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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[90793]2016年7月24日
伊豆之国
[90741]2016年7月23日
伊豆之国
[90710]2016年7月21日
伊豆之国
[90703]2016年7月17日
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[90674]2016年7月7日
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[90671]2016年7月3日
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[90669]2016年7月2日
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[90643]2016年6月26日
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[90634]2016年6月25日
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[90566]2016年6月7日
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[90537]2016年5月24日
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[90527]2016年5月21日
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[90510]2016年5月12日
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[90481]2016年5月4日
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[90456]2016年4月30日
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[90451]2016年4月28日
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[90370]2016年4月19日
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[90366]2016年4月19日
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[90334]2016年4月16日
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[90322]2016年4月16日
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[90311]2016年4月14日
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[90247]2016年4月10日
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[90210]2016年4月9日
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[90176]2016年4月6日
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[90169]2016年4月3日
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[90159]2016年4月1日
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[90037]2016年3月3日
伊豆之国
[90017]2016年2月27日
伊豆之国
[90003]2016年2月21日
伊豆之国
[89982]2016年2月13日
伊豆之国
[89968]2016年2月11日
伊豆之国
[89916]2016年1月31日
伊豆之国
[89898]2016年1月30日
伊豆之国
[89853]2016年1月23日
伊豆之国
[89749]2016年1月16日
伊豆之国
[89710]2016年1月16日
伊豆之国
[89706]2016年1月16日
伊豆之国
[89700]2016年1月15日
伊豆之国
[89619]2016年1月12日
伊豆之国
[89582]2016年1月11日
伊豆之国
[89562]2016年1月10日
伊豆之国
[89548]2016年1月9日
伊豆之国
[89527]2016年1月8日
伊豆之国
[89448]2016年1月4日
伊豆之国
[89381]2016年1月1日
伊豆之国
[89358]2015年12月29日
伊豆之国
[89276]2015年12月12日
伊豆之国
[89250]2015年12月5日
伊豆之国
[89215]2015年11月28日
伊豆之国
[89167]2015年11月26日
伊豆之国

[90793] 2016年 7月 24日(日)22:29:35伊豆之国 さん
十番勝負
「運命の人」より先に「朝日に匂ふ山桜花」を咲かせましたか…。「あの市」を答えることは当分ないでしょう。

問一:塩竈市
[90741] 2016年 7月 23日(土)22:03:02伊豆之国 さん
十番勝負
思わぬところから「大砲」が命中、「山中城」一発落城ですか…

問二:小平市
[90710] 2016年 7月 21日(木)23:12:23伊豆之国 さん
消滅市の駅名
[90709] デスクトップ鉄さん
いくつか指摘事項を。

天竜市 静岡県 浜松市 2005/07/01 ○ △ 中部天竜(旧佐久間町)
天竜二俣駅(旧天竜市)ではないでしょうか。
岩槻市 埼玉県 さいたま市 2005/04/01 ○ ○ 東武伊勢崎線
東武野田線(今は"Urban Park Line"なる「ダサい」(失礼)別名で呼ばれているようですが…)ですね。
あと、
泉市 宮城県 仙台市 1988/03/01 ○
泉中央駅(仙台市地下鉄南北線)もありますね。

市名が消滅してからも元の市名と同じ駅名を長らく名乗っていたものの、その後結局市名と同じ駅名に改称された駅には、「平」(現・いわき)駅があります。また、既に廃線となった十和田観光電鉄の「十和田市」駅は、市名改称後も割りと長い間「三本木」駅のままでした。
尾西市は、名鉄尾西線にその名を残しています。

♯「消滅した市名と同じ苗字」ですが、「中村」「山田」「清水」「石川」と、全国のトップ30に入っているメジャーな苗字が4つも入っているのですね…。
[90703] 2016年 7月 17日(日)20:21:13【2】伊豆之国 さん
県庁所在地とのギャップ(高校野球版)
いよいよ「球児の聖地」を目指しての熱戦、まさにたけなわですが、[90669]で出した「他愛もない」クイズの共通項([90674])、それを「県庁所在地との成績のギャップ」を作ってみたらどうか、とふと思って…。
ルールはメンバー各自の「ギャップ」の表と基本的には同じ考えです。
【A】,【B】,【C】,【D】それぞれのグループ間の「ギャップ値」は各々1点ずつとしましたが、【B】グループのうち「『あと一歩』で惜しくも【A】に入れなかった」市については、特別に「0.5点」を加点し、【B+】グループと表現することにし、このルールに基づいて作成した「県庁所在地との高校野球成績のギャップ」の表をまとめてみました。
(県庁所在地とそれ以外とのギャップがない府県は割愛しました)

県名県全体のGroup県庁所在地Groupギャップ値最高成績自治体備考
北海道A札幌市B+0.5苫小牧市
青森B+青森市B0.5八戸市、三沢市
岩手B+盛岡市B0.5花巻市
福島B+福島市B0.5いわき市
茨城A水戸市B+0.5土浦市、取手市
千葉A千葉市B1.0銚子市、習志野市
福井A福井市B+0.5敦賀市
長野A長野市B+0.5松本市、飯田市
三重A津市B1.0四日市市、松阪市
滋賀B+大津市B0.5彦根市
奈良A奈良市C2.0天理市、五條市
鳥取B+鳥取市B0.5米子市
山口A山口市B1.0下関市、柳井市
福岡A福岡市B+0.5北九州市、大牟田市、八女市
長崎A長崎市B1.0佐々町
大分A大分市B1.0津久見市
宮崎B+宮崎市B0.5延岡市
東京(参考)A新宿区B1.0板橋区、町田市、国分寺市現都庁移転以降

なお、東京都の場合、都制施行や都庁の移転などの「特殊事情」があるため「参考記録」として扱いました。都庁の新宿移転後、区内にあった早稲田実業が現在の国分寺市に校舎を移転するまでの間に唯一出場し、1勝を挙げているので、現在の都庁に移転後の新宿区は【B】グループに入る、ということになります。それ以前、千代田区に都庁があった時期で見ると、その時期の千代田区は【B+】、「ギャップ」は0.5(区内にある二松学舎が昭和57年春に準優勝、当時新宿区にあった早実など区外に複数の全国優勝校あり)ということになっています。
奈良市は、全国の県庁所在地の中で唯一、「市内の学校が『甲子園』でまだ一度も勝ったことがない」という「不名誉記録」を持っているようです(こちらによる)。奈良県の高校球界が長年、天理と智辯の「2強」による「寡占状態」が続いており、あとは郡山などが絡むくらいで、強豪校も少ない奈良市内の高校がこれらの常連を押しのけて「甲子園」への切符を勝ち取ること自体が非常に困難、ということになっているようです。また、隣の三重県も、県庁所在地の津市内の高校は、昨年夏の大会で津商業が1勝を挙げるまでは、全国大会で1度も勝つことができなかったようです。
この両県のほか、「『甲子園』で県庁所在地の影が薄い」県には、千葉とか山口あたりも入ってくるのでしょうか。
♯「県」レベルでは、「春」に限れば10年前に初勝利を挙げるまでは新潟県が【C】グループでしたが…

最近(過去5年間)になって「ギャップ」が発生した県には、昨年春に敦賀気比が初優勝した([87447] ペーロケさん,[87452])福井県(それまでは福井商業の準優勝が最高)と、3年前の夏に延岡学園が準優勝した宮崎県があります。一方、群馬県は、その延岡学園を決勝で破った前橋育英が初出場で初優勝を飾り、先を越されていた桐生市に追いつき「ギャップ」を解消しています。また、埼玉県は、昭和43年の春を制覇した大宮工業が長らく県内唯一の全国制覇校になっていて、平成13年のさいたま市の発足により「お情け」でギャップ解消(笑)、となっていたのですが、3年前の春に浦和学院が初優勝を果たし、これで「名実共に」ギャップが消えた、ということになったのでした。
[90674] 2016年 7月 7日(木)21:07:31伊豆之国 さん
銚子市、敦賀市、松本市、松阪市、洲本市…この共通項は?
[90673] 白桃さん
伊豆の国市も、「お情けで」【A】に入っているのですよね
その当時は「田方郡韮山村」でしたね…。
[90669]の「あまりにも簡単な問題」、わざわざお付き合いくださって誠に恐縮です。
まさにその通り、ご名答です。一部の道県では既に地方予選が始まっている「球児の聖地」を目指しての熱き闘い。その成績を基にしたグループ分けだったのでした。

今回のタイトルは…
・([90669]のクイズで)【Group A】に入っている
・県庁所在地、政令指定都市でなく、また「お情け」でもない
・私が宿泊したことがある
この3つを満たしている市を並べてみたものでした。

♯今日は社用で、hmtさんゆかりの地「旧・南毛利村」に行ってきました。
[90671] 2016年 7月 3日(日)13:59:51【1】伊豆之国 さん
ものの名前(地名関連)
今日の日経新聞の最終面「文化」面に、作曲家の池辺晋一郎氏が「ものの名前」と題した記事を載せており、その中で「地名」に関するくだりがいくつか書かれていました。

たとえば地名。長野県松本市に「」という地名がある。私鉄の駅名にもなっている(→[89119])。紛れもない山地だ。波が打ち寄せる光景とは縁がない。が、実はその辺りは古代には湖だった。その名残の地名なのだ
この続きに、大阪の地名「難波」は「なんば」か「なにわ」か、浅草にあるお寺がなぜ「浅草寺(せんそうじ)」と読みが違うのか、目黒区「洗足」と大田区「千束」が隣接する([76006])のは奇妙じゃないか、世田谷区と多摩川を挟んだ川崎市に同じ「等々力」がある([75335])のはなぜか、その「多摩川」に近い世田谷区の地名が「玉川」なのは奇妙だ、といったことが書かれており、また京都と札幌の「○条」の意味の違いなどにも触れていました。
そして、終わりのほうで再び地名の話に戻り、
合併ばやりだが、最近多いのが新生の市の奇妙な名前だ。また、由緒ある地名が合併ゆえに消滅してがっかりしたことも、何度もある。しかし理由があるのは、まだいい。江戸期の住人の職種が具体的にわかる大工町・鉄砲町・博労町(馬喰町、馬口労町とも)などがどんどん消え、何でもない地名に取って代わったりしているのは許せない。○○市中央、とか駅前町などという安直な地名に出会うと腹が立ってくる

と「個人的感想」を述べています。

…私自身が投稿していた「せんぞく」も出てきた「自治体越え地名」とか、「平成の大合併」でできた新自治体名批判など、「落書き帳」の常連から見れば「見飽きた、聞き飽きた」ような話題も出てきて、この方面が本業ではない人の話なのに実によくできていて大いに感心したのでした。信州の「渚」の地名の由来、これは飛騨のここも同じ意味だったのでしょうか?(こちらには「猪」の誤記説もあるようですが。)

[90669]のクイズの「第四ヒント」ですが…。「G2B」ランクの松本市も、【Group A】に入っています。

【1】書き込みの途中で誤動作を起こしたため、書き込み訂正の形によって加筆修正しました。
[90669] 2016年 7月 2日(土)21:46:24伊豆之国 さん
間もなく「熱い闘い」がやってきます。& 会津若松市
「地球の真裏」と「虎の棲家(?)」、二つの「熱い闘い」の開幕が近づいてきました…。

[90646],[90648] 白桃さん
「美酒乱」の「オリオン」(三つ星)だの「カシオペア」(五つ星)だのじゃあないですが、「市の『都会度』格付け」作業、ひとまず中間報告完成、ともかくご苦労様でした…。

ところで…、
G1:40ポイント以上
大阪、名古屋、京都、横浜、福岡、札幌、神戸、仙台、広島(以上9市)

この9市を次のようなグループに分けると…

【Group A】…大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、広島市
【Group B】…福岡市、札幌市、仙台市
【Group C】と【Group D】…共に該当なし

この各々のグループの「区分け」の基準は果たしてどこにあるのでしょうか?

またまたいきなりですが、ヒントをいくつか…
【第一ヒント】…【B】に入っている3市は、いずれも「あと一歩」で惜しくも【A】に入れませんでした。
【第二ヒント】…「G5」ランクの市の中で、唯一【A】に入っているのは三好市です(お情けですが)。
【第三ヒント】…【D】の中で人口が最多なのは八王子市です。【C】の中には「あの市」も…。

…いかがでしょうか?

♯今日の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組で、5年前のオフ会でhmtさんが近くまで来ていながら結局見なかったという([79710])会津若松・飯盛山の「さざえ堂」が出てきました。この「さざえ堂」には、16年前の大内宿~芦ノ牧温泉~喜多方~新潟と回った道中([67176])で、会津若松市内での短い余裕時間を利用して見に行ったことがあり、こちらの「鉄系」ブログにもコメントしていました。
[90643] 2016年 6月 26日(日)21:02:09伊豆之国 さん
Re:市の都会度(コメント)
[90638], [90639] 白桃 さん
(「市の都会度」の)加点見直し
全く他愛もないことにコメントしていただいて、まことに恐縮いたしました。
[90634]の終わりのほうでも書いた通り
市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にする
というのはやはり予想通り「対象外」、ということでよろしいと理解いたしました。
正直言って、採用に値しそうなのは[90634]で羅列したうちのせいぜい2割が関の山(←語源は「(亀山市)関町の山車」だそうな)だと思っていましたので、私も遠出の度に楽しみにしている「街並み歩き」での加点が予想以上に認められたのはよかったと思いました。

さて、その間にも私のほうでいくつか気づいたことがありましたので、この件に関してご検討をお願いいたします。

宇治、豊川、鹿嶋、諏訪、太宰府、天理、笠間、宇佐、鹿島(寺社など)
先月の連休で訪れた諏訪市([90510])ですが、「諏訪大社」は「下社春宮」「下社秋宮」「上社前宮」「上社本宮」の4つの神社から構成され、この中で最も参拝客が多い「下社秋宮」は下諏訪町にあり、また、まとまった門前町があるのもこの「下社秋宮」だけです。唯一諏訪市にある「上社本宮」(18年前に参拝したことがあります)には「門前町」といえるような街並みは見られないようです。諏訪湖畔の市街地には大型温泉旅館が多数建ち並び、豪勢な「立ち寄り湯」もあり、諏訪市は「寺社」の部では対象外で、むしろ「温泉」の部で加点対象になると思います(他には「SEIKO」など時計・精密工業の集積もありますが…最終判断は地元の方に仰ぐことになると思いますが)。

◎企業都市関係
日立、小松、宇部に0.05加点
小松や宇部がOKなら、太田(スバル)とか延岡(旭化成)なども対象になりそうですが。
それと、浜松。楽器の「ヤマハ」「カワイ」、軽自動車の「スズキ」など、多くの著名大企業が今も本拠を構え(「ホンダ」も浜松がルーツ)、また先端企業の集積も見られ、「三大都市圏」から離れた地域にあることも考慮すると、「工業都市の風格」として若干でも上乗せ要素はありうると思いますが、いかがでしょうか?

○街並み歩き、城
富田林とかたつの(旧龍野市)あたりも追加候補になりそうですが。2年前に「苦難」の道を歩いた松阪は、御城番屋敷とか豪商の館あたりが対象になるのでしょうが、採用になった各市に比べるといまいちインパクトに欠けるような気がします(こちらも最終判断は「運命の人」に…)。東御市の「海野宿」は、市の規模などから見ると結構なウェートになりそうですが、少々厳しいでしょうか? 東北地方では「宮城の明治村」の異名があるという登米(旧登米町)。十数年前に歩いたことがありますが、「市街地」といえるかどうかという町の中心部に古い建物が散在しているといった感じで、こちらも微妙でしょうか?
「城」ですが、御三家の一・紀州徳川家の和歌山城は、果たして対象となりうるのでしょうか。新幹線から見える清須(清洲)城は、たぶん無理でしょうね…。

○その他
八王子は、「三ツ星の山」では予想通り自爆(笑)ですが、多くの大学が立地している「文教都市」ということから見れば、「つくば」が認められるならば採否はともかく検討の対象だけには入るかもしれません。「昭和レトロの町」として売り出してきている青梅は、「街並み歩き」よりも「町おこし」の部に入れるべきでしょう。
[90634] 2016年 6月 25日(土)18:47:13【1】伊豆之国 さん
市の都会度(コメント)
[90625] 白桃さん
◎恣意加点
ですが、私もいくつか気づいたところを。

[90629] JOUTOUさん
10万人の集客をする巨大娯楽施設であることを考慮してくれても良いのかな
私にとっては「ほとんど関心がない」アレよりも、この手のものでは古参の「ららぽーと」と、国内よりも海外のほうで有名らしい、休日ともなると周辺道路が大渋滞になるというここが(船橋市の)加点対象になりそうですが…

“東北地方”の扱いが少ないように感じる
その東北地方では…割と全国的な知名度がありそうなところでは
○温泉
鹿角(八幡平・湯瀬)、花巻、大崎(鳴子)、尾花沢(銀山)、福島(飯坂・土湯など)
○なんとなく都市観光
米沢、酒田
○寺社など
塩竈、鶴岡(出羽三山)
○季節観光(祭りなど)
八戸(三社大祭など)、横手(かまくら)、男鹿(なまはげ)、相馬・南相馬(野馬追い)、二本松(菊人形<敬称略>)

それ以外では…
○世界遺産
富士吉田・富士宮(富士山信仰関連)、新宮・田辺(熊野古道と寺社)、大田(石見銀山)、廿日市(宮島)…
○城
坂井(丸岡城)、高梁(備中松山城)、丸亀、宇和島(以上:天守閣が国重要文化財)、行田、上越(高田・春日山)、甲府、静岡、掛川、岡崎、(豊後)竹田…
○寺社など
佐野(厄除け大師)、八王子(高尾山)、川崎(川崎大師)、藤沢(江ノ島)、伊勢原(大山)、三島(三嶋大社)、八幡(石清水八幡宮)、大津(比叡山・三井寺など)、藤井寺、桜井(長谷寺・大神神社など)、葛城(当麻寺)、総社(備中国分寺)、善通寺、さぬき(八十八ヶ所巡礼の最後の3札所)…
○温泉
那須塩原、安中(磯部)、黒部(宇奈月)、武雄、阿蘇、山鹿、菊池…
○街歩き・史跡めぐり
佐倉、高岡、小浜、大野、安曇野、伊賀(上野)、亀山(関町)、篠山、橿原(今井町)、倉吉、福山(鞆の浦)、下関、安芸、四万十(中村)、島原、臼杵…
○交通の要衝
小松、敦賀…
○テーマパークなど
多摩、長久手、桑名、吹田…
○季節観光(祭りなど)
秩父(夜祭)、富山(風の盆)、岐阜(鵜飼)…
○その他
さいたま(蹴球)、銚子(漁港と犬吠埼)、勝浦(朝市)、日野(多摩動物公園)、横須賀(軍港とペリー関連史跡など)、堺(古墳群など)、安来(足立美術館)、今治(しまなみ街道と水軍史跡)…
※複数の要素がありそうなのは、「恣意的に」そのうちの一つだけに絞って載せています。

それと、ふと悩ましいと思ったものに「ご当地グルメ」はどうなのか、というのが浮かんできたのです。松阪牛、米沢牛、喜多方ラーメン、宇都宮餃子、富士宮焼きそば…等々、伝統的なもの、近年の「B級グルメ」を問わず、「特定の市名を冠した名物グルメで、ただそれを食うためだけに、わざわざ遠方からやって来る」という人が大勢いるのは、都市としての「それだけの付加価値がある」と考えられそうだからなのです。「夕張メロン」など、「瀕死状態」のこの市にとっては貴重な加点要素になりそうなのです。「食」以外でも、例えば瀬戸、唐津、伊万里…の「焼き物」とか、桐生、結城、久留米…の「織物」など、いろいろありそうです。…でも、こんなところまでいちいち拾って入れるのはいかにも多すぎるし、面倒だし、やはりある一定基準を設けた上での「取捨選択」が必要になってきそうな(例えば市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にするとか)気がします。

…白桃大先生、この辺でこれらの採否と、その基準、また採用となった場合の「加点」はそれぞれどれくらいになるのか、ご判断を仰ぎたいと思うのですが、いかがでしょうか?
[90566] 2016年 6月 7日(火)22:10:13【2】伊豆之国 さん
狭山茶どころ 人情にあつい
早いもので、「落書き帳」に初書き込みしてから明日で9周年になります…。

さて、落書き帳随一の博識を誇る大先輩・hmtさんの「マガジン」にも特集されている、「埼玉県入間郡域」。私の母方の祖母がその「入間郡川越町」で生まれ育ったこともあって、身近なものとして興味深く拝見させていただいています。
その「入間郡域」に、未掲載と見られる「自治体越え地名」がありました。

埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井

それと、「これはちょっとどうか…」というのに、

埼玉県所沢市狭山ヶ丘・東狭山ヶ丘狭山市狭山新狭山東京都東大和市狭山

この3地域はいずれも非隣接で遠く離れており、これはおそらく、広い地域が分割されて後にその一部が別々の場所に部分的に残った(例えば「三田」([76006])・「新喜多」([85732])など)のとは違い、広域地名である「狭山」の名称を後からそれぞれ別々の場所で地名として命名したのではないか、というような感じで、自分の考えでは「自治体越え地名」の「本筋」からは外れている、「仲間には入らない」ように思えるのですが…。「狭山」というと埼玉県のイメージが強そうですが、「東村山音頭」の歌詞に「狭山茶どころ、人情にあつい」と歌われているように、東京都旧北多摩郡の北西部の「村山」地域から、西多摩郡瑞穂町(埼玉県「元狭山村」を分割・越境合併した)辺りも、広域の「狭山」地方に含まれていたのでしょうか。
河川名に由来する狭山市の「入間川」の町名(西武「狭山市」駅は昔は「入間川」という駅名でした([87207]))と、郡名を市名に採用したと見られる「入間市」の関係も、これに類するもので、いわゆる「自治体越え地名」とは意味合いが違うのではないか、と思えますが、いかがなものでしょうか?

♯夕張市の推計人口が9千人を割ったようです(こちら)。
[90537] 2016年 5月 24日(火)22:55:06【1】伊豆之国 さん
大人の階段登る 君はまだシンデレラさ
まず、[90510]で出したクイズの答え合わせから。

[90528] オーナー グリグリさん
【問イ】みすゞ
【問ロ】三井住友

ご名答です。

さて、
[90536] hmtさん
信州上田の銘菓「みすゞ飴」。その「みすず」の由来、詳しく調べていただいてありがとうございました。
信濃国の枕詞「みすず刈る」については、以前から知ってはいましたが、その本当の意味、実に奥深いものだったのですね…。
私がこの「みすゞ飴」を知ったのは、その昔、親父の知人から我が家や当時の勤め先によく送られたりしていたことからでした。
そういえば、以前、冬になるとスキー・スケート場が滑走できるかどうかという情報欄に、スケート場の中に長野県にある「美鈴湖」というのが載っていたのを覚えているのですが、温暖化と競技人口の減少傾向もあって、果たして今はどうなったのでしょうか?

♯今の宰相と同郷という女流詩人「金子みすゞ」のことは、私は大して関心もないのでよくわからないのです…。この名を初めて見たとき、まず信州の「みすゞ飴」を連想してしまったのは言うまでもありません(笑)…。

♭タイトルは、信州上田出身の2人組の、今から30年余り昔のヒットナンバーの一節です。世に出たヒット曲はたぶんこの1曲だけだったようですが、上田では今も市民に愛され、記憶は受け継がれているようです。

【追記】
>hmtさんへ
リンク先を修正していただき、ありがとうございました。
[90527] 2016年 5月 21日(土)10:47:46伊豆之国 さん
Re2:ここはどこでしょう
[90524] 千本桜さん

クイズの答え、もうほとんど出ているようなものですが、ここでは私が直感でわかったものだけ、少々回りくどい表現してみました。

▲「C町」…同名の町が、昔は合併情報、今は「小ネタ」もので落書き帳を賑わせているメンバーの地元の近くにもありましたね。そして、この「C町」には、そのメンバーの地元の町と同音異字の駅もありますね。

▲「F川」…藤川球児でも富士川町でもなくて…「無料」で覗けるこの川に沿って走っているJR線、結局復旧できぬまま(一部)過去帳入りして行く運命になるのでしょうか? かの「運命の人」が執拗にこだわっている超ブランド牛の町から、「こんな山奥」まで市域に入ってしまった県庁所在地にある「未完?の終着駅」を結ぶJRの路線は、2ヶ月ほど前に全線復旧しましたが…。

▲「(H県I市の)J町」…前記のメンバーとは同県人の(本物の)金メダリストが師匠と仰いでいた、陸上の名監督の苗字と同じですね…。

さて、私が出したクイズ[90510]のほう、さっぱり反応がありませんので、ここで第三ヒントを出します。

【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

◆第三ヒント
 地図の指し示す場所がなんらかのヒントになっています。想定解そのものではありません。
【問イ】:山口県長門市
【問ロ】:東京都新宿区
[90510] 2016年 5月 12日(木)23:53:31【1】伊豆之国 さん
初夏・信濃路旅日記【戦国市盗り合戦戦術大研究・Part2】
今回の大型連休、「谷間」の6日に休暇を取って、東京駅から北陸新幹線(といっても乗った区間は「長野行き」の区間だけでしたが)で、今まさに「旬」の真田家ゆかりの城下町・信州上田へ。駅から城跡までぶらり歩いて、まず「特設会場」となっている、旧市民会館の建物を利用した「真田丸・大河ドラマ館」。ドラマの宣伝色が出すぎていて少々気になったものの、徳川家康・秀忠を苦しめた「上田合戦」や、「大坂の陣」の激闘など、やはり見入ることに。それから城門の前に出ると、無料のガイドが始まるとのアナウンスがあったのでその列に。現在3棟残っている隅櫓のうちの2棟が、明治になって城が廃されたときに民間に払い下げられて移築され、料亭として使用され、戦時中になって元に戻されたこと(こちら)、城内の井戸が「抜け穴」になっていたという、他の城にもよくあるような言い伝えがあることなど、聞き入ったものでした。その後は市立博物館に。「ドラマ館」で見てきた内容とダブっているところも多かったものの、「ドラマ館」を見ただけでは飲み込めなかったことも「復習」にもなって、理解が深まったのでした。城外に戻り、行きに歩いた道を駅に向かって戻ったのですが、史実ではないという「十勇士」の絵が描かれた案内板など、違和感を抱いたものもあったのでした。駅前通にある和菓子屋さんで名物の和風ゼリー?をお土産に。それからローカル電車で別所温泉へ。この方面に行くのは今回で4回目になるのですが、電車の本数が少なくダイヤに行程を縛られるため、駆け足になってしまい、温泉は温泉街の入り口近くにある足湯で我慢。北向観音・常楽寺安楽寺と、ともかくここでは外せないお寺めぐり。15年ほど前に行った塩田平めぐりなどは、今回は結局カット。上田駅に戻り、1駅だけ新幹線で長野駅へ。特急「しなの」に乗り換え、更に塩尻で鈍行に乗り換えて、この日の宿を取った上諏訪へ。7年前に見てきた松代([71758])は、電車がなくなってしまって([77584] Issieさん)行程を組むのが難しくなったこともあり、今回は「パス」することにしました。

上諏訪駅で電車から降りると、外は雨。宿は7年前([71758])とは別の場所。シティホテルタイプの客室ながら、温泉大浴場もあり、そして「夕食の出前」も付いたコースをネットから予約していたので、蕎麦も付いたカツ丼セットで空腹を満たし、大浴場で疲れを癒して寝床に。翌朝は湖畔の「ミュージアムめぐり」からスタート。18年前の長野五輪の行きがけに見たとき以来の北澤美術館、今回が初めてのサンリツ服部美術館を見てから、駅の方面へ引き返して、和洋折衷の不思議な造りが印象的な、元は片倉製糸の所有だった諏訪市美術館を見たあと、すぐ隣(というより同一敷地内)にある、7年前にも入浴した片倉館の「千人風呂」に。上諏訪駅に戻り、1駅逆戻りして下諏訪に。山国のこの季節、気温の変化が激しく、朝は上着を着ても寒いくらいだったのが、もう初夏の日差しが強烈になって汗ばむほど。これまで数回のお参りは、駅や市街地に近い下社秋宮だけだったのが多かったのですが、今回は季節柄ということもあり、まず30数年ぶりに下社春宮からお参り。境内では今月14日から行われる「御柱祭」に向けて準備が進められ、街角にも飾りが立てられ、既に境内の一部が立ち入り禁止になってトラックが入ってきたりしていましたが、先日に行われた上社のほうで死亡事故が発生した、というニュースが地方新聞の記事で1面に大きく出ていて、祝賀ムードに水を差されていたのが気がかりでした。それからすぐ近くにある万治の石仏を見て、旧中山道を秋宮のほうへ。道筋の中ほどにある旧家・伏見屋邸で一服。「口コミ」で見に来る人も多いらしく、店の主が「お茶をどうぞ」と接待してくれて居間に座ると、「岩手県から来た」という中年夫婦?と、店の主を交えて大震災の体験話などに花が咲き、しばし時の経つのを忘れることに。「今は諏訪の住人のじゃごたろさんも、岩手の出身だったねぇ…」と、ふと胸の中で思い浮かべたのでした。伏見屋邸を立ち、さらに秋宮のほうに向かって歩くと、いかにも「旅籠」といった風情のある温泉宿が立ち並ぶ光景。それから下諏訪宿の本陣だった、見事な庭園が残る岩波邸を見て、7年前にも買った名物の「塩羊羹」を今回も買い、秋宮にお参り。やはり7年前に見てきたオルゴールの博物館はリニューアルされていたので再び入ることに。透き通った美しい旋律と女性館員の丁寧な説明に聞き入りましたが、下諏訪駅に停車するのが少ない帰りの特急の発車時刻が迫ってきて、こちらも7年前に見た時の科学館は、駆け足で見ることになってしまいました。
下諏訪駅からは特急「あずさ」で八王子へ。富士山の見える進行方向右手の窓側に席を取り、小淵沢駅に停車すると富士山の姿が綺麗に見えて思わず心の中で歓声。甲府盆地に入ると、塩山の先までずっと富士山と付き合うことになったのですが、石和温泉の辺りでは、御坂山地が前に立ちはだかって意外にも頂上付近しか見えない…ちょうど我が家の近辺からだと丹沢山地の後ろになって同じようにわずかしか見えない…というのを、ここで知ったのは少々驚きだったのでした。八王子から横浜線に乗り換え、無事我が家に戻ったのでした。

…戦国武将として勇名をはせた真田氏ゆかりの地訪問、ということで、今回のタイトルで「戦国市盗り合戦対策・第二弾」と銘打ったのですが、結局大して「戦果」は得られなかったように思えました…。

最後に、クイズを2題。
【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

いきなりですが、ヒントを出します。
【問イ】
第一ヒント:「金子さん」とは関係なさそうです。
第二ヒント:自動車とは1字違いです。
【問ロ】
第一ヒント:「該当する市」…牛久市、太田市、豊岡市、尾道市、新居浜市
      「該当しない市」…宇都宮市、松阪市、長崎市
第二ヒント:美里とクラスも(みさととくらすも)
[90481] 2016年 5月 4日(水)20:02:04伊豆之国 さん
第四回Pair City七番勝負を振り返って~あなたと行きたい天城越え~ & 会津若松市
例によって、今回も七番勝負の感想文を。

問二~あなたと行きたい天城越え~
真っ先に共通項がわかったのがこの問。何年か前だったかにこの話題でにぎわったこともある「市名+市名=駅名」。これだとわかると、当然のことながら「ご当地」のこの駅名に決めていた。メダル狙いもできたが、開始早々から解答ラッシュになりそうだと予想できたので、しばらく模様眺めの後、満を持してボタンを押すことに。

問六~帰り道は遠かった~
想定解が恐ろしく多いのと、お題でNGの「ウキウキコンビ」の意味が謎だった。答えが進んできてここで「同一学年で習う漢字同士」の組み合わせだと。NGの意味も「これ一つしかない」ということか。市民歴はや30数年の地元が「一年生で書ける」ので、同じ「一年生」の市から相方探し。その中から選んだのは、開始直前の書き込み([90176])に早速反応された千本桜さん([90177])の「宮城県南部都市間の熾烈な争い」の書き込みの中で
白石は仙南の中心都市から脱落!?」
「斜陽化」を心配なさっておられる、ということで、ここは「東北支援&衰退危機市支援」の意味もこめて、私自身も40年ほど前に宿泊経験もある、伊達家重臣・片倉家の城下町に。

問七~名にし負はばいざ言問はん都鳥~
お隣同士である、ということだけで、道路関係とか、「何か特殊な隣接関係」かと考えたがどれもうまく当てはまらず。そその間に答えが進んで残りが少なくなって焦りの色。共通項に気づいたのは通勤電車の中。覚えていたお題や既出解をみると、「同じ行で『あ』と『お』の組み合わせ」ではないか、と。まだ出ていないのが近県にいくつかありそうだ。家に戻ってPCを開くと、その中からの候補だった、以前にも「自治体越え地名」([75333])・「停車駅争奪戦」([85150])で話題にした、芭蕉も泊まった([77138])「桐箪笥の町」(あのO家具もここがルーツらしい)と「クイズの神様が鎮座する町」のペアがまだ残っていた。直前にNさん([90309])の
春日井市・小牧市
が出ていたので、採点を間に挟むことにはなったが、「小判ワニ」で食らいついたような格好に…。

問三~大きな袋、肩に掛け~
どこで気づいたのかはっきり覚えていないのだが、「足し算問題」も有り、ということでお題の函館+北斗の人口を合計してみると、ここまで出てきたペアを計算するとほぼ同じ範囲に収まっている。それにしても中途半端な数字だなぁ、と思っていたが、±100人の枠内がどうやら境界線だ。多いの(合計値に近い)と少ないのと、合計の半分に近いほうの前後からのと、両方でひたすら合計を出して、結局後者のほうから、霞ヶ浦と宍道湖、どちらも湖に面したコンビ。

問一~しみじみ飲めば、しみじみと思う~
共通項読み違えで苦闘した問題。お題の、「運命の人」が異常なまでに執着している超ブランド牛の町と、お隣の一文字市、つい最近に全線復旧した「名松線」のことが頭に入ってまずこちら方面と見た。NGになっている、「幹線の閑散区間」として名高い「宗太郎越え」、最新の時刻表を見ると、上りと下りで運転区間が一致しない。そう見たけれど、いきなり違う答えが。振り出しに戻ってしまってしばらくストップ。ようやく第一ヒントで、「1市だけに隣接している市と、その相手」だと。こちらも「被災地支援」で地図を見たら、ベテラン女性演歌歌手の故郷が1市だけに隣接していることをここで初めて知った。南側がつながっていたと思っていた。

問四~栴檀林、栴檀林~
これはまさに七番勝負史上最強の超難問。第一ヒントから「十番勝負の領主独占同士」かと思ったが全然外れ。第三ヒントまできて「密度」だとわかる。第一・第二ヒントの意味もここでわかり、「2市合計で平均密度を計算すると『函館+北斗』とほぼ同じ」という、実に煩雑な計算を要する複雑な共通項だと。問三と同様な方法でペア探しを始めたが、見事一番乗りを果たした白桃さんの、「三ツ星麦酒」と「安宅関」のコンビ([90271])が、ちょうどその平均値を挟んですぐ上下に並んでいる。答え探しも、比較的計算しやすいこの前後からのペアを見つけることにした。ひたすら電卓をたたいて、誤差の範囲が平均値の±1人以内に収まるかどうか確認作業。結局、またも大国様のお膝元が絡んだペアになった。これじゃぁ「伊豆之国」改め「出雲の阿国」に改名か(笑)…? 相方はマー君の母校のお膝元になった。 

問五~春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山~
こちらもヒントの意味がわからず出遅れた問題。第三ヒントまできてようやく「隣接する2市の隣接町村数がちょうど5つ」とわかる。こちらと「都道府県の地図」を照らし合わせて探し、こちらでも答えることが少ない関西から、k-aceさんの故郷とそのお隣、ダブっている町もないのでこちらに。

♭今回の選曲は次の通り。
問二:これは説明の必要なし。
問六:白石市の隣町の温泉地「遠刈田」と駄洒落で引っ掛け。私が白石市の「小原温泉」に泊まった翌日、隣町・蔵王町の遠刈田温泉のこけし工房を見に行った記憶が残っています。
問七:この2つの市を通る路線の始発駅近くに残る「伊勢物語」の有名な歌ですが、同じ伝説がこの桐箪笥の町にも伝わっているそうです。
問三:大国様の足元にいる動物、「第一印象」では「アマミノクロウサギ」?([84455],[73999])
問一:やはりこの市にはこの人の歌ですね…。
問四:駒大苫小牧高校の校歌ですが、今覚えているのはこのフレーズだけ…。この校歌に歌い込まれている「栴檀林」、そして「駒澤大学」が、あの「本家・吉祥寺」 と大いに関係していたことは、[90043] のhmtさんの書き込みのリンク記事で初めて知りました
問五:誠に勝手ではありますが、k-aceさんの故郷にある、「西国三十三箇所」の札所にもなっている寺院のご詠歌([86709])をここで拝借することにしました。


…ここで、残念なニュースです。
もう2週間も前になってしまいましたが、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の名物だった「猫駅長」の「ばす」が、人間なら100歳に当たるという18歳で、老衰により天寿を全うされました。記事
老齢のため、既に「現役」を退いており、役目を「2代目」に引き継いで「隠居」(「名誉駅長」)になっていたそうですが、4年半前の第8回オフ会でこの駅を利用された方も多かったということなので、この「猫駅長」のお顔を拝見された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この落書き帳のページを借りて、今ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。
[90456] 2016年 4月 30日(土)21:20:32【1】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名(過去編)
前回([90451])、現存する「市名+市名=駅名」駅についていろいろと考察をしてまいりましたが、今回は「消滅した『市名+市名』駅についてのお話をすることにします。

過去に存在していた「市名+市名=駅名」駅も数多くありました。このような駅には、【a】路線廃止により駅自体がなくなったもの、【b】駅名改称によって該当しなくなったもの、【c】駅名に含まれていた市名(と同じ字)が、市名の消滅によって現在では「該当しない駅名」になったもの、があります。

【a】の路線廃止によって消滅した、「市名+市名=駅名」タイプになっていた駅には、最近では平成15年(2003)の可部線非電化区間(可部以北)の廃線によって消えた「安芸亀山」や、平成20年末に全線廃線(実際には災害によりその3年余り前から長期運休)となった高千穂鉄道にあった「日向八戸(やと)」(読み方違い)などがあります。もっと前、「落書き帳紀元前」まで遡ると、廃止直前時点で「該当する駅」になっていた駅には、「北見相生」(国鉄相生線・北海道、昭和60年(1985)廃線)、「加賀八幡」(北陸鉄道小松線・石川県、昭和61年廃線)、「加賀佐野」・「加賀福岡」(北陸鉄道能美線・石川県、昭和55年廃線)、「伊勢八王子」(近鉄八王子線・三重県、昭和51年部分廃線により駅廃止)、「出雲高松」(国鉄大社線・島根県、平成2年廃線)、「筑後大川」(国鉄佐賀線・福岡県、昭和62年廃線)、「筑後福島」(国鉄矢部線・福岡県、昭和60年廃線)などがありました。

【b】タイプでは、昭和61年12月の越美南線の長良川鉄道への転換と同時に改称された、「美濃関」(→「関」)と「美濃山田」(→「山田」…その後「山田市」の市名も消滅)や、同年4月の甘木線の甘木鉄道への転換と同時に現在地に移転・改称された「筑後小郡」(→「小郡」)駅は、第三セクター転換に伴う「旧国名外し」であることが共通しています。このほかには、所在地の市名に合わせて改称された山陰本線「出雲今市」(→出雲市)と近鉄「伊勢神戸(かんべ)」(読み方違い、→鈴鹿市)があります。
なお、国鉄能登線(石川県)には「珠洲飯田」という駅があり、昭和63年の「のと鉄道」への転換時に「飯田」に改称されましたが、既に11年前に廃線になっています。廃線後の飯田駅…ここに出ている写真は最新で7年前のものなので、おそらく現在ではさらに荒廃が進んで既に朽ち果てているのでしょうか?

【c】タイプの「市名消滅によって「該当しない駅名になった」もののうち、「平成の大合併」によって市名が消滅したことによって「該当しない駅」になったものには、「山田市」が消えたことによる「宇治山田」(近鉄山田線…[88782] hmt さん 他)・「土佐山田」(土讃線)や、「上野市」が消えたことによる「伊勢上野」(伊勢鉄道)、それに前出の「伊予北条」「和泉大宮」「水沢江刺」などがあります。「甲斐上野」駅(身延線)は、平成16年(2004)9月1日の「甲斐市」発足で「該当する駅」となりましたが、その2ヵ月後の11月1日に「上野市」が消えて「伊賀市」になったため、わずか2ヶ月間だけの「該当する駅」だったのでした。また、「飛騨古川」駅〈高山本線)は、平成16年2月1日の飛騨市発足で「該当する駅」になりましたが、その2年2ヶ月後、18年の3月末に古川市が消滅したため、「該当しない駅」になっています。
こちらもさらに遡ると、昭和63年の仙台市との合併により消滅した「泉市」が存在していた時期には、南海電鉄の「泉大津」と「泉佐野」が該当していました。この両駅は、「泉市」が存在していた時期にはいずれも前述した「伊予三島」と同じく、「市名+市名=所在地市名&駅名」というタイプの駅名であったのでした。かつてこれらの駅と同じタイプだった、現存している駅には、このほかに「高田市」があった頃の「大和高田」(近鉄大阪線)、「河内市」があった頃の「河内長野」(南海高野線・近鉄長野線)があり、また「宇治山田」駅は、「山田市」が市制施行した昭和29年4月1日から、「宇治山田市」の市名が消滅して「伊勢市」になった翌年の元日までの9ヶ月間だけ、このタイプの駅名になっていたのでした。
「市名=駅名」ではありませんが、このほかに「市名消滅によって該当しなくなった」現存する駅には、「河内松原」(近鉄南大阪線)、「大和西大寺」(近鉄奈良線)、「伊勢若松」(近鉄名古屋線)、「美濃高田」(養老鉄道…「該当していた」当時は近鉄養老線)、「磐城石川」「磐城守山」(水郡線…両方とも消滅市名の組み合わせ。「守山市」は愛知県にあった「初代」)などがあります。
「八幡」が絡む駅は、「初代」の消滅から「2代目」の誕生までの14年余りの「空白」が微妙な「綾」となって、複雑になっています。「加賀八幡」駅は、現役の「伊那八幡」と同様、「初代消滅でいったん非該当に→2代目誕生で再度該当」という経緯をたどっていたのでした。
このタイプで(私が知る範囲では)唯一現存しない、国鉄士幌線にあった「黒石平」駅は、平市の消滅で非該当駅名となった後、国鉄民営化の直前に士幌線が廃線となって駅自体も消滅しています。蛇足になりますが、この「黒石平」駅、全国版の時刻表では「上り・下り列車とも停車」することになっていたのですが、実際には駅の前後の勾配の関係などで、上り列車はすべて通過し、近くにできた「電力所前」という「仮乗降場」(現役時代の写真)に停車しており、道内版の時刻表ではこのような実際の運行通りに記載されていました。

これらの「消滅した『市名+市名』駅名」について、上記以外のものも含めて、グループ別にそれぞれまとめた表を掲げておきます。なお、駅名の配列は順不同になっており、駅の所在地は便宜上現在の自治体名としています。

【a】路線または駅の廃止により消滅した「市名+市名」駅

駅名路線名所在地該当となった日理由廃止日備考
安芸亀山可部線広島市安佐北区1954.10.1亀山市誕生2003.12.1可部以北が廃止
日向八戸高千穂鉄道宮崎県日之影町1954.11.15日向市誕生2008.12.282005.9.6より災害で運休。開業時は国鉄日ノ影線。読み方違い(…やと)
伊勢八王子近鉄八王子線三重県四日市市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1976.4.1西日野以西が廃止(1974.7.25より水害で運休)。八王子線の残部は現「四日市あすなろう鉄道」に
出雲高松大社線島根県出雲市1941.11.3出雲市誕生1990.4.1
加賀八幡北陸鉄道小松線石川県小松市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1986.6.1(注1)
加賀佐野北陸鉄道能美線石川県能美市1958.1.1加賀市誕生1980.9.14参考HP
加賀福岡同上同上同上同上同上同上
筑後大川佐賀線福岡県大川市1954.4.1筑後市・大川市誕生1987.3.28
筑後福島矢部線福岡県八女市1954.4.1筑後市誕生1985.4.1
郡山八幡山野線鹿児島県伊佐市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1988.2.1読み方違い(…はちまん)。駅開業は福岡県八幡市消滅後
北見相生相生線北海道津別町1942.10.1相生市誕生1985.4.1
美濃福岡北恵那鉄道岐阜県中津川市1954.4.1美濃市誕生1978.9.18

(注1)1958.1.1加賀市誕生によりいったん該当、1963.2.10福岡県八幡市消滅により非該当に(この間読み方違い)。京都府八幡市の誕生で再該当に

【b】駅名改称によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
美濃関越美南線岐阜県関市1954.4.1美濃市誕生1986.12.11現駅名「関」に改称長良川鉄道への転換と同時
美濃山田同上岐阜県郡上市1954.4.1美濃市・山田市誕生同上現駅名「山田」に改称同上。その後山田市も消滅
筑後小郡甘木線福岡県小郡市1972.4.1小郡市誕生1986.4.1現在地に移転、同時に現駅名「小郡」に改称甘木鉄道への転換と同時
伊勢神戸近鉄神戸線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.4.8現駅名「鈴鹿市」に改称読み方違い(…かんべ)。神戸線も同日に「鈴鹿線」に改称。
出雲今市山陰本線島根県出雲市1954.3.31今市市誕生1957.4.1現駅名「出雲市」に改称その後今市市も消滅
珠洲飯田能登線石川県珠洲市1964.9.21駅開業1988.3.25「飯田」に改称のと鉄道への転換と同時。能登線も2005.4.1に廃線

【c】駅名の一部になっていた市名の消滅によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
宇治山田近鉄山田線三重県伊勢市1954.4.1山田市誕生2006.3.27山田市消滅宇治山田市消滅(1955.1.1)以前は「市名+市名=駅名&所在地市名」
土佐山田土讃線高知県香美市1959.1.1土佐市誕生同上同上
伊勢上野伊勢鉄道三重県津市1987.3.27駅開業2004.11.1上野市消滅
伊予北条予讃線愛媛県松山市1958.11.1北条市誕生2005.1.1北条市消滅
和泉大宮南海本線大阪府岸和田市1956.9.1和泉市誕生2001.5.1大宮市消滅
泉大津同上大阪府泉大津市1971.11.1泉市誕生1988.3.1泉市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
泉佐野同上大阪府泉佐野市同上同上同上同上「市名+市名=駅名&所在地市名」
水沢江刺東北新幹線岩手県奥州市1985.3.14駅開業2006.2.20水沢市・江刺市消滅
甲斐上野身延線山梨県市川三郷町2004.9.1甲斐市誕生2004.11.1上野市消滅
飛騨古川高山本線岐阜県飛騨市2004.2.1飛騨市誕生2006.3.31古川市消滅
大和高田近鉄大阪線奈良県大和高田市1959.2.1大和市誕生1971.4.29高田市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
大和西大寺近鉄奈良線奈良県奈良市同上同上1969.2.18西大寺市消滅
河内長野南海高野線・近鉄長野線大阪府河内長野市1955.1.15河内市誕生1967.2.1河内市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
河内松原近鉄南大阪線大阪府松原市1955.2.1松原市誕生同上同上
河内国分近鉄大阪線大阪府柏原市1955.2.1国分市誕生同上同上その後国分市も消滅
八幡平花輪線秋田県鹿角市1957.4.1「小豆沢」駅を改称1963.2.10.八幡市(福岡県)消滅読み方違い(はちまんたい)。その後平市も消滅。京都府八幡市誕生は平市消滅後
大川平津軽線青森県今別町1958.10.21駅開業1966.10.1平市消滅読み方違い(…だい)
磐城石川水郡線福島県石川町1954.3.31磐城市誕生1966.10.1磐城市消滅その後石川市も消滅
磐城太田常磐線福島県南相馬市1954.3.31同上同上同上
磐城守山水郡線福島県郡山市1954.6.1守山市(愛知県)誕生1963.2.15守山市(愛知県)消滅その後磐城市も消滅。滋賀県守山市の誕生は磐城市消滅後
美濃高田近鉄養老線岐阜県養老町1954.4.1美濃市誕生1971.4.29高田市消滅近鉄養老線は現・養老鉄道
伊勢若松近鉄名古屋線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.2.10若松市(福岡県)消滅福島県若松市の消滅は伊勢市誕生と同日
黒石平士幌線北海道上士幌町1956.12.25駅開業1966.10.1平市消滅士幌線は1987.3.23廃線。読み方違い(…だいら)

やはり、「過去の該当駅」も、現役のと同様、「旧国名市絡み」が圧倒的に多い傾向は同じようです。
…まだまだほかにもありそうな気がしますが、調べきっていないので、ご存知の型は遠慮なくどうぞ。
♯消滅市が絡む「石川」「清水」「中村」関係など、見つかりそうで案外なかったようでした。「平」絡みなども、1文字だけに検索が面倒で、うまく行きません…。

お題でNGとされた「函館市/北斗市」のペアは、「新函館北斗」の駅名の頭にある「新」が「余分」になっているからで、これに類する駅名としては、「大阪狭山市」(←これは本当に惜しい!!…南海高野線)、「中野富士見町」(東京メトロ丸の内線(方南町支線))、「和泉多摩川」(小田急)、「伊豆急下田」(伊豆急)などがあります。
現在、あるいは過去のある時点で「市名+市名」となっているような組み合わせになっていても、駅(駅名)が存在していた時期と、市が共に存在していた時期がずれていて、駅名が「市名+市名」になっているような時期が存在していなかった、といったケースも、調べているうちに結構見つかりました。駅の所在地である上野市が新設合併で伊賀市になったため「ほんの一瞬のすれ違い」になった「伊賀上野」(関西本線)のような例もありました。
[90451] 2016年 4月 28日(木)22:46:31【2】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名
今回の七番勝負・問二の共通項は、「『市名+市名=駅名』となる市名の組み合わせ」でした。
これに該当する駅は85駅(想定解となる組み合わせは87組…理由は後述)あり、五十音順に並べると下記の一覧表のようになります。また、これらの駅について、組み合わせとなる地名の由来を、次のようにグループ分けしたものを、記号で表しています。更に、その駅名が「市名+市名」のタイプになった日と、その理由も示しておきました。

<想定解に該当する駅名>

番号駅名路線所在地タイプ該当となった日理由備考
1安芸津呉線広島県東広島市A21954.8.1安芸市誕生
2安芸中野山陽本線広島市安芸区A2同上同上
3安芸長浜呉線広島県竹原市A21994.10.1駅開業
4阿波池田土讃線徳島県三好市A22005.4.1阿波市誕生
5阿波海南牟岐線徳島県海陽町A2同上同上
6阿波加茂徳島線徳島県東みよし町A2同上同上
7阿波川口土讃線徳島県三好市A2同上同上
8阿波半田徳島線徳島県つるぎ町A2同上同上
9阿波福井牟岐線徳島県阿南市A2同上同上
10伊賀神戸近鉄大阪線・伊賀鉄道三重県伊賀市A22004.11.1伊賀市誕生読み方違い(…かんべ)
11石狩金沢札沼線北海道当別町A21996.9.1石狩市誕生
12石狩沼田留萌本線北海道沼田町A2同上同上
13伊豆大川伊豆急静岡県東伊豆町A22004.4.1伊豆市誕生
14伊豆長岡伊豆箱根鉄道駿豆線静岡県伊豆の国市A2同上同上
15和泉砂川阪和線大阪府泉南市A21958.7.1砂川市誕生
16和泉中央泉北高速鉄道大阪府和泉市B12006.2.20中央市誕生
17和泉鳥取阪和線大阪府阪南市A21963.4.1駅開業
18和泉橋本阪和線大阪府貝塚市A21956.9.1和泉市誕生
19和泉府中阪和線大阪府和泉市A2同上同上
20出雲大東木次線島根県雲南市A21956.4.1大東市誕生
21出雲八代木次線島根県奥出雲町A21941.11.3出雲市誕生読み方違い(…やしろ)
22伊勢柏崎紀勢本線三重県大紀町A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
23伊勢鎌倉名松線三重県津市A2同上同上2009.10.8より災害で運休、2016.3.26復旧・再開
24伊勢川口名松線三重県津市A2同上同上
25伊勢竹原名松線三重県津市A21958.11.3竹原市誕生「伊勢鎌倉」と同様
26伊勢松本近鉄湯ノ山線三重県四日市市A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
27市川大野武蔵野線千葉県市川市C1978.10.2駅開業
28伊那福岡飯田線長野県駒ヶ根市E1954.4.1伊那市誕生
29伊那八幡飯田線長野県飯田市E1977.11.1八幡市(京都府)誕生注1
30伊予大洲予讃線愛媛県大洲市A11955.1.1伊予市誕生
31伊予亀岡予讃線愛媛県今治市A21955.1.1伊予市・亀岡市誕生
32伊予小松予讃線愛媛県西条市A21955.1.1伊予市誕生
33伊予西条予讃線愛媛県西条市A1同上同上
34伊予桜井予讃線愛媛県今治市A21956.9.1桜井市誕生
35伊予立川予讃線愛媛県内子町A21986.3.3駅開業
36伊予長浜予讃線愛媛県大洲市A21955.1.1伊予市誕生
37伊予氷見予讃線愛媛県西条市A21961.6.1駅開業氷見の由来([89248] hmt さん)
38伊予三島予讃線愛媛県四国中央市A21955.1.1伊予市誕生
39越前大野越美北線福井県大野市A12005.10.1越前市誕生
40越前竹原えちぜん鉄道勝山永平寺線福井県永平寺町A2同上同上
41甲斐大和中央本線山梨県甲州市A22004.9.1甲斐市誕生
42加賀笠間北陸本線石川県白山市A21958.5.1笠間市誕生
43鹿児島中央鹿児島本線・九州新幹線鹿児島県鹿児島市B12006.2.20中央市誕生
44鹿島旭鹿島臨海鉄道茨城県鉾田市E1985.3.14駅開業旧鹿島郡旭村
45鹿島大野鹿島臨海鉄道茨城県鹿嶋市E同上同上旧鹿島郡大野村
46川西池田福知山線兵庫県川西市D11954.8.1川西市誕生府県境越え
47岐阜羽島東海道新幹線岐阜県羽島市D21964.10.1駅開業
48郡上八幡長良川鉄道岐阜県郡上市C2004.3.1郡上市誕生旧郡上郡八幡町、読み方違い(…はちまん)
49郡上大和長良川鉄道岐阜県郡上市C同上同上旧郡上郡大和町
50佐世保中央松浦鉄道長崎県佐世保市B12006.2.20中央市誕生
51上越妙高北陸新幹線・えちごトキめき鉄道新潟県上越市D12015.3.14駅名改称(新幹線駅開業)
52新宮中央鹿児島本線福岡県新宮町B32010.3.13駅開業
53関富岡長良川鉄道岐阜県関市C1986.12.11駅開業
54伊達紋別室蘭本線北海道伊達市C1972.4.1伊達市(北海道)誕生
55丹波竹田福知山線兵庫県朝来市A22004.11.1丹波市誕生読み方違い(…たけだ)
56知多半田名鉄河和線愛知県半田市E1970.9.1知多市誕生
57千歳船橋小田急小田原線東京都世田谷区E1958.7.1千歳市誕生旧北多摩郡千歳村
58千葉中央京成千葉線千葉市中央区B12006.2.20中央市誕生
59中央弘前弘南鉄道大鰐線青森県弘前市B2同上同上
60中央前橋上毛電鉄群馬県前橋市B2同上同上
61燕三条上越新幹線・弥彦線新潟県三条市D21982.11.15駅開業燕市との境界線上
62津山口津山線岡山県津山市F1929.4.10山口市誕生切れ目違い(津山/口)
63土佐一宮土讃線高知県高知市A21959.1.1土佐市誕生読み方違い(…いっく)
64土佐大津土讃線高知県高知市A2同上同上
65土佐加茂土讃線高知県佐川町A2同上同上
66土佐佐賀土佐くろしお鉄道中村線高知県黒潮町A21963.12.18駅開業当時は国鉄中村線
67土佐長岡土讃線高知県南国市A21959.1.1土佐市誕生
68戸田小浜山陰本線島根県益田市E1966.10.1戸田市誕生読み方違い(…こはま)、所在町名と隣接町名より
69西海鹿島銚子電鉄千葉県銚子市F2005.4.1西海市誕生読み方違い・切れ目違い(西/海鹿島:にし/あしかじま)
70備前一宮吉備線岡山市北区A21971.4.1備前市誕生
71日向長井日豊本線宮崎県延岡市A21954.11.15長井市誕生
72福島高松日南線宮崎県串間市E1950.1.10駅開業旧南那珂郡福島町、1949.9.15仮乗降場として開業
73豊前川崎日田彦山線福岡県川崎町A21955.4.14宇島市が市制4日後に豊前市に
74豊前松江日豊本線福岡県豊前市A2同上同上読み方違い(…しょうえ)
75碧南中央名鉄三河線愛知県碧南市B12006.2.20中央市誕生
76三郷中央つくばEXP埼玉県三郷市B1同上同上
77みどり中央スカイレール瀬野線広島市安芸区B32006.3.27みどり市誕生「鉄道」と認められるか?([85670])
78美濃太田高山本線・長良川鉄道岐阜県美濃加茂市A21954.4.1美濃市誕生
79美濃松山養老鉄道岐阜県海津市A2同上同上
80美作大崎姫新線岡山県津山市A22006.3.31大崎市誕生
81美作加茂因美線岡山県津山市A22005.3.31美作市誕生
82八千代中央東葉高速鉄道千葉県八千代市B12006.2.20中央市誕生
83大和朝倉近鉄大阪線奈良県桜井市A22006.3.20朝倉市誕生
84大和新庄和歌山線奈良県葛城市A21959.2.1大和市誕生
85横須賀中央京急本線神奈川県横須賀市B12006.2.20中央市誕生

(注1)「伊那八幡」駅…1954.4.1伊那市誕生により該当する駅に、1963.2.10福岡県八幡市消滅でいったん非該当に(この間は読み方違い)。京都府八幡市の市制で再該当

<駅名を構成する市名の組み合わせのタイプ分け>
【A】…「旧国名」絡み
 A1:旧国名+所在市名
 A2:旧国名+所在地または周辺の地名(所在市名でない)
【B】…「中央」絡み
 B1:所在市名+中央
 B2:中央+所在市名
 B3:所在地(市名でない)+中央
【C】…所在市名+所在地または周辺の地名
【D】…所在市名と隣接市名の組み合わせ
 D1:前が所在市名
 D2:後ろが所在市名
【E】…郡名・広域地名・旧地名など、駅の所在市名や旧国名以外に由来する地名を冠したもの
【F】…偶然の一致(切れ目違いなど)

該当する駅名は、上記の85駅ですが、「伊達紋別」については、駅の所在地である「伊達市(北海道)/紋別市」のほかに、伊達市を福島県のほうにしても、この問の趣旨から見て「正答」みなされると思われるため、2つの組み合わせ、ということになります。同様に、「和泉府中」も、「府中」を東京都・広島県どちらとしても正答とみなされるため、結局「正答となる組み合わせ」は87組、ということになります。
この表を見ると、「旧国名」絡みである駅名(【A】グループ)が圧倒的に多いことが一目瞭然です。全体の6割強を占めており、そのうち最多なのは「伊予」の9駅([65870])で、すべて「平成の大合併」以前から該当しており、「大合併」以前は「伊予北条」も「該当する駅」でした。「伊予三島」は、以前はそのものずばり市名でもあり、「市名+市名」=「所在地市名&駅名」という唯一の組み合わせでもありました。「伊予」についで多いのは、「阿波」の6駅で、こちらはすべて「阿波市」発足と同時に仲間入りしたものです。
「和泉」「伊勢」「土佐」がいずれも5駅で続きます。旧「和泉国」内にある「和泉」のつく駅で該当する駅は5駅(平成13年(2001)のさいたま市発足以前は南海「和泉大宮」駅も該当していた)ですが、和泉市内にある「和泉府中」と、市外にある「和泉砂川」「和泉橋本」の両駅(「和泉大宮」も)については、駅の開業(駅名の誕生)が「和泉市」の発足(昭和31年=1956)以前であり、「和泉市」発足後にできた「和泉鳥取」駅(昭和38年開業)も和泉市内にはないため、これらの「和泉」は旧国名と考えられますが、「和泉中央」については、ニュータウンにできた新線の駅で、開業が和泉市ができてからだいぶ経ってからであること、和泉市域のほぼ中央に近いことなどから、「和泉」は旧国名よりも市名に由来するほうが高いものと考え、【B】グループに入れたほうがよいのではないかと思われます。「豊前松江」駅は、現在は豊前市域に入っていますが、「豊前市」発足より10年前にこの駅名になっているので、「結果として豊前市内の駅になった」ということで、この「豊前」は旧国名と見て問題ないでしょう。「安芸」と「大和」は、旧国名と同名の市がその旧国外にあるものです。同様な例に「日高市」がありますが、「日高」のつく駅で該当するものはありません。
「安芸津」については、形式上「安芸(国)+津」とみなして【A】グループに入れましたが、実態としては「安芸津」というひとかたまりの地名ではないかと思うのですが、「ご当地」の方がいらっしゃいますので、その辺の詳しいことをご存知でしたらフォローを…。>ピーくん さん。

「大合併」による新たな「旧国名市」の誕生により「仲間」に入ったものには、「阿波」のほか、「伊賀」「伊豆」「越前」「甲斐」「丹波」「美作」のつく各駅名があります。「飛騨」のつく該当駅もこのときできましたが、後述しますが短期間のうちに該当する駅がなくなっています。

【D】グループの「所在市名+近隣市名」のグループには、4駅ありますが、そのうち3駅が新幹線の駅なのが興味深いところです。ただ、「岐阜羽島」については、分類上このグループに入れたのですが、岐阜羽島駅は岐阜県内唯一の新幹線駅であり、この「岐阜」は、市名よりも県名と見たほうがよいのではないかと思われます。また、合併により両方とも市名が消え、該当しない駅名となった「水沢江刺」(所在地は旧水沢市)も、この【D】グループでした。一方、このグループで唯一新幹線の駅でない「川西池田」は、明治26年(1893)に「摂津鉄道」(のちに「阪鶴鉄道」)という私鉄の駅として開業した当時は「池田」という駅名でした。しかし、駅は当時から現在の兵庫県川西市域にあり、「池田」は猪名川を挟んだ対岸の大阪府の地名(現在の池田市)で、「県境を越境した駅名」だったのでした。現在の「川西池田」に改称されたのは、戦後の昭和26年(1951)で、大阪近郊の住宅地として発展してきた川西市(当時は「川西町」)の顔を立てたものと思われますが、それ以前に明治43年に現在の阪急宝塚線「池田」駅が、前身である「箕面有馬電気軌道」の駅として開業しており、猪名川を挟んで国鉄と阪急のそれぞれの「池田」駅がお互いに離れた場所にあった、という時代が長らく続いたのでした。池田市の中心駅(代表駅)は、市制以前から阪急の池田駅であり、川西市の中心駅も、以前の福知山線の状況から見て、阪急の「川西能勢口」駅(昭和40年以前は「能勢口」駅)であったと見られ、福知山線が複線電化され、JRになってから大増発された現在でも、能勢電鉄との乗換駅(梅田からの直通特急も運行されている)でもある「川西能勢口」駅が「川西池田」駅を乗降客数でもまだ大きく上回っているようです。…>川西市ゆかりのぺとぺと さん。([89886],[53070])

現在では「市名+○○」の形になっている、「郡上」のつく2駅は、市制以前の「郡上郡」の名をとったものと思われます。このような(旧)郡名に由来する駅名には、飯田線の「伊那○○」、鹿島臨海の「鹿島○○」、名鉄河和線の「知多半田」があります。ただ、「知多半田」(「半田」は駅の所在市名でもありますが)駅は「知多鉄道」によって開業した駅であり、同じ線にある「知多武豊」駅と同様、社名を冠して、既に開業していた国鉄武豊線の駅名と区別する意味もあったように思われます。(類例-旧「三河鉄道」の路線に多い「三河○○」駅…[83505] k_ito さん)
「中央市」の誕生と同時に「該当する駅名」となった駅が多い「中央」絡みの駅は、近年になって増加したタイプの駅名ですが、「中央前橋」と「横須賀中央」は戦前派で、共に路線開業時からの駅名です。

「大昔」に消滅した旧町村名をいまだに冠している駅名もあります。小田急の「千歳船橋」駅は、昭和2年(1927)の開業当時は「東京府北多摩郡千歳村大字船橋」だったことから、総武線の「船橋」駅との区別もあって、当時の村名を冠したものと思われます(旧国名の「武蔵」にしなかった理由はよくわからないのですが)。千歳村は、9年後の昭和11年に当時の「東京市世田谷区」に合併されて地名が消滅しましたが、それから90年近くを経た現在でも、京王線の「千歳烏山」駅と共に、当時の村名を受け継いでいます。日南線の「福島高松」駅([65843])は、隣にある「福島今町」駅と共に、駅ができた当時は「南那珂郡福島町」だったことに由来すると見られます(「串間」駅も元は「福島仲町」駅でした)。福島町は、昭和29年に新設合併で現在の「串間市」になりましたが、「福島」は古くは「櫛間」と呼ばれており、また「串間」という苗字も宮崎県に多数存在している(全国に約1800人、その約6割が宮崎県に集中)ので、「串間」という書き方もおそらく古くから存在しており、市制施行に当たって、いわば「昔の名前に戻った」ということなのでしょうか。

「市名+市名」駅名になった期日が最も早い現存の駅(駅名)は、おそらく「津山口」駅と思われます。「区切り方違い」になっているこの駅は、昭和4年(1929)の山口市の市制以来、80年以上の間このタイプの駅名になっていることになります。これに次ぐのは、やはり戦前の昭和16年からこのタイプになっている、こちらは「読み方違い」の「出雲八代」駅で、「戦前派」はどうやらこの2駅のみのようです。戦後にこのタイプになった駅で最も早いのは、開業した時点でこのタイプの駅名になった日南線の「福島高松」駅と思われます。一方、一番新しくこのタイプになった駅は、昨年3月の北陸新幹線(長野~金沢)の開業と同時に誕生(旧信越本線「脇野田」駅を移設改称、在来線は「えちごトキめき鉄道」に転換)した「上越妙高」駅です。
駅名が「市名+市名」タイプになった理由で最も多いのは、「片方がもともと市名と同名(所在市名であるものとそうでないものがある)で、もう一方が市名と同じになった」ことによるものですが、「伊予亀岡」駅は伊予市と亀岡市が同日に市になったために「該当する駅名」になった、現存唯一の例です。「伊那八幡」駅は、いったん非該当となった後、再び該当する駅名となった、これも現存唯一の例となっています。新線・新駅の開業によって「該当する駅名」になった駅は「岐阜羽島」など13駅、駅名の改称によるものは「上越妙高」のみですが、これも前述しましたが新幹線開業による「実質新駅」といえるかもしれません。

「過去には『市名+市名』タイプの駅名だった」のが、駅の廃止・駅名改称・駅名に含まれていた市名の消滅によって現在は存在しない、あるいは該当しなくなった駅もあります。これについては、次回に書き込むことにします。
[90370] 2016年 4月 19日(火)23:30:12伊豆之国 さん
七番勝負
問五:加古川市・加西市
[90366] 2016年 4月 19日(火)22:22:55伊豆之国 さん
七番勝負
問四:苫小牧市・出雲市
[90334] 2016年 4月 16日(土)22:46:23伊豆之国 さん
七番勝負
問一:八代市/宇城市
[90322] 2016年 4月 16日(土)00:25:52伊豆之国 さん
七番勝負
問三:土浦市・出雲市
[90311] 2016年 4月 14日(木)21:10:03伊豆之国 さん
七番勝負
問七:春日部市・越谷市
[90247] 2016年 4月 10日(日)23:06:43伊豆之国 さん
七番勝負
問六:町田市・白石市
[90210] 2016年 4月 9日(土)22:55:43伊豆之国 さん
七番勝負
問二:伊豆市/長岡市
[90176] 2016年 4月 6日(水)22:58:17伊豆之国 さん
超特急さくら、みちのくへ
[90174] 千本桜 さん
さっき見ていた某公共放送のエンディングのシーンに、大河原の「一目千本桜(注・敬称略)」が出てきました。
なんでも今年の桜の開花は例年よりも恐ろしく早いようで、恒例の桜祭りは予定より1日早く今日から開催とか。
(この映像を見て、真っ先に千本桜 さんの姿が浮かんだのはいうまでもありません…笑)。
まだ東京都心の桜もようやく散り始めというのに、今年の桜前線はまさに「超特急」ですね…。

ところで、「あのサークル」はやはり関東の地理に疎い人が書いたのだろうと推測したのは、いろずー さん([90175])と同感だと思いますが。
黒羽ってどこ?
この「黒羽」という地名を知ったのは、私が小学5年か6年だった頃、西那須野~大田原~黒羽を結んでいた「東野(とうや)鉄道」が廃止になる、ということをTVのニュースで見たことからだったのでした。後になって、この「黒羽」が「奥の細道」にゆかりの地だと知ったのでした。
[90169] 2016年 4月 3日(日)23:34:19伊豆之国 さん
紅葉丘で桜見物 & 中津市
[90168] k-ace さん
東京都府中市の紅葉丘
実は昨日、多磨霊園への墓参で行ってきたところでした。表参道の桜並木は、今まさに満開を迎えていました。そこに行くまでは、時折使っている裏技ルート([89119])で、南武線南多摩駅から多摩川の斜張橋を歩いて渡り、是政駅から西武多摩川線で多磨駅で下車…。

群馬県みどり市
3年前の夏休み、猛暑の中で訪れたところですが([84083])、このとき見てきた「関東の耶馬溪」とも呼ばれる「高津戸峡」や、昭和レトロの芝居小屋「ながめ余興場」は映像に出てきたのでしょうか?

[90159]で書き込んだ話、もちろん耶馬溪の奥にあるここですが、「さいたま市」になった3市合併の新市名として「彩京市」ではどうだ、というのを冗談半分で考えたことがありました…。「桜ではない桜区」ですが、各地の「桜」地名の中にも、"Cherry"ではなくて当て字であるものが結構あるようです。鹿児島の桜島も、この「桜ではない桜地名」の仲間に入るらしいとか。
耶馬溪がある大分県中津市というと、福澤諭吉ですが、多磨霊園の墓参のとき、「福澤捨次郎之墓」というのが正門から程近いところにあって、気になっていました。その「福澤捨次郎」という人物は、実は諭吉の次男で、「時事新報」の社長を務めていた経済人であったということを、その捨次郎の孫(つまり諭吉の曾孫)にあたる、元三菱地所会長・福澤武氏が日経新聞「私の履歴書」に書かれた記事で知りました…。
[90159] 2016年 4月 1日(金)22:46:32伊豆之国 さん
今日はさいたま市・勝手に区名改称
三ヶ日見沼の佐倉、いや三日見ぬ間の桜といいますが、ここ数日の暖かさで都心の桜も一気に満開ということになりそうです…。

さて、今日から卯月。ということで、今日は「兎」にゆかりの深い神社として知られる、さいたま市浦和区の「調神社」([83678]) の境内の特設スタジオから中継いたします。
その昔「落書き帳」でも大いに議論を呼んだ「さいたま市の区の名称」。「方角や抽象名詞ばかりでそれこそ『ダサい』としか言いようもない」と悪評もあちこちで聞かれた、その「ダサい」区名を「勝手に変えてみよう」という噂がネット上でもあちこち聞かれたらしい、という声を受けて、さいたま市民やさいたま市への通勤通学者有志により、「勝手に区名を変えてみよう会」が作られ、「さいたま市の新区名大募集!!」と銘打ってネット上で行われ、このほど「新区名選考委員」によって「最優秀作」が発表されました。
新区名応募対象は、従前の市名を継承している浦和・大宮・岩槻の各区を除く7区で、新名称の条件として

1)できる限り、その区内にある地名や自然、史跡などにちなんだ名称を選ぶようにする
2)他の都市にはない、強烈なインパクトを持つ斬新な名称に限り、抽象的な新名称は認めてもよい

応募資格者は「さいたま市民、元さいたま市民(旧4市時代に居住していた者を含む)、さいたま市職員、さいたま市への通勤通学者、さいたま市内の学校卒業者」など、「直接さいたま市にゆかりがある」人に限定となっていました。
今回の応募結果を参考にした上で、選考委員会による協議により、「勝手に新区名」の「最優秀作」は次のとおり決定しました。

現区名新区名選定理由
南区武蔵区武蔵浦和駅より
緑区美園区浦和美園駅より
桜区荒川区東京の荒川区には荒川が流れていないが、こちらは正真正銘荒川が流れている。桜区は「桜草」が有名だが「桜」の名所ではない
中央区彩京区旧市名の「与野」に愛着を持つ向きも多かったが、「彩の国」の中心にふさわしいインパクトのある新名称がよい、として「彩」のつくいくつかの候補のうちから「『最強』に通じ、埼京線も中心を貫いている」ということからこの名を選んだ
西区足立区足立神社が鎮座していることから。平安時代の「延喜式」にも記載されている古くからの由緒正しい神社で、古くはこのあたりが「武蔵国足立郡」の中心であったのではないかといわれる。東京都足立区は「足立郡」の南の外れだった
北区宮原区宮原駅より

一方、「最も『ダサい』」と散々こき下ろされ、「区名を見直してほしい」という声が最も高かった「見沼区」については、「区内の地名に基づく名称も、どれも地域全体を代表し、区内の『協和』がうまく行くのかどうか今市不安、といった感じがあり、また圧倒的なインパクトを持った斬新な新名称もあまり見られなかった」「『沼』を嫌がる人が多いというが、『魚沼』とか『勝沼』といった例もあるし…」ということから、どれも「見沼」を圧倒するような新名称にはならなかった、ということで「該当作なし」ということになりました。
「勝手に…会」では、この結果を受けて、商店街などの街角に「『××区』は『○○区』になりました」と書かれた幟を立ててキャンペーンを展開することにしており、この活動は旧暦4月1日にあたる5月7日まで行う予定にしている、とのことだそうで、「飯能がよければ『実際に区名を変える』という署名活動を行いたい」という意見も出ているようです。
これに対し、さいたま市に同名の区ができるかもしれない?東京の荒川区と足立区では、「いくらさいたまのほうが「地名の本家」としてはふさわしいと強調しても、『中央区』や『北区』のようなどこにでもあるものならともかく、いきなり相談もなしに勝手に同じ区名にしては混乱する」といった困惑も出てくるようです。
[90037] 2016年 3月 3日(木)22:35:32伊豆之国 さん
今日はうれしいひな祭り(もうすぐ終わりですが) & 武蔵野市
[90019] 白桃 さん
私が出した、何とも他愛もないクイズ([90017])に飯能させていただいて、誠に恐縮でございます…
どちらもご明察の通りです。

【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
共通項は、まさに[89169]に書かれた通りですね。
ついでですので、共通項に該当する市(場所)を一つだけ「クイ図」形式で示しておきます。小矢部市

【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
この答えは、[77736]を見れば一目瞭然です…

[90034] 白桃 さん
武蔵野・常滑・下松
タイトルに書いた3市は苦節40年
武蔵野市といえば、「住みたい街」ランキングで常にトップ争いに入る憧れの街「吉祥寺」ですが、その吉祥寺には実は「吉祥寺」というお寺がない、ということ、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?(ちなみに、地名の由来となった「吉祥寺」はここにあります。昔はこの辺りを「駒込吉祥寺町」といっていました)
[90017] 2016年 2月 27日(土)18:49:54伊豆之国 さん
Re:伊豆が「関東」だった頃 & 那珂川市
[90008] hmt さん
伊豆が「関東」だった頃

いろいろとご教示をいただき、誠にありがとうございました。
やはり、既に知っていたことも多かったのですが、「堀越公方・堀越御所」など、今まで知らなかったこともここで初めて知って、また一つ「勉強」になりました…。
♯私の「伊豆の国市」の経県値「○」は、少年時代に2度行った、旧韮山町の高原地帯にあった「伊豆富士見ランド」のホテルの宿泊でした。大浴場や遊園地、ゴルフ場などもあったテーマパークでしたが、利用者の減少により、平成に入ってしばらくして閉園になって、今は跡形もなくなったらしく、「富士見パークウェイ」という元有料道路(今は一般開放)の名に名残をとどめているようです。

「あそこが関東?」という「違和感」を感じたことというと、まずだいぶ前から引っかかっていたことは、選抜高校野球のブロックで「山梨県が関東に入っている」ということでした。山梨県の高校が「関東代表」として甲子園に出てくると、「関東の代表ということで応援しているのに、『関東』でないところが出てきている」と、やはり少し気が引けてしまいます。「箱根駅伝」に山梨学院が出てきたときには、やはり初めの頃はどうにも「場違い」な気がしたものでした。「関東」からは離れますが、「長野県の電力周波数が60Hz」(中部電力管内)ということも、どうしても失念しがちになります。文化、風俗その他の面からしても「ほとんど東日本」型の信州(木曽谷・伊那谷など南部の地域は名古屋とのつながりも大きいのですが)が、電力だけは「西」の60Hz、ということが頭の中でどうもしっくりこないのです。電力というと、北陸新幹線。群馬(東京電力管内、50Hz)→長野(中部電力、60Hz)→新潟(東北電力、50Hz)→富山・石川(北陸電力・60Hz)と、周波数の境界を行ったりきたりするのですが、調べてみると、車両のほうは通過する区域に合わせて周波数をそれぞれ切り替えられるような構造になっているようです(切り替え地点は県境でなく駅になっているようですが)。

さて、[90010] 山野 さん
那珂川町(5万29人)非常に微妙な数ですが、5万人超えました
人口面はクリアで取り合えず、おめでとう御座います
これを受けて当町は「平成30年10月1日付」で市へ移行を目指す方針となった模様です
…ということで、それこそフライング気味ではありますが、「那珂川市(仮称)誕生・前祝」にちなんだ「クイズ・番外一本勝負」を作ってみました。

問題:以下に列挙した市には、福岡県那珂川町と共通するある特徴があります。それは何でしょうか?そういう市を見つけてください。
【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
第一ヒント:「デビュー戦」は控えに回りそうです。
第二ヒント:昨年のオフ会のとき、さるメンバーの方がバスで「ある場所」を通過されました。

ついでにもう一丁、別のテーマで「一本勝負」。「残る1市」を答える問題ですが、難しいようで実は知っていれば超易しい、間もなくやってくる「うれしいあの日」に関係する問題です…。

問題:以下に列挙した市には、いずれもある共通する特徴があります。同じ特徴を持つ市があと1つありますが、どこでしょうか?
【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
第一ヒント:氷見の民家に行け(ひみのみんかにいけ)
第二ヒント:小牧市は10年前まで「該当する市」でした。「アレ」も対象に入れると、箱根町も該当します。
第三ヒント:突進野球(とっしんやきゅう) ←「昔の名前」は何でしょう?
[90003] 2016年 2月 21日(日)21:20:33伊豆之国 さん
熱海は関東ではない
昨日のTV番組で埼玉県越生町をやっていましたが、その中で越生梅林のことを「水戸偕楽園・熱海梅園と共に『関東三大梅林』の一つ」とアナウンサーが言っていたのには、「伊豆」にルーツを持つ人として大いに違和感を抱かざるを得ません。第一、熱海が属する伊豆国は「関八州」の中には入りません。思うに、あの「熱海」のところには、本来ならば「青梅(吉野梅郷)」が入っていたのではないでしょうか。青梅市内の梅の木は、悪性の伝染病が蔓延して、残った木も感染防止のために伐採されて「全滅」状態になっており、「再び植林して元に戻るまでには少なくとも数年以上かかる」とかで、関東の範囲からわずかに外れている熱海を無理やり押し込んだような感じもするのですが。「域外」の熱海を入れるよりも、先日行った「曽我」([89968]…観光案内やHPではどこにも「三大梅林の一つ」とは書いていないようですが)とか、「学業優先」でしばらく十番勝負は「休場中」の上州の若手メンバーのお膝元にある「秋間」を入れるほうがまだわかりますが。
[89982] 2016年 2月 13日(土)13:29:28伊豆之国 さん
「十津川警部」と聞いて、「清水次郎長」を思い出しました。
[89971] 桜トンネル さん
ただJR北海道は赤字が多く、札幌圏でも赤字となっているようですし、(参照記事)採算性を考えると近いうちに廃止される可能性が高そうです
この「参照記事」にリンクされていたこちらの記事を見ると、
札沼線(学園都市線)の非電化区間では、現在設定されている新十津川駅発着の普通列車3往復のうち2往復がダイヤ改正で浦臼駅止まりに。これにより、新十津川駅発着は1往復のみとなり、下り・上りともに午前9時台の列車が最終列車となる
ダイヤ改正後の札沼線(石狩当別以北)の時刻表
この時刻表を見ると、こうした閑散路線の「一番のお得意様」と言える通学生の利用を考慮したダイヤとは思えないようで、路線の周辺の状況は全く異なるとは言え、やはり「朝だけの運行→路線廃止」となった阪堺電車の「住吉公園」([89916])と同様の道をたどって行くのはおそらく必然、ということになるのでしょうか。

「一日一往復の列車」というと、思い出したのは旧国鉄「清水港線」。東海道本線清水駅から三保駅まで8km余りの非電化単線で、沿線に工場地帯が広がっていることから元々貨物線として開業し、旅客輸送は「おまけ」のようなものだったらしく、平行する道路にバスが多数走っていることもあって利用者は少なく、「混合列車」と呼ばれる客車と貨車を連結して機関車が引っ張る列車が運行されていました。それでもかつては数往復の旅客列車があったようですが、昭和47年3月からは、朝の下りと夕方の上り各1本だけの運行となり、利用者は専ら沿線にある東海大の系列高校の生徒に限られていたそうです(石野哲氏著「時刻表名探偵」(昭和54年、[89091] 他) 、清水晶氏著「たのしい時刻表」(昭和47年、[85129],[84064])より) 。「清水港線」は、国鉄の貨物輸送の合理化とトラック輸送への転換が進んだこともあって、廃止対象路線となり、昭和59年に廃線になっています。「清水港線」の沿線にも近い三保の松原には、これまで2度訪れ([88822])、悪天候で散々な目に遭った12年前には、バス道路沿いの廃線跡と思われる敷地に、清水港線で使われていたと思われる客車が、静鉄清水市内線のと思われる電車と共に保存されていたのを見たことがあるのですが(こちら)、昨年秋に行ったときにはどちらも消えていました(こちら)。
[89968] 2016年 2月 11日(木)22:00:10伊豆之国 さん
大きな袋、肩に掛け…&小田原市
建国記念の日にちなんで、「神話」にまつわる話題から。
鳥取県県立博物館所蔵の、弥生時代に作られたと見られる銅剣に、「鮫」の絵と見られる文様がある、というニュースがありました。→毎日新聞より(要約転載)

銅剣は儀式用とみられ、海にまつわる地域独自の祭祀の存在を示す成果という
サメは鳥取の因幡地方を舞台にした神話「因幡の白兎(しろうさぎ)」にも「ワニ」として登場。研究者らは関連性に注目しており、弥生時代の人々がサメに何を求めたのか、想像が膨らむ
古事記の表記上はワニだが、山陰地方の方言でサメをワニと呼ぶことや、海が舞台であることから、サメとの解釈が成り立つ。舞台とされる白兎(はくと)海岸(鳥取市)も日本海に面し


ということで、「因幡の白兎」の神話の「鰐・鮫論争」([74529] )もこれで決着がつく、ということになるのでしょうか?…。「因幡の白兎」は、小学校の教科書にも出ているようですが([74529])、どちらのほうの絵が書かれているのでしょうか?

…今日は好天に恵まれたこともあって、「早春の香り」を求めて、良くも悪くも「戦国市盗り合戦」の「原点」となった小田原市([88822],[89916])にある曽我梅林([68592])を、7年ぶりに訪れることになりました。今年の梅は例年よりも早咲き気味で、白雪を被った富士山も、やや霞んではいたものの、咲き誇る梅花の向こうに見事な姿を見せ、梅林と御殿場線の線路の間にある広場では流鏑馬が演じられていました。その後、7年前には足を運ばなかった、曽我兄弟ゆかりの城前寺宗我神社にお参り。城前寺の境内にある曽我兄弟の墓前では、「伊東市奪還」報告を(笑)。でも、「小田原城攻め」の件については「時代が違うから」として口に出さず…([89916])。御殿場線の本数が少ないこともあり、結局7年前と同様「小田原城下」には寄らず、新松田から小田急で家路に戻ることになりました。
[89916] 2016年 1月 31日(日)20:40:06伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感(その2)
「戦国市盗り合戦」の分析記事も出揃ってきているようですが、デスクトップ鉄 さんの記事([89892])で述べられているように、「市盗り合戦」の影響で「分散派」から「集中派」に転進した方が多い、ということですが、私自身の解答選択傾向(正答に限る)を過去3年間(計7回)ついて調べてみると、次のようになりました。

大会名初解答2度目以降
3682
3764
3855
3964
4082
4164
4246

元々は「分散派」を自認して、「できる限り解答市を増やす」戦術を取っていたのが、今回初めて2度目以降が初解答を上回って、「市盗り合戦」の影響は認められますが、それ以前でも2度目以降となる解答市を選んだことは結構あったことは自分でも案外気づかなかったところでした。ただ、複数回答えていた市は、以前は自分自身にゆかりのある市が大半だったのが、「市盗り合戦」が始まってからは、「旅先で訪問したことがある」など、特にゆかりはなかった市も増え、この点では明らかに「市盗り」を意識した「解答市選びの変化」が現れたのかもしれません。今回で5回目となって、お膝元の市に続く回数となった「世界遺産の絢爛豪華装飾神殿がある」市などは、明らかに「領地防衛意識」が働いての答え選びでした。

[89886] ぺとぺと さん
問六、解答市の選択に悩んだ唯一の問題でした。伊東市を巡るデッドヒート
貴重なタネ銭を今後も「ハトヤの増築」に投資し続けざるを得ない状況に陥りかねません
ハトヤ城の明け渡しは甘受し、以前から目星をつけていた藤枝市を手中に収めた
実はその時点でぺとぺと さんが藤枝市を答えていて、伊東市を答える可能性がなくなっていたことはすぐには気づかず、答えた後で「これで伊東氏の館に生還できる」とわかった次第で…。

小田原城への奇襲[89853] も想定し、より守りを重視した戦略
蒲鉾と提灯(と外郎と梅干でも)で名高いこの町の「白鳥」、ではなくて「城盗り」? …これは前回の「寅午」(トラウマ)もあるし、ここに「石垣山」を築いてもまた「ハトヤ」がお留守になりそうで、箱根山の背後からも、「田子小松城」([66751])から「水軍」を駆って海上から攻め込むのもちょっと難しい賀茂…。
それよりも、西から強力新人が現れてきて、「野望」達成のためには「越すに越されぬ大井川」の向こうに残る未解答4市を果たしていつ答えられるのか、厳しい戦いが待ち受けてきそうです。こちらが4市を1回ずつ答える代わりに、掛川城を明け渡す、安倍川か、あるいは富士川を境にして、「紳士協定」を結んで共存を図ることも頭に入れなければ、ということもありそうです…。境川と足柄山の間も、こちらが未解答市を答え切ったところで矛を収める、ということになるか…。

[89897] 白桃 さん
[89908] k_ito さん
(愛知県)N市
縁もゆかりもなさそう
この「N市」のうちの一つ、つい数年前この市と合併した「愛知県を代表する作家の故郷の町」がある市は、実は私の出身地とは「年末年始の定番時代劇では悪役扱いされているが、この市(の旧町)では郷土の英雄として尊敬されている人物とは苗字もルーツも同じ一族が、戦国時代に城主だった」ということで、深いつながりがあるのです…。

その「定番時代劇」の発端となった、愛知県N市旧K町の「郷土の英雄」が殿中で斬りつけられた殺人未遂事件。その事件の緊急報告で江戸から国元・兵庫県A市に早籠で向かった2人の藩士のうちの1人が、今落書き帳をにぎわせている大阪府箕面市([89899] hmt さん 他)にゆかりの人物でした。その人が、萱野三平。「討ち入り」に加わることを目指していたものの、仕官を勧めた父と「忠孝の板ばさみ」に陥り、討ち入りの日を迎える11ヶ月前に自殺に追い込まれた悲劇の人でした。こうした経緯からか、江戸高輪の藩主の菩提寺でも、国元の神社でも、「義士」に準じた扱いを受けているようです。

大阪というと、今日「大阪国際女子マラソン」が行われましたが、以前にも話題になっていた阪堺電車の住吉~住吉公園間([85164],[85165] hmt さん,[88724] 山野 さん)が、昨日午前8時32分(!)の終電(実際には混雑で少し遅れたようですが)をもって運行廃止になりました(HP)。

これも以前からにぎわっていた話題で、以前にオフ会の帰途で実地踏査も行っていた「平地の3県境」ですが、
[89263] いろずー さん
[89264] 山野 さん
[89266] オーナー グリグリ さん
[89267],[89272] hmt さん
埼玉、栃木、群馬の3県が接する“境界点”を確定させるため
県境に接する3市町が年明けにも測量調査に乗り出す
その県境を確定するための測量が、当該3市町の合同で、来月にも地権者も立ち会って測量を開始する、というニュースが、新聞記事にも相次いで載っていました(日経:1月28日夕刊、毎日:29日夕刊)。
[89898] 2016年 1月 30日(土)10:00:18伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感
「戦国市盗り合戦」が始まって2回目の十番勝負、予想以上の大盛況となったようで、今月の書き込み数は25日までに既に500件を突破。これは実に2012年8月以来という久々の盛り上がりとなりました…。

さて、今回の十番勝負の問題、物議を醸したものがいくつかありました。これに対しての雑感を。
まず、お題の市の選び方で迷走されてオーナー様も「懺悔」の念に駆られたとか…という、問九。白桃 さんからの疑義([89810])が出てきたところで、この時点で私が考えていた、これにうまく合っている共通項は、「その県内で一番最近に、合併又は単独市制によって町村を消滅させた市」というものでした。この共通項なら、「川口がNGで、長久手や野々市がOK」という理由が成り立つというからでした。結局、共通項発表([89842])で未解答だった西東京市がOKになっていたことから、これは違うということになりましたが、もしこの私が考えていた共通項だとすると、西東京市の代わりにあきる野市が該当することになります。こちらのほうが、かえってすっきりしていて綺麗なように見えますが、いかがでしょうか。

次に、「ABC問題」の問十ですが、これはつまるところ「ローマ字表記の方法にはっきりした決まりがなく、いろいろな方式、考え方があってまとまっていない」こと、特に「ワープロ入力方式」が広まってきて、一般的に使われる「英語式」との違いから、これが混乱に拍車をかけていることが大きな原因になっているのでしょうか。少し横道にそれますが、少年時代に読んだ「時刻表」ネタの本の中に、こんなことが書かれてあったことを覚えています。
「近江」の「大津」は「おうみ」の「おおつ」であり、「東」は「あずま」でも「吾妻」は「あづま」であることを、「時刻表」は教えてくれる

ここに出てくる地名を「ワープロ式」で書くと、次のようになります。

近江→OUMI 大津→OOTSU(or OOTU) 東→AZUMA 吾妻→ADUMA

「ん」の扱いなども結構厄介で、「阿南」は”ANANN”、「安中」は”ANNNAKA”、「観音寺」は”KANNONJI”(「観音(かんのん)」は”KANNNONN”、「カノン」は”KANONN”…)になるようなのです。「山武(市)」は、”SANMU”か”SANNMU”で、”SAMMU”だと「さっむ」と出てしまいました(「山武郡」のほうは”SAMBU”でもOKでした)。この辺のことが「オヤジ」にはなかなか飲み込めないから、私は専ら「かな入力」派なのです…。
♯「ローマ字表記の混乱」についての「蘊蓄」が書かれたこんなサイトが見つかりましたので、興味のある方はどうぞ。
こちらの方面の話については、既に「落書き帳」から引退された?あの「地理学の巨匠」(自身のHPの更新状況から見て、今もご健在だと思われますが)殿がお詳しいと存じますが…。

「市盗り合戦」の「本題」についての雑感は、この次に…。
[89853] 2016年 1月 23日(土)21:21:20【1】伊豆之国 さん
第42回十番勝負を振り返って~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。
「戦国市盗り合戦」スタート後2回目となった今回。前回の戦術混乱を受け、「領地争奪戦」を意識した戦術に徹することを目指しましたが、とにかく難度が急上昇して悪戦苦闘。参戦して間もない頃のスローペースに逆戻りになりました…。今回も解答順に。

問三~有馬山猪名の笹原風吹けば~
やはり皆さん方と同じく、真っ先に共通項がわかった問題。「県内よりも県外のほうが隣接市町村が多い」。以前に出た類題と違い、「市」以外も含まれるのが微妙な「綾」だった。典型的なこのタイプである地元を選ぶこともできたが、「領地争い」には直接関係ないものの、「景気づけ」の意味も含めて、「宿命のライバル」になりそうな相手の生国をあえて答えることにした。

問五~白鳥は悲しからずや~
偶然に共通項が掴めたもの。新規リリースの「反対語コレクション」を眺めていると、「上下」のところに盛岡と滝沢が並んでいる。「はて、どこかで見たような…」。これこそ問五の「金・銀」だった。前回できなかった東北支援、同じ東北地方を見ると、「湿地」の過去問にも出てきた、隣の市にまたがる、「ご当地」の名を冠する白鳥の飛来地が…。「銅賞」で、「にわか領主」に。

問八~鞘より抜けておのずから 草薙ぎ払いし御剣の~
お題の「八」の字に惑わされてなかなか進めず。駅名だと想定解数が全然違い、過去問にあった合併関係でも数が合わず。ふと隣接系を思いつき、当たってみると全て「区とただ一つだけ隣接」。静岡県の未解答市減らしで。

結局、ヒント前に答えられたのはこの3問だけ。その後のヒントも難解なものが多くて…。

問九~粉雪、ねえ、心まで白く~
この問の共通項、「一番最近の合併」だと読んでいたのは、おそらく白桃 さん([89810])などと同じ。お題の選び方が少々まずかった、ということか([89842] オーナー グリグリ さん)。「市盗り」には関係しないが、一昨年のオフ会開催地に。

問十~You Are My Sunshine~
最初は何のことかわからなかった。「鉄」も考えたが、なると金時 さんの「鉄分のない安納芋」([89505]) が出てきて迷路に。その後ふとしたことから「市名をアルファベットで…」と思いついたら、共通項が見えてきた。追っかけてきそうな人が栃木県人だとわかって、ここは防衛戦に。今回これで5回目、過去4回で3回目。NGの市はHPを見て「イレギュラーか」と…。

問一~駕籠で行くのはお吉ぢゃないか~
お題と既出解を眺めているうちに気づいた。4年半ほど前にちょっとした話題になった、アレ。1年で習う漢字だけの市が35。それと、ひらがなだけの市が23(「1年漢字+かな」は該当なし)。合わせて58、想定解数とぴたり一致。「ご当地」にありながら難攻不落だった、黒船・水仙・御用邸でも名高いこの地域随一の名邑の攻落に、ついに「王手」をかけた([89619])。

問七~掛川降りて九里余り 行けば遠州秋葉山~
アナグラム解読に手間取ったが、「今のところ一人」と解けて、「市盗り合戦」に結びついた。前回も答えた山内一豊ゆかりの城下町は、あの「岐阜城下の大喧嘩」以来雲隠れしている、讃岐国玉藻城下のあの人が「入城」以来居座っている。今取ればともかく「城主」になれる、と連続攻撃で攻め落とし。でも、既に西から強力新人が迫ってくるのは必至で、それまでしばしの間だけ「一豊」になった気分を味わうことに…。

問六~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
ここからは、いよいよ皆さん方も苦労された難問ぞろい。この問六のヒント、「基準より高い」から「地価」のほうにばかり目が向いてしまい、膨大なデータ量を前にして降参。ようやく第4ヒントから「密度」の問題だ、と理解。静岡県を見ると、「山の奥」まで入り込んでいる静岡市の順位に納得。全く思わぬところで、前回の作戦ミスから「妖怪」に奪われた領地を取り返すことができた。

問四~もしも運命の人が…~
第二ヒントが「最近更新」と解けたので、「ホームページの更新」だとばかり思い込んでいたら、「若殿」が主題だったとは…。「目」と「勘」の衰えからお手つきも、「石高没収」につながらなかったのは幸い。出直しですぐ思いついたのは、一昨年の夏のほろ苦い思い出の、超ブランド牛の町。前市長辞職の顛末(→[88643] いろずー さん,[89064] ピーくん さん)が妙に引っかかっていた。思い入れの深い「運命の人」には悪いことをしてしまった…([89749], [89845] いろずー さん)。後になって、あの道中で最初に泊まったいにしへの都([78442])にしておけばよかった、と…。

問二~Central Freeway~
これで共通項読み外れ三連発。「今回のテーマ」「パターンマッチ」から、問四と同様「HP」関係だとばかり思っていた。「パターン」から、まず「形式の違い」と見て、こちらを開いたが、全然合わず。第四ヒントまできて、「人口に二十」。最新の推計人口を見ると、伊勢崎・西東京・松江がいずれも20万何千人台、他の2市は?と見たら、
長崎市 432,089
豊後高田市 22,820
つまり、「最新の推計人口の中に"20"という数字の列がある」ということだ。全く思いもよらない共通項、「人口問題ならお手の物」のあの白桃大先生が四苦八苦、右往左往、周章狼狽されたのも無理もない。身近なところを見ると、祖父母の墓参でいつもお世話になり、あの斜張橋([89119])も、私には大して関心もない競馬場も麦酒工場もある、その昔武蔵国の中心だった市があった。以前に没収された1万石を取り戻すことに。

…これで何とか昨秋の「市盗り合戦戦術大研究・東海地方遠征」([88822])の成果が出た、ということになって、ようやく安堵([89749])…。

♭すっかり恒例になった、「今回の選曲」は…
問三:この市とは直接にはつながりは薄いでしょうが、市域を流れる猪名川にちなんで、百人一首より。
問五:白桃大先生の故郷の市にある旧町名とは関係ありません。…これって、誰の詩でしたっけ?
問八:この地に伝わるヤマトタケル伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編の22番より。
問九:この市出身のバンド(既に解散したらしい)のヒットナンバー。今もこの時季になると、カラオケのリクエストが増えるとか。
問十:市名の直訳ですね…。
問一:この地で数奇な運命をたどった唐人お吉を歌った、西條八十の作詞より(宝福寺HP[89119])。
問七:「鉄道唱歌」の7年後、明治42年に同じ大和田建樹の作詞により発表された「東海道唱歌」の22番の歌詞より。「鉄道唱歌」では、「掛川・袋井・中泉(現・磐田) いつしか後に早なりて」(25番)と「急行」で飛ばしてしまったので、後になって「忸怩たる思い」もあってか、駅から9里も離れた山中の神社を無理やり歌詞に組み込んだ、というようです(「鉄道唱歌の旅・東海道線今昔」([79370]]より)。平成の世になって掛川城に天守閣が再建されるまでは、このあたりには大して見所もなかった、ということだったのでしょうか?
問六:毎度のことながら、超ワンパターン…
問四:今度の「センバツ」の行進曲に決まったこの歌を歌っているのは、この市にある一昨年夏の準優勝校のOGだとか。
問二:この市を通り、そして中央市をも通る高速道路([77512])。

…「入門コース」は、疲労感と「万一」のことも考え、今回も遠慮することにしましたが、もし参入するとしたら、そのうちのいくつかの問では、次のような市を取ったでしょう(市名ずばりではなくて連想から)。

問A:「黒船・水仙・御用邸」
問B:「伊豆の山々、月淡く」
問G:「頼朝&政子、反射炉は世界遺産に」
問K:「あなたと行きたい天城越え」
問Cの「ハトヤ」は、やがて「市盗り合戦」の強力なライバルとなるであろう新人が、早くも「金賞」をいただいておりました…。

♯今晩、久々に某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組を見たら、「戦国市盗り合戦『迷走』の原点」となった、蒲鉾と提灯で名高い城下町が出ていました(昼に見た8chでも)。実は私もこの市の「城盗り」に挑戦権があることを…。
[89749] 2016年 1月 16日(土)22:12:26伊豆之国 さん
帰郷 & 雪見風呂 & 蔵の街 (十番勝負はしばらく高見の見物です)
今日は毎年この時期なに行われる一大イベントで「帰郷」。いつの間にかなじんでいた店が消えたり改築されたりでしていて、少々戸惑いも。今年もまた「東北復興物産」も開かれて、「にわか領主」になった市のお隣の市の特産のブランド米を六郷、じゃなくて六合500円也でGet…。我が家に戻って、いつもの通りTVの旅番組、今日は「雪見の混浴露天風呂」特集。思い出深き作並温泉の河原露天風呂([60404])も出てきて、思わず落涙…。その後は、祖母の故郷「小江戸」川越市。自分がここの「領主」だということをすっかり失念していました…。

さて、今回の十番勝負、第一印象の大外れやら、ヒントの意味が思わぬことだったことやら、更には「カレー」、ではなく「加齢」から来る凡失も加わって、これまでの中で一番苦戦したのはまず間違いないところ…。そんな中でも、前回の序盤の作戦ミスから「妖怪」に奪われた「あの城」をどうやら取り戻し、さらに「ご当地随一の名邑」攻落の手がかりをも確保できそうなこと、そして念願の「駿河・遠江・伊豆三国の統括領主」の地位をも手に入れた模様となって、昨秋の「作戦大研究・実地踏査道中」([88822])の成果が何とか実戦に生きた、ということになってほっと一息といった感じです…。その一方で、「ご当地」の西側から彗星の如く強力新人が現れたこと、本拠地「武蔵小山田城」にも尻に火がついてきて、今後更なる作戦の練り直しが出てきそうです…。「怪我の功名」で「にわか城主」の座を手に入れた「牛肉の町」は、この県や市にゆかりや思い入れの深い「運命の人(※)」達がいずれ狙いに来るのは必至でしょうし、特に「あの人」には無礼なことをしてしまったということで、ここには大して執着していません…。

♯「入門コース」は、想定解が少ないのがあることと、気力も衰えているので見送る方向になりそうです。
(※)の意味は、「センバツ」「行進曲」で調べれば…。
[89710] 2016年 1月 16日(土)00:26:39伊豆之国 さん
十番勝負
問二:府中市(東京都)
問四:松阪市(お題を答えたため…目の老化で、いろいろ見落としが目立ちますねぇ>[89709] EMM さん)
[89706] 2016年 1月 16日(土)00:09:11伊豆之国 さん
十番勝負
問四:山形市

「あの市」を狙いに行こうとも思ったのですが、あえて遠慮して、自分で言い出したところにします。
[89700] 2016年 1月 15日(金)23:37:43伊豆之国 さん
十番勝負
問六:伊東市
[89619] 2016年 1月 12日(火)23:12:50伊豆之国 さん
十番勝負
どうでもよさそうな「一夜城」2ヶ所を明け渡したとはいえ、「難攻不落」を誇っていた「下田城」攻め落としに、ついに「王手」がかかった模様です。いよいよ「河津桜」咲き誇る「本丸」を目がけて、「黒船」から集中砲撃で一気に攻略する時が間近に迫ってきました…。

さて、本題に戻りまして…

問七:掛川市
[89582] 2016年 1月 11日(月)23:31:03伊豆之国 さん
十番勝負
問一:下田市
[89562] 2016年 1月 10日(日)22:20:23伊豆之国 さん
十番勝負
問十:日光市

「いまいち」しっくりしないのですが…
領地防衛に賭けます。
[89548] 2016年 1月 9日(土)22:47:45伊豆之国 さん
十番勝負
問九:笛吹市
[89527] 2016年 1月 8日(金)00:53:41伊豆之国 さん
十番勝負
問八:焼津市

八の字に惑わされすぎて進めませんでした。
[89448] 2016年 1月 4日(月)13:17:13伊豆之国 さん
十番勝負
問五:登米市
[89381] 2016年 1月 1日(金)01:12:54伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

早速、十番勝負に入ります。

問三:川西市

…ライバルの本山に突撃なるか?
[89358] 2015年 12月 29日(火)16:56:28【1】伊豆之国 さん
Day Dream Believer
少々気が早いですが…来年の干支は「申」年。そこで、「猿」にまつわる話題をいくつか。

「猿」の付く現存の自治体は、北海道「猿払村」ただ一つ。野生の猿がいない北海道のこと、もちろん動物の猿とは無関係で、アイヌ語で「葦原の河口」を意味する「サル・プッ」が由来とのことです。茨城県には「猿島町」がありましたが、10年前に坂東市の一部となって消滅。「猿島郡」の名は残っています。

「猿」「申」の付く鉄道駅は、合わせて次の8駅が見つかりました。

駅名路線名所在地
猿田総武本線千葉県銚子市
猿橋中央本線山梨県大月市
猿和田磐越西線新潟県五泉市
猿投名鉄三河線愛知県豊田市
猿猴橋町広島電鉄市内線広島市南区
庚申塚都電荒川線東京都豊島区
新庚申塚都電荒川線東京都豊島区
真申松浦鉄道長崎県佐世保市

東京23区内で「猿」の付く町名には、千代田区渋谷区にそれぞれある「猿楽町」と、江東区「猿江」があります。かつては港区白金と葛飾区水元にそれぞれ「猿町」がありましたが、いずれも昭和40年代の住居表示により消えています。

「猿」にゆかりの深い神社というと、滋賀県大津市の日吉大社を「本家」とし、各地に鎮座している「日吉神社・日枝神社・山王社」。日光東照宮の「三猿」はあまりにも有名です。「猿」の字が付く、三重県伊勢市の「猿田彦神社」は、「道案内の神様」とされている猿田彦大神を祭り、その縁からか、長距離ランナーなどの間であつく信仰されているようで、ご当地・伊勢市出身のアテネ五輪女子マラソン「金」の野口みずき選手もよく参拝されたそうです。

「猿」の付く温泉というと、群馬県みなかみ町の「猿ヶ京温泉」がその代表といえるでしょうか。「猿」にゆかりの温泉で思い起こすのは、長野県山ノ内町の「地獄谷温泉」。「野生の猿が入浴する露天風呂」として有名です。

「お猿の楽園」というと、大分市の「高崎山」や愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」([70159] hmt さん)が特に有名でしょうが、野生の猿の群生地としては、宮崎県串間市の「幸島」、香川県土庄町の「銚子渓」、静岡県南伊豆町の「波勝崎」([83026])、青森県下北半島(むつ市脇野沢)の「北限の猿」などが知られています。
「日光猿軍団」は、入園客の減少と「既に使命は終えた」ということでいったん閉園したのですが([84435])、最近になって復活したようです。愛知県西尾市(旧幡豆町)の「沖島」は、かつて「猿が島」として、数百頭の猿が放し飼いにされ、「うさぎ島」([77114]) と呼ばれていた隣の「前島」と共に三河湾の観光名所として知られていましたが、18年前に閉園、「無猿島」となりました。

その他、「猿」の字が付く名所というと、中央線の駅名の由来にもなっている、「日本三奇橋」の一つに数えられる「猿橋」([85841] hmt さん)、黒部峡谷の「猿飛峡」(黒部峡谷鉄道HPより)、奈良市の「猿沢池」等々といったところでしょうか。神奈川県横須賀市の「猿島」は、東京湾の入り口に位置する無人島で、かつての海軍の要塞として知られていました。東京都八王子市から多摩市方面を通る街道に「野猿街道」があり、「野猿峠」はかつては東京近郊の手軽なハイキングコースとして親しまれていたのですが、昭和40年頃からの多摩ニュータウンの開発によって緑の丘陵はあっという間に切り崩され、昔日の面影は全く失われてしまいました。野猿峠の今の風景

最後に、私の経県値について。
今年の経県値は、9月の東海4県遠征([88822])以外に遠出がなかったこともあり、21点で終わりました。

「市の経県値」(認市度)がUPした市は次の通り。

 半田 ×→○
 岡崎 ▲→○
 豊明 ▲→●
 大垣 △→● (お情けですが…)
 安城 ▲→△

この結果、今年末時点での認市度(全国790市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年([86850])からの増減は下記のようになりました(竹田市の誤り([88756])は補正済み)。

 ◎:2(±0)、○:120(+2)、●:261(+2)、△:52(±0)、▲:265(-3)、×:91(-1)


さて、新春早々から「戦国市盗り合戦」第二陣が始まります。領地争奪戦で「見えない敵」と戦うことが増えた分、プレッシャーはさらに増すことになりそうですが、実際の戦術の方向が見えてくるのは、やはりある程度戦況が進んでからということになるかもしれません…。
ところで「猿」にゆかりの戦国武将といえば、やはり太閤秀吉ですね。

♯タイトルの意味は、ある年代以上であればすぐぴんと来るでしょうが…(過去に何回か書き込んでいます)。
[89276] 2015年 12月 12日(土)23:12:14伊豆之国 さん
次は「前後」に停まります。
[89268] オーナー グリグリ さん
「反対語(地名)コレクション」いよいよスタートとなりましたね。私の過去ログ([83043])も一役買ったようで、誠に恐縮ですが…
さて、このコレクションにも載せられている、愛知県豊明市の「前後」駅。実は先の「秋休み」の「戦国市盗り合戦対策ツアー」([88822])で
桶狭間を後にして、【中京競馬場前駅から】再び名鉄電車に。岡崎の宿がJR岡崎駅のすぐ近くにあるため、鈍行しか止まらない「岡崎公園前」で降り
とざっと書いたのですが、実際に乗ったコース(電車)をここで詳しく書くと

「中京競馬場前」で各駅停車に→次の「前後」で急行に乗り換え→「新安城」で1本前の各駅停車に追いついて乗り換え→「岡崎公園前」で下車

というルートだったのでした。この「前後」は駅付近の地名で、こちらに地名の由来も書かれている記事があり
説1:間米村の前の郷にあたるから「前郷(ぜんごう)」→「前後」(本命説)
説2:桶狭間の戦いの後に兵の首が前後にころがっていた(たぶん俗説)
また、「前後」駅について
名鉄電車の急行は一部が前後駅に停車。その列車は「急行(前後停車)」と表記されたりするので「前後駅」を知らないと戸惑うかも
とあります(この記事は10年ほど前にUPされたようで、現在は「前後」駅には全ての急行が停車)。

「反対語」の駅名というと、まず最初に「時刻表」で覚えたのが、福塩線の「上下」駅。一方、松浦線(現在は「松浦鉄道」)には「左石」という駅があります(私はどちらも未踏)。この「左石」という駅名、初めて見たときはどうしても「左右」と見間違えてしまいそうです。実は「右」ではなくて「石」だったとは、脱力感が…。後になって、越前海岸を走るバスに「左右」という場所があることを知って…。
「前後」という駅も、時刻表の「名古屋近郊拡大図」を見て、見つけたのでした。

♯明後日は赤穂四十七士討ち入りの日ですが、そのうちの一人・大高源五は、秋休みに訪れた「日間賀島」([88822])にゆかりがあるとか。まさか自らの領地の目と鼻の先に「刺客」が潜んでいたとは、上野介も…。
[89250] 2015年 12月 5日(土)19:22:03【1】伊豆之国 さん
クイズの答え
オフ会クイズ「ここはどこ」ですが、見てすぐわかったのは16番ただ一つ。「中央市を通る」Freeway、○○基地(今は△△△スタジアム)を追い越し…。あとは白桃 さんの人口ヒント([89238])で半分くらいは薄々わかってきましたが、「南の島」とか「北の草原」とか、私には全然関心がないような場所はもうお手上げです…。

さて、[89138]で自作した「氷見オフ会記念一番勝負」、もうだいぶ経ちましたのでここでお開きとし、採点と共通項を発表いたします。
【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
その共通項とは、[89167]で出した
▲第二ヒント(アナグラム):雷の日と(かみなりのひと)
 を解凍すると
「ひ」か「み」の隣(ひかみのとなり)
ということで…

[89168] 白桃 さん …金メダル
問X:香川県まんのう町
[89179] N さん …銀メダル
問X:和歌山県白浜町

いずれも大正解です。
共通項は、「ひらがなの『ひ』か『み』の付く市町村に隣接する町村」でした。
該当しない町村の例とした湧水町は、「ひ」に濁点が付いた「え『び』の市」に隣接していることからです。
この問題は、十番勝負で物議を醸した、「第39回・問二」(「う」か「み」に隣接する市)の、氷見オフ会にちなんだいわば「パロディ版」だったのでした。
「ひ」のつく市町村は、茨城県ひたちなか市と北海道新ひだか町の2つだけ。「み」の付く市町村は、7市6町ありますが、そのうちつくばみらい市とみどり市は周りを全て市に囲まれているため、該当する町村がありません。
想定解となる町村は次の27町・7村です。なお、県名のない町村は同一県内にあるものです。

対象市町村隣接する町村
北海道新ひだか町新冠町、浦河町、大樹町、中札内村
茨城県ひたちなか市大洗町、東海村
茨城県かすみがうら市阿見町、美浦村
群馬県みなかみ町中之条町、高山村、川場村、片品村、新潟県湯沢町
埼玉県ふじみ野市三芳町
千葉県いすみ市一宮町、睦沢町、大多喜町、御宿町
愛知県みよし市東郷町
和歌山県みなべ町印南町
和歌山県すさみ町白浜町、串本町、古座川町
徳島県東みよし町つるぎ町、香川県まんのう町
福岡県みやま市熊本県南関町、同・和水町
福岡県みやこ町香春町、添田町、築上町、赤村
佐賀県みやき町上峰町、吉野ヶ里町、福岡県那珂川町

阿見町と美浦村は、共にかすみがうら市とは霞ヶ浦の湖面での隣接です。みやま市は、県内で隣接しているのは全て市で、隣接している町はいずれも隣県です。

[89240] デスクトップ鉄 さん
「引越しセンター」と「鬼太郎」とは直接連動していない、というお説、ありがたく拝見いたしました。
「越前武生」という新駅名、頭に付く「越前」は「市名」「旧国名」のどちらに解釈したらよいのでしょうか
([74402])と同様、言わば「灰色」、というか「玉虫色」の領域なのかもしれませんが。

例えば長岡は、新潟県の長岡はそのままで、あきらかに格が低い近江長岡だけ国名を冠した
「長岡」と来ると、どうしても「伊豆長岡」に反応してしまいそうです…。となると、レスが恐ろしく長くなりそうな気もするので、これは「暇があれば」、と言うことになりそうですが。

♯今晩のTVの旅番組で、氷見漁港が出てきて、「寒ぶり三昧」も紹介されていましたが、私が二昔余り前に訪れたとき、「」という銘柄の地酒が観光ガイドブックでも紹介されていました。この「曙」は今も作られていることが蔵元のHPからわかりましたが、それが果たして今回のオフ会、二次会の酒宴に出てきたのか、少々気になります…。
[89215] 2015年 11月 28日(土)18:24:29伊豆之国 さん
旧国名駅
[89191] 他 デスクトップ鉄 さん
オフ会の「駅名クイズ」の問CとD、一言で言うと完敗でした…。どちらも時間切れでGive Up。問CはN さんのお膝元に思考回路を遮られ、問Dは全然違う方向を見ていました(十番勝負のようにヒントが出て、共通項がある程度見えていたらまず「長岡」と答えたでしょうが)。旧国名を冠する私鉄の駅が予想以上に多いのには正直言って驚きました。旧国鉄から第三セクターになった路線で一斉に旧国名を外した路線もいくつかありましたから…。

さて、[89191]でリンクされていた「旧国名駅」の力作、拝見させていただきましたが、(JRにある駅ももちろん含めて)旧国名部分を外した「本体」(基本地名)の部分と同じ(表記の)駅名が「なし」となっている駅の中には、旧国名駅の「本体」の部分が「異字同音」や「異字類音」(濁点の有無など読み方の違いが小さいもの)、その他紛らわしい駅名が他にあって、それとの混同を防ぐために旧国名を冠したものが結構あるように思えます。異字同音駅の例では(関東・東海地方を見ると)

旧国名駅路線基本地名同音単独地名の駅名・路線名備考
武蔵境中央本線堺(南海電鉄本線)(注1)
上総松丘久留里線松丘松岡(えちぜん鉄道勝山永平寺線)
下総橘成田線立花(東海道本線)
下総豊里成田線豊里豊郷(日高本線、近江鉄道本線)
常陸大子水郡線大子醍醐(奥羽本線)
甲斐常葉身延線常葉常盤(宇部線、京福電鉄北野線)
伊豆仁田伊豆箱根鉄道駿豆線仁田新田(にった、東北本線)
三河川合飯田線川合河合(水郡線)、川井(青梅線)
尾張森岡武豊線森岡盛岡(東北本線)
伊勢治田三岐鉄道三岐線治田八田(関西本線)
伊勢八太名松線八太波田(アルピコ交通)「波田」は以前は同音の「波多」

※開業年代が新しく、同音駅回避の理由にならないと思われるもの(例・京都市地下鉄の「醍醐」)は含まず。
(注1) 武蔵境はかつては「境」駅を名乗っていた。「境」という駅名は、他に奥羽本線(現・羽後境)と境線(現・境港)にもあったが、大正8年(1919)に「武蔵境」と同時に3駅一斉に改称されている

…ざっと調べてみましたが、JRの旧国名駅の「本家」の駅が私鉄にある、というのが意外に多くあるようです。「境」の場合は相手が私鉄とはいえ「屈指の大都会」である堺にはさすがに遠慮したのでしょうが、「本家」が地方の中小私鉄にあって特に大きな駅でもないのに国鉄が「頭を下げた」理由が知りたくなります。
♯「伊勢治田(はった)」と「伊勢八太(はた)」、読み上げてみると実に紛らわしいですねぇ…。私はいずれも最近までこの両駅の駅名の読みを間違って覚えていました…。

また、山陰本線の島根県内、「大田市」「江津」「益田」は、以前はいずれも旧国名を冠した「石見大田」「石見江津」「石見益田」という駅名でした。「石見大田」は東武伊勢崎線と琴電琴平線にある「太田(おおた)」、「石見江津」はかつて北陸本線の直江津~谷浜間(現在は「えちごトキめき鉄道」)にあった「郷津(ごうづ、昭和44年廃止)」という類似した読みの駅との混乱防止と思われ、「石見益田」は東北本線の「名取」駅がかつて「増田」という駅名だったための同音回避と思われます。「江津」と「益田」は、いずれも類似駅の廃止又は改称によって混乱の恐れがなくなったために、旧国名を外して現在の駅名に改称されています。

それと、デスクトップ鉄 さんへの「業務連絡」として、この落書き帳の場を借りるのはどうかとも思うのですが、「旧国名駅」の表でやはり「本家」の駅の欄が「なし」となっている駅の中に、明らかに「本家」の駅があったと見られる駅がいくつか見つかりました。駅の存在を示す資料もそろっていたので、リンクも表示しておきます。

旧国名駅路線基本地名駅があった路線名廃止年月日関連記事備考
三河槙原飯田線槙原越後交通長岡線1975.4.1長岡鉄道案内(1916)…(注2)
越前薬師越美北線薬師井笠鉄道1971.4.1[80938]井笠鉄道沿線図現在の地図
讃岐財田土讃線財田西大寺鉄道1962.9.7[72157] hmt さん財田駅の写真(両備グループHPより)
伊予大洲予讃線大洲静岡鉄道駿遠線1970.3.31静岡鉄道駿遠線駿遠線資料館

(注2)…P80に「槙原停留所」の文字、P82の運賃表にも「槙原」の駅名があり。

「財田」の読みは「さいでん」であることが、引用した「両備」のHPの写真からわかります。「大洲」の読みは、「おおす」と思われます(wikiより)。「薬師」駅があったのは、先の五番勝負の問五のヒント([89038])でリンクした井原市の地図を見て、その昔鉄道雑誌で見た覚えがあったのを思い出したものでした。
なお、旧国名に準ずるものとしては、上信電鉄の「上州七日市(なのかいち)」と、前出の井笠鉄道にあった「七日市(なぬかいち)」のケースもありました。「大和二見」など3駅(「二見」…三重交通神都線…[86351],[86363],[86366] hmt さん)のケースは、デスクトップ鉄 さんの表で「除外」としている路面電車が絡んでいる例でした。

[89209] デスクトップ鉄 さん
新花巻と三河安城がそうですね。在来線どうしでは、浜川崎も。かつては石巻、尼崎(尼崎港支線との乗継)も改札外だった
[89211] N さん
在来線だと折尾もそうですよね
かつては「宇美」駅も仲間でした([75180] )…。
[89167] 2015年 11月 26日(木)01:27:30伊豆之国 さん
オフ会クイズですが…
[89158] デスクトップ鉄 さん

「お家芸」の領域のはずなのですが、すぐに答えろ、となると無理ですねぇ…。とりあえず直感でわかったものだけ。

問A:清水(東海道本線)
問B:石和温泉(中央本線)
問E:上毛高原(上越新幹線)

問Cと問Dはいまいち詰め切れていません…


♯ついでに私が出したクイズ([89138])。誰も反応していないので…
【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
▲第二ヒント(アナグラム):雷の日と(かみなりのひと)
▲第三ヒント:十番勝負「第39回」にある類題を思い起こせば共通項が見えてくるでしょう。
 
 


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