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落書き帳から選び抜いた珠玉の記事集

国勢調査等の人口データ秘蔵館

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記事数=52件/更新日:2005年8月18日/編集者:YSK

国勢調査等の人口データについて、秀逸な書き込みを一堂に。さまざまな地域、時代の日本のすがたを存分に感じることができると思います。精緻なまでの情報収集量を誇る、白桃さん(本落書き帳常連)の多大なる功績に感謝申し上げます☆

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[39849]2005年4月15日
白桃
[596]2001年12月21日
M.K.
[4372]2002年11月1日
白桃
[4439]2002年11月2日
白桃
[4494]2002年11月4日
白桃
[4515]2002年11月4日
白桃
[4523]2002年11月4日
白桃
[4712]2002年11月9日
白桃
[4714]2002年11月9日
白桃
[4743]2002年11月10日
白桃
[6047]2002年12月7日
白桃
[6069]2002年12月7日
白桃
[6085]2002年12月7日
ふぁいん
[6100]2002年12月8日
白桃
[6887]2002年12月23日
白桃
[7146]2002年12月30日
白桃
[7357]2003年1月5日
白桃
[7907]2003年1月19日
白桃
[8966]2003年2月9日
白桃
[9064]2003年2月11日
白桃
[10085]2003年3月1日
白桃
[10092]2003年3月1日
白桃
[10110]2003年3月1日
白桃
[10198]2003年3月2日
白桃
[10817]2003年3月9日
白桃
[10961]2003年3月11日
白桃
[11278]2003年3月15日
白桃
[11307]2003年3月16日
白桃
[14644]2003年5月4日
白桃
[15927]2003年5月26日
白桃
[16083]2003年5月28日
千本桜
[19916]2003年9月15日
白桃
[19923]2003年9月15日
白桃
[20358]2003年9月28日
白桃
[22023]2003年11月16日
白桃
[22244]2003年11月24日
白桃
[23279]2004年1月1日
Issie
[25185]2004年2月22日
白桃
[27834]2004年5月2日
白桃
[27842]2004年5月2日
白桃
[27843]2004年5月2日
Issie
[35704]2004年12月12日
BEAN
[38334]2005年3月6日
白桃
[39320]2005年4月3日
白桃
[40860]2005年5月7日
ふぁいん
[40981]2005年5月10日
白桃
[41845]2005年6月2日
ふぁいん
[41852]2005年6月3日
白桃
[41912]2005年6月4日
千本桜
[42098]2005年6月8日
ふぁいん
[42822]2005年7月5日
白桃
[43124]2005年7月18日
白桃

[39849] 2005年 4月 15日(金)00:52:42白桃 さん
虎丸山から紫雲山さんへ
[39821]紫雲山さん
推計人口について、どのように出され、いつ出されるのかもわかりません。できれば、できるだけ詳しくお願いします。
このことについては、もう何回も書き込んでおりますが、一応、担当者?としてご説明いたします。
一般に推計人口とは、直近の国勢調査確定人口(今は2000年国勢調査)からの住民基本台帳及び外国人登録の増減を加算して出されております。市町村単位で発表しているところもありますが、こちらの落書き帳においては、都道府県が発表するものを採っております。ただし、北海道は推計人口を発表しておりませんので、やむをえず、住民基本台帳の増減をもとに「推計」しております。また、和歌山県においては、4月と10月の推計人口以外は住民基本台帳のみの増減を加算したものです。前回の国勢調査から4年半経過しておりますので、推計人口もだいぶ実態と狂ってきているものと思いますが・・・。
また、いつ出されるかですが、都道府県の場合だと、たとえば5月1日現在の推計人口の公表時期は、
5月20日~25日:静岡県、山梨県、群馬県、山口県
5月26日~31日:沖縄県、富山県、福島県、秋田県、岩手県、北海道(住民登録人口)、香川県、高知県、東京都、埼玉県、奈良県、鳥取県、長野県、兵庫県、佐賀県、新潟県、神奈川県、鹿児島県、大分県、宮崎県、山形県、和歌山県、京都府
6月1日~4日:福井県、三重県、滋賀県、栃木県、千葉県、石川県、青森県、大阪府、島根県、愛媛県、徳島県、長崎県、熊本県
6月5日~10日:愛知県、茨城県、岐阜県、宮城県、福岡県
6月15日~20日:岡山県
7月5日頃:広島県
こんなカンジですね。(月によって変わります。あくまでも目安です。)
香川県のHPなんかは他の都道府県とリンクしておりますので、便利です。
[596] 2001年 12月 21日(金)04:13:44M.K. さん
国勢調査人口の確定数、など
ご無沙汰しております。
すでに総務省統計局統計センターのホームページでも「人口及び世帯数の確定数」が公表されていましたので、以前に作ったものを手直ししてみました。下のURLのところをクリックすると出てきますが、ちと重いです。ご勘弁ください。

[589]のmiki さん
>無理な事ですが、お願いします。
無理と知りつつ、てまひまかかるお願いをしちゃダメですよ~。(笑)
個人的な興味を満たすだけであるのなら、ご自分で調べる手もあるわけですし。ましてや知識が豊富なmikiさんですから、それはじゅうぶん可能だろうと考えて、横から口出させていただきました。
ところで…、あれっ、その件は既に[527]で、たけもとさんが書いてくださっているのと同じなのではありません?

[581]のIssie さん
>*「対馬市」なんぞが誕生する前に,本当にもう一度「“市”とは何か」真剣に考え直す必要があると思うんだけどな…。
特に離島の場合などは、立地の関係もあって自治体の将来のためには「合併」という選択になるのでしょうね。だからといって、たしかに「市」である必要はないわけです。
実際、香川県の小豆郡3町合併協議会(小豆島)では「町」にとどまることを主張する委員もいて、合併後の「市」か「町」かは、まだ結論を見ていないようです。(下記ホームページ)
http://www2.ocn.ne.jp/~shimagk/
佐渡島の場合はもともと両津市がありますけれど、全島1市の方向に向かっているようです。(すごい面積になります(^^;)) 佐渡が郷里である私の父など、なにやらショックを受けているもようです。(笑)
淡路島も、天草も、壱岐も、1島1市とは限らず分割される形になるかもしれませんが、とにかく島の全域が「市」になってしまう方向なのでしょうか…。

公式HP
三重県熊野市と佐賀県鳥栖市ですが、定型URLのページのほうが更新がずっと滞っています。従来からあったページのほうが最新の情報です。どうしたものでしょう。(^^;)
[4372] 2002年 11月 1日(金)00:50:29白桃 さん
不可解な浜北市
 見沼問題に隠れて見過ごされている浜北市問題なのですが、1955年国調
で浜名町 9994人、北浜村 20048人です。1町4村合併で浜北町
が発足し、1960年国調 53548人となりました。1965年国調時
には、もう市制をしいておりますので人口については割愛しますが、ここで
不思議なのは、
(1)なぜ、昭和の大合併期に遅れてしまったのか
(2)人口では群を抜いてたはずの北浜は中心だったのか、なぜ村であったのか
(3)合併後、どうしてすぐに市にならなかったのか(なれなかったのか)
ご存知の方は教えてください。(以前から、なんかモヤモヤしてたんです。
このモヤモヤが晴れると、ヘロンの公式を自力で解いたときのように
すっきりするのですが…静岡県には一切関わりのない白桃でした。)
[4439] 2002年 11月 2日(土)18:37:08白桃 さん
2002年10月1日推計人口について(報告と若干の考察) 其の1
10月1日現在の推計人口を公表した各都道府県について、何回かに分けて
簡単な報告を致します。
1.岩手県
 ◎大船渡、三陸町と合併するも脚色いっぱい。
 ○大東、17500人を割る。
 ▲松尾村、再び6千台に落ち込む。
2.秋田県
 ◎男鹿市、3万を割り、イエローカード
 ○名門・横手も苦戦、4万を割る。
 ▲小坂、ついに7千をきる。
3.福島県
 ◎福島市、ついに減少へ
 ○超有名町・矢祭、微減も7千をキープ
 ▲西郷村、矢吹町をクビ差制す。
(ところで、若干の考察はどこへ行った?と、自己矛盾におちいる
 白桃でした。)
[4494] 2002年 11月 4日(月)01:04:39白桃 さん
2002.10.01現在の推計人口について 其の2
[4479] ゆう さん
RCCは中国放送ですね。仕事上、ちょっとお世話になっております。
(RCCさんにはご迷惑にならないよう今後も使用させていただきます。)
さて、標題の件ですが……
栃木県
 ◎高根沢、3万人を突破
 ○鹿沼、今市、大田原に夕闇迫る
 ▲西那須野、依然好調をキープ
群馬県
 ◎太田、15万人台に
 ○伊勢崎、好調。前橋に復調気配
 ▲水上、6千をわる
埼玉県
 ◎どうしたクレヨンしんちゃん!(春日部)危うし
 ○大利根、15000人を割り、埼葉ランクからはずれる
 ▲新座、入間の猛追を辛うじて振り切る
 △戸田、富士見ランクアップ、岩槻、深谷ダウン
 △大里、町制後快調
東京都
 ◎23区は1人旅、町田、豪快に伸びる
 ○国分寺は東久留米を鋭く差す
 (三宅村は依然として0人です。)
神奈川県
 ◎横浜、350万に迫る
 ○津久井、とうとう3万をわる
 ▲大井・開成好調、湯河原・箱根絶不調

2001から1年間、あいかわらず東京23区への逆流は続いております。しかし、
首都圏どこもが伸びているのではなく、目につくところでは、春日部、東久留米、平塚
が、この1年の間に減少しました。また、水上、箱根、湯河原の関東を代表する温泉地
をかかえる自治体や観光都市、日光が大幅に減少しております。
(やはり、観光産業に過大な経済効果や雇用促進を期待するのは無理なのだ、と自己満足
している白桃であった。)
[4515] 2002年 11月 4日(月)14:12:33白桃 さん
Re:福島県
[4510] akiraさん
答えになっていないのは承知で、私の推論を述べます。
 ほとんどの県庁所在地は幕藩体制時代の城下町で、福島もそうです。が、福島は幕末頃から
養蚕をはじめとする商品作物の集散地として城下町というよりは商業の町として展開してきた
フシがあります。そしてなにより、戊辰戦争では、幕府方につくことが多かった東北諸藩の中
では珍しく中立的立場を保ったようです。ですから、明治9年(1876年)若松、二本松、
平の3県が合併して福島県が成立したときに、妥協の産物として県庁所在地になったのでは
ないでしょうか。(参考:県庁所在地名と県名が一致していない県は、新政府にはむかった
ところがホトンド・・…誰かが言っていました。)
 では、なぜ、郡山ではなく、福島であったのかというと、人口規模でなかったのかと推測
します。
明治31年(1898)
 若松町 29200
 福島町 20624
 郡山町 不詳(2万いなかったことだけは間違いなし)
明治36年(1903)
 若松市 32534
 福島町 27233
 郡山町 不詳
明治41年(1908)
 若松市 39265
 福島市 33493
 郡山町 不詳
大正02年(1913)
 若松市 41828
 福島市 33981
 郡山町 21786
と、大正になってからはじめて、郡山は2万人を超えるようになりました。(何かの本で、「須賀川
は鉄道を通さなかったばかりに、郡山と差がついてしまった。」と書かれておりましたので、明治
の初年当時、郡山は須賀川並みの小さな町だったのでしょう。安積疎水開削も明治12年ですし。)

 地方公共団体のコードのことはよくわかりません。

 どなたか、明治時代に鹿児島県には鹿児島市以外に、町が1つ(加治木)しかなかったのか教えて
ください。(西南戦争の影響かな。)

(そろそろ、下総生協が来るので、 実は小学生さん に習って偽装外出をする白桃でした。)
[4523] 2002年 11月 4日(月)17:59:16白桃 さん
2002.10.01現在推計人口について 其の3(執筆20回目記念)
新潟県
 ◎燕、減少するも見附を競り落とす
 ○白根、4万台に復帰
 ▲湯沢8999人
富山県
 ◎県都 富山減少
 ○婦中、伸び目立ち3万5千こえる
 ▲舟橋村、7%増
福井県
 ◎今庄、5千わる
 ○武生、スランプ脱却か
 ▲春江、三国を凌駕
山梨県
 ◎白根、櫛形ら、南アルプスに向かって怪気炎(71022)
 ○大月悲惨、韮崎にも抜かれる
 ▲名残り雪は吉兆か?小淵沢、二年連続1%の伸び
長野県
 ◎県人口、減少(田中県政との関係は?)
 ○松本、上田の両市減少
 ▲梓川村、2年連続2%台の伸び

おまけ:Q「なぜ白桃なのですか。」
    A「就職のため岡山を去るにあたり岡山駅のプラットフォームで、せっかく5年間
      も岡山に居たのだから、と最後にまだ食べたことのない白桃を買おうと売店で
      値段を見ると1ヶ500円でした。結局買わずじまいでしたが、地理=岡山
      青春の想い出 はこの白桃につきます。」

(われながら充実した3連休だったと、自己満足70%、自己嫌悪30%の白桃でした。)
[4712] 2002年 11月 9日(土)10:50:09白桃 さん
2002年10.01現在の推計人口について  其の4
北海道
 ◎ 網走、稚内をかわす。
 ○ 音更、4万突破
 ▲ 上砂川、砂原とともに5千きる
 (北海道は正式な推計人口が発表されておらず、住民票
  移動人口をもとに計算しております。)

青森県
 ◎ 西目屋村、11.30%減
 ○ 十和田、ついに減少へ
 ▲ 下田、快調

千葉県
 ◎ 浦安、八千代、市川好調持続
 ○ 酒々井、2万復帰
 ▲ 千葉、90万台に乗る

石川県
 ◎ 山中、1万人を割る
 ○ 津幡、3万5千を超える
 ▲ 鶴来、根上、野々市 順調

岐阜県
 ◎ 川島、1万の大台に
 ○ 穂積、「瑞穂市」に向け恵那をとらえる
 ▲ 柳津、驚異の3.12%増

(千葉市が90万を超えたことより、酒々井が2万に復帰したことを
 重視する白桃でした。)
[4714] 2002年 11月 9日(土)13:27:50白桃 さん
衰退するには惜しい「町」
2002年10月1日現在の推計人口(茨城、愛知、大阪、広島については9月1日現在)
が、2000年国調確定人口から500人以上減少している20「町」と減少数は次の
とおりです。

 美幌522、松前594、利尻富士532、利尻710(以上 北海道)
 大子(茨城)657、小川(埼玉)589、津久井564、箱根558(以上
 神奈川)、能都(石川)509、南知多647、西枇杷島564(以上 愛知)、
 岬(大阪)533、南淡(兵庫)531、府中1043、音戸533、江田島544
(以上 広島)、池田(徳島)564、鞍手(福岡)502、小浜533、外海1769
(以上 長崎)

 この中には、人口減少もやむなしと感じるところもありますが、風格を備えた個性的
 な町も多く、完全に衰退してしまわないよう、一時的衰弱の間に公的資金でも注入し
 たいと考えるのはわたくしだけでしょうか。

(欲しがりません自分色、トップ10に入るまでは! 白桃)
[4743] 2002年 11月 10日(日)08:47:21白桃 さん
2002年10.01現在推計人口について 其の五(30回記念特集)
グリグリ(管理人)さんが お留守の間にカキコしても良いのかな?
 まず、[4719] Firo さん フォローありがとうございました。うちの乗換案内の
地図は「二子玉川園」のままでした。まあ、とにかく省略する駅名はかなりあります
ネ。そのうち、省略した方が正式名称になったりして。
 [4721] 雑魚さん なにかといろいろありがとうございます。(ナンノコトカさっぱり
わからないけどよく使われる御礼の言葉)埼玉県小川町の人口減少は、都心の地価の下落
と関連していると思います。それと、強引に(失礼)、学校ネタに持っていくあたりは
さすがというか予想どおりでした。白桃の母校、三本松高校は地元では三高と呼ばれており、
日大関係者がよく使う「サンコウ」を耳にすると懐かしさとともに「真似スンナ!」という
気持ちになります。香川県随一の進学高、高松高校の前には、「高高前」というバス停が
ありました。
 ダラダラ前段が長くなりましたが、
静岡県
 ◎ 浜松、依然好調
 ○ 引佐、1万5千をわり、中央ブロックのランク外に
 ▲ 静岡、合併後に70万をきる可能性

三重県
 ◎ 名張、やはり、へばる。
 ○ 嬉野、河芸、川越 鋭く伸びる
 ▲ 松阪、12万5千に届く

兵庫県
 ◎ 西宮45万を軽くクリア
 ○ 芦屋、国調最高人口を超える
 ▲ 相生、播磨に抜かれRCに
 △ 生野、5千割る

奈良県
 ◎ 生駒、連勝ストップ。減少に
 ○ 香芝、上牧 好調
 ▲ 平群は大淀を差し返す

(ところで、グリグリ(管理人)さんは どこに、何を しに行ったのかを
 詮索しようとしている暇な白桃であった。)
[6047] 2002年 12月 7日(土)15:18:35白桃 さん
過去17回の国勢調査の中で
1920年の第1回国調から最新の2000年国調までの中で、とりわけ重要(国調人口おタクにとって)なのは、1920年、
1950年、1955年、1975年だと考えます。以下はその理由と各回の特記事項です。
  1920年・・・第1回目だからという単純な理由。考え方によっては1925年の方が重要
          かもしれないが、震災後の東京が、郊外合併した大阪に首位の座を奪われた
          第2回国調はクイズネタとしては興味をひくが、やはり第1回目を嚆矢(使
          用許可済みの語句)としなければ。
          第1回目は6大都市のあとに、7位長崎、8位広島と続くが、このことは原
          爆投下の悲劇と全く関係ない偶然だとは白桃には思えません。
  1950年・・・昭和の大合併前のいわば、国調人口研究における第Ⅰ期の終焉として重要。
          主要都市の多くはようやく戦争前の規模に戻したが、東京、大阪、神戸、
          広島はまだ、復興途上というところか。(大阪は今日でも復興しておらない
          が)
          6大都市の後には、福岡、仙台、川崎、札幌と続き、現在の都市序列がすで
          に形成されている事がわかります。
  1955年・・・昭和の大合併後のはじめての国調で、高度経済成長のはじまりとして重要。
          ただ、上位都市の順位変動はさほどでもない。
  1975年・・・高度経済成長の終焉で、人口の中央集中はここに極まった。
          以降、小規模な地方へのUターン現象があるものの、ほぼ現在の都市序列と
          人口規模が固まった。
[6069] 2002年 12月 7日(土)19:57:06白桃 さん
平成15年度白桃地理大学国勢調査人口学部入試問題
問題1.2000年10月2日以降市制をしいた市を除き、国勢調査(以下 国調とする)時に
    一度も市として記されなかった、元市名を答えましょう。

問題2.第1回国調(1920年)で、東京、大阪に続き第3位にランクされた市名を答えて頂
    けますか。

問題3.第2回国調において、町でありながら30位以内にランクされた旧町名をお答え戴けれ
    ば幸いです。

問題4.17回すべて市又は区として記され、かつ一度も人口減少をみなかった都道府県庁所在
    地13市すべてを列挙戴きます様お願い申し上げます。

問題5.現存する市の中で、市制後の国調人口が一度も3万人を超えていない市名をすべて列挙
    戴かんことを心からお願い申し上げることにより、結びの言葉とさせて頂きます。
[6085] 2002年 12月 7日(土)23:13:29ふぁいん さん
回答<平成15年度白桃地理大学国勢調査人口学部入試問題
[6069] 白桃 さん へ


問題1.2000年10月2日以降市制をしいた市を除き、国勢調査(以下 国調とする)時に一度も市として記されなかった、元市名を答えましょう。

    現存する市の変更前の旧市名も考慮すると
    亀田市(北海道)、大湊田名部市(青森県)、真和志市(沖縄県)、
    東葛市(千葉県)、鳴南市(徳島県)、宇島市(福岡県)
    そのうち、その後吸収合併されたことにより消滅し市として記されなかったのは
    亀田市(北海道)、真和志市(沖縄県)
    ただ、沖縄県の場合、国勢調査には戦後~1970年まで記入されていなかったの で、純粋に
    亀田市(北海道)
    のみとなるかもしれません。

問題2.第1回国調(1920年)で、東京、大阪に続き第3位にランクされた市名を答えて頂けますか。

    神戸市

問題3.第2回国調において、町でありながら30位以内にランクされた旧町名をお答え戴ければ幸いです。

    渋谷町(東京都)、西巣鴨町(東京都)

問題4.17回すべて市又は区として記され、かつ一度も人口減少をみなかった都道府県庁所在地13市すべてを列挙戴きます様お願い申し上げます。

    札幌市、福岡市、仙台市、熊本市、新潟市、金沢市、宇都宮市、大分市、高知市、
    富山市、秋田市、津市、松江市

問題5.現存する市の中で、市制後の国調人口が一度も3万人を超えていない市名をすべて列挙戴かんことを心からお願い申し上げることにより、結びの言葉とさせて頂きます。

    羽咋市(石川県)、杵築市(大分県)、えびの市(宮崎県)、石川市(沖縄県)


    白桃さん、これで確実だと思いますが、どうでしょうか??
[6100] 2002年 12月 8日(日)09:02:46白桃 さん
ふぁいん さんに白桃地理大学国勢調査人口学部長就任を要請
[6071]YSKさん 合格

[6073]般若堂そんびんさん 合格

[6085]ふぁいんさん 特待奨学金付合格、学部長兼務を要請

 正答、解説については[6085]ふぁいんさんのを見て頂ければもうそれで何もいうことありません。特に問題4.においては人口順に列挙するという余計なコト(笑)までして頂いてます。問題1.は出題ミスです。名称変更した市や真和志市を想定しておりませんでした。問題3.もある意味で出題ミスでして、本当は第1回国調と打つつもりが、どういうわけか第2回となってました。ですから、白桃の意図した正解は問題1.は亀田市、問題3.は渋谷町のみでした。ちなみに西巣鴨町というと、今の池袋あたりだと思うのですが、ふぁいんさん教えてください。問題2.はニジェガロージェッツさん以外即答できないんじゃないかとタカをくくっておりましたが……、いずれにしろ白桃(は苦闘)完敗の巻でした。ふぁいんさんに脱帽!

 白桃は数年前、1950年及び1955年当時の市町と1万人以上の村の国調人口を国会図書館で調べました。(手作業で書き写しました。)そして1920年も調べるために再度行ったところ、分冊になっておりましたので、仕方なく1925年を見ていたところ、何と1920年も併せて掲載されているではありませんか(ただ、その間に合併等があった自治体については1920年が不明)。手書きも面倒となりコピーをとることになったのですが、消費税のことをすっかり忘れておりまして、帰りの地下鉄代が1円足りなくなりました。(汗、泣)・・・何が言いたいかと申しますと、とにかくスッゴーイ苦労をしたんです。それなのに、ふぁいんさんみたいなお方がいるとは。もしかすると、ふぁいんさんは国勢調査に関する完璧なデータをお持ちなのですか。データを見せてほしいというムシのいい事は申しません。なにか示唆いただければ幸いです。(拝)
[6887] 2002年 12月 23日(月)21:46:02【1】白桃 さん
妹尾と西大寺
[6880]YSKさん
 岡山市と倉敷市の合併競争については、その記録を辿るだけでも大変ですが、そもそもは白桃が幼少のみぎり岡山県知事であった三木さんの岡山県南百万人都市構想が出発点だったと思います。彼は長く知事を勤められており、香川県民だった白桃も印象に強く残っております。もっとも、当時のNHKのローカルニュースが岡山・香川一緒にやっていた点も白桃の記憶を助けているものと思いますが。百万人都市構想で三木知事の評価も大分下がったようです。結局、百万人都市構想は陽の目をみなかったのですが、高度経済成長期に岡山県南が新産業都市に指定され、水島を中核に「公害を撒き散らす新産都の優等生」として地域経済構造の変化に伴う地域再編が行われました。すなわち、児島、玉島、倉敷の3市の合併による新倉敷市の誕生です。話がややこしくなるので詳細は省略しますが、この3市も過去にそれぞれ合併を繰り返しております。玉島は明治後半から大正時代に港町として県内では岡山に次ぐ人口を擁していました。児島は昔からの港下津井と味野が一緒になり、それに琴浦が加わるという複雑さ(本当はもっとややこしい)で、今尚.市街地が分断されております。この地域は、学生服の生産で一時期繁栄しておりました。天領倉敷も連島、西阿知等を合併しております。最新の合併は茶屋町の吸収合併です。水島コンビナートが出来る前のこのあたりといえば、いぐさ(たたみ表)栽培地域として香川県からも季節労働者を出す労働集約性の高い農業、紡績等軽工業の盛んなところというイメージでしたが。このような倉敷の拡大におびえ、あせった岡山が西大寺をはじめ、妹尾、足守、吉備(撫川、庭瀬)、高松といった昔からの小都市を吸収していきました。
 ですから、岡山の場合、西大寺とはどうしても合併したかったのではないでしょうか?しかし、人口規模の小さい妹尾は岡山からみたとき、そんなに必要でもなかったかもしれません。妹尾との合併は西大寺より後だったということが何よりの証拠でしょう。昔の児島湾の影響で湾曲に連なる宇野線沿線の小都市群(茶屋町、早島、妹尾)はそれぞれ、現在所属するところが違いますが、妹尾は距離的にも岡山に近く岡山との合併は必然的であったかもしれません。

   (ご参考)妹尾町と西大寺町(市)の人口(国勢調査)
          1920     1950     1955    1965
   妹尾    7262人    9695人   9768人   9648人
   西大寺   5825人   14653人  44020人  46868人
[7146] 2002年 12月 30日(月)16:02:55白桃 さん
事業所従業者数の減少について
 年末の家のお手伝いを一生懸命行いまして、奥様から特別に許可がおりましたので、こそっと書き込みしたくお伺いいたします。

 12月27日に「平成13年事業所・企業統計調査」の結果が公表されました。白桃は、自治体の規模的現状把握のために、国勢調査等の常住人口以外にも昼間人口、DID人口、事業所従業者数を記録しております。今回の事業所従業者数の発表によりますと、ナント驚く事に平成8年にくらべ全国で4.1%も減少しております。(この調査が行われるようになって減少したのは初めてだそうです。)都道府県別に見ますと、増加が沖縄(3.2%)、滋賀(0.8%)の2県のみで、そのあとに奈良(-0.1%)、千葉(-0.7%)が続きます。逆に大幅な減少は、大阪 (8.0%)、兵庫(6.4)、山口(6.2)、石川(6.2)、広島(6.2)、秋田(6.0)となっております。数字には農漁家、その他個人経営体が含まれておりませんのでうかつなことは申せませんが、経済不況による失業者が増加していることだけは事実のようであります。
 お正月の休みに、自治体別の従業者数をデータ入力します。(やることが出来て嬉しいナ。)
[7357] 2003年 1月 5日(日)10:56:38【1】白桃 さん
景観(形態)的見地からの地方都市規模
 訪問県、訪問都市を思い出しているうち、やっぱり、北海道の地方小中心地の街を概観した感じ、大きかったなと思いました。仕事中、あるいは合間に立ち寄った 斜里、倶知安、余市は人口規模の割には立派な街でした。白桃は15,000人から30,000人までの地方都市について非常に関心をもっているのですが、国内でも北海道とそれ以外の地域(特に西日本)は景観的に差異があるように思います。もちろん例外はあると思いますが、一般的に北海道は中心部の集落に固まっており、西日本ではさほど集中性が見られないように思います。これは、街成立の時期や周辺農村部の性格の相違にあるのでしょうけれども、だんだん地方(農村部)が画一化されてきた今でも差異が認められるのは興味深いことです。
 西日本では、高度経済成長期以前にはまだまだ農村部の人口が多かったようで、昭和の大合併時代なんかは、A町とB村が合併する場合、B村のほうが人口が多かったというケースはざらだったのですから。これは、白桃が中学校に入学したときのクラスの出身小学校別人数にもあらわれておりました。
 ところで、ヨーロッパ、特にイギリス、ドイツの地方は中心部に密集している(塊村、集村的景観)ようですが、日本の植民地下にあった地域はどうなのでしょうか?台湾、韓国あたりの稲作農村でも、西日本型に近いけれど、もう少し中心集落に集中している感じを受けましたが。サハリンではどうなのでしょうか?ニジェガロージェッツさん。

 (参考)
           人口      DID人口
    斜里町  14,066    6,916
    余市町  23,685   12,032
    倶知安町 16,184   11,499

    志度町  22,939    6,997(現さぬき市中心部)
    新見市  24,576    6,270
    高梁市  25,374    7.406
         (西日本は白桃の比較的身近な街を例にしました。2000年国勢調査)
[7907] 2003年 1月 19日(日)02:56:55白桃 さん
各種人口順位
2000年国勢調査確定人口、昼間人口、2001年事業所従業者数及び2000年国勢調査を基に算出した都市圏人口(日経新聞)の順位は以下のとおりです。

順位国勢調査昼間人口事業所従業者都市圏人口
1.東京東京東京東京
2.横浜大阪大阪大阪
3.大阪横浜名古屋名古屋
4.名古屋名古屋横浜横浜
5.札幌札幌札幌神戸
6.神戸京都福岡京都
7.京都神戸京都福岡
8.福岡福岡神戸札幌
9.川崎広島広島千葉 
10.広島川崎仙台仙台
11.北九州仙台川崎広島
12.仙台北九州北九州北九州
13.千葉千葉さいたま岡山
14.千葉
15.熊本熊本岡山熊本
16.岡山岡山熊本宇都宮
17.相模原浜松浜松新潟
18.浜松鹿児島静岡
19.鹿児島新潟新潟浜松
20.船橋八王子金沢東大阪

人口(数字)を入れるのが面倒で順位のみとなりましたが、旧六大都市プラス札幌と福岡が現在の八大都市ということになるのでしょうか。(川崎市は都市圏を形成しておらず、都市圏人口ランクにはありませんが、川崎市単独の人口をあてはめると、15位となります。)
[8966] 2003年 2月 9日(日)09:47:56白桃 さん
長崎8天(ながさきばってん)さん
 平成の合併により県内自治体の人口序列がどう変動するか、動きの最も激しいと思われる長崎県をシュミレーションしてみました。2005年の構成自治体に関しては合併情報を基にしております。(現在法定協議会が設置または予定されているもの)。合併後の自治体名の中には、白桃が勝手に命名したものもあります。2005年の人口につきましては2003年1月1日現在推計人口をもとに白桃が(いい加減に)はじきだしたものです。

2000年国勢調査→→2005年推定人口              構成旧市町村
長崎市423,167長崎市445,848長崎市、三和町、野母崎町、外海町、香焼町、伊王島町、高島町
佐世保市240,838佐世保市244,543佐世保市、世知原町
諫早市95,182諫早市144,877諫早市、多良見町、高来町、飯盛町、小長井町、森山町
大村市84,414大村市88,274
長与町40,356北長崎市85,126長与町、時津町、琴海町
島原市39,605島原市81,302島原市、有明町、有家町、西有家町、深江町、布津町
時津町28,065松浦市46,816松浦市、田平町、江迎町、鹿町町、福島町、鷹島町
福江市27,662五島市46,053福江市、富江町、岐宿町、三井楽町、奈留町、玉之浦町
平戸市23,900そのぎ市40,201波佐見町、川棚町、東彼杵町
松浦市22,082対馬市39,692厳原町、美津島町、上対馬町、豊玉町、上県町、峰町
多良見町17,056高来市35,346国見町、吾妻町、瑞穂町、千々石町、愛野町
厳原町15,485西海市34,936西彼町、西海町、大瀬戸町、大島町、崎戸町
波佐見町15,462壱岐市32,220郷ノ浦町、芦辺町、勝本町、石田町
川棚町15,325平戸市31,757平戸市、生月町、大島村
佐々町13,335新上五島町25,697有川町、上五島町、新魚目町、若松町、奈良尾町、
琴海町12,649佐々町21,147佐々町、小佐々町
郷ノ浦町12,600南島原町12,398口之津町、南有馬町
三和町12,366小浜町10,523
有明町11,958加津佐町7,872
小浜町11,571吉井町6,179
国見町11,458南串山町4,599
高来町11,092北有馬町4,148
東彼杵町10,026宇久町3,548
西彼町9,873小値賀町3,397

 結論:都市人口順位は思ったほど変動しない。
 注)タイトルと本題はあまり関連しておりません。白桃の最近の書込みの標題が4,6と続いたので8を入れただけです。ちなみに長崎抜天さんとは大昔のラジオ番組に出てた人です。
[9064] 2003年 2月 11日(火)19:11:07白桃 さん
但馬、丹波、淡路の市町村合併
 兵庫県五色町と洲本市との合併を前提に法定協議会が設立されるようですね。ということは、いわゆる「兵庫県なのに兵庫県のイメージが弱い」但馬、丹波、淡路地区の枠組みがほぼ固まったようです。
 但馬は4市、丹波は2市、淡路は3市。だから郡はなくなるのですか。

新市名00年国調03年1月推計人口増加率   市域構成旧自治体
豊岡市92,75291,885-0.93            豊岡市G
氷上市72,86272,128-1.01            氷上町G
南淡路市54,97954,092-1.61           南淡町G
洲本市52,24851,665-1.12            洲本市G
津名市51,88450,944-1.81            津名町G
篠山市46,32546,3910.14            篠山市
但馬市41,87240,811-2.53            香住町G
南但市36,06935,983-0.24           和田山町G
養父市30,11029,515-1.98            八鹿町G

 兵庫県は全国で一番早く村がなくなりましたが、こんどは、県内でも人口減少が目立ついわゆる郡部のイメージが強い地域が全部、市になると思うと……まあ、他県のことなんでこれ以上ブツクサ言わない方が良いでしょうか?(新市名は例によって白桃が勝手につけました。)
[10085] 2003年 3月 1日(土)10:41:33白桃 さん
兵庫県市町別人口について その1(1万回突破お祝い寄稿)
[10029]ニジェガロージェッツさん
各自治体の最盛期人口を考える場合において
出来る限り、現在の市域で計算すべきだと考えます。戦後、町村合併などによって誕生した市では、過疎化が始まる以前の各町村(戦前期を含む)の合計人口が最盛期人口になってしまう所も出てくるでしょうが、それは現実として受け止めるべきと考えます。
人口比較を機械的(簡単)に処理するうえでも当然のことと思いますが、(うまく説明できないのですけど)生活圏の面的変化を考慮すると、すんなり踏み切れないというのが正直なところです。別の機会に書きたいのですが、白桃は地域の最小単位を市町村とみております。(区や郡には全く関心がありません。)そのこととも関係してくるのですが…
白桃さんのお手許近くに資料があり、御手を煩わさないようであれば、後学のために是非2市(加西、洲本)のデータをリクエストしたい所ですが。
兵庫県は人口統計がかなりきちんとなされております。兵庫県統計課のHP(兵庫データランド)の中の各分野別総合統計データ/市区町データ推移(人口、世帯)をご覧になってください。1950年以降ですけれど、現在の市区町域での人口推移がわかります。全国的に調べるには本の名前は忘れましたが、1985年頃刊行された国勢調査集大成版に1920年からの人口推移が載っております。(北海道の広尾町が抜けておったと思います。)
加西市については、白桃の思い違いで最盛期人口は一致しております。洲本市としての最盛期人口は1955年の49,358人ですが、現在の市域でみると1950年の53,122人ですね。あと、篠山市の現在の市域でみる最盛期人口は1950年の57,086人です。(篠山は1947年の方がもっと多いかもしれません。)あと、[9933]のデータで違っていると思うのが、豊岡市で1995年の国勢調査では47,742人ですね。(続く)
[10092] 2003年 3月 1日(土)12:57:04【1】白桃 さん
兵庫県市町別人口について その2
 兵庫県を都市人口地理的にみると日本の縮図のようで面白いです。大都市神戸、中枢都市姫路、工業の尼崎、空港の伊丹、住宅都市西宮、川西、三田、芦屋、地場産業の三木、小野、西脇、造船の相生 等バラィティに富み、日本海側但馬地方、山間部丹波、島嶼淡路といった郡部も個性的です。白桃が重視している5つの国勢調査年ごとに、人口ランキングを記しますので何かのご参考にしてください。(1920年は全市町と1万人以上の村、1950年は全市と5千人以上の町と1万人以上の村、1955、1975、2000年は全市と1万人以上の町です。)

順位1920年人口順位1950年人口順位1955年人口順位1975年人口順位2000年人口
1神戸市608,6441神戸市765,4351神戸市979,3051神戸市1,360,6051神戸市1,493,398
2姫路市45,7502尼崎市279,2642尼崎市335,5132尼崎市545,7832姫路市478,309
3尼崎市38,4613姫路市212,1003姫路市252,3153姫路市436,0863尼崎市466,187
4明石市33,1074西宮市126,7834西宮市210,1794西宮市400,6224西宮市438,105
5西宮町28,4285明石市65,6425明石市120,2005明石市234,9055明石市293,117
6洲本町22,1666伊丹市56,3486加古川市71,5176伊丹市171,9786加古川市266,170
7西灘村21,9267加古川市49,8327伊丹市68,9827加古川市169,2937宝塚市213,037
8小田村20,2628芦屋市42,9518宝塚市55,0848宝塚市162,6248伊丹市 192,159
9相生町15,4089洲本市37,3239芦屋市50,9609川西市115,7739川西市153,762
10御影町14,60310鳴尾村 33,81210洲本市49,35810高砂市77,08010三田市111,737
11住吉村11,86411豊岡市31,67711赤穂市40,54411 芦屋市76,21111高砂市96,020
12高砂町11,39412赤穂町28,31312高砂市40,53312 三木市55,73112芦屋市83,834
13飾磨町11,19713相生市27,52813豊岡市39,70013 加西市50,16113三木市76,682
14精道村11,15114本山村25,52814西脇市39,14514 赤穂市49,58314赤穂市52,077
15伊丹町9,53715大久保町24,71315三木市 38,87615豊岡市46,21015加西市51,104
16由良町9,15216川西町24,14616相生市35,90516洲本市44,13716小野市49,432
17豊岡町9,11817良元村21,68717小野市35,23217相生市42,00817豊岡市47,308
18網干町8,34918高砂町17,65618川西市35,15818小野市40,57618篠山市46,325
19生野町8,06919小浜村15,09019 龍野市35,00919龍野市39,64619洲本市41,158
20岩屋町7,67520西脇町15,06620山崎町28,90220西脇市38,10820龍野市40,550
21西郷町7,52421三木町14,76421南淡町28,04321三田市35,26121西脇市37,768
22加古川町7,48322龍野町13,94722北條町 23,47022 山崎町25,96122相生市34,320
23福良町6,92223本庄村13,53823日高町23,27823太子町24,75123播磨町33,766
24八鹿町6,91024中町11,61324津名町22,20724稲美町23,42524稲美町32,054
25三木町6,81225魚住村10,97325氷上町22,02825篠山町23,39125太子町31,960
26浜坂町6,50826二見町10,68326社町19,82026南淡町22,93126猪名川町29,094
27龍野町6,23627小野町10,32627上郡町19,00027播磨町20,01127山崎町25,971
28北條町6,18528福良町10,04428稲美町18,63928日高町19,39428夢前町21,952
29仮屋町5,88329岩屋町 9,78329 北淡町18,12829氷上町18,87929社町21,545
30小野町5,80530生野町 9,48930 篠山町17,85630福崎町17,60330香寺町19,885
31赤穂町5,71531家島町 9,31831 新宮町17,50631上郡町17,44831南淡町19,704
32山崎町5,64932由良町 9,16832 香住町17,35632新宮町17,18932福崎町19,582
33篠山町5,45833山崎町 8,66033 三原町16,93333津名町17,13733氷上町19,299
34社町5,31734日高町8,65334浜坂町16,55334社町17,12234上郡町18,419
35魚崎町5,02335北條町 8,64135 春日町15,79335和田山町15,69735日高町18,410
36出石町4,91936香住町 8,47836 市川町15,75136三原町15,68236新宮町17,363
37志筑町4,81837米田町 8,41937 八鹿町15,43537香住町15,60437和田山町17,051
38柏原町4,77738御津町 8,28338 泉町14,72438市川町14,91538津名町16,801
39西脇町4,60339八鹿町 8,26039 夢前町14,19639夢前町14,82139三原町16,602
40三田町4,14140三輪町 8,03640 丹南町13,91740山南町14,37640市川町14,812
41村岡町4,03941三田町 7,98141 太子町13,61341志方町13,98741香住町13,998
42上郡町3,97942社町7,90442佐用町13,29842西淡町13,97242山南町13,653
43城崎町3,60143篠山町7,76043志方町12,98643香寺町13,48743揖保川町13,107
44曽根町3,50544浜坂町7,50144 一宮町(津)12,75944春日町13,21844西淡町12,519
45成松町3,29645福崎町7,39445温泉町12,71645八鹿町13,02945春日町12,390
46有馬町1,91946大塩町6,79646中町12,44246北淡町12,92746御津町12,187
4747仮屋町6,78147市島町12,24447浜坂町12,91547八鹿町12,011
4848上郡町6,73748大屋町12,08648一宮町(宍 )12,17748滝野町11,823
4949志筑町6,50949加西町11,54249中町12,05149中町11,686
5050柏原町6,40250青垣町11,05950御津町11,98550浜坂町11,222
5151別府町6,24351朝来町10,89751一宮町(津 )11,08351出石町11,207
5252阿万町6,09452御津町10,74752丹南町10,95552五色町11,090
5353生穂町5,95653山南町10,19053出石町10,92653一宮町(宍)10,600
5454滝野町5,73654生野町10,11654五色町10,88554北淡町10,218
5555温泉町5,64955美方町10,02255家島町10,30155市島町10,172
5656広谷町5,5545656市島町10,05056
5757坂越町5,526575757
5858出石町5,398585858
5959曽根町5,338595959
[10110] 2003年 3月 1日(土)15:49:09白桃 さん
戦前に人口ピークを迎えた都市
[10088]太白さん
白桃です。こちらこそよろしくお願いします。
蚕都岡谷と商都大阪が代表格ですね。
大阪市は1940年国勢調査時に3,252,340人を記録しております。
岡谷は1936年の市制ですが、前身の平野村は1930~1935にかけて凄かったようです。
(詳しい人口をまた調べときます。)
[10198] 2003年 3月 2日(日)12:52:25【1】白桃 さん
岡山県南及び香川県の人口推移(国勢調査より)
岡山県南部(備前及び備中南部)35市町村と香川県43市町(さぬき市は旧5町単位としております。)の1920年から2000年までの国勢調査人口の推移についてまとめました。両地域は瀬戸内海をはさんではいるものの、社会経済的にみてわが国における等質的な中進地域としてひとくくりにしても差し支えないと考えます。(なお、人口推移については2000年国勢調査時の市町村域で考察しております。)
1.人口ピークを迎えた年別市町村数
1947年…15(笠岡、矢掛、御津、芳井、吉井、佐伯、三木、土庄、大内、内海、
         琴平、引田、大川、寒川、池田)小豆島3町はじめ香川県東部の町
         が目立ちます。
1950年…25(和気、牛窓、建部、寄島、加茂川、美星、吉永、赤坂、観音寺、
         高瀬、詫間、長尾、満濃、大野原、豊中、三野、豊浜、津田、
         山本、仁尾、綾上、庵治、仲南、塩江、琴南)財田を除く香川県
         三豊郡及び観音寺など、香川県西部が目立ちます。
1955年…04(井原、邑久、財田、直島)井原市は地場繊維産業、直島町は精錬所
         の従業者数がピークを迎えたのか?
1960年…00
1965年…02(日生、白鳥)白鳥の手袋産業はこの頃ピークでした。
1970年…00
1975年…03(玉野、備前、坂出)玉野、坂出は造船、備前は耐火レンガ。造船業
         に特化した都市が1975年頃ピークを迎えることは他地域でも
         見られます。
1980年…01(金光)新産都「水島」のピーク?
1985年…01(善通寺)自衛隊他、学生が多い都市なので、この頃を境に学生数
         は減少したのか?
1990年…02(鴨方、多度津)2万人規模、すぐ近くに倉敷、丸亀(県No.2)
         の都市があるというところが共通。
1995年…03(真備、志度、綾歌)倉敷、高松、丸亀の近郊都市化がピーク?
2000年…22(岡山、倉敷、総社、山陽、灘崎、瀬戸、長船、早島、里庄、
         熊山、船穂、清音、山手、高松、丸亀、香川、国分寺、綾南、
         牟礼、飯山、宇多津、香南)岡山市、倉敷市、高松市、丸亀市
         及びその近郊ばかりであるが、船穂と香南はすでに減少をみせ
         ております。
2.調査年間ごとの増加1位市町 ( )は左から1位市町、岡山県南、香川県の増加率
1920~1925 財田(13.73)(1.95)(3.31)
          吉野川導水による農地の生産性が高まったのであろうか?
1925~1930 玉野(11.43)(4.21)(4.64)
          玉野市に現三井造船ができたのは1917年
1930~1935 直島(32.30)(5.34)(2.16)
          現三菱マテリアルが1917年に直島に精錬所を造る。
1935~1940 玉野(27.39)(0.26)(-2.44)
          軍需と関係するのか?
1940~1947 大内(41.23)(19.84)(25.64)
          大内町三本松には東洋紡績がありました。都市部への空襲、
          疎開、外地からの引き揚げ、等戦争終結に伴う特異的な現象
          と簡単に片付けるのはどうでしょう。食糧が比較的豊かで
          紡績工場などの働き口が手近にある町(土庄、豊浜など)も
          急増しております。戦後のベビーブームも関連。
1947~1950 高松(11.64)(3.12)(3.09)
          当然といえば当然。都市部への人口回帰現象。
1950~1955 直島(12.51)(3.20)(-0.23)
          以後、一部を除き両地域とも、高度経済成長期の労働力供出
          を行うのです。
1955~1960 岡山(6.26)(1.11)(-2.64)
          停滞の中で、県都のみがわずかに増加。
1960~1965 倉敷(8.61)(2.18)(-1.96)
          水島、動き出す。
1965~1970 倉敷(22.51)(8.13)(0.78)
          水島の最盛期、呼応するかのように坂出は番の州埋め立て。
1970~1975 山陽(69.50)(9.00)(5.88)
          ニュータウン登場。しかし、高度成長の時代の終焉。
1975~1980 山陽(36.58)(4.16)(4.01)
          両地域とも同じような人口推移をみせはじめる。
1980~1985 灘崎(15.80)(2.92)(2.27)
          人口増加1位が岡山市北東から南に変わった。
1985~1990 国分寺(9.52)(1.03)(0.08)
          高松市近郊の増加が目立つ。
1990~1995 国分寺(17.40)(2.05)(0.35)
          瀬戸大橋開通の影響で宇多津の増加も目立つ。
1995~2000 熊山(10.42)(0.75)(-0.40)
          バブル崩壊、マイナス成長時代へ


[10817] 2003年 3月 9日(日)09:09:31白桃 さん
千葉ニュータウンの終焉?
印西市が2月1日現在の推計人口で6万人を割りました。印旛村もここんとこ減少傾向にあります。
ミッキーやドナルドも国勢調査人口に数えられている(小中学生の方、信じてはいけませんよ!)浦安市在住の白桃には他県ごとのようでよくわからないのですが、東京都心部の地価下落に加えて新都市(ニュータウン)での社会インフラ整備の遅れも人口減少原因になっているのでは?
[10961] 2003年 3月 11日(火)07:12:25白桃 さん
高遠、後免
[10958]YSKさん
まず、長野県の高遠ですね。
 一度っきりですが、旅行会社に在籍していたころ添乗で行きました。城址公園のコヒガンザクラは見事でしたが、いかにも「お花見場所」というのが少し残念でした。仕事中なので、勝手に町を散策できなかったのがもっと残念でしたが…
 白桃の仕事は春の選抜と夏の選手権大会の頃が忙しく、ここ数年ゆったりとした気持ちで桜を観ることができないのです。ぐやしい~!

[10954]uttさん
南国市 vs 土佐市(高知市を挟んだ4万都市の、まさしく地味な争い)
この両市を高知県のNo.2争いというのは絶対おかしいですね。
2003年2月推計人口では
1.高知市 332,760
2.南国市  50,369
3.中村市  34,579
4.土佐市  30.034
4万都市というのもおかしいです。土佐はもうすぐ3万を割ろうとしているのに、南国は高知県では珍しく「明るいあした」が期待できる都市です。南国市の核は後免ですが、旧後免町の人口はものすご~く少ない(1955年国調:1826人)。なんでだろ?uttさん、いちゃもんつけて後免なさい。
[11278] 2003年 3月 15日(土)22:29:33白桃 さん
ミクロの勝負
自治体の人口の多少を「勝負」と呼ぶのは不謹慎だと思いますが、そこに住む住民にとってライバルの都市より人口が一人でも多ければ何らかの恩恵を受けることもあるようです。(これについては、別の機会に)そこで、同一都道府県にある5万人以上の都市間で、人口差1%未満のデッドヒートを繰り広げている事例を列挙いたします。

2000年国勢調査2003年2月1日推計
帯広市173030172221
苫小牧市172086172104
2000年国勢調査2003年2月1日推計
塩竃市6154760497
気仙沼市6145260532
2000年国勢調査2002年11月1日推計
酒田市101311100668
鶴岡市100628 99944
2000年国勢調査2003年2月1日推計
結城市5277452802
石岡市5256852753
2000年国勢調査2003年2月1日推計
北茨城市5159351018
神栖町4857550901
2000年国勢調査2003年2月1日推計
佐野市8341483339
栃木市8385583180
2000年国勢調査2003年2月1日推計
所沢市330100335414
川越市330766333044
2000年国勢調査2003年2月1日推計
新座市149511149999
入間市147909150090
2000年国勢調査2003年2月1日推計
富士見市103247104168
深谷市103534103689
102000年国勢調査2003年2月1日推計
桶川市7396773931
和光市7017073540
久喜市7265472808
112000年国勢調査2003年2月1日推計
蕨市7106370804
北本市6952470247
122000年国勢調査2003年2月1日推計
加須市6844568334
鶴ヶ島市6763868512
132000年国勢調査2003年2月1日推計
鳩ヶ谷市5451855986
幸手市5641355592
142000年国勢調査2003年2月1日推計
富津市5283951709
白井市5043151377
富里市5017650937
館山市5141250882
152000年国勢調査2003年2月1日推計
西東京市183708
小平市178623182253
162000年国勢調査2003年2月1日推計
東久留米市113302113643
小金井市111825113188
172000年国勢調査2003年2月1日推計
東大和市7721279558
あきる野市7835179533
182000年国勢調査2003年2月1日推計
国立市7218773086
稲城市6923572751
192000年国勢調査2003年2月1日推計
秦野市168142168542
鎌倉市167583167738
202000年国勢調査2003年2月1日推計
岡谷市5640155817
茅野市5484155839
212000年国勢調査2003年2月1日推計
須坂市5420753917
諏訪市5385853563
222000年国勢調査2003年2月1日推計
西尾市100805101887
東海市99921101077
稲沢市100270101015
232000年国勢調査2003年2月1日推計
知多市8053681936
蒲郡市8210881612
242000年国勢調査2003年2月1日推計
尾張旭市7506677206
大府市7527376882
252000年国勢調査2003年2月1日推計
犬山市7258373243
日進市7018873344
262000年国勢調査2003年2月1日推計
近江八幡市6836668149
守山市6554268078
272000年国勢調査2003年2月1日推計
亀岡市9455594428
舞鶴市9405093950
282000年国勢調査2003年2月1日推計
高槻市357438354289
吹田市347929351162
292000年国勢調査2003年2月1日推計
羽曳野市119246120249
河内長野市121008119770
302000年国勢調査2003年2月1日推計
大和高田市7366872613
天理市7274172125
312000年国勢調査2003年2月1日推計
大野城市8941492146
宗像市8158892610
322000年国勢調査2003年2月1日推計
小郡市5458356617
古賀市5547656471

このような都市間のミクロな勝負も、合併により2005年国勢調査時には大きく様相が変わるのですが…
[11307] 2003年 3月 16日(日)16:59:00白桃 さん
2005年国勢調査時に岐阜県は
 岐阜県は長崎、広島等とならび合併の動きが顕著な県ですが、2000年10月1日現在99市町村であったのが、このまま合併がすすむと2005年国勢調査時にはなんと20市村(うち19が市)になってしまいます。オドロキ、モモのキ、サンショのキです。

順位2000年国勢調査順位2005年推定人口
岐阜市402751岐阜市530000
大垣市150246大垣市277000
各務原市131991東濃市220000
多治見市104135各務原市165500
可児市 91652可児市115500
関市 74438美濃加茂市108950
高山市 66430高山市 97000
羽島市 64713関市 86300
土岐市 63283中津川市 84500
10中津川市 5490210揖斐市 74500
11美濃加茂市 5006311恵那市 56500
12瑞浪市 4229812郡上市 48500
13恵那市 3567713瑞穂市 48000
14穂積町 3507614ひらなみ市 40500
15養老町 3325615下呂市 39000
16垂井町 2893516本巣市 34500
17美濃市 2466217山県市 30500
18池田町 2382018飛騨市 29500
19大野町 2307119美濃市 23500
20笠松町 2231920白川村  2000
21岐南町 22137
22神戸町 20750
[14644] 2003年 5月 4日(日)12:41:06【3】白桃 さん
累年国勢調査でみる太田市の人口推移(YSKさん千回記念)
 両毛地方、太田市の人口推移は、人口オタクの白桃にとっても風変わりで関心があります。IssieさんがHP、市町村変遷[群馬県]を立ち上げていただきましたので整理することができました。誠に有り難うございました。

太田市の行政区画変遷等
 1940年4月 九合村、澤野村、韮川村を編入
 1943年11月 鳥之郷村を編入
 1948年5月 市制
 1957年4月 強戸村、休泊村を編入
 1960年7月 矢場川村(栃木県境部を除く)を編入
 1963年4月 宝泉村を編入
 1963年12月 毛里田村を編入
 1980年   新田町と境界変更
 ここで、注目することは昭和の大合併期にまったく合併が行われていないことです。

調査年太田(全域)九合澤野宝泉鳥之郷強戸毛里田韮川矢場川休泊
19205,803--4,0664,5755,3593,5884,6537,9464,4513,7383,941
19256,830(47,055)4,0074,6925.5143,6374,7177,9274,5733,6544,105
19307,304(48,079)4,1214,8555,8153,7154,8057,8274,4873,6494,102
193510,451(53,313)4,4715,1246,3123,8854,8807,9224,9443,6354,288
194042,206(78,688)----11,0245,0385,6708,737--3,9874,936
194749,943(86,883)----12,356--7,31710,052--4,7285,927
195049,556(86,376)----12,464--6,95410,201--4,6675,933
195550,019(85,951)----12,234--6,7839,898--4,5355,787
196062,600(83,571)----11,536----9,430------
196587,898(87,902)------------------
197098,257(98,262)------------------
1975110,723(110,728)------------------
1980123,115(123,115)------------------
1985133,670(133,670)------------------
1990139,801(139,801)------------------
1995143,057(143,057)------------------
2000147,906(147,906)------------------
1920年当時、太田(太田町)はとりたてていうほどの都市ではなかったようです。当時、群馬県の市及び町で太田より人口規模が大きかったのは、前橋市(62325)桐生町(37674)高崎市(36792)館林町(14635)伊勢崎町(14295)富岡町(11074)沼田町(9768)藤岡町(9056)渋川町(9017)尾島町(7863)安中町(7754)大間々町(7141)新町(6908)吉井町(6295)室田町(6271)大胡町(6147)と、16を数えます。後に太田市に編入される毛里田村よりも少なかったのですが、1935年には1万人を超える都市となり、現在の太田市を構成する旧自治体の中でトップの座につきます。この間に周辺農村部はさしたる人口増加をみせておりませんので、おそらく太田に都市的機能が集積し名実ともに地域の中心となったのではないでしょうか。それでも、渋川(13502)沼田(14012)富岡(12840)よりも人口は少なく、伊勢崎(23588)の半分にも満たない程度だったのです。第一次の合併により、1940年には市になってもおかしくない人口(42206人で伊勢崎市40004人を超える)を擁することになりましたが、この間の人口増は合併による算術合算的なものでないことは一目瞭然です。また、この間に宝泉村はじめ周辺部もかなりの人口増を示しております。後の合併は必然的なものであったのかもしれません。戦後、そして高度経済成長期(前期)にも太田市の人口は停滞しております。再び増加しだしたのは、高度経済成長期も後半で、高度経済成長期の終焉である1975年以降も着実に伸びております。
 太田市の人口推移を考察するにあたり、中島飛行機と富士重工の話を入れないのは無謀なことです。が、そのあたりはYSKさんの過去ログにおまかせして、白桃は単に人口推移の現象面に絞り報告いたしました。

 禁酒、禁煙と同じ感覚で書き込みをしばらく我慢しておりました。また、当掲示板において最近非常に不愉快なことがあり、それにも我慢してきました。もう我慢の限界です(笑)。ちなみに、白桃の禁酒、禁煙の誓いは24時間もったことがありません(情けナカ)。それに比べれば、ということでお許しください。
[15927] 2003年 5月 26日(月)02:22:48白桃 さん
昼間人口比率データ
1.2000年国勢調査以降合併によってできた(またはできる)市/参考先輩市
茨城県潮来市87.4笠間市84.5
香川県さぬき市93.4善通寺市100.8
香川県東かがわ市93.5観音寺市101.0
岐阜県山県市83.8美濃市96.4
山梨県南アルプス市88.7山梨市92.0
岐阜県瑞穂市84.3羽島市86.8
愛知県田原市105.9蒲郡市95.1

市である以上、昼間人口比率95%は保ってほしいです。

2.話題の町オールカマー(既出でしたら、ごめんなさい。)
鹿児島県加治木町105.4VS姶良町80.9
鹿児島県伊集院町98.2VS志布志町110.5
宮崎県佐土原町91.0VS高鍋町98.7
宮城県大河原町96.6VS迫町112.1
(2000年国勢調査データより)
[16083] 2003年 5月 28日(水)23:56:59千本桜[軒下提灯] さん
東北地方の都市規模ランキング~昭和40年代~DIDにおける商業集積
[16043]両毛人さん
市区町村域の人口ではなく、連続的なDID(人口集中地区)の人口を比較しているようです。

和訳ありがとうございました。お返しに、軒下提灯が軒下提灯の基準で約30年前に算出した「昭和40年代、東北地方の都市規模ランキング」を差し上げます。お役に立たないかも知れませんが、くしくも両毛人さんが和訳して下さいました「連続的なDID」の考えが盛り込まれています。

基礎資料:昭和47年事業所統計調査報告「国勢統計区,人口集中地区編」

都市の地域範囲:DIDをもって都市地域とします。複数の市区町村にまたがって展開するDID(市街地)は、市区町村界にとらわれず、DID(市街地)の果てるまでを1個の都市とします。(東北地方で当時これに該当したのは、塩竈市、多賀城町にまたがって形成されたDIDだけです。)

都市の規模:DIDに立地する金融保険・卸小売業の従業者数を人口に換算して、都市の規模とします。

都市換算人口DID人口 (注)
仙台845,200人448,135人 宮城県仙台市
盛岡290,752人144,280人 岩手県盛岡市
青森288,072人155,860人 青森県青森市
秋田251,336人116,954人 秋田県秋田市
山形220,888人115,907人 山形県山形市
郡山205,368人100,889人 福島県郡山市
八戸194,344人122,580人 青森県八戸市
福島193,936人74,830人 福島県福島市
弘前157,784人86,486人 青森県弘前市
会津若松117,960人67,842人 福島県会津若松市
酒田102,952人56,700人 山形県酒田市
94,848人31,939人 福島県いわき市
石巻92,144人61,274人 宮城県石巻市
鶴岡77,576人45,465人 山形県鶴岡市
塩竃74,888人76,750人 宮城県塩竈市、多賀城市
米沢68,888人46,185人 山形県米沢市
大館60,496人25,321人 秋田県大館市
気仙沼60,216人25,367人 宮城県気仙沼市
釜石52,632人45,420人 岩手県釜石市
水沢52,512人20,604人 岩手県水沢市
花巻49,656人15,684人 岩手県花巻市
一関47,208人19,716人 岩手県一関市
宮古45,216人29,208人 岩手県宮古市
能代44,088人27,361人 秋田県能代市
横手41,184人20,525人 秋田県横手市
小名浜40,800人29,287人 福島県いわき市
古川40,360人17,013人 宮城県古川市
大曲38,760人15,143人 秋田県大曲市
五所川原38,288人14,548人 青森県五所川原市
新庄35,488人20,017人 山形県新庄市
三本木34,248人18,004人 青森県十和田市
白河33,744人19,886人 福島県白河市
北上31,584人12,905人 岩手県北上市
須賀川31,408人20,064人 福島県須賀川市
土崎30,832人39,048人 秋田県秋田市
三沢29,680人20,570人 青森県三沢市
湯沢28,568人12,882人 秋田県湯沢市
本荘28,552人10,813人 秋田県本荘市
原町28,432人16,605人 福島県原町市
黒石25,360人12,414人 青森県黒石市
喜多方25,184人16,437人 福島県喜多方市
白石23,720人16,381人 宮城県白石市
天童21,560人13,959人 山形県天童市
田名部19,192人7,794人 青森県むつ市
長井19,112人9,147人 山形県長井市
佐沼18,880人5,659人 宮城県迫町
二本松18,656人10,649人 福島県二本松市
相馬18,312人8,292人 福島県相馬市
寒河江17,752人11,821人 山形県寒河江市
久慈17,440人7,483人 岩手県久慈市
鷹巣16,968人7,635人 秋田県鷹巣町
花輪16,736人7,308人 秋田県鹿角市
上山16,344人12,509人 山形県上山市
植田16,200人6,763人 福島県いわき市
湯本15,496人21,252人 福島県いわき市
岩沼14,680人10,906人 宮城県岩沼市
遠野13,776人7,147人 岩手県遠野市
大河原13,424人8,198人 宮城県大河原町
大船渡13,384人7,504人 岩手県大船渡市
保原12,768人5,660人 福島県保原町
角田12,328人7,377人 宮城県角田市
本宮12,048人5,360人 福島県本宮町
涌谷11,864人6,028人 宮城県涌谷町
梁川11,856人7,167人 福島県梁川町
福岡10,760人5,120人 岩手県二戸市
楯岡10,704人6,430人 山形県村山市
川俣10,536人7,066人 福島県川俣町
飯坂10,176人10,104人 福島県福島市
若柳10,168人6,070人 宮城県若柳町
赤湯9,904人6,320人 山形県南陽市
中新田9,896人5,674人 宮城県加美町
船川9,584人5,733人 秋田県男鹿市
野辺地9,352人8,881人 青森県野辺地町
尾花沢9,184人7,538人 山形県尾花沢市
板柳8,920人5,697人 青森県板柳町
宮内8,744人9,325人 山形県南陽市
三春8,568人5,443人 福島県三春町
五戸8,144人5,741人 青森県五戸町
三戸7,640人5,242人 青森県三戸町
船岡7,592人8,945人 宮城県柴田町
女川7,432人6,783人 宮城県女川町
吉岡7,392人5,589人 宮城県大和町
高畠7,328人5,514人 山形県高畠町
渡波7,296人10,085人 宮城県石巻市
山田7,136人6,239人 岩手県山田町
大湊7,056人7,791人 青森県むつ市
[19916] 2003年 9月 15日(月)16:32:22【1】白桃 さん
小さい秋と大きなお世話(白桃を食べたい)
いきなり、人口表で恐縮です。
市町村名1920年//市町村名1950年//市町村名1955年//市町村名2000年//市町村名2005年
松江市37,527松江市74,018松江市97,857松江市152,616松江市198,487
浜田町12,256出雲市45,520益田市57,883出雲市87,330出雲市173,737
杵築町8,851浜田市40,440出雲市56,781益田市50,128浜田市64,306
今市町7,506益田町22,059浜田市45,638浜田市47,187益田市53,667
平田町7,288江津町12,236大田市40,196大田市33,609雲南市45,364
安来町5,984大社町10,737江津市35,059安来市30,520安来市44,363
西郷町4,822安来町10,003平田市33,968平田市29,006大田市41,756
大田町4,775平田町9,597安来市31,784斐川町26,816江津市28,505
津和野町4,771加茂町8,101斐川村25,107江津市25,773かのあし町17,899
益田町4,697大田町7,584大社町21,115大社町16,020隠岐町17,634
上記は、島根県の市町村人口ランキング10傑で、掲げた国勢調査人口は第1回、昭和の大合併前、昭和の大合併後、平成の大合併前、平成の大合併後(2003年8月1日現在の推計人口)です。ただし、1920年の杵築町(後の大社町)は1925年の町域で組替えた人口でございます。また、1920年及び1950年は1万人未満の村は除外しておりますので、完全な人口ランキングとはいいがたいのですが、大勢にはあまり影響しないものと考えます。なお、(ことわりが多すぎますな!)今市は後の出雲市の中核であり、平田、大社と斐川は2005年では出雲市を、西郷は隠岐町(仮称)を、津和野はかのあし町(仮称)を、加茂は大東、木次、三刀屋などとともに雲南市を構成するであろう旧市町村とご了解いただければ幸です。さて、白桃は何がいいたいか、というと、2度の大合併を経ても、島根県の場合、その都市序列に大きな変動はなく、もっと言えば、平成の大合併後の序列は昭和の大合併前の序列に回帰しているということです。これは、島根県だけにみられる特徴かといえば、そうではなく、中央から遠く離れた県の「平成大合併」にみられる共通の現象ではないかと類推する白桃なのです。(昼間のお酒はよくキク酒だ)
P.S.ホンモノの白桃を食べたい。恥ずかしながら食べたことのない白桃です。飲酒後には美味しいのでは?

以上。
[19923] 2003年 9月 15日(月)23:48:19白桃 さん
六甲颪を歌ってきました
[19917]軒下提灯さん
「宮城県で町村制施行と同時に町制を敷いた町のリスト」。もし、差し支えなければ、その人口数も教えて頂けませんでしょうか。それから、その当時の築館村の人口も。
残念ながら、有史以前(第1回国勢調査以前)の人口数は白桃の手元に資料がありません。その代わりといってはナンナンですけど、第1回国勢調査時の人口ランキング(5千人以上の市町)をご案内します(これは、軒下提灯さんもご存知だろうとは思いますが…)。1989年の市町村制度により、[19742]で書いたように、仙台が市制を、19の都市が町制施行いたしました。その後明治期に、(順番に)松山、村田、三本木、志津川、増田、築館、丸森、金山、飯野川、高清水、田尻、米谷、槻木、柳津、小牛田、石森が町となり、第1回国勢調査が実施された1920年までに、さらに長町が町制をしきました。(オッと、これも蛇足でした。)
仙台市118,984////槻木町 7,759////渡波町6,435
石巻町22,067原町7,670涌谷町6,181
塩竃町13,139登米町7,548大河原町6,113
古川町10,580角田町7,083岩沼町6,077
白石町10,271村田町6,973丸森町5,734
気仙沼町9,788長町6,756岩出山町5,220
若柳町7,804志津川町6,488松山町5,161
中新田町5,112
ちなみに、1920年の築館町は4250です。若柳や村田は思ったより多いですね。逆に佐沼(4866)が少ないのが意外です。

オーナーグリグリさま、及び皆様へ
もうすぐ2万回を迎えようとしておりますが、白桃のように人口ランキング表を多用するのは容量上からも問題です。そこで、国勢調査の人口データ等でご用命のある方は、白桃個人にメールいただければと思います。メールアドレスは白桃の最初の書き込みをご覧ください。もちろん、皆様のメールアドレスなどのプライバシーを保護することはいうまでもありません。それと、北海道、群馬県、千葉県、新潟県、沖縄県はほぼ完璧ですが、他都府県については、1920年、1925年及び1950年以降のデータ(それも市と町の人口)しかありません。それから1975年以降、これもほぼ完璧です。終わりにもう2つほどお願いです。白桃あまり、いやほとんどメールを見ませんので、送信の際には当落書き帳にて、その旨さりげなくお知らせください。最後のお願い。オフ会、その準備会合等の御連絡もメールいただければ幸です。(これが、本当のねらいだったりして。笑)
[20358] 2003年 9月 28日(日)12:13:43白桃 さん
屋久島のふしぎ
屋久島は上屋久町と屋久町で構成されておりますが、平成の大合併でひとつの自治体になる予定です。宮之浦港のある鹿児島市に向いている方(島の北部)が上屋久町、南側が屋久町です。不思議なのは屋久町の人口推移です。
上屋久町屋久町上屋久町屋久町
196013,36910,64119858,0547,020
196512,4589,78419907,1786,682
19709.3648,01219956,9316,662
19758,6687,44220007,0066,869
19808,3687,25620036,8827,009
(2003年は9月1日現在推計人口)
のように1995年を境に増加に転じ、今年ついに上屋久町と逆転してしまいました。島の玄関は上屋久町です。屋久町は(ことばは悪いが)裏にあたるのに、人口が増加しているのはなんでだろう、卒論の舞台が屋久島だった友人に聞いてみましたが、謎は解けませんでした。知っている方おせぇーてください。
[22023] 2003年 11月 16日(日)08:43:54白桃 さん
祝:そんぴんさん1000回達成
般若堂そんぴんさんが書込1000回を達成されました。しかも、そんぴんさんらしく、粛々淡々と。そんぴんさんといえば、米沢、米沢といえば、日本で一番小さな大都会。1889年に市町村制ができた最初からもう市だったのだから。そういう意味では米沢市自体が国宝もんですね。
そこで、(芸がなくてスンマセン)山形県都市人口序列の移り変わりを
1920年国勢調査---1950年国勢調査---1955年国勢調査---2003年10月推計
山形市48,339山形市104,891山形市160,245山形市255,624
米沢市43,007米沢市55,008酒田市96,735酒田市99,967
鶴岡町28,220酒田市54,291米沢市95,714鶴岡市99,275
酒田町22,174鶴岡市44,018鶴岡市85,041米沢市94,250
新庄町16,555新庄市31,140寒河江市41,414天童市63,717
谷地町11,000東根町19,943村山市40,858東根市45,603
寒河江町9,602上山町16,222東根町39,027寒河江市43,497
上山町9,479寒河江町14,980新庄市38,603新庄市41,612
東根町8,341谷地町14,855上山市36,941上山市36,628
楯岡町7,909長井町13,440長井市36,535南陽市35,578
長井町7,905温海町11,376高畠町35,333長井市31,401
宮内町6,888宮内町11,330天童町33,946村山市28,840
高畠町6,735楯岡町10,682尾花沢町33,277高畠町26,503
(注)13傑としたのは山形県の市数にあわせたから
   谷地町は現:河北町、楯岡町は現:村山市、宮内町は現:南陽市
[22244] 2003年 11月 24日(月)14:24:53白桃 さん
2000年国勢調査から3年
グリグリさんのクイズ第4弾問10を考えてましたが、思いつかない。
♪今~私の願い事がかなうならば、ヒントがほしい
と、それはおいといて、3府県(大阪、和歌山、広島)を除いた10月1日現在の推計人口が出ました。人口増減率(2000年国勢調査確定人口を基準)トップ10の自治体名は以下のとおりです。
増加トップ10減少トップ10
精華町(京都)23.31///外海町(長崎)-26.05
舟橋村(富山)17.65西目屋村(青森)-23.28
東出雲町(島根)12.56利尻町(北海道)ー22.01
印旛村(千葉)12.46利尻富士町(北海道)ー17.65
三好町(愛知)11.84魚島村(愛媛)-14.67
浦安市(千葉)10.55伊王島町(長崎)-13.04
東神楽町(北海道)10.10関前村(愛媛)-11.79
川北町(石川)09.39栗山村(栃木)-10.87
富谷町(宮城)08.67川上村(奈良)-10.63
10滑川町(埼玉)08.09大滝村(埼玉)-09.99
[23279] 2004年 1月 1日(木)10:28:20【2】Issie さん
盛,(陸前)高田,大船渡
[23269] yamadaさん
[23277] 白桃 さん
第1回国勢調査(1920年)では盛は2209人です。大船渡はわかりません。

野毛山の横浜市中央図書館のおかげで手に入れたデータです。

大正9(1920)年国勢調査
世帯数人口総数
岩手県144,304845,540421,069424,471
盛岡市8,090,42,40320,96921,434
気仙郡9,87857,67728,27929,398
盛町4072,2091,0301,179
高田町7063,2311,4401,791
大船渡村5503,3311,7371,594
以下略
ついでに,下で話題に上がっている…
稗貫郡8,75552,09625,32326,773
花巻川口町1,3446,6563,1873,469
花巻町6553,5161,6651,851

昭和15(1940)年国勢調査
世帯数人口総数
岩手県184,8991,095,793544,276551,517
盛岡市14,62779,47839,46240,016
釜石市8,10042,16722,76719,400
気仙郡12,08973,85235,58438,268
盛町6093,6941,7551,939
高田町9124,9602,1102,850
気仙町7364,4542,0742,380
大船渡町9185,3592,6282,731
以下略
…というわけで,岩手県の統計では「町」の発足順に前に繰り上げる習慣であったようで,気仙郡内での大船渡の順位が「“村”筆頭,郡内第3位」から「“町”および郡内第4位」に下がっていますね。

ついでついでに花巻を,と思ったら,
すでに旧町人町(花巻川口町)と旧武家地(花巻町)とが統合されて

世帯数人口総数
花巻町3,31464,84631,47933,367

となっていました。
[25185] 2004年 2月 22日(日)17:08:41白桃 さん
♪おわりとせぇ~尾張旭は7でもつ
尾張旭市の2004年1月1日現在推計人口は77777人でした。
[27834] 2004年 5月 2日(日)12:53:55白桃 さん
正解は「日立村」でした。
[27695]白桃
第1回国勢調査(1920年)で人口が1万5千人を超えていた自治体はそんなに多くありません。(と、言っても北海道、東京都、鹿児島県等はかなりあリますが・・・)例えば岩手県においては盛岡市と釜石町の2つだけです。では、茨城県においては水戸市ともうひとつ、どこでしょうか。正確にお答えください。(ただし、解答権があるのは20歳未満の方、解答発表は9時15分以降にさせていただきます。)
自分で出しておいて忘れていた問題ですが、答えは「日立村」です。ついでに茨城県の1920年国勢調査時点での1万人以上の市町村を記しますと、
水戸市39,363
日立村(→町→市)25,263
古河町(→市)14,997
石岡町(→市)14,502
結城町(→市)12,840
土浦町(→市)12,547
湊町(→那珂湊町→市→ひたちなか市)11,753
磯浜町(→大洗町)10,534
磯原村(→町→北茨城市)10,265
こうみると,茨城県の都市人口順位も今とかなり違った趣を呈しております。土浦が案外少なかったこと、湊、磯浜は結構デカかったことなど…。日立は1925年国調時点では町となり、助川町と合併で市制後の1940年国調では82,885人を擁する茨城一の大都市となります。合併で人口が増加したこともありますが、軍需景気が大きく影響したと考えられます。戦後、大きく人口を落としますが、昭和の大合併では多賀町(この町は単独で市になっていても不思議ではないくらい人口が多かった。)等との合併により1955年国調では再び首位に立ちます。現在は失礼ながら「斜陽都市」の典型で、人口も茨城県3位となっております。(十王町との合併で、つくば市を追いぬき2位になると思いますが、それもいつまで続くでしょうか?)
[27842] 2004年 5月 2日(日)18:37:04白桃 さん
茨城3都市の戦前~戦後の人口推移
[27838]讃岐の民 さん
この時点(1940年国勢調査)での水戸市の人口はいくらであったのですか?
それだけをお答えするのも何なので、茨城を代表する3つの都市の人口推移を記します。土浦は1940年国勢調査時には町(11月に市制)であり、残念ながら手元に資料がありません。
国勢調査年次水戸市日立市土浦市
1940年66,29382,885?????
1947年61,41650,15953,298
1950年67,16356,06662,246
1955年110,436131,01172,023
[27843] 2004年 5月 2日(日)21:06:05Issie さん
新治郡土浦町 on Oct. 1st, 1940
[27842] 白桃 さん
土浦は1940年国勢調査時には町(11月に市制)であり、残念ながら手元に資料がありません。

人口総数は 31,000 です。

ついでに
 世帯数: 6,349
 男子人口: 15,119
 女子人口: 15,881

「荒鷲の歌」の舞台だから,男子人口の方が多いかと思ったら,そうではありませんね。
…よく考えたら,予科練があったのは当時の土浦町域内ではなかったのでした(現在の阿見町。いま地図を見てみたら,現在は海上自衛隊ではなく,陸上自衛隊の管轄なのですね)。
[35704] 2004年 12月 12日(日)22:47:31【1】BEAN さん
東京市に編入された町村の人口
[35668]KMKZ さん
[35674]Issie さん
こんなものを見つけました。
関東大震災がきっかけとなって大きな人口移動が起きたことがわかります。当時の東京市にあった15区のほとんどは震災から2年を経てもなお震災前の人口を上回ることができず、それどころか、第1回国勢調査の人口が歴代国勢調査中最大であった区もあるようです。
そこから流出した人口が近郊の町村の人口急増をもたらしたわけですが、中でも平塚村=荏原町の人口増は急激なものでした。

1920~1925年 東京市近郊5郡の町村人口増加率ランキング
町村名1920年人口1925年人口増加率
1平塚村8,52272,266747.88
2杉並町(村)5,63236,608550.00
3尾久町(村)7,52547,493531.14
4碑衾村4,19317,751323.35
5蒲田町(村)6,42025,616299.00
6長崎村3,50413,830294.69
7馬込村2,72510,489284.92
8野方村7,32324,332232.27
9小松川町8,01924,135200.97
10和田堀内村3,90711,663198.52

そして、東京市拡大の直前には、人口5万人以上の町が多数できていました。

1920~1930年 東京市近郊5郡の町村人口ランキング
192019251930
1渋谷町80,799渋谷町99,022荏原町131,108
2西巣鴨町51,478西巣鴨町98,950西巣鴨町115,664
3南千住町50,713滝野川町82,252渋谷町102,566
4日暮里町41,551平塚村72,256滝野川町100,746
5品川町41,059中野町60,962王子町89,009
6滝野川町40,689王子町60,086中野町87,263
7淀橋町40,453吾嬬町59,921吾嬬町80,985
8亀戸町38,548三河島町59,252三河島町80,217
9王子町38,368大井町58,619杉並町79,193
10大井町36,659亀戸町57,321尾久町73,368

これを電車の路線網が発展していった過程と重ねると面白いと思います。
人口の増えた町の中には、もちろん市になることを検討したところもあったと考えられますが、当時の市になる要件を満たせなかったのでしょうか、それとも国あるいは東京府が阻止したのでしょうか。

おまけ
●1920~25年の、平塚村の人口増加率747.88%は、おそらく国勢調査間の市町村人口増加率としては歴代最高と思われますが、そうだとしても、2000~05年の三宅村が更新するのでしょうね。
●1930年の北豊島郡の人口858,322人は、国勢調査における郡の人口としては歴代最大である可能性があります。
[38334] 2005年 3月 6日(日)02:42:35白桃 さん
市、人口3万人の攻防
2月1日推計人口で3万人を割り込む市がまた出ました。大町市です。大町市は周辺2村を編入することが決定しておりますが、それは来年1月のことで、今年の10月国勢調査時点での3万人確保はかなり難しい状況です。
ついでに言いますと、前回国勢調査時点で3万人を超えていたが、今回の国勢調査で大町市と同様の危機的?状況にあるのが、美唄、笠間、土佐、水俣、指宿の5市。安閑としておられないのが大竹。逆に前回は3万人未満であったのに、今回は3万人を超えるのが確実なのが、遠野、鴨川、新井(妙高)、両津(佐渡)、備前、高梁、新見、庄原、長門、福江(五島)、平戸、菊池、杵築の13市。これは言わずもがな合併のおカゲ。杵築以外は実態は減少しているのです。杵築も合併後は減少の道をたどるでしょう。また、面白いというか何というか、ゴマカしたのが男鹿市で、一旦3万人をきりながら若美町と合併することで国勢調査時点での面目を保ちました。
[39320] 2005年 4月 3日(日)08:56:12【2】白桃 さん
kenさんカンニング用
[39272]kenさん
人口の順位とか、だいたいは、頭に入ってたつもりですが、もはや、秋田県の市を人口の多い順位並べよ。とか、出されたら、カンニング無しでは、まったくお手上げですね。
仰ることごもっとも。で、もひとつ気になるのはいつの時点での人口順位なのか、ということです。秋田県の場合、
順位1955年国調1975年国調2000年国調2005年国調2006年10月推計
秋田市秋田市秋田市秋田市秋田市
能代市大館市大館市横手市横手市
大館市能代市能代市大仙市大仙市
男鹿市鹿角市本荘市由利本荘市由利本荘市
横手市横手市横手市大館市大館市
湯沢市大曲市大曲市湯沢市能代市
大曲市本荘市鹿角市能代市湯沢市
本荘市男鹿市湯沢市北秋田市北秋田市
湯沢市男鹿市鹿角市鹿角市
10男鹿市潟上市
11潟上市男鹿市
12仙北市仙北市
13にかほ市にかほ市
なのですが、現時点でいいますと、第2位は大仙市で、まだ合併していない横手市は北秋田市よりも下位になり、当然、仙北市とにかほ市はまだありません。(2005年国勢調査時および2006年10月時点での、男鹿市と潟上市の順位は推測です。)
秋田の次は能代と、相場が決まっていたのは大昔のことで、「白神市」が頓挫した能代は二ツ井と合併しても6位なんですね。
こんなこと、やりだしたらキリがないのですが、茨城県なんかはもっともっとややこしいということだけはご報告しておきます。

秋田に限らず、合併新法による新市はあまりないと考えておりますが、どんなもんですかね?
#途中で「すぐ書き込む」を押してしまいました。
#ついでに1955年と1975年を追加
[40860] 2005年 5月 7日(土)23:43:20ふぁいん さん
都市の発展率・衰退率
[40535]うるうさん

このランキングで中核都市が出てくるのは何位くらいで、どの都市でしょうか。
都道府県庁所在地の上位と下位の数都市をぜひとも教えてもらいたいです。
とりあえず、47都道府県庁所在地&2000年国勢調査において50万人以上だった都市(北九州市および東大阪市を除く)
の計52市を載せておきますので、ご確認ください。


204市中の 1920/2000年 2000/1920年 2000年 1920年
順位(発展率) 順位 人口 順位 人口 順位 人口
30 浦和市     埼玉 1816.67% 4146.10% 24 484,845 436 11,694
31 川崎市     神奈川 1800.00% 5843.13% 9 1,249,905 162 21,391
40 船橋市     千葉 1515.00% 3747.86% 20 550,074 303 14,677
61 千葉市     千葉 730.77% 2673.87% 13 887,164 95 33,179
80 八王子市    東京 338.10% 1376.06% 21 536,046 71 38,955
82 札幌市     北海道 300.00% 1776.53% 5 1,822,368 15 102,580
83 横浜市     神奈川 300.00% 810.20% 2 3,426,651 6 422,938
87 宮崎市     宮崎 256.92% 1447.98% 65 305,755 167 21,116
99 福岡市     福岡 212.50% 1406.43% 8 1,341,470 17 95,381
104 熊本市     熊本 186.67% 940.52% 15 662,012 28 70,388
107 浜松市     静岡 172.22% 899.00% 18 582,095 31 64,749
109 松山市     愛媛 169.23% 923.67% 26 473,379 44 51,250
112 大分市     大分 161.11% 1011.52% 36 436,470 58 43,150
113 長野市     長野 160.00% 965.24% 50 360,112 80 37,308
114 堺市      大阪 157.14% 931.80% 14 792,018 22 84,999
118 奈良市     奈良 142.55% 908.63% 47 366,185 67 40,301
119 大津市     滋賀 141.67% 916.41% 72 288,240 102 31,453
122 秋田市     秋田 136.51% 875.46% 63 317,625 86 36,281
128 福島市     福島 126.09% 814.05% 69 291,121 87 35,762
130 名古屋市    愛知 125.00% 505.02% 4 2,171,557 5 429,997
133 岡山市     岡山 112.50% 662.52% 16 626,642 18 94,585
138 仙台市     宮城 100.00% 847.28% 12 1,008,130 12 118,984
139 東京 東京 100.00% 374.32% 1 8,134,688 1 2,173,201
140 宇都宮市    栃木 97.06% 695.94% 34 443,808 33 63,771
142 高松市     香川 94.74% 715.07% 57 332,865 54 46,550
143 静岡市     静岡 92.59% 633.93% 27 469,695 25 74,093
148 山口市     山口 86.27% 555.19% 153 140,447 132 25,297
150 岐阜市     岐阜 85.00% 642.21% 40 402,751 34 62,713
152 高知市     高知 84.75% 670.30% 59 330,654 50 49,329
153 盛岡市     岩手 84.51% 681.19% 71 288,843 60 42,403
155 新潟市     新潟 82.61% 544.26% 23 501,431 19 92,130
156 広島市     広島 80.00% 701.66% 10 1,126,239 8 160,510
159 水戸市     茨城 79.31% 626.83% 87 246,739 69 39,363
160 鳥取市     鳥取 76.39% 513.90% 144 150,439 110 29,274
161 青森市     青森 76.12% 608.61% 67 297,859 51 48,941
162 佐賀市     佐賀 74.60% 500.94% 126 167,955 94 33,528
163 鹿児島市    鹿児島 73.68% 535.08% 19 552,098 14 103,180
169 大阪市     大阪 66.67% 207.41% 3 2,598,774 2 1,252,983
172 那覇市     沖縄 63.64% 558.69% 66 301,032 42 53,882
173 山形市     山形 63.41% 527.63% 82 255,369 52 48,399
177 富山市     富山 58.06% 526.92% 62 325,700 36 61,812
178 京都市     京都 57.14% 248.22% 7 1,467,785 4 591,323
179 松江市     島根 56.83% 406.68% 139 152,616 79 37,527
183 和歌山市    和歌山 53.49% 462.94% 43 386,551 23 83,500
186 神戸市     兵庫 50.00% 245.36% 6 1,493,398 3 608,644
188 前橋市     群馬 46.67% 455.92% 75 284,155 35 62,325
189 福井市     福井 44.71% 445.41% 85 252,274 38 56,639
191 津市      三重 40.46% 341.94% 131 163,246 53 47,741
193 徳島市     徳島 36.71% 391.81% 79 268,218 29 68,457
194 甲府市     山梨 36.11% 348.99% 108 196,154 39 56,207
195 金沢市     石川 35.48% 353.10% 31 456,438 11 129,265
201 長崎市     長崎 17.95% 239.71% 39 423,167 7 176,534


この52市の中では発展率第1位は、浦和市(現:さいたま市 実は私の実家があるところです(笑))、2位は川崎市、3位は船橋市、4位は千葉市、5位は八王子市です。
1位~5位までは全て東京のベッドタウンという結果に・・・・・
(ただし、八王子市の昼夜間人口比率は100%を辛うじて超えていますが・・・大学生人口が非常に多いので、実態はベッドタウンとしています)
[40981] 2005年 5月 10日(火)00:28:12白桃 さん
加世田と川辺
[40980]作々さん
これはありなのかしら?
当然あり、どころか模範解答だと思います。誰かさんみたいに「さぬき市」のような新しい市ではなく、加世田のような、そんなに古くはないけどシブ~イ市で勝負してもらいたいですネ。
話変わりますが、今ちょうど鹿児島県の戦前の都市人口を整理してるのですが、加世田と川辺は昭和の大合併までは、人口がほぼ同じだったとユーカ、むしろ川辺の方が圧倒していたのですね。
192019351950195519752000
川辺163151794322066211191839015456
加世田157201731922402346082496924187
万世111041093613251
(注:1920年は、それぞれ川辺村、加世田村、東加世田村。また1955年以降の人口は加世田、万生2町合併による加世田市の人口)
合併して市になったか、単独でそのまま町にとどまったダケの差なんでしょうか?そういえば、平成の合併でも川辺は単独町制維持、かたや、加世田は合併して南さつま市になるのですね。
[41845] 2005年 6月 2日(木)21:42:00【2】ふぁいん さん
呉と広島
[41837]白桃 さん

呉が「広島なみ」の人口を擁していた時期はありましたでしょうか?

広島市と呉市の戦前・戦中・戦後にかけての人口推移を載せておきます。

広島市 呉市
昭和10年国勢調査(10/1実施) 310,118 231,333
昭和15年国勢調査(10/1実施) 343,968 238,195
昭和19年人口調査(2/22実施) 336,483 293,632
昭和20年人口調査(11/1実施) 137,197 152,184
昭和21年人口調査(4/26実施) 171,902 170,285
昭和22年臨時国勢調査(10/1実施) 224,100 185,740
昭和23年常住人口調査(8/1実施) 246,134 188,949
昭和25年国勢調査(10/1実施) 285,712 187,775

昭和20(1945)年11月1日(昭和20年人口調査 総理府統計局)には、広島原爆投下から3ヶ月あまりしか経っていないことから、
広島よりも呉のほうが人口が多く、呉市はこの年の広島県最大の都市になっております。
また、昭和21(1946)年(昭和21年人口調査 総理府統計局)においても、呉と広島の人口はほぼ同じとなっています。


また、呉市の人口ピーク では
昭和18(1943)年には
呉市人口40万4千人で最高となる
とあります。
昭和19(1944)年2月22日(昭和19年人口調査 総理府統計局)では、呉市の人口が293,632人となりますが、呉市はたった1年で11万人も人口が激減したことになりますね。
もし総理府統計局が昭和18年にも人口調査を行っていれば、この年は呉が広島県第1の都市だったんでしょうね
[41852] 2005年 6月 3日(金)07:31:47白桃 さん
朝からどうも、スミマセン
[41845]ふぁいんさん
広島市と呉市の戦前・戦中・戦後にかけての人口推移を載せておきます。
なるほど。戦時中、終戦直後には、非常事態とはいえ「広島なみ」どころか、超えていたのですね。もっとも、1920年の呉市(人口130,362)も「広島(160,510)なみ」と言えないこともないですね。

ところで、
自治体1920年1935年1950年1955年1975年2000年
10,58014,31817,66854,76054,35672,897
10,27113,33517,79241,81740,86240,793
6,1137,30111,62712,10617,52522,767
上の3つの市町は同じ県内にあり、AとBは現在、市制施行しておりますが1950年の国勢調査時までは町でした。AとBはこの地方を代表する大都市をはさんで北と南にあり、新幹線の駅もあります。AとBは昭和大合併以前はほぼ同規模の都市であったことがうかがえます。昭和の大合併以降、両市の人口にはっきり差がつきましたが、これは合併の規模による差とみてよいのではないでしょうか。しかし、高度経済成長期が終焉した1975年あたりから、実質的にも両市の差が広がっています。B市は隣接するC町(別名「スーパータウン」)にその地域の代表の座をあけわたすのでしょうか?

さて、A、B、Cの市町名をお答えください。
[41912] 2005年 6月 4日(土)20:48:42千本桜 さん
膨らむ都市と萎む都市
[41852]白桃 さん
さて、A、B、Cの市町名をお答えください。
[41853]JOUTOU さん
A.古川市  B.白石市 C.大河原町

JOUTOUさん正解のようですね。古川、白石はどちらも仙台から40キロに位置し、新幹線停車駅、高速道ICを有する共通点があります。しかし現在、この二つは都市成長の点で明暗を分けています。膨らむ古川、萎む白石です。東北本線のルートから外れて冬眠していた古川は、新幹線開通を契機に永い眠りから覚めたようです。30万人とも50万人ともいわれる後背人口を抱え、国県出先機関や企業支店設置順位において第二県都の座を石巻と競っています。
古川は冬眠から覚めた熊。とてもエネルギッシュで手強くて、大河原など太刀打ちできそうにありません。なにしろ、古川では銀座コージーコーナーのケーキを売っているのですから。仙南地域では売っていない筈です。コージーコーナーのケーキを売っている店が無くても生きて行けますが、値段の割にはボリュームのあるコージーコーナーのワッフルを簡単に購入できる古川が羨ましい。ただそれだけなんでございます。
新幹線の開通で古川が成長したとなると白石も成長しそうなものですが、そうはならないのが都市の面白さ。白石は国土の大動脈上に位置し新幹線と高速道路に恵まれながら、人口は減少し地域における拠点性をも低下させています。なぜなんでしょうね。東京~仙台の太いベルト上にありながら衰退するとは希有な都市です。
昨夜、とある席上で新たな情報を仕入れて来ました。またまた大河原に大型店が進出予定なのだそうです。大型店といっても今度のは小規模なものですが、その会社いわく、出店地の狙い目は「終点よりも中間点」なのだそうです。終点は白石、中間点は大河原を想定しての発言と思われます。
白石に終点イメージがつきまとうのは何故なのか。宮城県の南端に位置することもありますが、仙台~名取~岩沼~柴田~大河原と連なる人口稠密ラインが白石で終焉する。つまり、人口稠密ラインの終点でもある訳です。昔はこの終点性が白石に有利に働いていたようです。岩沼、槻木、船岡、大河原から鈍行列車で乗客を拾い、白石に集約して特急列車に乗り換えさせる。そのことが白石の拠点性を支えていた一因になっていたと思います。でも、新幹線白石蔵王駅の設置位置がまずかった。個人的見解ですが、不便で仙南地域の玄関口の役割を果たしているとは思えないし、白石の拠点性アップにも繋がっていないように感じます。
交通の変化に加え、地域の人口重心移動が白石にダメージを与えています。中心街から半径5キロ、10キロ、15キロの円を描いて人口を計れば、いずれの場合も大河原>白石の構図になります。かといって、大河原が白石より大きな都市と言うにはまだまだためらいがあります。いま、仙南地域は首位都市交代の過渡期?、横並び?、逆転済?。どちらなんでしょう。結論が下せません。最新の各種統計数値が欲しいものです。視覚的には、ロードサイド(新市街)は大河原>白石。中心街(旧市街)は白石>大河原でしょうか。なんだか、「>」記号を使うと俗っぽくなってしまいますね。俗っぽくて悪いことはないのですが・・・。
[42098] 2005年 6月 8日(水)23:26:17ふぁいん さん
おめでたい
[42051] 白桃さん

1920年(T9)1位 川越町 26,695
この数値、白桃さんはいつの(どこから)を参考にしたのでしょうか?

第一回国勢調査の川越町の人口は24,675人ですね。
どこから26,695人という数値が出てきたのか・・・ちょっと気になりました。


また城下町・岩槻が衰退?したのは、明治18年の日本鉄道(現・東北本線)開業時に、岩槻が鉄道ルートから
外れたことも大きな原因なのではないかな・・・と思います。
なんせ、昭和3年の武州鉄道(現在は廃線)、昭和4年の総武鉄道(現在の東武野田線)が開通するまで岩槻には
鉄道が通っていなかったのですから。。。

国勢調査以前の埼玉県都市人口ベスト10も3つほどチョイスして載せておきました
ぜひ、参考にしていただければ

明治17(1884)年 明治31(1898)年 明治41(1908)年
1 川越 14,461 1 川越町 19,092 1 川越町 26,031
2 熊谷 8,370 2 熊谷町 12,127 2 熊谷町 17,605
3 本庄 5,621 3 忍町 8,102 3 大宮町(北足立郡) 13,073
4 幸手 5,603 4 本庄町 7,966 4 本庄町 10,330
5 岩槻 5,278 5 深谷町 7,231 5 浦和町 9,934
6 浦和 5,125 6 大宮町(秩父郡) 6,939 6 深谷町 9,449
7 粕壁 5,117 7 浦和町 6,707 7 大宮町(秩父郡) 8,917
8 大宮(秩父郡) 4,545 8 大宮町(北足立郡) 6,649 8 忍町 8,005
9 松山 3,889 9 岩槻町 6,300 9 川口町 7,865
10 鴻巣 3,415 10 松山町 6,119 10 飯能町 7,361
11 岩槻町 6,998



今日は会社で日本のW杯出場を見届けました。仕事しながら(笑)
おめでとう日本!!
[42822] 2005年 7月 5日(火)07:42:14白桃 さん
朝霧のしのびあい
[42820]稲生さん
両市のしのぎあいがどのように表されているのでしょうか?
どうもこうも味もそっけもなく、こう表しております。
1920192519301935194019471950
静岡74,09384,772136,481200,737212,198205,737238,629
浜松64,74992,152109,478133,338166,346125,767152,028

1955196019651970197519801985199019952000
静岡295,172328,819367,705416,378446,952458,341468,362472,196474,092469,695
浜松268,792333,009392,632432,221468,884490,824514,118534,620561,606582,095

20012002200320042005
静岡468,942468,899703,194702,499701,125
浜松587,048591,088595,475599,388804,980

浜松は、けっこう古くから静岡に肉薄していたのですね。戦争の影響で戦後かなり水をあけられていた時期はありましたが、1960年以降はご承知のとおり。
(注)2000年までは国勢調査人口、2001から2004は10月1日推計、2005は6月1日現在推計人口です。

白桃さんの地域区分では、どこに所属するのでしょうか?
浜松1位、静岡2位の「中央州」(山梨、長野、静岡の3県で構成)です。
[43124] 2005年 7月 18日(月)18:27:27白桃 さん
夏本番
どうやら梅雨も明けたようですね。
5月1日現在推計人口については、すでにグリグリさんに送ってますが、実は6月1日現在推計人口も珍しく出揃っておりまして、チョックラご報告を。
2000年国勢調査から1万人以上増加都市と増加数
札幌-51,809仙台-18,904さいたま-46,949川口-22,980千葉-34,179船橋-20,292
市川-17,749八千代-11,612浦安-22,492東京-309,843八王子-19,944町田-30,387
府中-17,558調布-11,531横浜-146,937川崎-65,202相模原-20,185藤沢-15,233
浜松-18,674名古屋-40,271豊田-13,974豊橋-10,186岡崎-16,451大津-12,503
大阪-40,201神戸-29,930西宮-25,320岡山-12,221広島-21,091福岡-58,073
那覇-11,180
2000年国勢調査から5千人以上減少都市と減少数
函館-9,986釧路-7,219小樽-7,946青森-5,086石巻-5,891いわき-5,103
日立-5,904静岡-5,388寝屋川-7,533守口-5,137尼崎-5,865和歌山-7,209
呉-8,005下関-8,590宇和島-5,457北九州-13,953大牟田-7,107長崎-12,952
(人口は2005年10月1日の市域に組み替えております)

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