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[87371] 2015年 3月 7日(土)13:31:00MasAka さん
平成26年全国都道府県市区町村別面積調
年に1回、国土地理院が公表している全国都道府県市区町村別面積調ですが、平成26年分が昨日公表されました(平成26年全国都道府県市区町村別の面積を公表)。

例年よりも若干遅い公表でしたが、上記リンク先によると

平成25年までの全国都道府県市区町村別の面積については、主に2万5千分1地形図に基づく面積を公表していましたが、計測の基礎となる地図を電子国土基本図に切り替えたことで面積の精度が向上しました。

ということだそうで、今回から計測方法を大きく変更したことが影響したのではないかと考えられます。計測方法そのものが変わったことから、範囲に物理的な変更が全くなくても、前年との面積に増減があった自治体が多数出ているようです。
[87334] 2015年 2月 23日(月)23:06:53MasAka さん
若年で当選した首長
[87333]のグリグリさんの現役首長年齢ランキングを見ると、40歳未満の首長23人中、12月生まれが7人もいるのはすごいですね。私も12月生まれでまだ30歳代なので、どこかの市長にでも立候補したら当選するんじゃないか……とは思っていませんが(笑)。それはさておき、これを見てふと思い出したことがあったので、まだ不完全ながらも情報を書き込んでおきます。

というのも、今月初めに私が卒業した大学の専攻の同窓会が開かれたのですが、その時に何名かの卒業生が挨拶のスピーチをする場があり、壇上に立たれた方のうちの1人が北海道中川郡中川町の前町長(任期2003~2011年、中川町Webサイト「まちの歴史」より)であった亀井義昭さんでした。亀井さんの大学入学は1982年ですので、1964年生まれとすれば39歳での当選となります。

調べた結果、このページによれば確かに39歳と書いてありました。しかし残念ながらご本人の生年月日が不明です。Facebookのアカウントもお持ちでしたが、生年月日は非公開でした。それでも上記リンクの記事より39歳での町長当選はほぼ間違いないようです。

同窓会を主催した大学教授によれば来年もまた開くつもりとのことですので、もしご本人にお会いする機会があれば、何か新たな情報を提供できるかも知れません(と言っても、人にいきなり誕生日を聞くというのもなかなか勇気がいりますが……)。
[87210] 2015年 1月 25日(日)20:54:33MasAka さん
第四十回十番勝負・感想
今回の第四十回十番勝負、国内復帰後(笑)としては初の参戦となりました。結果は入門コースで総合17位という成績でした。今回は時間が取れたのが最終日の午後8時ということで、終了までの残り1時間では入門コースのみ解答するのがギリギリだろうと思いましたが、実際に入門コース全ての解答を投下できたのは午後8時59分、締切まで残り1分を切ったタイミングでした。これが最後の採点チャンスであり、もし誤答があった場合でも2度と正解するチャンスはないというギリギリの挑戦でしたが、何とか一発完答を達成しました。

問A(人口ランキングトップ40市):札幌市(21位)
既に提示済みのヒントからランキングページを調べて解答。まだ100万都市が残っていたので札幌市を解答。

問B(面積ランキングトップ40市):富山市(19位)
問A同様です。北陸新幹線開業記念で(?)、富山市を解答。

問C(人口密度ランキングトップ40市):豊中市(21位)
これも問A・B同様です(笑)。昨年9月に訪れた豊中市を解答。

問D(山陽新幹線の通る市):廿日市市(19位)
一般コース問四と同じ共通項ですが、確かにこれは美しい問題だと思いました。解答は今回のテーマである「40」の、2番目に大きな約数である20(廿)がつく廿日市市にしてみました。

問E(「一から十」の数字で始まる市):十和田市(20位)
これがちょうど40市とは意外に思いました(もうちょっと多いかな、と思ったので)。10年前まで住んでいた七戸町に隣接する十和田市を解答。ところで10年前と言うと、この落書き帳に初めて書き込みをしたのがちょうど10年前の2005年1月でした([36527])。というわけで、今月で落書き帳デビュー10周年、時の経つのは早いものです。ただ、初書き込み後もしばらくROMが続き、2度目の書き込みはそれから何と2年以上も経った2007年3月になります。

問F(特例市):つくば市(19位)
これもヒントから……。この十番勝負の開催期間中(1月8日)に訪れたつくば市を解答(なお、昨日もつくばに行ってます)。

問G(「西」または「南」の付く市):湖西市(20位)
最近増えている共通項が「A or B」の問題。これはヒントからデータベース検索で絞り込みました。昨年10月に宿泊した湖西市をチョイス。

問H(読みの三文字目が「し」の市):東かがわ市(20位)
これは前問問Gなどのようにデータベース検索のみでは一覧が出てこないので、まずは読みに「し」がつく市をデータベース検索によって抽出し、検索結果をエクセルに放り込んで3文字目に「し」がつく市をフィルタで絞り込むという方法で想定解市をあぶり出しました。これまで四国の市はあまり解答に使ってないことから、とりあえず東かがわ市で答えてみました。

問J(読みの四文字目が「ま」の市):館山市(20位)
これも問Hと同様の方法を使って想定解を導いています。解答は大学の卒論生時代、野外調査期間中に幾度となく宿泊した思い出のある館山市にしました。

問K(同音異字の市町村がある市(特別区は除く)):大和市(18位)
これは過去の類題ですね。先月のオフ会で通過した大和市を解答。ちなみに横浜市の北部から普通に石和に行こうとするのであれば、大和市はまず通らないはずなのですが。

というわけで、今回は入門コースのみとは言え、ラスト1時間の締切に追われるというスリリングな展開を味わうことができました(これはこれで結構緊張感があります)。最近はゆとりをもって考えている余裕がないので参加率が下がっておりますが、次回以降も参戦できるスキがあれば参加しようと思います。
[87164] 2015年 1月 18日(日)20:59:03MasAka さん
第四十回十番勝負入門コース解答
あけましておめでとうございます(←遅っ)。

というわけで、締切ギリギリ(1分前)で参戦します。

問A:札幌市
問B:富山市
問C:豊中市
問D:廿日市市
問E:十和田市
問F:つくば市
問G:湖西市
問H:東かがわ市
問J:館山市
問K:大和市

さすがに今日の午後8時から取り組み始めた1時間勝負だと入門コースでもキツかったです……。
[86790] 2014年 12月 14日(日)19:55:17MasAka さん
第11回公式オフ会
落書き帳に書くのが遅くなりましたが、今年もオフ会に参加させていただきました。今回も非常に中身の濃い内容で楽しめました。皆様本当にありがとうございました。さて、ここでは感想にかえて、主にオフ会の会場に来るまでと、翌日の解散後の私の行動についてちょっと説明してみましょう。

今回は山梨県開催ということで、現住所である神奈川県の隣接県です。山梨方面に横浜市から公共交通機関で行く場合、普通なら横浜線→中央線というルートを使うのが一般的だと思いますが、ここはあえて「隣の県だったら直接神奈川県から山梨県に行ってみよう」ということを思い立ちました。前述したルートでは東京都を2回通ることになりますので(町田市と八王子市)、これを回避しようというわけです。

実際に移動したルート図がこちらです(mixiに投稿した画像にリンクしているので、mixiにログインしてご覧ください)。GPS電波が受信できない区間があり部分的に歯抜けになっていますが、一旦横浜駅に出てから相鉄で大和駅まで行き、相模大野駅からバスで古淵駅に向かうことで町田市域を避けています。八王子市を迂回する部分は橋本駅からバスを乗り継ぎ、hmtさんの故郷、旧津久井町経由で相模湖駅に向かうこととしました([86778]hmtさんの書き込みも参照)。ここまで横浜市・大和市・相模原市の3市しか通過していないはずですが、神奈川県を脱出するのに4時間くらいかかるという壮大なる時間(と交通費)の浪費でした。そして相模湖からは中央高速バスで会場のある笛吹市(石和)に直行しています。これは通過自治体数を最小にするという目的もありました。鉄道では急勾配緩和のため大きく北に迂回し、山梨市を経由しますが、勾配の制約が鉄道ほどではない高速道路は甲州市から西へまっすぐ笛吹市に入ります。ちなみに、笛吹市は大月市とも接していますが、直接この両市を結ぶ公共交通機関はありませんので、真に通過自治体数を最小化するには徒歩で摺針峠を越える必要があります(なお、試験走行中の山梨リニア実験線は両市境を通過します)。時間の都合上、さすがにここまではやりませんでしたが(笑)。

オフ会では、この夏インドに出張に行った際、オフ会イベントの景品用にと仕入れてきた道路アトラス鉄道アトラスを提供しましたが、これにスナフキんさんが興味を持たれたようで、「毎回古地形図の提供と解説で大変お世話になっているので、ここはスナフキんさんにお渡ししてはどうか」というグリグリさんの提案があり、参加者の満場一致でスナフキんさんの手にそのまま渡ることになりました。ちょっと意外な展開でしたが、渡るべき人の手元に行ってくれて良かったと思います。

そして翌朝の解散後は山梨県内を観光しながらの帰路となりました。まず、宿からHiro_as_Fillerさんの車でくはさんと共に山梨市駅まで送ってもらったところ、先に出発して途中下車の旅を楽しんでいた星野彼方さんに遭遇。星野彼方さんは再び塩山駅で下車、私は勝沼ぶどう郷駅で下車し、ここでくはさんと別れることに。

勝沼ぶどう郷駅で下車した後は大日影トンネル遊歩道を散策しました。トンネル内を歩いているとJOUTOUさんの車で東京に向かっていると思っていたスナフキんさんとすれ違うことに。途中で車を下りて先に探検されていたのですね。さて、私はそのまま遊歩道の終点にある勝沼トンネルワインカーヴ案内所まで行き、そこでUターン。再び勝沼ぶどう郷駅に戻ってきた頃には駅のホームでYASUさんとスナフキんさんが鉄活動中でした(笑)。私はそのまま昼食を食べるためにぶどうの丘まで向かいます。昼食を食べるだけのつもりだったのですが、地下のワインカーヴでついワインの試飲もしてしまいました(笑)。

その後は大月市にある日本三奇橋の1つ、猿橋に向かいます。橋の景観も美しいものですが、ここで訪れるべきスポットはもう1つあり、それは富士山の溶岩流の露頭です。ここは富士山から30kmも離れた場所であり、そこまで溶岩が到達したという証拠は、富士山のかつての噴火の規模がうかがえます。また、猿橋駅の南口には新興住宅団地(パストラルびゅう桂台)がありますが、3年前の2011年にこの団地と駅前を結ぶ高さ100mのエレベーターが完成しましたので、それも乗ってきました。もともとは同じ場所に「シャトル桂台」というモノレール的な無人運転の新交通システムがあったらしいのですが、故障が頻発したため2006年に使用を中止してしまったそうです。現地には橋脚の基礎だけが遺構として残されていました。

今回は比較的近場での開催ということもあり、移動時間に余裕があったことから、今まで通過するだけでなかなか立ち寄ることのなかった場所に行けてなかなか面白かったです。末筆ですが、来年のオフ会にも参加できることを楽しみにしています。
[86720] 2014年 11月 24日(月)01:44:02MasAka さん
キロポスト
[86715]グリグリさん
阿南市から鳴門市への計画路線の距離が、100kmという訳ではないですよね(30km程度かな)。

これは数字の根拠となる資料が見つからないため説明をわざと省いていました。以下は私の推測に過ぎませんが、当初の起点であった高松西IC以西の高松道の距離が100kmに満たないため、単純にキリがいい所で東側区間については100kmを足した表示にしているということだと思います(路線が途中で分断している北関東道の都賀西方JCT以東も同じ理由と考えています)。後述するように、これ以上は高松道としての延伸はありませんので、キロポストの表示は現在の数字で確定とみて良いでしょう。また、今治小松自動車道ではなぜ700kmを足しているのか([86700]Nさんの一覧表より)、こちらはちょっと見当がつきません。

なお、[86718]では星野彼方さんが
どうやらそれは三木JCTからの距離になっています。
と書かれていますが、これについては[86691]でおがちゃんさんが
高松自動車道上り線から鳴門料金所に差し掛かるとき、理論上では高松自動車道の100㎞ポストが存在するはずですが、実際に存在しているのは89㎞ポスト(神戸淡路鳴門自動車道のもの)のようです。
と書かれているとおり、鳴門ICの料金所ではキロポストの数字は連続しません。これは道路関係公団が民営化される以前から管理が別組織(日本道路公団と本州四国連絡橋公団)だったということもあるかと思います。参考までに、三木JCT~鳴門IC間の距離は、正確には100kmに満たず98.6kmとなっています(山陽道三木JCT~神戸西IC間9.6km+神戸淡路鳴門自動車道89.0km)。

ところで、鳴門JCT以南の四国横断自動車道の営業路線名には「徳島自動車道」が予定されていますので、鳴門JCT以南はおそらく別の距離のキロポストが割り当てられることになると予想されます。[86715]でグリグリさんが「利用者目線からの距離」という言葉を使っていらっしゃいますが、神戸・淡路島方面から鳴門海峡を渡ってきた人にとって、鳴門から高松方面に行くのと徳島方面に行くのとでは違う道路だと考えるのが自然だと思いますので。ちなみに、徳島道は今年度内に徳島IC~鳴門JCTが開通しますが、この開通で徳島道は徳島JCTで二股に枝分かれする構造になるため、その部分のキロポスト表示がどうなるかが気になります。

あと、そういえば北陸自動車道のこの辺のように、明らかに上下線で別の場所を通っているような場合、距離はどうやって調整しているんでしょうね。

さて、ここまで道路のキロポストについて語りましたが、鉄道のキロポストでも変わったキロ数を振ってあるものがあります。たとえば私の出身地所沢市を通る西武新宿線。同路線は建設の歴史的経緯から、起点の西武新宿駅では(マイナス)2kmポストから始まり、次の高田馬場駅で0kmになり、ここから数字が普通に増えた後、東村山駅を過ぎると本川越駅(旧駅位置)起点のキロポストに切り替わり、再び数字が減っていって最後は終点の本川越駅で再びゼロ(正確には開業当初と駅位置が変わっているので0.3kmポスト)になるという不思議な増減をします。

また、新幹線のキロポストですが、上越新幹線は大宮起点、北陸(長野)新幹線は高崎起点の数字が振られているのに対し、山陽・九州新幹線は東海道新幹線東京駅起点の数字となっています。これは線路の途中で路線名が変わるだけで分岐がなく、かつ直通運転をする場合に列車の運行管理上都合が良いからだそうです。したがって、東北新幹線と直通運転することが決まっている北海道新幹線も、東北新幹線東京駅起点の数字が使われる予定です(ただし青函トンネル前後の新幹線・在来線共用区間の扱いは未確認)。なお、山形・秋田ミニ新幹線の在来線活用区間は設備的には在来線そのものの扱いなので、キロポストは在来線のままです。
[86711] 2014年 11月 22日(土)15:58:02MasAka さん
高速道路のキロポスト
9月に帰国して以来、今度は国内出張が毎週のように入っており(今週も月曜から金曜までずっと出張でした)、じっくり腰を据えられる時間が全くなく、クイ図五番勝負は今回静観しておりました。外国にいる間のほうが出張先での担当プロジェクト以外の仕事はほとんどしなくて良いし、休日も特にやる事がほとんどないのでまとまった時間は取りやすかったですね。

[86679]グリグリさん
高松自動車道の起点鳴門ICは100kmから始まるのは何故なんでしょうね。

高松自動車道は、1966年に計画延長として約7,600kmが定められた国土開発幹線自動車道路網では、高松市が起点でした(参考:国土交通省資料(高速道路のあり方検討有識者委員会資料))。
※なお、法定路線名としては「四国横断自動車道」です。

高松道は1987年、最初の区間である善通寺以西が開通しますが、この時のキロポストは上記に基づいて高松起点で設置されます。しかし同年、計画延長が14,000kmに増やされた高規格幹線道路網(うち国土開発幹線自動車道路網11,520km)で四国横断道の起点が阿南市へと変更されました。

というわけで、後から路線延伸計画が追加されたためというのがその理由ですが、当時はまだ一部区間のみの開通だったので、改めてキロポストを全て振り直しても良かったんじゃないかと思います。現に、北陸自動車道は全線開通の際に新潟県内区間のキロポストを従来の長岡起点(長岡→上越方面のキロポスト)および練馬起点(長岡→新潟方面のキロポスト)から米原起点の距離に振り直しています。

高速道路のキロポストの振り方は規則性が一見してよくわからないので、バリエーションを研究するのも面白いと思います。たとえば分岐点における処理に関して、[86679]にあるように安代JCTで分岐する東北自動車道と八戸自動車道は、いずれも川口起点の距離が振られています。これは法定路線名としては東北道も八戸道も「東北縦貫自動車道」(東北道は弘前線、八戸道は八戸線)であるから、と一応説明はつきます。しかし、その一方で関越自動車道(法定路線名は関越自動車道新潟線)から分岐する上信越道(法定路線名は関越自動車道上越線)は、法定路線名としては同じ「関越自動車道」を名乗っているにも関わらず、上信越道は練馬起点ではなく分岐点である藤岡起点の距離を記しています。

また、中国自動車道から広島自動車道が分岐する広島北JCTでは中国道の吹田方面から来た場合、直進側が広島道で分岐側は中国道下関方面という構造ですが、ここでは安代JCTとは異なり、距離表示は分岐する中国道側のみが連続し、本線である広島道側はここでゼロにリセットされます。これは中国道と広島道で法定路線名が異なる(中国縦貫自動車道と中国横断自動車道広島浜田線)からと推測されます。その他、特殊な例としては道央自動車道の同じ1つの路線内で別の場所に同じ数字のキロポストがある(距離表示の前に札幌以南と以北で「S」「N」のアルファベットをつけて区別)のと、北関東自動車道の栃木県~茨城県区間の100kmからの起算、今治小松自動車道の700kmからの起算などでしょうか。

さて、今度は分岐ではなく、複数の道路路線が連続する場合です。名神高速道路では、法定路線名は中央自動車道西宮線なので、中央道高井戸起点のキロポスト表示かと思いきや、東名高速道路東京起点のキロポストです。高知自動車道は高松自動車道と一体で四国横断自動車道を構成していますので、川之江JCTからそのまま高松起点の距離を引き継いでいます。しかし、同じく川之江で分岐する松山自動車道、こちらは四国縦貫自動車道の路線になりますが、なぜかこちらも高松起点の距離でキロポストが振られています。

次に高速道路と一般国道のバイパス(自動車専用道)が連続する場合です。自専道が有料区間である国道2号広島岩国道路(山陽自動車道と前後で連続)、国道11号高松東道路(高松自動車道と前後で接続)などは前後で接続する高速道路と連続した距離が振られています。

他方、自専道の無料区間と接続する場合はどうかということになると、山陰自動車道と国道9号松江道路(無料自専道)の接続部では距離表示が連続しています。(参考:無料区間のキロポスト写真有料区間のキロポスト写真)。無料区間のキロポストの形状は一般国道のそれであり、高速道路とは異なる道路であることを明確に示していますが、利用する側の立場から見て、路線としては一体のものであると考えているのでしょう。しかし、同じ無料の自専道で山形自動車道と接続している国道112号月山道路(月山花笠ライン)のキロポストを見ると、国道112号の起点である山形市からの距離表示となっています(山形道の50.9kmポストは山形JCT~寒河江IC間に存在)。月山道路は自専道でありながら案内標識の色が青色だったりするので(他の自専道は高速道路と同じ緑色)、これは特殊な例のかも知れません。

ところで、高速道路のキロポストの主要な位置の距離表示については、高速道路のSA・PAのインフォメーション等で入手できる地図(NEXCO東日本「ハイウェイウォーカー」、NEXCO中日本「サービスエリアガイド」、NEXCO西日本「高速道路ガイドマップ」等)に記載があります(東・中は50km間隔+分岐、西は20km間隔+分岐ごと)。ただし、NEXCO管轄の高速道路のみのようで、新直轄方式など、NEXCO各社の管理でない高速道路・有料道路・自動車専用道路には対応していません。あと、NEXCO東日本管轄のうち、なぜか道東自動車道だけハイウェイウォーカーの地図にキロポスト表示がないのが謎です(手元にあるのは全線開通後の2013年10月版)。自社の高速道路でありながら、ほぼ全線対面通行なので高速道路として認めていない?
[86637] 2014年 11月 8日(土)15:37:48MasAka さん
Re: 首長年齢ランキング
[86636]グリグリさん
青森県むつ市長の宮下宗一郎氏が1979年5月13日生まれなので、今回追加された崎田日南市長に次いで6番目に若い現役首長になるようです(参考:むつ市公式サイト・市長の部屋内のプロフィール)。なお、就任日は今年の6月29日であり、就任時にはすでに35歳に達していますので就任時年齢ランキングに変動はありません。

なお、父は前市長の宮下順一郎氏であり、任期半ばで急逝した父の後を継ぐことを決意して市長になったようです。ちなみにむつ市長は2人続けて任期途中で亡くなっているのが気になるところですね(その前の市長だった杉山粛氏も任期中に逝去)。

#それにしても、もともと全く別の調べ物をしていた時に偶然こういうのが見つかるとは……。
[86579] 2014年 11月 1日(土)17:11:15MasAka さん
橋の分類名称
[86570]グリグリさん
[86562]に書かれたみのるさんの説明に付け加えますと、交差物という視点からの鉄道橋の分類にはもう1つ「線路橋」というのもあります。線路が他の線路の上を越える(線路同士の交差)ものです。すでに出てきたものも含めて表に整理すると以下のようになります。

分類英訳略称説明
橋りょう(橋梁)BridgeB鉄道が河川・水路を越える
高架橋Land BridgeBl交差するものがなく、地面より高い位置を走る鉄道構造物(盛土構造は含めない)
架道橋Vehicle BridgeBv鉄道が道路を超える
線路橋Intersection BridgeBi鉄道が他の鉄道線路を越える(※英訳はうろ覚えなので自信なし)
跨線橋Over BridgeBo鉄道の上にかかっている橋

なお、表のうち上4つ(橋りょう~線路橋)は鉄道が通るための橋(鉄道構造物本体)ですが、最後の跨線橋は鉄道と交差する側の橋を指しますので、これだけ毛色が違います(後の話にも絡んできます)。なお、線路橋は下をくぐる側の線路から見れば跨線橋となりますが、この場合跨線橋という言い方はあまりしませんね。道路で「跨線橋」というと道路構造物本体になりますが、鉄道側から見ると線路の上にあるよそ者という位置付けになることに留意が必要です。また、鉄道における高架橋の英訳はLand Bridgeですが、道路だとViaductという表現を見かけます。そして、道路において鉄道の架道橋に相当するのが跨道橋となります。ほかにも道路と鉄道では橋の名付け方の流儀が異なる点があり、河川を渡る橋では鉄道は「橋梁(橋りょう)」と漢語を使うのに対し、道路は「橋(はし/ばし)」と和語を使います。

余談ですが、鉄道橋においてはよく「○○鉄橋」という言い方をする場合もありますが、これは通称であって、原則として上に示したいずれかの名称(跨線橋を除く)が付されているはずです(例・通称:余部鉄橋→正式名:余部橋りょう)。

高架橋、架道橋、橋りょうがそれぞれ単独で設置されることも当然あると考えて良いのでしょうね。
おっしゃる通りです。1つの橋の両端が盛土・切土(掘割)などの土工区間(狭義の路盤区間)に挟まれていれば単独の橋となります。新しい鉄道路線は原則的に道路と連続的に立体交差させるので単独橋というのは最近あまり見かけませんが、古い鉄道路線ではよくあります。

最初は鉄道を跨いでいた橋が、後から道路もできた場合はどうなるんでしょうか。
分類としては跨線橋兼跨道橋ですね。このような場合、道路では固有名詞を付ける際、単に「○○橋」で済ませてしまうことのほうが多いように思います。たとえば千葉ニュータウン中央駅付近のこの橋橋名板を見ると「こすもす大橋」という名称になっており、跨線橋とも跨道橋とも書いてありません。道路では鉄道ほど橋の名称を細かく使い分けている印象はないです(私は鉄道側の人間であるため、道路橋名の付け方を詳しく知らないのでもしかするときちんとしたルールがあるのかも知れませんが)。

一方、鉄道での同様な例は思い浮かばないのですが、河川と道路を同時に跨いでいる橋の場合は河川を優先させて「○○橋りょう」という名称にしています。今年4月に全線復旧した三陸鉄道北リアス線には河川と主要地方道の両方を同時に跨ぐ橋がありますが、交差する河川名から「コイコロベ沢橋りょう」「ハイペ沢橋りょう」と名付けられています(参考)。

跨線橋という正式名ではなく、道路が鉄道を跨ぐ橋のことを陸橋と呼んでいましたが、これは正式名称ではないと考えて良いのでしょうか。
上のほうで書いたとおり、「跨線橋」は他の鉄道橋とは異なり、鉄道構造物本体(列車が走る場所)ではありません。跨線橋の所属は交差する側(道路側)にあります。したがって、橋を所有する道路管理者がそれに「陸橋」と名付ければそちらが正式名称となります。私の出身地の所沢市内にある西武池袋線小手指駅付近の市道跨線橋の正式名称は「小手指陸橋」です(橋名板)。こういった事例も、道路橋の名前の付け方は鉄道橋ほど細かくないと思っている根拠です。

そういえば、[86562]でみのるさんが書かれたガードの語源、
「がどうきょう」の転訛とみるほうが自然なのではないか?
は非常にユニークな説だと思いました。新宿大ガードなどの交差点名のローマ字表記は「gado」なので、確かに意外とあり得そう?
[86467] 2014年 10月 18日(土)14:17:51MasAka さん
土砂災害危険箇所ランキング
昨日(10月17日)追加された都道府県データランキングの土砂災害危険箇所ですが、その中で使われている「地滑り」という用語は、本来「地辷り」と表記するのが正式です。しかし、「辷」が常用漢字ではないことから、学術用語および法令用語としては原則として平仮名の「地すべり」と表記することになっています(例:「日本地すべり学会」、「地すべり等防止法」)。現に、データ引用元である国土交通省のWebサイトでもそのように表記されています。

「辷」の字の常用漢字への置き換えとして「滑」を使うこともあるので地滑りとしても間違いではありませんが、巨大な土塊が重力の作用によってゆっくりとズルズル動いていく現象を的確に表したものではないことから、厳密さを要求される学問や法律の世界では平仮名を使っているものと思います(「滑」は、バナナの皮を踏んでツルンと転ぶイメージ)。たとえるなら、先月噴火した御嶽山を「嶽」が常用漢字にないからといって「御岳山」と書くと別の山をイメージする人がいるようなものでしょうか。元データが平仮名で表記されている以上、正確な引用という観点から当サイトでも「地すべり」に表記を統一したほうが良いと思いました。

それはさておき、この土砂災害危険箇所ランキングを見ると、この8月に大規模な土砂災害が発生した広島県が突出して多いのですね。ただ、あくまでも箇所数のみをランキングしたものであり、その対象範囲の面積や居住人口等はこのデータだけでは全くわかりません。さらに、土砂災害危険箇所の抽出作業は全て人間の目で行っていることから、精度にはある程度のバラツキがあることも考慮しなければなりません。したがって、このランキングだけをもって広島県が土砂災害に対して最も危険と判断するのは早計です。また、2位の島根県と4位の兵庫県に挟まれた鳥取県が36位と下位に位置しているのは、未抽出の危険箇所があるという可能性も考えられます。ランキングに出ている数字だけが独り歩きして、物事の本質を見誤ることのないようにしたいものですね。
[86430] 2014年 10月 3日(金)01:12:05【2】MasAka さん
東関東道の跨道橋番号
[86429]グリグリさん
連番になっているので、東関道の現在の終点である潮来方面からの通番ではないかと思うのですが、未確認です。

東関東道の跨道橋に付番されている○囲み数字ですが、新空港自動車道新空港出入口付近のこの橋が1番です。その名もズバリ「一号橋」で、地名も何もなく単なる“一号”というある意味清々しいネーミングです。なお、付番されているのは公道の跨道橋のみのようで、この跨道橋から振り返った所にある「Welcome to Japan」と書かれた跨道橋の道は空港の立入制限エリア内の専用道であるためか番号がありません。

京葉道路の跨道橋も同様に付番されており、こちらは東京方から番号が始まっていて蘇我付近まで全線番号がついているのですが、なぜか1番は見つかりませんでした(2番はここ。なお橋名板がストリートビューから見つからず名称は不明です(たぶん他の例から類推すると市川IC橋?))。圏央道とのジャンクションにかかる橋を1番にするつもりなのでしょうか。

ちなみに、千葉県内の高速道路・有料道路で跨道橋に付番されているのは新空港道~東関東道宮野木と京葉道路だけです(他路線ではまず見ないので、もしかすると全国でもこの2区間だけかも知れません。トンネルに付番されている区間はいくつかありますが)。これは、東関東道が成田方面から宮野木まで延伸された時(1982年頃)に、たとえば事故等があった場合、飛行機に乗るため遠くから成田までやって来た人や、日本に慣れていない外国人など、現地の地名を知らないような人が通報するような場合でも橋の番号だけ言えば通報を受けた側が現在地を把握できるようにする、といった意図があって付けられたのかも知れません。しかし、それ以降に開通した道路に番号がないのは、おそらくあまり意味がなかったのでやめたのだと思います。そもそも高速道路は道路脇に0.1kmごとにキロポストが設置されていますので、位置を知らせるならそれを見れば十分なわけですし。もしかしたらもっと別の意味があるのかも知れませんが。

ところで、橋の名前は工事発注時に「○○橋上部工工事」などといった件名で最初にその名前を知ることができます。発注機関の入札情報を見ればいろいろ出てくると思います。たとえばNEXCO東日本の入札公告を検索するとこのような結果になります。ちょうど東関東道の延伸区間でも1つ跨道橋工事が出されていますね(藤沼跨道橋)。しかし、公示文書にあるように工事箇所の地名は鳥栖および下冨田となっていて、橋の名前になっている藤沼という地名は隣接する鹿田地区にある字のようです。2つの地区を結ぶ橋になるので、あえてどちらにも属さない名前を選んだという可能性もありますね。
[86413] 2014年 9月 25日(木)23:24:15MasAka さん
短いトンネル
[86409]ピーくんさん
呉線の川尻トンネルが日本一短いトンネルになるのですね。普段呉線に乗る機会がないのですが全長8.2mと短いので一瞬で終わりそうですね。

次期JR最短トンネルとなる呉線川尻トンネルの場所はここなのですが、南側の幅が広くなっている歩道部の真下にトンネルがあり、その北側の車道部は跨線橋というハイブリッドな構造になっています。元々は幅が広くなっている歩道部のみが道路だったのですが、後に道路が拡幅(付替?)となり、上から見るとトンネルと跨線橋がぴったりくっついてその境目がわからないような構造になりました。

というわけで、トンネルを出てから間髪入れずに橋の下をくぐるため、油断しているとどこまでがトンネルなのかがわからないということになります。この跨線橋の幅は10mくらいあるので、トンネルと合わせると20m近くの間地面の下に潜っていることになるため、一瞬で終わる、という感覚にはならなさそうです。トンネルの構造も、山を掘ったというよりは地面を一旦掘り下げてから上に道路を通すため再び埋め戻したという開削工法で造られた感じですので、これを最短トンネルとするのは邪道ではないかという意見も一部にあるとかないとか(←私の勝手な意見)。ちなみに川尻トンネルの延長は8.7mとする報道もあるようですが、どっちが本当なんでしょうかね。

この川尻トンネルの次に長いのが9.5mの五能線仙北岩トンネルで、次期JR東日本最短を名乗るようですが、こちらのほうが立派な山岳トンネルといった感じです。一時期は山田線の古田トンネルではないかと言われていたのですが、古田トンネルは11m“も”あるので、おそらく言われていた当時は仙北岩トンネルを発見できていなかったのでしょう。

ちょっと反則的な物としては大井川鐡道地名(じな)トンネル。このトンネル、地名駅のすぐ北にあるのですが、もともと木材を運搬する索道から万が一落下物があった場合に備え、列車を防護するために造られた覆道(シェッド)です。現在、索道は撤去されて現存しませんが、トンネル構造物だけ残っています。トンネルは本線と斜交しているので、構造物中心での延長は10mですが、交差する旧索道側との直交方向の長さを測ると7mくらいしかなく、現地は「日本一短い?トンネル」ということで売り出しているようです。

これと同様にトンネル構造物だけ残っているといえば、牟岐線の町内(まちうち)トンネルが有名ですね。鉄道開業後に周辺の土地造成で山が削られ、最終的にトンネル構造物だけが残されてしまったという歴史があります。こちらは延長44mあるということで、ここで紹介するにはちょっと長い(?)トンネルです。

ところで、最初に私は川尻トンネルのことを「次期JR最短トンネル」と書きました。ということは、JR以外で日本一短いトンネルがあるかも知れないということです。それが長良川鉄道の中野トンネルなのですが、一部に延長7mと書いてあるサイトがあるものの、未だ確実なソースを見つけることができていません。長良川鉄道の公式サイトでも全く触れられていないので、日本一短いトンネルの謎は深まるばかりです(笑)。

また、新幹線の最短トンネルについては、Wikipediaには第1大和トンネルが30mで最短と書いてありますが、確か九州新幹線(鹿児島ルート)で開削工法で造った短いトンネルがあったと記憶しているので、そちらとの比較が必要かな、と考えています。また、開削ではなく山岳工法によるトンネルとなると、東北新幹線の松森トンネル(78m)はかなり短い部類だろうと思っていましたが、調べてみると同じく東北の館トンネルも短そうです(参考)。
[86306] 2014年 8月 19日(火)01:58:09MasAka さん
第三十九回十番勝負・感想
インドは8月15日が独立記念日、16・17日が土日でさらに18日がジャンマシュタミという祝日だったため4連休でした。独立記念日は日付固定で振替休日なし、ジャンマシュタミは太陰暦ベースで祝うため毎年日付が変わることから、インドで日本のお盆のように8月に連続して休むことになるのは珍しいと言えます(もっともお盆は祝日ではないため、多くの日本国民が一斉に休暇を取っているだけですが)。

それはさておき、忘れないうちに十番勝負の感想を。このところ参加する余裕がなく、ずっとROM状態でしたが、今回は2度目の長期海外出張中で、最初の渡航時よりも精神的に多少余裕があったことと、時間的にも日本にいる時よりは仕事の量が少ないため、約2年ぶりの参戦が可能となりました。

まずは入門コースから参戦し、その後一般コースで売り切れ間際の一発解答を狙ったのですが、あえなく撃沈しました。問二はまだ想定解が残っていた状況ですが、その後バタバタしているうちに問三が売り切れてしまったので、これ以上挑戦するのはやめました。やはり一般コース参戦にあたり、2年のブランクは長かったようです。

問A・問一 野々市市・つくば市
最初に入門コースから解いたのですが、その時一般コースと想定解数が同じということにはまだ気づかず。ただ、お題の市と解答状況を見て第二十九回の問四と共通項が同じだということはわかったので、これ以降に新たに想定解に加わった野々市市を解答。一般コースは居住経験のあるつくば市がまだ残っていたので迷わずそれをチョイスしました。

問B つくばみらい市
お題の市と金・銀メダルの市の地図の周囲を眺めると平仮名の市が目立つのでたぶんそうなんだろうな、と。解答は、お題の市のつくば市と、第一ヒントの「平」から、つくば…平…つくばエクスプレスみらい平…つくばみらい市が連想されてしまったのでこうなりました。たまたま共通項に合致していたのはラッキーです。

問C 唐津市
第二十二回問一と同じということがひらめいたので、前回解答をためらった唐津市で解答。ちょうど前回の出題では開催当日に鷹島肥前大橋(共通項発表記事[86245]に解説あり)が開通して想定解入りしたという市です(当時、グリグリさんはこれに気付いていなかった[69907])。

問D 西宮市
想定解数が多すぎるので、逆に意外と悩んだ問題でした。わかってしまえば何てことはないのですが。想定解数が多い割には面白そうな隣接市がなかったので、時期的に今後テレビに映る時間が最も長くなるであろう西宮市(甲子園球場所在地)を解答。

問E 魚沼市
共通項は比較的早くわかったので、どの市で答えようか考えましたが、県外かつそれぞれ異なる県にある村と隣接する魚沼市にしました。結果、金メダル獲得。

問F 飯山市
入門コースの中でかなり解答ペースが速く、お題の市と解答市が北に寄っているのでこれも早くわかった問題。「北」つながりで「北」陸新幹線の駅が設置される飯山市を解答。

問G 対馬市
入門コースの中では難しい部類の問題でした。第三十三回問七の類題ではあったのですが……。前回は東側の釧路市で答えたので、今度は西側の市で答えておこうということで対馬市に。

問H 高山市
第一ヒントが出てようやくわかった問題。無難なところで一番広い市を答えておきました。一昨年の第9回公式オフ会の後に立ち寄った市でもあります。

問J 三郷市
[86013]倉田昆布さん、[86026]鳴子こけしさん、[86027]いたがさきさんの「ミヨシ市」3連続コンボ解答が美しいと思いましたので、私の出身地埼玉県で「ミ」から始まる三郷市を解答。ところで、埼玉県人で「みさと」と言うと三郷と美里、どっちを思い浮かべる人が多いんでしょうかね。

問K 南アルプス市
誤答連発で始まっていましたが、これで逆に共通項が明確になったのでわかりやすくなりました。なるべく東か南のつく市で答えたいと思ったので、中央リニア新幹線の着工が近いと言われていることから南アルプス市を解答。

問四 大館市
これはヒントそのままから。第5回公式オフ会の前に立ち寄った市で解答。

問五 小千谷市
足し算するのが面倒だったため、単独で条件を満たす十日町市に隣接する市で解答することに。第二ヒントに「千万は除外」とあったので、除外されてしまった小千谷市をチョイス。

問六 一関市
これは北の方から共通項に合う平成の大合併で複数合併した市を単純に調べていきました。

問七 東近江市
これも問六同様。はて、そういえば東近江市を選んだ理由はなんでしたっけ……?

問八 松本市
共通項はヒントそのままからわかっていましたが、比較できる資料を探すのが面倒だったので思いついた市を決め打ちして調べることに。しかし、簡単に思いつく市は大体すでに解答済。そんな中、そういえば母の出身地である松本市も合併でかなり大きくなったはず、と思って調べてみたらドンピシャでした。

問九 柏崎市
共通項はわかっても残りの想定解を探すのが非常にきつい問題でした。北から順番に探していって辿り着いたのがこの柏崎市。偶然ですが、柏崎市は父の出身地であるため、自分にとっては問八と対になる市の解答となりました。ちなみに残った解は葛城市と新見市だったということで、実は南から探した方が早かったという説が。

問十 蕨市
残り想定解も1桁になったことだし、これはもう人口密度最大のこの市しかないだろうということでこの市を解答。

今回は慣れない海外生活の中、久々の参戦ということで勘が結構鈍っていることを実感しました。次回はやはり日本国内で落ち着いて考えながら解いていきたいと思いますが、日本に帰ったら帰ったで時間がなかなか取れないんですよね……。
[86281] 2014年 8月 14日(木)13:34:17MasAka さん
Re: 県の石!
[86280]まかいのさん
私も地質学をかじった者としてこれは気になる企画ですね。まかいのさんの代わりに日本地質学会の当該ページへのリンクを張っておきます。
「県の石」募集のお知らせ
新潟県糸魚川のヒスイ、山口県秋吉台の石灰岩など、全国的に有名な物がある県は比較的すんなり決まると思いますが、そうでない県は1つに絞るのは結構難しいかもしれません。

埼玉県の岩石は、「岩畳」で決まりかな?
「岩畳」とすると、景観の名前になってしまうような気がするので(景観および人工建造物は対象に含みません、とあります)「三波川帯の結晶片岩」とするのが妥当でしょうか。やや専門的で親しみにくい感じがしますが。

ところで県の石ではなく「国の石」を1つ定めるとすれば、やはり石灰質角礫岩がふさわしいのではないかと思います。国歌にうたわれている「さざれ石」の正式名称がそれなのです。
[86250] 2014年 8月 10日(日)02:21:41MasAka さん
インドの曖昧な国境
出張先からさらに出張で、ただいまインド最大の人口を誇る都市、ムンバイ(ボンベイ)に来ています。グリグリさんが[86223]で姉妹都市について触れていますが、以前も紹介した自治体国際化協会のサイト内にある「各自治体の姉妹都市提携先について」の資料によれば、ムンバイは私が現在住んでいる横浜市と姉妹都市提携をしているようです。なお、姉妹・友好都市提携先はやはりアメリカがダントツで、インドはわずか5自治体(インド側基準、日本側は4自治体)です。それも1965年に締結した横浜・ムンバイ以外は全て今世紀に入ってからで、インドとの交流はまだまだこれからという雰囲気です。インドにはKochi(コチ)なんていう街もあるので、日本と韓国の大田ではないですが、高知あたりが名乗り出ても良さそうです。そういえば以前の十番勝負の問題で姉妹都市に関する出題がありましたが、いつかまた類題が出題されるかも知れませんね。

十番勝負と言えば今回の十番勝負も終わりましたが、やはり問三はちょっと心残りですね。想定解をmapionでチェックしていたのがそもそもの失敗でした。[86241]で曖昧な自治体隣接が紹介されていますが、考えたらインドでもインドが抱える領土問題の舞台であるカシミール地方はインド、中国、パキスタンの3国に分割された状態で実効支配が続いており、通常、国別に色分けされた世界地図だと中国とパキスタンが国境を接してるように描かれていますが、インドの地図ではこのようにカシミール地方全域がインド領として描かれており、むしろインドがアフガニスタンと国境を接することになっていて、非常にグレーゾーンになっています。これと同じパタンということに気付いていれば……。富士吉田市をインドとすれば、富士山頂周辺はカシミール地方ということで(笑)。ちなみに、ここインドではインド政府が認める国境線が引かれていない地図はインドの法律で没収の対象となります。すなわち、カシミール地方全域がインド領になっていない地図は持ち込み禁止です。日本だとそういう法律は聞いたことがないので、周辺国に優しい国なんだなぁ、と思います。
[86222] 2014年 8月 5日(火)02:41:20【2】MasAka さん
都市別・インド進出日系企業数
十番勝負の問三はどうしても29市しか見つけられず、[86212]で大龍エクスプレスさんに弥富市を答えられた時は「しまった!」と思いました。その時、同じくまだ見つかっていなかった問九の答えも探してから一発完答を目指そうと思っていたので。仕方なくそれっぽい市で解答してみたのですが、やっぱりダメでしたか。うーん、あと1つはどこにあるんでしょう。自分の佐賀市かたが悪いのか、なかなか見つからないので閑話休題として、またまたインドの都市ネタです。

在インド日本大使館のWebサイトに「インド進出日系企業リスト」という資料が公表されています。これには各都市別に日系企業の事業所一覧が掲載されています。それによると、日系企業の多い都市ベスト5は
1位チェンナイ329事業所
2位バンガロール282事業所
3位グルガオン274事業所
4位ムンバイ248事業所
5位デリー175事業所
ということで、私が現在滞在中のグルガオンが人口最大のムンバイや首都デリーを抑えて堂々3位にランクイン。なお、グルガオン以外の都市はいずれも人口700万人以上(2011年3月現在[出典]、以下同様)の巨大都市です。一方グルガオンの人口は100万人に満たず、人口当たりの事業所数としては10万人あたり30.4事業所でインド最大となっています。10万人あたり10を超える事業所があるのは、グルガオン以外にはカンチープラム(人口22万人で43事業所)くらいで、いかにグルガオンに日系企業が多いかがおわかりかと思います。

これは十数年ほど前までは未開の土地が多く、デリーより安い値段で広大な土地が手に入ったこと(デリーの不動産価格は高騰を続けている)、空港(インディラ・ガンディー国際空港)から比較的近く、出張時の交通の便に優れている、などの理由から選ばれているのだと思います。これ、日本以外の諸外国にとってもビジネスに有利な条件のはずですが、なぜか日系企業が目立ちますね。

そんなわけで、街の中では結構日本人(おがちゃんさんではありません(笑))を見かけることがあります。昨日のお昼に近所まで食事と買い物に出かけた時も、昼食に入った日本食レストランの先客が日本人でしたし、その後入ったスーパーのレジで自分の前に並んでいたのも日本人でした。

そういえば、去る7月25日に日本経済新聞に掲載された記事によると江戸川区にはインド人村があるそうですが、この記事にならえばグルガオンは日本人村と言えるでしょう。
[86215] 2014年 8月 4日(月)19:09:41MasAka さん
第三十九回十番勝負一般コース解答
せっかくなので一般コースにも挑戦します。

問一:つくば市
問二:所沢市
問三:天草市
問四:大館市
問五:小千谷市
問六:一関市
問七:東近江市
問八:松本市
問九:柏崎市
問十:蕨市
[86081] 2014年 7月 27日(日)18:43:26MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
今日は休日なので残りを一気に片付けます。

問A:野々市市
問D:西宮市
問J:三郷市

最初、問Aの答えを「野々村氏」と書きそうになりました。別に問Dの解答を意識したわけではないのですが……(笑)。
[86072] 2014年 7月 27日(日)03:55:32MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問G:対馬市

今晩も寝る前に1日1答。(ちなみに現地時間は0時半くらいです)
[86048] 2014年 7月 26日(土)00:53:27MasAka さん
グルガオン市の人口
私が現在滞在中のグルガオン、[85896]のグリグリさんの書き込みでは
人口87万人。
と紹介されていますが、おそらくこれはWikipedia:グルガーオンにある2001年時点の情報ではないでしょうか。グルガオンは近年急速に都市化が進んでおり、ここ数年でかなり人口が増えているはず……、と思って調べてみるとこんなサイトを発見。

これによると、2001年の87万人という数字はグルガオン県(District)全体の人口を指しているようで、2011年には151万人とほぼ倍増に近いくらいの増加率です。さらに2014年の最新の統計によると187万人ということで、山梨県並みの人口だった2001年からちょうど100万人増加し、三重県を抜いてそろそろ岡山県に並ぼうかといったところのようです。

一方、グルガオン市(Municipal Corporation)単独だと2011年の時点で約88万人弱(10年前の県全体の人口とほぼ同じ)。2001年には21万人ですから実に10年間で4倍以上に人口が膨らんだことになります。人口減少期に入った今の日本では考えられないですね。なお、市単独のその後の人口推移について公表された資料は見つかりませんでしたが、この3年間での県全体の増加率を考えればすでに100万人都市になっていても不思議ではありません。

これだけ急激な人口爆発が起こっているのは首都デリーに至近で企業がどんどん進出してきやすいという立地条件もありますが、インドという国はまさに今が成長期であることを実感させられます。
[86046] 2014年 7月 25日(金)23:24:10MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問H:高山市

とりあえず想定解数の少ないところから。
[86028] 2014年 7月 24日(木)22:19:06MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問B:つくばみらい市

漢字一文字ヒントから最初に浮かんだのがこの市だったという(謎)。これはさすがにインドの都市で答えるのはどうかなぁ……。
[85998] 2014年 7月 24日(木)03:56:47MasAka さん
インドの黒い綿の土
[85960] hmtさんの書き込みで紹介されている国民学校初等科地理の教科書、最初は軽く読み飛ばしていたのですが、よく見ると
この地方は火山質の黒い土からなつてゐる
(中略)
この土は、水分をよくふくむので、綿はりつぱに育ちます。
という記述を見つけました。

これは玄武岩(火山岩の一種)が風化してできたブラックコットンソイル(現地の固有名詞ではレグール)と呼ばれる土で、文字通り色が黒っぽくて綿花の栽培に適した土です。インド以外にもアフリカ大陸などに分布しています(日本にはありません)。この教科書の記述通り、非常に保水力があるので、農業を行うには非常に良い土です。

しかし、道路や鉄道などの土木構造物を作るという観点では、乾燥状態では非常に硬いのですが、ひとたび水を吸うと体積が膨張してブヨブヨの状態になってしまうので、土木的には最悪の土といえます。これが厚く分布している西インド地方では、雨季になるとデコボコになってしまう道路がかなりあるみたいです。インド高速鉄道1号線はまさにそういう地域に計画されているので、これをどう克服するかが技術的な最大の課題ですね。
[85997] 2014年 7月 24日(木)03:27:24MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問C:唐津市

確か以前この市がネタになっていましたね。ちなみにインドの地理がまだよくわかっていませんが、おそらくデリーもこれの想定解ではないかと。
[85964] 2014年 7月 23日(水)04:11:24MasAka さん
世界第2位の都市圏人口
引き続きインドの地理ネタですが、先週、こんなニュースが報じられていました。
[統計]デリー、都市別人口番付で世界2位─国連調べ
市域ではなく都市圏という括りですが、デリー首都圏の人口が東京圏に次ぐ2位になったんだそうです。インドで人口最大の都市は前回書いた通りムンバイですが、ムンバイはデリー周辺に比べて大きな衛星都市が少ないため、都市圏人口ではデリーに軍配が上がります。成長著しいインドですから、今後もさらに人口が増加していくでしょうが、それでもまだ東京が今後十数年は1位を保ち続けるというのもすごいことだと思います。ところで、都市圏人口ではデリーを下回るのに、ムンバイで高速鉄道計画が先に進められているのはちょっと不思議な感じがしますね。まぁ、日本でも九州新幹線を終点の鹿児島側から作ったという例があるにはありますが。

[85960] hmtさん
鉄道分野における日本からインドへの技術支援・国際協力というと、高速鉄道計画の他に 貨物鉄道計画もあるようですね。
貨物専用鉄道回廊線(DFC=Dedicated Freight Corridor)はすでに実現に向けて動き出しているプロジェクトです。なお、高速鉄道計画1号線(ムンバイ~アーメダバード)のうち、ムンバイ~バドーダラ間はこのDFCと似たようなルートになる模様です。

ちなみにデリーのほうではムンバイのことを旧称のボンベイと呼ぶ人もいますね(特に年配の方)。インドでは近年になって地名を植民地時代に使われた英語風の表記から現地語に基づいた表記に改めたところがありますが、ボンベイという呼び名はインド人にも結構定着したのかも知れません。
[85963] 2014年 7月 23日(水)03:30:18MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問E:魚沼市

今回は1日1答を目標に……。
[85936] 2014年 7月 22日(火)00:29:43【1】MasAka さん
インドの地方自治体
せっかくインドに来ているので、インドの地方自治体について調べてみました。インドの地方自治制度については自治体国際化協会という団体が作成した「インドの地方自治」(PDF)という資料に詳しく載っています。

かいつまんで説明すると、インドでは国(中央政府)の下に「州」(state)および「連邦直轄領」(union territory)があり、州の下に「県」(district)、そして県の下には自治体の基本組織となる「都市部自治体」および「農村部自治体」があります。この基本的自治組織にもいくつかのランク分けがあり、さらにその自治組織は「区」を設置しているとのこと。なお、基本的自治組織の権限については州によって違いがあるそうです。また、州と県の中間に「地方」(division)という区分がありますが、これは日本の関東地方や近畿地方のような、あくまでも便宜的なもののようです。また、divisionがない州もあるようです。

というわけで、私が滞在している場所はこれにならうと「ハリヤーナー州(グルガオン地方)グルガオン県グルガオン市○○街区」ということになります。メンバー紹介の居住地表記はこれに合わせて修正しました(ついでに補足ですが、居住地公式サイトのリンク先はグルガオン市ではなくグルガオン県です→※注:その後、グルガオン市の公式サイトを見つけたのでリンク先をグルガオン市に変更しました)。ただし、実際に郵便物等を送るには都市名と州名だけで良いらしく、現地での仕事用に支給された名刺の住所は
Sector-**, Gurgaon, Haryana, India
という表記になっていました(もっとも、市名と県名が同一のため、このGurgaonが県名を指す可能性もあるにはあります)。

なお、ハリヤーナー州の州都はチャンディーガルという街ですが、このチャンディーガルの街そのものはハリヤーナー州には属さず、連邦直轄領となっています。そしてさらにパンジャーブ州の州都でもあるという、なかなか複雑な街のようです。例えるなら東京都の中に埼玉県庁や神奈川県庁が一緒におかれているようなものでしょうか。

[85896] グリグリさん
GoogleMapではグルガーオンと表記されていましたが、グルガオンの方がより近い発音なのかな。


Google翻訳の音声では、英語だとグルガーオン、ヒンディー語だとグルガオンに近い発音に聞こえました(あくまで主観)。外国地名の日本語表記は過去の落書き帳でも何度か話題に上っていますが、もともと日本語ではない固有名詞なので難しいところですね。どちらが正しいというものではないですから。

ただ、Google Mapではインド最大の都市Mumbaiを「ムンバイ」と表記しているのに対し、その隣にある新興都市のNavi Mumbaiは「ナヴィームンバイー」と、同じ地図の中で最後のイを伸ばすのと伸ばさないのとで統一が図られていないのはちょっと不自然な感じがします。

ちなみにグルガオンという地名ですが、ヒンディー語でGurは「糖蜜」、Gaonは「村」を意味します。日本では政令指定都市になれるほどの人口がいるのに村というのも変な感じがありますが、考えたら日本でも田村市とか大村市みたいな例がありますね。
[85932] 2014年 7月 21日(月)23:03:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問F:飯山市

インドの地方自治体についてのネタは稿を改めて。
[85886] 2014年 7月 21日(月)00:14:48MasAka さん
第三十九回十番勝負入門コース解答
問K:南アルプス市

2012年秋に行われた第三十五回以来の十番勝負参戦です。2年近く遠ざかるとさすがに勘も鈍り、入門コースでも悩みますね。そもそも落書き帳自体への書き込みも約半年ぶりです。前回書き込み時と同様に今回もインド長期出張中なのですが、2度目の渡航ということもあり、今回は参戦する余裕っぷりを発揮(?)

ついでなので、合計3ヶ月もインドにいるなら居住地にしちゃってもいいだろうということで(経県の「居住」の判定基準として「3ヶ月程度の長期滞在も含める」がある)、メンバー紹介の居住地をコッソリと変えてます。ただし日本の都道府県ではないため、居住に含めたとしても経県値には何の影響もないのが残念ですが……。
[84897] 2014年 1月 17日(金)03:10:23MasAka さん
華麗なる国から
落書き帳ではごぶさたしております。MasAkaです。現在、長期海外出張中ということで、来月下旬までインドに滞在しています。
言葉もなかなか通じないような慣れない場所で慣れない仕事をしているということもあり、久々に参戦しようと思っていた十番勝負はただただ指をくわえて様子をみるだけになってしまっています。できればボケをかましてインドの都市で解答したいところですが……(笑)。
ちなみに、今いるのはハリヤーナー州グルガオン市というところです。首都デリーの南西にある衛星都市です。位置関係としては東京と横浜みたいな感じでしょうか。最近開発が進んでいるようで、日系企業の進出が増えてきている、という話を耳にしました。
[84473] 2013年 11月 24日(日)23:34:55MasAka さん
オフ会より帰宅
今年はまだ4回しか書き込みがなく(十番勝負等のイベントにも参加できてないし……)、幽霊メンバーになりつつありますが、一応の生存確認として(?)、本年も公式オフ会に参加させていただきました。記念すべき第10回に参加できて大変光栄に思います。

今回は島根県ということで、どうやって行こうか迷ったのですが、参加表明した時点では前後に休みが取れる保証がなかったため、当日1泊のみの強行スケジュールを基本としました(最終的にはそのようにする以外なかったので正解でした)。となると、普通であれば飛行機で米子鬼太郎空港or出雲縁結び空港利用か、新幹線とやくもの乗り継ぎとなりますが、せめて片道くらいはちょっと変わったルートを使いたい、ということで、復路はやくも&新幹線ですが、往路は羽田から1日たった1便しか出ていない萩・石見空港を利用することにしました。

実は萩・石見空港の利用者を対象に、萩・石見空港から浜田駅までのタクシー券とJR乗車券(特急券は対象外)を助成してくれる「浜田市⇔萩・石見空港 快適アクセス事業」というのがあり、途中の浜田まではタダで移動できるというのを知ったので、有効活用させていただきました。通常ですとタクシーは益田駅まで約1500円強、益田~浜田間のJR運賃は740円で、合計およそ2300円程度かかりますので、かなりお得です。これで定期路線を有する中国5県の10空港のうち、未利用の空港は鳥取・岩国錦帯橋・隠岐の残り3つとなりました。

会場には17時半より少し前に到着。松江駅からの出ている松江しんじ湖温泉駅行のバスに乗ったら30分くらいかかってしまいました。明らかに歩いたほうが早かったと思います(過去に松江を訪れた際、実際この区間を歩いたことがあるので)。

[84472]で紹介されている二次会のクイズの第1問(各県庁までの距離)ですが、私は小松原ラガーさんと同率1位の8問正解だったのですが、同点決勝問題で敗れて銀メダル止まりとなってしまいました。一方、これで勢いがついたラガーさんは次の第2問では全問正解の快挙を達成。昨日は完全にラガーさんの日でした。

そして今日はその絶好調なラガーさんの車に便乗し、さらなる運気アップのため(?)、同じくラガーさんの車に同乗することになったhmtさんと3人で出雲大社参拝へ。私、実は先月伊勢神宮にも参拝に行っているので、両方の遷宮の年に参拝に行くという快挙を達成。できれば次回のW遷宮の時も両方行ってみたいですね。なお、出雲大社の遷宮は正確に60年ごとに行われるものではないらしいので、次回も20年ごとに定期的に式年遷宮が行われる伊勢神宮と同年に行われるかはわからないそうです。そもそも、あと60年後に自分が生きているかどうかも怪しそうな感じですが、とりあえず死なないことを前提で考えています(笑)。

先月の伊勢神宮はアホみたいに人が多く、出雲大社もそれと同じくらいの人出を覚悟していましたが、まだ時間帯が早かったおかげで比較的ゆとりを持って参拝することができ、隣にある歴史博物館も見学できました。そして、昼食に出雲そば(割子そば)を食べた後は日御碕方面に向かうラガーさん、hmtさんと別れて一畑電車(乗った車両はご当地キャラのしまねっこがデザインされた“ご縁電車しまねっこ号”でした。車両は「ご縁」ですが、運賃は5円ではなく電鉄出雲市まで480円です)に乗り、出雲市からは特急やくも、岡山からは新幹線のぞみで横浜まで帰って来ました。

ちなみに島根県訪問は今回4度目で、最初が大学の地質学の授業の巡検、次が私用で石見銀山の見学、前回が地質学関係の学会発表会と、これまではいずれも「地質学」が絡んだ訪問だったわけですが、今回は「地質」ではなく、落書き帳オフということで「地理」がメインとなった島根訪問でした。

オフ会の回数もこれで10回の大台に乗りましたが、最近は参加者数も頭打ちになってきている感があるので、次回以降はオフ会未経験という方にもぜひいらしていただきたいですね。というわけで、次回の企画も楽しみにしております。
[83672] 2013年 7月 8日(月)00:41:51MasAka さん
4年前のリベンジ
第六回岡山オフが開催されたのは4年前の2009年のお話。あの時心残りだったのは、個人的な都合の関係で石島(井島)ツアーに参加できなかったこと。そこで今回、ボーイング787型機の運航が再開され、また、たまたま岡山まで往復できるマイルがあったことから、船のチャーター代を出しても宿代、食事代込みで予算2~3万円もあれば行けるだろう、と考えて土曜日に決行してきました。

石島(井島)と言えば、2年前に大規模な山火事があり、山林の87%が焼失したとのことで、その後の島の様子も気になっていました。

現状の島の様子はこの写真のような感じです。部分的に火災を免れたところもありますが、ほとんどの木(松の木が多かったように思います)は炭と化していました。写真手前が段々畑のようになっていますが、災害復旧事業(?)で、新たに植林がされた箇所です。小さな木の苗が山の斜面一面に植えられており、島の緑を取り戻すために尽力された方々の苦労がしのばれます。

なお、県境到達後の下山途中でデジタルカメラを紛失するというアクシデントがあり、せっかく訪れたにも関わらず、残念ながらスマホのカメラで撮ったわずかな写真しか残っていません。幸い、県境の写真(撮影場所:ウォッちずの+マークの地点から石島山156.7mの三角点方向を撮影)はツイッター投稿用にスマホにも収めておきましたが。

ほぼ島全体にわたって人工的な植林がなされたばかりのため、今の段階では現在地をあまり把握せずとも、大体の方向感覚で県境にたどり着くことは可能になっています。ただ、燃えて立ち枯れた木や低い藪などがたまに行く手を阻むことがあるので、暑いからと言って半袖シャツ、軍手ナシで乗り込んだのは若干失敗でした。燃えて炭になった木に触れると手や服が真っ黒になります。

ちなみに、県境到達時にツイートしてから数時間後、それに対してEMMさんから反応がありましたが、その時何を言わんとしているのかは大体予想がついていました。もともと私も訪問ついでに赤い色をした人工物でも見ておこうか、と思っていたのですが(たぶんこれですよね?)、前述した通りデジタルカメラ紛失騒ぎでそっちの方に気を取られてしまい、本土に戻って来て代わりのカメラを買ってようやく落ち着いたところで「あ、そういえば」とようやくその事について思い出したのでした。

石島(井島)は花崗岩の地質であり、一般的には次々と風化して崩壊しやすくなることから表層に根が密に張るまでに時間がかかり、植生が完全に回復するまでにはかなりの年月が必要と思われます。もし、また行く機会があれば、4年前のツアー写真にあるような美しい緑のある景色を見たいものです(そして失くしたカメラ回収……はそうなっている頃にはもう無理でしょう)。
[83092] 2013年 4月 9日(火)00:11:13MasAka さん
バス停+かいと
バス停名ネタで私も話題提供。

茨城県の関東鉄道バスには「筑波大学春日キャンパス・筑波学院大学」というバス停があるのですが(リンク先地図はバス停名が省略されてしまっています)、その名称変更の歴史を見てみると以下のような感じになります。

「図書館情報大学・筑波女子短大」

「図書館情報大学・筑波女子大学」(1996、東京家政学院筑波女子短期大学が4年制化)

「図書館情報専門学群・筑波女子大学」(2002、図書館情報大学が筑波大学と合併)

「図書館情報専門学群・筑波学院大学」(2005、東京家政学院筑波女子大学が共学化)

「筑波大学春日キャンパス・筑波学院大学」(2007、筑波大学が学群再編)

1990年代後半以降、バス停最寄りの学校の名称・組織がちょくちょく変わったため、わずか10年少々の間に4度も名称変更していますが、ただでさえ長い漢字表記の文字数が、14→16→18文字(記号含む)と単調増加していっているところが面白いと思います。

話は変わって、先週某所でつぶやいたのを見た方もいると思いますが、「かいと」コレクションに収録されている「松本市神林梶海渡」。ここ、私の母の実家がある集落です。で、この地名、コレクションでは「かじかいと」の読みを載せていますが、その付近を流れる鎖川にかかっている梶海渡橋の欄干には「かじかいどはし」と書かれていた記憶があるのです。ただし、最後にそこを訪れたのは20年以上も前。もしかしたら記憶違い……?何度も見ていたはずの場所なのに……?

と思っていた所、たまたまGoogleのストリートビューに、その橋が載っていたので見てみました。それがこれなのですが、画像が粗くて微妙です。「ど」になっているようにも見えますが……。なお、参考までに地元住民の発音は松本方言で「かじげぇど」になってしまうため、全く参考になりません(笑)。そういえば、北安曇郡松川村には「海」を方言そのまま「げ」と読ませる地名があるみたいですね(窪海渡)。

もっとも、橋の名前が地名と異なっている可能性も否定できないので、橋の名前としては「かじかいどはし」で、地名としては「かじかいと」ということなのかも知れません。
[82971] 2013年 3月 9日(土)00:47:11MasAka さん
みなとみらいトンネル開通!
[79483]でN-Hさん、[81986]で私が話題に取り上げた横浜臨港道路のみなとみらいトンネルが、今月19日の午後2時頃から供用開始となる旨、横浜市港湾局のウェブサイト上に情報が掲載されていました(3月1日付)。

横浜市港湾局報道発表資料:国際大通り「みなとみらいトンネル」の開通について

N-Hさんが[79483]で紹介したサイト「はまれぽ.com」でもこのトンネルの開通に関する話題が紹介されており(記事へのリンク)、それによると完成は1999年なので、14年ぶりの供用開始となるようです。横浜ワールドポーターズに隣接する円形歩道橋、新港サークルウォークの上から現地を見てきましたが、出入口の整備工事がだいぶ進んでいました。

というわけで、いよいよ今川焼さんの水底トンネルコレクションに掲載される日も近い!?


話は変わって中高一貫の話題が出ていますが、私は同じ所に長く居続けるよりも、3年ほどのサイクルで次々と環境を変えて刺激を与えてやるのが人間の成長にとってベストだと思っていますので、普通に中学と高校は別々に通ったほうが良いと考えています。ちなみに、今仕事をしている部署に配属となってからすでに3年を越えてしまったため、いい加減早く他の部署に異動させて欲しいと願っているところなのですが、残念ながら4月の転勤はないようです……。数年前には経県値がいっちゃんさんに並ぶのも秒読みかと思っていましたが、ここに来て足踏み状態になってしまったのでなかなか追いつきませんね(笑)。
[82866] 2013年 2月 8日(金)01:59:25MasAka さん
飯田市に2つ目のロータリー交差点誕生
ごぶさたしてます(そういえば年明けの十番勝負に参加できなかった……)。地名コレクション(ロータリーコレクション)への情報提供です。

毎日.jpにこんな記事が載っていました。同市吾妻町(鈴加町2丁目、東新町1丁目)にはすでに地名コレクションに掲載済みのロータリー交差点がありますが、そこから300mほど西の場所のようです(ここ?)。

まだできたばかりということもあり、対応している地図サイトは皆無なので、コレクション入りは当分先の話でしょうかね。
[82286] 2012年 12月 3日(月)02:13:50MasAka さん
第9回オフ会の感想など
早いものでオフ会からもう10日くらいが過ぎようとしています。記憶が新鮮なうちに書いておかねば……、というわけで。

23日の往路のルートは、オーソドックスに東海道新幹線で。先月は仕事が多忙だったため(オフ会前日も残業)、当日はゆっくり家を出ようと。ただ、交通費は100円でも200円でも安くしたいということで、のぞみではなくひかりで行きました。オフ会MLをチェックしたところ、どうやら今回初参加のまなちゃんさんと同じ列車だったようです(当然、車内ではわかるわけがなく)。名古屋からは在来線に乗り換えて岐阜駅へ。その後、宿のすぐ近くにある8月にできたばかりの長良川うかいミュージアムを見学。16時半を過ぎたあたりでミュージアムを後にし、オフ会の受付を済ませます。

今回の一次会座席配置くじ引きでは、スナフキんさんと、初参加の菊人形さんの間に入ることに。前回同様、小松原ラガーさんが上座の真ん中(偶数なので完全な中央ではないですが)を引き当てたのは強運だと思いました。

一次会でのクイズ企画は3×3の市名完全クロスワード(改め市名マトリックス)。左上の1文字が出された後にようやくわかりました。Hiro_as_Fillerさんが驚きの速さで正答していた記憶があります。すでにグリグリさん提供の豪華賞品は売り切れだったため、EMMさん提供の国道(酷道)157号名物看板「危険、落ちたら死ぬ!!」のミニチュアをいただきました。

二次会のメイン企画は仲間はずれ当てクイズ。なかなか閃かず、1問か2問くらいしか答えられなかった記憶が……。二次会ではおつまみの差し入れとして、新潟土産の「ばかうけ新潟限定タレカツ味」と、北海道土産の「いも子とこぶ太郎」を持って行きました(自分で消化しきれず余った分だけなので、全員には行き渡らず)。また、クイズの賞品用としては、某研究所の関係者からもらったジオ鉄MAPを提供。ジオ鉄というのは
鉄道を利用し、誰もが気軽に楽しみながら自然や地球環境のことを学ぶことができる活動
深田研Webサイトより引用。……あ、上で研究所名を伏せた意味がない(笑))のことで、鉄道沿線の地質・地形的な見所を紹介したガイドマップみたいなものです。確か、小松原ラガーさんがお持ち帰りいただいたと記憶しています。ちなみに、入れ物にしたオレンジ色の袋は、3年前の岡山オフ会でかぱぷうさん提供の賞品(ニモカ自由帳)が入っていた文具屋の袋の再利用だったりします。研究所の人からもらってそのままの、研究所の名前が入った茶封筒では味気ないと思ったもので……。

翌朝は、JOUTOUさんの車でJR岐阜駅まで送ってもらい、そこから単独行動に。高山本線で高山を目指します。予定より1時間以上も早い時間に岐阜駅に着いてしまいましたが、ちょうど1本前の列車に乗れることがわかったので、その場で乗車変更して特急ひだに乗り込みました。

高山に来た目的は、第一に神奈川ローカルな某テレビ番組のMCの実家である「豆天狗」にて高山ラーメンを食すこと。11時半頃に店に着いたら20人近く行列が出来ていましたが、客の回転は良くて、20分も待たずに店に入れました。昼食の後はレンタカーを借りて、NEXCO中日本管内最長の道路トンネルである飛騨トンネル(10.7km)を通ります。飛騨清見側の坑口にある飛騨河合PAで休憩しましたが、確か気温は3℃とか4℃くらいしかなく、駐車場の脇には除雪された雪が残ってました。

ついでなので白川郷の合掌造り集落も見て行こうと思いましたが、連休だけあって国道156号は大渋滞。高山から白川郷ICまで休憩含めて50分で行けましたが、そこから同じ村内にある駐車場に車を停めるまでが50分かかるという状態。歩くのと全く変わらない速度でした。白川郷では1時間ばかり散歩し、今度は国道156号を南下して御母衣ダム湖の脇を通りながら荘川に向かいます。日は完全に沈み、ダム湖の景色はよくわかりませんでした。荘川の道の駅に併設されている温泉(桜香の湯)に入り、そこで夕食を食べた後は、再び高速道路に乗って、日本の高速道路最高地点(松ノ木峠付近、標高1085m)を通過。この日は高山で1泊しました。

その翌日(25日)は、高山本線を富山に抜け、そこから北陸周りで横浜に帰ってきました。こうするほうが交通費が安上がりなので。富山から越後湯沢までのはくたかの指定席が取れなかったため、自由席に座れずずっと立ちっぱなしかと思いましたが、幸い魚津駅で何人か降りる客がいたので、そこで座ることが出来ました。それにしても、高山を朝9時半に出て自宅に着いたのが夕方6時頃ですから、8時間半くらいかかったわけですね。高山~富山が普通列車の乗り継ぎだったのと、越後湯沢~大宮の新幹線が、1本遅いのしか取れなかったというのもありますが、最終日は移動だけで1日を費やしてしまいました。

というわけで、今回も充実した時間を過ごせたと思います。皆様どうもありがとうございました。
[81986] 2012年 10月 21日(日)20:20:48MasAka さん
横浜臨港道路の水底トンネル
久々に落書き帳を訪れたところ、ハンブルガーさんの訃報の記事が……。直接のやりとりはありませんでしたが、ご冥福をお祈りいたします。ちょうど今月初めには私が学生時代に非常にお世話になっていた1歳上の大学の先輩が亡くなり、「まだ若いのになぜこんなことに……」と思っていた矢先だったので、相次ぐ若い方の訃報に非常に驚きました。

さて、本題ですが、ちょうど1年ほど前に[79483]でN-Hさんが話題にした横浜臨港道路の未開通トンネル、13年間の沈黙の時を経てついに開通に向けて動き出したようです(読売新聞の記事)。これでいよいよ今川焼さんの水底トンネルコレクションに晴れて登載となるのでしょうか?
[81740] 2012年 9月 1日(土)01:44:43MasAka さん
第三十五回十番勝負入門コース解答
何とか最終日に間に合いました(が、一般コースの想定解を拾う気力がないので入門コースで……)。

問A:北名古屋市
問B:松本市
問C:成田市
問D:長岡市
問E:川越市
問F:五島市
問G:ひたちなか市
問H:日田市
問J:堺市
問K:旭川市
[81188] 2012年 7月 26日(木)21:28:37MasAka さん
東西南北のつく地名
久々に落書き帳をのぞいたので、話題に乗り遅れてる感がありますが、私が仕事の参考資料としてよく使っている「建設技術者のための地形図読図入門」(鈴木隆介著・古今書院発行)という本のP.29には以下のような表が掲載されています。

表1.2.4 方位に由来する地名・人名(一部抜粋)
平野と盆地の中央から見た方位中央北方東方南方西方
土地の傾斜方向(低下方向)平坦南向西向北向東向
日本の農山村地域における自然的位置中山北山東山南山西山
・方位に由来する地名と人名の例中川北川東川南川西川
中沢北沢東沢南沢西沢
…………………………(以下略)
地名・人名の頻度最大最小

本文の説明では
日本では平地を囲む山地の斜面や谷の大局的な方位が、日照時間との関係で、農業用地および住宅用地の適否に重要な意味をもっている。
とし、その根拠として挙げているのが上表です。そして、
これらの地名や人名は、多い方から順に中、北、西、東、南の付くものであり、南の付く人名や地名は極めて少ない。これは、明らかに日当たりの良否を反映している。
と結論付けています。

今回メインの議論はこの表とは逆に東西南北が後ろにくる場合で、しかも「川+東西南北」だとなぜか「西」が多いことから、必ずしも全ての東西南北地名がこの本で述べられているパターンに当てはまるわけではなさそうですね。まぁ、これを書いた先生は本のタイトルにあるように地形学が専門であって、地名の専門家ではありませんので……。
[80900] 2012年 5月 26日(土)22:23:19MasAka さん
NEXCOの回答に異議あり
[80899]グリグリさん
このYahoo!地図の有料道路を示す緑色の部分の一番南側、道路幅が少し広くなっているところが料金所ではないかと考えます(どなたか確認できますか)。
Googleマップの航空写真では、料金所ブースの盛土基礎工事をやっているのが確認できましたので、グリグリさんの予想で合っていると思います。Wikipediaによれば料金所はJCTから1.6km地点ということですので、距離的にもここで間違いないでしょう。

それにしてもさすがNEXCO東日本、明確な回答を出してきていますね。とは言え、実はまだ腑に落ちない点があります。

NEXCO東日本からのメールにある、
鶴岡JCTは、ジャンクションでありながら日本海東北自動車道の
有料区間と無料区間の境となる地点であり、料金徴収施設を
設置していることから、インターチェンジ表記(○)としています。
については、同じNEXCO東日本管轄の道央自動車道に黒松内JCTというのがありますが、これもジャンクションでありながら無料の自動車専用道である黒松内新道との接続点であるため、鶴岡JCTのように料金所が設置されています。しかしながら、ここのJCTの表記は他のJCTと同様に(■)記号です。鶴岡の例に習えば(○)とすべきではないかと思います。

もう1点、
また、東関東自動車道・成田ICは新空港自動車道と
接続していますが、一般国道295号にも接続しており
高速道路と一般国道が出入りできるためICとしています。
JCTの定義としては、高速道路と高速道路をランプを介して
相互に接続し一般国道へ出入りできない形状のものをいいます。
についても、同じNEXCO東日本管轄の常磐自動車道・三郷JCTは東京外環自動車道および首都高速道路との接続点になっており、かつ同じランプウェイから一般国道298号の出入りも可能です。しかし実際の名称としては「三郷IC・三郷JCT」と併記した形になっており、三郷IC単独の名称にはなっていません。

「JCTとは何か」という定義の話に深く突っ込むのは落書き帳の趣旨とは逸れてしまうのでここで結論を出すつもりはありませんが、おそらくNEXCOや国土交通省等の内部でもそれほど厳密な定義を作っていないのではないか、というのが私の予想で、グリグリさん宛に送られたメールはあくまで原則論としての定義(すなわち例外もある)を書いてきたのだと思っています。
[80897] 2012年 5月 26日(土)16:37:06MasAka さん
青森はジャンクション
[80885]グリグリさん

青森市にある東北自動車道と青森自動車道の接続点は、NEXCO東日本が公式に「青森JCT」という名称で案内しています。ドラぷらハイウェイウォーカーの地図だけでなく、NEXCO東日本の公式webサイト中にも青森JCTの表記があったり、またNEXCO東日本と道路保有者である(独)高速道路機構とが結んでいる協定の記載事項(PDFファイル)の中にも「青森ジャンクション」の記載があります(49ページ)。

そうなるとWikipediaにある青森ICの記載が間違いかと言えば必ずしもそうとは言い切れません。実は上記PDFファイルにあるIC・JCT間のキロ程三角表は全てのIC・JCTが網羅されていますが、同表のキャプションに青森JCTの記載があるにも関わらず、表の中身にはその記載がありません。また、以前実際に青森JCTを通過したことがあるのですが、このJCTには通常IC・JCTに振られているはずの番号が存在しませんので、公式にJCTと名乗っているものの、どこか怪しげな存在ではあります。この地点で道路名が変わるため、案内の便宜上JCTという名前を与えているものと思われます。

逆に、横手についてはNEXCO東日本では単に「横手IC」としており、JCTという案内は一切行っていませんが、NEXCO東日本の公式サイト内でわずか3件ですが使用例が見られ(いずれも入札公告)、高速道路機構でも業務実績報告書等でそのような記載があったので、公式サイトで使われている以上、一応許容範囲かなと思いました。

すべて無料となると一般道路のJCTがたくさん出てきそうです。

無料で走れる道路同士の立体交差部でJCTと名付けている例はほとんど聞いたことがないですね。通常は全てICと名乗っているはずです(例:姫路西バイパスと太子竜野バイパスの交点部は「太子上太田IC」。ただし横手同様にJCTとも呼ばれる場合があるようで、国土交通省近畿運輸局等のwebサイトでJCTという記載あり)。調べてみた中では、大分県日出町にある大分空港道路の藤原JCTが全方向無料で公式にJCTと名乗っていました。ほかの例は今のところ見当たりません。したがって、まだ全てを調べ尽くしてはいませんが、全方向無料のJCTで市名と同一のものはおそらくないはずで、現時点では想定解に影響は出なかったと思います。ただし、一般有料道路の無料開放や新直轄の高速道路の開通が今後増えれば無料の道路同士のJCTが増える可能性はあります。


そういえば、拙稿[80873]で大竹と書くべきところを大野と書いてましたね。すでに訂正期限を過ぎてしまいましたが……。
[80873] 2012年 5月 19日(土)23:57:28MasAka さん
広島岩国道路
[80872]hmtさん

広島岩国道路の経緯については、広島ホームテレビの「暮らしの疑問!?」というコーナーに「広島岩国道路は山陽道の一部のようだけどなんで「ここから広島岩国道路」という標識が出ているんですか?」というQ&Aが載っており、これを見るのがわかりやすいでしょう。旧・日本道路公団時代における一般有料道路と高速自動車国道の整備手法の違いも説明されています。

広島側が先に開通しており、広島岩国道路の全線開通は、岩国側の開通よりも更に後でした。
工事が進んでいた廿日市-大竹間が「広島岩国道路」として残されたのだろうという予想に反する結果でした。

上記ウェブサイトにある通り、先に廿日市~大竹間の広島岩国道路建設の認可が下りていたところに(昭和48年)、後づけで山陽自動車道の建設が決まった(昭和53年)ということです。先に広島岩国道路のほうを作ることが決まってしまっていますので、山陽自動車道の建設は広島岩国道路と調整したというよりも、元からある広島岩国道路の建設計画に継ぎ足すような形で行われたはずです。すでに認可済の計画を変更するのは事務手続きが煩雑になりますので。

また、仮説を証明するために開通時期について検証されていますが、建設大臣(現・国土交通大臣)からの施行認可or施行命令が出ても、実際の工事の進捗は年度ごとの予算配分や、工事の難易などによって変わってきますので、開通時期は基本的にバラバラになります。したがって、開通時期ではなく認可or命令が出た時期で考察すべきものです(新幹線でも、昨年開業した九州新幹線博多~新八代間の着工が認可される前から北陸新幹線長野~金沢間の工事をしていますが、こちらの開業はまだまだ先の話です)。一般有料道路事業は高速自動車国道事業とは予算の出所が異なるので、広島岩国道路は工事のペースが遅かったのではないかと推測しています。

ところで、高速道路に挟まれた一般有料道路のかつての例として、山形自動車道の笹谷~関沢間というのがあります。この区間、2車線対面通行による開通当初は広島岩国道路同様、一般国道286号バイパス笹谷トンネルという一般有料道路の扱いで、山形道と連続走行ができるにも関わらず別路線だったのですが、同区間を4車線化する際に高速自動車国道としての施行命令が出されたことから、これに伴って一般有料道路から高速自動車国道に「昇格」したという珍しい区間です。

一方、広島岩国道路はいまだに一般有料道路(一般国道2号バイパス)という扱いのままなので、現・広島岩国道路とは別の「山陽自動車道としての廿日市~大野間」の建設計画は、現時点ではまだ生き残っていると言えます。もっとも、同区間の交通量が爆発的に増えることでもない限り、現実にそれが実行に移される日はないと思いますが……。
[80870] 2012年 5月 19日(土)17:26:24【1】MasAka さん
第三十四回十番勝負・感想
今回の十番勝負の開始時間の頃は携帯電話の電波が全く届かない海の上でした。そこからしばらくの間、世界自然遺産となっている南の島を堪能していたので(道中、不慮の足のケガであまり動けませんでしたが)、まともに取り組み始めたのは本土帰還後。まぁ、そうでなくても毎回1~2週間遅れの参加なのでいつも通りのスタートです(笑)。それにしても、今年の連休は家から約30時間近くかかる場所まで行った割には、今年の経県値的には東京都の訪問が宿泊に変わっただけ(プラス1点のみ)なんですよね。ただし、「村」に泊まったという点では6年ぶりという久々の経県でした。

さて、今回は売り切れた問一を除いた全9問を解答。最近は十問完答が厳しくなっているような……。

問二(「県立」大学のキャンパスがある):20位
第一ヒントの解答が提示されるまで(自力でアナグラム解凍できなかった)共通項が見えてこなかった問題。わかってしまえば解を拾うだけなんですけどね。昨年のオフ会が福島県開催ということにちなんで、福島県立医科大学がある福島市を解答。

しかしこの問題、共通項がわかってから「あれ、そういえば似たようなのをどこかで見たことあるな」と思って過去問を見てみましたが出題されておらず、気のせいかと思っていたら、桜トンネルさんが[80855]で書き込んでいるように、前回の傾向と対策([80278])で星野彼方さんが言及されていたのですね。だから金メダルだったのか……と納得。

問三(市名と同じジャンクションがある):23位
お題と上位解答陣の解答を眺めれば、共通項は大体想像つきました。おそらく人生で初めて通過したジャンクション(JCT)であろう、大月JCTのある大月市で。これもどこかで見たことがあるような……と思ったら、これは第二回問四の類題ですね。

なお、[80869]でグリグリさんが
ジャンクションについて、何らかの線引きがあるのかどうか、ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示ください。

という質問を投げかけていますが、法律上はJCTなどの高速道路施設名に厳密な定義はありません。管理・運営を行う高速道路会社等がそれぞれ任意で名称を定めています。したがって、基本は高速道路同士の接続部を指しますが、インターチェンジ(IC)併設の場合は、名古屋や成田などのようにJCTを名乗らない場合もあれば、三郷や大泉などのように名乗る場合もあります。また、分岐はせず路線名だけ変わる部分でも市川(首都高・東関道接続部)のようにJCTという名称をつける場合もあれば、京葉道路・館山道接続部(かつての千葉南IC付近)のように何の名称もない場合もあります。

そういえば首都高速道路上のJCTはかつてはICと名乗っていました。高速自動車国道法に基づく高速道路のICは高速道と一般道を接続する箇所を指すのに対し、首都高の場合は高速道同士の接続箇所でも同じ名称というのは紛らわしいので、JCTに名称変更したという経緯があります。

あと、有料か無料かという線引きも、もし高速道路無料化社会実験期間中にこの問題が出題されたら結構悩ましいことになると思います。また、新直轄制度による高速道路は税金で整備されるために全て無料になりますが、そうなると新直轄制度による高速道路上のJCTは法律上れっきとした高速道路でも本問の解答から除外されるという不都合もあるでしょう。もっとも、出題時に「このように決めました」と言われてしまえばそれに従わざるを得ませんが。

そんなわけで、道路関係は結構イイカゲンな所があるので、共通項を厳密に定義しようとするのはやめたほうが良いかも知れません。そういえば第三十二回の問一でもいろいろありましたっけ(笑)。

問四(他の町村名を含む):23位
お題と解答上位の市名でググってみたら、雑学ページがそのまま引っ掛かかりました。この問題を考えているときに、たまたま見ていたテレビ番組でスカイタワー西東京(田無タワー)が紹介されていたことから、そのまま西東京市を解答。

問五(都道府県で読みの長さが単独1位):23位
やたら方角名のつく市が目立ちましたが、どうやらそれは関係なさそう。で、しばらく膠着状態でしたが、第二ヒントが提示されてようやく糸口がつかめました。残っていた解答の中で読みの長さが一番短かった土佐清水市を解答。

ここからは今回復活した順位問題。順位問題といえば、[80180]でグリグリさんが
[77146]で「非常にややこしいことが起きる可能性がある」と自分で書いていますが、ややこしいことが思い出せません(^^;)。
と書いていますが、[79194]を見ると
連続もしくは順位が近傍で同一市が並ぶようなケースを考えた場合、どちらの順位の解答なのか識別できなくなる恐れや、それによって、次の解答者が混乱することも予想されるため、上記の注意事項11を設定した経緯があります。
とあります。これが理由だと思っていたのですが……?
それはさておき、

問六(熊本市の人口に近い):20位
市の並びから人口絡みというのは何となくわかったものの、差分を取るというところまではなかなか気づきませんでした。かすみさんお膝元の尼崎市で解答。

問七(市制施行日・市の誕生日・市名誕生日のパタンがABA):24位
第一ヒントから、該当の雑学ページ(市制施行日・市の誕生日・市名誕生日)を調べて解答。1954年4月1日誕生グループのラスト、五島市で誤答……ではなく正答。

ちなみにどうでもいいことですが、patternを「パタン」と表記するのは私の卒論の指導教官の書き方と同じですね(このほうがネイティブ発音に近い)。

問八(同じ月日に市制施行した市が他にない):19位
問七と同じ雑学ページを参照して答える問題だとは思いませんでした。第三ヒントが出てようやく問七と同じページに戻ってきた次第。三陸復興を祈念し宮古市で解答……というのは順序問題なので単なる偶然です。皆さんも結構難航されたのか、この問題だけ唯一10位台にランクインしました。

問九(特例市):25位
お題の市と解答上位の市から特例市であることはわかったので、特例市一覧のページで順番(面積)を確認。出身地の所沢市はすでに解答されてしまいましたが、同じ埼玉県の市で解答できた(春日部市)ので満足です。

問十(合併、改称で市名を消滅させた):24位
第一ヒントとお題の市の並びで共通項を把握。私が解答したひたちなか市はお題の市を含め29番目の該当市ということですが、想定解数が84市もあることを考えると、まだ18年前の出来事なのに順番としては結構早い方なのですね。いかに平成の大合併で新しい市名が数多く生まれたか、ということでしょうけど。

というわけで、次回、第三十五回夏の大会でもひっそりと参加させていただきます。
[80829] 2012年 5月 12日(土)21:21:45MasAka さん
第三十四回十番勝負解答
今回も落穂拾いで……。

問二:福島市
問三:大月市
問四:西東京市
問五:土佐清水市
問六:尼崎市
問七:五島市
問八:宮古市
問九:春日部市
問十:ひたちなか市
[80526] 2012年 4月 14日(土)04:04:01MasAka さん
横浜市庁/市役所?横浜市会/市議会?
[80518]Issieさん
ここの初期の頃に話題になったように,一般呼称としては「市役所」と呼ばれている建物やその中にある行政機関を横浜市は勝手に「市庁」と呼んでいるようなものかしら。

過去記事を見てみると[243]でIssieさんご自身が考察されていたのですね(落書き帳アーカイブの一部)。あとは八戸がらみで[73439]でグリグリさんが言及されていて、そこには
横浜市も八戸市と同様に横浜市役所は正式呼称としていないと思われます。
と結論付けられています。

で、自分も気になったので今さらながら改めていろいろ調べてみました。

横浜市例規集を見てみると、市の事務所の位置に関する条例(昭和34年3月14日条例第2号)には
市役所の位置条例(昭和25年10月横浜市条例第38号)の全部を改正する。
とあるので、この条例が制定される前までは「市役所」が正式名称だったものが、条例制定日をもって単なる「市の事務所」に変わったようです。ということは「市庁舎」も「市役所」も正式な名称ではないということになりそうです。しかし、例規集をさらに見ていくと、市役所、区役所及び事業所の開庁時間(平成19年3月30日告示第107号)という告示のタイトルに思いっきり「市役所」という用語が使われていたりします。これだけでなく、横浜市役所庁内応援規程(平成12年7月5日達第17号)という達もあります。

そういえば、横浜市のトップページには「市役所ホームページ」の言葉が使われていますし(本文ではなくタイトルバーの部分)、横浜市広報課の公式ツイッターアカウントに載っているプロフィールも
横浜市役所の公式アカウントです。
と書いてあります。

結論としては、横浜市役所という呼称は、市の事務所の正式名称であることを明確に定義してはいないが、告示や達など市が発出する公式文書に記載があるので、便宜上正式名称に準じる存在である、と言えるでしょう。

ただし、市役所という言葉の定義ですが、「横浜市役所庁内応援規程」の条文の書きぶりを見ると、統括本部及び局、会計室、消防局並びに区役所を全て含めた組織全体を「局区」と第2条で定義し、その局区間相互で人員をやり繰りするための条例であることから、これだけ見ると市の運営組織全体を「市役所」と呼ぶのかな、と思いきや、その一方で「市役所、区役所及び事業所の開庁時間」という告示のタイトルからは、市役所という存在は各区役所や事業所とは別物だ、とも読み取れます。というわけで、市の公式文書の書きぶりに整合性が取れていないので、結局のところ明確な定義がないまま市の公式文書に載ってしまっている用語ということになりそうです。

一方、「市庁」という言葉ですが、たとえば横浜市予算、決算及び金銭会計規則(昭和39年3月31日規則第57号)の中に
第63条 指定金融機関は、市庁、区役所その他会計管理者の指定する箇所に必要な人員を常時又は臨時に派出しなければならない。
という条文が存在しています。これは「箇所」を示しているので、市庁が市の主たる事務所の建物のことを指すのは明確と思われます(他の文書でも同様の使い方がされている)。

さらに、もともとの本題であった「市会」の名称についても、例規集を見ると横浜市議会議員及び横浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例(平成5年6月25日条例第36号)と横浜市議会議員及び横浜市長の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例(昭和56年12月15日条例第57号)の2つだけは「市議会」という用語が使われているのですね。他の条例等は全て「市会」なのですが。同じ市で制定した条例なのに、なぜこの2つだけ「市会」ではなく「市議会」という名称を用いる必要があったのか、ちょっと謎です。
[80173] 2012年 1月 21日(土)16:30:05MasAka さん
第三十三回十番勝負・感想
今回は前回開催時よりも時間はあったはずなのでもうちょっと早めに参戦しても良かったのですが、どうも新年早々はモチベーションがあがらず、今回もやはり遅めの参戦。デパートの新年初売りが終わって売れ残った福袋をのぞきに来たような雰囲気での取り組みでした(←どんな比喩なんだか)。というわけで今回は2問は売り切れで解答できず、残った8問で正解(総合29位)。

問二(都道府県で五十音順で二番目):36位
五十音の最初のほうで始まる市が多かったのと、ヒントから共通項に至りました。残り7市という少ない選択肢の中からの解答でしたが、先月仕事で長崎県に行ったので諫早市を解答。

問三(県庁からもっとも近い市役所のある):30位
解答が県境隣接の市ばかりで、あとはヒントを頼りに地図とにらめっこでした。3年ほど前まで勤務していた鳥栖市が残っていたのでそれを解答。基準となっている福岡県庁が所在する福岡市にも勤務していたので、いい市を解答できたと思います。解答状況を見ると佐賀県内の市を解答して誤答の山が築かれていましたが(佐賀市、鹿島市、伊万里市、神埼市)、なぜか正解の鳥栖市は解答されずに最後のほうまでしぶとく生き残ってました(^_^;;
ちなみに、かぱぷうさんが[80167]
マピオンのキョリ測で羽咋市役所と七尾市役所を比べたら羽咋市市役所の方が近くなってしまった
と書いてますが、私も同じくキョリ測で測ったところ、こちらはちゃんと七尾が2回平均で11.5m(1回目が11m、2回目が12m)短かったです。

問四(同一音で始まる町村に隣接する):32位
すでにヒントを見てしまったので考えるまでもない問題になってしまいましたが、たぶんノーヒントでも共通項にはたどり着いたでしょう(想定解市を拾うのは大変そうですが)。以前住んでいた七戸町は十和田市と東北町に隣接していたのを知っていたので、逆に十和田市と東北町も相互に隣接しているかを地図で確認。というわけで十和田市で解答したのですが、この両市町が隣接している箇所の地図を見て、仕事上で起こったあるショッキングな事件の現場が近かったことまで思い出してしまったのでした(苦笑)。あの時は上から新聞社のヘリが……。

問五(同一都道府県において同じ日に単独市制施行した市がある):30位
これは完全にヒント頼みで(笑)。以前父が勤めていたことのある東久留米市を解答。解答順だけ見ると、直前に花笠カセ鳥さんが[80132]で解答された清瀬市に乗っかったみたいに見えますが……。なお、これは隣接同士の町が同時に単独市制施行した例ですが、おがちゃんさんの[80168]を見ると、隣接自治体同士が同時に単独で市になった例は福岡県の春日市・大野城市・筑紫野市・小郡市の4市が最高記録でしょうか。これによって福岡市から久留米市までが全て市域のみでつながったのですね。あと、現西東京市の旧田無市・保谷市も同時だったいうのも意外な発見でした。

問六(平成23年に市長が交代した):31位
昨年4月の選挙当時話題になった夕張市(最年少市長誕生)が意外と最後の方まで解答されなかったのは([80129]IKさん)、皆さんヒントになるのを避けるためわざと敬遠したのでしょうか?解答は地元所沢がまだ残っていたので、迷うことなく所沢市で。ちなみに現市長の藤本正人氏は先々代市長の齋藤博氏の高校の9年後輩に当たります(自分の高校OB名簿より)。自分の出身高校から所沢市長が出たのはこれで2人目。3人目は私MasAkaが狙います(ウソです)。

問七(面積5km2以上の島がある):30位
最後の第四ヒントがなければ結構(共通項に近いところにいるものの)迷走していたかも知れない問題でした。ここまで自分にゆかりのある市を答えていましたが、共通項に該当する市でもう自分にゆかりのある市は残っていないので、それなら思い切って遠いところを、ということで根室市を解答。北方領土(歯舞群島)は日本固有の領土なんだから当然正解だろうと強気に(?)攻めました。

問八(落書き帳公式オフ会を開催した市に隣接する):28位
意外性をついた良問だと思います。これもたぶんヒントなしでは解答できませんでした。いい加減解答に選ぶ市のネタがなくなってきましたが、「神」奈川在住「埼」玉出身ということで、自身初参加となった第四回オフ会開催地の福岡市に隣接する神埼市を解答。しかし[80158]で白桃さんもおっしゃってますが、金・銀メダルがオフ会に出られてない方の獲得とは……。むーん。

問九(他の市の市名駅がある):31位
問四同様、これもお題の5市だけで解けたかな……。これで無理でも、金メダルの高岡市(福岡駅)が出た時点で気づけたはず。この手の問題は自分の勤務先に関連があるところから解答しようということで、とりあえず関東周辺から調べていったら東葉高速鉄道に村上駅を発見。運良く八千代市は未出だったのでそれを解答しました。

というわけで、次回もまたマイペースで頑張ります。
[80134] 2012年 1月 16日(月)02:28:04MasAka さん
第三十三回十番勝負解答
明けましておめでとうございます……と言っても、もう松の内を過ぎてしまいましたね。

問二:諫早市
問三:鳥栖市
問四:十和田市
問五:東久留米市
問六:所沢市
問七:根室市
問八:神埼市
問九:八千代市

今年もこんな感じでのんびりと参加します。
[79722] 2011年 12月 10日(土)19:29:15MasAka さん
第八回落書き帳オフ会感想
第八回の公式オフ会から早くも1週間が経ちました。前回のオフ会の後も風邪をひいたのですが([76863]参照)、今回もちょっと風邪気味です。といっても今回はオフ会ではなく、その後さらに寒い地方に出張に行ったのが原因でしょう。

今回の会場入りは東武鉄道が出しているゆったり会津・東武フリーパスという企画乗車券(おトクきっぷ)を使うことだけは会場が芦ノ牧温泉に決まった時点で決めていましたが、後は特に何も考えていませんでした。というかいろいろ忙しくて考える余裕がなかったというほうが正しいかも知れません。開催4日前くらいにグリグリさんからメーリングリストを通じて参加者アンケートに回答するよう依頼が出た時点でようやく具体的な行程を検討しはじめ、そこで北千住~鬼怒川温泉間は特急スペーシアを使うことに決定。特急はネットで予約ができ、チケットレスサービスを使えば携帯電話の画面がそのまま特急券代わりになるので当日は特段あわてる必要もありませんでした。

さて、当日は会津鉄道線会津田島駅で気動車に乗り換えた際にN-Hさん、かすみさんと合流。さらに途中、塔のへつり駅で88さんが乗り込んできました。16:09に芦ノ牧温泉駅に到着するはずのメンバーは上記参加者アンケート結果によればこれに白桃さんを含めて5人だったはずですが、白桃さんはおそらく先に行かれたのだろうということで、4人で宿の送迎バスに乗って会場入り。

今回の宿は一昨年の会場、岡山・苫田温泉「乃利武」を彷彿とさせるような広さと複雑さでした。温泉大浴場で体を温めた後、宴会開始時間が近づいてきたので会場に行きましたが、まだ数人しか来ていません。恒例のくじ引きで席順が決まりますが、私より先に来ていた小松原ラガーさんが金屏風をバックにした真ん中の席にたった1人で座っていて、まるで殿様のような雰囲気を漂わせていたのが印象に残っています(笑)。

1次会はfutsunoおじさんによる飯豊山登山道の解説も興味深かったですが(前回、前々回は県境ツアーがありましたが、さすがに今回はここの三県境に行こうという人はいませんでしたね)、スナフキんさんが持ってきた1972年の鉄道時刻表はトークのネタになりそうなものがたくさんあって面白かったです。あと、スナフキんさん提供の鉄道クイズは超南海……いや難解でした。後でオフ会記録のページに問題と解説が公開されると思いますが、鉄道関係の仕事でメシを食ってる私が1問たりともわからなかったくらいなので、その難しさは推して知るべきでしょう(笑)。

2次会最初の企画は白桃さんの小谷千(おやじ)ダジャレクイズ。開始前に予め問題文が書かれた紙が渡されており、その時点でわかったのは問七と問八を除いた8問。これはわからない問題が多いほうが幸せなのかも……、と思いつつ、最後の問十を正解して「『小』を取っても市・町名になる自治体」の解説書をいただきました。次に88さんがミニ十番勝負(2問だけなので二番勝負?)のクイズを出題していましたが、これもスナフキんさんのクイズ同様の難問でまったくわかりませんでした。

2次会も盛り上がってきたところで、グリグリさんによる恒例の○×クイズ。1回目はスナフキんさんが優勝、その次の2回目はhmtさんとN-Hさんの2人で決勝戦となった時点でグリグリさんが用意した問題を全て使い果たすというハプニングが発生。そこで私から「即興で問題を出してもいいですか?」と提案。今回、野岩鉄道経由で芦ノ牧温泉に来たこともあり、野岩鉄道建設当時の工事紹介パンフレット(1983年発行)を持ってきていたので、そこに書かれている内容からクイズを出そうと考えたわけです。それが[79718]でhmtさんが
このあたり、車窓の景色を MasAkaさん持参の野岩鉄道資料【注】と見比べながら進行。
【注】二次会(トンネルの長さ)で使われたもの。オフ会記録ページに掲載していただければ有難い。
と書かれているものです(当該パンフレットは建設現場見学者等に配布した公開可能なものですので、後でオフ会記録ページ用に提供いたします)。この時出した問題が「野岩鉄道で一番長いトンネルの長さは5kmを超える」でした(正解は書き込みの最後に)。解答は○と×に見事に分かれ、無事に決着がつきました。

最後の企画はここはどこの市?~航空写真編。私は袖ケ浦市と宮古島市を当てました。前者はグリグリさんが「この辺がヒント」と写真左下隅にある橋を指したので、東京湾アクアラインのことだとわかりました。後者は海水の色がサンゴで水色っぽくなっていたのと「どこの島でしょう」というヒントでひらめきました。

翌朝、グリグリさんから参加費1500円の返金。皆さんあまり飲み食いしなかったんですね。おつまみ類もだいぶ余ったようで、グリグリさんから未開封のものをいくつか引き取りました。今回は差し入れ等を何も持ってきてなかったので、少々恐縮ではありますが、そのまま余らせておくのももったいないので有り難くいただきました。

2日目の行動ですが、JOUTOUさんの車に乗せてもらい、会津田島駅まで送ってもらいました(考えたら前回のオフ会ではつくば駅から宿まで乗せてもらったような)。会津田島には松茸二段弁当が売られているとおっしゃっていたので、この話に乗っかろうというわけです。もともとは芦ノ牧温泉9:07発の列車に乗って帰るつもりでいたのですが、前日、宿の人の話では運休と言っていたので急遽予定を変更しました。しかし、実際にはダイヤ通りに運行されていたようですね。で、会津田島駅に売られていた松茸弁当は3個。そして希望者は4名。その場で弁当争奪ジャンケン大会が行われましたが、結局言い出しっぺのJOUTOUさんが食べられないという皮肉な結果に終わりました(笑)。

会津田島から先はグリグリさん、JOUTOUさんと別れ、[79718]hmtさんの記事にもありますが、hmtさん、油天神山さん、かすみさんとともに会津鉄道~野岩鉄道を南下しました。上三依塩原温泉口駅を過ぎたあたりで窓の外を見ると、並走する国道からこっちに向かって手を振るグリグリさんとJOUTOUさんの姿が見えました(かすみさんからの情報で、ツイッターに「新藤原行きと並行して走ってます」と書き込みがあったそうです)。そして、特急乗り換えとなる鬼怒川温泉駅への到着はJOUTOUさんの車のほうが早く、なんと駅のホームでお出迎えを受けてしまいました(笑)。鬼怒川温泉駅では油天神山さんはそのまま区間快速に乗車、かすみさんとは別々の席なのでここから単独行動で横浜へと帰宅しました(hmtさんは途中で龍王峡へ)。

というわけで、今回も参加者の皆さんと楽しい時間を過ごせて良かったです。本当にありがとうございました。

(追伸)
○×クイズの解答:×(4250mの葛老山トンネル(川治湯元~湯西川温泉間)が最長なので5km以下)
[79653] 2011年 11月 20日(日)21:09:06MasAka さん
県民の日以外で、自治体単位で休校日になる例
[79651]でhmtさんが話題に挙げた県民の日ですが、埼玉県出身の私は大学生くらいになるまでどの県にも県民の日があって、公立の学校は休みになるものだと思っていました(おとなり東京都でも都民の日が休みでしたし)。

ところで、「県民の日」がない神奈川県ですが、その代替措置として(?)、横浜市の公立学校では横浜開港記念日の6月2日が一斉休校となります(リンク→横浜市こども青少年局)。[68699]にてIssieさんが2010年からこの日の休みを廃止するという話を紹介していましたが、結局生き残っているようですね。また、同様に川崎市も市制記念日(7月1日)が休校日になるというのが[28625]むじながいりさんによって紹介されています。

ちなみに川崎市は川崎市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則により各学校の開校記念日も休日ですが、横浜市の横浜市立学校の管理運営に関する規則を見ると開港記念日はあっても開校記念日はないので、横浜市より川崎市の学校のほうが休みが多いということになりそうです。

神奈川県内の他市町村でこういう休日が制定されているところを見つけられていませんが、このように市町村独自の記念日を一斉休校措置にする例は探せばまだほかにもあるのでしょうか。
[79648] 2011年 11月 19日(土)22:27:55MasAka さん
区割り私案(by中島悟さん)の感想
[79636][79637][79638][79641][79642][79645]中島悟さん

選挙区割りの私案、興味深く拝見いたしました。これだけのボリュームですので、大変な作業であったろうと想像します。お疲れ様でした。

以下、自分が居住経験のある県(というか住んだ市(区・町)の周辺のみですが……)の区割り案についての感想を。

青森県(七戸町):人口バランス的には概ね良いと思いますが、七戸町が青森市や下北地方と同じ選挙区というのは現地に住んだことがある者として不自然な感じがします。七戸町と東北町の2町は第3区に入れるほうが納得できます。

岩手県(盛岡市):今回コメントしている居住7県の中では一番きれいな分け方だと思います。

茨城県(つくば市):現第6区でもつくば市と土浦市は同じ選挙区を構成していますが、個人的にはこの2つの市は別の選挙区に分けたほうがいいのではないかと思っています。しかし、それを前提条件にした区割り案を考えようとすると、県南の他選挙区で不自然に感じる所が新たに出てきてしまうのでこれは現状維持しかなさそうです。

埼玉県(所沢市):第8区所沢市が富士見市と一緒というのはイマイチ実感がわきません。埼玉県は基本的に東京から放射状に伸びる道路や鉄道沿いにコミュニティが形成されているので、西武池袋線沿線と東武東上線沿線にまたがる区割りというのは違和感があります。富士見市と三芳町は第4区に入れて、代わりに新座市を第8区にするという案もありますが、現第4区を構成する4市は共同で一部事務組合を設置するなどしているので、こちらも分けづらいところですね。

神奈川県(横浜市青葉区):第8区を構成する緑区と青葉区はこれ以上いじりようがないのでこれも現状維持でしょう。もともと青葉区は緑区から分区した地域ですし(正確には一部に旧港北区もありますが)。

京都府(京都市左京区):左京区は現状でも東山区と山科区で第2区を構成していますが、異論は特にありません。上記の神奈川8区同様、この辺はたぶん変えようがないですね。

福岡県(福岡市東区、筑紫野市):福岡市周辺の区割りは地理的な制約もあるのでこれがベターなのかな……、といった感じです。これも異論はありません(もうちょっと居住経験の長い人から見るとまた違った視点があるのかも知れませんが)。

以上をまとめると、県庁所在地やその近辺の区割りは概ね妥当な感じですが、それ以外の地域の区割りはもう少し議論できる余地があるのかな、と思いました。もっとも、選挙区内で1人だけしか当選しない小選挙区制は民意が反映されにくいので廃止して、大選挙区制にして欲しいというのが私の本音です。
[79518] 2011年 10月 14日(金)23:08:25MasAka さん
マスコミの扱いは妥当ではないかと
[79516]ペーロケさん
一面トップがストロンチウムを差し置いて、世田谷のお騒がせ事件の方だとは。原発推進派はもちろん、大手マスコミにとっても、ストロンチウムのニュースは都合が悪いのでしょうか。

ニュースになった世田谷での放射線量は年間に換算すると単純計算で約30mSvと、通常の約30倍にも及ぶ量であるため、長期的にこのレベルの被曝が続けば健康に与える影響がないとは言い切れない数値です。

一方、横浜のストロンチウムはBq表示なので単純比較はできませんが、195Bq/kgという数値は原子炉等規制法で定めるクリアランスレベル(十分線量が小さいため、これを含む物質を廃棄処分する際に放射能汚染されたものとして取り扱わなくて良いとされるしきい値)である1Bq/g(=1000Bq/kg)を大きく下回っているため、ニュースとしての扱いは前者のほうが大きくなるのは自然なことでしょう。

さらに、横浜の件を調べてみると排水溝という放射性物質がたまりやすい所を意図的に選んでサンプリングしているようですし(要するに屋根全体に降下した物質が1箇所に集まってくる場所なので、平均的な数値の数倍程度になることが考えられる)、私はこの記事に出てくる数字は参考程度と受け止め、あまり信用していません。……と、ここまで書いたところで、横浜市による追加の調査結果のニュースを見つけました。それによれば、道路側溝から129Bq/kg、使用休止中の噴水の底から59Bq/kg検出されたようです(ニュース記事)。というわけで、先に述べた通り側溝でサンプリングしたもののほうがやはり高い数値が出るようです。

また、ストロンチウムの調査はヨウ素やセシウムと違い手間も費用もかかります。それでいてストロンチウムはセシウムと比べ外部への放出量は圧倒的に少なく、数百分の1のオーダーでしかないのですから、調査の費用対効果はセシウムに比してはるかに劣っています。それであれば調査にさらに金をつぎ込むよりも、除染対策などに使ったほうが有益であると考えます。

……と、これだけだと地理の話題にならないので、一応地理っぽい話題も。文部科学省の放射線モニタリング情報のページにある、文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果のコーナーで、空間線量率や放射性物質の沈着状況が公表された都県がだいぶ増え、現在12都県になりました。セシウム沈着量の分布を見ると、やはり地形を反映してか、山麓や盆地のような地形のところに溜まりやすいように見えます。この資料(PDF)の13ページなどを見ると、ちょうど関東平野を取り囲むようにして数値の高い場所が分布していることがよくわかります。あと、やはり千葉県北西部~茨城県南部のホットスポットは特異な場所に感じますね。たまたま雨が降ったタイミングが悪かったんでしょうけど……。
[79490] 2011年 10月 12日(水)01:06:48MasAka さん
横浜臨港道路
[79483]N-H さん
未完成の道路でありまだ誰も通れない、かつ水路以外の部分も多いので参考記録程度になるのかもしれませんが、都会の中のミステリアスな空間としても興味深いものかと思います。

会社の昼休みに新港方面へと食事をしに行くことがたまにあるのですが、新港サークルウォーク(横浜ワールドポーターズにつながっている円形の歩道橋)から見えるこのトンネル、実は結構気になっていました。完成はしているっぽいのに一向に供用が開始される雰囲気が全く感じられなかったので……。これで1つ謎が解けた感じです。

[79488]今川焼 さん
確かに“水底”の部分が短いので微妙ですが

マピオンのキョリ測で大ざっぱに測ってみると、パシフィコ横浜南側付近(パシフィコ横浜交差点)の坑口からワールドポーターズ北側付近(新港パーク入口交差点)の坑口までの距離は約500m、そのうち水底区間は80m弱でした。ちなみにコレクション入りしている山陽新幹線新関門トンネルは延長18713mのうち水底部(関門海峡)は880mで、トンネル総延長のわずか5%にも満たない距離しかありません。それに比べればこのトンネルは水底部が15%以上を占めていますから、晴れて供用開始となったあかつきには正式にコレクション入りさせても良いのではないでしょうか。

とりあえず、時間があったら現地調査をしてトンネルの正式名称がわかるようなものがあるか調べてみましょう。


ところで、香川県がいつの間にかうどん県に改称されたようですね。香川県改めうどん県の公式サイトはここです。県のマークも新しい県名にあわせてうどんが入った丼をイメージしたものに。お手数ですが情報の更新を……って、実はこれ、香川県観光協会が運営する香川県観光情報ポータルサイト「マイ・トリップかがわ」のネタですが……(笑)。
[79476] 2011年 10月 10日(月)20:32:29MasAka さん
とうてつ
十和田観光電鉄の廃止について、かつてご当地に近い場所に住んでいた者として……。

私が落書き帳に初書き込みをした2005年当時は十和田市に隣接する七戸町に住んでいましたが、住んでいた3年間で十和田観光電鉄に乗ったのはたったの1往復だけですね。初めて青森県に住むこととなった2002~03年の年末年始の帰省で、せっかく青森に来たのだから話のタネに一度は乗っておこうと思ったのが最初で最後です。青森県は基本的に車社会であるため、普段は三沢駅あるいは八戸駅といった大きな駅まで車で乗りつけ、そこからパーク&ライドで特急ないし新幹線に乗るのがいつものパターンでした。

列車ダイヤも三沢駅でJR東北本線(当時)との接続を考慮したものとはとても思えず、よくこれで経営が成り立っているなと思ったものです。会社名・路線名の「観光」とは名ばかりで、運行ダイヤを見る限り、実質的には朝夕の通学輸送が主力です(人から聞いた話では、朝は学生・生徒でかなり混雑するとのこと)。そもそも車両が東急のお古の通勤型で、観光というには風情がなさすぎます。

今年の夏は久々に十和田を訪れましたが、東北新幹線七戸十和田駅発着の路線バスが列車の発着にほぼ合わせたダイヤで運行されているので、わざわざ八戸→青い森鉄道→三沢→十鉄→十和田市と列車を乗り継ぐよりもはるかに利便性が高いと感じました。十和田市方面に向かうバスは十和田市駅(とうてつ駅ビル)も経由しますが、相変わらずの駅の閑散ぶりを見て「この路線も先はあまり長くないのではないか」と思いましたが、その時期はかなり早く訪れそうですね。三沢も十和田も人口数万人規模の小さな自治体であり、それ相互同士は鉄路で結ぶほどの旅客流動はないのかも知れません。

ちなみに十鉄が廃止されると十和田市はその隣接する自治体に市名が入っている駅が2つもある(七戸町の七戸十和田駅、鹿角市の十和田南駅)のに、その市自体には駅が全くないという市になります。

[79454]Issieさん
“正書法”(かなづかい)的には「とおてつ」であるはずですが,「とうてつ」とカナをふるらしい。

十鉄駅ビルのテナントである、みちのく銀行の店舗案内のページを見ると、十鉄駅ビル支店は「とおてつえきびる」と読ませてますね(参考)。十和田観光電鉄公式の読み仮名に合わせず、一般的な常用漢字の読み方に合わせたのは果たして明確な理由があるのかどうかわかりませんけど……。


話は変わって(鉄道関係という括りではありますが)、踏切の新設と言えば、熊本市では鹿児島本線の連続立体交差(高架)化工事(これには今年3月開業した九州新幹線工事も絡んでいますが)に伴い、それまで線路をオーバーパスしていた道路橋を撤去し、その後に地平の迂回路に踏切を新たに設けています。時期限定(事業が完了する平成28年度まで)の特例として認められているようです。
[79300] 2011年 9月 3日(土)01:58:03MasAka さん
世田谷ヴィレッジの今
[79298]ペーロケさん
建物の名前自体初めて聞きましたが、国土交通省提供の国土画像情報(カラー空中写真)閲覧機能で見られる空中写真(1989年度撮影)をチェックしてみると、小田急線よりちょっと南のあたりの川沿いに特徴的な形の建物がはっきりと映っています。

これは今の地図だとこの辺りの場所にあたり、すっかり普通の住宅街に変わってしまったようです。建物がいつ解体されたかについてはインターネット上に情報が残されておらず結局わかりませんでしたが、少なくとも1995年には日本語スピーチコンテストの会場に使われたことがあるようで、その時期までは確実にあったと考えられます。
[79274] 2011年 8月 29日(月)01:08:41MasAka さん
Re: 今年の恒例の落書き帳公式オフ会について(日程訂正)
オフ会の日程ですが、私も個人的には11月5~6日のほうが参加しやすそうな雰囲気です。

場所は東北・東海どちらも捨てがたいものがあるので迷いますね~。全都道府県宿泊まで達成している私ですが、東海地方4県+東北地方太平洋側3県の計7県の中で一番手薄(行った回数が少ない)と感じているのは岐阜県(特に飛騨地方)です。しかし、それ以外の県でもまだ訪れていない場所やもう一度行ってみたい場所はありますので、どこに決まっても楽しめるとは思っています。

[79259]グリグリさん
第一ヒント解答「米子は二つ」で明示した通り境港市も対象です。

あ、これは私が何か勘違いして書いてしまっていたみたいですね。失礼いたしました。

[79268]にまんさん
つくば市のホームページは相当さまよったのですが、まさかつくばみらい市にあったとは。。。

つくばの過去は未来(みらい)によって記録されていた、といったところでしょうか(^^;;
町名決定のページについてはつくば市のwebサイトではなくwebarchiveに残されているデータにリンクを張ったように、市のサイトからはすでに消されてしまったようです。確かに町名の変更は駅名の決定よりは扱いが地味ですよね。住んでいる人にとっては大きな変化だと思うのですが。
[79257] 2011年 8月 28日(日)01:40:29MasAka さん
みどりの(交通由来コレクション)
[79255]にまんさん
駅名と町名は同時決定されていて、「交通由来」ではない可能性があるのではないか

みどりのの場合は駅名が明らかに先です。つくばエクスプレス(TX)の駅名は開業2年前の2003年10月の時点ですでに決定されています(参考)。一方、新町名が決定したのはTX開業後の2005年9月です(参考)。これは同年の6月15日から1ヶ月間公募を行い(参考)決まったものです。

これらを表にまとめると、

2003年10月つくばエクスプレス全駅名決定
2005年6月つくば市内TX沿線開発地区の新町名公募開始
2005年8月つくばエクスプレス開業
2005年9月つくば市内TX沿線開発地区の新町名決定
2005年11月つくば市内TX沿線開発地区の新町名使用開始

ということになります。あと、掲示板の書き込みの情報しか見つからず信用度は下がりますが、UR都市機構で開発を進めている沿線開発地区(萱丸地区)のプロジェクト愛称が「つくばみどりの里」に決定したのが市による新町名公募開始直前の2005年4月末~5月初め頃のようですので、いずれにせよ町名は「みどりの」という駅名に基づいて決定されたと考えるほうが自然です。したがって、交通由来地名であると言えるでしょう。
[79253] 2011年 8月 27日(土)18:11:37【1】MasAka さん
第三十二回十番勝負の感想&落書き帳オフ会
今回も慌ただしい時期での開催となり、落ち着いた頃に取り組み始めたら結局十問とも最後の解答者となりました。十問すべてで最後の解答者(かつ正答)となったのは十番勝負の歴史上これが史上初です(別に何の名誉もありませんが)。

問一(市名同じSA/PAが市内にある):最下位
ヒントからSA・PAが共通項であることは理解するも、想定解を全て拾い上げると数が大幅に合わないという疑問が出てきたのは[79199]に書いた通りです。線引きの条件がわからなかったため、解答は安全策でNEXCO管理の高速自動車国道から選ぶことにし、神奈川県内でまだ残っていた海老名SAの海老名市で。これだけメジャーなSAがある市が最後のほうまで残っていたのは、やはり有名どころは後の人のヒントになるので避けようという解答者の心理でしょうか。

問二(アナグラム読みの市区町村郡がある):最下位
これもヒントから面白データベース検索にて。本日花火大会が行われている大仙市を解答。

問三(第93回全国高校野球選手権地方大会決勝で敗れた高校がある):最下位
これもヒントからasahi.comの高校野球特集ページなどで共通項を確認。今回の十番勝負開始翌日に訪れた熊本市を解答。ちなみに自分色タイトルバーに関連したネタで、共通項の対象である熊本工業高校は、元・西武ライオンズ捕手および監督の伊東勤氏が通っていた学校です(ただし最終学歴は所沢高校定時制)。

問四(その市だけに隣接する市町村がある):最下位
米子市が該当して長崎市が該当しないのは何でだろうと一瞬思ったのですが、地図を確認して米子市の共通項の対象は境港市ではなく日吉津村だったということで納得。先月訪れた佐野市を解答(ちなみに、その日の宿泊が共通項の対象である足利市)。

問五(都道府県で一番南に市域がある):最下位
お題の市や金メダルの新座市、銀メダルの南砺市を眺めて、南砺なく南にある市が多いな、と思いました。というわけで、日本で一番南の市である石垣市がまだ売れずに残っていたのでそれを解答。

問六(人口◯万人台で人口がもっとも少ない):最下位
個人的には大津市の次が所沢市でないのが残念です(笑)。

問七(読みの五十音順に並べた場合、各音の最初):最下位
[79190]でいろずーさんが日置市を答えられていたので、「あれ、いつの間に坂東市が出たんだろう?」と一瞬思いましたが、改めて解答状況を調べて坂東市は未出であることを確認。新傾向問題は従来の問題以上に解答時に注意が要りますね。

問八(人口増減率が高い):最下位
問題の市の守谷市、つくばみらい市、八潮市とくればつくばエクスプレス。TX開業効果で人口増加が著しいということは知っていましたので、自分にとっては今回の中で一番易しい問題だったと思います。

問九(2010年度住みたい街ランキングベスト100):最下位
ヒント通り生活ガイド.comから順番に解答。ちなみに、私はベスト10のうち3市(横浜市、京都市、福岡市)の居住経験があります。
ところで、グリグリさんの共通項発表記事[79194]において、
想定解数が100ではなく80なのは、特別区が20区ベスト100入りしているためです。
とあるのは、正しくは「第93位が複数あるため合計110市区町村がランキングされ、なおかつ21特別区6町3村の計30区町村が解答対象から除外されるので80市」ということですね。

問十(編入合併を行った):最下位
共通項はヒントが出尽くしていたのですぐにわかりましたが、複数回編入合併している市を除外する作業がやや面倒でした。

というわけで、次回開催も楽しみにしております。次回も今回同様、終了間際にまとめて解答するような格好になると思いますが……。

[79250]グリグリさん
今年も早いものでもう次のオフ会の話し合いをする時期になりましたか。私は時間があれば東海地方でも東北地方でもどこでも行く、というスタンスです(今のところ11月19・20日はたぶん大丈夫なはずです)。

もし、仮に東北地方でやる場合は6月に世界文化遺産に登録された平泉周辺あたりが話題としてタイムリーかも知れませんね。
[79214] 2011年 8月 22日(月)01:23:06MasAka さん
高速道路の定義
[79202]グリグリさん
高速道路の判り易い分類定義などレクチャーしていただければ幸いです。

Wikipediaの日本の高速道路などに法令上の定義や分類が載っていますが、建設の経緯や整備スキームなどの違いで非常に複雑なものになっています。整備主体はNEXCO各社(旧JH)、本四会社、首都高、阪神高、国土交通省、地方道路公社などさまざまで、グリグリさんが参考にされた「ドラぷら」では、そのうちNEXCO各社が管理している高速道路上にあるSA・PAしか拾えなかったものと思います。

一般利用者の視点に立った定義としては、交通の方法に関する教則(昭和53年10月30日国家公安委員会告示第3号)の「第7章 高速道路での走行」にある
高速道路とは、高速自動車国道と自動車専用道路をいいます。
というのがわかりやすいでしょうか。これらの道路はIC・JCTやSA・PAなどの案内標識に緑色が使われている道路ということになります。

ただし、これも明確な線引きがしづらい点もあります。たとえばしまなみ海道(西瀬戸自動車道)には歩道部があるので厳密には自動車専用道路とは言いがたいところもあります。もっとも、この場合は歩道部と車道部は完全に区切られていて、かつ車道部は125cc以下の二輪車は通行禁止となっていますのでこれは自動車専用道路と言えるでしょう。しかし、微妙なのが八王子バイパスで、こちらは案内標識は緑色ですが車道部は原付の通行も可能になっています。これについてはNEXCO中日本が道路管理者であること、および6月で終了した「高速道路」無料化社会実験の対象区間でもあることから、一般利用者の立場からすれば高速道路という感覚ではないかと思います(もちろん、制限速度は一般道と同じ60km/hです)。

以上のように、高速道路か否かの厳密な分類は難しいですが、一応「案内標識が緑色か否か」で判断するのが妥当ではないかと考えます(ただし現地に行くか、あるいは現地の写真が入手できなければ判別がつかないという欠点があります)。

[79209]k-aceさん
SA/PA名が市名誕生以前から存在の牧之原市に惹かれ、同様の例の真庭市を解答。このような例、他にどれくらいあるのだろう?

探してみたところ、南丹市が該当するようです(南丹PA開設が2001年、南丹市誕生が2006年)。

ところで、追加された想定解のうち、関門国道トンネル(国道2号)下関PAは異色の存在で、場所が関門国道トンネル人道(歩行者・軽車両)出入口に位置するため、自動車ではトンネル本線から直接利用ができません。自動車の場合は国道9号からのアクセスとなります。しかしながら、西日本高速道路サービス・ホールディングスWebサイトのエリア検索で、道路名から探す→関門橋・トンネル→下り線、と選択するとその名前が確認できます(設備がトイレ・自販機のみのため個別ページなし)。なお、現地に「PA」と書かれた案内標識はありません(人道入口の案内のみ)。全国にSA・PAは数あれど、本線から車で直接利用できないSA・PAはここが唯一ではないでしょうか。
[79199] 2011年 8月 21日(日)19:16:20【1】MasAka さん
十番勝負問一
問一の残り想定解について確認です。

[79194]グリグリさん
未解答市:花巻市、二戸市、笠間市、守谷市、藤岡市、蓮田市、市原市、君津市、横須賀市、高岡市、羽島市、刈谷市、草津市、舞鶴市、京田辺市、南丹市、東大阪市、明石市、加西市、朝来市、下松市、小城市、玉名市、宮崎市(残り24市)

玉名市は「該当しない市」ではないでしょうか?玉名PAの所在地は南関町です。

また、首都高速などの都市高速道路や一般道路のSA・PAなどが想定解から抜けていますが、これについては「該当しない市」の条件のみからはこれらが除外されていることが読み取れません。該当するSA・PAは以下の通りです(五十音順)。

尼崎PA(阪神高速)
伊賀SA(名阪国道)
泉大津PA(阪神高速)
市川PA(首都高速)
大府PA(知多半島道路)
川口PA(首都高速)
下関PA(関門国道トンネル)
姫路SA(姫路バイパス)
八潮PA(首都高速)

このうちのいずれかをどなたか解答していれば条件が絞り込めたのですが、誰も解答しなかったので結局共通項発表まで条件がわからずじまいでした。
[79193] 2011年 8月 21日(日)16:23:58MasAka さん
第三十二回十番勝負解答
前回の十番勝負以来の書き込みとなってしまい恐縮ですが、今回も恒例の落穂拾いで……。

問一:海老名市
問二:大仙市
問三:熊本市
問四:佐野市
問五:石垣市
問六:越谷市
問七:坂東市
問八:木更津市
問九:浜松市
問十:熊谷市
[78394] 2011年 5月 22日(日)00:25:52MasAka さん
第三十一回十番勝負・感想
今回も十番勝負が終わったということで恒例の感想文らしきものを。平日は残業、休日は外出が続いたこともあって取り組む時間はほとんどないに等しく、想定解数の少ない問題もありましたので、解けたのは結局8問止まりでした。

最初に解答を投下したのは以下の2問。

問一(列島縦断新幹線の駅がある):33位
5年後の十番勝負だったら北斗市と答えたい問題。解答は問十が青森市だったので、こちらは九州新幹線に新たに開設された新鳥栖駅~熊本駅の所在地の中から選ぼうということで、その時点で残されていたのは久留米駅の久留米市と新大牟田駅の大牟田市。当時の勤務先だった鳥栖市のすぐ隣ということで、久留米市を選択。

問十(東北新幹線の通る):ラストコール
初めて十番勝負の問題を見たのが13日の金曜日の夜。すでに八戸市まで解答が出ていました。他の問題をチェックしているうちにぺとぺとさんが十和田市を解答されていたので、あわてて最後の青森市を解答。上の問一とこの問題は自分の生活に密接に関わる(?)共通項ですので、きちんと解いておきたいところ。ところで、途中で訂正された第四ヒント、最初「台東区」とあったのでいつの時代の問題かと思ってしまいました(この時代だと二戸以北は全部誤答になっちゃいますね)。

そして再び問題を考える時間が出来たのが昨晩。まるまる1週間の放置でした。

問二(単独の編入で郡を消滅させた):30位
これはヒントに従い、Wikipediaの消滅した郡の一覧を見て該当する市としない市の違いを考え、共通項を確認。解答は今年の4月に南アルプス市に行く途中で通過し、前回の問八の解答でも使った笛吹市を。

問三(読みの五十音順で同一都道府県が連続する):31位
想定解市の分布から一見隣接系の問題っぽく見えて、実は名前系の問題という良問だと思いました。解答はどれにしようか迷いましたが、埼玉県から1市は答えたいと思い、高校時代通った川越市で。

問四(「四」か「月」の文字が入る駅がある):26位
こちらはヒントが出尽くしてから解答したので共通項の想定は何てこともありませんでしたが、これをノーヒントで解けと言われたらやっぱり悩んだかも知れません。うまくひらめけば何てことない問題なのですが。逆に、解答時点では共通項はヒントで簡単にわかっても残された想定解は10市しかなく、それを探す作業も苦労しましたが……。昨年の春、小湊鉄道に乗りに行ったという理由で月崎駅のある市原市を解答。

問六(複数の市を含む合併を行った):30位
これは共通項はわかっても、どうやってそれを調べるのか……と一瞬悩んでしまった問題。しかし、市の人口ランキング294位の四国中央市以降、該当する市はわずか3市。市どうしの合併ならたぶん最低でも8万人以上の人口はいるはずだから力づくで調べても大丈夫ではないかと思い、295位の貝塚市以降の合併履歴を調べたら297位の日光市がいきなり該当。結局302位の舞鶴市までで全ての想定解が出てくることがわかりました。意外と固まっているものですね。

問八(市長のツイッターがある):29位
これもヒントからそのまま新コーナーである首長ツイッターのページに飛んで並び順を確認。この問題、珍しく誤答が全くありませんでしたね(タッチの差解答すらなし)。

問九(都道府県で面積の一番小さい):32位
これも同じくヒント通りに……。

ところで、問七(ひらかなを含む)のラスト3市の解答者のお名前が偶然にも全員「ひらがな」のみの表記で、しかも2文字目の「っ」と最後の文字の「ん」が共通しているところが面白いですね(ちなみに私は“平仮名”の振り仮名は“ひらがな”と書く派です)。

年々十番勝負に割ける時間が少なくなっているような感じがしていますが、頭の体操として今後もマイペースで取り組んでいきたいと思います。
[78379] 2011年 5月 21日(土)02:04:52MasAka さん
第三十一回十番勝負解答
十番勝負は本日終了ということで、片付けにまいりました。

問二:笛吹市
問三:川越市
問四:市原市
問六:日光市
問八:一関市
問九:芦屋市

[78376]ひぃさん、問四の豊田市は既出([78324]実那川蒼さん解答)ですよ
[78313] 2011年 5月 15日(日)21:18:22MasAka さん
交通由来町名コレクションで記載ミス発見
何かと話題になっている星野彼方さんの交通由来町名コレクションですが、眺めていたら1ヶ所誤りを見つけました。

鉄道由来地名の東京都国分寺市光町で、名前の由来となった施設名が「JR鉄道総合研究所」となっていますが、正しくは「公益財団法人鉄道総合技術研究所」です。もともと今川焼さんが情報提供した記事[48863]には「JR鉄道総合技術研究所」と書かれていますが、鉄道総合技術研究所はロゴマークこそJRグループ統一マークが使われているものの、組織名および略称にJRはつきません(JR総研(※)と呼ぶ人もいますが、公式に使われている略称は鉄道総研です)。

※ただし、鉄道総研の関連会社には「JR総研エンジニアリング」や「JR総研情報システム」(鉄道情報システム(JRシステム)とは別会社)などのようにJRという言葉が社名に含まれています。

あともう1点、[78292]の1行目で油天神山さんのお名前が……。
[78262] 2011年 5月 14日(土)01:25:46MasAka さん
第三十一回十番勝負解答
ようやく参戦。気付けば第三ヒントまで出されてました(汗)。

問一:久留米市
問十:青森市

この2問は自分的にはもうちょっと早く答えたかったところですが……。
[77895] 2011年 4月 15日(金)00:51:45MasAka さん
南部縦貫鉄道
[77893]伊豆之国さん

南部縦貫鉄道が正式に廃止となった2002年8月1日(運行自体は1997年から休止)が、私が七戸への転勤を命ぜられた日なのです(着任はその数日後)。七戸にいる間に、旧七戸駅構内で行われているレールバスイベントで体験乗車もしました。できれば現役の時に乗りたかったです。

また、昨年12月に開業した東北新幹線の工事においては、営農大学校前~盛田牧場前間の廃線跡が膝森路盤工区の工事用車両の通行路として使われ、レールバスから新幹線へと鉄道の新旧交代を感じたものです。

ちなみに、数年前に行われた野辺地駅の南部縦貫鉄道ホームとJR東北本線(現・青い森鉄道)ホームを結ぶ跨線橋の撤去工事の工事監理をしていたのが私の大学時代の同級生。全く使ってない設備を放っておけば老朽化し、それが万が一崩れて線路の上に落ちてきたら大変な事故になりかねませんから仕方のないことではあったのですが、彼も鉄道ファンだったので惜しいことをしたと言ってました。完全廃止から9年近く経った今、遺構はどれだけ残っているのでしょう。
[77891] 2011年 4月 11日(月)23:27:57MasAka さん
七戸町のツイッターアカウント
自治体公式ツイッターアカウントの情報です。私が落書き帳初書き込み時に住んでいた、青森県上北郡七戸町の公式アカウントを見つけました。よろしくお願いいたします。

@ShichinoheTown
七戸町役場[ソース

それにしても、あの日からもう1ヶ月が経ったのですね。余震も一向に収まる気配がありませんが、原発事故も含め、早く落ち着きを取り戻して欲しいものです。
[77549] 2011年 1月 29日(土)20:30:43MasAka さん
SPACE BATTLESHIP
[77519]グリグリさん
喜多方市域の最西端はヒゲの部分ではなく、[77508]の地図リンクにあるように、もっと南部の高郷町揚津になります。

おっと、これは盲点でした。旧山都町よりも旧高郷村のほうがさらに西だったとは。いろいろと勉強になります。同じ市域の中でもどこが最西端になっているのか、意外とわからないものですね。

#ちなみにタイトルは単に「山都」からの連想で、特に意味はありません(汗)。

[77528]ころすけさん
市名のみで日本一かっこいい市名はどこでしょうか?
[77531]でIssieさんが仰せられているように、完全に個人のセンスによるものなので、それをランク付けするなど全く何とも言いがたいですが、個人的には「つくばみらい市」や「南アルプス市」あたりが好きですね(あと、幻となった「南セントレア市」)。この落書き帳の常連さんはこのような仮名書き自治体名に否定的な見解を述べる方が多くいらっしゃるように見受けられますが、僕はその自治体のイメージに合っていれば別にいいんじゃないの?という考えです。そういった点では同じ仮名書きでも「さいたま市」は旧自治体(浦和・大宮・与野(新設当時))のイメージがいまだに強すぎてまだなじめません。

ところで、[77517]で書いた、ペアで市を解答する形式はどうですか、と提案した例題の共通項は「面積を合計するとちょうど100平方km単位となる市のペア」でした(苫小牧市561.49+加古川市138.51=700.00km3、五所川原市404.56+武雄市195.44=600.00km3、三鷹市16.50+薩摩川内市683.50=700.00km3、糸魚川市746.24+呉市353.76=1100.00km3、木津川市85.12+摂津市14.88=100.00km3)。ちなみに、富士見市と宜野湾市は同じ19.70km3で、それぞれともに大月市280.30km3とペア(合計300km3)になりますので、29ペアの中で登場する市は57市となります。

もっとも、この面積の数字は小数第3位の端数が処理されているので、実際の合計面積はコンマ01とかコンマ99とかになる可能性もなくはないですが、例示ということで細かい突っ込みはご容赦を。
[77517] 2011年 1月 23日(日)23:08:29MasAka さん
第三十回十番勝負・感想
正月はのんびり過ごす私としては、十番勝負も三が日は問題すら見てないという状況でした。今回は総合29着。もうちょっと待てば開催回数と同じ30着だったのですね。惜しい(←何が)。

問一(市の木が松):32位
問題の市から「市の木が松」なんていうそんな単純な共通項なわけはないなと思いつつ、出てきた正答の市の木を念のため調べてみると全て市の木が松。素直に考えれば良かったのですね。解答は昨年12月の東北新幹線八戸・新青森間開業を祝して青森市で。

ちなみに[77510] でグリグリさんが解説されている加賀市については、解散済の加賀市・山中町合併協議会のWebサイトの中にある合併協議状況のNo.21「慣行の取扱い」においても「新市の花、木及び鳥については、合併後新たに定める。」との記述がありますね。

あと、たまたまこの解答を調べていく中で、大田市や平沢市もこれに該当する市であることに気づきました。大田市は[77475]で書いた通り島根県じゃないですよ。

問二(市域の最高点が2000m以上):31位
第一ヒントアナグラムを解き間違えて難儀した問題。[77424]でヒントの解答が出た後に解答の市を眺めて「あー、そういうことか」と。想定解を全部拾うのが面倒になってきていた頃だったので、残っていた市の中で一番北だった新発田市を解答。

問三(日本の棚田百選がある):31位
これはお題の5市をキーワードに検索をかけると棚田関係のwebサイトが多数かかったので共通項の推定は楽でした。解答は問一との対比で、今年3月の九州新幹線博多・新八代間開業を祝して八代市で。

問四(都道府県で市域が一番西にある):34位
想定解数から久々の1都道府県1市問題と予想。解答の並びからも大体想像がつきましたが、第一ヒントアナグラムで共通項を確信。まだ問九の解答に出てきていない男鹿市を解答。

問五(隣県の村に隣接する):31位
意外と手こずった問題。第一ヒントアナグラムが実は解けずにおり、アナグラムの解答が発表されるまで共通項に気づきませんでした。やはり町村がらみの問題は難しいです。解答は[77475]で職場の旅行会で松本市に行ったことについて触れてますが、その旅行会のもう1つの行き先候補であった松阪市で。同じ松がつくのは単なる偶然です。

問六(年間降水量の多い):32位
[77109]
今度の十番勝負ネタにも十分使えそうです。
と書かれているからには絶対に1問は出題されると予想していました。それにしても、上位はほとんど西日本と新潟県で占められてしまうんですね。解答は親の出身地である柏崎市で(と言ってもそれ以外選べないのですが)。

問七(面積20km2未満):30位
面積しばりの人口順という共通項。かつて第十七回の問二で「面積20km2未満の市」という共通項が出題されていますが、それをすっかり忘れていました。これに気づいていればもうちょっと早く解答できたかも知れません。解答は第十七回と同じくふじみ野市……は答えられないので、その隣の富士見市……も無理なので、さらに隣の志木市で。

問八(平成の大合併以降、初めて市制施行した):35位
新しい市が並んでいたので、市区町村変遷情報を調べて共通項に行き着きました。解答は学生の頃所属していたサークルにちなんで(?)笛吹市で。

問九(都道府県で市域が一番西にある):34位
問四の解答と重複する市が多かったので、さらに西から順番に並べたものと理解。[77508]の解説記事にもありますが、40~43位がかなり微妙なラインなので、そこに突入する前に解答しようということで酒田市を解答。喜多方市は飯豊山の登山道に沿ったヒゲのような市域が伸びているおかげで古河市よりわずかに西になるというのはこの問題を解いて知った新たな発見でした。

問十(男性が多い):32位
第一ヒントを解凍して、もう一度生活ガイド.comにあたって共通項を確認。国内最大の研究学園都市であるつくば市はもうちょっと順位が上かと思ったのですが、20位にようやく入ってくるのは意外でした。最近は女性の研究者も増えてきているということなのでしょう。解答は順番通りに御殿場市で。

ところで、今回はこれまで前人未到だったノーヒント一発完答が複数出ましたね。こうなると残る記録はメダル付きのノーヒント一発完答でしょうか。

今回問六~問十で登場の新傾向問題ですが、マンネリ化を打破するには良いと思いました。ただ、解答する時点で解答可能な市が常に1つしかないので、解答する市にこだわりのある人にとっては順番待ちを強いられるというデメリットもあるでしょう。また、このほかにもいろいろな出題形式があっても良いのではないでしょうか。例えば、以下のように市をペアで答えさせる問題なども一つの案だと思います。これも当てずっぽうによるメダル獲得を減らせるのではないかなと。

例題(想定解数29ペア):苫小牧市&加古川市、五所川原市&武雄市、三鷹市&薩摩川内市、糸魚川市&呉市、木津川市&摂津市

せっかくなので、誰か金メダルを出すまで共通項は伏せておきましょうか(難易度が高すぎな気もしないでもないですが、たぶん誰かはノーヒントで答えられる猛者がここにはいるはず……)。共通項は今度の週末にでも改めて書き込みます。あくまで出題形式案を例示するためのものなので、ヒントの提示や終了予告などは特にいたしません。採点は共通項発表時にまとめて1回のみ行います。

あと、提案されているハンディキャップ制度ですが、私は毎回ほぼ1週間遅れでスタートしているので、自分にとってはあってもなくても何も変わらないですね(笑)。メダル争奪戦においてどのあたりの方が有利あるいは不利になるのかは実際にやってみないとわからないですが。

それでは、十番勝負が時代とともに今後も歩み続けられることを願って、次回にも期待しています。
[77475] 2011年 1月 18日(火)00:39:39MasAka さん
第三十回十番勝負解答
松の内もとっくに過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。ちなみに先週金曜日(14日)に関西地方のとある大学教授の講演を聞く機会がありましたが、「今はまだ松の内ですので、あけましておめでとうございます」とあいさつしていました。関西地方だと旧来の松の内の考え方がそのまま残っているようですね。

その松の内最終日の15日からその翌日の土日にかけ、今回の十番勝負問一で問題の市の一番初めに掲げられている松本市に行ってました。これは昨年から決まっていた職場の旅行会なので、別に狙ったわけではありませんが、偶然「松」が重なることに。

というわけで、雑談はこのくらいにして解答します。

問一:青森市
問二:新発田市
問三:八代市
問四:男鹿市
問五:松阪市
問六:柏崎市
問七:志木市
問八:笛吹市
問九:酒田市
問十:御殿場市

問一で大田市(韓国)と答えるのは反則ですね(^^;; 問九はランキングの差が微妙なあたりに来ちゃってますが、あえて突入します。
[76974] 2010年 12月 5日(日)17:44:10MasAka さん
鉄路復活自治体&並行在来線経営分離による飛び地
[76965]今川焼さん
[76966]桜通り十文字さん
[76969]伊豆之国さん
鉄道が復活した自治体(現存しない自治体を含む)の情報ありがとうございました。

今川焼さんが紹介されたもののうち、五戸町は駅が設置されていないので微妙ですね。駅がなくて良いのであれば、七戸町は2005年に天間林村と合併した際に、すでに東北本線(現・青い森鉄道)が通る自治体になっていました(上北町~乙供間)。福島町は一応駅は存在するものの、吉岡海底駅は見学専用で通常の乗降ができない駅(さらに現在は工事に伴い全列車通過)なので、これも微妙なところです。

また、新幹線開業に伴う並行在来線分離で発生する飛び地区間についてですが、
[76968]Issieさん
問題となるとなるのは佐世保線の末端区間かもしれません。
現時点では鳥栖(新鳥栖)~肥前山口~武雄温泉間は在来線の活用でフル規格化はないものとされていますが、もしフル規格化となれば並行在来線として長崎本線鳥栖~肥前山口間が切り離される可能性はありますね。そうなると、久保田で分岐する唐津線と、それに接続する筑肥線も飛び地区間となることが考えられます。ただし、筑肥線が姪浜で地下鉄を介して博多方面に直通運転しているため、これも孤立感はあまりなさそうです。

リニア新幹線。現時点では私はまだ実現について半信半疑ですが,これは言ってみればJR東日本の“縄張り”である関東甲信地方にJR東海が“殴り込み”をかけるようなものですから,東日本の方から三セク化することはないのではないか,と。
北海道新幹線でもJR東日本の津軽線の扱いが問題となったことがありますが、これは新幹線と営業主体が異なるということで並行在来線扱いとはしないということになりました。私もこれにならって経営分離はないと考えます。

[76970]桜通り十文字さん
北海道新幹線は、計画では旭川に延伸しますが、それが実現すると、留萌本線も孤立することになります。
札幌~旭川間の基本計画区間はルートや駅の位置がまだ定まっていません(整備計画区間ですら北陸の敦賀以西のように未定区間があります)。深川または留萌本線上に乗換駅が設置されれば孤立しないことになりますので、可能性としてはあるかも知れませんが、現時点で「孤立する」と言い切ってしまうには時期尚早ではないかと思います。「在来線ネットワークから孤立する」という意味で書かれたのであれば正しいのですが、この書き方でははっきりしなかったもので……。
[76961] 2010年 12月 4日(土)20:53:28MasAka さん
鉄道の飛び地
2005年1月に私がこの落書き帳に初めて書き込んだ時から5年11ヶ月が経ち、当時住んでいた青森県七戸町に新たな鉄道がやってきました。野辺地と七戸を結んでいた南部縦貫鉄道が1997年に休止(その後2002年に廃止)されて以来、13年ぶりの鉄路復活ということになります。

私が10年前まで住んでいて、先月の公式オフ会開催地でもあったつくば市も筑波鉄道廃止→つくばエクスプレス開業と、鉄道の廃止と復活という点で七戸町と同じ関係にあります。[69949]で伊豆の国さんが鉄道廃止後に再び鉄道が復活した市をまとめられていますが、例はかなり限られており(これに町村を含めても芸西村くらい?)、該当する自治体に2つも居住経験がある私はかなり珍しいのではないでしょうか。どうせなら鉄道が通っている時期に住みたかったですけど。

[76956]おがちゃんさん
これから「飛地区間」が増えていくのか
今の整備計画区間に限って言えば、それほど大きく増えることはなさそうです。並行在来線区間で、新幹線停車駅以外の駅から枝分かれしている盲腸線がこれに該当しますが、[76958]Issieさんで触れられている七尾線のほかに考えられるのは、まだ着工されていない区間ですが越美北線(越前花堂~九頭竜湖)くらいですね。これも福井駅からたったの1駅なので、それほど孤立感はなさそうです。

こういった飛び地路線は私鉄・3セクだとそれほど珍しくもないですね。大手事業者で言えば、私の地元所沢に本社がある西武鉄道は多摩川線という飛び地路線を抱えていますし、東武鉄道も伊勢崎線・日光線系統と東上線系統は分断されています。京阪は京津線・石山坂本線が本線とは別系統ですし、名鉄は瀬戸線、西鉄は貝塚線がそれぞれ孤立路線です。近鉄の田原本線はちょっと微妙でしょうか?その他の事業者を含めればまだまだあります。

この辺は、現在の姿になるまでにいろいろな会社が合併してできたという経緯が大きく関係しているものと考えます。ただ、飛び地区間があると車両や人員のやりくりが非効率的になりやすいことから、これからの人口減少時代において経営的なハンディになるかも知れません。もっとも、車両や線路の規格自体が異なるため、飛び地を解消したところでどうしようもない場合がほとんどだと思いますが。
[76901] 2010年 11月 27日(土)14:18:20MasAka さん
3県境の話題(MLからの転載)とレスもろもろ
3県境の話題について、私がオフ会メーリングリストに流したメール[off7:00195]を再構成してこの落書き帳に転載します(“--------”で挟んだ部分)。

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[76876]hmtさん
MasAkaさんによる IMG_0848の写真説明にも、“この水路が埼玉県(右)と群馬県(左)の県境?”と疑問符が付けられているのですが、現地で得た情報から、私も「水路=県境」説に、いささか疑問を抱いています。

コンクリート張りの水路というのは、自然の川と違って人工物です。当然ながら管理権もありますので、水路の真ん中に境界があるというのは確かに考えにくいですね。アルバム(*1)には私がためますの中心を指し「3県の接点?」としている写真もありますが、正確にはやはりどちらかに偏っている、とみたほうが良さそうです。

ちなみに3県境の位置をmapionで見ると、栃木県の県境が屈曲しており、南側は東(群馬県側)に、北側は西(栃木県側)にずれています。しかし、そうなると

(同[76876]hmtさん)
水路に沿って北に進むと、同じく栃木県側の岸に「群馬県」と記された標石(IMG_0888)があることを知りました。

としているのと矛盾しているように見えます。また、道路管理者は基本的に県境を越えると変わりますから、そのような場所には舗装に継ぎ目があったりするものです。そこで、当該地点の南東にある道路をチェックしてみると、こちらは水路の西側で舗装の継ぎ目がありますので、これもmapionの境界とつじつまが合いません。逆になっていれば現地とぴったり合うのですが。

#注)この疑問についてはメーリングリスト[off7:00198]にて88さんから
これは、先に埼玉県側(南西側)が先に舗装を施工し、後から群馬県側(北東側)が舗装を施工した際、舗装の継目をスムーズに処理するため、群馬県側の施工業者が広めに、つまり埼玉県側に少しはみ出して施工し、本来ならば水路の北東側まででよいところを、水路の南西側(埼玉県側)まで施工したものと推測します。
#という意見をいただきました。

それでは、国土地理院のウォッちずではどのようになっているかと調べてみたところ、これが全然違う場所に3県境が。2.5万分の1の精度だとこの程度なのでしょうか。それでもあまりにズレが大きいような気がします。

Googleマップで表示される境界もこれにならっているようですが、拡大表示すると、何と家のど真ん中に3県境があります。この家の表札に掲げられている住所は埼玉県でしたので、この境界は誤りであると考えられます。Yahoo!地図だと建物の地番表示も出るので、それも見る限りはmapion説(?)が支持されます。

ただ、天下の国土地理院がそんな間違いを犯すとも思えないので、過去にはそこが境界だった時期もあるのかも知れません。厳密に判断するには法務局などで調べないとならなさそうです。

#注)水路の所有権については同じく88さんのメール[off7:00198]にて
この水路はほぼ間違いなく法定外公共物なので、地方分権一括法により、国から地元市町村へ譲与され、国(財務局)と当該市町村とが契約を締結し、H17(2007).3.31までに所有権が移っているはずです。(拙稿[65115](*2)を参照)
この両者又はこの事務に関与した県(従前の事実上の管理者であった)に確認すれば確実にわかります。
#というコメントをいただいております。

また、1974(昭和49)年撮影の空中写真(国土情報ウェブマッピングシステムより)を見ると、栃木県側が旧河道の跡であることがはっきりとわかります。川があった頃はこの川の真ん中が県境とされていたでしょうから、「群馬縣」と書かれていた界標は旧河道を埋め立てた場所と、従来から群馬県の土地であった旧河岸の境界に立てられたもの、と考えるのが自然でしょうね。

さらに細かい所を突き詰めていけばかなり面倒な話になってきてしまいますので、この辺で留めておくのが適当でしょうか。とりあえず、一瞬で経県値を9点稼げる超お得な場所だということにしておいて、あまり深く突っ込まないようにしておきましょう。

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本文*印への注:
*1:私が撮影した写真をアップロードしたアルバムサイトのこと。このサイトに掲載した写真は後ほどオフ会記録のページの写真集に転載されると思います。
*2:MLで流れたメールは記事番号に誤りがありましたので、正しい番号に修正しました。

[76841]小松原ラガーさん
茨城空港の場合、滑走路と駐機場のみで誘導路なんて代物はなく、滑走路=誘導路なのでした。

ここで言う誘導路というのは平行誘導路(滑走路に平行して設置されているもの)のことですね。私が松江出張のため先月利用した出雲縁結び空港も滑走路上でUターンする方式でした。私が初めて平行誘導路のない空港を利用したのは石垣空港で、ここは年間180万人(国内の空港で第18位)が利用し、地方空港としては比較的便数も多い(着陸回数は丘珠・新潟・広島などと同程度)ため平行誘導路なしでよくさばけていると思います。ほかに年間100万人以上が利用する空港で平行誘導路がないのは調べた限り富山空港・宮古空港のみのようです。この平行誘導路なしの空港、[76848]でにまんさんが書き込まれているとおり、便数の少ない地方空港ではかなりの数があると思われます。

[76869][76880]桜トンネルさん
オフ会留守番クイズの企画お疲れ様でした。共通項の基準の設定に詰めの甘さがあったとのことですが、自ら桜トンネルさんにツッコミを入れた立場でアレですけども、十番勝負でもあいまいさの残る共通項があるのでそれほど気にする必要もないと思います。こういうのはどちらか一方だけが正しいという話ではないですから、誰かがいちゃもんをつけてきても自分なりの線引きをちゃんと説明できればそれで十分なわけで。

ちなみに私の解答については「条件に書いてなくても趣旨からして日本国内の47都道府県以外の解答は採点対象外ですので、それはちょっと勘弁してください」とでもしてくれれば良かったのですが(汗)。それを真摯に採点していただいて大変恐縮です。
[76863] 2010年 11月 23日(火)18:04:29MasAka さん
第七回落書き帳オフ・感想など
今回もオフ会に参加させていただきましたMasAkaです。当日はしゃぎすぎた反動か、ややカゼ気味(^^;;

オフ会前日の19日に某新規路線の特別招待者試乗会があったため、一旦青森県まで行ってから当日関東に戻りつくばへ直行というスケジュールでした。なので、家を出発してからオフ会会場入りするまでの移動距離としては長崎県から来られた地球人さんを超えているはずです。

19日は会場まであと30km以内(小山市付近、直線距離(以下同じ))の地点まで迫っておきながらそのまま500km以上離れた青森県へ。試乗会でもらった記念品(はやて&リゾートあすなろマグネット)はそのままオフの景品になりました。記念品には今回の開業区間の地図も同封されており、これも宿泊部屋で披露したところ好評でした。

さて、当日は新幹線で再び関東へ。実は、青森からの帰りの交通手段は2日前まで決まっていませんでした。もともとは飛行機で帰るつもりだったのですが(マイルで交換したクラスJへのアップグレード特典を有効活用したかった)、あいにくの満席でキャンセル待ちに回され、結局ギリギリまで待ったものの最終的に空席は出ず、前日に鉄道利用が確定。また、宿の場所を当初は五所川原付近を予定していたのが、青森市内に変更になったため1本早い電車に乗れることになり、15:30につくば駅に到着できる見込みになったことからJOUTOUさんの車に乗せていただくことにしました。JOUTOUさんの車はもともと満席だったのですが、地球人さんがキャンセルしたため1人空きが出たことから運良く乗せていただくことができました。直前の申し出ということで、JOUTOUさんにはご迷惑をおかけしたかと思いますが、快く引き受けてくださってありがとうございました。

というわけで予定通りにつくば駅に到着。つくば市自体は先月、母校の学園祭でも訪れているので1ヶ月ぶり。なので、駅前の様子はあまり変わり映えしません。ここで油天神山さんと合流。私と油天神山さんは共につくば市在住経験があり(私は10年以上前、油天神山さんはついこの間)、この2人がつくば市で再会というのも何かの縁でしょう。ちなみに私が学生当時住んでいた場所と、油天神山さんが住んでいた場所は歩いて30分くらいの距離だったということが判明しました。徒歩30分というと都心だと遠い印象ですが、つくば市の感覚だとかなりご近所といった感じです。

油天神山さんと会話していたところにスーツ姿の音無鈴鹿さんが合流。一見してオフ会に行くような格好に見えませんでしたけど、考えたらいっちゃんさんは前回までは家族へのアリバイ工作のためにわざわざスーツを着ての参加でした(過去にはそのアリバイ工作が見事に失敗したこともあったような)。そしてJOUTOUさんの車は予定より数分ほど遅れてつくばセンターに到着。ここで車に乗せてもらった後はいよいよ筑波山に向かうのですが、途中、東大通りと国道125号の交差点の先にある真新しい道路を通りました。南側1.4kmが国道125号つくばバイパス、北側0.8kmが茨城県道14号筑西つくば線バイパスというらしいのですが、今月開通したばかりなのですね。

16時過ぎくらいに青木屋に着き、ほかの皆さんとも合流。南向きの部屋だったので窓からの眺望は最高でした。せっかくなので宿から見える夜景の写真も撮りました(後でグリグリさんが写真をオフ会記録のページに載せてくれることを期待)。

1次会、恒例の「ここはどこ?」クイズ、昨年よりも難しかったです。昨年は私がオフ開催1年以内に訪れた場所からほとんど出題されていましたが、今年は行ったことのない場所とか、長い間ご無沙汰している場所ということで結局当てることはできず。1次会は淡々と進んだ感じで、何か最初のほうで甲冑着た人が現れたなぁと思ったら、後は皆さんの自己紹介とかグリグリさんのお話とかですぐに時間が経ってしまったという印象です。2次会のほうが皆さんとの距離が近くなった分、内容が濃かったかなぁ……と感じました。グリグリさんの出題した○×クイズもほとんどの問題がそれを知ってて一体何の役に立つのか、という知識のオンパレードですが、それにきちんと答えられるというのはすごいとしか言いようがありません。結局、完全にお開きになる深夜1時半近くまで、15名の強者が宴会部屋に残りました。

翌朝、眠い目をこすりながら露天風呂「雲上の湯」に入りましたが、眼下に霧が立ち込めていて、夜景とはまた違った美しさでした。朝の風景については[76833]でグリグリさん、[76842]でニジェさんが言及してますが、ホント素晴らしかったです。つくばというのは霧の多い街で、午前中は結構ガスってる日が多いのですが、改めてそれを感じました。ちなみに霧筑波なんていう地酒もあるくらいで。

公式オフとしての解散後は3県境ツアーに参加することにしました。いや、何て事のない田んぼのど真ん中に素人が立てたような解説の立て札がポツンとあるだけなんですが、さすがに大人数で行くと、これだけで午前中いっぱい時間を潰せてしまうというすごい場所になってしまいます(笑)。これも後でオフ会記録のページに載ると思っているので、行かれなかった方はそちらをご参照ということで。県境ツアーで道の駅きたかわべまで車に乗せていただいたじゃごたろさん、ありがとうございました。

県境ツアー終了後は道の駅で昼食を食べ、星野彼方さんとともに徒歩で最寄りの東武日光線柳生駅へ。公共交通機関で3県境へアクセスするための最寄りの駅ですが、駅前は自動販売機と肉屋(日曜なので休業?)、自転車屋と後は民家がポツポツあるくらいで寂しい駅です。でも一応タクシーは常駐しています。駅のホームから3県境が見えるか確認しましたが、あれだけ周囲は田んぼになっているのに、ちょうど3県境のある方向だけ民家が邪魔していて見えませんでした。

そして北千住で星野彼方さんと別れ、横浜に帰宅(南栗橋から鷺沼まで乗り換えなしで行けたので、非常に楽でした)。今回も充実した時間を過ごせました。大人数でこういう「濃い」時間を共有できる機会もそうそうありませんので、来年も参加できたらいいな、と思ってます。

感想は以上です。ところで、[76842]でニジェさんが
MasAkaさんの解説によると,筑波も六甲も花崗岩の山だから
と書いていますが、実は筑波山の地質は一面に花崗岩が分布する六甲山と比べて単純ではなく、山の下半分が花崗岩で、上半分が斑レイ岩という2層構造になっています(かなりいい加減な分け方ですが、大体つつじヶ丘付近で上下に分かれると思ってください)。なので、登山道の途中からは花崗岩から斑レイ岩に変わるのです。花崗岩と斑レイ岩はともにマグマがゆっくり冷却されて鉱物の結晶が大きくなった岩石で、それらを総称する「深成岩」の山と言うほうが正確でした。花崗岩と斑レイ岩では組成鉱物の違いから風化のしやすさ等に差があるので、本来であればそれが地形や植生などに反映されていてもおかしくはないのですが、むしろ火山岩(安山岩や玄武岩など、マグマが急激に冷やされてできた岩石)と深成岩という形成過程の違いのほうが大きく効いてくるのかも知れません。

[76829]おがちゃんさん
旧制高校とオフ会の関係
は完全に無くなってしまいましたね。
[76830]Issieさん
茨城県には「(旧制)水戸高等学校」がありました。そこの代打ということで。
高等“師範”学校とすれば代打を出す必要もなくなりますね(筑波大学の前身が東京高等師範学校)。ただし、高等学校と高等師範学校では全く別の役割を持った学校ですから、こじつけっぽいことには変わりありませんけど。

[76824]桜トンネルさん
問二はあえて
台北県:1
などと答えてみたり……。いや、解答範囲は日本の県に限定するとは書いてなかったし、中には「そこも日本だ」と言い出す人もいるかも知れませんので(笑)。

ちなみに問二についてですが、個人的には法律に基づいて線引きするのが一番明快だと思っているので、山形県が10だったり、新潟県が6だったりするのはどうなのかなぁ、と(そもそも「11月20日現在」としてしまうとアレがまだなので結局新潟県は5のような?)。いろいろ含めていいのなら、実は青森県を2にするという考え方も出てきてしまうのですよ。もっとも、この落書き帳はそれ系のネタを専門に扱う場所ではないし、所詮はお遊びなのであまり深くはツッコミませんが。なお、法律に基づいた線引きをしてしまえば、先に挙げた台北県はもちろんゼロになります。というわけで、私としては出題が悪いということで、[76828]かぱぷうさんに問二の金メダルを贈呈したいところですね。
[76812] 2010年 11月 19日(金)01:40:39MasAka さん
都道府県の最高峰があるなら最低峰も……
[76804]k-aceさん ほか
八幡の主婦、全都道府県の最高峰を制覇(京都新聞)

私は逆に1都1府3県の(2.5万分の1地形図掲載の)最低峰を制覇しております(笑)。さすがに47都道府県は厳しいですが……。
日和山宮城県6.1m
観音山埼玉県83.3m?
愛宕山東京都25.7m
天保山大阪府4.5m
弁天山徳島県6.1m
ちなみに大阪府2位である堺市の蘇鉄山(6.8m、一等三角点を有する山では最低峰)も登頂済です。なお、低い山を趣味にしている方の代表的なwebサイトに低山倶楽部というのがあり、物珍しさから結構マスコミに登場されているようです。

この落書き帳において、低い山については[53044]ハルさんの記事にベスト10がまとめられており、過去には天保山などが話題に挙がったこともありましたが、都道府県別の最低峰となると落書き帳で議論された形跡はないようです。都道府県別の最低峰は前述した低山倶楽部のサイトで全て網羅されていますが、「山」の定義自体が非常に曖昧なこともあって、これはさすがに十番勝負のネタにはならないでしょう(^^;;

また、秋田県の三種町では八郎潟干拓事業のため採石を続けた結果、標高がなんとマイナスになってしまって地形図から山名が消された山というのもあったみたいで(筑紫岳)、低い山も調べてみると意外な発見があるものです。
[76764] 2010年 11月 13日(土)22:02:47【1】MasAka さん
第二十九回十番勝負・感想
今回も十番勝負が終わったわけですが、終了日について今日の茨城県民の日を提案したのは、土曜日に締めれば日曜の休みを使って感想をすぐに書ける人が増えるのではないか、という狙いがありました。さて、今回の感想です。例によって解答順で。

問二(「筑・波」の付く市町村に隣接する):銅メダル
1週間遅れでのスタートにも関わらず、解答状況を見るとまだメダルが残っている状態。また、お題の市に居住経験市が2つも入っています(つくば市、筑紫野市)。「これはきっと私にメダルを取らせるために用意された問題だ!」と思いました(笑)。まず、お題の市からつくば→筑波、千曲→筑摩という変換が思い浮かんだので「筑」が何かに絡んでいるのではないかと思ったのですが、誤答の市につくばみらい市と筑後市が。一方、正答市は筑の字に何の関連もない高岡市と甲州市。ここで、甲州市はお題の秩父市と隣接しているような気がしたので地図を確認。その過程で丹“波”山村の存在に気づき、念のため武雄市と高岡市の隣接自治体も調べて共通項を確信しました。ここまで来たらメダルを逃すまいと想定解を全て洗い出す前に解答しようと思い、一番確実な解として筑紫野市在住時代に通勤していた鳥栖市で解答しましたが、後で想定解を全て拾ったら紫波町に隣接する盛岡市を発見。どうせならお題の2市と同じ居住経験市であるこっちで答えたほうが美しかったなぁ、と思いつつ、わずか4分差でまつもとしろくまさんが正答を出されていたので、想定解を全てチェックした後で解答していたらメダルは無理だったでしょうね。というわけで十番勝負参戦14回目にして初のメダル獲得。まぁ、今回は棚ぼた的な獲得でしたので、次回以降は再びマイペースで解答しようと思います。

問十(盲腸線だけがある):24位
お題の上3つ(つくば市、南足柄市、氷見市)は昨年から今年にかけて行った場所。いずれも列車で行ったので、共通項の推定は簡単でした。解答はお題のつくば市と同じく2005年に共通項の条件を満たすことになった常陸太田市で。しかしつくば市はつくばエクスプレスの新規開業による一方、常陸太田市は逆に日立電鉄の廃止によるものということで、同じ茨城県内でも県北と県南では状況が正反対ということに。

問六(市名が銀行名に使われている):28位
第一ヒントアナグラム(月餅が伝承→合併で減少)を解凍して、これも市町村合併絡みかと思いましたが、全然ひらめかず。第三ヒントアナグラムでようやく銀行にたどり着きました。確かに銀行も合併が続いているなぁ、と納得。東北新幹線八戸~新青森開業記念で(?)青森市を解答。

問一(ロープウエイのある):32位
第一ヒントが出るも解凍できず。しかし、お題の5市でググると8番目に個人のブログがヒットし、そこにロープウェイの一覧が……。最近はお題の市だけでググっても当てにならないという問題が多いので最近はあまりやらないのですが、やはりダメもとで一度は試しておくべきだと思いました。自分の解答傾向として中国・四国地方からの解答が少ないので、バランス調整のため宮島ロープウエーのある廿日市市で解答。

問三(読みの最初と最後をつなぐと町村名になる):31位
最後にようやくわかった問題。過去問に類題(第二十二回問五)はあるものの、町村名まで思い当たりませんでした。前回はノーヒントでわかったのに……。解答は問二で紫波町の存在に気付かなかったということにちなんで、「しわ」になる白河市で。ちなみに、ノーヒントでわかった問題の類題がなかなか解けなかったのは同じく第二十二回の問四に対する第二十三回の問七もそうでした。後で考えればちょっとひねってあるだけなんですが、そのちょっとがなかなか難しいです。

問四(市に囲まれている):33位
お題の市の地図を見てすぐにわかった問題。ただし、想定解数が十分大きかったので売り切れることもないだろうと思い、想定解を拾う作業を面倒くさがって一番最後に回したために遅い解答になりました。解答はオフ会つくば市開催記念なのでつくばエクスプレス沿線から選ぼうと思い、過去にプチオフが開催された流山市で。ちなみに千葉県・茨城県内にあるつくばエクスプレス沿線の市は全て本問の想定解に該当するのですね。

問五(観覧車がある):32位
第一ヒントアナグラム、最初は「おきなわ」→「沖縄」と固定して考えてしまっていたため、これが「おおきなわ」→「大きな輪」になかなか行き着きませんでした。結局第三ヒントで遊園地にあるものだとわかりました。ここは我が地元にある西武園ゆうえんちから所沢市を解答。でも、西武園ゆうえんちは確か中学1年くらいの時にアイススケートをしに行って以来、20年近く行ってませんねぇ。

問七(読みが「清音+(清音|撥音)+濁音」):35位
読みが3文字の市ばかり……ということで、これも比較的すぐにわかった問題。オフ会つくば市開催記念ということで、1問はつくば市で解答しておきたいということで、第四ヒントをそのまま使わせていただきました(笑)。ちなみに先につくば市が解答に出ても同じヒントだったのか気になります。

問八(市長の苗字が市名と同じ):31位
第三ヒントで共通項に行き着きました。でもこんな何百人もどうやって調べるのか……と思ったら全国市長会のページに載っているのですね。さらに、落書き帳過去記事にもまとめられてましたし(いずれも[76757]共通項発表で紹介されていますが)。解答は問六同様東北新幹線八戸~新青森開業にちなみ八戸市で。問題番号にも合わせました。

問九(市名誕生日と市の誕生日が異なる):33位
お題に市を含む新設合併や、改称を行っている市が並んでいたので共通項の推定は比較的楽でした。解答はこれまた問六・八と同様東北新幹線八戸~新青森開業を祝って十和田市で。これで八戸~新青森間の駅名に使われている3市を全て解答しました。ちなみに十和田のつく駅は来月以降3駅になりますが、うち2つが十和田市になく、その隣接自治体に存在するというのはかなり珍しいケースかと。

今回はラストの総合28着。これが実は通算500人目の完答者([76757]共通項発表より)ということで、ちょっと驚きました。

[76756] リトルさん
穴子家さんの「問一:大津市」が反映されていない様な…?
[76757]グリグリさん
大津市の検証に手間取ってしまい、穴子家さんの[76753]問一の採点のみを一時保留していました。
検証のため採点に時間が必要になった場合、第二十三回の問三などと同じように、次回以降「保留」の表示をしてはいかがでしょうか?そうすれば採点漏れではないことがわかりますし、周りの人にとっては共通項のボーダーラインを考えるいいヒントにもなると思います。

あと、前回から十問一発完答者はランキング表で金色表示になる仕様が追加されましたが(今回は残念ながら該当者なし)、もう1つ、ノーヒントによる十問完答も区別できれば良いかな、と思いました。順位(「#」)の欄の数字or背景に色を付けるという方法などはどうでしょう?

それでは、オフ会に参加される方は来週つくばでお会いしましょう。

【1】問九、十和田のつく駅の記述を修正
[76754] 2010年 11月 13日(土)14:24:45MasAka さん
第二十九回十番勝負解答
祝、茨城県民の日!
自らこの日を終了日に提案して採用されたのですから、一気に片付けます。

問一:廿日市市
問三:白河市
問四:流山市
問五:所沢市
問七:つくば市
問八:八戸市
問九:十和田市
[76749] 2010年 11月 12日(金)23:42:22MasAka さん
「1→2→3→□→5→6→7」、□の中の数字は?
[76748]k-aceさん
東北新幹線全線開業まで後22日となりました。

東北新幹線八戸~新青森開業まであと3週間ちょっとに迫ってきたのですね。実は来週、営業運転開始前に乗車体験しに行く予定です。ちなみに私の落書き帳初書き込みは当時住んでいた七戸町からで、その頃、町内の新幹線工事はまだほとんどトンネル区間でしか行われておらず、高架橋などは基礎杭の打ち込みなどがようやく始まった段階でした。

さて、今回の東北新幹線全線開業で「○戸」とつく新幹線鉄道施設(駅・構造物等)のうち、四戸と九戸以外の7つは揃うわけですね(四戸はもともと自治体名としても存在しませんが)。起点方から順に、

岩手一戸トンネル→二戸駅・二戸トンネル→三戸トンネル(ただし所在地は三戸町ではなく南部町)→八戸駅→五戸トンネル→六戸トンネル→七戸十和田駅

こうして並べると数字ばっかりといった感じですが、ほかにも既に開業している区間に金田一トンネル(二戸~八戸間)が、今度開業する区間に三本木原トンネルや国内陸上最長の八甲田トンネルがあるなど、名前に数字がつくものだらけです。

というわけで、記事タイトルの□に入る数字は「8」が正解(笑)。

また、新幹線単独駅は「新」のつく駅名と漢字4文字以上の駅名が多いですね。線形上、既設の在来線駅に併設するのが困難だったりする場合は「新○○」という駅名になることが多いですが、漢字4文字以上の駅名は沿線地域のイメージアップを目的につけられているといった印象です。

ところで、
在来線である上越線の一部となっているガーラ湯沢駅(湯沢町)と博多南線の博多南駅(春日市)は対象外。
とありますが、法律上ミニ新幹線も在来線に過ぎないので(常時200km/h以上で走れる区間のみが「新幹線」)、それを新幹線に含めるのであれば、上越支線(ガーラ湯沢)と博多南線も新幹線に含めるのが妥当ではないかと思います。車両はこっちのほうがまさにフル規格ですし、ミニ新幹線同様既存の新幹線網と直通運転してますし、時刻表でも新幹線のページに掲載されていますので。本来両方とも新幹線ではないものを、一方だけ新幹線と認めてもう一方を認めないのはちょっとバランスが悪いような感じがしました。
[76690] 2010年 11月 7日(日)06:39:28MasAka さん
第二十九回十番勝負解答
問六:青森市

今回の十番勝負はオフ会開催記念ということで、開催地のつくば市にちなんで茨城県民の日(11月13日)に終了するというのも美しいかも知れませんね。

[76676]グリグリさん
渡良瀬遊水地関連の記事をご紹介いただき、ありがとうございました。
[76566] 2010年 10月 31日(日)20:08:04MasAka さん
第二十九回十番勝負解答
前回は一発解答でしたが、今回は小出しで。想定解の検証が困難なものは早めに。

問十:常陸太田市

問二は全ての解を拾う前に答えたのですが、後で全てチェックしてみたらこっちで解答するほうが自分によりふさわしかったかなぁ……、という市がありました(理由は終了後の感想文にでも)。でも、あの時全てを拾っていたらおそらくメダルは逃していたでしょう。
[76552] 2010年 10月 30日(土)18:08:55MasAka さん
第二十九回十番勝負解答
例によって毎回遅ればせながらの参戦ですが、まだメダルが余ってるようなら狙ってみます。

問二:鳥栖市
[76092] 2010年 8月 24日(火)22:01:20MasAka さん
県庁所在地経県値の訂正&高校野球
[76071]に書き込んだ県庁所在地経県、よく考えてみたら前橋市は○(宿泊)じゃなくて●(訪問)でした。したがって合計182点が正当です。どうもお隣の渋川市と勘違いしていたようで……。

[76088]白桃さん
鳥取県が1点で最下位ですが、ブービー(2点)は意外な県でした。

思わず調べてみました。栃木県なんですね~。今世紀以降は2007年の春と夏にそれぞれベスト16が1度だけですか。これを調べていく過程で知ったのですが、今年の興南が達成した高校野球春夏連覇の史上初を記録したのがこの栃木県の作新学院だったのですね。1962年なのでもう半世紀近くも前の話ですが……。

それにしても白桃さんの集計したランキング表を見ると、改めて沖縄勢の大健闘がうかがえます。沖縄県と同じか、それより上なのは地元兵庫県と人口上位4位の都府県だけですから。
[76071] 2010年 8月 21日(土)20:09:51MasAka さん
各種経県値
十番勝負の感想から連投になってしまいますが、経県値の都道府県庁所在地バージョンと各都道府県人口最少市バージョンと東京23特別区内バージョンの3つを計算してみました。

1.県庁所在地経県
◎(居住):盛岡市、横浜市、京都市、福岡市
○(宿泊):札幌市、青森市、仙台市、秋田市、山形市、福島市、前橋市、新宿区、新潟市、富山市、金沢市、福井市、長野市、岐阜市、静岡市、名古屋市、大津市、大阪市、神戸市、奈良市、鳥取市、松江市、岡山市、広島市、山口市、徳島市、高松市、松山市、高知市、長崎市、熊本市、大分市、宮崎市、鹿児島市、那覇市
●(訪問):水戸市、宇都宮市、さいたま市、千葉市、甲府市、和歌山市、佐賀市
△(接地):津市
▲(通過)・×(未踏):-
(◎4市、○35市(区)、●7市、△1市、合計183点)

2.各県人口最少市経県
◎(居住):-
○(宿泊):角田市、勝浦市
●(訪問):羽村市、勝山市、上野原市、飯山市、米原市、宮津市、境港市、美祢市、三好市、水俣市
△(接地):江津市、豊前市
▲(通過):平川市、陸前高田市、にかほ市、尾花沢市、本宮市、潮来市、沼田市、幸手市、加茂市、小矢部市、弥富市、熊野市、阪南市、養父市、御所市、御坊市、美作市、東かがわ市、東温市、室戸市、多久市、津久見市、串間市
×(未踏):歌志内市、那須烏山市、南足柄市、珠洲市、美濃市、下田市、江田島市、松浦市、西之表市、南城市
(○2市、●10市、△2市、▲23市、×10市、合計65点)

3.東京23特別区経県
◎(居住):-
○(宿泊):港区、新宿区、台東区、大田区、豊島区、北区
●(訪問):千代田区、中央区、文京区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、世田谷区、渋谷区、杉並区、練馬区、足立区、江戸川区
△(接地):中野区、荒川区、葛飾区
▲(通過):板橋区
×(未踏):-
(○6区、●13区、△3区、▲1区、合計70点)

県庁所在地は全て●(訪問)以上だろうと思っていたのですが、きちんと調べてみると津市だけが△(接地)。駅での乗り換えで使ったことはありますが駅の外に出た記憶がありません。あと、関東地方の県庁所在地は日帰り訪問ばかりのところが多いですね。

人口最少市はほとんど通過ばかりという結果に。宿泊は2市のみで、角田市は大学の野外授業で、勝浦市は学生時代の研究調査関係での宿泊。人口最少市の場合はそこが観光名所などにでもなっていない限り、さすがに●(訪問)以上にするのは難しいです。×(未踏)のうち関東地方から2市も入っているのは意外でした。合計は65点で、(本来の意味での)経県値のちょうど3分の1しかないということに。県庁所在地の経県と比べると、千葉県だけ勝浦市が○(宿泊)で千葉市が●(訪問)と、人口最少市のほうが健闘(?)しています。

東京23特別区は全ての区で▲(通過)以上に。宿泊が意外と多く6区もありました。板橋区だけは縁があまりないらしく、唯一の通過のみの区に。しかし、ほとんどの区が●(訪問)になっているため、計算対象となる自治体数は上の人口最少市の半分に満たないのに合計点は70点と上回りました。
[76070] 2010年 8月 21日(土)16:53:51MasAka さん
第二十八回十番勝負・感想
今回は開催期間を長めに取っていただき、また各問の想定解数も全て40市以上と十分な数があったこともあり、取り組み始めた8月12日時点では出題から2週間以上が経過していたにも関わらず、まだ十問一発完答の可能性があるという状況からのスタートでした。すでにヒントが出尽くしている状態であり、都道府県市区町村内のデータや、アナグラムヒントで出てきた言葉をキーワードにWeb検索することで比較的容易に想定解の抽出も可能でしたので、やることはただ1つ、十問一発完答のみでした。すでに[75856]だいてんさん、[75898]88さん、[75914]makiさんの3人が達成していましたので、私も便乗してやろうということで。結果、一発完答に成功し、総合34着の完答者になりました(惜しくもブービー賞ならず)。

問一(日本の渚100選がある):36位
第五ヒント解答より渚100選を検索。解答2日前に訪れたばかりの宮古島市で解答。

問ニ(米軍施設がある):36位
ヒントがなくても問題市とメダル獲得市の並びでわかっただろうと思われる問題。出身地の所沢市で答えたいところでしたが、すでに小松原ラガーさんの[75600]で既出だったため、隣接する狭山市で解答。

問三(無料化実験中の高速道路への出入り口がある):38位
これは第四ヒントと第五ヒント両方がなければ想定解を絞れなかったと思います。解答はかつて青森県の三八上北地方に住んでいたというのと、ちょうど解答した日(8月13日)は高校野球で八戸工大一高×成田高の試合が行われていたので、八戸自動車道八戸ICがある八戸市で。

問四(W杯ベスト4の国の都市と姉妹都市などで提携している):35位
対象となる国が複数あるということで、第二十六回の問一と同じような共通項設定ですね。とりあえず身近な市で該当する市がないかと調べたところ、高校時代に通っていた川越市がドイツのオッフェンバッハ市と姉妹都市提携があることがわかったのでそれで解答。

問五(過去も含め「田」の付く市を含む):38位
すでに「田」のつかない市の解は全て出尽くしてしまっていたので、おとなしく田のつく市から選ぶことに。先月成田スカイアクセスが開業したのと、ちょうど解答した日(8月13日)は高校野球で八戸工大一高×成田高の試合が行われていたので(問三と同じ)、成田市で解答。

問六(隣接する自治体に共通する地名がある):37位
隣接問題とあらば、やはり元つくば市民としては隣接するつくばみらい市の解答しかないでしょう。残り11市の状態でしたが、運良く残っていたので助かりました。

問七(人口が7万人台):37位
問題番号に絡めた出題は十番勝負でよくあるパターンですが、想定解を全て拾い上げた後になってからようやく関係があることに気づくんですよね。残る解は南相馬市と館林市。あまり考えずに関東地方から館林市を解答しましたが、後から調べたところ、今年「7」月の猛暑日日数No.1を記録した都市が館林市(12日間/31日間中)だそうで、偶然7に絡んだ解答になりました。

問八(メンバーの出身地である):35位
こういうのは今までにありそうでなかった問題ですね。おそらく、また忘れた頃(2~3年後?)に今度は現住所バージョンで出題されるでしょう。横浜市に隣接し、hmtさんご出身の相模原市を解答。

問九(同音同字の市区町村がある):40位
第1回採点結果をチラっとのぞき見した段階で共通項が推測できた問題。ただ、その時点では想定解を拾う時間がありませんでした。ちなみに大町市を選んだのは……何か理由があったはずなんですが自分でも忘れてしまいました。

問十(同音異字の市区町村がある):38位
問九と似たような解答状況だったので、こちらは同音異字とわかりました。残り2市だったので、埼玉県から三郷市を選びました。

というわけで、次回第二十九回・公式オフ会@つくば市開催記念(仮称)でもマイペースで頑張りたいと思います。

ところで、この十番勝負には毎回「政令指定都市相模原市誕生記念」(第二十七回)とか「2010年新春企画」(第二十六回)などの開催企画名がつけられていて、必ず「○○記念」「○○企画」という名前になっていますが、今回は「猛暑に負けるな」と、初めて「記念」も「企画」もつかないタイトルでした。また何か新たな方向性を探っているのでは……などという見方をしてしまいます(^^;;
[75977] 2010年 8月 13日(金)23:39:26MasAka さん
第二十八回十番勝負解答
[75841]にてグリグリさんより、
しかしながら、忙しくてなかなか参加できない方への配慮が欠けていたようです。後半になれば解答書き込みも減少しますので、今回は8/15まで開催を続けようと思います。
……と多大なるご配慮をいただいてしまったので、今回も解答しないわけにはいかなくなってしまいました(^^;; グリグリさん、どうもありがとうございました。

というわけで、ようやく落ち着いたところで。

問一:宮古島市
問二:狭山市
問三:八戸市
問四:川越市
問五:成田市
問六:つくばみらい市
問七:館林市
問八:相模原市
問九:大町市
問十:三郷市

さて、果たしてこれで一発完答なるんでしょうか……?(達成してもこれだけヒントが出た後だとあまり価値はないように思いますが)
[75839] 2010年 8月 4日(水)01:49:54MasAka さん
政令指定都市の認市度改め(?)経県値
流行っている(?)ようなので便乗して……。

◎:横浜市、京都市、福岡市(3市)
○:札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、名古屋市、大阪市、神戸市、岡山市、広島市(9市)
●:さいたま市、千葉市、川崎市、相模原市、浜松市、堺市、北九州市(7市)
(参考○:熊本市)
合計72点(5×3+4×9+3×7)

宿泊(○)以上となると自分で思っていたよりも意外と少ないですね。宿泊9市のうち静岡を除く8市は中心市街地に泊まった経験がありますが、静岡市だけは市街地からはるか北、井川ダム付近にある大学の附属施設での宿泊です。さらにもう1回、旧・清水市時代に興津港に停泊していた船の中で泊まった(学生時代、海洋調査船に2週間ほど乗船する機会があり、その途中で荒天と機材整備のため一旦港に着岸していた)というのもありますが、これは宿泊の定義にある「夜行通過は除く」に準じる扱いにしてカウントしないのが妥当ではないかと思います(こんなレアケースは私くらいのものだと思いますが)。

あと、訪問(●)のうち堺市はこんな場所の登山のためだけに訪れたものです(笑)。あと浜松市は飯田線小和田駅の周辺を散策したので訪問としてカウントしましたが、駅から山を少しだけ下りていって天竜川を見ただけですので●をつけるにはちょっと微妙なラインかも知れません。それ以外で浜松というと鈍行乗り継ぎで浜松駅を使ったとか、高速バスの休憩地点で浜名湖SAに立ち寄ったとか、今はなき佐久間レールパークを訪れたとか(この施設は駅の構内にあったため「歩いた」にカウントするのはちょっと無理があるでしょう)、その程度しかありません。

さて十番勝負、実は今週末に某国家資格の試験を受けねばならず、さらにその翌日から旅行に出かけてしまうので全く手をつけられるような状況ではありません(^^;;
クローズが12日以降なら最後に滑り込み解答でもしようかと狙っているんですけど、2007年夏の第十六回海の日記念(7/16~8/5の21日間)を最後に20日間以上開催された回がないんですよね……(ちなみにこの回が私の記念すべき十番勝負初参加)。第二回から第十二回までは必ず3週間以上の開催期間があったのですが。
[75422] 2010年 6月 28日(月)23:34:44MasAka さん
とみ?とめ?
[75411]グリグリさん
三富新田は「さんとめ」と読むようなのですが、検索して調べてみると、「とめ・とみ」で揺らいでいるようです。

このレスをいただいて、私の場合は「三富新田」「三富地区」は「さんとみ」と読んでるのに、「三富の開拓」のような場合だけ「さんとめ」と無意識に読み分けていることに気づきました。どうも次に来る字の母音(し・ち→I、の→O)に引きずられているようです。同じ場所を指すのに違う読み方をしているなんて、結構いい加減なもんですね(まぁ「日本」という国名自体がそれに当てはまるので許容範囲なのかも知れませんが)。

改めて所沢市公式ウェブサイトで確認してみると、「写真で見る富岡地区の移り変わり」では「三富」について両方の読み仮名が併記されてました。一方、三芳町では「さんとめ」で統一しているようです(参考:町勢要覧のPOST CARDのページ)。
[75276] 2010年 6月 4日(金)22:10:35MasAka さん
部分的に地名が違う箇所シリーズ(仮称)について
[75245]EMMさん
「ベターっと市街地が連続している」ところと明確に区別できる客観的な線引きができない

私の狙いとしてはコレクション化するという話よりも、地図上で街区の妙な境界を見て楽しもうという趣旨なので(言わばタモリ倶楽部的なセンスですね)、細かい線引きに関しては考慮するつもりはありませんでした。

この手の場所の有名どころではこんなところなどが考えられますが、このパターンは飛び地コレクションを調べればまだまだ出てきそうです。

また、つくば市には宅地開発が行われた地域で、まだその住宅地に対して新しい地名がつけられていないために大字名が入り組んでいるところが多数ありますが()、私としてはこういうパターンは全然美しくないですね。逆に京都市の中心市街地などもEMMさんが挙げられたものと同様、ある意味ほとんどがこれに当てはまるわけですが、大きな面積の地区の中に1つだけポツンとあるわけではなく、同じような規模の小さな地区が密集しているので、これも(個人的に)あまり美しくない例と言えます。

[75260]おがちゃんさん
所沢/三芳の三富新田地区は既出解ですよ([75232]で私が出した)。あ、これは十番勝負ではなかったですね……(笑)。ちなみに[75270]ケン(地理好き)さんのはこれまで出てきたものも含め、まとめて見やすくしていただいたものと解釈しています。
[75232] 2010年 6月 3日(木)00:25:30MasAka さん
自治体を越える地名@所沢の情報提供
[75229]グリグリさんから提案のあった「自治体を越える地名」、私の出身地所沢周辺から2点ほど。

所沢市中富・下富/入間郡三芳町上富
埼玉県所沢市北秋津/東京都東村山市秋津町○丁目

上富・中富・下富は元禄時代の川越藩主だった柳沢吉保の命により開拓された農村地区で、「三富新田」と呼ばれている場所です。小学校の社会科で習う郷土史で、所沢市の小学生は必ず習う地名のはずです。

また秋津については西武池袋線の秋津駅が東村山市と所沢市にまたがっていますが、ここの所沢市側の住所は残念ながら(?)北秋津ではなく上安松です。ちなみにホームの一部は清瀬市にもかかっています(この話題とは関係ないですが、このことがポイントになって第二十一回十番勝負の問七で話題になりましたねぇ)。

そういえば東急線沿いにも結構あるな、と思ったのですが、こちらはすでにアーカイブズのネタの中にありました([824]いわさんの記事)。これを見て何で「二子」がないんだろうと思いましたが、世田谷区には二子玉川駅はあっても二子という地名は現存しないんですね。

あと、逆にどう見ても一連の街区にしか見えないのに、局所的に地名が違うというシリーズもいかがでしょう。
つくば市若葉
観音台1丁目と一体化しているのにこの区画だけ地名が違うのは、元・茎崎町だったからなのですが、同じつくば市になったのだから全部観音台でいいのでは……と思ってしまいます。
[75174] 2010年 5月 23日(日)05:29:30MasAka さん
長大トンネル前後の駅+α
[75155]ぐりゅんさん
緊急時への対応といってもさほど役に立たない
長大トンネルで列車火災が発生した場合はそのまま坑外まで走り抜けることになりますが、坑口の近くに駅があれば列車火災時の消火作業場所として有効に機能しますし、乗客の避難も山中に下ろされるよりはるかにスムーズになりますから、安心料としては高くないはずです。ちなみに新幹線駅乗降客数ワーストに数えられる上毛高原や安中榛名も長大トンネル連続区間の付近にあるという点で役割は同じですね。

ここで、鉄道長大トンネル10傑の前後にある駅をリストアップしてみました(延長ランキングは日本トンネル技術協会の長大トンネルリスト(PDF)より引用)。

#トンネル名延長(km)起点方の駅終点方の駅備考
1青函53.85津軽今別(奥津軽(仮称))知内(湯の里信号場/木古内)カッコ内は新幹線開業後
2八甲田26.455七戸十和田新青森未開業
3岩手一戸25.81いわて沼宮内二戸
4飯山22.225飯山上越(仮称(現・脇野田))未開業
5大清水22.221上毛高原越後湯沢
6新関門18.713新下関小倉
7六甲16.22新神戸西明石
8榛名15.35高崎上毛高原
9五里ヶ峯15.175安中榛名軽井沢
10中山14.857高崎上毛高原

このうち、(A)人口規模の小さい「町」に設置される駅、(B)在来線と接続しない新幹線単独駅、(C)特急がその市町村に停車しないかもともと運行されていない区間にある駅、のいずれかに該当するのは津軽今別(A)、知内(A)、七戸十和田(A,B)、いわて沼宮内(A,C)、飯山(C)、上越(仮称)(C)、上毛高原(A,B)、越後湯沢(A)、安中榛名(B)、軽井沢(A)と10駅あります。このような駅は特急停車駅に併設するような駅と異なり、利用客数は必然的に少なくなります(ただし(A)に分類される越後湯沢と軽井沢はもともと特急停車駅であり、行楽地の最寄駅でもあるので事情が異なることから除くべきかも知れません)。そのような駅が上記データに多数出てくるということは、それだけ長大トンネルの前後は運転保安上重要視しているということの裏付けではないでしょうか。

さて、ここからは落書き帳の趣旨とは外れるので大変恐縮ですが、[75154]ペーロケさんの書き込みを拝見して整備新幹線建設について一部認識不足の点があるように感じましたので、ちょっと説明させて下さい。ペーロケさんに限らず、正しく理解されている方はおそらくあまり多くないと思いますので……。

整備新幹線着工に必要な前提条件の1つとして、国が整備新幹線の営業主体であるJR旅客鉄道会社から収支改善効果に相当する貸付料(30年間固定)を取れる見込みがなければなりません。また、対するJR側は採算が合わないと判断したら営業主体になることを拒否できます(完全民営化済の本州3社だけでなく、特殊会社である三島会社も同様です)。いずれが欠けても着工は認められません。

また、最近の公共事業では予測と実態の乖離がよく問題になりますが、整備新幹線の場合は事情が異なります。需要予測を過大に見積もれば収支改善効果が上がり、その分JRが国に支払う貸付料も増大し国にとっては好都合ですが、営業決定権を持つJRからすれば貸付料は安ければ安いほどいいわけですから、過大な需要予測により見積もられた高額な貸付料支払いに同意するはずがありません。一方でB/C(費用対便益)が1を下回る場合はJRの同意以前に公共事業として成立しませんので、需要を過少評価し過ぎるのも逆にダメということになり、かなりシビアな予測を要求されます。

このほか並行在来線経営分離の際は沿線自治体の同意を要するなど、整備新幹線は他の公共事業と比べて新規着工へのハードルは極めて高いものです。また、国からの支出においては公共事業関係費約7兆円のうちほぼ1%に相当するおよそ700億円で、これは国家予算全体から見れば0.1%にも満たず、他の交通インフラ(道路・空港・港湾)と比べても少ない予算しか配分されていません(平成22年度国土交通省予算のポイント(PDF))。従って、新幹線が国家財政破綻の元凶であるかのような言い回し
新幹線を作ってました。だから返せなくなりました。
というのは的外れな書き方であると私は考えます。

ちなみに、いわて沼宮内駅の利用実績は約240人/日(乗車人数119人/日を2倍)に対し予測は300人/日ですから、当たらずといえども遠からずといったところでしょうか。なお、駅の利用客数予測は駅設備の規模(通路の幅や昇降設備・出改札設備の数など)を算定するためだけに用いるもので、新規着工区間の検討には駅の利用客数ではなく、区間全体の需要予測のみを使用します。このことからも駅設置位置は利用客数だけで決めているわけではないことがわかります。
[75125] 2010年 5月 17日(月)02:21:13MasAka さん
思う+新幹線
[75122]ニジェガロージェッツさん
どこもかしこも「~したいと思います」のオンパレードです。

「思う」という言葉は推測や願望といった意味だけではなく、決意・決心の意味もあります。また、判断・信じるなど、これ以外にも多数の意味があるので(Yahoo!辞書「思う」)、文章の書き手・話し手がどのような意味で使っているのかを適切に理解しないとならない用語だと思います(←これは推測の意味での「思う」ですね)。ニジェさんが例示されているもので「頑張りたいと思います」「感謝したいと思います」「謝罪したいと思います」は決意・決心の意味にとらえるべきで、推測や願望という意味でとらえるのは誤りだということになります。「書きたいと思います」は、記事を投稿する流れからすれば確かにおかしいのですが、読者は文章を瞬間的に全部読むわけではなく、最初から順番に文字を読んでいくことから、話し言葉的な使い方をしていると考えれば違和感はないはずです。

「思う」にはいろいろな意味があるからこそ便利に使えてしまうので、私も話し言葉ではかなり多用してしまいます(^^;; ただ、書き言葉の文章中で使うとなると、文末が全て「思います」だとくどい感じがするので表現を変えたりして適度に調整はしますが……。

続いて新幹線関係のお話。

[75114]大龍エクスプレスさん
これだけ乗車人数が少ないと駅の存在価値自体が疑問
[75115]hmtさん
問われているのは、“JR東日本いわて沼宮内駅”の存在価値

これについては[75116]でじゃごたろさんが
利用者の絶対数だけで、その存在価値を語るのもおかしい
という意見を唱えておりますが、私もこれに同意します。
整備新幹線は全国新幹線鉄道整備法第三条により「全国の中核都市を有機的かつ効率的に連結するもの」となっていますが、それと同時に第一条で「地域の振興に資すること」を目的としています。新幹線の建設財源に地方自治体の負担も含まれていることから、新幹線による時短の恩恵を地方にできるだけ還元することは必要なことです(と言っても某県知事のレベルまで来ると地域エゴですが……)。

また、いわて沼宮内駅の場合は近傍に供用中の陸上鉄道トンネルでは最長となる岩手一戸トンネルなどの長大トンネルがあり、トンネル内で非常事態が起こった際に後続列車を臨時停車させたり、作業員を派遣する基地としても活用できる位置にあります。単に利用客の多寡だけではなく、総合的な役割を考えての設置だと思います。他の例だと、東海道新幹線の岐阜羽島駅はよく「政治駅」と揶揄されますが、関ヶ原の豪雪区間における運転調整の役割を果たす重要な駅となっています。

[75123]ABさん
在来線の鳥栖-博多間は線路容量が逼迫していると聞いていますが、本当に新幹線を走らせる余裕があるのかが不安です

念のため申し添えますが、フリーゲージトレインが実現した場合、博多~新鳥栖間は九州新幹線鹿児島ルートと共用ですので在来線は経由しません。スーパー特急形式になった場合は在来線経由となりますが、当然ながら在来線区間の最高速度は130km/hのままで、現在の特急をそのまま置き換えるだけで済みますので線路容量への影響はおそらくほとんどないと考えられます。
[75113] 2010年 5月 15日(土)18:31:08MasAka さん
区市町村
[75111]オーナー グリグリさん

私も気になったのでちょっと調べてみたのですが、東京都のWebサイトではリンク集/都内区市町村都内区市町村マップといったものがあり、東京都においては公式に使われている用語みたいです。公益財団法人東京都区市町村振興協会という団体もあるようです。

過去記事を検索したら[72953]で白桃さんが「区市町村」を使われていますが、それ以前において落書き帳登録メンバーによる使用例は2006年の[48675]Issieさんの記事まで遡らなければならず(非登録メンバーでは[69161]変わり者さんが使用)、やはり聞き慣れない言葉ではあります。
[75093] 2010年 5月 10日(月)00:17:31MasAka さん
県の本土と直接連絡しない地域
[75092]ABさん
このような例は他県には存在するのでしょうか?

必ず他県を経由して行かなければならないという条件だと、和歌山県の飛び地(新宮市飛び地・北山村)はこれに含めて良いんでしょうか?あと、愛媛県今治市の岡村島(地図)は、橋は広島県呉市側のみつながっていて、今治市本土に直接行くには船しかない、という例があります。あ、昨年の落書き帳オフ開催前のオプショナルツアーでネタになった岡山・香川県境の石島/井島は、南半分は香川県直島町ですが、本土に渡るための港は岡山県玉野市側にしかないので、香川県直島町井島も該当しますね。このような形であればまだ例はあると思います(後はどなたかのレス待ちで)。

ちなみに埼玉県の入間基地から(業務関係者のみが使える)自衛隊機直行便が出ている東京都南鳥島(日本最東端)も思いつきましたが、調べてみると羽田から硫黄島経由で行く海上保安庁機があるらしいので、これだと全て東京都内となり該当しないことがわかりました。

あと、新幹線西九州ルートについて、
県民としては時短効果には疑問符がつきます。

とおっしゃっていますが、西九州ルートの事業費2600億円で26分短縮ですから時短1分あたりの投資額は100億円。これに対して来年開業する鹿児島ルート博多~新八代間の事業費は8920億円で、こちらは現行と比べて約50分の短縮なので時短1分あたりの投資額は約180億円。費用対効果ということでは鹿児島ルートよりもむしろ優れている、という見方もできます。もっとも、西九州ルートの数字はフリーゲージトレインが実用化され、かつ狭軌で200km走行できる前提ではじき出されているため、車両開発の進展具合によっては必ずしもこの数値通りに行くとは限りませんが。今度の事業仕分けで果たしてどうなるか……。
[74992] 2010年 4月 19日(月)00:57:18MasAka さん
第二十七回十番勝負・感想
今回の十番勝負への挑戦にあたり、[73972]の拙稿で
次回、春の十番勝負ではおそらく今回よりも時間が取れると思うので、たまには今までの解答パターンとは逆に、本気を出したらどれだけ早く答えられるかを一度試してみようかな……と思います(???)
と書いたものの、問六のあまりの売れ行きの速さにもはや太刀打ちできないと判断、さらにカゼ+遠方への出張が重なり結局それ以外の問題に取り組むのは1週間後になってしまいました。で、すでに問ニが想定解終了。今回は完答なりませんでした。

問六(表記3文字読み5文字):糸魚川市(29位)
第一回採点結果を見て何となくわかりました。解答はすでに残り2市。もう1つの想定解である北秋田市とどっちにしようか考えましたが、本職に関係なくもない(?)ジオパークがある糸魚川市で。なお、開催当日に解答したのは十番勝負参戦以来初めての出来事になりました。

問一(「相」の文字が入る郵便局がある):横浜市(18位)
第一アナグラムヒントから相模原の1文字目「相」がキーワードと判断、とりあえず定番の郵便局探しから。定番問題なのに、ノーヒントだとなかなかキーワードが浮かばないこのもどかしさ。運良く現住所の横浜市が想定解に残っていたので迷わず解答。これで居住経験のある全ての市で解答することができました。それにしても、相鉄ジョイナスは何度も行ったことがありますが、中に郵便局もあったんですね……。私は相鉄線を基本的に使わないため、相鉄線改札に近いこんな場所にあることに気付かなかったようです。ちなみに他の該当する郵便局は地名由来ですが、この相鉄ジョイナス内郵便局は建物名(会社名の略称)由来ですね。もっとも、相鉄という名前も相模という地名(旧国名)に由来しているため間接的には地名由来と言えますが、郵便局のある横浜市自体は(一部の地域を除いて)武蔵国であって相模国ではありません。

問三(「原」の文字を含む町村に隣接する):府中市(広島)(22位)
第一回採点でゴッソリと誤答が出ていたので「これは自力で解くのは無理だ」としばらく放置しておくと、ポツポツと正解が出始めました。その中で[74667]桜トンネルさんが
おがちゃんさんの「那覇市」でひらめきました。
と書いていたので、那覇市周辺の地図をよーく眺めてこちらもひらめきました。コバンザメのさらにコバンザメという私お得意の(?)作戦です。一度は府中市or伊達市の同名・同表記がある市で答えてみようということで府中市(広島)で解答。

問四(複数の都道府県に隣接する市):長浜市(27位)
まさか三たび出されるとは盲点でした。解答状況を見て何か前に見たようなことがあるような……と思って最近の合併状況をチェックしてようやく共通項に行き着いた次第。[74839]ソーナンスさんの
この問題の回答があまり伸びてないのが意外です。
もヒントになりました。それでは、ということで今回新たに想定解に加わった長浜市で解答。ちなみに[74729]で最後に追加された想定解というのがこれなんでしょうかね。というわけで、三度あることは四度あると思って、次に県境付近の市で合併があったらチェックしておこうと思います(さすがに大合併が終わったのでもう出題されないか……)。

問七(都道府県の中で人口が三番目に多い自治体):鳥栖市(34位)
第一ヒントアナグラムで共通項がわかりました。前勤務先の鳥栖市が残っていたので当然と言わんとばかりに解答。それはさておき、[71498]白桃さんの記事でわかっていたとは言え、問題の市に川越市が選ばれているのは所沢出身の私としては屈辱的ですので、次回同じ問題が出題される時は問題の市に所沢市が選ばれることを強く願います(笑)。

問八(都道府県の中で面積が二番目に大きい自治体):静岡市(29位)
これも問七と同様。解答を考えていた頃、ちょっと仕事で静岡市付近のとある物の調べ物をしていたので、その勢いで静岡市を解答。

問十(平成の大合併で複数回合併):長野市(28位)
第一アナグラムヒントで「回」と来ればまず合併系だろうということで、さっそく新コーナー「市の変遷」を使って調べることに。先月出張で訪れた長野市を解答。

問五(JRの駅が13駅以上ある):新見市(27位)
今回一番最後に共通項がわかった問題。しかも共通項がわかっても該当する市を探すのにかなり苦労……。まぁ、政令指定都市や都道府県庁所在地(このほか、郡山市や下関市などこれに匹敵する規模の市)は大抵駅の数が多いのですが、それではちょっと芸がないので(?)、あえてそれ以外の市から探すことにしました。問題の市や解答状況を見ると江津市、呉市、津山市、三次市など中国地方の市が目立つので、まだあるかも知れないと思って今度の大型連休に予定している旅行で通過する市を見てみると、新見市が該当。ということでこれで解答することに。

問九(ケヤキを市の木にしている):益田市(26位)
上位者の解答が舞鶴市や高槻市などを除けば東日本に偏っているので何だろうな……と考え込んでしまった問題。第二ヒントでようやくわかりました。残り想定解を拾っていくとやっぱり東日本に偏っていたので、ここはひねって西日本の市から解答しようと考えました。問五とセットで解答するにあたり、今度の大型連休に予定している旅行で通過する市のうち運良く益田市が該当。調べた限り、どうやら中国地方では唯一の該当市のようですね。

今回の解答は横浜よりも西に偏らせてみました。[72968]桜トンネルさんの記事にあるデータで、解答市に結構偏りがあったことを意識して地域間のバランスを取ってみようかと(笑)。これまでほとんど解答した記憶のない中国地方から一挙に3市選んでみました。さて、次回7月決戦は通算正答数100問がかかっています([74986]おがちゃんさんデータによると現在96問)。ちょうど仕事の締切やら資格試験の勉強やらで忙しい時期になりそうなので、とりあえず通算100問正解に達する4問正解を目標に頑張りたいと思います(←目標低すぎ(笑))。
[74901] 2010年 4月 13日(火)00:58:01【1】MasAka さん
都道府県庁所在市名と同じ苗字の芸能人
私もこういう下らないネタに飯能してみたり……。

[74897]白桃さん
○全く思いつかない・・・札幌、青森、盛岡、仙台、前橋、さいたま、新潟、富山、甲府、岐阜、静岡、津、京都、和歌山、鳥取、松江、徳島、福岡、熊本、大分、鹿児島、那覇
さいたま、で「さいたまんぞう」が最初に思い浮かんでしまった私。でもこれ、「さいたま」じゃなくて「さいた」なんですよね。惜しい。富山は声優の富山敬がいましたね(故人)。ちびまる子ちゃんの初代友蔵じいさんの声でした。ただし、読みは「とみやま」です。

○なんとなくいそう・・・福島、千葉、金沢、福井、長野、岡山、広島、佐賀
福井は、これも故人ですがお天気おじさんの福井敏雄が有名だと思います。正式には芸能人の括りではないと思いますけど。長野はジャニーズのV6のメンバーに長野博がいますね。

○インチキ・・・宇都宮(宇津宮雅代)、横浜(横浜銀蝿)、大阪(大坂志郎)、神戸(神戸=『かんべ』一郎)
宇都宮はTM NETWORKの宇都宮隆がそのものズバリです。

ぱっと思いついたのはこんなところです。ちなみに、高知東生の高知の読みは「たかち」なので「インチキ」に分類されるのでは?

[74899]かぱぷうさん
私は先に松山ケンイチが出てきました。千春がすぐに出てこなかったとは……。

それにしてもこれ、年齢や趣味によって思い浮かぶ人がいろいろ違ってきそうですね。
[74869] 2010年 4月 12日(月)01:22:30MasAka さん
第二十七回十番勝負解答
最終投下します。

問五:新見市
問九:益田市

問五、確かにこれは想定解の検証が大変ですね……。第二十二回の問十以来、1年ぶりに全想定解市を拾ってから解答する気をなくしました。
[74845] 2010年 4月 11日(日)17:30:28MasAka さん
第二十七回十番勝負解答
問一:横浜市
問三:府中市(広島)
問四:長浜市
問七:鳥栖市
問八:静岡市
問十:長野市

横浜市を答えられるうちに……。
[74822] 2010年 4月 10日(土)18:52:47MasAka さん
都道府県別の市町村減少率
おととい4月8日(木)付の読売新聞朝刊解説面が平成の大合併特集だったのですが、タイトルにあるような一覧表が掲載されていました。

表の記載内容については昨年11月に[72683]でグリグリさんが書かれた表とほぼ同一ですので、具体的な数値についてはそちらを参照していただきたいと思います。記事を読むと西高東低とか、大都市部では合併が進まなかったなど、分析内容もほぼ同じなので、読売新聞の記者が東京新聞の記事をパクったんではないかと思いました。しかも掲載時期も十番勝負の開催期間中ですね(笑)。

なお、新聞記事には減少率で都道府県を塗り分けた地図も載っていましたが、特に瀬戸内海をぐるりと取り囲むように減少率60%超の県が集中している(岡山・広島・山口・大分・愛媛・香川)のが目を引きます。また、減少率60%を超えている新潟県と秋田県に挟まれた山形県は両県と対極的でほとんど市町村が減っていない(減少率20.5%でワースト6位)のも面白い点だと感じました。

ここで私が立てた仮説として、村が多く残っているところほど市町村合併が進まなかったのではないか、と考えてこれらのデータを加工してみると以下の通りとなりました。減少率最大値とはその数の村がある都道府県のうち、最大の市町村減少率となっている都道府県の値、同平均値とはその数の村がある各都道府県の平均をとったものです。

村数減少率最大値減少率平均値
073.4%60.1%
169.0%41.8%
265.4%48.9%
363.8%41.7%
473.2%64.2%
542.4%42.4%
657.8%46.8%
852.1%36.2%
922.6%22.6%
1217.0%17.0%
1534.4%25.0%
3535.8%35.8%

おおむね村の数が増えるごとに減少率が少なくなる傾向が見て取れるかと思いますが、グラフにすると村数4(新潟県)と35(長野県)のところが大きく傾向から外れる(村の数に比して減少率が高い)ことになります。この点について、新潟県は東日本で最大の市町村減少率を記録しているのが効いていると思われます。一方長野県の場合はもともと村の数が多かったので、35.8%という市町村減少率は全国的に見ると低い数字ですが(下から13番目)、平成の大合併が終わってもなお35村が生き残ったことが影響していると考えられます。合併しても町などに昇格せず、村のままという自治体もありましたし(筑北村・阿智村)。それにしても、北海道以外で自治体数が以前100を超えていたのがこの新潟県と長野県ですが、平成の大合併による市町村減少率については大きな差(ダブルスコア)が出ましたね……。

ちなみに十番勝負ですが、たまには早解きに挑戦してみようと思った矢先にカゼを引いたり、その後泊まりがけで出張に行ったりしている間に早解きはおろか完答の芽すらなくなってしまったので、結局今回もいつも通りのんびり構えることにします(^^;;
[74663] 2010年 4月 3日(土)23:57:33MasAka さん
第二十七回十番勝負解答
問六:糸魚川市

とりあえずブービー賞狙いで。皆さん早すぎですよ……。ちなみに開催初日に解答するのはたぶん今回が初めてです。
[74488] 2010年 3月 29日(月)01:48:00MasAka さん
深い話
勤務地が「ホンチョウ」のMasAkaです。タイトルだけ見ると何やら深刻そうな話題に見えますが、そうではありません(笑)。とり急ぎ、十番勝負が始まって記事数が多くならないうちに……。

[74373]Issieさん、[74375]hmtさん、拙稿[74372]へのレスありがとうございました。やはり過去には炭鉱の開発でより深い場所まで到達はしているんですね。ただ、日本においてはほぼ全ての炭鉱が現在では閉鎖されており、現役で採掘を行っている我が国の炭鉱は釧路炭田(参考:釧路コールマイン)が唯一のようで、おそらくこれが現時点の日本国内において人間が入れる最も深い場所だと思われます(本坑が海面下320mですので、採掘地はさらに下のはず)。

こう考えると、限られた土地を地上あるいは地下へと有効利用する場合、まだ高さ1kmにすら達していない(現時点で最高がブルジュ・ハリファの828m)高層建築技術よりも、地下何kmにもわたってトンネルを掘れる鉱山土木技術のほうが優れているのではないか、とも考えられます。まぁ、建設の目的が全く違いますから単純比較はできませんが。また、人が中で活動するということを考えると、どうしても下水の処理が必要になってきますが、超大深度地下構造物だと大量の下水を汲み上げられる巨大なポンプが必要になり、それが万が一が壊れた場合には下層部が悲惨なことになるので、結局メンテナンスコストまで考えたら地上に伸ばしていくほうが有利……、という結論になりましょうか。

以下、余談。

新宿西口駅のどうでもいい話:
ヨドバシカメラ新宿西口本店のCMソングの「新宿西口駅の前」という歌詞は有名ですが、これは当然“新宿駅”の“西口”の前という意味です。しかし、大江戸線新宿西口駅が開業すると、もともとその近くにカメラのさくらや新宿西口駅前店が存在し(現在は閉店)、さらにビックカメラ新宿西口店も開店してしまったため(地図)、当時は「新宿西口駅の前にあるのはヨドバシでなく、ビックとさくらや」というのを冗談で言ってました(笑)。なお、ビックカメラ公式サイトでは新宿西口店の最寄り駅に新宿西口駅はなぜか記載されていません。
[74372] 2010年 3月 18日(木)01:55:28MasAka さん
青函トンネル
ごぶさたしております。正月の十番勝負以来の書き込みになります。

仕事の関係で海底トンネルの維持管理に関する調査を青函トンネルの作業坑内で行ってきたのですが、そこで体験してきた地理ネタになりそうなお話を3点ほど。

1.仕事のついでに[53388]でhmtさんが話題に出した「我が国で最も標高が低い水準点」(海面下約265.6m)を見学してきました。水準点の鋲が打ってあるところの作業坑側壁に「日本で最も標高の低い一等水準点です」という国土地理院の銘板が飾ってありました。ちなみにこの水準点、ウォッちずで見る限り2万5000分の1地形図に載ってないようですね。トンネル内の水準点は地形図に表示しなくても良いことになっているようですが、-230.9mなどの水準点は記載されているので、せっかく日本一低いのだから表示してくれても……と思いました。

2.吉岡斜坑から作業坑に入坑し、本州側の竜飛定点付近まで車で行ったので、自動車による北海道と青森県の県境越えを達成しました。2005年11月頃の落書き帳で県境越えについての話題がありましたが、さすがにこの県境を「鉄道以外の陸上交通手段」で越えた人はいない?

3.吉岡斜坑底のポンプ座(P3)にも行きましたが、ここは竜飛側のポンプ座とともにトンネル内に湧き出る水を集めて地上へと汲み上げるための場所であることから、列車が走る本坑の最深部よりもさらに深い位置にあり、標高は約-283m(横浜ランドマークタワーの高さにわずかに足りないくらい)。おそらく人が入り込める場所では日本一標高が低いのではないかと思います(……と思っているのですが、昔の鉱山とかでもっと深いのがありそうな気もするので、実際どんなもんなんでしょう)。

なお、一般人でもこのようなツアーに申し込めば1.と2.は体験できますが(ただし2.は徒歩による県境越えとなる)、募集人数は数十人程度と少なく、また年がら年中募集している類のものではないので、やはりこれらの体験ができるのは貴重だと思います。ちなみに斜坑底にあるポンプ座も昔は見学できるツアーがあったようです。


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