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[101268] 2021年 1月 10日(日)22:00:21【2】伊豆之国 さん
新潟県は「北陸」に入るか?
[101163] 他 オーナー グリグリさん
[101186] にまんさん
[101237] 白桃さん
「新潟県は『北陸(地方)』に含まれるか」ということですが、確かに現在では「北陸」といった場合、「富山・石川・福井の3県」を指すことが一般的で、新潟県についは、長野県と合わせて「信越」、それに山梨県を合わせて「甲信越」、更には関東1都6県と合わせて「関東甲信越」というように、「北陸」の範囲には含まれない、という見方が一般的のように思われます。歴史的にみると、今の新潟県にあたる越後と佐渡も、北陸3県の範囲である越中・加賀・能登・越前・若狭の5か国と合わせて「北陸道」を形成しており、遠く奈良時代より続いている地域区分として広く使われてきました。しかし、実際の地形を見ると、越中と越後の国境には「天下の険」とうたわれた北陸道随一の難所「親不知」と、その背後の立山連峰などの山並みが立ちはだかって人々の行き来を阻み、この国境(県境)が方言や食文化をはじめ、様々な面で厳然とした「東西日本の境界線」となってきたのも周知のことであり、「(現在一般的に使われている)北陸3県と、新潟県とは明らかに文化的にも違う地域」として認識されていることが一般的なのでしょう。一方、気候区分の上から見ると、「北陸3県」と新潟県には、「冬季の降雪・積雪が非常に多い」など、明らかな共通項があり、「新潟県+北陸3県」は、「日本の気候区分」の上からは「北陸型気候」としてまとめられることが一般的です。
更に事態をややこしくしているのが、「中央官庁の(地方事務所などの)管轄区域」が官庁によってばらばらになっていることでしょう。気象庁の場合、「北陸地方」を統括する気象台が新潟にあり、「梅雨入り・梅雨明け」の発表など、地方別に発表される広域の気象情報で「北陸」といった場合、「新潟県+北陸3県」を指すことになります。気象に関する情報であればこれはこれで合理的、と言えるのでしょうが、それ以外の事項については、「北陸」を冠する出先機関が新潟にあると、やはり大いに違和感を抱くことになるでしょう。私は、一昨年の春から夏にかけて、新潟市にある「北陸地方整備局」に社用で何度か出張したのですが([99091])、この出張に関係した物件は富山市内にある庁舎の改修工事に関するもので、実際の設計は石川県内の協力業者が担当していたのですが、「資格」の関係で、現地にも行っておらず、単なる「チェック役」に過ぎなかった私が呼ばれたものでした。その時同行した同僚たちやその協力業者の人との打ち解けた会話でも、「なぜ『北陸』を冠する事務所が金沢でなくて新潟にあるのか」と、不思議に思ったのでした。
逆に、新潟県が「北陸」に含まれるのに、福井県が「近畿」に入っている例もありました。

さて、十番勝負、皆さん方も苦闘された問十と問一、何とか「こんなことかな?」といったところにたどり着き、ようやく今回もノーミスで完答できましたが、若手の躍進もあり、ランキングは今までの「定位置」よりもやはり下がり、メダルも参加したての頃の「高嶺の花」に逆戻りしつつあるようです…。
それと、オーナー グリグリさんへ「業務連絡」。
[101198]
[101175] Takashiさんの問七解答は参考記録扱いで採点しました。過去の対処を全て確認できていませんが、今後、同一問題の二度目の解答については、正誤に関係なく参考記録扱いで採点対象とします
勿来丸さんの問一も同様でしょうが、2度目の解答「かほく市」([101143])が「解答状況」の表で「参考記録」になっていません。ご修正をお願いいたします。
勿来丸さんの問一【[101132]長岡市】は一旦誤答と採点しましたが、再調査し正答に修正しました。すぐに修正したのですが間に合わなかったようです。[101142] Nさん、[101143] 勿来丸さん、お手数おかけしました。勿来丸さんの再解答は参考記録扱いとします

【1】(【2】表現を修正し簡略化)
[101270] オーナー グリグリさん
ご指摘の件ですが、バックの色の有無ではなく、「採点欄の位置が違う」ことが最初不思議に思ったからでした。「参考記録扱いとした二度目の解答は、正答・誤答にかかわらず右側(誤答欄)に載せるもの」と勘違いしていたからでした(このような場合以前は「参考」と注記されていたような記憶もあったかどうか…)。失礼いたしました。
[101254] 2021年 1月 9日(土)21:21:06伊豆之国 さん
十番勝負
問一:東海市

…こっちのほうですか?
[101239] 2021年 1月 9日(土)13:58:35伊豆之国 さん
十番勝負
問十:久留米市

どうもそれぞれ違う方向のものに分かれているような…。
問一はまだ共通項がつかみきれません…。
[101136] 2021年 1月 5日(火)20:10:20伊豆之国 さん
十番勝負
問六:下田市
[101122] 2021年 1月 4日(月)22:02:16伊豆之国 さん
十番勝負
問五:茅ヶ崎市
[101104] 2021年 1月 4日(月)19:07:42伊豆之国 さん
十番勝負
問三:松阪市

「入賞」狙いで賭けてみます。
[101076] 2021年 1月 2日(土)21:40:49伊豆之国 さん
採点漏れ&ミス
[101073] オーナー グリグリさん

私の[101044]の問七・問九、と、かぱぷうさん[101045]の問九が採点されていません
また、問八のところに[101044]に焼津市がありますが、焼津市を答えたのは問七です。問八を答えたのは[101058]で、こちらも採点されていません。
以上、取り急ぎご修正をお願いいたします。
(他に見つかるかもしれませんので、その際は改めて連絡いたします)
[101065] 2021年 1月 2日(土)17:10:55伊豆之国 さん
十番勝負
問四:大川市
[101058] 2021年 1月 2日(土)13:47:50伊豆之国 さん
十番勝負
問八:御殿場市
[101044] 2021年 1月 1日(金)23:22:43伊豆之国 さん
十番勝負
問七:焼津市
問九:石狩市
[101018] 2021年 1月 1日(金)08:17:07伊豆之国 さん
十番勝負
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

問二:東村山市

皆さん出足が早くて…
[100940] 2020年 12月 30日(水)21:27:23伊豆之国 さん
牛に引かれて善光寺参り
今年は新型疫病蔓延により、多くの人々が「遠出したくてもできなかった」のはご承知の通り。私の今年の経県値も、神奈川県が◎、東京都と埼玉県が●(もっとも、埼玉県はほんの南の端っこのほうの市に社用で行っただけでしたが…)、計11点と惨憺たるものでした。来年こそは、観光旅行ができるようになってほしいものです…。

さて、ここからは年末恒例の「来年の干支」にまつわるネタから。来年は「丑年」。そこで、まず「牛」の付く地名関連から。
現存する「牛」の付く自治体は、茨城県牛久市と北海道妹背牛町の2つ。牛久市は、「牛久大仏」やワイン醸造所「牛久シャトー」が有名ですが、「河童」にまつわる伝説が残る「牛久沼」は、実は(ほぼ)全部が牛久市にはなくて龍ケ崎市にあるということを、果たしてどれだけの人が知っているでしょうか?(私は、数年前に放映されていたTV番組で知りました)。
北海道妹背牛町は、アイヌ語で「イラクサが茂るところ」を表す「モセウシ」にあてたもので、「開拓者は、多分紀州の妹背山を連想したものであろう」(本間信治氏著「にっぽん地名紀行」より)と書かれていました。なお、「地名紀行」には「隣接する深川市にも『妹背牛』という小字がある」とありましたが、現在の地図で確認はできませんでした。
「平成の大合併」で消滅した「牛」の付く自治体には、熊本県牛深市と、宮城県小牛田町(「小『午』田」と誤記されること多し…[73314] なると金時さん。「牛」にも実は「ゴ」という音がある)・茨城県牛堀町・岡山県牛窓町・佐賀県牛津町がありました。

次に、「牛」の付く駅名。虎の巻」がなくなってしまって([98078])最新データを探すのが難しくなったのですが、少し古いデータなのですがこちらから検索すると、「牛」の付く駅名が28駅出てきましたが、「秘境駅」の廃止が続くJR北海道で、既に廃駅となったものがあるようです。北海道に多い「〇〇牛」という地名(・駅名)は、前出の「妹背牛」もそうですが、「~が多いところ」を表すアイヌ語「ウシ」に当て字したものとされます。難読駅として知られる山陰線の「特牛」は、「荷物を運ぶ強健な牛」を示す「ことひ」という古語が残ったものとされているそうです。都営大江戸線には、「牛込神楽坂」「牛込柳町」と「牛」の付く駅名が2駅連続してありますが、落書き帳の最長老・hmtさんゆかりの、旧区名であったこの「牛込」という地名が、現在の住所地名として残っていないのは、残念なところです([85709])。

「江戸の坂 東京の坂」(横関英一氏著・昭和45年初版…[98778]他)によると、東京の都心部には「牛」の付く坂道として、港区西麻布文京区春日にそれぞれある「牛坂」と、港区赤坂の牛鳴(啼)坂([95551])が出ていました。

牛にゆかりのある神社というと、やはり「天神様」。菅原道真が大宰府で失意のうちに生涯を終えたとき、葬儀の牛車が歩みを止めたところが今の太宰府天満宮があるところだとか、という話をどこかで聞いたことがありますが…。そういう故事から、道真公を祭る各地の天神様の境内には、牛の像が置かれているところが多いようです。前出の文京区の「牛坂」も、道真公を祭る「北野神社」のわきにある坂で、北野神社が「牛天神」とも呼ばれたことに由来するそうです。一方、牛にゆかりの寺院というと、「牛に引かれて善光寺参り」の伝説で知られる信濃の善光寺。「牛に引かれて善光寺参り」の伝説は、今の小諸あたりに住んでいた老婆が布を牛の角に引っ掛けられ、後を追って行くうちにたどり着いたのが善光寺だった、という話で、それからその老婆は過去の行いを悔いて信心深くなったとか…(こちら)。

「牛」の付く苗字はいろいろありますが、最も多いのは「牛島」さん。実在苗字辞典によると、全国に1万5千人ほど。福岡県に全国の3割ほどが集まり、熊本県がこれに次ぎます。異体字の「牛嶋」さんも2,600人ほどいるようです。これに続いて多いのが、「牛山」さんで約8,700人。長野県に多く全国の約半数を占め、なかでも茅野市に特に多く400件ほどあり、市内4位に入り、隣接する諏訪市にも100件余り、原村に60件余りあります(Web版「写録宝夢巣」より)。諏訪地方を本拠とするじゃごたろさんには割と身近な苗字かもしれません。「牛田」さん(約7,900人、愛知県が最多)、「牛尾」さん(約7,800人、兵庫県が最多)が続きます。

ところで、最近になって「試験版」がリリースされた「都道府県版・経県値」。これまでにリリースされたいくつかの県について当たってみました。
石川県…47点(19市町)、〇:6、●:5、△:1、▲:6、×:1。全体に細長い県なのと、能登半島が回遊型観光地で、過去に訪れた時はいずれも先端の珠洲市まで行って一周した形だったことが大きく、それに合併の影響で内陸部の町村の多くが消えたこともあり、未踏なのは内灘町のみでした。宝達志水町の〇は、今から40数年前、旧志雄町の山間部にあった「新宮温泉」の宿泊で。国民宿舎に泊まり、隣に別の宿(民宿か)もあったようですが、現在はいずれも廃業して久しいようで、現在の宝達志水町のHPにも、それと思しき温泉自体も見当たらず、既に「自然消滅」しているように思えます。
千葉県…112点(54市町村)、〇:5、●:22、△:6、▲:14、×:7。宿泊した市町は、やはり都心から遠い県の先端部にあります。一方、未踏の市町は、鉄道路線や幹線道路から離れた内陸部と海岸部に集まっていました。△印の多くは、鉄道路線の乗り換えによるものが多かったです(浦安は東西線の各停と快速の乗り換え)。

これも最近の話題、「方言」にまつわる話。親父の田舎・西伊豆町に行くと、静岡弁の特徴の一つ「~ずら」というのが盛んに聞こえて、「伊豆に来た」という実感を味わったものでした。さすがに東京ではそういう言い方はしなかったのですが、その親父がよく言っていたのが、「走る」ことを「とぶ」ということ。これも確かだいぶ前に書き込んだ記憶があるのですが、"fly"も"jump"も"run"もいずれも「とぶ」という言い方、静岡県のかなり広い地域で使われている言い回しだということを知りました。駿河の民さんあたりの世代では、まだそういういい方をしているのか、いかがでしょうか? 一方、「小江戸」川越出身の祖母がよく言っていたものに、「満腹」という意味で「(お腹が)くちい」という言い方でした。祖母が極楽往生してからはとんと聞かなくなったこの言い回し、すたれたのかと思っていたら、割と最近になって確か日経新聞に、この「くちい」というのは埼玉県を中心とした「武蔵野」地域の方言だった、ということを知り、「道理で聞かなくなったのか」と理解したのでした。

♯「牛」というと、どうしても「グルメ」のほうに行ってしまいます。私の最後のプライベートな旅は、本場の「松阪牛」も味わうことができた、「平成から令和への代替わり」の伊勢~尾張路の道中でした([98023])…。
[100811] 2020年 11月 8日(日)01:10:57伊豆之国 さん
町田と相模原の領地交換
1年1ヶ月前に引っ越しで東京都町田市民から神奈川県相模原市民になった「小山田城十一万石城主伊豆守」こと伊豆之国でございます。
自分自身、「相模原」というと、以前から連想していたのは「東海大相模高校」と、今も米軍施設が散在する「軍事都市」のイメージがこびりつき、近年では合併で市域に入った地区にある福祉施設で起きた痛ましい事件で全国に知られてしまい、とかくあまりいい印象で語られることがない、という今の状況ですが…

[100809] ekinenpyouさん
東京・町田市と神奈川・相模原市で一部地域を交換! なぜ“トレード”するのか聞いてみた
落書き帳の過去ログでも何度も取り上げられている「定番」のこのネタ。
6日夜のNHKBSプレミアムで放映されていた、「故郷ざわつきリサーチ・相模原の逆襲」という番組。この番組の中で、[100809]の記事にリンクされていたのとほぼ同じ内容の「町田市と相模原市の『領土交換』」と、「都県境が境川を挟んでお互いに入り組んでいる地域の住民の声」が出ていました。この内容を要約すると…

・かつては蛇行が多く、氾濫も多発していた境川の流路が改修工事で直線化し、元は同じ地域であったのが、川筋が直線化した結果、お互いに川の反対側に取り残されて「飛び地」化した
・それぞれ川の反対側に残った地域の所属を、同じ側になった市内に編入するのには、当該対象地域の住民全員の賛成が得られることが必要で、1人でも反対者がいると、境界変更は見送られる
・都県境変更による人口移動は、相模原市民から町田市民になったほうがその逆よりも断然多い

といった具合で、番組中でも「やはり東京都民になったほうが断然いい」「東京都民でなくなるのはやはり嫌だ」「学校とか、近所付き合いの関係もある」などという意見が多いようでした。番組中では、相模原市側にまとまって町田市域がある地域(「木曽」という文字がちらっと出てきたので、おそらくこの辺り)の映像と住民の声があり、また相模原市の境界変更にかかわる担当者の話もあり、「あまり見せたくない資料だが、(境界変更で)相模原市民から町田市民になった人のほうが圧倒的に多く、『収支』としては差し引き数十人のマイナス」という資料も出ていました。
その一方で、相模原市域が町田市域に張り出す形になった地域の映像と住民の声もあり、「この地域には『上鶴間一番地』の石碑も建てられており、『やはり相模原市のままがよい』」という、古くからの住民と思われる人の話も出ていました。
[100760] 2020年 10月 28日(水)23:29:43【1】伊豆之国 さん
第55回十番勝負を振り返って~丘で眺めりゃ稲穂が揺れる~
問十~信州佐久の鯉太郎~
唯一、第一回採点前に答えられたのがこの問十です。お題とNGの市を見回して、「記事10万番台突破記念」関連で「人口がほぼ10万人」ではないか、お題とNGの市の境界線を見ると、「最新の推計人口ではなく前回(2015年)の国勢調査の数値」と見える。この時点で「五稜郭」の落城を観念していたので([100459])、ここは「市盗り」にはつながらないのですが、その五稜郭の「ミニ版」(龍岡城)がある、信州佐久([96257])に。

問二~ギターつま弾く旅の鳥~
お題とここまでの回答の流れで、十番勝負の直前になって話題をにぎわせた「県境のサイン」だと。「熱海市にある湯河原温泉の旅館」([100214] Nさん…リンク写真[100223] オーナー グリグリさん、[100236] hmtさん)を迷わず。観光用の作り物の「模擬天守」もある「虚構の世界の水軍の根城?」熱海城をまたまた1万石上積み。

…結局、ノーヒントで答えられたのはこの2問だけ。今回はこれまでになく手ごわい、という印象でした。

問六~やはり野に置け月見草~
お題と解答の流れから、一見して「海」系であることははっきりわかったものの、その先が詰め切れず出遅れ、解答の速い流れに大いに焦りまくった問題でした。十番勝負直前になって、白桃さんが話題にしていた「港」関係かとまず見ましたが、「漁港」だと、気仙沼・塩竈がOKで石巻がNGになったのが説明できず、「重要・重点港湾」も合いそうにない。「島」の面積とか数とか、「岬・灯台」関係も、出てきた答えにはあまり関係なさそうなのがOKだったりして行き詰まり。焦りの色がますます濃くなったころ、第一ヒントが出てから、ふと「地名コレクション」から「海」「島」関係をいくつか当たってみると、「大島」がお題と答えの流れにまさにぴったり合っている。この時点で既に正答が20を超え、残っている市も少なくなってきたこともあり、ここも未解答の市を選ぶことになり、まだ2市しか正答していなかった京都府から。

問七~小夜の中山 夜泣き石~
第一ヒントが出てもわからず、第二ヒントが「暦に関係」と読めて、「市制施行日」とか「誕生日」関係だと。いくつか並べ替えて、「市制施行日が金曜日」というのがちょうど数があっている。その中から、2年前の春に訪れた掛川城(こちら)を奪い返し。
蛇足ですが、幾人かが書き込んでいた「東西南北端」という「別海の罠」があったということには、全く気づきませんでした。

問五~真夏の楽園~
こちらは解答の出足が遅く、「難問」の感が強く見えた問題でした。何かの順位関係問題とも思い、ランキングをいくつか当たったところ、「人口密度」を見ると、「県庁所在地の密度に近い」と読めた。既に答えたかった市のいくつかは出てきていたので、ここは「次の目標」に据えていた「東京都(実質は「三多摩」ですが…)の初代総領主盗り」に狙いを切り替え、ここも未解答だったあきる野市に。
この問五の共通項が見えたところで、
なんだかデジャブを感じる問題ですね
([100666] さざ波さん)
これはまさにその通り。前々回・第53回の問二、「県庁所在地の面積に近い市」。その「面積」を「密度」に変えただけ。「近い」ということが必ずしも「距離的な近さ」ではなくて「数値の近さ」ということもある([100740] 鳴子こけしさん )、ということを、その第53回問二で苦戦したことから「経験則として学んだ」ことが、ここで「効いた」のでした。
ちなみに、[100754] でデスクトップ鉄さんもおっしゃっていますが、この問五、第二から第四までのヒントが「距離的な近さ」を連想しやすく、これがかえってヒント効果を薄め、解答者を苦しめる難問化した、ということが言えそうに思えます。「密度」につなげやすいヒントを出したら、難易度も大きく下がったのではないのでしょうか。

問三~富士の白雪ゃノーエ~
第二ヒントは「繋がり問題」と読めたものの、何のつながりなのか、隣接関係でよいのかまだわからず、その次の一文字ヒント「海」で、「ああ、十番勝負直前に話題になった『海へ出るルートと経由する市の数』か」、と気づく。答えの流れから「一つの市だけを通れば海に面する市に出る」ということだ。海なし県にある南アルプス市や伊那市の意味もはっきり分かる。ここは直前にとられた三嶋大社を一夜で奪い返し。
…この問の共通項が分かったとき、さざ波さんが菊川市を盗りに行くと思っていたのですが…

問九~多摩川に晒す手作りさらさらに~
これも第三ヒントの一文字で。お題に出ている市を眺めていると、偶然「すべて読みに『な』が入っている」ことに気づいたが、調べてみると想定解数と1つ違い。これが単なる偶然なのか、あるいは巧妙な「罠」なのか、この時点ではどちらかわからず。見送ったのは結果として正しかったが。その先が進まず。第二ヒントが「一度も出てない」と読めて、この時点で「十番勝負関係」らしい、と見えて、メダルとか調べたけれども違うようだ。第三ヒントの「問」の字で、ようやく「前回までお題に一度も出ていない」ことだ、と。「問題市・解答市分析」を開くと、前回(第54回)までの一覧表がリンクされている。それを開くとまさにその通りのようだ。ここでも問五に続いて「東京都の初代総領主」狙いで、この時点で都内に残っていていた5市の中から選ぶことに。このところ社用で頻繁に足を運んでいる清瀬市を取れば領主になれたが、既に十番勝負にはほとんど関心を示さない、あの「”Supertown”の住人」の唯一の領地だったので、これは却下。出身地の隣にある、こちらも初解答の、都内で一番狭い市に。平塚市([100749]ぺとぺとさん)とか、立川市、桐生市など、結構人口の大きい市や「老舗」の市がまだ一度もお題に出ていなかった、というのは意外だった。

問八~丘で眺めりゃ稲穂が揺れる~
ここから先の3問は、アナグラムの読み違え、ヒントの意味の取り違えに苦しめられた問題。この問八では、第一ヒントの「奈良県下市町」は「近鉄吉野線の下市口駅…特急停車駅、下市町になくて大淀町」ぐらいしか連想できず、「話題がたくさん」というのは「落書き帳での話題」…いろいろあって絞れない。その次の「王」…やっぱり「市盗り」関係?…。パット閃いたのは、第四ヒントを解いてから。「現役に限る」と。その前の「王」とは「王将」…将棋のことか、と。第四ヒントにあった「銀」の字も絶妙に効いた。早速、将棋連盟のHPを開く。王将になったこともある中村修8段が、つい1年前まで住んでいた町田市の出身だと知っていたので、ここで十万石の大台に乗せていた「小山田城主」([93054],[93055] hmtさん)の石高を1万石上積み。町田市を答えたのは、実に10大会、3年ぶり…。これで、いよいよ「東京都の初代総領主」盗りに「王手」を掛けることになりました。

問四~神戸 泣いてどうなるの~
こちらもアナグラムの読み違いでとんでもない方向に行ってしまい、振り回された問題。割と規模が大きい都市が並んだ中にあっていくつか小規模都市が混じっていたのも「迷彩」の感あり。ほかの何名かと同様「自動車工場」かもと思っても見たが、これだと「ダイハツ」の本社工場がある池田市がNGの説明ができない。第二ヒントを「もう、買ってますか」と誤読したのが「迷路入り」の始まり。ほとんど関心がない競馬関係とはいえ、さすがに「秋華賞」「菊花賞」が間近に迫っていたのは知っていたので、「もう馬券を買ったか」と解釈して「場外馬券売り場」を漁る羽目に。しかしこれは見事に全然違う。そのあとの一文字ヒントで「荷」。今度は再び「車」関係に戻って「トラックターミナル」探し。でもこれまた違う。こちらでも解答の出のペースについて行けず、焦りの色がますます濃くなって行く。やっと第四ヒント、「出荷が盛ん」と解けた。「ああ、工業出荷総額か」とようやく納得。それなら、勿来丸さんの[100287]にリンクがある。その勿来丸さんが金メダルを取ったのも納得。でもそのデータがなかなか開けず、場所が探せない。ネット検索すると最新データらしきものもあったが、書くのも覚えるのも七面倒なパスワードが要るとあって「こりゃ駄目だ」…と引き下がる。何とか、少し古いデータだったが、こんなものが見つかった。データはどうやら2018年のもの。表を見ると、NGに出ていた小山市は70位、境界線は9000億円。東京23区が一つの市として扱われているので、想定解数が合わないが、まず最新データとは大差はなさそうだ。静岡県にいくつか残っていたので、県の総石高を増やす選択肢もあったが、ランキング上位にあってまだ出ていない、どう見ても「鉄板」の市がいくつかある。その中から、「大都会」で唯一未解答だった神戸市を選ぶことにした。

問一~Cyborg 009~
今回、多くの方が悩まされた難問。第二ヒントのアナグラムから「名前」が浮かび上がって、「名称」関係が脳内を駆け回った挙句行き詰まり。第四ヒントが「十年前に」「十二年前」「二十年前」と3通りに解釈できたのも苦しんだ原因でした。結局、その前の一文字「勢」と合わせて「20年前の国勢調査で、現市域に組み替えた人口が10万人に近い」という共通項だった、「問一と『対』になる問題だった」と分かったのでした。「国勢調査ランキング」から2000年時点の組み換え人口を眺めて、その中から、再び領主に返り咲ける登米市に。
ただ、この問一ですが白桃さんが[100753]でおっしゃっておりますが、「過去の時点に遡って、『その時点で存在していない』市の人口」を問題にするのは、「(現在では同一市域になっている)地域の人口の増減・流動の傾向を知る」という一面もあるので、必ずしも「不適切」なものとは言えないでしょうが、やはり少々「腑に落ちない」ということはあると思うのですが…。
これで、今回もやっとノーミス完答となり、総合順位は前回より1つ上げて13位、「ほぼ定位置」に落ち着きましたが、「入賞」は前回より1つ増えたとはいえ2問だけ、過半数の問題で10位台の後半から20位台にとどまり、ヒント前解答が2問だけ、というのも近年では最低。若手の躍進が著しいこともあり、寄る年波もあって今後はますます厳しい闘いになりそうです…。

♭今回の選曲は次の通り。
問十:信州佐久平と言えば、名物は「鯉」。今から半世紀余り昔、確か橋幸夫が歌ったような…。
問二:またまた例によって、私のカラオケ十八番(嘘)より。一番の最後のフレーズ…。
問六:京丹後市の有名人と言えば、旧網野町出身でやはり今はこの市内の峰山高校出、南海の捕手・主軸打者として活躍し、その南海や楽天など、いくつかの球団で監督を務めた野村克也氏。「無名」から大成したその過程から、現役時代に全盛を誇った読売の大スター「ON」などと対比して、「月見草」にたとえられた逸話から。
問七:この市の東部、東海道の宿場「日坂」に伝わる「夜泣き石」の伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編の24番より([88652])。これに類する「子育て伝説」は、京都など各地に伝わっているようです。
問五:あきる野市の観光名所と言えば、秋川渓谷と、この「サマーランド」。私は小学生時代の遠足で一度行ったきりです。八王子からバスや車で行く人が多いので、「八王子市にある」と思っている人が多いようです。
問三:この地に伝わる民謡から。この後に「溶けて流れて三島に注ぐ」と続くのですが、「なぜそうなのか」というその理由と説明が、「富士山99の謎」(春田俊郎氏著・昭和52年)に詳しく書かれていました。
問九:多摩川で布を洗う風景を詠んだ、萬葉集の「東歌」より。以前に答えた調布市([97494])と同様、狛江市にもこの歌の石碑が建てられています(HP)。
問八:「町田音頭」の4番の歌いだし。この歌が作られた昭和30年代ののどかな田園風景は、その後ほどなくして、大規模住宅団地の造成などによって失われて行きましたが、今も開発の手が入らなかった周辺地域にはわずかに残されているようです。…私事ですが、町田市の元の自宅と土地の売却もようやく決まり、もう元の家を見ることもないとはいえ、ちょっとした大きな買い物は町田駅のデパートや駅周辺に出ることも多いので、今後も町田市との付き合いが続くことになるでしょう。
問四:「神戸」というとまず思い浮かぶ歌謡曲の名曲ですが、既に歌詞がうろ覚えになっています…。
問一:「サイボーグ009」「仮面ライダー」など数々の名作を残した漫画家・石ノ森章太郎氏は、この登米市旧中田町出身。3年前の年末から翌年春にかけて何度か日帰り出張してきた石巻市([94789])にある、車中から横目で見た「萬画館」に比べ、出身地にある「ふるさと記念館」はあまり知られていないのが残念、といったところでしょうか(こちらも私は見ていませんが)。

♯これでいよいよ書き込み文字数100万の大台に乗せることになりそうです…。
[100647] 2020年 10月 18日(日)23:51:31伊豆之国 さん
十番勝負
問一:登米市
[100645] 2020年 10月 18日(日)22:56:23伊豆之国 さん
十番勝負
問四:神戸市
[100643] 2020年 10月 18日(日)22:21:17伊豆之国 さん
十番勝負
問八:町田市
[100605] 2020年 10月 17日(土)22:05:18伊豆之国 さん
十番勝負
問九:狛江市
[100598] 2020年 10月 17日(土)21:31:48伊豆之国 さん
十番勝負
問三:三島市
[100582] 2020年 10月 17日(土)10:10:04伊豆之国 さん
十番勝負
問五:あきる野市

美味しいところは皆取られていたので、別の目標に切り替えます。
[100549] 2020年 10月 16日(金)21:46:03伊豆之国 さん
十番勝負
問七:掛川市
[100532] 2020年 10月 15日(木)22:05:19伊豆之国 さん
十番勝負
問六:京丹後市

近くまで来たのに絞り切れませんでした。
[100500] 2020年 10月 12日(月)23:28:24伊豆之国 さん
十番勝負
問二:熱海市
[100459] 2020年 10月 11日(日)14:27:11伊豆之国 さん
十番勝負
気が付けば、9月は書き込みなしでした。久しぶりの書き込みが十番勝負…。

問十:佐久市

五稜郭、落城ですか…。
こちらは「ミニ」のほうで行きます。
[100215] 2020年 8月 29日(土)22:47:17伊豆之国 さん
Re:Nakanoshima Blues(下総国葛飾郡)
[100212] オーナー グリグリさん
「関宿にこにこ水辺公園」と「千葉県立関宿城博物館」(中略)関宿にこにこ水辺公園は、利根川と江戸川に挟まれた野田市の突端にありますが、先頭部分の三角形の部分は茨城県五霞町となっています
このTV番組は見ていませんが、この辺り、今からちょうど20年前に社用で訪れていた場所でした([65870])。その時の目的は、この先端部分の西側、江戸川べりの茨城県五霞町に属する部分にある「中の島公園」の整備の関連工事の調査で、社用だったため「関宿城博物館」には入らず、また「水辺公園」もまだ整備されておらず、「城」の南西側にかかっている、「中の島公園」に向かう橋は既にできていたものの、接続道路が未完成で、車を降りて北側(三角形の先端側)をぐるっと迂回して公園にたどり着いたことを覚えています。もちろん、道路の県境表示もなく、「知らぬ間に千葉県から茨城県に入っていた」ということだったのでした。リンクされていた航空写真を中の島公園のほうに向けて拡大すると、公園の中心部は20年前と比べると綺麗に整備されていることが分かりますが、周辺部はまだ整備が進んでいない様子が読み取れるようです。
この写真の中央部に見えるのが「関宿閘門」。私が書き込んだ[65870]と相前後して書き込まれているhmtさんの記事、[65862][65874]にもこの水門が出ています。やはり[100212]の記事にリンクされている地図を、江戸川に沿って少し南西側(下流側)に動かすと、埼玉県幸手市に入り、そこには「西関宿」の地名が見えます。幸手市の「西関宿」は「かつての関宿城下だった」ということが[65862]の最後のほうに出ています。これらの記事を含め、利根川の流路に関連した記事は、hmtマガジンの「利根川と国境・県境の関係」にまとめられています。千葉県野田市旧関宿町・茨城県五霞町・埼玉県幸手市はいずれもかつては「下総国葛飾郡」に属していたところで、実現に至らなかった幸手市と五霞町の越境合併は、「(下総国)葛飾郡内合併」([12583] KMKZさん)だったのでした。
[100189] 2020年 8月 23日(日)22:40:03【1】伊豆之国 さん
全国の町十番勝負・雑感
「町村」を対象にした「十番勝負もどき」をこれまで何回か書き込んでいたのでしたが、やっぱり「実戦」となるとそう簡単には行かない、とりわけ「メダルを取れなければ即おしまい」というのは非常に厳しい、というのが率直な実感でした。
…ということで、まず答えられた(メダルを取れた)3問から。

問二は、「市と同字異音の町」。こうべ市と同字異音のごうど町は簡単に見つかりました。…そういえば、「不規則発言」で「退場」させられたあの方は今どうしているのでしょうか~。
問五は、「市と文字逆転の町」。こちらも「雑学」のページを見て。問二もそうですが、サヌカイトさんの「瞬発力」が早く、タッチの差で「金」に届かずも、すぐに切り替え。27年前、室戸岬に行ったときに通った土佐の田野町。当時は「くろしお鉄道」はまだ影も形もなかったような…。

そして、ここまで誤答の嵐、今回最難関の問九。これは、[100172]で出たヒント
山口県は、宇部市と周南市
からすぐにひらめきました。私は「三菱銀行」だったころから「三菱東京UFJ」(←いつの間にか「東京」が消えていた…)に口座を持っており、山口県の有人支店が宇部と徳山(周南市)の2か所であることは頭に入っていたからでした。そこから「三菱UFJ」のHPに入り、店舗リストから「有人店舗」に検索対象を絞って行くと、愛知県を見ると、蟹江・武豊・設楽の3町があった。奈良県王寺町も確かにある。そこから迷わず、「武豊」の字を見ると競馬騎手よりまず(国鉄→)JR武豊線・武豊駅が頭に浮かぶ、その武豊町を。「これで金メダル」…と、でも支店リストを見回すと不安が…。「1つ足りないのでは…」と。「店舗統合情報」を見たら、兵庫県猪名川町にある「日生中央出張所が池田支店に統合」というのがあった。勿来丸さんの「猪名川町」([100174])はこれだったのか…、と。結局、採点でOKだったので、「直接『三菱』のHPを見ず、別のデータを見ていたのでは…」と理解できたのでした。
ついでに、勿来丸さんも([100183])で触れられている、ぺとぺとさんの[61364]の記事は、共通項発表が出てから、「そういえば、町村にある都市銀行の話題があったな」と、検索して分かったのでした。
関西本線に町名と一致する駅があること
([100180] デスクトップ鉄さん、 [100181] Nさん、 [100184] 白桃さん)
こちらの「別海」があったとは、勿来丸さん([100183])と同様、全く気づきませんでした。それと。「関西本線」自体が今では全く一本の路線としての実態を失っていて、事実上、大阪近郊の通勤通学幹線「大和路線」と、伊賀山中の過疎区間、(それと近鉄に完敗しているものの)名古屋の近郊区間の3路線に分断されているという現実([85129])を見ると…。
蛇足ですが…
[100184] 白桃さん
「三菱UFJ銀行」は良い問題だと思います。それにしても、前身の前身が東海銀行だから、蟹江や武豊、それに田口(設楽町)に支店があっても不思議では無いのですが
日本中央競馬会(JRA)の場外勝馬投票券発売所(ウインズ)がある
「タケトヨ町」と「タケユタカ」つながりか、と思わず大笑い…。

答えられなかった他の問については、簡潔に。
問三は、「新幹線の駅」と割と早く気づきましたが、調べるのに手間取っていた間に売り切れ。問七は、「岬」関係とすぐ気づきましたが、問題の脱字(「伊豆町」の頭につく方角)もあり、こちらも読み切れず。問一は、「市に囲まれている」ところまでは地図を見て分かったものの、「+α」が読めず。他の4問は共通項がつかめませんでした。
今回の「町・十番勝負」、想定解数が限られているという条件の中では、「これが精いっぱい」というのが正直なところでした。
[100173] 2020年 8月 19日(水)21:32:38伊豆之国 さん
全国の町十番勝負
問九:愛知県武豊町
[100135] 2020年 8月 18日(火)21:45:15伊豆之国 さん
全国の町十番勝負
問五:高知県田野町
[100129] 2020年 8月 18日(火)21:36:22伊豆之国 さん
全国の町十番勝負
問二:岐阜県神戸町
[100115] 2020年 8月 18日(火)00:41:11【1】伊豆之国 さん
最高気温タイ記録 & 起点から終点まで下車せず完乗
「夏痩せには鰻が効く」というのは、「萬葉集」にも載っている有名な話ですが、その「鰻」で名高い浜松市で、昨日(17日)の昼過ぎ、国内史上最高気温タイ記録を観測した、というニュースがありました。
17日(月)、静岡県浜松市で最高気温が41.1℃と、日本歴代最高気温になりました
17日(月)も、日本付近は高気圧に覆われて、強い日差しが照りつけた所が多くなりました。最高気温は、静岡県浜松市で41.1℃となり、これまでの埼玉県熊谷市の日本歴代最高気温に並びました。15時までの最高気温は、浜松市に次いで高かったのは、岐阜県美濃市と宮崎県西米良村で39.7℃、静岡県浜松市天竜区船明で39.6℃となりました。
全国のアメダス921地点のうち、200地点以上で35℃以上の猛暑日になり、浜松市以外にも26地点で観測史上1位の値を観測しました
この暑さは、今後もしばらく続きそうだということで
東北では20日(木)まで、関東から九州では21日(金)頃まで、最高気温は35℃以上の猛暑日になる所がある見込みです。夜でも気温は下がりにくく、最低気温は、九州から関東を中心に25℃を下回らない所が多いでしょう。夜でも冷房を使用するなど、熱中症対策が必要な日が続きます
ということで、ここしばらく熱中症などへの警戒が必要な日々が続きそうです。我が家のマンションでも、涼しい日が続いた先月までは、窓を開けて自然の風を入れ、必要に応じて扇風機を、ということが多かったのですが、今や「テレワーク」の日など、朝から冷房かけっぱなし、ということが当たり前に…。

ところで、
[100109] 白桃さん
[100110] Takashiさん
[100111] にまんさん
一気通貫・一線完乗
した路線ですが、確かに私もこのような乗車経験をした路線、特にJRの路線では、「路線が複雑につながっている」ということも関係していることもあって、あまりなかったような気がします。
確実に「起点の駅の改札を通って、終点まで一本の列車で乗りとおし、その駅の改札を出た」(連絡改札ではなく、どちらもはっきり「駅舎の外」(屋外)から出入りした)いうことをはっきり覚えているのは、JRでは(新幹線は除く)

・高徳線(徳島→高松)…「阿波踊り」見物をしたとき、徳島市内に宿を取れず、高松市内でやっと泊れた
・氷見線(高岡~氷見)…どっちの方向からだったか今となっては記憶があいまい。タクシーで沿線の「雨晴海岸」や、伏木界隈にある萬葉ゆかりの寺社などを回ったことを覚えているので、片道だったのは確か。
・仙石線(仙台~石巻)…当時「あおば通」駅はまだなかった頃、石巻まで乗りとおして金華山まで往復した
・境線(米子→境港)…隠岐の島への往復。帰りは米子で山陰線に乗り換えて松江で下車したので該当しない

…ぐらいしか出てきません~。

私鉄等では…(乗り換え連絡改札を経由したものを除く)
・江ノ島電鉄(鎌倉~藤沢)…鎌倉観光の帰り、江ノ電藤沢駅が入っているデパートで買い物したことも
・伊豆箱根鉄道大雄山線(小田原~大雄山)
・同・駿豆線(三島~修善寺)…たいていは東海道線から直通の急行・特急で乗りとおしたため、三島で降りていったん外に出てから乗ったのは「楽寿園」を見た時ぐらいか([99091])
・静鉄静岡清水線(新静岡→新清水)…こちら参照
・名鉄瀬戸線(栄町~尾張瀬戸)…「愛・地球博」の時、混雑する「リニモ」を避けて瀬戸線ルートを使ったことがある。行き帰り両方だったか、片道だけだったかこちらも記憶はあいまい
・つくばEXP(秋葉原~つくば)
・明知鉄道(恵那→明智)…帰りは岩村で途中下車して岩村城址へ
・四日市あすなろう鉄道内部線(あすなろう四日市~内部)…[93764]
・三岐鉄道三岐線(近鉄富田→西藤原)、同・北勢線(阿下喜→西桑名)
・近鉄田原本線(西田原本→新王寺)
・琴電琴平線(琴電琴平→高松築港)…行きは「栗林公園」から乗ったような…。志度線、長尾線はどこから乗ったのか既に記憶は…。
・松本電鉄(アルピコ)上高地線(松本~新島々)
・上田電鉄(上田~別所温泉)
・弘南鉄道大鰐線(大鰐→中央弘前)
・名鉄蒲郡線(蒲郡~吉良吉田)…[100075]
・大井川鉄道本線(金谷→千頭)…井川線は行きは奥泉から(寸又峡温泉からバスで)乗り、帰りは千頭で改札を出ず本線に乗り換えたので該当せず
・黒部峡谷鉄道(宇奈月~欅平)
・京成本線(京成成田→京成上野)…その後、成田市には、10年ほど前、社用で何度か行ったが、日暮里や押上線経由青砥からが多く、はっきり覚えているのは昭和40年代の上りの1度だけ
あと、反則気味ですが、
・富士急河口湖線(河口湖→富士吉田<現・富士山>)

…ほかにもいくつかありそうですが、とりあえずここまで…。
首都圏の大手私鉄がほとんどないのは、東武のように複数の路線をまたいでいたり、かつて世田谷に住んでいたこともあって、かえって途中駅から乗った路線が多かったことも関係していました。小田急のロマンスカーは、その頃は新宿から乗ったのですが、いつも小田原で降りず箱根湯本まで乗りとおしでした。「ご当地」の伊東線と伊豆急は、直通で乗りとおしたり熱海で新幹線から乗り換えといったケースが多く、その区間だけ、という記憶が浮かびません…。
地下鉄では、営団(当時)銀座線。路面電車系では、起終点に改札がある路線では、東急世田谷線、京福嵐山線といったところか。

【1】記憶をもとに路線追加
[100108] 2020年 8月 16日(日)21:25:40【2】伊豆之国 さん
Re:「万」の字が入る旧駅名
[100103] デスクトップ鉄さん
万のついた廃止駅はまだあると思いますが、所持している紙の資料では検索できず、思いついたところを書きました
私も知る限りで思いついた「万」の付く廃止駅をいくつか。
都電にも万世橋電停がありました
都電の万世橋電停は、かつて1系統(品川駅前から新橋・銀座・日本橋・神田などを経由して上野駅前まて結んでいた通称「銀座線」)も通っていた交通の要所で、停留所自体は1972(昭和47)年の第五次廃止(これにより現存の荒川線以外の全線が廃止となる)による、墨田区方面へ向かう24・30系統の廃止まで残っていました。
路面電車の停留所というと、京都市電に「百万遍」という停留所がありました。市電の外周路線を形成する南北方向の「東山線」と、東西方向の「今出川線」との十文字交差点にあり、1978(昭和53)年の市電全廃まで残った東山線の廃止により消滅しています。

三重県松阪市郊外を走っていた三重交通松阪線には、中万(ちゅうま)という駅がありました。1964年12月に廃線となった電化路線で、県内に現存する「あすなろう」や「北勢線」(こちらもいずれも元は三重交通)と同じレール幅762㎜の「軽便」路線でした。HPに営業当時の「中万」駅の写真があり、ホーム1面の無人駅だったようです。
福岡県大牟田市と熊本県荒尾市にまたがって路線が通っていた、三井三池炭鉱関係などの貨物・従業員輸送を担っていた「三池鉄道」([99089])は、1964年から9年間だけ「地方鉄道」として一般営業していたことになっており、この旅客営業路線には「万田」と「原万田」という駅が存在していました。もっとも、地方鉄道として営業していた、と言っても、果たしてどれだけ「部外者」が金を払っての乗降があったのか、ということは、やはり「謎」でありそうなことは、[99089]でも書き込んでいました。HP…既に専用線に戻っていた時期ですが、「原万田」駅の貴重な写真もあります。

「万」が付く現役路線というと、「万葉線」を思い出します。確かに社名は、加越能鉄道から第三セクターに譲渡されたときに、それまで路線の愛称だった「万葉線」が正式社名になりましたが、路線の正式名称は、「加越能」時代からのを引き継いで、「六渡寺」駅を境に、軌道法に基づいている高岡寄りの「高岡軌道線」と、越ノ潟寄りの地方鉄道区間「新湊港線」とに分かれているようです。HP「北陸の駅」でも、軌道線区間にある駅(例:米島口駅)には「高岡軌道線」、地方鉄道区間にある駅(例:中新湊駅)には「新湊港線」の表示が出てきます。
[100075] 2020年 8月 8日(土)21:27:08伊豆之国 さん
温泉地の話題、私も行ってきます。
遅ればせながら、私もここでようやく「十万番越え」最初の書き込みになりました。

白桃さんの[100065]の記事から、「温泉地」の話題、色々反応がありましたが、私もこの話題についてきます。
[100065]のクイズですが…
「A町」
 ・ずばり「温泉」の文字が入るJR駅があり、「温泉」を取った駅名が、関西の大都市のJRにある
 ・合併で一緒になった県庁所在地にも温泉があり、オフ会の会場にもなった
「C町」
 ・♭粉雪舞う季節は~(←歌詞検索すると出てきます。合併で同じ市になった町の出身のバンド(今は解散したらしい)の名曲)
「E町」は、超地元のメンバーのお膝元…。

…こんなところかな?
「B町」は全く分かりませんでした。

レスが多かったD市、どこなのか「既に答えが出ている」ようなものですが…
[100068] k_itoさん
藤原俊成が若いころに三河守として赴任したゆかりの地
私がこのD市を初めて訪れたのは、29年ほど前の秋。書道をやっていた叔母が「この市の博物館で藤原俊成の特別展をやっているので見に行きたい」と言ったので、母と共についていったのですが、この方面には疎い私、屋外に保存されいた「陸蒸気」(今も展示されているようです)のほうにやはり目が行きました…。
この時は日帰りだったのですが、この時降りたこの市の中心駅、JRと私鉄があるのですが、30分おきにしか電車が来ない、単線の私鉄の支線の駅のほうが高架線になっていて、駅舎も既にだいぶ寂れかけている雰囲気だったのに対し、その倍以上も電車が来るJRの駅(駅前の状況からみて、こちらが「表口」のようでした)がまだ地上で、「なんだか逆みたいな…」と不思議に思ったものでした。
この3年後、(旧)吉良町を訪れ、吉良上野介と尾崎士郎ゆかりの史跡巡りをしたとき([67600])、この駅で乗り換えましたが、その時の駅の記憶ははっきりしません…ただ、競艇見物の客が大勢乗り込んでいたことだけは覚えています。さらにその3年後、やはりこの駅で降りて、タクシーで市内にある温泉の旅館に泊まりましたが、この旅館も今は既になく、その後の各温泉地の浮き沈みは…地元ではやはり[100068]のような認識なのでしょうか。[95388]に出ていたその私鉄支線の現状、かつて国鉄が「鈍行」ばかりで本数が少なかったころは、ルートも所要時間でも絶対的不利にもかかわらず、まだそれなりの利用価値があり、「観光路線」として繁盛していた、というのが信じられない凋落ぶり、今では存廃論議が続いているというのも仕方ないのでしょうか…。そういえば、この市内にある「銀」が付く温泉旅館、将棋だか囲碁だかのタイトル戦に使われることがよくあったのを覚えています。
[100067] 白桃さん
三河屋
…というと、箱根の名旅館を思い出します。今から半世紀ほど昔、泊ったことがあり、豪勢な造りの和風旅館で、今もそのたたずまいは残っているようです。箱根駅伝のランナーも、この宿の近くを走ってきます。

…デビューして13年余り、私の通算書き込み文字数も100万の大台に乗るか…。
[99981] 2020年 7月 12日(日)14:47:02伊豆之国 さん
三宅島・八丈島・京都市の住所表記 & 「逗子・葉山」駅名改称異聞
[99980] ekinenpyouさん
伊豆之国 さんあたりが即正解を書いて片付けてしまうでしょうか
お呼びがかかったようなので、ここでレスすることにします。

まず、伊豆諸島の町村の住所表記ですが、「役場住所一覧」を見ると、その多くは「(東京都)〇〇町(村)」から始まっているのに対し、三宅村(三宅島)と八丈町(八丈島)だけは、なぜか「三宅島三宅村」「八丈島八丈町」と、島名と自治体名がダブった形になっています。これは当の役場がこのような表記をしているからだと思うのですが…。
私の本職は「建築士」なのですが([91457])、勤め先の事務所では都内の島嶼部の物件もいくつか扱っており、三宅島と八丈島に関しては、設計図に載せる物件の所在地名は、島名を省くこともあるのですが、たいていは「八丈島八丈町〇〇(=大字名)△△番地」のような「島名+自治体名」のような表記になっています。このような表記法が三宅島と八丈島だけに見られることについて、これは推測なのですが、

・伊豆諸島の他の町村では「大島町、利島村、新島村(←新島本村)、神津島村、御蔵島村、青ヶ島村」といずれも「島」の字が自治体名に入っているのに対し、三宅村と八丈町には「島」の字が入っていない
・三宅島も八丈島もかつては島内に複数の村があったので、島の名を入れないとどこにあるのかわからない恐れがあったので島名を冠する表記が前から行われており、島全体が¹つの自治体にまとまった今でもそれが続いているのではないか(だとすると、かつて複数の村に分かれていた伊豆大島や、新島にあった若郷村はどうだったか気になりますが…)

…といったところでしょうか。

一方、京都市については、市内在住や居住経験のあるメンバーの方も幾人かいらっしゃいますので、こうしたメンバーの方々のほうがよっぽど詳しいかと存じますので、こちらからあれこれ言うのもなんですが…
京都市中心部の住所表記については、「〇〇通り△△上る(下る、東入る、西入る)」という表現法があることを「知っている、聞いたことがある」という方は結構いるのではないかと思いますが、「洛中の中の洛中」ともいえる京都市の中心部、上京・中京・下京の各区の地図を見ると、一つ一つの町名の範囲が非常に狭く、東西と南北のそれぞれの通りの交差点を中心とした菱形(十字形)のような範囲に限られていること、そして同一区内に同一の町名が複数、別々の場所にある(例:郵便番号検索…中京区)ということもあるので、「交差する通りの名」を書かないと、郵便物が同じ区内でも別の場所に届いてしまう、ということが起きてしまう恐れがあるからでしょうか(京都市中心部の「同一区内で別々の場所にある同一町名」は、今尾恵介氏の著書にこのようなくだりがありました)。

ところで、さっき見ていたTVで、「逗子・葉山駅」改称後の現在の町の様子について放映されていました。この中では、地元住民の今の反応と、疫病蔓延による海水浴場の閉鎖による苦境についてレポートされていました。
[99940] 2020年 6月 28日(日)22:41:56伊豆之国 さん
「町田駅」から神奈川県を通らずに「新宿駅」に行けるか?
「(都)県境をまたぐ移動は控えましょう」と耳にタコができるほど聞かされていたのにもかかわらず、今の相模原のマンションに引っ越してからもう8ヶ月余りにもなるのに、空き家になった町田市の元の自宅に残っている山のような不用品の整理がいまだ遅々として進まず、これをやらないと売りにも出せないので(建物はかなり年季が経って半ばボロ家状態なので実質「古家付き売地」ですが…)直線距離にして「一里とちょっと」(4km強)の間を毎週末のように都県境越え移動してゴミ出し作業を続けないといけない日々がまだまだ続きそうです…。
…直接関係ないことからだったのですが…「鉄」関係の動画を見ていたら、偶然だったのですが、こんなのが出てきました…。

町田駅から神奈川県を通らずに新宿駅に行く方法は?

東京都内なのに、市内を通っているバスの大半は「神奈川中央交通」、「神奈川県町田市」だと思い込んでいる人も少なからずいるという「町田市」の地図上での位置と、その置かれている今の状況がよくわかる映像ですが、都県境をまたぐ地元の経済紙「相模原町田経済新聞」にも関連記事が載っており、また、動画へのコメントには「飛び地ネタ」定番の「練馬区西大泉町」「和歌山県北山村」なども登場してきます。
[99934] 2020年 6月 25日(木)22:30:08【1】伊豆之国 さん
落書き帳記事十万突破記念?全国都道府県対抗三文字町大合戦
[99931] 白桃さん
第70回選抜三文字有名町大会
「そんな市、どこにある?」と言われても文句も言えない影の薄い市よりも、全国的にもよっぽど高名な「栄えある有名町」の対抗戦、面白い企画ですね…。
「選抜」と名乗っているくらいですから、出場町選びは高校野球の「センバツ」方式?、静岡県もから一つも出ていなくても文句は言えないし、北海道から3町出ていますが、「センバツ」なら北海道代表が神宮大会優勝で「神宮枠」、更に「21世紀枠」でも道内の高校が選ばれる、ということなら「アリ」ですね?
…そこで、夏の全国高校野球も中止(地方大会は特別バージョン?で行うようになったようですが。「センバツ」に出る予定だった各校は、「招待大会」として「甲子園」に出場することが決まりました)になったことだし、ここは白桃さんの「選抜」に対抗?して、「夏の全国大会」方式で都道府県代表(北海道と東京は2代表)を選んでみることにしましょう。

北北海道(14)…中標津 南北海道(12)…長万部 青森(3)…野辺地 岩手(2)…金ケ崎
宮城(4)…大河原 秋田(2)…八郎潟 山形(2)…真室川 福島(3)…猪苗代
茨城(1)…八千代 栃木(3)…上三川 群馬(5)…下仁田 埼玉(2)…毛呂山
千葉(3)…大多喜 西東京(2)…奥多摩 神奈川(1)…湯河原 新潟(1)…出雲崎
石川(1)…中能登 福井(3)…永平寺 山梨(1)…富士川 長野(8)…軽井沢
岐阜(4)…関ケ原 静岡(4)…東伊豆 愛知(2)…南知多 三重(2)…木曽岬
京都(4)…大山崎 兵庫(2)…新温泉 奈良(1)…田原本 和歌山(8)…九度山
鳥取(1)…湯梨浜 島根(3)…津和野 岡山(1)…久米南 広島(1)…北広島
山口(1)…田布施 徳島(1)…つるぎ 香川(3)…小豆島 高知(4)…四万十
福岡(2)…大刀洗 佐賀(1)…みやき 長崎(3)…波佐見 熊本(3)…南小国
宮崎(3)…高千穂 鹿児島(8)…屋久島 沖縄(6)…嘉手納

全国に現存する3文字町の合計は、141(こちら)。カッコ内は各府県・地域の3文字町の数です。
…「都道府県対抗」といいましたが、東東京(実質は島嶼部)・富山・滋賀・大阪・愛媛・大分は3文字町が現存しないので、全国大会に代表を送れず「棄権」。したがって、全国大会の出場代表町数は「43」。茨城・神奈川など12県は1町だけなので「不戦勝」で本大会進出。一方、最も「狭き門」だったのは、北北海道の14、次いで南北海道の12。激戦だったのが、長野。やはり知名度抜群の軽井沢が制しましたが、妻籠宿の南木曽、北斎ゆかりの小布施、志賀高原と温泉の山ノ内、諏訪大社の下諏訪…と、他県なら文句なしに代表候補の手ごわい相手がズラリ。これらの強豪を抑えての本戦進出、というだけに、「最強の優勝候補」([99931])というのも頷けましょう。

ところで、代表を送れず無念の?欠場となった6地区ですが、このうち富山・滋賀・愛媛・大分には「平成の大合併」で消滅となった3文字町があったので、それぞれの県の代表として、宇奈月・永源寺・大三島・湯布院の各町を「番外」の「OB戦」に招待しましょう。残る東東京と大阪は、これが大難関…。大阪は48年前に消滅した東鳥取町(阪南町を経て現・阪南市)まで遡ることになります。東東京となると、実に88年前の「大東京市」発足まで遡らなければなりません。でも、そのころにはすでに全国高校野球はありましたが、東京が東西2代表になる遥か前、それどころか1県1代表になるのもずっと後のこと…。(「東東京」のOB代表は、とりあえず「日暮里町」にしておきましょう。)

…気が付いたら、これがこの6月最初の書き込みだったのでした…。

【1】金ケ崎と関ケ原の「ケ」を大文字に訂正、他
[99817] 2020年 5月 20日(水)22:02:46伊豆之国 さん
戦国バス旅・市町陣盗り合戦(駿豆編) & 県民球児が甲子園に出場しにくい県
今晩のTV番組で、2組のチームが伊豆半島と駿河東部にある19市町を「領国」に見立て、路線バスを使ってどちらが多く「領国」を獲得(市町内の名所訪問でポイント)し、ゴールの箱根に到着できるか、という「戦国市町盗り合戦・バス旅バージョン」(?)をやっていました。
この番組の企画が「戦国市盗り合戦」をヒントにしていたのか、気になるところですが…。結果は、番組を見ていた方にお任せ…。

ところで、夏の「甲子園」もどうやら中止、という方向になるようですが、先週から「日刊スポーツ」紙で、「どの県、どの町が「甲子園球児」を出しているのか、その数と人口当たりの比率を算出したデータがシリーズで連載されていました。
データは、全都道府県から必ず出場校がある夏の大会に限定で、過去25年間の集計(延べ人数なので、例えば同一選手が2年連続で出ていれば「2人」とカウント。出身中学校(公立に限定)の所在地別に集計)ですが、都道府県別にみると、2位以下を圧倒的に引き離してダントツなのが、大阪府。計算上の延べ出場人数は486人(記念大会で2校出場した年がある。常時1校のみ出場の県は434人。ベンチ入り人数が増加されてきているため25で割り切れない)に対し、「大阪府(の公立中学)出身で夏の甲子園に出た球児は、その3倍半にも上る1705人。もともと高校野球のレベルが高く、強豪がひしめく大阪府内の高校から甲子園に出るのが困難なこともあり、県外の私学に「野球留学」する球児が多いことが如実に表れているといえます。大阪府に次いで多いのは、甲子園のお膝元・兵庫県で、大阪府には及ばないものの、やはり県民球児の半数近くが県外に出てきています。一方、計算上の出場人数に比べて地元出身者が著しく少ない県には、「郷土愛至上主義者」から目の敵にされ、「県代表とは認めない、出ても応援しない」という「県外からの野球留学生」が主力メンバーの大半を占めているような私学が甲子園の常連になっているような県がズラリ上位に並び、こうした各県も、大阪などの大都市とは逆の意味で「県民球児が甲子園に出るのが困難」な県と言えましょう。
反対に、「ほとんど地元県民球児だけで甲子園に出てくる」という「郷土色濃厚な県」には、県内に野球部のある私学が1校しかなくこれまで「選抜」を含めて全て公立高校が県代表で出場している徳島県をはじめ、秋田・富山・佐賀など、公立校が甲子園の常連になっている県が並んでおり、また常連の私学が県の高校球界をリードしている県でも、智辯和歌山の天下が続いている和歌山県や、作新学院が連続出場を伸ばしている栃木県も、それぞれの高校が県民中心でチームを作っているため、県民色が濃厚になっているといえましょう。
市町村別のデータもあり、人口5万人以上の市では、鳴門市がダントツ。「データ算出班」が独自に算出した「球児輩出指数」を見ると、476点となっており、2位の浜田市に2倍近い大差をつけており、地元に強豪校があることもあり、野球が盛んな土地柄であることがデータで裏付けられているといえるのでしょうか。町村まで含めると、鳥取県若桜町が断然トップ、なんと2346点。人口3000人強のこの町から、甲子園球児の延べ人数は19人。地元に強豪として力をつけてきた八頭高校があり、地元からの通学者によって支えられていることが大きいのでしょう。
県単位で見ても、県庁所在地よりも強豪校がある地域のほうが「指数」が高い県もいくつかあり、色々と興味深いデータだと思います。
>オーナー グリグリさん
「甲子園球児」ランキング、「都道府県ランキングデータ」へご検討されてはいかがでしょうか?

…蛇足ですが、「十番勝負感想文」でつまらないミス(というより勘違い)発見…。
[99791]
問八(中略)千葉県から久々、旭市と隣接する銚子市に
千葉県からは、前々回・第52回の問八で市原市を答えていた([98335])のを失念していたとは…
[99791] 2020年 5月 18日(月)22:29:24伊豆之国 さん
第54回十番勝負を振り返って~伊豆の山々 月淡く~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。
今回は皆さん方の出足が早く、まず「最初は待ち」というスロースターターの私にとっては厳しい闘いになりました。

問四~みれん追分 鴻巣~
唯一、最初の採点が出るまでに分かったのがこの問四でした。お題の二つの府中市と、ここまで出てきた解答の流れから、「54回にちなんで1954年に市制」か、と見て「市制施行日・市の誕生日」を市制年月日順に並び変えたらぴったり。ここを取れば領地奪還ができる、人形の町・鴻巣市で。

問五~咲いた 咲いた チューリップの花が~
お題の鹿の字に惑わされそうになりましたが、石巻→牡鹿町、佐世保→鹿町町、養父は八鹿町、「下総国葛飾郡」だった古河市には、旧総和町内に「葛飾」の古い表記の一つであった「勝鹿」(例:萬葉集[97693]参照)という名の村があった、やはり「鹿」だと…。「雑学」の「動物名が付く市町村」を開き、「鹿」の付く現存・過去の市町村リストを見るとやっぱりそうだ。「北陸道四百万石の大大名」EMMさんが強すぎて答えるのが困難な北陸地方にいくつかあったので、その中からチューリップと散居村で名高い砺波市を取ることに。

問十~ここは上州 伊香保の湯~
NGの市としてズラリ並んでいた高知県の4市とお題の土佐市とを地図で見比べて「隣接系」だと気づいたものです。土佐市は県内ばかりで市・町・村すべてと隣接。NGの各市は県外との隣接があったり、市・町・村のうちのいずれかとの隣接がない…。「市町村の隣接リスト」を開き、その中から関東で唯一まだ正答が市2市しかない群馬県から、合併で伊香保温泉が市内に入った渋川市を。ぎりぎり入賞圏の8位に滑り込んだこの問十が、結果的に今回唯一の入賞となったのでした。

問二~茜襷に菅の笠~
お題とここまでの答えの流れから、「2町で新設、または一方の町への編入と同時に市制」か、「1市1町で新設合併」で、かつ「それ以降の合併は現在までなし」と読んだ。「2町で新設」ならまず間違いなし、と踏んで、静岡県西部で「領主」になっている3市からの一択となり、この中で「領地防衛」が最も緊迫している菊川市を取ることに。
後で発表された共通項([99768])を見たら、少し違っていたことが判明。でも、結果的には文句なく安全だったのでした…。

問三~百瀬の滝を登りなば~
お題の大津・倉敷・徳島から、まず「現職か、市域内にかつて存在していた市町村に女性首長がいた市」と見たのですが、石岡や西予には旧町村を含めても女性市長がいなかったとわかり、違うとわかった。その後、NGの小田原と福井をHPで見ると、福井は昨年12月に選挙で現職が再選、小田原は5月に行われると出ていた。それからお題と既出解の市をいくつか調べてみて、「今年の1月から4月までに市長選挙があった」という共通項だと。最近見た新着情報に「松本市長が中核市移行を申請」というのがあったのと、その直後に松本市の市長選挙があったのを新聞記事で見たことがあったので、「検索も面倒…」と、以前に正答していた市ではあったが、その松本市を取った。市長選挙の記事を見ると、現職が出ていなかったので、「引退の花道」として中核市宣言をしたのではないか、と…。

問八~ほととぎす 銚子は国のとっばずれ~
これは、直前のなると金時さんの呟き([99548])
なんで山口県が多いのかと思ったら
から共通項が分かったものでした。山口県には「萩」「光」と1文字の市が2つあり、ここまで出てきた山口県の3市は
どちらかの市と隣接している。お題と既出解を調べたら、やはり「1文字の市と隣接」だと。ここも「市盗り」から離れて、総領主・まりんぶる~さんが圧倒的に強すぎて答える機会がない千葉県から久々、旭市と隣接する銚子市に。

…ノーヒントで答えられたのは、ここまでの6問。ペースはいつも通りに近かったのですが、今回は「長い冬眠から覚めた?」かつての若手?メンバー達の久々の参戦もあり、順位は軒並み下がったものばかり…。

問一~伊豆の山々 月淡く~
お題が中央市だけという「連想ゲーム」式の問題で、しかも出だしに誤答が続いたこともあり、共通項がどこにあるのかわからぬまま、「火傷」を恐れて手が出せないままずるずる行ってしまった、という状態でした。ようやく、やはり「中央」がキーワードだったとわかったのは、第一ヒントが出てから。「中央町、中央〇丁目、中央区…市役所の住所のどこかに『中央』がある」ということだ。「市役所の住所一覧」を眺めて、想定解数があっていそうだ、と。いくつか候補を考えたが、やはり「ご当地」伊豆から、「天守閣もどき」もある「虚構の世界の水軍の根城?」熱海城の石高を1万石上積み。
この問一では、出題方式を今までの「標準的な形式」にした場合、例えば
問一:横手市、春日部市、市原市、中央市、熊本市(該当しない市:大阪市)
といった設問にしたとすると、また違う結果が出てきたのかもしれませんが…

問六~Over The Rainbow~
お題に面積が広そうな市が並んでいたものの、そうではない市もあり、県別地図を眺めると、市役所が市域の端に寄っている市も多く、最初は「市役所から市域の最遠地点までの距離が最も遠い市」といった漠然とした共通項を考えたが、高松市がNGとなってこれではないと…。いろいろと地図を眺めているうち、ここまで出てきた市には「東西に細長い」市が多く、どうやら「市域の東西両端の距離が県内で最も長い」ということだ、と。「島」の存在が影響する市もいくつか出てきたので、ここもやはり「市盗り」は意識せず、確実そうなところを取ることにした。答えることが少なかった九州から、佐賀県で東西が最も長いことが容易に読めた唐津市を。

問九~出会いはスローモーション~
第一ヒントではわからず、第二ヒントが出てから解答ラッシュ。アナグラムを解いて「隣に負ける」。ここまで出てきた市を見ると、「隣接する全ての市町村より人口が少ない」と見えてきた。NGに出ている全国人口最少市の歌志内市は、隣接する上砂川町よりはまだ人口が多い。「東京都(実質は三多摩)の初代領主狙い」もあり、この手の市が多そうな都内を見て、該当している市の中から、まだ答えていない清瀬市を。

問七~果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて~
最後までどこに共通項があるのかさっぱり見えず、最も苦戦を強いられたのがこの問七でした。第一ヒント「美瑛町」でもわからず、第二ヒントが「美しい村」と解け、まず「市域に『美』が付く村があった」と見て変遷情報を調べたものの、どうも違うようだ、と分かって行き詰まり。第三ヒントの「景」の文字が出て、まず「美しい村連合」がヒットしたので見たところ、確かに美瑛町もあったものの、「現存する町村」(一部には過去にあった村もありましたが)が対象、と分かって「これは違う」と。結局、「農村風景」だろうとみて、「農村」「美」「百景」「百選」などいろいろなキーワードや文字をいくつか組み合わせてみて検索したところ、ようやくそれらしいページにたどり着いた。その中に、地元となった相模原市の「水郷田名」があった…。この問での順位は24位。こんな低い順位での解答は随分と久しぶりでした…。引っ越し直前の前々回の問六で相模原市を答えたとき
「市盗り」狙いに来ることはまずないでしょう
と書いたのですが、今回もここで答えても「市盗り」にはつながらないので、ここまで「迷走」した「自責」の念に駆られたことから、そうした意味も含めてもう一回相模原市を答えることにしたのでした…。

ここでようやく全問お手付きなしでゴールとなりましたが、総合着順こそ14位と前回より若干UPしたものの、入賞は1問だけ、大半は10位台後半から20位台に甘んじる結果となりました。また、今回は、「市盗り」にはあまり絡まなかったような問が多かったこともあり、「市盗り」を意識せず、新規解答の市を選んだのが10問中5問、既回答だった市でも「市盗り」を特に意識しなかった問もあり、「領地」の得失はそれぞれ1市ずつにとどまり、ほぼ現状維持の形に終わりましたが、長らく「潜伏」していたメンバーの復活も相次ぎ、気力と体力の衰えもあり、今後ますます厳しい闘いになりそうです…。

♭今回の選曲は次の通り。
問四:昨年秋の「クイ図五番勝負」の問二と同じ([98731])。
問五:砺波市の観光名所・チューリップ公園は。例年ならこの時期観光客で大いににぎわっているのですが、今年は疫病の蔓延で訪れる人もなく、一面の花だけがひっそりと咲き誇って、寂しげな風景です…。
問十:伊香保温泉には、泊ったことはないのですが、20数年前に榛名山・榛名湖を訪れたときに、石段街の麓のほうにある立ち寄り湯で一風呂浴びたことがあります。
問二:前回の問三と同じく、この地方のこの季節にふさわしい「茶摘み」の歌詞からですが、「アカネダスキ」だの「スゲ笠」だの、今の子供に聞いても「知っている、見たことがある、イメージが湧く」という人は果たしてどのくらいいるのでしょうか?
問三:信州松本で最も多い名字は、「百瀬」さん([65508],[65528] ryoさん)。この問を答えた日がちょうど5月5日だったので、それにちなんで、「甍の波と雲の波」で始まるほうの「鯉のぼり」の、2番の歌詞の歌いだしから。
問八:説明の要はありませんが、千葉県で2番目、昭和1桁市制のこの古参市の凋落ぶり、心細くなります…。
問一:例によって、超ワンパターン、私のカラオケ十八番(嘘)。
問六:唐津市の観光名所、日本三大松原の1つにも数えられる「虹の松原」にちなんで、ミュージカルの名曲を。
問九:80年代のアイドル全盛期、一大地位を築いた中森明菜は、この清瀬市出身。デビュー曲はこんなメロディーだったように…(その当時はそれほど注目されなかったようですが…聞いたことは何度かありました)
問七:前々回・問六([98502])と同じく、東海大相模高校の校歌より。その歌いだしです。学校が創立した昭和38年頃の相模原市の人口は、ようやく10万人の大台を超えたばかり、まだ歌詞にあるような広大な平原と相模川の清流がのどかな田園風景を醸し出していたことが想像されますが、「美しい村の風景」に取り上げられていた「水郷田名」の農村風景は、今では急速な宅地開発でその面影を消し、近くの「高田橋」界隈で行われていた「鯉のぼり」のイベントも、職人不足などもあって、疫病蔓延が深刻になる以前に行事自体が今後も取りやめ、ということになりました。
[99774] 2020年 5月 16日(土)23:53:47伊豆之国 さん
感想文を書く前に(ご注進)
[99769] Takashiさん
問七:美しい日本のむら景観百選のある市
相模原市[99627]を解答し正解
伊勢原市([99627])ではないでしょうか。
相模原市はそのあと[99669]で私が答えています(正答)。
[99718] 2020年 5月 11日(月)21:46:48伊豆之国 さん
Re:Yokosuka Story
今回の十番勝負、苦闘の末何とか今回もお手付きなしで完答、前回より総合着順は少し上げたとはいえ、とにかくここまでたどり着くのが長かった…。で、ここからはしばし「高見の見物」を決め込むことに…。

さて、[99678] 白桃さん
横須賀と言う地名はあちこちに結構ありますが
この「横須賀」という地名(&苗字)にまつわる談義、9年ほど前、私の書き込み[77623]に端を発して、スカンデルベクの鷲さん、hmtさんからレスがあったことを思い出しました…。その一連の記事を、改めてここにまとめておきました。「横須賀」に関連した「須賀」地名の話も、hmtさんの記事に出てきます。
[99669] 2020年 5月 9日(土)21:58:27伊豆之国 さん
十番勝負
問七:相模原市

ここまでたどり着くのに恐ろしく遠回りしました…
[99626] 2020年 5月 8日(金)21:53:56伊豆之国 さん
十番勝負
問九:清瀬市
[99609] 2020年 5月 8日(金)20:02:51伊豆之国 さん
十番勝負
問六:唐津市
[99599] 2020年 5月 7日(木)22:21:00伊豆之国 さん
十番勝負
問一:熱海市

な~んだ、そんなことだったのか…
ちょっと意外でした。
[99549] 2020年 5月 5日(火)20:00:35伊豆之国 さん
十番勝負
問八:銚子市
[99544] 2020年 5月 5日(火)16:28:11伊豆之国 さん
十番勝負
問二:菊川市
問三:松本市
[99538] 2020年 5月 4日(月)23:29:14伊豆之国 さん
十番勝負
問十:渋川市
[99517] 2020年 5月 4日(月)09:56:42伊豆之国 さん
十番勝負
問五:砺波市

[99498] オーナー グリグリさんへ
鴻巣市の領主交代が反映されていません。
[99491] 2020年 5月 3日(日)13:52:59伊豆之国 さん
十番勝負
問四:鴻巣市
[99373] 2020年 4月 17日(金)22:02:35伊豆之国 さん
十津川警部も寝耳に水?疫病蔓延でサヨナラ列車運行前倒し
既に来月7日付で廃線が決まっていたJR北海道・札沼線の末端区間、北海道医療大学~新十津川間の列車運行終了が、当初の予定(廃線日の前日・5月6日)から大幅に前倒しされ、本日限りで運行を終了した、というニュースがありました(動画)。
JR北海道は17日、5月7日付で一部区間が廃止される札沼線(廃止区間は北海道医療大学―新十津川、47・6キロ)の運行を終えた。新型コロナウイルスの感染が拡大し、政府が全国に緊急事態宣言を出したため、急きょ前倒しを決めた。ラストランに向けて準備してきた地元関係者は事態をのみ込めないまま、85年の歴史に幕が下りた。
大型連休中に全国から鉄道ファンが集まるのを防ぐため、もともと定期列車の最終運行を5月6日から今月24日に早めていた。だが、緊急事態宣言を受け、最終日を17日にすることを前日夜に発表した。27日の沿線住民向けの「ラストラン運行」も中止した。
ラストランとなる列車は午前10時に新十津川駅を出発。駅前で開かれた式典では、新十津川町の熊田義信町長が「大勢の町民、全国の鉄道ファンを迎えて有終の美を飾りたかった。非常に寂しく、複雑な思いだが、85年間、風雪に耐えながら町民の足として生活を支えてくれた」と語った(以下略…朝日新聞より)
札沼線の末端区間は、4年前のダイヤ改正により、今回廃線区間のうち、浦臼以北が1日1往復のみの運行、終列車が午前9時台(当時)という状況([89982])となって、この時点で既に「廃線は時間の問題」となっており、JR北海道の発表により、連休明けの来月7日付で廃線決定、前日の6日限りで列車運行終了となっていたのですが、ご承知の通り疫病蔓延による緊急事態となって、連休中にいわゆる「葬式鉄」の道内外からの殺到による混乱を避け、いったん運行終了日を連休直前の27日に繰り上げていたのですが、さらなる感染者の増加により「緊急事態」が全国に拡大となったのを受け、「サヨナラ列車」の運行をさらに前倒し、ということになったようです。
[99354] 2020年 4月 6日(月)22:41:12伊豆之国 さん
Re2:連鎖循環クイズ
本業の予定も軒並みベタ遅れ、しばらく在宅勤務が続くということになりそうで…というわけで「暇」を持て余している、ということで、[99351] の白桃さんのクイズに挑戦してみます…。
答えは、その県市町村を連想した「四文字熟語」でまとめてみると…

A市…遺産大祭 B市…名作温泉 C町…沢庵和尚 D市…大河武将 E市…異国船団 
F市…戦国遺跡 G市…恐竜王国 H町…湖上霊峰 I市…三大奇橋 J市…文科大学

いかがでしょうか? 
[99327] 2020年 4月 1日(水)20:21:01伊豆之国 さん
卯月馬〇小ネタ(駅名・路線名勝手に改称編)
毎年恒例の、「耶馬溪の奥のここ」より少々「ヤバイ」ネタを披露いたします。

ご承知の通り、世界的な新型悪疫大流行により、「闘狂奥林匹克運動会」(→[65923] hmtさん)はどうやら1年延期、ということになるようですが、この「運動会」に合わせ、首都圏の各鉄道会社は、「混乱・誤解の恐れがある同名駅・類似名称駅」の解消を目指し、下記の通り駅名を変更する予定があるとの発表がありました。

現駅名路線新駅名改称理由等
青海ゆりかもめあおみ・パレットタウン「青梅」との類似による誤乗降・混乱防止([97641] Takashiさん)。ひらがな表記に改め、隣接する施設名を加える
笠幡JR川越線笠幡・霞ヶ関ゴルフ場前ゴルフ会場になっている「霞ヶ関カンツリー倶楽部」の最寄り駅をアピール
霞ヶ関東武東上線国際大学前メトロとの同名解消のほか、「カンツリー」の最寄り駅ではないため。新駅名は近くにある「東京国際大学」より
霞ヶ関東京メトロ・丸ノ内線他霞が関地名表記に合わせる
浅草つくばEXP浅草六区メトロ・東武の浅草駅とはかなり離れており(直線で約600m)、お互いに乗換案内はない。駅周辺は「浅草六区」と呼ばれた演劇の聖地で、今も劇場・演芸場が何軒か残っている
入谷JR相模線座間入谷メトロとの同名解消。市名を冠して区別
足柄JR御殿場線竹之下小田急との同名解消。元々相模国「足柄」の区域(→[99297] YTさん)になく、駿河国(駿東郡)にある(小田急足柄駅のほうは元々「足柄下郡」の区域内)。現駅名は前身の信号所名に由来。駅所在地の地名を採用
小川町都営新宿線淡路町東武東上線・JR八高線との同名解消。メトロ丸ノ内線淡路町駅と乗換駅扱いになっており、駅名を統一する(千代田線「新御茶ノ水」とも乗換駅扱いだが、こちらはそのままとする)
江戸川橋東京メトロ・有楽町線関口「江戸川区にある」との誤解防止(駅名の「江戸川」はここでは神田川の別名を指す)。駅所在地の地名を採用
早稲田東京メトロ・東西線地下鉄早稲田都電早稲田駅とは早大のメインキャンパスを挟んで直線でも700m以上離れており、お互いの乗り換えは難しい。開業が遅かった(それでも半世紀以上同名称で続いているのですが)東西線のほうに「地下鉄」を冠して区別
富士山下上毛電鉄上電あいおい「(本物の)富士山の麓にある」との誤解防止。駅は「桐生市相生町」にあるのでこれによるが、「あいおい」には「相老」(東武桐生線・わたらせ渓谷鉄道の駅名)の書き方もあって「表記の揺れ」があるため([81262] hmtさん)、「あいおい」はひらがなとし、東武・わたらせの駅と区別するため社名の愛称を冠する
亀戸水神東武亀戸線亀戸中央公園「亀戸天神」との混同防止。「亀戸天神」(最寄り駅は「亀戸」)とは反対方向にあり、駅にも「ここは『天神』ではありません」と大書された案内表示がある。駅の東側にある公園の名称を採用

駅名改称の時期は「おおむね1年以内」に行う方向にあるようですが、地元との調整が難しくなりそうなものもあり、見通しは不鮮明です。

一方、JR東日本東北支社では、大震災で被害を受けた各線の復旧・再開及び代替輸送の整備が完了したことに伴い、JRとして鉄道輸送を行う区間の短縮により路線名と行き先・経由地が一致しなくなった3路線について、名称変更を行う予定であることが明らかになりました。
これによると、柳津以北が正式にバス代替えとなった気仙沼線を「柳津線」、線名の由来となった「陸中山田」駅を含む区間が三陸鉄道に移管されたことにより区間外となった山田線を「宮古線」に改称し、大船渡線については沿線住民・利用者にアンケートを取り、この中から新線名候補をリストアップした上で決定する、という方向となるようです。このうち、「柳津線」はかつてこの区間が部分開業した時に名乗っていた名称であり、また「宮古線」は、現在の三陸鉄道リアス線の一部となっている宮古~田老間が国鉄路線として開業した時に名乗ったことがあったものの、三陸鉄道に転換して「北リアス線」の一部となってから既に30年以上を経過しており、「地元でも『国鉄宮古線』を知らない世代の人が増え、混同する恐れは低くなったのではないか」として、共に線名改称は「特に問題なく受け入れられる」との見方ですが、臨海部がバス代替えとなって気仙沼が終点となった大船渡線については、既存の「気仙沼に行かなくなった気仙沼線」と混乱するため「気仙沼線」の名が使えず、沿線住民の意見をもとに新路線名を決めることになったようです。
また、奥羽線「蔵王」と東北線「花巻空港」駅について、「名が体を表さなくなっている」として、それぞれ「金井」「二枚橋」の旧称に戻し、仙山線の「東照宮」を「仙台東照宮」と改称することも発表された模様です。

以上、亀戸天神境内の特設スタジオからお送りいたしました。
[99280] 2020年 3月 20日(金)22:17:06伊豆之国 さん
本番さながら「模擬甲子園・開会式」
ご承知の通り、疫病流行で中止のやむなきに至った「選抜」。その出場予定校だった花咲徳栄高校が、開会式の予定日だった昨日、自校のグラウンドを使って、まさに本番さながらの「模擬甲子園・開会式」を行った、という話題がありました(こちら)。
この「模擬開会式」を提案したのは、野球部の監督だったといい、選手たちは、「本番」に使用するはずだった背番号入りのユニフォームを着用し、手作りのプラカードも使われた入場行進、校歌斉唱など、まさに「甲子園」での情景そのもの。「観客」こそ学校関係者数十人だけ、というものの、まさに「本番」で披露するはずだった光景を「再現」したのでした。

遅レスですが…
[99267] 白桃さん
1960年国勢調査では(中略)今日まで「町」として生き残っている?取り残されている?町が一つありますね
「滝」が有名な北関東の町ですね。「諸国漫遊など嘘っぱち」というかの時代劇のヒーローも、ここはおひざ元の領国内なので、その滝は多分見ているでしょう。4万人を超えていたのに市にならなかった(なれなかった)のは、やはり「必要条件」を満たしていなかったからでしょうか。その町の人口は、今では最盛期の4割以下に激減しているので、「市にならなくて正解」、それどころか、無理に市になったとしても、今や「村」に2段階格下げされても文句なし、という北の元炭鉱町ほどひどくはないにしても、「市としての資格喪失」の「自責」に耐え切れず、ひょっとしてその時代劇のヒーローが晩年を過ごした市に「編入」されていたかも…。
…そのヒントは、[99276]にもありますね。
[99261] 2020年 3月 16日(月)21:21:49伊豆之国 さん
南房総の佐久間ダム
今晩のTV番組で、「南房総の山里で、バスを乗り降りして飲食店を探す旅」というのをやっていて、ゴールが鋸南町にある「佐久間ダム」というものでした。
この「南房総の佐久間ダム」、過去ログにも出ていて、今から11年前、浜松市民である稲生さんの記事[70747]
鋸南町の山間部に佐久間郵便局がありまして、事前の予習で佐久間小学校・佐久間ダムが近くにあることがわかっていましたので、郵便局で貯金する際に、静岡県の佐久間ダムのある浜松市からきましたと話を振ってみたのです。
すると、局員氏が佐久間小学校のOBだったようで、たちまち盛り上がって、小学校の修学旅行で箱根に行ったときのことを懐かしそうに話してくれました。集合時間になって「佐久間小学校の皆さん、バスに集まってください」とアナウンスがあると、なにやら自分たちの学校とは違う小学生も集まり出したとのこと。それが静岡県の佐久間小学校の児童だったようで、偶然同じ日に箱根旅行をしていたためこういう事態になったようでした。どちらも修学旅行ということで、偶然がなした出会いとはいえ、両方の小学生にとっては、強烈な思い出となったことでしょう
と、「偶然の鉢合わせ」となった子供のころの思い出話が紹介されて、最後に
鋸南町の佐久間小学校は統合され、今はなくなってしまったようです
(現在は統合で「鋸南小学校」に)と、今となってはもう見られない「珍風景」になったことも書かれていました。
余談ですが、佐久間小学校と同様に統合で閉校になった「保田小学校」は、現在は「道の駅」として活用されています。一方、浜松市天竜区の佐久間小学校は、現在も残っています(学校紹介)。
とこで、番組の中では、鋸南町の佐久間ダムは「桜の名所」と紹介されていましたが、鋸南町の観光サイトを見ると
散策路には河津桜、染井吉野、八重桜など約2200本の桜が植えられ、今日では桜の名所として知られています。4月上旬には「桜まつり」が行われ、多くの観光客で賑わいます
とあり、番組が収録されていた時に咲いていたのは、早咲きの「河津桜」と思われます。
この「佐久間ダム」から至近距離(「車で5分」と書かれています)に、「難読地名あいうえお」に出ている「をくづれ水仙郷」があります。既に花の時季を過ぎているためか、番組には登場しませんでしたが、「をくづれ」にリンクされていた画像にも、「水仙郷」と並んで「佐久間ダムお花見公園」の文字が見えます。
[99251] 2020年 3月 14日(土)12:49:42伊豆之国 さん
「白色の日」大特集
今日は「白色の日」。そこで、白桃さんの向こうを張るわけではありませんが、「白」の付く市町村の人口増減について調べてみました。
「白」の付く自治体は、現在6市7町3村があります。これを推計人口の多い順に並べてみると次のようになります。前回国勢調査からの増減率と合わせて表にしました。

市町村推計人口増加率
白山市110,1880.824
白井市61,9310.417
白河市59,730-3.526
白岡市52,0941.085
大網白里市47,990-2.428
白石市33,380-5.364
佐賀県白石町22,379-6.524
和歌山県白浜町20,470-4.937
北海道白老町16,357-7.796
山形県白鷹町13,050-7.937
千葉県白子町10,489-5.920
長野県白馬村8,647-3.158
岐阜県白川町7,499-10.641
北海道白糠町7,379-8.540
岐阜県東白川村2,032-10.128
岐阜県白川村1,520-5.531

御覧の通り、「市」でこそ6市中3市が増加傾向と「健闘」していますが、町村は軒並み減少、それもその大半は5%~10%台と厳しい状況です。「市」の中では、いったんは減少傾向になっていた白山市が再び増加に転じたのが注目に値します。一方、既に「仙南の中心都市」を"Supertown"に奪われて久しい白石市の低落傾向、4年前([91505])よりさらに状況は悪化しているのでしょうか。また、大網白里市は、「市」として国勢調査にデビューして以降、このまま行けば一度も5万人の大台を超えることがないまま、となるのでしょうか。町村の中では、白馬村・白浜町・白川村といった「観光地」の町村が比較的人口減が少なく「踏みとどまっている」感じなのは、やはり観光産業が自治体に与えている影響が大きいのでしょうか。

ついでに、政令指定都市の「区」では次の3区があり、こちらは全て増加傾向となっています。
市町村推計人口増加率
仙台市太白区230,8631.767
札幌市白石区212,3201.305
名古屋市天白区164,5221.130

…忘れていましたが、本当は1か月前の「あの日」にちなんで出したはずのクイズ([99161])
 【問V】 士別市、相模原市、海津市、彦根市、宿毛市
 …この各市の共通項は何でしょうか?
でしたが、シノレパシクソさんの「金メダル」([99215])以外に反応がなく、このまま放置するわけにも行かないので、 [99206]にも書いた通り、ここで「お開き」にします。
共通項は、「『愛』の付く市町(村は現存しない)と隣接している市」でした。この想定解は、こちらを見ればわかると思います。該当する市を次にあげておきます。カッコ内は隣接する「愛」の付く市町です。

士別市(愛別町)
相模原市、厚木市(愛川町)
津島市、稲沢市、弥富市、あま市、海津市、桑名市(愛西市)
彦根市、東近江市(愛荘町)
宇和島市、宿毛市(愛南町)

ところで、もはや「世界的大流行」となってきた「新型疫病」の恐怖には勝てず中止のやむなきに至った「選抜」。プロ野球もJリーグももちろん、海の向こうでも大リーグやフィギュアスケート選手権をはじめ多くのスポーツイベントが中止や延期に追い込まれ、来るべき東京五輪さえ「無観客」や「延期」、最悪なら「中止」もありうる事態という状況では、致し方ないのかもしれませんが、今度の「選抜」では「春夏」通じて初出場として「檜舞台」を踏むはずだった、「準・ご当地」の加藤学園、「21世紀枠」の平田、それに鹿児島城西の3校にとっては、とりわけ無念の気持ちが強いのではないのでしょうか。「超・地元」となった東海大相模高校、近所の商店街にもまだ「出場おめでとう」の旗やポスターがまだ残っているところも多く、「無念」と共にまだまだ「名残惜しい」といった気持ちが充満しているように見えました。「救済策」もネット上などで随分突飛な声も出ているようですが、プロ野球の世界でもPCで全選手のデータが叩き込まれ、ネット上で実戦さながらのゲームが行われていることから見て、「eスポーツ」とかで「選抜」に出るはずだった選手も参加して舞台を甲子園からネットの世界に変えて、「仮想・甲子園」として出場校が参加した「実戦・選抜野球ゲーム」でもやってみたら、と「妄想」もしたくなりました…。そういえば。私も少年時代に「野球盤」などで遊んだ記憶がよみがえってきましたが、あの時代からは想像もできなかった恐るべき「進化」に…。


 
 
[99240] 2020年 3月 1日(日)20:49:04伊豆之国 さん
明後日は「嬉しいあの日」のはずが…
明後日、3月3日は「雛祭り・桃の節句」。人形作りで名高いさいたま市岩槻区に「人形博物館」が先月22日にオープンした、という話題がありましたが、ご承知の通り全国的な「新型疫病」の蔓延により、「本番」を目前にして早くも明日から2週間にわたって臨時休館、という事態となりました(博物館HP)。本日開催の予定だった「流しびな」のイベントも中止されています(岩槻人形協同組合HPより)。

「桃」つながりで…
[99230],[99238] 白桃さん
[99234] デスクトップ鉄さん
北海道の「道」はなぜ省略されないのか?
確かに言われてみればそうですね。「北海道」の意味で「北海」という呼び方をしているのは、せいぜい「北海高校」と「北海盆唄」ぐらいしか思い浮かんできません…。
影が薄いのは、東山道
そもそも「東山道」というのは、「近畿・関西」の近江から始まって、「中部」の美濃・飛騨・信濃、「(北)関東」の上野・下野、更に「東北・奥羽」の陸奥・出羽と、文化も方言も違う地域の「寄せ集め」みたいなもので、お互いのつながりが薄い「人為的」な区分けだったからなのでしょうか。さらに、東山道に入っている上野・下野と、東海道に入っている武蔵など他の関東6か国とを合わせた「関八州」という言い回しが定着してきたこと、交通の面でも江戸を起点とした「五街道」が整備され、東山道内を西へ結ぶ「中山道」と東北へ向かう「奥州街道」ができて、「東山道」としての「一体感」が薄れたこともあるのでしょう。、ただ、「気候」の面からみると、「東山道」のうち、東北6県以外の範囲の大部分は、気候区分の上で「中央高地気候」の地域に入るようで、その面からだけは「東山道」の区分けに合理性がある、ということになるようですが…。

次に、クイズについて。
[99206]
【問F】JR北海道・根室本線、JR西日本・境線、上毛電気鉄道・上毛線、東京メトロ・丸ノ内線、名古屋鉄道・名古屋本線(該当しない路線…東武鉄道・東上本線、近江鉄道・近江本線)
デスクトップ鉄さんからのクイズが6日から始まりますので([99234])、これと「もどき」であるこの問は被りますのでここでお開きにします。
第一ヒント
「亀田で花よ」(かめだではなよ)
→「仮名では駄目よ」(かなではだめよ)
共通項は「『富士』の付く駅がある路線」でした。
この想定解は、[83651]を見れば一目瞭然です。
[83651]では、「富士山」駅と「富士急ハイランド」駅を共に「富士急」とだけ表していたのですが、富士急の路線は、「市街地のスイッチバック」になっている富士吉田改め富士山駅を境に、大月~富士山間を「大月線」、戦後の昭和25年(1950)に開業した富士山~河口湖間を「河口湖線」と呼ぶのが正式なので、先に開業している富士山駅は「大月線」に、富士急ハイランド駅は「河口湖線」に所属することになりますが、一般には「富士急線」として通用しており、「富士急行」「富士急」「富士急線」でも正答扱いとしていました(問題自体がAboutなので…)。
このほか、「番外」として河口湖のロープウェイ(河口湖富士山パノラマロープウェイ、富士急が経営)に「富士見台」という「駅」があり、こちらが出てもOKとしていました。
一方、NGとした東武東上線には「ふじみ野」、近江鉄道には「フジテック前」という駅があり、いずれも「富士」が語源(フジテックの沿革)なのですが、「仮名書きは排除」という線引きでした。
この問では、過去に「十番勝負」スタイルで出した過去問([93704])で、「富士」の付く市や富士山に近い市をお題に並べたのとは真逆に、お題に富士山が見えない地域(根室線…新富士、境線…富士見町、名鉄…富士松)や、見えるかどうかぎりぎりの場所(上毛電鉄「富士山下」)を意識的に並べて「迷彩」にしたつもりだったのですが、出題した日が「富士山の日」2月23日だったことと、問題名が「問F」で、そこから既に共通項が見え見えになってしまったのは少々「お粗末」でした…。

「富士山」「ひな」というと、静岡県富士市に「比奈」という地名があり、岳南電車の駅名にもなっています。この「比奈」の地名は、平安時代の「和名抄」に出ている「姫名郷」に由来するとされ、また地元では「竹取物語」の発祥の地としての伝承もあるようです(岳南電車HPより)。
[99221] 2020年 2月 25日(火)22:00:48伊豆之国 さん
クイズの答え合わせ & 〇空の鉄道
まず、クイズの答え合わせから。

[99161]
【問V】 士別市、相模原市、海津市、彦根市、宿毛市
[99215] シノレパシクソさん
問V:桑名市
金メダルです。おめでとうございます。
第二ヒントを出します。
 「稲荷とアリアに」(いなりとありあに)

[99206]
【問F】JR北海道・根室本線、JR西日本・境線、上毛電気鉄道・上毛線、東京メトロ・丸ノ内線、名古屋鉄道・名古屋本線(該当しない路線…東武鉄道・東上本線、近江鉄道・近江本線)
[99212] さざ波さん
西武・池袋線
金メダルです。おめでとうございます。
[99213] 駿河の民さん
JR東海・御殿場線
銀メダルです。
[99215] シノレパシクソさん
JR東海・東海道新幹線
銅メダルです。
やっぱりそれですか(笑)
もう見破られましたか…。これでメダルが全て決定しました。
こちらは第一ヒント。
 「亀田で花よ」(かめだではなよ)

ところで、昨日、六本木の高層ビルで開かれている「〇空の鉄道」なる展示会を見に行ったのですが、とにかく「六本木」という場所にはさっぱり土地勘がない。最後に六本木界隈を通って地上の景色を見たのも、もう二昔も前。それも、西麻布界隈への社用で通っただけ。それ以前もタクシーなどで通過した記憶はあるくらいで、そもそも「六本木」という場所にほとんど興味がなく、そこを目的に行ったことも全く記憶なし。新宿から大江戸線で六本木駅で降りたものの、出口までは行けたもののそれから目的地までどういったらいいのか、迷子になりそうでした…。帰りに、ビルの地下から渋谷駅まで直通バスが出ていたことを知り、その渋谷駅まで乗ったのですが、その渋谷駅とその周辺一帯が大規模工事中。こちらも、昔から頻繁に通った場所なのにすっかり様相が変わってここでも迷路に…。
その鉄道展の売店で、「東海道新幹線開業当時の復刻版(交通公社の)時刻表」をお土産として買ったのですが、今のJTBやJRの「大型」時刻表から見ると縦横のサイズも厚さも半分以下。「国鉄」の路線網だけは今よりもずっと多かったのに…。以前、「幹線の秘境駅」のあまりの多さを話題にした四国([63598] 拙稿,[63609] hmtさん)の欄を見ると、確かに予讃線の高松~多度津間をはじめ、こうした「鈍行もろくに止まらぬ」駅がぞろぞろ…。ちなみに、高徳線を見ると、一時期あった高松~徳島間ノンストップの急行はなく、三本松には全列車が停車していました…。
[99206] 2020年 2月 23日(日)17:04:25伊豆之国 さん
こちらもクイズです。
今日は新帝陛下即位後最初のご誕生日。本来ならば、皇居では一般参賀が行われて盛大にお祝い、というはずでしたが、ご承知の通り…。

[99205] 白桃さん
「出題予定クイズ」ですが、まだすぐには共通項を見つけるのは難しそう。というわけではないのですが、こちらも「今日のこの日」に関係するクイズを出してみることにしました…。デスクトップ鉄さんの向こうを張るわけではありませんが、題して「鉄道路線一発クイズ」。

【問F】JR北海道・根室本線、JR西日本・境線、上毛電気鉄道・上毛線、東京メトロ・丸ノ内線、名古屋鉄道・名古屋本線(該当しない路線…東武鉄道・東上本線、近江鉄道・近江本線)

…これらの各線の共通項は何でしょうか?ざっと数えたところ、17路線あるようです。

クイズというと、ちょっと前に出しておきながら、反応がなくて忘れ去られている、こちらも別の「あの日」にちなんだクイズ([99161])。

【問V】 士別市、相模原市、海津市、彦根市、宿毛市
第一ヒントを出しておきます。
 会津は再開と(あいづはさいかいと)

こちらも想定解を数えたら、13市あるようです。こちらの回答期限は「白色の日」までとします。
[99161] 2020年 2月 11日(火)22:12:22伊豆之国 さん
夜空の向こうで何かが…
今日は建国記念の日、ということで、まずは恒例の?「神話」ネタから。
来月に開幕の選抜高校野球には、出雲神話にゆかりの地にある2校が出場します。「21世紀枠」で出場する、出雲大社のお膝元・出雲市にある平田高校と、その出雲大社の祭神・大国主命が助けたという「因幡の白兎」にゆかりの鳥取市にある、中国地方代表として出場する鳥取城北高校です。

「神話」つながりで、ギリシャ神話から。冬の夜空を彩る星座の代表格「オリオン座」。中央の「三ツ星」とそれを囲む四隅の明るい星を中心として形作る、ギリシャ神話に登場する勇壮な猟師の姿を表しているとされ、一等星が2個、二等星が5個という豪勢さで、都会の明るい夜空でも見つけやすい星座となっています。そのオリオン座の左上(北東)にある、2つの一等星の中の1つ「ベテルギウス」がこのところ異様に暗くなっている、という状況になっており、一部では「超新星」の大爆発の前兆では、という話題が広がっているようなのです(こちら)。
リンク先の記事はその筋の「オタク」や専門家向けのような記事なので、詳細は割愛することにしますが、太陽の何十倍もの直径があるという「赤色巨星」で、元々不規則に明るさが少しずつ変化をくりかえしていたこの星が既に「老年」を過ぎて「寿命」が尽きる寸前に来ている、もし「爆発」すれば半月並み以上の明るさになって、その後次第に暗くなってやがて消滅する、という状況なのは天文学界では「常識」のようになっているということで、観測体制も進んでいるようですが、ただ「今すぐ爆発が起きる」ということについては、否定的な意見が大半らしいようです。この「ベテルギウス大爆発の前兆」の話題は、過去ログにも9年前に同様な記事があり([79725] hmtさん)、リンクも出ていましたが、こちらは既に9年を経過していることもあり、リンク切れになっているようです。
「超新星の爆発」というと、藤原定家が著した「明月記」の中に書かれている、平安時代の西暦1054年に起きた、牡牛座の「角」の先近くに現れた超新星の記録が知られています。しかし、「明月記」が著されたのは鎌倉時代の初期であり、その超新星爆発が起きてから百数十年を経過した後のことなので、おそらく昔の「陰陽師」か何かが残した古文書を整理している中で書き留めたものだと考えられています。
オリオン座の話に戻りますが、このオリオン座の辺りは、中国の「二十八宿」「参(しん)宿」に相当します。明日香村の高松塚古墳が発掘され、見事な壁画が見つかったとき、部屋の天井にこの「二十八宿」の星の並びの多くが綺麗に残っており、「参宿」の姿がひときわ鮮やかに見られたのが今も印象に残っており、3年前の夏の紀州~大和路の道中で立ち寄った時([93764])にも、展示館の中で精巧に再現された模写の中にも見えていました。

再び、出雲大社へ。この神社の御利益と関係が深い、間もなくやってくる「その日」にちなんだミニクイズ。
 【問V】 士別市、相模原市、海津市、彦根市、宿毛市
 …この各市の共通項は何でしょうか?
[99115] 2020年 1月 26日(日)09:56:26伊豆之国 さん
地名コレクション追加登録お願い(明智光秀関連)
[99108]
名鉄広見線(可児市)と明知鉄道(恵那市)にそれぞれ「明智」駅があります(中略)「明智城跡」があり、明智氏のルーツの「本命」とも言われる可児市のほうには、「明智」という町名・大字は存在していないのですね
その名鉄明智駅の所在地は、「可児市平貝戸(ひらがいと…読みは郵便番号検索で確認)」。
>オーナー グリグリさんへ
"かいと"コレクション」に載っていなかったので、新規登録をお願いいたします。
♯「貝戸」地名は、コレクションを見ると岐阜県のは入っていないのですが、「可児市平貝戸」の他にもあるかもしれないので、こちらも併せて調査をお願いいたします。
[99112] 2020年 1月 25日(土)21:12:18伊豆之国 さん
令和最初の「選抜」出場校決定
昨日、「令和」最初の大会となる第92回選抜高校野球の出場全32校が決定しました。
今回も昨年の「選抜」と「夏」に引き続いて、全出場校(北から南への順、21世紀枠の3校は最後)の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市・区の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。
※領主名は敬称略です。

出場校所在地経県領主主な観光地備考
白樺学園芽室町0対象外新嵐山スカイパーク明治なるほどファクトリー十勝(芽室町HPよりリンク)
仙台育英仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区(注1)
鶴岡東鶴岡市4般若堂そんぴん致道博物館、羽黒山、あつみ温泉
健康福祉大高崎高崎市3JOUTOU高崎観音、少林山達磨寺、榛名山・榛名湖
桐生第一桐生市3がっくん織物の町の歴史遺産(鋸屋根の工場、新町地区の街並みなど)、「偽(ミニ)富士山」([83655] hmtさん、他)
花咲徳栄加須市1ぺとぺと平地の3県境 (落書き帳の定番メニュー)、むさしの村
国士舘世田谷区5対象外豪徳寺、松陰神社、駒沢公園(注2)
東海大相模相模原市5ぺとぺと相模湖、津久井湖、JAXA相模原宇宙科学探索交流棟所在地は南区
山梨学院甲府市3シノレパシクソ武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
日本航空石川輪島市4EMM輪島朝市、白米千枚田、総持寺祖院
中京大中京名古屋市4不在名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は昭和区
県立岐阜商業岐阜市4k_ito長良川の鵜飼い、岐阜城・金華山、長良川温泉(第9回オフ会)
加藤学園沼津市3遠州太郎千本松原、伊豆三津シーパラダイス、大瀬崎
大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)三好長慶武者行列(今年で4回目、大東市HPより)
履正社豊中市1深夜特急高校野球発祥の地、大阪空港(注3)、服部緑地
明石商業明石市2深夜特急明石公園・明石城、魚の棚、子午線の町
天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
智辯学園五條市4深夜特急新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)、栄山寺賀名生(あのう)梅林(五條市HPより)
智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取城北鳥取市3桜トンネル鳥取砂丘、白兎神社、鳥取城跡
倉敷商業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広島新庄北広島町0対象外吉川氏居城跡(北広島町観光HPより)、芸北高原(地名コレクション「高原」より)
尽誠学園善通寺市3白桃善通寺(四国75番札所)、金倉寺(76番)、出釈迦寺(73番)
明徳義塾須崎市1ぺとぺと横浪三里・浦の内湾、新荘川(須崎市観光協会HPより) (注4)
創成館諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋干拓の里轟峡(名水百選)(諫早市HPより)
明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
大分商業大分市4デスクトップ鉄高崎山、うみたまご、府内城跡
鹿児島城西日置市1デスクトップ鉄薩摩焼の里、吹上浜砂丘
帯広農業帯広市0まつもとしろくま幸福駅・愛国駅([83997])、おびひろ動物園(協会加盟)・緑が丘公園、白樺並木(観光ナビより)
磐城いわき市4桜トンネルスパリゾートハワイアンズ、塩屋崎、勿来の関
平田出雲市3桜トンネル出雲大社、日御碕、一畑薬師

(注1) 仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
(注2) 駒沢公園は目黒区にもまたがっている
(注3) 大阪空港は伊丹市・池田市にもまたがっている
(注4) 明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある

今回の出場校のうち、初出場は5校。そのうち、北海道の2校は共に夏の大会には出たことがあるので、春夏通じて初出場は、加藤学園・鹿児島城西と21世紀枠の平田の3校。また、公立校は21世紀枠の全3校以外には4校(いずれも商業校)のみで、いわゆる「普通の高校」が激戦を勝ち抜いて行くのには厳しい状況が続いています。
また、昨年の夏の時にも書きましたが、
出場校所在地の観光名所を調べるのに、観光地としては「マイナー」な自治体では、所在自治体のHPなどから調べ上げましたが、私も実際に未踏だったり通過しただけのところがほとんどなので、どれを採用すべきなのかよくわからないところが多くありました
今回もこのような「観光地としてマイナー」な地域についての観光情報は、やはりHPやネット情報に頼ることが多く、取捨選択にも苦労しました。
何かもっとよい情報がありましたら、遠慮なくご教示願います
というのは同様です。皆さんからの情報をお待ちしております。

♯今晩のNHK、「森田一義さん」(本名)の番組の舞台は、さざ波さんのお膝元「浜松」。浜松が楽器の一大産地となったその経緯について、興味深く拝見させていただきました。
[99108] 2020年 1月 23日(木)22:33:48【1】伊豆之国 さん
土岐町≠土岐市
今晩のNHK「お名前番組」は、今年の大河ドラマの主人公「明智光秀」にまつわるネタでした。
この中で、明智氏のルーツとされている「土岐氏」の話が出てきて、土岐氏の本拠とされる「瑞浪市土岐町」が映像に出てきました。この「土岐町」が今の「土岐市」の前身ではない、ということはどこかで見たようだ、と思っていたら、落書き帳の過去ログを見ると
町名 町制施行日 最高人口 (最高年) 消滅日 消滅後の名称 現在
土岐 1926.04.01 6,439 (1950年) 1951.04.01 瑞浪土岐町 瑞浪市
土岐町は、今の土岐市ではありません
([91537] 白桃さん)
という記事が見つかりました。
「変遷情報」から、明治の町村制施行以降の変遷の概略を表すと、次のようになるでしょう。

土岐郡土岐村→土岐町→瑞浪土岐町→瑞浪市
土岐郡土岐口村・高山村→土岐津町→土岐市

現在、瑞浪市に「土岐町」が、土岐市には「土岐津町(~土岐口、~高山)」、「土岐口(~南町・中町・北町)」、「土岐ヶ丘」が町名として現存し、隣同士の市ですが、町名はお互いに隣接していません。「キョリ測」で当たってみると、例えば「土岐市土岐津町土岐口」にある土岐市役所と「瑞浪市土岐町」にある瑞浪消防署の間で測ると、間に瑞浪市の中心市街地などを挟んで、7km余りの距離があります。
瑞浪市「土岐町」も土岐市「土岐津」なども、いずれも元から「美濃国土岐郡」の中であったので、「自治体越え地名」の「市境非隣接」と見ることができそうですが、リストには未登録のようです。この「土岐」の場合、「同一地域内」ではありますが、私が以前に「元々広域地名だったのが、のちに地域の細分化で結果として離れた地域に同一地名が残った」という例として挙げた、東京の「三田」([76006])や大阪の「新喜多」([85732])などとは事情が違うように思えます。

>うっかりじゅうべえさん
ご検討をよろしくお願いいたします。

♯明智光秀の出自・出生地については諸説あり、岐阜県内には、名鉄広見線(可児市)と明知鉄道(恵那市)にそれぞれ「明智」駅があります。恵那市のほうには、合併前の旧町名を引き継ぐ「明智町」が現存していますが、「明智城跡」があり、明智氏のルーツの「本命」とも言われる可児市のほうには、「明智」という町名・大字は存在していないのですね…。
[99091] 2020年 1月 18日(土)22:57:01伊豆之国 さん
第53回十番勝負を振り返って~ここは北国、登別の湯~
いつもの通り、十番勝負の感想文ですが、今回はいつになく厳しい闘いとなり、ヒントもよくわからなかったりして、大きく成績ダウンという結末になってしまいました…。
今回も解答できた順に。

問一~いまやらねば、いつできる~
開始から30分ほど、真っ先に共通項が分かったのがこの問一。字画が少なそうな市が並んでおり、字画が少ない順に県ごとに並べてみると、その中では字画が多そうな桜井市が奈良県内で最小字画タイ、福島県を見ると、いわきを除くと田村が…。都内で最小タイであり、ここをとれば領主に返り咲ける小平市を。
結局、第一回採点前に解けたのはこの一問のみでした。

問七~鞘より抜けておのずから 草薙ぎ払いし御剣の~
お題とNGの市を眺めていると…直前の「クイ図」の後で「差し替え」があった「難読地名」だったとは…。外れた高槻には「辻子」、南アルプスは「百々」…。光市には「つき米」に代わって入った「束荷」。市内に2か所リストに載っている鶴岡、大阪市の「柴島」、尼崎市の「食満」は残っている。リストを見渡し、直前に掛川城を持って行かれているので、こちらも同じ静岡県内から領主復帰狙いで、「策牛」が載っている焼津市を。

問三~あれに見えるは茶摘みじゃないか~
何となく見えてきたのは、「人口が増えていそうな市」が多い、ということ。県別に人口増加率順に並べてみると、人口減が激しく県内全市が減っている県で「減少率が最小」という市も名を連ねており、「そういうことか…」と。ここでも静岡県の領地増加狙いで、取れば領主になれる菊川市に。

問九~亀田のあられ、お煎餅~
「最近出てきた記事の中から何か出るかもしれないのでは」と何となく思っていて、ふと「自治体面積の増減」というのがあった([98774])ので眺めていたら、お題と既出解が出ている。市の数を数えると、増減合わせるとちょうどあっている。「市盗り」に絡めそうな市があまりなかったので、ここは「市盗り」から離れて、昨年春から夏にかけて何度か社用で訪れた(ここにあることにどうしても違和感を抱かざるを得ない、「北陸」を冠する某中央官庁の地方事務所…越後国も「北陸道」に属してはいましたが…)新潟市。未解答の県庁所在地をまた一つ減らすことになりました。

…結局、ノーヒントではここまで。やはりペースは落ちる傾向にあるようで、解答者が慎重になる傾向([99076] デスクトップ鉄さん)とはいえ、今ではこの辺が限界なのかもしれません…。

問四~御威(みいつ)は千代に燃ゆる火の 焼津の原はここなれや~
お題の泉佐野市は、「ふるさと納税」で世間を騒がせている。松阪と近江八幡は牛肉で有名。「やっぱりその関係か…」と見えてきた。「県別ランクか」と検索してみたら、シノレパシクソさんの[99070]の記事にあるこちらのサイトが見つかった。このままでは見づらいのだが、「都道府県別に検索」の欄がある。「静岡県」と入力して開くと、ダントツ1位の小山町の次は、焼津市。これで今回2度目。それにしても小山町がなぜダントツなのかいまいちよくわからないのだが…。

問十~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
第一ヒントで愛媛県砥部町が出たとき、「砥部町…動物園」と共通項に気づく。動物園協会のHPが見つかったので開いてみると、登別の「熊牧場」がなかったのでNGの理由に納得。中部地方を見ると、三島市の「楽寿園」がある。私は20年ほど前、ここを訪れているのだか、元宮様の別荘で、庭園と建物をガイドさんの説明付きコースで見学したことを覚えており、また園内には郷土資料館やSLの展示もあって、そちらも見ているのだが、動物園があったとは知らなかった。
問十は自分で考えている尺度ではいまいち違うように見えるのですが
というのも、「あくまで庭園がメインで、動物園の印象が全くなかった」ことからだったので、他の「安全」な、初解答になる市をとるのか、少し迷ったのですが、領地奪還がかかっており、「協会加盟だからOKなのかも…」と、結局GOサイン。結果オーライでした。それにしても、お題の「旭山」と「多摩」で気づかないとは、白桃さん([99074])と全く同じ。「勘」の衰えを実感することになって…。

問六~筑波嶺の峰より落つる男女の川~
第二ヒントまで来て、「市制施行日がこの市だけ」ということに気づく。日付順に並べ替えて該当市をチェック。菊川市でもう一度、というのも考えたが、「準・ご当地」のさざ波さんが狙ってくるのは必至、と見て、ここは市盗りからは離れて、未解答の市からつくば市(入門編では答えている)を取ることに。

問五~ちゃこの●●物語~
お題のひらがな市羅列は「迷彩」の気配が濃そうだ、と見抜き、第二ヒントを「昔は五つ」と解けたが、合併とか隣接関係を見たが手掛かりなし。次の一文字ヒントで「番」が出て、何かの番号…「郵便番号は以前は5桁だったが…」と、この方面だとわかる。遊佐町の郵便番号が「999-8×××」で、町内に日本一大きい番号がある、ということはその昔TV番組で知ったことがあり、県内で一番郵便番号の数字が大きいところでは、と見えたが、肝心の郵便局のHPからうまく探せるものがない。「郵便番号 番号順」でネット検索したら、いくつかの県で町字順に若番号から並べたリストが出てきた。でも、例えば石川県を見ると、数字が最も大きいのは、市部では輪島市にある。出てきたデータが少し古く(平成28年末)、またお題ではかほく市になっているので、どこが違うのか考えていたら、「市区町村の役所・役場一覧」を見ると、「市役所の郵便番号が県内で最も大きい数字」だったとわかる。静岡県がまだ出てなく、見ていると菊川市が上三桁439で県内最大。問六では見送った菊川市だったが、ここは今回はとりあえず防衛、ということで押さえることにした。後で類題(町字別レベルで県内最大の番号がある市…第38回・問九)があったことに気づいた。

問八~さては焼津の鰹節 花橘の香も高し~
これはヒントに苦しめられた問題。「含む」の意味が分からず、「どこに何が含まれているのか」というのが理解できず。閃いたのはふとお題と既出解を見渡してから。「市内にある駅が、(市内に1駅だけの市を含めて)全て市名を含んでいる」、お題の塩竈と牛久から「表記の揺れも許容」と。「お家芸」の方面だったとは…。都内にも当てはまる市もあったが、ここも静岡県のさらなる石高増を目指し、焼津と菊川の2択となったが、2駅ある焼津を取った。前々回の伊豆市に続き、これでまさかの焼津市三連発。まだ素通りしたばかりで特にゆかりもないに、鰹3尾連続釣り上げとは自分でも驚く「釣果」…。

問二~ここは北国、登別の湯~
これは皆さんも苦しめられた今回の最難問。ヒントの意味を最後まで取り違え、なんだかよくわからないままずるずる来た。「近い」の意味を距離の近さ以外に思いつかなかったこと、一文字ヒントの「庁」を「市役所自身の庁舎・建物」の意味にとらえ、「市役所の近くに何があるのか」と、"Street View"や航空写真までじろじろ見まわしても「これだ」という共通項はなし。第5ヒントの「秋田市と広島市の共通点」を探しても全く分からず。そのうちに、既出解に同一県内から複数の市が出てきた県がいくつかあって「市役所相互の距離」が何かに近い、とか、「何かからの距離が近似値」かも、と考えて、例えば都庁からの距離とか、いろいろ当たっても手掛かりがつかめず迷走。ようやく第7ヒントで「県庁所在地の面積に近い」と分かったとき、脱力感が…。ここでようやく解答ラッシュとなり、市区町村ひっくるめた面積ランキングを調べて、想定解を見つける作業に入った。その中から選んだのは、甲府市の面積に最も近い、登別市。宿泊こそしていないものの、22年前の北海道一周で、この地を代表する大旅館「第一滝本館」に立ち寄り、バラエティ豊富な温泉を堪能した思い出が残り、「熊牧場」も見てきた思い出の地。寒いけれども、ここはやはり温泉が一番…。

これで、何とか全問お手付きなしで無事ゴール、ということになりましたが、総合着順は18位と大幅ダウン、メダルどころか、「入賞」も3問だけ。大半の問で10位台の下のほうにとどまり、一言でいうと「完敗」という結果に終わりました…。

♭今回の選曲は次の通り。
問一:小平市で晩年を過ごした、百歳を超える天寿を全うした彫刻家・平櫛田中翁の揮毫した色紙より(小平市HP)。
問七:この地に伝わるヤマトタケル伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編の22番より、その前半([89853])。
問三:菊川市も以前に答えた牧之原市と同様、お茶どころとして名高いので、牧之原市での選曲([96180])と同じに。
問九:CMでも名高い新潟名物。私の母がこの旧亀田町に戦時中疎開したことがあり、その当時は一面の湿地帯で「どぜう」の産地として名高く、よく思い出話をしてくれたことを思い出します。
問四:やはり鉄道唱歌・東海道編22番の、こちらはその後半([96180])。
問十:こちらも鉄道唱歌、東海道編の16番より。ここで歌われている「三島」駅は、今の三島駅ではなく、長泉町にある現在の御殿場線「下土狩」駅であることは、地元民である駿河の民さんもご承知のことでした([94656])。
問六:ご存じ、百人一首より、筑波山を歌った一首。
問五:菊川市の観光HPから入って見たら、「茶業協会」のページに、名産のお茶をイメージしたキャラクターに「ちゃこちゃん」というのがありました。そこから、湘南出身の今や「オジサン連中」になったバンドの名曲が脳内を駆け回りましたが、菊川市は海に面していないので、2文字は伏字。
問八:こちらは昭和初期に発表された「新鉄道唱歌」の30番より。当地の名物が読み込まれています。
問二:「いい湯だな」には、各地方のバージョンがあるようです。

♯書き込み途中で誤動作したため、いったん全文を削除し、Wordにコピーしていた控えの原稿に残った未記入部分を加筆して再度投稿しました。
[99089] 2020年 1月 17日(金)23:35:38伊豆之国 さん
市名の付く駅ばかりの市(第53回十番勝負「問八」検証)
今回の十番勝負「問八」の共通項は、「市内にある駅のすべてに市名を含む」という市でした。今回は、以前に「温泉駅」(第48回・問五)の時と同様、「市内の全駅に市名が含まれる」ようになった市と、その理由について、考察してみようと思います。
この表において、市の並びは、便宜上「お題」→「正答が出た」順とし、未解答で残った市は末尾に並べておくことにしました。

番号市名駅名・路線名該当した日理由備考
1塩竈塩釜(東北本線)、西塩釜・本塩釜・東塩釜(仙石線)1941.11.23市誕生詳細は[72847]参照(注)
2牛久牛久・ひたち野うしく(常磐線)1986.6.1市誕生
3幸手幸手(東武日光線)1986.10.1市誕生
4山梨山梨市・東山梨(中央本線)1962.1.15「日下部」駅が現駅名「山梨市」に改称市誕生は1954.7.1(注)
5尾道尾道・東尾道(山陽本線)、新尾道(山陽新幹線)1964.8.1尾道鉄道全線廃止
6平塚平塚(東海道本線)1932.4.1市誕生
7諏訪上諏訪(中央本線)1941.8.10市誕生
8草津草津・南草津(東海道本線)1954.10.15市誕生
9加茂加茂(信越本線)1985.4.1蒲原鉄道加茂~村松間廃止全線廃止は1999.10.4。保存車両
10荒尾荒尾・南荒尾(鹿児島本線)1973.8.1三井三池鉄道が一般旅客運輸廃止?その後は専用鉄道化(注)
11土岐土岐市(中央本線)1974.10.21東濃鉄道駄知線廃止1972.7.13より災害で長期運休、そのまま廃線
12守山守山(東海道本線)1970.7.1市誕生
13三沢三沢(青い森鉄道[旧東北本線])1958.9.1市誕生廃線となった十和田観光電鉄にはほかに市内の駅はなかった
14吉川吉川・吉川美南(武蔵野線)1996.4.1市誕生
15戸田戸田公園・戸田・北戸田(埼京線)1985.9.30埼京線開業
16笠岡笠岡(山陽本線)1971.4.1井笠鉄道全線廃止[80938]
17朝霞朝霞・朝霞台(東武東上線)、北朝霞(武蔵野線)1967.3.15市誕生
18野洲野洲(東海道本線)2004.10.1市誕生
19小金井武蔵小金井・東小金井(中央本線)、新小金井(西武多摩川線)1958.10.1市誕生
20焼津焼津・西焼津(東海道本線)1951.3.1市誕生
21白井白井・西白井(北総鉄道)2001.4.1市誕生
22東久留米東久留米(西武池袋線)1970.10.1市誕生
23菊川菊川(東海道本線)2005.1.17市誕生
24高萩高萩(常磐線)1954.11.23市誕生
25相生相生(山陽本線)、西相生(赤穂線)1942.10.1市誕生同日に「那波」駅が現駅名「相生」に改称
26蕨(東北本線[京浜東北線])1959.4.1市誕生
27小林小林・西小林(吉都線)1950.4.1市誕生
28清瀬清瀬(西武池袋線)1970.10.1市誕生秋津駅が一部が清瀬市にかかっている(所沢市にも)が、住所は東村山市([68306]桜トンネルさん)
29八潮八潮(つくばEXP)2005.8.24つくばEXP開業
30和光和光市(東武東上線・東京メトロ有楽町線)1970.12.20「大和町」駅が現駅名「和光市」に改称市誕生は1970.10.31
31向日向日町(東海道本線)、東向日・西向日(阪急京都線)1972.10.1市誕生向日町駅は京都市にもまたがっているが、住所は向日市(注)
32三郷三郷・新三郷(武蔵野線)、三郷中央(つくばEXP)1973.4.1武蔵野線三郷駅開業市誕生は1972.5.3
33北広島北広島(千歳線)1996.9.1市誕生
34岩沼岩沼(東北本線)1971.11.1市誕生
35古河古河(東北本線)1950.8.1市誕生新古河駅(東武日光線)は埼玉県加須市
36守谷守谷・南守谷・新守谷(関東鉄道常総線)2002.2.2市誕生守谷駅はつくばEXPも共用
37藤岡群馬藤岡・北藤岡(八高線)1954.4.1市誕生
38桶川桶川(高崎線)1970.11.3市誕生
39北本北本(高崎線)1971.11.3市誕生
40蓮田蓮田(東北本線)1972.10.1市誕生(注)
41白岡白岡・新白岡(東北本線)2012.10.1市誕生
42伊勢原伊勢原(小田急小田原線)1971.3.1市誕生大山ケーブルの2駅は除外(第21回・問七と同じ…注)。愛甲石田駅が伊勢原市にまたがっているが、住所は厚木市
43見附見附(信越本線)1975.4.1越後交通栃尾線全線廃止上見附~栃尾間は1973.4.16廃止。上見附駅風景
44能美能美根上(北陸本線)2015.3.14「寺井」駅が現駅名「能美根上」に改称北陸の駅より
45藤枝藤枝(東海道本線)1970.8.1静鉄駿遠線全線廃止HP
46倉吉倉吉(山陰本線)1985.4.1旧国鉄倉吉線廃止
47多久多久・中多久・東多久(唐津線)1954.5.1市誕生
48神埼神埼(長崎本線)2006.3.20市誕生

…この想定解に当てはまる各市を眺めていると、その大部分は「市(市名)の誕生によって該当することになった」市(その大半は前身の同名の町がそのまま市に「昇格」したもの)と、「市域を通っていた私鉄などの路線が廃線となったことにより、市名の付く駅だけが残った」という市にほぼ綺麗に分かれる形となりました。
駅名改称がその理由と見られる市は、実質的には山梨市と能美市の2市ですが、山梨市の場合は事情が複雑で、市の誕生((1954.7.1)時には市域にあった駅は「日下部」(現・山梨市)駅のみで、その3年後、1957.2.5に「東山梨」駅が市域にできていますが(こちら)、「日下部」駅はまだそのままで、市名の付く駅は「東山梨」駅のみでした。「日下部」駅が市名と同じ現在の駅名「山梨市」に改称されたのは、更にその5年後であり、この間は市名と同じ駅がなくて「東」駅だけがある、という状態が続いていたのでした。

お題に出ていた塩竈市と牛久市は、市名と異なる表記も認める、ということで、言わば「曖昧領域」ということでしょう。塩竈市内の駅と駅名の変遷は、[72847]で述べているのでここでは詳細は割愛しますが、「塩釜」駅と「〇塩竈」駅が併存していた時期もあったことは興味深い事実だったのでした。
市域を通っていた路線が廃線となったため、結果的に市名の付く駅だけが残った例が多かったのは予想以上でした。中でも見附・藤枝・笠岡の各市は、市域を通り市内に複数の駅もあった「軽便」路線が廃線となった結果、市名と同名の駅が市内唯一の駅として残った、という共通点があるのが興味深いところです。「市内に1駅だけ」というと、かつて十番勝負で「『市内で駅が1社1駅だけ』という共通項を持つ市」が出たことがありましたが(第21回・問七)、このときの該当市に、今回の問八でも該当している市はかなりの比率があります。「市内に1駅だけ」という市の中で最古参なのは、平塚市。1932(昭和7)年の市誕生以来、合併を繰り返し市域も大きく広がった中にあって、ほかに新たな路線も駅も開業がなく、平成を経て令和の今日まで実に88年もの間、市内唯一の駅として「孤高」の地位を守り続けています。同様に戦前に市が誕生し、現在まで市内唯一の駅として続いている駅には、諏訪市の上諏訪駅もあります。

特殊な経緯をたどったのは、荒尾市。隣県の大牟田市とにまたがっている三井三池炭鉱とその関連施設・工場への従業員と貨物輸送を担っていた「三池鉄道」は、既に明治時代から運行されていましたが、戦後の一時期、1964(昭和39)年8月11日から73年まで、「地方鉄道法」により地方鉄道として運行されていた時期があり、荒尾市内にも旅客駅がありました。「地方鉄道」である以上、この時期には「部外者」である一般乗客の乗車も所定の運賃を払えば可能であったのではないかと思われますが、この期間中にも市販の「交通公社」などの時刻表にも載っていなかったような記憶があり、この時期でも実質的には事前に許可を取らないと旅客列車に乗車できなかったのかもしれません。もっとも、この三池鉄道の沿線は、ほとんどが「炭住」などの社宅や工場など、「三井三池」関係の土地の中を通っていたようで(公道などを横断する踏切もありましたが)、外部利用者の乗車を認めていたとしても、おそらく乗客は一部の「オタク」などに限られていたように思え、再び専用鉄道に戻っても大して影響はなかったような気がしますが。この辺の事情を分かる方はご教示願いたいのですが…。三池鉄道は、炭鉱の閉山、工場の規模縮小とトラック輸送への切り替えなどにより、従業員輸送は1984(昭和59)年9月末をもって終了、貨物線も次第に縮小し、路線は大牟田市内のみとなりましたが、現在も短い区間ながら「三井化学」の専用線として貨物列車の運行を続けているようです(wikiより)。一方、その荒尾市には「荒尾市営電鉄」という路線もありました。1949(昭和24)年に開業した全長僅か5km余りの短い路線で、「市電」と呼ばれたようですが、路面電車ではなく、「玉野市営電鉄」([60960]保存会HP)と同様、高床式の「普通の電車」が走っている路線でしたが、経営は苦しく、奇しくも「三池鉄道」が地方鉄道化した日から2か月近く後の1964年10月1日付で廃線となっています。「三池」が地方鉄道時代にも事実上一般旅客に解放されていなかったという見方に立てば、荒尾市がこの問に「該当した日」は「1964年10月1日」であった可能性があります。

「表記の揺れ」の話に戻りますが、「しんにゅう」の「テン」が2つの旧字体だったのを、「テン」が1つの新字体に「わざわざ」改称したという、ちょっと「やりすぎ」([94763] hmtさん)という「蓮田市」のケース。JRの「蓮田」の駅名が正式にはどっちの字体がなのか、公式の書類上では改称されていない可能性があり、駅や車内などの路線図・案内板などでも両者が混乱しているようです。

駅の敷地が複数の自治体にまたがっていたり、いわゆる「特殊路線」の扱いの問題で微妙になっている市もいくつか見られます。過去に類題として出された、第21回・問七の共通項「市内に1社1駅しかない駅」で「該当する市」として扱われた伊勢原市は、今回の問八でも同じく「該当する市」として扱われています。伊勢原市には「大山ケーブル」があり、線内の3駅はいずれも市名とは無関係。一方、愛甲石田駅は一部が伊勢原市にかかっていますが、駅の住所は厚木市であり、ケーブルの3駅を無視するとすれば、伊勢原市内にある「普通の鉄道」の駅は、小田急の伊勢原駅のみということになります。第21回問七の時は、解答したメンバーの方々の間でも議論になっていました。
この問題、伊勢原市は外しても良かったような気がします([68216]なると金時さん)
山の中腹にあるあそこが「アレ」だという意識はあまりないです([68217]ぺとぺとさん)
「お山の方」の系統のものは「今回は対象外でないか?」([68219]EMMさん)
この「特殊路線」(ケーブルカー・ロープウェイなど)の扱いがそれぞれの回・問によってばらばらであり、統一性・整合性が取れていない、というのは、私も以前に書き込んだことがありました([85557])。

愛甲石田駅のケースのように、「自治体の境界線上にある駅の住所がどちらにあるか」ということが、該当するのか非該当なのかを分ける重要なポイントになっている市は、ほかにもいくつかあります。清瀬市はその一例で、隣の「秋津」駅が一部が清瀬市にかかっており、更に県境をもまたいで埼玉県所沢市にもまたがっているという珍しい駅ですが、住所は東村山市であり、清瀬市内にある駅は清瀬駅だけということになっています。向日市のケースは、「自治体またぎ」の駅が複数ある例で、市の玄関となっている「向日町」駅自体が向日市と京都市にまたがっていて、住所は向日市となっているのですが、もう一つ境界線上にある駅があります。阪急京都線に近年新設された洛西口駅で、こちらも向日市と京都市にまたがっているのですが、こちらの住所は京都市。この洛西口駅が京都市の駅ということになっているため、向日市にある駅はJR「向日町」と阪急の「東向日」「西向日」、いずれも市名を含む3駅ということになって、向日市は「該当する市」となっているわけです。

「平成の大合併」は、その前と後とでこの問の該当市・非該当市に大きな変化を与えていることが容易に想像できます。例えば、私が前回の「クイ図」の「問二」の共通項「市内にある駅で唯一市名を含まない駅」として答えた鴻巣市の吹上駅。鴻巣市は、吹上町との合併以前は、今回の問八に「該当する市」だったのでしたが、吹上駅が市内に入ったために非該当になったのでした。このようなケースはまだまだ多数ありそうです。また、ローカル線の廃止も相次いでおり、これによって「該当する市」の仲間入りした市もあるかもしれません。これらについては、後日、暇があったら調べて見ようか、ということにして、次回は「本題」の感想文を書き込むことにします。
[99032] 2020年 1月 11日(土)21:45:23【1】伊豆之国 さん
十番勝負
問二:登別市

…「近い」の意味が何なのかよく分からず随分遠回りしました…

【1】解答以外の部分の文章が変だったので、その箇所を修正
[98984] 2020年 1月 8日(水)20:14:32伊豆之国 さん
十番勝負
問八:焼津市

またまた…
ヒントの意味がやっと分かりました。
[98973] 2020年 1月 7日(火)22:42:21伊豆之国 さん
十番勝負
問五:菊川市
[98946] 2020年 1月 6日(月)23:06:58伊豆之国 さん
十番勝負
問六:つくば市
[98914] 2020年 1月 5日(日)23:38:29伊豆之国 さん
十番勝負
問四:焼津市
問十:三島市

…問十は自分で考えている尺度ではいまいち違うように見えるのですが…
[98872] 2020年 1月 3日(金)10:33:26伊豆之国 さん
十番勝負
問九:新潟市
[98846] 2020年 1月 2日(木)12:16:38伊豆之国 さん
十番勝負
問三:菊川市
[98834] 2020年 1月 1日(水)21:52:12伊豆之国 さん
十番勝負
問七:焼津市
[98804] 2020年 1月 1日(水)00:36:25伊豆之国 さん
十番勝負
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

問一:小平市
[98778] 2019年 12月 31日(火)00:26:56伊豆之国 さん
「ネズミ」地名あれこれ
来る2020年、令和2年は「子年」。そこで、年末恒例?の書き込み「来年の干支」にまつわる地名あれこれ談義を。

「ネズミ」の付く地名というと、その代表格は、山形県鶴岡市旧温海町の「鼠ヶ関」でしょうか。「鼠ヶ関」は「念珠ヶ関」とも書かれ、越後と出羽の国境に位置し、古代には蝦夷の侵攻に対する「前線基地」として設けられた重要な「防衛拠点」の役割を果たしていました。また、この「鼠ヶ関」の地は、奥州に落ち延びた源義経にまつわる伝説も残っています(鶴岡市あつみ観光協会HPより)。JR鼠ヶ関駅は、「鼠」の付く唯一の駅であり、子年が来ると「縁起切符」として人気になるようです。

長野県坂城町には、「ねずみ」と呼ばれる地区があります。町内の南部、上田市との境界近くの区域で、「ねずみ」という名の交差点があり、国道18号には千曲川に架かる「鼠橋」、地域内を通過するしなの鉄道(旧JR信越線)には「ねずみ第二踏切」もあります(「ねずみ第一踏切」は現在はないようです…こちら)。この坂城町の「ねずみ」地名に関し、だいぶ前だったか、「珍地名」としてTVで放映されていたのを見たことがあり、「動物のネズミではなく、『寝ず見』(不寝番)が語源ではないか」という説が有力、というのを聞いた記憶がありました。これは「鼠ヶ関」でも同様で、その昔見た駅名関係の本で、やはり同様に「寝ず」からきているのではないか、ということが書かれていたのを見たことことがありました。

浜松市南区には「鼡野町」という地名があります。。「鼠野」とする表記もあり、「鼡」は「鼠」の俗字で、戦前の資料をいくつか見ると、いずれも「(浜名郡芳川村大字)『鼠野』」と出ているので()、本来は「鼠野」なのでしょうが、おそらく山梨の「つき米」([98751] 他)・鳥取の「つく米」([98752] 今川焼さん)と同様、俗字による表記が地元で定着している、と見てよいのでしょうか。「鼡野」の地名の由来については、古い資料(十数年前に撮影された写真)ですが、こちら
縁起のよい白鼠が現れたとの伝説が由来のようです
と出ていました。

東京の都心部には、「鼠坂」と呼ばれる坂道かいくつかあります。「江戸の坂 東京の坂」横関英一氏著([95551]他)によると、 次の3か所の「鼠坂」が紹介されていました(リンクは「東京23区の坂道」より。市ヶ谷のは詳しいレポートがなかったため、"Street View"からリンク)。
・文京区音羽~小日向 地図,Report
・港区麻布狸穴町と麻布永坂町との境 地図,Report
・新宿区納戸町と市谷鷹匠町との境 地図,Street View
「江戸の坂~」では、これらの「鼠坂」の共通点として、いずれも「細くて長い坂道」である、ということが書かれており、「ネズミの通り道のような狭い場所」にたとえた表現でしょうか。また、この「鼠坂」に類似した表現として、狭い行きどまりの路地のような場所を指して「鼠穴」というものもあり、「鼠坂」も「鼠穴」も、共に江戸時代の文献にすでにこのような表現が見られる、とあります。「鼠穴」のほうは、「江戸の坂~」には4か所が紹介されていますが、すでに消滅していたり、存在自体が怪しいものもあり、現存しているのは港区三田のこの辺りだけと思われます。

「鼠グッズ」があふれている場所と言えば、言わずと知れた、白桃さんのおひざ元にあるテーマパーク。そこに多数棲息?しているネズミは愛嬌があって可愛いものですが、本物のネズミは穀物を食い荒らし家屋にも被害を与える憎らしい存在です。弥生時代の高床倉庫などにみられる「ねずみ返し」と言う工夫も、農民とネズミとの「格闘」の中から生まれた生活の知恵だったのでした。私が3か月近く前まで住んでいた家も、気が付いたら結構な被害になって、駆除と引っ越しまでの応急処理をリフォーム業者に頼むという羽目になっていました。その一方で、多産であるネズミには「子孫繁栄の象徴」としてのご利益もあるようで、十二支でネズミに「子」の字があてられているのも、そういう意味からでしょうか。

「ネズミ」にゆかりの昔話というと、「雪舟とネズミの絵」の逸話が有名です(総社市HPより)。総社市にある「宝福寺」がその舞台とされていますが、そのお寺には雪舟が修行していたころの建物は既になく、おそらく後世の作り話の可能性が高いように思われます。

最後に、今年の経県値。32点となりました。今年は夏以降に引っ越しの準備と、それ以降も続いている旧宅の残物整理に追われ、まだかなりの数の箪笥類などの家財道具が旧宅に残ったまま運び出すこともできない状況で、結局夏休みの旅行もできずじまいでした。県庁所在地との経県ギャップは、相模原市への引っ越しによって神奈川県に1点増え、14点(東京都庁の所在地は、教科書や多くのWeb地図の表現に従い「23区全体」とし、新宿区に限定とする立場はとらない)となりました。このところすっかり忘れ去られているような「観光経県値」は、アクセスできなくなっているようですが、計算すると14点となっています。春の連休と、6月の「研修旅行」によって稼いだ三重県の4点が目立つ形となりました。
「市の経県値」(認市度)の変化は次の通り。

●→◎ 相模原
▲→● 一宮、津島、清須、あま

この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。
 ◎:3(+1)、○:123(±0)、●:269(+3)、△:55(±0)、▲:256(-4)、×:87(±0)
[98751] 2019年 12月 18日(水)23:52:50伊豆之国 さん
明治の木造校舎「旧・つき米学校」
[98740] Nさん
[98750] オーナー グリグリさん
「舂米(つきよね)」の字体についてご指摘ありがとうございました
現・山梨県富士川町の大字名になっている「つき米」の「つき」の字体ですが、過去ログのリンクに出ていたいくつかの古い出版物([80304] hmtさん、[80306] MIさん)にはどのような字体で書かれているのか、調べてみると…
鍾美堂編, 『改正新旧対照市町村一覧』, 鍾美堂, 1913を見ると、拡大すると確かに下の部分が「臼」のように見え、「春」とは何となく違う字に見えたのですが、「市町村大字読方名彙」(小川琢治編1923)「最近検定市町村名鑑. 昭和18年版」(1943)「全國市町村便攬」(1949)を見ると、100%以上に拡大しても「春」との区別がほとんどつかず、それ以上に拡大するとかえってぼやけて見づらくなってきます。「舂」の字は、中国の「康煕字典」にも載っている、古くから中国にある字で、音読みは「ショウ」、手元にあった漢和字典にも出ていて、「臼で(米などを)つく」という意味だったと思います。この字が普段見慣れないので、手書きするときに崩されたり変化して「巻-己+旧」のような字になったのでしょうか。
私がこの「舂米」の名を知ったのは、「明治の木造校舎」について書かれた本とかの記事を見て、「旧・舂米学校」というのがあったのを見たことからでした。「明治の木造校舎」というと、その代表格と言えば、やはり信州松本の「開智学校」。「超・ご当地」の伊豆松崎の「岩科学校」は、二昔以上前に見たことがあり、伊豆特有の「なまこ壁」を取り入れた和洋折衷の造りや、「伊豆の長八」の見事な漆喰鏝絵には驚嘆したものでした。山梨県旧増穂町にあった「舂米学校」の建物は、現在は町立増穂小学校の敷地内に移築されて資料館として保存されていますが(富士川町HPより)、"Street View"を見ると「つき米公民館」の敷地内に「つき米学校の跡」の石碑があるので、元はこの地にあったと見られます。石橋湛山元首相や、将棋の米長邦雄元名人も、この増穂小学校のOBだったそうです(こちら)。
[98731] 2019年 12月 11日(水)00:41:25伊豆之国 さん
第6回クイ図五番勝負を振り返って~ああ 誰にも故郷がある~
落書き帳20周年記念ということで、3年ぶりに復活した「クイ図」でしたが、「練習問題」と比べると「本番」は格段の違い。直感ではどれも共通項を見つけることができず、結局ヒントが出てからの参戦となりました。
では、解答できた順で。

問一~オリンピックの夢の跡~
これはヒントが出る前から、お題とここまで出てきた正答にリンクされていた地図を見て、「コンビニが道路を隔てて向かい合い」とすぐわかって、東京近辺を中心に主要道路や駅前などをあちこち見まわすことになったが、コンビニ業界は店舗の改廃が激しく(私の前の自宅の整理で寄ったら、近くにあった2店が相次いで閉鎖されていた)、各社のHPで現存しているのか確認に結構な手間がかかったことと、地図上では向かい合っているように見えても、実際はどうなっているのか、いちいち"Street View"で見ないと本当にそうなのか確認する必要があったこと、中には正面同士が向かい合っていなくて出入り口がない側面同士が向かい合っているようなのもあったりして、「こんなのはNGだろうか?」と、相当迷い込んだ。結局、初めのほうから候補にしていた「246」沿道から、間に首都高の高架が通っているのが気になったが、お題にそのような場所もあったのでOKだろうと…。

問三~まきおきし菩提の種は後の世の 頼みなりけり田子の浦びと~
リンクの画像から、一見して「海」関係とはすぐわかったが、お題の中の萩市がどうも怪しい。フェリーとか遊覧船といった「単純なもの」ではなさそうに見える。リンクにある写真を見ると「波止場」の文字も見えたが、画像を動かしていると「検潮所」の文字が見え、「もしかしたら」と思ったが、やはりヒント待ち。出てきた三浦市の地図を見ると、拡大すると「油壷検潮所」の文字が。そこで「検潮所」をネット検索すると、「超・ご当地」の西伊豆町「田子」の文字が!。思わず飛び上がったのは、前々回の問四([89119])と同じ。しかも、その時は合併で町内に入った場所だったのが、今回は正真正銘の親父の田舎。…でも、この場所は漁港の北側で、親父の実家とは集落の中心を挟んで反対側にあたり、漁港の施設の中や狭いバス通りのトンネルを抜けたところにあるので、私の行動範囲に入っておらず、「検潮所」という言葉自体は聞いたことはあったも、「超・ご当地」にあったとは迂闊にも初めて知った。

問四~春よ、遠き春よ~
この問四は、問五と共に"Street View"による出題で、しかも「鬼門」の道路問題ということで苦戦必至とみていたが、共通項らしきものは意外と早く見つかった。しかし、絞り込みにはやはり苦労した。どうやら「同一名称の国道が分岐」している交差点ということが見えてきたが。それが「交差点で交わる別の道路があって、そちらから見て「直進・左折・右折方向それぞれが同一名称の国道」だと気づくのには時間がかかった。結局、やはり東京近辺の主要国道に沿って地図を動かし、16号沿道にうまく合っていそうな場所を見つけた。「三方開花」なる言い回しも全くの初耳だったが、それよりも、「新道・バイパス」ができてメインルートが変わっても、「旧道」となった元のルートがまだ新ルートと同一名称の国道として残されている箇所がこんなに多く残っていたとは知らなかった。「246」の大和~厚木間のルートが今の海老名経由のバイパスに変わって、それまでの南側の相鉄線に沿う、綾瀬市をかすめる旧道は県道に格下げされていたのに…。

問五~祭りも近いと汽笛が呼べば~
お題にリンクされている画像からは、どういう共通項があるのかわからなかったが、惜しくも「ピント外し」で「やり直し」になった星野彼方さんのリンクの画像を見ると、都内の超難読地名「人里」(へんぽり)の字が見える。そこでお題と既出解を見回すと、お題の「風合瀬」は昨夏に五能線で通ったところ([96376])、小豆島の「苗羽」は20数年前に「二十四の瞳映画村」を見たときに通っていた…。「難読地名あいうえお」に出ている地名だ。その中から選んだのは、やはり20年余り昔、古刹巡りと絶品の鯖寿司に舌鼓を打った若狭の中心都市・小浜([72787])の郊外、旧郡名でもあった「遠敷」。
ところで、この問五の共通項とした「難読地名あいうえお」にリンクされている地名を見ると、表記や読みに「揺れ」があるものもいくつか見られるようです。[98726] でNさんがご指摘の、地名とその由来で読みが異なる「如意」もその一つでしょうが、例えば[98685] でk_itoさんが答えられた愛知県武豊町の「ヱヶ屋敷」にリンクされた画像を見ると「エヶ屋敷」(最初の字はカタカナの「エ」か漢字の「工」なのか不明、次の「ヶ」は明らかに小文字の「ヶ」)と見えます。このような表記の揺らぎは以前からあるようで、こちら(おそらく十数年前の記事と思われます)にもその画像が出ており
「ヱケ屋敷」という地名もあるが、「エヶ屋敷」でもOK
また、このHPのテーマとして取り上げられている、この「ヱケ屋敷」に隣接する地域にある、しばしば「珍名駅」として取り上げられることが多い、名鉄「上ゲ」駅について、地名のほうは「上ケ」と濁点がついていない(読みは同じ「あげ」)とあって、「表記と読みの両方に『揺れ』がある」ということなり、「地元でもこのくらいの違いは微小なものとして案外気にしていない」ということなのでしょうか。ついでに、k_itoさんの答えたリンクの「エヶ屋敷」の画像に出ているのが「内科毛受医院」。この「毛受」は、やはり「難読~」のリストに愛知県一宮市の地名「めんじょ」とし出ていますが、この「毛受」という苗字は、全国に1000人余りと案外ある苗字で、その6-7割が愛知県にあり、「写録宝夢巣」によると、尾張・三河の境界付近に集中し、知立市が最多で豊明市がこれに次ぎ、「めんじょう」と読むことが多いようです(武豊町には1件だけで、おそらくこのお医者さんだけでしょう)。この「毛受」という苗字について、「お名前博士」として知られた佐久間英氏の「お名前風土記」によると、「戦国合戦で手柄を挙げ、毛利氏から『毛』の一字を使って苗字を名乗ってよろしい」と言われ、世間が「毛利氏から(苗字の)『免状』を受けた」ということから、「毛受」と書いて「めんじょう」と読むようになった、という逸話が残っており、またこの「毛受」氏は、賤ケ岳合戦でも活躍した、という話が残っている、とありました。
また、やはり「難読~」に出ている、山梨県富士川町の「舂米(つきよね)」。「つき」は正式にはこの表記(「春」の「日」を「臼」に変えた字)なのでしょうが、リンクされている公民館の画像を見ると、少し崩した字なのでしょうが、「巻」の冠の下に「旧」を書いたような字に見えます。"Street View"を少し動かして反対側を見ると、こちらでも、やはり「巻-己+旧」の字体になっており、地元ではこのような字を普段は書いている、ということなのでしょうか。

問二~みれん追分 鴻巣~
「お家芸」の「鉄」系なのに、お題に出ていた各駅の共通項がつかめず、最後まで残ったのがこの問二でした。自治体境界をまたいでいる山崎駅と土山駅、のの岳駅のような田園地帯のど真ん中の無人駅と、お題にリンクされている各駅の共通項がまるで脈絡がないように見え、第三ヒントは「あるものがない」ではないか、と解けたものの、「鉄」系の知識が邪魔をして、何かの施設・設備関係に行ってしまい、泥沼に。やっと第五ヒントまで来て、「ここだけ違う」→「同一自治体内にある駅の中で、この1駅だけ自治体名が入っていない」ことだ、と。やはり東京近辺を探しまくり、ようやくたどり着いた。その中から、合併で該当することになった鴻巣市の吹上駅。それにしても恐ろしく遠回りでした([98676])。
この問五の想定解、「平成の大合併」と、その間の鉄道路線・駅の改廃により、かなりの変動があったように思われますが、調べてみるのも面白いかもしれませんが…。

♭今回の選曲は…
問一:私が世田谷区民だったころ、盆踊りでよくかかっていた「世田谷音頭」より。55年前の東京五輪では駒沢公園(「東洋の魔女」が活躍したバレーボールなど)と、馬術が行われていた馬事公苑が会場となっており、その思い出を歌い込んだものでした。来年の大会では、馬事公苑が馬術会場として56年ぶりに五輪が戻ってきます。
問三: 「伊豆の横道(よこどう)」と呼ばれる伊豆半島南部33観音巡りの霊場・第9番で、親父の実家の菩提寺でもある、西伊豆町田子にある「正法院」のご詠歌([89119])。
問四:ご存じ、八王子の呉服店の娘として生まれ育った歌のオバサン(失礼)の名曲。昨年の成人式の時、某晴れ着貸出業者の倒産騒動で多くの新成人が途方に暮れたとき、その呉服屋さんは微力ながらも「救済のお手伝い」をしたことが話題となったことがマスコミでも報じられていました。
問五:この市ではありませんが、同じ若狭地方出身の演歌の大御所の、故郷を歌った名曲。私が若狭地方を訪れ、「三方五湖」を回ったとき、湖畔の高台にある公園に歌碑があり、近づくとメロディーが流れてきたのを思いだしますが、今も残っているのでしょうか。タイトルの副題は、この歌の最後の部分のフレーズです。
問二:私の勤め先の最寄り駅、品川駅の海側の出口の近くのビルに、最近まで巨大ディスプレイがあり、よく新曲や新製品の宣伝CMがなど流れていました。その中にあった、無名?演歌歌手の新曲にこんなのがありました。
[98676] 2019年 12月 6日(金)00:26:30伊豆之国 さん
五番勝負
問二:埼玉県鴻巣市

…ここまでたどり着くのに恐ろしく遠回りしました…
[98661] 2019年 12月 4日(水)20:49:31伊豆之国 さん
五番勝負
[98644] 2019年 12月 3日(火)01:02:08伊豆之国 さん
五番勝負
今回は参加賞かもしれません…

問一:東京都世田谷区
問三:静岡県西伊豆町
[98643] 2019年 12月 3日(火)00:41:18伊豆之国 さん
「敷島」違いでとんでもないことに…
以前、「青海」と「青梅」を取り違えて会場に行けなかったアイドルが続出した、という話がありましたが([97641] Takashiさん)、今度はもっとスケールが大きな?取り違え。プロ野球の選手が野球教室が開かれる球場に行こうとして、全く違う方向に行ってしまった、という「事件」がありました(こちら)。
西武の鈴木将平外野手(21)と平良海馬投手(20)が、野球教室に2時間超遅刻の大失態を犯した。 群馬県前橋市の上毛敷島球場の野球教室に参加予定だったが、開始時間の午前10時半になっても姿を見せない。他の参加者の山川、森、高橋光で野球教室はスタートした
二人が到着したのは午後0時半すぎ。ユニホームに着替え、慌ててグラウンドに飛び出した平良は「敷島ですけど、山梨の方に行ってしまって、遅れてしまって申し訳ありませんでした」と参加者にマイクで侘びた
二人が向かった先は、山梨県甲斐市の敷島総合公園だったという。「敷島」という言葉に導かれ、鈴木の愛車のナビに目的地を設定して向かったという
鈴木は「山梨だからおかしいなと思いつつ…」。残り20キロ付近で異変を感じ、山川らに連絡をしたところ「敷島違い」が発覚した
先輩たちからは「事故らないように」と優しい言葉をかけられ、約200キロ先の本来の目的地に到着した。鈴木は「トータル500キロぐらい走りました」とばつの悪そうな笑みを浮かべた
…、字面が似ていることで紛らわしい「青海/青梅」と違い、全く同じ名の「敷島」違いで全く違う方向へ。午後の部には何とか間に合った、ということでしたが…
[98604] 2019年 11月 27日(水)23:53:10伊豆之国 さん
練習問題
問二:長野県松本市

検索したら違う意味のがぞろぞろ出てきて大変でした…
[98603] 2019年 11月 27日(水)23:07:31伊豆之国 さん
練習問題
[98581] 2019年 11月 21日(木)21:56:24伊豆之国 さん
女性市長(更新情報)
まだ出ていないようなので…

去る10日投票の土浦市長選挙で、新人の安藤真理子氏が現職を破り初当選を果たしました(こちら)。
女性首長の情報更新をお願いいたします。
[98559] 2019年 11月 6日(水)21:21:21伊豆之国 さん
鮪はA市、秋刀魚は○○に限る(Re:クイズここはどこでしょがっう)
[98554][98558] 千本桜さん
私もクイズに答えてみます。

・A市に記念館がある、文人H氏のファーストネームと同じ地名が、「秋刀魚」で名高い?都内の某区にあり、また、鎌倉にも同じ名の神社があります(A市がこの文人にゆかりがあったことは、何年か前に見たTV番組で知りました)。一方、ファミリーネームと同名の駅が、「元・日本一暑い町」にあり、また、「現・日本一暑い町」とは大河を隔てて隣接する隣県の町には、この字を含む駅が3連続してあります。
・G市から海側を大回りし、現在のF市を経由して、同じ県内の、G市と同じイニシャルの市でJRの同じ線に接続していた、かつて「全国最長の軽便鉄道」と呼ばれた私鉄路線がありました。前の東京五輪の年から部分廃止を繰り返し、最後に残った区間は、G市と、今は合併でA市の一部となった町までの間でした。昨年の春の連休に、G市で開かれていた「軽便」の展示会を見に行きましたが、JRのトラブルで大きく遅れ、何とか展示会に間に合ったことは、落書き帳にも書き込んでいました。

…いかがでしょうか?
[98549] 2019年 11月 2日(土)22:40:32伊豆之国 さん
Re:離散した三十六歌仙絵が百年ぶりに京都で再会
ここ1週間も書き込みがない状況が続いていたので、何かトラブルでもあったのかも、と思っていましたが…

マンションの一室にある新居に引っ越してはや1ヶ月が過ぎようとしていますが、前の自宅にあった残物の整理・仕分けが思いのほか大変で、まだ多くの書類や衣服などダンボールから出せない状況が続いています…。

[98547] hmtさん
離散した三十六歌仙絵が百年ぶりに京都で再会
その「事件」と「再会」にまつわる話が、今晩のTV東京でも放映されていました。
番組の内容は、先月のNHKの番組とほぼ同じようなものでしたが、今回の番組でスポットを当てていたのは、その1枚ずつに分離された中のいくつかの中で、流転の末、瀬戸内海の島・生口島(広島県尾道市旧瀬戸田町)にある「西日光」耕三寺に買い取られた「紀貫之」にまつわる話が紹介されていましたが、最高金額で落札され、のちに益田鈍翁の手に渡ったものの、その後の消息が現在まで分からなくなっている「斎王女御」に関する話は、結局番組中に出ることがありませんでした。
[98529] 2019年 10月 10日(木)21:00:22伊豆之国 さん
新・地元からBig News
相模原市民となって最初の書き込みです。

去る7日から2日間にわたって行われた囲碁名人戦・七番勝負の第5戦で、挑戦者の芝野虎丸8段が張栩名人を破って4勝目を挙げ、名人となりました(中日新聞より)。
新名人となった芝野8段は、まだ19歳11ヶ月の若さ。これまでの最年少記録となった井山裕太・元名人(現在は本因坊など三冠)の20歳4ヶ月を更新し、史上初の十代名人となりました。
この芝野新名人は、相模原市南区上鶴間の出身(毎日新聞より)。地方版によると、地元にある小・中学校を出て、中学3年の時にプロ棋士となった、とあります。私の新居も、その昔は「上鶴間村」の一部だったらしいようで、まさに「超・地元」からのニューヒーロー誕生となりました。

>オーナー グリグリさんへ
都道府県データランキングには、「将棋」のプロ棋士はありますが、「囲碁」のほうはまだありません。新規にリリースされてはいかがでしょうか?

…こんなことを書き込みましたが、私、実は囲碁のルールがいまだによくわからないのです。「陣地をより多くとったほうが勝ち」と言う、「市盗り合戦」にも通ずるところがあるようなのですが、「五目並べ」(「連珠」と言い、こちらにもプロがあるそうです)とごっちゃになったままになっています…。それと、一時は「七冠独占」と騒がれた井山氏がいつの間にか名人から陥落していたとは知らなかった…(将棋の羽生善治氏が「無冠」に転落していたことは知っていましたが)。
[98519] 2019年 10月 1日(火)22:03:00伊豆之国 さん
十番勝負鉄ネタ問題異聞(祝・ゆいレール延長開業 & 駅名改称(梅田・河原町etc.))
本日、沖縄都市モノレール(ゆいレール)が首里~てだこ浦西間を延長開業しました(公式HPより)。
延長区間にある4駅のうち、「経塚」、「浦添前田」、終点の「てだこ浦西」の3駅は浦添市域にあり、1945(昭和20)年に「軽便」沖縄県営鉄道が戦災により事実上廃線となって以来、実に74年ぶりに浦添市域に鉄道が復活したこととなりました。これにより、「十番勝負」においては、第48回・問四の共通項「その市内に旅客が乗り降りできる鉄道駅がない市」に浦添市が該当しなくなった、と言うことになりました([96157])。

次は、「駅名改称」ネタ。
デスクトップ鉄さんのブログにも出ていましたが、阪神、阪急、京阪など、合わせて実に27もの駅名が本日より改称されました。
阪急と阪神の「梅田」と阪急の「河原町」には、それぞれ「大阪」「京都」の「冠」がつくことになりました(こちらのブログにも投稿しています)。これにより、3駅異字同音の「かわらまちトリオ」(あとの2つは琴電「瓦町」と近鉄名古屋線「川原町」)の一角が崩れたことになりました。また、京阪の「八幡市」は、最寄の著名神社の玄関をアピールするため?「石清水八幡宮」と改称(同名称を名乗っていた男山ケーブルのほうは「ケーブル八幡宮口」に)され、これにより第40回・問六の共通項、「『市名+市』駅がある市」に八幡市が該当しなくなりました。
また、島原鉄道には「南島原市になくて島原市にある南島原駅」がありましたが(南島原市域は11年前の島原鉄道末端部の廃線により鉄道が市域から消えた。「鉄」があった頃の南島原市の中心駅は、かつて「準・DID」が存在していた、市役所の最寄り駅でもあった「西有家」([98086] 白桃さん)駅と思われる)、今回「南島原」駅が「島原船津」に改称されたため、この「よそからの客を惑わす迷現象」が解消されることになりました。

駅名改称とは関係ありませんが、災害で長期運休が続き、厳しい経営が続くJR北海道の廃止検討路線にも入っている日高線の鵡川以遠が、どうやらこのまま廃線となることが濃厚になってきたようです。沿線各町の間でも、「廃止やむなし」の声が大勢となり、災害による運休以降、一度も列車が走ることなく消えて行くことになりそうです。
この長期運休中区間が廃線と言うことになると、「クイ図」第一回・問四の共通項「かな回文駅(かなで書くと逆から読んでも同じ駅)」から、この区間にある「絵笛」駅が消えることになります。また、この駅名に使われている「絵」も「笛」も、共にJRの他の駅名に使われていない(私鉄等にもないようです)ので、デスクトップ鉄さんの「第9回全国のJR駅名五番勝負・問一」の共通項「他の駅に使われていない漢字だけの駅 」からも消えることになります。
[98502] 2019年 9月 20日(金)21:20:19伊豆之国 さん
第52回十番勝負を振り返って~富士は日本一の山~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
例によって、わかった順に。

今回は、まず該当市と非該当市を一つずつ提示すると言う、以前に物議をかもした、第46回で一部採用された形式と類似したタイプの、「連想ゲーム」のような感じの問題が並んでいたので、まずは「第一回採点が出て、問題市が追加提示されるまで模様眺め」という作戦を取ることになりました。

問五~富士は日本一の山~
お題に宇陀市が追加されたところで閃いたものでした。宇陀市→室生寺、その室生寺には法隆寺に次いで2番目に古い五重塔がある。名古屋市には八事にある、江戸時代に建立された、国の重要文化財に指定されている興正寺の五重塔があることを知っており(これは昭和63年に山口市の瑠璃光寺にお参りしたときに買った「全国の五重塔」と言う本([71841])を見て知った)、一方NGとされた勝山市には、「越前大仏」にある昭和末期に建立された観光用の五重塔が、上田市にあるのは別所温泉にある八角三重塔。ここから「五重塔コレクション」を見ると、どうやら数が近そうだ、と言うことで、まだ正答が出ていなかったこの問で「金」狙いの「賭け」。こちらも「全国の五重塔」を見て知った、富士宮市にある、これも江戸時代に建立の大石寺の五重塔。その後、「想定解数が一つ違うのでは」と言う声が出て([98279] シノレパシクソさん、[98281] なると金時さん)不安がよぎりましたが、オーナーさんから訂正の記事が出て([98287])、ひそかに確信。前回・第51回に続いて2大会連続の「金」。自分でも驚く快挙でした。しかもどちらも「問五」。何か「奇遇」を感じたのでした…。
ところで、私は富士宮には12年前と6年前の2度訪れており、いずれも富士山の神の総本家・富士浅間神社を拝み、名物の焼きそばも召し上がっていますが、大石寺にはまだお参りしていません。この「大石寺」、皆さんご存知の大宗教団体の大本山としても知られていましたが、寺とその宗教団体が「喧嘩」して縁切り状態となり、かつては東京や関西方面などからも専用の臨時団体列車が富士宮まで運行され、富士宮駅(橋上駅になっている)には地上に直接出られる「臨時団体客専用?ホーム」もあって、「ご本尊」参りの団体客で大繁盛したそうでしたが、寺と絶縁状態となってからは、「お得意様」を失った富士宮駅の団体ホームは閉ざされた状態となって久しく、荒れ果てているような印象にも思えました。

問十~秋陣営の霜の色~
ここまで来れば「仕掛け」がはっきり見え、既出解とNG市から「漢字で10画」だと。想定解数も合っている。人口微増傾向が続き、このままでは必要石高増加によってせっかく盗った領地を「剥奪」される危機から逃れることを見越して、「青葉城」の石高積み重ね。

問四~その手は桑名の焼き蛤~
あれこれ考えているうちに「隣接関係」に行き当たり、四日市と八代が県内だけで4町と接し、NGの八戸市は県内4町と接しているが県外にも隣り合う町がある。「県内4町と隣接し、県外の町とは接しない」と言うことだと…。隣接市町村数リストを見るとぴったり合っている。その中に、平成最後の日に長島温泉に立ち寄り入浴した([97713])、Nさんのお膝元・桑名がある。Nさんがあえて「超・地元」を外して「お伊勢参り」したのは、市盗り合戦でライバルを突き放して領地固めに出た、と言うことからだ…。そこで、まず市盗り合戦が続く限り永久に答えるチャンスがなさそうな、駅のすぐ目の前に「有楽町」があり、そこには「銀座」と言う名のアーケード街もある、その桑名で「焼き蛤」を味わうことに…。

問三~幾山河越え去り行かば~
ここまで出た市から、「三」のつく市がお隣と言うことだと。「ヌマヅ(飲まず)食わず」で「王手」を掛けた。過去問(それも2年前)に出ていたことは失念していて、他の方々の感想文を読んでいるうちにようやく気づいた。

問六~天に星座の冴ゆるとこ~
これは、NGとして出ていた城陽市からヒントが見えた。「城」の字は今まで小学6年で習う字だったのが、「都道府県名に使われる字は全て4年までに習う」と変わったからだ、と。「雑学」から「小学校で習う漢字を含む市」を見ていると、「宗」像、「盛」岡、「砂」川、「宇」土…みな「6年で習う漢字」のところにある。その中にあったのは、地元・町田市のお隣、相模原市。その相模原市を答えた[98295]
…実は、…
と書き込んだのは、実は私は相模原市のマンションに引っ越すことが決まり、来月早々にも新居に移ることになったのです。その引越しの「挨拶代わり」と言うことでした。…でも、「領主」が強すぎることもあり、「市盗り」狙いに来ることはまずないでしょう(笑)…。

問二~キリン一番搾り~
出だしに誤答が相次いだことも手伝って、共通項探しに迷走し、悔いが残った問題。人口の増減・順位・密度、合併、隣接、市制施行…もう「入賞」もなくなった時点でようやくわかってきたのが、「二」のつく駅名。「お家芸」なのに致命的に出遅れ。この問二で致命的に出遅れたことで痛かったのは、富士浅間神社と引き換えに三嶋大社を持って行かれたからではなくて、共通項が早いうちに見えてこなかったことからだったのでした。「幸せの青い鳥は我が家の軒先に居た」のでした…。「虎の巻」にしていたサイトが閉鎖された([98078])こともあって探しにくくなったのですが、あれこれ迷った末に選んだのは、名鉄「二ツ杁」駅がある、3ヶ月近く前に「職場の研修旅行」で見学した、麒麟麦酒の「名古屋市にない名古屋工場」がある清須市でした。
蛇足になりますが、この「二ツ杁」駅の名古屋よりの隣の駅が「西枇杷島」駅。この西枇杷島駅は、知る人ぞ知る「大都会のすぐ近くにある『閑散駅』かつ『超危険な駅』」として有名な駅で、"You Tube"などの動画に多数UPされ、リクエストもかなりな数に上っています。名鉄名古屋駅からわずか3駅・3kmあまりの場所にあるのに、本線系統も2駅先(二ツ杁駅の次)の「須ヶ口」駅で分岐する津島方面へも特急・急行・準急まで全て優等列車は通過し、停車する列車は30分に1本の津島線方面の鈍行のみ。岐阜方面・名古屋方面とも追い抜きができるタイプの「島式」ホームになっているのですが、跨線橋も地下道もなく構内踏切を渡ってホームに入る形式で、幅も非常に狭くしかも屋根もないので列車が通過するときは非常に危険、と言うことで「駅員の指示があるまでホームに入れない」という「恐怖感満点」の駅として有名な駅として知られていました(こちら)。準急も止まる隣の二ツ杁駅や、「鈍行」しか止まらないものの日中1時間に4本の列車が来るJR枇杷島駅も近いので、これらの駅に利用者が流れ、駅周辺には住宅が密集しているのにもかかわらず、現在では1日の利用者が400人程度と言う「大都会近郊の超閑散駅」になっていると言う理由もうなずける、この「西枇杷島」駅も、近年のダイヤ改正で通過待ちをする列車がなくなることになり、近く両側の通過待ち線が撤去されてホームが拡張されることが決まり、かつてこの手の「超危険駅」の代表格だった、阪神「春日野道駅」(地下駅で、極狭小の島式ホームだったが、改築により解消された)に続いて、また一つこうした「超危険駅」が消えることになりそうです。

問八~谷間に八つの鐘が鳴る~
お題、NGに共に「八幡」が並んでいたので、「八幡」がらみでは、と推測は早くについたものの、境界線が絞りきれず、ようやく、ずばり「八幡」と言う町村が過去にあった、八幡浜や八幡平がNGなのは「余計なもの」がついているからだ、と納得。こちらも「総領主」が強すぎて答える機会が少ない千葉県から、過去に「八幡町」があったことが容易に見つけられた、今も「八幡宿」駅がある市原市に。市内には養老渓谷があり、最終日が敬老の日、という今回にふさわしい?市を選んだことになったのですが、周知の通り、台風の直撃で房総半島を中心に千葉県内は甚大な被害に見舞われ、結果的には「被災地お見舞い」と言った形になったのでした…。

問七~U.U.USA~
「七」関係を見つけるのに苦戦した問題。第一ヒントが出て「特定の月」と解け、「市制・市名誕生・市の誕生」のどれかが七月か、と。「九月なのに七月」と言う「時季外し」に「してやられた!」と…。市盗りに絡む市やお気に入りの市がなかなか見つからず、結局「領地の防衛」と「東京都(といっても実質「三多摩」ですが…)の総領主狙い」の両面から、字面も縁起がよい福生市を取ることに。

問九~雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ~
想定解数が最も少なく常に「売り切れ」の恐怖と闘っていた上、「九」の意味がどこにあるのかなかなかつかめず苦戦を強いられた難問。何かの順位が9位、と言うところまではなんとかつかめて、「面積」で当たると外れ、「密度」を見ると…「市町村ひっくるめて上から9位だ」と。3年前の「みちのく独り旅」で訪れ、投宿した花巻市([91505])を。

問一~Fortune Cookie~
想定解数が最も多いのにもかかわらず、皆さん方も大いに苦戦したこの問、やはり私もこの問一が最後になりました。第一ヒントの「変わっていない」の意味が、いろいろ当たって行くうちに「市盗り合戦で初代領主が続いている」と読めて、ようやく共通項が見えたのでした。そこで前回・第51回終了時点での領主一覧を見ると、静岡県で最後に残っていた未解答市・袋井市がこの共通項に該当している。袋井市は問九で既に答えられていたので、「また今回もお預けか…」と思っていたところ、思わぬところでその袋井市を答えるチャンスが残っていたのでした…。既に前々回・50回大会で達成した「初代青葉城主盗り」に続き、49回大会で「リーチ」を掛けてから3大会目で、もう一つの「市盗り合戦の野望」、「静岡県の全市正答」をようやく達成したのでした…。

今回も、前回と同様、出だしでいきなり「金」を獲得して幸先はよかったものの、中盤以降に苦闘を強いられ、最終着順は前回と同じ12位に終わり、一桁順位復帰はなりませんでした。また、今回は後半戦で苦しんだこともあり、初回答の市が全体の半分の5市(そのうち市原市と袋井市は「クイ図」で答えたことがある(袋井市は入門コースでも)ので、全く初めてなのは3市)と、久しぶりに「分散派」だった「原点」に返ったところも見せたのでした。

♭今回の選曲は次の通り。
問五:もちろん富士山ですが、富士浅間神社にお参りした日はどちらも生憎の曇天で、境内から富士山を拝むことができませんでした。2度目のときはその前に同じ富士宮市内にある「白糸の滝」に立ち寄っており、その近くから辛うじて雲間から頂上を見ることができたのですが…。
問十:仙台出身の土井晩翠作詞の「荒城の月」。今回は、この季節にちなんで2番の歌い出しから。
問四:古くから知られた、当地の名物に引っ掛けた有名な駄洒落。
問三:晩年を沼津で過ごした歌人・若山牧水が詠んだ名歌(宮崎県日向市・若山牧水記念文学館HPより)。
問六:甲子園でもおなじみの東海大相模高校の校歌より。私の新居は、その東海大相模高校からも割りと近所になります。
問二:清須市にある麒麟麦酒名古屋工場では、「一番搾り」を生産しており、このときの工場見学では、「一番搾り」とは何か、「一番搾り」以外のものとでは味や色がどう違うのか、説明して試飲もしましたが、正直言ってどこがどう違うのか、「二番搾り」とか「三番搾り」はないのか、いまいちよくわかりませんでした。
問八:市原市を走る小湊鉄道には、いまや「絶滅危惧種」となった旧式の「鐘が鳴る踏切」が4ヶ所残っているらしく(関東ではそのほかには上毛電鉄の「ミニ(偽)富士山」([83652] オーナー グリグリさん、他)と江ノ電の江ノ島駅東側の道路に出る区間にあるのみ)、その筋のマニアには知る人ぞ知る「録音名所になっているようです。踏切警報機は1ヶ所に両側にあるので、「鐘」の個数は2×4=8個、「問八」と共通項の「八幡」にも引っ掛けて、半世紀あまりも昔の"Oldies"のコーラスのヒットナンバー「谷間に三つの鐘が鳴る」のパロディでした。その小湊鉄道、先日の台風による被害で運休を強いられ、「鐘の音」も聞こえなくなっていました。現在も、まだ一部区間が復旧していないようです。
問七:福生は「進駐軍」の「門前町」、と言うことで昨年大ブレークしたダンスナンバーですが、あとで過去ログを見たら、私が福生市を答えたその次の書き込みが、デスクトップ鉄さんが答えた問六の「USA(宇佐)市」だった…。
問九:海を渡った二人の野球選手も気になりますが、花巻といえばやっぱり宮澤賢治ですね…。
問一:この選曲の意味がわからなかった人は、[76154]こちらにヒントが隠されています…。

閑話休題。
[98498] の千本桜さんの道中記クイズ。私が推測したのは、[98500] でシノレパシクソさんが考えていることと大体同じですが、文中に出てきた旧市町村について、私なりに書き込んでみます。

A市…この市名と同じ苗字の漫画の主人公が居るのは、その昔「下総国葛飾郡亀無村」と呼ばれていたところ。
C町…この町には江戸時代に建立された、重要文化財の五重塔があります。
E町…天気予報でこの地方の代表地点は、現在もA市ではなくてこのE町。同音同字の駅名が大阪の私鉄にあり、同音異字の町が、私が近々引っ越す市の隣にあります。
 …いかがでしょうか?
[98378] 2019年 9月 8日(日)10:15:39伊豆之国 さん
十番勝負
問一:袋井市

これであっていれば…
[98377] 2019年 9月 8日(日)08:58:23伊豆之国 さん
十番勝負
問九:花巻市
[98365] 2019年 9月 7日(土)21:35:00伊豆之国 さん
十番勝負
問七:福生市
[98335] 2019年 9月 5日(木)19:52:37伊豆之国 さん
十番勝負
問八:市原市
[98334] 2019年 9月 5日(木)19:31:06伊豆之国 さん
十番勝負
問二:清須市

遠回りしました…。
まさに「燈台下暗し」でした。
[98295] 2019年 9月 4日(水)18:39:37伊豆之国 さん
十番勝負
問六:相模原市

…実は、…
[98293] 2019年 9月 4日(水)18:34:21伊豆之国 さん
十番勝負
問三:沼津市
[98261] 2019年 9月 3日(火)22:43:25伊豆之国 さん
十番勝負
問四:桑名市

その手は…
[98255] 2019年 9月 3日(火)22:05:30伊豆之国 さん
十番勝負
問十:仙台市
[98252] 2019年 9月 3日(火)21:59:08伊豆之国 さん
十番勝負
問五:富士宮市

「賭け」に出ます。
[98217] 2019年 8月 31日(土)10:46:06伊豆之国 さん
消え行く屋上遊園地
武蔵国入間郡川越十万石の永世名誉城主([87441] 白桃さん)の称号をいただいている、自称「落書き帳の知恵伊豆」・武蔵国多摩郡小山田城主兼伊豆国田方郡韮山城主伊豆守こと「伊豆之国」でございます。

その埼玉県最古参の市・川越市のデパートの屋上にある、全国でもいまや稀少な存在になっている屋上遊園地が、明日限りで閉園になる、というニュースがありました。
埼玉県川越市のデパート「丸広百貨店川越本店」で半世紀にわたり親しまれてきた屋上遊園地「わんぱくランド」が9月1日、閉園する。運営会社によると、定置式の小型観覧車、モノレール、エアプレーンがそろって動く国内最後の屋上遊園地で、消えゆく「昭和の風景」を目に焼き付けようと多くの客で連日にぎわっている
(毎日新聞より)
記事によると、この屋上遊園は、昭和43年(1968)に開園し、半世紀あまりにわたって地域のランドマークとしても親しまれ、各地で同様な屋上遊園が消えて行く中にあって、現在でも土休日には200人ほどの利用者があったといいますが、建物の耐震工事の関係により、閉園のやむなきに至ったようで、遊具も老朽化しておりいったん解体すると組み立てし直すことは難しく、どうやら復活はなさそうとのことです。
[98210] 2019年 8月 23日(金)20:28:47伊豆之国 さん
発祥地に戻ってきた大優勝旗(「安宅越え」はならず)
ご承知の通り、今年で101回目を迎えた夏の全国高校野球は、大阪代表の履正社が石川代表の星稜を降ろし、初優勝を飾り、昨年の大阪桐蔭に続き、大阪代表が2年連続で全国制覇を果たすこととなりました。一方、惜しくも準優勝に終わった星稜。4年前の「選抜」で隣県・福井の敦賀気比が初めて「愛発関」([87452])を越えて北陸道に持って行った大優勝旗が、さらに北に進んで石川県に入り、「安宅関」(小松市)を越えて加賀百万石のA都会([98201] 白桃さん)金沢に持って行くことができるか、大いに期待する向きも多かったのでしたが、やはり決勝で惜敗した24年前に続き、今度も大願を果たすことはなりませんでした。

ところで、初の全国制覇を果たした履正社高校の所在地・豊中市。この豊中市は、夏の全国高校野球大会が初めて行われた場所として知られています(豊中市HPより)。1915年(大正4年)、第一回大会がそらかれたのが、その豊中にあったグラウンドでした。豊中ではその翌年にも開催されましたが、大勢の観客が殺到して収容しきれず、3年目からは現在の西宮市にあった鳴尾球場に移り、現在の甲子園で開かれるようになったのは1924年の第10回大会からでした。豊中にあった発祥の地は、既に跡形もなくなったのですが、現在は記念公園として整備されています(前出・豊中市HP)。豊中の地で「産声」を上げた全国高校野球大会は、104年の歳月を経て、発祥の地に大優勝旗が戻ってくるということになったのでした。
[98199] 2019年 8月 17日(土)22:30:07伊豆之国 さん
(ほぼ)北信越の都会 & 「鼠の楽園」の外
[98198] 白桃さん
両ブロック20市のなかで「都会」と認定されるのはたった1市です。どこでしょう。代わりに統括ブロックのランク市1市が「都会」からはずれます
この中から「都会」を探す、とすれば、市になったのが早く、狭域都市圏人口も多い、かのプロレスのスーパースターの故郷でしょうか? それとも、「+α」の加点が多そうな、豪華絢爛屋台祭りと風情のある町並みで名高い、「ゆうらくちょう」と読まない「有楽町」もある天領の街でしょうか? 一方、統括ブロックのトップ10に入りながら「都会」から外れるのは、やはり市になったのが(前身を含め)遅い、市名と同名駅が市内になくて「北信越ブロック」で人口最多の政令指定都市にある、メンバーの故郷でしょうか?

…今晩の「アド街」は、下総国葛飾郡の南のとっぱずれ(失礼)、「楽園」の鼠が街中に居る「天敵」が怖くて「塀の外」に出られない(笑)、白桃さんのお膝元「浦安」でした…。この街の名物として「焼き蛤」も出てきましたが、これはNさんの故郷・桑名でも有名ですね…。


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