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[101485]2021年3月25日
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[101476]2021年3月20日
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[101468]2021年3月14日
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[105396] 2022年 9月 8日(木)22:15:01【1】訂正年月日
【1】2022年 9月 8日(木)23:10:55
伊豆之国 さん
八月の風を両手で抱きしめたら…(Re:浜松市の区名募集結果)
[105395] 未開人さん
浜松市の区名募集の結果が公表されました
特にA区では18位までの候補が除外されたようで
リンクされていたNHKの記事を見ると、「除外条件を示さなかったのはよくない」などと批判的な声もあったようですが、これは私も同感。最初に「このような名称はNG」と断るべきだったのでは、と思います。
一方で、A区の候補に「灘区」(神戸市にあり)、B区には「緑区」(名古屋・横浜・相模原・千葉・さいたまにあり)・「青葉区」(仙台・横浜にあり)といった、他の市に既にある区名があり、浜松市としての「独自性」をアピールするのであれば、「他の市で使われている区名」は除外対象とした方がよさそうに思いました。
…(元)浜松市民のさざ波さんはどうお思いでしょうか?

♯かなり古いデータ(16年前に更新停止)ですが、政令指定都市施行(2007年)を前にして、「浜松市の区名試案」を作成していた個人のブログが見つかりました。
今回の区名募集で候補に挙がった名称のうち、この個人ブログの中でも出ていたのは、新A区名の候補にあった「曳馬野」(現・中区…「引馬」「引間」などの異表記もあり。余談ですが、今から58年前に廃線になった「軽便」の遠州鉄道奥山線に「曳馬野」という駅(現存する鉄道線(西鹿島線)の「曳馬」駅とは別)があり、この駅で電車とディーゼル車の乗り換えになっていた(HP))と、新B区にあった「橘」(現・北区)の2つのみでした。
…このブログには、浜松市を初め東海地方を中心に、珍地名とかマイナーな遺跡といったコーナーもあり、「珍地名」の中では、「三方ヶ原合戦」で武田軍団の前に生涯ただ一度の負け戦を食らった家康公の逸話に基づくといわれる「小豆餅」・「銭取」(浜松市中区…[92727] ぺとぺとさん、他)や、反対語コレクションに出ている「前後」(愛知県豊明市)なども紹介されていました。

…恐ろしいほどの猛暑に見舞われた今年の夏。少しずつ秋は深まっているようですが、まだまだ残暑は厳しそうです…。
そこで、全国最高気温タイ記録(41.1℃)を持つ浜松市にちなんだ選曲を。もう今から35年も昔の曲ですが、今も不滅の伝説の女性ロックバンドの名曲を(こちら)…。タイトルは、その歌いだしです…。
[105326] 2022年 8月 22日(月)19:40:06伊豆之国 さん
白河越え
本日、全国高校野球の決勝戦が行われ、仙台育英が下関国際を破って初優勝。これまで決勝戦で跳ね返されること実に12回、東北勢として初の全国制覇を果たしました(記事)。

これで、第二回"Challenge Trial"の問六の想定解に「仙台市」が加わりました。
なお、仙台育英高校の「本部」の所在地は仙台市ですが、野球部のグラウンド等は多賀城市にあるので、「多賀城市」を答えた人も正解とします。したがって、問六の想定解数は「67市」ということになります。

♯『蛇足』ですが…白河市と多賀城市、それぞれにゆかりの歌を一首ずつ。

都をば霞と共に立ちしかど 秋風ぞ吹く白河の関 (能因法師)
契りきなかたみに袖を絞りつつ 末の松山波越さじとは (清原元輔)
[105301] 2022年 8月 17日(水)20:04:34伊豆之国 さん
執着駅は始発駅(アノ市でしたか…)
[105298] 白桃さん
終着駅は始発駅
そういう意味でしたか…。
新庄駅、私が28年前、銀山温泉に泊まったその翌日、最上川舟下りに行くのに乗り換えたのがその新庄駅でしたが、その頃は「ミニ新幹線」は山形止まり。山形と秋田を結ぶ特急「こまくさ?」もあったと記憶しています。その後「ミニ新幹線」が新庄駅まで伸びたので、この駅でミニ新幹線と在来各線(奥羽線の北側と陸羽東・西線)とはケージが違うので必然的に乗換駅になる、新幹線の終着駅&在来各線の始発駅、ということでしたか…。
[105298]のクイズ、私も答えがバレバレの画面を確かに見ていますが、ざっと流していたのではっきり覚えていません…。

で、このクイズのZ町のほうは…
この町で生まれた鈴木さんは、21年前に渡米し大活躍
この町名と同字異音の力士が、幕内と十両を行ったり来たりしている現役のほかに、過去に2名いたのを記憶しています。先代は、能登半島の市名と同じ名の元横綱(その市出身ではなくて、同じ能登ですがかの超有名温泉がある市の出身)とは学生時代からのライバルとして知られていました。それと、都内にある「日大○○高校」。この高校の名も、Z町とも力士名とも違う読み方で、その正しい読み方がなかなかわかりませんでした。ちなみに、そのZ町と同字異音の力士は、いずれも日大出身ではなく東京農大出身です(日大出身なのは、能登出身の元横綱)。
…でしょうか?
[105293] 2022年 8月 16日(火)23:30:01伊豆之国 さん
クイズ(延長戦)
[105288] 白桃さんのクイズですが…
懐かしの昭和歌謡2曲、歌手名もタイトルもすぐに浮かんでくる(歌詞、メロディはもううろ覚えですが…)世代ですが、3つの要素がいまいち結びつかず絞り切れません…。

そして、しつこく「トライアル」問八ですが…
[105285] デスクトップ鉄さん
区町村ヒントの東洋町は、東北町、江戸川区との三択でした。東北大学は易しすぎ、江戸川大学は難しすぎると思い、オリンピック選手やプロ野球選手を多数輩出している東洋大学を選択しました
他に該当する区町村(表記一致、市・区名と重複するものを除く)を探すと…

岩手大岩手県岩手町
茨城大茨城県茨城町
玉川大福島県玉川村読み方違い
昭和大山梨県昭和町、福島県昭和村、群馬県昭和村
朝日大山形県朝日町、富山県朝日町、三重県朝日町、長野県朝日村

…が見つかりました。でも、岩手大と茨城大はストレート過ぎ、他の3校は知名度に難があり(玉川大と昭和大は都内なので前から知っていましたが、朝日大(岐阜県にある)は最近まで知りませんでした)、やはり区町村ヒントを出すなら東洋町がベターでしょうか。

[105250] EMMさん
問八ですが…実はお題の中の中央市と、正答の中の大和市、富士市、神戸市、東海市を見て「なんだか銀行名っぽい?」と思ってしまったために遠回りする事に
そういえば、「本番」の十番勝負の第29回・問六で、「銀行名に使われている市」という共通項がありましたね…。
大和・富士・神戸・東海…は、既に消滅した銀行ですが、平成になってから消滅した銀行名と同名の市では、つくば市・さくら市・みどり市・八千代市・大阪市・池田市・奈良市…(いずれも表記完全一致。つくば銀行は2度の合併を経て現・筑波銀行)などもありますね。
[105268] 2022年 8月 11日(木)16:59:23伊豆之国 さん
「地方のマイナー大学」の名はどうして覚えたか
[105233] おがちゃんさん
[105258] k_itoさん
[105259] 未開人さん
[105261] 駿河の民さん

[105232]
「受験世代」にいる中高生世代の人にとっては、大学の名前を知る、覚えることは必須だと思う
に対してご指摘があるようですが、この表現については強引だったところも、また逆に舌足らずだったところもあって、誤解を招いた表現だったということで、概ね各々の発見者のご指摘・ご意見のほうがより合っているということで同意、納得することにします。
私の発言の真意としては、もちろん「全国の大学の名前を覚えよ」というマニアックなことではなく、少なくとも「身近な場所にある大学」「進みたいと思っている方面の学部・学科がある大学」「全国的に著名な大学」くらいは自分で調べてほしいということでした。
それと、「最低限覚えておくべき大学」の数について、首都圏など大都市圏とそれ以外の「地方」とでは違うような気がします。東京近辺では、首都圏にある大学について、名称と置かれている学科などを知り、そして調べておけば大体事足りるでしょう。これに対し、いわゆる「地方」の県では、県内に必ず1校はある国立大学の他には、いくつかの「マイナー」な私立大学があるくらいで、県都にある大学にも列車などで通うことが困難な場所に住んでいて「それなら県外の大学に、アパートなどを借りて通う」ということが多く、そうした人たちのほうが「知っておくべき大学」の数が多くなりそうな気がしますが、いかがでしょうか。

少し横道にそれますが、「その大学(を含め少数の大学)でしか学べない、資格を取ったり技能を身に着けることができない」という大学が、「地方」の「全国的にはマイナー」な大学にも少なからず存在しています。こうした「特殊技能を身に着ける」ことができる大学を探すのは、今ではネット検索て容易にできるでしょう。TV番組で「驚くべき遠距離通学」というのが時折放映されていました(その大半は大学でなくて専門学校でしたが)。
ここからは「昔話」になりますが、「インターネット」など存在していなかった○十年前の私の受験世代では、全国の大学を一通り網羅した「全国大学受験案内」という本があり、各大学の概要、学部・学科、試験科目などがまとめられていて、受験生にとって、志望する大学を知るための大きな資料となっていました。その中で、「その大学にどんな学部・学科があるのか」ということは、学校の名前を知ることよりずっと重要な問題だったと思います。「○○医科大学」「○○工業大学」「○○芸術大学」など、単一あるいは類似系統の学部からだけからなり、大学のおおよその内容が見ただけで推測できる"College"とは違い、複数の異なる系統の学部からなる総合大学(University)では、受けたい学部・学科の有無を知ることこそが、受験生にとっては重要事項だったのでしょう。私が「理系」ということからというわけではないのですが、全国的にも名が知れ渡っている"University"の中には、「理系学部がない」というところが結構あり、また(「○○工業大」などを含め)工(理工)学部はあるけれども「行きたかった学科がない」ということを知って、そうした理由でその大学の受験をあきらめざるを得なかった、という人も多かったのではないでしょうか。
また、「奈良大」が私立で「奈良女子大」が国立というような、一見逆のような例があることも「トリビア」として知ったのでした。

…長々と書き込みましたが、ここから再び「本題」の問八関連に戻ります。
[105258] k_itoさん
「その市に所在しない私立大学」は、広域地名あるいは瑞祥名を大学と市が独立に採用し、偶然かぶってしまったためにそれぞれまったく無関係な地に所在するというパターンと、大学が所在地名ではなく近隣中核都市の名前を借りた、というパターンがあります
「その市に所在しない私立大学」の校名のパターンを見ると、「広域地名」では東海大(「東海地方」の静岡県にルーツがあることと関係?)、「瑞祥」では富士大辺りが代表例として挙げられるでしょうか。「富士大学」の名は、全国大学野球選手権に出ていたことから知りましたが、山梨県でも静岡県でも関東地方でもなく、本物の富士山が見えない岩手県にあることを知って驚愕したものです。「富士(フジ・不二)」を冠する有名企業の多くと同様、「日本一の山、日本を代表する山」にあやかったものでしょうか。市名ではありませんが、東京・杉並区にある「高千穂大学」([92700],[92702] hmtさん)も、同様な「瑞祥」からでしょう。
私が「地方」にある、私立の「市名+大学」の名前を知った理由はいくつかありますが、最も早く、多分小学生時代から知っていたものの中に「天理大学」があり、柔道の強豪として知られ、五輪などの世界大会でも多くの優勝者を出したことから自然と覚えたのでした。
そのほかいくつか、学校名を知った理由を挙げると

附属・系列高校が甲子園に出ていた…旭川大・函館大・盛岡大・東大阪大
駅名              …松本大([91964])、別府大
駅伝              …松山大(女子駅伝)
高校の東大進学ランキング    …久留米大(付設高校が東大進学数上位ランキングで顔を出す)

このほか、「浜松大学」も天竜浜名湖鉄道の駅名から知りましたが、浜松大は現在は「常葉大」に改組され、駅名もこれに合わせて仮称されています。

次に、問八のお題の市の選定と解答の進み具合との関連ついてですが、
問題市の中では、足利市・芦屋市・別府市の3市です。これらの大学は、地理好きのみなさんからすると「大学関連の出題かな」とピンとくるきっかけとなる市たちになります。一方で、大学としてみればこれらの大学は地域密着型の小規模大学が多く、近隣に住んでいればともかく、そうでなければ「受験生ならばピンとくるべき」とはいえない大学ばかり
中央大学は全国区で最も有名な大学ですが、先にも書いた通り中央市に山梨大学医学部があることを知っているとノイズになります。同様に大学が(駅伝の関係もあり)有名大学である、東海市を問題とした方がよかったような気がします
([105258] k_itoさん)
その地域に住んでいなければ知らないような大学が問題にあることは、比較的著名な弘前や中央、非該当のつくばから大学に至ることは難しくない上にそういった大学があることは検索で容易に分かるため問題
([105261] 駿河の民さん)
中央市は山梨大医学部があるのでミスリードになりやすい一方、名前系の問題で使われることが多いので十番勝負慣れしている人は注意深く見ていそうですね
問題市が上手いので出題が綺麗だと個人的に思っています
([105263] 勿来丸さん)
…皆さんそれぞれのお気持ち、お考えがあるようですが、お題に(その大学がある地方を除き)全国的にマイナーな大学がお題に出ている、というのは、調べればすぐわかる反面、「大学」とはすぐ関連できず出遅れた方が多かった原因にもなりそうで、何とも言えませんが、解答の出のペースが出題者(デスクトップ鉄さん)の予想よりも遅かった、ということを考えてみると、例えば

問八:金沢市、東海市、大阪市、天理市、福岡市
該当しない市:つくば市、横浜市
(想定解数:67市)

…というように、知名度がより高く「大学名」を連想しやすい市をお題に並べた場合、果たして難易度は下がってくるのでしょうか?

♯本日の全国高校野球第2戦で「うどん県」と「そば県」が初戦で激突。試合は「うどん県」の高松商業が「そば県」の佐久長聖を圧倒、3回戦進出を果たしました。
[105232] 2022年 8月 4日(木)21:29:21伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル~「作る」側になって見た感想 & 「問七」問題作成秘話~
今回の"Challenge Trial"、初めて問題を作る側になってからの感想を。

まず、今回の問題として採用された、他の実行委員のお三方が作成された問題について。
いずれも駿河の民さんが作成された問一(他の市名を含む)と問二(新幹線の停車駅がある)は、多くの解答者の感想にもある通り、わかりやすい共通項で、解答のペースも早く、まさに「入門コース」にふさわしい平易な問題だったと感心しました。一方、同じく駿河の民さん作成の問三の共通項「国際会議観光都市」というのは、実は私も「実行委員」の一人として問題をメールで見るまでは全く知らなかった事項でした。SVも地図ヒントも、問題の「核心」からはいまいち外れているように見え、私も「答える」側に立っていた場合、おそらく共通項を見つけるまでに相当な苦戦を強いられたのは必至で、「本番」の十番勝負に出しても結構な難問の部類に入ったのではないかと思いました。「観光」ということまではおおよその推測がついていたでしょうが、例えば日光のような、高名な世界遺産があり国際的にも知名度が高いと思われる観光地が入っていないなど、「観光都市」としての「世間一般の常識」からはやはりずれているように見えることが難問化した理由ではないかと思いました。
デスクトップ鉄さんのが作成された3問のうち、問八(大学名になっている市)の解答のペースが意外に遅かったのは、私にとって少し意外でした。この問八は、デスクトップ鉄さんから受け取った問題をメールで見た時に、ほぼ一瞬で共通項が分かった問題でした。特に「受験世代」にいる中高生世代の人にとっては、大学の名前を知る、覚えることは必須だと思うのですが…
問九については、「本物」の富士山が見えない地域にこんなに「ふるさと富士」が見えることにちなんだ「富士見」地名が多いことにびっくりしました。k_itoさんが答えた刈谷市([105112])の富士見町は、南アルプスの山々に遮られて富士山が見えない場所にあるので([105203]富士山ココ)、「謎」ですが(市内に「富士松」という地域(旧村名、駅名)もありますが、直接富士山には関係なさそうに見えます…[83651])、名古屋市中区の富士見町も富士山の見えない場所にあり、北斎の「富嶽三十六景」の「尾州不二見原」(通称・桶屋富士)はこの場所と言われますが、「南アルプス連峰のある山を見誤ったらしい」との説が有力なようです。
問十の「村と複数隣接」は、「本番」の過去問にもあり、無理のない問題だと思いますが、SVのヒント意味がいまいちわからず、苦しんだ方もいたようです。もう少しわかりやすい画像が欲しかったような気がします。
さざ波さんの2問は、データベースを熟知している人ほど有利な設問ですね。問四は人口問題だとわかれば容易で、良問だと思います。問五は、「自治体コードが2番目」。市の誕生が2番目に古い市が大半を占めている中にあって、福岡市(北九州市のほうが早く政令指定都市になったから?)や、やはり誕生が2番目でなくしかも今や県内人口最小の市になっている室戸といったイレギュラーになっている市があったりして、苦戦を強いられた方が多かったような気がしました。

最後に、私の出題は問六と問七の2問でしたが、「立候補(の準備)宣言」はしたものの、その時点で用意できそうなのが3問程度([104735])しかない、という状況で、それ以降に新たな候補を追加作成という指示が出てから「急ごしらえ」で作った問題には、他の実行委員のと共通項や方向性が被ったり、共通項が自分でも「少し難しい」と感じていたりして、結局、当初からほぼ形が出来上がっていた、今回の2問が結果的に残った形になりました。
問六については、既に[105185][105196]に書き込んでいるので、簡単に感想を書くことにしますが、「高校野球」への関心が高いか
そうでないかによって解答できた順位に差ができたように見え、SVの読み違え(操作による焦点のわずかなずれが原因で、自分の視線に入っていなかった薬屋の大看板に目が行った)をした人も出たのでしょう。
残る問七については、「作成秘話」を書くことにします。

問七の共通項は、「読み仮名が『ら』で終わる市」。この問を作るのにあたっては、「大ベテラン」の方はもしかしたら気づいていたかもしれない、と[105185]で書きましたが、この問の「元」となったのは、「本番」の第27回の問三。
問三:相模原市、小田原市、上野原市、橿原市、井原市
■「原」の文字を含む町村に隣接する市
想定解数:41市
隣接系にひねりを加えても、問一、問二の流れで共通項の導き出しはそう難しくないと想定していましたが、そうでもなかったようです。とくに、「らで終わる市、除くひらがな市」という思いもよらなかった共通項に多くの方が惹き寄せられたのにはびっくりしました
([74966])
この「想定外の別解」の大量発生により、デスクトップ鉄さんの「十番勝負研究所」の難易度分析で最難問クラスの「Eランク」に堂々輝いた?この「第27回問三」を逆手にとって、「この別解のほうを共通項にした問題を作ろう」と思い立ったのが今回の「立候補」のきっかけでした。(今更なんですが、グリグリさんも周章狼狽したというこの「別解による誤答の嵐」の発生は、「該当しない市」として島原市か南島原市(お互いに隣接しているが、「原」の付く町村とは隣接しない)を提示していれば防げたでしょう。別解とは必ずしも関係するわけではありませんが、NGの市を提示していれば難易度をだいぶ下げられたと見られる過去問は、他にもいくつかあったと思います。)
問題作成にあたっては、「入門コース」ということで「迷彩や小細工はしない」、ということを基に、ひらがな市を含め読みが「ら」で終わる44市を共通項としたうえで、お題の市を選ぶにあたっては、第27回の共通テーマが「政令指定都市相模原市誕生」ということから、その時に全問共通でお題に提示されていた相模原市をまず残し、「ひらがな市を含む」ということからさくら市を、それと同音の佐倉市を入れ、更にその時に「ら」で終わる市でただ2つだけ正答になっていた米原市と庄原市を入れる、ということで問題の形を決めることにしたのでした。
ちなみに、その第27回問三で「想定外の別解の罠」にはまって誤答した解答者(第一回採点前)は12名でしたが、このうち今回解答した EMMさん・おがちゃんさん・鳴子こけしさん・油天神山さん、「12年前のリベンジ」を果たすことができてよかったですね…。
トライアルで引っ掛けは無いとは思いつつ、流石に怖いのでデータベース検索で想定解数を確認
([105195] 海辺を飛ぶ鳥さん)
問題を見た瞬間「第二十七回問三」を思い出してしまい、気付くのが遅れた
([105224] 勿来丸さん)
という声も出てはいましたが、感想を送ってきた方々も口をそろえて「わかりやすく気づきやすい共通項」だった、と感じ取ったことで、「入門コース」にふさわしい問題を作ることができて、「自画自賛」できたと思いました。

ところで次回以降にまた「作る側」に回るかどうかですが、今回惜しくも「選外」になって問題について、共通項を見直して作り変え、また新たな問題を考えるなどして「再挑戦」もあり、としていたのですが、未開人さん([105216])が早くも意欲を示し、また今回答える側に回った勿来丸さんも、再び作成側に回る意思もありそうなので([105224])、今の段階ではまだ何とも言えませんが、「見物」する側に回る可能性が高そうな気がします…。
[105211] 2022年 8月 1日(月)22:22:20伊豆之国 さん
第104回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山高岡商業高岡市4桜トンネル高岡古城公園、瑞龍寺、雨晴海岸など
石川星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
福井敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ヶ崎城跡
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)三好長慶ゆかりの史跡(大東市HPより)
兵庫加東市0今川焼播州清水寺(西国25番札所)、東条湖、闘竜灘(加東市HPより)
奈良天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
和歌山智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取鳥取商業鳥取市3とりぴー鳥取砂丘、白兎海岸・白兎神社、鳥取城跡
島根浜田浜田市1とりぴーしまね海洋館石見畳ヶ浦美又温泉
岡山創志学園岡山市3白桃後楽園、岡山城、吉備津神社など所在地は北区
広島盈進福山市4白桃鞆の浦、福山城、明王院
山口下関国際下関市1かぱぷう関門橋、赤間神宮、壇之浦
徳島鳴門鳴門市1白桃鳴門の渦潮・大鳴門橋、霊山寺(四国第一番札所)、鳴門市ドイツ館
香川高松商業高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛帝京第五大洲市1鳴子こけし大洲城臥龍山荘大洲の鵜飼い
高知明徳義塾須崎市1ぺとぺと横浪三里・浦の内湾、新荘川(須崎市観光協会HPより) (注)
福岡九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
佐賀有田工業有田町0対象外有田焼窯元と関連施設・史跡(各種資料館、陶山神社など)
長崎海星長崎市3桜トンネル大浦天主堂、グラバー園、平和公園など
熊本九州学院熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は中央区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎富島日向市0せいこう美々津(重要伝統的建造物群保存地区)、若山牧水の故郷(牧水の生家牧水記念文学館)
鹿児島鹿児島実業鹿児島市4ペーロケ仙巌園、城山、桜島など
沖縄興南那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注) 明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある

初出場は札幌大谷・明秀日立・社・帝京第五の4校ですが、いずれも「選抜」の出場経験はあり、「春夏通して初出場」が全くない、というのは史上初めてとのことです。一方。最多出場回数校は県立岐阜商業で30回目の出場。仙台育英と天理の29回が続きます。一方、久しぶりの出場は、盈進の48年ぶり、次いで国学院栃木の37年ぶりで、この2校は「昭和」の時代以来の出場。このほか、日大三島が33年ぶり、樹徳が30年ぶりに出場します。

[105209] Nさん
「甲子園」出場校の所在地ですが、キャンパスが複数の自治体に存在したり、校舎や敷地自体が複数の自治体にまたがっている学校(特に私立)が意外に多かったりして、判断に迷うところですが、基本的には学校のHPや、新聞などの記事に載せられている所在地の情報を基に判断するのが良いでしょう。私が「甲子園出場校一覧」の記事を書き込むのにあたっては、出場校の所在地について、以前に毎年のように「夏の甲子園出場校と都道府県予選ベスト4」の一覧表を作成していたk-aceさんのリストの表現を基本的に引き継ぐことにしており、問題の明徳義塾・仙台育英・聖光学院の場合
明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある
仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
聖光学院は伊達郡桑折町にもキャンパスがある
([88455])
と同様に表現することにしており、野球部の本拠(グラウンド)の場所のいかんにかかわらず、「学校の公式の住所」としている方を採用するのが、「初級問題」であればなおさら、分かりやすく自然でしょうか。
「校舎や敷地自体が複数の自治体にまたがっている」例として、([88455])で挙げられているものに
早稲田実は校舎が国分寺市と小金井市に跨っている(所在地は国分寺市)
國學院久我山は校舎が杉並区と三鷹市に跨っている(所在地は杉並区)
早実の校舎が小金井市にまたがっている、というのは実はここで初めて知ったのですが、地図を見ると、確かに校舎のごく一部(渡り廊下?)と敷地の一部が小金井市域に入っていることが見えます。しかし、小金井市に一部がかかっているとはいえ、小金井市も該当するというのはさすがに無理筋であり、野球部と無関係らしい明徳の土佐市と同様、NGとして扱うべきでしょう。

[105208] 深夜特急さん
1926年夏優勝の旧制静岡中は現校地ですが、当時の所在地は安倍郡安東村だと思われます
またまた情報提供をありがとうございました。出勤の時間になったので記事訂正には間に合いませんでしたが、[105207]の関西学院・甲陽中と神戸市・西宮市の件と同様、想定解自体には影響がないのでそのままにしました。

それと、幾人の方から出ている問六のSVの件ですが、確かに「日本一」の文字に焦点を合わせて画像をコピーしたのですが、[105194] であきごんさんがおっしゃる通り
SVはURLで保存したときに角度が少しずれることがあるので、真正面以外のものもチェックした方がいいですね
まさにその通りです。操作中に中心点が若干右にずれたことが原因かもしれません。ドラッグストアの看板は全く眼中になく、無視していました。欲を言えば、もう少しUPした方がよかったかもしれなかったですが。以前、十番勝負でSVヒントが出たことがいくつかありましたが、中心ではなく外れた側のほうにヒントがあると見たことが多く、SVの指している意味も全く分からずじまいのまま、迷走したことがありました。
[105200] 2022年 7月 31日(日)16:58:23【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)16:57:09 by オーナー(表組み改善)
伊豆之国 さん
第104回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
本日、第104回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました。
今回も、春の「選抜」に続いて、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」を記し、今までの同様、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。西日本は次回にします。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道旭川大高旭川市4おがちゃん旭山動物園、神居古潭
南北海道札幌大谷札幌市4おがちゃん大通公園、時計台、藻岩山など所在地は東区
青森八戸学院光星八戸市4桜トンネル蕪島(ウミネコ)、種差海岸、櫛引八幡宮
岩手一関学院一関市3デスクトップ鉄厳美渓、猊鼻渓、栗駒山
宮城仙台育英仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区(注1)
秋田能代松陽能代市2鳴子こけし旧料亭金勇きみまち阪風の松原
山形鶴岡東鶴岡市4般若堂そんぴん致道博物館、羽黒山、あつみ温泉
福島聖光学院伊達市1菊人形やながわ希望の森公園、霊山(注2)
茨城明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲日立風流物(世界文化遺産)、かみね公園、鵜の岬
栃木国学院栃木栃木市3桜トンネル蔵の街、渡良瀬遊水地・平地の3県境、大平山
群馬樹徳桐生市3おがちゃん織物の町の歴史遺産(鋸屋根の工場、新町地区の街並みなど)、「偽(ミニ)富士山」([103996]他)
埼玉聖望学園飯能市2サヌカイト医王山八王寺(竹寺)名栗温泉
千葉市立船橋船橋市3まりんぶる~ららぽーとTOKYO BAY、ふなばしアンデルセン公園、中山競馬場
東東京二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
西東京日大三高町田市5伊豆之国国際版画美術館、薬師池公園、南町田グランベリーパーク
神奈川横浜横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は金沢区
新潟日本文理新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は西区
長野佐久長聖佐久市1勿来丸龍岡城([96257])、中山道と宿場町、旧中込学校
山梨山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
静岡日大三島三島市3伊豆之国三嶋大社、楽寿園([99091])、三島スカイウォーク
愛知愛工大名電名古屋市4名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜県立岐阜商業岐阜市4勿来丸長良川の鵜飼い、岐阜城・金華山、長良川温泉
三重三重松阪市4松阪城跡・本居宣長記念館、豪商の屋敷、松阪牛の老舗

(注1)仙台育英は多賀城市にもキャンパスがある
(注2)聖光学院は桑折町にもキャンパスがある

西日本編は次回に書き込むことにします。
[105196] 2022年 7月 31日(日)13:28:57【1】訂正年月日
【1】2022年 8月 1日(月)08:04:10
伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル・問六の共通項について
今回の"Challenge Trial"問六の共通項は、「春・夏の全国高校野球の優勝校がある市」。そこで、この共通項に該当する65市について、それぞれの市内にある、優勝経験のある高校(戦前の旧制中学を含む)を次の一覧表にまとめてみました。
●はお題、○は正答が出た市です。

市名校名備考
苫小牧●駒大苫小牧
土浦常総学院
取手○取手二高
宇都宮作新学院
前橋○前橋育英
桐生桐生第一
さいたま●大宮工業、浦和学院大宮工業の当時の所在地は大宮市
加須○花咲徳栄
銚子銚子商業
習志野○習志野
町田○桜美林、日大三高
国分寺早稲田実業
横浜○桐蔭学園、横浜
川崎法政二高
相模原○東海大相模
藤沢湘南
敦賀○敦賀気比
松本松本商業(→松商学園)
飯田飯田長姫(→飯田OIDE長姫)
岐阜県立岐阜商業
静岡静岡中(→静岡)、静岡商業
浜松○浜松商業
菊川常葉菊川(→常葉大菊川)
伊豆の国韮山当時の所在地は韮山村
名古屋○中京商業→中京大中京、東邦商業→東邦、愛工大名電、愛知一中(→旭丘)、愛知商業
四日市○四日市
松阪○三重
京都京都二中(→鳥羽)、平安→龍谷大平安、京都一商(→西京)
大阪○浪華商業→浪商(→大体大浪商)、北野、明星、興国、上宮
豊中○履正社
富田林○PL学園
大東●大阪桐蔭
東大阪近大附属
神戸第一神港商業(→市立神港→神港橘)、神戸一中(→神戸)、関西学院(移転前)、育英関西学院の当時の所在地は西灘村([105207])
姫路東洋大姫路
西宮○甲陽中(→甲陽学院)、報徳学園甲陽中の当時の所在地は鳴尾村([105207]、その後現・西宮市域内で移転}
洲本洲本
芦屋芦屋
天理○天理
五條○智辯学園
和歌山●和歌山中(→桐蔭)、海草中(→向陽)、智辯和歌山
有田○箕島
岡山岡山東商業
広島○広島商業、広陵、崇徳
呉港
下関下関商業
柳井柳井
徳島徳島商業
鳴門○鳴門
三好●池田当時の所在地は池田町
高松高松商業
観音寺○観音寺中央
松山松山商業、松山東(当時は松山商業と統合)、済美
宇和島宇和島東
西条○西条
高知高知、高知商業
須崎明徳義塾
北九州小倉中→小倉当時の所在地は小倉市
大牟田○三池工業
八女西日本短大附属
佐賀○佐賀商業、佐賀北
熊本済々黌
津久見○津久見
鹿児島鹿児島実業
那覇○沖縄尚学、興南

「市」以外で該当しているのは次にあげる5特別区と3町です。
自治体名校名備考
東京都港区慶應普通部(→慶應高)、日大三高いずれも移転前。慶應の当時の所在地は東京市芝区
同 新宿区早稲田実業移転前
同 台東区岩倉
同 世田谷区日大桜丘
同 板橋区帝京全国制覇以降板橋区内で移転
徳島県海陽町海南(→海部)当時の所在地は海南町
高知県いの町伊野商業当時の所在地は伊野町
長崎県佐々町清峰

学校が移転した各校のうち、日大三高と早実は、共に移転先の市(町田市、国分寺市)でも全国制覇を果たしています。一方、慶應は、横浜市に移転してからも「甲子園」の出場はありますが、全国制覇はまだ果たしていません。

♯本日、今年の夏の全国高校野球の出場49校が全て決定しました。いつもの通り、出場校と所在地一覧を後ほど書き込むことにします。

【1】[105207] 深夜特急さんの記事により、関西学院と甲陽中(→甲陽学院)の所在地について訂正いたしました。深夜特急さん、情報をありがとうございました。
[105185] 2022年 7月 30日(土)21:47:23伊豆之国 さん
第二回チャレンジトライアル・問六と問七について
第二回チャレンジトライアルでは、問六と問七を出題させていただきました。

問六の共通項は、「春・夏の全国高校野球の優勝校がある市」。
全国高校野球選手権大会歴代優勝校
選抜高校野球全国大会歴代優勝校
それぞれ青色で表示された学校名をclickすると、学校の歴史、所在地などの項目に飛びます。
大東市は、今春の「選抜」の優勝校・大阪桐蔭、和歌山市は、昨夏の優勝校・智辯和歌山の、それぞれ所在地。記憶に新しいところから。三好市は池田高校(当時は池田町)、現在の市域にあればOKとして例示。
駒大苫小牧の全国制覇は「夏」のみ、さいたま市は、大宮工業(当時の所在地は大宮市)と浦和学院、いずれも「春」のみ。少なくとも春・夏いずれか優勝していればOKという共通項を示しています。
ヒントのSVは「日本一」の表示を示したものです。地図はズバリ甲子園。
該当する区として例示した板橋区は、帝京高校が全国制覇経験あり。
非該当の茨木市は、浪商(→大体大浪商)のキャンパスがあった時期がありましたが、浪商が優勝したのは全て大阪市にあった時代。最後に優勝したのは昭和36年(1961)の夏の大会で、その2年後の茨木市への移転(更に平成元年に熊取町に移転、現在の校名となる)以降は、全国制覇はありません。彦根市は、今春と平成13年(2001)夏の近江高校の準優勝が最高成績。
落書き帳の過去ログ[70864]に「参考元」としてリンクしている記事を見ると、都道府県別の歴代出場校一覧はもとより、個人成績や過去の名勝負など、あらゆる記録を網羅している大変貴重なデータベースですが、残念なことに6年ほど前より更新が止まっています。
この問六の想定解に関する関連記事は、後日書き込む予定にします。

問七の共通項は「読み仮名が『ら』で終わる市」。
データベース検索
さくら市、佐倉市をお題に入れ、桜井市をNGとしたのはちょっとした「仕掛け」の「妙」。
SVと地図リンクをどうするか、うまく行けそうなのがなかなか見つからず苦労しました。
SVは「ヨドバシカメラ」→「ら」で終わる
地図はズバリ、お題に入れた「相模原」のひらがな表記
…ですが、解答のペースが比較的早かったもあり、全然ヒントになっていないようなものだった…
実は、この問七を作成するにあたって、ある「細工」を使っています。大ベテランの方の中には、もしかしたらこのことに気づいた人もいるかもしれません。これについても、後で記事を書き込む予定にしています。

また、他のお三方の作成された問題についての感想も、後ほどコメントしたいと思います。
[105121] 2022年 7月 28日(木)21:29:29伊豆之国 さん
業務連絡
採点漏れ・採点ミス(採点すべき解答の記事番号・問題番号の誤り等、解答自体の正誤判定以外のミス)のチェック役に専ら徹している出題者「伊豆之国」からの業務連絡です。

>[105119]さざ波さんへ
[105095] はしもつさんの問四「輪島市」と、[105096] かりないさんの問九「姫路市」が採点されていません。
[104914] 2022年 7月 8日(金)21:40:50【1】訂正年月日
【1】2022年 7月 9日(土)22:16:45
伊豆之国 さん
Re:クイズここはどこでしょう
[104905]千本桜さん
もう今となっては完全に出遅れですが、既に皆さんのコメント通りということであれば…
Q温泉は後に、テレビドラマ「R日記」のロケ地として脚光をあびるのだが、当時はそんなことになろうとは知る由もなかった
このテレビドラマは、毎回必ず見ていました。そして映画化されたときには、映画館に通って見に行ったものでした。あれから十余年を経て、E県からS県へ二泊三日の旅路。道中で、当時誕生したばかりだった、最近市の名前が変わった城下町に寄り道した後、そのQ温泉に念願の一泊。河原の湯壺で名物の温泉卵を温める風景、近くにはそのRの銅像も建てられていました。その翌日は、列車を乗り継いで、S県のほぼ中央にある湖畔の宿で一泊し、翌朝は観光バスでA丘へ。最後は、開業して間もない第三セクター路線経由の特急に…。

国鉄H本線のF駅からは I 線が分岐し、美しいお城のあるJ駅までのびている
[104909] メークインさん
J駅近くにあるお城へも行っています
最初はJ駅からお城が良く見える展望台まで"徒歩"で移動。雲海の上あるお城が見えました
おっしゃっているお城とは、F駅を出て次の駅が最寄の、近年有名になった○空の城のことでしょうが、F駅から出て向かう路線の行き先(というよりその線の起点。今では特急以外はほぼ途中で乗り換えになってしまいましたが)にあるのは、駅からも間近に仰ぎ見る、威容を誇る白亜の天守閣を初め豪勢な櫓や土塀・石垣・堀などが織りなす、世界に誇る日本の城郭建築の不動の王者…。

[104912] 今川焼さん
「R日記」の中で何度もその歌を紹介された地元M郡出身の夭折の歌人です。この歌人のことを知ったのは「R日記」を見てからですが
この歌人の詠んだ歌は、そのテレビドラマの中でたびたび紹介されていたので、その名を覚えたのでした。

…そういえば、ドラマの中でも、そして映画でも、最初のシーンで紹介されていた餘部の鉄橋を列車が渡る風景。映画化されて間もないころに列車転落事故が起こり、それからしばらく徐行運転となり、強風時の運休もよくあったそうで、最近になって新しい橋に架け替えられたようですが、私がQ温泉を訪れた時は、当時の鉄橋が健在で、エアコンもなかった旧式ディーゼル車では、窓から身を乗り出して景色を眺めていた観光客も見かけたものでした。このところのコロナ禍の中、Q温泉でも老舗旅館が廃業に追い込まれたとかで、私が泊った宿も、数年前に既に格安リゾートの系列に入ったというらしいです…。
[104824] 2022年 6月 12日(日)22:55:36伊豆之国 さん
大河ドラマの舞台を訪ねて(3年ぶりの本格旅行です)
[104735]
道中記は後日書き込みます
と書き込んだものの、なんだか忘れかけたようになってしまい、「何を今更」といった感ですが…
4月29日から2泊三日で伊豆~駿河~甲斐と、三国を股にかけて回った旅日記を。ようやく書き込むことにします。

思えば、引っ越しのドタバタ、そしてコロナ…と、旅行どころではない日々が続き、やっと宿泊を伴った「旅行らしい旅行」に出られたのは、実に3年ぶり、「平成から令和へ」の伊勢~尾張の道中以来。相模原市民になってからは初の遠出になったのでした。
今回の道中、とにかく天気が不安定という予報があり、空模様に振り回されることになるのは覚悟の上と承知していたところ。初日は。小田急で小田原に出て、熱海で伊豆急直通電車で伊豆急下田へ。伊豆急線に乗るのも気が付けば相当久しぶり。車両のラインアップもほとんど入れ替わり、親会社の東急で役目を終えた銀色の電車がほとんど。乗り合わせた電車もそうで、内部は観光電車らしく海側座席が向かい合わせになったりしていましたが、外観はまさについ2年余り前までの地元で顔なじみだった電車そのもの(もっとも今では消滅寸前ですが…映像)。でも、観光地も疫病禍からようやく回復の兆しが出てきたとはいえ、大型連休の初日なのに、生憎の天気も手伝って、昔のような混雑どころか、空席ばかり目立って寂しい車内風景、海辺を走る区間に出ても伊豆大島などの島影も見えないまま。終点の伊豆急下田駅まで乗りとおし、改札を出ましたが、駅舎の中はすっかり模様替えされたようで戸惑いも。外に出てみると、バスターミナルも駅の横にある食堂や土産物屋などが入ったレトロ風の建物も以前の面影を残していたのには少しほっとしたのでした。そして堂ヶ島方面へのバスに乗り込むのですが、中はガラガラ、気が付いたら車内独り占め状態。雨が降り出す空模様の中とはいえ、こんな様子ではその先が思いやられる状況になったのが心配になります…。
そうしているうちに終点・堂ヶ島に到着。マイカーで来ていた観光客もちらほら見かけましたが、往時の賑わいを知るものとしては寂しい限り。雨が降り出し、遊覧船に乗るのは諦め、洞窟を上から眺められるスポットに出ただけで、旧道廻りのバスに。今度は部活帰りらしい中高生と見られる一団で車内は賑やかでした。向かったのは親父の実家があった田子地区。かつて遠洋漁業と鰹節作りでにぎわったのも今は昔、取り壊された家の跡が空き地になっていたり、空き家になった民家も目立つといった今の光景でしたが、空き家になっていた家の中に、確かに親父の実家だった家に間違いなさそうなのを見つけ、なんだかほっとしたのでした。それから実家の菩提寺([89119])に行きましたが、住職さんも不在らしく、墓の場所もわからなかったので、雨の中ということもあり、本堂を拝んだだけで引き返し、港のほうにも行くのをやめて次のバスを待つことに。雨は一層激しくなり、源氏ゆかりの修禅寺参りは諦め、旧賀茂村の黄金崎クリスタルパークへ。訪れた日は「万華鏡」の特別展示があって、ハンドルを回して中の模様の変化を見ることができ、童心に帰ったような懐かしい思い出に浸ることもできたのでした。
修善寺駅から駿豆線で伊豆長岡駅で降り、少し早めではありましたが、タクシーで伊豆長岡温泉の宿へ。「温泉旅館」に泊まるのは、4年前の夏の津軽([96355])以来のこと。割と小ぢんまりした宿でしたが、かけ流しの湯でじっくり温泉を楽しむことができました。
夜中に雨は上がり、翌朝の散歩で狩野川の土手へ。好天に恵まれ、白雪に覆われた富士山の姿が見事でした。タクシーで伊豆長岡駅に出て、大河ドラマ関係の施設をめぐるバスの一日乗車券を買い、伊豆の国市内に点在する史跡巡りに出たのですが、持ち歩くのに必要でない、重いバッグに入った荷物を伊豆長岡駅のロッカーに預ける際、「仕分け」に手間がかかり、5年前の飛鳥巡り([93764])の時と同様、バスが先に出てしまうという失態。でも元々一日がかりで回る計画を立てていたので、まだ余裕は十分あり、1時間に3~4本と運転本数が多い駿豆線で、隣の韮山駅で降り、駅の反対側にある大河ドラマ館でまず「予習」。そのあと展望デッキに上るとここでも富士山の雄姿が…。
ここでようやくバスに乗って、まず願成就院にお参り。ドラマの主人公・北條義時と姉・政子の父で、鎌倉幕府初代執権の北條時政が建立した寺院で、ご本尊・阿弥陀如来を初め、運慶の作による5体の仏像は、国宝に指定されており、本堂で間近に拝むことができ、境内には時政の墓も建っていました。それから「堀越御所」([90008] hmtさん)の跡へ。今では何もない芝生になっていますが、入り口に説明が書かれた表示板がありました。道を挟んで反対側を少し奥に入ると、「北條政子産湯の井戸」も。河原に出たところにある公園は、「北條氏の館跡」とされる場所で、今では建物などは全く残っていないのですが、往時の様子などが描かれた案内板がいくつか建っていました。
降りたバス停に戻って、ひとまず伊豆長岡駅前に戻ることに。この日は好天に恵まれ、マイカーで訪れた観光客も多かったようで、渋滞でバスも少し遅れ気味でした。昼食を済ませて、今度は狩野川を越えて西側へ。まず北條義時夫妻が眠る「北條寺」にお参り。それから北に向かってしばらく歩いて、北條義時の館跡と伝わる「江間公園」へ。ここで見逃せない珍しい記念物が、「館跡」の石碑の横、敷地の北東隅にある「北伊豆地震の震災遺跡」、ガラスケースの中に保護されている魚雷の表面に残った地震による表面の傷跡。この公園の場所にあった小学校に海軍から譲り受けられた魚雷が、地震の揺れで傷ついたもので、関東大震災から7年後の昭和5年(1930)に起こった「北伊豆地震」([64043])の被害状況を知る貴重な遺跡となっています。
それからさらに少し歩くと、「いちご街道」という愛称を持つ、やや広い通りに出ます。そこを左折してしばらく行くと「豆塚神社」という神社があり、その境内には今回の大河ドラマに関係する「ミニ資料館」のようなものもありました。この辺りの道筋と風景は、[64043]で紹介した「木造の家は地震に強いか」(杉山英男氏著・昭和60年初刊)という本の中で「北伊豆地震と被害状況」について詳しく書かれた記事があり、その中にかつて「江間村」と呼ばれたこの地域の中心部の概略の地図と当時の写真があって、この辺りの地理は十分頭に入っていたので道に迷うことがなく、さすがに「木造~」が著された時より30数年ほど経過しているので沿道の建物などは大きく変化していましたが、先ほど曲がった四つ角(「木造~」にある地図では「中央四辻」と書かれている場所)の写真に写っている、北西側のスーパーと南西側のガソリンスタンドは当時のままの姿を残していました。
ここからは直接行くバスの便もなく、次のスポット「江川邸」までの間は、狩野川を渡ってひたすら歩くことになります。史跡めぐりのバスと言っても本数は少なく出発時刻も不規則で、昨年末に訪れた深谷市の渋沢栄一関連の史跡巡りのバス([103328])と同様、意外と使いにくいダイヤのように思えました。駿豆線の線路を越えたあたりは、旧韮山町の中心だったのでしょうが、これといった商店街は見られず、やはり「伊豆の国市」の中心市街は温泉街がある旧伊豆長岡町だということになるのでしょう。
江川邸」と、後述する「韮山反射炉」は、40年ほどの前に入った記憶がありますが、今となっては当時の記憶は既にあいまいになっていったので、改めて訪問するといった感じで見学することに。内部には、幕末の国土防衛に尽力し、反射炉や東京湾の「お台場」の築造などにかかわった幕末の代官・江川英龍の功績に関する資料などが展示されていましたが、室町時代に建てられたという母屋の豪勢さには圧倒されるものがありました。それからバスで、源頼朝が流された「蛭が小島」(近年は「蛭が島」とも言うようです)へ。今は田んぼの真ん中といった感じですが、昔は狩野川がこの辺りを流れていて中洲のような地形だったのでしょうか。もう最終のバスもなく、この日最後の目的地・反射炉へはまたまた歩き。反射炉の入場時間がこの時期は午後5時まであり、時間の余裕はまだ十分ありましたが、そこまでの道路には歩道が整備されていないところも多く、自動車が近づいてくると少しはらはらしたものでした。反射炉の周りは、昔行ったときには敷地に柵も無く無料で入れたようにおぼろげながら記憶があったのですが、世界遺産に登録され、資料館もできてしっかり入場券を払わされたのにはやはり仕方ないのでしょうか。反射炉の前後左右には詳しい説明が書かれた案内板もあり、その仕組みがしっかり理解できたのでした。余談ですが、毎週日曜日に放映されている「鉄腕DASH」では、以前「無人島に(ミニ)反射炉を作る」という場面があって、韮山の反射炉の映像が出ていたシーンもありました。
反射炉から最寄りの伊豆長岡駅までは、タクシーもあったのですが呼んでもいつ来るのかわからないので、今度も歩き。この一帯には温室が立ち並んでいて、どうやら「旬」も終わって片付けに入っていた「苺」を栽培している温室のようでした。伊豆長岡駅に戻ってロッカーから荷物を取り出し、三島・沼津と乗り換えて、2日目の宿泊地・御殿場へ。ホテルに着いた頃にはすっかり日が暮れていて、チェックインを済ませ、近くの拉麺屋で夕飯を。
3日目の朝はどんよりとした曇り空。朝飯前に町のほうまで少し歩きましたが、晴れていれば間近に見える富士山も、上の方は厚い雲に覆われ、かろうじて中腹から下の一部が見え、裾野のなだらかな曲線から何とか富士山に違いない、と思っただけでした。御殿場駅の広い構内は、かつて東海道本線だった「過去の栄光」の名残を残しているように見えました。3日目の計画は、出発前から「天気予報とにらめっこ」といった形で、「忍野村~富士吉田方面か、アウトレットを見てから箱根方面か」と、ホテルを出る直前まで迷いに迷ったのでした。結局、河口湖方面のバスの出発時間が近かったことから、前者の方を選択。もう富士山はすっかり雲に覆われて見えなくなり、やがてバスは籠坂峠を越えて甲斐の国へ。山中湖は14年前と同様、車窓から湖を見ただけで素通り、バスを降りたのは「忍野八海」の入り口。この「忍野八海」を「行った、見た」という記憶がはっきりせず、バスを降りて観光客が進んで行く方向を見て、「やはりここは初めてだった…」と分かったのでした。中央高速から近いこともあり、マイカーで訪れる客が多く、結構混雑していて、「どこがなんという名の湧き水(池)なのか、どこがどう違うのかいまいちわからず、また8つ全部がここにあるわけでなく、少し離れた場所にあるのもあることも知りました。降り出した雨が本降りになっており、富士吉田市に入って「北口本宮浅間大社」にお参り、そのあと14年前にも見てきていた「御師の家 外川家住宅」に向かおうとしたのですが、もう14年前の記憶が薄れていたのに加え、降りしきる雨の中で方向感覚もわからず、案内板も整備されておらず、中心市街の近くまで来て「道を一本間違えていた」とようやく気付くことに。やっと「御師の家」を見学。そしてやっと富士吉田改め富士山駅に到着。名物の「吉田のうどん」は、結局駅ビルの地下で召し上がることになり、次の列車まで時間が空いたため、近くの喫茶店で珈琲を飲んで時間つぶし。ここから富士急で大月へ。下吉田駅では、今では絶滅危惧種の「鐘が鳴る旧式踏切」の音も聞こえました。大月からは、高尾・八王子・町田と乗り換えて、やっと我が家に帰還。大河ドラマの開始時刻には十分間に合いました。

♯長文お許しください。(「ご当地」絡みなので…)
[104802] 2022年 6月 7日(火)00:26:13【1】訂正年月日
【1】2022年 6月 7日(火)15:26:24
伊豆之国 さん
武蔵国・相模国・下総国・伊豆国
[104793][104800] あきごんさん
[104799] 鳴子こけしさん
「武蔵国」と「相模国」の境界と人口の話題が賑やかですが…
ここ40年来、武蔵国と相模国の間を無意識のうちに日常的に行き来していて、「県境(=旧国境)越え移動はやめましょう」なんていっていたのがどうにも現実にそぐわない地域に住み続けている私からも、この話題に乗らせていただきます…。

[104793] あきごんさん
神奈川県イコール相模と思っている人が意外に多い。実は川崎市の全域と横浜市の四分の三は武蔵国の領域なのである
JR南武線の川崎市内には「武蔵小杉・武蔵中原・武蔵新城・武蔵溝ノ口」と、「武蔵」の付く駅が4駅連続しているので(他に鶴見線「武蔵白石」駅も)、川崎市が「武蔵国」であることは早くから知っていましたが、横浜市の大半が「武蔵国」であったというのを知ったのは、もう少し後になってからのことでした。中でも、「金沢文庫」が「武蔵」の金沢(昔は「かねざわ」と呼んでいた)に建てられた、というのを知ったとき、そこが鎌倉や横須賀と隣接する地域だったこともあり、ある意味強烈な「違和感」を持ったものでした。
保土ヶ谷~戸塚宿のところを読んでいて、自分が今まで大きな勘違いをしていたことに気付きました。この間にある「権太坂」のお話で、今ではここが国境であったことを意識しないせいか
「権太坂」のことは、今から13年前、[70632]で書き込んだことがあり
「保土ケ谷」と言えば、東海道の最初の難所として知られた「権太坂」。「箱根駅伝」では往路の2区・復路の9区、復路では最後の難所として、逆転劇など数々のドラマを生んでいる場所です
このあと、東京・赤坂にある「権田(原)坂」(「安鎮坂」の別名)と、かつてこの地にあった「誉田(こんだorほんだ)坂」、その由来に関係あるという大阪府羽曳野市の「誉田(こんだ)八幡」、それと赤坂の「誉田坂」と保土ヶ谷の権太坂との「不思議な符合」についても書き込んでいました。

[104799] 鳴子こけしさん
川崎市と、島嶼を除いた東京都は問題ないでしょう。埼玉県も前述の通り全域……ではなく、平成22年(2010年)に太田市(群馬県)から深谷市に編入された部分(変遷情報)がありますので、深谷市前小屋の96人は上野国の住人ということになります
「重箱の隅」ですが、地元の話なので…
[100806][100809] ekinenpyouさん
相模原市と町田市でしばしば発生している境界変更については過去ログでもしばしば取り上げられていますが、要約したものとして東京・町田市と神奈川・相模原市で一部地域を交換! なぜ“トレード”するのか聞いてみたも別途参考になるものと思われます。
[100811] 拙稿
NHKBSプレミアムで放映されていた、「故郷ざわつきリサーチ・相模原の逆襲」という番組。この番組の中で、[100809]の記事にリンクされていたのとほぼ同じ内容の「町田市と相模原市の『領土交換』」と、「都県境が境川を挟んでお互いに入り組んでいる地域の住民の声」が出ていました
かつては蛇行が多く、氾濫も多発していた境川の流路が改修工事で直線化し、元は同じ地域であったのが、川筋が直線化した結果、お互いに川の反対側に取り残されて「飛び地」化した
都県境変更による人口移動は、相模原市民から町田市民になったほうがその逆よりも断然多い
あまり見せたくない資料だが、(境界変更で)相模原市民から町田市民になった人のほうが圧倒的に多く、『収支』としては差し引き数十人のマイナス」という資料も出ていました
ということで、人口異動としては数十人程度ですが、「武蔵」の町田市の中に「相模」の地域があり、「相模」の相模原市に「武蔵」の地域があるというのは明らかな事実といえるでしょう。

一方、埼玉県を見ると、「国境の変更」が(公式には)なくなってから後の昭和5年に茨城県との県境変更があります。現在の埼玉県加須市伊賀袋地区は、当時の茨城県猿島郡新郷村(現・古河市)から埼玉県川辺村(現・加須市)に編入された地域でした([78789] hmtさん)。
昭和5年7月に現在の渡良瀬川が茨城・埼玉の県境となり,右岸の伊賀袋の大部分と立崎の一部が埼玉県北埼玉郡川辺村へ合併され,大字伊賀袋となる
猿島郡(明治29年以前は西葛飾郡)新郷村は「下総国」であり、埼玉県には、旧「下総国中葛飾郡」の地域が「武蔵国北葛飾郡」に編入されてからも、新たに「下総国」だった地域が入り、こちらは現在まで「埼玉県にある下総国」として現在も残っていることになります。
「ご破算」に終わった五霞町の埼玉県幸手市との合併が実現していたら、こちらも「埼玉県にある下総国」になっていたのでした…。

更にもう一つ、「相模国と伊豆国の境界はどこにあるのか?」について、「模擬天守」もある「虚構の世界の水軍の根城?」熱海城七万石城主より一言。
[104799] 鳴子こけしさん
相模国人口ではあきごんさんが「山間部なので無視」された熱海市泉にも2,439の人口があります
通称「伊豆湯河原温泉」と呼ばれる、静岡県熱海市泉地区の帰属と越県合併騒動について、hmtさんが[100236]で関連記事をまとめて紹介しています。その中から、「泉地区は伊豆か、相模か」について、その経緯が[79754]で述べられています。
伊豆と相模の国境を決めたのは、結局のところ伊豆山権現の勢力だったと思われます。秀吉の小田原攻めに敗れたため、泉地区が一時的に相模国になったこともあるようですが(保善院朱印状)、結局は元禄の境界争いで千歳川以南(泉地区)を確保。
天保国絵図 伊豆国を見ても、千歳川に「此川中央国境」と記されています。そして、伊豆国内に「和泉」など4集落が描かれていますが、何故か「相模国宮上村之内」という文字を冠しています。地理上は千歳川を境界とする伊豆国の側にあるが、村の実体は相模国宮上村の一部として機能していたという両属的な性格だったのでしょうか
泉は、明治11年に制定された「郡区町村編制法」に基づき、神奈川県足柄下郡宮上村飛地字泉を静岡県賀茂郡泉村とし、明治22年に熱海、伊豆山などと合併し、熱海村となっている。
しかし、明治13年の『郡区町村一覧』 を見ても、静岡県伊豆国賀茂郡には「泉村」の記載がありません。
もちろん28コマ(神奈川県足柄下郡)にも記載なし。
尾根の北側の神社領「泉」は、おそらく尾根南側を占める「伊豆山村」の一部になったと推察します
これだけ見ると、泉地区は「伊豆」と「相模」の間を行ったり来たりした、とか、「形式上は伊豆国に属するが、実質的な支配権は相模国側が持っていた」とか、あいまいなように見えますが、「市町村制施行・明治の大合併」の3年前の明治19年に編纂された「地方行政区画便覧」を見ると、伊豆国賀茂郡(現在の熱海市・伊東市一帯は当時は賀茂郡に属しており、明治29年の郡再編成により田方郡になった)の最初のところに、「戸長役場所在地 熱海村」とあり、その下に(管轄する)村として、「熱海村・伊豆山村・泉村・初島」とあります。この4村は明治22年4月の市町村制施行に先立つ1か月前に新設合併して「熱海村」になっています。
したがって、泉地区は明治19年の時点で「伊豆国」に属しており、旧国境の変更が明治35年を最後に停止([75973] hmtさん)され、事実上旧国の境界が確定した時点において「伊豆国」だったことは間違いないと思われます。

[104800] あきごんさん
計算していて二番目に人口の多い「国」はどこだろう、とか一番人口の少ない「国」はどこだろうとか思いましたが、境界の確定が大変そうなので、これはそのうち気が向いたらという事にしようと思います
"You Tube"の動画に、「令制国がそのまま都道府県になっていたら」というのがありました。
旧国の範囲(属する市町村)など、誤りや見落としもいくつかあるようですが…。人口が最多の「武蔵」は約2600万人、2位は「摂津」で約740万人、3位は「下総」の約570万人となつていました。一方、ブービーは「隠岐」で約1万9000人、最少は…わかりますね?

♯連休の連休の旅日記、原稿は途中までできているのですが…

【1】「伊豆湯河原温泉」をめぐる「相模と伊豆の境界争い」について追記し、タイトルも変更しました。
[104735] 2022年 5月 20日(金)18:00:28伊豆之国 さん
第60回十番勝負を振り返って~あらたふと青葉若葉の日の光~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は、前回と同様に出題時に想定回数の提示がなく、更に前回には一部の問にあった副題リンクもNGの市の例示もなかったこともあり、やはり「最初の採点が出るまでは動かない」という戦術を採ることになりました。
例によって、解答できた順に。

問一~花の武蔵野 扇に描けば~
今回の出題、いずれも「最初の読みが同じ音で始まる」市ばかりを並べていて、「迷彩」の色が見え見えだったこともあり、最初の採点結果が出てからまず分かったものから答えることに。人口が多そうな市が並んでいたということから、「人口ランキング上位の市」だと容易に推測。前居住地の町田市で石高積み上げ。

問二~行きはよいよい、帰りは怖い~
「か」で始まる市がお題に並んでいて、皆さんが「迷彩」と思い込んで誤答を重ねていた中、まさかの「か」で始まる市を答えよ、という問題だったとは…。まさかの事態に拍子抜け、脱力感ありあり。静岡県で唯一該当する掛川市がすでに出ていたので、ここも十万石の大台に乗せていた、祖母の故郷「小江戸」川越の石高を積み上げ。
この問二の共通項、「か」で始まる市の数がちょうど60市だったことから、「60回記念だから想定解が60の設問でまとめているのか?」と「からくり」に薄々気づくことに…

問十~一はやっぱり富士の山~
ここまでの答えの流れから「世界遺産」関係であることは容易でした。十番勝負開始直前に伊豆長岡温泉に一泊し([104179])、大河ドラマ関係の史跡と反射炉を見てきた「ご当地」が既に出ていたので、ここは焼きそばを一杯。富士宮市の石高が十万石の大台乗せ。
この問十では、同一登録物件内に複数の県・市があるものも多く、想定解の数をざっとしか数え切っていないので、「全部合わせると60に近いかな…」。該当する市の数が59と出たので、「全問を60市でそろえるのはやはり難しかったか…」と思ったところ。同じ内容の出題が昨年秋の「トライアル」で出ていたというのは、「初心者向け大会」に出る立場ではないとみて「外野席から見物」([103190])したこともあり、感想文が出そろって来るまで気づきませんでした。

…ここからは。「該当しない市」の提示が出てから。

問四~君の名は希望~
非該当の市が出る前にほぼ共通項はつかめており、「合併・改称によって元の市名が消滅して新たな市名に変わった市」だろう、と見当がつき、「雑学」の「消滅した市名」と照らし合わせ、まだ出ていなかった市から選ぶことにしましたが、「市盗り」に絡みそうな市もなかったので、以前に「元『乃木坂』の生駒さん」を話題にし([104139])、早速白桃さんからレスが来て([104140])
彼女の出身は由利本荘市らしい
その由利本荘市を取ることに、結局、今大会では今まで答えたことがなかった市を答えたのはこの1問だけでした。
ところで、この問の想定解数を数えたら、やはり「NGだろう」と見た「瞬間改称の市」を除くと59市になり、「あと一つはどこだろう?」と思ったところ、富士市がOKになっていたので、「そういえば、この問と全く同じ内容の問題が、第29回の問九で出ていた」ということを、答えた後にすぐ気づきました。その時の想定解は58市で、やはり富士市がOKになっており、その時抱いた疑問
「消滅した市」の中から「新設」「改称」を合計すると57市になり、数が合わないのが「今市」不安でした。「もう一つの該当市」とは、市名としては市制施行から改称されていないのですが、吉原市のほうが先に市になっていた富士市ということだったのでした
と全く同じことだったのでした。その「急所」を突いてきたデスクトップ鉄さんの「眼力」の鋭さ、そして立て続けに3連発で「落城」の憂き目に遭わせた速攻は、お見事です…。次回以降に捲土重来を期すことにしましょう。
第29回問九より想定解が2市増えたのは、微小な字体の変更に過ぎないのに何とも大げさな対応をした蓮田市([94763] hmtさん)と、令和への改元と同日に改称した丹波篠山市が加わったからでした。

問五~Central Freeway~
大都市圏の市が並んできており、データベース検索から人口増加などいくつか当たりましたが、「密度」が高い順で見るとぴったり。やはり60位がボーダーラインとすぐわかり、都内から、領主復帰を目指して調布市を。これで東京都の50万石の大台にも「王手」。

問七~春よ、遠き春よ~
こちらは人口が多そうな市、市制が早そうな市が並んでおり、「市制の古い順」だろうとはやはりNGの市が出る前までに見当は付きましたが、万全を期して、NGとして川越市が出てきてから。「雑学」から「市制施行日~」のページを開いて施行日の古い順に並べ替え、指折り数えると、同日市制の北海道の5市が60位以内のボーダーライン上に並び、その次の川越市が61番目になっていた。都内で唯一入っている八王子市がまだ出ていなかったので、その八王子市を。これで東京都の50万石の大台乗せを達成。

問九~ここぞ御殿場夏ならば 我も登山を試みん~
解答が進んで行くにつれて、標高が高そうな市が並んでおり、「高原」とか、「市役所と最高点の標高差」なども考えましたが、もっと単純な共通項があった…。過去問で類題(第30回・問二…市域の最高標高地点が2000m以上)があり、その解説記事が[77514]に出ていた。しかもそこにはご丁寧に?1900m以上までの63市(当時)が載せられている。安全を見て富士山絡みで出ていなかった市から選ぶことになり、富士宮市をもう一回取ることも考えましたが、結局、市盗り狙いを見据え、伊豆長岡宿泊の翌日に投宿した御殿場市(道中記は後日書き込みます。でも肝心の富士山が…)を選びました。
ところで、この問の想定解数は、60位タイに並んでいる、早池峰山頂を交点にしている岩手県の3市まで62市ですが、[77514]を見ると、その岩手県の3市までで61市、次点の富良野市は62位。あれ、1市足りない?と思ったら、その時点では「村」だった、岩手山頂が2000m越えしている滝沢市が加わったからだったのでした。

ここからは、想定解数が出てから。この1問だけでした。

問三~春高楼の花の宴~
解答が進むにつれて、合併で大きく広がった市など、面積が広そうな市が並んでいるなぁ、と見えてきた。こちらもデータベース検索から面積の広い順に見て行くと、NGとして出ていた郡山市は61位。やっぱりこれも60位までに入る市を答える問題でした。市盗りに絡めそうな市がほとんど見つからず、結局青葉城主の石高をまたも積み増し。今回はなんだか「領主防衛戦」、というよりも「安定領主のさらなる安泰」を図ったような、誤解を恐れずに言うと「安全運転」、というより「消極戦法」になって「不完全燃焼」に終わったような感じになってしまいました…。
…ノーヒントで答えられたのはここまで8問。出題時に想定解数とNGの市が出ている、今まで一般的なスタイルで行われた大会の場合だと、「快調なペース」となるのですが、今大会の出題スタイルと、比較的平易な問題が多かったと感じたこと、実力派の新鋭参加者の増加によるレベルアップにより、解答数も増え、厳しい闘いとなったという実感でした。もっとも、想定解数を(ほぼ)60市でそろえたことにより、余裕のある問が多く、今までよくあった、「売り切れ」の恐怖から来る「焦り」というのはほとんど感じませんでしたが…。

問八~伊豆の太陽 下田温泉~
ここからはアナグラムヒントが出てからでした。出だしに誤答が続出し、最初の採点が出てから正答が出そろってきましたが、共通項が見えたのは町村ヒントで「深浦町」が出てから。「深浦町…4年前に乗ってきた五能線([96376])…千畳敷」。まさか1年4か月前、第56回の、奇しくも同じ問八と全く同じ問題が出ようとは!その時の該当市は52市でしたが、それ以降、私がたまたま見ていたTV番組に出ていた福井市一乗谷の千畳敷([101401])を含め、新たに見つかったところが増え、想定解がちょうど60になっていた。答え選びにあたって、その福井市や、市盗りが激戦の沼津市も考えましたが、沼津市は同率で並ぶ2名が共に長らく姿を見せておらず領主防衛の緊急性が低いと見て、第56回問八と同じく下田市を答えることに。その時の感想文([101327])で「王手」と書いたもののそれ以降足踏みしていた「下田十万石の野望」をようやく達成することができた。

問六~あらたふと青葉若葉の日の光~
最後に残ったのがこの問九。第一ヒントが出てもしばらくわからなかったのですが、ふと「隣接問題がない」と思い、「隣接数」を調べたら、お題とここまでの正答の市を見るといずれも「市区町村、県内県外ひっくるめて隣接自治体数が9」、NGの塩尻市は8、島田市は10。問六なのに9とは、と「外し」に来たか…と。ここでも富士宮市が残っていたが、桜トンネルさんの3連発で「危急」を感じ取った(後で見たら。桜トンネルさんの解答は実はこの3連発だけで、焦ることはなかった…)日光東照宮の「死守」に1万石加増を。これで今回もようやくノーミス完答となりました。

…今回の十番勝負では、前にも触れましたが、参加者がさらに増えただけでなく、回数にちなんだ「60位以内に入る市」を答える問題を集めるなど「隠されたテーマ」に早いうちに気づいていた人も多く、また全般的に平易な問題が多かったこともあって、第一回採点で早くもメダルが全部決まるなど、解答の出るスピードが更に早まり、私のようなスロースターターにとってはますますメダルが「高嶺の花」になってきた感があります。一方で、見事に10名に分散した金メダリストのうち、ノーミスだったのは3名にとどまった一方、ノーミス完答者のうち、メダルに無縁だった人が、一発完答した3名を初め18名に達しており、「メダル狙いで誤答覚悟」の戦術を採った人よりも、メダル狙いを早々と諦めてある程度正答が出そろってから参戦した人のほうが、今回は想定解数が多めだったこともあって、「売り決め御免」の心配をせずに答え選びができ、既出解やお題を答えてしまうリスクも少なくなって、その面ではかえって有利になったということも否定できないと思うのですが。
ところで、今回の私の成績は、総合着順でようやく20位、平均正答順位では22.5位([104715])にとどまり、「入賞」もなし、近年の大会では最低といってよい成績に終わりました。先に述べた通り、参加者の増加と実力UPについて行けなくなってきたような状況が見えてきそうな気がします。十番勝負を100回まで続けたいという話が出ているようですが、歳のこともあり、「気力が続かなくなった」と自覚してきたら、十番勝負から「引退」という時期も来るかもしれません…。

♭今回の選曲は…
問一:「町田音頭」の1番の歌いだし。町田市を離れてはや2年半を過ぎましたが、メロディーはしっかり覚えています…
問二:川越が発祥という、ご存じのわらべ歌より。
問十:童謡「背比べ」の歌詞には、「山の背比べ」のフレーズで富士山が出てきます。
問四:「乃木坂」の初期の頃のヒットナンバー、その頃は「生駒さん」は多分現役メンバーだったと思うのですが、この手の話題について行けないオジサンには、いまいちよくわかりません([104139])…。余談ですが、松本清張の名作「砂の器」に出てくる「羽後亀田」の辺りも、現在は由利本荘市域に入っています。
問五:歌詞に出てくる「調布基地」は、現在の「味の素スタジアム」の辺り。
問七:八王子の呉服屋の娘さんの名曲。今年の春は急に暑くなったかと思うと、一転して真冬のような寒い日が続いたり、梅雨のような雨天が続いたりと、「春」の実感がないまま、いつの間にか初夏に入ってしまいました…。
問九:鉄道唱歌・東海道編の15番の歌いだし。東海道線が国府津~沼津間で今の御殿場線廻りだった頃、御殿場の駅と町が富士登山の玄関として賑わった光景が偲ばれます([101327] )。
問三:「荒城の月」の歌いだし。作詞した土井晩翠は仙台市出身。
問八:昔、こんなCMがありました([101327])。
問六:芭蕉が日光で詠んだ、今頃の時季にふさわしい名句。

[104733] デスクトップ鉄さん
グリグリさんの第2回チャレンジトライアルですが、私意外に手をあげた人がいないようです。一人で1週間21時の採点書き込みをするのは難しいので、共催していただける方はいませんか
[103912]
先の十番勝負中にも、いくつかこちらで考えていた問題があり、その中で想定解数が50以上になりそうなものもありましたので、「問題を作る側に回りたい」という気持ちは出てきましたが…。とりあえず、もしこちらで自信をもって作れそうな問題ができたら、第一回の「責任出題者」であるデスクトップ鉄さんあたりに、「秘密保持」もあるので、「まずメールでやり取りする」、というのはどうか、と思っているのですが…。それから「立候補」するかどうかを考えてみることにします
と書き込んだのですが、3問程度なら、ほぼ出来上がっている問題があるので、「お手伝い」として立候補する意欲はありますが…
[104523] 2022年 5月 5日(木)22:49:03伊豆之国 さん
十番勝負
問六:日光市
[104521] 2022年 5月 5日(木)22:38:13伊豆之国 さん
十番勝負
問八:下田市
[104487] 2022年 5月 4日(水)22:29:33伊豆之国 さん
十番勝負
問三:仙台市
[104472] 2022年 5月 4日(水)17:48:01伊豆之国 さん
十番勝負
問九:御殿場市
[104428] 2022年 5月 3日(火)21:42:21伊豆之国 さん
十番勝負
問七:八王子市
[104424] 2022年 5月 3日(火)21:31:30伊豆之国 さん
十番勝負
問五:調布市
[104422] 2022年 5月 3日(火)21:27:56伊豆之国 さん
十番勝負
問四:由利本荘市
[104372] 2022年 5月 2日(月)23:00:39伊豆之国 さん
十番勝負
問十:富士宮市
[104361] 2022年 5月 2日(月)22:21:39伊豆之国 さん
十番勝負
問二:川越市

まさかね…
[104358] 2022年 5月 2日(月)22:12:07伊豆之国 さん
十番勝負
問一:町田市
[104179] 2022年 4月 24日(日)21:07:40【1】訂正年月日
【1】2022年 4月 25日(月)08:09:33
伊豆之国 さん
影を慕いて
[104178] 白桃さん
伊豆の国市に所縁ある伊豆之国さんに訊いてみましょう。(笑)
今度の連休で伊豆長岡温泉に一泊を予定して居ります韮山城九万石城主伊豆守でございます。
何か呼ばれたようですので、わかったようでわからないけれどもともかくお答えしておきます。
少し変わった動きを見せたのが宮崎県「日の影町」です。岩戸村の一部を編入したことにより、人口を14,480人から16,396人に増やしたのですが、同時に名称を「日之影町」に変えたのです
この日之影町を通っていたのが旧国鉄日ノ影線(→高千穂鉄道、2008(平成20)年廃止)。町内に「日ノ影」改め「日之影温泉」駅がありました。こちらによると(要約)

1939(S14)旧国鉄日ノ影線の終点「日ノ影」駅として開業
1972(S47)日ノ影線が高千穂駅へ延長、高千穂線に改称
1987(S62)JR九州の路線となる
1989(H01)高千穂鉄道に転換
1995(H07)温泉施設が開業、駅名を「日之影温泉」に改称
2008(H20)高千穂鉄道が水害の影響により全線廃線

…といった具合で、この手の第三セクター鉄道によくあるような「転換と同時に駅名改称」はせず、温泉施設の開業という機会に合わせて、「ひのかげ」の表記を地名に合わせた、ということになるのでしょうか。それにしても、「の」の読みの部分の表記の「揺れ」、「いちのみや」「まるのうち」「えのしま」「きのかわ」…等々、あちこちで見られることは、前にも書き込んだ記憶がありますが、地元住民からかすると、「公式」の表記を使う必要がある場合はそれに従うしかないのでしょうが、そうでない場合は「どちらでも構わない」と案外無頓着な人が多いのでしょうか。
なお、温泉施設は「日之影温泉駅」の名称のまま、現在も営業を続けているようです。(HPより)
…蛇足ですが、「高千穂」の地名にまつわる「蘊蓄」が、惜しまれつつ大往生を遂げたhmtさんの[92702]の記事にありました。

「これは、大きく出たな!」と思うのが、古市町、高鷲町ほか4村の新設合併によって出現した「南大阪町」(中略)もっとも、このとき東大阪市は生まれていなかったのですから、ネーミングとして画期的だったかも。それにしては、市制施行の際に「南大阪市」を諦め、羽曳野という小難しい名前にしたのはどうしてなんだろう
「南大阪町」が市制施行に際し「羽曳野市」という新市名をあらかじめ決めていた、というのを、どこかで見たことがあるのですが、羽曳野市のHPから「市の略史」のページを開いてみても、市名の由来が書かれておらず、なぜ「南大阪町」ではOKだったのに「市」だとNGになったのか、どこかで横槍が入ったのか、また一体どこでこの「小難しい」市名の由来を調べることができるのでしょうか?
この「羽曳野」という地名、隣の富田林市にある、今では見る「影」もなくなったかつての高校野球の超名門・PL学園の校歌の一節に「羽曳野の聖丘高く育みて」とあることからして、「羽曳野」というのは現在の羽曳野・富田林両市を含む広域地名だった、と考えられることなのでしょうか。
[104161] 2022年 4月 17日(日)17:40:21伊豆之国 さん
世の中、澄むと濁るとでは… & 二宮さん
今日の朝刊の別刷りにあった記事の中に「地名の読みの清濁」について取り上げたくだりがあり、東京・港区の「白金」を「しろがね」、「茨城」県や大阪府「茨木」市を「いばらぎ」と呼んでいる人が地元でも多い、とか、「井の頭線」は「いのかしらせん」が正しいのに、「いのがしらせん」と呼んでいる人が多数だ、小田急の電車が下北沢駅に近づくと「いのがしらせん」は乗り換え、とアナウンスしている、とあり、更に、アノ国の大使館の前から神谷町方面に下って行ったところにある「飯倉」のローマ字表記が、交差点では"Iigura"、首都高のほうはIikura"となっている(注:SVで確認したところ、「飯倉」交差点は"Iikura"でしたが、「飯倉片町」はIigura~になっていました)というのもありました。

…ここからは自分の記憶になりますが、「井の頭線」については、世田谷区民だった少年時代には初めのうちはどちらなのか、確かに混乱したことがあり、当の「京王帝都」の案内板で、"INOKASHIRA LINE"の中で"K"の字の下に"G"と書かれていたのを消して直した跡があったのを見た覚えがありました。一方、「飯倉」はずっと「いいくら」と済んで読む以外にないと思っていて、のちに銚子方面に行ったとき、総武「本」線の「飯倉」駅(千葉県匝瑳市)を「いいぐら」と濁って読んでいたのを聞いた(駅名表示板にも確かに「いいぐら」「IIGURA」と書かれていた…当時は千葉以遠は非電化でSLもまだ走っており、「鈍行」でも一部は通過する「秘境駅」だった…)時、違和感を覚えたものでした。
地名の清濁というと、世田谷区内にはいくつか「○沢」という地名があるのですが、「北沢」や「駒沢」は「ざわ」と濁り、「深沢」や「奥沢」は「さわ」と澄んで読む、という「清濁混在」状態になっていて、子供のころから慣れていたので別に不思議でも何ともなかったのですが、「深沢(深澤)」という苗字の人を「ふかざわ」と読んでいるのを聞くと、やはり違和感があったものでした。
「山崎」「中島」「高田」といった苗字は、2文字目を「東」では濁音に、「西」では清音で読む傾向が強い、ということは、だいぶ前から聞いていたことでしたが、地名についてみると、「山崎」は、京都府と大阪府の府境越え地名は「やまざき」、その西の兵庫県宍粟市の山崎町は「やまさき」で、「畿内」と「山陽道」の間に境界線が敷けそうで、「高田」についても、奈良県「大和高田市」は「たかだ」、広島県「安芸高田市」は「たかた」と同傾向でしたが、岩手県「陸前高田市」は「たかた」、大分県「豊後高田市」は「たかだ」と東西の傾向と逆になっていて、この両市については、割と最近まで「陸前たかだ」「豊後たかた」と逆に思い込んでいたものでした。横浜市地下鉄の「高田」駅も「たかた」と濁らないことも、知ったのはやはり10年ほど前のことでした([82229])。

[104152][104157] 白桃さん
[104159] Takashiさん
「因子町」という発想というか捉え方というか、何となくわかったようでいまだにいまいちよくわからないのですが、
[104160] 白桃さん
五日市は「町」として広島県最高人口を記録していますが、そのときは「因子町」そのものではなくなっていたのです。(五日市は1955年4月1日に新設合併を行っていますので、法人格の変更があったのです。)
Takashiさんからの[104159]での質問と同様、例えば石川県の人口最多因子町が、野々市でも現役町で人口最多の津幡でもなくてなぜ内灘なのか、少々疑問に思っていたのですが、「新設合併していない」という「縛り」があった、とわかって氷解しました…。
「いまいち」というと「日光」ですが、「本源」「前身」「最古」の各因子町がバラバラ([104157])というその日光市、銅山の最盛期には足尾が日光や今市よりもずっと人口が多かった、ということは前から知っていたのでしたが、足尾が「生まれながらの町」であったことは、[102184]の記事を見て初めて知ったことでした…。

日光市の今市地域の開墾事業に深くかかわったのは二宮金次郎ですが…
[104155] オーナー グリグリさん
十番勝負の準備作業
「勝負」というと、[104145]の最後のほうで書き込んでいた神奈川県二宮町の「勝負前」(公園、旧小字?)がまだ「反対語地名」コレクションにまだ入っていませんね。
[104145] 2022年 4月 10日(日)01:12:22伊豆之国 さん
Re:湘南ナンバーご当地化
[104141] あきごんさん
[104142] オーナー グリグリさん

[104139] で書き込んだ、「湘南ナンバー」の区域に対する不自然さ・違和感から来る「ご当地ナンバー化」による再編案、本来ならば「卯月馬○」ネタ(出し遅れですが…)にしたいくらいの与太話でしたが、「馬路」に付き合ってくださって誠に恐縮です…。
お二方の反応を見る限り、鎌倉などを「湘南」に組み入れること、小田原・足柄地域を「湘南」から切り離して新たにご当地ナンバー「箱根」を作ることには理解できるとして、知名度の問題がある「丹沢」はどうも、というのは、言われてみれば納得できます。確かに「丹沢」と言われても、神奈川・東京以外の人にとっては、登山をやらない人にはどこにあるのかほとんどわからない気がします。[104139]の表に書いた地域について、代表となる地名をあえて挙げるとすれば「厚木」でしょうが、「厚木」と聞いてまず多くの人が連想するのは、厚木市をかすってもいない「基地」で(あと他には女性用肌着メーカー?)、かえって誤解を招く恐れがありそうです。
そもそも「湘南ナンバー」の区域が実態と乖離したおかしな範囲になったのは、やはり「伊勢原・秦野」を(強引に?)組み入れたことが最大の原因で、この両市が入ってくると、その西側にある足柄上郡や小田原市なども「相模」のままだと(実質的に)「飛び地状態」になってしまうため必然的に「湘南」に入れざるを得ない、ということになったのでしょう。
それと、私が思った「違和感」の理由として、厚木~伊勢原~秦野と続く内陸側の「国道246号・東名高速・小田急」沿線と、平塚~大磯~二宮間の海沿いの「国道1号・東海道線」沿線のルートとのそれぞれの南北のつながりが、間の丘陵地帯に遮られるなどで相対的に弱く(平塚~厚木間の相模川沿いの平野部は、国道129号などでかなりの交通量がありますが)、お互いに別々の交流圏を形成しているような形に見えるからです。仮に、小田原・足柄地域にご当地ナンバー「箱根」が採用できるのであれば、同様に「湘南にふさわしくない湘南ナンバー区域」になっている伊勢原と秦野を「相模」に戻すことが自然なように見えますが、両市が「湘南のほうがいい」というのであれば、次のような「歴史的経緯」として「過去の『いわゆる湘南』との結びつき」を根拠とするのはどうでしょうか。

・江戸時代、江戸市民の行楽として、大山阿夫利神社(伊勢原市)参りと江の島・鎌倉を組み合わせたルートが人気観光コースであり、明治になって東海道線が開通すると、小田急が開通するまでは、平塚駅が大山参りの玄関になっていた
・二宮~秦野間に、明治末期に馬車鉄道として開業し、大正になって軽便鉄道となった「(湘南軽便→)湘南軌道」が通っていた。昭和初期の小田急開通により打撃を受け、営業休止を経て昭和12年に廃線となった(廃線跡探訪)

「軽便」二宮駅跡(「愛児園」の前に説明板あり)を"Street View"で探しているうちに、「勝負前公園(遊園地)」というのがあり、由来が気になったので調べてみると、園内に石碑があり、画像を拡大して見ると「二宮町勝負前土地区画整理組合事業」とあり、「施工区域 二宮町勝負前」の文字が見え、どうやらこの「勝負前」は(旧)小字名と思われます。
>オーナー グリグリさん
この「勝負前」は、「反対語地名」コレクションの「勝負」には未登録です。登録をお願いいたします。
[104139] 2022年 4月 7日(木)22:14:41伊豆之国 さん
「湘南ナンバー・ご当地化」への提案(妄想ですが…)
[104138] あきごんさん
湘南ナンバーはご当地ナンバーではないのですね。メチャクチャご当地ナンバーっぽいのですが、通常ナンバーなので驚きました
「多摩ナンバー」から「相模ナンバー」地域へ引っ越して2年半、一層「湘南ナンバー」の車と出会う機会も増えましたが、それにしても「不自然、不合理」だと、どうにも違和感がぬぐえないのが「湘南ナンバー」の区域。
現在、「湘南ナンバー」に含まれる区域は、藤沢・茅ヶ崎・平塚・小田原・伊勢原・秦野・南足柄の7市と、高座郡寒川町・中郡2町・足柄下郡3町・足柄上郡5町の計18市町。これを地図で見て、よその人はまず誰でも「あっ…」と絶句するでしょう。この区域の中で、「湘南」の名にふさわしいと万人が納得するのは、藤沢と茅ヶ崎ぐらいでしょう。平塚と、「湘南発祥の地」の石碑がある大磯、それに二宮あたりまではまずよいでしょうし、一般に「西湘」と呼ばれることが多い地域にあって海に面している小田原市と真鶴・湯河原の2町も「アリ」(「湘南電車」が通っています…)という人もいるようですが、鎌倉・逗子・葉山が入っていない(いずれも横浜ナンバー)のに、海に面しない市町が、面する市町より多い10もあり、「猪や熊が出る足柄山中」まで「湘南」というのがどうにも納得が行かず、いわば「湘南ナンバーの悲劇」とでもいうのでしょうか。
「ご当地ナンバー」をめぐるは論議は、落書き帳の「アーカイブ」にもありましたが(もう20年近くも昔!)、そもそも「湘南ナンバー」は「ご当地ナンバー」ではなく、その制度ができる以前に作られたものであることが、「違和感」「行き違い」の元であり、「名前と実態の大いなる乖離」になっているような気がするのです。「湘南ナンバー」の元になっている「湘南自動車検査登録事務所」は、平塚市にあり、その管轄区域を見ると、確かに上記の18市町になっています。この地域分けについては、どうも既存の「相模ナンバー」の区域分割に際して機械的に決めたようなことで、「(平塚市と隣接している)伊勢原・秦野が地盤の、当時の某代議士の思惑が絡んでいる」という噂も聞かれたものでした。
ともかく、「湘南に住んでいないのに湘南ナンバー」が幅を利かせている、という現状を改めるためにも、「ご当地ナンバー」による区域再編が必要なように思えます。「私案」として、こんなのを作ってみましたが、いかがでしょうか?

ご当地No.該当市町村備考
湘南平塚・茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子市、三浦郡葉山町、高座郡寒川町、中郡大磯・二宮町寒川町は海に面していないが、寒川神社の大祭「浜降祭」で神輿が茅ヶ崎の海を渡御し、海と関係が深いので含めてよいと思う
箱根小田原・南足柄市、足柄下郡3町、足柄上郡5町「小田原」とか「足柄」でもよいが、抜群の知名度を誇り海外にも知られるメジャー観光地の名を
丹沢厚木・伊勢原・秦野市、愛甲郡愛川町・清川村全国的な知名度は?、「丹波」と字面が紛らわしいので「丹澤」表記も? 厚木と愛甲郡は「相模」から移管
横須賀横須賀・三浦市鎌倉などの「新・湘南」移管と合わせて、巨大「横浜」ナンバー区域の負担を少しでも軽く

乃木坂46の齋藤飛鳥ファンが、どうやったら飛鳥ナンバーを取得できるか、ネットで情報交換していました
この手の話にはなかなかついて行けないオジサンですが…
「乃木坂」「奈良県の地名」というと、もう「卒業」したそうですが、「生駒」さんもいましたね。彼女のおかげで「生駒」の地名を読める人が増えたとか。ちなみに彼女は「あきたこまち」だそうですが、苗字の由来を知りたくなるところです…。
[104132] 2022年 4月 1日(金)18:07:46伊豆之国 さん
大阪桐蔭「選抜」制覇 & Re:ローマ字回文
今年の「選抜」は、大阪桐蔭高校が、「補欠繰り上げ出場」から勝ち上がってきた、昨年の大会でよもやの苦杯をなめた近江高校に大差で雪辱を果たし、4年ぶり4度目の全国制覇を達成しました。

ところで、その大阪桐蔭高校がある大東市には、市名を含む駅がなく、隣の市名(字体違い)を名乗る「四条畷」駅(JR学研都市線)がある一方、四條畷市にも市名を含む駅が市内になく、「忍ヶ丘」駅(同線)が市内唯一の駅として、四條畷市の「実質的な中心駅」になっています。この複雑でわかりにくい関係に対し、過去には四條畷市とJRとの間で「バトル」も勃発したようですが([74082] hmtさん)、その後JRが提案し地元も受け入れたという「駅名改称」に関する合意([83061])
四條畷市内で唯一の鉄道駅である「忍ヶ丘」駅を「四條畷市」に、現在の「四条畷」駅を「大東市」に改称することを四條畷・大東両市に提案し、両市ともこれを受け入れることを決めたことから、両駅名の改称を行う
がいまだ実現しないまま棚ざらしになっていることに対し、両市の住民有志が「駅名改称を早急に行ってほしい」とJRに陳情を提出し、「JRと両市当局が腰を上げないなら、大阪府にも後押しを頼む」考えも見せているとのことです。

…これはもちろん「卯月馬○」ネタの、耶馬溪の奥にあるここの話ですが、この辺で、石見銀山にもほど近い、「同じ地名でいくつも違う書き方がある」ことで落書き帳でも話題になった「にま」([103221][41861] hmtさん、他)の隣にある、こちらの話に戻ります。

「ローマ字回文自治体」の話題でにぎわっているようですが…
[104130] 今川焼さん
平成の大合併で消えましたが、愛媛県に五十崎(Ikazaki)町という、すごいのがありました。
これの元ネタは小学生の時に買った「鉄道ものしり百科」(秋田書店)です。ローマ字回文駅名としては今も健在ですね
多文字ローマ字回文では、岡山県「赤坂(AKASAKA)町」もありましたね(現在は赤磐市の一部)。
「ローマ字回文」の駅名というと、以前、「クイ図」第一回・問四の共通項「かな回文駅」の関連記事で書き込んだことがありました([82279])。
[82188]ペーロケさんの「違う目線」での解答「五十崎(IKAZAKI)」駅(内子線・愛媛県内子町)と、これにすかさず[82190] 白桃さんが反応した「赤坂(AKASAKA)」駅(東京メトロ千代田線・東京都港区。他に上毛電鉄(前橋市)・富士急(山梨県都留市)・福岡市地下鉄(福岡市)にもあり)は、「ローマ字で書くと回文」になる駅です。このタイプの駅には、他には「厚狭(ASA)」(山陽本線・山陽小野田市)、「小野(ONO)」(中央本線・長野県辰野町など4ヶ所)、それにかなでも回文の「飯井(II)」などがありますが、いずれも3文字以下で、4文字以上になるのは前記の2駅のみのようです(「小川郷(OGAWAGO)」(磐越東線・いわき市)は長音を無視すると、「日進」(川越線・さいたま市など3ヶ所)は、日本式で「NISSIN」とすれば該当します)
[104063] 2022年 3月 10日(木)22:22:45【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 10日(木)22:26:45
伊豆之国 さん
Re:不急なぞなぞ
[104057] 白桃さん

その「チョウ」の名前は…

・「あきたこまち?」の演歌歌手「■■○○子」(さっきまで見ていた「ケンミンSHOW」に出ていた)
・「うどん県」に○○▼▼郡○○川チョウがある
・「飛んで▲▲▲▲▲▲▲」にある世界遺産「○○ソフィア」
・「引越の△△△」市(この市にある巨大古墳も世界遺産)に「○○のチョウ」(駅名とチョウ名とで「の」表記が異なる)がある

…以上の○○に共通して当てはまるカナ2文字が答えでしょうか?
[104023] 2022年 2月 28日(月)23:22:21【1】訂正年月日
【1】2022年 3月 1日(火)17:46:51
伊豆之国 さん
hmtさんへの哀悼の辞
落書き帳の最長老にして、まさに驚異と思える博識を誇り、精力的な書き込みを続けてきたhmtさん。昨年6月1日を最後に書き込みが途絶え、ご高齢ということもあって健康状態をずっと案じていたのですが、ご逝去されたということを聞いて、少々驚きを隠せなかったと 共に、ここに謹んでご哀悼の辞を述べさせていただきます。とにかく「かけがえのない人物を失った」という大きな喪失感は拭えなかった、というのが正直なところでした。
現・相模原市の津久井地域を出身地とし、武蔵国入間郡だった地域で生涯を閉じたhmtさん。思えば、私の母方の祖母は当時の入間郡川越町…今の川越市生まれ。そして私は2年半ほど前から相模原市民となり、それぞれ市内の北と南の外れのほう同士ではありますが、こちらの方でも不思議な糸でつながれたのでした。
私の書き込みに対しても数々の反応をさせていただき、そうした記事のやり取りによって、今まで知らなかった新たな知識を得た、というのも大きな収穫でした。そうして得たものをいくつか挙げてみると…(左は私の記事、右がhmtさんによるレス)

飯田橋の「逢坂」([71910]) → 江戸の坂道([71914])
「横須賀」という地名([77623]) → 造船から海軍の町へ([77630])、各地の「須賀」地名([77631]
「富士」の付く駅([83651]) → ふるさとの「○○富士」と富士塚([83655])
伊勢参宮をめぐる鉄道([86351],[86355]) → 伊勢参りの私鉄路線([86363])・国鉄路線([86366])
愛発越え(敦賀気比高校「選抜」優勝、[87452]) → 畿内と越前とを結ぶルート([87455])他
 …hmtマガジンに特集「畿内から北陸へ」立ち上げへ
熱海は関東でない([90003]) → 伊豆が「関東」だった頃([90008])
葛飾区高砂の旧名「曲金」([92726]) → 曲金([92728])・勾金([92729])
サイトウさん(「斉藤」と「斎藤」の分布の違い…[92775]、「サイトウ」地名([92780])
 → 斎藤さんのルーツ・歴史上の著名人など([92783])
「小山田城主」([93054]…記事中の「自己紹介」) → 小山田城の歴史と現在([93055])
上鶴間村(相模原市民として最初の書き込み、[98529]) → 相模・武蔵国境の地名「鶴間」([98536])

hmtさんの本業は「化学」ということでしたが、私の本職も建築士([91457])。面識はありませんでしたが、同じ理系畑の人同士とあって、案外気心が通じていたのかもしれません…。元から「建物」に興味があり、その後になって「街並み歩き」に楽しさを見出してきた私にとっては、近年の疫病蔓延の中、なかなかそうした「街並み歩き」ができないところがつらいところです。

【1】やり取りした記事について追加しました。
[103996] 2022年 2月 23日(水)23:00:25【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 23日(水)23:24:11
伊豆之国 さん
クイズの答え & その名はフジヤマ
まず、忘れ去られないうちに、クイズの答えから。

[103912]で出題した、今春の「選抜」出場校の所在地に関する共通項当てクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

ですが、千本桜さん([103937])以外に反応がなかったので、ここまで引きずっていたのですがこの辺でお開きにします、
共通項は、「(出場校がある)その市内に、(旧国の)『一宮』と呼ばれる(名乗っている)神社がある」ことでした。
市名、出場校、神社名、旧国について下記の表に示しておきます。想定解は8市でした。

市名出場校神社旧国備考
さいたま市浦和学院氷川神社武蔵
敦賀市敦賀気比気比神宮越前
三島市日大三島三嶋大社伊豆
京都市京都国際賀茂別雷(上賀茂)神社・賀茂御祖(下鴨)神社山城
和歌山市和歌山東、市立和歌山日前(ひのくま)神宮・国懸(くにかかす)神宮紀伊[93732]
鳴門市鳴門大麻比古神社、一宮神社阿波
高知市高知土佐神社土佐[103937] 千本桜さん(正答)
大分市大分舞鶴柞原(ゆすはら)八幡宮、西寒多(ささむた)神社豊後

したがって、残る2市は、和歌山市と大分市でした。
ところで、「一宮」という呼び名の発祥ははっきりしないようですが、平安後期という説が有力らしいです。「一宮」を名乗っている神社は、必ずしも旧国に1社とは限らず、複数の神社がそれぞれ「一宮」と名乗っているところがいくつかあります。このことは、白桃さんの[103207]の記事からも見えていますが、
京都市と岡山市には二つ
その京都市のケースは、「賀茂」の付く二つの神社でセットになっている例で、「2社一組でどちらも『一宮』」ということになるのでしょうか。信濃国一宮の「諏訪大社」が4社で一組の神社として扱われているも同様と言えるでしょう。和歌山市の2つの神社は、同じ境内にあり、「日前宮(にちぜんぐう)」と呼ばれる一つの神社として実質的に扱われているようです([93732])。一方、岡山市の場合は、備中一宮の「吉備津神社」と備前一宮の「吉備津彦神社」で、合併によりどちらも岡山市内になったことによるものでした。
これに対し、鳴門市と大分市は、それぞれ別個の神社がお互いに「我こそは一宮」と名乗っている例です。このように、旧国内に複数の一宮が存在する例はいくつもあり、バックについている勢力同士の争いが関係していることも多いようです。[103208] であきごんさんがおっしゃっている越中国の例(4社ある)は、どういう背景があるのでしょうか。武蔵国の場合、本来の一宮は多摩市の小野神社であり、付近の地名も「一ノ宮」。武蔵国を代表する6社をまとめて1か所に祭った「武蔵国総社」にあたる大国魂神社(府中市)でも、小野神社を一宮とし、現在一般に「武蔵国一宮」とされているさいたま市大宮の氷川神社は「三宮」となっており、後世に一宮が入れ替わったとされているようです。

クイズに戻りますが、千本桜さんが[103937]で答えたのは、高知市にある土佐国一宮・土佐神社。その神社が鎮座しているのは、
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名
その「いっくしなね」というのは、「一宮しなね」と書く漢字かな交じりの地名。「一宮」と書いて「いっく」と読むのも、他では見かけない読み方(近くにある土讃線の駅名も「土佐一宮(とさいっく)」)ですが、何とも謎めいているのは、かな書きの「しなね」とはどういう意味なのか。土佐神社のHPを開くと、毎年晩夏に行われるこの神社の大祭「しなね祭」のページがあり、どうやらこの大祭に由来するようですが、肝心の「しなね」の語源には諸説があるようです。

ところで、今日は「富士山の日」でもあります。富士山の神を祭った、富士宮市の「富士山本宮浅間大社」は駿河国の、笛吹市の「浅間大社」は甲斐国の、それぞれ一宮になっていますが、その富士山の神を祭った神社(というより祠)があることからその名がついたという、群馬県桐生市にある小高い丘、「上州の偽(ミニ)富士山」こと「富士山(ふじやま)」。その麓にある上毛電鉄「富士山下(ふじやました)」駅(記事集)の横にある「『鐘』が鳴る旧式踏切」が消える」というニュースが飛び込んできました。
動画によると、この踏切は今月末で閉鎖されるとのことで、警報機も撤去ということになりそうです。現在ではこの踏切を通る地元の人もほとんどなく、利用者は踏切の音を録音する「オタク」とすぐ東側のある渡良瀬川の鉄橋を渡る電車を撮る人ぐらいと思われ、駅の反対側(西側)にも踏切があるので不便はないと判断したのでしょう。この踏切は既にだいぶ前から片方(南側、ホーム・神社と反対側)が故障して鳴らないままになっていたらしく、私が9年前に訪れたとき([84083])でも、確かに南側からは音が聞こえていませんでした。近年にUPされた動画・画像でも、警報機本体も錆が激しくなって老朽化が一層進行しており、いずれは踏切を閉鎖する予定になっており、警報機を交換も補修もせず「放置」していたのではないでしょうか。それと、動画のコメントにもありましたが、駅の北東にある渡良瀬川の県道の橋「赤岩橋」が架け替えられた、というのがあり、また地図を見ると、駅の北東側の道路が渡良瀬川の手前で不自然に行きどまりになっており、これが「旧・赤岩橋」へつながっていた旧道の名残と思われ、赤岩橋が現在の場所にかけ替えられたことにより通行量が激減し、この踏切の存在価値もほぼ消滅したのでしょう。
一方、「本物」の富士山の麓を走る富士急にも、「下吉田」駅構内に旧式踏切が残っていますが、こちらも以前(11年ほど前)と比べても明らかに音が劣化し「空振り」も目立つなど、老朽化が進行しているように思えます。
[103941] 2022年 2月 11日(金)23:02:02伊豆之国 さん
開かずの金庫を開けろ(at Supertown) & 越後初の冬の王者(北京奥運会)
さっきまで見ていたTV番組で「開かずの金庫を開けろ」というのがあり、千本桜さんのお膝元・大河原町の旧家・佐藤家の豪勢な屋敷の内部の風景と、中に残っていた開かずの金庫ならぬ「開かずの箪笥」を開けろ、というシーンがありました。でも、残念ながら…箪笥の中身は「空」でした…。

さて、「北京奥運会」([65923] hmtさん)のスノーボードで、新潟県村上市出身の平野歩夢選手が「三度目の正直」で悲願の金メダルを獲得しました。実は、その平野選手の金メダルが「新潟県で初めての冬季大会の金メダル」だったというのを意外に感じた人が多かったのではないでしょうか。夏の大会では過去に確か8個ほど金メダルを獲得していましたが、その多くは「体操ニッポン」全盛期の頃に加藤沢男氏が「荒稼ぎ」したもので(他に記憶しているところでは、あの「栄光への架け橋」のアテネ大会の優勝メンバーにいた中野選手が新潟県出身)した。国内有数の豪雪地帯を抱え、上越市は日本のスキー発祥地とされ、県内には越後湯沢や妙高など、以前に比べ「温暖化」と「スキー離れ」でだいぶ減ったとはいえ(そういえば、冬になると新聞のスポーツ欄に必ずあった「スキー場(&スケート場)便り」の欄が消えてもう久しくなったのでしょうか…)今もなお数多くのスキー場がある「スキー王国」の新潟県にもかかわらず、これまで冬の「金」は不思議と縁なし。平野選手の快挙で、これでやっと「悲願達成」となったのでした…。
[103938] 2022年 2月 10日(木)22:47:36伊豆之国 さん
ミニクイズ採点&ヒント
[103937] 千本桜さん

[103912] で出題したミニクイズですが…
ひらがなで書くと「いっくしなね」という意味不明になってしまう地名があり、その場所にお目当の神社が鎮座する市
ご名答です。金メダルおめでとうございます。
この不思議な地名の意味と由来、後で調べてみます。

まだ二つ残っていますので、第五ヒントを出しておきます。
 ▲どちらも県庁所在地です。
 ▲「領主」は、それぞれ深夜特急さんとデスクトップ鉄さん
[103933] 2022年 2月 8日(火)23:38:12伊豆之国 さん
クイズ2題(解答&出題)
[103932] 千本桜さん

[103905]のクイズの答え、[103912]で書き込んだ通り、やはり「予想」は当たっていたのですね…。
ところで、[103905]にリンクされていた地図を見て「ここだ?」と予想した根拠は、地図の上(北側)にあった「■■■門町」と旧街道名、それと川の流れとそれに沿って建つ、いくつかの記念館などの位置からでした。これらの記念館のいくつかは、30数年前に秋祭りを見物した時に訪れており、TVの旅番組などでもしばしば紹介され、この町の「象徴」のような存在になっている、黒板塀の「塚田記念館」(当時はこういう名称だったような…)には、圧倒されるような存在感を覚えたものでした。

ところで、クイズというと、その[103912]で出題した「旧正月&選抜出場校」ネタのクイズ

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市
上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?

「あと2市」と書きましたが、どうやらもう1市あるようです。
まだ誰からも反応がないので、ここで第四ヒント(SV)を出します。

▲第四ヒント…神奈川県寒川町
[103912] 2022年 2月 1日(火)23:30:23【1】訂正年月日
【1】2022年 2月 2日(水)00:17:22
伊豆之国 さん
Re:クイズ・ここはどこでしょう? & ミニクイズ
千本桜さんご出題のクイズ([103905])ですが…

[103906] ぺとぺとさん
[103907] 今川焼さん
[103908] あきごんさん
[103909] 白桃さん

地図を一目見て、どうも「魅力度争いで西海争いしているアノ県にある、川沿いに豪勢な蔵屋敷が立ち並んでいるアノ市」かな、ととっさに浮かんだのですが、皆さん方の飯能を三田限り、どうもそれらしいような雰囲気が…。もしそうだと設楽…

・絢爛豪華な山車が繰り出す秋祭り…30数年前、この市を初めて訪れた時に見物した思い出が。
・その頃には「観音様」と「仲見世」で有名なターミナルから普通運賃だけで乗り換えなしで行けたのに…
 今は「特急に乗れ」と言わんばかり。
・この市出身の、朝ドラにも主演した?女優"T.Y"の実家は旅館だったが、のちに廃業した

ところで、今日は旧正月。まもなく「冬の大運動会」が開幕するという、大海を隔てた隣国では、旧正月を大々的に祝う風習が今も盛んで、外から飛び交う雑音をよそに、今はお祭り騒ぎの二重奏だとか。そこで、こちらからも「本当の新年」にちなんで、ミニクイズを…。

【問A】:さいたま市、敦賀市、三島市、京都市、鳴門市

上記の各市は、いずれも今年の「選抜」に出場する高校([103903])がある市ですが、これらの市とある共通点を持つ市が、この今回の「選抜」出場校がある市の中に(おそらく)あと2市あります。それは何市と何市でしょうか?
…これだけではまだわかりにくいと思うので、ヒントをいくつか出しておきます。

第一ヒント…(今回出場校がなかった市の中で)政令指定都市では大阪市、堺市、岡山市、福岡市も該当します。
第二ヒント…白桃さんの[103207]の記事にヒントがあります。
第三ヒント…一番初めは~

さて、以前[103190]で、十番勝負の「チャレンジコース」について
「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう
と書き込んでいたのですが、
[103868]オーナー グリグリさん
十番勝負トライアルの第二回の開催については、手を挙げていただける方がいらっしゃいましたらお願いいたします
先の十番勝負中にも、いくつかこちらで考えていた問題があり、その中で想定解数が50以上になりそうなものもありましたので、「問題を作る側に回りたい」という気持ちは出てきましたが…。とりあえず、もしこちらで自信をもって作れそうな問題ができたら、第一回の「責任出題者」であるデスクトップ鉄さんあたりに、「秘密保持」もあるので、「まずメールでやり取りする」、というのはどうか、と思っているのですが…。それから「立候補」するかどうかを考えてみることにします。
[103903] 2022年 1月 29日(土)17:53:44【1】訂正年月日
【1】2022年 1月 30日(日)00:45:14
伊豆之国 さん
第94回選抜高校野球出場校決定
昨日(28日)、第94回選抜高校野球の出場全32校が決定しました。
今回も昨年の「選抜」に引き続いて、全出場校(北から南への順、21世紀枠は最後)の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市・区・町の経県値」、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。

出場校所在地経県領主主な観光地備考
クラーク記念国際深川市1スカンデルベクの鷲イルムの丘丸山公園カタクリの里(深川市観光サイトより)
花巻東花巻市4スカンデルベクの鷲花巻温泉郷、宮澤賢治記念館、高村山荘
聖光学院伊達市1菊人形やながわ希望の森公園、霊山桑折町にもキャンパスあり
明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲日立風流物(世界文化遺産)、かみね公園、鵜の岬
浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
木更津総合木更津市3勿来丸海ほたる、證誠寺、きみさらずタワー([102085] 勿来丸さん)
国学院久我山杉並区3対象外善福寺公園、堀之内妙法寺、高円寺純情商店街
二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
山梨学院甲府市3勿来丸武田神社、昇仙峡、山梨県立美術館
敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ケ崎城跡
星稜金沢市4EMM兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街など
日大三島三島市3伊豆之国三嶋大社、楽寿園([99091])、三島スカイウォーク
大垣日大大垣市3大垣城、奥の細道結びの地、墨俣一夜城
京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)、三好長慶武者行列(大東市HPより)
金光大阪高槻市2油天神山摂津峡、高槻城跡、今城塚古墳(高槻市観光情報より)
東洋大姫路姫路市3深夜特急姫路城、書写山円教寺、手柄山公園
天理天理市3深夜特急石上神宮、山の辺の道、長岳寺
和歌山東、市立和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
倉敷工業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広陵、広島商業広島市4桜トンネル原爆ドーム・平和公園、広島城、縮景園所在地は広陵-安佐南区、広島商-中区
鳴門鳴門市1白桃鳴門の渦潮・大鳴門橋、霊山寺(四国第一番札所)、鳴門市ドイツ館
高知高知市4がっくん高知城、桂浜、はりまや橋
九州国際大附属北九州市3かぱぷう関門海峡・門司港レトロ建築群、小倉城、皿倉山(新日本三大夜景)など所在地は八幡東区
有田工業有田町0対象外有田焼窯元と関連施設・史跡(各種資料館、陶山神社など)
長崎日大諫早市3穴子家諫早公園・眼鏡橋、干拓の里、轟峡(諫早市HPより)
大島奄美市0おがちゃんマングローブ原生林、大島紬美術館、奄美観光ハブセンター(奄美大島観光情報より)
只見只見町0対象外田子倉ダム、河井継之助記念館
丹生越前町3対象外越前海岸、剱神社(織田家ゆかりの地)、越前陶芸村
大分舞鶴大分市4デスクトップ鉄高崎山、うみたまご、府内城跡

※領主名は敬称略です。

今回の初出場校計は6校で、前回より4校減。そのうち春夏通じて初出場は、和歌山東と、21世紀枠の全3校の計3校です。一方、最多出場は、天理で26回目。久しぶりの出場では、日大三島が38年ぶりの出場となりました。
今回の出場校選定では、「準優勝校が選ばれず3位の高校が選ばれる」という地域(もうお分かりですね…)がありましたが、決定の理由がいまいち不明確だ、という批判の声がありました。出場校選定に迷う地域においては、選定の基本資料となる秋の地区大会について、個人記録などのデータを統計を取って数値化し、選定会議のその場で「どちらが総合的に見て優位か」を客観的に判断できるような資料の作成が必要ではないかと思いました。
今度の大会では、有観客を目標とすることですが、それができるかどうかは、現状では不透明と言えそうですが

【1】×倉敷商業→○倉敷工業(白桃さんのご指摘[103904]を受けて訂正)、聖光学院の所在地について注記
[103869] 2022年 1月 18日(火)21:46:25伊豆之国 さん
第59回十番勝負を振り返って~Eye of the Tiger~
いつもの通り、十番勝負の感想文を書かせていただきます。
今回は、「出題時に想定解数を提示しない」ということで、その分共通項が見つけにくい、ということから、このところよく取っている、「最初の採点が出るまでは解答せず模様眺め」という戦術を取ることにしました。

問二~トントントントン 日野の2トン~
ここまでの答えの流れから共通項はほぼつかめていましたが、想定解数が出ていないことから、境界線がどこにあるのか見えず、第2回採点まで来たところで古賀市がNGと出たのと、想定解数が発表されたので、ようやく「同音(字は違ってもよい)の町がある」と推測し、「雑学」にある「同一読みの市町村」と見比べて確認、ということになったのでした。
ところで、この問二の答え選びについては、前回・第58回の問五の答え選びが微妙に影響していました。この時の経緯は[102824]に書き込んでいる通りですが、この時は久方ぶりのメダルがかかっていたこともあり、確認作業に時間を割けなかったことから、総領主になっている東京都の石高積み増しと、こちらも領主になっている市の地位固めの両狙いで、すぐに思いついた小平市を答えたことで、三島市が該当していたのは、未解答市の一覧にあったことでしたが、[102824]に書いた通り、もし三島市が該当していたことを早いうちに知ったとしても、三島市の領主安泰と東京都の総石高積み増し(ひとまず50万石の大台を狙っていた)を天秤にかけた場合、どちらを取るのか、やはり相当悩ましい選択を強いられたのは必至でした。共通項の輪郭は既に第一回採点前に見当はついており、市盗りのライバルであるぺとぺとさんが三島市を答えることは既に想定の範囲内であり、そのことを織り込み済みである以上、前回の問五の選択が間違っていたというわけではなく、前回そのような戦術を取った以上、東京都の50万石越え狙いに舵を切ったわけだったのでしたが、後述するようにその後の展開は別の方向に進み、結局東京都の総石高積み増しはこの1万石だけに終わりました。

問一~富士の白雪ゃノーエ~
リンクの副題の画像を見ると、「流緋鶴」の文字があり、「ひかく」からまず「比較」が浮かんだわけですが、どこをどう比較するのか漠然過ぎて見当がつかない。何気なく、お題にあった高山市のHPを開いて、その中から「行政情報」を見ると、「平和への取り組み」というのがある。「ひかく」とは「非核」のことか…。お題には広島と長崎もある。銅メダルになった地元の相模原市には、市役所の前に「核兵器廃絶平和都市」の広告塔が建っているのは、市民になる前から(ほとんどは社用で)何回も見ている。高山市の「平和~」のページの末尾には「日本非核宣言自治体協議会」というのがあり、更にリンクをたどって行くと、「会員(自治体)一覧」がある。その中に三島市があった…。三島市のHPでも確認。2日で領主に返り咲きとなりました。
今回、この問一で5位に入ったのが唯一の入賞でした。

ノーヒントで答えられたのは、この2問。今回は新人の大量参加と若手のさらなる実力UPもあり、想定解が多い問題が多いとはいえ、答え選びに今まで以上に慎重にならざるを得ませんでした。

問八~Strawberry Fields Forever~
ヒント前に共通項の輪郭はつかめていましたが、線引きがどうなのか慎重に見極めしていたため、解答は結局第二ヒントが出た後になりました。お題の横浜市を初め、いくつかの市で「昨年中に市長が交代」ということが見え、市長会のHPにあたってみて、まず「昨年中に退任した市長」のページと見比べると、市長会に加盟している特別区の千代田区を除いて数えてみたところ、どうも数が想定解数より多い。NGになっていた龍ケ崎市は、昨年末の市長選挙で現職が落選したのをローカルニュースで知っていたのですが、その龍ケ崎市のHPを見たところ、その前市長の任期が1月中まで残っていたとわかる。ほかに、「首長と議員の任期特例」で、市長選と市議選の投票日を同じ日に行うため、市長の本来の任期が切れていても次期市長選がまだ行われていない市もあった。でもまだ数が1つ多い。全部を調べるのは面倒なので、「どこか元市長が返り咲いたところがあったのでは?」と推測。昨年4月に行われた、女性現職が敗れた市長選の結果([101537])を話題にし、そしてその「4月中に選挙」が共通項だった前々回・第57回の問二で答えた、今年の大河ドラマの主人公・北條義時とその一族の故郷でもある「ご当地」はやはり外せません。

問四~Eye of the Tiger~
副題リンクの地図を見ると「万町」、拡大すると「万町郵便局」があり、五千万字記念から「万」の字絡みかと思いましたが、答えの流れから見て違いそうだ。ふとリンクの地図の場所をSVで見ると、「海市」という名の料亭?が見えた。第二ヒントまで来て、「海に面し、お隣が全て「市」、だと見えた。「市町村隣接関係」のページを見て選ぶことにし、臨海部に市が連続している地域を見回したが、近県には市盗りに絡めそうな市もほとんどなく、久しぶりに関西から取ることにし、寅年にちなんで甲子園のお膝元・西宮市を。

問七~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
副題のSVを見ると、「通り抜けできません」という工事看板がまず目に入り、第二ヒントは「ぐるっと回す」と解けたものの、「迂回路」とか、何か回るものを連想し、なかなか先に進めませんでした。ようやく第三ヒントの宇陀市の写真を見て拡大すると、市のマークが目に入り、それが「点対称図形」になっているようだ。そこで出てきた市のHPを片っ端から開いてみると、やはり「市のマークが点対称」ということのようだ。この時点で既に伊東市と下田市が出ており、三島市はどうなのか、と見ていると、真ん中の「波型」が微妙に見えるけれど、どうも「点対称」に見えそうだ。若干不安で少し様子を見たが、市盗りのライバルが来る前に答えることにした。結果はOK、ひとまず領主防衛となった。一関市がNGなのは「色が左右で違う」ことだ、とわかった。

問十~四方の山を見下ろして~
答えの出が早いのに、共通項がつかめないままずるずる行ってしまう、という、このところ毎回必ず出てくる「嫌なパターン」。副題のリンクを見ると、「TORAYA AOYAMA」(既に閉店したらしい)というのが出てきたので、まず「寅年」にちなんで「寅・虎」地名か、と思ったものの、お題もここまでの答えを見ても違いそうだ。ようやく見えたのは、第三ヒント。副題と同じ場所ながら、今度は「SDGs」だと。よく見かける割にその中身がいまいちよくわかっていないものだが、ともかくネット検索したら色々出てきて、その中にあった。昨年登録された市のリストにあった富士宮市で領主の石高積み増し。

問九~追いかけて 追いかけて~
言われてみれば単純な共通項でしたが、なかなか答えの出足が鈍く以外に考え込んだ問題でした。共通項が見えたのは、こちらも第三ヒントの画像。豊川市と豊橋市が隣接している、ということと、お題とここまでの流れから、「同一県内で頭の文字が共通」。「伊豆」とか「富士」の付く市から答えることもできましたが、一つくらいは市盗りしないと、ということで、「市盗り合戦・領国編」を見回して、ここを取ればとりあえず領主に復帰する八街市を。

問六~寒い夜は まだ胸の奥 鐘の音が聞こえる~
こちらも副題リンクを見て、漁港関係も疑ったものの、「海外」の文字が見え、その後の第一ヒントの東神楽町は旭川空港の一部がかかっていることが見えて、「外国の都市とを結ぶ定期便がある港・空港がある」と見当は付きましたが、答え選びにあたって、ここまで出てきた市の港や空港の状況を調べるのに時間を割いた結果、その分時間がかかった問題でした。外国との定期航路を調べるデータが意外になく、結局「空港」に絞ることにしたのですが、このご時世、国際線の乗り場はあっても「運休中」の空港が多く、「運休中でも普段なら国際線の定期便があればOKなのか」、また「絶対鉄板」の成田とか常滑がまだ出ていなかったのも不安でした。結局、ここまで出てきた空港がある市がいずれも「国際線が運休中でもOK」だったので、ここは「五稜郭」の奪還の道筋をつけることにしたのですが…。でも、そのあとすぐに「領主」が積み増しをしたので、「これは厳しい」と…。
この問六では、星野彼方さんが[103843]でおっしゃっているように、共通項を「現在国際線が運航している空港または港がある市」とするのが分かりやすかったのではないか、と思いました。お題の輪島市は、輪島港からロシアの港に向かう不定期航路でもあるのかと思っていました。

ここからの2問は、皆さん方と同様、非常な苦闘を強いられた難問でした。

問三~行こう 行こう ハワイアンズ~
第二ヒントを「三個以上」と解いて、まず隣接関係かと思いましたが、全然違いそうだ。第三ヒントの映像を開いて拡大すると「DID」の文字が見えた。昨年の暮れに「DIDの消滅」が話題になっていたこともあり、「市内のDIDが3か所以上に分かれて存在している」ことだとわかりましたが、最新の国勢調査のデータが見つからず、結局、前回(平成27年)国勢調査時のDID地図を基として、あと、昨年末のDID白桃消滅にかかわる白桃さんとデスクトップ鉄さんのやり取りから断片的な補助資料とするしか策がありませんでした。そういうわけで、前回国調のDID地図を見回し、確実なところを取ることになり、元の5市を中心とした「寄合所帯」でありほぼそれぞれの旧市ごとにDIDがある(平と勿来は複数あり、内郷は平の中心部と連続。ほかに旧四倉町にも)いわき市を選ぶことに。第31回の「震災復興祈念」と銘打った大会の問六で答えており、ほぼ10年ぶりの解答でした。

問五~あなたと越えたい天城越え~
一見して人口が減っていそうな市が並んでおり、この方面だろうということはおおよそ見当はついていましたが、漠然としていて絞り切れず、第二ヒントを「五百限り」ではないかと解いたものの、人口減少数を見ると、国調で基本台帳でも数値の範囲が合わず、密度や面積を見ても合わない。次の第三ヒントの画像を見る「八幡宮」の字が見えて、「八万」に何か関係か、と思ったが全然関係なく手掛かりがつかめず(そういえば、以前「八幡」関係の問題がありましたな…第52回・問八)。ようやく第四ヒントまで来て「家減少」…戸数、世帯数の減少、その値が500以上、ということか。国勢調査の確定値が出て間もないこともあり、「国勢調査での減少数」ではないか、と見ましたが、「世帯数(の増減)」をネット検索すると、「住民基本台帳での数値」とか「1年間の増減」なども出てきてなかなか目指すデータにたどり着かない。ようやく国勢調査のページからいろいろとリンクして行くと、世帯数の増減も出ているexcelデータが見つかった。NGになっている登米市の減少数が499。該当市の数を数えるのは面倒でやめたが、伊豆地方で下田市と伊豆市が該当していた。想定解を再確認しているうちに下田市が出ていたので、もう一方の伊豆市を取ることに。結局、第三ヒントの意味するところは最後まで分からず、物議をかもした宇部市についても、excelデータでも見ることなかったので、こちらも理由が分かったのは感想文が出てきてからでした。

…これでようやく10問ノーミスで完答。解答順位が20位以下に終わったものもいくつかあった中にあって、最終着順は14位、かろうじて「定位置」の範囲の中に踏みとどまった形になりました。
今回の十番勝負について、私のような「めったにメダル狙いをせず、まず流れを読んでから」というスロースターターには厳しい、という意見もありましたが、私にとっては、いつも通りに近い戦術を取ることに徹したことにより、「マイペースを守り、誤答リスクを避ける」ということがどうにか今回もうまくいった、ということになるのでしょうか。一方、「想定解を出題時に提示しない」ということで共通項が見えづらくなり、その分、「まずメダル狙い」という速攻派の方々には、共通項をつかめない、見誤ったことによる誤答リスクも大きくなり、[103857]でデスクトップ鉄さんがおっしゃるような現象
開始直後に上級者が誤答を重ね、上級者の誤答率が高かった(中略)上級者11名のうち、誤答がなかったのはスカンデルベクの鷲さんだけ、今回の金メダリスト6名の中ではあきごんさんだけ
メダルを狙える段階でリスクを取った解答者が問一、問五など誤答を量産
が起きた、ということになったのでしょうか。また共通項が見えない中での「博打」や、思い込んでいた別解による「まぐれ当たり」でメダルを得た、という方も見受けられたようです。また、参加者の増加により完答者も40人と大きく増えたにもかかわらず、ノーミスで完答したのが私を含め10人だけ([103864] 勿来丸さん)というのも、最近の大会では見られなかった「珍記録」だったのでしょうか。
全般に想定解数を多くして、「売り切れ御免」という想定解の少ない問題がなかった、ということで、終了直前に参加してくる人でも既に「売り切れ」で答えられない問題がなくなって、完答を狙いやすくなった反面、今後参加者がさらに増える傾向が続くと、想定解が少ない問題はいくら「良問」であっても出しにくくなり、せいぜい「47市問題」(1県1市問題)あたりが想定解数の下限、ということになることにもなるのでしょうか…。

♭今回の選曲は…
問二:トラック・バスなど大型自動車メーカーの発祥の地でしたが、もうすでにこの地から工場は撤退したそうです。
問一:この地に伝わる民謡から。
問八:伊豆の国市の特産品の1つ「苺」にちなんで([101989])。
問四:これはもうお分かりでしょうね…。
問七:鉄道唱歌・東海道編の16番の歌いだし。当時の三島駅は、まだ御殿場回りだったころの、現在の下土狩駅でした([94655])。
問十:ご存じの唱歌、「頭を雲の上に出し」の次のフレーズ。
問九:八街市の特産品にちなんで。ある年代以上の方には、その意味がすぐお判りでしょうね(笑)…
問六:函館市出身「灰色楽隊」の、故郷の冬景色を歌った名曲より([86710])。
問三:いわき市を代表する観光施設ですが、実は私はまだ行ったことがありません…。
問五:またまた超ワンパターン…
[103641] 2022年 1月 7日(金)22:35:55伊豆之国 さん
十番勝負
問五:伊豆市

第三ヒントの画像に惑わされました…
[103602] 2022年 1月 7日(金)12:59:09伊豆之国 さん
十番勝負
問三:いわき市
[103581] 2022年 1月 6日(木)23:34:29伊豆之国 さん
十番勝負
問六:函館市

境界線が不明ですが、あそことかあそことかがOKなら…
[103575] 2022年 1月 6日(木)23:02:55伊豆之国 さん
十番勝負
問九:八街市
[103568] 2022年 1月 6日(木)22:37:34伊豆之国 さん
十番勝負
問十:富士宮市
[103567] 2022年 1月 6日(木)22:18:34伊豆之国 さん
十番勝負
問七:三島市

微妙?
[103511] 2022年 1月 5日(水)23:07:52伊豆之国 さん
十番勝負
問四:西宮市
[103507] 2022年 1月 5日(水)22:38:22伊豆之国 さん
十番勝負
問八:伊豆の国市
[103438] 2022年 1月 3日(月)00:30:12伊豆之国 さん
十番勝負
問一:三島市

…こういうことだったのか…
[103426] 2022年 1月 2日(日)21:42:48伊豆之国 さん
業務連絡
[103423] オーナー グリグリ様

問二ですが、[103407]で答えたのは「日南市」ではなく「日野市」です。
[103407] 2022年 1月 1日(土)21:56:11伊豆之国 さん
十番勝負
新年あけましておめでとうございます。

問二:日野市

想定解数が出ないと境界線を見つけるのに苦労します…
[103328] 2021年 12月 31日(金)00:02:58【3】訂正年月日
【1】2021年 12月 31日(金)00:17:35
【2】2021年 12月 31日(金)22:46:01
【3】2021年 12月 31日(金)22:48:58
伊豆之国 さん
Eye of the Tiger
来たる令和4年・2022年は「寅年」。そこで、毎年末恒例?の「来年の干支」ネタ。
「寅年」にまつわるネタは、一回り(12年)前に同様の記事を書き込んでいますが([73513])、今回はその「Remake」版になります。

「虎」の付く自治体は、「変遷情報」を見ると、過去に存在していたのは、奇しくも前回の寅年(2010年)の元日に長浜市との合併で消滅した滋賀県「虎姫町」のみ。「寅」の付く自治体は過去にも存在していなかったようです。

「虎・寅」の付く鉄道駅は、[73513]で次の5駅としていたのですが、

虎ノ門(東京メトロ銀座線・東京都港区)
虎姫(JR北陸本線・滋賀県長浜市)
虎杖浜(JR室蘭本線・北海道白老町)
古虎渓(JR中央本線・岐阜県多治見市)
幾寅(JR根室本線・北海道南富良野町)

現在では、東京メトロ日比谷線に昨年6月に「虎ノ門ヒルズ」駅が開業し、1駅増えています。
一方、根室線の「幾寅」駅は、かつて映画のロケが行われたことでも知られていますが、災害によりこの駅を含む区間が5年前から長期運休したままになっており、JR北海道の厳しい経営と現在の利用状況からから見て、そのまま復旧せず廃線になる可能性もあります。
中央(西)線の「古虎渓」駅の近くには、昔の旅館などと見られる廃墟建物が立ち並んでおり、「その筋のオタク」には有名な「心霊スポット」になっているそうな…。

「トラ」にゆかりのお寺というと、東京近辺では「寅さん」ゆかりの柴又帝釈天でしょうが(笑)、関西方面の代表と言えば、奈良県平群町の「信貴山朝護孫子寺」でしょうか。寺の縁起によると、聖徳太子が「寅年の寅の日の寅の刻」に目の前に現れた毘沙門天を祭ったことからとされ、その縁で境内にはいたるところに「虎」が鎮座しており、ケーブルカーにも「虎」の絵が。そのためか、特に阪神ファンの信仰が篤いとか…。

ところで、[73513]
梅田の阪神百貨店では「虎」の縁で信貴山の開運おみくじの付いた福袋を売り出すとのことです
と書き込んでいたのですが、現在の阪神百貨店のHPを見たところ、この「おみくじ付き福袋」のことは見つかりませんでした…。

さて、今年も昨年に続いて、ご承知のような状況では満足に外出ができない日々が続き、昨年同様、寒川神社参り([101327])と墓参、それと「実質神奈川県内」の町田市への通院・買い物ぐらいしか私的な外出がありませんでしたが、年末に近くになってようやく(結果的には一時的?)落ち着いて来たこともあり、近間の日帰りですがようやく「旅らしい旅」をすることができるようになりました。12日には、一昨年までは春の連休に毎年のように訪れていた鎌倉方面へ。長谷寺では、ご本尊造立1300年記念行事として、普段は12月18日の「観音会」の日のみに行われている、ご本尊の観音像の足に直接触れることができる「御足(みあし)参り」という行事が通年行われており、以前に足を痛めたことがある身としては、お参りしないわけには行きません。それから、鶴岡八幡宮参り。暴風雨で倒れた石段脇の大銀杏の根元からは、既に新しい幹がかなりの高さまで成長していました。最後は、夕暮れの江の島へ。橋を渡って島の中に入るのは十数年ぶり。島内を中心に繰り広げられているイルミネーションを見物。メイン会場の植物園は混雑が激しく入るのを諦めましたが、それでも色鮮やかな豪華な光の織り成す光景にはただ驚嘆…。
26日には、今年の大河ドラマの主人公・渋沢栄一ゆかりの町にちなんで、年明けの10日までイベントが行われている深谷市へ。近県ということもあり、一度は行きたいとは思いつつも、自身の多忙もあってなかなか行く機会がなく、予約制になっていた記念館の見学予約がようやく取れ、イベントに合わせて運行されている循環バスを利用して各施設を回ることに。大河ドラマ館、尾高惇忠生家と回り、そこからはバスの時間まで間があったので記念館を目指して歩くことに。その日は、前日までの暖かさから一転して真冬の厳しい寒さ。「赤城おろし」が吹きすさぶ中、渋沢家一族ゆかりの鹿島神社に立ち寄って、予約時刻より少し早く記念館に。じっくり見学した後、最後に、栄一の生誕地に明治中期に再建され、栄一自身も幾度か帰郷した際に寝泊まりした「中の家」を見学(内部は非公開で外側からのみ)して、深谷駅へ。自宅に着いたのは午後7時過ぎ、この日が最終回の大河ドラマの最終回にも十分間に合いました。
これで、今年の経県値は、昨年と同様、神奈川県が◎、東京都と埼玉県が●、計11点で終わることになりました。一方、「市の経県値」(認市度)は、深谷市が△(26年ほど前、群馬県藤岡市鬼石町の「冬桜」見物(こちら)に行ったとき、バスの出発する本庄駅に乗った特急が止まらなかったため、停車した深谷駅で鈍行に乗り換えた)から●へと1点増えました。

この結果、今年末時点での認市度(全国792市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。
 ◎:3(±0)、○:123(±0)、●:270(+1)、△:54(-1)、▲:256(±0)、×:87(±0)
[103277] 2021年 12月 14日(火)20:47:21伊豆之国 さん
セイコーマートが茨城(と埼玉)にある謎
随分と遅レスですが…

外野席から見物([103190])しただけの「Challenge Trial」でしたが、おそらく参戦していたらもっとも苦戦したであろう、問六の共通項「セイコーマートがある市」。ほぼ発祥地の北海道限定のコンビニチェーン店が、道外で茨城と埼玉の2県のみ(そのうちほとんどは茨城県内)に出店しているという「謎」について、[103190]では
たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか
と推測していたのですが、その「道外でほぼ茨城県だけにある深い理由」が書かれていた記事が、別件のネット検索をしているうちに、リンクをたどって行ったら見つかりました。なぜ本州のセイコーマートは茨城県にばかりあるのか
記事自体はかなりの長文なので、記事の初めの部分にある概要の部分をリンクしておきます。

・セイコーマートは元々取引先の酒屋をコンビニに変えるために酒問屋が作ったチェーンである。
・酒屋のコンビニ化の始祖と言う実績とノウハウを買われ、茨城県の酒問屋がセイコーマートに協力を仰ぎ茨城県内にコンビニを立ち上げた。
・早くから展開していた茨城県はそこそこうまくいったものの、その後同様の形態で進出した茨城県以外の各府県(埼玉県・滋賀県・京都府・兵庫県・鳥取県)はあんまりうまくいかなかった。
・さらに、茨城県には北海道からの航路もあったので物流面で有利であり、茨城県の店舗は維持しやすかった。
・そういうわけで、茨城県と、茨城県のお隣にあり比較的運びやすい位置にあった埼玉県の店舗を残し、他府県からは撤退した。
・現在の業務拡張は店舗網の拡大より自社ブランド製品の外部の小売への卸売がメインとなっており、敢えて茨城県以外に積極的に打って出る理由が無い。

♯業務連絡です。
「Challenge Trial」第一回の「傾向と対策」のタイトルが、「第五十八回全国の市十番勝負」になっています(こちら)。
至急ご訂正をお願いいたします。
[103231] 2021年 11月 23日(火)21:29:54伊豆之国 さん
糸魚川ジオパーク
[103218] あきごんさん
ジオパークと世界遺産
糸魚川や室戸、阿蘇などが世界ジオパークに認定されている
[103220] 勿来丸さん
ジオパークといえば、糸魚川、阿蘇あたりは結構有名ですよね
先週土曜日の「ブラタモリ」で、その糸魚川が放映されていました。日本列島を地形の上で大きく東西に分ける「糸魚川~静岡構造線」(以下「糸静線」)とその東側一帯の「フォッサマグナ」(私は最近まで両者を混同していました…)、今回タモリ氏一行が歩いたのは、市域南部の「根知」地区を中心とした一帯。「日本列島の成り立ち」という壮大なテーマから、東西の地形の違いがよく分かる場所、「糸静線」のちょうど上にある民家と、その敷地内の東西両側にある井戸水の水質の違いなどが映像に出ていました。糸魚川ジオパークのHPにある「枕状溶岩」、「砂岩泥岩互層」なども番組の中に出ていました。
今回の番組は「前編」で、次回に「後編」が予定され、東西の文化や方言をも分けるという天下の険「親不知」や、特産の「翡翠」などが出てくるようです。
[103221] 2021年 11月 18日(木)23:22:10伊豆之国 さん
大塚の北に南大塚、品川の南に北品川があるのは何故?
今晩のNHKの「お名前番組」のテーマは、「ややこしい住所地名」。最初に出てきたのは、文京区「大塚」の北に豊島区「南大塚」がある(→[95622]こちらでもちょこっと…)という現実から。映像に出てきたのは、「大塚」の地名の由来がかつての大名屋敷の中にあった古墳と思われるものからきているということ、「巣鴨村」にできた現在の山手線「大塚駅」の命名と現在の豊島区「南大塚・北大塚」の町名誕生の経緯、「元祖・大塚」住民と「後から大塚」住民の複雑な感情など。この「大塚」のケースは、まさに[95609] でうっかりじゅうべえさんがおっしゃっている
住居表示の実施により、あまり歴史的関連のない地域が「自治体越えの地名」風になっている例
典型的な例と言えるでしょうか。
同じく都内の例として、「品川駅の南にある北品川駅」も出てきましたが、番組で紹介されていた説明は、[38442] でhmtさんがおっしゃっている内容
「北品川」駅は、品川区の北品川一丁目にあり、それ自体は、少しもおかしな駅名ではありません
「北品川」より北の港区高輪にあるのに、なぜ「品川」駅なのでしょうか
品川駅は、明治5年(1872)に、日本最初の鉄道開通に際して設けられた駅です。
少し北に外れてはいるものの、東海道の第1宿として著名な「品川宿」の名を使ったものでしょう
とほぼ同じと見てよいでしょうか。

このあと、「同じ地域の同じ読みの地名で書き方が違う」例として、「アーカイブ」にもある島根県「邇摩郡仁摩町仁万町」が紹介され、「にま」の文字にいろいろな書き方があったこと、「昭和の大合併」で誕生した「仁摩町」の名称の由来など、こちらも「アーカイブ」にある[41861] のhmtさんの記事に書かれている通りになっていました。「邇摩郡仁摩町」は、「平成の大合併」で大田市の一部になりましたが、現在も「大田市仁摩町仁万」の住所が残り、地域内には邇摩高校、仁摩支所、仁万駅など、いろいろな「にま」表記が混在して見られます。
このほか、秋田県男鹿市「脇本」三重奏(!)ができた由来(以前は同様なのが「ご当地」にもありましたが…)や、宇都宮市「徳次郎」の読み方問題(SVの画像は古い(誤った)読み方。正しい読み方、わかりますか?…こちらに正解あり)も出てきました。
[103210] 2021年 11月 11日(木)22:03:58伊豆之国 さん
Re2:「十番勝負」問一に出そうで出ないクイズ
[103207] 白桃さん

多摩市も該当しますね。(「乙」タイプ)
寒川町のには毎年恒例で行っています。
尾張のには一昨年に行ってきました。
[103190] 2021年 11月 2日(火)22:05:04【1】伊豆之国 さん
外野席から見物させていただきました。【Challenge Trial】
「十番勝負・入門コース」の「復活版」といった形で「チャレンジコース」が始まりましたが、あくまで「新人・初心者対象」と銘打っていることもあり、既に「一般コース」に40回以上参戦し、「メダルがなかなか遠いスロースターター」とは言いながらも、「金」3個を含め20個のメダルを獲得している自分にとっては、「ノーハンディで参加できる」([102847] デスクトップ鉄さん)らしいとは言っても、やはり「のこのこと参加するのはちょっと…」、ということで、こちらのコースは「外野席」から「高見の見物」、という立場を取ることにしました。…とはいえ。問題を一目見たところ、「結構手ごたえがある」といった感じ。出題する側に立った各氏の「腕前」もかなりなもの、といった感想でした。最初の採点前に共通項が見えてきたのは、問四(「暑い町」)ぐらいなもの。それでも、解答が進んで行くうちに、「どこかで見たな」というような問題がいくつかあったのが見えてきました。問一は「中山道の宿場町」。一般コースでは第36回の問六で「中山道が通っている市」があって、その「関連記事」まで書き込んでいた([82767])…。「(旧)中山道は通っているが、宿場はその市域にない」市(戸田市、北本市など)が対象外となった結果、ただでさえ少なめの想定解が更に少なくなり、「売り切れ御免」の厳しい「時間との勝負」になったように見えました。問七の「中央が付く駅がある市」は、「過去ログにあったな」…。勿来丸さんが[98093]で出し、その答えが[98164]に出ていたのでした。一方、最後まで苦戦したと思ったのは、問六の「セイコーマート」と問十の「百名山の最高点」。「セイコーマート」が北海道が本拠というのは前から知っており、3年前の函館観光([96376])でも、五稜郭の近くにあったな、と記憶していましたが、「北海道限定」だと思っていて、北関東の限られた地域にもあったとは初耳でした。たぶん地場の小規模チェーン店を買収でもしたのでしょうか? 問十は、「市の最高点の標高」などといろいろ混乱し、たどり着くまでに相当苦労したのは必至でしょう。
お題の出し方ですが、問四では、熊谷市があったらもっと簡単になったでしょうし、問七では、横須賀市とか鹿児島市があれば共通項にたどり着くのがかなり早くなったでしょう。「初級問題」とは言っても、あえて「共通項が一瞬で丸見え」になるようにはしなかったところに、出題者の思いが見えたと思いましたが、いかがでしょうか?

ところで私ですが、以前にも何度か「残り1市を答えよ」といった想定解が極端に少ないものとか、町村を対象にしたといった「もどき問題」をいくつか作って公開しており、「やる気」そのものはありました。でも、やはり「想定解が何十市もある問題を作るのはさすがに自分には厳しい」と見て、「手を上げたい」とは思いつつも、今回は静観することにしたのですが、もしお声がかかったらどうするのか、それはそのときになって考えることになるでしょう。
[102824] 2021年 10月 6日(水)22:27:17【1】伊豆之国 さん
第58回十番勝負を振り返って~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。今回も解答できた順に。
今回、「新しい趣向」も加わり、戸惑いもありましたが、次第にいつも通りにペースを取り戻してきました。

問五~芽吹く緑が水面に揺れる~
最初に分かったのがこの問五。新趣向の"Street View"に出てきた富岡市役所。お題の中の熊谷市と朝霞市の市長が共に「富岡さん」だったな、というのを思い出し、他の3市の市長の名を調べると、こちらもいずれも他の市名になっている。ここではっと思い出したのが、「4月4日の小平市長選挙で小林洋子氏が当選」([101504] ピーくんさん)、そして前回の問二の共通項「4月に市長選挙」。共通項らしきものが見えてきた。「東京都の総領主」の石高上積みを目指してこの小平市を取ることにしたが、この時点で「銀」圏内だったのが、確認作業の間に駿河の民さんに先を越され、銅メダルとなったが、これで6大会ぶりのメダルを手にすることができました。
ちなみに、小平市の前の市長も小林正則氏でしたが(現市長の洋子氏は正則氏の後継者として立候補したようです)、直接の血のつながりはないらしい?
後で未解答市を見たら、三島市(市長は豊岡氏)があり、この「三島市を取ってライバルを突き放す」という手もあったことに気づいたのですが、それを知っていたら、どちらを取るか相当悩ましい選択を強いられたかも…。
蛇足ですが、以前に類題(第47回・問十…市長名と同名の市)があり、この問で「NG市の提示が多すぎ」と苦言を申し上げたことがあったのですが([95297])、今回は「字体違い」(今回のは「読み」の異同は問わない)の提示のみであり、これくらいなら十分だと思います。

問九~広瀬川流れる岸辺~
お題に県庁所在地ばかり並んで「迷彩」が見え見えでしたが、SVの工事中の映像を見ると、地図に切り替えると加賀市になっており、それと、最近話題になった「斜張橋もどき」=エクストラドーズド橋。コレクションを見ると、その加賀市の「細坪橋梁」が「未使用だが完成している」とあり、想定解を調べるとどうやら合っていそうだ。ここは、「青葉城」の石高を更に積み増し。6位入賞でした。

問三~波の谷間に命の花が~
SVの「若洲橋」、橋の格好でもなさそうだし、両側の袂の周りを見てもこれといったヒントになりそうなのが見当たらない。解答が進んできて、ふとその「若洲橋」の遠方を見ると観覧車が見え、そこが「葛西臨海公園」らしい。その公園内には水族館がある。第53回の問十の「動物園」、根拠としたデータは動物園と水族館の両方のリストがある。共通項はその「水族館」のほうだ。「江ノ島」がある藤沢市がNGなのは、協会加盟ではない(脱退している)からだ…。残っていた市に「市盗り」に絡みそうなのがなく、未解答の市から選ぶことになり、リストにあり「絶対鉄板」の鳥羽市を。

…ノーヒントで答えられたのはここまで3問でした。

問二~田子の浦に打ち出でて見れば白妙の~
副題リンクに「白山」「白川郷」の文字が見え、「隣接関係」「共通文字」ではないか、とおおよその推測は付いていたのですが、共通項の「詰め」を慎重に見極める、ということに。「白山」と「白川」に気を取られ、白山市と白川村が隣接していることは頭に入っていたのですが、相手が「市」だけということが分かるまで少し時間がかかりました。白山市が勝山市と高山市と接していることに気づく。「隣接市と共通文字がある」…。ヒント前に回答することもできましたが、「もう少し解答の流れを見る」ことで第一ヒントが出てからに。「伊」の字絡みの「ご当地」3市から選ぶこともできたのですが、ここを取れば「領主盗り」になる富士市を。
この問二に意外にてこずった人が結構いた(私も?)のは、[102817]で勿来丸さんがおっしゃっていることと少し被りますが、お題の市に「隣接市と最初の字が同じ」というのが一つもなく、共通項を見つけにくかった、というのも原因なのでしょうか。

問八~Surfin’ USA~
お題に人口が減っていそうな市が並んでいたので、その方面かとも疑いましたが、大都市近郊の衛星都市が解答されたりしてこれではなさそうだ。第一ヒントで「市以外に該当なし」と出たので、ここで副題の「五島市役所」の意味が「定番?」のあの方面か、と。お題とここまで出てきた市をいくつか、まず「市盗り合戦の領主変遷」のページから当たってみると、「誤答なし」となっていたのだが、同様になっていた土岐市がNGになった意味は何なのか、と思ってみると、「十番勝負の問題市・解答市分析」のページに当たったら、その中に「誤答市ランキング」というのがあった。その表を見ると、誤答がなかった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。土岐市がNGなのは、「市盗り」では「既出とお題を答えたのは誤答に計上しない」という「からくり」があったからだ…。領主になっている牧之原市の石高を積み上げ。
なお、この問の想定解にあった51市のうち、杵築市(お題を解答)と稲城市で今回誤答が出たので、今大会終了時点での該当市は2市減って49市になっています。
「副題」については、他の何人かの方もおっしゃっていますが、個人的には、こことかこことかでもよかったのでは、と思いましたが…

問四~金襴緞子の帯締めながら~
副題リンクの今帰仁村の画像を見ると、立て看板に「海岸」の字が見え、また「長浜」の字も見えたので、「海岸」関係であろうと見当はついたのですが、「海岸」に関する共通項をいくつか当たったもののその先に進めず。第二ヒントまで来て、EMMさんの金沢市が出たあたりから、「市の誕生当時は海に面していなかったのが、合併によって市域が海岸線に到達した」と見えてきました。この想定解探しに利用したのが、「市町村変遷パラパラ地図」。お題にあったいわき市と沖縄市の意味は、それぞれ最初に誕生した平市とコザ市の誕生日からの変遷を意味していたこと、「コザ市」が実は海に面していなかったこと(現在の沖縄市の海岸線は全て旧美里村)と、NGとされていた松阪市は、昭和8年の誕生時にすでに「わずかに海に面していた」ことは、初めて知りました。
答え選びにあたっては、面倒な検索を避けて「平成の大合併」で海に面するようになった市から選ぶこととし、色々と迷ったのですが、つい先日のTV番組で「最強の城」特集の中に出てきた、堀部(中山)安兵衛の故郷としても知られる新発田市を取ることにした。だいぶ前に答えたことがあり、2度目でしたが。

問七~逢いたい気持ちがままならぬ~
副題リンクの閑谷学校から、まず「学校」関係を疑い、以前に話題にしたことがある「古い木造校舎」([98751],[98756]hmtさん)とか、いくつか考えたのですがいずれも外れ。第二ヒントが「一番長い」と解けて、何の長さか、と思ったものの、しばらくして「距離ではなくて『時』の長さ」、つまり「一番古い」ということか。お題の魚津・鹿島など、意外な市がいくつかあったのは、「その県で誕生が最古の市が『リニューアル』していた」から、「最初の市制」から今まで続いている市が「その県内最古になるからだ」。想定解が47を大きく上回っているのは、「同時に複数の市が市制した」ことか…。未解答の県庁所在地を取ることもできたのですが、北海道で札幌などと同時に市制施行しており、ここを取れば「領主」返り咲きになる運河の町を。
この問の面白さは、「県庁所在地や県内最初に誕生した市が必ずしも該当せず、戦後に誕生した市など『意外な』市が該当している」ということにあったと思います。

問六~頭を雲の上に出し~
答えが早く進んでいるのに共通項が見えず、焦りの色が…という、このところ必ず1問出てくる「最悪パターン」。リンクの浜頓別の画像を見ても何がどうなのかさっぱり見えない。第二ヒントが「綺麗な形」と解けたが、何か「綺麗」なのか。しばらくするうちにようやく、最近話題になっていた「ラウンドアバウト」?…そこでコレクションを開くと、まさにその通りだ…。ここも富士宮市で領地石高積み増し。

問一~SAKURA ひらひら~
共通項を見つけるまでに大いに迷走し、苦しんだ問題でした。最初の映像「堀川通」では、正面のいくつかの張り紙ばかりが目に入り、道路の反対側や前後の方向を見ても何を意味するのか分からず。実はその店の左端の側壁に見えた「音」の字に視線が行かず、全く気づかなかったのでした…。第三ヒントの映像を見ると、初めに左端に見えたパチンコ屋の「777」(現在は廃業しているらしい)と右側のビルに見えた「美少女クラブ?」の看板が気になり、また突き当りに駒込駅が見え、この通りが豊島区と北区の境界線になっていることもあり、第二ヒントを解いた「まとまり単位」が何のまとまりなのか、色々迷って行き詰まり。再び「駒込駅前」の映像を見ると、「あかさたな」という修理屋さん?の看板が見えた。「ひょっとして?」と、「詳細検索」で「五十音順」で見ると、どうやら「読みの最初の文字ごとに、それぞれ人口が最多の市」を答えよ、「清音と濁音もそれぞれ別」だ。と。神奈川県で未解答だった2市のうちの一つ、海老名市が該当していた…。

問十~遥かな友に~
こちらも共通項を見つけるまでが遠かった問題でした。最初のリンク画像「最上川」からまず「最も上位」を連想し、第一ヒントで津幡町が出ると、その津幡町出身で先の「奥運会」([65923] hmtさん)で姉妹で金メダルを取ったレスリングの川井姉妹がまず浮かび、そちらの方面から離れず。お題の彦根市も水泳で「金」の大橋選手の出身地、ヒント直前に出てきた茅野市は平昌で金の小平選手…。「奥運会」に引き回されたのは、未開人さん([102807])と同じ。津幡町がヒントに出た時点で「十番勝負のほうではない」と思ってはいて(実は昨年夏に出された「全国の町十番勝負」で津幡町が問十で「金メダルを取っていた」のを、[102807]の記事を見て知った)、「奥運会」のほうも、津市(「倫敦」まで3連覇した「最強女子」レスリングの吉田沙保里選手の出身地)がNGになっていたこともあり、境界線をどこにとっても数が合いそうにないことから「それもない」とほぼ見当はついてはいたのですが…。第二ヒントは「変わらないもの」とすぐ解けましたが、何が「不変」なのかわからず。次の画像で伊豆下田の「千人風呂」が名物の金谷旅館が出ても、今度は「温泉」とか「遺産」の方に目が行って相変わらず迷走。実は「最上川」の映像、川下りの屋形船が出てきたのに気を取られ、「仙人堂」に気づかなかったのでした。これは問一のと同様、痛恨の見落とし。ようやく第四ヒント、「五年の変化」と解く。「前回国勢調査からの人口増減」か。昨年の国勢調査はまだ概算値しか出ていないので、この数字が最新の人口、それと前回国勢調査との増減比較、だと…。増減数で並べ替えると、お題とNGの市の境界が「±1000人」。その範囲内にあった市を数えるとちょうど想定解数と合っている。その中に、神奈川県で唯一の未解答市だった綾瀬市があった。これで既に全市正答を達成している静岡県に続いて、神奈川県からも全市正答となりましたが、こちらは総領主が絶対的に強すぎることもあり、「未解答市をなくした」ことでとりあえず「地元」となった県でのノルマは果たした、ということで、今後も「市盗り」につながらない範囲で答えることはあるくらいでしょうか(笑)…。

これで、今回もお手付きなしで10問完答、6大会ぶりのメダル獲得も果たし、総合順位も12位と、以前の「定位置」に戻した、という形になりましたが、若手のさらなる躍進に加え、新たな参加者も増えた中、「まだまだ若い衆には負けない」という気力を今後も維持できるか、厳しい勝負は続きそうです…。
今回は、Nさんの戦術大転換と怒涛の名古屋城一気攻め落とし、浜松城をめぐる壮絶な攻防戦など、見ごたえのある攻防も印象に残った大会だったと思いました。

♭今回の選曲は…
問五:「新こだいら音頭」の歌いだし(小平市HPより)。ちょっと時季外れですが…
問九:もちろん、この地・仙台を代表するご当地ソングの歌いだし。
問三:鳥羽と言えばイチローですが、既に歌いだしから歌詞もあやふや、「兄弟船」から後の歌詞はすっかり思い出せません…
問二:かの萬葉の名歌ですが、百人一首に載せられている、「新古今集」で改変されたバージョンのほう。タイトルの副題にしたのは、萬葉集にある元歌です。
問八:牧之原市の静波海岸は、先の「奥運会」で、USAの「波乗り隊」の合宿が行われていました。
問四:新発田市出身で、絵本・挿絵などで知られた「大正浪漫」の画家・蕗谷虹児が作詞した唱歌「花嫁人形」の歌いだし。
問七:「小樽」というと、やはりある年代以上の人にはこの歌ですね…。
問六:やはり富士山ですが、この歌の1番の3フレーズ目、「雷様を下に聞く」の意味が分かったのは、大人になってからでした。
問一:小田急海老名駅の発車メロディー。このトリオのメンバーの出身地ということからの縁で使われたそうです。
問十:これは全くの駄洒落…
[102587] 2021年 9月 26日(日)20:02:06伊豆之国 さん
十番勝負
問十:綾瀬市
[102576] 2021年 9月 26日(日)11:14:01伊豆之国 さん
十番勝負
問一:海老名市

…そういう意味ですか…
[102538] 2021年 9月 24日(金)17:30:49伊豆之国 さん
十番勝負
問六:富士宮市
[102520] 2021年 9月 23日(木)22:18:46伊豆之国 さん
十番勝負
問四:新発田市
問七:小樽市
[102474] 2021年 9月 22日(水)20:41:28伊豆之国 さん
十番勝負
問二:富士市
問八:牧之原市
[102444] 2021年 9月 20日(月)22:46:34伊豆之国 さん
十番勝負
問三:鳥羽市
[102408] 2021年 9月 19日(日)10:22:53伊豆之国 さん
十番勝負
問九:仙台市
[102366] 2021年 9月 18日(土)21:59:37伊豆之国 さん
十番勝負
問五:小平市
[102284] 2021年 8月 27日(金)22:20:42伊豆之国 さん
Woo-men & So-men
[102279] 千本桜さん
「三輪そうめん」と「白石うーめん」の味の違いが、よくわからない
[102280] 白桃さん
「三輪そうめん」との味の違いどころか、「うーめん」の味自体も殆ど記憶にありません
「揖保乃糸」でおなじみの「播州素麺」、地元の「小豆島素麺」、それから(中略)「島原素麺」は良く食べますが、どれも美味しいです。もっとも、私のお気に入りは隣県徳島は半田の「半田素麺」
[102281] オーナー グリグリさん
半田めんの正式名(?)は半田素麺みたいですが、私にはこれはどう見ても素麺とは言い難い
[102283] あきごんさん
「短い」のが最大の違いでしょうか。うーめんを調べたらそーめんの一種と書かれていました
県内最大手の「三輪そうめん山本」は販売量の多くは長崎県産(島原産)です

「素麺(ソーメン)」と「温麺(ウーメン)」の話題でにぎわっていますが…
まず、千本桜さんのクイズ([102273])、これは5年前の「みちのく独り旅」の道中([91505])がすぐ浮かび、簡単に解けました。ただ、「鯉が泳ぐ掘割」はこの時の道中では気づきませんでした(「鯉が泳ぐ水路」というと、思い出すのは31年前に訪れた「ソーメン」の本場の1つ「島原」でした…)。
本題の「ウーメン」と「ソーメン」の違いですが、これは「麺の長さ」のほか、もう一つは「ソーメン」は「氷で冷やし、冷たいつけ汁でいただく夏の味覚」、一方の「ウーメン」は「温麺」と書くように、「熱いかけ汁でいただく、どちらかというと涼しい・寒い季節の味覚」という(勝手な)イメージでした。
「ソーメン」の産地がいくつか挙げられていますが、すべて西日本で、東日本(東海・信越以東)の産地が浮かんでこないことを見ると、「細麺」文化は東日本では根付かなかった(白石温麺や稲庭うどんは例外?)のでしょうか。
阿波の「半田ソーメン」は、デパートの物産展で知り、買い求めたことも何度かありましたが、本当は麺の太さが「ソーメン」と呼ばれる基準よりも少し太く、「冷や麦」と呼ばれるサイズらしいのだけれど、「地元でずっとソーメンと呼ばれてきた」ということで、特別に「ソーメン」と呼ぶことを認められた、ということが、買った時にもらったパンフレットか何かで見たことがありました。最近は新聞広告にも出ることがあります。
奈良県内には、もう半世紀も昔の中学生時代より幾度となく訪れ、宿泊したことも多く、「三輪ソーメン」のお膝元・桜井市の多武峰のホテル([76112],[102217])に泊まったこともありましたが、この時にも召し上がった、この宿の名物料理が「義経鍋」という鍋料理であり、この時の付け合わせ?にソーメンが出てきたかどうか、既に記憶もはっきりしません…。最近も奈良県内宿泊が何度かありましたが、ほとんどシティホテルで、夕食は街に出てレストランで、ということになって、本場の三輪ソーメンを味わうこともなかった…。
[102231] 2021年 8月 6日(金)21:11:35伊豆之国 さん
金メダル空白県が消えました。
…と言っても、「十番勝負」「市盗り合戦」の話ではありません。とやかく言われながらもなんとかここまで無事にきた「奥運会」([65923] hmtさん)の話です。
今大会前まで、日本選手の金メダリストが出ていなかった県が2県ありました。鳥取県と沖縄県でした。今大会で、まず、鳥取県出身の女子ボクシング・入江聖奈選手が金メダルを獲得し、鳥取県から初めての金メダリストが誕生。そして最後に残った沖縄県から、新種目の空手で喜友名(きゆな)諒選手が金メダルを獲得。これで47都道府県全てに金メダリストがそろうことになりました(記事)。
[102226] 2021年 8月 3日(火)09:08:43伊豆之国 さん
第103回夏の全国高校野球出場校決定【西日本編】
前回([102225])に引き続き、今年の夏の甲子園出場校を。今回は西日本編(北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
富山高岡商業高岡市4桜トンネル高岡古城公園、瑞龍寺、雨晴海岸など
石川小松大谷小松市3EMM安宅関、那谷寺、粟津温泉
福井敦賀気比敦賀市4EMM気比神宮、気比の松原、金ヶ崎城跡
滋賀近江彦根市4ぺとぺと彦根城、玄宮園、佐和山城跡
京都京都国際京都市4深夜特急清水寺、金閣寺、伏見稲荷など所在地は東山区
大阪大阪桐蔭大東市0深夜特急野崎観音(慈眼寺)三好長慶ゆかりの史跡(大東市HPより)
兵庫神戸国際大附属神戸市4桜トンネル北野異人館街、南京町、六甲山など所在地は垂水区
奈良智辯学園五條市4深夜特急新町通り(重要伝統的建造物群保存地区)、栄山寺賀名生(あのう)梅林(五條市HPより)
和歌山智辯和歌山和歌山市4深夜特急和歌の浦、和歌山城、紀三井寺
鳥取米子東米子市4桜トンネル皆生温泉、妻木晩田遺跡(注1)
島根石見智翠館江津市1ピーくん柿本人麻呂ゆかりの史跡有福温泉(江津市観光協会HPより)
岡山倉敷商業倉敷市4白桃美観地区(大原美術館など)、鷲羽山・瀬戸大橋、玉島・円通寺(良寛和尚ゆかりの寺)
広島広島新庄北広島町0対象外吉川氏居城跡(北広島町観光HPより)、芸北高原(地名コレクション「高原」より)
山口高川学園防府市1ソーナンス防府天満宮、毛利家本邸・毛利博物館、阿弥陀寺
徳島阿南光阿南市1桜トンネル蒲生田岬、牛岐城跡、四国21番札所・太龍寺(阿南市観光ブックより)
香川高松商業高松市4白桃栗林公園、高松城、屋島
愛媛新田松山市4がっくん松山城、道後温泉、子規記念博物館
高知明徳義塾須崎市1ぺとぺと横浪三里・浦の内湾、新荘川(須崎市観光協会HPより) (注2)
福岡西日本短大附属八女市0かぱぷう岩戸山古墳八女福島の白壁の街並
佐賀東明館基山町2対象外基肄(きい)城跡瀧光徳寺
長崎長崎商業長崎市3かぱぷう大浦天主堂、グラバー園、平和公園など
熊本熊本工業熊本市4さざ波熊本城、水前寺公園、江津湖所在地は中央区
大分明豊別府市3デスクトップ鉄別府温泉郷、ラクテンチ、城島高原
宮崎宮崎商業宮崎市4星野彼方宮崎神宮、青島、シーガイア
鹿児島樟南鹿児島市4ペーロケ仙巌園、城山、桜島など
沖縄沖縄尚学那覇市4白桃首里城、玉陵(たまうどぅん)、金城町石畳道

(注1) 妻木晩田遺跡は大山町にもまたがっている
(注2) 明徳義塾は土佐市にもキャンパスがある

決勝戦が同一市内の対決となった地区(県)は(学校名は準優勝校を示す)は次の15地区。

北北海道(帯広市…VS帯広大谷)、宮城(仙台市…VS仙台第三)、秋田(秋田市…VS秋田南)、山形(山形市…VS東海大山形)、神奈川(横浜市…VS横浜創学館)、富山(高岡市…VS高岡第一)、岐阜(岐阜市…VS市立岐阜商業)、静岡(静岡市…VS東海大静岡翔洋)、愛知(名古屋市…VS享栄)、京都(京都市…VS京都外大西)、和歌山(和歌山市…VS市立和歌山)、香川(高松市…VS英明)、愛媛(松山市…VS聖カタリナ学園)、熊本(熊本市…VS熊本北)、鹿児島(鹿児島市…VS鹿児島実業)
※南北海道で準優勝の札幌日大高校は札幌市になくて北広島市にあるので該当せず

初出場は5校、そのうち春夏通じて初出場は東北学院・鹿島学園・東明館の3校。一方、最多出場回数校は北海で39回目の出場。松商学園の37回が続きます。最多連続出場は、作新学院の10回連続(中止になった昨年は含まず)、春夏連続は13校。久しぶりの出場は、帯広農業の39年ぶり、小松大谷は36年ぶり、阿南光は、前身の新野(あらたの)が1996(平成8)年に出場して以来、25年ぶりとなりました。

一部の地域で悪天候などによりスケジュールが遅れた地区もあり、対戦相手の決定は出場全校が決定した翌日の、今日の夕方にリモートで行われることになっています。開幕は、9日の予定です。
[102225] 2021年 8月 2日(月)23:26:46【1】伊豆之国 さん
第103回夏の全国高校野球出場校決定【東日本編】
本日、第103回全国高校野球大会の出場全49校が決定しました(こちら)。
今回も、春の「選抜」に続いて、全出場校の所在地と、「戦国市盗り合戦」の「領主」、それと「私の市区町村の経県値」を記し、今までの同様、「出場校所在地の観光スポット」を調べてみることにしました。
今日は、東日本(北海道・東北・関東・甲信越・東海)です。

県・地域出場校所在地経県領主主な観光地・イベントなど備考
北北海道帯広農業帯広市0まつもとしろくま幸福駅・愛国駅、緑が丘公園・おびひろ動物園、白樺並木
南北海道北海札幌市4不在大通公園、時計台、藻岩山など所在地は豊平区
青森弘前学院聖愛弘前市3スカンデルベクの鷲弘前城、武家屋敷町、長勝寺
岩手盛岡大附属盛岡市3デスクトップ鉄盛岡城跡、石割桜、啄木記念館
宮城東北学院仙台市4伊豆之国仙台(青葉)城跡、瑞鳳殿、秋保温泉など所在地は宮城野区
秋田ノースアジア大明桜秋田市3EMM千秋公園、大森山動物園、竿燈祭り
山形日大山形山形市4桜トンネル蔵王山・蔵王温泉、立石寺(山寺)、山形城跡・霞城公園
福島日大東北郡山市3桜トンネル開成山公園、磐梯熱海温泉、猪苗代湖
茨城鹿島学園鹿嶋市4スカンデルベクの鷲鹿島神宮、カシマサッカースタジアム、潮騒はまなす公園
栃木作新学院宇都宮市3桜トンネル二荒山(ふたあらやま)神社(注)、宇都宮城跡、大谷観音・大谷資料館
群馬前橋育英前橋市3桜トンネル赤城山、敷島公園、ぐんまフラワーパーク
埼玉浦和学院さいたま市3不在さいたまスーパーアリーナ、埼玉スタジアム、鉄道博物館など所在地は緑区
千葉専修大松戸松戸市3Takashi矢切の渡し、本土寺(紫陽花寺)、戸定邸
東東京二松学舎大附属千代田区3対象外皇居、日比谷公園、秋葉原など
西東京東海大菅生あきる野市3U-4秋川渓谷、東京サマーランド
神奈川横浜横浜市4不在山下公園、中華街、ランドマークタワーなど所在地は金沢区
新潟日本文理新潟市4EMM萬代橋、朱鷺メッセ、北方文化博物館など所在地は西区
長野松商学園松本市4せいこう松本城、開智学校、上高地など
山梨日本航空甲斐市1デスクトップ鉄信玄堤、敷島総合公園神の湯温泉
静岡静岡静岡市4星野彼方駿府城跡、久能山東照宮、三保の松原など所在地は葵区
愛知愛工大名電名古屋市4不在名古屋城、熱田神宮、大須観音など所在地は千種区
岐阜県立岐阜商業岐阜市4勿来丸長良川の鵜飼い、岐阜城・金華山、長良川温泉
三重三重松阪市4松阪城跡・本居宣長記念館、豪商の屋敷、松阪牛の老舗

(注)日光のは「ふたらさん」、宇都宮のは「ふたあらやま」

西日本編は次回に書き込むことにします。
[102217] 2021年 7月 31日(土)00:56:22伊豆之国 さん
天理軽便鉄道
[102215] あきごんさん
天理軽便鉄道は、大正4年に大阪方面からの天理教信者の輸送を見込んで、法隆寺から丹波市(たんばいち)(現 天理市)に建設されたナローゲージの鉄道です(中略) 後に東半分の平端~丹波市間が大阪電気軌道(現 近鉄)に譲渡されて、現在も近鉄天理線として残っています。新法隆寺~平端間は昭和20年に戦争の影響で運転停止
この「天理軽便鉄道」、「以前に私の書き込みで触れていたな」と過去ログを見たら、6年半ほど前の[87207]の書き込み、第40回十番勝負の問六の共通項「○○市駅」についての関連記事の中で、「番外編」のような形で書き込んでいたことがありました。
「国鉄編」の欄外記事として、天理駅(1965.9.1現駅名に改称)が一時期「天理市」駅を名乗った(1963.5.25に「丹波市(たんばいち)」より改称)ことが書かれています。この「天理駅」は、現在のJR天理駅が「奈良鉄道」の「丹波市駅」として開業(1898.5.11)の17年後、現在の近鉄天理線の前身にあたる「天理軽便鉄道」が1915年(大正4年)2月7日の開業当初から「天理」駅を名乗っていて、1965年の国鉄駅との統合により、国鉄の「天理市」駅も近鉄にあわせて「天理」駅に統一されています。余談になりますが、「天理軽便」は現在の近鉄奈良線などの前身「大阪電気軌道」への合併後に東側の平端-天理間が1435mmゲージに拡幅・電化され、橿原線との直通も行われるようになって現在に至っていますが、「軽便」・非電化のまま取り残された西側の新法隆寺-平端間は、戦時中に運休となり、そのまま廃線となっています(こちら)
この書き込みの前半は、1979(昭和54)年発行の「時刻表名探偵」(石野哲氏著)からの要約引用、後半の「余談」の部分は、私がもう半世紀も昔、鉄道雑誌を見て知ったことでした。リンクした記事は、19年ほど前に開催された安堵町の資料館での展示と、廃線跡のウォーキングの写真ですが、その中に出ている「軽便」の痕跡や沿線風景は、あれから19年を経た今、果たしてどうなったのでしょうか?
近鉄天理線は、今まで2度乗ったことを覚えており、最初は、やはり半世紀ほど昔、近鉄奈良から天理まで往復し、「石上神宮」をお参りしたと記憶していますが、その時のルートは、国鉄桜井線は本数が少ない上、奈良駅の位置が中心市街に西の端の方にあって、奈良公園や主な神社仏閣から遠く不便なこともあり、近鉄奈良からの往復で、どちらが行きでどちらが帰りか記憶は既にあいまいですが、片道をバス、片道は近鉄で2度の乗り換えで大回り、といったルートを取ったのは確かでした。
天理に行ったのは、それから20数年の時を経た、今から23年前。天理駅からタクシーで「山の辺の道」沿いの寺社をめぐり、桜井市の多武峰に宿を取った([76112])時で、このときもやはり近鉄天理線に乗りましたが、前に乗ったときは単線だった天理線がいつの間にか複線になっていたのにはびっくりしたものでした。

法隆寺~平端間も残していてくれていたらJRの乗換えが便利だったのに
法隆寺側が残らなかったのは、当時の関西線が単線で電化もされておらず本数が少なく不便だったこと、それと大阪方面からの天理教関係の大量輸送に対応することを重視していたからでしょうか?
[102204] 2021年 7月 27日(火)21:00:33伊豆之国 さん
秋の夕日に照る山もみじ(かなり気が早いですが…)
開幕前からご難続き、1年遅れの第参拾弐回「大江戸・夏季奥林匹克運動会」([65923] hmtさん)。ようやく開幕にこぎつけましたが、街角でも今市気分が盛り上がらず専ら「お家でTV観戦」という方が大半といった感じ。演出担当者の相次ぐ不祥事発覚で予定通り実施できるかも危ぶまれた開会式、私は大して興味もないのでスルーしましたが、入場行進の順番が前回(1964・昭和39年)の時の英語アルファベット順ではなくて、Issieさんが[65977] でご提案の
そのときには,ぜひ日本語表記の「50音順」で入場してもらいたいものです
になっていたことを、後で新聞記事を見て知りました。
ところで、昨日行われた新種目「スケートボード」の女子で、13歳11か月の西矢椛選手が金メダル獲得。これまで日本人最年少記録だった、29年前のバルセロナ大会・女子水泳の岩崎恭子さんの14歳0か月を抜いて、最年少記録を更新したということが話題になりました。
この「椛」という字、「もみじ」と読むそうです。この字を見て、「過去の自分の書き込みにあったな」と思いだしたのが、8年近く前の[83731]の記事。これは、オーナー グリグリさんが[83726]で、当時の岩手県滝沢村にあった「埖溜(ごみたまり)」という地名についての記事についてのレスで、「花」をつくりに持つ和製漢字(国字)の話を取り上げていたからでした。その中で、「椛」の字について
「花」をつくりに持つ字には、木へんの「椛」もあります。「椛」の字には「かば」と「もみじ」の二つの読みがあり、「かば」は「樺」のつくりの「華」を同じ意味の「花」に置き換えたもの、「もみじ」は木々に花が咲くような様子を表したものでしょうか
と書き込んでいました。
一方、この「椛」の字が付く苗字もいくつかありますが、こちらは、ほとんど「かば」と読むようで、その中で最も多いのは「椛島」(かばしま)さん(約4200人、福岡県に多い)、次いで「椛沢」(かばさわ)さん(約2700人、新潟県などに多い)、といったところのようです(こちら)。
スケボーの話に戻りますが、同じ競技で銅メダルを取ったのは、16歳の中山楓奈(ふうな)選手。「もみじ」に「かえで」、まだ暦の上での秋になるまでにも2週間近くありますが、なんか季節を先取りして紅葉見物気分…。
…蛇足ですが、JRのいくつかの駅の売店で、宮島名物の「もみじ饅頭」が並んでいました。「もみじ効果」で「もみじ饅頭」も果たして飛ぶように売れるのでしょうか?
[102195] 2021年 7月 24日(土)10:56:16伊豆之国 さん
「超地元」春夏連覇の夢が早くも消えました。
中まで腐ってとても食えない「ぼったくり男爵芋」を筆頭に不祥事も続発、「もう始まっていたのか」といった感じ。街角にも宣伝の旗も垂れ幕もほとんど見られず今市盛り上がらぬ「萬国大運動会」よりも、新聞のスポーツ面を見てまず目を通すのは、高校野球の地方予選の結果。星稜、福井商業など、部員の感染で出場辞退に追い込まれた強豪が続出、14大会連続を逃した聖光学院を初め、八戸学院光星、仙台育英、花咲徳栄、桐蔭学園、龍谷大平安など強豪の早々の敗退も相次ぎ、まさに波乱の様相。そんな中、今春の「選抜」の覇者・東海大相模高校が、部員の大量感染で神奈川県大会準々決勝を前に無念の出場辞退に。思わぬ形で春夏連覇の夢が消えました。
登録メンバー17人の新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同校の野球部の活動が禁止となった
今夏限りでの退任を表明していた門馬敬治監督にとっても思わぬ形で最後の夏を迎えることになった
(記事)
[102177] 2021年 7月 13日(火)20:27:27伊豆之国 さん
青丹よし奈良の都 & サラダ記念日(若い市長・女性市長更新情報)
11日投開票の奈良市長選挙で、現職の仲川げん(本名・元庸)氏が、新人4名の挑戦を退け4選を果たしました。(奈良市HP)。

同じく11日に投開票が行われた、女性新人同士の対決となった徳島県三好市長選挙([102152] ピーくんさん)では、高井美穂氏が大差で初当選(三好市HP)。徳島県では、徳島市に続いて2人目の女性市長になりました。

♯余談ですが、高井氏の選挙第一声は「池田町サラダ」で上げたそうです(徳島新聞より)。この「サラダ」の話題、過去記事にも何度か出ていました(ex.[16581] 千本桜さん)…。
[102168] 2021年 7月 8日(木)23:47:04伊豆之国 さん
その手は桑名の…
「ご当地」のNさんを出し抜いて失礼いたします。

今晩の「ケンミンSHOW」で、10年前に放映されていた「ポークカレー」と「ビーフカレー」の東西境界線が「三重県桑名市の旧長島町にある」([76860])という「実地検証」の「リメイク版」が放映されていました。
10年前の調査結果と同様、長良川・揖斐川の西側にある旧桑名市域では「ビーフ」派が優勢、一方、木曽川の東側にある木曽岬町では「ポーク」派が優勢で、旧長島町ではほとんど互角、という状況は全く変わりありませんでしたが、10年前の放映後、桑名市にある食品製造会社が、その名も「天下分け目の桑名カレー」という名の、中に「ビーフ」と「ポーク」がそれぞれ1袋ずつ入ってそれで1人前、というレトルトカレーを販売し、それが大ヒット商品になった、という話が紹介されていました。
私は、「長島温泉」に2年前に行ったとき([97713])、売店にその「桑名カレー」があって、これを「お土産」として買ってきたことがあり、袋には「おいしい食べ方」の説明が書いてあったように覚えています。

この番組では、もう一つ「食べ物の東西境界線」として、「酢だこ」という料理について、大井川を境に東は「ある」、西は「ない」と分かれる、というのが出ていましたが、静岡県民のメンバーの方の反応もやっぱり「東」と「西」ではっきり分かれるのでしょうか?
[102129] 2021年 6月 26日(土)22:59:21【1】伊豆之国 さん
九州から上京すると…「アレ」にやられる?(経度による時差の問題)
ネット記事のリンクをたどってみたら、こんな記事を見つけました。
東京の人が九州や北海道に旅行に行くと、夕方遅くまで明るかったり、逆に早く日が暮れてしまって驚くことがあります
その記事に出ていた、投稿者の書き込みをいくつか紹介すると…

「九州出身者は関東のあまりにも早く訪れる夜にメンタルがやられるから注意しろ」という脅しが続々と寄せられている

8月から関東ですかぁ……
そのころだと、午後7時にはもうほとんど暗くなりますから、覚悟しておいてください。
それから、午後8時近くになってもそれとなく明るい なんて季節、そもそも関東地方には存在しませんから、それも覚悟しておいてください

その代わり九州は朝が来るのが遅いから冬は太陽光で眠気覚まし出来ないまま登校出勤になるんですよね

逆に、関東から九州に越してきた人の書き込みも。
逆に関東から福岡に越してきました。経度が10度違う⇒40分日の出日の入りがかわります。この時期の東京だと、4時前から空が明るくなってきます。緯度も5度くらい変わるので、夏冬は日照時間もぶれます(夏は北になるほど昼が長い)

北海道東部の日暮れの早さについての書き込みも。
地元道東なんだけど、学校で決められた秋冬の小学生の帰宅時刻16時だったし実際マジで薄暗かった

最後のほうにこの説明が書かれていました。
夏至の頃は昼の時間が長く、日の出が早くて日の入りが遅くなります。例えば、日本最西端の沖縄県与那国島の場合、7月1日〜7月7日の日の入りが19:41とのこと。暗さを感じるのは日没から約40分後、灯火なしで屋外の活動ができるのは日没から1時間30分程度と言われていますので、20:40ぐらいにようやく暗さを感じ、21時すぎまでは屋外で活動できるということでしょうか。東京とはかなり違いますね。
ちなみに北海道の根室では、12月4日〜14日までの日の入りが15:42とのことです。

ここまでではただ記事の丸写しになってしまって書き込みの意味がないので、ここからいくつか「からくり」の説明を。
日の出・日の入りの時刻のずれは、まず経度によるもので、同一標準時の地域(日本では東経135度=兵庫県明石市などを通る)では、東の方か早く西に行くほど遅くなるのですが、これに緯度による差も出るので、「初日の出の時刻が根室より銚子のほうが早い」といった「逆転現象」が夏至の頃の日の入り時刻でも起こり、日の入りの時刻は東京よりも東にある札幌のほうが遅くなり、福岡よりも西にある那覇のほうが早くなる、という現象が起こります。また、地球の軌道のずれなどにより、緯度によっても若干違いがありますが、日の入りが最も遅いのは夏至の日よりも10日ほど後に、最も早いのは冬至の日よりも2週間ほど前になります。

日の入りから少し時間がたってもまだ空が明るい、というのを「薄明」というのですが、「暗さを感じる」という時刻は「常用薄明(市民薄明)が終わる」と言われるもので、道路や公園の街灯や、マンションの外廊下の電灯が一斉に自動で点灯する時刻は、天候によるその日の空の明るさによっても違いますが、この「常用薄明」の時間帯になっていることが多いようです。「灯火なしで屋外活動ができる」限界は、「航海薄明」が終わる時刻にあたるものと考えられるでしょう。ちなみに、もっと空が暗くなって、地平線上に出ている、肉眼で見える星が全部見える時刻を「天文薄明」が終わる、と言い、東京あたりではその時刻が夏至の頃では午後9時近くになり、高緯度になるほど「天文薄明」が終わる時間が遅くなって、北緯50度あたりより北になると、夏至の頃になるとその「天文薄明」が続いたままになって「暗い星や星雲などの観測が満足にできない」状態になり、さらに北に行くといわゆる「白夜」ということになるわけです。

私も九州に何度か行っており、正月休みか夏休みかそのどちらでしたが、夏休みに行ったときは、既にだいぶ日が短くなっている時期にもかかわらず、夜8時近くになっていてもまだ明るく、正月休みの時は、朝7時になってもまだ空が暗いことには、知識として知っていたこととはいえ、やはり「時差」の違いを実感したのでした。NHKTVで、朝6時前の全国の天気予報を見ることもよくあるのですが、中継している都市は確か福岡・広島・名古屋・仙台といったところで、東京ではとっくに夜が明けているのに、福岡ではまだ真っ暗、といった映像を見ることも多かったのでした。
[102113] 2021年 6月 22日(火)20:58:53伊豆之国 さん
若い市長(更新情報)
愛知県西尾市長選挙が20日に投開票が行われ、現職の中村健氏(42歳)が再選を果たしました。(CBCTV)
>オーナー グリグリ様へ
更新情報をお願いいたします。
[102111] 2021年 6月 19日(土)12:21:08伊豆之国 さん
今更ですが…駅名関係レス
[102094] ekinenpyouさん
「何を今更」といった感ですが…
官報. 1927年03月17日
開業からわずか10年余りで早くも廃線となり、それからもう80年以上経っているのに、今でもその路線跡がかなりの箇所に残っている「小浜鉄道(→雲仙鉄道)」…(HP1,HP2)、その開業許可の記事の右に、「南武鉄道」(現・JR南武線)の部分開業(川崎~登戸間と貨物支線)許可の記事があり、駅名が羅列されていますが、よ~く見ると、今は一大ターミナルとなっているあの駅がありません。その理由は? すぐ推測できると思いますが…。
官報. 1926年03月10日
こちらも拡大して見ると、「竪堀」の「竪」の字が、全て(よく誤記される似た字に)間違っていることに気づきます。しかも、もう一つの字まで間違っている箇所もあります。更に、フリガナも不鮮明で、違う読みに見えそうです。果たしてこれで信頼性は大丈夫なのか、と思ってしまいますが…

それと…
2000(H12)年以降の廃駅は? 「尾花沢市・長浜市、流山市・羽島市・富津市・本宮市」となります([102091])
「福津市」も入りますね(富津市と同じ駅)。
[102093] 2021年 6月 13日(日)15:50:35伊豆之国 さん
駅名クイズ・おまけ番外の答え
[102091] ekinenpyouさん
2000(H12)年以降の廃駅は? 「尾花沢市・長浜市、流山市・羽島市・富津市・本宮市」となります。
どの駅だったかおわかりでしょうか?(5駅のうち3駅は茨城県内にありました。)
茨城県の3駅は…
・2駅は、「市名(&超有名電機メーカー名)を名乗っていたが、その市の中心駅(市名と同名)まで到達できなかった電化私鉄」
・1駅は、「所在する市名と字体違いの神社を目指して?名乗ったが、湖を越えられず?遥か手前で止まったままだった非電化私鉄」
あとの2駅があったのは…
・「長浜市・流山市」→「羽島市」
・「富津市」→「その市と同名の駅が、つい最近まで隣の市にあった、九州の市」
  (蛇足:「富津」と書いて読み方が違う(こちらの方がまともな読み方)地名が、該当する駅があった市の別の隣接市にあり、そこには
  80年以上前に廃線になった路線の駅もあったという)

…こんなことでしょうか?
[102089] 2021年 6月 12日(土)00:10:26伊豆之国 さん
戦況激変!市盗り合戦
十番勝負・市盗り合戦の「改革論議」も、ひとまず収束に向かったということになりましたが、その「市盗り合戦」の様相が、導入当時とは大きく激変してきています。
「市盗り合戦」導入当時の「戦況」については、[87301]
上位にはずらり「西軍」のつわものどもがずらり顔を並べていることに気づきます。十傑の中で「東軍」に属すると見られるのは、いっちゃん殿(下野国の人、武蔵国在住)と、生国こそ摂津国であるものの、現在は相模国に本拠を構え、獲得領地の傾向からもその相模国で圧倒的な強みを見せていることから今は「東軍」と見られる、ぺとぺと殿の2名だけ。20傑まで広げても、やはり「西軍」が優位であることには変わりはなく、領国数や領民数の上位を見ても似た傾向にあって、「関ケ原合戦」とは逆の状況になっているのが面白いところです
と書き込んでいたのですが、導入から17回を経た今となっては、戦況は大激変。最新の第57回終了時点のランキングを見ると、領国数ランキングでは、2位に大躍進したスカンデルベクの鷲さんを初め、東軍に属する新鋭が次々と躍進。トップ10は東西両軍とも5名ずつ、20位まで(20位が3名タイなので22名)では、出身・居住地を明かしていないくはさんを除くと、東軍11名・西軍10名と逆転しています。領国石高ランキングでは、依然として5位までを西軍勢が独占していますが、領国で100万石以上獲得している14名中では、8名が東軍。領民数ランキングでも、大坂城と二条城(京都市)をがっちり押さえるなど関西で圧倒的な強さを誇る深夜特急さんがダントツの首位に立つなど、やはりトップ3は西軍勢ですが、領民数で100万人以上獲得している20位までを見ると、やはり東軍が過半数の11名を占めており、「本物」の関ケ原合戦と同様、すでに形勢は逆転して東軍の優勢がはっきり見えてきつつあるようで、不祥事で「退場」させられたいっちゃんさんの「穴」など全く感じさせない情勢になっています。

※「市盗り合戦」参加者の東軍・西軍の区分けについては、[87301]
東西の区分けは、まず関ケ原を中心として、北陸道5カ国(越後・佐渡を除く)と畿内・南海道以西、それと東山道のうち近江、東海道のうち伊賀を「西」、以東を「東」とし、各「武将」の領地獲得傾向と居住歴、郷土愛などを基に判断しました
と書き込んでいたのですが、先日NHKで放映されていた森岡氏の番組内容「苗字の東西境界線」に従い、次のように若干修正することにしました。

「東軍」:東海道各国(志摩・伊賀の2か国及び伊勢のうち松阪市以南を除く)、東山道各国(近江及び美濃のうち関ケ原町を除く)、北陸道のうち越後・佐渡の2か国、北海道
「西軍」:北陸道のうち越後・佐渡を除く5か国、東山道のうち近江及び美濃のうち関ケ原町、東海道のうち志摩・伊賀及び伊勢のうち松阪市以南、畿内・山陰道・山陽道・南海道・西海道の各国、琉球
[102059] 2021年 6月 2日(水)23:43:22伊豆之国 さん
相模原MAと厚木MAの境界はどこにあるか
このご時世、遠出ができないので近所ネタの「雑談」です。

相模原市民になってはや1年半余りが過ぎましたが、今の自宅があるマンションが座間市との境界線に近いため、以前から気になっていた「座間市にある相模原MA(042-7xxなど)」「相模原市にある厚木MA(旧・座間局、046-25xなど)」の区域([58933])。そのうち、自宅から身近で、座間市域にあるスーパーやドラッグストアなどで買い物をすることも多い、前者について「実地踏査」(少々大袈裟ですが)を含めて調べ上げたところ…。
総務省による「市外局番一覧」によると、「相模原MAの区域」について
東京都町田市(三輪町及び三輪緑山を除く。)、神奈川県相模原市(緑区(小原、小渕、佐野川、澤井、寸沢嵐、千木良、名倉、日連、牧野、吉野、与瀬、与瀬本町及び若柳に限る。)及び南区(磯部、新磯野一丁目及び三丁目から五丁目まで、新戸、相武台並びに相
武台団地に限る。)を除く。)、座間市(相模が丘一丁目及び五丁目に限る。)
とあります。でも、この区域分けに「不正確(というより不完全)なところがあるのではないか」と疑問に思ったのは、引っ越し前から継続して購読している日経新聞の最寄り販売店を調べてわかったことからでした。
まず、相模原市内にある販売店を調べ、自宅に近そうな店舗に電話したところ、「管轄外」と返事があり、次に地図で近そうな店舗を調べたところ、「座間市相模が丘三丁目」にあったのでこちらに電話すると、「ここです」と…。早速配達を頼むことにしたのでしたのですが、電話を掛ける前に驚いたのはそこの電話番号。「042-7xx…」。自宅からは市内局番から掛けられる。これはまさに相模原MAの番号。電話MA一覧は前から時折見ており、「相模が丘三丁目は厚木MAでは」と思っていたので、「MA一覧」と実際の境界線は違うのでは、と…。
それから、座間市域にあるスーパーなどに買い物に行ったとき、レシートの電話番号を見たり、実際に道路を歩いて看板に書かれている電話番号を見たり、地図を見て載っている店の電話番号を見たりしたところ、どうやら「座間市相模が丘」のうち、「相模原MA」に入っている区域は、どうやらこちらの道路から北西側、この緑道から北東側の範囲と思われ、逆に一丁目の南半分は座間市の大部分と同じ厚木MAであるようでした。これを住所で表すと、「相模が丘五丁目の全部と、一丁目~三丁目の各一部」とするのが正確だということになるのでしょう。
もっとも、「市外局番一覧」では、スペースの関係で、「番地」までいちいち表示するのは困難なので(例えば町田市では能ヶ谷町の一部に川崎MAがあるようです)、このような「大雑把なエリア表示」はやむを得ないと思うのですが、やはり正確な情報はNTTに確かめた方がよいのでしょう。「同じ市内の同じ町内なのに、すぐ隣の家に電話を掛けるのに市外局番から掛けないといけない」ということは、携帯・スマホが普及して需要が減ったとはいえ、「固定電話はやはり必要」という人にとっては大きな問題なのでしょうか。
[102047] 2021年 5月 29日(土)22:20:42伊豆之国 さん
Come Come Everybody
今晩の「ブラタモリ」は、勿来丸さんのお膝元・木更津。番組では、「木更津と江戸・東京との浅からぬ関係」がメインテーマになっていました。
「町歩き」では、「八剱八幡神社」から海へ向かう参道の眺め、民家の石垣などに面影を残す海岸の埋め立ての進展、花街の面影を留める芸者置屋とお稽古の風景、かの懐メロのもとになった歌舞伎の「お富与三郎」にまつわる話など、盛りだくさん。「本題」の木更津と江戸との深い関係では、木更津の漁師が江戸への舟運に関して「特権」を与えられ、それが実に「大坂の陣」の時の話にまで遡ることだったとは、驚きでした。
一方、現代では、木更津を中心とする房総半島中部が「山砂利」の産地として知られ、コンクリートの材料として東京方面などへ盛んに運ばれていること、それ自体は「袖ケ浦ナンバー」の大型ダンプを都心でもよく見かけることなどで前から知ってはいましたが、それが遠く数十万年も昔からの長い間の地形と地質の変化による産物だったこと、まさに目から鱗でした…。
番組には出てきませんでしたが、木更津というと思い浮かべるのは、童謡「ショージョー寺の狸囃子」。その歌の元となった「證誠寺」は、山の中にあると思い込んでいましたが、20年前に木更津を訪れたてそのお寺を見に行った時、観光ガイドを見て市街地のど真ん中にあると知ってびっくりしたものでした。ちなみに、狸は夜行性動物なので、日中に行っても姿を現すことはまずありません。

♯タイトルは、戦後間もないころ、平川唯一先生による英会話番組のタイトルソングになった、「ショージョー寺~」の替え歌でした。
「猫の目」なんぞは、「オジサン」には全く眼中にありまへん…。
[102022] 2021年 5月 22日(土)18:26:38伊豆之国 さん
北陸新幹線「越前たけふ」駅 & 十番勝負改革レス
3年後の開業を目指し工事が進んでいる北陸新幹線の延長区間(金沢~敦賀)間に設置予定の各駅のうち、唯一北陸本線の駅と離れた別の場所に設置される、福井県越前市内の「仮称・南越駅」の名称について、JR西日本はこのほど「越前たけふ」とすることを決定しました。(記事)
ここで問題になるのは、既に市内の別の場所に福井鉄道の「越前武生」駅があること。この駅名の改称は必至と思われますが、ひょっとして、長年親しまれてきた元の駅名「武生新」に逆戻り?

[102019] オーナー グリグリさん
[101989] で提案し、勿来丸さんも[102018] でちょこっと触れられている「入門コース」の復活については、「出題者の負担が多くなるので難しい」とのことですが、必ずしも十番勝負の「本番」と同じ日程にせず、臨時の「特別企画大会」として、参加資格も「新人限定」若しくはそれに準ずる者に制限し、出題数も絞り「市盗り」とも無関係にして別個に行う、というのは「有り」でしょうか([101981] で未開人さんがご提案の「新人戦」とは少し違いますが、似たようなもの?)。
既存領主の石高の「剥奪」と「保全」については、難しい問題です。「端数」をつけるようようなのは煩雑でわかりにくくなってやはり無理筋だと思いますが、「有効期限を設ける」というのは、例えばスーパーや量販店などで使われている「ポイントカード」で「たまったポイントを一定期限内に使い切らないとポイントは無効」というのと同じような理屈で、面白い考えとは思います。しかし、頻繁に使うポイントカードと違い、このような方式を解答チャンスが限られる十番勝負に適用するのは、特に「有効期限」を「10回」([101933] デスクトップ鉄さん)とか極端に短くしてしまうほど、「領主」の側から見ると「ここまで営々と築いてきた地位と努力を無にするのはいかがなものか」といった反発・不快感や、また[101989] で書いたように、かえって「ここでこの市を答えないと領主から転落する」といった「防衛意識」を呼び起こさせ、かえって「挑戦者」にとって「障壁」をどんどん高くしてしまう「逆効果」を生じる可能性があります。また、同じ石高、例えば10万石でも「金メダル2個獲得で一気に領主を奪取」したのと「メダルに無縁でも、コツコツ1問=1万石ずつ積み重ねて到達した」のとで「重み」は同じなのか、というのも気になりだすと(特に初期の参加者が少ない初期のころのは)…。
「長期間不在の領主の石高没収」については、特にその人が落書き帳自体にも長らく顔を見せていない場合、「ただ顔を見せていないだけで、ROMはやっている」のか、「本当に既に落書き帳自体にも興味がなくなって久しい」のか、「個人情報」にもなってこれも判断が簡単にはできず、こちらも適用するのにはかなりな困難が伴いそうです。
[101989] 2021年 5月 18日(火)00:46:58【3】伊豆之国 さん
第57回十番勝負を振り返って~沼津食わずに汽車の旅~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。今回も解答できた順に。
解答者のレベルアップが著しくなってきことと、誤答リスクを避けることもあり、結局「模様眺め」ということから、ここのところ取ることが多くなっている「第一回採点が出るまで待つ」という戦術を取ることになりました。

問二~Strawberry Fields Forever~
お題にあった小平・宝塚(女性市長)、磐田(若い市長)、名古屋、それとここまで出てきた答えの流れから「4月中の選挙」と見当は付きましたが、想定解と照らし合わせるために使った「4月の知事・市長選挙結果一覧」が出ていた新聞記事と照らし合わせると、「無投票も含む」ことはわかったのですが、お題の大仙市が載っていなかったので、大仙市のHPを開いたところ、「3月28日の立候補受付で現職1人しか立候補せず無投票当選」と分かり、「本当の投票日は4月4日だった」と。一方、宍粟市がNGになっていたのは、その新聞記事を見ると「4月25日に無投票当選」とあり、本当の投票日は5月2日だったとわかって、その「線引き」が見えた。となると、やはり「ご当地」で「領主」でもあり、しかも自分で話題にしていた伊豆の国市([101537])を答えぬわけには参りません。

問一~お腰につけた吉備団子~
銚子・彦根・下関から、やはりまず「気象」関係だろうと想像は付いたのですが、ここで少し引っかかった「別海」の可能性。「市内の高校の甲子園の出場回数」、白桃さんの([96368])の記事。3年近く前のものなので現在とは様相が変わっていますが、銚子・彦根・下関、いずれも入っている、想定解が49なのは「同率でトップタイ」のところがある…。結局、稚内や函館が出てきたのでやはり「本命」の気象関係だ、と見えたのですが、やはり問二と同様採点待ち。直感通り「気象関係」と分かったのですが、「なぜ福岡がNGで名古屋はOKなのか」が呑み込めず、気象庁のHPから「気象台」を調べたところ、こちらのページに一覧表があり、福岡は「管区気象台」に、名古屋は「地方気象台」の欄にある。そして「地方気象台」の数を数えて行くと、「市」にない南大東を除くとちょうど想定解と一致。どこを選ぶか迷いましたが、県庁所在地の中で未解答であり、今後答える機会もなさそうな岡山市を。
結局、ノーヒントで答えられたのはこの2問だけでした。

問十~沼津食わずに汽車の旅~
第一ヒントで「阿武町」が出てもしばらくわからなかったのですが、ここまで出てきた答えをじっと眺めているうちに、ふと「市名に含まれている母音が『あ』と『う』の2種類だけ」、これをローマ字で表すと「母音の字が"A"と"U"の2種類」だ、ということに気づいた。そこでここまで出てでてきた市を頭の中でローマ字に置き換えると、いずれもそのようになっている。八幡浜と福津がNGなのは、それぞれ「Aだけ」「Uだけ」だからだ…。そのような市が「準・ご当地」にあった。既に「王手」をかけていた沼津市で領主盗り。
ところで、この問の想定解をめぐっていくつかやり取りがありましたが、
[101960] デスクトップ鉄さん
問十の未答市に羽生市ははいりませんか。母音は「a」と「u」だけですが
[101961] Nさん
羽生市が入るなら、日向市も入りますね
自分は羽生、日向inで、山武、白山、雲南outだと思ってました
[101966] オーナー グリグリさん
少なくとも「ん」は母音ではないのははっきりしているようなので、山武市、白山市、雲南市は想定解に入れました。羽生市と日向市の「にゅ」「ひゅ」が母音かどうかという点は曖昧だったので、とりあえず外しました
私の個人的意見としては、デスクトップ鉄さん・Nさんの認識のほうに軍配を上げたいと思っています。
この方面は特別詳しくはないのですが、日本語には特有な「音韻」の認識として、西洋式の「音節」とは別に日本語独特の「拍」というのがあります(金田一春彦氏著「日本語」(岩波新書)より)。例えば、英語の「sun」は1音節、中国語の「三」も1音節と数えますが、「三」は日本語では「サ/ン」と2音、つまり2拍と認識するのが日本人として一般的な見方と考えられるでしょう。つまり「ん」には母音はなくても、立派な1拍=「1音」として見られていると認識されているわけです。この問十では、促音(っ)を含む「福生」もOKとなっていましたが、この「っ」は単独では発音できませんが、こちらも「1拍=1音」として数えているとされているのです。一方、「羽生」に含まれる「にゅ」のような小文字の「ゃ」「ゅ」「ょ」が入る「拗音」は、カナでは2文字ですが、こちらも2文字で「1拍」という数え方をしています。「羽生」は、「は/にゅ/う」と3拍になり、「にゅ」で1拍、と数えられるのです。実際の発音に従えば、最後の「う」は伸ばす音なので、「HANYUU」と「U」をもう一つ加える(いわゆる「ワープロ式」もこの形を採用)にするのがより正確でしょうか。「Y」の字は、日本語のローマ字表記では、どの方式でも母音には使われず(いわゆる「半母音」であり、「子音」扱いになる)、また拗音の場合は「拍」に入らない要素にもなっているので、母音字は「A」と「U」だけなので、該当すると考えられ、「母音を含まない『拍』がある」白山や福生よりも合理性があるように思えます。ただ、福生をOKとし、未解答であった白山などもOKとするのであれば、「曖昧領域」を避ける意味でも羽生と日向はOKとするのが無難でしょう。
この問については、「ローマ字表記で母音を表す文字が"A"と"U”の2種類からなる市」とした方が、よりすっきりしたように思えます。
♯この感想文をWordで下書きし、推敲している間に、鳴子こけしさん([101985])から詳しい解説があり、Nさんからもフォロー([101986])がありました。お二方、ご解説をありがとうございました。

問五~あらたふと青葉若葉の日の光~
第二ヒントを「周りと比較」と解けて、お題とここまでの流れから「隣接するすべての市町村より面積が広い」と。全国の市町村で3位・関東では断トツの1位、「絶対的安全牌」であり、かつ領主争いも緊迫している日光市の領地防衛を。

問六~伊勢は津で持つ 津は伊勢で持つ~
こちらも第二ヒントから。「釣り合うところ」→「人口重心」だと。人口重心が「市」になかったり、中には海上にある県もあったので、想定解数「36」に納得。これが過去に「クイ図」で出ていたことを思い出した。第一回の問五。その時に答えたのは津市。当時の位置から少し移動していたが、同じ市内だったので、今度も。

問三~何ぞこの子のここだ愛(かな)しき~
ここも第二ヒントから。「その市の最高点の海抜が県内で最も低い」。ヒントの大阪市福島区の最高点が「0m」だということ、「やはり」という市が多い中にあって、お題にあった「幸之助さん」のおひざ元のように、意外にも?内陸の平野部にある市がいくつかあったことも結構新たな知識を得たような気がした。ここもどれを選ぶか迷いましたが、東京都の初代領主の地位固めから、前々回の問九に続いて、都内で最高点が最も低い狛江市を。

問八~から衣着つつ慣れにし妻しあれば~
お題の愛知県の隣接3市から、まず「男性が多い」ことはまず考えましたが、この根拠となる資料が以前は簡単に見つかっていたのに、今では見つけにくくなっていて([101681] 深夜特急さん)、先へ進めない状況になっていました。実際、過去に第30回・問十の「順位問題」で出ていて、その時は「生活ガイド.com」から検索できたのが、今では会員登録しないとリンクできなくなっており、パスワードだの七面倒な手続きが嫌でGive up。次にGoogle検索で「市町村 男女比」で検索したところ、最初に出てきたのは、何と当サイトのcash、「2005年国勢調査時の男性比率が高い市ランキング」。これだと、男性上位の市の数は122。想定解の94位までだと、切りのいい数字にはならず、「これはさすがに使えない」と。次に出てきたのは「男だけの街ランキング・ベスト10」。「市」単位でなくて政令市は「区」単位であるなど、こちらも到底使い物にならない「代物」でしたが、お題の愛知県3市と南相馬市もしっかり入っている。この中にあって、まだ答えられなかった市の中から、お題の愛知県3市の近所であり、やはり「トヨタ」関係の従業員が多いことだろうと推測できた、東海道五十三次の「池鯉鮒宿」を。

問九~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
こちらも第二ヒントで共通項がほぼつかめましたが、「想定解数がもっとあるのでは」、と半信半疑で調べるのに時間をかけたため、結局次の第三ヒントが出てから解答する、ということになりました。どうやら「新設合併でリニューアルしていた場合はその最新の新設合併以降、それ以外は市制=市の誕生以降、『町』だけを編入している」、と見えました。該当する市の数を改めて指折り数えてみると、どうやら合っている。静岡県に5市もあり、全国の該当市の1割近くを占めていることには驚きました。ここで選んだのは、ここを取ればその市の市盗りと、「静岡県内百万石」のダブルリーチを掛けられる、富士市。

…ここからの2問は、解答の出足も全体的に遅く、多くの参加者が苦闘された難問。

問七~Bohemian Rhapsody~
ヒントに惑わされて迷走に迷走を重ね、ここ数回の大会で最も苦しめられたといってよい問題でした。第二ヒントは「5本まとめて」と解け、まず「五差路」と見てコレクションをあたったものの外れ、次に一文字ヒントで「国」が出たところで、「5本→指」からの連想で「国指定の史跡関連」だとかをあたったりとか「国の統計」に出ている何かの「指数」とか、あらぬ方向に。第4ヒントも「数値皆以下」などと「数値」に思考回路を遮られ行き詰まり、その間に残りの想定解は減って行く。ようやく第五ヒントの「道」で、「国」と合わせて「国道」か。解けなかった第4ヒントも「回数ちなみ」だったか、と見え、そこで「国道一覧」をwikiで見ると、「そうか、57号・157号・257号・357号・457号と、『下二桁が57』の国道が通る」か。「5本まとめて」とは、「下二桁57の国道が計5本ある」ということか、と。そして、お題の市が北から南へのコード順に並んでおらず、実はこれがこの問を解く大きなヒントになっていたのだったのでした。この時点で残りは12市に減っており、「近間」では357号線が通っている千葉県の市がまだいくつか残っている。前に一度答えた市であったが、前日が「母の日」だったこともあり、「ママ(真間)」の地名がある市川市に。とにかく、[101885]に書き込んだ通り、「鬼門」の道路問題だったとわかって、溜息と徒労感が一気に溢れ出てきたのでした…。

問四~歌はちゃっきり節 男は次郎長~
最初に誤答続きだったうえ、ヒントの意味を誤解していたりしてこちらも大いに苦闘を強いられた、今回最大の難問。初め「合併」「隣接」関係ばかりを考えていて、頭から離れられず、これがこの問での苦闘の原因でした。まず「一部を除く」から、NGとされていた高島市の前身の各町の過去の変遷履歴を調べると、「高島町と志賀町の境界変更」があったのが見つかり、「境界変更していたから…」と一瞬思ったものの、他には当てはまらなさそうだ。次に第4ヒントが「内側を取る」とは、「県内の町村とだけ」かと思ったが、県外と隣接していない市がいくつも出てきてこちらも行き詰まり、動き出した解答ラッシュについて行けません。ようやく共通項が分かったのは、第6ヒントの参考ページ。「内側を取る」というのは、「市名の読みの真ん中のほうにある1文字か連続する複数の文字を除く」ことで、これで「町村名になる」ということか…。まだ出ていなかった静岡市のよみから真ん中の2文字を取って最初と最後だけにすると、石川県「志賀町」になることが見つかる。これで、静岡県の総領国石高を百万石の大台に乗せることになったのでした…。

これで、今回もノーミス完答となりましたが、最終順位は、ここ10回の中では最低の20位に転落、「入賞」も一つもなく、問五と問八の11位が最高という成績。今後の戦いはますます厳しくなって行きそうです…。

ところで、[101691] でのオーナー グリグリさんの「妄想」から始まった「改革論議」、デスクトップ鉄さんからの[101933])を始めいくつかの反応があり、私もいくつか賛否や別案を少し深く掘り下げて書こうかと思ったのですが、一度立ち返って考えてみると、(1)と(2)は過去例もあり、あまり問題なく受け入れられると思いますが、(3)については、「領主税」とか「石高の期限付き」については、「石高を守ろうとする領主の『防衛意識』を高める要素になって、かえって逆効果になる」恐れがあるようにも思え、他にも、例えば1万石のところに20万石以上取っているような、必要石高に比べ異常に過剰な石高を取っている領主に「永世領主」の称号を与えて「祭り上げ」、その市の市盗りから退いてもらい、他の参加者で改めて「新領主」を争う、といったことも思いつきましたが、いずれにせよ、「領主の名誉」にもかかわることになり、また「都道府県の総領主」争いとの関係をどうするかなど、各方面に影響が及び、相当困難な「障壁」がありそうで、短期間で実行に移すのはやはり無理がありそうに思え、やはり今の段階では「妄想」の域を出ないような気がします。むしろ、「入門コース」を復活し、初心者が参加しやすい環境を作ることも考えたらどうでしょうか。その場合、入門コースへの「上級者」の参加を厳しく制限し(例えば一般コースで一定数以上正答している者の参加禁止など)、また「入門コース」は開催していた時と同様に「市盗り」の対象としない(「市盗り合戦」のエスカレートに「嫌気」がさして十番勝負に参加しなくなり、中には落書き帳自体からも遠ざかっている「反戦主義者?」も複数いらっしゃるようですので…)とするなど、「原点」に立ち返って純粋に「クイズを楽しむ」と言う「場」を設けることも考えてはいかがでしょうか。

♭今回の選曲は…「レトロ」でまとめました。
問二:伊豆の国市の特産の1つ、「苺」にちなんで。市内には「苺狩り」の温室などがいくつかありますが、今年は疫病禍で客が遠ざかり、また春先の気温が高めで、「旬」も例年より早かったとか。
問一:言うまでもなく「桃太郎」ですが、岡山市民の「桃太郎熱愛」の激烈さは、TV番組でも放映されていました。
問十:その昔よく聞かれた駄洒落([75051])。
問五:芭蕉が日光で詠んだ、ちょうど今頃の時季にふさわしい名句。
問六:藤堂氏32万石の城下町として、また伊勢街道の重要な宿場として栄えた三重県の県庁所在地、2年前に訪れたのですが、今となっては市街地の繁栄度でも四日市に大差をつけられた印象で、人口でも、大規模合併をしたにもかかわらず四日市の後塵を拝したままで、もはや「伊勢は津で持たなくなって」久しいのでしょう。
問三:前回狛江市を答えた時に引用した萬葉の東歌([100760])、今回はその下の句を。
問八:知立市にある、在原業平の「伊勢物語」ゆかりの史跡、「かきつばた」の名所としても知られる「八橋」(知立市HPより)。物語の中に出てくる、「かきつばた」の5文字を読み込んだ和歌。
問九:ご存じの超有名な萬葉の和歌。「百人一首」で改変されていない元歌のほうを。
問七:つい最近、映画の公開でリバイバルヒットした、「女帝」という名のバンドの名曲。"Mama~"で始まるフレーズが続いているのが印象的な曲でした。市川市にある「ママ」(真間)の地名([97693])にこじつけた「駄洒落」での選曲でした。
問四:この歌は、現在の静岡鉄道(新静岡~新清水)のコマーシャルソングとして作られたとか。
[101910] 2021年 5月 11日(火)19:38:23伊豆之国 さん
十番勝負
問四:静岡市

ヒントの意味があまりにも漠然過ぎて…
[101885] 2021年 5月 10日(月)19:50:08伊豆之国 さん
十番勝負
問七:市川市

いやぁ~参りました。
超苦手方面たったか…
[101771] 2021年 5月 7日(金)20:46:33伊豆之国 さん
十番勝負
問九:富士市

「もっと多いのでは」と思ったけれど、案外少なかった…
[101751] 2021年 5月 7日(金)17:41:46伊豆之国 さん
十番勝負
問八:知立市
[101725] 2021年 5月 6日(木)21:55:55伊豆之国 さん
十番勝負
問三:狛江市
[101706] 2021年 5月 6日(木)19:24:50伊豆之国 さん
十番勝負
問六:津市
[101704] 2021年 5月 6日(木)19:14:45伊豆之国 さん
十番勝負
問五:日光市
[101680] 2021年 5月 5日(水)22:15:01伊豆之国 さん
十番勝負
問十:沼津市
[101635] 2021年 5月 3日(月)09:08:24伊豆之国 さん
十番勝負
問一:岡山市

福岡がNGで名古屋がOKの意味がやっと分かりました。
[101621] 2021年 5月 2日(日)18:40:06伊豆之国 さん
十番勝負
初日は模様眺め。
とりあえず分かったものから。

問二:伊豆の国市
[101537] 2021年 4月 19日(月)22:28:59伊豆之国 さん
伊豆地区選挙情報
まだ誰も話題にしていないようなので…「ご当地」の選挙から。

静岡県伊豆地区の2首長選が昨日投開票が行われ、「若い町長」と「女性市長」で明暗が分かれました(こちら)。

西伊豆町長選挙では、現職の星野浄晋氏(43歳)が新人の挑戦を退け再選。一方、伊豆の国市長選挙では、3選を目指した現職の小野登志子氏が男性新人に大敗しました。
[101532] 2021年 4月 17日(土)21:21:47【1】伊豆之国 さん
ブラタモリ「岩石スペシャル」 & 伊豆の山々、月淡く…
今晩のNHK、森田一義氏(本名)の番組内容は、「日本の岩石」スペシャル。日本各地のその地域特有の岩石と伝統文化との関係など、なかなか内容の濃い45分。最初に出てきたのは、かの芭蕉の句で名高い山形市の立石寺(山寺)。その句に出てくる「蝉」の種類については、古くからいろいろ議論もされてきましたが、「岩にしみ入る」の「岩」はどんな岩石か、というのは、さすがこの番組らしい視点だと思わず唸りました。番組の後半では、前回の東京五輪の食堂のBGMにも使われた、美しい響きを奏でる岩石。その名は、落書き帳の若手メンバーの名前にも使われていますが、それは何でしょうか?(読者にはすぐわかりますね。聞き逃した人は、番組検索を…)。

[101531] 白桃さん
箱崎晋一郎(朗)が歌った【熱海の夜】
確かにこの歌、聞いたような覚えはうっすらありますが、歌詞もメロディーもほとんど記憶が残っていません。私にとっての「熱海」の歌と言えば、やはり「カラオケ十八番(嘘)」にしている、近江俊郎の「湯の町エレジー」。♭伊豆の山々、月淡く…
近年になってようやくどん底からの「挽回」の足掛かりをつかんだかに見えた熱海ですが、長引く疫病禍で「悪夢」の再来も…
[101509] 2021年 4月 7日(水)23:01:04【1】伊豆之国 さん
クイズの答え
だいぶ遅くなりましたが…
クイズの答え、2問をここで。

まず、「白色の日」ネタで出した[101468]の問A
【問A】:岐阜県白川町、佐賀県白石町(想定解数:5町、該当しない町:千葉県白子町)
最後に残った銅メダルですが、
[101487] ekinenpyouさん
地域おこし協力隊の方が作成されたPR動画の町が答えということでよろしいですか?

その通り、北海道白老町で正答です。
これで想定解終了となりました。
この問の共通項は…[83002]を見ると一目瞭然。「白」の付く駅がある、「白」の付く現存する町です。
その当時と状況は全く変わっていません。
これをまとめると次のようになります。

町名駅名路線名
北海道白老町白老JR北海道・室蘭本線
北海道白糠町白糠JR北海道・根室本線
岐阜県白川町白川口JR東海・高山本線
和歌山県白浜町白浜JR西日本・紀勢本線
佐賀県白石町肥前白石JR九州・長崎本線

ついでに、「白」の駅がある「白」の付く現存の村は、長野県白馬村が唯一。平成の大合併で消滅した「白」の付く町では、岐阜県と香川県にそれぞれあった白鳥町がありました(岐阜県白鳥町…長良川鉄道「美濃白鳥」、香川県白鳥町…JR四国・高徳線「讃岐白鳥」)。
「平成の大合併」期以降に単独市制施行した白井市と白岡市も、「町」時代には「白」の付く駅かある町だったのでした。

一方、「卯月馬〇」絡みのネタで出した[101498]のほうは、単純な誤字探しであり、読者の方はすぐ気づくと思うので、あえて正解は公表しないことにします。
[101498] 2021年 4月 1日(木)19:40:34伊豆之国 さん
大優勝旗、「超・地元」へ
第93回選抜高校野球は、我が家から徒歩15分圏内にある東海大相撲高校が名豊高校にサヨナラ勝ち、10年ぶり3度目の優勝を果たしました。このご時世もあって簡素な形で行われた閉会式では、急病(大流行中のアレではない)に倒れて入院、準々決勝以降の試合を欠場した主将のユニフォームを持って行進したシーンが感動を呼びました。

ところで、この記事の中には、いくつかここ(←惜しくも準優勝に終わった高校のある県にあり)の文字が混じっています。それはどれとどれでしょうか? わかった人には、その準優勝校のおひざ元の高級温泉旅館や高級料亭でもめったに味わえないという名物三点セット「城●カレイ」「関●ジ」「関●バ」を差し上げます…なんてことないねぇ(笑)…
[101485] 2021年 3月 25日(木)21:49:12伊豆之国 さん
白色クイズ(残り1問です)
「白色の日」のクイズ([101468])の問Aですが…

[101480] 千本桜さん
和歌山県白浜町

ご名答です。銀メダルです。
これで、あと一つ、銅メダルを残すのみとなりました。
ここで第三ヒント。
 ▲「白」が付かない町で該当する町…北海道遠軽町、青森県深浦町、静岡県東伊豆町
[101476] 2021年 3月 20日(土)23:04:26伊豆之国 さん
クイズの答え & 縦縞対決 & 埼玉県新座郡榑橋村
相当の遅レスになりましたが…クイズの答え合わせから。
まず、もう1か月近くたちましたが…
[101419]
【問二】…次の各グルーブの「決定的な違い」は何でしょうか?
  Group A: 中野区、杉並区、練馬区、鎌倉市、長野県富士見町
  Group B: 富士見市、ふじみ野市、富士吉田市、山梨県富士川町、富士市
 …「A」に入る市があと一つだけあります。その市はどこでしょうか
この問でのグループ分けは…
  「A」…その市区町村内に「富士見」の付く鉄道駅かある 「B」…「富士見」の付く鉄道駅がない
ということでした。
したがって、「A」に属するあと一つの市は、「富士見町」駅(JR境線)がある「米子市」でした。
「本物」の富士山は見えない場所なので、「富士見」の意味は「伯耆富士」の別名を持つ「大山」を望むことからです。

次に、「白色の日」にちなんで出した2題([101468])。
まず、先に「ペアシティ」形式の「一発勝負」の問Bから。
【問B】:千葉県大網白里市・千葉県白子町、岐阜県白川町・岐阜県東白川村(想定解数:3ペア)
…あと一つだけ、この共通項を満たすペアかあります。どことどこでしょうか?
[101470] 駿河の民さん
石川県白山市・岐阜県白川村
お見事です。
この問Bについては、[101471] でekinenpyouさんもフォローされていますが、私も実は以前[95574]で書き込んでいました。
大網白里市と白子町、白山市と白川村、白川町と東白川村は、「白」のつく自治体同士の隣接です

一方、「全国の町十番勝負」形式の
【問A】:岐阜県白川町、佐賀県白石町(想定解数:5町、該当しない町:千葉県白子町)
のほうは…
[101473] Takashiさん
北海道白糠町
ご名答です。金メダルです。
あと2つ残っていますので、もう少し続けます。お分かりの方は書き込んでよろしいです。

さて、昨日から「選抜」が始まりました。今年はスタンドに入れる観客を関係者のみに制限するなど「感染対策」を厳重にしたうえで、2年ぶりの開催にこぎつけましたが、2日目の本日の第3試合では、自宅から「徒歩15分圏内」にある「超地元」東海大相模高校と、東海大甲府高校の系列校同士がいきなり対戦。「東海大」同士の対戦は、38年前の夏の東海大第一高校(現・東海大翔洋高校)と東海大第二高校(現・東海大熊本星翔高校)以来、2度目。「相模」も「甲府」も、東海大系列校おなじみの「縦縞」のユニフォームで、色調も非常によく似ており、「見る」ほうからは「どこで区別すればよいのか」といったことが大いに話題にもなりました。試合は、「相模」が延長戦の末「甲府」を下し、昨年秋の関東大会で敗れたときの雪辱を果たすこととなりました。

…今晩の「アド街」は、「昔の名前」を(一部を除き)「埼玉県新座郡榑橋村」と言った地域でしたが([62334][90653] hmtさん、[74029])、残念?なことに、そこがその昔は「埼玉だった」こと、今も埼玉県の中に「西大泉町」の飛び地が残っていることについては、番組中で触れられていませんでした…。
[101468] 2021年 3月 14日(日)15:07:04伊豆之国 さん
白色の日記念・クイズ2題
今日は「白色の日」。ということで(白桃さんの早期復帰祈願の意も込めて)、「白」の付く市町村に関するクイズ2問を出題します。
お題も、想定解も、すべて「白」の付く自治体限定です。

まず、問A。「全国の町十番勝負」([100122])の出題形式と同じく、共通項に該当する「現存する町」を答える問題です。
解答は、「都道府県+町名」で答えてください。

【問A】:岐阜県白川町、佐賀県白石町(想定解数:5町、該当しない町:千葉県白子町)

▲ヒント
 ・該当する市…白石市、該当しない市…白山市
 ・該当する村…長野県白馬村、該当しない村…岐阜県白川村
 ・「平成の大合併」で消滅した、該当していた町…香川県白鳥町

次に、問B。こちらは「ペアシティ」方式で、該当する市町村の組み合わせを答える問題です。

【問B】:千葉県大網白里市・千葉県白子町、岐阜県白川町・岐阜県東白川村(想定解数:3ペア)

…あと一つだけ、この共通項を満たすペアかあります。どことどこでしょうか?

▲ヒント
 ・県境越えのペアです。
 ・「市」と「村」の組み合わせです。


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