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[96235] 2018年 6月 26日(火)21:40:07伊豆之国 さん
江戸の敵を長崎で討つ(鉄道路線名クイズの答え)
[96219]で出した、デスクトップ鉄さん([96208])のクイズで最初に連想した「間違った共通項」を逆手にとって、ほんの「戯れ」として作ったクイズでしたが、当のデスクトップ鉄さんを含め、お三方からお答えをいただいて、誠に恐縮です…。
デスクトップ鉄さんのクイズと同様、メダルが出揃いましたのでここでお開きとし、共通項と解答を発表いたします。
共通項は、「県名と同じ(文字完全一致)で、その県外にある駅がある路線」でした。
次の9路線が該当します。

社名・路線名駅名所在地備考
JR東日本・奥羽本線石川青森県弘前市◎金([96221] さざ波さん)
弘南鉄道・大鰐線石川青森県弘前市JR石川駅とは直線距離で約1.1km離れている
JR東日本・相模線香川神奈川県茅ヶ崎市
あいの風とやま鉄道福岡富山県高岡市
愛知環状鉄道・愛知環状線山口愛知県瀬戸市
JR西日本・大阪環状線福島大阪市福島区
阪神電鉄・本線福島大阪市福島区JR福島駅とは直線距離で約200m離れている
水島臨海鉄道・水島本線福井岡山県倉敷市◎銀([96230] デスクトップ鉄さん)
とさでん交通・後免線長崎高知県高知市◎銅([96232] 白桃さん)。路面電車の停留所

…白桃さん、江戸の敵を長崎、いや土佐で討つことができてよかったですね…。
♯今晩の「出張・お宝鑑定」は、白桃さんのお膝元「浦安」からでした。
名物は「焼き蛤」(これはNさんの故郷と同じですね…)と「焼きアサリ」だとか…。
市長も出演していました。
[96229] 2018年 6月 23日(土)22:28:50伊豆之国 さん
小山田城十万石城主より
今日の「アド街」は、「戦国市盗り合戦」で「十万石の領主」として君臨している、「神奈川県町田市」とよく間違えられる地元の市でしたが、市民歴30数年なのに全く知らなかったのが次の2点でした。

■白洲次郎・正子夫妻の旧居「武相荘」の読み方。これまで「ぶそうそう」だとばかり思い込んでいましたが、本当は「ぶあいそう」と読むこと。(今まで行ったことはありません…)
■中心市街にアニメ関係の店が多数進出し、別名「西の秋葉」などと呼ばれていること。全然関心のない方面なので知る由もありませんでした。これで、第46回十番勝負・問六の共通項に入っている理由がやっと理解できました…。
 ♭「西の秋葉」はこっちじゃないか、と意味不明な「突っ込み」(→[96203])…。

一方で、こんな不祥事も明るみに出てきました。
中心市街にある「町田ターミナルロード商店会」が、領収書を偽造して市の補助金300万円余りを不正受給していた事実が発覚した、ということがTVのニュースや新聞記事で報道されていました。
…現在再整備に向けて工事中の、超地元・南町田の「グランベリーモール」の再開が待ち遠しい~

ところで、[96219] のクイズですが、
[96221] さざ波さん
JR東日本・奥羽本線
ご名答です。
締め切りはもう少し待ちます。
[96219] 2018年 6月 20日(水)22:22:08伊豆之国 さん
Re:鉄道路線名一番勝負 & 伊東市
デスクトップ鉄さんの鉄道路線名クイズ、[96215]でも書いたように、お題を見たときには「違う方向」に目が行ってしまっていました…。と言うのは、相模線のアノ駅とと愛環のアノ駅がまず浮かんできたからでした。でも「水戸駅を通らない水戸線」にそんな駅あったかなぁ、となってたちまち行き詰まり。ようやく締め切り寸前になってひらめいたのは、さざ波さん([96214])から「ご当地」の伊東線が出てきたからでした。「伊東の手前の駅は…」と、やっと共通項が見えたのでした。
まぁ、その「違う方向」で問題を作る、となれば、こんなものでしょうか。

【問X】JR東日本・相模線、JR西日本・大阪環状線、愛知環状鉄道、あいの風とやま鉄道(該当する路線:9)
   (該当しない路線:JR北海道・千歳線、京浜急行電鉄・本線)

ところで、[96207] 山野さん
JR北海道ですが、札沼線含む4区間の廃止する方針を示した。
4線区とは(札沼線:医療大~新十津川)、留萌本線(全線)、根室線(富良野~新得)、
日高線(鵡川~様似)です。
尚、廃止時期は2020年度を目途としているそうです。
やっぱり、私が[95421]で書き込んでいた「廃線危険度のランク付け」で「D・Eランク」となっている各線がまず消える、と言うことになりそうですね…。となると、留萌市は早ければ2年後にも「第48回十番勝負・問四の想定解入り」と言うことになる雲行きですね…。

十番勝負と言うと、この留萌市、一昨年12月5日付けで留萌線の末端部・留萌~増毛間が廃線になって以来、第29回・問十の共通項「孤独な終着駅」に該当する市になっていたのですが…。バス代行になっている気仙沼線と大船渡線の不通区間を「鉄」とみなさない、と言う立場に立つと、気仙沼市と大船渡市もこの「孤独な終着駅」に既に「該当する市」に入っています([93032])。一方、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が来年度中に予定通り延長開業すると([96157])、新たな終点となる「てだこ浦西」駅は浦添市域にできるため、浦添市と「該当しない市」となっていた那覇市(現在の路線は那覇市内で完結している)は共に「該当する市」に入ることになります。
今回廃止対象となった4路線が消えると、「ペアシティ七番勝負」と「クイ図五番勝負」にも影響が出てきます。「ペアシティ」の第4回・問二の共通項は「市名+市名=駅名」となる組み合わせでしたが([90451])、札沼線の「石狩金沢」(存続予定区間の終点「北海道医療大学」の次の駅)と留萌線の「石狩沼田」の両駅が共に廃線予定区間に入っているため、この2駅が消えると「石狩」絡みの2駅が共に消滅することになります。「クイ図」では、第1回・問四の共通項「かな回文駅」([82279])で、日高線の「絵笛」駅が廃線予定区間に入っており、既に廃駅となった千歳線「美々」駅(昨年3月4日廃止、[92108] k-aceさん)に続き、こちらも想定解がまた減ることになります。

[96213] 白桃さん
強豪・アルゼンチンを相手に大善戦した「氷島国」の人口ですが、2年前の欧州選手権?でイングランドを破る大金星を挙げたときにも話題になったことがあり、そのときのスポーツ新聞の記事に「川越市や所沢市とほぼ同じ人口」というのを見た記憶があります。
現在のこの国の人口、348,580人(2017年12月:アイスランド統計局)に、昨年10月時点の推計人口が最も近いのは、油天神山さんの出身地・高槻市(350,145人)。一昨日の地震で最も被害が大きかったのが、死者4人を出したその高槻市を中心とする大阪府北部地域でした。京阪神地域のメンバーの方々、どうかご無事で過ごされているよう、お祈りいたします…。

…伊東市と言うと、先日「前市長が収賄容疑で逮捕」と言うニュースが入ってきました。どうやら、数年前に暴力団絡みの事件で騒ぎになった、廃業したホテルの跡地売買を巡る贈収賄のようです…(静岡新聞より)。
[96215] 2018年 6月 19日(火)19:58:07伊豆之国 さん
鉄道路線名一番勝負
違う方向を見ていました。

JR西日本・山口線

山野さんの[96207]へのレスは、後ほど。
[96203] 2018年 6月 14日(木)22:50:19伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦対策(一応?)・晩春の東海道中ぶらり旅(後編)
[96201] の続きです。

明けて4日、湖西市のホテルを出て、まず鷲津駅までの道筋にある古刹・本興寺にお参り。茅葺の本堂は修理中だったのが少し残念でしたが、見事な庭園や、谷文晁の襖絵など、見所も多い閑静なお寺でした。鷲津駅からは浜松を通り越して袋井で下車。目と足を傷めたことが続いたことから、駅からタクシーを飛ばし、今回の道中でどうしてもお参りしたかった、「目」だけでなく「足」の健康にもご利益があるという、遠州三山の一つにも数えられている名刹・油山寺([89119])へ。お参りするのは20年ぶりでしたが、ご本尊を祭る薬師堂までの道のりが遠く感じられたのは、やはり歳のせいなのでしょうか…。袋井駅に戻って、次は2駅目の掛川で降りて、「戦国市盗り合戦」で「(にわか)領主」と言うことになっている(結局、今回の十番勝負終了後もまだ「領主」に居座っていました…)掛川城へ。こちらも20年ぶりでしたが、天守閣は再建されてからまだ日が浅かった前回と比べ、既に堂々たる「風格・貫禄」が備わってきたように感じられました。それから藤枝で降り、藤枝市郷土博物館で開催されていた「こだま号と軽便の鉄道ジオラマ展」(こちら)を目指したのですが、「東海道線は菊川~金谷間で架線にトラブルが発生したため運転見合わせ」とのアナウンスが入り、しばらく粘ったものの、「復旧作業中」と言っただけで、いつになったら動くのかはっきりした情報がない状況が続き、ついに痺れを切らして、動いている新幹線に発車直前に飛び乗って静岡駅へ。「東海道線が運転再開」とのアナウンスを聞き、藤枝まで引き返すことにし、何とか藤枝駅に着いたのは午後4時を少し回った頃。駅前からまたまたタクシーを飛ばし、目的地の博物館にたどり着いたのは、閉館時刻の30分余り前。「元祖・こだま号」や軽便鉄道などの写真と模型、「駿遠線」([96180])の現役時代の映像などを見ることができましたが、時間がなくて駆け足でした…(こちら)。結局、昼飯抜きのままここまで続き、静岡駅から新幹線の指定席が何とか取れたこともあり、駅弁を買い、夕飯の時刻になってやっと遅い昼飯にありつくことができました…。新横浜から横浜線に乗り換えて、家路に。それにしても、またも東海道中の旅となるとなぜかトラブルが多いような…。
[96201] 2018年 6月 12日(火)21:43:04【2】伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦対策(一応?)・晩春の東海道中ぶらり旅(前編)
十番勝負と関連記事の書き込みに追われたこともあり、忘れかけたような今頃になって道中記を書き込む時間ができました…。今回の書き込みが「落書き帳」参入12年目の初書き込みになります。

先月4日から1泊2日で、東海道中、三河・遠江・駿河方面へ。初日・4日の朝、新横浜駅から新幹線に乗り込むのですが、この列車は豊橋に停まる「ひかり」号。その豊橋から飯田線沿線に向かうのが初日の目的。でも飯田線との接続があまりよくないこともあり、まず豊橋駅前から「市電」に乗って、昨年「続・日本百名城」([92779] じゃごたろさん)に選ばれた「吉田城」へ。20年前の秋、渥美半島を訪れたとき([91824])にも見に行っているのですが、今回は城址公園内で何かイベントが開かれていて、「模擬店」のようなのが軒を並べていて、雰囲気を壊されているようでいささか興ざめでした。園内から出て、ハリストス正教会へ。こちらも20年前に見た記憶があり、外側から眺めるだけですが、東京・神田のニコライ堂や、函館のハリストス教会と同じ宗派で、建物の造りもどこか似ているような…。「この鐘の音が聞きたかったなぁ~」と「妄想」も…。
豊橋駅に戻り、飯田線で、「百名城」に入っている、織田信長が武田勝頼を破った「設楽ヶ原合戦」(今はこのように呼ぶそうな)で名高い長篠城へ。電車が長篠城駅に近づくと、「長篠合戦幟まつり」の幟が道沿いに立ち並び、無人の長篠城駅で降りてから城跡への道筋に迷うことはありませんでしたが、実際の祭りは翌日と言うことで、「振られた」ような感じで拍子抜け、脱力感も…。でも、祭りの準備を見ることができ、隣接の史跡保存館では、「設楽ヶ原合戦」関連の貴重な資料を見ることができ、今まで知られていなかった新しい事実も知ることができたのでした。
長篠城駅から再び飯田線で豊橋方面に戻るのですが、「設楽ヶ原合戦」の激戦地で、織田・武田両軍激闘の地として知られる「馬防柵」があったとされる激戦地は、城跡からかなり西側に離れた場所にあり、最寄り駅(三河東郷駅)からも遠いので、車窓から遠くを眺めてもよくわからず、最初に豊橋駅で降りたときに通路の展示で気になっていた、三河一宮・砥鹿(とが)神社の大祭を見に行くことに。神社の最寄り駅・三河一宮駅は普段は無人駅になっており、この日は乗り降りする大勢の見物客を捌くため臨時に駅員が配置されていたのですが、少人数では切符の発券も精算にも手間取っている様子で、精算を待つ大行列の最後のほうだったこともあって、客がまばらになり、途中から神社の方角を見失い、道を間違えたことに気づいて引き返して何とか神社にたどり着くことに。でもメインイベントの「流鏑馬」の開始時刻には余裕があったので、まず出店が並ぶ参道を抜けて本殿にお参り。この神社では「八方除け」の祈祷の看板を見て、同じように「八方除け」で知られている、私が毎年の恒例としてお参りしている相模国一宮・寒川神社(今年はまだなのですが…)を思い出し、少しびっくりしたのと同時に、なぜか同じ「一宮」としての親近感も抱いたのでした。
「流鏑馬」の開始は午後4時。「流鏑馬」の行事は、TVでもよく映像が出てきている鎌倉・鶴岡八幡宮や、私が2年前に見てきた小田原・曽我梅林で行われていたもの([89968])など、騎乗する「射手」は成人であることが多いのですが、この砥鹿神社の流鏑馬は、小学高学年から中学生までの「若武者」が弓を射る、というのが珍しいところです。境内に馬場がなく、未舗装の公道を使っているようで、そのため同じ馬と射手が5往復すると言うものなので、帰りの電車の時間の制約もあり、豊川名物の「いなり寿司」を頬張りながら、2往復まで見たところで引き返し。三河一宮駅から豊橋駅へ、さらに東海道線に乗り換えて、この日の宿を取った湖西市へ。鷲津駅で降り、駅から少し距離がありバスもないのでタクシーで、チェーン店のホテルに。でも、休む暇もなく、重いバッグを客室に置いて身軽になって、すぐにホテルを出て、さざ波さんのお膝元、「浜松まつり」の夜の屋台引き回し見物に。「浜松まつり」は14年前の「浜名湖花博」のときにも見に行ったことがあり、そのときは昼間の「大凧上げ」も見ているのですが、今回は夜のほうだけとなりました。町の目抜き通りを、輝く提灯の光と絢爛豪華な彫刻で飾られた祭り屋台が練り歩く姿は14年前と変わらぬ光景でしたが、町を歩いて見るとどうも少し違うように見えたのは、廃墟状態として残っていた、倒産・廃業したデパート(こちら)が、結局取り壊されて跡地が「更地」となっていて、中心市街のど真ん中にぽっかり「空洞」ができていたからだったのでしょうか。
1時間半ほど屋台行列を堪能して、浜松駅から鷲津駅へ、またもタクシーでホテルに戻ったときは、夜9時をとっくに回った頃。結局浜松の二大名物、「鰻」も「餃子」も味わえず、ホテルとつながっている居酒屋で「マグロ寿司」を夜食にいただいただけで終わってしまいました…。大浴場で旅の疲れを癒して、寝床に。

♯翌日の道中記は、次回に…。

【1】書き込み中の誤動作により、訂正機能で書き直し(またかよ~…)
[96188] 2018年 6月 5日(火)20:20:25伊豆之国 さん
西日本に多い井上さん
[96180]
「井上」と言う苗字の分布について、後ほど書き込んでみようと思っています
その「井上」さんの分布について調べてみました。
「井上」さんは、全国に約62万人ほどいると推定され、全国ランキング16位(Web版「写録宝夢巣」による)となっています。「井上」には、稀な読み方として「いうえ」「いがみ」もあるようですが、まずほとんど「いのうえ」と見てよいでしょう。その「井上」さん、電話帳の記載件数に基づく「写録…」のデータ(※)で見ると、最も多いのは、大阪府で8,300件余り。僅差で兵庫県が続き、以下福岡・神奈川・東京の順となっています。また、都道府県別にランキングを見ると、最も上位にあるのは兵庫県で、県内3位。京都府と福岡県で4位、大阪・奈良・岡山・愛媛・高知・佐賀の各府県でも一桁順位に入っており、西日本の各府県が上位を占めています。一方、東海・北陸以東には余り多くはなく、全国から人が集まる東京と神奈川で共に16位に入っているほかは、山形県の18位が目立つくらいですが、少ない県は、と言うと、苗字構成が本土と異なる沖縄を除けば、県ランク最下位は青森県の186位、そのほかで3桁台なのは、秋田・長野両県の108位で、これらの県でも「確かに余り多くはないが、かといって『珍しい』と言うほどでもない」と言う感じで、これは「西日本型」のメジャーな苗字に共通して見られる傾向と言えそうです。

次に、遠州太郎さんの感想文([96143])に出てきた
市内の井上さんの占める比率ランキング...?
ですが、こちらを見ると(「平成の大合併」前の旧市町村別。関係ない広告がいくつも出てきていちいち消すのが鬱陶しいのですが…)
井上姓高密度21市町村
県名 市町村名 密度(%)
福岡県 八女郡上陽町 21.5072
福岡県 朝倉郡宝珠山村 16.3347
佐賀県 東松浦郡肥前町 14.4082
長崎県 南高来郡南串山町 12.6826
(以下略)
となっており、「井上さん率」が10%以上なのはこの4町村だけ、市部ではやっと18位に八幡浜市(3.8057%)が出てくるだけですが、上記の4町村を含め、ほとんどの市町村は「平成の大合併」により消滅したり他の町村との合併で「井上さん率」を下げており、現在、「井上さん率」が10%以上なのは、上表にある旧宝珠山村が含まれている福岡県東峰村(11.9%)が唯一、5%以上までに広げても、他にはやはり上表にあり、合併をしなかった岡山県西粟倉村(5.8%)があるだけのようで(こちら)、こちらのほうでも「西日本型のメジャーな苗字」に共通した傾向が見られます。
現在(といっても既に10年位前のデータなのですが…)の「市」単位での「井上さん」のランキングを「写録…」から調べてみたところ、兵庫県小野市、福岡県八女市、佐賀県唐津市と言ったところで市内最多の苗字となっており、政令指定都市の「区」まで見ると、大阪市西淀川区で最多となっていました。

一方、先に「東日本ではそれほど多くはない」と言ったのですが、それでもやはり全国各地から人が集まってくる首都圏ではランキングが高く、東京都と神奈川県で共に16位に入っているのですが、「井上さん」の分布状況を更に詳しく見てみると、神奈川県相模原市(「写録…」のデータと地図から見て、津久井郡4町と全て合併し、政令指定都市となって3区に分かれる直前の時期のデータと見られます)と厚木市で共に市内4位に入るのを初め、海老名市で7位、藤沢市・横浜市緑区・川崎市麻生区でも10位。東京都多摩地区でも、八王子市で7位、町田市と福生市で10位に入るなど、神奈川県央地域から東京都多摩地域にかけて、ランキング上位に入る市町が目立ち、東京都区部や横浜市各区の平均ランクと比べてもかなり高くなっています。確かに、これらの地域にも西日本各地から多くの人が集まってきたのははっきり言えるでしょうが、それだけでは「井上さん率」が東京・横浜の中心部に比べて際立って多いと言うことについては、説明が付けにくいのではないでしょうか。おそらく、神奈川県央から多摩地区にかけての地域には、「古くから井上姓の有力者が多く、この地方一帯で広く勢力を振るっていたことから、『井上』を名乗る者が増え、一族が更に繁栄したのではないか」とも考えられそうなのですが、実際はどうなのでしょうか。

(※近年は携帯電話の普及・個人情報保護の問題などの理由により、特に都市部で電話帳の掲載件数が大きく減少しており、ランキング作成にも影響が出てきています。より正確な苗字ランキングを見るには、少し前のデータのほうがより信頼性が高いと思われます。)


…最後に、つまらないミスがあったので訂正です。期限が過ぎていますのでここに書き込みます。
[96180]
昨年「秋」に飯山を訪れたときに見てきた「菜の花まつり」
もちろん「春」の間違いですね(泣)…
[96180] 2018年 6月 3日(日)21:29:05伊豆之国 さん
第48回十番勝負を振り返って~怖いながらも通りゃんせ~
今回も十番勝負の感想文を書かせていただきます。
いろいろご指摘もありましたので、どこかで必ず答えた市の名前が「見える」ように少しスタイルを変えました。
では、例によって解答できた順に。

問四~雨音はショパンの調べ~(銅メダル)
まず、最初にわかったのがこれ。「鉄分がない」と。過去に類題が出ており、今度は前のときにNGとされたタイプの市(「ウルトラクイズ」で出していた……[85046])も含む、と。静岡県内に3市残っている未解答市で答えたかったが…。先を越されたが、慌てることなし。○十年前の小学生時代に宿泊経験があった(でも泊まったホテルは今はない…)御前崎に。県内通算2度目のメダル獲得。

問六~三島は近年開けたる 豆相線路の分かれ道~
お題の広島シリーズから、もしかして「ま」の読みで終わる市? データベース検索で調べるとぴったり83市。「本当に?」と不安もあったが。ここはご当地の一宮の領地防衛を。

問五~菜の花畑に入日薄れ~
お題に過去のオフ会開催地が並んでいたが、そこから「温泉」の匂いを嗅ぎ分けるのは容易だった。去年の今頃に訪れた、風情のある寺町が残る、信州の市では人口最小の飯山市([92849])。欲を言えば、もう少し早く気づくべきだったが…。後になって、さざ波さんから
問五:島田市
([96108])が出てきたのを見て、思わず「シマッタ!」と…。静岡県の市部には該当するのがない、「大井川」に2つあるのは知っていたが、「上」のほうのと同じく川根本町にあるものと思い込んでいたのでした。

問十~御威(みいつ)は千代に燃ゆる火の 焼津の原はここなれや~(銅メダル)
ここまできて、何かどうも「仕掛け」がありそうな気配も見え始めたような…。後半6問は「まみむめも」? 想定解が多いので、「施行日」か?と、まず当たって見ると、「も」は「木曜日」か? そうしたらちょうど想定解と同じ112市。「博打」でもあったが、「合っていれば…」とメダル狙い。ここも静岡県から、遠洋漁業で名高い市に。これで本大会2個目のメダル。同一大会で同一県内から複数メダル獲得は初めてでした。

問一~ああ、初恋の君を…ギター爪弾く旅の鳥~
ここから最初の採点が出てから。お題が1市だけなのに、解答ラッシュに戸惑いながら、ふと見渡すと「あ」が入る市ばかりが…。試しにこちらもでもデータベースを検索すると、ぴったり合う。でもお題が1市だけでは危険と見て、まず採点が出るまで「待ち」とすることに。方向があっていたことで、「ご当地」の熱海が出ていなかったのを見て、満を持して。「天守閣もどき」もある、「虚構の世界の水軍の根城?」で1万石上積み。
♯問六もそうですが、この手の「読み系」と問題というと、その考察をk-aceさんが「お家芸?」にしていて、例えば「町村ではどこが該当しているか」などと、よくリストを作ったりしていたのですが…。

問七~沼津食わずに汽車の旅~
「み」で始まる市が並んでいたので、「迷彩」かもと疑い、「隣接関係では」と調べてみると、いずれもお隣同士。出てきた答えをよく見ると、二通りに分かれている。どっちが本当の共通項か、想定解数も多いので、とりあえずここは採点が出るまで模様眺めにしたのは、ぺとぺとさん
問七は2派にわかれているようだし、メダルも関係なさそうなので洞ヶ峠で行きます
([95808])と同じ。結局、それまで薄々感じてきた「仕掛け」がここではっきり見えてきたことで、「み」で始まる市と隣接、だと。三島市に接する2市から択一、と言うことになり、どちらも「市盗り」には直接つながらないので、より身近なほうを。その沼津と三島、近所であってもお互いにお隣同士でない、と感じていたのは、間に2つの町を挟んでいるから、と言うのが頭に入っているからでした。改めて地図を見て、南のほうでつながっていることが確かめられたのでした。

問八~怖いながらも通りゃんせ~(銀メダル)
お題が飛騨高山だけ、想定解33市と出ただ段階ではやはり絞りきれないので採点待ち。追加されたのが京都市、と言うところで、「高山→春と秋の屋台祭り」「京都→祇園祭」…ここで、以前に「タイムリーな引っ掛け問題」が出たアレか…?、と。「見えてきた仕掛け」から「む」…「無形文化遺産」か。それならhmtさんの[92026]の書き込みに答えが全部出ている!。私の祖母の故郷の、埼玉県最古参の市「小江戸」川越がリストに入っている。その時点ではいまいち不安もあったのでひとまず見送ったが。翌朝起きてPCを開いたところで、「銀」が取れそうだ、とゴーサイン。朝一での解答は久々でしたが…。採点発表を見て、思惑通りに「銀」獲得。川越城の石高を3万石加増し、十万石の大台に王手をかけた。これで今大会3個目のメダル獲得。同一大会での3個のメダルは自己新記録。十番勝負「改革」で「メダルは高嶺の花」と書いたのだったが([93021])、あれからこれで4個を上積み…。

問三~結ぶ実の変わらぬ色の名も代々に 青梅の里の梅の一本(ひともと)~
最初に1市だけ出た「諸国漫遊などしていない」黄門様の水戸市と、その時点での想定解数・38市から、おそらく他の何名かの方も同じように考えていたように、まず思いついたのは、「明治22(1889)年の市町村制施行時に誕生した市」か、あるいはその中にある下関市が「赤間関市」から改称しているのでこれを外し、1年遅れで市町村制が適用された高松市が入るか。どちらかだとまず推測したが、採点が出てみると全く外れ。熱海市が加わって違う方向だとわかったが、まだこの時点では読みきれず。その次の採点で太宰府が出て、「梅」がキーワードだとわかる。熱海は確かに梅園も有名だけれど、温泉のイメージが強すぎて「梅」と結びつきにくかったのでした…。で、早速ここまで出てきた正答の市のHPを開いたが、「市の花or木」が「市の紹介」とか「市のシンボル」の記載が見つからなかったりして、調べられなかったのもいくつか。結局、「絶対安全」なところと言うことで、「鉄」の聖地もある、近年では「昭和レトロの町並み」で売り出し中(少し前まではこの市といえば「マラソン」でしたが…)の、ずばり「梅」の字が入る市に。
ところで、なぜ今頃「梅」なのか、という「疑問」がいくつか出てきましたが([96142] 白桃さん、[96151] オーナー グリグリさん)、考えてみれば、梅の実の収穫時期は5~6月頃であり、間もなくやってくる「梅雨」の語源も「梅の実が熟する頃に降る雨」から来ていると言うことから見て、必ずしも時季外れとは言い切れないと思いますが。

問九~あれに見えるは茶摘じゃないか~
いきなり「三方ヶ原」から長距離砲?が飛んできて
問九:伊豆の国市
([95789] さざ波さん)、この時点では想定解「30以下」から見て、まず「現役の『おんな城主』(女性市長)」か、と思ったのですが、その後にさいたま・長崎と続くと何の脈絡もなく、いったいどこに共通項があるのは皆目見当がつきませんでした。それからいくつか出てきた答えを見ても共通項がつかめぬままで、見えてきた「仕掛け」から「め」に関係する何かとわかっても、「面積」などいくつかあたっても全て外れ。やっと共通項が見えたのは、ふとしたことで既出解を見回すと、どれも「この大会の他の問でメダルを取っている」と言うのに気づいたからでした。問四でタッチの差で逃がした牧之原市を、まさかここで答えられようとは思いもよりませんでした。これで静岡県内で未解答で残ったのは2市だけとなりましたが、実はこの2市、先月の連休での道中でいずれも重要なポイントになった市だったのでした。(道中記は忘れないうちに書き込みます)
ところでこの牧之原市、藤枝から出ていた「軽便」駿遠線(HP)が廃線になって以来、既に半世紀を経過しているのですが、その駿遠線の沿線だった現・牧之原市の相良・榛原方面と静岡市内を結ぶ高速バスが大繁盛で、日中でも20分間隔、朝のラッシュ時には何と5分間隔でバスが走っている、ということを[81107]のinakanomozartさんの記事で知り、「あのおとぎ列車のような『軽便』が走っていた沿線が、いまや70万都市・静岡市への通勤路線としてそんなに繁盛しているのか」と驚いたものでした([81115])。
この問九の疑問点に関しては、深く言及するのを避けることにしたいのですが、最初の3市については「どこを答えても、あてずっぽうで共通項を推測しても「まぐれ当たり」になってしまうこと、また、[96135] でぺとぺとさんがおっしゃるように
条件と結果がごっちゃになりループしてしまっている
(例えば"excel"で表を作りデータ集計を行うときに、計算式の入力ミスなどにより起こる「循環参照」のような現象?)ということが起こる、となると、やはり「矛盾」を含んでいるように見えて、出題としては面白いとは思うのですが、果たして適切性は?、と言うことになるのでしょうか。

問二~大人の階段登る 君はまだシンデレラさ~
「仕掛け」から「い」に関係、と気づいたものの、ヒントの意味がよくわからないまま苦闘を強いられた今回随一の難問。最初のヒントは「上位にある」か「2以上ある」のどちらに見ても全く意味不明。第3ヒントが出てしばらくして閃いたもの。人口ランキングを見て、そこまで出てきた答えの市を見ると、人口ランキングのすぐ下位にいずれも「い」で始まる市が。「い」の意味がようやく理解できた。「井上さん」を探せ、つまり「い」で始まる市のすぐ上にランクしている市を答えよ、と言う問題だ!と。焼津市でもう一回行くとか、「吉祥寺のない吉祥寺」とかも考えたが、「上だ!」と言う「駄洒落」の意味もこめて、今例の問題で騒がしくなっている、タオル作りでも名高い、穴子家さんの故郷・今治市のすぐ人口上位にある、こちらは一昨年の春に訪れた([90510])真田氏の城下町・信州上田に。これで全問お手つきなしで完答となり、最終順位も6位と、2大会連続で1桁順位を達成。メダル3個獲得と合わせて、予想以上の成果を収めることができました。
この問二に、多くのベテラン勢も含めて苦闘を強いられた方が多かったのは、やはり複雑でわかりにくい共通項の設定によることに尽きるのでしょうか。
ところで、「『井上さん』の人口?」と言うのが感想文に出てきましたが([96143] 遠州太郎さん、[96158] なると金時さん)、「井上」と言う苗字の分布について、後ほど書き込んでみようと思っています。


♭今回の選曲は次の通り。
問四:この市と直接関係ない選曲なので、説明を要します。私が○十年前に御前崎を訪れたとき、菊川駅からバスに乗った記憶があり、途中に「雨垂」と書いて「うたれ」と読むバス停(旧浜岡町佐倉)があり、待合所には地名にちなんで「雨」をモチーフにした手書きの停留所標識もあって、「うたれ」という新鮮な響きと合わせて、旅情を誘ったものでした([70758])。その「雨垂」と言う字からショパンの名曲を思い出し、さらにそれから30年ちょっと前のヒットナンバー(外国曲のカバーバージョン)にたどり着くと言う、手の込んだ「こじつけ」でした。バス停は今もあるようですが、待合所は今はなく、古いタイプの丸い標識と時刻表が書かれたポールが両側に立っているだけの殺風景なものになっているようです(Street View)。
問六:鉄道唱歌東海道編の16番ですが、この歌詞にある「三島」駅は今の三島駅ではなく、東海道線の国府津~沼津間が御殿場廻りだった頃の「三島駅」だった、特急とりあたまさんのお膝元・長泉町にある現在の御殿場線・下土狩駅でした([94655])
問五:昨年秋に飯山を訪れたときに見てきた「菜の花まつり」を思い出して。でも、この歌の舞台は本当はお隣の市なのですが([92849])…。この飯山市にある「戸狩野沢温泉」駅は、北陸新幹線開業により、野沢温泉へのバスの発着が飯山駅に変更されたため、今では野沢温泉の玄関の地位を失っているようです([96145])。
問十:市名の由来となったと言われる、この地に伝わる日本武尊伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編22番([89853])の、今回はその後半。
問一:例によって、私のカラオケ十八番(嘘)より([84609])。
問七:その昔、沼津駅で機関車付け替えのために長時間停車することが多かった時代を反映した?古い駄洒落([75051])。
問八:この地が発祥と言う、ご存知の童歌。
問三:地名の由来を詠み込んだ、「日野大納言」の和歌(「武蔵野むかしむかし」(朝日新聞社編・昭和60年初版)より)。この「日野大納言」について、「武蔵野…」にはいつの時代のどういう人物なのか記載がなく、ネットから「日野大納言 青梅」と検索すると、青梅市内の寺院のいくつかがヒットし、例えばこの寺院について開いてみると
京都の公卿「日野資枝」
と言う人物が出ているのと、公家に「日野家」があるので、さらに調べてみたところ、この「日野資枝」がこちらでヒットし、
江戸後期の公卿・歌人。京都生。烏丸光栄の末子、資時の嗣子。冷泉為村・烏丸光胤・有栖川宮職仁親王に学び、儒学の日野家と文学の烏丸家の両派を一つにして、宮廷歌壇の主要な位置を占める。文書にも長じた。塙保己一の師。享和元年(1801)歿、65才。
と出てきたので、あるいはこの人物かもしれないのですが、詳細が調べきれません…。
問九:ブランドにもなっているお茶の特産地と言うことで。
問二:この市出身の男性2人組の、30年あまり昔のヒットナンバー。今も市民の間で歌い継がれているようです([90537])。
[96157] 2018年 5月 29日(火)21:00:41【1】伊豆之国 さん
汽笛はもう聞こえない~第48回十番勝負・問四の想定解について~
今回の十番勝負では、もう一つ「鉄」関係の問題がありました。それは問四。共通項は、「その市内に旅客が乗り降りできる鉄道駅がない市」。この問の類題は、過去に第22回の問二で出題されたことがありますが、そのときの共通項は「市内に鉄道線路が一切通っていない」(旅客駅はないが、線路は市域を通過している場合は対象外)となっていて、今回の問四とは微妙に異なっていました。第22回・問二では、こちらも解説記事にまとめましたが、「駅も線路もない市」(計55市)については、現在も全て状況に変化もなく、またこのときの考察文([69946])と内容が重複するので、今回は割愛することとし、第22回・問二で「対象外」とされていた5市([69949])と、新たに該当することになった3市(うち1市は第22回・問二で対象外とされたタイプ)についてのみ表形式にまとめることにします。

第22回・問二では想定解に入らなかった市で、今回の第48回問四では想定解に入った8市は次の通りです。この表で、「タイプ」の欄の区分けは、[69946]と同様、駅(線路)がなくなった時期が市の誕生より前か後かで分けたもので、「A」は市の誕生後に駅がなくなったもの、「B」は市の誕生前に駅があったが、市の誕生時点では既に「駅なし」になっていた市を表し、今回「C」としたものは過去に鉄道駅が存在したことがないことを示します。「廃止期日」の欄のカッコ内は、「市の誕生前」であることを示します。

市名タイプ廃止(休止)路線廃止(休止)期日その他の線路の通過備考
十和田A十和田観光電鉄2012.4.1東北新幹線廃止関連記事
陸前高田A大船渡線(気仙沼~盛間)2011.3.12津波により路盤流失、以後バス代行。このまま復旧せず?([88294] k-aceさん、[93032])
富谷B仙台鉄道(北仙台~加美中新田間)(1956.3.14)1950.8.6以降災害で不通が続いたまま、廃止に至る。全線廃止は1960.5.1(HP)。2016.10.10市誕生
かすみがうらC常磐線
神栖B鹿島臨海鉄道鹿島臨港線が旅客営業廃止(1983.12.1)現在も貨物線として営業以降も臨時旅客列車が運行されたことがある
綾瀬C東海道新幹線
牧之原B静岡鉄道駿遠線(大井川~堀野新田間)(1968.8.21)東海道新幹線全線廃止は1970.7.30。駿遠線資料館より
宮若B旧国鉄宮田線(1989.12.23)山陽新幹線

ところで、気になる?今後の想定解の変動予想ですが、まず「鉄無し」から脱却し、この問の想定解から外れることが確定しているのが、浦添市。「ゆいレール」の浦添市域への延伸工事が着工され、既に路線敷設、駅の建設工事も進んでおり、来年中にも浦添市域に路線が伸び、駅ができることが確実になっており(工事進捗状況…ゆいレールHPより)、このまま予定通り進めば、1945(昭和20)年に軽便鉄道「沖縄県営鉄道」が戦災で破壊されそのまま廃線となって以来、74年ぶりに市域に鉄道駅が復活する運びとなります。
嬉野市には、九州新幹線「長崎ルート」の建設工事が始まっており、嬉野市内にも駅ができることになっているのですが、ルートや建設方法を巡って計画が目まぐるしく変わり、予定では4年後の2022年(??4年??)に「暫定開業」と言うことになっているようで、予定通り進めば、1931(昭和6)年に「肥前電鉄」([69946])が廃線となってから91年ぶりに現市域に鉄道駅が復活、ということになるのですが、計画の迷走から工事の遅れはますます大きくなっているようで、これからどうなるか、まだまだ曲折がありそうです([79519])。
富谷市は、「軽便」だった前記の「仙台鉄道」が災害で復旧しないまま60年余りを経過した今日、仙台市のベッドタウン化して人口が急増し、道路の混雑が激化していることから、現在泉中央まで開業している仙台市地下鉄南北線の富谷市、さらにその北の大和町(「富谷市を通過した」と[95515]で書き込んだ「宮城県某町」は実はこの大和町)への延伸を求める声が一部で挙がっているようですが、財政と採算の問題もあり、具体的な計画はまだ進んでいないようです(こちら)。

一方、この問の想定解に入ることが確定しているのが、10月1日に単独市制を施行する那珂川市。域内を九州新幹線が通過し、「博多南線」として運行している「博多南駅」の一部が市域に入っているのですが、博多南駅の住所は春日市なので、上記の表の「C」グループに該当することになります([71875] )。
「近い将来に想定解に入りそうな市の候補」と言うと、やはり「北海道の大赤字・閑散路線の存廃問題」の行方が大きく影響してきます。[87990]あたりから始まった山野さんの一連の書き込みを始め、いろいろと落書き帳をにぎわせていたこの路線存廃問題ですが、私が[95421]で書き込んだ「存廃検討路線のランク付け」の中で、現状では路線存続が厳しいのでは、と見られている「D」・「E」ランクに入っている路線を見ると、留萌線の終点となった留萌市が入っており、「維持に努める」と微妙?な表現になっている「C」ランクまで広げると、根室線の滝川~富良野間の沿線にある芦別・赤平の両市も入ってくることになります。
[96148] 2018年 5月 27日(日)22:50:52【2】伊豆之国 さん
いい湯だな(番外編)~消えた温泉駅、市にない温泉駅~
今回は、前回の記事([96145])の最後に書き込んだ
かつて市内に「温泉駅」があった市、町村にある「温泉駅」
について表にまとめてみることにします。

まず、「かつて『温泉駅』があった市からです。「今は無き温泉駅」については、9年前の第25回・問一の考察記事の後に、「『失われた温泉駅』を求めて」と題してhmtさんがまとめた記事([73275])がありますが、この表から、廃線や駅名改称によって「温泉駅」が無くなった時点で、その駅が「市」にあったものを拾い出してみました。

市名かつて存在した温泉駅(路線名)該当しなくなった期日理由備考
花巻花巻温泉(花巻電鉄鉄道線)、大沢温泉など5駅(同・軌道線)1972.2.16鉄道線廃止により市内の温泉駅が全て消滅。軌道線はそれより前の1969.9.1に廃止[91505],HP
大館雪沢温泉(小坂鉄道)1994.10.1旅客営業廃止2009.4.1に貨物営業も廃止し路線全廃
横浜綱島温泉(東急東横線)1944.10.20現駅名「綱島」に改称詳細は[73231]参照。現在は温泉旅館は全て廃業し近年新設の立ち寄り施設のみ
小松粟津温泉(北陸鉄道加南線(粟津線))1962.11.23路線廃止HP(この記事の時点では既に粟津線は廃線後)
飛騨奥飛騨温泉口(神岡鉄道)2006.12.1路線廃止2004.2.1飛騨市誕生から2年10ヶ月間のみの該当
米子皆生温泉(米子電車軌道)1938.12.3路線廃止(11.27より運行停止)皆生温泉一帯は1938.3.17の米子市との合併以前は「福生村」。市内だったのは実質8ヶ月余り
安来温泉前→鷺湯温泉前(一畑電鉄広瀬線)1960.6.20路線廃止
垂水海潟温泉(大隅線)1987.3.14路線廃止[73216]

…といったところでしょうか。
このほか、仙台、能美、白山、長野、松本、唐津、熊本、中津、宮崎の各市にも、現在の市域内にかつて温泉駅が存在していましたが、いずれも「温泉駅」があった当時は市外か、市の誕生前でした。

ついでに、現在「市」以外にある「温泉駅」を表に掲げておきます。次の10町3村に、計14駅あります。
自治体名温泉駅(路線名)備考
北海道音威子府村天塩川温泉(宗谷本線)
北海道弟子屈町川湯温泉(釧網本線)
北海道七飯町流山温泉(函館本線)
青森県大鰐町大鰐温泉(奥羽本線)共用する弘南鉄道の駅は「大鰐」
山形県最上町赤倉温泉・瀬見温泉(陸羽東線)
福島県下郷町湯野上温泉(会津鉄道)茅葺屋根の駅舎で有名。大内宿の最寄り駅
群馬県長野原町川原湯温泉(吾妻線)八ツ場ダム建設により移転
山梨県身延町下部温泉(身延線)
静岡県川根本町接阻峡温泉(大井川鉄道井川線)
三重県菰野町湯の山温泉(近鉄湯の山線)
岡山県西粟倉村あわくら温泉(智頭急行)
福岡県香春町柿下温泉口(平成筑豊鉄道田川線)
熊本県南阿蘇村阿蘇下田城ふれあい温泉(南阿蘇鉄道)震災により長期運休中

♯書き込み中に誤動作したため、記事訂正機能で追記
[96145] 2018年 5月 27日(日)14:35:20【1】伊豆之国 さん
いい湯だな(Remake Ver.)~第48回十番勝負・問五の想定解について~
今回の十番勝負「問五」の共通項は、「市内に『温泉』のつく駅がある市」でした。以前にも類題が出たことがあり(第14回・問九)、また第25回の「落書き帳10周年記念・特別バージョン」の問一では「JRの温泉駅限定」として出題され、そのときには私が「徹底研究」と称して([73216])「JRの(その当時存在した)温泉駅」についての考察を行い、それに対してhmtさんか早速レスがあり(有明つばめさんからも少し)、私鉄を含めて過去に存在した「温泉駅」までにも及んだやり取りは、解説記事としてまとめられました。今回は、JR以外も含めた「温泉駅」のある市が共通項、ということで、既に[96130] でデスクトップ鉄さんが概略を述べられておりますが、ここでは第25回・問一のときの考察の"Remake"と言う形で、「『温泉駅のある市』になった時期」にスポットを当てるのをメインテーマにして、次の表にまとめることにしました。
この表において、市の並びは、便宜上「お題」→「正答が出た」順とし、未解答で残った2市と、「おんせん」と読まない「温泉津(ゆのつ)」駅のある大田市は末尾に並べておくことにしました。

番号市名温泉駅(路線名)該当した日理由備考
1鹿角湯瀬温泉(花輪線)1995.12.1「湯瀬」より改称第5回オフ会
2会津若松芦ノ牧温泉・芦ノ牧温泉南(会津鉄道)1987.7.16「上三寄」「桑原」をそれぞれ現駅名に改称旧国鉄会津線の転換と同時。第8回オフ会
3笛吹石和温泉(中央本線)2004.10.12市誕生第11回オフ会
4神戸有馬温泉(神戸電鉄有馬線)1947.3.1合併で市域に
5松江松江しんじ湖温泉(一畑電車)、玉造温泉(山陰本線)1970.10.1「北松江」駅が「松江温泉」駅に改称。現駅名「松江しんじ湖温泉」への改称は2002.4.1。玉造温泉駅は2005.3.31に合併で市域入り第10回オフ会
6秦野鶴巻温泉(小田急小田原線)1958.4.1「鶴巻」より改称(注)
7大津おごと温泉(湖西線)2008.3.15「雄琴」より改称一度非該当市になった後に再該当(注)
8上山かみのやま温泉(奥羽本線(山形新幹線))1992.7.1「上ノ山」より改称
9山口湯田温泉(山口線)1961.3.20「湯田」より改称
10飯山戸狩野沢温泉(飯山線)1987.3.1「戸狩」より改称(注)
11恵那花白温泉(明知鉄道)2011.3.12「花白」より改称
12京丹後夕日ヶ浦木津温泉(京都丹後鉄道宮津線)2004.4.1市誕生当時は「木津温泉」駅。現駅名への改称は2015.4.1
13二戸金田一温泉(いわて銀河鉄道)1987.2.1「金田一」より改称当時は東北本線
14大館大滝温泉(花輪線)1955.3.31合併で市域に
15えびの京町温泉(吉都線)1990.11.1「京町」より改称
16榊原温泉口(近鉄大阪線)2006.1.1合併で市域に駅も温泉街も共に合併で津市内だが、駅の所在地は旧白山町、温泉街は旧久居市
17あわら芦原温泉(北陸本線)2004.3.1市誕生旧芦原町ではなく旧金津町
18函館湯の川温泉(函館市電)194?.改称?(注)
19豊岡城崎温泉(山陰本線)2005.4.1合併で市域に合併の1ヶ月前に「城崎」より現駅名に改称
20加賀加賀温泉(北陸本線)1970.10.1「作見」より改称
21上田別所温泉(上田電鉄別所線)1970.4.1合併で市域に
22日光鬼怒川温泉(東武鬼怒川線)、川治温泉・湯西川温泉・中三依温泉・上三依塩原温泉口(野岩鉄道会津鬼怒川線)2006.3.20いずれも合併で市域に「中三依温泉」「上三依塩原温泉口」は合併の2日前に現駅名に改称
23渋川小野上温泉(吾妻線)2006.2.20合併で市域に
24下関川棚温泉(山陰本線)2005.2.13合併で市域に
25新城湯谷温泉(飯田線)2005.10.1合併で市域に
26鶴岡あつみ温泉(羽越本線) 2005.10.1合併で市域に一度非該当市になった後に再該当(注)
27大崎鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉(陸羽東線)2006.3.31市誕生(所在地の鳴子町が古川市などと新設合併)
28武雄武雄温泉(佐世保線)1975.6.19「武雄」より改称
29黒部宇奈月温泉(富山地鉄本線)、黒部宇奈月温泉(北陸新幹線)2006.3.31合併で宇奈月温泉駅が市域に黒部宇奈月温泉駅の開業は2015.3.14
30福島飯坂温泉(福島交通飯坂線)1964.1.1合併で市域に
31七尾和倉温泉(七尾線)1980.7.1「和倉」より改称のと鉄道とも共用
32郡上みなみ子宝温泉(長良川鉄道)2004.3.1市誕生
33霧島霧島温泉(肥薩線)2005.11.7市誕生(所在地の牧園町が国分市などと新設合併)
34島田川根温泉笹間渡(大井川鉄道大井川本線)2008.4.1合併で市域に
35美濃湯の洞温泉口(長良川鉄道)1986.12.11「美濃立花」より改称旧国鉄越美南線の転換と同時
36八代日奈久温泉(肥薩おれんじ鉄道)2004.3.13「日奈久」より改称鹿児島本線八代~川内間の転換と同時
37人吉人吉温泉(くま川鉄道)2009.4.1「人吉」より改称共用するJR人吉駅は改称せず
38松山道後温泉(伊予鉄松山市内線)1961.4.1「道後」より改称
39青森浅虫温泉(青い森鉄道)1986.11.1「浅虫」より改称当時は東北本線
40富士吉田葭池温泉前(富士急)1951.3.20市誕生
41大田温泉津(山陰本線)2005.10.1合併で市域に「おんせん」と読まない唯一の駅

「温泉駅がある市」の仲間入りした理由を見ると、「『温泉』のつく駅名」に改称したことによるものが最も多く、全体の半数近くを占め、次いで「それまで郡部だった温泉駅が合併によって市域に入った」のが続き、「合併などによる市の誕生」によるものは意外と少数派です。

「温泉」駅について、複雑な経緯をたどった市もいくつかあります。大津市には、かつて江若鉄道に「雄琴温泉」と言う駅がありました。1923(大正12)年に「雄琴」駅として開業し、戦後間もない頃?に「雄琴温泉」に改称しています。「雄琴温泉」駅があった雄琴村は、1951(昭和26)年に合併で大津市に入りましたが、wikiの記述を見る限りでは、合併と駅改称のどちらが先か不明です。江若鉄道は、国鉄湖西線の建設計画との絡みもあって、1969年に全線を廃止し、路線敷きの一部は湖西線の用地に転用されましたが、「雄琴温泉」付近では市街地を避けて山側に線路が敷かれたため、温泉街から遠い場所に駅ができ、また当時は「雄琴」というと「風俗営業」のイメージが強くなっていたことも、駅名に「温泉」がつかなかったことと関係あるかもしれません。その後、温泉街のほうでも「歓楽街」からの脱却を目指して体質改善が進み、「温泉」駅の復活を望む声が大きくなったとされ、2008(平成20)年に「雄琴」駅が現在の「おごと温泉」に改称され、江若の「雄琴温泉」駅が消えて以来、39年ぶりに「温泉駅」が復活となったのでした(この辺の経緯は、大津市民のむっくんさんから情報をいただければ幸いと存じますが…)。
鶴岡市も「温泉駅が復活」した市です。市内には、かつて「庄内交通」の「湯野浜温泉」と言う駅がありました(こちら)。鶴岡駅から出ていた「湯野浜線」の終点の駅で、同名の温泉の玄関の駅となっていましたが、1975(昭和50)年4月1日付で廃線となり、いったん市内から「温泉駅」が消えました。その30年後の2005(平成17)年、「あつみ温泉」駅があった温海町が合併で「新・鶴岡市」の一部となり、こちらも市域に30年ぶりの「温泉駅」復活となったのでした。

秦野市にある小田急「鶴巻温泉」駅は、開業時の「鶴巻」から「鶴巻温泉」に、戦時中に「温泉」を外され「鶴巻」に戻された後、1958(昭和33)年に再び現駅名の「鶴巻温泉」の駅名が復活しています。飯山市はややこしく、飯山線が私鉄だった戦前、野沢温泉の中心部に最も近い位置にある現在の「上境」駅が一時期「野沢温泉」駅を名乗り、国鉄への買収で「上境」に戻った後、今度は隣の「戸狩」駅が1987(昭和62)年に「戸狩野沢温泉」に改称されて現在に至っています([73231] hmtさん)。しかし、この両市とも、直近の「温泉駅」の改称以外は、まだ郡部だった時期でした。余談ですが、「戸狩野沢温泉」駅は、北陸新幹線の開業と共に、野沢温泉へのバスの発着が現在地に移転した飯山駅に変更されて、戸狩野沢温泉駅から野沢温泉へのバスの運行も中止され、既に野沢温泉の玄関としての地位を失っているようです。飯山市には昨年の春に訪れているのですが([92849])、直通バスが待っていた「菜の花まつり」に気を取られ、野沢温泉方面へのバスは目に留まりませんでした。飯山駅も移転によって元の駅とは別の駅になったように見えるので、新たに野沢温泉への玄関口になった飯山駅を「飯山野沢温泉」(合併破談で「幻の市名」になったあの名前ですが…)に、野沢温泉の玄関の地位を下りた「戸狩野沢温泉」は、「戸狩温泉」(駅の北方に立ち寄り湯があります)にそれぞれ駅名を改称したほうが、実情にあっているように思えるのですが…。

函館市電の「湯の川温泉」駅(路面電車の停留所)については、wikiの記事では
1913年(大正2年)6月29日 - 鮫川橋停留所として開業。当停留所から湯川終点までは単線であった
1938年(昭和13年)以前 - 鮫川に改称。 以降、温泉入口、湯川、そして現在の湯の川温泉と改称している
1945年(昭和20年)7月2日 - 鮫川 - 湯川間の単線軌道が撤去され、終点となる
1959年(昭和34年)9月2日 - 1945年に撤去された湯の川温泉~湯の川間の軌道が複線で再敷設され、中間駅に戻る
とあるのですが、「温泉入口」と、現在の「湯の川温泉」への改称時期がこれでは読み取れません。本サイトの「市の変遷」から、北海道の市→函館市の変遷の欄を見ると
函館市 1939.4.1 編入 函館市, 亀田郡 湯川町
とあるので、「湯の川温泉」がある地域である「湯川町」が1939年に函館市域に入っていることはわかるのですが、それぞれ駅名の改称時期がいつだったか、函館市交通局のサイト→函館市電のあゆみ事業の沿革を見ても記載がなく、これらを見た限りでは「灰色」(この市出身の、こういう名前のバンドが居りますが…)領域に入ってしまい、「温泉入口」への時期がいつだったかによっては「温泉駅がいったん消えた後復活」と言うケースに当てはまる可能性を捨てきれません。

2007年1月に行われた、第14回・問九は、今回とほぼ同じな共通項で出題された問題でしたが、このときの想定解数は39市。「温泉津」駅がある大田市は「正答」として扱われ、またロープウェイの「温泉」駅がある山形市と高山市も正答とされていました(増えた1市」は、実は山形市だと思っていました)。一方、「JRの温泉駅限定」で行われた第25回・問一では、大田市は想定解に含まれず、対象外扱いでした。
今回の問五では、途中で追加された1市とは「おんせん」と読まない「温泉津」駅がある大田市だったと思われ、一方ロープウェイの駅がある山形市と高山市は除外されたと考えられます。反対に、第14回・問九の時点から増えた「温泉駅」がある市は、大津市(2008.3.15に「雄琴」駅が「おごと温泉」に改称して39年ぶりに「温泉駅がある市」に復帰)、島田市(「川根温泉笹間渡」駅がある川根町が2008.4.1に合併で市域に)、人吉市(2009.4.1にくま川鉄道の「人吉」駅が「人吉温泉」駅に改称。JRの駅は「人吉」のまま)、恵那市(2011.3.12に「花白」駅が「花白温泉」駅に改称)の計4市。結局、今回の想定回数は、差し引きで41市ということになったのでした。

以上により、市内に「温泉」のつく駅がある市は41市(大田市を含む)、市内にある「温泉」のつく駅の数は50駅(温泉津駅を含む)。「温泉駅」が複数ある市は5市あり、最も多いのは日光市で、5駅あります。

♯かつて市内に「温泉駅」があった市、町村にある「温泉駅」については、次回に書き込むことにします。

【1】「市にある温泉駅」の合計を追記。その他、誤記と一部の表現を修正。
[96096] 2018年 5月 24日(木)20:26:52伊豆之国 さん
増えた1市は?
問五で「大田市」はなぜOKなのか、論議を呼んでいるようですが、私はこの問五で「増えた1市」は別の市だと思っていました(実は想定解の数合わせをしていなかったのです)。
感想文で触れることにします。
[96071] 2018年 5月 22日(火)21:40:17伊豆之国 さん
「暑いぞ!熊谷」やめました(その後) & 掛川市
加齢と繁忙による判断力低下のせいなのかも知れませんが、このところつまらないことで「トラブルメーカー」に堕落してしまっている(笑)、今回3万石加増を得た武蔵国入間郡川越城永世名誉領主([87441] 白桃さん)伊豆守でございます。
十番勝負もだいぶ先が見えてきたとはいえ、その真っ最中に「勇気ある書き込み」をするとなると、あえて市名を伏字にしたのは「ひょっとすると解答のヒントを与えるかもしれない」ことを恐れて少し遠慮したのもやむをえなかったのかもしれませんが、人名となるとまるで芸能ニュースみたいになってしまっては(意味不明)…。

ここからはまたまた新聞記事ネタ。
去年の今頃、「暑い街」として有名な熊谷市が「暑いぞ!熊谷」をやめる ([92854])と言うニュースを書き込んでいたのですが、このほど、新しいキャッチフレーズとして、何と「暑い街はお得です」というタイトルに模様替えした、という話が新聞記事に出ていました。
全国有数の暑い街として知られる埼玉県熊谷市で22日、夏の風物詩となっている大温度計(高さ4メートル)がデザインを今年から一新し、市内の八木橋百貨店前に設置された。昨年までは市のキャッチフレーズ「あついぞ!熊谷」を使っていたが、「定住促進にマイナス」などの声が上がり、市がPRの重点を「暑さ」から「暑さ対策日本一のまち」に変更。これを受け、大温度計も「熊谷夏の陣 猛暑はお得」に改めた。
「陣」は人が集まる様子を表し、「暑い時に来店して」との思いも込めたという。熊谷地方気象台が毎日午後5時に発表する「明日の予想最高気温」が35度以上の猛暑日となった場合、翌日に同店の各売り場で割引などの「猛暑日サービス」を行う。同店は「暑さを競うのではなく、お得な買い物を楽しんで」と話している
(毎日新聞より)

これも埼玉県の話題ですが、前回の十番勝負・問七で埼玉県の該当市がさいたま市ではなくて、熊谷市と誕生日が同じ川口市だということの理由が、先週のTV番組を見てようやくわかりました…。

♯今晩のTV番組「お宝鑑定」の出張場所は、自分が(まだ)「領主」に居座っている、山内一豊ゆかりの城下町・掛川市(実はここも連休の道中で訪れたところですが…)。その最初の紹介映像で出てきたのは、おそらくinakanomozartさんが[94775]でおっしゃっている「茶」の植栽文字と思います。新幹線からは離れた場所のようなので、やはり昔新幹線から間近に見えた「茶の静岡」の植栽文字([94753])は消えてしまったようでした。
[96058] 2018年 5月 21日(月)22:53:13伊豆之国 さん
砂丘が石ころだらけ!! & サイキョー銀行?
[95789] さざ波さん
問九:伊豆の国市
どうだ?
いきなり攻め込んできた、その真意は?…いずれ、共通項発表と感想文で明らかになるでしょう。

さて、そのさざ波さんのお膝元、浜松市の遠州灘に面した中田島砂丘がエライことになっているようです。
日本3大砂丘の一つで、アカウミガメの産卵地として知られる中田島砂丘(浜松市南区)の海岸が石で覆われ、地元住民から「美しかった砂浜が台無し」と声が上がっている。静岡県が浸食対策の事業で石を使ったためで、県は「海岸線を維持できる」との立場だが、ウミガメが上陸しなくなった所もある。
(毎日新聞より)
記事の続きを見ると、どうやら砂浜保護対策で大量の石を使ったのが、「離岸流」と呼ばれる水流が発生して西側に押し流され、海岸に積み上げられたと言うことらしいようです。
…実を言うと、私は先の連休に浜松市を訪れ、一大イベントを見に来ています。道中記は、十番勝負の感想文の後、忘れないうちに書くことにします…。

[96052] 般若堂そんぴんさん
「あづまゑびす」の件、[96045]にあるとおり、既に落書き帳を「卒業」して久しい(HPが更新されているようなのでどうやら今もご健在のようですが)「地理学の巨匠」という先生がおっしゃっている「自虐的表現」([76598])を引用しただけだったのですが…。悪意はなかったので、どうか気に留めないでください…。
♯昨日、地元のデパートでの「うまいものめぐり」で買ってきた米沢牛の牛すき弁当、とにかく美味でした…。
ところで、京都市「西京区」、魚の「西京漬」、東京都内にある「西京信用金庫」、山口県の「西京銀行」と「西京高校」、これを全部正しく読み分けられる人は果たしてどのくらいいるのでしょうか?(私は「西京区」以外はどう読むのか自信がありません…)
[96045] 2018年 5月 20日(日)23:12:09伊豆之国 さん
かんさい学院
今回の十番勝負、前回に続く一桁順位でのゴールでしばし高見(←そういえば、この苗字が出身地で最もメジャーだという、通算順位でも上位のk-○○○氏がこのところ姿を見せなくなっていますね…)の見物と言うことで、ここからは十番勝負とは直接関係ない書き込み。

日大AF部の暴力沙汰が世間をにぎわせていますが、その監督だったか知りませんが、「関西学院大学」を「かんさい~」と何回も繰り返していたとかで「恥の上塗り」だと散々たたかれているとか。「上方」の知識に疎い「吾妻恵比寿」どもが「関西学院」の正しい読み方を知らなくても仕方ないのかもしれませんが([76598] Issieさん)、常に「宿命のライバル」として戦ってきている相手の校名を間違えると言うのは恥ずかしくないのか、と思ってしまいます。それにしても「西」の字は曲者ですねぇ~([85664])。JR○○線とS県○○市、どっちがどっちだったかいまだによくわからない…。
[95992] 2018年 5月 18日(金)22:41:29伊豆之国 さん
十番勝負
問二:上田市

これじゃノーヒントでは無理じゃ~。
[95931] 2018年 5月 15日(火)00:20:03伊豆之国 さん
十番勝負
問九:牧之原市

ある「からくり」とは南蛇井?
[95925] 2018年 5月 14日(月)22:55:24伊豆之国 さん
十番勝負
問三:青梅市
[95880] 2018年 5月 14日(月)06:22:07伊豆之国 さん
十番勝負
問八:川越市

覚悟で狙って行きます。
[95856] 2018年 5月 13日(日)21:20:11伊豆之国 さん
十番勝負
問七:沼津市
[95844] 2018年 5月 13日(日)21:08:18伊豆之国 さん
十番勝負
問一:熱海市
[95839] 2018年 5月 13日(日)20:06:23伊豆之国 さん
十番勝負
問十:焼津市

数は合っていますが…
[95805] 2018年 5月 12日(土)22:26:24伊豆之国 さん
十番勝負
問五:飯山市
[95776] 2018年 5月 12日(土)21:25:12伊豆之国 さん
十番勝負
問六:三島市
[95771] 2018年 5月 12日(土)21:17:12伊豆之国 さん
十番勝負
問四:御前崎市

一か八かで勝負します。
[95740] 2018年 5月 3日(木)10:10:07伊豆之国 さん
長良川温泉が大ピンチ!!
第9回オフ会の会場となった、岐阜市の長良川温泉。昨年、「温泉総選挙・女子旅部門第一位」の栄冠に輝いたと言う、その長良川温泉が大ピンチ、と言う情報が昨日の新聞記事に出ていました。(毎日新聞より)
長良川温泉 湯が消えた! タンク輸送で応急処置
配管老朽化で源泉漏れ
春の観光シーズンに旅館の湯船が空っぽ--。こんな信じられない事態が3月、岐阜市の長良川温泉で起きた。老朽化した配管から源泉の湯が漏れ、供給がストップしたのだ。漏水はこれまでに何回も発生。安定供給は温泉街の生命線だが、費用負担が課題で抜本的な対策は講じられていない。専門家は、全国の温泉街で同様の問題が起きる可能性を指摘する
オフ会会場となった旅館のHPを見ると
2018/03/30長良川温泉供給再開のお知らせ
2018/03/23長良川温泉供給停止のお知らせ
が出ており、ここから岐阜市HPから観光情報→長良川温泉のHPにリンクすると、長良川温泉の現状と対応策についての記事があり、3月23日に漏水が見つかって温泉の供給がストップし、28日からタンクローリーによる温泉水の運搬により、何とか温泉の再開にこぎつけている、という状況になっているようです。
[95739] 2018年 5月 1日(火)23:20:33【1】伊豆之国 さん
駅名に合わせて自治体名を変えた?(静岡県の場合)
[95707] MIさん
1937(昭和12).07.08 静岡県(中略)引佐郡氣賀町「ケガ」ヲ氣賀町「キガ」ト改稱シ本月八日ヨリ施行セリ
[95727] ekinenpyouさん
富士郡富士根村(ふじねむら)は同PDF30コマで実は「フジネ」ではなく「フジモト」村と記載されています
「気賀」も「富士根」も、共に鉄道の駅名として現存しています。「気賀」駅は、wikiによると
1938年(昭和13年)4月1日 - 国鉄二俣西線【→二俣線】の駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始
し、1987年に第三セクター「天竜浜名湖鉄道」に転換されて現在に至っています。しかし、「気賀」を名乗った駅
はこれか初めではなく、現・気賀駅より22年前、1915(大正4)年に「浜松鉄道」(→遠州鉄道奥山線([92708])) の駅として開業し、二俣線の開業に伴い「気賀口」に改称しています。こちらの「元祖・気賀駅」は、やはりwikiを見る限り、開業当初は「けが」と言う読み方だったようで、駅名改称時に「きがぐち」と言う読み方になったと読み取れます。一方、現・気賀駅は、開業当時から「きが」と読んでいたと思われますが、wikiの記事からはこのところがはっきり読めないように思えます。「気賀町」が「けがちょう」から「きがちょう」に読みを変えたのが、現・気賀駅の開業の前年なので、このあたりのいきさつがどうなのか、「気」になるところです。
【追記】
「二俣線」は、「浜松市街の襲撃を避けるための迂回ルートとしての軍事路線」として建設されたと言う経緯もあり、「金指」駅付近で先に開業していた「奥山線」の線路を「押し上げ」て二俣線をオーバークロスさせる(その高架橋の残骸が廃線から半世紀以上が過ぎた今も残っています…ここ)など、「お上の権勢」に任せた強引な線路付け替えがあったことでも知られていますが、「気賀」の駅名に関しては、現在の気賀駅のほうが明らかに気賀地区の中心に近く、奥山線のほうは金指~井伊谷間でV字型に近い大回りをしており、気賀町の市街地に近づけるためにあえて迂回する線形にしたことが読み取れそうに見えます(奥山線Walking([92708])より)。
【追記終】

「けが」と読む駅名は、飯田線に「毛賀」という駅が現存しています。こちらのほうは、1927(昭和2)年に「伊那電鉄」の駅として開業(当初は仮の終点として暫定開業)し、1943年に国鉄に買収されて飯田線となり、現在はJR東海の管轄になっています。この「気賀」と「毛賀」駅、割と近所なので、もしかしたら「同音回避?」かも、という関係もやはり「気」になりそうですが。

「富士根」駅は、やはりwikiによると
1913年(大正2年)7月20日 - 富士身延鉄道の駅として開業
しています。駅名は駅の近くにあった「富士根村」(現・富士宮市)に由来していると思われますが、実際の所在地は富士根村ではなく([83651])、隣の鷹岡村(現・富士市)でした。このあたりの経緯はwikiにも書かれていますが、「富士根」の本来の読み方を富士身延鉄道の当事者が知らず、結局間違った読みが定着してしまったのか、いつの間にかこっそり村名を「ふじね」に読み方を変えたのか([95727])、あるいはしばしば話題になっている「南毛利」や「北橘」のように、正規の読み方と地元で通っている読み方が違っていて、その両方が共存していたのか、この辺の経緯も気になるところです。

[95719],[95736] ペーロケさん
問弐:あるものを2つ失うと、人口が89%も減少する市はどこ?
あるものとは2つの点です。これを失うと、新幹線駅も県庁も失い、隣の小さな市になってしまいます。
白桃さん([95738])とは違う視点から。

・点のあるほう、ないほう、どちらも去年の今頃訪れたところですね…。
・それぞれキーワードになる動物は、「牛」と「兎」。

…いかがでしょうか?
[95718] 2018年 4月 24日(火)20:40:16伊豆之国 さん
Re:市名なぞなぞ
[95712] 白桃さん
潮来市の水がもし無くなったら、「水郷」ではなくなるのだから観光客も訪れなくなります。いや、それどころか、全く別の市になってしまいます。そういえば、2~3年前にその市を連想させるような、NHKの連ドラがありました
その市とは…

・「ブランド市名」を巡るバトルの渦中にいる、そのメンバーのお膝元のお隣
・「木の国」に同字で読み方違いの駅がある
・その市一番の観光地は、近年有名になった「○空の城」

…いかがでしょうか?
[95646] 2018年 4月 3日(火)20:56:31【1】伊豆之国 さん
ひょっとして、「静岡県某市」の領主は吾輩ですか?
[95642] シノレパシクソさん
[95643] 千本桜さん
[95644] デスクトップ鉄さん
もうほとんど答えが見えてきているようですが…

A市といえば、C市・D市に次ぐC県第三の都市。E線(鉄道名)とF鉄道がG川に沿って通っており、A駅を中心に市街地が広がっています。戦国武将で有名なH氏のルーツもあり、市街地にはA城跡があります
A市は一昨年、C市とD市は昨年の春の連休で、それぞれ歩いたところでしょうか?
A市周辺で有名なT飴
"T"の名は、今の宰相と同郷で、苗字が埼玉県某市にあるJRの駅名と同じの、若くして逝った女流詩人のファーストネームと同じでしょうか?
川に架かった橋をJ(鉄道名)の列車が渡っている様子と、輝く川の水面とが合わさった光景はとても綺麗でした。
この路線を走っている電車には、その昔流行歌の題名にもなった、この県にある山の名と同名の駅もある、都内の私鉄路線(ただし車両はその頃のものではありませんが)からやってきた車両もありますね。
その列車の終点は◯◯温泉ですね
この温泉にも一昨年に訪れたのですが、時間がなくて足湯で我慢しました。C市にある名刹には、この温泉街にあるお寺とセットでお参りしないとご利益がない、とも言われているとか。
[95636] 2018年 4月 1日(日)22:00:07【1】伊豆之国 さん
春過ぎて夏来たるらし & ミニクイズ共通項発表
昔の暦なら今日から夏、と言うことでしたが、今の暦では春の真っ盛り…

[95602] BKBさん
[95605] 山野さん
[95631] ペーロケさん
奈良県庁が橿原市に?
これ、「卯月馬○」ネタを先取りした、ご当地B級グルメ(実は昨日、地元のデパートの物産展で買ってきて晩飯で召し上がってきました)で名高い、「耶馬溪」がある市のここの話だとてっきり思い込んでいましたが…どうも石見銀山にも程近いこちらの話らしいですね…。
でも、元々「大和国」の中心は、橿原市域をも含む飛鳥を中心とする地域にあり、今の奈良市が大和国の政治・経済の中心になったのは710年の平城京への遷都以来であり、それまでは飛鳥から見ると隣国との境に近い「辺境」と言ってよい地域だったこと、そして橿原市の「今井町」は豪商の町として知られ、「大和の富の七分が集まった」([74147] inakanomozartさん)と言うほど栄えたのを思えば、この構想を全くの「実現の可能性がない夢想」だと決め付けてよいものか、とも思ってしまいますが…。
県庁移転の話と言うと、有名なのは「信州」ですが、同じような話は滋賀県(彦根へ)とか埼玉県(熊谷へ)にもあった、ということをとこかで見たことがありました。
東京都庁は千代田区から新宿区に移転していますが、小・中学校の教科書・地図では、東京都の都庁所在地は「新宿区」ではなく「東京」として扱っているようです。Web版の地図でも、広い範囲を表す地図では、都道府県庁所在地を示す記号は、たとえば神奈川県庁は「横浜」、埼玉県庁は「さいたま」と表示されるのに対し、東京都庁は「新宿(区)」ではなく「東京」と表示され、次第に拡大して行くと「東京」の表示が消え、都庁の位置に記号と「東京都庁」の文字が表示される、というようになっているものが多いようです。

さて、ここからは[95585]で出したミニクイズ、[95622] で予告したとおり、ここでお開きとすることにします。

【Q】成田市、妙高市、高岡市、滑川市、糸島市(該当しない市:野々市市、志布志市)
…この各市の共通項は何でしょうか?他に該当する市はあるでしょうか?

共通項は、「同じ文字(漢字、かな)が連続する駅がある市」でした。
該当する駅は次の18駅。駅の所在地は14市(札幌市に2駅ある)と3町でした。

駅名路線名所在地タイプ
すすきの札幌市地下鉄南北線札幌市中央区K
豊水すすきの札幌市地下鉄東豊線札幌市中央区K
陸中中野八戸線岩手県洋野町N
のの岳気仙沼線宮城県涌谷町K
羽前前波陸羽西線山形県新庄市M
京成成田京成電鉄本線千葉県成田市N
流山おおたかの森東武野田線・つくばEXP千葉県流山市K
つつじヶ丘京王電鉄京王線東京都調布市K
妙高高原しなの鉄道・えちごトキめき鉄道新潟県妙高市M
越中中川氷見線富山県高岡市N
越中中島富山ライトレール富山県富山市N
越中中村富山地方鉄道本線富山県滑川市N
ささしまライブ名古屋臨海高速あおなみ線名古屋市中村区K
男山山上京阪鋼索(ケーブル)線京都府八幡市N
廿日市市役所前(平良)広島電鉄宮島線広島県廿日市市N
土佐佐賀土佐くろしお鉄道中村線高知県黒潮町M
筑前前原筑肥線福岡県糸島市N
ししぶ鹿児島本線福岡県古賀市K

「タイプ」欄の"M","N","K"は、[95622]で出した「ヒント」でそれぞれ「妙高市タイプ」「滑川市タイプ」「古賀市タイプ」としたものを表したもので

妙高市タイプ…同じ漢字の連続で、読みも同じ
滑川市タイプ…同じ漢字の連続で、読みがそれぞれ違う
古賀市タイプ…同じひらがなが連続

と言うことなのでした。なお、「同じカタカナが連続」と言う駅名は現在ありません。
「該当しない市」に挙げたものは、野々市市(JRと北陸鉄道の野々市駅)…繰り返し記号(々)、志布志市(志布志駅)・奈良市(大和西大寺駅)…同じ漢字が複数使われているが、連続していない、町田市(すずかけ台駅)…あとのほうに濁点がつく、阿蘇市(いこいの村駅)…同じひらがなが複数使われているが、連続していない…と言うことでした。

…ここで白状しますが、[95588] でそらみつさんが書き込んだ
古賀市は微妙なライン?(中略)古賀市の例を入れないならば、該当する市はあと3(4)つですね
が出てきたとき、正直言って少々焦りました。元々は「同一漢字連続」を想定していて、この方が想定解も一桁に収まって「十番勝負もどき」にもならず綺麗だ、と思っていたのでしたが、[95585]のお題の市と「該当しない市」からは、「ひらがな連続」を排除できなかったことに加え、カッコつきのケーブルの駅と、あと「厳島」の近く([80240]で書き込んでいたのに…)は見落としていました(こんなサイトがあったので照らし合わせてわかりました)…。「温情」もあって、ひらがな連続もOKにしたことで、想定解は14市になり、「十番勝負」でも草創期にしばしば出題され、第25回でも「落書き帳10周年記念」として、想定解の少ない問題ばかりを集めた「特別バージョン」で行われたときに出たようなものになって、「十番勝負もどき」になってしまったのは、行き過ぎだったと反省します…。

♯「選抜」ベスト4が出揃いました。
4校とも、「選抜」優勝経験があります(こちら…【追記】)。また、いずれも所在地の市に温泉がありますが、全国的にメジャーなものはなく、「知る人ぞ知る」と言った感じのものばかりのようですが…。石川県の2校、いずれも惜敗しましたが、ここまでの健闘を称えましょう。
[95622] 2018年 3月 30日(金)22:02:09【1】伊豆之国 さん
ミニクイズ(最終ヒント) & 意図的自治体越え地名
まず、[95585]のミニクイズですが…

[95601] そらみつさん
八幡市の扱いをどうするかの違いです
八幡市は該当する市に入れましょう。

[95604] 特急とりあたまさん
回答は「富山市」(滑川型)
ギリギリ該当しない市:平戸市でいかがですか?(もしかして該当?)
共にお察しの通りです。

ここで最終ヒントを出します。
「該当する市」を3タイプに分類します。カッコ内の数字は想定解数を表します。

「妙高市タイプ」…2 (該当する町:高知県黒潮町、該当しない市:野々市市、志布志市)
「滑川市タイプ」…7 (該当する町:岩手県洋野町、該当しない市:奈良市)
「古賀市タイプ」…5 (該当する町:宮城県涌谷町、該当しない市:町田市、阿蘇市)

共通項発表は明後日に行う予定です。

ところで、「自治体越え地名コレクション」の新たな編集者となられた、うっかりじゅうべえさんから提起され([95609]) 、オーナー グリグリさんからもフォローがあった([95611])「自治体越え地名の派生形」という話ですが、
別の派生形として住居表示の実施により、あまり歴史的関連のない地域が
「自治体越えの地名」風になっている例もあるのではないか
こちらのタイプに属する例として典型的なものとしては、例えば東京・文京区と豊島区にまたがる「大塚」(文京区大塚/豊島区南大塚・北大塚)が挙げられるでしょうか。本来の「大塚」は文京区側にあり、豊島区のほうは元々は「巣鴨」の一部(巣鴨村→西巣鴨町→豊島区西巣鴨)であり、そこに山手線の大塚駅ができたことから、この駅の周辺も俗に「大塚」と呼ばれるようになって、ついに地名も住居表示によって「大塚」がつく町になった。その際、山手線を境に機械的に南北に分けたため、文京区「大塚」の北に豊島区「南大塚」がある、という妙なことになって、それが現在まで続いている、と言うことになったのでしょう。少し事情は違いますが、近隣の有名地名が県境をも越えた隣接地域の名称になった「北軽井沢」のような例も、同様なタイプに入るのでしょうか。

「葛飾」「多摩川・玉川」など広域地名が広範囲に分散した例
これには私が以前に書き込んだことがある「狭山」([90566])なども、同じように「広域地名をそれぞれ別々の場所で限られた地域の地名として使い始めた」と言う部類に入ると見ているのですが、こちらのタイプについてもどのような扱い方になるのでしょうか。
一方、「三田」([76006])や「新喜多」([85732])のように、お互いにかなり離れた場所にあって一見「無関係な同じ地名が偶然に一致」のように見えて、実は歴史的には「元は同一地域」であって、それが時代と共に地域が細分化されて新たな地名が次々誕生し、結果的に「離れた別々の場所に同じ地名が残った」と言う形になったものもあって、こうしてみると案外扱いが難しい、と言うことになるかもしれないと思うのですが、いかがなものでしょうか。
[95599] 2018年 3月 25日(日)22:22:25伊豆之国 さん
松蔭神社(←ココにも誤字があります。)
[95597] ekinenpyouさん
以下余談(簡単すぎるクイズなので答えなくても全く問題なし)
実は拙稿[95491]で示した都内地形図の説明ページにも誤記が含まれていましたが、それはどの部分でしょうか?
一応ヒントを記しておきます。
「誤記の方は漢字単独で市名になる」
この答えのヒントは、2年近く前の白桃さんの書き込みの中に、「冗談」として書かれていますね。
[95593] 2018年 3月 24日(土)22:36:32伊豆之国 さん
ヤキリのワタシ
1000書き込み達成でペースもUP。今日2回目の書き込みです。

今晩の「アド街」は、下総国葛飾郡、あの帝釈天から渡し舟で渡ったその対岸、かの一大薬品チェーン店で名高い市でしたが、私がこの市と聞いてすぐに連想する、「○○競輪(私自身はほとんど関心がないですが)」「常盤平団地」「二十世紀梨(これは時季外れだから仕方ないかも)」「八柱霊園」といったところが出てこなかったのは大いに不満でした…。何時間並んでも食えない拉麺店なんかどうでもよい!
そういえば、こんな悲しいニュースもしっかり出てきました。近所でもデパートの閉店が相次いでおり、今のご時世ではもはや時代遅れの存在なのでしょうか。。。

[95588] そらみつさん
クイズへの解答です。
古賀市は微妙なライン?浜田市は惜しくも入らない。古賀市の例を入れないならば、該当する市はあと3(4)つですね
[95585]のクイズ、古賀市はOKです。
カッコつきの市があるのは、こちらも「微妙なライン」に入るのでしょうか?
ついでに第二ヒント。「町」では涌谷町も該当します。
[95587] 2018年 3月 24日(土)10:56:03伊豆之国 さん
消える駅もあれば、新たにできた駅もあります。
[95576] 山野さん
有馬線にある菊水山駅が明日【3月23日】を以て廃止が決まりました
先週廃止された「羽帯駅」と、今月末で三江線廃止(33駅廃駅)を合わせて35駅
消える駅もあれば、新しく開業した駅もあります。伊賀鉄道(元近鉄伊賀線)に去る17日、「四十九(しじゅく)」と言う名の新駅が開業しました(こちら)。
もっとも、この「四十九駅」、全くの新駅と言うわけではなく、かつて同名の駅(戦時中に休止となり昭和44年に正式廃止。ただし読みは「しじゅうく」)が近くに存在しており、このほど開業した新駅は、元の駅よりやや北、「イオンタウン伊賀上野」の最寄り駅として、地元の要望により建設されたと言うようで、また移転予定の伊賀市新庁舎の最寄り駅としても利用が期待されているようです(こちら)。
ところで、この「四十九」駅、数字ばかりでできていますが、同様にずばり数字の駅名と言うと、阪急の「十三」、北陸鉄道石川線の「四十万」と言ったところでしょうか。6年前に廃線となった十和田観光電鉄には、「七百」と言う駅がありました。

♯選抜高校野球で地元の日大三高が緒戦を突破。次は「松阪牛」を食えるでしょうか?…
[95585] 2018年 3月 23日(金)23:46:03伊豆之国 さん
京成うすい駅 & 弘法も筆の誤り
今回でちょうど1000回目の書き込み達成です…。

[95575] さざ波さん
「似ているけどちょっと違う」
『臼』のつく市区町村に隣接する市町村
これで思い出したのが、オーナーさんのお膝元・佐倉市にある「京成臼井駅」。京成線の車内の路線図にも、停車駅・行き先表示板にも、「うすい」と表記されています。この理由は、京成線と相互乗り入れいている北総線に、字面のよく似た「白井」駅があり、また「臼井」駅には京成線の車庫があって、この駅止まりの列車があることから、混乱を防ぐ意味から「臼井」がひらがな表記になっていると言うことだそうです。

さて、ここでまたもミニクイズ。
【Q】成田市、妙高市、高岡市、滑川市、糸島市(該当しない市:野々市市、志布志市)
…この各市の共通項は何でしょうか?他に該当する市はあるでしょうか? ▲ヒント…「連続」

ところで、今日から選抜高校野球が始まりましたが、開会式の入場行進で、「慶応」のプラカードの「応」の字が「てん」が一つ足りない字になっている、というミスがあった、という記事がありました(こちら)。
第90回記念選抜高校野球大会の23日の開会式の入場行進で、慶応(神奈川)のプラカードの「応」の文字に誤りがあった。「心」の左端の点が取れていた。
大会本部によると、埼玉県の高校の書道部が揮毫(きごう)した文字は正確に書かれていたが、制作を依頼した業者がシール化された文字をプラカードに貼る過程でミスをしたという。慶応によると、行進前にプラカードを持つ生徒が気付いて指摘したが時間がなく修正できなかった。野球部にはOBから指摘が相次いだという。
外野手の関展里(てんり)君(2年)は「取られた『点』は自分たちで取り返せばいい」と前向きに語った。
この記事を見て、「弘法も筆の誤り」という諺の由来の一つともされる、弘法大師・空海の「応天門」にまつわる逸話を思い出しました…。
[95574] 2018年 3月 21日(水)21:00:07伊豆之国 さん
クイズ2題
今日はお彼岸の中日、いつもならそろそろ寒さも「終わり」のはずなのにこの寒さ、昼前には一面の銀世界になっていました…。

[95565] 白桃さん
[95567] デスクトップ鉄さん

「途中下車クイズ」
ですが、
A駅・・・・・・途中下車B駅・・・・・・C駅
B駅でどれぐらいの時間をとったら良いでしょう

駅名を答える問題ではないようですが…

A駅…この駅が最寄の、レトロな町並みで有名な温泉。シンボルにもなっているのは、北陸地方の旧国名がつく旅館。
B駅…ここの和尚さんは、動物虐待で捕まりそうな気がします(笑)。
C駅…一大イベントを巡る、この町と隣の町とのバトルはもうすぐです…。

…いかがでしょうか?

次に、私が出した問題([95538])、「賞味期限」がもう切れていますのでそろそろ「お開き」にします。

【問X】北海道足寄町、宮城県大河原町、千葉県白子町、岐阜県白川町、岐阜県白川村
さて、これらの町村の共通項は何でしょうか?
▲ヒント:大網白里市、野々市市も該当します


[95539] さざ波さん
共通項は解けましたが、それを書くのはちょっと…と思うので、該当しないものとして「似ているけどちょっと違う」市町村を少し挙げます
北海道標津町、北海道新十津川町、大分県大分市、大分県豊後大野市

「該当しない町村」の意味するとこがいまいちよくわからなかったのですが、この問の共通項はもちろんお分かりでしょうね…。
共通項は、「『白』のつく市区町村に隣接する町村」。出題日(3月13日)の翌日が「白色の日」であることにちなんで、以前にも出したことがある「白」ネタのクイズでした。
大網白里市と白子町、白山市と白川村、白川町と東白川村は、「白」のつく自治体同士の隣接です。白川町と東白川村は、「白」のつく町村同士でお互いに隣接する現存唯一の例になっています。政令指定都市の区では、仙台市太白区が川崎町・村田町と隣接しています(この両町が回答されても正答にすることにしていました)。札幌市白石区と名古屋市天白区は町村と隣接していません。

♯この書き込みで、いよいよ1000回書き込みに「王手」と言うことになりそうです…。
[95551] 2018年 3月 17日(土)20:20:24【2】伊豆之国 さん
サイカチ坂、サイカチ橋
[95546] オーナー グリグリさん
さいかちコレクション(中略)についても、地理院地図などマピオン以外の情報源からの旧字名(?)、地形名、施設名などを追加しました
マピオン以外からの情報提供を広く集めますのでよろしくお願いします。
「サイカチ坂」と言う名を持つ坂道が、東京の都心部にいくつかあります。千代田区神田駿河台、中央線の線路の南側を水道橋駅の東側から御茶ノ水方面に向かって登って行く「皀角(さいかち)坂」と言う坂があります。このHPには、坂名の由来について、次のように書かれています。
『新編江戸志』に、「むかし皀角樹多くある故に、坂の名とす。今は只一本ならではなし」とかかれています。「サイカチ」とは野山にはえる落葉高木で、枝にとげが多く、葉は羽状形で、花も実も豆に似ています
なお、細かいことですが、「皀角」の「皀」の字、現在では区が設置した標識にもこの字体が使われています(【追記】「皀角坂の標識柱と風景」の最新画像がこちらの中に出ていました)が、本来「サイカチ」を意味する漢字は「白」の下が「ヒ」ではなく「七」になっているのが正しいようで、この2つの字は元々別の字らしく、引用したHPにも「この両者は混用されており、以前に設置されていた標識には、下が「七」の字体が使われていた」と言うことが書かれています。横関英一氏の「江戸の坂 東京の坂」([92960]他)にも、「白の下に七」の字体が使われており、またこの皀角坂からは、昔は富士山がよく見え、「なぜ『富士見坂』と呼ばれなかったか不思議だった」と書かれていました。「江戸の坂~」には、このほかに別名として「サイカチ坂」と言う名を持つ坂として、千代田区永田町の「三宅坂」に「皀莢(さいかち)坂」、港区赤坂の「牛鳴(啼)坂」にも「皀角坂」(HPでは「さいかち坂」表記)と言う別名があったことが記されています。
このほか、品川区旗の台にも「さいかち坂」があります(品川区HPより。「皀莢(さいかち)坂」とも表記(坂のプロフィール)より)。

目黒区中目黒、目黒川に架かる駒沢通りの橋に「皀樹橋」と言う橋があり、読み方は「さいかちばし」であることが"Street View"からわかります。
都内からは離れますが、横浜市青葉区の藤が丘~青葉台間で田園都市線が国道246号の下を短いトンネルで抜ける、その国道246の更に上をまたいでいる道路橋の名は、「再勝橋」。これも、やはり"Street View"から「さいかちばし」と読むことがわかります。ここの国道246を藤が丘から青葉台方向に向かって下りて行く坂道の名は「再勝坂」と言うらしく、バス停の標識も見えるのですが、このバス路線、市が尾駅~長津田駅を結ぶ神奈川中央交通の路線は、神奈中によくある、有名な「免許維持路線」([93916],[95380] みかちゅうさん、他)で、現在、休日の1往復のみの運行となっているようです。隣の都筑区、市営地下鉄「センター北」駅の近くには、歳勝土(さいかちど)遺跡があり、隣の大塚遺跡と共に、一帯は史跡公園として整備され、横浜市歴史博物館の施設の一部になっています。

足立区には、かつて「伊興町槐戸(さいかちど)」と言う町名がありました。昭和43年に消滅し、現在の「西伊興」の一部になっています。こちらによると、現在の伊興・竹ノ塚界隈には
この伊興町○○ですが、ほかの顔ぶれを挙げますと、
伊興町谷下、伊興町聖堂、伊興町五庵、伊興町狭間、伊興町白幡、伊興町見通、伊興町大境、伊興町諏訪木、伊興町一丁目、伊興町五反田、伊興町本町、伊興町吉浜、伊興町番田、伊興町京伝、伊興町槐戸
現在の日本で御目にかかれそうにないような町名のオンパレードのようですね。槐戸なんて、なんて読むのか皆目見当もつきませんが、(さいかちど)と読むのだそうです
と言うような、23区内で唯一、「○○町△△」という「小字」のようなタイプの町名がずらり並んでいた地域として、その中には平成になってもまだ残っていた町名もあって、「旧町名(が書かれている表札など)探し」のマニアには有名な「聖地」なのだそうな…。
[95538] 2018年 3月 13日(火)20:46:42伊豆之国 さん
明日は何色でしょうか?
…ということで、今日は「町村」ネタのクイズ一本勝負。

【問X】北海道足寄町、宮城県大河原町、千葉県白子町、岐阜県白川町、岐阜県白川村

さて、これらの町村の共通項は何でしょうか?

 ▲ヒント:大網白里市、野々市市も該当します。
[95532] 2018年 3月 11日(日)16:27:01伊豆之国 さん
震災から7年~小樽のひとよ~草津温泉
今日で東日本大震災からちょうど7年。
私事ですが、このところ宮城県内への出張が続いており、先日も石巻市内へ向かったのですが、[94789]でも書き込んだとおり、仙台から三陸道で東松島市を過ぎる辺りから、津波で流されたり倒壊・大破したりしてその後に建て直されたと見られる、まだ真新しい住宅やビルが目立ち、石巻市街の中心に近い旧北上川沿いのこの辺りに行くと、川を遡ってきた津波(あの大川小も同様な被害を受けたわけでしたが)で浸水したと見られる、川の両岸の低地には更地が目立ち、旧北上川を渡る橋は架け替え工事が進んでおり、7年が過ぎたいまでもまだまだ復興途上であることを今更ながらも目の当たりにしてきたのでした。
ところで、石巻市街の中心部には「三越」がありましたが、どうやら洋服など限られた商品を取り扱っている小ぢんまりとした店構えで、性格としては三本松のと同じような店舗、と考えてよいのでしょうか?

[95528] 白桃さん
[95530] hmtさん
後志挽歌
歌詞の中に出てくる地名などはすべて小樽市にあるものです
「石狩国石狩郡石狩チャシ(砦)一夜城主」ということになっている、武蔵国多摩郡小山田城主兼入間郡川越城永世名誉城主伊豆守から一言飯能させていただきます。
「石狩挽歌」とは言うものの、実際には「石狩市」とは無関係で、お二方のおっしゃるとおり、「後志挽歌」(or「小樽挽歌」)と言うべきものなのですね。これは勉強になりました…。でも、「内地」の人には、やはり「石狩」と言うとまずイメージするのは「石狩川」なのでしょうね…。一方「小樽」の歌と言うと、やはりこの世代には「♭逢いたい気持ちがままならぬ~」なのでしょうか…。

ところで、今日の毎日新聞に、本白根山噴火で観光客減少に悩む(上州)草津温泉の現状が出ていましたが、私が4年前に見てきた、都市の格では遥かに上にもかからず知名度では後塵を拝している、東海道と中山道の交わる宿場町・滋賀県草津市にあった、「草津温泉」と言う名の「パロディ風?銭湯」がいつの間にか消えていたとは…。
"Street View"2014年,2017年
[95515] 2018年 3月 5日(月)22:56:03伊豆之国 さん
未踏市が一つ減りました。
今日は早朝から宮城県某町へ日帰り出張でしたが、仙台駅から送迎の車で目的地に向かう途中で「富谷市」を通過したので、富谷市の経県値(認市度)が0から1になりました。
それにしても、東京と仙台の気温のこの落差。昨日の最高気温が20℃を超えた東京は、今朝もコートが要らない気温だったのでしたが、天気予報で今日の仙台の最高気温が10℃に達しない、しかも昼前から雨、と言うことをネット情報でも確かめていたので、重いコートと折り畳み傘を大きなカバンに詰め込んで持って行くことになり、荷物がかさばった上、東京に帰るとまだ昨日の暖かさが残っていて、コートを着たままでは暑過ぎるくらい。帰りもまた重い荷物を抱えることになって大変でした…。
[95486] 2018年 2月 25日(日)22:00:03伊豆之国 さん
地名表記のずれ(同一自治体内で不統一になっている場合)
"TOKIO"のメンバーがレギュラー出演しているTV番組を見ていました。

[95482] ekinenpyouさん
[95485] 特急とりあたまさん
特急マガジンに関連トピック(地名表記のズレ)があります
地名の読み方や漢字の使われかた等、「文字」にこだわった書き込みも多い(メンバー紹介文より)この私も一つ書き込んで見ます。
私がここで取り上げるのは、「同じ自治体内で、同じ意味の地名なのに、文字表記が違う」というケース。
過去にもいろいろ取り上げられ、以前から落書き帳を度々にぎわせているもの~「塩竈・塩釜」「龍ケ崎・龍ヶ崎・竜ヶ崎」「耶馬溪・耶馬渓」etc~も多いのですが、ここでは私が気になったものを、都内からいくつか。
「○が○」型地名で、「が」の部分の表記が同一自治体内で不統一で、「ヶ」「ケ」「が」「無表記」が混線しているケースがあります。都内から例を挙げると

・新宿区「市谷加賀町など『市谷○○町』」「霞ヶ丘町
・大田区「東雪谷・南雪谷・雪谷大塚町」「久が原・南久が原
・渋谷区「千駄ヶ谷」「幡ヶ谷」「富ヶ谷」「桜丘町
・練馬区「旭丘」「光が丘
・北区「桐ケ丘」「西ケ原」「西が丘

多摩地区にも、八王子市「絹ケ丘」と「松が谷」、府中市「清水が丘」と「紅葉丘」、町田市「成瀬が丘」と「小山ヶ丘」「高ヶ坂」「能ヶ谷」といった例があります。これらの町名はいずれも住居表示実施済みか、それに準ずる区域(区画整理等による町名地番整理区域)であり、何で統一が取れなかったのか疑問に思ってしまいます。新宿区の場合、「市谷」各町(一部で住居表示実施済み)については元々の「ケ」が付かない標記(駅名「市ケ谷」と異なる)を踏襲したのに、「霞ヶ丘町」(元は「霞岳町」)にわざわざ「ヶ」を入れたのはどういうことなのか。大田区の場合では、駅名は「雪が谷大塚」「久が原」と「が」に統一さているのに、町名のほうはなぜ統一がとれていない(昔はどちらも「ヶ」か「ケ」だったはず)のかがどうにもよくわかりません…。
「○の○」型地名の「の」「ノ」「之」「無表記」についても、同様に混線しているところが多くあります。こちらについてはここでは触れないことにしますが、これらはやはり「表記の揺れ」の範囲として、本来ならばそんなに厳密に区別する必要がなかったものなのでしょうが。
[95448] 2018年 2月 17日(土)20:00:02伊豆之国 さん
キューポラのある町
「芝銀座」…といっても、東京タワーや増上寺のお膝元ではありません。
今日の昼のTV番組で、「埼玉県南部をバスで巡る旅」をやっていましたが、その中で「銀座コレクション」にない「銀座」が出てきました。それは、川口市の「芝銀座」(この辺り)。
Street Viewで、街灯に取り付けられた「芝銀座商店会」の看板や垂れ幕などが確認でき、商店会便り?のページもネット検索するとすぐに出てきました。

>EMMさん、オーナー グリグリさんへ
…ということで、ご参考までに。
[95439] 2018年 2月 14日(水)23:25:45伊豆之国 さん
丹羽さん & 湘南ベルマーレ
[95436] ぺとぺとさん
丹羽(にわ)さんも愛知県に多い名字
私の知る丹羽さん7名はいずれも愛知県在住
「苗字ネタ」には素早く反応する小山田城主伊豆守でございます。
「丹羽」さんは、全国に5万人以上いると推定されますが、おっしゃるとおり愛知県が最も多く、全国の4割近くが集まり、県ランクで49位に入り、その多くは尾張北部に集中し、小牧市と大口町で6位、岩倉市で7位、犬山市で9位など、発祥地の丹羽郡とその隣接区域で非常に多い苗字になっています。隣接する岐阜県南部でも多く、県ランクでは愛知県を上回る43位に入り、各務原市に300件以上が集まり市内11位、実数では少ないのですが坂祝町では最高位の5位に入ります(「写録宝夢巣Ver10」より)。

平塚では2016年6月にららぽーとが開業したばかり
リンクされている地図を見ると、市役所の東側、以前は工場の跡地だったところでしょうか? 3年ほど前、市役所とその北東にある消防署に社用で打ち合わせに行ったことがあり(七夕のときには開催範囲とは違う方向なので、そこまで行くことはありません)、何か大きな工事が始まるように見えた記憶があるのですが…(市役所も建て替えられたばかりで、北側の部分はまだ工事中でした)。
[95427] 2018年 2月 12日(月)20:00:39伊豆之国 さん
Re:北海道の閑散路線存廃問題 & 熊坂の庄 & 壇ノ浦
まず、[95421]の補足から。
宗谷本線のうち、今回の「存廃論議」の対象区間は名寄以北です。

[95408] EMMさん
[95425] オーナー グリグリさん
あわら市熊坂
加賀市熊坂町
熊坂は名称そのものの由来は不明ですが、地名は荘園名など古くからの由緒ある地名ですね。熊坂川、熊坂山などの地形名にもなっており、あわら市の熊坂も同じ由来と考えて良さそうです
「熊坂」と聞いて、「何かどこかで見たことが…」と思ったのが、「熊坂の庄スッポン堂」。新聞広告で何度か見たことがあり、実際に看板を見た(東京近辺にも何箇所か出店しているようです)こともあった記憶があります。その会社のHPを開くと、本社が金沢市神野町にあり、スッポンを初め「健康食品の製造・販売」を事業としている、とありました。その「熊坂」の出どころですが、ネット情報で更に当たってみたら、「元々は加賀市熊坂にあったが、11年前に移転して元の店は廃墟となったらしい」と言うことらしく、どうやらこの「熊坂」は加賀側の地名から来ている、と言うことになりそうです。
このHPの前段には、加賀市の旧本店が健在だった頃のレポートもあり、「熊坂長範」という源平合戦時代の盗賊にまつわる伝説が紹介されていました。
>EMMさん、オーナー グリグリさん
詳しい情報をご存知でしたら、ご教示をお願いいたします。

ところで、この「熊坂」と言う苗字。現在、全国に7000人余りいると推定されていますが、神奈川県と福島県に多く見られ、中でも神奈川県愛川町には特に多く、140件以上が集中し町内4位に入ります。福島県では福島市から伊達市・伊達郡にかけての地域にそのほとんどが集中し、福島市には実数では全国最多の160件余りが集まり市内ランクで50位台に入っています。一方、地名がある石川県と福井県にはほとんど見られず(石川県3件、福井県2件)、神奈川と福島の熊坂氏は、それぞれ北陸とは別のルーツがあるような気がします。

「スッポン」の次は、「河豚(フク)」。
業務連絡です。
[95397] オーナー グリグリさんへ
[94095][94753] 伊豆之国さんからの提供情報に加え(中略)若年で当選した首長の一覧に情報を追加更新しました
[94753]の元下関市長・江島氏の国会議員歴が更新情報に反映されていません。追記をお願いいたします。
[95421] 2018年 2月 11日(日)20:20:07伊豆之国 さん
「鉄」小ネタ3題
最初に、前回([95416])で取揚島、いや取り上げた「備前福河」にまつわる話の続きから。
岡山県旧日生町福浦地区の兵庫県赤穂市への県境変更に伴い、赤穂線の「備前福河」駅も岡山県から兵庫県に「国替え」となったのでしたが、当時の国鉄の管轄の境界は、以前の県境であった「天和」駅(大阪鉄道管理局管内)と備前福河駅(岡山鉄道管理局内)の間のままでした(石野哲氏著「時刻表名探偵」(昭和54年初刊)より。「市販の地図では、天和~備前福河間に間違って県境を入れている例が多い」とも書かれていました) 。 JRになった現在では、その境界線は備前福河駅の西側に移され、備前福河駅以東の各駅が近畿統括本部、岡山県に入って最初の駅・寒河駅以西が岡山支社の管轄となっています。
一方、赤穂線の運転系統は播州赤穂駅を境に東西に二分されており、天和・備前福河の両駅は近畿統括本部の管轄であるにもかかわらず、実際に運行されている列車は全て岡山支社管内の車両であり、県境をまたぐ区間はICカードが使えない区間になっているようです(長船以西は岡山・広島地区のカードが使える。今年夏から統合され全区間で使用可能になる予定(こちら))。

次に、以前山野さんが何度か書き込んでいた「JR北海道の大赤字・閑散路線の存廃問題」。今日の日経新聞に、その「存廃検討路線」を5つに分類して、見直し論議を進める、と言う記事が出ていました。
対象としている路線と、具体的な分類について、下記に挙げておきます(文中A~Eの記号は、廃線の可能性の低い順に、私が便宜的に表したものです)。

A「維持に向けて検討を進める」宗谷本線、石北本線
B「維持に最大限努める」富良野線、釧網本線、根室本線(釧路~根室)
C「維持に努める」根室本線(滝川~富良野)、日高本線(苫小牧~鵡川)、室蘭本線(沼ノ端~岩見沢)
D「他の交通機関との代替を含めた協議が適当」根室本線(富良野~新得)、留萌本線、日高本線(鵡川~様似)
E「バス転換を視野に協議を進める」札沼線(北海道医療大学~新十津川)

…これを見ると、以前私が[91964]で、山野さんの[91961]へのレスとして書き込んだ
JR北海道の懐具合も理解できますし、「鉄」が消えたことで過疎化が更に加速度的に進んで地域の衰退、廃村・廃墟化に至ってしまうな地域の懸念もよくわかります。ここはまず「地域の足」としての「鉄」の重要性とか、観光への影響なども考慮して、絶対に残すべき路線の最終的な「取捨選択」も必要ではないか、とも思うのですが
と自分で思っていたことと大体同じような話になりそうですが…。災害で不通になり、その後復旧していない根室線富良野~新得(実質的には石勝線と合流している「上落合信号所?」まで)と日高線の鵡川以遠は、結局復旧しない(復旧させる気もない)まま廃線、と言う道をたどることになるのでしょうか…。
それと、ここでは書かれていない(山野さんの一連の書き込みなども含め)路線で、新幹線計画と被る函館本線の「山線」区間のうち、長万部~倶知安~小樽間も、新幹線ができると今の輸送量からしても相当厳しそうですが…。石勝線の「夕張支線」がこの表にないのは、既に地元も廃線に同意しており、事実上廃線が確定しているからでしょう。

さらにもう一丁…
昨晩のTV番組「アド街」は、千葉県市原市の特集でした。芝ニャンだかひこにゃんだかポメラニアンだか、私にはいまいち飲み込めないサンドウィッチみたいな馳走、いや地層([90133]他 般若堂そんぴんさん、 [90139] MasAkaさん)よりも、番組でも出てきましたが、何といっても「オールド鉄ちゃん」には首都圏ではいまや貴重な非電化(ディーゼル車が走っている)私鉄「小湊鉄道」が最も気になります。番組には出てきませんでしたが、この「小湊鉄道」には更に貴重な存在となった、私が少年時代に非常に怖い思いをした「あの音」([91964])が今でも4箇所で聞こえてくる(関東地方ではこのほかで残っているのは、江ノ電江ノ島駅東側と上毛電鉄の「偽・富士山」([84083])の2箇所のみらしい)ようなのです。ちなみに、リンクした映像には、番組でも紹介されていた「里山トロッコ」というSLみたいな機関車が出てきますが、実はSLの格好をした「もどき」で、本当はディーゼル機関車だそうです(伊予鉄の「坊っちゃん列車」も同様らしい)。
[95416] 2018年 2月 9日(金)22:00:08伊豆之国 さん
去年のこの日は… & 忠臣蔵
[95400][95407][95408][95414] EMM さん
金沢、北陸の雪情報、じっくり拝見させていただきました。
TVや新聞では細かい情報がよくわからないことが多いので、記録的な豪雪と言う北陸地方の状況を丁寧に知ることができて本当にありがとうございます…。
ところで私ですが、去年のちょうどこの日は、白山市へ社用で日帰り出張していました([92700])。その日の加賀地方の天気は、と言うと…
福井県に入って窓の外を見ると、なんと積雪は全くなし。時折雨も混じったものの、どんよりとした曇り空。待ち合わせた小松駅で降りたのですが、やはり積雪はゼロ。結局、その日の用事を全て終えて小松駅に戻ったときも同じ天気で、雪国へ出かけるためにわざわざ買った新品の防寒靴は、出番なしと言うことになってしまいました
今日【昨年2月10日】になってみると、東京西郊の我が家の辺りも午後から雪が降り出し、夕方前には庭も屋根も真っ白。北陸地方も大雪とかで、雪に慣れていない私には、今になって「昨日行って本当によかったなぁ」と思ったのでした
でも、こんなこと書いたら雪国の人に叱られそうな記事、今になってみるとちょっとまずかったなぁ、と…。
先月22日、東京都心で20cm以上積もった「大雪」。例の防寒靴も役に立ったのですが、町田駅でタクシー待ちの大行列、2時間近くも待たされて…。その後も最低気温が零下の日が続き、2日にも降雪があったこともあり、都心より確実に最低気温が3度くらいは低い我が家の近所では、いまだに日陰などでは雪が解け切っていない場所があるのです…。

話題は変わって…
[95311] そらみつさんの書き込みに端を発して、落書き帳を大いににぎわせている「越境合併で県境越え地名?『福浦』」「2県にまたがる無人島『取揚島』」にまつわる話題ですが、私もここでちょこっと。
[95403] hmtさん
[95404] みかちゅうさん
「播州」赤穂にあるのに「備前」を冠している謎の?駅名「備前福河」。
行政関係者としては明治以来の村名を駅名に残したかったのかもしれません。しかし、江戸時代の旧村名、そして明治合併以来の大字名として住民が使ってきた「福浦」を駅名にした方がよかったかも([95403])
その時点で山陽本線に似ている読みである福川(ふくがわ)駅が存在した([95404])
「福浦」と言う駅名はその当時全国どこにも存在せず(現在、横浜シーサイドラインに「福浦」駅が存在するが、開業は平成に入ってから)、「福浦」を駅名にしても問題はなかったと思うのですが。類似音の「吹浦(ふくら)」駅が山形県の羽越本線に、また「福良」という駅が割と近所の兵庫県内、昭和41年に廃線になった淡路交通にあった(現在の南あわじ市)からなのでしょうか?「吹浦」は遠方であり、「福良」駅があった淡路交通は孤立路線だったので、共に混同の恐れは低いと思うのですが…

次に、先月31日の晩の皆既月食。こちらも結構落書き帳をにぎわせていましたが、この月食が起きた日は、旧暦にすると12月15日([95360])でした。その前日、12月14日は、赤穂浪士が吉良邸に討ち入ったその日。「忠臣蔵」などの芝居では、その夜は雪が降っていたことになっているのですが、「本当は晴天だった」「雪にしたのは芝居の世界の脚色」と言う説も有力だとか。そうだったとすれば、満月に近い月が煌々と照らしていたはずで、討ち入られて命を落とした吉良上野介はそれこそ不覚だった、と言うことに?

その、ご当地では名君の誉れ高かったという(こちら,[67600])吉良氏の領地があった、現在の愛知県西尾市吉良町を含む一帯。「あれ」から300年あまりの歳月を経た今でも、やはりこの地域には「忠臣蔵」に対する反感・不快感はまだまだ根強いものがあるのでしょうか。
「南三河」などという、どう見ても矛盾している(三河湾の南には渥美半島がある)としか思えない珍名称([95388] k_itoさん)が作られているようですが、この地域を包括する新名称を作るとすれば、「三河湾北岸(地域)」とでも名づけたらどうかと思うのですが。

赤穂四十七士が眠る、高輪・泉岳寺。JR品川~田町間の新駅計画に伴い、その新駅予定地に近い泉岳寺周辺の再開発計画が持ち上がっている、と言う記事が先日の日経新聞に出ていました。この一帯には老朽化したビルが多く、再開発により高層化を図る、と言う話らしいのですが、泉岳寺のすぐ横の高層マンション建設を巡って地元に猛烈な反対運動が起きたことがあったばかりで、この計画が本格化すると更なる大騒動になる恐れがありそうですが…。

…というわけで、「福浦」と「皆既月食」を無理やりつなげてしまったのでした…。
[95375] 2018年 2月 3日(土)21:05:07【2】伊豆之国 さん
湘北、仙北
昼のTV番組で「湘南」をやっていたので…

[95371] 白桃さん
「湘南」はよく耳にしますが、「湘北」は馴染みがありません
「湘北」と聞いてすぐ浮かんだのが、厚木市にある「湘北短期大学」。それと、相模原市緑区にある「湘北病院」。これらの名称の由来は、「湘南」と「対」の意味での「湘北」なんでしょうが、なぜか「湘南」のど真ん中?、茅ヶ崎市に「湘北地区ボランティアセンター」と言うのがその茅ヶ崎市のHPからヒットしました。市域の北部、香川地区にあるので、「湘南の北部」と言う意味なのでしょうか(つまり、「仙北郡の南部→(旧)仙南村」と似たような感覚?)。ところで、この「茅ヶ崎市香川」周辺の地図を開くと、「湘北ボランティア…」より北側に「湘南」のつく施設などがいくらでも見つかり(小田急「湘南台」なども位置的にはだいぶ北)、いったいどうなっているのか混乱してしまいそうです。もっとも、「大昔」には相模原市緑区の旧城山町に「湘南村」がありましたし…([1008],[1321] Issieさん、他。今も市立「湘南小学校」にその名を残しています)。
あと、虚構の世界の「湘北高校」なるものがヒットしましたが、私には全然関心のない方面なのでわかりまへん…。

そもそも、「仙北」という言葉自体あまり耳にしないです
「仙北」と聞いて「オールド鉄ちゃん」がすぐ思い浮かべたのが、宮城県北部、東北線瀬峰駅と、登米町(現・登米市)の登米駅を結んでいた軽便鉄道「仙北鉄道」。私がその終点があった登米町を訪れたのは、今から16年ほど前で、既に鉄路が消えて30年あまりが経っていたのですが、その当時は登米駅の旧駅舎がまだ残っていて、バスターミナルの待合所として使われていたのですが(こちらに投稿)、その後程なくして取り壊され、跡形もなくなっているようです。
あと、気になるのが盛岡市の仙北町(住所は仙北・東仙北・西仙北・南仙北)。盛岡の中心市街からは南になるので、この「仙」はどこから来ているのでしょうか。変遷情報から検索すると、明治22年の市町村制施行時に「南岩手郡仙北町が盛岡市と本宮村(昭和16年に盛岡市に編入)に分割合併」したことが読み取れるので、遅くともこの「仙北町」は明治の前半には既に存在していたことがわかるのですが、さらにその昔はどのようだったのでしょうか。
[95360] 2018年 2月 1日(木)23:26:29伊豆之国 さん
Super Blue Blood Moon→雪の降る町を
[95357] 山野さん
[95358] シノレパシクソさん
[95359] さざ波さん
昨晩、旧暦12月15日の皆既月食。こちら東京西郊では快晴に恵まれ、赤銅色の満月を綺麗に見ることができました。
帰宅が9時過ぎだったのですが、既に半分近く欠けており、駅前で小学生の子供が親と一緒に望遠鏡を覗いている姿を見て、寒い中、ほほえましい光景が印象的でした。

一転して、今晩は雪景色。10日前の大雪がまだ融け切れず完全に消えていないのに、また積雪と言うことになりそうで…。
[95348] 2018年 1月 29日(月)22:39:08伊豆之国 さん
久しぶりの出場が多かった選抜
最初に、[95347] かぱぷうさん
十番勝負や戦国市盗り合戦とは直接の関係がない話題です。それを何もかもそちらに結びつけるのはいかがなものでしょう。また、ニックネームがあるのですから、ニックネームで呼びかけ「⚪⚪さんが最近お見えになっていないので私が」とすべきなのではないでしょうか
いつも高校野球ネタにはすぐに反応されている、播磨国出身のお方がここしばらく姿を見せていないので、「代打」のつもりで急遽書き込んだ記事だったのですが、本題とは無関係の箇所で、婉曲な表現にしたつもりが誤解を招くような書き方になってしまったので、今後は表現に気をつけるようにします。

ここで本題に入りますが、今回の「選抜」、随分と久しぶりの出場と言う高校が多い、と言うことが、新聞記事などマスコミでも結構話題になっていました。
選抜には59年ぶりに出場する、21世紀枠で選ばれた膳所高校を初め、前回の出場から10年以上開いていたのが7校。日大山形が36年ぶりというのは、ちょっと意外でした。星稜が13年ぶりというのも、「そんなに長い間出ていなかったのか…」と驚きでした。一方、春夏通じて初出場は、中央学院・明秀日立・乙訓・富島と、21世紀枠の由利工業・伊万里の6校。
[95346] ピーくんさん
おかやま山陽と下関国際は夏春連続初出場でしょうか
その2校を含め、今回「夏春連続出場」を果たしたのは、大阪桐蔭など11校。最多出場は東邦の29回目となっています。
[95344] 2018年 1月 28日(日)23:47:05伊豆之国 さん
選抜高校野球出場校決定
本来ならば「播磨守」殿の出番なのでしょうが、ころころスタイルが変わる十番勝負に不信感を抱いて嫌気がさしたのか、このところ姿を見せず高見(←彼の故郷で一番多い苗字)の見物を決め込んでおられるようなので、代わって吾輩「武蔵国多摩郡小山田城主伊豆守」よりまずご一報から。

一昨日、第90回選抜高校野球の出場校が下記の通り発表されました。
今回は記念大会ということで、通常より4校多い36校が出場します。
出場校を北から南へ順に並べ、最後に「21世紀枠」3校を記すことにします。
「市盗り合戦」の領主(敬称略)を併記すると共に、独自バージョンとして、吾輩の経県値(認市度)と、それに例年にも増して冷え込み厳しい今日この頃ということで、「出場自治体にある温泉」を調べてみることにしました。

出場校所在地経県領主温泉備考
駒大苫小牧苫小牧市1ぺとぺと天然温泉樽前の湯ドーミーイン苫小牧
花巻東花巻市4星野彼方花巻温泉([91505])、志戸平温泉、大沢温泉、鉛温泉(HP,[73249])
日大山形山形市4JOUTOU蔵王温泉
聖光学院伊達市1スカンデルベクの鷲?
明秀日立日立市3スカンデルベクの鷲鵜の岬温泉
国学院栃木栃木市3G柏倉温泉
中央学院我孫子市3まりんぶる~?
日大三町田市5伊豆之国ロテン・ガーデン
慶應横浜市4-綱島温泉横浜天然温泉SPA EAS横浜温泉チャレンジャー(引用したのは少し古いデータですが、現在も営業しているようです)、港北天然温泉スパガーディッシュ綱島温泉の老舗日帰り湯は休業したが、HPを引用した新規温泉施設が開業
東海大相模相模原市3ぺとぺと藤野やまなみ温泉青根温泉いやしの湯
静岡静岡市4星野彼方梅ヶ島温泉
東邦名古屋市4-名古屋クラウンホテル「大名古屋温泉」([76211])は廃業(こちら)
三重松阪市4 香肌峡温泉
富山商業富山市3JOUTOU牛岳温泉神通峡岩稲温泉「呉羽山温泉」([76211])は廃業(こちら)
星稜金沢市4EMM湯涌温泉、深谷温泉金沢白鳥路温泉
日本航空石川輪島市4EMM輪島温泉八汐ホテル高州園ねぶた温泉
近江、彦根東彦根市4ぺとぺと彦根千乃松原温泉
乙訓長岡京市1KAZ-D?
大阪桐蔭大東市0深夜特急生駒山龍間温泉
智辯学園五條市4深夜特急大塔温泉
智辯和歌山和歌山市4深夜特急花山温泉([93732]) 、加太淡嶋温泉、天然紀州温泉etc.(和歌山市温泉紹介HPより)
おかやま山陽浅口市1白桃遥照山温泉
瀬戸内広島市4桜トンネル湯来温泉
下関国際下関市1かぱぷう川棚温泉
英明高松市4白桃塩江温泉
松山聖陵松山市4がっくん道後温泉、奥道後温泉
高知高知市4がっくん天然温泉はるのの湯高知ぽかぽか温泉
明徳義塾須崎市1ぺとぺと山里温泉
東筑北九州市3かぱぷう河内温泉([74394]にまんさん)
創成館諫早市3穴子家天然いさはや温泉和スパ情報は不正確
延岡学園延岡市0桜トンネル祝子川温泉
富島日向市0k_ito日向サンパーク
由利工業由利本荘市1星野彼方安楽温泉湯ノ沢温泉ホテルまさか、etc.(由利本荘市観光協会HPより)
膳所大津市4桜トンネルおごと温泉「琵琶湖温泉旅亭紅葉」は廃業(こちら)
伊万里伊万里市3デスクトップ鉄フォレストイン伊万里

「甲子園出場校と温泉」については、以前[74389]で書き込んでおり、その後[76211]「県庁所在地にある温泉」で少しフォローしているのですが、8年も前のデータであり、その後の改廃も結構あるので、各自治体のHPや地図などでわかる範囲で調べ上げましたが、結構骨が折れました…。個人的には、彦根市・大東市・須崎市に温泉があったと言うのにはびっくりでした。一方、福島県伊達市(聖光学院のキャンパスは桑折町にもあり、桑折町にはうぶかの郷という温泉施設があります)、我孫子市、長岡京市には、調べた限りでは温泉が見つかりませんでした。
[95319] 2018年 1月 22日(月)22:23:37伊豆之国 さん
十番勝負への疑問と提案 (余談&問一)
[95307] スカンデルベクの鷲さん
[95310] 白桃さん
誰にも相手にしてくれそうにもない「たわごと・妄想」のような「与太話」にお付き合いしてくださって誠に恐縮です…。
それはともかく、横浜や札幌にいつまでたっても「本気」で「領主盗り」を狙いに来るような人が現れず、福岡(かぱぷうさん)とか神戸・広島(桜トンネルさん)は「市盗り合戦紀元前」に早々と領主が決まり、その後も石高を積み重ねてその地位を磐石にしていることとの大きな違いは、偏にその「領主」の方のその都市への愛着・思い入れの強さによるところが大きく、そのような人が横浜や札幌にはいない、と言うことなのでしょうか。名古屋城の金のしゃちほこは、いずれ三河と伊勢からそれぞれ攻め入って「先陣争い」と言うことになるのでしょうか?…

次に、依然として議論沸騰が続く「問一」ですが、つまるところ、「理論上の値」と「実際のその場所からの見通し・障害物」の問題、と言うことになるのでしょうか。「富士見」の話題にも出てきた「カシミール」([95297])を利用することにより、ある特定の場所から見る初日の出の方角と実際の風景をCGに表示する、と言う計算ができそうで、それを実際に行ってみたらどういう結果が出るのか、これはかなり精度が高そうだと思うのですが、
[95305] 2018年 1月 21日(日)20:11:13【2】伊豆之国 さん
十番勝負への疑問と提案(その2)
[95297]に続いて、 前々回(第45回)より始まった「改革」についての疑問と、提案をいくつか。

第45回では、大半の問題について、出題時に「想定解を提示しない」という方式にしています。この形式は、十番勝負草創期ではごく普通に見られたもので、「別解」に引き込まれて序盤戦では「誤答の嵐」が続発すると言う現象が起こりましたが、お題については5市提示の形を維持しており、これについては、「許容範囲」であり、それはそれで特に悪くはなかったのではないかと思います。しかし、前回(第46回)の出題方法は、これまで続いてきた「十番勝負の伝統」を破壊するものであり、まるで「連想ゲーム」([94618])、もはや「これまでの十番勝負ではない」のでしょうか。これについては、「特急マガジン」に前回の開催中に寄せられてきた意見が集められていますが、この突然ともいえるシステム変更で、かえって参加者の激減を招き(第45回:41名→第46回:32名)、新たな参入者も1名のみ(それも今回は不参加)と、活性化のもくろみは完全に失敗([94578] みかちゅうさん)、それどころか、それまで総正答数やメダル争いでも常に上位にいたベテラン・強豪勢の相次ぐ離反を招いてしまっています。今回は、終了直前の駆け込み参加もあり、参加者数は36人と、多少は挽回しましたが、前回離反した二、三の強豪は、今回も復帰しないままになっています。

十番勝負の開催中、それとは無関係の記事を書き込むということは、現状のままではそれ自体が「勇気が要る」と言うことになっていまい、これでは書き込みたくても萎縮してしまいます。十番勝負に全く興味を示さず、独り「わが道を行く」という今では専ら「小ネタ専門」のメンバーなど、書き込んでいる人も記事の数も、探すのが面倒なくらい。博識を誇り、毎回長文の投稿をされているご長老の方も、さすがにこの期間は遠慮されているようです。何人かのメンバーの方もおっしゃっているように、十番勝負などクイズ用と、一般記事とフォームを分ける、と言うのが理想的なのでしょうが、サーバーへの負担が重くなるなどの問題点もあるので、そう簡単には行かないかもしれないと思いますが。

「特急…」を見ると、市盗り合戦そのものに疑問を抱く向きも見えました。「『領地』を盗られるのがいやだから十番勝負には参加しない」という「反戦主義者?」もいるようですが、私自身としては「市盗り合戦」を否定するわけではありません。けれども、市盗り合戦の導入後、解答傾向の偏りが激しくなり、特に「多額の石高」を必要とする大都市への解答選択が避けられる傾向が増し、「市盗り」導入以前から一時期「想定解の大都市外し」(例えば大都市になるほど該当する例が多くなる傾向がある『モノ』系の存在を問う出題が意識的に避けられた)が行われたことと合わせて、大都市(政令指定都市)の中にいまだに「領主」がいない市がいくつかあります。今回、深夜特急さんが京都市に続いて大阪市でも「初代領主」の地位を獲得し、また浜松市でもぺとぺとさんが「地元の若大将」の機先を制して「初代領主」の地位に就きました。特に、深夜特急さんは、京都市ではメダルなし・お手つきなしで15連続正解、大阪市でもお手つきはあったものの、メダルを取ることも全くなしで一問一問こつこつ積み上げてついに「大坂城主」の座を獲得し、「領民人口」も1千万人を超えて首位に躍り出たと言うのは、まさに「十番勝負史上に残る快挙」と言ってよいでしょう。

その一方で、「市」では人口最大の横浜市を初め、名古屋・札幌・川崎・仙台・さいたま・熊本の各市で「領主」がまだ決まっていません。中でも横浜市は、「必要石高」38万石に対し、「領主狙い」(現時点での最多石高獲得者)はわずか5万石、このままでは、十番勝負があと何十年、何百回続いても永遠に「領主」は誕生しない、と言う事態になってしまいそうです。名古屋市も、必要石高24万石に対し「領主狙い」は7万石しかありません。札幌・川崎・さいたまも、「領主狙い」の石高は必要石高の半分にも達していません。そこで、これら「領主になるのが困難な市」について、一種の「ボーナス」制度を設けたらどうか、と思ったりするのですが、この「迷案」、いかがなものでしょうか。具体的に言うと、当該回の開始時点で、現状のままでは「領主」が誕生するまで相当の時間がかかりそうな市、例えば必要石高が11万石以上(人口が100万人超)で、「領主狙い」の石高が必要石高の半分に満たない、横浜など5つの政令指定都市を対象に、メダル獲得により与えられる「石高加増」(ポイント)をそれぞれ2倍にする、つまり「金」なら5万石のところを10万石にする、と言うものです。「特別加増」の対象市や、それを行う回は、各回で異なっていてもかまいません。「もうすぐ領主誕生」のめどがついたら、この「特別加増」は中止にしてよいでしょう。
ただ、この場合、出題には相当の工夫が必要で、いかにも「別解」に引っかかりそうな「引っ掛け問題」を交えないと、「一か八かのメダル盗り競争」に成り下がってしまう恐れもあります。…まぁ、そんなことを思いつくのは、メダル争いに縁遠いスロースターターの「たわごと」「妄想」なんでしょうか…?

それと、「市盗り合戦」の「領主」の中に、十番勝負はもとより、「落書き帳」への書き込み自体も行われぬまま長い間姿が見えない方がいらっしゃることです。ここで「十番勝負もどき」の出題ですが、

【問X】深川市、中野市、豊田市、八幡市

この4市に共通しているのは、「現在の領主が、十番勝負だけでなく落書き帳への書き込み自体が、少なくとも私が落書き帳にデビューした時点(2007年6月8日)では既に見られなくなっている」ことです。今回、私が「領主」となった伊豆市も、前の領主が第3回で「金」を取って以来、落書き帳自体から姿を消したまま、領主の地位を続けていました。このように、現在の領主が長い間落書き帳自体にも姿を見せず、そして連絡も取れなくなっている、と言うような場合、ボクシングの「暫定王者」のような制度、例えば現在の領主の地位はそのままにして、新たに「暫定領主」のような制度を設けたりしたらいかがでしょうか?
[95297] 2018年 1月 20日(土)21:02:14【1】伊豆之国 さん
十番勝負への疑問と提案
今回の十番勝負は、私も含めて皆さんも難問ぞろいで苦闘する中、幸いにして?「誤答の嵐」に巻き込まれることもなく、上位陣の軒並みの絶不調にも助けられて、自己最高順位の更新という自分でも驚く好成績を収めることができましたが、今日は[95284]で最後に書き込んだ「十番勝負への疑問と提案」についていくつか書いてみようと思います。

まず、誤答が続出し正答を上回る誤答が出るという今回最大の難問「問一」。十番勝負史上でも五指に入るほどと言う超難問、その共通項は「その県内で最も早く初日の出を拝める市」。結論から言うと、この「問一」、十番勝負(あるいはこれに相当するような地理ネタクイズ)の出題としては高級すぎ、その分野の「オタク」向きの問題ではなかったのではないか、と思えます。
「初日の出の時刻」については、国立天文台発行のこちらのサイトにわかりやすい記事が出ているので要約して紹介しておきます。

初日の出がいちばん早い場所は、どういう条件で考えているかによって大きく違います。ですから、まず、考えている条件をはっきりさせる必要があります
人が定住している場所でいちばん早く初日の出を見られる場所は、小笠原の母島だと思われます。日の出時刻は午前6時20分です
北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは富士山の山頂で、日の出時刻は午前6時42分です。標高が高い場所では平地(標高0mの場所)より日の出が早くなりますので、もっと東にある標高の低い場所よりも、初日の出を先に見ることができるのです
山も除いて考えるとどうなるでしょう。北海道・本州・四国・九州の平地でいちばん早く初日の出を見ることができるのは、千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)で、日の出時刻は午前6時46分です
北海道の納沙布(のさっぷ)岬のほうが犬吠埼よりももっと東にありますので、初日の出も早くなるように思えます。しかし、おおよそ南東の方向に行くほど、初日の出の時刻は早くなりますので、より南にある犬吠埼のほうが、北の納沙布岬より日の出時刻は早くなるのです


初日の出の時刻が、このように緯度・経度と言う「平面的」要素と、標高と言う「立体的」要素によって決まるため、ある特定の地点での初日の出時刻を計算するのには、複雑な計算式が必要になるわけです。その計算式を導き出すプログラムが、一つだけではなく、どうも複数のサイトが存在しているらしい、と言うことから、サイトによって該当する場所が違う、と言うことになるのでしょうか。そして、理論上は「最も早い」と出た地点でも、実際には太陽の方角に視線を遮る山岳が存在していたりして、「理論上の初日の出」の時刻には太陽は見えない、と言うことになり
こんなとんでもない「仮定」は、事実や実態から遠ざける元凶です。「空論上」というのならわかりますが
([95286] 白桃さん)と言うようなことになるかもしれません。
「山岳の眺望」でふと思い出したのが、以前にも落書き帳にも出てきた、田代博氏のHP富士山の見える範囲を表した地図など、「山を見る」事に関するサイトや著書などを多数作成されているのですが、3年あまり前に話題になった「京都から見える富士山」が確認された、と言うニュースがあり([86405])、「理論上見えることが実証された」と言うことに関して、「理論上の計算」(こちら)と「実証」(こちら)の記事が載せられています。この「理論上の計算」や、富士山眺望マップでも使われている「カシミール」という計算ソフトがあり、こちらを見ると
太陽や月の位置を計算できます
日時を指定して太陽と月、金星、木星、土星の位置を描画できます。
富士山頂に太陽が架かるダイヤモンド富士やパール富士などの時刻や場所を正確に求めることが可能です
と言う機能があることも紹介されています。このソフトを利用して「初日の出時刻計算」に応用できそうではないのか、と思いますが、いかがでしょうか。

いずれにせよ、この「問一」は、必ずしもこの方面に詳しくない「一般」の人も参加するクイズとしてはレベルが高すぎ、例えば「初日の出名所百選」と言ったようなのがあるのであれば(ネットで調べた限りではうまく見つけられませんでしたが)、むしろこちらのほうがクイズ向きだったのではないかと思います。

この「問一」もそうでしたが、「問十」なども「該当しない市」の数が多すぎではないかと感じます。「問十」では、「該当しない市」の例としては、「同音異字」「字体違い(新旧・異体字)」「読み方違い」をそれぞれ1つずつ出しておけばそれで十分だったのではないでしょうか。ついでですが、「同音異字」の例には、「菊池市」を出したほうがよかったと思います。現在、「菊地」姓の市長はおりますが「菊池」姓の市長は現在はおらず、また「菊池」と「菊地」は字面が似ていてお互いに誤記されやすいので、ヒントとしてもわかりやすかったと思います。
「該当しない市」を出す・出さない、出す場合のその数については、確かに場合によっては解答の出方を左右する大きな要素になりうる場合があると思います。「該当しない市」を出して当然と思えたのに、それを出さなかったために、解答者を散々苦しめた超難問化したり、予想外の別解が発生したりしたこともありました。かといって、今回の問一や問十のように、必要以上に「該当しない市」を出すのも、かえって解答者を惑わす難問化する恐れがあるのではないかと思うのですが。

次に、前々回(第45回)より始まった「改革」についての疑問と、提案をいくつか。長くなるので、これらについては次回に書き込むことにします。
[95284] 2018年 1月 18日(木)22:20:23伊豆之国 さん
第47回十番勝負を振り返って~逢いたい気持ちがままならぬ~
今回も十番勝負の感想文を書かせていただきます。

前回は、「改革」と称する一種の「出題システムの破壊」により今までにない苦闘を強いられ、今までなかった最悪の結果になってしまいましたが、今回は従来型の出題が中心となった中にあって、一部の問題がまたも出題形式が今までにないタイプになって、やはり出だしは「模様眺め」からスタート、と言うことになりました。
例によって、答えられた順に。

問二~Global Communication~
お題、出てきた答えとから。ふと「読み」に注目してみると、「後ろから2番目の読み仮名が『か』」だ、NGの市ではそこが「が」になっている、と言うことが…。静岡県に該当市がないので、「一夜城主」になれるところから、「鮭・鍋」で名高い北の港町に。

問六~逢いたい気持ちがままならぬ~
最初のお題追加で動き出し、ひょっとして「『お』で始まる市?…そんな単純なことなんてあるか?」と疑い半分でデータベースから検索したら、その「お」の読みで始まる市の数がちょうど47。問一に合わせて北海道から、「逢いたい気持ちがままならぬ」ままずるずる凋落していった運河の町に。

問四~道がつづら折になって、いよいよ天城峠に…~
こちらは2回目のお題追加で。「国立・国定公園」か、数え上げると微妙に食い違うけど…、と。当然ながら「ご当地」から。これまでの領主が長いこと落書き帳自体からも姿が見えなくなっていた、名だたる温泉地が名を連ねるこの市の領主の地位をついに奪取、これで「伊豆六市完全制覇」の野望も達成。
ちなみに私が考えていた想定解では、多摩市(「秩父多摩甲斐」に市域は含まれていない)と丹波市(「京都丹波」は全域が京都府内で、兵庫県に属する丹波市はかかっていない)はNGで、逆に富士吉田市と富士宮市は「富士」が市名に入り、国立公園域に入っているからOKだと思っていました。瀬戸内市は「瀬戸内海」とは「内」の読みが違うからNGなのかと思っていました。

問八~歌はちゃっきり節、男は次郎長~
人口が激減している市が並び、そちらの関係だとは問題を見た瞬間から推測できたが、NGの北見市を見ると、国勢調査以降の減少数が2488人。まず各県別で見ると、北海道では北見市よりも減っている市が複数あり、「県内最大」が共通項ではないとわかり、減少率で見てもやはり道内最大ではなく、ここで立ち止まり。結局、人口減少数の多い順に並べてみると、北見市のすぐ上は2502人減った岐阜市。「2500人がボーダーライン」と気づく。総領主争いが熾烈になっていることもあり、ここはその日の1チャンネルの「森田さん&駿河さん」(←本名)の番組で放映されていた、「政令指定都市基準割れ」の「駿州一の大都会」(鉄道唱歌より)を。

問十~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
答えが進み、第一ヒントが出たところで、ここまで出てきた市を見ると、何だかどこかで類題を見たような…。第29回・問八と、「七番勝負」の第一回・問五。オーナーさん(&長嶋茂雄さん)のお膝元の市長が「蕨」と言う珍しい苗字だと言うことが大きなヒントになっていたのでした。倉敷市の市長が「伊東さん」と言うことは知っていたので、迷わずまたまた「ハトヤの増築」に。

問五~宇治真が原に風かおり 緑に萌える伊祖城(ぐすく)~
ここまで偶数問が早い時点でわかって、奇数問に苦戦したのは皆さんと同じ。その中で割りと早く共通項がわかったのがこの問五。「計算が必要」に一瞬びびったが、次のヒントで「合計最大」と解け、「隣接自治体の人口を足し合わせると県内最大」と。隣県と接している市がいくつも出ており、県外まで計算するのは面倒。県外を気にしなくてすむ沖縄が残っていて、暗算でもすぐ見当がついた。

問一~夢に立つ山紫水明雪白き 八海山と清き魚野川~
NGの市のあまりの多さに、最初は全く戦闘意欲も湧かず。第二ントは「元旦行事」だろうと見え、だいぶ前に「元日からイベント」→「元日に編入合併」、と言うのがあった(第18回・問二)のでまず合併とか市制施行関係を見たが全然外れ。第三ヒントが出て「初日の出が県内で一番早い」とわかり、早速サイトを探しまくったが、出てきたのは主なポイントとか名所関係ばかりだったりと、「旅行ガイド」のような立場からかかれたものばかりがヒットし、詳しい場所時間とかが書かれたようなのは見つからず。オーナーさんのおっしゃる「計算サイト」([95245])も確かにありましたが、計算があまりにも億劫なのでパス。ようやく見つけたのが、海上保安庁第九管区発行のこちらのサイト。管轄区域である新潟・富山・石川3県の主な地点と山岳での初日の出時刻が出ており、この中に
新潟県では、初日の出が最も早く見える場所は、群馬県との県境にある平ヶ岳で6 時47 分です
と出ている。このサイトは10年前に作成されたものなのですが、発行元から見てデータの信頼度は高い、またこの方面に新山ができたりと言うことも聞かないのでまず大丈夫だろう、ここに出ている表では大日岳(新発田市)と「分」まで同じだが、「秒」の差で早いと言うことか、と。そこで地図と見合わせると、平ヶ岳の新潟県側は魚沼市。と言うことで、「コシヒカリ」をいただき。
このサイトでは、石川県で最も早いのは白山山頂だとすぐ推測できそうですが、地元出身者が見送ったのでまだ答えていない加賀三百万石の大大名が必ず答えるだろう、と思った(案の定、直前に出てきました)のは内緒の話…。

問九~空青し山青し海青し~
人口が激減、人口密度も低い市が並んでいる中にあって、NGの市の中にあった相模原市が異質な存在としてあり、人口密度を調べても、お代にある嬉野市は県内最低ではなく、単純な「人口」「密度」の問題ではなさそうと思えたものの、共通項が掴みきれず。やっと第三ヒントが出て、「住みにくいところ」と解けて、以前にもあった「可住地面積」か。「100%」だった第40回のとは正反対か、と。早速国勢調査データを見たものの、データ量が膨大でとにかく重い。何か一目でわかるようなデータを探したところ、こちらがヒットした。国勢調査の前年の総務省のデータが基で、都道府県別と、可住地面積比率が低い順にそれぞれ並び替えて見つけ出すことに。都道府県の順がなぜか北(南)からに並んでなくてランダムになっていたので見づらかったが。旧津久井郡の山間地を合併して恐ろしく広くなった相模原市は、県内で2番目に可住地面積比が低くなっていたと言うことだとわかったのでした。ご当地が既に出ていたので、ここは木の国から。

問七~広瀬川流れる岸辺~
第三ヒントから、「外国人が多い」ことだと。こちらも国勢調査から調べて、「絶対安全」の伊達家62万石の城下町が残っていた。埼玉県で最大なのが県庁所在地ではなくて、「キューポラのある町」のほうが2倍も多いのにはちょっとびっくりだった。後になって、実は国勢調査と法務省の外国人調査とで数字が違っていたことが発覚した([95245])
とわかって、微妙なところを選ばなくてよかった…
後半戦に入ってからは計算問題やら、サイト探しに難渋やらで「市盗り合戦」にも全くかまっていられなかった状態が続き、ここへ来てようやく「市盗り」を意識する余裕ができたが…

問三~365日の紙飛行機~
こちらも同じく国勢調査データからあたったが、データが重過ぎるのかうまく開けず。[94029] でTakashiさんが紹介した「見える化ツール」にもあたりましたが、バージョンが違うのか、開いたExcelファイルに数値を入力しても反応せず。結局答えを見つけるために使ったのは、信頼性はいまいちらしい([94737] 白桃さん)とはいえ、そらみつさんが[94729]でリンクしたこちらからダウンロードしたExcelファイル。「郊外」のページを開いてみると、「都市圏」レベルになっているため、「前橋・高崎」のペアで同じ都市圏を形成していたり、さいたま市が東京の都市圏に組み込まれていたりで、「一次郊外」の通勤率の数字を見ても、Takashiさんが「銀」を取った上尾市よりも数値が高い市がいくつもあって、「東京への通勤率」ではないかと見るなど、確かに白桃さんがおっしゃるとおりの代物?。それでも他にサイトを見つけるのも面倒とあって、当たっている確率が高そうなところから、「2階級特進」した東北の市を。

…終わってみると、びっくり、最終着順はなんと4着。前回の「ブービー賞」から一転、過去最高だった第31回の5着を上回る自己最高記録更新でした。またもメダルには無縁、入賞も2つだけ。後半は焦りまくっていたのにもかかわらず、自分でも驚く好成績となったのは、多分に強豪勢の「迷走」に助けられた「棚ぼた」だった、としか思えないのですが…。

♭今回の選曲は…
問二:以前、この市で開催された、「灰色楽隊」のコンサート。「挽歌」のイメージしかなかったこの市で、こんな盛大なイベントがあったとは、新鮮でした…(石狩市観光協会HPより)
問六:この歌の出だしを聴いてピンと来る人は、歳がわかってしまいますね…。
問四:ご存知のかの名作の書き出し。
問八:この曲は、この電鉄会社のCMソングだったそうです。
問十:またも超ワンパターンに逆戻り…
問五:「甲子園」にも何度か出ている、浦添商業高校の校歌の歌い出し。
問一:この地出身の歌人・宮柊二の和歌(魚沼市・宮柊二記念館HPより)。
問九:この地出身の作家・佐藤春夫の詠んだ詩(佐藤春夫記念館HPより)。
問七:昨年末の石巻出張([94789])で降り立った仙台駅では、やはりこのメロディーはひっきりなしに流れていました。
問三:この市と直接関係ありませんが、この市で開かれた国民的アイドルグループのサイン会でのメンバー襲撃事件で一躍全国に知られました…。そのアイドルグループの代表的ヒットナンバーから。

♯十番勝負への疑問と提案についてを、後ほど…。

…最後に駄洒落ですが、四十七市(士)…忠臣蔵。でも「赤穂市」はどれも想定解に入っていなかったのですね…。
[95080] 2018年 1月 9日(火)00:49:20伊豆之国 さん
十番勝負
問三:滝沢市

根拠がうまく探せない…
[95075] 2018年 1月 9日(火)00:28:44伊豆之国 さん
十番勝負
問七:仙台市
[95072] 2018年 1月 9日(火)00:04:09伊豆之国 さん
十番勝負
問九:新宮市
[95066] 2018年 1月 8日(月)23:00:59伊豆之国 さん
十番勝負
問一: 魚沼市
[94998] 2018年 1月 6日(土)23:13:42伊豆之国 さん
十番勝負
問五:浦添市
[94943] 2018年 1月 4日(木)23:27:34伊豆之国 さん
十番勝負
問十:伊東市

ヒントが出ても難しい…
[94885] 2018年 1月 2日(火)22:22:38伊豆之国 さん
十番勝負
問四:伊豆市
問八:静岡市

「境界領域」にありそうな市がいくつかあるようですが…
[94840] 2018年 1月 1日(月)21:46:38伊豆之国 さん
十番勝負
あけましておめでとうございます。

十番勝負ですが、今回も最初の採点が出てからのスタートにします。
「該当しない市」のあまりの多さに闘志が萎えてしまいましたが…

問二:石狩市
問六:小樽市
[94789] 2017年 12月 30日(土)14:22:13【2】伊豆之国 さん
101匹わんちゃん大行進
来年は戌年。これにちなんで、「犬」にまつわる地名談義から。
「犬」のつく地名については、地名コレクションにもEMMさんの力作のコレクションがありますが、全国にある「犬」地名の中で、最も有名なものは、やはり愛知県「犬山市」と千葉県銚子市「犬吠埼」が両横綱ではないでしょうか。犬吠埼は、本土の平地では最も早く初日の出を拝める場所として知られ、東京から近いこともあって、毎年元日には「初日の出列車」も運行されて大勢の観光客でにぎわっていますが、戌年の来年は例年にもまして初日の出見物客が殺到することが見込まれるようです。
「犬」のつく鉄道駅名には、次の10駅があります(こちら)。

駅名路線名所在地
犬飼豊肥本線大分県豊後大野市
犬川米坂線山形県川西町
犬島新町富山ライトレール富山県富山市
犬塚西鉄天神大牟田線福岡県久留米市
犬吠銚子電鉄千葉県銚子市
犬山名鉄犬山線愛知県犬山市
犬山口
犬山遊園
永犬丸筑豊電鉄北九州市八幡西区
羽犬塚鹿児島本線福岡県筑後市

犬山市内にある名鉄の3駅は、犬山口~犬山~犬山遊園と3駅連続しています。「犬島新町」駅は、現存する「犬」のつく駅の中では最も新しい駅で、前回の戌年、平成18(2006)年の4月29日、JR富山港線の富山ライトレールへの移管と同時に開業しています。
一方、かつて存在した「犬」のつく駅には、大井川鉄道井川線にあった「犬間」(静岡県川根本町、平成2年にダム建設によるルート変更により廃駅)、両毛線と旧国鉄鍛冶屋原線([91478] 白桃さん)にそれぞれあった「犬伏」(前者(栃木県佐野市)は昭和41(1966)年に事実上の廃駅、後者(徳島県板野町)は昭和47年に廃線)があります。また、高崎駅前から渋川を結んでいた路面電車「東武高崎線」には、「野良犬」と言う名の珍名の停留所がありました。付近の旧地名「野良犬」(現在の前橋市清野町)から来ているようです。この「東武高崎線」は、昭和28年に廃止となり、同じく前橋~渋川~伊香保を結んでいた他の2線も、31年までに全廃されています。

「犬」にゆかりの物語と言うと、まず「桃太郎」、それと「南総里見八犬伝」。「八犬伝」には、苗字に「犬」がつく8人の若武者「八犬士」が登場します。その「八犬士」の苗字について、その概略人数と分布状況を調べてみました(こちらより)。

苗字概略人数最多県
犬塚12,000愛知
犬川10
犬山1,500島根
犬飼15,000愛知
犬田360茨城
犬江10
犬村30大阪

「犬川」と「犬江」は、ありそうでいて実は大変稀少な苗字で、全国にも2-3軒ぐらいしかしないと思われます。「犬坂」と言う苗字は、実在が確認されていないようです。
「犬」のつく苗字の中で最も数が多い「犬飼」さんは、全国ランクで1200位前後、その半数近くが愛知県に集中し、中でも名古屋市の港区から中川区にかけて非常に多く、港区で区内10位、中川区でも20位以内に入るメジャーな苗字になっており、そのほか実数では多くはないのですが、飛島村で村内8位、北名古屋市でも20位以内に入っています。「いぬかい」姓には「犬養」と言う書き方もあり、歴史的にはこの方が古い表記で、元首相・犬養毅を始め著名人を輩出している由緒ある苗字ですが、現在では全国に260人ほどにとどまる珍しい苗字となっています。
「犬飼」さんに次いで多い「犬塚」さんは、私が少年時代に見た人形劇「新八犬伝」([80310] Issieさん)では「武蔵国豊島郡大塚」(文京区大塚)にいた大塚氏が合戦で敗者となって流され、姓を「犬塚」と改めた、と言うのを見た覚えがあるのですが、実際の犬塚姓は、「犬飼」さんと同じく愛知県が最多で、こちらは三河西部に多く、西尾市が最多で240件以上(合併前の旧市域)もあって市内ランク12位に入り、西尾市と合併した旧一色町でも16位に入っていました。西尾市には「犬塚」と言う小字があるようで、おそらくここが西三河の犬塚氏のルーツになっているのではないかと思われます。数の上では岡崎市も多く、市内に200件以上あります。静岡県浜松市にも全市で200件近く見られます。また、九州西部にも多く見られ、佐賀県伊万里市には70件ほどあり市内30位前後、長崎市にも100件近くあります。

「八犬伝」には登場しない「犬」苗字で、人数が多いものに「犬伏」と「犬童」があり、共に全国に2000人以上いると見られます。「犬伏」さんは、前述した地名がある徳島県に全国の3分の1以上が集まり、県内では板野郡を中心とした吉野川下流地域に集中し板野町では10位に入ります。この「犬伏」さんは、2番目に多いのが大阪府、そして3番目が北海道。道内では美瑛町が最多で、以前に話題にした「美馬」さん([73382])と分布が類似しており、徳島県から北海道への集団移住があった([73383] hmtさん,[73385] okiさん)ことの裏づけの一つにもなるでしょう。
「犬童」さんは、「いんどう」と難読で、九州南部に多く、熊本県が最多で全国の半数近くを占め、更にその大半が人吉市を中心とする球磨地方に集中しています。人吉市出身の作詞家で、「旅愁」など西洋楽曲の日本語詞を作詞したことで知られる犬童球溪が知られています。鹿児島県姶良市の旧加治木町にも多く見られます。難読のため、「いぬどう」とか「けんどう」と読み替えている人も多く見られるようです。

地名の話に戻りますが、東京都内で「犬」と言う字がつく住所地名は、八王子市犬目町が唯一です。また、品川区東大井には犬坂と言う名の坂道があります(坂の位置図)。大井の高台から旧東海道・第一京浜沿いの元海辺だった低地に下りる坂道のようですが、由来については「コレクション」で引用されている品川区HPからのと同じく「不明」とありました。

最後に、私の今年の経県値は52点(こちら)。
仕事納め間近になって、宮城県石巻市への日帰り出張が入り、仙台駅から送迎の車で往復したのですが、東松島市を通過したあたりから、沿道には明らかに津波で流されて再建したと思われる、まだ真新しい住宅やビルなどが目立ち、改めて津波被害の恐ろしさを目の当たりにすることができたのでした。かの「アニメの聖地」の近くも通りましたが、そのUFOみたいな建物、川の中洲の中ということもあって、最初見たとき「河川管理関係か何かの建物」だと思っていました…。これで、今年の経県値が50の大台越えとなりましたが、これはおそらく私が「落書き帳」に参入してから初めてのことでした。
「市の経県値」(認市度)の変化は次の通りでした。

●→○ 橿原
△→● 春日部、飯山
▲→● 中野
▲→△ 泉佐野、阪南
×→△ 河内長野、羽曳野
×→▲ 富田林

この結果、今年末時点での認市度(全国791市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年からの増減は下記のようになりました。
 ◎:2(±0)、○:121(+1)、●:263(+2)、△:54(+2)、▲:263(-2)、×:89(-3)
[94753] 2017年 12月 23日(土)10:40:43【1】伊豆之国 さん
消滅した?植栽文字 & Re:赤絨毯を踏んだ元・若い市長
[94740] オーナー グリグリさん、他
「植栽文字」コレクションですが、今はもう消滅したと思われる植栽文字の思い出。
東海道新幹線に乗って名古屋以西に向かうと、おそらく掛川を過ぎた辺り、東海道線と並行している区間で右手の車窓を見ると、線路のすぐそばの小高い丘の斜面に「茶の静岡」と見事に刈り込まれたお茶の木でできた植栽文字があって、「今どの辺りを通っているのか」と言う格好の目印になっていたのをいつも思っていたのでした。しかし、2年前に久しぶりに日中に新幹線で通ったとき、この辺りと思しき場所で目を凝らしていたのですがどうも見つかりません。この夏に関西方面2泊3日の道中([93732])で乗ったときも、やはり見つからず、"Google Map"を見てもそれらしきものは見えませんでした。おそらくここ数年の間に消滅したのではないかと思われます。手入れが大変で結局やめたのか、あるいは土地造成で山を切り崩されたのでしょうか。

[94746] オーナー グリグリさん
若年で当選した首長
が、[94095]で書き込んでいた、元東松山市長・坂本氏と元北海道池田町長・丸谷氏の国会議員経歴がまだ反映されていません。
それと、「元・若い市長」に、現職の国会議員を務めている方がいらっしゃいました。
にまんさんの故郷・下関市の元市長、江島潔氏。平成25年の参議院山口選挙区補欠選挙で初当選、28年の選挙で再選されています。
これは、最近話題になった「鯨肉」にまわる話題([94733] かぱぷうさん、[94738] みかちゅうさん、[94742] さざ波さん)から、日経新聞に出ていた記事を思い出し、この記事の中に「元下関市長だった江島議員」の名があったことからで、そこで「若い市長」の一覧を見ると、江島氏の議員経歴が入っていなかったことに気づいたからです。
[94727] 2017年 12月 18日(月)23:40:53【1】伊豆之国 さん
全国都道府県別有名町村(今昔物語)
[94710] 白桃さん
いまはむかし(再)全国都道府県有名町村大会
もう十四~十五年前、落書き帳にデビューしたころこんなことをやってました
これを現在の町村版でやってみることにしました。
ただし、選定条件として、「平成の大合併」以前から名称が存在している(新設合併した場合でも従前に存在していた名称を継承したものも含む)町村に限ることとします。
選定に迷った県では、私の「経県値」も考慮にいれましたが、必ずしも決められた基準にはならず、「独断と偏見」も大いに混じっていることをご承知ください。

都道府県町村名経県値ひと言
北海道斜里町4いろいろありますが、宿泊経験もある世界遺産のある町に
青森大間町3マグロで有名になりました
岩手平泉町3やっぱりここでしょう
宮城松島町4「格」では"Supertown"だか…
秋田八郎潟町1町と言うより湖の知名度
山形高畠町1ミニ新幹線も停まります
福島猪苗代町4偉大な医学者の故郷としても有名
茨城東海村3海水浴の大洗も候補だが、やはり知名度では抜群
栃木益子町3世界に知られる焼き物の里
群馬草津町4伊香保が消え、水上はかな書きに変わって…
埼玉長瀞町3この県で随一の観光地
千葉一宮町2サーフィンで五輪会場に
東京八丈町4「1チャンネル」の天気予報では伊豆諸島の代表地
神奈川箱根町4大磯・葉山・湯河原と強力候補が目白押しも、ここはやはり最強の温泉地
新潟出雲崎町3スキーと名作の湯沢との一騎打ちを制して良寛和尚の故郷に
富山立山町4町村激減の中で観光と信仰の山が残りました
石川津幡町1選ぶのに苦労しましたが、交通の要衝の県内最多人口町に
福井永平寺町3曹洞宗の大本山
山梨身延町3こちらは日蓮宗
長野軽井沢町4ライバルが多いが、やっぱりリゾート地の「元祖」
岐阜関ケ原町3合掌造りの白川村を押さえ天下分け目の大合戦
静岡西伊豆町4手前味噌ですが…オヤジの田舎。中西部は町村がほとんど壊滅の中、伊豆南部は町がそのまま健在
愛知南知多町3明治の名邑も、「あの名前」のせいで幻の市に…。「ほとんど無関心」の騎手を抑えて
三重多気町1ここも有力町村が軒並み消滅。昔は賑わった?影の薄いJRの分岐駅
滋賀多賀町3やはり著名な町が激減。この地の神社は「お伊勢さんの親」
京都伊根町3「舟屋の里」として知られたのは「朝ドラ」から…
大阪熊取町1町村の影が薄く選ぶのが難しい。結局人口最多の町に
兵庫播磨町1この狭い町のど真ん中が電話の市外局番で「阪神」と「播磨」の境界([87914])
奈良斑鳩町3吉野町・明日香村・十津川村と強力候補が目白押しの中、世界最古の木造建築で名高い若手メンバーのお膝元を
和歌山白浜町4那智勝浦とどちらを選ぶか迷ったが…古代から知られた皇室ゆかりの名温泉に
鳥取三朝町4ここも名高い湯の町に
島根津和野町3この県の印象は薄いが…。鯉の泳ぐ城下町と森鴎外の故郷
岡山矢掛町0「軽便」消えて28年後に鉄道が復活
広島府中町1「マツダ」のお膝元。単独市制か広島市と合併か、決着はいつの日?
山口阿武町1周りを萩市に囲まれても…
徳島北島町1「サブローさん」とは関係なし
香川琴平町4多度津・宇多津も他県なら文句なしの有力候補だが…
愛媛内子町3和蝋燭作りで富を築いた豪商屋敷も残る風情ある町並み
高知梼原町0龍馬脱藩の道
福岡那珂川町1あと10ヶ月余りで市になります
佐賀有田町0世界的にも超有名の焼き物の故郷。「まち」から「ちょう」になったので厳密にはNGだが
長崎佐々町1甲子園の優勝校も出ています
熊本益城町1不謹慎ですが、あの大地震で全国に知られました
大分九重町1町村合わせて4つに激減。「もう一つの町田駅」([70714])がありました
宮崎高千穂町0神楽でも名高い神話の故郷
鹿児島南種子町0「本土」の町村は壊滅状態、結局「島」から選ぶことに。鉄砲伝来と宇宙センターの町
沖縄嘉手納町1良くも悪くも沖縄が置かれた地位の象徴

…こうしてみると、既に14年前の白桃さんの記事へのレス([8588] NSKさん)で
豊作の県、不作の県がはっきりとしてますね
とあったのが、「平成の大合併」の結果、合併が進んだ県と余りなかった県とでその「格差」が大きく開き、合併が大規模に行われた県では多くの「有名町村」が消えた一方、幸いにして(?)合併が少なかった県ではこうした「誰でも知っている有名町村」も多く残り、「県内有名町村選び」にもその難易度の差が大きくなったような気がします…。
[94688] 2017年 12月 9日(土)22:26:51伊豆之国 さん
「超」ご当地
さっきまで見ていたTV番組「アド街ック天国」、本日のテーマは、オヤジの故郷「『超・ご当地』西伊豆」でした。取り上げられていたエリアは、「西伊豆複眼都市圏」([83017],[83028] 白桃さん、[83026])を構成する西伊豆町・松崎町に、伊豆市の旧土肥町を加えた範囲。何度も乗ってきた堂ヶ島の洞窟めぐり遊覧船を初め、西伊豆に行った度にいつも見てきた懐かしい光景がいろいろ出てきましたが、もうここ10年余りもこの方面に足を踏み入れていないので、その頃にはまだなかった新名所・新名物がいろいろ誕生して、さすがに時の経つことの速さを感じてしまいます…。私がオヤジの実家に行ったときにいつももてなしてくれた「心の故郷の味」は、名物の新鮮な鰹のお造りでした。「金目鯛」なぞ、その頃はまだ知る由もなかったのでした…。
[94655] 2017年 12月 5日(火)23:27:48【1】伊豆之国 さん
「駿河」にあった三島駅、駿河を通っていない「駿豆線」
[94647] じゃごたろさん
三島って伊豆国だったんですね。てっきり駿河だっと思っていました
三島は伊豆であるというのは静岡県の方にとっては常識なのだろうか
[94648] 特急とりあたまさん
意外と常識ではないかもしれません
三島には「伊豆国国分寺」があるなど知っている人は知っているかもしれません
[94653] さざ波さん
三島市は伊豆半島のつけ根(?)にあるので、伊豆国といえば伊豆国ですが、駿河国といえば駿河国という絶妙な位置であるとわかります
何だか呼ばれているような気がしたので、少々遅くなりましたが反応させていただきます。

長泉町民の特急とりあたまさんにはご承知のことと存じますが、長泉町の玄関となっている御殿場線の「下土狩」駅は、昭和9年12月1日に国府津~沼津間の現在の熱海廻りの線が全通するまでは、「東海道本線」の「三島」駅(現・三島駅開業の2ヶ月前に現駅名に先行改称)でした。現在の三島駅から出ている、現在の伊豆箱根鉄道駿豆線も、現・三島駅開業と同時に三島広小路駅から現在のルートに付け替えられ、下土狩駅への旧線は廃線となりましたが、線路があった痕跡はまだ一部に残っているようです。この駿豆線・三島駅をめぐる話題は、かつて8年ほど前に話題になったことありました(こちら)。この「駿豆線」は、開業当初は「豆相鉄道」を名乗っており、「相模」をかすってもいないのにこの社名を名乗ったのは謎ですが、「駿豆」の路線名は沼津駅前から「豆相」改め「駿豆」の三島広小路駅とを結ぶ路面電車(後の伊豆箱根鉄道軌道線、昭和38年廃線…こちら)が「元祖」だったようで([71779] Issieさん)、まさに「駿河」の沼津と「伊豆」の三島とを結んでいたのでしたが、先に書いたように「先代」の三島駅=下土狩駅は今も「伊豆」の三島市にはなくて「駿河」の長泉町にあるので、現在の駿豆線のほうも、辛うじて「駿豆」の面子を保っていたのでした。それが、三島駅が名実共に「伊豆」の三島市(もっともこちらもほとんど駿河との「国境」ぎりぎりですが…地図)に「引越し」、全線が「伊豆」の中になったため、「駿豆線」とは名ばかりになったのでした。
「駿河」の沼津と「伊豆」の三島との「微妙」な関係は、現在も続いています。先代・三島駅が「駿河」の長泉町(当時は「村」)にでき、現在でも「東レ」の工場など、長泉町・清水町に「三島」を冠する施設などが散見される(長泉町には私立三島高校がありましたが([70888]ぺとぺとさん)、現在は「知徳高校」に改称しています)一方、戦後になって「駿河」の沼津市が「伊豆」の中へと市域を拡張し、既に「昭和の大合併」で田方郡の内浦(「伊豆三津シーパラダイス」がある)と西浦の2村を編入、更に「平成の大合併」では戸田村とも合併して西伊豆に深く食い込んできています。この沼津・三島の両市はお互いに密接なつながりを持ちながらも、対抗意識も結構強烈なものもあるように思えますが、いかがでしょうか。「沼津VS三島」の都市圏問題は、「白桃マガジン」改め「白桃市町村人口研究所」でも話題になりました(こちらの最後のほう)。両市に挟まれた清水町は、合併を巡ってどちらにつくのか、単独町制を続けるかで激しい争いが今も続いているようで、ごみ処理問題でこじれたことなどはかつてTV番組でも放映されたことがありました。

「1チャンネル」の天気予報の世界では、「伊豆」の代表地点は石廊崎(南伊豆町)で、そのほかに網代(熱海市)があるようです。三島は沼津などと同じく「静岡県東部」になっているようで、実質的に「駿河」として扱われているように思えます。「伊豆」の代表とされている石廊崎は、太平洋に突き出した岬の突端にあって、冬暖かく夏は涼しい海洋性気候になっており、夏は東京や関東平野が35℃を超える「猛暑日」のときも、石廊崎では20℃台後半ということも多く、冬は滅多にに雪を見ることもなく、避暑・避寒リゾート地として格好の気候であることがうかがえます。網代は、石廊崎に比べると寒暖の差が少し開き、気候でもその分東京に近くなっているようです。関東1都6県(放送時間によっては甲信越も入る)の予報で伊豆地方も入っているのは、かつて「天城山の電波の壁」([93963])で伊豆東部でも東京のTVが綺麗に映ったことの「名残」なのでしょうか。

[94635] デスクトップ鉄さん
「全国のJR駅五番勝負」は、十番勝負の疲労と本業の多忙のため、休場とさせていただきました。
[94644] 2017年 12月 2日(土)21:00:47伊豆之国 さん
第46回十番勝負・問六「大いなる勘違い」編
今回の十番勝負、たった一つの市だけを出して共通項の市を選べ、という「連想ゲーム」やら、「お互いに隣接せず」が共通項だったというまるで「ペアシティ」?みたいで、しかもヒントが出る度にますます泥沼にはまり込んでしまいそうだったのやら、今までにないようなタイプの問題に悪戦苦闘した今回の十番勝負、その中で出題形式も共通項の選び方も共に唯一、これまでの形式を忠実に踏襲していた「問六」。共通項があまりにも私も含め「オジサン」連中には縁遠い分野であったこと、更に私自身に全く関心がない方面であったために迷走を強いられ、「奥の手」を使うまで全然違う方向を見ていたこの問で、私が想像していた「ある共通項」が指している「場所」とか「風景・行事」などとはどういうものだと思っていたのか、ここで「白状」しておきます。
下の表で、お題と私が答えるまでに出てきたいくつかの市について、「ここか?」と連想していた場所などをここに書き込んでみます。

苫小牧市ウトナイ湖の野鳥
西東京市多摩六都科学館
香美市龍河洞
横手市かまくら
南砺市五箇山の合掌造り集落、利賀村の演劇村
観音寺市「銭形」([94618] )
北九州市八幡の「夜の工場萌え」、皿倉山の夜景(新日本三大夜景)、門司港のレトロ建築群
武蔵野市井の頭公園
浜松市浜松祭り・大凧揚げ、弁天島の夕景 
静岡市三保の松原、久能山、丸子宿のとろろ汁屋
仙台市七夕
熊野市鬼ヶ城花の窟・熊野古道
鴨川市シーワールド、鯛の浦、仁右衛門島、山間の棚田
調布市深大寺
川越市蔵の街
岐阜市長良川の鵜飼、金華山・岐阜城跡、岐阜提灯作り
大阪市道頓堀・食い倒れ横丁、通天閣
尾花沢市銀山温泉、花笠音頭

…こんなところかな、と一応書いてみましたが、世界的な有名どころや、いかにも「Deepな『和』のイメージ」が外国人に受けそうなのも多い反面、自分でも「?」と思うようなところ、国内でも果たしてどれだけの人が知っているのか、といまいちわからぬものもあって、本当の共通項を半ば偶然?に見つけるまでは、問七と同様、結構深い「迷路」にはまってしまったような感でした…。ちなみに、地元の市も直前に出てきましたが、自慢できるものと言えば「国際版画美術館」ぐらいでしょうが、今まで何度も見に行っているので、「まぁ、こんなものなかぁ~」と思っていますが、

この問六のお題の市選びについては、メンバーの方々からも
アニメ聖地88の選定基準がよくわからない
([94576] Takashiさん)
選定が恣意的なものではないかという指摘
([94581] みかちゅうさん)
鎌倉市か金沢市(中略)これらの市は「何故八十八選から洩れたのか謎な市」
([94620] EMMさん)
等々、いろいろと疑問とかご意見が出ているようですが、今時のアニメなど全く知らず「蚊帳の外」の「オジサン」にもさすがに(あま見てはいなったけれど)キャラクターやストーリーはすぐ思い出せる「昔もの」、例えば

問六:石巻市、須賀川市、青梅市、宝塚市、境港市


と言うようなラインアップだったら、私でも「こりゃ『漫画』関係だな」、と割と早く気づいていたかもしれませんが。
[94618] 2017年 11月 29日(水)00:47:07【1】伊豆之国 さん
第46回十番勝負を振り返って~流氷解けて…宗谷の岬~
まず初めに、皆さんがおっしゃっているように、今回の出題形式に関した素朴な疑問と率直な感想から始めましょう。
とにかく、発表された問題を見るなり、一言で言って唖然…。問一と問十など、たった一つの市だけを例示して「共通点がある市を選べ」と言うのでは、まるで連想ゲームか、1枚の写真(あるいはその一部)だけを見せてその場所とか関係する人物を答えよ、というクイズ番組です…。出題形式こそオーソドックスな在来タイプだったものの、議論百出となった問七は、終わってみて改めて考えてみると、やはり、「論理的矛盾」(というより「破綻」)をきたしており([94565] ぺとぺとさん)、
正答市と出題市、誤答市と非該当市の非対称
([94574] デスクトップ鉄さん)
同じ市を解答しても正答・誤答の判定が変わる場合がある"という点です(中略)今回の問七の場合、その基準を参加者が任意のタイミングで"自由に"変えられてしまうところが問題である
([94577] スカンデルベクの鷲さん)
適当に解答してメダル獲得、ってのはしらけるよなぁ。とりあえず答えた者勝ちで正解すればラッキー、というのはテレビのバラエティー番組で十分です
([94564] みかちゅうさん)
など言った問題点がおきている点でも、この問が果たして論理的に「成立」しているのか、疑問が湧いてきます。

該当する市を提示せず、該当しない市ばかり並べて、結局「該当しない市以外に共通した特徴」がある市を探し出して答える、という問五についても、問七と同様、「お題の市と共通する特徴を持った市」を答えよ、というこれまでの趣旨とは明らかに反しており、仮に今後もこれらと類似した形式の設問を出すと言うのであれば、それに対応した説明文・注意事項の表現の改善も必要でしょう([94572] ぺとぺとさん、[94584] 鳴子こけしさん)。

さて、前置きはこのくらいにして、ここからは本題。
初めにも書きましたが、今回は出題を見るなり「絶句」してしまい、しばらく戦闘意欲も湧かず「休場」も考えましたが([94313])、ともかく前回と同様「第一回採点結果が出てから参戦」([93578])ということに。回答できた順に。

問一~名高き金のしゃちほこは 名古屋の城の光なり~
「横浜市」だけを出して共通項を出せ、と言うのでは、各人それぞれに思い浮かべるのもいろいろあって([94335]
特急とりあたまさん)、いきなり答えろ、と言うのは到底無理ですねぇ~。答えが進んで、静岡市がNG、と言うのもヒントとなって、まず確実なところから。

問五~おいら岬の燈台守は~
ここまで出てきた答えを見ると、いずれも「読みが5文字」だと。お題のNGの市を見ると、読みが1文字から9文字までで、その中に唯一5文字だけが見当たらない。「そうか、読みが5文字の市を答えれればよい」のだと。静岡県で西部に4市残っていた未解答市の中から、台風情報でもよく出てくる岬の先端の市を。

問二~なぜかさいたま、ここはさいたま~
問三~そうか、そうかと頷く草加煎餅~
この2問はセット。問二は「その県で2番目に広い市」、問三は「人口密度が県内3番目」。日付が変わって14日になり、その日が埼玉県民の日に当たったことから、埼玉県内でそろえることに。
…気づいてみると、問一から三までは、お題の市の数が実は大きなヒントもなっていたのでした。
ここで
お尻に火が着いてきましたが
と書いたのですが、実は知らぬ間に「相模守」が東海道筋から猛攻をかけてきて、いつの間にか東海道筋から猛攻をかけてきて、いつの間にか「総領主」を明け渡すと言う非常事態に。でも「あちらは既にゴール、スロースターターのこちらはまだ6問残っている、反撃のチャンスはいくらでもある」と言い聞かせて反攻を待つことに。結局、ノーヒントで答えられたのはここまで4問だけでした…。

問十~つづら折り、浄蓮の滝~
問九~雲白く遊子悲しむ~
問八~Green Green~
この3問は、問一から三までと「逆対称」に近い形になっている、と気づくことに。
問十は、ヒントが出るまでは「人口減少率・減少数」などをあたって見たのですが、ヒントが出て「人口密度が県内最小」だとわかる。静岡県を見ると、修善寺・湯ヶ島・土肥など温泉地が目白押しの「ご当地」が。その市がまだ出てきていない。「領主」が長い間姿をくらましている「難攻不落」のこの市盗りにいよいよ「王手」を掛け、駿遠豆三国の総領主にこの時点で復帰。
問九は、「面積が2番目に狭い」。その中に残っていた、これまで幾度か訪れてきた島崎藤村ゆかりの古城の町に。
問八は、「人口が3番目に少ない」。4年前に猛暑の中を歩いた、「関東の耶馬溪」と「昭和レトロの芝居小屋」がある上州の市([84083])に。

問四~伊豆の太陽、下田温泉~
お題の野々市市が11月11日市制施行なので、ヒントが出る前から「市制施行日」関連と推測はついていたが。「雑学」の「市制施行日」から、「『月』と『日』の数字が同じ」市だと、わかる。元日市制の、前回領主の地位を得た黒船・水仙・御用邸で名高いご当地の市の守備固め。1月11日市制の亀山市などや、11月1日市制の明石市などがNGになるのがこの問の「味噌」だったのでした…。

問六~みかんの花咲く丘~
共通項読み違えで苦闘した問題。第一ヒントは「世界にファンが」とすぐ解けたが、「ネットなどで”Nice”だと感じた、訪日外国人に人気の観光地・場所」だと思い込み。サイトをうまく探せず、自治体のホームページやWikiなどでいろいろ当たって見たが手がかりがつかめない。そこで「奥の手」で「5市まとめて検索」してみたら「アニメの聖地一覧」がすぐ見つかり、開いて見るとお題と既出正答がずらり並んでいる。少年時代から漫画が好きでなくて見ることがあまりなく、この方面にはほとんど無関心、と言うよりむしろ「嫌い」だった([94508])こともあり、このサイトを見てすぐわかったのは「ウルトラマン」(須賀川市)・「鉄腕アトム」(宝塚市)・「鬼太郎」(境港市)など、主に「昔もの」ばかり数えるほど、8割方は全然知らず初めて見たものばかり。地元の市も入っていましたが、見たことも聞いたこともありませんでした…。その中にあった「『ハトヤ』の増築」を取ることにしましたが、もし最初に思っていた共通項だったら、おそらくは「領主盗り」に王手をかけている絢爛豪華な祭りと朝市・風情のある町並みで名高い天領の町か、「絶対的鉄板」の京都市のいずれか(結果的にどちらも正解)を答えたでしょうな…。芭蕉も泊まった([77138])、桐箪笥作りで名高いあの市(かのO家具もここがルーツらしい)が入っていないのは、PTAなどお堅い連中から「低俗だ!」と目の敵にされているからだと思っていたのですが、どうやらTakashi さんが[94576]で触れているようなことかららしいです…。
「読み違えていた共通項」から推測していた「ある場所」については、後ほど項を改めて書き込んでみようかと思っています。

問七~流氷解けて、春風吹いて~
皆さんも異口同音におっしゃるとおり、とにかく今回最も苦闘した難問。「想定回数が不定」で、第一回採点が出て「想定解は開始時より16市減少」から、以前に類題があった「選挙で無投票?」も頭をよぎったりしましたが、その後「正答も避ける」から「隣り合わない」「互いに孤独」ときて、他の方も何人かおっしゃっているように「市盗り」関係が頭にこびりついたまま離れず、「正答により領主交代絡みか?」と…。「市盗り合戦の領地が県内で1ヶ所だけか、お互いに離れているか」なのかとも思いましたが、「なぜ『白虎隊』がOKで、お隣のラーメンと蔵屋敷の町がNGなのか」よくわからず、「あの『銭形』の市はなぜOKなのか?」となると既に支離滅裂状態。「島」にある市とか、他の市と隣接しない市を答えれば安全なのかな、とも考えましたが、ここまで全員正答が続いていたので、誤答が怖くて踏み切れぬまま、「最終ヒント」が出てもいまいちよくわからず。ようやく真の共通項がわかったのは、「讃岐守」殿のフライング気味?の、実にわかりやすい解説文([94554])。
とどこに共通項があるのか見当がつかぬず
(←推敲したときの削除ミスで「電○少年(全く見たことはないのですが、名前だけは知っていました)」みたいな誤記になってしまいました…。[94508] でも少し文章がおかしかったのですが、解答と関係のない箇所を訂正したのが一度あった([94313])ので、みっともないのでどちらもそのままにしました)
全くわーっからないままどうにも抜け出せなくなっていました
([94556])と言うことだったのでしたが、改めてお題の市とNGの市を見ると、お互いに隣接関係になっている。「これでやっと意味がわかったか…」。そこにたどり着くまでの苦難と、「駄洒落」の意味もこめて、私自身も30年前に訪れている最北の市を答えることにしました…。これでようやくゴール、と言うことになったのですが、「入賞」も無し、各問ごとの解答順位も軒並み20位以下と散々。「お手つき」こそ無かったものの、十番勝負に参戦して以来、全問正答できた回では、3度目の参戦だった第19回の28位を下回り、全完答者(&全参加者)32人中、屈辱の「ブービー賞」という最悪の結果になってしまいました…。

♭今回の選曲は…
問一:鉄道唱歌・東海道線の34番より。名古屋市民の「金のしゃちほこ愛」は、先日の「ケンミンSHOW」でも放映されていました。…それにしても「名古屋」を歌った歌と言うのは少ないですね…。
問五:御前崎と言うと灯台ですが、この映画には出てきているのでしょうか?
問二:「さいたま」の歌と言うと、これしか浮かんできませんね…
問三:言い古された有名な駄洒落。芭蕉が「泊まった」と「嘘」を書いたこの市で作られていなくても「草加煎餅」だそうです([77138])。
問十:またもワンパターン…
問九:島崎藤村の名詩「小諸なる古城のほとり」に続く一節。
問八:まさに市名ずばり。私の少年時代、合唱大会の定番曲でした。
問四:昔、こんなCMをよく耳にしました。
問六:この市が舞台の童謡。花の時季はとっくに過ぎていますが、今はまさに蜜柑の実が「旬」です。
問七:私が宗谷岬を訪れたとき、盛んにこのご当地ソングが流れていました。まだ春は遠いですが…

♯「戦術編」についても、暇があったら書き込んでみようかと思っています…。

【1】誤字・脱字修正、その他表現の補足・追記・見直し等
[94556] 2017年 11月 24日(金)20:09:50伊豆之国 さん
十番勝負
ヒントが出ても抽象的でどういうことなのかよくわからぬものばかり、出る度にかえって共通項がわかりにくくなって、全然違う方面に進んで深い迷路にはまり込んだまま、「なぜあの市がOKであの市はNGなのか」、とどこに共通項があるのか見当がつかぬず、全くわーっからないままどうにも抜け出せなくなっていました…。
ここにきてようやく共通項と境界線が見えてきました…。

問七:稚内市

これでだめなら十番勝負撤退も有り得るかも…。
[94508] 2017年 11月 18日(土)22:41:44伊豆之国 さん
十番勝負
問六:伊東市

まず思い浮かべていたのとは違う方向ばかり見ていて、先に進めませんでした。
全然関心がない(と言うよりむしろ憎悪さえ抱いていた)方面だったとは…。
[94443] 2017年 11月 16日(木)22:38:01伊豆之国 さん
「十番勝負」
問四:下田市
[94442] 2017年 11月 16日(木)21:56:25伊豆之国 さん
「十番勝負」
問八:みどり市
[94440] 2017年 11月 16日(木)21:44:48伊豆之国 さん
「十番勝負」
問九:小諸市
[94438] 2017年 11月 16日(木)21:31:43伊豆之国 さん
「十番勝負」
問十:伊豆市
[94381] 2017年 11月 14日(火)00:18:08伊豆之国 さん
十番勝負(と言っていいのでしょうか?
やはりいまいち戦闘意欲が湧いてきませんねぇ…でもとりあえず。

問二:さいたま市
問三:草加市

今日は埼玉県の日、と言うことで…
♯お尻に火が着いてきましたが…
[94313] 2017年 11月 12日(日)21:47:39【1】伊豆之国 さん
十番勝負(もどき?)
何だか参加するのがアホらしくなってきました…。
「休場」も考えましたが、とりあえず「参加賞」と言うことで。

問一:名古屋市
問五:御前崎市

【1】解答以外の箇所で誤字があったのを訂正
[94095] 2017年 10月 28日(土)14:21:33伊豆之国 さん
野球の神様、十勝ワイン(赤絨毯を踏んだ若い首長) & 西伊豆町
[94069] オーナー グリグリさん
若年で当選した首長(更新)
先日の衆議院選挙結果による任期更新も行っています。衛藤征士郎(12)、鳩山二郎(2)、逢坂誠二(2+2)の3名
ですが、選挙結果を新聞で見て、落選した前議員に「元・若い首長」が見つかりました。

元・東松山市長 坂本祐之輔氏
平成24年12月の総選挙で初当選、2期務めましたが、今回の選挙で惜しくも落選しています。
「若い首長」のリストにある坂本氏の経歴に漏れていますので、追加記入をお願いいたします。

今回の選挙とは関係ありませんが、リストに載っている元首長の中に、国会議員の経験者が見つかりました。

元・北海道池田町長 丸谷金保氏
町長退任後、昭和52年に参議院議員に当選、2期務めて引退。平成26年に逝去されています。

…話は変わって、「ご当地」の話題から。
[94081] 特急とりあたまさん
伊豆半島が神奈川扱いされていました。る◯ぶでも「箱根伊豆」など一緒くたにされやすい
[94083] Takashiさん
東海道本線(東京・熱海間)と伊東線がJR東日本の路線である一方で静岡県のその他のエリアがJR東海のエリア(中略)厳密に言えば熱海から西の東海道本線はJR東海の路線なのでそこから分かれる伊豆箱根鉄道駿豆線沿線はJR東日本の営業エリアといっていいのかどうか疑問がありますが

「伊豆の東西」については、[93963]でもちょっと触れていますが、親父の田舎・西伊豆町の田子地区([83026])に行くのに、伊豆急下田からのバスで、「バサラ峠」を越えて松崎か堂ヶ島で乗り換えて入るルートと、修善寺からのバスで「船原峠」を越えて土肥を経由して入るルートがあって、前者のルートを使うことが圧倒的に多かったのですが、たまに後者のルートで行くと、海沿いを走る伊豆急と、田方平野の田園を走る駿豆線の沿線風景の違いを見ていると、やはり「電波の壁」と同様、天城山~丹那トンネル~十国峠のラインを境に、東側と西側とでは同じ伊豆でも結構違う印象があるように見えるような気がしたものです。東京のTVが綺麗に映り、神奈川県を通り越して東京指向が強そうな東海岸と、まず沼津や三島へと、ワンクッション置いているように思える西海岸や田方平野とは、やはり住民の気質も違うのでしょうか。
[93963] 2017年 10月 8日(日)21:00:19伊豆之国 さん
静岡県のTV事情(昔話です) & 八潮市
[93951] 他 特急とりあたまさん
[93952] 他 さざ波さん
[93956] アクアさん
「静岡のローカルTV」の話題で賑わっていますが…

私が今から○十年も昔、小学生時代の思い出話(だいぶ前にも書き込んでいるのですが、検索が難しくなって…)。
オヤジの田舎が西伊豆町と言うこともあり、その実家のほかにも、熱海や東伊豆町の温泉旅館(当時はこんな豪勢な高級ホテルではありませんでしたが…[72945])に泊まったことも何度かありました。熱海や東伊豆では、東京の放送局の番組が映像も音声も綺麗に映ったのに、西伊豆に行くと、当時は民放は1局しか映らず、「見たい番組が見られなかった」と言うのが子供心にも大きなショックだった、と言うのが、今となっては遠い昔のほろ苦い思い出となって蘇ってくるのでした。天城山地が「電波の壁」になって、伊豆半島の東と西とでは大きな「情報格差」があったということだったのでした。5年か6年になって、浜名湖畔の舘山寺温泉に泊まったこともあったのですが、浜松まで来ると、名古屋のキー局もいくつか映るので、見たかった番組が見られて少し嬉しかったこともあったのでした。

[93959] うっかりじゅうべえさん
[93962] オーナー グリグリさん
一文字地名であいうえお
濁音・半濁音は難易度が高そうです

「が」 埼玉県八潮市垳
…以前話題になったことがありましたね。
[93867] 2017年 9月 24日(日)22:12:12伊豆之国 さん
四日市トンテキ & バスタ新宿
[93864] シノレパシクソさん
『人口一位の市』が占める割合
三重県 1,582,947 津市 310,674 19.63%
三重県の人口最多市は、私が1ヶ月前の道中で最後に訪れた、コンビナートと「ご当地B級グルメ」で名高いあの市ですね。

[93856] Takashiさん
鉄道駅とバス停が境を越えているという例
この仲間で「一番の大物」は、「バスタ新宿」ではないでしょうか。
「バスタ」は渋谷区にあります。
(新宿駅の住所は新宿区ですが、ホームの一部と「新南改札」などが渋谷区にかかっていますが)
[93827] 2017年 9月 20日(水)21:56:29伊豆之国 さん
East Of East Station?(東あずま駅) & 宝塚市
「づ・ず」の話題で盛り上がっていますが、私もここで一つ。

東武亀戸線に「東あずま」と言う駅があります。私が子供だった頃、「なぜ『東東』でないのか?」とこの不思議な駅名が気になっていました。確かに「東」は「あずま」とも読むけれど、「東東」ではちょっと変…というので「あずま」をかな書きにしたのか?、と。後になって、この辺りが昔「吾嬬町」と呼ばれ、その東側だからというのが駅名の由来らしい、とわかったのでした。でも、その頃には「吾嬬」の「嬬」は「群馬県嬬恋村」の「つま」だと知っていたので、「東あずま」ではおかしい、「東あづま」と書くのが正しいのでは、と思ったのでした(同じ内容をこちらの『鉄』系ブログに2年前に投稿しています)。「東あずま」駅がある墨田区には、都営地下鉄浅草線に「本所吾妻橋」という駅がありますが、こちらは「あづま」。隅田川に架かる「吾妻橋」の名は、「吾嬬町」の由来となった「吾嬬神社」への参拝のために架けられた、と言う話が、このブログにも書かれていました。

「づ」で始まる言葉として思いついたものに…
・「ヅカ」(~ガール)…「宝塚」の後ろのほうだけにした省略形から。
・「(マグロの)づけ丼」…漢字で書けば「漬丼」。仲間内で使われた略語からでしょうか。
どちらも、由来からして「ず」にすると意味を成さなくなるので、「づ」でなければならないのでしょう。

苗字の世界では、「づ」で始まるものがいくつか見られるようです。戸籍には振り仮名をつけないので、今の仮名遣いでは「ず」でなければならないものでも、自分で「づ」だ、と普段からそのように読み仮名を振っている人がいるのでしょう。高岡市の「頭川(づかわ)」と言う地名が話題になりましたが([93812] ぺとぺとさん)、その「頭川」は苗字にもあり、全国に400人足らずという珍しい苗字ですが、その約半数が地名がある富山県に集中しており、「ずかわ・ずがわ」と言う読みが多いのですが、「づかわ・づがわ」と名乗っている人もあるようです(こちら)。このページを開くと、「図師」など「ず」で始まる苗字のいくつかにも「づ」と読みを振っている人もいるようで、「旧かな」表記に「こだわり」を持っている人も結構いるのでしょうか。
[93764] 2017年 9月 15日(金)23:46:12伊豆之国 さん
猛暑と格闘した関西ぶらり旅(後編)~Eternal Flame~
夏休み道中記([93732])の続きです。

ケーブルカー高野山駅からバスで10分ほど、ようやく高野山の門前町の中心に入ります。「千手院橋」のバス停で下車。駅で重いバッグを預ける暇がなかったので、バス停に着く前にすぐ目に入ったコインロッカーにバッグを預けて身軽になって町歩きを開始します。でもここでもまた猛烈な暑さ。海抜826m(町役場の標高)と言う高原、和歌山市などと比べれば5℃くらいは涼しいはずですが、この日は高野山でも30℃を超え、暑さとの格闘が始まります。門前町に入ったのが既に12時を回っていたこともあり、時間に余裕のない半日コースなので、ケーブル駅前で「フリー切符」を買うときにもらった案内パンフレットを見て、「ここだけは絶対見ておくべき場所」として書かれていた「金剛峯寺」「壇上伽藍」「奥の院」の3箇所を中心に見て回ることにします。山内には主なスポットを回るバスが走っており、本数も結構多く長くても30分も待てばよいので、まずすぐ西側にある金剛峯寺からお参りします。今の建物自体は江戸末期に再建されたものですが、天皇の接待などに使われた総金箔壁の上段の間や、襖絵、庭園などに随所に「真言密教の総本山」の威厳と風格が見えてきます。それからさらに西へ歩いて、「高野山」への道標の原点となっている(10日のTV番組で知りました) 「根本大塔」や、金堂など多くの堂塔が立ち並ぶ山内の中心地「壇上伽藍」に入ります。高野山の建造物は、度重なる戦乱や火災で焼け落ちたものが多く、現存する建物の多くは江戸時代以降の建築で、山内で最も古い建造物は「壇上伽藍」の中央近くにある、鎌倉時代に建てられた「不動堂」で、これが山内唯一の国宝建造物になっています。 
壇上伽藍の南口に当たる「中門」を出て、西側にはバスの本数が少ないため、千手院橋のバス停まで歩いて戻り、バスで奥の院を目指します。「奥の院前」といっても、本当の奥の院まで結構距離があり、20分あまり歩くことになります(それでも本来の参道よりはだいぶショートカットになっていますが)。入り口近くには有名企業の物故者の慰霊塔も立ち並び、しばらく行って本来の参道に合流し、鬱蒼たる樹林の中を進んで行くと、戦国武将・大名の墓石もあちこちに建って、一種独特の雰囲気を醸し出します。突き当たりにある、多数の灯りが奉納されている「燈籠堂」、その背後にある弘法大師・空海の御廟所にお参りして、今来た道を戻り、奥の院前のバス停に。それにしてもこの暑さなのに観光客の恐ろしいほどの人波…。若い女性の姿が目立ち、150年ほど前までは女人禁制だったと言うのに…。「異人さん」の姿も多く、「世界遺産効果」が如実に現れていることを実感したのでした。
いったんバッグを預けた千手院橋のバス停で降り、お土産の「高野豆腐」などを買ってきてから、再びバスでケーブル高野山駅から極楽橋駅に戻ります。この日の宿は、橿原神宮前駅のすぐ目の前のホテル。橋本から吉野口に出て近鉄吉野線、と言うルートもあったのですが、和歌山線の本数が少ないことと、本数が比較的多く未乗車でもあったルートを、言うことで、まず高野線の特急で河内長野まで行き、近鉄長野線~南大阪線、というルートをとることにしました。長野線の中心・富田林の風情ある町並みにも興味を引かれたのですが、夕暮れ時が迫っているのと、暑さと足の疲労も重なり、諦めるのはやむなし。車窓から奇妙な形の塔が見えたのは、PL教団の塔。それにつけても、あのPL学園、「永遠の学園」と歌われた校歌と名物だった人文字、甲子園ではもう永遠に聞かれなくなる、見られなくなるのでしょうか…。古市で南大阪線に乗り換え、橿原神宮前駅へ。宿は駅の東口の目の前。夜7時を回っており、夕食は近くのファミレスで。客室の窓からは、近鉄の駅が一望。行き交う電車を眺めるのは飽きが来ませんでした。
翌日は、朝の散歩で橿原神宮にお参りしてきて、朝食をとってから宿を出て、まず「飛鳥めぐり」へ。明日香村へは、19年前、「今井町」の町歩きをし、多武峰に泊まったとき([76112])に、当時発掘調査が進められたばかりの「キトラ古墳」や、高松塚古墳などを、タクシーで短時間で回っただけなので、本格的に見てくるのは学生時代以来30数年ぶり。先に駅前の案内所で「バス1日乗車券」を買ったのですが、身軽で動くために、必要なもの以外の荷物を「宅○便」で自宅に送ることにしていたのですが、宿を出てからその手続きを忘れていたのに気づき、あわてて戻ったので、その間にバスが出てしまい、やむなく吉野線で2駅目の飛鳥駅に出ることにし、その飛鳥駅から10数分歩いた場所にある高松塚古墳と壁画館を見て、ようやく周遊バスの時間に間に合い、おそらく中学生の頃(修学旅行ではなくて、鈴鹿サーキットに泊まったときのような…)、最初に飛鳥を訪れたときに印象深かった「橘寺」を目指すのですが、降りたバス停の真向かいにある「川原寺」をまず先に見ることに。かつての伽藍の跡と伝えられる礎石が残り、今の建物は小ぢんまりとしたたたずまいですが、訪れる人もあまり多くない静かなお寺で、じっくりと拝観させていただくことができました。続いて橘寺にお参り。境内に足を踏み入れ、風景を見て行くと、やがて子供の頃の思い出が蘇ってくるように思えたのでした。本堂の前にはこの寺にゆかりの「橘」の木も植えられ、「田道間守」にまつわる言い伝え([64960] 淡水魚さん、[64972] hmtさん)も説明に書かれていました。再びバスで、「石舞台」へ。飛鳥を代表する風景として名高いスポット、昔行ったときには自由に見ることができて、餓鬼どもがよじ登る光景も見られたのに、今や「文化財保護」の名のもとにしっかり入場料を取らされたのには大いに腹立つ乗り。お昼の時間になったので、近くの食堂で「古代米カレー」なるものをいただき、再び歩きに。周遊バスと言っても、春秋の観光シーズン以外は1時間おきなので、使いやすいとはいえないような気もしました。やはり最初に訪れたときに見てきた「岡寺」を目指し、しばらく行くと古い町家が立ち並ぶちょっとした町並みを通り抜け、右折して坂道を登ってゆきます。結構長い上り坂だったことはおぼろげながらも覚えてはいたのですが、この歳になって、しかもこの暑さの中では結構足に応えました。再び麓に戻り、「大化の改新・蘇我入鹿暗殺事件」の舞台となった板葺宮跡伝承地へ。やはり○十年昔に訪れたときとは周りの風景はほとんど変わっておらず、なぜかほっとしたような…。バスが通る道路に戻りますが、来るのはまだ先。「酒船石」の案内板を見て横道に入ったのですが、立ちはだかる長い石段を前に「こりゃ無理だ…」と降参。県立万葉文化館もパス。「飛鳥寺」(飛鳥大仏)を拝み、蘇我入鹿の首塚 を見たところまでで、暑さに耐え切れず、ちょうどバスが来る時間になって、結局飛鳥路歩きはここまで。2度目の訪問だった学生時代に見てきた「奇石めぐり」もできず、何だか「修学旅行(実際には奈良市内と法隆寺までで、飛鳥までは行っていなかったはずなのですが)のおさらい」のようなコースになってしまいました…。
バスで橿原神宮前駅に戻り、大和八木で特急に乗り換え、名古屋へと向かうのですが、3年前のトラウマ([86317],[86351]) もあり、私が4分の1だけ血を受け継いでいる三重県を無視するのも何なんだし、と言うことで、旅程を組む前から「帰りには三重県内のどこかで道草」と考えていたのですが、結局、「四日市で降りて『あすなろう鉄道』に乗ってくる」ことにしました。近鉄四日市駅前の風景、広い大通りとアーケード街、雑然とした飲食店街、「何だかどこかに似ているような…」感じが…。それは、川崎駅の「表口」辺り一帯。同じ工業都市という共通項が、似たような風景を醸し出しているように思えたのでした。ここで言うのは恥ずかしいのですが、その四日市で、カメラのフィルムが残り少なくなっていたので買っておこうとしたのですが(私はいまだにアナログ派なので…)、コンビニでも今ではなかなか売っていない。駅の西側のアピタ(地元の近くにもあるのですが…)に行ったのですが、カメラ屋さんがない。いろいろ探してうろうろすること○十分、結局見つかったのはその「アピタ」の1階のスーパーでした…。こうして準備もできて、あすなろう鉄道に乗り込みます。「近鉄内部線」だった、こちらも40年ほど前に乗ったことがあり、そのとき以来。近鉄四日市駅の高架下の片隅にある「あすなろう四日市」駅から乗った、内部行きの車両は、冷房完備の「ピカピカの新車」…ではなくて、実は既存車両の足回りを再利用して車体だけをリニューアルした「新車もどき」。モーターは既に「普通の電車」からはほぼ全滅、都電からも消えた旧式の「吊り掛け式」。「軽便」ゆえに、最近まで残っていた名鉄瀬戸線のような豪快な走りこそないものの、唸りを上げて加速して行くモーター音、その「ミスマッチ」がいささか滑稽にも思えます…(走行風景)。終点の内部駅で折り返しまで10数分あるので、駅の周りを少しぶらぶらして、今乗ってきた車両で折り返してあすなろう四日市駅に戻り、日も暮れかかってきたので夕飯に。
さて、四日市に来たからには、「ご当地B級グルメ」を召し上がらぬわけには参りません。その名は「四日市トンテキ」。さっき駅前をうろうろしているうちに見つけていた駅西側の小奇麗な店で、「並」とは言っても結構なボリュームがあり、満腹感を味わうことができました。近鉄で名古屋に出て、新幹線で新横浜まで、更に電車を乗り継いで我が家に。この3日間、暑さにこそ苦しめられたものの、雨は全く降らず、無事に道中を終えたのでした。

♭今回のタイトルの副題にした、”Eternal Flame”。USAの女性バンド"Bangles"の、今から28年前のヒットナンバーです(こちら)。高野山奥の院の燈籠堂に、1千余年の間消えることなく今も燃え続ける灯りにちなんで、このバラードを選曲しました。

ところで、[93704]のクイズ
【問X】南足柄市、富士吉田市、富士宮市、富士市、御殿場市(該当しない市:富士見市、彦根市) 想定解数:10市
ですが、もう1週間以上も経ったし、あまり引きずるのも、ということでここでお開きにします。
[93745] そらみつさん
桐生市
ご名答です。銅メダルです。
残る2つの想定解は、釧路市と鎌倉市です。
共通項は、「富士」のつく鉄道駅がある市。「該当しない市」とした富士見市には「ふじみ野」駅(東武東上線…[93732],[85152] hmtさん。それにしても実に紛らわしい!)、彦根市には「フジテック前」駅(近江鉄道)があります。
このクイズの「解説」は、[83651]を見ればわかります。4年前の記事ですが、「富士」のつく駅のラインアップは当時と変わっていません。
[93732] 2017年 9月 10日(日)21:46:21【1】伊豆之国 さん
猛暑と格闘した関西ぶらり旅(前編)~和歌の浦に潮満ち来れば片男波~
[93578],[93712]で予告した、先月23日から2泊3日で出かけた関西地方への旅の道中記を書くことにします。

先月は、関東地方では涼しく雨天の日が続き、暦どおりに早々と秋が来たような日々が続いていたのですが、ようやく夏らしさを取り戻してきた下旬に入り、十番勝負の苦闘も無事終わったのを見届けて、23日から夏休みの旅に出かけることになりました。
まず、新横浜から新幹線で新大阪へ、地下鉄御堂筋線に乗り換えて天王寺で降り、日本一の高層ビル「あべのハルカス」の地下から2階までをチラッと見て、阪堺電車に。この線に乗るのはかれこれ約40年ぶり。やってきた電車は最新鋭の「堺トラム」。あえて最後尾に陣取り、遠ざかって行く「ハルカス」を見送りつつ、「松虫」「北畠」「姫松」「帝塚山」といった風情や歴史を感じさせる駅名、40年前と雰囲気が大して変わっていないような町の景色に思わず心も和み…。住吉鳥居前で降りて住吉大社参り。「鉄」には定番の、境内から鳥居越しに通り過ぎて行く電車も眺めて、南海住吉大社駅へ。隣接する、廃線から1年半余りを過ぎた住吉公園駅の駅舎([89916],HP)もまた残っていました。
住吉大社駅には「鈍行」しか停まらず、堺駅で関西空港行きの急行に乗り換え、更に泉佐野駅で和歌山市行きの急行(といってもこの区間は各駅停車)に。南海電車は、空港輸送にシフトしているようで、空港方面へは有料特急が多数運行されている一方、和歌山市行きの特急は30分間隔。結局、「尾崎」駅で特急の待ち合わせ、と言うアナウンスを聞いて、その尾崎駅で特急に乗り換え。結局、住吉大社駅を15分後の鈍行に乗っても同じ、と言う結果になっていたのでした。
和歌山市駅は、JR(紀勢本線の末端部)も乗り入れているのですが、管轄は南海にあり、駅は改修工事中でしたが、「南海の駅の片隅にJRが肩身か狭そうに居候している」と言うのも、実際に行って見て、以前[75010]で書き込んだときと基本的には変わっていないように思えました。
和歌山市には、昭和63年に訪れていたのですが、このときは「紀三井寺」にお参りし、いまや「廃墟銀座」と化している新和歌浦([92817])の旅館(ここも既に廃業)に泊まっただけなので、今回はこのときに素通りした場所を見ることに。まず、和歌山市駅前からバスで、「日本遺産」に認定されたばかりの「絶景の宝庫・和歌の浦」([92817])へ。「和歌浦」のバス停で降り、少し歩いて「三断橋」を渡って「妹背山」と言う小島へ。それから道路を隔てて山側にある「玉津島神社」に向かうのですが、横断歩道がないのでまず「不老橋」の袂の先にある信号まで歩き、まず「鹽竈神社」にお参り。昨年秋の道中で、「本家」に悪天候でお参りできなかった([91505])ので、ここで少しばかりは気持ちを晴らして、と言うことにしたのでした。それからようやくすぐ隣の玉津島神社に「裏参道」から入ってお参り。「萬葉集」にも詠まれた景勝の地ということで、境内には歌碑もいくつか立てられていました。
不老橋を渡って海辺の道を進み、片男波公園の入り口へ。この日はとにかく猛烈な暑さ。関東で涼しい日が続いた時期も、関西では夏らしい暑さが続いていたということでしたが、この日の和歌山市は最高気温が36℃、歩いているうちに暑さでバテ気味、公園の入り口にある、紀伊国にゆかりの萬葉の和歌と資料を集めた「万葉館」に入って、冷房が効いた館内でようやく「涼」を味わうことに。でも再び外に出ると、砂浜からの照り返しも加わって、とにかく恐ろしいくらいの暑さ。結局、「紀州東照宮」「和歌浦天満宮」など見所もいくつかあったのですが、歩く距離もありそうなので諦め、バスの時刻を確認していた「不老橋」のバス停まで、今来た道を戻り、次のスポット・和歌山城に向かうことに。最寄のバス停を運転手に確かめて、「公園前西」で降りて和歌山城へ。暑い中とあって、石段の上りも結構辛かったのですが、ともかく天守閣に登り、和歌山市街を一望。再び麓に下りて、「紅葉渓」の名がある西の丸庭園を見て、北西の隅にある「わかやま歴史館」に入って、涼しい館内で再び暑さしのぎの後、バス停に戻って和歌山駅に出て、この日の宿を目指して、和歌山電鉄に乗ります。といっても、「2代目」となった「猫駅長」のいる終点([88770] 山野さん)までではなく、2駅目の「日前宮」駅まで。前の電車が出たばかりだったので、待つこと10数分、やってきた車両は「たま電車」。車内の造り、雰囲気を見ると、何だかどこかで見たような…。5年前の九州の旅で乗ってきた「指宿のたまて箱」([81852])。車内のデザインも、「指宿…」と同じ水戸岡鋭治氏。道理でよく似ているな、と言うことだったのでした。日前宮駅で下車。事前に地図で調べて徒歩圏内にあることがわかっており、タクシーも来そうにないので、夕暮れ近くになってようやく涼しくなってきた、住宅地と田畑が入り混じる郊外の道を歩くこと20分、目指すこの日の宿「花山温泉」に着きます。昭和43年創業と歴史は浅く、客室数も10室あまりと小規模で、建物の造りも外観からは割りと平凡、内部は「昭和レトロの旅館」の雰囲気もあるのですが、とにかくこの宿の唯一無二にして最大の自慢が「温泉」。私がこの温泉を知ったのは、7年ほど前([74389])だったのですが、「最強の炭酸鉄泉」をうたい文句にしているだけあって、見ただけで気味悪そうなほど茶褐色に濁った湯船は、26℃と「温泉と認められる」ぎりぎり、プール並みの水温の「冷泉」の源泉と、適温、ややぬるめに沸かしたものなどいくつかに分かれているのですが、「冷泉」のほうは心臓に悪いため少し足を入れただけ、専ら沸かしたほうばかりでしたが、それでもこんなに茶褐色の成分の濃い温泉が、すぐ近くに高速道路も通っている、郊外の田園地帯のど真ん中から湧き出したと言うのが実に不思議です…。
翌朝は、日前宮駅まで来た道を戻ることに。前日通ったときには既に門が閉まって入れなかった「日前宮」にお参り。「日前宮(にちぜんぐう)」というのは、同じ境内にある「日前(ひのくま)神宮」と「国懸(くにかかす)神宮」を合わせて1組にした呼び名で、共に弥生時代には既に創建されたと考えられ、平安時代の「延喜式」にも載せられており、紀伊国一宮とされる古くからの由緒正しい神社です。日前宮駅から和歌山電鉄で和歌山駅に戻ることに。やってきた電車は行きと同じ「たま電車」。和歌山駅からはJR和歌山線に。粉河から未乗車区間に入り、橋本駅で降りて南海高野線に乗り換え。高野山は、私が「一生に一度は行って見たい」と思いつつも、いまだに行くことが叶わなかった場所。次第に急になって行く上り坂を登山電車のように登って行き、電車の終点・極楽橋駅は周りに民家一つない「秘境駅」。ここからはケーブルカーで、高野山駅へ。ここでも高野山の中心へはまだ遠く、バスに乗り換えて10分ほどで、ようやく高野山の門前町に入ります。

…この続きは次回に。

閑話休題。このところ賑わっているクイズですが、新人メンバーの出してきた問題、意外と手こずっています…。
そらみつさんのクイズ([93717])ですが、問Bは、新幹線の列車名と同じ町がある、「西」のほうの県でしょうか。
[93704]のほうですが…

【問X】南足柄市、富士吉田市、富士宮市、富士市、御殿場市(該当しない市:富士見市、彦根市) 想定解数:10市

ここで第一・第二ヒントの解と、第三ヒント(アナグラムではない)を出しておきます。

第一ヒント([93704]):着物演題名(きものえんだいめい) → 駅名の問題(えきめいのもんだい)
第二ヒント([93712]):妹が泣くのか(いもうとがなくのか)  → 中野区も該当(なかのくもがいとう)
第三ヒント:
 ふじみ野駅はふじみ野市にはなくて富士見市にあります。
 富士見駅は富士見市にはなくて長野県富士見町にあります。
[93712] 2017年 9月 8日(金)22:22:23伊豆之国 さん
ウルトラクイズ・第一回採点 & 浜松市
まず、昨日出したクイズの答え合わせから。

[93705] シノレパシクソさん
米子市
金メダルです。
[93706] さざ波さん
刈谷市
銀メダルです。
いずれもご名答、おめでとうございます。

第二ヒントも出しましょう。
▲妹が泣くのか(いもうとがなくのか)

再び、
[93702] さざ波さん
住所:静岡県浜松市中区
特技:名字を多い順に50個ぐらい言える(言えた)
自称「落書き帳の苗字ネタ四天王」の末席を名乗る者から、浜松市中区の苗字ランキングトップ10を調べてみました。
Web版「写録宝夢巣」によると

 鈴木・伊藤・中村・加藤・山本・佐藤・松本・高橋・内山・大石

となっていました。
上位は割と平凡ですが、最多の「鈴木」さんの人口比率は圧倒的で、2位の「伊藤」さんの3倍以上もあり、区の人口の7%近くを占めており、浜松市全域で見てもやはり同じくらい。10%を超えている近隣の磐田市や袋井市には及ばないのですが、全国的に見ても相当な「鈴木密集地域」と言えましょう。浜松での「鈴木さん」のあまりの多さのことは、私も以前[74402]で書き込んでいました。9・10位に食い込んでいる「内山」さんと「大石」さんは、決して独特と言うことではないのですが、全国的に見るとかなり高い順位にあるといえます。独特の苗字と言えそうなものとしては、20位台に入っている「袴田」さん、「渥美」さんなどでしょうか。
…いかがでしょうか?

♯先月の「関西ぶらり旅」の道中記ですが、明日の1チャンネルで放映予定の「森田さん」の番組で紹介される場所が入っているので、それを見てから書くことにします…。
[93704] 2017年 9月 7日(木)23:46:27伊豆之国 さん
十番勝負感想(蛇足) & 常総市
何を今更、と言う感じなのですが、私も「十番勝負『改革』」関連のコメントを一つ。

まず、「お題の市が全く同じで共通項が違う」と言う「問三」と「問八」、結局「問題番号がキーワードだった」と言うのですが、
[93569] 白桃さん
問三が「八に接する」、問八が「三に接する」が共通項であっても誰も文句はいえないのでしょうね
実は過去に「問題番号と共通項の数字が全然違う」というのがいくつかありました。例を挙げると

 ・第37回・問五「『三』のつくJR駅がある」
 ・第40回・問七「『三』のつく町村と隣接」

どっちに転んでも絶対安全牌の鹿角市で答えました
結果、「屋島からの奇襲」を受けて高松城を落城、と言う結末になってしまったのはお気の毒様でしたね…。まぁ、次回に捲土重来を期待しましょう…。

今回は、「あえて想定解数を明示しない」ということにした結果、「迷彩」に惑わされて相次ぐ「誤答の嵐」が吹き荒れたのは、歴戦の勇者と言えども対応に戸惑いが見られた、と言うことなのでしょうが、今回の各問題を見てみると、ずらり四文字市を並べた「問一」は、割と「迷彩」を見抜きやすかったのではないでしょうか(過去問にも似たような感じなのがあったような…「南」ばかり並べた、とか)。これに対し、「自分がメダルをとった」からというわけではないのですが、「県の東端」の市ばかり並べて、実は「『うかんむり』の字のつく市」だったという「問六」は、割と良問の部に入るのではないか、と思えます。

…ところで、今年の春頃には「存廃の危機」に見舞われた落書き帳も、このところ相次ぐ新メンバーの加入で、どうやら賑わいを取り戻してきたようですが、こうした新人メンバーが出してきたクイズ、なかなか対応する暇がなくて…。
そこでなんですが、私もこれまでにも何回か出してきた、想定解数が極端に少ない「ウルトラクイズ」を出してみることにしました…

【問X】南足柄市、富士吉田市、富士宮市、富士市、御殿場市(該当しない市:富士見市、彦根市) 想定解数:10市

▲いきなりですが、第一ヒント…。着物演題名(きものえんだいめい)
解答は、誠に勝手ではありますが、「新規参入者優先」でお願いいたします。

…クイズについてはこれくらいにして…
[93659] デスクトップ鉄さん
[93661] ピーくんさん
石毛町でなく結城郡石下町
「石毛」と言う苗字は、この旧・石下町がルーツと言われています。常総市の石下は、古くは「石毛」と書かれ、戦国時代頃に現在の「石下」と言う表記に変わったようです。「石毛」さんは全国に1万人以上いると言われ、案外多い苗字ですが、その大半は関東地方で、中でも千葉県が圧倒的に多く、全国の「石毛」さんの約3分の2が集中し、そのほとんどは、新規メンバーとなったそらみつさんの出身地・旭市や、銚子市を中心とする県北東部に密集しており、旭市と銚子市では電話帳にも300件以上あって、共に市内5位に入るメジャーな苗字になっています。プロ野球・西武などで内野手として活躍し、オリックスの監督も務めた石毛宏典氏は、旭市出身で市立銚子高校出、読売・近鉄などで投手として活躍した石毛博史氏は銚子市出身で、やはり市立銚子高校出でした。「石毛」さんが銚子付近に集中しているのは、戦国時代の合戦で敗者となり、領地を追われた一族が利根川下流方面へと逃げ延びたから、という言い伝えがあるようです。
これに対し、「石下」さんは全国に1,800人ほど。「いしげ」と読む人もいなくはないのですが、「いしした」とか「いしおろし」と読むことが多く、数が最も多いのは栃木県で、塩谷町に集中し町内7位に入ります。栃木県内での読み方は「いしおろし」が一般的のようで(こちら)、茨城県石下が発祥の「石毛」さんとは別系統の苗字と思われます。
[93646] 2017年 9月 2日(土)00:00:10【1】伊豆之国 さん
初めて泊まった自治体(私もやってみます)
初めて泊まった自治体、私もやってみます…

都道府県初宿泊自治体都道府県初宿泊自治体都道府県初宿泊自治体
1東京世田谷区【出生地】2静岡東伊豆町■3神奈川三浦市■
4千葉南房総市(富浦町)5三重鈴鹿市■6栃木日光市
7山梨富士河口湖町(河口湖町)8滋賀高島市(今津町)■9奈良生駒市■
10京都京都市○11宮城大崎市(鳴子町)■12福島二本松市
13石川珠洲市■14北海道函館市■15岩手釜石市
16大阪大阪市○17群馬沼田市(利根村)18岐阜恵那市■
19長野上松町■20岡山倉敷市21広島広島市○
22青森黒石市■23兵庫神戸市○24鳥取湯梨浜町(東郷町)
25新潟新潟市○26福井高浜町■27山形遊佐町■
28秋田潟上市(飯田川町)29茨城大洗町■30和歌山和歌山市○
31島根松江市○(玉湯町)※32山口萩市■33福岡福岡市○
34富山黒部市(宇奈月町)35大分大分市○36熊本熊本市○
37長崎島原市38香川高松市○39愛媛松山市○
40高知高知市○41愛知西尾市(吉良町)■42沖縄恩納村■
43鹿児島鹿児島市○44宮崎宮崎市○45埼玉熊谷市

数字は、その県に宿泊した順を示します。徳島県と佐賀県は宿泊経験がありません。
カッコ内は宿泊した当時の自治体名です。
「昔」になるほどおぼろげになって行く記憶をたどって行くうちに、実は「記憶違いだった」と言うところも見つかりました。宮城県、と言うより東北での初宿泊は、ずっと仙台市(当時は宮城町)の作並温泉だと思い込んでいたのですが([60404])、本当はその前年に鳴子→松島と宿泊したのが「みちのく初旅」だったことを思い出したのでした。
○印は初宿泊が県庁所在地、■印はその後県庁所在地にも宿泊して「県庁所在地の経県ギャップ」を解消しているもの(同じ道中で翌日以降に宿泊したのもあります)を示します。松江市の※印は、後に合併前の旧市域にあった松江しんじ湖温泉に宿泊した([91935])ことによって、既にその時点で「ギャップ」を解消しています。
「県庁所在地がその県の初宿泊」と言うのは、その松江市を含め15市、これは少ないと見るか多いと見るか。成人してからのものがほとんどで、気ままな独り旅で市街地のシティホテルに泊まった、と言うのもいくつかあります。初宿泊したところは、温泉地のほか、お高い高級旅館を避けて国民宿舎などの「公共の宿」に泊まった、と言うのも多く、その後の情勢の変化により、現在では閉鎖・廃業したところも結構あります。
三重県が早かったのは、その当時親父が鈴鹿サーキットでの仕事にかかわっていたことが関係していたものでした。逆に愛知県が遅かったのは、名古屋城や明治村にその鈴鹿からの帰りに立ち寄っていたり、ずっと後になってからは飛騨への道筋で犬山城に寄るなど、近県への道中で立ち寄ったことが多かったのが影響しているようでした。

さて、[93578]でもチラッと触れましたが、十番勝負を無事に完答したのを見届けて、先月23日から2泊3日で関西方面の旅に出かけてきました。その概略コースは、こちらの「鉄系」ブログに投稿した記事で書き込んでいますが、道中記のほうは手が空いてからじっくりと書くことにしたいです…。

【1】香川県の初宿泊地を高松市に訂正(記憶違いでした)、これにより「県庁所在地が初経県」も15市に訂正
[93578] 2017年 8月 27日(日)15:39:06【1】伊豆之国 さん
第45回十番勝負を振り返って~名さえゆかりの小山田三つ葉~
いつもの通り、今回も十番勝負の感想文を書かせていただきます。

今回の十番勝負、何が何だか訳がわからぬような「改革」とやらで、真の共通項がどれか見えにくくなり、「別海の罠」に落ちて大怪我しないように、と言うことで、「第一回採点が出るまでは一切解答しない」という「戦術」を採ることに。
案の定、というか、その第一回採点はNGの大嵐…。そこでまず、共通項が見え始めたものからスタート。

問一~ああ、奥飛騨に雨が降る~
お題に四文字市がずらり並んでいたのは、「見え透いた迷彩」ではないかと、第一回採点が出る前から薄々気づいたもの。白桃さんが「山口市」を答え([93128])、スカンデルベクの鷲さんが
白桃さんの方向で行ってみましょう
([93154])ときた頃から、「真の共通項は『やま』ではないか」と推測できそうな…。採点結果が出て、まさにその通りだ、と。讃岐は三本松の大先生の「山掛けうどん」、まさに大当たりでした…。実は、この開始日が「山の日」であることをすっかり失念してしたのでした…。
選んだのは、絢爛豪華な祭りと朝市、風情のある町並みで名高い天領の町。これで「領主盗り」への「挑戦権」も得ましたが、何せ領主が領主だけに…。
この問一、前々回・第43回の入門コース・問一(「しま」の読みが入る)と同類の問題だったのですが、この「しま」問題ではお題にあった東松山・串間や、想定解の四万十・対馬など「イレギュラー」なのが多かったのと比べると、今回のこの問では「山」の字以外では「大和」のつく各市と、ひらがなの「みやま」だけ。それも、「みやま」は三池と山門の合成であり、「大和」の語源は「山のある場所」から来ているので、結局「山」と全く無関係なのは一つもない、きわめてシンプルな問題であり、今回のような「迷彩」を施さず、例えば

問一:山形市、郡山市、大和市、福山市、松山市(想定解:36市)

と言うようになっていれば、「入門コース」の中でもさらに初級問題、と言うことになったのでしょうか。
ちなみに、前々回入門コース問一では、東松島市が唯一「しま」の読みが2回入る市でしたが、今回のこの問でこれと同類のケース(「やま」の読みが2回)には、大和郡山市が唯一該当します。
また、「山」を「やま」と読まないのでNGになるのは、「さん」と読む山武・白山・山陽小野田の各市です。「ざん」と濁るのは、塩山市が消滅したため現在は該当する市はありません。

問六~Phoenix Honeymoon~(銀メダル)
お題にはその県の東端にある市ばかり並んでいましたが、全部外れ。ふとお題の市をじっと眺めると、「室、宮、宇」と、「うかんむり」が目立つ。「これではないか」と、市名に「うかんむり」の字が入る市から答えることに。
[93021]
「一か八かのメダル狙い」と言うのはおそらくほとんどなくなって、参加して間もない頃のように「メダルは高嶺の花」
と書いていたのですが、その「高嶺の花」のメダル盗りに賭けて「大博打」([93208])。「富士」絡みの市で一気に領主盗り(狙い)もできたのですが、もしこれが外れだと受ける「傷」も大きく、その後の「士気」にも悪影響、と言うことを考えて、その時点で「領主不在」、当たれば次回以後に「挑戦権」も、駄目だったとしてもダメージもない、として、「最後の経県」の県都を。「もしかしたら今後取れないのでは」と思っていたメダルを思いがけず取れました…。

問二~から竹の浮名の下に枯れ果てし 君が心は大和撫子~
20~30万人クラスの市が並んでいたので「中核市・特例市」絡みがやはり浮かんだのですが、それに政令指定都市を合わせても、さらに未指定の県庁所在地を加えても想定解数が合わず、やはり採点が出てから考え直すことに。「市制施行日」かもしれない、と見ていろいろ当たり、「雑学」から「休日に市制施行した市」を見ると、合計するとちょうど想定解数と合う。その中に、昭和46年の元日に市制を施行した、黒船・水仙・御用邸で名高い「伊豆随一の名邑」が。戦略上重視してきた、念願のこの市の攻略を見事達成。

問九~Hold On Me~
どこでこの共通項に行き着いたのか今となってはよくわからないのですが、お題の市、ここまで出てきた市に「市制施行時に同日改称(「瞬間の市」「町名改称が先」いずれでも可)」「既に消滅した市があるものも含む」という少々ややこしい共通項にたどり着くことに。いろいろ迷ったりですが、「にわか領主」になれるところから、5年前まで「子供の頃に大変怖い思いをした『あの音』([91964],[79469] )が聞こえていた」、駅前に巨大温泉ホテルがあった(「倒産」で今はその県名のつく旅館に変わっている)みちのくの市に。

問三~富士の高嶺に降る雪も~
これと問八とは、お題の市が全く同じ。想定解数を出題時に明示するか([93238])、せめて
「問三と問八は別の共通項です」と一文入れる
([93310] なると金時さん)
くらいのことはしないと、「それぞれ別々の問題として成り立たない」と思うのですが。
それはともかく、出てきた市を「隣接関係」を見て行くと、全て「三」のつく市町村がお隣にある。ここは静岡県東部で唯一未解答だった、東名高速と「昔の東海道線」が通る市を。

問八~名さえゆかりの小山田三つ葉~
こちらは「八」のつく市との隣接。この問八と問三、つまり問題番号がそのままそれぞれの問のキーワードだったのでした…。地元の市が該当しているので迷うことなし。これで「小山田城主」([93054],[93055] hmtさん)の石高を十万石の大台に乗せました…。

…結局、ノーヒントで答えられたのはここまで。ペースだけはなんとかいつも通りになりましたが…

問七~田子の浦ゆ打ち出でて見れば真白にぞ~
ある程度以上の市が並んでいたのですが、そこから先が進めず。第一ヒントを解いて、「候補者の集まり」。そこから、「新・『中核市』の資格を持つ市と、各々の市の現時点の対応状況」([92982] オーナー グリグリさん)にたどり着いた。ここは静岡県から、製紙業で名高い、萬葉集と竹取物語にゆかりの市を。

問五~葛飾の真間の井を見れば~
お題の、世界遺産の神社と滝がある「焼きそば」で名高い市と、春の連休で訪れた風情のある寺町がある、島崎藤村の「破戒」にもゆかりの市([92849])から、「境界線未定の市」かもしれない、と感じてはいたのですが、ヒントを解いてやはりその通りか、と。でも、お題の名古屋など県内だけのケースまで細かく上げたデータが見つからず、結局ここは「市盗り」からは離れて、安全そうな市を選ぶことに。県境またぎの例としてどのHPでもまず取り上げられていた「江戸川」絡みの市に。

問四~象潟の雨に西施がねぶの花~
こちらも「中核市・特例市」絡みかと思ったら全然違い、立ち往生。第一ヒントから、「『名探偵』の苗字と同名の温泉があるみちのくの市にゆかりの、今は信州の真ん中の湖畔に居を構える」メンバーの名が浮かんできましたが、「こりゃ、南蛇井?」…。第二ヒントから「近くにあるもの」。アレは、じゃごたろさんの[92973]の記事なのか?…
四文字(市を除く)の市名
…そのお隣、ということだったか…。キューポラのある町と、芭蕉も泊まった桐箪笥の町([77138])は、Jリーグ球団が2つあるひらがな市、沼津は「ご当地」、そしてNさんが「金のしゃちほこ」、いや金メダルを勝ち取った名古屋は…。それでもまだ半信半疑、「ご当地」からも取れましたが、領地を失ったり、あるいは「領主狙い」から遠ざかる、といったリスクを考え、結局、つい最近に話題になった「象潟」([93053] hmtさん、[93054])がある市の「一夜城主」に復帰、と言う道を選んだ。

問十~Home Sweet Home~
第一ヒントをEMMさん([93461])やNさん([93565])と同じく「どちらも持っていない」と解き、第二ヒントもいろいろに解けてよくわからず。実は23日から2泊3日で関西方面に出かけることになっており(道中記は後ほど書きます)、「最悪ならこのまま時間切れ」も覚悟していたところ、ヒントは解けぬまま、ふと「十番勝負のメダル獲得状況」ではないかと浮かび、お題にある「新撰組&動物公園」の市を見たところ、今はずっと音信不通?の「5万石の領主」が5問答えていて、「領主狙い」以下もいずれもメダルを取っていない。他のお題の市、既出の市も全てメダル獲得者がいない。。「領主の石高」が2万石以下の市を中心にあちこち調べて、メダル監督者がないことをいちいち確認。結局、選んだのは、自らが「元領主」だったところで、今の領主が「不正発覚」で「無期限謹慎→自主引退?」状態の「元・分散派の東軍大将」になっていた、スケート王者の苗字と同名の市。第10回採点&第一ヒント解答発表の直前だった。これでこちらも「領主復帰」となって、何とか旅立ち前に完答を果たすことができた。第一ヒントの解が「一度も貰っていない」と出てきて、ここで初めて「勘違い」だったとわかった。結果オーライだったが…。

…今回は、最初に書いたように「最初の採点結果が出るまでは模様眺め」、と言う戦術を採ったことで、ともかくも歴戦のつわものどもも真の共通項を掴めず相次ぎ巻き込まれた「誤答の嵐」から逃れて無事に完答を果たし、最終順位も「定位置」に収まることができましたが、常連のベテラン勢にも「休場」が見られた一方、今回初参加の若手達もいずれも侮れぬ存在であることを知り、今後は厳しい戦いになるのが必至ということになりそうです…。

♭今回の選曲は…
問一:ご当地ソングの最後の部分ですが、これでよいのか、記憶がおぼろげです…。
問六:「新婚旅行の聖地」も今や昔…([64071] Issieさん)
問二:この地で数奇な運命をたどった、唐人お吉の生き様に同情した新渡戸稲造が詠んだ和歌(下田市・宝福寺HPより…[89119])。
問九:この市の出身の四文字苗字の歌手のヒットナンバー。でも、もう30年も昔なのでメロディーも歌詞もすっかり思い出せません…
問三:この拍子に合わせてお銚子を、というのはもう結構な年代…([86710])。この辺りは景色も単調なせいなのか、「鉄道唱歌」でも、「佐野」と呼ばれていたこの付近のことは読み込まれていないのです。
問八:「町田音頭」の5番の歌いだし([92636])。
問七:ご存知の超有名な萬葉の和歌ですが、「百人一首」で改作されていない、元歌のほうを。
問五:こちらも萬葉集より。今を去ること千数百年の昔、かの地に住んでいたと言う伝説上の絶世の美人「真間の手児名」にまつわる悲恋物語を詠んだ、萬葉歌人・高橋虫麻呂の和歌。その美貌ゆえに、多くの男達から求愛され、「恋の多角関係?」に悩んだ挙句、自ら命を絶ったこの絶世の美人の悲しい最期をしのんだ歌は、山部赤人も、また「東歌」でも詠まれています。手児名の墓があったという場所には、今はその霊を慰めるお堂が建っています。
…余談ですが、「飛んで火に入る夏の虫」とは、本当は「一人の女性に多くの男性が求愛してくる」と言う様子をたとえたものだったのですね…。
(HP)
問四:この市にある、往時とは地形が変わってしまった景勝地([93053] hmtさん)を詠んだ芭蕉の句([93054])。
問十:「はにゅう」つながりで、こじつけ。明治期、西洋の曲に日本語の詞をつけた唱歌の一つとして知られる、「埴生の宿」の原題。「埴生の宿」とは「赤土で造った粗末な建物」と言った意味だそうで、原曲の歌詞の意味を意訳に近い形で作詞されたものだそうです(これは「教育TV」の番組で知りました…)。「羽生」の地名の由来も、この「埴生」から来ているのでしょう。「羽生」も「埴生」も、共に「はぶ」とも読みますが、こちらも元は同じ意味なのでしょう。
[93449] 2017年 8月 21日(月)20:52:35伊豆之国 さん
十番勝負
問十:羽生市
[93396] 2017年 8月 19日(土)22:41:45伊豆之国 さん
十番勝負
問四:にかほ市
[93365] 2017年 8月 18日(金)23:55:54伊豆之国 さん
十番勝負
問五:市川市
[93362] 2017年 8月 18日(金)23:42:36伊豆之国 さん
十番勝負
問七:富士市
[93238] 2017年 8月 13日(日)15:17:56伊豆之国 さん
十番勝負
問三:裾野市
問八:町田市

やっと「からくり」が…。
そもそもお題が全く同じこの2問、想定解数を出さないと、問題として成立するのか疑問です…
[93234] 2017年 8月 13日(日)12:53:50伊豆之国 さん
十番勝負 & 東かがわ市
問九:三沢市

三本松初勝利おめでとう
…これで、東かがわ市は「C」から「B」ランクに昇格ですな…(笑)
[93229] 2017年 8月 13日(日)09:20:53伊豆之国 さん
十番勝負
問二:下田市
[93208] 2017年 8月 12日(土)21:34:33伊豆之国 さん
十番勝負
問六:宮崎市

あえて冒険します。
[93204] 2017年 8月 12日(土)21:21:14伊豆之国 さん
十番勝負
やっと参戦できます。

問一:高山市
[93054] 2017年 7月 30日(日)21:27:50伊豆之国 さん
象潟の雨に西施がねぶの花 & 台東区
[93053] hmtさん
秋田県にかほ市 象潟町
「戦国市盗り合戦」でその昔「出羽国仁賀保一夜城主」を名乗ったこともある、武蔵国小山田城主伊豆守でございます。

芭蕉が 浅い海に浮かぶ九十九島を舟で巡った 象潟
東京・浅草に、かつて「象潟町」と言う名の町がありました。浅草寺の裏手、言問通りの北側から昔の吉原遊郭への道筋に当たる一帯で、現在の浅草3~5丁目の一部にあたります(この辺り)。ここは、江戸時代には出羽本荘藩主・六郷氏の屋敷があったところで、明治になってそれまで町名がなかった武家屋敷地にも町名が付けられるようになった際、六郷氏の領内にあった名勝「象潟」の名をとって命名されたものでした。元武家屋敷地に付けられた新町名に「領内の名勝の名をとった」、と言うのは他に例がなく、「奥羽越列藩同盟に加わらず官軍側についた六郷氏の威勢もものを言った」(朝日新聞社会部編「東京地名考」上巻(昭和61年…[85184]ほか))とも言われているようです。
「六郷を越えると見える江戸と京」という川柳?も、この「地名考」で紹介されています。吉原遊郭に「江戸町」「京町」という町があり、「本物」の六郷の渡しを渡っても京都ははるか先だが、浅草の六郷家屋敷を過ぎれば吉原はもう目の前だ、という意味だったのでした。
"Street View"で見ると、かつての象潟町内だったと思われる場所に、「浅草象潟会館」や、「象潟町一丁目」「象潟町三丁目」をそれぞれ省略した形の「浅草三丁目象一町会」「浅草象三会館」と言う名の、町内会館と見られる建物が見つかり、住所町名から消えて半世紀を過ぎた今も、「象潟」の名がしっかり根付いていることが読み取れます。

さて、タイトルに挙げた、芭蕉が象潟で詠んだ一句。この中に出てくる「西施」とは、古代中国の伝説的な絶世の美人とされています。地理ネタから離れますが、今日の日経新聞には、「ひんしゅく」と言う、漢字で書けば「顰蹙」と言う恐ろしく難しい字を書く語のその語源に関連して、「荘子」に記されている、その「西施」にまつわる伝説と絡めた話が紹介されていました。
[93032] 2017年 7月 26日(水)21:46:08【1】伊豆之国 さん
クイズの答え & 陸前高田市
[93021]で出題した「『十番勝負前哨戦』祝・三本松高校甲子園出場記念ウルトラクイズ 」
【問X】二本松市、鶴ヶ島市、宇陀市、東広島市、東かがわ市(該当しない市:陸前高田市、米子市) 想定解:6市
ですが、ヒントのアナグラム解凍は…

第一ヒント:住めば後輩駄々(すめばこうはいだだ)→代行バスは駄目(だいこうばすはだめ)
第二ヒント:筑後は長与警視よ(ちくごはながよけいしよ)→米子市は口が余計(よなごしはくちがよけい)
第三ヒント:妹が瓦町(いもうとがかわらまち)→香春町も該当(かわらまちもがいとう)

…というわけで…

[93022] 白桃さん
福岡市
まさにご名答です。
共通項は、「その市内に『○(漢数字)本松』駅がある市」でした。
現存する「○本松駅」がある市は、次の6市。

市名駅名路線名
二本松市二本松東北本線
鶴ヶ島市一本松東武越生線
宇陀市三本松近鉄大阪線
東広島市八本松山陽本線
東かがわ市三本松高徳線
福岡市六本松福岡市地下鉄七隈線

「市」以外では、福岡県香春町に日田彦山線の「一本松」駅があります。
 ♯以前に話題にした「勾金」駅([92726],[92729] hmtさん)の近所なのですね…
「該当しない市」とした陸前高田市には、大船渡線の代行バスに「奇跡の一本松」と言う名の停留所があるのですが、「代行バスは『鉄』とは認めない」とする十番勝負での解釈([87170] オーナー グリグリさん)があり(私も同様の立場としています)、また本来の鉄道ルートからも離れた場所にあるので、「鉄道線上にあって、旅客列車が発着する駅」とは認めがたいことから、対象外として扱いました。また、米子市には「三本松口」駅(境線)がありますが、「口」が後ろについているので、あえて共通項から外すこととしました。

♯以前の書き込み([92138])でリンクした記事の先をたどって行ったら、「一本、二本、三本…『○本松』を踏破せよ」と言うシリーズ記事がありました(その1,その2,その3,その4)。でも、讃岐の三本松がパスされているのは残念!!

…気仙沼線と大船渡線の被災区間が半永久的に復旧しない、ということになりそうとなると、この両線はどちらも「路線名と行き先が合わない」という状況が続くことになり、よその人には混乱を招く恐れが強くなりそうな気がします。気仙沼で止まっている大船渡線を「二代目・気仙沼線」に、柳津止まりになっている気仙沼線は、この区間が部分開業したときに名乗っていた「柳津線」という「昔の名前」に戻したらどうでしょうか…(鉄道との接点の駅で乗換えの手間を伴う、言わばただの代行バス(BRT)ではなくて、以前に話題になった「DMV」(道路上ではバスとして運行し、鉄道路線に入ると鉄道車両としてそのまま直通運行する機能を備えた車両…[55070] ぺとぺとさん、[56240] inakanomozartさん、他)を使用することにでもなれば、鉄路がなくてもまだ『鉄』だ、と強弁することもできる、とも思うのですが…)。同様に長期運休が続いている山田線の釜石~宮古間は、三陸鉄道が引き受ける([86828] スカンデルベクの鷲さん、他)ということになると、路線名の由来になっている「陸中山田」駅を通らないことになって、宮古駅が終点になるので、こちらも「二代目・宮古線」(「初代」は、現・三陸鉄道北リアス線が国鉄時代に宮古~田老間で開業したときに名乗っていた)と改め、三陸鉄道により復旧開業する区間は「中リアス線」とでも名乗るのでしょうか?

気仙沼線と大船渡線が共に完全復旧しないまま、「鉄」とは到底認められない「BRT」による運行が半永久的に続く、と言うことになると、十番勝負の世界では…

・第22回・問二「鉄道と無縁の市(通過もしていない)」に、陸前高田市が該当する
・第29回・問十「孤独な終着駅」に、気仙沼市(大船渡線・気仙沼駅)と大船渡市(三陸鉄道南リアス線・盛駅)が該当する(大船渡市には他に貨物専業の岩手開発鉄道が通っているが、この問の共通項には影響しない)
・第40回・問八「『金』のつく鉄道駅がある」で、気仙沼線の「小金沢」駅がバス代行区間にあるため曖昧な扱いになっていた気仙沼市は、はっきり「該当する市」から外れる

…このようになると見られるのですが、いかがでしょうか?

大船渡市の代表駅も、バス代行区間にある大船渡駅から、盛駅に変更になるのでしょうか?
[93021] 2017年 7月 24日(月)23:47:25伊豆之国 さん
【前哨戦】祝・三本松高校甲子園出場記念ウルトラクイズ & 川越市
[93013] 白桃さん
遅ればせながらも、三本松高校、24年ぶりの夏の甲子園出場おめでとうございます。
練習試合であの怪物・清宮をねじ伏せ、強豪・早実から「大金星」を奪った[92906]その勢いで、本番でも大いなる活躍を期待しましょう。

さて、開催が危ぶまれた十番勝負もいよいよ開催間近、と言うことになりましたが、今日はその「前哨戦」として、「『練習試合』・三本松高校甲子園出場記念・ウルトラクイズ一番勝負」と行きましょう。
白桃さんが[92991]で出題した「実力テスト」の問二と同様、同じ共通項を持つ「残る1市」を答えていただく、難しいようで実は知っていれば超易しい問題です…

【問X】二本松市、鶴ヶ島市、宇陀市、東広島市、東かがわ市(該当しない市:陸前高田市、米子市) 想定解:6市

いきなりですが、ヒントも…

第一ヒント:住めば後輩駄々(すめばこうはいだだ)
第二ヒント:筑後は長与警視よ(ちくごはながよけいしよ)
第三ヒント:妹が瓦町(いもうとがかわらまち)


…さて、本番の十番勝負へ向けての「戦略」ですが、今回は「想定解数を提示しない」「別海の排除にこだわらない」と言うことで、たとえば前回(第44回)の「問一」如く、「別海の罠」に陥りそうな問題が増えそうな気がします。元々スロースターターであるだけに、そうした危険を冒しても「一か八かのメダル狙い」と言うのはおそらくほとんどなくなって、参加して間もない頃のように「メダルは高嶺の花」と言うことになりそうです…。
「青葉城主」は2代続けて「おんな城主」と言うことになったようですが([93015] BANDALGOMさん、他)、こちらも「十番勝負の『初代青葉城主』盗り」にむけて、気合を入れねばなりません…。

♯こちらも十番勝負の「名誉永世領主」と言うことになっている川越市ですが、「実は日本一暑い?」と言う話([92906],[92908] MasAkaさん)、その「続報」が日経新聞の記事に出ていました(こちら)。
首都大学東京の研究チームの観測から、埼玉県川越市が日本一暑い可能性があることが分かった。東京で起きている都市部の気温が周囲より高くなる「ヒートアイランド現象」が特別な暑さをもたらしているという
[92994] 2017年 7月 19日(水)22:06:37伊豆之国 さん
テストにお答えします。
[92991] 白桃さん 出題の、大相撲の解説でもおなじみの、大門(←訛り)大泉学園(←ここの昔の名前…[62334] hmtさん,[74029])閣下、ではなくて…
聖期末(世紀末?)実力テスト
とりあえず2問だけ答えてみます…。市名ずばりではなくて、遠まわしな表現で…

問二…「名探偵」の苗字と同じ名の温泉がある、今は「十州に連なる国」の真ん中にある湖のほとりに住むメンバーにゆかりの市でしょうか?
問四…○○街道と△△街道(どちらも現存する市名)が分岐し、この市を代表する名物グルメで名高い、「麻雀の神様(?)」も鎮座する、ひたすら「打つ」ことに専念する市でしょうか?

♯先週の「アド街」は、高松市・下野市と共通する特徴がある(別の面では小浜市・高山市・総社市などとの共通項も)都内の某市でしたが、「あの高校(&選手)」が出てこなかったのは、今「聖地」を目指して予選まさにたけなわと言うことからなのでしょうか?


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