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[100640]2020年10月18日
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[103883] 2022年 1月 21日(金)20:18:01【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 22日(土)17:54:13
デスクトップ鉄 さん
第59回十番勝負想定解分析
遅くなりましたが、第59回の想定解分析です。
想定解数に疑義があった問三と問六の想定解は次のようにしました。問三はグリグリさんの[103855]「国勢調査の表番号1-2のDIDの数」どおり、全政令指定都市を想定解に加えました。問六の想定解は、Nさんが[103825]で提示した256市に正答判定があった釜石市を加えた257市。参考解答の対馬市、熱海市、八幡浜市は、難易度分析の誤答率には算入してませんが、想定解分析においては正答市としました。
もともと想定解数が198あった問一に加え、問六が大幅に増加したことにより、想定解数合計は1,152、解答機会数は1,102と、全59回中最多となりました。正答数は450(問六の追加3答を含む)で、参加者が65名あった第22回の509に次ぐ2位。そのため解答選択率は下がり、40.8%で下から4位、平均を100とする指数は66.0でした。
横浜市の想定解数7、解答機会数6は過去最多となりました。横浜市に領主をという出題者の配慮でしょうか。また日南市の解答機会数が横浜市と同じ6あり、うち5答されました。58回までの解答機会数47、正答数22から一挙に増加しましたが、日南市に何が起きたのでしょう。
[103828]で大都市の解答機会は多く、人口ランキング下位の解答機会は少ないと書きましたが、データで検証します。次のとおり人口別に市を13ランク分類し、想定解数・解答機会数を示します。
ランク市数人口出題機会問題正答未答想定解数指数解答機会数指数解答選択率指数
A11>1,000,00064901907042671161 17.89%250.9 971 14.96%229.9 72.50%117.2
B16> 500,00094401818164181415 14.99%210.3 1234 13.07%200.9 66.13%106.9
C19> 400,000112101397714471357 12.11%169.8 1218 10.87%167.0 63.30%102.3
D26> 300,000153401499115181578 10.29%144.3 1429 9.32%143.2 63.75%103.1
E37> 200,0002183024812187112177 9.97%139.9 1929 8.84%135.8 63.14%102.1
F51> 150,0003009020613338342373 7.89%110.6 2167 7.20%110.7 61.51%99.4
G101> 100,00058980321232214784121 6.99%98.0 3800 6.44%99.0 61.11%98.8
H114> 70,00065250314236315024179 6.40%89.8 3865 5.92%91.0 61.14%98.8
I126> 50,00070440339245215044295 6.10%85.5 3956 5.62%86.3 61.98%100.2
J87> 40,00049040213164110432897 5.91%82.9 2684 5.47%84.1 61.14%98.8
K92> 30,00051050231166411313026 5.93%83.1 2795 5.48%84.1 59.53%96.2
L84> 20,00047730231159110822904 6.08%85.3 2673 5.60%86.1 59.52%96.2
M28< 20,0001652069542347958 5.80%81.3 889 5.38%82.7 60.97%98.6
人口が多くなるほど、想定解率と解答機会率が増加し、人口と解答機会率の相関係数は0.597とかなり高い相関を示しています。100万人以上の11市の想定解率は平均の2.5倍、解答機会率は2.3倍あります。
ただしこれには曲折がありました。[80884] で最初に指摘した第34回以降の大都市外しです。人口規模別解答機会率の推移を5回ごとにみます(解答機会率は回ごとに異なるので、傾向をみるため平均を100とした指数で示します)。
ABCDEFGHIJKLM
1-5回272.7 237.4 185.4 148.2 134.6 120.3 97.5 85.9 92.6 78.1 82.9 75.0 66.8
6-10回249.2 173.4 144.3 122.0 128.5 98.4 86.6 89.3 88.8 92.1 96.6 90.6 99.1
11-15回302.9 231.2 210.8 172.8 147.9 117.5 101.7 83.5 80.9 74.3 69.3 78.5 88.4
16-20回258.0 207.6 173.2 167.5 149.1 123.3 96.4 96.5 84.6 82.5 74.3 73.4 65.7
21-25回268.5 227.4 197.2 181.5 149.9 110.2 104.5 92.2 79.0 85.5 63.8 77.2 70.8
26-30回197.8 162.8 146.8 102.5 120.1 105.8 100.7 94.1 91.3 99.4 96.9 85.7 67.9
31-35回358.7 347.4 229.3 187.4 155.8 118.4 96.5 85.8 75.6 68.6 67.5 64.1 68.6
36-40回140.7 191.2 161.0 124.6 140.1 109.4 101.2 94.1 89.2 86.4 79.8 96.8 83.5
41-45回158.1 191.0 165.8 163.6 149.9 125.4 112.2 91.3 86.0 76.5 76.1 76.4 85.6
46-50回176.7 129.0 132.2 108.1 110.7 101.5 93.3 86.6 83.3 94.9 101.4 118.9 115.4
51-55回199.0 175.0 125.9 116.5 113.5 101.8 102.8 104.9 87.1 83.4 93.5 93.6 84.5
56回-272.7 237.4 185.4 148.2 134.6 120.3 97.5 85.9 92.6 78.1 82.9 75.0 66.8
35-36回では、Aランク市の解答機会率は31-35回の4割に低下し、B、Cランクの市より低くなりました。これが徐々に復活し、今回の横浜市6問にみられるように、完全に復活しました。
人口2万人以下のMランクの解答機会率は5.38%ですが、熊野市の解答機会率は10.35%と平均の2倍あります。今回の問二(同音の町)は4回目(過去問11-05、19-06、28-09)です。また、西端(15-07、30-04、30-09)は3回、複数県隣接(22-01、27-04)、市駅(06-03、40-06)、国立公園名(03-01、47-04)、県外隣接数多(42-03、51-06)は2回出題されました。このような定番問題のため、熊野市の解答機会数が高いのですね。

#人口規模ランクのアルファベットが中抜けになっていたのを訂正

続いて、[103857] で予告した完答者正答順分析。
今回は過去最多の40名が完答しましたが、第1回から3回まで2名、25回は4名、6回は5名しかいませんでした。[103871]で書いたように、初期は想定解数が少ない問題がけっこうあり、また必ずしも完答が重視されていなかったようです。
完答者平均正答順の最大は、完答者2名がそろって最後に解答した第1回問十の10.000です。これを除くと、第15回問十が9.994で、18人の完答者中17名が最後に、残り1名が9答目に解答しました。しかし、この問題の総合難易度はDランクです。一般に完答者正答順と総合難易度の乖離には二つの要因があります。一つは完答者正答順は各回の10問の中の難易度であって、回ごとの難易度差が反映されないこと。第15回の総合難易度偏差値は、43.992で全59回中45位と低く、最難問の問十ほか4問がDランクで、Eランクはありません。また個別の要素として、銅メダル所要時間は5時間だったのに、その後10位までに4日22時間もかかっている(他の問題の銅メダルと10位の所要時間差は1日13時間以下)ため、完答者正答順が高くなりました。
もう一つの要因は、完答者正答順が高くても、誤答率が低いと総合難易度が低くなること。46回問七の平均順位は8.578なのに、誤答が0でAランクでした。
逆の完答者正答順が低い問題は第6回問六の1.000。完答者5名が最初に解答しました。しかし難易度ランクがBなのは、第6回はE2問、D4問、Aがなく、10問全体の難易度が高かったから。次点は第16回問五の1.143、14名中12名が最初に解答し、他の2名も2答目。誤答も0で難易度ランクはAでした。Eランクの問題で最低は第4回問二の1.833。誤答率が35.7%と高く総合難易度が高くなりました。
回別難易度では、平均正答順の標準偏差(バラツキ)を記載しました。各問の難易度の差が小さいと標準偏差が小さく、大きいと標準偏差が大きくなります。最小は第52回の1.090で、正答順が6.600、6.140、4.100、4.500、5.260、6.360、5.260、5.020、7.420、4.340と平均の5.5近くに収れんしていました。完答者が2名の第1-3回を除くと、最大は第11回の2.679(正答順:8.500、6.023、7.500、5.682、3.136、7.182 、9.205、4.045、2.409、1.318)。最近の傾向は、完答者が増加したこともあり、バラツキが小さく、問題間の難易度差が小さくなっています。

[103868]オーナー グリグリさん
昨年10月に実施した十番勝負トライアルの第二回の開催については、手を挙げていただける方がいらっしゃいましたらお願いいたします。
まだどなたも手をあげられていませんが、実行委員を続投してもよいです。採点管理システムがわかっているメンバーが1人入った方がよいでしょう。5月の十番勝負の前哨戦として、4月開催でしょうか。
[103871] 2022年 1月 19日(水)07:35:00【3】訂正年月日
【1】2022年 1月 19日(水)07:39:00
【2】2022年 1月 19日(水)22:12:37
【3】2022年 1月 19日(水)22:27:07
デスクトップ鉄 さん
Re:難易度分析ほか
[103867]未開人 さん
難易度分析では57回より難易度が低かったというのは驚きです。その要因として銅メダル所要時間と10位の所要時間のずれが挙げられると思います。
57回と今回の各指標の所要時間を比較してみました。名前は未開人さんとライバル視されている解答者とデスクトップ鉄の平均解答所要時間です。
57回59回
銅メダル平均1 21:42:310 21:07:23
10位平均1 23:08:484 03:43:21
20位平均5 01:32:255 12:37:06
完答5 23:15:415 08:09:03
最後の金メダル5 21:49:300 23:31:58
最後のメダル7 10:42:002 11:16:41
未開人2 20:12:104 13:03:42
駿河の民4 09:20:553 23:19:42
サヌカイト7 19:45:335 20:34:21
デスクトップ鉄5 01:32:254 03:08:08
こうしてみると、10位平均と20位平均以外は今回の方が難易度が低く、総合難易度と一致する結果になりました。その57回の10位平均ですが、銅メダル以降解答が伸び、銅メダルから10位までの時間差が0 01:26:17で全59回中最短でした(59回は、3 06:35:58で47位)。未開人さんのライバルたちの成績も今回の方がよかった。
10位の正答者の分析については初期の大会に解答者数が少ない問題があることが集計していない要因のようですが、回数も増えてきたことですし、初期の大会を除けば比較可能であるように思います。
解答が10問に達しなかった問題は、次の14問です(回問、カッコ内は解答数)。
01-02(4)、01-04(9)、01-07(*7)、02-02(9)、02-06(8)、02-07(9)、03-04(5)、03-05(4)、03-10(5)、04-02(9)、06-05(7)、06-06(9)、25-03(8)、25-08(9)
*の第1回問七は解答数は12ですが、同一解答者の複数回答があり解答者別には7です。第1回問四を除くすべて想定解数が少なく、「想定解終了」となっています。
また、[103857]で書いたように10位の所要時間は問題自体の難易度ではなく、ヒントの難易度によるところが大きいことがわかりました。そこで今後の難易度分析においても、全体で比較可能な銅メダル所要時間を一つの指標としたいと思います。

昨日想定解分析を更新しました。解説記事は改めて書きます。

追記:20位と各人の平均回答時間が間違っていたので、訂正しました。20位平均も57回の方が短かったです。未開人さんと駿河の民さん、サヌカイトさん、大変失礼しました。
[103857] 2022年 1月 17日(月)20:23:32【4】訂正年月日
【1】2022年 1月 17日(月)20:30:20
【2】2022年 1月 17日(月)21:25:20
【3】2022年 1月 17日(月)21:39:46
【4】2022年 1月 18日(火)19:51:18
デスクトップ鉄 さん
第59回十番勝負難易度分析
十番勝負研究所の難易度分析を更新しました。解説記事の前に。
[103820]N さん
問三)「大阪市」や「さいたま市」などが想定解になるのはどうなんでしょう…?大阪市なんて全ての区でそれぞれDID1つしかないわけで、すべて連坦してますよね。これを言い出すとおそらく相模原市がちょっと悩ましいことになりそうな気はしますが。(中心部と津久井の2つは確定で、南区の相模線沿線が中心部と連坦していると判断できるかどうか)
[103851]あきごん さん
これで確認していたら、やはり「問三」の大都市部のDIDの数え方に疑問が…。
京都市やさいたま市は繋がりで見ると、やはりDIDは2つしかないような? 2020で切れたとは思えないし。
大阪市は人工島を別DIDとして数えるのか?
[103855] オーナー グリグリさんから答が出ましたが、ひとつの区に3個以上のDIDがある12市*以外は、私も問三の想定解から外していました(また12市以外の政令市の解答はありませんでした)。3月に境界地図が発表されれば、確定できますが。
*札幌市(北区)、仙台市(青葉区、泉区)、千葉市(花見川区)、横浜市(神奈川区、青葉区)、新潟市(北区)、浜松市(東区、西区)、名古屋市(守山区)、神戸市(北区、西区)、広島市(安佐北区、安芸区、佐伯区)、北九州市(若松区、小倉南区、八幡西区)、福岡市(東区)、熊本市(西区、北区)

さて今回の難易度です。回別総合難易度は59回中34位、問題別では問七のEランクのほかはDランク、Cランク、Bランクが各3問で中難易度の大会となりました。
指標別にみるとかなりばらけています。
総合難易度問七>問五>問四>問三>問九>問六>問十>問一>問八>問二
金メダル問五>問六>問九>問七>問一>問三>問八>問四>問十>問二
銅メダル問九>問七>問五>問六>問一>問四>問三>問八>問二>問十
10位問五>問三>問九>問七>問一>問四>問八>問六>問十>問二
20位問三>問五>問八>問九>問七>問四>問六>問一>問十>問二
誤答率問七>問三>問四>問五>問十>問八>問二>問一>問九>問六
完答者正答順問五>問三>問七>問九>問八>問六>問四>問一>問十>問二
[103466] グリグリさんが
今回の解答の出方はいつもとはちょっと違う感じです。メダルは比較的早く完売したのですが、完答者どころか完答リーチが1名だけで、二番手以降は6問以下の正答数と、問二と問十以外の解答がバラけている感じです。出題者の想定からはえっという感じで伸びていない問題もあります。
と書かれたように、銅メダル所要時間は短かった(34位)が、完答所要時間が長く(10位)、誤答率が比較的高かった(27位)のが今回の特徴です。また難易度が前回より上がったのに、金メダル集中度が24(=4^2+2^2+4*1)と前回の14(=2^2*2+6*1)から大きく増加しました。一般に、難易度が低いと開始早々のメダルラッシュで上級者の金メダル占有度が上がるのですが。
誤答率については、開始直後に上級者が誤答を重ね、上級者の誤答率が高かったのがいつもと違う傾向です。第1回チャレンジトライアルでハンデを課された上級者11名のうち、誤答がなかったのはスカンデルベクの鷲さんだけ、今回の金メダリスト6名の中ではあきごんさんだけでした。誤答率は初級者、銅メダル所要時間は上級者にとっての難易度といってきましたが、これに反する現象です。
理由の一つは、出題時に想定解数が提示されなかったためでしょう。メダルを狙える段階でリスクを取った解答者が問一、問五など誤答を量産しました。一方想定解数の提示後も、問四など上級者の誤答が続いたのは不思議です。上級者は想定解数によって該当市を洗い出すと思っていたのですが。
銅メダルと10位、20位の解答順が異なるのは、ヒントの影響が大きいです。わかりやすいヒントが提示された問題は、ヒント提示後正答が集中しました。問一は第2ヒント(アナグラム1)によりそれまでの9答から19増加、問九は第3ヒント(SV)後6から18増加しました。最後まで残した解答者が多かった問五は、第4ヒント(アナグラム2)後14答あり、ヒント提示後の2時間で一挙に11名が完答しました。
今回の完答者は40名で、過去最多の36名(19、28、54回)を更新しました。完答者の正答順は、
解答者合計相関係数平均正答順位
1勿来丸8123888584550.329 8.7
23.53.57.53.59.53.59.53.57.53.5550.804 11.1
3深夜特急21734.5108694.5550.505 20.7
4あきごん52810346179550.072 12.0
5桜トンネル71864593102550.507 9.3
6スカンデルベクの鷲63921057481550.811 9.5
7おがちゃん92611083574550.442 3.3
8白桃51749.539.5682550.874 10.0
9ぺとぺと5.5197341085.52550.543 11.0
10サヌカイト21447.57.54107.57.5550.390 21.4
11ウエセン649.529.55317.57.5550.445 12.5
12鳴子こけし5.51.58.55.51035.55.58.51.5550.872 14.1
13デスクトップ鉄53649.59.52178550.219 14.6
14伊豆之国21941085376550.759 17.6
15駿河の民63148571092550.297 12.7
16ばなし21103875964550.821 18.2
17未開人41659310872550.817 13.2
18さざ波5.51102.595.52.547.57.5550.647 21.3
19油天神山31104967852550.929 23.8
20Takashi21106857943550.849 19.5
21ほと5.52105.5935.55.581550.864 22.2
22三重うなぎ236.56.56.51106.56.56.5550.549 28.7
23星野彼方3284.51094.5761550.753 18.0
24海辺を飛ぶ鳥62104935817550.590 18.5
25EMM23961057481550.852 12.3
26とりぴー329.56.584.54.56.519.5550.438 30.4
27くは 8.52.58.558.52.52.58.562.5550.565 29.4
28naidesu34106269618550.131 30.9
29かぱぷう 32104957861550.921 20.6
30m#24107227777550.289 25.9
31北957681024931550.291 30.3
32なると金時31105927468550.777 26.8
33せいこう62971048351550.786 25.0
34はしもつ319.569.546862550.934 29.0
35新潟雷鳥 12.572.59410856550.734 37.8
36まりんぶる~44849104444550.481 38.4
37むっくん5558.51028.5551550.482 34.2
38まつもとしろくま5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.55543.5
39BEAN3.53.573.583.51093.53.5550.679 36.8
40おいなりさん4993917256550.271 39.7
平均4.300 2.525 7.875 4.788 8.050 4.850 6.500 5.863 6.113 4.138 1.723 1.723
標準偏差1.970 1.787 2.215 1.914 2.356 2.424 2.367 2.542 2.141 2.717 2.243 2.243
平均の標準偏差は1.723と前回の1.530から上昇し、問題ごとの標準偏差の平均は2.243 で前回の2.482から低下しましたが、問題間の平均解答順位のばらつきが小さい(問題間の難易度差が少ない)状況が続いています。
完答者正答順分析は第41回から始めたのですが、今回第1回からのデータを集計し、難易度分析(問題別)に平均順位と標準偏差を、難易度分析(回別)に平均正答順位の標準偏差を記載しました。この分析は稿を改めます。

追記:[103857]おがちゃんさんのご指摘により、完答者正答順の表を訂正。
追記2:白桃さんと未開人さんの平均正答順位を訂正
[103828] 2022年 1月 16日(日)07:58:15【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 17日(月)07:37:45
デスクトップ鉄 さん
解答市の人口合計
[103820]N さん、[103823]Takashi さん、[103827]おがちゃん さん
おがちゃんさんの解答10市の合計人口16,545,619人と前回のNさんの記録14,456,490人を比較しました。
第59回おがちゃん最多第58回最多
問一札幌市1,973,395札幌市1,973,395名古屋市2,332,176大阪市2,752,412
問二横浜市3,777,491横浜市3,777,491名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問三浜松市790,718横浜市3,777,491名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問四横浜市3,777,491横浜市3,777,491桑名市138,613大阪市2,752,412
問五函館市251,084函館市251,084あま市86,126静岡市693,389
問六富山市413,938横浜市3,777,491名古屋市2,332,176名古屋市2,332,176
問七八王子市579,355八王子市579,355名古屋市2,332,176横浜市3,777,491
問八富山市413,938千葉市974,951弥富市43,025三鷹市195,391
問九横浜市3,777,491横浜市3,777,491名古屋市2,332,176大阪市2,752,412
問十浜松市790,718横浜市3,777,491鈴鹿市195,670宇都宮市518,757
16,545,61926,443,73114,456,49023,329,422
前回のNさんの記録は名古屋市の初代領主をねらって6答したことに附随したものでしょう。最多人口は問六の名古屋市だけ、名古屋市以外は東海地方の中小都市で、意識せずに最多記録となったものと思われます。なお、問三は、解答時点に横浜市が既解答だったので、次点の大阪市を解答すると百万人ほど少なくなります。
今回のおがちゃんさんは、記録更新を意識されていたようですね。最多人口の更新は、名古屋市と横浜市との人口差が145万人と増加余地が大きく、また大都市の解答機会が多いことから、可能性が高いと思っていました。必ずしも記録更新だけを狙ったものではないといえ、横浜市の3答、問一の札幌市、問五の函館市、問八の八王子市を含め10問中6問最多人口市を解答。今回は横浜市の解答機会が最多の6問あり、全問最多人口市を解答すれば、さらに1千万人伸ばすことも可能でした。今後も記録更新があると思います。

一方、最少人口の更新は、人口ランキング下位の市の人口差が少なく、解答機会数も少ないので難しいと予想していました。未開人さんの前回の最少人口記録232,864人は更新できず、十番勝負初参加後連続して解答市人口を減少させた記録も途絶えました。
問一土佐清水市12,388土佐清水市12,388豊後大野市33,695下呂市30,428
問二三好市23,605熊野市15,965砂川市16,486砂川市16,486
問三湖西市57,885湖南市54,460土佐清水市12,388土佐清水市12,388
問四津久見市16,100垂水市13,819大洲市40,575大洲市40,575
問五水俣市23,557室戸市11,742串間市16,822串間市16,822
問六稚内市33,563宮津市16,758大船渡市34,728長井市26,543
問七稚内市33,563珠洲市12,929枕崎市20,033枕崎市20,033
問八上野原市22,669士別市17,858砂川市16,486砂川市16,486
問九美濃市19,247土佐清水市12,388飯山市19,539飯山市19,539
問十水俣市23,557陸前高田市18,262豊後高田市22,112歌志内市2,989
266,134190,146232,864202,289
未開人さんの解答は、前回は7問が最少人口市でしたが、今回は問一の土佐清水市だけでした(問四の解答時点で垂水市が既解答で次点の津久見市を解答)。[103303]で「1回合計20万人未満をやってみたいです。」と述べられていますが、全問最少人口市を解答すれば190,146人(問四で解答した次点の津久見市と問八の解答時点で士別市が既解答のため次点の竹田市を解答しても192,755人)となり達成するチャンスだったのです。市盗りを優先したのでしょうが、惜しかった。こちらの記録更新はかなり難しいと思われます。

十番勝負研究所のページは更新作業中です。

追記:最少人口市に間違いがあり訂正(問一は室戸市ではなく土佐清水市。問九は美濃市ではなく土佐清水市)。
[103639] 2022年 1月 7日(金)22:35:03デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:大船渡市
問六:成田市
[103594] 2022年 1月 7日(金)10:11:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:陸前高田市
[103562] 2022年 1月 6日(木)22:07:57デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:三原市
[103509] 2022年 1月 5日(水)22:55:16デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:大分市
[103500] 2022年 1月 5日(水)21:59:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:山県市
[103440] 2022年 1月 3日(月)10:49:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:豊後高田市
[103425] 2022年 1月 2日(日)21:31:31デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:府中市(広島県)
[103396] 2022年 1月 1日(土)20:18:35デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:盛岡市
[103350] 2022年 1月 1日(土)00:17:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:一関市
[103310] 2021年 12月 23日(木)18:27:18【1】訂正年月日
【1】2021年 12月 23日(木)19:02:12
デスクトップ鉄 さん
コンパクトシティー
[103308]スカンデルベクの鷲 さん
DID人口と総人口の増減のみからコンパクトシティを論じるのは難しく、各DIDの面積から人口密度を計算しないと誤った結論に至るかもしれないと感じています。
おっしゃるとおりでした。「コンパクトシティー」の用語が適切でなかったです。
負け惜しみをいうようですが、人口密度も絶対ではないと思います。極端な例で恐縮ですが、区全域がDIDの千代田区は、皇居をはじめオフィス街など常住人口がない都市的地区が大半で、DID人口密度(=区全体の人口密度)は5,718.7人/km2と東京都の23区26市のなかで最低です(他の22区はすべて10,000人以上。町では瑞穂町が千代田区より少ない3,249.0人/km2だが、横田基地がDIDに含まれる。市の最低の福生市(5,839.8)も横田基地がある。区の下から2番目の大田区(12,093.1)は羽田空港)。それでも千代田区のDID人口密度が宇都宮市(5,787.9)や金沢市(5746.7)に近いのは、神田地区の人口密度が他の22区並に高いということでしょう。
それはさておき、[103302]でコンパクトシティーとした宇都宮市と富山市は、ご指摘のとおりDIDの拡大でDID人口が増加したもので、DID人口密度は低下しています。
2020人口面積(km2)人口密度(人/km2)2015人口面積(km2)人口密度(人/km2)
宇都宮市403,61677.805,187.9385,594 71.46 5,395.9
387,58475.145,158.2377,025 70.17 5,373.0
8,8881.296,889.98,569 1.29 6,642.6
7,1441.375,214.6
富山市246,85061.963,984.0235,868 57.89 4,074.4
211,61252.844,004.8203,313 49.96 4,069.5
18,9624.634,095.57,122 1.13 6,302.7
10,635 2.64 4,028.4
10,5332.733,858.28,316 2.39 3,479.5
5,7431.763,263.16,482 1.77 3,662.1
なお、富山市のⅡ地区は2015年のⅢ・Ⅳ地区が合体したもの、Ⅳは旧Ⅱ地区。

タイプCの8市についても、同様の数字を示します。
2020人口面積(km2)人口密度(人/km2)2015人口面積(km2)人口密度(人/km2)
土浦市84,28622.003,831.286,641 22.12 3,916.9
54,99713.484,079.958,309 13.91 4,191.9
14,7563.114,744.713,949 2.96 4,712.5
9,0043.992,256.68,653 3.84 2,253.4
5,5291.423,893.75,730 1.42 4,035.2
昭島市107,35713.208,133.1111,491 14.71 7,579.3
白山市37,7967.744,883.241,908 9.13 4,590.1
30,4996.514,684.928,042 5.55 5,052.6
7,2971.235,932.57,423 1.23 6,035.0
6,443 2.35 2,741.7
春日井市267,96046.245,795.0271,984 46.52 5,846.6
267,96046.245,795.0264,957 45.14 5,869.7
7,027 1.38 5,092.0
高槻市335,86032.5910,305.6339,094 33.00 10,275.6
326,63131.6510,320.1324,611 31.59 10,275.8
9,2290.949,818.19,129 0.90 10,143.3
5,354 0.51 10,498.0
大阪狭山市49,7126.547,601.251,117 6.53 7,828.0
宝塚市214,58624.628,715.9214,944 24.76 8,681.1
207,74524.238,573.9207,520 24.35 8,522.4
6,8410.3818,002.67,424 0.41 18,107.3
宮崎市277,34551.795,355.2278,193 50.59 5,499.0
248,80445.575,459.8244,168 44.08 5,539.2
11,7372.614,496.912,849 2.65 4,848.7
9,4711.815,232.67,950 1.50 5,300.0
7,3331.814,051.46,775 0.95 7,131.6
6,451 1.41 4,575.2
土浦市は中心市街地のDID人口が大きく減少し、全市のDID人口密度が低下するなかで、DID人口が増加したⅡ・Ⅲ地区は、面積も人口密度も増加しました。昭島市、白山市、高槻市、宝塚市は全市のDID人口密度が増加しました。
[103305] 2021年 12月 21日(火)19:45:01【1】訂正年月日
【1】2021年 12月 22日(水)19:45:56
デスクトップ鉄 さん
まとめレス
[103303] 未開人 さん
兵庫県の解答機会数は1511ではなく1035ではないでしょうか。(正答+未答のはず)これで再計算すると14位になります。
想定解数(1130)よりも解答機会数が多いはずがありませんね。篠山市と丹波篠山市を二重計上していたわけではなく、篠山市と丹波篠山市のデータを分離したときに、Excel表の兵庫県の解答機会数の式を誤入力してしまったようです。訂正し更新しました(兵庫県の解答選択率が変わったので、平均を100とした各県の指数も変更になっています)。

[103304] 白桃 さん
日の出町については、先生の記事[103264]を見落としていました。失礼しました。
総人口とDID人口は同じ国勢調査の数字ですから、タイプCの市の総人口が増加しているのにDID人口が減少しているのは間違いないと思いますが...
[103302] 2021年 12月 20日(月)21:16:57デスクトップ鉄 さん
またまたDDI
白桃先生の薫陶を受けて、DID人口にはまっています。今回は鉄道の話題はありません。

全国792市の2015年と2020年の総人口とDID人口を比較し、4タイプに分類すると、次のようになります。
A総人口・DID人口ともに増175市
B総人口減・DID人口増166市
C総人口増・DID人口減12市
D総人口・DID人口ともに減439市
タイプAには、首都圏・名古屋圏・関西圏・福岡圏の多くの市が含まれます。沖縄県は那覇市とDIDがない南城市を除く全市が該当。青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、三重県、和歌山県、鳥取県、四国4県、大分県、宮崎県には1市もありません。1県1市は、岩手県滝沢市、福島県南相馬市、石川県野々市市、福井県鯖江市、島根県出雲市、山口県下松市、佐賀県鳥栖市、長崎県大村市、熊本県合志市、鹿児島県姶良市。
このなかで、総人口増よりもDID人口増が上回っている市が140あります。その差分のトップは、さいたま市の17,874人(人口増60,046、DID人口増77,920)。次点は宇都宮市で17,859人。総人口は163人しか増えていないのに、DID人口は18,022人増加し、コンパクトシティー化に成功しているといえます。
タイプBは2015年にDIDがなかった旭市、富津市、砺波市、日置市の4市を含みます。総人口減の最多は、新潟市の20,882人減。しかしDID人口は2,880人増加し、DID人口比率は72.91%から75.20%に2.29ポイント増加しました。その他、コンパクトシティーの優等生富山市など、多くの県庁所在地がタイプBに含まれます。
市数が最多のタイプDは、2015年・2020年ともにDIDが存在しない133市を含みます。総人口減ワースト5は、北九州市(総人口:-22,257、DID:-12,218)、長崎市(-20,390、-23,229)、横須賀市(-18,508、-22,737)、いわき市(-17,306、-29,065)、函館市(-14,895、-13,444)ですが、北九州市と函館市以外はDID人口の減少が上回り、市街地がとくに衰退していることを示しています。
最も興味があるのは、総人口が増加しているのにDID人口が減少しているタイプCの12市です。12市には、2015年・2020年ともにDIDが存在しないかほく市、岩出市、南城市の3市と2020年にDIDが消滅した東御市を含みます。
この4市を除く8市のDID人口をDID地区ごとに比較します。
区分20202015増減
土浦市総数84,28686,641-2,355
54,99758,309-3,312
14,75613,949807
9,0048,653351
5,5295,730-201
昭島市総数107,357111,491-4,134
白山市総数37,79641,908-4,112
30,49928,0422,457
7,2977,423-126
6,443-6,443
春日井市総数267,960271,984-4,024
267,960264,9573,003
7,027-7,027
高槻市総数335,860339,094-3,234
326,631324,6112,020
9,2299,129100
5,354-5,354
大阪狭山市総数49,71251,117-1,405
宝塚市総数214,586214,944-358
207,745207,520225
6,8417,424-583
宮崎市総数277,345278,193-848
248,804244,1684,636
11,73712,849-1,112
9,4717,9501,521
7,3336,775558
6,451-6,451
土浦市は中心市街地のDID人口が大きく減少し、スプロール化が進展しています。これに対し、白山市、春日井市、高槻市、宝塚市、宮崎市は中心市街地のDID人口は増加しているが、周辺部のDIDが消滅したかDID人口が減少したため、DID人口の総数が減少していることがわかります。この傾向が続けば、2025年には総DID人口が増加に転じると思われます。

2020年に10市(平川市、大船渡市、にかほ市、小諸市、大町市、東御市、下田市、京丹後市、新見市、安芸市)、9町(斜里町、白老町、野辺地町、桑折町、日の出町、真鶴町、鞍手町、川棚町、金武町)のDIDが消滅しました。日の出町を除き、2015年のDID人口は2010年から減少し、ほぼ5,000人台(斜里町は6,202)に落ち込んでいたので、DIDの消滅は時間の問題だったといえます。その中で日の出町は、2015年のDID人口は2010年から819人増加して9,027人あったのに、DIDが一挙に消滅しました。いったい何が起きたのでしょう。
[103286] 2021年 12月 16日(木)19:43:13【1】デスクトップ鉄 さん
続・小諸市のDID消滅
[103275]の続きです。
小諸市の衰退は、北陸新幹線の開業に伴う信越本線の横川・軽井沢間の廃止及び軽井沢以西の第3セクター化によって、首都圏との直通鉄道ルートを失ったことによります。1997年10月1日の北陸新幹線開業以前、特急「あさま」と「白山」は臨時列車を含め31往復あり、すべての列車が小諸に停車していました。所要時間は2時間10分程度、運賃と特急料金(指定席)は5,550円でした。現在佐久平経由の新幹線で2時間程度、しなの鉄道・軽井沢経由新幹線で2時間10分程度、運賃・料金は、それぞれ6,050円と6,110円です。所要時間はほとんど短縮していないのに、運賃・料金は9-10%増加しました(その後2回の消費税税率アップにより、運賃・料金は4.8%値上げになっているので、その影響を差し引くと4-5%の増加)。普通列車でも高崎の乗継時間を含み4時間弱でしたが、現在青春18きっぷを利用すると小海線小淵沢経由で行くしかなく、新宿まで6時間かかります。なお、池袋・小諸間の高速バスは、約3時間で2,700円。

前記事では、井野論文にもとづきルート決定(1982年)までの経緯を紹介したが、その後も紆余曲折があったということです。
北陸新幹線を含む整備新幹線は、国鉄の経営問題により着工が凍結されていたが、1987年4月の民営化後高崎・軽井沢間の着工が決定。1988年8月運輸省は、整備新幹線の建設費圧縮の方法として、標準軌新幹線(フル規格)、新幹線直通線(ミニ新幹線。山形・秋田「新幹線」方式)、新幹線規格狭軌新線(スーパー特急)の併用案を提示し、軽井沢・長野間は信越本線を改規しミニ新幹線で建設する計画としました。小諸市は御代田町とともに、首都圏との直通列車が運転される運輸省案に乗りました。しかし佐久市にとってはこれまでの誘致の努力を無にする案で、受け入れるはずがなく、フル規格での建設を陳情し続けました。長野オリンピックの開催決定を機に、軽井沢・長野間がフル規格となり、小諸市は佐久市に対し、2度目の敗北を喫しました。
第三の敗北は、佐久市に建設される新幹線駅の名称についてです。小諸市は新駅に小諸の名前を入れて、小諸佐久駅または佐久小諸駅にするよう、佐久市と交渉したが、佐久市は佐久駅にこだわり、県知事の裁定で佐久駅ではなく佐久平駅と決着したとのこと。広域地名の佐久地方の駅としての裁定案だが、小諸の名は付されず、3連敗となりました。

小諸市のように整備新幹線の駅ができず、在来線が3セク化した市として、三沢市、魚津市などがあります(東北新幹線八戸・新青森間は2010/12/04、北陸新幹線長野・金沢間は2015/03/14開業)。2010年以降の両市の人口・DID人口推移は次のとおり(2010年のDID人口は白桃さんに提供していただきました)。
20102015202015/1020/15
三沢市人口41,25840,19639,152-2.57%-2.60%
DID人口24,13623,43421,981-2.91%-6.20%
魚津市人口44,95942,93540,535-4.50%-5.59%
DID人口15,34413,84912,074-9.74%-12.82%
人口以上にDID人口の減少が大きく、市街地が縮小していることを示すのでしょう。近隣の中心都市八戸市と富山市は、2020年の人口は20015年から減少していますが、DID人口は増加しています。

現在西九州新幹線の武雄温泉・長崎間がフル規格で建設中、2022年秋開業予定です(武雄温泉駅でホームの対面乗換)。武雄温泉・諫早間は嬉野市・大村市を経由するので、小諸市などと同じ立場の鹿島市にとっては死活問題です。JR九州は当面長崎本線の経営分離をせず、肥前山口・肥前浜間は電化を維持し、博多からの特急列車の運転を継続するとしているようです。
新鳥栖・武雄温泉間は在来線を活用し、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を導入する計画でしたが、開発のめどがつかず断念。JR九州や長崎県はフル規格での建設を要望していますが、時間短縮の効果が薄いのに負担を求められる佐賀県はこれに反対し、決着がついていません。

[103279] 白桃 さん
昨夜のクイズ番組
は私もちょっとだけ見ました。東大王たちが呉線・忠海(ただのうみ)が読めなかったのには驚きました。国鉄・JRは「一ノ関」、「原ノ町」、「三ノ宮」など地名の表記と異なり駅名に「ノ」を入れることが多いが(西宮も市名にあわせて西ノ宮から改称)、忠海は「ノ」を入れない例だからでしょうか。
[103275] 2021年 12月 13日(月)19:14:09【1】デスクトップ鉄 さん
小諸市のDID消滅
今回の国勢調査の確報値を見て、小諸市のDIDが消滅したことに驚きました。新幹線を佐久市にとられた影響で小諸市が衰退していることは、8年前の[84604]でも書きました。1960年から2010年までの軽井沢町、小諸市、佐久市、上田市の国勢調査人口の推移を比較し、
開業前の1995年と比較すると、新幹線駅の有無で小諸市と、軽井沢町、佐久市とが明暗を分けました。
と、書いています。
白桃さんにお願いして、軽井沢・長野間の9市町について、1995年以降の国勢調査人口とDID人口の推移を調べていただきました。人口は、2020年の領域に組み換えた値です。
19952000200520102015202020/9520/15
軽井沢町人口15,34516,18117,14419,01818,99419,18825.04%1.02%
DID人口------
御代田町人口12,57313,41214,12414,73815,18415,55523.72%2.44%
DID人口------
小諸市人口45,71146,15845,49943,99742,51240,991-10.33%-3.58%
DID人口14,73412,87612,2638,7675,345-
東御市人口30,15730,94431,27130,69630,10730,122-0.12%0.05%
DID人口5,8135,8845,7805,3735,143-
佐久市人口97,813100,016100,462100,55299,36898,1990.39%-1.18%
DID人口21,45421,76420,50420,34019,17619,098-10.98%-0.41%
岩村田DID7,9928,3678,2378,3708,3049,26315.90%11.55%
上田市人口164,207166,568163,651159,597156,827154,055-6.18%-1.77%
DID人口42,80943,26748,14852,48147,18546,2848.12%-1.91%
上田DID42,80943,26741,43240,18640,12339,476-7.79%-1.61%
坂城町人口16,77616,83016,46315,73014,87114,004-16.52%-5.83%
DID人口5,5115,164----
千曲市人口63,53964,54964,02262,06860,29858,852-7.38%-2.40%
DID人口19,43919,09921,03720,52919,39320,0913.35%3.60%
屋代DID6,3166,4137,0297,1446,6427,72322.28%16.28%
戸倉DID6,2545,9537,3597,0036,7606,5644.96%-2.90%
長野市人口387,359387,911386,572381,511377,598372,760-3.77%-1.28%
DID人口236,286243,321250,958253,351255,665272,00515.12%6.39%
長野DID177,433178,469185,027193,887193,295199,48912.43%3.20%
小諸市のDID人口は、1995年の約15,000人から徐々に減少、2015年には5,000人をかろうじて上回るレベルとなり、2020年には消滅したことがわかります。25年間の総人口の減少率も10.3%と、9市町のうち坂城町についで2位でした(なぜ坂城町の人口減少率が小諸を上回っているのかは謎です)。同じくDIDが消滅した東御市の人口がほぼ横ばいなのと比べて、落ち込みが際立っています。なお、前記事で
上田市の人口が減少しているのは、合併した周辺町村の人口減が大きいことによるのでしょう。
と書いたのは間違いでした。全市のDID人口は増加しているのに、新幹線駅ができた中心市街地の上田DIDの人口が大きく減少しています。
軽井沢は小諸以上にりっぱな市街地だと感じていたのに、DIDが存在していなかったというのは意外でした。別荘地で常住人口がないためですね。今後テレワークの進展で常住人口が増えてDIDができるかもしれません。
もう一つ、千曲市のDID人口は屋代(旧更埴市)が大きく増加し、戸倉(旧戸倉町)は2015年から減少に転じていることも興味深いです。1966年10月のダイヤ改正で登場した特急「あさま」の停車駅は、軽井沢、小諸、上田、戸倉、長野でした。千曲市の屋代駅は廃止された長野電鉄屋代線との乗換駅だったのに、「あさま」は戸倉に停車しました。その後一部の列車は屋代に停車し、戸倉を通過する列車もできましたが、戸倉に停車する列車の方が多かったのです。

小諸市に話を戻すと、軽井沢・長野間のルートは、なぜ信越本線沿いの小諸市でなく、南回りで佐久市を経由するようになったのだろうか。ウェブを検索して、小諸市と佐久市の北陸新幹線誘致合戦について書かれた興味深い論文を見つけました。井野俊介「空間統合の高速化がもたらす不均等発展-北陸新幹線建設と、小諸・岩村田の都市間競争を例として」によると、佐久駅設置を目指す佐久市と小諸市の信越本線平原駅に新軽井沢駅設置を目指す小諸市・御代田町・軽井沢町連合とが対立していたそうです。碓氷峠の急勾配を避けるため新幹線は長大トンネルで軽井沢駅をう回し、新幹線駅の設置は佐久地方に一つという前提での、佐久市と3市町連合との誘致合戦でした。ところが、国鉄の強い要望を受けて、高崎から稜線にとりつき徐々に高度を稼いでゆくことによって、鉄道建設公団は軽井沢新幹線駅併設案を可能としたのです。
軽井沢に新幹線駅が併設されることになり、軽井沢町は3市町連合の平原駅の新軽井沢駅誘致運動から外れました。小諸市と御代田町だけでは運動を立て直すことができず、佐久市に敗れてしまったということです。その御代田町の人口が増加しているのは、興味深いです。
なお、軽井沢駅の新幹線駅併設については、高松良晴(元鉄建公団副総裁)「新幹線ネットワークはこうつくられた」にも「営業主体となる国鉄から、建設主体となる日本鉄道建設公団に、営業施策上から軽井沢に新幹線駅を設置することが絶対条件であるとの見解が示された」と書かれています。しかし、軽井沢・長野間のルート選定の経緯については、記載されていません。

[1]表の増減率の計算が間違っていたので訂正
[103246] 2021年 12月 1日(水)18:11:17デスクトップ鉄 さん
Re:面白かった過去問
[103241] グリグリさん
これまでの過去問の中で面白かった問題、印象に残っている問題などを教えていただけないでしょうか。
5問あげると、
回問想定解難易度共通項
31-0440E「四」か「月」の文字が入る駅がある市
38-0847E都道府県で最も孤立する市
41-0781Eセブンイレブンのない市
44-0949Eその市と一つの海岸線と特定の都道府県の都道府県境で自治体群を囲む市
47-0147E都道府県の市の中で理論上一番早く初日の出が見られる場所がある市(北方地域を除く)

面白いという視点や難易度との関係なども語っていただけると嬉しいです。
やはり難問の記憶が残っているようで、すべてE難度の問題です。第31回問四は私の初めてのメダル(銅)でした。銅メダル所要時間は10日02:33:09、全580問中5位で問四の正答順位がほぼ完答順位になりました。共通項に複数の要素を含むと難問化するという指摘があり、[78443]でコメントしています。
5問中2問が47市問題です。第37回まで47市問題は人口、面積、経緯度など基本的問題で、[83538]で難易度が低いことを指摘しました。第38回は出題者が反撃に出て、全問47市問題でE難度4問と一転難易度が高くなりました。「最も孤立する市」以外にもそれまでにない視点の問題が多く、その後47市問題は侮れなくなりました。第47回記念大会も全問47市問題でしたが、5問がE難度でした。
やはり解答者の意表をつく、過去問と視点が異なる問題が難易度も高く、印象に残っています。一方、第44回問九や第47回問一は終了後想定解の漏れ・誤りなどが指摘されました。ユニークな発想の問題は想定解の詰めが甘くなるという面もあります(私の五番勝負はいつもつっ込まれています)。
[103224] 2021年 11月 19日(金)07:39:37デスクトップ鉄 さん
Re:クイズここはどこでしょう
[103222] 千本桜 さん
■■駅は、乗客が少ない割には駅舎が立派でデザインも前衛的。
JRの駅ではありませんね。
駅の南方に位置する台■公園は市民の憩いの場で、特徴のある建造物が空に向かってそびえ立っている。
そびえ立っているのは、スペースタワーですか。
市街地の東部を流れる■■■川の地図を掲載します。川の右岸にはスポーツ施設を一堂に集めた■■中央公園がある。
■■■川に架かる橋の名前は、市名と同じですね。中央公園の頭も市名ですね。スポーツ施設一帯の愛称は、■■をひらがなで■■■スポーツビレッジ。
[103202] 2021年 11月 7日(日)09:16:33デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」感想について
[103196] で次回以降も開催とのオーナー グリグリさんの表明がありました。
参加されなかった方も含めて、多くの感想をお寄せいただき、ありがとうございました。いくつかのコメントについて実行委員の一人として返答します。

まずはハンデについて。[103036] かぱぷう さん、[103190] 伊豆之国 さんのベテラン勢から、ハンデを課されなかったことへの不満が表明されたのは、予想どおりでした。囲碁の段位は、タイトル獲得、勝数、賞金ランキングにより昇段し、累積勝星が大きな要素を占めますが、今回のハンデは、直近のタイトル獲得と賞金ランキングに特化しました。開始直後のメダルラッシュを避けたいという観点から設定しました。
[103171] 未開人 さんも「はっきりいって不満」とのことでしたが、対象期間を10年にしたためハンデ対象から漏れました。今後のハンデ基準がどうなるか分かりませんが、いずれ堂々たるハンデ解答者になると思います。
そんななかで、[103164] N さんが
ハンデとして3日目までは考えちゃいけないと思ってたので、3日目までは問題は見ないようにして10/26 21時から試合開始。
「考えるのも禁止」は意図していなかったので、さすがは王者の風格と感心しました。

難易度については、[103192] 新潟雷鳥 さんが
やった感想としては、わからないけど聞いたら納得できる、ちょうどいい難易度の良問ばかりだったと思いました。正直初日に見た時は一問も答えられる気がしなかったので半分以上答えられたのはよかったかなと思います。
と、いっていただいたのが印象的でした。
[103196]オーナー グリグリさん
元々の趣旨である「入門コース」を意識し、次回は難易度をもう少し低くしたトライアルにできればと考えています。今回は残念ながら完答にまで至らなかった初参加の方が数名いらっしゃいました。メダルはともかく、「解答できること・解答できたこと」が継続して参加するモチベーションに繋がると思っています。
完答を逃した解答者が出た最大の要因は、想定解数が20台の問題が4問もあったことだったと思います。一問でも売り切れて完答が望めなくなると、残りの問題に取り組む気力がなくなるというのは、初期の私の経験です。想定解数についてもコメントがありましたが、共通項発表時に書いたように今回一番の反省点でした。ハンデ設定にもよりますが、少なくとも30人以上の解答者を想定し、想定解数を増やすべきだと思いました。

ヒントについて。[103171] 未開人 さん
そういえば、今までも少しずつ傾向はありましたが今回完全に変わったのがヒントでした。なんと、アナグラムが1題も出題されなかった。実行員の皆さんにはなぜアナグラムを出さなかったかの説明もしていただけるとありがたいです。短期間なのでアナグラム出題+解答で2日取ってしまうとヒント不足になるからかと予想します。少なくとも、十番勝負においてヒント=アナグラムの図式は完全に崩れましたね。
「出題+解答で2日取ってしまう」というのも一つの理由ですが、アナグラムヒント作成は結構難しいというのが最大の理由です。グリグリさんからも、アナグラムにこだわらなくてもよいといっていただきました。

12月3日(金)21時からここで第5回全国の鉄道路線五番勝負を開催します。この大会で好成績を収め、以降の十番勝負でブレークした解答者が複数おられます。今回初参加の皆さん、出題者と相性の良いサヌカイトさん、ぜひのぞいてみてください。五番勝負では、従来どおりアナグラムヒントを出します。
[103180] 2021年 11月 1日(月)19:38:09【2】デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」裏領主
[103171] 未開人 さん
今回は市盗りがないのでそれほど解答市を吟味する必要はなかったのですが、市盗りがあってメダルが狙える状態だったら解答市を探すのにかなり難儀したと思います。(中略)
この問題は市盗りがある普段の大会なら絶対に出せない問題で、[102841]に掲げたコンセプト以外に、「市盗りがない分出題地域に偏りがある問題を出せる」こともトライアルの1個の趣旨なのかと非常に感心しました。
[103175] あきごん さん
市盗りを意識せずに自由に解答できる、これはこれでありなのかなと感じました。(中略)
普段は市盗りを意識して解答を避けている大都市のさいたま市で解答。
当初は入門編の解答を市盗りに反映させるという議論もありましたが、トライアルに市盗りがなかったことが解答に影響したようです。なお、未開人さんの「市盗りがない分出題地域に偏りがある問題を出せる」については、共通項発表の問六にコメントしたように、市盗りがある本番でも想定解市が偏在した問題が出題されています。

本番の市盗りに影響させず、第一回トライアル単独で市盗りルールを適用して決定した領主です。今回次の137市で裏領主が誕生しました。公式の領主(表領主)と対比して示します。
領国必要石高裏領主石高表領主石高
旭川市4まいす5おがちゃん41
室蘭市1かりない1おがちゃん12-11
網走市1ピーくん1おがちゃん5-4
稚内市11いっちゃん3-2
美唄市1油天神山1いっちゃん3-2
紋別市1あきごん1般若堂そんぴん3-2
千歳市11BEAN6-5
砂川市11とりぴー3-2
歌志内市1未開人3鳴子こけし7-4
恵庭市1naidesu1白桃2-1
伊達市(北海道)1鳴子こけし1BEAN3-2
むつ市11油天神山5-4
宮古市1はしもつ1デスクトップ鉄3-2
八幡平市1油天神山1EMM4-3
滝沢市1リシェル1まつもとしろくま5-4
気仙沼市1さざ波1KK4-3
湯沢市11星野彼方5-4
鹿角市1naidesu1スカンデルベクの鷲4-3
天童市1まいす1星野彼方5-4
伊達市(福島県)1鳴子こけし1菊人形2-1
北茨城市1リシェル1スカンデルベクの鷲6-5
鹿嶋市1さざ波1スカンデルベクの鷲6-5
常陸大宮市1しおり1いっちゃん5-4
坂東市1埴輪1JOUTOU3-2
かすみがうら市1さざ波3スカンデルベクの鷲21
桜川市1リシェル1スカンデルベクの鷲3-2
神栖市1Takashi1スカンデルベクの鷲5-4
小美玉市1あづま1くは5-4
佐野市2鳴子こけし2白桃6-4
日光市1リシェル5伊豆之国6-1
桐生市2リシェル2おがちゃん5-3
沼田市1さざ波1JOUTOU5-4
館林市1鳴子こけし1星野彼方5-4
富岡市1サヌカイト1おがちゃん5-4
蕨市1ばなし1くは4-3
桶川市1新潟雷鳥1JOUTOU5-4
久喜市2サヌカイト1スカンデルベクの鷲5-4
八潮市1とりぴー1くは4-3
三郷市2鳴子こけし3くは7-4
吉川市1星野彼方1スカンデルベクの鷲4-3
銚子市1あきごん1まりんぶる~5-4
香取市1埴輪1まりんぶる~5-4
青梅市2ほと3デスクトップ鉄5-2
三条市1naidesu1EMM6-5
加茂市1EMM1EMM3-2
村上市1埴輪1EMM7-6
妙高市1ばなし2ソーナンス4-2
魚沼市1はしもつ1EMM8-7
南魚沼市1埴輪1星野彼方5-4
胎内市1EMM1白桃2-1
小矢部市1新潟雷鳥1EMM8-7
南砺市1あづま1EMM25-24
珠洲市1未開人2EMM7-5
加賀市1まいす1EMM12-11
野々市市1EMM1EMM6-5
敦賀市1未開人1EMM16-15
大野市1とりぴー1EMM13-12
富士吉田市1せいこう1勿来丸7-6
南アルプス市1あきごん29-7
北杜市1三重うなぎ1ぺとぺと5-4
上野原市1あづま1今川焼5-4
甲州市1さざ波1U-44-3
飯田市1新潟雷鳥1勿来丸5-4
諏訪市1深夜特急1勿来丸6-5
駒ヶ根市1せいこう1k-ace4-3
飯山市1せいこう1さざ波5-4
塩尻市1はしもつ3勿来丸30
佐久市1せいこう5せいこう6-1
高山市1三重うなぎ1白桃5-4
美濃市1未開人1らるふ5-4
瑞浪市1埴輪1883-2
恵那市1ほと1勿来丸4-3
美濃加茂市1未開人1EMM6-5
可児市1埴輪1ぺとぺと5-4
瑞穂市1琉龍1EMM4-3
下呂市1まいす16-5
磐田市2さざ波2さざ波5-3
伊豆の国市1さざ波1伊豆之国8-7
碧南市1未開人1ぺとぺと5-4
愛西市1三重うなぎ1ぺとぺと10-9
尾鷲市1三重うなぎ14-3
亀山市1三重うなぎ16-5
鳥羽市1深夜特急17-6
熊野市1未開人18-7
伊賀市1深夜特急310-7
彦根市2深夜特急2ぺとぺと5-3
近江八幡市1鳴子こけし1桜トンネル5-4
守山市1とりぴー1あきすて5-4
米原市1しごん1あきすて5-4
藤井寺市1新潟雷鳥1白桃5-4
洲本市1はしもつ1深夜特急4-3
豊岡市1かりない1今川焼9-8
西脇市1油天神山1今川焼10-9
淡路市1かりない1桜トンネル5-4
加東市1いたがさき1スカンデルベクの鷲2-1
たつの市1三重うなぎ1今川焼6-5
五條市1あきごん3深夜特急5-2
香芝市1あきごん1桜トンネル3-2
新宮市1深夜特急1桜トンネル7-6
倉吉市1星野彼方1桜トンネル7-6
大田市1埴輪1白桃5-4
安来市1とりぴー1なると金時3-2
津山市1とりぴー1白桃8-7
玉野市1いたがさき1白桃9-8
高梁市1まいす5今川焼50
美作市1とりぴー1鳴子こけし2-1
竹原市1ピーくん1うっかりじゅうべえ3-2
江田島市1星野彼方1くは5-4
萩市1とりぴー1くは7-6
三好市1サヌカイト5がっくん8-3
坂出市1サヌカイト1白桃8-7
東かがわ市1サヌカイト3白桃25-22
三豊市1サヌカイト1白桃10-9
宇和島市1サヌカイト4がっくん8-4
西条市2ほと2がっくん5-3
大洲市1琉龍1未開人3-2
四国中央市1ピーくん2がっくん6-4
安芸市1未開人1うっかりじゅうべえ5-4
宗像市1ほと1かぱぷう8-7
福津市1ピーくん1かぱぷう4-3
鳥栖市1ほと1おがちゃん5-4
小城市1ほと1白桃4-3
山鹿市1さざ波1まつもとしろくま5-4
阿蘇市1かぱぷう1さざ波4-3
天草市1油天神山1さざ波5-4
日田市1かぱぷう1かぱぷう6-5
佐伯市1星野彼方1デスクトップ鉄7-6
津久見市1未開人5さざ波23
竹田市1未開人3デスクトップ鉄4-1
杵築市1かぱぷう1全角2文字2-1
日南市1ピーくん1白桃3-2
鹿児島市6ばなし6ペーロケ60
霧島市2ばなし2白桃4-2
志布志市1ばなし5白桃41
南九州市1ばなし2白桃5-3
姶良市1ばなし5桜トンネル23
石垣市1深夜特急1M.K.10-9
未開人さんが最多10市の裏領主で、正答した10市すべてを領国化しました。加茂市のEMMさん、佐久市のせいこうさん、日田市のかぱぷうさんんは表裏領主兼任です。旭川市、かすみがうら市、津久見市、志布志市、姶良市は、裏領主の方が石高が多かった。
また、鹿児島県で全市を制覇したばなしさんが裏総領主になりました。
総領国必要石高裏総領主石高表総領主石高
鹿児島県15ばなし20白桃29-9
この分析は、デスクトップ鉄が独断で行ったもので、グリグリさんや他の実行委員と相談した公式のものでないこと、次回(あるとしたら)以降も継続するかどうか限らないことをお断りしておきます。
[103163] 2021年 10月 30日(土)22:19:48デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!国の市十番勝負トライアル」問十
百名山山頂が所在する市町村です。山名から地理院地図にリンクしています。
()は、Wikipedhiaに所在地として記載されているが、山頂から外れている市町村。
山頂付近が境界未定の富士山は、剣ヶ峰の気象庁ドームの所在地が富士宮市となっているので採用。
山(最高峰)標高町村
1利尻山1721m利尻町・利尻富士町
2羅臼岳1660m羅臼町・斜里町
3斜里岳1545m斜里町・清里町(・標津町)
4阿寒岳(雌阿寒岳)1499m釧路市足寄町
5大雪山(旭岳)2290m東川町
6トムラウシ2141m美瑛町・新得町
7十勝岳2077m美瑛町・上富良野町・新得町
8幌尻岳2052m平取町・新冠町
9羊蹄山1898m(ニセコ町・倶知安町・喜茂別町・真狩村・)京極町
10岩木山1625m弘前市(鰺ヶ沢町)
11八甲田山(大岳)1584m青森市(・十和田市)
12八幡平1613m八幡平市,(仙北市・鹿角市)
13岩手山2038m八幡平市・滝沢市雫石町
14早池峰山1917m宮古市・遠野市・花巻市
15鳥海山(新山)2236m(由利本荘市・にかほ市,酒田市)遊佐町
16月山1984m鶴岡市庄内町・(大蔵村・西川町)
17朝日岳(大朝日岳)1870m小国町・朝日町・(大江町・西川町)
18蔵王山(熊野岳)1841m山形市・上山市
19飯豊山2128m喜多方市(小国町・阿賀町)
20吾妻山(西吾妻山)2035m米沢市北塩原村
21安達太良(箕輪山)1728m(福島市・二本松市・郡山市)(大玉村)・猪苗代町
22磐梯山1819m苗代町・磐梯町(・北塩原村)
23会津駒ヶ岳2133m檜枝岐村
24那須岳(三本槍岳)1917m那須塩原市西郷村
25越後駒ヶ岳2003m南魚沼市(・魚沼市)
26平ヶ岳2141m魚沼市みなかみ町
27巻機山1967m南魚沼市(みなかみ町)
28燧ヶ岳(柴安嵓)2356m檜枝岐村
29至仏山2228mみなかみ町・片品村
30谷川岳(茂倉岳)1978mみなかみ町・湯沢町
31雨飾山1963m糸魚川市小谷村
32苗場山2145m湯沢町・津南町・栄村
33妙高山2454m妙高市
34火打山2462m糸魚川市・妙高市
35高妻山2353m(妙高市),長野市
36男体山2484m日光市
37日光白根山2578m日光市片品村
38皇海山2144m日光市,沼田市
39武尊山2158mみなかみ町・川場村・(片品村)
40赤城山(黒檜山)1828m桐生市・沼田市
41草津白根山2171m草津町
42四阿山2354m(上田市)・須坂市嬬恋村
43浅間山2568m嬬恋村・(軽井沢町・御代田町)
44筑波山877mつくば市
45白馬岳2932m(黒部市)朝日町・白馬村
46五竜岳2814m黒部市,(大町市)
47鹿島槍ヶ岳2889m黒部市,大町市立山町
48剱岳2999m上市町・立山町
49立山(大汝山)3003m立山町
50薬師岳2926m富山市
51黒部五郎岳(中ノ俣岳)2840m富山市,高山市・飛騨市
52水晶岳2986m富山市
53鷲羽岳2924m富山市,大町市
54槍ヶ岳3180m松本市・大町市,(高山市)
55奥穂高岳3190m松本市,(高山市)
56常念岳2857m松本市・(安曇野市)
57笠ヶ岳2897m高山市
58焼岳2455m松本市,高山市
59乗鞍岳(剣ヶ峰)3026m(松本市,)高山市
60御嶽山(剣ヶ峰)3067m(下呂市・高山市)木曽町・王滝村
61美ヶ原(王ヶ頭)2034m松本市・上田市(長和町)
62霧ヶ峰(車山)1925m(茅野市)・諏訪市(下諏訪町・長和町)
63蓼科山2530m茅野市立科町
64八ヶ岳(赤岳)2899m北杜市,茅野市富士見町(南牧村・原村)
65両神山1723m秩父市小鹿野町
66雲取山1727m秩父市奥多摩町,(丹波山村)
67甲武信ヶ岳2475m秩父市,山梨市(川上村)
68金峰山2599m甲府市川上村
69瑞牆山2230m北杜市
70大菩薩嶺2057m甲州市丹波山村
71丹沢山(蛭ヶ岳)1673m相模原市山北町・(清川村)
72富士山(剣ヶ峰)3776m(富士吉田市),富士宮市・(富士市・御殿場市・裾野市)(鳴沢村),(小山町)
73天城山(万三郎岳)1406m(伊豆市・伊東市)東伊豆町・(河津町)
74木曽駒ヶ岳2956m上松町・木曽町・宮田村
75空木岳2864m駒ヶ根市(飯島町・)大桑村
76恵那山2191m中津川市阿智村
77甲斐駒ヶ岳2967m北杜市,伊那市
78仙丈ヶ岳3033m南アルプス市,伊那市
79鳳凰山(観音ヶ岳)2840m南アルプス市・韮崎市(・北杜市)
80北岳3193m南アルプス市
81間ノ岳3189m南アルプス市,静岡市早川町
82塩見岳3052m伊那市,静岡市
83悪沢岳3141m静岡市
84赤石岳3120m静岡市大鹿村
85聖岳(前聖岳)3013m飯田市,静岡市
86光岳2591m飯田市,(静岡市)川根本町
87白山(御前峰)2702m白山市白川村
88荒島岳1524m大野市
89伊吹山1377m米原市(揖斐川町・関ケ原町)
90大台ヶ原山(日出ヶ岳)1695m大台町,上北山村(・川上村)
91大峰山(山上ヶ岳)1915m天川村
92大山(弥山)1729m大山町・(琴浦町・江府町)
93剣山1955m三好市(・美馬市)那賀町
94石鎚山(天狗岳)1982m西条市久万高原町
95九重山(中岳)1791m竹田市(九重町)
96祖母山1756m豊後大野市・竹田市高千穂町
97阿蘇山(高岳)1592m阿蘇市高森町
98霧島山(韓国岳)1700mえびの市・小林市,霧島市
99開聞岳924m指宿市
100宮之浦岳1936m屋久島町
[103160] 2021年 10月 30日(土)21:09:32【3】デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!国の市十番勝負トライアル」共通項発表
いろいろ不手際がありましたが、第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」を終了します。多くの方に参加いただき、実行委員一同感謝感激です。
[102847]
ハンデによって開始直後のメダルラッシュはかなり緩和され、初中級者のメダル獲得の可能性が高まります。一方、初中級者の完答一番乗りはハンデによっても難しいと思いますが、参加のタイムラグによって上級者間の順位争いは白熱すると思います。
と書いた予想の後段は外れました。第58回十番勝負で初参加したばなしさんが完答一番乗りする一方、ハンデや自主的配慮で参加が遅れた上級者は想定解が売り切れ完答を逃しました。これほど多くの参加者があるとは予想せず、想定解数が少ない問題を出したのは失敗でした。完答できなかった上級者のみなさんには申し訳ありませんが、ビギナーの7名が完答できたことは、大会の趣旨からはよかったと思います。

それでは、共通項を発表します。過去問に類問がある問題がありますが、全く同じ共通項は排しました。

問一:安中市、本庄市、中津川市、草津市
該当しない市:京都市
(想定解数:26市)
■中山道六十九次の宿場がある市
参考ページ:中山道六十九次
未解答市:なし
36回問六(旧中山道が通る市)の類題だが、宿場がある市に限定。草津と大津は東海道五十三次と兼用。京都は六十九宿に入らない。

問二:長岡市、さぬき市、羽咋市、韮崎市、魚津市
該当しない市:安中市、名護市
(想定解数:92市)
■人口密度が200人/km2台の市
参考ページ:データベース検索
未解答市(63市):帯広市、登別市、恵庭市、北上市、石巻市、寒河江市、東根市、いわき市、須賀川市、桜川市、鉾田市、大田原市、みどり市、君津市、富津市、いすみ市、三条市、小千谷市、阿賀野市、敦賀市、あわら市、茅野市、塩尻市、佐久市、東御市、安曇野市、瑞浪市、海津市、松阪市、いなべ市、志摩市、東近江市、舞鶴市、加西市、紀の川市、出雲市、瀬戸内市、赤磐市、廿日市市、柳井市、周南市、阿南市、吉野川市、八幡浜市、土佐市、香南市、豊前市、うきは市、嘉麻市、朝倉市、唐津市、伊万里市、武雄市、鹿島市、嬉野市、神埼市、南島原市、都城市、鹿屋市、枕崎市、指宿市、いちき串木野市、宮古島市
問題市の並びを自治体コード順とせず解答のてがかりとした。出題者は、共通項にあまりにもピッタリな「二百余神社」をみつけ出題し、これを地図ヒントとして提示した。

問三:仙北市、郡上市、丹波篠山市、四万十市、朝倉市
該当しない市:京都市、人吉市
(想定解数:33市)
■「全国京都会議」に参加している「小京都」が所在する市
参考ページ:小京都と京都ゆかりの町
未解答市(2市):足利市、萩市
京都市は「全国京都会議」に参加しているが、「小京都」ではない。人吉は、最も新しい脱会市。

問四:山形市、前橋市、浜松市、四万十市
該当しない市:村上市
(想定解数:26市)
■40℃以上を記録した観測地点がある市
参考ページ:歴代の最高気温ランキング
未解答市:なし
ある年代以上の方なら山形市が日本一暑い市と習った記憶があるはず。1933年に記録した40.8℃は、2007年多治見市で40.9℃を記録するまで70年以上破られなかった。地球温暖化によって、今世紀になって記録更新が続いている。
気象庁のランキングページでは20位タイ(40.3℃)までしか記載されておらず、参考ページを見つけた。気象庁の過去の気象データ検索で確認し、信用できると判断した。落書き帳過去記事は、全く記憶に残っておらず、開催期間中にみつけた。

問五:帯広市、柏市、舞鶴市、香美市、合志市
該当しない市:南島原市
(想定解数:45市)
■各都道府県内の市町村及び特別区の中で人口が五番目に多い市(2020年国勢調査速報値)
参考ページ:データベース検索
未解答市(15市):北上市、登米市、大館市、須賀川市、土浦市、越谷市、南砺市、東近江市、岩出市、岩国市、小松島市、武雄市、島原市、日南市、宜野湾市
特別区を含む人口順位の問題は、27回問七(都道府県の中で人口が三番目に多い自治体である市)があった。今回は東京都のほか鳥取県も外れ、各県1市の問題にもかかわらず想定解数は45。帯広・舞鶴・合志の問題市3市は2015年国勢調査ではそれぞれ6位、4位、6位だったが、道府県内で順位変動があり5位になった。

問六:名寄市、富良野市、常陸太田市、筑西市、上尾市
該当しない市:春日部市
(想定解数:63市)
■セイコーマートの店舗がある市
参考ページ:店舗検索|セイコーマート
未解答市(31市):小樽市、釧路市、夕張市、岩見沢市、留萌市、芦別市、江別市、赤平市、士別市、三笠市、根室市、千歳市、滝川市、砂川市、深川市、登別市、伊達市(北海道)、北広島市、石狩市、北斗市、水戸市、日立市、石岡市、常総市、高萩市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、行方市、鉾田市、越谷市
想定解は北海道、茨城県、埼玉県以外にはなく、北海道は全市が該当。想定解市の偏在は過去問にもあり、類題の41回問七(セブンイレブンのない市)は、鳥取県と沖縄県が全市該当した。極めつけは2市出題の50回問五(読みが「さ」で始まる都道府県の市)で、埼玉県と佐賀県だけ全市が該当。

問七:函館市、大和市、東大阪市、佐世保市
(想定解数:25市)
■「中央」のつく駅がある市
参考ページ:落書き帳過去記事
未解答市:なし
比較的知名度のある中央林間駅(大和市)、佐世保中央駅(佐世保市)を入れ解答の手がかりとした。函館市は路面電車、東大阪市はJRの駅。なお、落書き帳の『記事検索』に4市を入力すると参考ページに辿り着けるため、サイト内の機能を使いこなす方にとっては簡単だったかもしれない。

問八:熱海市、川西市、阿南市、島原市
該当しない市:根室市、松江市
(想定解数:27市)
■都道府県の最東端がある市
参考ページ:『東西南北端』コレクション
未解答市:なし
第36回問七(市域の東端が都道府県内の市の中で最も東にある市)と異なり、区町村も含めた最東端。非該当の根室市は北方領土を考慮すると最東端ではない(択捉島蘂取村のラッキベツ岬が該当)。

問九:青森市、富士宮市、奈良市、廿日市市、奄美市
(想定解数:59市)
■世界遺産のある市
参考ページ:日本の世界遺産一覧
未解答市(27市):函館市、弘前市、つがる市、釜石市、北秋田市、伊勢崎市、藤岡市、富士吉田市、静岡市、富士市、御殿場市、裾野市、羽曳野市、橋本市、田辺市、大牟田市、中間市、佐賀市、佐世保市、平戸市、五島市、南島原市、荒尾市、宇城市、那覇市、うるま市、南城市
51回問八で日本遺産が出題されたが、出そうで出ていなかった世界遺産の問題。今年登録された青森市と奄美市を出題した。

問十:日光市、富山市、松本市、富士宮市、指宿市
該当しない市:富士吉田市、美馬市
(想定解数:59市)
■日本百名山の最高峰が所在する市
未解答市(30市):青森市、宮古市、花巻市、遠野市、山形市、米沢市、鶴岡市、上山市、喜多方市、那須塩原市、桐生市、秩父市、相模原市、糸魚川市、黒部市、甲府市、山梨市、韮崎市、甲州市、長野市、上田市、須坂市、伊那市、大町市、茅野市、中津川市、飛騨市、豊後大野市、小林市、えびの市
「百選」は十番勝負の定番だが、知名度の高い百名山は出題されていない。百名山の山頂が所在する市町村を記載したページは見つからず(Wikipedhiaの所在地は、山域全体を含む)、最高峰の緯度・経度から地理院地図とマピオン地図で特定した。境界付近の山頂は若干甘めに判定し、微妙な市は解答があったら追加するつもりだった(別記事でリストを記載します)。

進境著しい最若手の駿河の民さん(問ニ、問六、問九)、出場すればAランクのハンデだった超上級者の勿来丸さん(問五、問七、問八)、正答数と領国数のランキングで堂々1位の十番勝負師白桃さん(問一、問三)と十番勝負研究所のデスクトップ鉄(問四、問十)が出題しました。実行委員もおおいに楽しませてもらいました。ありがとうございました。
[103099] 2021年 10月 28日(木)21:00:09【1】デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」第五回採点 & 第三ヒント
第二ヒントの効果で正答が伸び、EMMさん、サヌカイトさん、さざ波さんが完答、完答者は7名になりました。9問リーチは5名です。またNさんに続き、ピーくん さん、星野彼方さん、かりないさんが問一を除く9問正答で解答終了しました。
問一に続き問八が想定解終了し、問四が残り1、問七が残り3、問三が残り5になりました。

第三ヒントとしてSVヒントを提示します。明日の採点時は、第四ヒント(二文字ヒント)を提示します。

◆第三ヒント(SVヒント)
以下のストリートビューは共通項に関連しています。
問一:南木曽町
問二:北九州市
問三:津和野町
問四:四万十市
問五:鹿児島市
問六:筑西市
問七:函館市
問八:安城市
問九:青森市
問十:富士宮市

【解答状況】( )内は累計です。
回数採点日付解答正答誤答ヒント効果(提示は前日)
110/24(日)7265710109
210/25(月)50(122)44(109)6(13)--1(10)
310/26(火)27(149)25(134)2(15)---
410/27(水)33(182)32(166)1(16)---第一ヒント:区町村ヒント
510/28(木)47(229)40(206)7(23)---第二ヒント:地図ヒント

【解答状況の確認ページ】採点漏れ、採点ミスなどありましたらご指摘ください。
解答状況 ランキング 歴代メダリスト

[103060]未開人 さん
出題者予想にご参加いただきありがとうございます。残念ながら全問外れです。
[103086]ピーくん さん
問七 作成者 勿来丸 さん
あたりです。
[103085] 2021年 10月 28日(木)12:26:20デスクトップ鉄 さん
既出解答
[103082] いたがさき さん
問十:西条市
は既出です。
[102938] 2021年 10月 24日(日)06:54:22デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」
[102884]の問四の想定解数に誤り(転記ミス)があり、25から26に訂正しました。申し訳ありません。

[102922]軽井沢発御殿場行きさん
【注意事項】の(2)をよくお読みください。
問題番号と解答を正確に書き込んでください
を満たさない解答は採点しません。
[102884] 2021年 10月 23日(土)21:00:00【1】デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」出題
新企画第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」を開始します。最初の採点は明日午後9時頃を予定し、その後も毎日午後9時頃に1日1回の採点を行う予定です。終了は10月30日(土)午後9時を予定しています。

【問題】
各問に提示した市にはある共通する特徴があります。該当しない市は共通する特徴に当てはまらない市です。同じ特徴を持つ市を1市だけ挙げてください。なお、解答に当たっては以下の注意事項を必ず守ってください。

【注意事項】
(1)共通する特徴は解答しないでください。何人もの方が答えられるようにするためです。
(2)問題番号と解答を正確に書き込んでください(府中市と伊達市は都道県名を括弧書きしてください)。
【例】問一:佐倉市 / 問二:府中市(東京都) / 問三:伊達市(福島県)
(3)解答書込みに対する訂正・削除は一切禁止です(他の方の迷惑になりますので採点をお待ちください)。
(4)解答は一問につき一人一解答でお願いします。採点で誤答となった場合は再解答できます。
※すでに他の方が解答済みの市、問題となっている市、あるいは、消滅した市を、誤って解答してしまった場合は、採点を待たずに再解答しても構いません。その場合は再解答の理由(既解答市、問題市、消滅市)を必ず付記してください。
※既解答市を10分以内に解答した場合は、参考記録とします(既解答市が正答の場合)。
※採点前の既解答市が誤答となった場合は、再解答市は採点対象外とします。
(5)問題は原則として2021年10月23日開始時点での情報を基にしています。

問一:安中市、本庄市、中津川市、草津市
該当しない市:京都市
(想定解数:26市)

問二:長岡市、さぬき市、羽咋市、韮崎市、魚津市
該当しない市:安中市、名護市
(想定解数:92市)

問三:仙北市、郡上市、丹波篠山市、四万十市、朝倉市
該当しない市:京都市、人吉市
(想定解数:33市)

問四:山形市、前橋市、浜松市、四万十市
該当しない市:村上市
(想定解数:26市)

問五:帯広市、柏市、舞鶴市、香美市、合志市
該当しない市:南島原市
(想定解数:45市)

問六:名寄市、富良野市、常陸太田市、筑西市、上尾市
該当しない市:春日部市
(想定解数:63市)

問七:函館市、大和市、東大阪市、佐世保市
(想定解数:25市)

問八:熱海市、川西市、阿南市、島原市
該当しない市:根室市、松江市
(想定解数:27市)

問九:青森市、富士宮市、奈良市、廿日市市、奄美市
(想定解数:59市)

問十:日光市、富山市、松本市、富士宮市、指宿市
該当しない市:富士吉田市、美馬市
(想定解数:59市)

想定解数の少ない問題があります。売り切れにご注意ください。

【免責】
出題に当たってはできる限りの調査を行っておりますが、確認漏れや問題の不備ならびに想定解の見落としなどが発覚する可能性があります。その際にはできるだけ妥当な救済措置を行うよう努力いたしますが、不手際などありますことをあらかじめご了承ください。

解答状況の確認ページ:
第一回チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル 解答状況

#問四の想定解数に誤り(転記ミス)があり、26に訂正しました。申し訳ありません。
[102847] 2021年 10月 11日(月)19:56:13【1】デスクトップ鉄 さん
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」ハンデ
[102841] 勿来丸 さん
今回は初心者の方に「主役」となってもらいたいので、十番勝負の常連メンバー、上級者の方に「ハンデ」を設けたいと思います。具体的には、「上級解答者の方の参加時間を遅らせる」というものです。参加のタイミングは遅れますが上級解答者でも回答することは可能です。
第一回「チャレンジ!全国の市十番勝負トライアル」参加者のハンデです。過去10回(第49回から第58回)の各回の十番勝負の完答順位と完答者の平均正答順位の1位から5位までに5~1点(平均正答順位の同順位は得点を折半)を与え集計し、これに金メダル数を加算した得点ランキングです。
ランク解答者得点完答順位正答順位金メダル
A66.54713.56
A*勿来丸59.51624.519
Bスカンデルベクの鷲47112412
B*白桃4021136
Bおがちゃん3510178
Bぺとぺと33.5920.54
B桜トンネル 29.5211.516
B星野彼方235126
Cとりぴー161033
CEMM10532
C鳴子こけし10433
深夜特急6501
伊豆之国5122
未開人3030
*デスクトップ鉄3003
さざ波3003
ピーくん2200
サヌカイト 2002
Takashi1100
油天神山1100
かぱぷう1001
まつもとしろくま1001
まりんぶる~ 1001
*駿河の民1001
Aランク(50点以上)は3回目、Bランク(20点以上)は2回目、Cランク(10点以上)は1回目の採点時から解答可能とします。なおニックネームに*を附したのは、実行委員(?)です。実行委員は解答しないので、足止めの解答者はAランク1名、Bランク5名、Cランク3名になります。
10点未満にも実力者が含まれています。本人にとっては不満かもしれませんが、失礼ながらハンデなしで最初から解答していただくことにします。
ハンデによって開始直後のメダルラッシュはかなり緩和され、初中級者のメダル獲得のチャンスが高まります。しかし、上級者の参加が遅れても、初中級者が完答一番乗りするのは難しいと思います。一方、参加のタイムラグによって上級者間の順位争いは白熱化すると思います。上級者と初中級者のどちらにとっても本番の十番勝負とは違った戦いになるでしょう。ぜひ、ご参加ください。
[102832] 2021年 10月 7日(木)23:35:15デスクトップ鉄 さん
Re:想定解分析未解答の扱い
[102831] N さん
また、この問題の想定解数を786→123と見做すのなら、32回問八(人口増減率が高い市(高い順))も「2010年人口>2005年人口の市」だけを想定解にしないと辻褄合わないと思うんですよね。
そのとおりでした。出題者の提示した想定解数にもどします。
第30回問十は第32回問八と同様全市該当とし、5月22日追加した未答市を削除します。鈴鹿市の選択率100%は復活します。
第30回問六も想定解数を783にもどし、全市該当の扱いを継続します。
[102830] 2021年 10月 7日(木)20:08:51デスクトップ鉄 さん
想定解分析未解答の扱い
[102821] N さん
当該記事で「鈴鹿市の100%が維持された…」と書かれていたので、気にしていませんでした。
第57回もNさんが鈴鹿市を解答されたので、第30回問十の未答市に追加したのに気づかずに、書いていました。
ところでその問題、共通項は「男性が多い」ですけど、想定解数が全786市なので男性>女性の市だけが未答になるのもなんだかな、という気がします。
難易度分析(問題別)の想定解数が間違っていました。「男性>女性」の123に訂正しました。また、問六(年間降水量の多い市(多い順))は、全市が該当しますが、当時の市数は786なので783から訂正しました。
なんとなく、順位問題の解答機会は想定解数に関わらずせいぜい参加者数を上限にするのが無難かなと思いました。三十回問十であれば未回答が2名いるので、富里市に続く浦安市、平塚市まで未答扱いにするとか。
順位問題は、第30-32回と第34回の4回、問六から問十の計20問ありました。順位問題の解答機会数は、全市該当の問題は正答市数(未答市ゼロ)、それ以外の問題は非順位問題と同じ扱いにしていました。参加者の数を解答機会数の上限とし、正答数との差だけを未答とするというのも、一つの考え方かと思います。しかしこれは、「共通項に該当することが多い市はどこか」を分析する想定解分析の趣旨と異なります。また今となっては、10年前の該当市の順位を調べるのはけっこう大変です。そこで順位問題の解答機会数と未答市の扱いは、これまでどおりとしたいと思います。鈴鹿市を救済するために特例をもうけ、第30回問十の想定解だけ変更することもいたしません。ご了承ください。
鈴鹿市の解答選択率100%が2011年に途絶えていたのに、Nさんに鈴鹿市を解答させ続けてしまい、申し訳ありませんでした。それにしても、富谷市、那珂川市は、解答選択率100%が早々に途絶えてしまったのは残念でした。

この機会に、丹波篠山市の取扱いを見直しました。単なる改称なので、これまで前身の篠山市と連続するものとして扱っていましたが、今回の問八で丹波篠山市は、篠山市(誤答1あり)時代とは不連続の取り扱いだったことが判明。丹波篠山市から篠山市時代のデータを分離、非現存市として集計し、想定解分析(市別)を更新しました。
[102819] 2021年 10月 6日(水)10:29:14デスクトップ鉄 さん
Re:業務連絡
[102818] N さん
想定解分析で鈴鹿市の未答が1付いてますが、過去回で想定解の見直しでもありました…?
鈴鹿市については気付いていませんでしたが、5月22日の更新で「第30回問十の未答市を追加して再集計」した結果でした。第30回問十は順位問題で、共通項は「男性が多い市(男性比率の高い順)(2005年国勢調査データによる)」でした。鈴鹿市は解答の順番が来ず、未答市だったのです。
唯一解答選択率100%だった鈴鹿市が未答市となるのはさみしいので、82未答市を元に戻しますか。
[102816] 2021年 10月 6日(水)06:51:06デスクトップ鉄 さん
大都市が完全復活-第58回想定解分析
[102808]に続いて想定解分析のコメントです。
[102785]で速報した解答機会7(正答7)の名古屋市以外にも、大阪市6(5)、浜松市5(5)、神戸市5(5)、仙台市4(1)、札幌市4(4)、福岡市4(4)と政令指定都市の出題・解答が多くありました。このほか横浜市も想定解数5問で問題2問、正答2問でした。
第34回開催後の[80884]で初めて想定解の大都市外しを指摘しました。また、第39回後の[86276]で大都市外しは、共通項をコト・モノ・ナマエに分けたときのモノ外しによって生じていると指摘しました。
第1回から30回までとその後5回ごとの政令指定都市の想定解数と想定解比率、全市の想定解比率に対する指数を下記します。なお、相模原市、新潟市、静岡市、浜松市、堺市、岡山市、熊本市は、十番勝負第1回開催時点では政令指定都市ではありませんが、第1回からのデータに含めます。
1-30解数選択率指数31-35解数選択率指数36-40解数選択率指数41-45解数選択率指数
札幌市4113.7%210.2 816.0%247.6 00.0%0.0 48.0%87.4
仙台市5418.0%276.9 1428.0%433.3 918.0%290.4 612.0%131.1
さいたま市3411.3%174.4 1224.0%371.4 48.0%129.1 48.0%87.4
千葉市4414.7%225.6 918.0%278.6 510.0%161.4 918.0%196.7
横浜市6020.0%307.7 1122.0%340.5 48.0%129.1 918.0%196.7
川崎市4414.7%225.6 1020.0%309.5 36.0%96.8 816.0%174.9
相模原市4414.7%225.6 816.0%247.6 1020.0%322.7 48.0%87.4
新潟市4515.0%230.8 1530.0%464.3 816.0%258.2 1020.0%218.6
静岡市5819.3%297.4 1530.0%464.3 918.0%290.4 1020.0%218.6
浜松市4816.0%246.1 1530.0%464.3 612.0%193.6 1326.0%284.1
名古屋市6220.7%317.9 1632.0%495.2 714.0%225.9 1020.0%218.6
京都市7123.7%364.1 1734.0%526.2 510.0%161.4 510.0%109.3
大阪市6722.3%343.6 1224.0%371.4 612.0%193.6 918.0%196.7
堺市3812.7%194.9 510.0%154.8 510.0%161.4 1020.0%218.6
神戸市4715.7%241.0 1020.0%309.5 714.0%225.9 1122.0%240.4
岡山市6220.7%317.9 1428.0%433.3 816.0%258.2 816.0%174.9
広島市5819.3%297.4 1428.0%433.3 612.0%193.6 1122.0%240.4
北九州市4615.3%235.9 1734.0%526.2 510.0%161.4 918.0%196.7
福岡市4916.3%251.3 1428.0%433.3 510.0%161.4 816.0%174.9
熊本市4113.7%210.2 1836.0%557.1 36.0%96.8 1020.0%218.6
政令市計101316.9%259.7 25425.4%393.1 11511.5%185.6 16816.8%183.6
合計148896.5%100.0 25446.5%100.0 24506.2%100.0 36219.2%100.0
46-50解数選択率指数51-55解数選択率指数56-58解数選択率指数
札幌市48.0%111.5 816.0%190.5 516.7%205.6
仙台市612.0%167.3 918.0%214.3 930.0%370.1
さいたま市816.0%223.0 510.0%119.1 26.7%82.2
千葉市714.0%195.1 918.0%214.3 826.7%329.0
横浜市816.0%223.0 612.0%142.9 1033.3%411.2
川崎市816.0%223.0 816.0%190.5 413.3%164.5
相模原市510.0%139.4 1224.0%285.7 516.7%205.6
新潟市510.0%139.4 1020.0%238.1 723.3%287.9
静岡市612.0%167.3 612.0%142.9 1033.3%411.2
浜松市48.0%111.5 1122.0%261.9 930.0%370.1
名古屋市510.0%139.4 1122.0%261.9 1240.0%493.5
京都市918.0%250.9 1020.0%238.1 1033.3%411.2
大阪市816.0%223.0 1224.0%285.7 1033.3%411.2
堺市612.0%167.3 48.0%95.2 516.7%205.6
神戸市816.0%223.0 918.0%214.3 723.3%287.9
岡山市510.0%139.4 918.0%214.3 826.7%329.0
広島市714.0%195.1 1020.0%238.1 826.7%329.0
北九州市612.0%167.3 1224.0%285.7 413.3%164.5
福岡市612.0%167.3 816.0%190.5 620.0%246.7
熊本市510.0%139.4 714.0%166.7 826.7%329.0
政令市計12612.6%175.6 17617.6%209.5 14724.5%302.2
合計28417.2%100.0 33268.4%100.0 19268.1%100.0
第1回から30回まで、政令指定都市20市の想定解比率は24.5%、全市の想定解率が6.5%ですから、全市平均の2.6倍の出現率でした。特に京都市は1-30回では平均の3.6倍、31-35回は5.3倍出題されました。31-35回の京都市の解答機会率は24%で、開始直後10問すべて京都市で解答すれば2問が正答となる状況だったのです。それが、36-40回では想定解比率指数が1.6倍と半減し、第50回までほぼそのレベルで続きました。第35回まで平均の2倍の想定解率だった札幌市は、36-40回の想定解が0となりました。
この状況は、共通項の3分類のうち大都市に存在することが多いモノ問題の出題比率が低下することによってもたらされました。
1-30回31-35回36-40回41-45回46-50回51-55回56-58回
モノ8428.0%1428.0%816.0%8 16.0%612.0%10 20.0%826.7%
コト14849.3%2550.0%3366.0%35 70.0%3264.0%35 70.0%1653.3%
ナマエ6822.7%1122.0%918.0%7 14.0%1224.0%5 10.0%620.0%
300100.0%50100.0%50100.0%50100.0%50100.0%50100.0%30100.0%
35回までモノ問題は、全体の28%を占めていましたが、36-45回16%、46-50回12%と比率を下げました。また第41回問七の「セブンイレブンのない市」はモノの不存在問題で、大都市が該当しない問題でした。
それが第51回以降一転増加に転じ、大都市の想定解が復活する傾向をみせ、今回完全に復活したといえます。第58回は問三、問六、問九の3問がモノ問題で、名古屋市、神戸市はこの3問のすべてに、札幌市、横浜市、新潟市、静岡市、浜松市、大阪市、北九州市は2問該当しました。
[102808] 2021年 10月 4日(月)19:27:19【1】デスクトップ鉄 さん
十番勝負も格差社会-第58回難易度分析
昨晩十番勝負研究所のデータを第58回の結果を加えて再集計し、更新しました。まずは、難易度についてコメントします。
[102785]の速報で書いたように、今回は完答や銅メダルの所要時間で記録更新がありました。その結果、回別総合難易度は58回中56位、問題別では問九と問四がCランクに入ったほかはBランク5問、Aランク2問という、低難易度の大会となりました。
しかし総合難易度に反映される銅メダルの平均所要時間が0日03:37:06(58位)であるのに対し、10位の平均(10人が解答しなかった問題がある1-4回、7回、24回は、10位まで解答された問題の平均)は3日11:08:03(25位)で、その差は3日07:30:57あります。過去10大会の銅メダルと10位の所要時間、完答1位と10位の所要時間を比較します。
銅メダル平均10位平均時間差完答1位完答10位時間差
493 13:12:126 02:39:242 13:27:125 01:54:378 00:23.482 22:29:11
501 09:15:163 21:41:462 12:26:304 12:46:068 01:20:233 12:34:17
511 02:13:083 03:15:582 01:02:503 05:57:158 04:43:034 22:45:48
521 02:03:032 16:36:231 14:33:201 17:12:505 04:00:323 10:47:42
531 03:46:503 23:24:442 19:37:541 16:50:077 22:23:446 05:33:37
540 13:39:222 11:20:311 21:41:081 20:29:526 14:49:524 18:20:00
550 15:34:254 04:28:353 12:54:102 00:32:308 01:12:156 00:39:45
560 20:08:122 09:15:041 13:06:520 22:55:307 19:14:486 20:19:18
571 21:42:311 23:08:480 01:26:175 23:15:417 23:00:051 23:44:24
580 03:37:063 11:08:033 07:30:570 04:37:117 21:09:227 16:32:11
銅メダルの10位との時間差は、53回に次いで2位、完答1位の10位との時間差は断トツの1位という結果になりました。一部の上級者が好記録を出す一方、初中級者との格差が拡大した傾向を示しています。

指標別の難易度はかなりばらけています。銅メダルと10位、20位が異なるのはヒント提示後の解答が影響していると思われます。
総合難易度問八>問四>問九>問二>問三>問一>問五>問十>問六>問七
金メダル問七>問八>問五>問二>問一>問十>問四>問三>問六>問九
銅メダル問一>問九>問四>問十>問七>問八>問三>問五>問二>問六
10位問一>問四>問七>問八>問十>問五>問三>問二>問九>問六
20位問一>問四>問十>問七>問二>問九>問六>問三>問五>問八
誤答率問八>問四>問二>問三>問九>問五>問一>問十>問六>問七
完答者正答順問一>問四>問七>問二>問十>問九>問五>問八>問六>問三
完答者31名のの正答順は、
解答者問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十合計相関係数平均正答順位
164785210319550.409 3.9
2勿来丸1029176458355-0.186 3.9
3おがちゃん23491016785550.002 3.5
4鳴子こけし9103.57.53.53.57.53.53.53.5550.754 12.2
5深夜特急10569718342550.709 8.6
6サヌカイト103.53.58527619550.727 9.4
7白桃 10698751342550.328 7.0
8EMM10648719523550.731 10.5
9駿河の民10956218734550.635 8.5
10桜トンネル68110295374550.449 11.5
11スカンデルベクの鷲81069427351550.603 13.2
12伊豆之国94361875210550.439 12.7
13星野彼方91710452638550.436 11.0
14かりない 81310529647550.667 14.2
15かぱぷう 10218546379550.732 18.1
16とりぴー815769.5439.52550.068 17.0
17ぺとぺと103.59613.58752550.325 11.8
18さざ波7.56210944417.5550.612 23.7
19あきごん10937615428550.768 16.4
20デスクトップ鉄751108.524368.5550.655 19.0
21ばなし10936148275550.702 21.9
22未開人9.5823516479.5550.524 13.3
23Takashi 78296131054550.480 27.1
24BEAN31210645789550.162 26.4
25今川焼101.5361.57.59457.5550.499 27.4
26なると金時10658349127550.769 23.4
27くは49110578263550.394 25.4
28黒猫10726913458550.626 30.3
29naidesu7.59210153.53.57.56550.670 27.4
30はしもつ9102516.536.584550.357 30.9
31全角2文字81049156237550.692 31.0
合計251.5173.5113231.5139.5116.6175132.5148.5168.5359.4
平均8.383 5.783 3.767 7.717 4.650 3.887 5.833 4.417 4.950 5.617 1.537
標準偏差2.176 3.218 2.370 2.227 2.755 2.596 2.302 2.005 2.390 2.734 2.477
問題間の難易度の差が小さく、解答者間の問題ごとのばらつきが大きくなりました。バラツキを示す標準偏差の平均は2.477と前回の1.738から反転上昇し、解答者解答順の分析を始めた第41回以降では54回、49回に続く3位になりました。一方問題ごとの平均順位の標準偏差は1.536と前回の2.355から反転低下し、これも41回以降の54回、49回に続く低い方からの3位でした。
各解答者の正答順位と全体の平均正答順位との相関係数は、なると金時さんの0.796とあきごんんさんの0.768が1位、2位で、平均的な解答傾向と類似しています。勿来丸さんは、-0.186と唯一のマイナスで、弱い逆相関を示しています。難易度が2位の問四を最初に解答したことなどの結果でしょう。

[102807] 未開人 さん
こちらを見てもらえるとわかると思いますが、前回までの570問の中央値が大体11分です。メダル争いはそれだけ苛烈です。(中でも56回は歴史的でしたが)
第56回は問題間の難易度差が大きく、2分2秒の問七をはじめ20分以内のメダル売り切れが4問ありましたが、3日を超えた問題が2問あり、平均を押し上げました。今回の最短銅メダルは問六の7分45秒でしたが、18時間以内に全問が売り切れ、10問平均では58回中最速となりました。
[102785] 2021年 10月 2日(土)19:36:03デスクトップ鉄 さん
第58回十番勝負記録集
十番勝負研究所のデータは更新作業中ですが、第58回の記録の速報です。

・完答所要時間04:37:11(Nさん)は、第40回06:13:48(k-aceさん)を1時間40分短縮し記録更新、第54回から5連覇。
・銅メダル平均所要時間03:37:06は、第25回04:53:17を1時間16分短縮し記録更新。
・金メダル所要時間は、Nさんの問九26秒、おがちゃんさんの問六28秒が第31回問八スカンデルベクの鷲さんの23秒に次いで2位、3位。これまでの2位勿来丸さんの第56回問七を上回った。
・平均正答順位1位は、おがちゃんさんで3.5。勿来丸さんの3.9は、Nさんと並んで2位タイで、4連覇ならず。
・メダル売り切れまでの時間17:48:13(問一、勿来丸さん)は、第25回15:28:37(問三、ヌオさん)についで2位。
・名古屋市の正答7問(Nさん6、勿来丸さん1)は、第20回糸魚川市の6問(5名にばらけた)を上回り第1位。
・Nさんの6問は、同一回同一市正答数の記録を更新。これまでは4問が最多で、第24回の金沢市(EMMさん)、広島市(桜トンネルさん)、第37回の東かがわ市(白桃さん)、第52回の姫路市(深夜特急さん)の4人。まだ5問以上の同一解答者全市解答は出ていない。勿来丸さんに問四を取られたのは惜しかった。

問四の共通項をいかに表現するか、考えていました。「ルーツの市から」ときましたか。共通項としては長すぎますが、厳密にいうと「現在の市を構成する市のうち最初に市制施行した市が市制施行後の合併により新たに海岸線まで領域を拡大した市」ということですか。
[102707] 2021年 9月 29日(水)13:58:54デスクトップ鉄 さん
誤送信
[102705] ピーくん さん
[102684]はタブレットからの投稿でしたが、二重投稿になっているのに今気が付きました。スマホからの投稿が二重になった方もいらっしゃいましたが、同じ現象でしょうか。
グリグリさん、[102686]を削除していただけませんか。十番勝負の解答ですので、自分で削除するのはやめておきます。
[102684] 2021年 9月 28日(火)22:59:44デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:長岡市
[102669] 2021年 9月 28日(火)19:53:30デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:大船渡市
問十:行橋市
[102659] 2021年 9月 28日(火)15:48:47デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:大船渡市
[102650] 2021年 9月 28日(火)09:10:49デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:別府市
[102648] 2021年 9月 28日(火)05:40:59デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:名護市
[102546] 2021年 9月 24日(金)19:44:17デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:大分市
[102507] 2021年 9月 23日(木)19:03:41デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:益田市
[102494] 2021年 9月 23日(木)15:53:38デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:都留市
[102371] 2021年 9月 18日(土)22:07:06デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:泉南市
[102349] 2021年 9月 18日(土)21:04:04デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:横浜市
[102303] 2021年 8月 30日(月)17:36:30【1】デスクトップ鉄 さん
Re:湘南モノレール・十番勝負など
[102300] 勿来丸 さん
この駅と正反対の側(ずっと北の方)にも尻手駅([102298]デスクトップ鉄さん)がありますが、よりはっきりしているのは南の方でしょう。
もう答をいっていいと思いますが、私の意図していたのはその一つ北の矢向駅で、第4回全国のJR駅五番勝負の問二の問題駅でした。Mapionの大縮尺の地図で見ると尻手駅もホームが一部横浜市にまたがっていますね。想定解から抜けていました。なお駅の所在地は駅長室の位置で決まり、矢向駅は横浜市、尻手駅は川崎市、大船駅は鎌倉市です。

既に[102248]駿河の民さんが手を挙げておられますが、私も同じく企画運営をやってもいいかな、という風に思っています。私も学生なのでうまく時間を割けるかどうかがとにかく一番の不安ですが、可能な限り協力させていただきたいです。作問等についてはオーナーに一度目を通してもらう方が難易度調整がスムーズにできそうな気がします。
実は昨日グリグリさんにメールを送り、駿河の民さんと共同で行ってもよいと手をあげました。駿河の民さんからはまだ連絡がありませんが、白桃さんにも協力していただくことになりました。勿来丸さんに加わっていただけるなら、大歓迎です。
作問については、グリグリさんも解答したいという意向があるため、問題の難易度を調整するため、白桃さんと打ち合わせています。よろしかったら、メールください(私のアドレスは、ウェブページのフッターの著作権表示箇所のDesktoptetsuをクリックしてください)。
[102298] 2021年 8月 30日(月)08:33:51デスクトップ鉄 さん
クイズの解答
[102294]ありがたきさん
横浜市内には該当する駅が二つありますね。[102297] ぺとぺとさんが解答した駅ともう一つ。
私の全国のJR駅五番勝負で出題したことがある問題でした。
[102247] 2021年 8月 16日(月)20:11:08デスクトップ鉄 さん
十番勝負入門コース
[102243] オーナー グリグリさん
初心者の参加を促進するという観点から、市盗りとは切り離して入門コースを再開することを改めて考えたいと思います。
参加者に制限をつけるのでしょうか。第44回まで開催されていた以前の入門コースは、メダルがすべて確定したあと一般コースからの参加を認めていたので、売り切れがでて、本来の入門コースの解答者が完答できないという事態を招きました。
[92689] で白桃 さんが
「一般コース」完答後に「入門コース」を答えようとなさる方がかなりいますが、第一志望の学校に合格したにもかかわらず、その後で第二志望の学校を受ける、コレ何の意味があるのでしょうか?
と書かれたとおりです。

入門コース用の採点システムを整備した上で、入門コースの企画運営をどなたかに委任できればと考えています。問題作成から開催案内、開始、採点、ヒント出し、開催終了までの一連の運営になります。落書き帳への書き込みと、採点システムによる作業になり、一部のページ作成は私が対応することになると思います。
十番勝負研究所としては手を上げたいところですが、これを一人でやるのはかなりハードルが高いと思います。それだけグリグリさんに十番勝負開催の負荷がかかっているということですね。何人かで分担することが可能なら、アナグラムヒントの作成などでお手伝いできるかと思います。

第五十八回十番勝負が9月18日開始となりましたので、第4回全国の鉄道路線五番勝負は、ここで9月3日(金)から6日(月)まで開催します。前回の第13回全国のJR駅五番勝負は、駿河の民さんが金メダル3個を獲得、完答第1号と圧勝でした。十番勝負の小手調べにぜひご参加ください。
[102042] 2021年 5月 28日(金)19:14:25デスクトップ鉄 さん
十番勝負:完答順位と平均正答順位
[102033] 未開人 さん
54回は完答者正答順が一番遅かった問六でも7.542で極端に難しい問題はありませんでした。しかし今回は問四の完答者正答順が9.517と極端に大きかったため、完答順位はほぼ問四を答えた順番になってしまいました。それよりは他の問題も反映される平均正答順位の方が良いと思った次第です。
おっしゃるとおり、超難問があるとその正答順位が完答順位にほぼ一致します。今回の10位までの完答順位は、問四の1位と2位、9位と10位が逆転しただけの結果になりました。完答者正答順の分析を始めたのは第41回からですが、デスクトップ鉄の完答順位が最もよかった第31回を思い出しました。問四の銅メダルを獲得し、3位で完答したのですが、このときは完答順位の1位から5位までが問四の正答順位に一致していました。第31回問四の完答者正答順は9.444で、今回の問四よりは低かったですが、ほとんどの完答者が最後に解答する、完答者正答順位9.5程度超の難問があると、こういうことが起こります。また相性のよくない問題がひとつでもあると、完答順位を大きく下げることになります。
平均正答順も万能ではありません。一発完答狙いだけでなく、市盗りを意識して最後に同じ市をまとめて解答する傾向もあり、こういう解答者の平均正答順位は実力を反映しません。一方、初期の解答者は、メダルばかりを意識して、完答にこだわらなかったという面もあります。

[101999]
瞬発力のある若手は平均正答順位で、経験豊富なベテランは完答順位で優位に立っています。
と書きましたが、直近の回で金メダルから見放されている白桃さんが第56回、第57回に2位、3位で完答していること、平均正答順位3連覇の勿来丸さんの完答順位が必ずしもよくないことからの直感的なもので、データに基づくものではありませんでした。そこで、第41回以降3回以上完答している35名の完答順位と平均正答順位を調べてみました。
解答者完答回数平均完答順位(A)平均正答順位(B)A-B完答順>正答順完答順=正答順完答順<正答順
172.76 9.65 -6.89 1322
ぺとぺと176.29 6.29 0.01 2114
スカンデルベクの鷲178.00 7.89 0.11 449
鳴子こけし178.59 11.29 -2.71 845
桜トンネル 1710.41 7.52 2.89 0413
深夜特急1711.29 13.75 -2.45 1223
EMM1711.35 9.92 1.44 5210
伊豆之国1713.71 12.96 0.74 629
デスクトップ鉄 1714.47 15.05 -0.58 737
かぱぷう 1715.29 12.99 2.31 5012
なると金時1717.65 16.05 1.59 638
まりんぶる~1718.29 16.07 2.22 4310
くは1721.59 23.05 -1.46 935
白桃165.06 6.34 -1.28 646
星野彼方166.25 9.58 -3.33 1006
油天神山1611.44 15.03 -3.59 1402
Takashi1412.93 15.34 -2.41 905
k_ito1417.07 21.53 -4.46 1013
BEAN1322.62 22.32 0.30 724
勿来丸126.58 7.63 -1.04 417
さざ波1220.08 18.02 2.07 426
駿河の民1123.45 18.45 5.01 1010
naidesu925.78 23.64 2.13 405
とりぴー811.00 13.39 -2.39 422
穴子家826.38 30.94 -4.56 521
せいこう827.00 24.59 2.41 116
ピーくん721.43 22.30 -0.87 313
うっかりじゅうべえ723.86 25.39 -1.53 511
m#523.00 25.28 -2.28 410
おがちゃん410.50 5.73 4.78 103
サヌカイト426.00 20.20 5.80 004
未開人37.67 9.67 -2.00 111
まつもとしろくま316.00 18.43 -2.43 201
むっくん323.67 22.23 1.43 201
平均正答順位は、各回の問題ごとの全参加者における平均正答順位を完答回数で平均した値です。一方、完答順と比較した正答順は、各回の解答者の平均正答順位を完答者だけでみた順位で、完答順位がよかった回数、同順位だった回数、平均正答順位がよかった回数を示しています。
参加した回によって、完答順位と平均正答順位がばらついており、直近の白桃さんと勿来丸さんの成績も全期間を通じた結果ではありませんでした。白桃さんは第41回、第44回、第50回に二冠となるなど、平均正答順位でも健闘していました。勿来丸さんは第45回からの参加ですが、初期は完答順位の方がよく、全12回を通じると完答順位が平均正答順位を若干上まわり、正答順位がよかったのは12回中7回でした。
「瞬発力のある若手は平均正答順位」は、桜トンネルさんのデータで示されました。同順位が4回ありましたが、完答順位のほうがよかった回はなく、開始直後に金メダルを量産し、平均正答順位で圧勝するも、その後失速する(失礼!)傾向を示しています。今回初金メダルの駿河の民さんも完答した11回のうち10回で平均正答順位が高く、サヌカイトさんも4回の完答回すべてで、平均正答順位の方がよかった。やはり「瞬発力のある若手は平均正答順位」はデータ的に裏付けられたと思います。
一方「経験豊富なベテランは完答順位」は、データ的にはっきり示されませんでした。完答回のすべてで完答順位がよかったのは、5回完答のm#さんだけでした(同順位が1回)。一発完答型のNさんですら、平均正答順位の方がよかった回が2回ありました。
デスクトップ鉄は、「平均正答順位が悪く、ヒント提示後に順位を上げて完答し、つじつまを合わせている」と自覚していたのですが、平均正答順位が完答順位よりもよかった回のとその逆の回がともに7回、同順位が3回だったという結果は意外でした。
[102023] 2021年 5月 23日(日)09:17:24デスクトップ鉄 さん
第57回十番勝負想定解分析
十番勝負研究所の想定解分析(市別、都道府県別、開催回別)を更新しました。第30回問十(2005年の国勢調査で男性比率が高い市。順位問題)の未答市を想定解に含めていませんでしたが、男性比率100%以上の市を未答市に追加して再集計しました。なお、参照したページに、2010年市制施行の問題市みよし市は含まれていません。
#グリグリさんにお願いです。5月16日の更新履歴で、同日に上書き更新したものがダブって表示されています。こちらから編集できないので、整理していただけませんか。
第57回の解答機会数574は、前回の550を上回りましたが、問四(解答機会31)と問七(34)が売り切れました。売り切れは、第52回問七(25)以来で、同一回2問売り切れは第42回の問ニ(35)と問五(33)以来。なお第25回は、解答機会が9から18と少なく、全問売り切れました。最多解答機会数の売り切れ記録は、第22回問五(54)で、同じ回の問七(52)が2位。第22回の参加者は全57回中の最多の65名でしたが、完答者は35名、完答率は54%にとどまりました。
解答機会数が前回より増えたのに、該当市数は419から410に減り、市重複度は、1.313から1.400に増加しました。同じ市の出題が多かったことを意味します。つくば市、横浜市、相模原市、静岡市、岡山市、徳島市、高松市の7市が解答機会4で、うちつくば市、相模原市、高松市が全問解答されました。高松市は出題者が意識されていたようですが、同一解答者の同一回4問解答はありませんでした。なお、第56回の出題機会4は能美市だけで、1問解答されただけでした。
解答機会4の7市には政令指定都市が4市、県庁所在地が5市含まれ、大都市外しは薄まったようです。横浜市の解答機会4ははじめてです(12回、23回は想定解5だったが、問題がそれぞれ2と3あった)。有形無形のモノ問題が問一、問六、問七の3問、問五も大都市が該当するコト問題でした(問七は大都市限定のモノではないが)。
[101328] で書いた45回以降正答がなかった市のうち、羽村市、石岡市、鉾田市、さくら市、飯塚市が解答されました。さくら市は駿河の民さんが一挙に3問正答で領主に、飯塚市は2問正答でした。鈴鹿市の解答選択率100%は、27問連続になりました。

[101973]デスクトップ鉄の
問題が難化すると初心者が金メダルを取る確率が上がる傾向にあります。
について、[102018]勿来丸さんから
「手が届きそうなくらいの難問なら初心者の金メダルもあり得るが、誰も手が出せないような難問になるとまぐれ以外で金メダルはほぼ期待できない」と考えるのが自然に思います。
とコメントがありました。
[97492]で、第50回終了時点の全500問について、問題が易しいほど上級解答者がメダルを独占する傾向を示しています。その時点で金メダル1個の解答者は26名(26個)いましたが、うち46.2%の12個を難易度Eランクの問題で獲得しています。一方上位5名の金メダル191個のうち、Eランクは29個で15.2%と5ランク中最低でした。
第41回以降の初参加者の初回金メダルは、
45-05さざ波境界未定のある市D
45-06うっかりじゅうべえうかんむりの文字が入るD
49-09とりぴー読みに複数の町の読みが入るE
54-06サヌカイト東端西端の経度差最大E
と、Dランク2問、Eランク2問です。とくにうっかりじゅうべえさんとサヌカイトさんの金メダルは、[102019]で出題者が
初心者にもチャンスがある新鮮問題を毎回1問以上できるだけ多く提示できればと考えています。
と書かれた新鮮問題だったと思います。
なおマクロ的にみると、回別総合難易度(偏差値)と金メダル占有度には-0.276の弱い負の相関(第41回以降は-0.511)があり、難易度が低くなると金メダルが集中し、高まると分散する傾向を示しています。

6月4日からここで第13回全国のJR駅十番勝負を開催します。十番勝負同様Nさんが強いですが、二強の一角で、全国の鉄道路線五番勝負を含め交互に完答一番乗りを果たしています。Nさんに先行して、一番乗りするチャンスは、十番勝負より高いと思います。また、駿河の民さんは十番勝負より早く、金メダル2個獲得(鉄道路線五番勝負)しており、十番勝負より金メダルがとりやすいです。初めての方もぜひのぞいてみてください。
[101999] 2021年 5月 19日(水)19:16:46デスクトップ鉄 さん
第57回十番勝負:平均正答順位
[101981] 未開人 さん
それよりも平均正答順位は初参加以来9.6→12.1→7.1と推移しました。これが一番実力を表している指標だと思うのでできれば過去大会のデータが欲しいところです。
平均正答順位が一番実力を表しているというのは異論があります。[99823]
完答順位はマラソンランナー、平均正答順位はスプリンターの種目といえます。
と書いたように、両者はともに実力を示す、別カテゴリーの指標です。瞬発力のある若手は平均正答順位で、経験豊富なベテランは完答順位で優位に立っています。
どんなデータをお望みかわかりませんが、下表は全57回の平均正答順位と完答順位の1位と2位のデータです(第45回と第55回は2位タイが2人)。
完答者平均正答1位順位平均正答2位順位完答1位完答2位
12YSK1.8 M.K.4.1 YSKM.K.
22M.K.2.5 いっちゃん4.4 いっちゃんM.K.
32千本桜5.1 烏川碧碧6.5 千本桜烏川碧碧
46むじながいり2.7 いっちゃん2.9 いっちゃんむじながいり
510いっちゃん3.3 白桃3.4 むじながいりいっちゃん
65EMM2.8 いっちゃん4.6 EMMいっちゃん
75いっちゃん5.7 EMM5.9 いっちゃんEMM
811今川焼4.7 なると金時5.9 いっちゃん太白
914白桃4.5 なると金時5.2 白桃 稲生
1019白桃3.5 EMM5.3 いっちゃんEMM
1122白桃4.4 EMM6.7 運び屋Aいっちゃん
1216白桃4.4 suikotei5.8 suikotei白桃
1320ぺとぺと4.6 EMM4.7 EMMKK
1429がっくん4.5 今川焼5.3 ぺとぺと白桃
1518EMM4.4 ぺとぺと6.3 ぺとぺと桜トンネル
1614いっちゃん3.4 白桃7.0 いっちゃんぺとぺと
1710ぺとぺと3.9 星野彼方6.8 星野彼方ぺとぺと
1813桜トンネル 5.4 ぺとぺと6.1 桜トンネル いっちゃん
1936白桃5.3 桜トンネル 6.0 白桃 ぺとぺと
2014桜トンネル 2.2 ぺとぺと2.3 ぺとぺと桜トンネル
2123ぺとぺと4.9 白桃7.6 ぺとぺといっちゃん
2235EMM5.8 KK7.1 ヌオいっちゃん
2330EMM4.1 桜トンネル 5.3 EMM桜トンネル
2433EMM5.5 桜トンネル 6.0 桜トンネル 油天神山
254EMM4.5 ヌオ5.0 ヌオEMM
2623白桃4.3 KK7.4 白桃 いっちゃん
2721桜トンネル 4.8 ヌオ5.0 桜トンネル 白桃
2836桜トンネル 3.6 EMM5.6 桜トンネル なると金時
2928桜トンネル 2.7 白桃5.3 白桃 まつもとしろくま
3034EMM2.5 桜トンネル 2.7 白桃 おがちゃん
3118桜トンネル 4.4 まりんぶる~4.7 桜トンネル まりんぶる~
3224スカンデルベクの鷲4.1 ぺとぺと4.9 ぺとぺとスカンデルベクの鷲
3324桜トンネル 3.7 おがちゃん4.8 おがちゃんまつもとしろくま
3419桜トンネル 2.7 星野彼方4.1 まりんぶる~桜トンネル
3527桜トンネル 3.4 白桃5.7 桜トンネル 白桃
3628桜トンネル 2.4 白桃4.7 おがちゃんk-ace
3717桜トンネル 4.5 おがちゃん4.9 白桃 桜トンネル
3823ぺとぺと4.1 桜トンネル 4.5 星野彼方桜トンネル
3925桜トンネル 3.1 星野彼方4.3 まつもとしろくまぺとぺと
4028桜トンネル 2.3 k-ace2.4 k-aceおがちゃん
4130白桃2.8 桜トンネル 3.9 白桃 桜トンネル
4229EMM3.3 桜トンネル 5.5 EMM油天神山
4332桜トンネル 2.2 N、白桃4.4 桜トンネル
4429白桃3.2 桜トンネル 5.4 白桃 星野彼方
4525ぺとぺと5.6 白桃、鳴子こけし6.9 白桃 鳴子こけし
4632スカンデルベクの鷲2.8 桜トンネル 4.4 スカンデルベクの鷲白桃
4728Takashi 6.3 白桃6.4 スカンデルベクの鷲
4828ぺとぺと5.1 Takashi 5.3 スカンデルベクの鷲
49202.6 星野彼方5.3 とりぴー
5028白桃4.8 ぺとぺと5.2 白桃
5125星野彼方3.8 スカンデルベクの鷲5.6 白桃
52252.7 スカンデルベクの鷲2.9 スカンデルベクの鷲
5326勿来丸1.9 桜トンネル 3.8 勿来丸
5436ぺとぺと3.5 スカンデルベクの鷲5.3 おがちゃん
5531勿来丸3.0 おがちゃん、スカンデルベクの鷲5.0 スカンデルベクの鷲
5633勿来丸4.6 桜トンネル 6.8 白桃
5730勿来丸3.6 おがちゃん3.8 深夜特急
平均正答順位1位は、桜トンネルが5連覇を含む14回、白桃さんが9回、EMMさんが8回記録しています。勿来丸さんは、次回白桃さん、EMMさんに並ぶ4連覇を目指すことになりますが、若干暗雲が。[101964] Nさんの
問一、問六で勿来丸さんに名古屋を持っていかれたのはちょっと痛かったので、次回以降は解答戦略を見直す…かも?
が一発完答を見直し、金メダル争いに参戦するということであれば、強敵が出現することになります。
なお、Nさんは五月雨出題が3問あった第49回に初日から参戦し、完答順位と平均正答順位の2冠王になっています。2冠王は、のべ23人いますが、第53回の勿来丸さんのあとでていません。
[101987] 2021年 5月 17日(月)12:44:40デスクトップ鉄 さん
続・第57回十番勝負難易度分析
予告した第57回の誤答率についてです。第57回は、初回採点時の誤答が0で、採点を重ねるごとに誤答率が上昇しました。
開催期間が2週間に短縮されて初めての第45回と比較して、誤答率の推移を示します。左が第45回、右が第57回のデータです。なお、下表の誤答率は、研究所の難易度分析では誤答率の計算に含めていない問題市や既答市を含んでいます。
解答累計正答累計誤答累計誤答率累計 解答累計正答累計誤答累計誤答率累計
192923434585863.0%63.0% 51515151000.0%0.0%
255147488276512.7%44.2% 176815662211.8%2.9%
340187391211662.5%35.3% 14821379137.1%3.7%
424211221432688.3%32.2% 179915942511.8%5.1%
57218614916914.3%31.7% 1811718112050.0%4.3%
6522351540690.0%30.9% 601775316571211.7%6.8%
7622961600690.0%30.1% 5122839204122423.5%10.5%
831260291892716.5%27.3% 322602723152915.6%11.2%
952312482374757.7%24.0% 43303412722314.7%10.2%
1014326142510750.0%23.0% 283312229463721.4%11.2%
1117343162671765.9%22.2% 40371373313407.5%10.8%
12293722629337910.3%21.2% 11382833934327.3%11.3%
13364082932278619.4%21.1% 638863450430.0%11.1%
14464544036269213.0%20.3% 239023470430.00%11.0%
第45回は、初回採点時に60%を超えていた累積誤答率が次第に低下し、20%で収束しました。一方、今回は初回の0から次第に上昇し、7日目から11%ほどで横ばいになりました。もう一つ注目すべき点は、総解答数の推移です。第45回は初日の92が最多でしたが、今回は初日は51で、6日目の60が最多です。なお、ヒントの効果は第45回は8日目から、今回は5日目から現れています。
同様に第46回から第56回までの推移をみます(56回は、15日目まで採点があったが省略)。表が大きくなりすぎるため、解答数と累積誤答率のみ示します。
4647484950515253545556
111349.6%3040.0%8423.8%1675.0%719.9%5211.5%3030.0%422.4%7613.2%8027.5%8610.5%
28032.1%4128.2%6618.7%883.3%388.3%337.1%6016.7%204.8%409.5%1825.5%417.9%
35425.5%3624.3%4015.8%1866.7%158.9%157.0%3413.0%233.5%2011.0%1922.2%57.6%
41724.2%1324.2%1214.9%3244.6%1310.2%216.6%1311.8%214.8%2410.6%621.1%336.7%
51623.6%3523.9%2214.3%1940.9%2310.0%257.5%1310.7%85.3%610.2%520.3%306.7%
63022.6%823.3%314.1%5836.4%139.2%137.5%289.0%214.5%2110.2%2019.6%265.9%
73421.2%2824.1%3813.2%3333.3%1410.2%97.1%268.4%333.6%528.4%4215.8%316.7%
81921.2%1724.5%2612.4%5928.6%259.4%276.7%187.8%253.7%527.9%3913.5%166.3%
9820.8%6822.5%1411.8%1628.0%238.5%306.7%137.8%123.5%369.5%4311.4%387.8%
10320.6%1523.0%811.8%2526.2%98.2%186.2%177.7%183.7%139.4%1710.7%208.3%
11220.5%2422.2%1112.7%3226.3%97.9%126.3%97.4%203.4%129.4%810.8%118.6%
121619.6%3024.1%1012.9%1525.4%317.1%77.3%188.0%313.3%159.6%1410.3%218.1%
13519.4%2424.4%2312.3%1825.0%297.1%196.8%47.9%33.7%3810.9%910.9%28.3%
14019.4%6223.7%1812.0%2324.5%167.4%227.0%27.8%174.2%1810.7%3511.3%178.8%
累計誤答率は、第45回と同様ほとんどの回で日を追って次第に低下しています。なおヒント効果がでた初日は、49回、50回が4日目、46回、48回、51回、56回が5日目、52回、53回、54回、55回が6日目、47回が7日目です。
出題者は第47回開催前の [94712]
47回は「誤答なだらか分布への挑戦」を目指す。
と宣言されました。問四から問七の4問の五月雨出題がその方法でした。その結果、開催直後は様子見をする回答者が増え、最多解答数は9日目の採点時となりました(ヒント効果は7日目から)。誤答率は、その前の45回、46回に比べて初回の誤答率が低下、累計誤答率の低下幅も16.3ポイントに下がり、2日目以降の誤答率はなだらかになりました。第49回も五月雨出題が3問ありました。多くの解答者が様子見したにもかかわらず、初回の誤答率が75%、2日目の累計誤答率が83%と最多になりました。なお第52回も全問が五月雨出題または1市出題でした。
「誤答率なだらか分布」が本格的に実現したのは、第53回です。古典的な5市出題に戻り、初日の誤答率が2.4%で最後まで2%-6%で推移しました。第56回もかなりなだらかな分布になりました。しかし今回のように初回の誤答がゼロで、累計誤答率が次第に上昇したというのははじめてです。初日は様子見していた解答者が多く、解答数が少なかったため誤答がゼロだったということでしょう。また、様子見していた解答者がヒント提示後復帰し解答数が増加しましたが、ヒントが難しかったためか、誤答率は低下しませんでした。
難易度が高まったにもかかわらず金メダル占有度が上昇したのは、様子見の解答者が多かった初日に、おがちゃんさん、桜トンネルさん、勿来丸さんが金メダル合計6個をさらっていったことによると思います。そのなかで、駿河の民さんの初めての金メダルは立派でした。

なお、[101691]出題者は「問題市の段階提示」として五月雨出題の復活に言及されました。しかし、[99802] で書いたように、過去の五月雨出題と1市出題の21問中、スカンデルベクの鷲さんが6問、桜トンネルさんが3問金メダルを獲得しています。出題者も[99805]
五月雨式出題が熟練者に利することはあっても初心者にはかえってハードルになるということは、これまでの結果から何となく認識していました。
と述べられました。領主税と異なり皆さんから反対意見がないようですが、新規参入者の意欲を高めることに逆行するのではないでしょうか。
[101973] 2021年 5月 16日(日)10:58:33【4】デスクトップ鉄 さん
第57回十番勝負難易度分析
第57回の結果を加えて、十番勝負研究所の各ページを更新しました。まずは、難易度分析です。
解答者の感想のように今回は難易度が高まりました。回別総合難易度は57回中25位と中位ですが、50回以降の最難回になりました。問題別では、問四と問八が難易度ランクE、問一と問二が難易度ランクAでした。問四は全570問中27位です。この結果、4連覇を果たしたNさんの完答所要時間は5日23:15:41で57回中8位ですが、最初のヒント提示後でみると2日02:13:25で、これまでの最長となりました(ヒント後所要時間2位は、同じNさんの第49回2日01:55:51で、これに18分遅れ。なおNさんは4連覇を含み7回一位完答していますが、うち4回はヒント前完答)。同様に深夜特急さんの問四金メダルの所要時間5日21:49:30は全570問中3位ですが、最初のヒント提示後3日21:02:16を要し、1位の第38回問八(都道府県で最も孤立する市、桜トンネルさん、19分後)、2位の第42回問六(都道府県庁所在地よりも人口密度が高い市、白桃さん、8時間後)を大きく上回りました。

いつものとおり問題間の難易度を各指標で示します。
総合難易度問四>問八>問九>問十>問五>問六>問七>問三>問二>問一
金メダル問四>問七>問九>問三>問八>問十>問一>問六>問五>問二
銅メダル問四>問八>問五>問三>問七>問九>問十>問六>問一>問二
10位問四>問七>問八>問九>問五>問三>問十>問六>問一>問二
20位問四>問八>問七>問十>問九>問五>問三>問六>問二>問一
誤答率問四>問十>問六>問九>問九>問八>問二=問三=問五>問一
完答者正答順問四>問七>問八>問九>問三>問十>問五>問六>問二>問一
完答者30名のの正答順は、
#解答者問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十合計相関係数平均正答順位
14.54.54.51094.54.54.54.54.5550.449 9.6
2深夜特急1.51.5697310584550.883 10.2
3白桃21510479863550.843 8.9
4桜トンネル 41610729835550.837 6.7
5Takashi15310429867550.868 11.9
6未開人42810735691550.663 7.1
7おがちゃん41510937862550.786 3.8
8勿来丸 25810139476550.697 3.6
9スカンデルベクの鷲 31510429867550.937 10.8
10デスクトップ鉄72695110438550.537 14.9
11いたがさき1.5361071.59594560.878 12.5
12ぺとぺと21710856394550.657 5.6
13鳴子こけし31610628964550.946 11.9
14とりぴー 2.52.5576491081550.768 21.6
15EMM12510739864550.961 13.9
16m#152.582.5791055550.645 18.9
17なると金時 21710638954550.928 13.9
18駿河の民1259.563879.54550.926 12.0
19さざ波16394.54.59972550.771 20.8
20伊豆之国21610459783550.913 16.8
21ピーくん12310479658550.738 20.7
22かぱぷう 21610537948550.846 14.9
23しずしず21610439875550.979 23.4
24油天神山 23410617859550.810 16.0
25くは17310428956550.763 18.2
26まりんぶる~ 1.53.58.58.53.51.57105.55.5550.805 31.4
27あきごん44910218647550.673 29.7
28サヌカイト25.52825.595.5105.5550.597 24.0
29ハル 5.55.538.5317108.53550.642 33.1
30せいこう21495367108550.788 24.5
合計7382157.5285.5152.596.5242.5219195147.51651
平均2.433 2.733 5.250 9.517 5.083 3.217 8.083 7.300 6.500 4.917 2.355
標準偏差1.484 1.879 1.837 0.804 2.030 1.780 1.390 1.990 2.021 2.162 1.738
問四が最も難しく、問一と問ニが易しかったというのは、全指標で共通しています。問題間の難易度に大きな差があったことは、問題ごとの正答順位のばらつきが第56回に比べさらに低下したことにあらわれています。バラツキを示す標準偏差の平均は1.738と前回の1.991から低下し、第41回以降の最低になりました。一方問題ごとの平均順位の標準偏差は2.355と前回の1.987から上昇し、これも41回以降の最高でした。
完答者10問平均標準偏差回答順位標準偏差
41302.248 1.686
42292.339 1.495
43322.099 1.793
44292.130 1.641
45251.791 2.277
46322.108 1.769
47271.811 2.165
48201.989 1.936
49282.487 1.455
50201.818 2.124
51251.982 2.007
52252.536 1.090
53261.880 2.079
54361.464 2.313
55311.663 2.257
56331.991 1.987
57301.738 2.355
各解答者の正答順位と平均正答順位の相関係数は、しずしずさんの0.978が最高でした。平均的な解答傾向に一致していたことを示します。一発完答をあきらめヒント前に8問正答したNさんを除くと、デスクトップ鉄の相関係数は0.550と最低で、相変わらず全体の傾向と乖離しています。しかし、前回の0.398から増加したのは問題間の難易度差が高まったためでしょう。

問題が難化すると初心者が金メダルを取る確率が上がる傾向にあります。しかし、今回は金メダル占有度が第56回の18(=2^2*4+2、2個x4人+1個x2人)から24(=3^2*2+2^2+1*2、3個2人、2個1人、1個2人)に高まりました。また誤答率が上昇したのに、1回目の採点時は誤答ゼロでした。これらの分析については、稿を改めます。

#1[101974]Nさんのご指摘により、完答所要時間とヒント後所要時間を訂正しました。失礼しました。
#2[101976]深夜特急さんのご指摘により、正答順位表を訂正しました。
#3[101981]未開人さんのご指摘により、正答順位表を訂正しました。重ね重ね失礼しました。
[101960] 2021年 5月 15日(土)19:56:56デスクトップ鉄 さん
想定解
想定解分析作成中につき、質問です。
問十の未答市に羽生市ははいりませんか。母音は「a」と「u」だけですが。
[101933] 2021年 5月 12日(水)17:47:13デスクトップ鉄 さん
Re:楽しい十番勝負を目指して(妄想)
十番勝負は開催中ですが、解答ラッシュの間隙を縫って、[101691] オーナー グリグリさんに反応します。
(3) 市盗り合戦への領主税導入
領主税の導入を考えています。新規参入者でも領主に手が届くようにするための一案です。例えば、
・開催前に保有石高の10%を課税し保有石高から控除(全領主対象)
・小数点以下の石高は保有石高としては切り上げ表示(内部では小数点ありの実数で保持)
・領主判断は切り上げ後の保有石高でこれまで通り判断
新規参入者が領主になりにくい状況にあるため、参入障壁を低くして十番勝負を活性化する意味では歓迎します。

十番勝負開始直前の第40回終了時点には、領主石高(領主不在の領国は領主狙いの石高)が1万石の市が96市ありました。初参加者でも正答すれば領主になれる市が全市の12%もあったということです。ところが、第56回終了時点には、1万石市は、三沢、角田、東御、豊明、泉南、水俣、串間の7市に減ってしまい、新規解答者が領主になる可能性が大幅に低下してしました。なお、これら7市ではメダルなしで領主になれたので、三沢、泉南の各8回をはじめ領主が頻繁に交代し、全7市で29回の領主交代が起こりました。活性化に貢献していたのです。
また、第40回終了時点で領主石高が10万石以上の市は32ありましたが、第57回開始時点までに領主交代があったのは、高松(9回)と千葉、新潟(各1回)だけです(ほかに京都と大阪で、領主狙いが領主になった)。これらの市の領国石高は、領主が石高を積み増した金沢、大阪、福岡だけが2桁の増加で、17市が0以下(敦賀は-1)です。これらの市では、参入障壁が高く、領地を脅かされることがないため、絶対領主は安心して他国の獲得にまわっていたのです。
さらに初期にメダルで領国を獲得し、その後参加がなく領主の地位を維持している例がけっこうあります。たとえば、M.K.さんが10万石で領主の豊田市と石垣市は、それぞれ第1回、第2回に金メダル2個で獲得したものですが、第7回を最後に解答がないのに、領国を維持しています。これも解答者の意欲をそいでいると思います。

という背景でグリグリさんの提案(妄想)ですが、全領主に対し一律に税を課すのは、新参加者の参入障壁解消にはあまり効果がないと考えます。例えば、第56回終了時の最多領国石高は金沢市の56万石、続いて福岡の46万石、岡山と広島の33万石ですが、10%の税をかけても、領主狙いとの差は圧倒的で焼け石に水です。ましてや新規参加者に手が届くものではとうていありません。二戸市、つくば市、那珂市、相模原市、三島市、浜松市、大分市など領主と領主狙いの戦いが激化している市では、戦いはより白熱するでしょうが、新規参入者の解答意欲が高まるかどうかは疑問です。

そこで、特許権などと同様の有効期限を獲得石高に設けるという案はどうでしょうか。これにより、過去の蓄積ではなく、同時期の対戦成績が市盗りに反映されることになり、絶対領主も過去の獲得石高に胡坐をかくことができなくなります。例えば、獲得後10回まで有効とし、第47回以降の獲得石高で比較すると、岡山市は現領主白桃さんの2万石が最多となりますが、必要石高に足りず領主狙いに転落します。広島はぴーくんの4万石が最多で、領主不在の領主狙いになります。10回連続して正答がないとリセットされることになり、課税方式に比べ新規参加者にとってのハードルが格段に下がります。解答機会がない市はどうするのかという問題はありますが、第47回から第56回まで10回連続解答機会がない市はみよし市だけでした。この方式の問題点は、横浜など必要石高の高い市の領主が永久に誕生しないだろうということがあります。したがって採用する際は、必要石高を人口比例ではなく対数比などで逓減する必要があります。

もう一つの案は、長期間十番勝負に参加していない領主の領国石高を没収するというもの。第7回以降50回連続不参加のM.K.さんの豊田市と石垣市の領国石高を没収すると、豊田市はk_itoさんが6万石で、石垣市はなると金時さんが5万石で領主になります。30回連続不参加を没収の基準とすると、たとえば最終回答が第24回のでるでるさんが領主の平戸市も、領主狙いの駿河の民さんが4万石で領主になり、同時に新参加者のハードルも下がります。いかがでしょうか。
[101852] 2021年 5月 9日(日)20:00:05デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:豊後大野市
[101848] 2021年 5月 9日(日)18:37:36デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:奄美市
[101840] 2021年 5月 9日(日)17:52:09デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:田村市
[101816] 2021年 5月 8日(土)20:22:35デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:山県市
[101805] 2021年 5月 8日(土)18:22:23デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:山形市
[101764] 2021年 5月 7日(金)18:57:21デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:豊後高田市
[101735] 2021年 5月 7日(金)00:47:08デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:宮古市
[101693] 2021年 5月 6日(木)16:39:29デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:八王子市
[101679] 2021年 5月 5日(水)22:06:00デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問九:大分市
[101590] 2021年 5月 1日(土)22:38:37デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:豊後大野市
[101576] 2021年 5月 1日(土)21:23:26デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:横浜市
[101448] 2021年 3月 5日(金)19:04:34【2】デスクトップ鉄 さん
アナグラムの難易度
[101442] グリグリさん
お付き合いいただき、興味深い分析をありがとうございます。グリグリさんは、市1と市2の間を読みが移動する回数「移動数」を最優先の指標としています。これは、「2市の読みから1市を作る」アナグラムに限って適用できる指標です。私は、十番勝負のアナグラムヒントなどにも適用できる汎用的な難易度を考えていました(アナグラムヒントについては後述)。
私の[101439]の方法は、追記で書いたように、続く音がそのままセットで移動するときに、高難度になってしまう欠陥がありました。そこで変化しない文字列(グリグリさんのいう「部品」)をブロックとして移動するように修正してました。また、2市が循環するので誤答と語尾の文字の移動を1としました。その結果は次のとおりです。表が崩れてしまうので、正順・逆順とも合計しか記載していませんが、例えば
那珂川市+茅野市=河内長野市は、正順(なかがわちの):1+2+2+3+2+0=10、逆順(ちのなかがわ):3+2+2+3+0+2=12
加西市+砺波市=境港市は、正順(かさいとなみ):1+1+0+2+0+2=6、逆順(となみかさい):2+2+3+1+3+1=12
と計算しています。
順位グ順位市1市2市3正順逆順平均
11那珂川市な+か+が+わ茅野市ち+の河内長野市か+わ+ち+な+が+の101211
220加西市か+さ+い砺波市と+な+み境港市さ+か+い+み+な+と6129
32三郷市み+さ+と逗子市ず+し土佐清水市と+さ+し+み+ず867
311笠間市か+さ+ま津市松阪市ま+つ+さ+か957
512桐生市き+りゅう佐賀市さ+が龍ケ崎市りゅう+が+さ+き666
521坂井市さかい砺波市と+な+み境港市さかい+み+な+と486
521堺市さかい砺波市と+な+み境港市さかい+み+な+と486
53津久見市つく+み井原市い+ば+らつくばみらい市つく+ば+み+ら+い666
94八尾市や+お嘉麻市か+ま岡山市お+か+や+ま465
96高山市たか+やま戸田市と+だ大和高田市やま+と+たか+だ465
114甲斐市か+い志摩市し+ま釜石市か+ま+い+し444
117春日市かす+が三浦市み+うらかすみがうら市かす+み+が+うら264
117鹿屋市か+のや美馬市み+ま上山市か+み+のや+ま264
117伊賀市い+が志木市し+き石垣市い+し+が+き264
1110伊佐市い+さ関市せ+き伊勢崎市い+せ+さ+き444
1112嘉麻市か+ま八女市や+め亀山市か+め+や+ま444
1112那珂市な+か男鹿市お+が長岡市な+が+お+か444
1124つがる市つ+が+る志摩市しま鶴ヶ島市つ+る+が+しま264
1125射水市い+み+ず大津市おおつ泉大津市い+ず+み+おおつ264
1125射水市い+み+ず佐野市さの泉佐野市い+ず+み+さの264
2221水戸市み+と土佐市と+さ富里市と+み+さ+と423
2227あま市あま佐久市さ+く天草市あま+く+さ243
2227富士市ふじ能美市の+みふじみ野市ふじ+み+の243
2227伊佐市い+さ多摩市たまさいたま市さ+い+たま243
2227伊佐市い+さ甲斐市かい西海市さ+い+かい243
2227宇土市う+と甲斐市かい東海市と+う+かい243
2232三木市み+き津市君津市き+み+つ243
2232佐久市さ+く津市草津市く+さ+つ243
2234富山市と+やま郡山市こおりやま大和郡山市やま+と+こおりやま243
2235能美市の+み加茂市かも美濃加茂市み+の+かも243
3216阿波市あ+わ甲斐市かい赤磐市あ+かい+わ222
3216志摩市し+ま男鹿市おが塩竈市し+おが+ま222
3218諏訪市す+わ加賀市かが須賀川市す+かが+わ222
3219那珂川市なか+がわ津市中津川市なか+つ+がわ222
3635日立市ひたち那珂市なかひたちなか市ひたち+なか021
3635敦賀市つるが志摩市しま鶴ヶ島市つるが+しま021
3635安芸市あき志摩市しま昭島市あき+しま021
3635伊那市いな志木市しき稲敷市いな+しき021
3635富士市ふじ美濃市みのふじみ野市ふじ+みの021
3635津市志摩市しま対馬市つ+しま021
3642佐賀市さが三原市みはら相模原市さが+みはら021
3643津市志摩市しま津島市つ+しま021
3643那珂市なか津市中津市なか+つ021
3645日立市ひたち太田市おおた常陸太田市ひたち+おおた021
3645出水市いずみ大津市おおつ泉大津市いずみ+おおつ021
3645香美市かみ天草市あまくさ上天草市かみ+あまくさ021
3645出水市いずみ佐野市さの泉佐野市いずみ+さの021
3645小松市こまつ志摩市しま小松島市こまつ+しま021
3650和泉市いずみ大津市おおつ泉大津市いずみ+おおつ021
3650和泉市いずみ佐野市さの泉佐野市いずみ+さの021
3652大和市やまと郡山市こおりやま大和郡山市やまと+こおりやま021
3652大阪市おおさか狭山市さやま大阪狭山市おおさか+さやま021
3652美濃市みの加茂市かも美濃加茂市みの+かも021
おおむねグリグリさんの順序に近いですが、変化しない文字列がない、加西市+砺波市=境港市が2位になってしまいました。また36位タイに19組が並んでいますが、グリグリさんの採用率のような別の指標が必要ですね。

追記:加西市+砺波市=境港市だけでなく、坂井市+砺波市=境港市と堺市+砺波市=境港市も難易度が上位ですね。2文字や3文字の文字列の中で完結するブロックは、何らかの方法で減点する必要がありそうです。

さて、この方法で計算した第56回十番勝負のアナグラムヒントの難易度です(7,8は文字数)。いかがでしょうか。
8問5トイレなら待てだと+い+れ+な+ら+ま+て+だまだ盗られてないま+だ+と+ら+れ+て+な+い5,6,2,1,2,3,625
8問4入江と狩野川い+りえ+と+か+のが+わ若いのが取り柄わ+か+い+のが+と+りえ5,2,2,1,2,416
8問10無名家ドラマむ+めい+う+ち+ど+ら+ま同名町村ど+う+めい+ま+ち+む+ら4,1,2,3,1,5,016
8問7青葉女子也あ+お+ば+じ+ょ+し+な+り同じ場所ありお+な+じ+ば+し+ょ+あ+り1,5,1,1,1,1,5,015
8問9甘える間もないあ+まえ+る+まも+な+い今もある名前い+まも+あ+る+な+まえ5,2,2,1,1,415
7問9ウニ丼決意う+に+ど+ん+け+つ+い同一県にど+う+い+つ+け+ん+に2,1,4,0,2,514
8問2飛騨のサロン芋ひ+だ+の+さ+ろ+ん+い+も広さの問題ひ+ろ+さ+の+も+ん+だ+い0,3,1,1,3,0,5,113
7問7能登に高知市の+と+に+こ+うち+し今年のうちにこ+と+し+の+うち+に3,0,3,3,0,312
7問4山持つ各位や+まも+つ+か+く+い今も活躍い+まも+か+つ+や+く4,0,1,1,4,111
7問5的だけ左ま+と+だけ+ひ+だ+りまだ一人だけま+だ+ひ+と+り+だけ0,3,3,1,3,111
7問6鱈子と緋色た+ら+こ+と+ひ+い+ろ平たい所ひ+ら+た+い+と+こ+ろ4,0,1,2,1,3,011
8問8羽鳥だけ待ちなは+と+り+だけ+まち+な隣は町だけと+な+り+は+まち+だけ1,4,0,2,0,411
7問2赤い鯛あるあ+か+い+たい+あるある値以下ある+あ+たい+い+か4,1,1,1,310
8問1半値の絵と本は+ん+ね+のえと+ほん本年の干支はほん+ね+ん+のえと+は4,1,1,0,410
7問3運を呼ぶ氷見う+んを+よ+ぶひ+み部品を見ようぶひ+んを+み+よ+う3,0,2,1,28
7問8アルル絵古銭ある+る+え+こ+せんある線越えるある+せん+こ+え+る0,3,1,1,38
7問10伊賀にある剣い+が+に+ある+けん県外にあるけん+が+い+に+ある4,0,2,1,18
7問1ケチにも遺命け+ち+にも+いめい地形名にもち+け+いめい+にも1,1,1,14
[101439] 2021年 3月 3日(水)21:06:59【1】デスクトップ鉄 さん
アナグラムの難易度(Re:2市の読みから1市を作る1市を作る)
[101437] 伊豆之国 さん
1組は割と簡単にわかりました。(中略)もう1組は見つけるのが相当難しい…。それぞれの組合せを見つける難易度は、大差がありそうな気がします…。
もう答を書いてもよいでしょう。「津+那珂川=中津川」と「茅野+那珂川=河内長野」の2組です。
どちらも「全体を組み替える難易度3」ですが、私も中津川は簡単にわかりましたが、河内長野は時間がかかりました。
アナグラムは文字数の階乗個できます。4文字で24組、5文字で120組、6文字で720組と幾何級数的に増加します。したがって5文字の「なかつがわ」よりも6文字の「かわちながの」の方が難しいのは当然ですが、同じ文字数でも難易度に差が出ます。ネットで検索しましたが、アナグラムの難易度について書かれたものは見つけられませんでした。そこで、新旧の文字の配列で個々の文字がいくつ移動したかよって、難易度を定量化できないか考えてみました。
「つなかがわ」から「なかつがわ」は、「な」が2番目から1番目に1移動、「か」は3番目から2番目に1移動、「つ」は1番目から3番目に2移動、「が」と「わ」は元の位置にとどまり移動は0。文字の移動の合計は「1+1+2+0+0=4」となります。逆の「なかがわつ」から「なかつがわ」は、「0+0+2+1+1=4」と合計は同じです。この方法で、[85536] くはさんの難易度3のうち、5文字と6文字のペアと比較してみました。
中津川(なかつがわ)津(つ)+那珂川(なかがわ)1,1,2,0,04
那珂川(なかがわ)+津(つ)0,0,1,1,24
上山(かみのやま)鹿屋(かのや)+美馬(みま)0,2,1,1,04
美馬(みま)+鹿屋(かのや)1,4,2,1,19
土佐清水(とさしみず)三郷(みさと)+逗子(ずし)2,0,2,4,19
逗子(ずし)+三郷(みさと)4,2,1,2,413
河内長野(かわちながの)茅野(ちの)+那珂川(なかがわ)2,4,1,3,0,414
那珂川(なかがわ)+茅野(ちの)1,2,2,2,2,09
龍ケ崎(りゅうがさき)桐生(きりゅう)+佐賀(さが)1,1,1,2,0,27
佐賀(さが)+桐生(きりゅう)4,2,3,2,3,317
かすみがうら春日(かすが)+三浦(みうら)0,0,1,1,0,02
三浦(みうら)+春日(かすが)2,4,4,4,3,219
つくばみらい井原(いばら)+津久見(つくみ)3,3,1,2,2,213
津久見(つくみ)+井原(いばら)0,0,2,1,1,26
ペアの市のどちらを先にするかで差が出ます(かすみがうらは先が春日か、三浦かによって、17の差)が、中津川は、上山や土佐清水よりもかなり易しいと言えるでしょう。4文字の長岡(ながおか)=男鹿(おが)+那珂(なか)も2,0,2,0で4ですから、4文字市と同程度の難易度といえます。河内長野は、他の6文字市と同程度の難易度といえるのではないでしょうか。
アナグラムの難易度の定量化について、もっと良い方法があれば、ご教示ください。

追記:この方法に欠陥があることがわかりました。例えば、ABCDE→EABCDは、8。また、「やりなげ」→「なげやり」も、8です。続く音がそのままセットで移動するときに、難易度が増えてしまう結果になりました。この意味から、[101440] グリグリさんの部品数は、この問題を解決します。ありがとうございました。

第3回全国の鉄道路線五番勝負は、明後日5日21時ここで開催します。
[101434] 2021年 3月 2日(火)17:46:14【1】デスクトップ鉄 さん
Re:2市の読みから1市を作る
呼ばれたようなので。
[101433] グリグリさん
2市の読みを1市にするというのは、第二回七番勝負(2014.4.19〜5.2)問三の共通項でした。
どこかで見たような気がしたのですが、ペアシティにあったのですか。私が見つけた51組は、この想定解51組から「三郷+逗子=土佐清水」が抜け、「津+志摩=津島/対馬」を2組としていました。
さて、追加の2組が分かりますか(難易度2と難易度3です)。
2014年以降市制施行したのは、富谷市と那珂川市ですが、富谷のアナグラムの弥富がペアシティの想定解に含まれていないので、対象外。そこで「な・か・が・わ」を含む市を探したところ、2市ありました。この2組ですね。どちらも[85536] くはさんの定義による
全体を組み替えるのが難易度3
ではないですか。

#タイトルから余分な文字を削除
[101418] 2021年 2月 23日(火)20:14:45【1】デスクトップ鉄 さん
白桃さんクイズ
白桃さんが3月5日までに退院できず、次回の五番勝負に参加できないというので、[101414]グリグリさんにならって鉄問を出題しました。
駅のない市をすべて挙げてください。想定解は63市です。
かすみがうら市は、神立駅のホームが一部が土浦市との市境をはみだして存在しますが、駅なしとし、63市に含まれます。
白桃さんは61市を答え、「家内に頼んでこの種の信用できそうなデータ一覧を無理やり探して」もらい、答え合わせしたそうです。その結果2市が誤答だったとのこと。ウェブ検索せずに、63市中59市を正答したとはすごいです。なお、見つけたのはデスクトップ鉄のサイトのページだったそう。皆様も、検索せずにトライしてみてください。

追記:書き忘れましたが、駅は旅客駅に限定しており、神栖市は該当します。答え合わせには市名と駅名の関係(市代表駅)を参照してください(F区分の駅です)。
なお、白桃さんから「大量の解答を携帯に打ち込むのは大変」とコメントがありました。網羅的な問題でなく、正答数の少ない問題がよいと思います。

グリグリさんのクイズ、
「2市の読みを組み替えて1市を作ってください。
 例題:志木市+あま市=昭島市(しき+あま=あきしま)
 組み合わせは例題を含め全部で54組できます(同じ読みの市は別解とします)。」
51組しか見つかりませんでした。
[101406] 2021年 2月 16日(火)19:12:17デスクトップ鉄 さん
白桃さん
白桃さんから、携帯のショートメールでメッセージをもらいました。
ご心配かけております。入院はひと月を過ぎ、その間に一つ歳をとりました。ICU→コロナ病棟→一般病棟となりましたが人工呼吸の管を入れていたせいか、除去後だいぶ経過した今も声が出ないし、コロナの影響で体力も落ち、特に肺が相当悪くなっているようです。
とは言え、元気になっていることは間違いなく、ヒマを持て余しています。スマホじゃないので落書き帳を見れないのが一番残念...。
これを落書き帳に投稿しようかと尋ねたところ、折り返し。
五番勝負は三月五日からですか?昨日家内に落書き帳を見てもらいました。基礎疾患があったので、多少の覚悟はしていましたが、入院がこんなに辛く長いものになるとは。
落書き帳には、退院はいつになるか分かりませんが高松市奪還の為にも必ず落書き帳復帰を果たしたい、とお伝えいただけますでしょうか...。
奥様に落書き帳を見てくれと頼むなんて、さすが白桃さんです。奥様は、[101389]の開催予告も伝えていただいたのですね。
白桃さんの携帯番号をご存知の方は、ショートメールで応援メッセージを送られたらいかがでしょうか。
[101389] 2021年 2月 9日(火)12:11:45【2】デスクトップ鉄 さん
旧国名駅
[101388] ekinenpyou さん
「甲斐」を最初に冠した駅をお答えください、大和池尻(右上)のような改称・廃駅など(現在は消滅したもの)も対象とします。
JR東海・身延線の甲斐大島ではないですか。1919(T8)年4月8日開業時から、甲斐大島を名乗っています。甲斐岩間、甲斐常葉は1927年開業。廃止された路線では、山梨交通の甲斐飯野ほか4駅が甲斐を冠していましたが、いずれも1930年開業、1950年単独地名駅からの改称で、甲斐大島よりも遅いです。
旧国名が複数連続する鉄道駅は、廃止駅を含めると美濃下野(みのしもの、北恵那鉄道、1978/09/18廃止)があります。
内地の鉄道で国名「大和」を最初に冠した駅は「大和新庄」(T4.9.11改称)ですが
これは、JR九州・筑豊本線の筑前植木だと思います。筑豊興業鉄道植木駅として1893(M26)年12月20日開業、筑豊鉄道(1894年筑豊興業鉄道が社名変更)が九州鉄道と合併した1897年10月1日筑前を冠しました。九州鉄道に植木駅(鹿児島本線、1891/07/01開業)が存在しためだと思います。
ekinenpyou さんのように一次資料は提示できませんが、停車場変遷大事典(JTB、1998)で確認し、弊サイトの「国名*」駅-駅名接頭・接尾語考(2)-旧国名駅に記載しています。国名駅のリスト旧国名駅から大和池尻(現近鉄南大阪線橿原神宮西口)が漏れていました。更新しなければ。

最近の落書き帳は鉄道の話題が豊富ですね。3月5日(金)21時から第3回全国の鉄道路線五番勝負を開催します。ぜひ、ご参加ください。それまでに白桃さんが退院していて、参加してくれるとよいのですが。

追記(訂正とお詫び)
[101390]N さん
身延線の善光寺駅の前身?として、大正6年の2か月間だけ中央本線に「甲斐善光寺」が存在したんですね。
停車場変遷大事典で調べたら、そのとおりでした。1917(T6)年4月5日から6月3日まで甲斐善光寺の大開帳と武田信玄公350年祭にあわせて営業したのですね。甲斐大島より2年早かった。これも、「旧国名駅」に漏れていました。
いつもNさんには誤りを指摘されていますが、また早とちりしてしまいました。
ekinenpyouさん、「大和」の誤解を含めて、重ね重ね失礼しました。
[101359] 2021年 1月 30日(土)20:00:14デスクトップ鉄 さん
白桃さん
今日、白桃さんから電話がありました。
実は2週間前の16日にも電話をもらいました。そのときはかなり元気で、十番勝負問問六(千畳敷)がなかなか解らなかったことを嘆いていました。グリグリさんにメールで報告し、グリグリさんの[101323] の投稿になりました。
その後、電話がつながらなくなり心配していたところ、本日の電話となりました。体調は2週間前に比べてよくないとの印象を受けましたが、一安心です。
以上、本人の了解を得て落書き帳に報告します。
[101328] 2021年 1月 19日(火)19:19:55デスクトップ鉄 さん
第56回十番勝負想定解分析
[101322]で出題者が問一の想定解は追加しないと判定したので、十番勝負研究所の想定解分析(市別・都道府県別・開催回別)を第56回の結果を反映して更新しました。今回想定解率、解答機会率と解答選択率について、全市、全都道府県のなかでの相対的な位置づけを見るために、平均を100とした指数を追加しました。
#グリグリさんに業務連絡です。更新記録の表が乱れています。こちらから編集できませんので、修復をよろしくお願いします。
第56回は解答機会数550、解答機会率6.9%と第55回の787、9.9%から減少する一方、参加者が増え総正答数が315から346に増加したため、解答選択率は40.0%から63.1%に大幅に増加しました。
未開人さんが私の[99835]を覚えていてくれたようで、問九を夕張市で解答、第43回以来の正答になりました。同記事では第45回から第54回まで正答がなかった35市をリストしました。その後第55回に12市(鎌ケ谷市はなんと4答)、第56回に9市が正答となり、過去12回以上正答がない市は次の14市となりました。最終正答回、その後の解答機会数、戦国市盗り合戦開始前後の1-40回と41回以降の解答選択率と指数(平均が異なるデータを横軸で比較するときも指数による比較が便利です。これまでは、補正解答選択率を使用していました)、40回終了時点の領主石高、領主狙いとの差、領主交代回数を示します。
最終正答解答機会1-40率指数41-率指数40 石高領主交代
羽村市30872.2%106.1 0.0%0.0 650
淡路市38769.2%101.7 0.0%0.0 500
石岡市40453.8%79.1 0.0%0.0 320
藤岡市40561.1%89.8 0.0%0.0 520
久慈市41546.2%67.8 28.6%53.9 540
常総市41665.2%95.8 11.1%21.0 1180
笠間市41555.0%80.8 16.7%31.5 540
鉾田市41214.3%21.0 25.0%47.2 111
八街市41270.0%102.8 33.3%62.9 211
さくら市42276.9%113.0 12.5%23.6 211
朝来市43863.6%93.5 18.2%34.3 310
北茨城市44770.6%103.7 50.0%94.4 301
貝塚市44076.9%113.0 60.0%113.3 611
飯塚市44383.3%122.4 33.3%62.9 11100
羽村市が第30回を最後に、26回にわたって正答されていません。貝塚市は第45回以降解答機会がありませんが、羽村市と朝来市は8問、淡路市と北茨城市は7問解答機会があったのに。鉾田市と貝塚市を除き、41回以降の解答選択率(指数)は大きく低下しました。飯塚市、常総市をはじめ領主石高(領主狙いとの差)が大きい市が敬遠されています。領主交代のあった5市のうち、北茨城と鉾田は金銀メダルによるものです。
茨城県の市が14市中5市占めています。魅力度ランキングの最下位県から脱出しましたが、十番勝負では魅力度が高まっていないようです。
都道府県別の解答選択率を時系列で比較します。左から第56回、第51-55回、第41-50回、第40回以前、全56回の解答選択率です。
56回率指数順位51-55回率指数順位41-50回率指数順位1-40回率指数順位全56回率指数順位
北海道61.9%98.1 3038.3%79.3 3645.1%82.8 404.8%43.6 4555.0%87.7 47
青森40.0%63.4 4545.7%94.5 2348.3%88.6 3417.7%160.6 1161.6%98.1 30
岩手76.9%121.9 1524.4%50.6 4654.6%100.3 2312.7%115.5 2856.7%90.3 44
宮城66.7%105.7 2363.2%130.8 1065.5%120.3 713.6%124.0 2468.8%109.6 8
秋田60.0%95.1 3131.7%65.7 4255.0%101.0 2113.4%122.0 2557.9%92.3 41
山形46.7%74.0 4046.2%95.6 2253.8%98.8 2612.7%115.0 2960.0%95.6 37
福島71.4%113.2 1932.8%67.8 4052.8%97.0 3013.2%120.0 2661.8%98.4 28
茨城50.0%79.3 3735.4%73.3 3845.8%84.0 385.3%48.2 4356.7%90.4 43
栃木87.5%138.7 1041.9%86.8 3142.9%78.7 4511.9%108.2 3361.0%97.1 32
群馬75.0%118.9 1653.7%111.1 1644.4%81.6 4114.0%126.9 2065.7%104.6 14
埼玉66.7%105.7 2334.4%71.3 3943.3%79.4 444.1%37.3 4755.6%88.5 46
千葉64.3%101.9 2742.8%88.5 3054.4%99.9 254.8%43.3 4659.3%94.5 38
東京36.0%57.1 4748.1%99.6 2153.6%98.4 276.5%59.4 4057.5%91.6 42
神奈川58.8%93.2 3464.0%132.6 869.6%127.8 38.8%80.1 3570.6%112.4 5
新潟41.7%66.0 4445.5%94.1 2447.1%86.5 368.2%74.4 3660.8%96.9 33
富山75.0%118.9 1644.9%93.0 2564.5%118.4 816.8%153.1 1362.7%99.9 24
石川50.0%79.3 3756.1%116.2 1466.7%122.4 516.5%149.8 1475.0%119.5 1
福井40.0%63.4 4528.6%59.2 4461.3%112.6 1418.9%171.4 862.8%100.1 23
山梨100.0%158.5 182.2%170.2 358.5%107.5 1913.8%125.1 2167.8%108.1 10
長野100.0%158.5 182.9%171.6 269.7%127.9 29.1%82.9 3467.8%108.1 11
岐阜100.0%158.5 152.7%109.1 1753.1%97.6 288.2%74.4 3762.0%98.8 26
静岡70.0%111.0 2155.7%115.3 1568.6%126.0 47.5%67.9 3866.8%106.4 12
愛知64.5%102.3 2658.8%121.8 1261.2%112.3 154.9%44.4 4464.8%103.2 18
三重77.8%123.3 1357.4%118.8 1381.9%150.4 112.1%109.9 3170.4%112.2 6
滋賀75.0%118.9 1636.1%74.7 3747.1%86.5 3513.2%119.7 2760.1%95.8 36
京都60.0%95.1 3141.8%86.5 3251.9%95.2 3212.3%112.0 3065.0%103.6 15
大阪46.2%73.2 4144.8%92.8 2654.5%100.1 245.5%50.1 4263.1%100.5 22
兵庫64.3%101.9 2740.0%82.8 3345.7%83.9 396.5%59.2 4166.0%105.1 13
奈良100.0%158.5 144.7%92.5 2743.3%79.5 4316.1%146.5 1560.6%96.6 34
和歌山66.7%105.7 2363.6%131.8 954.9%100.8 2222.6%205.0 565.0%103.6 16
鳥取100.0%158.5 187.0%180.0 161.7%113.3 1348.3%438.6 172.4%115.3 4
島根100.0%158.5 162.1%128.5 1162.7%115.1 1224.1%219.2 361.7%98.2 29
岡山83.3%132.1 1151.6%106.9 1937.8%69.3 4713.7%124.7 2362.0%98.7 27
広島54.5%86.5 3544.6%92.3 2852.5%96.3 3113.8%125.1 2261.2%97.5 31
山口53.8%85.3 3669.1%143.1 766.7%122.4 515.0%136.4 1864.7%103.1 20
徳島42.9%67.9 4323.5%48.7 4749.3%90.5 3326.7%242.4 264.9%103.4 17
香川60.0%95.1 3138.6%80.0 3560.9%111.7 1723.7%215.6 473.1%116.4 2
愛媛71.4%113.2 1927.1%56.1 4564.5%118.4 817.2%156.5 1268.6%109.3 9
高知83.3%132.1 1139.2%81.2 3464.0%117.6 1018.6%168.8 972.6%115.7 3
福岡94.1%149.2 969.5%143.8 658.9%108.1 187.3%66.4 3969.0%110.0 7
佐賀100.0%158.5 150.0%103.5 2061.0%111.9 1621.1%191.7 763.8%101.7 21
長崎69.2%109.7 2269.8%144.5 543.8%80.3 4216.0%145.8 1660.3%96.0 35
熊本77.8%123.3 1372.2%149.5 463.8%117.1 1114.8%134.7 1962.2%99.1 25
大分100.0%158.5 151.7%107.0 1853.1%97.4 2915.1%137.5 1756.0%89.2 45
宮崎50.0%79.3 3730.6%63.3 4346.7%85.7 3722.5%204.3 658.2%92.8 40
鹿児島45.5%72.0 4244.1%91.2 2942.5%78.1 4612.0%108.7 3258.4%93.0 39
沖縄62.5%99.1 2932.0%66.3 4156.4%103.5 2018.5%168.3 1064.8%103.2 19
63.1%100.0 48.3%100.0 54.5%100.0 11.0%100.0 62.8%100.0
徐々に順位を上げているのは、北海道、茨城県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県。しかし北海道と埼玉県は、解答選択率47位と46位から脱出できません。茨城県も40回までの43位のままです。逆に福井県は解答選択率が徐々に下がり、40回までの8位から23位に後退しました。
第56回は山梨、長野、岐阜、奈良、鳥取、島根、佐賀、大分の8県が解答選択率100%でした。市盗り合戦の総領主が意識されるようになったことが背景にあるのでしょう。この間長野県は3回、山梨県は2回総領主が交代しています。
[101318] 2021年 1月 16日(土)14:10:56【1】デスクトップ鉄 さん
第56回十番勝負・記録集
[101310] で予告した「超上級解答者の好成績」の記録です。
まず勿来丸さんが認識していなかったという1分以内の金メダルは、次の7問あります。
回・問共通項所要時間メダリスト
15-022007年春の選抜出場校の所在市0 00:00:52白桃
29-06市名が銀行名に使われている市0 00:00:55桜トンネル
31-08市長のツイッターがある市(最初のツイート順)0 00:00:23スカンデルベクの鷲
33-01「辰・龍・竜」の文字が入った郵便局がある市0 00:00:34桜トンネル
41-09市盗り合戦で領主のいない市(四十回終了時)0 00:00:50白桃
50-04市名の総画数が18画の市(ひらがな混じりの市は除く)0 00:01:00スカンデルベクの鷲
56-072021年に市役所の移転予定がある市0 00:00:31勿来丸
勿来丸さんの予想通り桜トンネルさん、スカンデルベクの鷲さんと白桃さんが2回ずつ記録しています。なお、勿来丸さんの平均正答順位は4.6で、今回も第55回に続いて第1位でした。
次に完答所要時間の記録。第56回までに完答者は延べ1,225名います。最多はEMMさんの52回、初参加の第5回以来連続完答を続けています。2位なると金時さん48回、3位かぱぷうさん48回、4位白桃さん45回、5位星野彼方さん44回、6位タイがぺとぺとさんと油天神山さんの41回と続きます。
各回の完答順位1位と2位の解答者と所要時間は次のとおりです。*を附した解答者が24時間以内の完答で、おがちゃんさんが2回、白桃さん、桜トンネルさん、まりんぶる~さんとk-aceさんが各1回記録しており、Nさんが7人目です。このうち、第30回、第40回、第56回は正月の開催。第34回は通常の21時の開始ですが、翌日18時に第1回採点がありました。第27回は変則的で午前7時開始、午後7時に第1回採点。このように、24時間経過前に第1回採点があったことが24時間以内の完答につながりました。なお、Nさんの第54回の所要時間記録は、一発完答の最短記録です。
完答者1位2位時間差
第1回2YSK1 14:04:44M.K.8 20:10:047 06:05:20
第2回2いっちゃん4 16:20:31M.K.7 20:31:413 04:11:10
第3回2千本桜5 14:32:53烏川碧碧5 20:01:100 05:28:17
第4回6いっちゃん1 09:53:22むじながいり4 06:29:232 20:36:01
第5回10むじながいり3 23:13:15いっちゃん4 17:17:270 18:04:12
第6回5EMM2 03:31:56いっちゃん3 05:18:391 01:46:43
第7回5いっちゃん3 18:25:24EMM4 01:49:290 07:24:05
第8回11いっちゃん1 10:35:47太白3 03:28:141 16:52:27
第9回14白桃 8 20:25:48稲生8 22:10:490 01:45:01
第10回19いっちゃん6 16:45:51EMM7 02:40:120 09:54:21
第11回22運び屋A11 01:33:42いっちゃん12 00:59:330 23:25:51
第12回16suikotei4 18:13:36白桃 7 13:27:032 19:13:27
第13回20EMM1 18:53:17KK2 06:56:250 12:03:08
第14回29ぺとぺと7 03:11:03白桃 7 04:46:110 01:35:08
第15回18ぺとぺと1 15:03:22桜トンネル 3 02:58:501 11:55:28
第16回14いっちゃん1 10:42:05ぺとぺと1 15:36:380 04:54:33
第17回10星野彼方2 04:45:28ぺとぺと2 12:11:020 07:25:34
第18回13桜トンネル 1 16:57:23いっちゃん8 00:01:326 07:04:09
第19回36白桃 1 05:32:49ぺとぺと1 12:03:430 06:30:54
第20回14ぺとぺと1 01:06:39桜トンネル 1 02:41:460 01:35:07
第21回23ぺとぺと1 17:07:10いっちゃん1 17:16:050 00:08:55
第22回35ヌオ3 04:48:05いっちゃん3 05:49:220 01:01:17
第23回30EMM3 23:35:26桜トンネル 8 00:36:054 01:00:39
第24回33桜トンネル 2 20:55:12油天神山7 00:14:024 03:18:50
第25回4ヌオ1 00:32:33EMM1 01:52:260 01:19:53
第26回23白桃 2 22:07:59いっちゃん5 20:26:072 22:18:08
第27回21*桜トンネル 0 17:57:59白桃 1 03:06:320 09:08:33
第28回36桜トンネル 3 05:35:36なると金時7 01:02:373 19:27:01
第29回28白桃 3 06:16:21まつもとしろくま7 12:56:344 06:40:13
第30回34*白桃 0 19:20:15*おがちゃん0 22:03:550 02:43:40
第31回18桜トンネル 1 17:45:27まりんぶる~6 15:39:364 21:54:09
第32回24ぺとぺと1 23:48:38スカンデルベクの鷲2 03:25:180 03:36:40
第33回24おがちゃん1 23:16:07まつもとしろくま4 23:35:463 00:19:39
第34回19*まりんぶる~0 22:51:01桜トンネル 2 00:23:391 01:32:38
第35回27桜トンネル 1 00:22:38白桃 1 14:50:180 14:27:40
第36回28おがちゃん2 08:39:50k-ace2 22:45:190 14:05:29
第37回17白桃 6 21:52:02桜トンネル 8 01:50:031 03:58:01
第38回23星野彼方11 02:42:52桜トンネル 12 00:07:130 21:24:21
第39回25まつもとしろくま3 02:56:35ぺとぺと5 01:14:561 22:18:21
第40回28*k-ace0 06:13:48*おがちゃん0 13:43:120 07:29:24
第41回30白桃 3 11:36:49桜トンネル 4 19:19:161 07:42:27
第42回29EMM10 21:28:22油天神山12 08:34:391 11:06:17
第43回32桜トンネル 3 00:51:303 06:37:120 05:45:42
第44回29白桃 5 07:57:41星野彼方9 15:11:414 07:14:00
第45回25白桃 5 06:56:19鳴子こけし8 01:53:092 18:56:50
第46回32スカンデルベクの鷲1 00:11:40白桃 1 11:21:030 11:09:23
第47回284 21:44:24スカンデルベクの鷲7 21:16:062 23:31:42
第48回28スカンデルベクの鷲2 01:06:372 01:35:530 00:29:16
第49回205 01:54:37とりぴー5 03:18.130 01:23:36
第50回28白桃 4 12:46:066 21:20:002 08:33:54
第51回25白桃 3 05:57:154 01:24:100 19:26:55
第52回251 17:12:50スカンデルベクの鷲2 00:01:500 06:49:00
第53回26勿来丸1 16:50:073 00:47:041 07:56:57
第54回361 20:29:52おがちゃん1 22:32:560 02:03:04
第55回312 00:32:30スカンデルベクの鷲6 00:08:393 23:36:09
第56回33*0 22:55:30白桃4 09:36:143 10:40:44
想定解分析は、Nさんと勿来丸さんから提示があった問一の追加想定解が決着してから更新します。
[101310] 2021年 1月 15日(金)20:26:50【2】デスクトップ鉄 さん
第56回十番勝負難易度分析
第56回の結果を追加して、十番勝負研究所の難易度分析ページを更新しました。想定解分析のページは、未更新です。問十の想定解に江南市が含まれると思うのですがいかがでしょうか。
#[101314]Nさんご指摘のとおり、江南市は正答市でした。このように誤答が増えてゆく。

難易度分析についてコメントです。
回別総合難易度は56回中45位、問題別の難易度ランクEは問十だけ、というように低難易度の回でした。しかし問題が易しくなったというよりも、参加した解答者の実力が向上したことと、ヒントのタイミングが早まったことによると思われます。今回は、1分以内に金メダル、24時間以内に完答という超上級解答者の好成績が特徴的でした。Nさんの完答時間22時間55分30秒は歴代7位、勿来丸さんの問七金メダル31秒は歴代2位です。これらの記録については、稿を改めます。
このように回をまたがった問題の難易度の比較には限界があります。一方同一回の問題間の難易度比較は意味があるので、いつものとおり問題間の難易度を各指標で示します。
総合難易度問十>問三>問一>問八>問ニ>問六>問四>問五>問九>問七
金メダル問三>問十>問一>問八>問九>問六>問二>問五>問四>問七
銅メダル問十>問三>問一>問五>問八>問九>問六>問二>問四>問七
10位問十>問一>問三>問五>問四>問八>問六>問二>問七>問九
20位問十>問一>問四>問八>問五>問三>問六>問九>問二>問七
誤答率問十>問一=問八>問三>問二>問四=問六>問七=問九>問五
完答者正答順問十>問一>問三>問五>問四>問六>問八>問九>問七>問ニ
今回は、指標間に大きな差がなく、問題ごとの難易度の差が大きかった(易しい問題と難しい問題がはっきりしていた)といえます。金メダルから、銅、10位、20位と正答順位が変動したのは、ヒントも影響していると思います。問十はアナグラムヒントは解凍できても、共通項にたどりつきにくかったでしょう。
完答者33名の正答順は
#解答者問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十合計相関度
155105555555550.102
2白桃71865934210550.819
3勿来丸93827615410550.859
4ピーくん8.51063.58.51253.57550.251
5星野彼方 71968234510550.788
6ぺとぺと10183657429550.757
7桜トンネル73928416510550.752
8深夜特急 91586427310550.915
9スカンデルベクの鷲82917534610550.743
10未開人93768412510550.842
11油天神山82596317410550.832
12かぱぷう 91610725348550.666
13鳴子こけし 92.57.57.55.52.52.55.52.510550.900
14菊人形41.548.546.51.58.56.510550.546
15Takashi 94562837110550.742
16伊豆之国10165782.542.59550.900
17BEAN7249.579.54417550.530
18デスクトップ鉄 1057.5341297.56550.398
19k_ito55555555510550.632
20さざ波 10245.5185.5739550.660
21とりぴー93546217810550.725
22なると金時61859724310550.805
23m#81394107256550.301
24穴子家5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
25駿河の民94867315210550.874
26くは10137.557.55529550.780
27まりんぶる~8.5128.53756410550.689
28サヌカイト92.55.52.5782.55.52.510550.856
29せいこう94376158210550.651
30おがちゃん 81945732610550.786
31うっかりじゅうべえ9.53.53.53.53.573.53.589.5550.625
32EMM84756219310550.775
33naidesu9.5152386749.5550.690
合計269.588.5200.5181187173.5107.5175.5132.5299.51815
平均8.1672.6826.0765.4855.6675.2583.2585.3184.0159.0761.987
標準偏差1.6041.9592.1362.4281.8822.6871.8671.9111.9011.5371.991
問題間の難易度に大きな差があったことは、問題ごとの正答順位のばらつきが小さかったことにあらわれています。バラツキを示す標準偏差は、問六の2.687が最大、平均は1.991で前回の2.257よりさらに低下しました。一方問題ごとの平均順位の標準偏差は1.987で、前回の1.663より上昇しました。
今回初めて各解答者の正答順位と完答者33名の平均正答順位との相関度を分析してみました。相関度が高いほど、平均的な解答傾向に一致しています。最高は深夜特急さんの0.915で、難易度が多くの解答者と共通していることを示します。ピーくんさん、m#さんとデスクトップ鉄が全体の傾向と乖離しています。なお、一発完答者は全問同順位なので相関係数を算出できません。一発完答崩れのNさんが0.102と低いのもそのためです。
ヒントの影響もあるかと思い、第51回以降の6回すべて完答している22名について、各回の相関度を調べてみました。その結果、解答者ごとに各回似たような傾向にあることがわかりました。6回平均では駿河の民さんがだだ一人0.8をこえトップでした。デスクトップ鉄は皆さんと難易度感が異なるようです。
#解答者51回52回53回54回55回56回平均
10.553 0.517 0.102 0.391
2白桃0.852 0.436 0.716 0.756 0.779 0.819 0.726
3勿来丸0.800 0.675 0.614 0.235 0.568 0.859 0.625
4星野彼方 0.640 0.605 0.736 0.939 0.955 0.788 0.777
5ぺとぺと0.916 0.807 0.700 0.830 0.749 0.757 0.793
6桜トンネル0.812 0.514 0.773 0.820 0.627 0.752 0.716
7深夜特急 0.543 0.427 0.800 0.923 0.697 0.915 0.717
8スカンデルベクの鷲0.803 0.012 0.883 0.928 0.426 0.743 0.633
9油天神山0.865 0.355 0.849 0.621 0.909 0.832 0.738
10かぱぷう 0.700 0.744 0.742 0.704 0.830 0.666 0.731
11鳴子こけし 0.926 0.285 0.784 0.890 0.961 0.900 0.791
12Takashi 0.228 0.884 0.839 0.791 0.742 0.697
13伊豆之国0.536 0.673 0.955 0.605 0.515 0.900 0.697
14BEAN0.382 -0.127 0.525 -0.199 0.737 0.530 0.308
15デスクトップ鉄 0.473 0.207 0.551 0.188 0.660 0.398 0.413
16k_ito0.891 0.315 0.632 0.613
17さざ波 0.510 0.548 0.583 0.705 0.660 0.601
18なると金時0.848 0.557 0.929 0.431 0.940 0.805 0.752
19駿河の民0.834 0.443 0.856 0.855 0.946 0.874 0.801
20くは0.555 0.130 0.498 0.180 0.137 0.780 0.380
21まりんぶる~0.963 0.306 0.763 0.370 0.239 0.689 0.555
22EMM0.823 0.294 0.405 0.874 0.435 0.775 0.601
[101258] 2021年 1月 9日(土)23:57:50デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:一関市
[101218] 2021年 1月 8日(金)19:06:39デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:大月市
[101191] 2021年 1月 7日(木)01:07:13デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:松本市
[101188] 2021年 1月 7日(木)00:28:53デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:豊後大野市
[101183] 2021年 1月 6日(水)22:55:15デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:那珂市
問九:宇陀市
[101113] 2021年 1月 4日(月)21:26:28デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問十:横浜市
[101051] 2021年 1月 2日(土)11:24:26デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問二:清瀬市
[101038] 2021年 1月 1日(金)22:18:17デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:清瀬市
[101033] 2021年 1月 1日(金)21:18:24デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:三原市
[100998] 2021年 1月 1日(金)01:10:55デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:江津市
問題市解答のため再答
[100994] 2021年 1月 1日(金)00:59:37デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問七:水俣市
[100985] 2021年 1月 1日(金)00:39:42デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:茨木市
[100984] 2021年 1月 1日(金)00:37:03デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問三:茨木市
[100972] 2021年 1月 1日(金)00:11:07デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問六:釜石市
[100813] 2020年 11月 8日(日)08:00:07【1】デスクトップ鉄 さん
十番勝負・新メニューと総領主分析
十番勝負研究所に新メニュー想定解分析(開催回別)を掲載しました。新ページに関するグリグリさんとのメールのやり取りに齟齬があり、(すでに削除されましたが)落書き帳が伝言板として使用されてしまい、まことに申し訳ありませんでした。
新メニューは、想定解分析の想定解、解答機会、解答選択率を開催回ごとにみたもの。想定解数・解答機会数・正答数を該当する市数で除した重複度を記載しています。正答市重複度は、解答機会重複度が高く、解答選択率が高いと高くなります。正答市重複度が最大だったのは第22回の1.418で、国東市と延岡市が4問出題され、すべて解答されました(ほかに石巻市、稲敷市、長岡市も4問出題され3問解答された)。第55回は4問解答が鎌ケ谷市だけ(糸島市が解答機会4問、3問正答)で、重複度は1.245、25位。解答機会数が787と2位、解答機会重複度も1.543と4位だったが、解答選択率が低くなり中位の結果になりました。なおこれまで同一回の最多正答は、第20回の糸魚川市で6問中全問正答。このときは上越市も5問全正答でしたが、正答市重複度は1.270で17位にとどまりました。

[100794] N さん
三重県の選択率がやたら高いのは、間違いなくちょうど切れ目から参加し始めた自分のせいですね(笑)
総領主が当該県に投入した石高の比率(A)と総領国に投入された総石高に対する総領主の石高の比率(B)を示します(*総領主不在の都県は総領主狙い)。なお、比率(B)の計算で総領国の総石高は石高がマイナスになっている解答者を含んでいないので、総石高は若干高めに、比率Bは若干低めに出ています。
総領国総石高総領主石高保有国高比率A順位比率B順位
北海道613おがちゃん7722634.07%612.56%24
青森県258スカンデルベクの鷲184274.22%396.98%43
岩手県267デスクトップ鉄222937.51%338.24%37
宮城県377スカンデルベクの鷲4442710.30%3011.67%27
秋田県321スカンデルベクの鷲234275.39%387.17%41
山形県310般若堂そんぴん318735.63%510.00%30
福島県352桜トンネル287203.89%407.95%38
茨城県587スカンデルベクの鷲8842720.61%1314.99%19
*栃木県304ぺとぺと145932.36%454.61%47
群馬県275白桃177302.33%466.18%45
*埼玉県720くは394418.84%325.42%46
千葉県692まりんぶる~17843840.64%325.72%7
*東京都541伊豆之国4240710.32%287.76%39
神奈川県559ぺとぺと10959318.38%1719.50%13
新潟県513EMM9964915.25%2019.30%14
富山県301EMM8564913.10%2228.24%5
石川県354EMM13264920.34%1537.29%2
福井県265EMM7164910.94%2626.79%6
山梨県316勿来丸4815930.19%815.19%18
長野県420せいこう3612528.80%98.57%35
岐阜県441ぺとぺと445937.42%349.98%31
静岡県585伊豆之国9340722.85%1215.90%17
愛知県830ぺとぺと11759319.73%1614.10%20
三重県39411221651.85%128.43%4
滋賀県339深夜特急314536.84%359.14%34
京都府380深夜特急4645310.15%3112.11%25
大阪府757深夜特急12945328.48%1017.04%16
兵庫県694深夜特急9345320.53%1413.40%22
奈良県248深夜特急5245311.48%2520.97%11
和歌山県212桜トンネル257203.47%4111.79%26
鳥取県177桜トンネル437205.97%3724.29%9
島根県209桜トンネル167202.22%477.66%40
岡山県364白桃9273012.60%2325.27%8
広島県396ピーくん5315833.54%713.38%23
山口県372かぱぷう5144311.51%2413.71%21
徳島県220がっくん3937810.32%2917.73%15
香川県331白桃10973014.93%2132.93%3
愛媛県299がっくん5937815.61%1919.73%12
高知県302がっくん6637817.46%1821.85%10
福岡県578かぱぷう21744348.98%237.54%1
佐賀県225k-ace144722.97%436.22%44
長崎県303でるでる2911126.13%119.57%33
熊本県301さざ波349336.56%411.30%28
大分県279デスクトップ鉄3129310.58%2711.11%29
宮崎県230桜トンネル197202.64%448.26%36
鹿児島県350白桃257303.42%427.14%42
沖縄県279くは274416.12%369.68%32
三重県は、Nさんが保有国高の50%以上を投入し、1位でした。また比率Bも28%で4位です。比率Aは、かぱぷうさんの福岡県とまりんぶる~の千葉県が40%以上で続いています。比率Bのトップは、かぱぷうさんの福岡県で38%。以下、EMMさんの石川県、白桃さんの香川県と続きます。

領主石高増加と解答選択率の相関について。
1-40回を一緒くたにされてますけれど、開催回数1桁代と30回代ではかなり相関度合いが変わってきそうな感じがしますが、いかがでしょう。
[100769]で示した相関係数は、解答選択率と41回以降の領主石高増加数と領主交代回数との相関です。40回までの領主石高は対象としていないので、
全55回の解答選択率のほうが41回の以降の補正前選択率よりもわずかに高いという結果は謎です
と書いたのです。

追記:次回の五番勝負は、第12回全国のJR駅五番勝負として、12月4日(金)21時から開催します。よろしくご参加ください。
[100779] 2020年 11月 1日(日)20:40:20デスクトップ鉄 さん
Re: 解答選択率
[100773] グリグリさん
解答選択率(1-40)と解答選択率(41-55)のいずれよりも解答選択率(全)が高くなると言うのは理論的にあり得ないのではないでしょうか。
解答選択率(1-40)に転記ミスがありました。したがって、増減の数字も間違っており、コメントを含めて訂正する必要があります。しかし、解答選択率(全)と解答選択率(41-55)は正しかったので、領主石高増加との相関度が解答選択率(全)のほうが解答選択率(41-55)よりもわずかに高いのは変わりません。相変わらず謎です。
また、補正解答選択率の計算は、全県平均の解答選択率を用いるのではなく、各県ごとに40回までと後の解答機会率から計算すべきであると考えました。
新規記事を書くよりも[100769] を訂正したいと思うのですが、記事訂正の時間を延長していただけないでしょうか。
[100769] 2020年 10月 31日(土)11:31:21【2】デスクトップ鉄 さん
第55回十番勝負想定解分析
[100773] グリグリさんのご指摘を受け確認したところ、[100779] で書いたように解答選択率(1-40)に転記ミスがありました。訂正時間の延長が認められたので、以下のとおり訂正します。
-----
第55回十番勝負は想定解数が833と、全市が該当する順位問題があった第30回、32回、34回を除いて、過去最多となりました。このため解答選択率は、前回の61.5%から40.0%と大きく減少しました。そのなかで2問出題された鈴鹿市が16回連続解答となり、現役の市として唯一の100%解答選択率を維持しました。なお順位問題は解答機会数=正答数として計算しているので、解答選択率は100%となります。

[100761]おがちゃんさんが県別メダル受賞ランキングで
市盗りが激しい地域や有力回答者の方の勢力圏内で、大きく順位を伸ばしている県が表れています。
と書かれたことに触発されて、戦国市盗り合戦の県別解答選択率への影響を分析します。十番勝負研究所の想定解分析(都道府県別)は、55回までの合計しか示されていないので、戦国市盗り合戦開始の前後の1-40回と41-55回に分けて以下に示します。
解答選択率(全)順位解答選択率(1-40)順位解答選択率(41-55)順位同補正値順位増減増減順位順位変動
北海道54.90%4761.17%4443.06%4160.77%38-0.40%286
青森61.84%2669.64%1747.37%3268.02%27-1.62%31-10
岩手56.06%4461.94%4245.75%3572.14%2310.20%1519
宮城68.83%770.86%1364.74%881.93%1211.08%141
秋田57.86%4263.89%4046.51%3367.11%303.22%2310
山形60.42%3465.59%3350.89%2773.74%208.15%1813
福島61.51%2969.12%1845.73%3659.84%41-9.28%40-23
茨城56.86%4364.75%3542.04%4460.55%39-4.20%35-4
栃木60.53%3370.31%1442.53%4363.21%35-7.10%39-21
群馬65.58%1472.63%947.79%3150.53%47-22.11%47-38
埼玉55.30%4664.62%3640.42%4769.44%254.82%2111
千葉59.23%3864.54%3750.12%2878.97%1614.43%1121
東京58.08%4161.23%4352.23%2175.01%1913.78%1224
神奈川70.84%572.45%1067.51%487.07%814.63%102
新潟61.44%3068.88%2046.46%3463.81%31-5.07%37-11
富山62.47%2465.11%3455.86%1660.81%37-4.30%36-3
石川76.34%182.61%363.03%1179.95%15-2.66%33-12
福井63.14%2368.75%2250.91%2663.60%33-5.15%38-11
山梨67.60%1067.92%2666.93%687.01%919.09%717
長野67.46%1164.07%3974.48%195.81%531.74%334
岐阜61.53%2865.63%3253.00%1968.00%282.37%254
静岡66.75%1268.16%2463.91%986.19%1018.02%814
愛知64.80%1966.93%2960.28%1375.89%188.96%1611
三重70.29%668.91%1972.89%2105.82%136.91%218
滋賀60.00%3667.99%2543.41%3956.27%44-11.72%41-19
京都65.19%1673.30%847.98%3060.31%40-12.99%42-32
大阪63.65%2169.88%1651.58%2470.92%241.04%27-8
兵庫65.99%1377.06%643.69%3858.30%43-18.76%45-37
奈良59.44%3768.55%2343.75%3767.74%29-0.81%29-6
和歌山65.02%1768.84%2157.69%1580.40%1411.56%137
鳥取72.22%473.44%770.00%3102.08%228.65%45
島根61.18%3260.68%4562.50%1263.66%322.97%2413
岡山61.70%2770.03%1543.13%4051.54%45-18.49%44-30
広島61.29%3166.97%2849.27%2963.31%34-3.66%34-6
山口64.96%1863.81%4167.47%583.30%1119.49%630
徳島65.42%1578.65%440.78%4658.33%42-20.31%46-38
香川73.24%285.39%153.68%1888.89%63.50%22-5
愛媛68.58%877.69%551.77%2376.23%17-1.46%30-12
高知72.46%382.91%255.00%1788.75%75.84%20-5
福岡68.45%971.32%1263.37%1097.78%326.46%59
佐賀63.43%2266.12%3157.76%1472.93%226.80%199
長崎60.04%3564.20%3850.97%2562.57%36-1.63%322
熊本61.90%2559.41%4666.67%796.62%437.22%142
大分55.77%4557.48%4752.53%2073.53%2116.06%926
宮崎58.45%4066.39%3041.44%4551.54%45-14.85%43-15
鹿児島58.66%3967.44%2743.01%4269.42%261.98%261
沖縄64.80%1972.08%1151.85%2280.96%138.88%17-2
62.76%68.06%52.40%72.53%
*補正値は、40回までの解答機会率(想定解数-問題数/出題機会数)にあわせて、41回以降の解答選択率を補正したもの。解答機会が増えれば解答選択率は下がるので、解答機会率を一定とした各県の解答選択率の変化を見た。
解答選択率のトップは三重県、2位は鳥取県で補正値は100%をこえました。続いて、福岡県、熊本県、長野県までがトップ5。解答選択率増減のトップは熊本県で59.41%から96.62%に補正選択増減率ポイントを37.2伸ばし、順位を46位から4位に押し上げました。2位は補正選択率トップの三重県、3位以下は長野県、鳥取県、福岡県と続きます。41回以降参加した有力解答者が選択している県が並びました。一方、最下位は群馬県で、選択率が72.63%から50.53%に低下し、順位が9位から最下位に大きく後退しました。続いて、徳島県、兵庫県、岡山県、宮崎県までがボトム5県。

次に、戦国市盗り合戦の指標として、領主の石高増加数(領主不在の市は領主狙いの増加数)と領主交代回数とを解答選択率と比較します。石高増加数と領主交代回数は市の数に比例するので、1市あたりの平均値で比較します。
解答選択率順位解答選択率(1-40)順位解答選択率(41-55)順位同補正値順位領主石高増加順位領主交代回数順位
北海道54.902%4761.169%4443.059%4160.770%381.09 331.46 18
青森61.842%2669.636%1747.368%3268.016%270.80 401.80 7
岩手56.057%4461.940%4245.752%3572.139%231.21 301.71 12
宮城68.834%770.857%1364.740%881.932%123.29 42.57 1
秋田57.863%4263.889%4046.512%3367.110%301.08 341.08 33
山形60.417%3465.595%3350.888%2773.741%201.00 351.23 25
福島61.508%2969.118%1845.732%3659.842%411.38 232.08 6
茨城56.858%4364.746%3542.038%4460.547%391.28 281.38 20
栃木60.526%3370.313%1442.529%4363.208%350.86 381.14 29
群馬65.578%1472.632%947.788%3150.526%470.50 440.58 43
埼玉55.297%4664.621%3640.417%4769.436%251.15 321.05 34
千葉59.229%3864.539%3750.122%2878.973%161.30 271.03 36
東京58.082%4161.235%4352.229%2175.014%191.00 351.23 25
神奈川70.839%572.449%1067.511%487.075%82.95 50.79 41
新潟61.438%3068.885%2046.457%3463.811%311.60 181.05 34
富山62.468%2465.108%3455.856%1660.811%371.50 190.30 47
石川76.344%182.609%363.025%1179.950%152.64 70.36 45
福井63.143%2368.750%2250.909%2663.605%331.89 121.56 15
山梨67.602%1067.925%2666.929%687.015%91.38 231.77 9
長野67.458%1164.070%3974.479%195.812%51.95 112.21 4
岐阜61.527%2865.632%3252.995%1967.997%281.24 291.10 32
静岡66.750%1268.165%2463.910%986.186%102.43 81.30 22
愛知64.800%1966.928%2960.278%1375.892%182.03 101.74 11
三重70.293%668.910%1972.892%2105.820%14.64 21.50 16
滋賀60.000%3667.989%2543.407%3956.268%441.46 212.31 3
京都65.185%1673.297%847.977%3060.309%400.93 370.87 39
大阪63.653%2169.878%1651.579%2470.918%241.45 221.15 28
兵庫65.986%1377.064%643.692%3858.299%430.79 410.79 40
奈良59.439%3768.548%2343.750%3767.742%290.50 440.92 38
和歌山65.017%1768.844%2157.692%1580.402%141.33 251.44 19
鳥取72.222%473.438%770.000%3102.083%25.50 11.50 16
島根61.180%3260.684%4562.500%1263.657%320.63 431.25 24
岡山61.702%2770.028%1543.125%4051.541%451.33 250.67 42
広島61.285%3166.975%2849.268%2963.312%341.71 151.57 14
山口64.962%1863.812%4167.470%583.298%112.85 62.46 2
徳島65.424%1578.646%440.777%4658.333%421.50 190.50 44
香川73.239%285.388%153.676%1888.889%64.50 31.75 10
愛媛68.579%877.692%551.773%2376.233%171.82 131.36 21
高知72.460%382.906%255.000%1788.746%70.73 420.36 45
福岡68.452%971.322%1263.366%1097.778%32.34 90.93 37
佐賀63.435%2266.122%3157.759%1472.925%221.20 312.10 5
長崎60.041%3564.201%3850.968%2562.567%361.77 141.23 25
熊本61.905%2559.406%4666.667%796.621%41.71 151.79 8
大分55.773%4557.475%4752.532%2073.533%210.86 381.71 12
宮崎58.453%4066.387%3041.441%4551.541%450.44 461.11 30
鹿児島58.659%3967.442%2743.005%4269.421%260.42 471.11 31
沖縄64.800%1972.083%1151.852%2280.960%131.64 171.27 23
62.755%68.064%52.404%72.531%2.33 1.30
石高増加のトップは、鳥取県の5.50で補正解答選択率2位、増減4位。続くトップ5は、三重県(補正選択率1位、増減2位)、香川県(6位、22位)、宮城県(12位、14位)、神奈川県(8位、10位)。最下位は鹿児島県(26位、26位)、続いて宮崎県(45位、43位)、3位タイは群馬県(47位、47位)と奈良県(29位、29位)、島根県(32位、24位)までがボトム5。市でみると、36万石から50万石に14万石積み増しした金沢市がトップ。続いて大阪市と平塚市が11万石がで2位タイ、4位は桑名市の10万石増でした(金沢市と平塚市の領主は40回時点と変わらず、大阪市は領主狙いが必要石高に達し、領主に昇格。桑名市は新領主)。
激戦地の指標としての交代回数は、宮城県がトップで平均2.57回(補正選択率12位、増減14位)、続いて山口県(11位、6位)、滋賀県(44位、41位)、長野県(5位、3位)、佐賀県(22位、19位)までがトップ5です。交代回数が最も少なかったのは富山県の0.3回(補正選択率37位、増減36位)、45位タイが石川県(15位、33位)と高知県(7位、20位)、続いて徳島県(42位、46位)、群馬県(47位、47位)までがボトム5。群馬県を除くと総領主による寡占が進んでいる県となりました。市のトップは、守山市の11回、続いて姶良市が10回、3位タイは三沢市、山口市、高松市、嬉野市の8回でした。
各指標の相関係数は次のとおりです。
領主石高増加領主交代回数
解答選択率(全)0.646 -0.091
解答選択率(1-40)0.324 -0.356
解答選択率(41-55)0.635 0.304
同補正値0.669 0.259
41回以降の補正解答選択率と領主石高増加との間にはかなり高い相関がみられました(全55回の解答選択率のほうが41回の以降の補正前選択率よりもわずかに高いという結果は謎です)。領主交代回数よりも領主石高増加との相関度が高いのは、超過領国石高(領国石高-領主狙いの石高または必要石高)が圧倒的に多いにもかかわらず、これを積み増している領主がいることから説明できます。

[100773] グリグリさん
あと、採点していて気になっているのですが、毎回、北海道・東北方面の解答が少ないと言う印象があります。想定解表を色付けしながら採点していますが、上の方、すなわち北海道・東北は、とくに前半が白っぽいまま進んで行きます。これは都道府県別の解答選択率でも読み取れます。
解答選択率の西高東低は、当研究所の分析でも指摘してきました。改めて県別順位を見ると、デスクトップ鉄が総領主となっている大分県がボトム2位、岩手県が同4位でした。低解答選択率の恩恵を受けていることを認識しました。

[100756]で書き洩らしていましたが、
[100735] グリグリさん
第二十三回問七で「47都道府県の人口密度に各々一番近い市」という共通項で出題しており、都道府県を都道府県庁所在地に入れ替えた類問になります。第二十三回の前回、第二十二回問四で「都道府県の人口密度に一番近い市(都道府県ごと)」を出題しており、その延長で第二十三回問七を出題したのですが、ほんのちょっと条件を変えたことにより難易度が高くなり、多くの議論とともに感想が語られました。今回は都道府県庁所在地にスポットを当てたことで、さらに難易度が高くなったのでしょうか。
第23回問七は総合順位4位のE難度(総合偏差値79.73、銅メダル81.13、誤答率78.34)でしたが、今回の問五は195位のD難度(総合偏差値50.53、銅メダル52.59、誤答率48.46)と低下しました。銅メダル獲得時間がヒント提示後の7日15:08:34からヒント提示前の1日20:11:13へ、誤答率が46.48%から11.43%と大きく改善しました。解答者の実力向上を示していると思います。
[100756] 2020年 10月 27日(火)19:06:48【1】デスクトップ鉄 さん
第55回十番勝負:変則47市問題
想定解47の問五は、47都道府県に対応する問題でしたが、当該県の市が想定解となる47市問題と異なり、想定解市が当該県と関係ない問題でした。これを変則47市問題と呼ぶことにします。変則47市問題は過去3回出題されましたが、これまでは想定解数が47ではありませんでした。
問題想定解数共通項難易度
10-0546読みの五十音順で都道府県庁所在地の次にくるE
23-074347都道府県の人口密度に各々一番近い市E
53-0246都道府県庁所在地の面積に最も近い市E
すべてEランクの難問でした。第10回問五は東京都が対象外で46市。第23回問七は、岩見沢市が新潟県と徳島県、相生市が滋賀県と佐賀県、総社市が栃木県と群馬県、山陽小野田市が茨城県と静岡県と重複し43市。第53回問二は記憶に新しいところですが、宇和島市が金沢市と大津市に該当し46市でした。

47市問題については、第47回終了後の[95274]で過去問を紹介しました。その後出題された問題を含めて下表に示します。なお、想定解が47ではない問題と同一県に複数の該当市がある問題を準47市問題として記載します。
問題共通項(要旨)難易度備考
01-01人口最少B
01-05面積最大B
02-09最南端(市域)A
04-08人口第二位A
04-10読みの五十音順最初B
08-08読みの五十音順最後B
09-08市役所最近(県庁所在市を除く)E準47市問題(滋賀2市)
10-09面積最大A
13-02面積二番目B
15-04人口密度最高C
18-03最北端(市域)C
21-01市役所最遠E
22-04都道府県の人口密度に最も近いD
30-04最西端(市域)B
30-09最西端(市域)D順位問題
31-09面積最小B順位問題
32-05最南端(市域)B
33-02読みの五十音順二番目A
33-03市役所最近(他府県)E準47市問題(46市、白石市重複)
36-07最東端(市域)B
37-01読みのローマ字順最初A
37-02読みのローマ字順最後B
37-03市役所標高最高B
38-01市役所から富士山への直線距離最短E
38-02濁音が入る市で人口最大E
38-03農家数最多E
38-07外国人比率最高C
38-08最も孤立E
38-09郵便番号最大E
38-10市名総画数最多D
43-08人口減少最多(国勢調査2010vs2015)B
46-01人口最多B1市出題
46-02面積大2位E2市出題
46-03人口密度高3位E
46-08人口少3位A
46-09面積小2位C2市出題
46-10人口密度最低D1市出題
47-01初日の出最初E
47-03県庁所在地への通勤通学者最多E準47市問題(神奈川・滋賀2市)
47-05隣接市区町村の人口合計最多E五月雨出題
47-07在留外国人最多E五月雨出題
47-09可住地面積率最低E
51-05市名誕生日最新A準47市問題(49市、茨城・高知2市)
52-09市町村人口密度9位A準47市問題(29市、18府県非該当)
53-03人口増加率最高A
53-04ふるさと納税額最大A
53-05市役所郵便番号最大D
54-06東端と西端の経度差最大E
[100754] 2020年 10月 26日(月)19:20:29デスクトップ鉄 さん
第55回十番勝負難易度分析
昨日第55回十番勝負の結果を追加して十番勝負研究所のページを更新しました。Nさんとぺとぺとさんが問九の解答に想定解分析を使用されたとのこと、お役に立ててよかったです。
難易度分析と想定解分析について、補足します。まずは、難易度について。
総合難易度の偏差値は44.347で、55回中39位(銅メダル獲得時間の10問平均が15:34:25で39位、誤答率が10.8%で38位)でした。前回の44.134、41位とほとんど変わらず、難易度は低かったといえます。問題別にみても、難易度Eランクは問九だけで、Dランク2問、Cランク3問,Bランク2問、Aランク2問とばらけました。
指標別の難易度は
総合難易度問九>問三>問五>問七>問一>問六>問四>問十>問二>問八
銅メダル問九>問五>問三>問一>問七>問四>問六>問十>問二>問八
10位問一>問五>問八>問七>問九>問三>問四>問二>問十>問六
20位問五>問八>問一>問七>問九>問三>問二>問十>問四>問六
誤答率問九>問三>問五=問六>問七>問一=問四>問二>問十>問八
完答者正答順問五>問一>問九>問八>問七>問三>問四>問ニ>問十>問六
銅メダル獲得時間と誤答率の上位3問が問三、問五、問九、下位3問が問二、問八、問十と一致しました。易しい問題と難しい問題がはっきりしていた(問題ごとの難易度の差が大きかった)といえます。
銅メダル所要時間と10位、20位の所要時間を比較すると、銅メダルでは最難問だった問九が、10位、20位の所要時間では5位に低下しました。これは解答者の感想にあるようにヒント効果といえます。逆に問五は、3位、2位、1位と難易度を上げました。アナグラムヒントは解読できても、なんのことかわからないというのが実感でした。
完答者31名の正答順は
#解答者問一問二問三問四問五問六問七問八問九問十合計
15.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
2スカンデルベクの鷲6410573819255
3おがちゃん 7184629310555
4鳴子こけし9354101867255
5白桃1065271849355
6勿来丸1043267589155
7未開人1027145869355
8ぺとぺと1027482296555
9深夜特急8314105.5795.5255
10Takashi 9251103486755
11EMM1018352674955
12k_ito5.55.55.55.55.55.55.55.55.55.555
13伊豆之国1026953487155
14とりぴー3975104816255
15油天神山94.56110274.58355
16星野彼方9352101786455
17さざ波8245926107255
18桜トンネル7265104918355
19デスクトップ鉄 4.51371027974.555
20なると金時8.534.54.510178.56255
21かぱぷう 9673101584255
22ハル 9863102174.54.555
23まりんぶる~33339.56.539.56.5855
24BEAN5.55.532915.5995.555
25駿河の民1035491786255
26naidesu372108.58.5645155
27サヌカイト 8.514.54.58.54.54.58.58.5255
28くは1093.58513.56.526.555
29ロケットボーイ 974.529134.56955
30せいこう48.5448.544441055
31ピーくん359.579.52618455
合計233.0 128.5 163.5 130.0 254.5 94.0 179.5 192.0 204.0 126.0 1705
平均7.516 4.145 5.274 4.194 8.210 3.032 5.790 6.194 6.581 4.065 1.663
標準偏差2.485 2.487 2.061 2.264 1.978 2.085 2.040 2.756 1.871 2.539 2.257
易しい問題と難しい問題がはっきりしていたことは、問題ごとの正答順位のばらつきが小さかったことにあらわれています。バラツキを示す標準偏差の平均は2.257で前回の2.313から低下、一方問題ごとの平均順位の標準偏差は1.663で前回の1.464より上昇しました。標準偏差の最大は問八の2.756でした。正答順1位が3名の一方、最後の正答が2名とばらけました。将棋に対する解答者の関心度合いが正答順位にあらわれたということでしょう。
[100673] 2020年 10月 20日(火)11:00:14デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問五:別府市

グリグリさん
[100603]で書いた関電トンネルのトロリーバスについても、ご確認ください。
[100671] 2020年 10月 20日(火)07:14:19デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問八:八王子市
[100656] 2020年 10月 19日(月)20:18:30デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問四:富士市
問七:竹田市
問九:北斗市
[100640] 2020年 10月 18日(日)22:06:37デスクトップ鉄 さん
十番勝負
問一:昭島市
問十:鹿沼市


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