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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[109643]2024年1月6日
伊豆之国
[109627]2024年1月5日
伊豆之国
[109602]2024年1月4日
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[109567]2024年1月1日
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[109561]2024年1月1日
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[109469]2023年12月31日
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[109297]2023年11月18日
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[109276]2023年11月14日
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[109244]2023年11月8日
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[109217]2023年10月29日
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[109189]2023年10月21日
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[109107]2023年10月14日
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[109078]2023年10月12日
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[109066]2023年10月11日
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[109056]2023年10月11日
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[108994]2023年10月10日
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[108987]2023年10月10日
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[108935]2023年10月9日
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[108926]2023年10月8日
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[108848]2023年10月6日
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[108794]2023年9月22日
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[108744]2023年9月12日
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[108700]2023年8月29日
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[108641]2023年8月14日
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[108621]2023年8月12日
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[108565]2023年8月5日
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[108564]2023年8月5日
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[108500]2023年8月2日
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[108468]2023年7月31日
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[108445]2023年7月30日
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[108417]2023年7月29日
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[108408]2023年7月29日
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[108374]2023年7月28日
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[108324]2023年7月24日
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[108293]2023年7月23日
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[108199]2023年7月17日
伊豆之国
[108175]2023年7月10日
伊豆之国
[108069]2023年6月22日
伊豆之国
[108066]2023年6月20日
伊豆之国
[108014]2023年6月14日
伊豆之国
[107970]2023年6月10日
伊豆之国
[107960]2023年6月7日
伊豆之国
[107879]2023年5月30日
伊豆之国
[107848]2023年5月21日
伊豆之国
[107818]2023年5月13日
伊豆之国
[107809]2023年5月12日
伊豆之国
[107799]2023年5月9日
伊豆之国
[107777]2023年5月5日
伊豆之国
[107745]2023年4月28日
伊豆之国
[107733]2023年4月26日
伊豆之国

[109643] 2024年 1月 6日(土)00:21:29伊豆之国 さん
十番勝負
問四:石狩市
[109627] 2024年 1月 5日(金)22:27:04伊豆之国 さん
十番勝負
問三:桐生市
[109602] 2024年 1月 4日(木)21:55:12伊豆之国 さん
十番勝負
問五:南魚沼市

入賞とコシヒカリをかけて勝負します。
[109567] 2024年 1月 1日(月)23:50:12伊豆之国 さん
十番勝負
問六:御前崎市
[109561] 2024年 1月 1日(月)21:15:39伊豆之国 さん
十番勝負
あけましておめでとうございます。

問十:熱海市
[109469] 2023年 12月 31日(日)15:55:22伊豆之国 さん
Dragon Station & 残念だった消滅市
昨年に続いて年末近くになって忙しくなり、今日がやっと今月最初、そしておそらく今年最後の書き込みになりそうです…。

さて、来る令和6年、西暦2024年は「辰年」。そこで、干支にちなんで「辰・龍・竜」の付く駅名から。同様のネタは、「一回り前」にk-aceさんが[80208]で書き込んでいましたが、その後の変化があったので、ここで改めて一覧表を作成しておきます。

駅名路線名所在地備考
【辰】
辰野中央本線長野県辰野町旧線ルート
辰巳東京メトロ有楽町線東京都江東区
【龍】
龍岡城小海線長野県佐久市信州のミニ五稜郭」([105967],[96257])
龍王峡野岩鉄道会津鬼怒川線栃木県日光市
龍ケ崎市常磐線茨城県龍ケ崎市23.3.14「佐貫」より改称。隣接する関東鉄道の佐貫駅は改称せず
龍谷大前深草京阪電鉄京阪本線京都市伏見区19.10.1「深草」より改称
龍安寺京福電鉄北野線京都市右京区
【竜】
九頭竜湖越美北線福井県大野市
潜竜ヶ滝松浦鉄道西九州線長崎県佐世保市
竜田常磐線福島県楢葉町
竜田川近鉄生駒線奈良県平群町
竜田口豊肥本線熊本市北区
竜野山陽本線兵庫県たつの市旧揖保川町にあり、旧龍野市の中心駅は本竜野駅
中部天竜飯田線浜松市天竜区
天竜川東海道本線浜松市東区所在地は24.1.1より中央区
天竜峡飯田線長野県飯田市
天竜二俣天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線浜松市天竜区
肥前竜王長崎本線佐賀県白石町
本竜野姫新線兵庫県たつの市
竜王中央本線山梨県甲斐市
竜ヶ崎関東鉄道竜ヶ崎線茨城県龍ケ崎市駅名は改称せず。龍ケ崎市の中心市街はこちらが近い
竜ヶ水日豊本線鹿児島県鹿児島市
竜舞東武小泉線群馬県太田市

12年前と比べると、駅名改称により「龍ケ崎市」と「龍谷大前深草」駅が加わって、「龍」の付く駅が2駅増えている一方、JR海峡線にあった「竜飛海底」駅が廃駅(それ以前から実質休業状態だった)になり「竜」の付く駅は1駅減っています。

次に、「消滅して残念だった市名」、私もいくつか選んでみました。「平成の大合併」以降に限定で。

市名コメント
今市市「定番」の駄洒落が通じにくくなった…。新・日光市の行政の中心も、市街地は「いまいち」寂れているようだ
浦和市・大宮市「さいたま市」になっても両地区の対抗心は今も結構強烈に残っているようで、「協和」はまだまだなのかも…
大曲市「大曲の花火」は有名だが、「大仙市」といってもピンとこない
古川市「古川」「鳴子」というとすぐイメージが浮かぶが…。「大崎市」では漠然としてどこなのかすぐわからない
佐原市「佐原」というと街並みがすぐ浮かぶ。市内に香取駅があるがだいぶ前から無人で香取神宮にも遠く、誤解を招く
黒磯市かつては特急も多数停まった主要駅も、新幹線に逃げられ、市名も消えた。何だか割を食ったよう。名物駅弁も消えた
新津市こちらも鉄道の要衝として繁栄した大駅だったが…
両津市「下総国葛飾郡亀無村」([98502])のお巡りさんは今も苗字は変えない…

最後に、私の「総経県値」(市町村版)について。
今年末の「総経県値」は、2704点。(総経県マップ)
昨年から増加した市町村は下記の通りです。

●→〇飯山市、伊東市、湯沢町
△→●妙高市
▲→●南魚沼市
[109297] 2023年 11月 18日(土)23:57:50伊豆之国 さん
Re:ファミレスの分布 & 地域限定のスーパー
[109276]
ファミレスの分布が面白い
たまたまネット記事から見つけた「面白いデータ」ですが、
[109278] メークインさん ジョイフル
[109279] YTさん ジョイフル、ヤオコー
[109280] オーナー グリグリさん サイゼリヤ ニトリ
それぞれ反応していただき、誠に恐縮です…

まず、[109276]
私自身がまず驚いたのは、やはり「ジョイフル」という店舗について。東京23区に一つもないとのことですが、私の近所にも普段の行動範囲の中でもまず見たことがなく
その「ジョイフル」について、
ジョイフルに関しては、2000年代の頭に大分へよく行っていたので、地元チェーン店として大人気だったので把握しています。
私が住む三郷市にはありませんが、隣の八潮市にはあり普段から見ています。
茨城県方面(土浦・つくば)にも店舗はありますので、違和感はないですね。
([109278] メークインさん)
私は神奈川県川崎市麻生区で育ち、現在は東京都稲城市に住んでいます(中略)近くにヤオコーはありますし、ジョイフルもあります
ただ、ヤオコーは現在使っておりますが、ジョイフルには一度も入ったことがありません
([109279] YTさん)
私が「見たこともない」と書いた「ジョイフル」ですが、店舗検索を見ると、東京都には宅配専門店を除くと、多摩地区に3店だけ、神奈川県には店舗が全くなく、他の関東各県を見ても、確かに駅前から遠い道路沿いを中心に店舗網を展開しており、旅行などの遠出の時の移動手段は、基本的には列車や路線バスを利用しているので、道理で「見たことがない」というのも当然、という気がしました。その中で、[109279] でYTさんがおっしゃっているものと思われる稲城の店舗ですが、実は私は2年前にこの近くにある市の施設の改修工事の調査に行っており、その時は市役所で打ち合わせをした後、市役所の車に同乗して現地まで行ったのですが、市役所からのルートを考えると、「ジョイフル」の前を通っていた可能性が高そうですが、「ジョイフル」を見た記憶ははっきりしません…。
「六大ファミレスチェーン」のトップに挙げられている「ガスト」については、メークインさんの記事にもありますが、元々は「すかいらーく」だったのがいろいろとコンセプト別に分かれてできたもので、最大勢力?の「ガスト」や、「ジョナサン」、中華の「バーミヤン」、和食の「夢庵」など、グループ内の店舗をすべて合わせた店舗検索もできるようです()。
「ガスト」だけに絞って、どの県にどれだけ店舗があるか、というのを、例えばこちらの地図から次第に縮小して見ると、市区町村別→都道府県別の数字が現れるようになってくるので、全国ランキングの表が作れそうです。ちなみに、「六大チェーン」のうち、全都道府県に店舗があるのは「ガスト」だけのようでした。

ファミレスではりませんが、メークインさん、 YTさんが共に挙げているスーパー「ヤオコー」について。メークインさんは[109278]
国道16号線付近に大量出店し囲い込み状態になっていますが、都心部には一切出店していません
都心部に住んでいる人には知られていないので、そのようなスーパーがある事すら知られていません
この事も、ジョイフルと同じく都心部・郊外での認識差が表れている例です
この「ヤオコー」については、相模原の店舗は、JR相模原駅から市役所・北里大病院を経由して相模大野駅へ向かうバス路線が通る県道沿いにあり、市役所から帰るときにこのバスをよく使うので、以前から知っていました。一方、「ヤオコー」の店舗検索から東京都を見ると、[109278]にある通り、特別区部には1つも店舗がありませんが、この表を見ると「八百幸 成城店」というのがあり、住所が「調布市入間町」となっています。私は以前[106033]
成城学園前駅から調布市方面へのバスに乗ったとき、車窓から「成城」を名乗るマンションなどが、住居表示板や電柱の住所表示から見て、明らかに調布市域に入る場所に何棟かあったのを見たことがありました
と書き込んでいたのですが、この「調布市にある八百幸成城店」は確かに見ており、改めて地図で確認すると、バスが通っている道路を隔ててすぐ東側は「世田谷区成城」。本当にギリギリのところで「23区外」になっていることが分かり、また、[106033]で書き込んだ通り、調布市域に「成城」を冠するマンションなどがいくつも見られることもわかります。

「地域限定のスーパー」というと、私にとってなじみが深いのが、町田市を本拠とする「スーパー三和」。店舗検索を見ると、そのほとんどが町田市など東京都南多摩地区と、神奈川県の県央から横浜・川崎市にかけての地域に集中していることが分かり、町田市民や相模原市民にとっては大変身近な存在ではないでしょうか。4年前まで住んでいた町田市の自宅からの徒歩圏内には2店(現在はそのうち1店は閉店)あり、現住所のマンションからも徒歩圏内に2店あって、ポイントカードも持っており、普段からよく使っているスーパーになっています。
[109276] 2023年 11月 14日(火)22:20:30伊豆之国 さん
ファミレスの分布が面白い
突然ですが、まずクイズから。超難問です…

【Q】:該当する市:郡山市、高崎市、千葉市、八王子市、浜松市、堺市(これで全部です)

その答えは…

「6大ファミレスチェーン(ガスト・サイゼリヤ・ジョイフル・ココス・デニーズ・ロイヤルホスト)が全て進出している都市」

…でした。
その記事がこちらに出ていました。(要約引用)
主要ファミレスチェーンの分布がSNS上で大きな注目を集めている
主要ファミレス6社(ガスト・サイゼリヤ・ジョイフル・ココス・デニーズ・ロイヤルホスト)が全て進出している都市、予想以上に少なかった
主要ファミレスとするチェーンがすべて所在する都市は郡山市、高崎市、八王子市、千葉市、浜松市、堺市のわずか6都市。これは東京都23区の特別区、大阪市、名古屋市といった大都市にジョイフルがないことや、仙台市、神戸市、広島市、福岡市などジョイフルがある都市にデニーズがないことが作用しているそうだが、全国でよく知られたこれらチェーンの意外な分布に、SNSユーザー達からは
「東京23区民には『ジョイフル?なにそれ??』ですけど、業界の店舗数ランキングではジョイフルが3位なのか。。。(ランキングベスト10の中で唯一ジョイフルだけ入ったことなかった)」
「ジョイフルは関東でも車中心地域の出店が大半で鉄道で行かれる店は滅多にありませんね。宇都宮のライトレール沿いにある店はある面レアかもしれませんね。デニーズは西日本にはほぼないですからね。新潟にすらないのも意外です。」
「東京を中心として南東北〜関西に多いデニーズと、九州に本社があって西日本を中心とするジョイフルいずれもがある都市はそう多くないと思ったのですが、いざまとめていただくとこんな結果なんですね」
「ジョイフルは『田舎でいちばん』が創設時のコンセプトだからか、名古屋市には無いのよね!(隣接する町にはあります。)」
など数々の驚きの声、納得の声が寄せられている

(開く)この後に、この記事の投稿者の感想、投稿への反響も出ていました。

この記事を見て、私自身がまず驚いたのは、やはり「ジョイフル」という店舗について。東京23区に一つもないとのことですが、私の「近所にも普段の行動範囲の中でもまず見たことがなく、「業界3位の大手チェーン」てあるということはそれこそ初耳でした。「あえて大都会を避け、道路でしか行けないような郊外に集中している」というというコンセプトを見ると、「九州発祥で西日本中心」ということと合わせて、「見たことがない」ということに何となく納得できたという感想でした。
「都道府県データランキング」を見ると、「コンビニ」の分布はありますが、「ファミレス」はありませんでした。「ファミレスの分布」のランキングができたら面白いと思いました。特定の県内・地域だけに分布しているローカルチェーンも含め、興味深いデータができると思いますが、いかがでしょうか?
[109244] 2023年 11月 8日(水)00:19:48【2】訂正年月日
【1】2023年 11月 8日(水)00:24:43
【2】2023年 11月 8日(水)11:16:27
伊豆之国 さん
Re:関ヶ原
[109239] あきごんさん
大河ドラマで、まもなく関ヶ原の戦いに突入するので…、というわけではありませんが、先日、関ヶ原古戦場跡へ行ってきました
数年前から岐阜県が本腰を入れて観光の目玉にしようと整備している事もあり、戦国時代好きにはとても魅力的な所になっていました
石田三成を始め、主立った武将の陣があった場所を整備して、のぼり旗や杭柵を設置して遠くからでも良く分かるようにしているので、歩いていても位置関係が良く分かって、とても楽しめました。また、町の至る所に武将ののぼり旗が立っているので、関ケ原町に入ると気分が盛り上がりました
関ケ原には、私も8年前に訪れたことがあり、記事も書き込んでいました([88822])。その当時既に関ケ原町が町を挙げて「まるごと古戦場」のイベントを展開しており、徳川家康を初め主な武将の陣地の跡など、要所には石碑や道案内の標識も整備されていて、道に迷うこともほとんどなく、また石田三成の陣地跡と伝えられる小高い山の上では、女性ガイドによる丁寧な説明も行われていました。
一番の肝は、岐阜関ヶ原古戦場記念館
先週、NHKのTVで関ケ原合戦関連の番組を見ていて、その「古戦場記念館」の映像が出ていたのですが、私が8年前に見たものとどうも違っていて、何やら新しい建物のようだ。「古戦場記念館」のHPを開いて、「お知らせ」のページをだどって行ったところ、「2020年10月に開館」とあった。では、8年前に見たもの(町立歴史民俗資料館)は今どうなっているのか。"Street View"から年代を遡って、最新のと見比べて見ると、どうやら「歴史民俗学習館」と名を改めて、いわば「古戦場記念館」の「別館」のようなものとして残っているようです。(→SV2015,SV2021)

[88822]にも書いた通り、この時の道中は「戦国市盗り合戦・戦術大研究」と銘打って、関ケ原、桶狭間、そして戦国の世を最後に制した家康公の故郷・岡崎…と回ったのですが、結構寄り道の多いジグザグコース、「大した収穫もなかった」といった実感でした…。
[109217] 2023年 10月 29日(日)12:57:04【1】訂正年月日
【1】2023年 10月 29日(日)22:16:51
伊豆之国 さん
第65回十番勝負を振り返って~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ 富士の高嶺に雪は降りける~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は久しぶりに落ち着いた気持ちで臨むことになりました。例によって解答できた順に。やはり初日は模様眺めの作戦。

問三~ありし宿場や三島より 駿豆鉄道岐れたり~
問十~多摩川に晒す手作りさらさらに~
まず最初に共通項が見えたのが、問三。どこで気づいたのかもうはっきり覚えていないのですが、「庁舎の建て替え・移転」が少し前に話題をにぎわせていたこともあって、共通項にたどり着くのが割と早くわかりました。NGの蕨市(出題日時点で既に移転完了)と木更津市(時期未定)の意味と、8年後の予定になっているさいたま市がお題に出ていたことから、さいたま市と同じ年に移転予定になっている三島市を。ご当地の防衛最前線の領地固め。
問十は、問三と同時解答。何となく「市制」関係の記事が出てきそうだ、と見て「雑学」からそのページを見ていたら、「市名誕生日」の表示に切り替えると、「10月1日誕生」のところでちょうど数が一致した。NGの蓮田市の意味(字体の微小な変更に過ぎないのに何とも大げさな対応をした…[94763] hmtさん)も理解できた。ここも領地の狛江市の石高を上積み。今回唯一の「入賞」でした。

問二~幸せなら手をたたこう~
問十で見た「市制~」のページを、表示を「市制施行日」に切り替えると、10月1日施行が80市。問二の想定解数とぴったり一致。問十と「対」になっていたような問題だったのでした。「市盗り」に絡みそうな市がほとんど見つからなかったこともあり、ここは初解答になる市を選ぶことに。いろいろと迷った末に選んだのは、明治の初めには今のさいたま市の実質中心・大宮をもしのぐ結構な「都会」であった([100310] 白桃さん)のが、いまや埼玉県内で人口最小の市に甘んじている、かつては「下総国葛飾郡」だった幸手市。

…ノーヒントで答えられたのはこの3問だけ。第一ヒントの町村・消滅市からも手掛かりがつかめず。次の第二ヒントのアナグラムが出てからようやく解答再開となりました。

問七~花の山形 紅葉の天童~
アナグラムを解くと、「誕生日の日付」。それにしても、他の方も口をそろえておっしゃっていますが、問二、問十と合わせて、「始まりの日が10月1日」問題が3つとも出るとは…。こちらも問二と同様に未解答の市から選ぶことになり、藤井八冠誕生で将棋の話題が世間をにぎわせていることも有り、将棋の駒の産地・天童市を。

問九~そうか、そうかと頷く草加煎餅~
県境にある市が並んでいたので、隣接関係の何か、と見て「市区町村の隣接関係」のページをいろいろ当たってみたものの、共通項がつかみきれず。こちらも第二ヒントが出て、「一桁の国の道」…一桁番号の国道が県境を越える、と見えてきた。NGに挙げられていた三島市と桑名市、地図を最大限まで拡大して見ると、微妙に県境からずれているようだ。ここを取れば領主になる、芭蕉が「泊った」と「嘘」を書いた([77138])、国道4号線が都県境を越える煎餅で名高い草加市に。
この問で小山市が該当しているのを最初どういうことかと思ったのですが、埼玉~茨城~栃木県内の結構長い区間で新旧両方の4号線が並行しており、旧道が県道に格下げされず今も国道のまま残っていると知ったのでした。

問八~留萌 滝川 稚内~
ここからは第三ヒントが出てから。第二ヒントからは「合計…」あたりが見えてきたものの読み切れず。第三ヒントが」「足しても多い」…「隣接する自治体の人口を全て足してもその市の人口のほうが多い」ということだ。人口が多い都市部は計算が面倒なので、「隣接数が少なく人口も少ない町村とばかり接している」といったわかりやすいところから選ぶことになり、こちらも取れば領主になる、36年前に訪れて宗谷岬にも行った、最北端の稚内市を取ることに。

問四~もうこのトキめき止めないで~
第二ヒントをまず「五万…」が見えたもののそのあとがうまく文にならず、第三ヒントを解いて行くうちにしばらくすると「たった一万」…ひょっとして「領主狙い」が一万石?…。前回・第64回終了時点での市盗り合戦の「領国編」を開いてみると、どうやら合っていそうだ。ここまで比較的人口が少ない市が出てきた中にあって、「異彩」を放っていた茅ヶ崎市は、確かに「領主狙い」がわずか一万石…(実は私も第56回で答えていた)。既に一度答えており、そこを取れば「市盗り」になる市もいくつかあったが、取り返されるのが目に見えているので、ここは未解答の市を選ぶことにし、夏休みの道中で一泊した斑尾高原で県境越えした([108744])妙高市を答えることに。

問五~丘で眺めりゃ稲穂が揺れる~
問六~添えてあげましょ柿の実を~
どちらも第二ヒントがうまく解けず、第三ヒントも採点近くになってやっと共通項が見えてきた、という感じでした。問五は、神山町の地図を何気なく見て町内に何か手掛かりになりそうなものを探したところ、「神山まるごと高専」が偶然見つかり、「なんでこんな山奥に?」と不思議に思ったものの、ともかくその「高専」の一覧を探すと、確かにその「まるごと高専」もある。その一覧の中に、今も「準・地元」の町田市にある「サレジオ高専」が見つかった。
この問五で苦戦した理由として、私にとって「高専」が身近な存在でなく、中学の同学年生や身の回りの人にも高専に進んだ人が私の知る限り誰もおらず、またスポーツの世界でもマイナーで中途半端な扱いになっている(例えば3年まで高校野球の地区予選に出場権がある)など、存在感が希薄に見えていたことからなのでした。
問六は、答えが進んできて、府中→調布、笠間→石岡、門真→大阪…と、どうやら「その市の最初の読みが隣の市の最後の読み」だと気づいた。多摩市と隣接している町田市をこちらでも。これで「小山田城」の石高を2万石上積みして17万石に。
ところで、この問で「城陽市」がNGになっていることに違和感を抱いた方がいらっしゃいましたが([109180] 勿来丸さん、[109194] 鳴子こけしさん)、「市名しりとり」で「頭にくる拗音を除外」というのは私にもやはりしっくりしない気がします。「宇治→城陽」のようなケースを含めても想定解が大幅に増えるわけではなく、該当する市に入れた方が自然だと思いますが。

問一~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
多くの解答者と同様、想定解が最も多いこの問一が最後まで残りました。第二ヒントはうまく解けず、第三ヒントは「旬の話題」と簡単に取れたものの、落書き帳の上でのことなのか、世間をにぎわせていることなのか。次のSVを見ると、道路に並行している岩徳線川西駅がすぐに目に入り、「鉄」と無縁の糸満市が出ていたことでこの方面ではないとすぐにわかり全く先へ進めず。そんな中で出てきた、かぱぷうさんの[109089]の「呟き」
斜め上の問題でした
そこから「画面の斜め上」…右上後ろを振り返ると岩国高校がある。学校・高校とかスポーツ大会…でも関係なさそうだ。比較的人口の多い市とか大都市近郊の市などが出ていて、絞ることができずますます迷路にはまる。その次の第六ヒント、「不正報道」「政府報道」のどちらなのか。そうこうしているうちに第二ヒントがようやく解けた。「不祥事が発覚」。再びSVを開いて地図表示に切り替えると、あのBM社の店舗が近くにあった。SV表示に戻してみると、画面を左にずらすと駅のホームが途切れた先、線路のすぐ上にBM社の看板が見えた…。「斜め上」ではなくて「左横」の問題だったのでした。そして「旬の話題」とはそのことだったとは…。ちょうどその日の朝刊に、悪質な違反が発覚したBM社の34店舗が一覧で表示され、お題や既出解、該当する町に挙げられていた酒々井町もリストに載っていた。そこでBM社のHPが開けるか当たったら、出てきた。ここまで出ていなかった市を探し、領主争いが緊迫している富士市を。

…これで10問ノーミス完答となり、最終順位は17位。前回より一つだけUPしましたが、今の実力はこんなくらいでしょう…。とにかくメダルを量産する新鋭の急成長にはついて行くのが難しくなったように感じます。領地こそ2つ増やしましたが、あっという間に1万石差に迫られた下田市を初め、領地の確保がしんどくなったところも多く、こちらはとにかく1万石ずつコツコツと積み重ねて行く戦術に徹するしかないのかな、といった感じです…。

♭今回の選曲は…
問三:昭和4年に発表された「新鉄道唱歌」の25番の歌いだし。その時点ではまだ現在の三島駅を通る線は開業しておらず、歌詞にある三島駅は現在の御殿場線下土狩駅でした([94655])。駿豆線が現在の三島駅発着に変わったのは、「新鉄道唱歌」発表の5年後、丹那トンネルを通る現在の東海道線のルートの開通と同日のことでした。
問十:多摩川で布を洗う光景を詠んだ、萬葉集の「東歌」より(HP)。
問二:「幸手」の市名にこじつけた駄洒落ですが、幸手市では市名にちなんで、「幸せの手形」を毎年選んで展示していますが、その中には実際に幸手市に来てもいない人が多いようです(幸手市観光協会HPより)。今年3月に放送された「アド街」にも出てきました([107075])。
問七:「花笠音頭」の2番?の歌いだしより。
問九:芭蕉が「泊った」と「嘘」を書いたこの市で作られていなくても「草加煎餅」と名乗れるそうです([77138])。
問八:サブローさんの名曲の3番(多分)の歌詞の最後フレーズ([96916])。そういえば、もう留萌線は留萌まで行かなくなりました…。
問四:妙高市を通る「えちごトキめき鉄道」と、この夏休みの道中でもいやというほど味わった猛烈な暑さにひっかけて、今やすっかりオバサン?になったガールズバンドの名曲の一節より([108744])。
問五:「町田音頭」の4番の歌いだし。
問六:同じく「町田音頭」の5番の歌詞より。「柿の実」とは、隣の川崎市麻生区が原産の「禅寺丸柿」のことでしょう。
問一:ご存じの超有名な万葉の名歌。百人一首(新古今集)で改変されていない元歌を。
[109189] 2023年 10月 21日(土)22:23:31伊豆之国 さん
ああ、柳ヶ瀬の夜に泣いている & 埼玉県新座郡保谷村
十番勝負の感想文、落ち着いてから書き込む予定にします…。その前に、小ネタ2つ。

先日、岐阜市にある「高島屋岐阜店」が来年7月末限りで閉店する、ということが発表されました。
岐阜市柳ヶ瀬地区にある岐阜県内唯一の百貨店「岐阜高島屋」が来年7月末で閉店することが13日に発表された。隣接地では今年、大型マンションが入る再開発ビルが完成するなど人流増が期待されていた中での撤退に、地元は衝撃が走った。市街地活性化に取り組んできた市の関係者からは「ショック。民間事業者の話なので尊重するしかないが……」と恨み節が漏れた
岐阜高島屋が開業したのは、歌手の美川憲一さんの「柳ヶ瀬ブルース」のヒットから約11年後の1977年。地上11階の建物は人であふれ、柳ヶ瀬の中核施設として親しまれてきた。岐阜柳ヶ瀬商店街振興組合連合会の林亨一理事長は「岐阜高島屋という百貨店が柳ヶ瀬にあるというのが誇りだった。残念で悲しい」とため息交じりに話す
(読売新聞より)
やはり、郊外型ショッピングモールとの競争に負けた、ということのようですが、岐阜県唯一の百貨店になっていた高島屋の閉店により、これで岐阜県は山形・徳島・島根(松江市にある一畑百貨店が来年1月に閉店)の各県に続き、4番目の「百貨店がない県」になります。また、これによって岐阜市の「都会度」も減点になります(松江市も同様)。

…今晩の「アド街」は、西東京市の旧保谷市の地域でしたが、残念なことに、そこがその昔「埼玉だった」(明治40年に埼玉県から東京府に所属変更)ことが出てきませんでした…。
[109107] 2023年 10月 14日(土)13:18:23伊豆之国 さん
十番勝負
問一:富士市
[109078] 2023年 10月 12日(木)19:38:03伊豆之国 さん
十番勝負
問五:町田市
問六:町田市
[109066] 2023年 10月 11日(水)23:23:58伊豆之国 さん
十番勝負
問四:妙高市
[109056] 2023年 10月 11日(水)22:16:25伊豆之国 さん
十番勝負
問八:稚内市
[108994] 2023年 10月 10日(火)22:59:13伊豆之国 さん
十番勝負
問九:草加市
[108987] 2023年 10月 10日(火)22:21:07伊豆之国 さん
十番勝負
問七:天童市
[108935] 2023年 10月 9日(月)18:18:28伊豆之国 さん
十番勝負
問二:幸手市
[108926] 2023年 10月 8日(日)22:26:56伊豆之国 さん
十番勝負
問三:三島市
問十:狛江市
[108848] 2023年 10月 6日(金)22:22:38伊豆之国 さん
木造駅は鉄筋です & 下総国葛飾郡
[108801]白桃さん
市の中心地区に、鉄骨、鉄筋で建てられている住宅が見当たらない市はどこでしょうか。もちろん、石造りの家もありません
[108839]BANDALGOMさん
つがる市でしょうか? 旧木造町ということで
つがる市の旧木造町には、5年前に訪れています([96376])。町内にはJR五能線の「木造」駅がありますが、
その駅舎はコンクリート造りでないといいのだが
([96357]千本桜さん)
残念ながら?駅舎は「もくぞう」ではなくて鉄筋コンクリート造でした(こちら)
([96376])
ちなみに、このJR木造駅の駅舎の正面には、この町で出土した縄文土器を模した巨大モニュメントが張り付いています。

…今晩のTV番組で、市内に「雷電町」がある、その昔「下総国葛飾郡」だった茨城県古河市にある直木賞作家の旧宅の「開かずの金庫」を開けろ、という場面が出てきました。その結果は、というと…
[108794] 2023年 9月 22日(金)22:09:34伊豆之国 さん
庁舎移転、地名コレクションetc.
[108752] 菊人形さん
葛飾区役所
少し前にNHKで京成立石駅周辺の再開発事業による横町の立ち退きを扱った番組がありましたが、跡地に新庁舎が建つようです
一昨日だったか、日経新聞の記事に「京成立石駅前再開発で消える『せんべろ』の町」の記事がありました。
飲み屋を営んでいるのは高齢者が多いのと、「店子」の立場にあるので地権者に声が届きにくい、といった話が書かれていました。
古い記事(7年前)で、既に更新もストップしており鬱陶しい広告がいっぱい出てきて見づらいのですが、こちらの「鉄ネタ」ブログに、再開発が具体化し始めてきたころの立石界隈の当時の風景が書かれており、私もレスを入れていました。先の新聞記事に出ていた「のんべえ横丁」は既に全店閉店、この写真に出ていた「人生のスパイス」という看板がかかっていた飲み屋も、既に閉店したのでしょうか? そして、下町情緒あふれる仲見世も、京成線の高架化とも合わせた一帯の「再開発」で跡形もなく消えて行く運命に…。そして、新たに生まれる町は、どこにでもありそうな若者に媚びたような高層ビル街に変わってしまうのでしょうか?
ちなみに「せんぺろ」とは「千円でべろべろに酔いつぶれる」意味だとか…。

[108780] あきごんさん
奈良県庁が奈良公園の真ん前にある必要があるのか、という議論は昔からあり、新大宮や平城宮跡に移転するという構想のようなものは何度か出てきていました(中略)個人的に平城宮跡移転案は面白いなと思いました
そういえば、平城宮跡を横切っている近鉄線の地下化・線路移設の話、今どういう状況になっているのでしょうか?

[108763] 白桃さん
♬野ばらのエチュード
松田聖子のこの曲が出た頃、TV番組で「野ばらの越中道」と書いていたリクエストカードが紹介されていたのを見た記憶があります。
「エチュード」という言葉は当時の子供には聞きなれない言葉だったのでしょうか? それにしても「越中道」とは…。富山でバラの名所、といえば、どこなんでしょうか?

…ところで、グリグリさんへ。
[108744]の記事の中で、「斑尾高原ホテル」玄関前の階段の床に埋め込まれている「長野県⇔新潟県」の県境サイン(飯山市ー妙高市)について書き込んでしました。斑尾高原周辺の県境サインについては、過去記事にもありましたが、このホテル玄関前の階段床のは、やはり未登録のようですので、新規登録をお願いいたします。
[108744] 2023年 9月 12日(火)23:53:30【2】訂正年月日
【1】2023年 9月 13日(水)01:31:56
【2】2023年 9月 13日(水)09:30:36
伊豆之国 さん
避暑のはずが猛暑…道中記クイズ解答
[108700]で出題した夏休みの道中記クイズ、解答の発表です。

【A】~【P】までの市町村名は…
A市:八王子市 B市:大月市 C市:甲府市 D市:北杜市 E市:諏訪市 F市:岡谷市 G市:塩尻市 H市:名古屋市
I市:松本市 J市:長野市 K市:千曲市 (旧)L市:篠ノ井市 M市:飯山市 (旧)N町:豊野町 O市:妙高市 P町:山ノ内町
Q村:栄村 R市:十日町市 S町:湯沢町 T市:南魚沼市 (旧)U町:塩沢町 (旧)V町:六日町  W町:みなかみ町 X市:高崎市

…でした。

[108701] メークインさん
[108702] 千本桜さん
[108704] あきごんさん
お付き合いいただきありがとうございました。

今回の行程の概略は次の通りでした。
八王子駅から「あずさ5号」に乗車。これは昨年秋([105967])と同じですが、今度は小淵沢駅で下車せずそのまま乗り続けて信濃路へ。松本駅で下車。この駅で後ろ3両を切り離して安曇野方面へと向かう列車を見送って、改札を出て松本城へ。この市には6年前にも訪れているのですが([92849])、この時はお城の手前の「中町通り」を中心に回ったので、お城に登るのは25年前、「長野五輪」観戦の前日に立ち寄ったとき以来。黒を基調とした外観は、最近真っ白にお化粧直しされた姫路城とは好対照。今まで「いわゆる天守閣」(中央の大天守)だけが「天守」だと思っていたのが、本当は両脇の2つの櫓(乾小天守・辰巳附櫓)と、それぞれの櫓とを結ぶ「渡り廊下」を合わせた5棟で「松本城天守」として国宝に指定されていること、また大天守は外観では5階建てに見えるが、実際には内部は6層になっており(松本城HP )、このことを知って、今から○十年前の中学の修学旅行で奈良の薬師寺に行ったとき、説明していたお坊さんが「東塔は一見6階建てに見えるけれど、本当は3階建て(三重塔)ですので誤解(5階)のないように」と言っていたのを聞いて一同大笑いしたことを思い出してしまいました…。
行列ができるほどの混雑に加え、お昼時にかかったため、沿道の主だった食事処もどこも混雑していることもあって、昼飯は駅のホームの片隅の立ち食いそばで我慢。「鈍行」で長野へ、途中の姨捨駅でスイッチバックのホームに停車。眼下の棚田の絶景のある一帯は、以前は更埴市に属していましたが、平成の大合併で、昨年秋に宿泊した温泉地がある上山田町([105967])・戸倉町と共に、現在の千曲市になっています。篠ノ井駅で、「長野行き」(北陸)新幹線の開業に伴い「しなの鉄道」に転換された「信越本線」と合流するのですが、篠ノ井~長野間はJRのまま残り、一方その北陸新幹線が金沢まで伸びると、信越本線の長野~直江津間が「並行在来線」となって、長野~妙高高原間が「しなの鉄道」に転換(妙高高原以北は「えちごトキめき鉄道」)される一方、長野~飯山間で新幹線と並行している飯山線のほうは、線路戸籍上の飯山線の起点である豊野駅以北がJRのまま残り、結果として長野駅の前後でJRもしなの鉄道も分断された形となり、合算運賃を取られて割高になっては、[108700]でも書いた通り、利用者の「鉄離れ」を増長させ、お互いに自らの首を絞めるような格好になってしまったのには、どうにも納得が行かない気がします([108704] あきごんさんの記事(下記)参照)。篠ノ井~長野~豊野間を「二重戸籍」にして、JR、しなの鉄道、それぞれ1本の路線として扱うようにはできなかったのか、と考え込んでしまいます。
今回の旅程で特に気になったのが、新幹線の開業で平行在来線が第三セクターになってしまっているという事。もちろん、横川~軽井沢間のように廃線になるのよりは余程ましではありますが、新幹線ができたばかりに昔からの路線が切り離されてしまうのは何とも悲しいものです。この問題は、今後も北海道や九州、北陸でも起こるので昔を知る人間からしたら寂しい思いがします
このような事情と、この日の宿を取った斑尾高原へのバスの乗換駅・飯山駅に停車する新幹線が少ないため、JRの最初の乗車駅・町田駅から買った切符はこの長野駅までとし、いったん改札を出ることに。この暑さの中、6年前に拝んだ善光寺はバスして先を急ぐことにし、改めて飯山までの「しなの」~JRの連絡切符を買って飯山線のディーゼル列車に乗車。2両編成の先頭車は、イベント列車対応の特別仕様で、「乗り得」といった感じでした。飯山駅で降りてバスを待つことに。午後4時を回っていましたが、依然として猛烈な暑さ、冷房の効いた駅の構内でしばし待機。やってきたバスは、ほぼ貸し切り状態のまま、バスの終点の「斑尾高原ホテル」に到着。途中には、雪の重みで屋根がつぶれた?廃墟ホテルも見えました。冬がメインの観光地で、夏はそれほど混んでいないのかもしれませんが、それでもやはりマイカーで来る客が多かったのでしょう(観光バスで来た団体客もいました)。
入浴と夕食を済ませて、すっかり暗くなった屋外へ。[108700]にも書いたように、案内には「真夏の平均最高気温は24℃」とあったのですが、この日は夕方になっても館内の温度計は27℃を指し、冷房はフル運転。夜空を見上げると、ところどころに雲はかかっていたのですが、頭上を見ると七夕の織姫・彦星と、仲を取り持つ?白鳥の姿が綺麗に見えていました。ちなみに、この日は旧暦で7月8日。今の暦のだとまだ梅雨が明けていない時期になってしまうので、「月遅れ」で七夕の行事を行うところが多いのも、「せめて本来の季節に近い時期に」ということも有るのでしょう。このホテルの所在地は飯山市なのですが、新潟県との境界線に近い場所にあり、地図を見て知っていたのですが、目の前の県道に県境を示す標識があり、新潟県側は妙高市。県境の間を行き来していたのでした。
翌朝、再び外に出て付近を散策。別荘・ペンションや夏季休業と思しきスキー関係の施設が、県境を挟んで両側に建っているようでした。後で調べると、この一帯では新潟県側にある施設も電話は長野県側の飯山局番(0269-6x)、電力も新潟県で使われる50Hz(東北電力)ではなく長野県側の60Hz(中部電力)に統一されているようでした。
出発前、玄関先の階段の足元を見ると、そこに県境を示す表示板が埋め込まれていました。「斑尾高原の県境サイン」については過去記事にもいくつか出ているのですが、この「ホテル玄関前の階段」は地名コレクションには登録されていませんでした。
翌朝、バスで飯山駅に戻り、市内巡り。6年前([92849])には北寄りの麓のほうにある寺院を回っていたので、今回は南側の高台にある寺院をいくつか見ることに。茅葺屋根の本堂がある「正寿庵」は工事中で中を見られなかったのが残念でした。そのあと平地に降り、雁木造りの街並みへ。両側には特産の仏壇作りの店が並んでいたのも、6年前と変わらぬ光景。昼食は途中にあった「街角食堂」で「ご当地拉麺」。それからやはり6年前はパスした高橋まゆみ人形館に入ってしばし暑さしのぎ。この日もとにかく朝から暑い。長岡市では39℃にも達したとかで、飯山でも35℃を超える猛暑日だったのでした。この辺りからだと北飯山駅のほうがずっと近いのですが、身軽になるために飯山駅のコインロッカーに荷物を預けていたのと、この時間帯に飯山線の長野方面への列車がないこともあり、暑さの中、飯山駅に戻ることに。十日町行きの列車に乗車。ここからは6年前と同ルート。野沢温泉行きのバスが飯山駅発着に変わって駅名が実態を表さなくなった戸狩野沢温泉駅で対向列車待ち合わせで10分余り停車、その先は千曲川に寄り添ったり離れたりしながら、鉄道沿線で積雪日本一の標柱が建つ森宮野原駅を過ぎると、斑尾高原でいったん別れた越後路に再び入り、終点の十日町駅で下車。ここで接続する始発の越後川口行きに乗ると、JRだけで越後湯沢方面に行けるのですが、四角形の三辺を通る大回りになるため、ここで「ほくほく線」に乗り換え。接続時間が4分しかなく、JRの改札を出てすぐ目の前のほくほく線の券売機で切符を買い、駆け込みで何とかセーフ…。1両だけの電車でしたが、車内は通学生で満員状態。北陸新幹線の金沢延長で、上越新幹線から北陸方面への短絡ルートとしての役割を失い、快速列車も消えた今、メークインさんが[108701]でおっしゃるように、今後は地元住民の足としての役割に徹することが生き残りの道、ということになるのでしょう。
この日の宿は越後湯沢に取っているのですが、その前に塩沢駅で下車して見たいところがあり、この列車が乗り入れているJR上越線内の途中駅に停車しないため、JRと合流する六日町駅で下車し、すぐ後に来るJRの列車に乗り換えて塩沢駅で下車。駅を出てすぐ左の道に入り、江戸時代後期に著された「北越雪譜」で知られるこの地出身の文人・鈴木牧之の記念館を目指すのですが、そこへの道筋にある「塩沢つむぎ記念館に立ち寄り、展示コーナーだけ見てから牧之記念館へ。雪を「風流なもの」と見ていた、江戸など雪の少ない温暖地域での見方と対比して、雪国の長く厳しい冬の暮らし、こうした風土から生まれた風俗、生活道具などを紹介した「北越雪譜」はたちまち当時の大ベストセラーとなり、雪国の厳しい現実を世間に知らしめた名作となったのでした。道路には融雪装置が設置され、温暖化で積雪量も昔と比べて減ってきた今日でも、まだまだ通用するようなところは多いような気がします。一方で、雪に慣れていない、東京など温暖地域の大都市圏では、わずか数cmの積雪でも交通は麻痺し、慣れない雪道で転ぶ人が続出、といった今の現実を見ると、温暖地での雪の見方は江戸時代と大して変わっていないようにも思えました。
…改めて雪国の冬の暮らしの厳しさを実感し、そして昔のこの界隈の絵や写真、展示されていた昔の生活道具などを見ていうちに、まだ残暑が厳しい季節なのにふと思い浮かんだ、雪国の冬を歌い込んだ名曲…。
 ♭目を閉じれば昔のまま 厳しくも日々強く生きてる者よ~(“Winter Again” by灰色楽隊)

この後「雁木」の街並みが続く、街道沿いの町のメインストリートにいったん出てから塩沢駅に戻り、越後湯沢へ。今度の列車もほくほく線からの直通でしたが、塩沢駅には停車し、ノンストップで終点の越後湯沢駅で下車。ほくほく線からの列車は、ほとんど越後湯沢までJRに乗り入れているのですが、JR線内は塩沢駅に一部が停車する以外、「鈍行」でも全て途中駅は通過。かつてスキーでにぎわい、シーズンには上野からの直通特急も運行されていた石打は、閉鎖されたスキー場や民宿などが軒並み廃墟化し、駅も寂しい無人駅となって、悲惨な現状がはっきり見えました。
越後湯沢駅に到着、宿に着く前にまず土産物屋が並ぶ駅構内のショッピングモールでお土産探し。駅前に待っていたタクシーに乗り込み、目指す温泉旅館「高半」へ。温泉街の中心から少し離れた高台にあり、客室からは新幹線の走る姿も見えました。「かけ流し」という良質の温泉で疲れを癒した後、夕食探しに麓の商店街に。沿道には小規模な旅館・ホテルや民宿が立ち並んでおり、やはりスキー客相手にしているところが多いせいか、営業はしていても客室の明かりがついていない、といった感じのところが大半のようでしたが、見た限りでは「廃墟化」しているようなところはほとんど見当たらないようでした。10分余り歩いてようやく商店街に入り、ここで入ったのはとんかつ屋。肉は県内産のブランド豚、ご飯は「魚沼コシヒカリ」ということで、十分に空腹を満たすことができ、満足できたと思いました。外に出るとすっかり暗くなっていましたが、街灯も整備されており、迷うことなく宿に戻れました。玄関前の駐車場からは、街の明かりが綺麗に見えました。
ところで、この「高半」は、川端康成が「雪国」を執筆した宿。館内には、康成が泊った客室が再現されており。公開時間が朝の7時から10時までということで、朝風呂を浴びた後、朝食までの時間に見学。朝食は本格的なお膳で、ご飯ももちろん「魚沼コシヒカリ」。和風旅館でも朝食はバイキング、というところが増えている中、「老舗」のブライドも感じ取ったように思いました。
[108702] 千本桜さん
宿帳に文筆家「島村」と書き入れた伊豆之国さんは、なじみの芸者「○子」を部屋に呼び寄せる。(中略)翌朝、旅館からの請求書には障子戸修理費が計上されていたのは言うまでもない。妄想ですよ。
もちろんそんな悪さはしていません…。当然サインは本名(今年の大河ドラマの主人公の出身地が最多だそうですが、そこでは違う読み方をします)。ところで、宿から駅の方へ歩いていたら、「島村ロッジ」という名のスキー客相手の旅館?がありました。この宿の名前が「雪国」の島村さんから取った(あやかった)のか、あるいは単純にこの旅館の創業者・経営者が島村氏なのか、そこまでは詮索しません…。だいぶ前のことですが、「元日1万円乗り放題」だったかを使って、信越方面に日帰りしたことがあり、越後湯沢で降り「駒子の湯」という立ち寄り湯に入ったことがあります。
会計と、前日までに着た衣類や土産物が入った重い旅行鞄を宅配便で送る手続きを済ませ、身軽になって送迎のマイクロバスに乗って出発。バスはもちろん駅まで行くのですが、駅までの道筋にある、湯沢高原へのロープウェイの割引券がもらえるということで、そのロープウェイに乗って高原に行くことに。冬はスキー場になるのですが、夏場は高山植物園などになり、ロープウェイの山頂駅から、連絡バスを経て、リフトで下がったところにある、その高山植物園「アルプの里」へ。夏と秋の間の中間期ということと、猛暑が続いたことも有り、花の咲き具合がいまいちだったのが少々残念な印象でした。…それにしてもとにかく暑い。暦の上ではとっくに秋になっているのに、高原の涼しさなど全くなし。湯沢町の最高気温は35℃を超える猛暑日。まだ昼飯時間になっていないレストランでは、アイスクリームは売っていたので、これで体を少し冷やしたのでした。
大型ホテルも立ち並ぶ温泉街のメインストリートを歩いて、越後湯沢駅に。まだお昼前ということも有り、「鈍行」で上越国境越え、水上を目指すことに。いまや普段は1日5往復だけというローカル線に甘んじるようになって久しくなりましたが、夏山登山と思しき客が結構乗り込んでいて、意外と車内は賑やかでした。かつて「水泡経済」の時期に相次いで建てられた高層リゾートマンションが悲惨な状況に追い込まれている、という現状は、ニュースなどでもよく耳にしましたが、こうしたマンションは、温泉街の中心部ではほとんど見られず、岩原スキー場前、越後中里辺りに来ると目立つようでした。
次の土樽駅は、「雪国」の中で「夜の底が白くなった、信号所に汽車が止まった」と描かれている駅ですが、今や全く人の気配もない無人駅。2両編成の短い列車は、ほどなく清水トンネルに吸い込まれて行きます。この清水トンネルこそが「国境の長いトンネル」なのですが、複線化で下り線が「新清水トンネル」経由の新線に変わり、上り列車だけが通るようになって、「逆コース」になってしまったのはちょっと残念な気がします([108704] あきごんさん)。そして新幹線の開業で、更に長いトンネルを抜けるといきなり越後湯沢駅、となっては、もう小説に描かれた当時の風情など何もありません…。
トンネルを抜けると群馬県に入り、最初の駅が土合駅。トンネルの中に地中深く潜った下り線に対し、こちらは地上ホーム、駅舎もすぐ横にありました。手前でループ線になっているのが見える湯檜曽を過ぎると間もなく終点の水上駅。ここでようやく昼食。駅前で飲食店を探していると、某TVの旅番組で放映されていたという食事処があり、看板に出ていた上州名物「おっきりこみうどん」をご馳走。茸・山菜など具がたっぷりあり、食べきるのに結構時間がかかりました。
ところで、水上温泉というと、近年ネット検索などで盛んに出てくるのが、温泉街のあちこちに見られる「廃墟旅館・ホテル」と温泉街そのものの衰退・荒廃が進んでいる現状。水上温泉が衰退した原因として、新幹線の駅ができなかったこと、観光スタイルの変化に対応できず、それまでの団体旅行・宴会をメインとした「昭和の男の娯楽」を当てにしていた時代の古い体質・設備から抜け出せないまま経営破綻・廃業に至った旅館が多かった、といったことなどが挙げられているようですが、他にも衰退の原因があるのではないか。という人も多いようです。中でも、水上駅を出てすぐという立地にあり、無残な姿をさらけ出している「OM」。既に新幹線開業前に事故が原因で営業停止処分を食らい、そのまま廃業、その後荒れるに任せ、今や「水上温泉衰退の元凶」とも言われるようで、地元でも「温泉街の入り口に巨大廃墟があっては薄気味悪い、町の印象を余計悪くしている。早く何とかしてくれ」という声は強いようです。温泉街の北側に離れた一軒宿のような場所にあり、列車の窓からも見えた、団体客・宴会をメインとしていた巨大旅館で、やはり「水泡経済」崩壊後の時世の変化に対応できず12年前に廃業、廃墟化している「OT」、温泉街の中心部にあり、かつては「お色気路線」を売りにしていたという、今は取り壊されている「SK」等々…今も残っているホテルなどでも、経営不振に陥っていったん「倒産」したり経営体が変わったところも多いようで、今や昔の姿を残しているのは、かつてCMにも盛んに流れていた、チェーン店の「J」ぐらいではないでしょうか(こちらの記事)。草津・伊香保と並んで「上州三大温泉」の1つに数えられていた水上温泉は、今ではその地位から陥落、「神隠し」のモデルともなったという老舗旅館がシンボルになっている四万温泉に取って代わられたようにも思えます。私は水上温泉には十数年前に一泊したことがあったのですが、思えばその頃から「温泉街がさびれている」ような印象が結構見えていた気がしていて、私がその時に泊ったホテルも経営体も名称も変わっていました。
食事に時間がかかったのと、暑さもあり、先の「OM」の少し先まで歩いただけで引き返して水上駅に戻り、またも「鈍行」で高崎へ。今の水上駅は、駅舎の正面は模様替えされていたように見えましたが、既に特急も駅弁も消え、エレベーターなどバリアフリーの対応もなく、正直言ってあまり手を付けたくないのか、という感じにも見えます。高崎でようやく新幹線に乗り、帰途に…。

…とにかく暑かったこの夏、世界各地でも同じように記録的猛暑になったところが多かったとか。そこで、この夏の一曲…。
 ♭世界で一番熱く光る夏 もうこのトキめき(←妙高市を通っている路線)止めないで~([105396])

道中記はこのくらいにして…
[108730] あきごんさん
15年前の話です。さゆりさんは上野発の夜行列車(午後8時ちょうどのあずさ2号)に乗りました(以下略)
これは、「パロディ」なのでしょうか? それとも。TVドラマによくある「登場人物・企業名は実在のものとは一切関係ありません」ということと見るべきなのでしょうか?
以前にも書き込んだことがありますが、「新宿発8時ちょうどのあずさ5号」(昔の「あずさ2号」)、新宿から乗ったことはありませんが、八王子から乗ったこと、何回あったのか、もう10回近くになったのか、数えきれていません…。
[108735] メークインさん
寝台電車特急はくつるでも、9時間半ぐらいかかったのですが。(最速はつかりでも8時間半だったような)
その昔、上野発の夜行列車「はくつる」、上野から北陸方面に向かう特急「はくたか」と、北陸線か信越線だったかにあった急行「しらゆき」というのがあって、勝手に「清酒列車トリオ」と呼んでいました…。今では「はくたか」は北陸新幹線に「出世」し、「しらゆき」は新潟県内のローカル特急として運行されていますが、「はくつる」は復活していないような…

♯「十番勝負の改革案」については、後ほど。
基本的には、白桃さん([108718])、あきごんさん([108721])、デスクトップ鉄さん([108722])あたりとほぼ同意見で、無理して性急な改革はしなくてもよいような気がします。ただ、グリグリさんの提案([108712])については必ずしも全否定というわけではなく、後日時間の余裕があったときに考えてみようかとも思うところです…。
[108700] 2023年 8月 29日(火)21:47:19伊豆之国 さん
避暑の旅のつもりが猛烈残暑の道中記 & 慶應 甲子園「初制覇」
去る23日より2泊3日の旅の道中記、クイズ形式で。

朝7時過ぎに我が家を出て、2度の乗り換え、電車の中で県境を越えたり戻ったりしているうちに、【A市】の中心駅から乗った特急は、その昔、昭和歌謡で一躍有名になったあの列車の後身、始発の大ターミナル駅の出発時刻も当時と全く同じ。「国電」区間が終わる駅を過ぎ、長いトンネルを抜けた先は、合併によって今や我が家のある市の一部、でも市の中心部に鉄道で行くにはいったん県外に出ないと行けない。左手に人造湖を眺めつつ、次の県境越えがこれで今回の道中で5つ目。私鉄が分岐する、その県内の市で人口が最小の【B市】の駅は素通り。峠越えの長いトンネルを抜け、広い盆地に入ると、かの霊峰が見えるはず…でしたが、生憎の天気で山は見えず。そして【A市】の駅を出て次の停車駅で、駅前に名だたる戦国武将の銅像も建つ県庁所在地【C市】の中心駅を過ぎてしばらくすると上り坂の連続。北海道に異字同音の市がある【D市】…ここまでは昨年秋と全く同じルート。出発時点で降っていた雨は、【B市】を過ぎて盆地に入る頃にはやみましたが、間近に見えるはずの霊峰を拝むことができないままだったのも全く同じ。しかし、今回は【D市】の駅では降りず、そのまま乗車を続けます。まもなく県境を越えると下り坂になり、やがて【E市】へ。この市名を冠する湖では、夏の花火大会が有名で、今年は久しぶりに開催することができたようです。【F市】の駅で旧ルートと分かれて長いトンネルを抜けると、【G市】。この市の駅で再び旧ルートと合流した「本線」は「大都会」【H市】に向かう線で、ここからは名前の上では「支線」になるのですが、【H市】から向かう特急も合流して「幹線」として扱われる主要路線になっています。乗った列車は【I市】からローカル線に直通しますが、【I市】のターミナル駅で下車。6年前の春の連休にも訪れているのですが、その時はパスした、国宝の名城へ。この城を訪れるのは実に25年ぶり。天守閣には行列ができるほどの賑わいでしたが、内部は防御を重視した構造もあって、階段は急なものが多く、体力の衰えを自覚している身には、この暑さもあって、相当しんどいものがありました。外壁は黒塗りが目立ち、同じく国宝で世界遺産にもなっている関西の名城と対照的な印象を受けました。
【I市】からは「鈍行」で県庁所在地【J市】へ。この区間、「鈍行」でしか味わえないのが、スイッチバックの駅と眼下に広がる棚田の絶景。この絶景が見られる場所は、平成の大合併で、昨年秋に泊まった温泉がある地域と同じ【K市】になっています。この路線の名になっている、現在は【J市】の一部になっている消滅市【L市】名の駅で、かつての大幹線だった、新幹線開業で第三セクターに転換された路線と合流しますが、【J市】の中心駅まではJRのまま。この駅で乗り換えて、この県で人口最小の市ながら新幹線も停まる【M市】の中心駅に向かうのですが、【J市】の中心駅からローカル線が分岐する、旧【N町】の駅までは、前記の第三セクターに転換されており、JRも第三セクターもどちらも分断された形で、何ともしっくり行かない、ちぐはぐな対応。合算運賃を取られて割高になっては、沿線住民も納得が行かず、「鉄離れ」が一層進んでいるようで、もう少し柔軟な対応ができなかったのか、というのが正直な感想でした。とにかく、このような現状と、【M市】の駅に停まる新幹線の本数が少ないことから、乗車駅で買った切符は【J市】の中心駅までとし、ここでいったん改札外に出て小休止。この市を代表する名刹は、6年前に拝んでいるのでこちらはパス。結局、時間もないので「鈍行」のディーゼル列車で【M市】へ。2両編成でしたが、前の車両はイベント列車対応の特別仕様。といっても特別料金を取る臨時列車ではないので、「乗り得」といった感じでした。駅前からバスで、目指す高原のホテルへ。この辺りは冬場のスキー客がメインなようで、バスはほぼ貸し切り状態。入浴と夕食を済ませた後。ホテルの外へ。夜空を見上げると、まだ雲が少し残っていたものの、頭上を見上げると七夕の織姫・彦星と、仲を取り持つ?白鳥の姿が綺麗に見え、北の方に目を向けると北極星を挟んで北斗星とカシオペアが向かい合って…。それにしても、この時期とは思えない異常な暑さ。「真夏の平均最高気温は24℃」とあったのですが、宿に着いたときの玄関の温度計は27℃。冷房もフルに効いており、平地にある周辺の都市の最高気温は軒並み35℃以上の「猛暑日」。夜になっても気温は下がらず、高原の涼しさに備えて持ってきた長袖は結局無用に終わりました…。
ところでこのホテル、地図で見ると県境のすぐ近くにあり、建物は【M市】にあるのですが、目の前の道路に県境の標識があり、県境の先は【O市】。翌朝起きて周りを少しぶらぶらして見ると、夏季休業中と思われるスキー客相手の施設や、別荘・ペンションなどが、県境の両側にそれぞれ立ち並んでいるようで、ふとホテルの玄関先の階段の足元を見ると、県境を示すプレートがありました。
ホテルからバスで【M市】の中心駅に戻り、市街地を散策。この【M市】には6年前、【J市】から出ている私鉄の終点がある【P町】のホテルに泊まった時にも訪れているのですが、今回はこのときに見ていなかった寺院などをまず回ることに。茅葺屋根の寺院は工事中で中を見られなかったのは残念でした。そのあと、豪雪地帯ならではの「和風アーケード街?」を抜け、人形の展示館を見て駅に戻るのですが、この猛烈な暑さに体力も大きく消耗。冷房の効いた車内に入ったとき、ようやく安心できたのでした。列車は大河に寄り添ったり離れたりしながら、【Q村】の駅を出てすぐに県境越え。この列車は【R市】の駅が終点で、この駅で接続する列車に乗り継ぎ、更にその終点で乗り換えればJRだけで【S町】方面に行けるのですが、大回りになるため【R市】の駅で、こちらも第三セクターの路線に乗り換え。乗り換え時間が短く駆け足でした。この線も新幹線の影響を受けて経営が厳しいと言われていますが、この時乗った1両だけの列車は、車内は通学生で混雑しており、やはり冬が長い寒冷地とあってか、夏休みは既に終わっていたようでした。
この列車はJRに乗り入れて【S町】まで直通するのですが、【T市】の旧【U町】に立ち寄りたいところがあり、この列車はJR線内の途中駅に停車しないため、JRと合流する【T市】の旧【V町】の駅で、後から来る「鈍行」に乗り換え。旧【U町】の駅で下車、伝統工芸の織物の展示館と、この地出身で豪雪地帯の厳しい暮らしを綴った江戸時代の文人の記念館を見学。そして【S町】の温泉旅館で2日目の夜を。街はずれの高台にあり、部屋の窓からは新幹線の走る姿が見え、良質の温泉は疲れを癒せた気分に。一泊朝食付き、夕食は街の繁華街で、というプランで、市街地までは10分余り歩くのですが、ほぼ一本道で分かりやすく、駅に近い方はこれまで何度も「立ち寄り湯」などで歩いたことがあって土地勘があったため、迷うことはありませんでした。沿道には小規模なホテル・旅館・民宿などが立ち並んでいるのですが、冬がメインの観光地、廃業したようなのは少なかったのですが、やはりこの時期は休業、といった感じに見えたのが多く、やはり「冬だけ営業」というところが多いのでしょうか。夕食をいただいた店は、この地特産の肉料理が名物という店。宿に戻る道を歩いて空を見上げると、谷間なので見える範囲は狭いのですが、ここでも七夕の星やカシオペアなどがはっきり見えました。
ところで、この旅館はあの国民的名作が生まれた場所として名高いところ。作品が執筆された当時の客室も館内に再現されていました。翌朝の朝食は、和風旅館でも増えているバイキング形式ではなく、本格的なお膳。さすが米どころ、ご飯は地元の超ブランド米でした。遅めの出発、駅までは行かず、道筋の途中にあるロープウェイで、冬はスキー場として賑わう、【S町】の名を冠する高原へ。展望デッキからは周囲の山々が一望。そこからリフトで下ったところにある高山植物園へ。夏から秋への中間期で、しかもここでも猛烈な暑さ。咲いている花は少なめでやや寂しい感じもしました。この【S町】では、「水泡経済」期になって、温泉街を見下ろす高台などに相次いで建てられた高層リゾートマンションが、景気の悪化などで空き家だらけになって。廃墟同然になったり、「ただ同然」の家賃でようやく借り手がついた部屋も多い、といった話が、TV番組などでも放映されていたことがありました。
【S町】からは新幹線で一気に戻ることも有りでしたが、やはりあの名作に出ている景色を、ということで、今では「逆コース」になるものの、単線だった時代のルートである上り線に乗って、長いトンネルを抜け、やがて県境を越えて【W町】へ。この区間は今では「鈍行」ばかり5往復程度という「閑散区間」になってしまいましたが、夏山登山と思しき客が結構乗っていていました。この列車の終点の【W町】の温泉街の玄関の駅で下車。かつては団体旅行でにぎわった歓楽温泉街として栄えたこの町も、新幹線のルートから外れてからは凋落の道をたどり、観光スタイルの変化にも対応できず廃業・廃墟化した旅館・ホテルなどが相次ぎ、中でも駅のほど近くには荒廃が激しい廃墟旅館があり、地元でも「早く何とかしてくれ」という声が強くなっているようです。駅舎も改装されたように見えましたが、今では特急も来なくなり、駅弁も消え、バリアフリーにもなっておらず、寂寥感がありありといった印象でした。某TV局の番組で取材に来たという駅前の食堂で、この県の名物という麺類料理を。具が多くで完食するまでに結構時間がかかり、列車の時間が迫っているので温泉街の結局の中心までは行かず引き返し。この県で人口が最多の【X市】の駅から新幹線に乗り換えて、帰路に。

…文中の【A市】~【X市】までの市町村名を答えてください。ヒントも豊富なのでそれほど難しくはないと思いますが…

ところで、23日に行われた全国高校野球の決勝戦で、慶應義塾高校が連覇を目指した仙台育英高校を破り、第2回大会(1916(大正5)年)以来、実に107年ぶり2度目の優勝を果たしました。この107年ぶりという期間の長さは、これまで最長だった作新学院の54年(1962→2016)、春も含めても広陵の65年(1951→2016)を大きく上回る最長ブランクの新記録となりました。また、慶應が前回優勝した当時は、甲子園はまだなく豊中球場での開催であったため、今回が「甲子園」での初制覇ということになりました。そして、私が出題した「第二回・チャレンジトライアルの問六」の解説記事([105196])で
学校が移転した各校のうち、日大三高と早実は、共に移転先の市(町田市、国分寺市)でも全国制覇を果たしています。一方、慶應は、横浜市に移転してからも「甲子園」の出場はありますが、全国制覇はまだ果たしていません
と書き込んでいたのですが、今回の優勝で移転前(東京都港区…当時は東京市芝区)と移転後(横浜市)で共に全国制覇を果たしたことになり、ここでも「早稲田」に並ぶことになったのでした。
[108641] 2023年 8月 14日(月)23:58:58伊豆之国 さん
クイズ(答え合わせ&2題)
「番外編」のクイズでにぎわっていますが…
まず、[108621]の最後に書き込んだ「番外」クイズから。

下記に挙げた各市は、いずれも今年の夏の「甲子園」の出場校がある市ですが、同様の市でもう1市、同じ共通点がある市があります。それはどこでしょうか?
【問X】札幌市、富山市、広島市、高知市、熊本市(該当しない市:宇都宮市、北九州市)
<ヒント>椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)

[108622] 白桃さん
もう一市とは北陸高校のある福井市でしょうか
ご名答です。
共通項は、「路面電車が通っている市」でした。
(札幌市…札幌市電、富山市…富山地方鉄道富山軌道線と富山港線の一部、福井市…福井鉄道福武線の一部、広島市…広島電鉄市内線(各線)、高知市…とさでん交通、熊本市…熊本市電)
この「路面電車」の定義、結構曖昧なところがあり、「線引き」が難しいのですが、ここでは「軌道法により運用され、かつ路面を走る区間があって、路面から直接乗降できる駅もある路線」とすることにしました。北九州市には、筑豊電鉄が通っており、運行している車両は全て路面電車タイプのものですが、鉄道法による路線であり、かつ全線が専用軌道になっているので、「路面電車」に該当しないものと判断しました(乗り入れしていた、廃線になった西鉄北九州線は軌道法で、路面区間もありました)。宇都宮市は、宇都宮駅前と芳賀町とを結ぶ芳賀・宇都宮ライトラインの工事が進み、今月26日より運行を開始する予定になりました。アナグラムヒントの解は
 椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)→宇都宮市はもうすぐ(うつのみやしはもうすぐ)
でした。

昔、明豊高校のある別府市でも見た記憶があるのですが
かつて、大分市と別府市を結んでいた「大分交通別大線」という路面電車がありました。昭和47年(1972)に全廃されています。

[108594] 他 海辺を飛ぶ鳥 さん
問一と問三は、共通項らしきものが見えましたが、答えの書き込みはやめておきます。
問二は依然見当がつきません…。

[108637] NTJ会長さん
こちらもまだわかりません…
[108621] 2023年 8月 12日(土)14:28:11伊豆之国 さん
第64回十番勝負を振り返って~多摩川に晒す手作りさらさらに~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
前回で連続全問完答記録が途切れたのと、この猛暑の中、いまいち気分が盛り上がらなかったのですが、ともかく参加して、それから先は成り行き任せ、という形で臨むことになりました。
例によって、解答できた順に。今回も初日は模様眺め。

問十~多摩川に晒す手作りさらさらに~
該当する市が例示されず、非該当の市だけが並んでいた妙な問題、どこでどう気づいたのかわからないけれど、ふとしたことから共通項が閃いた問題でした。十番勝負関係のランキング表を見て、何気なく「過去の出題市ランキング」をみると、お題とここまで出てきた市がいずれも「過去にお題になったことがなかった市」だと…。想定解数もぴったり。その中から、ここを取れば領主になれる狛江市に。後で気づいたことだが、「過去に類題が出ていた」(第55回・問九)ということが、勿来丸さんの[108574]の記事に出ていたが、実はそのときに答えたのも狛江市だったとは、まさに奇遇…。

問一~狭山茶どころ 人情にあつい~
お題の市の並びと、ここまでの解答の流れから、その最初の読みを取ると「ひ」「ま」「わ」「り」のいずれかだと…。思わず笑いをこらえきれず、これには参りました([108324])。ここは領地防衛をということで、「多摩湖は庭先ではなくて他人の庭」([73982])だという東村山市を。

…結局、ノーヒントでわかったのはこの2問だけ。第一ヒントが出てもどれも全く分からず、第二ヒントが出てからやっと…。

問四~何ぞこの子のここだ愛(かな)しき~
第二ヒントを「この市だけにある」と解いて、「この市だけに使われている文字がある。そこで「市区町村の文字頻度分析」を開いてみることに。渋川市や会津若松市がNGの理由は対象を「市」だけに絞るとその市だけだが、「市町村+特別区」で見るとそれぞれ「渋谷区」や「会津」の付く町などがあることから理解できた。ここは領地奪回を目指し調布市を。
答え合わせを見ると、高槻市がOKになっていたので、頻度の対象となる「区」は「特別区」に限定で、「政令市の区は対象外」ということだったのでしょう(「槻」の字はさいたま市「岩槻区」にも使われている)。

問八~アルプス一万尺~
第二ヒントが出て「六月の話題と」と解けるも、何のことなのか絞り切れず。次の第三ヒントのSV画像が出て、UPすると「八文字」の居酒屋?の看板が見えて、「そういえば、読み仮名八文字の町村」の話題があったな、と思い出す。こちらも「雑学」から「過去に存在した長い読みの町村(ふりがな8文字以上)」を見たのだが、市盗りに絡みそうな市もなく、「既出解にない」ことが分かりやすい市から選び、これまで未解答だった南アルプス市に。山梨県の市を答えたのは、第49回の問十で中央市を答えて以来、15大会ぶりでした。

問三~Central Freeway~
お題、該当しない市に大都市近郊のベッドタウンが並んでいる中で、枕崎市が明らかに異質で、方向性がつかめなかったのに加え、第二ヒントは「とても遅れてる」と解けたものの、何が遅れているのかわからず。その次のヒントの画像に「三分一」の文字が見え(山梨県北杜市の「三分一湧水」の近く…十数年前に見に行っていた)、「市議の三分の一以上が女性」ということが閃いてきた。そこでお題とそこまでの正答市のいくつかのHPを開いて市議会議員のリストを見ると、どうやら当たっていそうだ、明らかに違和感があった枕崎市や尾鷲市を見たところ、市議の三分の一以上が女性だったと…。女性市議が多そうな東京近辺のペットタウンの市をいくつか当たって、調布市が該当しているのが見えたので、再び「深大寺そば」を召し上がって「領主の安堵」を図ったのですが、そのあと「冷や汗」をかくことになったのは、次項で…。
ところで、メークインさん([108568])・白桃さん([108570])・勿来丸さん([108574])・ばなしさん([108589])さんも口をそろえておっしゃっていますが、「とても遅れている」というヒント、この問の趣旨とは真逆、明らかに矛盾しており、大いに疑問がある表現だったのではないでしょうか。

問二~七里ガ浜の磯伝い~
第二ヒントは「自分は除外」と解け、「その市の周りの何か」に関係するものかな、と思ったものの。その次の画像を見ると、指示ポイントがあった、拉麺屋の「一蘭」とスタジオの「UNDEUX~」がまず目に入り、それぞれから「最多・最大」「1位か2位」に関することかと見たがよくわからず、画像を拡大すると中央少し上に「鉄板二百℃」が見えて、ようやく「隣接するすべての自治体の人口を合計すると200万人以上」だと推測でき、お題とここまでの正答、NGになっていた市を調べてその方向とわかった。しかし、連日の猛暑から来る体調の不安定に加え、夜遅くなって睡魔にも襲われ、あちこち当たって計算するのも面倒と、「横浜市に接する市なら絶対鉄板」ということで、ここまで出ていなかった鎌倉市にした。でも…翌日になって市盗りのライバルが「調布市」を答えていた…。市盗りのルールで辛くも「深大寺城」([107686])死守、となったが、時間の余裕があって調べ切れていたら「深大寺そば三杯盛り」で突き放せていたはずが、これで深大寺城を巡るせめぎ合いはまだまだ続くことに…。

問七~Heavy Rotation~
メダルこそ早々と決まったものの、そのあとの解答の伸びがなく、第二ヒントは解凍できず何のことかもわからず。次の画像では真ん中に「西往寺」の文字が彫られた石柱が目立ち、その次のヒントは「住所の文字」と解けて、やはり「寺院」「寺町」関係かと思ったもの、コレクション自体が作成途上ということもあって先に進めず。ようやく、解けなかった第二ヒントが「異次元活躍」だったことから「ひょっとして『大谷』?」…第三品の画像を拡大してよく見たら「真宗大谷派」の文字があった。そこで「郵便番号検索」から調べて行くと、何と花巻市に「大谷地(おおやち)」という町名があった!札幌市の「大谷地」は、ルート付け替えで半世紀ほど前に廃線になった千歳線の旧線(月寒廻り)に「大谷地」という駅があったので知っていた。大津市には京津線「大谷」駅があり、付近の町名も「大谷町」、町村ヒントのかつらぎ町にはJR和歌山線「大谷」駅。NGの例に出ていた町田市には「南大谷(みなみおおや)」(「北大谷」はない)、鳴門線「阿波大谷」駅がある鳴門市は、駅付近の地名は「大麻町(大字)大谷」…市内に「大谷」で始まる地名がある、読みは「おおや」でもよい、後に何かがついてもよい、町田市「南大谷」のように前に何かが付くのはNG…と、ようやく「境界線」が見えた。「いつもNAVI」から当たって、ここまで静岡県からの回答がなかったことから、5年前に訪れていた袋井市を2度目の解答。
この問では、お題に「大谷石」で名高い「大谷町」がある宇都宮市とか、京津線大谷駅がある大津市が出ていたら、だいぶ難易度が下がったような気がします。

問九~四方の山を見下ろして~
問七と同時解答。第二ヒントは「小説のネタ」と解けたものの、「小説」というとそれこそ数え切れぬほどあり、小説の題名とか舞台になった市とも関係なさそうだ。第三ヒントの画像も「そば屋」ということだけで何を指しているのかわからない。第四ヒントも「住所地名」と見えたもののその先に進めなかったが、もう一度画像を拡大してよく見ると、看板の「大むら」の文字の周りに動物の絵があり、「猫」に見えた。となると、「小説」とはかの漱石の名作のことか…。コレクションの「猫」を開いて「住所」を見ると、静岡県に2か所あり、どちらも自分が十万石の領主になっている「浅間大社」と「修禅寺」の2択になったが、伊豆市のはカッコつきになっていたので、「猫沢」という大字がある富士宮市を取った。
ところでSVの画像ですが、肝心の部分が小さすぎてよくわかりにくいような感じを受けます。世田谷区とか常滑市を出していれば、だいぶわかりやすかったような気がしますが…

問五~人は石垣 人は城~
皆さんも口をそろえておっしゃっているので詳しくは書きませんが、共通項がこの時期には世間からあまり注目されていない競技であったこと、対象が学校(校舎・キャンパス)そのものでなくてグラウンドの場所を選べという「小細工」、それにお題とNGの選定に致命的な不手際があったことで、こうした原因が積み重なって解答者を悩ませる難問となったような気がします。
共通項がようやくつかめたのは、第五ヒントで「練習場」と出たこと。その前の第四ヒントで「蹴球」のことか、と見えたものの、果たしてこの時期に野球の「甲子園」のような全国大会なんてあったっけ?と見て調べてみたら、この時期に開かれている「インターハイ」(高校総体)に蹴球もあり、出場校の一覧表も見つかった。そこからリンクされていた各学校のHPを見ていると、大部分は学校所在地と同じ自治体内にあったが、前橋育英のグラウンドが高崎市にあるなど、いくつか違う自治体あるものもあった。怪訝に思った久喜市は、近県にどの高校の所在地から遠いので、どこの学校のなのかと思ったら、なんと東京代表の成立学園(北区にある)のグラウンドがこんな遠いところにあるとは…。結局、解答候補は「武田信玄」と「伊達政宗」の2択に絞られ、それぞれの代表校のHPと、SV画像を見てどちらを取るか決めることにしたが、宮城代表の東北学院はキャンパス内にグラウンドがあることが分かったものの詳しい説明がなく、山梨代表の山梨学院は、グラウンドが甲府市内でキャンバスの近辺にあるとわかったものの、大学と共通のものになっているようで、高校のHPを見て「大学と共用している」と見えたので、なんだかわけかよくわからぬままだったものの、結局こちらの方を答えることにし、結果OKでした。
この問に関しては、先に述べたように、この時期は高校スポーツでは「甲子園」に注目が集まり過ぎて他の競技への関心が相対的に低くなっている上、「高校生の蹴球大会」というとあくまで年末年始の全国選手権がメインの位置づけであり、そもそも「真夏に全国大会がある」ということを知らない人も多そうで(私自身も知らなかった)、解答者を大いに悩ませた一因になっていたように思えますが。

問六~煙を水に横たえて 渡る浜名の橋の上~
第三ヒントの画像を開くと「ろうきん」の看板が出てきて、そのために大いに苦しむことになった問題でした。第二ヒントの解が、予想した通り「ドタバタ案件」と出ていたので、「ひょっとしてマイナンバー?」と思うも、「ろうきん」とは直接つながらない。画像を地図バージョンに切り替えると、「ろうきん」だった場所が「マイナンバー~」になっていて、不思議に思ったところ、出ていた画像は最新のものではなく、最新のものに切り替えると確かに「マイナンバー」になっていた…。そこで「市区町村別マイナンバー普及率」のHPがあったので開くと、その境界線はどうやら「76%」。実に中途半端な値で、「想定解数が極端に多くならないよう調整するため」だろうかと思ったが、ともかくこの境界線の上にある市を探すことに。ここでも静岡県を見ると、3市あったが、焼津市と島田市が既に出ていたので、残った湖西市に。

…前回で連続完答記録が途切れてからの再スタートの初回となった今回、全問誤答なしで正答することができ、総合順位も18位と、ここ2年ほどの平均値に近いところに持ってきましたが、次回以降はどうするか、ということについてはまだ何とも言えません…
今回の結果について、参加者が前回より増えず、特にここ1-2年の間に新規参入したメンバーの離脱が目立つことについては、前回大会で想定解が少ない問題が出されたことで「完答を目指す」ことが難しくなって参加をあきらめた人が、このような問題がなかった今回になっても戻って来ず、結果として、参加者が十番勝負を知り尽くしたベテラン勢と、参加してから比較的日が浅いものの、回を重ねるごとに大きく飛躍して既に強豪の地位を確立した若手(ばかりとは言い切れませんが)の2つのグループで大半を占められ、初心者にとってハードルが高くなったということも有るのでは、と思っていたのですが、皆さんから寄せられた感想文や意見を見ると、もっと深いところに要因があるように見えました。それと、今回誤答が非常に少ないことについても、以前のように「メダル狙いの博打」を打つということが減り、「誤答リスクを避けて安全運転に走る」人が大半、ということになると、やはり皆さんが危惧したような状況が起こり得るような気もしますが、どうなのでしょうか。
今回答えた10問のうち、今まで未解答だったのは、「総領主」が強すぎて答える機会がなかった山梨県の2市だけ、他の8問は過去に答えたことのある市。「正答市重複率」がまたUPして1.796となり、「千葉県絶対王者」ながら意外と低い値になっているまりんぶる~さん([108213] あきごんさん)の1.816に迫る数値になりました。

♭今回の選曲は次の通り…
問十:多摩川で布を洗う光景を詠んだ、萬葉集の「東歌」より(HP)。
問一:「東村山音頭」の歌いだしに続くフレーズ(「全員集合」ではこの後は滅茶苦茶ですね)。この歌ができた当時の、茶畑が広がるのどかな農村風景を思い起こしますが、今では茶畑は姿を消したのでしょうか。
問四:問十で引用した和歌の下の句。
問八:歌ではこの後「小槍の上で」と続きますが、南アルプス(赤石山脈)には「槍」はないですね…
問三:歌詞に出てくる「調布基地」は、現在の味の素スタジアムの辺り。
問二:「鎌倉」を歌った歌というと、まず浮かぶのが、新田義貞の鎌倉攻めを歌ったこの曲。「剣投ぜし古戦場」と歌詞に出てくる稲村ガ崎の海岸は、私が鎌倉でお気に入りにしている場所の一つです。
問七:この選曲の意味が分からなかった人は、[76154]こちらにヒントが隠されています…。
問九:唱歌「ふじの山」の、出だしの「頭を雲の上に出し」に続くフレーズ。
問五:郷土の英雄・信玄公を歌い込んだ「武田節」の一節。軍団の結束・戦術を表す「家訓」を歌い込んだものでしょう。
問六:鉄道唱歌・東海道編の28番より。東海道線がまだ電化されていなかった頃、弁天島~新居町間の鉄橋の上を黒煙を吐き出して豪快に走り行くSL列車の光景が浮かんできます…

…ここで、「番外」のクイズを。
下記に挙げた各市は、いずれも今年の夏の「甲子園」の出場校がある市ですが、同様の市でもう1市、同じ共通点がある市があります。それはどこでしょうか?

【問X】札幌市、富山市、広島市、高知市、熊本市(該当しない市:宇都宮市、北九州市)
<ヒント>椰子の実は偶数持つ(やしのみはぐうすうもつ)
[108565] 2023年 8月 5日(土)21:49:10伊豆之国 さん
第105回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山富山商業富山市3おがちゃん呉羽山公園、富山城、越中八尾(おわら風の盆)など
石川星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
福井北陸福井市4EMM一乗谷朝倉氏遺跡、足羽山公園、越前海岸
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都立命館宇治宇治市3深夜特急平等院、黄檗山萬福寺、宇治上神社
大阪履正社豊中市1深夜特急高校野球発祥の地、大阪空港(注1)、服部緑地
兵庫加東市0深夜特急播州清水寺(西国25番札所)、東条湖、闘竜灘(加東市HPより)
奈良智辯学園五條市4深夜特急新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)、栄山寺賀名生(あのう)梅林(五條市HPより)
和歌山市立和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取鳥取商業鳥取市3とりぴー鳥取砂丘、白兎海岸・白兎神社、鳥取城跡
島根立正大淞南松江市4白桃松江城、宍道湖、八重垣神社など
岡山おかやま山陽浅口市1白桃天文の町(国立天文台など)、遥照山(浅口市観光ガイドより)、金光教本部
広島広陵広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は安佐南区
山口宇部鴻城宇部市1白桃ときわ公園、山口宇部空港
徳島徳島商業徳島市3白桃徳島城跡、眉山、阿波十郎兵衛屋敷
香川英明高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛川之江四国中央市1がっくん川之江城山公園金紗湖三角寺(四国霊場第65番札所)(四国中央市観光協会HPより)
高知高知中央高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
福岡九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
佐賀鳥栖工業鳥栖市1未開人 Jリーグ・サガン鳥栖、鳥栖山笠
長崎創成館諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
熊本東海大熊本星翔熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は東区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎宮崎学園宮崎市4桜トンネル宮崎神宮、青島、シーガイア
鹿児島神村学園いちき串木野市1スカンデルベクの鷲 冠岳薩摩藩英国留学生記念館
沖縄沖縄尚学那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注1)大阪空港は池田市・兵庫県伊丹市にまたがっている

初出場は共栄学園・東京学館新潟・浜松開誠館・高知中央・鳥栖工業・宮崎学園の6校で、いずれも春夏通じての初出場です。一方、最多出場は北海の40回。久しぶりの出場では、川之江の21年ぶりが最長です。夏の連続出場は11校、近江の5大会連続(中止になった102回大会(2020年)を除く)が最長。春夏連続出場は、夏連覇を狙う仙台育英など、こちらも11校です。
[108564] 2023年 8月 5日(土)21:40:53伊豆之国 さん
第105回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
先月30日、第105回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました。
今回も、今までと同様、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里
南北海道北海札幌市4おがちゃん大通公園、時計台、藻岩山など所在地は豊平区
青森八戸学院光星八戸市4海辺を飛ぶ鳥蕪島(ウミネコ)、種差海岸、櫛引八幡宮
岩手花巻東花巻市4スカンデルベクの鷲花巻温泉郷、宮澤賢治記念館、高村山荘
宮城仙台育英仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区(注1) 
秋田ノースアジア大明桜秋田市3EMM千秋公園、大森山動物園。竿燈祭り
山形日大山形山形市4デスクトップ鉄蔵王山・蔵王温泉、立石寺(山寺)、山形城跡・霞城公園
福島聖光学院伊達市1スカンデルベクの鷲やながわ希望の森公園、霊山(注2)
茨城土浦日大土浦市3スカンデルベクの鷲土浦城跡・亀城公園、蔵の街、霞ヶ浦
栃木文星芸大附属宇都宮市3桜トンネル二荒山(ふたあらやま)神社(注3)、宇都宮城跡、大谷観音・大谷資料館
群馬前橋商業前橋市3桜トンネル赤城山、敷島公園、ぐんまフラワーパーク
埼玉浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
千葉専修大松戸松戸市3Takashi矢切の渡し、本土寺(紫陽花寺)、戸定邸
東東京共栄学園葛飾区3対象外柴又帝釈天、水元公園、堀切菖蒲園
西東京日大三高町田市5伊豆之国国際版画美術館、薬師池公園、南町田グランベリーパーク
神奈川慶應横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は港北区
新潟東京学館新潟新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は中央区
長野上田西上田市3とりぴー上田城跡、別所温泉、菅平
山梨東海大甲府甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
静岡浜松開誠館浜松市4ぺとぺと浜名湖、浜松城、中田島砂丘など所在地は中区
愛知愛工大名電名古屋市4名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
三重いなべ総合学園いなべ市3藤原岳竜ヶ岳・宇賀渓、三岐鉄道(「軽便」北勢線、三岐線の貨物列車)

(注1)多賀城市にもキャンバスがある
(注2)桑折町にもキャンパスがある
(注3)日光のは「ふたらさん」、宇都宮のは「ふたあらやま」

西日本編は次回に書き込むことにします。
[108500] 2023年 8月 2日(水)00:46:08伊豆之国 さん
十番勝負
問五:甲府市
問六:湖西市

なんだかよく訳が分からぬまま…
[108468] 2023年 7月 31日(月)22:33:36伊豆之国 さん
十番勝負
問七:袋井市
問九:富士宮市
[108445] 2023年 7月 30日(日)23:47:53伊豆之国 さん
十番勝負
問二:鎌倉市
[108417] 2023年 7月 29日(土)23:52:26伊豆之国 さん
十番勝負
問三:調布市

お題のあの市に惑わされました…
[108408] 2023年 7月 29日(土)22:06:56伊豆之国 さん
十番勝負
問八:南アルプス市
[108374] 2023年 7月 28日(金)23:10:42伊豆之国 さん
十番勝負
問四:調布市
[108324] 2023年 7月 24日(月)23:31:41伊豆之国 さん
十番勝負
問一:東村山市

…これには参りました…
[108293] 2023年 7月 23日(日)21:31:50伊豆之国 さん
十番勝負
問十:狛江市
[108199] 2023年 7月 17日(月)22:12:25伊豆之国 さん
「忍町」はなぜ「忍市」ではなく「行田市」になったのか?
一昨日の「ブラタモリ」の舞台は、埼玉県行田市でした。映像では、「埼玉」の県名発祥の地とされる「埼玉(さきたま)地区」の風景から始まり、地名の由来と深いつながりがある「前玉(さきたま)神社」、国宝の鉄剣が出土した「稲荷山古墳」や日本最大級といわれる円墳「丸墓山古墳」などがある「埼玉(さきたま)古墳群」、利根川べり(旧南河原村)にある、長年の土砂の堆積などですっぽり地中に埋まった幻の古墳群「酒巻古墳群」、石田三成の「水攻め」の猛攻に耐えた「忍城」と、その三成が城攻めのために築いたという「石田堤」、市街地中心近くにある「高札場」跡など、盛りだくさん(市が番組放送に合わせて作成した「町歩きマップ」より)。
そして、番組の終りのほうでは、行田の特産として知られた「足袋作り」の映像が流れ、かつては全国の生産量の7割を占めたという「足袋の街・行田」の知名度もあり(番組には出てきませんでしたが、駅名にも「忍」ではなく「行田」が開業当初から使われていた(「元祖」行田駅である秩父鉄道の現・行田市駅))、武士の街であった「忍」に比べて範囲が圧倒的に狭かったのにもかかわらず、市制施行にあたって「行田」の名が採用されたのではないか、と推測していましたが、いかがでしょうか。
「忍市」(手続き上は「瞬間の市」)でなくて「行田市」になった理由の推測は、20年以上も昔の記事ですが、でるでるさんの[5052]に出ていました。
忍(おし)町の城下町で、足袋(たび)の生産で有名になった行田地区が市名の由来の様ですよ。
江戸時代の中期頃に、忍藩主の松平氏が、藩士の婦女に内職として足袋の生産を奨励したのが始まりなのだそうで、その後次第に行田地区の主産業として盛んになり、「足袋の行田か、行田の足袋か」と言われた「行田足袋」の生産地として知られたそうです。
第二次大戦後は、足袋の需要の低下から、靴下やサンダルの製造への転身が多くなってしまいましたが、現在でも足袋生産の全国シェアは約60%を誇っているそうです
行田足袋で全国的に名の知れた「行田」の名称を採用して「忍市」や「埼玉市」ではなく「行田市」としたものと推測するのですが、いかがでしょうか
…「埼玉古墳群」のある一帯が行田市の一部になる前は、「埼玉県北埼玉郡埼玉村大字埼玉」の「下埼玉」(「上埼玉」だったっけ?)地区だった、ということが映像に出ていました。「埼玉」の最初の2つは「さいたま」、あとの3つは「さきたま」…実にややこしい!「ややこしい」といえば、「町歩きマップ」のトップに、「行田(ぎょうだ)市長の行田(こうだ)さん」が顔写真入りで出ていました…。そういえば、「保谷市長の保谷さん」がいましたな…。
♯「埼玉(不協和音?)五重奏」を見て、「志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所」を思い出してしまったのは、内緒…
[108175] 2023年 7月 10日(月)22:07:39伊豆之国 さん
嵯峨野にある「嵐電」嵐山駅
だいぶ遅レスですが…

[108130] 千本桜さん
嵐山の竹林という呼び方が引っかかります。地理的に、あそこは嵐山ではなく嵯峨でしょう。嵯峨または嵯峨野の竹林と書いて欲しいのに、イメージと知名度優先の観光業者は嵐山の竹林と書きます。近年、ますます嵐山が嵯峨を地名侵蝕しているように感じます
「嵯峨野」という地名も全国的に相当メジャーな地名だと思うのですが、「『嵐山』が『嵯峨野』の領域を侵食してきている」というのは驚きでした。「嵐山」という鉄道駅が、渡月橋のかかる桂川を挟んで両岸にあるのですが(地図)、川の南側にある阪急嵐山線の駅は「西京区嵐山東一川町」にあるのに対し、北側にある京福電鉄嵐山線(嵐電)の駅は「右京区嵯峨天龍寺造路町(つくりみちちょう)」にあり、これは明治末期に開業して以来現在まで名乗り続けており、その当時から既に「嵯峨野にある嵐山駅」という状態が今日まで続いているこになっています。
天龍寺や「嵯峨野の竹林」を初め、この界隈の主な寺社などの観光地はそのほとんどが桂川の北側の「嵯峨野」地域にあり、もっと北側の大覚寺などとなると、この一帯までも「嵐山」と呼ぶというのには、私もやはり大いに違和感を覚えます。思えば、山陰線(嵯峨野線)の「嵯峨駅」が今の「嵯峨嵐山」駅に改称したのは、もうすでに今から29年も前。その頃から「嵐山の嵯峨野侵食」が始まっていたのでしょうか。ちなみに、山陰線の旧線跡を利用した嵯峨野観光鉄道の「トロッコ嵐山」駅も「嵯峨」地域にあります。
ところで、京都市内には長い町名が多く見られるのですが、この辺りの地図を見ると、とにかくやたらに長い町名が目につきます。「嵯峨大覚寺門前宮ノ下町」はフリガナで19字。「嵯峨二尊院門前善光寺山町」など3町は21字、「嵯峨釈迦堂門前南中院町」は22字…。これは、「旧町村名-大字-小字」をそのまま引き継いだ、ということが、今尾恵介氏の著書で見たことがあります。
…これ以上の話は、地元の方に任せてこの辺で「お開き」に…

[108163] 白桃さん
1933年(昭和8年)に市制施行、これは県都に次ぐ早さ。同年市制は、松阪、銚子、延岡、帯広、延岡、酒田、熊谷、川口という面々
延岡がかぶっていますね。後のほうのは「石巻」ですね。
[108069] 2023年 6月 22日(木)23:20:37伊豆之国 さん
三ヶ日蜜柑 & 中野太陽広場
[108054] 勿来丸さん
「三が日」と書いたら「三ケ日」に似てるなと思ってしまいました
現・浜松市北区の「みっかび」、正式表記は「三ヶ日」か「三ケ日」か。過去記事でも何度か話題になったことがありました。
(開く)三ヶ日? 三ケ日?

[108065] 海辺を飛ぶ鳥さん
「三ケ月」に見えて、月名コレの作業しよう、と思いました。
地理のテストで「三日月湖」を「三ヶ月湖」と書いた人が結構いた([63022] Issieさん)という記事がありました…。
「三日月町」という自治体がかつて兵庫県と佐賀県にありましたが、いずれも平成の大合併で消滅しました。
太陰暦三日の細い月相を「三日月」と呼び、兵庫県佐用郡三日月町05と佐賀県小城郡三日月町05とがありました。前者は「三日月の影」に祈った山中鹿介幸盛(尼子十勇士)に因む地名でしょう
([70649] hmtさん)
千葉県松戸市に「三ケ月」という町名がありますが、「みこぜ」と相当な難読です。町内に「三日月神社」があり、これと関係ありそうですが、「みこぜ」の読みはどこからきているのでしょうか?

[108063] 白桃さん
中野町と野方町の区域でもって中野区ができたのですが、その名称について、
①中野町からそのまま
②中野の「中」と野方の「野」、一字ずつ取った
と二説あるようなのですが、白桃は絶対①だと考えます
[108064] Nさん
以前住んでた時に貰った広報誌かなにかに上記の説が書いてあった記憶もありますが、初めて見たときは自分もそんな馬鹿な、と思いました。確たる物証があるわけではないようなので、本音は①だけど建前で②にしてる感じですかね
中野区の公式HPを見ましたが、「中野」という地名そのものの由来については書かれていましたが、「中野区」の名称の由来についての記事は見つけられませんでした。「東京地名考」(昭和61年・朝日新聞社会部編)を見ると、やはり中世以来の村名に由来する説と、「中野と野方の頭文字を取った」という説の両方が書かれており
「中野区史」昭和資料編に当時の区会議員談があり、野方町の住民は砂糖・醤油一つ買うのも中野へ行かなければならぬ状態で、「ですから、これは中野ということにしてやろうという相談があり、その時誰も反対したものはなかった。だからスムーズに決まったんです」とあるが、頭文字説も残っており、確定する資料もないという。両町に対抗意識がなかったわけでもないようで、あるいは「玉虫色」の解釈だったかもしれない
とあり、これが現在に至ってもまだどちらかに確定できる資料が見つからない、ということでしょうか?
[108066] 2023年 6月 20日(火)22:59:56伊豆之国 さん
クイズ問五十
[108056] 白桃さん
【問五十】
もう一つの該当市は、天理市でしょうか?
♯あきごんさん、ゴメンナサイ…

他に反応したいのがありますが、別稿で…
[108014] 2023年 6月 14日(水)21:21:16伊豆之国 さん
天和駅、野外教育施設
「麻雀」の話題でにぎわっているようですが…

[107996] Nさん
役満を作れる市
天和
一駅だけで役満ができる市がありますね…(これ、反則?)。それは、「天和」駅がある、「忠臣蔵」で名高いあの市。この「天和」駅の住所は、赤穂市「鷆和」。読みは共に「てんわ」ですが、字が違います。「鷆和」地区にできた(国鉄→)JR赤穂線の駅が「天和」になった経緯、更に「鷆和」には字体が微妙に違う「鷏和」という表記も一部で見られることなどが、過去記事にありました。

[107991] ただけんさん
[108001] あきごんさん
[108002] メークインさん
[108003] サヌカイトさん
[108005] おがちゃんさん
[108008] Nさん
[108013] とりぴーさん
野外教育施設
少し違うのかもしれませんが、世田谷区民だった私の小学生時代には「臨海学校」というのがあり、多分4年生の時に三浦市にあった区立の臨海学校に泊まったことを覚えています。このような「その自治体の区域外にある、その自治体の公立・公設の臨海学校」は、東京の特別区にはその大半にあって、多くは伊豆とか南房総といった気候温暖な場所に設けられ、元々は食糧難の時代に多かった「虚弱児童」の保養施設として設けられた、ということを聞いたことがあります。こうした「公立臨海学校」は、時代の流れと共にその役目を終えて廃止されたところが多く、世田谷区の施設も既にとうの昔に廃止されているようです。

>グリグリさんへ
今晩のTV(BS)を見ていたら、長野県大桑村の阿寺渓谷に「千畳岩」というのが出てきました。
「千畳敷」コレクションの「参考」欄を見ましたが、まだ登録されていないようなので、新規登録をお願いいたします。
大桑村観光協会HPにある案内図があるページと、地図SVをリンクしておきます。
[107970] 2023年 6月 10日(土)23:37:09伊豆之国 さん
自分一人だけの経県値(宿泊) & 野々市市の旧家で「開かずの金庫」を開けろ!
[107878] サヌカイトさん
[107967] 未開人さん
[107968] k_itoさん
自分だけの経県

遅レスですが…
[107878] サヌカイトさんの「特殊経県値」の一覧表を見ると、私一人だけになっているのは
居住+宿泊…8、訪問…0、接地…8、通過…3
と出ていますが、記事が書かれた日より10日以上過ぎておりこの間の変化があることと、実は私自身もこの間に過去の記憶より経県値の見直しをしており、訪問以下(未踏を含め)の数値はこの表と異なっていますが、宿泊については「8」で変わらず、該当する市町村は

青森県黒石市(温湯温泉郷…この日は暴風雨でたどり着くまで大変だった。こちらに投稿した記事あり。宿泊した宿は今はない)
青森県風間浦村(下風呂温泉。こちらも宿は既に廃業したようだ)
岩手県野田村(海辺の高台にある国民宿舎。東日本大震災のときは被災者の避難所となっていたという)
秋田県潟上市(高台にあった公共の宿。ここも今はない)
千葉県大多喜町(養老渓谷の温泉宿)
新潟県阿賀町([67176]阿賀野川の川辺の温泉宿)
奈良県山添村(勤め先の「研修旅行」で「名古屋市にない麒麟麦酒の名古屋工場見学」([98078])の後で「古民家民宿」を借り切り一泊)
広島県大崎上島町(旧木江町の岬の突端近くにあった国民宿舎。現在このホテルが建っている場所と同一と思われる)

の8町村と見られます。

ところで、昨日のTV番組で、「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、オーナーさんの故郷・野々市市の旧家で、国指定重要文化財になっている「喜多家住宅」(SV)にある「開かずの金庫」を開けろ、という場面が出てきました。悪戦苦闘の末、金庫の扉は無事開きましたが、残念ながら金庫の中身は空っぽでした…。
[107960] 2023年 6月 7日(水)22:47:02伊豆之国 さん
八番勝負見物記 & 名所クイズ & ご破算になった合併
まず、「今の自分の実力ではもはや到底無理」ということで、宣言通り「休場」「高みの見物」を決め込んだ、「メダルが取れなければ即終了」という「八番勝負」ですが、やはりほとんどの問題はお題を見ただけでは全く見当がつきませんでした。その中で唯一共通項らしきものが見えかけていたのが問六。佐倉市→国立歴史民俗博物館(30年ほど前に行ったことあり)、吹田市→国立民族学博物館…から「国立博物館がある」ということなのか…。結果はまさにその方向でした。もし参加したのであれば、まず「絶対鉄板」の京都か奈良を答えたでしょう。
ついでに、余計なおせっかいですが…[107947] オーナー グリグリさん
箱根登山ケーブルの早雲寺駅
「早雲山」ですね。

次に、2週連続でTVのクイズ番組でやっていた、日本の観光名所・世界遺産に関する漢字穴埋めクイズより。
次の□内に入る正しい漢字を書け、というものですが、解答者が間違えたものをいくつか。Q5は「正確に書け」となると難問です。

問題名所
Q1.□見銀山
Q2.種□島
Q3.大浦天□堂
Q4.延□寺
Q5.□美大島

(開く)正解と誤答例は…(自分の感想も交えて)

ところで、"You Tube"の動画に、破談に終わったヤバすぎる合併計画10選+αというのがありました。かの悪名高き「南セントレア市」なども登場するこの動画、それはベテランメンバーにとってはまさに「落書き帳」が「平成の大合併」ネタで大いに盛り上がっていた頃の記憶を蘇えられてくれるものです…。
…かくいう私も、早いもので明日で「落書き帳」初書き込みから数えて17年目に入ることになりました…。
[107879] 2023年 5月 30日(火)23:05:48伊豆之国 さん
今頃になって連休中の旅日記です
[107848]の最後で書き込んだ旅日記の件、やっと何とか書き込む時間ができました…

5月2日の朝、小田急にのり、本厚木※からロマンスカーで小田原へ、JRに乗り換えて熱海で下車。外に出たのはもう○十年以上もなく、駅も建て替えられており、駅前にあったはずの「軽便」の機関車が記憶にあった場所に見つからず、見回したらアーケード街の入り口近くにあったのでした…。アーケードを抜け、坂道を下って海岸へ出て、熱海海岸のシンボル「お宮の松」の前へ。「水泡経済破綻」で立ち並んでいたホテル群が軒並み倒産・廃業、廃墟となったのちに解体され、だだっ広い空き地となった頃の映像が今も印象に残る中、近年になってようやく復興に向かい、新しいホテルやマンションが建ち始めたということは既に知ってはいて、今もこれまで空き地だった土地に新築ホテル?の工事が始まっていたのですが、「大昔」の姿がどうだったのか、なかなか思い出せませんでした(確かにこの界隈にあったホテルに泊まった記憶は残っているのですが)…。
熱海駅への帰りは急な上り坂になるのでバスを待つと、結構本数はあった。駅へ戻り、昼食の時間帯にかかったのですがどこも満員、結局駅の立ち食いそばで我慢(去年([104824])も実はそうでした…)。熱海駅から電車で伊東駅へ。この区間はJRなのですが、走っている車両は相互乗り入れしている伊豆急のが多く、乗ったのはやはり去年と同様、元東急の銀色電車でした。
伊東駅に着いてから、どのように回るのか、駅に着いてもまだ迷いましたが、なぜかわからないけれどもこの一帯だけは今まで「見た」という記憶がない、大室山からシャボテン公園と回ることに。大室山ではリフトで山頂に登るのですが、連休の谷間の平日にも関わらず大行列ができ、乗るまでに1時間近くかかったように覚えています。山頂の「駅」で降り、すり鉢状の火口を囲む「尾根」の遊歩道を一周するのですが、外側にも内側にも転落防止用の「柵」がなく、傾斜も結構急で、足がすくんで怖い思いでした(過去にはいずれも一部分だけですが阿蘇山とか草津白根でもこのような場所に行っているのですが、そちらには柵があったような…)。でも、間近に綺麗に見えた富士山の雄姿は印象的でした。
山麓に戻って、すぐ向かい側にある「シャボテン公園」へ。手元にある昭和30年代の観光案内にも出ている、古くから知られた名所で、今までずっとこの名で覚えていたのですが、正式名称は伊豆シャボテン動物公園で、いつの間にか「動物園」の施設も加わっていたとは知りませんでした(ちなみに「日本動物園水族館協会」にも加盟しています)。入場料の馬○高さには少々腹が立ち、名物という「カピバラの露天風呂」は冬季限定なのでこの時期には見られませんでしたが、原産地別に分かれている、昭和30年代から建っているというピラミッド型の大温室や、メキシコから持ってきたという巨石群など、「オジサン」にも結構楽しめる観光施設だという感はありました。
帰りも大混雑で、臨時のバスが出ていたのでそれに乗って伊東駅に戻り、この日に予約した宿は…私の少年時代、耳にタコができるほど聞かされたかの名ホテル。宿に着くなり早速大浴場で疲れをほぐしたのですが、「格安プラン」故、「落とし穴」もありました。朝食のみのプランであり、夕食会場は9時まで使えず、近所に飲食店もないのでそれまで我慢するほかないのです。でも、よくTVの旅番組に出てくるようなタレント達などとは正反対に「食事は二の次、空腹を我慢してでも見たい(行きたい)ところが優先」というタイプの私は、すぐに気持ちを切り替えることができました。夜のTV番組は、予想した通り、おそらくCATVで配信されている([94658] Takashiさん)東京と同じチャンネル。いつも見ている番組を見た後、この日2度目の入浴、ようやく晩飯、拉麺で我慢…。
翌朝、起きてすぐに朝風呂、そして外の景色を見ると…「格安プラン」だから山側の部屋だったのですが、客室がある建物が八角形で、洗面所に行くと…窓からわずかに海が見えた!それにしてもこの建物、1階の上のエレベーターが止まる階が7階になっていのですが、外から見た限り、1階と7階の間に5つも階があるとは思えない。機械室などになっているようですが、どんな構造なのか謎です…(以前にこれに似た話題がありました…[91459] MasAkaさん)。
建物が古く、耐震の問題?なのか、連休中の「書き入れ時」なのに立ち入り禁止になっていた棟があり(前の晩に見たら確かに明かりがついていなかった)、人手不足なのか売店も早じまい、サービスも「手抜き」が多く、ちょっと寂しい感じでしたが、まあこんな世の中だから受け入れるか、ということになるのでしょうか。でも、帰ってからしばらく経った日に、熱海~伊東界隈をやっていた旅番組があり、「昭和レトロ」の宿として、「若い人に結構人気がある」ということらしいとか…。そういえば、昭和の温泉宿によくあったゲームセンターもありました。さすがにゲーム機自体は現代のものに変わっていて、遊んでみる勇気はありませんでしたが…。
このホテルの姉妹店で、「魚が泳ぐ水槽」がある大浴場が名物の海辺のホテルの、その大浴場の入場券をもらったので、そちらに行くことにしたのですが、そちらに直行するバスの時間はずっと後なので、まず駅に戻り、歩いて10分ほどの中心街にある、昭和初期に建てられた木造3階建ての元旅館で、現在は観光施設として運営されている「東海館」を見学。駅に戻り、ホテルの少し手前にある「マリンタウン」(どうやら、子供の頃に行ったことがある「伊東水族館」の跡地らしい)までバスに乗ったのですが、道路は大渋滞、しかも進行方向の右側にあり右折もできないので、到着まで1時間近くもかかったような…。そんなわけで「マリンタウン」には入らず、ホテルまで歩くことに。中途半端な時間帯とあって大浴場はすいていたのですが、何とも「わざとらしい演出」のように見えてしまうのは仕方ないのでしょうか。こちらも人手不足なのか、サービスに難点があるようなのが残念でした。
帰りの道路はすいており、バスはスムーズに伊東駅に戻って、1年前には悪天候で諦めた、源氏と北條氏ゆかりの「修禅寺」を目指すことに。バスの本数が少ないので事前にメモしていたのですが、出発時間が迫っており、ここでも食事に時間をかけられず、駅前の「大衆食堂」で「困ったときには必ずコレ」というカレーライス…。修善寺駅で温泉街行きのバスに乗り継ぎ、目指す修禅寺へ。だいぶ前に一度お参りしているのですが、夕暮れ時で本堂を拝んだだけだったので、今度はじっくり見て回ることに。宝物殿も見てきました。
門前に戻って温泉街へ。町のシンボルだった「独鈷の湯」は洪水?で流されて立ち入り・入浴禁止になったままで、近くにある立ち寄り湯で一風呂。バスで修善寺駅に戻り、駿豆線・東海道線と乗り継いで小田原駅に。ここでようやく夕食、としたのですが、駅ビル内も駅前の飲食店も大混雑。ようやく手ごろな値段の店で刺身定食。ここまで来てやっと本格的(とまで行かないのですが…)なグルメ、ということになりました。小田原駅からロマンスカー、海老名駅※で鈍行に乗り換えて家路に…。
※どちらも既に出発・到着した駅を失念してしまい、時刻表からの推定です(お粗末…)

[107864] かぱぷうさん
[107868] メークインさん
[107871] スナフキんさん
宿が目的の旅行
今回の道中も、形の上では「宿を目的にした」旅であって、その前後はいわば「行きあたりばったり」という形だったのですが、
[107868] メークインさん
名古屋クラウンホテル
中心部にある天然温泉
実は私も一度宿泊したことがあります。4年前の大連休で、お伊勢参りからの帰り、元号が「令和」と改まったまさに最初の晩に投宿したのがこの「名古屋クラウンホテル」でした。
終点の【A市】に。とにかくここのターミナル駅はJRと私鉄・地下鉄との乗り換えがわかりにくく、結局ホテルまではタクシーで。このホテルには【A市】では数少ない温泉もあり、「大都会の温泉」気分を味わうこともできました
([97673])
この【A市】がその名古屋市(解答は[97706]にあり)で、「温泉があるホテル」がまさにその「クラウンホテル」。このホテルに温泉があることは既に知っており、ネット検索で予約情報に当たったところ「空きがある」と分かって早速予約したのでした。…この後は、引っ越しのドタバタとその後の「コロナ」の影響で、丸3年間宿泊を伴った旅行ができず、それがやっとできたのは、去年の春の連休、大河ドラマの舞台を訪ねた旅で泊った伊豆長岡温泉でした([104824])。
最近はビジネスホテル(シングル)で泊まる事が多いのですが、ユニットバスにお湯を溜める事が面倒なので大浴場があるホテルを選ぶことが多いです
これは私も同じです([105967] )。大半のホテルに大浴場がある「ルートイン」(昨年秋の上山田温泉もそうでした)のようなチェーン店に泊まることが多い点は異なりますが。
[107848] 2023年 5月 21日(日)23:50:38【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 22日(月)21:16:50
伊豆之国 さん
東陽町、駒澤村
昨日の「アド街」は、江東区「東陽町」でした。私にとってはほとんどなじみがない地域で、東西線で何度か地下を通り過ぎたくらい、地上の景色を見たのは、何と半世紀以上も昔(!)。廃止間近になっていた、砂町界隈を走っていた都電(旧城東電気軌道の路線)を見に行った記憶があるくらいですが…。映像には、hmtさんが[66539][75329]で紹介している、かつて存在していた「洲崎遊郭」と「洲崎球場」も登場しましたが、
明治の地図では 土手で囲まれた一角が見えます。城郭の「曲輪」にも例えられる この別世界に びっしり立ち並んだ施設 は遊郭です
根津遊郭が深川洲崎に移転したのは、明治20年代とのことです。洲崎橋から北にある「大門通り」という名も、最後には「赤線」という名で1958年まで存在したこの種の施設の痕跡を伝えています
[66539]は初期のプロ野球が行われた洲崎球場のことも記しています。1937年修正測図の地形図 を見ると、満潮時にグラウンドに海水が入りコールドゲームになったという珍事があったことも納得します
肝心の「東陽(町)」の町名の由来とも言われている「東陽小学校」([75329])が出てこなかったのは残念でした…。「洲崎球場跡」は、第61回十番勝負・問一の共通項「野球の聖地・名所150選」にもしっかり登録されていました。

[107847] EMMさん
「駒沢村(町)」は「合成地名に該当しない」という理由ですが、
意訳的な合成…「意味は合致していようとも、元の地名に無いパーツが出てくる合成」は現状の「合成地名」コレでは×
つまり、形式的には「参互折衷」という形を取っているとしても、「馬」と「駒」では意味は類似でも、「駒」は元の村名には出てこない文字であるから、というのであれば理解しました。言ってみれば「合成地名に近いけれども、実態としてはやはり違っている」、いわば「合成地名もどき」とでもなるのでしょうか。もっとも、「駒沢村」の中心となっていたと思われる「上・下馬引沢」自体に「沢」の字が入っており、他の「沢」の付く村との完全な合成ではない、とも見えるので、そもそも「合成地名」と見ること自体に無理があるかもしれませんが。
なお、江戸時代以前の村名であり、地名の合成でもないので範疇外ですが、前身村の1つ「野沢(村)」の由来は、「野村氏と澤田氏によって開かれた」という説を、かつて世田谷区の広報紙で見たことがありました。

♯先の連休中に、「かつてCMで有名だったホテル」に一泊してきましたが、道中記がなかなか書けません…。
<ヒント>自分の「領地」です。

【1】一部加筆修正
[107818] 2023年 5月 13日(土)22:41:20伊豆之国 さん
香取市に多い香取さん(Remake) & 香川県に多い香川さん
[107817] ぺとぺとさん
石垣市で石垣姓が2番目に多い
可児市では可児姓が6番目に多い
古賀市では古賀姓が20番目に多い
もしかすると石垣市や可児市を超える市があるかもしれません

この手の話題、実は私も14年前に書き込んだことがありました…[71931]
「香取」という苗字は、下総国香取郡が発祥地。全国に約8千人いると推定されますが、現在も千葉県に多く、全国の半数近くが集まり、更にそのまた半数が香取市に集中し、市内第4位に入ります。中でも旧佐原市に多く、市内最多の苗字になっていました
この「香取」さんのように苗字がそのルーツの地に多いというのは、実は稀なケースなのだそうです。地名と同じ苗字がその地に多数居住している例には、西東京市保谷地区の「保谷」、羽村市の「羽村」、愛媛県旧越智郡一帯の「越智」([10568]kenさん)、宮崎県椎葉村の「椎葉」などがあり(以下略)
「香取市に多い香取さん」については、こちらに詳しく書かれていました。
「香取」さんが集中しているのは、千葉県北部、利根川の右岸に位置する香取市香取地区。ここが「香取」さんのルーツの地だ
代々この神社の神官をつとめているのが香取家で、経津主神の末裔でもある。香取一族は周辺に広がり、現在でも「香取」さんの大半はこの付近に住んでいる
「保谷」さんは、Web版「写録」では、西東京市で10位ですが、旧保谷市では5位以内に入っていたような記憶があります。保谷市の最後の市長と、西東京市の初代市長を務めていたのは「保谷」さんでした。「羽村」さんは、羽村市で13位に入っています。
町村では、宮崎県椎葉村で「椎葉」さんが村内に300件近く集まり、村全体の3割近くを占めてダントツです。ついでにですが、この椎葉村で2番目に多い苗字が「那須」さん。平家の落人伝説が残る椎葉村には、源氏の追手・那須大八郎と村の娘・鶴富姫との悲恋伝説が伝わっています(椎葉村HPより)。
県レベルでは、香川県に「香川さん」が多く見られ、県ランクで16位に入っています。この「香川」さんには、讃岐発祥のものも確かにあるようですが、現在の神奈川県茅ヶ崎市香川が発祥の別流もあり、この一族が讃岐に移住して栄えたと言われているようです。
ところで、香川県は(四国の他の県も同様なのですが)、県内でも「苗字の統一性」がとれておらず、地域によって多い苗字がバラバラ、という特徴があります([65455],[86488])。東かがわ市出身の白桃さんと、丸亀市民のサヌカイトさんとでは、「身近な苗字」が全く違っていると思います。「香川」さんは、県の西寄りに集中しており、善通寺市で市内最多、丸亀市でも2位に入りますが、高松市では60位台、東かがわ市には何と一件もありません。
[107809] 2023年 5月 12日(金)00:06:37伊豆之国 さん
「奈良」さんのルーツは、大和の奈良ではなくあの「暑い街」
「苗字と市名」にまつわる話題でにぎわっていますが…

[107802] あきごんさん
奈良県に長く住みながら奈良さんは1家族しか知らないので、もっと珍しいのかと思ったら、587位、全国に33,300人とそこまで珍しくない名字でした
私が苗字の分布・ランキングで普段利用している「Web版・写録宝夢巣」(2007年頃のデータ)で「奈良」さんの分布を調べると、全国に約6600件、苗字順位は564位となっています。最も多いのは青森県で1062件、県ランク48位。これに次ぐのが秋田県で、775件、53位となっており、県ランキング100位以内に入るのはこの両県だけです。青森県ではその大半が青森市から弘前市にかけて、津軽中部に集中しており、「南部」ではほとんど見られません。実数では青森市が最多で260件余り、市町村ランクでは平川市と板柳町の17位が最高です。秋田県では、数では最多の県都・秋田市を除くとほとんどが青森県と接する北部に集中しており、鹿角市と大館市には200件近くあり,鹿角市では市内10位に入ります。
そのほかでは、数の上では両県からの移住も多い北海道と首都圏が上位に来ますが、県ランクでは山梨県で150位・群馬県で174位に入っているのが目を引き、県ランク200位以内に入っているのは青森・秋田と合わせてこの4県です。山梨県ではそのほとんどが東部に集まり、上野原市では130件を数え市内6位、大月市でも20位以内に入ります。群馬県では、前橋市を中心とした地域に集中しているのですが、県南東部の明和町にも多く、60件近くあり町内で2位に入っています。一方、西日本には少なく、100件以上あるのも大阪府と兵庫・香川両県のみ。奈良県には30件余りしかなく、「奈良県で奈良さんを見たことがない」というのも頷けましょう。
この「奈良」という苗字ですが、大和の奈良が発祥ではなく、「現在の埼玉県熊谷市の地名から発祥した一族が繫栄した」とされているようです(→[74921])。この武蔵の奈良氏は「中世の名門」であり、またこの(「奈良」という)地名が新しくないことは明らかである(柳田国男氏「地名の研究」より)ともあります。柳田氏も触れていますが、「なら」というのは「平らな地形」(「平らにする」ことを「ならす(均す)」という言い回しもありますね)を指す広い言い方であったと思われ、例示されている、現在の東京都町田市成瀬の旧小字「奈良谷戸」(現在もバス停名などに残っている。隣接する横浜市青葉区には「奈良町」がある)など、各地に「なら」あるいはそれに近い地名があったことも書かれていました。
もっとも、現在、熊谷市には「奈良」さんはわずか数件しか見当たらず、東北地方に多いことから、「関東発祥の苗字が東北によくみられる」(「熊谷」さんもその例の1つ)というケースに当てはまるのでしょう。一方で、埼玉県内では久喜市の旧栗橋町に「奈良」さんが50件以上集中して町内10位にランクし、埼玉県内の市町村でも最多になっており、群馬県明和町のも共に、発祥地からもそう遠くない場所なので、熊谷市の奈良地区から移ってきたのかもしれません。
なお、こちらによると、秋田の奈良氏は「佐竹氏家臣」、山梨の奈良氏は「武田氏家臣」といった由来が書かれていました。
[107799] 2023年 5月 9日(火)22:33:05【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 9日(火)22:38:05
伊豆之国 さん
あの大学の名は、合成地名由来です。
[107758]未開人さん
[107787]EMMさん

東京23区内にあった、昭和以前に消滅した合成自治体名で、「合成地名コレクション」に掲載されていない旧村(町)名がありました。現在の世田谷区の一部になります。
今年正月の箱根駅伝で優勝、昨年秋の「出雲」「全日本」と合わせて年度三冠を達成した「駒澤大学」。その大学名の由来となった所在地の当時の地名「東京府荏原郡駒澤村(→町)」、実は「合成地名」だったとされています(以下「澤」は「沢」と表記)。
明治22年、東京府が市町村制を施行するに際し、駒沢村が誕生した。荏原郡上馬引沢村、下馬引沢村、野沢村、深沢村、世田谷村新町、弦巻村などが合併して、行政単位としての村を作ったわけだが、新町名は上・下馬引沢村の馬(すなわち駒)と野沢・深沢の沢の合成である
(「東京地名考・上巻」(昭和61年・朝日新聞社会部編…[93054] 他)より。同様な記事がwikiにもあります)。
なお、「駒沢」の地名は、世田谷区成立時にいったん消滅しますが、大学名や路面電車「玉電」の停留所名に残り、昭和40年代に「上馬」「深沢」などの各町の一部をもって現在の「駒沢1-5丁目」と「駒沢公園」の町名ができましたが、これらはかつての「駒沢村(町)」のごく一部にすぎません。
[107777] 2023年 5月 5日(金)21:21:17伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦最新情勢
[107686]
「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします
だいぶ遅くなりましたが、その「市盗り合戦」の現在の情勢(第63回終了時点)を、2年ほど前の第57回終了時点([102089]、以下「前回」とする)と比べてどのように変化したか、調べてみました。
まず、領国数ランキングから、領地を10ヶ所以上持っている22名を見ると、出身地・居住地を明かしていないくはさんを除くと、「東軍」に属しているのが12名、「西軍」が9名となっており、第57回と比べると東軍が1名増、西軍が1名減となっています。それを個々のメンバーで見ると、前回は2位だったスカンデルベクの鷲さんが、東北で勢力を伸ばして前回より差し引き4か所の領地増となり、ついに首位に立つことになったのを初め、勿来丸さんが甲信で勢力を広げ美濃国にも大きく食い込み、前回から11か所も領地を増やし8強入りするなど、数字以上に東軍の優位が強まっていることをうかがえます。その一方で、上位7名を見ると西軍が5名を占めている状況は変わらず、東軍勢の攻勢で目減りした方も多いものの、全て40以上の領地を確保し、8位以下とはまだまだ差をつけています。その中で特筆されるのが、かぱぷうさん。全体の領地数は1つ減らしたものの、地元の福岡県全29市を制覇し、一色に染め上げたのは快挙といってよいでしょう。
一方、領国石高ランキングを見ると、領国石高が100万石以上の15名中、東軍勢が8名と、こちらも前回と大きな変化はありませんが、上位4名は依然西軍勢が占め、戦況があまり変わっていないことが見えます。北陸道(越後・佐渡を含む)で圧倒的な強さを誇っている首位のEMMさんは、500万石の大台に王手をかけています。
領民数ランキングでは、大坂城・二条城(京都市)を初め、姫路城・和歌山城といった名城、堺市など領民数の多い関西の主要都市をがっちり押さえている深夜特急さんの独走態勢は変わらず、100万人以上の領民を抱えている上位20名中、東軍が11名を占めている状況も変わりませんが、名古屋城を一気に攻略したNさん、札幌市の領主についたおがちゃんさんの躍進が目覚ましく、共に前回より領民数を約2倍半に増やし、トップ10入りを果たしています。

最後に、[107733]の末尾でちょこっと触れた地方選挙について。ここは政治や選挙を語る掲示板ではありませんので簡略に書くだけにしますが、小規模な市町村の議会で目立つ、無投票当選や欠員の発生といった事態の続出に見られる「議員の成り手不足」の深刻さとか、大きく増えたとはいえ、女性首長・議員の数の比率の相変わらずの低さなど、今後さらなる意識改革の必要性があるでしょう。
それと、地元の近隣の話ですが、結果がどうなるのか注目されていたのが大和市長選挙。(当時の)現職市長が「パワハラ」問題が表沙汰になったことから、職員から「告発」される(この辺の記憶はあいまいですが…)などで窮地に陥り、いったんは引退表明したものの、直前になって前言を翻して出馬し、結果は3候補中最下位で落選。パワハラ問題と、引退撤回という直前の「変節」が選挙民の反感を買った、ということになるのでしょうが、当選すれば5選になったそうなので、長期市政への「飽き」もあったのでしょうか…。
[107745] 2023年 4月 28日(金)14:22:07伊豆之国 さん
一宮市の百貨店が「尾張」になります。
[107656] 白桃さん
「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです
都会度P 商品販売額P 百貨店P
一宮 30.46 5.00 0.10
愛知県一宮市内で唯一の百貨店「名鉄百貨店一宮店」が来年1月末で閉店することになるようです(こちら)。
名鉄百貨店(名古屋市)は27日、一宮店(愛知県一宮市)を2024年1月末で閉店すると発表した。一宮店が入るビルの老朽化のほか、同店の経営状況が近年厳しかったことを理由に挙げる。閉店後に新たな商業施設に衣替えするかなど、今後の見通しは明らかにしなかった
一宮店はピークの03年には約112億円の売り上げがあったが、22年には約59億円まで半減するなど、業績不振が続いていた
この百貨店が閉店すると、一宮市の都会度ポイントから「百貨店ポイント」の0.1点が消えます。更に、百貨店が消えることにより減少する年間商品販売額を他のショッピングモールや量販店などでカバーできないと、こちらの方も減点になり、かろうじて保っている「B都会」から、「C都会」に陥落する可能性がありますが、今後どうなるのでしょうか。
[107733] 2023年 4月 26日(水)00:27:54【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:47:42 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
苗字から見る東西境界線(市盗り合戦の東西両軍の区分け)
「東日本と西日本」にまつわる話題でにぎわっていましたが、[107686]の最後にも書き込んだ、私が落書き帳上で幾度か取り上げている「苗字から見る日本の東西」について、「戦国市盗り合戦」を「関ケ原合戦」になぞらえて、参加メンバーが「東西両軍のどちらに属するか」も交えて書き込んでみることにします。
ここまでの記事を総合すると、地形・地質から見た境界線は「糸魚川~静岡構造線」(「糸静線」)、方言の上では日本海側が富山・新潟県境のすぐ東の「親不知」、太平洋側は「木曽三川」の河口が集まる愛知・三重両県境辺りとされるようですが、「苗字」の面で見たらどうなるのでしょうか。それぞれの「境界線」の東西にある主な市について、それぞれTOP10を見て行きましょう。

まず日本海側から。ランキングはWeb版「写録宝夢巣」(データは2007年頃)からです(※)。
市区名苗字TOP10
新潟県長岡市佐藤・小林・高橋・渡辺・丸山・田中・五十嵐・長谷川・中村・高野
上越市佐藤・小林・渡辺・丸山・高橋・池田・小山・清水・竹内・中村
糸魚川市渡辺・斉藤・伊藤・中村・猪又・佐藤・山本・加藤・清水・金子
富山県黒部市山本・佐々木・能登・長谷川・宮崎・田中・中村・吉田・川端・山田
富山市山本・林・中村・清水・吉田・中川・山崎・田中・藤井・山田
高岡市林・山本・中村・吉田・山田・山崎・田中・高田・前田・中島
石川県金沢市中村・山本・吉田・田中・中川・山田・林・松本・清水・山崎
野々市市中村・山本・吉田・中川・田中・山田・松本・清水・林・北村
白山市中村・山本・山田・中川・林・吉田・北村・田中・中田・西田

「親不知」を挟む新潟県上越地域と富山県を比べてみると、「中村」「清水」など共通して顔を出す苗字もあり、また糸魚川市の「猪又」や黒部市の「能登」のような独特の苗字もありますが、新潟県全体でもトップの「佐藤」を初め、糸魚川市では10位以内に4つも顔を出す「○藤」型の苗字は富山県に入るとランキング上位から全く姿を消し、「山本・林・吉田・中川・田中」など、字画が少ない名字が上位に来て、明らかに苗字ランク上位をみた直感が変わることが読み取れ、石川県に入ると、金沢市と近隣2市でいずれも「中村・山本」が2トップに並ぶなど、さらに顕著になります。日本海側での苗字の東西境界線は、やはり「親不知」を挟む新潟・富山県境にあると見てよいでしょう。そして、福井県を含め、北陸3県が苗字の上では明らかに「西日本型」に属することは間違いない事実でしょう。「市盗り合戦」では、石川県出身のEMMさん・星野彼方さん、富山県在住で出身も「西」の滋賀県の鰯山さんは、いずれも「西軍」所属ということで問題ないと思います。

太平洋側はどうでしょうか。なお、政令指定都市の静岡・浜松・名古屋の各市は区に分かれているため、静岡と浜松はそれぞれ人口最多の葵区と中区を代表とし、名古屋市は人口1位と2位の緑区と中川区を取り上げています。
市区名苗字TOP10
静岡県富士市鈴木・渡辺・佐野・望月・加藤・小林・遠藤・佐藤・山本・石川旧富士川町は含まず
静岡市葵区望月・鈴木・杉山・海野・佐藤・小林・山本・森・渡辺・山田
藤枝市鈴木・増田・大石・青島・杉山・八木・村松・杉本・山本・池谷旧岡部町は含まず
島田市鈴木・大石・杉本・増田・杉山・大塚・伊藤・塚本・山田・山本旧川根町は含まず
掛川市鈴木・松浦・山本・山崎・杉山・戸塚・大石・佐藤・伊藤・中山
浜松市中区鈴木・伊藤・中村・加藤・山本・佐藤・松本・高橋・内山・大石
湖西市山本・鈴木・佐原・菅沼・伊藤・石田・豊田・飯田・田中・佐藤旧新居町は含まず
愛知県豊橋市鈴木・伊藤・山本・加藤・河合・白井・小林・中村・佐藤・田中
岡崎市鈴木・加藤・山本・柴田・佐藤・太田・杉浦・中根・小林・伊藤
安城市杉浦・神谷・鈴木・加藤・石川・稲垣・近藤・都築・岡田・太田
名古屋市緑区鈴木・加藤・伊藤・近藤・山口・山田・佐藤・田中・山本・中村
名古屋市中川区伊藤・加藤・山田・森・佐藤・鈴木・鬼頭・服部・奥村・西川
津島市伊藤・加藤・鈴木・山田・佐藤・服部・堀田・横井・平野・水谷
弥富市伊藤・佐藤・服部・加藤・山田・鈴木・横井・渡辺・平野・早川
三重県桑名市伊藤・水谷・加藤・佐藤・中村・近藤・平野・後藤・石川・服部
四日市市伊藤・加藤・田中・小林・水谷・鈴木・森・服部・佐藤・山本
鈴鹿市伊藤・田中・鈴木・加藤・小林・宮崎・中村・森・林・市川
亀山市伊藤・豊田・小林・田中・服部・若林・桜井・草川・佐野・川戸
津市田中・伊藤・鈴木・小林・山本・前田・長谷川・中村・加藤・稲垣
松阪市田中・中村・鈴木・伊藤・山本・小林・中西・中川・松本・加藤
伊勢市中村・山本・中西・中川・浜口・大西・西村・山口・北村・森
伊賀市山本・中森・田中・松本・福森・東・中井・前川・橋本・服部

静岡県駿河地域から三重県伊勢地域までの、「東海道」に属する沿岸地域を見ると、静岡市から富士南麓までの地域に密集し山梨県でも非常に多い「望月」を初め、静岡県内に広く分布し神奈川県西部にも多く見られる「杉山」、愛知県三河地方に多い「杉浦」、愛知県尾張から三重県北部にかけて広く分布する「服部」、三重県北部に非常に多い「水谷」など、地域ごとに特徴的な苗字があり、また小規模な市では独特の苗字が上位に入るところもありますが、全体傾向を見ると、三重県のうちの伊勢国北部に属する地域までは「鈴木・伊藤・加藤」など「東日本型」の苗字が多く見られる範囲が広がっていることが分かります。
さらに細かく見て行くと、「糸静線」やそのすぐ西の、「越すに越されぬ大井川」を越えて遠江国に入ると、「望月」は激減して全く影が薄くなりますが([96259])、「鈴木」は一層勢力を増し、浜松市では全体でも人口の7%超、磐田市など一部の市町では人口の1割を超えるところも見られます。そして浜名湖を越え、愛知県に入っても、三河地域ではやはり「鈴木」が圧倒的に多く、静岡県西部と同様、人口の1割超を占める市町も見られます。愛知県三河地方が本拠のk_itoさんは、「東軍」に入ることになります。
名古屋市など尾張地域に入ると、「伊藤」と「加藤」が「鈴木」にとって代わってトップ争いとなり、「山田」なども上位に顔を出しますが、やはり傾向としては「東」型と言えるでしょう。そして方言の上では東西境界となっている「木曽三川」を渡り切ると三重県に入りますが、その三重県に入って最初の市になる桑名市のトップ10を見ると、県内で最多姓でもある「伊藤」がダントツで、トップ10にはその「伊藤」を初め「○藤」が5つも入っている反面、「西」型の代表である「田中」と「山本」はそれぞれ17位と14位。桑名出身のNさんは、自身では「西日本」だと思っているようですが([107660])、桑名市は苗字分布の面から見ると「東日本」の地域に入ることがはっきり見えるので、Nさんは「市盗り合戦」における「東西対決」では、「東軍」の所属とさせていただくこととします。
更に伊勢湾岸を南下すると、四日市市、鈴鹿市でも共に「伊藤」が最多で「鈴木」や「加藤」も上位に来ているので、まだ「東」の色彩のほうが強いのですが、「田中」の順位もそれぞれ3位・2位と上がってきて、「西」の影響も強くなり、県都の津市に来るとついに「田中」がトップに来ます。しかしこれに続いて「伊藤」「鈴木」が来るので、東西が入り交じっている様相です。実際、「平成の大合併」前の旧市域では「伊藤」がトップだったようです。津市は「大合併」では久居市や一志郡など、南側の市町村とより多く合併しており、旧久居市では「田中」のほうが「伊藤」より多かったようで、[102089]では、苗字研究家の森岡浩氏のTV番組での発言を受けて、「津市と松阪市の間に東西境界ラインがある」と書いたのですが、実際の東西境界線は「津市内の、旧津市と旧久居市の間辺りにある」というのがより正確なような気がします。
境界線の南側の松阪市では、「田中」「中村」が2トップとなり、「西」の色が強くなってきますが、すぐ下に「鈴木」「伊藤」が続くので、まだ東西入り交じっている感じですが、更に南東側の伊勢市になると、「中村」「山本」が2トップで、紀伊半島に多い「中西」「浜口」や、奈良県でも上位に来る「大西」がトップ10に顔を出す一方、「伊藤」や「鈴木」などは圏外に落ち、「関西色」が濃厚になっていることが見えます。また、鈴鹿山脈を越えた内陸の伊賀市を見ると、独特の苗字も上位に顔を出していますが、「山本」が最多で「田中」が3位に入る一方、「伊藤」や「鈴木」は50位内にさえ入らず、全くの「関西型」になっていることがはっきりわかります。したがって、伊賀上野出身の三重うなぎさんは、「西軍」に入ることになります。

北陸3県、三重県といずれも境を接する岐阜県はどうでしょうか。
市名苗字TOP10
岐阜県高山市田中・山下・清水・谷口・山本・長瀬・中村・川上・加藤・都竹
多治見市加藤・水野・伊藤・渡辺・鈴木・柴田・山田・佐藤・安藤・林
岐阜市林・高橋・山田・加藤・後藤・田中・伊藤・大野・堀・森
大垣市伊藤・山田・大橋・高橋・清水・高木・安田・田中・三輪・吉田
海津市伊藤・水谷・古川・高木・森・中島・渡辺・田中・大橋・加藤

岐阜県内では、地域によって苗字の分布にかなりばらつきがあり、地域差が大きいようです。例えば東濃地方では「鈴木」や「水野」が上位に入ってくるなど愛知県の影響が強く見られますが、「鈴木」などは岐阜市や西濃地区では20位内にも入らずかすんでしまいます。県の南西端に位置し、愛知・三重両県と接する「輪中」地帯にある海津市では、「伊藤」が最多で三重県北部に多い「水谷」が続くなど、三重県の影響が見られ、また飛騨地方では富山県との交流があって、北陸地方の影響も受けているようです。ただ、県全体では「加藤」が最多で、僅差で「伊藤」が続いており、傾向としては「東」の色彩のほうが濃いと言ってよいでしょう。

「苗字の東西境界線」については、既に今から半世紀余りも前、「お名前博士」として知られた佐久間英氏(新潟県上越市出身、本業は医師)が、「日本海側は『親不知』ではっきり東西に分かれる。一方、太平洋側ではあまりはっきりしない。強いて言えば、岐阜県・愛知県を『東』とし、三重県の鈴鹿山脈の東側が『東』ということになるでしょうか」と書いています。それから30年ほどの時を経て、森岡浩氏らの考察によって、佐久間氏の「推測」がほぼ当たっていたことが証明されたとみてよいでしょう。

※以前にも書き込んだことですが、携帯電話の普及や個人情報の保護が進み、電話帳への掲載も特に都市部を中心に激減し、電話帳自体の発行も中止になる事態となった今日では、もはや電話帳を基にして苗字分布を調べること自体が今日では困難な状況になっていると思われます。web版「写録~」は既に10数年前のデータですが、全国の苗字分布を調べるのにあたって、信憑性の高いデータを見るのには、この時期ぐらいがぎりぎりではないかと思います。

♯「戦国市盗り合戦」の現況に関する考察は、次回に回すことにします。また、「統一地方選挙」についての雑感にも、少し触れてみるかもしれません。


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