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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[108468]2023年7月31日
伊豆之国
[108445]2023年7月30日
伊豆之国
[108417]2023年7月29日
伊豆之国
[108408]2023年7月29日
伊豆之国
[108374]2023年7月28日
伊豆之国
[108324]2023年7月24日
伊豆之国
[108293]2023年7月23日
伊豆之国
[108199]2023年7月17日
伊豆之国
[108175]2023年7月10日
伊豆之国
[108069]2023年6月22日
伊豆之国
[108066]2023年6月20日
伊豆之国
[108014]2023年6月14日
伊豆之国
[107970]2023年6月10日
伊豆之国
[107960]2023年6月7日
伊豆之国
[107879]2023年5月30日
伊豆之国
[107848]2023年5月21日
伊豆之国
[107818]2023年5月13日
伊豆之国
[107809]2023年5月12日
伊豆之国
[107799]2023年5月9日
伊豆之国
[107777]2023年5月5日
伊豆之国
[107745]2023年4月28日
伊豆之国
[107733]2023年4月26日
伊豆之国
[107686]2023年4月23日
伊豆之国
[107543]2023年4月11日
伊豆之国
[107446]2023年4月8日
伊豆之国
[107426]2023年4月8日
伊豆之国
[107400]2023年4月7日
伊豆之国
[107392]2023年4月7日
伊豆之国
[107382]2023年4月7日
伊豆之国
[107370]2023年4月7日
伊豆之国
[107326]2023年4月4日
伊豆之国
[107276]2023年4月2日
伊豆之国
[107146]2023年3月26日
伊豆之国
[107130]2023年3月23日
伊豆之国
[107079]2023年3月14日
伊豆之国
[107075]2023年3月12日
伊豆之国
[107052]2023年3月8日
伊豆之国
[107038]2023年3月6日
伊豆之国
[106970]2023年2月23日
伊豆之国
[106922]2023年2月14日
伊豆之国
[106905]2023年2月5日
伊豆之国
[106864]2023年1月28日
伊豆之国
[106849]2023年1月22日
伊豆之国
[106711]2023年1月9日
伊豆之国
[106707]2023年1月9日
伊豆之国
[106700]2023年1月8日
伊豆之国
[106668]2023年1月8日
伊豆之国
[106636]2023年1月7日
伊豆之国
[106595]2023年1月7日
伊豆之国
[106552]2023年1月6日
伊豆之国

[108468] 2023年 7月 31日(月)22:33:36伊豆之国 さん
十番勝負
問七:袋井市
問九:富士宮市
[108445] 2023年 7月 30日(日)23:47:53伊豆之国 さん
十番勝負
問二:鎌倉市
[108417] 2023年 7月 29日(土)23:52:26伊豆之国 さん
十番勝負
問三:調布市

お題のあの市に惑わされました…
[108408] 2023年 7月 29日(土)22:06:56伊豆之国 さん
十番勝負
問八:南アルプス市
[108374] 2023年 7月 28日(金)23:10:42伊豆之国 さん
十番勝負
問四:調布市
[108324] 2023年 7月 24日(月)23:31:41伊豆之国 さん
十番勝負
問一:東村山市

…これには参りました…
[108293] 2023年 7月 23日(日)21:31:50伊豆之国 さん
十番勝負
問十:狛江市
[108199] 2023年 7月 17日(月)22:12:25伊豆之国 さん
「忍町」はなぜ「忍市」ではなく「行田市」になったのか?
一昨日の「ブラタモリ」の舞台は、埼玉県行田市でした。映像では、「埼玉」の県名発祥の地とされる「埼玉(さきたま)地区」の風景から始まり、地名の由来と深いつながりがある「前玉(さきたま)神社」、国宝の鉄剣が出土した「稲荷山古墳」や日本最大級といわれる円墳「丸墓山古墳」などがある「埼玉(さきたま)古墳群」、利根川べり(旧南河原村)にある、長年の土砂の堆積などですっぽり地中に埋まった幻の古墳群「酒巻古墳群」、石田三成の「水攻め」の猛攻に耐えた「忍城」と、その三成が城攻めのために築いたという「石田堤」、市街地中心近くにある「高札場」跡など、盛りだくさん(市が番組放送に合わせて作成した「町歩きマップ」より)。
そして、番組の終りのほうでは、行田の特産として知られた「足袋作り」の映像が流れ、かつては全国の生産量の7割を占めたという「足袋の街・行田」の知名度もあり(番組には出てきませんでしたが、駅名にも「忍」ではなく「行田」が開業当初から使われていた(「元祖」行田駅である秩父鉄道の現・行田市駅))、武士の街であった「忍」に比べて範囲が圧倒的に狭かったのにもかかわらず、市制施行にあたって「行田」の名が採用されたのではないか、と推測していましたが、いかがでしょうか。
「忍市」(手続き上は「瞬間の市」)でなくて「行田市」になった理由の推測は、20年以上も昔の記事ですが、でるでるさんの[5052]に出ていました。
忍(おし)町の城下町で、足袋(たび)の生産で有名になった行田地区が市名の由来の様ですよ。
江戸時代の中期頃に、忍藩主の松平氏が、藩士の婦女に内職として足袋の生産を奨励したのが始まりなのだそうで、その後次第に行田地区の主産業として盛んになり、「足袋の行田か、行田の足袋か」と言われた「行田足袋」の生産地として知られたそうです。
第二次大戦後は、足袋の需要の低下から、靴下やサンダルの製造への転身が多くなってしまいましたが、現在でも足袋生産の全国シェアは約60%を誇っているそうです
行田足袋で全国的に名の知れた「行田」の名称を採用して「忍市」や「埼玉市」ではなく「行田市」としたものと推測するのですが、いかがでしょうか
…「埼玉古墳群」のある一帯が行田市の一部になる前は、「埼玉県北埼玉郡埼玉村大字埼玉」の「下埼玉」(「上埼玉」だったっけ?)地区だった、ということが映像に出ていました。「埼玉」の最初の2つは「さいたま」、あとの3つは「さきたま」…実にややこしい!「ややこしい」といえば、「町歩きマップ」のトップに、「行田(ぎょうだ)市長の行田(こうだ)さん」が顔写真入りで出ていました…。そういえば、「保谷市長の保谷さん」がいましたな…。
♯「埼玉(不協和音?)五重奏」を見て、「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」を思い出してしまったのは、内緒…
[108175] 2023年 7月 10日(月)22:07:39伊豆之国 さん
嵯峨野にある「嵐電」嵐山駅
だいぶ遅レスですが…

[108130] 千本桜さん
嵐山の竹林という呼び方が引っかかります。地理的に、あそこは嵐山ではなく嵯峨でしょう。嵯峨または嵯峨野の竹林と書いて欲しいのに、イメージと知名度優先の観光業者は嵐山の竹林と書きます。近年、ますます嵐山が嵯峨を地名侵蝕しているように感じます
「嵯峨野」という地名も全国的に相当メジャーな地名だと思うのですが、「『嵐山』が『嵯峨野』の領域を侵食してきている」というのは驚きでした。「嵐山」という鉄道駅が、渡月橋のかかる桂川を挟んで両岸にあるのですが(地図)、川の南側にある阪急嵐山線の駅は「西京区嵐山東一川町」にあるのに対し、北側にある京福電鉄嵐山線(嵐電)の駅は「右京区嵯峨天龍寺造路町(つくりみちちょう)」にあり、これは明治末期に開業して以来現在まで名乗り続けており、その当時から既に「嵯峨野にある嵐山駅」という状態が今日まで続いているこになっています。
天龍寺や「嵯峨野の竹林」を初め、この界隈の主な寺社などの観光地はそのほとんどが桂川の北側の「嵯峨野」地域にあり、もっと北側の大覚寺などとなると、この一帯までも「嵐山」と呼ぶというのには、私もやはり大いに違和感を覚えます。思えば、山陰線(嵯峨野線)の「嵯峨駅」が今の「嵯峨嵐山」駅に改称したのは、もうすでに今から29年も前。その頃から「嵐山の嵯峨野侵食」が始まっていたのでしょうか。ちなみに、山陰線の旧線跡を利用した嵯峨野観光鉄道の「トロッコ嵐山」駅も「嵯峨」地域にあります。
ところで、京都市内には長い町名が多く見られるのですが、この辺りの地図を見ると、とにかくやたらに長い町名が目につきます。「嵯峨大覚寺門前宮ノ下町」はフリガナで19字。「嵯峨二尊院門前善光寺山町」など3町は21字、「嵯峨釈迦堂門前南中院町」は22字…。これは、「旧町村名-大字-小字」をそのまま引き継いだ、ということが、今尾恵介氏の著書で見たことがあります。
…これ以上の話は、地元の方に任せてこの辺で「お開き」に…

[108163] 白桃さん
1933年(昭和8年)に市制施行、これは県都に次ぐ早さ。同年市制は、松阪、銚子、延岡、帯広、延岡、酒田、熊谷、川口という面々
延岡がかぶっていますね。後のほうのは「石巻」ですね。
[108069] 2023年 6月 22日(木)23:20:37伊豆之国 さん
三ヶ日蜜柑 & 中野太陽広場
[108054] 勿来丸さん
「三が日」と書いたら「三ケ日」に似てるなと思ってしまいました
現・浜松市北区の「みっかび」、正式表記は「三ヶ日」か「三ケ日」か。過去記事でも何度か話題になったことがありました。
(開く)三ヶ日? 三ケ日?

[108065] 海辺を飛ぶ鳥さん
「三ケ月」に見えて、月名コレの作業しよう、と思いました。
地理のテストで「三日月湖」を「三ヶ月湖」と書いた人が結構いた([63022] Issieさん)という記事がありました…。
「三日月町」という自治体がかつて兵庫県と佐賀県にありましたが、いずれも平成の大合併で消滅しました。
太陰暦三日の細い月相を「三日月」と呼び、兵庫県佐用郡三日月町05と佐賀県小城郡三日月町05とがありました。前者は「三日月の影」に祈った山中鹿介幸盛(尼子十勇士)に因む地名でしょう
([70649] hmtさん)
千葉県松戸市に「三ケ月」という町名がありますが、「みこぜ」と相当な難読です。町内に「三日月神社」があり、これと関係ありそうですが、「みこぜ」の読みはどこからきているのでしょうか?

[108063] 白桃さん
中野町と野方町の区域でもって中野区ができたのですが、その名称について、
①中野町からそのまま
②中野の「中」と野方の「野」、一字ずつ取った
と二説あるようなのですが、白桃は絶対①だと考えます
[108064] Nさん
以前住んでた時に貰った広報誌かなにかに上記の説が書いてあった記憶もありますが、初めて見たときは自分もそんな馬鹿な、と思いました。確たる物証があるわけではないようなので、本音は①だけど建前で②にしてる感じですかね
中野区の公式HPを見ましたが、「中野」という地名そのものの由来については書かれていましたが、「中野区」の名称の由来についての記事は見つけられませんでした。「東京地名考」(昭和61年・朝日新聞社会部編)を見ると、やはり中世以来の村名に由来する説と、「中野と野方の頭文字を取った」という説の両方が書かれており
「中野区史」昭和資料編に当時の区会議員談があり、野方町の住民は砂糖・醤油一つ買うのも中野へ行かなければならぬ状態で、「ですから、これは中野ということにしてやろうという相談があり、その時誰も反対したものはなかった。だからスムーズに決まったんです」とあるが、頭文字説も残っており、確定する資料もないという。両町に対抗意識がなかったわけでもないようで、あるいは「玉虫色」の解釈だったかもしれない
とあり、これが現在に至ってもまだどちらかに確定できる資料が見つからない、ということでしょうか?
[108066] 2023年 6月 20日(火)22:59:56伊豆之国 さん
クイズ問五十
[108056] 白桃さん
【問五十】
もう一つの該当市は、天理市でしょうか?
♯あきごんさん、ゴメンナサイ…

他に反応したいのがありますが、別稿で…
[108014] 2023年 6月 14日(水)21:21:16伊豆之国 さん
天和駅、野外教育施設
「麻雀」の話題でにぎわっているようですが…

[107996] Nさん
役満を作れる市
天和
一駅だけで役満ができる市がありますね…(これ、反則?)。それは、「天和」駅がある、「忠臣蔵」で名高いあの市。この「天和」駅の住所は、赤穂市「鷆和」。読みは共に「てんわ」ですが、字が違います。「鷆和」地区にできた(国鉄→)JR赤穂線の駅が「天和」になった経緯、更に「鷆和」には字体が微妙に違う「鷏和」という表記も一部で見られることなどが、過去記事にありました。

[107991] ただけんさん
[108001] あきごんさん
[108002] メークインさん
[108003] サヌカイトさん
[108005] おがちゃんさん
[108008] Nさん
[108013] とりぴーさん
野外教育施設
少し違うのかもしれませんが、世田谷区民だった私の小学生時代には「臨海学校」というのがあり、多分4年生の時に三浦市にあった区立の臨海学校に泊まったことを覚えています。このような「その自治体の区域外にある、その自治体の公立・公設の臨海学校」は、東京の特別区にはその大半にあって、多くは伊豆とか南房総といった気候温暖な場所に設けられ、元々は食糧難の時代に多かった「虚弱児童」の保養施設として設けられた、ということを聞いたことがあります。こうした「公立臨海学校」は、時代の流れと共にその役目を終えて廃止されたところが多く、世田谷区の施設も既にとうの昔に廃止されているようです。

>グリグリさんへ
今晩のTV(BS)を見ていたら、長野県大桑村の阿寺渓谷に「千畳岩」というのが出てきました。
「千畳敷」コレクションの「参考」欄を見ましたが、まだ登録されていないようなので、新規登録をお願いいたします。
大桑村観光協会HPにある案内図があるページと、地図SVをリンクしておきます。
[107970] 2023年 6月 10日(土)23:37:09伊豆之国 さん
自分一人だけの経県値(宿泊) & 野々市市の旧家で「開かずの金庫」を開けろ!
[107878] サヌカイトさん
[107967] 未開人さん
[107968] k_itoさん
自分だけの経県

遅レスですが…
[107878] サヌカイトさんの「特殊経県値」の一覧表を見ると、私一人だけになっているのは
居住+宿泊…8、訪問…0、接地…8、通過…3
と出ていますが、記事が書かれた日より10日以上過ぎておりこの間の変化があることと、実は私自身もこの間に過去の記憶より経県値の見直しをしており、訪問以下(未踏を含め)の数値はこの表と異なっていますが、宿泊については「8」で変わらず、該当する市町村は

青森県黒石市(温湯温泉郷…この日は暴風雨でたどり着くまで大変だった。こちらに投稿した記事あり。宿泊した宿は今はない)
青森県風間浦村(下風呂温泉。こちらも宿は既に廃業したようだ)
岩手県野田村(海辺の高台にある国民宿舎。東日本大震災のときは被災者の避難所となっていたという)
秋田県潟上市(高台にあった公共の宿。ここも今はない)
千葉県大多喜町(養老渓谷の温泉宿)
新潟県阿賀町([67176]阿賀野川の川辺の温泉宿)
奈良県山添村(勤め先の「研修旅行」で「名古屋市にない麒麟麦酒の名古屋工場見学」([98078])の後で「古民家民宿」を借り切り一泊)
広島県大崎上島町(旧木江町の岬の突端近くにあった国民宿舎。現在このホテルが建っている場所と同一と思われる)

の8町村と見られます。

ところで、昨日のTV番組で、「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、オーナーさんの故郷・野々市市の旧家で、国指定重要文化財になっている「喜多家住宅」(SV)にある「開かずの金庫」を開けろ、という場面が出てきました。悪戦苦闘の末、金庫の扉は無事開きましたが、残念ながら金庫の中身は空っぽでした…。
[107960] 2023年 6月 7日(水)22:47:02伊豆之国 さん
八番勝負見物記 & 名所クイズ & ご破算になった合併
まず、「今の自分の実力ではもはや到底無理」ということで、宣言通り「休場」「高みの見物」を決め込んだ、「メダルが取れなければ即終了」という「八番勝負」ですが、やはりほとんどの問題はお題を見ただけでは全く見当がつきませんでした。その中で唯一共通項らしきものが見えかけていたのが問六。佐倉市→国立歴史民俗博物館(30年ほど前に行ったことあり)、吹田市→国立民族学博物館…から「国立博物館がある」ということなのか…。結果はまさにその方向でした。もし参加したのであれば、まず「絶対鉄板」の京都か奈良を答えたでしょう。
ついでに、余計なおせっかいですが…[107947] オーナー グリグリさん
箱根登山ケーブルの早雲寺駅
「早雲山」ですね。

次に、2週連続でTVのクイズ番組でやっていた、日本の観光名所・世界遺産に関する漢字穴埋めクイズより。
次の□内に入る正しい漢字を書け、というものですが、解答者が間違えたものをいくつか。Q5は「正確に書け」となると難問です。

問題名所
Q1.□見銀山
Q2.種□島
Q3.大浦天□堂
Q4.延□寺
Q5.□美大島

(開く)正解と誤答例は…(自分の感想も交えて)

ところで、"You Tube"の動画に、破談に終わったヤバすぎる合併計画10選+αというのがありました。かの悪名高き「南セントレア市」なども登場するこの動画、それはベテランメンバーにとってはまさに「落書き帳」が「平成の大合併」ネタで大いに盛り上がっていた頃の記憶を蘇えられてくれるものです…。
…かくいう私も、早いもので明日で「落書き帳」初書き込みから数えて17年目に入ることになりました…。
[107879] 2023年 5月 30日(火)23:05:48伊豆之国 さん
今頃になって連休中の旅日記です
[107848]の最後で書き込んだ旅日記の件、やっと何とか書き込む時間ができました…

5月2日の朝、小田急にのり、本厚木※からロマンスカーで小田原へ、JRに乗り換えて熱海で下車。外に出たのはもう○十年以上もなく、駅も建て替えられており、駅前にあったはずの「軽便」の機関車が記憶にあった場所に見つからず、見回したらアーケード街の入り口近くにあったのでした…。アーケードを抜け、坂道を下って海岸へ出て、熱海海岸のシンボル「お宮の松」の前へ。「水泡経済破綻」で立ち並んでいたホテル群が軒並み倒産・廃業、廃墟となったのちに解体され、だだっ広い空き地となった頃の映像が今も印象に残る中、近年になってようやく復興に向かい、新しいホテルやマンションが建ち始めたということは既に知ってはいて、今もこれまで空き地だった土地に新築ホテル?の工事が始まっていたのですが、「大昔」の姿がどうだったのか、なかなか思い出せませんでした(確かにこの界隈にあったホテルに泊まった記憶は残っているのですが)…。
熱海駅への帰りは急な上り坂になるのでバスを待つと、結構本数はあった。駅へ戻り、昼食の時間帯にかかったのですがどこも満員、結局駅の立ち食いそばで我慢(去年([104824])も実はそうでした…)。熱海駅から電車で伊東駅へ。この区間はJRなのですが、走っている車両は相互乗り入れしている伊豆急のが多く、乗ったのはやはり去年と同様、元東急の銀色電車でした。
伊東駅に着いてから、どのように回るのか、駅に着いてもまだ迷いましたが、なぜかわからないけれどもこの一帯だけは今まで「見た」という記憶がない、大室山からシャボテン公園と回ることに。大室山ではリフトで山頂に登るのですが、連休の谷間の平日にも関わらず大行列ができ、乗るまでに1時間近くかかったように覚えています。山頂の「駅」で降り、すり鉢状の火口を囲む「尾根」の遊歩道を一周するのですが、外側にも内側にも転落防止用の「柵」がなく、傾斜も結構急で、足がすくんで怖い思いでした(過去にはいずれも一部分だけですが阿蘇山とか草津白根でもこのような場所に行っているのですが、そちらには柵があったような…)。でも、間近に綺麗に見えた富士山の雄姿は印象的でした。
山麓に戻って、すぐ向かい側にある「シャボテン公園」へ。手元にある昭和30年代の観光案内にも出ている、古くから知られた名所で、今までずっとこの名で覚えていたのですが、正式名称は伊豆シャボテン動物公園で、いつの間にか「動物園」の施設も加わっていたとは知りませんでした(ちなみに「日本動物園水族館協会」にも加盟しています)。入場料の馬○高さには少々腹が立ち、名物という「カピバラの露天風呂」は冬季限定なのでこの時期には見られませんでしたが、原産地別に分かれている、昭和30年代から建っているというピラミッド型の大温室や、メキシコから持ってきたという巨石群など、「オジサン」にも結構楽しめる観光施設だという感はありました。
帰りも大混雑で、臨時のバスが出ていたのでそれに乗って伊東駅に戻り、この日に予約した宿は…私の少年時代、耳にタコができるほど聞かされたかの名ホテル。宿に着くなり早速大浴場で疲れをほぐしたのですが、「格安プラン」故、「落とし穴」もありました。朝食のみのプランであり、夕食会場は9時まで使えず、近所に飲食店もないのでそれまで我慢するほかないのです。でも、よくTVの旅番組に出てくるようなタレント達などとは正反対に「食事は二の次、空腹を我慢してでも見たい(行きたい)ところが優先」というタイプの私は、すぐに気持ちを切り替えることができました。夜のTV番組は、予想した通り、おそらくCATVで配信されている([94658] Takashiさん)東京と同じチャンネル。いつも見ている番組を見た後、この日2度目の入浴、ようやく晩飯、拉麺で我慢…。
翌朝、起きてすぐに朝風呂、そして外の景色を見ると…「格安プラン」だから山側の部屋だったのですが、客室がある建物が八角形で、洗面所に行くと…窓からわずかに海が見えた!それにしてもこの建物、1階の上のエレベーターが止まる階が7階になっていのですが、外から見た限り、1階と7階の間に5つも階があるとは思えない。機械室などになっているようですが、どんな構造なのか謎です…(以前にこれに似た話題がありました…[91459] MasAkaさん)。
建物が古く、耐震の問題?なのか、連休中の「書き入れ時」なのに立ち入り禁止になっていた棟があり(前の晩に見たら確かに明かりがついていなかった)、人手不足なのか売店も早じまい、サービスも「手抜き」が多く、ちょっと寂しい感じでしたが、まあこんな世の中だから受け入れるか、ということになるのでしょうか。でも、帰ってからしばらく経った日に、熱海~伊東界隈をやっていた旅番組があり、「昭和レトロ」の宿として、「若い人に結構人気がある」ということらしいとか…。そういえば、昭和の温泉宿によくあったゲームセンターもありました。さすがにゲーム機自体は現代のものに変わっていて、遊んでみる勇気はありませんでしたが…。
このホテルの姉妹店で、「魚が泳ぐ水槽」がある大浴場が名物の海辺のホテルの、その大浴場の入場券をもらったので、そちらに行くことにしたのですが、そちらに直行するバスの時間はずっと後なので、まず駅に戻り、歩いて10分ほどの中心街にある、昭和初期に建てられた木造3階建ての元旅館で、現在は観光施設として運営されている「東海館」を見学。駅に戻り、ホテルの少し手前にある「マリンタウン」(どうやら、子供の頃に行ったことがある「伊東水族館」の跡地らしい)までバスに乗ったのですが、道路は大渋滞、しかも進行方向の右側にあり右折もできないので、到着まで1時間近くもかかったような…。そんなわけで「マリンタウン」には入らず、ホテルまで歩くことに。中途半端な時間帯とあって大浴場はすいていたのですが、何とも「わざとらしい演出」のように見えてしまうのは仕方ないのでしょうか。こちらも人手不足なのか、サービスに難点があるようなのが残念でした。
帰りの道路はすいており、バスはスムーズに伊東駅に戻って、1年前には悪天候で諦めた、源氏と北條氏ゆかりの「修禅寺」を目指すことに。バスの本数が少ないので事前にメモしていたのですが、出発時間が迫っており、ここでも食事に時間をかけられず、駅前の「大衆食堂」で「困ったときには必ずコレ」というカレーライス…。修善寺駅で温泉街行きのバスに乗り継ぎ、目指す修禅寺へ。だいぶ前に一度お参りしているのですが、夕暮れ時で本堂を拝んだだけだったので、今度はじっくり見て回ることに。宝物殿も見てきました。
門前に戻って温泉街へ。町のシンボルだった「独鈷の湯」は洪水?で流されて立ち入り・入浴禁止になったままで、近くにある立ち寄り湯で一風呂。バスで修善寺駅に戻り、駿豆線・東海道線と乗り継いで小田原駅に。ここでようやく夕食、としたのですが、駅ビル内も駅前の飲食店も大混雑。ようやく手ごろな値段の店で刺身定食。ここまで来てやっと本格的(とまで行かないのですが…)なグルメ、ということになりました。小田原駅からロマンスカー、海老名駅※で鈍行に乗り換えて家路に…。
※どちらも既に出発・到着した駅を失念してしまい、時刻表からの推定です(お粗末…)

[107864] かぱぷうさん
[107868] メークインさん
[107871] スナフキんさん
宿が目的の旅行
今回の道中も、形の上では「宿を目的にした」旅であって、その前後はいわば「行きあたりばったり」という形だったのですが、
[107868] メークインさん
名古屋クラウンホテル
中心部にある天然温泉
実は私も一度宿泊したことがあります。4年前の大連休で、お伊勢参りからの帰り、元号が「令和」と改まったまさに最初の晩に投宿したのがこの「名古屋クラウンホテル」でした。
終点の【A市】に。とにかくここのターミナル駅はJRと私鉄・地下鉄との乗り換えがわかりにくく、結局ホテルまではタクシーで。このホテルには【A市】では数少ない温泉もあり、「大都会の温泉」気分を味わうこともできました
([97673])
この【A市】がその名古屋市(解答は[97706]にあり)で、「温泉があるホテル」がまさにその「クラウンホテル」。このホテルに温泉があることは既に知っており、ネット検索で予約情報に当たったところ「空きがある」と分かって早速予約したのでした。…この後は、引っ越しのドタバタとその後の「コロナ」の影響で、丸3年間宿泊を伴った旅行ができず、それがやっとできたのは、去年の春の連休、大河ドラマの舞台を訪ねた旅で泊った伊豆長岡温泉でした([104824])。
最近はビジネスホテル(シングル)で泊まる事が多いのですが、ユニットバスにお湯を溜める事が面倒なので大浴場があるホテルを選ぶことが多いです
これは私も同じです([105967] )。大半のホテルに大浴場がある「ルートイン」(昨年秋の上山田温泉もそうでした)のようなチェーン店に泊まることが多い点は異なりますが。
[107848] 2023年 5月 21日(日)23:50:38【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 22日(月)21:16:50
伊豆之国 さん
東陽町、駒澤村
昨日の「アド街」は、江東区「東陽町」でした。私にとってはほとんどなじみがない地域で、東西線で何度か地下を通り過ぎたくらい、地上の景色を見たのは、何と半世紀以上も昔(!)。廃止間近になっていた、砂町界隈を走っていた都電(旧城東電気軌道の路線)を見に行った記憶があるくらいですが…。映像には、hmtさんが[66539][75329]で紹介している、かつて存在していた「洲崎遊郭」と「洲崎球場」も登場しましたが、
明治の地図では 土手で囲まれた一角が見えます。城郭の「曲輪」にも例えられる この別世界に びっしり立ち並んだ施設 は遊郭です
根津遊郭が深川洲崎に移転したのは、明治20年代とのことです。洲崎橋から北にある「大門通り」という名も、最後には「赤線」という名で1958年まで存在したこの種の施設の痕跡を伝えています
[66539]は初期のプロ野球が行われた洲崎球場のことも記しています。1937年修正測図の地形図 を見ると、満潮時にグラウンドに海水が入りコールドゲームになったという珍事があったことも納得します
肝心の「東陽(町)」の町名の由来とも言われている「東陽小学校」([75329])が出てこなかったのは残念でした…。「洲崎球場跡」は、第61回十番勝負・問一の共通項「野球の聖地・名所150選」にもしっかり登録されていました。

[107847] EMMさん
「駒沢村(町)」は「合成地名に該当しない」という理由ですが、
意訳的な合成…「意味は合致していようとも、元の地名に無いパーツが出てくる合成」は現状の「合成地名」コレでは×
つまり、形式的には「参互折衷」という形を取っているとしても、「馬」と「駒」では意味は類似でも、「駒」は元の村名には出てこない文字であるから、というのであれば理解しました。言ってみれば「合成地名に近いけれども、実態としてはやはり違っている」、いわば「合成地名もどき」とでもなるのでしょうか。もっとも、「駒沢村」の中心となっていたと思われる「上・下馬引沢」自体に「沢」の字が入っており、他の「沢」の付く村との完全な合成ではない、とも見えるので、そもそも「合成地名」と見ること自体に無理があるかもしれませんが。
なお、江戸時代以前の村名であり、地名の合成でもないので範疇外ですが、前身村の1つ「野沢(村)」の由来は、「野村氏と澤田氏によって開かれた」という説を、かつて世田谷区の広報紙で見たことがありました。

♯先の連休中に、「かつてCMで有名だったホテル」に一泊してきましたが、道中記がなかなか書けません…。
<ヒント>自分の「領地」です。

【1】一部加筆修正
[107818] 2023年 5月 13日(土)22:41:20伊豆之国 さん
香取市に多い香取さん(Remake) & 香川県に多い香川さん
[107817] ぺとぺとさん
石垣市で石垣姓が2番目に多い
可児市では可児姓が6番目に多い
古賀市では古賀姓が20番目に多い
もしかすると石垣市や可児市を超える市があるかもしれません

この手の話題、実は私も14年前に書き込んだことがありました…[71931]
「香取」という苗字は、下総国香取郡が発祥地。全国に約8千人いると推定されますが、現在も千葉県に多く、全国の半数近くが集まり、更にそのまた半数が香取市に集中し、市内第4位に入ります。中でも旧佐原市に多く、市内最多の苗字になっていました
この「香取」さんのように苗字がそのルーツの地に多いというのは、実は稀なケースなのだそうです。地名と同じ苗字がその地に多数居住している例には、西東京市保谷地区の「保谷」、羽村市の「羽村」、愛媛県旧越智郡一帯の「越智」([10568]kenさん)、宮崎県椎葉村の「椎葉」などがあり(以下略)
「香取市に多い香取さん」については、こちらに詳しく書かれていました。
「香取」さんが集中しているのは、千葉県北部、利根川の右岸に位置する香取市香取地区。ここが「香取」さんのルーツの地だ
代々この神社の神官をつとめているのが香取家で、経津主神の末裔でもある。香取一族は周辺に広がり、現在でも「香取」さんの大半はこの付近に住んでいる
「保谷」さんは、Web版「写録」では、西東京市で10位ですが、旧保谷市では5位以内に入っていたような記憶があります。保谷市の最後の市長と、西東京市の初代市長を務めていたのは「保谷」さんでした。「羽村」さんは、羽村市で13位に入っています。
町村では、宮崎県椎葉村で「椎葉」さんが村内に300件近く集まり、村全体の3割近くを占めてダントツです。ついでにですが、この椎葉村で2番目に多い苗字が「那須」さん。平家の落人伝説が残る椎葉村には、源氏の追手・那須大八郎と村の娘・鶴富姫との悲恋伝説が伝わっています(椎葉村HPより)。
県レベルでは、香川県に「香川さん」が多く見られ、県ランクで16位に入っています。この「香川」さんには、讃岐発祥のものも確かにあるようですが、現在の神奈川県茅ヶ崎市香川が発祥の別流もあり、この一族が讃岐に移住して栄えたと言われているようです。
ところで、香川県は(四国の他の県も同様なのですが)、県内でも「苗字の統一性」がとれておらず、地域によって多い苗字がバラバラ、という特徴があります([65455],[86488])。東かがわ市出身の白桃さんと、丸亀市民のサヌカイトさんとでは、「身近な苗字」が全く違っていると思います。「香川」さんは、県の西寄りに集中しており、善通寺市で市内最多、丸亀市でも2位に入りますが、高松市では60位台、東かがわ市には何と一件もありません。
[107809] 2023年 5月 12日(金)00:06:37伊豆之国 さん
「奈良」さんのルーツは、大和の奈良ではなくあの「暑い街」
「苗字と市名」にまつわる話題でにぎわっていますが…

[107802] あきごんさん
奈良県に長く住みながら奈良さんは1家族しか知らないので、もっと珍しいのかと思ったら、587位、全国に33,300人とそこまで珍しくない名字でした
私が苗字の分布・ランキングで普段利用している「Web版・写録宝夢巣」(2007年頃のデータ)で「奈良」さんの分布を調べると、全国に約6600件、苗字順位は564位となっています。最も多いのは青森県で1062件、県ランク48位。これに次ぐのが秋田県で、775件、53位となっており、県ランキング100位以内に入るのはこの両県だけです。青森県ではその大半が青森市から弘前市にかけて、津軽中部に集中しており、「南部」ではほとんど見られません。実数では青森市が最多で260件余り、市町村ランクでは平川市と板柳町の17位が最高です。秋田県では、数では最多の県都・秋田市を除くとほとんどが青森県と接する北部に集中しており、鹿角市と大館市には200件近くあり,鹿角市では市内10位に入ります。
そのほかでは、数の上では両県からの移住も多い北海道と首都圏が上位に来ますが、県ランクでは山梨県で150位・群馬県で174位に入っているのが目を引き、県ランク200位以内に入っているのは青森・秋田と合わせてこの4県です。山梨県ではそのほとんどが東部に集まり、上野原市では130件を数え市内6位、大月市でも20位以内に入ります。群馬県では、前橋市を中心とした地域に集中しているのですが、県南東部の明和町にも多く、60件近くあり町内で2位に入っています。一方、西日本には少なく、100件以上あるのも大阪府と兵庫・香川両県のみ。奈良県には30件余りしかなく、「奈良県で奈良さんを見たことがない」というのも頷けましょう。
この「奈良」という苗字ですが、大和の奈良が発祥ではなく、「現在の埼玉県熊谷市の地名から発祥した一族が繫栄した」とされているようです(→[74921])。この武蔵の奈良氏は「中世の名門」であり、またこの(「奈良」という)地名が新しくないことは明らかである(柳田国男氏「地名の研究」より)ともあります。柳田氏も触れていますが、「なら」というのは「平らな地形」(「平らにする」ことを「ならす(均す)」という言い回しもありますね)を指す広い言い方であったと思われ、例示されている、現在の東京都町田市成瀬の旧小字「奈良谷戸」(現在もバス停名などに残っている。隣接する横浜市青葉区には「奈良町」がある)など、各地に「なら」あるいはそれに近い地名があったことも書かれていました。
もっとも、現在、熊谷市には「奈良」さんはわずか数件しか見当たらず、東北地方に多いことから、「関東発祥の苗字が東北によくみられる」(「熊谷」さんもその例の1つ)というケースに当てはまるのでしょう。一方で、埼玉県内では久喜市の旧栗橋町に「奈良」さんが50件以上集中して町内10位にランクし、埼玉県内の市町村でも最多になっており、群馬県明和町のも共に、発祥地からもそう遠くない場所なので、熊谷市の奈良地区から移ってきたのかもしれません。
なお、こちらによると、秋田の奈良氏は「佐竹氏家臣」、山梨の奈良氏は「武田氏家臣」といった由来が書かれていました。
[107799] 2023年 5月 9日(火)22:33:05【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 9日(火)22:38:05
伊豆之国 さん
あの大学の名は、合成地名由来です。
[107758]未開人さん
[107787]EMMさん

東京23区内にあった、昭和以前に消滅した合成自治体名で、「合成地名コレクション」に掲載されていない旧村(町)名がありました。現在の世田谷区の一部になります。
今年正月の箱根駅伝で優勝、昨年秋の「出雲」「全日本」と合わせて年度三冠を達成した「駒澤大学」。その大学名の由来となった所在地の当時の地名「東京府荏原郡駒澤村(→町)」、実は「合成地名」だったとされています(以下「澤」は「沢」と表記)。
明治22年、東京府が市町村制を施行するに際し、駒沢村が誕生した。荏原郡上馬引沢村、下馬引沢村、野沢村、深沢村、世田谷村新町、弦巻村などが合併して、行政単位としての村を作ったわけだが、新町名は上・下馬引沢村の馬(すなわち駒)と野沢・深沢の沢の合成である
(「東京地名考・上巻」(昭和61年・朝日新聞社会部編…[93054] 他)より。同様な記事がwikiにもあります)。
なお、「駒沢」の地名は、世田谷区成立時にいったん消滅しますが、大学名や路面電車「玉電」の停留所名に残り、昭和40年代に「上馬」「深沢」などの各町の一部をもって現在の「駒沢1-5丁目」と「駒沢公園」の町名ができましたが、これらはかつての「駒沢村(町)」のごく一部にすぎません。
[107777] 2023年 5月 5日(金)21:21:17伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦最新情勢
[107686]
「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします
だいぶ遅くなりましたが、その「市盗り合戦」の現在の情勢(第63回終了時点)を、2年ほど前の第57回終了時点([102089]、以下「前回」とする)と比べてどのように変化したか、調べてみました。
まず、領国数ランキングから、領地を10ヶ所以上持っている22名を見ると、出身地・居住地を明かしていないくはさんを除くと、「東軍」に属しているのが12名、「西軍」が9名となっており、第57回と比べると東軍が1名増、西軍が1名減となっています。それを個々のメンバーで見ると、前回は2位だったスカンデルベクの鷲さんが、東北で勢力を伸ばして前回より差し引き4か所の領地増となり、ついに首位に立つことになったのを初め、勿来丸さんが甲信で勢力を広げ美濃国にも大きく食い込み、前回から11か所も領地を増やし8強入りするなど、数字以上に東軍の優位が強まっていることをうかがえます。その一方で、上位7名を見ると西軍が5名を占めている状況は変わらず、東軍勢の攻勢で目減りした方も多いものの、全て40以上の領地を確保し、8位以下とはまだまだ差をつけています。その中で特筆されるのが、かぱぷうさん。全体の領地数は1つ減らしたものの、地元の福岡県全29市を制覇し、一色に染め上げたのは快挙といってよいでしょう。
一方、領国石高ランキングを見ると、領国石高が100万石以上の15名中、東軍勢が8名と、こちらも前回と大きな変化はありませんが、上位4名は依然西軍勢が占め、戦況があまり変わっていないことが見えます。北陸道(越後・佐渡を含む)で圧倒的な強さを誇っている首位のEMMさんは、500万石の大台に王手をかけています。
領民数ランキングでは、大坂城・二条城(京都市)を初め、姫路城・和歌山城といった名城、堺市など領民数の多い関西の主要都市をがっちり押さえている深夜特急さんの独走態勢は変わらず、100万人以上の領民を抱えている上位20名中、東軍が11名を占めている状況も変わりませんが、名古屋城を一気に攻略したNさん、札幌市の領主についたおがちゃんさんの躍進が目覚ましく、共に前回より領民数を約2倍半に増やし、トップ10入りを果たしています。

最後に、[107733]の末尾でちょこっと触れた地方選挙について。ここは政治や選挙を語る掲示板ではありませんので簡略に書くだけにしますが、小規模な市町村の議会で目立つ、無投票当選や欠員の発生といった事態の続出に見られる「議員の成り手不足」の深刻さとか、大きく増えたとはいえ、女性首長・議員の数の比率の相変わらずの低さなど、今後さらなる意識改革の必要性があるでしょう。
それと、地元の近隣の話ですが、結果がどうなるのか注目されていたのが大和市長選挙。(当時の)現職市長が「パワハラ」問題が表沙汰になったことから、職員から「告発」される(この辺の記憶はあいまいですが…)などで窮地に陥り、いったんは引退表明したものの、直前になって前言を翻して出馬し、結果は3候補中最下位で落選。パワハラ問題と、引退撤回という直前の「変節」が選挙民の反感を買った、ということになるのでしょうが、当選すれば5選になったそうなので、長期市政への「飽き」もあったのでしょうか…。
[107745] 2023年 4月 28日(金)14:22:07伊豆之国 さん
一宮市の百貨店が「尾張」になります。
[107656] 白桃さん
「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです
都会度P 商品販売額P 百貨店P
一宮 30.46 5.00 0.10
愛知県一宮市内で唯一の百貨店「名鉄百貨店一宮店」が来年1月末で閉店することになるようです(こちら)。
名鉄百貨店(名古屋市)は27日、一宮店(愛知県一宮市)を2024年1月末で閉店すると発表した。一宮店が入るビルの老朽化のほか、同店の経営状況が近年厳しかったことを理由に挙げる。閉店後に新たな商業施設に衣替えするかなど、今後の見通しは明らかにしなかった
一宮店はピークの03年には約112億円の売り上げがあったが、22年には約59億円まで半減するなど、業績不振が続いていた
この百貨店が閉店すると、一宮市の都会度ポイントから「百貨店ポイント」の0.1点が消えます。更に、百貨店が消えることにより減少する年間商品販売額を他のショッピングモールや量販店などでカバーできないと、こちらの方も減点になり、かろうじて保っている「B都会」から、「C都会」に陥落する可能性がありますが、今後どうなるのでしょうか。
[107733] 2023年 4月 26日(水)00:27:54【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:47:42 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
苗字から見る東西境界線(市盗り合戦の東西両軍の区分け)
「東日本と西日本」にまつわる話題でにぎわっていましたが、[107686]の最後にも書き込んだ、私が落書き帳上で幾度か取り上げている「苗字から見る日本の東西」について、「戦国市盗り合戦」を「関ケ原合戦」になぞらえて、参加メンバーが「東西両軍のどちらに属するか」も交えて書き込んでみることにします。
ここまでの記事を総合すると、地形・地質から見た境界線は「糸魚川~静岡構造線」(「糸静線」)、方言の上では日本海側が富山・新潟県境のすぐ東の「親不知」、太平洋側は「木曽三川」の河口が集まる愛知・三重両県境辺りとされるようですが、「苗字」の面で見たらどうなるのでしょうか。それぞれの「境界線」の東西にある主な市について、それぞれTOP10を見て行きましょう。

まず日本海側から。ランキングはWeb版「写録宝夢巣」(データは2007年頃)からです(※)。
市区名苗字TOP10
新潟県長岡市佐藤・小林・高橋・渡辺・丸山・田中・五十嵐・長谷川・中村・高野
上越市佐藤・小林・渡辺・丸山・高橋・池田・小山・清水・竹内・中村
糸魚川市渡辺・斉藤・伊藤・中村・猪又・佐藤・山本・加藤・清水・金子
富山県黒部市山本・佐々木・能登・長谷川・宮崎・田中・中村・吉田・川端・山田
富山市山本・林・中村・清水・吉田・中川・山崎・田中・藤井・山田
高岡市林・山本・中村・吉田・山田・山崎・田中・高田・前田・中島
石川県金沢市中村・山本・吉田・田中・中川・山田・林・松本・清水・山崎
野々市市中村・山本・吉田・中川・田中・山田・松本・清水・林・北村
白山市中村・山本・山田・中川・林・吉田・北村・田中・中田・西田

「親不知」を挟む新潟県上越地域と富山県を比べてみると、「中村」「清水」など共通して顔を出す苗字もあり、また糸魚川市の「猪又」や黒部市の「能登」のような独特の苗字もありますが、新潟県全体でもトップの「佐藤」を初め、糸魚川市では10位以内に4つも顔を出す「○藤」型の苗字は富山県に入るとランキング上位から全く姿を消し、「山本・林・吉田・中川・田中」など、字画が少ない名字が上位に来て、明らかに苗字ランク上位をみた直感が変わることが読み取れ、石川県に入ると、金沢市と近隣2市でいずれも「中村・山本」が2トップに並ぶなど、さらに顕著になります。日本海側での苗字の東西境界線は、やはり「親不知」を挟む新潟・富山県境にあると見てよいでしょう。そして、福井県を含め、北陸3県が苗字の上では明らかに「西日本型」に属することは間違いない事実でしょう。「市盗り合戦」では、石川県出身のEMMさん・星野彼方さん、富山県在住で出身も「西」の滋賀県の鰯山さんは、いずれも「西軍」所属ということで問題ないと思います。

太平洋側はどうでしょうか。なお、政令指定都市の静岡・浜松・名古屋の各市は区に分かれているため、静岡と浜松はそれぞれ人口最多の葵区と中区を代表とし、名古屋市は人口1位と2位の緑区と中川区を取り上げています。
市区名苗字TOP10
静岡県富士市鈴木・渡辺・佐野・望月・加藤・小林・遠藤・佐藤・山本・石川旧富士川町は含まず
静岡市葵区望月・鈴木・杉山・海野・佐藤・小林・山本・森・渡辺・山田
藤枝市鈴木・増田・大石・青島・杉山・八木・村松・杉本・山本・池谷旧岡部町は含まず
島田市鈴木・大石・杉本・増田・杉山・大塚・伊藤・塚本・山田・山本旧川根町は含まず
掛川市鈴木・松浦・山本・山崎・杉山・戸塚・大石・佐藤・伊藤・中山
浜松市中区鈴木・伊藤・中村・加藤・山本・佐藤・松本・高橋・内山・大石
湖西市山本・鈴木・佐原・菅沼・伊藤・石田・豊田・飯田・田中・佐藤旧新居町は含まず
愛知県豊橋市鈴木・伊藤・山本・加藤・河合・白井・小林・中村・佐藤・田中
岡崎市鈴木・加藤・山本・柴田・佐藤・太田・杉浦・中根・小林・伊藤
安城市杉浦・神谷・鈴木・加藤・石川・稲垣・近藤・都築・岡田・太田
名古屋市緑区鈴木・加藤・伊藤・近藤・山口・山田・佐藤・田中・山本・中村
名古屋市中川区伊藤・加藤・山田・森・佐藤・鈴木・鬼頭・服部・奥村・西川
津島市伊藤・加藤・鈴木・山田・佐藤・服部・堀田・横井・平野・水谷
弥富市伊藤・佐藤・服部・加藤・山田・鈴木・横井・渡辺・平野・早川
三重県桑名市伊藤・水谷・加藤・佐藤・中村・近藤・平野・後藤・石川・服部
四日市市伊藤・加藤・田中・小林・水谷・鈴木・森・服部・佐藤・山本
鈴鹿市伊藤・田中・鈴木・加藤・小林・宮崎・中村・森・林・市川
亀山市伊藤・豊田・小林・田中・服部・若林・桜井・草川・佐野・川戸
津市田中・伊藤・鈴木・小林・山本・前田・長谷川・中村・加藤・稲垣
松阪市田中・中村・鈴木・伊藤・山本・小林・中西・中川・松本・加藤
伊勢市中村・山本・中西・中川・浜口・大西・西村・山口・北村・森
伊賀市山本・中森・田中・松本・福森・東・中井・前川・橋本・服部

静岡県駿河地域から三重県伊勢地域までの、「東海道」に属する沿岸地域を見ると、静岡市から富士南麓までの地域に密集し山梨県でも非常に多い「望月」を初め、静岡県内に広く分布し神奈川県西部にも多く見られる「杉山」、愛知県三河地方に多い「杉浦」、愛知県尾張から三重県北部にかけて広く分布する「服部」、三重県北部に非常に多い「水谷」など、地域ごとに特徴的な苗字があり、また小規模な市では独特の苗字が上位に入るところもありますが、全体傾向を見ると、三重県のうちの伊勢国北部に属する地域までは「鈴木・伊藤・加藤」など「東日本型」の苗字が多く見られる範囲が広がっていることが分かります。
さらに細かく見て行くと、「糸静線」やそのすぐ西の、「越すに越されぬ大井川」を越えて遠江国に入ると、「望月」は激減して全く影が薄くなりますが([96259])、「鈴木」は一層勢力を増し、浜松市では全体でも人口の7%超、磐田市など一部の市町では人口の1割を超えるところも見られます。そして浜名湖を越え、愛知県に入っても、三河地域ではやはり「鈴木」が圧倒的に多く、静岡県西部と同様、人口の1割超を占める市町も見られます。愛知県三河地方が本拠のk_itoさんは、「東軍」に入ることになります。
名古屋市など尾張地域に入ると、「伊藤」と「加藤」が「鈴木」にとって代わってトップ争いとなり、「山田」なども上位に顔を出しますが、やはり傾向としては「東」型と言えるでしょう。そして方言の上では東西境界となっている「木曽三川」を渡り切ると三重県に入りますが、その三重県に入って最初の市になる桑名市のトップ10を見ると、県内で最多姓でもある「伊藤」がダントツで、トップ10にはその「伊藤」を初め「○藤」が5つも入っている反面、「西」型の代表である「田中」と「山本」はそれぞれ17位と14位。桑名出身のNさんは、自身では「西日本」だと思っているようですが([107660])、桑名市は苗字分布の面から見ると「東日本」の地域に入ることがはっきり見えるので、Nさんは「市盗り合戦」における「東西対決」では、「東軍」の所属とさせていただくこととします。
更に伊勢湾岸を南下すると、四日市市、鈴鹿市でも共に「伊藤」が最多で「鈴木」や「加藤」も上位に来ているので、まだ「東」の色彩のほうが強いのですが、「田中」の順位もそれぞれ3位・2位と上がってきて、「西」の影響も強くなり、県都の津市に来るとついに「田中」がトップに来ます。しかしこれに続いて「伊藤」「鈴木」が来るので、東西が入り交じっている様相です。実際、「平成の大合併」前の旧市域では「伊藤」がトップだったようです。津市は「大合併」では久居市や一志郡など、南側の市町村とより多く合併しており、旧久居市では「田中」のほうが「伊藤」より多かったようで、[102089]では、苗字研究家の森岡浩氏のTV番組での発言を受けて、「津市と松阪市の間に東西境界ラインがある」と書いたのですが、実際の東西境界線は「津市内の、旧津市と旧久居市の間辺りにある」というのがより正確なような気がします。
境界線の南側の松阪市では、「田中」「中村」が2トップとなり、「西」の色が強くなってきますが、すぐ下に「鈴木」「伊藤」が続くので、まだ東西入り交じっている感じですが、更に南東側の伊勢市になると、「中村」「山本」が2トップで、紀伊半島に多い「中西」「浜口」や、奈良県でも上位に来る「大西」がトップ10に顔を出す一方、「伊藤」や「鈴木」などは圏外に落ち、「関西色」が濃厚になっていることが見えます。また、鈴鹿山脈を越えた内陸の伊賀市を見ると、独特の苗字も上位に顔を出していますが、「山本」が最多で「田中」が3位に入る一方、「伊藤」や「鈴木」は50位内にさえ入らず、全くの「関西型」になっていることがはっきりわかります。したがって、伊賀上野出身の三重うなぎさんは、「西軍」に入ることになります。

北陸3県、三重県といずれも境を接する岐阜県はどうでしょうか。
市名苗字TOP10
岐阜県高山市田中・山下・清水・谷口・山本・長瀬・中村・川上・加藤・都竹
多治見市加藤・水野・伊藤・渡辺・鈴木・柴田・山田・佐藤・安藤・林
岐阜市林・高橋・山田・加藤・後藤・田中・伊藤・大野・堀・森
大垣市伊藤・山田・大橋・高橋・清水・高木・安田・田中・三輪・吉田
海津市伊藤・水谷・古川・高木・森・中島・渡辺・田中・大橋・加藤

岐阜県内では、地域によって苗字の分布にかなりばらつきがあり、地域差が大きいようです。例えば東濃地方では「鈴木」や「水野」が上位に入ってくるなど愛知県の影響が強く見られますが、「鈴木」などは岐阜市や西濃地区では20位内にも入らずかすんでしまいます。県の南西端に位置し、愛知・三重両県と接する「輪中」地帯にある海津市では、「伊藤」が最多で三重県北部に多い「水谷」が続くなど、三重県の影響が見られ、また飛騨地方では富山県との交流があって、北陸地方の影響も受けているようです。ただ、県全体では「加藤」が最多で、僅差で「伊藤」が続いており、傾向としては「東」の色彩のほうが濃いと言ってよいでしょう。

「苗字の東西境界線」については、既に今から半世紀余りも前、「お名前博士」として知られた佐久間英氏(新潟県上越市出身、本業は医師)が、「日本海側は『親不知』ではっきり東西に分かれる。一方、太平洋側ではあまりはっきりしない。強いて言えば、岐阜県・愛知県を『東』とし、三重県の鈴鹿山脈の東側が『東』ということになるでしょうか」と書いています。それから30年ほどの時を経て、森岡浩氏らの考察によって、佐久間氏の「推測」がほぼ当たっていたことが証明されたとみてよいでしょう。

※以前にも書き込んだことですが、携帯電話の普及や個人情報の保護が進み、電話帳への掲載も特に都市部を中心に激減し、電話帳自体の発行も中止になる事態となった今日では、もはや電話帳を基にして苗字分布を調べること自体が今日では困難な状況になっていると思われます。web版「写録~」は既に10数年前のデータですが、全国の苗字分布を調べるのにあたって、信憑性の高いデータを見るのには、この時期ぐらいがぎりぎりではないかと思います。

♯「戦国市盗り合戦」の現況に関する考察は、次回に回すことにします。また、「統一地方選挙」についての雑感にも、少し触れてみるかもしれません。
[107686] 2023年 4月 23日(日)00:20:24伊豆之国 さん
第63回十番勝負を振り返って~あとの半年寝て暮らす~
ついに「この日」が来てしまった…

今回の十番勝負、「想定解が少ない問題が出る」ということが予告されていたので、「正直、今の実力から見て全問完答記録を続けるのは厳しい」と、一応覚悟はしていたのですが、結果はやっぱりその通り…。[107276]で書き込んだ通り
連続完答記録が途切れることになれば、今後は第一線から退くことになるでしょう
次回からは「気が向いたら参加してみる」ということになるでしょう。

ここからは本題。例によって正答できた問題から。

問二~果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて~
真っ先に分かったのかこの問二です。問題を見たとき、お題の宇和島市→宇和島東高校、NGの国分寺市→早稲田実業…から「高校野球ネタ」、想定解数から「センバツ」か…これはひょっとして自分が「チャレンジ」で出題したあの問の「春限定版」か、と頭をよぎり、久々のメダルを取りに行くことも有り…でしたが、やはり「火傷」のリスクもあるので、ここ数回と同じく第一回採点が出るまで静観。採点後、広島・敦賀と出てきたのでこの方向だと確信。2年前の記憶もまだ新しい「超地元」相模原市で。5位入賞になりましたが、思えば「入賞」も久しぶりでした…。

問一~あすなろ、あすなろ、明日はなろう~
こちらもお題の江津市→桜江町、鹿児島市→桜島…と、「桜の付く町村」絡みでは、と見ていたら、解答の流れを見るとやはりそうだった。変遷情報から「桜」で検索したのですが、現在の市までつながっているかどうかを調べるのに時間がかかりました。その間に残りの想定解が少なくなり、変遷情報から、過去にずばり「桜」という名の村があり、「桜」という駅(近鉄湯の山線)も現存する、6年前に「名物B級グルメ」をいただいた([93764])四日市市を。

問八~つづら折り 浄蓮の滝~
お題にも既出解にも、房総半島から九州東岸まで太平洋に面する市が並んでおり、これをただ単純に数えると想定解数を大きく上回るので、「線引き」を見つけるのに苦闘し、解答が進んでいるのに共通項が絞り切れない、という、このところ必ず1問はある「嫌なパターン」にはまることに。そうしているうちにふと「南海大地震」関係ではないか、と見て、「そういえば、このサイトの中に『南海大地震』関係のデータがあったな」と、サイト内を検索しているうちに「津波の高さ」ではないか、とたどり着いた。NGの大分市が9mで、「10m以上」だと見える。鎌倉、沼津がOKで、藤沢や富士なとがNGなのも理解できた。ここは10万石に王手をかけていた伊豆市を取ることに。

問十~Strawberry Fields Forever~
第二ヒントの意味は初めいまいちよくわからなかったのですが、「問六と対」と解け、問六が「南」の付く市と隣接、この問十は「南」の付く町村と隣接だと見当がついた。先に答えたのはこの問十のほう。既に出ていた三島市が函南町と隣接していることから、その函南町とは三島市と反対側で隣接する、去年の春休みで伊豆長岡温泉に一泊し、大河ドラマ関連の史跡巡りをした([104824])伊豆の国市。「韮山城」の石高を十万石の大台に乗せました。

問六~デカンショ、デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす~
こちらは既出解から「南」の付く市と隣接と分かりましたが、「市盗り」絡みなどのような市がうまく見つからず、結局今まで未解答だった市を選ぶことになり、南丹市府県境越えで隣接する丹波篠山市を取ることに。結局、今回初解答の市はこの1問だけでした。
この現・丹波篠山市には、「篠山市」が誕生して間もない平成11年(1999)、湯村温泉~鳥取砂丘への道中で立ち寄っており、「祝・篠山市誕生」の旗などが街角に立ち、観光施設などのパンフレットもまだ「篠山町」だったものが多かったことを覚えています。

問七~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
問六以降の5問がいずれも「南」がキーワードらしい、と見えてきて、第二ヒントもいろいろ考えているうちに「南先頭」らしい…ここまでの解答を見ると「市内に『南』で始まる駅がある」「『南+市名』でなくても、『南』を『みなみ』と読まないものでもよい」ということが共通項だ。神戸市に「南○○」駅なんてあるのか、と思ったら、「南魚崎」があった…。八王子市は「八王子みなみ野」ではなくて「南大沢」、富岡市は…珍駅名「南蛇井」!。大和市は南林間、津市は南が丘…。後ろに余計なのが付いた([98536] hmtさん)前居住地の石高上積みも考えましたが、伊豆市・伊豆の国市を共に十万石に乗せた「流れ」から、こちらも伊豆から、伊豆急線「南伊東」駅がある伊東市を。

問四~Central Freeway~
こちらも第二ヒントで、「議会改革」と見えたものの、データがどこにあるのかなかなか見つからない…と思ったら、サイト内にあった!リンクにあった「早大マニフェスト研」のページを開くと、順位表が出ている。NGの宮古市は惜しくも100位以内に入らない。100位までの中から、ここを取れば領主に返り咲きになる調布市を取ったが、名物の深大寺そばを味わう暇もなく、わずか二日で取り返されてしまいました…
ところで、[107543]
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか
と書きましたが、この「深大寺城」は戦国時代に実在した城郭で、大永4年(1524)に居城としていた江戸城を北條氏綱(早雲の子)に奪われ、川越に逃れた扇谷上杉氏の当主・朝興がその13年後の天文6年(1537)に病に倒れた後、わずか13歳の長子・朝定が「前線基地」として築いた城でしたが、北條氏の軍勢が一気に川越城に突撃して攻め落としたため、朝定は北へと敗走、「肩透かし」を食らった深大寺城は勝利した北條氏からも見向きもされず、やがて草ぼうぼうの廃城となり、空堀は音を建てて崩れ落ちた(「武蔵野むかしむかし」(昭和60年・朝日新聞社編))とも言われているようです。

問九~花になるなら薬師の桜~
第二ヒントのアナグラムは「南始まり」と解けましたが、「南で始まる何か」がわからず。次のSVを見たところ、地図に切り替えると
白石市立南中学校の文字があり、白石市のHPを見ると「南中は既に廃校」と分かり、お題とここまで出てきた市のHPを調べて「前後に何もつかない、『南』一文字の中学校がある」と見える。4年前まで住んでいた町田市に「南中学校」があり、元の自宅の近くから町田駅に向かうバスに「南中学校前」というバス停もある。市のHPから「南中」が現在もあることを確認して、迷うことなし。「小山田城」の石高を15万石に積み増し。

問五は時間切れでした。
当初の想定解数が23、その後「調査漏れ」で最終的に26市になりましたが、相次いで参戦してきた新鋭がめきめき力をつけてきた今、ただでさえ少ない想定解を探すのは至難の業でした。お題、そして出てきた答えを見ると、過疎地にある市が多く並んでいましたが、お題のみよし市や、瑞穂市は明らかに違い、その方向ではないように見え、第二ヒントは「潮来市は補欠」と解きましたが、何かの代表チームのメンバーの補欠?…なんだかよくわからない。次のSVを見ると、何やらアイドルグループのメンバーみたいな名前が(実は選挙事務所でした)…ますます迷路にはまる。やっと第四ヒントで「女性がいない…女性議員がいない市」だとわかりましたが、その時点で既に残りは一桁。全国の市議会を調べ、膨大な資料から見つけるのは正直言って厳しい。この時点で「投了」と決めました…。

でもあと一問残っているので気を取り直して…

問三~巡る杯 影さして~
共通項は早々と見えていたのにもかかわらず、境界線がどこにあるのかをいまいち絞り切れず苦闘を強いられた問題でした。「3年間連続して人口増加」ということまでは簡単に推測できたのですが、その人口データの元は何なのか。順調に人口を増やしているように思えるつくばみらい市がNGというのは実に不思議でした。結局、「詳細検索」から[107040]で例示してあった検索例を利用して2022,2021,2021/2020,2020/2019各年のそれぞれの10月1日時点の、前年の同日との人口増減を比較した表を作って見比べ、3年間とも全て増加している市を調べ上げる、という「原始的」な方法を使うことになった。その中から、ここは「青葉城」の石高を積み上げ、15万石に。
この問では、[107620]で白桃さんがおっしゃって、デスクトップ鉄さん([107622])や勿来丸さん([107623])がフォローしているように、「国勢調査の年を挟んでいると、国勢調査の結果と他の年の推計人口とで大きく食い違うことがある」ことが影響していると思われます。つくばみらい市と同様、順調に人口を増やしている戸田市などの例もあることを考えると、この手の問題は(鬼が笑いますが…)国勢調査の年が絡まない来年に出すべきだはなかったかと思います。

…これで、第26回から続いてきた連続完答記録は「37」で途切れることになりましたが、記憶に間違いがなければ、第44回を最後に誤答したことがなく、第45回の最初の正答(問一)から数えて今回まで「連続お手付きなし記録」が189まで伸びているようです。これは奇しくも先日他界された、前回(1964年)の東京「奥運会」([65923] hmtさん)で圧倒的な強さで金メダルに輝き、「アニマル」の異名を取った無敵のレスリング王・渡辺長武氏の持つ連勝記録と同じ。とりあえず当面の目標は、200の大台乗せ、そして無敵の柔道王・山下泰裕氏(「奥運会」問題で味噌をつけましたが…)の203?越え、となるでしょうか…

♭今回の選曲は…
問二:甲子園でもおなじみの東海大相模高校の校歌の歌いだし。
問一:四日市市を走る「軽便」あすなろう鉄道([93764])にちなんで。昔、小学生の頃、こんな歌を習った記憶がありました。
問八:またもワンパターン…
問十:伊豆の国市の特産「苺」([104824])にちなんだ選曲ですが、こちらもワンパターン…
問六:丹波篠山と言えば、「黒豆」や「栗」と、そしてかの高名な民謡。
問七:これまた超ワンパターン…
問四:またまたワンパターン…。歌詞に出てくる「調布基地」は今の「味の素スタジアム」の辺り。
問九:「町田音頭」の2番の歌いだし。
問三:仙台市出身・土井晩翠作詞の「荒城の月」の、歌いだしの「春高楼の花の宴」に続く一節。

…ところで、「想定解数の少ない問題ばかりを出す」ということがこのところ話題になり、賛否の声も渦巻いていますが、実際にこのような回がありましたね。第25回の「落書き帳10周年記念」大会。想定解数は最小13市・最大で26市。この回での10問完答者はわずか4名、参加者数は30名でした。その前後の回の参加者がそれぞれ52名と43名であることから見て、やはり早々と売り切れてしまうと参加意欲が失せてしまうのでしょう。今回も、想定解数の少ない問題が出たことで参加者数もここ数回に比べて激減しており、[107636] でおがちゃんさんや、[107634] であきごんさんがおっしゃっている、「まだ実力が高くない」と自ら思っているレベルの人が参加しにくい、という危惧は、まさにその通りだと感じます。ただ、「想定解が少ない問題を集めた大会」を行う、ということ自体については、過去にも第25回の例があることから見て、「特別大会」のような形で実施するのも面白いと思います。そして、このような「売り切れ御免」になるような問題ばかりを集めた大会において、果たしてどのような人が参加し、そして誰がランキング上位に入るのか、今までのような想定解の比較的多い回と比べてどのように違う結果が出るのか、結果が見たいものです(もちろん私は最近の実力から見ても「休場」ということになるでしょうが)。

また、「東日本と西日本の境界」に関する話題もいろいろ賑わっているようですが、私は以前、「苗字の東西境界線はどこか」とか、「市盗り合戦」について「関ケ原合戦」になぞらえて「(メンバーが)東西両軍のどちらに属するか、またどちらが優勢か」ということを書き込んだことがありました([87301],[102089])。この件に関しては、「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします。
[107543] 2023年 4月 11日(火)00:16:46伊豆之国 さん
十番勝負
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか…
問五は時間切れで諦めます。ヒントの意味もいまいちわかりませんでした。
今の実力では厳しいです。予告した通り、今後は一線から退いて、気が向いたときに参加する形になるでしょう。

問三:仙台市
こちらも方向が見えているのに「虎の巻」をうまく見つけられず「奥の手」を使いましたが…
[107446] 2023年 4月 8日(土)21:40:52伊豆之国 さん
十番勝負
問九:町田市
[107426] 2023年 4月 8日(土)16:23:14伊豆之国 さん
十番勝負
問四:調布市
[107400] 2023年 4月 7日(金)23:40:57伊豆之国 さん
十番勝負
問七:伊東市
[107392] 2023年 4月 7日(金)23:04:34伊豆之国 さん
十番勝負
問六:丹波篠山市
[107382] 2023年 4月 7日(金)22:31:39伊豆之国 さん
十番勝負
問十:伊豆の国市
[107370] 2023年 4月 7日(金)21:43:42伊豆之国 さん
十番勝負
問八:伊豆市
[107326] 2023年 4月 4日(火)22:49:57伊豆之国 さん
十番勝負
問一:四日市市
[107276] 2023年 4月 2日(日)22:34:26伊豆之国 さん
十番勝負
問二:相模原市

予告された通り、今回は想定解が少ない問題があり、時間切れになりそうな問題が出る可能性が高そうです。
これで連続完答記録が途切れることになれば、今後は第一線から退くことになるでしょう。
[107146] 2023年 3月 26日(日)22:27:32伊豆之国 さん
「不滅の(不名誉)大記録」は永遠に…
[107144] 未開人さん
今年3月には深浦町と板柳町から高校がなくなります
深浦町というと、かつて高校野球の県大会で記録した「不滅の不名誉な大記録」([96355])
東奥義塾に0:122で負けちゃったこと
([96356] 白桃さん)
その深浦高校(既に直線距離で40km以上離れている木造(きづくり)高校の「分校」になっていたようです…SV)も、この春に最後の卒業生を送り出したあと、ついに歴史の彼方に消えて行くのですね…。まだまだ使えそうな校舎、今後どうなるのでしょうか? 深浦町から一番近い高校は、木造高校ではなくて鰺ヶ沢高校(深浦校舎から直線で約25km余り)になるようです。

…深浦、木造というと、5年前の夏の旅路(([96355]…クイズ、[96376]…答え)を思い起こします…。
[107130] 2023年 3月 23日(木)20:58:15【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:49:02 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
Fuji Village
ちょうど1か月前、[106970]で出題した
「この日」だから…クイズです
【問X】前橋市、上田市、刈谷市、四国中央市、佐賀市
1) この各市に共通する「ある事項」があります。それとは何でしょうか?
2) この各市と同じ共通項を持つ市の中で、人口が最大の市と最小の市はそれぞれどこでしょうか?

お分かりになった方いると思いますが…出題したその日は2月23日、「富士山の日」。
共通項は、「過去に『富士』の付く町村があったか、または現存する『富士』の付く市」。
該当する市は、hmtさんの[83633]の記事にリストアップされていました。
なお、「直近の推計人口」は、2022/10/1時点のデータです。

市名過去に存在した町村直近の推計人口
前橋市富士見村328,958
富士見市富士見村→富士見町112,599
横浜市富士見村3,771,961
笛吹市富士見村65,959
富士吉田市富士上吉田町45,751
上田市富士山村152,188
御殿場市富士岡村84,403
富士宮市富士根村126,250
富士市富士町、富士川村→富士川町242,580
刈谷市富士松村153,447
四国中央市小富士村80,628
糸島市小富士村99,821
佐賀市富士村→富士町231,248
豊後大野市小富士村32,485
(番外)
静岡市不二見村683,358
春日井市不二村306,774
ふじみ野市113,186

なお、「不二」の付く村があった2市と、現存の「ふじみ野市」も、「富士」を意味するものと考えられるので、「番外」としてリストに入れてあります。

[106971] 白桃さん
A市は[106970]伊豆之国さんのクイズ
2) この各市と同じ共通項を持つ市の中で、人口が最大の市と最小の市はそれぞれどこでしょうか?
の「人口最大の市」で、B市は「人口最小の市」に隣接している市です

「富士」の付く町村があった推計人口が最大の「A市」は横浜市、最小の市は豊後大野市。「B市」は、その豊後大野市に隣接する、この市が舞台とも言われる唱歌「○○の月」の作曲者の故郷でしょうか?
[107079] 2023年 3月 14日(火)21:40:32【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:43:30 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
愛がある市
今日は「白色の日」、ということで…

[106922]
【問A】仙台市、厚木市、福井市、長久手市、雲仙市
…この各市に共通する「何か」があります。それは何でしょうか?
  ▲ヒント:該当する町:宮城県松島町

共通項は…「その市内に『愛』が付く駅がある市」。
該当する市は次の14市でした。

市名駅名路線名備考
北見市愛し野石北本線
弘前市聖愛中高前弘南鉄道大鰐線
仙台市愛子仙山線
愛宕橋仙台市地下鉄南北線
野田市愛宕東武野田線
厚木市愛甲石田小田急小田原線駅は伊勢原市にまたがっているが、住所は厚木市
黒部市愛本富山地鉄本線
福井市仁愛女子高校福井鉄道福武線路面区間の停留所
袋井市愛野東海道本線
豊橋市愛知大学前豊橋鉄道渥美線
豊川市愛知御津東海道本線
豊田市愛環梅坪愛知環状鉄道
長久手市愛・地球博記念公園愛知高速交通東部丘陵線
東温市愛大医学部南口伊予鉄道横河原線
雲仙市愛野島原鉄道

「市」以外で該当するのは、北海道愛別町(愛別など3駅)・宮城県松島町(愛宕駅)・滋賀県愛荘町(愛知川駅)の3町です。答えの解説は、[97536](「愛」か「恋」の付く駅がある鉄道路線)を見ればわかります。駅のラインアップは当時(4年前)から変化していません。
[106932] 海辺を飛ぶ鳥さん
仙台市には2つの「何か」があるのですね
その仙台市は、全国で唯一、市内に「愛」の付く駅が2つある市なのでした。
[107075] 2023年 3月 12日(日)22:10:11【1】訂正年月日
【1】2023年 3月 12日(日)22:12:38
伊豆之国 さん
権現堂川
昨日の「アド街」は、「埼玉県幸手市」でした。かつては日光街道の宿場町として栄え、明治の中頃でも大宮(さいたま市)をも遥かに上回る「結構な街」だった([100310] 白桃さん…名邑三世代.その44(埼玉県・前編))という、「明治の名邑」として輝いていた幸手の街。今も往時の「栄光」の名残をとどめる街道筋の旧家の数々も、番組の中で紹介されていました。しかしその後は長らく繁栄から取り残され、ようやく市制施行に至ったのは、首都圏の通勤圏が拡大してきた昭和も終わりに近づいたころ。それからしばらくの間は人口が増えていたのですが、やがて停滞から減少へと向かい、国勢調査人口では1995年の58,172人がピーク。最新の推計人口はついに市制施行以来初めて5万人の大台を割るという事態となり、市民へのインタビューでも町の現状を嘆く声が多く見られましたが、その幸手市民が口をそろえて自慢にしているのが「権現堂川堤防の桜並木」(権現堂公園公式HPより)。この「権現堂川」と聞いて思い出すのは、hmtマガジンにも収められている「利根川と国境・県境の関係」。この「権現堂川」を含め、利根川・渡良瀬川・江戸川・中川などの複雑な流路の変遷と、武蔵・下総・常陸などの国境の移動の歴史が詳しく述べられ、私も改めてこの記事集を見ると、まさに圧倒されるものを感じ取ります。また、「アーカイブス」にある「利根川東遷」という記事集の中にも「権現堂川」に触れた記事がありました。
ところで、インタビューに応じた幸手市民も、一様に何の疑問もなく?「権現堂川」と呼んでいましたが、hmtマガジンのこの記事集の中で、直接「権現堂川」がタイトルに入っている[77091]を見ると
現状では、栗橋から先の総武国境には川が流れていませんが、ここは、利根川の歴史を語る上で欠かせない「権現堂川」の流路跡です
その姿は 南北に細長い池で、権現堂調節池(行幸湖)という注記も見えます。南端でつながっている川を東に進んだ幸手工業団地付近も かつての権現堂川ですが、Mapionには「中川」と書いてあります
つまり、「川としての権現堂川」は完全に失われ、西側は調節池として、南側は中川の一部として再利用されているわけです
とあり、また現在のMapionを見ると、やはり桜並木などがある公園の横(北側)を流れているのは「中川」で、その北に「権現堂川」の文字は見えるものの、「行幸(みゆき)湖」の名もあるように既に川としての実態を失った「池」のような存在になっているのが読み取れるのでしょうか。

…幸手市と「権現堂川」を境に隣接している茨城県五霞町とは、ご破算にはなったものの、かつて「越境合併」(「大昔」は共に「下総国」でしたが…)の話があったことは、落書き帳をにぎわせていました。でも、仮にこの合併が実現していたとしても、両市町の現在の合計推計人口は56,989人(幸手市49,164+五霞町7,825)と、既に幸手市の国勢調査での最多人口を下回っているのですね…。
[107052] 2023年 3月 8日(水)10:12:40伊豆之国 さん
将棋・甲斐女流5段が引退
日本将棋連盟は、昨日(7日)、甲斐智美・女流5段が引退することを発表しました(記事)。

日本将棋連盟は7日、甲斐智美女流五段(39)が1月に引退届を提出し、勝ち残っている五つの女流棋戦で今期対局が終了した時点で引退すると発表した。甲斐女流五段は3日にマイナビ女子オープンで挑戦者になったばかり。女流王位戦でも挑戦にあと1勝に迫っており、タイトルに挑戦する一線級の実力を残したまま引退するのは異例だ
甲斐女流五段は連盟を通じ、「一身上の理由により、女流棋士を引退することにした。長い間、勝負の世界に身を置き将棋を指す喜びの時、苦しみの時を通して、さまざまな体験をさせていただけたことに感謝している」とコメントを発表した
甲斐女流五段は石川県七尾市出身で中原誠十六世名人門下。1997年4月に13歳で女流棋士となった。一時、棋士養成機関の奨励会に所属し、1級まで進んだ。タイトルは女王1期、女流王位4期、倉敷藤花2期の計7期。白玲戦女流順位戦では、四つあるクラスの最上位、10人がしのぎを削るA級に所属する。4月4日からは西山朋佳女王(27)に挑戦するマイナビ女子オープン五番勝負に臨む
連盟によると、次期倉敷藤花戦には参加せず、7日にそのトーナメント表を発表したタイミングで引退を公表したという

都道府県別プロ棋士ランキングのデータ更新は、甲斐さんが残る全対局を終了し、正式に引退した時点になるでしょう。
[107038] 2023年 3月 6日(月)00:46:39伊豆之国 さん
Re:自治体越え地名 & 残念なニュース
[107003] 海辺を飛ぶ鳥さん
[107004] オーナー グリグリさん

隣接市区町村名地名(船橋市の習志野地域(BANDALGOMさん記事)から連想。他に川崎市多摩区など)
ですが…
身近な都内から探すと
豊島区北区豊島(非隣接)
江東区墨田区江東橋(隣接)
小金井市小平市花小金井南町(隣接、「花小金井(○丁目)」は非隣接)
多摩市日野市多摩平(非隣接)
…といったところですが、「自治体越え」になった理由は様々であり、「多摩」のようにもともと広域地名だったものを域内の各自治体がそれぞれの理由付けで名付けたものもあるなど、単純にひとくくりできないような気がしますが、いかがでしょうか?

ところで、「オンラインオフ会」の話が出てきましたが([107017])、「オフ会」というと、12年前の第8回オフ会の会場となった会津若松市芦ノ牧温泉の「丸峰観光ホテル」が「倒産」(民事再生法申請)した、というニュースが飛び込んできました(こちら)。
福島県会津若松市・芦ノ牧温泉の丸峰観光ホテル(星保洋社長)と関連会社の丸峰庵(同社長)は28日、地裁会津若松支部に民事再生法の適用を申請した。東京商工リサーチ郡山支店によると、負債総額は2022(令和4)年3月期末時点で丸峰観光ホテルが20億7679万円、丸峰庵が4億7909万円の計25億5588万円。事業は継続し、再建を目指す。宿泊予約も受け付ける
同支店と帝国データバンク郡山支店によると、同社は1965(昭和40)年に創業した。丸峰本館は600畳舞台付の会食場や、最大千人収容可能なコンベンションホールなどがあり、芦ノ牧温泉では最大規模の観光温泉ホテルの1つとして高い知名度を誇っている
1994(平成6)年3月期にはバブル景気が追い風となり、売上高25億円とピークを迎えた。1995年3月期以降は景気後退で利用者数が減少。債務超過額も拡大していた
2020(令和2)年に入ると新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた。2022年3月期は売上高が5億円台まで後退し、2億円超の最終赤字を計上した。その後も業況は好転せず、資金繰りが限界に達した
…こちらはとりあえず営業は続ける、という方向のようですが、「オフ会開催旅館の倒産」というと、岡山市苫田温泉の「乃利武」の自己破産・廃業([91459] MasAkaさん)。その現在の状況は、というと…こちらに出ていました。
[106970] 2023年 2月 23日(木)20:20:51伊豆之国 さん
「この日」だから…クイズです。
…早いもので、hmtさんが他界されてはや1年が過ぎました。一周忌ももう終わったのですね…。

さて、[106922]で出題したミニクイズ

【問A】仙台市、厚木市、福井市、長久手市、雲仙市
…この各市に共通する「何か」があります。それは何でしょうか?
  ▲ヒント:該当する町:宮城県松島町

ですが、
[106932] 海辺を飛ぶ鳥さん
仙台市には2つの「何か」があるのですね
鋭いところを突いてきましたね…。まさにこの方向で合っています。
共通項と想定解は「白色の日」に発表します。

そこで、[106922]に続いて、今度も「この日」だから出せる?クイズを。

【問X】前橋市、上田市、刈谷市、四国中央市、佐賀市

1) この各市に共通する「ある事項」があります。それとは何でしょうか?
2) この各市と同じ共通項を持つ市の中で、人口が最大の市と最小の市はそれぞれどこでしょうか?
[106922] 2023年 2月 14日(火)22:55:08伊豆之国 さん
卯年ですが… & ミニクイズ
今年は「卯年」ですが、学校で「兎」を飼育しているところが激減している、という記事がありました(こちら)。
理由を聞いてみると、夏休みの餌やりなど先生たちの負担、子どもの動物アレルギー、感染症などさまざまな課題が寄せられた
なぜ学校のウサギが少なくなっているのか。3年間で飼育数がほぼ半減した練馬区をはじめ複数の区が「長期休業中の世話など教職員の負担」を理由に挙げている。足立区は、ウサギに限らず生き物全般の飼育数が減っているとした上で「鳥インフルエンザが流行した時に『それ以上飼わない』となった」と振り返る
一方、世田谷区の担当者は「ウサギは暑さや寒さが苦手で、適切な飼育環境を維持することが難しい」としている。児童の動物アレルギーの影響を指摘する区も複数あった
私は、学校の耐震などの改築・改修工事の事前調査に同行することがしばしばあるのですが、小学校の校庭にある、以前は兎や鶏などがいたであろう飼育小屋が「空き家」になって、放置されて荒廃していたりゴミ捨て場代わりになっていたところがよくあり、「コロナ」の影響だけでなく他にもいろいろと事情があるのでは、と思っていたのですが、「上記のような理由があった」と納得したのでした。

さて、ガラッと変わって…
【問A】仙台市、厚木市、福井市、長久手市、雲仙市
…この各市に共通する「何か」があります。それは何でしょうか?
  ▲ヒント:該当する町:宮城県松島町
[106905] 2023年 2月 5日(日)22:40:37伊豆之国 さん
ご注進(ご当地なので) & 旅の裏話
[106898] オーナー グリグリさんへ
下田市、南伊豆市、松崎町、河津町
南伊豆「町」ですね。

ところで、「ユースホステル」の話でにぎわっているようですが…私も宿泊経験は全くありません。「見知らぬ人と相部屋になる」、ということよりも、むしろそのあとの「ミッション」が辛そうだった、というのが正直な気持ちだったのかもしれません。

[106899] メークインさん
「ぐるり北海道フリーきっぷ」を使って、往復北斗星のB寝台
「北斗星」で北海道往復とは。うらやましいですね…。私は結局「北斗星」も「カシオペア」も乗ることができないまま、運行が終わってしまいました。この時期に一度、今から25年前に北海道を4泊5日で回ったことがあるのですが、行きは函館まで、帰りは釧路から、いずれも飛行機でした。5年前、新幹線で函館~津軽を2泊3日で回ったとき、2日目に泊まったつがる市の温泉旅館で、夜に一度外に出て星空を眺め、北の空に北極星を挟んで北斗星とカシオペアが向かい合っているのを見て([96355]…クイズでその答えは[96376])、「どっち(の列車)もとうとう乗ることが叶わないまま終わってしまったなぁ~」と苦笑いしたものでした。

[106900] メークインさん
お腹を空かしたウサギの大群に追いかけられまくり、良い印象が全くありません
ルート上にある草むらを歩いていると、横からウサギが飛び掛かってくるという恐怖もオマケでついてきました
今では「かわいいペット」というイメージが強い「兎」ですが、元々ペットとして飼われている兎は西洋からの「外来種」で、在来の野兎とは別種だそうです。大久野島の兎のことは、[106337]の書き込みでリンクしていますが、諸説はあるようですが、ペットとして飼われていたものが放たれて野生化したらしいのです。でも、野生化したとなるとやはり「本心」をむき出しにしてくるというものなのでしょうか。それにしても、キャラクターや縫いぐるみと実物の落差が大きいですね(「熊」となるともっと激しい…)。
「飼いならされているから」と甘く見ているとえらい目に遭う、というと、修学旅行などで奈良に行ったとき「鹿に追いかけられてけがをした(しそうになった)」という記憶をお持ちの方は多いのではないでしょうか?(この辺は地元の方に…)
[106864] 2023年 1月 28日(土)15:09:54【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:36:35 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
第95回選抜高校野球出場校決定
昨日(27日)、第95回選抜高校野球の出場校が決定しました。
今回も昨年の「選抜」に引き続いて、全出場校(北から南への順、21世紀枠は最後)の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市・区・町の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。
今度の大会は、5回ごとの記念大会ということで、例年より4校多い36校が出場します。

出場校所在地経県領主主な観光地・イベント備考
クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里
仙台育英、東北仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は仙台育英-宮城野区(注1)、東北-青葉区
能代松陽能代市2鳴子こけし旧料亭金勇きみまち阪風の松原
作新学院宇都宮市3桜トンネル二荒山(ふたあらやま)神社(注2)、宇都宮城跡、大谷観音・大谷資料館
健康福祉大高崎高崎市3桜トンネル高崎観音、少林山達磨寺、榛名山・榛名湖
専修大松戸松戸市3Takashi矢切の渡し、本土寺(紫陽花寺)、戸定邸
東海大菅生あきる野市3U-4秋川渓谷、東京サマーランド
二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
慶應横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は港北区
山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
北陸福井市4EMM一乗谷朝倉氏遺跡、足羽山公園、越前海岸
敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ケ崎城跡
東邦名古屋市4名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は名東区
常葉大菊川菊川市3伊豆之国黒田家代官屋敷・資料館せんがまち棚田(菊川市観光協会HPより)
大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
彦根総合彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
龍谷大平安京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は下京区
大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)、三好長慶武者行列(大東市HPより)
履正社豊中市1深夜特急高校野球発祥の地、大阪国際空港(注3)、服部緑地
報徳学園西宮市3深夜特急甲子園、西宮神社(えべっさん)、大谷記念美術館
加東市0今川焼播州清水寺(西国25番札所)、東条湖、闘竜灘(加東市HPより)
智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取城北鳥取市3とりぴー鳥取砂丘、白兎海岸・白兎神社、鳥取城跡
広陵広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は安佐南区
光市1k-ace伊藤公資料館虹ヶ浜海水浴場(光市HPより)
英明、高松商業高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
高知高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
海星長崎市3桜トンネル大浦天主堂、グラバー園、平和公園など
長崎日大諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
大分商業大分市4デスクトップ鉄高崎山、うみたまご、府内城跡
沖縄尚学那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道
石橋下野市1駿河の民下野国分寺跡下野国分尼寺跡しもつけ風土記の丘(下野市観光協会HPより)
氷見氷見市4EMM氷見漁港場外市場 氷見番屋街ひみ獅子舞ミュージアム、氷見温泉郷(第12回オフ会)
城東徳島市3白桃阿波踊り、眉山、阿波十郎兵衛屋敷・阿波木偶人形会館

注1)仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
注2)日光のは「ふたらさん」、宇都宮のは「ふたあらやま」
注3)大阪国際空港は伊丹市・池田市にもまたがっている

※領主名は敬称略です。

今回の初出場校計は5校で、前回より1校減。そのうち春夏通じて初出場は、彦根総合と21世紀枠の石橋・城東の計3校です。一方、最多出場は龍谷大平安の42回で、自身の持つ最多出場記録を更新しました。東邦の31回が続きます。一方、久しぶりの出場では、北陸が34年ぶりの出場となりました。また、今度の大会では、「過去に全国制覇を果たしている高校が多いこと」が目立ちます。夏の大会を含めると、出場校36中15校を数えます。
[106849] 2023年 1月 22日(日)20:47:18伊豆之国 さん
第62回十番勝負苦闘記~Here Comes The Sun~
ここでやっと十番勝負の感想文を書くまでにたどり着きました…

昨年末から本業の作業の積み残しが重なり、年末年始は休日返上(と言ってもテレワークで、さすがに年末年始恒例の番組の時間はながら作業でしたが)、老体に鞭打って昼夜兼行の大仕事。[106337]で書き込んだように、果たして今まで通り十番勝負に参戦できるのか、「休場」も覚悟という状況。5日目の夜になってようやく46回連続となる参戦のめどが立ちましたが、しばらくは「わかった問題から答える」こととし、何とか完答を目指すということにしたのは、終了の2日前になってからでした。

…ということで、今回も答えられた順に。

問一~富士の白雪ゃノーエ 解けて流れて三島に注ぐ~
問六~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
とりあえず「参加賞狙い」で答えられたのがこの2問。問一は、第二ヒントの画像を開いて見えた「昭和」と、第三ヒントを「ずいぶん前です」と解いて、「市制施行の期日」ではないかと、「雑学」から「市制施行日の古い順」で当たると「昭和の戦前期」に市制施行した市だと見える。問六は、他の幾人の方と同様、問題の市を眺めた第一印象では「東海道新幹線」か、「東名・名神」か、どちらかだろうと推測したが、羽島や海老名がNGになったのがいまいち不思議で立ち止まり。第二ヒントの画像を拡大すると「未踏」の文字が見えたのと、第三ヒントが「最近のランク」と解けたので、「市区町村の経県値」で「未踏のメンバーがいない」ということか…。共に該当している三島市が残っており、いずれも市盗りのライバルが別の市を答えた後。「ご当地の防衛最重点」で2万石を積み重ね。

問四~春を愛する人は~
解答が進んできて、「市名の読みが同じ母音だけ」と見えてきた。「あ段」ばかりの市が目立つ中、珠洲(SUZU)とか氷見(HIMI)といったほかの段ばかりの市もちらほら出て、お題の津(TSU)の意味も理解できた。近県から、「あ段」ではなく、市名と同名の駅が市内になくて隣の市にある志木(SHIKI)市に。
…第三ヒントで「あ行以外も」とありますが、「あ段~」ですね([106792] 鳴子こけしさん)。

問三~Here Comes The Sun~
こちらは第四ヒントで。「海や川にいる」と解け、第二ヒントの画像で「魚」の字が目に入ったことと合わせて、「市の魚」ではないかと。雑学」を開いてみるとここまでの答えがぴったり。ライバルに1万石差に迫られている日光東照宮の死守に。

問五~日光を見ずして結構と言うなかれ~
出だしの誤答ラッシュには、やはり一体何のことなのかわからず戸惑い、その後も「今市」共通項がつかめず、ようやく第五ヒントの「誤」と「前回勝負」と出てようやく「前回の十番勝負で誤答になった市」だと。ここでもやはり日光市を取って突き放し。

問十~湖の街 彦根の空~
第二ヒントの画像の意味は分からず、一文字ヒントの「金」を見て「十番勝負の金メダル関係?」と一瞬思いましたが違い、「問題にヒント」の意味は…しばらくしてお題の市を見返ると「横浜」「金沢」…町村ヒントの当別町には「石狩金沢」という駅があった…。そうか、「金沢」という地名か、とやっと気づく(それにしても気づくのが遅い…)。コレクションに「金沢」がある。その中にあるまだ出ていない市から、出身地・世田谷区とは「井伊家つながり」で縁の深い、国宝の天守閣がそびえる琵琶湖畔の市を。

…ここからの4問は、第六ヒントと、第四ヒントの解が出たことで共通項がつかめたもの。ここでようやく「連続完答記録更新を目指す」方向に舵を切ることができました。

問二~生まれ浪速の八百八橋~
答えが進んで行くうちに「外国人が多い」のではないか、と薄々見当はついてきて、お題の川口市の「新・中華街」とか、つくば市は研究学園都市。必ずしも県庁所在地や県内最多人口の市が該当するとは限らないというのには意外性があるのが面白い。でも答える機会をうかがっているうちに時間が過ぎて行き、気が付いたらもう既に残り少なくなっている。以前にも書き込んだけれど、国勢調査のデータがうまく開けない。結局「外国人人口 市区町村ランキング」をネット検索。少し古いデータしか見つからなかったが、ここまでの答えと照らし合わせると「絶対鉄板」の「大都会」でまだ出ていないのがいくつかある。城主が絶対的地位を築いていて他のメンバーも手を出せない大阪市を取ることにした。SVの画像は、正面のビルの屋上の「綿半」の大看板ばかりが目立ち、後はファミマだの法律事務所だの…で、何を意味しているのか最後までさっぱりわかりませんでした。

問七~そうか、そうかと頷く草加煎餅~
ヒントの意味がいまいちわからず、第四ヒントの解と第六ヒントが同時に出てようやく「面積ランキングで同一県の市が連続」と。早速「検索」で面積順に並べると、お題にあった茨城県4連続があった。選んだのは、ここを取れば「市盗り」に王手がかかる、芭蕉が「泊った」と「嘘」を書いた([77138])煎餅で名高い市。

問八~葛飾のママの井を見れば~
ここも共通項の近くまで来ていながら絞り切れず苦しんだ問題。終盤にきて、第六ヒントの「境界未定部」と第四ヒントの解「面積未定部」…それなら過去問にあったな、と思い出す。第45回の問五。「市町村 境界未定」でネット検索すると、そのあとに「参考ページ」として出たものと同じデータがあった。結局、第45回で答えた、お題の浦安市・都県境越えの江戸川区との境界未定区域がある市川市を再び取ることに。現在の最新データであるその「参考ページ」にも載っていたので間違いないとわかった。

問九~ここに●●の白兎~
最後に残ったのがこの問九。「町村を含む」ことだけはわかったものの、SVの画像を見るとまず「オルガン針」の広告が真っ先に目立ち、視点をずらすと「無言館」「前山寺」(どちらもだいぶ前に見ていたところですが…)への道案内、反対側を見ると美容室の「30」が目に入るも、どれがヒントになっているのかさっぱりわからず。一文字ヒントの「十」が出るも、「問九なのになぜ十?」と意味不明。ようやく共通項が分かったのは、第六ヒント。「町村を含めて人口の差が10人未満」「前回は市だけで比較」。ランキングデータから探しますが、結構手間がかかる。選んだのは、「卯年」つながりで、「白兎」駅がある([106337])長井市でした…。
この問のSVの意味するところは、結局最後まで分からず、画面を地図に切り替えて、反対側の美容室「30」があるその先に「十人薬師堂」があるのを見つけたことでやっとわかったという感じ。「十人」のバス停は文字が小さくて、細かい字が読みづらくなっていることもあってよく見えませんでした。SVというと問二で書き込んだのも同様ですが、共通項と無関係、迷彩になりそうな看板などが画面の中で嫌でも目立ち、肝心なものが画面を見ただけでははっきり見えずどこにあるのかよくわからない、というのは、果たしてSVヒントとしてどうなのか、と思ってしまいました。

…これでようやく十問ノーミス完答にこぎつけましたが、最終着順は28位、これは完答できた大会の中では過去2番目に悪い記録。年齢からくる直感の衰えに加え、想像をはるかに上回る新規参入者の実力の高さ。果たしてあと何回続けられるのか、「引退」もそろそろ秒読み、ということになるのでしょうか…。

♭今回の選曲は…
問一:この地に伝わる民謡より。
問六:鉄道唱歌・東海道編16番の歌いだし。当時の三島駅は現在の御殿場線下土狩駅でした([94655]、他)。
問四:「シキ」の歌…。完璧に駄洒落!
問三:この時季、「日光」の暖かさが恋しい季節、ということで…
問五:古くから言い伝えられてきた、宣伝文句?
問十:甲子園でもすっかりおなじみになった近江高校の校歌の歌いだし。
問二:懐メロ「王将」の一節。今を時めく無敵の少年棋士に、かつて最強を誇った「中年の星」が挑む王将戦、今熱戦たけなわですが、やはりベテランには厳しい?
問七:芭蕉が「泊った」と「嘘」を書いたこの市で作られていなくても「草加煎餅」と名乗れるそうです([77138])。
問八:今を去ること千数百年の昔、かの地に住んでいたと言う伝説上の絶世の美人「真間の手児名」にまつわる悲恋物語を詠んだ、萬葉歌人・高橋虫麻呂の和歌([93578],HP) 。
問九:長井市には、全国で唯一「兎」の付く鉄道駅「白兎」駅がありますが([106337])、そこは「因幡」ではなく「出羽」なので…

♯書き込みの途中で誤って書き込みボタンを押してしまったため、いったん削除した上で書き込みしなおしました。
[106711] 2023年 1月 9日(月)08:58:02伊豆之国 さん
十番勝負
問九:長井市
[106707] 2023年 1月 9日(月)00:47:37伊豆之国 さん
十番勝負
問七:草加市
問八:市川市
[106700] 2023年 1月 8日(日)22:53:17伊豆之国 さん
十番勝負
問二:大阪市
[106668] 2023年 1月 8日(日)13:19:00伊豆之国 さん
十番勝負
問十:彦根市

とにかく「一つでも多く」というのが正直なところ。
[106636] 2023年 1月 7日(土)22:41:14伊豆之国 さん
十番勝負
問五:日光市

もう一つ…
[106595] 2023年 1月 7日(土)00:12:13伊豆之国 さん
十番勝負
問三:日光市

今の状況ではどこまで行けるか「今市」見通せませんが、ともかくできるところまで…
[106552] 2023年 1月 6日(金)20:33:25伊豆之国 さん
十番勝負
問四:志木市

もう一つ。


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