご本人は、鉄道好きなので電車の移動は苦にならないと言われていましたが、移動のハンデも楽しんでしまうところが藤井さんのすごい所なのでしょう。)

 豊島将之九段も含め、最近は愛知県出身の棋士の活躍が目につきますが、普及という意味でも、このような施設ができるのは良いことだと思います。本当なら将棋会館を名古屋にという話なのでしょうが、まずは一歩というところでしょうか。

 当サイト都道府県ランキングの 現役プロ棋士 を改めて見てみると、やはり東京と大阪及びその周辺に集中しています。そもそも人口が多いので当然ではありますが、やはり奨励会が東京と大阪にしかないのが大きいのでしょうね。奨励会に入会する小学生~中学生時点で、自宅から通えるかどうかという事は入口の部分で非常に大きな地域ハンデが生じているといえるのではないでしょうか。対局の度に東京(または大阪)に行かなければならないとなると、本人だけでなく親御さんも含めて相当の覚悟がないと難しいでしょう。できれば各地方の主要都市(福岡、広島、名古屋、仙台、札幌など)に奨励会があって、初段になるまでは地方で腕を磨けるようになれば普及も進むように思います。そこから上も、リモート対局などもできれば地域ハンデは少なくなるように思いますが、やはり将棋の醍醐味は直接の対局でしょうからプロになれるかどうかの三段リーグでは難しいかも知れませんね。

 さて2020年第80期名人戦ですが、昨年に続き斎藤慎太郎八段は渡辺明名人に返り討ちにあってしまいました。藤井五冠がA級に上がってこないうちに、奈良県から名人を!と期待したのですが、さすが将棋界の魔王、簡単には勝たせてくれませんでした…。
 今期は魔王との対決の前に、ラスボスを倒さなければならないわけで、奈良県から名人を!は険しい道のりになってしまいました。
トホホ…。
[104896] 2022年 7月 2日(土)14:46:57あきごん さん
Re:都道府県の最高気温
[104893][104894]鰯山 さん

 都道府県の最高気温の最低が、ダントツで沖縄県(宮古島市 36.1度)というのも面白いですね。
 ここ最近は東北や北海道でも40度近くにまでなることがありますから、36度と言われても驚かなくなりました…。

 ちなみに私の住む奈良県の最高が十津川村だというのは意外というか、そうだったんですね。2年前なので、そう言えばそんなニュースを耳にしたように思います。
[104851] 2022年 6月 22日(水)17:59:21あきごん さん
Re:三重県は近畿地方?
 三重県の所属というより、どの地方区分で分類するかという話になっているのかなと思います。
 私としては、今まで昔学校で習った7地方区分の表記で特に違和感はなかったので、今のままでいいように思うのですが。
 地方の区分けでのイメージなら11地方区分がピッタリくるのですが、サイトでのまとめ方としては少し細かすぎる気はします。8地方区分には労力を掛けてまで、あえて変える必要性があるのかなと。7地方区分でまとめるという方針であれば、それを通したらよいのではないでしょうか。
 ちなみに「三重県は近畿地方ではなく中部地方」というご意見については、過去にも色々議論があったようですが、
「近畿地方と言ったら三重県を含む。関西地方と言ったら三重県は含まない。」というのが隣県民の感覚です。諸説あるかもしれませんが、関西では多分それが一般的なはずです。
[104847] 2022年 6月 21日(火)18:11:30【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 21日(火)19:01:44
あきごん さん
人口増減率
[104842] メークイン さん
奈良5県のうち東吉野村以外の4村は、合併経験がない自治体です。
他の県ならば、他の大きな自治体に既に合併されているので、このようなランキングに表立って出てこないだけだと思います。

 確かに大合併が行われていれば多くの村がランキングに上がってくることはなさそうです。以前あった吉野地区八町村(大淀町、吉野町、下市町、黒滝村、天川村、上北山村、下北山村、東吉野村)の合併協議会が解散されず、吉野市ができていれば、

 市町村名2045年推計人口2015年人口人口増減 増減率
(仮)吉野市 15,975 36,747 -20,772 -56.5%

という数字になりますので、全体のワースト160位くらいで偶然にも五條市と同じ増減率となりました。これでも十分問題のある数字ではありますが、そこまで過疎が深刻ではなく人口も多い大淀町に少し薄められる形で悪目立ちしなくなります。しかし、結局は

[104845] 未開人 さん
現存している自治体はまだ可視化されるだけいいのではないか、と思ってしまいます。
とのご意見の通り、「我が村の過疎問題」が「山間部における過疎問題」になるため、沢山出てくるであろう懸案事項の一つになってしまう危険性が大いにあると思います。以前「旧大塔村」の話題の時にも議論がありましたが、合併するのがいいのか、独立を守るのがいいのかという議論に帰ってきてしまいます。。。
 ちなみに(大)吉野市ができていたとしても、実は川上村は協議会に入っていませんでしたので川上村は存続し、予想増減率ワースト1位は不動のものでした。川上村は古くから吉野林業の中心地であり、平成の合併の時も地域の中心のプライドと埋もれてしまう危険から独自路線を貫いていたと記憶しています。それが良いか悪いかは置いておいて、この地区においては30年で人口が5分の1になるという予測があるわけで、これは村の存続に関わる問題だろうと思います。

[104842] メークイン さん
私自身の奈良県への疑問でもあるのですが、近鉄田原本線沿線にある自治体も何故合併していないのだろう。
奈良県は北部も南部もそのような感じなので、県民性というのが関係しているように思えてならないのです。
 近鉄田原本線とは、またシブいところをついてこられますね(笑)。
 沿線自治体は田原本町、三宅町、広陵町、河合町、王寺町となりますが、要は磯城郡(川西町、三宅町、田原本町)や北葛城郡(上牧町、王寺町、広陵町、河合町)の小さな自治体が合併もしないで、なんで非効率的な行政をやってるんだ、ということかと思います。
 まったく、その通りだと思います(周りに住む人間から見て)。

 実際、これらの自治体は西和地区(平群町, 三郷町, 斑鳩町, 安堵町, 上牧町, 王寺町, 河合町)と中和地区(橿原市, 桜井市, 川西町, 三宅町, 田原本町,高取町, 明日香村)という2つの合併協議会でそれぞれ合併の話は進んでおりました。しかし、西和地区は特に新市名をはじめとした王寺町と斑鳩町の主導権争いでポシャり(斑鳩町が法隆寺市の名前にこだわったと言われています)、中和地区は明日香村の独自路線選択による離脱と焼却場問題などで市町間の思惑が一致せずにポシャり、結局、小さい町が乱立したまま残ってしまいました。(どこまで事実かはわかりませんが、外野席からはそう見えていました。)
 正に、郷土の歴史に対するプライドと変化を嫌う県民性が悪い形で出た典型かもしれません。吉野の村々も同じような理由でこれまで合併してこなかったような気がします(こっちも本当のところは知りませんが…)。

 蛇足ですが、平成の合併で1件だけ、極めてスムーズに円満に合併を実現した市があります。葛城市です。
 葛城市成立については以下のような例え話があります…

 昔々、奈良の葛城地方に住んでいた新庄さんの息子と当麻さんの娘、二人とも同時に結婚話が持ち上がりました。新庄さんは隣町の柄の悪い土建屋の婿養子に当麻さんは隣町の柄の悪い商家の嫁にと、本人の望みも聞かれないままに勝手に話が進みそうになっていました。そこで気心の知れた二人は、あんな人と無理矢理一緒にさせられるくらいならと、二人で手に手を取って駆け落ちしてしまいました。先手を打って一緒になったおかげで、結婚話もなくなり、二人は無事に夫婦となることができました。めでたし、めでたし。
 (注) この話はフィクションであり、事実と異なることがあります。

 葛城市の合併で成立したときは、(私の周りでは)「うまくやったなぁ」とみんなに言われておりました。
 これ以外の合併では、奈良市、五條市、宇陀市とも成立はしたものの脱落者(山添村、野迫川村、曽爾村・御杖村)が出るなど、かなりドタバタがあったようです。

 過疎の話をしていたはずなのですが、何かいつの間にか合併の話になってしまいました。乱筆お許しください。
[104841] 2022年 6月 19日(日)17:45:43あきごん さん
2045年人口予測
 拙稿[104813]において
実はこのYouTubeの「おもしろ地理」チャンネルを見ていて、他にすごく気になる動画があったのですが、それはまた稿を改めたいと思います。
 と記していた事について少しカキコしたいと思います。

 先日、武蔵国と相模国の現在人口の話題の折に、伊豆之国さんに教えていただいた 令制国がそのまま都道府県になっていたら を見に行った際に、同じ「おもしろ地理」のチャンネルで 2045年日本の市町村予測人口少なさランキング なるものを見付けて見ていて結構な衝撃を受けました。

 これまでも過疎については何度か書き込みをしてきましたが、2015→2020国勢調査人口についての議論であったと思います。過疎地域における近年の国勢調査における人口減少率の高さに憂慮していましたが、自分自身、具体的な将来推計人口については余り直視していなかったように思います。
 この動画では、国立社会保障・人口問題研究所の『日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年3月推計)』を元に2045年の市町村推計人口のワースト50を紹介している訳なのですが、「今回奈良県から続々ランクインします」のナレーションのとおり、ワースト50のうち9が私の地元、奈良県の村になっています。しかも2015年から順位を一気に20位も30位も上げてワーストランキングに入ってきている村が目立っています。奈良県南部の村のうち、ランキングされなかったのは十津川村くらいでしょうか。
 50位まで書くのも何なので、とりあえずワースト20のデータをあげておきます。

◆市町村2045年推計人口 ワースト50
順位都道府県市町村名2045推計人口2015人口人口増減数増減率(%)2015年順位
1東京都青ヶ島村104178-74-41.61
2奈良県上北山村122512-390-76.211
3奈良県野迫川村123449-326-72.69
4高知県大川村143396-253-63.95
5山梨県丹波山村178563-385-68.412
6奈良県黒滝村181660-479-72.616
7鹿児島県三島村194407-213-52.36
8和歌山県北山村212446-234-52.58
9東京都利島村217337-120-35.63
10沖縄県渡名喜村219430-211-49.17
11新潟県粟島浦村235370-135-36.54
12奈良県川上村2701,313-1,043-79.444
13北海道音威子府村282832-550-66.123
14長野県平谷村286484-198-40.910
15山梨県小菅村300726-426-58.717
16島根県知夫村315615-300-48.814
17長野県売木村327575-248-43.113
18長野県北相木村345774-429-55.421
19高知県馬路村350823-473-57.522
20東京都御蔵島村350335154.52

 奈良県からワースト10に3村もランクインしたのも衝撃的だったのですが、12位の川上村も含めて奈良県の村が軒並み増減率-70%超えになっており、上位20位を見ても-70%を超えているのは奈良県の村のみです。過疎においては奈良県の2トップ上北山村と野迫川村は、2015年はトップ10争いであったのが2045年は全国2位3位とトップ争いをするまでになってしまうという予測です。離島や本格的な山岳地帯ならいざ知らず、両村とも吉野山中の僻地とはいえ、ハイキングやキャンプなどで大阪からも日帰り圏内なので他府県のランキングされている村々よりは、まだ地理的にはましなのではないかと思います。そういう中での(予測)人口減少率の高さは、今行っている過疎化対策ではどうにもならないということなのでしょうか。
 もっとも、この2トップは以前より憂慮していたのですが、今回一番の驚きが12位の川上村です。川上村は言わば吉野山地の入口の村であり、古くは林業が栄えましたし、キャンプ場や温泉などレジャーでも比較的、気軽に行ける所という認識を持っています。休日などはアクセス道路である国道169号には大阪方面のナンバーの車を結構見かけますので、そもそも行くことが困難な離島や山間僻地とは少し事情が違うように思います。2015年の人口は1,313人と吉野山地の169号筋の中では一番人口規模の大きな村であり、ダム関連の交付金や観光産業、林業など周囲の村からすると、まだ少しは条件が良いように思うのですが、増減率は-79.4%と30年間で人口が5分の1になるという衝撃の予測です。
 川上村の-79.4%という数字に大変驚いたので、同データの並べ替えを行い、人口増減率ワースト10を表にしてみました。ワースト1は、やはりというかさすがに川上村でしたが、10位まですべてが-70%以上で、そのうち5町村が奈良県の村という結果となりました。(ちなみに13位までが-70%以上です。)

◆市町村2045年推計人口増減率 ワースト10
順位都道府県市町村名2045推計人口2015人口人口増減数増減率(%)
1奈良県川上村2701,313-1,043-79.4
2北海道歌志内市8133,585-2,772-77.3
3群馬県南牧村4551,979-1,524-77.0
4奈良県上北山村122512-390-76.2
5奈良県東吉野村4401,745-1,305-74.8
6北海道夕張市2,2538,843-6,590-74.5
7群馬県神流町5321,954-1,422-72.8
8北海道松前町1,9937,337-5,344-72.8
9奈良県野迫川村123449-326-72.6
10奈良県黒滝村181660-479-72.6

 推計人口の少なさランキングで上位の村が100人を切ろうかという予想であったのも驚きですが、元々人口の少ない過疎の村で人口減少が止まらなければ遅かれ早かれ、そのような数字になってしまうのは予想の範囲内ともいえますが、減少率の大きさは予想を遥かに超えるものでした。30年というスパン(一世代という感じでしょうか)で4分の1や5分の1になるというのは自治体として危機的状況といえると思います。
 そして、その上位10位の半分が奈良県の村というのは、なぜなのだろうと考えているのですが、どうにも整理がつきません。北海道の歌志内市や夕張市など、これまで過疎化では度々名前が出てきている有名(?)な市と同じスピードで、上北山村や野迫川村以外の吉野山中の村々も過疎化が進んでいるという事なのですが、基幹産業の林業の衰退はあるものの、それは奈良県だけの問題ではなく奈良県の数字が高くなる理由にはなりません。都市部との微妙な位置関係などが人口流出を招いているのかも知れませんが、どうにも整理がつきませんので、この事についてはこれからも注視していきたいと思います。
[104823] 2022年 6月 12日(日)18:16:47あきごん さん
Re:○都
学都:松本市、京都市、岡山市

 このメンバーであれば、金沢市も学都に入れてもらってよいと思うのですが。
 あと仙台市とかも…。
 この手のものは、何か定義がないと取り留めがつかなくなりますね。

 「古都」といったら、奈良市、京都市は問題ないでしょうが、あとは定義の仕方で大阪市、大津市、長岡京市、甲賀市、橿原市…、まだまだ結構あります。
 都はおかれていないものの、鎌倉市、金沢市、平泉町なども古都を名乗っています。イメージだけなら、大阪市よりは鎌倉市の方が古都という言葉にしっくりときたりします。実際に鎌倉市も古都保存法の対象でもありますしね。

 単なる言葉遊びを難しく考えすぎでしょうか。
[104813] 2022年 6月 11日(土)18:14:56あきごん さん
Re:武蔵国・相模国・下総国・伊豆国
[104802] 伊豆之国 さん

レス遅くなりましたが…、
"You Tube"の動画に、「令制国がそのまま都道府県になっていたら」というのがありました。旧国の範囲(属する市町村)など、誤りや見落としもいくつかあるようですが…。

 すでに You Tubeで同じ事を考えて、もっと大がかりにやられていたのですね。さすがに自分でするのは大変だと思っていたので 令制国がそのまま都道府県になっていたら の存在を教えていただきありがとうございます。やはり武蔵国がダントツで1位ですね。

人口が最多の「武蔵」は約2600万人、2位は「摂津」で約740万人、3位は「下総」の約570万人となつていました。一方、ブービーは「隠岐」で約1万9000人、最少は…わかりますね?

 人口2位は予想通りだったのですが、3位は意外と言ったら下総国の方々に失礼ですが、実は武蔵国と相模国の人口を計算するまでは相模国が人口2位か3位なのではと思っておりました。川崎市と横浜市のかなりの範囲が武蔵国と分かってからは、尾張国?かなと密かに思っておりましたが、下総国とは…。グリグリさんを始め下総国住人の方々、失礼いたしました。全く忘れ去っていました。
 さて問題は人口最少の方ですが、個人予想は離島の島国…。隠岐国、壱岐国、対馬国あたりだろうなと思っていたのですが、大本命の隠岐国が2位と言われたら、1位は??? 壱岐や対馬は、やはり隠岐よりは人口は多いよなぁ…。と言うわけで、最少は分かりませんでした。隠岐国より人口少ない国なんてあるかなあと思ってYouTubeを見て脱力…。
 「千島」は反則なのでは? と個人的には思うのですが…。人口は日本の人口ではないし、そもそも露死悪国(敢えてこの字を当てます)に占領されて自由に行くこともできない土地ですから、数字として出すのはいいけど参考値としてランキング外だと思いますね…。
 まあ85令制国が都道府県になったらという仮定なので、割り切りとして間違いではありませんが…。私のイメージは江戸時代以前の律令制時代からの令制国だったので、そもそも北海道は蝦夷地という区分けで千島国という概念がありませんでした。陸奥国や出羽国も分割されていますし…。まあ、でもよく調べられているので驚きました。

 実はこのYouTubeの「おもしろ地理」チャンネルを見ていて、他にすごく気になる動画があったのですが、それはまた稿を改めたいと思います。
[104800] 2022年 6月 6日(月)17:46:08あきごん さん
武蔵国の人口など
[104799]鳴子こけしさん
国勢調査では平成7年(1995年)から小地域集計を行っており、市区町村単位よりさらに細かな人口を計算することができます。

 ご指摘ありがとうございます。小地域集計があるのを知りませんでした。
 横浜市の金沢区や港南区がどうしても概数になってしまいますが、私の「えいやぁー」の計算より、よほど説得力があります。また、熱海市泉も計算に入れることができますね。

以上を合わせると、武蔵国の人口は25,912,419人となります。港南区の分が効いてきて、あきごんさんの計算より47,338人少なくなりました。まあ大台としては大して変わりませんので、「武蔵国の2020年現在の人口は約2600万人」で間違いないかと。
相模国人口ではあきごんさんが「山間部なので無視」された熱海市泉にも2,439の人口があります。武蔵国から減った47,338人と合わせて、相模国全体で(こちらも概算ですが)4,695,159人となります。

 私の思い付きの拙い計算にお付き合い下さりありがとうございました。また、より確からしい人口を算出いただき、ありがとうございます。
 武蔵国は2600万人なので割合的には少ないですが、相模国は人口比 1%の誤差になってしまうので、これは大きな違いです。

●武蔵国の現在人口 25,912,419人(日本の人口の20.54%)
●相模国の現在人口  4,695,159人(日本の人口の 3.72%) ※いずれも概数
 ということで訂正したいと思います。

 昔の「国」の境界は現在の行政界とは必ずしも一致しませんし、時代とともに変わることもあるので難しいですね。
 計算していて二番目に人口の多い「国」はどこだろう、とか一番人口の少ない「国」はどこだろうとか思いましたが、境界の確定が大変そうなので、これはそのうち気が向いたらという事にしようと思います。

[104798]メークインさん
モシリパはYH契約を止めてしまいましたが、ゲストハウスとして健在です。
(オーナーが稚内市議会議員になり忙しくなったので、他の方へ経営権を譲った)
今でもライダー、北海道一周人、日本一周人の人が集まってきているようで、昔のままのユースホステルらしさの感じが残っていますよ。

 そうなんですね。モシリパがYHでなくなったのは残念ですが、その流れならば、おそらくヘルパー上がりのホステラーさんにでも経営を託したのでしょうか。
 当初のペアレントの淳之介さんは、大阪出身の元北大生で稚内に流れ着いてYHを始めた方らしいので、稚内市の未来の事を思って市会議員になられたのだろうなという気がします。どんな形であれ、地方に若者が気軽に泊まって集える宿が残ってくれているのは嬉しいですね。
[104795] 2022年 6月 5日(日)18:59:20あきごん さん
Re^2:ユースホステル
[104790]メークイン さん
翌年満を持して礼文島に渡り、何故か人生を狂わせました。(通算22泊, 2000~01年がピーク)
予約の電話で「歌って踊りますけど、大丈夫ですか?」と尋ねる宿は、世界広しと言えど一つしかないです。

 さすが伝説のYH…。桃岩荘あるあるですね。
 私は稚内港に、越えてはいけない一線が見えたような気がしたので、島には渡りませんでした。(笑)
 ブログ で線の向こう側を垣間見ることができました。ありがとうございます。

 ちなみに、
 最初に泊まったのが稚内のモシリパYHで、その場所で礼文島にはトレッキングコースがあると聞きました。
とのことですが、実は私にとって、稚内モシリパYHは特別なユースです。
 当初、汽車旅で北海道ワイド周遊券を使って日本最北端までやってきて、1週間~10日間くらい北海道にいる予定だったのですが、モシリパで知り合ったホステラー二人と仲良くなり、結果的に3人でこのあと3週間以上、北海道を車で2周することになりました。三人ともまったく何の面識もなかったのですが、ホステラー同士和気あいあいとしゃべれるアットホームなYHで、かけがえのない思い出と友人を得ることができました。
 ちなみに、私の北海道の経県値 の宿泊の市町村はこの時の旅の宿泊によるものです。(国民宿舎 1泊、民宿 1泊以外はYH)
[104793] 2022年 6月 4日(土)18:25:17【2】訂正年月日
【1】2022年 6月 4日(土)20:45:20
【2】2022年 6月 5日(日)18:10:27
あきごん さん
相模国と武蔵国
 先月、管理のために実家に行った際、亡父の書架から「地図で旅する東海道」なる本を見つけ、面白そうだったので持って帰って読んでいます。東海道五十三次を日本橋から京まで、江戸時代から近現代までをごちゃ混ぜにしたような絵地図とともに旅をするという趣旨の本で、江戸の町と首都高、黒船からレインボーブリッジまで同居する絵地図が何ともユニークで楽しんでいます。
 そんな中、保土ヶ谷~戸塚宿のところを読んでいて、自分が今まで大きな勘違いをしていたことに気付きました。この間にある「権太坂」のお話で、
今ではここが国境であったことを意識しないせいか、神奈川県イコール相模と思っている人が意外に多い。実は川崎市の全域と横浜市の四分の三は武蔵国の領域なのである。

 いやはや、この私がまさに、神奈川県≒相模国 と思っていた人だったので、結構驚いた次第です。

 改めてWikipediaを調べてみると、
 現在の行政区域で言うと、神奈川県のうち川崎市・横浜市を除いた地域が旧相模国に該当する。ただし、旧武蔵国を過半とする横浜市のうち一部の地域は旧相模国の鎌倉郡にあたる
神奈川県 川崎市・横浜市を除く全域
 横浜市(戸塚区・栄区・泉区の全域・瀬谷区卸本町の一部を除く全域・南区六ツ川四丁目・港南区永野地区・金沢区朝比奈町の全域と東朝比奈(一部))
静岡県 熱海市泉
とあり、川崎市の全域と横浜市の南西部を除いた大部分が武蔵国だったことになります。
 これまで 武蔵国≒東京都+埼玉県 と思っていたので、武蔵国ってどれだけ人が住んでるねん! とパソコンに向かってツッコミを入れるとともに、実際に現在の武蔵国の人口を計算してみたくなりました。

 少々乱暴ではありますが、以下の方法で計算を行いました。
人口は2020年国勢調査人口を使用します。
武蔵国=東京都(島嶼部を除く)+埼玉県+川崎市+横浜市の大部分とし、横浜市については区の一部が該当する場合は該当面積や地勢を参考に独断で概数を計上します。
埼玉県の一部(古利根川以東)については線引きがややこしいようですが、知らなかったことにして埼玉県は全域武蔵国とします。

 まず、ややこしい横浜市の人口を相模国と武蔵国に分けます。
現在の行政域人口    備考
横浜市(全体)3,777,491
戸塚区283,709 全域相模国
栄区120,194 全域相模国
泉区152,378 全域相模国
瀬谷区122,623 ほぼ全域相模国
南・港南・金沢区の一部45,000 一部相模国(概数を計上)
<横浜市(相模国域計)>723,904
<横浜市(武蔵国域計)>3,053,587(全体人口から差引計算)

●武蔵国の現在人口●
現在の行政域人口    備考
東京都(島嶼部除く)14,023,133
埼玉県7,344,765
川崎市1,538,262
横浜市(大部分)3,053,587 (上記の表より)
<武蔵国合計>25,959,747

 武蔵国の現在人口(2020年)は25,959,747人で日本の人口が126,146,099人であるので、20.58%と5人に1人が武蔵国の住人である事が分かりました。徳川家康が江戸に移った当初はおそらく武蔵国の人口は知れた数であったろうと思いますが、江戸幕府から首都東京と400年あまりで、ものすごい発展と人口増となったわけですね。
 「武蔵」と言えば「大和」ですが、我が大和国(ほぼほぼ奈良県)の現在人口は、1,324,473人(1.05%)と辛うじて1%を守っておりますが、川崎市単独にも負けており、なかなか悲しいものがあります。1300年前は首都だったんですが…。

ついでなので相模国の現在の人口も計算してみました。
●相模国の現在人口●
現在の行政域人口    備考
神奈川県(全体)9,237,337
川崎市(全域武蔵国)1,538,262 (控除人口)
横浜市(武蔵国域計)3,053,587 (控除人口)
熱海市(ごく一部)0 山間部なので無視
<相模国合計>4,645,488

 相模国の現在人口は、4,645,488人 (3.68%)と武蔵国には遠く及びませんが、それでも、なかなかのものですね。
[104788] 2022年 6月 2日(木)22:31:39あきごん さん
ユースホステル
[104784]メークインさん
メークインの由来は、北海道の礼文島にある桃岩荘ユースホステルへ行っていた旅行者の中で呼ばれていた、
通称「桃ネーム」と呼ばれるニックネームからの変形です。

 メークインさん初めまして。(と言っても、私よりも古くからの方のようですが…)

 そのネームから、私はてっきり、北海道出身かと思っておりました。まさか、あの桃岩荘の名前が出てくるとは思いませんでした。
 私も学生時代はユースには結構お世話になりましたので、当然、桃岩荘の名前は存じております。ただ、私にはとてもそんな勇気はありませんでしたので、島には渡らず稚内モシリパYHを北限とし、岩尾別YHではなく知床YH、えりも岬YHではなく新冠YHと静かなホッコリ系を泊まり歩いておりましたが、あの有名な名前を見て思わずレスせずにはいられなくなりました。
 横目でスルーしてから30年余り…。YHは人気がなくなったようですが桃岩荘はいまだ健在と聞き、思わずうれしくなりました。
[104775] 2022年 5月 29日(日)23:24:29【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 30日(月)09:46:25
あきごん さん
奈良県
 更新できました。キャッシュが残っていたようです。
 失礼いたしました。
[104773] 2022年 5月 29日(日)21:46:19あきごん さん
Re:続・領主地図更新中
[104772] グリグリさん
栃木県から和歌山県まで更新を行いました。

 奈良県だけ、更新されていません…。(涙) (T_T)
 よろしくお願いします。
[104771] 2022年 5月 29日(日)12:09:17あきごん さん
Re:落書き帳不具合
[104768] グリグリさん
一応バックアップしているので復旧できましたが、もう少しスマートなバックアップ仕様にすれば素早く対応できるのですが。。。

 いえいえ、さすがというか十分に素早い対応をしていただいていると思います。ありがとうございます。

 やはりコンピュータ関係はバックアップが大切ですね。私も地名コレクションの編集担当のデータは、修正ごとにバックアップはとっておりますが、あくまでパソコン内ですのでSSDが壊れたら全部消失してしまいます。HDよりは故障の確率は低いようですが、SSDは故障したらデータは救いようがないと聞きますし、個人の大切なデータも併せて外部バックアップを考えなければと思いました。

 これとは関係のない話ですが、実は昨日、故障した妻のスマホが修理完了で引き取りに行った際、ラインのデータ引き継ぎがうまくできず、トーク履歴がすべて消えてしまいました。確実に手動バックアップを行い、更新日時も確認して問題なかったのですが、データ引き継ぎをしてもトーク履歴はきれいさっぱり消えていました。ドコモショップの店員さんは、無料アプリのサービスですからしょうがないですね、と完全に他人事のスタンスですし、パソコンのデータと違い、他にバックアップの方法もないのでモヤモヤ状態です。妻は、別にいいよと言いますが、やはり電子データは形がないので怖いなあ、やはり紙に印刷したデータが確実だなぁ、と思う私はやはり昭和の人間だからでしょうか?
[104751] 2022年 5月 22日(日)10:27:17あきごん さん
航空写真博士ちゃん
 十番勝負の感想戦がまだまだ続いておりますが、昨夜TVを見ていたら個人的にかなり興味のある内容を取り上げていたので、少し紹介したいと思います。

 番組はテレビ朝日系土曜19時からの『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』で、ある特定の分野に詳しい少年or少女が先生役「博士ちゃん」として出演してサンドウィッチマンと芦田愛菜ちゃんにレクチャーする(愛菜ちゃんはサポート役かな?)教養バラエティー的な番組なのですが、昨日は「航空写真博士ちゃん」が登場しました。日本全国の航空写真を見てて気になった箇所をスクリーンショットして、その素性を調べること2000枚という高校生だったのですが、私自身、似たような嗜好の持ち主なので非常に興味を惹かれました。(とても真似はできませんが…)

 その中で、まず面白いなあと思ったのが、 木更津市畔戸のこの写真 です。
 地元では魚の目orフィッシュアイと呼ばれているようなのですが、丸い目をした魚の形に見えます。
 これはいったい何なのか? ということで番組では素性を簡単に説明していましたが、なかなかエモい航空写真として番組のつかみとしてはバッチリだったように思います。
 その他にも色々と紹介されていましたが、私が個人的に一番気に入ったのが、 横浜市泉区和泉町のこの写真 です。
 横浜市という都会の中に出来た、このミステリーサークルのような丸い土地。おそらく何かの施設跡だというのは容易に想像はつくのですが、航空写真で見るとすごく興味をそそられます。
 私自身、地図や航空写真で違和感を覚えたら、その素性を調べたくなる体質ですので、この手の写真は気になって仕方がないのですが、昨夜のこの番組の影響で「航空写真博士ちゃん」がツイッターのトレンドになっていたとか、結構反響があったようで嬉しかったです。

 ちなみに、魚の目の正体は製鉄所の工業用水施設予定地だったとのことで、ネットを調べると旧八幡製鐵が工業用水の浸透実験施設として干潟に作ったものらしいのですが、どういう事をしようとしていたのかがイマイチ分かりませんでした。現在は、干潟の中の廃墟のような状態で、足場が悪くて近づくことも困難なようですが、木更津フィシュアイとして地元では有名らしいですね。
 木更津市といえば、勿来丸さんですが、詳しい素性をご存じでしたらぜひ教えてください。

 横浜市のミステリーサークルは、元々は海軍の通信施設でアンテナから100m(だったかな?)を占有していたため、そこを避けて市街地が形成されたためにこのようになったとのことです。エリアが丸いので中心に何かあったのはわかったのですが、市街地形成の結果として航空写真を見るとすごく面白いですね。

 今回の航空写真博士ちゃん、ぜひHPでこれまでの成果を掲載してほしいですね。
 そして、できることならこの落書き帳にも勧誘したいです。
[104710] 2022年 5月 16日(月)17:42:43あきごん さん
Re:目標百回!
[104707]グリグリさん
来年からは1月、4月、7月、10月の年4回開催にし、その代わり運用負担を軽くするため、開催期間を1週間と短くすることを考えています。

 開催期間や開催時期の見直しというので、てっきり開催縮小なのかと思ってしまいましたが、積極的な見直しで良かったです。開催に当たってはグリグリさんの負担は相当のものだろうなと頭の下がる思いなのですが、100回開催を見据えて長期計画まで考えておられるとは…。本当に感謝です。
 開催期間の短縮については、ヒントの前出しなどで可能かなとは思いますが、やはり1週間で実施した昨年のトライアルの時を思い起こせば、結構慌ただしかったように思うので、まずは10日にするなど段階を踏んだ方が良いかもしれません。
 今回の状況を見ていたら、1週間は新規参加の方が少し厳しいのかなという気がします。

過去問のチェックは毎回行っているつもりだったのですが、
次回以降は過去問確認の徹底を行うようにします(手順書に追記しました)。

 誤解のないように言わせていただくのですが、私としては過去問の再出題はあっても良いと思っています。回を重ねるごとに共通項の設定が難しくなるので、変に色々な条件がつく共通項よりは、既出であっても良問のほうが良いと思います。特に時間経過で想定解が増加・変化しているものは、全く問題がないと思います。

 今回の感想で書かせていただいたのは、あくまで最近の傾向を分析したら「想定解が変わらない過去問の出題がなかった」という事で、言うならば私がヤマをはずしたということですのでお気になさらないでください。私のボヤキ半分です。
 希望としては問題市の選択意図がわかった時にすっきりする問題が嬉しいな、という事くらいでしょうか。本当に大変だと思いますが、毎回楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

 私は、まだ5回目の新参者ですが、100回までというか十番勝負が続く限り頑張りたいと思います。
[104703] 2022年 5月 15日(日)23:58:06あきごん さん
第60回十番勝負感想
 グリグリさん、今回も楽しい企画をありがとうございました。そして参加者の皆さま、お疲れ様でした。4月は色々と忙しくて、今回はあまり準備もできませんでしたが、ゴールデンウイークということもあり無事、初日より参加できました。結果としては、あまり芳しくないというか、前回が偶々だったという事を証明することになってしまいましたが、色々と得るものはあったように思います。
 それでは、まず全体の感想を書きたいと思います。

 今回は出題傾向(方法)が前回までと変わったこともあり、初日はかなり面食らってしまいました。私は今回でやっと5回目の参加になりますが、以前より皆さんとの経験値の差を少しでも埋めるべく、自分なりに最近の出題傾向を分析しておりました。即ち、①人口、面積、人口密度などが○○位以内などという単純な問題は出ない。②一度出題された共通項は時間が経って市の数がかなり変わらなければ出ない(選挙など毎年、該当市が変わるものは除く) という事を前提として、今回も検討をしていました。つまり、今回はほとんどの問題で、最初から正解を選択肢から外して考えてしまっていたことになります。

 想定解数の時間差提示は前回に引き続きですが、それに加えて、今回は該当しない市や副題リンクもなく問題市以外の取っ掛かりがありませんでした。更には、問題市の選択も問題毎に同じ読みで始まる市を選択されていたので、問題市から出題意図も読み取れず、共通項の候補はあっても確信が持てないので危なっかしくて解答できない…。というのが初日の状態でした。個人的には「問題市の選択における出題者の意図が分かって共通項を確信する」瞬間が一番楽しいと感じているので、読み優先の問題市選択になったことは非常に残念ではありました。

 そんな中で次々と解答が出てくるので、なぜ、この条件で答えられるのかが不思議で更に混乱してしまったように思います。とりあえずメダルがなくなるので、1問だけ、確信はないものの条件には該当するということで勝負してみましたがハズレでした。ここは落ち着いて、なぜ皆さんが答えられるのかを考えるべきでした。後から考えればですが、第60回なので「想定解数60市」というのは容易に予想ができたと思います。第40回も第50回も想定解数の数合わせが行われていたんですよね。この事を事前に調べて予測できなかったのは、完全に準備不足と言わざるを得ないと思います。反省です
 個人としては色々と反省点の多い回になりましたが、(勧誘でなさそうな)新規の方の参戦も何人かあり、また金メダルが10人に分散するという戦国時代の様相になるなど十番勝負の活性化という意味では良かったのではないかと思います。

 それでは個別の設問ごとの感想を書きたいと思います。順序は正答順です。

問二:交野市  ■読みが「か」で始まる市
 初日、問題市だけでは確定ができずに困惑していた中、皆さんから次々に解答が出てくるので、1つくらいはメダルの可能性のあるうちにと思って勝負しに行ったのがこの問題。過疎関係で確かに問題市が全部当てはまって、問題市の選択の意図もあると思えたので、その線で豊後高田市で解答したものの見事に誤答となりました。想定解数が分かっていれば、こういう賭に出ることはなかったのですが…。1日目の採点の結果、正答市がすべて「か」から始まる市という、初日に問題を見た時にまず除外した共通項であることが分かり愕然としながら近隣の交野市を解答。10問のうち、この問題だけがそういう問題である事が、どうしてメダルを取った方々には分かったのかが疑問でした。やはり60市を予測して下調べをしていたからなのでしょうか。皆さんの感想を読んで参考にさせていただきたいと思います。

問十:五條市  ■世界遺産登録地がある市
 最初に見たときから問題市が世界遺産の市である事は分かっていましたが、昨年のトライアルで出題された問題であり、まだ1年も経っておらず想定解数も変わっていないので出題はあり得ないと除外していました。しかし1日目の採点で、既解答にあまりにも世界遺産の市が並んでおり、誰も誤答をしていないことから再出題としか考えられず、トライアルでメダルを頂いた県内市の五條市を解答。解答時に書いたコメントの「まさかのまさか?」は思わず漏れ出た心の声でした。

 本当の意味でのノーヒントはここまで。次からは該当しない市の発表後の解答です。

問九:八幡平市  ■市の最高点が高い順に60位までの市(60位タイを含む)
 初日に問題市を見たときから「山」っぽいなあ、とは思っていました。既解答市も山をイメージする市が多い。しかし「名山」系にしては宮古市がよく分からないので、とりあえずヒント待ちをしていました。該当しない市が富良野市…。指宿市やつくば市も誤答になっているので、やはり名山系ではなく標高の問題かなと、富良野市の最高標高を調べたら1,912m。宮古市に山のイメージはなかったのですが最高標高は1,914mと、どうもこの間に線引きがある事に気付きました。1914は第一次世界大戦の年ですが、この事が線引きに何か関係があるのかよく分からなかったのですが、とりあえず安全パイで2,000m超の八幡平市を解答。この問題は想定解が特定地域に集中しているので、戦乱地や帝国を避けての解答市の選択が難しかったです。

 そして想定解数の発表…。60という数字が並んでいるのを見て、「そういう事か…」と準備不足を痛感しました。

問三:紋別市  ■面積ランキング上位60位までの市
 初日から地方都市が多く大都市部がないなとは思っていたのですが、もう一度、正答市を見ていると大きな市が多いような気がしました。想定解数を60で揃えるには、やはり上位60などという共通項もいくつか出てくるだろうと思い、まさかとは思ったものの念のため面積のランキングを見ると、なんと61位が該当しない市の郡山市でした。シンプルな共通項でも問題市の選択次第ではなかなか気付かないものだなと思いましたが、何より最初から除外して考えていたのがまずかったと痛感しました。オホーツク沿いののどかな風景が記憶に残っている紋別市を解答。

問一:奈良市  ■人口ランキング上位60位までの市
 面積があるなら他もあるのではないかとランキングを見てみたところ、人口61位は越谷市でした。問一は初見で豊橋市、豊田市、豊中市の「豊」の三連発に目が行って、最初に名前系を検討していました。その後、ある程度の都市規模である事から中核市などの制度的なものを検討していましたが、単に「人口」だったとは…。気が付いた時は脱力してしまいました。どおりで初日から解答がどんどん出てくるわけです。県内で唯一60位以内に入っている奈良市を解答。

問五:蕨市   ■人口密度ランキング上位60位までの市
 面積、人口があれば当然、人口密度も…、ということで人口密度61位の摂津市が該当しない市の問五が人口密度60位以内と判明しました。この問題、当初から都市近郊が多いなと思い、都市高速や鉄道駅、ICやJCTなどの都市インフラ絡みを色々と調べていました。摂津市が該当しないと言われ、ハーフICしかない事を知っていたのでフルICなのか?と随分、変な方向に行っていました。確かに人口密度なら都市近郊の小さめの市が上位に多くなります。既解答をチェックするのが大変そうでしたが、ぱっと見で人口密度1位の蕨市が出ていないのが分かったので蕨市で解答。逆に蕨市が出ていれば、もっと早く、気が付いていたのかもしれません。

 ノーヒントはここまで。後は無理せずに、ヒントを待ってじっくり考える事にしましたが、区町村ヒントでは閃かなかったので、結局、アナグラム頼みとなりました。

問六:田村市  ■9市区町村に隣接する市
 問題市も既解答もどうにも共通項が思いつかなかったこの問題、アナグラムが「隣接の数」と分かって納得しました。読みや市の特徴ばかり調べて市の位置関係は全く見ていませんでした。隣接数を確認すると全市9だったので、未回答市から田村市を解答しました。余りなじみがないのですが、奈良近辺は9市町村と隣接している市がなかったので、戦乱地と帝国を避けての解答となりました。

問七:桐生市  ■市制施行日の古い順に60番目までの市
 県庁所在地や古くからの中心都市が多いなという印象はあったのですが、共通項には行き当たりませんでした。アナグラムの「古い成り立ち」で市制の年月日を確認すると問題市で最近の那覇市が1921年に対し、該当しない川越市が1922年12月なので、この間に線引きがある事が分かりました。1922年というと、ちょうど100年前なので、「市制から100年」というのが共通項だとばかり思っていました。これも60位シリーズだとは、後になって分かってから驚いた次第です。とりあえず残っている該当市から、期間的に少し安全を見て桐生市を解答しました。

問四:うるま市  ■市の誕生日と市名誕生日が異なる市
 今回、一番の失敗をしたのがこの問題です。アナグラムで「名前が変化」とあったので、これは「市制以降に合併や改称で名前が変わった市」だと確信してしまいました。既解答市を確認していたら領主市の羽曳野市がまだ出ていませんでしたし、羽曳野市は南大阪市から改称されたことが分かっていたので、よく確認もせずに反射的に解答しました。そしてクリックした後に南大阪市が瞬間の市であることを思い出して、後から想定解数の未回答市の確認をしに行った挙げ句、「即日改称の市は除く」という事に気付いて愕然としてしまいました。結局、誤答となって自爆による石高減少で領地を失うというヘマをやらかしてしまいました。翌日の採点で誤答になっているのを確認して、うるま市を解答しました。共通項が誕生日が異なるという表現なので、これなら過去に出題されているといるので、気付かなかった自分に再度がっかり。

問八:日南市  ■千畳敷コレクション掲載地名がある市
 海沿いの都市が多いと思っていたら内陸の駒ヶ根市や山形市が該当するなど、共通項がどうにも絞れず、おまけにアナグラムも解けなくてSVヒント頼みとなったのが、最後に残ったこの問題でした。SVを見たら、ズバリ千畳敷が…。確かに最近、千畳敷コレクションの話題は出ていましたが、昨年の1月に出題されたばかりなので、まさか再出題があるとは思ってもみませんでした。世界遺産と同じく、自分で検討対象から除外していた訳なので、何とも口惜しい限りです。しかし解答は、残り物には福があるで、領主市の日南市を補強することができたのはラッキーでした。

 とりあえず、連休中に完答し終えたので、まずは良かったのですが、今回は色々と反省点がありました。それにしても、今回は奇数問がランキング60位シリーズで、偶数問が過去問題(又は類似問題)という事だったのかと思いますが、それに気付いたのは完答後でした。当初、読みの頭文字がヒントになっているのかと思いましたが、結局そういう事でもなく、今回は完全に空回りした感があります。今回の反省を元に次回も頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
[104650] 2022年 5月 9日(月)18:51:37【1】訂正年月日
【1】2022年 5月 9日(月)18:59:12
あきごん さん
十番勝負に関するご注進
[104638]おいなりさん

問七:桐生市 は[104567]で既に解答されています。

 お節介かもしれませんが、解答前に 解答状況 のページで既解答を確認されてから解答した方が良いかと思います。
[104591] 2022年 5月 7日(土)21:11:55あきごん さん
十番勝負解答
問八:日南市

これで完答でしょうか?
[104590] 2022年 5月 7日(土)21:02:14あきごん さん
十番勝負解答
問四:うるま市

昨夜、誤答を答えてから、あることに気付きましたが、後の祭りでした。トホホ。
今回最大の失敗です。
[104567] 2022年 5月 7日(土)02:30:21あきごん さん
十番勝負解答
あー、やってしまった…。(涙)
とりあえず、もう一問だけ。

問七:桐生市

もう寝よう…。
[104564] 2022年 5月 7日(土)00:36:07あきごん さん
十番勝負解答
問四:羽曳野市

 都道府県によって特徴があって面白いですね。
[104563] 2022年 5月 7日(土)00:17:51あきごん さん
十番勝負解答
問六:田村市

 アナグラムのリスタートで出遅れてしまった…。
[104512] 2022年 5月 5日(木)20:00:51あきごん さん
十番勝負解答
問五:蕨市

 この問題、全然、違う方向に行ってしまっていました。
 突き合わせしなくても分かる市が残ってたのは時間のない中、幸いでした。
[104511] 2022年 5月 5日(木)19:51:51あきごん さん
十番勝負解答
問一:奈良市

 バタバタと直前の連続解答すみません。
 ひとつ分かったら、続いて分かる仕組みなんですね。
[104510] 2022年 5月 5日(木)19:18:40あきごん さん
十番勝負解答
問三:紋別市

 何で気付かなったのだろう?
 いやんなっちゃう…。
[104464] 2022年 5月 4日(水)09:36:57あきごん さん
十番勝負解答
問九:八幡平市

 初日の状況から、落ち穂拾いを決め込もうと思っていましたが、この分だと何も落ちてなさそうなので、ある程度の確証があるものは潰していかないと…。
 それにしても、皆さんすごいですね。
[104370] 2022年 5月 2日(月)22:50:35あきごん さん
十番勝負解答
問十:五條市

まさかのまさか…?
[104359] 2022年 5月 2日(月)22:12:31あきごん さん
十番勝負解答
問二:交野市

 こんなんでいいのでしょうか…。
[104233] 2022年 5月 1日(日)21:29:04あきごん さん
第60回十番勝負解答
 今回もよろしくお願いいたします。

問二:豊後高田市
[104198] 2022年 5月 1日(日)12:09:21あきごん さん
ロータリーコレクションの追加
[104194] EMMさん
植栽文字を探している際に、コレクション未収録のロータリーを発見したのでご案内します。

 情報提供ありがとうございます。きれいなロータリー ですね。おそらく住宅地開発時に既設道路への取り付けにおいて、交差点が近接することからロータリーで処理したのでしょうか。
 さっそくロータリーコレクションを更新させて頂きます。

 私も4月は人事異動により、所属異動に加えて慣れない業務も増えてバタバタとしていたため、落書き帳もROM中心となってしまいました。
 十分な準備はできませんでしたが、とりあえず今夜の十番勝負のスタートラインには立てそうです。
 グリグリさん、参加者の皆様。どうぞ、よろしくお願いします。
[104163] 2022年 4月 18日(月)19:02:53【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 19日(火)12:25:08
あきごん さん
経県値都道府県版
 やっとこさ経県値都道府県版の全都道府県入力ができました。週末ごとに数時間ずつ、一ヶ月がかりとなってしまいました。都道府県の経県値ならば何も見ずとも数分で入力できますが、市町村単位となると地図とにらめっこ。時折、アルバムやら旅の記録やらスタンプ帳やらガイドブックやらを出してきて、記憶を呼び起こして…、などという大層な作業となってしまいました。はっきりと記録を残している学生時代の日本一周旅行などはいいのですが、子供の時の家族旅行のルートや職場旅行で(行きたくもないのに)連れて行かれた旅行など、自分が計画に参加していないものは時が経つと記憶が曖昧になります。とりあえず、記録か記憶を辿れたもので入力をしました。ポツポツと「そう言えば…」と思い出しての追加があるので速報値という感じですが、ほぼほぼこんな感じです。

全国合計は、1,838点
都道府県トップ3は、北海道 259点、奈良県 132点、大阪府 85点
都道府県ボトム3は、茨城県 1点、群馬県 9点、沖縄県 9点でした。

 北海道 は学生時代に1ヶ月ほどグルグルと周遊したのと、やはり市町村数が多いので1位になったのでしょう。
 2位の 奈良県 は地元なので当然といえば当然ですね。全市町村に行っていますし、仕事がらみで宿泊している市町村がいくつもありますから。
 3位はお隣の 大阪府 とまあ当然の結果でしょうか。奈良県は昔は大阪府の一部だった時代もあるぐらいですからね。

 一方、ボトム3は沖縄県はともかく、北関東が1位、2位をしめています。関西に住んでいると東京、横浜は行っても、その先ですし、東北へ行くときは北関東は通過県になってしまうからでしょうか。それにしても茨城県の1点は自分でも笑ってしまいました。どの市町村で1点なのかは、落書き帳メンバーの皆さんにはクイズにもならないでしょうね。(笑)

[104156]じゃごたろさん
経県値の都道府県版ができたということで、ざっと点数を計算してみました。以下がその結果です。
全国  5082
北海道 490
青森県 123
  :
 全国経県値が 5082点というのは度肝を抜かれました。都道府県でじゃごたろさんに勝っているのは地元奈良県だけですね。居住経験のある石川県も2点差で負けてます。ほとんどの市町村に行かれているみたいなので、こういう数字になるのでしょうね。いやはや、びっくり。
[104064]サヌカイトさん
①全国での個人の最大値は何点か?
     (中略)
 最後に、接地・通過・未踏について。残りの自治体数約250を(おそらく離島などによる未踏が多そうなので)平均0.5で掛けて0.5*250=125
 よって合計800+3900+125=4825≒4800を最大値と予想します(ちょっと高すぎたかな…)。
今回は弟にも予想してもらいました。4*75+3*200+2*300+1*800=2300だそうです。
 いきなり想定外の人がでましたね。この分だと、他にも5000越えがいるかもしれません。
 私は余裕で想定内の人ですが…。
[104154] 2022年 4月 15日(金)13:56:32あきごん さん
過疎地域の追加
 かねての報道通り、4月1日付けで令和2年度国勢調査に基づく過疎地域の追加が行われました。
 今回の追加で過疎関係市町村は、全国で885市町村(全部過疎 713 みなし過疎 14 一部過疎 158)となり、ついに1718市町村の半数を超えました。
 → 総務省資料

 以前の書き込み [104084] で分析しておりました茨城県の一部過疎地域の追加については、予想通り、潮来市旧牛堀町域、かすみがうら市が旧霞ヶ浦町域が過疎地域となりました。京都府の木津川市においても、一部過疎は旧加茂町域が指定されました。
 (参考資料)全国過疎市町村マップ

 今回の追加では、奈良県でも中部の高取町が新たに全部過疎に指定され、南(山間地域)から過疎がジワジワと迫っている感覚を感じています。
[104143] 2022年 4月 9日(土)19:41:20あきごん さん
袖ケ浦ナンバー
[104142]グリグリさん
もっとも「袖ヶ浦」ナンバーの方が地名度としてはもっと難しいかもしれませんね。

 めっちゃ同感です。初めて「袖ケ浦」ナンバーを見たとき、頭の中が ???マークでいっぱいになりましたから。
 千葉県の車なんだーと分かったのは、グーグル先生に教えてもらったからでした。
 私の感覚では、「館山」か「木更津」がいいと思うんですが、陸運局ナンバーなので「袖ケ浦」なのでしょうね。「房総」ナンバーにしたら「暴走」と同音になるので、やっぱりよろしくないのでしょうか。
[104141] 2022年 4月 9日(土)15:41:58あきごん さん
ご当地ナンバー
[104139]伊豆之国 さん

「ご当地ナンバー」をめぐるは論議は、落書き帳の「アーカイブ」にもありましたが(もう20年近くも昔!)、そもそも「湘南ナンバー」は「ご当地ナンバー」ではなく、その制度ができる以前に作られたものであることが、「違和感」「行き違い」の元であり、「名前と実態の大いなる乖離」になっているような気がするのです。
 こんなに以前にナンバープレート名で盛り上がっていたのですね。 アーカイブ を見たら2002年から2005年にかけてですので、ご当地ナンバーの導入次「1」の交付の2006年10月以前の議論で、いろんなナンバー案があって面白いですね。鈴鹿とか出雲とか奄美とか実現しているのがいっぱいあります。ホント、落書き帳の歴史を感じます。

 湘南ナンバーの件ですが、私も対象市町村にはかなり違和感がありました。ご当地ナンバーでないと分かって理由に察しはついたのですが、やはり鎌倉市や逗子市が対象でないのは「湘南」の名前を付けるのはどうかという気がしますね。
「猪や熊が出る足柄山中」まで「湘南」
というのは、笑い話としては面白いですが…。

 私も「ご当地ナンバー」による区域再編案に賛成です。いやいや、待った。「丹沢」ナンバーはどうですかね? 正直、関西に住んでいる人間には認知度がかなり低く、丹沢と聞いて神奈川県と答えられる人は10%いないんじゃないかなあ。
 丹沢ナンバーは却下です。(何の権限もないけど…(笑))

奈良県も「奈良」ナンバーの他に「飛鳥」ナンバーができたことですし、ここはひとつ「吉野」ナンバー(吉野郡全域+五條市)なんてのがあってもいいような気がします。でも、登録台数5万台はクリアできないかなあ。

「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。
 これは意外というか、考えてもいませんでした。「生駒」は普通に読める地名だとばかり思っていましたが、関西以外では読みにくいのでしょうか。
 ちなみに奈良の地名の「生駒」の由来は讃岐高松藩の生駒氏とは関係なく、「イ(接頭語)・コマ(駒=馬)」とか「イ(接頭語)・コマ(高原)」とか、地形や地勢に関係があるみたいで、日本書紀にも出てくる地名ですのでかなり古いもののようです。「駒」が馬や高原の意味であれば地名由来名字で、生駒さんが全国にもっとたくさんいてもいいような気がします。生駒姓のルーツは奈良~大阪の生駒以外には石川県や徳島県に由来するようです。
[104138] 2022年 4月 5日(火)23:17:21あきごん さん
富士山ナンバー
 今日、帰宅時に信号で止まったら前の車は富士山ナンバーでした。本当に久しぶりに見たので思わず感動してしまいました。(人気の「37-76」ではありませんでしたが…) 富士山ナンバーは言わずと知れたご当地ナンバーですが、結構、前からあったはずと思いながら調べてみたら、導入次1-2なので2008年11月からなので、もうかれこれ13年余りになります。確かに、ここ2~3年はコロナのせいもあって観光客も減っており、特に遠くのナンバーを見ることが随分減りましたが、富士山ナンバーを見たのは本当にいつぶりでしょうか。
 静岡や山梨の方にとっては珍しくもないのでしょうが、奈良に住んでいると、なかなかお目にかかれません。やはり車で行き来するには遠い国ですから…。お隣の愛知県のナンバーでいうと、豊田ナンバーは年に数回は見るので、この境には感覚的にかなりの隔たりがあります。この間には糸魚川静岡構造線があり、電力の周波数も変わるし、やはり昔から地理的にも隔たりがあったのでしょう。
 そんなご当地ナンバーですが、奈良県でも第3次で2020年5月から飛鳥ナンバーが交付されており、ここ1年くらいで本当によく見るようになりました。地元の天理市は奈良ナンバーですが、県内人口2位の橿原市の他にも、お隣の田原本町なども対象市町村なので、普通に見るようになりました。導入されたときは、他府県に住む乃木坂46の齋藤飛鳥ファンが、どうやったら飛鳥ナンバーを取得できるか、ネットで情報交換していましたが、今なら中古車も出始めてますから、もうファンの間のプレミアもなくなっているかもしれません。
 飛鳥と同じ第3次のご当地ナンバーでいうと、伊勢志摩ナンバーは結構見るように思います。1次の堺ナンバーや鈴鹿ナンバーと変わらないように感じています。登録台数でいうと、かなり差があるはずですが、名阪国道(無料)の存在や近鉄の影響もあって、伊勢志摩と奈良はなんとなく親近感があるのかもしれません。地理的な距離でいうと鈴鹿も変わらないかむしろ近いのですが、第二名神もあるので、やはり奈良よりも京都方面に目が行くのでしょうね。観光地でナンバーを見ていると、心理的な地域のつながりのようなものが垣間見れます。
 ちなみに私の、まだ見たことがないけど見てみたいご当地ナンバーは「出雲」ナンバーです。島根ナンバーは何度も見ていますが、出雲ナンバーはまだ1度も見ていません。ほとんど「神」のような存在です。

 蛇足ですが、湘南ナンバーはご当地ナンバーではないのですね。メチャクチャご当地ナンバーっぽいのですが、通常ナンバーなので驚きました。昔、湘南ナンバーの「11-73」や「73-51」が大人気というニュースを読んで、勝手にご当地ナンバーだと思い込んでいました。
[104135] 2022年 4月 3日(日)19:18:40あきごん さん
将棋棋士
[104133]グリグリさん
昨日、プロ将棋棋士が2名誕生しました(新四段)。山形県鶴岡市出身の岡部怜央四段と山口県周南市出身の徳田拳士四段です。厳しい奨励会三段リーグの上位2名です

 毎年2名×2=4名しか、プロになれないのだから本当に厳しい世界ですね。そんな厳しい戦いを勝ち抜いてきた猛者たちの集まりの中で毎年8割以上の勝率を維持して、十代にしてタイトルを次々に奪取している藤井聡太五冠は本当にすごいです。羽生九段の時もすごいと思いましたが、最年少記録を次々と塗り替えての戦績なので、歴史を目撃しているような感覚になります。今年度はいよいよA級なので来期の名人挑戦も視野に入ってきました。
 ちなみに今年度の名人戦は斎藤慎太郎八段が昨年度に引き続き渡辺明名人に挑戦します。斎藤八段は奈良県出身なので、鬼の居ぬまに(来ぬまに)是非名人になってほしいです。来年以降は名人になるのは、ひどく困難になるでしょうから…。
[104108] 2022年 3月 25日(金)15:10:03あきごん さん
Re:ロータリーコレクション
[104103]むっくんさん
ロータリーコレクションで挙げられている岐阜県岐阜市薮田南のロータリーが3/14午前10時よりラウンドアバウトになりました。

情報提供ありがとうございます。県庁舎の再整備時にどうなるかと思われていた箇所ですが、ラウンドアバウト化されたのですね。
Webニュースでも確認できました。
さっそくロータリーコレクションを更新させて頂きます。
[104093] 2022年 3月 21日(月)15:01:12あきごん さん
Re:ロータリーコレクション情報提供
[104092]MasAka さん
この存在を知ったのは6年ほど前ですが(たまたま現地を歩く機会があった)、結構まとまった数があるのですでにコレクションに載っているものだと思っていたのですが、今確認したら未掲載でした。

 情報提供ありがとうございます。コレクションに追加させていただきます。
 まとまって数があるので、どのような形で掲載するかは考えたいと思います。

 このようなクルドサック的な終点ロータリーは中規模の住宅開発で時たま見ますが、なかなか拾い切れていないと思いますので、見つけたら情報提供いただけたらと思います。

 別件ですが、経県値(都道府県版)の北海道を、頑張って入力してみました。254点でした。
 多いのか少ないのかよくわかりませんが、かなり大変でした。何せ30年以上前のことですから、記録と記憶と地図で数時間がかりとなりましたが、北海道の経県値地図 ができあがって感動しました。
 これは楽しいです。グリグリさん、ありがとうございます。
[104084] 2022年 3月 18日(金)18:40:46あきごん さん
全部過疎と一部過疎
[104067]BANDALGOM さん
(茨城県)桜川市、河内町
これも驚きです。河内町は先に指定された利根町とともに、地元から比較的近い所ですし(千葉市へ行くより近いかな?)、桜川市は水戸線が通っている所ですから、過疎地と言われても、あまりイメージが湧かないものがあります。

 せっかくレスを頂いたものの、東国はあまりイメージが湧かないので、とりあえずデータ的なものを調べてみました。
2020年人口5年間増減率
桜川市39,122人-8.23%
河内町8,231人-10.22%
 ということで、両市町とも5年間で10%近くの人口減が起こっていました。R2国勢調査による追加の要件がよく分からないのですが、もともとの人口要件の25年間21%以上減で見てみると単純平均で5年4.2%なので、この5年間の人口減の加速化で過疎地域の要件に掛かってきたのだと思われます。確かに桜川市は南部は筑波山もあるので過疎も分かるのですが、北部はJR駅も3つあり、ICもあるので過疎というと少しイメージが湧かないところがあります。そこで桜川市の合併前町村部ごとの5年間人口増減を調べてみました。
2020年人口5年間増減率
桜川市(全域)39,122人-8.23%
(旧岩瀬町)18,077人-7.83%
(旧真壁町)15,159人-9.05%
(旧大和町)5,886人-7.30%
 と、実はあまり地域に偏りなく人口減が起こっているようです。南部の旧真壁町の減少率が少し高いものの全域で7%を超えており、全部過疎になるのも妥当なのかなというデータです。
 一方の河内町はやはり鉄道と高速道を含めた交通の便の問題が大きいのか、5年減少率が-10%を超えていますのでデータ的には過疎地域になるのも分かる気がします。大昔なら舟運の利があるかもしれませんが、現代では利根川クラスの大河は地理的な不利を生み出す要因となる影響が大きいのでしょう。

 では、同じ茨城県内で一部過疎に追加指定される、潮来市とかすみがうら市はどうなのかと思い、旧町村部ごとの内訳も含めて比較してみました。
2020年人口5年間増減率
潮来市(全域)27,604人-5.17%
(旧潮来町)22,962人-3.83%
(旧牛堀町)4,642人-11.29%

2020年人口5年間増減率
かすみがうら市(全域)40,087人-4.88%
(旧霞ヶ浦町)14,564人-6.11%
(旧千代田町)25,523人-4.17%
 潮来市については、中心部の旧潮来町の人口比率が高く減少率もやや小さいため、市全体としては過疎の要件には掛かってこず、旧牛堀町部のみが過疎地域に該当するため一部過疎に指定されたと思われます。中心地域と周辺地域に人口格差がある合併例で、一部過疎にありがちなパターンなのでしょう。このような合併市では、やはり過疎対策をする上では一部過疎の考え方が必要だと思います。
 かすみがうら市については、私自身勘違いしていたのですが、霞ヶ浦町より千代田町のほうが人口規模が大きかったのですね。新市の名前がひらがなの「かすみがうら」になったのも理解できます。こちらについては旧2町の規模が余り変わらない合併のようですが、旧霞ヶ浦町部のみがギリ過疎地域の要件にかかってきたのでしょうか。一部過疎のなかでは珍しいパターンのように思います。微妙なところですが旧2町の該当非該当を分けたのは鉄道駅の有無と地理的要因(霞ヶ浦)と考えられます。
 やはり大都市近郊では中心都心部への交通の便(時間距離と言えるかも知れません)が過疎化(人口減少)に与える影響と言う意味では一番大きいようです。

 私自身、今回の追加市町村の中で一番、あれっ?、と思った木津川市についても同様に人口の増減を調べてみました。実は木津川市は京都府で5年間人口増減率が一番大きい市(+6.95%)なので、そもそも、このタイミングで過疎に指定されたことに驚きました。
2020年人口5年間増減率
木津川市(全域)77,907人+6.95%
(旧木津町)57,253人+10.09%
(旧山城町)7,958人-6.69%
(旧加茂町)12,696人-7.19%
 内訳をみれば一目瞭然ですが、木津川市の人口増は旧木津町地域の+10.09%が引っ張り上げており、旧山城町と旧加茂町は何れも-6%を超える減少となっています。全体としては当然過疎ではありませんが、旧山城町または旧加茂町の地域が過疎に該当するので一部過疎という事になったものと思われます。

 旧加茂町は1980年代に大規模住宅団地(南加茂台)の開発などで人口は増加していましたが、H2国勢調査の16,950人をピークにその後は減少を続けています。H27国勢調査が14,241人なので25年で-15.9%となり、当初の過疎の要件25年間-21%には達していませんでしたが、H7→R2の25年で見ると-23.8%となり人口減少が進んでいることが分かります。旧山城町地域より減少率が大きいのは、30年以上前に開発された住宅団地の高齢化が進んでいるのが一因となっているのでしょうか。
 旧加茂町にはJR関西本線が通っており、昭和63年に電化されて以降は大阪への大和路快速の始発駅となりましたが、人口減少に伴い当初は毎時3本であった直通快速が一部奈良始発となって減便されて2本になり、令和3年からは毎時1本になってしまっています。こうなると都心部への交通の便という意味で、ますます過疎化を進める要因となりそうです。
 一方の山城町ですが、こちらは大規模団地の開発等はなかったので、人口は昭和60年をピークに緩やかに増加して減少しています。H27国勢調査における25年間増減率は-5.5%でR2国勢調査においても25年間増減率は-13.5%と過疎の要件には達していません。このことから、今回の一部過疎は旧加茂町地域の追加であろうと推察されます。

 旧加茂町地域の人口減は過去の団地開発で特定の年齢層が社会増で急増した反動が出ており、旧山城町地域は一般的な地方部の人口増減を辿っているとみることができそうです。そう考えると、現在、人口が増加している旧木津町地域もほとんどが他市(多くは奈良市)からの社会増であることから、30年後には旧加茂町地域と同じ問題が起こる可能性が高く、今のうちからビジョンを持った対策が必要なのだろうと思います。この事は現在、人口が大きく増えている首都圏郊外の市にも言えることなのではないでしょうか。
[104081] 2022年 3月 16日(水)17:18:42あきごん さん
重症病症使用率その2
[104075]グリグリさん
結論を先に言いますと、重症病床使用率の数値の扱いは慎重に考えたほうが良いと考えます。色々な要素がありますが、重症者の定義がもともと必ずしも実態を正確に表していないとか、オミクロン株への移行により見直すべきだなど、いずれにしても都道府県横並びに比較する際は注意が必要です。
奈良県の重症病床利用率を見る場合、重症者の定義と確保病床数の数え方において、他の都道府県との水準に違いがある可能性を考慮しなければいけないと思います。奈良県に限らずこれはどの都道府県にも言えることなので、結局のところ都道府県間の比較は慎重に行う必要があります。

 安易に都道府県間の比較ができない事、理解いたしました。余りに性急な反応でした。すみません、気をつけます。

 一応、この反応に至る経緯を説明します。
 奈良県の人口規模はザックリ言うと、東京都の1/10、大阪府の1/6です。ですので、コロナ発生以降、都道府県別で発表される新規感染者数を6倍、10倍して大阪、東京と比較して見ていました。デルタ株の頃までは奈良県は大阪府の概ね1/10程度と人口比で比べるとやや少ない傾向にあり、県民も不要不急の外出への自制心もかなり働いていたように感じていました。
 しかし、この頃から奈良県知事は緊急事態宣言はおろか蔓延防止措置の発出を頑なに拒み、やたらとエビデンスという言葉を使って「効果がある事が確認された対策しかしない」と県内首長や団体からの要請を拒み続け、それらを同調圧力とまで言っていました。オミクロン株が出だしてからは、「幸い重症化率は低いので特段の対策は考えていない」などと信じられない発言をTVのインタビューで堂々と語っていました。
 いくつかの市町村が独自に行なっていた飲食店に対する協力要請も独自で続けるには予算的な限界があり、秋以降はノーガード状態になっていました。
 そんな状態でのオミクロン株…。大阪府で市中感染が確認されると、あっという間に奈良県でも蔓延し、以降は新規感染者数は人口比率どおり大阪府の1/6になっています。最近はNHKの関西ローカルニュースで各府県の感染者数の他に、人口10万人当たりの感染者数の全国ランキングを毎日報道していますが、奈良県は東京都、大阪府に次いでの全国3位が定位置になってしまっています。
 そして、ここ1月くらい前から県内でも死亡者数の増が目に付くようになりました。

 考えてみれば当然の話ですが、いくら重症化率が低くても感染者数が圧倒的に多ければ重症者数は多くなります。重症者が多くなれば死亡者数も多くなるわけで、特に高齢者施設や病院でクラスターが発生したら、そのリスクは格段に高くなってしまいます。いくら奈良県の感染症担当者や医師会の先生が色々言っても、トップである知事が間抜けな発言をしたら台無しになってしまいます。我が家では、知事が画面に映る度に、またとんでもない事を言わないか妻共々ヒヤヒヤしながら見ています。

 そんな状態で、重症病症使用率の数字を見たものですから「そら見た事か!」と思った次第です。

 確かに都道府県によって重症者や確保病床の定義が異なり単純な比較はできませんが、コロナに罹った知人によると、「そもそも保健所と連絡が取れたのが発症後数日経ってからで、熱が下がった後。」とのことで、宿泊療養施設や病院への入所云々の話にさえならず、完全に医療体制は崩壊状態のようです。
奈良県は第4波で80%を超える日もありましたが100%は超えていません。
というのは、キャパを超えていないのではなく、キャパ一杯まで運用できない状態だったのだと思います。なぜなら当時、病床使用率は頭打ちなのに、待機者数がどんどん増加していましたから。
あくまでも私の勝手な想像ですが、奈良県では確保病床数を控えめに想定しているのに対し(正直ベース?)、他の都道府県では…
なのであれば、それはきっと県担当者の、意固地な知事に対する小さな抵抗なんだと思います。

 ここは政治的な発言をすべき場ではない事は重々承知しておりますが、どうか一奈良県民のボヤキと思ってお許しください。

 色々と書きましたが、まず何より、これだけのデータをお一人で作られているグリグリさんには本当に頭の下がる思いです。正直、毎日毎日すごく大変な作業だと思います。本当にありがとうございます。

 そういう意味でも、A知事にこのデータを見せてやりたいです。いったい、何と言うか。(まだ言うか…!)
[104074] 2022年 3月 15日(火)18:07:04あきごん さん
重症病床使用率
NEWS欄の本日のところで
重症病床使用率:奈良県 52.9% ... 秋田県,鳥取県,宮崎県 0.0%

 というのが目に留まって、重症病床使用率 のページを見て愕然としました。
 奈良県(52.9%)が、2位(神奈川県29.3%)以下を大きく引き離して、ぶっちぎりのトップに立っています。都道府県地図でも奈良県だけが真っ黒に着色されています。

 これもひとえに「エビデンスがないから制限措置をしても意味がないからしません。」だの「奈良は緊急事態宣言の発令や重点措置を適用しなくても感染が収束した。これが最大のエビデンスだ。」だのという、かなり独特のお考えをお持ちのA知事の功績かと思います。A知事はトップの発言は、良くも悪くも県民に対するメッセージになるという事をちっとも分かっていないのではないでしょうか。

「感染の波は高くなったり低くなったりする。行政としては重症者と死亡者を出さないことに最大の力を入れ、医療体制を維持していく。」
とも発言していましたが、全然、維持できていません。知事の姿勢が完全に行政をミスリードしていると思います。

 目の前にいたら、このデータをエビデンスとして見せてあげたいです。
[104065] 2022年 3月 13日(日)11:09:55あきごん さん
経県値都道府県版
[104064]サヌカイトさん
もう一点、経県値にはおもしろい機能、皆さんご存知「逆経県値」があります

 全然、ご存じではありませんでした。初めて知りました。中身を見ていると、色々と見えてきて面白いです。
 奈良県の訪問以上が179で6位なのに対し、宿泊が115で22位、宿泊以上が122で23位(ランキングにないので手計算ですが)と、みんな日帰りして宿泊してくれないという奈良県観光が抱える問題点をしっかり反映した結果なのに笑ってしまいました。
 都道府県版のランキング予想…。ちょっと数が多すぎて、私のCPUでは計算不能ですね。(笑)

[100884]グリグリさん
試験運用中の経験値都道府県版についてひととおり全47都道府県のページが完成しました。一番最後になった北海道版は市町村の数の多さから市町村名が小さな文字になっていますが、なんとか視認できる範囲かと思います。この後、登録機能などサービス仕様を充実させた上で試験運用から正式公開する予定です。

 奈良県版は以前リリースされたときにやっているのですが、北海道版をやってみようと意気込んでやり出しましたが、5分と経たずに挫折してしまいました。市町村数の多さもさることながら、どこがどの市町村なのかの判別(市町村合併がされているので)が大変で…。登録機能ができたら真剣に取り組みたいと思います。しかし47都道府県を網羅するのは、かなり大変な作業になりそうですね。(楽しい大変さですが)
 ちなみに北海道は学生時代(今から30年以上前になります)に1ヶ月間かけて1周半しているので宿泊地は調べればすぐわかるのですが、訪問や接地、ましてや通過となると、どの道を通って、どこに立ち寄ってなどと記録と写真のネガを紐解いていかないと思い出せないですね。楽しみにお待ちしております。
[104061] 2022年 3月 9日(水)22:32:17【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 9日(水)23:06:19
あきごん さん
Re:不急なぞなぞ
[104057]白桃さん
ソノ県のアノ町は大変困ったことになってしまっていたのです。

私は、小林アノ子さんよりも、やつぱりアノ瀬はるかさん押しデス。

えっ? そういう話ではなかったですか。
[104058] 2022年 3月 9日(水)17:52:01あきごん さん
過疎地域に追加される市町村
[104039]において
2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。
65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、
と書いておりましたが、案外あっさり見つけられたので、令和4年度に追加される過疎地域の一覧をあげておきます。ニュースソースは 朝日新聞DIGITAL (2022.1.21)記事 です。

< 新たに過疎地域に指定される市町村 >

【全部過疎】36市町村
(北海道)富良野市、新篠津村、鹿部町、別海町(青森県)田舎館村、鶴田町(宮城県)川崎町、松島町、大郷町、涌谷町(山形県)上山市(福島県)国見町、天栄村、会津坂下町(茨城県)桜川市、河内町(群馬県)高山村(埼玉県)ときがわ町、皆野町、長瀞町(千葉県)九十九里町(新潟県)加茂市(福井県)勝山市(長野県)立科町(滋賀県)甲良町(京都府)綾部市(大阪府)豊能町、能勢町(兵庫県)市川町(奈良県)高取町(和歌山県)広川町、美浜町(高知県)宿毛市(福岡県)糸田町(長崎県)東彼杵町(熊本県)人吉市

【一部過疎】29市町村
(福島県)白河市、須賀川市(茨城県)潮来市、かすみがうら市(千葉県)匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市(新潟県)新発田市、胎内市(富山県)砺波市(福井県)あわら市、永平寺町、若狭町(長野県)上田市、塩尻市、安曇野市(岐阜県)海津市(滋賀県)東近江市(京都府)木津川市(兵庫県)丹波篠山市、たつの市(和歌山県)みなべ町(徳島県)阿波市(熊本県)玉名市、菊池市、氷川町(鹿児島県)出水市(沖縄県)南城市

 全部過疎の中で目に付いたのが、まず富良野市です。富良野市は一度は特定市町村になって全域解除されたはずなのですが、今回の国勢調査結果でまた過疎地域に逆戻りしてしまいます。あと近くでは綾部市。綾部市が過疎地域に指定されることで、京都府の北部は舞鶴市以外がすべて過疎地域市町村になってしまいます。(福知山市は一部過疎ですが。)
 これで650だった全部過疎の市町村は36増えて686になります。うち北海道の市町村が152と20%以上を占めますが、全部過疎市町村がない都道府県は滋賀県のみで、全国に広く分布しています。(東京都は奥多摩や離島の町村、神奈川県は真鶴町が全部過疎です。)

 一方、一部過疎は29市町村が追加され、うち25が市です。これで一部過疎市町村は178市町村となり、うち149が市となります。そもそも平成の大合併によって過疎市町村を含めた合併を行なった市町村への措置なので、市が多くなるのは当然ではありますが、全部過疎の市が124もあることを考えれば、本当に過疎が全国的な問題である事を改めて感じました。

 ちなみに奈良のすぐお隣りの木津川市が新たに一部過疎に指定されることになりましたが、もともとは木津町、加茂町、山城町の京都府南部の3町が合併してできた市なのですが、木津町や加茂町は大阪、京都への通勤圏なので住宅団地も開発されて過疎の印象はありませんでした。山城町も京都への便は悪くないです。新たに一部過疎になったのが何処なのか分からないのですが、(旧加茂町? 旧山城町?)身近なところでも人口減少が進んでいることに驚きました。
[104044] 2022年 3月 5日(土)12:56:30あきごん さん
Re:緊急?クイズ
 もしかして、向こうはライバルと思っていないけど、奈良県民はライバルと思っている市ですかね。2市しかないのは意外です。

 共通項は奈良市も天理市もたくさんあるけど、浦安市は一つだけのものが緊急ということでしょうか。
 タイトルで察しがついてしまいました。(当たってたらですが…)
[104039] 2022年 3月 4日(金)18:17:25あきごん さん
過疎地域と市町村合併
 私、[103985]の過疎の村の話題において
こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
と安易な結論で文を締めくくっておりましたが、果たして市町村合併が過疎地域の対策になるのかという事には、ずっと引っ掛かったままでしたので、自分の中の思考を整理する上でも、一度、カキコしたいと思います。

 先の議論は、[103971]未開人さん の五條市大塔地区(旧大塔村)の人口減少における合併の影響に関する問い掛けが発端となって、過疎地域の人口減少における市町村合併が及ぼす影響の有無であったかと思います。大方の意見をまとめると、
・これらの村々は合併によって人口減少が加速したという事ではなく、過疎による人口減少(自然減)でどうにもならなくなって、やむなく合併している。
・旧大塔村の人口減少は自然減に加えて、災害等の社会減が起こった影響が大きく、市町村合併の影響とは言えない。
というものだったと思います。
 大塔地区の人口が190人に減少しているのは私としても認識しておらず、結構衝撃的な数字でありました。平成の初め頃に県内市町村で人口1000人を切る2つの村(大塔村Vs野迫川村)として、毎年、県の統計が出る度に最下位争いに注目してはいましたが、大塔村は五條市に入ったことから完全に注目から外れてしまっていました。(代わりに野迫川村Vs上北山村になっていました。)

 私としても、市町村合併は大塔地区の人口減少の直接原因ではないと考えていますが、1つの村から市の1地区になることで、問題が埋もれてしまって、後回しにされてしまう危険は大いにあるのかなと改めて感じました。
[104003]サヌカイトさん が
青ヶ島はかなり特殊な立地ですが、島の就業人口の約1/4が土木関係だそうです。自治体が行う仕事は土木だけではありませんが、ないとは思うもののもし合併して議員が出せなかったら…と考えるとそら恐ろしくなります。
というのを読んで一旦は、学生さんが思っているほど行政は議員の利益誘導で動いているわけではないよ、と思いましたが、土木工事に限らず地域の諸課題が大きな市の1地域になってしまうことで、中心地域から見ると優先順位の低い課題になってしまうという事は実際に起こっているように感じますし、サヌカイトさんの仰っていることも地域の雇用に特化した話で、本質的には同じ事を憂慮されているのだと思いました。

 導入が随分長くなってしまいましたが、今回の本題は過疎地域の対策についてです。
 前回以降、奈良県内の過疎地域について再度確認しておこうと調べていて、自分の中で記憶していた過疎地域が、現在は随分と拡大していることに驚かされました。恥ずかしながら私の中の過疎地域の地図は平成の一桁頃から更新されていませんでしたので、山間地域ではない御所市や明日香村などが過疎地域に指定されているという事実は初めて知りました。(おまけに盆地の真ん中で我が家から車で10分少々の三宅町まで!) 全国過疎市町村マップ
 あえて述べるまでもないのかも知れませんが、ここでいう過疎地域とは、
人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域。総務省が過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法により原則として市町村単位で指定するが、平成の大合併前の旧市町村の区域に限定して指定することもある。
というものです。現在の根拠法令は、上記のように昨年(令和3年)4月1日の過疎地域自立促進特別措置法の失効の後を受けて施行された、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法であり、これまでどおりの10年間の時限立法ですが、面倒なので、ここでは第一弾である昭和45年の過疎地域対策緊急措置法から現行法令まで全部ひっくるめて「過疎法」と表記させていただきます。現在の過疎法による過疎地域の定義は、
2013~2015年度の3年平均の財政力指数が0.50以下で、公共競技収益が40億円以下であり、かつ以下のいずれかの条件であること。
・1990~2015年の25年間人口減少率が21%以上の団体
・1990~2015年の25年間人口増化率が10%未満で、かつ以下の条件の団体
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が32%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ高齢者率36%以上
 ・1970~2015年の45年間人口減少率が27%以上かつ若年者率11%以下
と、なっており地理的条件はありませんので、山間、離島に限らず人口減少の著しい地域はどこでも過疎地域となり得ます。
 現在、全国には820の市町村が過疎地域に指定されており、全市町村の半数近くに過疎地域が存在することになります。うち過疎市町村(過疎法2条)は650市町村、過疎地域と見なされる市町村(同法3条・41条、いわゆる「みなし過疎」)は21市町村、過疎地域と見なされる区域を含む市町村(同法3条・42条、いわゆる「一部過疎」)は149市町村があります。

 今回、私が注目したいのが、この「一部過疎」の市町村です。この考え方は、平成の大合併により出てきたもので、過疎地域は市町村単位で指定されていましたが、過疎市町村を含む合併による新市町村が、過疎市町村の要件を満たさなくなった場合に、これまで受けられた優遇措置が受けられなくなると合併の妨げとなるため、その措置として「みなし過疎」とともに設けられたものです。合併新市町村が本来の過疎の要件には該当しなくても、緩和した一定の要件に該当する場合には過疎地域とみなされ(みなし過疎)過疎法の適用を受けます。また、合併新市町村が、過疎市町村、みなし過疎市町村の要件ともに該当しない場合でも、その新市町村のうち合併前に過疎地域であった旧市町村の区域は過疎地域とみなされます。(一部過疎)
 つまり「一部過疎」市町村は、中心地区は周辺の過疎地域をフォローしえる一定のポテンシャルを持ち、救済的な合併を行なった市町村と言えるのではないかと思います。(もちろん例外もありますが…。)一方、対等合併に近かったり、中心市町村に十分なポテンシャルがなければ、緩和要件を満たして「みなし過疎」になる可能性が高いでしょう。そういう事から、一部過疎市町村における過疎地域は、先に述べた「埋もれた課題」になる危険が高いと思います。

 現在「一部過疎」に指定されている149市町村(市は124市)の中には、鳥取市、松江市、山口市、高知市、佐賀市、長崎市という県庁所在地も含まれ、函館市、弘前市、下関市、佐世保市など、それなりの人口を持つ地方の中心的な都市も見られます。
 やはり、こういった都市では人口規模が圧倒的に違うので、旧過疎地域はついつい埋もれてしまいがちになりかねないでしょう。そういう意味からも、一部過疎として旧過疎市町村地域に過疎対策が行えるのは良いと思います。補助率のかさ上げは 1/2 → 5.5/10 なので、どれだけ意味があるのかは専門でない私には分かりませんが、過疎債の発行ができるのは大きいと思います。補助金と違って色々なことに使える上、充当率100%で70%が交付税措置がされるわけですから、日常生活に例えてみれば…
 10万円の商品を買いたいけどお金がない。でも、手持ち金ゼロでも全額借金で買えますよ。おまけに返済額のうち7万円は親が肩代わりしてくれるから、自分の負担は3万円で済み商品もすぐ手に入る、という実にありがたい制度なわけです。まあ、親(国)が借金を肩代わりする分けですから、そうでなくても多額のローンを抱える親の負担が増えるわけで、親が破綻したら子も諸共なので、乱発はご遠慮願いたいところではあります。

 そのようなお得な過疎債が、旧過疎地域に限って使えるのであれば、新市町村としても過疎対策のために、積極的に起債をして事業を行なう価値が発生します。また、起債と言えば合併市町村に発行が認められる合併特例債がありますが、こちらの方も交付税措置70%(充当率は95%)のお得な制度です。「合併に伴い特に必要となる事業」に限られますが、補助金の自己負担分にも充てることができるので、かなり使い良いものなのかなと推察します。合併特例債を当てられる事業は、限度いっぱいまではすべて特例債で賄うという考え方の市町村が多いのも当然と言えるでしょう。(まあ、この特例債が市町村合併のアメな訳ですからお得でなければ意味がないのですが。)
 旧過疎地域では、合併特例債の他に過疎債という選択肢があるので、特例債の枠を使わなくても過疎債が使えるので、より事業が行いやすいと言えると思います。
 このような起債制度がある事を考えると、私の考えとしては、村の独立を保って貧弱な財政基盤で過疎対策を行うより、合併市町村として過疎対策を行う方が、規模的にも効率的にもより有効な対策が打てるような気がします。もちろん、合併市の中で埋もれてしまわないという事が前提にはなりますが…。

 そんな過疎地域ですが、少し前にはなりますが 今年の1月19日の記事 によると、2020年の国勢調査の結果を反映して令和4年度より過疎地域が新たに65市町村増えるとのことです。これで過疎地域の市町村の比率は50%を超えて51.5%になるとか…。65市町村の内訳の記事が見つけられなかったので詳細が分かっていないのですが、4月1日に告示されるとのことです。予想された事とはいえ、ますます心配になってきます。

 今回は予算的な話のみになってしまいましたが、考えの整理もかねて思いつくままに考えを書いてみました。私はあくまで素人ですので、考え違いや思い込みもあるかと思います。ご意見やご指摘など頂けたらありがたいです。
[104010] 2022年 2月 27日(日)12:27:46あきごん さん
hmtさん
 落書き帳にちょくちょくお邪魔するようになって一年に満たない私ですので、hmtさんと直接絡むことはありませんでしたが、マガジンを見させてもらったり、メンバー紹介ページの最年長メンバーという記事を読み、この落書き帳のレジェンドであることは承知しておりました。
 最後の世界遺産登録の書き込みを読んだ時は、長老はまだまだ元気なんだなぁ、と思った記憶があります。直接お会いしたことはありませんでしたが、オフ会の集合写真を見させていただいた時に、年齢的にこの方がhmtさんだろうなと推察してお顔は存じてあげておりました(たぶん)ので、非常に寂しく思っております。
 心よりご冥福をお祈りいたします。
[103995] 2022年 2月 23日(水)19:10:34【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:44:15
あきごん さん
Re:Jクラブのない県
[103986] Nさん
滋賀県におけるJリーグクラブ不成立の要因分析という論文がありました。
読んだ限り三重県も似たような状況かなぁ、とは感じました。

 少し間が空きましたが、上記の論文 を読ませていただいたのでレスしたいと思います。

 多くのプロ選手を輩出している滋賀県にJチームがない理由がわかったような気がします。プロ選手の人数で見たら負けていない三重県も同じような状況だったのでしょうか。スタジアムの問題はこのクラスのクラブからしたら独力では解決できないことなので、環境的な問題もありますね。ホームタウンの人口の問題もありますが、大都市との位置関係から育成年代の選手の流出が結構大きいかなと思います。
 奈良県はスタジアムや複数クラブの問題はありませんが、もそもそも、奈良県では有望なちびっ子がサッカーよりも野球に流れがちな土地柄なので、そういう意味でも、なかなか厳しそうです。

 三重県は八百長とかでゴタゴタやってるので奈良県に先を越されそうですね。

 八百長疑惑の件は知りませんでした。鈴鹿はJFLでも上位だし三浦カズ選手も入って順風満帆だとばかり思っていました。まあ、奈良クラブも観客数水増し問題があったりでゴタゴタやってましたから同様なんです。そして、奈良クラブの方は何より成績が…。
 どちらも、すっきりとJ3に上がれたら良いのですが。
[103985] 2022年 2月 21日(月)18:49:49あきごん さん
Re:市町村合併による人口減少への影響
 前々から気に掛けている人口減少の話題である上に、県内の野迫川村と旧大塔村の事例が引き合いに出ているので、反応せずにはおられません。

[103971]未開人さん
自治体が存続することは人口減少を食い止める一つの要因にはなりそうです。

[103973]白桃さん
単純に考えても、村役場が無くなれば大きな働き場所が消滅するのですから。しかし、人口減少の主因が「市町村合併」によるものかどうかについて立証するのはかなり難しいのです。
もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択しているのが実情でしょう。

[103974]スカンデルベクの鷲 さん
 もう、これ以上自治体として成り立っていかないからやむなく「合併」を選択している
ような状況にあったと推察します。仮に財政難による住民サービスの低下が人口流出を招き、その後合併に至った場合、合併と人口減少では明らかに人口減少のほうが「要因」となっており、その結果「合併」が起きたと考えることもできるのではないでしょうか。

 これまでの皆さんの論点は、市町村合併が過疎市町村の人口減少を促進する要因となるか。逆に言うと合併をせずに村として存続することで人口減少に歯止めを掛ける要因となりうるか、ということでしょうか。
 私、人口地理学に触れたこともありませんし、研究課題としてきたわけでもありませんので学術的な分析はできませんが、とりあえず野迫川村や旧大塔村の事情については、おそらく皆様の中で一番詳しいと思いますので、しゃしゃり出てきた次第です。

 [103971]未開人さんの投稿で、旧大塔村と野迫川村の1995年から2020年の人口推移を表で示されておりますが、同時に五條市に合併した旧西吉野村と、1995年当時に大塔、野迫川と県内で人口最下位を争っており、現在も村として存続する上北山村の人口推移も表に加えてみました。さらに減少数で見ると分かりづらいので減少率も表に加えてみました。

【国勢調査年毎の人口推移と減少率】
1995年2000年2005年2010年2015年2020年
野迫川村875783743524449357
(減少率)-10.5%-5.1%-29.5%-14.3%-20.5%
旧大塔村871812609427259190
(減少率)-6.8%-25.0%-29.9%-39.3%-26.6%
旧西吉野村426639113502306525262168
(減少率)-8.3%-10.5%-12.5%-17.6%-14.2%
上北山村1023915802683512444
(減少率)-10.6%-12.3%14.8%-25.0%-13.3%

 五條市への合併は2005年9月ですので、合併したことが人口への影響として出てくるのは2010年調査と考えられます。また、2011年には紀伊半島大水害が起こり、特に旧大塔村では深層崩壊による地すべりで大きな被害を受けました。この影響は2015年調査で出てくると考えられます。
 以上のことを踏まえて、もう一度、表を見てみます。

 全体的に2000年以降、減少率が大きくなってきている印象はありますが、合併の影響が出てくる2010年以降に、五條市と合併した大塔村、西吉野村が他の村と比べて減少率が大きくなっているとは読めません。旧大塔村の減少率でインパクトがあるのは2015年の-39.9%です。これは明らかに水害の影響と考えられます。紀伊半島大水害では旧大塔村の宇井や辻堂などの比較的大きな集落でも災害による長期避難が発生して人口の流出が発生しています。
 少なくとも旧大塔村に関する大きな人口減少については、市町村合併の影響はあまりなく、災害による社会減による影響の方が大きいと考えて良いと思います。ただし、災害以前から構造的な人口減少は続いていたわけで、むしろ人口減の主要因はそちらと言えるでしょう。これは表に載せたすべての村に言えることで、おそらく他の地方の過疎地域においても同じ事が言えるのではないでしょうか。

 表に追加した上北山村は、仕事の関係で3年ほど村民であったことがあるので、より事情はよく知っております。
 村内には高校、大学がありませんし通学することも不可能なので、中学を卒業するとほぼ全員が高校進学のために村を出ます。しかし、高校または大学を卒業しても、村内には良い就職先があまりないので、そのまま都会で就職する、という事が多いようです。村内の就職先と言えば、村役場を除けば森林組合か建設業、親が自営をしていない限り積極的なUターン就職先がないのが現状です。役場の採用も多くて数名です。若者が帰ってこないので子供が生まれません。小学校は中学校と合わさって義務教育学校となりましたが全校生徒は8人です。(9学年で!)村の人口構成グラフを見たら若者、特に10代後半が激減しているのが特徴的です。
 程度に差こそあれ、この傾向は表であげた吉野山間部の4村はどこも同じような事が起こってきています。観光業がある所はまだ良いのですが、これまで林業が中心であった所は基幹産業の衰退とともに若者流出、高齢化、顕著な自然減という悪い流れを止められずにいます。これは村としての独立性を保っても止められるものではありません。

 旧大塔村が合併の道を選び、野迫川村が独立を保ったのは、当時の村民と言うか村長の考え方が大きかったのではないでしょうか。野迫川村は明治の市町村制ができてから、これまで一度も合併をしたことがない村です。また、国道168号の通り道である旧大塔村に比べて、脇道をかなり入っていった平家の隠れ里伝説もある村ですので、五條市の一部になることを良しとしなかったのでしょう。
 これらの村では今後も人口減少は続くと予測されています。上北山村では2045年には予測人口122人という値が出ているそうです。こうなったら村として存続するのは不可能と言わざるを得ません。近い将来、令和の大合併が否応なしに待っているのではないでしょうか。
[103979] 2022年 2月 21日(月)12:27:03あきごん さん
Jリーグ空白地帯
[103972] グリグリさん
 都道府県データランキングにJリーグ(都道府県別Jリーグクラブ数)を新規追加しました。

 クラブがない都道府県は、福井県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、島根県、高知県の7県です。マップを見ると福井県から和歌山県にかけての空白の帯が目に付きますが、近畿の6クラブはすべてJ1です。

 [103915] の投稿の中でツエーゲン金沢の応援をしつつ、いつまでたってもJに昇格できない地元奈良クラブを嘆いていた あきごんですが、こうやって マップ で見ると、やはり悲しいものがありますね。

 しかしサッカー後進県の奈良県や和歌山県はともかく、三重県や滋賀県に白い空白地帯が伸びているのは意外です。三重県は四日市中央、滋賀県は野洲と全国高校サッカー優勝校があるので育成年代が弱い印象はないし、プロ選手にしたってA代表の選手が結構いますから不思議な印象です。
 奈良県にも言えることかも知れませんが、すぐお隣にJ1の有名チームがあると、みんなそちらに目が行くからなのでしょうか。

 しかし、何れもJFLのチームはあるみたいなのでJ昇格競争になりそうです。奈良クラブは益々難しそうですね。
[103966] 2022年 2月 18日(金)18:02:17あきごん さん
大河の舞台
 本年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」が放映されています。主人公は源頼朝…ではなく、第2代執権になる北条義時です。これまでの大河ドラマといえば、戦国時代から江戸時代のものは面白いけど、それ以外、特に中世のものは面白くないというのが通説です。((注)個人の意見です)
 昨年の「晴天を衝け」(主人公渋沢栄一)は明治が舞台なので心配しましたが、実質は幕末(ギリ江戸時代)がメインで、狂言回し的に徳川家康が毎回出てきたりと面白い演出で結構楽しめましたが、今回は北条義時なので平安から鎌倉と、思いっきり中世です。この時代のものといえば、以前、「平清盛」がありましたが、暗い印象で1~2ヶ月で見るのをやめてしまった記憶があります。「北条時宗」や「義経」もありましたが、ほとんど見た内容が記憶が残っていません。

 そんなわけで期待よりも不安が8割だったのですが、三谷幸喜さんの脚本のお陰で結構コミカルなドラマになっており、中世を舞台にした場合にありがちな重々しさ(悪くいえば暗さ)がないので、なかなか楽しく見ております。メインキャストの北条ファミリーや頼朝さんが現代劇のような掛け合いをするので、古くささがないのが成功しているように思います。(本格時代劇ファンの方には軽すぎるかも知れませんが。)

 と、大河ドラマ評論はこれくらいにして本題です。

 北条義時が主人公なので、ドラマの舞台は伊豆や鎌倉がメインになります。これまで、この地方は伊豆半島に天城隧道とループ橋を見がてら、温泉に入りに一度行ったくらいで、ほぼほぼ新幹線で素通りしてきました。大仏といえば奈良の大仏、そういえば鎌倉にもホームレスの大仏さんがいたっけ? などという罰当たりな事を言っておりましたが、実は鎌倉には降り立ったことさえありません。なので結構、地理的には不案内な地域で、市町村の並びも実のところ、よく分かっておりませんでした。
 そんな不案内な地域と余り詳しくない時代の話なので心配しておりましたが、逆に色々と発見がありました。

 ドラマを見ていると地方豪族が色々出てくるのですが、この時代は伊東氏や三浦氏など地名に由来する(若しくは逆か?)名前も多く、勢力分布や位置関係も併せて見ていると歴史と地理が合わさって結構、理解が深まります。
 また、思わぬ知識と繋がったり…。先週は石橋山の戦いで敗れた源頼朝一行が真鶴半島から安房国(千葉県の房総半島)へ海路で逃げましたが、こんな所にこんな小さな半島があったとは…。そしてこれが真鶴半島だったのですね。

 真鶴半島は、以前紹介しました日本ジオパークの一つ、箱根ジオパークのエリアとして名前は記憶していましたが、実際の位置とが繋がっていませんでした。箱根カルデラの外輪山から溶岩流が流れ出た名残として、小さな半島として太平洋に突き出ているわけで、道理で断崖絶壁が続いているわけです。 (鳥瞰写真)
 前後の海岸線から見ると、ここだけ地形的にも地質的にも違和感があるのは、そういう成り立ちがあるからなのですね。ここからなら海を渡れば房総半島ですし、断崖続きの地形から目立ちにくいし歴史の舞台になるのも理解できます。
 ちなみに真鶴半島の先端から、三浦半島の先端を結んだ線から北の海域を相模湾と呼ぶそうですね。そういう定義があるとは知りませんでした。

 そして、その相模湾の東端、三浦半島の付け根には頼朝が幕府を開いた鎌倉があるわけですが、今後、ドラマの舞台はその鎌倉が中心になってくると思われます。鎌倉は言わずと知れた有名観光地なので、鎌倉大仏や鶴岡八幡宮の存在は私もよく存じておりますが、前々からなんとなく元気がないように感じておりました。
 本来このエリア一体を指す「湘南」という言葉からは、茅ヶ崎や江ノ島といった海岸沿いの風景をイメージしますが、古くからの鎌倉の景色は思い浮かびません。実際に湘南の海には鎌倉市もあるのですが、関西人の私のイメージは、湘南=海=明るい 鎌倉=寺社仏閣=古い という感じで、そういう意味でも鎌倉のネームバリューが下がっているような気がします。
 奈良県人の私としては、旧鎌倉もぜひとも頑張って欲しいです。もっとも、湘南≠鎌倉のイメージは鎌倉市が悪いのではなく、恐らくサザンの影響が大きいのではないかと思います。何せ私らの世代以降は、音楽とともに「湘南=海」とすり込まれてしまっていますからね。
 そんなわけで、旧鎌倉を応援する意味でも、今年はドラマを見ながら、海でない鎌倉にも注目したいと思います。

 今回の大河ドラマの舞台である北伊豆から鎌倉にかけては、以前から一度行ってみたい地域だったので、コロナさえなければ非常に良い機会だったのですが、流石にこのご時世では…、とても残念です。
 早く、気兼ねなく外出できるようになってほしいものです。


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