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伊豆之国さんの記事が30件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[104132]2022年4月1日
伊豆之国
[104063]2022年3月10日
伊豆之国
[104023]2022年2月28日
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[103996]2022年2月23日
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[103941]2022年2月11日
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[103938]2022年2月10日
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[103933]2022年2月8日
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[103912]2022年2月1日
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[103903]2022年1月29日
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[103869]2022年1月18日
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[103641]2022年1月7日
伊豆之国
[103602]2022年1月7日
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[103581]2022年1月6日
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[103575]2022年1月6日
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[103568]2022年1月6日
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[103567]2022年1月6日
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[103511]2022年1月5日
伊豆之国
[103507]2022年1月5日
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[103438]2022年1月3日
伊豆之国
[103426]2022年1月2日
伊豆之国
[103407]2022年1月1日
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[103328]2021年12月31日
伊豆之国
[103277]2021年12月14日
伊豆之国
[103231]2021年11月23日
伊豆之国
[103221]2021年11月18日
伊豆之国
[103210]2021年11月11日
伊豆之国
[103190]2021年11月2日
伊豆之国
[102824]2021年10月6日
伊豆之国
[102587]2021年9月26日
伊豆之国
[102576]2021年9月26日
伊豆之国

[104132] 2022年 4月 1日(金)18:07:46伊豆之国 さん
大阪桐蔭「選抜」制覇 & Re:ローマ字回文
今年の「選抜」は、大阪桐蔭高校が、「補欠繰り上げ出場」から勝ち上がってきた、昨年の大会でよもやの苦杯をなめた近江高校に大差で雪辱を果たし、4年ぶり4度目の全国制覇を達成しました。

ところで、その大阪桐蔭高校がある大東市には、市名を含む駅がなく、隣の市名(字体違い)を名乗る「四条畷」駅(JR学研都市線)がある一方、四條畷市にも市名を含む駅が市内になく、「忍ヶ丘」駅(同線)が市内唯一の駅として、四條畷市の「実質的な中心駅」になっています。この複雑でわかりにくい関係に対し、過去には四條畷市とJRとの間で「バトル」も勃発したようですが([74082] hmtさん)、その後JRが提案し地元も受け入れたという「駅名改称」に関する合意([83061])
四條畷市内で唯一の鉄道駅である「忍ヶ丘」駅を「四條畷市」に、現在の「四条畷」駅を「大東市」に改称することを四條畷・大東両市に提案し、両市ともこれを受け入れることを決めたことから、両駅名の改称を行う
がいまだ実現しないまま棚ざらしになっていることに対し、両市の住民有志が「駅名改称を早急に行ってほしい」とJRに陳情を提出し、「JRと両市当局が腰を上げないなら、大阪府にも後押しを頼む」考えも見せているとのことです。

…これはもちろん「卯月馬○」ネタの、耶馬溪の奥にあるここの話ですが、この辺で、石見銀山にもほど近い、「同じ地名でいくつも違う書き方がある」ことで落書き帳でも話題になった「にま」([103221][41861] hmtさん、他)の隣にある、こちらの話に戻ります。

「ローマ字回文自治体」の話題でにぎわっているようですが…
[104130] 今川焼さん
平成の大合併で消えましたが、愛媛県に五十崎(Ikazaki)町という、すごいのがありました。
これの元ネタは小学生の時に買った「鉄道ものしり百科」(秋田書店)です。ローマ字回文駅名としては今も健在ですね
多文字ローマ字回文では、岡山県「赤坂(AKASAKA)町」もありましたね(現在は赤磐市の一部)。
「ローマ字回文」の駅名というと、以前、「クイ図」第一回・問四の共通項「かな回文駅」の関連記事で書き込んだことがありました([82279])。
[82188]ペーロケさんの「違う目線」での解答「五十崎(IKAZAKI)」駅(内子線・愛媛県内子町)と、これにすかさず[82190] 白桃さんが反応した「赤坂(AKASAKA)」駅(東京メトロ千代田線・東京都港区。他に上毛電鉄(前橋市)・富士急(山梨県都留市)・福岡市地下鉄(福岡市)にもあり)は、「ローマ字で書くと回文」になる駅です。このタイプの駅には、他には「厚狭(ASA)」(山陽本線・山陽小野田市)、「小野(ONO)」(中央本線・長野県辰野町など4ヶ所)、それにかなでも回文の「飯井(II)」などがありますが、いずれも3文字以下で、4文字以上になるのは前記の2駅のみのようです(「小川郷(OGAWAGO)」(磐越東線・いわき市)は長音を無視すると、「日進」(川越線・さいたま市など3ヶ所)は、日本式で「NISSIN」とすれば該当します)
[104063] 2022年 3月 10日(木)22:22:45【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 10日(木)22:26:45
伊豆之国 さん
Re:不急なぞなぞ
[104057] 白桃さん

その「チョウ」の名前は…

・「あきたこまち?」の演歌歌手「■■○○子」(さっきまで見ていた「ケンミンSHOW」に出ていた)
・「うどん県」に○○▼▼郡○○川チョウがある
・「飛んで▲▲▲▲▲▲▲」にある世界遺産「○○ソフィア」
・「引越の△△△」市(この市にある巨大古墳も世界遺産)に「○○のチョウ」(駅名とチョウ名とで「の」表記が異なる)がある

…以上の○○に共通して当てはまるカナ2文字が答えでしょうか?
[104023] 2022年 2月 28日(月)23:22:21【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 1日(火)17:46:51
伊豆之国 さん
hmtさんへの哀悼の辞
落書き帳の最長老にして、まさに驚異と思える博識を誇り、精力的な書き込みを続けてきたhmtさん。昨年6月1日を最後に書き込みが途絶え、ご高齢ということもあって健康状態をずっと案じていたのですが、ご逝去されたということを聞いて、少々驚きを隠せなかったと 共に、ここに謹んでご哀悼の辞を述べさせていただきます。とにかく「かけがえのない人物を失った」という大きな喪失感は拭えなかった、というのが正直なところでした。
現・相模原市の津久井地域を出身地とし、武蔵国入間郡だった地域で生涯を閉じたhmtさん。思えば、私の母方の祖母は当時の入間郡川越町…今の川越市生まれ。そして私は2年半ほど前から相模原市民となり、それぞれ市内の北と南の外れのほう同士ではありますが、こちらの方でも不思議な糸でつながれたのでした。
私の書き込みに対しても数々の反応をさせていただき、そうした記事のやり取りによって、今まで知らなかった新たな知識を得た、というのも大きな収穫でした。そうして得たものをいくつか挙げてみると…(左は私の記事、右がhmtさんによるレス)

飯田橋の「逢坂」([71910]) → 江戸の坂道([71914])
「横須賀」という地名([77623]) → 造船から海軍の町へ([77630])、各地の「須賀」地名([77631]
「富士」の付く駅([83651]) → ふるさとの「○○富士」と富士塚([83655])
伊勢参宮をめぐる鉄道([86351],[86355]) → 伊勢参りの私鉄路線([86363])・国鉄路線([86366])
愛発越え(敦賀気比高校「選抜」優勝、[87452]) → 畿内と越前とを結ぶルート([87455])他
 …hmtマガジンに特集「畿内から北陸へ」立ち上げへ
熱海は関東でない([90003]) → 伊豆が「関東」だった頃([90008])
葛飾区高砂の旧名「曲金」([92726]) → 曲金([92728])・勾金([92729])
サイトウさん(「斉藤」と「斎藤」の分布の違い…[92775]、「サイトウ」地名([92780])
 → 斎藤さんのルーツ・歴史上の著名人など([92783])
「小山田城主」([93054]…記事中の「自己紹介」) → 小山田城の歴史と現在([93055])
上鶴間村(相模原市民として最初の書き込み、[98529]) → 相模・武蔵国境の地名「鶴間」([98536])

hmtさんの本業は「化学」ということでしたが、私の本職も建築士([91457])。面識はありませんでしたが、同じ理系畑の人同士とあって、案外気心が通じていたのかもしれません…。元から「建物」に興味があり、その後になって「街並み歩き」に楽しさを見出してきた私にとっては、近年の疫病蔓延の中、なかなかそうした「街並み歩き」ができないところがつらいところです。

【1】やり取りした記事について追加しました。
[103996] 2022年 2月 23日(水)23:00:25【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:24:11
伊豆之国 さん
クイズの答え & その名はフジヤマ
まず、忘れ去られないうちに、クイズの答えから。

[103912]で出題した、今春の「選抜」出場校の所在地に関する共通項当てクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

ですが、千本桜さん([103937])以外に反応がなかったので、ここまで引きずっていたのですがこの辺でお開きにします、
共通項は、「(出場校がある)その市内に、(旧国の)『一宮』と呼ばれる(名乗っている)神社がある」ことでした。
市名、出場校、神社名、旧国について下記の表に示しておきます。想定解は8市でした。

市名出場校神社旧国備考
さいたま市浦和学院氷川神社武蔵
敦賀市敦賀気比気比神宮越前
三島市日大三島三嶋大社伊豆
京都市京都国際賀茂別雷(上賀茂)神社・賀茂御祖(下鴨)神社山城
和歌山市和歌山東、市立和歌山日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮紀伊[93732]
鳴門市鳴門大麻比古神社、一宮神社阿波
高知市高知土佐神社土佐[103937] 千本桜さん(正答)
大分市大分舞鶴柞原(ゆすはら)八幡宮、西寒多(ささむた)神社豊後

したがって、残る2市は、和歌山市と大分市でした。
ところで、「一宮」という呼び名の発祥ははっきりしないようですが、平安後期という説が有力らしいです。「一宮」を名乗っている神社は、必ずしも旧国に1社とは限らず、複数の神社がそれぞれ「一宮」と名乗っているところがいくつかあります。このことは、白桃さんの[103207]の記事からも見えていますが、
京都市と岡山市には二つ
その京都市のケースは、「賀茂」の付く二つの神社でセットになっている例で、「2社一組でどちらも『一宮』」ということになるのでしょうか。信濃国一宮の「諏訪大社」が4社で一組の神社として扱われているも同様と言えるでしょう。和歌山市の2つの神社は、同じ境内にあり、「日前宮(にちぜんぐう)」と呼ばれる一つの神社として実質的に扱われているようです([93732])。一方、岡山市の場合は、備中一宮の「吉備津神社」と備前一宮の「吉備津彦神社」で、合併によりどちらも岡山市内になったことによるものでした。
これに対し、鳴門市と大分市は、それぞれ別個の神社がお互いに「我こそは一宮」と名乗っている例です。このように、旧国内に複数の一宮が存在する例はいくつもあり、バックについている勢力同士の争いが関係していることも多いようです。[103208] であきごんさんがおっしゃっている越中国の例(4社ある)は、どういう背景があるのでしょうか。武蔵国の場合、本来の一宮は多摩市の小野神社であり、付近の地名も「一ノ宮」。武蔵国を代表する6社をまとめて1か所に祭った「武蔵国総社」にあたる大国魂神社(府中市)でも、小野神社を一宮とし、現在一般に「武蔵国一宮」とされているさいたま市大宮の氷川神社は「三宮」となっており、後世に一宮が入れ替わったとされているようです。

クイズに戻りますが、千本桜さんが[103937]で答えたのは、高知市にある土佐国一宮・土佐神社。その神社が鎮座しているのは、
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名
その「いっくしなね」というのは、「一宮しなね」と書く漢字かな交じりの地名。「一宮」と書いて「いっく」と読むのも、他では見かけない読み方(近くにある土讃線の駅名も「土佐一宮(とさいっく)」)ですが、何とも謎めいているのは、かな書きの「しなね」とはどういう意味なのか。土佐神社のHPを開くと、毎年晩夏に行われるこの神社の大祭「しなね祭」のページがあり、どうやらこの大祭に由来するようですが、肝心の「しなね」の語源には諸説があるようです。

ところで、今日は「富士山の日」でもあります。富士山の神を祭った、富士宮市の「富士山本宮浅間大社」は駿河国の、笛吹市の「浅間大社」は甲斐国の、それぞれ一宮になっていますが、その富士山の神を祭った神社(というより祠)があることからその名がついたという、群馬県桐生市にある小高い丘、「上州の偽(ミニ)富士山」こと「富士山(ふじやま)」。その麓にある上毛電鉄「富士山下(ふじやました)」駅(記事集)の横にある「『鐘』が鳴る旧式踏切」が消える」というニュースが飛び込んできました。
動画によると、この踏切は今月末で閉鎖されるとのことで、警報機も撤去ということになりそうです。現在ではこの踏切を通る地元の人もほとんどなく、利用者は踏切の音を録音する「オタク」とすぐ東側のある渡良瀬川の鉄橋を渡る電車を撮る人ぐらいと思われ、駅の反対側(西側)にも踏切があるので不便はないと判断したのでしょう。この踏切は既にだいぶ前から片方(南側、ホーム・神社と反対側)が故障して鳴らないままになっていたらしく、私が9年前に訪れたとき([84083])でも、確かに南側からは音が聞こえていませんでした。近年にUPされた動画・画像でも、警報機本体も錆が激しくなって老朽化が一層進行しており、いずれは踏切を閉鎖する予定になっており、警報機を交換も補修もせず「放置」していたのではないでしょうか。それと、動画のコメントにもありましたが、駅の北東にある渡良瀬川の県道の橋「赤岩橋」が架け替えられた、というのがあり、また地図を見ると、駅の北東側の道路が渡良瀬川の手前で不自然に行きどまりになっており、これが「旧・赤岩橋」へつながっていた旧道の名残と思われ、赤岩橋が現在の場所にかけ替えられたことにより通行量が激減し、この踏切の存在価値もほぼ消滅したのでしょう。
一方、「本物」の富士山の麓を走る富士急にも、「下吉田」駅構内に旧式踏切が残っていますが、こちらも以前(11年ほど前)と比べても明らかに音が劣化し「空振り」も目立つなど、老朽化が進行しているように思えます。
[103941] 2022年 2月 11日(金)23:02:02伊豆之国 さん
開かずの金庫を開けろ(at Supertown) & 越後初の冬の王者(北京奥運会)
さっきまで見ていたTV番組で「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、千本桜さんのお膝元・大河原町の旧家・佐藤家の豪勢な屋敷の内部の風景と、中に残っていた開かずの金庫ならぬ「開かずの箪笥」を開けろ、というシーンがありました。でも、残念ながら…箪笥の中身は「空」でした…。

さて、「北京奥運会」([65923] hmtさん)のスノーボードで、新潟県村上市出身の平野歩夢選手が「三度目の正直」で悲願の金メダルを獲得しました。実は、その平野選手の金メダルが「新潟県で初めての冬季大会の金メダル」だったというのを意外に感じた人が多かったのではないでしょうか。夏の大会では過去に確か8個ほど金メダルを獲得していましたが、その多くは「体操ニッポン」全盛期の頃に加藤沢男氏が「荒稼ぎ」したもので(他に記憶しているところでは、あの「栄光への架け橋」のアテネ大会の優勝メンバーにいた中野選手が新潟県出身)した。国内有数の豪雪地帯を抱え、上越市は日本のスキー発祥地とされ、県内には越後湯沢や妙高など、以前に比べ「温暖化」と「スキー離れ」でだいぶ減ったとはいえ(そういえば、冬になると新聞のスポーツ欄に必ずあった「スキー場(&スケート場)便り」の欄が消えてもう久しくなったのでしょうか…)今もなお数多くのスキー場がある「スキー王国」の新潟県にもかかわらず、これまで冬の「金」は不思議と縁なし。平野選手の快挙で、これでやっと「悲願達成」となったのでした…。
[103938] 2022年 2月 10日(木)22:47:36伊豆之国 さん
ミニクイズ採点&ヒント
[103937] 千本桜さん

[103912] で出題したミニクイズですが…
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名があり、その場所にお目当の神社が鎮座する市
ご名答です。金メダルおめでとうございます。
この不思議な地名の意味と由来、後で調べてみます。

まだ二つ残っていますので、第五ヒントを出しておきます。
 ▲どちらも県庁所在地です。
 ▲「領主」は、それぞれ深夜特急さんとデスクトップ鉄さん
[103933] 2022年 2月 8日(火)23:38:12伊豆之国 さん
クイズ2題(解答&出題)
[103932] 千本桜さん

[103905]のクイズの答え、[103912]で書き込んだ通り、やはり「予想」は当たっていたのですね…。
ところで、[103905]にリンクされていた地図を見て「ここだ?」と予想した根拠は、地図の上(北側)にあった「■■■門町」と旧街道名、それと川の流れとそれに沿って建つ、いくつかの記念館などの位置からでした。これらの記念館のいくつかは、30数年前に秋祭りを見物した時に訪れており、TVの旅番組などでもしばしば紹介され、この町の「象徴」のような存在になっている、黒板塀の「塚田記念館」(当時はこういう名称だったような…)には、圧倒されるような存在感を覚えたものでした。

ところで、クイズというと、その[103912]で出題した「旧正月&選抜出場校」ネタのクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市
上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?

「あと2市」と書きましたが、どうやらもう1市あるようです。
まだ誰からも反応がないので、ここで第四ヒント(SV)を出します。

▲第四ヒント…神奈川県寒川町
[103912] 2022年 2月 1日(火)23:30:23【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 2日(水)00:17:22
伊豆之国 さん
Re:クイズ・ここはどこでしょう? & ミニクイズ
千本桜さんご出題のクイズ([103905])ですが…

[103906] ぺとぺとさん
[103907] 今川焼さん
[103908] あきごんさん
[103909] 白桃さん

地図を一目見て、どうも「魅力度争いで西海争いしているアノ県にある、川沿いに豪勢な蔵屋敷が立ち並んでいるアノ市」かな、ととっさに浮かんだのですが、皆さん方の飯能を三田限り、どうもそれらしいような雰囲気が…。もしそうだと設楽…

・絢爛豪華な山車が繰り出す秋祭り…30数年前、この市を初めて訪れた時に見物した思い出が。
・その頃には「観音様」と「仲見世」で有名なターミナルから普通運賃だけで乗り換えなしで行けたのに…
 今は「特急に乗れ」と言わんばかり。
・この市出身の、朝ドラにも主演した?女優"T.Y"の実家は旅館だったが、のちに廃業した

ところで、今日は旧正月。まもなく「冬の大運動会」が開幕するという、大海を隔てた隣国では、旧正月を大々的に祝う風習が今も盛んで、外から飛び交う雑音をよそに、今はお祭り騒ぎの二重奏だとか。そこで、こちらからも「本当の新年」にちなんで、ミニクイズを…。

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?
…これだけではまだわかりにくいと思うので、ヒントをいくつか出しておきます。

第一ヒント…(今回出場校がなかった市の中で)政令指定都市では大阪市、堺市、岡山市、福岡市も該当します。
第二ヒント…白桃さんの[103207]の記事にヒントがあります。
第三ヒント…一番初めは~

さて、以前[103190]で、十番勝負の「チャレンジコース」について
「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう
と書き込んでいたのですが、
[103868]オーナー グリグリさん
十番勝負トライアルの第二回の開催については、手を挙げていただける方がいらっしゃいましたらお願いいたします
先の十番勝負中にも、いくつかこちらで考えていた問題があり、その中で想定解数が50以上になりそうなものもありましたので、「問題を作る側に回りたい」という気持ちは出てきましたが…。とりあえず、もしこちらで自信をもって作れそうな問題ができたら、第一回の「責任出題者」であるデスクトップ鉄さんあたりに、「秘密保持」もあるので、「まずメールでやり取りする」、というのはどうか、と思っているのですが…。それから「立候補」するかどうかを考えてみることにします。
[103903] 2022年 1月 29日(土)17:53:44【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 30日(日)00:45:14
伊豆之国 さん
第94回選抜高校野球出場校決定
昨日(28日)、第94回選抜高校野球の出場全32校が決定しました。
今回も昨年の「選抜」に引き続いて、全出場校(北から南への順、21世紀枠は最後)の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市・区・町の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

出場校所在地経県領主主な観光地備考
クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里(深川市観光サイトより)
花巻東花巻市4スカンデルベクの鷲花巻温泉郷、宮澤賢治記念館、高村山荘
聖光学院伊達市1菊人形やながわ希望の森公園、霊山桑折町にもキャンパスあり
明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲日立風流物(世界文化遺産)、かみね公園、鵜の岬
浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
木更津総合木更津市3勿来丸海ほたる、證誠寺、きみさらずタワー([102085] 勿来丸さん)
国学院久我山杉並区3対象外善福寺公園、堀之内妙法寺、高円寺純情商店街
二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ケ崎城跡
星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
日大三島三島市3伊豆之国三嶋大社、楽寿園([99091])、三島スカイウォーク
大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)、三好長慶武者行列(大東市HPより)
金光大阪高槻市2油天神山摂津峡、高槻城跡、今城塚古墳(高槻市観光情報より)
東洋大姫路姫路市3深夜特急姫路城、書写山円教寺、手柄山公園
天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
和歌山東、市立和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
倉敷工業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広陵、広島商業広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は広陵-安佐南区、広島商-中区
鳴門鳴門市1白桃鳴門の渦潮・大鳴門橋、霊山寺(四国第一番札所)、鳴門市ドイツ館
高知高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
有田工業有田町0対象外有田焼窯元と関連施設・史跡(各種資料館、陶山神社など)
長崎日大諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
大島奄美市0おがちゃんマングローブ原生林、大島紬美術館、奄美観光ハブセンター(奄美大島観光情報より)
只見只見町0対象外田子倉ダム、河井継之助記念館
丹生越前町3対象外越前海岸、剱神社(織田家ゆかりの地)、越前陶芸村
大分舞鶴大分市4デスクトップ鉄高崎山、うみたまご、府内城跡

※領主名は敬称略です。

今回の初出場校計は6校で、前回より4校減。そのうち春夏通じて初出場は、和歌山東と、21世紀枠の全3校の計3校です。一方、最多出場は、天理で26回目。久しぶりの出場では、日大三島が38年ぶりの出場となりました。
今回の出場校選定では、「準優勝校が選ばれず3位の高校が選ばれる」という地域(もうお分かりですね…)がありましたが、決定の理由がいまいち不明確だ、という批判の声がありました。出場校選定に迷う地域においては、選定の基本資料となる秋の地区大会について、個人記録などのデータを統計を取って数値化し、選定会議のその場で「どちらが総合的に見て優位か」を客観的に判断できるような資料の作成が必要ではないかと思いました。
今度の大会では、有観客を目標とすることですが、それができるかどうかは、現状では不透明と言えそうですが

【1】×倉敷商業→○倉敷工業(白桃さんのご指摘[103904]を受けて訂正)、聖光学院の所在地について注記
[103869] 2022年 1月 18日(火)21:46:25伊豆之国 さん
第59回十番勝負を振り返って~Eye of the Tiger~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は、「出題時に想定解数を提示しない」ということで、その分共通項が見つけにくい、ということから、このところよく取っている、「最初の採点が出るまでは解答せず模様眺め」という戦術を取ることにしました。

問二~トントントントン 日野の2トン~
ここまでの答えの流れから共通項はほぼつかめていましたが、想定解数が出ていないことから、境界線がどこにあるのか見えず、第2回採点まで来たところで古賀市がNGと出たのと、想定解数が発表されたので、ようやく「同音(字は違ってもよい)の町がある」と推測し、「雑学」にある「同一読みの市町村」と見比べて確認、ということになったのでした。
ところで、この問二の答え選びについては、前回・第58回の問五の答え選びが微妙に影響していました。この時の経緯は[102824]に書き込んでいる通りですが、この時は久方ぶりのメダルがかかっていたこともあり、確認作業に時間を割けなかったことから、総領主になっている東京都の石高積み増しと、こちらも領主になっている市の地位固めの両狙いで、すぐに思いついた小平市を答えたことで、三島市が該当していたのは、未解答市の一覧にあったことでしたが、[102824]に書いた通り、もし三島市が該当していたことを早いうちに知ったとしても、三島市の領主安泰と東京都の総石高積み増し(ひとまず50万石の大台を狙っていた)を天秤にかけた場合、どちらを取るのか、やはり相当悩ましい選択を強いられたのは必至でした。共通項の輪郭は既に第一回採点前に見当はついており、市盗りのライバルであるぺとぺとさんが三島市を答えることは既に想定の範囲内であり、そのことを織り込み済みである以上、前回の問五の選択が間違っていたというわけではなく、前回そのような戦術を取った以上、東京都の50万石越え狙いに舵を切ったわけだったのでしたが、後述するようにその後の展開は別の方向に進み、結局東京都の総石高積み増しはこの1万石だけに終わりました。

問一~富士の白雪ゃノーエ~
リンクの副題の画像を見ると、「流緋鶴」の文字があり、「ひかく」からまず「比較」が浮かんだわけですが、どこをどう比較するのか漠然過ぎて見当がつかない。何気なく、お題にあった高山市のHPを開いて、その中から「行政情報」を見ると、「平和への取り組み」というのがある。「ひかく」とは「非核」のことか…。お題には広島と長崎もある。銅メダルになった地元の相模原市には、市役所の前に「核兵器廃絶平和都市」の広告塔が建っているのは、市民になる前から(ほとんどは社用で)何回も見ている。高山市の「平和~」のページの末尾には「日本非核宣言自治体協議会」というのがあり、更にリンクをたどって行くと、「会員(自治体)一覧」がある。その中に三島市があった…。三島市のHPでも確認。2日で領主に返り咲きとなりました。
今回、この問一で5位に入ったのが唯一の入賞でした。

ノーヒントで答えられたのは、この2問。今回は新人の大量参加と若手のさらなる実力UPもあり、想定解が多い問題が多いとはいえ、答え選びに今まで以上に慎重にならざるを得ませんでした。

問八~Strawberry Fields Forever~
ヒント前に共通項の輪郭はつかめていましたが、線引きがどうなのか慎重に見極めしていたため、解答は結局第二ヒントが出た後になりました。お題の横浜市を初め、いくつかの市で「昨年中に市長が交代」ということが見え、市長会のHPにあたってみて、まず「昨年中に退任した市長」のページと見比べると、市長会に加盟している特別区の千代田区を除いて数えてみたところ、どうも数が想定解数より多い。NGになっていた龍ケ崎市は、昨年末の市長選挙で現職が落選したのをローカルニュースで知っていたのですが、その龍ケ崎市のHPを見たところ、その前市長の任期が1月中まで残っていたとわかる。ほかに、「首長と議員の任期特例」で、市長選と市議選の投票日を同じ日に行うため、市長の本来の任期が切れていても次期市長選がまだ行われていない市もあった。でもまだ数が1つ多い。全部を調べるのは面倒なので、「どこか元市長が返り咲いたところがあったのでは?」と推測。昨年4月に行われた、女性現職が敗れた市長選の結果([101537])を話題にし、そしてその「4月中に選挙」が共通項だった前々回・第57回の問二で答えた、今年の大河ドラマの主人公・北條義時とその一族の故郷でもある「ご当地」はやはり外せません。

問四~Eye of the Tiger~
副題リンクの地図を見ると「万町」、拡大すると「万町郵便局」があり、五千万字記念から「万」の字絡みかと思いましたが、答えの流れから見て違いそうだ。ふとリンクの地図の場所をSVで見ると、「海市」という名の料亭?が見えた。第二ヒントまで来て、「海に面し、お隣が全て「市」、だと見えた。「市町村隣接関係」のページを見て選ぶことにし、臨海部に市が連続している地域を見回したが、近県には市盗りに絡めそうな市もほとんどなく、久しぶりに関西から取ることにし、寅年にちなんで甲子園のお膝元・西宮市を。

問七~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
副題のSVを見ると、「通り抜けできません」という工事看板がまず目に入り、第二ヒントは「ぐるっと回す」と解けたものの、「迂回路」とか、何か回るものを連想し、なかなか先に進めませんでした。ようやく第三ヒントの宇陀市の写真を見て拡大すると、市のマークが目に入り、それが「点対称図形」になっているようだ。そこで出てきた市のHPを片っ端から開いてみると、やはり「市のマークが点対称」ということのようだ。この時点で既に伊東市と下田市が出ており、三島市はどうなのか、と見ていると、真ん中の「波型」が微妙に見えるけれど、どうも「点対称」に見えそうだ。若干不安で少し様子を見たが、市盗りのライバルが来る前に答えることにした。結果はOK、ひとまず領主防衛となった。一関市がNGなのは「色が左右で違う」ことだ、とわかった。

問十~四方の山を見下ろして~
答えの出が早いのに、共通項がつかめないままずるずる行ってしまう、という、このところ毎回必ず出てくる「嫌なパターン」。副題のリンクを見ると、「TORAYA AOYAMA」(既に閉店したらしい)というのが出てきたので、まず「寅年」にちなんで「寅・虎」地名か、と思ったものの、お題もここまでの答えを見ても違いそうだ。ようやく見えたのは、第三ヒント。副題と同じ場所ながら、今度は「SDGs」だと。よく見かける割にその中身がいまいちよくわかっていないものだが、ともかくネット検索したら色々出てきて、その中にあった。昨年登録された市のリストにあった富士宮市で領主の石高積み増し。

問九~追いかけて 追いかけて~
言われてみれば単純な共通項でしたが、なかなか答えの出足が鈍く以外に考え込んだ問題でした。共通項が見えたのは、こちらも第三ヒントの画像。豊川市と豊橋市が隣接している、ということと、お題とここまでの流れから、「同一県内で頭の文字が共通」。「伊豆」とか「富士」の付く市から答えることもできましたが、一つくらいは市盗りしないと、ということで、「市盗り合戦・領国編」を見回して、ここを取ればとりあえず領主に復帰する八街市を。

問六~寒い夜は まだ胸の奥 鐘の音が聞こえる~
こちらも副題リンクを見て、漁港関係も疑ったものの、「海外」の文字が見え、その後の第一ヒントの東神楽町は旭川空港の一部がかかっていることが見えて、「外国の都市とを結ぶ定期便がある港・空港がある」と見当は付きましたが、答え選びにあたって、ここまで出てきた市の港や空港の状況を調べるのに時間を割いた結果、その分時間がかかった問題でした。外国との定期航路を調べるデータが意外になく、結局「空港」に絞ることにしたのですが、このご時世、国際線の乗り場はあっても「運休中」の空港が多く、「運休中でも普段なら国際線の定期便があればOKなのか」、また「絶対鉄板」の成田とか常滑がまだ出ていなかったのも不安でした。結局、ここまで出てきた空港がある市がいずれも「国際線が運休中でもOK」だったので、ここは「五稜郭」の奪還の道筋をつけることにしたのですが…。でも、そのあとすぐに「領主」が積み増しをしたので、「これは厳しい」と…。
この問六では、星野彼方さんが[103843]でおっしゃっているように、共通項を「現在国際線が運航している空港または港がある市」とするのが分かりやすかったのではないか、と思いました。お題の輪島市は、輪島港からロシアの港に向かう不定期航路でもあるのかと思っていました。

ここからの2問は、皆さん方と同様、非常な苦闘を強いられた難問でした。

問三~行こう 行こう ハワイアンズ~
第二ヒントを「三個以上」と解いて、まず隣接関係かと思いましたが、全然違いそうだ。第三ヒントの映像を開いて拡大すると「DID」の文字が見えた。昨年の暮れに「DIDの消滅」が話題になっていたこともあり、「市内のDIDが3か所以上に分かれて存在している」ことだとわかりましたが、最新の国勢調査のデータが見つからず、結局、前回(平成27年)国勢調査時のDID地図を基として、あと、昨年末のDID白桃消滅にかかわる白桃さんとデスクトップ鉄さんのやり取りから断片的な補助資料とするしか策がありませんでした。そういうわけで、前回国調のDID地図を見回し、確実なところを取ることになり、元の5市を中心とした「寄合所帯」でありほぼそれぞれの旧市ごとにDIDがある(平と勿来は複数あり、内郷は平の中心部と連続。ほかに旧四倉町にも)いわき市を選ぶことに。第31回の「震災復興祈念」と銘打った大会の問六で答えており、ほぼ10年ぶりの解答でした。

問五~あなたと越えたい天城越え~
一見して人口が減っていそうな市が並んでおり、この方面だろうということはおおよそ見当はついていましたが、漠然としていて絞り切れず、第二ヒントを「五百限り」ではないかと解いたものの、人口減少数を見ると、国調で基本台帳でも数値の範囲が合わず、密度や面積を見ても合わない。次の第三ヒントの画像を見る「八幡宮」の字が見えて、「八万」に何か関係か、と思ったが全然関係なく手掛かりがつかめず(そういえば、以前「八幡」関係の問題がありましたな…第52回・問八)。ようやく第四ヒントまで来て「家減少」…戸数、世帯数の減少、その値が500以上、ということか。国勢調査の確定値が出て間もないこともあり、「国勢調査での減少数」ではないか、と見ましたが、「世帯数(の増減)」をネット検索すると、「住民基本台帳での数値」とか「1年間の増減」なども出てきてなかなか目指すデータにたどり着かない。ようやく国勢調査のページからいろいろとリンクして行くと、世帯数の増減も出ているexcelデータが見つかった。NGになっている登米市の減少数が499。該当市の数を数えるのは面倒でやめたが、伊豆地方で下田市と伊豆市が該当していた。想定解を再確認しているうちに下田市が出ていたので、もう一方の伊豆市を取ることに。結局、第三ヒントの意味するところは最後まで分からず、物議をかもした宇部市についても、excelデータでも見ることなかったので、こちらも理由が分かったのは感想文が出てきてからでした。

…これでようやく10問ノーミスで完答。解答順位が20位以下に終わったものもいくつかあった中にあって、最終着順は14位、かろうじて「定位置」の範囲の中に踏みとどまった形になりました。
今回の十番勝負について、私のような「めったにメダル狙いをせず、まず流れを読んでから」というスロースターターには厳しい、という意見もありましたが、私にとっては、いつも通りに近い戦術を取ることに徹したことにより、「マイペースを守り、誤答リスクを避ける」ということがどうにか今回もうまくいった、ということになるのでしょうか。一方、「想定解を出題時に提示しない」ということで共通項が見えづらくなり、その分、「まずメダル狙い」という速攻派の方々には、共通項をつかめない、見誤ったことによる誤答リスクも大きくなり、[103857]でデスクトップ鉄さんがおっしゃるような現象
開始直後に上級者が誤答を重ね、上級者の誤答率が高かった(中略)上級者11名のうち、誤答がなかったのはスカンデルベクの鷲さんだけ、今回の金メダリスト6名の中ではあきごんさんだけ
メダルを狙える段階でリスクを取った解答者が問一、問五など誤答を量産
が起きた、ということになったのでしょうか。また共通項が見えない中での「博打」や、思い込んでいた別解による「まぐれ当たり」でメダルを得た、という方も見受けられたようです。また、参加者の増加により完答者も40人と大きく増えたにもかかわらず、ノーミスで完答したのが私を含め10人だけ([103864] 勿来丸さん)というのも、最近の大会では見られなかった「珍記録」だったのでしょうか。
全般に想定解数を多くして、「売り切れ御免」という想定解の少ない問題がなかった、ということで、終了直前に参加してくる人でも既に「売り切れ」で答えられない問題がなくなって、完答を狙いやすくなった反面、今後参加者がさらに増える傾向が続くと、想定解が少ない問題はいくら「良問」であっても出しにくくなり、せいぜい「47市問題」(1県1市問題)あたりが想定解数の下限、ということになることにもなるのでしょうか…。

♭今回の選曲は…
問二:トラック・バスなど大型自動車メーカーの発祥の地でしたが、もうすでにこの地から工場は撤退したそうです。
問一:この地に伝わる民謡から。
問八:伊豆の国市の特産品の1つ「苺」にちなんで([101989])。
問四:これはもうお分かりでしょうね…。
問七:鉄道唱歌・東海道編の16番の歌いだし。当時の三島駅は、まだ御殿場回りだったころの、現在の下土狩駅でした([94655])。
問十:ご存じの唱歌、「頭を雲の上に出し」の次のフレーズ。
問九:八街市の特産品にちなんで。ある年代以上の方には、その意味がすぐお判りでしょうね(笑)…
問六:函館市出身「灰色楽隊」の、故郷の冬景色を歌った名曲より([86710])。
問三:いわき市を代表する観光施設ですが、実は私はまだ行ったことがありません…。
問五:またまた超ワンパターン…
[103641] 2022年 1月 7日(金)22:35:55伊豆之国 さん
十番勝負
問五:伊豆市

第三ヒントの画像に惑わされました…
[103602] 2022年 1月 7日(金)12:59:09伊豆之国 さん
十番勝負
問三:いわき市
[103581] 2022年 1月 6日(木)23:34:29伊豆之国 さん
十番勝負
問六:函館市

境界線が不明ですが、あそことかあそことかがOKなら…
[103575] 2022年 1月 6日(木)23:02:55伊豆之国 さん
十番勝負
問九:八街市
[103568] 2022年 1月 6日(木)22:37:34伊豆之国 さん
十番勝負
問十:富士宮市
[103567] 2022年 1月 6日(木)22:18:34伊豆之国 さん
十番勝負
問七:三島市

微妙?
[103511] 2022年 1月 5日(水)23:07:52伊豆之国 さん
十番勝負
問四:西宮市
[103507] 2022年 1月 5日(水)22:38:22伊豆之国 さん
十番勝負
問八:伊豆の国市
[103438] 2022年 1月 3日(月)00:30:12伊豆之国 さん
十番勝負
問一:三島市

…こういうことだったのか…
[103426] 2022年 1月 2日(日)21:42:48伊豆之国 さん
業務連絡
[103423] オーナー グリグリ様

問二ですが、[103407]で答えたのは「日南市」ではなく「日野市」です。
[103407] 2022年 1月 1日(土)21:56:11伊豆之国 さん
十番勝負
新年あけましておめでとうございます。

問二:日野市

想定解数が出ないと境界線を見つけるのに苦労します…
[103328] 2021年 12月 31日(金)00:02:58【3】訂正年月日
【1】2021年 12月 31日(金)00:17:35
【2】2021年 12月 31日(金)22:46:01
【3】2021年 12月 31日(金)22:48:58
伊豆之国 さん
Eye of the Tiger
来たる令和4年・2022年は「寅年」。そこで、毎年末恒例?の「来年の干支」ネタ。
「寅年」にまつわるネタは、一回り(12年)前に同様の記事を書き込んでいますが([73513])、今回はその「Remake」版になります。

「虎」の付く自治体は、「変遷情報」を見ると、過去に存在していたのは、奇しくも前回の寅年(2010年)の元日に長浜市との合併で消滅した滋賀県「虎姫町」のみ。「寅」の付く自治体は過去にも存在していなかったようです。

「虎・寅」の付く鉄道駅は、[73513]で次の5駅としていたのですが、

虎ノ門(東京メトロ銀座線・東京都港区)
虎姫(JR北陸本線・滋賀県長浜市)
虎杖浜(JR室蘭本線・北海道白老町)
古虎渓(JR中央本線・岐阜県多治見市)
幾寅(JR根室本線・北海道南富良野町)

現在では、東京メトロ日比谷線に昨年6月に「虎ノ門ヒルズ」駅が開業し、1駅増えています。
一方、根室線の「幾寅」駅は、かつて映画のロケが行われたことでも知られていますが、災害によりこの駅を含む区間が5年前から長期運休したままになっており、JR北海道の厳しい経営と現在の利用状況からから見て、そのまま復旧せず廃線になる可能性もあります。
中央(西)線の「古虎渓」駅の近くには、昔の旅館などと見られる廃墟建物が立ち並んでおり、「その筋のオタク」には有名な「心霊スポット」になっているそうな…。

「トラ」にゆかりのお寺というと、東京近辺では「寅さん」ゆかりの柴又帝釈天でしょうが(笑)、関西方面の代表と言えば、奈良県平群町の「信貴山朝護孫子寺」でしょうか。寺の縁起によると、聖徳太子が「寅年の寅の日の寅の刻」に目の前に現れた毘沙門天を祭ったことからとされ、その縁で境内にはいたるところに「虎」が鎮座しており、ケーブルカーにも「虎」の絵が。そのためか、特に阪神ファンの信仰が篤いとか…。

ところで、[73513]
梅田の阪神百貨店では「虎」の縁で信貴山の開運おみくじの付いた福袋を売り出すとのことです
と書き込んでいたのですが、現在の阪神百貨店のHPを見たところ、この「おみくじ付き福袋」のことは見つかりませんでした…。

さて、今年も昨年に続いて、ご承知のような状況では満足に外出ができない日々が続き、昨年同様、寒川神社参り([101327])と墓参、それと「実質神奈川県内」の町田市への通院・買い物ぐらいしか私的な外出がありませんでしたが、年末に近くになってようやく(結果的には一時的?)落ち着いて来たこともあり、近間の日帰りですがようやく「旅らしい旅」をすることができるようになりました。12日には、一昨年までは春の連休に毎年のように訪れていた鎌倉方面へ。長谷寺では、ご本尊造立1300年記念行事として、普段は12月18日の「観音会」の日のみに行われている、ご本尊の観音像の足に直接触れることができる「御足(みあし)参り」という行事が通年行われており、以前に足を痛めたことがある身としては、お参りしないわけには行きません。それから、鶴岡八幡宮参り。暴風雨で倒れた石段脇の大銀杏の根元からは、既に新しい幹がかなりの高さまで成長していました。最後は、夕暮れの江の島へ。橋を渡って島の中に入るのは十数年ぶり。島内を中心に繰り広げられているイルミネーションを見物。メイン会場の植物園は混雑が激しく入るのを諦めましたが、それでも色鮮やかな豪華な光の織り成す光景にはただ驚嘆…。
26日には、今年の大河ドラマの主人公・渋沢栄一ゆかりの町にちなんで、年明けの10日までイベントが行われている深谷市へ。近県ということもあり、一度は行きたいとは思いつつも、自身の多忙もあってなかなか行く機会がなく、予約制になっていた記念館の見学予約がようやく取れ、イベントに合わせて運行されている循環バスを利用して各施設を回ることに。大河ドラマ館、尾高惇忠生家と回り、そこからはバスの時間まで間があったので記念館を目指して歩くことに。その日は、前日までの暖かさから一転して真冬の厳しい寒さ。「赤城おろし」が吹きすさぶ中、渋沢家一族ゆかりの鹿島神社に立ち寄って、予約時刻より少し早く記念館に。じっくり見学した後、最後に、栄一の生誕地に明治中期に再建され、栄一自身も幾度か帰郷した際に寝泊まりした「中の家」を見学(内部は非公開で外側からのみ)して、深谷駅へ。自宅に着いたのは午後7時過ぎ、この日が最終回の大河ドラマの最終回にも十分間に合いました。
これで、今年の経県値は、昨年と同様、神奈川県が◎、東京都と埼玉県が●、計11点で終わることになりました。一方、「市の経県値」(認市度)は、深谷市が△(26年ほど前、群馬県藤岡市鬼石町の「冬桜」見物(こちら)に行ったとき、バスの出発する本庄駅に乗った特急が止まらなかったため、停車した深谷駅で鈍行に乗り換えた)から●へと1点増えました。

この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。
 ◎:3(±0)、○:123(±0)、●:270(+1)、△:54(-1)、▲:256(±0)、×:87(±0)
[103277] 2021年 12月 14日(火)20:47:21伊豆之国 さん
セイコーマートが茨城(と埼玉)にある謎
随分と遅レスですが…

外野席から見物([103190])しただけの「Challenge Trial」でしたが、おそらく参戦していたらもっとも苦戦したであろう、問六の共通項「セイコーマートがある市」。ほぼ発祥地の北海道限定のコンビニチェーン店が、道外で茨城と埼玉の2県のみ(そのうちほとんどは茨城県内)に出店しているという「謎」について、[103190]では
たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか
と推測していたのですが、その「道外でほぼ茨城県だけにある深い理由」が書かれていた記事が、別件のネット検索をしているうちに、リンクをたどって行ったら見つかりました。なぜ本州のセイコーマートは茨城県にばかりあるのか
記事自体はかなりの長文なので、記事の初めの部分にある概要の部分をリンクしておきます。

・セイコーマートは元々取引先の酒屋をコンビニに変えるために酒問屋が作ったチェーンである。
・酒屋のコンビニ化の始祖と言う実績とノウハウを買われ、茨城県の酒問屋がセイコーマートに協力を仰ぎ茨城県内にコンビニを立ち上げた。
・早くから展開していた茨城県はそこそこうまくいったものの、その後同様の形態で進出した茨城県以外の各府県(埼玉県・滋賀県・京都府・兵庫県・鳥取県)はあんまりうまくいかなかった。
・さらに、茨城県には北海道からの航路もあったので物流面で有利であり、茨城県の店舗は維持しやすかった。
・そういうわけで、茨城県と、茨城県のお隣にあり比較的運びやすい位置にあった埼玉県の店舗を残し、他府県からは撤退した。
・現在の業務拡張は店舗網の拡大より自社ブランド製品の外部の小売への卸売がメインとなっており、敢えて茨城県以外に積極的に打って出る理由が無い。

♯業務連絡です。
「Challenge Trial」第一回の「傾向と対策」のタイトルが、「第五十八回全国の市十番勝負」になっています(こちら)。
至急ご訂正をお願いいたします。
[103231] 2021年 11月 23日(火)21:29:54伊豆之国 さん
糸魚川ジオパーク
[103218] あきごんさん
ジオパークと世界遺産
糸魚川や室戸、阿蘇などが世界ジオパークに認定されている
[103220] 勿来丸さん
ジオパークといえば、糸魚川、阿蘇あたりは結構有名ですよね
先週土曜日の「ブラタモリ」で、その糸魚川が放映されていました。日本列島を地形の上で大きく東西に分ける「糸魚川~静岡構造線」(以下「糸静線」)とその東側一帯の「フォッサマグナ」(私は最近まで両者を混同していました…)、今回タモリ氏一行が歩いたのは、市域南部の「根知」地区を中心とした一帯。「日本列島の成り立ち」という壮大なテーマから、東西の地形の違いがよく分かる場所、「糸静線」のちょうど上にある民家と、その敷地内の東西両側にある井戸水の水質の違いなどが映像に出ていました。糸魚川ジオパークのHPにある「枕状溶岩」、「砂岩泥岩互層」なども番組の中に出ていました。
今回の番組は「前編」で、次回に「後編」が予定され、東西の文化や方言をも分けるという天下の険「親不知」や、特産の「翡翠」などが出てくるようです。
[103221] 2021年 11月 18日(木)23:22:10伊豆之国 さん
大塚の北に南大塚、品川の南に北品川があるのは何故?
今晩のNHKの「お名前番組」のテーマは、「ややこしい住所地名」。最初に出てきたのは、文京区「大塚」の北に豊島区「南大塚」がある(→[95622]こちらでもちょこっと…)という現実から。映像に出てきたのは、「大塚」の地名の由来がかつての大名屋敷の中にあった古墳と思われるものからきているということ、「巣鴨村」にできた現在の山手線「大塚駅」の命名と現在の豊島区「南大塚・北大塚」の町名誕生の経緯、「元祖・大塚」住民と「後から大塚」住民の複雑な感情など。この「大塚」のケースは、まさに[95609] でうっかりじゅうべえさんがおっしゃっている
住居表示の実施により、あまり歴史的関連のない地域が「自治体越えの地名」風になっている例
典型的な例と言えるでしょうか。
同じく都内の例として、「品川駅の南にある北品川駅」も出てきましたが、番組で紹介されていた説明は、[38442] でhmtさんがおっしゃっている内容
「北品川」駅は、品川区の北品川一丁目にあり、それ自体は、少しもおかしな駅名ではありません
「北品川」より北の港区高輪にあるのに、なぜ「品川」駅なのでしょうか
品川駅は、明治5年(1872)に、日本最初の鉄道開通に際して設けられた駅です。
少し北に外れてはいるものの、東海道の第1宿として著名な「品川宿」の名を使ったものでしょう
とほぼ同じと見てよいでしょうか。

このあと、「同じ地域の同じ読みの地名で書き方が違う」例として、「アーカイブ」にもある島根県「邇摩郡仁摩町仁万町」が紹介され、「にま」の文字にいろいろな書き方があったこと、「昭和の大合併」で誕生した「仁摩町」の名称の由来など、こちらも「アーカイブ」にある[41861] のhmtさんの記事に書かれている通りになっていました。「邇摩郡仁摩町」は、「平成の大合併」で大田市の一部になりましたが、現在も「大田市仁摩町仁万」の住所が残り、地域内には邇摩高校、仁摩支所、仁万駅など、いろいろな「にま」表記が混在して見られます。
このほか、秋田県男鹿市「脇本」三重奏(!)ができた由来(以前は同様なのが「ご当地」にもありましたが…)や、宇都宮市「徳次郎」の読み方問題(SVの画像は古い(誤った)読み方。正しい読み方、わかりますか?…こちらに正解あり)も出てきました。
[103210] 2021年 11月 11日(木)22:03:58伊豆之国 さん
Re2:「十番勝負」問一に出そうで出ないクイズ
[103207] 白桃さん

多摩市も該当しますね。(「乙」タイプ)
寒川町のには毎年恒例で行っています。
尾張のには一昨年に行ってきました。
[103190] 2021年 11月 2日(火)22:05:04【1】伊豆之国 さん
外野席から見物させていただきました。【Challenge Trial】
「十番勝負・入門コース」の「復活版」といった形で「チャレンジコース」が始まりましたが、あくまで「新人・初心者対象」と銘打っていることもあり、既に「一般コース」に40回以上参戦し、「メダルがなかなか遠いスロースターター」とは言いながらも、「金」3個を含め20個のメダルを獲得している自分にとっては、「ノーハンディで参加できる」([102847] デスクトップ鉄さん)らしいとは言っても、やはり「のこのこと参加するのはちょっと…」、ということで、こちらのコースは「外野席」から「高見の見物」、という立場を取ることにしました。…とはいえ。問題を一目見たところ、「結構手ごたえがある」といった感じ。出題する側に立った各氏の「腕前」もかなりなもの、といった感想でした。最初の採点前に共通項が見えてきたのは、問四(「暑い町」)ぐらいなもの。それでも、解答が進んで行くうちに、「どこかで見たな」というような問題がいくつかあったのが見えてきました。問一は「中山道の宿場町」。一般コースでは第36回の問六で「中山道が通っている市」があって、その「関連記事」まで書き込んでいた([82767])…。「(旧)中山道は通っているが、宿場はその市域にない」市(戸田市、北本市など)が対象外となった結果、ただでさえ少なめの想定解が更に少なくなり、「売り切れ御免」の厳しい「時間との勝負」になったように見えました。問七の「中央が付く駅がある市」は、「過去ログにあったな」…。勿来丸さんが[98093]で出し、その答えが[98164]に出ていたのでした。一方、最後まで苦戦したと思ったのは、問六の「セイコーマート」と問十の「百名山の最高点」。「セイコーマート」が北海道が本拠というのは前から知っており、3年前の函館観光([96376])でも、五稜郭の近くにあったな、と記憶していましたが、「北海道限定」だと思っていて、北関東の限られた地域にもあったとは初耳でした。たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか? 問十は、「市の最高点の標高」などといろいろ混乱し、たどり着くまでに相当苦労したのは必至でしょう。
お題の出し方ですが、問四では、熊谷市があったらもっと簡単になったでしょうし、問七では、横須賀市とか鹿児島市があれば共通項にたどり着くのがかなり早くなったでしょう。「初級問題」とは言っても、あえて「共通項が一瞬で丸見え」になるようにはしなかったところに、出題者の思いが見えたと思いましたが、いかがでしょうか?

ところで私ですが、以前にも何度か「残り1市を答えよ」といった想定解が極端に少ないものとか、町村を対象にしたといった「もどき問題」をいくつか作って公開しており、「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう。
[102824] 2021年 10月 6日(水)22:27:17【1】伊豆之国 さん
第58回十番勝負を振り返って~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。今回も解答できた順に。
今回、「新しい趣向」も加わり、戸惑いもありましたが、次第にいつも通りにペースを取り戻してきました。

問五~芽吹く緑が水面に揺れる~
最初に分かったのがこの問五。新趣向の"Street View"に出てきた富岡市役所。お題の中の熊谷市と朝霞市の市長が共に「富岡さん」だったな、というのを思い出し、他の3市の市長の名を調べると、こちらもいずれも他の市名になっている。ここではっと思い出したのが、「4月4日の小平市長選挙で小林洋子氏が当選」([101504] ピーくんさん)、そして前回の問二の共通項「4月に市長選挙」。共通項らしきものが見えてきた。「東京都の総領主」の石高上積みを目指してこの小平市を取ることにしたが、この時点で「銀」圏内だったのが、確認作業の間に駿河の民さんに先を越され、銅メダルとなったが、これで6大会ぶりのメダルを手にすることができました。
ちなみに、小平市の前の市長も小林正則氏でしたが(現市長の洋子氏は正則氏の後継者として立候補したようです)、直接の血のつながりはないらしい?
後で未解答市を見たら、三島市(市長は豊岡氏)があり、この「三島市を取ってライバルを突き放す」という手もあったことに気づいたのですが、それを知っていたら、どちらを取るか相当悩ましい選択を強いられたかも…。
蛇足ですが、以前に類題(第47回・問十…市長名と同名の市)があり、この問で「NG市の提示が多すぎ」と苦言を申し上げたことがあったのですが([95297])、今回は「字体違い」(今回のは「読み」の異同は問わない)の提示のみであり、これくらいなら十分だと思います。

問九~広瀬川流れる岸辺~
お題に県庁所在地ばかり並んで「迷彩」が見え見えでしたが、SVの工事中の映像を見ると、地図に切り替えると加賀市になっており、それと、最近話題になった「斜張橋もどき」=エクストラドーズド橋。コレクションを見ると、その加賀市の「細坪橋梁」が「未使用だが完成している」とあり、想定解を調べるとどうやら合っていそうだ。ここは、「青葉城」の石高を更に積み増し。6位入賞でした。

問三~波の谷間に命の花が~
SVの「若洲橋」、橋の格好でもなさそうだし、両側の袂の周りを見てもこれといったヒントになりそうなのが見当たらない。解答が進んできて、ふとその「若洲橋」の遠方を見ると観覧車が見え、そこが「葛西臨海公園」らしい。その公園内には水族館がある。第53回の問十の「動物園」、根拠としたデータは動物園と水族館の両方のリストがある。共通項はその「水族館」のほうだ。「江ノ島」がある藤沢市がNGなのは、協会加盟ではない(脱退している)からだ…。残っていた市に「市盗り」に絡みそうなのがなく、未解答の市から選ぶことになり、リストにあり「絶対鉄板」の鳥羽市を。

…ノーヒントで答えられたのはここまで3問でした。

問二~田子の浦に打ち出でて見れば白妙の~
副題リンクに「白山」「白川郷」の文字が見え、「隣接関係」「共通文字」ではないか、とおおよその推測は付いていたのですが、共通項の「詰め」を慎重に見極める、ということに。「白山」と「白川」に気を取られ、白山市と白川村が隣接していることは頭に入っていたのですが、相手が「市」だけということが分かるまで少し時間がかかりました。白山市が勝山市と高山市と接していることに気づく。「隣接市と共通文字がある」…。ヒント前に回答することもできましたが、「もう少し解答の流れを見る」ことで第一ヒントが出てからに。「伊」の字絡みの「ご当地」3市から選ぶこともできたのですが、ここを取れば「領主盗り」になる富士市を。
この問二に意外にてこずった人が結構いた(私も?)のは、[102817]で勿来丸さんがおっしゃっていることと少し被りますが、お題の市に「隣接市と最初の字が同じ」というのが一つもなく、共通項を見つけにくかった、というのも原因なのでしょうか。

問八~Surfin’ USA~
お題に人口が減っていそうな市が並んでいたので、その方面かとも疑いましたが、大都市近郊の衛星都市が解答されたりしてこれではなさそうだ。第一ヒントで「市以外に該当なし」と出たので、ここで副題の「五島市役所」の意味が「定番?」のあの方面か、と。お題とここまで出てきた市をいくつか、まず「市盗り合戦の領主変遷」のページから当たってみると、「誤答なし」となっていたのだが、同様になっていた土岐市がNGになった意味は何なのか、と思ってみると、「十番勝負の問題市・解答市分析」のページに当たったら、その中に「誤答市ランキング」というのがあった。その表を見ると、誤答がなかった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。土岐市がNGなのは、「市盗り」では「既出とお題を答えたのは誤答に計上しない」という「からくり」があったからだ…。領主になっている牧之原市の石高を積み上げ。
なお、この問の想定解にあった51市のうち、杵築市(お題を解答)と稲城市で今回誤答が出たので、今大会終了時点での該当市は2市減って49市になっています。
「副題」については、他の何人かの方もおっしゃっていますが、個人的には、こことかこことかでもよかったのでは、と思いましたが…

問四~金襴緞子の帯締めながら~
副題リンクの今帰仁村の画像を見ると、立て看板に「海岸」の字が見え、また「長浜」の字も見えたので、「海岸」関係であろうと見当はついたのですが、「海岸」に関する共通項をいくつか当たったもののその先に進めず。第二ヒントまで来て、EMMさんの金沢市が出たあたりから、「市の誕生当時は海に面していなかったのが、合併によって市域が海岸線に到達した」と見えてきました。この想定解探しに利用したのが、「市町村変遷パラパラ地図」。お題にあったいわき市と沖縄市の意味は、それぞれ最初に誕生した平市とコザ市の誕生日からの変遷を意味していたこと、「コザ市」が実は海に面していなかったこと(現在の沖縄市の海岸線は全て旧美里村)と、NGとされていた松阪市は、昭和8年の誕生時にすでに「わずかに海に面していた」ことは、初めて知りました。
答え選びにあたっては、面倒な検索を避けて「平成の大合併」で海に面するようになった市から選ぶこととし、色々と迷ったのですが、つい先日のTV番組で「最強の城」特集の中に出てきた、堀部(中山)安兵衛の故郷としても知られる新発田市を取ることにした。だいぶ前に答えたことがあり、2度目でしたが。

問七~逢いたい気持ちがままならぬ~
副題リンクの閑谷学校から、まず「学校」関係を疑い、以前に話題にしたことがある「古い木造校舎」([98751],[98756]hmtさん)とか、いくつか考えたのですがいずれも外れ。第二ヒントが「一番長い」と解けて、何の長さか、と思ったものの、しばらくして「距離ではなくて『時』の長さ」、つまり「一番古い」ということか。お題の魚津・鹿島など、意外な市がいくつかあったのは、「その県で誕生が最古の市が『リニューアル』していた」から、「最初の市制」から今まで続いている市が「その県内最古になるからだ」。想定解が47を大きく上回っているのは、「同時に複数の市が市制した」ことか…。未解答の県庁所在地を取ることもできたのですが、北海道で札幌などと同時に市制施行しており、ここを取れば「領主」返り咲きになる運河の町を。
この問の面白さは、「県庁所在地や県内最初に誕生した市が必ずしも該当せず、戦後に誕生した市など『意外な』市が該当している」ということにあったと思います。

問六~頭を雲の上に出し~
答えが早く進んでいるのに共通項が見えず、焦りの色が…という、このところ必ず1問出てくる「最悪パターン」。リンクの浜頓別の画像を見ても何がどうなのかさっぱり見えない。第二ヒントが「綺麗な形」と解けたが、何か「綺麗」なのか。しばらくするうちにようやく、最近話題になっていた「ラウンドアバウト」?…そこでコレクションを開くと、まさにその通りだ…。ここも富士宮市で領地石高積み増し。

問一~SAKURA ひらひら~
共通項を見つけるまでに大いに迷走し、苦しんだ問題でした。最初の映像「堀川通」では、正面のいくつかの張り紙ばかりが目に入り、道路の反対側や前後の方向を見ても何を意味するのか分からず。実はその店の左端の側壁に見えた「音」の字に視線が行かず、全く気づかなかったのでした…。第三ヒントの映像を見ると、初めに左端に見えたパチンコ屋の「777」(現在は廃業しているらしい)と右側のビルに見えた「美少女クラブ?」の看板が気になり、また突き当りに駒込駅が見え、この通りが豊島区と北区の境界線になっていることもあり、第二ヒントを解いた「まとまり単位」が何のまとまりなのか、色々迷って行き詰まり。再び「駒込駅前」の映像を見ると、「あかさたな」という修理屋さん?の看板が見えた。「ひょっとして?」と、「詳細検索」で「五十音順」で見ると、どうやら「読みの最初の文字ごとに、それぞれ人口が最多の市」を答えよ、「清音と濁音もそれぞれ別」だ。と。神奈川県で未解答だった2市のうちの一つ、海老名市が該当していた…。

問十~遥かな友に~
こちらも共通項を見つけるまでが遠かった問題でした。最初のリンク画像「最上川」からまず「最も上位」を連想し、第一ヒントで津幡町が出ると、その津幡町出身で先の「奥運会」([65923] hmtさん)で姉妹で金メダルを取ったレスリングの川井姉妹がまず浮かび、そちらの方面から離れず。お題の彦根市も水泳で「金」の大橋選手の出身地、ヒント直前に出てきた茅野市は平昌で金の小平選手…。「奥運会」に引き回されたのは、未開人さん([102807])と同じ。津幡町がヒントに出た時点で「十番勝負のほうではない」と思ってはいて(実は昨年夏に出された「全国の町十番勝負」で津幡町が問十で「金メダルを取っていた」のを、[102807]の記事を見て知った)、「奥運会」のほうも、津市(「倫敦」まで3連覇した「最強女子」レスリングの吉田沙保里選手の出身地)がNGになっていたこともあり、境界線をどこにとっても数が合いそうにないことから「それもない」とほぼ見当はついてはいたのですが…。第二ヒントは「変わらないもの」とすぐ解けましたが、何が「不変」なのかわからず。次の画像で伊豆下田の「千人風呂」が名物の金谷旅館が出ても、今度は「温泉」とか「遺産」の方に目が行って相変わらず迷走。実は「最上川」の映像、川下りの屋形船が出てきたのに気を取られ、「仙人堂」に気づかなかったのでした。これは問一のと同様、痛恨の見落とし。ようやく第四ヒント、「五年の変化」と解く。「前回国勢調査からの人口増減」か。昨年の国勢調査はまだ概算値しか出ていないので、この数字が最新の人口、それと前回国勢調査との増減比較、だと…。増減数で並べ替えると、お題とNGの市の境界が「±1000人」。その範囲内にあった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。その中に、神奈川県で唯一の未解答市だった綾瀬市があった。これで既に全市正答を達成している静岡県に続いて、神奈川県からも全市正答となりましたが、こちらは総領主が絶対的に強すぎることもあり、「未解答市をなくした」ことでとりあえず「地元」となった県でのノルマは果たした、ということで、今後も「市盗り」につながらない範囲で答えることはあるくらいでしょうか(笑)…。

これで、今回もお手付きなしで10問完答、6大会ぶりのメダル獲得も果たし、総合順位も12位と、以前の「定位置」に戻した、という形になりましたが、若手のさらなる躍進に加え、新たな参加者も増えた中、「まだまだ若い衆には負けない」という気力を今後も維持できるか、厳しい勝負は続きそうです…。
今回は、Nさんの戦術大転換と怒涛の名古屋城一気攻め落とし、浜松城をめぐる壮絶な攻防戦など、見ごたえのある攻防も印象に残った大会だったと思いました。

♭今回の選曲は…
問五:「新こだいら音頭」の歌いだし(小平市HPより)。ちょっと時季外れですが…
問九:もちろん、この地・仙台を代表するご当地ソングの歌いだし。
問三:鳥羽と言えばイチローですが、既に歌いだしから歌詞もあやふや、「兄弟船」から後の歌詞はすっかり思い出せません…
問二:かの萬葉の名歌ですが、百人一首に載せられている、「新古今集」で改変されたバージョンのほう。タイトルの副題にしたのは、萬葉集にある元歌です。
問八:牧之原市の静波海岸は、先の「奥運会」で、USAの「波乗り隊」の合宿が行われていました。
問四:新発田市出身で、絵本・挿絵などで知られた「大正浪漫」の画家・蕗谷虹児が作詞した唱歌「花嫁人形」の歌いだし。
問七:「小樽」というと、やはりある年代以上の人にはこの歌ですね…。
問六:やはり富士山ですが、この歌の1番の3フレーズ目、「雷様を下に聞く」の意味が分かったのは、大人になってからでした。
問一:小田急海老名駅の発車メロディー。このトリオのメンバーの出身地ということからの縁で使われたそうです。
問十:これは全くの駄洒落…
[102587] 2021年 9月 26日(日)20:02:06伊豆之国 さん
十番勝負
問十:綾瀬市
[102576] 2021年 9月 26日(日)11:14:01伊豆之国 さん
十番勝負
問一:海老名市

…そういう意味ですか…


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