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千本桜さんの記事が100件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[100029]2020年7月25日
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[100021]2020年7月24日
千本桜
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[99788]2020年5月18日
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[99277]2020年3月20日
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[99181]2020年2月16日
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[97022]2018年11月23日
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[96313]2018年7月20日
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[96298]2018年7月14日
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[93017]2017年7月24日
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[87630]2015年4月30日
千本桜

[100029] 2020年 7月 25日(土)21:54:18千本桜 さん
推定中心地の位置
[100023]ekinenpyou さん
教えて頂きまして、エクセルへの変換と左揃え・右揃えができました。ありがとうございました。エクセルは使い慣れていないので勉強のためと思い、ソートしたりセルの幅を広げてみたり、あれこれ試しているうちに、今度は文字が変な書体に変わってしまい、慌てています。元の書体に戻す方法が解らず悪戦苦闘中ですが、いろいろ操作していくうちに覚えるでしょう。
ところで、[100021]
「推定中心地」という項目がありますが、これは当該DIDを覆うメッシュの中で最も小売販売額の多い4次メッシュを指し、その4次メッシュの中央部に自動的?にポイントマークが付されているようにお見受けしましたが、このような受け止め方でよろしいですか。
と書きましたが、あれは完全に私の思い違いでした。四次メッシュのデータを持ち合わせていないので何とも言えないのですが、どうも四次メッシュの交点にポイントマークが付されているようです。白石、角田、大河原、柴田などもekinenpyouさんご指摘の成田2と同じく、交点にマークが付されているようです。やはり詳細はmgさんの解説待ちですね。mgさん、お忙しいでしょうが宜しくお願いいたします。
[100021] 2020年 7月 24日(金)21:38:34千本桜 さん
Re:連担 DID 別統計
[100013] mg さん
連担 DID 別統計を拝見させて頂きました。多くの時間を費やされたことと思います。「苦しくもあり楽しくもあり」そのような時間を過ごされたのではないでしょうか。ありがとうございました。まだ全部に目を通した訳ではありませんが、表組を見て思ったことで、一つお願いがあります。DID名や推定中心地名の文字を左寄せに、人口や中心地規模の数字を右寄せにして頂けないでしょうか。その方が見やすくなり、mg さんが苦労して作った統計表が生きてくると思います。それから、「推定中心地」という項目がありますが、これは当該DIDを覆うメッシュの中で最も小売販売額の多い4次メッシュを指し、その4次メッシュの中央部に自動的?にポイントマークが付されているようにお見受けしましたが、このような受け止め方でよろしいですか。
[100002] 2020年 7月 19日(日)22:46:53【1】千本桜 さん
グリグリさん10万番達成おめでとうございます。およびRe:都市を表す統計
[100000] グリグリさん
100000達成おめでとうございます。素晴らしいサイトを運営していただき、心より感謝申し上げます。私が初めて書き込まさせていただいてから17年が経ちますが、その間にずいぶん勉強させて頂きました。このサイトがなかったら、知らないまま一生を終えていただろうと思えることがたくさんあります。今後とも勉強させて頂きたいので、グリグリさんが健康で活躍されることを心よりお祈りしております。


[99990] mg さん
mgさんは、すでに相当な域に達しておられると感じました。私としては、ただただ賛同するのみです。今では「都市を表す統計」がいろいろ公表されて便利になりましたが、昭和30年代ごろは市町村単位の常住人口ぐらいしか目にすることができませんでした。それで、5年に一度の国勢調査が終わると、地元新聞紙に県内市町村の人口集計結果が掲載されるのですが、それが楽しみで切り抜いて保管したりしたものでした。市町村の人口増減がどのように推移するのか気になって、次回の国勢調査結果を見るまでは「死んでなるものか」と、子供心に思ったものです。
私にとって「都市を表す統計」への関心は、次のように移り変わりました。

第一段階:市町村を単位とする統計。
昔はこれしかなかったので仕方がありません。しかし、格となる集落(町場)を複数かかえる自治体や、面積の異なる自治体を一緒くたにして、その人口の多寡で「都市の大きさ」をイメージすることにフラストレーションを感じていました。

第二段階:DIDを単位とする統計。
市町村単位の統計にフラストレーションを感じていた私は、ある時、古びた町役場の片隅で「昭和35年国勢調査結果報告書DID人口集中地区人口」を見つけたのです。高校生の時でしたが、「何て素晴らしい統計なんだ!」と、衝撃が走りました。しかし、それなりに都市的であるはずの角田市にはDIDがなく、角田よりも都市的とは思えない名取市閖上地区にDIDがあることや、栗原郡北部の中心を担う栗駒町岩ヶ崎にはDIDがなく、岩ヶ崎の都市機能に依存する鴬沢町細倉地区にDIDがあることに違和感を感じました。

第三段階:DIDと事業所統計をリンクさせた統計。
あれは昭和49年のことです。仙台の官報販売所で総理府統計局発行「昭和47年事業所統計調査報告 別巻 人口集中地区 国勢統計区編」に出くわしたのです。それには個々のDIDごとに産業別の事業所数や従業者数が記載してあります。これを基にデータを加工すれば自分の知りたい「都市の大きさ」に辿り着けると感じ、昇天しそうな感激を憶えたものです。水原弘♪「君こそわが命……あなたをほんとはさがしてた〜君こそ命 君こそ命 わが命」。そんな感じで今も私の宝物です。

第四段階:メッシュ統計。
三十数年前、縁あって地形図にグリッド(メッシュ)を引く仕事をしたことがあります。メッシュ統計図の走りの頃ですが、メッシュ統計の出現は、これまた昇天ものの感激でした。「市町村」という「地理的に矛盾を孕んだ地域区分」から解き放された思いがしたのです。と言う訳で現在、私の興味の的はメッシュ統計です。

いろいろ書き込みましたが、ここで気分転換。メッシュ統計を用いて、フィクションの世界で遊びましょう。
題して、「市」に殴り込みを掛ける「町」 〜大河原町&中標津町〜

まず、平成27年国勢調査時に人口2万3千〜4千人を数えた市に登場してもらいます。人口23,035の美唄市から24,805人の上野原市までの10市です。彼らは「市」だから「町」よりも都市的でイメージが良いはずだと思っています。養父市は大河原町のことを関宮町や大屋町のような山間の田舎だと思っています。主産業は、こけし製造。町には信号機が1つだけ。話す言葉はズーズー弁。「町」と言う接尾辞にまどわされ、マイナスイメージを膨らませているようです。大河原が但馬の中心地・豊岡のような大都会であることを知る由もありません。また、江田島市は中標津町を原野の中の一軒家だと思っています。産業は牛の放牧だけ。話す言葉はロシア語。スーパーの「ゆめタウン江田島」や「ダイソー」が自慢の江田島は、中標津をコンビニもない田舎だと思っています。やはり、「町」と言う接尾辞にまどわされ、マイナスイメージを膨らませているようです。中標津が根室を凌ぐ大都会に成長したことを知る由もありません。でも、養父市や江田島市に罪はありません。国土を市部と郡部に色分けし、「市」になるとイメージがアップするなどどホラを吹き、暗に郡部にマイナスイメージを植え付けてきた国の罪です。

それでは、平成27年国勢調査時に人口2万3千〜4千人を数えた市に大河原・中標津両町を加え、人口順に縦一列に並べます。
行政人口:平成27年国勢調査、 DID人口:平成27年国勢調査、 年間小売販売額:平成26年商業統計メッシュデータ
※年間小売販売額は、販売額1億円以上の3次メッシュを小売集積メッシュと定め、辺が接していることを条件に小売集積メッシュを繋ぎ合わせて算出しました。

自治体名行政人口DID人口小売販売額
上野原市24,805人7,974人1,027,234万円
御坊市24,801人6,224人3,505,329万円
飛騨市24,695人5,400人942,757万円
村山市24,684人7,275人1,694,253万円
江津市24,468人-1,569,254万円
江田島市24,339人-533,281万円
養父市24,288人-1,255,646万円
勝山市24,125人9,936人1,414,846万円
大河原町23,798人16,263人7,098,824万円
中標津町23,774人9,663人5,564,309万円
紋別市23,109人15,822人2,440,407万円
美唄市23,035人10,663人1,659,662万円

「市じゃないのに、何で大河原町と中標津町をリストアップしたんだ」と、勝山市や紋別市がクレームをつけてきましたが、大河原町&中標津町は動じません。行政上は「町」であっても、小さな「市」よりも都市的であることを知っているからです。行政人口はほぼ同じですが、DID人口で大河原町&中標津町が頭角を現します。大河原町DIDは並みいる「市」のDIDをなぎ倒してトップに立ちます。中標津町DIDも紋別市、美唄市、勝山市を除く「市」のDIDをなぎ倒します。DIDを形成しない江津市、江田島市、養父市は、この状況に顔面蒼白。早々とリングから立ち去ってしまいました。

さらに、大河原小売集積ゾーン&中標津小売集積ゾーンの都市力は年間小売販売額で爆発します。大河原小売集積ゾーンは710億円、中標津町小売集積ゾーンは556億円。広域行政圏の中心都市を自負する御坊市、紋別市は「町」に負けてなるものかと必死に防衛するも、力およばず判定負け。他の「市」は言うまでもなくノックアウトされ、ロッカールームの端っこで泣いています。今まで「市」は「町」よりも都市的でイメージが良いと言われてきたが、それは幻だったのか。おお神よ、脆弱な「市」を救いたまえ。遠くからアリスの♪「チャンピオン」が聞こえてきます。

※大河原小売集積ゾーンは互角の力を持つ大河原町と柴田町に跨がっています。両町の市街地はメガネの形をしていて、ブリッジの部分で町並みが途切れます。なので、別々の都市に見えるのですが、メッシュ統計のように少し巨視的に捉えると1個の都市地域にまとめられてしまう。メガネの形をした大河原小売集積ゾーンをブリッジの所で分断し、ブリッジ部を柴田分に含めた上で大河原分と柴田分に分割すると、大河原分357億円、柴田分353億円で拮抗する。しかし、大河原と柴田には性格の違いがあります。柴田は食品スーパーなどの最寄品が充実し、大河原は家電などの買回品が充実している。当然、買回品の店舗が多く集まる大河原の方が広域商圏を形成することになります。
結局、DIDにしてもメッシュ統計にしても、地図や各種資料と照らし合わせながら使用することが肝要なのでしょう。

誤字を1文字訂正しました
[99991] 2020年 7月 17日(金)06:41:34千本桜 さん
都市の大きさ
[99990] mg さん
都市の規模や特定の地点の都会度を表す統計というのは何なのでしょうか?

はじめまして、千本桜です。
mgさんの目の向けどころが私と非常に似ているので嬉しくなり、思わず書き込んでしまいました。ただ、これからすぐに出かけるので、また後で書くことにします。DIDや商業統計については白桃さんも関心を持っておられるので、mgさんの仲間が増えて行くといいですね。
[99788] 2020年 5月 18日(月)20:34:18千本桜 さん
Re:名邑三世代.その22(新潟県・中編)
[99786] 白桃さん
これを見て、アソコが入ってない、どうして?と思われる方がいれば私は嬉しいのです。

荒い海を六日も漕いで
[99403] 2020年 4月 29日(水)07:55:00千本桜 さん
一目千本桜
年ごとに知名度が高まっている白石川堤一目千本桜ですが、今年はコロナウイルス蔓延防止のため、大河原・柴田両町は桜まつりを中止し、駐車場を閉鎖しました。4月8日頃に満開となりましたが、今はもう葉桜です。本来なら心浮き立つ春ですが、今年は重苦しい気持ちです。ゴールデンウィークですが外出を控えられ、ネットでお花見を楽しみましょう。風雪に耐え抜いた老木たちが、残雪の蔵王を背景に、圧倒的なボリューム感をもって咲き誇る一目千本桜の写真を大量にアップしました。今年撮影したものです。一目千本桜写真集2020
[99277] 2020年 3月 20日(金)08:14:32千本桜 さん
なぞなぞにはなぞなぞで
[99276] 白桃さん

どこの町長さんでっしゃろ?

かわいそうに、その町の町長は4度も叩かれているらしい。
[99184] 2020年 2月 17日(月)06:41:52千本桜 さん
ベッドタウンならぬペットタウン
私がまだシワもなく、髪の毛もフサフサ(実際はバリカンの坊主頭)していた小学生のころ、ベッドタウンや衛星都市と聞いて、真っ先に思い浮かべるのは春日井市でした。ところで、沖縄県の北谷町。あれはベッドタウンなのでしょうか。行ったこともなく、知り合いもいない町ですが、イメージとしては新型のベッドタウンで、言うなれば「ペットタウン」のような気がしてなりません。bedベッドじゃなくてpetペットです。なぜペットタウンと感じるのか、書けば長くなるので止めておきますが、従来型のベッドタウンでは括りきれないような、そんなイメージでとらえています。
[99181] 2020年 2月 16日(日)21:49:50千本桜 さん
Re:広域都市圏主都市への通勤通学者数最多自治体と通勤通学度最大自治体
[99180] 白桃さん
よく考えれば意外なことではないのだけれど、一瞬意外に感じたのは、大阪市への通勤通学度最大自治体が王寺町だったことです。都市としては不名誉かも。王寺町のことは詳しく知りませんが、市に至らない町なのに、駅周辺の景観はかなり都市的で、その点ではスーパータウンの仲間だと思います。しかし、なぜか商業販売額や製造品出荷額が少ないですね。白桃さんは王寺町の中心性や拠点性をどのように評価なさいますか。
[99087] 2020年 1月 17日(金)21:40:06千本桜 さん
Re:大ムコウ(合併ウォッチャー)を唸らせる市は?
[99084] 白桃さん
宮崎県の、あの市と見間違えそうな……
町村制施行時に町になったということは、郡の中心町だったのでしょうが、そういうイメージが湧かないのは、大都市に近すぎるせいでしょうか。拠点性を感じませんね。その町を歩いたことはないけど。
[98772] 2019年 12月 29日(日)07:26:20千本桜 さん
大河原市
[98771] 白桃さん
宮城県推計人口(令和元年12月1日現在)についてでは、11月中に一番増加したのは【大河原市】になっています。訂正されないうちに、写真にでもとっておきますか…。

県内1位の人口増加はスーパータウン。これは昨夜、宮城県推計人口をチェックしていて気がつきました。しかも、ミス入力とは言え「大河原市」に昇格させていただいて非常に嬉しい! さらに、令和2年1月号「広報おおがわら」に掲載された町長の新年あいさつは「小さな町でも大きな役割を果たすスーパータウンとして、今後とも期待に応えてまいる所存です」というもので、これまた非常にに嬉しい! 「小さな町でも大きな役割を果たすスーパータウン」って、どこかで聞いたことがあるような文句だけど、千本桜の想いを町長が代弁してくれているんだね。たぶん当初は胡散臭いと思われていたであろう「スーパータウン」ですが、徐々に世間に認められつつあるようです。事実、市が2つあるのに、行政の中心も大河原町、商業の中心も大河原町、最高路線価も大河原町。このような地域に住んでいると、自治体を市と町に区別することが意味をなさなくなってしまうのです。
 
[98567] 2019年 11月 10日(日)09:57:56千本桜 さん
クイズここはどこでしょうの解答
[98555] 白桃さん
[98559] 伊豆之国さん
[98560] 稚拙さん
[98561] 駿河の民さん
クイズにおつきあいいただきましてありがとうございました。

[98554] クイズここはどこでしょうの解答です。
A焼津、B駿河湾、C静岡市、D富士山、E伊豆半島、F牧ノ原台地、G藤枝市、H焼津小泉八雲記念館

先月末、港町A市を急ぎ足で見てきました。ここはどこでしょう、A~Hに該当する名称を答えてください。

ここは港町A焼津市の町外れ。親不知を思わせる断崖の上に建つホテルのラウンジ。窓の外には雄大なB駿河湾が広がる。左端に県都C静岡市の市街地が少しだけ顔を出し、背後には10月末なのに既に冠雪したD富士山が浮かんでいる。右手に向かって長く横たわるのは、歌謡曲や映画の舞台となったE伊豆半島だ。

このホテルの従業員は良く教育されていて感じがいい。女性従業員(ベテラン風のお姐さん)にホテルの規模や施設を質問したところ、作業の手を休めて熱心に応えてくれた。このようなことを質問する客は滅多にいないはずなのに、「待ってました」とばかりに自信溢れる接客だった。ベテラン風のお姐さん、「ついてらっしゃい!」と言って説明しながら歩き出す。「はい、はい」とついて行く私。ロビー、ラウンジ、ビュッフェ、その他のパブリック施設を案内され、ホテル西側のテラスに立ち寄った。

西側のテラスからはA焼津市の市街地が見渡せる。見かけの街の大きさは、木更津より小さく館山より大きく感じた。「背後に見えるあの丘陵はお茶の栽培で有名なF牧ノ原台地ですよ」と解説してくれるお姐さん、まるで地理のティーチャーみたい。この日は訳あって、高層階の広々とした特別な部屋へ宿泊。オーシャンビュー、テレビが2台、明らかにゴージャスでワンクラス上のおもてなしである。夕食は和食会席特選料理。お造りは、本まぐろ、鉢まぐろ、真鯛に鰹叩き。港町ならではの活きのよさで美味しかった。

翌日、A焼津駅の南口まで送ってもらい、ここで同行者とさよなら。ここから先は、ひとり旅の町歩き。駅前通りのアーケード商店街を見て「嘘だろ…」と拍子抜けする。A焼津市の中心商店街なのに人の姿がない。そのうち現れるだろうと観察していたが3、4人現れてすぐ消えた。あゝ このけだるさは何だ。駅前の観光案内所に駆け込む。「A焼津市の町歩きをしたいので教えてください。見たいのはこの町を代表する商店街とこの町のヘソです」と告げると、案内所の職員さん、私の希望を的確に察知したようで、地図に記しをしてくれたくれた。

観光案内所で自転車を借り、もらった地図を頼りに駅前通り商店街を港方向へ走る。やっぱり人がいない。次に南へ折れて、昔の中心商店街だった昭和通りへ進入。アーケードを取り払い、道路をカラー舗装して景観整備をしているが、やっぱり人がいない。買い物客は県都C静岡市へ流出しているのか、それとも至近距離で隣接する同規模都市のG藤枝市に喰われているのか、気になるところである。未確認だが、A焼津市とG藤枝市を結ぶ県道沿いに張り付いた郊外型店舗へ流れている可能性が高いと感じるのだが、どうだろう。

商店街めぐりのあとは、案内所で教えてもらったH小泉八雲記念館へ。明治の文学者H小泉八雲の名を冠した記念館である。入館料は無料。記帳して拝観する。H小泉八雲が書いた怖い怪談は子供のころに知ったが、その人となりを知ったのは今回が初めてである。A焼津市とH小泉八雲の関わりも初めて知った。ヨーロッパで生まれて日本で死ぬ。H小泉八雲の波瀾万丈を知るにつれ、気持ちが重く沈んできた。あの時代に、いくつもの国を放浪した人生。理解するのは難しい。気がつけば午後2時を回っている。遅い昼食の海鮮丼を喰ってA焼津市をあとにした。
[98558] 2019年 11月 6日(水)19:59:04千本桜 さん
クイズここはどこでしょうのヒント
[98554] 千本桜
クイズここはどこでしょうのヒントです。
A市は、太平洋に面していて日本有数の漁港を抱えています。
A市は、県都C市に隣接していますが地形的に丘陵で分断されています。
F台地には、空港があります。
H記念館は、中国地方のとある県の県庁所在市にもあります。
[98554] 2019年 11月 6日(水)02:03:48千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
先月末、港町A市を急ぎ足で見てきました。ここはどこでしょう、A~Hに該当する名称を答えてください。

ここは港町A市の町外れ。親不知を思わせる断崖の上に建つホテルのラウンジ。窓の外には雄大なB湾が広がる。左端に県都C市の市街地が少しだけ顔を出し、背後には10月末なのに既に冠雪したD山が浮かんでいる。右手に向かって長く横たわるのは、歌謡曲や映画の舞台となったE半島だ。

このホテルの従業員は良く教育されていて感じがいい。女性従業員(ベテラン風のお姐さん)にホテルの規模や施設を質問したところ、作業の手を休めて熱心に応えてくれた。このようなことを質問する客は滅多にいないはずなのに、「待ってました」とばかりに自信溢れる接客だった。ベテラン風のお姐さん、「ついてらっしゃい!」と言って説明しながら歩き出す。「はい、はい」とついて行く私。ロビー、ラウンジ、ビュッフェ、その他のパブリック施設を案内され、ホテル西側のテラスに立ち寄った。

西側のテラスからはA市の市街地が見渡せる。見かけの街の大きさは、木更津より小さく館山より大きく感じた。「背後に見えるあの丘陵は◯◯の栽培で有名なF台地ですよ」と解説してくれるお姐さん、まるで地理のティーチャーみたい。この日は訳あって、高層階の広々とした特別な部屋へ宿泊。オーシャンビュー、テレビが2台、明らかにゴージャスでワンクラス上のおもてなしである。夕食は和食会席特選料理。お造りは、本まぐろ、鉢まぐろ、真鯛に鰹叩き。港町ならではの活きのよさで美味しかった。

翌日、A駅の南口まで送ってもらい、ここで同行者とさよなら。ここから先は、ひとり旅の町歩き。駅前通りのアーケード商店街を見て「嘘だろ…」と拍子抜けする。A市の中心商店街なのに人の姿がない。そのうち現れるだろうと観察していたが3、4人現れてすぐ消えた。あゝ このけだるさは何だ。駅前の観光案内所に駆け込む。「A市の町歩きをしたいので教えてください。見たいのはこの町を代表する商店街とこの町のヘソです」と告げると、案内所の職員さん、私の希望を的確に察知したようで、地図に記しをしてくれたくれた。

観光案内所で自転車を借り、もらった地図を頼りに駅前通り商店街を港方向へ走る。やっぱり人がいない。次に南へ折れて、昔の中心商店街だった昭和通りへ進入。アーケードを取り払い、道路をカラー舗装して景観整備をしているが、やっぱり人がいない。買い物客は県都C市へ流出しているのか、それとも至近距離で隣接する同規模都市のG市に喰われているのか、気になるところである。未確認だが、A市とG市を結ぶ県道沿いに張り付いた郊外型店舗へ流れている可能性が高いと感じるのだが、どうだろう。

商店街めぐりのあとは、案内所で教えてもらったH記念館へ。明治の文学者Hの名を冠した記念館である。入館料は無料。記帳して拝観する。Hが書いた怖い怪談は子供のころに知ったが、その人となりを知ったのは今回が初めてである。A市とHの関わりも初めて知った。ヨーロッパで生まれて日本で死ぬ。Hの波瀾万丈を知るにつれ、気持ちが重く沈んできた。あの時代に、いくつもの国を放浪した人生。理解するのは難しい。気がつけば午後2時を回っている。遅い昼食の海鮮丼を喰ってA市をあとにした。
[98514] 2019年 9月 25日(水)11:44:34【1】千本桜 さん
Re:佐渡の中心はどこ?
[98513] シノレパシクソさん
今年の11月2日に「佐渡警察署」が真野に新設されるとのこと
情報ありがとうございます。佐渡旅行は旧両津市からタクシーで旧新穂村、旧畑野町、旧真野町を経由して旧小木町へ向かいました。途中、畑野を過ぎた当たりで田圃の中に新しい建物が見え、「警察署」の文字がちらっと読めたような気がしたのですが、こんな所に警察署があるはずもなく、今のは「まぼろし?」と思っているうち、一瞬にして通り過ぎてしまったのです。あれは、やはり新警察署だったのですね。新佐渡警察署の場所はここですが、「なぜ、こんな所に警察署が?」と思うような場所です。土地が簡単に入手できたこともあるのでしょうが、旧市町村間の綱引きがあったのかもしれません。できれば、市役所や消防本部とアクセスしやすい場所に建てて欲しかったと、よそ者ですが思います。

佐渡の中心はどこ?
佐渡市の人口重心は旧金井町の領域にありますが、旧佐和田町、旧真野町、旧畑野町、旧新穂村の境界付近の水田地帯の中です。人口が増加していた時代なら、そのあたりに新市街地を造成できたのでしょうが、人口減少の激しい佐渡市で、それは無理でしょう。やはり、佐渡市の機能的な中心は佐和田・金井ラインかなと思います。

現在は島全体が佐渡市になりましたが、ここに至るまでには、合併したら自町に市役所を設置するよう佐和田町が求め、合併が流れた経緯があるそうな…。そりゃ、そうですよね。佐和田に市役所を置かれたら、両津が黙っていないでしょう。合併しても、旧市町村間の住民感情は消えるはずもなく、難しい問題ですね。
[98512] 2019年 9月 23日(月)20:25:26【1】千本桜 さん
クイズにご回答いただきありがとうございます
[98500] シノレパシクソ さん
遠回りしつつも半日かけて解けました
青春時代の貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
A市17,394某漫画の主人公
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の「両津勘吉」ですね。
B町3,858矢作
おぎやはぎですか~。思わず目尻が下がり、口元が緩んでしまいました。ご名答です。
C町7,278北陸の県庁所在地を合わせた感じ
これはちょっと残念。これだと、連想するのは♪「他人の関係」の金井克子さんになります。
D町10,343九州・近畿・東北の県名で書ける
長野県の市名(佐久)、町名(長和)、村名(宮田)から1字ずつ貰って書くこともできます。
E町9,669五十音順では相当早い
現在、あいうえお順で一番早い市は相生市、遅い市は蕨市、一番早い町村は愛川町、遅い町村は輪之内町でしょうか。

[98502] 伊豆之国 さん
A市…この市名と同じ苗字の漫画の主人公が居るのは、その昔「下総国葛飾郡亀無村」と呼ばれていたところ。
亀無村では縁起が良くないから亀有村に変更したそうですが、地名って結構いいかげん。
C町…この町には江戸時代に建立された、重要文化財の五重塔があります。
妙宣寺の五重塔ですね。ほかにも真野御陵など史跡が多い町ですが、今回は町の中央付近にある尾畑酒造だけ見学。
E町…天気予報でこの地方の代表地点は、現在もA市ではなくてこのE町。
そういうこともあり、相川の知名度は高いですね。佐渡で最初に憶えたのが両津市、二番目が相川町でした。佐和田町はその後。

[98504] とりぴー さん
C町:西の国にいる某アスリートの方が、こんな名前の方と入籍されていたかと
柴崎岳選手と入籍した真野恵里菜さんですね。どうして、あんな可愛い恵里菜ちゃんが、なぜなんだ!
D町:濁らないんですね
そうなんです。ところが、現地の人が「だ」と濁るので、私も旅行中は「さわだ」で通しました。
E町:同じ読みの町が関東の県に現存していますよね
そこは、キンキンの愛川欽也さんを思い起こさせる町ですね。ケロンパ元気でいるのかな。

[98505] デスクトップ鉄 さん
「この町(E町)は、地域の玄関口A市と商業の中心地D町を抑えて、広域行政の中心地となっているのだ」
が気になっています。江戸時代はともかく、現在も広域行政の中心地なのでしょうか。
管轄エリアとその拠点について考えるのは面白い。宮城県仙南地域は大河原町への一極集中型ですが、新潟県佐渡地域は相川、佐和田、両津さらには金井も参入して多極分散型です。その中から1つ選ぶとすると、法務局と税務署および県の地域振興局が置かれた相川が、かろうじて広域行政のセンターを保守しているように思えるのですが、不安定な立場にあるのは確かです。公共施設は、管内各地から平等にアクセスできることが重要ですから、西に偏りすぎた相川は広域行政センターとしては不適切であるのも確かです。たぶん、佐渡の役所は次第に金井・佐和田エリアに集約され、相川から消えて行くのでしょう。文章の問題ですが、現在の相川を「広域行政の中心地」と表現したのは、ちょっと不適切だったようです。例えば「相川は現在も広域行政センターの一翼を担っている」と表現した方が適切だったようですね。訂正します。下に、主な広域公共機関とその所在地を書き出します。
国:新潟地方検察庁 佐渡支部 佐和田
国:新潟地方法務局 佐渡支局 相川
国:関東信越国税局 佐渡税務署 相川
国:新潟労働局 公共職業安定所 両津
国:新潟労働局 佐渡労働基準監督署 両津
国:自衛隊新潟地方協力本部 佐渡駐在員事務所 金井
国:地裁佐渡支部 家裁佐渡支部 佐渡簡易裁判所 佐和田
県:佐渡西警察署 相川
県:佐渡東警察署 両津
県:佐渡地域振興局 相川
県:佐渡地域振興局 企画振興部 相川
県:佐渡地域振興局 県税部 相川
県:佐渡地域振興局 健康福祉環境部 相川
県:佐渡地域振興局 農林水産振興部 農政庁舎 金井
県:佐渡地域振興局 農林水産振興部 農地庁舎 新穂
県:佐渡地域振興局 農林水産振興部 水産庁舎 両津
県:佐渡地域振興局 地域整備部 相川
県:佐渡地域振興局 地域整備部 港湾空港庁舎 両津
市:佐渡市役所 金井
市:佐渡市消防本部 中央消防署 佐和田
市:佐渡市消防本部 両津消防署 両津
市:佐渡市消防本部 相川消防署 相川
市:佐渡市消防本部 南佐渡消防署 羽茂

[98508] 白桃 さん
千本桜さんの「とある地域」の衰退ぶりは、他地域と比較すると良く分かります。
人口推移を表組にしていただき、ありがとうございます。表組にすると、確かに分かりやすいですね。今回の佐渡旅行で知ったのは、両津も相川も人口激減で空き家が多いはずなのに、建物を壊さないことです。更地にすると税金が上がるため壊さないのだとか。大河原では建物を壊して駐車場にしたり更地にするので、中心街が歯抜け状態でみっともない町並みになっています。古い建物を壊すのが良いか悪いか分かりませんが、旅行者の勝手な目からすると、歯抜け状態の町並みより、古くなった建物でもいいから軒が連なっている町並みの方が良い。両津や相川の建物密度の濃い昭和レトロ満載の町並みは良かったですよ。それから、おせっかいかもしれませんが、機会があったら宿根来へどうぞ。観光客のいない時期、時間を狙って行けば非日常の世界へ入り込めます。

[98509] YASU さん
この地域、私の好物が存在せず(某有名観光地内にはその構造物が存在しているかも?)
YASUさんの好物は鉄?だったでしょうか。佐渡金山に向かう途中の道路の右側にトロッコ?の走った跡があり、トンネルなどもありました。
A市:私が小学生の頃愛読してましたが、最近まで連載が続いてました
私が小学生の頃愛読したのは「赤胴鈴之助」とか「鉄人28号」だったような…
B町:ひらがなで書くと中央線の駅名の一部
窪んでいる所ですね。
C町:東京の某市と元姉妹都市
真野町に国分寺跡があるから、国分寺市と姉妹都市でしょう。
D町:正式名は濁らないようですが…
ところが、タクシー運転手は「さわだ」と濁っていました。たぶん、地元では「た」と「だ」を気にしていない? 小生、ほんの少し佐和田には自信があったのです。佐和田の市街地は昔の河原田町であることを知っていました。そこで、タクシー運転手に河原田の現状を聞こうと思い「かわらだは…」と投げかけました。すると「かわはらだは…」と返って来ました。何十年もの間「かわらだ」だと思っていたものが「かわはらだ」だったと知り、自信はもろくも崩れたのであります。地名の読みって難しい。
E町:七瀬
相川七瀬さんですね。「七」」といえば、相川町には七浦海岸という風景の良い海岸線があります。そのなかの春日崎という所に、宿泊したホテル大佐渡があります。
[98511] 2019年 9月 23日(月)19:31:21千本桜 さん
クイズ「ここはどこでしょう」の解答
[98498] 千本桜
クイズここはどこでしょうの解答です。
A市=両津市、B町=小木町、C町=真野町、D町=佐和田町、E町=相川町でした。

両津市は佐渡の玄関口にして唯一の市である。平成27年の人口はおよそ1万3千人。昭和35年の約2万9千に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。長さ600mに及ぶアーケード商店街があり、その西側に並行する街路は飲食店街になっている。だが、両津市には大河原町にあるようなロードサイド店が建ち並ぶエリアはなく、新たな宅地開発もされていないようである。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

両津市をあとにして佐渡の最南端、小木町へ。航路で新潟港と結ばれた両津港が表玄関なら、直江津港と結ばれた小木港は裏玄関かな。小木の町場から2kmほど南の風光明媚な矢島経島でグラグラ揺れるタライ舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う宿根来の集落を見て回ったりした。宿根来のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。もっとじっくり時間をかけて見学したかった。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習の縛りが強そうで、苦しくなるような気がする。

小木町の次は真野湾に面した真野町へ。日本酒「真野鶴」の尾畑酒造を見学。ある年齢層のオジさんたちには、真野響子さんや真野あずささんを連想させる町だが、彼女たちと真野町は関係がなさそうである。また、真野御陵の名で知られる順徳天皇火葬塚など史跡の多い町でもあるが、御陵は四十数年前に見ているので今回はパス。

次は佐和田町である。佐和田町は古くから佐渡の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には佐渡の各地から買い物客がやってくる。両津市民も買物のために佐和田町にやってくる。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

佐和田町から相川町に到着。海沿いのホテルにチェックイン。ホテルの名はホテル大佐渡。一応、佐渡ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。相川町は佐渡金山で知られた観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。それなのに、佐渡の玄関口「両津市」と商業の中心地「佐和田町」を抑えて、佐渡広域行政のセンターとなっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。金山で栄えた相川町はかつて、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[98498] 2019年 9月 20日(金)06:28:35千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
急ぎ足で「とある地域」へ1泊2日の旅をしてきました。この地域は、平成の大合併で全市町村が合併し、現在は◯◯市になっています。そこでクイズです。下記の文に登場するA~Eを、合併前の旧市町名でお答えください。

A市はこの地域の玄関口にして唯一の市である。人口は知っているが哀しすぎて書けない。昭和35年に比べて半分以下に減少しているのだ。かつてはDIDを形成していたが今は消滅している。人口の推移からするとボロボロの衰退都市だが、そこは「腐っても鯛」。商店街にはアーケードがあり、西側に並行する街路には飲食店が張り付いている。中心街の景観に限れば、スーパータウン大河原より都会的に見える。だが、この市には、大河原にあるようなロードサイド店の建ち並ぶショッピングゾーンがないに等しい。郊外に向かって拡大して行く活力が感じられないのだ。

A市をあとに、この地域最南端のB町へ。A市が表玄関なら、B町は裏玄関かな。グラグラ揺れる舟に乗ったり、迷路のような路地に高密度で家屋が軒を寄せ合う不思議な集落を見て回ったりした。この集落のミステリアスで圧迫感のある景観はたまらなく魅力的。だが、私はこの集落には住めないだろう。見た目の印象だが、古い因習に縛られて苦しくなるような気がする。

B町の次はC町で酒蔵見学。ある年齢層のオジさんたちには「響子さん」や「あずささん」を連想させる町だが、昔の天皇の火葬塚があるので有名。火葬塚は四十数年前に見ているので今回はパス。

次はD町である。D町は古くからこの地域の商業中心地だったが、近年ますますその様相を深めている。ヤマダ電機、ケーズデンキ、モスバーガー、ミスド、紳士服の青山など一通り揃っている。日曜日には地域の各地から買い物客がやってくる。A市の市民も、このD町で買物をする。市から町へ買い物客が流れる現象は、宮城県の仙南地域と似ている。市と町の役割が逆転しているのだ。市制町村制など糞食らえである。

D町からE町へ向い、海沿いのホテルにチェックイン。一応、この地域ではラグジュアリーなハイクラスホテルである。窓辺にもたれて沈む夕日を眺めたあとはディナー。見つめ合う二人の瞳…といきたいのだが、窓ガラスに映っているのは自分の顔。少しもロマンチックじゃない。このE町は観光の町であるが、寂れ方が尋常じゃない。昭和35年の人口は1万9千人。それが今ではたった6千人ぐらい。でも、この町は、地域の玄関口A市と商業の中心地D町を抑えて、広域行政の中心地となっているのだ。

翌朝5時半、まだ薄暗さが残るなか、レンタサイクルで朝食前の観光に出発。右は山、左は海で、わずかな平地に古ぼけた町並みが細長く伸びている。だが、埋め立て地に造成されたとおぼしき市街地を見て驚いた。税務署や法務局が入居する国の合同庁舎、県の地域振興局、警察署などのビルが建ち並んでいるではないか。限られた範囲の一角ではあるが、この景観はまさにシティである。人口6千人ほどの小さな町で、しかも地域の中央ではなく西に偏りすぎた辺境の町に、国の税務署や県の振興局が置かれているのは不思議である。でも、歴史を知れば納得できる。このE町はかって、人口5万とも10万とも云われた華やかな時代があったのだ。
[97672] 2019年 5月 2日(木)14:11:27千本桜 さん
紫郡丘陵&小郡三国丘
[97667] 白桃さん

蛇足:♪教~えて欲しいの涙のワケを、は、由紀さんではなく、黛ジュンの「夕月」(1968年)の出だしです。
なぜ黛ジュンの曲がレコード大賞になったのか、それこそ、♪教~えて欲しいの、受賞のワケを~ 
想像力を働かせて勝手に推測するお遊びです。フィクションなので軽く流してください。1967年、黛ジュンは♪「恋のハレルヤ」のヒットでアイドル歌手に躍り出た。波に乗るジュンちゃん、勢い余って女王・美空ひばりに戦いを挑んだのだ。女王が発売するはずの♪「真赤な太陽」を、ジュンちゃんも発売すべくレコードプレスまでやってしまった。これが女王の逆鱗に触れ、ジュンちゃんの♪「真赤な太陽」は発売できずに、もみ消された。当時31歳の女王がミニスカートで歌うより、20歳のジュンちゃんがミニスカートで歌う♪「真赤な太陽」を聞きたいという声も多かったが、お蔵入りとなった。楽屋の片隅で一人泣くジュンちゃん。付けまつげは剥がれ落ち、アイシャドウで黒くなった涙が頬を伝う。まるでホラー顔のジュンちゃん。だが、波に乗った勢いは、どうにも止まらない。リンダにだって止められない。翌年、♪「天使の誘惑」と♪「夕月」が立て続けに大ヒット。ポップスなのに、演歌みたいにコロコロとコブシが入る不思議なビブラートで審査員を麻痺させ、レコード大賞を勝ち取ったのだ。しかし、それでもなお♪「真赤な太陽」がもみ消された悔しさは消えない。そして翌年、止めときゃいいのに女王を挑発するかのように♪「不思議な太陽」を発売。なんですか、このイントロ。♪「真赤な太陽」を彷彿させるじゃありませんか。そうだ、ジュンちゃんは♪「ハチのムサシ」になったのだ。ハチのムサシは向こう見ず、真赤に燃えてるお日様に試合をいどんで負けたのさ。その年、♪「雲にのりたい」を歌いながら空の彼方へ吸い込まれ、黛ジュンは私の視界から消えていったのです。

適当に名付けた【紫郡丘陵】は、こちらになります。
地図を拡大すればお判りいただけると思いますが、1.のエリアです。もっとも、国土地理院のDIDを表す地図は、必ずしも正確ではないことから断定するワケにはいきませんが、少なくとも小郡市の(三国が丘)は入りません。当該地域(三国が丘)に対しては、【小郡三国丘】というDID名を付けております。
私だったら「紫郡丘陵」は「筑紫・三国西部」、【小郡三国丘】は「三国」と命名します。
[97649] 2019年 4月 23日(火)19:19:10千本桜 さん
一目千本桜
[97623] 白桃さん
今年の白石川堤一目千本桜の観桜は、花見酒プラス雪見酒になってしまい、大反省の白桃です。
今年の一目千本桜は桜隠しの雪で固まってしまったのか、散りそうで散らずに満開のまましぶとく咲き続けていました。そんなこともあって、今年のお花見屋形船の乗船客は3,711人で過去最高でした。それにしても、1日違いでグリグリさんも一目千本桜見物に御出でになっていたとは奇遇です。

[97629] オーナー グリグリさん
船岡城址公園からの眺望、白石川堤防沿いの重厚な桜並木、ちょうど満開で天気も良く、素晴らしいの一言です。柴田町の千桜橋周辺は良く整備されていて気持ちが良かったです。また、大河原町の韮神堰から眺める雪化粧の蔵王連峰は、川面の逆さ蔵王と千本桜が絶妙でした。
おほめいただき嬉しいです、ありがとうございます。それまで、東北本線の線路で分断されて往来できなかった船岡城址公園と白石川堤一目千本桜が2015年、千桜橋の完成で直結し、往来できるようになりました。起伏に富んで眺望の良い船岡城址公園の桜と、平坦な土手の道に連なる重厚でダイナミックな一目千本桜を回遊できるようになり、心底喜んでいます。ただ、満開時とタイミングが合わず、葉桜になった雨の日に観光バスから降りてくる花見客を見かけると、心苦しくなってしまいます。できるなら、全国のみなさんに晴れた日の満開の桜を見て頂きたい。そんな思いを込めて一目千本桜写真集をアップしました。蔵王おろしの風雪に耐えた老木、大木たちの荘厳で量感あふれる一目千本桜をご覧ください。
[97612] 2019年 4月 4日(木)20:43:57千本桜 さん
隠れ都会
[97595] 白桃さん
「都会」の四条件をクリアしている東北の「隠れ都会」とは?

北上市でしょう。花巻、水沢より一回り小さかった黒沢尻が、昭和の合併で黒沢尻市を名乗らず、北上市を名乗って大成功。ネーミングの成功例かと思います。
[97565] 2019年 3月 7日(木)17:38:11千本桜 さん
都市の大きさ
[97561] 白桃さん
全日本DIDランキング(フライ級)を拝見しました。市制施行に至らない大河原が、あの格式高い新宮や、高い知名度を持つ留萌、根室といった都市と肩を並べている。一見、嘘のようだが嘘じゃない。DID人口だけでは真の都市の大きさが見えてこないので、「小売業集積地区小売販売額」のランキングを作って都市の大きさを比較することにします。対象となるのは、白桃さんがフライ級に掲示した大竹から札内までの11都市に中標津、船岡を加えた13都市です。

まず、都市地域の定義ですが、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額が200億円を超える地域を指して都市地域とします。この条件に従うと、大竹は岩国と、大井松田は小田原と、札内は帯広と連結しているので独立した都市地域とは認められず、嘉手納(読谷を含む)は年間小売販売額が200億円未満なので、都市地域の条件を満たしていません。その結果、人口集中地区を形成し、商業機能が集積し、独立性を保ちながら地域の中心都市となっているであろう9都市(北海道の留萌、名寄、紋別、中標津、根室、宮城県の大河原、船岡、新潟県の加茂、和歌山県の新宮)が生き残りました。

上記の9都市に関してA、B、2つのデータを準備しました。
Aは「昭和45年国勢調査報告 別巻わが国の人口集中地区」と「昭和47年事業所統計調査報告 別巻人口集中地区国勢統計区編」を基礎資料にして、人口集中地区内に所在する事業所の中から金融保険業と卸売小売業を抽出し、その従業者数を人口に換算した数値です。 今から50年ほど前のデータですが、結構いい線で当時の都市の大きさを表わしていると思います。
Bは「平成26年商業統計メッシュデータ」を基礎資料にして、年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士が互いに連接し(角が接していれば連接とみなす)、その連担メッシュの合計年間小売販売額を人口に換算した数値です。ですから、例えば大河原船岡71,442人とあるのは、そこに71,442人が住んでいるのではなく、71,442人分の都市の働きをしているということです。


順位都市名A・昭和40年代   順位都市名B・平成26年
1位新宮50,504人1位大河原船岡71,442人
2位留萌38,032人(大河原)35,920人
3位根室32,800人(船岡)35,522人
4位名寄32,664人2位中標津55,999人
5位紋別25,270人3位新宮34,673人
6位加茂24,688人4位根室31,309人
7位大河原13,424人5位名寄27,842人
8位中標津13,376人6位留萌25,577人
9位船岡7,592人7位紋別25,198人
8位加茂20,339人

「A・昭和40年代」のランキングは、中高齢者の方々の頭の中に染み付いている「都市の大きさ」の序列そのものではないでしょうか。当時の新宮は大きな都市で、市制施行に至らない大河原、中標津、船岡(柴田町)から見れば、全く異なる階層の都市だったはずです。それが「B・平成26年」のランキングでは、大河原、中標津、船岡(柴田町)の下位になり、都市の盛衰の激しさが感じられます。「B・平成26年」の1位は大河原船岡で、3次メッシュでは大河原町と柴田町の商業ゾーンが連接していますから、1つの都市として扱います。でも、これを分離してみると大河原町の分が35,920人、柴田町(船岡)の分が35,522人となり、全く互角の2町が連担都市地域を形成しているのが見えてきます。大河原船岡と中標津の共通点は、行政上は町なのに、近隣の市を凌ぐ活況を呈して市町逆転現象を引き起こしていることです。昭和30年代の頃、根室に強力なライバル出現と騒がれた中標津は、今では根室を凌ぐ商業都市に発展し、大河原船岡は白石市、角田市から買い物客を集める商業都市に成長しています。それにしても、新宮、留萌、根室の衰退はどうしたことでしょう。特に新宮の凋落ぶりは数字を見ていて辛いものがあります。
[97530] 2019年 2月 12日(火)01:38:06千本桜 さん
愛子さん
[97522] スカンデルベクの鷲さん
仙台市青葉区2DIDは折立・西花苑といった旧仙台市地域まで連続している
仙台に居住している身としては、誰も仙台市青葉区2DID地域を"宮城町"と呼ばないことが違和感の原因になっていると思います。個人的には"愛子"という地名がちょうど仙台市青葉区2DIDを表すにはしっくりきます。
[97523] 白桃さん
当該DIDは、2010年に「宮城落合」と「愛子」が合体したものですが、とりあえず「宮城町」にしておいただけなので、ピッタリくる名があればそれに変更したいです。
[97524] 伊豆之国 さん
ここは「準・ご当地」と言うことで、"Supertown"の住人に命名していただきましょう。
藩政時代の上愛子村と下愛子村をあわせて通称「愛子」です。落合は下愛子村の一部ですから、愛子駅から陸前落合駅一帯に広がるDIDを愛子と命名しても落合の住民は納得するでしょう。しかし、折立(西花苑を含む)地区の住民は違和感を覚えるでしょうね。元来、折立は茂庭村の一部で、愛子とは異なる村に属していました。なので、「愛子・折立」の連称も考えられますが、連称を多用するのもどうかと思います。DIDに占める折立の人口割合が20%以上なら連称。それ以下なら単独で愛子かな。たぶん、折立(西花苑を含む)のDID人口は3千人程度かと推測します。やはり「愛子」でいきましょう。もちろん、人口割合が20%基準というのは流動的で、種々の条件が加味されて変動します。

[97524] 伊豆之国 さん
場所が吉岡地区の入り口と言った位置にあり、町役場や警察・消防などの官公署や、量販店などが立ち並ぶ地域(実はこの一帯は中心市街から外れた地区にある)を通過したときの印象は、失礼ながら「単なる農村地帯の町」ぐらいといった感じで、少し先には全国チェーンのホテルもあったのですが、「果たしてそんな場所で泊まりに来る人がどれだけいるのかねぇ」と、車の中で仲間と話し合っていたりもしたのでした。
現在では、その一帯が吉岡の機能中心エリアで、昔からの中心街は寂れています。あのホテルは吉岡に必要でしょう。トヨタ関連の工場があって、人の出入りも多く、宮城県では景気の良いホットゾーンですから。

佐沼(迫町→登米市)がそんなにすごい町だったのか、と言うのも意外でした。
佐沼を見ていると、「DIDは都市地域である」という考えに矛盾を感じます。佐沼は積極的に土地区画整理事業を行い、新市街地(中江地区など)を造成して来ました。商業施設や市役所などは新市街地に立地し、今ではそこが中心街ですが、人口密度が低いせいか、DID区域には組み込まれていません。DIDに組み込まれているのは、都市機能が逃げ出してしまった旧市街地です。人口密度4,000人以上という設定が、現在の世の中に合わなくなっているようです。
[97529] 2019年 2月 11日(月)23:02:09千本桜 さん
東北DID、階級別人口チャンピオン
[97515] 白桃さん
A~Fの東北DIDチャンピョンを当ててください。

フライ級は行政人口3万未満の市町で、DID人口チャンピオンは、スーパータウン大河原
バンタム級は行政人口3万以上5万未満の市で、DID人口チャンピオンは、竹駒イナリ岩沼
フェザー級は行政人口5万以上8万未満の市で、DID人口チャンピオンは、エアポート名取
ライト級は行政人口8万以上15万未満の市で、DID人口チャンピオンは、白虎隊会津若松
ウエルター級は行政人口15万以上30万未満の市で、DID人口チャンピオンは、りんご村青森
ミドル級は行政人口30万以上?万未満の市で、DID人口チャンピオンは、わんこそば盛岡
行政人口が無いはずの中央台南(いわき市)がフライ級なのは、中央台地区全体で人口が1万2千程度だから。
また、行政人口が30万に達しない盛岡がミドル級なのは、DIDが連担する滝沢市の人口を加算しているから。
[97161] 2018年 12月 25日(火)08:25:59千本桜 さん
Re:地味で渋いDID
[97148] [97158] 白桃さん
以下のB欄にある、地味だけどちょっと渋い?5つのDID(名称は白桃が勝手につけた)には、ある共通点があります。その共通点とは何でしょうか?

該当するDIDには新しく市街化された三河上郷、瀬野川中野の名があり、該当しないDIDには古くから市街地が形成された飯坂、妹尾の名があります。そのことから、何となく方向は見えていましたが、かなり複雑な要素が絡んだ問題ですね。たぶん、酒の席でこんなクイズを出したら興ざめですが、落書き帳だからこそのハイレベル?なウルトラクイズのようです。
答はこんなことだろうと推察しています。
1・昭和35年国調ではDIDを形成していない。厳密に言うと旧町時代にはDIDを形成していない。
2・既存DIDを有している市町と合併して現行の市に組み込まれた。
3・当該DIDはすべて現行の市に移行した後に形成された。
以上のように考えましたが、私はいまだ東広島市「高屋高美丘」の件が理解できていませんが、ここで降参。
[97157] 2018年 12月 24日(月)08:19:32千本桜 さん
東広島市のDID
[97148] 白桃さん
この共通点を正解するのは、かなり難しいと思います。共通点を厳密にするため、該当しないDIDを挙げますと、飯坂DID(福島市)、妹尾DID(岡山市)、賀茂西条DID・八本松DID(東広島市)があります。

該当しないDIDに東広島市の西条DID・八本松DIDが入って、高美が丘DIDが入らないのは何故ですか? これが分からなくて足踏み状態です。
[97151] 2018年 12月 21日(金)19:38:43千本桜 さん
広島市の瀬野川中野
[97148] 白桃さん
瀬野川中野

広島県旧瀬野川町の4大字(上瀬野・下瀬野・中野・畑賀)に跨がるDIDの名称は「瀬野川」がふさわしいと感じました。瀬野川は中野を含む旧町名。中野は瀬野川に包含される地区名。当該DIDに占める中野の比重は大きいのですが、瀬野川があれば中野はなくても意味は通じると思った次第です。中野を表記することで、上瀬野から畑賀にかけて広がっているDIDの実態が見えなくなるような、そんな気がする夕日の波止場。間違っていたらごめん。
[97138] 2018年 12月 17日(月)21:48:07千本桜 さん
Re:和田(玖須美)と川奈など
[97137] ekinenpyouさん
「今昔マップ」や「鉄道停車場一覧」など、見させて頂きました。ありがとうございました。DIDに占める大字別の人口までネットで調べることができるんですね。便利な世の中になりましたが、私などは検索の仕方が分からなくて付いてゆけません。昔ながらに国土地理院図を読図して、DIDに占める人口割合を玖須美元和田30%、川奈70%と推測しましたが、大きなズレがなくてホッとしています。
[97134] 2018年 12月 17日(月)01:06:29千本桜 さん
豊田市南部のDID
[97128] k_itoさん
たとえば豊田市南部の若林駅を中心とするDIDは駅名をとるなら「若林」ですが、若林駅が代表するにはおこがましいエリアまで連坦しており、私なら「高岡」と名付けます。

私なりに、そのDID区域の名称を考えてみました。私は地図がないと前へ進めない質なので、グーグル地図をプリントしたものと国土地理院の地形図を用意しました。その地図に大字に相当する町界と町名を書き込み、DID区域をオーバーラップさせます。いちいち地形図に境界線を手書きするのは無駄な行為に見えますが、その作業をして行く中で、未知の世界である豊田市南部へ気持ちが入って行きます。当該地域では昭和43年に大字が廃止され、新しい町名に変更されたようですね。若林駅周辺のDIDは竹町、住吉町、竹元町、吉原町、花園町など、概ね10の町に跨がっているようです。10の地名を連称するわけにはいきません。自己基準ですが、許せるのは3地名までです(それでも難しい場合がある)。いったい、地元ではこの地域を何と言う名で呼び合っているのだろう。少しでも地元の人の感覚に近づきたい。そこで、豊田市の町名一覧を参照しました。すると、当該DIDは「高岡」と言う地区にすっぽり収まっていることが分かりました。これなら、「高岡」と言う名で言い表わせる。そんな思いを抱きつつ、私もこのDIDを「高岡」と名付けます。
しかし、問題が1つ発生。このDIDを「高岡」とすると、同じ高岡地区にあるこちらのDIDを何と呼ぶかです。先約があるので「高岡」は使えず、別の名で呼ばなくてはなりません。大島町と西岡町に跨がっているようです。しかも、ガップリヨツに組み合っていますから、どちらも譲れません。ここはやはり「大島・西岡」または「大島町・西岡町」の連称で行こうかなと思っています。
[97133] 2018年 12月 16日(日)23:20:28千本桜 さん
函南村にできた伊豆仁田駅
[97126] 伊豆之国 さん
そこでやはり気になったのが、なぜ函南村にできた駿豆線の駅が「伊豆仁田」になったのか、と言うこと。

駅が開設された当時の「村名・大字名・駅名」を一覧にしました。駿豆線の駅名は基本的に大字名が由来のようです。ですから、函南駅にはならず伊豆仁田駅になったのだと思います。
明治22年の町村制施行により、中郷村、函南村、韮山村、田中村、北狩野村が誕生。

明治31年、中郷村、大字大場に、大場駅が開設。
大正10年、函南村、大字仁田に、伊豆仁田駅が開設。
明治31年、韮山村、大字原木に、原木駅が開設。
明治33年、韮山村、大字四日町に、北条駅が開設。大正8年、韮山駅に改称。
明治31年、韮山村、大字南条に、南条駅が開設。大正8年、伊豆長岡駅に改称。
明治32年、田中村、大字田京に、田京駅が開設。
明治32年、田中村、大字大仁に、大仁駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字牧之郷に、牧之郷駅が開設。
大正13年、北狩野村、大字柏久保に、修善寺駅が開設。

開設年はウィキペディアによりましたが、伊豆仁田駅の開設が大正10年とも11年ともあり、どちらが本当なのか私には分かりません。また、田京駅の開設はウィキペディアで明治32年、角川地名大辞典で明治38年とあり、これもどちらが本当なのかは分かりません。

因に、伊豆仁田駅より遅く開設された牧之郷駅ですが、当時は大字牧之郷に北狩野村役場がありましたから、村名に由来して「北狩野駅」でも良かったはずですが、やはり大字名に由来して「牧之郷駅」になっています。
[97124] 2018年 12月 15日(土)20:13:34【1】千本桜 さん
観光経県値【秋田県】
グリグリさん

なぜ、全都道府県を同一に5区分しなければならないのか、よく理解できないのですが、ここはグリグリさんの「都道府県市区町村」。均一に5区分することがグリグリさんの美意識であり、悦びなのでしょう。そんなことを思いながら、観光経県値「秋田県」をいじくって遊んでみました。

1・「能代・男鹿ブロック」の上小阿仁村を「大館・鹿角ブロック」へ編入する。
上小阿仁村の観光スポットは、五城目町から北秋田市へ抜ける国道285号に面した「道の駅かみこあに」だけと言っても過言でない状況ですが、地理的にも行政的に五城目町より北秋田市との結びつきが深いので、北秋田市と同じブロックに含めたい。

2・「秋田・大仙ブロック」の秋田市を「能代・男鹿ブロック」へ編入し、「能代・男鹿」のブロック名を「秋田・男鹿」に変更する。
男鹿市へ行くのには秋田市を経由することが多く、秋田市と男鹿市を抱き合わせた旅行コース設定が多々考えられます。一方、大仙市・仙北市へは、盛岡や横手を経由することが可能なので、秋田市と抱き合わせない旅行コースも設定できます。秋田市を必要としているのは大仙市・仙北市より男鹿市ではないでしょうか。なので、秋田市と男鹿市を一緒のブロックにしてやりたい。ブロック名から削除された能代がかわいそうですが、ここは観光がテーマと言うことで、涙を飲んで切り捨てごめん。

3・「横手・湯沢ブロック」の美郷町を「秋田・大仙ブロック」へ編入し、「秋田・大仙」のブロック名を「大仙・仙北」に変更する。
美郷町は仙北地方に属しているので、大仙市、仙北市と同じブロックに所属させたい。秋田市を男鹿ブロックへ放出するため、観光ボリュームは減少しますが、角館の桜まつりや大曲の花火大会の集客力は県内指折で、他のブロックと比較しても観光客数は見劣りしない。

それから、あれ?と思ったことを1つ…。連記する場合は「吉永小百合・松原智恵子」のように、主役が先になると思うのですが、「栗原・大崎」、「糸魚川・上越」、「名張・伊賀」、「大牟田・久留米」、「直方・飯塚」などは順序が逆ではないかと思いました。
[97112] 2018年 12月 14日(金)12:59:07【1】千本桜 さん
伊東市IIのDID名
[97091] 伊豆之国さん
こちらも「川奈」で十分、そのほうが簡潔でわかりやすいでしょう。「川奈」は伊豆急の駅名にもありますが、それ以上にゴルフ場の知名度は絶大で、ゴルフをたしなむ人たちにとってはある種の「憧れ」の土地でしょう。わざわざそれ自体が連名地名であり、よその人には全くなじみがない「玖須美元和田」をくっつけて、一時期の銀行名のような、言いにくい長い名前にすることもないと思うのですが。

川奈玖須美元和田に跨がるDIDの命名は、やはり難しいと感じます。観光案内図なら駅の有無や知名度を重視して「川奈」とすることもできますが、これは都市的地域を表したDID図ですから、別の判断基準が必要だと思います。私は川奈と玖須美元和田の人口比率や主従関係の有無を重視したいと考えました。

まず、伊東市のHPで平成27年国勢調査地域別人口を見ると、川奈地区7,023、玖須美元和田5,152とありますが、そのうちDID内に何人住んでいるかまでは分かりません。そこで、国土地理院図を見て人口を推測します。大雑把ですが、伊東市IIのDID人口7,639のうち70%が川奈、30%が玖須美元和田と推測しました。川奈の比率が高いのですが、30%を占める玖須美元和田を無視すことはできません。因に、広島県府中市と福山市新市も連担DIDを形成していますが、比率は府中DID75%、新市DID25%です。この場合、私は25%を占める新市を無視することができずに「府中・新市」と連記するでしょう。

次に、川奈は玖須美元和田を包括できるか、玖須美元和田は川奈に従属できるか、両者の主従関係の有無を考えます。明治20年、竹之内村と和田村が合併して玖須美村となる。明治22年、玖須美など6村が合併して伊東村が成立。この時、旧玖須美村は伊東村の大字玖須美となるのが一般的ですが、そうはならず旧旧村の名も継承し、そこに「元」を冠して大字玖須美元竹之内、大字玖須美元和田となった。昭和48年、伊東市街地を領域とする大字玖須美元竹之内は銀座元町音無町となって消滅。同じく昭和48年、大字玖須美元和田の一部(伊東市街地部)が渚町大原1~3丁目となって玖須美元和田から分離。残された丘陵地帯が玖須美元和田として現在に至っている。つまり、玖須美元和田は明治22年伊東村発足当時から「伊東」の古参メンバーですが、川奈を含む小室村が「伊東」のメンバーとなったのは昭和22年のことである。この来歴からして、玖須美元和田と川奈の間には「別の地域」という意識の壁が残っているように感じられます。

伊東市のHP大字別人口を見ると、市域を宇佐美地区、旧市内、小室地区、対島地区の4つに区分し、玖須美元和田を旧市内へ、川奈を小室地区へ属させているのが分かります。このことから判断して、玖須美元和田と川奈は異なる地域という考えが定着していると考えられます。このような状況を踏まえ、伊東市IIDIDは「川奈・玖須美元和田」の連称が適切ではないかと考えました。
[97109] 2018年 12月 13日(木)20:47:21千本桜 さん
三島市南部のDID
[97091] 伊豆之国さん
「中郷」なる呼び名は私には初耳、とっくに消えた昔の村名を持ち出すのはどうか、と思うのですが。
中郷村は、明治22年に長伏、梅名、大場など16村が合併して誕生し、昭和29年に三島市に編入されて消滅しました。しかし、自治体の中郷村が消えても、「中郷」は公民館、小学校、中学校、交番などの名称として今も使われています。三島市では市域を北上、旧市街、錦田、中郷の4地区に区分しています。これは「中郷」がまだ生きている証でしょう。

想像力を働かせて、次ぎのシーンを創作しました。
9月某日、老人福祉センターを会場に中郷地区の敬老大会が開催された。会場には長伏、梅名、大場など旧中郷村の各地から老人が集まり、昔話に花を咲かせていた。いよいよ来賓の市長祝辞。市長は職務多忙でお疲れ気味。10分遅れで滑り込み、焦りまくって、つい失態をおかしてしまった。「中郷の皆さんおめでとう」と言うべきところを、「大場の皆さんおめでとう」と言ってしまったのだ。老人たちは耳を疑い、会場は静まり返って凍りつく。やがて、大場以外の老人たちからブーイングが沸き起こる。なんで大場の人にだけ「おめでとう」なんだ! ここには梅名・多呂・ 北沢・中島・八反畑・鶴喰・新谷・青木・ 玉川・堀ノ内・平田・松本・ 長伏・御園・ 安久の人たちもいるんだぞ! 失態に気づいた市長の首筋を冷汗が流れていた。

こんなことにならないように、三島市IIのDID名は「大場」でなく「中郷」にしたいと思いました。DIDに限らず、区域に名称を付すときは、命名される側が納得できるかどうかを大切にしたいと思います。もちろん、プライベートなものは命名者が納得すればそれで良いのですが…。

[97107] 伊豆之国さん
この函南町内で唯一でもあるこの人口集中地域を、「町内で唯一だから」と言うことで、果たして町名を取って「函南」と言い切っていいのかどうか、と言うと、町内での位置関係も含め、「やはりいまいちしっくりしない、引っかかるものがある」と言うのが正直なところ、と言うことだったのでした。
お気持ちは分かります。その原因の1つは、「函南」と言う名の大字(近世村)がないので、どこが「函南」なのか的が定まらない。しかも、町の機能中心地から離れたところに函南駅があって紛らわしい。さらに、箱根(別名:函嶺)の南に由来する「函南」と言う、取って付けたような町名も災い?しているのではないでしょうか。

大場駅を含む旧中郷村の地域と、当時の函南村に属していた仁田・間宮などの地域がその当時から連続した集落を形成していたのかどうかは知りませんが、中郷村が「昭和の大合併」で函南と合併せず三島市との合併を取ったのは、やはり三島とのつながりを取った、と言うことなのでしょうか。
私も分からないので、古い時代の地形図を見てみました。明治27年測量の地形図では、間宮、大場、中島、梅名の集落が繋がっているように見えます。中郷村が誕生したときは梅名に村役場が置かれました。
[97105] 2018年 12月 12日(水)17:52:00千本桜 さん
函南町のDID
[97091] 伊豆之国 さん
「函南」と言うと、やはり東海道線の「函南」駅の周辺、と言うイメージです。
中略
伊豆仁田駅周辺を中心とする函南町内のDID名称を「函南」とするのは実態にそぐわず、無理があるのではないかと思います。

伊豆の国さんの考えに反しますが、人それぞれと思って気にしないで読んでください。確かに駅は重要ですが、函南駅は駅名であって地名ではありません。函南駅周辺をもって「函南」と比定すると、他は何なの?「函南」ではないの?になってしまいます。函南町やその周辺の人々は函南町全域を「函南」と思っているので、函南駅から離れた伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と命名しても少しも違和感がありません。

私は次ぎの思考を経た結果、伊豆仁田駅周辺のDIDを「函南DID」と呼ぶことにしました。
函南町のHPによると、平成30年11月末の大字別人口は、平井6,837、柏谷5,595、仁田5,358、間宮4,895(以下省略)の順で拮抗し、互いに譲れぬ互角の関係となっています。駅があると言う理由で「仁田DID」としたなら、仁田以外の大字が「ここは仁田じゃないぞ」と反発しそうな力関係を感じます。見方を変えれば、DID全域を背負って立つほどの傑出した大字がなく、全体をまとめる力があるのは現行町名の「函南」だけで、他に言い換えができない。そんな雰囲気が漂っています。

仁田には駅もあり、かつては町役場もありましたから、多少は他の大字より優位な立場だったかもしれません。でも、実態はどうでしょう。函南町は、函南町の他に伊豆の国市、熱海市などを商圏とする商業都市ですから、たくさんの物販店、飲食店が進出しています。しかし、その多くは仁田ではなく間宮、塚本に立地しています。このことから、現代における函南町の中心は仁田ではなく間宮ではないかと考えました。ピンポイントで指し示すなら、らーめんブッチャー函南店前交差点あたりが地域の中心機能を担い、多くの人が行き交う場所になっているのだろうと推測しました。地元の人は間宮や塚本を「仁田」とは呼ばない。では、どんな地名で呼び合っているのでしょう。

函南町のDIDに立地する店舗の店名を調べてみました。すると、殆どが店名に「函南」を冠しているのが分かりました。スルガ銀行函南支店、JA函南支店、ユニクロ函南店、BOOKOFF函南店、TSUTAYA函南店、静岡トヨタ函南店、しまむら函南店、その他ずらり店名に「函南」を用いています。これは、この一帯が「函南」と言う呼び名で認識されている証でしょう。余談ですが、大河原町役場の斜め向かいに某新聞社の通信部があります。その通信部の名称は、なんと白石通信部。これは立川駅前に八王子店を構えるようなもので超違和感。もし、塚本に立地するTSUTAYA函南店がTSUTAYA仁田店を名乗ったなら受け入れられないでしょう。「函南店」だから受け入れられるのです。

国土地理院図で函南町を見ていると「新幹線」という面白い地名に遭遇します。でも、これは住所には用いられない「区」の名称で、住所は大字の「上沢」を用います。その隣に、これまたぎょっとする「函南」なる地名が記載されています。これもまた「区」の名称で、住所は大字の「平井」を用います。この場所に函南区が設置された経緯は分かりませんが、函南駅との関連性は感じられません。また、区は土地に付された大字名とは異なる性質のものですから、今回のDID命名には影響しないものと考えています。
[97074] 2018年 12月 6日(木)20:34:50千本桜 さん
Re:地元のDIDの命名
[97062] 駿河の民さん
蛇足ですが、韮山から伊豆長岡へのDIDについては「韮山」がいいと思います。
イメージ的には長岡も「韮山」なんですよね…
伊豆長岡駅を含む狩野川右岸は旧韮山町の領域ですから、DID名に韮山の名は入れたいものです。しかし、旧伊豆長岡町の領域も「韮山」の名で表すのは如何なものかと思うのですが…
その辺の感覚的な捉え方は、伊豆地方に馴染みの薄い私より、地元の駿河の民さんの感覚を尊重したいと思います。なので、「イメージ的には長岡も『韮山』なんですよね…」のところを、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか。
[97056] 2018年 12月 3日(月)21:36:00千本桜 さん
Re:伊豆がらみのDIDの名称
[97053] 白桃さん

伊豆がらみのDID名について、私なら下記ようにします。
沼津市、三島市、長泉町、清水町、裾野市に跨がって連担するDID名は「沼津・三島」とします。
「駿豆」だと広域すぎて、的が定まらなくなるので都市名をもって命名したい。沼津単独ではなく「沼津・三島」と連称するのは、両者の都市としての力関係(DID内に集積する都市機能など)が沼津100:三島50程度ではないかと推測するからです。この程度の差だと、沼津の名をもって三島を代弁できない可能性があります。よって、三島の名も必要と考えます。長泉、清水、裾野に関しては「沼津・三島」がそれらを代弁できると思いますので、連称しなくても良いと考えます。

函南町と三島市に跨がって連担するDID名は「函南・中郷」とします。
函南町のDIDは「函南仁田」とせずに「函南」としたいと思います。このDIDは概ね6つの近世村(塚本、間宮、大土肥、仁田、平井、柏谷)に跨がっています。これらの村は明治の合併で函南村を名乗り、すでに129年が経っています。なので「函南」はこれら旧村の総称として定着していますが、「仁田」には総称能力はないと考えます。なので「仁田」を加えて「函南仁田」と表すと弊害が起きる可能性があります。たとえば、この柏谷地区に立って「ここは仁田」ですかと問えば、「違います」と答が返ってくるはずです。また、三島市の大場駅付近に展開するDID名は「大場」とせずに「中郷」とします。このDIDは概ね7つの近世村に跨がっています。これらの村は明治の合併で中郷村を名乗り、「中郷」はこれら旧村の総称として機能しましたが、「大場」には総称能力はないと考えます。現在「中郷」は住所地名から消えていますが、小学校、中学校、公民館などの名称に「中郷」が冠称されています。そのことから判断して、大場駅周辺のDID名は「中郷」がふさわしいかと思います。

伊豆の国市IのDID名は「長岡・韮山」とします。
DIDに占める韮山の比重を考えると、捨てたり伊豆長岡に包含するより、韮山を連称した方が適切だと考えます。

伊東市IIのDID名はグラグラ迷った末に「川奈・玖須美元和田」にするつもりですが、それでも迷う。
このDIDは2つの大字(川奈・玖須美元和田)に跨がっていますが、DID名を「川奈」とした場合、「川奈」は「玖須美元和田」を代弁できるのだろうかという疑問がわきます。なので連称にしたいと思うのですが、問題は大字「玖須美元和田」の来歴の複雑さと名称の長さです。来歴の記述は省きますが、他の大字と違ってどこか不安定さが残る大字です。住民は住所を書くとき「玖須美元和田」と書くでしょう。しかし、日常会話の中でも「玖須美元和田」が用いられるのだろうか? そんな疑問が堂々巡りしています。

いろいろ勝手に書きましたが、DIDの命名は創作活動ですから、いろいろな案があっても良いと思います。異論を唱えたために、白桃さんの創作活動に迷いを生じさせたら、ごめんなさい。気にしないで励んでください。
それから、もう1つ。難問と思われるのは、岐阜市から一宮市にかけて県を跨いで連担するDIDです。まさか「濃尾」なんて命名しませんよね。 
[97042] 2018年 11月 27日(火)22:41:20千本桜 さん
DIDの命名
[97041] 白桃さん
DIDには数字ではなく、地理ごころを以って命名しましょう。
すこぶる同感ですが、これは大変な作業になりますね。無味乾燥なローマ数字を地名に置き換えて、DIDに命を吹き込む作業ですから有意義なことです。「那須塩原市 IのDID人口は減少し、IIのDID人口は増加している」とローマ数字で表すよりよりも、「黒磯のDID人口は減少し、西那須野のDID人口は増加している」と地名で表した方が分かりやすいです。しかし、昭和35年から平成27年まで、全部のDIDに対して命名するとなると難問山積みで、たぶん白桃さんの白髪が増えそうな気がします。
例えば平成27年だけを取り上げても
1・どう見ても1つの市街地なのに、統計上はIとIIに分離されてしまた気仙沼市のDID。このDIDを何と命名するか。非常に苦し~い。
2・焼津市と藤枝市伊予市と松前町などのように同規模のDIDが連担する場合、仮に連称するとして、焼津が先か藤枝が先か、ちょっと苦しみを味わうことになる。
3・奈良県の斑鳩町、三郷町、王寺町、河合町、上牧町に跨がって連担するDID。このDIDを何と命名するか。難問で頭を抱え込むでしょう。
プレッシャーをかけてしまったようですが、白桃さんも地理(地誌)好きの性で、一心不乱に取り組んでいることと思います。作業完了したらアイビー東京でも歌いましょうか。
[97039] 2018年 11月 26日(月)20:40:01千本桜 さん
蔵王
[97026] 伊豆之国さん

以前にも話題になった「蔵王山」の読み方論争ですが…
毎日、蔵王の山並みを眺めて暮らしています。「蔵王に雪が積もったな」とか「雲に隠れて蔵王が見えないな」などと、無意識のうちに蔵王に目が行っているようです。この場合は、蔵王山(ざおうざん)でもなく、蔵王山(ざおうさん)でもありません。あくまでも蔵王(ざおう)です。普段は意識しませんが、問われれば私は「山」を付さない「蔵王」派なのかも知れません。でも地図に「蔵王山」と書いてあれば、それを「ざおうざん」と読みます。「ざおうさん」と読んだことは一度もありません。

「地名の清濁論議」は、過去にも何度か話題になっていますが
地元住民は「角田市」のことを「かくだ」と発音します。でも、よそから来た人の中には「かくた」と発音する人もいて違和感を感じます。「角田」を「かくた」と発音する人は地元民でないことが一発で分かります。でも「村田町」のことは地元民も他県の人も「むらた」と発音します。「むらだ」と発音する人は、ズーズー弁の訛が残るお年寄りだけです。なので私は長い間、長野県佐久市の「岩村田」を「いわむらた」と読んでいました。「いわむらだ」だと知ったのは後になってのことです。「大河原町」は正式には「おおがわら」ですが、町民の中には「おおかわら」と発音する人も結構います。でも、この「大河原町」は地の利に恵まれているためか、のほほんとしています。「おおがわら」でも「おおかわら」でも、どっちでも認めてしまう変なおおらかさがあります。

地の利に恵まれた大河原は、宮城県南部の商業と行政の中心都市ですが、のほほんとしていて、中心都市であることの自覚が弱い町です。そこで思い余った千本桜は、落書き帳の[20259]で「スーパータウン」について書き込みました。もう、15年も前のことなのですね。なつかしや。当初は町の人からも白い目で見られていたようですが、近年、変化が現れてきました。「スーパータウン大河原」が認知されて来たのです。町長が「スーパータウン大河原」をパクリ始めたのです。「パクリ」はあまり良い言葉ではないので真面目に「オマージュ」としましょう。これが町長のオマージュです。すつかり「スーパータウン大河原」が気に入ったようで、町長コラムの中で「本町は仙南の中心に位置し、その中心性・拠点性・利便性を存分に発揮し、面積は小さくても大きな役割を果す『スーパータウン』と呼ばれています。」と書いているではありませんか。
さしつかえなければ、伊豆之国さんにおかれましても、どこかのほほんとしていて外部に向かって発信する力の弱い大河原町のために、「スーパータウン大河原」と「一目千本桜」を全国に向けて拡散して下さいますようお願い申し上げます。
[97025] 2018年 11月 24日(土)12:36:15千本桜 さん
腰越と鎌倉は連担で、大磯と国府は非連担です。
[97024] 白桃さん
腰越と鎌倉が連担しているというのなら、大磯と国府も「連担」と認めても良いのじゃないかと思うのですが、別のDIDになっていますね。

国土地理院の地図は、国道を赤色で表示し、人口集中地区の境界線も赤色で表示しています。そのため、判読しにくい個所が生じています。地図をどんどん拡大してみましょう。すると、鎌倉市の稲村ガ崎と坂ノ下の間は境界線が途切れずに連担していることが判読できます。なので、連担する大船、腰越、鎌倉は3地区あわせて1つの鎌倉市人口集中地区になり、それに連担する逗子市、葉山町の人口集中地区も大東京DIDに組み込まれます。
それに対して大磯町は、大磯と国府の間に境界線の途切れがあり、連担していないことがが判読できます。なので、大磯は「大東京DID」に組み込まれ、国府は二宮町、南足柄市の人口集中地区とともに、言うなれば「大小田原DID」に組み込まれます。

このように、DIDに関しては疑問というか不可思議な点が多々あります。
同感です。昔は都市部と村落部の境界が判断しやすかったのですが、いまではグレーゾーンが広がって、どこまでが都市部で、どこからが村落部なのか、判断が難しくなりました。

ともかく、2015年時点では、大磯町内において大東京DIDは途切れ、国府DID以西は小田原DIDと「連担」ということにしておきましょう。
それで良いと思います。私も同じ考えです。
[97022] 2018年 11月 23日(金)08:25:12千本桜 さん
鎌倉DID
[97019] 白桃さん
大船と腰越は繋がっているものの、鎌倉はギリギリ繋がっていないように思えるのですが…。

これからクロスカントリーなので取りあえず、急ぎ書き込みです。
稲村ケ崎と坂ノ下の海岸を走る国道134号がDID。沿道には人家も無いのに、なぜかDIDです。
[96483] 2018年 9月 16日(日)10:13:29千本桜 さん
Re:島のDID
[96482] 白桃さん

今、長野県にさしかかったところなんですが、ここも結構複雑で面白い県であります。が、複雑なだけに少々疲れますので、本日は気分転換のため、単純な島のDIDに言及することにします。
長野県は疲れますね。特に佐久市。でも、佐久市を避けてDIDは語れない。岩村田、野沢・中込、臼田に加え、北中込や佐久平まで参入して、自治体内での地区間競争が激しいようです。小諸市の商業をぼろぼろにしてしまった佐久市。これを、どのように捌いてくださるか楽しみです。

表で唯一、島名とDID所在地名を隠しているAを推理してください。一番意外なところかも?
Aは八丈島(八丈町)で、三根地区と大賀郷地区に跨がって広がる市街地ではないでしょうか。島嶼部の人口集中地区は、最大の沖縄県石垣市から最小の山口県橘町まで、どれも港を中心に、海にへばりついて展開しています。しかし、八丈町だけは雰囲気が異なりますね。なぜか海にべったりではない。主産業が漁業や海運業でなかったからと解釈してよろしいのでしょうか。ずいぶん昔のことですが、八丈島の地形が絵になりそうなので、ちぎり絵で地図を描いたことを思い出しました。
[96448] 2018年 9月 1日(土)07:50:09千本桜 さん
船迫(ふなばさま)はなぜ「ふなばさん」と発音されるのか
[96445] 白桃さん
旧町の名前を明らかにしていないのは、勿体ぶっているわけでも、クイズにしたいわけでもありません。
クイズにしたいわけではないとおっしゃいますが、どうもクイズっぽいので挑戦します。
SuperA町=大河原町、旧B町=船岡町、旧C町=槻木町、旧D町=宮内町、旧E町=赤湯町、旧F町=飯坂町
これで正解でしょう。ただし、旧B町(船岡)の数値には旧C町(槻木)の船迫地区の人口が含まれています。船迫は藩政期から明治22年まで船迫村、明治22年から昭和31年まで槻木町大字船迫、昭和31年以降は柴田町大字船迫を名乗っていました。しかし、東半分は槻木の市街地に近く、西半分は船岡の市街地に近いため、昭和43年に西半分を大字船迫から分離し、大字本船迫として船岡管内に組み込みました。

ところで、「船迫」は「ふなばさま」と読むのですが、昔の人は「ふなばさん」と発音していました。私の同級生は今でも「ふなばさん」と発音します。なぜ「ま」が「ん」になるのか不思議です。ほかにも地元では、成田(なりた)を「なんだ」、上町(かみまち)を「かんまち」と発音します。このように「ま」「り」「み」などが「ん」になるのは全国的なものかもしれませんが、なぜなのか不思議でなりません。
[96432] 2018年 8月 23日(木)20:40:19【1】千本桜 さん
55年間DIDを形成する町
[96429] 白桃さん
2015年国勢調査まで途切れることなくDIDが存在しているのは、岩内ではなく浦河である。

昭和の大合併と平成の大合併で都市らしからぬ自治体が「市」を名乗るようになりました。そのようななか、いまだに「町」を名乗っているけれど、1960年国勢調査から2015年国勢調査まで途切れることなくDIDが存在しているの下記の32町に敢闘賞を差し上げてください。

八雲、倶知安、岩内、余市、栗山、遠軽、美幌、新ひだか、大河原、大洗、大泉、小川、大磯、二宮、松田、真鶴、湯河原、下諏訪、笠松、武豊、忠岡、王寺、湯浅、海田、坂、多度津、松前、水巻、芦屋、苅田、志免、門川。

見直しをした結果、亘理、琴平、須恵を削除し、大泉を追加しました。
[96400] 2018年 8月 19日(日)01:21:51千本桜 さん
Re:夏休み旅行記クイズ
[96394] シノレパシクソさん
楽しい旅をされて良かったですね。クイズに挑戦します。

A市の中心、A駅へ。県庁所在地であるこの市は観光名所が多く、
A:格安バスツァーでA市を観光した時のことです。A市の中心街に差し掛かると、同乗のオバサマたちが「仙台より大きな町ね」と、言い始めたのです。私にはそのように見えなかったのですが、そのように見える人たちもいる。そういうレベルの都市ですね。
やはりB(施設名)が有名ですよね。三本の指に入る○○ですが、
B:高松や熊本も名乗り出て5本の指にしてくれとか、鹿児島も便乗して指6本にしてくれと主張するかも。
Cは市内の至るところで使われており、それだけで高級さを感じられます。
C:高級すぎて緊迫した雰囲気が感じられます。
D藩主、
D:その名は、まり子。
E家のすごさを感じました。
E:その家系を継いだ御方の旧別邸が鎌倉の長谷にあります。今はとある施設になっていて有料で観覧できます。
すぐそばにあるAF美術館(市名+F)に行こうとしたのですが、
F:伊東市には、それより一世紀さかのぼったものがあります。
市内を流れる大きなG川を渡ってすぐ、
G:その川の畔に、ゆう子さんと温子さんがいました。どちらがお好みですか。
渡ってすぐ、H(観光地名)に。
H:京都祇園の花見小路みたいな所ですね。山形市には昭和レトロな花小路という裏寂れた盛場があります。
I県
I:この県と同名の町が福島県にあります。
J市の中心駅を通過するのには驚きでした。
J:その駅に「谷」を付すとユーミン。
最初の停車駅はK市のK駅。
K:人口で県下第二の座をJ市に奪われてコマっているようですが落胆しないで。実質第二の都市はK市です。分かっている人は分かっているんです。
県境を超えてL県
L:なんとなく裕福そうな県名ですね。
M市の駅
M:あわや「金津」と答えそうになりました。
駅前にはNが置かれていました。
N:その置物は、動いたり吠えたりするようです。
ローカル線のOに乗り換え、
O:大きなお寺まで鉄道が走っていた頃の話です。自転車旅行で京善駅近くの小さな社に野宿しました。当時の日記には7月8日(火)雨、朝食インスタントラーメン、昼食なし、夕食インスタントラーメン、アイスキャンデー20円と書いてあります。インスタントラーメンは飯ごうで煮て食べます。さらに、その大きなお寺に関しては「無料駐車場が無いのは、ずるい」と記録しています。細かいことは忘れてしまいましたが、あの大きなお寺さん、無銭状態で自転車旅行している私から自転車駐車代を取ったのだろうか。自動車でもないのに。また、京善集落に関しては「機織り(家内工業)が盛ん」と書いてあります。いま読み返してみると「へぇ~、そうだったのか」と懐かしくなります。
終点のP駅へ。
P:その駅がある市と同名の町が岡山県にもありましたが、平成の大合併で消滅しています。

シノレパシクソさんへ質問
問題文には「M駅からローカル線のOに乗り換え」とありますが、これは「L駅からローカル線のOに乗り換え」の誤りではないでしょうか。
[96357] 2018年 8月 5日(日)08:15:39千本桜 さん
クイズに挑戦
[96354] ekinenpyouさん
クイズに挑戦
越前高田(JR九頭竜線)
こんな感じの回答でいいですか?


[96355] 伊豆之国さん
この県で最古参のE市
ローカル私鉄が分岐するH市
地名の字面や発音したときの音の響きから、その土地をイメージするのが好きです。どことなく洗練された音の響きを持つE市に対し、なんだかゴチゴチガチガチの響きを持つH市ですが、どちらも好きな市名です。

旧J町にある駅で下車
その駅舎はコンクリート造りでないといいのだが。

M町の駅で対向列車と待ち合わせ
若い頃に読んだ紀行文によると、その町の町並みは「どこがヘソだか分からない」のだそうです。海と山とに挟まれて細長く伸びる町並みですが、どこがヘソだか分かりましたか?

右手に干拓地に広がる稲穂の波を眺めつつ、R市の駅へ。
その駅に着いた頃は疲れて果てて、旅も飽きたことでしょう。
[96314] 2018年 7月 20日(金)21:10:55千本桜 さん
クイズに回答いただきありがとうございます
[96301] 白桃さん
白桃さんは水沢から「水沢アキ」を連想されたようですが、私は群馬県水沢観音の門前で食べた「水沢うどん」が浮かんできます。

[96303] pタウンさん
それはあの出来事以前に海側に行ったものであって、ここで挙げてあるような内陸の都市は全く行ったことが無いのです…
あの出来事以前に岩手県の海岸風景を見ておいて良かったですね。あの長い距離に亘って美しい風景が連続する様子は圧巻でしたが、あの出来事でどうなってしまったのだろう。風景の傷が癒えたなら、いつかまた陸中海岸へ行ってみたいと思います。

[96304] hmt さん
hmt誕生当時の首相ですが、その出身地は知りませんでした。
三つの記念館を見学して感じたのですが、水沢の三偉人の中では斎藤実の知名度が一番低いようです。しかし斎藤実記念館は、暗殺されたときの弾痕が残る鏡台や、血痕の付いた衣服なども展示してあり、胸にずしりと来るものがあります。

[96305] シノレパシクソさん
ところで、現在○○を含んでいる市の中でDIDがあるのは在来線の〇〇駅周辺だけですね。
そのとおりです。現在、奥州市のDIDは水沢の市街地だけです。しかし、第一回DID調査の昭和35年には、江刺市の岩谷堂にも人口5,015のDIDがありました。

川の対岸に新幹線の駅もありますがDIDとは無縁です。もっとも、この辺りは○○の領域ではなく、○○の半分程度の人口を擁す「お隣さん」の領域な気がしますが。
いいえ、新幹線水沢江刺駅は江刺市ではなく水沢市の領域です。水沢市は昭和29年、胆沢郡の1町3村(水沢町、姉体村、佐倉河村、真城村)と、江刺郡の2村(羽田村、黒石村)が合併して誕生しましたが、水沢江刺駅は旧羽田村の領域に設置されています。また、旧姉体村は大谷翔平の出身地です。

商業都市として発展し、県南内陸部の流通の中核を担っていたそうです。
県南内陸部では一関、水沢、北上、花巻が優劣つけがたい都市間競争を展開しています。昭和40年代の都市規模を個人的手法で算出したものがあります。それによると、水沢を100とした場合、花巻95、一関90、北上60となります。北上は水沢や花巻の陰に隠れて少し小ぶりの都市でしたが、その後、急速に成長。今では北上が一番大きな都市になっているようです。しかし、岩手県の行政機構を見ると、一関地区、北上地区、花巻地区を包含する県南広域振興局は水沢に置かれているので、今も水沢がかろうじて第二県都の座を保持していると言えなくもない状況です。
[96313] 2018年 7月 20日(金)21:01:08千本桜 さん
クイズ「ここはどこでしょう」の答は水沢です
[96299] クイズ「ここはどこでしょう」の答えは「水沢」で、Aは高野長英、Bは後藤新平、Cは斎藤実でした。
 
 江戸時代後期の蘭学者 高野長英、その甥の子で後に東京市長となる後藤新平、そして後藤新平の1つ年下で後に内閣総理大臣となる斎藤実の足跡を訪ねて岩手県の水沢へ行ってきました。幕末から維新にかけて偉人を輩出した水沢は、出雲より小さいが浜田、益田より大きな市街地を形成しています。まず高野長英記念館へ。記念館は中心街の南に広がる水沢公園の一角にある。春は花見客でにぎわう水沢公園も今は季節外れで人の気配もなく小雨がぱらついている。まるで時間が止まったように静かだ。記念館には観光スポットの華やかさはなく、あくまでも記念館の趣である。開国を説いて弾圧されて死亡した高野長英の生涯を、学芸員が熱心に説明してくれた。記念館見学後は同じ公園内に鎮座する駒形神社に参拝して街へ出る。
 水沢の中心街は江戸期に宿場が置かれた奥州街道沿いの町並みと駅前通りだが、今回の旅の目的地はその西側に広がる旧武家町にある。駒形神社から北へ500メートルほど歩いて高野長英旧宅へ。ここは高野長英が幼少のころ過ごした旧宅で国指定史跡になっている。ただし個人宅のため屋内は非公開。そのすぐ隣にも国指定重要文化財の武家屋敷 高橋家が建っているが、こちらも個人宅のため非公開。さらに北へ500メートルほど歩いて後藤新平記念館へ到着。周辺には市役所、県の合同庁舎、裁判所などが立地している。この記念館も観光施設の雰囲気はなく、あくまでも記念館の佇まいである。ここの学芸員もすばらしい学芸員で、手の付けられないガキ大将 後藤新平の生涯と功績を、柔らかな口調で丁寧に説明してくれた。後藤新平は医師、長官、総裁、大臣、市長、学長などの肩書きを持つが、スケールの大きな計画を立てる都市計画家でもあった。
 後藤新平記念館から北へ200メートルほど進むと江戸時代後期の地理学者 箕作省吾の誕生地跡ある。この箕作省吾が著した書物は吉田松陰にも影響を与えたに違いない。腹が空いてきたので昼食。後藤新平記念館から徒歩3分の割烹料理店に入店。畳敷きに椅子テーブルを置いた個室へ案内される。この年齢になると畳に直に座るのが苦痛なので、椅子テーブルは大変ありがたい。釜飯ランチセットを注文。ご飯は水沢の特産品 南部鉄器で作った釜の中に入っている。品のある落ちついた部屋で食事をしながら、水沢に蓄積された奥の深さや層の厚みを改めて感じた。
 昼食を済ませ、吉小路吉(きちこうじ)へ進入。この吉小路こそ、偉人を輩出した水沢の神髄である。まず、今は武家住宅資料館として公開されている内田家旧宅へ。その斜め向かいは後藤新平の生家で、茅葺屋根の主屋が一般に公開されている。そこから徒歩1分の所には、昭和に内閣官房長官や副総裁を歴任した明治生まれの政治家・椎名悦三郎の生家跡がある。ちなみに、椎名悦三郎は後藤新平の甥にあたる。さらに、そこから徒歩1分で後藤新平の大叔父にあたる高野長英の生誕地に着く。高野長英生誕地は公園として整備されている。こんな狭いエリアに、江戸後期から昭和にかけての歴史が濃密に詰まっている魅力的な吉小路であるが、これだけでは終わらない。
 高野長英生誕地から徒歩3分。吉小路のどん詰まりに、内閣総理大臣となった斎藤実の生家と斎藤実記念館がある。小雨の中、記念館はひっそりしていて、ほかに入館者はいない。こちらの学芸員も熱心で、斎藤実の温厚な人柄や、凶弾に撃たれて散った彼の人生を丁寧に説明してくれた。ちなみに、斎藤実は後藤新平の1つ年下で、子供の頃、温厚な斎藤実はガキ大将の後藤新平にいじめられていたそうです。それほど大きな都市でもないのに幾人もの偉人を輩出した水沢は、萩ほどのインパクトはないにせよ、もっと世に知られてよい都市だと思います。
 もう一人つけくわえると、総理大臣になれそうでなれないままに失速した感じがする小沢一郎も水沢の小・中学校出身で、水沢の市街地に事務所を構える水沢の人。なんとも政治家と縁の深い都市です。
[96302] 2018年 7月 15日(日)20:36:17千本桜 さん
ここはどこでしょう ヒント
[96299]のクイズ「ここはどこでしょう」は、すこし難しかったでしょうか。白桃さんはクイズが解けているようですが、まだ正解は発表しないでおきます。萩は幕末維新の戦争で勝った方の藩ですが、この都市は負けた方の藩に属しています。負けて賊軍と蔑まれた藩から、A、B、Cやその他の偉人が生まれているのが何とも面白いではありませんか。この都市は一見すると南部藩(盛岡藩)に位置しているように見えますが、南部藩(盛岡藩)ではありません。もっと、みなさんに知ってもらいたい都市なので、クイズの回答をお待ちしています。

[96301] 白桃 さん
某女優の写真集を見てコーフン(恥)したことを思い出します。
その気持ち、理解できます。彼女、若いときは可愛かったですからね。でも、下の名前が「うどん」だって、知ってました? 上の名前を言うと答えになるから伏せておきますが。
[96299] 2018年 7月 14日(土)20:56:09千本桜 さん
ここはどこでしょう
 江戸時代後期の蘭学者A、その甥の子で後に大都市の市長となるB、そしてBの1つ年下で後に内閣総理大臣となるCの足跡を訪ねて、とある都市へ行ってきました。幕末から維新にかけて偉人を輩出したこの都市は、出雲より小さいが浜田、益田より大きな市街地を形成しています。まず、蘭学者Aの名を冠したA記念館へ。A記念館は中心街の南に広がる公園の一角にある。春は花見客でにぎわう公園も今は季節外れで人の気配もなく小雨がぱらついている。まるで時間が止まったように静かだ。A記念館は観光スポットの華やかさはなく、あくまでも記念館の趣である。開国を説いて弾圧されて死亡した蘭学者Aの生涯を、学芸員が熱心に説明してくれた。A記念館見学後は同じ公園内に鎮座する大きな神社に参拝して街へ出る。
 この都市の中心街は、江戸期に宿場が置かれた街道沿いの町並みと駅前通りだが、今回の旅の目的地はその西側に広がる旧武家町にある。神社から北へ500メートルほど歩いてA旧宅へ。ここはAが幼少のころ過ごした旧宅で国指定史跡になっている。ただし、個人宅のため屋内は非公開。そのすぐ隣にも国指定重要文化財の武家屋敷が建っているが、こちらも某家の個人宅のため非公開。さらに北へ500メートルほど歩き、Aの甥の子であるBの名を冠したB記念館へ到着。周辺には市役所、県の合同庁舎、裁判所などが立地している。B記念館も観光施設の雰囲気はなく、あくまでも記念館の佇まいである。ここの学芸員もすばらしい学芸員で、手の付けられないガキ大将Bの生涯と功績を、柔らかな口調で丁寧に説明してくれた。このBは医師、長官、総裁、大臣、市長、学長などの肩書きを持つが、スケールの大きな計画を立てる都市計画家でもあった。
 B記念館から北へ200メートルほど進むと江戸時代後期の地理学者の誕生地跡ある。この地理学者が著した書物は吉田松陰にも影響を与えたに違いない。腹が空いてきたので昼食。B記念館から徒歩3分の割烹料理店に入店。畳敷きに椅子テーブルを置いた個室へ案内される。この年齢になると畳に直に座るのが苦痛なので、椅子テーブルは大変ありがたい。メニューはちょっと変わったものを注文。ご飯はこの都市の特産品で作った器の中に入っている。品のある床の間がある落ちついた部屋で食事をしながら、この都市に蓄積された奥の深さや層の厚みを改めて感じた。
 昼食を済ませ、とある小路へ進入。この小路こそ、偉人を輩出したこの都市の真骨頂である。まず、今は資料館として公開されている某武家屋敷へ。その斜め向かいはBの生家で、茅葺屋根の主屋が一般に公開されている。そこから徒歩1分の所に、昭和に内閣官房長官や副総裁を歴任した明治生まれの某政治家の生家跡がある。ちなみに、この某政治家はBの甥にあたる。さらに、そこから徒歩1分でBの大叔父にあたるAの生誕地に着く。A生誕地は公園として整備されている。こんな狭いエリアに、江戸後期から昭和にかけての歴史が濃密に詰まっている魅力的な小路であるが、これだけでは終わらない。
 A生誕地から徒歩3分。この小路のどん詰まりに、内閣総理大臣となったCの生家とCの名を冠したC記念館がある。小雨の中、記念館はひっそりしていて、ほかに入館者はいない。こちらの学芸員も熱心で、Cの温厚な人柄や、凶弾に撃たれて散ったCの人生を丁寧に説明してくれた。ちなみに、CはBの1つ年下で、子供の頃、温厚なCはガキ大将のBにいじめられていたそうです。それほど大きな都市でもないのに、これほどまでに偉人を輩出した不思議な都市はどこでしょう。
[96298] 2018年 7月 14日(土)20:24:46千本桜 さん
路線価クイズの解答
[96258]白桃 さん

路線価クイズにおつきあいいただきまして、ありがとうございました。白桃さん、正解です。大河原税務署管内における最高路線価は長年に亘り白石市の白石駅前通りでしたが、平成30年度、ついに大河原町の国道4号通りに変わりました。いまや、大河原は白桃さんにとって三本松、岡山、浦安に次ぐ第4の故郷といったところでしょうか。つきましては、ぜひ大河原町へふるさと納税を!
[96256] 2018年 7月 4日(水)19:47:23【1】千本桜 さん
路線価クイズ
国税局発表の2018年分路線価によると、A県の南部に位置するB市、C市など2市7町を管轄するD税務署管内では27年ぶりに最高路線価の所在地が変わり、それまで路線価トップを保持してきたB市の「駅前通り」を抜いて、D町の「国道4号通り」がトップに躍り出た。だが、D町も安穏としてはいられない。管内で最大の人口を有するE町がトップの座を狙っているからだ。2市2町が中心都市の座をめぐって火花を散らすなか、2市の市勢は弱まり、DID人口も小売販売額も2町の下位に甘んじている。C市に至ってはリングの外に弾き出されてギブアップ状態。ついに、平成28年度を最後に路線価図からも姿を消している。市は町村より都市的であるという考えは、この地域には当てはまらない。
A~Eに当てはまる名称をお答えください。

年度別、2市2町の路線価最高価格

都市名平成30年度平成29年度平成28年度平成27年度平成26年度平成25年度平成24年度
B市32,00033,00033,00034,00036,00037,00040,000
C市--22,00022,00023,00024,00025,000
D町33,00032,00032,00032,00033,00035,00036,000
E町31,00031,00031,00031,00031,00031,00032,000

訂正
「年度」は誤りで「年分」が正しい。例:平成30年度(誤)→平成30年分(正)
[96159] 2018年 5月 31日(木)19:56:20【1】千本桜 さん
盛岡市に略奪される北上市・花巻市
来月、日帰りで北上市の「みちのく民俗村」と花巻市の「宮沢賢治記念館」に行きます。
それなのに、旅行会社から届いた旅程表のタイトルは、なんと!「新緑の岩手路:盛岡市名所めぐり日帰り旅」。
「みちのく民俗村」と「宮沢賢治記念館」が盛岡市だなんて、なんでこうなるの? いい加減にせい!旅行会社。
[95643] 2018年 4月 3日(火)07:26:07千本桜 さん
ひょっとして、A市は静岡県の某市と姉妹都市?
[95642] シノレパシクソさん

A市といえば、C市・D市に次ぐC県第三の都市。
シノレパシクソさんは、あそこへ行ってきたのですね。A市の見た目の街の大きさは、東北地方で言うなら八戸・弘前より小さく、大崎・北上・大館より大きい。つまり、会津若松・石巻・酒田・鶴岡・米沢などと似た感じの大きさではないでしょうか。

川に架かった橋をJ(鉄道名)の列車が渡っている様子と、輝く川の水面とが合わさった光景はとても綺麗でした。
その列車の終点は◯◯温泉ですね。◯◯温泉は新婚旅行で行きました。あの頃はまだ、A市の近くに井原西鶴の作品を連想させる名の市があって、その市の某集落は杏の花の真っ盛りでした。
[95424] 2018年 2月 12日(月)13:49:35千本桜 さん
Re:北海道廃線マップ
[95422] 特急とりあたま さん
北海道廃線マップなんてものがありました。見やすいですね。
…あれ?僕が作ったやつだ。(それも数分前に)作るのは結構大変でしたよー。ミス等ありましたら向こうにコメントしてください。
「ミス等ありましたら向こうにコメントしてください」とありますが、あえてこちらに書かせていただきます。特急とりあたまさんの北海道廃線マップは空想地図なんですか? しかし、[95421] 伊豆之国さんの書き込みに対するレスであることから判断すると、空想で描いたものではなく、日経新聞の記事を基に図化した地図と思われます。しかし、ところどころに間違いが見受けられます。たとえば、根室や斜里あたりが「維持に最大限努める」として重要視されているのに対し、室蘭や帯広あたりは「維持に努める」と軽くあしらわれているって変でしょう。そのほかにも、ところどころ変な所があります。ですから、ごめん! もう一度、日経新聞の記事を読み直し、正しく分析して地図作りに励まれることをおすすめします。アタックチャ~ンス!ですよ、特急とりあたまさん。地図作りは、テクニックよりも調査・編集が大事と思いたい。
[95326] 2018年 1月 23日(火)22:01:08千本桜 さん
謎メッシュの謎が解けました
[95277] [95313] 千本桜

平成26年商業統計メッシュデータの「誤記らしき個所」について経済産業省へ問い合わせしたところ、さっそく回答を頂きましたのでお知らせします。

問い合わせ内容
1:3次メッシュコード59415045(つまり岩手県滝沢市鵜飼沼森)周辺は森林地帯で商業が立地していないのに、事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売り場面積31,622m2と記載されている。何かの間違いかと思いますので確認してください。
2:3次メッシュコード59415045に記載された「事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売り場面積31,622m2」は滝沢市全体の事業所数、年間販売額、売り場面積と酷似している。何かの間違いかと思いますので確認してください。
3:滝沢市に関わるメッシュは3次メッシュコード59415045以外すべて空白で数値の記載がない。つまり、滝沢市の小売業は鵜飼沼森の山の中の1キロ四方の中に集約されていて、市役所周辺などには商店がないことになる。これは何かの間違いかと思いますので確認してください。

以上の問い合わせに対し、さっそく丁寧な回答を頂きました。それによると「滝沢市に関するデータは正しく表せていませんでした」とのことです。つまり間違い、不完全だったわけです。研究者が基礎データとして活用するであろうデータが間違っていては信憑性がなくなりますから、非常に困ります。でも、私は遊びで、しかも無料でデータを使っているのですから、これ以上、経済産業省のデータ作成担当者をたたくつもりはありません。昔、ネットでメッシュ統計を見ることができなかった頃は、コピーを申請してデータを入手しましたが、2万5千分の1地形図1図幅(つまり2次メッシュ)のデータが1枚100円だったような。2万5千分の1地形図は全国で4,419面。全部で441,900円。これが無料なのだからありがたいものです。
[95313] 2018年 1月 22日(月)18:27:19千本桜 さん
メッシュ統計で遊ぼう
[95279] にまん さん
ざっと見たところ、滝沢市土沢にある「いわて生協事業本部」が怪しいですね。
情報をありがとうございます。それで、さっそく「いわて生協のHP」を開いてみました。すると「供給額386億2,433万円」と書いてあります。この金額は2次メッシュ姥屋敷の中の「3次メッシュコード59415045」に記載されている「年間販売額381億4,423万円」と似たような金額です。これで問題は解決かと思いましたが、事業所数の177が納得できません。そこで、あれこれ調べていると、滝沢市全体の数値と「3次メッシュコード59415045」の数値が似ていることに気づきました。平成26年商業統計における滝沢市の速報、確報および3次メッシュコード59415045の値を下に並べてみます。「3次メッシュコード59415045」では長たらしいので、「謎のメッシュ」とします。

種別事業所数 年間小売販売額 売場面
滝沢市全体の速報値178 38,108百万円 不明
滝沢市全体の確報値179 38,177百万円 31,679平方m
謎のメッシュ177 38,144百万円 31,622平方m

滝沢市全体の速報値、確報値と謎メッシュの数値はびっくりするほど似ているでしょう。このあたりに謎をとく鍵がありそうです。やはり「3次メッシュコード59415045」の数値は間違いかも。そんな気がしてなりません。


[95279] 白桃 さん
[95277] 「クイズここはどこでしょう」におつきあいくださいまして、ありがとうございました。A~Jの答えは下記の通りです。
A:盛岡 B:郡山 C:秋田 D:いわき E:会津若松 F:鶴岡 G:北上 H:須賀川 I:能代 J:一関

地域メッシュから都市の範囲を決めるに当り、2種類の定義を設定してみました。標準設定(辺が接していることが条件)とゆるめ設定(角が接していることが条件)です。でも、どちらも一長一短ありです。標準設定では水沢、大館、十和田などが過小評価され、ゆるめ設定では山形.天童、福島.伊達、岩沼.亘理などが過大評価気味です。

標準設定(辺が接していることが条件):年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士の辺が互いに連接して、年間小売販売額が100億円を超える地域を商業集積地域とみなす。
仙台13,996、盛岡3,950、郡山3,769、山形.天童3,697、福島3,388、秋田2,945、青森2,739、いわき2,732、八戸2,150、弘前2,001、石巻1,567、会津若松1,526、鶴岡1,056、酒田1,006、米沢900、北上897、古川879、大河原.柴田710、五所川原.つがる707、白河.西郷701、須賀川667、横手617、花巻591、能代586、水沢567、大館566、大曲552、気仙沼547、本荘541、一関534、登米530、むつ488、寒河江.中山485、宮古462、原町450、十和田445、勿来436、新庄429、大船渡386、不明(滝沢?)381、二本松.安達369、喜多方.塩川360、東根351、相馬334、岩沼331、愛子322、築館303、三沢295、南陽294、長井286、利府282、久慈275、釜石262、黒石262、二戸232、遠野230、御所野228、白石224、湯沢214、尾花沢.大石田208、船引206、本宮205、上山201、大和194、角田192、前沢187、鷹巣187、江刺177、村山169、亘理168、下田166、会津坂下163、棚倉161、角館158、十文字157、中新田153、三川148、矢吹147、西根145、涌谷143、船越141、紫波140、川俣135、千厩134、鹿角132、野辺地130、金ヶ崎127、石川125、河北123、上川沿.扇田123、小牛田121、若柳113、田島109、浪岡106、平賀104、流通センター100

ゆるめ設定(角が接していることが条件):年間小売販売額1億円以上の3次メッシュ同士の角が互いに連接して、年間小売販売額が100億円を超える地域を商業集積地域とみなす。
仙台14,677、盛岡4,004、山形.天童3,921、郡山3,785、福島.伊達3,604、秋田3,186、青森2,797、いわき2,750、八戸2,167、弘前2,135、会津若松1,567、石巻1,567、北上.花巻1,495、鶴岡1,072、酒田1,035、米沢900、古川886、水沢.江刺802、須賀川.鏡石749、横手.平鹿711、白河.西郷710、大河原.柴田710、五所川原.つがる707、大館689、一関.平泉629、大曲597、能代589、登米569、東根.村山567、気仙沼547、本荘541、岩沼.亘理530、十和田528、むつ507、寒河江.中山490、宮古489、原町482、勿来439、新庄438、大船渡394、不明(滝沢?)381、二本松.安達374、喜多方.塩川370、相馬366、本宮.大玉359、築館303、黒石.尾上302、三沢295、南陽294、湯沢289、長井286、久慈278、白石275、釜石262、二戸238、遠野230、船越.天王219、尾花沢.大石田208、船引206、十文字.増田205、大和194、角田192、前沢187、鷹巣187、紫波171、下田166、角館166、会津坂下163、棚倉161、涌谷158、中新田153、川俣.飯野150、西根148、三川148、矢吹147、鹿角140、千厩134、野辺地130、金ヶ崎129、石川125、若柳.石越123、河北123、小牛田121、三戸.南部115、田島111、浪岡106、猪苗代100、流通センター100

少し苦めのコーヒーを飲みながら、こんなふうに独自の基準で都市の規模を算出しては昔の規模と比べてみるのが好きなんですよ。

ざっと見て、50年前より規模が縮小または相対的ランキングが低下たように感じられる都市:秋田、青森、酒田、大館、気仙沼、宮古、三沢、釜石、黒石、白石、湯沢、鷹巣、村山、涌谷、川俣、鹿角、若柳

ざっと見て、50年前より規模が拡大または相対的ランキングが上昇したように感じられる都市:仙台、盛岡、郡山、山形、天童、福島、北上、古川、大河原、柴田、須賀川、登米、東根、愛子、利府、御所野、船引、下田、三川、流通センター
[95277] 2018年 1月 17日(水)18:31:04千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
市町村単位ではなく、地域メッシュ統計から弾き出した東北地方の小売販売額ランキング。
例えば「仙台」は、北は富谷市、南は名取市、東は塩竈市を含む商業集積地域を指しますが、圧倒的に仙台の比重が大きいため、都市名は母都市のみを表記し「仙台」とします。また「福島」も伊達市の保原・伊達地区を含みますが、保原・伊達地区の比重が小さいため、「福島」と表記します。しかし「山形」「石巻」「大河原」「五所川原」「白河」については、母都市と連担して商業集積地を形成する天童、矢本、柴田、津軽、西郷の比重も大きいので、「山形・天童」「石巻・東松島(矢本)」「大河原・柴田」「五所川原・つがる」「白河・西郷」と連記します。異色は、やはり「大河原・柴田」です。市に至らない町なのに花巻・大館・気仙沼などを牛蒡抜きして18位にランクイン。日本の市制町村制って、子供だましじゃないかと思うこともあります。

順位都市名年間小売販売額(億円)
1仙台13,996
2A3,950
3B3,769
4山形・天童3,697
5福島3,388
6C2,945
7青森2,739
8D2,732
9八戸2,150
10弘前2,001
11石巻・東松島(矢本)1,567
12E1,526
13F1,056
14酒田1,006
15米沢900
16G897
17大崎(古川)879
18大河原・柴田710
19五所川原・つがる707
20白河・西郷701
21H667
22横手617
23花巻591
24I586
25奥州(水沢)567
26大館566
27大仙(大曲)552
28気仙沼547
29由利本荘(本荘)541
30J534

上のランキング表は、平成26年商業統計メッシュデータを基に選出した東北地方の商業集積地域と、その年間小売販売額を表しています。商業集積地域は千本桜が独自の基準で設定したもので、小売販売額1億円以上の第2次メッシュが互いに隣接し、小売販売額が100億円以上となる地域を指します。ここでの隣接とは、隣り合うメッシュの辺と辺が接していることで、角が接していても辺が接しないものは除きます。東北地方では、販売額139,961億円の仙台をはじめ、100億円を少し超す程度の青森市浪岡、栗原市若柳、南会津町田島まで、96の商業集積地域が確認できました。ただし、腑に落ちないメッシュが1つあります。1次メッシュ盛岡に属する2次メッシュ姥屋敷のデータです。事業所数177、年間販売額3,814,423万円、売場面積31,622m2とありますが、この販売額は登別市、鴨川市、西脇市、大川市の販売額に匹敵します。しかし、こんな山のなかに、そのような都市は存在しないし、イオンモールのような巨大商業施設も見当たりません。それで、2次メッシュ姥屋敷のデータは誤入力ではないかと考えるのですが、みなさんはどのように思われますか。

話が本題から逸れてしまいましたが、クイズに入ります。ランキング表のA・B・C・D・E・F・G・H・I・Jに当てはまる都市名を下から選んで答えてください。
十和田、盛岡、北上、一関、釜石、栗原、能代、秋田、鶴岡、新庄、郡山、会津若松、須賀川、いわき、東かがわ
[94790] 2017年 12月 30日(土)22:26:21千本桜 さん
仙南圏2市7町の人口増加率
この1年を振り返り、推計人口を基に宮城県仙南圏2市7町の人口増加率を算出してみました。
大河原町のみ人口増加で、ほかは全部人口減少でした。
ただし大河原町の場合、人口が増加するにつれて昼夜間人口比率が低下するという経緯を辿っています。

増加率順位市町名平成29年1月1日平成29年12月1日人口増加数人口増加率
大河原町23,68623,717310.13%
柴田町39,42539,146-279-0.71%
蔵王町12,11712,020-97-0.80%
角田市29,79929,434-365-1.22%
白石市34,78434,352-432-1.24%
村田町11,35111,177-174-1.53%
川崎町8,9508,784-166-1.85%
丸森町13,66213,357-305-2.23%
七ヶ宿町1,4261,361-65-4.56%
[94629] 2017年 11月 30日(木)13:14:42【1】千本桜 さん
Re:各市にある銀行
[94626] 桜通り十文字さん

大船渡市の銀行(岩手銀行、東北銀行、北日本銀行)が、ほろげでいるようです。ちなみに、大船渡市出身の新沼謙治は、芸能界で一番に壁塗りが上手なんだそうです。

「桜通十文字さん」を 「桜通り十文字さん」に訂正しました。失礼しました。
[94609] 2017年 11月 28日(火)06:31:07千本桜 さん
問七に関して
久々に十番勝負に挑んでみました。おもしろかったです。
問七の解答は、第一ヒント「開始時から想定解は16市減少しました」が手がかりになりました。
[94427] 2017年 11月 16日(木)08:31:10千本桜 さん
問七について
私の問七解答、白石市が正解ならばの話ですが・・・
グリグリさんは種々のケースを綿密に想定し、「該当する市」と「該当しない市」を提示していますね。該当する市に日向市、該当しない市に安来市を提示しているのを見て、そう思いました。おもしろいクイズです。
[94421] 2017年 11月 15日(水)22:20:55千本桜 さん
 第四十六回十番勝負解答
問七:白石市
[94399] 2017年 11月 14日(火)19:02:39千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問六:仙台市
[94352] 2017年 11月 13日(月)19:30:29千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問五:石巻市
[94345] 2017年 11月 13日(月)13:02:48千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問二:大崎市
問三:仙台市
問八:東松島市
問九:多賀城市
問十:栗原市
[94260] 2017年 11月 11日(土)23:50:27千本桜 さん
第四十六回十番勝負解答
問一:仙台市
問二:石巻市
問三:大崎市
問四:富谷市
問六:名取市
問九:角田市
問十:南あわじ市
[94056] 2017年 10月 22日(日)19:32:03千本桜 さん
シノレパシクソさんのクイズに挑戦
[94047] シノレパシクソ さん
最後に。よろしければ、先日僕が投稿したクイズ[94026]もぜひ解いてみて下さい。残り2枠(銀銅)です。

お誘い、ありがとうございます。
銀を狙って、答えは「飯田」でいいだろか?
[94042] 2017年 10月 20日(金)22:32:35【1】千本桜 さん
クイズここはどこでしょう 解答
[94012] 千本桜
クイズここはどこでしょう AからSに当てはまる字句をお答えください
白桃さん、特急とりあたまさん、シノレパシクソさん、おつきあいいただきましてありがとうございました。解答は下記の通りです。

A東根市東根IC、B村山市、C背炙峠、D尾花沢市、E延沢城延沢集落、F銀山温泉銀山川、G白銀の滝、H大石田町大石田駅、I最上川、J国道13号、K舟形町、L小国川、M国道47号、N陸羽東線、O最上町、P瀬見温泉、Q喜至楼、R山形県、S新庄市新庄まつり新庄駅
C背炙峠、E延沢城、G白銀の滝、Q喜至楼などの固有名詞はマイナーすぎて難しかったかもしれません。伏せ字に解答を入れると、以下のようになります。

東根市の東根インターで高速道路をおり、村山市を走行しています。東根市と村山市は隣接していてライバル同士。市制施行は、村山市が昭和20年代、東根市が昭和30年代で、村山市が少し先輩。当時は村山市が中心都市で、東根市を商圏に組み込んでいました。ところが今では東根市が中心都市で、村山市を商圏に組み込んでいます。昭和35年の国勢調査人口は、東根市を100とすると村山市も100で互角の関係でしたが、今では東根市100、村山市50の間柄。先輩村山市は後輩東根市の半分になってしまいました。人口が増え続ける東根市と減り続ける村山市。マクドナルド、モスバーガー、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、それにヤマダ電機もケーズデンキも全部東根市に出店して、村山市には出店しません。判官贔屓の私は、衰退して行く村山市が不憫でなりません。でも、ここはやはり、発展を続ける東根市の施策を称賛すべきなのでしょう。

村山市から県道で背炙峠を越え、尾花沢市の延沢集落へ向かいます。主要地方道なのに、背炙峠付近は道幅狭くてヘアピンカーブ。進むにつれて心細くなる。夜間は絶対に通りたくない。追い剥ぎに出くわしたら大変だ。でも、そんな心配も取り越し苦労に終わり、熊やヒッチハイカーなどに遭遇することもなく、無事に背炙峠を越えることができた。背炙峠を越えて7キロ、室町期から江戸初期にかけて延沢城があった延沢集落に差し掛かった。延沢城は典型的な山城で、城址は国の史跡に指定されている。だが、私の興味は延沢城址の麓に横たわる延沢集落にある。昔の人は宿場町の細長い街村を「ふんどし町」と呼んだが、この延沢集落の細長さは「ふんどし」どころか「ひも」である。

古い時代の歴史を秘めた延沢城址や延沢集落を散策してみたいが、今回はパスして銀山温泉へ急いだ。銀山温泉はワンダーランド。銀山川を挟んで、和洋折衷の木造3階、4階建ての旅館が建ち並んでいる。和洋折衷というか、疑洋風建築はどこか色っぽい。わずか300メートルの区間だが、土産処、食事処、さらには共同浴場や足湯まで揃っていて、まるでテーマパークのようだ。その上、温泉街のどん詰まりには、落差22メートルの白銀の滝が流れ落ちている。白銀の滝を眺めていたら、ぽつりと雨が。もっと奥へ進むと鉱山跡を見ることができるが、次第に強くなる雨に回れ右して引き返し、昼食予定地の大石田町へ向かった。

大石田町はその昔、最上川の河港として栄えた町。立ち寄りたいスポットもあるのだが、雨のため観光を断念。大石田駅の駅舎内に店を構える蕎麦処で昼食。立ち食いではありませんよ。駅舎内店舗だから日除け幕は要らないのに、デザインに気配りしてか、和風の日除け幕を張っている洒落た店。そのような蕎麦処です。この大石田駅、1日平均782人しか乗らないのに、みどりの窓口はあるわ、観光案内所はあるわ、そして指定席券売機まであるんです。そういえば、以前は大石田駅から尾花沢市の市街地まで鉄道が走っていました。

昼食を済ませ、大石田町を出発。どしゃ降りの雨の中、国道13号を北へ14キロ走って舟形町の市街地へ差し掛かった。おー! 雨降りのシチュエーションに48年前の記憶がよみがえる。あの日、自転車旅行をしていた私は、この舟形町を走行中に雨に降られ、民家の軒下で雨宿りをしたのだ。その軒下らしきものが前方左手に見えるではないか。ググッと懐かしさがこみ上げてくる。舟形町で国道13号を右折して県道に進入。最上川の支流の小国川に沿って進むこと15分。両側に山が迫る谷間を、小国川、国道47号、東日本鉄道陸羽東線が束になって走る最上町の瀬見温泉に着いた。瀬見温泉には義経伝説があり、温泉を発見したのは弁慶で、亀若丸(義経の子)の産湯は瀬見温泉の湯だそうな。

瀬見温泉には、ボロ宿で知られた漢字3文字の喜至楼と言う名の旅館がある。一生無縁と思っていたのに、訳あって仕方なく喜至楼に宿泊することになった。確かに古くさい、カビ臭い、薄暗い。蛇口からは茶色い沢水が出てくる。案の定、ひどすぎる。でも、私は見てしまったのです、この宿の正体を! 薄暗い迷路のような館内に好奇心が揺り起こされ、館内探検を決行。なんだ、あの欄間の美しさは。なんだ、この階段のしっかりした造作は。あれもこれも古いのに、基本が立派でビジュアルなのだ。そうか、この喜至楼こそ、山形県で1番最初の政府登録・国際観光旅館だったのだ。それは高級旅館のあかしだが、その後のメンテナンスが追いつかず、ボロ宿の烙印を押されてしまったのだろう。ちなみに喜至楼は、山形県に現存する温泉旅館では最古の建築だそうです。ボロだけど文化財みたいな旅館に泊まれて感激!

午後4時半、喜至楼旅館を外出して新庄市へ向かう。伝統行事「新庄まつり」の宵まつりを見物するためだ。国道47号を西へ15キロ走って、新庄駅の東口駐車場に到着した。東口駐車場は1千台駐車可能の広々した無料駐車場。人口3万人台の市にしては、何かと規模が大きく都会的である。宵まつりのメイン会場となる西口へ徒歩移動。西口は旧来からの玄関口で、大きくて斬新なデザインの駅舎が印象的です。新庄駅はこの地方と東京を結ぶターミナル駅なのだ。午後7時、電飾に照らされた極彩色の山車が、囃子を引き連れて広場へ入場してきた。山車は町衆が毎年新しく作り、囃子は在郷衆が奏でるらしい。1番運行「一寸法師京都成り上がり」から20番運行「平安絵巻雛祭り由来」まで、華やかに飾られた20台の屋台が興奮と熱気に包まれて練り歩く。それが新庄市の夏のフィナーレなのです。

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[94012] 2017年 10月 16日(月)21:02:31千本桜 さん
クイズここはどこでしょう
ここはどこでしょう
AからSに当てはまる字句をお答えください

A市のAインターで高速道路をおり、B市を走行しています。A市とB市は隣接していてライバル同士。市制施行は、B市が昭和20年代、A市が昭和30年代で、B市が少し先輩。当時はB市が中心都市で、A市を商圏に組み込んでいました。ところが今ではA市が中心都市で、B市を商圏に組み込んでいます。昭和35年の国勢調査人口は、A市を100とするとB市も100で互角の関係でしたが、今ではA市100、B市50の間柄。先輩B市は後輩A市の半分になってしまいました。人口が増え続けるA市と減り続けるB市。マクドナルド、モスバーガー、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、それにヤマダ電機もケーズデンキも全部A市に出店して、B市には出店しません。判官贔屓の私は、衰退して行くB市が不憫でなりません。でも、ここはやはり、発展を続けるA市の施策を称賛すべきなのでしょう。

B市から県道でC峠を越え、D市のE集落へ向かいます。主要地方道なのに、C峠付近は道幅狭くてヘアピンカーブ。進むにつれて心細くなる。夜間は絶対に通りたくない。追い剥ぎに出くわしたら大変だ。でも、そんな心配も取り越し苦労に終わり、熊やヒッチハイカーなどに遭遇することもなく、無事にC峠を越えることができた。C峠から7キロ、室町期から江戸初期にかけてE城があったE集落に差し掛かった。E城は典型的な山城で、城址は国の史跡に指定されている。だが、私の興味はE城址の麓に横たわるE集落にある。昔の人は宿場町の細長い街村を「ふんどし町」と呼んだが、このE集落の細長さは「ふんどし」どころか「ひも」である。

古い時代の歴史を秘めたE城址やE集落を散策してみたいが、今回はパスしてF温泉へ急いだ。F温泉はワンダーランド。F川を挟んで、和洋折衷の木造3階、4階建ての旅館が建ち並んでいる。和洋折衷というか、疑洋風建築はどこか色っぽい。わずか300メートルの区間だが、土産処、食事処、さらには共同浴場や足湯まで揃っていて、まるでテーマパークのようだ。その上、温泉街のどん詰まりには、落差22メートルのG滝が流れ落ちている。G滝を眺めていたら、ぽつりと雨が。もっと奥へ進むと鉱山跡を見ることができるが、次第に強くなる雨に回れ右して引き返し、昼食予定地のH町へ向かった。

H町はその昔、I川の河港として栄えた町。立ち寄りたいスポットもあるのだが、雨のため観光を断念。H駅の駅舎内に店を構える蕎麦処で昼食。立ち食いではありませんよ。駅舎内店舗だから日除け幕は要らないのに、デザインに気配りしてか、和風の日除け幕を張っている洒落た店。そのような蕎麦処です。このH駅、1日平均782人しか乗らないのに、みどりの窓口はあるわ、観光案内所はあるわ、そして指定席券売機まであるんです。そういえば、以前はH駅からD市の市街地まで鉄道が走っていました。

昼食を済ませ、H町を出発。どしゃ降りの雨の中、国道J号を北へ14キロ走ってK町の市街地へ差し掛かった。この雨降りのシチュエーションに、48年前の記憶がよみがえる。あの日、自転車旅行をしていた私は、このK町を走行中に雨に降られ、民家の軒下で雨宿りをしたのだ。その軒下らしきものが前方左手に見えるではないか。ググッと懐かしさがこみ上げてくる。K町で国道J号から右折して県道に進入。I川の支流のL川に沿って進むこと15分。両側に山が迫る谷間を、L川、国道M号、東日本鉄道N線が束になって走るO町のP温泉に着いた。P温泉には義経伝説があり、温泉を発見したのは弁慶で、亀若丸(義経の子)の産湯はP温泉の湯だそうな。

P温泉には、ボロ宿で知られた漢字3文字のQと言う名の旅館がある。一生無縁と思っていたのに、訳あって仕方なくQに宿泊することになった。確かに古くさい、カビ臭い、薄暗い。蛇口からは茶色い沢水が出てくる。案の定、ひどすぎる。でも、私は見てしまったのです、この宿の正体を! 薄暗い迷路のような館内に好奇心が揺り起こされ、館内探検を決行。なんだ、あの欄間の美しさは。なんだ、この階段のしっかりした造作は。あれもこれも古いのに、基本が立派でビジュアルなのだ。そうか、このQこそ、R県で1番最初の政府登録・国際観光旅館だったのだ。それは高級旅館のあかしだが、その後のメンテナンスが追いつかず、ボロ宿の烙印を押されてしまったのだろう。ちなみにQは、R県に現存する温泉旅館では最古の建築だそうです。ボロだけど文化財みたいな旅館に泊まれて感激!

午後4時半、Q旅館を外出してS市へ向かう。伝統行事「Sまつり」の宵まつりを見物するためだ。国道M号を西へ15キロ走って、S駅の東口駐車場に到着した。東口駐車場は1千台駐車可能の広々した無料駐車場。人口3万人台の市にしては、何かと規模が大きく都会的である。宵まつりのメイン会場となる西口へ徒歩移動。西口は旧来からの玄関口で、大きくて斬新なデザインの駅舎が印象的です。S駅はこの地方と東京を結ぶターミナル駅なのだ。午後7時、電飾に照らされた極彩色の山車が、囃子を引き連れて広場へ入場してきた。山車は町衆が毎年新しく作り、囃子は在郷衆が奏でるらしい。1番運行「一寸法師京都成り上がり」から20番運行「平安絵巻雛祭り由来」まで、華やかに飾られた20台の屋台が興奮と熱気に包まれて練り歩く。それがS市の夏のフィナーレなのです。
[93097] 2017年 8月 10日(木)16:49:54千本桜 さん
Re:広域都市圏内に市を含む村とは
[93092] 白桃さん
A村とB市の間には
深くて暗い河がある、と言うか、人口集中地区人口、昼間人口、通勤圏人口などを尺度にして都市の規模をはかろうとすると、一般人が感じている都市の規模から乖離することがありますね。人は、生産(1次、2次産業)の場には都市を感じないが、消費(3次産業)の場には都市を感じているように思えるのです。そこで、第3次産業のみを抽出して昼間人口、通勤圏人口を計測したらスッキリするだろうなと思うのですが、基礎データになるようなものは公開されているのでしょうか。
[93017] 2017年 7月 24日(月)07:37:33千本桜 さん
三本松
[93013] 白桃さん
三本松高校、おめでとうございます。
今年も一目千本桜の満開時は大混雑でした。大河原のセーヌ川に架かるポンヌフも大渋滞。そのポンヌフで香川ナンバーの車を目撃。大河原で香川ナンバーを見たのは初めてなので、思わず反射的に駆け寄ってドライバーに話しかけてしまいました。「香川県から来たんですか! 私の友達に香川県出身がいるんです、三本松なんですがね」 渋滞に拍車をかけてはいけないので、たったそれだけの短い会話でしたが、後になってハッとしました。三本松町→大内町→東かがわ市の経緯がありますから、「大内」や「東かがわ」という選択肢もあるだろうに、それらを抑えて「三本松」が出てくるから不思議。あのとき、私の頭の中には「大内」という選択肢はまったく浮かびませんでした。
 そこで気になるのが、この大内です。[61194] に書いたように、大内町の心臓部でもなければ発祥の地でもないこの場所に大内という地名を残しても意味がない。旧大内町全域を表すわけでもなく、単なる思いつきで、一部の区域にだけ旧町名を残されたら、後世の人が迷うだけです。平成の合併を見ていて知ったのですが、後先を考えずに住所が変更されたケースがほかにもあります。結局、担当者の勉強不足なのですが、地域を図化して見る習慣がないのが原因かな? 図化すれば気がつくはずなのに気がつかないまま決定してしまう。[67134]に書いた大崎市の岩出山もそのとおりです。岩出山が2か所出現。馬鹿げた話です。岩出山
[92892] 2017年 6月 6日(火)19:15:59千本桜 さん
Re:白桃杯水無月ステークス
[92891] 白桃さん
問二.アサクチ号の騎手名をあててください。

50年ほど前のテレビドラマ「源氏物語」を憶えていますか。主演が伊丹で、小山、川口、富士、加賀などの奇麗どころがぞろぞろ出てきたドラマです。その中で、岸田今日子が六条御息所を演じているわけですが、死んだはずの岸田今日子が現れて、あの分厚い唇をふるわせながら、答えは六条院だと言うのです。岸田今日子を信じていいのでしょうか。
それから、気になるのがノシロ、オオサキ、グジョウなどのキャリアハイです。たとえば、オオサキのキャリアハイは9,827ではないかと思うのですが、なぜ9,732の方がキャリアハイになるのでしょうか。
[92839] 2017年 5月 7日(日)06:26:25千本桜 さん
北白川駅
[92824] Takashi さん

駅名クイズにお付き合いいただきましてありがとうございました。
新聞チラシ広告で間違って「北城川駅」とされてしまった駅は、
Takashiさんが推測されたとおり「北白川駅」です。正解です!
皇族名と同じ駅名なので高貴なイメージがありますが、実は田舎の無人駅です。
いま、周囲の山はパステルカラーの若葉で山笑う季節ですが、
もうすぐ、カッコウの鳴き声が聞こえてくるでしょう。
どうでもいいことですが、私が「北白川駅」から連想する歌謡曲は、
石橋正次「夜明けの停車場」と加賀城みゆき「おさらば故郷さん」です。
[92823] 2017年 5月 2日(火)10:55:47千本桜 さん
駅名クイズ
数日前の新聞に売土地の折込み広告が入っていました。
その売土地の最寄駅はJR東北本線「北城川駅」なんだって。
こんな駅名は聞いたことがありません。
入力時の変換ミスは明らかですが、校正がおろそかですよね。
そこでクイズです。
間違って「北城川駅」にされてしまった駅の本当の駅名をお答えください。
ヒント。
小さな無人駅ですが、駅勢圏はそこそこ広くて、1市2町の住民が通勤などに利用しています。
[92782] 2017年 4月 8日(土)22:41:20千本桜 さん
無理矢理合併
[92776] 山野さん
静岡ねぇ。元々そんなに人口が無い所が、無理矢理な合併で政令指定都市になっちゃいました感のある合併。
静岡市と清水市の合併は無理矢理なんですか?
静岡と清水はすでに市街地が一体化していたのだから、合併して当然だったのではないでしょうか。
私が「無理矢理合併」と感じるのは、青森市と浪岡町の「地の理」に反した合併です。
よその地域のことながら、思い出すたび胸が痛むのであります。
[92148] 2016年 12月 31日(土)18:37:19千本桜 さん
北の宿から
[92143] 白桃さん
ずばり、横浜市泉区和泉町じゃございませんでしょうか?
ドッキリさせないでください。
昔、それと同名のホテルが白石市の国道4号沿いにあったことを思い出してしまいました。
あちら系のホテルですから、私は宿泊したことがありません。
都はるみが、あちら系のホテルに一人で泊まってセーターを編んでるなんて、もう、めちゃくちゃ。
[92140] JOUTOUさん
と、いうわけで、私の答えは宮城県白石市。
皆様、来年もよろしくお願いします。
[92053] 2016年 12月 6日(火)20:29:04千本桜 さん
Re:十番勝負予行演習問題
[92052] 白桃さん
A群 ---B群 ---C群 ---D群
高市  高砂  高島  高浜
B群の愛唱歌→中島みゆきの♪ひとり上手、菅原洋一の♪誰もいない
C群の愛唱歌→松村和子の♪帰って来いよ、一節太郎の♪浪曲子守唄(あれって、逃げた女房なんだろうか)
D群の愛唱歌→川中美幸の♪ふたり酒(時には三人酒、五人酒も)
※A群の「高市」は奈良県の幻の市。
[91901] 2016年 11月 3日(木)15:56:29千本桜 さん
国勢調査人口速報値の公表は必要なのでしょうか
[91899] 白桃さん
素朴な疑問です。
所沢市のような例をみると、国勢調査人口の速報値は混乱を招くから公表しなくてもいいと思うのですが、総務省はなぜ、確定値に先だって速報値を公表するのでしょうか。速報値を必要としているのは誰か? そして、速報値はどのような行政施策に反映されるのか? そんな素朴な疑問が湧いてくるのであります。
[91772] 2016年 10月 18日(火)05:58:03【1】千本桜 さん
 Re: 行き先はどこ?
[91760] じゃごたろ さん
三つの地名が記載されているのですが、その地名とはどこでしょうか?

想像力を掻き立ててくれる面白いクイズだと思います。
現地の状況は知りませんから想像で答えます。
自分が地域に住む道路利用者だったら、辰野・塩尻・岡谷を選択するかも知れない。
でも、道路を管理する側の人間だったら。
第1候補 浜松・高遠・岡谷
第2候補 伊那・高遠・岡谷
第3候補 飯田・伊那・高遠
第4候補 浜松・伊那・高遠
上記のような地名選択をするかも知れません。
行先案内板は、利用者ではなく道路管理者のためにあるのかな?と思うことも多々あり。

追伸
うっかりしてました。高遠町は消滅したんですよね。
すると、「浜松・伊那・岡谷」「飯田・伊那・岡谷」「浜松・飯田・伊那」も考えられます。
でも、その場所に「高遠」の案内表示がないとすれば、案内板の役目が弱まるとは思いますが・・・。
[91576] 2016年 10月 6日(木)17:29:02千本桜 さん
[91551] ニジェガロージェッツ さん
[91554] k_ito さん

[91548] で出題した
ここはどこでしょう
の答は、(A)萩博物館、(B)田中義一総理大臣、(C)菊屋家、(D)菊屋横丁、(E)高杉晋作、(F)江戸屋横丁、(G)木戸孝允、(H)萩西中学校、(I)萩高校、(J)堀内鍵曲、(K)口羽家住宅でした。

1泊旅行することは多々ありますが、今回はめずらしく2泊3日の団体旅行。ただし、広島市内で開催される研修会に参加することが条件です。旅行計画は、見学場所、見学地での滞在時間、道順、宿泊旅館、昼食店、さらにはトイレ休憩の場所から観光ボランティアガイドの設定まで、すべて自分で立案計画しました。旅行計画を業者に頼みたくない理由は、微細な事柄が伝わってこないからです。宴会場の広さは何畳?などの確認は、旅行業者を通さずに旅館と直接交渉した方が早いし、細やかな事まで聞き取れるというのが私の考えです。

今回の旅行の概略は、仙台空港→広島空港→広島市内(平和記念公園・原爆ドーム・研修)→宮島(厳島神社・ナイトツアー・宿泊)→岩国(錦帯橋・吉香公園)→秋芳洞(秋吉台はバスの中から展望)→萩(萩八景遊覧船・堀内地区・萩城城下町地区・宿泊。翌日は松下村塾・松陰神社・東光寺)→下関(火の山公園・唐戸地区)→門司(門司港レトロ地区)→福岡空港→仙台空港でした。

秋芳洞を出発して萩へ到着。まず、萩城跡近くの萩八景遊覧船乗場へ。40名が4艘の船に分乗して水の上から萩を観光。萩八景遊覧船に乗るのは全員が初めてで、みんなキャーキャー言いながら楽しそうでした。でも船から見える景観はいまひとつ迫力不足かな。下船後の観光は、萩は初めてという人のために史跡・萩城城下町(菊屋横丁・高杉晋作誕生地・江戸屋横丁・木戸孝允旧宅など)を現地の観光ガイドさんに案内してもらうように設定。別行動をしたい人のためにはレンタサイクルを紹介。

当然、私はレンタサイクル。萩の中心商店街探訪と、47年前に萩を訪れた時に最も印象に残った平安古(ひあこ)の鍵曲へ行くのが目的でした。ところが、貸し自転車を借りた人たち5名が「千本桜さんの後をついて行きます」と、私の後をついてくるではありませんか。う~ん、これはまずい。「ここが萩の商店街です」と、ジョイフル田町のアーケード商店街を案内しても、喜んでくれるはずがない。急遽、コースを変更。町人町&中級武士が住んだ史跡・萩城城下町地区と、上級武士が住んだ堀内地区の重要伝統的建造物群保存地区を重点に絞ってサイクリングすることにしました。心残りは、集合時刻が迫って平安古の鍵曲に行けなかったことです。でも、いいじゃないですか。旅は道ずれと言いますから、高齢者の人たちと一緒にサイクリングしたことは想い出に残るでしょう。翌日は40名全員で松下村塾、松陰神社、東光寺を見学。東光寺は良かったですよ。午前中の早い時間だったので逆光が射していました。逆光を浴びて佇む大きな三門や500基もの石灯籠がクラクラするほど幻想的でした。

ここで、こぼれ話を1つ。40名の団体ですから、萩に詳しい人、詳しくない人、いろんな人がいます。同行のおじさんが「萩焼って、かたいの?やわらかいの?」と聞いて来たので大笑い。どうやら「萩焼」とは、前日宮島で食べた「もみじ饅頭」のようなものだと思っていたらしい。それから、やらずじまいに終わったことを1つ。萩の人に「仙台銘菓・萩の月を知ってますか?」と突撃インタビューするつもりでしたが、うっかり忘れていて実行しなかったのが残念。
[91548] 2016年 10月 1日(土)12:07:10千本桜 さん
ここはどこでしょう
ここはどこでしょう。
先月、まちじゅうに観光スポットがごろごろ転がっているような、とある町(行政上は市ですが)へ行って来ました。いつものとおり、研修と言う名の団体旅行です。仮に、団体名をシルバー旅行会としておきます。一行は下船したあとバスで移動しますが、私は自転車で自由行動をとることにしました。すると、私も私もと、5名のおじさま、おばさまが後をついてくるではありませんか。最高齢は77歳のおばさま。私としては予想外の展開になりましたが、いいじゃないですか。高齢者6名、♪青い山脈でも歌いながら、二度と来れないかもしれない町をサイクリングするぞ~~~、ついてこい!!
さて、私はどこへ行ったのでしょう。(A)~(K)をお答えください。

船着場の近くで貸自転車をゲット。さあ、城下町の面影が残る町並みを走りまわるぞ! だが、自由時間はたったの1時間だけ。まず、本町筋を西に向かって走行。道幅5mほどの狭い道だが、江戸時代には2倍の道幅があり、殿様が参勤交代の際には必ずこの道を通ったのだとか。このあたりは上級武士の屋敷街で重要伝統的建造物群保存地区になっている。白壁の塀が続く町並みを6人のおじさん・おばさんが青年のように走り抜けます。
船着場から800メートル走って(A)○博物館に到着したが、時間がないので入館せずに外観だけ見物。敷地内には(B)○○○○総理大臣の銅像がある。博物館前の外堀を渡れば、そこは町人&中級武士の居住区。呉服町という町名から町人町らしさが伝わってくる。なまこ壁が目を引く豪商(C)○屋家の角を右折して(D)○屋横丁へ進入すると、いましたいました。案の定、シルバー旅行会御一行様が幕末の志士(E)○○○作の誕生地でたむろしていました。でも、自転車部隊は先へ急ぎます。お先に失礼!
(F)○○屋横丁は和服姿が似合いそうな静かな街路だ。その街路に面した(G)○○孝○の旧宅前を通って、再び上級武士の屋敷街へUターン。あれ、ぽつりと雨が。空模様と集合時間を気にしながら、230メートルも続く長い白壁の塀や、(H)○西中学校と(I)○高校の間にのびる白壁の道をびゅんびゅん走る。77歳のおばさんも75歳のおじさんもピッタリついてくる。だが、この町には47年前に来ただけで今回が2度目。道に迷わず案内するのは内心はらはら。
次に敵の進入を防ぐための鍵型街路へ行きます! 上級武士の屋敷街にあるこの鍵型街路は、所在地名を冠して(J)○内○○と呼ばれている。おお、江戸時代へタイムスリップしたような景観だ。さらに、○内○○の100メートル先には上級武士の(K)○○家住宅がある。立派な御屋敷で主屋と表門が国の重要文化財になっているが、中に入らず外観だけ観賞。ほかにも見たい所はまだまだあるが、集合時刻が迫っている。もう、髪の毛は薄くなり禿げになっているが、後ろ髪を引かれる思いでバスが待つ駐車場へ向かった。
[91526] 2016年 9月 28日(水)06:27:42千本桜 さん
土地地理流し
[91522] 白桃さん
箱根は地理のハンジロー
お見事です。お返しに春日八郎の土地地理流しをプレゼントします。かなり渋いので、酒で割って薄めると良いでしょう。
[91525] 2016年 9月 28日(水)06:24:48千本桜 さん
みちのくひとり旅
[91505] 伊豆之国 さん
みちのくひとり旅をされたのですね。「みちのくひとり旅」と書けば、どこか哀愁が漂う旅のイメージですが、 伊豆之国さんには、想い出に残る良い旅をされたことと推察申し上げます。

40年ほど昔、その白石市にある「小原温泉」に一泊し
温泉場の盛衰も激しいですね。宮城県では秋保温泉の一人勝ちでしょう。蔵王山麓の小原温泉、青根温泉などはすっかり寂れてしまいました。今年の春、一部分だけですが、白桃さんを案内して小原温泉の渓谷をハイキングしました。よろしかったら白桃&千本桜の置賜めぐりをご覧ください。

「温麺(うーめん)」
「うーめん」は短いから食べやすいですね。短い「うーめん」に馴れた人が他所の地方へ嫁に行き、「うどん」は長過ぎるので半分に折って茹でたら、こんなの「うどん」じゃないと怒られたとか。なんで「うどん」って、あんなに長いのでしょう。

白石は仙南の中心都市から脱落
全国的に見れば、仙南地域(宮城県南部)の中心都市は白石というのが定説でしょう。でも仙南地域で生活していると、それは違うことに気がつきます。ちょっと大きな買物は大河原へ。年金の相談も大河原へ。運転免許の申請も大河原へ。狂犬病の予防注射も大河原へ。そのつど白石市民は大河原町へ出向いているのが実情で、市と町の関係が逆転しています。ところが、大河原は仙南地域を背負って立つ中心都市としての気構えが希薄な町で、大河原の名を前面に出すことに臆病なのです。明治時代より今日まで、宮城県における国県の出先機関は、仙台>石巻=古川(現在は大崎市)>大河原の順で設置されてきました。国県は宮城県で4番目の拠点に大河原を選んでいる訳です。しかし、笛吹けども踊らず。大河原は自らを無名の小さな町だと思い込み、白石の陰に隠れて満足しています。
2年前、老人会の旅行で福島市の土湯温泉へ一泊した時のことです。山形県から来たと言う旅行客とエレベーターの中で一緒になりました。山形県人に「どこから来たの」と聞かれた老人会の「おんつぁん」は、少し考えて「白石の近く・・・ムニャムニャ」と答えました。ムニャムニャな答に山形県人は釈然としないようす。それを感じ取った老人会の「おんつぁん」は「ウ~ン」と考え込んだ末に、ふっきれたように爽やかな顔で「白石です」と答えたのです。何でやねん!
「大河原です」と答えれば良いものを、それができない町民が多いのです。

やがて町境を越えて柴田町に入っても桜並木はなお続き
船岡城址公園に立寄りながら大河原駅から船岡駅まで歩かれたようですが、ずいぶん疲れたでしょう。夏の一目千本桜も風情がありますが、秋の一目千本桜も見ごたえがあります。でも、やっぱり花が咲く春が最高です。機会がございましたら、ぜひ春にもおいでください。東北線の線路で分断されていた一目千本桜と船岡城址公園が「しばた千桜橋」で行き来できるようになりました。宮城県の2大桜名所が1つに結ばれてパワーアップ。柴田町では「しばた千桜橋」の建設をめぐって「要る」「要らない」の論争がありましたが、大河原町にも波紋が及びました。大河原の「のほほん派町民」は、「しばた千桜橋」ができると花見客が増えて大河原にも人が流れて来るだろうと楽観しています。一方「あせり派町民」は、「しばた千桜橋」ができると大河原に花見客が来なくなると、気をもんでいます。どちらに転ぶか見ものです。
地域間競争を煽るのは良くないと言う人もいますが、大河原VS柴田(船岡)の場合は煽って良いのです。なぜなら、この2つの町は抜きつ抜かれつシーソーゲームをしながら力を養ってきたのですから、今後もどーぞという感じです。「屋形船運行」で打って出た大河原に対し「しばた千桜橋」で対抗する柴田町。今度は大河原が新たな策を練る番ですぞ。分かっているのかな? のほほん大河原!
[90636] 2016年 6月 26日(日)07:51:25【1】千本桜 さん
加点要素に可住地昼間人口密度を
[90635] 白桃さん

可住地面積が狭いために都会度の統計数値が伸びないかわいそうな市を救済しましょう。という訳で、可住地昼間人口密度を加点要素に加えてもらいたいのですが、いかがでしょう。

(A)三大都市圏かつ都道府県庁所在市以外で可住地昼間人口密度が1㎢当たり3,500人以上の市。
該当するのは太宰府、野々市、塩竈の3市ですが、特に塩竈を上位に浮上させてください。離島を除いた本土だけならもっと密度が濃くなる。仙台のスプロール化で太ったというより独自の都市発展を遂げて来た。以上が理由です。そんな訳で太宰府、野々市とは一線を画しても良いのではないかと思う。都会度評価において、塩竈が佐渡や宇佐の下位にならないことを祈ります。

(B)都道府県庁所在市で可住地昼間人口密度が1㎢当たり6,000人以上の市。
該当するのは大阪、横浜、那覇、名古屋、京都の5市です。5市全部に加点しても良いと思いますが、特に大阪と那覇に厚く加点してください。大阪は世界有数の都会なのに、ピョンヤンとかアンカラより小さな都会だと思われたら嫌ですよ。那覇が、いわきより下位に評価されたら絶対に信用しません。

(C)上記の(A)(B)以外で可住地昼間人口密度が1㎢当たり10,000人以上の市。
該当するのは蕨、武蔵野、西東京、狛江、守口、三鷹、豊中、門真、国分寺、川崎、小金井、調布、吹田あたりかな。武蔵野以外は加点する気になれないけれど、密度が10,000人以上って都会的ですね。何らかの加点があって然るべきかも。

訂正機能を用いて訂正。(A)の「三大都市圏以外で可住地昼間人口密度が1㎢当たり3,500人以上の市」を、「三大都市圏かつ都道府県庁所在市以外で可住地昼間人口密度が1㎢当たり3,500人以上の市」に訂正しました。
[90542] 2016年 5月 27日(金)09:55:10千本桜 さん
奥会津と北魚沼の旅
[90525] オーナー グリグリさん
回答いただきましてありがとうございました。A~Jすべて正解です。
 A(会津坂下インターチェンジ)で高速を下り、B(福島県)C(柳津町)の円蔵寺にお参りしました。この円蔵寺、一般的には「柳津虚空蔵尊」の名で知られています。
 そこからD(金山町)のE(沼沢湖)に向かいました。この沼沢湖、以前は「沼沢沼」と呼ばれていましたが、今では「沼沢湖」の呼称が浸透しているようです。二十数年前の曇天の日に訪れた時は、少しおどろおどろしい風景に見えましたが、今回は晴渡った青空の下、透明感のある風景が広がっていました。
 F(只見川)の上流にあるG(奥只見ダム)へ車で行くには、H(新潟県)I(魚沼市)から進入します。今回の旅行で、じいさんたち(平均年齢70歳超)が一番喜んでくれたのは、奥只見ダムへ向かうシルーバーラインです。外の風景が見える訳でもないのに、果てしなく続く長大なトンネルに大興奮。このトンネル自体が観光スポットなのでしょう。
 魚沼市の旧J(小出町)は、私の勝手な都市規模ランキングによると、お隣の小千谷よりワンランク下のはず。それなのに中心商店街がずいぶん立派に見えました。アーケード商店街だけで比較すると、小千谷と同等またはそれ以上に見えました。
 宿泊は湯之谷温泉郷の大湯温泉。一見して温泉街も個々の旅館もぼろぼろに寂れていました。宮城県の人で、この大湯温泉に宿泊経験のある人は極めて少ないと思います。私も初めてでした。こんなぼろぼろの温泉街でも、何か心にグッと来るものがあるはずと思い、朝食前の早朝散歩に出かけました。ありましたね~。じんと染みる昭和レトロの景観が。特に、すずらん通り商店街。商売をやめたのに、看板だけが残るスナック、居酒屋。建物が取り壊された更地からは草の匂いがしてきます。昔は人ごみで賑わったであろう草の匂いのする商店街を歩きながら、大湯温泉に来て良かったと、ひとりしみじみ思うのであった。

[90526] 白桃さん
それにしてもJの街並みは画像で見ただけですが、とても立派ですネ。
市街地の広がりの規模はそれほどでもないのに、小出の街並みは立派に見えました。今までに白桃さんをおつれした(連れ回した)、飯坂、保原、梁川、桑折、藤田、角田、白石、大河原、船岡、槻木、村田、岩沼、登米、佐沼、若柳、築館、高畠、赤湯、宮内、小松の街並みと比較しても、小出のアーケード商店街は光っています。でも、白石は奥の深い町だから、裏道に入ると小出にはない厚みを感じるし、大河原と佐沼は中心街がぼろぼろでも、郊外に形成された商業ゾーンの迫力で小出をノックアウトするでしょう。小出がアーケードを取り外したら、どんな町に見えるのでしょう。

[90527] 伊豆之国さん
「無料」で覗けるこの川に沿って走っているJR線、結局復旧できぬまま(一部)過去帳入りして行く運命になるのでしょうか?
無料で見られる川は「只見川」だと、ご推察いただけて嬉しいです(笑)!
旅行に参加した、じいさん全員、JR只見線の一部運休中を知りませんでした。でも、途中でひとりが異変に気がつきました。ここ、汽車が走っていないんじゃないか? 線路に草が生えてるぞ。すると別のじいさんが、さっき通った駅(会津川口駅のこと)は汽車が走っている雰囲気だったな、と言いました。いや、走ってない、走ってる、走ってない、走ってると、まるでコスモスの花びらをちぎって花占いする状態。結局、走っているのか走っていないのか分からずじまいでした。

[90530] k-aceさん
I市は市街地にJ町だけでなくK村のところがあります。市役所からそれほど離れていない井口新田はJ町ではなくK村という。
K村は湯之谷村ですね。小出の市街地には東から西へ向かって進入しました。そのとき、井口新田を通過したのですが、突然、アーケード商店街が出現してびっくりしました。今は魚沼市ですが、もとの湯之谷村の区域にもアーケード商店街があったのですね。

そういえば大河原商業高校は大河原町の飛び地なんでしょうか? 高校の住所は「宮城県柴田郡大河原町大谷字西原前154-6」で、Mapionでは校舎部分だけ大河原町で、校庭部分含め柴田町に囲まれているように見えますが。
これは、地元でもよく話題になります。でも、大河原商業高校の敷地に関する変遷を体系的にまとめた記述が見当たらないのですよ。敷地の拡張変遷を表した地図があれば最高なのですが、それを求めるのは無理でしょう。そこで、千本桜が勝手に推測します。判断材料は次の4つです。
1、昭和30年代の航空写真
2、ある文献の記述の記憶
3、大河原町史
4、ゼンリン住宅地図
昭和30年代の航空写真を見ると、わずかの宅地が点在する中、農地に囲まれて高校の敷地がポツンとあります。敷地は今より少し狭いが、ほとんど柴田町の領域。でも少しだけ(1割にも満たないかな?)大河原町の領域にかかっている。それがここです。ここを仮に地点Aとします。
ある文献に、船岡海軍火薬廠跡地は柴田町、角田市にほかに、少し大河原町にも食込んでいると書いてあったのを思い出す。その場所がどこか不明であったが、いま思うに、地点Aではないかと推測する。
大河原町史によると「自前の校舎を持たない町立大河原高等女学校が、旧海軍火薬廠の宿舎を買収して、ここに移った」とある。大河原町が柴田町の領域を買収しないだろうから、大河原町域にあった旧海軍火薬廠の宿舎を買収したのだろう。海軍火薬廠と大河原町。2つのキーワードから推測できるのは地点Aである。当時は校舎があれば校庭など要らなかったのかな? とすれば狭い敷地でもOKだったはず。町立大河原高等女学校は後に県大河原高校の時代を経て、現在の県大河原商業高校となる。柴田町に属する学校敷地は、後に拡張されたのではないかと考えられる。
ゼンリン住宅地図からは「大河原町大谷字西原前154-6」の番地を見いだせないが、周囲の地番を追いかけながら推測すると、地点Aが西原前154-6に当たるのではないか。
以上のことから、大河原商業高校は大河原町の飛び地ではなく、柴田・大河原両町に跨がり、全ての校舎とほとんどの敷地が柴田町大字船岡字荻野に属するが、住所は学校発祥の地である大河原町大谷字西原前154-6のままである。以上、個人的推測ですが、たぶん間違っていないでしょう。
[90524] 2016年 5月 21日(土)02:42:50【2】千本桜 さん
ここはどこでしょう
 男(じいさん)7名で1泊2日の旅をしてきました。宮城県大河原町から150kmほど離れたAインターチェンジで高速道を下りる。そこから3桁国道を6km走行してB県C町のとあるお寺に到着。お寺の門前には温泉旅館が数軒あって、ちょっとした観光地。でも、千本桜以外の6名には初めての訪問地というから、その程度の観光地である。
 次に向かったのはD町のE湖。D町は隣県にも同名の町があり、E湖は火山でできたカルデラ湖。決してメジャーな観光地ではないが、5月の青空の下、静寂な美を放つ湖に、じいさん7名は「ほぉ・・・」とため息をつくのであった。
 湖を後に山を下って谷へ下りる。この谷を流れるのは水量豊富なF川で大蛇のように蛇行する。ちなみに、この川を見るのは無料です(笑)。じいさん7名の目的地は、この川の上流にある巨大なGダムなのだが、谷が険しくて道がない。山を越えH県のI市に入り、そこから進入するしかない。
 H県I市は平成の大合併でできた新しい市である。I市の中心は旧J町。「J町の町の中を走ってくれますか」と催促して、車を中心街に進入させる。千本桜以外のおじさん6名は町並みなどに興味はない。しかも、J町など名前すら聞いたことがない。山の中の小さな町だと思っているのだ。
 「それでは本町通り商店街に入ります。ここがJ町の中心街です。立派なアーケード商店街でしょう」と話しながら進むうちに、おじさんたちに変化が出はじめた。「なんだここは、大河原よりでかいぞ!」そんな声を聞きながら、千本桜はにんまり。
 「はい、次。その信号を右折して」と横町商店街へ誘導。「ありゃ、ここも立派なアーケードだなや~」と驚きの声。四日町交差点で「そこを右折して!」と指示を出し、さらに次の交差点でも「右折して!」と指示を飛ばしながら浦町商店街へ進入。またまた出現したアーケード商店街に「おぉぉ」と、おじさんたちのボルテージが上がっていく。
 「次は市役所前の通りを横切るから左を見て」と南本町商店街へ目を向けさせる。そこにも立派なアーケード商店街があることを確認したおじさんたちはハイテンション。「仙台みたいだ!」と言うおじさんもいたりして。いくら何でも、それはオーバーと釘を刺しながら、次のような質問をしてみた。
 大河原みたいに迫力満点のロードサイド商店街を形成しても、中心街をみすぼらしいまま置き去りにした町と、J町のように、ロードサイド商店街は少し物足りないかもしれないが、中心街が立派に見える町。どっちが良いと思う? ひとりのおじさんが即座に、J町が良いと返答してくれました。
 ちなみに、人口集中地区人口は大河原が約15,000人、J町はその3分の1で約5,000人。しかも、広域行政センターとしての役割は大河原の方がずっと大きい。それなのに、この中心街の賑わいの逆転劇。宮城県の都市の中心街って、仙台以外は全般的にみすぼらしく見えてしまうようです。

A~Jに該当する町名・川名などを答えてください。

書き込み訂正機能を用いて「次は市役所前の通りを横切るから右を見て」を「次は市役所前の通りを横切るから左を見て」に訂正。さらに、文章を少し書き加えました。
[90177] 2016年 4月 7日(木)06:18:42千本桜 さん
超特急さくら」停車駅誘致合戦 大河原駅vs船岡駅
[90176] 伊豆之国さん
今年の桜前線はまさに「超特急」ですね…。
一目千本桜は大河原町と柴田町に跨がって連なる桜並木ですが、
それぞれの町がそれぞれに桜まつりを開催しています。
おおがわら桜まつりは4月7日(木)~4月21日(木)
しばた桜まつりは4月2日(土)から4月24日(日)
樹によって個体差はありますが本日、おおがわら桜まつり会場の桜は満開になったようです。
一般の花見客は大河原か柴田かなど意識しないでお花見を楽しんでいますが、
地元民となると気になることが多々あります。
一目千本桜は大河原のものと思い込んできた「のほほん大河原町」。
そうはさせじと観光戦略を練ってきた「バリバリ柴田町」。
昨年までは大河原町の花見客数が柴田町を上回っていましたが、今年は逆転されそうな予感がします。
なにかにつけて実力が拮抗している両町ですが、ここにきて柴田町の戦略勝ちが表面化してきました。
桜まつりとは直接関係はありませんが、明治20年に開業した古参・大河原駅の乗客数が、
2014年度をもって、昭和4年開業の新参・船岡駅(柴田町)に抜かれてしまいました。
マイクロマガジン社発行の「これでいいのか宮城県」で、
「人よりこけしの方が多い?白石は仙南の中心都市から脱落!?」
「ゆっくりと廃れて行く仙南の秘境(?)角田)」と揶揄される2つの市を尻目に、
大河原町と柴田町は仙南の中心都市に向かってシーソーゲームをしてきましたが、
どうも、このところ大河原町に弱体化のかげりがみられます。
どうぞ皆様、この「のほほん大河原町」に活を入れるために、お花見にきてください。
一目千本桜ライブカメラ
[90174] 2016年 4月 4日(月)21:21:49千本桜 さん
これでいいのか足利市!
先日、とあるサークルから届いた研修旅行先一覧に、なんと「群馬県足利市」と書いてある。
このサークルには、いわゆる有識者と呼ばれる人が何人もいるのだが、地理には興味がないらしい。
「茨城県北茨木市」などと踏み外し、「栃木県草加・春日部・那須・黒羽・白河」へと突っ走るのである。
「栃木県草加・・・」って、なんじゃい。どうやら、県と市町村の関係など、どうでもいいようである。
[90006] 2016年 2月 23日(火)06:18:14千本桜 さん
国勢調査速報
[90005] 白桃さん
それにしても、国が公表する前に33道府県で速報が発表されている状況を、そしてまた、岐阜県、愛媛県、福岡県では一部の市町だけで公表されている状況をどう考えてよいのでしょうか。
どう考えて良いのか分かりませんが、こんなに速く情報が飛び交うと「知ることの感動」が薄れてしまいますね。昔は国勢調査の市町村別人口が新聞に掲載されるのを待ちこがれ、食い入るように読んだものですが、今はパソコンの画面で読み流しているだけ。さっぱり頭に残りません。
ところで、速報値の発表がこんな状況なら、確定値の発表も各県・各市町村ばらばらなのでしょうか。人から聞いた話ですが、4月(当然、今年の)には0町の確定値が分かるのだそうです。本当に、こんなに速く分かるものなのでしょうか。
[89244] 2015年 12月 3日(木)22:11:03千本桜 さん
「ここはどこ?」
「ここはどこ?」
1多々羅大橋
2山中湖
3美瑛町(いろずーさん、k-aceさん、ぺとぺとさん、今川焼さんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断し、富良野市から鞍替えします。)
4浜名湖
5佐世保市
6伊方町
7南国市
8砺波市
9南牧村(今川焼さんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断し、防府市から鞍替えします。)
10霞ヶ浦
11掛川市(Nさん、ぺとぺとさんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断。)
12小淵沢IC(今川焼さんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断。)
13精進湖
14長浜市(今川焼さんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断。私にとってこれが一番の難問でした。)
15古宇利島(k-aceさん、ぺとぺとさんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断。)
16調布市
17神戸市
18高山市
19舞子海上プロムナード(白桃さんの人口ヒントから判断し、渦の道から鞍替えします。)
20片品村
21南紀白浜空港
22屈斜路湖
23広島市(今川焼さんの回答と白桃さんの人口ヒントから判断し、富山市から鞍替えします。堀ではなく川なのね。広島を富山と間違えるなんて、この問題が一番に悔しい。)
24佐倉市
[89233] 2015年 12月 1日(火)21:05:23千本桜 さん
「ここはどこ?」へ挑戦
[89221] オーナー グリグリさん
オフ会二次会で実施したクイズ企画「ここはどこ?」をオフ会記録ページに公開しました。
この種のクイズは好きですが、今回のは難しいですね。

簡単に解けたもの。
4浜名湖、5佐世保市、7南国市、10霞ヶ浦、13精進湖、17神戸市、19渦の道、20片品村、21南紀白浜空港

少し迷ったもの。
3富良野市(美瑛か富良野か迷った)
6伊方町(直感で原発だと分かったが場所が特定できず。何となく『伊方 原発』で検索したら一発でヒット)
8砺波市(直感で砺波平野だと分かったが自治体特定できず。集落名『西中』で砺波市と特定できた)
16調布市(市街地の中に飛行場があるので)
18高山市(御岳か乗鞍か迷った)
22屈斜路湖(三方五湖かと勘違いしたが、中島があるので屈斜路湖)

かなり迷ったが、たぶん正解と思われるもの。
1多々羅大橋(しまなみ海道の橋をシラミつぶしに検索した結果、多々羅大橋と判明)
2山中湖(直感で白樺湖かと思ったが船が異なるようだ。山中湖だとすると、背後の冠雪した山並みは何)
24佐倉市(砺波市、小矢部市に惑わされた)

不正解かもしれないが。
9防府市(自信なし。しかしパラボラアンテナがこんなにあるのは防府しか考えつかない)
23富山市(中心街の総曲輪あたりから日本海方面を見ているように思えるのだが、自信なし)

これから晩ご飯です。時間切れお手上げ、難しい。
11、12、14、15
[89201] 2015年 11月 27日(金)06:34:33千本桜 さん
南砺市、砺波市、大館能代空港
[89155] 白桃さん
南砺市の市役所は福野にありますが、位置的に言っても偏りすぎてませんか?
相馬藩は伊達藩の侵入を防ぐために、あえて北辺の中村(相馬市)に城を築いたそうです。
そのような地政学をあてはめると、南砺波市が福野に市役所を置くのも納得できそうです。
福光に市役所を置けば、福野、井波などは出町(砺波市)に侵略されそうな感じがします。
あくまでも想像ですが、底辺には福光の衰退と出町の発展が作用しているような気がします。

[89169] 白桃さん
今回のオフ会が開催された富山県にある10の市の中で、南砺市と砺波市には無いものがあります。
人口集中地区ですよね。以前から砺波市の市街地(人が住んでいる住宅地)の小ささが気になっていました。
でも、土地区画整理も積極的に行われているようで、新市街地(ただし、住宅地というより業務地区)の
拡大が進行しているのではないでしょうか。出町(砺波市)はどんな町なのでしょう。見てみたい。

[89194] MasAka さん
飛行機に乗れる道の駅はもう1ヶ所、大館市にあるようです。
「道の駅」大館能代空港の所在地は北秋田市ですね。
[89152] 2015年 11月 24日(火)23:45:26千本桜 さん
福光
[89149] 白桃さん
城端、福光、福野、井波を周れたのが何よりでした。
個性豊かな町を見学されて良かったですね。
福光は「痩せても枯れても武士は武士」と、自己主張しているように見えませんでしたか。
宮城県の佐沼や大河原は市街地が拡大して、都市として一回り大きくなりました。
でも、都市機能は新市街へ移転して、旧来からの中心街は色あせてしまいました。
それに対し、福光は市街地が拡大しません。都市としては痩せて行く一方でしょう。
でも、新市街地がないから、都市機能は旧来の市街地内にとどまっているはずです。
旧来からの中心街を比較すると、佐沼や大河原より福光の方が商業都市の面影を残していると
推察するのですが、いかがでしたか。たぶん、福光は「腐っても鯛」かも。ちがいますか?
[88725] 2015年 8月 30日(日)08:37:38千本桜 さん
もろもろ
気分はすでに秋なのに、昨日は「村の鎮守」の夏祭りでした。延喜式神社の「大社」が、現代においてどれほどの価値?があるのか分かりませんが、この神社は全国に285座ある延喜式内大社の1つです。
[88708] hmt さん
「刷り込み」は、簡単には修正されません。
同感です。いまだに上越市より高田・直江津の方が分かりやすいです。奥州市に至っては水沢・江刺でないと困ったりして。さらに、私の場合、江刺よりも岩谷堂の方に親しみを感じるのは、行政体よりも都市集落に興味があるからだと思います。

[88705] 白桃さん
ブタ&ペスト、セントポール&ミネアポリス、伊田&後藤寺は世界三大拮抗複眼都市ですね。
最近は耳にしませんが武漢三鎮というのもありましたね。武昌、漢陽、漢口。この地名は、幼少のころ、中国好きの父親から叩き込まれて刷り込まれています。後藤寺と伊田は昭和40~50年代の5万分の1地形図によって刷り込まれました。当時は地形図から判断して、少し後藤寺の方が大きな町だと思っていましたが、どうも簡単には言い切れないようです。

[88714] かぱぷうさん
「どちらかに軍配をあげなさい」となったら…明るい伊田にします。
いろいろ調べてみると、私もそんな気がしてきました。平成27年分の田川税務署管内最高路線価は、中心街を離れた国道201号サンリブ田川店前で、1平方メートルあたり34,000円。伊田中心街の最高額は33,000円。後藤寺中心街の最高額は28,000円。それに、田川都市計画を見ると、伊田駅周辺が中心拠点、後藤寺駅周辺が副拠点になっているんですね。複眼都市でも、結局はどちらかに絞られていくのでしょうか。

[88722] ぺとぺとさん
商業地域および近隣商業地域
たぶん全国的傾向でしょうが、用途地域の中の商業地域から商業施設が逃げ出していますね。私などは、商業地域内で買物をすることは滅多にありません。せいぜい飲食店を利用くらいです。大河原町や柴田町では近隣商業地域や準工業地域が商業活動の場になっています。角田市ではなぜか第1種・2種住居地域に郊外型店舗が並んで、市内随一の商業地になっています。用途地域の商業地域から商店がなくなり、アパートや一般住宅になっていくのを見ていると、用途地域とは何ぞや?と感じます。
[88704] 2015年 8月 25日(火)05:25:48千本桜 さん
伊田と後藤寺
[88701] 白桃さん
1943年に伊田と後藤寺の2町が合併して成立した田川が、戸畑に代わってランクインします。
複眼都市「田川」の伊田君と後藤寺君。過去における両者の人口推移を教えてください。
♪「筑豊一代」渋くていい歌です。

[88702] かぱぷうさん
田川市の栄光がこれほどとは!
飯塚、直方、田川を見ないまま一生を終わりそうで、こころ残りです。
ところで、田川の後藤寺と伊田を「まち歩き」したなら、
どちらの方に都市としての中心性を感じるものなのでしょうか。
[88698] 2015年 8月 21日(金)06:35:27千本桜 さん
御礼
甲子園が終わって、一気に秋へ突入しました。毎年、この時期が一番さびしい。
昨夜は、橋の上から灯籠流しを見ておりました。

[88670] hmtさん
二百以降は(お)で、二百(ふたお )みお よお いお むお ななお やお ここのお ・・となる。
百を「お」と読むのは大和言葉だったのですね。
二百(ふたお)、七百(ななお)、九百(ここのお)については初めて知りました。
御陰様で、一つ知識が増えました。ありがとうございます。
[88665] 2015年 8月 18日(火)05:32:35千本桜 さん
百千家満&地方銀行
[88659] hmtさん
「ちやま」に「千家満」を宛てたのはよいとして、「お」を「百」に変えたのは荒療治。
確かに「百千家満」は難読ですね。私も読めませんでした。
しかし、「お」に「百」の字をあてるのは、それほど無理ではないと思います。
三百(みお)、四百(よお)、五百(いお)、六百(むお)、八百(やお)がありますからね。
八百屋はポピュラーで、地名好きには八百津もポピュラー。
でも、二百、七百、九百については、「お」と読むかどうか不明です。
そこのところをhmtさんに調べていただいて、解説していただけるとありがたいです。
時間に余裕があるときで結構ですので、よろしくお願いいたします。

[88660] 桜通り十文字さん
銀行の支店。私も興味深く拝見致しました。
なんの検証もしていなのですが、なんでこの都市に支店が?と感じたものを書きます。
秋田銀行の旭川支店・いわき支店、横浜銀行の桐生支店、スルガ銀行の仙台支店、阿波銀行の横浜支店。
また、それとは逆に、北海道銀行が深川市に支店を置いていないのは、なんでかな?と思いました。
[87966] 2015年 6月 27日(土)21:45:54千本桜 さん
県別トップ3
[87958] 白桃 さん
ここまでも 人口減るか 秋の暮れ
天才です。地理と文学の融合が素晴らしい!

[87959] N さん
自分でもトップ5を自信もって言えるのは三重県と鳥取県ぐらいです…(汗
鳥取県のトップ5を言えるのは素晴らしい!…(汗

[87965] 鳴子こけし さん
トップ2であれば、例えば岩手県(盛岡・一関)
岩手県のトップ2は意外に難しいような気がします。
いまどき盛岡・釜石と答える人は絶滅危惧種でしょうが、
あんがい盛岡・北上も多そうですし、盛岡・奥州や盛岡・花巻も食込んで来そうな感じ。

“新潟・長岡・直江津”の答えも出てくるかも?
新潟・長岡・高田の方が出てきそう。直江津よりも高田が出てくるのは老齢だからかな。
[87877] 2015年 5月 31日(日)08:37:19千本桜 さん
新聞広告に記載された地名で遊ぶ
地名の羅列を見るのは楽しい。
あれこれ想像力を掻き立ててくれるからである。
今朝の新聞に、似たような内容の広告が3本掲載されていました。

その1本目。
「使っていない農機具お売りください!!宮城県全域どこでも無料で出張査定!!」
と呼びかけて、仙台・石巻・塩釜・気仙沼・白石・名取・角田・多賀城・岩沼・登米・
栗原・東松島・大崎・大河原・亘理の順に13市2町の名を記載している。
宮城県全域どこでも無料なら、特定の市町村名を記載する必要はないだろうに、
あえて特定の市町名を掲載するクライアントの気持ちが分からない。
仙台から大崎までの13市をコード順に並べているようだが、
なぜ大河原・亘理の2町まで列記したのか、その心理が分からない。
使っていない農機具なら、大河原町より加美町・美里町などに多く転がっている筈だが、
クライアントおよび広告代理店には、そのような地理的発想はないのだろうか?

その2本目。
「あなたの農機具買取ります!!宮城県内どこでも無料でお伺いします!」
と言いながら、仙台・気仙沼・石巻・登米・栗原・角田・塩釜・大崎・名取・白石の順に
10市の名を記載している。
宮城県内どこでも対象地域なら、特定の市町村名を記載する必要はないだろうに、
あえて10市を掲げるクライアントの気持ちが分からない。
東松島・多賀城・岩沼の3市を無視しているのも変だが、並べ方がもっと変である。
県北の栗原から一気に県南の角田に飛んで、県央の塩釜に向い、県北の大崎へ進む。
地理的センスを感じさせない並べ方だと思いませんか?

その3本目。
「トラクター・田植機・コンバイン等、農機具現金買取。宮城県内出張査定無料」
としながら、仙台・石巻・大崎・登米・角田・白石の順に6市の名を列記している。
宮城県内どこでも無料出張するなら、あえて6市の名だけを掲載する必要はない筈である。
さらに突っ込めば、なぜこの6市を選定したのか見当がつかない。
白石よりも栗原あたりに買取対象の農機具が眠っていそうな気がするのだが、
クライアントおよび広告代理店の気持ちが分からない。

広告は単に「お飾り」として地名を羅列しているのだろうか?
[87630] 2015年 4月 30日(木)23:07:36千本桜 さん
われわれは栗原と角田
宮城県関連の書き込みです。
栗原市の4月1日推計人口が7万人割れして69,992人に、角田市も3万人割れして29,975人に。
どちらも7万人、3万人には二度と戻って来ないだろ、♪そんな気がする夕日の波止場~
なぜか及川三千代さんの昭和歌謡が身にしむ夜です。

[87613] 山野 さん
「市」になるにしても、まずは前提条件である国勢調査で、最低でも5万人無いと駄目ですね。
調査はそれからでも遅くは無いと思うが、ちと節操じゃありませんか。
「節操」は「尚早」の誤りかと思いますが、決して時期尚早ではないと思います。
富谷町は2016年4月の市制施行を目指しています。
2015年10月1日に実施される国勢調査の人口速報は2016年2月頃に発表される筈ですが、
その結果を待って動き出すのでは遅すぎます。

「人口水増し」
富谷町は計画人口11,000人の新富谷ガーデンシティをはじめ、大規模住宅団地が多数造成され、
確実に人口が増えています。水増ししなくても5万人を突破すると思います。
ちなみに、旧来の中心市街地は奥州街道の宿場町で、とても鄙びています。


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