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[100614]2020年10月18日
白桃
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[100614] 2020年 10月 18日(日)00:35:15白桃 さん
まだ終わっていませんのでお静かに('◇')ゞ
[100610]ぺとぺと さん
所長がヒント前に気づかないんだから仕方ないよね・・・と自分を慰めてみる。
所長って「十番勝負研究所所長」のデスクトップ鉄さんのことですよね。(笑)

今晩は、十番勝負完答できたし、パソコンの調子も良いし、奥さんは那須の別荘(白桃家所有ではない)に行っているし、ついつい飲み過ぎてしまいました。
今回の十番勝負については、終了後、原稿用紙100枚ぐらい使って反省文を書かせていただきます。(因みに私の卒論は原稿用紙50枚でした。)
ともかく、只今は開催中ですので、皆様お静かにお待ちしましょう。って、自分が一番うるさいかも・・・。
[100579] 2020年 10月 17日(土)05:35:07白桃 さん
ああ・・・ん
パソコンの調子が狂っております。文字を打ち込めない。でも、やっと完答かも。
十番勝負、問一は、「何をかいわんや・・・」でした。
[100578] 2020年 10月 17日(土)05:12:03白桃 さん
第五十五回 十番勝負
問一:丸亀市
[100553] 2020年 10月 16日(金)22:18:23白桃 さん
十番勝負
問九:赤磐市
[100550] 2020年 10月 16日(金)21:50:46白桃 さん
十番勝負
問七:伊予市
[100514] 2020年 10月 14日(水)12:48:27白桃 さん
十番勝負
問五:行田市

あと3つ?
[100512] 2020年 10月 14日(水)07:35:22【1】白桃 さん
「大阪市30万石」の行方
[100510]EMM さん
特に池田市の×って本当にホントですか?
私が答えるべきものでもないのですが、「本当です」。

[100511]深夜特急 さん
令和初の誤答やらかしてしまいました。
池田市での誤答は私も残念でした。 →マル秘

ところで、大阪都構想が実現したら(といっても「大阪都」にはならないらしいが・・・)、大阪市が無くなります。そうなると、深夜特急さんが領有する「大阪市30万石」はどうなるのでしょう。

そんなことを気にしているので、残り4問が手につかない。って、ソレは全くのウソ。今日、明日の二日間は仕事も休みなので、♪何が何でもヒント前に解かねばならぬ。っと、阪田(坂田)三吉の心境です。
でも、マル二日間考えても、七色仮面ではないので、解けないものは、解けないのでしょう。どうせ、解けないのなら、♪一日二杯の酒を飲み~、の方が良い???

参考:七色仮面の歌
♪とけないなぞを さらりとといて~以下略

そうか、N さんの「N」は、Nanairo仮面のNだったのか!
[100498] 2020年 10月 12日(月)22:22:41白桃 さん
十番勝負
問二:井原市
[100484] 2020年 10月 12日(月)07:56:29白桃 さん
十番勝負
問三:善通寺市
[100451] 2020年 10月 11日(日)12:00:30白桃 さん
十番勝負
問八:岡山市
気づくのが遅すぎます。
[100447] 2020年 10月 11日(日)09:59:55白桃 さん
十番勝負
問九:那須烏山市
91でも92でも良いから合ってますように。(-_-;)
[100442] 2020年 10月 11日(日)05:23:57白桃 さん
十番勝負
問十:取手市

今は黙して行かん
なにを又語るべき

って心境です。
[100436] 2020年 10月 11日(日)01:05:38白桃 さん
ミッドナイト(みっともないと)ブレイク
西尾市は、ぺとぺとさんに対して失礼でもなんでもなかった。
[100433] 2020年 10月 11日(日)00:29:26白桃 さん
十番勝負
問四:西尾市
確認していたら、時間をくってしまった。ぺとぺとさん、失礼します。
[100417] 2020年 10月 10日(土)22:23:00白桃 さん
第五十五回全国の市十番勝負
問六:松江市
[100377] 2020年 10月 9日(金)18:48:14白桃 さん
名邑三世代.その46(埼玉県・後編)
【卓邑】(昭・平の名邑)
埼玉県の「卓邑」は実に37。多すぎて、ゆっくり吟味も出来ません。('◇')ゞ
それにしても、加須や上尾は、やっとなったか、と言う感じです。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級加須(9)加須市加須市41,756加須市68,445
一種一級上尾(9)上尾市上尾市38,889上尾市212,947
一種一級戸田(9)戸田市戸田町30,752戸田市108,039
一種二級朝霞(9)朝霞市朝霞町24,182朝霞市119,712
一種二級坂戸(7)坂戸市坂戸町23,569坂戸市97,381
一種二級久喜(9)久喜市久喜町23,114久喜市72,654
一種二級桶川(9)桶川市桶川町21,309桶川市73,967
一種二級蓮田(9)蓮田市蓮田町20,743蓮田市64,386
一種二級鳩ヶ谷(9)(川口市)鳩ヶ谷町20,711鳩ヶ谷市54,518
一種二級和光(9)和光市大和町17,242和光市70,170
一種二級日高(6)日高市日高町16,683日高市53,758
一種二級吉川(6)吉川市吉川町16,300吉川市56,673
一種二級新座(7)新座市新座町14,401新座市149,511
一種二級志木(9)志木市足立町12,259志木市65,076
一種二級北本(7)北本市北本町15,483北本市69,524
一種二級三郷(7)三郷市三郷村17,738三郷市131,047
一種二級上福岡(9)ふじみ野市福岡村16,652上福岡市54,630
一種二級八潮(7)八潮市八潮村13,307八潮市74,954
一種二級富士見(8)富士見市富士見村12,030富士見市103,247
一種三級鶴ヶ島(7)鶴ヶ島市鶴ヶ島村7,008鶴ヶ島市67,638
二種二級寄居(8)寄居町寄居町25,478寄居町37,724
二種二級杉戸(7)杉戸町杉戸町17,450杉戸町47,336
二種二級白岡(7)白岡市白岡町16,026白岡町46,999
二種二級上里(0)上里町上里村15,489上里町30,126
二種三級妻沼(0)(熊谷市)妻沼町21,317妻沼町28,182
二種三級児玉(0)(本庄市)児玉町19,125児玉町21,209
二種三級菖蒲(3)(久喜市)菖蒲町16,054菖蒲町22,410
二種三級騎西(2)(加須市)騎西町15,466騎西町20,382
二種三級栗橋(7)(久喜市)栗橋町12,890栗橋町25,179
二種三級吹上(8)(鴻巣市)吹上町12,095吹上町28,169
二種三級毛呂山(5)毛呂山町毛呂山町11,173毛呂山町39,711
二種三級宮代(7)宮代町宮代町11,152宮代町35,193
四種大井(7)(ふじみ野市)大井村4,949大井町45,488
四種庄和(6)(春日部市)庄和村14,815庄和町37,549
四種鷲宮(6)(久喜市)鷲宮町8,351鷲宮町34,049
四種三芳(6)三芳町三芳村4,329三芳町35,752
四種松伏(5)松伏町松伏村8,844松伏町29,021
続いて「準卓邑」
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
伊奈(3)伊奈町伊奈村6,755伊奈町32,216
川島(0)川島町川島村16,443川島町23,322
吉見(0)吉見町吉見村14,915吉見町22,246
(参考)
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
嵐山(3)嵐山町菅谷村9,014嵐山町19,816
鳩山(4)鳩山町鳩山村4,974鳩山町17,008

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100370] 2020年 10月 8日(木)16:47:19【2】白桃 さん
港湾都市の人口減少~その2
[100358]の続きです。
(参考)
我が国の港湾は以下の通りにランク付けされています。
国際戦略港湾:5(東京港,横浜港,川崎港,大阪港,神戸港)
国際拠点港湾:18(苫小牧港,室蘭港,仙台塩釜港,千葉港,新潟港,伏木富山港,清水港,四日市港,堺泉北港,和歌山下津港,姫路港,水島港, 広島港,徳山下松港,下関港,北九州港,博多港)
重要港湾:102(重要港湾のうち43が「重点港湾」に指定されています)
地方港湾:807(三本松港など)
と書きましたが、区分された港湾ごとの2000年~2015年の人口増減を以下に示します。
平均人口増加市町村数増加率
国際戦略港湾3,380,6835510.64
国際拠点港湾645,59318113.89
重点港湾198,0424313-2.19
重要港湾89,955599-3.75
上表で
「平均人口」とは、その港湾を有する自治体(複数の自治体にまたがる港湾の場合は中心となる自治体)の2000年国勢調査人口を平均したもの
「増加率」とは、(「2000年国調時の境域に組替えた2015年国調人口」−「2000年国調人口」)÷「2000年国調人口」×100
ランクの高い港湾を有するのは殆ど大都市でありますから、増加率が高い。これは、どってことない話ですが、「国際拠点港湾」になると、室蘭市、富山市、清水市、和歌山市、徳山市、下関市、北九州市と、7つの都市が減少しています。「重点港湾」で増加しているのは、松山市、金沢市、大分市、福山市、豊橋市(三河港)、高松市、那覇市、加古川市(東播磨港)、木更津市、沖縄市(中城湾港)、半田市(衣浦港)、中津市、鹿嶋市(鹿島港)と極端に少なくなります。さらに、(「重点港湾」ではない)「重要港湾」になると、貝塚市(阪南港)、石垣市、平良市、今帰仁村(運天港)、宜野座村(金武湾港)、鳥取市、岡山市、熊本市、宮崎市の9つとなりますが、貝塚を除けば、港湾の存在がそれほど地域経済に影響を与えないと思われる県庁所在地か、沖縄県の自治体に限られてきます。

ここまでの話は、人口減少自治体が多くなった今日ですから、なにも「港湾都市」に限ったことでは無い、ということになってしまいます。肝心なことは、港湾を有する自治体と有しない自治体でその差異があるのか、です。
そこで、「重点港湾」を含む「重要港湾」を有する96の自治体Aと、2000年国調人口において自治体Aに近い人口を有した96の自治体Bを選び、2000年~2015年の人口推移を比較してみました。
96の自治体Bの選出に当たっては、以下のことに配慮しました。
・・・首都圏にある「衛星都市」など人口増が突出した自治体を避け、なるべく地味で平凡?な自治体を探す。
また、「重要港湾」が所在する津市(津松阪港)、尼崎市(尼崎西宮芦屋港)、鳥取市、岡山市、熊本市、宮崎市の都市については、港の存在と人口推移が殆ど関係しないと推測され、また、人口的に相応する都市の選出が難しく比較の対象から外しています。
その結果は以下の通りです。
「重点港湾」を有する自治体Aと人口が近接する自治体Bの増加率
自治体全体(43)20万未満(25)10万未満(16)
重点港湾-2.19-4.66-5.58
非港湾-0.67-3.68-3.54
「重要港湾」を有する自治体Aと人口が近接する自治体Bの増加率
自治体全体(53)10万未満(44)3万未満(21)
重要港湾-8.86-11.08-17.86
非港湾-4.09-8.01-14.30
上表の通り、どこをとっても非港湾自治体の減少率が低いのです。これだけの非常に粗いデータだけで気がひけるのですが、極論を言わせてください。
人口推移の観点から見て「港湾」として機能を果たしているのは、国際競争力の点から高ランクに位置付けられているごく一部の港湾だけで、それ以外の港湾においては、昔ほどの役割を果たしていない、中には、屁のツッパリにもならないどころか、今日まで依存されすぎたあまり、造船業など低迷する基幹産業からの脱皮が計れず、地域経済に悪影響を与えているのではないかと思われるところもあるのでは。
(参考)として、「重点港湾」を有する2000年国調10万未満の自治体とこれに相応する非港湾自治体の比較表を掲載しておきます。
自治体2000年2015年増加率---自治体2000年2015年増加率
舞鶴市舞鶴港94,05083,990-10.70鹿沼市94,12889,833-4.56
玉野市宇野港69,56760,736-12.69行橋市69,73770,5861.22
敦賀市敦賀港68,14566,165-2.91近江八幡市68,36668,8840.76
中津市中津港67,08369,7924.04福知山市68,09867,581-0.76
鹿嶋市鹿島港62,28767,8798.98今市市62,47658,295-6.69
坂出市坂出港59,22853,164-10.24長浜市60,10460,9001.32
伊万里市伊万里港59,14355,238-6.60東金市59,60560,6521.76
日向市細島港58,99657,764-2.09直方市59,18257,146-3.44
石狩市石狩湾新港54,56754,181-0.71茅野市54,84155,9121.95
浜田市浜田港47,18741,777-11.47豊岡市47,30843,375-8.31
小松島市徳島小松島港43,07838,755-10.04寒河江市43,37941,256-4.89
境港市境港36,84334,174-7.24下妻市37,00834,215-7.55
大船渡市大船渡港36,57031,762-13.15上山市36,88631,569-14.41
苅田町苅田港35,60434,963-1.80恵那市35,67733,548-5.97
東予市東予港32,99329,903-9.37加茂市33,08527,852-15.82
御前崎町御前崎港11,5699,931-14.16大須賀町12,32010,795-12.38
836,910790,174-5.58842,200812,399-3.54
[100358] 2020年 10月 6日(火)06:00:14白桃 さん
港湾都市の人口減少~その1
2020年9月1日現在の推計人口が、2015年国勢調査確定人口を1万人以上下回っている市は以下の20市です。(青森※は8月1日現在推計人口。青森県は9月1日現在推計人口が未発表で、八戸は8月1日現在推計人口では9,860人減となっています。)
市名港名港湾区分減少数
北九州北九州港国際拠点港湾26,202
長崎長崎港重点港湾22,823
神戸神戸港国際戦略港湾19,786
静岡清水港国際拠点港湾17,170
新潟新潟港国際拠点港湾17,044
横須賀横須賀港重点港湾16,311
函館函館港重点港湾16,106
京都16,051
呉港重点港湾14,683
下関下関港国際拠点港湾14,445
青森※青森港重点港湾14,307
堺泉北港国際拠点港湾13,678
旭川13,378
いわき小名浜港重点港湾12,886
秋田秋田港重点港湾11,628
佐世保佐世保港重要港湾11,492
日立茨城港重点港湾11,125
高知高知港重点港湾10,542
釧路釧路港重点港湾10,483
小樽小樽港重要港湾10,248
上表20市のうち、臨海の18市すべてが大きな港を抱えている市です。
(注)小樽市は石狩市とともに重点港湾に指定されている「石狩湾新港」も抱えています。

(参考)
我が国の港湾は以下の通りにランク付けされています。
国際戦略港湾:5(東京港,横浜港,川崎港,大阪港,神戸港)
国際拠点港湾:18(苫小牧港,室蘭港,仙台塩釜港,千葉港,新潟港,伏木富山港,清水港,四日市港,堺泉北港,和歌山下津港,姫路港,水島港, 広島港,徳山下松港,下関港,北九州港,博多港)
重要港湾:102(重要港湾のうち43が「重点港湾」に指定されています)
地方港湾:807(三本松港など)
[100356] 2020年 10月 4日(日)08:46:34白桃 さん
人口減少率ワースト25市と漁港
以下は、2015年国勢調査~2020年9月1日現在の人口減少率が10%を超えている25の市をピックアップしたものです。
(市名の後に※がある市は、2015年国調~2020年8月1日現在の人口減少率)
市名漁港名種別減少率%
歌志内18.21
夕張18.09
芦別14.76
室戸室戸岬漁港第3種13.64
土佐清水清水漁港第3種12.53
赤平12.45
三好12.43
美唄12.35
珠洲蛸島漁港第3種12.27
三笠12.12
男鹿椿漁港第3種11.85
尾花沢11.81
勝浦勝浦漁港第3種11.79
津久見四浦漁港第2種11.70
輪島名舟漁港、他第2種11.50
大月10.96
垂水牛根麓漁港、他第2種10.91
上天草鳩之釜漁港、他第2種10.71
竹田10.68
江田島※美能漁港、他第2種10.62
尾鷲※須賀利漁港、他第2種10.56
士別10.35
美祢10.35
鳥羽※菅島漁港、他第2種10.27
萩漁港第3種10.21
上表を見ると、かつての産炭地とともに、臨海部の小さな市が並んでいます。実は[100355]の「そこ」は、珠洲あたりではないかと想像していたのですが、それは違っていました。表に漁港名と種別を記入していますが、「第3種」とは「利用範囲が全国的なもの」
として指定された、かなり大きめの漁港で、全国に101あります。漁港の大きさと人口推移は殆ど関係しないとは思いますが、第3種のうち、「水産業の振興上特に重要」指定された「特定第3種漁港」がある市の減少率を見たのが、下の表です。
市名漁港名減少率%
八戸※八戸漁港4.26
気仙沼気仙沼漁港8.08
石巻石巻漁港5.15
塩竈塩釜漁港3.64
銚子銚子漁港9.88
三浦三崎漁港7.69
焼津焼津漁港2.30
境港境漁港4.47
浜田浜田漁港6.85
下関下関漁港5.38
福岡博多漁港-4.18
長崎長崎漁港5.31
枕崎枕崎漁港9.37
全国的に名の知れた「水産都市」が並んでいますが、福岡は別として、どこも減少しているのです。とりわけ、減少率が石巻より高い長崎や下関の不振は深刻です。
[100355] 2020年 10月 4日(日)06:54:46白桃 さん
♪私が生まれて育ったところ
桃月庵白酒と言う落語家がいますが、なんとなく親しみを感じます。( ´∀` )

白桃(下の名前は「酔夢」)は、昭和歌謡史学科ご当地ソング地理学教室では超優秀な成績を収めたのですが、学生時代から気になっていたのが、1971年に出された♪「私が生まれて育ったところ」。この歌を歌ったのは見ようによっては結構美人な、いやいや、そんなことはどうでも良いのです。気になっていたのは、それは、どこであるか???
タイトルの後に続くのが、
~は、どこにもあるような海辺の小さな港のある町よ
ヒントはこれだけ。これだけで特定しろ、というのは、「その広さは東京ドーム○○個分」というアナウンスで理解しろ、と同じくらい、いや、それ以上に難しい。
五十年間探し続けていたのですが、昨日ひょんなことから判明したのです。
「そこ」は、想像と違っていて、私(白桃)が生まれて育ったところ=三本松、より大きな街でした。
「そこ」の漁港は、全国に100余ある「第3種漁港」に指定されています。
これだけで、かなり絞り込めるのですが、決定的なヒントを
1.この歌の作詞作曲者が「そこ」で生まれた1944年、意外なことに、「そこ」は「市」となっていました。
2.この歌が発売された1971年に「そこ」は市制20周年を迎えています。1と矛盾するようですが、間違ってはいません。
3.2020年現在、当然ながら「そこ」は市であります。
4.1と2と3の時点で「そこ」の市名はすべて異なります。

なお、これはクイズではありませんので、正解は発表しません。
(蛇足)
♪かもめと遊んで かもめと泣いた
と歌詞は続きますが、落書き帳メンバーの何人かは、「そこ」の近くの港で遊覧船に乗ってカモメと遊んだ経験があります。
[100349] 2020年 9月 30日(水)07:59:35【1】白桃 さん
南総里見発見でんでん(暴かれた四つの城下町の不思議な秘密)
ご案内が遅れましたが、先日、「白桃市町村人口研究所」に「わたし」そして「青春」の城下町という特集を立ち上げました。
昭和歌謡風の特集名になっていますが、これまでの落書き帳において「城下町」という語句が出てくる記事の中から、適当に精査して(本当は厳正な審査?をして)選びだしました。その内容は、特集名からのイメージとは若干違っているかもしれません。私自身は、城郭の形態、領主の変遷、町割り、といったものにはあんまり興味がないので、城下町の姿がなんとなく思い浮かぶようなものを集めています。ただ、白桃自身の記事は、実に他愛もないものです。
そこで、奮起一発。これから珠玉???の記事を投稿します。
安房の館山、摂津の三田、周防の岩国、豊後の日出、この四つの城下町の共通点は何でしょうか?

館山の場合旧町名町になった年---戸口表戸口表名称戸口表人口1930年国調人口
1933年館山北条町館山1889年第一表舘山町2,7159,184
1939年館山市北条1889年第一表北條村2,2379,651
三田の場合1955年国調人口
1956年三田町三田1889年第一表三田2,9768,005
1958年三田市三輪1927年記載なし8,981
岩国の場合1935年国調人口
1940年(4月)岩国市岩国1889年第一表岩国8,18713,225
麻里布1928年第二表今津2,09115,724
日出の場合1950年国調人口
1954年日出町日出1889年第一表日出3,6005,070
豊岡1898年第二表豊岡2,7795,093

答えは、上表のとおり、お城があって、生まれながらの「町」としての歴史も古く、そして現在の自治体名となっている旧町は、【前身町】ではない、ということです。

注1:【前身町】については[99148][99882]をご参照ください
注2:戸口表とは「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」)で、戸口表人口は戸口表に記載された現住人員(1886年12月31日調)
[100338] 2020年 9月 25日(金)21:30:50白桃 さん
「町」のままの城下町・陣屋町
この前の連休最後の日に、Go To Travelも何も利用せず県内旅行に出かけました。目的地は「城下町」大多喜です。私、大多喜は初めてなのですが、落書き帳メンバーの何人かは訪れているようですね。同じ県とは言え、浦安からだと大多喜は遠いです。公共交通機関のみを利用した時間距離で言えば、関宿や館山、銚子あたりより遠いかも。外房の大原から「いすみ鉄道」で大多喜へ、帰路は「小湊鉄道」で五井に出たのですが、両鉄道会社ともスイカが使えない。このことをすっかり失念していましたので、新浦安駅でチャージした5億円?が無駄に終わりました(この日から禁酒が始まりましたので、駅構内のコンビニでも、スイカでお酒も買ってません)。
そんなことはどうでも良いですね。肝心の大多喜ですが、ま、期待を裏切ると言うことはなかったのですが、城下町の風情がもう少しあっても良いのでは、という印象です。
大多喜に行く電車の中で、「いまだに、市に成っていない城下町って、三春、津和野、日出、高鍋…」同伴のオバさんに説明してるのに、まったく無関心で、「大多喜って海の近く?」
そんなこともあり、「町」のままの城下町・陣屋町を以下のとおり調べてみました。しかし、城下町も広い意味では陣屋町ですし、同じ場所にあっても〇〇城、〇〇陣屋と時代によって呼び方が異なるところもあり、城下町と陣屋町の区別は明確ではありません。とりあえず、幕末、文久3年(1863年)の時点で2万石以上を城下町、2万石未満を陣屋町としておりますが、詳しい方がいらっしゃいましたらご教示ください。
〇城下町
藩名石高(万石)現自治体戸口表戸口表名称戸口表人口町制(年)
棚倉10.0福島県棚倉町第一表棚倉村2,8551889
三春5.0福島県三春町第一表三春町6,0501889
津和野4.3島根県津和野町第一表津和野5,9591889
壬生3.0栃木県壬生町第一表壬生町4,8451889
松前3.0北海道松前町第一表福山10,1871900
高鍋2.7宮崎県高鍋町第一表高鍋4,3131901
高取2.5奈良県高取町第一表土佐5451891
日出2.5大分県(日出町)第一表日出3,6001889
小幡2.0群馬県甘楽町第三表小幡村1,1511925
大多喜2.0千葉県大多喜町第一表大多喜2,8601889
〇陣屋町
藩名石高(万石)現自治体戸口表戸口表名称戸口表人口町制(年)
西大路1.8滋賀県(日野町)第三表西大路村1,569
三日月1.5兵庫県(佐用町)第二表三日月1,2981934
一宮1.3千葉県一宮町第一表一宮本郷村4,5411890
多古1.2千葉県多古町第一表多古村1,7991891
勝山1.2千葉県鋸南町第一表加知山村1,9301896
1.2大分県玖珠町第二表2,7791893
菰野1.1三重県菰野町第一表菰野村3,1311928
多度津1.0香川県多度津町第一表多度津6,1981890
注1:明治になってから発生した藩は除外しています。
注2:戸口表とは「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」)で、戸口表人口は戸口表に記載された現住人員(1886年12月31日調)
注3:現自治体欄の町名が(  )となっているところは、その城下町(陣屋町)が現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100328] 2020年 9月 23日(水)14:55:33白桃 さん
名邑三世代.その45(埼玉県・中編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
埼玉県の「秀邑」は、この期に市となった大宮、「準名邑」であった入間川、そして、飯能、豊岡、与野、羽生の6つの街です。飯能が1950年国調で3万人超となっていますが、この飛躍的増加の一因は、1943年に周辺4村との合併を行ったことによるものです。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種二級大宮(さいたま市)大宮町19,057大宮市100,093
二種三級飯能飯能市飯能町8,717飯能町34,839
二種三級入間川狭山市入間川町6,848入間川町11,963
二種三級豊岡入間市豊岡町6,708豊岡町11,022
二種三級与野(さいたま市)与野町6,495与野町29,072
二種三級羽生羽生市羽生町5,850羽生町12,017

「準秀邑」はなく、以下は参考です。
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
寄居寄居町寄居町4,137寄居町11,965
上尾上尾市上尾町3,997上尾町11,665
桶川桶川市桶川町3,796桶川町10,303
戸田戸田市戸田村4,686戸田町12,727
朝霞朝霞市膝折村4,211朝霞町11,864
大和和光市白子村2,810大和町10,240
藤沢(深谷市)藤沢村7,120藤沢村11,289
北本宿北本市石戸村4,279北本宿村13,457

「名邑三世代」シリーズにおいて、千葉県が【前・中・後】の三編ありましたので、埼玉県も負けじと三編にすることにしましたが、「中編」はこれで終わりとなると短すぎる、かと言って「卓邑」を入れると長くなりすぎます。そこで・・・
「試合が早く終わりましたので、『特別企画・あの市の1950年国調人口』をお送りさせていただきます。」
特別企画、と言うほど大げさなものではありません。後に市となる埼玉県の自治体の「前身町・村」で、1950年国勢調査において人口が1万人未満だったところを、「参考の参考」として以下に記載しときます。
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
蓮田蓮田市綾瀬村4,109蓮田町8,789
幸手(名邑)幸手市幸手町4,593幸手町8,526
久喜久喜市久喜町3,431久喜町8,384
坂戸坂戸市坂戸町3,966坂戸町8,012
加須加須市加須町4,327加須町7,908
福岡ふじみ野市福岡村2,637福岡村7,461
吉川吉川市吉川町4,743吉川町7,349
越ヶ谷(名邑)越谷市越ヶ谷町3,240越ヶ谷町7,287
日勝白岡市日勝村4,469日勝村7,166
志木(準名邑)志木市志木町3,421志木町6,959
大和田新座市大和田町4,077大和田町6,847
鶴ヶ島鶴ヶ島市鶴ヶ島村4,022鶴ヶ島村6,826
東和三郷市戸ヶ崎村2,330東和村6,243
高麗川日高市高麗川村3,349高麗川村5,283
八幡八潮市八幡村3,074八幡村4,394
鶴瀬富士見市鶴瀬村2,571鶴瀬村4,332
鳩ヶ谷※(川口市)鳩ヶ谷町6,491(川口市)
鳩ヶ谷※…1950年国調時は、川口市の一部となっていました。

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100310] 2020年 9月 17日(木)19:02:47【1】白桃 さん
名邑三世代.その44(埼玉県・前編)
【明治の名邑】
40市と、現在最も市の数が多い埼玉県ですが、「明治の名邑」となるとその数は、「19世紀枠」の忍を含め18の街となります。数こそ半分以下となりますが、顔ぶれとしては、そんなに驚くほどの変容はありません。
「市街」は川越と熊谷。ま、これは予想通り、ということになりますが、名邑筆頭は浦和を押さえ本庄となります。「中山道最大の宿場町」ということで、これも納得がいきます。鴻巣、岩槻と続きますが、その次が所沢と言うのが私は(こんな上位にくるのかと言う意味で)少し意外です。粕壁、深谷の次の幸手ですが、この当時は結構な街であったようです。草加の次の大宮はアノ大宮ではなく、秩父のことです。松山は脇往還の宿場、中途半端?な陣屋町として栄えたようです。蕨の下に川口が来る。これ、結構面白い。唯一、市になっていない小川(「小川」と言うよりはやはり「小川町」と言った方がピンときますが)に名邑代表をお願いしましょう。越ヶ谷で「名邑」を打ち切ることもできたのですが、「のぼうの城」忍はどうしても外せないので、19世紀枠として名邑に追加しております。(◎印は中山道の、〇印は日光街道の宿場町)
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)---1908年(人口)
市街川越川越市川越14,184川越町26,031
市街熊谷◎熊谷市熊谷10,461熊谷町17,605
名邑本庄◎本庄市本庄7,721本庄町10,330
名邑浦和◎さいたま市浦和6,415浦和町9,934
名邑鴻巣◎鴻巣市鴻巣5,887鴻巣町5,568
名邑岩槻(さいたま市)岩槻5,800岩槻町6,998
名邑所沢所沢市所沢5,734所沢町6,356
名邑粕壁〇春日部市粕壁5,288粕壁町5,900
名邑深谷◎深谷市深谷5,256深谷町9,149
名邑幸手〇幸手市幸手4,939幸手町5,683
名邑草加〇草加市草加4,756草加町4,756
名邑大宮(秩父)秩父市大宮4,713大宮町8,917
名邑松山東松山市松山3,854松山町6,501
名邑蕨◎蕨市3,429蕨町6,782
名邑川口川口市川口3,377川口町7,865
名邑小川小川町小川3,317小川町6,092
名邑越ヶ谷〇越谷市越ヶ谷3,138越ヶ谷町3,570
19世紀枠行田市行田2,716忍町※8,005
成田(第二表)2,617
忍町※…第一表記載の行田と第二表記載の成田を含みます。

続いて「準名邑」
現在は久喜市となっている菖蒲と栗橋が「準名邑」になっている。しかし久喜は・・・
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
菖蒲(久喜市)菖蒲第一表2,829菖蒲町4,683
入間川狭山市入間川第一表2,682入間川町5,812
栗橋〇(久喜市)栗橋第一表2,652栗橋町3,283
志木志木市志木第一表2,633志木町3,175

(参考)として書かざるを得ないところが沢山ありまして・・・
最下行の不動岡には1886年に、埼玉県最古の学校が創立された。(埼玉県立不動岡高校の前身となる私立埼玉英和学校)
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
鳩ヶ谷(川口市)鳩ヶ谷第一表2,423鳩ヶ谷町6,462
児玉(本庄市)児玉第一表2,349児玉町4,983
飯能飯能市飯能第一表2,301飯能町7,361
大宮◎(さいたま市)大宮第一表2,263大宮町13,073
加須加須市加須第一表2,094加須町3,812
桶川◎桶川市桶川第一表2,076桶川町3,240
大沢(越谷市)大沢第一表2,049大沢町2,562
久喜久喜市久喜第一表2,027久喜町3,152
杉戸〇杉戸町杉戸第一表1,983杉戸町※3,950
與野(さいたま市)與野第一表 1,907與野町4,922
上尾◎上尾市上尾第一表1,777上尾町3,169
原市(上尾市)原市第一表1,699原市町1,932
羽生羽生市羽生第一表1,536羽生町4,249
小鹿野小鹿野町小鹿野第一表1,533小鹿野町4,727
寄居寄居町寄居第一表1,385寄居町4,282
大和田新座市大和田第一表1,246大和田町3,841
騎西(加須市)騎西第一表1,226騎西町2,555
豊岡入間市扇町屋第一表1,034豊岡町4,671
坂戸坂戸市坂戸第一表995坂戸町3,465
越生越生町越生第一表636越生町4,578
下吉田(秩父市)下吉田第一表2,478下吉田村4,423
吉川吉川市吉川第一表1,979吉川村5,381
皆野皆野町皆野第一表1,849皆野村2,556
妻沼(熊谷市)妻沼第一表1,445妻沼村2,655
鷲宮(久喜市)鷲宮第一表1,443鷲宮村3,608
不動岡(加須市)不動岡第一表1,188不動岡村3,707
杉戸町※…杉戸と第一表記載の清地を含む

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100309] 2020年 9月 17日(木)16:12:18白桃 さん
Re:オンライン国勢調査完了
[100307]オーナー グリグリさん
この調査システムの出来は非常にいいですね。分かりやすく使いやすく親切です。相当時間をかけて評価作業を行なったと思われます。国のすべてのサービスにこのようなユーザビリティに優れたセンスが発揮されることを期待します。
全くもって同感です。調査票は15日に届いていたのですが、楽しみに一日温めておきました。昨日入力したのですが、あまりにも簡単すぎて気が抜けてしまいました。
さて、今年の国勢調査のデータ発表はいつになるのでしょうか。
[99969]にてピーくん さんも書かれておりますが、新型コロナの関係で以下のとおりとなっています。
・人口速報集計(速報)  2021年(令和3年)2月 → 6月
・人口等基本集計(確報) 2021年(令和3年)9月 → 11月
・上記以外の集計は、2022年(令和4年)2月以降順次公表
国勢調査には「正確性」と「即時性」を求めたいのですが、正直言って、今回の国勢調査については、前者に対しては「不安」を、後者に対しては大いなる「不満」を感じています。
ま、結果が出るまで「頑張って生きろ」と言うことですね。
[100296] 2020年 9月 13日(日)09:28:15【1】白桃 さん
名邑三世代.その43(佐賀県)
佐賀県は福井県に次いで目立たない県だと思うのは私だけでしょうか?
そう言えば、昔、祖先が佐賀鍋島藩の武士だったということで、ペンネームを佐賀潜(さが・せん)とした推理作家がいました。島田洋七、はなわ、どういうわけか、佐賀に関係する人間は「佐賀」に拘るのです。
【明治の名邑】
「市街」は佐賀だけ。名邑筆頭は唐津、次いで、伊万里、有田(名邑代表)。ところで、伊万里焼と有田焼は同じか違うか、皆様おわかりになりますか?ある試験に出題したのですが、出題者自身もうまく説明できないのです('◇')ゞ。続く小城は、小城ノ花(初代)の出身地かと思ったら関脇は隣の三日月出身だった。あとは武雄で合計六つ。そやそや、高校一年の担任で地理の先生、下の名前が武雄だったような…。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)---1908年(人口)
市街佐賀佐賀市佐賀24,657佐賀市36,051
名邑唐津唐津市唐津7,718唐津町12,351
名邑伊万里伊万里市伊萬里6,982伊万里町4,257
名邑有田有田町有田皿山5,938有田町6,510
名邑小城小城市小城3,346小城町3,784
名邑武雄武雄市武雄3,270武雄町※8,071
武雄町※…1900年に武雄村を編入
続いて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
南鹿島鹿島市鹿嶋第一表4,122南鹿島村6,066
塩田(嬉野市)塩田 第一表3,847塩田村6,651
八本木(鹿島市)第一表3,022八本木村4,086
上の三つは、いずれも大正期に町となりますが、南鹿島(鹿島)は大正元年ですので、もう少し早ければ・・・
☆祝☆ 大坂なおみ 全米OP優勝
以下は『参考』です。
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
神埼神埼市神崎第一表2,003神埼町5,346
西嬉野嬉野市嬉野第一表2,926西嬉野村6,205
名古屋(唐津市)名古屋第一表 1,721名古屋村4,299
牛津(小城市)牛津第二表2,126牛津町4,790
鳥栖鳥栖市瓜生野第二表1,808鳥栖町6,170
多良太良町多良第二表3,060多良村6,488
呼子(唐津市)呼子第二表1,960呼子村5,891
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
後に市制施行する鳥栖、鹿島以外では、相知、山代、大町といった産炭地と嬉野が「秀邑」になっています。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
二種三級鳥栖鳥栖市鳥栖町9,365鳥栖町16,567
二種三級鹿島鹿島市鹿島町6,380鹿島町10,989
二種三級相知(唐津市)相知村23,881相知町15,913
二種三級山代(伊万里市)西山代村9,082山代町16,664
二種三級大町大町町大町村8,494大町町23,276
二種三級嬉野嬉野市西嬉野村5,618嬉野町13,870
続いて「準秀邑」(「参考」も併せて)
準秀邑名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
北方(武雄市)北方村18,087北方町16,126
北多久多久市北多久村9,463北多久町13,322
(参考)
呼子(唐津市)呼子村6,447呼子町9,867
北波多(唐津市)北波多村17,318北波多村10,041
厳木(唐津市)厳木村14,861厳木村18,648
入野(唐津市)入野村7,840入野村15,260
東多久(多久市)東多久村7,105東多久村12,460
江北江北町山口村3,087江北村14,830
注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
この期に市となった多久と大和が佐賀県の「卓邑」です。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種二級多久(4)多久市多久市45,627多久市23,949
二種三級大和(4)(佐賀市)大和町16,222大和町21,956
「参考」
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
厳木(2)(唐津市)厳木町18,370厳木町5,815
江北(1)江北町江北町16,379江北町9,584
川副(0)(佐賀市)川副町21,420川副町19,037
神埼(0)神埼市神埼町17,409神埼町19,700
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100286] 2020年 9月 11日(金)12:06:41【1】白桃 さん
名邑三世代.その42(滋賀県)
滋賀県は人口統計をやっていて、簡潔、すっきりしていて、その割には充実?しているので好きな県です。
【明治の名邑】
「市街」は大津と彦根です。大津の人口は、明治になった頃は彦根の2/3ぐらいだったと推察されるのですが、滋賀県庁になって彦根を抜き去り、やがてその差を広げていったのです。彦根は県庁になることを嫌ったということになっていますが、それが本当だとすると、まあ、損なことをしたもんだ。名邑筆頭は長浜、続いて近江商人(八幡商人)の街・八幡。さらに、城下町膳所、甲賀忍者の里・水口、日野商人を輩出した日野、東海道と中山道が合流(分岐)する草津の合計8つの街が滋賀県の「明治の名邑」です。名邑代表はジェジェジェの膳所にお願いしましょう。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)---1908年(人口)
市街大津大津市大津23,167大津市42,869
市街彦根彦根町彦根18,577彦根町20,648
名邑長浜長浜市長浜8,322長浜町11,646
名邑八幡近江八幡市八幡6,610八幡町6,550
名邑膳所(大津市)膳所6,507膳所町6,461
名邑水口甲賀市水口4,989水口町7,541
名邑日野日野町日野4,567日野町5,823
名邑草津草津市草津3,922草津町5,364
続いて「準名邑」
中山道の宿場・高宮と東海道の宿場・土山、石部、それに堅田の四つです。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
高宮(彦根市)高宮第一表4,075高宮村※4,301
土山(甲賀市)土山第一表3,228土山村4,147
石部(湖南市)石部第一表2,876石部町2,745
堅田(大津市)本堅田第一表2,515堅田町3,735
高宮村※…高宮町になったのが1912年。といっても明治ではなく、大正元年でした。明治45年だったら「明治の名邑」だったのに。

さらに参考として以下を挙げておきます。
(参考)現自治体---1886年戸口表人口-----1908年人口
大溝(高島市)勝野第一表2,124大溝町2,854
今津(高島市)今津第一表2,023今津町4,763
守山守山市守山第一表1,484守山町2,475
愛知川愛荘町愛知川第一表1,388愛知川村※5,952
八日市東近江市八日市第一表815八日市町5,369
金屋第一表1,193
木之本(長浜市)木ノ本第一表1,507木之本村4,440
能登川(東近江市)能登川第一表1,033能登川村1,525
米原(米原市)米原第一表978入江村5,524
野洲野洲市野洲村第三表926野洲村※3,527
愛知川村※…1909年に愛知川町となります。
野洲村※…1911年に野洲町となります。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
滋賀県の「秀邑」は瀬田のみです。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
二種三級瀬田(大津市)瀬田村5,459瀬田町10,509
参考として
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
能登川(東近江市)八幡村4,209能登川町16,162
甲南(甲賀市)寺庄村3,461甲南町12,026

注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
滋賀県の「卓邑」は、この期に市となった八日市と守山、後に市となる栗東、野洲、甲西と能登川の合計六つです。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種二級八日市(9)東近江市八日市市29,844八日市市44,351
一種二級守山(7)守山市守山町29,207守山市65,542
二種二級栗東(3)栗東市栗東町14,243栗東町54,856
二種三級能登川(2)(東近江市)能登川町15,323能登川町22,705
二種三級野洲(5)野洲市野洲町14,250野洲町36,217
二種三級甲西(3)湖南市甲西町10,364甲西町41,362
参考として
名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
甲南(1)(甲賀市)甲南町10,895甲南町19,839
志賀(2)(大津市)志賀町9,128志賀町21,553
石部(1)(湖南市)石部町4,669石部町12,378

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100280] 2020年 9月 10日(木)18:47:16白桃 さん
♪おーい中村君
昔、あるところとあるところにNから始まる同名の「町」がありました。
片一方のNは6万石の城下町です。・・・とりあえずこちらをNaとしときましょう。そう言えば、Naと後に一緒になる村にある潟湖ではNaClを作っていたそうです。
もう一方のNは、今でも「〇〇の小京都」と呼ばれています。こちらはNbとしましょう。
やがて、月日は過ぎ、ある日、Naは同じ郡の七つの村を集めて市になりました。しかし、市名はNaの名前ではなく、郡名であり領主名でもある名前になったのです。
驚いたことに、Naが市になった同じ日、Nbも市になり、その市名はNbのままでした。もっとも現在はNbではありません。
NaとNbの現在の市名、賢明な皆様ならお分りでしょう。
[100255] 2020年 9月 5日(土)08:00:50【1】白桃 さん
勿来丸さんのクイズ
昨日は、禁酒解禁日だったので、少々、いや、多少飲んで、そのまま寝込んでしまいました。明け方、夢の中にNさんとデスクトップ鉄さんが現れ、ガバッと起き、デスクトップ鉄さんのクイズを覗いたのですが、さっぱりわからない。
それで、クイズ路線を変更いたしました。勿来丸さんは、デスクトップ鉄さんのクイズを忘れていたのかな?

[100253]勿来丸 さん
全国の町村のうち、次のそれぞれの町村グループ「だけ」に共通する事項とはなんでしょう?
問一:市以外で工業製品出荷額が一兆円を超える
問二:市以外で工業製品出荷額が県内トップ
そんなに間違ってはいないと思うのですが・・・

おまけ
[100252]EMM さん
県境バス停
大都会、三本松から大川バス五名・福栄線に乗ると、終着停留所は「境目」です。文字通り、讃岐と阿波の境目を意味するのですが、停留所の位置は徳島県阿波市です。
ストリートビューではうまく映らなかったので、下記をリンクしておきます。(「境目のイチョウ」の下の右端の写真に停留所が写っています。)
https://www.awa-kankou.jp/odekake/daiichou/
[100242] 2020年 9月 2日(水)10:25:06白桃 さん
一都三県が人口減(7月の人口推移)
既に報道されていますが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の8月1日現在推計人口を見ますと一都三県そろって前月より減少しています。「新型コロナの影響で東京脱出」というような、「東京」中心(主体)の報道姿勢は気に入りませんが、新型コロナが影響しているのは間違いないところです。ただ、一都三県の人口が減少していると言っても、その他が増加しているということではありません。「東京」への転出が減少しているだけで、人口の自然減を「東京」からの転入でカバー出来ている市町村は殆ど無いでしょう。
埼玉県-1,087-------さいたま606
熊谷-945
川口-266
千葉県-540千葉-114
船橋-81
成田-212
流山165
東京都-5,903特別区-5,307
神奈川県-2,765横浜-1,537
川崎-193
相模原-374
横須賀-629
-10,295
埼玉県が減少、なんて記憶がありません。もっとも、航空自衛隊の人事異動の関係で大きく減少を示した熊谷のように、減少の理由はコロナだけではありません。川口は減少を示しましたが、さいたま市は相変わらず増加しています。
千葉県については、船橋が減少したのがちょっとした驚きです。流山も増加が鈍っています。成田はもともと増減の波が比較的激しいのですが、航空会社や空港関連施設の「人員整理」も今後、気になるところです。

パソナグループが数年後に本拠を淡路島に移す、というニュースが流れていましたが、個人的には、あくまでも個人的にはですが、もう少し足を延して東かがわ市まで来てほしい。
[100240] 2020年 9月 1日(火)18:04:22白桃 さん
Re:百貨店の消滅
[100235]N さん
情報ありがとうございます。
白桃の「都会度」は以下のようになりました。
徳島市:32.55
大津市:31.17
[100234] 2020年 9月 1日(火)12:45:06白桃 さん
福島市と岡崎市の百貨店消滅、その他
昨日をもちまして福島市の中合百貨店と岡崎市の西武岡崎店が閉館となりましたので、冷血漢白桃が容赦なく、福島市の都会度を0.1ポイント、岡崎市の都会度を0.05ポイント下げた結果、それぞれ31.33ポイント、30.76ポイントとなっております。

[100212]オーナー グリグリさん
千葉県|茨城県
「千葉県立関宿城博物館」には私も行ったことがあります。その行った日と言うのが「筑波オフ会」の当日、でした。ここを見てから真壁の街を散策し、筑波に向かったのでした。その頃の投稿[76584]には、
オフ会のついでに真壁に行こうと思うのですが、アクセスが良くないですね。同じ桜川市内の岩瀬から真壁に行く公共交通機関がないとは・・・。岩瀬がクローザーだからか???
と書いておりますが、結局、酔払い白桃に付き合ってくれる数少ない理解者?の車に乗っけてもらうことになりました。真壁の街での昼食時、白桃は日本酒を頼みましたが、可哀想な理解者?にはノンアルコールのビールを飲んでもらいました。今はノンアルコールでもかなり美味しくなっていますが、当時は、さぞ不味かったでしょうね。
とりとめのないことを書きましたが、白桃は筑波オフ会を挟んで二日連続の県境めぐりをしていたのです。全く意識していなかったのですが・・・
[100208] 2020年 8月 29日(土)05:25:21白桃 さん
Re:不安定?
[100204]グリグリさん
お世話になります。[100202]を投稿後、何度か試してみましたが、やはり同じでした。しかし、その都度「更新」をクリックすると開けることができます。症状としては、[100206]でN さんが書いていたのと同じです。
[100202] 2020年 8月 28日(金)19:38:14白桃 さん
事務連絡
トップページからいろいろなメニューを開けようとすると開けることが出来るものと、出来ないものがあります。しかも、開けることができないものは、いつも出来ないというわけでは無いのです。不安定なのです。
私のPCがおかしいのでしょうか?
[100200] 2020年 8月 28日(金)13:37:06【1】白桃 さん
名邑三世代.その41(静岡県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
静岡県の「秀邑」は一種が富士宮、伊東、磐田市、熱海の四つ。このうち、富士宮(大宮)、磐田市(中泉)、熱海は「準名邑」でありました。二種は「東海道五十三次宿」組が由比と興津。後に市となるのが御殿場、二俣と富士。「浜名湖周辺」組が気賀、三ケ日と雄踏。そして、青島(藤枝駅はココ)、鷹岡と現役の「町」小山。一種・二種の合計は15。なお、小山は東海道線(現:御殿場線)の開通で紡績工場が進出したことによって人口が急増したのですが、以降は頭打ち状態になっています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種二級富士宮富士宮市大宮町17,713富士宮市42,750
一種二級伊東伊東市伊東町12,183伊東市36,137
一種三級磐田市磐田市中泉町7,973磐田市35,655
一種三級熱海熱海市熱海町7,944熱海市34,509
二種三級小山小山町小山町17,563小山町16,803
二種三級由比(静岡市)由比町9,043由比町14,386
二種三級御殿場御殿場市御殿場町8,548御殿場町12,981
二種三級気賀(浜松市)気賀町8,255気賀町11,430
二種三級興津(静岡市)興津町8,052興津町14,605
二種三級二俣(浜松市)二俣町6,240二俣町10,493
二種三級三ケ日(浜松市)西浜名村9,020三ケ日町13,155
二種三級富士(富士市)加島村7,884富士町22,043
二種三級青島(藤枝市)青島村7,639青島町14,920
二種三級鷹岡(富士市)鷹岡村6,898鷹岡町12,036
二種三級雄踏(浜松市)雄踏村6,184雄踏町10,628
続いて「準秀邑」
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
吉田吉田町吉田村11,532吉田町17,962
大仁(伊豆の国市) 田中村6,466大仁町10,181
(参考)として
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
袋井袋井市袋井町3,017袋井町15,744
函南函南町函南村9,610函南村14,953
積志(浜松市)積志村8,486積志村12,660
北浜(浜松市)北浜村8,379北浜村17,735
韮山伊豆の国市韮山村7,326韮山村※10,809
富士根(富士宮市)富士根村7,002富士根村10,568
篠原(浜松市)篠原村6,827篠原村11,138
長泉長泉町長泉村6,494長泉村12,084
有度(静岡市)有度村5,946有度村12,026
鷲津湖西市吉津村4,873鷲津町10,032
袖師(静岡市)袖師村3,933袖師町10,342
小川(焼津市)小川村3,901小川村10,457
韮山村※…1950年選抜高校野球大会で韮山高校が優勝。その韮山高校は県下最古の公立高校。そんな韮山高校のある韮山は、古くから伊豆の政治の中心地であったにもかかわらず、「町」になったのは1962年という遅さ。「市街地」と言えるほどの市街地も形成されていないのですが、それにしても不思議です。

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
静岡県の「卓邑」はこの期に市制施行の袋井、浜北、湖西市、裾野(以上一種)、菊川、長泉、函南、浜岡、吉田、大井川(以上二種)、富士川、舞阪、東伊豆、清水町、大仁、伊豆長岡(以上四種)の合計16の街となっています。
卓邑/種別名称現自治体1960年(人口)2000年(人口)
一種一級袋井(9)袋井市袋井市30,817袋井市59,835
一種一級浜北(9)(浜松市)浜北町53,548 浜北市84,905
一種二級湖西市(9)湖西市湖西町28,017湖西市43,711
一種二級裾野(7)裾野市裾野町22,336裾野市52,682
二種二級菊川(9)菊川市菊川町24,992菊川町31,528
二種二級長泉(8)長泉町長泉町15,853長泉町36,169
二種二級函南(6)函南町函南村15,505函南町38,611
二種三級浜岡(0)御前崎市浜岡町18,723浜岡町24,490
二種三級吉田(7)吉田町吉田町18,170吉田町27,492
二種三級大井川(0)(焼津市)大井川町16,585大井川町23,204
四種富士川(9)(富士市)富士川町13,645富士川町17,372
四種舞阪(8)(浜松市)舞阪町9,468舞阪町11,787
四種東伊豆(8)東伊豆町東伊豆町15,246東伊豆町15,807
四種清水町(7)清水町清水村10,841清水町30,870
四種大仁(7)(伊豆の国市)大仁町12,108大仁町15,419
四種伊豆長岡(5)(伊豆の国市)伊豆長岡町10,144伊豆長岡町15,233
続いて「準卓邑」・・・豊田ひとつだけ
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
豊田(1)(磐田市)豊田村10,111豊田町28,829
(参考)として
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
福田(2)(磐田市)福田町16,045福田町19,415
大東(0)(掛川市)大浜町9,251大東町21,791
韮山(2)伊豆の国市韮山村10,796韮山町19,410

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100195] 2020年 8月 26日(水)16:56:49【1】白桃 さん
「日和佐町史」「赤河内村郷土誌」を読む
タイトルの2冊を国立国会図書館、と言っても、その図書館送信参加館となっている浦安市中央図書館で見てきました。
まず、最初にわかったことですが、徳島県が推進する市町村合併に対して、赤河内村は当初消極的であったということです。日和佐を取り囲むように広がる赤河内は、林野面積も広大で、特に徳島県を代表する樵木(こりき)林業の里として知られており、畑違いの日和佐と合併してもデメリットの方が大きいと考えていたのかもしれません。
さて、ここから本題です。
「日和佐町史」には、両町村から徳島県へ出された「合併申請書」が掲載されていました。
海部郡日和佐町を廃し、その区域を昭和31年9月30日から海部郡日和佐町となるべき海部郡赤河内村に編入し、昭和31年9月30日から施行するようお取り計らい願いたく(以下略)
はっきり言って変な文章だと思います。が、言いたいことは分かります。つまり、「日和佐をいったん赤河内に編入したことにして、その日から新しい日和佐町をスタートさせたい。」ですよね。ただ、不思議なのは、この合併申請書には「赤河内町」という文言が出てこないのです。
そこで、「赤河内村郷土誌」を見ることにしました。そこには、赤河内村議会で決議された事項のうち、まさに私の関心事である3つの議案が掲載されていました。
第21号議案
町制施行について
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡赤河内村に編入することになる赤河内村を赤河内町として昭和31年9月30日から施行する
白桃、頭が痛くなりました。アタマが悪くなったのでしょうか?解り難くするのだけが目的のような文章です。「魏志倭人伝」も顔負けです。でも「赤河内町」という文言は出ていますね。
第22号議案
町の編入について
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡日和佐町となるべき海部郡赤河内村に編入し昭和31年9月30日から施行することを徳島県知事に申請するものとする
とにかく、日和佐を赤河内に編入するのですね。
第23号議案
町の名称を変更する条例
海部郡日和佐町を廃しその区域を昭和31年9月30日から海部郡赤河内村に編入することとなる海部郡赤河内町を日和佐町に改める
新町名を「日和佐町」とすることは合併協議における最初からの「お約束ごと」でした。

以上から感じたことは、赤河内側にとって重要なことは、「赤河内町を名乗ること」と「日和佐を編入した形をとること」の二つで、その順序はどうでも良かった、あるいは、意識もしていなかったのではないかということです。奇しくも議案の順番通りに総理府告示が出されていますが、757号が「日和佐町を赤河内村に編入」、758号が「赤河内村→赤河内町」となっていたとしても赤河内側からは文句が出なかったのではないかと考えています。
[100194] 2020年 8月 25日(火)23:19:14白桃 さん
赤河内町と伏黒町
[100193]MI さん
はい。調べてあります。総理府告示では以下の通りになっています。
DIDの変遷を復刻していただいたときもそうですが、私が大いに悩んでいたときに、MIさんには思ってもいない「天の助け」をいただいております。本当に感謝申し上げます。また、改めて「市区町村変遷情報」の正確性について敬意を表します。
ただ、美波町役場の方に読み上げていただいた町史には、「徳島県海部郡日和佐町を廃し、その区域を赤河内村に編入」と書いているようなので、この点からも、「赤河内単独町制説」に関して私はまだすっきりしていないのです。まさかとは思うのですが、徳島県から総理府に届ける際、何かの手違いがあったのではないでしょうか・・・。ある「事典」には「日和佐町:1956年赤河内村を編入」となっていますが、事実上はそのとおりですから、形式的な事柄はあまり気にしない方が良いのかもしれません。

伏黒村が伊達町になる際、いったん、「伏黒町」となっていたのですね。気が付きませんでした。
[100190] 2020年 8月 25日(火)15:23:18白桃 さん
1956年9月30日、日和佐町を編入したのは赤河内村?
タイトルの件、「市区町村変遷情報」では以下の通りになっています。
変更年月日都道府県変更種別郡名等自治体名変更対象自治体名/変更内容
1956(S31).9.30徳島県町制/編入/改称海部郡日和佐町海部郡 赤河内村, 日和佐町
つまり、順序として
1.赤河内村を赤河内町とする
2.日和佐町を赤河内町に編入する
3.赤河内町を日和佐町とする
となっているのですが、[82395]
「赤河内に花をもたせる」だけなら、以下の通りで良かったのではないかというのが私の考えです。
日和佐町を赤河内村に編入する→赤河内村が町制施行→赤河内町が日和佐町に改称
(つまり、福島県で同じ時期に行われた伊達町/伏黒村パターン)
と書いているように、この流れになんとなく違和感のあった私は本日、美波町役場に問い合わせを致しました。
私の不躾な質問に対し、親切にも役場の方は「町史」(たぶん、日和佐町史でしょう)で調べてくれました。
結果は、私が予想していたように
1.日和佐町を赤河内村に編入する
2.赤河内村を赤河内町とする
3.赤河内町を日和佐まちとする
でした。
一日に起きた出来事なので、順序なんてどうでも良いことかもしれません。また、これでもって、「市区町村変遷情報」の記載が誤っていると決めつけるわけにはいきません。官報で調べらることが出来ればよいのですが、とりあえず、ご報告まで。
[100184] 2020年 8月 21日(金)07:54:36【2】白桃 さん
全国の町十番勝負の感想プラスあるふぁ
問九は私も「関西本線」に乗りました。答えているのが、デスクトップ鉄さんとNさんだし、これは間違いないと思ったのですが、敢え無く脱線。
しかし、「三菱UFJ銀行」は良い問題だと思います。それにしても、前身の前身が東海銀行だから、蟹江や武豊、それに田口(設楽町)に支店があっても不思議では無いのですが、王寺は流石にびっくりです。でも考えてみれば、連担するDID人口は87,928人でありますから、都市銀行の一つや二つがあっても不思議ではありませんね。JR王寺駅前の景観は大河原もビックリの「都会」そのものです。[97563]で、
DID名メインDID所在自治体DID人口種別構成(形式)DID
葛駒奈良県王寺町※87,928斑鳩、大和三郷、王寺、上牧、河合
とし、
碧海以上に核なきDIDである【葛駒】ですが、葛城の「葛」と生駒の「駒」からとった名称です。また、構成(形式)DIDの中で、DID人口トップは斑鳩ですが、DID発生が一番古い王寺をメインとしています。(もう一つの理由;うちの桃娘は、「斑鳩」を読めない。)
と書いておりますが、この際、DID名も「葛駒」から「王寺」に改称いたします。

改称と言えば問六です。「『駅』や『宿』から『町』への変更」を、「『狩太町』から『ニセコ町』へ」のような本来の改称と同じ扱いにするのはどうなんでしょうか。

ついでに[100078]
ギャンブル好きの方に、スピンオフ問題です。
笛吹市にもありますが、北海道の釧路町、青森県の田舎館村、福島県の西郷村にもあるものなあに?
答えは、「日本中央競馬会(JRA)の場外勝馬投票券発売所(ウインズ)がある」でした。そう言えば、石和オフ会のとき、石和ウインズに寄られた方がいらっしゃいました。誰だったかは忘れましたが・・・
[100170] 2020年 8月 19日(水)15:12:36白桃 さん
全国の町十番勝負
問九:福島県三島町
[100165] 2020年 8月 19日(水)09:45:22白桃 さん
全国の町十番勝負
問六:北海道黒松内町
[100161] 2020年 8月 19日(水)06:08:44白桃 さん
全国の町十番勝負
問九:奈良県三郷町
[100160] 2020年 8月 19日(水)05:49:25白桃 さん
問六について
連続書き込みスミマセン。
問六ですが、私の考えがあっているならば、正解は一つ増えます。ただ、【想定解数:8町】が正しくて、私の考えが少しだけ間違っていたとすれば、私が答えた高畠町は不正解となるのでは・・・
採点が待ち遠しいのですが、採点前にどなたかがアノ町で答えたとしても、確実な方で答えなかった自分が悪いのだとあきらめます。
[100159] 2020年 8月 19日(水)04:52:56白桃 さん
コロナ禍で ロイヤルホテル 閉館す
どこのロイヤルホテルかは敢えて申しませんが、六月末をもって閉館したらしい。悲しいです。「コロナでなくてもアソコは潰れていた。」という悪口は許せません。恥ずかしながら50歳を超えて初めてフォアグラなるものを食したのは生まれ故郷に新しくできたこのホテルでした。あ~、また一つ都会らしさ?が消えていく・・・

スプリント戦の出遅れは致命的でした。目が覚めたのが二時。問一から問五まではわかったのですが、もう売り切れていました。一個だけでも合っていれば良いのですが・・・って、ひとつしか答えてないのです。('◇')ゞ
[100158] 2020年 8月 19日(水)04:08:12白桃 さん
全国の町十番勝負
問六:山形県高畠町

箱根町
が良いのであれば・・・
[100117] 2020年 8月 18日(火)09:56:42白桃 さん
一言一句・一言一行
[100109]「一気通貫・一線完乗」にお付き合い頂いた方、有難うございます。

[100110]Takashi さん
途中駅がないことが多いケーブルや索道はともかく途中駅のある地下鉄、モノレール、路面電車を除外する必要はないのでしょうか?
御尤もなことです。タイトルの四字熟語がこの書き込みと殆ど関係が無いように、除外したのに深い理由はありません。「浅い」理由として言うならば、一都市内で完結する比較的短い路線が多いこと、大都市に偏向している交通機関であること。特に、路面電車に関しては「改札」がない所が多いこと、それに、松山の伊予鉄の市内循環線のように起点駅・終点駅は決められているものの、それはあってないような路線があることからです。

[100111] にまん さん
該当する人が多そうなのが、新幹線。
新幹線については、敢えて避けました。しかし、在来線からの乗り換えで新幹線専用の改札を通過しただけ、というのは私の中ではバツです。
東武大師線(西新井-大師前)
これは、すっかり忘れていましたが、私もあります。西新井に義理の姉夫婦が住んでおり、なんかのときに乗車しました。寺内にはシャクヤクの花が咲いていましたね。

[10113]k_ito さん
惜しい線も、仙山線を仙台→山形と乗ったことぐらいしか思いつきません。
私は山形駅で降りて駅前風景を見てから、駅構内に戻り、そば屋で少しだけお酒を飲み仙山線に乗車、仙台駅で下車。「仙山線」クリア!と思いきや、羽前千歳から乗車しないといけなかったのですね。

[100114]N さん
京都線の正式な起点は十三なんですよね。十三では乗り降りしたことないので、どう扱うべきなのか迷いました。
十三は乗り降りするところではないですね。私は一度だけ十三で乗り換えたことはありますが、改札は通過していません。そう言えば、十三駅付近に「梅内(まさか、「ウメナイ」ではないだろう)産婦人科」というのがあった気がするのですが、無くなったのかな?

[100115]伊豆之国 さん
四日市あすなろう鉄道内部線(あすなろう四日市~内部)
長兄が四日市に住んでいたころ、近鉄湯の山線に乗って、湯の山駅(当時)で降りたのですが、乗ったのが多分塩浜駅でした。でも、その帰り降りたのが近鉄四日市だったかもしれません。
黒部峡谷鉄道(宇奈月~欅平)
京成本線(京成成田→京成上野)
これ私もありますね。忘れてました。でも黒部峡谷鉄道は外すべきか・・・
[100116] 2020年 8月 18日(火)07:16:20白桃 さん
名邑三世代.その40(静岡県・前編)
【明治の名邑】
東海道五十三次(◎印)のうちの22宿を占める静岡県は、名邑の数も21とさすがに多いです。「別格市街」の静岡、「市街」の浜松、「市街」に相当する沼津が名邑筆頭、続いて三島、島田、藤枝とここまでは53次の宿場。焼津を挟んで、掛川、江尻、見付と53次宿。下田の次の金谷に53次宿及び名邑代表になってもらいましょう。清水港の後の掛塚、ここに入るとは意外。石松さんで有名な遠州森町に次いで、蒲原、新居とまた53次宿。田沼意次も居た相良の次の白須賀も53次宿。榛原か静波と言った方がピンとくる川崎に次いでこれまた53次宿の吉原が最後。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街静岡静岡市静岡◎36,838静岡市53,614
市街浜松浜松市浜松◎12,141浜松町※32,381
名邑沼津沼津市沼津◎10,371沼津町13,693
名邑三島三島市三島宿◎8,694三島町11,222
名邑島田島田市島田宿◎8,599島田町13,720
名邑藤枝藤枝市藤枝宿◎7,066藤枝町9,392
名邑焼津焼津市焼津村5,902焼津町11,581
名邑掛川掛川市掛川宿◎5,546掛川町9,330
名邑江尻(静岡市)江尻宿◎5,500江尻町※5,425
名邑見付(磐田市)見付宿◎5,119見付町8,149
名邑下田下田市下田町4,883下田町5,693
名邑金谷(島田市)金谷宿◎4,880金谷町7,735
名邑清水(静岡市)清水町4,641清水町7,004
名邑掛塚(磐田市)掛塚村4,441掛塚町7,002
名邑森町森町村3,963森町6,522
名邑蒲原(静岡市)蒲原宿◎3,865蒲原町7,611
名邑新居(湖西市)新居宿◎3,699新居町7,658
名邑相良牧之原市相良町3,646相良町9,883
名邑白須賀(湖西市)白須賀宿◎3,522白須賀町4,764
名邑川崎(牧之原市)静波町3,237川崎町10,373
名邑吉原富士市吉原宿◎3,025吉原町3,403
浜松町※…1911年(明治44年)に市制施行
江尻町※…このとき既に辻村(後の辻町)が分立していた

続いて「準名邑」
いつも頭の中が混乱する大須賀(横須賀)を含めて4つの街が「準名邑」です。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
大宮富士宮市大宮町第一表2,893大宮町13,626
熱海熱海市熱海村第一表2,590熱海町5,866
中泉磐田市中泉村第一表2,568中泉町6,105
大須賀(掛川市)横須賀町第一表3,377大須賀村6,448

以下(参考)です。多いです。
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
戸田(沼津市)戸田村第一表2,975戸田村3,486
網代(熱海市)網代村第一表2,214網代村3,062
福島(磐田市)福田村第一表2,006福島村3,899
舞阪(浜松市)舞阪宿◎第一表1,910舞阪町3,396
興津(静岡市)興津宿◎第一表1,864興津町6,902
二俣(浜松市)二俣村第一表1,771二俣町5,095
(沼津市)原宿◎第一表1,675原町5,520
笠井(浜松市)笠井村第一表1,380笠井町3,275
岡部(藤枝市)岡部宿◎第一表1,293岡部町※5,397
松崎松崎町松崎村第一表1,131松崎町4,031
由比(静岡市)由比宿◎第一表1,087由比町8,348
日坂(掛川市)日坂宿◎第一表1,058日坂村1,652
気賀(浜松市)気賀村第一表945気賀町7,849
袋井袋井市袋井宿◎第一表848山名町※2,946
金指(浜松市)三和村第一表705金指町1,381
稲取東伊豆町稲取第二表3,984稲取村5,055
富士川(富士市)岩淵第二表1,991富士川町5,662
土肥(伊豆市)土肥第二表1,817土肥村3,349
修善寺伊豆市修善寺第二表1,756修善寺村4,316
池新田御前崎市池新田第二表1,749池新田村4,377
韮山伊豆の国市韮山第二表1,661韮山村7,032
御厨御殿場市御殿場第二表1,115御厨町8,062
山梨(袋井市)山梨第二表1,074山梨町2,323
吉田吉田町吉田村第三表3,261吉田村10,976
長田(静岡市)丸子宿◎第三表2,877長田村12,076
入江(静岡市)入江町第三表1,670入江町3,764
伊東伊東市松原村第三表1,344伊東町※9,290
岡部町※…岡部宿以外に第二表記載の内谷を含む
山名町※…1909年袋井町に改称
伊東町※…松原村以外に第三表記載の新井村、湯川村を含む

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100109] 2020年 8月 17日(月)05:32:07【1】白桃 さん
一気通貫・一線完乗
[100090]オーナー グリグリさん
[100103]デスクトップ鉄 さん
の記事を見てふと思ったことです。JRでも私鉄でも(地下鉄、モノレール、路面電車、ケーブル、索道、以外)、「その線の起点駅(終点駅)から乗車し、途中下車することなく、終点駅(起点駅)で降車した」線って自分はどれぐらいあるのだろう???
ここでいう「乗車」「降車」を、単に電車に乗り込んだ、電車から降りた、と言うのではなく、その駅の改札を通過した、と定義すると、私の場合あんまり覚えが無いのです。
間違いなく該当する線は
「磐越東線」:郡山に宿泊した私は、「郡山駅」から乗って「いわき駅」で降り、小名浜にむかいました。
「城端線」:氷見オフ会の際、高岡駅から乗り込み、城端に向かいました。”熊五郎さん”が一緒でした。

多分、該当するのが「吉備線」「宇野線」…いずれも学生時代、地域調査?のためですが、ひょっとしたら玉野市には天満屋からバスで行ったかもしれません。
あやふやなのが、「津山線」…津山駅から乗り込んだのは間違いないのですが、岡山駅ではなく、法界院駅で降りたかもしれません。
もっとあやふやなのが、「琴電志度線」(瓦町~琴電志度)、「琴電本線」(高松築港~琴電琴平)

明らかに該当しないのが、
「小浜線」…東舞鶴駅から乗り込み、敦賀駅で降りたのですが、途中の小浜で一泊しています。
「久大本線」「豊肥本線」…大分駅の改札をくぐった記憶がまったくない。
「鳴門線」…池谷は乗り換え
「赤穂線」…東岡山駅から乗るわけがない。
「高徳線」…三本松を通過する汽車に乗るわけがない。
「京葉線」…無意識のうちに一往復半した('◇')ゞことはありますが、東京駅は乗換駅でしょうね。

皆様はどうでしょうか?鉄っちゃんでも案外少ないのでは・・・

※城端線を思い出し追加
[100097] 2020年 8月 13日(木)19:04:06白桃 さん
新潟市、長岡市は百超え
[100095] 2020年 8月 13日(木)16:54:55 MI さん
これを用いてまず白桃 さんの調べられたものをまず、本日(20200813)岡山市であった区域が岡山県の市制町村制施行日(18890601)にはどうであったかと調べましたら丁度100市町村と出ました。
お手数をかけました。精査したところ、市制・町村制施行時の市と村で、まるまる現在の岡山市となっているのは1個増えて86でした。
MIさんが挙げて戴いた中で以下は、まるまる別の市を構成しているようです。
木見村→倉敷市、豊田村・小野田村→赤磐市、笠加村・今城村・福田村・豊原村・本庄村・邑久村→瀬戸内市
また、[100094]でも書きましたように藤田村は町村制施行時に存在しておりません。

新潟県も調べてみましたが、市制・町村制施行時の市町村がまるまる新潟市となっているのが118、同じく長岡市となっているのが104でした。上越市は100に届かないと思います。
新潟県は市制・町村制施行時の合併(「明治の大合併」)が不十分だったのか、1901年(明治34年)に数多くの合併が行われています。そういう事から考えると、1906年(明治39年)に多くの合併があった愛知県、特に名古屋市は新潟市を超えるかもしれません。私は疲れたので、もう数えませんが…('◇')ゞ
[100094] 2020年 8月 13日(木)11:26:18白桃 さん
市制・町村制成立時の市町村数が最多
[100092] 未開人 さん
現在の1市町村を構成する、市制・町村制成立時の市町村数が最多である市町村はどこか?
面白いご質問ですが、調べるのが少々面倒。町村制施行時の村の一部が現在の市を構成している事例もかなりありますし。
私の身近な市ですが、
浦安市:1(浦安村)
東かがわ市:10(引田村、小海村、相生村、五名山村、福栄村、白鳥村、松原村、丹生村、誉水村、そして三本松村)
以上は調べなくともわかります。(笑)
最多ではないかもしれませんが、
岡山市は85ありました。一部が構成しているというのが4~5ぐらいあったと思います。余談ですが、町村制施行時は児島湾になっていた藤田村と第七干拓地も現在は岡山市です。
岡山市より多いとすれば、新潟、浜松、北九州あたりでしょうか。
[100086] 2020年 8月 11日(火)16:28:20白桃 さん
名邑三世代.その39(島根県)
今回は島根県ですが、今日試合を行った島根県のチームがありますので・・・

祝:平田高校「甲子園初出場」

【明治の名邑】
島根県の「明治の名邑」は、まず「市街」に松江となるのですが、明治期、松江の人口が殆ど増加していないのはどういうこと?
名邑筆頭は、有名な割には人口がそれほどでもない町の最右翼、津和野です。続いて今市、杵築(後の大社)、安来、広瀬、平田となっています。名邑代表は、尼子氏の本拠地であった広瀬にお願いしましょう。七つのうち三つの名邑が現在の出雲市にあるのです。
杵築※…町村制施行後の杵築町と杵築村の二つを含んでいるものと考えます。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街松江松江市松江33,381松江市36,209
名邑津和野津和野町津和野5,959津和野町5,012
名邑今市出雲市今市4,904今市町6,264
名邑杵築(出雲市)杵築※8,286杵築町4,579
名邑安来安来市安来3,585安来町5,393
名邑広瀬(安来市)広瀬3,508広瀬町4,436
名邑平田(出雲市)平田3,292平田町6,423

続いて「準名邑」
浜田、益田と名邑となっていてもおかしくない街が「準名邑」となっています。特に浜田は、「戸口表」第一表に「浜田」以外に、
「浜田浦:1,242」「松原浦:887」が記載されており、実際のところは「名邑」と同等クラスです。
浜田町※…上記の三つの地区を含む。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
浜田浜田市浜田第一表2,925浜田町※12,236
西郷隠岐の島町西郷第一表2,910西郷町4,762
益田(益田市)益田第一表2,767益田町4,175
参考
現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
江津江津市郷田第一表2,534江津村3,574
木次(雲南市)木次第一表2,487木次町2,975
大田大田市大田第一表2,278大田町4,800
大東雲南市大東第一表1,885大東町3,490
大森(大田市)大森第一表1,593大森町2,839
温泉津(大田市)温泉津第一表1,410温泉津町2,434
亀嵩(奥出雲町)亀嵩第一表328亀嵩村2,269
亀嵩は松本清張の「砂の器」で有名です。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
島根県の「秀邑」は浜田だけです。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級浜田浜田市浜田町12,256浜田市40,440
参考として益田と江津を挙げます。
益田の変遷:1941年に益田、吉田、高津の3町が合併し石見町となり、その石見町が1943年に益田町に改称します。石見町になった際に一番人口が多かったのが吉田町。吉田は町制施行が一番遅かったのですが、白桃ルールでは益田市の【前身町】益田町の「前身」は石見町、その前身は、吉田町ということになります。これには私自身納得していませんが…
名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
益田益田市吉田村3,931益田町22,059
益田町4,697
江津江津市江津町3,244江津町12,236

注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
島根県の「卓邑」は、ますだおかだ、じゃなく、益田、大田、江津と斐川の四つです。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級益田(9)益田市益田市56,053益田市50,128
一種二級大田(7)大田市大田市47,211大田市33,609
一種二級江津(2)江津市江津市33,485江津市25,773
二種三級斐川(0)(出雲市)斐川村24,207斐川町26,816
(参考)
大東(0)雲南市大東町20,513大東町14,607
西郷(4)隠岐の島町西郷町15,865西郷町13,194

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100085] 2020年 8月 11日(火)12:10:37白桃 さん
Re:サヌカイトさんのおまけ問題
[100082]サヌカイト さん
おまけ問題 次のうち平成の大合併で行われなかったのは?
 A0市+0町+2村=1村
 B1市+2町+7村=1市
 C2市+3町+1村=1市
 D3市+8町+1村=1市
 E4市+4町+5村=1市
※同時合併のみ・+は合併に限らない(編入可)
答えはC。
Aの例:2006(H18).1.1 阿智村(阿智村が浪合村を編入)、2009(H21).3.31 阿智村(阿智村が清内路村を編入)
Bの例:2005(H17).2.1 高山市
(高山市が久々野町,国府町,丹生川村,清見村,荘川村,宮村,朝日村,高根村,上宝村を編入)
Dの例:2005(H17).7.1 浜松市
(浜松市が天竜市,浜北市,春野町,佐久間町,水窪町,舞阪町,雄踏町,細江町,引佐町,三ケ日町,龍山村を編入)
Eの例:2005(H17).3.21 新潟市
(新潟市が新津市,白根市,豊栄市,小須戸町,横越町,亀田町,西川町,岩室村,味方村,潟東村,月潟村,中之口村を編入)

なお、Cの事例:1963(S38).3.10 大分市
(大分市,鶴崎市,大南町,大分町,坂ノ市町,大在村が新設合併)
ついでながら、
+は合併に限らない(編入可)
はおかしいです。市町村合併に「新設」と「編入」があるのですから。
[100078] 2020年 8月 10日(月)11:18:11白桃 さん
アロハ・オエ
[100065]の答えです。
A町は、「山陰の三名湯」に数えられる温泉がありますが、人口増の主因は、温泉の「力」ではなく、現在は合併で一緒になった県庁所在地に近く、ベッドタウンになっているからで、「健闘している温泉地」の対象から外すべきであったかもしれません。
玉造温泉のある「玉湯町」です。
「山陰の三名湯」とは、もう何十年も前に聞いた気がするのですが、定説はないのですかね?
私の記憶では、三朝、皆生、そして玉造なんです。旅行会社在籍時に添乗で玉造温泉に宿泊しているのですが、宍道湖の近くにあるのかと思っていたのが、少し奥に入ったところにあった、という地理的衝撃?を受けた以外、まったく記憶に残っていません。('◇')ゞ

C町にある温泉が脚光を浴びたのは、そんなに前ではありません。オフ会開催地です。
高度経済成長期に形成された石和温泉のある「石和町」です。
最初の頃は、首都圏の「奥座敷」として急激に伸びているが、あんまり健全な温泉地ではない、というイメージがありました。石和の人口増は、甲府のベッドタウンになっているということもありましょうが、温泉の力も相当に働いていたと考えられます。オフ会時、改修工事が行われていた石和温泉駅、今は立派な駅舎が出来たようです。
ギャンブル好きの方に、スピンオフ問題です。
笛吹市にもありますが、北海道の釧路町、青森県の田舎館村、福島県の西郷村にもあるものなあに?

D市は、案外盲点かもしれません。東海地方の市で、市域には4つの温泉街があります。その4つは、もともと別の町にありました。
三谷、西浦、形原、蒲郡の温泉街がある「蒲郡市」です。
[100067]に書いたツアーの下見とは、「三河七福神めぐり」(蒲郡、西尾、岡崎、豊川、碧南にある七つのお寺を巡る)の下見です。担当は任されたものの、自分が考えた企画ではないからと、心構えがなっていませんでした。お寺の名前も忘れてしまいましたが、近藤勇の首塚のあるお寺、タケノコづくしの料理がでるお寺がありました。
なお、四つの旧町の1950年国勢調査時の人口は
蒲郡町:26,080、三谷町:12,615、形原町:10,807、西浦町:6,093
です。

E町も、東海地方です。温泉地というよりは、温泉施設がある大型レジャーランドで有名と言った方が分かりやすい?
石和よりも新しい長島温泉の「長島町」です。
伊勢の長島と言えば、「伊勢長島の一向一揆」を思い浮かべるのですが、長島温泉、というよりナガシマスパーランドの場所は、もともとの長島からかなり離れているので、やはり、ここを「温泉の街」とするのは抵抗があります。ところで、ナガシマスパーランドは東京ディズニーランドとつくりが似ているようですが、その場所の名前が浦安というのも面白いです。

以上は、お付き合い頂いた方からも答えが出ている(と同然)なのですが、
B町こそ、まさに「健闘している温泉地」で、ここを強調したいがために問題にした、と言うのが正直なところです。「平成の大合併で」注4で挙げた67市町村の一つと一緒になりました。
は、まだですね。
ここは、常磐ハワイアンセンター、いや、スパリゾートハワイアンズがある常磐市、ではなく、はわい温泉のある「羽合町」です。
かつての「はわい温泉」は、今は同じ町になった旧東郷町の「東郷温泉」よりもずっとずっとマイナーな温泉で、繁栄していた東郷温泉にあやかって「新東郷温泉」と称していた時代もあったのですが、鉄道から車の時代になり入湯客もぐんぐん上昇し、今では鳥取県でも指折りの温泉地となったのです。温泉地の盛衰がそのまま人口推移に反映されるワケではありませんが、2000年→2015年の増加率を見ても、旧)東郷町が12.79%減少しているのに対して、旧)羽合町は7.03%増加しているのです。湯梨浜町の役場も旧)羽合町にあることからも、羽合にとって温泉の力は大きな味方となったのでしょう。

[100065]のトップ10、10位の花巻市なんですが、「花巻温泉郷」といっても中心市街から離れており、また、「温泉」が地域経済に大きな影響を与えているとも考えられず、花巻を「温泉都市」というのもヘンですね。では、花巻を何の街と呼べば良いのでしょうか?、このあたり、詳しい方におまかせしましょう。
[100069] 2020年 8月 7日(金)06:41:31白桃 さん
訂正(案外健闘している温泉地に関する問題)
[100065]白桃
注1:最終列の「比率」は、2015年国勢調査における「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対する%です。
問題自体とは関係ないのですが、「比率」は「平成の大合併」後に誕生した新自治体のものです。よって、D市(蒲郡市)、別府市、
伊東市の数字以外は無視してください。大変申し訳ございませんでした。
[100067] 2020年 8月 6日(木)09:03:35白桃 さん
濁りをとれば嘉麻・桑折
[100066]千本桜 さん
ひらがなで書くと濁音が2つあるので語感がゴツいですね。
そうですね。ガマガエルが氷を喰らっている絵が浮かんできます。もう昔の話になりますが、ツアーの下見に三谷(みや)温泉に行って、そこで「白桃酔夢様、どうぞご一献!」と有名な製薬会社社長の一族だという宿の番頭さんからご接待をうけました。「三河屋、オマエも悪よのぉ」と収賄罪に問われるほどのものでもなかったのですが、「下見」ということも忘れて酔っ払ったせいか、そのツアーの集客は芳しくなく、三谷温泉には悪いことをしたなぁ、と今でも深く反省をしております。
[100065] 2020年 8月 5日(水)21:48:23白桃 さん
案外健闘している温泉地に関する問題
「人生は出会いで、相撲は立ち合いで決まる」以外は、さしたる信条を持ち合わせていない白桃ですが、こと「観光」に関しては一家言持っています。それは、「21世紀においては、地域の観光に力を注いでも地域を活性化することは難しい。特に温泉をメインにしている観光地は絶望的である。」ということですが、私の意に反して結構「健闘」している温泉地がないこともないのです。
「地域の活性化」=「人口増加」ではありませんが、下表は、1960年国勢調査日(10月1日)時点で存在していた市町村の中で、「温泉」が地域経済にかなりの比重を占めていると思われる77市町村の、2000年→2015年の人口増加率トップ10です。

順位市町村名最高人口年増加率(2015/1960)増加率(2015/2000)-----比率
1A町2015年17.458.316.47
2B町2015年12.137.036.55
3C町2005年149.661.506.82
4D市1985年7.10-1.236.64
5E町2005年79.37-2.065.69
6別府市1980年13.37-3.4710.68
7伊東市2005年25.26-4.7117.55
8武雄市1960年-16.55-4.905.87
9伊豆長岡町1995年42.61-5.049.13
10花巻市2000年10.98-5.155.87
注1:最終列の「比率」は、2015年国勢調査における「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対する%です。
注2:人口は1960年国勢調査時点での境域に組替えていますが、D市だけは1965年国勢調査時点での境域に組替えております。また、境界変更等の微細な境域変更は考慮外です。
注3:有馬温泉(神戸市)、道後温泉(松山市)など、有名な温泉であっても所在自治体の人口推移に殆ど影響しないと考えられるところは除外しています。また、飯坂町(現;福島市)もワケあって除外しています。
注4:上表に出てこない67市町村は以下の通りです。(  )内は2000→2015の増加率。上表トップ10との比較のため主な温泉地に書き込みました。
北海道
上川町(-29.28)、弟子屈町、阿寒町、幌別町(現;登別市-9.38)、虻田町
東北
大鰐町、雫石町、鳴子町、蔵王町、田沢湖町、温海町、尾花沢町、上山市、赤湯町、熱海町、常磐市
関東
藤原町(-28.25)、日光市、塩原町、那須町、 栗山村(-47.53)、水上町(-33.21)、草津町(-15.37)、伊香保町、
箱根町(-25.54)、湯河原町
甲信北陸
湯沢町、妙高々原町、豊浦村、宇奈月町、加賀市(-13.10)、山中町(-23.76)、七尾市、芦原町、下部町、上山田町、戸倉町、
山ノ内町、野沢温泉村
東海
下呂町(-17.02)、熱海市(-12.56)、下田町、東伊豆町、西伊豆町、土肥町、修善寺町(-14.93)
近畿
城崎町(-19.01)、温泉町、白浜町(-8.11)、那智勝浦町、龍神村
中国
三朝町、関金町、東郷町、温泉津町、湯原町、奥津町
九州
杷木町、嬉野町、小浜町、南小国村、山鹿市、阿蘇町、湯布院町(-8.48)、栄村(天瀬町→日田市)、指宿市(-10.27)、牧園町

さて、ここからが問題。A~Eを1960年国勢調査時の自治体名で答えてください。と言っても、これだけでは非常に難しいと思いますのでヒントを。

A町は、「山陰の三名湯」に数えられる温泉がありますが、人口増の主因は、温泉の「力」ではなく、現在は合併で一緒になった県庁所在地に近く、ベッドタウンになっているからで、「健闘している温泉地」の対象から外すべきであったかもしれません。
B町こそ、まさに「健闘している温泉地」で、ここを強調したいがために問題にした、と言うのが正直なところです。「平成の大合併で」注4で挙げた67市町村の一つと一緒になりました。
C町にある温泉が脚光を浴びたのは、そんなに前ではありません。オフ会開催地です。
D市は、案外盲点かもしれません。東海地方の市で、市域には4つの温泉街があります。その4つは、もともと別の町にありました。
E町も、東海地方です。温泉地というよりは、温泉施設がある大型レジャーランドで有名と言った方が分かりやすい?
[100061] 2020年 8月 4日(火)09:08:20白桃 さん
ネオポリス豊が丘
[100060] mg さん
合併を頑張りすぎた市町村
表現が面白いと言うか、微妙ですね。
津市の豊が丘地区、この正体はよく分かりませんでした。
私もそれほど詳しくは無いのですが、民間企業が開発(造成)したニュータウン(ネオポリス)ですね。1973年に津市に編入された豊里村の高野尾地区にあるので、私は「高野尾DID」と名付けています。(「豊が丘DID 」でも良かったのですが、「~が丘」というDIDがやたら多いのでやめました。)
こんな、辺鄙なところに造って採算はとれるのか、ここに住んでいる人は何処へ通勤しているのか?津?それとも鈴鹿?亀山?
私の心配は他所に2010年国勢調査から登場したこのDIDの人口は、ネオポリスの計画人員を上回っています。
合併との関連で言えば、栃尾、因島、北条のように合併前からあったDIDが、母都市?と合併後も存続するケースが多いのですが、豊が丘のように、合併前(注)にはDIDが無かった旧自治体に、合併後DIDが成立したケースも珍しくはありません。愛子(仙台市)、間々田(小山市)、土気(千葉市)、伊勢中川(松阪市)、堅田(大津市)、茶屋町(倉敷市)などがその例ですが、岡山市、大分市などは、このケースのDIDが複数あります。(岡山市の場合、「庭瀬」「備前一宮」「妹尾」※が該当します。[98163]を参照ください。)
ただ、このようなケースの多くは、もともと準DID的な街(集落)があったところに、母都市の人口増が影響して飛地的にDIDが成立したのだと考えられ、豊が丘のように殆ど何もなかったところに形成されたという例はあまり見当たりません。

注;DIDは1960年国勢調査から登場しておりますので、ここでの「合併」は、1960年10月2日以降のものを対象としております。
「妹尾」※・・・妹尾町の時代にあったDIDは岡山市との合併前に消滅しました。岡山市との合併後、1975年国勢調査で復活。
[100056] 2020年 8月 3日(月)08:29:10【1】白桃 さん
名邑三世代.その38(千葉県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
千葉県の「秀邑」は、この期に市となった野田、市川、館山と、「昭和の大合併」によって後に市となる津田沼、東金、成田、旭、
茂原、勝浦、柏(やっと登場)に加え、20世紀も終盤になって市となるピーナッツ・八街と青べか・浦安、それに今は自治体名としては残っていない行徳、幕張、片貝、二宮の計16です。言わずもがな、この当時の浦安と幕張は、今とは姿形が大きく異なっております。しかし、それでもジワジワと人口を増加させていったことが窺えます。二宮は、船橋市の東部、前原とか飯山満とか薬園台とか滝台とかがある地域(と言われても白桃もピンと来ない)にあって船橋市ではあるけれど、習志野市や八千代市とのつながりが深いようです。そう言えば、ナンギョウ(旧:南行徳町)に、三本松高校(☆旧制中学時代に東大総長・南原繁を輩出)出身の友人が住んでいるのですが、南行徳や行徳は市川市ではあるけれど、「市川、本八幡なんかには行くこともなく、ちょっとした買い物はもっぱら浦安(新浦安)で済ませる。」と言っていました。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)---1950年(人口)
一種二級野田野田市野田町12,083野田市38,875
一種二級市川市川市市川町8,924市川市102,506
一種三級館山館山市北條町7,826館山市37,291
二種二級八街八街市八街町11,663八街町20,289
二種三級津田沼習志野市津田沼町9,881津田沼町23,660
二種三級浦安浦安市浦安町9,142浦安町15,679
二種三級東金東金市東金町8,819東金町13,141
二種三級行徳(市川市)行徳町7,242行徳町11,686
二種三級成田成田市成田町7,157成田町13,765
二種三級旭市旭町6,663旭町10,924
二種三級茂原茂原市茂原町6,484茂原町15,411
二種三級勝浦勝浦市勝浦町6,423勝浦町15,115
二種三級幕張(千葉市)幕張町6,049幕張町18,272
二種三級片貝九十九里町片貝村6,856片貝町11,436
二種三級二宮(船橋市)二宮村5,457二宮町12,844
二種三級柏市千代田村5,394柏町21,081
続いて「準秀邑」
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
千代田四街道市千代田村6,770千代田町11,725
(参考)
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
我孫子我孫子市我孫子町4,612我孫子町11,727
大貫(富津市)大貫町4,357大貫町10,299
富里富里市富里村8,181富里村12,891
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
この期に市となった我孫子、流山、八千代、印西、四街道、富津、袖ケ浦、鎌ケ谷、君津、鴨川と大網白里、小見川、成東、山武、富里、白井に加え、DID5回の千倉の計17の街が千葉県の「卓邑」です。当然、新しい街が多いのですが、山武が入るとは意外です。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)---2000年(人口) 
一種二級我孫子(8)我孫子市我孫子町27,063我孫子市127,733
一種二級流山(8)流山市流山町25,672流山市150,527
一種二級八千代(8)八千代市八千代町21,709八千代市168,848
一種二級印西(3)印西市印西町17,315印西市60,468
一種二級四街道(9)四街道市四街道町16,623四街道市82,552
一種二級富津(3)富津市富津町16,567富津市52,839
一種二級袖ケ浦(3)袖ケ浦市袖ケ浦町13,974袖ケ浦市58,593
一種二級鎌ケ谷(7)鎌ケ谷市鎌ケ谷町13,496鎌ケ谷市102,573
一種二級君津(7)君津市君津町12,910君津市92,076
一種三級鴨川(8)鴨川市鴨川町17,897鴨川市29,981
二種二級大網白里(0)大網白里市大網白里町23,918大網白里町47,036
二種三級小見川(3)(香取市)小見川町22,638小見川町26,047
二種三級成東(0)山武市成東町19,770成東町24,494
二種三級山武(0)(山武市)山武町10,245山武町20,033
三種二級富里(3)富里市富里村12,307富里町50,176
三種三級白井(5)白井市白井村8,217白井町50,431
四種千倉(5)南房総市千倉町18,374千倉町13,161
続いて「準卓邑」
そういえば、沼南という街があったナ…もう、平成の合併も遠くなりにけり。
名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
沼南(4)(柏市)沼南村11,849沼南町45,927
(参考)
名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
多古(0)多古町多古町20,042多古町17,603
飯岡(2)(旭市)飯岡町12,171飯岡町10,916
栄(3)栄町栄町9,732栄町25,475
酒々井(4)酒々井町酒々井町6,093酒々井町19,885
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[100043] 2020年 7月 30日(木)16:40:18白桃 さん
名邑三世代.その37(千葉県・中編)
千葉県の「準名邑」
城下町の大多喜、館山や東金、野田、成田などは、明治初期には名前が知られている割には、街の大きさはイマイチだったようです。
準名邑現自治体-----1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
小見川(香取市)小見川村第一表2,974小見川町6,586
姉崎(市原市)姉ヶ崎村第一表2,936姉崎町5,085
大多喜大多喜町大多喜第一表2,860大多喜町4,508
東金東金市東金町第一表2,827東金町9,386
野田野田市野田町第一表2,784野田町8,880
館山(館山市)舘山町第一表2,715館山町4,170
布佐(我孫子市)布佐村第一表2,648布佐町3,145
蘇我(千葉市)曽我野村第一表2,605蘇我町4,508
成田成田市成田町第一表2,519成田町5,698
船形(館山市)船形村第三表4,015船形町6,141
富津富津市富津村第三表3,688富津町5,679

続いて、「準名邑」にも入れない参考程度の街、随分多いのですが列挙します。
流山町※は、第一表に記載されている加村も含んでいます。
北條は現在の館山市の中心部で、館山駅もここにあります。
本納と茂原は同規模の街だったのでしょうか?
曦(あさひ)は難しい字ですね。後の千倉町です。
街道名にもなっている木下(きおろし)ですが、現在は印西市の中心である、とは誰も思っていません。
「飯岡」と聞けば、「笹川」を思い浮かべるのは???
下の方に市川の名が見えますが、第三表に記載される程度の街でした。
浦安村※は、第三表に記載されている猫実村も含んでいます。1909年(明治42年)に浦安町となります。
我孫子は「戸口表」に記載されていませんが、町村制施行と同時に「町」となっています。これと同じなのが、滑河、土気本郷です。
それにしても、まったく姿を現さない「大物」がいます。
(参考)現自治体-----1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
大網(大網白里市)大網宿第一表2,462大網町2,952
八幡宿(市原市)八幡宿第一表2,458八幡町4,415
流山流山市流山村第一表2,332流山町※5,067
北條館山市北條村第一表2,237北條町5,828
行徳(市川市)本行徳駅第一表2,205行徳町7,392
本納(茂原市)本納駅第一表2,111本納町3,663
茂原茂原市茂原町第一表2,060茂原町5,800
勝山鋸南町加知山村第一表1,930勝山町5,476
多古多古町多古村第一表1,799多古町5,260
庁南長南町長南宿第一表1,787庁南町4,001
南房総市北朝夷村第一表1,673曦町7,361
鴨川鴨川市前原町第一表1,616鴨川町7,367
木下(印西市)竹袋村第一表1,551木下町3,637
勝浦勝浦市勝浦町第一表1,345勝浦町6,182
鶴舞(市原市)鶴舞第一表1,275鶴舞町3,051
和田(南房総市)和田村第一表1,218和田町3,646
久留里(君津市)市場町第一表1,182久留里町4,411
小金(松戸市)小金町第一表1,178小金町2,479
(富津市)湊村第一表1,141湊町3,701
成東山武市成東町第一表1,137成東町3,520
本八幡(市川市)八幡町第一表1,096八幡町2,579
長者(いすみ市)長者町第一表916長者町3,558
佐貫(富津市)佐貫町第一表900佐貫町4,643
臼井(佐倉市)臼井村第一表814臼井町3,011
酒々井酒々井町酒々井村第一表736酒々井町4,367
大和田八千代市大和田村第一表379大和田町3,254
那古(館山市)那古第二表1,426那古町4,667
幕張(千葉市)馬加村第三表2,641幕張町8,741
飯岡(旭市)飯岡村第三表2,466飯岡町8,201
市川市川市市川村第三表1,901市川町6,002
旭市太田村第三表1,738旭町5,178
保田(鋸南町)本郷村第三表1,511保田町5,964
浦安浦安市堀江村第三表2,768浦安村※8,369
高神(銚子市)高神村第三表6,287高神村8,780
我孫子我孫子市記載なし我孫子町4,374

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100041] 2020年 7月 29日(水)14:11:26【1】白桃 さん
宿泊業・飲食サービス業従事者の割合が高い自治体の人口推移
[100040]ねぶと さん
面白いです!

さて、
2015年国勢調査において、「宿泊業・飲食サービス業」従事者数が15歳以上就業者数に対して20%を超える自治体は以下の26です。ざっくり言えば、観光に携わる人口比率の高い自治体リストということになります。もっとも、中には「もう、観光にでも頼るしかない。」というところも入っているので、すべてが「観光地」と言ったら語弊があるかもしれません。
(注)最高人口年:1960年から2015年まで12回の国勢調査で最も人口が多かった国勢調査年

比率(%)市町村道県2015年人口最高人口年2015年/1960年2015年/2000年
51.71檜枝岐村福島6151960年62.5681.24
47.28草津町群馬6,5181980年82.1684.63温泉
44.71箱根町神奈川11,7861965年56.2074.46温泉
33.71渡嘉敷村沖縄7301960年48.38100.00
33.11占冠村北海道1,2111960年25.7464.66
32.58座間味村沖縄8701960年49.8084.80
30.41湯沢町新潟8,0461975年80.9088.13温泉
30.34白馬村長野8,9292005年128.9894.07
30.25山中湖村山梨5,2082005年154.9598.75
29.13竹富町沖縄3,9981960年48.40112.59
28.65小谷村長野2,9041960年36.6867.91
27.41東伊豆町静岡12,6241975年82.8079.86温泉
27.22野沢温泉村長野3,4791960年59.2475.47温泉
27.01南小国町熊本4,0481960年53.1586.92温泉
26.75白川村岐阜1,6091960年17.0574.80
25.86粟島浦村新潟3701960年44.8582.41
25.52上川町北海道4,0441960年26.4570.72温泉
25.49北塩原村福島2,8311960年52.9177.69
24.97熱海市静岡37,5441965年71.9787.44温泉
24.93天川村奈良1,3541960年25.7364.35
23.17留寿都村北海道1,9071960年50.4585.63
23.15軽井沢町長野18,9942010年142.82117.38
22.30恩納村沖縄10,6522015年135.42122.65
22.25片品村群馬4,3901960年51.7074.04
22.20早川町山梨1,0681960年10.0061.38
20.36鳥羽市三重19,4481960年63.7277.96
上表の26自治体を見て、「平成の大合併」を行っていないところばかり、だと気が付く貴方、♪アナタ、アナタ、ア~ナタ…アンタは偉い。というか、合併が行われなかったので高率が保たれた?と言った方がよいかもしれません。合併したくとも相手がいなかった、仲間外れにされた、といったところもあるかもしれません。因みに「平成の大合併」を行った自治体の最高は西伊豆町の19.25%で、その他の著名観光地としては、群馬県みなかみ町(18.05%)、和歌山県白浜町(17.61%)などがあり、これらの町は、合併しなければ20%を超えていたのは間違いないでしょう。
話が逸れだしました。
上記26自治体を、「温泉地」型観光地と「リゾート」型観光地に分けると8つが「温泉地」型になります。(湯沢は微妙なところですが無理矢理押し込みましょう。)
国民の観光に対する志向も徐々に変化しており、「温泉地」型は人口推移を見ても苦戦しております。特に、ここ15年間は芳しくありません。一方、「リゾート」型は、その名を「秘境・辺境・僻地」型に変えても良さそうなところは別として、人口を増加させているところがいくつかあります。特に、軽井沢と恩納村はリゾートとしてのブランドを確立させており、今後も順調に推移していくのではないかと予測しています。しかし、コロナのことを考えると全く断言はできないです。

(注)白川村はダム建設によって、1965年は1960年の人口の1/3になっており、観光との関連で人口推移を見るには慎重さが必要です。また、占冠は2015年国調以降、人口を急増させていましたが、ここにきて急変しており、予測も難しいです。
[100033] 2020年 7月 27日(月)17:16:36白桃 さん
地理というより国語の問題?
日本で一番新しい都道府県はどこですか?
に「沖縄県」と答えたのがベストアンサーになっていますが、これは少しおかしいのでは・・・
本来なら、制度面から「北海道」と答えた方をベストアンサーとするのが良いのかもしれませんが、質問者がそこまで難しいことを要求しているのでしょうか?
また、「東京府」から改称した「東京都」が一番新しいという理屈もわかりますが、「現在47ある都道府県の中で一番遅く誕生したのは?」ということであれば、「香川県」になるのでは、と郷土愛の強い白桃でした。
その香川県に関して
「香川県は、全国で二番目に面積が狭い県である。」は、〇か×のどちらでしょうか?
私の学生時代であれば文句なく×、ということは置いといて、設問の趣旨が「香川県は、全国43県の中で二番目に面積が狭い。」ということなら明らかに×なんですが、「香川県は、47都道府県の中で二番目に面積が狭い。」という意味なら〇でしょう。「香川県は、全国で二番目に面積が狭い。」で止めておけばまだマシだったのですが、最後の「県である。」が余計でした。

おまけ
香川県に関する事柄で正しいのはどちらでしょう。
A.2020年7月1日の時点で、2015年国勢調査から人口が5000人以上減少した市町はないが、増加した市町もない。このことが言えるのは、全国47都道府県において香川県だけである。

B.香川県出身の総理大臣はいるが、横綱も東大総長もいない。
[100027] 2020年 7月 25日(土)18:41:04白桃 さん
名邑三世代.その36(千葉県・前編)
千葉県の住人になってもう40年。なのに、千葉県民という意識はまったくない白桃です。千葉市より「先」に住んでいたら「千葉県民」という意識も持ったかもしれないのですが、東京に隣接する浦安では・・・。旅行先でも「千葉県に住んでます。」って言ったことはなく、(東京より向こうは闇夜の国)だと思っている人もいる四国に戻ったときは「東京に住んでます。」と言ってました。・・・でも、これからは「東京から来ました。」って言ったら煙たがられるのだろうか???
それでは・・・今回はいよいよ【地元】千葉県の名邑を吟味します。
【明治の名邑】
「市街」は千葉と本銚子。なお、「戸口表」に記載された「銚子:25,766人」は町村制施行後の本銚子町と銚子町を併せていると考え
ています。その片割れの銚子が「名邑」の一番上になっておりますが、名邑筆頭は船橋にしときましょう。平手造酒の耳にも佐原囃子が届いたほど水運で繁栄した佐原、次いで大原。「戸口表」に書かれた「中魚落」の読み方は「なかいおち」です。佐原が「佐原ばやし」なら木更津は「狸ばやし」です。続く佐倉は、四週間に一度行くと必ず「お酒は飲んでないでしょうね」と訊く先生のいる病院(順天堂)の発祥地です。(注:あのミスタージャイアンツの出身は臼井です。エ~、それからコノ落書き帳の・・・やめときましょう。)そして、♪ここは関宿 大利根川へ~そうなんです。野田は「名邑」ではなく、関宿が「名邑」それも「千葉県名邑協会代表」なんです。続いて、福岡。八日市場とモトの名に戻したのは大正になってからなので「名邑」の名は福岡でいきます。続いて入った天津、一宮も意外と言えば意外かも。五井は名邑五位ではありません。現在の千葉市からはもう一つ、検見川。そして、松戸がギリギリ滑りこみ。
以上、千葉県の「明治の名邑」は15。現在とはかなり様相が違っています。あの国際空港のある街や市川、柏、習志野等々は♪どこへ行ったのジュリー

名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街千葉千葉市千葉町18,204千葉町33,341
市街本銚子銚子市銚子※25,766本銚子町19,461
名邑銚子(銚子市)(銚子)銚子町9,619
名邑船橋船橋市船橋10,419船橋町12,934
名邑佐原香取市佐原町9,138佐原町14,624
名邑大原いすみ市中魚落郷5,759大原町8,622
名邑木更津木更津市木更津村5,625木更津町8,203
名邑佐倉佐倉市佐倉5,593佐倉町9,344
名邑関宿(野田市)関宿4,966関宿町3,861
名邑福岡匝瑳市八日市場村4,824福岡町6,508
名邑天津(鴨川市)天津村4,670天津町7,625
名邑一宮一宮町一宮本郷村4,541一宮町5,211
名邑五井市原市五井村3,304五井町7,681
名邑検見川(千葉市)検見川村3,226検見川町7,535
名邑松戸松戸市松戸駅3,063松戸町6,249

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[100017] 2020年 7月 24日(金)13:10:18白桃 さん
「事務所」と「庁舎」
[100016] Takashi さん
情報提供有難うございました。
「市役所」という「事務所」は一つ、であるが、「仕事場」となる「庁舎」は複数ある、ということですかね?

試しに仙北市を見ましたら、湖南市と同じでした。
(事務所の位置)
第1条 仙北市役所の位置を次のように定める。
仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30番地
(庁舎の位置)
第2条 仙北市役所の庁舎は、次の各号のとおりとする。
(1) 仙北市役所田沢湖庁舎 仙北市田沢湖生保内字宮ノ後30番地
(2) 仙北市役所角館庁舎 仙北市角館町東勝楽丁19番地
(3) 仙北市役所西木庁舎 仙北市西木町上荒井字古堀田47番地

因みに、南砺市の場合はこうなっていました。
地方自治法(昭和22年法律第67号)第4条第1項の規定に基づき、南砺市役所の位置を次のとおり変更する。
南砺市荒木1550番地
附 則
(施行期日)
1 この条例は、規則で定める日から施行する。
(令和2年規則第3号で令和2年7月1日から施行)
(南砺市役所の位置を定める条例の廃止)
2 南砺市役所の位置を定める条例(平成16年南砺市条例第1号)は、廃止する。
何事も決めたことをきちんと書面に記してから、ということでしょうけど、行き当たりばったりの白桃には七面倒臭い感ありです。。
[100014] 2020年 7月 23日(木)08:33:39白桃 さん
Re:連担 DID 別統計&質問
Go To Travelを利用し、昔、在籍していた旅行会社に申し込んで、今、三本松に帰っています・・・と言いたいところですが、昨日からの五連休を東京都外、浦安市の自宅にて「人口いじくり」で無駄に過ごしています。

[10013]mg さん
連担 DID 別統計
拝見させていただきました。
なかなか興味深い統計ですね。これって作成するのにかなり時間がかかったのではないでしょうか。お若い方ならそうでもないのでしょうか?。それはさて置き、同じようなことに関心を持たれている方がまた現れたので、大変嬉しく思っております。
ところで、mgさんのように小売販売額等とリンクしたものは作成しておりませんが、私も連担DIDの簡単な人口統計は作っております。当然ながら、mgさんとは「連担」の判定が若干異なっており、例えば、「岐阜」と「一宮」は分断しております。ま、そういう事も含め、今後、いろいろお尋ねすることもあろうかと思いますが、どうか宜しくお願い申し上げます。

話変わって:
今更ながら、の質問になるかもしれませんが、「市役所」に関する質問です。
「平成の大合併」によって、湖南市のように「市役所」が一か所ではない市がいくつかありますが、「市役所はココです。」と一か所に特定しなければならない登記上?の決まりのようなものがあるのでしょうか???
ご存知の方は教えてください。
これに関連するの話です。福島県の伊達市の市役所は(旧)保原町にあります。合併後しばらく(旧)梁川町にだけ「分庁舎」を置いていたのですが、現在はその呼び名が、旧)霊山、伊達、月舘と同様に「総合支所」と変更されています。
[100010] 2020年 7月 22日(水)02:26:52白桃 さん
南砺市役所
グリグリさん

市区町村プロフィール「市区町村の役所・役場一覧」で富山県南砺市が
〒939-1596 南砺市苗島4880 (0763-23-2003)---旧福野町役場
となっておりますが、今年七月より …今月から
〒939-1692 南砺市荒木1550 (0763-23-2003)---旧福光町役場
になっているようです。

ご確認ください。
[100003] 2020年 7月 20日(月)02:27:56白桃 さん
6桁達成おめでとうございます
[100000] グリグリさん
100000達成おめでとうございます。
私が落書き帳に出逢えたのは18年前、50歳をすぎていましたが、18歳のころに戻ったような嬉しい気持ちになりました。どれぐらい嬉しかったかというと・・・比較対象を具体的に書くとちょっと差しさわりがあり、それはやめときますが、今までの人生で五本の指に入る嬉しさでした。この落書き帳によって、いろんなことを教わり、また、同好の士と巡り合うことが出来ました。もう、言葉では言い尽くせないほどの感謝感激であります。これからもお世話になることをお願いしますとともに、本サイトが末永く運営され、オーナーのグリグリさんがいつまでも健康であられますようお祈り申し上げます。
[99993] 2020年 7月 18日(土)05:03:01【1】白桃 さん
名邑三世代.その35(東京都・後編)
【卓邑】(昭・平の名邑)
東京都の「卓邑」は、現在の26市のうち、「名邑」八王子・府中・青梅・調布と「秀邑」武蔵野・立川・三鷹・日野の8市を除いた18市に瑞穂町の1町を加えた19、あれ、一つ多い、そうなんです。西東京市は保谷と田無で2つですから合計20あります。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
一種一級町田(9)町田市町田市71,269町田市377,494
一種一級小金井(9)小金井市小金井市45,734小金井市111,825
一種一級昭島(9)昭島市昭島市44,805昭島市106,532
一種一級小平(9)小平市小平町52,923小平市178,623
一種一級保谷(9)西東京市保谷町46,768保谷市102,720
一種一級東村山(9)東村山市東村山町42,946東村山市142,290
一種一級国分寺(9)国分寺市国分寺町39,098国分寺市111,404
一種一級国立(9)国立市国立町32,609国立市72,187
一種一級田無(9)(西東京市)田無町31,323田無市78,165
一種二級狛江(9)狛江市狛江町25,252狛江市75,711
一種二級福生(9)福生市福生町21,998福生市61,427
一種二級東久留米(8)東久留米市久留米町19,637東久留米市113,302
一種二級清瀬(9)清瀬市清瀬町17,863清瀬市68,037
一種二級あきる野(7)あきる野市秋多町14,433あきる野市78,351
一種二級東大和(8)東大和市大和町14,239東大和市77,212
一種二級武蔵村山(7)武蔵村山市村山町12,065武蔵村山市66,052
一種二級稲城(7)稲城市稲城町11,012稲城市69,235
一種二級羽村(8)羽村市羽村町11,003羽村市56,013
一種三級多摩(7)多摩市多摩村9,746多摩市145,862
二種三級瑞穂(7)瑞穂町瑞穂町12,092瑞穂町32,892
(参考)
名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
八丈(1)八丈町八丈町11,818八丈町9,488
日の出(3)日の出町日の出村8,047日の出町16,631
伊豆大島には無いDIDが八丈島にあったとは、宇喜多秀家も知るまい。

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数

ついでに:
[99988]にてデスクトップ鉄さんにフォローいただいた件、♪まあるい緑の山手(やまのて)線、♪花の東京のド真ん中ぐるり回るは山手(やまて)線 、の駅だけですが、所在地を記載しときます。デスクトップ鉄さん、誤りがあればご指摘ください。
所在地恋の山手線---所在地恋の山手線
上野東京市下谷区♪上野オフィスの渋谷渋谷町♪渋谷顔など
鶯谷東京市下谷区恵比寿渋谷町
日暮里日暮里町目黒大崎町
田端滝野川町五反田大崎町
駒込巣鴨町大崎大崎町♪まず大崎は
巣鴨巣鴨町品川東京市芝区
大塚西巣鴨町♪始め大塚田町東京市芝区
池袋西巣鴨町浜松町東京市芝区
目白高田町新橋東京市芝区
高田馬場戸塚町有楽町東京市麹町区
新大久保大久保町東京東京市麹町区♪素ッ東京な
新宿淀橋町神田東京市神田区
代々木千駄ヶ谷町♪代々木泣くのは秋葉原東京市神田区
原宿千駄ヶ谷町御徒町東京市下谷区
※♪恋の山手線
この歌は1964年に作られ、上野から始まります。山手線の当時あった28駅のうち26駅が歌詞に入っています。なぜだか、「新大久保」「浜松町」の二駅は入っていません。歌詞を全部書くとマズイので一部だけ
[99989] 2020年 7月 16日(木)06:31:23【1】白桃 さん
「町」として国勢調査にその名が登場しない「町」
いつものように、ややこしいタイトルで申し訳ありません。
前橋町、丸亀町、内藤新宿町のように第1回国勢調査より前に消滅した「町」を除き、第1回国勢調査以後誕生した「町」でありながら、一度も「町」としてその名を残さない「町」を集めました。
なお、南淡町のように、法人格が変わっても、その町名が【同音同字】で存続したケースは除外しました。また、(初代)阿知須町は二代目と、(二代目)新湊町及び(二代目)稲荷山町は初代と連続していないことから該当としています。
1.「町」が改称した「町」、「市」・「町」からの分立による「町」、「町」を含む合併によって成立した「町」の該当は以下の19です。(モレがあったらご指摘ください。)
町名---前身町名「町」として存在した期間---消滅後名
社郷高畠町1954.10.01-1955.04.01高畠町
塙笹原塙町1955.03.10-1955.03.31塙町
美野皆野町1943.09.08-1946.12.01皆野町
江戸川流山町1951.04.01-1952.01.01流山町
新湊(高岡市)1951.01.01-1951.03.15新湊市
礪波出町1952.04.01-1954.04.01砺波市
埴科屋代屋代町1955.04.01-1955.06.01屋代町
稲荷山稲荷山桑原町1955.12.01-1959.06.01更埴市
中津川中津町1951.04.01-1952.04.01中津川市
瑞浪土岐瑞浪町1951.04.01-1954.04.01瑞浪市
南大阪古市町1956.09.30-1959.01.15羽曳野市
藤井寺道明寺藤井寺町1959.04.20-1960.01.01美陵町
明神広谷町1956.09.30-1957.03.31養父町
出雲今市町1941.02.11-1941.11.03出雲市
石見吉田町1941.02.11-1943.07.15益田町
斐上横田町1957.09.20-1958.11.01横田町
新加茂(加茂町)1951.01.01-1954.04.01加茂町[74025]参照
柳川柳河町1951.04.01-1952.04.01柳川市
菊池隈府町1956.09.01-1958.08.01菊池市
※中津川は町村制施行時に「中津川町」でしたが、「町」として国勢調査に登場したのは全て「中津町」の名でした。

2.「村」の単独町制、複数の「村」の合併によって成立した「町」
該当するのは96あります。以下はその一部です。
町名---前身村名「町」として存在した期間---消滅後名
藤里藤里村1951.04.01-1951.04.02瀬峰町
国分寺小金井国分寺村1954.04.01-1954.04.29国分寺町
桑絹桑絹村1961.07.01-1965.09.30小山市
鵜方鵜方村1951.01.01-1955.01.01阿児町
宝塚小浜村1951.03.15-1954.04.01宝塚市
北木島北木島村1952.04.01-1955.04.01笠岡市
阿知須井関村1940.11.03-1944.04.01山口市
赤河内赤河内村1956.09.30-1956.09.30日和佐町
大内(おおうち)丹生村1954.04.01-1955.03.15大内(おおち)町
板櫃板櫃村1922.10.01-1925.04.28小倉市、八幡市
「藤里町」については同日改称説もあります。[95669]
「国分寺小金井町」が長く続いていたら、栃木県だか東京都だか郵便配達の方は困ったでしょう。
「桑絹町」の前身である桑絹村は、桑村と絹村の合併で成立。蚕をたくさん飼っていたのでしょう。
「鵜方町」ってかなり「都会的」だと思ったのですが・・・
「宝塚町」の前身・小浜村より1950年国調人口が多かったのが良元村。宝塚町と小浜村の合併で宝塚市成立。
「北木島町」は北木島村の単独町制。3年後に笠岡市に吸収される。余談ですが、CMは面白いが漫才はつまんない(と私は思う)「千鳥」の大悟は北木島出身。ド田舎出身を強調しますが、それほどでも。因みに「千鳥」は行けなかった?笠岡高校に由来とか。
「阿知須町」は山口市と合併するも、1947年に分立。ですが、また山口市に。
「赤河内町」は[82393][82394][82395]をご参照ください。
丹生と誉水の合併で出来た「大内町」が「おおうち」で、一年後、三本松と合併して出来た「大内町」が「おおち」だなんて、88さんに教えてもらうまで知りませんでした。確かに、大内町史にも その通りの官報(写し)が掲載されていました。
「板櫃町」の前身・板櫃村の第1回国調人口は17,469人。該当する96件の前身村の人口では最多です。
[99979] 2020年 7月 12日(日)07:52:30白桃 さん
名邑三世代.その34(東京都・中編)
【秀邑】
東京都の「秀邑」はこの期に市となった武蔵野、立川と二種の条件をクリアした三鷹、日野の計四つです。
三鷹は、級においては武蔵野や立川より上になっています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
一種三級武蔵野武蔵野市武蔵野村4,931武蔵野市73,149
一種三級立川立川市立川村4,633立川市51,651
二種二級三鷹三鷹市三鷹村5,725三鷹町54,820
二種三級日野日野市日野町5,033日野町18,108

続いて「準秀邑」と「準秀邑」にも成れなかった街々です。
準秀邑現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
東村山東村山市東村山村7,798東村山町17,993
小平小平市小平村6,068小平町21,659
(参考)
町田町田市町田町4,890町田町20,606
国分寺国分寺市国分寺村4,618国分寺町19,125
小金井小金井市小金井村3,866小金井町22,604
保谷西東京市保谷村3,594保谷町14,816
福生福生市福生村3,073福生町14,669
昭和昭島市中神村1,186昭和町24,059
村山武蔵村山市村山村7,165村山村10,989
(青梅市)霞村6,261霞村10,403
砂川(立川市)砂川村5,354砂川村11,567
大和東大和市大和村5,017大和村12,366
神代(調布市)神代村3,967神代村12,040
清瀬清瀬市清瀬村3,083清瀬村11,610
狛江狛江市狛江村2,679狛江村10,124
谷保国立市谷保村2,611谷保村14,333
神代村は調布と合併する前に神代町となっています。

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

この期には、東京に吸収された数多くの町村があります。以下は1930年(昭和5年)国勢調査で3万人を超えていた39の町とその人口です。(◎は名邑、〇は準名邑)
荏原132,108-----大井〇70,080-----板橋◎44,717
西巣鴨115,654千住◎69,085蒲田44,030
渋谷102,056目黒67,236巣鴨43,239
滝野川100,746亀戸65,174大島43,140
王子89,009淀橋57,313碑衾40,972
中野87,263南千住〇56,010千駄ヶ谷40,900
吾嬬80,985品川◎55,639小松川39,928
三河島80,217大崎53,777岩淵37,664
杉並79,193寺島49,45734,657
尾久73,368高田48,542大久保33,815
世田谷73,110野方46,835戸塚31,781
日暮里〇71,021大森◎46,055駒澤31,043
代々幡70,577入新井45,209落合30,593
現在の新宿、池袋、高田馬場が何という町であったかお判りになりますか?
[99976] 2020年 7月 11日(土)07:23:05白桃 さん
名邑三世代.その33(東京都・前編)
本題に入る前に:
私にしては大分間のあいた書き込みですが、体調を崩していたわけではありません。体内のアルコール分が枯渇してエネルギー不足に陥っていただけです。昨晩、補給しましたので活動再開です。
[99969]ピーくん さん
新型コロナウイルスの影響で国勢調査の速報値の公表が来年2月から6月になりました。
確報値も公表が遅れますね。仕方ないとはいえ、調査から一年以上たってからの結果発表なんて、今の時代ありえない、と思うのですが…。それと、ネットでの調査回答を勧めていること、調査員が調査票回収にあたらないこと、これで正確な調査が行われるのか大変不安です。
・・・
【明治の名邑】
東京に関しては、名邑の選別にあたってアヤフヤな点が多くモヤモヤしているのですが、結城をもって決断しました。
言うまでもなく東京は「特選市街」、品川、八王子、千住の「市街」も納得です。大森の名邑筆頭は少し意外ですが、内藤新宿、府中、板橋、青梅、調布と続く「名邑」陣は順当な結果でしょう。お江戸日本橋から数えて最初の五街道宿場町(日光と奥州は共通なので四街道?は千葉県)がすべて入っています。そのうちの一つ、いち早く東京市に編入された内藤新宿クンに名邑代表をお願いしましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
特選市街東京東京都東京1,121,883東京市2,186,079
市街品川(東京都)品川宿15,874品川町18,056
市街八王子八王子市八王子15,775八王子町27,550
市街千住(東京都)千住12,506千住町22,739
名邑大森(東京都)大森村9,040大森町13,738
名邑内藤新宿 (東京都)内藤新宿6,140内藤新宿町11,147
名邑府中府中市府中駅4,597府中町5,476
名邑板橋(東京都)下板橋宿4,349板橋町10,208
名邑青梅青梅市青梅町3,362青梅町6,174
名邑調布調布市布田五宿3,167調布町4,331

続いて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
日暮里(東京都)金杉村※第一表4,428日暮里村8,751
大井(東京都)大井第二表4,676大井町16,010
南千住(東京都)千束※第二表3,446南千住町17,021
「アヤフヤな点が多くモヤモヤしている」総本山が「準名邑」
金杉村※・・・一部は東京市になったのですが、「本体」は日暮里村となったということで、日暮里を「準名邑」としましたが、どうもすっきりしません。
千束※・・・金杉村の3倍ぐらいモヤモヤしています。南千住町は、千住南組の大部分、千束村の一部…(以下略)で出来上がったのですが、問題は「戸口表」第二表に記載された「千束」がどこのことを指しているのかということです。千束村のことを指しているのであれば、南千住は「準名邑」から外れることになります。ですが、明治12年(1879年)の共武政表では
千束村1,113
千住南組2,335
となっており、また千住大橋から南一帯を「千束郷」と呼んでいたことから、「戸口表」の「千束」は千住南組も含んでいるのでは、と勝手に解釈した次第です。
(参考)は適当に見繕って作りました。
(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
田無(西東京市)田無町第一表2,368田無町2,994
日野日野市日野宿第一表2,353日野町5,127
五日市(あきる野市)五日市町第一表1,509五日市町2,645
新宿※(東京都)新宿町第一表1,366新宿町1,456
箱根ヶ崎瑞穂町箱根ヶ崎村第一表1,115箱根ヶ崎村1,600
氷川奥多摩町氷川村第一表1,095氷川村3,422
町田町田市原町田村第一表811町田村3,809
王子(東京都)王子第二表2,134王子町17,793
岩淵(東京都)岩淵本宿第二表 1,368岩淵町6,878
中野(東京都)中野村第三表3,602中野町10,042
羽田(東京都)羽田村第三表3,181羽田町13,318
淀橋(東京都)角筈村第三表3,126淀橋町18,082
千駄ヶ谷(東京都)千駄ヶ谷村第三表2,783千駄ヶ谷町20,207
渋谷(東京都)下渋谷村第三表1,910渋谷村※27,203
砂川(立川市)砂川村第三表3,885砂川村5,160
新宿※・・・「新宿ブルース」「新宿サタデーナイト」「新宿情話」「新宿そだち」「新宿の女」そして「新宿・みなと町」ン?の新宿ではなく、現在葛飾区となっている新宿(にいじゅく)です。
渋谷村※・・・1909年に渋谷町に

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します
[99942] 2020年 6月 29日(月)10:34:49白桃 さん
名邑三世代.その32(徳島県)
仕事に就いていたとき、地域伝統芸能のイベントで日本三大盆踊りの二つ、「西馬音内盆踊り」「郡上おどり」は見させていただきましたが、ナマ(現地で)のは見ていません。そして、残りの一つ「阿波踊り」(今年は新型コロナで中止とか)なんですが、これもナマで見たことはないのです。三本松から一時間もあれば徳島に行けたのですが、いつか見れるだろうという気持ち、よりも「県境をまたぐ移動」を控えた?気持ちが邪魔をしたのかもしれません。さすがに鳴門だけは何回も行っていますが、高松に行ったのを10とすれば、徳島(市内)へは1も無いのでは。まして、徳島の先へは学生時代に相生(東かがわ市の相生ではなく兵庫県相生市)の友人とただ牟岐線を乗りたくて富岡(阿南市)まで行った一回だけ。十番札所切幡寺から霊山寺までお参りしたことはあるのですが、徳島本線沿いでは鴨島(吉野川市)に行ったぐらい。脇町のうだつも土柱(阿波市)も知りません。かずら橋は渡りましたが、それは仕事での話。阿波池田のアーケード街は直に見た記憶があるのですが、ともかく、あんまり知らない徳島県です。でも、このシリーズ初めての四国なんで前置きを長くしました。('◇')ゞ

【明治の名邑】
徳島(市)は、今でこそ四国四県庁所在地の中で人口最少になってしまいましたが、明治初期には全国で十指に数えられる大都会でしたから「別格市街」も当然です。撫養(鳴門の「前身町」)も「市街」。名邑筆頭、と言っても二枚目以下は無いので「名邑幕尻」とも言えるのですが、小松島になります。1958年(昭和33年)に阿南市が出来るまで、徳島、鳴門、小松島の街は、「全国で市の数最少の徳島県」の看板をしょって立つ(少し意味が違いますか?)のです。このように、【明治の名邑】が三つしかないので、本来はヒラの名邑にお願いする「名邑代表」を、うや撫養にしときましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街徳島徳島市徳嶋57,456徳島市65,561
市街撫養鳴門市撫養17,075撫養町18,837
名邑小松島小松島小松島浦3,917小松島町13,052

続いて「準名邑」
「準名邑」は脇町、池田、貞光の三つ。原則として、「戸口表」人口が2,500人以上でないと「準名邑」にはしないのですが、脇町は徳島県でたった二つしかない「生まれながらの町」(もう一つは撫養)であること、池田は町村制施行後の境域に第三表に記載された池田村(2,644人)が含まれていることから「準名邑」としました。
なお、脇町を「脇」としなかったのは、美馬市の前身町となる脇町(その前身は江原町)と区別するためです。愛着を込めて「脇町」と呼ばれる本来の脇町を「脇」とするのは抵抗感があります。「脇」としたのでは「うだつ」も上がらない?
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
脇町※(美馬市)脇町第一表2,483脇町 7,076
池田※三好市池田第一表1,482池田町6,403
貞光つるぎ町貞光村第三表3,399貞光町5,744
(参考)
富岡阿南市富岡第一表2,188富岡町7,077
日和佐美波町日和佐浦第一表1,571日和佐町4,685
川田(吉野川市)川田村第三表5,848川田村6,842
一條(阿波市)西條村第三表5,077一條村5,546

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】(【大・昭の名邑】)
徳島県の「秀邑」は牟岐ひとつ。その牟岐ですが、今はまったく元気がありません。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
二種三級牟岐牟岐町牟岐町7,774牟岐町10,521
(参考)
富岡阿南市富岡町6,332富岡町9,575
池田三好市池田町5,954池田町9,801
山城谷(三好市)山城谷村8,627山城谷村10,303

注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】(【昭・平の名邑】)
徳島県の「卓邑」は市制施行の阿南、菊人形の鴨島、地味?な石井、高校野球の「聖地」池田、人口密度四国ナンバーワンの北島、の五つです。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
一種一級阿南(5)阿南市阿南市60,110阿南市56,728
二種三級鴨島(5)吉野川市鴨島町24,119鴨島町25,288
二種三級石井(0)石井町石井町21,505石井町26,023
四種池田(9)三好市 池田町28,403池田町17,163
四種北島(5)北島町北島町10,312北島町19,823
準卓邑
藍住(0) 藍住町藍住町9,912藍住町30,368
参考
脇(0)美馬市脇町21,820脇町18,376

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99938] 2020年 6月 27日(土)07:30:08白桃 さん
名邑三世代.その31(栃木県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
栃木県の「秀邑」は、「準名邑」であった今市、烏山、葛生に加え、小山、田沼、茂木と「戸口表」第一表に記載された街、さらに矢板、氏家、馬頭、益子、黒磯、ま、これぐらいかと思っていたら、間々田、山辺まで計13と数的には充実しています。少し脱線しますが、田沼は田沼氏の家祖が領した地であると伝えられております。また、茂木は「もてき」ではなく「もてぎ」で、ここにあるテーマパークの名は「ツインリング」ではなく「ツインリンクもてぎ」です。現在、激しい人口減少に悩む町では、活性化のために「♪モテキが俺を呼んでいる」という歌を流して…はいないようです。
「準秀邑」は赤見だけですが、(参考)の如く「昭和の大合併」前夜には、宇都宮周辺のみならず県のあちこちに1万人超の「村」が湧いてきています。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
二種二級小山小山市小山町10,769小山町21,439
二種三級田沼 (佐野市)田沼町12,595田沼町16,992
二種三級今市日光市今市町10,386今市町18,044
二種三級矢板矢板市矢板町8,340矢板町15,256
二種三級氏家さくら市氏家町7,854氏家町14,199
二種三級茂木茂木町茂木町7,600茂木町11,098
二種三級馬頭那珂川町馬頭町7,288馬頭町10,213
二種三級益子益子町益子町7,023益子町11,697
二種三級黒磯那須塩原市黒磯町6,165黒磯町10,952
二種三級烏山那須烏山市烏山町6,070烏山町10,939
二種三級葛生(佐野市)葛生町5,915葛生町11,112
二種三級間々田(小山市)間々田村5,455間々田町10,304
二種三級山辺(足利市)山辺村5,151山辺町13,835
「準秀邑 」
赤見(佐野市)赤見村7,789赤見町10,582
(参考)
西那須野(那須塩原市)西那須野村5,058西那須野町9,816
那須(那須町)那須村11,591那須村19,700
城山(宇都宮市)城山村9,843城山村13,349
北高根沢(高根沢町)北高根沢村8,654北高根沢村12,531
金田(大田原市)金田村8,312金田村13,548
野木野木町野木村7,982野木村11,018
毛野(足利市)毛野村7,601毛野村10,462
山前(真岡市)山前村6,768山前村10,947
国本(宇都宮市)国本村6,736国本村12,257
平石(宇都宮市)平石村6,364平石村11,179
姿川(宇都宮市)姿川村6,063姿川村14,244
清原(宇都宮市)清原村6,060清原村10,090
大谷(小山市)大谷村5,519大谷村10,155
狩野(那須塩原市)狩野村5,344狩野村10,214

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
栃木県は「卓邑」もしっかりしています。西那須野、那須町、高根沢、上三川、石橋、河内の六つ。加えて、大平と南河内が「準卓邑」になります。「準名邑」であった藤岡が何にもなれず消え去っていくのが残念。なお、卓邑名を「那須」ではなく「那須町」としたのは、那須町の「前身」は那須村ではなく芦野町であることからです。正直言って、「現在の那須町の中心が芦野だ」と誰も思っていないことはわかっています。♪わかっちゃいるけどやめられない。このあたり、自分で作ったルールに自分自身縛られているようです。縛られていると言えば、下野市の「前身」を「卓邑」の石橋ではなく、「準卓邑」の南河内にしているのも何となく辛い。♪つ~らい恋ならネオンの…そこまで。関連するのが下野市のDID。合併によって旧)南河内と旧)国分寺のDIDが一つとなり、DID人口22,487人(2015年)。一方、旧)石橋のDID人口は10,593人(2015年)となっています。
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)-----2000年(人口)
二種二級西那須野(9)(那須塩原市)西那須野町18,614西那須野町43,186
二種二級那須町(0) 那須町那須町30,359那須町27,027
二種三級高根沢(0) 高根沢町高根沢町21,479高根沢町29,777
二種三級上三川(0) 上三川町上三川町17,766上三川町29,421
四種石橋(8)(下野市)石橋町12,168石橋町19,498
四種河内(5)(宇都宮市)河内村13,400河内町34,310
「準卓邑 」
大平(4) (栃木市)大平村17,228大平町28,490
南河内(2)下野市南河内村10,326南河内町21,235
(参考)
黒羽(0) (大田原市)黒羽町22,345黒羽町17,034
藤岡(0) (栃木市)藤岡町20,299藤岡町19,110
国分寺(2)(下野市)国分寺町9,907 国分寺町16,714
野木(3)野木町野木村9,974野木町26,674

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99935] 2020年 6月 26日(金)07:46:55白桃 さん
三が入る三文字町
本題の前に
[99931]の対戦カードは、北の端には南の端を、と機械的に組み合わせていっただけですが、偶然にも名勝負?が出現しました。それは、
大多喜(千葉県)・・・九度山(和歌山)
です。「九度山」と言えば、「関ケ原」後、真田昌幸・信繁(幸村)が流された地で有名ですが、一方の「大多喜」は徳川四天王のひとり本多忠勝が封じられた地。関ケ原では東軍となった昌幸の長男・信之(信幸)の正室・小松姫は忠勝の娘であります。これだけではどうってことないのですが、忠勝の次男・本田忠朝は関ケ原後に大多喜二代目藩主となりますが、この忠朝、なかなか立派な方だったらしい。やがて、大坂冬の陣を迎えることになりますが、大坂の冬・夏の陣と言えば、真田信繁が派手な活躍をしたと伝えられています。が、本田忠朝は冬の陣でお酒を飲んだせいで大失敗をしてしまう。で、汚名返上と、夏の陣では先陣を切るのですが、不運にも戦死。死の間際に「酒で身をあやまる者を救おう」と言い残したことで死後、「酒封じの神」として祀られています。祀られたのが「酒々井」で無かったのは残念。
死の間際に言ったという話の真偽はともかく、「もう一杯だけ!」と言いそうな白桃には身につまされるお話でした。

さて、究極の「三文字町」として、「三」が入った「三文字町」を集めてみました。
現役は上三川と南三陸の二つだけと寂しいので、OBにも参加してもらいましょう。このOB会の会長は三本松ではなく、夏目漱石の坊ちゃんが降りたという、愛媛の「名邑」三津浜で文句なしでしょうね。初めて知ったのですが、佐賀の「三田川」という名前、吉田、田手、豆田と「田」の付く3つの村と箱「川」村が一緒になったことで付いたのですね。ご苦労様、と言いたいネーミングです。
町名現在町制年月日前身村(町)名戸口表名記載表(人口)1920国調(人口)
三日市黒部市18890401三日市第一表2,363三日市町3,272
三津浜松山市18891215三津口第一表6,465三津浜町11,207
上三川上三川町18930720上三川村上三川村第三表2,206上三川町5,325
三本木大崎市18951031三本木村三本木第二表1,420三本木町4,176
三本松東かがわ市18980211三本松村三本松第一表3,190三本松町3,253
三輪崎新宮市19070615三輪崎村三輪崎第一表3,116三輪崎町3,834
三本木十和田市19100901三本木村三本木村第一表2,101三本木町7,861
三河島荒川区19200211三河島村三河島村第三表1,253三河島町21,623
三良坂三次市19210601三良坂村三良坂第一表1,789三良坂村3,086
三津口呉市19220101三津口村三津口第一表2,209三津口村2,665
三岐田美波町19220417三岐田村西由岐浦村第三表1,099三岐田村5,451
三ケ日浜松市19220501西浜名村記載なし西浜名村9,020
三刀屋雲南市19281101三刀屋村三刀屋第一表1,088三刀屋村2,328
三日月佐用町19340401三日月村三日月第二表1,298三日月村2,945
三井楽五島市19401103三井楽村三井楽村第三表3,572三井楽村6,221
大三沢三沢市19480211三沢村三沢村第三表2,817三沢村7,015
三瀬谷大台町19530401三瀬谷村記載なし三瀬谷村3,801
大三島今治市19550331宮浦村宮浦村第三表2,227宮浦村2,871
大三輪桜井市19550710三輪町三輪第一表2,453三輪町3,635
三加茂東みよし町19590331加茂町加茂村第三表4,111加茂村3,808
三田川吉野ヶ里町19650401三田川村吉田村第三表1,373三田川村3,940
三加和和水町19681101三加和村記載なし神尾村3,280
三日月小城市19690101三日月村織島ヶ里村第三表1,300三日月村5,874
南三陸南三陸町20051001志津川町志津川第一表3,720志津川町6,488
[99931] 2020年 6月 25日(木)08:46:32白桃 さん
第70回選抜三文字有名町大会
やらなければならない事があるときに限って、他の事をしたくなる意志弱く怠け者の白桃です。
「町」でありながら、そんじょそこらの市より(ナニヤカニヤデ)有名な三文字町の大会です。なお、69年前の第一回大会の優勝町は香川県の三本松町であったとか???

一回戦組み合わせ
倶知安(北海道)・・・嘉手納(沖縄県)   長万部(北海道)・・・屋久島(鹿児島)
ニセコ(北海道)・・・高千穂(宮崎県)   野辺地(青森県)・・・南小国(熊本県)
金ケ崎(岩手県)・・・波佐見(長崎県)   大河原(宮城県)・・・四万十(高知県)
八郎潟(秋田県)・・・小豆島(香川県)   真室川(山形県)・・・つるぎ(徳島県)
猪苗代(福島県)・・・田布施(山口県)   上三川(栃木県)・・・津和野(島根県)
下仁田(群馬県)・・・湯梨浜(鳥取県)   大多喜(千葉県)・・・九度山(和歌山)
奥多摩(東京都)・・・田原本(奈良県)   湯河原(神奈川)・・・大山崎(京都府) 
出雲崎(新潟県)・・・関ケ原(岐阜県)   永平寺(福井県)・・・軽井沢(長野県)

優勝候補筆頭は軽井沢です。津和野、長万部、ニセコも有力。ダークホースは下仁田か?。スーパータウン大河原は、一回戦から難敵、四万十とぶつかりますが、これをクリアすればベスト8進出は見えてきます。
[99929] 2020年 6月 24日(水)08:04:46白桃 さん
名邑三世代.その30(栃木県・前編)
【明治の名邑】
栃木県の「明治の名邑」は、宇都宮と足利の二つの「市街」、名邑筆頭の鹿沼に続く、佐野、旧)県庁所在地の栃木、壬生、大田原、日光、真岡に19世紀枠の足尾を加えた十です。アラ、ハテ、当然入ると思っていたところが入っていませんネ。
栃木は明治12年の共武政表では栃木町14,633人となっており「戸口表」の数字とかけ離れています。「戸口表」の第三表には栃木城内村をはじめ、千人を超える5~6の村(町村制施行同時に栃木町となる)が記載されており、「町場」の範囲をどこまでとるかの違いだと思われます。
名邑代表には、かつて行われた(ことになっている)「東かがわ市より市らしい町」全国大会[45435]で優勝した壬生が満場一致?で選ばれました。
足尾は「戸口表」第三表となっておりますが、人口的には鹿沼・佐野・栃木(これを「下野三羽烏」と言いますが、烏山は入っていません)の上をいっています。これを名邑にしなければ、お天道様が許してくれませんぜ。
なお、栃木県は「戸口表」第二表に記載されたところがありません。因みに栃木県同様「二表なし」は、京都、新潟、滋賀、岐阜、福島、岩手、富山、島根、徳島、沖縄と北海道です。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街宇都宮宇都宮市宇都宮町20,475宇都宮市47,114
市街足利足利市足利町14,632足利町38,908
名邑鹿沼鹿沼市鹿沼宿6,922鹿沼町12,728
名邑佐野佐野市佐野町6,815佐野町12,405
名邑栃木栃木市栃木町5,591栃木町26,301
名邑壬生壬生町壬生町4,845壬生町7,517
名邑大田原大田原市大田原宿4,405大田原8,427
名邑日光(日光市)日光町3,495日光町10,229
名邑真岡真岡市真岡町3,110真岡町7,406
19世紀足尾(日光市)足尾村6,309足尾町28,618

続いて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)----- 1908年(人口)
喜連川(さくら市)喜連川宿第一表2,975喜連川町7,823
藤岡(栃木市)藤岡町第一表2,889藤岡町4,535
烏山那須烏山市烏山町第一表 2,844烏山町4,982
葛生(佐野市)葛生町第一表2,765葛生町6,281
今市日光市今市宿第一表2,501今市町9,648
現在のさくら市ですが、明治期には氏家より喜連川が人口も「格」も上位にありました。アラ、あそこがまだ出てこない。

では、(参考)を見ることにしましょう。
(参考)現自治体---1886年 戸口表(人口)-----1908年(人口)
犬伏(佐野市)犬伏宿第一表2,339犬伏町5,968
小山小山市小山宿第一表2,273小山町6,965
黒羽(大田原市)黒羽町第一表2,268黒羽町5,645
佐久山(大田原市)佐久山宿第一表1,966佐久山町3,471
堀米(佐野市)堀米町第一表1,913堀米町3,182
茂木茂木町茂木町第一表1,885茂木町8,327
田沼(佐野市)田沼宿第一表1,885田沼町12,890
芦野那須町蘆野宿第一表1,601蘆野町3,843
石橋(下野市)石橋宿第一表883石橋町2,713
上三川上三川町上三川村第三表2,206上三川町5,312
益子益子町益子村第三表2,031益子町7,391
氏家さくら市氏家宿第三表1,712氏家町6,189
馬頭那珂川町馬頭村第三表1,211馬頭町6,401
矢板矢板市 記載なし矢板町5,602
犬伏は「犬伏の別れ」で有名ですが、何かの本には、真田親子は東西(徳川・石田)に分かれることを決めたのは、ここでは無かったと書いてありました。
小山がやっと登場しますが、1912年(明治45年)東那須野村が分離して町となった黒磯の名前はまだ出しません。って出している。(笑)
茂木、田沼などは後編で触れますが、矢板の名前が「戸口表」に出てこないのがどうも解せません。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99925] 2020年 6月 21日(日)05:57:11白桃 さん
名邑三世代.その29(鳥取県)
シンプル鳥取県
【明治の名邑】
鳥取県の「明治の名邑」は、鳥取と米子が二つの「市街」に、倉吉(名邑筆頭)、境、赤碕の5つです。期待どおり?5つしかありません。でも、鳥取県より少ないのが、次の次で出てきます。乞うご期待。予想に反して名邑に選ばれ、千秋楽で思ってもみなかった「三役揃い踏み」をやることになった平幕力士のようにソワソワしている赤碕に名邑代表になってもらいましょう。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)-----1908年(人口)
市街鳥取鳥取市鳥取28,275鳥取市32,682
市街米子米子市米子11,860米子町19,291
名邑倉吉倉吉市倉吉7,095倉吉町8,121
名邑境港市4,139境町5,982
名邑赤碕(琴浦町)赤崎 3,107赤碕町3,912
「準名邑」はありません。
(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
淀江(米子市)淀江第一表2,449淀江町3,771
鹿野(鳥取市)鹿野第一表2,362鹿野町3,254
八橋琴浦町八橋第一表2,042八橋町3,028
若桜若桜町若桜第一表1,735若桜村※3,113
御来屋大山町御来屋第一表1,729御来屋町1,933
青谷(鳥取市)青谷第一表2,789青谷村3,417
賀露(鳥取市)賀露第二表2,879賀露村3,127
※若桜村は1909年に若桜町となります。
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【秀邑】もありません。参考までに
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
智頭智頭町智頭町3,243智頭町13,145
若桜若桜町若桜町6,236若桜町7,132
注:(人口)は国勢調査人口

【卓邑】もありません。参考までに
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
岩美岩美町岩美町19,350岩美町14,015
注:(人口)は国勢調査人口
[99909] 2020年 6月 13日(土)04:10:53白桃 さん
御礼二件と5月1日現在推計人口
[99901]N さん
マピオン地図に関して
早速のご連絡ありがとうございます。3D風は気に入っていたのですが、残念です。

[99905]オーナー グリグリさん
白桃さん、タイトル修正しておきました。
お手数おかけしました。ありがとうございました。
 
[99902]さざ波 さん[99904]Takashi さんの記事に関連しますが、(新型コロナの影響で遅れていた)東京都が6月11日に発表したことにより、47都道府県の5月1日現在推計人口が出揃いました。
2015年国勢調査時点より人口の増加を示したのが
市では176市(181市)、町では73町(76町)、村では22村(26村)です。
( )内は2019年10月1日現在の数
以下は増加数上位の市町村とその増加数です。
(因みに東京(23区)の増加数は423,891人です。なんかイヤになっちゃいます。)

川崎神奈川64,071---川口埼玉16,632
福岡福岡63,074 市川千葉16,287
大阪大阪59,683 つくば茨城16,283
さいたま埼玉52,118藤沢神奈川12,146
横浜神奈川35,623調布東京11,585
名古屋愛知34,500 千葉千葉10,269
流山千葉23,011松戸千葉10,131
札幌北海道21,307印西千葉9,153
船橋千葉18,454 仙台宮城9,138
千葉17,999吹田大阪9,046

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幸田愛知2,846中城沖縄2,297
南風原沖縄2,713北中城沖縄740
新宮福岡2,708南箕輪長野538
粕屋福岡2,487忍野山梨356
菊陽熊本2,268大玉福島261
八重瀬沖縄1,643宜野座沖縄246
滑川埼玉1,429飛島愛知242
大治愛知1,399恩納沖縄207
大津熊本1,339西郷福島164
東郷愛知1,287読谷沖縄161
[99900] 2020年 6月 11日(木)18:53:10白桃 さん
もういくつ寝ると10万番?
マピオンを、いつもはMicrosoft Edgeで見ているのですが、しばらく前から見れなくなっています。他で見れるからそれでもよいのですが、問題は3D風の地図が無くなっていることです。
どなたかこの辺りの事情をご存知の方はお教えください。

グリグリさんへ
私、[99881]のタイトルをうっかり、
名邑三世代.その26(長崎県・後編)
としましたが、正しくは
名邑三世代.その27(長崎県・後編)
でございます。お忙しいところ恐縮ですが、もし修正できるものであれば修正したいのですが・・・

ついで:
つい先日、3年近く前に自分で作った下のクイズ、二時間ばかり考えてやっと解けたのですが、解いた瞬間、「随分品質の悪い、いや、タチの良くないクイズだった。」とハラが立つやら反省するやら。これ、ミニオフ会で出したかもしれません。大変申し訳ありませんでした。なぜ、これが質の悪いクイズであるか、何かの機会にお話しするかもしれません
以下は、各都道府県で人口が最も少ない市を、A群とB群に分けたものです。
東かがわ市は、AかBのどちらか、そしてその理由を答えてください。
A群
平川 にかほ 尾花沢 本宮 勝浦 (羽村) 加茂 小矢部 勝山
飯山 美濃 下田 宮津 阪南 御所 御坊 境港 美作 江田島
美祢 三好 室戸 豊前 多久 松浦 水俣 津久見 串間 垂水
B群
歌志内 陸前高田 角田 潮来 那須烏山 沼田 (幸手) 南足柄
珠洲 上野原 弥富 熊野 米原 養父 江津 八幡浜 南城
[99899] 2020年 6月 11日(木)18:08:16白桃 さん
名邑三世代.その28(富山県)
富山県は市町村合併が進行した結果、現在は15市町村のみとなっていますが、舟橋村を除いた14市町に【明治の名邑】・【卓邑】併せて26が存在する「名邑県」です。
【明治の名邑】
富山は文句なしの「別格市街」、高岡の「市街」は当然として、いっとき高岡と一緒になっていた新湊も「市街」に喰いこんでいます。名邑筆頭の魚津は、62年前、板東英二と投げ合った村椿投手を思い出します。氷見、滑川あたりは名優でも上級の方、石動に続く八尾に名邑代表となってもらいますが、あの越中おわら節の胡弓の音色、何とも言えないです。現在、富山市となっているところからは八尾の他に東岩瀬、東水橋、四方が入ります。現在の南砺市からは瑞泉寺と木彫の井波、城端、福光。この三つは捨てがたい。中でも福光の街の立派さには驚きました。あと、黒部市の【前身】ではない生地、泊、伏木、上市、小杉と名邑合計19。充実してます。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街富山富山市富山53,556 富山市57,437
市街高岡高岡市高岡17,974高岡市33,603
市街新湊射水市新湊15,762新湊町16,988
名邑魚津魚津市魚津11,540魚津町13,892
名邑氷見氷見市氷見10,595氷見町12,983
名邑滑川滑川市滑川8,896滑川町10,078
名邑石動小矢部市今石動7,828石動町8,815
名邑八尾(富山市)八尾 6,267八尾町6,986
名邑東岩瀬(富山市)東岩瀬6,208東岩瀬町7,505
名邑井波(南砺市)井波5,164井波町5,318
名邑生地(黒部市)生地5,012生地町5,453
名邑東水橋(富山市)水橋※6,230東水橋町5,564
名邑朝日町4,846 泊町6,292
名邑伏木(高岡市)伏木 4,692伏木町8,040
名邑城端(南砺市)城端4,614城端町4,312
名邑福光南砺市福光4,477福光5,037
名邑四方(富山市)四方4,216四方町5,044
名邑上市上市町上市4,152上市町4,450
名邑小杉(射水市)小杉三ヶ3,664小杉町5,111
水橋※・・・町村制施行後の西水橋町の境域も含んでいると考えます。

つづいて「準名邑」等
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年人口)
大門(射水市)大門新第一表2,627大門町1,923
新庄(富山市)新庄新町第一表1,667新庄町3,210
町新庄第一表1,239(新庄町)
(参考)
福野(南砺市)福野第一表2,492福野町3,088
三日市黒部市三日市第一表2,363三日市町3,448
入善入善町入膳第一表2,242入善町2,945
砺波市杉木新第一表1,843出町4,721
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

「明治の名邑」で出尽くしたという訳でもないのですが、【秀邑】 はありません。
(参考)
名称現自治体-----1920年(人口)-----1950年(人口)
砺波市出町5,017出町6,868
雄山立山町五百石町3,603雄山町12,471
福野(南砺市)福野町3,431福野町12,538
桜井黒部市三日市町3,272桜井町22,721
雄山、福野、桜井いずれも途中で合併を行った結果の人口増です。

注:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】=【卓邑】
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)-----2000年(人口)
一種二級砺波(3)砺波市砺波市36,453砺波市40,744
一種二級黒部市(7)黒部市黒部市31,968黒部36,531
二種二級婦中(2)(富山市)婦中町23,928婦中町34,528
二種三級立山(0)立山町立山町31,285立山町27,994
二種三級入善(6)入善町入善町29,658入善町28,276
二種三級大沢野(0) (富山市)大沢野町17,705 大沢野町22,642
四種福野(5)(南砺市)福野町16,386福野町14,682
やっと「名邑」となった砺波ですが、現在の砺波市にDIDは存在しません。「散居村」の名残でしょうか?、中心の出町も結構しっかりした街並みだと感じたのですが・・・
卓邑名が「黒部市」となっているのは、すでに生地が【明治の名邑】になっているからで、「黒部市」の【前身町】は桜井町で、【初代前身町】は三日市町となります。
入善のジャンボすいか、一人で食べられるのか???

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99883] 2020年 6月 5日(金)13:05:30白桃 さん
四国四県34市の「初代前身町」等
連投失礼いたします。([99882]のつづきです。)
以下は、四国の34市を「初代前身町」の町制施行年月日が早い順に並べたものです。もっとも、須崎から観音寺までは、所謂「村を知らない町」ですので、町制施行日は同じ日として良いでしょう。また、「町を知らない市」の、高知、徳島、松山、高松は当然ながら省いています。
「初代前身町」の後ろに◎をつけているところは、「本源因子町」でもあるところです。また、「最古因子町」等欄に書かれた町の後ろに
〇を付けているところは、町制施行日が「初代前身町」と同じ、
☆を付けているところは、「本源因子町」
※を付けているところは、「最古因子町」
欄がブランク、または〇付きの町が記載されているところは、「初代前身町」=「最古因子町」となります。
(注)四国中央市の市制施行日は川之江市と伊予三島市の市制施行日を記載。つまり、川之江と伊予三島は町制施行日も市制施行日も同日っていうことです。
市名市制施行日---初代前身町町制施行日---最古因子町等町制施行日
須崎1954.10.01須崎◎1889.04.01
南国1959.10.01後免◎1889.04.01
鳴門1947.03.15撫養◎1889.10.01
今治1920.02.11今治◎1889.12.15
宇和島1921.08.01宇和島◎1889.12.15吉田〇1889.12.15
八幡浜1935.02.11八幡浜◎1889.12.15
西条1941.04.29西条◎1889.12.15
大洲1954.09.01大洲◎1889.12.15長浜〇1889.12.15
伊予1955.01.01郡中◎1889.12.15
西予2004.04.01宇和◎1889.12.15
丸亀1899.04.01丸亀◎1890.02.15
坂出1942.07.01坂出◎1890.02.15
観音寺1955.01.01観音寺◎1890.02.15
安芸1954.08.01安芸◎1895.11.21
香美2006.03.01山田◎1896.01.27
さぬき2002.04.01志度◎1898.02.11津田〇1898.02.11
東かがわ2003.04.01三本松◎1898.02.11
四万十1954.03.31中村◎1898.11.10
四国中央1954.11.01川之江◎1898.11.21三島〇1898.11.21
宿毛1954.03.31宿毛◎1898.12.20
土佐1959.01.01高岡◎1899.03.01
善通寺1954.03.31善通寺◎1901.11.03
三好2006.03.01池田◎1905.10.01
阿南1958.05.01富岡◎1905.10.10
新居浜1937.11.03新居浜◎1908.01.01
吉野川2004.10.01鴨島1908.07.20川島☆1907.10.01
小松島1951.06.01小松島◎1908.11.01立江※1908.07.20
室戸1959.03.01室戸◎1910.01.01
土佐清水1954.08.01清水◎1924.09.15
香南2006.03.01野市1926.02.01赤岡☆1899.02.15
美馬2005.03.01江原1928.11.10脇☆1889.10.01
阿波2005.04.011928.11.10市場☆1907.11.01
三豊2006.01.01高瀬1955.03.31仁尾☆1924.04.01
東温2004.09.21重信◎1956.09.01川内〇1956.09.01
ま、もったいぶってクドクド書きましたが、34市を人口順に並べるよりは、「初代前身町」の町制施行日を早い順に並べたら、東かがわ市も少しは溜飲が下がるのではないでしょうか。('◇')ゞ
~~さて、ここから独り言。
「他国と比べて民度が違う」と発言した首相も経験した大臣を選出した選挙区の方々は、「民度」が特に高いのかしら?
さあて、今晩はデスクトップ鉄さんのクイズに挑戦します。
[99882] 2020年 6月 5日(金)11:31:53白桃 さん
「前身町」「本源因子町」「最古因子町」
♪「港町・涙町・別れ町」のようなタイトルになりましたが、最近「前身自治体」とか「前身町」とか白桃は自分の造語を多用していますので、以前記事にした「本源因子町」等との違いについて改めて説明させていただきます。
まず、「前身町」。
[89946]では、
「市の前身自治体」とは、既存の市を含まない市制施行時に関係した自治体のうち、
市制施行前国勢調査時に一番人口の多かった「町」を指します。(町優先ルール)
と定義していますが、「市の前身自治体」を「市の前身町」に置き換えてもOKです。で、この「前身町」を遡っていくことにします。具体例を出しますと、大内、白鳥、引田の3町で成立した東かがわ市の「前身町」は「大内町(おおちちょう)」となるのですが、この大内町は、三本松町と大内町(おおうちちょう=丹生・誉水の2村が合併)の合併によって出来た町なので、その「前身町」は三本松町になります。その理由は、大内(オオチ)町成立前の1950年国勢調査時には大内(オオウチ)町は存在していなかったからです。そして、この三本松町を遡ると村になってしまいますので、三本松を取りあえず、東かがわ市の「初代前身町」と呼ぶことにしましょう。
次に本源因子町(かなり長くなりますが[89946]を再掲します。)
「因子町」とは
現行の市を構成する旧町で、
(1)町村制施行と同時に誕生した町(の名称)・・・(例)香川県丸亀町
(2)一つの村が単独で、あるいは複数の村の合併により町制施行となった町(の名称)
・・・(例)香川県三本松町、香川県大内(おおうち)町(※三本松町と大内(おおうち)町が合併して成立した大内(おおち)町は因子町ではない。)
(3)村が町を編入合併して成立した町(の名称)・・・(例)静岡県引佐町
(※「因子市」も「因子町」に準拠)
「直系」と「傍系」
・「市と市」あるいは「町と町」が新設合併した場合は、いずれの旧市(旧町)も直系。
編入合併の場合は、編入した旧市(旧町)が「直系」で、編入された旧市(旧町)は「傍系」となる。
・「市」と「町」の合併においては、「新設」「編入」の如何を問わず、旧市が「直系」で、旧町が「傍系」となる。
「本源因子町」とは
直系の「因子町」のうち、最も早く「町」となったところ。町制施行が同年月日の場合は、施行時において人口が多い因子町。(ただし、「本源因子市」が所謂「生まれながらの市」である場合は「本源因子町」はない。)
次に最古因子町
最古(最多人口)因子町
現行の市を構成する因子町で、最も早く「町」となったところ。町制施行が同年月日の場合は、施行時において人口が多い因子町。
今、見返せば、(最多人口)は誤解を生じるので外した方が良いですね。「本源因子町」と「最古因子町」が違う例として、小松島市があります。本源因子町=小松島、最古因子町=立江
因みに「初代前身町」・「本源因子町」・「最古因子町」三つが異なるのが、湖西市です。
初代前身町=鷲津、本源因子町=白須賀、最古因子町=新居
~~つづく
[99881] 2020年 6月 5日(金)00:00:42【3】白桃 さん
名邑三世代.その27(長崎県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
長崎県の【秀邑】は、炭鉱の街として賑わった崎戸を筆頭に、南高来からは西有家、口之津、加津佐、小浜、南有馬、上五島の有川(第50代横綱・佐田の山の出身地)、東彼杵の上波佐見、川棚に北松浦の生月と計十の街であります。
注目されるのは、「平成の大合併」の中でも「多数町合併」によって誕生した西海市、雲仙市、南島原市の【前身町】は、どこも「秀邑」となっていないのであります。とりわけ、南島原に至っては、西有家、口之津、加津佐、南有馬と四つの街が「秀邑」となっているのにもかかわらず、【前身】の有家※(ありえ)の名が見当たらない。そんなことは有家ない、と冗談を言っている場合ではありません。そして、長崎県10の「秀邑」の中で、「卓邑」の要件を満たしているのは川棚だけであることからも、長崎の「秀邑」の殆んどは、全盛期の人口はそれなりのものがありましたが、恒久的な市街地を形成することもなく、後に衰退していく運命にあるのです。特に現在の南島原市には旧8町のどこもが、これと言った市街地を形成していないのですが、このことは、「島原の乱」後、無人の荒野と化したこの地へ、幕府領小豆島や各藩からの強制移住があったことと関係しているのではないかと白桃は邪推しています。
※有家の名誉の為に言っておきますが、南島原市旧8町の中で、町制施行が一番早かったのは有家です。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)-----1950年(人口)
二種二級崎戸(西海市)崎戸村12,825崎戸町22,723
二種三級西有家(南島原市)西有家村10,528西有家町14,071
二種三級口之津(南島原市)口之津村9,198口之津町10,614
二種三級加津佐(南島原市)加津佐村9,093加津佐町12,349
二種三級有川新上五島町有川村8,596有川町12,208
二種三級小浜(雲仙市)小浜村8,580小浜町13,172
二種三級南有馬(南島原市)南有馬村8,345南有馬町10,824
二種三級生月(平戸市)生月村7,752生月町10,718
二種三級上波佐見波佐見町上波佐見村7,180上波佐見町10,420
二種三級川棚川棚町川棚村6,934川棚町15,936
準秀邑
高島(長崎市)高島村8,907高島町10,400
岐宿(五島市)岐宿村7,584岐宿町10,021
佐々佐々町佐々村5,978佐々町20,166
鹿町(佐世保市)鹿町村5,966鹿町町20,405
小佐々(佐世保市)小佐々村5,932小佐々町15,275
(参考)
世知原(佐世保市)世知原村4,796世知原町10,222
江迎(佐世保市)江迎村4,706江迎町16,894
奈良尾(新上五島町)奈良尾村4,615奈良尾町10,790
小値賀小値賀町笛吹村4,462小値賀町10,968
新御厨松浦市御厨村4,236新御厨町10,594
大島(西海市)黒瀬村3,695大島町15,095
福島(松浦市)福島村5,997福島村11,094
長与長与町長與村5,370長与村10,979

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
長崎県の【卓邑】は、(炭鉱の街)であった・松浦、と長崎市近郊の長与、時津と現在は長崎市となった高島、外海、の五つです。別に強調したくないのですが、松浦のDIDが0回は何とも言えません。「軍艦島」のある高島も、「卓邑」とは言え、長崎市に吸収される前に事実上の「廃村」となっていました。なお、外海にあったDIDを、白桃は「神浦池島」と名付けていますが、千本桜さんの「池島」の方が的確ですね。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)-----2000年(人口)
一種二級松浦(0)松浦市松浦市44,057松浦市22,082
二種三級長与(5)長与町長与村11,500長与町40,356
四種高島(6)(長崎市)高島町20,938高島町900
四種時津(5)時津町 時津町8,768時津町28,065
四種外海(5)(長崎市)外海町12,600外海町7,405
(参考)
多良見(3)(諫早市)多良見村9,324多良見町17,056
大島(2) (西海市)大島町18,373大島町6,055

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99877] 2020年 6月 3日(水)08:34:46白桃 さん
名邑三世代.その26(長崎県・前編)
【明治の名邑】
長崎県を料理に例えるなら、一種独特の風味があって、ほとんどの方はその美味しさをわからないまま食している、実は白桃もよく分かっていないのですが、それでもいきますよ。
長崎は文句なしの「別格市街」。人口急増で村から(町を飛び越えて)市となった軍港・佐世保は「市街」。名邑筆頭は厳原、続いて、白桃ルールによって島原市の【前身】となる湊と【前身】とならなかった島原。名邑代表は湊に委嘱。諫早→平戸→大村の序列は平戸→大村→諫早でも良いかも。そして19世紀枠で福江、富江、茂木を追加した長崎県の【明治の名邑】は計11。茂木びわ食べたい。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)-----1908年(人口)
別格市街長崎長崎市長崎38,229長崎市176,480
市街佐世保佐世保市佐世保4,844佐世保市93,051
名邑厳原対馬市厳原7,562厳原町12,587
名邑島原市嶋原※17,593湊町6,746
名邑島原(島原市)島原町5,469
名邑諫早諫早市諫早※4,865諫早町4,051
名邑平戸平戸市平戸※10,775平戸町3,215
名邑大村大村市大村※9,814大村町2,549
19世紀福江五島市福江 8,976福江村9,848
19世紀富江(五島市)富江8,917富江村11,265
19世紀茂木(長崎市)茂木8,653茂木村10,809
嶋原※・・・町村制施行後の島原町、湊町、島原村の境域にあたると思われる。
諫早※・・・町村制施行後の諫早町、諫早村の境域にあたると思われる。
平戸※・・・町村制施行後の平戸町、平戸村の境域にあたると思われる。
大村※・・・町村制施行後の大村町、大村、西大村にあたると思われる。

つづいて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
小浜(雲仙市)小浜第一表6,614小浜村8,690
口之津(南島原市)口之津第一表6,498口之津村11,602
川棚川棚町川棚第一表6,136川棚村7,076
人口的には「名邑」の要件を備えている街が非常に多い長崎県の「準名邑」選びは、難航の末、戸口表第一表に記載され、その人口が5千人以上で、戦前に町制施行の上記三つの街となりました。
以下、「準名邑」に近い街を参考として列挙します。
(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
時津時津町時津第一表5,407時津村5,307
矢上(長崎市)矢上第一表5,309矢上村6,111
瀬戸(西海市)瀬戸第一表4,978瀬戸村6,511
山口(佐世保市)山口第一表4,940山口村8,505
彼杵東彼杵町彼杵第一表4,676彼杵5,348
有川新上五島町有川第一表4,606有川村7,864
佐々佐々町佐々第一表3,404佐々村5,745
神代(雲仙市)神代第一表3,254神代村3,663
深堀(長崎市)深堀第一表3,167深堀村3,490
早岐(佐世保市)早岐第一表3,046早岐村4,709
西有家(南島原市)西有家村第三表10,012西有家村11,714
南有馬(南島原市)南有馬村第三表8,900南有馬村8,557
加津佐(南島原市)加津佐村第三表7,828加津佐村10,391
深江(南島原市)深江村第三表7,122深江村8,147
千々和(雲仙市)千々石村第三表6,904千々石村8,745
北有馬(南島原市)北有馬村第三表6,662北有馬村7,508
高島(長崎市)高島村第三表6,415高島村3,688
東有家南島原市東有家村第三表6,272東有家村7,462
岐宿(五島市)岐宿村第三表6,123岐宿村8,198
三重(長崎市)三重村第三表6,018三重村7,096
布津(南島原市)布津村第三表5,924布津村6,688
神浦(長崎市)神浦村第三表5,756神浦村6,696
上波佐見波佐見町上波佐見村第三表5,727上波佐見村6,835
南串山(雲仙市)南串山村第三表5,513南串山村6,221
式見(長崎市)式見村第三表5,433式見村6,684
黒崎(長崎市)黒崎村第三表5,424黒崎村6,456
江ノ浦(諫早市)江ノ浦村第三表5,323江ノ浦村5,723
長与長与町長與村第三表5,242長與村5,600

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99870] 2020年 6月 1日(月)09:08:38【1】白桃 さん
名邑三世代.その25(長野県)
【明治の名邑】
現在は佐久市が飯田市より人口が多くなっていますが、長野県の大きい市を四つ選べと言われたら、大抵の人は、長野、松本、上田、飯田を挙げるのではないでしょうか。その四つが「市街」となっています。名邑筆頭は「大本営」松代、これに上諏訪、飯山が続きますが、名邑代表はコヒガンザクラの高遠に。以下、中野、岩村田、大町、須坂、最後は唯一の「現役町」である福島で計13となります。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)-----1908年(人口)
市街長野長野市長野18,222長野市39,242
市街松本松本市松本17,478松本市35,011
市街上田上田市上田15,172上田町23,838
市街飯田飯田市飯田11,672飯田町17,098
名邑松代(長野市)松代7,404松代町8,438
名邑上諏訪諏訪市高島7,204上諏訪町13,405
名邑飯山飯山市飯山6,175飯山町7,462
名邑高遠(伊那市)高遠3,948高遠町4,124
名邑中野中野市中野3,859中野町7,735
名邑岩村田佐久市岩村田3,662岩村田町7,330
名邑大町大町市大町3,515大町5,776
名邑須坂須坂市須坂3,489須坂町7,860
名邑福島木曽町福島3,243福島町4,907

つづいて「準名邑」
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
小諸小諸市小諸第一表2,991小諸町8,483
屋代千曲市屋代第一表2,795屋代町3,977
あと9人で小諸が「名邑」を逸したことについて、シマザキさんもフジムラ?さんも至極残念でしょうが、小諸には47~48年前、ああしていれば、ひょっとして???白桃、ほろ苦い、いや、メチャメチャ苦い想い出があります。

(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
下諏訪下諏訪町下諏訪第一表1,814下諏訪町6,630
塩崎(長野市)塩崎第一表4,539塩崎村5,520
八幡(千曲市)八幡第一表3,850八幡村5,323
小布施小布施町小布施第一表3,224小布施村5,644
赤穂駒ヶ根市赤穂村第一表1,748赤穂村9,660
塩尻塩尻市塩尻第一表1,325塩尻村6,706
伊那伊那市伊那村第三表2,537伊那町※10,498
坂城坂城町坂城村第三表4,015坂城町5,599
喬木喬木村喬木村 第三表5,849喬木村7,552
平野岡谷市平野村第三表5,324平野村12,255
長野県は一筋縄ではいかないところがあって、名邑を「吟味」しきれていません。例えば、伊那町※は、戸口表第一表に記載された坂下(656人)、第二表に記載された西町(519人)、第三表に記載された伊那部村(2,446人)も含まれており、当時の伊那という地の実像を把握できてはいません。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【大・昭の名邑】=【秀邑】
惜しくも「名邑」になれなかった小諸、(参考)に挙げた岡谷、伊那、下諏訪、赤穂、塩尻が順当に「秀邑」になりましたが、見逃せないのは大正期に製糸業が全盛を迎えた丸子の進出です。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)-----1950年(人口)
一種二級岡谷岡谷市平野村44,278岡谷市35,520
二種二級伊那伊那市伊那町14,018伊那町23,273
二種三級下諏訪下諏訪町下諏訪町15,608下諏訪町18,798
二種三級丸子(上田市)丸子町12,196丸子町 11,700
二種三級小諸小諸市小諸町11,095小諸町17,039
二種三級赤穂駒ヶ根市赤穂村12,346赤穂町 19,250
二種三級塩尻塩尻市塩尻村7,861塩尻町13,955
準秀邑
辰野辰野町伊那富村10,479辰野町11,679
中箕輪箕輪町中箕輪村9,426中箕輪町12,825
(参考)
篠ノ井 (長野市)篠ノ井町3,409篠ノ井町16,587
軽井沢 軽井沢町東長倉村4,798軽井沢町13,676

注:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】=【卓邑】
屋代が更埴と名を変え、晴れて「卓邑」となったほか、茅野、穂高、東部、辰野、箕輪、戸倉といった比較的若い街や、ちょっと渋めの豊科、坂城が長野県の「卓邑」です。安曇野市の【前身】にDIDのない穂高がなっていることに異論を唱える方もいるでしょうけど、あの、まさに「田園都市」的雰囲気、嫌いではありません。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)-----2000年(人口)
一種一級茅野(7)茅野市茅野市35,220茅野市54,841
一種二級更埴(8)千曲市更埴市32,807更埴市39,402
二種二級穂高(0)安曇野市穂高町19,711穂高町30,966
二種三級東部(7)東御市東部町19,533東部町25,437
二種三級辰野(8)辰野町辰野町19,228辰野町22,407
二種三級豊科(5)(安曇野市)豊科町18,629豊科町27,079
二種三級箕輪(8)箕輪町箕輪町17,495箕輪町25,661
四級坂城(7)坂城町坂城町14,430坂城町16,830
四級戸倉(7)(千曲市)戸倉町13,372戸倉町18,326
(参考)
臼田(4) (佐久市)臼田町15,972臼田町15,962
山ノ内(4)山ノ内町山ノ内町19,645山ノ内町15,900

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99865] 2020年 5月 29日(金)08:12:07【3】白桃 さん
名邑三世代.その24(奈良県)
【明治の名邑】
奈良県は非常に簡単に説明できます。「市街」は奈良のみですが、名邑筆頭の郡山も他の名邑を大きく引き離して存在感を示しています。五條、御所、高田は予想通りといったところですが、現在奈良県下最少人口町の下市の「名邑」に驚かれる方もいるでしょう。もちろん、下市に名邑代表になってもらいましょう。話は全く飛んでイスタンブールになってしまいますが、奈良県の野球の強豪高校、天理は天理市、智弁学園は五條市、郡山は大和郡山市、御所実は御所市、高田商は大和高田市…県都奈良市はパット思いつかない。ならしの高校は、奈良市の高校ではありません。(笑)
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)-----1908年(人口)
市街奈良奈良市奈良22,666奈良市32,732
名邑郡山大和郡山市郡山12,834郡山町13,517
名邑五條五條市五條4,576五條町7,812
名邑御所御所市御所4,244御所町5,280
名邑下市下市町下市4,113下市町9,235
名邑高田大和高田市高田3,834高田町7,787

つづいて「準名邑」
「準名邑」は寺内町として有名な今井と田原本の二つ。
準名邑現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
今井(橿原市)今井第一表2,677今井町3,432
田原本田原本町田原本第一表2,661田原本町3,204

(参考)現自治体---1886年戸口表(人口)-----1908年(人口)
初瀬(桜井市)初瀬第一表2,466初瀬町4,050
櫟本(天理市)櫟本第一表2,454櫟本町5,137
三輪(桜井市)三輪第一表2,453三輪町3,978
桜井桜井市桜井第一表2197桜井町5201
龍田斑鳩町龍田第一表2,158龍田町4,060
上市(吉野町)上市第一表2,105上市町2,797
松山(宇陀市)松山第一表1,905松山町2,217
榛原宇陀市萩原第一表1,733榛原町5,023
八木(橿原市)八木第一表1,553八木町4,042
丹波市天理市丹波市第一表1,414丹波市町9,992
高取高取町土佐第一表545高取町3,557
龍田がでたところで・・・
ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
・・・の歌や落語、竜田揚げで有名な竜田川ですが、当時の竜田川は王寺より下流の大和川本流を指していたらしい。
注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【大・昭の名邑】=【秀邑】
奈良県の【秀邑】は丹波市、桜井、大淀、畝傍の四つですが、橿原市の【前身町】を畝傍とすることに大いなる違和感を覚える方も多いでしょうね。
秀邑/種別名称現自治体---1920年(人口)-----1950年(人口)
二種三級丹波市天理市丹波市町10,302丹波市町19,046
二種三級桜井桜井市桜井町6,390桜井町16,659
二種三級大淀大淀町大淀村9,217大淀町13,932
二種三級畝傍橿原市白橿村7,098畝傍町11,290
(参考)
大宇陀 (宇陀市)松山町1,898大宇陀町12,347
十津川十津川村十津川村13,157 十津川村12,145
斑鳩斑鳩町龍田町3,694斑鳩町10,589
二階堂 (天理市)二階堂村7,423二階堂村10,031
丹波市が「秀邑」になったことを記念して作られた歌が「丹波市の男」。
♪タンバイッチまん、タンバイッチまん、おいらは街のお道化者~~→かなり苦しいウソ('◇')ゞ
注:(人口)は国勢調査人口

【昭・平の名邑】=【卓邑】
ようやく、生駒と香芝が出てきます。
「アンナ、オカンが言うには、奈良県には秀邑にも卓邑にもなっていないけど、あと二つ、新しく出来た市があるって言うやけど、どうも名前を思い出せないって。ひとつは、阪神にそんな名前の選手がいて、タイマがとなりにあったけど、何の問題にもならんかったらしい。ナンデモ、新しい市の名前と読み方が同じ『ひらがな町』が和歌山県にあるらしい。もうひとつは、四国の大都会にある駅と同名の駅があって、新しい市名が山本リンダの♪狙い撃ち、の中でやたらと連呼されるらしい。」----そういうお母さんをお持ちの方は(参考)をご覧あれ。
卓邑/種別名称現自治体---1960年(人口)-----2000年(人口)
一種二級生駒(8)生駒市生駒町23,138生駒市112,830
一種二級香芝(7)香芝市香芝町15,009香芝市63,487
二種二級田原本(8) 田原本町田原本町19,769田原本町32,934
二種二級広陵(7)広陵町広陵町15,598広陵町31,444
二種三級斑鳩(7)斑鳩町斑鳩町10,657斑鳩町28,566
四種王寺(9)王寺町王寺町9,507王寺町23,782
四種三郷(7)三郷町三郷村6,723三郷町23,977
四種上牧(6)上牧町上牧村4,134上牧町24,005
(参考)
平群(3)平群町平群村6,141平群町20,497
河合(4)河合町河合村6,546河合町20,126
新庄(2)葛城市新庄町10,049新庄町19,454
榛原(3) 宇陀市榛原町12,934榛原町19,438
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99840] 2020年 5月 25日(月)23:18:11【1】白桃 さん
2020年国勢調査
本題前に:
グリグリさん、メンテナンス作業お疲れ様でした。正直言って、文字が陽炎の如く感じますが、そのうち慣れるでしょう。
[99838]サヌカイト さん
投稿の時刻の横にある【1】【3】はどういった意味でしょうか。
これは、書き込みの訂正回数です。訂正が多い白桃が言うのも気が引けるのですが、なるべく訂正しないようにしましょう。※と言っているにもかかわらず、下の文章の中で西予市を東温市に訂正しました。恥ずかしい…
ここから本題
総務相が「2020年国勢調査の延期は考えていない。」と発言しているので、予定通り行われるものと思います。欲を言えば、遅くとも半年後には確定値を公表してもらいたいものです。
さて、100年の節目を迎える国勢調査、[99834]では都道府県内「最少人口記録市」についても触れましたが、「ことば足らず」等のところがあり追補しておきます。
2015年に最少人口を記録した道府県は、2020年に記録更新があるのは確実です。また、2020年に最下位が交替するかもしれないのは、記録更新の期待?がかかる青森、山梨以外に、茨城があります。
茨城県も、最下位交替だけではなく、県の記録も50年ぶりに更新されそうです。

県記録:下妻市・・・27,699(1970年)
5月1日現在推計人口前回国調からの減少数
潮来市(前回最下位)27,603-1,508
高萩市27,593-2,045

この他に県記録の更新が確定的なのが、富山県(1970年滑川市→小矢部市)と大分県(2000年竹田市→津久見市)で、更新が微妙なのが、福島県(1940年平市vs本宮市)、鳥取県(1960年境港市vs境港市)、広島県(2000年庄原市vs江田島市)、長崎県(2005年松浦市vs松浦市)です。

「最下位が交替するかもしれない」のは、上述の茨城県と青森県【平川市(前回最下位)vsつがる市】、山梨県【上野原市(前回最下位)vs大月市】ですが、「最下位が交替するかもしれない」ではなく、「ほぼ間違いなく最下位が交替する」のが、埼玉県(白岡市→幸手市)と愛媛県(東温市→八幡浜市)です。

さて、香川県の最下位獲得最多記録は善通寺市の11回ですが、順当にいけば2065年に東かがわ市が破ることになります。今から45年も先のことなので、白桃はこの世にいないでしょうが、丸亀市が1920年に作った香川県記録24,480人を、10年後の2030年に東かがわ市が110年ぶりに破るのをこの目で確認するかもしれません。('◇')ゞ
[99834] 2020年 5月 24日(日)10:25:01白桃 さん
都道府県内最下位最多獲得市と最少人口記録市
[99815][99828]の記事に関するデータを以下に掲載します。新設合併前の記録は法人格が違うので、現行の市とは別の市とする、という杓子定規的な考えにたって、[99828]では「現役」の市とその記録(回数)を書き込みましたが、「【前身市】の罪?(記録)は、現行の市に帰する」という考えに基づき、(私見ですが)事実上の記録となっています。なお、表中に市名※とあるのは、新設合併前の【前身市】の記録です。また、(市名×)は消滅市です。
また、ここでは、都道府県内での最少人口記録市も掲載しました。2015年に最少人口を記録した道府県は、2020年に記録更新があるのは確実です。また、2020年に最下位が交替するかもしれないのは、記録更新の期待?がかかる青森、山梨以外に、茨城があります。

都道府県最下位最多獲得市(回数)------最少人口記録市(人口)(調査年)
北海道歌志内11歌志内3,5852015年
青森県弘前※7平川32,1062015年2020年に最下位交替の可能性
岩手県陸前高田13陸前高田19,7582015年
宮城県角田11角田30,1802015年
秋田県由利本荘※(本荘)4にかほ25,3242015年
男鹿※4
山形県尾花沢12尾花沢16,9532015年
福島県二本松※1030,1261940年
茨城県下妻5下妻27,6991970年
笠間※5
栃木県(日光×)8日光16,3792005年
群馬県安中※8高崎36,7921920年
埼玉県川越3狭山31,3411955年
鴻巣3
日高3
千葉県勝浦12勝浦19,2482015年
東京都羽村5福生37,9381970年
神奈川県南足柄9三浦36,3581955年
新潟県佐渡※(両津)10両津17,3942000年
富山県滑川10滑川30,0391970年
石川県珠洲9珠洲14,6252015年
福井県勝山12勝山24,1252015年
山梨県甲州※(塩山)10上野原24,8052015年2020年に最下位交替の可能性
長野県飯山8飯山21,4382015年
岐阜県美濃12美濃20,7602015年
静岡県(天竜×)8下田22,9162015年
愛知県高浜6津島30,6081950年
三重県熊野(注)11熊野17,3222015年
滋賀県東近江※(八日市)10八日市29,4371965年
京都府宮津13宮津18,4262015年
大阪府四條畷7富田林30,3991950年
兵庫県相生5養父24,2882015年
三田5
奈良県五條8御所26,8682015年
和歌山県御坊12御坊24,8012015年
鳥取県境港12境港32,7141960年
島根県江津11江津24,4682015年
岡山県高梁※7新見24,5762000年
広島県庄原※9庄原21,3702000年
山口県美祢(注)10美祢17,7542005年
徳島県小松島10三好26,8362015年
香川県善通寺11丸亀24,4801920年
愛媛県伊予※5北條27,7361965年
高知県土佐清水8室戸13,5242015年
福岡県嘉麻※(山田)11山田11,0342005年
佐賀県多久11多久19,7492015年
長崎県松浦※9松浦21,2212005年
熊本県(牛深×)10牛深16,6092015年
大分県豊後高田※6竹田17,4892000年
宮崎県串間8串間18,7792015年
鹿児島県西之表8垂水15,5202015年
沖縄県(石川×)11石川15,7611970年
(注):
熊野は、「前身」の熊野市時代に9回、現行の熊野市で2回記録しています。
美祢は、「前身」の美祢市時代に8回、現行の美祢市で2回記録しています。
[99828] 2020年 5月 22日(金)13:08:20白桃 さん
白桃の各回国勢調査都道府県内最少人口罪最多獲得市捕物控(第二話)
[99815]のつづきです。
白桃親分の取り調べを受けた会津の若松。最初のうちは、「それは、若松と名乗っていたころの話で、今の私には関係ありません。」とか、「その罰を受けるなら、二本松の菊次郎じゃございませんか。」などとグジグジ言っていたが、もともと生真面目で、会津の「什の掟」~ならぬことはならぬものです~を心得ている若松は、「正直に言えば、『起き上がれない小法師』程度のごくごく軽い刑で終わらせてやろう。」という親分の甘い言葉、・・・これを「司法取引」というのだろうか?・・・もあって陸前高田一味の全貌を白日の下に晒したのでした。
以下に、一味全員の名と、主だったものに与えられた刑の名称を記す。
13犯陸前高田お咎めなし
宮津天橋立又覘きの刑
12犯尾花沢スイカ割りの刑
勝浦おせんころがしの刑
勝山アチャコ恐竜の刑
美濃ミノ虫の刑
御坊ごぼう抜きの刑
境港ヌリカベの刑
11犯歌志内歌しないの刑
角田ロケット打ち上げ失敗の刑
江津江戸から一番遠いの刑
善通寺お咎めなし(寺社奉行管轄)
多久青しまうり漬けの刑
10犯滑川滑り止めの刑
小松島お咎めなし
9犯: 南足柄、珠洲
8犯: 飯山、五條、土佐清水、串間、西之表
7犯: 四條畷
6犯: 高浜
5犯: 三沢&黒石、下妻 、羽村、相生&三田
4犯: 尾道、佐世保
3犯: にかほ、足利、沼田、川越&鴻巣&日高、 沼津&下田、米原 、美作、東温、水俣、中津&津久見
2犯: 福島&会津若松&本宮、新発田&加茂、上野原、熊野&四日市&鳥羽、美祢、豊前、南城
浦安の安「ねぇ、親分、いまだに良く分かんねぇんですが、こいつら、いったい何をやらかしたんで?」
白桃「ま、安がわかんねぇのも無理はない。住んでいる世界が違うから。安の知らない世界では、別の「縄張り」ができていて、それぞれのシマを国とか藩というかわりに県とか府とかと言っている。で、同じシマの中にいくつかの派手で目立った街、があると思いねぇ。それを市、と呼ぶのだが、五年おきにある、でっけぇ人別改めで、そのシマの市の中で一番少なかったところに、人別改めごとにバツを付ける。そのバツが同じシマの中で一番多いのを書き留めたのが、上の「鳴門きんとき秘帳」というわけだ。」(い、いつの間に「鳴門きんとき秘帳」なる名が付いた???)
安「まだ、わかんねぇが、それは置いとくとして、その人別改めで、ケツを食らうっていうのは悪いことですかい。別に他人様に迷惑をかけるようなことじゃ、ないのでは?」
白桃「オメェの言うとおりだが、バツが付いたら、みっともないことは違ぇねぇ。そのバツの数を数えるスキ者がいて、そいつが事件に仕立て上げるのさ。」
安「それにしても、一番罪が重そうな陸前高田はお咎めなしで、他も、あんまりキツそうな刑じゃなさそうですね。」
白桃「そりゃそうさ。こいつらの中で、ちょいワルは、熊野と美祢ぐらいで、会津の若松にしたって名前を変更しただけで正体までは変えていない。こいつらは、みんな正直者なのさ。陸前高田なんざ、あまりにも可哀想で同情するぜ。本当のワルは、佐渡や甲州のように、名前も正体も変えて、昔のことをかくしているのとか、二本松の菊次郎のように「代替わり」を装っていやがるヤツさ。それと、名跡を譲る代わりに今市にかくまわれている日光とか、バツ8の天竜を隠している浜松なんか許せねぇ。日光なんぞ、『三猿の刑』をくらわしたい、浜松は隠蔽の咎で『うなぎ蒲焼の刑』にしたいよ、まったく・・・」
と、憤懣やるかたない様子の白桃親分。が、お話はココまで。~おわり
[99815] 2020年 5月 20日(水)19:24:14【1】白桃 さん
白桃の各回国勢調査都道府県内最少人口罪最多獲得市捕物控(第一話)
ここんとこ、十番勝負感想の中に過去を振り返るものが散見されます。十番勝負においては、殆ど予習・復習をしない白桃なんで、あまり過去を振り返ることもないのですが、
[99803]勿来丸 さん
#各参加者が初めてメダルを取った市、初めて手に入れた領地、なんてものも知りたいです。
これだけは忘れておりません。
第一回の問一で
お題が
沼田市、日高市、美濃市、養父市、境港市
で想定解数が47とくれば、もうあれしかない。当然共通項は「都道府県内で人口の最も少ない市」なので、善通寺で答え、金メダルを頂きました。ただ、幸いなことに、当時は善通寺より東かがわの人口が多かったので即答しましたが、もし、現在の状態ならば、「東かがわ」で答えるのを躊躇したのでは、と思います。また、当時の白桃は今ほど十番勝負に関心を持っておらず、一瞥してわからなければ、それ以上問題を考えるなんてことはしませんでしたので、第一回で答えたのは、もう一つ(観音寺でこれも金)だけでした。

~~ここから妄想が広がります~~

浦安の安(五郎)「白桃親分、テェヘンダ、グリグリの旦那が、こいつらの一味を大至急しょっぴいて来いって。」
見ると、書きつけには
陸前高田、川越、鴻巣、三田、小松島
と書いてある。
白桃「安よぉ、グリグリの旦那は、佐渡や甲州のことは何にも言ってなかったか?」
安「へぇ、それがねぇ、あいつらには、現場不在の証があるので手出しできない、とか、法人格がどうのこうのと口ごもっていました。」
白桃「わかった。安、ちょいと善通寺を連れてきな。」
善通寺「親分、ご無沙汰しております。何かご用で。」
白桃「久しぶりだな。ちょっと昔のことをほじくりかえしてすまねぇが、おめぇ、こいつらの仲間じゃないか?」
善通寺「・・・親分もうご勘弁を。讃岐の国で11回もケツをくらったことが今でも響いてるんですか。今は、改心しておりますですが・・・。そりゃぁ、東かがわの若造にはアタマにきて、ガツンとやって、ついでに、和三盆をちょっくらかっぱらってきましたが、それが何か。ああ、そうや、東かがわのヤツこそ、こいつらの仲間じゃないんナ?・・・(ところどころ讃岐弁)。アイツはあれからおとなしくなって、ふうが悪いけん、三本松の街も歩けん、とかなんとか言ってましたが。」
白桃「東かがわは、今のところ、この一件にはかかわっていない。それより、アンマリ無茶をするとお大師サンにも申し開きができないのではないか。もう少し、東かがわのこともいたわってやれ。誠を尽くせ、尽誠は学園ダ。」
安「親分、何を言ってるのか良くわからねぇが、善通寺は帰していいんですか?」
白桃「いいよ。アイツは一味には違ぇないが、今回ばかりは見逃してやろう。それより、安!次は、会津の若松を連れてきな。」~~つづく
[99800] 2020年 5月 19日(火)15:34:50白桃 さん
名邑三世代.その23(新潟県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
新潟県の「秀邑」は、「準名邑」であった葛塚(豊栄市の前身)に、[99788]千本桜さんの、
「荒い(新井)海を六日(六日)も漕いで(小出)」
プラス堀之内の五つで、佐渡の両津は「準秀邑」にもなっていません。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
二種三級新井妙高市新井町7,050新井町11,884
二種三級葛塚(新潟市)葛塚町7,034葛塚町10,293
二種三級六日南魚沼市六日町 6,824六日町10,361
二種三級小出魚沼市小出町5,998小出町10,267
二種三級堀之内(魚沼市)堀之内村7,539堀之内町12,667
準秀邑
宮内(長岡市)上組村7,837 宮内町12,784
(参考)
両津佐渡市両津町6,507両津町9,402
内野(新潟市)内野村4,958内野町10,274
青海(糸魚川市)青海村3,686青海町12,208
中之島(長岡市)中之島村11,349中之島村14,056
板倉(上越市)板倉村10,172板倉村11,838
黒埼(新潟市)黒埼村9,410黒埼村13,440
安田(阿賀野市)安田村7,357安田村10,648
注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
「昭・平の名邑」、すなわち「卓邑」になってやっと両津が登場します。もっとも、2000年国調時の時点で市になっていれば自動的に「卓邑」となりますので、あまり威張れたものではありません。もし、両津が市になっていなければ、2000年国調人口が2万人をきっているので、二種ではなく四種の「卓邑」だったのです。青海は企業城下町、分水の分身、いや、【前身】は地蔵堂、西川の【前身】は曽根ですから、新潟の主要な街は、大体、落ち着くところに落ち着いた、という感じですかね…
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
一種三級両津(9)佐渡市両津市28,892両津市17,394
二種三級塩沢(0)(南魚沼市)塩沢町24,827塩沢町20,561
二種三級吉田(9)(燕市)吉田町18,782吉田町25,136
二種三級黒埼(7)(新潟市)黒埼村14,174黒埼町25,893
四種青海(9)(糸魚川市)青海町17,221青海町10,160
四種分水(9)(燕市)分水町16,285分水町15,681
四種西川(7)(新潟市)西川町8,474西川町12,365
(参考)
津南(0) 津南町津南町20,072津南町12,389
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「卓邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
注3:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99786] 2020年 5月 18日(月)11:51:03白桃 さん
名邑三世代.その22(新潟県・中編)
31もある新潟県の【明治の名邑】を現在の自治体ごとに整理すると以下のようになります。これを見て、アソコが入ってない、どうして?と思われる方がいれば私は嬉しいのです。
市町名---名邑
新潟市新潟、沼垂、白根、巻、亀田、小須戸、新津
長岡市長岡、与板、寺泊、栃尾
上越市高田、直江津
新発田市新発田
三条市三条
柏崎市柏崎
燕市
村上市村上
南魚沼市
佐渡市相川、小木
十日町市十日
五泉市村松、五泉
糸魚川市糸魚川
阿賀野市水原
見附市見附、今
魚沼市
小千谷市小千谷
妙高市
胎内市中条
加茂市加茂
出雲崎町出雲崎

入ってないところは、はたして「準名邑」となっているのでしょうか?
準名邑現自治体-----1886年戸口表 人口---1908年人口
地蔵堂(燕市)地蔵堂町第一表2,832地蔵堂町4,011
岩船(村上市)岩船町第一表2,824岩船町3,636
両津佐渡市湊町第一表1,924両津町※5,512
第一表1,497(両津町)
葛塚(新潟市)葛塚村第一表2,750葛塚町8,128
片貝(小千谷市)片貝村第一表4,953片貝村6,638
吉田(燕市)吉田村第一表4,039吉田村 7,556
柿崎(上越市)柿崎村第一表3,580柿崎村8,294
曽根(新潟市)曽根村第一表3,006曽根村3,850
両津町※---1901年に湊町、夷町と加茂歌代村の一部で新設

「準名邑」にも入っていなければ、多分以下にあるでしょう。
(参考)現自治体-----1886年戸口表人口---1908年人口
津川阿賀町津川町第一表2,321津川町3,250
河原田(佐渡市)川原田第一表2,235河原田町2,320
塩沢(南魚沼市)塩沢村第一表1,990塩沢町6,794
小出魚沼市小出島村第一表1,885小出町5,227
六日南魚沼市六日町村第一表1,831六日町6,813
名立(上越市)名立大町村第一表1,147名立町2,124
瀬波(村上市)瀬波町第一表1,117瀬波町1,885
内野(新潟市)内野村第一表2,837内野村6,049
黒埼(新潟市)金巻村第一表2,501黒埼村10,129
真野(佐渡市)新町第一表1,293真野村7,295
新井妙高市新井村第三表2,684新井町7,250
石地(柏崎市)石地村第三表2,079石地町3,944
能生(糸魚川市)能生町村第三表1,895能生町3,884
沢根(佐渡市)五十里村第三表1,352沢根町3,751
高浜(柏崎市)宮川村第三表1,423高浜町※3,126
椎谷町第一表1,098(高浜町)
仙田(十日町市)仙田村第三表5,741仙田村5,410
中條(十日町市)中條村第三表3,967中條村7,355
横越(新潟市)横越村第三表3,401横越村8,000
高浜町※---1901年椎谷町と宮川町で新設

注1:表中1886年の人口は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の人口は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99780] 2020年 5月 17日(日)16:03:03白桃 さん
スワ!白桃、十番勝負から引退か?
細菌はウイルスと違って、
もとい。最近は昔と違って、得意の左四つに組めても技が出てこなくなった、と関脇・長谷川が引退会見で語ったかどうか知りませんが、今の白桃がまさにそれであります。もともと、出足も悪く、詰めも甘かったのですが、それにしても今回、それほど難しい問題が無かったのに反応があまりにも鈍かった。
一日目
十番勝負開始から五時間たって、ようやく問五【動物名(鹿)の市および町村があった市】を解答。さて、問五ですが、答える際に「数があわない」とほざきました。数があわなかった理由は菊池市を抜かしていたからですが、菊池町時代に菊鹿村(当時)と境界変更があっただけなのですね。その菊池市を該当市とすることについて、全面的に賛同しかねますが、菊池市を解答したさざ波さんには敬意を表します。

問四【市制施行日が1954年の市】
1954年は「昭和の大合併」の真っ盛り、と言っても、第54回十番勝負に出題されるとは予測していませんでした。リセット鹿沼に引っ掛かりました。

問二【二つの町からなる市(市制施行時およびその後の合併を含め2町が合体)】
問題番号が大きなヒントになっていたのだと思いますが、グリグリさんも「共通項の説明表現が難しい」と仰っているように、解けてもあんまりスッキリした気分になれませんでした。

二日目
問一【市役所の住所に「中央」の文字がある市】
ウラのウラのウラのウラをかかれた問題でした。几帳面で慎重かつ繊細な白桃→(多分ウソ)には、誰か数人が正解をした後でなければ解けるものではありませんでした。('◇')ゞ

問八【一文字の市に隣接する市】
初歩的隣接問題に苦戦するとは。

問九【隣接する市区町村の中で最も人口の少ない市】→これは勿来丸さんの【自市より人口の多い市区町村とのみ隣接する市】の方がわかりやすい。
今回メダルを獲れたとすれば、この問題でした。言い訳ですが、お題の淡路市は現在、洲本市より多くなっています。ついつい、10月1日推計人口のことを忘れていました。

問十【同一都道府県内の市と町と村にのみ隣接する市】
お題と非該当にあった高知県の市を見ているうち、ようやく分かりました。

問六【都道府県の中で東端西端の経度差が一番大きい市】を誤答
当初、「都道府県の中で市役所から市内最高点までの距離が一番長い市」を考えていました。誤答は致し方ありませんが、高松での誤答は痛い。あゝ痛い。
※二日目は頑張るもここまで
※三日目:沈黙のパレード
四日目
問六を解く。「日本の東西南北端点の経度緯度(都道府県、市区町村別を含む)【国土地理院】」見ても、60進法の引き算が面倒でした。そこで、今回初めて「一目瞭然」「簡単明瞭」「唯一無二」「超超安易」「県内四市」「市盗無視」の忍法トットリの術を使いました。(笑)

五日目
問三【今年、市長選挙が行われた市(無投票を含む)】
朝、目覚めて、アレでないか!と気が付き、あわててパソコンを開けました。確証を得て口ずさんだのが、なぜか伊東ゆかりさんの♪「朝のくちづけ」。選挙問題には毎度苦戦します。
※ヒントが出ます。
ヒント直後、
問七【美しい日本のむら景観百選のある市】にやっとたどりつく。
ぺとぺとさんが「数はぴったり合いました。」って仰っていたので、「赤穂47士(市)」ではなく、スタンダードな問題とは分かっていたのですが、念のため、都道府県庁所在市に、○○が一番近い市、を探すこと数十回の時間浪費。でも、町村ヒントで美瑛が出ていなければ、あだまだ解けていなかったでしょう。

最近は、これはアノ手の問題、それはソノ手の問題という、問題を見極める力というか勘が衰えています。今回、完答順位が4位と言っても、ヒント後の完答ですから上位3名とは大きな開きがあります。唯一の救いは念願の総社を盗れたことです。
で、ソロソロ引退かって?
とんでもありません。今回の敗因は次の通りはっきりしています。
1.ステイ・ホームの追風は私には殆ど関係なかった事。(バイト中でも、家にいるのと同じ環境下にあります。→マル秘)
2.期間中、一切お酒を飲まなかったこと。(別に体調が悪かったワケではありません。通院日の2週間前からは飲まないようにしています。→極秘)

最後になりましたが、グリグリさんには今回も苦しめさせていただきましたこと、御礼申し上げます。次回もお手柔らかにお願いします。
[99762] 2020年 5月 16日(土)13:20:13【1】白桃 さん
名邑三世代.その21(新潟県・前編)
【明治の名邑】
明治期の新潟県の人口の多さについては今さら言及するまでもありませんが、「明治の名邑」の数31は、他府県を圧倒して文句なしの全国一位です。
新潟は「別格市街」、高田、長岡に加え新発田も「市街」。新発田が「市街」なら三条もか、と予測していましたが、そうではありませんでした。その三条を押さえて、「名邑」筆頭はなんと相川。村上、小千谷、柏崎と続く名邑で異彩を放つのが沼垂。沼垂(渟足)の柵というのが日本史の教科書に出ていたような気もしますが、古くは、新潟と喧嘩、反目するほどの相当な湊町であったようです。直江津、村松、十日(町)と続いて、次に入るのが与板。直江家に養子に入った(樋口)兼続はここに住んでいたのだろうか?あまり知られていない与板の次は、お節料理買い出しツアー
で名高い寺泊。糸魚川、「越後の小京都」の加茂、そして、♪えち~ごのエキでいずもざき?、数ある名邑の中で現在も自治体名として残る最も寂れたマチ、出雲崎に名邑代表を。出雲崎には「明日がなかったさ」かも。白根、五泉、水原、見附、燕、そう言えば、♪越冬つばめ、は越後の燕で冬を越す???、消滅した一文字町・巻、あられの亀田、とまだまだ続きます。相川に次ぐ佐渡の名邑は小木。栃尾、小須戸、新津、中条、最後が今。だらだら書いているだけで疲れます。よせば良かった?('◇')ゞ
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)---1908年(人口)
別格市街新潟新潟市新潟40,778新潟市61,616
市街高田上越市高田24,511高田町◎28,021
市街長岡長岡市長岡16,152長岡市35,376
市街新発田新発田市新発田10,527新発田町18,307
名邑相川(佐渡市)相川10,704相川町10,849
名邑三条三条市三條町8,953三條町※14,777
(三条市)一ノ木戸村3,609(三條町)
名邑村上村上市村上※10,805村上町8,234
名邑柏崎柏崎市柏崎町8,345柏崎町9,383
名邑沼垂(新潟市)沼垂8,774沼垂町11,869
名邑直江津(上越市)直江津町7,353直江津町12,686
名邑村松(五泉市)村松町7,190村松町8,963
名邑十日十日町市十日町村5,531十日町7,249
名邑与板(長岡市)与板5,442与板町6,107
名邑寺泊(長岡市)寺泊町5,420寺泊町11,644
名邑糸魚川糸魚川市糸魚川5,275糸魚川町8,085
名邑加茂加茂市加茂町5,109加茂町※14,836
(加茂市)上條村3,714(加茂市)
名邑出雲崎出雲崎町出雲崎5,093出雲崎町※10,135
(出雲崎町)尼瀬2,785(出雲崎町)
名邑白根(新潟市)白根町4,908白根町7,511
名邑五泉五泉市五泉町4,834五泉町11,230
名邑水原阿賀野市水原町4,128水原町8,371
名邑見附見附市見附4,066見附町8,205
名邑燕市燕町3,980燕町4,518
名邑(新潟市)巻村3,975巻町6,138
名邑亀田(新潟市)亀田町3,876亀田町8,716
名邑小木(佐渡市)小木町3,819小木町6,338
名邑栃尾(長岡市)栃尾町村3,721橡尾町〇6,203
名邑小須戸(新潟市)小須戸町3,451小須戸町8,643
名邑新津(新潟市)新津村3,446新津町10,232
名邑中条胎内市中條町3,137中條町8,749
名邑(見附市)今町新田3,107今町3,845
高田町◎:1911年に高田市に
橡尾町〇:1911年に栃尾町に改称
村上※10,805人:町村制施行後の村上町と村上本町の区域を併せた人口
三條町※、加茂町※、出雲崎町※は、それぞれ「戸口表」第一表に記載されている一ノ木戸村、上條村、尼瀬を併合しています。

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99748] 2020年 5月 15日(金)09:50:01白桃 さん
名邑三世代.その20(兵庫県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
兵庫県の「秀邑」は、この期に市制施行した相生、芦屋、加古川に、後に市となる小野、川西、「昭和の合併」で明石に吸収される大久保、二見、現在なお「町」のままの中、「村」でありながら名を連ねる鳴尾と、結構バライティに富んだ九つの街。相生は1920年当時は「おお(あう)」であり、広島の因島同様、人口変動が激しいのです。因島との共通点は「造船の町」。芦屋は「町」を飛び越えて市制施行。ついに「町」にもならず西宮に吸収された鳴尾は、甲子園が出来る前には高校野球のメッカでありました。
一種二級相生相生市相生町15,408相生市27,528
一種二級芦屋芦屋市精道村11,151芦屋市42,951
一種三級加古川加古川市加古川町7,483加古川市49,832
二種三級小野小野市小野町5,805小野町10,326
二種三級川西川西市川西村8,053川西町24,146
二種三級大久保(明石市)大久保村7,880大久保町24,713
二種三級多可町中村7,510中町11,613
二種三級二見(明石市)二見村5,050二見町10,683
三種三級鳴尾(西宮市)鳴尾村7,190鳴尾村33,812

参考として、「準秀邑」にもなれなかったのは以下の通り。生野はあと521人いたら、小浜はもう半年前に「町」となっていれば・・・タラ・レバの話。
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
生野(朝来市)生野町8,069生野町9,489
西脇西脇市西脇町4,603西脇町15,066
本庄(神戸市)本庄村6,140本庄村13,538
魚住(明石市)魚住村5,727魚住村10,973
小浜宝塚市小浜村5,513小浜村15,090
良元(宝塚市)良元村4,640良元村21,687

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
兵庫県の「卓邑」は以下の12。(参考)に掲げた氷上は、2000年に2万人をキープしていれば「卓邑」になれたのに、猪名川は同年の人口が3万人にのっていたら「準卓邑」でした。これは、レバ・タラの話。
卓邑名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
一種一級宝塚(9)宝塚市宝塚市66,491宝塚市213,037
一種一級三田(9)三田市三田市32,528三田市111,737
一種二級西脇(9)西脇市西脇市42,238西脇市37,768
一種二級加西(7)加西市北條町23,294加西市51,104
二種二級稲美(0)稲美町稲美町18,525稲美町32,054
二種三級山崎(9)宍粟市山崎町27,243山崎町25,971
二種三級社(0)加東市社町17,966社町21,545
二種三級太子(6)太子町太子町14,296太子町31,960
二種三級夢前(0)(姫路市)夢前町13,649夢前町21,952
四種香住(7)香美町 香住町17,369香住町13,998
四種日高(7)(豊岡市)日高町21,685日高町18,410
四種播磨(6)播磨町阿閇村8,814播磨町33,766
(参考)
猪名川(4)猪名川町猪名川町7,178 猪名川町29,094
氷上(0) 丹波市氷上町20,802氷上町19,299

注1:(人口)は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「卓邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
注3:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99737] 2020年 5月 13日(水)23:35:38白桃 さん
Re:速報が出た
[99735]ピーくん さん
ようやく広島県から推計人口が発表されました。37年ぶりに280万人割れました。
一昨日だか昨日だか、広島県の担当部署に訊いたら「今週の木曜日に公表予定」と仰っていたのですが、一日早まったようですね。
例年、地方の県庁所在都市や大学の多い都市においては、四月一日現在推計人口がかなり落ち込み、五月一日現在推計人口である程度復原するのですが、本年は新型コロナの影響を受けて様相が異なるかもしれません。

日野市が19万人に仲間入り流山市が東広島市抜き去る。
流山の人口増加が飛びぬけているだけで、東広島も順調に人口を伸ばしています。五年後の国勢調査の頃はどうなっているのか予測はできませんが、当分の間は安泰でしょう。
[99731] 2020年 5月 13日(水)12:41:56白桃 さん
名邑三世代.その19(兵庫県・前編)
このシリーズ、都道府県を逆五十音順に吟味しているのですが、47都道府県を逆五十音順にスラスラ言える方がいたら、私は尊敬します。それはともかく、このシリーズ次回十番勝負までに終わるのかどうか・・・。
【明治の名邑】
兵庫県の「明治の名邑」は二十二もあります。神~戸、♪そして神戸はもちろん「特選市街」。「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(以下「戸口表」)には「神戸」と「葺合」が第一表に掲載されています。「市街」は姫路、明石、尼ヶ崎、西宮の四都市。明石ですが、「戸口表」には「明石」以外に「大蔵谷」「王子」が第一表に出てきます。名邑筆頭は洲本。続いて二枚目は同じ淡路勢の由良。♪由良由良ゆれる初恋のもどかしさ~、「わたしの城下町」ではありませんが、洲本にお城が戻るまで、いっとき城下町だったそうな。地味ながらお目出度そうな高砂、柳行李の豊岡、♪赤とんぼの龍野、黒田官兵衛が閉じ込められた伊丹、また淡路の福良が続き、兵庫の名邑代表出石。伊豆市ではありません。脱線しますが、「名邑代表」って意味あるのか、選出規準はあるのか、って訊かれたら、こう答えます。「何もありま温せん。ただ、私好みの今はショボクレタ街を選んでいます。行き当たりばったりに決めていますが、香川県だけは既に決まっております(笑)」。続いて渋めの網干。私、小さい頃「あぼし」って、煮干か梅干の親戚かと思ってました。そして、今は橋下の街となった岩屋、デカンショ篠山、メガネのミキじゃなくて金物の三木、♪恋のしずく…恋のしづき(志筑)、個人的には忘れることが出来ない飾磨、浪士協調の赤穂(「戸口表」第一表には「加里屋」の他に「上仮谷」と「中村」も記載されている)、御影石より御影郷(美酒)の御影、シンガリはホタルイカ浜坂。名邑ザックザクの兵庫です。
名邑/種別名称現自治体-----1886年(人口)---1908年(人口)
特選市街神戸神戸市神戸80,446神戸市378,197
葺合5,418(神戸市)
市街姫路姫路市姫路22,677姫路市41,028
市街明石明石市明石18,587明石町25,951
大蔵谷3,013(明石町)
市街尼ヶ崎尼崎市尼ヶ崎12,742尼ヶ崎町19,888
市街西宮西宮市西ノ宮11,932西宮町18,396
名邑洲本洲本市洲本8,948洲本町9,302
名邑由良(洲本市)由良7,069由良町10,146
名邑高砂高砂市高砂6,519高砂町7,679
名邑豊岡豊岡市豊岡6,325豊岡町7,774
名邑龍野たつの市龍野5,840龍野町6,952
名邑伊丹伊丹市伊丹5,816伊丹町9,641
名邑福良南あわじ市福良5,771福良町6,848
名邑出石(豊岡市)出石5,253出石町5,264
名邑網干(姫路市)網干5,170網干町8,429
名邑岩屋(淡路市)岩屋4,886岩屋町6,870
名邑篠山丹波篠山市篠山4,884篠山町7,390
名邑三木三木市三木4,877三木町5,643
名邑志筑淡路市志筑4,548志筑町5,420
名邑飾磨(姫路市)飾萬津4,327飾磨町6,222
名邑赤穂※赤穂市加里屋3,865赤穂町6,793
名邑御影(神戸市)御影3,664御影町7,467
名邑浜坂新温泉町浜阪3,496浜坂町6,420

続いて「準名邑」
「戸口表」人口が三千人に僅かながら届かなかったのが、柏原(かいばら)、三田(さんだ)、生野(いくの)。なお、三田市の前身は三田ではなく三輪です。明治期に町になれなかった(ならなかった)のが曽根と今津。惜しいかな曽根の町制施行は1913年(大正2年)。
名称現自治体-----1886年戸口表人口---1908年人口
柏原(丹波市)柏原第一表2,982柏原町5,105
三田(三田市)三田第一表2,976三田町3,781
生野(朝来市)生野第一表2,903生野町9,487
曽根(高砂市)曾根第一表3,075曾根村3,489
今津(西宮市)今津第一表3,703今津村4,000

ここに書き留めておきたい街がまだまだありますが、キリがなく、参考列挙は少な目に。
加古川※については「戸口表」第一表に「寺家」の他に「加古川」が記載されていますが、その現住人口は822人となっており、いずれにしろ当時の加古川は取り立てて言うほどの街でもなかったようです。尾崎、沼島は、ついに「町」になることはなかったのですが、白桃が関心を持っているところです。淡路島南方沖合にある沼島は、「国産み」伝承があることで有名です。今の人口は10分の1に近いのかな?
(参考)現自治体-----1886年戸口表人口---1908年人口
加古川※加古川市 寺家第一表1,644加古川町4,118
尾崎(赤穂市)尾崎第一表4,586尾崎村 4,924
沼島(南あわじ市)沼嶋第二表 3,812沼島村3,679
相生相生市相生村第三表4,077相生村5,381

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99722] 2020年 5月 12日(火)07:50:06白桃 さん
名邑三世代.その18(広島県・後編)
【秀邑】(大・昭の名邑)
広島県の【秀邑】は後に市となる土生(因島市の前身町)、大竹と現在は江田島市の一部になっている大柿の三つです。なお、下の表からは土生町の人口が横ばいのように見えますが、1925年には7,709人となっており、何故このような急減をみたのか、類推は出来ますが確かなことは言えません。
秀邑/種別名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
二種三級土生(尾道市)土生町13,315土生町13,488
二種三級大竹大竹市大竹町6,375大竹町14,448
二種三級大柿(江田島市)大柿村9,574大柿町13,233
続いて
◎準秀邑
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
向島(尾道市)向島西村9,814向島町13,571
坂町坂村6,934坂町14,089
大野(廿日市市)大野村6,008大野町10,848
(参考)
1920年の人口が5,000人未満で「準秀邑」にも成れなかったところや、人口面では「秀邑」の要件は満たしていたが、この期に町制施行が行われなかったところです。(細かい話で恐縮ですが、安浦の「前身町」は、「準名邑」の内海ではなく、三津口になっております。)
名称現自治体-----1920年(人口)---1950年(人口)
十日市三次市十日市町4,410十日市町11,181
五日市(広島市)五日市町3,409五日市町10,319
西条東広島市西条町2,645西条町10,751
瀬戸田(尾道市)瀬戸田町2,286瀬戸田町10,707
府中町府中町府中村3,526府中町11,408
船越(広島市)船越村2,883船越町10,652
安浦(呉市)三津口村2,665安浦町※11,043
祇園(広島市)祇園村2,215祇園町12,841
倉橋島(呉市)倉橋島村14,051倉橋島村20,018
江田島江田島市江田島村13,945江田島村21,043

注1:人口は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「秀邑」等は、現自治体の【前身】ではないことを示します。

【卓邑】(昭・平の名邑)
以下、13の【卓邑】と、1960年の人口が1万人に届かなかったため、「卓邑」を逸した「筆の街・熊野」です。なお、「卓邑」の名称が「三次市」となっているのは、【前身】ではない「三次」が「明治の名邑」として既に存在していることによります(三次市の前身は十日市)。このように、このシリーズ、あまりにもマニアックで、いろいろ勝手な
ルールを作っているので、関心を持っておられる方は殆どいないと思います。ましてや、向島・坂・大野が、「明治の名邑の(参考)」→「準秀邑」→「卓邑」と一歩ずつ階段を上がっているのに気が付いた方は、まさかいないでしょうね。('◇')ゞ
卓邑/種別名称現自治体-----1960年(人口)---2000年(人口)
一種二級三次市(9) 三次市三次市42,163三次市39,503
一種二級庄原(8)庄原市庄原市30,663庄原市21,370
一種二級東広島(6) 東広島市西条町21,952東広島市123,423
一種二級廿日市(9) 廿日市市廿日市町20,933廿日市市73,587
二種二級神辺(5)(福山市)神辺町24,249神辺町40,361
二種二級府中町(8) 府中町府中町17,104府中町50,673
二種三級新市(7)(福山市)新市町20,911新市町21,695
二種三級大野(3)(廿日市市)大野町11,088大野町25,727
二種三級黒瀬(0)(東広島市)黒瀬町10,107黒瀬町25,351
四種坂(9)坂町坂町13,713坂町12,276
四種向島(8)(尾道市)向島町17,045向島町16,710
四種川尻(5)(呉市) 川尻町8,365川尻町10,380
四種江田島(5)江田島市江田島町19,185江田島町12,824
(参考 )
熊野(3) 熊野町熊野町9,324熊野町25,392
注1:(人口)は国勢調査人口
注2:現自治体欄が(  )となっている「卓邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
注3:名称の後の(数字)は1960年~2000年の9回の国調でDIDが存在した回数
[99708] 2020年 5月 11日(月)14:51:51【1】白桃 さん
名邑三世代.その17(広島県・前編)
【明治の名邑】
広島県の「明治の名邑」は、現在の状況から連想することが難しいというか、整理しずらい、収拾がつかないほど混沌としています。その原因として挙げられるのが、「軍港呉」の存在と、瀬戸内島嶼部の異常なほどの人口稠密であります。これを理解するには、地域の歴史を振り返って資料を詳細に検証しなければいけないのですが、それは真の歴史地理学者にお任せするとして・・・
18の「明治の名邑」の中で、広島はこのシリーズ初めて登場する「特選市街」。呉は、1886年の人口は「市街レベル」なのですが、1908年には10万を超えていることで「別格市街」となっています。ここで注目されるのが、町村制施行時(1889年)に行政区画の名称としては無かった「呉」が、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(1888年「内務省総務局」に記載されていることです。大関クラス「市街」に尾道と福山が名を連ねるのは順当として、名邑筆頭が音戸と言うのは少々意外。「酔心」三原に続く阿賀は歴史も古いようですがどうもつかみどころがない。竹原、忠海と続くのも意外で、竹鶴のウィスキーでも飲んで気持ちを落ち着かせよう。三次は本来の?三次であるが、現在の三次市の前身ではありません。♪鞆よ~夜明け前の闇の中で~鞆よ~名邑代表をお願いします。府中は当然、備後の府中。仁方は古い時刻表にある仁堀航路がなつかしい。三津は安芸津と言った方がわかりやすい?。後は、毛利氏ゆかりの吉田、広島の西の草津(※町制施行は1909年)、東の海田市、下駄の音が聞こえそうな松永が続きます。
名邑/種別名称現自治体---1886年(人口)---1908年(人口)
特選市街広島広島市広島81,914 広島市142,763
別格市街呉市11,160呉市100,679
市街尾道尾道市尾道17,307尾道市30,367
市街福山福山市福山14,663福山町18,081
名邑音戸(呉市)瀬戸10,271音戸町12,643
名邑三原三原市三原8,265三原町11,229
名邑阿賀(呉市)阿賀7,980阿賀町11,058
名邑竹原竹原市下市7,241竹原町8,187
名邑忠海(竹原市)忠海6,253忠海町7,745
名邑三次(三次市)三次5,522三次町5,731
名邑(福山市)5,065鞆町10,534
名邑府中府中市府中市4,736府中町6,372
名邑仁方(呉市)仁方4,424仁方町4,997
名邑三津(東広島市)三津4,122三津町5,398
名邑吉田安芸高田市吉田3,780吉田町3,933
名邑草津(広島市)草津3,761草津村※5,083
名邑海田市海田町海田3,705海田市町3,981
名邑松永(福山市)松永3,388松永町4,109

◎「準名邑」
「準名邑」は瀬戸内の厳島(宮島)、内海(安浦)、廿日市、川尻と内陸の可部、加計(学園とは無関係)の六つ。
準名邑現自治体---1886年戸口表人口---1908年人口
厳島(廿日市市)厳島第一表2,953厳島町3,725
内海(呉市)内海第一表 2,743内海町3,193
可部(広島市)可部第一表2,655可部町3,011
廿日市廿日市市廿日市第一表2,655廿日市町2,649
川尻(呉市)川尻第一表 3,374川尻村4,723
加計安芸太田町加計第二表3,510加計町5,211

この他にも、人口的には「名邑」も顔負けするほどの街(とは言えないところも)が並んでいます。特に、広は村のまま呉と一緒になったので、「準名邑」にもしていませんが、戦前には3万人を超えており、市制施行していても不思議はないところです。(※貢村が糸崎町になったのは1912年2月11日でまだ明治、大竹の町制施行は1911年。)
(参考)現自治体---1886年戸口表人口---1908年人口
糸崎(三原市)東野第一表2,490貢村※5,744
庄原庄原市庄原第一表2,489庄原町4,489
瀬戸田(尾道市)瀬戸田第一表2,427瀬戸田町2,667
(呉市)第一表13,377広村14,780
倉橋島(呉市)倉橋第一表12,781倉橋島村16,145
下蒲刈島(呉市)蒲刈第一表11,253下蒲刈島村7,290
上蒲刈島(呉市)上蒲刈島村5,326
戸河内(安芸太田町)戸河内第二表5,896戸河内村7,685
大竹大竹市大竹村第三表5,524大竹村※6,549
仁保島(広島市)仁保島第三表14,766仁保島村13,221
江田島江田島市江田島第三表9,562江田島村13,683
向島西(尾道市)向島西村第三表7,693向島西村8,522
坂町坂村第三表6,724坂村7,975
吉浦(呉市)吉浦第三表6,210吉浦村6,616
熊野熊野町熊野村第三表5,764熊野村6,897
向島東(尾道市)向島東村第三表5,253向島東村6,488
大野(廿日市市)大野村第三表5,146大野村5,770
東野(大崎上島町)東野村第三表5,026東野村6,326

注1:表中1886年の(人口)は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」(M.21年「内務省総務局」に記載された現住人員(1886年12月31日調)、1908年の(人口)は「日本帝国人口静態統計」によります。
注2:現自治体欄が(  )となっている「名邑」「準名邑」は、現自治体の【前身】ではないことを示します。
[99678] 2020年 5月 10日(日)00:40:59白桃 さん
須賀ストーリー
ハマと言えばヨコハマ、スカと言えばヨコスカ。
その横須賀にある百貨店、さいか屋が来年二月に閉店になるとのこと。2015年国勢調査から16,037人もの人口減少を示している(2020年4月1日現在:減少数全国6位)横須賀、いよいよ寂しくなってしまいます。もっとも、今どき百貨店の存在を都会の指標にしている白桃のほうが時代遅れなんでしょうけど。
ところで、横須賀と言う地名はあちこちに結構ありますが、ちょっとややこしいのが、今は掛川市となっている横須賀というか、大須賀。
1889年の町村制が施行されたときに横須賀町が中心となって「大須賀村」が出来ましたが、その前身となる横須賀町は、「市街名邑及町村二百戸以上戸口表」では第一表に記載され、現住人口も3,377人と、本来なら「明治の名邑」となるところだったのですが、大須賀村の町制施行が大正に入ってからだったことで「準名邑」に甘んじています。ややこしいのは、大須賀村は町制施行に際し「横須賀町」と改称しているのです。さらに、その横須賀町は、「昭和の大合併期」に大淵村と合併で「大須賀町」となるややこしさ。この名称変更は、元の名前に戻したのか、それとも大淵の「大」を入れたのか、私は知りません。
さて、ここから白桃の懐古と妄想の世界に入ります。
大須賀、横須賀の「須賀」は“砂地の土地”の意もあるようで、砂地ということは当然、水はけも良いので、何もたまってはいない。例えば、「新型コロナの影響か、電車がスカスカだった。」と聞いたりしますが、この“スカスカ”は、「須賀」と関係あるのかしら?
「久慈(籤)を引いたらスカだった。」の“スカ”や、スカタン(南海ホークスに居たのはスタンカ)の“スカ”は「須賀」とはあんまり関係なさそうでありますが・・・。
白桃は、三本松のこのアタリに住んでいたことがあります。現在、帝国製薬がある場所に東洋紡績三本松工場があったのですが、その敷地は三本松ではなく白鳥です。住んでいた社宅の住所もギリギリ三本松ですが、10m行けば、いや道の向こうは白鳥、その地名(字?)が須賀(大字は湊)でした。今から思えば、このアタリ、スカでなくて良かった・・・なんのこっちゃ。(‘◇’)ゞ
[99589] 2020年 5月 7日(木)21:05:09白桃 さん
十番勝負
問七:総社市


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