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[92849] 2017年 5月 9日(火)23:58:00【1】伊豆之国 さん
春から夏への北信濃路~花と歌に誘われて~
去る4日から一泊二日で信州への旅をしてきました。今日はその道中記を。

まず横浜線で八王子に出て、またまた「あずさ2号」、いや8時31分発の「スーパーあずさ5号」([92085])で終点・松本まで乗り通し。塩山駅を過ぎた頃から左手の車窓に、やや霞んではいたもののまだ白雪を被った富士山の姿が綺麗に見え、去年の今頃の道中で湖畔の町を歩いた([90510])その諏訪湖を左手に見ながら下諏訪を過ぎると、湖越しに山並みの切れ間から再び富士山の姿が遠くに小さく見えて…。
松本城は過去に3度見てきているので今回はパスして、「街角資料館」をいくつか見ることに。最初に見たのは最初に見たのは「時計博物館」。去年の道中で、諏訪にある同じようなのを時間に追われて駆け足になってしまったので([90510])、今度のは少し小ぢんまりとしたものではあったものの、じっくり見て回ることに。「おじいさんの時計」と説明が書かれていた柱時計を見て思わずあの童謡を思い出し、蓄音機も展示されていてレコードをかける実演も行われていました。次に見たのは「はかり資料館」。蔵作りの商家が立ち並ぶ風情ある町並みの中にある、かつて計量道具を売る商店だった建物を改装して資料館としたもので、館内には曲尺([92728],[92729] hmtさん)や、桝、天秤なども展示され、上皿天秤に大小のおもりを載せて「釣り合い」で重さを量るコーナーでは、小学校時代の実験を思い出して…。
立ち食い蕎麦で空腹を満たし、最後は川沿いにある「日本ラジオ博物館」へ。大袈裟な名前の割には小さな古い街中の店と言った感じの建物でしたが、中には草創期の鉱石ラジオから、昭和の戦前からの真空管式ラジオ、そしてトランジスタラジオと、ラジオの進化の歴史のほか、ラジオと関係深いテレビを初め、昭和の家電製品も所狭しと展示されていて、私が子供の頃に親しんできたスタイルの機器もいくつか見られて、懐かしい気分に…。
松本からは特急「しなの」で。姨捨付近からの絶景に見とれながら、3時少し前に長野駅に到着。さすがに善光寺参りは外せません。迂回運行していたバス(理由はあとでわかったので後ほど書きます)で最寄の「大門」前で下車して参道へ。とにかくこの日は真夏が来たような暑さ、ビルにあった気温表示を見ると27度。上着が要らないどころか長袖では暑過ぎて袖をめくって日陰になる西側を歩くことに。宿坊が立ち並ぶ道筋で、右手を見ると「兄部坊(このこんぼう)」の表札が目に入り、以前にその読み方が話題になったのを思い出して…。
善光寺では、山門が公開されていて、入場券を買って上に登り、参道と門前町の賑わいが一望だったのですが、どうも何だか見たことがあるような感じが…。実はこの道中に旅立った前日に鎌倉を訪れており、「材木座にある『光明寺』の山門が特別公開されている」という情報を得ていたので、江ノ電沿線の混雑を避けてぶらり歩いて、その光明寺の山門の中を見てきていて、しかもどちらも同じように仏像が何体も安置されていた光景を見ていたからだったのでした…。

お参りの帰りは、長野駅まで下り坂が続く参道をぶらり。車道は歩行者天国となって、花のアートが作られて展示された「花回廊」の催しで賑わっていました。それから長野電鉄で終点・湯田中駅へ。夕方の時間帯、なぜか信州中野止まりだった特急電車は、「成田エクスプレス」で使われていた車両。JR時代は全く縁がなかったので、今回が「初乗り」。かつては地方私鉄としては先進的な通勤電車を新造するなど意欲的だったこの私鉄も、長野五輪以降の「負の遺産」を引きずり、閑散支線は廃止([77584] Issieさん、[77586] スナフキんさん)、今走っている車両も、オリジナルのが消えて通勤車両は元日比谷線のに代わって元東急のステンレス車が主力となり、特急は「NEX」に元小田急ロマンスカーと、首都圏から来た電車の寄せ集め。駅の施設も見た目にも老朽化・手入れの悪さが目立ち、地下区間のホームも薄暗い印象で、地方私鉄の置かれた環境の厳しさを身にしみて感じてきたのでした。
新しくなった千曲川の鉄橋を渡ると、のどかな田園風景が。沿線に広がる果樹園には盛りを過ぎた白い林檎の花と、花盛りの濃いピンクの杏の花。まだわずかに残っている桜の花と、まだまだ見頃が終わっていない八重桜、北信濃の里は春爛漫…。
特急の終点・信州中野で、冷房改造されてまだ残っていた元日比谷線の車両だった鈍行に乗り換え、過去2度訪れたときと変わらぬたたずまいの駅舎が残っていた湯田中駅で降りて、送迎バスで10数分の、志賀高原とは逆方向の高原地帯にあるホテルが今宵の宿。連休に入った初日にネットで空きがあることを見つけて、奇跡的?に取れたのですが、「夜景がすばらしい」というネット情報にたがわず、日が暮れると眼下には町の灯りが広がり、夜空を見上げると、満天の星空に半月が浮かんで…。
翌朝はまず湯田中駅に戻って温泉街を少しぶらぶら歩いた後、信州中野駅で降り、大正・昭和の「日本の歌」の世界に偉大な足跡を残した、作曲家中山晋平と文学者高野辰之の2人の記念館を回ることに。交通が不便で、しかもそれぞれだいぶ離れた場所にあるのでタクシーで、まず中山晋平記念館から。歌謡曲のイメージが強い晋平ですが、「シャボン玉」「背比べ」「しょうじょう寺の狸ばやし」などの童謡や、各地の「新民謡」の作曲も多く手がけており、幅広い作曲活動をしていたことを改めて認識したのでした。それから千曲川を渡って反対側の旧豊田村にある高野辰之記念館へ。辰之が学んだ小学校の跡地に建つ素朴な建物で、2階の窓からは代表作「故郷」に歌われる「かの山」も見えて…。懐かしい歌に感慨に浸っているうちに、タクシーを替佐駅で降りたのですが、でも、この2つの記念館、結構な距離があり、しかもどちらも館内での紹介ビデオを見たりしてじっくり時間をかけて回ったことから、同じ中野市内から一歩も出ていないにもかかわらず、タクシー代は5桁の大台に乗ってしまいました…。替佐駅は、辰之が故郷を後にした駅。小ぢんまりとした駅舎で、無人になっていると思いきや、切符を売る駅員の姿が。発車メロディーは、これも辰之の代表作「朧月夜」…。
替佐から飯山に出て、まずバスで「菜の花まつり」の会場へ。それから市街に戻って寺町散策。列車本数の少ない飯山線の制約と、季節はずれの暑さによる疲労感もあり、全部はとても回りきれないので、線路の西側の山裾のこの辺りを中心にいくつかをお参り。飯山市は仏壇作りでも有名らしく、「雁木」のある沿道には仏壇屋さんが立ち並んでいました。線路際に展示されたSL「C56型」を見て、飯山駅に戻ったのですが、北陸新幹線の開業で駅が移転し、中心街から遠くなったようで、元の駅前通りと思われる桜並木の通りは閑散とし、ホームに鐘突き堂があった元の駅は消え、場違いな印象の新幹線の駅舎が周りの雰囲気から浮き上がったように見えて、これでは県内で最も人口が少ない飯山市の将来がますます不安になっていくようにも思えたのでした。
飯山からは再び飯山線で、千曲川の流れに見とれながら、鉄道沿線では積雪日本一の看板が建つ森宮野原駅を過ぎて県境を越えて越後路へ。沿線の民家を見ると、比較的新しいものは1階部分がコンクリート造の倉庫や作業場になっていて、2階以上が住居になっている造りのものが多く見られ、豪雪を考慮した頑丈な造りが、中越地震での被害を少なくしたと言われているようでした。十日町で「ほくほく線」に乗り換えて越後湯沢で小休止。売店でいろいろみやげ物を探し、結局「南魚沼コシヒカリ」5合をGetしたのですが、新幹線のホームに駅弁がなく、結局買えないうちに発車時刻に。しかも列車が車内販売ができない2階建ての「MAX」。「東京駅で…」と思っているうちに、「車内に売店が…」とアナウンスがあり、見ると駅弁がまだかろうじて残っていた…。最後は慌てましたが、今回の道中、天候にも恵まれて、無事に帰還できたのでした。
[92830] 2017年 5月 3日(水)21:20:34伊豆之国 さん
Re:クイズの季節ですが…
白桃さん、何よりもお元気で本当によかったです。あとはオーナーさんが…

いつもならば今頃はクイズも既に終盤、と言った時季なのですが、これがないとなるとやはり寂しい、盛り上がらない…。実は私も半月ほど前にクイズを出していたのですが([92796])、こんな状況のせいなのか、誰からも飯能がない…。

以下の各問に列挙した、現存する「村」にはある共通する特徴があります。それは何でしょうか?
同じ特徴を持つ村をそれぞれ一つだけ挙げてください。
【問X】 山形県大蔵村、福島県中島村、神奈川県清川村、山梨県小菅村、熊本県西原村
【問Y】 岩手県野田村、福島県中島村、富山県舟橋村、岡山県新庄村、大分県姫島村
<第一ヒント>…該当する「市」
 問X :富士見市、多摩市、綾瀬市
 問Y :福島市、我孫子市、阪南市


そこで、今回は第二ヒント(アナグラム)を出すことにします。

 問X :酸に苦汁(さんにくじゅう)
 問Y :お菓子押さない(おかしおさない)

…お暇な方はどうぞ。
[92817] 2017年 4月 30日(日)22:02:34伊豆之国 さん
和歌の浦に潮満ち来れば片男波 & 中津市
一昨日、文化庁は「日本遺産」に新たに17件を認定した、と発表しました(読売新聞より)。
今回新規認定されたものには、「伊賀・甲賀の忍者」「北前船の寄港地」「関門海峡の近代化遺産」などがあります(詳細については後日詳しく発表されると見られますのでここでは割愛することにします)が、この中で気になったものから。

「絶景の宝庫・和歌の浦」とは、おそらく萬葉集にも詠まれている本来の「和歌の浦」(こここちら)の海岸一帯のことでしょう。この辺りの細長い砂州「片男波」の名は、山部赤人の和歌「若の浦に潮満ち来れば潟を無み 葦辺を指して鶴(たづ)鳴き渡る」の中の「潟を無み」(潟がないので)の意味が後世わからなくなり、「片方しか波が来ない」→「片男波」という地名と解釈されるようになった、言われているようです。大相撲の片男波親方の名跡も、ここから来ているのでしょう。
本来の和歌の浦の西側、雑賀崎にかけての海岸沿いの「新和歌浦」と呼ばれる一帯は、背後の山の中腹に眺望を売り物とした観光旅館が立ち並び、関西の一大観光地として知られていましたが、温泉地でないこともあって、昭和30年代頃をピークに既に減少傾向に入り、平成に入る頃には「水泡経済」崩壊と旅行スタイルの変化により宿泊客も激減し、倒産・廃業に追い込まれた旅館が続出、今なお取り壊しもできず廃墟状態となって無残まな姿をさらけ出したままの旅館や、かろうじて営業は続けていても「開店休業」状態になって荒廃しているところもあって、いまや関東の「鬼怒川」と並ぶ「廃墟旅館巡り」の「聖地」となっているとも呼ばれているようです(レポート例)。

最後のところにある「やばけい遊覧」。「やばけい」がひらがな表記になっているのは、「落書き帳」でもしばしば話題になっている、同じ中津市内になった今もなお書き分けられている(旧)「耶馬溪町」「本耶馬渓町」の字体の違い([83354] hmtさん、他)を無視するわけには行かなくて、同じ大分県内の「くじゅう」の表記の違い-「久住」と「九重」-を考慮して同様にひらがな表記にした「阿蘇くじゅう国立公園」の例[92754] hmtさん)に倣った、と言うことからでしょうか。
[92809] 2017年 4月 28日(金)21:13:07伊豆之国 さん
選挙ネタ2題 & Supertown
[92804] Takashiさん
町議選で新人候補の得票0票
総務省の担当者は「地方選挙の細かいデータを取っているわけではない」と断った上で
選挙で1票も得票できなかった例は聞いたことがない
こんな話、その昔どこかで聞いたことがあったなぁ、と思っていたら、半世紀以上前の栃木県で起きたある出来事([91787] 山野さん)。
現在は小山市に併合されている「旧・桑絹村」
選挙戦の結果です。(分村反対派が当選/得票を得た者は3人)
旧桑村派、旧絹村の分村反対派、旧絹村の結城市合併派の3人のみ
これ以外の199人の立候補者は190人が自分にすら投票しない0票
総務省さん、もう訂正されているのでしょうか?

[92802] BEANさん
東京都が大変なことになっておりまして
[92807] 中島悟さん
これは・・・酷いですねえ・・・
アダムズ式で29区を割り振っても高止まりだというのに、25区しか無いのだからそもそも無茶ですね
この機会に改めて拝見させていただいた、中島悟さんの6年前の力作シリーズ([79645]、他)と見比べてみると、当時とは人口増減など状況・条件も違っているとはいえ、今回の「案」、いかにも「数合わせ」であまり地域の実情も考えずにいかにもただ「継ぎはぎ」した、と言った感じで、何だか選挙民が振り回されていると言う感じ、まさに同感ですねぇ…

ところで、千本桜さんのお膝元・宮城県大河原町の満開の桜並木と、レトロ列車の顔合わせのレポート記事が、こちらにありました。列車に乗り、レポートした日が12日前なので、今はもう葉桜、と言った感じなのでしょうが、なかなか桜の見頃に遠出できなかったこともあり、こんな景色に出会ってみたかったなぁ、と思ったのでした。大河原から船岡駅まで歩いた、昨年秋の「みちのく独り旅」([91505])で見てきた船岡城跡の風景も出ていましたが、線路と並行する道路の大渋滞、毎年こんな様子なのでしょうか?
[92806] 2017年 4月 27日(木)23:21:44伊豆之国 さん
トウカイリン太郎さん
自称「落書き帳の苗字ネタ四天王」(メンバーのうちの2人が入れ替わっているようですが)の一角を占めるこの私、またまた「苗字」ネタです…。

今晩のTV番組で、「世にも不思議な読み方をする苗字」がいくつか紹介されていました。
全国的にもメジャーな苗字である「長谷川」さん、「清水」さんを初め、ゲストに出ていた「仁科」さん、「五月女(そうとめ)」さんなどが出できましたが、この中で「メインテーマ?」になっていたのが、「東海林」さん。
「東海林」さんは、全国に2万人以上いると推定され、全国ランク800位台に位置する、案外多い苗字になっていますが、その大半は東北から北海道で、山形県が最多で全国の約4分の1を占め、次いで秋田、北海道、宮城の順となっています。この「東海林」と言う苗字の読み方、最も多い山形県では字の通り「とうかいりん」とまともに音読みするのが一般的なのですが、世間一般では、文字を見ただけではどこをどうしてそう読むのか見当もつきそうにない「しょうじ」と言う不思議な読み方が広まっています。この「しょうじ」と言う読み方の出どころに関して、レポーターが山形県内の東海林姓の旧家を訪れ、蔵の中に残されている古い文献などに「荘司」「庄司」と言う文字が見えていて、「東海林(とうかいりん)」氏が荘園の管理者を意味する「荘司(庄司)」と言う職に就いて、実際に「荘司(庄司)」氏を名乗ったときもあること、その一族が今の秋田県に移ったとき、「荘司(庄司)の東海林さん」がらいつしか「東海林」と書いて「しょうじ」と読むようになり、今でも秋田県では「東海林」を「しょうじ」と読むのが多い、と言う話が紹介されていました。「しょうじ」と言う難解な読み方が広まったのは、昭和の戦前に東海林太郎氏が一躍人気歌手として全国に知られるようになったことも大きいとされているようです。
「東海林」さんの分布について、「写録宝夢巣Ver10」([92775])により詳しく調べてみると、最多の山形県ではそのほとんどが山形市など村山地域に集中し、天童市で市内12位、東根市・尾花沢市でも20位以内、実数で最多の山形市でも25位に入る一方、南部の米沢・置賜地域や北部の最上・庄内地域ではあまり見られません。また、秋田県では、県南部に集中し、由利本荘市が最多で200件近くあり市内24位、横手市でも30位以内に入っています。
「写録~」を初め、出回っている苗字サイトの多くは、「文字」レベルであり、「読み」まで詳しく調べるには「紙」の電話帳で調べることが一番、と言うことになるのでしょうが、地域的にも近く東北各地から移住者が集まる仙台市にもかなりの「東海林」さんがいるのですが、仙台での読み方は両者が拮抗していると言うようです。また、やはり東北からの移住者が多い北海道では、「しょうじ」が圧倒的に多い、と言うらしく(以前にどこかでネットから見たのですが、どこにあったのか既に失念…)、全国的に見ると、結局「しょうじ」と「とうかいりん」の両者はやはり伯仲している、と言うことになるのでしょうか。
♯「東海林さん」の由来と読み方についての詳しい資料がこちらに出ていました。このサイトの作成者が山形県民のようなので、山形県の苗字に関しては大変詳しいものがあり、大いに参考となるものがあります。

少し横道にそれますが、「しょうじ」と言う読み方の苗字には、この「東海林」や数では最多の「庄司」を初め、いろいろなバリエーションがあり、東北地方に多いものが多く見られます。仙台市には「庄子」と書く「しょうじ」さんが非常に多く、特に青葉区に密集し、700件以上あって区内5位、若林区・太白区でも10~12位に入り、全国の7割近くが仙台市とその周辺に集まり、仙台では大変メジャーな苗字になっています。

それから、「仁科」さん。信濃国安曇郡仁科、現在の大町市付近がルーツとされ、仁科三湖仁科神明宮などがあります。この「仁科」と言う地名の由来は、「に」は「赤土」(=丹)、「しな」は「階段状の地形」と言う説が有力とされるようですが、「仁科」と言う地名はわが親父の田舎・西伊豆にもあります。観光名所「堂ヶ島」を擁し、西伊豆町の中心となっている地域ですが([83026])、信州の仁科とは何か地形的に共通点があるのでしょうか。気になります。
[92796] 2017年 4月 17日(月)22:20:09伊豆之国 さん
クイズの季節ですが…
[92793] Takashiさん
4月ももう半ばとなりますがまだ(ペアシティ七番勝負の)開催の告知もされていない
今回は開催を中止されても私たちは問題ございません
余計な詮索はしたくないのですが、やはり身の回りに何か深刻な事情でもあるのでしょうか?
それにしてもこの時期の一大イベントがないとなると、「華」がなくてやはり寂しい…。
…そこで、こちらのほうでもクイズのネタを作ってみました…。

でも、その前に、忘れないうちに…
[92770]
次に挙げる2つのグループの共通項は、それぞれ何でしょうか?
【Group A】 四街道市、大月市、四日市市、月形町
【Group B】 四條畷市、四万十市、四万十町、大月町
…【A】のほうはこれで全部ですが、【B】は他にまだあるようです。その自体名は何でしょうか?
ヒントの解凍は…

▲第一ヒント:こんな家紋の(こんなかもんの)→過去の難問(かこのなんもん)
▲第二ヒント:四街道市(1)、大月市(2)、四日市市(4)、月形町(2)
 これは…
自治体名駅名
四街道市四街道(総武本線)
大月市大月(中央本線)、上大月(富士急)
四日市市四日市・南四日市(関西本線)、近鉄四日市(近鉄名古屋線)、あすなろう四日市(四日市あすなろう鉄道)
月形町石狩月形・月ヶ岡(札沼線)

四日市市はアレから1つ増えました

と言うのは、近鉄内部・八王子線が2年前に近鉄から分離して「四日市あすなろう鉄道」になったのに伴い、名古屋線の改札とは別々になっていた(名古屋線の高架化の際に分離)内部線の駅も近鉄四日市駅から独立して「あすなろう四日市」駅となったことにより、それまで3駅だった([78406])四日市市内の「四」のつく駅が1駅増えて4駅となったからでした。一方
月形町は、近い将来【B】になるかもしれません
と言うのは、以前から落書き帳をにぎわせているJR北海道の大赤字・超閑散路線の存廃問題([91295] 山野さん、他)で、札沼線の末端部分(北海道医療大学駅以北)も廃線候補に上がっており、月形町内にある2駅もこの区間に入っているからです。
▲第三ヒント:良く仕上がった三月(よくしあがったさんがつ)→三がつく市があったよ(さんがつくしがあったよ)

…ということで、共通項は…
「四」または「月」がつく市町村で、
【Group A】…その自治体内に「四」あるいは「月」がつく鉄道駅がある
【Group B】…その自治体内に「四」あるいは「月」がつく鉄道駅がない

したがって、【Group B】の残る1市は、「四国中央市」。
これは、「四月」がテーマだった超難問「第31回十番勝負・問四」関連の問題だったのでした。

さて、本題のクイズ。
「十番勝負もどき」ですが、対象となるのは「村」です…。
以下の各問に列挙した、現存する「村」にはある共通する特徴があります。それは何でしょうか?
同じ特徴を持つ村をそれぞれ一つだけ挙げてください。

【問X】 山形県大蔵村、福島県中島村、神奈川県清川村、山梨県小菅村、熊本県西原村
【問Y】 岩手県野田村、福島県中島村、富山県舟橋村、岡山県新庄村、大分県姫島村

▲いきなりですが、ヒントも差し上げます…。各問において、それぞれ該当する「市」をいくつか挙げると…
 問X :富士見市、多摩市、綾瀬市
 問Y :福島市、我孫子市、阪南市
[92780] 2017年 4月 8日(土)12:52:03【2】伊豆之国 さん
Re:サイトウさん(地名編) & 静岡市
[92775]で「サイトウさん」の分布について書き込みましたが、今日はその「斎藤・斉藤」のつく地名について調べてみたことから。
「斎藤」地名でまずすぐに思いついたのが、横浜市神奈川区の「斎藤分町」。この町名の由来について調べようとしましたが、うまく見つかりません。何か情報がありましたら教えてください~。町内には市立「斎藤分小学校」もあります。
浜松市北区の旧引佐町には「小斎藤」と呼ばれる地区があります。昭和39年11月に全廃された遠州鉄道奥山線に、その前年5月に部分廃止されていた区間に「小斎藤」と言う駅がありましたが、既に戦時中に休止され、そのまま復活することもなく廃線の日を迎えたようです(wikiより)。
[92708]でリンクした奥山線廃線跡のレポートにも、この「小斎藤」駅跡と見られる場所が出ていましたが、こちらを見ると「小斎藤ポケットパーク」の札が立っている一方、バス停名称は「小斉藤」となっていて(こちら)、「さい」の字が不統一になっています。「斎藤」さんと「斉藤」さんの勢力が拮抗している地域であり、地元でも表記が混乱しているのか、あるいは「どちらでもかまわない」と思っている人もいるのでしょうか?
愛知県扶桑町には「斎藤」と言う大字があり、そこの小字に「緑」と言うのがあって、つなげると「斎藤緑」…女性のフルネームになる地名があることは、過去ログにありました([89942] オーナー グリグリさん)。隣の小字には「旭」と言うのもあって、これぞまさに「名カップル」ができますねぇ~。
京都市下京区には「斎藤町」があります。四条大橋の西側の袂、鴨川沿いに料亭などが立ち並ぶ風情のある花街を形成しています(Street View)。地名の由来は、ここに住んでいた人の苗字に由来しているのでしょうか。
「斉藤」のほうでは、愛知県西尾市に「斉藤町」があります。こちらは新田開発者の苗字から来ているのでしょうか。
長崎県長与町には「斉藤郷」と言う地名があります。この一帯、隣の時津町にかけて「何々郷」と言う地名が大集合し、独特の「地名風景」を醸し出しています。

「いつもNAVI」で検索すると、「斎藤」のつく地名が全国に12箇所、「斉藤」は18箇所ヒットし、共に東北地方が多いのですが、小字クラスと見られる地名がその多くを占めているようです。浜松市の「小サイトウ」はいずれの字体でもヒットしませんでした。

[92776] 山野さん
静岡市、政令市初の70万人割れ
無理矢理な合併で政令指定都市になっちゃいました感
人口が70万人を割っても政令都市の「資格剥奪」はない、ということですが、どうしても「体面を保つ」と言うなら、どちらも電話が市内局番からかけられる、水産業で名高いY市、蹴球が盛んだった(既に過去形?)F市と合併、と言うことにでもなるのでしょうか…?

♯「斎藤緑」についての過去ログ関連を追記
[92775] 2017年 4月 6日(木)22:56:54【2】伊豆之国 さん
サイトウさん
久々に「苗字」ネタです…。
今日の「1チャンネル」から。この新番組の、第1回の特集は「サイトウ」さん。番組では、正式に書くと恐ろしく難しい「サイ」の字のバリエーションや、苗字の由来となった伊勢の「斎宮」などが出てきましたが、この番組では出てこなかった「サイトウさん」の「サイ」の字はどちらが多いか、地域による分布の違いについてのお話を書き込んでみようと思います。
「サイトウ」と言う苗字には、最も代表的な書き方で見ると、「斎藤」と「斉藤」(旧字体ではそれぞれ「齋藤」「齊藤」)の2つにまず大きく分けられます。「斎」と「斉」は本来別の字なのですが、混用されることが多く、「『斎藤』と書くとき、気づかずに『斉藤』と書く人もいる、知っていても『斎藤』を『斉藤』と転用・俗用する(佐久間英氏著「お名前風土記」(昭和46年初刊)より)」こともよくあり、「さい」の字を間違えられると不快な思いをする人も多いようですが、元々は同系統の苗字とされているようです。この「斎藤」と「斉藤」の分布状況について、大雑把に見ると、東日本では「斎藤」、西日本では「斉藤」が優勢、と言う傾向になるのですが、両者の分布状況を見ると、古くは佐久間英氏、最近では森岡浩氏らの調査によって明らかになってきた「苗字の東西境界線」(信越・岐阜・愛知以東と三重県のうち伊勢北部が「東」、それ以外の三重県と北陸・近畿以西が「西」)とは微妙にずれていて、このラインより東の信越両県では「斉藤」のほうが「斎藤」より圧倒的に多く、静岡県でも「斉藤」のほうが優勢となっているのに対し、それより西の北陸3県と愛知・三重では再び「斎藤」のほうが多くなり、「愛発関」([87452],[92773]山野さん,他)と鈴鹿山脈をそれぞれ越えて近畿に入ると再び「斉藤」が多くなる、という複雑な分布状況になっているのです(こちらより)。
大都市部や「斎藤」「斉藤」姓のランキングがそれぞれ高い県など、いくつかの県について分布状況を調べてみました(「写録宝夢巣Ver10」による。(-)は県ランク201位以下)。

県名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
全国113,254(18)66,044(40)
北海道9,244(15)5,997(19)
宮城5,952(10)1,415(41)
山形9,510(4)650(78)
福島7,889(4)1,803(28)
群馬4,283(7)1,016(86)
東京9,713(14)4,563(34)
新潟2,436(31)6,428(7)
石川316(144)185(-)
福井1,444(16)447(76)
長野430(-)2,830(26)
静岡2,462(42)4,015(24)
愛知3,225(69)1,802(135)
三重738(103)309(-)
大阪475(-)2,937(61)
島根177(-)1,102(16)
広島200(-)1,145(80)
徳島306(121)590(52)
香川74(-)590(72)
福岡159(-)1,701(84)
宮崎101(-)1,244(25)

こうしてみると、「サイトウさん」の分布状況、確かに西日本では「斎藤」さんはほとんど見られず、徳島県など一部の例外を除いて「サイトウ」と言えばほとんど「斉藤」、と言うのは、やはり「西日本のほうが東日本に比べて字画の少ない苗字が多い」という全体傾向にこちらも当てはまっているのでしょうか。ただ、西日本では「サイトウさん」の絶対数が全般的に少なく、「斉藤」さんの実数では、信越での圧倒的優位と、「斎藤」さんが多い東北や首都圏でもかなりな数があることもあって、やはり東日本のほうが多いと言うことになるようです。北海道で「斎藤」「斉藤」が共に20位以内に入っているのは、東北・北陸地方からと並んで新潟県からの移住者がかなりな数に上っていることも影響しているのでしょうか。

「斎藤」さんの多い上位5県…埼玉(10,482)・東京(9,713)・山形(9,510)・神奈川(9,319)・北海道(9,244)
「斉藤」さんの多い上位5県…新潟(6,428)・北海道(5,997)・東京(4,563)・静岡(4,015)・大阪(2,937)

先に述べたように、「斎」と「斉」は意味も異なる別の字なのですが、同じようにルーツは同じで字面も似ていても、全く異なる別の字である「菊池」と「菊地」([71948])の場合とは若干違って、お互いに通用・混用されると言うのは、どうも古くからあったらしいようなのが不思議なところです(こちら)

さらにいろいろと調べてみると、新潟県と静岡県では「斉藤」と「斎藤」の分布状況が興味深いものになっていることがわかったのでした(ここでは(-)は市ランク101位以下)。

【新潟県】
市名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
新潟1,011(20)2,074(11)
村上57(31)119(12)
新発田130(30)631(4)
長岡115(-)411(23)
上越56(-)410(13)
糸魚川26(-)423(2)

【静岡県】
市名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
静岡市葵区32(-)258(28)
三島50(78)183(14)
沼津70(-)361(14)
富士108(72)411(18)
掛川21(-)114(42)
袋井43(67)21(-)
磐田194(26)80(78)
浜松722(29)355(81)

※10年以上前のデータなので、新潟市と浜松市は合併直後・政令指定都市施行以前、村上市と富士市は近隣町村との合併前の旧市域の件数。

新潟県を見ると、上越地域では「斉藤」さんが圧倒的に多く、やはり「斉藤」が多い長野県と同傾向にあるようなのに対し、「斎藤」さんが非常に多い山形・福島両県からの流入も多いと思われる新潟市やそれ以北の下越地域では、「斉藤」のほうがやはり数では多いものの、「斎藤」との差は縮まる傾向が見られるようでした。また、静岡県では、駿河・伊豆地域では「斉藤」のほうが圧倒的優勢なのに対し、浜松市を中心とする遠州中西部では「斎藤」のほうが多く、その境界線が掛川・袋井両市の境界線という「微妙な位置」にあるというのは驚きの新発見?でした…。

「斎藤」氏の発祥地である三重県には、「斎藤」さんは案外少ないのですが、一族が栄えた越前国では、今も「斎藤」さんが多く、ゆかりの地とされる疋田([92773])がある敦賀市には少ないのですが、勝山市で市内4位、鯖江市で5位に入るなど、嶺北地域に多く見られます。

♯表現を一部修正、分布状況その他について追記
[92770] 2017年 4月 1日(土)15:07:29伊豆之国 さん
四月の雨に降られて… & 淀川越え
今日から卯月ですが、今日の話題は、耶馬溪の奥にあるここではなくて、石見銀山にも程近いこちらです(笑)…。

まず、クイズから。
次に挙げる2つのグループの共通項は、それぞれ何でしょうか?

【Group A】 四街道市、大月市、四日市市、月形町
【Group B】 四條畷市、四万十市、四万十町、大月町

…【A】のほうはこれで全部ですが、【B】は他にまだあるようです。その自治体名は何でしょうか?

▲第一ヒント:こんな家紋の(こんなかもんの)
▲第二ヒント:四街道市(1)、大月市(2)、四日市市(4)、月形町(2)
  …四日市市はアレから1つ増えました。月形町は、近い将来【B】になるかもしれません。
▲第三ヒント:良く仕上がった三月(よくしあがったさんがつ)

♯史上初の「大阪対決」となった「選抜」、結果は「淀川越え」に…。
[92726] 2017年 2月 25日(土)22:20:11伊豆之国 さん
高砂の尾上の桜咲きにけり & 静岡市
「ご当地」の河津桜が見ごろですが、まだ見に行ったことがありません…

さて、今日の「アド街」は、かの「寅さん」の柴又の隣町・葛飾区高砂、昔の名前は「下総国葛飾郡曲金村」。
番組の中でも出てきましたが、なぜ「曲金」が「高砂」に変わったのか、と言うその由来が紹介されていました。
朝日新聞社会部編「東京地名考」下巻(昭和61年…[85184]ほか)に同じ内容の記事が書かれていましたので、引用させていただきます。
地元では、かねて語調がよくないと気にしていたらしい。明治9年には地租改正を機に、須磨・明石・朝妻・墨田・出雲・吾妻、それに高砂など、謡曲にちなむ地名を全国から選び、小字名とした。その中の高砂を、最も縁起がよいと町名に昇格させたのである
「東京地名考」によると、「曲金」の地名は室町時代に既に記録に見えており、古い由緒ある地名だったそうです。「曲がった金」では印象が悪い、とはいえ、「曲金の供養碑の一つも欲しい気もするが…」と言うくだりも書かれていました。

「曲金」と言う地名は、静岡市駿河区には今も健在です。また、福岡県香春町には平成筑豊鉄道に同音の「勾金」という駅があります。駅付近の大字名には見当たらず、明治22年の町村制施行時に発足し、昭和31年に消滅した勾金村に由来するものと思われます。これらの地名と、葛飾の「曲金」との間には、何か由来に共通項でもあるのでしょうか?
[92708] 2017年 2月 18日(土)22:33:53伊豆之国 さん
大河ドラマの里を走っていたミニ鉄道
今晩の「アド街ック天国」は、今年の大河ドラマの舞台、そして「ご当地」の遠州太郎さんが「(戦国市盗り合戦の)初代浜松城主」まであと一歩と迫っている、鰻と楽器作りで名高い政令指定都市・浜松市。番組中では、以前に話題にした、三方ヶ原合戦にまつわる逸話が残っている「小豆餅」「銭取」の地名の由来([61534],[83671] k-aceさん) も出てきましたが、番組には出てこなかったものの、大いに気になったのが、その「小豆餅」駅・「銭取」駅( [83671])、そして大河ドラマの主人公・井伊直虎ゆかりの「井伊谷」と言う駅もあった、昭和39年までに全廃された軽便鉄道「遠州鉄道奥山線」([78758],[78729] YASUさん)。
以前[78758]で書き込んだのとダブるところもありますが、奥山線の現役時代の写真、そして廃線跡が今どうなっているのか、ブログ、近況レポートがいくつか見つかりましたのでここに紹介しておきます。

地方鉄道1960年代の回想(2012~14年)…私がコメントした記事もあります。
遠州鉄道奥山線探索(2011~12年)
軽便鉄道廃線跡をたどるバス路線(前編)…遠鉄バス・奥山線(2011年)
奥山線Walking
[92700] 2017年 2月 10日(金)21:30:08【1】伊豆之国 さん
高千穂大学はどこにある? & 白山市
明日は建国記念の日。そこで、昨年([89968])に続いて、今年も「神話」にまつわる話題から。

もう2ヶ月近くも前ですが…([92106])で出したクイズ
「高千穂大学」と言う大学があります。どの都道府県にあるのでしょうか? 宮崎でも鹿児島でもありません

正解は…「東京都杉並区」でした。
ちなみに、キャンパスはもとより、グラウンド・寮その他の付属施設も、九州にはありません。
では、「高千穂」の由来はと言うと…Wikiによれば
創立者川田鐵彌が高千穂小学校と名付けたことに始まり、一貫して学校名に高千穂を冠している。 日本の建国神話に由来する日本人の心のふるさと、天孫降臨に象徴される日本民族の精神的な発祥の聖地、すなわち日本人の精神的原点を指している
と言うことだそうです。
学校の沿革によると
明治36年 川田鐵彌が、大久保に高千穂学園の起源となる高千穂小学校を開校
昭和25年 学制改革により、高千穂商科大学としてスタート(商学部商学科)
平成13年 高千穂大学に名称変更
などとありました。

ところで、「高千穂」と言う地名は、高千穂峡・天岩戸や「高千穂神楽」で名高い宮崎県高千穂町と、その宮崎県の南側、鹿児島県の境にそびえる霧島連山の高千穂峰(山頂は宮崎県高原町…微妙な4自治体接点の近く)の2箇所が知られています。戦前、その「高千穂」はどこにあったか、と言うことを巡って「宮崎県と鹿児島県が裁判で争った」と言うことが、樋口清之氏著「逆・日本史4」と言う本(昭和63年初版)の中に書かれていました。
高千穂がどこにあったかで、宮崎県と鹿児島県の人たちが争い、現在の最高裁判所にあたる大審院にまで持ち込まれたことがあった。(中略)結局、このときは大審院が「判断する必要なし」として訴訟を取り下げた


話は変わって、昨日、社用で「(戦国市盗り合戦の)初代駿府城主」星野彼方さんの故郷・白山市に日帰りで出張してきました。行きは東海道新幹線で、米原で北陸線に乗り換え、と言うコースだったのですが、岐阜県内に入った頃から雪が降り出し、関ケ原を越える頃には本降りに。滋賀県内に入るとさらに降り方も激しさを増し、米原駅では接続する東海道線京都方面からの電車の遅れで、北陸線の特急も遅発。ところが「疋田越え」([87447] ペーロケさん)で福井県に入って窓の外を見ると、なんと積雪は全くなし。時折雨も混じったものの、どんよりとした曇り空。待ち合わせた小松駅で降りたのですが、やはり積雪はゼロ。結局、その日の用事を全て終えて小松駅に戻ったときも同じ天気で、雪国へ出かけるためにわざわざ買った新品の防寒靴は、出番なしと言うことになってしまいました…。
小松から金沢に出て、いよいよ北陸新幹線に「初乗り」。トンネルの多い路線で、外の景色が見えるところも少ない上、長旅の疲れで睡魔も襲来…。でも外を見ていると、やはり富山県内までは雪なし。ところが新潟県に入ると平地でも地面に白いものがちらほら。昨年末に大火があった糸魚川の被災地は、ホームの壁と不透明の窓に遮られて車窓からは見えませんでした。上越妙高を過ぎると、雪こそ降っていなかったものの、長野の手前ぐらいまでは一面の銀世界になっていました。場所ははっきり覚えていないのですが(おそらく糸魚川から長野までの間)、斜張橋らしき割と短い橋が見えたのですが…。
今日になってみると、東京西郊の我が家の辺りも午後から雪が降り出し、夕方前には庭も屋根も真っ白。北陸地方も大雪とかで、雪に慣れていない私には、今になって「昨日行って本当によかったなぁ」と思ったのでした…。
[92662] 2017年 1月 29日(日)22:30:30伊豆之国 さん
Re2:第44回十番勝負を振り返って(難問化、戦術編) & 厚木市
前回[92644]も書き込んだ超難問「問九」には、まだまだいろいろと議論が出ているようですが、設問の趣旨とか適切性とかの判断はここではひとまず措くこととして、ここまで難解になった原因としては、私が思うところ、次の2つが大いに影響しているのではないか、と見ているのですが。

・第二ヒントがまずかったのではないか
「県境は一つだけ」という解を素直に読むと、「他県と一つだけ接する」と推測でき、離島絡みを除いても明らかに2県と隣接している熊野市や桑名市などがOKとされていることは、ヒントと矛盾し、説明がつかないのではないか。
・お題の市の選び方が適切ではなかった
お題に挙げられている市は、いずれも他の1県とだけ隣接している。2県と隣接していても、共通項に適合している市を一つは入れるべきではなかったか。(該当しない市の差し替えは、出題者の精査不十分と見て、ここでは深く追究しないこととします)

…というところでしょうか。

それと、前に([92644])「幾何学問題」だから「クイ図」向きだ、と書いたのですが、和泉国の数珠繋ぎを始め、お互いに隣同士の市が共に「該当する市」になっているところが多いので、ひょっとして「ペアシティ」のほうで出したら案外面白そうだ、も思ったのですが…例えば

【問X】該当するペア:金沢市・白山市、岸和田市・貝塚市、山口市・周南市、三豊市・観音寺市、観音寺市・四国中央市
 (該当しないペア:横浜市・川崎市、桑名市・四日市市、尾鷲市・熊野市、米子市・境港市)

なんというのはいかがなものでしょうか?(でもかえって難しくなり、やはり無理?)
それと、オーナー グリグリさん
[92610]
問九:八戸市、横浜市、泉佐野市、泉南市、阪南市
該当しない市:三豊市、唐津市、阿蘇市
該当しない市が仙台市に直っていませんね。

[92658]
入門コースに出題してもおかしくないような問二(戦前施行)を始め、問三(学院大学)や問七(漁港)など、これまでならすぐに解答ラッシュになるような問題に想定以上に時間がかかっていたのには驚きました

こちらについては、[92660] で「桑名城主一文字伊勢守」殿が触れていられますので、一部重複しますが、まず過去にも多くの類題が出てきた問二については、このような「施行期日」関係の設問の場合、共通項が推測できた段階で、今までだったらまず「市区町村雑学」の中の「市制施行日・市の誕生日・市名誕生日」のページを見ることによって共通項を見つける、と言うことが多かったのでしょうが、今回のでは「データベース検索」という新たな方向からであったため、かえって「市制期日」という共通項を容易に見つけられず迷路にはまってしまった、と言う人が多いのではないかと思うのですが。問三の場合は、「何々学院大学」があることが容易に推測できそうな市、例えば甲府市(山梨学院大)とか西宮市(関西学院大)などがお題に入っていれば、相当難度も下がったと思われるのですが。

…出題に関する疑問・突っ込みはこのくらいにして、ここからは「戦術編」に。

今回の十番勝負では、今まで以上に「市盗り合戦」を意識した答え選びに徹したこともあり、全正答中7問が過去に正答した市を答えることになりました。三嶋大社を奪い返し、昨年秋の「みちのく独り旅」([91505])で政宗公の前で誓った「青葉城盗り」には2歩前進、「お礼参り」できぬままいったん盗られた鹽竈神社は一晩で取り返し。「守り」も忘れず、本拠の小山田城([87301])、「名誉領主」([87441] 白桃さん)と言うことになっている母方ゆかりの川越城、それに虚構の世界の水軍の根城?熱海城でそれぞれしっかり1万石を上積み。その一方、「修禅寺」と「黒船の港」は結局今回は攻める機会を得られず、「伊豆国完全制覇」の野望は次回以降に持越金山(現在の伊豆市(旧天城湯ヶ島町)にあった金鉱山、昭和末期に採掘中止)となりました。

ところで、[92644]で出した「八戸市ウルトラクイズ」の正解発表を。
【祝・伊調馨選手五輪4連覇&国民栄誉賞受賞、八戸三社大祭世界無形文化遺産登録記念 ウルトラクイズ一本勝負】
問Z:八戸市、川越市、千葉市、銚子市、諫早市(想定解:6市、該当しない市:塩竈市、中野市、八幡市)
ですが、

▲第一ヒント:元妻たちが奪い(もとつまたちがうばい)→津幡町も該当(つばたまちもがいとう)
▲第二ヒント:茂吉が遺志も消え(もきちがいしもきえ)→基地も駅も市外(きちもえきもしがい)
▲第三ヒント:名取氏の腹いせ(なとりしのはらいせ)→伊勢原市の隣(いせはらしのとなり)

共通項は「市名の前に『本』が付く駅がある」(「本」は「ほん」でも「もと」でもよい。「本銚子」(銚子電鉄)だけは「もと~」、それ以外は「ほん~」)と言うことで、正解は「本厚木」駅がある「厚木市」でした。
該当しない駅は、塩竈市は「本塩釜」駅、「本中野」駅は群馬県邑楽町(東武小泉線)、「本八幡」駅は市川市。
[92650] ぺとぺとさん
一昨年の6月頃にオーナーが訪問された健康優良都市ですね。私の大切な領国でもあります。ちなみに女性用高級下着メーカーの本拠地は、JRの駅と同様お隣のえび~にゃの市ですね
まさにご名答でした。
それにしても、「小田原攻め」、お見事でしたねぇ~。ただ奪い返しただけでなく、「これでもか、これでもか」と速攻3連発でダメ押し。もう脱帽です…。
「Own Goal」による「棚ぼた」で、「犬山」と言う名の城下町にある「猿山のボス」に復帰と言うことになりましたが、こちらは当方には執着はありませんので捲土重来のチャンスを与えましょう。ただ、東海地方は群雄割拠、木曽川に面する国宝の名城を巡る攻防は今後さらに激しくなりそうですが…。

ここからは、呟き(蛇足)…。
Nさん、次は桜鍋を最高級ブランド牛のすき焼きに変えましょう。遠州太郎さん、初代井伊谷城主はもう目前ですね。k-ace さん、遠路はるばる南の島まで行かれた甲斐がありましたね。三嶋大社は約束どおり取り戻させていただきましたが(笑)。
[92644] 2017年 1月 27日(金)00:00:06【1】伊豆之国 さん
Re:第44回十番勝勝負を振り返って(問九迷走・入門コース)
多くの参戦者から「迷走の原因」「複雑怪奇な共通項」「問題としての疑問点、適切性」等々、数々の議論を呼んでいる「十番勝負史上最強(最凶?)の超難問「問九」ですが、私からも今回の苦闘・迷走の感想を述べさせていただきます。
最初に、「第一」が「複数でもかまわない」、「第二」が「県境は一つだけ」と解け、一見相反する内容とも読み取れる二つのヒントと、お題の市の地図を眺めているうちにまず思いついた共通項は「海に面し、他の1県と隣接する」「県外の隣接自治体は複数でもよい」というものでした。でもこれでは想定解が多すぎるため、お題の市とここまでの正答の市を眺めていると、更に「県境と海岸線とはお互いに接しない」、これは[92624] で白桃さんがおっしゃっている通り
海岸線と都府県境をもつが、その二つが連続しない市
とほとんど同じものだと考えていました。しかしこれでもまだ想定回数が多すぎ、「+α」があるのでは、とあれこれ考えているうちに第三ヒントが出て、これを「企画が問題」([92566] 白桃さん)とか「規格が問題」と読んで、過去の「○○特集」と銘打った企画とか、「規格」から道路方面などいくつか当たったものの手がかりが掴めず、同時に「第二」までで考えていた共通項に合っていた津とか鈴鹿がNGと出た理由も全くわかりませんでした。その後NGの市が三豊から仙台に入れ替えられて大騒動。実はこの時点で三豊市については調べておらず、仙台がNGの理由は「ひょっとして隣接数が多すぎるから?」と「隣接自治体数」かとも思ったのですが、これも他を見るとそうとは思えない。第一ヒントの解が出てこれは予想通り、第四ヒントは「三つで囲んでいる」だろうと読めましたが、何が三つなのかいまいちよくわからない。第二ヒントの解も予想通りでしたが、明らかに2県に隣接し第二ヒントに矛盾している熊野市が何で正解なのがびっくり仰天、これはいったい何なのか?…。第三ヒントの解も、予想もしなかった「幾何学問題」。これでは「クイ図」のほうがよっぽど合っている!? 第五ヒントは「海と県境と」、これも最初の想像通りだったものの、「あと一つ」が何なのか? 「第六」は解けはしたもののどれとどれが「群」なのか? 第七ヒント「反対も見よう」から、「お隣の市の向こう側」では?かと考えて、NGの鈴鹿の隣を見ると、津は奈良県、四日市と亀山は滋賀県と、それぞれ違う県と接している。そんな無理な屁理屈を作って津の南はどうなのか、と一か八かで当たったものの見事に外れ。そのあとの解説ヒントを見ても、複数自治体を囲んでいる、と言うことだけで、結局最後までよく飲み込めないまま。やはり、これはむしろ「クイ図」向きではないかと思ったのが正直な感想でした。思うに、この問は最初に思っていた、前記の白桃さんが推測したような「海岸線と都府県境をもつが、その二つが連続しない市」と言うような割と気づきやすい共通項であったならば、正直で綺麗な良問だったのが、それに「+α」を加えるために無理な小細工をして複雑化した結果、これまでめったに「石高を没収された」ことがないような成績優秀者(私もこの仲間に入る?)の多くも読み違えるような超難解な「愚問」と化してしまった、と言うことでしょうか。

苦闘を強いられた今回の十番勝負、一般コースをようやく完答したところで、過去にも何度か「気分転換」で参入した入門コース、今まではあえて完答することを避けていたのですが、今回始めて完答することになりました。
こちらは簡潔に、一般コースと同じく回答した市にゆかりの選曲でまとめました。
まず、「戦略上の理由」から、先に解答した7問。選曲の理由と共に。

問A・問H~ここはどこの細道じゃ~
…土蔵の町並みで名高い埼玉県最古の市が発祥と言う、ご存知のわらべ歌。
問C~つづら折り…浄蓮の滝~
…昨年末の恒例の歌番組で熱唱していました。
問E・問G~富士の白雪やノーエ~
…この地に伝わる民謡より([91283])。
問F~Heavy Rotation~
…この選曲の意味がわからない人は、[76154],[89119]こちらにヒントが隠されています…。
問J~から竹の浮名の下に枯れ果てし 君が心は大和撫子~
…お吉の生き様に同情した新渡戸稲造が詠んだ和歌(下田市・宝福寺HPより…[89119])。

ついでに残りの3問も答えることにしました。こちらは「戦略」からは離れて。

問B~Central Freeway~
…毎度のことながら、超ワンパターン…。
問D~大和なでしこ七変化~
…「なでしこ」の主力として活躍した宮間あや選手の故郷にちなんで。
問K~会津磐梯山は宝の山よ~
…これは説明の要なし。

…ところで、頭を散々悩ませた今回の「八戸市十番勝負」。実は私がだいぶ前からしたためていた、「八戸市」が絡んだ「残り1市」を答える「ウルトラクイズ」をここで披露することにします…。
世間一般の人にとっては、どこがどう変わるのか意味もよくわからないような「中核市」なるものよりも、遥かに関心の高そうな「八戸市」にまつわる大きな話題から。題して…

【祝・伊調馨選手五輪4連覇&国民栄誉賞受賞、八戸三社大祭世界無形文化遺産登録記念 ウルトラクイズ一本勝負】

問Z:八戸市、川越市、千葉市、銚子市、諫早市(想定解:6市、該当しない市:塩竈市、中野市、八幡市)

▲第一ヒント:元妻たちが奪い(もとつまたちがうばい)
▲第二ヒント:茂吉が遺志も消え(もきちがいしもきえ)
▲第三ヒント:名取氏の腹いせ(なとりしのはらいせ)

…見事正解された方には、抽選で女性用高級下着セットをプレゼントします(もちろん嘘)。←これも大ヒント!!

♯「戦術編」は次回に…。
[92636] 2017年 1月 25日(水)23:28:59【1】伊豆之国 さん
第44回十番勝負を振り返って~行きはよいよい、帰りは怖い~
例によって、今回も十番勝負の感想文を書かせていただきますが、一言で言うと今まで経験したこともないような手ごわい問題に苦闘の連続。ようやく最後の問題を出直し解答したときは、(十番勝負に参戦して間もない頃を除いて)最悪の成績と言う、まさに散々の結末でした…。
では、回答できた順に。

問八~逢ふことを阿漕ヶ浦に引く網の~
初日はどれも解けないまま過ぎ、2日目になってようやく最初にわかった問題。「人口減少1000人以上」。ここはまず別海の罠にはまった過去の借金返済。
ところで、この問八の第二ヒント、あの「大野氏はくだから」(第24回・問九)と同様、「並べ替えなし」だったのですねぇ…。これが「…ぐだから」のときのような大騒動にならなかったのは、その時点で既に共通項がほとんど見えていたからでしょうか?

問六~時は巡り、また●が来て~
これは、3年半前に酷暑の中を歩いた「十万石饅頭」の町が出てきたことで閃いた。第24回・問六と全く同じ! 「6回以上編入」。前のときにも出ていた、3ヶ月半前の道中で白鳥、いや「城盗り」を公言した「青葉城」([91505])がまだ出ていない。ここを取るのは当然の流れ。

問十~あれはエーと、ソリャ、大漁だね~
ここまで出てきた答えから「読みの真ん中に別の市の読みが隠れている」。悪天候に阻まれてお参りできなかった間に楽天ならぬ常陸の鷲にさらわれた鹽竈神社を一夜で取り戻し。社殿の中に「なまはげ」が隠れていたのでした(笑)…。

…結局、ノーヒントで答えられたのはこの3問のみ。十番勝負参戦間もない頃のペースに戻ってしまいました…。

問五~駅にはこの地の名を得たる 官幣大社の宮居あり~
こちらもこれまでの答えから、こちらも「読み系」だと。「最初と最後が同じ行」。大砲を打ち込まれて丸焼けからの再建を目指した伊豆国一宮が残っている。今回最も気合が入った一番(笑)。

問七~伊豆の山々、月淡く~
ここからはしばらく「防衛戦」が続くことに。答えの流れから「海」系だと薄々気づいていたところ、第一ヒントが「二種は対象外」と解け、そこからいろいろ調べて行くちに「漁港」にたどり着いた。「第3種」と「特別第3種」に該当する市をあたってみるとちょうど合っている。その中に、干物作りでも名高いご当地の「網代」があった。

問二~行きはよいよい、帰りは怖い~
第一ヒントは全く解けず、第二ヒントは「データベースで検索」と解けたものの何がそうなのかいまいちわからず。やっと第三ヒントが「ある日が境界」では、と読めて、データベースから「市の施行日」を見ると当り。母方の祖母の故郷の、土蔵と薩摩芋でも名高い埼玉県最古参の市で1万石上積み。

問四~名さえゆかりの小山田三つ葉~
第一ヒントから「酉年」にちなんで「鳥」関係だとわかったものの、合併・郵便局などいろいろ当たったもののどれも外れ。こちらもようやく第3ヒントまで来て「市の標識」だと。位置も見慣れている地元の市のがなんとなく「鳥」に見えそうだ、と思ったところ、市のHPにはっきり「鳥形」と書かれている。これで地元でいよいよ10万石に王手。

問三~春高楼の花の宴~
お題の弘法大師の故郷から、「伊良部クラゲ」の尽誠学園が真っ先に浮かんでその先が進まず。「第一」も「第二」も解けはしたものの曖昧すぎて意味不明。第三ヒント、「しりつ」は「市立」か「私立」か。そこで地図を開いてみると、弘法様の故郷には「四国学院大」がある。相模原には青学、Webから「学院大学」を検索して一つ一つ当たってみると、その所在地が全て当たっている。「しりつ」は「私立」だとわかる。杜の都には東北学院大。今回2度目の指名で、「青葉城盗り」にまた一歩近づいた。

問一~富士は日本一の山~
お題にはいずれもごく最近「祭り」関係で話題になった市が並んでいたものの、想定解数が全然違い、その「祭り」関係で他に何かあるかと調べてみたもののどれも合わず。「これは引っ掛けかも」とみると、やはり初回採点で誤答の嵐。先には全く進めぬまま、ようやく第一ヒントの答えが出て、第二・第三と突き合わせると「県内・県内を問わず、最初の読みが同じ町と隣接」だと。「富士」つながりから、静岡県東部で未解答だった、世界遺産の神社と滝がある、「焼きそば」でも名高い市を。

問九~若人ら、眉上げよ~
意味不明のヒントに、恐ろしく複雑でわかりにくい共通項。とにかく迷走に迷走を重ね、やっとのことで出直しの末ようやくたどり着いた史上最強の超難問。詳しいことは次回改めて書くことにしますが、他の方々もおっしゃるとおり、一言で言うと「これはやり過ぎでは」と口をそろえていうのもまさにその通りだと私も思います。「海」と「県境」だけなら比較的わかりやすかったのでしょうが、「+アルファ」が非常にわかりにくく複雑だったことが超難問となった最大原因でしょうか。
結局、「三井」が駄目なら「住友」で、と言うことにしてようやくセーフとなったのですが、三本松の大先生曰く「こちらもNGなのでは」([92624])と言うのでは、もはやこの問題自体が既に「破綻」しているのでは、とさえ疑う声が出るのもうなずけるような気がしますが…。

♭今回の選曲は…
問八:この市の名所「阿漕ヶ浦」を詠み込んだ、古くから伝えられる和歌ですが、歌集によりいろいろなバージョンがあるようです。
問六:仙台駅ではこのメロディーがあちこちで流れていますが、このフレーズは時期はずれなので、この文字は伏字。
問十:ご存知、松島を歌った民謡より。
問五:鉄道唱歌東海道編・16番([88652],[71778] hmtさん)の後半の歌詞。
問七:私のカラオケ十八番(嘘)…([84609])。
問二:おなじみのこのわらべ歌は、幕末には10万石を割っていた([72830] hmtさん)この城下町が発祥と言われています。
問四:「町田音頭」の5番の歌いだし。数年前にこの野菜が地元のスーパーで売られていたのを見たことがあるので、まだまだ栽培は続けられているのでしょう。
問三:この唱歌の作詞者はこの市にゆかりの人なので、ここの古城もモデルの一つと言われているようです。
問一:これは説明の必要はないでしょう。
問九:昭和50年の夏の甲子園で準優勝した、新居浜商業高校の校歌の歌い出し。…この市には四国八十八箇所の霊場はないのですね…。

♯今回の副題には、問二で選んだこの歌を。まさに今回の苦闘にぴったりの選曲です(泣)…

※書き込みの途中で誤操作したため、いったん[92633]を削除した上で改めて書き込みし直しました…>[92635] k-aceさん。
[92583] 2017年 1月 21日(土)14:07:18伊豆之国 さん
十番勝負(入門コース)
残りの3問も答えてみます。

問B:府中市(東京都)
問D:大網白里市
問K:会津若松市
[92582] 2017年 1月 21日(土)10:31:36【1】伊豆之国 さん
十番勝負(入門コース)
三井に振られて住友でようやく上がり、とにかく長くてつらかった…。最終着順24位というのは、完答できた回では何と初参戦から3度目だった第19回の28位に次ぐ低順位。でも、三嶋大社を奪還し、昨年秋の道中で誓った「青葉城盗り」([91505],[91824])に2歩前進したのはともかく収穫でした…。

…ということで、悪戦苦闘の気分転換に、今回も入門コースに入って行きます。
とりあえず、「戦略上重要な」市をいくつか答えておきます。

問A:川越市
問C:伊豆市
問E:三島市
問F:袋井市
問G:三島市
問H:川越市
問J:下田市

【1】解答以外の箇所に脱字があったので修正
[92574] 2017年 1月 20日(金)09:29:03伊豆之国 さん
十番勝負
ヒントが出るたびにますますわからない方向に迷い込んで行く公文の学習教室、いや苦悶の泥沼にはまり込んだ問九。「第一」と「第二」はお互いに矛盾、「厳島」「鰻&井伊直虎」はなぜOKなのか? 「第三」はかの「讃岐守」殿と同じく「企画(or規格)が問題」と読み違え。そのあとのも意味不明、曖昧なものばかり…。和泉国の数珠繋ぎ、西に行くほど減って行くのもまた謎ですが。それだとあの「東洋の魔女」の町はどういうことなのかも不思議です…。

…というわけで、全然自信はないのですが、三井が駄目なら住友で行ってみます。

問九:新居浜市
[92558] 2017年 1月 17日(火)23:59:48伊豆之国 さん
十番勝負
アナグラム読み違え、線引きがいまいち不明確…。十番勝負史上最強?の超難問、この辺で一か八かで見切り発車します…

問九:松阪市

「阿漕ヶ浦」と「サーキット」がNGで、「鬼ヶ城」がOKなのがいまいちよくわかりません…。
「青葉城盗り」に続いてまたも前言を翻してしまい、「あの方」には誠に申し訳ありません…
[92473] 2017年 1月 13日(金)20:10:23伊豆之国 さん
十番勝負
問一:富士宮市
[92462] 2017年 1月 13日(金)00:27:33伊豆之国 さん
十番勝負
問三:仙台市
[92425] 2017年 1月 12日(木)00:36:32伊豆之国 さん
十番勝負
問二:川越市
問四:町田市
[92343] 2017年 1月 9日(月)11:12:23伊豆之国 さん
十番勝負
問七:熱海市
[92328] 2017年 1月 8日(日)22:56:01伊豆之国 さん
十番勝負
問五:三島市
[92295] 2017年 1月 6日(金)23:55:45伊豆之国 さん
おんな城主(出羽国) & お休み前の珈琲タイム
今年の大河ドラマは「おんな城主」。十番勝負の最中ですが、その「おんな城主」のデータ更新です。
山形県知事・吉村美栄子氏が、5日の選挙で2期連続の無投票で3選を果たしました。河北新報

さて、肝心の十番勝負ですが、3問まで進んだもののここまでで立ち往生。あとはヒント待ちになりそうです…。
♯「鹽竈神社」を一夜で取り戻したのが[92293]に書かれていませんねぇ(「領国編」には反映されているのですが…前に「三代目弘前城主讃岐守」殿も同じようなことをおっしゃっておりましたが)。
[92274] 2017年 1月 5日(木)22:11:04伊豆之国 さん
十番勝負
問十:塩竈市
[92244] 2017年 1月 4日(水)14:59:27伊豆之国 さん
十番勝負
問六:仙台市
[92210] 2017年 1月 2日(月)09:55:33伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。

十番勝負ですが、ようやく参戦できることに…。

問八:津市

あちらのほうはあの人に…
[92141] 2016年 12月 30日(金)22:20:35伊豆之国 さん
苗字が独特の宮古島
[92139] k-aceさん
宮古島訪問、遠路はるばるお疲れ様でした。
さて、
「鉄分」に乏しい地域ということもあって、飛びつける話題はせいぜい「苗字」([80988])ぐらいという沖縄
([85722])ですが、今回はその宮古島の苗字についての話題を。
沖縄全体の苗字ランキングについては、[80988]で書き込んでいるのですが、宮古島の苗字は、実は沖縄本島とは全く異なる分布になっているのです。
宮古島市の苗字ランキンのトップ20は、次のようになっています(Web版「姓名分布&ランキング」より)。比較のために、沖縄県全体のランキングも合わせて示しました。

宮古島市順位苗字沖縄県順位宮古島市順位苗字沖縄県順位
1下地1411根間91
2砂川1612狩俣90
3平良913新里19
4友利4014新城20
5川満4415仲宗根13
6与那覇3716島尻150
7上地2417下里172
8仲間2918前泊195
9池間9819久貝163
10宮国10620奥平152

ご覧の通り、宮古島のトップ10のうち、沖縄全体でもトップ10に入っているのは「平良」さんだけ。トップ20まで見ても、絶対数が多いトップ2の「下地」「砂川」と前記の「平良」を含めて6姓だけです。逆に、沖縄全体でトップの「比嘉」さんは何と54位、2位の「金城」・3位の「大城」などは100位以内にも入らず、宮古島では「あまりメジャーな苗字ではない」と言えるかもしれません。一方、トップ20の中で、沖縄全体で100位以内に入らない苗字が6姓もあります。県ランクで90位台の「池間」など3姓を含め、これらの苗字は「本土」はもとより、沖縄本島でも「宮古島出身(ルーツがある)」である可能性が極めて高い苗字と言えそうです。「奥平」さんは、本土では「おくだいら」が一般的ですが、数で最多である沖縄では「おくひら」と読んでいるようです。

一方、石垣島(石垣市)のランキングを見ると、

 宮良・石垣・大浜・砂川・金城・平良・玉城・上原・下地・新城

となっていて、トップ3は独特で(ただし、「石垣」さんは本土のほうが圧倒的に多い)、また「砂川」「下地」など宮古島と共通の苗字も多いのですが、沖縄本島で上位の苗字も多く見られ、苗字の上では宮古島よりも沖縄本島に近い、と言えそうです。

♯今回の書き込みで、「政令都市級」の仲間入りした模様です。
[92138] 2016年 12月 29日(木)20:47:44【2】伊豆之国 さん
鶏が先か、卵が先か
来年は酉年。と言うことで、少々気が早いですが「鶏」にまつわる地名談義を。

「鳥」のつく地名は全国各地にありますが、「鶏」に限定するとなると、大変稀少な地名になります。
「鶏」のつく住所地名(大字以上)を調べてみると、次に挙げるようなものがありました。

青森県上北郡横浜町鶏沢鶏ヶ唄
岩手県宮古市磯鶏…磯鶏西・磯鶏沖・磯鶏石崎もあり
三重県桑名市長島町白鶏
京都市下京区鶏鉾町
京都府向日市鶏冠井町
北九州市小倉北区金鶏町

…ざっとこんなところでしょうか。

青森の横浜町には「鶏」のつく大字が2箇所ありますが、「にわとりざわ」「とりがうた」とそれぞれ「鶏」の字の読み方が異なっています。宮古市の「磯鶏(そけい)」にはJR山田線の「磯鶏」駅(震災で長期運休中、復旧後は三陸鉄道に移管予定…[86828] スカンデルベクの鷲さん 他)があり、全国で唯一の「鶏」のつく駅名ですが、「地元には地名の由来として縁起の悪い言い伝えが残っており、『鳥取か鳥羽あたりを代役として立てたらどうか』と言うことが書かれていた」のを、その昔どこかで見たような記憶がありました。
桑名市長島の「白鶏」は「はっけ」。何か言い伝えがあるのか、ご当地ゆかりの方に由来を尋ねてみたいものです。
京都の「鶏鉾町」は、祇園祭の「鶏鉾」に由来する町で、付近には「山鉾」に関係する町名が集まっています。向日市の「鶏冠井」は「かいで」と難読です。「紅葉した楓(カエデ)の葉が鶏の『とさか』に似ている」ことから来ていて、「井」は「サイレント」の「添え字」らしいです。町内には「長岡京」の大極殿跡と伝えられる遺跡が残っています(向日市HPより)。
小倉の「金鶏」には、どんないわれがあるのでしょうか。

「鶏」の字には、つくりが「ふるとり」の異体字「奚+隹」もあります。長崎県対馬市の旧美津島町には、この異体字を使った「(奚+隹)知」(けち)という地名があります。こちらも、デビューして間もないご当地ゆかりの方にその由来をお伺いしたいものです。この「奚+隹」の字はJIS第2水準までには入っていないため、PCではうまく表示できず、Web上では常用漢字の「鶏」に置き換えられている場合が多いようです。
対馬市美津島町「奚+隹」知地区のStreet Viewからいくつか見ると…

鶏知郵便局…常用漢字の「鶏」になっています。
「奚+隹」知中学校…生徒用玄関には「鶏」の「鳥」を「ふるとり」に入れ替えた略字体が使われています。
「奚+隹」知通学バス待合所…字がぼやけて見づらいのですが、どうやら「奚+隹」であるようです。

…という具合で、地元でも結構表記が混乱しているように見受けますが…。

「鶏」のつく自然地名としては、栃木県日光市川治温泉の奥の鶏頂山、その昔登山だかスキーだとかでにぎわったことがあったらしい、と言うことをTVで見たようなこともあるのですが、今は観光ガイドなどでも見かけないようで、既に荒廃しているのでしょうか。

「鶏」にゆかりの神社というと、和歌山県田辺市の「闘鶏神社」(こちら)。
『平家物語』『源平盛衰記』に、源平合戦時、紀伊国の住人、熊野別当湛増(たんぞう)が源平いずれに付くかで迷った際に、赤(平氏)と白(源氏)の鶏を戦わせたところ、白鶏が勝ったので源氏方についたとあります。これが神社名の由来とされています。この湛増は、源義経の家来の武蔵坊弁慶の父ともいわれ、田辺は弁慶の出生地をうたっています
この神社では、公式には先ほどの「奚+隹」の字を使っています(さらに正式には「闘」も「たたかいがまえ(とうがまえ)」の「鬪」)が、やはりPCで出せないこともあり、神社自身でも常用漢字の「闘鶏」と表記することがあるようです。
♯横道にそれますが、前記のサイトの続きには、以前に話題になった串本町の「くじ野川」([80935] 白桃さん、[80941] hmtさん)も出てきました…。また、「源平合戦」つながりですが、「平家の落人伝説」が残る日光市旧栗山村の湯西川温泉([79328])には、「鶏の鳴き声がしたのを、源氏の追っ手に『合戦の合図』と思われた」と言うことがあったので、それから集落では鶏を飼わなくなった」という言い伝えが残っているそうです。

「鶏」のつく寺院に、滋賀県長浜市旧木之本町の「鶏足寺」かあります(長浜市HPより)。この付近を含めた湖北地方は、知る人ぞ知る「観音の聖地」とされ、村々の道端にたたずむ小さなお堂に収められた観音像を求めて訪れるファンも多いようです(私自身も二昔ほど前に2度に分けて、この地方一帯の仏像めぐりに訪れています)。

もう一つ「鶏」にゆかりの場所。京都・滋賀県境の逢坂山。百人一首にも収められた清少納言の和歌、「夜ををこめて鶏の空音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ」。この歌は、中国の春秋戦国時代の故事「鶏鳴狗盗」を基にして読まれたものとされています。

「干支」の「酉」のほうにゆかりの神社では、やはり東京近辺では晩秋の風物詩として名高い「酉の市」。台東区千束の「鷲(おおとり)神社」、目黒区下目黒の「大鳥神社」、新宿区新宿五丁目の「花園神社」などが知られていますが、発祥の地は足立区花畑の大鷲神社とされているようで(こちら)、また「鷲神社」の「本家」は埼玉県久喜市旧鷲宮町の「鷲宮神社」とも言われているようです。

最後に、今年の経県値は30点
静岡県の△は、湯河原町(温泉ではありません)への社用の帰り、飲み会に間に合わせるために熱海まで戻って新幹線に乗ったこと、栃木県の△は9月の「みちのく独り旅」([91505])の帰りの新幹線で、宇都宮駅に「超特急」の追い抜き待ちで駅のホームに下りて飲み物を買ったことによるものでした。
「市の経県値」(認市度)は、残念ながらUpは無し。新規市制の富谷市は未踏のため、実質Downとなってしまいました(町村では蔵王町が●→○、大河原・柴田両町が▲→●と、計5ポイントUpしたのですが…)。
[92129] 2016年 12月 25日(日)00:32:03【2】伊豆之国 さん
糸魚川大火御見舞 & 十日町市
先日の糸魚川市で起きた大火で被災された方々へ、謹んで御見舞申し上げます。

さて、新潟県内特有の町名、「学校町」([49417]EMMさん)。コレクションに未掲載と見られる「学校町」が見つかりました。

十日町市学校町…町名の成立は平成27年11月16日(十日町市HPより)。

この町名変更は「住居表示」ではなく、市が進めている「中心市街地の地籍調査と、それに伴う登記簿地番・住所表示変更」の一環として行われているもので、「市街地の紛らわしい住所を分かりやすい住所に整理」し、「行政区名(注・これまで町内会名称などとして使われてきた通称地名)などを新たな町名(地番区域名)として整理する」というもので、現在までに5次にわたり計9区域で町名変更が完了しています(こちら)。

>ぺとぺとさんへ
ご登録をお願いいたします。
…来るべき「戦国市盗り合戦」ですが、高尾山から打ち込まれた長距離砲の直撃を受けて焼け野原と化した「箱根の山のあちらとこちら」のそれぞれの再建にあたり、当方としてはまずご当地の一宮再建を目指すことに全力を注ぐこととし、「小田原攻め」については「和睦協定」を守りあくまで「後方支援」に徹することにしますので、ぜひとも一刻も早く奪還していただけるよう、ご健闘をお祈りいたします(笑)。
[92106] 2016年 12月 17日(土)10:35:00伊豆之国 さん
新旧の「日本一暑い市」が候補になりました。
これは本来は(戦国市盗り合戦の)「相模国小田原城主兼伊豆国山中城主・北條播磨守」の領域なのでしょうが…

昨日、「選抜」の「21世紀枠」候補の9校が発表されました。
候補に決まったのは…

北海道…富良野 東北…不来方(岩手) 関東・東京…石橋(栃木) 北信越…富山東(富山) 東海…多治見(岐阜)
近畿…洛星(京都) 中国…倉吉東(鳥取) 四国…中村(高知) 九州…高千穂(宮崎)

中でも特筆されるのは、部員わずか10人で秋の岩手大会で準優勝、東北大会の初戦で強豪・八戸学院光星を相手に大善戦した不来方高校([91745] 白桃さん、記事)。また、39年前の「選抜」で部員12人「二十四の瞳」で準優勝を果たした「日本一暑い町」の中村高校は、今回は「三十二の瞳」で高知県大会を制覇し、今回の候補に選ばれています。
来年1月の選考で、この9校の中から3校が「21世紀枠」として「選抜」出場校が決定します。
果たしてどの高校が「夢の甲子園」の土を踏むことができるのでしょうか?

…ところで、「高千穂大学」と言う大学があります。どの都道府県にあるのでしょうか? 宮崎でも鹿児島でもありません。
[92097] 2016年 12月 13日(火)21:28:29伊豆之国 さん
有楽町で逢いましょう。& 所沢市
[92085]のクイズ
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
ですが、
[92086] Takashiさん
福井市もあてはまりますよね
[92088] 白桃さん
低音の魅力のフランク永井が、逢おうと言ったところ…豊橋市〇〇町

いずれもご名答です。
共通項は、「有楽町」がある市(読みも含めて完全一致)でした。
「郵便番号検索」とMapionの地図とを照らし合わせた結果、該当する市には、もう一つ岐阜市(長良有楽町)がありました。
第9回オフ会会場の近所ですが、ここまで行かれた人はいないのでしょうか?
「該当しない市」とした高山市は、「うらまち」と「読み方違い」になっているからで、もう一つ読み方違いで該当しない市には、つがる市(木造有楽町…うらくまち)がありました。Mapionの住所検索では、長野市(松代町松代有楽町)も出てきましたが、こちらも読み方違いの「うらまち」であり、そのMapionの地図を見ると住所の表示は「松代町松代」までしか出てこないので、おそらく小字あるいは通称地名と思われます。「いつもNAVI」では、このほかに山梨県甲州市塩山にもありましたが、Mapionにも郵便番号検索にも出てこず、読み方も不明でした。
飛騨高山と信州松代の「うらまち」は、おそらく「裏町」に見栄えのする文字を当てたものでしょう。

[92092] hmtさん
所沢市南永井字大岾(おおはけ)
「有楽町」「永井さん」で、忘れていた過去記事を思い出しました。
「有楽町」がある所沢市と、その隣町との「自治体越え地名」。[90566] で書き込んでいた
埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井
登録されないままになっていて(オーナーさんが「横浜非公式オフ会」の準備で多忙だったため?)、また私自身ももうすっかり忘れていました。[90566]では「おそらくNG」として「狭山」の例を挙げたのですが、こちらのほうはやはり不採用、としてよろしいでしょうか?
[92085] 2016年 12月 10日(土)22:00:30伊豆之国 さん
八王子発8時33分・スーパーあずさ5号
[92062]
○○○2号…ではありません
東京・新宿と信州・松本方面を結ぶ列車として親しまれている中央線の特急「あずさ」が、今月12日に運行開始からちょうど50年を迎える、と言う新聞記事が出ていました。
特急あずさ 旅人乗せて50年 新宿-松本 歌謡曲ヒット「狩人」も感慨
山梨や長野と東京都心を結ぶ中央線特急「あずさ」が、12月12日で運行開始から50年を迎える。JR東日本で最も古くから走る在来線特急は、1982年の中央自動車道の全線開通後、所要時間やサービスで車と競うように歴史を重ねてきた。歌謡曲「あずさ2号」で知られる兄弟デュオ「狩人」の弟の加藤高道さん(56)も感慨深げだ
(毎日新聞より)
特急「あずさ」は、運行開始当時のダイヤでは、新宿~松本間で4時間近くかかっていたのですが、その後中央高速道の開通という強力なライバルの出現という状況を迎え、「あずさ」も車両の性能向上と、岡谷~塩尻間を長大トンネルで貫く新線開業などの路線改良によって所要時間を短縮させ、現在では最速で2時間半を切っています。
「あずさ」誕生から半世紀、当時走っていた特急列車の多くは、新幹線開業によって消滅したり新幹線の列車名に「栄転」したりで、いまやJR東日本管内の在来線特急列車名では「最古参」になっているようです。当時の「あずさ2号」は、その後列車名称も変わり、現在は「スーパーあずさ5号」となっていますが、「新宿発8時ちょうど」と言う出発時間は今も全く変わっていないようです。
私は、この「あずさ2号」の後身となる列車には今まで何回か乗っているのですが、今の場所に引越してからは八王子から乗ったほうが速いこともあり、いずれも八王子からの乗車でした([68592])。八王子の発車時間は、その時期のダイヤの状況により、タイトル(現在のダイヤ)の時刻と1~2分前後していたこともありました。

ところで、今晩のTV番組関連のクイズ。
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
[92062] 2016年 12月 7日(水)20:26:42伊豆之国 さん
大谷くん、いよいよメジャー挑戦ですか?
[92052] 白桃さん
[92053]千本桜 さん
私もやってみます。

A群B群C群D群
松島花巻北上白石

選曲は…
A群:誰もいない海(Toi et Moi)
B群:みちのくひとり旅(山本ジョージ)
C群:別れても好きな人(Los Indios & Silvia)
D群:二人でお酒を(○○○2号…ではありません)

「秋休み」の道中から。
やはり「昭和」でまとめました。場違いな曲もありますが…歌手の名前もおぼろげ…。
[92054] 2016年 12月 6日(火)21:28:43伊豆之国 さん
肥前のかかあ天下? & 南セントレア市
今日の日経新聞夕刊から、2題。

西日本の妻は立場強い? 「財布握る」長崎・佐賀7割
西日本の妻は立場が強い?――。ソニー生命保険がまとめた都道府県別の生活意識調査でこんな傾向が明らかになった。「妻が財布のひもを握っている」と答えた既婚者の割合は長崎が最も高く71.7%。2位は佐賀の70.0%、3位は沖縄が68.4%で続き、上位10県のうち8県が西日本だった。全国平均は57.0%
「妻がけんかで勝つことが多い」のも1位が長崎で51.7%だった。(中略)西日本が上位。全国平均は36.6%。
群馬県はどのくらいなのかが気になります…ということで、そのソニー生命のHPを開いて見たら、ここにそのデータがあり、群馬県は「財布の紐」「夫婦喧嘩で妻が勝つ」いずれもトップ10には入っていませんでした…。一方、
「夫がよく子育てに参加している」と答えたのは全国平均で44.7%。岐阜がトップ(57.1%)
と言うデータも出ていました。
そのほかにもいろいろ興味深いデータが出ていますが、いずれも上位10県(あるいは5県)までしか出ておらず、全都道府県のランキングデータに使えないのが残念です…。

もう一つは、「グルメ」の話題。
私が昨年秋の道中で訪れた、愛知県南知多町の日間賀島([88822])。この島では「蛸」と並ぶ名物として、国内有数の「河豚」の産地として知られている、と言う記事が出ていました。(要約転載)
フグといえば一般には山口県の下関などが有名だ。しかし、国内有数の天然トラフグの産地として市場関係者や料理人の間で必ず名前が上がるのは、愛知県の知多半島と渥美半島の中ほどに浮かぶ日間賀島(ひまかじま)だ。漁の解禁直後となる10~11月になると、フグ目当ての観光客が次々と島に集まってくる。
この後に、「島の西側の伊勢湾口がフグの産卵場になっていて、昔からフグ漁が行われていたが、県内に有力な取引市場がなく、県外に流れてしまい、注目されることがなかったが、1989年(平成元年)に九州地方が不漁になったとき、この日間賀島の漁場が豊漁となり、一躍注目されるようになった」と言うことだそうです。
[92046] 2016年 12月 5日(月)22:33:04伊豆之国 さん
表現を見直しました & 熊本市
この度はお騒がせいたしました(十番勝負の)武蔵国川越城主伊豆守でございます。

さて、この度の騒ぎの発端となりました[92024]の記事ですが、その昔、かのうどん県人のマガジン編集長殿が使っていたこともあって、「冗談半分」で使っていた「西洋蹴鞠」用語でしたが、やはりこの世界では適切とはいえないのではないか、と思い直し、次のような表現に改めることとしました。

"Red Card" →「存立危機市」
…人口が極限までに減少し、単独では「市」としての機能・基盤を維持するのが困難な状況に追い込まれている市
"Yellow Card" →「存立不安市」
…人口減少が続いて市制特例基準(3万人)を割り込み、このまま進めば「市」のとしての自立が危うくなる恐れがある市

やはり適切性に欠ける恐れがある表現があった[92035]ですが、 Takashiさんが[92036]でレスをしていること、そのTakashiさんのご指摘で当方の不勉強が発覚したこともあり、[92035]の当該箇所はあえて残しておき、新たに次のように全文を書き直すことにしました。

…人口が極限までに減少し、行政が「このままでは今まで通りの行政サービスができなくなるなど、単独では市としての機能・基盤を維持することが極めて困難な状況に追い込まれており、近隣自治体との合併も進展が望めず、この状況が続けば、市制を返上して町村となることもやむを得ない」と自ら認め、また住民の理解も得られた場合、「市から町村への格下げ」を行うことが法規上では認められていても、今までこうした先例がないことから、国のほうでもこのようなケースを想定した「ガイドライン」とか「Q&A」を作成することも考慮すべきではないか…

とりあえず、これで円く収まるかどうかいまいち不安ですが、いかがでしょうか?
結局は、このような「存立危機市」などが今なお多数存続しているのは、[92039]でみかちゅうさんがおっしゃる通り
「積極的に合併しないという選択をした」のではなく、「合併できなかった」と解釈すべきなのでしょう(以下略)
ということに落ち着く、と言うことでしょうか。

さて、既報の通り、JR留萌線の末端部分が昨日限りで廃線となりましたが、この区間にあった「舎熊」駅が消え、これでついに北海道の駅から「熊」が絶滅しました([88770]山野さん)。
「熊」のつく鉄道駅がある自治体は、舎熊駅が消えた増毛町が外れたことにより、12月5日現在、次の11市・2町・1特別区となったようです。

仙台市、熊谷市、福生市、伊勢市、熊野市、赤磐市、丸亀市、北九州市、熊本市、合志市、臼杵市
東京都荒川区、大阪府熊取町、福岡県糸田町

最多はもちろん熊本市で、市電の電停を含め8駅(熊本電鉄の「熊本高専前」は合志市)あります。それ以外でも、既に野生の熊がほぼ絶滅していると言う九州に多いのは不思議ですが、九州には「隈」のつく地名(苗字も)が多いので、おそらく「熊」は「隈」の当て字から来ているのでしょうか。 
[92035] 2016年 12月 4日(日)21:40:18伊豆之国 さん
「市から町村への格下げ」(市制返上)を認めてよいか? & 秩父市
思いがけず喧しいことになっている[92024]の書き込みですが、元々は4年余り前の[81915]の「焼き直し」に過ぎないことを、まず断っておきます。
私が[81915]の記事を書き込んだのは、三笠市の1万人割れ([81907]紅葉橋律乃介さん)を受けて、「そういえば、アーカイブに「市町の降格」と言うのがあったな、と言うのを思い出し、その中にも載せられている、ペーロケさんの[7705]の記事の中で
人口1万人を切る市に何ができるのか?
いっそのこと、Jリーグのように、降格という制度は必要かもしれません
市 は人口3万人を割り込んだら町に降格
と言うくだりがあって、これを「自動的に『市制剥奪』ではあんまりだ」と言うことで、これをもう少し現実性を持たせて、「2万人未満の市」を、白桃さんの定義([4424],[92030])とは別の基準で"Red Card"と勝手に名づけたというだけのことで、こうした「市の資格喪失(寸前)状態」とでもいえそうな市について、「もし『合併によって市としての体面を繕う』ためにはどうしたらよいか」と言うことを冗談も交えて作ったもので、15年国勢調査人口に置き換えた[92024]のほうも、中には「種子島」の如く「単なる数合わせ」のようなものもいくつかあったりして、
本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきもの
と言うのが適切だったか、これについては少し行き過ぎだったかな、とも今になって思ったのでした…。
♯以前、「消滅危惧(危機)自治体」が話題になったことがありましたが…

まぁ、実際問題としては、タイトルに掲げたように、人口減少が止まらず、既に「自他共に『市』としての資格も風格も失った状態になって久しく、市として今後もこのまま続けられるのか甚だ心もとない」「他の市町村との合併も難しい」として「市制返上も考えている」(夕張とか歌志内では実際にそんな声も出たらしいですが)と言うような市については、今の法規上ではどこにも書かれていないらしい「自主的な市制返上」が認められるような法整備を考えてみる、と言うのがまず現実的な対応ではないかと思うのですが。実際にそのような「町村への格下げ」を認めるためには、「住民投票で賛成多数」とした上で「市議会で決議」、といったプロセスを経るようにする、と言うのがよいのでしょうか。

[92026] hmtさん
12月3日。今夜は秩父夜祭です
秩父の夜祭には、今まで2度行ったことがあり、最近では10年ぐらい前だったか、東上線経由で終点・寄居で秩父鉄道に乗り換え、長瀞の「川下り」の船に乗ったり、長瀞駅でSL列車の写真を撮ったりしたあと、秩父の町に向かい、夜も深まってからは豪快な花火を眺めて、西武秩父駅から東飯能で八高線、八王子からは横浜線、と言うルートで帰ったのですが、八高線の本数が少なくて、「その日のうちに帰れるのか」と苦労しました…。今年の夜祭は、「無形文化遺産」登録の直後でしかも土曜日の夜だったことも重なって、秩父市の人口(62,818人…'16年10月推計)の6倍以上にもあたる、過去最高の38万人あまりが見物に訪れたそうです。(埼玉新聞)

…これはひょっとして「十番勝負」ネタになる?…と思ったら、hmtさんが[92026]で全部書き出したので、「これは無しかな?…でも油断は禁物」?
今回登録された中で、実際に祭りを見に行ったことがある市は、鹿沼・秩父・川越・高岡・高山(春と秋の両方)・犬山・京都の7市でした。
[92024] 2016年 12月 3日(土)20:00:45【1】伊豆之国 さん
Re:「レッドカードの市」退場勧告と解消案
以前[81915]で、「既に『市としての資格喪失状態』(「レッドカード」)」の市と、「『市としての体面を繕う』ための合併案」を書き込んだことがありますが、今回は2015(平成27)年国勢調査確定値に基づき、それに16年10現在の推計人口も考慮して、「過疎市の機能回復促進法」と銘打って、「独断と偏見」により[81915]の表を加筆修正の上、次の表を作成してみました。
概略については[81915]とほぼ同じですが、15年の確定値により、「レッドカード」(人口2万人未満)の市に、新たに尾鷲・串間・勝浦・鳥羽・えびの・多久・陸前高田・士別の8市が加わっています(このうち尾鷲市はその時点で推計人口が既に2万人割れしていたため[81915]に掲載済み)。なお、このうち今なお震災からの復興途上にある陸前高田市については、「復興優先」ということで、当面「対象外」としました([81915])。
合併形態については、合併後に市名が変わるところは原則として新設合併とし、合併形態が書かれていないところは、「対象となる各自治体との間で協議を行って、新設か編入かを決定する」としたものです。
人口は15年国勢調査確定値によります。

市名合併相手・形態新市名合併後の人口コメント
歌志内・赤平・芦別・砂川4市と上砂川町・奈井江町とで新設空知市56,213滝川・美唄市も加えた広域合併も必要か
夕張栗山・由仁・長沼町とで新設夕張市37,577夕張郡3町との合併なので「夕張」の市名は残すが、新市役所は最も人口が多い栗山町に?
三笠岩見沢市へ編入岩見沢市93,5751万人割れでは編入されるのもやむなし?
士別和寒・剣淵・下川・幌加内町士別市31,810次の調査までに3万人割れはまず必至。名寄市を含めた大合併も
尾花沢村山市・大石田町とで新設はながさ市48,994幻の市名復活?
勝浦いすみ市・御宿町とで新設いすみ勝浦市65,157いすみ市の代わりに大多喜町を入れても3万人の大台をクリアするが、両市町の交流は少なそう。ブランド地名「勝浦」を残したいので連称に。鴨川市との「房総国境越え」もあり?
珠洲能登町とで新設奥能登市32,193ここも今回を逃すと厳しいか?
鳥羽志摩市とで新設志摩鳥羽市69,789志摩国一国1市に。やはりブランド地名「鳥羽」を残し旧国名でもある「志摩」を冠する形に
尾鷲紀北町尾鷲市34,347両市町の人口は接近しているが、新設合併でも「(本土の平地では)最大の多雨の町」として知られた「尾鷲」の名は残したい
熊野御浜町・紀宝町熊野市37,270「熊野」の中心は和歌山県側なので、「東紀州市」も候補
宮津与謝野町とで新設橋立市40,260伊根町も含める? 日本三景の一「天橋立」から新市名を
室戸・安芸両市と安芸郡全7町村とで新設室戸安芸市48,350 これも連称を採用。「安芸」を上に置くと広島県の市と誤解される恐れがあるので、知名度の高い「室戸」を前に出す
土佐清水宿毛市・大月町・三原村とで新設足摺市41,354こちらも知名度が高い「足摺岬」を新市名に
多久小城市とで新設天山市64,008両市の北にそびえる、地域を代表する山の名を
津久見臼杵市とで新設臼杵津久見市56,717結局は両市名の連称に落ち着く?
串間日南市日南市72,869元々日向国だった志布志市と越境合併し、志布志市域を宮崎県に編入、という「奇手」もあり?
えびの小林市とで新設東霧島市65,759高原町も含める?
垂水鹿屋市とで新設大隅市119,128大隅半島の他の5町との広域大合併も?
西之表中種子町・南種子町・三島村とで新設種子島市30,254種子島の2町とだけではクリアできなくなり、地域的に近い三島村を加えてやっと3万人の大台を確保。屋久島を加えるのはやはり難しいか

また、15年国勢調査での人口が「レッドカード寸前」の2万0千人台に落ち込んでいる美濃市は、県議選の選挙区([91843] 山野さん)と同様、美濃市と合併、新市名は新設合併で両市名を足し合わせて「美濃関市」に、仮にそうなれば長良川鉄道の「関」駅も国鉄時代の「美濃関」に戻し、「美濃市」駅は、まさか市制以前の「美濃町」([87263])には戻せまいから、廃線となった名鉄美濃町線の終点だった「美濃」にしては…(宿毛市も2万0千人台だが、上表の土佐清水市の項で触れた)。

…以上、全くの独断と偏見により、ほとんど「恣意的」に合併の組み合わせと「新市名をどうするか」と言うことを羅列してみたのですが、連称とか「ブランド地名」の採用などがやたら多くなったのは致し方ないのでしょうか?
反論・ご意見は遠慮なく書き込んでください(前回([81915])は早速山野さんからレス([81916])をいただきましたが…)。

♯本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきものなのでしょうが、「人口」ネタでにぎわっているのでここで…。
[91988] 2016年 11月 24日(木)22:58:44伊豆之国 さん
Re:石川総線 & 松阪市
[91983] オーナー グリグリさん
西金沢から北陸鉄道石川線を使い、帰りは野町終点まで乗車しました。久しぶりの石川総線(この呼び名の方が身に付いてます)でしたが
[91987] デスクトップ鉄さん
「石川総線」という名称は、初めて知りました。石川線、金名線(1984年休止、1987年廃止)、能美線(1980年廃止)の総称なのですね
私が「石川総線」と言う呼び方を初めて見たのは、昭和43~44年頃に見た鉄道雑誌でした。その頃の北陸鉄道は、既に利用者の減少が目立ってきていて、「何とか持ちそうなのは浅野川線くらいではないか」とも言う悲観的な声もあったそうでした。結局、「浅野川線と『石川総線』だけは徹底的な合理化で残す」と言うことになったのですが、その「石川総線」も、金名線・能美線は朝夕のみ運行、日中はバス代行になると言う状況が続き、能美線は昭和55年(1980)に廃線、白山山麓の観光開発との絡みから残されていた金名線も、長期運休を経て昭和62年に廃線となって([68857])、石川線だけが残った形になって、「石川総線」と言う言い回しもやがて自然消滅したのではないでしょうか(HP)。
「総」と言うと、石川県の大きな温泉地では、共同浴場を「総湯」と言う呼び方があることを、昭和末期か平成の初め頃になって、旅行雑誌で知りました。山中温泉には、今まで2度宿泊したことがあり、総湯「菊の湯」にも立ち寄っています。この「総湯」と「石川総線」に共通する「総」の字、何か意味の上でつながりがあるのでしょうか?

ところで、今晩の「ケンミンSHOW」で、「(落書き帳の)元・松阪観光大使」いろずーさんから[86336]で情報をいただいた「松阪の鶏焼肉」が出てきました。私自身、全く聞いたことがなく、どこにそんな店があるのか(と言うよりアクシデントが起きてそんな暇はなかった…)わからなかったのでしたが、地元民に聞くと「焼肉と言えば鶏肉」「高価で正月とかお祝いのときぐらいしか召し上がれない松阪牛よりもずっと身近な庶民の味」で、「元々鶏の飼育が盛んな土地で、昭和40年頃から作られるようになった」「名古屋の影響で味噌味」だと言うことらしいようです。
[91977] 2016年 11月 22日(火)22:20:16伊豆之国 さん
未成年は立ち入り禁止です。
「反対語地名」情報。
倉田昆布さんの記事([91929])の
凸凹(でこぼこ)
でふと思い出したことが…。
愛媛県宇和島市藤江の多賀神社境内にある、知る人ぞ知るパワースポット。
凸凹神堂(別名・凸凹寺)Street View
いわゆる「秘宝館」として、「その筋」ては有名だとか。私は、○十年前の旅雑誌でその存在を知ったのでした。「凸凹」は、「あいまる」と読むらしいです。
コレクションには神社仏閣もOK、だというから、まぁいいでしょうか。

♯宇和島と言えば闘牛が有名ですが、やはり反対語地名「明暗」([91935])で書き込んだ隠岐も、闘牛が有名ですね…
[91964] 2016年 11月 19日(土)17:47:03【1】伊豆之国 さん
秋から冬への能登半島 & 松本市
話題としては少々季節はずれになりますが…。

hmtマガジンにも載せられている、能登の祭りの名物・巨大燈籠「キリコ」の話題。
昨日の日経新聞の夕刊に、その「能登の『キリコ』が、過疎化の影響で危機に立っている」という記事が出ていました(要約転載)。
石川県の能登半島各地の祭りで担がれる巨大な灯籠「キリコ」は、過疎化の影響で近年、徐々に数を減らしている。「故郷に伝わる伝統を後世に残したい」。半島の先端にある珠洲市のフリーカメラマンらが組み立て方や見どころを記録した電子書籍「キリコ図鑑」の制作を始めた
輪島キリコ会館(輪島市)によると、半島全体で約800基のキリコがあるとされるが、過疎化によって担ぎ手が減少。近年は倉庫に眠ったままのものもあり、祭り自体が中止に追い込まれる集落もあるほどだ
最終的には現役として使われている約400基を紹介し全千ページほどの本となる見込みだが、全て完成するまでに7~8年ぐらいかかるという
このため記録できた集落のキリコから電子書籍として順次、有料配信する。第1弾は珠洲市宝立町で毎年8月にある七夕祭りのキリコ。来夏ごろに出来上がる予定だ


[91960] 菊人形さん
[91961] 山野さん
もう何度も話題になっている「北海道の大赤字&超閑散路線」の存廃問題ですが、JR北海道の懐具合も理解できますし、「鉄」が消えたことで過疎化が更に加速度的に進んで地域の衰退、廃村・廃墟化に至ってしまうな地域の懸念もよくわかります。ここはまず「地域の足」としての「鉄」の重要性とか、観光への影響なども考慮して、絶対に残すべき路線の最終的な「取捨選択」も必要ではないか、とも思うのですが。「ふるさと銀河線」の末路を思うと、道民ならずとも気が重くなります。鉄路が消えてもう久しくなった奥能登の現状も…。
「増毛」駅が消えると、「はげ(半家)より増毛行き」の育毛切符([88756])の行き先は「上野毛」に変わるのでしょうか(笑)?

もう一つ「鉄」ネタ。
私が少年時代に大変怖い思いをしたあの「音」([66880]) 。アルピコ交通(松本電鉄)で、最後に残っていた「北新・松本大学前」駅前の「鐘」の踏切が、老朽化により去る8日限りでお役御免となり、翌日からスピーカー式に交換された、と言う話題がありました(こちら)。
モーターで動く棒状の部品が鐘をたたいて音を出す仕組みで、定期的に油を差す必要があるなど整備に手間が掛かっていた
と言うこと、さらに寒冷・積雪という厳しい環境に耐えてきた中での影響も大きかったようです。「鐘」の上に「傘」のようなものが取り付けられていた(「松電」では、以前からこのような形のものが多く見られていました)と言うのも、「雪害対策」からだったようでした。以前から"You Tobe"の動画も数多くUPされ、「鐘」が消えるというネット情報を聞きつけて現地に「見納め・聞き納め」に駆けつけた「オタク」も多かったらしく、「松電」のほうからわざわざ「お知らせ」までネット配信させると言う、異例と言うよりかいささか「大袈裟な賑わい」だったようでした。
「電鐘」と言われるこのタイプの警報機、今残っているのは、三岐鉄道など、合わせて全国に10ヶ所余り。京都のど真ん中にいまだにしぶとく残っている「嵐電」西院駅前のが、現在進んでいる阪急西院駅の改良工事とその関連による嵐電のホーム移設工事の影響でどうなるかが気になります…。「見た目」は違いますが、同じように鐘を叩くタイプ(現存例:上毛電鉄「富士山下」駅前[83652] オーナー グリグリさん)のほうもだいぶ姿を消しているようです。北陸鉄道でもスピーカーへの置き換えが更に進んでいるようで、絶滅も近いかもしれません…。「ご当地」で唯一だった伊豆箱根駿豆線の「伊豆仁田」からも姿を消しています。

最後は明るい話題。「伊豆」と言うと、伊豆急と東急が、横浜~伊豆急下田間を運行するリゾート列車"Royal Express"を発表した、と言うニュースが入ってきました(こちら)。既にJRがこの7月から「伊豆クレイル」と言うリゾート列車を小田原~伊豆急下田間で運行を始めており、リゾート列車の「競演」が楽しみになりそうです。
[91949] 2016年 11月 14日(月)19:02:33伊豆之国 さん
富士見坂のある市が、「クイ図にはふさわしくない」あの問でも該当することになりました。& 大月市
「蝦蟇の油」でも名高い関東の名峰がある、第7回オフ会開催地の「若殿」誕生([91946]ピーくんさん)に対し、こちらは「富士見坂」もある八ヶ岳の麓から「女城主」誕生の話題。
昨日投開票された山梨県北杜市長選挙で、新人3人の争いの末、女性新人(といっても既に古稀を数えていますが)の渡辺英子氏が、他の男性2人を抑えて初当選しました。(北杜市HP)
これで、いろいろと議論を呼んだ第5回クイ図五番勝負・問二の想定解に、ここが新たに加わることになりました。

ところで、今日は旧暦神無月(出雲では「神在月」)の望月(15日)。この日は68年ぶりという"Super Moon"だそうですが、生憎なことに大半の地域(関東・山梨も)では悪天候で見ることができないようです(晴れていたら「大月市」はさぞにぎわっていたのでしょうか(笑)…)。
北杜市というと、私は今から10年ほど前の春の連休に、北杜市の旧大泉村にあるここに一泊したことがあります。その日はまさに雲一つない快晴に恵まれ、夜も更けて屋上の天体観測ドームに上り、満天の星空と中空に浮かんだ煌々と輝く満月、そして月明かりに照らされて浮かび上がる山並みの稜線…と、都会育ちの私にとっては、今まで見たこともないような「本物の夜景」に何とも言えぬ感動を覚えたのでした。
山梨県には「望月」さんが非常に多く、県ランキングで3位に入り、特に甲府盆地から県南部の富士川沿いにかけて密集しているのですが、北杜市には少なく、市内50位以内にも入らず、「郡内」(富士吉田市・大月市など)と共に県内では「望月さん率」が低い地域になっています。

♯ピーくんさんと内容が被りましたが、そのままにしておきます。
[91935] 2016年 11月 12日(土)21:08:12伊豆之国 さん
第四十三回十番勝負異聞(確定人口による想定解入れ替わり) & 反対語地名 & 浦安市
調査確定人口発表を受けて、人口研究所長の、讃岐国三本松の人で今は下総国浦安在住の大先生も最新データの分析に大忙し、最後の追い込みに発破をかけているところなのでしょうか…。

さて、恐ろしく亀レスですが、第43回十番勝負では「人口」がテーマの問題が問五・問八・問九と、3問出ていました。このときのデータは平成27年(2015年)国勢調査の「速報値」を基にしていましたが、このうち、問九(政令指定都市・中核市・施行時特例市で人口減少)については「確定値」でも入れ替わりがないようでしたが、問五(人口増減が±500以内)と問八(県内で人口減少が最大)については、いくつか想定解の入れ替わりがありました。

まず、問八では、次の4都府県で想定解が入れ替わっているようです。

都府県速報値基準確定値基準
埼玉所沢市春日部市
千葉市原市銚子市
東京立川市東村山市
大阪門真市東大阪市

埼玉県で「数値が異常ではないか」と話題になった所沢市は、やはり確定人口は速報値より大きく上回りましたが、それでも人口が減少したことは変わりないようですが。埼玉県で2番目に人口が減ったのは熊谷市でしたが、最多減少の春日部市との差はわずか24人。千葉と大阪も、50人以内の僅差での「該当市交代」でした。

問五では
該当→非該当塩尻市、寝屋川市、姫路市、小郡市(いずれも500人以上減少に)
非該当→該当岩沼市、伊勢原市(増加が500人未満に)、山形市、高崎市、近江八幡市(減少が500人未満に)

となって、想定解が差し引き1つ増えたことになりました。お題のうち2つも非該当になり、逆に非該当の例として出されていた岩沼市が該当する市になっていました…。

…「十番勝負亀レス」はこれくらいにして…

「反対語地名」で、前から気になっていたもの。
島根県隠岐郡西ノ島町の「明暗(あけくれ)の岩屋」(この辺り)。
西ノ島北西部の景勝地「国賀(くにが)海岸」にある洞窟で、陸のほうからは見えず、海からしか見ることができません。観光船が出ているので船上から「イタリアの『青の洞窟』(※)に匹敵するとも言う」この絶景を見ることができ、風や波が穏やかなときは通り抜けることもできますが、3回に1回ぐらいしかそのようになることがなく、通り抜けられると幸運になると言われるようです(西ノ島町観光協会HPより)。「明暗の岩窟(いわや)」と言う表記もあるようです(こちら)。
 (※)「青の洞門」なら、耶馬溪ですね…。
私は、20年前に隠岐を訪れたとき、この西ノ島にも足を運び、観光船にも乗った記憶はありますが、何よりも島からの帰り、折からの台風接近に遭い、投宿していた島後の西郷港の近くの宿で明け方からいきなり大音声の放送で叩き起こされ、「これしか出ません」という朝一の船で命からがら(と言うには大げさですが)境港に戻り、暴風雨の中で松江しんじ湖温泉の宿【後に第10回オフ会が開かれた宿】にやっとのことでたどり着いたという「悪夢」の記憶にかき消されてしまいます([84455], [65342])…
国賀海岸というと、TVドラマ「夢千代日記」の最後のシーンを思い出す、「摩天崖」の断崖絶壁。こちらも陸路から見に行った記憶がありますが、とにかく牛や馬の落し物には悩まされました…。

♯今日のお昼のTV番組で、白桃大先生のお膝元・浦安市の「女子散歩」をやっていました。
旧市街地には、清瀧神社境内にある「富士塚」や、現存では市内最古と言われる豪商の邸宅の映像も出てきました…。
[91911] 2016年 11月 5日(土)14:59:40伊豆之国 さん
都道府県市郡区町村の施行日 & 守口市
[91902] オーナー グリグリさん
市の施行日については、市が実質的に誕生した日という考え方をとり、新設合併による市制施行日のリセットを必ずしも適用していませんでしたが、今回、町村の施行日を記載するにあたって、市制、町制、村制、分立、分割の施行日、あるいは、その後の新設合併の日にすべて統一して記載することにしました
ですが、これに対する山野さん([91907])のご意見
メンバーならば、此処見てあっちを確認となるでしょうが、それ以外の一般者の中には、検索等で直接あちらの頁に飛んだ場合、合併した事を知らない人は、「何故「此の市」の発足日が「此の日付」なん?」となる可能性も有り得るので
栃木県で言えば「日光市」。 新設合併で旧制の方は消滅したので、2006年発足で合ってるが、知らん人が見たら「もっと前からあるだろ」と
合併知ってても「新設」だろうが「編入」だろうが、傍から見たら「吸収」だよねとなりますし
これは、私もまさにごもっともにことだと思います。「市区町村プロフィール」を見ると、これまでは「コード順」の配列がほぼ「市の(実質)誕生日」順に並んでいたのが、「新設合併で『同一名称で生まれ変わり』」が増えてあちこちで順序が狂ってくると、やはり見た目にも見苦しいし、「素人」が見ると山野さんがおっしゃるとおり、不自然で奇妙に見えそうです。静岡県の例だと、施行日がばらばらになって順序が乱れて見た目が見苦しいだけでなく、静岡市の施行日が清水市と新設合併した「2003年4月1日」になっていて、「それ以前に『静岡市』がなかった」と捉えられてしまうことになってしまいます。ただ、町村との兼ね合いから見ると、前に戻すのではなく、ここは「市名の誕生日」をメインとし、必要ならば「同一名称で新設合併」した期日を記載したほうが「素人」にもわかりやすいのではないかと思いますが。あくまで「法律上の(再)施行日」をメインにするのであれば、「最初の施行日」あるいは「市名誕生日」を併記すべきでしょう。逆に、「形式上では、企業で言う『吸収合併』(編入)だか、『本体』の名称が全く別の名に変わった」場合(例:常総市、妙高市)は、「素人」から見ると「『対等合併』(新設合併)で新規に発足した」と思う人が多いのではないでしょうか。「日光市」の場合は、「日光市・今市市と3町村の対等合併」で、旧・今市市役所が新・日光市役所になり、かつ旧今市市のほうが旧日光市よりもずっと人口が多かったので、企業にたとえるならば「今市市を存続会社とし、今市市を商号変更して日光市とした」([72163] 白桃さん)と言うことになるのでしょうか。「完全対等合併」の形で発足し、元の市名のいずれも継承しなかった北九州市やさいたま市のような場合は、それぞれ「門司市」「浦和市」の発足日まで遡らず、新設合併で発足(市制施行)した期日を「市の誕生日」としてよいと思います。
町村の場合は、やはり「その町村名の誕生日」にそろえ、名称を継承した旧町村が現在の町村の中心でないことが明白で、役場の所在地でもない場合(例:箱根町)などの特殊なケースは個別に対応を考慮すべきでしょうか。

[91909] オーナー グリグリさん
都道府県と郡の施行日をどう扱うかが悩ましいかなと思っています
都道府県については、最終的に現在の県名が誕生した日とし、いったん他の県に合併されたあと名称が復活して再発足した場合(例:香川県)は、その再発足した日を「県の施行日」とするのがよいでしょう。郡については、明治29年からの「郡制」に基づく郡の再編により、そのときの合併の有無にかかわらず現在まで続いている「○○郡」が発足した日とし、その後に合併・分割・新設・改称が行われた場合は、その郡名が生まれた日をもって「郡の誕生日」とするのがよいでしょうか。

[91900] 菊人形さん
新庁舎情報(2016年)
10月 大阪府守口市 国道1沿い (南西へ約200m)
元「S電機」の本社ビルだったのを改装したものですね。
そのS電機がお隣の市の「幸之助さん」の電器屋さんに「身売り」して子会社になったので「余剰」になったのを、市が買い取ったらしいです。でも、その幸之助さんち、確かに本社工場の住所は「門真市門真」だけれども、その敷地は守口市にまたがっていて、しかも守口市側のほうが広く、本社の中枢になっている事務所も守口市域にあるようなのです。…この地図を見ると、その工場敷地の守口市域に「門真」の文字が見えているのですが、果たしてこれは「地図上に表記されない飛び地」なのでしょうか?それとも「地籍は守口市だけれども、建物は門真市にあるものとして扱っている」のでしょうか?謎です…。
♯名古屋名物として知られる「守口大根(守口漬)」、てっきり名古屋発祥だと思っていたら、ルーツはこの守口市にあったのですね…(こちら)
[91879] 2016年 10月 29日(土)20:20:10【1】伊豆之国 さん
Re:消え行く富士見坂 & ふじみ野市
[91824]
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています
と書き込んでいたのですが、デスクトップ鉄さんに先を越されたので、少し視点を変えて、「消滅した(富士山が見えなくなった)富士見坂」「新しく誕生した富士見坂」の話をしたいと思います。
今回の五番勝負・問四の共通項がわかったとき、真っ先に浮かんできたのが、「近年まで『山手線内で最後の、富士山の姿を綺麗に望むことができた富士見坂』として写真撮影の名所になっていた」西日暮里の富士見坂([83670],こちら)でした。その西日暮里の富士見坂から富士の姿が視界から消え、最後の1ヶ所となった護国寺の富士見坂も、既にだいぶ前からご覧の通りと言った感じで、おそらくよほど空気が澄んで、そして注意深く見ていないと、「富士山が見えている」と言うことを確認できないような状況ではないかと思われます。都心方面にあった富士見坂から富士山が見えなくなった時期について、田代博氏のHPの中にこのような記事(まだ作成途中のようですが)があり、その中で目白台の富士見坂([91632] Nさん)は、昭和の終わり頃まで富士山が見えたようで、横関英一氏の「江戸の坂 東京の坂」には載せられていないのは、このHPで
明治100年(=昭和43年)を記念して富士見坂と改名されるまでは、坂上からY字に分かれる隣の階段坂とともに日無(ひなし)坂と呼ばれていました
と書かれていて、横関氏が「江戸の坂~」を執筆していた頃(昭和45年出版)には、まだ「富士見坂」の名が知られていなかったのではないかと思われます。

その一方で、新たに生まれた富士見坂や、今まで無名だったり別の名で呼ばれていた「富士山の姿を綺麗に眺められる坂道」が、いつしか「富士見坂」と呼ばれるようになった坂もあります。足立区内の、隅田川と荒川の間の「中洲」のような場所に10年余り前に造成された団地の中にできた「ふじみ坂」は前者の例で、写真で見た限り「いかにも人工的に作られた坂」と言った感じで、「低地帯で富士山が見えにくい足立区にあって、たまたま富士山が見える場所だったからその愛称が生まれた」のではないでしょうか。
後者の例としては、既に富士山が見えなくなった前出の目白台の富士見坂もその一つですが、現在でも富士山の姿を綺麗に眺められる坂道の例として、世田谷区岡本にあるこの坂があります。武蔵野台地の南東にあたる「国分寺崖線」の高台から多摩川沿いの低地に降りる急坂で、元々「岡本三丁目の坂」という「名前のない坂」だったのが、坂上からの富士山の眺めが絶景であることからいつしか「富士見坂」の「俗称」が自然発生的に付けられたのでしょう。
デスクトップ鉄さんが[91839]で引用されている「平成『富士見坂』事情」を見ると、「(東京23区内で)『富士見坂』と言う名こそ持たないが、現在(といっても既にもう9年も前ですが)でも富士山の姿を望むことができる坂道」が、大田区・世田谷区など、中心に50余り挙げられています。こうした「富士山が見えるのに『富士見坂』と呼ばれていない」坂道が多いのは、その多くが「岡本三丁目」と同様に武蔵野台地の高台から多摩川沿いの低地に降りる位置にあること、またこの方面がかつては一面の田園地帯であって視界が開けていて、富士山が見える場所がいくらでもあったことによると思われます。[83670]でリンクした、山手線の内側からわずかに外れているものの、今でも綺麗な富士山の姿を望むことができる上目黒の「目切坂」も、「かつてこの坂上に富士山を模した『ミニ富士』(「富士塚」…[83655] hmtさん)があった」とあり、「本物」と「ミニ」の両方の富士が見られるという「贅沢」を味わえる場所であったにもかかわらず、「富士見坂」と呼ばれたことはなかったようなのです。この「平成~」の記事を執筆した井手のり子氏によると
「富士見坂」とはこのようにどこからも見えている時代には富士見坂としての固有名詞にはなりにくい。その意味でこれらを現在「富士見坂」と名付けるにはこれからかなり時間が必要であろう。富士山が見える坂であることがその坂の特徴となって初めて名付けられてくるのであり
また、都心方面の富士見坂についても
江戸の町の市街化が進んで、坂がランドマークとしての機能を持つようになるが、どこからも富士山が見えた頃には坂名とは成り得ず、意外に後発の新規参入となったと思われる
と書かれています。西日暮里の富士見坂も、実はその「後発組」に入るようなのです。同じく「坂学会」の中のページにある「富士見坂考」(松本崇男氏)を見ると
坂の名は、花見寺の一つ妙隆寺にちなんで妙隆寺坂、あるいは花見坂とよばれた。(中略)この坂が富士見坂と呼ばれるようになったのは昭和5年頃のことで、坂上から富士山がよく見えるところからから富士見坂と呼ばれるようになったという。日暮里の富士見坂は昭和の命名なのだ
とあり、どうやら都心方面の富士見坂の大半から既に富士山が見えなくなっていた時期になってきて、この坂から「富士山の姿が綺麗に見える」と言うことから新たに「富士見坂」の名が自然に生まれたのではないでしょうか。
「富士山が見えなくなった」ことからいつしか「富士見坂」の名が廃れ、別の名に代わったり「本名」に戻ったりした坂もあります。渋谷の宮益坂([91641],[91820] k_itoさん)や、南麻布の青木坂などはその例でしょうか。

…「富士見坂」の話題はこれで一区切りとして、これも今回の五番勝負でちょっとした議論になっている「問二」ですが(「美学論争」はひとまず横に置くとして)、
[91868] ぺとぺとさん
[91869] 白桃さん
共通項:「自治体で唯一の駅」
地図が指し示すポイント:平塚駅、大磯駅、二宮駅、真鶴駅
かつて十番勝負でも類題が出たこの問ですが、これを例えば

【問X】:山形県尾花沢市、栃木県大田原市、埼玉県ふじみ野市、大阪府四條畷市、奈良県斑鳩町
     (地図が指し示すポイント…それぞれ芦沢駅、野崎駅(東北本線)、上福岡駅、忍ヶ丘駅、法隆寺駅)

とでもすると、結構難度が上がるのではないかと思うのですが。「まとも」なのは、最後の「柿食えば鐘が鳴るなり~」…最近デビューした若手メンバーのお膝元だけで、最初の2つは「自治体内で唯一の駅が、その自治体の玄関にもなっていない小駅」で、「かつては隣接自治体内の駅からその自治体の中心部(同名の駅もあった)まで鉄道が通っていた」、次の2つは「自治体と同名の駅がその域内になく、違う名の駅がその自治体内で唯一の駅である」ケースであって、共にそのことを知らないと「引っ掛け」られる恐れがありそうだと思うからです…。

♯今朝のTVで、「東武東上線」が放映されていて、ふじみ野市の「新(珍)名所」?も出てきました…。

ところで、先日、赤坂の「三分坂」界隈に社用で行ってきたことを書き込んでいましたが([91683])、その翌日には青山界隈に足を運んでいます。社用なので引き返してきたのですが、道筋にあった「あるもの」が気になって、我が家に戻って"Street View"で「その先」をたどって行くと、ある「仲間内」ではもしかしたら「聖地」になるかもしれないものがこの場所に…(駅名につられて降りてしまうと道に迷って日暮里、いや日が暮れてしまいそうですね(笑)…)。

…私事ですが、いよいよ「赤い服」を着る日が近づいてきました。その歳のせいなのか、このところつまらない書き込みミスが目立ってきました…。「クイ図五番勝負」と書くべきところ、5問中3問が変換忘れで「クイズ…」になっていたり、[91824]
渥美半島一蹴の観光バス
(もちろん「一周」ですね)と誤変換していたのに気づかなかったり…。

【1】リンク漏れ修正、「富士が見える坂」の地形の共通点について追記
[91824] 2016年 10月 23日(日)22:10:24伊豆之国 さん
第5回クイ図五番勝負を振り返って~越すに越されぬ大井川~
今回も五番勝負の感想文を書かせていただきます。

問二~広瀬川流れる岸辺~(銀メダル)
真っ先にわかったのがこの問二でした。お題の並びと想定解数から「女城主」に結びつくまでには時間がかかりませんでした。1ヶ月前の「みちのく独り旅」で訪れた伊達62万石の青葉城、今の当主は「恵美姫」(?)殿。「(十番勝負での)初代青葉城主盗り」を宣言した([91505])手前、その伊達氏の城下町を盗ることにしたのは必然の流れ。慣れない操作と「ピント合わせ」に手間取っている間に、本拠地・加賀はもとより全国各地に持つ領国から350万石余りを得ている北陸道の大大名に先を越され、惜しくも「銀賞」ということになりましたが、それでもこの結果にはまず満足です…。
[91711] 白桃さん
問二:静岡県伊豆の国市
伊豆之国さんがなぜココを答えなかったのでしょう。
もちろん「韮山城主」がご婦人であることは承知していましたが、それよりもまず「戦国市盗り合戦」の「予行演習」([91287])を優先したという次第です…。

問五~走る、走る、俺達~
お題の場所のリンクを開くと航空写真が見え、それを地図に切り替えると、いずれも「○○五差路」の文字が。NGの場所を見るとその「五差路」表示がないので、「交差点名称になっている五差路」だと。Wikiを見ると、圧倒的に多くの数がヒットしたのが、[91607]で鳴子こけしさんが答えた相模原市の「橋本五差路」。そのWikiでヒットした中から、都内とその近辺のをいくつか当たっているうちに、"Sun Plaza"と"Broadway"で知られた街に見つかった。

問四~夕焼け小焼けで日が暮れて~
これまで出てきた答えを見ると、いずれもある一定の方向に集まっているような気がすることを薄々感じていたところ、北陸道の大大名の北杜市([91637])の地図を拡大すると、「富士見坂」の文字が…。mizutohさんの護国寺の富士見坂([91640])は、山手線の内側で最後に残った「富士山が見える正真正銘の富士見坂」。k_itoさんの渋谷の宮益坂([91641])はその昔「富士見坂」とも呼ばれていたこと…。「富士見坂」というと、かつて山手線内随一の富士の眺望を誇っていた西日暮里の富士見坂。でも、坂下方向の高層マンションの林立で、3年余り前についに名ばかりとなってしまいました([83670],HP)。
[91654]
これはNGなのでしょうか?
と言うのは、「今は富士山が見えなくなった」と言うことでこのように書き込んだのですが、とうの昔に見えなくなっていた「宮益坂」とかお題の赤坂見附のがOKならこちらも大丈夫だろう、と思ったからなのでした。
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています。

…残りの2問は、ヒントが出てからとなりました。

問三~名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ~
既出の答えから、高層ビルの上階とか小高い山の上とか、ともかく「展望台」関係か、と方向性が見えたものの、細部が詰めきれず。ヒントにリンクされた画像を見ると、しょっちゅうバスで通り過ぎているところ([91738])…。その映像、バスの上に見えているのは「百選印刷」。大笑いしましたが、「百選」だと…。早速「展望台 百選」でWeb検索すると、その中に「夜景百選」があった。そしてそのHPを見ると、既出解とぴったり合う。「十番勝負の過去問だ」!…。先月の道中で宮城県蔵王町に投宿した([91505])ので、「蔵王」つながりで、愛知県では数少ない富士見スポット([83722])、渥美半島の蔵王山(私は18年前に渥美半島一蹴の観光バスで立ち寄っています)を。
ところで、この田原市は、渡邊崋山ゆかりの町(田原市博物館HPより)。その昔、十番勝負でアナグラムを解き違え、崋山ゆかりの市を必死になって探して誤答になったあのメンバー(このところまたもご無沙汰されているようですが)を思い出してしまいました…。

問一~越すに越されぬ大井川~
やはりと言うか、「鬼門」の高速道路問題のこの問一が最後まで残りました。お題の富谷市で矢印の位置がICからも道路上からも大きく外れ、他にもピントがずれていたものがあったこともあり、最初は「何かの標識とか看板がある」とか「交わっているものがある」とかと思ったものの、それから"Street View"との照らし合わせもしたものの全く手がかりなし。第一ヒントが出て、リンクの画像を拡大すると山頂の表示に「400」の数字が見えて、「出口まで400mの標識」とか「料金に400円の表示がある」とか、ますます迷路にはまり込んでしまいました([91752]) 。それからふとお題と既出解を眺めていると、「最後の読みが『や』」だと…。k_itoさんの「芦谷」([91622])を「あしたに」だと思い込んでいたことも、共通項に気づくのが遅れた理由の一つ。「単純な読み問題だった」のを、十番勝負でもさんざん苦しめられている「鬼門」の方向だったことも、共通項読み違え→出遅れ→焦り→迷走、を招いたのでした。
選んだ場所は、開通してまだ日が浅い「第二東名」から、「越すに越されぬ大井川」のすぐ西側に。私には、すぐ近くで乗り越す大井川鉄道の「陸蒸気」のほうが気にかかりますが…。

♭今回の選曲は…
問二:仙台駅では、このメロディがあちこちで流れています。
問五:この区を象徴する建物に引っ掛け、「甲子園」の応援でも定番のあの曲…。
問四:この童謡の舞台とされている、k-aceさんの地元・八王子駅の発車メロディにもなっている曲。「日暮里」の地名に引っ掛けて選んだのですが、実は日暮里にもゆかりがあるそうです(こちらより)。
問三:渥美半島にゆかりのこの唱歌ですが、作詞した島崎藤村はこの地を訪れたことはなかったそうです([72181])。
問一:このところご無沙汰されているようですが、淡水魚さん、お元気ですか?…。
[91752] 2016年 10月 16日(日)15:12:37伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問一:静岡県島田市

難しく考えすぎ、気がついたらどんどんとんでもない方向に迷い込んでいました。
ヒントの画像をUPすると見えた「あるもの」にも惑わされました。
言われてみれば「な~んだ」と…
[91738] 2016年 10月 15日(土)23:23:33伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問三:愛知県田原市

問一は依然として手がかりがつかめません…。
ヒントのあの場所、さっき小田急デパートの「九州・沖縄物産展」にバスで行って帰ったルートでしたが…
[91683] 2016年 10月 12日(水)21:40:33伊豆之国 さん
Break Time~Re:三分坂 &朝霞市
「クイ図」の問一と問三、いずれも近くまでは来ているのですが詰めきれず、しかも答えの出が早いので結構焦っていますが、結局ヒント待ちということになりそうです…。

さて、ちょうど1年前に話題にした、東京・赤坂の「三分坂」([88891])。今日は社用でその「三分坂」の近くまで行ってきたので、再びこの坂にまつわる話をすることとします。
この「三分坂」、実際のこの地に足を運んで、下のほうから見上げると、やはりかなりな急坂であることが実感でき、逆に上のほうから見ると、見るからに足がすくんでしまいそうになってしまいました。坂の南側(坂下から見て右側)には、現在「一ツ木公園」となっている高台の石垣があって、生い茂る公園の樹木が、急坂感を増幅させていたように見えました。ところで、今の「三分坂」の周辺の地図を見ると、寺院が立ち並んでちょっとした「寺町」になっているのですが、その寺院などへ行く袋小路状の狭い道が目立ち、またTBSや「赤坂BLITZ」「赤坂サカス」など広大な敷地を持つ多くの大型ビルも立ち並び、もちろん江戸の昔とは周辺の状況も大きく変わってはいるのでしょうが、それでもお互いの場所の関係によってはこの坂を上り下りしないとかなりな遠回りを強いられて、「どうしても近道をしなければならないので、この坂で『通行税』として『銀三分』(=約20文)を支払わざるを得なかった」という状況になっていた、というのも頷けるような気もします。いわば、街道における「関所」のような役割を果たしていたのでしょうか。

この「三分坂」のある界隈から南西方向に行くと、「乃木坂」があります。近年ではアイドルグループの名に使われていることもあって知名度も大きく上昇しているこの坂ですが、この「乃木坂」の由来について、「東京23区の坂道」と言うサイトによると
坂の半ばの北側(赤坂8丁目11番)に乃木神社があります。かつてここには、乃木希典大将夫妻が住んでいましたが、明治天皇崩御に殉じて自刃した後、大正12年(1923年)に夫妻を祀る乃木神社がこの乃木邸があった地に創立されました。
乃木坂と命名される前から、この坂は、幽霊坂、行合坂、なだれ坂、膝折坂と呼ばれていました。岡崎清記『今昔東京の坂』は、これら名称の由来について、以下のとおり説明しています。
坂上で、竜土町(いまの六本木七丁目)へ行く道、すなわち外苑東通りに出会うことから行合坂と呼ばれた。
なだれ坂、膝折坂は、傾斜の急なこと、また傾斜が急でガクンと膝が折れるという意味で、この坂が急坂であったことを語っている。しかし、現在は、外苑東通りへカーブして上る道が坂になっているが、急坂というほどではない。
幽霊坂の暗さはいまはないが、『江戸切絵図』(近江屋版)を見ると、丹波山藩主谷播磨守中屋敷と鉄砲場(射撃訓練)に囲まれて「△ユキアヒサカ」とあり、外苑東通りを「リウドトイフ」としてある。人の気のない淋しい道であったことが分かる。
しかし、幽霊坂という懐しい名は、大正元年(千九一二)九月十九日、乃木将軍の葬儀と同時に廃され、乃木坂に改めたという。坂の北側に乃木神社がある
また、このサイトでも引用されている、横関英一氏著「江戸の坂 東京の坂」と言う本([88891])の中でも
ここで老馬が倒れたのは膝を折ったからで、それでこのところの坂を膝折坂と言ったのである
と書かれています。その「江戸の坂…」では、埼玉県朝霞市の「膝折」と言う地名についても触れ、やはり「馬が膝を折って死んだ」という地名の由来伝説が書かれています。朝霞市も、昭和7年に「朝霞町」になるまでは「膝折村」で([75907] hmtさん)、東上線の駅名も「膝折」と名乗っていました。
朝霞と言えば、ここも 話のタネ になる自治体名です。
元々は「膝折村」。しかし、戦前に誘致したゴルフ場にとり「膝折」とは縁起でもない。
そこで、ゴルフ倶楽部の名誉総裁だった朝香宮にちなんで「朝霞」と命名。[9697] [19684]
ゴルフ倶楽部キャプテンが出した 膝折村長あての 「改称許可書」 がありました
(朝霞市HP参照)

♭「乃木坂」の名が生まれるまでの秘められた暗~い過去、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?


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