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[58387] 2007年 5月 8日(火)17:21:18スナフキん さん
少しだけフォロー
[58383]小松原ラガーさん
西鉄新宮駅の東側に緑地というか、公園というか、それらしきものがあるのですが、
私は、勤務先に掃いて捨てるほど(大汗)地図がそこいらじゅうに転がっているので、こんな仕事をしているにもかかわらずネット地図を利用することがほとんどありません。でも、書き込みの内容が気になるので少しだけ調べてみました。

地図の表現から見て、ネズの網掛け部分をおっしゃっているのだと思いますが、こういう表現の場合は通例「その他敷地」のような類いであることがほとんどです。新宮町自体が福岡市中心部から若干距離が離れており、地図の扱いもいきおい小縮尺でごまかされがちな地域ですが、それでも棚をあちこち探ってみるとどうもこのグレーゾーン(汗)、無線送信所のようです。固有名詞が何となく知りたい衝動に駆られて、ネットをさらに詮索してみると、ここは「福岡航空交通管制部旧短波送信所」だったようです。「だった」と言うのは、私が見つけた資料には国有地の処理方針という形でこの名称が掲載されており、すでに利用されていないか、あるいは廃止が決定している施設であるようです。2004年度売却見込みとあるのですが…その後どうなっているのかは定かではありません。グーグルマップ上で見えているロータリー状のものは、察するに電波塔など構造物周辺を取り囲む敷地内道路ではないかと。当然無線送信所内ですから一般者の立ち入りは固く禁じられているはずですが。

とまぁ、わが社ではこの程度の調べものなら何とかなります(苦笑)。
[58378] 2007年 5月 7日(月)22:48:06スナフキん さん
生涯経県値、いっき上乗せへの目論見
ゴールデンウィークがあっという間に終わってしまいました。皆さんはどういう過ごし方をされたでしょうか? 遠出主義? それとも近場責め?

私は結局、いちばんの遠出が羽田空港(汗)でした。そこから先、ヒコーキに乗ることはなく実質ノンストップのモノレール快速に乗って満足した…はずでした。しかし、ダメですね。親のもったヒコーキ気違いの血は私にも流れているらしく(大汗)、いざ帰宅するともうヒコーキで出かけたくて仕方なくなってしまいました。

で、今月末、入梅前に何とかしたいと思っていた生涯経県値の上乗せ、ハチャメチャな行程でまず2県を料理する予定にしました。決心すれば早いもので、今日のうちに宿2泊と往路のヒコーキは押さえました。が…久しぶりのヒコーキとあって浮かれ気分が抑えられず、生涯初めての「スーパーシート」なるラグジュアリー席へ背伸びしてしまいました(汗)。どんなイスなんだろう、どんなサービスが受けられるんだろう…ちょっと楽しみではあるんですが、過去に鉄道のグリーン車やA寝台を利用した時は身分との不相応に居心地の悪さを感じたこともあり、妙な不安も感じます。

攻め落とす予定なのは高知県と和歌山県。いずれもまんま県庁所在地泊でひねりも面白みもない、それこそ数合わせ的お出かけと言えなくもありませんが、この両県を2泊3日で丸め込むこと自体がなかなか難しいので、あんまり贅沢は言えません。我ながら、どうしてこうも攻略難儀な場所ばかり残すかなぁ…。下らない私事の書き込みにて、失礼しました。
[58313] 2007年 5月 5日(土)00:17:32スナフキん さん
いろいろつまみ食いレス
今日は鉄仲間と充実した(≒怪しい)プチトリップを楽しんできました。PASMOも今までにない使い方をいくつもしましたし、連休恒例の人出でごった返す某巨大空港なんぞも見て参りました(汗)。

夜行バス関連:
私は、テレビ放送の予告は見ていて放映されること自体は知っていたんですが、いかんせん普段からテレビを見る習慣が全くないので、案の定見忘れました(涙)。ツアーバスの実態、さすがにこれだけあちこちでかけてあちこちユースホステルを利用しているといやがおうにもその実態が耳に入ってきます。現に、いろいろな問題が生じそうなのであえて実名は伏せますが、そうして運行されているバスを東北のある駅至近で見かけたこともあります。実はこの「ツアー」形式でバスを運行すること自体、最近興った話ではありません。かなり前から、それこそ首都圏や近畿圏から「スキーバス」と称して大手旅行代理店が募集しているゲレンデまで直行するバス、あれが当初あった姿だったと私は認識しています(実際は違うかもしれません)。結局いま問題視されているのは、その当時のスキーバス運行形態を拡大解釈して、都市間輸送に当てはめてしまったことにあるのだろうと思います。法律の抜け目をかいくぐろうとした事業者側にも当然問題はあるのでしょうが、安いものにすぐ飛びつく、いいとされるものにもすぐ飛びつくような安易な行動を取る消費者が増えたことにも問題の一端はあると考えます。かかる利益に対して当然支払われるべき対価…この「常識の境目」を、見極められる消費者がここ数年で激減したと思うのは私だけでしょうか。「価格破壊」などという語が一人歩きしていますが、これとて私は善し悪しだと思っています。政府がよく使う「デフレからの脱却」というスローガンを実現したくらいで、この問題が解決するとは私自身はとても思えないのですが。

大回り乗車関連:
私自身もこれで何度か遊んで(汗)ますが、お咎めにあったことは一度もありません。時間制限ですが、私のwebで公開(後悔?)しているおバカ調査の際にこの要件で引っかかった経験があり、片道最低運賃乗車券で自動改札機を出る際に勢いよく扉を閉められました。今までは駅員に自己申告してそれで済んでいましたが、2005年4月の調査時、とうとう咎められました。自分のしていたことを明かすと、逆に駅員から「5時間を超えると無条件で扉が閉まる」と言われました。2005年当時の出来事ですが、現業の駅員が明言した話なので信用に足る内容と思います。逆に、昨今流通著しいSuicaあたりだと、2時間はたぶんないでしょうね。いや、過去にはそうだったかもしれませんが、いまは時代が変わりました。「駅ナカビジネス」が当たり前に行われるようになって、改札内で時間消費すること自体が全く珍しくなくなりました。エキュート大宮や品川を見る限り、改札内で1時間以上を費やして飲食する、なんて使い方はもはや当たり前に近くなっています。だとすれば、当然使用制限をあえてはめるなら乗車地から目的地までの所要時間に、これら時間消費に相当する分の上乗せがなければ利用者にはどう考えても不都合です。幸い私の周辺に何人か関係者(汗)がいるので、折を見て尋ねてみます。
[58180] 2007年 4月 27日(金)10:19:13スナフキん さん
志木の話を少し。
[58151]小松原ラガーさん
志木駅の北と南、どちらが開けているとかの情報でも結構です。
以前、まれに志木駅で乗降することがあったのですが、それももう5年以上前の話。最近ではコーヒー豆を買いに途中下車する程度で、間違ってもこの駅で飲食のため下車することはなくなりました。なので、個別のお店に関する情報を出すのはちょいと無責任になるのでやめておきます。当時は、南口の東武トラベル(2Fの橋上駅舎構内)下にある「浜伸水産」の評判がよかったんですが、私が利用しなくなる直前から「大したことない」的情報が散見されるようになっていましたから、いまはどうなんだか…。

当落書き帳でも話題になったかもしれませんが、ご承知のように「新座市にあるのに志木」を名乗る、全国でいくつかあるひねくれ駅(汗)のうちのひとつですが、昔から駅前が開けて栄えていたのは新座市側にあたる南口。一方、志木市側の北口は数年前に大規模市街地再開発が竣工し、巨艦店舗であるマルイがドーンと鎮座しています。駅周辺も軒並み再整備されたので、概してお店の外観は北口の方が新しい分、きれいです。ただ、再開発対象地には昔ながらの渋~い飲み屋などもあってそれなりの雰囲気を感じさせていましたが、いまではそういった面影は北口駅前からは全くなくなりました。渋めの雰囲気をお好みならば南口の方がよろしいかと。また、マルイの最上階にはレストランコーナーがあり、味はともかく窓際の席からの眺めはよろしいという評判が聞こえてきます。

これとは別に、チェーンの居酒屋でもいいということならば隣の朝霞台の方がいいかもしれません。こちらは近年急速にビルの建設が進み、乗り換え客が非常に多く東上線では利用客数第二位を誇る、近隣に東洋大学朝霞キャンパスがあって一定の需要がある、などの理由から大手居酒屋チェーン店が続々と出店しています。新しいお店が大半なので、全体的にきれいな店が多いですし、店舗面積も志木のそれに比べると余裕があるはず。

志木界隈の宿となると限られますねぇ…。だいたい4~5ヶ所程度しか思いつきません。あそこかあそこ、あるいはあそこかな?(笑)
[58147] 2007年 4月 25日(水)14:31:04スナフキん さん
第二名神は「新名神高速道路」
昨日、西日本高速道路から出されたプレスリリースによると、従来「第二名神高速道路」として建設してきた部分のうち、2008年春開業予定の草津~亀山間の正式名称をこのほど「新名神高速道路」とすることに決定したのだそうです…。

ひと頃、合併が盛んに行われていた時分には合併後の新自治体名称をめぐって当落書き帳でも様々な意見が噴出したのはまだ記憶に新しいですが、ついこの前のネーミングライツによる「トーヨータイヤ~」しかり、今回の「新名神」しかり、物議を醸し出しそうな道路名称の話題がここのところ増えています。

まぁ、それを言い出すと先週、同様にリリースがあって正式に決まった、京都市営地下鉄東西線の延伸区間における駅名にも賛否両論があるのでしょうけど…長いのとか、混乱しそうなものは困るんですよね、地図屋にとっては(汗)。
[57979] 2007年 4月 13日(金)23:47:18スナフキん さん
「ぶた」の話を広げます
「ぶた」と言えば、埼玉県の東松山名物とされている「やきとん」なんてのがありますね…かつてここでも話題になったような、ならなかったような。沿線住民を20年以上やっているのでいくらでもウワサは聞こえてきますが、ではあんた自身はどうなのかと言われると、一度も口にした経験がありません(汗)。

同じ埼玉県の「ぶた」的話題では、埼玉種畜牧場(通称:サイボクハム)で生産される高級豚肉を「スーパーゴールデンポーク」と呼ぶそうな。ここ、敷地内で温泉を掘り当てたのが評判を呼び、今では2方向から(本数はいずれも多くありませんが)路線バスが運行されるほどの集客を見、レジャー施設化した感があります。もちろん、周辺の同類施設の例に漏れず決して入浴料は安くないのですが、温泉施設内のレストランでも「スーパーゴールデンポーク」を味わうことができるそう。かくいう私は、併設のバーベキューコーナーは実家から車で数分なので数え切れないほど行ったことはあっても、温泉はまたも未体験(大汗)。

そう言えば大学時代しゃぶしゃぶ店でアルバイトしていた時、オーダーを取るとお客さまによっては、豚しゃぶ=「とんしゃぶ」「ぶたしゃぶ」と2通りの呼び方を聞くことができました。どっちが正しいとかってのはないと思いますが、これも一種の地域性が絡むのでしょうか?

内容に一貫性がないなぁ…話をかき乱す書き込みでしたら申し訳ありません。
[57926] 2007年 4月 11日(水)13:02:18スナフキん さん
葛生のこと、いくつか
先週、予告通り葛生に行ってきました。シリアスな感想はブログにしたためたからいいとして、落書き帳的話題をいくつか。

久喜で乗り換えた6両の電車、ここまでの10両編成なら適正な込み具合だったのに立ち客がワラワラ出るほどの混雑になって面食らいました…。沿線の方には失礼ですが、当然週末の午前中下りなどガラ空きを想定していた自分の予想を見事に覆されます。おかしいな…と思ったら、乗客の約半数は何てことのない中間駅、茂林寺前で大量下車。昨年すぐ近くにできたらしい緑地公園が早くもお花見のメッカと化しているらしく、その後も大手新聞各社の1面に色刷りの写真が掲載されたりしています。今週末はマスコミの力も加わって、大変な賑わいになることでしょう…ここ数日続いているにわか雨や雷が花を散らさなければ、ですけど。

葛生の目抜き通りを歩くと、あしぎんとぐんぎんが同じ通り沿いに立地していました。さらにその南には佐野信金もあった模様。元・町の中心とは言え、金融機関が3つもあることにちょっとびっくり。ひょっとすると、「石灰王」を幾人も輩出しているのかもしれませんね。「ムラカシ」とか「ヨシザワ」って、そういう人たちなのかしらん?

同じ通り沿いに「葛生ポケットパーク・葛の里一番館」なる施設がありました。道の駅をもっとコンパクトにしたようなイメージで、駐車台数が少ないことから道の駅への登録は無理そうだな…とか思ったらあに図らんや、「まちの駅」の登録を受けていました(汗)。道の駅同様、きちんとした書式の登録証も貼ってありまして、何よりびっくりしたのは「まちの駅」として協議会がちゃんと立ち上がっていたこと。後で調べたらオフィシャルwebまであるのですね。いかがわしい(汗)道の駅のパクリ、という概念をまず捨てないといけません。

その直前、手ごろな和菓子屋を発見し、「みそまんじゅう」を土産として購入します。まちの駅でも同じものを売っていましたが、店先で何とも聞いているこちらが恥ずかしくなるようなテーマを流していて、いまだに耳にこびりついて離れず困っています(苦笑)。

「みそみそみそみそ、みそまんじゅう。あらいやの、みそまんじゅう。佐野(葛生だろうっ!)の名物、みそまんじゅう。昭和4年のあきまつり…」

これ、地元のテレビやラジオで流しているそのまんまだったりするんでしょうか。十万石饅頭のそれを思い起こさせるようなもので思わず吹き出してしまいましたが…。ただ、おみやげ物としてはそこそこの知名度があるみたいですね。私も最近はようやく、みやげ物を見る目が肥えてきたみたいです(汗)。
[57835] 2007年 4月 6日(金)23:08:54スナフキん さん
字体に翻弄された自治体
[57829]矢作川太郎さん
レスならびにフォローに感謝です。私自身が前述のように未導入なのでよく分からない部分が圧倒的に多く、助かりました。

「パソコンで表示ならびに印刷できる文字で代用できるものはそれを用いる」
とした自治体、矢作川太郎さんが「字体に翻弄された村」として例示してくださった都祁村のほか、合併で誕生した奈良県葛城市・鹿児島県薩摩川内市(←ここで表示できているこの状態が正確な自治体名です…ややこしいです)が該当しますね。これらは今回のフォント見直しで、「パソコンで表示ならびに印刷できる文字」が残らず単純に正字へと置き換わってしまったために、逆にこのフォントセットをインストールすると正しく表示ができない自治体ということになってしまった仲間です。以前少し話題になった「耶馬溪」の場合は難易どちらの字も表示可能で、だからこそややこしい問題でもあったわけですが、今回のケースはもはやそれ以前のお話。一番お悩みなのはもちろん当事者の方々でしょうが、同じくらいに我々も困っています…。逆に「飛騨市」くらい、多少ファジーな考え方でもって自治体名称を捉えていたところは救われた…そんな印象も受けますね。かたくなに正字であることを前面に出し続け、情報を出し続けていた「葛飾区」の場合は変な言い方ですが、実質完全勝利に近い結論…かな?
[57823] 2007年 4月 6日(金)13:06:56スナフキん さん
明日は「葛」生へでも行って来ようかと…
十番勝負の最中なのをいいことに、たわごとを書いてしまいます。

明日、天気が持ちそうなら葛生にでも行こうかと思っています。まぁ私が「行く」なんて行動を起こす場合は大概動機が不純でして、東武鉄道完全走破とか、パスネットの僅少残額の消化とか、パスネットエリアの全線走破リーチとか…そんなことなら3月18日以前にやっておいたほうがよかったのですが、間に合いませんでした(汗)。リーチならば、最後に残ってしまった区間があるわけですが、これがまた地図屋にあるまじき意外な場所だったりします(苦笑)。

ところでこの「葛」の字絡みの話題ですが、いまWindowsをお使いの方ならMicrosoft UpdateでMSフォントセットの更新プログラムが追加されているのをご存じでしょうか。どうもこれ、Windows Vistaでのフォントセットに対応するもののようで、これをインストールすると例えば、今まで正字が出ないことで何かと話題になっていた「葛」や「樽」「楢」「騨」あたりがVista同様に使えるようになるのかもしれません。「しれません」と言うのは、私自身がこのフォントセットアップデートを勤務先で固く禁じられていて実行していないからです。自宅のマシンでは実行してもよさそうですが、勤務先との間でファイルのやり取りは何かとあったりするので今のところ見合わせています。皆さんがお持ちのパソコンではどうされているのでしょうね?

仕事では、こういった「パソコンで出ない文字」の取り扱いがなかなか面倒でして、中には「パソコンで表示ならびに印刷できる文字で代用できるものはそれを用いる」とうたっちゃっているものすら存在します。そうなると新しいフォントセットをインストールすると正しく仕事が流れなくなるわけで…。デジタルの激早な進歩のペースに、印刷や出版側の事情がなかなかついていけない現実を見せつけられるような、そんな気分にさせられます。もっとも、新しいフォントセットが広く社会に行き渡るようになれば、いつかは「代用フォント使用」の看板を立て続ける必要がなくなるのでしょうが、果たしてそれはいつになることやら…。
[57467] 2007年 3月 29日(木)09:33:42スナフキん さん
政令市移行のPR、続報
[57466]ではinakanomozartさんが浜松市のバナー広告について触れられていますが、新潟市も何もしていないわけではないようです。テレビCMではありませんが、私が目撃したのは東京メトロ有楽町線車内の吊り広告。10両編成全部を統一、というほど仰々しいものではなくてあくまでの車両の一広告区画にぶら下がっていただけでしたが、人の目に留まることだけは間違いないです。

ただ、私はこの広告を見て[57459]でじゃごたろさんが触れたのと似たような感想を持ったこともまた事実です。東京メトロの他路線でも同様の広告を出しているかまでは存じ上げませんけれども、何も東京の地下鉄車内でアナウンスすることでもないんじゃないか…そう思いました。私などは仕事柄どうしても関心があるので、傍から見ると怪しいくらい(汗)食い入るように眺めますけど、大多数の人にとっては新潟市の存在は決して身近とは言えないはず。東京メトロともなれば相応の広告宣伝料を取られるはずで、そこまでお金をはたくのならもっと他に、「新潟市内」で使うべき用途があるんじゃないのかなぁ…新潟市民にとっては「大きなお世話」かも知れませんが、見ていて何だかそんな気がしました。
[57447] 2007年 3月 27日(火)22:47:04スナフキん さん
「ネピドー」のこと
ミャンマーの首都については、最近メディアが記すようになったせいか問い合わせの頻度が高くなってきています。どうも日本の外務省もどうすべきか迷っているようなスタンスが見て取れるために、わが社の説明としては「変更するにはまだ危ない」ってことに終始してしまうのですが。

こういう言い方がふさわしいかどうか分かりませんが、そもそも相手は軍事政権。今日のネットニュースにおける記事ひとつとっても、写真の出し方などから察するに「パフォーマンス」の域を出ていないような印象を受けますね。何だかんだで、最終的には軍事政権を既成事実として固定化するのが意図だとすれば…地図屋はおいそれとその策略にのるわけにはいきますまい(汗)。
[57425] 2007年 3月 25日(日)19:53:27スナフキん さん
地震の起きない場所なんてない…
本日午前中、すでにいく人かからの書き込みもあるように能登半島沖を震源とする大地震がありました。関東地方でも揺れを観測したようですが、私自身はすごい偶然でちょうど発生してゆすられた瞬間に起床してベッドから立ち上がったらしく、明らかな揺れを感じませんでした…。

土砂崩れや道路の陥没、建物の倒壊や地盤の液状化など地面への直接的・間接的被害もさることながら、けが人が100名を超えるなど人的被害も大きなものになっています。さすがに電話回線の制限は夕方までに解除されたとの情報がありますが、グリグリさんは実家への連絡がついたでしょうか。

死者1名が出てしまいましたが、地震の規模や本震初期の加速度数値を見る限り、逆に人的被害が今のところ死者1名でおさまっているのは不幸中の幸いと言えると思います。震源と各地との距離やマグニチュードからすると、もっと甚大な被害になってしまってもおかしくないレベルの地震であるはず。ただ引き続き余震が頻発しており、緩んだ地盤がたびたび揺すられることによる2次災害の危険性は残っています。現地の方、ことに復旧作業に従事されている方には注意していただきたいものです。

私自身が大学在学中、学卒のやるようなチンケな論文がまとめられる程度の成果しかなかったですが、「災害における地理学が果たすべき役割」というテーマで2年連続巡検した経験があります。そういう立場で(偉そうに)考えると、メディアでも指摘されているようにこの地域は「大地震の揺すられ」をあまり頻繁に経験していません。言ってみれば「地震に対する免疫のない地域」にあって、今回の被害程度は私はむしろ奇跡的だったとさえ思えます。地震被害に限らず、特定の自然災害に長いことさらされない地域にはどうしても「気の緩み」が生じます。それは1983年に、大津波に襲われた私の生まれ故郷とて同じこと。気の緩みが長く続くことで、極端な話それが風土として根付いてしまうことさえあります。例えばそれは、建物の特徴的構造や集落のあり方などとして如実に現れたりするのですが、幸いにして今回、それが裏目に出たという話は今のところないようでほっとしています。私が訪れた巡検先ではいずれも、「喉もと過ぎれば…」の頃に過去大被害を受けたはずの自然災害で再度被害を受けた場所だったために、余計にその思いを強くします…結局、日本は弧状列島。どの地域もマクロな視点で見ればプレート境界に囲まれるような立地であることには違いありません。地震の危険にさらされることがほとんどない場所…日本にそんな場所はないんだということを、今回の地震は教訓として残してくれたと思います。

現地の1日も早い、災害からの立ち直りをお祈りします。
[57342] 2007年 3月 19日(月)14:59:28スナフキん さん
「空の駅」までできるらしい…
[57276]で私自身が「『駅の駅』、なんじゃそりゃ?」ってな書き込みをしたわけですが、同じ朝日新聞の地方版で15日の兵庫版に、もっととんでもない記事があってもう、びっくりするやらあきれるやら。

ホントに「空の駅」、やるつもりらしいです。えっ、空の駅なら空港でしょ? 神戸空港かコウノトリ但馬に何かするの? と思いきや全然見当違いで、なんと今後改築が予定されているJR山陰本線の餘部鉄橋を保存・活用するために道の駅を併設させ、現在の橋梁部分を「空の駅」と称する予定なのだとか…。う~む、こりゃどう見ても悪ノリにしか思えませんねぇ。人気や知名度にあやかりたい気持ちは分かりますが、命名センスは没個性以外の何ものでもないような気が…。もうちょっと考えてもいいんじゃない? と私個人の意見としてはすごく思うのですがねぇ。

大脱線しますが、Suica・PASMO相互利用記念カードなる、ふつうの柄と違うIC乗車券を入手しました。当然行列に加わらざるを得なかったんですが、並んでいるそばからケータイで通話して、発売枚数と行列の長さを勘案して買えそうな駅を物色しているヤカラも見受けられました。入手した私が言うとイヤミに聞こえるかもしれませんけど、何もそこまでして手に入れねばならないほどのものなんでしょうかね、これって? ネットオークションでは法外な値段につり上げられているという話も見聞きしました。私のブログにはボソッと書いたのですが、高度に情報化された社会は便利なことばかりじゃないなぁ、何だか荒んだ話だなぁ、とか思ってしまいました。
[57276] 2007年 3月 15日(木)13:20:35スナフキん さん
「駅の駅」誕生?
勤務先では全国の情報をくまなく得るために、朝日新聞の全地方版を購読していますがその記事中にとんでもないものを発見しました。

「駅の駅・くしま」オープン

!? 何だこれはっ? 記事を読んでみるとどうも、串間駅舎を利用した産直販売店と情報発信の複合施設なのだそう。駅周辺の賑わいを取り戻そうとする試みは分かりますが、「道の駅の駅舎版をイメージ」って、何か日本語がおかしくないかい? と首を傾げてしまいました。

「道の駅」はすっかり市民権を得た感がありますが、これに便乗したとしか思えないネーミングの施設が次々に生まれています。海の駅、川の駅、町の駅…そして今度は「駅の駅」かい!みたいな。一般大衆を混乱させるような施設名は困りますね。何かこう、日本語が崩壊していると言うか、日本語になっていないと言うか…私、こんな文字列を地図に記載して、ユーザからの問い合わせにいちいち応じるの嫌なんですけど(汗)、何とかならないものでしょうかねぇ…。

話題作りにと思いましたが…愚痴っぽい書き込みでごめんなさい。
[57197] 2007年 3月 7日(水)17:22:40スナフキん さん
港の話に関連して
最近は書き込むネタがあまりありませんが…。

資料室長が「これはすごいぞ」と、ある資料を見せてくれました。「2006年秋季号 フェリー・旅客船ガイド」というタイトルで、国土交通省海事局内航課監修という、何だか仰々しい文句も見えます。「秋季号」とあるように、年に春・秋の2度刊行されるもののようです。ざっくりな話、時刻表の船バージョンですが中をペラペラめくってみると単純な時刻表というわけでもなく、就航船名や総トン数・馬力や積載容量、時刻や細かい車載運賃はもちろんのこと、乗船場の略図まで入っているスグレモノです。

こりゃ、船マニアは必携だなぁと思いきや…お値段びっくり、市販の時刻表の6倍! ここまで詳細な記述に対する需要は限られるとは言え、ただの船好きではとても買う踏ん切りがつかない値段です。会社の資料用として今回たまたま入手したものですが、とてもじゃないけど年に2回まめに買っていられる値段ではありません。航路索引図とか、見てると仕事柄ゾクゾクしてはきますけど、やっぱり個人で買う気にはならない書物…メンバの中でどなたかお持ちの方はいらっしゃるのでしょうか、いそうだなぁ。そもそも市町村要覧を個人所有している人がいる時点ですごい話だし(苦笑)。

ただ、あちこち見ていると体がうずいてきますね。クルーズ船なんて高嶺の花とは思っていても、具体的に数値が並んでクルーズスケジュールとか掲載されていると、乗ってみたい欲がフツフツと沸いてきてしまいます…やっぱり私は、海際生まれなんだなぁと改めて思ったりもします。あるいは、「乗り物全般」に対する興味なのかもしれませんが。
[56946] 2007年 2月 22日(木)10:05:55スナフキん さん
空港歴など
飛行機はそれほど頻繁に乗るわけではないから、大した数ではないのかな…。いまの名称で離陸または着陸経験のあるものを挙げてみると

稚内・たんちょう釧路・旭川・新千歳・秋田(旧)・東京国際羽田・関西国際・広島・宮崎・鹿児島

あぁっ、やっぱり大した数ぢゃない…別に挙げなくてもよかったかな(大汗)。

全然別の鉄ネタですが、この3月から西武鉄道と秩父鉄道の直通運転区間が縮小されるのだとか。昨今大都市圏を中心に、敦賀やスペーシア・新京成線の例を挙げるまでもなく、直通運転は需要の多さを背景に鉄道ネットワークをどんどん拡大する方向で進んできていますが、縮小がニュースになるのは久しぶりのような気が…? 秩父鉄道のエリアを大都市圏と呼ぶかどうかは意見が分かれそうですが、えてして公共交通機関のサービスダウンは真っ先に地方自治体が反発したりします。今回の縮小は寄居までの運転を長瀞までに短縮するというものですが、あまり反発意見が飛び交っているような話は聞きません。やはり、もともと寄居まで走っていたことに無理があったと見るべきか、そもそも沿線住民が秩父鉄道を見放しているということなのか…。後者だったら、ちょっと寂しい話です。

最後に独り言。JTB時刻表の索引地図にある市代表(中心)駅、一応瀬高や本宮が二重丸に化けていてメンテはしているようですが…相変わらず中新湊・笠間・燕が二重丸のままだなぁ。ま、基準が明確になっていない以上間違いとも言えないし、いいんですけどね。ぢゃあ、4月以降は鉾田に代わって、新鉾田が二重丸になったりするのかしらん?
[56816] 2007年 2月 12日(月)13:11:55スナフキん さん
那珂湊の大賑わいに思う
昨日は、那珂湊へ行ってきました。やっぱり「ひたちなかへ」って言うよりもこっちのほうがしっくりきます。いまなら、来月中旬から常磐線に導入予定のグリーン車に無料お試し乗車ができるというので、仲間と連れ立ってついでに「旨いものでも」と茨城交通で港のほうまで足を伸ばしたのですが…。

市街地に入るかなり前から、道路は車の大行列で面食らいます。ひたち海浜公園でアーティストの野外コンサートでもあるのか? とか思うくらいのちょっと異常な渋滞でしたが、何とその車のほとんどは魚市場がある岸壁の駐車場へと吸い込まれていっているのでした…。確かに那珂湊は関東有数の水揚げを誇る大漁港で知名度も抜群ですが、しかしここまで魚介類買い付けだけの目的で渋滞するとは、恥ずかしながら全然想像すらしませんでした。私はちょっと那珂湊を甘く見ていたようです。

並んでいる車の、ナンバーがまた遠いところが多くてこれも度肝を抜かされます。殊に北関東・内陸のナンバーが目立ち、宇都宮・とちぎ・熊谷・群馬あたりの比率は(数えていませんけど)かなり高かったように見えました。いずれのナンバーエリアからも、高速道路1本で那珂湊周辺にまで達することはできません。それ相応の時間と手間がかかるはずなのに、こんな行列をしてまで那珂湊に買い付けに来る人たちのバイタリティに驚いたというか、あきれたというか…まぁそれを言ったら、我々も特急に2本も抜かれながらも上野から鈍行で通し乗車してきたわけで、あきれられる存在であることに変わりはないのですが(汗)。反面、県内ナンバーは数えるほどしか見当たりませんでした。周辺の人たちはあらかたこの状況を知り尽くしているのでしょう、この尋常でない混雑の中、港には見向きもしていない様子でした。

車で来ている人たちは恐らく、地図上で「茨城交通」の存在は分かっていても、体力が弱って青息吐息である、なんて現状を知る人は皆無でしょう。「ふぅ~ん、そんな『電車』があるんだ」程度の反応なのだろうと思います。それなりの物量を買い込むつもりで車で来ている人たちに対して、
「えぇい、こんなところで排ガスを撒き散らしおって! 全員今すぐ車を降りて、『いばこう』に乗りに行けぇ~い!」(笑)
とか言っても無駄でしょうが、もしそれが「あり」なら、全国各地で悲鳴を上げている地方私鉄はどれほど助かっていることでしょうか。

数年前、日本各地の地方私鉄は第3セクターも含めて、数年後には半分も残っていないのではという悲観的な見方を仲間内から耳にしましたが、どうも本当にそういう方向へ現実は動き始めてしまっています。あえて悪者探しをするなら、「自家用車に利用客を奪われた」の一言で済むのですが、じゃあ鉄道を残すためにマイカー利用をやめよ、と言ったって沿線住民は聞かないでしょう。これは公共交通たるバスにもほぼあてはまること。人間は弱い存在ですから、一旦享受できた快適さを捨てることはなかなかできないはず。あえて不便になってでも公共交通を残したい、と思っている人はごく少数だろうと思います。だから、車を売るディーラーやメーカー、それに乗っかってしまった世間一般の消費者すべてが悪い、ってことも言えないですよね、多分それは人間の本質の問題だと思うのです。より便利な移動手段を求めるのであれば、よほどマイカーが実現し得ない超高速で移動する「シンカンセン」や、定時性というアドバンテージを有する大都市圏鉄道などは例外としても、やはり公共交通は利便性の点からマイカーにかなうはずがなく、結局日本はアメリカチックな交通体系に向かっていくのか…とちょっぴり寂しくなります。せめて「環境」という切り口でもって、何か復権の兆しでも見えてくるといいのかなという気はするのですが、日帰り旅先の那珂湊ではその感触をつかむことはできませんでした。

自分がいまだにマイカーを所有する気が起きないのも、ひょっとするとこんなひねくれた考えを奥底で持っているからなのかも…。
[56613] 2007年 2月 3日(土)22:24:17スナフキん さん
明日はプチトリップ
久々に、千葉方面へ日帰りの「旅」と言えるお出かけを、明日する予定です。

鋭い方はお気づきでしょうね、SLに乗りに行ってきます。私はどうやら6号車なのだそうですが(別の方が指定券を握っているため、手元に券片がなく座席は不明という…大丈夫かな?)、落書き帳のことですから、誰かとニアミスしそうかな…と思って書き込んでみました。過去にも複数の方と遠く離れた地でニアミスを起こしている実績がありますし…きっと、すんごい人出なんでしょうね。多少の覚悟はしているつもりですが、想定を超えた人がいそうな気も…。

私の顔を知った方がいらっしゃいましたら、遠慮なく声をかけてください。多少、酒が入っている可能性がありますけど(大汗)。
[56479] 2007年 1月 28日(日)01:18:09スナフキん さん
鉄ネタいろいろ
[56444]白桃さん
女性専用車両に乗ってしまいました。
私自身はやったことはありませんが、上司がやってしまってモーレツに恥ずかしかった、次の駅で恥ずかしさのあまり2両分動いた、なんて武勇伝(汗)を聞いたことはあります。私が毎朝お世話になる地下鉄は最後尾が女性専用。ところが、地下鉄成増・地下鉄赤塚・小竹向原と、私の乗車区間7駅中3駅が最後尾階段とあって、頻繁に駆け込み乗車による男性の女性専用車乗り込みが発生しているようです。バロメーターとしては、車掌氏がこれら3駅を出た直後に女性専用車の案内をした場合は、たいてい駆け込んだ男性が紛れているみたいです(苦笑)。

[56453]かすみさん
みなさんのお気に入りはどこのどんな駅弁ですか?
この前社員旅行で通りかかった、新潟の「まさかいくらなんでも寿司」はよかったです。量よりも質重視で、ネーミングセンスもグーです(死語かな?)。

ただ私の場合、思い入れあって現地で買ったとっておきの弁当は、アクシデントに見舞われることも多く困りもの。熱海で購入した鯛めし、ボックスシートの電車まで我慢しようと身延線までとっておいたのに、いざ開封したら扇風機が予想以上に元気でして、鯛そぼろがモケットの上にバラバラバラ…「あ゛~」と思わず声をあげてしまいました。一部は床にまで散乱し、結果的にそぼろは半分弱がゴミ箱行き(涙)。弁当箱の中でもっとしっとりしていると信じ切っていた私が愚かでした。かすみさんがご存じどころでは、小淵沢の「元気甲斐」も失敗しています。2段重ねの超豪華駅弁ですが、穴山だか新府だか、普通列車が大きく傾いて止まる駅で、よりによって開封しかけていた上の段がモケットから滑り落ち、床に転落(号泣)。ビニールごと落ちたので被害は鯛めしよりも少なくて済みましたが、値段が値段だけに全部食べることができなかったショックは大きく、その後トラウマとなっていまだにこの駅弁は怖くて買えません…特急なら大丈夫かしらん(汗)。

ちなみに、ますのすしは駅弁として売られている源のものがあまりにも流布しているきらいがありますが、正直なところ町中で売られている他の店のますのすしのほうがおいしいかもしれません。何といっても「ますのすし」は「富山名産」であって、駅弁のものがすべてではないですから…駅弁って結局、構内立ち売り許可を得られるところだけが売るわけでして、そうでないお店も富山市内にはまだまだあります。確かますのすしの協同組合なんてのもあったはず…店によって少しずつ特色が違うので、食べ比べも面白そうです。私のひいきはせきの屋のもの、駅改札内で購入するのは無理ですが、いま調べたらステーションデパートには出店がある様子。これを調べるので引き出しを開けたら、駅弁の箱表面だけを切り取ったものが大量に出てきて、我ながら面喰らっています(大汗)。
[56410] 2007年 1月 24日(水)15:49:00スナフキん さん
東京メトロ13号線、名称正式決定
たった今、2008年6月開業予定で鋭意建設中の東京メトロ13号線の名称が、「副都心線」に決定したとの情報が入りました(時事通信最速ヘッドラインによる)。

明治通か渋谷か…なんて考えていましたが、ちょっと裏をかかれた名称です。やっぱり路線を示すアルファベットは、使っていないどころから「F」になるのでしょうね。

以上、速報でした。
[56391] 2007年 1月 23日(火)09:32:21スナフキん さん
出身者からひとこと
[56336]ななさん
あと、地理に関係することを詳しく勉強していきたいんですが、高校や大学で地理学科みたいなのはあるんですか?
その後のプロフィールを見る限り、この年齢からこの志の高さ…高校末期まで鉄道会社勤務を夢見てやまず、それでいて今ではそれも果たせず地図を描いている私とは大違いで(大汗)、前途有望ですね。

私が卒業してからカリキュラムが大幅に変わったはずなので断言できませんが、結論から言うと高校ではいつ、どんな形で地理を学ぶにしても非常に詳しい内容の授業はあまり望めないと思います。分野がA・Bに分かれたとは言え、総論というか、全体を眺めるというか…高校レベルではそれを超えてはいないと思います。大学受験にはそれ以上の内容は必要ない、ということの裏返しなのかもしれません、ひねくれた見方ですけど。

で、それで物足りない人は大学の地理学科を目指すことになるだろうと思います。私の高校では地理を3年次に選択でしか取ることができず、時期が時期なだけに「もろ受験向け」授業を受けさせられて消化不良に陥ったことが、その後大学地理学科を目指して進学するひとつの要因になりました。私の地理学科志望は、実は高校3年になってから固まったものなのです。それに比べるとななさんの場合はまだまだ時間があります、ゆっくり考えても大丈夫だと思いますよ。

ただ、ななさんをがっかりさせるつもりはないのですが、残念ながら大学に入ってもすぐ「地理漬け」になるわけではありません。どの大学でも、またどの学部・学科でもそうですが、1・2年次には少なからず「教養科目」を組み込まねばならないシステムになっているはずです。例えば数学とか経済学とか、語学とか文学とか。ただどれも、地理とは若干でも関係があるって考えればそれも我慢のうち。3・4年次になって、資料の調査などでグラフを読み解く力は数学で養わなきゃいけませんし、英語で書かれた論文に触れる機会も出てきます。経済と人口動態は密接な関係にあると言えますし、そもそも自分で論文を書く段階になれば文学の知識も必要になりますよね、ちょっと難しいかな?

3・4年次になると、文字通り自分の好きな分野ばかりを選択することが可能になります。それでもなおのめりこむなら大学院という道筋が出てくるわけですが、今はまだそこまで考えることはないでしょう、10年近く先の話になりますからね…。

何かひとつでも打ち込めるものを持っていれば、将来絶対に何かの役に立つ時がやってきます。私は職業こそ夢を叶えることはできませんでしたが、今でも鉄道キチガイだったことにまったく後悔していません。いろんなものをその分野から吸収できたと信じているからです。
将来もずっと、地理を好きでいたいですね。
いまのその思い、大切にしてください。
[56327] 2007年 1月 21日(日)00:04:14スナフキん さん
今日もげんきに鉄活動(爆死)
[56285]かぱぷうさん
…こんな私でもココに身を置いとって良かですか?
[56314]油天神山さん
いて下さると、私としても非常に心強いです。
ご安心ください、本職でも分からないおろか者がここに…(自爆)

ちょうど瓶が2本あるそうなので、かぱぷうさんもご一緒にいかがですか?
これもご安心ください。瓶は3本はないようなので、私が加われば誰か1人の命は救われます(自爆)

地図の上でのバス停話、ついていきたいんですがあんまり語っちゃうと同業他社の悪口を言うような感じになってしまいそうで、二の足を踏んでます。って言うか、今日は鉄活動後の飲みでアルコールが入っている上、往復ともロマンスカーを奮発するおバカっぷりで完全にふわふわしちゃってます、今日何かまじめな話をするのはやめておきます。鉄活動についてはブログにチマチマ書いています、こちらでは内容が逸脱するので、見たい方はそちらへどうぞ。

でもつい一言。いっつも乗っている有楽町線、当初は5両編成ばかりでスタートしたと信じ切っていたんですが、どうも必ずしもそういうわけではなかったようで…。物心ついていない頃の記憶って、こういう時に思い出せないのが悔しかったりします。
[55972] 2007年 1月 6日(土)20:23:18スナフキん さん
1週間遅れの謹賀新年
十番勝負は、できないのでパスするとして…。

年始も、長い休みにもかかわらずドタバタが続いて気がつけばまもなく1週間です。最近は書き込み頻度も落ちていますが、正直ブログの更新をするだけで手一杯のような感じです。地図屋を廃業したわけではないですが、ブログ側で地図・地理的ネタを全部吐き出してしまうので落書き帳でオープンにする話題はどうしても少なくなりがちです。こんな状況が続くと思いますが今年も皆さま、よろしくお願いいたします。

ところで、住所が合併に伴って変わってから1年以上が経過しました。2007年の年賀状を見ると、今日の段階で旧住所(=埼玉県上福岡市)で届いた率は1/4、25%でした。私自身が「年賀状作成ソフトウェア」に頼らない年賀状作成をしているので詳しく分かりませんが、この手のソフトに合併自治体の補正機能ってどの程度搭載されているんでしょうね? まさか全部手作業で変更なんて、当落書き帳に出入りしている方々ならともかく(汗)世間一般の人々にはまず無理だろうし…。ソフトも古いバージョンを使っていれば多分、それ以後の補正はアップデートでもしないと効かないのでしょう。もっとも、古い住所を書いたところで当面は不都合なく郵便物・宅配便は届くのでしょうが、どの時点から届かなくなるのかちょっと興味のあるところ…。埼玉県浦和市、でいまは届くのかなぁ…何か、数年前まで当たり前だった地名が、とっても懐かしく感じます。それはひょっとすると、平成の大合併の大嵐が激しかったことの裏返しなのかもしれませんね。

以上、年頭のあいさつとくだらない雑感(汗)でした。
[55639] 2006年 12月 22日(金)09:27:54スナフキん さん
新駅、東日本某路線の場合
少し前に、JR西日本が次々に新駅を作っているという話題がありました。興味はあるのですが自分のテリトリからは遠く離れているので、名称や利用予想の話など静観していましたところ、そうこうしていたら自宅至近に突如として新駅設置の話が浮上。JR川越線の日進・指扇間で、日進-(2.6km)-新駅-(1.4km)-指扇、というロケーションだそう。改めて地図を広げると、さいたま市西区役所のすぐ近くで、さいたま市が建設資金の一部を負担する話もうなずけました。以前から話があったことは知っていましたが、ここまで具体化していたとは…。

今年度内にも着工だそうですが、この区間は単線であり、注目はここを行き違い可能とするかどうかです。川越線には指扇・南古谷間に、川越線はもちろん埼京線と八高線の車両すべてを管轄する川越車両センターが存在し、朝夕ピーク時には車庫からの出入り列車が輻輳して単線とは思えないほど高密度になっています。新駅を行き違い可能とすることでダイヤに余裕を作ることが可能となりそうですが、その分建設費は高騰するので果たしてどうなることやら。

もう一つ、この新駅には地理学的に面白い事象が絡みます。隣の指扇との距離は1.4kmとさほど離れていませんが、どうも新駅予定地は「さいたま市西区指扇」になりそうなのです。ぢゃあと思って地図を見直してみると、驚いたことに指扇駅は「さいたま市西区指扇」にはないのですねぇ…近所なのに、初めて知りました。新駅と指扇駅、名称はまだ決まっていませんが、町名との関係は完全にてれこになっていて、駅名決定でひと揉めありそうな雰囲気…まさか西大宮とかにはなりやしないだろうなぁ(大汗)。
[55614] 2006年 12月 20日(水)13:17:37スナフキん さん
鉄道走破ルールのこと、ちょっとだけ
[55611]星野彼方さん
私も話題の某サイト、アカウント登録はしましたが乗りつぶし登録は全然してません。すでに自分でカードを作って管理してましたし、そもそもJRは全部つぶしたのが明らかなので…。

あまり長くすると本来の落書き帳趣旨から脱線してしまいそうなのでほどほどにしますが、ご指摘の1・2とも、たもっちさん同様私は全無視しています。でも結局気になっちゃうので、JRから移管されてしまった第3セクター(しな鉄・青い森・IGR・おれ鉄)は乗り直してしまってますが。最大の理由は「車窓が変わるわけではないから」。知り合いには「地下化は無視するけど、高架化及び大規模な線路付け替えは乗り直し対象」としている律儀な人もいるようですが…私にはそこまでやるバイタリティがありません、ホント、追いかけていたらこの手の情報はきりがないです。その点私は、地図を制作する上での追っかけと、乗りつぶしする上での追っかけとは明確に区別しています(汗)。

ただ、私自身がJR完全走破でも気にしているのは「日中走破率」。汽車旅が好きで乗っている以上、景色が全く見えなくなる夜に通過した部分をあまりカウントしたくはないかな…と。幸い私の場合には乗車時間も記録しているので、おおよその日没時間が把握できれば「日中走破率」は比較的容易に算出できそうですが、この数値は100にはもちろんのこと、80%にも届いていない可能性があります。なるべくならこういう場所(日豊線大分~宮崎とか、土讃線多度津~新改とか…)は乗り直したいな、と言うのが鉄ヲタ的地図屋独特のものの考え方なのかもしれません。
[55534] 2006年 12月 14日(木)20:04:07スナフキん さん
首都高速、出入口名称募集のこと
先ほど食事から戻ってくると、勤務先のポストに中央環状新宿線が平成19年12月開通、というパンフレットが投げ込まれていました。でもよく見るとそれはついでの話題であって、メインは出入口名称のアンケート。中央環状新宿線の途中に設置される5カ所の出入口について意見を問う内容でした。首都高速道路株式会社ホームページに個々の候補が掲載されているようなので、ここでは選択肢を記述はしませんが、もう一つ驚いたのはこれと時を同じくして、湾岸線にある「13号地出入口」の名称も変更する気でいるようです、これは初耳。

挙がっている候補そのものも何だか方角を冠しただけという出入口もあるようですが、その他選択肢もあるので基本的に回答は自由なようです。興味・関心のある方は上記webへどうぞ。
[55309] 2006年 11月 23日(木)10:47:27スナフキん さん
旅と旅土産
旅と旅行…あんまり深く考えたことはありませんでしたが、大学のサークル文集で卒業の際、「旅行って何かこう軽いイメージ、自分の目指すスタンスとはちょっと違う気がする」みたいなニュアンスの文章を書き連ねた思い出があります。自分がしてきたのが「旅」であるならば、皆さんが考える定義が当てはまる部分もあれば、そうでない部分もあります。

例えば、先月行ったばかりの職場の研修旅行。途中まではほとんど社員全員で動く団体行動。しかし、後半は完全現地解散となって自分の意のままに動けるので、何か「旅行」+「旅」みたいな感じがします。もっとも、団体行動は親睦目的というよりも、現地を深く知るために案内人を立てて資料館を巡ったり神社仏閣を訪れたり、時には散歩道を延々と歩いたりというノリなので限りなく「旅」に近いのかもしれません。周りからはよく、そんな社員旅行は聞いたことがないと驚かれますが、それだけ私たちの会社は奇人変人の集まりということなのでしょう(爆)。

今夏の北海道訪問も、両方の要素が融合したようなお出かけでした。JRタワーホテル日航札幌という屈指のシティリゾートに宿泊し、札幌に単身赴任中の友人と酒を飲み交わしたりしつつも、実は日中札幌ドーム・羊が丘・中島公園kitara・藻岩山・そして観覧車ビルノルベサと札幌市内そぞろ歩きをしていたり。地下街オーロラタウンをあれだけうろうろしたのも、訪道回数10数回目にして、初めてかもしれません。まぁ、「旅行」的要素を含む日はこの1日だけでしたから、やはり自分の中では「旅」だと思いたいかなぁ。

他方、土産に関しては私、必ず買ってしまうクチです。もっとも私の場合は職場向けのみ、ということになりますが、結局旅土産を買ってくることで自分はどこそこへ行ってきました!という証明になるような気がするのです。それがもとで旅話に話が弾むこともあり、ひいては自分に仕事が回ってくることも…ここまで実際に打算的ではない(汗)ですけど。ただ、勤務先の連中はみな一筋縄ではいかない人揃いなので、ごく当たり前のみやげ物では納得してくれなさそうな気が自分では何となくしてしまい、いつもひねくれ土産ばかりです。参考までに、先だっての金沢オフの土産は金沢の和菓子でも、金箔などの工芸品でもなく、「獅子吼高原クッキー」と「鶴来みそせんべい」でした(大汗)。
[55029] 2006年 11月 7日(火)13:22:49スナフキん さん
東京地図出版、毎日コミュニケーションズ傘下に
業界伝言板っぽく使いたくはないですが、地図に関することということでご容赦ください。

「ミリオン」ブランドで道路地図を発行している東京地図出版が、株式譲渡により毎日コミュニケ-ションズの傘下に入ったそうです。プレスリリースを見る限り、先月末に発表になったよう。先だっての国際地学協会と異なり会社が完全に傾いたわけではありませんが、地図業界は世間の景気回復傾向とは裏腹に、各社とも厳しい経営を迫られている実状が改めて浮き彫りになる形となりました。

以上、十番勝負の最中ですが取り急ぎ情報まで。
[54815] 2006年 10月 31日(火)00:50:48【1】スナフキん さん
経県値純増報告
私は頭が硬いので、クイズは始めから手をつけません。開催中に長い文章を投下したら、ひんしゅくかもしれませんが…。

先週からの社員旅行のおかげもあって、数年ぶりに生涯経県値を純増させることができました。いま、自分の経県マップを眺めると東日本が単色でほぼ塗り尽くされた図が現れます。残っているのは西日本ばかりですが、どのみち今の自分が達することができる最高値は190で、上積み可能なのはあと9。東日本を全制覇したことでようやくてっぺんが見えてきたという感じがします。

山形県は、出身隣県でありながら未宿泊が30年以上続いた、近そうでいて遠い県でした。私自身の心がけが悪かった一面もあるのですが、どちらかというと冷たく接してしまっていた県にもかかわらず、暖かく私を迎え入れてくれたのはとても嬉しいことでした。温泉・紅葉・料理そして人情…。最上川鉄橋そばでは、突風による横転現場で手を合わせました。庄内町に点在する油井・ガス井を眺めることもできました。肘折温泉に至る国道が最上川を渡る「大蔵橋」、架け替え2日前に引退間近の老朽橋を渡ることができました。降雪前の工事が多くバスは遅延しましたが、帰りはきっちり私を新幹線へとつないでくれました。そして、温泉街の湯治場の雰囲気と紅葉、朝市の賑わい…あぁ、どうして自分はこんなすばらしい場所に目もくれずに、旅を続けていたんだろう。

実家へのおみやげは、朝市でばあちゃんから買ったなめこ1袋。自宅に戻らず帰りに足を伸ばしたら、何と男鹿の祖母とご対面となってびっくり。事前の話ではこの日、すれ違いで帰ると聞かされていたのですが、予定を変更して正解でした。翌朝、祖母にも肘折なめこを味わってもらえました。祖母も肘折での温泉療養を勧められたことがあるとのこと、けれどもまだ行けてない、孫に先を越されたと秋田弁でカラカラ笑う陽気な祖母には、肘折なめこはどんな味がしたのでしょうか。奇しくも、帰ってきたのにそのまま東北なまり混じりの会話をもう1晩続けることになったわけですが、やっぱりふるさとなまりはいいものです。

湯野浜温泉宿泊中に、大好きな北海道を拠点とする日本ハムファイターズが日本一に輝きました。駒苫同様、雪に閉ざされる期間の長い北海道では限界があるのだという従来の定説を、不況による経済の停滞傾向とともに一気に吹き飛ばしてくれるような、そんな快挙だったのではないでしょうか。満員で頂点登頂に沸く札幌ドーム、夏旅でわざわざ見に行っておいて本当によかったです。スタンド上段にあるガラスには、北海道のあちこちにある地名がたくさん書かれています。広い広い北海道を、1つにまとめて応援させてしまった野球球団。あのとき、こんな奇跡が起きるとは思わなかった…そんなことを、テレビ観戦しながら思い出し、こみ上げてくるものがありました。そして翌日、前日限りで引退したSHINJO選手がドームで記者会見をしているまさにその頃、私は「新庄市」に足を踏み入れて「新庄駅」前で肘折へのバスを待っていたのでした…妙な偶然でした。そしてその翌日、去りがたい思いを抱きつつも、「新庄」の地を後にしました。出羽三山神社に行ったり、映画のロケ地にも行ったり、山形からは鈍行だけで帰ってきたり…こんなに充実した経県値稼ぎなら、ちょっとペースアップして他もやってみっかな、とラストスパートに意欲が沸き始めているところです。

【一部、言い回しを訂正】
[54572] 2006年 10月 24日(火)14:38:31スナフキん さん
地図屋のぼやきを少し。
ぼやきはブログだけにとどめておきたいところですが、書き込みに関するフォローもあるのでお許しください。

[54532]futsunoおじさん
こうなると、地図の出版社にもひとこと。  「『分県地図』の縮尺は全都道府県、同じにするべき!」と、言いたいのですが ・ ・ ・ 。
[54564]牛山牛太郎さん
市は見開き2ページ、町村は1ページに収録しているので、縮尺がバラバラです。
各地方新聞社が発行する、いわゆる「万能地図」ものはこういう仕様になっているものがほとんどです。「市町村」の単位を重視するあまり、個々の面積規模を度外視して無理やり版型に収めようとすると、こうなります。こうすると、単に見づらいとか大きさの比較ができないといった表面的・視覚的な問題以外にも、同じ注記量をどの市町村にも等しく確保することが難しくなるという、地図内容の質的偏りが生じる恐れがあり、あまり好ましいとは言えません。

セクションマップ・グリッドマップですとある程度この問題は解決できますが、今度は逆に市町村単位で地物を眺めるという目的からは著しく逸脱する図になってしまいます。また、市街図でのクォリティを山間部にそのまま適用するわけにもいきませんから、県全体を統一縮尺でメッシュを切ることはなかなか難しいのが実状です。結局、その地図の目的によって図取りや体裁を決めていかざるを得ないのですね。ユーザにはこれを見抜いて買う地図を選ぶ見極めが求められますが、落書き帳に出入りしている皆さまならともかく、一般人にこれを広く求めるのは酷というものでしょう、悩ましい問題です。

手前味噌になりますが、勤務先でもこのような地図を数県分、手がけた経験があります。どうしても依頼主側としては前の体裁(市町村ごとに、縮尺まちまち)を転換する英断を下しにくいらしく、我々の主張もなかなか受け入れてもらえませんでしたが、最終的にはこの数県分に関して、ごく一部地域の例外を除き全県で縮尺を一定レベルで統一するということ、納得してもらい、すでに出版物として世に出ています。ただ、各県を全部統一することはできませんでした。関東と東北、やはり同じレベルで統一するのには無理があったというのが正直なところです。

ちょっと、地図屋からのぼやき。北陸本線・湖西線の一部が交流→直流転換され、ダイヤが改まった話題はここでもいくつか見られました。購読を始めたばかりの「京都新聞」にはこの特集記事が見開きで掲載されていました。地元の強い期待があるのはよく分かるのですけど、ありもしない路線名でもって「琵琶湖環状線が開業」とか、むやみやたらに見出しを作らないでほしい…。脇には直流化って書いてはありますけど、この見出しを普通の読者が一目見たら新しい鉄道ができたかのような印象を受けるに違いありません。世間に誤解を招くような情報を撒かれると、地図屋はクレーム処理に回る機会も多くなる可能性があり、困りものです。お堅い文章でまとめろとは言いませんけど、正しい情報が正しく伝わる記述を心がけてほしいです。
[54555] 2006年 10月 23日(月)10:06:51スナフキん さん
北杜市とオオムラサキ
[54527]かすみさんの書き込みを見て、ふと思い出しました。数年前、冬の18きっぷシーズンに長坂町にある深沢鉱泉に日帰り入浴したことがあります。長坂駅から坂を下って20分くらいでしょうか。宿自体は数十年前にタイムスリップしてしまったかのようなくたびれ切った建物でしたが、随所にあったパネルにはオオムラサキの写真がたくさん並べてあったのを覚えています。オオムラサキの保護に力を入れているという姿勢が見えて、好印象でした。で、その後電車に乗り直して小淵沢で乗り換え、小海線で冬の静かな清里を目指したのでした…よく考えたら、深沢鉱泉も清里も、乗り換えた小淵沢さえいまは同じ自治体の範囲内なのですね…ひぇ~。鉱泉までの小道も、清里・萌木の村の散策路も、雪を踏みしめながらひとり歩いたのがついこの前みたいですが、あれからもう数年経ってしまったか…最近、時が経つのが早く感じます。

市の昆虫に「オオムラサキ」が決まったことには、多分深沢鉱泉も深く関わり、また尽力されたのだろうと思います。八ヶ岳山ろくのひなびた一軒宿…もう来ることはないだろうなとその当時は思いましたが、ちょっと懐かしさがこみ上げてきてつい書き込んでしまいました。自分が訪れ、そして知った事柄がそのまま市のシンボルになるって、なんとなく気持ちがホンワカします…何を書いているのか自分でも分からなくなってしまいました(汗)。
[54508] 2006年 10月 20日(金)13:37:41スナフキん さん
マックスコーヒー、少しのフォロー
私の周辺にも「マックスコーヒー」を気にする知り合いが複数います。それらの方々の情報を総合すると、神奈川県にも進出を始めているとのこと。私自身が見に行って確認したわけではない伝聞情報ですが、湘南は平塚、多摩地域は唐木田でそれぞれ目撃情報があるとのことです。この飲料、本来は確か利根コカコーラ・ボトリングのオリジナルだったはずですが、何らかの事情で販路が拡大されたか、他系列の工場でも生産されるようになったかではないかと踏んでいます。実際の真相は全然分かりませんけど…。
[54487] 2006年 10月 19日(木)09:38:32スナフキん さん
それに類する話は、ごまんとあります
地雷を踏みそうな話題ですが、あえて書いてしまいます。

皆さんにとっては当たり前過ぎる話ですけど、地球は球体ですから、世界地図はもちろんのこと、日本列島も詳しく見ていけば「平面」たる地図に表すのは始めから無理のあること。それを何とか表現できるようにといろんな決まりごとをもって地図にするわけです。その決まりごとがいわゆる「地図投影法」と呼ばれるもの。「図法」と略されて言われることも多いですね。私自身がこの「図法」に関する知識が相当欠落しているというか、苦手というか、そういう感じなので偉そうなことは言えませんが、それでも時折「図が示そうとしているものと、使われているこの図法とではあまりにも剥離が過ぎるのではないか」という例は、実作業に携わっていると山ほど出てきます。

特にひどいのは、冊子の片隅に入れたりする「カット図」の類い。編集の段階で、どういうわけか地図というのは冷遇されることが多いらしく、本文はもとより写真や絵よりもはるかに遅れて仕事が投げ込まれたりします。その分締め切りがぎりぎりで尻を叩かれて…いや、この話は別ですが、仕上げた後も他の部品からスペースを攻められてサイズ・図取り変更を余儀なくされることはよくあります。そのこと自体は全体の体裁もありますからある程度仕方ありませんが、その要求の内容が無茶苦茶なのには困りもの。メルカトル図法を天地ママで左右だけ伸ばせば当然、反対側の内容が繰り返して出てくることになるのですがそれは困る、目伸ばしだけしてほしい…赤道縮尺は、どうするつもりなんでしょう? モルワイデ図法の楕円をもっとつぶして天地を縮めてほしい…それじゃ正積モルワイデ図法にならないじゃない! などなど。すでに歪んでいるからいいじゃない、みたいなスタンスでの仕事の投げ込みが後を絶ちません。本来無理をして表現させるための決まりごとである「図法」すらも無視したら、それは地図でも何でもない、ただの概略図でしかなくなってしまいます。その程度でいいのなら、地図屋に仕事を頼む必要はないんじゃないの? とまで思う悪質なケースもあるのですよ。

図法についてすべてを知れとは、私自身の知識量からしても言えませんけど、地図を扱うのなら多少、「こういうことを表したいときは、こういう図法がいい」とか言える程度の知識は持ってほしい、それが無理なら、何か事前に相談するとかさえしてくれればこんな無茶な話にはならないのに…とか、思うのです。・・・・すっごいグチばかりですね、すみません。
[54459] 2006年 10月 17日(火)13:25:26スナフキん さん
経県値、変動予定
金沢オフでは、経県値の大幅アップを果たせた方がいらっしゃるみたいで…他方、私は今回の北陸遠征では経県値変動はまったくなしでした。

そんな中、来週にも生涯経県値の上積みが数年ぶりに叶うことになりそうです。東北、いや東日本で唯一「赤」で塗りつぶすことができていなかった山形県に、社員旅行で湯野浜温泉への宿泊が確定したことで労せずして経県値アップが果たせることになりました。でもそれではあまりにも他力本願で自分自身もしっくり来ないので、翌日も引き続き県内にとどまり、自腹で肘折温泉へもう1泊することで正真正銘の「宿泊」としてカウントするつもりです。

本当に、出身県に隣接する位置関係にもかかわらず今まで「黄」のままだった山形県。「今頃宿泊か」と、般若堂そんぴんさんや花笠カセ鳥さんから白い目で見られそうです(汗)が、罪滅ぼしの意味で山形~川越を鈍行列車で戻りますので、許してください(滝汗)。

全然別件ですが、今日になって「道路の走りやすさマップ・埼玉県お試し版」なるものを入手しました。仕事中なのであまりまじめに見ていませんが、車線数や渋滞ポイントなど、車を頻繁に利用する人には有用な情報がかなり掲載されています。確か関東地方各県版が出ているはずですが、自分はまだ埼玉県のものしか目にしていません。アンケートが一緒になっており、将来は市販の地図との融合もありか? みたいな項目も見受けられます。今後、どういう方向性が出てくるのか、少し興味のあるところです。
[54338] 2006年 10月 5日(木)16:51:00スナフキん さん
訂正とお詫び
[54306]に関して、私自身に事実誤認がありました。

本日、国際地学協会の倒産に関して説明会があったようで、出席した上司によれば「会社更生法」ではなく「民事再生法」の適用なのだそうです。少し早まった書き込みをしてしまい、大変失礼いたしました。

ただいずれにせよ、かなりの負債を抱えて経営がいき詰まったことには違いなく、今後出版業務は取りやめるそうです。つまり、本屋に「国際地学協会」の本が新たに並ぶことはもうない、ということです。従業員も大幅削減するそうですが、果たして今後の業務がそれで成り立つのかどうか…。

大幅な赤字収益に陥った要因として、高速道路リーフレットの受注見送りがあるという説明なのだそうですが…。
[54307] 2006年 10月 2日(月)15:22:19スナフキん さん
日本地図センター、新サービスを開始
連続書き込みで失礼します。

本日より、日本地図センターのweb上で新たなサービスが開始されました。「地図インフォ」なるサービスで、トップページには10月2日より全国サービスを開始とあります。ひょっとするとそれ以前に一部地域を絞っての限定公開をしていたのかもしれませんが、いずれにしても本日より本運用となっているみたいです。

「全国の地域情報を閲覧できます」ということなので、ここに出入りしている皆さんなら興味があるかな、あるいはもう知っているような内容で別にいらないのかな、とも思えますが一応アナウンスだけしておきます。

「地域情報って漠然としてるけど、何よ?」と思って試しにいじってみると、どうもMacでは動作に難があるみたいです。Winでも電子国土プラグインのインストールが必須みたいだし、それなりに面倒。で、画面を出してみると町名ごと(丁目数字まで)の<基本統計情報>として「世帯数」「人口」「人口密度」「面積」が出てきました。また推計人口構成比として年齢別構成比のパーセンテージも表示されるほか、土地に関する情報として「郵便番号」「緯度・経度」「標高」も表示されます。データ好きな方は結構ハマるかも…。

他カテゴリでは<周辺施設情報><最寄り駅情報>で該当施設名と距離が、<気象情報>では過去のデータまで表示が可能で、<Google Mapへのリンク>も設けられています。

と、散々引っ張って興味を引いてしまいましたが、扱ってみるとまだリリース直後のためか動作があまり安定していません。私のマシンに起因しているのかもしれませんけど、FlashとJava Scriptの挙動がどうもおかしく、時折地図部分が表示できない警告が出てしまいます。また丁目全体、一つ上のまとまりデータが整備されていないのにも不満が残るところ。いじり倒してみるにはまだそれほど堅牢なシステムではないようですので、閲覧および利用は自己責任でお願いしますね。
[54306] 2006年 10月 2日(月)11:48:28スナフキん さん
地図会社がまたひとつ…
自分がオフ会参加のために北陸へ行っている間に、地図出版中堅の「国際地学協会」が会社更生法の適用を受けることが決定した模様です。昭文社やゼンリンなど大手だと大騒ぎになるのでしょうが、規模が国際地学クラスだと影響がさほどでもないのか、関連情報はマスメディアにも出てきていないようです。

以上、簡単ですが情報まで。
[54189] 2006年 9月 25日(月)23:24:14スナフキん さん
海から一番遠い?
[54178]かすみさん
狙っている一番遠い場所
う~ん、どこなんだろう…仕事柄、ちょいと気になる(笑)。
話題から、「岩立湖」(ですよね?! 県別地図で確認したのでたぶんあってると思うのですが)からそう遠くない場所なんだろうという類推はできるのですが。

白駒池だったら、すごいなぁ。えっ、なぜすごいかって? それはこの池のことを私、よく知っているからです。知っている割に、海から一番遠いって話は聞いたことがないからです。えっ、なぜよく知っているかって? それは学生時代、経県値の「住んだ」には至らないもののそれなりの期間、この池の近くの八ヶ岳山中にこもっていたからです(激謎)。
[54088] 2006年 9月 21日(木)00:21:00スナフキん さん
市街展望場所へのレス
市街地の片隅にある高まり…360度の展望…あたりをキーワードに、思いを巡らせてみて一番に思いついたのは甲州市(旧・塩山市)の塩ノ山。でも、私は登ってみたことがあるわけでも、またそのルートを探したりしたわけでもありません。ただ漠然と、中央本線の電車に乗っていると、あの山からなら南側の甲府盆地が、バックに富士山や赤石山脈を従えて見たい放題なんじゃあないかなぁ…と思っていただけの話。実際に登ることができても、頂上は樹林帯で展望がきかなければ台なしなので、どうなんだろうか…無責任な書き込みでごめんなさい。

同じようなシチュエーションを頭で描いていると、琵琶湖東岸に似たような「ポコポコ山」が点在していますね。これに市街地を足元に配するものという条件をつけると数が絞れそうですけど。登ったことのある中で…って考えると、プチ市街と言えなくもない埼玉県小川町をはるか足元に望む官ノ倉山が、ちょっと感動的かも。

[54085]ぐりゅんさん
足元が市街っぽい感じではないですけど、飛鳥の甘樫丘あたりが私が行ったことのある中ではいちばん「ドラえもんの学校の裏山」イメージに近かったような…。

何だか散漫なレスになってしまいました(汗)。
[53721] 2006年 8月 31日(木)14:48:14スナフキん さん
オフのこと
オフ参加表明を済ませ、あらかた手配も終えたスナフキんです。

メーリングリストも立ち上がり、準備が始まりました。その中で「企画などあれば」との話がありましたが、オフへの参加意欲高揚への期待も込めて(汗)、落書き帳上で私が用意できそうなものを羅列しておきますね。

●昭和35年6月発行(出版社不明)の金沢市1/1万市街地図(複写で部分的に人数分準備可)
建物の実形までは描かれていませんが、現在金沢市において復活が進められている旧町名はもちろんのこと、北鉄金石線・市内電車までが残存しています。あまり書くと当日お披露目しても面白くないので、こんなところで。

●金沢市企画室発行・町別人口および世帯数(昭和40年10月1日現在・国勢調査結果概数)
巻末には、大正9年からの国勢調査人口および世帯数の推移があわせて掲載されています。この冊子を何としてでも見てみたいだろうお方はすでに参加を表明していらっしゃいますが(大汗)、全16ページ程度なのでご希望の人数分そろえることは可能です。

●手持ちの中部・北陸に関する過去の諸資料類
まだ具体的に見繕ってはいませんが、膨大な数を持っては行けないので(独断と偏見による)厳選の上、数点お持ちできると思います。勤務先から失敬してくるものも含まれるので、これらは差し上げられませんが…。

●勤務先で制作した、1600円相当の製品版地図帳(1冊)
私に支給された1冊を蔵出し致します。ほとんどの方が旅費と宿泊費をはたいて参加されるわけですから、このくらいは安いものです。但し、内容は(極端に古くはありませんが)すでに完熟期を過ぎたものであること、自分の手持ち品からの供出なので1冊限りであること、ご了承ください。他企画の景品扱いになろうかと思いますが。

上記4点、興味がおありな方はぜひ9月30日、金沢の町でお会いしましょう(笑)。

おまけ(ですみません)。
[53578]般若堂そんぴんさん
いつの日か福島市か仙台市でオフ会を……
場所が中途半端な感じは否めませんが、もし福島でやる!となったら私も万難を排して参加を希望します。何せ、宿泊費がタダなもので…あ、でも甥っ子のおみやげとかで費用がかさんで、シティホテルの宿泊費と変わらなくなる可能性、なきにしもあらずか…(大汗)。
[53676] 2006年 8月 29日(火)17:19:13スナフキん さん
ハイウェイウォーカーのこと
これについては書き込みしようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。

[53597]みかちゅうさん
道路公団民営化に伴って配布をやめたようですね。
エリアガイドとぞれに付随するロハ地図ですが、厳密には民営化後もしばらくは配布していました。現に、手元には「2006年1月発行」と明記されたものが残っています。しかし、年度の切り替わりを契機にこれをやめる方針は民営化とほぼ時を同じくして決まっていたのかもしれません。確か年度末に資料をかき集めに行ったところ「在庫限りだ」と言われたような気がしますし…。結果的にはこの時に収集できた品物が、貴重品となったのでした(汗)。

[53673]音無鈴鹿さん
なんか○○ウォーカーそっくりだなー。
そっくりはなずです、出版社が一緒ですから(爆)。地図はもはやドライブにすら使えないような超小縮尺の地図でごまかされてます。いかにも「ただなんだからこの程度でよかろう」みたいな(苦笑)。これに伴って、長いこと見慣れた高速道路を朱色で示した地図版は過去のものとなり日の目を見なくなるわけですが、道路公団の天下り先としてあまりにも有名だったこの道路地図会社はこの先どうなるんだろうとか…これ以上書くと地雷を踏みそうなので、やめます(汗)。

それよりも、全国を分社化してしまったものだから資料集めが大変になってしまいました。ご指摘のハイウェイウォーカーも、東京にいながらにして入手できるのは東日本版のみ。他の地域のものは他へ行ってくれと言われても…そんな無茶な。
[53614] 2006年 8月 25日(金)15:15:20スナフキん さん
「西船」の話
「西船」の由来については、千葉大百科に明確にこう記されています。

「西船の呼称は、1958年(昭和33)11月の国電西船橋駅開設による」

さらに、東西線の開通により都市化が進展し、旧「葛飾」の地名は西船の呼び名に一般化していった、との記述も見えます。

試しに、国鉄西船橋駅開業以前の1/1万地形図「船橋北部」を見ると、この記述を裏付けるかのように「西船」の文字はどこにも見当たりません。駅開業後の1966年(昭和41)発行の都市地図を見ても、西船橋駅前郵便局の存在だけは確認できますが居住地名に「西船」は出現していません。もちろん、京成の駅も「葛飾」のまま。これらを見る限り駅開業以前には「西船」という呼称は用いられていなかった、ということが言えると思います。

但し、地図は地名を詳細に、なおかつ実態に即して示しているとは限りません。居住地名に採用される機運になるほど西船橋駅開業前に広く用いられていたとは考えにくいですが、ごく局所的に用いられていた可能性はこれら旧版地図からは判断できないと思います。しかし、「葛飾」駅至近には葛飾神社があり、葛飾小学校も葛飾中学校もあったわけで、ここをかなり以前から「西船」とあえて呼んでいた可能性はそれほど高くないと、個人的には考えます。
[53610] 2006年 8月 25日(金)09:31:00スナフキん さん
オフ・ホテル満室情報にビックリ
[53609]いっちゃんさん
情報に感謝です。私もまだ1ヶ月先の話だとのんきに構えていましたが、先ほどチェックしたところ金沢が発祥の地であるアパグループのホテルは金沢市内の支店、ほぼ全滅してますね。善は急げと、参加表明2日後に早くも現地の宿泊手配を済ませてしまいました(別のホテルグループですが)。しらみつぶしに探せば空いている宿はないわけではないですが、いずれも空室僅少の状態であるのは共通しています。前日の29日、夜東京を出る夜行交通機関は首都圏からのオフ参加メンバーで満席の恐れがあるので(大嘘)、私は一日仕事を投げて(大汗)前日から「北陸」入りする予定。

ただ、金沢の町はすでに2度歩いており有名どころはそこそこ訪ねているので、変化球を混ぜる意味で少し鉄活動の方にも精を出すかなと画策中です。行動の詳細は煮詰められていませんが、金沢市内に29・30の宿確保だけはしてしまいました。

すでに参加が確定されていて、急いで帰る気のない方は早めに宿泊だけでも手配することをお勧めします。
[53541] 2006年 8月 21日(月)15:06:17スナフキん さん
負けちゃいました、駒苫
2日間も行われた決勝の末、負けちゃいましたね、駒苫。

私も[53513]のJOUTOUさん同様、あまり関心はなかったとは言え無関係ではない南北海道代表をちょっと応援していました。残念は残念ですが、決勝戦を2回もできたのだし、そもそも前評判は青森山田とか東洋大姫路にしてやられて終了が関の山、程度だっただけに、大健闘と言っていいのでしょう。まぁ3連覇もしちゃったら、他の学校は何してる?みたいにもなりかねませんし…(と、みっともない負け惜しみをしてみる)。

お疲れさまでした、選手諸君。
[53445] 2006年 8月 17日(木)12:45:27スナフキん さん
ちょっと気になること
都心は、まったく何たる蒸し暑さなんでしょうか。台風の遠い影響にしてはズイブンな仕打ちです。昨晩干したはずの洗濯物、特にひどい雨に濡れるでもなかったのに今朝になってもほとんど乾いていなかったのにはがく然…。気温以上に湿度が高すぎて、飽和状態のようです、蒸し暑いはずでした。

[53375]いっちゃんさん
で、不穏な動きの結果、第3回公式オフ会の方向性が三田明の歌とともに定まったような気がします。
をっ、近々何かアクションがあるのですね? 遅くとも当日3週間前くらいにはオープンにしてほしいなというのが、私のわがままな希望です。遠かったりすると足や宿の手配が必要になるので…。もういつになっても参加する気満々で申し訳ありません(苦笑)。開催地は…どなたかの経県値にひっぱられるのかなぁ?
[53366] 2006年 8月 14日(月)14:26:51スナフキん さん
停電のこと
今朝、ガッラガラでしょっぱなから着席できた通勤電車内で、この不穏当なニュースを知りました。車掌から「停電により首都圏の鉄道各路線に遅延などが生じている模様」と伝えられ、電車も止まる停電って、なんじゃい! と思ったものです。幸い、埼玉方面からの私が乗った電車は何の被害もなく、出社しても停電の影響はゼロでしたが、落書き帳のメンバーにも直接的な被害を受けた方がいらっしゃるようで…もうあらかた、復旧したようですが。

昼休み、資料室長が送電線網図を出してきました。なるほどなぁと思いました、旧江戸川を越すこの送電線、富津や袖ヶ浦・姉崎・五井・千葉など湾岸に立地する火力発電所から、東京中心部方向へ電力を直接流す大動脈になっていたのです。これでは騒ぎが大きくなるはずでした。

そんなことを考えていたら、数年前に自衛隊の練習機が実家近くの入間川河川敷に墜落し、そのあおりで高圧線を切断して東京の西側広域で停電があった…そんな悲しい事故をふと思い出しました。当時勤務先は朝霞市にありましたが、実際に社屋も一時的に停電になった記憶があります。この高圧線、普段からサイクリングでよく目にしていたのでよく知っていましたが、それほどごっつい鉄塔でも、また幾重にも束ねられた太そうな電線にも見えなかったのですが、結果的にこの電線も「新所沢変電所」から首都圏へ電気を送る大動脈であったのでした。

エアコンが利かなくて困るとか、照明がつかず仕事にならないとか、いまの時代は電気が止まることによる影響はその程度の話で済みません。実際自分のしている仕事も電気によって稼働するパソコンがなければ上がったりです。電気に頼りすぎる生活も、リスクマネジメントとしてはちょっと怖いなと感じました。よし、今晩もエアコンを使わずに寝ようっ(って、違いますね?!)。
[53276] 2006年 8月 11日(金)09:31:19【1】スナフキん さん
駅と住所の不一致ほか
[53274]でデスクトップ鉄さんがまとめてくださいました。首っ丈になって探せばそのほとんどが自分の管理しているデータベースから呼び出せたのですが、勤務多忙でその暇がありませんでした…。

少し前に、そろそろオフ…の話が出ていました。次は北陸かな、なんて話を神戸ではしていましたが、ホントにそちらで開催になったら、たぶんグリグリさんは参加されるのでしょうね。それとも、経県値が稼げる場所のほうが食指が動くかなぁ…。まぁまだ日はあると思うので、予定とにらめっこしながら私も参加を検討したいです。

[53238]グリグリさん
できればニックネーム変更は避けていただければと思います。
そうですか…。実は昨年のオフの際、オフザケとは思うのですがグリグリさん本人から「ちょっと入力が面倒なニックネーム~」の話で私が引き合いに出されていたのを、実はずっと気にしていたんです、やっぱり変えてしまったほうがいいかなって。ただ、裏作業が膨大になることも同時にうすうす分かっていましたし、何よりもすでに8年超ネット上でのハンドルネームを「スナフキん」で通してきてしまっている事実をここでひっくり返すのは自分自身でも混乱しそうだと、結局棚上げにしてきました。「スナフキん」で当面は通すことにします。入力が面倒だと思われている方、申し訳ありません(謝)。

北海道で試験しているレールバス、来年4月から釧網本線で一般客も乗れるようになるんですねぇ…遠いところとは言え、とっても気になっています。

※その後、入力ミスを修正
[53240] 2006年 8月 10日(木)10:02:52スナフキん さん
またちょいレス
[53185]右左府さん
こりゃあ強敵じゃあないですか。
う~ん、ライバル視するとか、バトルするとか、そういうつもりで書いたのではなかったのですが(汗)。

ただ一つ言えるのは、男鹿市、いや男鹿(半島)は、日本地図をぐ~っと縮めていっても日本海に向かってぽっこり飛び出しているのですよね。顔をしかめたくなるくらいにデフォルメされている日本地図でさえも、男鹿半島は比較的きっちり表現される傾向にあります。地理的特徴がはっきり出るという意味で、なまはげを引き合いに出さずとも、男鹿を周りの人に分かってもらえる度合いは、多分秋田県絡みでは行政地名と必ずしもイコールでなくなった田沢湖や十和田湖以上なのかもしれないなぁ、なんて思います。男鹿出身と言って、「なまはげ」には及びませんが「日本海に飛び出している、あそこ」という答えもかなりの数いただくことができるのです。ただ、だからと言ってそれに優越感を感じるってほどでもないですけど…。地理的に目立っていることに天狗になったって、仕方ありませんし(汗)。

[53184]右左府さん
本心では「木材産業の能代」と自信満々に言いたいなぁ、と。
能代のそれを否定するわけではないですが、秋田県には林業とかかわりのある都市・町が決して少なくありませんよね。県外の方は「えっ?」と思われるかもしれませんけど、県庁所在地の秋田でさえ、駅の裏には広大な貯木場が広がっていた過去の事実があります。これは、秋高(いわゆる秋田高校です)の脇を通って仁別まで伸びていた林用軌道によって運ばれてきたものや、各地から持ち込まれた木材を置いておく場所だったと思われますが、いまでは再開発されて跡形もなくなりました。生保内や阿仁前田などはいまでも色濃く林業の町の面影を、駅前で見て取ることができます。そういう実態を踏まえれば、能代を引き合いに出すまでもなくやっぱり秋田県は「林業立県」と言っていいし、それに胸を張っていいと思うのです…祖父が林業従事者だったので、つい力が入ってしまいました。

[53212]油天神山さん
西横堀川と長堀川の交点に位置する、四ツ橋
大阪から消えた川の話題で、四ツ橋のそれは美しさから言ったら惜しまれ度トップクラスでしょう。勤務先に所蔵してあった旧版1/1万地形図(現在のものとは全く別物です)に、四つの橋がくっきり描かれているのを教えられてそれを見たときの感動と言ったら、ホント感涙寸前でした(汗)。多分、靱公園が飛行場跡地であった事実を知った以上に、私の心を揺り動かしたはず。

[53237]グリグリさん
(ふぉろ~書き込みへの期待を込めて)
ということなので、応じます(笑)。「青戸と青砥」は恐らく氷山の一角でしょうね。私がこれを見てすぐ思いついた類似例は「春日部と粕壁」ですが、確かこの話題は過去にも出ていたような気がします。

それよりも、北総鉄道が前身の北総開発鉄道時代からずっと、この連載をしていることには私も感心しました。実際の記事を見てはいないのでどれほどの記述なのかまでは分からないものの、鉄道会社はただお客を運んでおればよろしい、沿線の開発・発展に寄与するだけでよろしい、というのではないという点を体現していて好感が持てます。

こんな話があります。知り合いの某鉄道乗務員の方から聞いたのですが、同じグループ内の親睦のため、近隣の沿線名所に繰り出していいという機会があるのだとか。それってとっても大事だと思うんです。鉄道会社がそういう姿勢なら、そこで働く人も沿線を多少なりとも知っていたほうがいい。思い切り格好つけて書きますが、鉄道が運ぶものは人や物ばかりではありません。心も文化も運びながら、そしてその対象ともなりながら鉄道は今まで発展してきたのですから。
[53163] 2006年 8月 8日(火)01:02:45スナフキん さん
レスいろいろ
[53000]千本桜さん
6月に数年ぶりで気仙沼の中心街をタウンウォッチする機会に恵まれました。
土曜日の昼下がりなのに中心街が寂しいんですね。
市役所前付近から、観光船発着場~宮交案内所付近のことでしょうか。確かに昨年秋、研修旅行ついでに駅から魚市場まで(延々…)歩いた時、私もそう思いました。魚市場は建て替え・再開発中でそれなりに人も来ていたのとは対照的でした。帰りは時間節約のためにタクシーを使って駅に戻りましたが、ただでは転びません。ドライバーとズーズー弁込みで話をし、こちらも港町男鹿出身を明かした上でいろいろ聞き出しました。昨今、遠洋漁業の業態が著しく転換し、気仙沼もさっぱりだ、とぼやいておいででした。結局遠洋漁業は重労働、外国人労働者の台頭が著しく、港へ出入りし魚を水揚げしている漁船も外国置籍船がかなり増えたのだそうです。外国人は気仙沼という片田舎チックな港町に定住したりしないため、人口の増加も見込めないとか。ところで魚市場は改築中でしたが、千本桜さんはそこまでいらっしゃいませんでしたか? もうそろそろ全面的にできてもいい頃なんですが…。北上も、駅前は大規模商業施設が撤退してしばらくになりますが、その後どうなったでしょう? 花巻は…スーパージャンボソフトクリームで泣く子も黙る「マルカンデパート」があるから無敵です(笑)。あぁ、食べたくなってきた。

[53048]hmtさん
「統一地名辞書」なるものの存在は知りませんでしたが、マスコミで大きい方の「ケ」を意図的に使っているな、というのは経験的・体験的にうすうす感じておりました。毎月1度、新聞の切り抜きをまとめる作業をしていますが、コード入力による自治体名称自動入力ツールで出てくるものと、記事本文の表記とが食い違っていることが、ことに「ケ」の場合には非常に多いのです。

[53066]小松原ラガーさん
現在の川筋を行きかう船はありますが、それらがもっと幅を利かせて、観光、市民生活にしっかり根付いていたかも、
小松原ラガーさんの意図するものとはちょっと違うかもしれませんが、私はそれでも大阪湾岸にはその色が根強く残っていると信じて止まないクチです。その魅力にとりつかれ、ダイナミックなループ橋と、それに絡むかのごとく運航されている渡船に乗りたい、ただそれだけのために大阪へ行ってしまったこともありました。安治川トンネルの堂々たる建ちっぷりに、しばしぼう然と立ち尽くしたのを思い出します。ここ、西大阪高速鉄道の延伸に引っかかってしまいそうですが、現存しているのかな?

花火レス。週末は最上階で、あげお花火を楽しみました。今回は音も聞こえ、近隣からも誰かが連絡網で呼び寄せたらしく10人を軽く超えるギャラリーが詰めかけ、盛況でした。私が加工して持って行ったプログラム、かなり役立ちました。これから花火を見物される方にアドバイス。最近はインターネットでも花火大会プログラムを公表することが多くなりました。事前に用意しておくと、特に打ち上げ発数の多い大会ではペースが乱れて予定通りに終わらなくなった場合、最後の花火の見きわめができるので便利ですよぅ。

最後に。私の出身地は港町・男鹿です。はっきり言って、かなり通用します。北海道ではもちろん、鹿児島県指宿市でも通りました。でもね、必ず決まり文句がぶら下がるんですよ。「なまはげの、ですね」って。でも、いいじゃあないですか、郷土芸能で知ってもらえているなんて幸せです。少なくとも、「ふじみ野市」に比べれば、ね(もうしつこくってスミマセン)。
[53081] 2006年 8月 6日(日)00:49:47スナフキん さん
教育用地図帳のこと、地図屋としての、その悩み
レスしたい書き込みはいくつかあるのですが、その前に。

まず始めに、教育用地図帳とよりどころについての問題は、非常な複雑な事柄を内包しています。多方面から様々な書き込みが見られますが、私自身もそのすべてに目を通し、かつそしゃくしているわけではないので、この書き込みは私からの一方通行気味になることをお許しください。

くだけた話、私自身は恒常的な作業担当としてではないものの、教育用地図帳の編集・制作作業に携わった経験があります。ですから、ある程度の事情は飲み込めているつもりです。しかしそれとは別に、自社が独自に出版している地図帳の記載事項について問い合わせがあった場合、私はかなりの確率でこんなニュアンスでもって答えています。

「学校教育で使用されている地図帳には、そのように記されています。弊社ではそれをひとつの基準として、地図帳の掲載内容を編集させていただいております。」

これが例えば日本の自然地名や標高数字になってくると「国土地理院」を引き合いに出します。字名クラスだと「国土行政区画総覧」の存在を示し、典拠であると説明することも。海外の山岳標高になってくると「理科年表」が重要なバイブルとなります。モノによって参考資料は異なりますが、教育用地図帳による部分は多いと言えるでしょう。あまりここで例示すると企業秘密および取引先との守秘義務に抵触するので、変に詳しくは書けませんがご勘弁を。

上記の返答内容に「教育用地図帳は正しく、絶対なものである」とはどこにも見えません。しかし、相手方には「教育用地図帳は正しいのだな」と抱かせるには十分な内容でもあります。そういう意味では、私の応答内容は決して好ましいものではないのかもしれません。

ですが、ちょっと言い訳をさせてください。それならどうやって相手に納得してもらえばいいでしょうか? 台湾は中国と同じ色が伏せてあるが別の国ではないのかとか、樺太のかなりの部分が白く抜けているが印刷ミスではないのかとか、問われた時に答える手段としてやはり教育用地図帳を出す以外に有効な手段がないことが多いのです。

確かに、私も前述のように編集経験があるので教育用地図帳こそが絶対の信頼を置けるものだとは思っていません。「大和…」の例を引き合いに出すまでもなく、日本国内でさえ地域によって地名呼称が変化することは決して珍しいことではありません。多分書いている私以上に皆さんがそれをご存じでしょう。しかし、日本国中ほとんどの人が1度は手にした事のある地図として、教育用地図帳の存在があるのは事実として動きません。問い合わせの相手は地図の記載内容に疑問を抱いているわけですから、それを受けているこちらとしては納得してもらえる一番いい方法(無難な方法、に置き換えられるかもしれません)を探さなければなりません。

論争を巻き起こすつもりはないのですが、結局自分では欠点・短所が分かっていても教育用地図帳にはその浸透度の点から、どうしてもしがみつかざるを得ない、そんな矛盾があります。私が答えている内容は世間に誤解を与えているのかもしれませんが、それはどうしようもなくやむを得ずのことと、納得していただきたく思います。
[52960] 2006年 8月 3日(木)16:28:24スナフキん さん
上福岡七夕まつり、事実上の中止へ
あんまり気になるので先ほど、アクセスが極めて集中していてブラウズ困難な我が市役所のホームページを確認したところ、本日付で急きょ、週末に行われる予定だった「上福岡七夕まつり」が規模を大幅縮小する旨のアナウンスが行われました。市では最大のイベントを縮小する理由は言うまでもなく、プールでの死亡事故に他なりません。市内の小・中学校プールの使用停止に続き、市民、ことに子供たちの夏の楽しみが大人の不始末で奪い去られるという、恐れていた事態にまで発展してしまいました。市役所自体がお祭り気分でないのは明白ですが、こんな形で悪いニュースが重なる自分のまちに、いったいどういうふうに接していいか、どんな姿勢で向き合うべきかも分からなくなります。事故後の情報はその後も毎日のように続報が伝えられ、ネガティブイメージは増幅されるばかりです。

「縮小」と言うと聞こえはいいですが、中止イベント欄にはほとんどが記載されており、竹飾りは実施するとは言えもはや「中止」といっていい縮小内容です。さすがに露店は、金銭が絡むためにドタキャン状態の今回の縮小にそれほど同調しないと思いますが、客足が大きく落ち込むのは決定的です。

いいニュースが欲しいのですが…どんどん泥沼化していく自分のまちに、市民としてどうしていいか分からず辛い心境の日々が続きます…ふぅ。
[52907] 2006年 8月 1日(火)23:39:13スナフキん さん
合併も遠い一要因なのか…
[52893]k-aceさん
フォローありがとうございます。件の記事、私も指摘以前に目を通しました。私が書き込んだ後に調査の結果分かった事実のようです。

私があえて「原因はともかく」とグレーな表現を使ったのは、合併が遠い原因であって欲しくないと思う反面、実際には遠い原因として指摘されるのかもしれないなという懸念も持っていたからでした。その懸念が当たってしまったようです。

ただ、記事中には住民として疑問を感じる部分もあります。生命に関わる「点検」という重要な業務の頻度を半減させたのは言語道断ですが、その理由として挙げている「合併で管理施設が倍増し職員の手が回らなくなった」という点です。実は、合併後の「ふじみ野市」は、旧上福岡市が管理していた市営プールも保有しています。今回事故の起きた旧大井町管理のものと合わせれば倍増したことになるのですが、この旧上福岡市管理のプール、シーズンが始まる直前になって「低湿地で、しかも廃棄物の直上に建設したために、ひび割れ部分から有害物質がプール水に混入する恐れがある」というとんでもない事実が急浮上し、この夏の営業を取り止めたというすったもんだがあったばかり。よって、単純に考えれば営業を取り止めた側の職員を回せば従来通りの点検体制はとれていたはずで、「職員の手が回らなくなった」というのはどうもその場しのぎの言い逃れに聞こえます。第一、手が回らなくなったからと言って、手を抜けば重大な事故を引き起こしかねないことが容易に想像できる点検業務頻度を半分にしていい、はずないですよね。市民の、いやここは市の境界線に近いですから、近隣住民の生命を軽んじていると責められても仕方のない対応です。ここに住まう一市民として、情けないとしか言いようがありません。

もっとも苦痛なのは、「あぁ、死亡事故を起こしたプールのある、あの市ね」と他の人から自分の住所について言われ、思われること。自分には何の非もないのに、周りからこんなレッテルを貼られるのは、辛いです。汚名を返上する、何か明るいニュースが、ふじみ野市に欲しいです…。
[52876] 2006年 8月 1日(火)09:24:39スナフキん さん
新しい市町村の名前、もっと「いいこと」で有名になってほしい…
周知の通り、私の住む市で、何とも痛ましい事件が起こってしまいました。市が運営・管理する施設で、原因はともかく幼い子供がなくなったのは事実です。プール排水溝絡みの事故、なかなか根絶できませんね、どうしてなんでしょう。

常日頃思うのですが、合併して新しくなった自治体の名前、もうちょっといいニュースで全国に知ってほしいものだと思うのは、多分合併した自治体に住まう私だけではないでしょう。合併直後に市民病院で不祥事が発覚した「射水市」、殺人事件で全国ニュースでも連呼され続けた「洋野町」、5億円強奪の犯人逮捕でこれまた連呼された「下野市」、そして今回の「ふじみ野市」…。その意味では旧「二ツ井町」を含む新「能代市」もこの中に入ってしまうかもしれません。「洋野町」は直前にロシアからの一時帰国ニュースで大きく名を売っていたのでまだ「まし」ですが…。

しかも、市内最大のイベントで最も周辺からの集客があるとされる「上福岡七夕まつり」を週末に控えた、その週初日の事故でタイミングも悪すぎます。それとこれとは関係ない、と言ってしまえばそれまでですが、お祭り気分に水を差す事故だったのは間違いなく、私自身もテンションが物凄く下がりました。

嫌なニュースがことさら目立つ昨今の社会情勢と、合併が繰り返された地方自治体を巡る情勢とをごっちゃにするのはおかしいかもしれませんけど…もうちょっと、いい世の中になってほしいものです。

最後に苦言。最近、「ガイドライン」をきちっと把握していないと思われる書き込みが少し目に付きますね。オーナー自身がおっしゃっているように、ここは自由広場ではありません。自分ただ一人の独りよがりで、文章を書き連ねる場ではないはず。私にはそれら書き込み、個々人の思い込みによるところを強く感じます。プレビューで読み返す習慣をつけたほうがよろしいかと。
[52722] 2006年 7月 28日(金)00:23:40スナフキん さん
線路廃止の後(跡?)のはなし
[52711]みかちゅうさん
鉄道の話題なので、食い付きます。ただし、ヒンシュクものにならない程度に…(汗)。

横川-軽井沢、鉄道復活へ
確かに夢のある話ですね。記事を見る限り、実現性もそれなりにありそうです。ただ、ハードルは決して低くはないでしょうね。一定の需要が見込めるかどうかはともかく、この区間はそれなりの距離があります。現在のトロッコ運行体制をそのまま持ち込むことは事実上不可能でしょう。そうなると、一旦は止めた電力再供給の問題が発生します。仮に線路は単線化するとしても、距離は長いですし自然条件および線路の敷設条件も厳しい区間、保守の手間は想像以上のハズ。すでに廃止後10年近くが経過し、一部朽ち始めている施設群再整備の問題や、本格的にやるとなれば必要になる専用機関車の耐用年数の問題も浮上するでしょう。季節営業などと中途半端にやってしまうと、非営業期間に軌道は荒れまくります、それは黒部峡谷鉄道や立山砂防軌道など先例が教えてくれていること。今後どうなるのか、単に鉄ヲタとしてのみならず地図編集者としても注目です。

廃線区間が点線で記入されているのは編集者の趣味なんでしょうか?
少しでも復活の話がある部分については、表現上含みのあるものにしていますね。北海道ちほく高原鉄道や高千穂鉄道でも同様の表現が見られます。「趣味」と言うより、次回改定時万が一復活した場合の痛みが少ないように、という予防的意味合いが強いものと思われます。ただ実際には、データ上残しておいて色を入れない、あるいは隠してしまう、と言った芸当はできるはずなので、それをやらずにあえて線を表現しているのは類似例があることも考えると、統一した社内見解に基づくものではないかと推測します。こういう時は、道路地図でない他のガイドブックなどの表現も見てみると、会社としての主張が見えてくることも。会社として「何が何でも残しておけ」ということなら、書物が変わっても表現上廃線が消えてなくなることは考えにくいです。逆に「本によって、良きにはからえ」であれば消されてしまう可能性が高いですね、本来必要でない線ですから…。
[52475] 2006年 7月 20日(木)09:24:38【1】スナフキん さん
出先での被災は、嫌ですねぇ
[52462]いっちゃんさん
ヴェネチアと化した松江の街。結局市内での予定はキャンセル。ホテルから駅へ向かう際には靴を脱ぎ、ズボンを膝上までまくり、裸足でジャブジャブと歩きました
何だかコントチックに軽いタッチで書かれていますけど、実はこれってすごく大変なことなのでは…。ホテルの場所がどこだかはっきりしませんが、私も松江には2泊した経験があります。松江温泉に近い官庁街の方なら、JR松江駅まで歩くとちょっとした距離になるはず…裸足で歩く勇気は私には起きそうもありません(汗)。

お仕事で行かれていたようなので止むを得ない行動だったのでしょうね。私も(数少ない)出張で仙台に出た際、時ならぬ春の大雪で仙台駅前がグッシャグシャだった経験はありましたが…今回の災害とは、比になりませんね。しかもその翌日、地下化を果たした仙石線の陸前原ノ町まで現地調査に行けているし(爆)。

私が出かけた先で悪天候にたたられることは、仕事で出ることは少なくても旅での遭遇率は結構高い方かも。そのほとんどが集中豪雨による鉄道の不通という形で行程に悪さをするというもの。全く動きが取れなくなるまで至っていませんが、その場における臨機応変かつ適切な対応をしないとどんどん深みにはまって選択肢がなくなる可能性があり、こればかりは旅慣れておくしか対処法はないのかもしれません。いずれにしても、出先で被災したときの記憶ってそこに極端に凝縮されてしまって、他の印象が全部薄れてしまうんですよね。不慮のトラブルはないにこしたことはありません。そんな中、十番勝負に挑むいっちゃんさんは、やはり並大抵の人物ではありませんね(笑)。

以上、いっちゃんさんのお勤め先とタッグを組むことになりそうなバス会社を利用して、やっぱり不慮のトラブルに巻き込まれてしまったスナフキんがツラツラと書いてみました。
[52394] 2006年 7月 18日(火)17:00:03スナフキん さん
北海道、少しレス
十番勝負ですぐに流れていってしまいそうなので、少しだけのレスを。

[52330]星野彼方さん
羊蹄山もさらには駒ヶ岳もずっと雲の中でまったく見ることが出来ませんでした。
北海道でも、安定して山塊が望むことのできる山って、意外に少ないのかもしれません。まっかり温泉で地元の雑談を聞いていても、羊蹄山が全部見えることってそんなに多くないのだとか。駒ヶ岳は私、東室蘭を出た先で寝台列車の車窓から噴火湾の向こうにきれいに望むことはできました。北海道で晴天率の高い場所って、どこなんだろう? 話はそれますが、室蘭の先で駒ヶ岳に対峙するのは自分には何か変な感じです。これから噴火湾沿いを半周していってあの麓を目指す、と頭で分かってて地図も眺めるのですが…正面に見える山が道南の盟主・駒ヶ岳というのはやはり妙に感じてしまいます、なんででしょうねぇ?

こんなことを事前に見聞きもしていなかったのですが、ちょっと気づいたこと。帰りの北斗星2号で車掌の案内曰く、「函館の次は、明朝福島到着…」え、青森は? さらに曰く「車掌は蟹田まで乗務します…」あれ、青森ぢゃなかったっけ? さらに日付が変わってもっとびっくり。確か千歳線や室蘭線・噴火湾沿いでは個室に座って背中向きに走っていたはず、それなのに起床したら自分は進行方向に向かって座ってる??? 進行方向を2度変えるなら同じように背中向きに走っていなければならないはず。戻ってきて時刻表を調べてみて、今年春の改正でコッソリ、北斗星の全列車が青森「駅」を経由しない短絡線を通るようになったこと、それに伴ってスイッチバック・方向転換も函館での1回に減じられたことを、今更知りました。地図に全く関係のないこととは言え、時刻表を深読みしなくなった証拠ですねぇ…。
[52298] 2006年 7月 16日(日)22:56:05スナフキん さん
ミニトリップと、「未来予想図」のこと
本日は十番勝負開催日だったのですね。私は以前にも書きましたが、この手のクイズは苦手だし答えられないと何だか立場上恥ずかしいので、始めからサジを投げてます(大汗)。

それを放り出して、仲間と東急電車乗り回しをしてきました。いえ、ただ遊びに出たのではないのですよ。ちゃあんと、地図で直した通りに改良されているか、集めた資料の通りに工事が進んでいるかを見に行ったのです(精一杯の言い訳)。

つくづく思うのですが、ここまで改良工事や車両の取替えを熱心にやっている民鉄(JRは除く、という意味で)は、他にないのではないでしょうかねぇ…。東急線って、いつでも、どこかで、必ず線路が絡む工事をやっているような印象が強いです。

今回は、今月に入って劇的な地下化を遂げた目黒線不動前~洗足間、いよいよ高架駅部分が姿を現し始めた東横線元住吉駅、線路の一部切り替えも行われて工事が本格化している田園都市線二子玉川~溝の口間、余分な土地がほとんどないのに追い抜き設備を力ずくで作ろうとしている大井町線旗の台駅を中心に見て回りました。これらが完結しても、次に東京メトロ13号線と接着のための東横線渋谷駅地下化工事、さらにその後にはホントに実現するのかと首を傾げたくなる、大倉山から新横浜経由で横浜羽沢貨物駅に至る連絡線の建設が次々と控えていて、プロジェクトの完結は全然見えません。これら全部を地図あるいは路線図上に「予定線」として、本当に入れてしまっていいものかどうか…いま着手をしているものはともかく、青写真しか描けていないものは今後どうなるか全く不透明なので、怖くて書き入れることができていません。

地図にはよく「予定線」なるものが盛り込まれています。地図会社によって、その図の性格や目的によって盛り込み基準はまちまちでしょうが、実際に使う皆さんはどれくらいそれを気にしているものなのでしょう。現状を知る上では必要のない記述で、言わば「未来予想」の部分になるのですが…。

新アドレスになってのテスト書き込みにしては長くなってしまいました…。

ひとこと:誤解をはばからずに書いてしまえば、今回ますます目黒線が「地下鉄」だと思われるんではなかろうか(実際には地上部を走る区間も決して短くないのですが)と考え込んでしまいました。ちょうど、旧新玉川線がそうであったように。「地下鉄」という言葉は、どんどんボーダレスになっていき、やがては消えてしまうのかもしれません。
[52155] 2006年 7月 13日(木)16:59:51スナフキん さん
私も北海道に行って来ました
[52127]の星野彼方さんの書き込みにタイトルがかぶってしまいましたが、まあ事実なのでしょうがありません。書き込み内容も似てしまいますがご了承ください>星野彼方さん

今回の目的は…
1.現在、路線高速バス昼便としては最長走行距離を誇る「青森上野号」(運行:弘南バス)の乗車。3月の広島プチオフ時に乗った「弥次喜多ライナー」は当時最長でしたが、この5月に廃止となってナンバーワンが入れ替わったため、意地でも乗りたくなったもの。私はいつからこんな不健全でバカ旅好きになってしまったんでしょう…。

2.ここ数年満室で嫌われ続けていた、北日本一背の高いビル「JRタワーホテル日航札幌」への宿泊。昨年、バーで夜景は堪能できましたが、やっぱりホテルなら泊まらないと…。特定のホテルに泊まりたい、こんな欲求は今までありませんでした。

3.これも去年大雨で嫌われてしまった羊蹄・ニセコの山々の、神々しい姿を拝むこと。同時に去年入りこぼしたニセコ界隈の名湯にも入浴すること。
でした。

高速バスは、雨の中仙台近郊で高速道路の事故不通という最悪なハプニングに遭遇。仙台界隈は、高速道路と仲良く並行するはずの国道4号が大きく海側を迂回するため(逆に高速が山側を回るため、の方が適当かな?)、下道で不通区間をつなぐのが東北道では一番大変そうな場所。それを事前に心配していたのに、まさにツボにはまってしまうとは…参りました。見たいとも思わないのに地下鉄車両や仙台市営バスを見たり、国道4号の渋滞を経験するオマケはつきましたが、20分延ほどで青森終着し事なきを得ました。むしろその後入ろうと思っていた青森市内の温泉銭湯が廃業しており、汚い体で訪道する事になってしまったことの方がショック。

ホテルからの眺めは最高でした。ただ、当日日中に羊ヶ丘(はあんまり高くないけど)や藻岩山、観覧車ノリアなど高いところからやたらに市街を眺めていたので、夜景のインパクトはすごかったけど日中の眺めはまずまずといったところ。札幌ほど開けて巨大な街の眺めだと、どうしても大きすぎて捉えどころがないというか、どこを見ていいのか迷うというか、そんな感じがしてしまいます。コンパクトで、しかも街の形がはっきり浮き出る函館の夜景と比べると、スケールはともかく美しさという点で札幌のそれは劣ってしまうのかもしれません。けど、高性能デジカメを入手していたおかげで、今までとは比べものにならないくらい美しい夜景写真をホテルから撮ることができました。5万円の大枚をはたいて買っただけあり、さすがです。22階の温泉、こんな高層部で全裸入浴するなんて、自分の価値観では全く考えられないことのはずなのに、いざやってみると驚くほど違和感ないのが不思議でした。テレビ塔の時計を見下ろしながら髪を乾かしたり耳掃除したり…絶対におかしな体験なんですが奇異な感じはしません。あまり足元直下を見下ろしたりしなかったからなのでしょうか。ともあれ、札幌をまともに観光したのは恥ずかしながら、何度も北海道に来ていながら今回が初。ずっとずっと、いつでも来られるからと思って真面目に見ていなかったし後回しにしていたし…そんな人、他にいませんか?

訪道2日目、レンタカーで巡った羊蹄・ニセコとも、何とか中腹よりちょっと上までは見ることができました。まっかり温泉で粘ってみたけど、結局頂上の雲が取れたのは羊蹄南東方にある兄弟山稜の尻別岳のみ。逆にこの後雲は下りてきてしまい、夜には雨となり翌日までこれを引きずることに。今年も羊蹄・ニセコは私に笑顔を見せてはくれませんでした。麓の温泉は予定通りもれなく巡れましたが、何となく消化不良な感じです。ここ数年に限った話かもしれませんが、道南~道央南部では6月下旬から7月中旬にかけ、内地で言うところの「梅雨」に近い天気が数日続くことがあります。「北海道は梅雨がない」とはよく言われる話ですが、この定説も気候の変動によってなのか少しずつ揺れ動いてしまうのかも…。この時期は花も美しい時期を迎えるだけに、残念です。一面に咲き誇るじゃがいもの花は、雲のかからない羊蹄山の全容をバックに写したかった…。訪問はたったの1年ぶりだったにもかかわらず、プリンスホテルが全面撤退を表明したり、宿近くの昆布温泉郷でホテルが1軒閉業してぺしゃんこになっていたり…昨年、「ニセコは人口が増えている」と聞かされた同じ露天風呂で、一転この地域の先行きを案ずることになってしまいました。

星野彼方さんに似せて、私もざっと日程などを。

9日 上野→青森→車中泊
10日 札幌市内(札幌ドーム、羊ヶ丘、中島公園、藻岩山、北海道神宮、ノルベサ)→市内泊
11日 札幌→小樽→(レンタカー)→赤井川→京極→真狩→ニセコ泊
12日 ニセコ→倶知安→ワイス→小樽→札幌→車中泊

でした。入浴温泉は赤井川、まっかり、ニセコ新見、ニセコ昆布、ニセコ湯本、ニセコ五色、倶知安、ワイス。2日で8湯ならまあまあのペースでしょうか。湯疲れも、慌ただしい感じもそれほどしませんでした。数は多いですが移動距離が短かったせいでしょう。私の場合はすでに乗り潰しは終えている(諦めている?)のでノンビリ旅ができますが、星野彼方さんは乗り降り自由きっぷだったので余計に「元取らなきゃ」感があったのでは?
[52091] 2006年 7月 8日(土)22:59:54スナフキん さん
浦島太郎化(?)予告
ここのところ書き込み頻度が落ちていたところへ、明日からは北海道旅行も重なるので恐らく落書き帳上では「浦島化」確実です(泣)。しかもここへきて、百貨店ネタで物凄いスピードで記事数が進んでいるし、あぁ…。

仕事が仕事なので、例えローカルであろうとも百貨店の名前くらいは大半を覚えているつもりでしたが…

[52032]TNさん
丸広東飯能店がいつの間にか閉鎖となっておりました。
へっ、閉店情報は、知らなかった…。私は過去に、飯能の2店舗は共存可能ではという趣旨の書き込みをしたはずですが、転覆によって私の書き込みは「ガセ」化してしまいました、ひ~。仕事上問題にはならないと思いますが、何だか地元ネタがお留守になっていたようでショックです。文字通りの「灯台元暗し」ですねぇ、困ったものです。あんな大きな建物、放っておくのは勿体ないですね。ランクの落ちる駅とは言え東飯能駅直結ですし、どこかが触手を伸ばしてきそうに思いますが、どうなるでしょうね?

あぁ、百貨店ネタならもっといろいろ書けそうですが…旅立ち前日なのでこの辺で切り上げます。
[51985] 2006年 7月 4日(火)10:10:58スナフキん さん
えびの市成立にかかる問題
[51968]白桃さん
私は人口にかかる話題があまり得意でないのでなかなか話についていけないのですが、えびの市成立時のすったもんだについて資料室長から入れ知恵をもらったので参考までに。

[51976]でsuikoteiさんがフォローされていますが、私が聞いた話によればえびの市成立の際には、1966.01.20に出てきた各町の国勢調査人口数値の合計33,101人でもって自治省を納得させたのだそうです。この時点はもちろん私は生まれていないので事情をよく知らないのですが、当時は新聞などでも「それはずるいのではないか」などとかなり叩かれたのだそうです。その証拠を示せと言われても、さすがにそこまで昔の新聞スクラップは保存していないので、あくまでも「伝聞」に過ぎない不確実な情報ですが…。

白桃さんの書かれた時系列年表を見ながら、あくまでも個人的な見方として考えますと多分、えびの市成立時点では、国勢調査がその2ヶ月前に実施されていた事実はあっても、そこで市となる人口要件3万人を割り込んでいたかどうかの結果が判明していなかったために、その5年前である昭和40年の国勢調査数値で3万人を越えているから、と納得させざるを得なかった、というえびの市の言い分が見えてくるような気がします。

勝手なこじつけですが、えびの町が誕生した1966年からえびの市へ昇格した1970年までの間に、1968年この地域に甚大な被害をもたらしたとされるえびの地震発生の記載が、勤務先の資料から見つかりました。要件云々以前に、震災復興のため財政基盤強化を計りたく市制施行を推し進めざるを得なかった、とか言う事情はあったのか、なかったのか…。
[51952] 2006年 7月 2日(日)20:29:53スナフキん さん
北埼玉ネタに、ちょっと便乗
私も今日、レンタカーを借りて北埼玉・行田まで行ってきましたのでちょっと話題に便乗。

ブログにもしたためた通り、知り合いに届け物をするのが主目的なのですがそれだけでは面白くないので、20年以上ぶり(小学生以来)にさきたま風土記の丘に行ってみました。もちろん行田名物古代蓮も気になったのですが、知り合いの「1時間前にもうだいぶ閉じてた」の言にスッパリアキラメ。早起き早寝なんですね、蓮って。以前に1度、行ったこともあるし…その時は屋外で「生ダークダックス」(大汗)に遭遇し、小林亜星氏を間近で見て感動したんですが(笑)。

古墳へ行ってびっくりしたのは、鉄剣出土で全国的に知られた稲荷山古墳、小学生の頃は円丘部分しか残っておらず学芸員にわざわざ「ここは前方後円墳だとされています」と説明されたはずなのに…何と前方後円墳になっていました! 当時あった環濠は埋められて玉砂利が敷き詰められており、資料館学芸員に尋ねると昨年度中に復原事業が完成したとのこと。他にも、当時は立ち入りができなかったはずの将軍塚古墳に、展示室を埋設構造で設置してあったりしていました。資料館内部の展示も、小学生だった頃には発見もされていなかった埋蔵物がガラスケースに入っていたりします。まったく、数千年の時の流れを研究する考古学に向き合って、たった20年ばかりのタイムラグをここまで実感させられるとは…文字通りの「浦島太郎」状態です(汗)。公園内の環濠に、「古代」かどうかは分からないけれど蓮が浮いていて花をつけていました。まぁ今日のところは行田の蓮ってことで、これでいいかなと。名物と言われる「ゼリーフライ」も食べたし(爆)。

武蔵水路を北上するルートは当時の社会科見学で利根大堰へ行ったのと同じ。学芸員さん曰く「今でもそのコースで回る団体はいますよ」とのこと。時代は変わっても、古墳群も武蔵水路も、重要度は少しも昔と変わっていないようで妙に安心します。武蔵水路の長野サイフォン・白鳥田サイフォンは今回も素通りしてしまいましたが、小学生の時分にこの設備に異常に執着して、しばし図書館に入り浸った(アヤシイ…)ことをちょっと思い出しました。埼玉の小学生は多分かなりの確率でこの武蔵水路を、重要な飲料水供給ルートとして教わるはずですが、同様に荒川から取水しているはずの東京都ではどうしているんでしょうねぇ?

帰りは、熊谷市内で整備中の環状道路の一部、荒川を渡る(沈下橋に代わる)久下永久橋が気になって遠回りしてでも通ってみました。いやぁ、部分的高速道路(笑)。高崎線をまたいでから荒川の橋本体まで、距離はわずかですが分岐・合流のランプウェイを有し、事情を知らない人ならまず対面通行の高速道路と思ってアクセル踏みまくるはず。かく言う私も、メータが80指しているのにしばらく気づかなかったりして(自爆)。

自宅に最も近いであろう広域農道をフル活用しての往復でしたが、帰りは道の駅いちごの里よしみに寄り道。ここ、吉見町民会館が必要以上に大きくて、逆に道の駅の施設群は実際よりもずっと小さく見えます。これらハコモノをジャカスカ作って税金使い込んで、財政状況が悪化したために東松山との合併で肘鉄を食らわされたのですから、猛省してもらわにゃいけませんね。

蒸し暑い一日でしたが、頭も体も動かした、健全な日曜日でした。
[51779] 2006年 6月 16日(金)00:08:56スナフキん さん
東京駅のこと
[51767]N-Hさん
すでに[51772]でsuikoteiさんが書き尽くしていますが、念のため私のお宝である1972年11月号(suikoteiさんのものより、8ヶ月あと)の時刻表でも当たってみました。ちなみに私のものは復刻版でなく、実物です。紙はすでに変色し、文字も潰れかかっているものが散見されて見にくいことこの上ありませんが、これで徹夜しろと言われたら、やり通す自信はあります(爆死)。

特急に関しては、suikoteiさんの記述から若干の変更が見られます。ただ、東北線方面の青森・盛岡・秋田・仙台へは変わらずに直通特急が走っていますし、高崎線方面でも新潟・長野・直江津へやはり直通便があります。熱海-前橋の普通便も見えました。この他定期便で県庁所在地に絡むところでは急行「日光」が宇都宮、といったところでしょうか。

まあこれらに関しては、今の社会情勢とはまったく異なる時代の状況だけに一概に良い悪いを判断するのは難しいと思いますが、ただ1つ、いまよりもはるかに時はゆっくり流れていたであろうことは確かだと思います。
[51735] 2006年 6月 12日(月)12:59:40スナフキん さん
超高層、フォローありがとうございます
[51727]YSKさん
ここまで書いてきて違う場所だったら恥ずかしい
大丈夫です、その公開生放送、モデルルームを見学後に見てきましたから(笑)。てっぺんから足元を(こわごわ)見ると、人だかりがしていたので何事かと思って急行したら、ラジオ局の腕章をつけた人たちが「撮影禁止」の札を持ってウロウロしていました。私、最上階からこの人だかりを撮ってしまったんですが(自爆)。ただ残念なことに、私の行った時間帯が中途半端だったために、最上階からのラジオ中継とは前後してしまって鉢合わせすることはありませんでした。

たくさんのショップともつながった
生活圏が近接しているので、自分と関係のない店舗を除いて全部の店を一通り利用していますが…一応モール形式にはなっていますけど、「たくさん」という感じはしないなぁ(苦笑)。

高崎市役所も24階建てですよ
ああっ、やっぱり…。高崎市内には超高層、あるかもしれないなと思いつつも、前橋よりもはるかに訪問回数の多い高崎駅周辺に飛び抜けて背の高いビルがあった印象がなく、つい県庁まで遠望してしまいました(苦笑)。住宅地図で調べたら、地上は21階のようですね。おっ、うちの超高層の方が高いぢゃん、と思いきや高さは102.5mで、約95mのこちらよりも高かったり。オフィスビルは天井高が異なるので、フロア数=建物高さにはなりません。では群馬県庁はと住宅地図を開くと…建設中(ガッカリ)。ホームページを見たら33階! そんなに高かったかなぁと感心してしまいました。
[51725] 2006年 6月 12日(月)00:10:36スナフキん さん
ちょっと超高層ビルを考える
先週から、自宅近くの駅前に完成した超高層賃貸住宅のモデルルーム公開が始まりました。オープンは来週末まで続きます。今や都心部では超高層ビルは当たり前であり、何をもって「超」なのかは意見が分かれそうですが、自分はおおむね20階建て以上なら超高層かな、とかあいまいに考えています。もっとも、昨今の高層化はこれを上回る規模で進んでいて、都心部ではもはや30階建てクラスも珍しくなくなってきており、20階では基準が甘いかもしれません。特に、今まではオフィスビルが圧倒的に多かった超高層ビルに、賃貸または分譲のマンションが次々と加わっていますね、時代は変わったものです。

私は、山登りの経験があるにもかかわらず高いところはあまり得意でないのですが、それでも飛行機搭乗中に上空から、超高層ビルの上層から、周りの景色を眺めるのは結構好きです。真下を見ちゃうともうダメですが、視線をなるべく水平にすれば、多少へっぴり腰(汗)でも長いこと眺めていられます。あるいは、地図屋たる職業がそうさせているのかもしれませんが、メンバーの中にもたぶん、そんな人がいるのでは?

しかも新しもの好きな私は、モデルルームオープン初日に最上階へ行って、新調したてのデジカメでもって手当りしだいに景色を撮りまくってきました。警備で巡回している人からは「なんじゃこいつ?」みたいな目で見られはしましたが、絶景なることこの上なかったです。ましてや、この建物は立ち上がる前から、私がほぼ1週間ごとにでき上がり高くなっていく様子を画像で記録し続けた建物。たぶん眺める景色は他の人とはまた違うように見えたことでしょう。

都心部では増殖した超高層ビルも、埼玉のこの辺りまでくるとさすがに相当まばらになります。まとまって背の高い構造物が望めたのは、さいたま新都心と大宮駅周辺、隣のふじみ野駅周辺と新所沢駅周辺くらいなもの。よく考えたらこの建物より北側には、ここ以上に高い建物ってないのかもしれません。さすがに新所沢変電所が立地する土地柄、高圧線の鉄塔はやたらに林立していますが、ビルとなると…ひょっとしたら沿線はおろか、終点の寄居を通り越してさらに北、群馬県庁くらいまで超高層ビルはないのではないか? というくらい、逆に北側の眺めは遮るものも少なく、すばらしいものでした。

間取りがまた、最上階の天井高を活かしたデュアルフロア構造で、ロフトがあったり床下収納があったり、中には風呂場に窓があって展望風呂だったり、それでいて四六時中得られるワイドビュー…競争率の激化は必至です、どの間取りもほとんど1部屋しかないですし…。ところで、住居の「ロフト」って考え方は日本固有のものではないように思うのですが、どうなのでしょうね? 「屋根裏部屋」と言ってしまえば確かにそう見えなくもないですけど…。部屋の中に数段の段差がある生活、毎日にメリハリがつくと捉えるか、いちいちの昇り降りは億劫と捉えるか…日本での住まい選びも多様化してきたようですね。ちなみに、私はこの最上階、家賃を払おうにも収入不足で、入居できません(号泣)。
[51661] 2006年 6月 5日(月)22:27:13スナフキん さん
環八全通、その後
[51543]音無鈴鹿さん
早速、開通区間を実走されたのですね。今回開通区間には事実上の自動車専用区間も含まれるため、マイカー所有が(収入の面で)ままならないスナフキんは、車を借りでもしない限りここを走ることはできそうにありません。

少し遅めのレスになってしまいましたが、自分自身で開通後の姿を見るまでは何かを書いたりするのは、こと環八に関しては控えようと思っていたためでした。で、日曜日に開通後の様子を初めて見に行ってきました。その他周辺の整備状況など詳しいことはブログにちまちま書きましたので、気になる方はそちらをご覧ください。もちろん私は道路の「走行」はできないので、トンネル上から眺めるだけです。根本的に自分がやっていることは開通前も開通後も変わらないのですが、足元ではすでに車が通っていて様相が一変しています。防音壁があり、設備も車の流れも高速道路のよう。週末の昼下がりとあって交通量はまずまず、信号は区間1ケ所のみで車も極端に多くないことから流れは順調そのものでした。

ただ、意外だったのは井荻トンネル。開通したのだから当然渋滞も解消するのかと思いきや、引き続き工事をしているらしく相変わらず朝の交通情報では「環八の井荻トンネルは工事のため~」のクダリが繰り返されています。北町若木区間の側道及び歩道整備工事と同じく、本線をとにかく通すことが最重要課題で、他が多少おろそかになっても全通を優先させたのでしょう。TNさんが指摘された、「超突貫工事」を裏付ける一つの現象と言えそうです。

ブログの繰り返しですが、私がここ環八の最後の開通区間をここまで気にしたのはたぶん、仕事がそうさせたのだと思います。でも、地図屋の仕事は道路を分かりやすくユーザに示すまで。そこから先、示された道路をいかに利用し、有効なものにしていくかは何も地図屋だけの仕事とは限りません。道路を通過する人はもちろん、沿道の住民もかかわりのあることのはず。ともあれ、私がこの区間に執着する必要はほぼなくなりました。トンネル出口直上から北側を眺めながら、鳥肌がたちそうだけど充足感、涙が出そうだけど拳を握りしめたくなる手ごたえ…なかなか言葉で表しにくい、複雑な心境になりました。それもたぶん、自分が地図を描くことを仕事にしているからなのかもしれませんが。
[51534] 2006年 5月 29日(月)00:51:40スナフキん さん
mixiのこと
どうも複数の方の書き込みを見る限り、落書き帳メンバーにもいく人かのmixi参加者がいらっしゃるようですね。かく言う私もそうだったりします(汗)。

ただ、あくまでも落書き帳は落書き帳。共通の参加者同士で交流するのはよいけれど、mixiに落書き帳コミュを立ち上げて「第二落書き帳」にするのは変だし、この場を提供して下さっているグリグリさんにも何だか悪いので、やめましょうね(笑)。

私の場合、ブログはmixi内でやっているわけではないですし、正直地理・地図の話題を仕事以外でやるのは当落書き帳だけでもうおなかいっぱい(大汗)なので、mixiでは地理的アクションも、鉄的アクションもしていません。埋没しそうですけど、かすみさん同様落書き帳でのハンドルネームと同じ名前を使っているので、見つけやすいかもしれません、興味のある参加者は詮索してみてください。
[51474] 2006年 5月 25日(木)13:48:47スナフキん さん
環八のこと
[51466]TNさん
タイトルの本題はともかく…
肺が菌に侵され
とてつもない難病に見えるのですが…心配です。でも、PCに向かって文字は打てているから、大丈夫なのかな?

線路際まで開削し、トンネル断面の外縁にパイプを挿入したのちにくり抜く、といった手法が想像されます。
実は私も21日、現地に出撃(汗)したのです。自分で地図帳に赤線を引いて訂正しておきながら、こんな大幹線の開通に知らんぷりはできません(笑)。ここにも直後にそのことを書き込もうかと思ったのですが、自分のブログで「これでもか!」というくらいにみっちり書き込んでしまったのでまあいいやと、サボってしまいました。

私が向かったのは練馬区北町~板橋区相生町区間であり、こちらでは残念ながら笹目通りとの分岐部にかかる資料を一緒に入手することはできませんでしたが、東武東上線交差部にかかる資料などはゴッソリ入手できました。それには、専門用語を連発して恐縮ですが「開削工法の応用で築造した」旨の記述が見えました。線路際までオープンカットで構築し、線路直下のみ現地で築造したボックストンネルをスライド挿入した、とあります。これには線路部分の地盤を支えるための補助工法が当然必要なはずですが、それについては記載がありません。日刊建設工業新聞にも南田中トンネルの詳細は掲載されましたが全体的に図面が少なく、そもそも北町若木区間の詳細は載っていませんでした。開通式がこれからなので、新聞記事をもう少し注意して見てみることにします。

あまりの突貫工事ぶりに見ていて気の毒です。
当日も、注意深い人ならば突貫工事ぶりが足を踏み入れただけで分かったはずですね。ブログの記述と重なりますが、明かり部分は前日の豪雨で洗い流されていたとは言え、覆いのあった部分の舗装は歩いていてもまだべとつきが分かるほどでした。アスファルト舗装に「生乾き」という概念があるのかどうかは分かりませんが、たぶんそういう状態で日曜日の当日を迎えたんだろうと思います。

首都高中央環状線に対しても、渋滞緩和の効用についてそれほど期待を抱いておりません。
現状では首都高速中央環状線のうち王子区間が完成していますが、これも開通後の効果として大々的に報じられた渋滞の解消が思ったほどに現れていないのでは?と私も感じています。池袋線から中央環状線への流量よりも、東北道・常磐道方面から池袋線への流量の方が上回っている印象で、渋滞情報を聞いていても開通後はかえって竹橋を頭にした5号池袋線の渋滞が伸びてしまったように思います。従来はいくつものJCTを経なければ到達できなかった山の手エリアへよりスムーズに行けるようになったことが、かえって交通量のアンバランスを招いてしまったともとれ、道路建設計画の難しさを感じます。

余談ですが、私のブログのアクセス記録を見ると、環八をタイトルに据えて記述した記事だけが、他記事のアクセス数の6倍近くに達しています。一地図屋の書いている戯言にも関わらず、世間一般の関心は非常に高いようです。
[51452] 2006年 5月 23日(火)09:11:21スナフキん さん
やはりメガライナーは転用…
昨年8月に秋葉原~つくば間に首都圏新都市鉄道<つくばエクスプレス>が開業し、その後減便などの改定を経て去就が注目されていた常磐道高速バスつくば線の巨大車両「メガライナー」ですが、どうやら第二の人生が決定したようです。知り合いからの情報では、今月中にもつくば線からは撤退し、整備及び国土交通省の特認が下り次第、現在はダブルデッカーでの運行が定着した東京~大阪間の「青春ドリーム号」に回って席数を増加させる方針なのだとか。高速道路の走行はともかく、東京や大阪の一般道路の通過に問題はないのか、疑問が残りますが…。私が予想した「鹿島線転用説」はものの見事にひっくり返されました(大汗)。

それにしても、決して夜行バスとしては設備が恵まれているとは言いがたい「青春ドリーム号」、設定当初は定着するのか首をかしげていたものですがいつの間にか、2階建てバスを投入するほどに利用者が増えていたんですね。昨今は東京~大阪ですと航空運賃が叩かれ気味なところへ、新幹線も割引手段を増やすなど全般的に運賃が低廉化する傾向にあるようですが、そのさらに下を行く激安夜行バスがここまで支持されているとは…こんなところで景気って、本当に回復基調にあるんだろうかと疑問に思ってしまう今日この頃です。
[51339] 2006年 5月 15日(月)13:01:48スナフキん さん
ワラヂヤ地図のこと
ワラヂヤ、自己破産の時は「え~っ?」と思ったのですが、それも数年前の話なのですね。神戸オフの際にも、実はワラヂヤの「ザ・マップ京阪神」を持っていったのはワケアリのつもりでした(汗)。ワラヂヤの、特に市街図に関してはとにかく見やすくて、土地勘のない私のような人間が地図編集する際にはとっても役に立ちました。ただ、最後の最後までデジタル化に乗り遅れてしまったのがつまづきの大きな要因だったのかなという気がしています。手元にオフの時に持ち出した道路地図を広げて見ていますが、阪急の三国駅が改築中で、アナログ作業でもって苦しい手直しをしているのがよく分かります。線の形はちょっとイビツだけど、決して見易さを犠牲にしてはいないのです、やはりワラヂヤの消滅は惜しまれます。それにしても、漢字だと「和楽路屋」だったんですね、そんなに昔のことは知らなかったので(勤務先保有の地図はみんな「ワラヂヤ」って書いてあります)驚きました(←知らなさ過ぎ)。

[51318]ニジェガロージェッツさん
この地図の片隅には「(株)デジタルマップス」と社名が入っています。
この会社については存じておりませんでした。ワラヂヤの資産はそれなりの価値があったはずですが、前述のようにほとんどが「アナログ資産」だったはずで、それが「デジタル」と名のつく会社に移ったのかなぁ…(?)という妙な感じもするのですが。でも、すべてが失われてしまうよりは何らかの形でモノが生かされる方が断然いいので、完全消滅したのではないことを知って少しホッとします。ネットを詮索すると、どうもあるんだかないんだか、正体が不明の会社ではあるようです(苦笑)。

とにかく、ワラヂヤの市街図からは結構多くのことを教わった気がします。町別色分けの淡い感じや、町名を青文字にすることによってここまでおとなしい表現になるんだということ、郊外の段彩における色使いなど、参考になる点が多くありました。こういう表現を用いた道路地図をリリースしている会社、今はないような気がします。やっぱり惜しまれる存在だったように思いますね。
[51292] 2006年 5月 12日(金)13:44:54スナフキん さん
宮地岳線も高架になるのですね
[51290]かぱぷうさん
西鉄香椎駅もいよいよ高架になるのですね。去年の晩秋、九州新幹線の帰りに通りかかったら高架構造がすでにできており、高架になったものだと早とちりしてその後西鉄本社に問い合わせてしまったのを思い出しました。電話口では「来春には切り替えの予定です」と知らされたのですが、すっかり忘れたまま季節は移ろって春になってしまっていました(汗)。

その時でさえ、南福岡駅が大きく改築されていたり、箱崎がやはり高架になっていたり、香椎操車場跡地にどっかり高架構造の新駅が、西鉄と同居する形でできていたりと、ここ数年の変化に目を丸くしたものです。その前というと、2001年の池島炭鉱閉山の時に遡りますけど、この時は往復ともブルートレインだったので福岡県内は暗いまま通過してしまいました。だとすれば、ずいぶん前から九州はご無沙汰していたことになります…。いけませんね、西日本はどうしてもスパンが長くあいてしまう傾向が強いです。それが経県値にも如実に現れているのですが(汗)。

末端廃止の情報が取り沙汰される一方で、残存区間は近代化を進めるのですね…はたから見ているとやるせない感じです。でも、車両はさほど以前と変わっていないみたいですが(爆)。

ちなみに、わが社の地図はそれほど詳細な図を扱っていないので、高架になる分には(線路の位置が大ずれしたり駅が動いたりしない限り)それほど影響は大きくありません。しかし逆に地下になるとこれは大変。実線を破線に、スミのアミを落としてネズにしないといけないほか、地下駅は原則駅名記載をしないルールにしているので、駅名は撤去することに。いま作成中の訂正用冊子には、東急目黒線がダウングレードするような指示書きをする羽目になってしまいました。個人的には何とかしたいのですが…。
[51018] 2006年 4月 26日(水)09:26:46【1】スナフキん さん
ちょっと違うけど面白いバス
先日、広島プチオフに私が参加したときと同様に日中12時間をバスに揺られる愚行を実行した知り合いが、ちょっと面白いバスの話をしていました。

彼はマツダミュージアムの見学ツアーに参加したらしいのですが、広大な工場敷地内で集合場所とされたのはJRの向洋駅近く。ところがミュージアム自体は宇品の方にあるため、集合場所からバス便乗になったそうです。このバス、何と工場内で従業員輸送用に使われているバスそのものだったとか。さすがに従業員輸送との混用はしていなかったとのことですが、随所にしっかりバス停まであって驚いた、と熱っぽく語ってくれました。車はいたってマツダ仕様なのですが、どうやら運転士は広島バスに委託しているみたいだ、とも。もっとびっくりしたのは、有名な企業専用橋「東洋大橋」を、何と渡ることができるらしいということ。これを聞いただけで広島を再訪したくなった私は、多分ビョーキなのでしょう。プチオフの際にこのことを知っておれば、アストラムラインもスカイレールも全無視して見学しただろうに…悔やまれます。

一般に敷地内に乗り入れる路線と異なり、敷地が広大であるがために従業員移動用として設定されているバスは、当然一般人が利用できるはずがないのですが、このケースでは例外的に「その車」には乗ることができるみたいなのでちょっと脱線気味とは思いますが紹介してみました。

*ちなみに、それを気にして勤務先の住宅地図を見てみましたが、当然マツダ敷地内にバス停の記載はありません、念のため。

#最後の一文を後から追加。
[50823] 2006年 4月 15日(土)22:56:00スナフキん さん
目黒競馬場跡を、期せずして訪問
今日は、本当なら新宿をかすめてはいけない日でしたが…やむなく山手線で通過・乗換。まるで線路が輻輳する駅構内とは思えないくらい作業員だらけになっていて、地を這う線路が見えないほど。もちろん何をどうする作業をしているのかなんて車内からでは分かりっこありません。週末なのに山手線は、埼京線も湘南新宿ラインも動かないためにラッシュ並み混雑でグッタリ。しかも、当初の目的だったゆりかもめ延伸区間の初乗りは、こともあろうに昨晩の脱輪・脱線で空振り三振。関係者の話を間接的に聞いたら、問題は単純ではなさそうで深刻であるらしいとか。

同行の知り合いと協議の結果、なぜか目黒区や品川区界隈をウロウロすることに(謎)。その途中、以前話題になった「元競馬場前」バス停を、2度も、しかも同じ方向に向かう形で素通り。うち1度は、ホンモノの競馬場跡地をバス路線が縦断してくれたのですが…当たり前ですが競馬場らしさなんてかけらも残っていません(笑)。総じて住宅地であり、感慨もへったくれもあったものではありませんでした。むしろ、その直前に目黒不動の門前までバスがヅカヅカ進入していったことのほうがインパクトが強く、2度目の「元競馬場前」通過時もやはり直前の祐天寺商店街を「そこどけそこどけ」状態でヅカヅカバスが走り抜けるダイナミックぶりに唖然としてしまって、競馬場跡がかすんでしまいました~ 

その後は江ノ電に乗ったり、小田急電鉄の検査列車に遭遇したり…

最後のクダリは駄文にて、突っ込みは無用です(苦笑)
[50649] 2006年 4月 10日(月)17:31:19スナフキん さん
無視できなくなってしまった「まなづる」
[50529]でhmtさんが指摘された事実、なるべくなら知らんぷりして(汗)通したかったのですが…索引の校正をしていて、知らぬ存ぜぬで通せなくなってしまいました(大汗)。でも、校正作業を中断して脱線すると集中力が切れるので、最後まで校正を終えて調べてみたんですが…この、何か心に引っかかったまま「ま」~「わ」の校正をするのって、実にイヤな感じです。

このテの話での多数決は、モノの本質を見極めるのに何の足しにもならないことは分かっているのですが、まあ比較対照する意味が全くないというわけでもないと思うので、ありったけの資料で調べてみました。

「まなづる」(濁る)派:
角川地名大辞典
わが社に近い(スミマセン、あからさまに示すと正体がばれます・汗)資料2種類
神奈川県百科事典
町役場ホームページ
町発行の印刷物(郷土誌・町勢要覧・パンフレットなど)
平成17年版市町村要覧

「まなつる」(濁らない)派:
国土行政区画総覧
日本行政区画便覧
平成16年版以前の市町村要覧
2005年10月1日国勢調査速報値
(三省堂コンサイス地名事典)

以前私のおバカで話題を撒いてしまった「いわき市」の時ほど混沌としておらず構造は単純ですが、数の上では拮抗しています。しかも、わずかに分が悪い方に「重い資料」がのっかっています。ちなみに、三省堂の地名事典にカッコが付してあるのは、参照資料を「市町村要覧と国土行政区画総覧」と断っており、マゴ引きとも考えられるためです。但し同時に、「別訓」として濁るまなづるを立てており、中立とも取れるスタンスです。

概して言えるのは、「アーカイブズ・呼称が複数ある地名 ~地名呼称の多様性~」でも指摘されている通り自治省~総務省における見解と地元が主張する見解が異なっているようだ、と言うことです。読みを変えるのでも、例えば和歌山県広川町がそうであったように告示の対象となるはずですが私も見覚えがなく、合併告示に埋もれてしまったとも思えません。

市町村要覧の冒頭、凡例部分には出所明示がしてありますが、ここには平成17年4月に各都道府県に照会したとあります。つまり問い合わせ先は国の機関たる総務省ではなく地方に直接問い合わせた、ということです。しかもこの内容を見る限り、市町村要覧の内容全般が総務省の監修を受けているという事実もどうもないようです。そもそも編者である市町村自治研究会なる団体がどれほど総務省との関わりがあるのかは私も分かりませんが、改めてこの方針を貫いたところ地元が主張する「まなづる」表記が表に出てしまった…そんな事情なのではないかと(あってほしいという希望も含めて、ですが)。

上記は、私の大したこともない知識で記述しています。間違いがありましたらフォローをいただければと思います。
[50639] 2006年 4月 10日(月)09:45:17スナフキん さん
東京の動脈がつながるらしい
新年度から「ブログ」なるものを始めてみているのですが、本人がモノグサなのでなかなか毎日続けるのが難しいです。不思議と、自筆で書く日記は10年以上続いているんですが…習慣になれば続くようになるのかな?

さて、週末をはさんでちょっとしたニュースが耳に入ってきました。東京を取り巻く環状道路のうち環八通りは、ここに出入りする皆さんならご存じかもしれませんが現在ブツ切れ状態で供用されています。それが、この5月28日にも1本につながるのだとか。時折耳にする渋滞情報でいつも聞こえてくる「井荻トンネルは工事のため…」のクダリは、実はこの延伸工事のためだったことを、今更ながらにして知りました。地図屋としては情報遅すぎですが(汗)。

で、スナフキんはその情報を知らないまま、健保スポーツクラブが近くにあるのをいいことに日曜日、現調に行ってしまいました。今年始め、スポーツクラブに行くようになった当初はまだまだこんなのできんな…と思っていたものが、照明や看板が立つなど驚くほどに工事が進捗していました。あとは整地して舗装する程度になってはいましたが、それでも開通総延長からしてあと数ヶ月でできるようなものかいな? と疑念を抱いていたんですが…ホントにできてしまうようです。現地工事看板によれば、本来なら平成17年度中には完成させるはずだったようですが、それが遅れて新年度にずれ込んだもののようです。個別に見ると、練馬北町商店街の分断はアクロバットな急勾配で何とか避けられました。東武東上線直下の北町若木トンネルは、線路に直接影響させることなく掘り抜いてしまいました。どういう工法でやったんだろう? 他方、線路をまたぐ自転車・歩行者・車椅子用跨線橋は別工程らしく、竣工予定はシール貼りして平成18年7月となっていました。既存の環八通りは随所に3車線区間が介在しますが、今回開通区間のうち練馬区~板橋区間に関しては遠望した限り、側道への分岐部を除き中央分離帯ありの原則片側2車線構造のようです。

開通道路のパイプが極太な分、開通後にどれほど交通流動が変化し、渋滞状況が変化するのかちょっと興味のあるところです。
[50519] 2006年 4月 7日(金)09:22:13スナフキん さん
少しフォロー
[50495]千本桜さん
私の記述が恣意的過ぎて気を遣わせてしまいました、ゴメンナサイ。

ただ、自分自身ちょっと気になる点があってあえてひっくり返したままの記述をしてしまいました。「らづつ」と書かれた地図、タイトルが「いわき市全図」とあるのです。つまり、いわき市として合併を果たして以降に調製された地図であり、奥付も昭和42年12月となっています。自分は、昭和40年代に入ってもなお右から左へ読んでいたんだろうか、これは何かの間違いでは? と思ってそのまんま記述をしたわけですが…1/5万地形図のバックナンバーを見たら、昭和44年発行の「平」図幅も逆読みのままです。44年と言えば私の生まれるわずか5年前(汗)であり、いくらなんでもこの頃は今と同じになっていたはずだろうと思うのですが、地形図ではその辺りの反映が著しく遅れていたんでしょうか。そんなことは自分で調べるべきでしょうが、自分としてはちょっと不思議です。
[50483] 2006年 4月 6日(木)13:22:54スナフキん さん
いわき市の情報、感謝転じて懺悔へ
皆さんにご協力いただいたお陰で真相の判明したいわき市の合併前自治体名称、実は私の調べ方が足りませんで、社内に保存してあった過去の地域資料の存在をすっかり忘れていました。これを引っ張り出して見ればすべての疑問は解決できたはずなのに…皆さんに余計な労力を使わせてしまいました、懺悔。

「観光 うちごう」とか「観光の常磐市」、そんなタイトルのパンフレットが出てきました、何だかとっても興奮。ものすごく古い全域管内図には、うちごうなんて駅名すらなくて「らづつ」と書かれていました。そうか、内郷市の中心集落の名前は内郷じゃなかったんですねぇ…。そう言えば昔、内郷機関区とかいう国鉄の機関車車庫もありましたっけ。石炭産出地域であってこその立地だったのでしょうか…。

いけませんね、過去の資料に見惚れ始めたら仕事に手がつかず、きりがありません(大汗)。
[50445] 2006年 4月 5日(水)09:28:42スナフキん さん
助け舟に感謝です
いわき市の合併に伴う不思議に関して、十番勝負の最中だというのに多くの皆さまから情報をいただきました。個々の引用は数が多くなるので省略しますが、私の個人的な仕事上でのつまづきにフォローを下さり、ありがとうございました。本業の地図屋が「お手上げバンザイ」しても、博学な方々からの意見が頂戴できるこの場は、どちらかというと知識の乏しい「バカ地図屋」にとっては本当に貴重です。

お寄せくださった情報より、好間は「村」であり久之浜は「町」であることが確定・判明できました。結果的には市町村要覧の情報(=多数決による決定)で正しかったことになります。ただ、それですべての問題が解決したわけではありません。国土行政区画総覧と地元新聞社の百科事典という有力な情報ソース上での誤植事実は動かないわけで、出版業という同業他社の立場で考えるとこの事例は肝に銘じておいたほうがよさそうです。

人間のやることですからミスはつきものです。それに甘えてはいけませんが、完全に排除することは難しいといえるでしょう。けれども、例えば「葛」の字を外字にし忘れたとか、「ヶ」の字を大きくしてしまったとかいうレベルのミスと、町・村を取り違えるミスとでは明らかに重大性が異なります。今回のケースはメジャーな事例でありながら、超のつく大規模合併で関係自治体の数が多かったことが混乱を助長したように思えます。翻って、平成の大合併の嵐が吹き荒れる中、自分との因果が薄く土地勘もあまり働かない場所でも大規模な合併がいくつも興りました。登米市しかり、新潟市しかり、上越市しかり、高山市しかり、そして浜松市しかり、です。挙げておればきりがありません。今後10年20年が経過した後でも、上越市で「清里町」とか、浜松市で「龍山町」とか、自分で書いてしまわないようしないといけませんね。

最後は守りの姿勢で結んでしまったスナフキんでした。
[50420] 2006年 4月 4日(火)20:35:14スナフキん さん
ちょっと気になる昔の「いわき市」
十番勝負の最中に、どうせすぐ流れてしまうと分かっていながら書き込んでしまいます。

仕事で、昔の合併をほじくり返していてちょっと気になることがありました。皆さんよくご存じのいわき市は、「超」のつく規模の大きな合併を経て成立しています。その合併前の自治体名称を調べていたら、どうも資料によって記述がまちまちなのです。しかもそれは、誤字脱字とかいう単純なものではなく、町か村かを取り違えているという結構重要な違いでして、頭を抱えてしまいました。

具体的には、合併を詳細に記したものとしては最も身近と思われる「市町村要覧」。このいわき市の項には
合体 平市 磐城市 勿来市 常磐市 内郷市 四倉町 遠野町 小川町 好間村 三和村 田人村 川前村 久之浜町 大久村
とあります。何の疑いもなく、別資料で校正しようと国土行政区画総覧(これにも各自治体の末尾に行政変更の内容が記載されています)を出してきて、見てビックリ!
平市・磐城市・勿来市・常磐市・内郷市と、石城郡四倉町・遠野町・小川町・好間町・三和村・田人村・川前村、双葉郡久之浜村・大久村を廃し、いわき市を置く
とあったのです。上下をよ~く見比べてください。町村の違う箇所が2ヶ所もあるのです。この、公的色のきわめて強い書物の食い違いというのは厄介で、どちらを信用していいものか非常に困惑します。最終的には出典明示して逃げるしかないかな、と思うのですがそれではプロらしくない(汗)ので、他資料も総ざらいしてみました。

勤務先に最も縁が深い(?)事典をひもとくと
勿来市・磐城市・常磐市・内郷市・平市、石城郡田人村・遠野町・好間村・三和村・小川町・四倉町・川前村、双葉郡久之浜町・大久村が合併
とあります。順序こそ違えど、内容は市町村要覧と一致します。

では、角川の地名事典はどうでしょうか。
いわゆる常磐5市に好間村・遠野町・田人村・三和村・四倉町・川前村・久之浜町・大久村・小川町の4町5か村が合併
でした。省略はされていますが、これも市町村要覧の内容を裏付ける形になっています。なるほど、単純に国土行政区画総覧の誤植かと思ったのですが、福島民報社の発行する福島大百科には
平・磐城・勿来・常磐・内郷市と、四倉・遠野・小川・久之浜・好間町、三和・田人・川前・大久村
とあるのです。何と地元の新聞社は、冒頭に示した2つの有力公的文書のいずれでもない記述をしています…??? 決して、史実が風化してしまうほど昔ではないはずの事実が、どうしてここまでぐちゃぐちゃになってしまうのでしょう?

さらに追い討ち。アーカイブスにもなっている”「いわき市」について語ろう”の中で、何とこの混乱を裏付けるかのようにIssieさんのデータが誤植。三丁目さんが何気なく誤植を指摘されていますけど、この混乱はどうも根が深いような気がしてきました。

こうなったら地元の主張に頼るしかないッ、といわき市webの歴史コーナーを調べてみたら…
好間村→いわき市
久ノ浜町→いわき市
って言うか、参考になりません、町・村の違い以前に自治体名を間違ってるし(爆死)。

困ったなぁ。どなたか「これ!」という真相もしくは明示できる資料をご存じの方、いらっしゃいませんか?
[50127] 2006年 3月 28日(火)12:56:08スナフキん さん
ゆりかもめは…
[50119]みかちゅうさん
今回も落書き帳の中で行っている方がいるとすれば
実は私、延伸区間に乗りに行っていません。それどころか、ゆりかもめは一部区間しか乗ったことがなく、今回中間駅となった有明では乗降経験ゼロという有様です(汗)。先の書き込みで最後に記した通り仕事がかなりハードで、そのくせ体調を崩しかけておりこのまま人ごみに紛れ込んだら症状悪化は決定的で、怖くてしばらく行けそうにありません。体調の良し悪しにかかわらずもともと人ごみは大嫌いなので、よく考えたら鉄道の純粋な開業に当日立ち会ったのって、昭和60年9月30日の埼京線を最後に、一切ない気がします。電化したとか、貨物線を旅客列車が走るようになった、とかはちょこちょこ当日に行っているはずですが。逆に路線や列車・車両の消滅時はまめに行っていますね。こういう時は自分の好き嫌いそっちのけで体が動いてしまうのですが、例えば東急東横線の桜木町駅最終日に人ごみからインフルエンザをもらってきたりなど、しっぺ返しを食うこともあってちょっぴり反省材料です(汗)。

ベイエリアの交通手段では、値段の面でハンデはあっても利便性で勝るりんかい線・ゆりかもめに軍配が上がりそうです。日中の本数が少ないとは言え池袋・新宿・渋谷から、黙って乗ってしまえば時刻通りにベイエリアに達することができる直通メリットは大きいですし、ゆりかもめは全区間高架構造ですから眺望代だと思えば高値にもまだ納得がいくというもの。

対するバスは、一般利用客の多くが抱く「都内のバスに、ダイヤ・時刻表はあってないようなもの」という既成概念が重くのしかかって、なかなか利用者数を伸ばすのが難しいのではないでしょうか。道路がみっちりで動かないのでは、いくら値段が安くてもガマンに限度があります。ベイエリアの道路はそれでも新しく築造されたものがほとんどで十分な幅員を確保してあるものも多いですが、やはり週末を中心にマイカーが押し寄せるとオーバーフロー気味になるのが、渋滞情報をラジオで聞いたりしていてよく分かります。

東京都の都合上なかなかできないのでしょう。
神戸空港では、ポートライナーをなるべく使ってほしいということなのか、神戸市内中心部各地からポートアイランド・空港までを結ぶ神戸市交通局のバスは設定されていないようです。片方を立てれば片方が引っ込む、いわゆるもぐら叩きき理論ですが、既得権益を守っているようにも見え、あまり露骨な措置もどうなのかなぁとか思ったりします。
[50108] 2006年 3月 27日(月)22:58:02スナフキん さん
街も鉄路も、あたらしくなった日
慌しくて自分の書き込み頻度が鈍っていた最中に、とうとう記事番号が50000を突破したのですね。サーバの占有スペースは雪だるま式に膨らんでいく一方なので一概に「おめでたい」と言えるのかなぁ、とオーナーを気遣って格好つけてみたりしますが、すごいことではあります、拍手。

今日は、最終日を除けば年度末最後の大安。ゆりかもめが豊洲まで延伸を果たす日でした。朝の通勤からこれを気にして、有楽町線の車両ドア上にある停車案内や路線図を気にしたりするなど、何ともいやらしい会社員ぶりですが、朝の段階ではいずれにもゆりかもめが伸びた記述は見えませんでした。なのにその隣にはゆりかもめ延伸を知らせる広告があり、何とも皮肉。これを見てニヤッとしたりするのですから、やっぱりいやらしい人間です(大汗)。ぢゃあ、今後有明・お台場界隈にはどう行ったら安くて時間もかからず経済的かを調べてみようと、夕方に大手の検索サービスでルートを探索したら…うわ、もう豊洲乗換えが表示される! ネットの情報はホントに早いなあと痛感しました。地図があらゆる手を尽くして追いかけようともとても追いつかない俊敏さで、もはやこのスピードには地図屋はお手上げです。夜の帰宅時には、勤務先最寄り駅の路線案内と出入口・階段案内はどうなったろうと見てみましたが、いずれも豊洲駅に「ゆりかもめ」の表示はありません。まだ直していないんだ、しょせんゆりかもめは地下鉄じゃないもんなと、ニヤリとしたのです。ところが、入ってきた列車は行き同様東京メトロの車、乗ってビックリ! 朝はそのままだったはずの路線図も停車案内も、フルリニューアルされていたのです。日中の閑散時間帯に広告を入れ替えることはよくあることなのですが、路線図はともかく、豊洲にちょろっと加筆すればいいだけの停車案内は、事実上の新品。使用フォントが総取替えになっていたほか、ラインカラーサークルに路線を示すアルファベットを入れた新サイン表示に統一されたスタイルに一新されていたのです。何にそんなに驚いたのかというと、実はここで新調してもこの案内は最長でもあと2年の命であることが今からハッキリしているわけです。13号線の名前が決まり、運行ダイヤも決まれば今のスタイルを維持するのは到底困難なはず。だから自分は今回のゆりかもめ延伸、絶対従来のようにシール貼りで対応するのだろうと思っていたのですが…東京メトロがここまでやる気と資金(汗)とを出すとは! ちなみに、(東武東上線)霞ヶ関も鶴ヶ島も、ひばりヶ丘も「ヶ」の字は小さいですが、市ケ谷だけ大きい「ケ」の字で表示されていました、ホントかなぁ…(影響され過ぎ?)

その驚きも束の間、自宅最寄り駅で下車すると今度は、やはり行きには何もなかった壁に、今月30日に駅前再開発施設がオープンする旨知らせるポスターがあちこちに貼られているではありませぬか! さらに、階段を下りて2度ビックリ。今まで施設の部分試験点灯は随時行われていましたが、今晩は駐車場棟・モール棟・クリニック棟すべての照明を点灯させる、事実上オープンと同様の全点灯試験が初めて行われていました。私が今の住まいに移って2年余り。この再開発の変貌を毎週・あるいは毎日のように見つめ続け、写真におさめ続けてきただけに、あぁ、やっとここまできたんだなぁの思いを強く抱きました。撮りためた画像は100ではきかぬほどになってしまい整理もままならない有様ですが、今後の激変は限定的なものに限られるはずで、自分がコツコツやり続けてきた日課がひとつなくなって肩の荷が下りたような、そんな気もしました。

大きなハコモノなどの開業は変に縁起を担いだりすることが多いのですが、なぜかこの「coconeかみふくおか」の場合は30日の仏滅オープン(大汗)だったりします。さすがに当日休みをとって、というほどいまは自分自身がヒマでないのでそこまでやりませんが、目立った娯楽施設のない、どちらかというと純粋な商業集積施設で沿線からどれほどのお客を呼び込めるのか、どれほどこの地域が活性化するのか、今後が見ものです。
[49823] 2006年 3月 13日(月)13:23:30スナフキん さん
別寒辺牛の由来、一説
[49725]で、私がほのめかした別寒辺牛の由来、その続きです。なお、前項では「由来の真相」と書きましたが、アイヌ時代の史実は確定していない事柄も数多く、以下に紹介する由来はあくまでも「一説」であると思ってください。他に見解があってもおかしくないと思うので…(アイヌ語地名の由来って、そういうことが往々にしてありますよね)。

ネイチャーウォッチングの際にいただいたウォーキングマップには、塘路湖の中に確かに「ペカンペ(ひしの実)」とあります。塘路湖がペカンペの産地であることは今も昔も変わらないようです。しかし、集落の名前も湖の名前にも「ペカンペ」は現れず、逆にはるか遠い厚岸の方には「ペカンペ」と関係がないのにその名前を付した地名が残っている…。この妙な状況を、同伴してくださった地元のネイチャーガイドの方は「アイヌ部族間の争いが引き起こした結果だ」と説明してくれました。

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塘路アイヌは、その昔は純然たる内陸アイヌであり、日々の食糧は狩猟に頼らざるを得ない、どちらかといえば力の弱いアイヌ部族であったようです。伝説の内容はさすがに覚えていませんが、自然現象による啓示により塘路湖に実るひしの実が食材として有用なことを知った塘路アイヌは、これを機に食に飢えることなく、日々の生活を安定的に送ることのできる部族へと変わり身を遂げました。ひしの実は乾燥させることで長期保存が可能なので、多少の不作年があっても飢えに苦しむことは激減したようです。塘路湖には淡水魚(ハンドルネームが出てきてしまいました、ゴメンナサイ!)も生息しているため動物性たんぱく質にも事欠かず、塘路のアイヌは富める部族になったのです。

それをねたんだのが、どうも厚岸アイヌであったようです。厚岸は海べりであり、内陸はやせた根釧台地ですから、どうしても食材は海産物に重きを置かざるを得ないのですが、こればかりは自然が相手なので獲れる量は一定にはできません。年によっても多い少ないの波があり、生活は決して安定しているとは言えなかったようです。そういった環境にあって、毎年ほぼ一定量の保存食が確保できる塘路の地は、のどから手が出るほど欲しい立地だったことでしょう。こんなことから、厚岸アイヌはたびたび塘路アイヌとの間で対立していました。これは史実として裏づけされており、現に塘路湖を見下ろすサルボ展望台近くには、厚岸の方角を向いたチャシ跡が残されています。これは、厚岸からの攻撃に対する防御のために塘路アイヌが築いた砦であるとされています。

つまり、厚岸のアイヌはペカンペという自分たちの生活を安定させてくれる産物を求めて、塘路に攻め込む、まさにそのルートがこんにちの別寒辺牛川沿いだというのです。確かに、多少の回り道には思えますけど、厚岸から塘路を目指すルートとしてこんにちの別寒辺牛川及び主流上流をたどると塘路湖の東畔に達することができます。私はこの時、周りの地図ともにらめっこして比較的説得力があるなあと思ったのです。
[49725] 2006年 3月 7日(火)09:24:50スナフキん さん
プチオフから帰っています
スナフキんは広島で開催されたプチオフから日曜日に帰還しています。ただ、帰ってから本来週末にやらねばならないことが山とあったこと、それよりも実家にいる妹が予定日よりもかなり早くに産気づいて入院し、ドタバタしたことなどがあってすっかり帰還報告が遅くなってしまいました(そして、3人目の甥っ子が生まれました)。参加された皆さま、翌日もアグレッシヴに行動された皆さま、お疲れさまでした。そして手配等してくださった88さま、ありがとうございました。絶対私が最遠方からの参加と思っていたのですが…上には上がいました、いっちゃんさん、恐れ入りました(笑)。まがみさん、18きっぷはうまく使えましたか?(謎)

行きは結局、最長不倒と思われる(バスに詳しい方、間違っていたらフォローください)昼行高速バス「弥次喜多ライナー」で10時間以上揺られて広島へ。帰りはひかりレールスター~北野の異人館街を入館したり飲食したりせず歩くだけ歩いて(汗)、ポートライナー~神戸空港、スカイマーク便で羽田へ戻りました。行きもさることながら、帰りの行程だけでもかなりのハプニングや驚きがあり、神戸空港のコメントもしたいのですが、いまは仕事中なので(大汗)詳しい記述はやめます。

三角線やループ線、気になるけれどこれを気にしていると多分仕事にならなくなる(汗)ので、私から詮索したりコメントを入れたり、実際に探したりするのは、やはりやめておきます。

別寒辺牛のお話が出ていました。結論をここで端的に言ってしまうと、この地名の由来は[49684]で北の住人さんがおっしゃる通り、間接的ですがヒシの実から来ています。が、[49716]でhmtさんがおっしゃっているのも正論で、話はそう単純ではありません。数年前に塘路でガイドについてもらってネイチャーウォッチング&ウォーキングをした際、歴史上の話題から由来の真相を聞かされていますので、後ほど時間があるときにでも紹介します。
[49530] 2006年 2月 28日(火)12:53:32スナフキん さん
脱線気味のレス
[49519]Issieさん
有楽町線(8号線)の 小竹向原-和光市(→東上線方面) 間が実は「13号線」であることは“難易度”が若干高いとしても,池袋-小竹向原 間の「新線」が 13号線 であることは2002年当時,一応はアナウンスされているはずなんですけどねえ。
現在建設中の池袋~渋谷間が13号線であるのは相当の人が知っているようですが、そのほとんどがこれを完全に独立した新線だと思っている節があります(少なくとも私の身の回りにいる、鉄知識がほぼゼロの人たちは)。新線池袋で止まっている線路を伸ばすから、東武と西武とが乗り入れられるのだと説明すると、そうなのかと驚く(どうやって直通すると思っていたんだか…)、一般人の認識はその程度なのだろうと思います。勤務先にも、小竹向原から新線池袋に達する線路は現在千川・要町に止まる線路の真下にあって、さらにホームも既に作ってあってエレベータまでが達している話をして初めて、その事実を知る人もいるくらいです。そんな中、何だか妙な書物が出ているようですが間違った情報の刷り込みになりそうで、少し心配です。間違った情報ソースを元に地図の問い合わせが来るケースも少なくないのですよねぇ…。

ところで、「13号線」は建設路線名称であり、「供用時の路線名は公募する」という話を相当に公的な場で見聞きした覚えがあるのですが、開通まで1年余りとなった昨今でも動きはないようです。仕事上、あまり直前になってからドラ叩きされても直しが間に合わないので困ってしまいます。もっとも、実際には路線図の架け替えや駅の表示整備の都合もあるでしょうから年度が改まったあたりが公募の頃合でしょうか。勤務先でも先ごろその話になりまして、さしあたっては通過させている千川・要町の取り扱いがどうなるかが最大の関心事。個人的には、新設の急行は通過してしまってもいいから(恐らくは時間当たり片道4本程度なのでしょう)、駅構造物を再整備して普通便だけでも止めて欲しいなというのが、勤務先最寄り駅利用者としての思い。路線名は「明治通線」が無難な落としどころ、ひょっとすると使っていそうで実は鉄道路線名としては使っていなかった「渋谷線」(首都高速では使っていますが直接の干渉はないので問題ないでしょう)もありかなと。ただ、成立経緯はともかく名実共に最古の地下鉄たる銀座線が乗り入れている地名をぶん取ることが、東京メトロとしてどうなのかにこの名称の採用可否がかかっているような気が…。将来東急東横線との直通も目されており、その暁にはこの名称では面倒も起きるかも。JR山手線・埼京線の混雑緩和および旅客争奪戦への殴り込み(汗)を前面に出すなら「東京メトロ山手線」もありでしょとか、場所はぜんぜん違うし(大汗)開き直って「ハチ公線」、なんて無責任な名称候補も話の中から飛び出す始末。市町村合併時の名称決定の際もそうですが、公募の難しさって、こういうちゃらんぽらんな名前にも付き合わなければならないところにある気がします、はてさてどうなることやら。

さて、今週末は広島でのプチオフに参加します。帰りはひかりレールスター(それもサイレンスカー)を新神戸で捨てて、開港間もない神戸空港の離陸体験をする予定。でも、何だかポートライナーが順番待ちだとか、空港内入場制限だとか、ブームが加熱しすぎると一般利用者たる私が空港にたどり着けない不測の事態もあり得るんでしょうか。値段を下げる代わりにユーザサポートを縮小して合理化に努めるスカイマークの利用も初めてで、初物続きの締めくくりに一抹の不安を抱きます(しかも日曜日だし)。ちなみに往路は、帰りに利用する乗り物のいずれでもないモノで広島へ向かいます、さて何でしょうねぇ?
[49208] 2006年 2月 15日(水)13:12:13スナフキん さん
来月の改正のこと
[49197]まがみさん
長く慣れ親しんだ「準急浅草ゆき」「準急伊勢崎ゆき」などの行先表示がもう見られなくなる
あれ、まがみさんは伊勢崎沿線にお住まいだったことがあるのですか。かく言う私は居住経験はないくせに、沿線出没率は異常に高いのですが(汗)。やはり、鉄ごころがうずいてすごく気になるのですよ、毎日必ず見る車両が全然違う場所で全然違う使われ方をしてるのって。それこそ、複々線が今みたいに完結するはるか前、草加で止まっていた頃から足を伸ばしていましたっけ。松原団地や鐘ヶ淵で回送が回送を追い抜く下りのダイヤを見て、全部調べてやろうと病み付きになってしらみつぶしに定点調査をしたことも今は昔…(でも回送時刻表を記した大学ノートがいまだに残っている?)。下り列車もあの頃に比べると随分本数が増えました。第一、業平橋ではもう折り返したりしませんし、10両の列車はかなりの率で半蔵門線に入っていきますからねぇ…。今度の改正ではそれが主流になるとのこと、いやはや時代は変わりました。

そういう訳で、行先表示は相当の撮りためがあり、現在では半蔵門線直通用になってしまった車両の「準急 伊勢崎」や、宇都宮での「普通 栃木」(大汗)なども好んで撮っていたのですが、改正前までに1度はまた、私も足を運ぶのだろうと思います。どちらかと言うと、残りはするものの事実上腰砕けにされるのが確実な日光線系統の快速の方が気になっています。浅草~鬼怒川往復はパスネット残額から2000円ほどが能率よく消化できるので、温泉目当てと称して往復する回数が増えるかも…。何せ、来年には関東民鉄もICカード化が見えてきていますし、その時には定期券をICカード化したいので、この1年とちょっとの間で現在の磁気パスネットカード約5万円分(大汗)の処分を進めないといけません。折しも、先週JRの磁気イオカードが自動改札機に入らなくなり、券購入にしか使えなくなりました。パスネットもゆくゆくはこういう運命をたどるのかな、と思うと早めに消化しなきゃと気が急きます。昨秋から意図的に新規購入は取りやめていますが、1年で数万円分を使い切るのはなかなか大変です。こういう悩みを持っているのは私だけでしょうかねぇ…。
[48875] 2006年 2月 1日(水)09:48:42スナフキん さん
ちょこっとレス
明日まで(汗)の仕事を抱えていてあんまり進んでいないので、少うしだけレスを。
[48871]Hiro(&TOKO)さん
再論「ケ」と「ヶ」
非常に興味深い情報となりそうです。ニュアンスは微妙に異なりますが、「葛」の字をどうするかの話に通じるものがあり、地図作りとも関係大ありです。地元の見解は尊重すべきで、この結果をわが社製品にフィードバックすればいいのですが…他人の汗かき結果を横取りするようでいい感じじゃあないですね。

無難な落としどころとすればやはり、国土行政区画総覧や市町村要覧によったという判断基準に落ち着くのでしょう。でもこれら参考資料も、目次と扉・本文タイトルで「ケ」のサイズが揺れているところが、確かどこかにあったと思います。同じ資料内で統一がとれていないくらいですから、世間の認識(ケは大きいか、小さいか)はそれ以下かもしれません、「ケ」の大きさで問い合わせやクレームがわが社に舞い込んだ話は一度も聞きませんし。

鶴ヶ島はいまだ来ず、ですか。実家が市役所から車で数分のところにあるので、リタイアした母親に直接聞いて来いと言えなくもないのですが…こういう話って、聞く本人にある程度の意識がないと突っ込んだやり取りになった場合に面倒が起きるので、この選択肢はどうしても返事がなかったら、の最終手段としてとっておきます。あるいは、自分が実家まで出向いて行くか…でも有給休暇をとらないとだめだぁ(爆死)。

水曜どうでしょうDVDにはまっている
これ、大泉洋さんのサイコロ「何が出るかな、何が出るかな~」ですか?
このDVD、1月1日の午前1時頃、勤務先で見てました(爆)。年越しソバは、年が越す前に食べるんじゃないのかな…と思いつつもどん兵衛をすすりながら、知り合いと二人で腹を抱えて笑いました。文字通りの「初笑い」ネタだったわけです(苦笑)。初日の出列車までの時間つぶしということで、知り合いが持ってきてくれたもの。夜行高速バス全盛時代の番組なので、今改めて見るとなかなか興味深いです。その後、利用率の悪い路線は順次削減され、現在はその頃ほど夜行バスの元気はありません。ついこの前も、東京-伊良湖岬の「伊良湖ライナー」が廃止されるなど、衰退傾向はわずかながらも続いているようです。そういう視点で見ると、東京から東北各地へ向かう路線は、いずれも善戦しているなぁ…なんて思ったりします。
[48781] 2006年 1月 27日(金)18:48:22スナフキん さん
都県境のバス
前にも書いたことがあるような、ないような…。
[48780]ryoさん
埼玉南西部-東京(多摩地区・練馬)は県境を意識しにくい地域です。
この地域は私、たぶん異常に強いです(笑)。旧社屋は朝霞市だったし、板橋区というかつての居住地も実際には高島平で県境を強く意識する場所でしたから…。でも、清瀬とか東久留米とか、西武沿線の話になるとめっぽう弱いのです。普段から慣れ親しんでいたわけではない路線なもので。ピックアップしてくださった路線の中に、旧社屋への通勤で毎日のように使っていた路線も含まれています。

まだ挙がっていないかな?という路線に、成増~高島平操車場線「高01系統」があります。小さい頃は頻繁に利用していた路線で、しかも出身幼稚園のすぐ裏を路線が通っていたこともあって非常に今でも身近に感じています。成増は東京都ですが、途中、吹上・吹上新道・下新倉の3停留所だけ、埼玉県をかすめて再び東京都に戻って終点の操車場を目指すというもの。これとほぼ同ルートをとり、さらに笹目橋を渡って埼玉へ走る路線はさらに面倒。下新倉までは「高01」と一緒ですが、このあと再び都内に戻っての停留所は笹目橋1カ所のみ。すぐに新大宮バイパスで県境を越えて再び埼玉県へ入っていってしまいます。複雑に入り組んだ境界線をかいくぐり、4度も行ったり来たりする路線は全国的にも珍しい部類に入るのでは。
[48692] 2006年 1月 24日(火)15:34:52スナフキん さん
Re:『地名』がブーム
[48647]グリグリさま
当該記事、切り抜き待ちの新聞の山から引き抜いて読んでみました。ことの善し悪しはともかく、こういった形でメディアが地図・地名・地理的要素を積極的に取り上げる頻度は、合併の大嵐を機に確実に増えたと思います。ただ、何度も書いているように、だから地図が売れているという実感は私にはないのが率直なところ。自社商品もこのような社会情勢にあっても、飛ぶように売れていったということはないようですし。売れているのは一部の、それこそ書店に商品を平積みさせてもらえるほどの営業力を持つ一握りの出版社なのだろうと思うのですが、世間の認識とは必ずしも一致していないようで、「売れ行きはいいんでしょ?」みたいなことを周りから言われることはたびたびあります。

民俗学者谷川健一さんの「文化財として尊重を」というコラムもあります。
顔写真入りでのデラックス掲載(?)ですね。個人的な主張の好き嫌いはさておき、直接的な接点はなくとも勤務先とこの方とは決して無関係ではないので、フムフム…みたいなスタンスで眺めました。…早晩、正体がばれてしまいそうですね。ハンドルネームが無効となる日も近いかな(大汗)。
[48501] 2006年 1月 18日(水)09:38:45スナフキん さん
大字・字、問いかけの答えなど
[48349]北の住人さん
北海道にもそのような例があるでしょうか。面倒でなければ2、3教えてください。
とのことでしたので、国土行政区画総覧を調べてみました。
釧路市の項目中、
音別町中音別
 通称 チノミ台
 通称 北栄
というふうに独立して立てられている部分がありました。字や通称の表現方法は、中黒「・」で結んで列記していくのが普通なのですが、ここではどういうわけか個別になっています。これは単に郵便番号が独立しているからそうしているだけなのか、それとももっと別な理由があっての措置なのかは私にも分かりません。他にも帯広市に、
清川町
 通称 仲通
 通称 本通
があったほか、士別市には、
西士別町
 通称 東の沢・中の沢
 通称 学田
 通称 新学田
のようなケースも。留萌市には、
三泊村
 字 ヲムロ
 通称 三泊町
???なんていうのもありました。字と通称の並列例はここだけではないようです。同じ留萌市内には、
字留萌
 通称 大和田町
 通称 藤山町
もあり、留萌市内においてはどうも「字」の概念がひとくくりでまとめられないように、私には思えるわけです。例示としてはこの程度でよろしいでしょうか。

私のフォロー以降に突っ込んだ見解が様々示されていますが、あくまでも私のフォローはフィーリングによるものであり、地方自治法など具体的かつ個別の法律話になるともう私は手も足も出ませんので脱落します(汗)。私が思うのは、恐らく大字や字は公的にはきっちり決められているだろうということ、けれどもその上下関係や相互関係を全国的に纏め上げるのは地域ごとの格差が激しく難しかろうということです。そしてそのことを私は必ずしも否定的には捉えてはいません。

何だ、地図屋のくせにとんずらか? と思われるかもしれませんが、所詮餅は餅屋ですから仕方ありません。地図屋にとって多くの知識を吸収するのは仕事上プラスになることではありますが、やはり法律の条文を読み解くのはあまりにも実作業からかけ離れすぎていて手に負えないのが実情です。後の議論は有識者ならびに関心のある方々に、無責任ではありますがお任せします。
[48313] 2006年 1月 13日(金)10:14:15スナフキん さん
大字のこと、少し補足など
[48271]グリグリさま
この説明でホッとしています。長年の疑問に対する回答にようやく出逢えた気持ちです。スナフキんさん、ありがとうございました。
レス元冒頭にも書いたように、あの文言は私が地図を編集していて思うことをしたためたものなので絶対ではなく、安心するのは早いかもしれませんよ(苦笑)。私自身「多分無理だと思います」という大いなる婉曲表現をしてますし。

ただ言えることは、全国的に統一性のないこれらの居住地名についてまとめたものが国土行政区画総覧であり日本行政区画便覧であるということ、それらもまとめこそすれども上下関係を中心に体系的に整理するまでには至っていないということです。また、最近の相次ぐ合併に伴って誤植や事実誤認が散見されることもあり、やはりこれをバイブルとして100%信用してよいとまでは言い難いですね。私が確認したとんでもない誤植は、岩手県西和和町(目次では正しく書かれていますが、大見出しにはこう書かれていました)なんてのがありましたし、青森県外ヶ浜町では旧蟹田町内の記述が町役場ホームページで見られる新住所一覧とかなり異なっている、といった具体例がありました。

普段からこのぶ厚い資料に目を通すことは日常茶飯事なのですが、例えば大字の下に相当する小見出しの「字」がなぜ同じ大字の中で2分割で表示されているのか(つまり「字」の項目が2つ以上立つ大字があるのです)、「字」と同格で表示されている「通称」との混在はどう説明すればいいのか、北海道などで大字に相当するランクに「字○○」という地名が記されているのはどう考えればよいのか、理解に苦しむ記述も多くあります。こういった表記の揺れを見ると、やはり地域ごとに異なる地名の考え方を纏め上げるのは、資料の収集能力があるはずの機関が作ったこれだけの物量の書物をもってしても難しいのだなぁ、と私は考えるのです。この公的要素の強い書物がこうなのですから、自分のところを含めて地図会社がこれを全国的に熟知し、完全に理解して地図作りができているはずがなく、殊に地名の上下関係だけに的を絞って道路地図を眺めておれば、おかしな記述は恐らく山ほど出てくるのだろうと思います(もちろん、自分のところで作ったアトラスを含めて、の話ですが)。ですから、
字、小字の概念も同じように捉えてよろしいんですよね。
についても、やはり全国的にきっちりと上下関係を明らかにするのは難しかろうと思います。前述の「字○○」が、「大字なし」と書かれていないのにズラズラ並んでいるのなどは、大字の下にあるべき字・小字と同じものには見えません。昨今の合併に伴う住所変更の取り扱いでよく見られる「大字の語句を削除」という処置も、では新住所は大字ではなくなるのか、大字だけれども表現をしないように改めるのか、それとも全部が字や小字のランクになるのかなど、実際には全く分からないです。まあ、一般人には分からないでも何の不都合もないのでそれでよいのでしょうけれど、こだわりのある人、地名を研究したり論じたりする人には不親切ではあります。

ただ最後に一つ言いたいのは、私は「これではまずかろう」とは思っていない、ということです。地域によって考え方が異なる、こういう独自性・主体性があってもいいじゃあないですか。逆に日本全国を杓子定規に当てはめることができる地名体系だったとしたら、私はとてもつまらないと思いますし、そもそも「国土行政区画総覧」などという分厚い資料の存在意義もなかったことでしょう。そういうファジーな部分を楽しめるのが、日本の国民性というか日本気質というか、そんな気もします。これを失うのはもったいない、というのが私の気持ちですね。
[48252] 2006年 1月 11日(水)12:59:22スナフキん さん
駅名七・五調、新たな発見
[47275]でにまんさんがJR大和路線の「五・七・五・七・七」並びを取り上げていらっしゃいますが、昨日の残業帰りで何気なく地下鉄直通列車の停車駅案内を見ていて、ふとこの話題を思い出しました。乗っていた地下鉄の電車が地上に出てからの停車駅が、よくよく見ると「五・七・五・七・七」ほど整ってはいないものの、駅名読みが七・五調となって並んでいたんです。もう何年も利用しているのに灯台下暗し、これは気づきませんでした。

和光市・朝霞(7)
朝霞台(5)
志木・柳瀬川(7)
みずほ台(5)
鶴瀬・ふじみ野(7)
上福岡(字余り6)
新河岸・川越(字余り8)
川越市(5)

字余りが連続するので胸を張れませんが、きれいな並びであることは言えるかもしれませんね。

以上、十番勝負最中の下らない板汚しの話題でした(汗)。
[48229] 2006年 1月 10日(火)13:37:53スナフキん さん
大字のこと
フォローにならないかもしれませんが、地図を作る上でこんな感じなのかな…と思える部分をいくつか。
[48147]ひーさん
区名のあとに「○○町大字△△・・」となっていますが、「○○町」自体が大字だと思うんですが・・。
とのことですが、これは必ずしもそうだと言い切れない面があります。同様の例が名古屋市内に散見されます(北区楠町大字~、港区南陽町大字~、緑区有松町大字~など)から、何か名古屋市独特のルールがあるようにも思えます。最近見た例では、合併が絡みますが「青森市浪岡大字○○」というケースがありました。こういった例を見るとあたかも「大字」の上に相当する「何か」があるようにさえ見えてきて、名古屋市の例が飛び抜けて特殊というわけでもなさそうです。ぱっと見では、全国各地のいわゆる「広域大字」の類(愛知県では一宮市の「一宮市丹陽町」「一宮市千秋町」などがそれにあたります)ともとれます。

もともと大字の概念にはこれといった全国的な統一性があるわけではなく(以前にも挙げた岩手県独特の住所「第○地割」の存在もあります)、あいまいさが顕在していたところへ持ってきて、ここのところの合併に伴って生じた大字改変の取り扱いが各所でまちまちで、ますます混沌としてきているのは事実です。大字という概念を全国的に網羅し、統一した見解で纏め上げようというのは、多分無理だと思います。

ちなみに、住宅地図では「大字」付ですが、道路地図では大半が「大字」無です。
これは地図の用途及び目的の違いによるものですね。住宅地図は1つ1つの建築物が主人公ですから、それらの住所を正確に記していなければ都合の悪い事態もあり得ます。一方、道路地図で大字の有無はハッキリ言ってどうでもよく、大まかに住所・地名が読み取れればよいので、判読不能にならない程度の誇張や省略が行われます(多分、郵便物が「大字」を入れずとも届くために省略される傾向が強いのでしょう)。また、地図が表す縮尺も表記の省略化を大きく左右する要素で、住宅地図は超拡大図が基本であり住所を略さずとも記せる紙面であるのに対して、道路地図では住宅地図ほどに拡大した図はごくまれである割に情報量は多く、どうしても省略が避けて通れないという、地図特有の事情が表記の揺れには見え隠れしています。ですから、どの表記が正しいのかを判断するのも、市販の地図がこれだけ表記の統一ができていないのですから、意外と難しいのです。ちなみに例として挙げられた「歩道橋の表記」ですが、これはユーザの立場にしてみればそんな厳密な表記は要らないのですが、何分道路に建植された構築物は官公署である警察が管轄することが多いので、この絡みできっちり書かれている…漠然とそんな気がします。

うーむ、大した答えになっていない気もしますが…(汗)
[47996] 2006年 1月 6日(金)15:09:04スナフキん さん
仕事始めの、初コーヒーブレイク(?)
すっかり年が明けてしまいました。スロースタートな勤務先は今日が仕事始め。年末に一杯になったスタンプカードでブルーマウンテンのコーヒー豆200gをロハでゲットし、PCデスクの周りはいい香りがプンプンしています。

望み薄のつもりで元旦に向かった福島県いわき市勿来の日の出ポイント、雲が多く水平線からの日の出にはなりませんでしたが、雲の上から初日の出自体は拝むことができました。関東を始め全国的に天気がパッとしなかった元旦だっただけに、喜びもひとしおです \(≧▽≦)/ヤッター! で、いまは勤務先のWindowsマシンのデスクトップ壁紙にこの初日の出を設定してあります。こんなおてんとう様が拝めたのだから大満足です。母校の箱根駅伝での順位なんて、どうでもいいんです(謎)。

その後乗り継いだ特急では眠気に負けてまどろんでいたのですが、起きて気がつくと亘理。太平洋側とは思えないほどの積雪で一面の銀世界に面食らってしまいます。寝起きのせいもあって、まるで夢の中のような気分でした。仙台で放り出されたときの寒さといったら!参りました。仙山線電車が山形から山を越えて雪まみれで到着しています。太平洋側でここまで冬景色になっていたとは…散々メディアが取り上げている今季の記録的な大雪ぶりを、早くも仙台で痛感することになってしまいました。

臨時「こまち」でとんぼ返りした大宮では、百貨店がまだ店開きしていないあおりなのかとんでもない人出でごった返す「エキュート大宮」を、足の踏み場を探しつつ冷やかして、長野新幹線「あさま」へ転身。こちらは逆に軽井沢の雪の少なさに拍子抜けしましたが、上田を過ぎて五里ヶ峯を越えてからの雪の増え方にはオドロキ。上田と長野って、盆地続きに見えるけれど気候はかなり違っているのでしょうね、これほどの積雪差があるとは思いもしませんでした。天気は北関東を経てすっかりよくなり、浅間山はもちろん、姨捨越えに挑む特急「しなの」からは飯縄山も青空に映え、足元に臨む一面の銀世界共々、ここでも夢見心地にさせられます。

各地での町並みの変貌も年始から抜け目なく(?)チェック。長野市内の超一等地(元、そごう跡地?)では再開発事業が進捗し、信越放送の本社が郊外から移ってくるのだとか。松本駅は、合併特例債活用事業なのか線路をはさんでの自由通路築造工事がたけなわでした。年末最後の書き込みにもしたためましたが、合併の大嵐のあるなしにかかわらず、地表の変化は絶えることがありません。こうして、地図屋の仕事も量の増減こそあれども未来永劫続いていくのだなあと実感した次第です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
[47783] 2005年 12月 31日(土)23:08:39スナフキん さん
本年もお世話になりました
ただ今、調整睡眠から目覚めました(汗)。で、食事調整のために今はソーセージとミニトマト、コーヒーにチョコレートをつまんでいます。もちろん紅白歌合戦など関係のない生活で、大晦日にいったい何やってんだか…。

本年も、オフ会を始めいろいろと落書き帳にはお世話になりました。殊に、仕事をする上で合併情報にはどれほど助けられたことか、ここでは書き尽くせないほどに重宝させてもらいました。改めて感謝する次第です。来春をもって、一応合併の大嵐は収束が見込まれています。これで少し仕事が落ち着けばいいなあと思う反面、仕事が減っちゃうなあ、減税もなくなるから生活がくるしゅうなるなあ…とか、来年をちょびっと憂慮したりしています。ともあれ、合併が落ち着いたからと言って落書き帳でのおつき合いが終わってしまうわけではありません。来年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、皆さまにとってよい1年でありますように。

さて、時間が来ました。これから一旦出社(?)して時間調整をして、大宮3:40発のお座敷電車「常磐初日の出号」で、望みの薄い初日の出にチャレンジしてきます(前段に書いた調整は、そのためです)。その後、JR東日本の乗り放題企画きっぷを駆使して、仙台~大宮~長野~松本~八王子~笠幡(汗)のグリーン車だらけの豪遊日帰り旅を楽しんできます。で、実家に戻って、たぶん撮りためることになるであろう電車の数々を甥っ子にせがまれてテレビ鑑賞することになろうかと…。また、エネルギーを使う長期休暇になってしまいそうです。
[47523] 2005年 12月 19日(月)13:15:26スナフキん さん
鉄道ネットワークの拡大 in東武
東武が先週末に、来春からのダイヤ改定を発表しました。ご存知の方も多いと思いますが、この目玉は報じられている通り「スペーシア」の都心(ここでは池袋・新宿とします)への乗り入れ!です。けれど、今回の発表ではそれ以外の重要な改定内容も表に出てきました。

あまり鉄ばなしをディープにするのもいかがなものかと思うので、鉄道ネットワークの拡大として着眼すべきポイントを2つに絞って言ってしまいます。沿線の方には不快な表現に見えるかもしれませんが、東武として北関東エリアを事実上切り離しにかかったということが1点。最優等列車を地下鉄へ直通させ、直通列車に既存路線のイニシアチブを握らせるということが1点、これに尽きます。特に後段のポイントは従来の常識を覆すかのような大改編であり、ここまで地下鉄直通列車を持ち上げる例は東京周辺では、全列車直通の東急田園都市線など一部の例外を除いては初めてのケースと思われます。列車種別の大幅な変更も行われ、従来は特別料金を取る種別だった「急行」が一般化されたり、新たな種別が生まれたりと変化の度合いはきわめて大きく、沿線利用者は頭の切り替えが大変そう…。

かねてより東武伊勢崎線は、日比谷線という直通相手を持ちながらも車両規格の都合上優等列車として運転できないジレンマを抱えていました。このことで何度メディアや利用者から突かれ続けたか分からないほどだったわけですが、今回ようやく大型車両の長大編成による優等列車の直通を手中におさめたと言えます。同時に、JRとの接続駅でありながら運転本数の点できわめて冷遇されていた久喜駅が、改良の甲斐あって直通列車を受け入れ、さらに特急も一部停車させることで倍近い本数増の恩恵を受けることになりました。以前は東武動物公園で分かれた日光線・南栗橋の方が本数が多かったため、ここでも立場の逆転が生じています。

これ以外にも来春にはゆりかもめの延伸が予定されているほか、その後には東京メトロ13号線(仮称)の開通も控えています。しかし東京における鉄道の網の目は、このような純然たる路線の新設・延伸がそれほどなくとも、確実に外へ外へと広がり続けていくようです。
[47348] 2005年 12月 13日(火)09:22:21スナフキん さん
ショックなので思わず即レス
[47341]紅葉橋律乃介さん
来春のダイヤ改正で、「利尻」と夜行の「オホーツク」は廃止されるようです。
ぐぁ~! ホントですか。どちらも全区間利用経験があるので、ある意味高千穂の存廃以上にショッキングな情報です。しかも週末、情報量の豊富な鉄仲間との忘年会の席でさえ、そんな話は微塵も出なかったのに。閑散時の需要減をピーク時の需要増で補うことができなくなったということなのか、それとも運行自体に人件費がかかりすぎるのか、はたまた車両がくたびれてきて現業が泣きを入れてきたのか…全部が理由にも思えますが、いずれにしても大変惜しまれます。同区間の夜行バスが恐らく残存するとは言え、鉄道輸送における夜行需要は、長らく安泰だった北海道においても冬の時代を迎えることになるのですね。今はなき快速ミッドナイトなどをフル活用し、北海道フリーきっぷ、その少し前は北海道ワイド周遊券で道内を縦横無尽に走り回ることのできていた時代が、もう懐かしく感じられるほどに…そんなに時が経ったようには思えないのですが、私の思いだけが当時のまま置いてけぼりになっているみたいです。
[47329] 2005年 12月 12日(月)13:15:59スナフキん さん
いろいろレスなど
週末はネットの集まりで忘年会がありました。ただ酒を飲みに都内へ出るのはつまらないので、千葉まで足を伸ばして空中散歩(?)を楽しんできました。一日乗車券を買い求めたら、まだ千葉ロッテマリーンズ日本一記念柄でした、一体いつまで引っ張るんだろう…(苦笑)。その後忘年会前なのに「酒々~」と云ふ地で電車を乗り換え、佐倉市内に生息していた「コアラ」を引退間近の我がデジカメで補足することに成功しました(謎)。この後都内へ戻ろうと駅で待っていたら、なかなか年期の入った車両が各駅停車としてやってきました。ブルーグレーの車体にとってつけたような行先表示を出しています。夕陽に向かって走るこの古兵にうっとりし、船橋の高架化をこの目で確認した後も抜いてく列車に移ることはせず、地下鉄直通列車を捕まえられる青砥まで延々と乗り通してしまいました。こういう、車体全体にしっかりと色を塗った車が活躍できるのは、あとどれほどなのでしょうね…。

さて、いろいろレスです。
[47265]N-Hさん
高架下にある電気街から上の高架を見上げても、高度がずいぶん高い割りに幅が狭く、かえってあまり気になりませんね。
そうですねぇ…。私が例として挙げた2ヶ所は、[47267]でYASUさんも指摘されている通り、狙ったわけではないのですがいずれも上を越す方が複々線で、日陰がド~ンとできてしまうのです。これは近所に住まう身になってみればとんでもない話。いろいろ考えてみると、新大阪も高架を跨いでるわけではないですけど、新幹線の存在感は物凄く大きいですね。

[47278]今川焼さん
近鉄のあおぞら号という修学旅行用の2階建て電車
私も高校の修学旅行では近鉄の団体列車を利用して奈良まで移動しました。この時、特別仕様車の登場を期待していたら、「鉄」的にはもっとびっくりな車が。本来は地下鉄烏丸線に乗り入れるはずの車が京都駅に姿を現したものですからもう、こちらは大興奮。一応近鉄カラーの車なのですがちょっとモダンな顔格好でした。残念ながら系列まではよく分かりませんが、3000なんぼ、だったかと思います。後から、修学旅行担当教諭が旅行会社をスルーして近鉄と直談判し、この時間帯なら車が余っているはずだからよこせと依頼したのだと、本人が豪語していました。この教諭も相当な鉄ヲタでして、まったく困ったものです(苦笑)。
[47259] 2005年 12月 9日(金)10:05:25スナフキん さん
奈良のお話
奈良の件、私は宿泊扱いですが多分6泊しています。うち2泊が高校の修学旅行。中学の時は奈良には行っていますが宿泊は大津でした。残り4泊のうち1泊は幼少の頃に泊まっているはずですが場所は定かでありません。2泊は奈良ユースホステルで、この時に訪れた天理教本部(私も信者ではありませんが)でモーレツなカルチャーショックを受けたのでした。そのインパクトは多分、大仏の訪問時以上のものだったと思います。往路で絡んだ天理教専用団体臨時列車「急行・東京おじば」号の存在、道中車内で紛失しかけた青春18きっぷの捜索にかかるすったもんだと合わせて、強烈な記憶として残っています。私は宗教系大学出身のせいか一時期宗教の本山巡りを(悪趣味と分かっていながら)好んでしていた時期があり、金光教本部も前後して訪れています。

最後の1泊は社員旅行でして、宿泊は奈良市内のビジネスホテルでしたが、案内役に大学教授をつけ、今井環濠集落、山の辺の道と点在する古墳群をレクチャーしてもらいながら巡る、「超」のつく研修旅行でした。今井は、すごいところですよ。近隣の富がすべて今井の集落に集まっていたと言っても過言でなかった時期があったということからしてすごいわけですが、その富を狙う勢力から身を守るための環濠構造、街路の見通しを意図的に悪くする家屋配置など、事実上の「自治集落」と呼べるほど強固な防衛力を誇っていたとも言われています。それが現代に至るまで、一部の環濠は埋められたとは言え景観を残しているというのは特筆すべきことでしょう。確か伝統的建造物美観保存地区にも指定されているはずです。

ちなみに…
[47252]EMMさん
何と言っても「修学旅行列車」が運行されるぐらいでしたし。今あるんだろうか?
存在は今でもしているようです。ただ昔と違って「修学旅行専用車両」を用意できるほど民営化したJRは余裕がないと見え、ごく普通の特急車両など(近場の場合はそれ以下のランクの車になることも…)を用いているのでパッと見はそれだと分かりにくいようですが。私も往復新幹線による修学旅行でしたが、中学の時は0系新幹線で3人がけの向きが固定されており、不平不満を漏らすクラスがあった(席割の都合で逆向きに座らされる人も…)のに対し、高校の時は100系2階建て連結の新幹線で3人がけも回転し、6人で道中「UNO」をやりまくって大盛り上がりしたのを覚えています。しかし、今となってはそれすらも過去のお話ですからねぇ…。車両は替わっても、300系車両を使った新幹線での修学旅行専用列車は今もあるようです。

私の経県値を振り返り始めるとべらぼうに長くなるのでやめておきます。最後にハミダシで。
[47255]matsuさん
現在モノレールが建設されていますが、
つい先日作図をした(汗)ので少しフォローを。これ、日暮里舎人線のことでしょうか。厳密には例えば羽田へ向かうようなモノレールではありませんで、いわゆる新交通システム、東京近郊ではゆりかもめのような乗り物であるようです。このテの乗り物は車両のサイズが小さいので急カーブはお手の物。現にゆりかもめは新橋のすぐ先、汐留の再開発エリア内に入った直後に直角カーブを描いています。
このモノレールの割と大きな橋脚だけで沿線の道路は既に以前より暗くなったように感じます。
荒川を渡る扇大橋前後では、すでに高架構造の首都高速道路中央環状線のさらに上を越えようとしているので物凄い高さになるそうですね。高架の上を高架で越えるというのは、地平から眺めるとどうしても仰々しい構造物になりがちです。新越谷や武蔵浦和の駅を見ていると、すごくその思いを強くします。景観上も好ましいとは言えませんね、仕方のないこととは言え困ったものです。
[47172] 2005年 12月 6日(火)09:29:36スナフキん さん
経県値登録
日曜夜に経県値を登録してみました。これを登録すると、メンバー紹介の更新デートスタンプが自動的に登録日になってしまいました。リンクや居住地・出身地など各項目は一切変更がないのに、あたかもどこか更新したように見えますが…ロジックの都合上、仕方ないのでしょうね>グリグリさま

リストや経県マップを眺めていると、どうあがいても現状ダントツ1位のU-4さんには「◎」のポイントで及ぶはずがなく、経県値の上積みを目指しても現状、自力で可能なのはあと11点、マキシマムは191点なのがビジュアルでハッキリ認識できました。当初、自分が白桃さんにしかられる(笑)と思っていた香川の「▲」は、「降り立った」の文言を少うし拡大解釈すると自分は高松駅で乗り換えのためにホームに立っているので、見方を甘くして得点をアップさせてしまいました(大汗)。

未訪問の沖縄は別にしても、経県マップで赤っぽくなっていない5県にはある共通項があります。駅から行きやすいユースホステルに恵まれていない(号泣)。以前もユースホステルを宿泊から除外してカウントしてみたことがありますが、やはり自分の経県値における宿泊の概念に、ユースホステルが大きく寄与していることを経県マップは教えてくれました。

今後、まず何とかなりそうなのは和歌山と高知。共に突端部を目的地に据えればどこかで宿泊せざるを得なくなる立地なので、あとは目的を探して資金と時間とを調達できれば(苦笑)早晩「○」に昇格は確実です。ところが、山形・香川・佐賀は近接して宿泊至便な地域が点在しており、利便性に甘えるとどうしてもこの3県はこのまま漏れ続けてしまいます。この3ヶ所だけは、経県値アップのためのおでかけをせざるを得ないかもしれません。

自分の経県値と経県マップを眺めての雑感でした。烏川碧碧さんのページの仕掛けはホントによくできているなあと感心しました。経県値という面白ネタを編み出した皆さんの柔軟な発想にも、感謝、感謝。
[46960] 2005年 11月 28日(月)16:35:21スナフキん さん
鉄道橋梁名は、どうして地図に載らないか?
[46891]デスクトップ鉄さん
・地図には、道路橋の名前は書かれているが、鉄道の橋梁名は載っていない。
仕事柄、普段から地図を見て、地図を作るのが当たり前になっているとこういった疑問点が自分の中で沸いてくることはまずなく、新鮮です。

結論から言えば、地図に掲載する必要がないから、の一言に尽きると思います。もう少し掘り下げて言うならば、読者にとっても編集者にとっても、鉄道の橋梁名はそれほど重要でないから、ということもできるでしょう。

地図上では同じ交通線なのに、なぜでしょうか。いろいろ思いを巡らせると、道路と線路の公共性の違いが根底にある気がしてきました。道路は、誰もが行き交うことができます。しかもほとんどの場合、徒歩・自転車・バイク・自家用車・バス・三輪車(汗)など、手段を問いません。一方、線路も誰もが通ることができるのですが、自走することは一切できません。車両を運転してくれる人に頼らないと通うことのできない交通路なのです。また、鉄道は一般的に決められたダイヤで動きますから、いつでも自由に行き交うこともできません。「鉄道は公共の交通機関」であるという認識は広く世間一般の常識になっていますが、地図における交通線という捉え方をした場合、同類項の道路と比較するとその公共性には枠がはめられていて、大きな差があるということができます。

翻って、地図の話に戻ります。誰もが自由に行き交うことのできる道路ですから、当然いろんな要求が出てきます。私は、そんな中の一つに「橋の名前を知りたい」というものも含まれる気がします。橋の実際の姿を思い起こしてみても、道路橋は大概両端部に金属製の橋梁名称プレートが埋め込まれています。幹線道路クラスになるとご丁寧に頭上に大きく看板を掲げるケースさえあります。ところが、鉄道橋はそういった名前を目にすることがありません。たまに、トラス構造の両端に白ペンキで名前が書いてあることはありますが、稀なケースです。それは多分、鉄道橋梁名は管理上は必要であっても、普通に鉄道を利用する乗客にはほとんど関係ないものだからだと思います。ですから、鉄道橋梁の名称は、ぶっきらぼうで面白みのかけらもないようなものが多いですね、「第○・△△川橋梁」とか。それが明示され、見られることをおおよそ意識していないかのような命名です。鉄道と道路の橋梁名、地図上での取り扱いに温度差が生じるのはこの辺に原因があると考えます。

他方、同じ鉄道の構造物でもトンネルは、地図への掲載はどちらかというと頻繁に行われることが多いです。地表に現れない分、むしろ一般人の関心は橋梁以上に薄いはずの隧道名は、いろんな地図を見ても比較的よく載っていると言えると思います。また、その名称も橋梁ほど規格化されてもいないようです。確かに、「線が線を横切る」構造物と「線が面を横切る」構造物で、その命名傾向に差異が生じるのはある意味必然かもしれませんが、地図にちょっと載せてみようか、と思える名称であることは確かです。あるいは、地図で見えていない部分を少しでも明らかにしようという意図が、どこかで編集者に働くのかもしれません。

上記は私がツラツラと思ったことを書いたもので、実際そうではないかもしれないことをご承知おきください。
[46812] 2005年 11月 22日(火)18:41:37スナフキん さん
世界と日本 大図解「新日本地図」の続編?
かつてここでも紹介されて話題を呼んだ「新日本地図」。その続編となる特集「路面電車」が北海道新聞の11月19日付け夕刊の「週刊フムフム」に掲載されていました。例によって見開き全面をフルカラーの贅沢な紙面構成となっていますが、「新日本地図」と決定的に違うのはほぼ札幌・函館両市電の紹介にとどまっていること。データ的にも前回とは比べものにならないほどお役立ち度は薄く、元気な路面電車として広電が別に紹介されているくらい。電車が動く仕組みを大きなイラストで紹介していますが、できればここに全国各地の路面電車概況を入れたりすればもっと面白い紙面になったろうなあと悔やまれます。内容的には道内ネタで完結しており、前回のように地方紙各紙で次々に掲載されるということは考えにくいもので、道新としての単発企画で終わりそうです。でもひょっとしたら、内容を差し替えて中日新聞や西日本新聞、中國新聞が地元の路面電車を特集したり…してくれると面白いんですが、そうならないかなぁ。


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