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[87472]2015年4月15日
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[90793] 2016年 7月 24日(日)22:29:35伊豆之国 さん
十番勝負
「運命の人」より先に「朝日に匂ふ山桜花」を咲かせましたか…。「あの市」を答えることは当分ないでしょう。

問一:塩竈市
[90741] 2016年 7月 23日(土)22:03:02伊豆之国 さん
十番勝負
思わぬところから「大砲」が命中、「山中城」一発落城ですか…

問二:小平市
[90710] 2016年 7月 21日(木)23:12:23伊豆之国 さん
消滅市の駅名
[90709] デスクトップ鉄さん
いくつか指摘事項を。

天竜市 静岡県 浜松市 2005/07/01 ○ △ 中部天竜(旧佐久間町)
天竜二俣駅(旧天竜市)ではないでしょうか。
岩槻市 埼玉県 さいたま市 2005/04/01 ○ ○ 東武伊勢崎線
東武野田線(今は"Urban Park Line"なる「ダサい」(失礼)別名で呼ばれているようですが…)ですね。
あと、
泉市 宮城県 仙台市 1988/03/01 ○
泉中央駅(仙台市地下鉄南北線)もありますね。

市名が消滅してからも元の市名と同じ駅名を長らく名乗っていたものの、その後結局市名と同じ駅名に改称された駅には、「平」(現・いわき)駅があります。また、既に廃線となった十和田観光電鉄の「十和田市」駅は、市名改称後も割りと長い間「三本木」駅のままでした。
尾西市は、名鉄尾西線にその名を残しています。

♯「消滅した市名と同じ苗字」ですが、「中村」「山田」「清水」「石川」と、全国のトップ30に入っているメジャーな苗字が4つも入っているのですね…。
[90703] 2016年 7月 17日(日)20:21:13【2】伊豆之国 さん
県庁所在地とのギャップ(高校野球版)
いよいよ「球児の聖地」を目指しての熱戦、まさにたけなわですが、[90669]で出した「他愛もない」クイズの共通項([90674])、それを「県庁所在地との成績のギャップ」を作ってみたらどうか、とふと思って…。
ルールはメンバー各自の「ギャップ」の表と基本的には同じ考えです。
【A】,【B】,【C】,【D】それぞれのグループ間の「ギャップ値」は各々1点ずつとしましたが、【B】グループのうち「『あと一歩』で惜しくも【A】に入れなかった」市については、特別に「0.5点」を加点し、【B+】グループと表現することにし、このルールに基づいて作成した「県庁所在地との高校野球成績のギャップ」の表をまとめてみました。
(県庁所在地とそれ以外とのギャップがない府県は割愛しました)

県名県全体のGroup県庁所在地Groupギャップ値最高成績自治体備考
北海道A札幌市B+0.5苫小牧市
青森B+青森市B0.5八戸市、三沢市
岩手B+盛岡市B0.5花巻市
福島B+福島市B0.5いわき市
茨城A水戸市B+0.5土浦市、取手市
千葉A千葉市B1.0銚子市、習志野市
福井A福井市B+0.5敦賀市
長野A長野市B+0.5松本市、飯田市
三重A津市B1.0四日市市、松阪市
滋賀B+大津市B0.5彦根市
奈良A奈良市C2.0天理市、五條市
鳥取B+鳥取市B0.5米子市
山口A山口市B1.0下関市、柳井市
福岡A福岡市B+0.5北九州市、大牟田市、八女市
長崎A長崎市B1.0佐々町
大分A大分市B1.0津久見市
宮崎B+宮崎市B0.5延岡市
東京(参考)A新宿区B1.0板橋区、町田市、国分寺市現都庁移転以降

なお、東京都の場合、都制施行や都庁の移転などの「特殊事情」があるため「参考記録」として扱いました。都庁の新宿移転後、区内にあった早稲田実業が現在の国分寺市に校舎を移転するまでの間に唯一出場し、1勝を挙げているので、現在の都庁に移転後の新宿区は【B】グループに入る、ということになります。それ以前、千代田区に都庁があった時期で見ると、その時期の千代田区は【B+】、「ギャップ」は0.5(区内にある二松学舎が昭和57年春に準優勝、当時新宿区にあった早実など区外に複数の全国優勝校あり)ということになっています。
奈良市は、全国の県庁所在地の中で唯一、「市内の学校が『甲子園』でまだ一度も勝ったことがない」という「不名誉記録」を持っているようです(こちらによる)。奈良県の高校球界が長年、天理と智辯の「2強」による「寡占状態」が続いており、あとは郡山などが絡むくらいで、強豪校も少ない奈良市内の高校がこれらの常連を押しのけて「甲子園」への切符を勝ち取ること自体が非常に困難、ということになっているようです。また、隣の三重県も、県庁所在地の津市内の高校は、昨年夏の大会で津商業が1勝を挙げるまでは、全国大会で1度も勝つことができなかったようです。
この両県のほか、「『甲子園』で県庁所在地の影が薄い」県には、千葉とか山口あたりも入ってくるのでしょうか。
♯「県」レベルでは、「春」に限れば10年前に初勝利を挙げるまでは新潟県が【C】グループでしたが…

最近(過去5年間)になって「ギャップ」が発生した県には、昨年春に敦賀気比が初優勝した([87447] ペーロケさん,[87452])福井県(それまでは福井商業の準優勝が最高)と、3年前の夏に延岡学園が準優勝した宮崎県があります。一方、群馬県は、その延岡学園を決勝で破った前橋育英が初出場で初優勝を飾り、先を越されていた桐生市に追いつき「ギャップ」を解消しています。また、埼玉県は、昭和43年の春を制覇した大宮工業が長らく県内唯一の全国制覇校になっていて、平成13年のさいたま市の発足により「お情け」でギャップ解消(笑)、となっていたのですが、3年前の春に浦和学院が初優勝を果たし、これで「名実共に」ギャップが消えた、ということになったのでした。
[90674] 2016年 7月 7日(木)21:07:31伊豆之国 さん
銚子市、敦賀市、松本市、松阪市、洲本市…この共通項は?
[90673] 白桃さん
伊豆の国市も、「お情けで」【A】に入っているのですよね
その当時は「田方郡韮山村」でしたね…。
[90669]の「あまりにも簡単な問題」、わざわざお付き合いくださって誠に恐縮です。
まさにその通り、ご名答です。一部の道県では既に地方予選が始まっている「球児の聖地」を目指しての熱き闘い。その成績を基にしたグループ分けだったのでした。

今回のタイトルは…
・([90669]のクイズで)【Group A】に入っている
・県庁所在地、政令指定都市でなく、また「お情け」でもない
・私が宿泊したことがある
この3つを満たしている市を並べてみたものでした。

♯今日は社用で、hmtさんゆかりの地「旧・南毛利村」に行ってきました。
[90671] 2016年 7月 3日(日)13:59:51【1】伊豆之国 さん
ものの名前(地名関連)
今日の日経新聞の最終面「文化」面に、作曲家の池辺晋一郎氏が「ものの名前」と題した記事を載せており、その中で「地名」に関するくだりがいくつか書かれていました。

たとえば地名。長野県松本市に「」という地名がある。私鉄の駅名にもなっている(→[89119])。紛れもない山地だ。波が打ち寄せる光景とは縁がない。が、実はその辺りは古代には湖だった。その名残の地名なのだ
この続きに、大阪の地名「難波」は「なんば」か「なにわ」か、浅草にあるお寺がなぜ「浅草寺(せんそうじ)」と読みが違うのか、目黒区「洗足」と大田区「千束」が隣接する([76006])のは奇妙じゃないか、世田谷区と多摩川を挟んだ川崎市に同じ「等々力」がある([75335])のはなぜか、その「多摩川」に近い世田谷区の地名が「玉川」なのは奇妙だ、といったことが書かれており、また京都と札幌の「○条」の意味の違いなどにも触れていました。
そして、終わりのほうで再び地名の話に戻り、
合併ばやりだが、最近多いのが新生の市の奇妙な名前だ。また、由緒ある地名が合併ゆえに消滅してがっかりしたことも、何度もある。しかし理由があるのは、まだいい。江戸期の住人の職種が具体的にわかる大工町・鉄砲町・博労町(馬喰町、馬口労町とも)などがどんどん消え、何でもない地名に取って代わったりしているのは許せない。○○市中央、とか駅前町などという安直な地名に出会うと腹が立ってくる

と「個人的感想」を述べています。

…私自身が投稿していた「せんぞく」も出てきた「自治体越え地名」とか、「平成の大合併」でできた新自治体名批判など、「落書き帳」の常連から見れば「見飽きた、聞き飽きた」ような話題も出てきて、この方面が本業ではない人の話なのに実によくできていて大いに感心したのでした。信州の「渚」の地名の由来、これは飛騨のここも同じ意味だったのでしょうか?(こちらには「猪」の誤記説もあるようですが。)

[90669]のクイズの「第四ヒント」ですが…。「G2B」ランクの松本市も、【Group A】に入っています。

【1】書き込みの途中で誤動作を起こしたため、書き込み訂正の形によって加筆修正しました。
[90669] 2016年 7月 2日(土)21:46:24伊豆之国 さん
間もなく「熱い闘い」がやってきます。& 会津若松市
「地球の真裏」と「虎の棲家(?)」、二つの「熱い闘い」の開幕が近づいてきました…。

[90646],[90648] 白桃さん
「美酒乱」の「オリオン」(三つ星)だの「カシオペア」(五つ星)だのじゃあないですが、「市の『都会度』格付け」作業、ひとまず中間報告完成、ともかくご苦労様でした…。

ところで…、
G1:40ポイント以上
大阪、名古屋、京都、横浜、福岡、札幌、神戸、仙台、広島(以上9市)

この9市を次のようなグループに分けると…

【Group A】…大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、広島市
【Group B】…福岡市、札幌市、仙台市
【Group C】と【Group D】…共に該当なし

この各々のグループの「区分け」の基準は果たしてどこにあるのでしょうか?

またまたいきなりですが、ヒントをいくつか…
【第一ヒント】…【B】に入っている3市は、いずれも「あと一歩」で惜しくも【A】に入れませんでした。
【第二ヒント】…「G5」ランクの市の中で、唯一【A】に入っているのは三好市です(お情けですが)。
【第三ヒント】…【D】の中で人口が最多なのは八王子市です。【C】の中には「あの市」も…。

…いかがでしょうか?

♯今日の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組で、5年前のオフ会でhmtさんが近くまで来ていながら結局見なかったという([79710])会津若松・飯盛山の「さざえ堂」が出てきました。この「さざえ堂」には、16年前の大内宿~芦ノ牧温泉~喜多方~新潟と回った道中([67176])で、会津若松市内での短い余裕時間を利用して見に行ったことがあり、こちらの「鉄系」ブログにもコメントしていました。
[90643] 2016年 6月 26日(日)21:02:09伊豆之国 さん
Re:市の都会度(コメント)
[90638], [90639] 白桃 さん
(「市の都会度」の)加点見直し
全く他愛もないことにコメントしていただいて、まことに恐縮いたしました。
[90634]の終わりのほうでも書いた通り
市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にする
というのはやはり予想通り「対象外」、ということでよろしいと理解いたしました。
正直言って、採用に値しそうなのは[90634]で羅列したうちのせいぜい2割が関の山(←語源は「(亀山市)関町の山車」だそうな)だと思っていましたので、私も遠出の度に楽しみにしている「街並み歩き」での加点が予想以上に認められたのはよかったと思いました。

さて、その間にも私のほうでいくつか気づいたことがありましたので、この件に関してご検討をお願いいたします。

宇治、豊川、鹿嶋、諏訪、太宰府、天理、笠間、宇佐、鹿島(寺社など)
先月の連休で訪れた諏訪市([90510])ですが、「諏訪大社」は「下社春宮」「下社秋宮」「上社前宮」「上社本宮」の4つの神社から構成され、この中で最も参拝客が多い「下社秋宮」は下諏訪町にあり、また、まとまった門前町があるのもこの「下社秋宮」だけです。唯一諏訪市にある「上社本宮」(18年前に参拝したことがあります)には「門前町」といえるような街並みは見られないようです。諏訪湖畔の市街地には大型温泉旅館が多数建ち並び、豪勢な「立ち寄り湯」もあり、諏訪市は「寺社」の部では対象外で、むしろ「温泉」の部で加点対象になると思います(他には「SEIKO」など時計・精密工業の集積もありますが…最終判断は地元の方に仰ぐことになると思いますが)。

◎企業都市関係
日立、小松、宇部に0.05加点
小松や宇部がOKなら、太田(スバル)とか延岡(旭化成)なども対象になりそうですが。
それと、浜松。楽器の「ヤマハ」「カワイ」、軽自動車の「スズキ」など、多くの著名大企業が今も本拠を構え(「ホンダ」も浜松がルーツ)、また先端企業の集積も見られ、「三大都市圏」から離れた地域にあることも考慮すると、「工業都市の風格」として若干でも上乗せ要素はありうると思いますが、いかがでしょうか?

○街並み歩き、城
富田林とかたつの(旧龍野市)あたりも追加候補になりそうですが。2年前に「苦難」の道を歩いた松阪は、御城番屋敷とか豪商の館あたりが対象になるのでしょうが、採用になった各市に比べるといまいちインパクトに欠けるような気がします(こちらも最終判断は「運命の人」に…)。東御市の「海野宿」は、市の規模などから見ると結構なウェートになりそうですが、少々厳しいでしょうか? 東北地方では「宮城の明治村」の異名があるという登米(旧登米町)。十数年前に歩いたことがありますが、「市街地」といえるかどうかという町の中心部に古い建物が散在しているといった感じで、こちらも微妙でしょうか?
「城」ですが、御三家の一・紀州徳川家の和歌山城は、果たして対象となりうるのでしょうか。新幹線から見える清須(清洲)城は、たぶん無理でしょうね…。

○その他
八王子は、「三ツ星の山」では予想通り自爆(笑)ですが、多くの大学が立地している「文教都市」ということから見れば、「つくば」が認められるならば採否はともかく検討の対象だけには入るかもしれません。「昭和レトロの町」として売り出してきている青梅は、「街並み歩き」よりも「町おこし」の部に入れるべきでしょう。
[90634] 2016年 6月 25日(土)18:47:13【1】伊豆之国 さん
市の都会度(コメント)
[90625] 白桃さん
◎恣意加点
ですが、私もいくつか気づいたところを。

[90629] JOUTOUさん
10万人の集客をする巨大娯楽施設であることを考慮してくれても良いのかな
私にとっては「ほとんど関心がない」アレよりも、この手のものでは古参の「ららぽーと」と、国内よりも海外のほうで有名らしい、休日ともなると周辺道路が大渋滞になるというここが(船橋市の)加点対象になりそうですが…

“東北地方”の扱いが少ないように感じる
その東北地方では…割と全国的な知名度がありそうなところでは
○温泉
鹿角(八幡平・湯瀬)、花巻、大崎(鳴子)、尾花沢(銀山)、福島(飯坂・土湯など)
○なんとなく都市観光
米沢、酒田
○寺社など
塩竈、鶴岡(出羽三山)
○季節観光(祭りなど)
八戸(三社大祭など)、横手(かまくら)、男鹿(なまはげ)、相馬・南相馬(野馬追い)、二本松(菊人形<敬称略>)

それ以外では…
○世界遺産
富士吉田・富士宮(富士山信仰関連)、新宮・田辺(熊野古道と寺社)、大田(石見銀山)、廿日市(宮島)…
○城
坂井(丸岡城)、高梁(備中松山城)、丸亀、宇和島(以上:天守閣が国重要文化財)、行田、上越(高田・春日山)、甲府、静岡、掛川、岡崎、(豊後)竹田…
○寺社など
佐野(厄除け大師)、八王子(高尾山)、川崎(川崎大師)、藤沢(江ノ島)、伊勢原(大山)、三島(三嶋大社)、八幡(石清水八幡宮)、大津(比叡山・三井寺など)、藤井寺、桜井(長谷寺・大神神社など)、葛城(当麻寺)、総社(備中国分寺)、善通寺、さぬき(八十八ヶ所巡礼の最後の3札所)…
○温泉
那須塩原、安中(磯部)、黒部(宇奈月)、武雄、阿蘇、山鹿、菊池…
○街歩き・史跡めぐり
佐倉、高岡、小浜、大野、安曇野、伊賀(上野)、亀山(関町)、篠山、橿原(今井町)、倉吉、福山(鞆の浦)、下関、安芸、四万十(中村)、島原、臼杵…
○交通の要衝
小松、敦賀…
○テーマパークなど
多摩、長久手、桑名、吹田…
○季節観光(祭りなど)
秩父(夜祭)、富山(風の盆)、岐阜(鵜飼)…
○その他
さいたま(蹴球)、銚子(漁港と犬吠埼)、勝浦(朝市)、日野(多摩動物公園)、横須賀(軍港とペリー関連史跡など)、堺(古墳群など)、安来(足立美術館)、今治(しまなみ街道と水軍史跡)…
※複数の要素がありそうなのは、「恣意的に」そのうちの一つだけに絞って載せています。

それと、ふと悩ましいと思ったものに「ご当地グルメ」はどうなのか、というのが浮かんできたのです。松阪牛、米沢牛、喜多方ラーメン、宇都宮餃子、富士宮焼きそば…等々、伝統的なもの、近年の「B級グルメ」を問わず、「特定の市名を冠した名物グルメで、ただそれを食うためだけに、わざわざ遠方からやって来る」という人が大勢いるのは、都市としての「それだけの付加価値がある」と考えられそうだからなのです。「夕張メロン」など、「瀕死状態」のこの市にとっては貴重な加点要素になりそうなのです。「食」以外でも、例えば瀬戸、唐津、伊万里…の「焼き物」とか、桐生、結城、久留米…の「織物」など、いろいろありそうです。…でも、こんなところまでいちいち拾って入れるのはいかにも多すぎるし、面倒だし、やはりある一定基準を設けた上での「取捨選択」が必要になってきそうな(例えば市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にするとか)気がします。

…白桃大先生、この辺でこれらの採否と、その基準、また採用となった場合の「加点」はそれぞれどれくらいになるのか、ご判断を仰ぎたいと思うのですが、いかがでしょうか?
[90566] 2016年 6月 7日(火)22:10:13【2】伊豆之国 さん
狭山茶どころ 人情にあつい
早いもので、「落書き帳」に初書き込みしてから明日で9周年になります…。

さて、落書き帳随一の博識を誇る大先輩・hmtさんの「マガジン」にも特集されている、「埼玉県入間郡域」。私の母方の祖母がその「入間郡川越町」で生まれ育ったこともあって、身近なものとして興味深く拝見させていただいています。
その「入間郡域」に、未掲載と見られる「自治体越え地名」がありました。

埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井

それと、「これはちょっとどうか…」というのに、

埼玉県所沢市狭山ヶ丘・東狭山ヶ丘狭山市狭山新狭山東京都東大和市狭山

この3地域はいずれも非隣接で遠く離れており、これはおそらく、広い地域が分割されて後にその一部が別々の場所に部分的に残った(例えば「三田」([76006])・「新喜多」([85732])など)のとは違い、広域地名である「狭山」の名称を後からそれぞれ別々の場所で地名として命名したのではないか、というような感じで、自分の考えでは「自治体越え地名」の「本筋」からは外れている、「仲間には入らない」ように思えるのですが…。「狭山」というと埼玉県のイメージが強そうですが、「東村山音頭」の歌詞に「狭山茶どころ、人情にあつい」と歌われているように、東京都旧北多摩郡の北西部の「村山」地域から、西多摩郡瑞穂町(埼玉県「元狭山村」を分割・越境合併した)辺りも、広域の「狭山」地方に含まれていたのでしょうか。
河川名に由来する狭山市の「入間川」の町名(西武「狭山市」駅は昔は「入間川」という駅名でした([87207]))と、郡名を市名に採用したと見られる「入間市」の関係も、これに類するもので、いわゆる「自治体越え地名」とは意味合いが違うのではないか、と思えますが、いかがなものでしょうか?

♯夕張市の推計人口が9千人を割ったようです(こちら)。
[90537] 2016年 5月 24日(火)22:55:06【1】伊豆之国 さん
大人の階段登る 君はまだシンデレラさ
まず、[90510]で出したクイズの答え合わせから。

[90528] オーナー グリグリさん
【問イ】みすゞ
【問ロ】三井住友

ご名答です。

さて、
[90536] hmtさん
信州上田の銘菓「みすゞ飴」。その「みすず」の由来、詳しく調べていただいてありがとうございました。
信濃国の枕詞「みすず刈る」については、以前から知ってはいましたが、その本当の意味、実に奥深いものだったのですね…。
私がこの「みすゞ飴」を知ったのは、その昔、親父の知人から我が家や当時の勤め先によく送られたりしていたことからでした。
そういえば、以前、冬になるとスキー・スケート場が滑走できるかどうかという情報欄に、スケート場の中に長野県にある「美鈴湖」というのが載っていたのを覚えているのですが、温暖化と競技人口の減少傾向もあって、果たして今はどうなったのでしょうか?

♯今の宰相と同郷という女流詩人「金子みすゞ」のことは、私は大して関心もないのでよくわからないのです…。この名を初めて見たとき、まず信州の「みすゞ飴」を連想してしまったのは言うまでもありません(笑)…。

♭タイトルは、信州上田出身の2人組の、今から30年余り昔のヒットナンバーの一節です。世に出たヒット曲はたぶんこの1曲だけだったようですが、上田では今も市民に愛され、記憶は受け継がれているようです。

【追記】
>hmtさんへ
リンク先を修正していただき、ありがとうございました。
[90527] 2016年 5月 21日(土)10:47:46伊豆之国 さん
Re2:ここはどこでしょう
[90524] 千本桜さん

クイズの答え、もうほとんど出ているようなものですが、ここでは私が直感でわかったものだけ、少々回りくどい表現してみました。

▲「C町」…同名の町が、昔は合併情報、今は「小ネタ」もので落書き帳を賑わせているメンバーの地元の近くにもありましたね。そして、この「C町」には、そのメンバーの地元の町と同音異字の駅もありますね。

▲「F川」…藤川球児でも富士川町でもなくて…「無料」で覗けるこの川に沿って走っているJR線、結局復旧できぬまま(一部)過去帳入りして行く運命になるのでしょうか? かの「運命の人」が執拗にこだわっている超ブランド牛の町から、「こんな山奥」まで市域に入ってしまった県庁所在地にある「未完?の終着駅」を結ぶJRの路線は、2ヶ月ほど前に全線復旧しましたが…。

▲「(H県I市の)J町」…前記のメンバーとは同県人の(本物の)金メダリストが師匠と仰いでいた、陸上の名監督の苗字と同じですね…。

さて、私が出したクイズ[90510]のほう、さっぱり反応がありませんので、ここで第三ヒントを出します。

【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

◆第三ヒント
 地図の指し示す場所がなんらかのヒントになっています。想定解そのものではありません。
【問イ】:山口県長門市
【問ロ】:東京都新宿区
[90510] 2016年 5月 12日(木)23:53:31【1】伊豆之国 さん
初夏・信濃路旅日記【戦国市盗り合戦戦術大研究・Part2】
今回の大型連休、「谷間」の6日に休暇を取って、東京駅から北陸新幹線(といっても乗った区間は「長野行き」の区間だけでしたが)で、今まさに「旬」の真田家ゆかりの城下町・信州上田へ。駅から城跡までぶらり歩いて、まず「特設会場」となっている、旧市民会館の建物を利用した「真田丸・大河ドラマ館」。ドラマの宣伝色が出すぎていて少々気になったものの、徳川家康・秀忠を苦しめた「上田合戦」や、「大坂の陣」の激闘など、やはり見入ることに。それから城門の前に出ると、無料のガイドが始まるとのアナウンスがあったのでその列に。現在3棟残っている隅櫓のうちの2棟が、明治になって城が廃されたときに民間に払い下げられて移築され、料亭として使用され、戦時中になって元に戻されたこと(こちら)、城内の井戸が「抜け穴」になっていたという、他の城にもよくあるような言い伝えがあることなど、聞き入ったものでした。その後は市立博物館に。「ドラマ館」で見てきた内容とダブっているところも多かったものの、「ドラマ館」を見ただけでは飲み込めなかったことも「復習」にもなって、理解が深まったのでした。城外に戻り、行きに歩いた道を駅に向かって戻ったのですが、史実ではないという「十勇士」の絵が描かれた案内板など、違和感を抱いたものもあったのでした。駅前通にある和菓子屋さんで名物の和風ゼリー?をお土産に。それからローカル電車で別所温泉へ。この方面に行くのは今回で4回目になるのですが、電車の本数が少なくダイヤに行程を縛られるため、駆け足になってしまい、温泉は温泉街の入り口近くにある足湯で我慢。北向観音・常楽寺安楽寺と、ともかくここでは外せないお寺めぐり。15年ほど前に行った塩田平めぐりなどは、今回は結局カット。上田駅に戻り、1駅だけ新幹線で長野駅へ。特急「しなの」に乗り換え、更に塩尻で鈍行に乗り換えて、この日の宿を取った上諏訪へ。7年前に見てきた松代([71758])は、電車がなくなってしまって([77584] Issieさん)行程を組むのが難しくなったこともあり、今回は「パス」することにしました。

上諏訪駅で電車から降りると、外は雨。宿は7年前([71758])とは別の場所。シティホテルタイプの客室ながら、温泉大浴場もあり、そして「夕食の出前」も付いたコースをネットから予約していたので、蕎麦も付いたカツ丼セットで空腹を満たし、大浴場で疲れを癒して寝床に。翌朝は湖畔の「ミュージアムめぐり」からスタート。18年前の長野五輪の行きがけに見たとき以来の北澤美術館、今回が初めてのサンリツ服部美術館を見てから、駅の方面へ引き返して、和洋折衷の不思議な造りが印象的な、元は片倉製糸の所有だった諏訪市美術館を見たあと、すぐ隣(というより同一敷地内)にある、7年前にも入浴した片倉館の「千人風呂」に。上諏訪駅に戻り、1駅逆戻りして下諏訪に。山国のこの季節、気温の変化が激しく、朝は上着を着ても寒いくらいだったのが、もう初夏の日差しが強烈になって汗ばむほど。これまで数回のお参りは、駅や市街地に近い下社秋宮だけだったのが多かったのですが、今回は季節柄ということもあり、まず30数年ぶりに下社春宮からお参り。境内では今月14日から行われる「御柱祭」に向けて準備が進められ、街角にも飾りが立てられ、既に境内の一部が立ち入り禁止になってトラックが入ってきたりしていましたが、先日に行われた上社のほうで死亡事故が発生した、というニュースが地方新聞の記事で1面に大きく出ていて、祝賀ムードに水を差されていたのが気がかりでした。それからすぐ近くにある万治の石仏を見て、旧中山道を秋宮のほうへ。道筋の中ほどにある旧家・伏見屋邸で一服。「口コミ」で見に来る人も多いらしく、店の主が「お茶をどうぞ」と接待してくれて居間に座ると、「岩手県から来た」という中年夫婦?と、店の主を交えて大震災の体験話などに花が咲き、しばし時の経つのを忘れることに。「今は諏訪の住人のじゃごたろさんも、岩手の出身だったねぇ…」と、ふと胸の中で思い浮かべたのでした。伏見屋邸を立ち、さらに秋宮のほうに向かって歩くと、いかにも「旅籠」といった風情のある温泉宿が立ち並ぶ光景。それから下諏訪宿の本陣だった、見事な庭園が残る岩波邸を見て、7年前にも買った名物の「塩羊羹」を今回も買い、秋宮にお参り。やはり7年前に見てきたオルゴールの博物館はリニューアルされていたので再び入ることに。透き通った美しい旋律と女性館員の丁寧な説明に聞き入りましたが、下諏訪駅に停車するのが少ない帰りの特急の発車時刻が迫ってきて、こちらも7年前に見た時の科学館は、駆け足で見ることになってしまいました。
下諏訪駅からは特急「あずさ」で八王子へ。富士山の見える進行方向右手の窓側に席を取り、小淵沢駅に停車すると富士山の姿が綺麗に見えて思わず心の中で歓声。甲府盆地に入ると、塩山の先までずっと富士山と付き合うことになったのですが、石和温泉の辺りでは、御坂山地が前に立ちはだかって意外にも頂上付近しか見えない…ちょうど我が家の近辺からだと丹沢山地の後ろになって同じようにわずかしか見えない…というのを、ここで知ったのは少々驚きだったのでした。八王子から横浜線に乗り換え、無事我が家に戻ったのでした。

…戦国武将として勇名をはせた真田氏ゆかりの地訪問、ということで、今回のタイトルで「戦国市盗り合戦対策・第二弾」と銘打ったのですが、結局大して「戦果」は得られなかったように思えました…。

最後に、クイズを2題。
【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

いきなりですが、ヒントを出します。
【問イ】
第一ヒント:「金子さん」とは関係なさそうです。
第二ヒント:自動車とは1字違いです。
【問ロ】
第一ヒント:「該当する市」…牛久市、太田市、豊岡市、尾道市、新居浜市
      「該当しない市」…宇都宮市、松阪市、長崎市
第二ヒント:美里とクラスも(みさととくらすも)
[90481] 2016年 5月 4日(水)20:02:04伊豆之国 さん
第四回Pair City七番勝負を振り返って~あなたと行きたい天城越え~ & 会津若松市
例によって、今回も七番勝負の感想文を。

問二~あなたと行きたい天城越え~
真っ先に共通項がわかったのがこの問。何年か前だったかにこの話題でにぎわったこともある「市名+市名=駅名」。これだとわかると、当然のことながら「ご当地」のこの駅名に決めていた。メダル狙いもできたが、開始早々から解答ラッシュになりそうだと予想できたので、しばらく模様眺めの後、満を持してボタンを押すことに。

問六~帰り道は遠かった~
想定解が恐ろしく多いのと、お題でNGの「ウキウキコンビ」の意味が謎だった。答えが進んできてここで「同一学年で習う漢字同士」の組み合わせだと。NGの意味も「これ一つしかない」ということか。市民歴はや30数年の地元が「一年生で書ける」ので、同じ「一年生」の市から相方探し。その中から選んだのは、開始直前の書き込み([90176])に早速反応された千本桜さん([90177])の「宮城県南部都市間の熾烈な争い」の書き込みの中で
白石は仙南の中心都市から脱落!?」
「斜陽化」を心配なさっておられる、ということで、ここは「東北支援&衰退危機市支援」の意味もこめて、私自身も40年ほど前に宿泊経験もある、伊達家重臣・片倉家の城下町に。

問七~名にし負はばいざ言問はん都鳥~
お隣同士である、ということだけで、道路関係とか、「何か特殊な隣接関係」かと考えたがどれもうまく当てはまらず。そその間に答えが進んで残りが少なくなって焦りの色。共通項に気づいたのは通勤電車の中。覚えていたお題や既出解をみると、「同じ行で『あ』と『お』の組み合わせ」ではないか、と。まだ出ていないのが近県にいくつかありそうだ。家に戻ってPCを開くと、その中からの候補だった、以前にも「自治体越え地名」([75333])・「停車駅争奪戦」([85150])で話題にした、芭蕉も泊まった([77138])「桐箪笥の町」(あのO家具もここがルーツらしい)と「クイズの神様が鎮座する町」のペアがまだ残っていた。直前にNさん([90309])の
春日井市・小牧市
が出ていたので、採点を間に挟むことにはなったが、「小判ワニ」で食らいついたような格好に…。

問三~大きな袋、肩に掛け~
どこで気づいたのかはっきり覚えていないのだが、「足し算問題」も有り、ということでお題の函館+北斗の人口を合計してみると、ここまで出てきたペアを計算するとほぼ同じ範囲に収まっている。それにしても中途半端な数字だなぁ、と思っていたが、±100人の枠内がどうやら境界線だ。多いの(合計値に近い)と少ないのと、合計の半分に近いほうの前後からのと、両方でひたすら合計を出して、結局後者のほうから、霞ヶ浦と宍道湖、どちらも湖に面したコンビ。

問一~しみじみ飲めば、しみじみと思う~
共通項読み違えで苦闘した問題。お題の、「運命の人」が異常なまでに執着している超ブランド牛の町と、お隣の一文字市、つい最近に全線復旧した「名松線」のことが頭に入ってまずこちら方面と見た。NGになっている、「幹線の閑散区間」として名高い「宗太郎越え」、最新の時刻表を見ると、上りと下りで運転区間が一致しない。そう見たけれど、いきなり違う答えが。振り出しに戻ってしまってしばらくストップ。ようやく第一ヒントで、「1市だけに隣接している市と、その相手」だと。こちらも「被災地支援」で地図を見たら、ベテラン女性演歌歌手の故郷が1市だけに隣接していることをここで初めて知った。南側がつながっていたと思っていた。

問四~栴檀林、栴檀林~
これはまさに七番勝負史上最強の超難問。第一ヒントから「十番勝負の領主独占同士」かと思ったが全然外れ。第三ヒントまできて「密度」だとわかる。第一・第二ヒントの意味もここでわかり、「2市合計で平均密度を計算すると『函館+北斗』とほぼ同じ」という、実に煩雑な計算を要する複雑な共通項だと。問三と同様な方法でペア探しを始めたが、見事一番乗りを果たした白桃さんの、「三ツ星麦酒」と「安宅関」のコンビ([90271])が、ちょうどその平均値を挟んですぐ上下に並んでいる。答え探しも、比較的計算しやすいこの前後からのペアを見つけることにした。ひたすら電卓をたたいて、誤差の範囲が平均値の±1人以内に収まるかどうか確認作業。結局、またも大国様のお膝元が絡んだペアになった。これじゃぁ「伊豆之国」改め「出雲の阿国」に改名か(笑)…? 相方はマー君の母校のお膝元になった。 

問五~春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山~
こちらもヒントの意味がわからず出遅れた問題。第三ヒントまできてようやく「隣接する2市の隣接町村数がちょうど5つ」とわかる。こちらと「都道府県の地図」を照らし合わせて探し、こちらでも答えることが少ない関西から、k-aceさんの故郷とそのお隣、ダブっている町もないのでこちらに。

♭今回の選曲は次の通り。
問二:これは説明の必要なし。
問六:白石市の隣町の温泉地「遠刈田」と駄洒落で引っ掛け。私が白石市の「小原温泉」に泊まった翌日、隣町・蔵王町の遠刈田温泉のこけし工房を見に行った記憶が残っています。
問七:この2つの市を通る路線の始発駅近くに残る「伊勢物語」の有名な歌ですが、同じ伝説がこの桐箪笥の町にも伝わっているそうです。
問三:大国様の足元にいる動物、「第一印象」では「アマミノクロウサギ」?([84455],[73999])
問一:やはりこの市にはこの人の歌ですね…。
問四:駒大苫小牧高校の校歌ですが、今覚えているのはこのフレーズだけ…。この校歌に歌い込まれている「栴檀林」、そして「駒澤大学」が、あの「本家・吉祥寺」 と大いに関係していたことは、[90043] のhmtさんの書き込みのリンク記事で初めて知りました
問五:誠に勝手ではありますが、k-aceさんの故郷にある、「西国三十三箇所」の札所にもなっている寺院のご詠歌([86709])をここで拝借することにしました。


…ここで、残念なニュースです。
もう2週間も前になってしまいましたが、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の名物だった「猫駅長」の「ばす」が、人間なら100歳に当たるという18歳で、老衰により天寿を全うされました。記事
老齢のため、既に「現役」を退いており、役目を「2代目」に引き継いで「隠居」(「名誉駅長」)になっていたそうですが、4年半前の第8回オフ会でこの駅を利用された方も多かったということなので、この「猫駅長」のお顔を拝見された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この落書き帳のページを借りて、今ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。
[90456] 2016年 4月 30日(土)21:20:32【1】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名(過去編)
前回([90451])、現存する「市名+市名=駅名」駅についていろいろと考察をしてまいりましたが、今回は「消滅した『市名+市名』駅についてのお話をすることにします。

過去に存在していた「市名+市名=駅名」駅も数多くありました。このような駅には、【a】路線廃止により駅自体がなくなったもの、【b】駅名改称によって該当しなくなったもの、【c】駅名に含まれていた市名(と同じ字)が、市名の消滅によって現在では「該当しない駅名」になったもの、があります。

【a】の路線廃止によって消滅した、「市名+市名=駅名」タイプになっていた駅には、最近では平成15年(2003)の可部線非電化区間(可部以北)の廃線によって消えた「安芸亀山」や、平成20年末に全線廃線(実際には災害によりその3年余り前から長期運休)となった高千穂鉄道にあった「日向八戸(やと)」(読み方違い)などがあります。もっと前、「落書き帳紀元前」まで遡ると、廃止直前時点で「該当する駅」になっていた駅には、「北見相生」(国鉄相生線・北海道、昭和60年(1985)廃線)、「加賀八幡」(北陸鉄道小松線・石川県、昭和61年廃線)、「加賀佐野」・「加賀福岡」(北陸鉄道能美線・石川県、昭和55年廃線)、「伊勢八王子」(近鉄八王子線・三重県、昭和51年部分廃線により駅廃止)、「出雲高松」(国鉄大社線・島根県、平成2年廃線)、「筑後大川」(国鉄佐賀線・福岡県、昭和62年廃線)、「筑後福島」(国鉄矢部線・福岡県、昭和60年廃線)などがありました。

【b】タイプでは、昭和61年12月の越美南線の長良川鉄道への転換と同時に改称された、「美濃関」(→「関」)と「美濃山田」(→「山田」…その後「山田市」の市名も消滅)や、同年4月の甘木線の甘木鉄道への転換と同時に現在地に移転・改称された「筑後小郡」(→「小郡」)駅は、第三セクター転換に伴う「旧国名外し」であることが共通しています。このほかには、所在地の市名に合わせて改称された山陰本線「出雲今市」(→出雲市)と近鉄「伊勢神戸(かんべ)」(読み方違い、→鈴鹿市)があります。
なお、国鉄能登線(石川県)には「珠洲飯田」という駅があり、昭和63年の「のと鉄道」への転換時に「飯田」に改称されましたが、既に11年前に廃線になっています。廃線後の飯田駅…ここに出ている写真は最新で7年前のものなので、おそらく現在ではさらに荒廃が進んで既に朽ち果てているのでしょうか?

【c】タイプの「市名消滅によって「該当しない駅名になった」もののうち、「平成の大合併」によって市名が消滅したことによって「該当しない駅」になったものには、「山田市」が消えたことによる「宇治山田」(近鉄山田線…[88782] hmt さん 他)・「土佐山田」(土讃線)や、「上野市」が消えたことによる「伊勢上野」(伊勢鉄道)、それに前出の「伊予北条」「和泉大宮」「水沢江刺」などがあります。「甲斐上野」駅(身延線)は、平成16年(2004)9月1日の「甲斐市」発足で「該当する駅」となりましたが、その2ヵ月後の11月1日に「上野市」が消えて「伊賀市」になったため、わずか2ヶ月間だけの「該当する駅」だったのでした。また、「飛騨古川」駅〈高山本線)は、平成16年2月1日の飛騨市発足で「該当する駅」になりましたが、その2年2ヶ月後、18年の3月末に古川市が消滅したため、「該当しない駅」になっています。
こちらもさらに遡ると、昭和63年の仙台市との合併により消滅した「泉市」が存在していた時期には、南海電鉄の「泉大津」と「泉佐野」が該当していました。この両駅は、「泉市」が存在していた時期にはいずれも前述した「伊予三島」と同じく、「市名+市名=所在地市名&駅名」というタイプの駅名であったのでした。かつてこれらの駅と同じタイプだった、現存している駅には、このほかに「高田市」があった頃の「大和高田」(近鉄大阪線)、「河内市」があった頃の「河内長野」(南海高野線・近鉄長野線)があり、また「宇治山田」駅は、「山田市」が市制施行した昭和29年4月1日から、「宇治山田市」の市名が消滅して「伊勢市」になった翌年の元日までの9ヶ月間だけ、このタイプの駅名になっていたのでした。
「市名=駅名」ではありませんが、このほかに「市名消滅によって該当しなくなった」現存する駅には、「河内松原」(近鉄南大阪線)、「大和西大寺」(近鉄奈良線)、「伊勢若松」(近鉄名古屋線)、「美濃高田」(養老鉄道…「該当していた」当時は近鉄養老線)、「磐城石川」「磐城守山」(水郡線…両方とも消滅市名の組み合わせ。「守山市」は愛知県にあった「初代」)などがあります。
「八幡」が絡む駅は、「初代」の消滅から「2代目」の誕生までの14年余りの「空白」が微妙な「綾」となって、複雑になっています。「加賀八幡」駅は、現役の「伊那八幡」と同様、「初代消滅でいったん非該当に→2代目誕生で再度該当」という経緯をたどっていたのでした。
このタイプで(私が知る範囲では)唯一現存しない、国鉄士幌線にあった「黒石平」駅は、平市の消滅で非該当駅名となった後、国鉄民営化の直前に士幌線が廃線となって駅自体も消滅しています。蛇足になりますが、この「黒石平」駅、全国版の時刻表では「上り・下り列車とも停車」することになっていたのですが、実際には駅の前後の勾配の関係などで、上り列車はすべて通過し、近くにできた「電力所前」という「仮乗降場」(現役時代の写真)に停車しており、道内版の時刻表ではこのような実際の運行通りに記載されていました。

これらの「消滅した『市名+市名』駅名」について、上記以外のものも含めて、グループ別にそれぞれまとめた表を掲げておきます。なお、駅名の配列は順不同になっており、駅の所在地は便宜上現在の自治体名としています。

【a】路線または駅の廃止により消滅した「市名+市名」駅

駅名路線名所在地該当となった日理由廃止日備考
安芸亀山可部線広島市安佐北区1954.10.1亀山市誕生2003.12.1可部以北が廃止
日向八戸高千穂鉄道宮崎県日之影町1954.11.15日向市誕生2008.12.282005.9.6より災害で運休。開業時は国鉄日ノ影線。読み方違い(…やと)
伊勢八王子近鉄八王子線三重県四日市市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1976.4.1西日野以西が廃止(1974.7.25より水害で運休)。八王子線の残部は現「四日市あすなろう鉄道」に
出雲高松大社線島根県出雲市1941.11.3出雲市誕生1990.4.1
加賀八幡北陸鉄道小松線石川県小松市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1986.6.1(注1)
加賀佐野北陸鉄道能美線石川県能美市1958.1.1加賀市誕生1980.9.14参考HP
加賀福岡同上同上同上同上同上同上
筑後大川佐賀線福岡県大川市1954.4.1筑後市・大川市誕生1987.3.28
筑後福島矢部線福岡県八女市1954.4.1筑後市誕生1985.4.1
郡山八幡山野線鹿児島県伊佐市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1988.2.1読み方違い(…はちまん)。駅開業は福岡県八幡市消滅後
北見相生相生線北海道津別町1942.10.1相生市誕生1985.4.1
美濃福岡北恵那鉄道岐阜県中津川市1954.4.1美濃市誕生1978.9.18

(注1)1958.1.1加賀市誕生によりいったん該当、1963.2.10福岡県八幡市消滅により非該当に(この間読み方違い)。京都府八幡市の誕生で再該当に

【b】駅名改称によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
美濃関越美南線岐阜県関市1954.4.1美濃市誕生1986.12.11現駅名「関」に改称長良川鉄道への転換と同時
美濃山田同上岐阜県郡上市1954.4.1美濃市・山田市誕生同上現駅名「山田」に改称同上。その後山田市も消滅
筑後小郡甘木線福岡県小郡市1972.4.1小郡市誕生1986.4.1現在地に移転、同時に現駅名「小郡」に改称甘木鉄道への転換と同時
伊勢神戸近鉄神戸線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.4.8現駅名「鈴鹿市」に改称読み方違い(…かんべ)。神戸線も同日に「鈴鹿線」に改称。
出雲今市山陰本線島根県出雲市1954.3.31今市市誕生1957.4.1現駅名「出雲市」に改称その後今市市も消滅
珠洲飯田能登線石川県珠洲市1964.9.21駅開業1988.3.25「飯田」に改称のと鉄道への転換と同時。能登線も2005.4.1に廃線

【c】駅名の一部になっていた市名の消滅によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
宇治山田近鉄山田線三重県伊勢市1954.4.1山田市誕生2006.3.27山田市消滅宇治山田市消滅(1955.1.1)以前は「市名+市名=駅名&所在地市名」
土佐山田土讃線高知県香美市1959.1.1土佐市誕生同上同上
伊勢上野伊勢鉄道三重県津市1987.3.27駅開業2004.11.1上野市消滅
伊予北条予讃線愛媛県松山市1958.11.1北条市誕生2005.1.1北条市消滅
和泉大宮南海本線大阪府岸和田市1956.9.1和泉市誕生2001.5.1大宮市消滅
泉大津同上大阪府泉大津市1971.11.1泉市誕生1988.3.1泉市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
泉佐野同上大阪府泉佐野市同上同上同上同上「市名+市名=駅名&所在地市名」
水沢江刺東北新幹線岩手県奥州市1985.3.14駅開業2006.2.20水沢市・江刺市消滅
甲斐上野身延線山梨県市川三郷町2004.9.1甲斐市誕生2004.11.1上野市消滅
飛騨古川高山本線岐阜県飛騨市2004.2.1飛騨市誕生2006.3.31古川市消滅
大和高田近鉄大阪線奈良県大和高田市1959.2.1大和市誕生1971.4.29高田市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
大和西大寺近鉄奈良線奈良県奈良市同上同上1969.2.18西大寺市消滅
河内長野南海高野線・近鉄長野線大阪府河内長野市1955.1.15河内市誕生1967.2.1河内市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
河内松原近鉄南大阪線大阪府松原市1955.2.1松原市誕生同上同上
河内国分近鉄大阪線大阪府柏原市1955.2.1国分市誕生同上同上その後国分市も消滅
八幡平花輪線秋田県鹿角市1957.4.1「小豆沢」駅を改称1963.2.10.八幡市(福岡県)消滅読み方違い(はちまんたい)。その後平市も消滅。京都府八幡市誕生は平市消滅後
大川平津軽線青森県今別町1958.10.21駅開業1966.10.1平市消滅読み方違い(…だい)
磐城石川水郡線福島県石川町1954.3.31磐城市誕生1966.10.1磐城市消滅その後石川市も消滅
磐城太田常磐線福島県南相馬市1954.3.31同上同上同上
磐城守山水郡線福島県郡山市1954.6.1守山市(愛知県)誕生1963.2.15守山市(愛知県)消滅その後磐城市も消滅。滋賀県守山市の誕生は磐城市消滅後
美濃高田近鉄養老線岐阜県養老町1954.4.1美濃市誕生1971.4.29高田市消滅近鉄養老線は現・養老鉄道
伊勢若松近鉄名古屋線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.2.10若松市(福岡県)消滅福島県若松市の消滅は伊勢市誕生と同日
黒石平士幌線北海道上士幌町1956.12.25駅開業1966.10.1平市消滅士幌線は1987.3.23廃線。読み方違い(…だいら)

やはり、「過去の該当駅」も、現役のと同様、「旧国名市絡み」が圧倒的に多い傾向は同じようです。
…まだまだほかにもありそうな気がしますが、調べきっていないので、ご存知の型は遠慮なくどうぞ。
♯消滅市が絡む「石川」「清水」「中村」関係など、見つかりそうで案外なかったようでした。「平」絡みなども、1文字だけに検索が面倒で、うまく行きません…。

お題でNGとされた「函館市/北斗市」のペアは、「新函館北斗」の駅名の頭にある「新」が「余分」になっているからで、これに類する駅名としては、「大阪狭山市」(←これは本当に惜しい!!…南海高野線)、「中野富士見町」(東京メトロ丸の内線(方南町支線))、「和泉多摩川」(小田急)、「伊豆急下田」(伊豆急)などがあります。
現在、あるいは過去のある時点で「市名+市名」となっているような組み合わせになっていても、駅(駅名)が存在していた時期と、市が共に存在していた時期がずれていて、駅名が「市名+市名」になっているような時期が存在していなかった、といったケースも、調べているうちに結構見つかりました。駅の所在地である上野市が新設合併で伊賀市になったため「ほんの一瞬のすれ違い」になった「伊賀上野」(関西本線)のような例もありました。
[90451] 2016年 4月 28日(木)22:46:31【2】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名
今回の七番勝負・問二の共通項は、「『市名+市名=駅名』となる市名の組み合わせ」でした。
これに該当する駅は85駅(想定解となる組み合わせは87組…理由は後述)あり、五十音順に並べると下記の一覧表のようになります。また、これらの駅について、組み合わせとなる地名の由来を、次のようにグループ分けしたものを、記号で表しています。更に、その駅名が「市名+市名」のタイプになった日と、その理由も示しておきました。

<想定解に該当する駅名>

番号駅名路線所在地タイプ該当となった日理由備考
1安芸津呉線広島県東広島市A21954.8.1安芸市誕生
2安芸中野山陽本線広島市安芸区A2同上同上
3安芸長浜呉線広島県竹原市A21994.10.1駅開業
4阿波池田土讃線徳島県三好市A22005.4.1阿波市誕生
5阿波海南牟岐線徳島県海陽町A2同上同上
6阿波加茂徳島線徳島県東みよし町A2同上同上
7阿波川口土讃線徳島県三好市A2同上同上
8阿波半田徳島線徳島県つるぎ町A2同上同上
9阿波福井牟岐線徳島県阿南市A2同上同上
10伊賀神戸近鉄大阪線・伊賀鉄道三重県伊賀市A22004.11.1伊賀市誕生読み方違い(…かんべ)
11石狩金沢札沼線北海道当別町A21996.9.1石狩市誕生
12石狩沼田留萌本線北海道沼田町A2同上同上
13伊豆大川伊豆急静岡県東伊豆町A22004.4.1伊豆市誕生
14伊豆長岡伊豆箱根鉄道駿豆線静岡県伊豆の国市A2同上同上
15和泉砂川阪和線大阪府泉南市A21958.7.1砂川市誕生
16和泉中央泉北高速鉄道大阪府和泉市B12006.2.20中央市誕生
17和泉鳥取阪和線大阪府阪南市A21963.4.1駅開業
18和泉橋本阪和線大阪府貝塚市A21956.9.1和泉市誕生
19和泉府中阪和線大阪府和泉市A2同上同上
20出雲大東木次線島根県雲南市A21956.4.1大東市誕生
21出雲八代木次線島根県奥出雲町A21941.11.3出雲市誕生読み方違い(…やしろ)
22伊勢柏崎紀勢本線三重県大紀町A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
23伊勢鎌倉名松線三重県津市A2同上同上2009.10.8より災害で運休、2016.3.26復旧・再開
24伊勢川口名松線三重県津市A2同上同上
25伊勢竹原名松線三重県津市A21958.11.3竹原市誕生「伊勢鎌倉」と同様
26伊勢松本近鉄湯ノ山線三重県四日市市A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
27市川大野武蔵野線千葉県市川市C1978.10.2駅開業
28伊那福岡飯田線長野県駒ヶ根市E1954.4.1伊那市誕生
29伊那八幡飯田線長野県飯田市E1977.11.1八幡市(京都府)誕生注1
30伊予大洲予讃線愛媛県大洲市A11955.1.1伊予市誕生
31伊予亀岡予讃線愛媛県今治市A21955.1.1伊予市・亀岡市誕生
32伊予小松予讃線愛媛県西条市A21955.1.1伊予市誕生
33伊予西条予讃線愛媛県西条市A1同上同上
34伊予桜井予讃線愛媛県今治市A21956.9.1桜井市誕生
35伊予立川予讃線愛媛県内子町A21986.3.3駅開業
36伊予長浜予讃線愛媛県大洲市A21955.1.1伊予市誕生
37伊予氷見予讃線愛媛県西条市A21961.6.1駅開業氷見の由来([89248] hmt さん)
38伊予三島予讃線愛媛県四国中央市A21955.1.1伊予市誕生
39越前大野越美北線福井県大野市A12005.10.1越前市誕生
40越前竹原えちぜん鉄道勝山永平寺線福井県永平寺町A2同上同上
41甲斐大和中央本線山梨県甲州市A22004.9.1甲斐市誕生
42加賀笠間北陸本線石川県白山市A21958.5.1笠間市誕生
43鹿児島中央鹿児島本線・九州新幹線鹿児島県鹿児島市B12006.2.20中央市誕生
44鹿島旭鹿島臨海鉄道茨城県鉾田市E1985.3.14駅開業旧鹿島郡旭村
45鹿島大野鹿島臨海鉄道茨城県鹿嶋市E同上同上旧鹿島郡大野村
46川西池田福知山線兵庫県川西市D11954.8.1川西市誕生府県境越え
47岐阜羽島東海道新幹線岐阜県羽島市D21964.10.1駅開業
48郡上八幡長良川鉄道岐阜県郡上市C2004.3.1郡上市誕生旧郡上郡八幡町、読み方違い(…はちまん)
49郡上大和長良川鉄道岐阜県郡上市C同上同上旧郡上郡大和町
50佐世保中央松浦鉄道長崎県佐世保市B12006.2.20中央市誕生
51上越妙高北陸新幹線・えちごトキめき鉄道新潟県上越市D12015.3.14駅名改称(新幹線駅開業)
52新宮中央鹿児島本線福岡県新宮町B32010.3.13駅開業
53関富岡長良川鉄道岐阜県関市C1986.12.11駅開業
54伊達紋別室蘭本線北海道伊達市C1972.4.1伊達市(北海道)誕生
55丹波竹田福知山線兵庫県朝来市A22004.11.1丹波市誕生読み方違い(…たけだ)
56知多半田名鉄河和線愛知県半田市E1970.9.1知多市誕生
57千歳船橋小田急小田原線東京都世田谷区E1958.7.1千歳市誕生旧北多摩郡千歳村
58千葉中央京成千葉線千葉市中央区B12006.2.20中央市誕生
59中央弘前弘南鉄道大鰐線青森県弘前市B2同上同上
60中央前橋上毛電鉄群馬県前橋市B2同上同上
61燕三条上越新幹線・弥彦線新潟県三条市D21982.11.15駅開業燕市との境界線上
62津山口津山線岡山県津山市F1929.4.10山口市誕生切れ目違い(津山/口)
63土佐一宮土讃線高知県高知市A21959.1.1土佐市誕生読み方違い(…いっく)
64土佐大津土讃線高知県高知市A2同上同上
65土佐加茂土讃線高知県佐川町A2同上同上
66土佐佐賀土佐くろしお鉄道中村線高知県黒潮町A21963.12.18駅開業当時は国鉄中村線
67土佐長岡土讃線高知県南国市A21959.1.1土佐市誕生
68戸田小浜山陰本線島根県益田市E1966.10.1戸田市誕生読み方違い(…こはま)、所在町名と隣接町名より
69西海鹿島銚子電鉄千葉県銚子市F2005.4.1西海市誕生読み方違い・切れ目違い(西/海鹿島:にし/あしかじま)
70備前一宮吉備線岡山市北区A21971.4.1備前市誕生
71日向長井日豊本線宮崎県延岡市A21954.11.15長井市誕生
72福島高松日南線宮崎県串間市E1950.1.10駅開業旧南那珂郡福島町、1949.9.15仮乗降場として開業
73豊前川崎日田彦山線福岡県川崎町A21955.4.14宇島市が市制4日後に豊前市に
74豊前松江日豊本線福岡県豊前市A2同上同上読み方違い(…しょうえ)
75碧南中央名鉄三河線愛知県碧南市B12006.2.20中央市誕生
76三郷中央つくばEXP埼玉県三郷市B1同上同上
77みどり中央スカイレール瀬野線広島市安芸区B32006.3.27みどり市誕生「鉄道」と認められるか?([85670])
78美濃太田高山本線・長良川鉄道岐阜県美濃加茂市A21954.4.1美濃市誕生
79美濃松山養老鉄道岐阜県海津市A2同上同上
80美作大崎姫新線岡山県津山市A22006.3.31大崎市誕生
81美作加茂因美線岡山県津山市A22005.3.31美作市誕生
82八千代中央東葉高速鉄道千葉県八千代市B12006.2.20中央市誕生
83大和朝倉近鉄大阪線奈良県桜井市A22006.3.20朝倉市誕生
84大和新庄和歌山線奈良県葛城市A21959.2.1大和市誕生
85横須賀中央京急本線神奈川県横須賀市B12006.2.20中央市誕生

(注1)「伊那八幡」駅…1954.4.1伊那市誕生により該当する駅に、1963.2.10福岡県八幡市消滅でいったん非該当に(この間は読み方違い)。京都府八幡市の市制で再該当

<駅名を構成する市名の組み合わせのタイプ分け>
【A】…「旧国名」絡み
 A1:旧国名+所在市名
 A2:旧国名+所在地または周辺の地名(所在市名でない)
【B】…「中央」絡み
 B1:所在市名+中央
 B2:中央+所在市名
 B3:所在地(市名でない)+中央
【C】…所在市名+所在地または周辺の地名
【D】…所在市名と隣接市名の組み合わせ
 D1:前が所在市名
 D2:後ろが所在市名
【E】…郡名・広域地名・旧地名など、駅の所在市名や旧国名以外に由来する地名を冠したもの
【F】…偶然の一致(切れ目違いなど)

該当する駅名は、上記の85駅ですが、「伊達紋別」については、駅の所在地である「伊達市(北海道)/紋別市」のほかに、伊達市を福島県のほうにしても、この問の趣旨から見て「正答」みなされると思われるため、2つの組み合わせ、ということになります。同様に、「和泉府中」も、「府中」を東京都・広島県どちらとしても正答とみなされるため、結局「正答となる組み合わせ」は87組、ということになります。
この表を見ると、「旧国名」絡みである駅名(【A】グループ)が圧倒的に多いことが一目瞭然です。全体の6割強を占めており、そのうち最多なのは「伊予」の9駅([65870])で、すべて「平成の大合併」以前から該当しており、「大合併」以前は「伊予北条」も「該当する駅」でした。「伊予三島」は、以前はそのものずばり市名でもあり、「市名+市名」=「所在地市名&駅名」という唯一の組み合わせでもありました。「伊予」についで多いのは、「阿波」の6駅で、こちらはすべて「阿波市」発足と同時に仲間入りしたものです。
「和泉」「伊勢」「土佐」がいずれも5駅で続きます。旧「和泉国」内にある「和泉」のつく駅で該当する駅は5駅(平成13年(2001)のさいたま市発足以前は南海「和泉大宮」駅も該当していた)ですが、和泉市内にある「和泉府中」と、市外にある「和泉砂川」「和泉橋本」の両駅(「和泉大宮」も)については、駅の開業(駅名の誕生)が「和泉市」の発足(昭和31年=1956)以前であり、「和泉市」発足後にできた「和泉鳥取」駅(昭和38年開業)も和泉市内にはないため、これらの「和泉」は旧国名と考えられますが、「和泉中央」については、ニュータウンにできた新線の駅で、開業が和泉市ができてからだいぶ経ってからであること、和泉市域のほぼ中央に近いことなどから、「和泉」は旧国名よりも市名に由来するほうが高いものと考え、【B】グループに入れたほうがよいのではないかと思われます。「豊前松江」駅は、現在は豊前市域に入っていますが、「豊前市」発足より10年前にこの駅名になっているので、「結果として豊前市内の駅になった」ということで、この「豊前」は旧国名と見て問題ないでしょう。「安芸」と「大和」は、旧国名と同名の市がその旧国外にあるものです。同様な例に「日高市」がありますが、「日高」のつく駅で該当するものはありません。
「安芸津」については、形式上「安芸(国)+津」とみなして【A】グループに入れましたが、実態としては「安芸津」というひとかたまりの地名ではないかと思うのですが、「ご当地」の方がいらっしゃいますので、その辺の詳しいことをご存知でしたらフォローを…。>ピーくん さん。

「大合併」による新たな「旧国名市」の誕生により「仲間」に入ったものには、「阿波」のほか、「伊賀」「伊豆」「越前」「甲斐」「丹波」「美作」のつく各駅名があります。「飛騨」のつく該当駅もこのときできましたが、後述しますが短期間のうちに該当する駅がなくなっています。

【D】グループの「所在市名+近隣市名」のグループには、4駅ありますが、そのうち3駅が新幹線の駅なのが興味深いところです。ただ、「岐阜羽島」については、分類上このグループに入れたのですが、岐阜羽島駅は岐阜県内唯一の新幹線駅であり、この「岐阜」は、市名よりも県名と見たほうがよいのではないかと思われます。また、合併により両方とも市名が消え、該当しない駅名となった「水沢江刺」(所在地は旧水沢市)も、この【D】グループでした。一方、このグループで唯一新幹線の駅でない「川西池田」は、明治26年(1893)に「摂津鉄道」(のちに「阪鶴鉄道」)という私鉄の駅として開業した当時は「池田」という駅名でした。しかし、駅は当時から現在の兵庫県川西市域にあり、「池田」は猪名川を挟んだ対岸の大阪府の地名(現在の池田市)で、「県境を越境した駅名」だったのでした。現在の「川西池田」に改称されたのは、戦後の昭和26年(1951)で、大阪近郊の住宅地として発展してきた川西市(当時は「川西町」)の顔を立てたものと思われますが、それ以前に明治43年に現在の阪急宝塚線「池田」駅が、前身である「箕面有馬電気軌道」の駅として開業しており、猪名川を挟んで国鉄と阪急のそれぞれの「池田」駅がお互いに離れた場所にあった、という時代が長らく続いたのでした。池田市の中心駅(代表駅)は、市制以前から阪急の池田駅であり、川西市の中心駅も、以前の福知山線の状況から見て、阪急の「川西能勢口」駅(昭和40年以前は「能勢口」駅)であったと見られ、福知山線が複線電化され、JRになってから大増発された現在でも、能勢電鉄との乗換駅(梅田からの直通特急も運行されている)でもある「川西能勢口」駅が「川西池田」駅を乗降客数でもまだ大きく上回っているようです。…>川西市ゆかりのぺとぺと さん。([89886],[53070])

現在では「市名+○○」の形になっている、「郡上」のつく2駅は、市制以前の「郡上郡」の名をとったものと思われます。このような(旧)郡名に由来する駅名には、飯田線の「伊那○○」、鹿島臨海の「鹿島○○」、名鉄河和線の「知多半田」があります。ただ、「知多半田」(「半田」は駅の所在市名でもありますが)駅は「知多鉄道」によって開業した駅であり、同じ線にある「知多武豊」駅と同様、社名を冠して、既に開業していた国鉄武豊線の駅名と区別する意味もあったように思われます。(類例-旧「三河鉄道」の路線に多い「三河○○」駅…[83505] k_ito さん)
「中央市」の誕生と同時に「該当する駅名」となった駅が多い「中央」絡みの駅は、近年になって増加したタイプの駅名ですが、「中央前橋」と「横須賀中央」は戦前派で、共に路線開業時からの駅名です。

「大昔」に消滅した旧町村名をいまだに冠している駅名もあります。小田急の「千歳船橋」駅は、昭和2年(1927)の開業当時は「東京府北多摩郡千歳村大字船橋」だったことから、総武線の「船橋」駅との区別もあって、当時の村名を冠したものと思われます(旧国名の「武蔵」にしなかった理由はよくわからないのですが)。千歳村は、9年後の昭和11年に当時の「東京市世田谷区」に合併されて地名が消滅しましたが、それから90年近くを経た現在でも、京王線の「千歳烏山」駅と共に、当時の村名を受け継いでいます。日南線の「福島高松」駅([65843])は、隣にある「福島今町」駅と共に、駅ができた当時は「南那珂郡福島町」だったことに由来すると見られます(「串間」駅も元は「福島仲町」駅でした)。福島町は、昭和29年に新設合併で現在の「串間市」になりましたが、「福島」は古くは「櫛間」と呼ばれており、また「串間」という苗字も宮崎県に多数存在している(全国に約1800人、その約6割が宮崎県に集中)ので、「串間」という書き方もおそらく古くから存在しており、市制施行に当たって、いわば「昔の名前に戻った」ということなのでしょうか。

「市名+市名」駅名になった期日が最も早い現存の駅(駅名)は、おそらく「津山口」駅と思われます。「区切り方違い」になっているこの駅は、昭和4年(1929)の山口市の市制以来、80年以上の間このタイプの駅名になっていることになります。これに次ぐのは、やはり戦前の昭和16年からこのタイプになっている、こちらは「読み方違い」の「出雲八代」駅で、「戦前派」はどうやらこの2駅のみのようです。戦後にこのタイプになった駅で最も早いのは、開業した時点でこのタイプの駅名になった日南線の「福島高松」駅と思われます。一方、一番新しくこのタイプになった駅は、昨年3月の北陸新幹線(長野~金沢)の開業と同時に誕生(旧信越本線「脇野田」駅を移設改称、在来線は「えちごトキめき鉄道」に転換)した「上越妙高」駅です。
駅名が「市名+市名」タイプになった理由で最も多いのは、「片方がもともと市名と同名(所在市名であるものとそうでないものがある)で、もう一方が市名と同じになった」ことによるものですが、「伊予亀岡」駅は伊予市と亀岡市が同日に市になったために「該当する駅名」になった、現存唯一の例です。「伊那八幡」駅は、いったん非該当となった後、再び該当する駅名となった、これも現存唯一の例となっています。新線・新駅の開業によって「該当する駅名」になった駅は「岐阜羽島」など13駅、駅名の改称によるものは「上越妙高」のみですが、これも前述しましたが新幹線開業による「実質新駅」といえるかもしれません。

「過去には『市名+市名』タイプの駅名だった」のが、駅の廃止・駅名改称・駅名に含まれていた市名の消滅によって現在は存在しない、あるいは該当しなくなった駅もあります。これについては、次回に書き込むことにします。
[90370] 2016年 4月 19日(火)23:30:12伊豆之国 さん
七番勝負
問五:加古川市・加西市
[90366] 2016年 4月 19日(火)22:22:55伊豆之国 さん
七番勝負
問四:苫小牧市・出雲市
[90334] 2016年 4月 16日(土)22:46:23伊豆之国 さん
七番勝負
問一:八代市/宇城市
[90322] 2016年 4月 16日(土)00:25:52伊豆之国 さん
七番勝負
問三:土浦市・出雲市
[90311] 2016年 4月 14日(木)21:10:03伊豆之国 さん
七番勝負
問七:春日部市・越谷市
[90247] 2016年 4月 10日(日)23:06:43伊豆之国 さん
七番勝負
問六:町田市・白石市
[90210] 2016年 4月 9日(土)22:55:43伊豆之国 さん
七番勝負
問二:伊豆市/長岡市
[90176] 2016年 4月 6日(水)22:58:17伊豆之国 さん
超特急さくら、みちのくへ
[90174] 千本桜 さん
さっき見ていた某公共放送のエンディングのシーンに、大河原の「一目千本桜(注・敬称略)」が出てきました。
なんでも今年の桜の開花は例年よりも恐ろしく早いようで、恒例の桜祭りは予定より1日早く今日から開催とか。
(この映像を見て、真っ先に千本桜 さんの姿が浮かんだのはいうまでもありません…笑)。
まだ東京都心の桜もようやく散り始めというのに、今年の桜前線はまさに「超特急」ですね…。

ところで、「あのサークル」はやはり関東の地理に疎い人が書いたのだろうと推測したのは、いろずー さん([90175])と同感だと思いますが。
黒羽ってどこ?
この「黒羽」という地名を知ったのは、私が小学5年か6年だった頃、西那須野~大田原~黒羽を結んでいた「東野(とうや)鉄道」が廃止になる、ということをTVのニュースで見たことからだったのでした。後になって、この「黒羽」が「奥の細道」にゆかりの地だと知ったのでした。
[90169] 2016年 4月 3日(日)23:34:19伊豆之国 さん
紅葉丘で桜見物 & 中津市
[90168] k-ace さん
東京都府中市の紅葉丘
実は昨日、多磨霊園への墓参で行ってきたところでした。表参道の桜並木は、今まさに満開を迎えていました。そこに行くまでは、時折使っている裏技ルート([89119])で、南武線南多摩駅から多摩川の斜張橋を歩いて渡り、是政駅から西武多摩川線で多磨駅で下車…。

群馬県みどり市
3年前の夏休み、猛暑の中で訪れたところですが([84083])、このとき見てきた「関東の耶馬溪」とも呼ばれる「高津戸峡」や、昭和レトロの芝居小屋「ながめ余興場」は映像に出てきたのでしょうか?

[90159]で書き込んだ話、もちろん耶馬溪の奥にあるここですが、「さいたま市」になった3市合併の新市名として「彩京市」ではどうだ、というのを冗談半分で考えたことがありました…。「桜ではない桜区」ですが、各地の「桜」地名の中にも、"Cherry"ではなくて当て字であるものが結構あるようです。鹿児島の桜島も、この「桜ではない桜地名」の仲間に入るらしいとか。
耶馬溪がある大分県中津市というと、福澤諭吉ですが、多磨霊園の墓参のとき、「福澤捨次郎之墓」というのが正門から程近いところにあって、気になっていました。その「福澤捨次郎」という人物は、実は諭吉の次男で、「時事新報」の社長を務めていた経済人であったということを、その捨次郎の孫(つまり諭吉の曾孫)にあたる、元三菱地所会長・福澤武氏が日経新聞「私の履歴書」に書かれた記事で知りました…。
[90159] 2016年 4月 1日(金)22:46:32伊豆之国 さん
今日はさいたま市・勝手に区名改称
三ヶ日見沼の佐倉、いや三日見ぬ間の桜といいますが、ここ数日の暖かさで都心の桜も一気に満開ということになりそうです…。

さて、今日から卯月。ということで、今日は「兎」にゆかりの深い神社として知られる、さいたま市浦和区の「調神社」([83678]) の境内の特設スタジオから中継いたします。
その昔「落書き帳」でも大いに議論を呼んだ「さいたま市の区の名称」。「方角や抽象名詞ばかりでそれこそ『ダサい』としか言いようもない」と悪評もあちこちで聞かれた、その「ダサい」区名を「勝手に変えてみよう」という噂がネット上でもあちこち聞かれたらしい、という声を受けて、さいたま市民やさいたま市への通勤通学者有志により、「勝手に区名を変えてみよう会」が作られ、「さいたま市の新区名大募集!!」と銘打ってネット上で行われ、このほど「新区名選考委員」によって「最優秀作」が発表されました。
新区名応募対象は、従前の市名を継承している浦和・大宮・岩槻の各区を除く7区で、新名称の条件として

1)できる限り、その区内にある地名や自然、史跡などにちなんだ名称を選ぶようにする
2)他の都市にはない、強烈なインパクトを持つ斬新な名称に限り、抽象的な新名称は認めてもよい

応募資格者は「さいたま市民、元さいたま市民(旧4市時代に居住していた者を含む)、さいたま市職員、さいたま市への通勤通学者、さいたま市内の学校卒業者」など、「直接さいたま市にゆかりがある」人に限定となっていました。
今回の応募結果を参考にした上で、選考委員会による協議により、「勝手に新区名」の「最優秀作」は次のとおり決定しました。

現区名新区名選定理由
南区武蔵区武蔵浦和駅より
緑区美園区浦和美園駅より
桜区荒川区東京の荒川区には荒川が流れていないが、こちらは正真正銘荒川が流れている。桜区は「桜草」が有名だが「桜」の名所ではない
中央区彩京区旧市名の「与野」に愛着を持つ向きも多かったが、「彩の国」の中心にふさわしいインパクトのある新名称がよい、として「彩」のつくいくつかの候補のうちから「『最強』に通じ、埼京線も中心を貫いている」ということからこの名を選んだ
西区足立区足立神社が鎮座していることから。平安時代の「延喜式」にも記載されている古くからの由緒正しい神社で、古くはこのあたりが「武蔵国足立郡」の中心であったのではないかといわれる。東京都足立区は「足立郡」の南の外れだった
北区宮原区宮原駅より

一方、「最も『ダサい』」と散々こき下ろされ、「区名を見直してほしい」という声が最も高かった「見沼区」については、「区内の地名に基づく名称も、どれも地域全体を代表し、区内の『協和』がうまく行くのかどうか今市不安、といった感じがあり、また圧倒的なインパクトを持った斬新な新名称もあまり見られなかった」「『沼』を嫌がる人が多いというが、『魚沼』とか『勝沼』といった例もあるし…」ということから、どれも「見沼」を圧倒するような新名称にはならなかった、ということで「該当作なし」ということになりました。
「勝手に…会」では、この結果を受けて、商店街などの街角に「『××区』は『○○区』になりました」と書かれた幟を立ててキャンペーンを展開することにしており、この活動は旧暦4月1日にあたる5月7日まで行う予定にしている、とのことだそうで、「飯能がよければ『実際に区名を変える』という署名活動を行いたい」という意見も出ているようです。
これに対し、さいたま市に同名の区ができるかもしれない?東京の荒川区と足立区では、「いくらさいたまのほうが「地名の本家」としてはふさわしいと強調しても、『中央区』や『北区』のようなどこにでもあるものならともかく、いきなり相談もなしに勝手に同じ区名にしては混乱する」といった困惑も出てくるようです。
[90037] 2016年 3月 3日(木)22:35:32伊豆之国 さん
今日はうれしいひな祭り(もうすぐ終わりですが) & 武蔵野市
[90019] 白桃 さん
私が出した、何とも他愛もないクイズ([90017])に飯能させていただいて、誠に恐縮でございます…
どちらもご明察の通りです。

【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
共通項は、まさに[89169]に書かれた通りですね。
ついでですので、共通項に該当する市(場所)を一つだけ「クイ図」形式で示しておきます。小矢部市

【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
この答えは、[77736]を見れば一目瞭然です…

[90034] 白桃 さん
武蔵野・常滑・下松
タイトルに書いた3市は苦節40年
武蔵野市といえば、「住みたい街」ランキングで常にトップ争いに入る憧れの街「吉祥寺」ですが、その吉祥寺には実は「吉祥寺」というお寺がない、ということ、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?(ちなみに、地名の由来となった「吉祥寺」はここにあります。昔はこの辺りを「駒込吉祥寺町」といっていました)
[90017] 2016年 2月 27日(土)18:49:54伊豆之国 さん
Re:伊豆が「関東」だった頃 & 那珂川市
[90008] hmt さん
伊豆が「関東」だった頃

いろいろとご教示をいただき、誠にありがとうございました。
やはり、既に知っていたことも多かったのですが、「堀越公方・堀越御所」など、今まで知らなかったこともここで初めて知って、また一つ「勉強」になりました…。
♯私の「伊豆の国市」の経県値「○」は、少年時代に2度行った、旧韮山町の高原地帯にあった「伊豆富士見ランド」のホテルの宿泊でした。大浴場や遊園地、ゴルフ場などもあったテーマパークでしたが、利用者の減少により、平成に入ってしばらくして閉園になって、今は跡形もなくなったらしく、「富士見パークウェイ」という元有料道路(今は一般開放)の名に名残をとどめているようです。

「あそこが関東?」という「違和感」を感じたことというと、まずだいぶ前から引っかかっていたことは、選抜高校野球のブロックで「山梨県が関東に入っている」ということでした。山梨県の高校が「関東代表」として甲子園に出てくると、「関東の代表ということで応援しているのに、『関東』でないところが出てきている」と、やはり少し気が引けてしまいます。「箱根駅伝」に山梨学院が出てきたときには、やはり初めの頃はどうにも「場違い」な気がしたものでした。「関東」からは離れますが、「長野県の電力周波数が60Hz」(中部電力管内)ということも、どうしても失念しがちになります。文化、風俗その他の面からしても「ほとんど東日本」型の信州(木曽谷・伊那谷など南部の地域は名古屋とのつながりも大きいのですが)が、電力だけは「西」の60Hz、ということが頭の中でどうもしっくりこないのです。電力というと、北陸新幹線。群馬(東京電力管内、50Hz)→長野(中部電力、60Hz)→新潟(東北電力、50Hz)→富山・石川(北陸電力・60Hz)と、周波数の境界を行ったりきたりするのですが、調べてみると、車両のほうは通過する区域に合わせて周波数をそれぞれ切り替えられるような構造になっているようです(切り替え地点は県境でなく駅になっているようですが)。

さて、[90010] 山野 さん
那珂川町(5万29人)非常に微妙な数ですが、5万人超えました
人口面はクリアで取り合えず、おめでとう御座います
これを受けて当町は「平成30年10月1日付」で市へ移行を目指す方針となった模様です
…ということで、それこそフライング気味ではありますが、「那珂川市(仮称)誕生・前祝」にちなんだ「クイズ・番外一本勝負」を作ってみました。

問題:以下に列挙した市には、福岡県那珂川町と共通するある特徴があります。それは何でしょうか?そういう市を見つけてください。
【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
第一ヒント:「デビュー戦」は控えに回りそうです。
第二ヒント:昨年のオフ会のとき、さるメンバーの方がバスで「ある場所」を通過されました。

ついでにもう一丁、別のテーマで「一本勝負」。「残る1市」を答える問題ですが、難しいようで実は知っていれば超易しい、間もなくやってくる「うれしいあの日」に関係する問題です…。

問題:以下に列挙した市には、いずれもある共通する特徴があります。同じ特徴を持つ市があと1つありますが、どこでしょうか?
【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
第一ヒント:氷見の民家に行け(ひみのみんかにいけ)
第二ヒント:小牧市は10年前まで「該当する市」でした。「アレ」も対象に入れると、箱根町も該当します。
第三ヒント:突進野球(とっしんやきゅう) ←「昔の名前」は何でしょう?
[90003] 2016年 2月 21日(日)21:20:33伊豆之国 さん
熱海は関東ではない
昨日のTV番組で埼玉県越生町をやっていましたが、その中で越生梅林のことを「水戸偕楽園・熱海梅園と共に『関東三大梅林』の一つ」とアナウンサーが言っていたのには、「伊豆」にルーツを持つ人として大いに違和感を抱かざるを得ません。第一、熱海が属する伊豆国は「関八州」の中には入りません。思うに、あの「熱海」のところには、本来ならば「青梅(吉野梅郷)」が入っていたのではないでしょうか。青梅市内の梅の木は、悪性の伝染病が蔓延して、残った木も感染防止のために伐採されて「全滅」状態になっており、「再び植林して元に戻るまでには少なくとも数年以上かかる」とかで、関東の範囲からわずかに外れている熱海を無理やり押し込んだような感じもするのですが。「域外」の熱海を入れるよりも、先日行った「曽我」([89968]…観光案内やHPではどこにも「三大梅林の一つ」とは書いていないようですが)とか、「学業優先」でしばらく十番勝負は「休場中」の上州の若手メンバーのお膝元にある「秋間」を入れるほうがまだわかりますが。
[89982] 2016年 2月 13日(土)13:29:28伊豆之国 さん
「十津川警部」と聞いて、「清水次郎長」を思い出しました。
[89971] 桜トンネル さん
ただJR北海道は赤字が多く、札幌圏でも赤字となっているようですし、(参照記事)採算性を考えると近いうちに廃止される可能性が高そうです
この「参照記事」にリンクされていたこちらの記事を見ると、
札沼線(学園都市線)の非電化区間では、現在設定されている新十津川駅発着の普通列車3往復のうち2往復がダイヤ改正で浦臼駅止まりに。これにより、新十津川駅発着は1往復のみとなり、下り・上りともに午前9時台の列車が最終列車となる
ダイヤ改正後の札沼線(石狩当別以北)の時刻表
この時刻表を見ると、こうした閑散路線の「一番のお得意様」と言える通学生の利用を考慮したダイヤとは思えないようで、路線の周辺の状況は全く異なるとは言え、やはり「朝だけの運行→路線廃止」となった阪堺電車の「住吉公園」([89916])と同様の道をたどって行くのはおそらく必然、ということになるのでしょうか。

「一日一往復の列車」というと、思い出したのは旧国鉄「清水港線」。東海道本線清水駅から三保駅まで8km余りの非電化単線で、沿線に工場地帯が広がっていることから元々貨物線として開業し、旅客輸送は「おまけ」のようなものだったらしく、平行する道路にバスが多数走っていることもあって利用者は少なく、「混合列車」と呼ばれる客車と貨車を連結して機関車が引っ張る列車が運行されていました。それでもかつては数往復の旅客列車があったようですが、昭和47年3月からは、朝の下りと夕方の上り各1本だけの運行となり、利用者は専ら沿線にある東海大の系列高校の生徒に限られていたそうです(石野哲氏著「時刻表名探偵」(昭和54年、[89091] 他) 、清水晶氏著「たのしい時刻表」(昭和47年、[85129],[84064])より) 。「清水港線」は、国鉄の貨物輸送の合理化とトラック輸送への転換が進んだこともあって、廃止対象路線となり、昭和59年に廃線になっています。「清水港線」の沿線にも近い三保の松原には、これまで2度訪れ([88822])、悪天候で散々な目に遭った12年前には、バス道路沿いの廃線跡と思われる敷地に、清水港線で使われていたと思われる客車が、静鉄清水市内線のと思われる電車と共に保存されていたのを見たことがあるのですが(こちら)、昨年秋に行ったときにはどちらも消えていました(こちら)。
[89968] 2016年 2月 11日(木)22:00:10伊豆之国 さん
大きな袋、肩に掛け…&小田原市
建国記念の日にちなんで、「神話」にまつわる話題から。
鳥取県県立博物館所蔵の、弥生時代に作られたと見られる銅剣に、「鮫」の絵と見られる文様がある、というニュースがありました。→毎日新聞より(要約転載)

銅剣は儀式用とみられ、海にまつわる地域独自の祭祀の存在を示す成果という
サメは鳥取の因幡地方を舞台にした神話「因幡の白兎(しろうさぎ)」にも「ワニ」として登場。研究者らは関連性に注目しており、弥生時代の人々がサメに何を求めたのか、想像が膨らむ
古事記の表記上はワニだが、山陰地方の方言でサメをワニと呼ぶことや、海が舞台であることから、サメとの解釈が成り立つ。舞台とされる白兎(はくと)海岸(鳥取市)も日本海に面し


ということで、「因幡の白兎」の神話の「鰐・鮫論争」([74529] )もこれで決着がつく、ということになるのでしょうか?…。「因幡の白兎」は、小学校の教科書にも出ているようですが([74529])、どちらのほうの絵が書かれているのでしょうか?

…今日は好天に恵まれたこともあって、「早春の香り」を求めて、良くも悪くも「戦国市盗り合戦」の「原点」となった小田原市([88822],[89916])にある曽我梅林([68592])を、7年ぶりに訪れることになりました。今年の梅は例年よりも早咲き気味で、白雪を被った富士山も、やや霞んではいたものの、咲き誇る梅花の向こうに見事な姿を見せ、梅林と御殿場線の線路の間にある広場では流鏑馬が演じられていました。その後、7年前には足を運ばなかった、曽我兄弟ゆかりの城前寺宗我神社にお参り。城前寺の境内にある曽我兄弟の墓前では、「伊東市奪還」報告を(笑)。でも、「小田原城攻め」の件については「時代が違うから」として口に出さず…([89916])。御殿場線の本数が少ないこともあり、結局7年前と同様「小田原城下」には寄らず、新松田から小田急で家路に戻ることになりました。
[89916] 2016年 1月 31日(日)20:40:06伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感(その2)
「戦国市盗り合戦」の分析記事も出揃ってきているようですが、デスクトップ鉄 さんの記事([89892])で述べられているように、「市盗り合戦」の影響で「分散派」から「集中派」に転進した方が多い、ということですが、私自身の解答選択傾向(正答に限る)を過去3年間(計7回)ついて調べてみると、次のようになりました。

大会名初解答2度目以降
3682
3764
3855
3964
4082
4164
4246

元々は「分散派」を自認して、「できる限り解答市を増やす」戦術を取っていたのが、今回初めて2度目以降が初解答を上回って、「市盗り合戦」の影響は認められますが、それ以前でも2度目以降となる解答市を選んだことは結構あったことは自分でも案外気づかなかったところでした。ただ、複数回答えていた市は、以前は自分自身にゆかりのある市が大半だったのが、「市盗り合戦」が始まってからは、「旅先で訪問したことがある」など、特にゆかりはなかった市も増え、この点では明らかに「市盗り」を意識した「解答市選びの変化」が現れたのかもしれません。今回で5回目となって、お膝元の市に続く回数となった「世界遺産の絢爛豪華装飾神殿がある」市などは、明らかに「領地防衛意識」が働いての答え選びでした。

[89886] ぺとぺと さん
問六、解答市の選択に悩んだ唯一の問題でした。伊東市を巡るデッドヒート
貴重なタネ銭を今後も「ハトヤの増築」に投資し続けざるを得ない状況に陥りかねません
ハトヤ城の明け渡しは甘受し、以前から目星をつけていた藤枝市を手中に収めた
実はその時点でぺとぺと さんが藤枝市を答えていて、伊東市を答える可能性がなくなっていたことはすぐには気づかず、答えた後で「これで伊東氏の館に生還できる」とわかった次第で…。

小田原城への奇襲[89853] も想定し、より守りを重視した戦略
蒲鉾と提灯(と外郎と梅干でも)で名高いこの町の「白鳥」、ではなくて「城盗り」? …これは前回の「寅午」(トラウマ)もあるし、ここに「石垣山」を築いてもまた「ハトヤ」がお留守になりそうで、箱根山の背後からも、「田子小松城」([66751])から「水軍」を駆って海上から攻め込むのもちょっと難しい賀茂…。
それよりも、西から強力新人が現れてきて、「野望」達成のためには「越すに越されぬ大井川」の向こうに残る未解答4市を果たしていつ答えられるのか、厳しい戦いが待ち受けてきそうです。こちらが4市を1回ずつ答える代わりに、掛川城を明け渡す、安倍川か、あるいは富士川を境にして、「紳士協定」を結んで共存を図ることも頭に入れなければ、ということもありそうです…。境川と足柄山の間も、こちらが未解答市を答え切ったところで矛を収める、ということになるか…。

[89897] 白桃 さん
[89908] k_ito さん
(愛知県)N市
縁もゆかりもなさそう
この「N市」のうちの一つ、つい数年前この市と合併した「愛知県を代表する作家の故郷の町」がある市は、実は私の出身地とは「年末年始の定番時代劇では悪役扱いされているが、この市(の旧町)では郷土の英雄として尊敬されている人物とは苗字もルーツも同じ一族が、戦国時代に城主だった」ということで、深いつながりがあるのです…。

その「定番時代劇」の発端となった、愛知県N市旧K町の「郷土の英雄」が殿中で斬りつけられた殺人未遂事件。その事件の緊急報告で江戸から国元・兵庫県A市に早籠で向かった2人の藩士のうちの1人が、今落書き帳をにぎわせている大阪府箕面市([89899] hmt さん 他)にゆかりの人物でした。その人が、萱野三平。「討ち入り」に加わることを目指していたものの、仕官を勧めた父と「忠孝の板ばさみ」に陥り、討ち入りの日を迎える11ヶ月前に自殺に追い込まれた悲劇の人でした。こうした経緯からか、江戸高輪の藩主の菩提寺でも、国元の神社でも、「義士」に準じた扱いを受けているようです。

大阪というと、今日「大阪国際女子マラソン」が行われましたが、以前にも話題になっていた阪堺電車の住吉~住吉公園間([85164],[85165] hmt さん,[88724] 山野 さん)が、昨日午前8時32分(!)の終電(実際には混雑で少し遅れたようですが)をもって運行廃止になりました(HP)。

これも以前からにぎわっていた話題で、以前にオフ会の帰途で実地踏査も行っていた「平地の3県境」ですが、
[89263] いろずー さん
[89264] 山野 さん
[89266] オーナー グリグリ さん
[89267],[89272] hmt さん
埼玉、栃木、群馬の3県が接する“境界点”を確定させるため
県境に接する3市町が年明けにも測量調査に乗り出す
その県境を確定するための測量が、当該3市町の合同で、来月にも地権者も立ち会って測量を開始する、というニュースが、新聞記事にも相次いで載っていました(日経:1月28日夕刊、毎日:29日夕刊)。
[89898] 2016年 1月 30日(土)10:00:18伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感
「戦国市盗り合戦」が始まって2回目の十番勝負、予想以上の大盛況となったようで、今月の書き込み数は25日までに既に500件を突破。これは実に2012年8月以来という久々の盛り上がりとなりました…。

さて、今回の十番勝負の問題、物議を醸したものがいくつかありました。これに対しての雑感を。
まず、お題の市の選び方で迷走されてオーナー様も「懺悔」の念に駆られたとか…という、問九。白桃 さんからの疑義([89810])が出てきたところで、この時点で私が考えていた、これにうまく合っている共通項は、「その県内で一番最近に、合併又は単独市制によって町村を消滅させた市」というものでした。この共通項なら、「川口がNGで、長久手や野々市がOK」という理由が成り立つというからでした。結局、共通項発表([89842])で未解答だった西東京市がOKになっていたことから、これは違うということになりましたが、もしこの私が考えていた共通項だとすると、西東京市の代わりにあきる野市が該当することになります。こちらのほうが、かえってすっきりしていて綺麗なように見えますが、いかがでしょうか。

次に、「ABC問題」の問十ですが、これはつまるところ「ローマ字表記の方法にはっきりした決まりがなく、いろいろな方式、考え方があってまとまっていない」こと、特に「ワープロ入力方式」が広まってきて、一般的に使われる「英語式」との違いから、これが混乱に拍車をかけていることが大きな原因になっているのでしょうか。少し横道にそれますが、少年時代に読んだ「時刻表」ネタの本の中に、こんなことが書かれてあったことを覚えています。
「近江」の「大津」は「おうみ」の「おおつ」であり、「東」は「あずま」でも「吾妻」は「あづま」であることを、「時刻表」は教えてくれる

ここに出てくる地名を「ワープロ式」で書くと、次のようになります。

近江→OUMI 大津→OOTSU(or OOTU) 東→AZUMA 吾妻→ADUMA

「ん」の扱いなども結構厄介で、「阿南」は”ANANN”、「安中」は”ANNNAKA”、「観音寺」は”KANNONJI”(「観音(かんのん)」は”KANNNONN”、「カノン」は”KANONN”…)になるようなのです。「山武(市)」は、”SANMU”か”SANNMU”で、”SAMMU”だと「さっむ」と出てしまいました(「山武郡」のほうは”SAMBU”でもOKでした)。この辺のことが「オヤジ」にはなかなか飲み込めないから、私は専ら「かな入力」派なのです…。
♯「ローマ字表記の混乱」についての「蘊蓄」が書かれたこんなサイトが見つかりましたので、興味のある方はどうぞ。
こちらの方面の話については、既に「落書き帳」から引退された?あの「地理学の巨匠」(自身のHPの更新状況から見て、今もご健在だと思われますが)殿がお詳しいと存じますが…。

「市盗り合戦」の「本題」についての雑感は、この次に…。
[89853] 2016年 1月 23日(土)21:21:20【1】伊豆之国 さん
第42回十番勝負を振り返って~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。
「戦国市盗り合戦」スタート後2回目となった今回。前回の戦術混乱を受け、「領地争奪戦」を意識した戦術に徹することを目指しましたが、とにかく難度が急上昇して悪戦苦闘。参戦して間もない頃のスローペースに逆戻りになりました…。今回も解答順に。

問三~有馬山猪名の笹原風吹けば~
やはり皆さん方と同じく、真っ先に共通項がわかった問題。「県内よりも県外のほうが隣接市町村が多い」。以前に出た類題と違い、「市」以外も含まれるのが微妙な「綾」だった。典型的なこのタイプである地元を選ぶこともできたが、「領地争い」には直接関係ないものの、「景気づけ」の意味も含めて、「宿命のライバル」になりそうな相手の生国をあえて答えることにした。

問五~白鳥は悲しからずや~
偶然に共通項が掴めたもの。新規リリースの「反対語コレクション」を眺めていると、「上下」のところに盛岡と滝沢が並んでいる。「はて、どこかで見たような…」。これこそ問五の「金・銀」だった。前回できなかった東北支援、同じ東北地方を見ると、「湿地」の過去問にも出てきた、隣の市にまたがる、「ご当地」の名を冠する白鳥の飛来地が…。「銅賞」で、「にわか領主」に。

問八~鞘より抜けておのずから 草薙ぎ払いし御剣の~
お題の「八」の字に惑わされてなかなか進めず。駅名だと想定解数が全然違い、過去問にあった合併関係でも数が合わず。ふと隣接系を思いつき、当たってみると全て「区とただ一つだけ隣接」。静岡県の未解答市減らしで。

結局、ヒント前に答えられたのはこの3問だけ。その後のヒントも難解なものが多くて…。

問九~粉雪、ねえ、心まで白く~
この問の共通項、「一番最近の合併」だと読んでいたのは、おそらく白桃 さん([89810])などと同じ。お題の選び方が少々まずかった、ということか([89842] オーナー グリグリ さん)。「市盗り」には関係しないが、一昨年のオフ会開催地に。

問十~You Are My Sunshine~
最初は何のことかわからなかった。「鉄」も考えたが、なると金時 さんの「鉄分のない安納芋」([89505]) が出てきて迷路に。その後ふとしたことから「市名をアルファベットで…」と思いついたら、共通項が見えてきた。追っかけてきそうな人が栃木県人だとわかって、ここは防衛戦に。今回これで5回目、過去4回で3回目。NGの市はHPを見て「イレギュラーか」と…。

問一~駕籠で行くのはお吉ぢゃないか~
お題と既出解を眺めているうちに気づいた。4年半ほど前にちょっとした話題になった、アレ。1年で習う漢字だけの市が35。それと、ひらがなだけの市が23(「1年漢字+かな」は該当なし)。合わせて58、想定解数とぴたり一致。「ご当地」にありながら難攻不落だった、黒船・水仙・御用邸でも名高いこの地域随一の名邑の攻落に、ついに「王手」をかけた([89619])。

問七~掛川降りて九里余り 行けば遠州秋葉山~
アナグラム解読に手間取ったが、「今のところ一人」と解けて、「市盗り合戦」に結びついた。前回も答えた山内一豊ゆかりの城下町は、あの「岐阜城下の大喧嘩」以来雲隠れしている、讃岐国玉藻城下のあの人が「入城」以来居座っている。今取ればともかく「城主」になれる、と連続攻撃で攻め落とし。でも、既に西から強力新人が迫ってくるのは必至で、それまでしばしの間だけ「一豊」になった気分を味わうことに…。

問六~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
ここからは、いよいよ皆さん方も苦労された難問ぞろい。この問六のヒント、「基準より高い」から「地価」のほうにばかり目が向いてしまい、膨大なデータ量を前にして降参。ようやく第4ヒントから「密度」の問題だ、と理解。静岡県を見ると、「山の奥」まで入り込んでいる静岡市の順位に納得。全く思わぬところで、前回の作戦ミスから「妖怪」に奪われた領地を取り返すことができた。

問四~もしも運命の人が…~
第二ヒントが「最近更新」と解けたので、「ホームページの更新」だとばかり思い込んでいたら、「若殿」が主題だったとは…。「目」と「勘」の衰えからお手つきも、「石高没収」につながらなかったのは幸い。出直しですぐ思いついたのは、一昨年の夏のほろ苦い思い出の、超ブランド牛の町。前市長辞職の顛末(→[88643] いろずー さん,[89064] ピーくん さん)が妙に引っかかっていた。思い入れの深い「運命の人」には悪いことをしてしまった…([89749], [89845] いろずー さん)。後になって、あの道中で最初に泊まったいにしへの都([78442])にしておけばよかった、と…。

問二~Central Freeway~
これで共通項読み外れ三連発。「今回のテーマ」「パターンマッチ」から、問四と同様「HP」関係だとばかり思っていた。「パターン」から、まず「形式の違い」と見て、こちらを開いたが、全然合わず。第四ヒントまできて、「人口に二十」。最新の推計人口を見ると、伊勢崎・西東京・松江がいずれも20万何千人台、他の2市は?と見たら、
長崎市 432,089
豊後高田市 22,820
つまり、「最新の推計人口の中に"20"という数字の列がある」ということだ。全く思いもよらない共通項、「人口問題ならお手の物」のあの白桃大先生が四苦八苦、右往左往、周章狼狽されたのも無理もない。身近なところを見ると、祖父母の墓参でいつもお世話になり、あの斜張橋([89119])も、私には大して関心もない競馬場も麦酒工場もある、その昔武蔵国の中心だった市があった。以前に没収された1万石を取り戻すことに。

…これで何とか昨秋の「市盗り合戦戦術大研究・東海地方遠征」([88822])の成果が出た、ということになって、ようやく安堵([89749])…。

♭すっかり恒例になった、「今回の選曲」は…
問三:この市とは直接にはつながりは薄いでしょうが、市域を流れる猪名川にちなんで、百人一首より。
問五:白桃大先生の故郷の市にある旧町名とは関係ありません。…これって、誰の詩でしたっけ?
問八:この地に伝わるヤマトタケル伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編の22番より。
問九:この市出身のバンド(既に解散したらしい)のヒットナンバー。今もこの時季になると、カラオケのリクエストが増えるとか。
問十:市名の直訳ですね…。
問一:この地で数奇な運命をたどった唐人お吉を歌った、西條八十の作詞より(宝福寺HP[89119])。
問七:「鉄道唱歌」の7年後、明治42年に同じ大和田建樹の作詞により発表された「東海道唱歌」の22番の歌詞より。「鉄道唱歌」では、「掛川・袋井・中泉(現・磐田) いつしか後に早なりて」(25番)と「急行」で飛ばしてしまったので、後になって「忸怩たる思い」もあってか、駅から9里も離れた山中の神社を無理やり歌詞に組み込んだ、というようです(「鉄道唱歌の旅・東海道線今昔」([79370]]より)。平成の世になって掛川城に天守閣が再建されるまでは、このあたりには大して見所もなかった、ということだったのでしょうか?
問六:毎度のことながら、超ワンパターン…
問四:今度の「センバツ」の行進曲に決まったこの歌を歌っているのは、この市にある一昨年夏の準優勝校のOGだとか。
問二:この市を通り、そして中央市をも通る高速道路([77512])。

…「入門コース」は、疲労感と「万一」のことも考え、今回も遠慮することにしましたが、もし参入するとしたら、そのうちのいくつかの問では、次のような市を取ったでしょう(市名ずばりではなくて連想から)。

問A:「黒船・水仙・御用邸」
問B:「伊豆の山々、月淡く」
問G:「頼朝&政子、反射炉は世界遺産に」
問K:「あなたと行きたい天城越え」
問Cの「ハトヤ」は、やがて「市盗り合戦」の強力なライバルとなるであろう新人が、早くも「金賞」をいただいておりました…。

♯今晩、久々に某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組を見たら、「戦国市盗り合戦『迷走』の原点」となった、蒲鉾と提灯で名高い城下町が出ていました(昼に見た8chでも)。実は私もこの市の「城盗り」に挑戦権があることを…。
[89749] 2016年 1月 16日(土)22:12:26伊豆之国 さん
帰郷 & 雪見風呂 & 蔵の街 (十番勝負はしばらく高見の見物です)
今日は毎年この時期なに行われる一大イベントで「帰郷」。いつの間にかなじんでいた店が消えたり改築されたりでしていて、少々戸惑いも。今年もまた「東北復興物産」も開かれて、「にわか領主」になった市のお隣の市の特産のブランド米を六郷、じゃなくて六合500円也でGet…。我が家に戻って、いつもの通りTVの旅番組、今日は「雪見の混浴露天風呂」特集。思い出深き作並温泉の河原露天風呂([60404])も出てきて、思わず落涙…。その後は、祖母の故郷「小江戸」川越市。自分がここの「領主」だということをすっかり失念していました…。

さて、今回の十番勝負、第一印象の大外れやら、ヒントの意味が思わぬことだったことやら、更には「カレー」、ではなく「加齢」から来る凡失も加わって、これまでの中で一番苦戦したのはまず間違いないところ…。そんな中でも、前回の序盤の作戦ミスから「妖怪」に奪われた「あの城」をどうやら取り戻し、さらに「ご当地随一の名邑」攻落の手がかりをも確保できそうなこと、そして念願の「駿河・遠江・伊豆三国の統括領主」の地位をも手に入れた模様となって、昨秋の「作戦大研究・実地踏査道中」([88822])の成果が何とか実戦に生きた、ということになってほっと一息といった感じです…。その一方で、「ご当地」の西側から彗星の如く強力新人が現れたこと、本拠地「武蔵小山田城」にも尻に火がついてきて、今後更なる作戦の練り直しが出てきそうです…。「怪我の功名」で「にわか城主」の座を手に入れた「牛肉の町」は、この県や市にゆかりや思い入れの深い「運命の人(※)」達がいずれ狙いに来るのは必至でしょうし、特に「あの人」には無礼なことをしてしまったということで、ここには大して執着していません…。

♯「入門コース」は、想定解が少ないのがあることと、気力も衰えているので見送る方向になりそうです。
(※)の意味は、「センバツ」「行進曲」で調べれば…。
[89710] 2016年 1月 16日(土)00:26:39伊豆之国 さん
十番勝負
問二:府中市(東京都)
問四:松阪市(お題を答えたため…目の老化で、いろいろ見落としが目立ちますねぇ>[89709] EMM さん)
[89706] 2016年 1月 16日(土)00:09:11伊豆之国 さん
十番勝負
問四:山形市

「あの市」を狙いに行こうとも思ったのですが、あえて遠慮して、自分で言い出したところにします。
[89700] 2016年 1月 15日(金)23:37:43伊豆之国 さん
十番勝負
問六:伊東市
[89619] 2016年 1月 12日(火)23:12:50伊豆之国 さん
十番勝負
どうでもよさそうな「一夜城」2ヶ所を明け渡したとはいえ、「難攻不落」を誇っていた「下田城」攻め落としに、ついに「王手」がかかった模様です。いよいよ「河津桜」咲き誇る「本丸」を目がけて、「黒船」から集中砲撃で一気に攻略する時が間近に迫ってきました…。

さて、本題に戻りまして…

問七:掛川市
[89582] 2016年 1月 11日(月)23:31:03伊豆之国 さん
十番勝負
問一:下田市
[89562] 2016年 1月 10日(日)22:20:23伊豆之国 さん
十番勝負
問十:日光市

「いまいち」しっくりしないのですが…
領地防衛に賭けます。
[89548] 2016年 1月 9日(土)22:47:45伊豆之国 さん
十番勝負
問九:笛吹市
[89527] 2016年 1月 8日(金)00:53:41伊豆之国 さん
十番勝負
問八:焼津市

八の字に惑わされすぎて進めませんでした。
[89448] 2016年 1月 4日(月)13:17:13伊豆之国 さん
十番勝負
問五:登米市
[89381] 2016年 1月 1日(金)01:12:54伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

早速、十番勝負に入ります。

問三:川西市

…ライバルの本山に突撃なるか?
[89358] 2015年 12月 29日(火)16:56:28【1】伊豆之国 さん
Day Dream Believer
少々気が早いですが…来年の干支は「申」年。そこで、「猿」にまつわる話題をいくつか。

「猿」の付く現存の自治体は、北海道「猿払村」ただ一つ。野生の猿がいない北海道のこと、もちろん動物の猿とは無関係で、アイヌ語で「葦原の河口」を意味する「サル・プッ」が由来とのことです。茨城県には「猿島町」がありましたが、10年前に坂東市の一部となって消滅。「猿島郡」の名は残っています。

「猿」「申」の付く鉄道駅は、合わせて次の8駅が見つかりました。

駅名路線名所在地
猿田総武本線千葉県銚子市
猿橋中央本線山梨県大月市
猿和田磐越西線新潟県五泉市
猿投名鉄三河線愛知県豊田市
猿猴橋町広島電鉄市内線広島市南区
庚申塚都電荒川線東京都豊島区
新庚申塚都電荒川線東京都豊島区
真申松浦鉄道長崎県佐世保市

東京23区内で「猿」の付く町名には、千代田区渋谷区にそれぞれある「猿楽町」と、江東区「猿江」があります。かつては港区白金と葛飾区水元にそれぞれ「猿町」がありましたが、いずれも昭和40年代の住居表示により消えています。

「猿」にゆかりの深い神社というと、滋賀県大津市の日吉大社を「本家」とし、各地に鎮座している「日吉神社・日枝神社・山王社」。日光東照宮の「三猿」はあまりにも有名です。「猿」の字が付く、三重県伊勢市の「猿田彦神社」は、「道案内の神様」とされている猿田彦大神を祭り、その縁からか、長距離ランナーなどの間であつく信仰されているようで、ご当地・伊勢市出身のアテネ五輪女子マラソン「金」の野口みずき選手もよく参拝されたそうです。

「猿」の付く温泉というと、群馬県みなかみ町の「猿ヶ京温泉」がその代表といえるでしょうか。「猿」にゆかりの温泉で思い起こすのは、長野県山ノ内町の「地獄谷温泉」。「野生の猿が入浴する露天風呂」として有名です。

「お猿の楽園」というと、大分市の「高崎山」や愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」([70159] hmt さん)が特に有名でしょうが、野生の猿の群生地としては、宮崎県串間市の「幸島」、香川県土庄町の「銚子渓」、静岡県南伊豆町の「波勝崎」([83026])、青森県下北半島(むつ市脇野沢)の「北限の猿」などが知られています。
「日光猿軍団」は、入園客の減少と「既に使命は終えた」ということでいったん閉園したのですが([84435])、最近になって復活したようです。愛知県西尾市(旧幡豆町)の「沖島」は、かつて「猿が島」として、数百頭の猿が放し飼いにされ、「うさぎ島」([77114]) と呼ばれていた隣の「前島」と共に三河湾の観光名所として知られていましたが、18年前に閉園、「無猿島」となりました。

その他、「猿」の字が付く名所というと、中央線の駅名の由来にもなっている、「日本三奇橋」の一つに数えられる「猿橋」([85841] hmt さん)、黒部峡谷の「猿飛峡」(黒部峡谷鉄道HPより)、奈良市の「猿沢池」等々といったところでしょうか。神奈川県横須賀市の「猿島」は、東京湾の入り口に位置する無人島で、かつての海軍の要塞として知られていました。東京都八王子市から多摩市方面を通る街道に「野猿街道」があり、「野猿峠」はかつては東京近郊の手軽なハイキングコースとして親しまれていたのですが、昭和40年頃からの多摩ニュータウンの開発によって緑の丘陵はあっという間に切り崩され、昔日の面影は全く失われてしまいました。野猿峠の今の風景

最後に、私の経県値について。
今年の経県値は、9月の東海4県遠征([88822])以外に遠出がなかったこともあり、21点で終わりました。

「市の経県値」(認市度)がUPした市は次の通り。

 半田 ×→○
 岡崎 ▲→○
 豊明 ▲→●
 大垣 △→● (お情けですが…)
 安城 ▲→△

この結果、今年末時点での認市度(全国790市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年([86850])からの増減は下記のようになりました(竹田市の誤り([88756])は補正済み)。

 ◎:2(±0)、○:120(+2)、●:261(+2)、△:52(±0)、▲:265(-3)、×:91(-1)


さて、新春早々から「戦国市盗り合戦」第二陣が始まります。領地争奪戦で「見えない敵」と戦うことが増えた分、プレッシャーはさらに増すことになりそうですが、実際の戦術の方向が見えてくるのは、やはりある程度戦況が進んでからということになるかもしれません…。
ところで「猿」にゆかりの戦国武将といえば、やはり太閤秀吉ですね。

♯タイトルの意味は、ある年代以上であればすぐぴんと来るでしょうが…(過去に何回か書き込んでいます)。
[89276] 2015年 12月 12日(土)23:12:14伊豆之国 さん
次は「前後」に停まります。
[89268] オーナー グリグリ さん
「反対語(地名)コレクション」いよいよスタートとなりましたね。私の過去ログ([83043])も一役買ったようで、誠に恐縮ですが…
さて、このコレクションにも載せられている、愛知県豊明市の「前後」駅。実は先の「秋休み」の「戦国市盗り合戦対策ツアー」([88822])で
桶狭間を後にして、【中京競馬場前駅から】再び名鉄電車に。岡崎の宿がJR岡崎駅のすぐ近くにあるため、鈍行しか止まらない「岡崎公園前」で降り
とざっと書いたのですが、実際に乗ったコース(電車)をここで詳しく書くと

「中京競馬場前」で各駅停車に→次の「前後」で急行に乗り換え→「新安城」で1本前の各駅停車に追いついて乗り換え→「岡崎公園前」で下車

というルートだったのでした。この「前後」は駅付近の地名で、こちらに地名の由来も書かれている記事があり
説1:間米村の前の郷にあたるから「前郷(ぜんごう)」→「前後」(本命説)
説2:桶狭間の戦いの後に兵の首が前後にころがっていた(たぶん俗説)
また、「前後」駅について
名鉄電車の急行は一部が前後駅に停車。その列車は「急行(前後停車)」と表記されたりするので「前後駅」を知らないと戸惑うかも
とあります(この記事は10年ほど前にUPされたようで、現在は「前後」駅には全ての急行が停車)。

「反対語」の駅名というと、まず最初に「時刻表」で覚えたのが、福塩線の「上下」駅。一方、松浦線(現在は「松浦鉄道」)には「左石」という駅があります(私はどちらも未踏)。この「左石」という駅名、初めて見たときはどうしても「左右」と見間違えてしまいそうです。実は「右」ではなくて「石」だったとは、脱力感が…。後になって、越前海岸を走るバスに「左右」という場所があることを知って…。
「前後」という駅も、時刻表の「名古屋近郊拡大図」を見て、見つけたのでした。

♯明後日は赤穂四十七士討ち入りの日ですが、そのうちの一人・大高源五は、秋休みに訪れた「日間賀島」([88822])にゆかりがあるとか。まさか自らの領地の目と鼻の先に「刺客」が潜んでいたとは、上野介も…。
[89250] 2015年 12月 5日(土)19:22:03【1】伊豆之国 さん
クイズの答え
オフ会クイズ「ここはどこ」ですが、見てすぐわかったのは16番ただ一つ。「中央市を通る」Freeway、○○基地(今は△△△スタジアム)を追い越し…。あとは白桃 さんの人口ヒント([89238])で半分くらいは薄々わかってきましたが、「南の島」とか「北の草原」とか、私には全然関心がないような場所はもうお手上げです…。

さて、[89138]で自作した「氷見オフ会記念一番勝負」、もうだいぶ経ちましたのでここでお開きとし、採点と共通項を発表いたします。
【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
その共通項とは、[89167]で出した
▲第二ヒント(アナグラム):雷の日と(かみなりのひと)
 を解凍すると
「ひ」か「み」の隣(ひかみのとなり)
ということで…

[89168] 白桃 さん …金メダル
問X:香川県まんのう町
[89179] N さん …銀メダル
問X:和歌山県白浜町

いずれも大正解です。
共通項は、「ひらがなの『ひ』か『み』の付く市町村に隣接する町村」でした。
該当しない町村の例とした湧水町は、「ひ」に濁点が付いた「え『び』の市」に隣接していることからです。
この問題は、十番勝負で物議を醸した、「第39回・問二」(「う」か「み」に隣接する市)の、氷見オフ会にちなんだいわば「パロディ版」だったのでした。
「ひ」のつく市町村は、茨城県ひたちなか市と北海道新ひだか町の2つだけ。「み」の付く市町村は、7市6町ありますが、そのうちつくばみらい市とみどり市は周りを全て市に囲まれているため、該当する町村がありません。
想定解となる町村は次の27町・7村です。なお、県名のない町村は同一県内にあるものです。

対象市町村隣接する町村
北海道新ひだか町新冠町、浦河町、大樹町、中札内村
茨城県ひたちなか市大洗町、東海村
茨城県かすみがうら市阿見町、美浦村
群馬県みなかみ町中之条町、高山村、川場村、片品村、新潟県湯沢町
埼玉県ふじみ野市三芳町
千葉県いすみ市一宮町、睦沢町、大多喜町、御宿町
愛知県みよし市東郷町
和歌山県みなべ町印南町
和歌山県すさみ町白浜町、串本町、古座川町
徳島県東みよし町つるぎ町、香川県まんのう町
福岡県みやま市熊本県南関町、同・和水町
福岡県みやこ町香春町、添田町、築上町、赤村
佐賀県みやき町上峰町、吉野ヶ里町、福岡県那珂川町

阿見町と美浦村は、共にかすみがうら市とは霞ヶ浦の湖面での隣接です。みやま市は、県内で隣接しているのは全て市で、隣接している町はいずれも隣県です。

[89240] デスクトップ鉄 さん
「引越しセンター」と「鬼太郎」とは直接連動していない、というお説、ありがたく拝見いたしました。
「越前武生」という新駅名、頭に付く「越前」は「市名」「旧国名」のどちらに解釈したらよいのでしょうか
([74402])と同様、言わば「灰色」、というか「玉虫色」の領域なのかもしれませんが。

例えば長岡は、新潟県の長岡はそのままで、あきらかに格が低い近江長岡だけ国名を冠した
「長岡」と来ると、どうしても「伊豆長岡」に反応してしまいそうです…。となると、レスが恐ろしく長くなりそうな気もするので、これは「暇があれば」、と言うことになりそうですが。

♯今晩のTVの旅番組で、氷見漁港が出てきて、「寒ぶり三昧」も紹介されていましたが、私が二昔余り前に訪れたとき、「」という銘柄の地酒が観光ガイドブックでも紹介されていました。この「曙」は今も作られていることが蔵元のHPからわかりましたが、それが果たして今回のオフ会、二次会の酒宴に出てきたのか、少々気になります…。
[89215] 2015年 11月 28日(土)18:24:29伊豆之国 さん
旧国名駅
[89191] 他 デスクトップ鉄 さん
オフ会の「駅名クイズ」の問CとD、一言で言うと完敗でした…。どちらも時間切れでGive Up。問CはN さんのお膝元に思考回路を遮られ、問Dは全然違う方向を見ていました(十番勝負のようにヒントが出て、共通項がある程度見えていたらまず「長岡」と答えたでしょうが)。旧国名を冠する私鉄の駅が予想以上に多いのには正直言って驚きました。旧国鉄から第三セクターになった路線で一斉に旧国名を外した路線もいくつかありましたから…。

さて、[89191]でリンクされていた「旧国名駅」の力作、拝見させていただきましたが、(JRにある駅ももちろん含めて)旧国名部分を外した「本体」(基本地名)の部分と同じ(表記の)駅名が「なし」となっている駅の中には、旧国名駅の「本体」の部分が「異字同音」や「異字類音」(濁点の有無など読み方の違いが小さいもの)、その他紛らわしい駅名が他にあって、それとの混同を防ぐために旧国名を冠したものが結構あるように思えます。異字同音駅の例では(関東・東海地方を見ると)

旧国名駅路線基本地名同音単独地名の駅名・路線名備考
武蔵境中央本線堺(南海電鉄本線)(注1)
上総松丘久留里線松丘松岡(えちぜん鉄道勝山永平寺線)
下総橘成田線立花(東海道本線)
下総豊里成田線豊里豊郷(日高本線、近江鉄道本線)
常陸大子水郡線大子醍醐(奥羽本線)
甲斐常葉身延線常葉常盤(宇部線、京福電鉄北野線)
伊豆仁田伊豆箱根鉄道駿豆線仁田新田(にった、東北本線)
三河川合飯田線川合河合(水郡線)、川井(青梅線)
尾張森岡武豊線森岡盛岡(東北本線)
伊勢治田三岐鉄道三岐線治田八田(関西本線)
伊勢八太名松線八太波田(アルピコ交通)「波田」は以前は同音の「波多」

※開業年代が新しく、同音駅回避の理由にならないと思われるもの(例・京都市地下鉄の「醍醐」)は含まず。
(注1) 武蔵境はかつては「境」駅を名乗っていた。「境」という駅名は、他に奥羽本線(現・羽後境)と境線(現・境港)にもあったが、大正8年(1919)に「武蔵境」と同時に3駅一斉に改称されている

…ざっと調べてみましたが、JRの旧国名駅の「本家」の駅が私鉄にある、というのが意外に多くあるようです。「境」の場合は相手が私鉄とはいえ「屈指の大都会」である堺にはさすがに遠慮したのでしょうが、「本家」が地方の中小私鉄にあって特に大きな駅でもないのに国鉄が「頭を下げた」理由が知りたくなります。
♯「伊勢治田(はった)」と「伊勢八太(はた)」、読み上げてみると実に紛らわしいですねぇ…。私はいずれも最近までこの両駅の駅名の読みを間違って覚えていました…。

また、山陰本線の島根県内、「大田市」「江津」「益田」は、以前はいずれも旧国名を冠した「石見大田」「石見江津」「石見益田」という駅名でした。「石見大田」は東武伊勢崎線と琴電琴平線にある「太田(おおた)」、「石見江津」はかつて北陸本線の直江津~谷浜間(現在は「えちごトキめき鉄道」)にあった「郷津(ごうづ、昭和44年廃止)」という類似した読みの駅との混乱防止と思われ、「石見益田」は東北本線の「名取」駅がかつて「増田」という駅名だったための同音回避と思われます。「江津」と「益田」は、いずれも類似駅の廃止又は改称によって混乱の恐れがなくなったために、旧国名を外して現在の駅名に改称されています。

それと、デスクトップ鉄 さんへの「業務連絡」として、この落書き帳の場を借りるのはどうかとも思うのですが、「旧国名駅」の表でやはり「本家」の駅の欄が「なし」となっている駅の中に、明らかに「本家」の駅があったと見られる駅がいくつか見つかりました。駅の存在を示す資料もそろっていたので、リンクも表示しておきます。

旧国名駅路線基本地名駅があった路線名廃止年月日関連記事備考
三河槙原飯田線槙原越後交通長岡線1975.4.1長岡鉄道案内(1916)…(注2)
越前薬師越美北線薬師井笠鉄道1971.4.1[80938]井笠鉄道沿線図現在の地図
讃岐財田土讃線財田西大寺鉄道1962.9.7[72157] hmt さん財田駅の写真(両備グループHPより)
伊予大洲予讃線大洲静岡鉄道駿遠線1970.3.31静岡鉄道駿遠線駿遠線資料館

(注2)…P80に「槙原停留所」の文字、P82の運賃表にも「槙原」の駅名があり。

「財田」の読みは「さいでん」であることが、引用した「両備」のHPの写真からわかります。「大洲」の読みは、「おおす」と思われます(wikiより)。「薬師」駅があったのは、先の五番勝負の問五のヒント([89038])でリンクした井原市の地図を見て、その昔鉄道雑誌で見た覚えがあったのを思い出したものでした。
なお、旧国名に準ずるものとしては、上信電鉄の「上州七日市(なのかいち)」と、前出の井笠鉄道にあった「七日市(なぬかいち)」のケースもありました。「大和二見」など3駅(「二見」…三重交通神都線…[86351],[86363],[86366] hmt さん)のケースは、デスクトップ鉄 さんの表で「除外」としている路面電車が絡んでいる例でした。

[89209] デスクトップ鉄 さん
新花巻と三河安城がそうですね。在来線どうしでは、浜川崎も。かつては石巻、尼崎(尼崎港支線との乗継)も改札外だった
[89211] N さん
在来線だと折尾もそうですよね
かつては「宇美」駅も仲間でした([75180] )…。
[89167] 2015年 11月 26日(木)01:27:30伊豆之国 さん
オフ会クイズですが…
[89158] デスクトップ鉄 さん

「お家芸」の領域のはずなのですが、すぐに答えろ、となると無理ですねぇ…。とりあえず直感でわかったものだけ。

問A:清水(東海道本線)
問B:石和温泉(中央本線)
問E:上毛高原(上越新幹線)

問Cと問Dはいまいち詰め切れていません…


♯ついでに私が出したクイズ([89138])。誰も反応していないので…
【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
▲第二ヒント(アナグラム):雷の日と(かみなりのひと)
▲第三ヒント:十番勝負「第39回」にある類題を思い起こせば共通項が見えてくるでしょう。
 
 
[89140] 2015年 11月 23日(月)15:27:50伊豆之国 さん
クイズ一番勝負
[89138]
悔しいことに全く反応することができません
と書いたのですが、[89125] k-ace さんのほうは閃きました。

問A:和歌山県新宮市
[89138] 2015年 11月 23日(月)10:10:38伊豆之国 さん
氷見オフ会記念一番勝負(私も作ってみます)
[89125] k-ace さん
[89126] 桜トンネル さん
お二方のクイズ、悔しいことに全く反応することができません…。
そこで私も対抗?してクイズを作ってみました。

【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
   
 ▲ヒント…十番勝負に類題がありました。「市」では水戸市、日光市も該当します。
[89119] 2015年 11月 21日(土)21:12:25伊豆之国 さん
第四回クイ図五番勝負を振り返って~Fortune Cookie~
[89099],[89102] N さん
[89101] いろずー さん
「落書き帳の苗字ネタ四天王の一角」を自称していた私でしたが、お二方に完全に出し抜かれましたので…。とりあえず少しだけレスを。

[89099] N さん
千葉 千葉(86) 千葉って苗字多いんですね
「千葉」さんは、東北地方、特に岩手・宮城両県に非常に集中している苗字で、この両県ではベスト10に入るメジャーな苗字です[74027]。ルーツの県である千葉県を含め、東北からの移住者が多いと見られる首都圏でも100位前後に入っていますが、東海・甲信越以西では200位内に入る県は一つもありません。三重県人のN さんが驚かれるのは無理もないと思います。

新潟 村上(35) 村上の一強
「村上」さんの分布については、[68949]で書き込んでいますが、全国で最も「村上さん率」が高い地域が、「村上水軍」が活躍した愛媛・広島両県の間に浮かぶ芸予諸島と、それを挟んだ両県の東部沿岸地方。大規模合併が行われたため、特徴が見えにくくなっているのですが、旧市町村別で見ると、瀬戸内海の島にあった町村には、人口の1割以上が「村上さん」というのもいくつかありました(こちら)。一方、村上市がある新潟県には非常に少なく、「村上」さんがベスト200に入らない5県の中に入っており、「村上さん率」は沖縄を除くとなんと全国最下位!でした。

[89101] いろずー さん
「菊地」姓は96位なので地派と池派はほぼ五分五分
「きくち」さんー「菊池」と「菊地」の分布とその違いについては、[71948] で詳しく書き込んでいます。どちらも東北から北関東に多く見られる苗字ですが、県ごとにどちらのほうが多いか、はっきり違いがあるのが面白いところです。「菊池」氏の発祥地である熊本県には案外少なく、なぜこの苗字が東北に広まったことについては、謎が多いようです。一方、「きくち」さんが少ない西日本にあって、愛媛県だけは八幡浜市を中心に「菊池」さんが多く見られるのは、宇和島藩主だった伊達氏と何かの関係があるのでしょうか([71955] 小松原ラガー さん)。

[89102] N さん
小豆島さん(25457)が居るのに驚きました
「小豆島」という苗字は、全国に150人ほどという稀少な苗字ですが、小豆島がある香川県にはなく、遠く離れた岩手県に全国の約半数が集中し、更に県内ではそのほとんどが大槌町に固まっています。読み方は「しょうずしま」と「あずしま」があるようで、「小豆嶋」と書く人もいるようです。讃岐の小豆島とは無関係であるような気がします。

♯「苗字と市名」の話はこれくらいにして、ここからは本題の「クイ図五番勝負」の感想文を。
「クイ図」には私もやはり「とっつきにくい」と「苦手意識」があるのは、白桃 さん([89096])がおっしゃっていることと共通かもしれません。今回もまたまたスロースタートとなってしまいました。
では、今回も解答順に。

問三~から竹の浮名の下に枯れ果てし 君が心は大和撫子~
開始から三日目になって、ようやく最初にわかったのがこれ。お題と答えの出方から、「どこかで見たことがある!」。十番勝負・第28回の問一、「渚百選」。町村でもOKということで、先の「秋休み」の道中で、近くまで(同じ町内の反対側の島)来ていながら結局たどり着けなかった([88822])、唐人お吉が生まれ育った([79575])「明治の名邑」([81533] hmt さん)の、幼いお吉がいつも見ていたであろう浜辺。…その昔、十番勝負のときの誰かさんと同様、かの「幻の市」を書きそうに…。
第一ヒント、惜しくもJ2に逆戻りしてしまったクラブのお膝元にあるこちらのほうがよさそうですが…。名(迷)キャラクターが出迎えてくれます…。

問一~地名に残る井田是政~
「橋」関係であることはすぐわかっていたが、お題と出てきた答えの場所をStreet Viewで見ていると、どうやら橋のタイプに共通点があるようだ。いろいろと調べているうちに「斜張橋」という形式であることがわかった。Wikiから調べたり、Street Viewで東京近郊からいくつか候補らしきものも見つかったが、この橋のタイプを調べるために資料としたのは、やはり「日本橋梁建設協会」のHP。他に建設会社の施工実績などにもいくつか当たった。「橋梁建設…」のHPから、タイプ別の写真を集めたこちらのページを見ると、見覚えがある橋がある。実は多磨霊園への墓参のときの「裏技」ルートとしてよく使っていて(こちら)、渡ったことがよくある多摩川の橋。一口に「斜張橋」といっても「柱」の形状や本数などいろいろバリエーションがあること、「もどき」もあったこと([89094] MasAka さん、他)とは知らなかった。

問四~まきおきし菩提の種は後の世の 頼みなりけり田子の浦びと~
郵便局関係とはすぐわかるが、郵便番号などいくつか当たったが共通項が掴めず。第一ヒントには大笑いした。「たから」「くじ」と読める。「宝くじを売っている郵便局」。郵政のHPで検索すると、「超・ご当地」(もっとも最近まで隣の村でしたが)に見つかって、白桃 さん([89096])同様、大はしゃぎした。「田舎の郵便局」がやたらに目立っていた([89096])のはやはり「訳」があったのだった。

問五~Fortune Cookie~
こちらは「お寺」関係だが、「文化財」関係だとも思ったが外れ。こちらも第一ヒントから「薬師如来」。NGのものは「ご本尊ではない」とわかり、「ご本尊が薬師如来」であるお寺だと。ここのところ「目」の衰えが目立ち始めたこともあり([88312])、「遠州三山」の一で「目のお薬師さん」として親しまれ、私も17年前にお参りしたことがある「油山寺」を。十番勝負での「静岡県全市正答」の野望達成([88030])に向け、十番勝負で未解答の市を答えることで、格好の「予行エンシュウ」になったのでした…。

問二~鯛や平目の舞い踊り~
最後に残ったのがこれ。「船」関係であることだけははっきりわかるが、共通項がさっぱり。第二ヒントまできてようやく「どこにも寄らない」→遊覧船か、と気づく。安全そうなところから、思い出深い場所でもある安房小湊の「鯛の浦」に。…「超・ご当地」のこれ([83026])は、隣の隣の町にある「お猿の楽園」に上陸するコースがあるから、お題の紀伊勝浦(「(本物の)鯨に会える町」にも寄る)と同じなのでNGなのだろう。

♭今回の選曲は次の通り。
問三:お吉の生き様に同情した新渡戸稲造が詠んだ和歌(下田市・宝福寺HPより)。
問一:武蔵府中郷土かるたの「ち」の札。
問四:「伊豆の横道(よこどう)」と呼ばれる伊豆半島南部33観音巡りの霊場・第9番で、親父の実家の菩提寺でもある、西伊豆町田子にある「正法院」のご詠歌。
問五:この選曲の意味がわからない人は、[76154]こちらにヒントが隠されています…。
問二:この近辺の海にはヒラメはいるのでしょうか?

♯明日からの氷見オフ会には行けない身ですが、今日デパ地下でセールで売っていた魚に「氷見産」のヒラマサが…。迷わず買って、夕飯の酒の肴に…。
[89091] 2015年 11月 15日(日)22:21:22伊豆之国 さん
本町駅
[89084] ぺとぺと さん
「ほんちょう」と「ほんまち」の全国分布について調べてみました
この「駅名バージョン」を作ってみました。
対象になるのは、「本町」を含む鉄道駅名で、こちらを見ると、26駅がヒットしましたが、近鉄の「大阪上本町」駅と改称前の「上本町」がダブっていることと、「○本+町」タイプである「岩本町」(都営新宿線)・「杉本町」(阪和線)もヒットしているため、これらを除外すると、下記の23駅がありました。

駅名路線名所在地読み付近の地名備考
本町大阪市地下鉄御堂筋線大阪市中央区HM本町
本町三丁目伊予鉄市内線(本町線)愛媛県松山市HM本町路面
本町四丁目同上同上HM同上路面
本町五丁目同上同上HM同上路面
本町六丁目同上同上HM同上路面
板橋本町都営三田線東京都板橋区HC本町
市川本町身延線山梨県市川三郷町HM
大阪上本町近鉄大阪線大阪市天王寺区HM上本町(うえほんまち)中央区「上本町西」も
小野本町島原鉄道長崎県諫早市HM
上本町富山地鉄市内線富山県富山市HM上本町(かみほんまち)路面
江津本町三江線島根県江津市HM
堺筋本町大阪市地下鉄堺筋線大阪市中央区HM本町
桜本町名古屋市地下鉄桜通線名古屋市南区HM桜本町
三田本町神戸電鉄三田線兵庫県三田市HM
膳所本町京阪石山坂本線滋賀県大津市HM
豊田本町名鉄常滑線名古屋市南区HM
日吉本町横浜市地下鉄グリーンライン横浜市港北区HC日吉本町
藤沢本町小田急江ノ島線神奈川県藤沢市HM本町町名は「HC」
二俣本町天竜浜名湖鉄道浜松市天竜区HM
府中本町南武線東京都府中市HM本町
舟入本町広島電鉄市内線(江波線)広島市中区HM舟入本町路面
吉原本町岳南鉄道静岡県富士市HC
与野本町埼京線さいたま市中央区HM本町東・本町西

【注】
「読み」「本町」の部分のみ、HC=「ほんちょう」、HM=「ほんまち」(「もとまち」その他の読みはありませんでした)
「付近の地名」「本町」を含む地名が駅付近にある場合(必ずしも「駅の住所」とは限らない)のみ表示。空欄になっているのは「本町」を含む住所地名(大字以上)がないもの

この表を見ると、「本町」の付く23駅のうち、「ほんちょう」はわずかに3駅のみで、駅名の上では「ほんまち」が圧倒的に優勢であることがわかりますが、そもそも「本町」の付く駅の分布自体、「本町」の読み方の東西境界線([89084] …静岡県が富士川を境に見事に分かれていたり、サンプル数が少ないとはいえ長野県が「西」型の「ほんまち」が優勢であるなど、なんだか電力の周波数の境界線と似てますねぇ…)の西側が16駅、東側が7駅と、伊予鉄の「4連続」を考慮に入れても「西」のほうがずっと多いので、「ほんまち」の圧勝というのも頷けます。一方、「ほんちょう」が「西」に一つもないのに対し、「ほんまち」は「東」にも進出していることもわかります。藤沢市の「本町」の読みが駅名と地名で異なっている([49263] KMKZ さん)のは、どちらかが間違えたか、よくありがちな「読み方の揺れ」([85709] hmt さん)の類なのでしょうか。
「本町」の住所地名が駅の近くにない、というのが結構あったのも意外でした。通称地名であるか、又は「本町」の地名が消失したからか、どちらかではないかと思われます。
ともあれ、「本町」の読み方の違いが、自治体としての「△△郡○○町」の読み方とは全く逆に近い分布になっているのは面白いと思いました。一般の都市地名としての「△△市(区)○○町」の読み方の違い、これを調べるのは大変な作業になりそうですが、果たしてどうなのでしょうか?
ちなみに駅名では、だいぶ古い時期のものですが、「本町」の例と同様、「○○まち」が「○○ちょう」より優勢、というデータ(「時刻表名探偵」([87207]) …昭和54年、当時の旧国鉄の駅名)があるようですが…。

[89087] 星野彼方 さん
猫鼻の湯は湯原温泉にある温泉施設の名前のようです
どうやら昔は猫鼻温泉として姫川沿いにあったようですが、平成7年の水害で被害を受け、その場所での再開をあきらめ、現地で再開したもののようです
そういう特別な事情があったのですね。
この件についてはNGということ、了解いたしました。
ご教示ありがとうございました。

♯五番勝負の感想文は、また暇ができたときに書き込もうと思っています…
[89083] 2015年 11月 14日(土)20:20:35伊豆之国 さん
Cat's Nose Spa
「クイ図五番勝負」、「参加賞」で尾張にならず何とか完投できましたが、やはり結果は入賞なし、総合順位16着と散々。それでも「十番勝負」ではできない「超・ご当地」(といっても最近まで隣の村でしたが)を答えられて、何とか面目だけは…。

さて、只今見ているTVの旅番組(こちら)から。
長野県小谷村の「猫鼻の湯」という名の日帰り温泉が映像に出てきました。
「Mapion」では見つけられませんでしたが、「Google Map」で見ると「猫鼻の湯」の場所が表示され、付近の遠望写真(「湯原猫鼻温泉」表記)もありました。
>星野彼方 さん
五番勝負が終わりましたら、コレクションに登録していただけるかどうか、ご検討をお願いいたします。
[89068] 2015年 11月 10日(火)23:50:50伊豆之国 さん
五番勝負
[89049] 2015年 11月 8日(日)15:21:22伊豆之国 さん
五番勝負
[89040] 2015年 11月 7日(土)21:57:14伊豆之国 さん
五番勝負
問四:静岡県西伊豆町

ヒントはそういう意味だったのですか…
「超・ご当地」に見つかりました。

[89038] オーナー グリグリ さん
寛大な措置をいただき、ありがとうございました。
[89037] 2015年 11月 7日(土)15:58:11【1】伊豆之国 さん
五番勝負
問一:東京都府中市/東京都稲城市

【※解答部分には手をつけず追記】
こういった場合では、このような丁寧な表現にしてよいのでしょうか?
[89003] 2015年 11月 2日(月)12:00:04伊豆之国 さん
五番勝負
…いやぁ、「まだ十番勝負より易しい」なんてとんでもない!今回は「参加賞狙い」で尾張賀茂…

問三:愛知県南知多町

「秋休み」にはここまでたどり着けませんでした。
[88891] 2015年 10月 13日(火)22:27:23伊豆之国 さん
三分坂
[88886] あきすて さん
ずいぶんと久しぶりですね…

さて、
3分の読みは、十進だと"さんぶ(sambu)"、六十進だと"さんぷん(sampun)"と変化するところに面白く感じてます
この「分」の読みに関連して、以前から度々引用させていただいている「江戸の坂 東京の坂」(横関英一氏著・昭和45年初版…[83731])という本の中に、「三分坂と江戸銭値」と題して、東京・赤坂にある「三分坂」の読み方と、江戸時代の金銭価値に関する記事が紹介されていました。
この記事によると、「江戸名所図会」や、明治末期に東京市により編纂された「東京案内」などの地誌でいずれも「三分坂」に「さんぶざか」と読み仮名を振り、「東京案内」では「急坂なのでここを通るときに車力賃三分を割り増しした」といった説明文が付けられています。しかし、横関氏は「三分坂」を「さんぶざか」と読むのは明らかに誤りだと断定し、その根拠として「江戸時代に『三ぶ』と言えば金一両の4分の3にもなり、(この本が出版された当時では)2万円に相当する大金で」、「近道するためにたかがこのくらいの坂を上るくらいでそんなにお金を取られることなど絶対にありえない」として、「『三分』は「さんぶ」ではなくて『さんぷん』と読むべきであり」、「『三ぷん』とは『銀一匁の10分の3』」、つまり「分(ふん)」とは
(3)重さの単位。一匁の十分の一。0.38グラム
([88888] オーナー グリグリ さん)のことで、「金一両を銀60匁として、『銀三分』は20文に相当し、(出版当時では)せいぜい100円程度に過ぎない」とし、その後に江戸末期の諸物価との比較や、「もし『三ぶ坂』が正しいとしたらどういうことになるのか」といったくだりがかかれ、また江戸時代に著された書物をいくつか紹介し、いずれも「三分」に「さんぷん」と読み仮名を付けていること、「三分ン坂」「銀三分」と表現して「金三ぶ」と間違えないように親切に書いている例があることなどいくつか例証を挙げ、最後に文化年間に詠まれた

 秤目に積もりて見れば銀世界 三分坂に足らぬ初雪

という狂歌を紹介して、常識から見ても「三分坂」は「さんぷんざか」でなくてはならないと「ダメ押し」を加えています。

…「初雪」といえば、もう北海道では平地でも初雪の便りがちらほらという時季になって来ましたが、一昨日、「富士山で初冠雪が観測された」というニュースがありました。3週間ほど前、三保の松原から見た富士山は、山頂にも雪がなくて黒々とした印象でしたが([88822])、今朝の出勤途中の電車の窓から見えた富士山は、すっかり雪化粧していました…。
[88885] 2015年 10月 12日(月)20:10:38伊豆之国 さん
実質「市」
[88883] 白桃 さん
「町」から「昇格」した三つの自治体はさて、どこ(石川)、どこ(徳島)、どこ(長崎)でしょうか?


その町とは…
石川県:今頃がまさに「旬」の果物が前に付くと、初夏の花に変身します。
徳島県:「色名&植物名」の字が付きます。
長崎県:名古屋市某区とは「姉妹都市」(?)です。

…いかがでしょうか?

滋賀の12
滋賀県で唯一「市の地位を剥奪される」市は、「天下分け目の関ケ原」のお隣、新幹線が停まる市ですね…。

♯遅くなりましたが、
[88860] N さん
[88862] かぱぷう さん
ご当地ならではの情報をいただき、ありがとうございました。
[88846] 2015年 10月 4日(日)21:12:10伊豆之国 さん
西鉄福岡市内線
昨日の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組で、「福岡と鉄道~発展を支えた天神の市電・西鉄大牟田線・新幹線」と題して、福岡市の鉄道の話が放映され、番組ではその森田氏が故郷・福岡に「帰郷」し、「2本の市電が敷かれ、更に西鉄電車のターミナルにもなったことで急発展した『天神』」「市電の線路跡の面影が残っている場所」「かつて大牟田線で活躍し、今は廃車解体を待つ電車(最近まで宮地岳線→貝塚線で走っていた『313型』)」「通勤新幹線・博多南線」などの映像が出てきました。
番組の中では、「博多駅が現在の位置に移ったのは昭和30年代になってからで、その当時はまだ田園地帯の真っ只中だった」という話も出ていました。「博多駅は移転した」ということは、その昔どこかで見た記憶はあったのですが、それが本当のことだった、ということがここで初めてわかったのでした。

…福岡市内線の全廃は、昭和54年。私が初めて九州、そして福岡市を訪れたのはその9年後だったので、もうその頃には「市電」の面影はほとんどありませんでした。
私も頻繁に出入りしている「鉄」系ブログから、廃止直前の福岡市内線の写真と記事をリンクしておきます。その1,その2,その3

>ご当地「福岡熱愛」のかぱぷう さん、遠慮なく反応をどうぞ…。
[88822] 2015年 9月 25日(金)20:47:21伊豆之国 さん
白金週間道中記【戦国市盗り合戦戦術大研究 & 南セントレア市訪問】
先の「白金(※)週間」の後半、21日から2泊3日の東海地方遠征から無事帰還。「谷間」の2日間は「完全休養日」に充てます。

今回の道中は、先の十番勝負「戦国市盗り合戦」で、序盤の戦術失敗から支離滅裂になってしまったことを受け、「戦国市盗り合戦・必勝戦術大研究(というにはあまりにも大袈裟ですが…笑)」と銘打って、東海4県を回ってきたのでした。
「戦国の合戦」と言えば、何と言っても「天下分け目の関ケ原」。と言うことで、まずは新幹線と東海道線を乗り継いで関ケ原へ。関ケ原町は、町を挙げて「町丸ごと古戦場」のイベントが今まさに開催中。駅前で案内地図をもらい、今は小公園になっている、徳川家康の最終陣地跡を見てから、町立資料館で事前知識を仕入れ、古戦場歩き。時間と体力の制約もあり、平地部を中心に要所を回ることに。こうした要所には石碑が建ち、道案内の標識も整備されていて、道に迷うことは余りありませんでした。田園の真ん中にある「決戦の地」と伝えられる場所を見てから、小高い山の上に築かれた石田三成の陣地跡に。展望台では、各軍の陣地の配置が描かれた地図を指差しながら、小早川秀秋に扮した女性ガイドが丁寧に説明。「よく言われるように序盤は西軍が優勢、陣地の配置でも高台に構えた西軍のほうが、平地に構えた者が多かった東軍よりも戦う上でも圧倒的に有利。海外の軍事研究家も、『これでなぜ西軍が負けたのか不思議』だと言う」「秀秋が寝返った真相と、毛利は動かなかったのではなく動けなかった」「西軍には『豊臣家への恩義』で参戦した人が多く、総大将の三成には内心嫌悪感を持っていた者も多くて、『日和見』で東軍に内通していた武将が多かったのも敗因の一つらしい」等々、中には既に知っていたこともあったものの、結構面白くて聞き入ったのでした。それから合戦開始の場所などを回った後、「関ケ原合戦」とは直接関係ないものの、「鈴鹿」「愛発」([87452],[87455] hmt さん)と共に古代の「三関」の一つに数えられた「不破関」跡の資料館へ。この「不破関」が飛鳥時代の「壬申の乱」に関係していたことは、初めて知りました。
それから2駅戻って大垣に。「時間があれば」と思っていた大垣城は結局パス、存廃問題が浮上しているらしい養老鉄道([87991] 山野 さん)に乗り換え。近鉄時代に養老から桑名まで乗ったとき以来、30数年ぶり。多度駅で降り、「木曽三川公園」([82265] hmt さん)に向かう予定だったのですが、バスはおろかタクシーもない!駅前の商店案内の地図にあったタクシー会社は、廃業していたのでした。桑名(旧市街)のタクシー会社に電話しても、どこも出払っていて、いつ来るかわからない…。「ご当地のN さんから情報を仕入れておくべきだった…」と唇を噛む。そこで頭を切り替え、「多度大社があるではないか!」と神社まで歩くことに。しかしこれが結構な距離。バスもあるとわかったのですが、バス停を見るとこの時間帯にはなく、歩いて行くうちに疲労感も増し、参拝を終えて駅に戻ったときには、40分間隔という電車の出発間際だったのでした。桑名からは、近鉄と名鉄を乗り継いで、初日の宿がある半田市へ。これで未踏市を1つ減らしたことになりました。

翌朝は、半田市内を回ることに。童話作家・新美南吉の記念館が最寄り駅から遠く、泊まったホテルも駅から遠かったため、まずタクシーで、運河沿いに立ち並ぶ蔵を行きがけに眺めてから、その記念館へ。その道筋には南吉の生家も公開されていました。それから赤煉瓦の元ビール工場でタクシーから降り、内部を見学。その後は町並み歩き。紺屋海道を通り、うら寂れた感じが色濃いJR半田駅前に保存されているSLを見て、名鉄知多半田駅へ。ところで、半田の街を歩いていると、「榊原」さんが非常に多いことに気づきます。「お名前博士」として知られた佐久間英氏の本を見て既に知っていたことでしたが、佐久間氏によると「市内南部の成岩の城主だった榊原氏が善政の誉れ高く、『榊原』の姓を名乗る人が増えた」とのことで、現在でも成岩地区では人口の10数%、旧半田地区でも1割近くが「榊原さん」、というようです。ちなみに新美南吉の「新美」さんも半田市に多い苗字で、市内トップ4に入るメジャーな苗字になっています。
5年前に行けなかった南知多方面([76354])を目指して、知多半田駅から名鉄で、終点の河和駅まで乗り、連絡バスで港に出て、高速船で日間賀島へ。東側の港で船を下りて島に入ると、島の特産らしい「蛸」のモニュメントが歓迎も、とにかくいきなりびっくり、恐るべき観光客の人波が…。名古屋方面から手ごろな日帰り行楽コースとあってか、真夏並みの暑さも手伝って、まさに芋を洗うような大混雑になったのでした。棚田のような地形の狭い土地、迷路のような細い路地に民家が立ち並ぶ風景は、まさに親父の田舎・西伊豆町の田子([83026])の町並みを思い起こす光景。けれどもその迷路のような町並みで、目的の場所に行くのに何度も道に迷い、地図を見てもどう行ったらよいのかわからず悪戦苦闘。ようやく見えたのが島の東端近くの神社。それから何とかいくつかの寺院にお参り、素朴な漁村風景に、「ここが『南セントレア市』にならなくてよかったなぁ」と思ったのでした。それから島の中央近くにある資料館を見て、西側にあるもう一つの港へ。当初の計画では、島への行きか帰りかどちらかで知多半島の南端、師崎の港までバスに乗る予定にしていたのですが、島の大混雑と、道に迷って時間を費やしたこともあり、道路も渋滞しているかもしれない、と諦めて、行きと同じ高速船で河和に戻ることに。港にも乗船待ちの大行列、臨時便まで出る混雑振りだったのでした。
河和からは名鉄で、2日目の宿を取った岡崎へ向かうことに。台湾にも同名の駅があると言う「富貴」駅([85241])で特急に乗り換え、更に神宮前で豊橋方面に乗り換えたのですが、「中京競馬場前」でいったん下車。もちろん「ほとんど無関心」の競馬ではなく、目指したのはすぐ駅の南側にある「桶狭間古戦場伝承地」の小公園。「桶狭間」の地名は名古屋市側にあるのですが、この「伝承地」の所在地は豊明市。現在、豊明市には「桶狭間」の地名はないようですが、この公園には、昭和16年に立てられた史跡指定の標柱や、江戸時代の文化年間に立てられた石碑もあり、「桶狭間」の地名はもっと広い地域をさしていたような感じがします。今では一帯には住宅地が広がっていて、往時を想像するのも難しいのですが、名古屋市側にも「古戦場公園」があり、あるいは名古屋市と豊明市の間で「本家争い」があったような気もするのですが、過去ログを見てもそのような記事は見当たらず、果たして真相はどうなのでしょうか?
桶狭間を後にして、再び名鉄電車に。岡崎の宿がJR岡崎駅のすぐ近くにあるため、鈍行しか止まらない「岡崎公園前」で降り、隣接する「中岡崎」駅から愛知環状鉄道で岡崎駅へ。駅が中心市街から遠く、しかもホテルは「裏口」の西口側で、駅前は閑散。チェックインの後、夕食の店を探しに「表口」の東側に出たのですが、こちらにもまとまった商店街もなく、西口とは大して変わらず。気に入った店を探すのには結構苦労したのでした。

最終日となった3日目の朝は、いよいよ戦国の世を最後に制した徳川家康の生まれ故郷・岡崎の市街地に出ます。「愛環」で中岡崎に戻り、まず岡崎城址へ。岡崎の街は「家康公400年」のイベントが展開中で大いに盛り上がっているところ。天守閣は明治の初めに取り壊され、現在のは昭和34年に再建されたもの。最上階の展望台からは岡崎の街が一望。名鉄と愛環の電車が走る姿も手に取るように見えました。園内には、家康の一生と、それ以前の松平氏・三河武将をテーマにした「家康館」もあり、館内では「決闘・関ケ原」のシーンの映像も見られ、まさに2日前の「復習」をしたのでした。それから「八丁味噌」の蔵を見学。「日吉丸・矢作橋の出会い」の絵が描かれた古いラベルも展示されていて、岡崎が「豊臣秀吉にもゆかりがある」土地であることも再認識したのでした。岡崎公園前駅に出て、名鉄で次の東岡崎駅へ。駅の周辺に繁華街が広がり、繁栄度でもJR岡崎駅とは雲泥の差。バスの発着も多く、やはり[82935] でk_ito さんがおっしゃる通り
地元の感覚としては、市全体に対する強い求心力を持つ「代表駅」はやはり東岡崎駅なのではないかな、と思います。東岡崎駅は、鉄道路線こそ名古屋本線しかありませんが、名鉄バスの主要ターミナルとしての地位はいまだ健在です。城跡と市役所に近い、市の中心繁華街が東岡崎駅付近であることも間違いありません。
(岡崎駅は)市の規模からみれば「僻地」と言ってもいいぐらいの立地だった
ということで、「岡崎市の中心駅(代表駅)は、やはり名鉄東岡崎駅が適切」だということがはっきり認識できたのでした。
東岡崎駅からはバスで、松平家・徳川家の菩提寺「大樹寺」へ。山門からは、岡崎城が一直線に見通せ、このライン上では展望を妨げる高層ビルの建設も遠慮するようにしているとのことで、「東京の富士見名所」として名高かった西日暮里の富士見坂からとうとう富士山が見えなくなった([83670])ことを思うと、「眺望も大切な風景遺産」ということを改めて考えさせられたのでした。
東岡崎駅に戻って、再び名鉄で豊橋へ。実は帰りのほうは新幹線の切符を買っておらず、鈍行乗り継ぎでどこかで道草しようと当初から考えていたのですが、結局決めたのは、11年前の「浜名湖花博」の帰りに寄ったときに悪天候で散々な目に遭った「三保の松原」(→こちらのブログに投稿)。豊橋に着いたときに既に15時を回っており、静岡までは新幹線に。しかし窓口で前の人との応対に手間取っていて、もちろん口にこそ出さなかったものの、これには大いに腹立つ乗り。新幹線のホームにたどり着いたのは発車の1分前。次の「こだま」は40分後、まさにぎりぎりで間に合ったのでした。そうしたことで、昼飯抜きのまま我慢。「こだま」には車内販売がなくなっていたのでした。静岡駅で小ぶりな駅弁「鯛めし」を買ったものの、清水までは10分ほど、しかも長椅子式ではとても余裕なし。清水駅で降りてバスへ。途中、左手の車窓から、雲の上からまだ雪がない頭を出した富士山が見えて、「これは行ける!」と期待が膨らむ。三保の松原へは、最寄のバス停から結構遠かったのを覚えていたのと、日没の時間も迫っていたので、「松原入り口」のバス停を降りると早足気味に松原の方角へ一直線。そして海岸に出ると、夕暮れの松原越しに富士山の雄姿が!11年越しの「リベンジ」に見事成功したのでした。
清水駅に戻り、再び東海道線に。またも長椅子式でしたが、とうとう空腹が我慢できず、車中で先に買ってきた弁当を「遅い昼食」でほおばる「猛者」ぶり?を発揮。終点の熱海で乗り換えて、「戦国市盗り合戦迷走の原点」小田原で下車。小ぶりな弁当ではとても空腹を満たせず、わずか2時間経ったばかりなのにもう夜食。駅ビル内の老舗の魚料理店に入ると、メニューに「大名海鮮丼(?)」を発見。ここまで来てまたも「戦国」にこだわりを見せるとは…。小田急に乗り換え、我が家に戻ったのは23時を回ろうという時刻でした。

…結局、「戦国市盗り合戦対策」とは言いながら、何だか大して収穫もなかったような結末になったのでした。

(※)タイトルの「白金」は「しろかね・しろがね」と読んで、「やまと言葉」で”Silver”のことです。東京・港区「白金」には”Platinum Street”があるようですが、本当は”Silver”ですので勘違いしてはいけませんねぇ…。

♯今回の書き込みで、通算書き込み字数が60万字の大台越えとなったようです…。
[88791] 2015年 9月 14日(月)21:43:37伊豆之国 さん
めでためでたの若松様よ(若い市長)
>オーナー グリグリ さんへ

昨日投開票が行われた山形市長選挙で、佐藤孝弘氏が初当選しました。
山形市HP

新聞記事などによると、佐藤氏は39歳とありますが、生年月日がわかりません(というより、時間がなくて調べるのが億劫…)。
生年月日、任期の初日を確認の上、該当するのであれば早速登録していただきたく、お願いいたします。
[88786] 2015年 9月 12日(土)18:28:54伊豆之国 さん
山田さん、山田駅
「山田」という地名、「全都道府県に存在する地名」の話題で賑わっていますが、私もこの話題に乗ることにします。

「山田」という苗字も、地名と同様、全国的に広く分布しているメジャーな苗字です。全国に約84万人、全国で12番目に多い苗字となっています。こちらから、姓を「山田」と入力して分布状況を調べてみると、一番多いのは愛知県で、電話帳の登録件数(近年では携帯電話の普及などにより、都市部を中心に減少傾向にありますが)は1万5千件余り。以下、東京・神奈川・北海道・大阪・静岡の順となっています。県別ランキングでは、トップに立つ県はありませんが、岐阜県で県内3位に入り全国最高位。福井と愛知で4位、富山・石川・滋賀の各県で5位、このほか静岡・京都・大阪・兵庫・鳥取・徳島でトップ10に入り、中部から関西にかけて比較的多く見られるようです。逆に、最も県ランクが低いのは高知県で109位ですが、それ以外の46都道府県ではすべて100位以内に入っており、東北と九州南部は若干少ないようですが、本土と全く苗字構成が異なる沖縄でも、60位台に入っていて、「割とよく見かける苗字」と言えそうです。

「山田」を含む鉄道駅は、こちらによると、16駅ありました。

駅名路線名所在地備考
山田京王高尾線東京都八王子市
山田長良川鉄道岐阜県郡上市
山田阪急千里線・大阪モノレール大阪府吹田市
山田上口参宮線三重県伊勢市
山田川近鉄京都線京都府精華町ホームの半分は木津川市にかかっている
山田西町土讃線高知県香美市
宇治山田近鉄山田線三重県伊勢市
越中山田城端線富山県南砺市
小山田釜石線岩手県花巻市
上総山田小湊鉄道千葉県市原市
紀伊山田和歌山線和歌山県橋本市
北山田横浜市地下鉄グリーンライン横浜市都筑区
北山田久大本線大分県玖珠町
土佐山田土讃線高知県香美市
東山田横浜市地下鉄グリーンライン横浜市都筑区
陸中山田山田線岩手県山田町震災で運休中

横浜市地下鉄にある「東山田」「北山田」は、なぜか「やまた」と濁りません。
陸中山田駅がある、震災で長期運休中のJR山田線の釜石~宮古間は、復旧後は三陸鉄道に移管されることが決まっています([88782] hmt さん)。

♯「全国にある普遍的地名」というと、中村・山口・上田・新田といったところも考えられそうですが。いずれも沖縄にも苗字としてはある程度存在しており、あるいは小字クラスなら見つかるかもしれません。市街地の「本町」「中町」「新町」などは、沖縄にはなさそうな気がしますが…。
[88756] 2015年 9月 5日(土)16:28:23伊豆之国 さん
初めての経県(私もやってみます)
少し乗り遅れ気味ですが、「初めてその県に入った(通過した)場所」、私もやってみます…。

都道府県自治体名(カッコ内は当時)経路
北海道函館市青函連絡船
青森三戸郡三戸町東北本線(現「いわて銀河鉄道」)
岩手一関市(西磐井郡花泉町)東北本線
宮城白石市東北本線
秋田鹿角郡小坂町路線バス(弘前方面から十和田湖へ?)
山形山形市仙山線
福島白河市東北本線
茨城取手市(北相馬郡取手町)ツアーの観光バス(潮来・鹿島・犬吠埼めぐり)
栃木栃木市(下都賀郡藤岡町)東武日光線
群馬邑楽郡板倉町東武日光線
埼玉所沢市「多摩湖(現・西武遊園地)」駅から西武園に徒歩で県境越え※1
千葉松戸市常磐線
東京世田谷区出生地(区内の産婦人科)
神奈川川崎市川崎区(川崎市)東海道本線※2
新潟南魚沼郡湯沢町上越線※3
富山下新川郡朝日町北陸本線(現「あいの風とやま鉄道」)
石川加賀市北陸本線
福井敦賀市北陸本線
山梨上野原市(北都留郡上野原町)中央本線
長野木曽郡南木曽町(※4)路線バス(馬籠~妻籠)※3,※4
岐阜羽島市東海道新幹線
静岡熱海市東海道本線
愛知豊橋市東海道新幹線
三重桑名市(桑名郡長島町)近鉄名古屋線
滋賀米原市(坂田郡山東町)東海道新幹線
京都京都市山科区(京都市東山区)東海道新幹線
大阪三島郡島本町東海道本線
兵庫尼崎市山陽新幹線
奈良宇陀市(宇陀郡室生村)近鉄大阪線
和歌山橋本市和歌山線
鳥取八頭郡智頭町因美線
島根安来市山陰本線
岡山備前市山陽新幹線
広島福山市山陽本線
山口玖珂郡和木町山陽本線
徳島三好市(三好郡西祖谷山村)土讃線
香川坂出市瀬戸大橋線
愛媛今治市(越智郡大三島町)石崎汽船(現・尾道市の旧瀬戸田町より?)[68910]
高知四万十市(幡多郡西土佐村)予土線[84609]
福岡北九州市門司区山陽新幹線※5
佐賀三養基郡基山町甘木鉄道※6
長崎南島原市(南高来郡口之津町)島鉄フェリー(天草より)[64417]
熊本阿蘇郡南小国町やまなみハイウェイ
大分中津市日豊本線
宮崎都城市日豊本線
鹿児島出水市九州新幹線
沖縄那覇市那覇空港

…ざっとこんな具合ですが、何しろ○十年前のことだったので、はっきり記憶が残っていない箇所がいくつかあるのです。それらとあわせて、他に説明が必要そうな県には「※」印を付けて以下に示しておきます。

※1:自分がはっきり覚えているのはこの記憶だが、母が昔「清瀬市の病院に叔母の見舞いに連れて行ったことがある」といっていたのを聞いた記憶がある。幼少時代のことなのですっかり記憶が抜けているが、もしそうであれば西武池袋線に乗ったはずで、ここでわずかにかすっている新座市(当時は北足立郡新座町)が「埼玉県初経県」ということになる
※2:小田急で向ヶ丘遊園(川崎市多摩区)に行ったのが先かも知れない。いずれにせよ、政令都市施行前の川崎市であることは間違いない
※3:2度目の北陸方面に行ったときの夜行列車の経由は、たぶん上越線廻りだったと思うのだが、もしかしたら信越線廻りだったかも知れない。それだと新潟県の初経県は妙高市(旧妙高高原町)、長野県の初経県は軽井沢町ということになる
※4:当時の県境だと、長野県に最初に入ったのは、中津川駅からバスで行った馬籠(現・岐阜県中津川市の旧山口村)。現在の県境に当てはめると南木曽町が初経県ということになる(※3の夜行列車が上越線経由であれば)。
※5:門司区内は全て関門トンネルの中、地上に出たのは小倉北区
※6:行きは西鉄に乗ったので佐賀県内はかすらず。甘木からの帰りに基山に出てJRに乗り換えた

♯「初宿泊、初訪問」([88744] デスクトップ鉄 さん、[88749] いろずー さん)も一気ににやってみようと思ったのですが、記憶をたどっているうたにこれが意外に難物、ということになりそうで…。行った場所、泊まった場所の記憶はピンポイントで押さえているものの、そこまでの道中の記憶は昔のことになればなるほどあやふやになって…。こちらは暇があったらついでにやってみようか、という程度に…。

さて、この記事を書いているうちに、お粗末ながら私自身の「市の経県値(認市度)」の誤りがまたも見つかってしまいました…。[69052]で竹田市を「×」としたのですが、20数年前に「やまなみハイウェイ」で九州を縦断したとき、ここで現・竹田市の旧久住町をわずかに通過していることに気づきました…。したがって、竹田市は「▲」に訂正します。

…これまた丸亀市レスですが…
[88369] 山野 さん
JR北海道は、留萌~増毛間の16.7km区間について来秋を目処に廃止する方針
この区間が廃止になると、北海道の「主」とも言うべきある動物が、道内の駅からいなくなります。それは何でしょうか?
▲ヒント…伊勢市、赤磐市、丸亀市、北九州市、熊本市にいます。←もう答えが出ちゃってる!
…「半家」(予土線・高知県四万十市)から「増毛」行きの「育毛切符」も、間もなく買えなくなるのですね…。

♯今夜の「アド街ック天国」は、その昔「下総国葛飾郡亀無村」と呼ばれていた地域だそうで…。
[88697] 2015年 8月 20日(木)23:20:42伊豆之国 さん
観光都市の経県値
もう答えが出てしまった後ですが、私もやって見ます。

No.県名連想など経県
1静岡早咲きの梅と美術館も有名4
2三重水族館と島巡り3
3静岡黒船、水仙、御用邸3
4静岡電話は41263
5静岡浄蓮の滝、天城越え4
6岐阜「ジョーロ」も「金の付く駅」もあります4
7栃木「鬼」の付く駅が複数あります4
8千葉昔、「○○アイランド」がありました3 
9三重5年前のW杯優勝国に関係あり3
10千葉鯛の浦、仁右衛門島4
11沖縄カンムリワシ0
12大分特急「○○○○の森」1
13石川県境越え地名、特急停車駅争いで「喧嘩両成敗」4
14大分別大マラソン、明豊高校3
15熊本県内で本物の「熊」がいるのはここだけらしい3
16岐阜朝市、奥○○慕情4
17鹿児島Issie さんとは直接無関係?3
18静岡頼朝&政子、反射炉は世界遺産に4
19佐賀お茶は有名ブランドです1
合計58

[88695] N さん
亀山市は旧・関町の関ロッジ(中略)今年3月に閉館したと知って、何とも言えない気分になりました
実は私も今から○十年前、学生時代の気ままな一人旅でこの「関ロッジ」に泊まったことがありました。それまで何回か使った近鉄ではなく、旧国鉄に「冷遇」され、ひなびたローカル線に甘んじて久しい関西線経由で奈良方面へ入ってみよう、という動機からだったのでした。宿は町外れの高台の、既に薄汚れたような感じで、あまり人も入ってなく、今はもうとうの昔に廃業していたと思っていました。関の町並みもまだ世に広く知られる前だった頃で、かすかな記憶は残っているのですが…。
ちなみに、私が4分の1だけこの県の血を引く三重県([86351])内で、宿泊経験があるのは、亀山市の他、津市(旧久居市の榊原温泉)・松阪市([86351])・鈴鹿市(鈴鹿サーキットのホテル)・名張市(赤目温泉)・菰野町(湯ノ山温泉)の5市1町です。
[88652] 2015年 8月 15日(土)18:57:47【2】伊豆之国 さん
第41回十番勝負を振り返って~Strawberry Fields Forever~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。
今回は「戦国市盗り合戦」開始後の初回とあって、戦術の選択に苦闘し、最後は支離滅裂という結果になってしまいました([88513])が、何とかエラーなしでゴールすることはできました…。では、解答できた順に。

問一~小田原提灯ぶら下げて~
「自転車競走」だということは、いくらこの方面にはほとんど興味なし([84027])といえども、お題とそれまで出てきた答えから見てわからぬはずはなかった。「ご当地」と両天秤に掛けて、全市解答まで残り6市まで迫っていた隣県から、蒲鉾で名高い城下町を取ったが、その「小田原評定」が後になって禍根を残し、戦術の混乱をきたす要因となってしまった…([88213])。

問三~Strawberry Fields Forever~
お題の仙台・諏訪・芦屋と、いっちゃん さん([88169])の「雨乞いの神様が鎮座し、豆腐でも名高い、我が家の近所からもよく見える霊山がある」市から、共通項が閃いた。「花咲徳栄」と館山は、「合併前の市域にあった町村が該当していた」。「女城主がいた」という共通項だ、と。つい最近「世界遺産」に登録されることになった反射炉のある、頼朝と政子ゆかりの市に「女城主」が誕生していることは、[83152] 山野 さんの記事で知っていた。これで「ご当地」関係の市では通算18回目にして初めてのメダル「銀」獲得。でも、その直後に恐れていたことが([88213])…。

問八~君は心の妻だから~
ここまで出てきた市から、どうも「全体が低地にある市」だ、と見当がつく。広大な平野が広がっている府県から探し、茨城県を見ると、「敵討ち」できる市が見つかった。
♯この問の共通項は、「市域の(標高)最高点が50m」未満」。第一ヒントの解で、「ある数値以下である」とありますが、「該当しない市」はいずれも最高地点が50mちょうど(小数点2桁以下四捨五入でそのようになっている可能性もありますが、そこまでは踏み込まないこととします)なので、「50m以下」だと50mちょうども含むことになるので、矛盾します。第一ヒントは「ある数値未満である」とすべきではなかったでしょうか。

…ヒント前にわかったのは、この3問だけ。「揺り戻し」は結構強かったようでした…。

問十~七つの星も呼んでいる~
[88319]
あの市が思考回路を遮断していました
「あの市」とは、宮古島市。後述する問九もそうだが、沖縄の市とか「鉄なし」市がお題にあるととたんに戦闘意欲がしぼんでくるのはいつもの悪い癖。ある程度以上の人口規模のある市が並んでいるので何かのランキング関連かとも思ったが手がかりなし。ようやく第一ヒントから「移り住むべき所」、少し前に話題となっていた「地方移住」だと。「虎の巻」はすぐ見つかったが、お気に入りの市があまりなく、結局3回目となったが、旅の思い出も深い北の玄関の港町に。

問五~お酒はぬるめの燗がいい~
やはりヒントから、「測り方が変わった」。やはり少し前に話題になった、「測定方法」も絡んだ面積増減。落書き帳の記事にあったのもすぐ見つかった。2回正答県だが、答えたのは同じ市(しかも同じ回)だった県から、ベテラン女性演歌歌手のお膝元。

問二~小夜の中山、夜泣き石~
お題の市を眺めていると、お隣の市に共通する文字や読みで終わるものが多いようなので、そちらかとも思ったが、答えの出方を見ると違い、振り出しに。「一番多い種」と解けて、前回の七番勝負・問四の共通項だった「市の鳥が鶯」だとわかって、思わず「やられた~」。結局、静岡県の未解答市減らしに。山内一豊ゆかりの城下町を。

問九~高き屋に登りて見れば煙立つ~
問十のお題とは最後の1市が違うだけだが、やはりその「鉄なし」鹿屋市が思考回路を遮断。第一ヒントは解けず、第二ヒントで「領主不在」…まさに「市盗り合戦」オリジナル問題だ!と。関西からの解答が少ないので、博識を誇る落書き帳の大御所にもゆかりの、「引越しセンター」の市を取ったが、後になって、戦術面を考えると「フロンターレ」にしたほうがよかったかなぁ、と…。

問四~Day Dream Believer~
第一ヒントは「今回で四回目」とすぐ解けたが、
過去の出題回数とかメダル該当回数とか、あらぬ方向に走ってしまった
のは、なると金時 さん([88622])と全く同じ。第二ヒントも、「いじめ」の文字が見えてきたりして何だ?と思ったが、「じめじめしている」ということが浮かんできて、「そういえば、『湿地』の問題は過去3回出ていたな」と気づく。前回(第21回・問八)でも答えた日光が残っていた。後から追っかけてきた人がいたので、結果的にこの選択が正解だった。

問六~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
第二ヒントまできて、どうやら「無投票」ではないか、と。市長会のHPを開いて過去の結果を開く。去年のもOKだったので、ご当地で唯一2回正答だった、「鰻」と「湧き水」でも有名らしい、東海道五十三次の宿場町。

問七~お化けは死なない、試験も何にもない~
第一ヒントは皆さん方と同じく全くわからず。第二ヒントをといて、「問題番号にヒントあり」。そして第一ヒントの答えが「この市には『あるもの』がない」と出て、しばらくしてから「『セブンイレブン』がない市」ではないか、と。そのHPから「店舗検索」を開いて、「沖縄と鳥取にはまだ店を出していない」「島根県の店の分布が不思議」…。それまで出てきた答えも、まさに「店がない」地域だとぴったり合う。最後に残った1回正答県から、鬼太郎の故郷に。これでやっとノーミス完答となりました。…「個人情報」ですが、実は本職ではその「セブンイレブン」のいくつかの店の「図面作成のお手伝い」をやっている。それなのに気づかなかったとは、不覚、情けない…。

♭今回の選曲は…
問一:これは説明不要。
問三:この市の特産物にちなんで。([85599],[64043])。
問八:この市とは全然関係ない駄洒落([77019] 白桃 さん)。「下妻物語」という映画もありましたが…
問十:「○○の女」の2番の歌詞より。「星」はどこかの豪華列車ではなくて、引退に追い込まれた「北斗星」([86767]のほう。
問五:やはりこの市にはこの人の歌でしょう。
問二:鉄道唱歌・東海道の24番に歌われた、市域の東端にある悲しい伝説を残す東海道の難所(掛川市HPより)。
問九:仁徳天皇にまつわるエピソードの歌。
問四:東照宮の「三猿」と、いったん閉鎖したものの復活することになった「猿軍団」にちなんで"The Monkees"([84435])。
問六:こちらも鉄道唱歌・東海道から。16番の歌い出し([71778] hmt さん)。115年も昔、当時の三島駅は今の御殿場線下土狩駅。
問七:鬼太郎の故郷にちなんで。
♭全体にレトロ調になって…。

…終わって見れば、次回からの戦術もどうやら少し見えてきたようで…
[88513] 2015年 8月 1日(土)18:47:26伊豆之国 さん
十番勝負「市盗り合戦」雑感
やっぱり、「攻める」ことよりも「守る」ほうが難しいですねぇ…。
終盤戦はもはや戦術は支離滅裂([88420])、領地防衛に必死かと思えば最後は「鬼太郎屋敷」([88440]) で涼味&恐怖感を楽しんで、ようやくゴール。会津帰りの道中で「早籠」を止めて小休憩しただけ([79262],[79328])の「一夜城主」の座を分散派の総大将に「結弦」ことになったのは痛くもかゆくもないのですが、「本丸」韮山城の防御に総力を使い果たして「銀杯」をせしめたとたん、「小田原評定」の失敗から「ハトヤ」の入浴中に相模灘から急襲に遭ったのはまことに痛い…。

さて、議論を呼んでいる「市盗り合戦での入門コースの扱い」ですが、やはり一般コースとは別に「入門コース版のランキング・一覧表」を作成するのが現実的な扱いではないか、と考えています。この点では、[88493]のk-ace さんの意見が私の考えに最も近いでしょう。プロ野球には、「フレッシュオールスター」(以前は「ジュニアオールスター」といっていたように記憶しています)というのがあり、主に二軍戦を活躍の舞台としている若手選手に限定した「二軍版・オールスター」の試合が毎年行われています(今年は残念ながら会場となっていた倉敷が天候不順で中止になってしまいましたが)。男子の蹴球では、年齢制限がある五輪は「W杯のジュニア版」といった扱いになっています。どちらも「ジュニア」から飛躍して大選手になった人も多数います。
「入門バージョン」を作るとなると、またいくつか問題も出てきます。一般コースの「憂さ晴らし?」で入門コースにも参入した人はどうするのか。これについては、このようにしたらどうか、と考えています。

a) その回において、一般コースを先に1問でも正答した場合、入門コースで獲得したその回の「石高」は反映されない(メダルを取った場合でも。ただし、入門コースの通算正答数、メダル獲得数には加算する)
b) 最初に入門コースから参入した場合でも、一般コースの合計正答数が一定数(例えば50以上)に達した場合、「入門コースは卒業した」とみなし、獲得した「石高」「領地」は全て返上する(「入門コース版の名誉領主」として認定する。通算正答数、メダルの記録はa)と同様に残る)
c) a),b)により、その回までの「入門コース版・領主」を決定する

…いかがでしょうか?

それと、せっかく「各県別領主地図」を作成しているのですから、「県別の領主」も制定されてはいかがでしょうか。「市」単位の基準を「県」バージョンに当てはめると、必要石高が大きすぎる場合もあり、県によって総人口に対する市部が占める人口比率も異なります。それに、市の人口にかかわりなく、その市を正答すれば一律に「1問=1万石」(メダルによる「加増」は含まず)となります。そこで、次のように考えているのですが…。

1) 「県の領主」となるための必要石高(単位・万石)は、その県の市の数の計以上とする(ex.石川県=11,埼玉県=40)
2) その県の全部の市を正答していなくても、メダルによる「加増」と「お手つき」による「減俸」とを差し引きした合計石高がその県の必要石高以上になっていればよい
3) 領主決定ルールは、「市」の場合と同様とする

…「メダル」などを加味しない県別リストは、既に[87222] でデスクトップ鉄 さんが作成されています。この数字だけを見ても「県の領主」が誰か一目瞭然、という県もいくつかあるのはもうお分かりでしょうが、かなりな激戦になっている県もありそうです。私自身、「静岡県の領主」すなわち「駿河・遠江・伊豆三国の統括領主」の地位を虎視眈々と狙っていて([88030])、しかも今の領主と思しき人物があの「岐阜城下の大喧嘩」以降姿をくらませているとあって、その隙に一気に攻略をと思っているところですが…。
[88440] 2015年 7月 31日(金)00:12:48伊豆之国 さん
十番勝負
問七:境港市

お化けは死なない…
[88435] 2015年 7月 30日(木)23:29:46伊豆之国 さん
十番勝負
問六:三島市
[88420] 2015年 7月 30日(木)22:02:58伊豆之国 さん
十番勝負
問四:日光市

こちらも「今回で四回目」。
もはや戦術は破綻しています…
[88388] 2015年 7月 29日(水)22:06:29伊豆之国 さん
十番勝負
問九:堺市

第二ヒントも難しい…
[88341] 2015年 7月 27日(月)10:29:56伊豆之国 さん
十番勝負
問二:掛川市

全然違う方向でした。
[88339] 2015年 7月 27日(月)09:46:58伊豆之国 さん
十番勝負
有休を取って、自宅から。

問五:八代市
[88319] 2015年 7月 26日(日)22:53:42伊豆之国 さん
十番勝負
伊豆の仇を、富士山ではなくて筑波山麓でとりあえず果たして、いつ落城するかもわからぬ「一夜城」を築きましたが…
ヒントも難解、まず一つだけ。

問十:函館市

あの市が思考回路を遮断していました…
[88312] 2015年 7月 26日(日)20:40:35伊豆之国 さん
Navy Curry
[88309] k-ace さん
松戸市から初の甲子園
八王子市の次点は何市になったんでしょうか

それは、おそらく…

1) ○○カレーが名物
2) 松戸市にも同じ地名がある
3) スカンデルベクの鷲 さんの故郷では、この市名と同じ苗字は大変メジャーな苗字

この各項にあてはまる市だと思うのですが、いかがでしょうか?


♯ようやく3問目に手がつきましたが、後は結局ヒント待ちに。それと、この暑さのせいなのか、目の古傷([76074])が再発、視界が何やら鬱陶しくなって、PCの画面を見るのもつらい
[88308] 2015年 7月 26日(日)12:48:00伊豆之国 さん
十番勝負
問八:下妻市
[88213] 2015年 7月 20日(月)22:37:26伊豆之国 さん
Break Time
「韮山城に危急」の報([88028])を聞きつけて、本拠・田子小松城([66751])から急遽防衛戦に駆けつけ、何とか死守を果たしてご褒美に「銀杯」を頂いたものの、その直後、恐れていた相模灘から津波が襲来、伊東の館は守護神のイルカ([75016])共々押し流され、もろこしが原の妖怪([88060])の手に再び陥落。堂ヶ島の洞窟([83026])は「江ノ島の岩屋とつながっている」というらしい、という当地の伝説を失念していたとは…。初戦の選択は「凶」と出てしまったのでした([88159])…。攻めるだけならあまり考えなくてよかったのに、「守り」も考えなきゃ阿寒と鳴門、不慣れな上に各地に「一夜城主」の如き小領地をもらっている「分散派」にとっては、やっぱり厳しい現実が待ち受けていたのでした…。残る8問もいまだに手がかりが掴めない…。猛暑で体力も消耗、この銚子ではヒントが出るまで「待ち」になりそうな雲行きに…。でもまだ諦めるのは早い。攻守所を変えて、曽我の里から小田原提灯を手に、「富士の裾野の巻き狩り」で「リベンジ」を果たすまで…。
[88188] 2015年 7月 19日(日)22:26:42伊豆之国 さん
十番勝負
領地喪失を覚悟で、一世一代の大勝負に出ます…(大袈裟!)。

問三:伊豆の国市


問二はすぐ近くまで来ていたように見えたのですが、どうも振り出しに戻ってしまったようです…
[88159] 2015年 7月 19日(日)09:00:23伊豆之国 さん
十番勝負
問一:小田原市

今回は出遅れました。
果たしてこの選択が吉と出るか、凶と出るか?
[88078] 2015年 7月 12日(日)18:21:29伊豆之国 さん
TOP3入れ替わり
[88069] 白桃 さんからのクイズ、私もいくつか推測してみます…

◎北海道
「恋の町」「はるばる来たぜ」と並んで「道内経済の三本柱」といわれた運河の町は、「逢いたい気持ちがままならぬ」ままずるずる凋落。代わって「旭日」の勢いで伸びてきたのは、当時はほとんど無名だったあの動物園…(もっともこちらも人口は既に峠を越していますが)。

◎静岡県
「鰻」と「安倍川餅」の激烈な首位争いに続き、「ヌマズ(飲まず)食わず」で果敢に決闘を挑んだ「準ご当地」をきわどいところで退けた「次郎長一家」は、徳川家にひれ伏して?解散。その「準ご当地」をもかわして、製紙工場の煙で富士山も霞む、「かぐや姫伝説」でも名高いらしいあの町がいつの間にか上がってきたとは、かの萬葉歌人も、水鳥の羽音に驚いて逃げた平家もビックリ!!

◎群馬県
「横浜銀行の支店がある」3市のうち、「偽・富士山」がある、鋸屋根の工場の織物の町が脱落、代わって「焼きそば」でも名高い、既に引退されたアーカイブス編集長のお膝元が…


[88068] オーナー グリグリ さん
既に不参加を決めているので、自分にはもう関係ないことですが…
氷見プレミアム付き宿泊券
ほぼすべての氷見市内の宿泊施設で使えます
使える宿リストを見ると、旅行雑誌などでもよく紹介され、JTBその他の旅行会社のパンフレットやHPにもたいてい載っているここ(宿泊経験あり)などのように入っていないところもあるようなので、「非加盟(未登録)のホテル・旅館・民宿などは対象外」ということでよろしいのでしょうか?

>EEMさんへ
??
…至急訂正をお願いいたします。
[88030] 2015年 7月 5日(日)21:21:21伊豆之国 さん
分散派のたわごと & ベルマーレ
「戦国市盗り合戦」なる新企画が公表されて以来、「十番勝負の戦術」に頭を悩ませているところですが([87399])、「分散派」に属する私としては、「領地防衛」にこれまで以上に苦闘を強いられることになりそうだと頭を抱えていたところ、タイムリーな話題が出てきて、新しい楽しみ方ができたみたいで、いっちゃん さん([87997],[88019])、今川焼 さん([87998])とはまさに同感です…。既に全都道府県1市以上正答を5年前に([76050])達成している「分散派」の私が、以前から秘かに狙っていたのが、ルーツの県である「静岡県全市正答」の野望。こちらを見ると、静岡県全24市中、16市で正答しており、残すは8市。神奈川県(19市中、残り6市)ももどうやら「射程圏内」、とりあえず来るべき「第50回記念大会」までの目標に掲げておきます…。

[88011] ぺとぺと さん
平塚では昨日から初夏の到来を告げる「たなばたまつり」が開催されています(中略)私も本日夕方頃に足を運ぶ予定でおります
私もまた今年も足を運びましたが、天気予報が芳しくないこともあり、早めに我が家を出て昼頃に到着。その後雨が激しくなり始めたこともあって、いつもよりも早く切り上げ、3時半頃に出たので、すれ違いになったようです…
(4日)21時からにテレビ東京で放送される「出没!アド街ック天国」で10年ぶりに平塚が取り上げられるようです
私もこの番組を見ていました。
この中でも紹介されていた、タンメンの店。この店には毎年のように食べに行っていて、今では「これを味わわなくては七夕を見に行った気がしない」というほどになっているのですが、独特の味こそ変わらないものの、2年前に店が綺麗に建て替えられていて、以前のような雑然とした店内の雰囲気が失われてしまったのが少々残念です…。
メイン会場となっている大通り。お世辞ながらあまり人も入っていないような、まさに「昭和」といった雰囲気の古く薄暗い店構えの老舗?も結構見られるのですが、「空家」が出てもチェーン店が入ったりしているようで、「シャッター通り」にはなってなさそうなのが、まだまだ救われるように思えるのですが。その大通りの中ほどにあって、店の前で「ベルマーレ」の応援グッズなどを売っていたのが、平塚信用金庫の本店。以前、相模原に行ったとき、その平塚信金の支店があったのが不思議でした。信金の店舗リストを見ると、店舗の分布が不思議な形になっています。隣接する茅ヶ崎市にも大磯町にも店舗がない(茅ヶ崎は「湘南信金」のエリア。大磯には「中南信金」の本店がある)一方、相模原市に3店、大和市に2店など、離れた場所に支店が存在していることです。これについて信金の沿革を開いてみたのですが、この辺の事情は見ただけではよくわからないようです…。
ベルマーレで思い出したのが、いよいよ明日が「宿命の決戦」という「なでしこ」の話。平塚の町を歩くと、町中に「なでしこ」の文字が溢れていることに気づきます。「市民の花」は「なでしこ」。市の海岸寄りには市立「なでしこ小学校」があり、近くには「撫子原」という町名も。その町内には「なでしこ歯科」が…地図)。私立「なでしこ幼稚園」も市内にあります。もらった団扇を見ると、裏に「平塚なでしこライオンズクラブ」の文字が…。

[88016] 白桃 さん
これはまさに「意地悪クイズ」でしたね。
自分で頭の中で考えていた通りでした。
[87963] 2015年 6月 27日(土)15:02:12伊豆之国 さん
県別・Top3、私もこの話題に…
都道府県別に人口トップ3の市を当てろ、という問題、私が○十年昔に習った頃とは、大合併やらニュータウン開発やらで大激変、今いきなり答えろ、といわれたらもう無理だという県がほとんどということになりそうです…。

私が小学生だった頃、京王線には、休日になると新宿から多摩動物公園まで臨時直通急行が運行され、何度も両親に連れられて行った動物園に行くときの楽しみにしていました。でも、競馬が開催されるときには、その急行が府中競馬正門前行きに変更され、それには子供心に大いに腹立つ乗り。それ以来競馬に対しては時折激しい憎悪を抱くようにさえなったのでした。今でも京王線では唯一、「競馬場線」だけは、全く用もないのでまだ一度も乗ったことがないのです。私にとって「(東京都)府中」というと、何よりも「多磨霊園」なのでした([74987])。「武豊」という騎手の名前はもちろん知ってはいますが、この字を見るとまず思い浮かべるのはやはり「JR武豊線」「愛知県武豊町」のほう(実はこちらにも行ったことはないのですが)…

さて、本題の「トップ3」ですが、都内の「市」、3位は「多磨霊園」か「深大寺そば&味の素スタジアム」か、お隣同士でどちらが上だったか、いまだによく迷ってしまいます。「区」のほう、生まれ故郷に次ぐのは、そのお隣の「羽田空港と田園調布がある」区で長らく変わらなかったのですが、いつの間にか「大根」で有名だったあの区に抜かれていたとは…。

[87962] 白桃 さん
神奈川の市ダービー
16 シナガワマンナ 品川
(以下略)
そんなわけで競馬には疎い私ですが、本当の順位は…
16ハルカアヤセ綾瀬同名の駅は「遥か」遠く
17トンボズシ逗子その昔、バラエティショーにもよく出ていたのを記憶していますが…
18トモカズミウラ三浦もちろん「大根」役者ではありません
19キンタローアシガラ南足柄字数オーバーで「南」はカット
「市」に限定すると上のようになりますが、「町村」もOKならば、18位には「ジンジャーサムカワ」が入って以下1つずつ下へ。南足柄の「次点」は、先日大往生を遂げた「キンキンアイカワ」…。
♯ダービーって、牝馬はNGだったっけ?

[87959] N さん
[87961] オーナー グリグリ さん
四日市市、津市、松阪市、桑名市、伊勢市。どうだ! 残念、おしい^^;
3番目はサーキットで名高い、「時刻表の代表駅が不適切」な市(実は私が三重県内で初めて訪問&宿泊した市。一時は県庁所在地を抑えて2位だった時期も)ですね。「焼き蛤」が「赤福」よりいつの間にか上に来ていたのには、いまだに違和感が…
[87952] 2015年 6月 25日(木)22:57:23伊豆之国 さん
北関東県境錯綜地帯
今晩のTV番組の中で、5年前のオフ会でも話題になり、多くの参加メンバーの方々も実地踏査された「北関東県境錯綜地帯」(第7回オフ会記録)の話題が出ていました。…この辺りでは、巷でいろいろと話題になっている「バトル」とは無縁だとか…。終わった後でチャンネルを回すと、十番勝負「戦国市盗り合戦」でわずか5万石?しかもらっていないのに、なぜか「名誉領主」扱い?になっているらしい([87441] 白桃 さん)、祖母の故郷でもある埼玉県最古参の市が出ていました。でも、先日の火事で焼けた「菓子屋横丁」が気がかりですが…。

[87947] 白桃 さん
三重県の某市にしばらく滞在し、その市名がついたゼンソクにかかりました
路線も車両のサイズも「ミニ」の、現在日本中で最も「若い」鉄道会社がある市ですね?。そして、この市を通る別の私鉄では、十和田市では3年前に聞けなくなった「あの音」がまだ聞けるのですね…。(ヒント…[83652],[78445])
[87914] 2015年 6月 12日(金)00:02:01伊豆之国 さん
電話番号から見る「阪神」
「明石は『阪神』か『播磨』か?」という話題で、ご当地ゆかりの方々をも巻き込んで大論争になっているようですが、「落書き帳」の初期を賑わせていた話題「電話の市外局番」では、「阪神」とはどの辺りを指すのか、ということを調べてみたくなって…

NTT西日本のHPなどから、兵庫県南東部の各市町の電話の市外局番・MAを見ると、次のようになっていました。

MA市外局番県内の該当地域
大阪06尼崎市
池田072(旧0727)伊丹市、川西市、猪名川町、宝塚市の一部(雲雀丘花屋敷地区など)
西宮0798西宮市(大半)、宝塚市の一部(仁川地区など)
0797宝塚市(大半)、芦屋市、西宮市の一部(名塩地区など)
神戸078神戸市、明石市、播磨町南東部、加古川市土山地区、西宮市山口地区
加古川079(旧0794)加古川市(大半)、高砂市(大半)、稲美町、播磨町北西部

…ざっとこんな具合で、明石市はその全域が神戸市と同一MA・同一市外局番になっていて、お互いに市内局番からかけられる区域になっており、「電話局番」という面から見れば、明らかに「阪神」地域に入っていることが読み取れ、その西隣、わずか10km2にも満たない狭い播磨町を真っ二つに割って([45564] 逆太郎 さん)、加古川MAより西側が「播磨」ということになりそうです。ただ、私が記憶しているところでは、昭和50年頃までは、神戸市も明石市も市内全域が同一市外局番ではなく、神戸市北区の山間部、美嚢郡であった北区淡河(おうご)地区([80188],[87902] k-aceさん)などには「0780x」という市外局番の地域が複数あって、自動通話にもなっていないことを示す「◎」印がついていたこと、また現・西区(当時は垂水区の一部)の伊川谷地区も「0789」という市外局番だったこと、明石市でも西部の二見地区は「07894」(?)という市外局番になっていたことを当時の電話帳で見ているので、あるいはまだこれらの地区は「阪神」に同化されていなかったのかもしれませんが。一方、尼崎市が「府県境越え」で大阪市と同じ「06」区域だというのは、やはり「阪神工業地帯」などで大阪とのつながりが強かったせいなのでしょうか。

♯今夜のTVを見ていたら、白桃 さんの故郷が画面に登場し、伝統の地場産業「手袋作り」が抱える苦悩と、それを乗り越える手段についての話題が出ていました…。
私は、栗林公園には二昔ほど前に行ったことがあります。偕楽園、兼六園ももちろん見たことがありますが、岡山の後楽園はまだ見たことがありません…(岡山市内では、吉備津神社・吉備津彦神社・足守と回ったのですが、旧市内は素通り…)。
[87892] 2015年 6月 6日(土)13:28:09【1】伊豆之国 さん
落書き帳参入8周年前祝
早いもので、私がこの落書き帳に初書き込みをして以来、明後日で満8年ということになりました。そこで、「前祝」といったら自分でも変ですが、いくつかのレスと、気になった話題とを。

[87885] 白桃 さん
ある漢字が入った市はすべて、その字からイメージするのとは逆に、人口がどんどん減っていき、とっくに3万人を割っております。果たしてその漢字とは???
そのうちの1つは、以前「意外な場所にある地方銀行」が話題になった市で、この県にある球団に最近まで所属していた選手の苗字と同じ名の市でしょうか?

[87887] オーナー グリグリ さん
方角文字(東西南北)の入った自治体が一つもない都道府県はどこでしょう
[87888] 桜通り十文字 さん
この県は4つあった方角市町村がすべて消滅したのですね
「この県」で最後に残っていた方角の付く町は、"Gold Station"がある町ですね。

…「東南西北」が出たからには、ついでに麻雀で「白発中」も行きましょう(笑)。
「発」の付く自治体は新発田市だけ、「白」は6市7町3村([82976] hmt さん、[83002])、「中」は10市14町6村2特別区(こちら)。新発田市がある新潟県は、他に「役」が付くのは「南」の1市1町だけ。その一方、「発」以外の6つがそろっている道県があるようなのです。さて、どことどこでしょうか?

【追記】
新潟県には、「平成の大合併」前までは、潟東村・西山町・西川町・川西町・山北町・白根市・中条町・中之島町・中之口村・中郷村があったので、当時からあった新発田市・津南町とあわせて、全国で唯一、「東南西北白発中」が全てそろっていたのですね…。

ところで、今日はここにもゆかりがあるという年頃の娘どもの、毎年恒例の「お祭り」があるようですが(私は大して関心もないので、いつものようにその「裏」の旅番組を見ることにします)、その向こうを張って?、あの「パロディ風」銭湯([86351])もある、このところ再び「休業」された?らしい古参メンバーのお膝元から、こちらも「パロディ風」の人気投票を実施する、という広告がネット記事に出ていました。題して、「TKD(=東海道)57・総選挙」。
こちらのHPによると
6月2日(火)より宿場町人気投票「TKD(とうかいどう)57総選挙‼」を開催します‼
東海道には57の宿場がありますが、その中で最も人気がある宿場がどこか知っていますか??
そんな疑問を解消するべく、東海道の57の宿場を対象に宿場町の人気投票を開催します!!
草津宿街道交流館と史跡草津宿本陣以外にも、郵政博物館(東京都)、東海道かわさき宿交流館(神奈川県)、東海道町民生活歴史館・志田邸(静岡県)、豊橋市二川宿本陣資料館(愛知県)、亀山市歴史博物館(三重県)の東海道沿いの5ヶ所の施設でも投票していただけます。また、このホームページでも投票を受け付けておりますので、トップページから専用のページへアクセスしていただき、ご投票ください。
投票受付は各施設、ホームページとも6月2日(火)から始まりますので、是非ご参加ください。
・投票期間 平成27年度6月2日(火)~6月30日(火)
…あれ?東海道は「五十三次」のはずでは?と誰しも疑問に思うところですが、果たしてその答えが、その古参メンバーの書き込みにありました。
東海道を五十三次としない考え方もあります。五十三次ほど有名ではありませんが、現在の大津市と京都市山科区の境にある髭茶屋追分で分岐し、京を迂回して伏見からほぼ現在の京阪本線のルートに沿って大坂まで行く東海道五十七次というものもありました。これに従うと、問三の想定解に八幡市、枚方市、寝屋川市、守口市、大阪市の5市が加わることになります
([81797] 実那川蒼 さん)
ということで、京都の手前で分岐して淀川の南東側に沿って大阪までの間にあった、伏見・淀・枚方・守口の4宿を加えた57宿を投票対象としているようです。
[87858] 2015年 5月 23日(土)21:47:23【2】伊豆之国 さん
第3回Pair City七番勝負を振り返って~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
今回の感想文も、前回(第2回)や先の第40回十番勝負と同じスタイルで。

問五~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
最初にわかったのがこちら。「ご当地」を含むペアを探して見つかった。全国最ミニ市とのペア。

問一~ここは鹿児島、旅路の果てよ~
「旬」の話題で新幹線とまず思っていたが、みかちゅう さんの「横浜市/広島市」([87550])で「高速バス」に目が行ってしまって迷路に。新横浜発の列車があるとは知らなかった。わざわざ時刻表(ミニ版ですが)を買ってきて、本当にあることがわかった。NGの組み合わせから、「毎日運転している列車」と見る。3年前の夏の旅路([81852])を思い出し、確実なところから。共通項が「(クイズ開始日の)4月25日に運行している列車」だったとは意外だった。結果的に安全側だったが。

問七~清水港の名物は~
「船」関係であることがわかる。旅客船の定期航路の出発・到着港の組み合わせと読む。答えを見つけるために照らし合わせたのは「日本旅客船協会」のHP。前回の十番勝負で静岡県の市を答えられなかったので、問五に続いてやはり「伊豆」絡み。伊豆市の土肥から、清水港へのルートが見つかる。運航ルート図にはお題でNGの沼津~戸田~土肥のルートもあったが、既に運航停止になった([87829] オーナー グリグリ さん)とは知らなかった(現在は不定期の団体貸切船・チャーター船として運航しているようです(戸田運送船(株)のHPより))。NGの理由は「同じ市内の港に途中で立ち寄っている」からだと思っていた。昔は親父の田舎・西伊豆町の堂ヶ島まで通じていたのだったが…([75051])。それにしても、定期船の航路、知らないうちにこんなに減っていたとは…。「しまなみ海道」の開通で瀬戸内の航路もだいぶ整理されたのでしょう。沖縄本島から宮古島・石垣島への定期客船がなくなったのは、[74152] Issie さんの記事で知りましたが、「旅客船協会」のHPを見ると、今も再開されていないようです。

問三~都をば霞と共に立ちしかど~
割と近所の市同士のペアが並んでいたので、まず「道」関係かと思ったが違った。地図を見ているうちに「間に村を挟んでつながっている」と気づく。お題の三重県ペアがNice!だった。村が全滅している県なのに、お隣の県の山の中の「村の連鎖」で見事につながっていたのでした…。まだまだ続く東北支援で。後になって、[65565] Pachi さんの書き込み
那須山麓による白河地方と会津地方との隔絶が明確だと言う事でしょうか
西白河郡西郷村は南会津郡下郷町とは隣接していますが、ここまで明確な数値で境界線が引かれるとは思いませんでした
をふと思い出しました…。

…ここまで奇数問ばかり4問、ノーヒントでわかったのですが、偶数の3問は手がかりがつかめなかったり、後一歩まできていながら詰められなかったりと、[87640]で書いたような愚痴も…。ヒントが出て、まずそのうちの2問が。

問二~日本で最初の富岡製糸~
「隣接市同士の人口差」ということまでは薄々気づいていたが。上限と下限があるとか、順位とかも考えていて詰め切れなかった。地元の「若大将」が顔を見せていなかったのでこちらで頂き。8年前の夏に行ったときは暑かったな~([60538])。

問六~秋田名物、八森ハタハタ~
ヒントとこれまでの答えから、「面積の足し算」だとわかる。またまた「ご当地」の市とぴったりうまくいったペアが見つかった。

問四~一はやっぱり富士の山~
皆さん方と同じく、やはり最後まで苦闘した難問だった。第二ヒントまで出てもさっぱりわからず。ようやく第三ヒントで「市の鳥が同じ」組み合わせだとわかる。お題といくつかの既出解から、市のホームページを開いて照らし合わせ。いくつか調べて、近所の市と、前回の十番勝負で答えた「大御所」のお膝元の組み合わせを。

♭今回の選曲は…
問五:子供の頃に耳にたこができるほど聞かされたあの名CM。本当に久しぶりにTVで流れていたのを見て、思わず…。
問一:歌詞に日本海側の港町が出てこなかったので、賞を取りそこなったとの噂。
問七:エスパルス、今年も厳しい戦いが続いています…
問三:秋風ぞ吹く白河の関、ですが、この歌を詠んだ能因法師は、本当は白河の関には行ったことがなかったとか。…雨情の伊豆大島、藤村の渥美半島と同じだったのですね…([72181])。
問二:「上毛カルタ」の「に」の札([17754] YSK さん)。
問六:秋田音頭の歌い出し。
問四:童謡「背比べ」の歌詞には、富士山が出てきます。その日は5月5日だったのですが、書き込みのボタンを押したのは日付が変わってからになってしまったので、「六日の菖蒲」に…。

♯今日のTV番組から。毎週のように見ている旅番組で、3年前のオフ会でご一行様が訪れていた「木曽三川公園」([82265] hmt さん)が出ていました。島崎藤村が行かなかった渥美半島も(私は17年前に訪れています)。そして、問七で答えた清水~土肥のフェリーまで出てきて…。そのあとの番組では、江東区「清澄白河」。「白河」の町名は、「寛政の改革」で名高い白河藩主・松平定信公の墓所があることにちなんでいるそうです(江東区の地名由来)。

[87776] k-ace さん
日本一長距離を走るという高速バス路線「Lions Express」が本日【5月16日】出発分で運行休止となります
3年前の長旅([81852])の思い出、しっかり胸に残しておきます…。
[87769] 2015年 5月 15日(金)22:52:52伊豆之国 さん
Re2:東京都を通過する列車
[87758] デスクトップ鉄 さん
「日比谷線経由の東武・東急直通」は、メトロ日比谷線の車両が1964年当初は日吉・北越谷間に、2013年の中目黒打ち切り直前は菊名・東武動物公園間に運転され、東京都を通過してていたという意味で書きました
東武の車両が東急線内を、東急の車両が東武線内を運転していたという意味ではありません
…ややこしいことですが、これは「実際に直通運転していた」のではなくて「車両の運用」ということなのでしょうか?
確かに「東横線~日比谷線~伊勢崎線」を直通する列車は結局運行されることはなかったようで、東急の車両(7000系など)が東武線内を、東武の車両(2000系など)が東急線内を走ることは見られなかったようですが、(営団→メトロの)日比谷線車両は東急にも東武にも乗り入れ運用されていたので、例えば、日比谷線の同じ編成の車両が「日吉→北千住→中目黒→東武動物公園」というコースで運用されていた、という意味に解釈するということでしょうか?

現在の上野東京ライン経由で、1961年3月から68年9月まで「湘南日光」が日光・伊東間に運転されていました
それと、かつて平(現・いわき)から伊豆急下田(伊東?)まで、現在の「上野東京ライン」の前身に当たるルートを利用して、常磐線と東海道線を直通する「常磐伊豆」という臨時急行が、昭和40年頃に運行されていたことを覚えています。このルートを使用して、我孫子発着の臨時「踊り子」が運行されているようです。
また、千葉駅から秋葉原・新宿を経由して東武日光までの臨時「日光」号も運行されているようです。
[87757] 2015年 5月 14日(木)21:46:32伊豆之国 さん
Re:東京都を通過する列車
[87750] デスクトップ鉄 さん
地下鉄による相互乗り入れは、京成・京急直通以前の1964年8月29日に日比谷線経由の東武・東急直通が開始されましたが、2013年3月の五社直通で中目黒で打ち切りとなりました
日比谷線との相互乗り入れは、当初から東武からは中目黒まで、東急からは北千住までで、3線を直通する列車は元々なかったはずですが(こちら)。…ところで、信濃路へと流れていった元日比谷線の電車(3000系)は、屋代線([77584]Issie さん)無き今、まだ残っているのでしょうか?
[87727] 2015年 5月 11日(月)00:07:12【1】伊豆之国 さん
ようやく一息つきましたが…
伊豆の国市の「韮山反射炉」が「世界遺産」に登録「秒読み」だそうで…

今回の七番勝負。「お家芸」の領域だったのに決定的に出遅れたり、すぐ近くまで来ていたのに詰めが甘かったり、と予想以上に苦闘。一桁順位に入ったのは一つもなく、最終着順も18位と、前回よりも大幅ダウン。それでもようやくミスもなく終わって、しばらくは高見(k-ace のさん故郷で一番多い苗字…[65508])の見物…。

ところで、いつものように「鉄」系の動画を見ているうちに、リンクをたどって行くと「落書き帳」でも取り上げられた話題に関係する動画がいくつか見つかりました…。(UPされた時期が数年前で、少し古くなっているデータもありますが)

明治22年の都市人口ランキング…「白桃市町村人口研究所」データを見るまでもなく、明治以降の都市の栄枯盛衰が…。
北日本都市ランキング…北海道・東北+新潟が対象。その1からその5まであり、「その5」がトップ20でした。
各県代表駅を東京の駅と比べてみた…茨城・千葉・滋賀は意外な駅が1位だったとは…。愛媛のトップはやはりあの駅であることは、ご当地ゆかりの方のおっしゃる通り。埼玉・兵庫なども「時刻表の市代表駅」がやはり不適切であることは一目瞭然…。
【追加】
東京近郊・乗降人員の少ない駅…東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県にある駅(路面電車は除く)で、近隣の駅に比べて相対的に利用者数が非常に少ない駅をリストアップしたもの。ターミナル駅の隣にある「鈍行」しか停まらないような駅などが多く見られます。あくまで「都心への通勤圏内にある駅」に限定されているようで、例えば房総半島の先端部とか、箱根登山などは対象外のようです。以前に話題になった京成「大佐倉」駅([66746] オーナー グリグリ さん)も画面に登場してきました。

>いろずー さん
十番勝負
前回の私と同じミス([85349] 白桃 さんのご指摘まで気づかず)をしていますね…。
[87689] 2015年 5月 6日(水)00:25:25伊豆之国 さん
七番勝負
問四:富士見市・日野市
[87640] 2015年 5月 2日(土)10:29:59伊豆之国 さん
七番勝負
今回は奇数よりも偶数の問題が難しいみたいで、「偶」の音も出ませんでしたが、やっと…

問二:安中市/富岡市
問六:秋田市・伊豆の国市

問四は意味がどうもよくわかりません…
[87590] 2015年 4月 26日(日)23:47:28伊豆之国 さん
七番勝負
問三:会津若松市・白河市
[87584] 2015年 4月 26日(日)21:33:38伊豆之国 さん
七番勝負
問一:福岡市/鹿児島市
問七:静岡市・伊豆市
[87545] 2015年 4月 25日(土)22:22:05伊豆之国 さん
七番勝負
問五:伊東市・歌志内市
[87476] 2015年 4月 18日(土)21:08:41伊豆之国 さん
旅番組を見て気になったこと
番組内容に露骨に横槍を入れるつもりはありませんが…。TVの旅番組を見て気づいた、明白な誤り2題。

<その1>
一昨日の「ケンミンSHOW」。「埼玉県各地の知られざる名物うどん」の話題が出ていましたが、番組の中で、消滅からもう14年も過ぎた「大宮市」の文字が何度も画面に…。

<その2>
今晩の「高速バス乗り継ぎ旅」。ナレーターが「松山駅」と何度も言っていましたが、この映像を見ると、どう見ても「松山市駅」ですね…。それに、駅周辺の繁栄度が全然違いますし([82932][82963] ペーロケ さん,[82961])。
[87472] 2015年 4月 15日(水)23:52:26伊豆之国 さん
治部里の森だより
金沢名物の治部煮、ではなくて「ジブリの森」の三鷹より。

[87467] オーナー グリグリ さん
○三鷹市長
現職の清原慶子市長は立候補せず。元副市長の河村孝氏と元市議の岩田康男氏が立候補を表明。女性市長は存続せず
…のはずだったのですが、後継候補に予定していた男性新人が急病に倒れたため、清原氏が急遽4選に向けて出馬することとなったようです。

三鷹市長選(十九日告示、二十六日投開票)に出馬表明していた新人で前副市長の河村孝氏(61)が、十三日に脳疾患を発症したため出馬を取りやめ、引退表明していた現職の清原慶子氏(63)が十四日、急きょ四選を目指し出馬を決めた(中略)河村氏は集中治療室(ICU)に入院中で十四日は面会できず(中略)選挙直前の急病とあって、代わりの候補となるのは「三期で終わるのが意外だった」(関係者)とみられていた現職の清原氏以外、いなかったといえる
(東京新聞より)ということで、選挙戦は清原氏と、元市議の男性新人との一騎打ちということになりそうです。
選挙結果が出ましたら、「女性市長の一覧表」の更新をお願いいたします。
[87452] 2015年 4月 5日(日)22:33:31伊豆之国 さん
愛発越え
選抜高校野球は、福井県の敦賀気比高校が北陸勢として初めての全国制覇を果たしましたが、
[87447] ペーロケ さん
疋田超え
現在の敦賀市疋田付近と思われる場所に、今から1300年近く前の奈良時代、「愛発(あらち)関」という関所が設けられていました。この「越前国愛発関」は、伊勢国の「鈴鹿」、美濃国の「不破」と共に当時の「三関」の一つに数えられ、畿内から北陸方面へ向かう街道の防御上の重要地点として機能されていました。しかし、平安時代の初めに他の2ヶ所と共に廃止され、その後再び「三関」が復活した際には、「愛発」に代わって、平安京のすぐ近くに「逢坂関」が設けられることになり、「愛発関」はその後復活することなく消えて行きました([14561] まがみ さん)。「鈴鹿関」と「不破関」は、関所がなくなってからもそれぞれ「関(町)」「関ケ原」の地名を残し、また後世には東海道、中山道の重要な通過点として機能していたのに対し、「愛発関」の記憶は時とともに忘却の彼方に去って行き、かつて関所があった場所も今でははっきりわからなくなっているようなのです。明治22年の町村制施行で、疋田など12村の合併によって愛発村が発足するのですが、統合前の村名に「愛発」というのはなく、おそらく江戸後期までには「愛発」の地名は既に消失していたような気がします。その愛発村も、昭和30年に敦賀市に編入されてその名が消え、現在は市内の町名・大字としても残っていないようです。

さて、この「愛発関」にまつわる話として、渡辺久雄氏著「忘れられた日本史」(昭和45年初版、[72732])の中で、「関所と間道」という一節で取り上げられています。この記事では、この「愛発関」が絡んだ奈良時代の大事件「恵美押勝の乱」の顛末と、当時の近江・越前国境を挟む地域の交通路と地形の関係、それに直接「愛発関」とは関係ないものの、やはり近江から越前へと落ち延びて行った源義経と新田義貞の脱走ルートと、後世の「北国街道」との関係などが書かれており、最後の部分では「愛発関はどこにあったのか」という考察と実地踏査のことが書かれていました。
この本によると、奈良時代頃には、畿内と北陸を結ぶ幹線ルートとして、大津からほぼ現在の国道161号線に沿うルートで、旧マキノ町から県境を越え、疋田を経て敦賀に向かう「西近江路」がメインとされ、陸路よりも、むしろ大津から船で琵琶湖を縦断して海津(旧マキノ町)で再び上陸するほうが多用されたこと、「愛発関」を突破して越前に逃れようとした押勝が朝廷軍の防戦にあって退却を余儀なくされ、結局湖上と陸路とを右往左往した末に捕らえられて最期を遂げたことが書かれており、また「義経と義貞の脱走ルート」に関係する部分では、江戸時代の1815(文化12)年に書かれた「越前国名蹟考」という本に記されていた地図に示されていた、当時の主要街道や「裏街道」など、必要な箇所を写した地図が出ており、現在北陸トンネルが貫通している「木の芽峠」越えの道と、戦国時代に柴田勝家によって開かれたと伝えられる北国街道、それ以前に「西近江路」に次ぐ正規の街道として存在したといわれる塩津街道、やはり北国街道前からあったといわれる高時川沿いの大回りルート(現在の滋賀県道285号に相当)などと、さらにこれらの道筋がいずれも断層に沿った構造谷に沿っており、こうした地形を利用して道が開かれたのではないかとの推測も書かれていました。
最後にある「愛発関の位置の推測」では、当時運行されていた、海津方面から県境越えのバスに乗って、近江・越前の境界線上にある、その名も「国境(くにざかい)」という場所でバスを降りて敦賀方面へと、「西近江路」に当たる国道161号線を下って歩いたときの「道中記」が書かれ、「国境から疋田の間までは、両側に山が迫って関所を置くのに適した土地が見当たらず、結局「西近江路」と、現在の国道8号のルートに当たる「塩津街道」、それに後の「北国街道」から「椿坂峠」の手前で分かれて西へ向かう道が落ち合う、現在の「疋田」付近こそが「愛発関」が置かれた場所にふさわしい、と締めくくっています。
現在の疋田地区には、「愛発公民館」が建っています。

…落書き帳の過去記事から「愛発」を検索すると、8件ありました。しかし、そのうち7件までが2003(平成15)年までの古い書き込みであり、しかも「愛発関」そのものや、関所を越える街道について具体的に書かれた記事は見つからないようでした。最新である[85668] (白桃 さん)の書き込みも、「麻雀地名」ネタとして取り上げられているだけでした。

「近江・越前国境を越える交通路」というと、北陸本線のルートと、その変遷について書かれた過去ログのほうは、いくつか見つかりました。福井県の旧越前国内で「嶺北」と「嶺南」とを分ける「木の芽峠越え」の箇所は、昭和37年の北陸トンネル開通により、それまでの山越えルートより距離・勾配ともに大きく緩和されたのですが([61344] hmt さん)、滋賀・福井県境を越える箇所、木之本(駅名は「木ノ本」)~敦賀間のルートも、それと相前後して付け替えられ、昭和41年までに現在の線形が完成しています([49460] Issie さん)。旧ルートである「柳ヶ瀬越え」の区間は、木ノ本から椿坂峠の手前までは北国街道(現在の国道365号線)に沿い、旧余呉町内の「椿坂峠」の手前で北国街道と分かれ、県境を「柳ヶ瀬トンネル」で抜けて敦賀市域に入り、疋田の先で現在のルートに合流していたのですが、急勾配が連続する山岳路線で、当時のSL列車も峠越えの急坂に難渋し、特に「柳ヶ瀬トンネル」はその中も急な上り坂になっていて、列車がしばしば立ち往生し、機関士が「失神」して窒息死するといった事故も起こり、「魔の路線」として名高かったそうです。そのため、早くから路線付け替えの計画もあったようですが、実現したのは戦後になってからで、その経過は[49460]にある通りでした。旧ルートが路線切り替えと同時に廃線となった北陸トンネルの前後と違って、「柳ヶ瀬越え」のほうは旧線もしばらく残されていたのですが、当初は単線で開業した新ルートが、登り坂になっている上り線をループ線による別線複線化の工事により、旧線は複線化の完成前の昭和39年までに全廃となっています。路線跡は国鉄バスの専用道路となり、柳ヶ瀬トンネルもバス道路として使われていたのですが、それも現在では県境越えの区間は廃止され([48920] むっくん さん)、残った部分はそれぞれコミュニティバスが細々と運行されているという状況になっているようです。敦賀から上り線に乗ると、ループ線から見える敦賀湾の水面が、周囲の状況をよく知らない乗客からは、一瞬「もう琵琶湖が見えるのか」と錯覚させるように見えるのは、ちょっとした話題になっていました([84479],[84485] 白桃 さん、[84484] NTJ会長 さん)。

…先日、青函トンネルの中で列車の床下から煙が発生し、乗客全員が近くの「竜飛海底」駅(既に駅としては廃業)まで歩き、そこから隣接する「青函トンネル記念館」の地中ケーブルカーを使って地上に避難した、という事故がありました。これを聞いてとっさに思い出したのが、昭和47年に北陸トンネルの中で起きた列車火災。食堂車から火が出て、多数の死者が出た大惨事でした。この事故がきっかけとなって、食堂車が国鉄~JRから次々と消えて行ったのはよく知られているのですが、ついにJRの定期列車から絶滅してしまった「ブルートレイン」の衰退も、あるいはこの「北陸トンネル事故」がその遠因の一つとなったようにも思えるような気がするのですが…。


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